元TBSアナウンサーの小林 悠(こばやし はるか)、改めアンヌはるかさんが、自身がイメージキャラクターを務める悩み相談アプリ「Flora(フローラ)」の記者発表会に登壇。約8年ぶりのメディア復帰を果たしました。アンヌはるかさんは2016年に健康上の理由のためTBSを退社。以後メディアには出演していませんでした。その後、大病の闘病を経て、結婚。現在はアロマセラピストや美容家インフルエンサーとして活動中しています。また、ご主人が会長を務めるアプリの運営会社、ドリームチーム株式会社の役員でもあるそう。今回、イメージキャラクターを務めるにあたり「アプリの経営陣の1人として『CMをやるならこの人に出てほしい』など案は出していた。でもある日『なぜ自分でやらないの?理念も理解しているし、もったいのでは?』と言われ、ハッとして戻ってきた」と復帰の経緯を話してくれました。悩みを1人で抱えずにいられることの大切さ悩み相談アプリ「Flora」は、悩み、相談などを話したい人がいつでもどこでも、様々なジャンルの聞き役「フローラカウンセラー」とおしゃべりができるというサービス。フローラカウンセラーも、心理カウンセラーだけでなく占い師、経営者、専業主婦の人など様々な登録者がいるとのこと。悩みだけでなく、気軽なおしゃべりの場を作るSNSを目指しているそうです。イベントではYouTubeチャンネルでファンからのお悩み相談にのる動画が人気の藤本 美貴さんも登壇。Floraについては「お友達や家族だと言いづらかったりすることもある。友達ではないからこそ本音で言える使い方ができる」と思ったそう。アンヌさんも「フローラを通じて別の環境の人の話も聞けるので様々な背景の人と巡り合うチャンスですし、色々な人の意見を聞くのは大切なことですよね」とコメントしていました。アンヌさんの悩みは…イベントでは、アンヌさんが藤本さんへお悩みの相談をする、Floraの世界のシミュレーションも行われました。そんなアンヌさんの悩みは「おしゃべりすぎて余計なことを言ってしまう」ということ。サービス精神の塊とも言えるアンヌさんは、愛犬のお散歩で出会った近所の人ともつい話が弾み過ぎて、その日布団に入ってから喋り過ぎた…と自己嫌悪に陥ってしまうこともあるそう。そんなアンヌさんのお悩みに藤本さんは「1人で夜に反省会する人は多いと思う。けれど「なんであのとき…」と後悔しても、それは取り戻せない過ぎ去った過去のこと。既に今日は終わったので、次どうしようか。前向きに考えることが大事かな」と、小気味よいミキティ節を炸裂させていました。シミュ―レーションでは相談役の藤本さんが悩みを聞いてくれましたが、サービスを利用すると、フローラカウンセラーがお話を聞いてくれるということ。同じように落ち込んだりして眠れない夜でも、アプリでならだれかがおしゃべりを聞いてくれるかもしれませんね。
2024年03月18日2022年劇団☆新感線42周年興行・秋公演 新感線☆RX『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』の製作発表会見が7月18日に行われ、海賊アンヌを演じる天海祐希、石川五右衛門役を務める古田新太、共演する高田聖子、粟根まこと、森奈みはる、早乙女友貴、2度目の新感線出演となる生瀬勝久ら豪華キャストが勢ぞろいした。大ヒット舞台『薔薇とサムライ〜GoemonRock OverDrive』の12年ぶりの続編にして、新感線の大人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品。女海賊アンヌが、天下の大泥棒石川五右衛門の協力を得て、王国の混乱を収め女王となって十数年が過ぎた頃、王国は新たな危機に直面し、アンヌは国民を守るために五右衛門とともに再び立ち上がる。新感線としては生バンドが入る“音モノ”Rシリーズ公演が4年ぶりに復活する。五右衛門を演じるのは5度目となる古田は「すっかり飽きています」と早速の古田節。一方、天海は12年ぶりの女海賊アンヌ役に「よもや『バラサム』をもう1度とは。でも、鬱々とした空気を吹き飛ばせるのが『バラサム』ですし、私自身もアンナに会えるのが楽しみで、とてもワクワクしている」と期待を寄せた。天海祐希テーマはずばり“世代交代”。会見には新感線に初参加の石田ニコルと神尾楓珠、舞台出演が初めてとなる西垣匠らフレッシュな面々も出席し、古田は「初共演の若い衆と一緒でやれるのが楽しみ。