夕方になると足がパンパンにむくんでしまい、台所に立つのもだるくてツライ。そんな経験はありませんか?むくみ(浮腫)は多くの女性を悩ませています。翌朝になっても元に戻らないむくみが続いた場合は、内科で診察を受けること。肝臓や腎臓など、内臓が病気の原因である可能性があるからです。一晩で元に戻る場合は、重力で体の下半身にたまる水分を押し戻せない、代謝の悪さが原因であることがほとんど。水分の巡りをよくし、むくみを改善するための手段として漢方薬があります。自然素材を使った薬漢方とは中国で発達した東洋伝統医学です。人工物で作られた西洋医学の薬とは違い、野菜や果実などの自然素材から作られた漢方薬で治療をおこうため、副作用が起こる可能性が低いのが特徴。薬局で市販されている漢方薬も多数あり、風邪の時に飲む漢方薬の代名詞ともいえる「葛根湯」は、葛の根やショウガなどで作られています。 むくみに効く代表的な漢方薬ジメジメした梅雨の時期や、運動不足のときなどは、体がむくみがちに。そんな時に効く代表的な漢方を紹介します。●五苓散(ごれいさん)最も有名なむくみ対策の漢方薬。利尿作用があり、体内の余分な水分を排出します。●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)むくみのほかにも、生理不順や経血量が少ないなど、婦人系にトラブルがある場合にも処方されます●菌陳五苓散(いんちんごれいさん)口が乾いて水をたくさん飲むのに尿が少ない。そんな水分のめぐりが停滞しているときに使います。二日酔いにも効果があります。漢方薬は消化吸収が遅い成分が多いため、空腹時に飲むのが効果的。薬によってことなりますが、食事の30分前か食後2時間が経過した食間の服用が一般的です。医師の指示をよく守りましょう。漢方薬のデメリット漢方薬は効き目がゆるやかなので、むくみへの効果を感じるには2~3週間かかります。費用はおよそ1日に800円から1,000円の出費が一般的。西洋薬と比較すると効果があらわれるまでの時間と費用が多くかかります。副作用は少なめですが、眠気や頭痛、吐き気、だるさ、内臓への悪影響などの副作用がでる可能性があります。妊娠中、病気の治療中、胃腸が弱い、体調がすぐれない人などは漢方薬を使用できないことも。漢方薬の服用に懸念がある場合は、まず内科で診察を受けてみてはいかがでしょうか。基本的に漢方薬は、患者の体質や症状にあわせて調合するオーダーメイド処方。通常の病院ではなく漢方専門医院で診察を受けたほうがいいですね。保険のきかない自費診療の医院もありますので、漢方医院へ行く前に確認をしておきましょう。
2016年05月13日Q. 昼間から顔や体がむくんだように感じ、脚も気がつくとパンパンに。なんだか足が太くなったような気もします。改善できますか? (34歳女性 子供1歳 時短勤務中)A. たんぱく質不足やカリウム不足のため、むくんでいる可能性もあります。まずは食生活を見直してみましょう。さらに、運動による筋力アップや入浴時の脚マッサージの併用もオススメします。体のむくみが気になるなら、まずは普段の食生活を振り返ってみましょう。子育てや仕事で忙しく、慌ただしい朝はつい手軽に菓子パン、ランチはパスタやカレー、ラーメンなど炭水化物に偏った食生活に偏りがち。このように糖質が多い食生活は、慢性的なたんぱく質不足に陥りやすく、それがむくみの原因になっている可能性もあります。「たんぱく質」不足がむくみを引き起こす理由現代人は、知らず知らずのうちに、アルブミンという血液中を流れるたんぱく質が低下している可能性があります。アルブミンとはたんぱく質の一種で、水分をしっかり血中に戻してくれる役目も果たしているため、不足すると水分を血管に取り込む圧力が弱くなり、水分がたまりやすくなるというわけです。大人のカラダ相談室 第一回:糖質ダイエット の回でもお話していますが、毎食、たんぱく質は「手のひら 一枚分」の厚さと大きさを目安に、しっかりとりましょう。(肉、魚、卵、豆腐など)私は足りないと感じた時は、おやつにナッツ類や小魚スナックを食べたりして補っています。自分ではしっかりたんぱく質を食べているつもりでも、加齢とともに消化能力が低下して、しっかりと消化・吸収できていない可能性もあります。疲れた時は、無理に肉や魚を食べようとせずに、豆類などを上手に料理に取り入れましょう。食べるべき食材を知る、ふくらはぎの筋力をつけるまた、塩分を摂りすぎるとむくむと言われていますが、現代人はナトリウムを排出してくれるカリウムが常に不足している傾向にあります。アボカドや豆類をはじめカリウムを含む野菜や果物などをしっかりと食べること。また、精製塩など白い塩は避け、海塩など天然塩を選ぶようにしたいものです。そして、血液の流れが悪くなりやすく、重力の関係で水分がたまりやすくむくみが起こりやすいのが脚。脚の筋肉は血液を心臓に戻すポンプの役割をしているため、筋力が低下すると血液がうまく戻らなくなります。普段から階段を使うようにして、ふくらはぎの筋肉を鍛えておくのも大切ですね。むくんでしまったら、やはりマッサージが効果的です。入浴中にバスタブの中でふくらはぎを下から上にマッサージしたり、リンパマッサージを行いましょう。弾性(加圧)ストッキングを履くのも効果的でしょう。【まとめ】1. むくみの原因はたんぱく質やカリウム不足かもしれない。食生活を見直す。2. 日ごろの心がけも大切。運動してふくらはぎの筋力をつける。3. リンパマッサージや弾性ストッキングを試してみる。食生活を少し見直したり、ちょっとした生活習慣を改めるだけで、体のむくみは軽減することができます。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
2016年05月10日医学的に浮腫(ふしゅ=むくみのこと)というのは、身体の皮下組織などに余分な水分が貯留した状態の事を指します。妊娠すると、母体の体重が増加し、胎児の血液を確保するという理由で血液量がアップしますが、腎臓の働きが血液量のUPに追いつかず、むくみが起こりやすくなります。しかも、妊娠すると分泌量が増加するエストロゲンの作用で、皮下組織に水分を溜め込む作用が働き、これもむくみやすさの原因となります。また、日々大きくなる胎児で骨盤内は圧迫されるため、下半身の血流が心臓の方に戻りにくくなり、より下半身がむくみやすくなるというわけです。予防法は、塩分の取りすぎに注意することや、疲れをためないこと。同じ姿勢を続けないことや、軽く動かすこと、マッサージもおすすめです。足のむくみには、寝るときに足を高くして寝る、弾性ストッキングや着圧タイツなどを利用するなどもいいでしょう。みんなどうだった? 妊娠中の「むくみ」の体験談むくみやすかったのと、体重コントロールのため、ごぼうなどの食物繊維豊富な食材をとるよう心がけました。(32歳)妊娠初期の「むくみ」の予防法、体験談はこちら安定期は毎日寝る前にむくみ対策の足マッサージをしました。妊娠後期は切迫気味だったため、足と二の腕のマッサージのみにしました。正期産1日数回、スクワットと股関節、肩のストレッチ、足マッサージ、息をゆっくり吐く練習も行いました。妊娠中期「むくみ」対策の体験談はこちら 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期のトラブルとして多くあげられるむくみですが、最近は冷え症の妊婦さん、ワーキング妊婦さんが増えたせいか、妊娠中期、妊娠初期からむくみを症状として感じる方がいます。医学的に浮腫(ふしゅ=むくみのこと)というのは、身体の皮下組織などに余分な水分が貯留した状態の事を言います。妊娠すると、母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。そのため、腎臓の働きが追いつかないことが、妊娠中のむくみの原因の一つとしてあげられます。しかも、妊娠すると分泌量が増加するエストロゲンの作用で皮下組織により水分を溜め込む作用が働き、また、日々大きくなる胎児で骨盤内は圧迫されるため、下半身の血流が心臓の方に戻りにくくなり、より下半身がむくむというわけです。予防法は、塩分の取りすぎに注意する、疲れをためないということ。同じ姿勢を続けず、軽く動かしたりマッサージもおすすめ。足のむくみには、寝るときに足を高くして寝る、弾性ストッキングを利用するなどがいいでしょう。みんなどうだった? 妊娠初期の「むくみ」の対策、体験談・カルシウムやむくみ防止でワカメを食べるようにしていました。(33歳)・むくみ防止のためにグレープフルーツをよく食べていました。(28歳)・むくみやすかったのと、体重コントロールのため、ごぼうなどの食物繊維豊富な食材をとるよう心がけました。(32歳)・むくみに効くと聞いたので、すいかをよく食べました。(27歳)・むくみの予防に煮小豆を食べた。また、ドライプルーンとヨーグルト、オリゴ糖を便秘予防のためにとりました。(30歳)・むくみがひどかったため、バナナときゅうりを食べるよう気をつけました。(32歳)・むくみがひどかったので、塩分を抑えた料理を食べました。(32歳)・むくみ防止と葉酸摂取のため、バナナと納豆を意識して食べるようにしていました。(34歳)・むくみがひどかったので、塩分を抑えた料理を食べました。(32歳)・瓜系の野菜と果物をむくみ防止のために摂っていました。(32歳)・カリウムが多く含まれる夏野菜・梨・バナナをむくみ防止に食べていました。(26歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠後期(末期)のトラブルとして多くの妊婦さんが経験するむくみですが、最近は冷え症の妊婦さん、ワーキング妊婦さんが増えたせいか、妊娠中期でもむくみを症状として感じる方が多くいます。