夢と愛に生きた伝説のエンターテイナーのロマンティックで一途な愛と、ドラマティックなその人生を描き、ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門3部門(作品賞・主演男優賞・主題歌賞)にノミネートされた『グレイテスト・ショーマン』。12月8日(現地時間)、ニューヨーク・ワールドプレミアが開催された。実在の人物P.T.バーナムの野心と想像力にインスパイアされた本作は、バーナムが何もないところからアイデアと野心でショービジネスを立ち上げるさまを描くミュージカル・エンタテイメント。そのバーナムが、ニューヨークとイギリス間をキュナード客船を利用して幾度となく航海したことにちなみ、ワールドプレミアは最高峰のオーシャンライナー、クイーン・メリー2にて行われた。主人公P.T.バーナムを演じたヒュー・ジャックマンをはじめ、上流階級出身でバーナムの相棒となるフィリップを演じたザック・エフロン、空中ブランコのパフォーマーでフィリップと惹かれあうアンを演じたゼンデイヤ、バーナムによって世界的な名声を手にしたスウェーデン人のソプラノ歌手ジェニー・リンドを演じたレベッカ・ファーガソン、バーナムの一座でスポットを浴びることで「This Is Me」(これが私)と主張できる自分を獲得していくレティを演じたるキアラ・セトルほかキャスト陣や、日本の人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写版監督にも起用されている新鋭マイケル・グレイシー監督、本作の音楽を担当した『ラ・ラ・ランド』のアカデミー賞コンビ、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールたちが船上に駆けつけた。ザック・エフロン、歌うことは「初恋のようなもの」映画史に残る、ゴージャスなオリジナル・ミュージカルとなる本作らしく、花火も上がり、華やかなプレミアとなった今回。『レ・ミゼラブル』以来の歌声を披露し、ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演男優賞にノミネートされたヒューは、「本作は思いやりに満ちた、感動を呼ぶ、楽しい作品で、人を笑顔にする。人はこの音楽を覚えてしまって、頭から離れなくなるだろう。音楽は並外れてすばらしい。それに多様性の受け入れとか、忍耐とかすばらしいメッセージもあるし、完璧な要素をそろえた作品だ」と言葉に力を込める。「ミュージカル映画は以前からやりたかった」そうで、「オリジナルのミュージカル映画を作ろうというガッツのあるスタジオで仕事をするのは楽しかった。なんといっても、23年ぶりのことだ。とてもエキサイティングだ」と語り、「この世に生まれたことを誇りに思えるような映画」と手応えを覗かせる。また、「ハイスクール・ミュージカル」で世に出たザックも、「歌うこと、真実の愛を歌うことには気持ちを最高にさせるような魅力がある。映画の中だけではなくて現実でもね。とても突き抜けた感じのもの。それに、これは僕が子どものときに経験したルーツに戻るものだ。若いときに楽しんだものにね。…初恋のようなものだ」と明かす。そして、本作の見どころとして、「P.T.バーナムはユニークなところがあって、さまざまな人種や容貌の人たちに自由にしていい勇気を与え、スポットライトを浴びることを楽しみ、個人として本当のありのままの自分を受け入れる機会を与えたんだ。これはいまの人たちにとって、大切なメッセージだと思う」と語った。さらに、ゼンデイヤは「映画を観て、とにかく、楽しいと思った。それが私の頭に最初に浮かんだ言葉よ。皆さんには、映画を観終わって笑顔になってほしいと思っているわ。それに『愛』ね。これは受け入れる気持ちを描いた作品」と本作の魅力に言及。イギリス女王の前で歌う人気歌手ジェニー・リンドを演じたレベッカも「完成した映画を観てとても楽しんだ。だから、本作を観た人には私が経験したのと同じように楽しんでもらいたいと思っている。本当に圧倒されたの」と、まるでショーの観客の1人であるかのように、その感動を語っていた。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月12日『レ・ミゼラブル』で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した才能あふれる音楽チームとタッグを組んだミュージカル・エンターテイメント『グレイテスト・ショーマン』。このたび、ついにヒューのすばらしい歌声が披露される最新予告編が到着した。「グレイテスト・ショーへようこそ」との言葉とともに幕を開ける映像で、まず映し出されるのは、誰もが自分らしく輝ける場所をエンターテインメントの世界に作り出し、ショービジネスの原点を築いたP.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)の姿。仕事を失いながらも、妻(ミシェル・ウィリアムズ)と2人の娘を幸せにすることを願うバーナムは、オンリーワンの個性を持つ人々にスポットライトを当てた、誰も観たことがない華やかなショーを思いつく。世界中の観客を楽しませるためイギリスへ渡ったバーナムは、女王に謁見。そこで出会った奇跡の声を持つ美貌のオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)と共にアメリカに戻り、全米を魅了するショーを繰り広げ、名士の仲間入りを果たす。だが、彼の行く手には、これまで築き上げてきたものすべてを失いかねない波乱が待ち受けていた…。なんと言っても今回の映像では、アメリカ演劇界で最も権威ある「トニー賞」ミュージカル主演男優賞受賞経験もあるヒューの歌声が披露されていることに注目。『ラ・ラ・ランド』の音楽チームによる楽曲とヒューの歌声が相まって、わずか2分の映像でショーの世界に観る者を誘い、感動を呼び起こす。ヒューが「人と違っていても自分自身でいることの重要なメッセージがある。人と違うことこそが自分を特別な存在にしてくれるんだ」と語っているように、冷たい視線を浴びて生きてきた、人と違った個性を持つ人々が「みんな違うから輝くんだ」というバーナムの信念によって繰り広げられる華やかなショーで、その個性を輝かせながら自分の居場所を見つけていく様子には胸を打たれること必至。さらに、ショーに参加するフィリップ(ザック・エフロン)とアン(ゼンデイヤ)の恋愛は簡単には進まないことを予感させるひと幕もあり、目が離せない。ヒューをはじめ、久しぶりにミュージカル作品に臨むザックなど、歌やダンスの実力にも定評があるハリウッドを代表する豪華スターが集結した本作。ハリウッドのミュージカル・ブームが再燃する中、このゴージャスなオリジナル・ミュージカルが2018年の映画界を席巻するに違いない。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月07日『ワイルド・スピード』シリーズや『セントラル・インテリジェンス』など、昨今のアクション超大作に欠かせない“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが主演する『ベイウォッチ』。10月25日(水)のブルーレイ&DVDリリースを前に、ザック・エフロンの筋肉美に惚れ惚れする特典映像の一部がシネマカフェに到着した。ドウェインと『ダーティ・グランパ』『ネイバーズ』シリーズのザック・エフロン、『カリフォルニア・ダウン』のアレクサンドラ・ダダリオに、TV版「ベイウォッチ」のデビッド・ハッセルホフ、パメラ・アンダーソンらが競演し、闘うライフガード(水難救助隊)として海を舞台にド派手なアクションを展開する本作。さらに、人気海外ドラマ「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」の“ミス・ワールド”女優プリヤンカー・チョープラーが敵役を演じることでも話題。『ワイルド・スピード』同様、本作も熱い仲間との絆、ファミリーで悪に立向かう姿を描いており、ドウェイン率いるセクシーダイナマイト軍団VS麻薬組織のホットなバトルが刺激的。全米では、『美女と野獣』『エイリアン:コベナント』を抑えて初登場3位、興行収入5,600万ドルのヒットを記録した痛快アクション・コメディだ。撮影のために肉体改造をした出演者たちの肉体美も見逃せないが、今回公開されたのは、ブルーレイ&DVD収録の特典映像から「映画のための体作り」の一部。監督のセス・ゴードンは「誰もがうろたえる上級コースを用意した」と自信満々。そんな極限コースにトライしたのが、2つの金メダルを持つ元オリンピック選手の新参者マット・ブロディを演じたザック。鍛え上げられたバッキバキの“エイトパック”を披露しながら、細いバーをつかんで、次から次へと腕力のみで飛び移る!さらには巨大なタイヤを持ち上げたり、懸垂したりと、次々と立ちはだかる困難なミッションに果敢に挑んだザックが、「あのコースは難しかったよ。翌日、全身が筋肉痛だった。上腕二頭筋も動かない」と、笑い飛ばす姿が男前すぎ!「彼しかできなかった。スタントにも無理!」と、監督やドウェインが称賛するザックの雄姿を見逃さないで。『ベイウォッチ』ブルーレイ+DVDセット【劇場版+完全版収録】は10月25日(水)より発売。同日レンタル開始。(発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント)(text:cinemacafe.net)