おじさん、おばさんがいかに手を抜くか。それが本当に勉強になると思うので、よく見ておいて」と貴重なアドバイス。天海からは「美しく世代交代したい。新感線は私、これで最後になると思うので」とまさかの新感線引退を匂わせる発言も飛び出した。古田新太そんなベテラン勢の発言を受けて、石田は「ワクワクしていますし、全力で頑張りたい」と抱負を語り、「いただいた台本が分厚くて。昨日の本読みでは皆さんのパワーもすごいので、負けちゃダメだと食らいつきたい」と決意表明。「うれしさと同時に不安もありますが、大先輩の背中を見て頑張りたい」(神尾)、「初舞台なので、とにかく一生懸命にやろうと。学生時代、フェンシングをやっていたので、殺陣に活かせれば」(西垣)とこちらも闘志を燃やした。主宰・演出のいのうえひでのりも「若いフレッシュな俳優陣が楽しみですね」と期待感。同時に「それなりの蓄積と時間の経過があり、スキルもあがっているので、ミュージカル的にも新しい見せ方ができるのでは。楽しいお祭りになる」と作品そのものの進化にも貪欲な姿勢を見せた。座付き作家・中島かずきは「続編が成立するのも、新感線の長い歴史の中で、キャラクターが生き続けるおかげで、ありがたいこと。こういうご時勢なので、賑やかで元気が出る舞台になれば」と話していた。取材・文:内田涼撮影:田中亜紀<公演概要>2022年劇団☆新感線42周年興行・秋公演新感線☆RX『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』新感線☆RX『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』公演ビジュアル作:中島かずき作詞:森雪之丞音楽:岡崎司振付・ステージング:川崎悦子演出:いのうえひでのり出演:古田新太天海祐希 / 石田ニコル神尾楓珠 /高田聖子粟根まこと森奈みはる早乙女友貴西垣匠 / 生瀬勝久右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ保坂エマ村木仁川原正嗣武田浩二冠 徹弥教祖イコマノリユキ藤家剛川島弘之菊地雄人あきつ来野良藤田修平北川裕貴紀國谷亮輔下島一成米花剛史駒田圭佑前原雅樹津曲希昌上田亜希子森加織島田風香髙橋優香【Band】岡崎司(Guitars) 松﨑雄一(Keyboards) 髙井寿(Guitars) 大桃俊樹(Bass) 松田翔(Drums)【富山公演】9月9日(金)〜11日(日) オーバード・ホール■チケット情報(全席指定・税込)S席 13,800円 / A席 11,000円 / B席 7,500円お問い合わせ:サンライズプロモーション北陸TEL:025-246-3939(火〜金12:00〜16:00 / 土曜日10:00〜15:00)【新潟公演】9月22日(木)〜25日(日) 新潟県民会館 大ホール■チケット情報(全席指定・税込)S席 13,800円 / A席 11,000円お問い合わせ:サンライズプロモーション北陸TEL:025-246-3939(火〜金12:00〜16:00 / 土曜日10:00〜15:00)【大阪公演】10月5日(水)~20日(木) フェスティバルホール■チケット情報(全席指定・税込)S席 15,800円 / A席 12,500円 / ヤングチケット 2,200円発売日:9月18日(日) 10:00〜お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~16:00 ※日・祝は休業)【東京公演】11月1日(火)〜12月6日(火) 新橋演舞場■チケット情報1等席 15,000円 / 2等席 10,000円 / 3階席A 8,000円 / 3階席B 3,500円 / 桟敷席16,000円発売日:9月18日(日) 10:00〜お問い合わせ:新橋演舞場TEL:03-3541-2600(10:00~18:00)チケット購入リンク:公式サイト:
