家族にバレないようにへそくりを隠しているという人も少なくないでしょう。しかし、問題はその隠し場所。誰にもばれず、自分も忘れないようにしなければなりません。そこで注目されているのが、しーばママ(shi_bamama)さんが投稿したへそくりの隠し方です。海外でも話題になったようなので、早速真似してみましょう。ズボンのポケットを縫ってみる この投稿をInstagramで見る しーばママ|ライフハックに沼った主婦(@shi_bamama)がシェアした投稿 しーばママさんの投稿によると、まずズボンのお尻のポケットにお札などのへそくりを入れます。その後、へそくりを入れたポケットを上から糸で縫います。縫い方は動画の通り、ズボンの裾上げの際に使う縫い方で問題ありません。この縫い方が最適なポイントは、最後に縫い糸が見えなくなることです。動画のように、最後に糸を引っ張ったらズボンの上から縫い目が見えなくなるため、ポケットが縫いつけられていると気づきません。ズボンの色と糸の色を考慮する必要がないので、自宅にある糸ですぐに実践できます。実用性やいかに賢いへそくりの隠し方このへそくりの隠し方については、「忘れて洗濯に出してしまいそう」「昔洗濯しちゃったことがある」と、隠したことを忘れてしまうリスクについてのコメントも散見されました。確かに、長期間お金を隠しておく場所には適していないようです。また、ポケットを一度縫わなければならない手間もあり、最適な隠し場所とはいえません。机や棚の引き出し、タンスや本棚に隠すのは王道ですが、こちらもたくさんのお金を隠す場所には向きません。へそくりを上手に隠すなら、やはり家族は知らない隠し口座を持ち、コツコツ貯めておくのが最も安全そうです。[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日「へそくり」と聞くと、本に挟んでおく、タンス預金など、ちょっとお金を隠しておくというイメージがありますよね。しかし、シニア層のへそくり事情は、どうもイメージと違うようなんです。自分の欲しいものを買ったり、美味しいもの食べたりと、自分の楽しみに使うというよりは、もっとリアルな考えで貯めているみたいです。今回は、そんなシニア夫婦のへそくりについてのお話です。■ 平均額は436万円!シニア層の半数以上が「へそくり」アリ「株式会社ハルメク」は、60~79歳の婚姻関係のあるシニア男女437名を対象に「夫婦関係とへそくり」に関するアンケート調査を実施しました。まずは、シニア層のへそくり事情を見ていきましょう。なんと、シニアの半数以上である53.5%が「へそくりを貯めている」と回答しています。佐竹 美幸 / PIXTA(ピクスタ)そして驚きなのはその額。平均へそくり額は436万円。茶封筒にそれほど多くはない額のお金をこっそり隠しておく、という筆者のイメージとは別物でした。shu / PIXTA(ピクスタ)実は30代男性の大卒・中小企業勤務者の平均年収に相当するかなりの金額を貯めているようなんです。”へそくり”とは、パートナーに明かさない内緒にしているお金の存在として解釈すると、これだけの額を貯めているシニア層はかなりのやりくり上手といった印象を受けます。■ 男性は平均330万円、女性は514万円!「へそくり」の額は女性の方が圧倒的に多い次に、男女のへそくり額を比較してみましょう。男性は平均330万円、女性は514万円であり、女性は男性の1.6倍もへそくりを貯めているようなんです。Deja-vu / PIXTA(ピクスタ)ドラマなどでも、へそくりでブランドバッグを購入……など妻がよくやっているイメージもあり、やはり女性はへそくりを貯めるのが上手!と筆者は感じてしまいました。th1215 / PIXTA(ピクスタ)しかしシニア女性がへそくりを貯めるのは、”配偶者の財産管理に対する不信・不安”、そして”男性より長生きするリスクへの備え”などシビアでもっとリアリティのある理由があるようなんです。確かに、女性の方が平均寿命が長く、”残されるのは私”という思いが強い妻たち。xiangtao / PIXTA(ピクスタ)”へそくり=いざというときの安心材料”としての要素が強いことが分かりました。■ 不仲夫婦ほど「へそくり」の額は多い半数以上がへそくりがあり、その額は女性ほど多く、そして自分が生きていく上で困らないようにするためのお金としての性格を持つシニア夫婦のへそくり事情。なんと、このシニア夫婦のへそくり、不仲であるほどその額が多いようなんです。夫婦仲とへそくり額の傾向をグラフで見てみると、不仲夫婦の「妻」は平均で898万円もの「へそくり」を貯めている驚きの結果が明らかとなりました。仲良し夫婦の妻と比べると、その差は400万円。プラナ / PIXTA(ピクスタ)不仲夫婦の夫が「妻は一人では生活できない、離婚をいってこないだろう」と危機感が薄い一方、「妻」は「親としての責任は終わった……夫はなにもできない」など着実に「へそくり」を貯め、離婚などもしもの時に備えているようです。シニア夫婦の不仲、その延長にあるのは”熟年離婚”……。ちょっと心配してしまいましたが、回答者の意見を見てみると一度は離婚を考えても、実際は「離婚しない」人が大多数。何十年も生活を共にし、家族のいい時も悪い時も一緒に乗り切ってきた夫婦。もしもの時のへそくりはあっても、離婚という決断をされる人は少数派のよう。Rina / PIXTA(ピクスタ)へそくりと聞くと「隠し事!?」と思ってしまいますが、”備え”の要素が強いシニア夫婦のへそくり。自分が将来なるのであれば、”へそくりを貯める仲良し夫婦”でありたい、と思われた方も多いのでは?普段から良好なコミュニケーションを心がけること、相手のお金の遣い方に不安があれば改善策を一緒に考えることなど普段から風通しのいい夫婦関係を築くことが重要であると感じます。【参考】※【調査リリース】60代・70代のシニア男女に聞いた「夫婦関係とへそくり」に関する調査/不仲夫婦の方が「へそくり」額が多い結果に
