メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「不倫する前の自分に戻りたい」という、あんこさん(45歳・会社員)に、心屋塾認定講師の小野美世さんからアドバイスをいただきました。■あんこさんのお悩み1年不倫をしていました、彼は6歳下で既婚者、 私はバツイチです。 くっついたり離れたりしていましたが、辛く寂しい気持ちから、私からお別れしました。 でも、まだ気持ちの整理がつかず、元に戻りたい気持ちが溢れています。 頭ではわかっていても、気持ちがついていきません。 何もする気が起きず、何も考えられない状態です。 どうしたら、彼と出会う前の私に戻れるでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の小野美世さんよりあんこさん、こんにちは。心屋塾認定講師の小野美世です。不倫をしていてお別れしたとのこと、お辛い心境ですね。相手が既婚者だと、友達にも打ち明けにくい話題かと思います。こちらにご相談くださり、ありがとうございます。その彼と、くっついたり離れたりの末、お別れという形を選ばれたということは、あんこさんにも相当な葛藤があったと思います。相手は既婚者。普通の恋愛と違って、これは彼には言えないと我慢してしまったり、相手が自分より家族を大切にしていると感じて、仕方ないのだけど寂しくなったり…と、あんこさんの心はとても忙しかったのではないでしょうか。「どうしたら、彼と出会う前に戻れるでしょうか?」と書いてくださっていますが、私は、出会う前に戻ろうとする必要はないと思うのです。なぜかというと、あんこさんは、1年間というお付き合いの中で、彼との関係から、受け取られたものがたくさんあったと思うからです。一度、口に出してこう言ってもらえますか?「あーーーー、1年楽しかったなぁ…」「彼にたくさん、与えてもらったなぁ…」「私もたくさん、彼に与えたなぁ…」言ってみて、どんなことを思い出したでしょうか。彼はあんこさんに、どんな嬉しい感覚、楽しい感覚をくれましたか?心を癒してくれたかもしれません。男性を信じることをもう一度教えてくれたかもしれません。女として扱ってくれて、欲しかった自信をくれたかもしれません。セックスの良さを教えてくれたかもしれません。彼があんこさんにくれたものって何だったのだろう、と感じてみて下さい。そしてそれは、あんこさんが、「不倫」という辛い形を選んでまで、自分自身に与えたかったものだと思ってみてほしいのです。彼が与えてくれたものですが、それはあんこさんが自分自身に与えたかったものでもあります。そのために、あんこさんの人生に、彼に登場してもらい、自分へのお届け物をしてくれる、栄えある役をしてもらったのです。そして彼は、あんこさんに、それを届けるという役目を全うしたので、あんこさんの人生の舞台からいなくなったのかもしれません。そして、もうひとつ。今度はこれを言ってみてください。「あーーーー、彼と別れてよかった!」「別れを選んだ私、正解!」「辛いのに別れた私、えらい!!」あんこさんがお別れを選ばれたのには、それだけの理由があるはず。彼は楽しさも与えてくれたと思いますが、辛い気持ち、さみしい気持ちも、たくさんあんこさんに残していきましたよね。あんこさんはそれは、いらなかった。あんこさんの人生に、それがあり続けることは、選択されなかったということです。これって、本当に、「自分を大切にする」選択なんです。あんこさんは、「お別れ」をすることで、自分を大切にするということをされたわけです。今は、これでよかったんだと頭でわかっていても、何もする気力がわかない…という状況にあると思います。別れた相手に執着してしまう、こだわってしまうときに、私たちが考えていることって、これなんです。「もう、あの人以上の人には出会えない」「あの人を逃したら、もう私を愛してくれる人はいない」あんこさんは、どう感じていらっしゃるでしょうか。もしもこれらの言葉を、心の中で思っているなと思われたら、ぜひ、こんな言葉を口に出して言ってみてください。「あの人は、実はフツーだった」「あの人と別れたから、出会える人がいる」自分を大切にするという選択をされたあんこさんの心の中には、その彼がくれたお届け物がありますよね。彼にはもう会えないかもしれませんが、その彼が与えてくれたものは、ずっと心の中にあり続けます。それをもって、ぜひ、「あの人と別れたから、出会える人」に、これから出会ってくださいね。応援しています。 ・このカウンセラーのブログを見る
2017年08月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「休職後、職場に受け入れてもらえず辛い」という、SATOKAさん(43歳・金融業)に、心屋塾認定講師の紀凛さんからアドバイスをいただきました。■SATOKAさんのお悩み銀行に務めています。3年前に鬱になりやっと仮出社できるようになりました。本復帰前の人事との面談で、「今いる支店ではコミニュケーションが取れていないので、営業店への復帰は今後も見合わせたい」と言われました。支店でも私の評判は良くないとのこと。 私は営業店の仕事が好きで、戻るなら絶対に営業店勤務を希望していたのですが、それすらも叶わないようです。5年前に横浜から八王子へ引っ越してきて、誰も知る人のいない状況での育休復帰、いじめに合い、心が折れてから3年が経って、また私を受け入れてもらえない状況…、苦しいです。人事からは辞める選択肢もあると言われました。何がダメなんでしょうか? 必要とされないこの状況から、消えてなくなってしまいたいです。私が仕事をするのはダメなのでしょうか? 助けてください。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の紀凛さんよりSATOKAさん、はじめまして。心屋塾認定講師の紀凛(のりりん)です。ご相談ありがとうございます。今まで本当にがんばってこられたのですね。心のブレーカーが落ちてしまう「鬱」という状態までがんばってきた自分を、「よくがんばったね」と声をかけながら、まずは抱きしめてあげてください。できるだけたくさん、やりすぎかな? と感じるくらいでもいいです。ところで、3年間はゆっくりお休みできましたか? その間、自分を責め続けていませんでしたか?今までは、がんばる方向が少しズレていたのかもしれません。そのズレを戻し、自分にかける言葉を優しくしていけば、気持ちが楽になります。安心してください。本復帰前の面談では、コミュニケーションが取れていないと言われたそうですね。コミュニケーションが取れていないときというのは、「私は、人からどう思われているのだろう?」と考えているので、自分に意識が集中し、人を見ているようで、実は見えていないものです。でも、どう思われているか気になりますよね? 受け入れて欲しいですよね? 必要とされたいですもんね。そんな思いでいっぱいになったときには、一度ゆっくり目を閉じてみましょう。そのまま少し深呼吸をしてから、大きく目を開いて見てみるのです。それだけで、見られる自分から“見る自分”に変わり、目を閉じる前とは違った景色が見えるようになります。自分がどう見られているか? というわからない答えを、もう探し続けなくてもいい。自分が何を見てどう感じるか? を考えるだけで、いいのです。認めてもらうために必死でがんばるのではなく、自分がやれることや、やりたいことを落ち着いて見極め、そこに集中してがんばれるようになれれば、ズレていた方向は、自然と戻っていきます。ズレが戻れば、認められたり、受け入れられたり、必要とされることも、増えていくでしょう。とはいえ、人を気にして自分をまた責めはじめると、無気力や疲労感などを感じるようになるでしょう。疲れたときには、動きたくなるまで休ませてあげましょう。充分休んで回復したら、人は自然と動きたくなります。それまでは「私の何がダメなんだろう?」ではなく、「こんな私でもダメじゃないよ。こんな私が好きだよ。ずっと味方だよ。」