医学的に浮腫(ふしゅ=むくみのこと)というのは、体の皮下組織などに余分な水分が貯留した状態の事を言います。妊娠すると、母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。そのため、腎臓の働きが追いつかないことが、妊娠中のむくみの原因の一つとしてあげられます。しかも、エストロゲンの作用で皮下組織により水分を溜め込む作用が働き、また、日々大きくなる胎児で骨盤内は圧迫されるため、下半身の血流が心臓の方に戻りにくくなり、より下半身がむくむというわけです。予防法は、塩分の取りすぎに注意し、疲れをためないということ。同じ姿勢を続けず、軽く動かす、マッサージするのもおすすめ。足のむくみ対策には、寝るときに足を高くして寝る、弾性ストッキング(足を圧迫するための特殊な編み方でつくられた医療用ストッキングで、下肢静脈の血液還流を促進する働きがあり、静脈瘤やリンパ浮腫の治療の際などに使用されます)または、着圧ソックスなどを利用するなどしましょう。みんなどうしてた? 妊娠中期の「むくみ」の予防法、体験談・カルシウムやむくみ防止でワカメを食べるようにしていました。(33歳)・むくみ防止のためにグレープフルーツをよく食べていました。(28歳)・むくみやすかったのと、体重コントロールのため、ごぼうなどの食物繊維豊富な食材をとるよう心がけました。(32歳)・むくみに効くと聞いたので、すいかをよく食べました。(27歳)・むくみの予防に煮小豆を食べた。また、ドライプルーンとヨーグルト、オリゴ糖を便秘予防のためにとりました。(30歳)・むくみがひどかったため、バナナときゅうりを食べるよう気をつけました。(32歳)・むくみがひどかったので、塩分を抑えた料理を食べました。(32歳)・健診で足のむくみを訴えても、「仕方がない」で終わってしまいました。・普段全くむくまない体質なのにむくみ、体質の増加もあったのに特に何も指示がなく、体重増加に気を付けてのみ。結局妊娠高血圧症候群になりました。・両下肢のむくみがすごくなって、静脈血栓予防に弾性ストッキングを履いた方がいいのか尋ねたところ、あなたの好きでいいですよって言われ、どういうこと?と思いました。結局履かないで無事に何事もなく出産できました。・妊娠中、太りすぎとむくみで今まで履いていたブーツが履けなくなっていてショックでした。(25歳)・むくみ防止と葉酸摂取のため、バナナと納豆を意識して食べるようにしていました。(34歳)・むくみがひどかったので、塩分を抑えた料理を食べました。(32歳)・瓜系の野菜と果物をむくみ防止のために摂っていました。(32歳)・カリウムが多く含まれる夏野菜・梨・バナナをむくみ防止に食べていました。(26歳)・静脈留ができて足がボコボコになり、むくみも出て足首のくびれがなくなり、妊婦でお腹が大きい上に、足が人形のようにストンとなりました。鼠径ヘルニア(脱腸)も出てきて、出産後に手術しなければいけないかもと怯えて過ごしましたが、産後はどちらも治まりました。(35歳)・むくみが半端でなく、歩くのも大変でした。「怪獣」の足と言われていました。(24歳)・こんなにも太くパンパンになるのかと思うほど足首から下がむくみ、足の甲が腫れて痛くて正座ができませんでした。(34歳)・私が悲しんでいると力強い胎動を感じ、涙が出るほど嬉しくて、とても励まされていました。身体の変化では妊娠中足がすごくむくみ、ムーミンのような足になったのがかなり衝撃的でした。(29歳)・通っていた産婦人科には沢山の先生がいらっしゃったのですが、その中に1人受け付けない先生がいました。体重増加に特に気を付けていたのに「太りすぎ」と言われ、むくみが気になって相談したら「食事管理がなってない」言われたりと、とにかく感じの悪い先生でした。母体に良くないのでその先生の居ない日を選んで妊婦健診に行きました。(32歳)・妊娠6ヶ月までは、ヨーグルトや納豆で便秘はなかったですが、6ヶ月を過ぎると足の冷えやむくみも重なり便もかたくなりました。下剤をもらったり朝一番に水を飲んだりしています。・便秘やむくみがひどくなり、体重が増えた。薬を処方してもらって少しは改善したが、産むまで良くなったり悪くなったりを繰り返した。・むくみは気にしなくていいとのことでしたが、足がパンパンだったため気になって仕方なかったです。(31歳)・ルイボスティーを体に良さそうだから飲み、ドライフルーツを鉄分やビタミン摂取の為に食べ、野菜ジュースをむくみ解消に飲みました。(31歳)・バナナ、納豆 をむくみ防止と葉酸摂取のために食べました。(31歳)・ごぼうなどの食物繊維豊富な食材は、むくみやすかったためと体重コントロールのために食べました。(32歳)・夏野菜、梨、バナナはカリウムが多く含まれるのでむくみ防止に食べました。(26歳)・プルーン入りヨーグルトは、便秘にならないように、またトマトはむくみ防止のため、小松菜はカルシウムを摂取するために食べました。(33歳)・バナナ、きゅうりは、むくみがひどかったため食べました。(32歳)・バナナは、むくみを改善したかったので食べました。(22歳)・すいかは、むくみに利くと聞きました。(27歳)・妊婦の時、自分では足のむくみがすごくて大変だったが、医師からは特に異常数値ではないので特に薬を出されることもなく、自分で対処しなくてはならないのですごく困りました。何を試してもむくみが解消されることはありませんでした。・7ヶ月半くらいから安定してきたので、運動も兼ねて床拭きでカラ拭きから水拭きを一日一部屋ずつ順番でしています。一気に全部の部屋をするのはしんどいので順番にしています。前期は気持ち悪くなってお風呂に浸かれなかったけど、7ヶ月後半からむくみ対策も兼ねてお風呂に浸かってつぼ押しなどして温まります。入れないときは足湯だけでも入るようにしています。・髪の毛を洗うのが面倒になり、短くした。今まで2プッシュ使っていたシャンプーが1プッシュで充分になった上に、洗ってそのままでもいいので楽ちん。自炊することが多くなった。それまでは外食が惣菜購入が多かった。むくみ防止に簡単なストレッチをするようになった。仕事をする際、意識的に気持ちにゆとりを持つようになった。便秘対策ヨーグルトや食物繊維摂取をするようになった。・安定期は毎日寝る前にむくみ対策の足マッサージをしました。妊娠後期は切迫気味だったため、足と二の腕のマッサージのみにしました。正期産1日数回、スクワットと股関節、肩のストレッチ、足マッサージ、息をゆっくり吐く練習も行いました。・足浴を冷え・むくみ対策として7か月頃からやりました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日サンワダイレクトはこのほど、足をつるしてむくみを防止できる「折りたたみフットレスト」(1,833円・税別)を通販サイト「サンワダイレクト」で発売した。飛行機や新幹線などでは足を伸ばせないことも多い。また、長時間座ったままでいると、足の疲れやむくみ、エコノミー症候群も心配になるほか、靴の上に足を解放させると靴がつぶれてしまうこともある。同商品は、ランチテーブルなどに引っ掛けることで、ハンモックのように足をつるすことができるフットレスト。足をつるすとリラックスした姿勢を保つことができ、足のむくみ予防にもなるという。足を支える面は型くずれを防ぐよう5枚のプレートでできており、長時間の移動でも快適に使用できる。ベルト内蔵で約450~900mmの間で調整可能。設置する場所に合わせて足の位置を好みの高さに調整できる。未使用時にはコンパクトに折りたたみ可能。折りたたんで収納できる本体カラーと同色の専用袋も付属している。重量は専用収納袋込で約100gと軽いため、旅行時でも気軽に持参できる。素材は表面が肌触りのよいナイロン素材、裏面は優しい触り心地の起毛素材を採用した。表裏どちらでも使用可能。カラーはブラック、ブルー、ピンクの3色展開。サンワダイレクト(本店・楽天市場店・Yahoo! ショッピング店・auショッピングモール店・DeNAショッピング・Amazonマーケットプレイス店)で販売している。
2016年02月29日女性に多い悩みの一つ、足のむくみ。冬場は特にむくみやすい季節ですが、デスクワークや立ち仕事では仕方が無いと諦める前に、食生活を見直してみませんか?■そもそも「むくみ」って何?重力に逆らって二足歩行する人間にとっては、必然ともいえる足のむくみ。血管・リンパ管と組織との間で血液や水分のやりとりがうまくいかないと、組織中に水分がたまり、むくみの原因となります。足の皮膚の下に水分がたまってむくみが進むと、外側に膨張して足が太くなっていくわけです。皮膚が硬ければ、筋肉のポンプ作用が有効に働いて下半身の血液を含む水分を上方へ流すことができるのですが、女性は男性と比べて皮膚が柔らかいため、むくみやすいのです。■まずやめたい、塩分の取り過ぎ塩分を多く含むものを食べると、喉が渇きます。体内のナトリウム(塩分の主成分)の濃度を下げようとする調節機能が働き、体が水分を取りこもうとするため。塩分を多く取れば取るほど、この働きによって水分が排泄(はいせつ)されにくくなり体内に水分がたまって、むくみへとつながります。塩分が多くなりがちな外食や加工食品を多く利用する人は特に注意しましょう。ただし、塩分が少なすぎてもミネラルバランスが悪くなり、逆にむくみが生じやすくなる場合もあります。塩分をやみくもに制限するのではなく、取り過ぎないようにすることが大切です。■「カリウム」と「水分」の不足はむくみの大敵カリウムは、ナトリウムの排泄(はいせつ)を促して、体内の水分量を一定に保とうとします。塩分を過剰摂取しがちな現代の食生活では、カリウムの豊富な食材を積極的に取りたいもの。例えば、サツマイモなどのいも類、大豆をはじめとした豆類や豆腐などの大豆製品、バナナ、アボカド、ほうれん草、干し柿、ウリ科の野菜などです。特に、きゅうりやとうがんなどのウリ科の野菜はカリウムを豊富に含むので、むくみ予防にはおすすめ。また、水分不足もむくみの大敵。「むくむから」と水分の摂取を控えるのは逆効果。水分が不足すると脱水症状を起こし、水を体にため込もうとして尿量を減らすホルモンが分泌され、余計にむくみやすくなるからです。ただし、腎機能が低下している場合などは摂取すべき水分量が通常と異なることもあるため、かかりつけの医師に相談しましょう。■運動、睡眠、ストレスなどの生活習慣も影響むくみには、食生活以外の生活習慣も関わっています。例えば、むくみの大敵「冷え」。夏でも冷たいものはひかえるなど、冷えないようにする工夫は必要です。また、適度に運動して血行を良くして汗をかく、適切な睡眠時間を確保する、ストレスをため込まない、といったことも、むくみの改善につながります。食生活を見直すとともに生活習慣も改善して、気になるむくみを解消していきましょう。