2018年10月30日「へそくりと聞くと、家計をやりくりして、コツコツお金を貯めることを想像しますが、60代以上のシニアの場合、サラリーマンの平均年収を上回る金額を貯めている人もいることがわかりました」(ハルメク生きかた上手研究所所長の梅津順江さん)シニア女性向け雑誌『ハルメク』では「夫婦関係」の特集を組むため、今年1月、同研究所が婚姻関係のある60〜79歳の男女437人にアンケートを実施した。夫婦に関する質問の一環で、「自分だけのへそくりはありますか」との問いかけに対して、まずは「ある・なし」で回答してもらい、「ある」という人には金額を自由に書いてもらったという。その結果、へそくりをしている人は53.5%、驚くのはその金額だ。「へそくりの平均額は436万円でしたが、男女別の平均を比べてみますと、男性は330万円で、女性は男性よりも184万円多い514万円もあったのです」(梅津さん・以下同)へそくりといえば、日常の節約や500円玉貯金などで貯めるイメージがある。それと比較すると、かなり大きな金額だ。「まとまった金額のへそくりを持っている人には、まず独身時代や共働きのころに貯めていた自分名義の預金に手を付けずにとってある人がいました。また、夫の給与振込み口座を管理するにあたって、やりくりで捻出した数万円をコツコツ貯めたお金がかなりの金額になっている人も。さらには実の親の遺産など、まとまって入ってきたお金をそのまま残しておいたというケースもあるようです。へそくりをする目的について後日、個別にインタビューをしてみたところ、女性からは長生きリスクに対する備えや年金生活の不安、夫が財布のひもをにぎっていて、信用できないから自分で持っていたい、と不満、不安の声が出てきました」婚姻歴は30年程度。夫はすでに定年退職をしていて、退職金などまとまった額を手にしていることも多いが、最近のシニアは大金を手にしても派手にお金を使うことは少なくなったという。「人生70年といわれていた時代は、リタイアしたあと、15年ぐらいしかないから、今のうちに思い出を作っておきたいと、豪華客船で世界一周する人もいましたが、今はリタイアした後が長い。60歳で定年してもあと40年ぐらいは生きなければならないので、旅行に行くのも国内で1泊2日とミニマムになりました」ところが、シニアがお金を貯める理由は、もう一つあるという。ウェブアンケートによると、「夫婦関係に満足している」という“仲よし夫婦”の平均へそくり額410万円に対して、「夫婦関係に満足していない」と答えた“不仲夫婦”は648万円。夫婦関係のよし悪しによって格差が生じて、仲が悪いとへそくり額はグンと増えている。どういうことだろう?「あくまでも参考値なのですが、不仲夫婦の金額をそれぞれ見てみますと、男性が“仲よし夫婦”の平均をやや上回る472万円だったのに対して、女性は2倍以上となる898万円という結果が出ました。連れ添って30年はたっているとはいえ、離婚など“もしものとき”に備えていたのです」財産分与とは別に、1,000万円以上のへそくりを持っていれば、別れた後、ひとりになっても生活できると計画しているのかもしれないという。そのせいか、へそくりの隠し場所も、いわゆる「タンス預金」ではなく自分名義の銀行口座に堂々と預けている女性たちが多い。「そもそも“へそくり”とは、配偶者には内緒でお金を貯めこむことをいいますが、仲よし夫婦は額までは教えていなくても、相手が貯めていることは知っていたというケースもありました。ところが、不仲夫婦はすでにすれ違いの生活で、お互い干渉しない様子が伝わってきました。男女共に、離婚したいという方は『ひとりになるとかわいそうだから別れないであげている』と話していたのが印象的でしたね」子どもが独立するまでは相手の嫌なところも目につかなかったが、いざ夫婦2人きりになると会話が成り立たないという人もいる。「金の切れ目は縁の切れ目」といったものだが、今や金を持っているほうが縁が切れるのか――。
2018年08月11日「へそくりが見つかったとき、一気に夫婦仲が険悪になることがあります。たとえば妻が『給料が少ない』と、夫に渡す小遣いをケチケチしていたのに、『そんなに貯められる余裕があったのか』と、夫が逆ギレしてその後、冷たい態度を取るようになったという話を聞きました。妻はぜいたくするわけではなく、もしものときのために貯めているのですが、『オレが働いたお金だからオレのものだ』といって取り上げようとするので、トラブルになるのです」そう語るのは、夫婦問題研究家の岡野あつこさん。へそくりのトラブル事例は増えていて、一度こじれると修復するのは難しく、特に子どもが独立した後は、熟年離婚にも発展しかねないという。「離婚の際、夫婦で購入した家や車、貯金など婚姻中に協力して獲得した財産は共有資産とみなされて、財産分与の対象になります。じつはへそくりも、見つかれば結婚してから貯めた分は夫婦の財産とみなされ、半分は夫に渡ってしまいます」(岡野さん・以下同)せっかく貯めたのに、半分取られるのは腑に落ちないという人もいるだろう。そこで、トラブルを起こさないためにも、へそくりが原因でモメないための3カ条を教えてもらった。1つ目は、へそくりがバレないように徹底して痕跡を隠すこと。通帳のほか、銀行のロゴが入ったペンや台所用品などを使うと取引がわかってしまうので、銀行でオリジナルグッズはもらわないこと。「離婚裁判に発展したとき、家庭裁判所が財産調査をすることもあるので、自宅近くの銀行は調べられる可能性があります。そんなときは、地縁がない地方銀行の口座を利用すると安全です」次に貸金庫を活用する方法。貯めたお金を貴金属などに換えて貸金庫に保管し、離婚後に現金に戻したという人もいたように、貸金庫は絶好の隠し場所だという。「財産調査がされた際、妻の資産が見つからなければ分けようがないので隠し場所として、貸金庫はとても有効です。銀行や大きさによって利用料は異なります」最後に「妻が“独り占め”している」と夫から思われないこと。「へそくりが見つかって、夫がキレてしまうときは、妻が『お金を独り占めしている』と思われていることが多いのです。妻は家族のため、もしものときのために貯めていることが多いので、それを前もって話しておくのも手かもしれません」夫にへそくりを教えてしまうと、その時点でへそくりではなくなってしまうが、ふだんから夫婦間で話し合っておくことが可能ならそれも手段の1つだ。万が一、内緒にしていたへそくりがバレたとしても、「いつも疲れているからたまには遊んできたら?」と、労をねぎらう言葉をかけてお小遣いを渡すなどすれば、争いにならずに済むかも。お金と同様に、トラブル回避のための“備え”も大切だ。
