現在、女性のがんの中で罹患率No.1といわれる乳がんや、20~30代の若い女性に増えているという子宮頸がん。がんは年齢が若いほど進行も早いといいます。「自分はまだ大丈夫」「病院に行くほどの症状はないから」と思わずに、自分の体は自分で守る、という意識が必要です。 ■アラサー世代が気をつけたい女性特有のがんとは?20~30代に多い女性特有のがんには、乳がんと子宮頸がんがあります。<乳がん>乳がんは、乳腺(母乳を作るところ)にできる悪性腫瘍です。女性のがんの中ではもっとも罹患率が高く、なんと女性の16人に1人が乳がんにかかるといわれているほど。乳がんにかかるリスクは40~50代がピークといわれていますが、近年では30代での発症が増加傾向にあり、20代での発症例も少なくありません。女性の罹患率の高い乳がんですが、がんが小さいうちに発見できれば、ほぼ完治することも多いようです。<子宮頸がん>子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんとがありますが、中でも若い世代に発症者が増えているのが子宮頸がん。子宮の入り口付近の細い部分である「子宮頸部」にできる悪性腫瘍です。子宮頸がんは、女性のがんの中では乳がんの次に罹患率の高い病気であり、とくに20~30代の女性ではもっとも発症率が高いがんです。子宮頸がんの原因のほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスによる感染です。ウイルス感染を防ぐ効果のあるワクチン接種により、予防ができる唯一のがんでもあります。■がん予防のためには定期的な健診を万が一がんになってしまったとき、何よりも大切なのが早期発見・早期治療です。早期発見の決め手になるのが定期的な健診。症状がないからといって安心せずに、婦人科検診で自分の体を知り、守っていきましょう。<乳がん検診>乳がん検診の内容には、問診・視診・触診・マンモグラフィ検査・超音波検査があります。乳がん検診というと、乳房を挟んで検査するマンモグラフィをまず想像する人も多いかもしれませんが、30代の女性は乳腺に厚みがあるため全体が白くうつってしまい、マンモグラフィだけではがんが見逃されてしまうケースもあるようです。30代のうちは、視診・触診・超音波を優先し、必要に応じてマンモグラフィ検査を。検診のタイミングは年に1度、加えて、月に1度の自己チェックを行うようにしましょう。自己チェックでは、乳房にしこりやひきつれ、違和感がないかを確認して。胸が張りやすい生理前を避けて行うようにしましょう。<子宮がん検診>若年層に多い子宮頸がんの早期発見のためにも、20代から受けておきたい子宮がん検診。「婦人科検診」というと、子宮がん検診を中心に行うクリニックも多いようです。健診の内容は、問診・内診・細胞診・超音波検査という流れになります。子宮頸がんは20~30代に多い病気。20代のうちから、年に一度の健診を習慣づけておくのがおすすめです。健診によって、がん以外にも、子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科系の病気の早期発見につながることもあります。健診は、住んでいる地域や加入している健康保険によっても異なりますが、住民健診や、職場の集団検診、婦人科などの医療機関などで受けられます。内診や触診が恥ずかしい場合は、女医さんがいるクリニックを探してみて。地域によっては、一定の年齢の人を対象に、無料クーポンを配布していることもありますよ。
2013年06月19日じめじめと雨の続く梅雨の季節がやってきました。だるさや、倦怠感、眠気、疲労感などを何となく感じがちではありませんか。実際に、屋内にこもりがちで運動不足になったり、雨の中の通勤が憂鬱に感じられたりと、ストレスの原因になることも多いかもしれません。また、体にも変化が起きているようです。そういった症状の原因として、「内湿」という身体の中にも湿気が溜まってしまう状態にある可能性が考えられるそうです。東洋医学では、体の内外で過剰になって問題となるものを「邪気(じゃき)」と呼ぶとか。「内湿」とは、体内の、水湿の種類の邪気という意味で、つまりは体内の余分な水(水分の中の老廃物)のことだそう。具体的に「内湿」の症状を挙げると、体内に余分な水分が停滞することによるむくみ、だるさ、倦怠感、眠気、疲労感など、梅雨時季によく感じる症状があります。また、体に溜まる余分な水が肌トラブルの原因になり、たるみやシワなども引き起こしてしまうともいわれているから、気をつけたいですね。