2016年02月20日日々の疲れや体の悩みってなかなか改善できないですよね??むくみ・便秘・冷え性・肌荒れ・・・これらを改善できるのが「酵素風呂」酵素風呂とは、このような発酵した米ぬかやおがくずの中に体全体を入れて、発酵熱によって身体を芯から温めるお風呂です。出典:酵素浴えん公式Instagramより酵素風呂は、たった15分寝ているだけで、有酸素運動を2時間ほどしたのと同じ効果があるといわれています!まず、酵素風呂に入浴すると、今まで経験したことのなかったような発汗があります。その汗の量は岩盤浴の約3倍!そして、入浴後すぐに実感するのが、お肌がつるつるになることです♪肌は発酵でできた酵素に直接触れるので、全身つるつるになります。また、美白効果もあるのでお肌が白くなりますよ。出典:酵素浴えん公式Instagramより酵素風呂に入ると肌表面の血行が良くなり、新陳代謝が活性化されるので、体内の老廃物を排出するデトックス効果や体質改善効果が期待できます♪ダイエット、むくみにも最適ですね。血流が良くなることによって、肩こり、腰痛にも効果的で、終わった後は体がとても軽くなります。出典:エンザイム・スパパしアナ公式サイトより酵素風呂はさまざまな良い効果を持っていますが、薬のような副作用はないので安心です♪入浴中は、顔が外に出ているので息苦しさもありません。続けて通うことで、免疫力を自然に高めることができるので、病気になりにくい体に!身体も温まって、リラックス効果があるので夜はぐっすり眠ることができます。不規則な生活、日々のストレス、運動不足、ダイエット中な方に是非、酵素風呂がオススメです。気軽に通えるので1度試してみてくださいね♪出典:酵素風呂クローバー公式facebookより
2016年01月30日寒い季節、家の中でも冷えを感じている方は多いのでは? 女性は男性に比べて筋肉量も少ないため熱産生が少なく、血行が悪くなる傾向にもあり、冷えに悩まされることもしばしば。その上、ホルモンバランスの周期的な変化やストレスなどが原因で自律神経に支障をきたすことで、余計に冷えを招くことも。「冷えは万病のもと」とも言いますが、たしかにコリやむくみの原因となったりもするのでなるべく改善していきたいですね。冷えの改善というと、食事や運動が大事になってきますが、それに加えて精油の力も借りてみてはいかがでしょうか?体を温める精油5選冷え改善におすすめの精油について、期待できる効果と精油の禁忌をご紹介します。・ブラックペッパー(香り)コショウの美味しそうでスパイシーな香り(効果)血液循環促進、消化促進(禁忌)※皮膚刺激を起こすことあり・ジンジャー(香り)ショウガのピリッとした温かみのある香り(効果)血液循環促進、発汗(禁忌)※高濃度で皮膚刺激を起こすことあり・ジュニパーベリー(香り)お酒のジンの香り(効果)利尿、発汗、老廃物の排出を促す(禁忌)※妊娠中・授乳中の方、腎臓疾患のある方は使用に注意・スイートマジョラム(香り)甘さのなかにすっとした香り(効果)血液循環促進、筋緊張緩和、加温(禁忌)※妊娠中の使用に注意・ローズマリーシネオール(香り)透明感のあるすっきりとした香り(効果)血液循環促進,筋緊張緩和(禁忌)※乳幼児、妊婦、高血圧症やてんかんの方は使用に注意ブレンドして使う場合は、以下の精油と合わせるのがおすすめです。・オレンジスイート:明るい気持ちになる/ブレンドすることによって香りがまとまる・ラベンダー:リラックスできる精油で体を温めるには?精油の力を借りて体を温めるには、以下の方法で精油を活用してみるとよいでしょう。・アロマバス天然塩大さじ1に精油を3滴垂らしてバスソルトを作り、お湯によく溶かして入浴する。・手浴・足浴上記と同じ分量で作ったバスソルトの半量を洗面器や湯桶に入れたお湯によく溶かし、部分浴をする。部分浴をしながらマッサージをすると、より効果的です。<注意>上記のレシピは通常よりも低濃度で記載していますが、場合によっては皮膚刺激を感じることがあるかもしれません。異常を感じた場合はすぐに使用を中止してください。ヨーロッパでは精油を扱う専門医がいるほどです。効果や禁忌を正しく理解して、快適にアロマセラピーを楽しんでくださいね。(中山真澄)
2016年01月16日食べて飲んで寝て。のんびり過ごした年末年始が終わると、「顔がむくんでる・・・・・・?」なんて気づく方も多いのではないでしょうか。むくみを放置すると老廃物や毒素が詰まり、顔が一回りも二回りも大きく見えてしまうことも・・・・・・。そこで今回は、むくみを解消してくれるお茶をピックアップしました。■どくだみ茶どくだみ茶は、昔から優れた薬草として重宝されてきた“どくだみ”を煎じたお茶です。どくだみ茶は老廃物を排出してくれるデトックス茶としても有名で、どくだみに含まれるフラボノイドの一種クエルセチンやカリウムによる利尿作用が、むくみを解消に一役買ってくれるのです。味に少し癖があるものの、ノンカフェインで飲む時間を選ばず、美肌や抗酸化、デトックスなど、女性のキレイをサポートしてくれる成分が含まれているものも魅力のひとつです。■コーン茶日本で認知度が上がってきたのは最近のことですが、韓国では昔から親しまれてきたお茶です。コーン茶はトウモロコシの実を炒って出来たお茶と、トウモロコシのひげを煎じたお茶があり、どちらのお茶にもデトックス効果があると言われています。トウモロコシの実から出来たコーン茶は甘く香ばしい香りが特徴で、鉄分やカリウムなどを豊富に含んでいます。一方、トウモロコシのひげから出来たコーン茶は少し癖がありますが、こちらの方がむくみ解消効果に優れています。どちらが好みか、一度飲み比べてみるといいかもしれませんね。■明日葉茶強い生命力を持つと言われる明日葉は、今スムージ―やサプリメントにも多く用いられている人気の植物です。その明日葉から出来た明日葉茶には、カルコンという明日葉にしか含まれない成分が含まれています。カルコンは、むくみ解消だけでなく、脂肪燃焼にもアプローチしてくれる成分と言われています。セルライトの予防・解消にも効果があると言われているので、年末年始に食べ過ぎてしまった方は、明日葉茶を取り入れてみてくださいね。■ハトムギ茶お米に混ぜて炊いたり、化粧品にも用いられたりしているハトムギも、むくみ解消に最適です。ハトムギの殻を除いて乾燥したもののことをヨクイニンと呼び、このヨクイニンには体の余分な水分を排出する働きがあります。むくみは体の中の塩分濃度を下げようと、水分を溜め混むことによって引き起こされます。このヨクイニンから作られたハトムギ茶は、この身体の中に溜まった水分にアプローチしてくれるのです。■プーアル茶ダイエット中飲むお茶として、プーアル茶も有名ですよね。プーアル茶は、中国茶の一種でポリフェノールによる利尿作用の強いお茶です。また、脂肪燃焼を助けてくれたり、脂肪の吸収を抑えてくれたりする作用があると言われているため、代謝アップも期待できます。代謝が上がるということは、体内水分の巡りが良くなり、むくみにくい身体を作っていくことにも繋がります。■おわりにどんなにむくみに良いとされていお茶でも、口に合わなければ長続きしません。コンビニのペットボトルで購入できるものもありますので、まずは味を試してからお気に入りのお茶を見つけてくださいね。(大野えりか/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年01月15日冷えやむくみがとくに気になる冬におすすめのドリンクが“小豆茶”です。市販されているものもありますが、自宅で簡単に作ることもできるのです。小豆茶とは小豆を茹でこぼしたときの煮汁のこと。でも、毎回小豆を煮るのは大変ですよね。そんなときに知っておきたいのが魔法瓶を利用した小豆茶の作り方です。大さじ3杯の小豆と熱湯適量を魔法瓶に入れ、30分置いたあと、いったん湯を捨て小豆を取り出します。これにより、アクや苦味を取り除きます。取り出した小豆を再度魔法瓶に戻し、800ミリリットル程度の熱湯を注いで3時間経ったら完成です。小豆とお湯を分け、小豆の栄養成分が溶け出たそのお湯を数回に分けて1日で飲みきりましょう。また、柔らかくなった小豆はお米と一緒に炊いたり、サラダやヨーグルトに入れて食べてもおいしくいただけますよ。ほんのりと甘さを感じる小豆茶は、血流を良くするサポニンや、デトックス効果が高くむくみに効果的なカリウム、疲労回復や美肌が期待できるビタミンB群が含まれ、さらにノンカフェインとういう女性にとってうれしいことばかりです。ほかにもダイエット、便秘解消、貧血、二日酔い、疲れ目などにも効果が期待できるようです。つくり置きができないため、こまめに作ることが必須となりますが、魔法瓶を使った簡単な方法だと続けられるのではないでしょうか?はじめは慣れない味に抵抗があるかもしれませんが、ほんのりとした甘さに癒しを感じ、さらに、身体がポカポカとして、元気になることが実感できるはずです。ぜひ取り入れてみて!