2018年08月11日タンスの奥のほうにしまわれていたり、書棚のハードカバーの本に挟まれていたりする、主婦の“へそくり”。今やそのヒミツのお金は従来のイメージの枠を超え、女性たちが“老後にもしものことがあっても困らないため”に築く一大資産に!そんな、貯めることにいそしむようになった女性の“へそくり奮闘記”を紹介。題して、「実録・私が“こっそり&ガッツリ”貯めたワケ」。【貯めるのに肝心なのは“心の余裕”】A子さん・38歳・へそくり額=100万円貯め始めたへそくりが、100万円になったと喜ぶのは、パートで働くA子さん。「毎日生活がカツカツ。長女が小学校に上がったので、やっとパートに出られるように。万が一のときのお金や教育費を貯めないといけないと思い、家計の無駄をずいぶんカットしました」(A子さん)手が空いたときにはアンケートに答えて貯めたポイントを現金化。使わなくなったアクセサリーや洋服は全部フリマアプリ「メルカリ」で売る。A子さんはそうして得た副収入とパートの収入をすべて自身の銀行口座に入れている。「本当は、緊急時の備えにもっと貯めておきたいのですが、あまり節約しすぎてギスギスしてもよくないので、娘と買い物に行ったときに日ごろのごほうびにとスイーツを食べたり、ワンランク上の化粧品を買ったりしています。自由に使えるお金を持っていると、なんだか心に余裕が出てきました」(A子さん)【夫に発覚、へそくりは大幅に目減り】B子さん・54歳・へそくり額=700万円専業主婦のB子さんは、夫(56)の給与口座から少しずつ貯金に回して、月数万円ずつへそくりをしてきた。タクシー運転手をしている夫はそもそも家計は妻が管理するものと思い込んでいたので、収支や今いくらあるのかといった貯金の額も教えていなかったが、ある日B子さんが留守のときに預金通帳を夫に見られてしまう。「『オレに隠れてこんなに貯めやがって!』と、夫がものすごい剣幕で怒ったのです。私は独り占めしようとへそくりを貯めていたのではなく、夫が事故を起こして収入がなくなったときなど、万が一のときに備えていたので、それを説明するとなんとか落ち着きましたが、家にお金があるとわかってから、急に金遣いが荒くなって。『そっちが貯めた金で支払えばいい』と、すっかりへそくりをアテにするようになって、せっかく2,000万円以上貯まっていたお金が、今では半分以下になってしまったのです」(B子さん)今、離婚を切り出されてしまったら、住む家や仕事がないので、B子さんのほうが不利な状況になる。嫌でも夫の機嫌をとるしかないと、たまるのはストレスばかりの日々だという。【“へそくり用口座”にコミットメント!】あきさん・40歳・へそくり額=350万円(当時)「2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ」管理人のあきさんは、夫は同い年で3女の母。会社員として働いていたが、出産後は専業主婦に。住宅と車を購入したときに、600万円ほどあった貯金が一気に減り「これはやばい」と、家計簿のつけ方を変えた。「それまでは何にいくら使ったのか支出の全体を把握していませんでした。そこでつけ方を変えて、予算の範囲内で買い物をするよう心がけました。年間50万円ほど使っていたクレジットカードの使用頻度を少なくして、使った分は必ず支出の欄に書き込むようにして、買い物は予算を決めて現金でするようにしました」(あきさん)さらに、銀行口座の役割を3つに分けた。まず、夫の給料が振り込まれた口座から、固定費や生活費を現金で引き出し、固定費が引き落とされる口座(1)「引き落とし用」に移す。(2)「一時保管用」には、固定費以外の大きな支出の支払いにあてるお金を入れる。(3)「へそくり用」には子どもの教育費のため、児童手当などのほか、生活費で余った分を入金している。その(3)には、’14年から2年間でトータル350万円をクリア!家族で海外旅行に出かけたり、へそくりをごほうびに使うなどのメリハリをつけることが持続させるコツだという。
2018年08月10日タンスの奥のほうにしまわれていたり、書棚のハードカバーの本に挟まれていたりする、主婦の“へそくり”。今やそのヒミツのお金は従来のイメージの枠を超え、女性たちが“老後にもしものことがあっても困らないため”に築く一大資産に!そんな、貯めることにいそしむようになった女性の“へそくり奮闘記”を紹介。題して、「実録・私が“こっそり&ガッツリ”貯めたワケ」。【夫の浮気を機に、“備え”を開始】A子さん・62歳・へそくり額=1,000万円「うちは子どもがいないので、夫(68)とはペットを通しての会話くらいしかなくて。この先、ペットがいなくなってしまったらどうしよう……」と、ため息をつくA子さん。夫と結婚して35年がたつが、趣味が合わずすれ違う日々。A子さんは60歳まで働いていたので、給料や退職金を自分名義の口座に入れ、コツコツ貯めたへそくりはじつに1,000万円!それとはべつに夫婦共有のお金が3,000〜5,000万円はある。自宅の所有権はA子さんのものだ。「夫は金銭感覚がズレていて、とんでもないものを突然買ってくる。この間も数十万円もする車のホイールが通販で届いたばかり」と、怒り心頭。もう愛情がないので嫌なところしか目につかないというが、夫が離婚に消極的だそう。不仲の原因は若いころの夫の浮気。そのときは離婚に至らなかったが、へそくりを始めたのもそのころだという。「最後に守ってくれるのは、自分が管理した自分のお金です」(A子さん)【手を付けていない親の遺産が頼り】B子さん・66歳・へそくり額=2,000万円30代の息子の結婚が決まって、夫婦2人だけの生活が始まるという専業主婦のB子さんも、手元に十分なお金を確保し、熟年離婚をひそかに考えている1人。離婚した後、ひとりで生きていくための準備に余念がないという。「実父が他界したとき、相続でもらったお金にいっさい手を付けないで、そのまま自分名義の口座に寝かせてあるんです。夫(70)はもともと口数が少ない人なんですが、20年前に病気で倒れてからさらに無口になった。食事を作るなど身の回りの世話をしても『ありがとう』のひと言もありません。それどころか年々怒りっぽくなって頑固になってきて。息子が結婚したら、とりあえず別居したい」(B子さん)じつは夫が病いに倒れたときに、夫が借金を隠していたことが発覚。夫の親と返済したが、「そもそも世帯の財産は全部自分が稼いだお金だから」と、夫は言い訳をしたうえ、“妻子を食わせているのはオレ”と、いつも上から目線だったとか。月々の生活費から少しずつ抜いて貯めたわけではないが、“臨時収入”はそのままへそくりに回すチャンスだった。