2022年07月19日巨匠ロベール・ブレッソン監督の映画『バルタザールどこへ行く』が、4Kリストア・デジタルリマスター版で復活。2020年10月30日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開される。映画史に残る最高傑作がスクリーンに復活1966年公開の『バルタザールどこへ行く』は、フランス映画界の巨匠ロベール・ブレッソン監督の代表作として映画史に輝く最高傑作だ。ロベール・ブレッソンが長年映画化を望んだ本作は、聖なるロバ“バルタザール”をめぐる現代の寓話。ドストエフスキーの長編小説「白痴」の挿話から着想し、一匹のロバ“バルタザール”と少女マリーの数奇な運命を繊細に描いている。純粋さから悪の道へと堕ちていく少女マリーを演じたのは、当時17歳のアンヌ・ヴィアゼムスキー。初の映画出演作となった本作を皮切りに、『中国女』など、ゴダール作品への出演を重ねていくこととなる。ストーリー小さな農村で、農園主のジャックと幼なじみのマリーは、生まれたばかりのロバに「バルタザール」と名づけ可愛がる。だが年月が経ち、「バルタザール」は別の飼い主のもとへ。やがて逃げ出した「バルタザール」は、美しく成長したマリーと再会し、まるで愛し合う恋人のように慰め合う。だが運命は、「バルタザール」にもマリーにもあまりにも過酷な試練を与えていく。マリーの両親は誇り高さゆえに没落し、マリーは不良少年ジェラールに拐かされ悪徳の道に落ちていく。「バルタザール」もまたマリーの元を引き離され、次々と人手に渡っていく…。ロベール・ブレッソン監督作『少女ムシェット』も同時公開なお、公開同日より、一人の少女の悲運な運命をまざまざと描いた映画『少女ムシェット』も全国公開。ロベール・ブレッソンが遺した名作が、4Kリストアのデジタルリマスター版でスクリーンに蘇る。【詳細】『バルタザールどこへ行く』公開日:2020年10月30日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開※一部の劇場を除き、上映は 4K リストア・デジタルリマスター版から変換された2K上映となる。監督:ロベール・ブレッソン脚本:ロベール・ブレッソン出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー、フランソワ・ラファルジュ、フィリップ・アスラン、ナタリー・ジョワイヨー、ヴァルター・グリーン、ジャン=クロード・ギルベール、ピエール・クロソフスキー、ロバのバルタザール配給:コピアポア・フィルム+lesfugitives
2020年09月14日ディオール(DIOR)の展開するディオール メゾン(DIOR MAISON)より、フランス人陶芸家のアンヌ・アグバドゥ・マソンとのコラボレーションによる花器2種が登場。ギンザ シックス内のハウス オブ ディオール ギンザにて発売される。“モロッコ”に着想パリにアトリエを構え、砂岩の彫刻、磁器などの制作を手掛ける陶芸家、アンヌ・アグバドゥ・マソン。今回ディオール メゾンとのコラボレーションで作りだしたのは、モロッコの都市・マラケシュの雰囲気に着想を得た花器だ。モロッコの色彩や生活スタイルをイメージした花器は、ミステリアスな海の生き物を想起させるフォルムと優美な曲線が特徴的。表面には艶やかなエナメル塗装を施し、素材がもつ色彩の深みを引き出した。花器は1つ1つ手作業で作られ、こだわり抜かれた質感を楽しむことができる。詳細ディオール メゾン×アンヌ・アグバドゥ・マソン取扱店舗:ハウス オブ ディオール ギンザ 4F「ディオール メゾン」住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス展開アイテム:・セレスト(CELESTE) 18×24.5cm 270,000円+税・ペルサン モデル I(PERSANE MODEL I) 27.3cm 270,000円+税【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2019年12月15日夏といえば、何といっても恋の季節。ひと夏の恋から燃えるような恋まで十人十色ですが、せっかくなら刺激的な恋を体験してみたくはないですか?そこで、オススメの映画は、稀代の天才監督であるジャン=リュック・ゴダールと恋に落ちたある女優の実話をもとにした『グッバイ・ゴダール!』です。今回は、こちらの方に作品のさらなる見どころを語ってもらいました。それは……。写真・黒川ひろみ(ステイシー・マーティン)話題の新鋭女優ステイシー・マーティン!