とつぶやきながら、何度も何度も自分を抱きしめてあげてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年07月27日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人を傷つける言葉を言ってしまい、孤立して寂しい」という、ふぁんたさん(40歳・主婦)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ふぁんたさんのお悩み私はいつも言葉で人を傷つけてしまうようです。その時々で思ったことを口にしてしまい、後でいつも後悔します。仲良くなれた子どもの学校のお母さんたちにも嫌な思いをさせてしまうようで、気づけばひとりになってしまい…。いつも反省していますし、とても寂しいです。他の人たちの楽しそうな会話が羨ましいです。※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりふぁんたさん、こんにちは。楽しい会話の仲間に入れず、「いつも」言葉で人を傷つけ、思ったことを口にしたことをいつも後悔し、いつも反省していて、とても寂しいのですね。「いつも」ということですが、それは本当でしょうか。反省して後悔して寂しいのは「いつも」なのかもしれませんが、人を傷つけていることが「いつも」なのかは、かなり疑わしいと思います。だって、人が傷ついたのかどうか、どうして分かるでしょうか。「傷ついた」と言われましたか? 「いつも傷ついている」のは、むしろふぁんたさんのほうではないですか? 私には、ふぁんたさんの悲しみが伝わってきます。人の言葉や顔色を見ては、傷ついている。だから他人も同じように「傷ついたはず」だと思っているのではないでしょうか。本音を隠す人もいるなかで、「思ったことを口にする」のは正直でいいことだと思いますよ。きっと性分なのでしょうし。もしかしたら、子どもの頃に「思ったことを口にすること」を誰かに咎められたり、叱られたりしませんでしたか?ふぁんたさんには「自分が思ったことをそのまま口にすると、人を傷つける」という思い込みがあるようにも感じます。ですので、こんな言葉を呟いてみてください。「私が思ったことをそのまま口にすると、喜ぶ人もいるし、傷つく人もいる」と。そして次は、「私の言葉は人を喜ばせる」「だって私は正直だもん」「私は傷つける人じゃないよ」「私、優しいよ」と。いかがですか。 自分が放った言葉で、人を傷つけてしまうこともあるし、喜ばせることもある。ふぁんたさんだけでなく、誰しも同じです。でもその感情は相手側のことなので、こちらではコントロールできません。ふぁんたさんは「人を傷つけようとして」何かを言っているわけではないですよね? ただ、人が自分の言葉に傷つき、嫌な思いをし、離れていってしまう…と最初から決めてしまっているだけだと思います。そんな自分責めは、もうやめましょう。もしかしたら、全部気のせいかもしれないですよね。誰かに「そんなことを言われて傷ついた」と言われたら、「ごめんなさい」と謝るだけです。謝るしかありませんが、相手がどう感じているのかわからないのに「傷ついたはず」「嫌な思いをしたはず」と決めつけるのは、逆に相手に失礼ですし、勝手な判断ではないでしょうか。不機嫌に見えても、たまたまその日は朝から別のことで不機嫌だっただけ、という人もいるでしょう。もともとの表情が仏頂面な方もいます。人の気持ちを決めつけることも、意識してやめていきましょう。「私が思ったままを口にすると、人が喜ぶ」「私が思ったままを口にすると、人と話が弾む」。そんなふうに前提を書き換えて、人と関わってみてください。それで会話が弾まなくても、決して反省しないでくださいね。「楽しい会話ができない自分」「うっかり人を傷つけてしまう自分」「つまらない自分」「孤独な自分」「寂しい自分」も全部マル◎です。目の前の出来事を使って「いつも反省して後悔する自分」をやり続けるのか。それとも、「時には失敗もするけれど、正直で人が好きな自分」でいるのか。選択するのはふぁんたさんです。ふぁんたさんは人が好き。それは人にも必ず伝わります。自分を責めることなく、そのままの自分で人と関わってください。私くらいの年齢になっても「人を傷つけてしまったかも」と思うことはありますよ。そんな自分を、私はいつも許しています。言ってしまったこと、やってしまったこと、すべて許す・許す・許す。応援しています。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年07月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人からおとなしいと言われてしまう」という、ミホさん(32歳・OL)に、心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんからアドバイスをいただきました。■ミホさんのお悩み私は小さい頃からおとなしく、何をするにも「おとなしい」がついて回ります。やりたいことをやろうと思うと、結局人が集まる所へ行かないといけなくて、そういう場で必ず「おとなしいね」と言われて嫌気がさし、何もやる気が起きなくなってしまいます。なんで私ばっかりそんなふうに言われるんだろう…。そう思うと苦しくなって殻に閉じこもってしまい、おとなしい私は何もできないんだ、と思ってしまいます。そして活発な人を見るとモヤモヤします。おとなしいと言われないようになりたいです。■心屋塾認定講師のはしぐちのりこさんよりミホさん、はじめまして。はしぐちのりこです。ご相談ありがとうございます。どんなところに行っても“おとなしい”と言われることで嫌気がさし、気持ちが萎えてしまう。そういう体験を何度もくり返しているうちに、おっくうになり、外に出てなにかをしようという気持ちすら起きなくなってしまいますよね。まずはミホさんの中にある価値観をちょっと疑ってみてほしいのです。おとなしいのはダメなことでしょうか? なんだかずいぶん良くないことのように捉えているようにみえました。おとなしいのは、ミホさんの大切な個性のひとつですよね。そんなに嫌わないであげてほしいのです。私たちは、育つ過程で周りの人たちからいろんなことを言われ、自分の価値観を作り出しています。ミホさんもオギャアと生まれたときは「おとなしいのはよくないこと」とは思っていなかったはず。きっとどこかで「おとなしいと何もできないよ」「もっと積極的になりなさい」などと言われたご経験があったのではないでしょうか。そしてミホさん自身も、そういう経験を通じて、どこかで「おとなしい自分はダメなんだ」と思ってしまったのかもしれません。人って、自分がダメだなあと思っているところを、他人に触れられると、とっても心が痛みます。自分で自分を責めているので、他人のなにげない言葉も自分を責めているように受けとってしまうのです。実際、周りの人がどんな意味をもたせてミホさんに「おとなしいね」と言ったのかはわかりません。きっと、意味なんて含ませていなくて、ミホさんに感じた「おとなしい人だな」「控えめな人だな」という印象をそのまま表現しただけなのかもしれませんよね。そこに「やっぱりおとなしい自分はダメなんだ」というニュアンスを含ませて、ご自身を責めないでほしいのです。そして、ミホさんは「やりたいことをやろうと思うと、結局人が集まる所へ行かないと」と考える積極性ももっていらっしゃる。決しておとなしいだけの人間ではないのです。「おとなしくてもいい」「おとなしいまま楽しんでもいい」「おとなしい私を受け入れてもらってもいい」「おとなしいまま、みんなと仲良くしてもいい」おとなしいまま、静かなまま、みんなの輪の中に入ってやりたいことをやってもいいのです。そのままで、いろんなことを楽しむことはできますし、そうしてもいいのです。人から「おとなしいね」と言われたら、「ええ、おとなしいですけど何か?」と、そっと心の中で唱えてみてください。ひとは、自分以外の何かになることができません。ぜひおとなしい自分も受け入れて、そんな自分でどうやって楽しむかを考えていただきたいと思います。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年07月13日効率よく仕事をこなそうと工夫しているのに、上司の自分に対する評価はいまいち良くない…。栄養バランスのいい食事を作りたいけれど、疲れて結局ピザを頼んでしまう…。