2015年12月06日朝起きて鏡を見たら「大変!顔がパンパン!」そんな時ってありますよね?朝のスキンケアタイムを利用して、むくみを取るマッサージを教えます。メイクのコツ・ポイントコットンにたっぷり化粧水を付ける。顔全体に化粧水を付ける。保湿クリームを多めに手に取って、半分の量を顔全体に馴染ませる。残っているクリームを馴染ませながらマッサージをする。目の周りは骨に沿って軽く押さえるようにしてこめかみでプッシュ。おでこは指の関節を使ってこめかみに流すように!こめかみを触ったときに、ぷにぷにしている人はむくんでいる証拠!マッサージしてしっかりリンパに流すようにしてね!このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年11月26日朝起きて「大変!顔がむくんでる」「むくみで瞼が重たい!」そんな風に慌てることってありますよね?それ、目頭と目尻のみに濃いシャドウを入れるだけで、こんなにくっきりすっきりするんです。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年11月06日9種の生薬で巡りを促進カイゲンファーマ株式会社は、飲む足のむくみ改善薬「ムクトレール」(第2類医薬品)を、2015年10月1日(木)より全国の薬局・薬店にて、発売する。「ムクトレール」は、ビンロウジ(檳榔子)を主薬とする9種類の生薬で出来た、漢方処方「九味檳榔湯(くみびんろうとう)」で、1日2回服用する錠剤タイプの飲んで足のむくみを改善する薬だ。製品名:ムクトレールカテゴリー:第2類医薬品剤形:錠剤包装:瓶入内容量:120錠(15日分)/240錠(30日分)希望小売価格:120錠2,400円/240錠4,000円(税抜き)(プレスリリースより引用)体質改善でむくみを解消2014年8月における同社の調査によると、20~40代女性の約半数がこの1年間で足のむくみを経験している。不快でつらいむくみに対し、さまざまな「むくみ対策」が行われているものの、その8割以上の人が「現状のむくみ対策には満足していない」状況である。さらに、9割以上の人は、「新しい対処法があれば試したい」、「むくみを取るには体質改善が必要」と回答していることが明らかになった。そこで同社は、9種の生薬が体の巡りを促し、水分代謝を整えることで、足のむくみを改善する。ずっと我慢していた継続的な足のむくみに効果を発揮する漢方薬を開発。同商品の発売を通じて、「足のだるさや重さを感じる」、「くつ下の跡が残る」、「足が太く見える」、「パンパンにむくんで靴が履けない」などの、つらい足のむくみに悩む人に向け、足のむくみ改善について新提案していく。(画像はプレスリリースより)【参考】・カイゲンファーム株式会社プレスリリース
2015年09月08日以前から、不思議に思っていたことがありました。それは夏の「むくみ」について。夏になると、朝起きたら顔や手足がむくんでいることが多く、ずっとエアコンによる「冷え」やビールなど冷たいものを摂りすぎるせいだと思っていました。ところが近年、登山にハマるようになり、山で大量の汗をかいて、温泉にも入って、気持ちよーくビールを飲んで帰ってくると、翌朝のむくみが普段にも増してハンパないのです。「ええ? あれほど運動して代謝も上げて、体中の水分絞り出してるのに? ビール(たったの中ジョッキ2~3杯程度)がいけないのか?」と首を傾げていたのでした。ある山旅の途中、そんな疑問を医療関係に従事する友人(これで3度目の登場。筆者にとってもはや主治医的な存在)に話したところ、驚くような答えが。「それは脱水のせいで、かえって体が水を溜め込もうとしてるからやわ。ビールいっぱい飲んでも、あんまりトイレ行きたくならへんやろ? 脱水になると、抗利尿ホルモンが異常に出て2日くらいはずっと体が水を溜め込むねん。でも毒素も排出されんで体中駆け巡っとるちゅうこと。もっとこまめに、多めに水飲まんとあかんね。あ、ビール以外のね」これは目からウロコの回答でした。彼女の指摘の通り、山を降りて2日間ほどは何を飲んでもあまりトイレを催さないのですが、3日目から急に頻繁にトイレに駆け込む、というパターンだったのです。それが「抗利尿ホルモン」の作用だったわけですね。一見、利尿作用の高いビールが効きそうに思えますが、アルコールの分解などで体内の脱水を進めてしまうので逆効果だそう。思えば、手足に冷えなど一切感じず、平地にいても大汗かき、毎日お風呂で半身浴の筆者が夏場のむくみに悩んでいたのは、慢性的な脱水のせいだったのかも知れません。「水分不足」がかえって「水を溜め込む」性質を呼び、「むくみ」の原因となっていたのです。以来、登山中は歩きながら手軽に水を飲めるハイドレーションシステムを導入し、平地では「のどが渇かなくても」こまめに水分補給。ビールの量は変わっていませんが(笑)、むくみはマシになってきているのを実感しています。もし、私と同じように「体動かしてるのに」「汗かいているのに」「余計な水分摂っていないのに」夏はむくみが出て気になる、という方がいたら、潜在的な脱水状態のせいかもしれません。平均的な人で、1日に必要な水の摂取量は約1.3リットルといわれます(食事に含まれる水分は含まず)。これだけの量は、意識しないとなかなか摂れないはず。「冷たいものをイッキ飲み」では胃腸に負担ですし、常温の水だけをひたすら飲み続けるのもつらくなりそう。好みに合ったいろんな種類のものを用意しておいて、ちょいちょい飲むようにするのがおすすめですよ。あ、アルコール以外で!
2015年08月01日汗をかいて体内の熱を発散させる夏。熱中症対策のためにも水分を多く摂る人が多いでしょう。でも、クーラーのきいた部屋にいると、自律神経のバランスが悪くなって、むくみやすくなります。なんとなくだるい、むくみが気になる……そんなときは、カリウムのたくさん入ったものを食べて、水分の排出を促しましょう。・アボカド&鶏ささみ100gにつき、アボカドには720mg、鶏のささみには420mgカリウムが含まれています。この2つを合わせて和え物にしましょう。アボカドは皮をむき、種を抜いて、食べやすい大きさに切ります。鶏のささみは酒蒸しにして割いておきます。2つをマヨネーズとめんつゆで和えればできあがり。サンドイッチの具にしたり、レタスの上に乗せて食べたり、バリエーションが楽しめます。・フルーツカクテルスイカやナシなど、夏においしいフルーツには、比較的カリウムが多く含まれています。なかでも南国が原産のバナナ、メロン、キウイはカリウムの含有量が豊富で、それぞれ100g当たり、360mg、350mg、290mgです。そのまま食べるよりも、ヨーグルトで和えたフルーツカクテルにしたほうが、ヨーグルトからも100g当たり170mgカリウムを吸収することができます。プレーンヨーグルトに、砂糖をほんの少しだけ加えて作りましょう。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書によると、大人女子が摂りたい1日のカリウムは2000mg。栄養バランスを考えながら、上手にカリウムを食生活に取り入れて、夏のむくみを解消しましょう。
2015年07月31日露出が多くなるこれからの季節、気になるのが脚のむくみ。パンパンにむくんだ脚では、ミニスカートやショートパンツなどのファッションを楽しめませんよね。寝ている間にむくみを解消して、夏のおしゃれを楽しみましょう!脚がむくむ原因って?脚がむくんでしまうのは、血液やリンパ液などの流れが悪くなり、脚に溜まってしまうことが大きな原因。脚は最も心臓から遠い位置にあり、また重力の関係でどうしても水分が溜まりやすくなってしまうのです。立ち仕事の人に限らず、デスクワークでも同じ姿勢を続けていると、細胞のすき間などに水分が溜まってむくみが発生します。疲れているときや睡眠不足の状態でも、血液を循環させる心臓の働きが低下することでむくみやすくなります。また、脚の筋力低下でもむくみやすい体質になってしまうので注意しましょう。寝ている間にできる!簡単むくみ解消法脚のむくみを簡単に改善できる方法のひとつが、脚を高くあげて寝ることです。枕やクッションなどに脚をのせ、位置を高くすることで、下半身の血液を心臓まで届きやすいようにします。ただし、高くあげすぎると脚の静脈が圧迫され、血液の流れが低下してしまうので、10~15cm程度の高さに調整しましょう。むくみ解消にオススメのアイテム脚のむくみを解消するアイテムも、上手に利用してみましょう。最近注目されているのが、ヴェレダの『ホワイトバーチ ボディシェイプオイル』。リンパの流れや血行促進を促す、白樺エキスを配合したオイルです。肌につけてやさしくマッサージすることで、余分な水分や老廃物を排泄することができます。寝る前に使用すれば、翌朝脚のコンディションが変わってくるはず。むくみ解消の定番人気商品といえば、着圧ソックスの『メディキュット』。脚に適度な圧力をかけ続けることで、リンパの流れや血行促進を促し、むくみを防いでくれます。就寝時に着用すれば、寝ている間にケアできるので魅力的ですよね。厄介なむくみは溜めこまず、その日のうちにとってしまうことも大切です。脚のむくみが気になったら、寝ている間にしっかりケアし、翌朝はスッキリ脚でおしゃれを楽しみましょう。
