21_21 DESIGN SIGHT企画展「写真都市展 -ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち-」が2月23日から6月10日まで、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2で開催されている。前日の22日にはプレスプレビューが行われ、内容が公開された。写真、映像、デザイン、ファッションのジャンルを超えた表現と、ニューヨーク、ローマ、モスクワ、東京、パリなどの世界の都市を捉えた作品で、現代の視覚文化に影響を与えたウィリアム・クライン(William Klein)。今回の展覧会は20世紀を代表する写真家ウィリアム・クラインの都市ヴィジョンとともに、日本やアジアの写真家たちを紹介するもの。20世紀から21世紀へ至る都市ヴィジョンの変貌をかつてないダイナミックな写真の見せ方で提示する展覧会となっている。会場に入って最初に登場する地下ロビーではクラインの写真と映画、グラフィック、コンタクトプリント、写真集、巨大な写真などの多種多彩なイメージ、使用したカメラなどを一同に集めて展示。ジャンルを横断したクラインの活動を凝縮して紹介した展覧会のイントロダクションとなっている。続く、ギャラリー1ではクラインとTAKCOMのコラボレーションによる「ウィリアム・クライン+TAKCOM,2018」を紹介。ギャラリー1の空間全体を使い、200点あまりの過去の写真作品やタイポグラフィーとアブストラクト、映画のスティル写真も組み合わせ、クラインが捉えた各都市を映像作家TAKCOMが万華鏡や空飛ぶ絨毯のように表現する約10分のマルチ・プロジェクションを行っている。また、ギャラリー2を中心に、「チャプター2.22世紀を生きる写真家たち」として安田佐智種、多和田有希、沈昭良、西野壮平、勝又公仁彦、須藤絢乃、石川直樹+森永泰弘、水島貴大、朴ミナの作品を紹介するほか、藤原聡志の作品をは屋外でのインスタレーションとして展示。写真や映像のインスピレーションとして大きな影響を与えてきたクラインとともに新しい写真家たちの作品を紹介することで新しい写真の世界を体感できるようになっている。22日に行われたQ&Aセッションにはクライン自身も出席。1961年以来の来日というクラインは「六本木の大通りを歩いたが、東京は巨大なおもちゃやゲームのよう。その姿を撮りたいと思った」などと語った。また、展覧会ディレクターの伊藤俊治は「写真と都市の関係性と共に写真の可能性を感じて欲しい」と話している。【イベント情報】写真都市展 −ウィリアム・クラインと 22 世紀を生きる写真家たち−会期:2018年2月23日〜6月10日会場:東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー 1、2住所:東京都港区赤坂 9-7-6時間:10:00〜19:00料金:一般1,100 円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料休館日:火曜日(5月1日は開館)
2018年02月23日ラフ・シモンズ(Raf Simons)によるカルバン・クライン(CALVIN KLEIN 205W39NYC)がニューヨークで2018年フォールメンズ&ウィメンズコレクションを発表した。
2018年02月19日カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)とアンディ・ウォーホルがコラボレーションした、アンダーウェアスペシャルカプセルコレクションが登場。カルバン・クライン アンダーウェア原宿店、ららぽーと立川立飛店、ダイバーシティ東京プラザ店、ZOZOTOWNで取り扱われる。ポップ・アートの巨匠として知られるアンディ・ウォーホル。1963年に制作した実験的な映画『Kiss』は彼の最初期の映画実験の一つで、3分半にわたってキスしている12組のカップルにそれぞれクローズアップしてカメラを向けたもの。キスに対して制圧が厳しかった当時のハリウッドの検閲官に対してのものであり、発表されるや否や、白人と黒人のカップルや同性愛カップルを映したその描写は挑発的と見なされた。コラボレーションアイテムは、映画『Kiss』からの白黒写真を、カルバン・クライン アンダーウェアのホワイトコットン製のクラシックなシルエットにプリント。クルートップ、タンクトップ、メンズのボクサー、ウィメンズのブラ、ビキニショーツがラインナップ。一部分にプリントされたデザインで、シンプルながらも存在感のある一枚に仕上がっている。【詳細】カルバン・クライン×アンディ・ウォーホル発売日:2018年1月25日(木)アイテム:・ボクサー 4,800円+税・ビキニ 4,200円+税・ブラ 6,800円+税取り扱い店舗:カルバン・クライン アンダーウェア原宿店、ららぽーと立川立飛店、ダイバーシティ東京プラザ店、ZOZOTOWN【問い合わせ先】カルバン・クライン カスタマーサービスTEL:0120-657-889©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts©2018 The Andy Warhol Museum
2018年02月08日「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」が、東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデンの21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2にて開催される。会期は、2018年2月23日(金)から6月10日(日)まで。ウィリアム・クラインとは20世紀を代表する写真家ウィリアム・クラインは、1956年に写真集『ニューヨーク』で衝撃的なデビューを果たし、ローマ、モスクワ、東京、パリなどの世界の都市を巡りながら、写真、映画、デザイン、ファッションといったジャンルを跨いだ表現で、現代の視覚文化に大きな影響を与えた。クラインの多彩な作品が集結企画展「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」は、展覧会ディレクターに写真評論家で美術史家の伊藤俊治を迎えた。クラインが写す"都市ヴィジョン"と、斬新な視点で21世紀の都市と人間を切り取る日本やアジアの若手写真家たちの作品の対比を楽しむことができる構成となっている。展示の流れは、クラインの写真を出発点に、20世紀から21世紀へ至る都市ヴィジョンの変貌を、ダイナミックな写真の見せ方で提示していくというもの。まずはじめにクラインの写真と映画、グラフィック、コンタクトプリント、写真集、巨大写真などの幅広い作品を紹介。ジャンルを超えた自由奔放な都市と人間のイメージを展開する彼の視点に迫る。気鋭の若手アーティストの作品と対比続いて、日本やアジアの若手アーティストたちの作品を展示する。石川直樹+森永泰弘は、写真作品とフィールドレコーディングの音像で、地球を一つの惑星とみなすようなアジアの各都市の騒めきを表現。朴ミナは、都市の巨大水族館に集まる人々を写したカラー大判写真と、呼吸音や水の音を使用したサウンドインスタレーションを行う。その他にも勝又公仁彦、沈昭良、須藤絢乃、TAKCOM、多和田有希、西野壮平、藤原聡志、水島貴大、安田佐智種など、独自の想像力と創造性に溢れる作品を目にすることができる。【詳細】写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−会期:2018年2月23日(金)~6月10日(日)休館日:火曜日 ※5月1日(火)は開館。時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)入館料:一般 1,100円、大学生 800円、高校生500円、中学生以下無料会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデンTEL:03-3475-2121