洗濯物の山を見るとウンザリして、たたんでしまう気になれずそのまま放置…。優しいママでいたいのに、子どもが言うことをきかないことにイラついてつい怒鳴ってしまう…。毎日がんばっているのに、何ひとつ満足した結果が得られない。いったい自分はどうしたいのか、何を目指しているのかわからなくなって、ひとり悶々としてしまうこと、ありませんか?■がんばっているのに、いまひとつ成果が見えない焦り雑誌やネットに華々しく登場している「ゆるキャリ」と称して家庭に重点を置きつつ優雅に仕事をこなしている人。ハウスキーパーやベビーシッターの手を借りながらバリバリと仕事をしてそれなりの地位を築いている人。または専業主婦のかたわら家事能力を生かしてお教室やサロンを開いている人。そんな人たちを見て、その誰ともスタンスが違う自分と比較し、すべてが中途半端になっていることに落ち込む…。ワーキングマザーならば一度は感じる気持ちではないかと思います。■「○○でなければ」という思い込み私は今まで多くのワーキングマザーとお会いしてきましたが、「常に」仕事で評価され、家は毎日ピカピカで、夫との関係も良好、子どもも口答えすることなく学業優秀で大学卒業しました、といった女性にはお会いしたことがありません。隣の芝生は青いといいます。外から見たら、人も羨むキャリアと家庭を持っている女性でも、そこに至るまでの道のりで必ず「何かがイケてない」「何かを捨てざるを得ない」時期があります。すべてが中途半端と感じるときは「いつもすべて100点を目指さなければ」「周りから幸せな人と思われなければ」とがんばりすぎているかもしれません。例えば仕事で上司に恵まれなければ、いまは家庭を充実させる時期として、仕事のペースを落としてもいいと思います。それで評価が落ちたとしても、一生その上司の下でしか働けないわけではありません。そのときどきで「どれかひとつに80点」を積み重ねていけばいいと私は思います。■育児や仕事、それぞれの状況に言い訳してない?また、中途半端感を感じるとき「それぞれを言い訳に使ってしまっている」ことが、その原因になっていることもあります。たとえば、上司があなたの仕事に対してより高度な要求をしてきたり、完成度が低いといった評価をしたとき。「私だって子どもがいなくて仕事だけに時間を使えればそれぐらいできるのに。そこまでできなくても仕方ないでしょ。」学校で先生から子どもに対してなにか注意を受けたとき…。「私だって専業主婦ならもっとゆっくり子どもと向き合っていろいろ教えられるのに。いま仕事が忙しいのだから仕方ないでしょ。」といったように、仕事に対しては「もっと家事を手伝ってくれる夫ならば」「もっと言うことを聞いてくれるいい子であったら」、家事や育児に対しては「こんな仕事や上司でなければ」などと、それぞれの自分の現状を自ら否定的にとらえて、うまくいっていないことの理由にしていることはありませんか? そうすると、だんだんどちらの自分にも魅力を感じなくなってしまいます。■本当にやりたいことを考えるチャンスでもある確かに、残業もいとわず仕事にすべての時間を使える人に、かなわないことがあるのは事実でしょう。専業主婦が、より細やかに子どもに接する時間が多く持てることも事実です。しかし、絶対にかなわないことを盾にして、今できる工夫や努力を棚上げしていたら、いつまでも「仕事も家事も育児もイマイチ」感から抜けることができません。とはいえ「いま自分ができることは何か」を考えられないとしたら、あなたはかなりお疲れなのかもしれません。理想の状態に追いつかない自分が傷つかないように、自分を守ってあげているのかもしれません。そんなときは一度立ち止まって、「自分は将来、どうなっていたいのか」を考えてみてもいいと思います。本当はもっと仕事のペースを減らして、子どもの教育に注力したいのかもしれないし、逆にもっとやりたい仕事があったり、収入をあげたいと思っているかもしれません。あなたの望む未来がイメージできているなら、一時的にすべてが中途半端になってしまう時期があってもいいのです。もちろん何かを割り切ってもいい。梅雨の季節、たまにはボーっとひとりで雨音など聴きながら、自分にとって一番大切なものは何かを再確認する時間を持ってみてはいかがでしょうか。
2017年07月02日小児科外来のカウンセリング室にやってきた母娘出典 : 病院の小児科外来でカウンセリングを行っているカウンセラーの私のもとに、不登校の娘さんと母親が心理相談を受けに来ました。そのとき娘さんは中学3年生。母親の話だと中学2年生のころから学校に行き渋るようになったけれども、教師の働きかけで今は何とか相談室登校をしているとのこと。母親が説明する間、その子は一言も話さず暗い顔をして座っていました。私は「学校で何か嫌なことがあったのか」、「友だちと気まずいことでもあったのか」と問いかけましたが、無言のまま。母親は、「家で娘に尋ねても嫌なことやいじめはないと言うのです」と代弁します。医師の方では医学的処置は行わないとのことを聞いていたので、経過観察をしながらじっくり支援の方向性を探ろうと考え、「すぐには話したくないかもしれないので、時々来て状況を知らせて下さい」と言って初回の面談を終わろうとしました。しかし母親は「どこに行っても同じことを言われます。私が心配でたまらないのです。このまま一生引きこもりになるのではないかと不安です。ここで話を聞いていただけませんか」と言うのです。娘さん本人の考えは計り知れませんでしたが、母親の困り感が大きいことも鑑み、ひとまず次週も面談の予約を入れることにしました。カウンセラーと母親と娘の三者面談、しかし彼女は一言も話さず…出典 : 翌週、時間通りに母娘がやってきました。母親はこの一週間も娘の状況は変わらないことを説明してくれましたが、肝心の娘さん本人はやはり一言も発しません。母親がしゃべり過ぎるので娘さんが話さないのかと考え、母親の発言を抑えて彼女の発話を待ちました。しかしいくら待っても言葉を発しません。最後にはうなだれ、長く伸びた髪が顔を覆い、ホラー映画の「貞子」のような状態になってしまったので、「これ以上はまずい」と思い、母親との話に戻りました。親子で訪れる小児科の心理相談の時、私は特別の事情がない限り親子別々に話すことをしません。子どもは不安を抱いて訪れます。その時に親から離れて一人で知らない人と話すことは苦痛でしかないと思うからです。廊下で待たされ母親だけが診察室に通されると、そこでは自分のことを話しているに違いないが、何を話しているのか気になるでしょう。余計な不安や苦痛を子どもに与えないために親子で話すのです。まれに母親だけに伝えなければならないことがある場合は、子どもが退屈そうに見えたとき、「退屈なら廊下を歩いてきていいよ」と言って外に出します。時間的に余裕がある環境でしかできないことかもしれません。カウンセリングというより雑談?それでも続く、奇妙な3者面談出典 : そういうわけでその母娘との面談はいつも三者で行いましたが、話すのはいつも私と母親でした。それでも娘さんは毎週来ることを拒まず、一言も話さないにもかかわらず毎回1時間近くその場に座り続けていました。半年近く話しても事態が大きく変わることもなかったので、話の内容は徐々に雑談に変わっていきます。明朗快活なお母さんはニコニコしながらたくさんおしゃべりしました。よもやま話になるとつい笑いだすようなことにもなりますが、娘さんはそれでもやはり、無表情のまま。わずかでしたが相談料を支払っていただいていましたので、談笑でお金をいただくのはどうかと思い、母親に「このまま続けますか」と尋ねました。母親は「長い目で見なければいけないのは分かっているが、娘と二人でいると気が沈んでしまうので、迷惑でなければ続けさせてください」と言ったので、ひとまず継続することに。とはいえこのままずっと談笑を続けるというのも気が引けます。なにか改善のきっかけがつかめないかと、私は彼女が在籍する中学校を訪問することにしました。しかし、娘さんは中学校では人目を避けて登校し、ほとんど相談室で好きな漫画やイラストを描きながら過ごしているとのことで、変化を期待できるような情報を手に入れることはできませんでした。