体内に湿気を溜めないようにするには、食生活が重要です。余計な水分を排出させる効果のあるもの(西瓜、キュウリなど)や、胃腸機能を高めるもの(南瓜、大豆など)を食べるとよいそうです。また、胃腸の状態を正常に保ったり、老廃物の排出を助けるため、電解水素水の飲用も良いかもしれません。電解水素水を生成するものに、整水器があります。国内整水器メーカーでマーケットシェアナンバーワンである日本トリムの整水器は、厚生労働省所管の薬事法に規定された家庭用医療機器であり、機器から生成される電解水素水は胃腸症状の改善に効果・効能があると認められているそう。胃腸を正常に保ち、老廃物の排出を助ければ、「内湿」を改善し、梅雨症状の改善を期待できるかもしれません。また、抗酸化作用がある水素を含んだ電解水素水を飲むことで、アンチエイジングや肌トラブルの改善も期待できるかもしれません。食生活を改善するなど、体のことを意識して、梅雨を健やかに乗り切りたいですね。・日本トリム 公式サイト
2013年06月18日甘いバラの香りが、カラダから優しく漂うクラシエフーズは、カラダから「香気成分」が発散され、心地よいローズの香りに包まれるフレグランス菓子「ふわりんか」シリーズより、「カラダ香る、ローズ水」を、3月4日に発売する。*画像はニュースリリースよりバラの香り成分とコラーゲン、ビタミンCを配合「ふわりんか」は、ローズのアロマに包まれて、吐息、カラダが優しくふんわり香る“食べるフレグランス”で、「ふわりんかガム(ビューティーローズ)」と「ふわりんかソフトキャンディ(ビューティーローズ)」が発売中。「カラダ香る、ローズ水」は、飲むとカラダから汗とともに甘い香りが発散され、心地よいローズの香りに包まれるという粉末タイプ飲料。女性に人気の美容成分「ダマスクローズオイル」、「コラーゲン」、「ビタミンC」を配合。「ダマスクローズオイル」と「バラの花びらエキス」の香りがリラックスタイムを演出するという。マイボトルやペットボトルに直接入れやすい、スティックタイプの内包で、外出先やオフィスで、また自宅のリラックスタイムなどに手軽に飲むことができる。元の記事を読む
2013年02月27日和漢植物の知見を活かしカラダを温め健康をサポートバスクリンは、冷えの悩みに着目し、和漢植物の知見を活かし、飲んでカラダを温めることにより、健康をサポートする“和漢青汁”「温養湯(おんようとう)」を、1月23日に通信販売限定で発売する。*画像はニュースリリースより7つの和漢植物と九州産大麦若葉を配合「温養湯」は、女性に多い冷えの悩みに着目し、古の先達の経験と知恵を改めて見つめなおし、和漢植物の知見を基に植物を選定・配合した、自然の恵みを活かした健康食品。カラダを温めるとされる7つの和漢植物(生姜、高麗人参、オオバコ種子、ウコン、花椒、みかん果皮、白がらし種子)を独自のバランスで配合。また、和漢植物に加え、カラダを温めるのに必要な栄養分(ビタミン・ミネラル)を豊富に含んだ九州産大麦若葉を贅沢に配合する。専任の青汁マイスター、青汁ソムリエが吟味を重ね、良質の栄養バランスと優れた調味を実現したという。元の記事を読む
2013年01月19日この間忘年会で飲んだばかりと思えば今週は新年会。調子に乗ってついつい飲み過ぎ、他人に迷惑をかけていない?「もう飲酒は控える」などと言いつつ悪酔いを繰り返してしまうのが、酒に弱い人によくあるパターン。ちょっと一杯のはずが3杯、4杯…と続き、しまいにはどれほど飲んだのか覚えていない事態に。おまけに翌日は二日酔いで迷惑かけっぱなし…。耳が痛い人にとっては、お酒に強い人をうらやましく思うのではないだろうか。でも実は、酒の強さは体質のせいばかりではない。飲み方次第で変われるのだ。今回はもともと酒に弱い人でも我慢せずに楽しく飲める方法を紹介しよう。■空腹時の飲酒は避けよう「お腹がすいた状態で酒を飲むと酔いが早く回る」とはよく言われるものの、実際そのメカニズムはよく知られていないもの。アルコールの吸収は、胃で20%、小腸(十二指腸、空腸など)で80%。胃に食べたものが残っていれば、その分だけ胃にとどまる時間が延び、アルコールの吸収が遅くなる。だから、飲酒は食後にする、おつまみと一緒に食べる、など胃にアルコール以外のものを入れることで、酔いの回りをゆっくりにできるワケ。逆に食べた量が少ないと、胃の中の消化物が少ないから、すぐにアルコールが小腸へ運ばれてしまう。飲み会では乾杯後にイッキ…ではなく、料理がくるのを待って飲酒を楽しもう。