2018年02月08日アンソニー・ラップから「未成年の頃にセクハラ被害を受けた」と暴露され、主演ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」を解雇されたケヴィン・スペイシーが、今度は人種差別主義者であることも指摘されている。「私はケヴィンの大ファンだったのですが、いまじゃ大っ嫌いですね」と「Daily Mail」紙に語るアール・ブルーさん。2012年、彼が経営する警備会社は「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の撮影現場の警備担当として製作会社に雇われた。彼を含む黒人警備スタッフのグループがキャストたちのトレーラーを監視していたところ、アールさんはケヴィンが自分の個人的なセキュリティースタッフに「俺のトレーラーをニガー(※黒人に対する差別擁護)なんかに見ててほしくない」と言っているのを聞いてしまったという。これを受けてアールさんは撮影マネージャーに抗議したものの、「お偉方だから。あれが彼なんだよ。ぼくらは彼をとにかくハッピーでいさせなきゃならないんだ」と取り合ってもらえなかったそうだ。また、アールさんとチームを組んでいたほかの黒人スタッフもケヴィンが「握手を拒否した」と語っている。結局、製作会社はアールさんの警備会社の仕事ぶりに「満足している」と言いながら、シーズン1以降契約を更新してくれなかったとのことだ。(Hiromi Kaku)
2018年01月16日東京ミッドタウン内の展示施設、21_21 DESIGN SIGHTでは数々の著書や展覧会の企画で知られる、写真評論家で美術史家の伊藤俊治がディレクションを行う企画展「写真都市展 -ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち-」を、2018年2月23日から6月10日まで開催する。ウィリアム・クライン「Self portrait, Paris 1995( Painted 1995)」テーマは20世紀を代表とする写真家、ウィリアム・クライン(William Klein)。写真、映画、デザイン、ファッションのジャンルを超えた表現と、ニューヨーク、ローマ、モスクワ、東京、パリなどの世界の都市を捉えた作品で、現代の視覚文化に決定的な影響を与えたスーパースターだ。そんな20世紀を代表する彼の写真と映画、グラフィック、コンタクトプリント、写真集、巨大写真などの多種多彩なイメージを一堂に集めて展示をするほか、映像作家 TAKCOMとともにマルチ・プロジェクションを行う。彼の都市ヴィジョンとともに、斬新な眼差しで21世紀の都市と人間を見つめる、石川直樹、勝又公仁彦、沈 昭良、須藤絢乃、多和田有希、西野壮平、朴 ミナ、藤原聡志、水島貴大、森永泰弘、安田佐智種ら、11名の日本やアジアの写真家たちを紹介。ウィリアム・クラインの1950年代から現在までの写真を通して、都市の希望と熱気を大胆に表象するとともに、これまでの写真の枠組みを多様な方法で飛び越えてゆく写真家たちのエネルギーの行方を捉える。沈 昭良「STAGE」会期中は、同展と関連したトークイベントなど多数開催。2月24日の14時から15時30分に伊藤俊治と沈 昭良が「沈 昭良の写真について、アジアの写真の特性について」を、3月17日の14時から15時30分にドミニク・チェンやTAKCOMなどが出演し「テクノロジーと表現」を、5月26日の17時から18時30分に椹木野衣と伊藤俊治が「現代美術と現代写真」を語るイベントが行われる。なお、会場はいずれも21_21 DESIGN SIGHTで、参加費や参加方法はウェブサイト(www.2121designsight.jp/)にて。22世紀をも見据えた未来の写真都市の鼓動を描きだす、ヴィジュアル・コミュニケーションの新しい冒険を体験してみては。【イベント情報】写真都市展 −ウィリアム・クラインと 22 世紀を生きる写真家たち−会期:2018年2月23日〜6月10日会場:東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー 1、2住所:東京都港区赤坂 9-7-6時間:10:00〜19:00料金:一般1,100 円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料休館日:火曜日(5月1日は開館)
2018年01月02日いまやハリウッドのアクション映画には欠かせないドウェイン・ジョンソンと、人気コメディアン、ケヴィン・ハートが史上最強バディを結成する『セントラル・インテリジェンス』。この度、ドウェインが本作を引き受けた理由や、ケヴィンとの共演について明かすインタビュー映像をシネマカフェが入手した。本作は、昨年、全米で3,500館以上の映画館で拡大公開され、興行収入1億2千万ドルを突破するメガトン級のヒットを記録したバディアクションコメディ。いつもは屈強なボディで敵を次々なぎ倒すドウェインが、本作では、高校時代はいじめられっ子のおデブちゃんだった…という設定にも注目が集まっている。この度到着したのは、ドウェインが本作出演を引き受けたきっかけと、ケヴィンとの共演秘話について話す姿が収録されたインタビュー映像。ドウェインは、元いじめられっ子のおデブちゃんで、CIA捜査官ボブ役のオファーを受けたことをふり返り、「台本が届いた時に、これは良い台本だって思ったんだ。特にこれまでそれぞれがやってきた役柄と正反対な役を演じるという点が面白いと思った」と語る。さらに「僕がコメディー担当で、世界的なコメディアンのケヴィン・ハートに普通の人の役を演じさせるというのがすごく面白いと思った」と続ける。そんな“相棒”ケヴィンとの共演については、「いつかケヴィンと一緒に仕事ができればと思っていたんだ」と初共演を楽しみにしていたことを明かしたかと思いきや、「2人ともすごく負けず嫌い。そんな2人が共演したら毎日競争さ」と激白。「どっちが強いの、どっちが早いのやら、どっちが長くできたか。1日中競争さ。まあ、全部俺の勝ちだけどね」と、得意げに笑みを浮かべる映像となっている。『セントラル・インテリジェンス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月05日長年「ゲイなのでは?」とささやかれ続けてきたケヴィン・スペイシーが、ついにカミングアウトした。「スタートレック:ディスカバリー」でポール・スタメッツ役を演じているアンソニー・ラップが、「14歳のときにケヴィン・スペイシーに無理やり性的な関係を持たされそうになった」と「Buzzfeed」とのインタビューでケヴィンを非難したのが事の発端だ。当時26歳だったケヴィンが自宅で開いたパーティーでのことだったという。泥酔したケヴィンは、花婿が花嫁を抱えるようにアンソニーを抱き上げ、ベッドに降ろすと彼の上に乗ってきたのだそうだ。アンソニーはもがいて逃げることに成功したが、「年を取るにつれて、ますます信じられなくなるんだ。14歳の少年にあんなことをする人がいるだなんてね」とショックは消えないまま…。アンソニーに対し、ケヴィンはツイッターで「30年以上前の酔っ払っていたときのことなので、正直に言うと覚えていません。しかし、彼が言ったことを私がしたなら、彼に何年も不快な思いを抱えさせてしまって本当に申し訳なく思っています」と謝罪。アンソニーの告白がきっかけで、カミングアウトに対する勇気が出たとのことで、「いままで男性とも女性とも付き合ったことがあります。男性とは私の人生を通して愛し合い、ロマンティックな関係を築いてきました。(最終的に)いまはゲイとしての人生を選んだのです」と大胆なツイートでゲイであることを認めた。(Hiromi Kaku)