高校受験が迫ったある日、無言だった娘が、はじめて「やりたいこと」を口にした出典 : それからも、カウンセラーと母親が談笑するだけという、奇妙な"三者"面談が続きました。初夏から始まった面談も初冬にさしかかっていました。母親は高校進学のことを気にし始めました。私も引き受けてくれる学校があるか気になりました。そんなある日、母親が思いがけないことを話しだしたのです。「娘は、高校はイラストやデザインが学べるところにしたいと言っています。中学校で尋ねたらA高校のデザイン科があると言われたそうで、そこを受験したいと言うのですが、先生どう思いますか」。この話も三者面談の中でした。私は母親に「それは素晴らしい。本人が受けたいと言うのならぜひ受けさせるべきです」と言いました。本人が高校には行きたいと言い、志望校もはっきりと言った。母親はこのことには喜んでいましたが、実際受験するにあたっては、相談室登校で学力がきわめて不安、試験や面接に行けるかどうか、受験に失敗したらもっと落ち込みがひどくなるのではないかなど、心配でたまらないようでした。私は、「本人が自分で道を切り開こうとしているのです。今はそれを応援しましょう。失敗したらその時に次を考えましょう」と言い背中を押しました。その後。その子は自宅でも受験勉強をし、中学校では専願という受験方法を示され、無事試験会場にも行け、めでたく志望の高校、学科に合格したのです。娘さんの高校入学後も母親はしばらくの間、「また、いつ登校しなくなるか不安だから」と言い、私との心理相談にやってきましたが、不登校が生じやすい5月の連休明けまで様子を見ても特に問題は起こらず、母親も安心して心理相談を終了しました。ずっと黙っていた娘が、なぜもう一度学校に行けるようになったのか出典 : その後も娘さんが私の相談室に来ることはなく、毎日他の生徒と同じように登校し授業を受けており、部活もバスケットボール部に入り元気に活躍しているとのことでした。母親は「嘘みたい、今までのはなんだったの」とキツネにつままれたかのようでした。心理相談を続けている間は一言も発さなかった娘さんが、なぜこのように劇的な変化を起こしたのでしょうか。私が思うに、その子自身の伸びる力がもともと眠っており、表面には出ない間も、じっくりと力を蓄えていたのだと思います。不登校、相談室登校は彼女にとって不快な経験だったと思います。彼女自身もなんとかそれを克服しようと思ったでしょう。しかしなかなか克服の道が見えず、長い間ふさぎ込むことになったのだと思います。高校進学を目の前にして、やっと自分の好きなデザインを学び、本来やりたかったバスケットを行うことに道を見出し、光を見つけたのだと思います。道を見出したのは彼女自身です。それができたのはその子の成長する力によるものと思います。小学校や中学校で不登校を経験したのちに高校生になり、「休みたくなると、もうあの不登校を再び経験したくないからという気持ちになって、それで頑張って登校したんだ」と打ち明けてくれた子もいました。一人、二人ではありません。子どもたちはしっかり学んでいるのです。そしてそのような子どもの成長する力を発揮させることができたのは母親の頑張りだったのだと思います。相談室登校の娘さんを見放すことなく、少しでも効果があることは惜しまず与え続けました。それとともに母親は、娘を支え続けるために自分の心の安定も求めました。娘さんは三者面談の中で一言も発しなくても、母親の言葉、カウンセラーの言葉をしっかり聞いていたのです。自分を支えてくれる人たちの中で自分は何をすべきかを考え続けていたのでしょう。子どもは母親や家族に支えられ、母親や家族は社会に支えられるような循環が子どもたちの成長には不可欠だとの思いを深めたケースでした。
2017年05月20日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。ひとりでも多くの方を幸せにするべくカウンセリングをしていますが、中には自ら不幸に突き進んでいってしまう方もいます。今回は、カウンセリングで不幸になる人の特徴・ならないための方法についてご紹介します。■1.思い込みが激しい人カウンセリングで、こんなことがありました。「彼からアプローチされて付き合ったんです」と言うAさんの彼に「Aさんのどこが好きで付き合ったんですか?」と聞くと「付き合おうと何度も言われたので・・・」と。その後、Aさんが思い込みの激しい人だということが判明。「私のこと好きって言うから付き合ったのに、全然大切にしてくれない!」と彼に何度もつかみかかり、半年ほどで別れてしまいました。思い込みが激しく自分の思い通りにならないと気が済まない人は、第三者からの冷静なアドバイスを受け入れられないので、カウンセリングを受けても不幸になります。現実と思い込みを混合してしまわないようにしましょう。■2.『騙されている』状況の人以前、「夜は勉強があって昼間のデートしかできない学生と付き合っています。家に送るのも遠慮する子なのですが、彼女のためにできることはありますか?」と中年男性からカウンセリングを受けましたが、実際の彼女は彼氏と同棲中のキャバ嬢でした。恋は盲目なので、騙されていると思えない気持ちもわかります。でも、こうした人たちが「お金さえ払えば、その人の求めている答え」を言ってくれるカウンセラーに通ってしまうと、ますます深みにはまって不幸になるのです。友達や家族に話しづらい気持ちはわかりますが、身近な人に話をしてみたときの反応が答え。カウンセリング以外に相談できる人をつくりましょう。■3.依存しすぎる人カウンセリングには、「このLINEは何て返すべきですか?」「デートに誘われたのですが、行って良いでしょうか?」と逐一質問してくる方がいます。カウンセリングをあてにしてくださる気持ちは本当にありがたいのですが、このように全ての出来事をカウンセラーに頼ると依存グセがつき、与えられた選択肢の中だけで生きることになってしまいます。カウンセリングの結果は、選択肢の一つ。その上で自分がどう考えてどう進むのかをしっかり持っておくことが、幸せになるためのカウンセリングの使い方だということを覚えておいてください。■4.そこまで悩んでいない人「結婚するにはどうしたら良いですか?」と聞かれることが本当に多いです。そうした人たちは共通して「実際にはそこまで悩んでいない」ことがほとんど。もちろん、カウンセリングの中で自分の本当の気持ちに気付けるのなら成果があったと言えるのかもしれません。でもまずは、カウンセリングに頼る前に『自分の本当の気持ち』に耳を傾ける習慣をつけてみると良いと思います。■おわりにカウンセリングは本来幸せになるために背中を押してもらったり、自分に必要なアドバイスを得るためのもの。振り回されて不幸になってしまわないように気を付けてくださいね。(下村さき/ライター)参考:ソフィア・リブラ『占いで幸せになる女 不幸になる女』(経済界、2016年)(ハウコレ編集部)(新部宏美/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2017年02月08日凸版印刷は3月31日、商品情報が紙出力できるタッチパネル式の多言語対応セルフカウンセリング端末を開発し、訪日外国人観光客向けの商品を展開する流通・メーカー向けに2016年6月上旬より販売を開始すると発表した。開発した製品は、商品情報を多言語で表示するだけでなく、その情報を紙出力できるタッチパネル式の多言語対応セルフカウンセリング端末。同製品を導入することで、訪日外国人観光客へ店頭で多言語対応した商品説明が可能になるという。特徴として、化粧品などの場合、コンテンツを診断形式にして利用者にタッチパネルで選択してもらいつつ、おすすめの商品の紹介が可能なほか、紙出力のため利用者は商品情報や使用方法の説明を保管し、いつでも内容の参照ができる。また、読取口に商品バーコードをかざすだけで、その商品の詳細情報を表示できることに加え、利用者がいない時はCMなどの映像をループ再生することで興味喚起が図れるという。なお、同製品の販売に先立ち、カネボウ化粧品が販売する高機能サンスクリーンブランド「ALLIE(アリィー)」のインバウンド向け店頭端末として、2016年4月1日より沖縄県内の大型量販店で実証実験を行う。製品の仕様は外形寸法がW400mm×D400mm×H1750mm、ディスプレイは23型FullHDマルチタッチパネルディスプレイ、バーコードリーダーは1次元/2次元バーコードの360読み取りに対応、カラーラベルプリンターは用紙幅105mmまでに対応、スピーカーはステレオスピーカー内蔵、駆動はAC電源となる。価格は250万円(基本システム開発費を含む、コンテンツ制作費は商品数により別途見積)~。今後、同社では流通やメーカー向けに拡販、2020年に関連受注を含め約5億円の売り上げを目指す。