■悪酔いの一因「脱水」を防ぐそもそも、「酒に強い人」と「酒に弱い人」はどう違うのか? これはよくアルコール分解能力の違いだと言われる。たしかに、体内の酵素が分解する量には個人差があるから、弱くても仕方ないと思われるかも。でも悪酔いや二日酔いの原因は酵素の分解に関するものだけではない。他の要因は、たとえば利尿による「脱水状態」。ご存知の通り、アルコールには利尿作用があり、その効果はアルコール50gで600ml~1000mlほどと推定されている。具体的に数字を見てみよう。生ビール中ジョッキは2杯で約1000mlだが、飲むことで出る尿は約1,100ml。そう、100ml分の脱水状態になってしまうのだ(※注)。もちろん、飲んだ酒の水分がそのまま排泄されるわけではない。アルコールによる利尿では、まず「血液中の水分」を排泄。ついで「体液の水分」となり、小腸で吸収した水分を排泄するのはその後のこと。つまり、飲酒中に酒以外の水分補給を怠ると、脱水症状にもなりかねないということ。実際、身体が火照って熱くなるのは、アルコールの代謝に水分が使われたことで起きる軽い脱水症状のサイン。こじらせれば救急車で搬送される場合も…。「あの子、あんなに水分(=酒)を飲んでいたのに脱水!?」とネタにされる前に、飲酒中やその前後の水分補給を心がけよう。「飲んだ分だけが出ているから大丈夫」という簡単な話ではないのだ。ウイスキーを楽しむときに別に水を飲む「チェイサー」や、日本酒の合間に飲む「和らぎ水」は、舌の味覚をリセットする以外にも、悪酔い防止として◎。アルコール分解の過程で消費、またはアルコールの利尿作用で減った分の水分補給として理に適っているのだ。ウイスキーや日本酒に限らず、この方法は楽しい飲酒に魅力的。■一度に大量の水分補給にはデメリットも?でも、酒と水を交互に飲む気にはなれないからといって、水分補給時間を設けて一気に水を飲むのもNG。食後は食べ物を消化するために、胃が活発に動いているからだ。胃が活発に動いているときは、水分を吸収しやすい状態。ここで大量の水を飲むと、胃液が薄まるせいで消化を妨げてしまうことになって逆効果。むくみの原因にもなるし、水のガブ飲みはやめておこう。一度に飲む水の量は、コップ1杯(150〜200ml)程度が適当。飲酒の合間が理想的だけど、難しいようであればその前後にでも水分をとっておこう。仕事終わり、渇いた喉でビールをゴクゴク…と飲むのは至福のひと時。栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏は、「ただでさえ乾燥しているこの季節に酒を飲む機会が増えると、無意識のうちにも脱水症状を引き起こしやすい要因があります」と話す。■飲み会と相性がいいのはアルカリイオン水また、「寒さが増すと、『温かいものが飲みたいな』とカフェラテやお茶に手が伸びて、水の摂取量が減りがち。でも水は体内に最も多く含まれる、生命活動に不可欠な成分。利尿作用のあるカフェイン入りのものではなく、水を選ぶようにするのがオススメです」とのこと。水の中でも、特に胃腸の働きを整えるのが「アルカリイオン水」。飲みすぎ・食べ過ぎの胃もたれや、胃の不快感をやわらげてくれる。普段のお通じを良好にする効果も。アルカリイオン水をおいしさで選ぶなら、「キリンアルカリイオンの水」がベスト。富士山の天然水をアルカリイオン化した軟水だが、口あたりまろやかで優しい味わい。500mlタイプもあるから飲み会の日に持ち歩くのにぴったり。自宅でも飲むというあなたは、2Lタイプをストックしておいてはいかが?お問い合わせ:キリン アルカリイオンの水・ アルカリイオンの水通信 ※注…厚生労働省 e-ヘルスネット「アルコールの基礎知識」より
2013年01月11日カラダは愛していてもココロは愛していない、そんな冷たい男性を好きになってしまったら傷つきますよね。そんな辛い思いをしないために、ココロもカラダも本気で愛してくれる男性の見分け方をお教えします。 ■本気で叱ってくれるかあなたがわがままになりすぎたり、何か良くない事やミスをしてしまったりしたとき、彼が本気で叱ってくれるか。これはとても重要なポイントです。少々のことなら許してくれる包容力も必要ですが、いくら度を超しても何も言わず適当にあしらう男性には要注意。叱ることが面倒くさいと思っている、または叱ることでぎくしゃくしてカラダの関係に支障が出ることを避けている可能性があります。本当にあなたのことを愛している男性ならば、本気であなたを叱ってくれるはずです。