2017年10月30日ジェラート ピケ(gelato pique)からナース服が誕生。医療用品を取り扱うクラシコとコラボレーションした「ジェラート ピケ&クラシコ」のナースウエアが、2018年4月上旬より全国のアンファミエ・ショップ直営店で販売される。なお、オンラインサイトでは3月8日(木)より順次発売。“大人のデザート”をコンセプトにしたルームウェアブランド・ジェラート ピケが提案する女性らしさに、クラシコが持つ上質な白衣へのこだわりがを加え、実用性も兼ね備えたナースウェアをデザインした。10月にコラボレーションが発表されて以後、ナースからの声を集めてアイテムをブラッシュアップ。全9アイテムが店頭に並ぶこととなった。キーカラーはホワイト、ミント、ピンクの3色。各5サイズでの展開だ。トップスラインからは、襟とウエストベルトにダブルラインでアクセントを施した「ラインカラートップス」と、ノーカラーネックにジェラート ピケの特徴でもあるスカラップデザインをさりげなく落とし込んだ「スカラップトップス」、前開きファスナー型の「バイアスボーダースクラブ」、優しい雰囲気を纏うアニマル模様の「アニマルスクラブ」が登場。襟元とウエスト周りにラインアクセントを添えたAラインのワンピースタイプも並ぶ。ボトムスからは、シンプルなセンタープレスパンツと、ウエストが総ゴムのテーパードタイプが登場。また、さらりと羽織れる「ナースカーディガン」は、ジェラート ピケ定番の肌ざわり滑らかなスムージィカーディガンをナース専用としてデザインしたもの。ネイビーとピンクの2色が展開される。【アイテム詳細】「ジェラート ピケ&クラシコ」発売時期:2018年4月上旬取り扱い:アンファミエ・ショップ直営店※クラシコの公式サイトでは3月8日(木)より、アンファミエの公式サイトでは3月16日(金)より発売。※掲載カタログは3月1日(木)より随時発行。<アイテム例>・ラインカラートップス 7,990円+税サイズ:S~EL・スカラップトップス 7,990円+税サイズ:S~EL・ラインカラーワンピース 8,990円+税サイズ:S~EL・ナースカーディガン 5,990円+税サイズ:フリー【問い合わせ先】クラシコ株式会社TEL:03-6427-4767
2017年10月28日「世界で最も稼いだ俳優」ランキング常連となったドウェイン・ジョンソンと、「世界で最も稼いだコメディアン」2016年NO.1のケヴィン・ハートによるバディアクションムービー『セントラル・インテリジェンス』。このほど、20年ぶりの再会から懐かしの母校へ向かうシーンまで、“最強バディ”らしからぬ(?)2ショット写真がシネマカフェに到着した。全米で3,500館以上の映画館で拡大公開され、興行収入1億2千万ドルを突破するメガトン級のヒットを得た本作。このたび解禁された場面写真は、ドウェイン演じるボブとケヴィン演じるカルヴィンが20年ぶりに再会するシーン。高校時代はおデブでいじめられっ子だった友人が、まさかのマッチョに変貌している姿に思わず驚くカルヴィンと、久しぶりの再会に喜びを隠きれないボブの楽しそうな空気が見て取れる1枚。また、もう1枚は、ビアバーで意気投合した2人が、かつてともに通っていた高校へと深夜に足を運ぶシーン。もちろん真夜中の校舎には誰もおらず、2人は当時の懐かしい思い出話に花を咲せる。ボブ着用のピチピチのユニコーンTシャツも気になるところだが、2人の身長差はもちろん、子どものようにはしゃぐボブとそれに応えるカルヴィンの可愛らしい凸凹コンビぶりが伺える。そんな雰囲気とは一転、その後、ド派手なアクションシーンを繰り広げる2人の息の合った(!?)コンビぶりにも期待が高まる。『セントラル・インテリジェンス』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月02日カルバン・クライン 205W39NYC(CALVIN KLEIN 205W39NYC)の2018年春コレクションが発表された。アメリカの悪夢とアメリカンドリームの全能さ、両極端を描くハリウッドの映画界の表現方法からインスピレーションを得ている。2017年秋からチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任したラフ・シモンズは「これはアメリカのホラーとアメリカの美を示したものである。ファッションはホラーを隠し、美だけを採用しがちであるが、これらは共に生活の一部である。」と語る。つまり、2018年春コレクションはアメリカの生活を讃えるものなのだと。デニムにスクリーンプリントを配したセットアップや、ナイトガウン風のドレスなど、“血”や“ゾンビ”などスリラーをほのめかす比喩がアイテムに組み込まれている。チェックのスラックスの膝部分の生地は破れており、スリラー映画の美学をとめどなくリミックス。手塗りのレザーのコート、パンツやスカートは、ホラーの独特なビジュアル表現を思わせる。大胆なフリンジドレスと組み合わせられたフィッシュネット、肌シルクスリップのシャツやボトムス、ビビッドなブルーオールインワンのラバーなど様々な素材が登場する。肌に密着するこれらの素材は、性的欲望の悲劇や死の必然性を描いた映画への言及だ。また、注目すべきはアンディ・ウォーホル美術財団とのユニークなコラボレーション。スクリーンプリントでウォーホルの作品を取り入れている。ウォーホルと親しかったアートコレクターのサンドラ・ブラントと、映画俳優のデニス・ホッパーのポートレートをフィーチャー。ホッパーの出演作品は現実の恐怖やトラウマを描いているものだが、それをスチール写真に似たイメージに変え、ブラントの横に並べて置いている。ホラーは常に夢と並べ置かれ、必ず美になる。必ず善が勝利する。ホラーを隠さず禍々しいモチーフを使うことで、ラフ・シモンズが表現したかったアメリカの生活は希望に満ちているものとなった。
2017年09月21日ラフ・シモンズ(Raf Simons)によるカルバン・クライン(CALVIN KLEIN 205W39NYC)がニューヨークで2018年春メンズ&ウィメンズコレクションを発表した。インスピレーション源となったのは、ハリウッドの映画における悪夢とアメリカンドリームその両方に対するその描き方。スリラー映画のヒロイン、ヒーロー、そしてアンチヒーロー。映画の主人公たちの美学がリミックスされ、彼らの存在意義に新たな解釈と称賛を与えられている。ラフは 「これはアメリカのホラーとアメリカの美を示したものである。ファッションはホラーを隠し、 美だけを採用しがちであるが、これらは共に生活の一部である。このコレクションは、アメリカの生活を讃えるものだ」とコメントしている。
2017年09月13日カルバン・クライン(Calvin Klein)2017年秋コレクション「CALVIN KLEIN 205W39NYC」のシーズンビジュアルが公開された。ビジュアルではアメリカ・カリフォルニア州の砂漠を舞台に、ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)が手がけた初めてのコレクションをフィーチャーした。アンディ・ウォーホルの作品を含む、広告掲示板を背景に22名のモデルが登場。なお、広告は実際に数日間砂漠に設置されたそうだ。モデルたちが着用したのは、コレクションから登場したマーチングバンドのユニフォームを想わせるシャツ、透明のナイロンがコーティングされたチェックコート、パワーブローカー風のテーラリングなど。他にもワークウェア、ウェスタンウェアなどがミックスされている。さらに、新しいデニム・ライン「CALVIN KLEIN JEANS ESTABLISHED 1978」のデニムパンツやジャケットも映し出された。パッチは女性のシルエットが描かれたユニークなデザインとなっている。© 2017 Willy Vanderperre
2017年07月28日「プラダ インフュージョン ドゥ プラダ ローズ」が7月14日より、全国発売開始となりました。インフュージョン ドゥ プラダ ローズは、原料であるローズの伝統的なイメージを賞賛するとともに、新たな現代性を捉えています。フラワーショップにあるビロードのような花びらから連想される暗く重い憂鬱さは軽減され、インフュージョンの過程では、最初はシンプルに見えたものが実際はとても複雑に多様化し、新たな解釈を呼び起こします。太陽とそよ風に運ばれてきた自然の香りが、新鮮なネロリが持つきらめく透明感と官能的なエッセンスによって引き出され、野原の生き生きとした輝きを称えています。■「インフュージョン ドゥ プラダ ローズ」香りのこだわり古くからある様々な品種のローズに着想を得て、早朝に手で摘まれたブルガリアやトルコのローズをブレンドし、ネロリ、マンダリン、ガルバナムの香りの液体に浸けます。その香りはスパイシーで、蜂蜜のようであり、軽やかでシンプルな活き活きとしたフレッシュな香りです。インフュージョン ドゥ プラダ ローズは、現実と空想を曖昧にする、理解するには極めて複雑なフレグランスです。インフュージョン ドゥ プラダ ローズ オーデパルファム 100mL 1万5000円*本体価格(お問い合わせ先)川辺株式会社TEL 0120-000-599