2016年03月31日心理カウンセラーの小高千枝です。カウンセリングやメンタルトレーニングの中で、私が必ず伺うことがあります。それは「日常生活をどう過ごされているか?」ということ。衣食住が乱れてくると、心までもが乱れてくるものです。日々を丁寧に暮らしている「きちんと感」がある人は、とても女性らしく見えます。今回は、そんな “心にゆとりのある女性たちが美しく見える理由” や、「きちんと感」を身につけるための3つのコツをご紹介します。「衣食住の乱れ」 = 「心の乱れ」まず、みなさんに質問です。・お部屋の掃除はどのようにしていますか?・紙袋などは溜め込んでいませんか?・お食事はどういうペースで何を食べられていますか?・洋服選びは楽しんでいますか?人間の心には「日常の何気ない行動」や「思考パターン」が大きな影響を与えています。特に、一番身近にある当たり前の“衣食住”の乱れは知らず知らずのうちに、心の乱れにも繋がります。毎日規則正しい生活ができなくても、1週間を通して生活のリズムを整える。お礼状は必ず手書きで書く。カバンの中は常に整理することを心がけている。など、日常の中で「きちんとしたモノ、コト」に囲まれるようになると心に栄養が行き届きます。心が律され、より女性として向上されていくというわけです。では次のページから、具体的な方法をご紹介しましょう。 1. 心を込めて、アイロンをかける時間を持つ私は大人になり自分でアイロンをかけるようになってから、背筋が伸びるように、心がぴんとする感覚を覚えていました。クリーニングに出してしまえば簡単なことですが、私は週に最低1回はハンカチやシャツ、パンツなどにアイロンをかける時間を設けるようにしています。アイロンをかけている時間は、アイロンだけに集中。他のことに気をとられていると大変なことになりますからね。しわをひとつひとつ伸ばしながら、気にかかっていることがある時はもやもやした気持ちに少し光が差し、元気なときは更に気持ちが清々しくなります。そして、アイロンをかけたしわのない美しいハンカチをカバンに忍ばせるとき、またカバンから取り出すとき、とてもしなやかで上品な所作に。心をこめたものには無意識の中でも丁寧に扱うようになるのです。2. 「自己演出」=セルフブランディングを意識する自然体でありたい私は、気取ることへの抵抗感はあるものの、他人への見せ方や見られ方を演出することで、物事が上手くまわり始めることも理解しています。自分自身をブランディング。その自分にあった言葉遣いやしぐさ、態度を心がけていくうちに、現在ではそれが日常化してしまったため、苦に感じることはありません。もちろん、視覚的効果は人の心に大きな影響を与えますから、見た目への配慮も忘れてはいけません。その場にふさわしく、なおかつ自分らしさを表現できるようなファッションやメイクなども考えてみてくださいね。そうすると、自己演出していることが更に楽しくなり、自分自身が愛おしく思えるようにもなりますよ。やり過ぎのバランスに注意しながら、女性として輝いていく喜びの積み重ねが自信にも繋がり、自分自身を律しながらも心にゆとりさえ芽生えます。内面は外見にあらわれます。心にゆとりがある、あなたにしかない表情の美しさが人を惹き付けるものとなるでしょう。 3. 「ゆるさ」とのバランスを意識する「律する」の捉え方のひとつとして、 “統制” や “管理” をするという意識がつい芽生えてしまい、「厳しくする」と考えてしまう人もいるでしょう。規範を設けて自分自身をコントロールすることは “人” として必要なことではありますが、あまり力を入れすぎてしまうと疲弊してしまい、思考停止状態になってしまう可能性もあります。例えば、家や部屋はその人そのものの反映のため「断捨離して、部屋をキレイにしたら気持ちもすっきりする」と自分に“やるべきこと”を課し過ぎてしまうと、すべてが終らないときに自己嫌悪に陥りやすいです。確かに、気持ちだけではなく体も軽くなったような感覚も得られますが、今日、明日、明後日と片づけをする空間を決めて無理をせず「ゆるさ」をもたらしながら取り組むようにしてくださいね。食事についても当てはまります。「丁寧にきちんと食事をしなくてはいけない」と無理をして毎日作ろうとはせず、週2回は必ず手作りの食事にする、などのゆるさを持つ。忙しい人はとくに一般的な基準に自分を当てはめ、できない自分をクローズアップすることのないようにしましょう。自分にとってできること、できないこと、そしてできるようになりたいことを一度整理し、できることから少しずつ、ゆるさとのバランスをとりながら長い目でみて取り組んでみてくださいね。自分にとっての “きちんと感” が感じられるようになると、きちんとすることが楽しくなり、大人のゆとりが芽生えます。
2016年03月04日心理カウンセラーの小高千枝です。「先生は人間関係で悩むことはありますか?」「どうして、コミュニケーションで問題が起こらないんですか?」という質問をいただくことが多々あります。私の場合、問題が起こらないのではなく「相手と自分の心のポジショニングや感情のコントロールをし、問題にまで発展しないようになった」という言い方のほうが正しいかもしれません。それでも人間同士ですから、問題が全く起こらないわけではありません。ただ、終息するのは早くなりました。対人コミュニケーションにおいて大切なことのひとつは “心の距離感” です。今回は一定の心の距離をとることでの人間関係のあり方について、私の事例をもとにご紹介しましょう。「必要とされたい」 かまってちゃん時代のあの頃“誰かに必要とされたい”と思うことは誰にでもあることです。私も以前はそうでした。かれこれ15年以上前になるでしょう。話題の中心でいたい気持ちやパートナーとは常に連絡をとっていたい。自分のペースを維持し、相手に押し付けるとても迷惑なことを多々やっていました。こうやって可視化すると自分を振り返るきっかけになります。「そうそう。私ってこういう人だった。恥ずかしい」と自戒の念を込めて書いてみました。今も昔も私は自他ともに認める協調性のかたまりのような人間ですが、根本的には、人と同じ行動をすることがあまり得意ではありません。相手に寄り添いながら自分のペースに導いてしまう。自分の価値観や行動を自分で納得できていなかったために人に押し付けていたのですよね。自信が無かったのでしょう。だから、人を巻き込み、そこに自分の存在価値を見出していたのだと思います。そういったことを繰り返していた、承認欲求が強いかまってちゃん時代。「必要とされたい」という根底にある気持ちが、話題の中心になることや、パートナーとオンリーワンの関係を常に意識することで満たそうとしていました。 “ご縁”があるから必要とされる本当の意味で、私の強みである“協調性”を活用できるようになったのはここ5~6年のことです。公私ともに人生経験を積み重ねていく中で、ご縁があるから必要とされるのであって、ご縁がないのに無理やり相手を自分の方向へ向かせてもお互いに何のためにもならない。そう気づき、感情と理性のバランスをとりながら人間関係を構築していくと、気持ちが楽になりました。そして「私を必要として」という主張が一切なくなりました。それはカウンセリングを通して、クライアントさまに教えていただいたことがひとつのきっかけかもしれません。私はカウンセリング、メンタルトレーニングの際に必ず「自分にあった専門家を選んでください。私が必ずしも○○さんと相性がいいとは限りませんからね」とお伝えします。時間を作り、お金を払い、形に見えない心と向き合うわけです。人生の大切な1ページをご一緒するわけですから、ご縁を大切にしたい。そう思えるカウンセラーと向き合っていただきたいと思います。