先日掲載し、多くの反響があった「 具だくさんつけだれ 」で食べる鍋。今回、お店でいただくだけではなく、自宅でも手軽に楽しめる「具だくさんつけだれ」レシピを、料理家の青山有紀さんに教えていただいた。<材料(4人分)>レタス1個豚バラ肉300g生わかめ1バック山芋1本九条ネギ(または青ネギ)1束ごぼう1本トッポギ4本豆腐2分の1丁こんぶ15cm角きのこ(しいたけ、えのき、しめじ、白まいたけなど)適量<作り方>(1)昆布をいれただしをとる。ごぼうは下ゆでしておく。(2)火の通りにくいごぼうを先に入れ、わかめ、レタス、ネギは最後に入れる。すりおろした山芋をかけて一煮立ちしたら完成。(厚揚げやがんもどき、くずきりなどお好みで)<具だくさんつけだれ>(1)梅おかかぽん酢甘めの梅干しの種を取り包丁で叩き、かつお節と混ぜて市販のぽん酢に入れる。普通の梅干しだと塩分が強くなりすぎるので、はちみつ梅などの甘めのものを選ぶ。(2)とんぶり揚げ玉生姜ぽん酢ぽん酢にとんぶりとおろし生姜を合わせ、食べる直前に揚げ玉を入れる。とんぶりのプチプチした食感と、揚げ玉の香ばしさが楽しめ、揚げ玉の油分のうま味がぽん酢の酸っぱさをまろやかにする、ユニークなつけだれ。(3)ナッツごまだれ市販のごまだれに砕いたミックスナッツ、ごま油、コチュジャンを入れた濃厚ごまだれ。※ワンポイントアドバイスごぼうの食物繊維は便秘に、レタスは貧血に、わかめには疲れをとるデトックス効果がある。生薬としても使われる山芋には消化機能を高めアンチエイジングの効果が期待できるなど、女性にうれしい美容効果のある鍋。つけだれは、鍋との相性はもちろん、具材とのからみやすさや食感の楽しさや、自分でトッピングする楽しさを盛り込んでおり、市販のたれを使えば失敗なしでできる。料理が少し苦手というあなたも、いつもの鍋を手軽にアレンジするだけで、プロも味が出せそう。ホームパーティで、女子会で、彼とのお家デートで、ぜひトライしてみて。レシピ監修:青山 有紀(あおやま・ゆき)さん料理家。「青家」「青家のとなり」オーナーシェフ。京都出身。大学卒業後、美容業界を経て「青家」をオープン。1日1組限定の料理屋を営む母から受け継がれた京おばんざいと韓国家庭料理を提供するとともに、美容の知識を生かしたスイーツなども開発している。国立北京中医薬大学日本校卒業。2010年、国際中医薬膳師資格取得。
2011年09月28日今年の冬、鍋料理の新しいトレンドの兆しを見せているのは、ズバリ「鍋そのものでなく、つけだれに特徴のある鍋」。今までは鍋そのものの味つけや具材で工夫を凝らし、シンプルなたれで食べるのが主流だったが、今年は鍋の具材をつけるたれをメインとした「具だくさんつけだれ」に注目が集まっており、外食店から続々と登場している。今回、そんなトレンドとなっている外食店の鍋と「具だくさんつけだれ」をご紹介。ひとつの鍋で5カ国のおいしさが味わえる!〈グラマラス〉のアジアな鍋タイ料理を中心にアジアのおいしい料理が楽しめる「グラマラス」。国内の契約農家から届く新鮮なハーブや野菜をたっぷり使ったヘルシーでスパイシーな料理は、表参道界隈のオシャレ系女子に評判のおいしさ。そんなグラマラスでイチオシの鍋は「アジアン丸鶏ハーブ鍋」。ひな鳥まるごと1羽、季節の野菜、ハーブ、きのこ、センクエチャップ(タイの米麺)などの具材を、レモングラスとバイマックルで香り付けをしたチキンスープで煮立てたさっぱり系の鶏の寄せ鍋。注目したいのは、タイ風、中華風、イタリア風、和風、ベトナム風と具材が入った、5種類の「具だくさんつけだれ」。コリアンダー(パクチー)のペーストにアンチョビとオリーブオイルを加えたイタリア風のつけだれは、「ご家庭でも作りやすいですよ」と店長。ひとつの鍋料理で5カ国の味が楽しめるのも、つけだれで楽しむ鍋ならではの楽しみ方だ。女子会御用達〈銀座一の屋〉のちょい足しで自分オリジナルのつけだれをおいしい和食が気軽に楽しめる下町和食「銀座一の屋」。舌の肥えたオトナ女子に支持されるお店で人気の鍋は「豆乳うにスープの海鮮鍋」。お刺身でも食べられる新鮮な甘エビやホタテ、下ゆでしたかぶやポロネギなどを豆乳と溶かしウニのスープでさっと煮て、ぽん酢ベースのたれに好きな具材を加えたつけだれでいただこう。つけだれ具材は、アボカド、クコの実、合鴨と魚そうめん、ぶぶあられ、干しエビ、モッツァレラチーズ、きのこ、きりゆずの8種類。「つけだれに入れる具材の組み合わせは、半分お好みで、あと半分は冒険で試してみると、意外な発見が見つかります。ポロネギに干しエビときりゆずは絶品」と戸塚 剛史店長。8種類の組み合わせから発見できるおいしさは無限大だ。「なかめくん」の元祖餃子鍋が、「具だくさんつけだれ」でさらにおいしく昨年大ヒットした「なかめくん」のおでんつゆで食べる元祖餃子鍋が、今年はつけだれでさらにおいしく進化。注目のつけだれは、看板メニューの自家製チーズ豆腐とぽん酢を合わせたもので、チーズ豆腐のまったり感と具材と絡みやすいジュレのようなとろみが、あっさり系の鶏餃子とベストマッチング。たっぷり野菜もさらにおいしくいただける。「家庭で作るときは、前日の鍋スープに餃子と好きな野菜を入れて、ぽん酢と豆乳でお手軽に。豆乳がぽん酢の酸味を和らげます」と菊池ガッシュ店長。食材をムダにしない、お財布にも環境にもやさしいエコ鍋だ。各店ともに、鍋はシンプルに、つけだれを主役に提供しています。今回は数ある店舗の中から、青山、銀座、中目黒の3店舗から、オススメの鍋をピックアップしてご紹介したが、今シーズンまだまだおいしい「具だくさんつけだれ」のお店が出てくるはず。たくさんの食材を一度にいただけて、からだにもやさとしい鍋に注目が高まる。参照元:トレンドウォッチレポートお問い合わせ:アジアンヘルシーダイニング グラマラス tel.03-6459-2578千代幻豚炭火焼き 大江戸牛鍋 銀座一の屋 tel.03-5159-1133なかめくん tel.03-5948-4416
2011年09月27日