叱るというのは楽しくないことですし、喧嘩になってしまったり、あなたに嫌われてしまったりするかもしれません。それでもあなたのために、そして2人の将来のために、きちんと向き合って言うべきことは言ってくれる。そういう男性がココロもカラダも本気で愛してくれる男性です。■本当に困っているときに支えてくれるか普段優しい言葉をかけたり褒めたりしてくれる彼氏ならば、自分が大事にされていると感じるかもしれません。でも、ちょっとした言葉やしぐさで優しいと思わせるのは、やろうと思えば気持ちがなくてもやれること。それだけで本気で愛してくれていると判断してはいけません。ココロもカラダも本気で愛してくれている男性ならば、たとえ普段は素っ気なくても、あなたが本当に困っているとき、行き詰まっているときにあなたを支えてくれるはずです。逆にカラダだけの男性ならば、そういう時には面倒くさがって、もしくは自分だけを守るためにあなたから距離をとるでしょう。いざというときに力になってくれる、そういう男性こそが本気であなたを愛している男性です。
2012年12月26日いよいよ冬本番。寒さがこたえる季節になってきました。冬に体調や肌のトラブルを起こす原因となるのが「冷え」と「乾燥」。対策が遅れるとひどい風邪や肌荒れにつながることも。深刻な事態になる前に、癒し効果も得られるアロマで手軽に対策をしましょう。「冷え」に効くアロマ対策■アロマ足浴冷えを改善する上でもっとも効果的なのは、足に対策を施すこと。足浴は、体全体の血行が良くなり代謝もアップするので、冷え症の人や、足のむくみが気になる人にオススメです。シャワーしか浴びることができない日にも、足浴をすればさっぱりして疲れもとれます。体を温める効果があるとして知られるジンジャーなら、精油でも保温効果が優秀。ローズマリーも体を温める効果があります。大きめのバケツか洗面器に40度前後のお湯を入れ、3~4滴の精油を入れてよくかき混ぜる。ふくらはぎの下くらいまでを10分~15分つける。お湯が冷めたら一度足を出してから挿し湯をして。終了後は洗わずにタオルで水気を拭き取る。オススメ精油:ジンジャー、ローズマリー、ユーカリ■足裏マッサージ足裏は血液やリンパの流れを良くするためのポンプの役割を担っているため、足裏を刺激することで全身の血行が良くなり、老廃物を排出する手助けにもなります。全身のあらゆる部分につながるツボも集中しているので、足裏のマッサージは健康維持や美肌にもつながります。精油を使うマッサージは、香りで癒されるだけでなく、肌からも精油の成分が浸透して、心と体にダイレクトな効果をもたらしてくれます。キャリアオイル(オリーブオイル、ココナツオイルなど。アロマショップで入手可能。)20mlに精油を3~4滴たらしてマッサージオイルとして使用。足の裏だけでなく、くるぶしのあたりや足の甲もマッサージするとさらに効果的。オススメ精油:ローズマリー、ブラックペッパー、レモンなど足湯の後にマッサージを行うとより効果的です。「乾燥」に効くアロマ対策■フェイシャルスチーム乾燥でのどが痛い時や肌の調子が悪い時には、洗面器にはったお湯の蒸気を吸引するフェイシャルスチームが効果的。蒸気を顔にあてることで肌が潤いますし、鼻や口から精油の成分を吸いこんで体内に取り入れることができます。殺菌作用や、炎症を抑える作用のあるティートリーやラベンダーがオススメです。湯気が出るくらいの熱いお湯を洗面器に入れ、精油を2~3滴たらす。蒸気を覆うように頭から大きめのタオルをかぶり、お湯から30cmくらいの位置で約3分間、大きく息をして蒸気を吸う。必ず目を閉じて行うようにする。オススメの精油:ティートリー、ラベンダー、カモミール■うがい殺菌作用のある精油を使ったうがいは、乾燥によるのどの痛みや風邪の予防に役立ちます。症状が出る前から習慣にすると良いですね。のどの痛みだけでなく、口内炎や歯周病、口臭が気になるときにもオススメです。コップ1杯の水にウォッカ5mlを入れ、精油を2~3滴たらしてよく混ぜる。オススメの精油:ティートリー、ラベンダー、ペパーミント日々の生活の中にアロマを取り入れて、賢く冬を乗り切りましょう。(金沢 霞)