【映画、ときどき私】 vol. 176フランス人の父とイギリス人の母を持つステイシーは、ファッションモデルとしてキャリアをスタートさせたのち、2013年にラース・フォン・トリアー監督『ニンフォマニアック』で衝撃のスクリーンデビュー。その後も、数々の有名監督が手掛ける作品に出演したり、Miu Miu初のフレグランスのキャンペーンガールに起用されたりと、現在注目の若手女優です。7歳から13歳まで日本に住んでいたこともあるそうで、それだけでも親近感を覚えてしまいますが、今回はそんなステイシーに直撃してきました。現場で求められていたのは絶妙なバランス―本作は、女優だったアンヌ・ヴィアゼムスキーがゴダールと恋に落ちた当時の出来事を描いた自伝的小説を映画化した作品ですが、この役にはどのようにアプローチしましたか?ステイシーアンヌのことは女優としては知っていたけれど、作家としても活躍していたというのは、実はこの企画に関わるまでは知らなかったの。脚本を渡されたあとに、この映画のベースになっている2冊の本を読み始めたんだけど、そこにはアンヌが女性として形成される前の姿が描かれていて、映画ではその瞬間をとらえているんだと感じたのよ。だから演技をするうえでは、若々しさを保つことがすごく重要だと考えたの。彼女にとっては、当時のことはつらい思い出でもあったと思うけど、それをポジティブな形で綴っているし、好奇心でいっぱいな資質はキープしたいなと思ったわ。―では、演じるうえで意識したことはありましたか?ステイシー“コピペの演技” みたいにはしたくなかったということかな。というのも、この作品はゴダールの伝記映画ではなくて、あくまでもコメディ映画だから。あと、私はアンヌを演じてはいたけれど、それよりも当時の60年代のアイコン的な女性たちやゴダール作品に登場する女性たちをコラージュして演じているような感じだったわ。―別の作品でも今回の作品でもヌードのシーンを演じられることが多いですが、必要であれば脱ぐことへの抵抗はないですか?ステイシーこれまでヌードシーンが多かった私が言うと不思議に思うかもしれないけれど、私は映画にとって裸というのは必ずしも要るものではないと思っているの。だから、いまでも「ここは脱いでもらえないかな?」と言う監督と戦うことも多いのよ。たまに「女性なんだから、男性よりも脱ぎやすいんじゃない?」と言われることもあって、そうすると自分がすごくもろい立場に置かれるような気がしてしまうこともあるわ。でも、いまはこういうことに対するディスカッションがされていて、何かを変えないといけないという必要性を感じているのはすごくいい流れでもあるわよね。私は男性も女性も全員が平等であるべきだと思っているんだけど、それは映画業界に限ったことではなくて、司法や医療とかすべての業界にいえることなんじゃないかしら。アンヌとステイシーの共通点とは?―アンヌもフランスとロシアのハーフで幼少期には海外をあちこち回っていたそうですが、ご自身もパリ生まれロンドン育ちで日本にもいたことがあるので、境遇が似ていますよね。共感したところはありましたか?ステイシーまずアンヌがおもしろいのは、自分が育った環境以外にも世界がまだまだあるということを常にわかっているところ。おそらく、ゴダールと恋に落ちたのも、彼がすごく鮮烈で新しいものを象徴している人物だったからじゃないかしら。それについては、私も好奇心があるから、似ているところといえるわね。アンヌはゴダールと一緒にいながらも毎日新しいものを探し続けていて、この場所が自分にとって正しいのか、彼は自分と一緒にいるべき人なのかどうかということを問い続けているところがあるの。己というものをちゃんと持ち、“ゴダールの妻”という枠だけに収まらなくなっていくところもすごく好きなのよ。―ちなみに、アンヌご本人とも会われましたか?ステイシー去年のカンヌ国際映画祭で公式上映をする前に、お会いすることができたんだけど、出会い方がおもしろかったわ。普段、私はカジュアルな恰好をするほうなんだけど、そのときはレッドカーペットのために長めのドレスを着ていたの。それで、移動する車に乗り込もうとした瞬間に誰かが私のドレスのすそを踏んでいると思ったら、それがアンヌだったの(笑)。お互いに謝り合って笑ったんだけど、そんなふうにシリアスじゃない形で出会えて、「このあとの上映会では、一緒にがんばりましょうね」と言い合えたのもステキだったわ。天才との恋愛はアリ? ナシ?