2018年08月10日タンスの奥のほうにしまわれていたり、書棚のハードカバーの本に挟まれていたりする、主婦の“へそくり”。今やそのヒミツのお金は従来のイメージの枠を超え、女性たちが“老後にもしものことがあっても困らないため”に築く一大資産になっている。一人暮らしの高齢者が亡くなった後、遺族からの依頼を受けて遺品の整理を行うと、思わぬ場所から財産が見つかることがあるという。遺品整理業者「ネクスト」(東京都大田区)代表取締役の小川健二さんは次のように話す。「へそくりを忘れていたのか、空き巣対策だったのかはご本人にしかわかりませんが、女性の場合はテリトリーのキッチンで、食器棚などから現金が見つかることがあります」(小川さん・以下同)重なった食器のすき間から見つかったり、ある70代後半の女性宅では「茶筒」の中に10万円ほどのお金が入った封筒があったという。ほかに押入れの中で見つかることも。2段になっている押入れの、ふとんの下としきりの間から封筒が見つかった家が複数あったそう。「ご高齢の方は、もらい物を大切にとっておく習慣があります。別のお宅では、食器棚の奥から、結婚式の引き出物でもらったと思われる小鉢のセットが出てきました。小鉢の箱の底に、1,000万円ほどの預金が入った通帳と印鑑がありました」“実家の片づけ”の際にはこうした箇所に注意したほうがいいかも。見つかったへそくりは相続のやり直しになることもあるので、注意が必要。
2018年08月10日パートナーに言えない「へそくり」はありますか?その金額はいくらでしょうか。もしかしたら、へそくりの金額で夫婦の円満度がわかるかもしれないんです。今回はそんな夫婦のへそくり事情についてご紹介します。 1.へそくりが少ないほうが夫婦円満度は高い?夫婦のへそくり平均金額明治安田生命保険相互会社のアンケートによると、男女別のへそくりの平均金額は以下のとおり。男性:402,796円女性:1,114,509円へそくりの額は、男女で大きく差が出ているようです。女性は100万を超え、男性は約40万程度。男性のへそくり金額の約2.8倍も多いということに驚きですね。年代別でも、男性は一貫して30万円~50万円程度であり、年代によってそれほど上下していない様子。対して女性は20代で既に40万円程度のへそくりがあり、50代では200万円近くなっています。女性は年齢があがるにつれてへそくり金額があがっているんです。女性はへそくりを使わずに、計画的に貯めていく傾向にあるのかもしれませんね。いざというときの備えにもなりそうです。へそくり金額と夫婦の円満度同調査では、夫婦の円満度とへそくり金額の関係性についても調査。以下の結果を得られたそうです。円満である夫婦のへそくり金額:903,967円円満でない夫婦のへそくり金額:2,345,062円なんと、円満である夫婦と円満でない夫婦のへそくり金額の差は、約2.6倍という結果に。円満でない夫婦のほうがへそくり金額があるということです。それではいったい、どうして夫婦の円満度とへそくり金額に相関があるのでしょうか。いくつかの仮説を立ててみます。隠しごとが少ないへそくりは隠しごととも言えます。円満な夫婦は、隠し事が少ないのかもしれません。お互いの収入や貯金額を共有しているため、へそくりに頼らなくても夫婦で相談してお金を使えるのかも。家計管理がしっかりしている円満な夫婦は、家計管理がしっかりされている可能性もありますね。「〇年後に家を買う」や「老後のために貯金」などの目標があって、お互いにしっかりとお金の管理をしているのでしょう。いざというときの準備資金いざというときの準備資金として、「へそくり」を貯めているケースも考えられます。夫婦仲が悪くて離婚を考えていたり、メオトークでも触れた「卒婚」を目論んでいたり。円満でない夫婦は、そういった「自分の幸せ」のためにお金を貯めているのかも。 2. へそくりの使い道は?オリックス銀行株式会社の調査によると、へそくりを始めたきっかけは男女別で以下のような理由が多いそうです。男性1位:自分のために(53.7%)2位:臨時収入があった(28.7%)3位:子供や孫のために(18.7%)4位:将来に不安を感じて(17.8%)5位:配偶者のために(14.6%)女性1位:自分のために(50.6%)2位:将来に不安を感じて(32.3%)3位:子供や孫のために(23.8%)4位:結婚(18.3%)5位:臨時収入があった(15.7%)やはり男女共に「自分のため」が多い様子。他にも「将来のため」や「子どものため」といった、しっかりとした目的があるようですね。また男性は「配偶者のために」という素敵な理由も。それではいったい、貯めたへそくりを実際にどう使っているのでしょうか。特に金額面では男女差が大きかったため、使い道もそれぞれ異なりそうですね。考えられる使い道をご紹介します。プレゼント配偶者に渡すプレゼントのお金は、家計からではなく「へそくり」から捻出するかたも多いのではないでしょうか。プレゼントが高価なものの場合、お小遣いで足りないためへそくりを使うこともありそうですね。明治安田生命保険相互会社の調査によると、男女別でプレゼントの予算は以下だそうです。男性:11,822円女性:10,151円男性のほうが少し金額が高くなっています。へそくりを始めるきっかけにもあった「配偶者のために」ということで、女性より少ないへそくりの中からプレゼント金額を捻出しているのだと考えると、なんだか温かい気持ちになりますね。ちなみに、「愛情を感じている夫婦」の70%が年1回以上プレゼントを贈っているそうです。