2017年10月23日大人気のディズニーキャラクターの子孫たちを主人公に、“悪役の子どもは悪なのか?”というテーマでヴィランズの葛藤を描いた2015年の大ヒット作の続編、映画『ディセンダント2』が、ディズニー・チャンネルにていよいよ10月21日に日本初放送となる。待望の続編ではヴィランズの子どもたちが"自分らしさとは何か?"という新たな局面に挑み、新たなヴィランズも加わって濃厚で普遍的なドラマが展開するが、その日本初放送を前に、前作同様エグゼクティブ・プロデューサー兼監督を務めたケニー・オルテガ監督が来日! 本シリーズならではの物語性について、今回初めて語ったと言うオルテガ監督の想いとは!?――実は今年の7月アナハイムで「D23 Expo」を開催していた際、エキスポの会場やカリフォルニアのディズニーランド・パークでキャストの皆さんとパレードしている姿を拝見していましたが、とてつもない人気でしたね!そうそう。2日間にわたってね(笑)。ディズニーランドでもD23の会場でもパレードをした。何千人という方が集まってくださって、自分の仕事で人々に影響を与えていることを改めて痛感したよ。それに若い人の顔を改めて拝見して、キャストにあれだけ興奮してくれて大変うれしく思ったよ。――その様子を見て本当に同シリーズが大人気だと実感しましたが、前作の頃はこれほどの大人気になるという確証はありましたか?自分の感覚や気持ちを信頼しているけれど、本作についてはまず脚本を手にした時にとてもわくわくして興奮した。自分が本当にディズニーが大好きだという想いや、自分が本当に観て育ったクルエラ・ド・ビルやフック船長がいるおとぎの世界が別の機会として現れ、新しいおとぎ話になって、新しい世代のヒーローとヴィランズを描くことができるわけで、これは素晴らしいチャンスだと思った。そして若い世代にイマジネーションを提供することになって期待値は高かったけれど、これだけの方が応援してくれるとは思ってもいなかったよ。――およそ学びなどなさそうなヴィランズの子どもたちがもがいている姿を観て、我々が学ぶという構図が面白いですよね。物語を演出する上で気をつけていたことは?確かにそうだね。それは初めて聞かれたよ。ありがとう。もともと僕自身大変な界隈で育っていて、両親もいわゆる低所得者層だった。ブルーカラーでね。不自由な環境で育ったよ。通っていた学校も混雑していて、教師が僕の存在に気づいてさえいない状況もあったほどだ。希望がなかった。僕の声など届いていないって感じていた。ある時突然思ったことは、自分が何かを選択することで前に進めるということに気が付いた。だから僕はこのキャラクターたちに共感するし、リンクしていると思う。僕自身も闇の部分を理解していて、忘れられている立場も理解できる。希望がないこともよくわかる。その中でチャンスを手にする美しさも理解できて、その結果、彼らの苦悩も個人的なレベルで理解したよ。――なるほど。極めてパーソナルな想いが根底にあったからこそ、ファンタジックな世界ではあるけれどもリアリティーある物語になっているわけですね。この物語は、まるで自分が育ってきた状況というものとすごく重なる部分があって、僕自身も出身を恥じていたり、よく思っていなかったり、自信がなかった。だから当時、自分自身を受け入れることが、最初はできなかったと思う。だから、自分の物語のように感じたし、これは僕の助けにもなった。僕もヒーローの子どもよりも、ヴィランズの子どもたちに共感する。僕の中にも何かしらマルやイヴィの要素があって、カルロスやジェイの要素があると思うし、何百万人の人々が共感するのも皆にそういう要素があるからだと思うよ。このことを公に語れることがうれしいよ。いままで一度も聞かれなかったからね。――そしていまの時代、この作品をエンターテイメントとして楽しみながら視聴する一方で、真に救われる人も多いように思います。本当に、よく感謝されるんだ。この映画と似たような道を通っているのでよくわかる、あるいは、この作品の誰かが困難に直面している姿を見て初めて客観的に自分を見ることができた、とかね。ファンの方がカルロスが大好きだと言っている時、それはカルロスが見ていて楽しいキャラだからか、自分たちの中にカルロスがいるのかだと思うけれど、おそらくは自分たち自身を彼らに投影していると思う。このシリーズはファンとしてキャラクターを応援するということよりも、共感というところが大きいと思うよ。『ディセンダント2』はディズニー・チャンネルにて、10月21日(19:30~21:30)日本初放送。前作『ディセンダント』も10月20日(19:30~21:30)ほかにて放送。■プロフィールケニー・オルテガ1950年4月18日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州パロ・アルト出身。『ディセンダント』『ディセンダント2』のエグゼクティブ・プロデューサー兼監督を務める。13歳の時に、俳優としてのキャリアをスタート。その後人気振付師として活躍して、かのマイケル・ジャクソンのツアー制作と映画『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』の監督として一気に駆け上がる。ディズニー・チャンネルの「ハイスクール・ミュージカル」では、主演のザック・エフロンとヴァネッサ・ハジェンズを世界中のティーンのあこがれの存在にするなど、アイドル発掘・起用の手腕は天才的。映像作品以外では、2002年にソルトレークシティーオリンピックの開会式と閉会式の監督と振付を担当。エミー賞をこれまでに2回受賞した。(C)Disney
2017年10月01日大ヒット作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』やエミー賞受賞ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」などのゾーイ・クラヴィッツが主演を務める最新作『ロキシー』が、10月21日(土)より劇場公開される。本作には、もう1人の“ゾーイ”も出演しており、ハリウッド期待の2世女優である2人の“ゾーイ”が共演を果たしている。1人目のゾーイは、主人公のロキシーを演じているゾーイ・クラヴィッツ。『幸せのレシピ』(’07)で映画デビュー後、『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など大作の出演が続き、さらに『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の2018年公開の続編でも、主人公ニュートの元恋人で今後重要な役割をもつというリタ・レストレンジ役を演じていることでも話題。彼女は、ロックミュージシャンのレニー・クラヴィッツと女優リサ・ボネットを両親にもち、「イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)」や「バレンシアガ(Balenciaga)」といった有名ブランドのモデルとしても活躍しているハリウッドきっての注目2世女優として知られる。また、もう1人のゾーイことゾーイ・ドゥイッチは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのリー・トンプソンと、『恋しくて』『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』などのハワード・ドゥイッチ監督を両親にもつ、こちらもハリウッドセレブ2世。2010年、ディズニードラマ「スイート・ライフ・オン・クルーズ」で全米のティーンアイドルとして一躍脚光を浴び、映画界に進出。『ダーティ・グランパ』ではロバート・デ・ニーロ、ザック・エフロンと共演し、リチャード・リンクレイター監督『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』にも出演。今年は母親リーがメガホンを撮る映画『The year of Spectacular Men』(原題)や、J.D.サリンジャーが名著「ライ麦畑でつかまえて」を執筆するまでを描くジョニー・デップ主演『Rabel in the Rye』(原題)に出演予定だ。2015年には「世界で最も美しい顔」に選出され、「ELLE」などのファッション誌でも取り上げられることが数多い。本作では、ロキシーを助けるヴィンセント(エミール・ハーシュ)の兄の彼女ケイト役で出演し、ティーンに支持されるファッション・アイコンのイメージを一新するハードな役に挑戦、新たな境地を切り開いている。注目の2人のゾーイが共演する本作は、行き場を失った男女が出会い、やがてかけがえのない存在になっていくものの、抗うことができない運命が襲い掛かるクライム・ラブストーリー。音楽シーンを席巻する英国の人気バンド「The xx」の楽曲「Angels」が切ない2人の想いをさらに加速させ、そのショッキングな結末に全米が衝撃を受けた、この秋必見の1本となっている。『ロキシー』は10月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月20日映画『グレイテスト・ショーマン』が、2018年2月16日(金)に公開される。アメリカの実在した伝説のエンターテイナー、P.T.バーナムの、夢と愛に生きた人生を描く。ロマンティックで一途な愛と、ドラマティックな人生を描いた感動のミュージカル・エンタテイメントだ。エンターテイナー P.T.バーナムP.T.バーナムとは、19世紀に活躍したエンターテイナーで、サーカスの基礎を作ったと言われている人物。1952年に映画化された名作『地上最大のショウ』は彼のサーカスが由来。空想家のバーナムがゼロからアイデアと野心でショービジネスを立ち上げ、世界中でセンセーションを巻き起こした一大スペクタクルを作り上げるまでを描く。あらすじ職を失い失意のバーナム(ヒュー・ジャックマン)は、脳裏に天啓とも言えるアイデアが閃く。ショー・ビジネスへの進出を狙うバーナムは一座を立ち上げ。華やかな社会の影でひっそりと暮らしていた人々を「大切なのは”君らしさ”」だと勇気づけ、エンターテイナーの道を歩みはじめる。そこには空中ブランコで華麗な芸を演じる若者をはじめ、さまざまな者たちが集まった。オンリーワンの個性を持つ人々にスポットライトを当てた、誰も観たことが無い華やかなショーを思い付いたのだ。世界中の観客を楽しませるためイギリスへ渡ったバーナムは、女王にも謁見。奇跡の声を持つ美貌のオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)に出会い、共にアメリカへ行き、全米を魅了するショーを繰り広げる。しかし、その先には、築き上げてきたものすべてを失いかねない波乱が待ち受けていた…。ヒュー・ジャックマン主演主人公P.T.バーナムを演じるのは、『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン。トニー賞 ミュージカル主演男優賞受賞を受賞したことがあるほどの歌声の持主だ。ジャックマンはと映像で使用されている楽曲に次のように話している。「異質であっても受け入れられること、自分自身でいることについての重要なメッセージがあります。”This Is Me”という歌に、多くの人々が共感するでしょう。他の人と違うことこそが自分を特別な存在にしてくれるものなのです。」P.T.バーナムを献身的に支える妻と愛する子供たち、そして、その愛も注目ポイントだ。