「攻殻機動隊」シリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』が間もなく公開。1989年に原作が発表されて以降、いまなお多くのファンを魅了する「攻殻」シリーズの魅力は、少し未来を予測したような世界観と社会問題にフォーカスしたストーリーにあるという。「攻殻機動隊 SAC_2045」は、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治と、「APPLESEED」シリーズの荒牧伸志によるダブル監督、Production I.Gと、SOLA DIGITAL ARTSの共同制作によるアニメーションシリーズ。シーズン1が2020年4月より、シーズン2が2022年5月よりNetflixにて世界独占配信された本シリーズを、日本アカデミー賞6部門受賞の『新聞記者』や『余命10年』等、実写映画で活躍する藤井道人を監督に迎え、シーズン1に新たなシーンを加えて再構成した劇場版『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』が2021年11月より全国劇場公開。そしてこの度、シーズン2に新たなシーンと視点を加えて劇場版として再構成した劇場版が本作だ。人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織、公安9課。1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、「攻殻機動隊」シリーズとしてアニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群がこれまで展開されてきた。1989年当時ではまだ普通の人々にとってはそれほど身近ではなかったインターネットや電脳犯罪を主体に描いた作品にもかかわらずその鮮烈なSFアクションと、時代を予見した展開は、いまなお新たなファンを世界中で獲得し続けている。特に長年多くのファンを驚かせてきたのが、主人公の草薙素子をはじめ多くの人間が電脳化され、全身義体のサイボーグも当たり前に存在するSFの世界観でありながら、シリーズを通して描かれる身近な社会問題を含んだ濃厚なストーリーだ。シリーズ前作となる『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で描かれたのは高齢者社会や難民問題、そしてワクチン問題。放送開始された2002年当時ではまだそれほど身近ではなかった社会問題たちがまるで予見するかのように描かれ、その陰謀をめぐる素子たちの戦いはアニメファンに限らず多くの視聴者を魅了した。シリーズ最新作となる『攻殻機動隊 SAC_2045』でも、物語の最初に描かれたのは、ただの戦争ではなくAIが管理する経済行為としてコントロールされた戦争=サスティナブル・ウォー(持続可能戦争)だ。Netflixでシーズン1が配信された当初(2020年)は、いまと違って“終わりのない戦争”を身近に感じている人は少なかった。しかしながら、2023年のいまでは現実とのシンクロ度もかなり高くなっている。そして、今回『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』で描かれるのは、AIによって人知を超えた能力を覚醒させた新たな人類=ポスト・ヒューマンの出現、“現実”と“電脳世界”を同時に生きるという考え方を基に新世界を作り出そうとする人物たちとの戦いといった社会問題だ。一般にもAIが普及し、フェイク画像やフェイク動画が社会問題化し、SNSやVRによって現実とバーチャルの世界の差が縮まった現代だからこそリアルに感じられるストーリーとなっている。しかし、そんなストーリーを作り上げてきた神山健治監督は、これまでも決して未来予測をしたわけではないと語る。「僕はやっぱり『攻殻』の世界全体が、WEB3.0になったほうが、この“先”があるとしても可能性があると思ったんです。これから世の中がどう進んでいくかというと、かつて考えられたサイバーパンクのような未来ではなく、もっと異なる方向だろうというふうに考えたわけです。それを写し取れるような世界であったほうが、これからいいだろうと」と語るように、あくまで“今”を考えたからこその希望が描かれている。Netflixで配信されている「攻殻機動隊 SAC_2045」シーズン2とはまた異なるクライマックスが描かれた劇場版となる本作。全ての終わりにはどんな物語が待ち受けているのか…。