2012年12月25日「明日プレゼンなのにまだ企画書ができていない!」「今晩は絶対徹夜でテスト勉強しないと!」など、眠くても絶対寝てはいけない時ってありますよね。しかしながら「よし、やるぞ!」と意気込んでも、時間が経つにつれ、次第にまぶたが重くなってきてどうにも睡魔に勝てそうにない、また、日中でも会議中や授業中、車の運転中などに突然の眠気に襲われて……そんな経験がみなさんにもあるはず。いつも眠気に負けてしまうというあなたに、ハードな夜勤で眠気をもろともせず働くナースたちが実践している “即効眠気対策”を伝授しましょう。どこでもすぐにできるがいっぱい!いざという時のために覚えておくと便利ですよ。■硬いものを食べる“噛む”という行為は眠気覚ましに有効です。“噛む”と聞くと、眠気覚まし用のガムを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、より眠気に効くのは硬いもの。ガムは、最初は辛さや苦さなどの味の刺激で眠気が覚めても、次第に慣れてきて、一定のペースで長時間咀嚼(そしゃく)し続けると、かえって眠気を誘ってしまうことも。例えばおせんべいだと、噛む時に顎に相当の力が加わる上、ペースが一定ではないので、程よい刺激を与えることができます。おせんべい以外なら、スルメイカなども歯応えがあり、眠気覚ましに効果を感じられそうです。食感の異なる噛みづらい食べ物を用意しておいて、いろいろ試してみてもいいかもしれませんね。■人に話しかける実は、睡魔に効果抜群なのが“会話”。周りに自分以外の人がいて会話ができる状況なら、この方法で対処しましょう。ただし、「眠い」系の話題はNGです。できるなら、普段苦手にしている人や脅威に感じている上司などに自ら話しかけるようなシチュエーションを作ってみても。自らを緊張感が強いられる状況に置くことで、より眠気が解消されそうです。同じく眠そうにしている人が周りにいるなら、ここはぜひ話しかけてみて。2人とも目が覚めて◎。■目薬をさすどこでもできて、即効性もある方法なら、これがおススメ。メントール入りの目薬なら、点眼した時のスーッとする清涼感で気持ちが良く、眠気が飛びます。ただし同じ目薬を使い続けると慣れてしまい、効果を実感しにくくなるので、2~3種類用意しておくのがコツです。似たような対処法で「目の周りにメントール入りの軟膏を塗る」というものもありますが、うっかり目をこすってしまった場合、眠気が覚めるどころではなく、痛さにのた打ち回ることになってしまうのでやめておきましょう。■一枚脱いで薄着になる身体が温まるとどうしても眠くなってしまいますので、着ているものを一枚、脱いでみましょう。スッキリして、集中力が高まります。それでもダメな場合は、あえて寒い場所に移動する手もアリ。冬なら戸外に出て、冷たい風にあたると身体を活動させる交感神経が刺激され、覚醒度が高まります。眠いまま勉強や作業をしても進まないので、眠気と気持ちをリフレッシュさせるこの方法でぜひ乗り切ってみてください。■耳を軽く引っ張る耳の穴の手前にあるくぼみを、親指と人差し指でそっとはさんでソフトに引っ張ります。拍動(脈打つ感じ)が感じられたら、軽く前後・上下・ななめに動かすと効果がアップ。筋肉や骨への刺激となって血行も良くなり、目がスッキリして眠気が解消します。道具不要なので、会議中や授業中の眠気覚ましにおススメです。■5分間仮眠眠気に勝つには、ズバリ、睡眠! 眠りを以って眠気を制す方法です。負けるが勝ちという言葉がある通り、どうしても眠い時は潔く睡魔に負けてしまいましょう。この方法はほんのわずかな睡眠でも効果絶大なので、危険が予想される運転中の眠気にはオススメです。身体ではなく脳を休ませるのが目的なので、横にならなくても大丈夫。会社や学校にいる時でも、短時間でも時間が取れるようであれば、化粧室や休憩室など静かな場所で座って目をつぶり、何も考えない状態を作りましょう。数を数えることなどに集中すると、短い時間でもかなりスッキリします。ただし、寝過ごしにはくれぐれもご注意を。気づいたら数時間が経っていたなんてことがないように、寝過ごしが心配な人は、携帯のアラームをセットしたり、タイマーを手に持っておくなどしてください。以上、6つはどれも医療のプロであるナースが夜勤の時に実践している、いざという時の即効眠気対策。これだけの方法があれば、状況に応じていくつか組み合わせることで、睡魔の誘惑に打ち勝てそうです。他に「携帯電話やスマホでネットサーフィンをする」「コーヒーやお茶、ドリンク剤などをたくさん飲む」など、画面の光やカフェイン効果で眠気を覚ますというナースの声もありました。いろいろある中から自分に合った方法を見つけて、いざという時に備えておくことが大切ですね!■今回ご紹介した以外にも、恋愛術や生活の知恵など、ナースの意外な情報を大公開中! ナースフル×ウーマンエキサイト特別企画ページ ■取材協力: リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」