私と相性が合わない方は「小高のようなタイプのカウンセラーは向いていない」と感じる良い経験だったと捉えてみていただきたいです。マッチングすることだけがご縁ではなく、感覚や価値観が合わない。そういったことを教えてくれる存在の人も、私はご縁として素晴らしい出会いだと思い、受け止めています。人生のステージが変化するごとに、“過去の人たち” に感謝先日、30年来の親友と食事をしました。私の人生の転機となった離婚と向き合う時期も見守ってくれた友人です。「本当に頑張ってきたよね」と励ましの言葉を伝えてくれたと同時に「それにしても波乱万丈な人生だね」と苦笑。確かに、一般的ではない人生を歩んでいるのかもしれませんが、すべて今の私を築き上げるために必要な経験でした。そして、人生のステージの変化と関わる人の変化も改めて客観視。出会いと別れ「ともに成長している人とはずっと一緒にいるな」「あの時のAさんとの出会いがあったからBさんと知り合えた」Aさんとはもう連絡をとっていなくてもAさんには感謝ですよね。私は少し時間ができたときに自分の人生の全体像をイメージし、なぜこの方とご縁が続かなかったのか? 続いているのか? を感謝しながら見つめなおすことがあります。そう、続いている人とは心の距離の取り方が心地よいからなんですよね。その心地よさは人によって違う、ということも合わせて落とし込みます。 心地よい “心の距離感” を知っていますか?私が「かまってちゃん」だった時代のことを書きましたが、この頃は “心の距離の近さ” をとにかく求めていた気がします。近くにいてもらうことで自分の心の安定を保ち、自己承認できていたのです。近いこと、遠いことどちらが良いとか悪いとかではありません。自分軸、相手軸にそれぞれ置き換え、どういう距離感をとることがお互いの幸福度が増すかを考える必要があるということです。近いことを喜んでいた人もいれば、迷惑だった人もいたでしょうね。当時、お付き合いをしていた彼も正直面倒くさいと思ったこともあったでしょう。若かったこともありますが、素直に「ごめんなさい」と伝えたいです。みなさんも自分軸と相手軸をちょっと意識してみてください。自分が良くても相手にとっては違和感を感じる距離感。自分なりの一定の距離感の基軸を持ち、相手の価値観や感覚に寄り添うようにしてみてくださいね。ほどよい “執着” と “諦め”“執着”や“諦め”という言葉は一瞬マイナスの感覚を与えられますが、私はそう思わないようにしています。執着心を抱き一生懸命追いかけること、次のステージに上がるために諦め手放す勇気を持つこと。どちらかに偏る必要もなく、ほどよいバランスが大切だと感じます。そういう感覚を身につけたことにより、「わかってくれる人とは執着心をもってとことん向き合う。ただ、無理に強要したり理解してもらおうなんて思うことはおこがましい。どこかで理解しあえないことには、どこかのタイミングで諦めを持つことがお互いのため」こういった意識を持てるようになりました。そして、自分の立場や状況によって、対人コミュニケーションにおける心の距離感が違うという認識を心の引き出しに常備。仕事、プライベートそれぞれの立場における二面性、三面性を生かし心のポジショニングをとるようにしています。ただし、すべてに共通して言えることは、自分の中にある “物差し” で、一定の距離を必ずとること。そこの距離感を維持しながら近づいたり離れたりを繰り返し、ほどよい距離・ポジションを相手との間に築き上げるのです。
2016年02月19日カウンセリングやメンタルトレーニングに携わっていると、様々な悩みや克服したい問題の中で、対人コミュニケーションに対する苦手意識を持たれている方の多さに驚かされます。自分から働きかけなくても魔法がかかったかのように、相手から変わってくれたらどんなに楽だろう… そんな風に思ってしまうこと、よくありますよね。 わたしも時々、無理だとわかっていながらも「どうにかならないかな」と感じることがあります。そういう思いがよぎった時、わたしは「人を変えることはできない」と、心の中でつぶやくのです。自分の行動や習慣を客観視することで、日常に良い変化を起こす方法があります。今回は、人生が上手く回り始めるちょっとしたコツをご紹介しましょう。他人ではなく、“自分” を変えていこうまず、自分自身の行動や習慣を冷静に客観視し、何気ない毎日の中で考え方や行動を少しずつ軌道修正していきましょう。日常に変化が芽生えはじめると、関わるヒト、モノ、コトに対する判断力が養われます。“必要”なモノは残り、“不要”なモノは自然と離れていく、人間関係も同じことです。あなたとともに成長する人は、共にいい影響を与え合いながら寄り添いあい、更にお互いに変化や成長へと繋がります。人を変えることはできません。ただし自分が変わることで、相手に対する見方や接し方、判断力に変化が生まれ、必然的に自分の意に沿った形で物事がうまく回りだすのです。次のページから、自分を客観するための具体的な方法をご紹介します。毎日30分、「自分だけに集中する時間」を設けること自分を変えようと思っても、そう簡単に変わるものではありません。では、どういう考え方で具体的に何をしたら、周囲にも影響を与えることができる人間になれるのか? どうやったら即効性があるのでしょう?まずは・毎日何気なくやっていること・毎日やってみたいけれどできないことを、リストアップしてみてください。その中で、準備にお金がかかりすぎるものであったり、時間がかかるものであったり、続けることに勇気とエネルギーが必要なもの、まずは外しましょう。このように、毎日30分だけ、自分の内側に集中する時間を必ず設けることで、自分を知り、自分のペースを保つことができます。“自分軸” を知ることができると、相手との距離感や関わり方、こだわりや執着心の持ち方、手放すタイミングやポイントなどが、手に取るように見えるようになります。「でも、時間が無い」「だって、無理だもん」「どうせ、私にはできっこない」などの“D言葉”が、頭に浮かんだ人はいませんか? “D言葉”とは、言い訳や責任転嫁の意味合いがあり、ネガティブ感情のスパイラルに巻き込み悪循環を生み出す言葉です。何でもやってみなくちゃわかりません。「来年は自分を変えたい!」「今の自分を維持して大切にしたい!」そう思われている方は、今から少しずつでも始めてみませんか?“自己承認” 感も高まる! 「毎日の30分」の作り方わたしは心の様子に従って、毎日 “30分” の時間を上手く作るようにしています。人間ですから、いつもは集中できても「今日は無理!」と思うこともあります。だからこそ、いくつかの“30分”を試してみることをおすすめします。自分に合った30分を毎日継続すると、自己承認や自己信頼感が増してきますよ。これらは「毎日30分」の事例です。自分に合うものを試してみましょう。□ トイレ掃除をして塩をまく□ お風呂や洗面所をぴかぴかに磨く□ 掃除機(フローリングワイパーもOK)で軽く掃除する□ インスタント系のものを整理する□ 賞味期限切れのものを処分する□ 紙袋を捨てる□ 不要な書類をシュレッダーにかける□ 不要な洋服を捨てる□ 塗り絵、切り絵など大人向けの身近でできるアートに集中する□ 自分が “信じているもの” に心を委ねる (わたしの場合は神棚に毎朝手を合わせて感謝の気持ちを伝えています)□ ウィンドーショッピングをして自分の “好き” を認識する□ 仕事や友人との連絡から離れ好きな本や映画などを観る□ 感情に響くことや好きな言葉を書き出す□ 自分の目標や憧れているライフスタイルをイメージする□ 好きな人や大切な友人に言われて嬉しかったことを書き出す□ ゆっくりお風呂に入る□ 靴磨きをする「毎日30分」を継続した先に見えるもの自分という人間が見えてくると、自分の考え方に自信が持てるようになります。そして、自分の大切なものをしっかりと受け止め、無駄に執着心を抱かなくなります。こだわりポイントと手放しポイントが、すっと見極められるようになるのです。夫婦関係の問題でご相談に来られたあるクライアント様の話です。ご主人にカウンセリングを受けさせて、ご主人の思考や行動パターンを、無理やり変えさせようとした時期がありました。ただ、「夫の行動や言動に、一喜一憂する必要はない」、「自分の人生を一度ゆっくりと、みつめてみよう」そう気持ちが切り替わったときに、自分にしかない30分を毎日継続されました。そこでみつけたのが、本当の“自分らしさ”です。自分らしく達成体験を積み重ねることによって、自己効力感(自分にもできそうだという思い)が強くなり、ご主人を変えるのではなく自分自身の人生を自分なりにどう楽しむか?という視点に変わったのです。もちろん、そんな奥様を見てご主人も最初は違和感を覚えたようですが、ペースや距離感を掴めるようになったことで、お互いをコントロールしようという意識は無くなり、夫婦円満にもなったのです。他人を変えることはできません。ただ、自分自身の視点や行動、感覚を変え、客観視することによって必要なヒト、モノ、コトはあなたに寄り添い、あなたの人生が少しずつ上手く回り始めるのです。