2017年07月18日カルバン・クライン(Calvin Klein)のライン「シーケー・カルバン・クライン(CK CALVIN KLEIN)」が、ラフ・シモンズ監修による新コンセプトショップを世界で初めて東京・銀座に2017年6月20日(火)オープンする。2016年8月より、ラフ・シモンズがチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任し、2017年秋には新生カルバン・クラインとしてランウェイショーを行ったブランド。今回、ラフ・シモンズが手掛ける「シーケー・カルバン・クライン」の新コンセプトストアを銀座に設け、新しいブランドのスタートを切った。出店先は、ショッピング、ダイニングの名所となっている銀座ベルビア館1階。コンクリート打ちっぱなしの空間に洗練されたインテリアを並べ、ブランドの原点を表現。そんな店内では、メンズとウィメンズのウェアに加え、バッグ&シューズを中心としたレザーグッズ、アイウェア、ウォッチ、メンズアンダーウェアまで揃える。さらに、ショップオープンを記念した限定グッズも発売する。【ショップ詳細】「シーケー・カルバン・クライン(CK CALVIN KLEIN)」 銀座ベルビア館オープン日:2017年6月20日(火)住所:東京都中央区銀座 2-4-6 銀座ベルビア館 1F TEL:03-3562-5513 営業時間:11:00~21:00
2017年06月23日アメリカ演劇界で最も権威のある「第71回トニー賞授賞式」が、日本時間の本日6月12日(月)に開催され、この度、「ディア・エヴァン・ハンセン」がミュージカル作品賞、ミュージカル主演男優賞ほか6部門の最多受賞したことが分かった。トニー賞は、該当期間中にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイの劇場で公演が開始された作品が対象で、演劇部門とミュージカル部門それぞれで作品賞や、リバイバル作品賞、主演男優・女優賞などが授与。そんな中、今回の最多受賞は、『ラ・ラ・ランド』の劇中歌の作詞を担当し注目度上昇中のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが作詞作曲を手掛けるミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」。友だちのいない高校生エヴァンが、同級生の自殺をきっかけにSNS社会の注目の的になるものの、自分の内に秘めた真実を言い出せず…といった現代的なストーリーだ。そして今回、「ディア・エヴァン・ハンセン」は、パセック&ポールが「オリジナル楽曲賞」を受賞したほか、「ミュージカル作品賞」、「ミュージカル主演男優賞」、「ミュージカル助演女優賞」、「ミュージカル脚本賞」、「オーケストラ編曲賞」の全6部門を受賞。ミュージカル主演男優賞を受賞したベン・プラットは、こらえきれず涙を流しながら「6歳のときシンデレラで王子役をやりました。そのときからミュージカルが好きになり、この瞬間を目指してやってきました。両親にも感謝します」とコメントしていた。さらに、演劇作品賞には「オスロ」、演劇リバイバル作品賞は「ジトニー」、ミュージカル・リバイバル作品賞を「ハロ ー・ドーリー!」が獲得。演劇主演女優賞にはローリー・メトカーフ(「人形の家 パート2」)が受賞。初ノミネートのケイト・ブランシェットは惜しくも敗れた結果となった。また、ミュージカル主演女優賞は、ベット・ミドラー(「ハロー・ドーリー!」)が受賞。「大変光栄です。こんなに興奮したのはいつか覚えてないくらい興奮しています!」と心境を明かし、退場を促す演奏が会場に流れるも、いろんな人々への感謝の言葉が止まらないベットは、「ちょっと待って、音楽を止めてよ!」とまだまだ興奮が収まらない様子。「この作品は皆さんの琴線にふれるものであり、いつまでも心に残るものです」と続けた。そして、賞と賞の間に披露されたパフォーマンスも例年以上に盛り上がり、プレゼンターにも話題の人物が登場。オープニングパフォーマンス後の演劇助演男優賞の発表で、いきなりスカーレット・ヨハンソンが登場したほか、ウーピー・ゴールドバーグ、ユマ・サーマン、オーランド・ブルームら豪華俳優陣がトニー賞授賞式で夢の共演を果たした。日本のスタジオでも、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールからWOWOWが生中継。スペシャル・サポーターの俳優・井上芳雄とスペシャル・ゲストの「V6」坂本昌行が、『ラ・ラ・ランド』よりアカデミー賞歌曲賞を受賞した「City of Stars」とオープニング曲「Another Day of Sun」のデュエットを披露したほか、案内役である宮本亜門と八嶋智人も交えて、今年の注目ノミネートとパフォーマンスを紹介。日本のスタジオでのエンディングパフォーマンスとして、日本で7月に初演となるミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」の出演者によるトニー賞ver.スペシャルパフォーマンスと、キャロル・キングの半生を描くミュージカル「ビューティフル」より水樹奈々と平原綾香がデュエットを披露し盛り上げていた。■主な受賞結果>・演劇作品賞 「オスロ」・ミュージカル作品賞 「ディア・エヴァン・ハンセン」・演劇リバイバル作品賞 「ジトニー」・ミュージカル・リバイバル作品賞 「ハロー・ドーリー!」・演劇主演男優賞 ケヴィン・クライン 「プレゼント・ラフター」・演劇主演女優賞 ローリー・メトカーフ 「人形の家 パート 2」・ミュージカル主演男優賞 ベン・プラット「ディア・エヴァン・ハンセン」・ミュージカル主演女優賞 ベット・ミドラー「ハロー・ドーリー!」「第71回トニー賞授賞式」(字幕版)は6月17日(土)19時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月12日大人気海外ドラマ「トランスペアレント」の製作陣が新たに贈る、ケヴィン・ベーコン主演のドラマシリーズ「アイ・ラブ・ディック」が、本日 6月9日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信がスタートした。本作は、“前世紀に書かれた中で最も重要な男と女の本”(エミリー・グールド/ガーディアン紙)とも評される、クリス・クラウスによる同名小説をドラマ化。舞台は、テキサス州マーファにある華やかな文化人たちのコミュニティ。映画監督のクリス(キャスリン・ハーン)は、ホロコーストに関する本を執筆する夫のシルヴェール(グリフィン・ダン)と共にマーファを訪れ、カリスマ的な魅力を放つ大学教授のディック(ケヴィン・ベーコン)と出会う。ディックに魅了される夫婦はやがて妄想が暴走、ディックはそんな2人のイマジネーションを嘲笑し、愛や一夫一婦制に関する彼らの先入観を覆していく。ミステリアスなディックについて複数の人物の視点から語りながら、1組の倦怠期の夫婦の変遷、あるアーティストの目覚め、そして、神のように扱われるディックという作家を描いていくドラマシリーズは、2016年のAmazonコメディ・パイロット・シーズンの中でも高い評価を得た。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『パトリオット・デイ』などのケヴィン・ベーコンが、久々に悪役やクセ者ではなく、色気ダダ漏れのカウボーイ然としたディックを演じるほか、『バッド・ママ』『トゥモローランド』のキャスリン・ハーン、『ダラス・バイヤーズクラブ』などで知られ、映画監督でもあるグリフィン・ダンといった実力派俳優たちが出演。ゴールデン・グローブ賞TV部門で作品賞を受賞し、エミー賞では主演男優賞・監督賞を獲得した「トランスペアレント」のジル・ソロウェイが本作の製作総指揮・監督を務めている。また、現在Amazonプライム・ミュージックでは本作のサウンドトラックも配信中だ。