ぜひ劇場で見届けてほしい。『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』は11月23日(木・祝)より3週間限定公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月19日木村拓哉主演の「風間公親-教場0-」第8話が5月29日放送。柳沢刑事を演じる坂口憲二に「激シブすぎるし色気ダダ漏れ」「めちゃくちゃカッコイイ」といった声が続出している。キャストはOJT型の育成システム“風間道場”で若手刑事を鍛える風間公親に木村さん。風間のデスクをしている伊上幸葉には堀田真由。風間らと捜査にあたる谷本進一に濵田崇裕(ジャニーズWEST)。そのバディ・尾山柔に結木滉星。ヒモ男と付き合ってる“風間道場”の新人刑事・鐘羅路子には白石麻衣。千枚通しで刺され意識不明となっている遠野章宏に北村匠海。風間の所轄署時代の後輩・柳沢浩二に坂口憲二といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。風間は路子とともに変死体が発見された古い木造一軒家に臨場する。死体となって発見されたのは27歳の女性・小田島澄香(ソニン)で、外傷がなかったことから死因は毒物による中毒症状の可能性が高かった。現場の様子を見て路子は容疑者が男のような気がする、と言い出す。澄香の家の仏壇から住所録が見つかる。そこには名前と住所、電話番号が記されていたが、それを見ていた路子は同棲相手の西田徹(渋谷謙人)と徹の友人、実相寺実の名前を見つける。徹から頼まれ、実相寺に警察の捜査が及んでいるかどうかを密かに調べていた路子は、実相寺に捜査の手が及んでいることを漏らしてしまう。澄香は名越哲弥(小池徹平)とともに覚せい剤の密売を行っていたが、名越に毒殺されていた。路子が事情を聞くと名越は目が悪く、耳も遠く、水を頻繁に飲み、さらに髪が抜け落ちるなど体調に問題が見られた…というのが今回の物語。これまでも風間に情報を提供してきた柳沢だが、今回の冒頭では銃を持ってアパートに突入する様子が描かれ、視聴者からは柳沢を演じる坂口さんに「坂口憲二やっと来た待ってた 激シブすぎるし色気ダダ漏れ」「僅か数分登場しただけなのに、めちゃくちゃカッコイイよ…」「お体の調子は大分良くなって来たんだろうか。またどんどん活躍して欲しい」「体調に無理のない範囲でばちくそにドラマや映画出てください」などといった声が殺到。終盤では澄香もまた名越に放射性物質を盛ってゆっくりと毒殺しようとしていたことが判明。この展開にも「被害者の方がやばいやん…」「怖い怖い。今までで1番怖い」「内部被曝させられたんか…怖…」「どっちもどっちの泥沼」といった感想が続々とSNSに投稿される。そして徹に情報を漏らした路子は交番勤務に戻ることに。交番で子どもたち相手に笑顔を見せる路子にも「交番勤務からやり直しの鐘羅はなんだか憑き物が落ちたような表情だったな」「諦めず交番勤務からやり直してて良かった」「交番勤務に戻った路子さんも応援する!」といった声が送られている。【第9話あらすじ】風間と遠野が刺された事件の専従捜査チームが集まる。柳沢は風間に、被疑者の十崎波琉(森山未來)が事件後アパートに戻っていないこと、事件現場のビルに出入りしていた者のうち、鳥羽暢照(濱田岳)というバイク便ドライバーと連絡が取れていないことを報告する。一方、隼田聖子(新垣結衣)は、自ら志願して専従捜査チームに入ったことを風間に伝える…。「風間公親-教場0-」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年05月30日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、夢中になったテレビドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「今はコロナ禍で中断していますが、『ショムニ』(第1シリーズ、’98年・フジテレビ系)の仲間とは年に1回、居酒屋の個室に集まって、夜遅くまで近況を語り合う同窓会を続けているんです。子どもを連れてくる人もいて、親戚同士の集まりのような感覚。私にとっても思い出深い作品です」こう語るのは、ドラマ『ショムニ』で、主演・江角マキコのライバルを演じた戸田菜穂さん(48)。女優として活躍するきっかけは、’90年に出場した、ホリプロタレントスカウトキャラバンだったが、それまで芸能界は遠い世界のものだったという。