「愛情を感じていない夫婦」は36.4%なので、33.6ポイントも差があります。プレゼントは夫婦円満度をあげてくれるとっておきの機会なんですね。ランチランチはお小遣いから捻出するかたも多いと思いますが、プチ贅沢なランチを食べようと思うと、へそくりから出すかたもいるでしょう。こちらも同調査の調査結果をご紹介します。金額は平日のランチ代(1回分)となっています。男性:437円女性:778円約1.8倍の差で、女性の方がランチ代が多いことがわかりました。こちらは1日のランチ代なので、これを月20日に換算すると、かなりの金額の差が開きそうですね。毎日食事を作る機会や、他の家事が多い女性だからこそ、お昼は好きなものを食べてゆっくり過ごしたいのかもしれません。 円満な夫婦ほどへそくり金額が少ない以上、現在パートナーに秘密のへそくりがあるかたは少しずつお金の情報を夫婦で共有できると良いですね。また、使い道も「自分のため」より相手へのプレゼントに使うと、より夫婦円満度も上昇するのではないでしょうか。 参考:夫婦円満度とへそくり金額に関係あり!円満な夫婦はへそくりいらず理想の夫婦 「三浦友和・山口百恵」夫妻がV8達成!マー君夫妻もトップ10入り!アンケート調査結果「夫と妻の最新へそくり事情」について
2018年04月15日意外と多い「夫に内緒の資産」を持っている妻。こっそり貯め込んでいる金額は人それぞれですが、一体世の中のママはどれくらいの金額を貯め込んでいて、それをなんのために使うつもりなのか?資産の総額と、使用目的についてアンケートを実施しました。●2割が内緒の資産500万円以上!ママテナが独自に行ったアンケート「夫に内緒の貯金について」の結果によると、夫に内緒で貯金や資産を貯めている妻の、22%が500万円以上の資産を持っているという結果に。300万円〜499万円が12.6%、100万円〜299万円が29.3%と、100万円以上の資産を夫に内緒で持っている妻は、実に過半数を超える割合となっています。この数値から、内緒で貯金や資産をためている人は、衝動的なものではなく、かなり綿密な計画を練って資産を増やしていることがうかがえますが、一体何のためにこれだけの貯蓄をしているのでしょうか?●隠し預金はいざというときの保険!夫に内緒の貯金や資産の使い道についてのアンケート結果をランキングにすると以下の通り。1位:家族に将来、何かあったときに困らないための保険として…72.3%2位:子どもの将来のための教育資金として…37.2%3位:離婚したときのための生活費などに充てるため…36.1%4位:自分が楽しむためのお小遣いとして…28.3%5位:なんとなく…17.8%1位は圧倒的な差で「将来のための保険」という結果になりました。夫が突然働けなくなったり、失業したり、現代は数年先でも今の生活が維持できるか不安な時代。自分の身は自分で守る姿勢の妻がスタンダードなのかもしれません。2位は「子どもの将来のための教育資金」が37.2%でランクイン。大学に行くのが当たり前の時代で、もし子どもがお金のかかる学校、学部を志望したら…。学資保険などもありますが、自分で堅実に資金を貯めているママも多いようです。3位は「離婚したときのための生活費」で36.1%。3割以上の妻が、離婚した後のことまで考えているようです。一見仲の良さそうな夫婦でも、意外と妻の頭の中では、離婚が想定されているのかもしれません…。かなり多くの金額をこっそり貯め込んでいる妻が多い中、その使い道としては非常に堅実なものが上位を占めていました。今時の妻は、自分自身の将来のリスク管理までもしっかりしているようです。(文・姉崎マリオ)
2018年03月15日夫に内緒でこっそりお金を貯めておく、いわゆる「へそくり」。実際に夫が知らない貯蓄や資産を持っている妻は、いったいどれくらいいるのでしょうか? 夫に内緒の資産を持っているママの割合と、どんな資産を貯めているのかについて、調べてみることにしました。●過半数が妻が夫に内緒の貯金や資産がある!ママテナが独自に行ったアンケート「夫に内緒の貯金について」の回答結果によると、夫に内緒で貯金や資産を所有しているママは47.3%という結果に。実に半分近くのママが、夫に内緒の貯金や貯蓄をしているという結果に。秘密の資産があることで、後ろめたい気持ちを持っていたママも、この数字を見れば、かなり多くのママが同じようなことをしていると安心(?)できるかも。●夫に内緒の貯蓄や資産内容は堅実●夫に内緒の貯蓄や資産内容は堅実一方で、どのような資産を持っているかというアンケートの回答は以下の通り。1位:銀行などの隠し口座…84.3%2位:タンス貯金などの現金…22.0%3位:宝石などの貴金属…14.1%4位:株などの投資系…8.9%5位:土地などの不動産1.6%ネット銀行などの普及で、口座開設が身近になった銀行口座は、夫にこっそりお金を貯めるのにはぴったり。投資など、資産の増減のリスクもなく、堅実にお金を貯めていきたいママが多いようです。昔ながらのタンス預金など、現金を家に隠しているままが次いで22.0%という結果に。1位と大きく差がついているのは、やはり家だとうっかり夫に発見されてしまうなどのリスクがあるからでしょうか?3位の貴金属は、夫に内緒で自分へのご褒美を買ってしまったというパターンが多いのではないでしょうか。そして4位は株などの投資系で、資産運用で利益を出しているママも意外と多いのかもしれません。「へそくり」と言うと、夫に隠れて後ろめたい気持ちで、タンスや本の間に現金を隠したり…といった昔ながらのイメージがありますが、今は半数近くのママがこっそり口座を開設して貯金するというスタイルが定番のようです。へそくりのライフスタイルにも変化が起きているのかも?(文・姉崎マリオ)