すでに海外メディアからも絶賛されており、日本でも、パイロット・シーズンとして配信された際のAmazonプライム会員からのカスタマーレビューにも、「ミステリアスな役を演じるケヴィン・ベーコンがかっこいい!」「手法が大胆だし、役者の個性が毒を持っていて、目が離せない。イケテル」「今後Dickの過去や彼への妄想が進展して危ない香りが…面白そうです」と好評が寄せられている。「アイ・ラブ・ディック」は6月9日(金)より、Amazonプライム・ビデオにて見放題独占配信中(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月09日ハーイ、みなさん!今年も桜のシーズンを楽しめましたか。実は私も東京に滞在していたのですが、まだ桜で咲く前だったので、残念ながら満開の桜を見ることができませんでした(涙)。皆さんはもうご存じかしら。ディズニーの名作アニメを実写化した『美女と野獣』が、世界中ですごく大ヒットしていますね!いまの時点では、2017年最大の興行成績を記録していて、なんと世界興行成績は10億ドル超え!それにまだまだ数字を伸ばしています。主人公ベル役には、『ハリー・ポッター』シリーズの、イギリス人女優エマ・ワトソン。野獣役は「ダウントン・アビー」の、イギリス人俳優ダン・スティーヴンス。そしてエマ・トンプソン、ジョシュ・ギャッド、ユアン・マクレガー、ケヴィン・クラインなどの大スターも、カメオ出演しています。当初、ディズニーがアニメの傑作を実写化すると聞いたとき、私は好きになれるのかなと不安でした。でも完成した映画を観たいまは、大好きだと胸を張って言えるわ!それにね、私たちが生きているこのクレイジーな時代に合った、とても大切なメッセージも込められているの。エマ・ワトソンは、以前から女性の権利のために声をあげ、メディアの前でも堂々と発言していますよね。そのエマ・ワトソンが、新しく生まれ変わったこの『美女と野獣』のベルを通じて、たくさんの“ガールズパワー”を表現していたのは、とてもうれしかったわ。いま、世界中で、女性は平等の権利を得るために闘っているでしょ。映画やテレビ番組で、彼女たちをサポートする意思を示すことは、とても大事だと思っています。小さな女の子たちには、ただかわいいだけのお姫様ではなく、尊敬できる強いロールモデルが必要なの。物語自体は大きく変わっていませんが、ディズニーストアで売っている『美女と野獣』グッズに変化が見られました。たとえばTシャツに“本当の美しさは、あなたの内側にある”と書かれていたりね。エマ・ワトソンのような若い女優が、世界中の女性をリードしていってくれるといいなと思っています。どんな女性でもお姫様にもなれるし、平等な権利を得ることができると伝えてほしい。最近の世の中では、おかしなこともたくさん起きるけど、前向きで堂々とした女性を見るのはとても気持ちがいいですね。これからもっと、こういう映画が増えることを願っています!(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月21日1991年にニール・サイモンの演出による「ロスト・イン・ヨーカーズ」でトニー賞を受賞したケヴィン・スペイシーが、第71回トニー賞授賞式の司会に決定した。これを受けて、ケヴィンは「僕は『ユージュアル・サスペクト』では2人目の(キャスト)候補者、『アメリカン・ビューティー』では4番目の候補者だったから、今年のトニー賞授賞式では(きっと)15人目の候補者だったんだよ。僕のキャリアは間違いなく良い方向へと向かっているよね」と自虐的な喜びのコメントを発表した。ケヴィンは1番目のキャスト候補ではなかったものの、主演を引き受けた結果、『ユージュアル・サスペクツ』ではアカデミー助演男優賞、『アメリカン・ビューティー』ではアカデミー主演男優賞を受賞している。「誰かが断ってくれればオスカーの司会にも“近道”できるかも」とさらなるジョークも。昨年はジェームズ・コーデンが司会を務め、4人の有色人種の俳優が受賞したことで話題になったトニー賞。果たしてケヴィンはどんな司会ぶりを見せてくれるだろうか?第71回トニー賞授賞式は6月11日(現地時間)に「ラジオシティ・ミュージックホール」で開催され、CBS局で生中継される。(Hiromi Kaku)
2017年04月19日カルバン・クライン(Calvin Klein)は、2017-18年秋冬ニューヨークウィメンズファッションウィーク期間中の2月10日、チーフ・クリエイティブ・オフィサーにラフ・シモンズ(Raf Simons)が就任し初めてとなるコレクションを発表した。カルバン・クライン本部で開催されたランウェイショーは、米国人アーティストのスターリング・ルビー(Sterling Ruby)による、フリンジやロープ、デニム生地など用いたステージアートでエッジーに装飾され、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の楽曲で幕を開けた。注目の新人モデル・ルルがファーストルックで見せたミニマムなパンツルックの冒頭から、ショルダーやフラップポケットのディテールに古き良きアメリカのムードが漂う。複数のルックに登場したタートルネックの襟元には、ブランド本社のアドレスである“205”が刺繍され、シモンズらしいシンプルな遊び心を感じさせた。さらに、メンズのテーラードを用いたマスキュリンなダブルブレストジャケット、透明なPVCで覆われたドレスやコート、フロントにカラフルなフェザーをあしらったシースルードレス、デニムのセットアップ、バイカースーツなどが登場し、さまざまな服のクロスカルチャーが新しいフォルムを生み出していた。今回のショーのテーマである「PARADE」の名の通り、マーチングバンドのユニフォーム、コーティングされたプロテクション、パワーブローカー風テーラリング、アンティーク調のキルティング、ワークウエア、そしてウエスタンなどの要素が至るところに散りばめられ、これまで見たことのないユニークな“パレード”を想起させるコレクションとなった。中盤のルックに登場した星条旗をそのまま纏ったようなロングドレスは、まさにアメリカに捧げるオマージュと言える。シモンズは今回のコレクションについて、「ひとつの時代でもなく、ひとつのものでもなく、ひとつのスタイルでもない。アメリカそのもののように、様々な個性、様々な個人が一体となったもの。それこそが、アメリカ特有の美しさと感情」だと語っている。ショーの最後には、シモンズと、長年に渡り彼のアシスタントを務めているピーター・ミュラー(Pieter Mulier)が登場し、初のコレクションを締めくくった。
2017年02月15日ワンランク上の美しさを手に入れる「ラ・プレリー」は現在、『SC エッセンス-イン-ローション』を購入した人を対象に、『SC エッセンス-イン-ローション』をもう一品と、フォームクレンザー(洗顔料)のサンプルをプレゼントするキャンペーンを行っている。2017年2月1日(水)~3月31日(金)までの期間中に商品を購入すれば、美肌だけでなくラグジュアリーセットまでプレゼントしてもらえるという魅力的な内容。これまで手に取ったことのない人も、この機会に美肌とラグジュアリーなプレゼントを手にしてみてはいかがだろうか。スキンキャビアコレクション初の美容液スキンキャビアコレクションは、その名の通り、キャビアから美容成分を抽出。たっぷりの美容成分で、肌に贅沢な美しさを与える。つけるとラグジュアリーで美しい肌へ導いてくれる『SC エッセンス-イン-ローション』。30年以上ロングセラーを記録し、多くの人に愛されているスキンキャビアコレクションから、2016年に初の美容液として発売された。これまでのスキンケアに加え、化粧水と美容液の間に使用することで、他のスキンケア商品とのなじみがよくなり、より効果が高まると言う。ワンステップ足すだけで、これまでよりもさらに美しい、極上の美肌を手に入れる。この機会にぜひ、検討してみてほしい商品となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※ラ・プレリーのプレスリリース