ザック・エフロン×ゼンデイヤの空中ブランコ『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』などで美しい歌声やダンスを披露したザック・エフロンも本作に出演。上流階級の生活を捨てて、バーナム率いるサーカス劇団の一員となる青年フィリップを演じる。そこで出会ったのは、空中ブランコ乗りのゼンデイヤ演じるアン。やがて惹かれ合っていく2人だが、そこには肌の色が違うという劇中当時の大きな問題が立ちはだかる……予告映像には、2人による美しい空中ブランコのシーンが映し出される。"シルク・ドゥ・ソレイユとシェイクスピアの組み合わせ"のようなものだと表現するザック・エフロンの言葉通り、本作に向けてトレーニングを重ねたというゼンデイヤは、演技とは思えないほど圧巻のパフォーマンスを披露。そして、ザック・エフロンとの息の合ったデュエットは、恋に落ちていく男女のムードをますますヒートアップさせていく。2人の恋の行方はいかに。メインキャラクターを取り巻く豪華キャストそのほかにも、演技×歌やダンスに定評がある豪華スターが集結する。・ミシェル・ウィリアムズ:妻のチャリティ・レベッカ・ファーガソン:バーナムによって世界的な名声を手にしたスウェーデン人のソプラノ歌手ジェニー・リンド・キアラ・セトル:バーナムの一座でスポットを浴びることで「This Is Me」(これが私)と主張できる自分を獲得していくレティ第90回アカデミー賞では主題歌賞にノミネート2018年1月23日(火)に行われた第90回アカデミー賞のノミネーション発表では、主題歌賞にノミネーションされた。対象となった楽曲は、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールによる「This is Me」。2018年1月8日(月)に発表された第75回ゴールデン・グローブ賞で見事栄冠に輝いた楽曲だ。今回、アカデミー賞を受賞すれば、『ラ・ラ・ランド』に続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の2年連続ダブル受賞を果たすことになる。監督は「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化を担当することが決定しているマイケル・グレイシー。彼は映画の音楽について次のように言及した。「題名を聞くと歌が浮かぶ作品にしたい」近年『レ・ミゼラブル』『ラ・ラ・ランド』とミュージカルの注目作が続く中、新たなストーリーが幕を開ける。作品詳細『グレイテスト・ショーマン』監督:マイケル・グレイシー出演:ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロン公開日:2018年2月16日(金)配給:20世紀フォックス映画(c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation音楽は『ラ・ラ・ランド』のコンビが担当 - サウンドトラックにも注目音楽は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが担当している。それだけにサウンドトラックも注目だ。もちろんヒュー・ジャックマン、ゼンデイヤ、ザック・エフロンなど主要キャストが参加しており、登場人物みんなで歌うゴージャスな「ザ・グレイテスト・ショー 」がは目玉。そのほかミュージカル女優のキアラ・セトルによる「ディス・イズ・ミー」は“他人と違うとここそが自分を特別な存在にしてくれるんだ”と声高だかに歌う。サウンドトラックは世界でもヒットしており、アメリカのビルボード アルバム・チャートで1位を獲得すると快進撃は続き、iTunesの総合チャートでは60ヵ国で1位を獲得。Spotifyでは収録曲11曲のうち9曲がトップ200グローバル・チャートにランクインした。日本国内盤は1月17日のリリースとなる。▼収録曲1."The Greatest Show" - Hugh Jackman, Keala Settle, Zac Efron, Zendaya & The Greatest Showman Ensemble2."A Million Dreams" - Ziv Zaifman, Hugh Jackman, Michelle Williams3."A Million Dreams (Reprise)" - Austyn Johnson, Cameron Seely & Hugh Jackman4."Come Alive" - Hugh Jackman, Keala Settle, Daniel Everidge, Zendaya & The Greatest Showman Ensemble5."The Other Side" - Hugh Jackman & Zac Efron6."Never Enough" - Loren Allred7."This Is Me" - Keala Settle & The Greatest Showman Ensemble8."Rewrite The Stars" - Zac Efron & Zendaya9."Tightrope" - Michelle Williams10."Never Enough (Reprise)" - Loren Allred11."From Now On" - Hugh Jackman & The Greatest Showman Ensemble
2017年08月26日ヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフがタッグを組み、夢と愛に生きた伝説のエンターテイナーの最高にロマンティックな愛と、ドラマティックな人生を描いた『グレイテスト・ショーマン』。このたび、待望の予告編映像が到着、圧巻の華麗なるミュージカル・エンターテイメントに込められた感動のメッセージが明らかになった。米「ハリウッド・レポーター」が公表した、2018年のアカデミー賞作品賞候補に早くも選出されている話題作。到着した予告映像では、職を失い失意のバーナムを献身的に支える妻と愛する子どもたちの姿からはじまり、彼の脳裏に天啓とも言えるアイデアが閃く。ショー・ビジネスへの進出を狙うバーナムは一座を立ち上げ、華やかな社会の影でひっそりと暮らしていた人々を「大切なのは“君らしさ”」と勇気づけ、稀代のエンターテイナーの道を歩み出す。そこには空中ブランコで華麗な芸を演じる若い2人をはじめ、さまざまな者たちが集まった。日本の人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化にも起用されている新鋭監督マイケル・グレイシーが、「題名を聞くと歌が浮かぶそんな作品にしたい」と話す本作。音楽は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが手掛けている。主人公P.T.バーナムを演じるヒューは、「異質であっても受け入れられること、自分自身でいることについての重要なメッセージがある。『This Is Me』という歌は、多くの人に共感されるもので、他の人と違うことこそが自分を特別な存在にしてくれるものだ」と、本映像で使用されている壮大な楽曲に言及し、そこに込められたメッセージについて語っている。さらに、アカデミー賞ノミネートのミシェル・ウィリアムズと、『スパイダーマン:ホームカミング』のゼンデイヤ、『ベイウォッチ』のザック・エフロン、『ライフ』のレベッカ・ファーガソンといった、歌やダンスの実力にも定評があるハリウッドを代表する豪華スターたちの姿も視線をとらえて離さない。『ラ・ラ・ランド』以降、ハリウッドのミュージカル・ブームが再燃する中、早くもその最高傑作となる1本が幕を開ける!『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月23日『ワイルド・スピード ICE BREAK』から『モアナと伝説の海』まで、ハリウッドで大活躍を続けるザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが主演を務め、全米で大ヒットを記録した『ベイウォッチ』が、10月25日(水)よりブルーレイ&DVDリリースされることになった。熱血ライフガードのミッチ・ブキャナン(ドウェイン・ジョンソン)が、カリフォルニアのビーチを舞台に、生意気な新人ライフガードのマット(ザック・エフロン)と衝突しながらも、ベイエリアの未来を脅かす犯罪計画にともに立ち向かっていく姿を描く本作。『カリフォルニア・ダウン』では地震と闘い、『ワイスピ』ではテロリストと闘うなど、最近の大作アクションには欠かせない存在となっているドウェインは、今回も海を舞台にド派手なアクションを展開!本作では闘うライフガード(水難救助隊)を熱演する。また、新米ライフガードを演じる『ダーティ・グランパ』『ネイバーズ』シリーズのザック・エフロンも惜しげもなく肉体美を披露し、TV版「ベイウォッチ」でミッチ・ブキャナンを演じていたデビッド・ハッセルホフも参戦。同じくTV版「ベイウォッチ」に出演していたパメラ・アンダーソン、『カリフォルニア・ダウン』ではドウェインの娘役を演じていたアレクサンドラ・ダダリオ、さらに海外ドラマ「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」で人気を博す美女プリヤンカー・チョープラーが魅惑的な悪役を演じている。撮影のために肉体作りをしたという、出演者たちの肉体美には注目。また、『ワイスピ』同様、本作も熱い仲間との絆、ファミリーで悪に立ち向かう姿を描いており、ドウェイン率いるセクシーダイナマイト軍団VS麻薬組織の迫力のアクションは必見。全米では『美女と野獣』『エイリアン:コベナント』を抑え全米初登場3位、興行収入5600万ドルのヒットを記録している。『ベイウォッチ』ブルーレイ&DVDは10月25日(水)よりリリース(※同日レンタル開始)。(text:cinemacafe.net)