2018年03月13日主婦のみなさん、“へそくり”はしていますか?している方は、どれくらいの金額をへそくり貯金しているのでしょうか。以前、パピマミ読者のママ866人を対象に行ったアンケート調査『夫に隠しているへそくりの貯金額は?』では、1位が「0円(へそくりはない)」、2位が「100〜400万円未満」という結果でした。また、「1,000万円以上」と回答した方も7%(60人)いました。この金額に、「どうやったらそんなに貯まるの!?」とびっくりされる方も少なくないでしょう。そこで今回は、主婦向けの“へそくりの貯め方”をご紹介したいと思います。いざというときのために、あなたも今日からへそくり貯金を始めてみませんか?●(1)おつりの500円玉を貯金お買い物で500円玉のおつりをもらったとき、それをコツコツ貯金していくシンプルな方法です。実践している人も多いでしょう。1週間につき500円玉を5枚貯金できれば、1年間で12万円 の貯金になります。ただし、家族にバレてしまってはへそくりになりません。見つかっても貯金箱だとバレないような入れ物に貯めておくか、自分以外の家族が開けないような場所(タンスの下着入れやキッチンの引き出しなど)に隠しておくのがおすすめです。●(2)うまくやりくりして余ったお金の一部を自分の口座へ移動または電子マネーにチャージ今月は食費が安く済んだ、節約がうまくいった、外出を我慢して交際費が浮いたなど、少しでも生活費が余ったら、その一部を自分の口座へ移動するか、電子マネーにチャージしてしまいます。自分だけが利用している電子マネーなら、他の家族に残高がバレることもありません 。なお、余ったお金すべてを移動してしまうと後々厄介なことになるので、あくまで一部にとどめておきましょう。この方法でへそくりを貯めていくと、毎月無駄遣いが減ったり節約が楽しくなったりしますよ。●(3)不要なものをオークションやフリマアプリで売るもう着なくなった子どもの服や自分の服、使わなくなったおもちゃや本などは、オークションやフリマアプリで売って、売上金をへそくりにしてしまいましょう。いらないものが減って部屋も片付き、一石二鳥です。入金先はもちろん自分専用の口座へ。●(4)ポイントを貯めてへそくりへ回すアンケートサイトなどでアンケートに答えたり座談会に参加したりすると、ポイントがもらえます。貯めたポイントを現金にして自分の口座へ入金すれば、自然にへそくりが貯まっていきます。空いた時間を賢く使ってお金を貯めることができますよ。小さなお子さんがいて働きに出られないママにも便利です。ただし、アンケートサイトによっては口座へ振り込めるポイント数がかなり高い詐欺のようなサイトもありますので、注意してください。1ポイント=1円で500ポイント程度から口座振り込み可というようなところを選ぶといいでしょう。時間に余裕がある場合は、クラウドソーシングサービスを利用 してお仕事をしてみるというのもおすすめです。●(5)投資信託や株式投資をするこちらは貯め方というより増やし方ですね。へそくりのように、直近で使う予定のないお金は、投資信託や株式投資などで資産運用してしまうのも手です。今では500円という少額で始められる投資信託もあります。毎月決まった額で株や投資信託などを積み立てていくという方法もおすすめです。投資である以上、もちろんリスクもありますが、タンス預金と違ってお金を増やしていくことも可能です。「どうせ使わないお金」と割り切って、長期で運用してみる というのもいいのではないでしょうか。節税対策になるNISA(少額投資非課税制度)を利用してへそくりを運用していくのもいいですね。----------いかがでしたか?自分にもできそうと思うものはあったでしょうか。少額ずつでも、毎月ちょこちょこと貯めていけばやがて大きな額となります。へそくりは家庭の貯金とは別物なので、焦らず長い目で楽しみながら少しずつ貯めていってくださいね。へそくりをしたいと考えている主婦のみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜6位)】ママに質問! 夫に隠しているへそくりの貯金額は?()●文/パピマミ編集部●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年06月30日先日、大手保険会社が「いい夫婦の日(11/22)」にちなんで、夫婦のへそくりに関するアンケートを実施したというニュースがありました。その平均はなんと116万円!これは、2013年の調査以来、最高額なのだそうです。へそくりとはつまり「配偶者に内緒でためているお金」のことですが、法律的には、一体誰の財産になるのでしょうか?■へそくりはいったい誰のもの?結婚してから離婚するまでの間に夫婦が協力して築き上げた財産を「共有財産」といい、それ以外の財産、すなわち夫婦の一方が結婚前から所有していた財産や、夫婦の協力とは関係なく取得した財産を「特有財産」といいます。特有財産は、それを取得した本人のものであり、離婚の際にも財産分与として配偶者に分け与える必要がありません。へそくりが特有財産として認められるかどうかについては、捻出元によって結論が異なります。■家計が別の場合、同一の場合まず、共働きで家計を別にしている場合です。たとえば、家計を全く別にしている、あるいはお互いの収入からそれぞれ決まった金額を家計に入れ、残りは自由に使って良いなどというとり決めをしている場合に、自身の収入の余剰分からためたへそくりは、特有財産として認められる可能性が高いでしょう。次に、共働きではあるが家計は同一という場合や、専業主婦の場合です。夫婦の生活費をやりくりしてためたへそくりは、夫婦で協力して築いた財産と考えられるため、共有財産となる可能性が高いです。しかし、小遣い制を採用していて、生活費とは別の小遣いの中からへそくりをためていた場合には、夫婦間の取り決めにより本来好きに使って構わないとされているものなので、特有財産として主張できる可能性があるといえます。■結婚前からの貯金や、宝くじが当選した場合は?独身時代にためていた貯金や、親からの贈与や相続によって取得した財産などは、夫婦の協力によって築いた財産とはいえないので、特有財産になります。また宝くじの当選金は、偶然によって得られるものであり、夫婦の協力によって築いた財産とは言い難いため、基本的には共有財産には該当せず、購入した者の特有財産になるでしょう。しかし、夫婦共同で積み立てたお金を使って購入した場合など、宝くじの購入経緯によっては、共有財産と認められる可能性はあります。■まとめコツコツとためたへそくりの全額を、自分のために使いたいと思うこともあるかもしれません。しかし、そうした使い方が原因で、夫婦げんかに発展してしまうリスクも考えられます。へそくりに関して、法律上の解釈は今回ご説明した通りなのですが、夫婦円満のためには、日頃から協力してがんばってきた自分たちへのご褒美として、家族で旅行に出かけたり、おいしいものを食べにいったりするために使うのも良いかと思います。監修協力:弁護士法人アディーレ法律事務所 (東京弁護士会所属)