2017年02月14日主演にエマ・ワトソンを迎えた、ディズニーが贈る完全実写版『美女と野獣』。このほど、待望の日本版本予告が、世界が愛にあふれるバレンタインデーに解禁。アリアナ・グランデとジョン・レジェンドによる、新たに生まれ変わった主題歌もお披露目された。ひとりの美しい王子が、呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない。呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘ベル。聡明で進歩的な考えを持つ彼女は、閉鎖的な村人たちになじめず、傷つくこともあった。それでも、“人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣──その出会いは、はたして奇跡を生むのか…?主人公ベル役には、いまや人気若手女優の筆頭株となったエマ。また、ベルとの出会いで次第に心を開いていく醜い野獣役にはTVドラマ「ダウントン・アビー」で注目を浴びたダン・スティーヴンス。そんな2人を盛り上げるユニークなキャラクターたちには、ガストン役にルーク・エヴァンス、ルミエール役にユアン・マクレガー、ポット夫人役にエマ・トンプソン、コグスワース役にイアン・マッケラン、ベルの父モーリス役にケヴィン・クラインなど、絢爛豪華な実力派スターが結集している。今回の本予告編で注目すべきは、新しく生まれ変わったラブソング「美女と野獣」。日本でも高い人気を誇り、『SING/シング』にも参加している世界の歌姫アリアナ・グランデと、グラミー賞10度受賞の経歴を持ち『ラ・ラ・ランド』にも出演するシンガーソングライター、ジョン・レジェンドという実力派の2人が強力タッグ。数多くの人気アーティストとの共演経験があるジョンだが、アリアナとは今回が初めて。本作での夢のデュエット実現に「これは運命だと思う」と喜びを明かしている。『グローリー/明日への行進』の主題歌でアカデミー賞歌曲賞を受賞したことも記憶に新しいジョンは、「この歌と映画は、外見ではなく内面で人を愛することの大切さを語っています」と語っており、圧倒的な歌唱力を持つ2人が“真実の愛”を歌声でどのように表現するのか要注目。また、「人々の記憶に残る歌であり映画です。僕たちの歌がそれに応える出来栄えだと感じていただけたら、とても嬉しいですね」と、映画の公開を待ち望む世界のファンに向けてコメントした。この楽曲が使われた本予告編では、アリアナとジョンのパワフルな歌声が、ビル・コンドン監督が織りなす美しい映像世界とあいまって、ベルと野獣の愛の物語を一層ドラマチックに引き立てている。「この歌には、時を超えた素晴らしいものがあり、クラシックになっているのには、それだけの理由があります」と、ジョンは最大限の敬意を払って、この主題歌「美女と野獣」に挑んだ様子。ディズニー・アニメーション版のオリジナル楽曲はアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞しており、数あるディズニー作品の中でも音楽の歴史を劇的に変えた曲の一つ。実写版では、それらを手掛けた作曲家アラン・メンケンが再び歌曲づくりを担当、『アラジン』『ライオンキング』の作詞家ティム・ライスとともに再び名曲を世に送り出す。ダンスシーンで使われていたことが印象深い本楽曲は、お互いを意識し始めたベルと野獣が一気に距離を縮め、曲が終わるごろには心通じ合う大切な存在にまで進展しているという、ディズニーきっての珠玉のラブソング。甘美なメロディ・ラインとストーリー展開が見事に融合した名曲だ。今回も、ポット夫人に扮する英国の大女優エマ・トンプソンが歌う劇中バージョンと、アリアナ&ジョンのデュエットバージョンを楽しむことができる。『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月14日ケヴィン・コスナーが主演を務める、“予測不可能な驚き”と“濃密なスリル”に満ちたタイムリミット・スパイアクション『クリミナル 2人の記憶を持つ男』。この度、大迫力の映像が到着した。CIAロンドン支局のエージェント、ビリーが極秘任務の最中に死亡した。彼は米軍の核ミサイルさえも遠隔操作できる恐るべきプログラムを開発した謎のハッカー、“ダッチマン”の居場所を知る唯一の人物だった。“ダッチマン”を探し出し、世界の危機を救うための最後の手段は、禁断の脳手術によってビリーの記憶を他人の脳内に移植すること。その移植相手に選ばれたのは、死刑囚ジェリコ・スチュアート。ジェリコは凶悪犯である自分自身とCIAエージェントであるビリーという真逆の2つの人格に引き裂かれながら、テロリストとの壮絶な闘いに巻き込まれていくのだった…。殉死したCIAスパイの“記憶”を脳に移植された死刑囚の運命を、壮大なスケールで描きだす本作。主演のケヴィンほか、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドットら新旧の豪華キャストが共演している。このほど解禁された映像は、死刑囚ジェリコ(ケヴィン・コスナー)とCIAエージェント、ビル(ライアン・レイノルズ)“2人の記憶”が入り交じるジェリコの様子を窺わせる重要なシーン。記憶移植手術により、殉死したCIAエージェントの記憶を植え付けられたジェリコは、記憶だけでなくビルの技能までも備わり、力任せに殴る蹴るをしていたケンカ術だけでなく、CIA仕込みのスマートな戦闘スキルを発揮。核兵器の発射プログラムを持つ謎のハッカー”ダッチマン”の居場所を唯一知りながらも殉死したCIAエージェント、ビル。CIAは彼の記憶を死刑囚のジェリコに移植し、ジェリコに植え付けたビルの記憶を頼りにダッチマンを追うべく大学へ向かうジェリコであったが、CIAの一部始終を監視していたテロリストにより捕らわれてしまう。ダッチマンの居場所をテロリストに案内するジェリコは、大学内の「化学実験室」の看板を目にすると、ビルの妻ジル(ガル・ガドット)の名前を使い、テロリストを欺き実験室の奥の部屋へと誘い出す。するとジェリコは、先へと進むテロリストの背後から、実験室に置いてあった瓶を手に取り投げ込み、3つの薬品が化学反応を起こし、実験室は大爆発。CIAの記憶から閃いた、威力絶大の“即席理系爆弾”で1部屋まるごと吹き飛ばす大迫力の映像となっている。『クリミナル 2人の記憶を持つ男』は2月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月13日カルバン・クライン コレクション(Calvin Klein Collection)の2017年秋コレクションがアメリカ・ニューヨークで発表された。今シーズンはラフ・シモンズによるデビューの年。会場となったのは、アーティスト、スターリング・ルビーの作品に囲まれる無機質なコンクリートの空間である。自身のブランドの2014年秋冬コレクションでも彼の作品にヒントを得ていたが、今シーズンもまた彼の想いを取り入れた。ルビーが「カルバン・クライン」から連想するという“アメリカ”をコレクションに落とし込んだのである。「スタイルやドレスコードが異なる様々な人々。ひとつの時代でもなく、ひとつのものでもなく、ひとつのスタイルでもない。様々な個性、様々な個人が一体となったもの。」ラフ・シモンズは、アメリカについてこのように述べ、これらがアメリカという国の美しさであり、その環境をランウェイで表現したと述べている。今季はまさにアメリカへのオマージュだ。マーチングバンドのユニフォームを想わせるシャツとパンツはポップなカラーで表現され、オーセンティックなチェック柄のコートは透明のナイロンに包まれている。アンティークの手作りキルティング、オリエンタル調のボタニカル柄、そしてワークウェアやウェスタンウェアのミックス……。挙げればきりがないほど、あらゆるエッセンスが閉じ込められている。さらには、ヌーディーなトップスと禁欲的なフォーマルスーツ、エレガントなフェザードレスとカントリーなデニムのセットアップといった対照的なものさえ共存する。混沌とした街同様に、あらゆるものが混ざる今回のランウェイに一貫性はない。しかし、それが何よりの魅力なのだ。