2012年12月24日忘年会、新年会と、お酒を飲む機会が増える季節。飲み会ラッシュのこの時期は、「今日も二日酔い」「午前中はイマイチ…」なんて、毎年言っている人も多いのでは?今年こそ、二日酔いのない楽しい年末年始を過ごしたいですね!今回、“二日酔いナシ”のコツを教えてくれたのは、現役ナースの方々。命の現場で働くナースが、二日酔いでフラフラしているなんて話は聞いたことがありませんよね。飲み会の翌日でもきっちりと出勤して、テキパキ働いているのですから、きっとお酒の飲み方に何か秘密があるはず。さっそく教えてもらいましょう!●二日酔いって何?どんな症状?二日酔いは自分自身が持つアルコール許容量を超えた場合に、次の日起こる頭痛・吐き気などの不快な状態全般を指します。原因はお酒を飲むことで発生するアセトアルデヒドという物質だと言われていますが、原因の多くは解明されていないというのが現状です。しかし、看護師の間では「これは効き目がある!」とされている方法がいくつかあります●事前準備1:牛乳を飲むお酒を飲む前の事前準備も大事。手軽なところでは、“牛乳を飲む”というのが効果的な方法として知られています。「牛乳に含まれる乳脂肪が胃壁に膜を作ってくれる」という説がありますが、実際は膜ができるわけではなく乳脂肪が胃の働きを抑制してアルコールの吸収を抑えてくれるのだそうです。また牛乳にはアルコールの分解に役立つタンパク質も豊富に含まれています。牛乳以外にも、豆腐や枝豆にもタンパク質は多く含まれていますので、おつまみに一品加えるのもいいかもしれません。●事前準備2:サプリメントを飲んでおく二日酔い防止サプリメントには、アルコール分解に役立ち、代謝を助ける、肝臓につながる血流を良くするなど肝機能を助ける成分が含まれているものがほとんどです。そのため事前の準備が大事!「肝臓でアルコールを分解する処理が追いつかないと、悪酔い、二日酔いの症状を引き起こします。」と現役ナース。今日は気合を入れて飲む日、とわかっているのであれば、事前の準備をしっかりすることで飲み会後と次の日の爽快感が全く違うようです。牛乳に含まれる乳脂肪が胃壁に膜を作ってアルコールの吸収を緩やかにしてくれる、という昔からある説は、まったく有効では無い訳ではありませんが、タンパク質の摂取の方が効果的だそうです!●飲み会最中対策:トマトを食べる二日酔い防止にトマトが良い、というのは初耳の方も多いのでは?ナースによると「2012年5月にアサヒグループホールディングスとカゴメの共同研究から『飲酒時にトマトを食べることで、急激な血中アルコール濃度の上昇を抑えられる』との発表があり、トマト料理を頼むようにしています。」とのこと。お酒を飲むときに意識してトマトを使った料理を食べたり、トマトジュースを使ったカクテルを飲んだりすることで二日酔いの防止策になるのかもしれません。まだ広く知られてはいませんが、これならカンタンに実践できそうですね。●飲み会最中&帰宅後対策:水分を取るナースに聞いた、二日酔いにならない方法の一番大事なことは「水分を採る」。その理由は「病院に急性アルコール中毒の患者さんが来た場合、血中アルコール濃度を下げるため、ビタミン剤やカルシウム溶液などを含んだ点滴で排出を促します。つまり水分を体内に入れるのです。」とのこと。つまり、お酒を飲むときに水を一緒に飲むことで、血中アルコール濃度が高くなりにくくなり、結果体から早くアルコールが出ていくということになります。もし「飲み過ぎたなぁ」と思ったら、水分を多めにとってから寝ましょう。顔がむくむ可能性はありますが…(笑)注意点としてはカフェインは利尿作用があり、水分の排出を促すので寝る前のコーヒーや紅茶はNG。またスポーツドリンクは身体の浸透圧に合わせているので、逆にアルコールの吸収を良くし、悪酔い・二日酔いの原因になる場合もあるそうです。もちろんお酒が入ったドリンクは水分になりませんので、結局のところ、純粋に「水」を摂取することが大事なようです。ナースが実践している二日酔い予防法はいかがでしたか?知っている方法もあったと思いますが、特効薬がない二日酔いには地道な努力は欠かせません。今回紹介した予防法は、必ずしもすべての人に有効とはいえませんが、いくつか方法を試してみることで自分に合った方法が見つかるといいですね。プロフェッショナルたるもの、ONとOFFの切り替えを上手に行なえる、賢いお酒の飲み方を実践したいですね。ぜひ今年の年末は、次の日にダメージを残さない飲み方をマスターして、よりお酒を楽しみましょう!■今回ご紹介した以外にも、恋愛術や生活の知恵など、ナースの意外な情報を大公開中! ナースフル×ウーマンエキサイト特別企画ページ ■取材協力: リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」