「小学生のころは、『ザ・ベストテン』(’78~’89年・TBS系)を欠かさず見ていて、実家の勉強机の引出しには、いまだに松田聖子さんのアナログレコードがしまってあります」3歳年上のいとこのお姉さんの影響で、シブがき隊のやっくんのファンに。「地元の広島郵便貯金ホールでシブがき隊のコンサートがあって、『スシ食いねェ!』(’86年)のレコードを買った人はメンバー全員と握手ができるという特典が。自分の順番を、ドキドキしながら待っていたのを思い出します」中学生のころは塾に行くのが楽しみで、人生でいちばん勉強した時期だった。「息抜きに見ていたのが、中山美穂さんと後藤久美子さんが共演した『ママはアイドル』(’87年・TBS系)。私と同じ年ということもあって、後藤さんのファンに。『ちょっと、ゴクミに似ているね』と言われてうれしくなり、ヘアカタログを持って美容院に行ったことも。仕上がりは、後藤さんとはだいぶ違う感じでしたが(笑)。芸能界は遠くの世界だと思っていましたが、あこがれはあったのかもしれません」ホリプロタレントスカウトキャラバンに応募したのは、’90年、高校2年生のとき。「県立の進学校に通っていたのですが、将来の夢もなく、ただ、“このまま広島にいるのは違う。東京に行きたい”と思っていました。そんなとき、たまたま本屋さんでオーディション雑誌を手に。ちょうどおニャン子クラブがはやっていたころ。普通の高校生の女のコたちがタレント活動をしているのを見て、芸能界が身近に感じられました。とはいえ、オーディションに受かるなんて思えず、心配気味の親には『絶対に受からないから、(親の承諾書の)ハンコを押して』とお願いしました」■にらみ合うシーンで江角マキコの美しさにうっとり本人の予想に反し、戸田さんは全国大会まで駒を進めた。「大阪の花博(国際花と緑の博覧会)が会場で、テレビ中継もされました。“モデル立ち”をしている人もいたけど、私は、ただ突っ立っているだけ。審査員のおすぎさんに『あなた、ちょっと暗いところがあるの、わかっているの』って言われたり(笑)。さすがにこれはダメだなとあきらめていたのですが、舞台裏で審査員の千葉真一さんに『今度、共演しましょうね』と言われて。まさかと思ったのですが、グランプリに選ばれました」文系・理系の進路すら決めていなかった戸田さんが、いきなり芸能界に進むことになった。「自分の立っている地面がガラガラと回って、違う世界に行ったような感覚。高校3年の夏休みから上京し、17歳でデビューしましたが、演技の勉強なんてまったくしていなかったから、リハーサル室でよく泣いていました」ドラマ初主演作は、林真理子原作の『葡萄が目にしみる』(’91年・フジテレビ系)。「『こんなダサいコ、見たことない!』と言われるほど、素人が撮影現場に紛れ込んだよう。喫茶店でストローの袋の紙をどう扱うのかというような、細かなことまで演技指導を受けました」田中裕子が出演した『家族の肖像』(’93年・TBS系)などの向田邦子作品が演技の教材だった。「向田さんの物語は、日常生活を丁寧に描きながら、母親がふと見せる“女の顔”など、男女の機微や情念みたいなものを表現しています。“いつか向田作品に出てみたい”という夢を抱いていました」その夢も『言うなかれ、君よ別れを』(’96年・TBS系)でかなえ、正統派女優としてステップアップしていった。そんななかで、『ショムニ』は異色の作品だったという。「コメディの作品はあまりやったことがなかったので、刺激的でした。それまでは自然な演技をするように指導されていたのに、コメディはオーバーな演技が求められます。バラの花をくわえてカルメンを踊ったのは、かなり恥ずかしかった……」女性の社会進出がうたわれる一方で、女性が責任ある仕事を任されることが少なかった時代。ショムニのメンバーが活躍する姿に、視聴者が声援を送った。「毎回のように、おちこぼれOLが集まるショムニ(庶務二課)を仕切る江角さんと、秘書課の私が侃々諤々にやり合って、顔がくっつくほど近づいてにらみ合うシーンがあるんです。赤面するほど恥ずかしく思いながら“きれいな人だな”とうっとりしていました」ライバル関係とはいえ、困ったときにはお互い助け合うという友情が描かれていることも、ドラマの魅力の一つだった。「放送が始まるとドラマは話題になり、視聴率は20%を超えていました。撮影現場にも勢いがあって、その熱量が、見てくださる方々にも伝わったのかもしれません」いまだに若手女優からも「ショムニを見ていました」と言われることが多いほど、戸田さんにとっても思い出深い代表作なのだ。【PROFILE】戸田菜穂’74年、広島県生まれ。ホリプロタレントスカウトキャラバンを経て、’91年に女優デビュー。’93年にはNHK連続テレビ小説『ええにょぼ』でヒロインを務め、全国的な人気女優となった。3月24日公開の映画『ロストケア』、3月30日配信の『君に届け』(Netflix)に出演