2015年07月29日「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」はこのほど、新コンテンツ「低気圧の日は『春むくみ』にご用心! 足&顔のむくみを解消するコツとは? 」を同研究会が運営するサイト「ウェルラボ」にて公開した。同コンテンツは、東京有明医療大学の川嶋 朗教授が監修している。むくみとは、血管の外側の細胞間に余分な水分がたまった状態のことを指し、気圧とも密接な関係があるとのこと。雨の日に身体がだるいと感じるのは、人間の身体は気圧が低いときに、だるさや倦怠(けんたい)感を抱きやすくなるためだという。さらに春は、「三寒四温」(寒い日が3日ほど続いた後に4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように、7日周期で寒暖が繰り返される現象のこと)といわれ、低気圧と高気圧が繰り返し訪れる寒暖差が激しい季節とのこと。この寒さと暖かさの繰り返しが自律神経の乱れを引き起こし、血流が滞ってむくみにつながるとしている。「特に雨や曇りの日は気圧が下がり、むくみの症状を感じやすいので、むくむ前の対策を心がけましょう。また、薄着になる機会が増える春は、むくみの原因となる冷えにも注意が必要です」と川嶋教授。○むくみ予防に"温め"ケア同コンテンツでは、"春むくみ"の対策として「むくむ前の予防ケア」と「むくんだ後の応急ケア」を紹介している。まず足のむくみ予防には、太ももを温熱シートや湯たんぽで温めるのが効果的とのこと。大きな筋肉がある太ももには多くの血管が通っているため、温めることで全身の体温が上がり、腎臓の血流が促進され、余分な水分が出ていきやすくなるという。次に顔のむくみ予防としては、レンジで温めたタオルや蒸気(スチーム)を含んだアイテムを顔にあてるのが良いとのこと。乾いた熱よりも熱が深く広く伝わるため、血流が促進されるという。特に、むくみやすい目のまわりに有効としている。また、入浴はシャワーだけでなく、38~40度程度のぬるめの湯に10~20分間つかると、湯の水圧でむくみが改善するという。さらに効果を高めたい人には、炭酸入り入浴剤の活用を勧めている。花王と武庫川女子大学の研究では、炭酸は血管を拡張して血流を促進するため、むくみ改善効果が期待できると報告されている。同研究では、さら湯と人工炭酸泉を40度に設定し、それぞれ5分間入浴した後で利き足の足首まわりの長さ(むくみの程度を示す)を測って比較した。その結果、さら湯入浴でも足のむくみは改善したが、炭酸入浴だとより効果が高いことが明らかになったとしている。なお、これらの予防法は、むくんだ後のケアとしても有効とのこと。○生活習慣を変えることも予防にさらに、次の3つの生活習慣を変えることも予防ケアになるとのこと。まず足を意識して上げ、もみ出して伸ばすこと。そうすることにより、重力の影響で下半身にたまった血液を心臓まで押し戻すことができ、むくみ防止になるという。また、川嶋教授は「朝に靴下やストッキングを履く時に、寝転がり、仰向けになって足を上げた状態で履くことで、その日1日のむくみが軽減されます」と提案している。次に、塩分摂取量を減らすことをポイントとしている。日本人の塩分摂取量は1日11~12gが目安といわれるのに対し、むくみ対策には10g以下が理想的とのこと。「ラーメンのスープは飲まないなど、まずは手軽にできることから始めましょう」と川嶋教授。そして3つ目は、長時間同じ姿勢でいることを避けること。座ったままでいると血流が滞るため、1時間に1回は立ち上がって歩くことを推奨している。また、雑誌などを丸めて足元で転がすのも効果的とのこと。○足のむくみに効くツボは?応急ケアとしては、むくみに効くとされるツボ押しとマッサージを紹介している。アキレスけんには、腎経(腎臓を巡っている経路)を活性化させるツボがあるとのこと。そのツボを伸ばすようにして軽くもむと、余分な水分が排出されてむくみが解消されるという。このほか、腎経・肝経・脾(ひ)経につながっている「三陰交(さんいんこう)」や、腎経に作用するとされる「湧水(ゆうせん)」といったツボを押すなどしても効果的とのこと。一方、顔がむくんでしまった場合は、耳を上・横・下にそれぞれ引っ張ることで首から上の血行が良くなるという。また、眉の上を軽く押さえて上へ少し上げると、目がすっきりするとしている。
2015年03月20日寝起きの顔は誰でもむくんでいるもの。むくみんだままメイクしてもいまいち化粧ノリも良くないし、なによりむくみ・・・つまり血行不良を放っておくのは絶対NG!!気がついたときに、むくみを取るのを習慣づけましょう。メイクのコツ・ポイント首上から鎖骨に向かってプッシュ。耳下のくぼみをプッシュ。カッサのくぼみ部分で顎先から耳下に向かってプッシュ。頬骨下にカッサを垂直に当ててプッシュ。カーブの面で内側から外側に流す。首上から下まで優しく流す。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年03月09日お酒を飲み過ぎた翌朝や、泣きはらした後などに顔のむくみが気になったことはありませんか? その反対に、フェイシャルマッサージなどを行った後に「顔がやせた!」と驚いたことのある人もいるのではないでしょうか。一見やせたように感じられるかもしれませんが、そんなに簡単に脂肪は落ちません。実は、そうした顔の変化をもたらした原因は「むくみ」なのです。中でも顔の血行が悪くなり、リンパの流れが滞留すると、老廃物や不要な水分がたまって腫れたようになるのが「顔むくみ」です。寒い季節は、特にむくみ対策が必要です。■3つのポイントを押さえて、「顔むくみ」を対策! 顔むくみを改善するには、リンパの流れを良くするためにリンパマッサージをするのが最適です。効率よくリンパマッサージをするには、大きく3つのポイントがあります。そのポイントとは、(1)圧(2)場所(3)水分の3つ。それぞれ順に詳しく説明していきましょう。<顔のむくみ対策ポイント(1)圧=ちから加減>「リンパマッサージをする際、力を入れ過ぎてしまう」という人も多いのでは? しかし、リンパは敏感な部位のため、実は力の入れ過ぎはNG。リンパが流れているのは皮膚のすぐ下です。やさしくなでる・さするようなちから加減で行わないと、うまく流れてくれません。指を滑りやすくするためにミルク(乳液)やクリームなどを活用して、やさしくなでるようにマッサージをしましょう。<顔のむくみ対策ポイント(2)マッサージをする場所はリンパ節>リンパ節とはリンパの最終出口にあたる場所で、血管とつながっている、いわばターミナルのような場所。身体中のリンパ(老廃物)は、そのほとんどがリンパ節に集まった後、静脈に流れていきます。編み目状に張り巡られたリンパが集まるターミナルであるリンパ節は詰まりやすく、マッサージをして交通整理をしてあげる必要があります。<顔のむくみ対策ポイント(3)リンパマッサージの効果を高める水分補給>マッサージする前後に水分補給することでリンパ液の濃度を薄め、老廃物を流れやすくする効果があります。こまめな水分補給を心がけましょう。■3ステップで完了! 手軽に顔むくみ対策ができるリンパマッサージの方法<ステップ1:顔むくみに関係するリンパ節の場所を確認>・耳下腺(耳の下あたり)・鎖骨のくぼみ周辺上記の場所には、顔のむくみに関係するリンパ節があります。軽く触ってみてごりごりした感触があれば、リンパの流れが滞っている証拠です。<ステップ2:鎖骨のリンパ節をひらく>鎖骨周辺にあるリンパ節を軽くなでるようにほぐして、リンパの流れを整えていきましょう。数回なでて、鎖骨がくっきり浮き上がってくれば、リンパ節の詰まりが解消された合図です。<ステップ3:やさしく流す>写真のように手をVの形にしてマッサージをします。まずは親指を使って、あご先→耳下(耳下腺)へ。その後、親指以外の4本の指を真っすぐにそろえて、耳下腺→鎖骨へ流すようにやさしくさすります。これを何度か繰り返すことで、リンパ節の詰まりが解消され、むくみが改善されていきます。私の場合は、毎日のスキンケアの際、ミルク(乳液)をつける時に、このリンパマッサージを行っています。わざわざマッサージの機会を設けるよりも、毎日少しずつ積み重ねていくのが美肌になるための秘訣です。乳液を肌に浸透させ、もっちりさせる効果もありますので、ぜひ試してみてください。
2015年02月24日「むくみがとれない……」「最近、疲れやすくなった気がする」「肌荒れが治らないし、イライラしちゃう!」なんてお悩みの女性もいるのでは?それは体内に溜まった毒素のせいかもしれません。冬は、夏に比べて動くのがおっくうになったり、汗をかかなくなったりなど、毒素がたまりやすくする季節。デトックスしてスッキリさせましょう!■デトックスするとこんなにいいことがある・肌の再生力が高まり美肌に・頭がすっきり気分が安定!・健康的にダイエットできる・腸がキレイになって免疫力もUP!・冷え性やコリを根本から改善できるなどなどいいことがたくさん!それでは、デトックスの基本テクを3つご紹介します。■食べ物でデトックスやはりデトックスには、毎日の食事が一番大切。デトックス食材をたくさん食べて、毒素を排出しましょう。1体内毒素を取り込んで封じ込めてくれる硫化アリル・メチオニン・シスチン【たまねぎ、ねぎ、しょうが、豚肉卵、雑穀類】21の働きを助ける亜鉛・セレン【ほうれん草、アーモンド、玄米、トマト、ブロッコリー、貝類】3それらの排出を促す食物繊維【こんぶ、わかめ、玄米、こんにゃく、いも類】■呼吸でデトックス深い深呼吸で体を内側からマッサージし、毒素排出します。また、お腹に力を入れて呼吸することで、インナーマッスルを鍛えることにもつながります。毒素排出しながら、メリハリボディもGETできちゃうというわけです。★デトックス呼吸法1まず息を吐ききって、息をとめます。それから鼻でゆっくり吸い込みましょう。このとき首や肩、お腹など全体に力を入れ、わざと緊張状態をつくります2吸いきったらまた息をとめ、体の力を抜きながら口をすぼめて長く息を吐いていきます。毒素も一緒に吐いているのをイメージしながら行いましょう。■お風呂でデトックス汗腺やリンパの流れを促して毒素を排出しましょう。体温よりもちょっと温かい温度にして、みぞおちまでお湯に浸かる半身浴がおすすめ。約20分で体が芯から温まりじんわりと汗をかくのを感じるはず。体を洗うときも、足先から上にむかって洗うようにします。お腹は時計回りで、腕、バスト、首の順で洗っていきましょう。リンパの流れがUPして毒素排出がどんどん促されます。■おわりにこれらのポイントをおさえてデトックス体質に!ボディも心もスッキリさせてくださいね。