2017年02月11日カルバン・クライン(Calvin Klein)は、ニューヨークで開催する2017年秋のメンズ&ウィメンズコレクションショーの模様をウェブサイト(calvinklein.com)及び、公式Facebookページでライブストリーミングを配信する。日本時間2月11日0時(現地時間2月10日10時)より。なお、同コレクションは、ラフ・シモンズがチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任し、初めてのコレクションとなる。※会場の状況により開始が遅れる場合あり。
2017年02月10日「スターウォーズ脚本家」がメガホンをとる90年代ラブコメローレンス・カスダンはスターウォーズⅣでは脚本チームに参画し、2015年公開されたエピーソードⅦでは脚本の主担当。もともと教師を目指していたが、広告業界でコピーライターとしてキャリアをスタートさせたカスダンは、ハリウッドに脚本を送り続けた成果が実を結び『ボディーガード』が映画化。その後脚本家・プロデューサーとしてキャリアを築いてきた彼が監督を務めたのが、1995年公開のラブコメ映画『フレンチ・キス』です。舞台はフランスカナダ国籍取得中の歴史教師ケイト(メグ・ライアン)は、医者のチャーリーとの結婚を間近に控え、すっかり有頂天気分。しかし仕事でパリに行っていたはずの彼は現地で新しい恋に落ちてしまう。ケイトの心配をよそにアバンチュールを満喫する彼に、国際電話で一方的に別れを切り出される。なんとかして彼の気持ちを取り戻そうと、苦手な飛行機に耐えてパリへ向かったケイトは、現地で即盗難に遭い一文無しという災難続き。しかも、そこで出会った一人の怪しげなフレンチ男(ケビン・クライン)と、ひょんなことからチャーリーが羽を伸ばすカンヌへと一緒に向かうことに。〈これだ!〉を逃してしまっても更新しつづけること「タイミング」の重要性を説くのは結婚に限ったことではないようだけれど、最たる例は結婚だ、といわれるのは多くの人が直面する出来事だからかもしれない。実際のところ人間関係と相性の良い言葉だけあって、それは仕事でも恋人でも言えてしまことに過ぎない。つまりあのとき〈これだ!〉のタイミングを逃しても(こうじゃなかった (よかった)!)なんてよくあること。もちろん、それで後悔することも宜なるかな、ではありますが。でもそしたら別の〈これだ!〉を見つけられれば良いわけです。現に、111分のこの映画で証明されている通り、主人公ケイトは婚約者との〈これだ!〉を逃すものの、その後運命的な恋に落ち着きます。結局、〈これだ!〉という確信はそのときどきで違っていて、掴みつづけることがわたしたちにとって「幸せ」という精神状態なのかもしれませんね。パリジェンヌでないヒロインの THE フレンチファッションいまとなってはレッドカーペットに登場するたびに「まるで別人」「どうしちゃったの?」と整形疑惑をかけられるメグ・ライアンも、かつてチャーミングっぷりを世界中にばらまいていたというなによりの証拠。その魅力は『フレンチ・キス』の3年後に制作された『ユー・ガット・メール(原題 You’ve Got Mail)』でもいかんなく発揮されています。『フレンチ・キス』でも、彼女のボーイッシュな魅力が最大限に表現されていたので特にファッションは要チェック。ほぼ全編フランス撮影というこの作品のひとつのポイントは、主人公ケイトの終始クリーンな THE フレンチシックなルックたち。2000年代に流行ったウルフカットをさらに短くしたようなボーイッシュなヘアは、外ハネで多少の野暮ったさをトッピング。洗いざらしのボーダートップスをダボっと着て、裾はご丁寧にストレート・ジーンズにイン。オーバーサイズのお陰で彼女の華奢さが目立ち、ラフな服装が余計に彼女の魅力を増幅させているかのようです。映画のラストシーンはプロヴァンスの地で、流れるBGM "La Vie en rose" というこれ以上ないラブコメ王道の徹底ぶり。終始恋愛に生きるヒロインからの恋愛賛歌、つかの間の休息に幸せな気分になれることまちがいなし。 『 フレンチ・キス 』監督:ローレンス・カスダンキャスト:メグ・ライアン、ケヴィン・クライン、ジャン・レノ ほかこんな時に観たい:片手間でキュンとしたい時 アーカイヴはこちらから【 洒脱なレディ論 】とは、映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2017年01月28日ケヴィン・スペイシーが久々の主演映画にして、ネコに“ニャっちゃう”『メン・イン・キャット』。先日の『君の名は。』をもじったパロディムービーに引き続き、本作の主人公のネコちゃん、“Mr.もこもこパンツ”の可愛い映画パロディポスターが解禁となった。大企業の社長トム・ブランドは、仕事人間で家庭をかえりみないゴーマンな男。ある日、娘の誕生日に渋々、苦手なネコをプレゼントするが、その帰りにビルから転落。なんと、トムの意識はそのネコの体に移ってしまう!ペットとして家族に迎えられたトムの運命は、いかに!?本作は、『メン・イン・ブラック』シリーズで知られるバリー・ソネンフェルド監督が、オスカー俳優ケヴィン・スペイシーを主演に迎えて贈る“ニャンだふる”コメディ。仕事一筋のゴーマン社長が突然ネコにニャってしまい、家族と会社が大混乱。見た目はキュートなネコなのに中身はおっさん、というギャップが次々と笑いを生み出していく。そんな本作から、本編中ほぼ出ずっぱりで大活躍するネコ“Mr.もこもこパンツ”が、あの大ヒット映画の主人公になりきったパロディポスター4種が到着!あるときは、トム・クルーズも顔負けの(?)イーサン・ハント風の『ミッション:インポッシブル』に、またあるときは『ゴッドファーザー』…ではなく、ネコ界のドン“肉球ファーザー”に。そして、飼い主との出会いはいつだって一期一会、『フォレスト・ガンプ』ならぬ“もこもこ・ガンプ”になったかと思えば、水中から金魚を狙って忍びよるのは、鋭い歯を持つ『ジョーズ』ならぬ、もこもこな影…いまにもネコパンチが繰り出されそうな緊迫感(?)を漂わせている。ペットとしてブランド一家に迎え入れられた際に名づけられた“Mr.もこもこパンツ”(Mr.FuzzyPants)やネコ足を意味する「Paw」をもじってつけられた絶妙なタイトルは、親和性の高い映画好き・ネコ好きにはたまらニャいポスターといえそうだ。『メン・イン・キャット』は11月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月15日エマ・ワトソンが新しい時代のヒロイン“ベル”を演じる、ディズニーが贈る実写映画『美女と野獣』。このほど、待望の初場面写真がお披露目となった。いまなお世界中で愛され続けているディズニー・アニメーション「美女と野獣」が、最高のキャスト&スタッフによって実写映画化される本作。これまで、数々のヒロインを誕生させてきたディズニーは、近年では歴史的大ヒットを記録した『アナと雪の女王』のエルサやアナ、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルなど“自らの意志で選択し、運命を切り開く”ヒロインが支持を得ているが、その先駆けとなったのが本作の主人公“ベル”。それまでの「白雪姫」や「シンデレラ」など、“王子を待つ”ヒロインとは一線を画す新しいヒロイン像で、多くの女性たちの共感を誘った。今回解禁された場面写真では、エマ演じるベルが父親のモーリス(ケヴィン・クライン)を優しく見つめているシーンが描かれている。彼女たちの前にある机にはさまざまな道具が並んでいるが、これらはモーリスが発明したもの。村で“変わり者”と揶揄される発明家の父を誇りに思い、周りの冷たい言葉から彼を守るベルの優しさと、親子の関係が伝わるワンシーンを切り取っている。ベルの魅力は、その華やかな美しさはもちろん、王子様の登場を夢見る部分など古典的なプリンセスらしい要素を持ちながらも、“自分自身の価値観に従って生きる”という現代的な素質をも兼ね備えているところ。ベル自身も父親と同様、周囲から変わり者とレッテルを張られながらも自分が信じたものを貫き通し、野獣に対しても、醜い外見ではなく相手の内面を見極めた上で愛す姿が描きだされていく。彼女の姿を通して、“人と違うことは決して悪いことではない”というメッセージを受け取り、勇気づけられてきた女性たちも多かったに違いない。そんな魅力的なキャラクターを見事に演じきるエマといえば、ベルのように彼女自身も向上心が強く、自立した女性としてよく知られており、美しく、知的な雰囲気漂う姿はまさにベルそのもの。