―ゴダールといえば神格化されている監督でもありますが、天才と呼ばれている人との恋愛はどう思いますか?ステイシーゴダールとアンヌの関係性というのは、あの時代特有のものなんじゃないかなとは思っているわ。特にゴダールは、女性と恋に落ちて、彼女たちをカメラに収めていくという映画作りをしていたけど、それはあの時代の特徴的なやり方よね。個人的には、恋愛関係よりも俳優と監督としてのコラボのほうがいいわね。つまり、違ったものの見方をする2人のアーティストがどうやって同じ方向を目指してモノづくりをしていくのかということのほうが興味があるのよ。―ご自身の目にゴダールはどのような印象で映っていますか?ステイシー私にとっては、監督やアーティストとしてのイメージしかなかったわ。ただ、彼は神格化されているから、人間だということを私たちは忘れてしまいがちなんだけど、ゴダールだって歯は磨くのよね(笑)。それに朝起きたときのゴダールというのも誰もわからないわけで、だからこそ今回はみんなで話し合いながら、私たちなりのゴダールを作っていったという感じよ。―では、ゴダール映画の魅力についてはどう感じているのか教えてください。ステイシーまずは今でも当時と変わらず現代的であるというところ。『勝手にしやがれ』なんて、60年近くのときを経ているのに、いま観てもすごくモダンに感じられるでしょ?そして、映画を作り始めたときはまだ若かったにも関わらず、それ以降も革新的な映画をずっと作り続けているのもすごいことよね。ゴダールというのは、美しさであれユーモアであれ暴力であれ、そもそも映画が持つべきものすべてをひっくるめて作品にすることができる監督。そして、容赦ないまでに自分自身と向き合い続けているアーティストであることも興味深いと思うわ。夢は日本の映画に出ること!―本作のミシェル・アザナヴィシウス監督をはじめリドリー・スコット監督など、そうそうたる監督とお仕事をされていますが、作品選びでこだわっていることは?ステイシーそれは監督よ!だって、同じ脚本でもクエンティン・タランティーノとラース・フォン・トリアーが監督するのでは、作品が全然違うものになってしまうわよね?だから、私にとってワクワクするのは、誰が監督なのかということと、その監督がいかにこの題材をリアルなものしてくれるんだろうかと考えるときね。あとはどんなふうに一緒にコラボできるのか、ということも大切なことと言えるわ。―最近は、日本人監督の作品に海外の俳優が出演することも増えていますが、日本人監督とのお仕事にも興味はありますか?ステイシーもちろん!だって、日本の監督と仕事をするのは、私の夢でもあるのよ!でも、そのときは日本語で演じたいから、勉強し直さないといけないわね。一緒に仕事してみたいのは、黒沢清監督や是枝裕和監督、あとはこれからの新しい才能にも興味があるから、何かはわからないけど、自分に合うものがあればぜひ挑戦したいと思っているわ。インタビューを終えてみて……。映像で見ていた以上のかわいらしさに、すっかりステイシーの虜になってしまいましたが、美貌だけでなく、知性も感じさせるのが彼女の魅力。今後ますますの活躍が期待されていますが、日本で暮らしていたこともあるという経験を活かして、いつか日本の作品に日本語で演じるステイシーを見られることを楽しみにしたいと思います。人生に刺激を与えてくれるのは、やっぱり恋!激動の時代に、天才との恋を通じて喜びや痛みを経験しながら成長していくひとりの女性の姿に、心をつかまれる本作。60年代のファッションをはじめ、インテリアや音楽なども含めて、誰もがこの映画に恋してしまうはず!ストーリー時代は、革命に揺れる1968年。19歳のアンヌは、世界中から注目を集めている映画監督のジャン=リュック・ゴダールと出会い、恋に落ちていた。そして、彼の新作である『中国女』の主演女優にも抜擢され、予想もしなかった刺激的な日々を送ることに。初体験ばかりの毎日を夢中に駆け抜けるアンヌだったが、五月革命によって、2人の運命は少しずつ変わり始めてしまうのだった……。恋したくなる予告編はこちら!作品情報『グッバイ・ゴダール!』7月13日(金)、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開配給:ギャガⓒ LES COMPAGNONS DU CINÉMA – LA CLASSE AMÉRICAINE – STUDIOCANAL – FRANCE 3.