2017年08月18日ヒュー・ジャックマンが、「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画版にも抜擢された新鋭監督マイケル・グレイシーとタッグを組んだミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』(原題:The Greatest Showman)の日本公開が、2018年2月に決定した。夢と愛に生きた、伝説のエンターテイナーの映画史上最高にロマンティックな一途な愛と、ドラマティックな人生を描いた本作。実在の人物P.T.バーナムの野心と想像力にインスパイアされた本作のストーリーは、空想家のバーナムが何もないところからアイデアと野心でショービジネスを立ち上げ、世界中でセンセーションを巻き起こしたショーを作り上げるまでに焦点が当てられる。主人公P.T.バーナムを演じるのは、『レ・ミゼラブル』で世界中を魅了し、今年は『LOGAN/ローガン』で最後のウルヴァリンを熱演したヒュー。さらに、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ、『スパイダーマン:ホームカミング』のゼンデイヤ、『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』『ベイウォッチ』(原題)のザック・エフロン、『ライフ』のレベッカ・ファーガソンとキャスト陣は実に豪華。ヒューは、「イマジネーションや、自分自身の直感を信じ、ほかの誰にも自分の定義づけなどさせず、自分がやりたいことをやるんだ。自分の夢を生きるんだ」というメッセージを、バーナムから感じたと明かす。本作のテーマについても、「ほかの人と違うことこそが、自分を特別な存在にしてくれる。それを誇りに思い、正面から向き合うということだ」と続けた。監督を務めるのは、人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化にも起用されている期待の新鋭、マイケル・グレイシー。また、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞に輝いたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビが音楽を手がける。グレイシー監督は「『雨に唄えば』や『ウエスト・サイド物語』、『サウンド・オブ・ミュージック』のように“題名を聞くと歌が浮かぶ”そんな作品にしたい」と、夢にあふれた意気込みをコメント。続けて、「『VOGUE』から抜け出したようなファッションだ」と語り、本作の煌びやかな衣装をはじめ、多彩なエンターテイメント性についても言及した。米国のエンターテインメント紙「ハリウッド・レポーター」が公表したところによれば、早くも、2018年のアカデミー賞作品賞候補、ヒューの主演男優賞候補にも選出されている本作。監督も「ヒューこそが最高のショーマンだ」と絶賛する彼の演技と歌声をはじめ、おそらく各部門で賞レースを騒がせることになるであろう本作を、期待して待っていて。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月11日米BOX OFFICE MOJOは5月26日~5月28日の全米週末興業成績を発表した。ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウを主人公とするディズニーの海賊冒険ファンタジーシリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が初登場首位にランクイン。5作目となる新作では、前作のロブ・マーシャル監督は降板し、2012年の作品『コン・ティキ』でアカデミー賞やゴールデングローブ賞の外国映画賞でノルウェー代表としてノミネートされたノルウェー人監督のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドリムが監督を引き継ぐ。新キャストに『ノーカントリー』『BIUTIFUL ビューティフル』のハビエル・バルデムや、『メイズ・ランナー』で注目を集めたカヤ・スコデラリオらが加わった他、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが3作目以来の出演。復讐に燃える強敵・サラザールとの対決を軸に、伝説の矛を手に入れるために新たな大冒険を繰り広げるジャック一団を描く。前週トップの『エイリアン:コヴェナント』は4位に転落。2位は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』は前週と変わらず順位を維持した。3位は『Baywatch(原題)』が初登場。1989年から2001年にかけてアメリカで放送されたライフガードを主役にしたテレビドラマシリーズ『ベイウォッチ』の劇場版。ドラマ版とはキャストを一新し、『スコーピオン・キング』『ウィッチマウンテン/地図から消された山』で主役を演じたドウェイン・ジョンソンと『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのザック・エフロンの共演が話題となっている。5位『Everything, Everything(原題)』をはじめ、以下は前週と同じラインナップ。公開11週目となる『美女と野獣 (2017) 』は累計興行収入5億56万3,435ドルと5億ドルの大台を突破した。
2017年05月29日女優のエマ・ワトソンが7日、米ロサンゼルスで行われた2017年度MTVムービー&TVアワードで、男女のカテゴリーを設けずに選出される俳優賞の初受賞者となった。エマは同アワードで映画部門の最優秀作品賞を獲得した『美女と野獣』実写版でのベル役に対して最優秀俳優賞を受賞した。同アワードは、今年から男女性差のない俳優賞を取り入れ、エマはその初めての受賞者となったことへの喜びを受賞スピーチの中で語っている。「歴史上初となる性別によってノミネート者を隔てることがない俳優賞とは、私たちの人間としての経験の見方を表していると思います。男女性差のない賞を設けるというMTVのこの動きはみなさんそれぞれにとって違う意味を持つでしょう。しかし私にとって、演技とは誰かの立場に立つことができる能力だということを示しているといえるのです。そしてその能力を示すために2つの違うカテゴリーに分ける必要はないのです」ヘイリー・スタインフェルド、ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マカヴォイ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・カルーヤら強豪を破り、この賞を獲得したエマ。この受賞が自分にとって大きな意味を持つとも話した。そのほか、Netflixの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』がTV部門の最優秀作品賞、主演ミリー・ボビー・ブラウンが同部門の最優秀俳優賞を受賞。『ヒドゥン・フィギュアズ』は最優秀チャレンジ賞、主演のタラジが最優秀ヒーロー賞を獲得した。最優秀キスシーン賞には『ムーンライト』のアシュトン・サンダースとジャハール・ジェローム、最優秀デュオ賞には『LOGAN/ローガン』のヒュー・ジャックマンとダフネ・キーンが選ばれている。ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われた同式典は『ピッチ・パーフェクト』のアダム・ディヴァインが司会を務め、カミラ・カベロ、ノア・サイラス、ピットブル、ビッグ・ショーンらがパフォーマンスを行ったほか、エイミー・シューマーやザック・エフロン、ヘイリー・スタインフェルドらがプレゼンターを務めた。(C)BANG Media International
2017年05月09日パリス・ジャクソンがトーク番組「The Tonight Show」に“初”出演し、司会のジミー・ファロンからさまざまな「初めて」についての質問を受けた。初めて手にしたレコードは、「ザ・ビートルズ」の「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」、CDは『ライオン・キング』のサントラだったと次々とパリスの「初めて」が明らかになっていく中、話題は初めて行ったコンサートに。父マイケル・ジャクソンの「インヴィンシブル・ツアー2001」がパリスの初めて訪れたコンサートだというが、そのときパリスはわずか3歳。本人の希望で初めて行ったコンサートは『ハイスクール・ミュージカル』のライブツアーだったそうだ。しかし、パリスのお目当てだったザック・エフロンが、よりによって北米でのツアーにはスケジュールの都合で出演しておらず、「大ショックだった」とふり返る。「ザックは馬が出てくる映画かなんかを撮影していたのよ。もう本当にあれほど落ち込むことはないわ。彼がいない『ハイスクール・ミュージカル』なんて!“悲しみに打ちひしがれた10歳”を経験したわね」と笑った。「ザックのパートを演じた代役は彼に似ていた?」とパリスに聞くジミー。「全然」と答えたパリスに「それは悪夢だっただろうね」と大いに同情したのだった。(Hiromi Kaku)
2017年03月22日近しいくせに永遠に手に届かない純白さを保っていてほしい響き= “17歳”。今月のSpring Sweet Seventeenというテーマからも、そんな香りがしてきません?“17歳” にあったミュージカルドラマ今春注目の映画『スウィート 17 モンスター』が驚異的な共感度が物語るよう、現実の “17歳” の1年間は、キラキラフィルターの色眼鏡をかけて過ごせた記憶がありません。にもかかわらず、爽子ちゃんと風早くんも、アオハライドやストロボエッジの2人も、セーラームーンこと月野うさぎだって、描くクライマックスでは皆17歳だった覚えがあります。さて、ミレニアル世代ド真ん中のわたしが “17歳” だった2008年。キラキラワクワクしていた学園生活とは程遠いうえに決定打は親友の誕生日とびこんできたリーマンショック。今日につづく混沌とした時代の幕開けのような漠然とした不安は容易に想像がつくのではないでしょうか。そんな悩めるティーンを救い続けてくれたのが、ディズニーチャンネル発のかの名作『ハイスクール・ミュージカル』シリーズでした。アメリカでは2006年1月の初TV放映後、瞬く間に大フィーバー。無名に等しいアイドルであったザック・エフロンやヴァネッサ・ハジェンズらを物語さながらにスターダムへと押し上げたのでした。遅れること2007年、留学先の寮のTVで偶然目にした “HSM” に大衝撃を受けたわたしは帰国後、愛用していたSONYのWALKMANに入れたサントラを、新宿高島屋のHMVで買ったDVDを、毎日のように鑑賞していました。