2023年03月05日名古屋市の雇用対策事業が生んだ「名古屋おもてなし武将隊」は名古屋にゆかりの有名戦国武将6人と陣笠隊4人で構成され、名古屋の魅力を全国に伝えるために2009年11月3日に結成された名古屋の観光PR隊です。活動としては、毎日、名古屋城にて観光客・ファンの方々におもてなしを行い、土・日・祝日には「おもてなし演武」を実施しております。結成から10年3ヶ月、名古屋の観光促進だけでなく、地元愛をはじめとした地域貢献活動、CD発売・舞台・各メディア出演など、活動の場は幅広くなっております。また、名古屋おもてなし武将隊をキッカケに全国にまで拡がった武将隊文化を牽引しております。14年目を迎えるにあたり、名古屋おもてなし武将隊『豊臣秀吉』・『加藤清正』を新たに募集させていただきます。募集要項等詳細は下記のアドレスでご覧いただけます。 募集用ビジュアル■募集要項<募集キャスト>豊臣秀吉 1名/加藤清正 1名<主な事業内容>名古屋への観光促進のため、名古屋ゆかりの武将の甲冑を着用して名古屋市のPR業務を実行する。<職種>PR業務全般<仕事の内容>(1)観光案内(名古屋城で観光客のおもてなし等)(2)歴史芝居(名古屋城、県外、海外イベントでの演武/舞台公演等)(3)スポンサー企業のPR業務(4)テレビ・ラジオなどメディア出演でのPR業務(テレビ等でのレギュラー有)<雇用形態>契約者 ※芸能事務所等所属者は要相談<雇用期間>2023年4月3日~2024年3月31日(予定)(以後1年ごとに更新の可能性有)※令和5年4月3日~5月12日までは試用期間となります。(この時期に別件がある場合は相談可)※募集状況により研修スタートが前後する可能性がございます。<就業場所>イベント・催事等のPR業務会場※支度場所は運営事務所(名古屋市中区丸の内)です。<応募資格>・年齢不問(ただし業務内容の関係上18~30歳位が望ましい。)・運営事務所まで1時間以内に通勤可能であること。(通勤1時間以上または県外の居住者の方が応募いただくことは差し支えありませんが、採用決定後、速やかに名古屋市内に居所を変更していただくことが可能な方。)・契約期間中に個人名義のブログ、Twitter等SNSの使用を停止することができること。・4月3日(もしくは上旬)より研修に参加できること。・契約期間中の他の芸能活動・副業の禁止に同意できること。<就業時間>基本勤務時間9時00分~16時30分(運営事務所~名古屋城の移動・業務時間)※仕事内容によっては上記の時間外勤務が発生します。<賃金形態>月給制<賃金>200,000円(固定)+歩合賃金※歩合賃金は毎月の業務量により変動し、時間外勤務手当分を含みます。※試用期間は歩合賃金は支給しません。<休日>週1日以上(基本的に土・日・祝日は出勤となります)※但し、舞台公演等がある場合はこの限りではありません。<休暇>年次有給休暇(法定とおり)<加入保険>雇用、労災、健康、厚生<通勤手当>自宅から運営事務所までの交通費(6ヶ月定期券販売額)支給<応募方法>履歴書(写真貼付)を下記まで郵送願います。〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-20-9株式会社 三晃社事業開発局(担当 武将隊係 五軒矢宛)まで<応募受付期間>2023年1月23日(月)~2月13日(月)必着<審査方法・日程>第一次審査/書類選考※書類選考通過者のみ2月15日(水)17時までにご連絡をさせていただきます。第二次審査/面接2月20日(月)名古屋市中区丸の内にて※面接にかかる交通費の負担はいたしません(一部遠方からの希望者を除き)。※遠方からの面接希望者に限り一部交通費の負担をいたします。名古屋-東京もしくは名古屋-大阪 新幹線代金(自由席分)をこちらで負担いたします。(往復分の領収書を必ずご持参ください。領収証のない場合、お支払いはいたしかねます。)※上記日程で都合のつかない場合、応相談とさせていただきます。<注意事項>採用決定後は、武将隊事業の規約等を遵守していただくほか、芸能事務所等所属の方を除き株式会社三晃社の雇用者となり、当社の就業規則、諸規則が適用されます。