2015年01月14日顔のたるみケアどうしている?ドクターシーラボが実施した役立つ調査結果!株式会社ドクターシーラボは『むくみによる、顔のたるみケア』に関連する調査を実施した。調査方法はウェブアンケート方式で、女性315名が調査の対象となった。(調査結果の詳細は、添付資料を参考のこと)最初の質問『冬の時期に、むくみを感じるか?』について【とても感じる】と【まあまあ感じる】をあわせると、全体の47%がむくみを感じている。また『顔のたるみについて気になるか?』に対して、67%以上の人は【気になる】と回答した。続いてバスタイムに『顔のたるみ対策で実施しているケアは?』(複数回答可)について、もっとも多い回答が【ケアはしていない】だった。また何らかのケアをしている人では、【たるみケアのマッサージ】が最多である。湯上がりの後、保湿ケアをするタイミングは?さらに『湯上がり後、保湿ケアを実施するタイミングは?』とたずねたところ、顔について【湯上がりの後、保湿のケアをすぐ実施している】と答える人は、全体の63%を超えている。そして以下【汗が引いた後、保湿のケアを早めに実施している】【乾燥は気にするが、一息ついてから保湿ケアを実施している】【就寝までは実施しない】という順位結果となった。一方で【保湿のケアはしていない】という人も5%ほどいた。特に気温が下がる冬シーズンのむくみは、血行不良がおもな要因という。このような同社の調査結果やアドバイスを参考にして、あったかいバスタイムを、むくみケア対策の為に有効に活用してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ドクターシーラボ プレスリリース(ドリームニュース)・株式会社ドクターシーラボ
2015年01月11日ダイエットをしてもなかなかスリムにならないフェイスライン。その原因は、もしかしたら“むくみ”にあるかもしれません。むくみを解消したい時に注目すべきは塩分です。塩分を多く摂りすぎると体内のナトリウム濃度が上昇し、それをおさえようとして体が水分をため込みやすくなってしまうんだとか。普段気をつけているつもりでも、知らず知らずのうちに塩分を摂りすぎていることもあります。日頃のちょっとした意識づけで、塩分を摂りすぎない食生活を習慣づけておきたいですね。■ドレッシングはかけずに“つける”ダイエットや健康のために、積極的にサラダを食べるようにしている人は多いはず。でも、サラダにかけるドレッシングはどうしていますか?「ノンオイルドレッシングを選んでいるから大丈夫」という人も要注意。実はノンオイルドレッシングはカロリーこそ低いものの、意外と多くの塩分が含まれているのです。「ノンオイルだから」と安心してかけすぎると、それだけで1日の塩分摂取量をオーバーしてしまう、なんてことにもなりかねません。サラダのドレッシングは“かける”のではなく、小皿にとって“つける”ようにしましょう。料理のソースも同じ。それだけで、ついドバドバとかけすぎるのを防ぎ、塩分の量をおさえることができます。■酸味や薬味を活用する料理を作るときや食べるときに、つい多く使用してしまいがちなのが醤油。ヘルシーといわれる和食にも欠かせない調味料の一つですが、醤油にも意外と多くの塩分が。食事の際には、塩分よりもできるだけ酸味や薬味を活用するように心がけましょう。たとえば、こしょうやハーブ類、スパイス類。また、わさびや生姜、唐辛子といった薬味や、お酢やレモンなどの酸味。これらを上手に使うことで、普段多く摂りがちな塩分の量を減らすことができます。■漬物や加工食品に注意!スナック菓子やインスタント食品には塩分が多く含まれるため、なるべく避けるようにしている人も多いかもしれません。でも、意外と見落としがちなのが漬物や加工食品。飲み会の席などでついたくさん食べてしまう漬物や、練り物、ハムやソーセージなどの加工食品には塩分が多く含まれています。塩分コントロールのためにはできるだけ避けた方がいいといえますが、「それでもハムやソーセージが食べたい」というときは、一度ゆでると塩分や油分の量を少なくすることができますよ。■塩分を排出しやすくする食生活をむくみにくい体を作るためには、塩分摂取量をおさえるだけでなく、摂った塩分を排出しやすくする食生活を心がけましょう。体内にたまったナトリウムを排出しやすくするといわれているのはカリウムです。カリウムを多く含むのは、バナナや柿、キウイなどのフルーツや、ナッツ、海藻類。そのほかキノコ類もおすすめです。カリウムとともに食物繊維を豊富に含む食品も多く、日頃から積極的に摂るようにしたいですね。成人女性の塩分摂取量の目安は、1日に7.5g未満とされています。でも現実には、日本人女性の1日の塩分摂取量は平均で10~11gほどなんだとか。顔のむくみを解消してスッキリ小顔になりたい! という人は、普段の食生活が塩分過多になっていないか見直してみてはいかがでしょうか。
2014年11月01日急に肌寒くなってきたとはいえ、日中は汗をかく日も少なくないこの時期。夏のような水分摂取をしつつも、夜は冷えるというこの季節の変わり目は、実はむくみが起こりやすい時期なのだ。冬のようにブーツを履くことがない分、気づかない人もいるかもしれないが、特に女性はむくみが起きているケースが多い。○体内の水分バランスと夜間の冷えが原因むくみというと「冷える冬場のもの」という認識があるかもしれないが、実は夏場から秋にかけてもむくみやすいと言われている。その理由の一つとして、水分の過剰摂取が考えられる。暑い夏は脱水症状や熱中症を予防するためにたくさんの水分を摂取するが、暑さで汗をかいたときは、水分といっしょに塩分(ナトリウム)が排出される。ナトリウムは体に水分をため込みむくみの原因と言われており、水分と一緒にナトリウムを適量摂取することで、体内の浸透圧を正常にしてむくみを防ぐことになる。発汗でナトリウムが減って体内の電解質のバランスが崩れ、さらに水分を多く摂(と)るため、夏はむくんでしまうのだが、季節は秋に変わってもまだ発汗しやすい上、夏の水分摂取の癖が残ってしまいがち。そのため、この時期は体内バランスが崩れやすく、むくんでしまうことが多いというわけだ。さらに、朝晩は気温が下がることが多く、手足が冷えやすくなる。冷えは血行を悪くし、それによって手足がむくみやすくなることもある。○むくみは他の病気のサインかもむくみは病気ではなく、症状を示す言葉。季節的なものの場合もあるが、病気が隠れているケースも少なくない。「いつもむくむ」「前と違うような感じにむくむ」「手足以外がむくむ」「左右違った大きさでむくむ」など、通常のむくみとは違った症状が出た場合は、腎機能や循環器系、甲状腺系のトラブルが隠れているかもしれない。内科や血管外科で診てもらったほうがいいだろう。「私はむくみやすい体質だから」と、むくみを放置しておくのはよくない。自分でできるケアで、むくみにくい生活を心がけるようにしよう。対策1 筋力アップでむくみ解消男性と比べて女性がむくみやすいのは、筋力が男性よりも少ないからと言われている。だからといって、ハードな筋力トレーニングをすると、疲労物質の乳酸をためてしまい逆にむくんでしまう。駅まで歩くなど、日常生活の中で積極的に歩く工夫をして、適度な運動をするようにしよう。対策2 スポーツドリンクなどを選ぶむくみやすい人は、足もつりやすい人が多いと言われている。そのような症状が出る人は、体内の電解質のバランスが乱れている可能性がある。水分摂取をするときには、糖質の摂(と)り過ぎに気をつけた上でスポーツドリンクを選択してみるといいだろう。対策3 寝る前には足を上に上げるむくみは、血液やリンパ液が下肢に下がってくることで実感する人がよく見られる。むくみやすいと感じる人は、寝ながら足を高く上げるといいだろう。また、より効果的に解消するならば、あおむけの状態で手足を上にあげたままブラブラ、バタバタと動かしてみるようにしよう。からだエイジング
2014年10月14日午後や夕方になると、足がむくんでツライ…。多くの女性が経験したことのある、足のむくみ。そして、足がむくむことによって引き起こされるだるさや痛み、重量感、そして、手の指で、ふくらはぎやくるぶしを押すと、くぼみができて戻りにくかったりする場合、慢性静脈不全(静脈還流障害)といわれる、静脈の病気である可能性も。大人の女性の2人に1人が感じるという足のむくみ、実は、軽く考えてはいけないのです。女性の約半数が、足のむくみや違和感があるのに、それを、病気だと思っているのはほんの1割という結果もあります。むくみの原因は冷えじゃない!?大きな原因は、下肢(足)にあるのだとか。足の静脈は、正常ならば、下から上に向かって流れています。もともと下肢は、心臓から遠く離れた場所に位置し、しかも重力に逆らって血液を心臓まで戻す必要があるため、むくみが出やすい部位。しかし、水分を心臓に戻すルートである足の静脈に“通過障害”や“血流の逆流”があると静脈圧が高まり、血管から血漿成分が浸出して細胞間質に水分がたまってしまうのだとか。これが、静脈還流障害による“血管性むくみ”が引き起こされている状態で、水分の取りすぎや長時間立ちっぱなしや座りっぱなしの状態でいても引き起こされます。一時的ならよいのですが、症状が何日も続く場合は、慢性静脈不全の状態になってしまいます。こうなると、下肢静脈瘤などを引き起こす恐れも秘めているのだそう。最近、耳にする下肢静脈瘤ですが、足の静脈の弁の機能が何らかの原因で低下し、血流が逆流してしまうことによっておこる足の血管の病気です。足の静脈には弁があり、血液の逆流を防ぐ働きをしていますが、立ったまま、座ったままの姿勢を長時間続けていると、その弁が壊れ、血液が逆流し、足に血液が溜まってしまうのだとか。結果、足の血管が透けたり、浮き出たり、コブのようなものができてしまうんですね。むくみと冷えの関係とは?静脈還流が低下すると、身体全体の血液の循環が悪くなると同時に水分の循環もうまくいかなくなるので、足のむくみや水太りを引き起こします。そのため代謝も低下し、冷えを感じることになるのだとか。そのため、静脈還流を改善すると、足のむくみが改善するだけでなく、なんと冷えも改善されてくると考えられているのだそう。 あなたの足は大丈夫? 自己チェックで確認!かんたん足のむくみ予防法もご紹介! >>続きを読む 自己チェックしてみよう!今の自分の状態をチェックしてみましょう。≪足のむくみに隠れる慢性静脈不全(静脈還流障害)チェック項目≫□ 足にむくみがある(すねを指で5秒以上押して離した後にくぼみが残る)□ 重量感、だるさ、つっぱる、痛いなどの自覚症状がある□ 長時間、同じ姿勢(立ったまま・座ったまま)で過ごすことが多い□ 加齢とともに足のむくみがひどくなってきた□ ほとんど運動をしない□ 足のむくみや重量感、だるさなど自覚症状が起床後も取れない、または何日も続く□ 家族に足のむくみや静脈瘤を経験した人がいる□ 肥満傾向(BMI値25.0以上)にあるチェックした数が多いほど、既に慢性静脈不全(静脈還流障害)の可能性、 または、将来かかってしまう可能性が高いそう。該当する人は、足の静脈の血流を改善するための対策が必要だといわれています。毎日実践! 簡単にできる足のむくみ予防法深刻な状態でなければ、ちょっとした足のストレッチや運動することで、静脈の血液循環を促進し、足のむくみは予防できます。まずは、体を動かすこと。同じ姿勢をとり続けないことです。仕事中などに、あまり大きく体を動かせない人も、足を動かして、ふくらはぎにある筋ポンプを働かせばOK。特に、足首を動かすことが効果的です。≪かんたん足のむくみ予防法≫・立った状態で…。足を並行に開き、まっすぐ立つ。できるだけ、かかとを上げてつま先立ちし、しばらくの間、キープ。その後、かかとをもとの位置に戻す。これを数回繰り返す。・座った状態で…椅子に腰かけ、まず、足首を伸ばしたり、曲げたりする。 次に、足を地面から少し浮かせて、片足ずつ足首を回す。この時、 膝をかかえて実施するとよい。 まず一方向に回し、続いて、逆方向にも回す。そのほか、足のむくみを改善する内服薬(西洋ハーブ薬)も発売されているので、薬局やドラッグストアで薬剤師に相談してみるのも良いかもしれません。・ 静脈還流障害(慢性静脈不全)WEBサイト