インスタグラムもなかった時代、同じテイストを持つ世界中にいる友人をもとめ、my spaceやTumblrそして個人ブログを彷徨う日々は、エモ過ぎるので割愛します。そして、 “17歳” の夏にリリースされた第二作目の『ハイスクール・ミュージカル2』になるとその症状は格段とエスカレート!セリフや歌詞を頭に焼き付け、挙句ディズニーアイドルを追いかけNYまで行ったこともありました。そこまでして!?といまとなってはその熱量が羨ましくもあるものの、ハイスクールを舞台に歌って踊って、しかも70年代ミュージカルを踏襲しつつも新しい。校則も制服もない自由のなかでもがき苦しみ悩みつづけ、そして成長していくキャラクターたちは、自由と程遠い毎日を過ごしていたわたしの憧れであったし、希望のようなものでした。(どこかの作品と違って、リアルティーンが演じていたのも今となっては好感度が高かった)もう届くことはないという "甘美な呪縛"“17歳” という境界線をとうの昔にまたぎ、省みるという作業を介すほどの時を経ると、気づいたことがいくつかあります。何気なく褒めてもらっていたことが今の仕事につながっていたり、当時のコンプレックスはちっとも解消されてなかったり。時を経て解消されることもあればされないことがあること、仕事の9割は苦しみで楽しさは1割であること、それと、知っていないことがごまんとあることも、気づいているつもり。「あのころ手に入れることのできなかった青春を永遠に追い求めているような気がする(秋元康)」 「君らに死は関係ない、存在しないも同然なのだ(『山猫』、ルチーノ・ヴィスコンティ)」といった言葉が頭を反芻するたび、憧れながらも決して境界線の向こうへ引き返せないことを思い知らされます。おまけに、万国共通、誰もが少なからずその感覚をもっているということも。その “甘美な呪縛” ともいうべきものの強弱こそ、“17歳” と自分との絶対値のように感じます。40歳になったら、50歳になったら、わたしたちはどれだけ縛られているのかな?それでも “17歳” に戻りたい?と聞かれてYes.と答える大人は、意外と少ないみたいです。これは、 “17歳” が人生のピークである可能性が低いという証明なのかもしれないし、こちら側の世界で手に入れた旨みを手放せないからだったりして。過ごせなかった『ハイスクール・ミュージカル』が良い例で、届かないと認めて初めて、“17歳” という無垢な偶像はその存在を完成させるのでしょう。もっとも、『セブンティーン・アゲイン』や今年公開の映画『Relife リライフ』のようなファンタジーは抜きにして、『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』〈 HIGH SCHOOL MUSICAL 〉のこの歌詞のように、あの頃の新鮮な気持ちのうえにできるだけ、あらゆるものを軽く軽く、積み重ねていきたいと誓うわけですが。" I want the rest of my life to feel just like a High School Musical! "『ハイスクール・ミュージカル』シリーズ (2006-2008)監督:ケニー・オルテガ出演:ヴァネッサ・ハジェンズ、ザック・エフロン、アシュリー・ティスデイル、コービン・ブルー ほかこんな時に観たい:高校時代の友達とキャッキャしたくなった時参照:美少女戦士セーラームーンスターズ 200話「うさぎの愛! 月光銀河を照らす」〈 山猫 (1963) 〉 ルチーノ・ヴィスコンティ監督〈 Relife リライフ (2017) 〉 古澤健監督〈 セブンティーン・アゲイン (2010) 〉バー・スティアーズ監督アーカイヴはこちら〈 洒脱なレディ論 〉では映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていきます。目指すのは、混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きるための指南書です。Text. Midori TokiokaIllustration. Sandra Jockus
2017年03月07日若手トップ俳優をひた走るエマ・ロバーツとデイヴ・フランコの若手ハリウッド俳優の共演で話題の映画〈 NERVE [ナーヴ] 世界で一番危険なゲーム 〉。架空のソーシャルゲームが若者にもたらした恐るべき展開に、自分自身のSNSとの付き合い方を見直すきっかけになるかもしれません。気軽さと匿名性がもたらす世界一危険なゲーム・NERVE(あらすじ)親友シドニーのお節介に苛立ったのがきっかけで裏オンラインゲームに参戦した女子高生ヴィー(エマ・ロバーツ)。視聴者が出した「見知らぬ人と5秒間キス」という挑戦を達成し賞金 100ドルを手にした彼女は、実は挑戦者でもあったキスした男性イアン(デイヴ・フランコ)とコンビを組んで、次々に挑戦をこなしていくうちに瞬く間に多額の賞金を手にし、人気プレイヤーの仲間入りをする。ヴィーは、ライブストリーミングをシドニーが見ているとも知らずにイアン相手に彼女の欠点をもらし、親友と大げんか。さらにイアンが実はゲームのリピーターと知り、彼への不信感をも募っていく。スリリングで楽しく、引っ込み思案な自分を変えてくれるはずのゲームは、次第に危険なものに変わり…。“WATCHER” と “PLAYER”ナーヴを登録するにあたって最初に選択するのが「あなたはWATCHER?それともPLAYER?」か。簡単な流れは下記の通り。 PLAYERはWATCHERから金額と合わせて提示されるチャレンジを受ける 遂行中の様子をスマホでライブ配信する チャレンジをコンプリートしたら、相当の金額が口座に自動振り込みされる最初のうちは知らない相手とキスしたり、ブティックでドレスを試着したり…、と比較的ライトな要求が続く。しかし、見飽きたWATCHERたちは次第にエスカレートした要求をかかげ始める。試着したドレスを着たまま逃げる!なんて、犯罪まがいに加担するか否かは、劇中をお確かめあれ。当初は、文字通りゲーム感覚で楽しむ場だったはずのナーヴは、感覚が麻痺したWATCHERの提示するエスカレートな要求によって、PLAYERの精神はもとより、人間関係をも破壊に導いていく。若手ハリウッド俳優の共演郊外にある高校に通う冴えない女子高生ヴィー役を演じたのは、エマ・ロバーツ。ジュリア・ロバーツの姪として注目されていたのも今は昔、と言わんばかりの存在感を放つ。また彼女がナーヴでペアを組む相手・イアンを演じたのは、デイヴ・ブランコ。どこかで見聞きした記憶をさかのぼれば、兄が〈スパイダーマン〉シリーズで有名なジェームズ・ブランコであることに気づく人は少なくないはず。最近はザック・エフロンやクロエ・グレース・モレッツが出演している〈ネイバーズ2〉等にも出演している。両者ともに家族の七光りに頼ることなく、着実にキャリアを築く美男美女の勇姿もお見逃しなく。とは言え、個人的に注目してもらいたいのはヴィーの同級生・トミー役で出演のマイルズ・ヘイザー。子役時代からテレビドラマを中心に活躍していたマイルズも、もう21歳。セクシーで肉体派のイアンもいいけれど、頭脳派としてクライマックスで見せる活躍ぶりに心奪われる女子はきっと多いはず。次の週末に着こなしたいヴィーの◯◯×定番スニーカーヴィーが劇中を通じて履いていたのは、アディダスのSUPER STARスニーカー。ラグジュアリードレスと併せてカジュアルダウンすれば抜け感演出もお手の物。(写真下)残念ながらこのドレスは本作のために制作されたオリジナルとのことですが、その他のカジュアルルックもすぐ参考にできそうなものばかり。デバイスや環境が変われど、ティーンが抱える閉塞感や屈折した思いはいつの時代も似たり寄ったり。映画を通じて、あの頃の自分たちと重ね合わせてみるも良し、オンラインという似て非なるもう一つの世界との付き合い方を考える機会とするも良し。エンドロールが終わって劇場内が明るくなったときに、思わずスマホの通知を確認している?していない?『 NERVE [ナーヴ] 世界で一番危険なゲーム 』監督:ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマンキャスト:エマ・ロバーツ、デイヴ・ブランコこんな時に観たい:ちょっと羽目を外したいとき2017年1月6日(金)より TOHO系にて全国ロードショー配給:プレシディオ©NERVEText. Midori Tokioka (@mdrtkk)
2016年12月26日ザック・エフロンとロバート・デ・ニーロが、性格も何もかも正反対の孫とおじいちゃんを演じ、全世界で大ヒットとなった『ダーティ・グランパ』。2017年1月6日(金)の公開に先駆け、ザックとデ・ニーロの衝撃“ベッドシーン”の本編映像がシネマカフェに到着した。1週間後に結婚を控えた生真面目な弁護士ジェイソン。突然の祖母の訃報を受け、葬式に駆け付けると、そこには妻に先立たれて意気消沈した祖父ディックの姿が。そして、祖母との思い出の地フロリダへ傷心旅行に行きたい、と願うディックのお供をするハメに。ところが、40年ぶりの独身生活を謳歌し始めたディックは、朝から酒をがぶ飲み、葉巻を吹かし、ゴルフ場でナンパ。挙句の果てには、“スプリングブレイク”(春休み)真っ盛りのデイトナビーチで大暴れ。年齢も性格も全く違う2人の珍道中の行く末は…?本作は、妻を亡くしたばかりの自由過ぎる祖父と、結婚を間近に控えた真面目すぎる孫の珍道中を描いたバディ・コメディ。世界37か国以上で初登場トップ10を果たす、大ヒットとなった。そんな本作からこのたび到着したのは、デ・ニーロとザックのまさかのベッドシーン!?ナンパしたギャルたちとクラブで遊んだその夜、2人はホテルに泊まることに。同じベッドに寝ころび、眠りにつこうとする。下品な話をしながらも、クラブでケンカに巻き込まれても相手に殴り返さなかった孫ジェイソンを称賛し、人生の教訓めいたものを語り、珍しく(?)祖父らしい一面を見せるディック。しかし、狭いベッドでディックが寝返りを打ち体が密着すると、ディックが全裸であることに気づいてジェイソンは大慌て!まさかのコメディ映画で初共演、W主演を果たした名優デ・ニーロと、若手人気俳優の筆頭のザック。「ザックとデ・ニーロが笑いあって、ときにはテイクの間じゅう笑いっぱなしってこともあった。そんな2人を見るのは楽しかったな。温かさと友情がみなぎっていたし、お互いをリスペクトしながら共演しているのがわかったよ」と、プロデューサーのビル・ブロックが語るように、2人の楽しみながらの演技が見事な化学反応をみせた本作。まさかのバディが繰り出すコメディに、“初笑い”してみて。