2012年12月04日“ゆる体質改善アドバイザー”佐々木メグミが送る、習慣化させて体質改善する「ゆる体質改善」。日常の習慣を少し変えるだけの簡単なものを紹介する連載コラムの2回目。前回の記事は こちら から。■「デトックス」に高価なドリンクや、ムズカシイことはいらないお肌のトラブルや、お腹のトラブル。 それらは、カラダに余計なものが溜まっているのが原因かもしれません。 カラダに溜まった余計なものを取り除くのに、おすすめなのが「デトックス」です。「デトックス」というと、高級エステで、高価な混合ドリンクなどを買うみたいなものから、病院で腸内洗浄して宿便を取り除くといった、ハードルの高いことなどを想像される方が多いようですが、実はとても身近なもので「デトックス」できるのです。 それは、「水」。 水をあなどってはいけません。あまりにも近くにありすぎるため、 そのありがたみを忘れてしまいがちですが、私たちのカラダの60%以上は水分です。質の良い水を効果的に摂取することで、カラダにある余計なものを どんどん外に出すことができるのです。 あるデータによれば、私たちは普通の生活をしているだけで、知らないうちに毎日10gの保存料や添加物を摂取しています。保存料や添加物は、食べる前までは腐らないようにしたり、見た目や味をよくしたりしてくれますが、カラダに入ったとたん、余計な物質となります。 では、それらの余計な物質を水で「デトックス」するにはどうしたらよいのでしょうか?■100円ちょっとで「デトックス」●●を水に変えるだけある30代の患者さんは甘い炭酸飲料が大好きで、十数年ものあいだ毎日飲んでいました。一方で飲酒後の肌にでてくる小さな発疹やかゆみと長年つきあっていました。ご本人からすると、そこに関係性があるとは思ってもいなかったことでしょう。わたしは、ジュースをやめて一日に500mlの水を2本飲むように勧めました。初めはフシギそうな顔をして聞いていましたが、とりあえずということで実行されたのです。3週間ほどしたときに、その方から「発疹が出にくくなった」と連絡がありました。1ヶ月もすぎた頃、「今までがうそだったかのように、お酒のあとの発疹やかゆみがなくなった」と報告がありました。このエピソードは、添加物の入ったジュースをやめ、ミネラルウォーターに切り替えたことで明らかに体質が変わったことを実感できた良い例です。 ただし、ここで注意をしたいのは、絶対にジュースを飲んではいけない、というわけではありません。飲みたい時は飲みましょう。ストイックになるとストレスを感じて続かなくなるからです。飲みたい時は楽しく飲み、それ以外のときはミネラルウォーターに切り替えればよいのです。 後日談ですが、ご本人からするといつも味のついたジュースしか買わなかったため、味のついてない「水を買うこと」に、100円ちょっと出すことに初めは抵抗があったとのこと。ですが、私からするならこの方は、水ではなく「健康を買った」のです。たったの100円ちょっとで。 さらに、体質が変わると、水の美味しさがわかるようにもなります。ジュースで満たされていたような、「美味しい」という感覚と同じものを、水でも感じるようになれます。 ジュースを水に変えるだけの簡単「デトックス」。早速、あなたが今日買うジュースを、水に変えてみませんか? 次回も「ゆる体質改善」をお教えします。お楽しみに。お問い合わせ:表参道ホリスティック鍼灸院 tel.03-6419-7224 公式サイト 東京都港区南青山5-16-3 メゾン青南702open.11:00〜19:00(新規の患者さまは土曜のみ)木、日、祝定休表参道駅より徒歩7分(佐々木 メグミ)