2014年10月06日朝起きたら顔がパンパン、夕方は足がむくんで靴が履けない、なんて方多いと思います。ほとんどの女性はこのムクミのせいで太って見られてしまいがちです。是非、ムクミの原因をつきとめ、解消して本来の自分の体を取り戻してください。そうすれば、実はダイエットの必要はないかもしれませんよ。■1.ムクミの原因は大きく分けて二つ!一つは肝臓や腎臓など内臓機能に問題がある場合です。長い間むくみが取れない方は内臓機能に問題があるかもしれませんので、一度病院での診察をお勧めします。二つ目は体内の水分調整が悪い場合です。部分的なむくみは体の水分調整がうまくいっていない可能性が高いのです。■2.むくみの原因となる代表的な要因・長時間のデスクワークリンパ液や血液の流れが悪くなってしまいます。・ホルモンバランス食生活の片寄りやストレスによってホルモンバランスの異常を引き起こします。・水分や塩分の過剰摂取水分を過剰に欲する場合、内臓に問題がある可能性があります。・慢性的な冷え慢性的な冷えは、リンパや血行の循環不良を引き起こします。・体のゆがみ骨格のずれやゆがみは、リンパや血液の流れを悪くしてしまいます。以上のように、体のむくみのほとんどの原因はリンパ液や血液の循環不良によるものです。ですから、血行や内臓の働きをよくすることで、むくみがかなり改善される場合が多いのです。■3.むくまない体を作る基本は・・・・入浴時、湯船に浸かるこれから暖かくなり、シャワーだけで済ませる方も多いと思いますが、むくみの酷い方はなるべく湯船に浸かって、体の芯を温めるように心がけましょう。そうすることで全身が暖まり、血流が改善されます。・正しい姿勢で体を動かす長時間仕事などで座っていることが多い人は、なるべく背筋を伸ばし、正しい姿勢で座るようにしましょう。時々足の屈伸をしたり、や立って伸びをして血液を循環させましょう。平日はなかなか運動できない方は、通勤時に一つ手前の駅で降りて歩く距離を延ばしたり、駅や会社では階段を使うように心がけてください。・内臓をなるべく冷やさないこれから夏に向かって暑くなり、汗をかくことも多い季節になります。ついつい冷たい水分を補給してしまいがちですが、できれば常温や温かい水分を補給してく ださい。特にスポーツの合間の休憩時などは、冷たい物を飲むことで胃に負担がかかり、体力消耗に繋がりますので気を付けてください。■おわりにむくみの原因は、普段なにげなく行っていることに起因していることが多いのです。ですから、これからは普段から意識しながら行動し、徐々に改善していくように心がけてくださいね。急に改善するとそれがストレスになって、むくみの原因になってしまうので注意してください。むくみをとればそれだけで細く見えます。ダイエットより簡単です。(下山一/ハウコレ)
2014年07月08日足のむくみの大きな原因は、足の血行やリンパの流れが滞るせいです。血行やリンパの流れがスムーズでないと、皮膚の下には余分な水分や老廃物がたまりやすくなります。そうして水分や老廃物がたまってしまった状態を「むくみ」と呼ぶのです。余分な水分や老廃物が足にとどまると、脂肪細胞とくっつきセルライトとなります。セルライトができると、血管やリンパ管は圧迫されて更に流れが悪くなり、どんどん水分や老廃物が足にたまり、沢山のセルライトが誕生。私はエステティックマッサージでセルライト分解ケアをしていますが、セルライトがある箇所は、プチプチと手に感触があるのです。恐ろしいことに、むくみはむくみを呼び、セルライトが大きくなり、どんどん足を太くする作用があるのです。逆に足のむくみを解消すると、リンパの流れがよくなり、老廃物が排出されやすくなります。すると代謝が向上し、痩せやすい身体になるというダイエット効果も期待できます。今回はむくみを解消してほっそりとした美脚になる方法をご紹介します! ■1. 骨盤のゆがみを解消する骨盤がゆがんでいると、血行やリンパの流れが悪くなり、足がむくみやすくなります。骨盤のゆがみを正し、血行不良や冷え性を解消しましょう。■2. 塩分の多い食事を控える塩分を摂りすぎると、血液中の塩分濃度を薄めるために体内に水分をためこもうとする反応が起きます。そうして体内の水分が過剰な状態になり、むくみが起こりやすくなります。むくみやすい方は塩分の摂り過ぎには注意をしましょう。■3. 筋肉を付ける心臓から送り出されて足に届いた血液は、再び足から心臓へと送り返されるのですが、この時にポンプのような役割を担うのが足のふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉が衰えると、ポンプの役割が上手く機能しなくなってしまいます。すると血流が滞り、足がむくみやすくなるので、ふくらはぎの筋肉はきちんと鍛えておきましょう。■4. マッサージをするむくみを解消するには、老廃物の排出を促すリンパマッサージが効果的です。リンパマッサージの場合は、優しく撫でるような力加減で行います。ついつい足のむくみには力を入れてマッサージしたくなりますが、これはかえって足のむくみがひどくなってしまう場合もあります。リンパ液は皮膚の浅い部分に流れているので、なでるようにした方がリンパ液の流れが良くなります。マッサージは下から上へ、リンパの流れに沿って行うと効果的です。足のむくみを「たかがむくみ」と放っておくと、どんどん足が太くなってしまうので、その日のむくみはその日のうちに解消するようにしましょう。
2014年07月01日梅雨の季節は身体がむくみやすい時期でもあります。なんとなく身体が重かったりだるかったり、ジメジメとした梅雨の気候と深く関係がある身体のむくみをスッキリさせる方法を今回はご紹介したいと思います! まずは“むくみ”の原因からです。身体の中の水分は体重の約60%もあります。そのうちの7~8%は血液、残りが体液と呼ばれる水分です。体液とは、細胞の中、そして細胞と細胞の間にある水分のことです。通常心臓から送り出された血液は、動脈を通って体全体に行き渡り、血液の液体成分である血漿を通して細胞に養分や酸素を供給します。一方細胞からは、老廃物や二酸化炭素などの身体に不要になったものを回収し、静脈を通って心臓へと戻ります。この時、100%の体液が静脈の中に戻されるわけではありません。そのうちの10%はリンパ管という所に入り、体外に排出される仕組みになっています。ところが、病気や疲れなど、このサイクルがうまく行われなくなってしまった場合、血管からの水分が多く染み出たり、リンパ管の中にうまく水分が吸収されなかったりすると、細胞の中や細胞間に水分が溜まってきてしまいます。これがむくみとなって表れるのです。そして特に梅雨の時期にむくみがちなのはなぜでしょう? ひとつには、梅雨時期に湿度が急激に上がるため、身体の表面からの汗が蒸発しにくいことが原因と言われています。また、汗をかくという生理現象は自律神経が管理していますが、梅雨時期の高湿度、低気圧の気候が身体の自律神経のバランスを壊し、体内代謝を滞らせ、水分を体外に排出させにくい身体にさせてしまっているのも原因のひとつです。もちろん、それだけではなく、長時間同じ姿勢をとっていたり、運動をしなさすぎるのもむくみの原因です。体内の水分は重力とともに足の方へ溜まりがち、リンパ液は自然には流れてくれません。運動をしたり、マッサージをするなど、周りの筋肉を動かすことによってリンパを刺激して流れをスムーズにさせてくれます。今回は、ご自宅で簡単にできるむくみ解消方法、アロマを使った足湯をご紹介いたします。足先の血液を温めて、血流を促してくれるだけでなく、リラックス効果もあるので、自律神経のバランスを整えてくれるのにも効果があります。■効果的な足湯の方法1.ふくらはぎまでつかるくらいのバケツにお湯(40度〜42度)を入れます。2.精油を3〜4滴垂らして、良くかき混ぜます。3.ゆったりとした気持ちで5分以上足をお湯に入れます。お湯の温度が下がらないように、時々熱いお湯を足しながら入れるとよいでしょう。■むくみ解消に効果的な精油サイプレス:樹果と葉から取れる精油。体液循環を促し、過剰な体液の排出を促します。松のようなスッキリした香り。ジュニパー:実から取れる精油。デトックス作用に優れ、体内の老廃物を排出しやすくしてくれます。利尿作用があり、むくみ解消に役立ちます。エネルギッシュにさせてくれる精油(注意:腎臓に疾患のある方はご使用をお控えください)グレープフルーツ:果実の皮から取れる精油。リンパを刺激し、体液循環を促します。柑橘系に含まれる成分、リモネンは痩身効果もあり。ゼラニウム:花と葉っぱから取れる精油。循環器系を強壮にし、体液の流れを良くする働きがあります。また、塩分の取り過ぎは身体の水分排泄を滞らせてしまいます。一方カリウムは塩分を排出させる効果がありますので、カリウムを多く含むアボカド、ほうれん草、モロヘイヤを積極的に取って身体の内側から水分代謝を促しましょう。できれば生で取るのが望ましいですね。自宅で仕事をしながらでもできる足湯と食生活の見直しで、梅雨時でもむくみ解消、スッキリした身体を手に入れましょう!