『ダーティ・グランパ』は2017年1月6日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月22日全世界で大ヒットを記録した、ロバート・デ・ニーロ&ザック・エフロンという豪華W主演で贈るバディ・コメディ『ダーティ・グランパ』。このほど、デ・ニーロ演じる祖父とザック演じる孫がハチャメチャな2人旅に出る本作が、実はひと筋縄ではいかない“家族”をテーマを描き、意外とグッとくる一面があることが判明。新たな場面写真も到着した。妻を亡くしたばかりの祖父ディックと結婚を間近に控えた孫ジェイソンの珍道中を描いたバディ・コメディとなる本作。2人は連れ立ってフロリダまで傷心旅行に出かけるが、40年ぶりの独身生活を満喫し始めたディックは、朝から酒をがぶ飲み、葉巻を吹かし、ゴルフ場でのナンパに、挙句の果てにはデイトナビーチで大暴れ…。自由過ぎる祖父ディックを演じるのは、徹底した役作りで知られる名優デ・ニーロ。『マイ・インターン』でのキュートな紳士ぶりが注目を集めたが、本作では一転、ハチャメチャな役柄を嬉々として演じ、“体を張ったギャグ”にも果敢に挑戦。また、真面目過ぎる孫ジェイソンには、ハリウッドで最も将来を期待される若手俳優の1人のザック。おじいちゃんにふり回されるコミカルな役柄に徹するとともに、十八番ともいえる得意の歌とダンスも披露する。そんな本作だが、その本質には意外にも心温まるテーマがあるという。妻に先立たれた祖父、そして結婚を目前に控えた孫。人生の岐路に立つ2人が旅に出て、最後にはお互いを理解し合い、自分自身とも向きあう様子がユーモア(と下ネタ)たっぷりに描かれている。ザックは「要するに、これは家族の再生と呪縛からの解放を描く映画だよね。つまり、成長と幸せの物語なんだ。その過程の旅がとんでもなく可笑しくて、グダグダなだけで」と笑い満載の根底に、家族の絆や自分探しというテーマがあることを語る。また、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の脚本家でもあるダン・メイザー監督も、「表面的にはお下劣でも、エッジのきいたユーモアは琴線に触れるドラマとしっかり結びついている」と、コメディでありながらも人々の心を動かすヒューマンドラマであることをコメント。最後には、そんな2人に思わず泣かされてしまうことになるのか、公開を期待して待っていて。『ダーティ・グランパ』は2017年1月6日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月12日東京国際映画祭のオープニング作品として上映され、主演メリル・ストリープの来日も話題を呼んだ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。先日の「ハリウッド・フィルム・アワード」では、メリル演じるフローレンスの夫役を演じたヒュー・グラントが助演男優賞を獲得するなど、話題に事欠かない本作には、さらに注目すべき女優がいる。N.Y.カーネギーホールのアーカイブ1番人気を誇る、伝説の歌姫の実話を映画化した本作。メリルとヒューが初共演を果たし、『クィーン』『あなたを抱きしめる日まで』などで知られる名匠スティーヴン・フリアーズが監督を務める。そんな本作で、“歌唱力に致命的な欠陥がある”ことを妻自身に気づかせてはなるまいと奔走する、ヒュー演じるシンクレア。その彼に思いを寄せる若く美しいキャサリンを演じているのが、スウェーデン出身の女優レベッカ・ファーガソンだ。シンクレアは夫として、妻フローレンス・フォスター・ジェンキンスを献身的に支えるが、事情があり、法的には結婚していない2人。キャサリンは、表向きにはフローレンスの夫であるシンクレアの生活を尊重しながらも、フローレンスのことを第一に思い続けるシンクレアの態度に、次第に思いを抑えきれなくなっていく。レベッカは、そんな切ない役どころを、情熱的に演じている。レベッカは、15歳のときに母国のTVシリーズ「Nya Tider」でデビュー。その後『アンチーブまでの片道』に出演して注目を集め、『ヘラクレス』でハリウッドに進出しドウェイン・ジョンソンと共演すると、2015年『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』ではトム・クルーズ、サイモン・ペッグらと共演して「あの女優は誰?」と一躍話題に!さらに、11月18日公開のベストセラー小説の映画化『ガール・オン・ザ・トレイン』では、エミリー・ブラントと共に主要人物の1人を熱演。2017年全米公開予定の『Life』(原題)ではライアン・レイノルズ&ジェイク・ギレンホール、『The Snowman』(原題)ではマイケル・ファスベンダー&J・K・シモンズ、『The Greatest Showman』(原題)ではヒュー・ジャックマン&ザック・エフロンと数々の大物俳優との共演作が決定しており、いまやハリウッドが大注目する女優のひとりに。『ミッション:インポッシブル』第6弾にも続投するといわれている。一転、本作では、“ラブコメの帝王”といわれたヒュー様に翻弄される役を見事に演じきったレベッカ。同じスウェーデン出身の女優には、かのイングリッド・バーグマンや、『リリーのすべて』でアカデミー賞を受賞し、『エクス・マキナ』や『ジェイソン・ボーン』などの話題作に次々と出演するアリシア・ヴィキャンデルらが名を連ねていることから、彼女もまたネクストブレイクはまちがいなし、といえそうだ。『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月14日ヒュー・ジャックマン&ザック・エフロンの新しい“ブロマンス”に続き、ロバート・パティンソンとリアム・ヘムズワースのイチャつきぶりが報じられた。ユアン・マクレガーとロブがアンバサダーを務める慈善団体「Go Campaign」が毎年恒例のチャリティーイベントを開催。「Go Campaign」は2006年に設立され、世界中の子どもたちへの教育や健康の向上を目的とした慈善活動を行っている。今年10回目を迎えたイベントに、リリー・コリンズら多くのセレブが参加していたが、ロブとリアムはそんなセレブたちに目もくれず、お互いに夢中だったと目撃者が「HollywoodLife.com」に語っている。「彼らはどう見ても親友同士でした。ロブの誘いで何杯もショットを飲み干していましたよ。リアムがむせてしまって、ロブが彼の背中を叩くなんて場面も。一晩中、そんな感じでしたね」。実はリアムが『ハンガー・ゲーム』でブレイクしたての2012年、『トワイライト』シリーズですでに人気者のポジションを獲得していたロブと比較され、「自分が“ネクスト・ロバート・パティンソン”になると思う?」と記者に質問されたことがあった。リアムはどう答えていいかわからず「え?わ、わかんないよ…まったくね!」としどろもどろ。そんな過去を経て、現在は俳優としてロブと対等に渡り合えるようになったリアム。ただし、4歳年下のせいなのか、お酒の強さはまだロブにはかなわなかったようだ。(Hiromi Kaku)
2016年11月08日ハリウッドに新たな「ブロマンス」(ブラザーとロマンスの合成語)が生まれたようだ。競争社会のハリウッドで固い友情を築いてきたコンビといえば、古くはマット・デイモン&ベン・アフレック、レオナルド・ディカプリオ&トビー・マグワイアなどがいるが、今回は親子ほどの年の離れた2人に「ブロマンス」が誕生!現在ミュージカル映画「The Greatest Showman」(原題)を撮影中のヒュー・ジャックマンとザック・エフロンが、プライベートでブロードウェイミュージカル「ウェイトレス」を鑑賞した。ヒューは終演後にキャストとザックと撮影した1枚をSNSに載せ、「『ウェイトレス』のチケットをゲットするべき!」とオススメしている。ザックもSNSに別ショットを載せてショーを絶賛した。2人は最近、仲良しぶりがたびたび報道されており、先月は「The Greatest Showman」のセットで誕生日を迎えたザックにヒューがバースデーソングを歌ったり、一緒にアメフト観戦に行ったりして友情を深めている。ヒューのツイッターのアカウントは、フォロワーは700万人なのに対し、フォローしているのはわずか16人。その数少ないフォローリストに、ヒューの愛妻デボラやごく親しい友人らともにザックも名前を連ねている。(Hiromi Kaku)
2016年11月07日ニューヨークを拠点に活躍するデザイナー・ザック ポーゼン(Zac Posen)がデルタ航空の新ユニフォームを手がけた。ザック・ポーゼンは、機能性やスタイリッシュさはもちろん、従業員が仕事中も華やかに見えるようなデザインを考案。ほぼ全ての部門の従業員と直接関わり、彼らからのフィードバックを生かして様々な環境にフィットする機能性の高いワードローブに仕上がっている。デルタ航空の歴史を尊重しつつ、大胆な配色とクラシックなスタイルを融合。整備やランプ職員などの従業員のユニフォームは、ザック・ポーゼンのデザインと色調アドバイスに基づいて、米アパレルメーカー・ランズエンドが製作した。カラーパレットには、米国パスポートと同じ色の濃い紫色、深い紅色、濃いグレーのメインカラー3色と、アクセントカラーにグレーがかった濃い青色と薄紫が使われている。デルタ航空のロゴで“ウィジット”と呼ばれる三角形のモチーフは、コレクション全体に用いられたり、女性用のブラウスには、シグニチャデザインであるウィング型の襟が取り入れられたり、ディテールにもこだわりを感じる。客室乗務員と空港の旅客サービスの女性用ユニフォームにはフェミニンなシルエットのVネックドレス、フリルの付いたセーター、揺れるデザインのジャケット、男性用コレクションには濃いグレー色のスーツ、クルーネック・セーターを採用。新ユニフォームは2016年12月から2017年の初めにかけて約1,000名が試着し、そのフィードバックによる微調整後、2018年から客室乗務員、空港の地上職員、整備や空港ランプ職員など、全世界の60,000人以上の接客および空港勤務の従業員が着用する予定だ。【詳細】デルタ航空 新ユニフォームデザイナー:ザック・ポーゼン