2015年12月07日ユニバーサルバリューはこのほど、全国から相性のいい臨床心理士などを検索し、無料でお試しカウンセリングが受けられるウェブサイト「インナーピース」を開設した。「インナーピース」は臨床心理士、産業カウンセラー、精神保健福祉士などの資格を持つ全国のカウンセラーを検索できるサイト。カウンセラーのプロフィルを見て、自身の相談内容、希望の相談方法(電話、メール、訪問など)にあった人を選べるという。さらに会員登録をすると、カウンセラー1人につき2回まで無料でお試しカウンセリングを申し込むことが可能。加えてサイトには、カウンセラーのコラムやストレス診断セルフチェックなどのコンテンツも掲載される予定だという。同社の代表自身も心の病を患った経験があり、「心が不安定なときに速やかにユーザーの支えになれるのではないかと考え、サイトを開発した」としている。
2015年09月23日ルミネは9月1日、専門カウンセリング予約サイト「ボイスマルシェ」の企画・運営を行っているバーニャカウダと共同で、新しいカウンセリングサービス「ボイスマルシェforビジネス」のスキームを開発し、9月からルミネの社員を対象にサービスをスタートすると発表した。ルミネは、2013年より"Create Your Life!~生き方も、働き方も、わたしらしくをあたらしく~"をコンセプトに、20~30代の女性社員を中心に社内プロジェクト「きらきらルミネ」を発足。多種多様な働き方ができる社内の環境づくりを目指して取り組んでいる。本サービスは、企業で働く人を対象とした電話による専門カウンセリングサービスで、社員のキャリア設計や働き方、恋愛・結婚・パートナーシップ、子育てや家族問題、メンタルヘルスや心の不調、ライフプランなど仕事からプライベートの相談まで扱うという。個人向け「ボイスマルシェ」では、女性専用のサービスとして提供されているが、法人契約の場合は男性も利用できることが特長となっている。ルミネ社員は専用の認証コードで「法人専用ボイスマルシェ」にアクセスし、好きな時間帯とカウンセラーを選んでカウンセリングを予約。「誰が利用したか」という情報も会社側に知られることなく、秘匿性・守秘性のもと、幅広いテーマについて自費負担ゼロで専門家のカウンセリングを受けられる。ルミネの事業は、20~30代の女性をコアターゲットとして展開しており、全社員に占める女性の割合は約7割だという。そのためワーク・ライフ・バランスやダイバーシティは同社にとって非常に重要な取り組み課題だとしている。同社は、きらきらルミネの活動を通じて社員のライフスタイルをさまざまな面からサポートし、ルミネ全体が働きやすい職場となることを目指すとしている。
2015年09月02日アイディア ヒューマンサポートサービスは6月12日、誰もが気軽にカウンセリングを受けることができる「ココロゴトカフェ」を、東京都・渋谷にリニューアルオープンさせる。同店は心理カウンセラーがつくったカフェ。昨年2月に中目黒にオープンした「ココロゴトカフェ」のコンセプトを踏襲しながら、今まで心理カウンセリングに接点を持たなかった人も気軽に訪れられるように、カウンセリングだけではなく飲食メニューも提供する。メニューは、心理カウンセラーが考案したもので、「美肌スムージー」や「白桃アールグレイ」などのドリンクのほか、「オムライス風リゾット」などの食事メニューも用意する。ドリンクやフードメニューは、来店者のそのときの気分や心の状態に合わせて「赤・黄・青・緑」の4色から選ぶことができるという。気軽に試せるカウンセリング「ココロトーク」は、30分税別3,000円。同プランは、ミニチュアや写真を並べながら対話する簡易的なカウンセリングだという。本格的なカウンセリングを受けたい人のために、個室で行うカウンセリングメニュー(60分、90分、120分/各有料)も用意する。リニューアルオープン記念として、6月中は「ココロトーク無料体験15分」を受けることができる特典カードをプレゼントする。カード1枚につき、1人1回、6月30日まで利用できる。
2015年06月09日日本心理療法協会はこのほど、テレビ電話アプリを利用した在宅カウンセリングサービスのサイト「おうちカウンセリング」の運営を開始した。同サービスは自宅をはじめとする好きな場所で、15分間からカウンセリングが受けられるカウンセリングシステム。パソコンやタブレット、スマートフォンのテレビ電話アプリ(Skype)を利用し、自宅や外出先でも、プロのカウンセリングを受けることができる。カウンセリングの時間は指定できるため、都合のよい時間に受けることが可能。サイトに登録しているカウンセラーは、同協会が指定する教育を受けて認定を受けたカウンセラーで、自分の悩みや問題に適したカウンセラーを選択できる。現在24名が登録しているが、今後さらに増員していく予定とのこと。料金はカウンセラーごとに経験・実績等で分類し、15分単位でライト(1,000円)、スタンダード(1,500円)、プレミアム(4,000円)の3コースを設定した。料金設定が明確なため、安心してカウンセリングを受けることができる。※価格は税別
2015年05月11日大人の女性のためのブランド2015年4月10日、株式会社ドウシシャよりセルフ・カウンセリングメイクブランド「GRACEAGE(グレセージュ)」が誕生。ブランド名には優雅(GRACE)に年齢を重ねる(AGE)という願いが込められている。ブランドミューズに抜擢されたのは川島なお美さん。54歳という年齢を感じさせないほどに瑞々しくハリのある肌は同世代の女性が憧れているであろう。特に何もしていないのに若くて美しいのではなく、美に関してつよいこだわりのある彼女がブランドミューズを務めるからこそ説得力が生まれる。セルフカウンセリングツール年齢を重ねるごとに様々な肌の悩みが。肌がくすんで顔色が悪く見える、ファンデーションでシミやシワが隠れない、ほうれい線のせいで老けて見えるなど枚挙に暇がない。同ブランドではユーザー自身でメイクテクニックを習得するための付属Bookが用意されている。これがあれば、加齢とともに現れる肌のトラブルや悩みを克服するためのメイク術を手に入れることができる。自分の手で自分を輝かせることのできるメイクテクニックは是非とも習得しておきたい。グレセージュ ブライトアップメイクアップベース同アップメイクアップベースが演出するのは、滑らかな感触・柔らかい光沢・自然な透明感である。肌の凹凸を補正し、小ジワや毛穴の目立たないツルンとした肌へ。細かく均一な粒子の着色成分を使用することで肌にピタッと密着し、テクスチャーも滑らかで使いやすい。メイクをしてから時間が経てば経つほど乾燥を感じるものである。同製品にはローヤルゼリー醗酵液が配合されており、乾燥や肌荒れから素肌を守ってくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ドウシシャプレスリリース(PR TIMES)