2018年07月11日世界中から注目される巨匠ジャン=リュック・ゴダールの2番目の妻でもあったアンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝的小説を映画化した『グッバイ・ゴダール!』。この度、劇中でアンヌを演じたステイシー・マーティンの梅雨も吹っ飛ぶ(?)場面写真をシネマカフェが入手した。本作は、ゴダール監督作『中国女』の主演女優であり、彼と10代で出会い、共に時代を駆け抜けたアンヌの知られざる日々を描いた注目作。そんなアンヌを演じるのは、『ニンフォマニアック』で主人公の若き日を演じスクリーンデビュー、「MiuMiu(ミュウミュウ)」の広告塔なども務めるステイシー・マーティン。主演抜擢にゴダールからのプロポーズと、刺激的な日々を送っていたアンヌだが、時代は1968年。街では5月革命の気運が高まり、ゴダールは映画製作よりも革命に傾倒していく…。今回到着した彼女のビキニ姿の場面写真は、友人に誘われカンヌでバカンスを過ごす姿を捉えたもの。実は同じ頃、ド・ゴール政権下での映画製作を批判するゴダールは、トリュフォーやアラン・レネたちとカンヌ映画祭に乗り込み、中止に追い込んでいるのだが、しかし彼女はそんな騒動を気にもとめていないようだ。さらに、ビーチでパラソルの下くつろぐ、笑顔がまぶしい爽やかな彼女を捉えた写真も併せて公開。60年代の設定ながら、シンプルなビキニとサングラスを身につけたステイシーの姿は、この夏ビーチで真似したくなるほどキュートだ。なおゴダール役には、 ゴダールが牽引したヌーヴェルヴァーグから多大な影響を受けたとされるフィリップ・ガレルの息子ルイ・ガレル。本作では、自身もゴダールを敬愛するという彼の“ゴダールの再来”と評された脅威の役作りも必見だ。『グッバイ・ゴダール!』は7月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2018年06月01日『ココ・アヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』で世界を魅了したアンヌ・フォンテーヌ監督の最新作となる『夜明けの祈り』。ポーランドの修道院で実際に起きた知られざる史実を描いた本作から、心を揺さぶる予告編がシネマカフェにて解禁となった。1945年12月のポーランド。赤十字で医療活動を行う若きフランス人女医マチルドのもとに、悲痛な面持ちで助けを求めるシスターがやってくる。修道院を訪れたマチルドが目の当たりにしたのは、ソ連兵の蛮行によって身ごもり、信仰と現実の狭間で苦しむ7人の修道女だった。そこにある命を救う使命感に駆られたマチルドは、幾多の困難に直面しながらも激務の合間を縫って修道院に通い、孤立した彼女たちの唯一の希望となっていく――。フランスのセザール賞で主要4部門ノミネートを果たした本作。1945年、世界大戦がようやく終結した年に、ポーランドの修道院で心身共に傷ついた修道女を救うために尽力した医師、マドレーヌ・ポーリアックの知られざる史実を基に映画化。使命感に満ち、凛々しい魅力にあふれたマチルドを演じるのは、類いまれな美貌と実力を兼ね備えた若きスター女優ルー・ドゥ・ラージュ。神の意のままに生きようとする修道院長をアガタ・クレシャ、マチルドと固い友情で結ばれていくシスター・マリア役をアガタ・ブゼクが務める。このたび解禁された予告編は、「ソ連兵が侵入してきたの」というシスターの衝撃の告白から始まる。修道院での静ひつな暮らしを侵し、清廉なシスターたちを襲った悲劇を前に、赤十字の医療活動でポーランドに赴任していた医師マチルドは彼女たちに寄り添うことを決意する。だが、スキャンダルの露呈と修道院の閉鎖を恐れ、助産師を呼ぶこともできない状況下、診察も拒否するシスターたちに対し、「危険を冒して来てる」「診察中だけ神様を脇に置けないの?」とマチルドは強い瞳で語りかける。すべては、命のため。危険を顧みず無償の人道支援に身を投じたマチルドが、やがてシスターたちの希望の光となっていく姿は、観る者の心を強く揺さぶる。あわせて、シスターたちから祝福を受けるマチルドを捉えた印象的なポスタービジュアルもお披露目されている。『夜明けの祈り』は8月5日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月02日