2016年10月24日2008年『ハイスクール・ミュージカル3』を最後にシリーズを卒業したザック・エフロン、ルーカス・グラビール、コービン・ブルーが再集結した画像が公開され、ファンが喜びに沸いている。3人の再集結は、現在コービンが出演中のブロードウェイ・ミュージカル「Holiday Inn Musical」にザックとルーカスがサポートに駆けつけ実現した。ザックはSNSで画像と共に「昨夜、ルーカスと一緒にコービンのフレッド・アステアのような華麗なダンスを見に行ったよ。『Firecracker』の音楽に合わせてタップダンスを踊り、会場を熱く盛り上げてた!ぜひチェックしてみてね」とコービンの舞台を宣伝している。ルーカスも別アングルの3ショットを投稿し、「ワイルドキャッツのメンバーがブロードウェイに集合。コービンは#Holiday Inn Musicalで最高の演技を見せてくれた! ザックも含め、キミたちが大好きだ!」とコメント。卒業から8年経ったいまも、友情は固く結ばれたままのようだ。今年1月、「ハイスクール・ミュージカル」の放送10周年を記念してディズニー・チャンネルでメインキャストの同窓会が放送されたが、ザックのみがスケジュールの都合で参加できなかった。ヴァネッサ・ハジェンズとアシュレイ・ティスデイルはいないものの、久々にそろった男子メインキャストの画像に、投稿から数時間で100万件以上の“いいね!”が付けられている。(Hiromi Kaku)
2016年10月06日『ジャスティス・リーグ』の監督を務めるザック・スナイダーが、バットマンの新作スーツを初公開した。スナイダーは、同新作映画でバットマンを演じるベン・アフレックが新たなバットスーツを身に着け、改良版バットモービルとみられる物体の横に立った写真をツイッターに投稿し、「大詰め。戦闘バットスーツ姿のバットマンの撮影最終日」とコメント。その写真からは、ハイテクのゴーグルを装着し、スーツには装甲板が施されているのが見て取れる。同作には、バットマン役のベンのほか、フラッシュ役のエズラ・ミラー、アクアマン役のジェイソン・モモア、スーパーマン役のヘンリー・カヴィル、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、サイボーグ役のレイ・フィッシャーらが出演している。DCエンターテイメント社のジェフ・ジョンズ社長は最近、『ジャスティス・リーグ』がそこまで重圧感のない作品になると明かしていた。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が不評だったことを受け、ワーナー・ブラザース社とDCコミックスは『ジャスティス・リーグ』を「希望に満ちた気楽な」雰囲気の作品にすることに決めたそうで、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタビューで新作のプロデューサーも務めているジョンズ氏は「過去にスタジオ側が『DCフィルムズはすごくいかつくてダークだから、一味違うんだ』って言ったように思い違ってしまったことがあったんです。それは大間違いなんですよね。希望と楽観さに満ちた人生の見方なんです。バットマンでさえそういうところがありますからね。より良い明日を自分で作れると思わなければ、こんなこと止めていますよ」と話していた。ベンも、この新作では「ダーク」なユーモアのセンスを見せていると明かしている。「もうちょっと嘲るような感じで、ユーモアがあって、もっと皮肉っぽいんだ。今回はもう少し使命感に満ちた男って雰囲気だね」「怒りに満ちたというよりは、このグループをまとめることに熱心なんだ。このリーグを形成することにね。でもブルース・ウェインらしいひねくれた皮肉っぽいユーモアがもっと出てくるんだよ」(C)BANG Media International
2016年09月16日ロバート・デ・ニーロとザック・エフロンがW主演を果たし、自由すぎる祖父と真面目すぎる孫を演じるバディ・コメディ『ダーティ・グランパ』。37か国以上で初登場トップ10入りを果たし、全世界で大ヒットを記録した本作が、2017年1月6日(金)より日本公開されることが決定、ティーザービジュアルが解禁となった。1週間後に結婚を控えた真面目過ぎる弁護士ジェイソンは、突然の祖母の訃報を受け、葬儀に駆けつける。妻に先立たれ意気消沈した祖父ディックから半ば強引に誘われ、祖母の思い出の地であるフロリダへ、傷心旅行のお供をすることに。ところが、40年ぶりの独身生活を満喫するディックは、朝から酒をがぶ飲みしながら、葉巻を吹かし、ゴルフ場でのナンパに始まり、挙句の果てにはデイトナビーチで完全に羽目を外して大暴れ。年齢も性格も全く違う、2人の珍道中の行く末は…?世代を超えた2人の人気俳優が共演を果たした、抱腹絶倒のバディ・ロードムービーとなる本作。妻に先立たれた自由過ぎるおじいちゃん、ディックを演じるのは、『マイ・インターン』での紳士なインターンも記憶に新しい名優ロバート・デ・ニーロ。本作では、ハチャメチャな役柄を嬉々として演じ、“スプリングブレイク”(春休み)真っ最中のビーチで大暴れするなど、新境地ともいえる“体を張った”演技にも挑戦する。一方、結婚を控えた真面目過ぎる孫ジェイソンには、ハリウッドで最も将来を期待される若手俳優の1人ザック・エフロン。本作では、コミカルな役柄を振り切って演じ、十八番ともいえる得意の歌とダンス、そして自慢の肉体美を惜しげなく披露!監督を、『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の製作総指揮・脚本を手掛けるなど、サシャ・バロン・コーエン作品には欠かせないコメディ界の気鋭ダン・メイザーが務めている。同じ血が流れているとは思えない、何もかも正反対のバディの珍道中が、日本を新春から笑わせてくれそうだ。『ダーティ・グランパ』は2017年1月6日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月16日公開は来年5月、しかしリオデジャネイロオリンピック開催前にすでに撮影が終了していた映画『Baywatch』(原題)。主演の1人のザック・エフロンが演じる役が、まるでライアン・ロクテの“事件”を予言していたかのようにそっくりだという。アテネ、北京、ロンドン、そしてリオオリンピックの4大会に出場、アメリカに毎回金メダルをもたらし、世界記録の保持者で「英雄」とまで呼ばれた水泳選手のライアン・ロクテ。今回のリオオリンピック出場のために滞在していたブラジルのガソリンスタンドで、泥酔していたロクテ選手ら一行がトイレで器物破損行為に及んだにもかかわらず、「強盗に襲われた」と証言。しかし防犯カメラに映っていた映像とロクテ選手の発言の内容が異なることから、狂言だったことが判明。ロクテ選手は主要スポンサーから契約を打ち切られるなど、計り知れない影響が出ている。一方「The Wrap」によるとザックが演じるマット・ブロディも、オリンピックの金メダリストで世界記録を保持する水泳選手。やはり罪を犯し、罰として命じられた社会奉仕活動とパブリックイメージの回復を図るために、ライフガードの一員になったという経緯を持つ役柄だそうだ。マット・ブロディ役についてパラマウントとザックの関係者に詳しく聞こうとするも断られてしまった「The Wrap」。マットが劇中で犯す罪が“強盗事件のでっち上げ”でないことを願う。(Hiromi Kaku)
2016年08月31日ザック・エフロンがオリンピック開催中のリオデジャネイロを訪問、体操女子で金メダルを獲得したアメリカのシモーン・バイルス選手と対面した。シモーンはリオ五輪の体操で個人総合、団体総合、種目別跳馬と種目別ゆかで4つの金メダルを獲得した19歳。以前からザックの大ファンであることを公言していた。それを知ったザックはツイッター上で決勝戦前夜の彼女に応援ツイートを送り、シモーンも「ありがとうザック!明日のチームファイナルを見てね」とリプライ。翌日の試合中にザックは「もちろん見てるよ」と返していた。先日までMTVのドキュメンタリー撮影で来日していたザックはその後ブラジルに向かい、ついにリオでシモーンとアメリカ体操女子チームの選手たちと対面した。シモーンたちは大喜びでSNSにツーショットやグループショットを大量にアップ。シモーンはインスタグラムにザックとのツーショットや、彼の頬にキスする動画をアップ。ザックが彼女の頬にキスしている画像には「彼が頬にキスしてくれたの」とキスマークやハートの絵文字付きで投稿し、「もう私のこと、エフロン夫人って呼んで!」と大興奮。五輪初出場で4つの金メダル獲得の偉業に対して、何よりのごほうびになったようだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月18日ザック・エフロンが来日、関西滞在中の様子をインスタグラムにアップした。ザックは4日、アイスクリーム2つを両手に持って、プラスチック製のスプーンをくわえた自分の写真に「コーンを2つ買った。1ついる?」とコメントを添えて投稿。位置情報に「Osaka, Japan」とあった。翌日は山深い風景の中、つり橋を渡る姿をアップ。こちらには「Wakayama, Japan」の位置情報が。「人生は旅、目的地ではない」という哲学者、ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉が添えてある。ザックの来日はMTVのドキュメンタリー撮影のため。食をテーマに、単なる食レポにとどまらず、料理にまつわる芸術性や物語、作られる過程にも迫る内容になるという。ちなみに、今春ザックと破局したサミ・ミロも同時期に来日、原宿や六本木ヒルズで撮ったセルフィーをインスタグラムに投稿している。ザックと一緒の目撃情報はないが、同じタイミングでの来日は偶然なのか、それとも今後合流するのかが注目されている。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月08日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は悩めるイケメンが奮闘する『WE ARE YOUR FRIENDS』です。***ザッくんことザック・エフロンはご存じかしら。彼を知ってるということは『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』をご覧になっているということを前提にしますわ(勝手に進行)。彼って、ホント絵に描いたようなイケメンで、イイ人で、歌も踊りもできちゃう器用ッコ。なんだけど~、その器用さがアダとなって、『ハイスクール~』以降の作品でビッグヒットを出せていないのよね……。“完璧なイケメン”から“ムダにイケメン”に早変わり(泣)。そんなザッくんに復活の兆しが!というのも、いわゆるイケメンが避けて通る、ヨゴレ役やコメディに活路を見出したから!!