2012年11月29日寒さが厳しくなるこのシーズン、冷えに悩む女子も多いのではないでしょうか? カラダが冷えると生理痛が重くなるなど、婦人科系の病気になりやすくなることも。他にも代謝が悪くなってむくんだり、不眠を引き起こすなど、美容の面でも悪影響がたくさんあります。寒い冬はカラダを温めるグッズを上手に活用して、体温アップ&女子力アップしましょう!! ■よもぎパッド韓国で600年の歴史を持つヨモギ蒸し。膣の粘膜にヨモギの蒸気を当てることで、子宮を温めてカラダ全体の血行を促進します。ヨモギ蒸しができるエステサロンなども増えましたが、パンティーライナー形式のよもぎパッドが手軽で便利。シートに練り込まれたヨモギ等の薬効が、専用の発熱体で温められる仕組みになっています。骨盤や子宮を温めてくれ、血液やリンパの流れがスムーズに。私はヨモギの温座パッドを使ってみたのですが、生理にまつわる不調も改善しました。(参考商品: よもぎ温座パッド /スタジオゴラフィコ)■発熱系シート冬の冷え対策グッズにカイロや湯たんぽなどがありますが、オススメなのが発熱して蒸気を発生するシート。ただ発熱するだけではなく、蒸気を含んでいるのでジワジワと心地よくカラダをあたためてくれます。肩に貼るタイプや、下着の内側に貼るタイプなど、種類もいろいろあるのでぜひ活用してみては? (参考商品: めぐりズム蒸気の温熱シート /花王)■アロマオイルカラダを温めてくれる効果のあるアロマオイルを活用してみましょう。ジンジャー、ゼラニウム、クラリセージなどがオススメです。半身浴や足湯をするときにオイルを数滴たらしたり、キャリアオイルに混ぜて仙骨の周辺をマッサージするのも効果的。仙骨は骨盤の要でもあり、子宮までの距離も近いので腰痛や生理痛対策にもなりますよ。東洋医学では冷えは万病のもととされ、様々な体調の不具合を引き起こすと言われています。美容と健康のためにも、自分にあった冷え対策グッズを発見してみてはいかが?
2012年11月28日■ストイックは続かない、ゆるーく続ける体質改善毎日の忙しさの中、ふと気づけば肩が凝るようになっていたり、お肌の調子が悪くなったりしていませんか? マッサージやエステに行くとその日はよくても効果が続くのは2、3日。また元に戻ってしまいますよね。 わたしは、“ゆる体質改善アドバイザー”として「ゆる体質改善」を勧めています。トラブルが起こってからマッサージやエステに行くのではなく、「ゆる体質改善」でトラブルが起こらないような体質にカラダを入れ替えてしまうのです。 カラダの細胞が入れ替わるのは3ヶ月。つまり、一瞬の気合いではなく、習慣化させないと体質改善はできないのです。 「走るのではなく、歩く」「食べる順番を変える」「お風呂のすごし方を変える」 このようにいつもの行動を少し変えるだけの「ゆる体質改善」はラクにできるので、ストレス知らずです。 行動を少し変えるだけって実際はどういうことなのか? 早速、始めてみましょう。まずは、毎日することの1つ「食べること」から。食べるものの選び方を変えるだけで「ゆる体質改善」となります。 ■ムズカシく考えず、色の濃いものを選ぼう普段、食べもので迷ったら、なにを基準に決めていますか? 多くの方は「カロリー」を基準に決めることが多いと思います。 でも本当の決め手は、カロリーではなく、「栄養素」です。 その食べ物にどのくらい、ビタミン、ミネラルなど栄養素があるかで決めましょう。ではどうやって栄養素のある食品を選べばいいのでしょう? いちいち食べる前に調べるのは大変。 そこでとっておきの方法を伝授します。 「迷ったら色の濃いものを選ぶ」 これだけ。例えば、白ごまより黒ごま。カリフラワーよりブロッコリー。 色の濃いものの方が、栄養素は多いのです。 カンタンですよね。 「ゆる体質改善」では、もちろん炭水化物を食べてもOK。白米より色の濃い玄米。 色が濃く精製していない全粒粉パスタ、うどんよりそばを選びます。 何を食べるか迷ったら「色の濃いものを選ぶ」ということさえ覚えておけば、外食が続いても、「ゆる体質改善」は続けられます。 今日からの外食は、ムズカシく考えず 悩んだら「色の濃いもの」という基準で選んでみましょう。 “体質改善”というと、思わず身構えてしまい、レベルの高い目標を設定し、ストイックにやろうとしがちです。 そうするとカラダとココロがついていかず、1ヶ月もたなかったりします。「ゆる体質改善」では、もともとカラダにある自然治癒力をつかって、日々の生活の中で、無理せずに楽しくカラダの中を入れ替えることを習慣化します。厳しい食事制限や、激しい運動がないため、反動で太る、運動がいやになる、というリバウンドゼロなのが魅力なのです。次回も「ゆる体質改善」をお教えします。お楽しみに。お問い合わせ:表参道ホリスティック鍼灸院 tel.03-6419-7224 公式サイト 東京都港区南青山5-16-3 メゾン青南702open.11:00〜19:00(新規の患者さまは土曜のみ)木、日、祝定休表参道駅より徒歩7分(佐々木 メグミ)
2012年11月15日