2015年03月27日新カウンセリング戦略の第1弾カネボウ化粧品は、新カウンセリング戦略の第1弾として、現行機器の機能を高め、測定結果の解析スピードアップやアドバイス機能を充実させ店頭でのカウンセリングを強力にサポートする新・肌測定機器「ビューティアナライザーADⅡ」を、2013年1月より順次導入する。*画像はニュースリリースより顧客のニーズや時間に応じた質の高いカウンセリング「ビューティアナライザーADⅡ」は、合計14項目の測定が可能で、皮脂膜や角層といった肌表面の状態から真皮の力までの状態を評価することができ、全ての項目を測定し総合的な手入れのアドバイスを行う「フルコース」、肌悩みに応じてあらかじめ設定した項目を測定する「肌悩みコース」、7つのメニューの中からひとつを測定する「単測定」など、ニーズや時間などに合わせた選択が可能。店内のどこへでも持ち運びが可能なコードレスタイプのセンサーでは、皮脂量、水分量、ハリ弾力、血行4つの項目が測定でき、液晶画面に測定結果を表示できる従来の機能に加え、新たに辞書画面やアドバイス情報などもセンサーに表示できるようになったことで、センサー単体でのアドバイス機能がアップ。また、カメラは、より明るく鮮明に撮影できるようになり、解析力もアップ。毛穴の状態やニキビ、シミといったトラブルの全体像を詳細に観察、把握することができるなど、多機能・高機能でありながらスピーディで簡単に操作でき、顧客のニーズや時間に応じ、わかりやすく質の高いカウンセリングがどこでも均一に提供できるようになるとしている。元の記事を読む
2012年12月20日総合計画工業は1日、筑波大学発のベンチャーSDSと共同で「うつ」「新型うつ」に悩む人へのオンラインカウンセリングを行う「SATLINE(サットライン)」のβ版の運用を開始した。正式稼働は10月1日を予定している。SATLINEは、Skypeビデオ通話を利用したオンラインカウンセリングサービス。カウンセリングは、阪神大震災やペルー人質対策で注目された、筑波大学名誉教授・宗像恒次博士開発の「SAT法」を使用する。「SAT法」とは、物事への感じ方(感受性)を変えることで、問題解決や生きづらさの克服を促す構造化イメージ療法・情動認知行動療法。カウンセリングにより、前向きな行動特性になり、死にたくなる気持ちが抑えられるとされる。「うつ」「新型うつ」の人をはじめ、「わけのわからないことでイライラする」「何度もミスをする」「体がだるい、痛い」「眠りが浅い、朝がつらい、スッキリしない」「前向きになれない」「生きる意味を感じない」「消えたい、死にたい」など、生きづらさを抱えている人にも有効だという。カウンセリング費用は2,980円~1万8,900円。登録料は無料。1回ごとの相談、セラピーコース、毎月継続コースなどが選べる。なお別途、Skypeビデオ通話に必要なネット環境、ヘッドセット、Webカメラが必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日画像解析技術と肌研究データを用いたカウンセリング機器マックス ファクターの高級スキンケアブランド「SK-Ⅱ」は、最新の画像解析テクノロジーと肌研究データを用いた独自の新スキンケア カウンセリング機器「マジックリング」と「スキン ビューティ ナビ」を、8月より全国の店舗に順次導入する。*画像はニュースリリースより10~15分で本格的な肌診断カウンセリングが可能に「マジックリング」は、高解像度カメラで撮影した肌の画像から、デジタルイメージ解析により、クリアな肌に欠かせないキメ、ハリ、シワ、シミ・くすみ、ツヤの5つそれぞれの要素を分析、グラフにより視覚化により、同年齢の肌との比較や、肌年齢、肌の奥の隠れジミまで確認することができる。また、肌トラブルが改善された場合と悪化した場合の肌を10段階のシミュレーションで表示し、手入れの大切さをより分かりやすく伝える。メークアップをした状態でも測定することが可能で、10~15分で本格的な肌診断カウンセリングを受けることができるという。また、「スキン ビューティ ナビ」は、手のひらサイズの小型ツールで、場所を選ばず、手軽に基本的な肌測定が行え、肌の水分・油分の状態、肌のトーンやファンデーションの色選びの測定、肌表面と深部の画像が撮影できるとしている。元の記事を読む
2012年07月25日携帯でストレスチェックとカウンセリング2月1日から、損保ジャパン・ヘルスケアサービス(SJHS)は、ストレスチェックとカウンセリングをパッケージにした新サービス「mimozaCheck&Counseling」の販売を開始することを明らかにした。メンタルヘルス対策新サービスは、携帯WEBサイトでのストレスチェックと電話カウンセリングのパッケージ商品となっている。厚生労働省が提案する「こころの健康度自己評価票」をストレスチェックに採用している。利用者はストレスチェックを短時間で簡単に行うことができる。携帯電話やスマートフォンを利用することで、簡単にストレスチェックが可能となり、利用者の利便性が高まる。メンタルヘルスの不調を早期に発見をすることが可能になるという。別々に利用していたストレスチェックとカウンセリングを、携帯端末を利用することでシームレスにつなげ、利用者の心のケアとメンタルヘルスの問題解決を効果的にサポートすることが狙いだ。サービスの利便性、利用率を高めることで、企業や団体の顧客へ効果的なメンタルヘルス対策を提供していく。利用者500人までの料金は年間20万円ということだ。
2011年01月29日ペット専門保険会社最近はペットの保険を専門に扱う保険会社が出てきている。Veterinary Pet Insurance社、Premier Pet Insurance社、ASPCA pet health insurance社、などがその例である。様々な保障内容これらの保険には、怪我の保障はもとより、ペットとの死別の際に発生する葬祭などの費用を補償するものも存在する。中には、死別の後の飼い主のカウンセリングの金額を保証するものも存在する。人に対する保険の違いただ、やはり人に対する医療保険とは違う点も存在する。糖尿病やガンなど、完治するのがなかなか難しい病気にペットがかかっているときは加入を拒否されるか、保障内容がかなり制限されてしまう。
2010年10月14日トム・クルーズが信奉しているサイエントロジーで受けていたカウンセリング・セッションがビデオで隠し撮りされていたことを、同団体を脱会した人物がブログ上で暴露したとアメリカの芸能サイト「RadarOnline.com」が報じている。この告発は、かつてサイエントロジーの主要人物の1人でいまは脱会しているマーティ・ラスバン氏が自身のブログで7日に記した内容によるもの。サイエントロジーではオーディティングと呼ばれるカウンセリングがあり、氏はトムを担当していたという。同団体のセレブリティ・センター・インターナショナルのVIPオーディティングルームに設置された隠しカメラとマイクによるビデオ撮影はサイエントロジーのリーダーで、トムとケイティ・ホームズの結婚式で新郎付き添い役を務めたデヴィッド・ミスキャヴィッジ氏の命令により、2001年から2002年にかけて、トムがニコール・キッドマンと破局から離婚へ向かう苦しい時期に撮影された。ラスバン氏は「ミスキャヴィッジから毎回のセッションの内容を報告書にまとめて提出するよう言われ、いつも直接ミスキャヴィッジに送っていた」と告白しているが、2002年2月、隠し撮りを続けることに正当な理由もなく「不道徳」と感じ、撮影を止めたという。そして最近になり、信頼できる筋から、ミスキャヴィッジ氏がトムのセッションの内容を友人同士のパーティで話のネタにしていたことを知らされたそうだ。「ミスキャヴィッジはウィスキーを傾けながら、私が提出したリポートの中でトムが赤裸々に語った秘密を読んで聞かせて、ジョークのネタにしては笑っていたという」と氏は記し、「目を覚ませ、トム!」と呼びかけて結んでいる。2年ほど前にトムがサイエントロジー関係者のみに向けたビデオ・コメントの映像がインターネット上に流出したことがあったが、それは言うなれば公式コメント。今回の告発が事実とすれば、トムの心中も穏やかではないはずだが、現時点では全くの無反応を貫いている。(text:Yuki Tominaga)写真はキャメロン・ディアスとの共演作『ナイト&デイ』撮影現場でのトム。© Splash/AFLO■関連作品:ナイト&デイ 2010年秋、全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX
2010年05月10日