2016年12月13日明治安田生命保険は20日、「いい夫婦の日」に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると、妻のへそくり金額は夫の3.4倍に上ることがわかった。同調査は、2014年10月17日~21日にインターネット上で行われ、20代~70代の既婚者1,589人から有効回答を得た。夫婦のへそくりについて尋ねたところ、へそくりを持っている人は全体の40.2%。夫・妻別に見ると、夫は33.0%、妻は47.4%と、妻の方がへそくりを持っている割合が高かった。妻のへそくり金額の平均は118万7,775円で、夫の35万2,064円の3.4倍。夫・妻別では、妻は前年から約7万円増加したのに対し、夫は約5万円減少し、夫婦間の格差はさらに拡大した。20代~50代のへそくり平均金額は、前年(75万9,668円)比9,462円増の76万9,130円となった。へそくりの使用目的を聞くと、「いざというときのため」が平均70.9%(妻74.8%、夫65.3%)でトップ。次に多かったのは、夫が「趣味のため」で51.5%、妻が「将来のため」で34.5%だった。同調査では、妻のほうが経済情勢や老後に対する不安を強く感じ、将来に備えてしっかりと貯めているのかもしれない、と分析している。また、夫婦のお小遣いについて調べたところ、月平均金額は前年比604円減の2万7,296円と4年連続で減少。夫・妻別では、夫が同3,479円減の3万1,868円と4年ぶりに減少した一方、妻は同2,212円増の2万2,707円と2年ぶりに増加した。
2014年11月21日内緒でこっそり貯めておくへそくり。貯蓄との大きな違いは自分だけが知っているという点ですが、こうした文化は外国にもあるのでしょうか。外国人20人に、母国でへそくりという文化があるかどうかと、両親がへそくりをしていたを聞いてみました。・へそくりはありますが、バレたら怒られます。両親もしていて、だいたい20万円でした (タイ/女性/30代後半)・へそくり文化はあり、父親はしていました。収入の10~20%ぐらいだと思います (エジプト/男性/40代後半)・へそくりは普通にしています。両親も少しはしていたと思います。両親の時代はそんなに収入はなかったため、大体月給の20分の1ぐらいだと思います (中国/女性/30代後半)・へそくりはします。どれぐらいか分かりませんが、子供全員の大学の授業料を払うようにお金を貯めてきました (アメリカ/男性/30代前半)へそくりをしているのが普通という意見ですが、最後のアメリカ人の意見はちょっと泣けます。・一般的にへそくりはしない。オープンに、夫婦2人でお金をシェアします。両親もしていませんでした (スペイン/男性/30代前半) ・へそくりは一般的ではない。共働きなら自分の給料は自分で使うと言うのはあり得る (イギリス/男性/20代前半)・全く普通ではないです。聞いたことがありません (ドイツ/男性/30代後半)お互いの分はお互いの分、自分の分は自分の分とキッパリ分けられているようです。もともとへそくりという概念がないのかもしれませんね。・へそくりを貯めている人はあまり聞いたことがありません。両親も私と妻もしていない(と思います) (イタリア/男性/30代前半)・多分普通じゃない。普通の貯金はしたがへそくりはしてなかった。……多分 (アメリカ/女性/20代後半)知らぬは亭主(女房)ばかりなり? 「多分していないだろうと思うけど、もしかしたら…という可能性も捨てきれない」と。万が一、これでへそくりがあったとしたら、そのへそくり管理能力はすばらしい。ぜひ隠し場所を教えてもらいたいものです。日本の場合、昔は妻が家計を管理するケースが多かったと思いますが、最近では夫と妻が互いに生活費を出し合い、残った分は各自自由に使う、といったスタイルが増えてきています。日本では家族と同居していても、生活費と自分のお小遣いは別といった状況が多いですね。貯めたへそくりの使いみちがプレゼントといったサプライズ系だったら、へそくりと言えど絶対に怒られない気がします。へそくりをする、しないの割合はほぼ半々という結果でした。とはいえへそくりなので、バレていないだけという可能性もありますが……。各国の夫婦関係が垣間見える興味深いアンケートでした。(文・アリウープ おーた) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日額縁の裏側、台所のツボや床下、そしてタンス貯金……。へそくりの隠し場所はいろいろ思い浮かぶが、既婚女性の最新へそくり事情は一体どのようなものなのだろうか。マイナビニュース会員の中から既婚女性300名に、へそくり額とため方について聞いてみた。>>男性編も見るQ.へそくり額を教えてください1位 10万円以下 15.0%2位 100万円以下 11.3%3位 30万円以下 10.7%4位 50万円以下 9.0%5位 300万円以下 