2014年06月24日知っておくと楽になる「ダイエットとむくみ」の関係。ダイエットをする女性によくある傾向や、やってよかった対処法を紹介いたします。ちょっと体重が増えたとしても、むくみによる一時的な増量の場合も多くあります。「落ち着いたケア」を知って、肩の荷を少し下ろしましょう。■雨の日雨の日は低気圧です。これからの季節、「なんだか今日はむくんでいる」と感じたら、天気が影響していることがあります。気圧や状況の変動に合わせて、休むことなく身体を調整してくれている自律神経は、血管やリンパ管も調節してくれています。天気は変えられませんので、手短にできる「マイ雨の日調整法」を味方につけて、過剰なむくみを予防しましょう。・胃腸をたまには休める→胃腸の調子がイマイチでむくむこともあります。胃腸などの臓器を酷使しすぎると体調の回復の妨げになりますので、お腹が減ってから必要な分を食べるように心掛けましょう。・呼吸は気持ちよく→意外にも、肺とむくみは関係があるといわれています。呼吸が浅いことに気が付いたら、気持ちよく鼻から吸って、口から長めに吐きましょう。気分転換にもなりますよ。■寝不足寝不足だと、脳が酸欠状態になり脱水を引き起こし、むくみや便秘になりやすいです。逆によく眠れた日は、身体がスッキリしていませんか?睡眠の質を上げ、リラックスして眠りたいときにご自宅で簡単にできることは、・睡眠前に、ゆったりストレッチ(筋トレではない)を行う・身体の力を抜くなど。睡眠時間は解毒タイムだともいわれていますので、ダイエットには大切な時間といわれています。少し空腹感がある状態で寝ると、翌朝の寝覚めがよいですよ。■生理前「PMSで食欲がおさまらない」「生理前になると2kgくらい太ってしまう」「お菓子やパンを暴食して、食べたことさえもストレスになっている」というのは、しっかりした素敵な女性からもよく聞く話です。「身体の調子にばかり構っていられない」「自分だけ辛いわけではない」と普段の不調を見すごしがちの方は、生理前はリラックスタイムを増やして、心地よいサイクルを作るように切り替えましょう。生理4日目くらいからはスッキリするのがわかりやすく、減量が進み始めるようです。■食べ物冷たいもの・甘いもの・しょっぱいもの・辛いもの。人の好みはそれぞれ。ですが、むくんでいるときに摂ってしまいがちなものには、冷えの原因になるものが多くあります。「パーソナルむくみケア」として、まずは「調子が悪いときによく摂るもの」「多く摂ってしまうもの」を思い出してみましょう。好きで食べていると思いきや、調子の悪さから摂っているということもあります。ちなみに筆者は、家族や友人から「あなたがたくさん食べているときはきまって具合が悪い」と指摘されてやっと気づき、今では調子のバロメーターにしています。摂ってしまうことを責めると、意識し過ぎて余計摂りたくなってしまうものです。例え摂ってしまっても「あ~、身体が代わりに泣いてくれている」なんて受け止めて、ちょっと立ち止まって一休みしたり、視点を変えてみるのはいかがでしょう。■おわりにいかがでしたか?これからの季節、低気圧の日が増え、湿度が上がります。停滞している水分が増えているように感じますが、実際は水分摂取が落ちていたり、アルコールの摂取が増えて利尿を促進していることも考えられます。適度な水分摂取や自宅でできる簡単な運動も気にかけてみてくださいね。(村上カナコ/ハウコレ)
2014年05月14日「手の指がむくんでいる気がする」「ふくらはぎがむくんで辛い」。脚を高くして寝てみても、なかなか楽にならないむくみ。今回は面倒くさがりでもできる、むくみ回避術をご紹介します。頑張らなくてもできることばかりなので、さっそく見直してみてくださいね。■ショーツのサイズをチェックショーツの股関節部分がきつい=サイズが合っていないことで、太もも周辺がむくんでいる人もいます。その上、股関節を圧迫するデスクワークが加わると、むくみを押し出してくれる筋肉運動が減るため、ももやふくらはぎが重くなりがち。サイズが合っている下着をつけると、むくみの辛さが和らぎます。また、お腹を凹ますショーツやガードルを履いている人は、きつ過ぎないか・サイズが合っているかチェックしてみましょう。■ストッキングの履き方一般的なストッキングやタイツの中には、履き口のゴムが窮屈なものがあります。その場合には、履く前にゴムを伸ばしてみると楽になります。「お腹部分のゴムが実は苦手」「圧迫が苦手」という人は、腰履きするのがおススメ。また、履いたあとのひと手間として、ヒップ側から手を入れ、ヒップ下のももからヒップに脂肪を持ちあげることで、太もも周辺がスッキリと見えるようにサポートしてみましょう。お手洗いにいくたびにできるちょっとしたケアです。■普通の靴下のきつさ、大丈夫?「靴下の跡が取れないんです」というフレーズを仕事柄よく耳にします。みなさん、履き口のゴムによってついた跡を見て、むくんでいるとおっしゃっているようです。アキレス腱周辺や膝下で履く靴下は、ずり落ちないようにゴムがしっかりしています。要は、「付くべくして付く跡」。それでもゴムの跡が気になるときは、ジュース類を摂り過ぎていたら水に替え、運動不足であれば、手軽にできるウォーキングをするのがおススメです。歩く時間がない人は、カーフレイズというその場でできるふくらはぎのエクササイズにチャレンジしてみませんか。1.壁に両手のひらをつけて立ちます。2.その場で、かかとを2秒かけて持ち上げ(爪先立ち)、3秒かけて床に付く寸前まで下ろします。3.1~2の動作を10~20回行いましょう。ふくらはぎは、ポンプの役割をしているともいわれます。隙間時間を利用して、脚だけではないむくみ回避のエクササイズをお試しください。■食べものでむくみ回避むくみというと、塩が頭に浮かんだ人が多いと思います。ほどほどの塩は、生命を維持する上で大切です。気を付けたいのは、知らず知らずのうちに摂ってしまう添加物。お昼に汁ものをプラスするときは、無添加のスープやお味噌汁に。菓子パンを、天然素材のパンに。自炊では、なるべく天然素材の調味料を使ってみる。・・・こんな風に、ちょっと選ぶものをかえてみることで、いつも感じるむくみが軽くなるか、体の変化を実感してみましょう。ラーメンはスープを飲まなくても結構むくみます。スープを全部飲み干して、むくまないのは至難の業。ラーメン一杯で一日の塩分といわれています。スープを残すところからはじめて、むだなむくみは避けましょう。また、水を控え過ぎてむくんでいる人もいますので、ほどほどの水分摂取をお忘れなく。■おわりにむくみを感じるときは、筋肉も硬くなりがちです。入浴で身体を温めたり、ストレッチを行うなど、自分でできるケアとの相乗効果で、むくみスッキリを体感してみてくださいね。(村上カナコ/ハウコレ)
2014年03月19日