「4歳の頃から『美女と野獣』が大好きだったの。ベルは、自分の考えをはっきりと話す活発な女の子で、私はすぐにベルと恋に落ちたわ。だから、ベルを演じることになったのは本当に素晴らしいことよ」と語ったエマ。世界中の女性たちが憧れたヒロインが現代女性の憧れであるエマによって、どのように現代に蘇るのか要注目。また、本作のカギを握るのがアカデミー賞を始め、数々の映画賞に輝くミュージカル『ドリームガールズ』『シカゴ』を手掛けたビル・コンドン監督。本作の最大の魅力である音楽やミュージカルパートがどのようにスクリーンで表現されるのかにも、期待が高まる。『美女と野獣』は2017年4月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2016年11月08日鬼才ティム・バートンが「不思議の国のアリス」の“その後”の物語を描いた、『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。待望の続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、お馴染みマッドハッター役ジョニー・デップをはじめ、アリス役のミア・ワシコウスカ、赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーター、白の女王役のアン・ハサウェイらが続投、新たに時間の番人“タイム”役にサシャ・バロン・コーエンを迎えた。今回、製作を務めたティム・バートンに代わってメガホンをとったのは、『ザ・マペッツ』で“マペット(操り人形)”たちと人間が共存する世界を描いたジェームズ・ボビン監督だ。そして、ボビン監督のもと、前作の世界観を引き継ぎながらも、また新しいワンダーランドの創造を任されたのは、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』三部作や『ホビット』三部作などに携わり、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』でアカデミー賞に輝いたプロダクション・デザイナー、ダン・ヘナ。本作では、再び不思議の国、ワンダーランドへと誘われたアリスが、親友マッドハッターの悲しみの原因を探るため“時間の旅”に向かうのだが、この新たな冒険をファンタジー世界の名手、ダン・ヘナはどのように構築したのだろうか?まさに“時を越えて”読み継がれているルイス・キャロルによる原作を、「私も子どものころに読んでワクワクしていた」と語るダン。「ですが、子どものころに感じていたことを、映画に携わるにあたって実際に視覚化するということはなかなか大変でした。本作の脚本を読んだときに、ちょっと“奇妙な感じ”が印象に残ったんですが、とにかく素晴らしいものでしたので、それを基にものづくりをするということには非常にやりがいを感じました」と、脚本に触れた際の心境を明かす。「前作の『アリス・イン・ワンダーランド』では多くのデジタル・オペレーションを使っていて、今回はそれを参考にしつつも、前作に比べてよりフィジカルな部分が多くなりましたね。自分たちの手で新たに作ったものと、デジタル・オペレーションとを組み合わせて素晴らしい作品ができたと思っています。従来的なファンタジーの世界から一歩踏み出した、ワクワクすると同時に奇妙な感じもする、この『アリス』の世界で、ものづくりができたことは本当に楽しいことでした」と、試行錯誤の末の撮影をふり返った。監督が本作のワンダーランドで目指したのは、実際に手にとることができそうな“リアルさ”だ。過去、子ども時代のマッドハッターが家族と暮らしていたハイトップ帽子店をはじめ、ウィッツエンドの街並みや、子ども時代の赤の女王や白の女王が暮らすお城、現在のマッドハッターや赤の女王の家など、今回はキャラクターたちの個性や心情とともに、彼らのリアルな日常が垣間見えるかのような世界が広がっている。ダンも「前作ではデジタル環境をより多く使用していましたが、今作では実際に人が出たり、入ったりできるセットをつくり、大道具という以上に、その中でお芝居ができる“環境”そのものをつくりました」と明かす。「それは、作品の世界をつくる上で、役者さんたちにとっても手助けになったのではと思っています。実際に手で触れられる環境でお芝居をすることで、グリーン・バックのときとは違った気持ちで違ったアプローチができたのではと思います」と、その手応えを力強く語る。一方で、アリスが時間の流れをさかのぼる旅は、現実にはあり得ない、最もファンタジックなもの。「“時間の旅”の部分は、いろいろ考えて一番工夫をこらしました」とダンは言う。「時間の流れを波と捉え、そこから海の中を突き進んでいくような見え方を作っていきました。時間の波を進んでいく際に、その波の中に過去のできごとが走馬灯のように見えるかたちにして、ある場所からある場所への二点間の移動であると同時に、時間の流れの中を旅しているんだ、ということを表現するのに非常に注力しました」と、そのコンセプトに言及。過去へとさかのぼる旅は、同時に過去への執着や後悔などもまた浮き彫りにさせることを見事に表現してみせた。また、見れば見るほど、細部まで作りこまれていることが分かるタイムの城についても、「永遠に動き続ける、という象徴的で巨大な時計を軸に、非常に大きなものとして具体的にセットに盛り込んで表現するということが大きな目標のひとつでした」と、ダンは語る。「城そのものに関しては、巨大なメカニズムになっていて、床や天井という仕切りが見えるわけではないのですが、何層にも分かれていて無限の大きさを感じられるようなものを表現しなければなりませんでした。そして、機械仕掛けの巨大な時計ですね。ねじやスプリングなどの部品という細かい部分までもデザインしました」と苦労をにじませながら、「城の中には、タイムの小さい部屋のようなものがあり、そこでは彼自身がリラックスしていられるような空間として作りました」といった“遊び心”も忘れない。「広大なスペースを感じさせ、海の真ん中にあるような雰囲気で、タイム自身が時間の波の中に存在するというような、いろいろな要素が盛り込まれた複雑さがそこにはあります。それをどう表していくのか、自分の中でも課題となっていました」と、“時間”という形のないものと、その番人タイムの城の表現に挑んだ難しさをふり返るダン。時間の波を果敢にくぐり抜けていくアリスの姿は、父親の跡を継ぎ、大海原で船を操る現実世界でのアリスにも重なっている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』MovieNEXは11月2日(水)より発売(同日、ブルーレイ・DVDレンタル開始)※10月26日(水)先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日ケヴィン・スペイシーが“ネコになっちゃう”コメディ『メン・イン・キャット』。このほど、中年男とネコの魂が入れ替わるという本作のストーリーにかけ、“あの”大ヒットアニメ映画になぞらえたパロディや、ネット上で話題になる面白ネコ動画に引っかけた爆笑の特別動画が解禁となった。大企業の社長トムは、仕事ひと筋人間で、家庭をかえりみないゴーマンな男。ある日、娘の誕生日プレゼントに苦手なネコを飼おうとするが、その帰りにビルから転落!するとトムの意識はネコの体に移ってしまう!ペットとして家族に迎えられたトムの運命は?『メン・イン・ブラック』シリーズのバリー・ソネンフェルド監督と、アカデミー賞俳優ケヴィン・スペイシーのタッグで贈る本作。見た目は超絶キュートな“もふもふ”ニャンコ、中身は仕事人間のゴーマン社長という究極のギャップが笑いを誘うコメディは、早くも話題沸騰。そんな本作から今回解禁となった特別動画は、計8パターン。超ゴーマン社長とネコが入れ替わっちゃう本作にちなみ、大ヒット記録更新中のあの“入れ替わり”映画になぞらえた「君のニャは。編」から、東京五輪に引っかけた「チャレンジ東京編」、さらに「泥棒ネコ編」「驚愕のネコ動画編」「ネコまっしぐら編」など、爆笑映像が勢ぞろい。『メン・イン・キャット』は11月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月13日