8.0%■10万円以下・「一日300円と決めて押し入れに隠している」(25歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)・「アンケートなどにこたえてコツコツとためた」(28歳女性/医療・福祉/専門職)・「職場の天引き貯金」(28歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)■100万円以下・「ランチ代節約」(35歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「収支をごまかして報告している」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「ボーナスの支給額を少な目に申告」(29歳女性/医薬品・化粧品/技術職)■30万円以下・「学生のころのバイト代」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)・「前職の時の失業保険」(26歳女性/食品・飲料/その他)・「日々のやりくりで」(35歳女性/その他/その他)■50万円以下・「もともと結婚前に少しためていた額をキープ」(25歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「短期のバイト」(24歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「毎月の切り詰めの残り」(28歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■300万円以下・「独身時代からの口座にこまめに入金」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)・「自分で働いた分は自分のこづかいとして自身の口座にためている」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「残業代が出ているのに残業代がつかないと言ってその数万円を大切にためた」(28歳女性/生保・損保/秘書・アシスタント職)■番外編: 高額へそくり、うらやましい限り……・「1000万円以上: 毎月コツコツと貯金したのと投資信託」(37歳女性/金融・証券/営業職)・「1000万円未満: 親の遺産」(48歳女性/小売店/事務系専門職)■総評1位は「10万円以下」。へそくりの出どころは、生活費からで、繰越金を貯金したり、つもり貯金をしたりと、こつこつ地道にためているという回答が目立った。2位は「100万円以下」。この金額になると、節約や貯金ばかりでなく、「運用」で稼いでいるという意見も。また現在のやりくりと同時に、昔の貯金を大事にしている女性も少なくない。3位の「30万円以下」、4位「50万円以下」でも、学生時代のバイト代や、独身の頃に稼いだお給料を今も別口座で温めている、という意見が多く見られた。5位「300万円以下」の金額になると、自分で働いた給料や残業代をこつこつとためてきたという人が目立つ。驚いたのは、男女のランキングを比較すると300万円以上の高額へそくりの割合が女性の方が多いということ。女性が家計をにぎっていることが多く、収支をごまかすのも簡単、また働いて稼いだお金も別口座などに分けておきやすい状況にある、ということか。ちなみに私は、500円玉を使わないで必ず貯金することにしている。たまるぞ。(文・アリウープ 中嶋絵里)調査時期: 2012年9月15日~2012年9月22日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 既婚女性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日オリックス銀行は22日、20歳以上の既婚男女を対象に実施した「へそくり」に関する調査結果を発表した。同調査は、2011年12月14日~15日の期間に行われ、全国の男女2,091名(男性927名、女性1,119名)から有効回答を得た。それによると、へそくりをしている割合は夫が64.3%、妻が69.3%。へそくりを始めたきっかけは、夫婦ともに「自分のため」(夫53.7%、妻50.6%)が最も多かったのに対し、「配偶者のため」は夫が5番目(14.6%)、妻は7番目(9.9%)と夫婦間で差がみられた。夫婦それぞれのへそくり額について家計の管理者別に聞いたところ、夫婦ともに家計を管理している方が金額は多いことが判明。一方、共同管理の場合は夫が平均59万4,167円、妻が同209万351円となり、妻のへそくり額が夫より約150万円も多くなった。年代別にみてみると、30代夫のへそくり額が平均46万3,158円で最も少なく、ほかの世代と比べて2倍近く差がある結果に。それに対して、30代妻は同123万8,221円と30代夫より2.5倍以上も多い金額となった。さらに、20代を除いたすべての世代で夫よりも妻のへそくり額が大きいことも分かった。地域別では、夫のへそくり額の平均が、首都圏では165万8,228円となった一方、近畿圏では93万4,589円と70万円以上も差がついた。これに対し、妻のへそくり額は、首都圏では172万7,059円、近畿圏では170万7,716円とほとんど差がなかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月23日明治安田生命保険は、「いい夫婦の日(11/22)」を前に、全国の20~59歳までの既婚男女1,084人を対象としての、インターネットによるアンケート調査結果を発表した。これによると、夫婦の関係では、配偶者からの愛情を感じている人(81.8%)、夫婦円満だと思う人(83.8%)と、ともに8割以上が円満な関係にあるという。ただ、「夫に不満がない」という妻(18.6%)に対し、「妻に不満がない」とした夫(41.4%)が2倍以上いたことから、夫婦間にギャップが見られるという。夫婦円満の秘訣は、プレゼント・食事より会話・感謝夫婦円満の秘訣については、プレゼントや一緒の食事より、8割近くが「よく会話する」「感謝の気持ちを忘れない」などを挙げ、夫婦間の会話が大切のようである。図から、少しでも会話があれば一気に愛情の度合いが増すようだ。毎月の「おこづかい」の平均は、昨年から約1,000円増え、28,945円と持ち直している。ただ、妻の24,002円は増えたものの、夫の33,833円は減っているという。配偶者に内緒でためている「へそくり」の金額は、持っていない人も含めた平均で、夫34万8千円に対し妻は3倍の98万6千円だったという。同じ質問をした06年と比べ夫が約2割減る一方、妻は3割以上増え格差が拡大しており、これは妻の防衛とみるのが妥当なようだ。また、理想の夫婦では、「三浦友和・山口百恵」夫婦が5年連続しての1位となったとのこと。
2010年11月19日