きっかけは2014年の『ネイバーズ』。破天荒コメディのキング、セス・ローゲンの製作・主演作なんだけど、この作品でザッくんはパーリーピーポーの男子学生役を熱演したの。これが大当たり(注:アメリカで)。真剣にお笑いできるじゃ~ん、と再評価を浴びて、昨年はロバート・デ・ニーロと共演した『Dirty Grandpa』(原題)、今年は『ネイバーズ』の続編『Neighbors 2:Sorority Rising』(原題)で大ヒットをかましたのよ~。残念ながらどっちも日本はDVDスルーの予感だけど……。日本はアメリカのコメディの公開には及び腰なのよね~!そんなザッくん。やはり青春モノとの相性は抜群。とはいえ、脳天気に明るい青春じゃなくて、青春の悲喜こもごもが描かれているモノでよ。だから『WE ARE YOUR FRIENDS』もとてつもなくよろしいのよ。この作品で演じたのは、DJで身を立てる夢を持つ青年コール。地元でモンモンとしていた彼と仲間たちだけど、コールがたまたま出会ったカリスマDJと意気投合したのをきっかけに、ちょっとだけ運が開けるの。ただ、仲間たちも一緒に、っていうとそれは別。やっぱり、こういう商売って、才能ある者だけが這い上がることができて、仲間といえど才能がなければ別れないといけないときが来るのよね。ザッツ、人生の選択を迫られる瞬間。そうこうしているうちに、コールはどんどんとキャリアアップのチャンスをつかんでいくってわけ。恋、友情、裏切り、と青春ドラマに欠かせない要素は全部盛り、しかもザッくんは悩めるイケメン。これよ、これ!ザッくんファンが見たかった姿ってコレ!しかも、まさかのザッくん自身によるDJプレイも、手元までバッチリ。お宝だわ~。なによりもこの作品で訴えかけてくるのは、人生マジメに努力すれば無駄にならないって教訓。コールと仲間たちは最初こそチンピラ仲間みたいだけど、カリスマDJの教えを受け始めてからはコールの意識が変わるのね。努力と積み重ねこそが仕事の道を切り開くことに気づくの。でも仲間たちはそうじゃない。コールの上り調子のおこぼれをもらうようになってしまい見事に転落。非情なことだけど、これが世の常人の常。縁あって巡り会った仲間だけど、いつかは別れがやってくるという一期一会の感覚を持たないと、お仕事はやっていけないってことなのよね。これ、そのままザッくん自身の山あり谷ありキャリアにもかぶってしまい、追っかけているオジサンオバサンとしてはお涙だったわ(泣)!◇ニッキー・ロメロやアレッソなど、EDMの人気DJたちもカメオ出演しているので探してみて。監督&脚本/マックス・ジョセフ出演/ザック・エフロンほか6月24日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー。(C)2015 STUDIOCANAL S.A. All Rights Reserved.※『anan』2016年6月29日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年06月28日レイチェル・マクアダムスやライアン・ゴズリング、マンディ・ムーア、ザック・エフロン、アマンダ・セイフライドなど、若手俳優たちを次々スターの座に押し上げた小説家ニコラス・スパークスが贈る最新作『きみがくれた物語』が、8月13日(土)より全国公開されることが決定。その予告編とポスタービジュアルが解禁となった。ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で、“お隣同士”になり運命的な出会いを果たして結ばれた、トラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)とギャビー(テリーサ・パーマー)。二児を授かり幸せな家庭を営む2人だったが、久しぶりのデートの約束にトラヴィスが遅れた日、ギャビーが交通事故に遭ってしまう。自責の念に駆られるトラヴィスは、目を覚まさないギャビーを前に、「真実の愛のために人はどこまでできるのか」と何度も自問する。トラヴィスには、人生でもっとも重い、究極の選択が求められていた…。累計1億部を誇る、いま世界でもっとも読まれている恋愛小説家ニコラス・スパークス。『きみに読む物語』『親愛なるきみへ』『一枚のめぐり逢い』など映画化されたヒット作品も多い。そして今回、スパークス自身が最高傑作と語る、全米で500万人が涙したミリオンセラー小説が映画化。監督を務めるのは、アカデミー賞脚本賞ほか国際映画祭で94部門受賞117部門ノミネートのソフィア・コッポラ監督作『ロスト・イン・トランスレーション』のプロデューサー、ロス・カッツ。この素晴らしい才能のタッグにより、新たな感涙の恋愛映画が誕生した。過酷な運命に翻弄される主人公トラヴィスを演じるのは、『リンカーン/秘密の書』の主演に抜擢され、『白鯨との闘い』でも壮絶な演技を見せたベンジャミン・ウォーカー。トラヴィスの恋人で、後に妻となるギャビー役には、『ウォーム・ボディーズ』『X-ミッション』などで知られ、数々のファッション広告のモデルを務めるテリーサ・パーマー。キュートな魅力に意志の強さと聡明さを兼ね備えたギャビーをテリーサは見事に体現した。また、映画のカギを握るトラヴィスの父親役には、アカデミー賞の常連トム・ウィルキンソン、さらに『96時間』シリーズの人気女優マギー・グレイス、『パーシー・ジャクソン』シリーズの新星アレクサンドラ・ダダリオ、「ヤング・スーパーマン」主演のトム・ウェリングなど豪華共演が実現している。届いた予告編では、トラヴィスとギャビーの運命的な出会いから、ようやく結ばれた幸せな日々、そして悲しい事故とともに、トラヴィスに迫まられる“人生最大の選択”の意味が明らかにされている。また、極上の映像美と音楽にも要注目。アカデミー賞ノミネート作品『しあわせの隠れ場所』の撮影監督アラー・キビロが映し出す美しい映像が、リアリティの中にもどこか幻想的な雰囲気へと誘い、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」に選出された「ジェイムス」や「ザ・ナショナル」、「エフタークラング」といった大御所から、英国の男女4人組インディ・ポップ・バンド「ヴェロニカ・フォールズ」まで、ときにポップに、ときにセンチメンタルに、音楽がよりいっそうの深味と豊かな表情を与えている。<原作・製作:ニコラス・スパークスコメント>『きみがくれた物語』のあらすじを読むと、私の処女作である「きみに読む物語」を思い起こすかもしれない。だが、本作はより印象的で深遠な物語だ。一組の男女が愛し合い、彼らの暮らしが展開していく過程を見せているんだ。トラヴィスとギャビーが道を選び、その結果起きる出来事を目撃することになる。単純ではなく、さまざまなことが起き、深みのある忘れられない物語なんだ。<監督:ロス・カッツコメント>ニコラスの原作と映画化作品のファンは『きみがくれた物語』を見て、驚き、そして満足するだろう。我々はニコラスが描いたユーモアや人間らしい面を、さらに膨らませて作品を作り上げた。この映画は人生は選択だということを思い出させてくれる。なぜ選択をするのか、その決断が何をもたらすのかは、登場人物たちを通じて分かるだろう。この映画に出てくる人物は、あなたの友達かもしれないし、恋人かもしれないし、姉妹や兄弟かもしれない。そしてあなた自身かもしれない。観客にはこの映画を見て、自分自身に重ね合わせ、人生のパートナーを見つけることや、友情や約束について考えてほしい。『きみがくれた物語』は8月13日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日過去に薬物とアルコール依存症で苦しんだことをオープンにしているザック・エフロンが、なんとも心が乱れそうなもう1つの過去の悪習を「ELLE」誌に語った。3年前のまだ酒や薬物に溺れていた頃、ザックは朝起きるとすぐに自分の名前をグーグルで検索することを日課にしていた。ザック級のセレブなら写真はもちろん、実際は起きていないようなや自分に関する噂やニュースもインターネットにはあふれている。テイラー・スウィフトは自分の名前を検索することを「最も怖いことの1つ」と恐れ、検索した経験のあるサンドラ・ブロックやキャリー・アンダーウッドなど「もう2度とやらない」と宣言しているセレブも多い。酒や薬を止めたことで、「他人が思い描く“僕”を通して自分を見つめるだなんて、自分の人生を生きているとは言えないと気が付いた」そうで、一瞬にして「ググる」習慣を断ち切れたというザック。「あの頃は、みんなに“つけられている”恐怖で趣味のスケボーやサーフィンもできなくなっちゃうくらいで…本当に自分らしくなかったよ」と過去を振り返る。さまざまな中毒を見事克服し、現在も爽やかイケメンとして、そして1本の映画につき必ず1回は脱ぐと言われる「肉体美俳優」として大人気のザック。本人は脱ぐことに抵抗はないそうだが「アソコを出さなきゃいけないっていうならアカデミー賞を獲れる映画でだね!」と笑った。(Hiromi Kaku)
2016年05月19日ザック・エフロンの人生にまるで存在していなかったかのように、ザックのSNSから彼女・サミー・ミロの写真が全て削除されてしまった。昨年9月に交際1周年を迎え、11月には日本とベトナムを2人で旅行。ザックは「結婚を考えている」と周りにほのめかすほどサミーに夢中だったのに、一体何があったのだろうか。ほんの2週間前にはMTVムービー・アワードに仲良く出席していたが、ザックはSNSからサミーの写真を削除し、彼女をフォローするのも止めてしまった。一方サミーはザックとの写真をそのままに、何もなかったかのようにSNSを更新し続けている。これを見逃さずに小躍りしているのがいまだにザックとヴァネッサ・ハジェンズ、「ザネッサ」が再び交際することを夢見る一部のファンたちだ。彼女たちは、現在サミーのインスタグラムに投稿したままのザック&サミーの写真にこれ見よがしに「ザネッサ!」とコメントを書き込んで大暴れしている。ほかにも「やっぱり、ザックはヴァネッサと一緒になる運命なのよ」、「浮気女!」など、散々なコメントばかりである。写真を削除したのはザック側ということから、落ち度があったのはサミー側では?との憶測で、「先週末コーチェラ・フェスティバルでサミーが浮気をして、ザックが怒ってフッたんだ」というストーリーが一部のファンの間では信じられているようだ。「悪い女」に仕立てられてしまったサミー。真相はいかに?(Hiromi Kaku)
2016年04月25日