雇用契約期間中は就業規則により兼業(他の舞台出演なども含む)はできません。採用決定時に次に掲げる書類をご提出いただきます。速やかに採用手続きを行なうため、予めご準備の心積もりをお願いします。(1)住民票(同居家族全員分)の写し(2)最終学歴の修了を証明する書類(3)年金手帳、雇用保険被保険者証(所持しない方を除く)(4)所得税源泉徴収票(歴年内に前職のある方のみ)(5)本人および扶養対象家族の個人番号(マイナンバー)を確認するための書類その他採用決定後、会社の規定書式の書類(6種、採用内定時にお渡しします。)を記入いただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月23日アイドルグループ『少年隊』のリーダーとして活躍していた、俳優の錦織一清さん。2022年9月28日、錦織さんは自身のウェブサイトを通して、一部のファンから迷惑行為の被害を受けていることを明かしました。最近、一部ファンの方による錦織一清及び関係者へのプライベートエリアでの追跡行為や常識を逸脱した出待ち行為、移動車両に乗り込もうとしてくる等プライバシーを著しく侵害する行為がいくつか確認されており、警察に通報・相談をする事態となっております。また、Fanicon内トークDMにおいても1日に何十回もメッセージを送る、会ってほしい、近くにいる等の文言やユーザー自身の個人情報を送る等の度を過ぎたものも見受けられます。錦織一清ウェブサイトーより引用一部のファンによる迷惑行為を受けて、警察に通報や相談を行っているといいます。また、同日には錦織さんのTwitterアカウントを、近々閉鎖することも発表されました。行きすぎたファンの行為により、錦織さんが被害を受けているだけでなく、Twitter上での交流をも失う結果となったことに、多くのコメントが上がっています。・こんなことをする人がいるだなんて、1人のファンとしてショックで、許せないです。・Twitterアカウントの閉鎖は、相当悩んで決めたことだと思います…。今までありがとうございました。・物騒な世の中になってしまったのだと感じました。ファンとして申し訳ない気持ちです。Twitterアカウントが閉鎖される前、「今まで警察ざたで大変でした。いつか刺されるかもしれない」とツイートしていた錦織さん。一部の人たちによる行きすぎた行為は、錦織さんを精神的に追い詰めているようです。ファンとの交流の場であったTwitterアカウントが閉鎖されることも、悲しい結果といえます。応援したい1人のファンであるなら、芸能人本人や周囲に迷惑をかけないことを心掛けたいものです。[文・構成/grape編集部]
2022年09月29日阿部寛主演、内田英治原案・脚本・監督作『異動辞令は音楽隊!』より演奏シーンを切り取った本編映像が公開された。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事が突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられることからはじまる本作は、主演の阿部さんはじめ、キャスト陣が猛特訓の末に挑んだ本格的な演奏シーンも見どころの一つ。この度公開されたのは、そんな警察音楽隊の駅前の犯罪撲滅キャンペーンでの演奏シーンを捉えた本編映像。手拍子と広岡(渋川清彦)の軽快なパーカッションから演奏が始まると、成瀬(阿部寛)が叩くドラムへと、ダイナミックなカメラワークで移動していく。音楽隊のメンバーである来島春子(清野菜名)や国沢正志(板橋駿谷)の姿も映し出されるなか、坂本祥太(磯村勇斗)ら刑事課の面々が「意外に上手いな」とこぼす一幕も。北村裕司(高杉真宙)のソロパートも映し出されるが、実は当初この寄りショットはなかったという。高杉さんのサックスの腕前が格段に成長していたため、急遽抜くことになったのだ。本映像で演奏されていた楽曲は、吹奏楽を経験した人なら誰もが耳にしたことがあるであろうジャズ・フュージョンバンド「T-SQUARE」の「宝島」。お祭りのような軽妙なリズムで盛り上がるこの楽曲は、初めはバラバラだった警察音楽隊が徐々に演奏を楽しめるようになってきた過程を表現している。そして驚くべきは、本作での演奏シーンにおいて演技の吹き替えが一切使用されていないということだ。撮影前、内田監督は出演者に、「音楽映画ですので、『ミッドナイトスワン』のバレエと同じように、演奏シーンの演技の吹替はなしで」とお願いしたそう。阿部さんは、ドラムも太鼓も触ったことすらないという状態からのスタートだったため、練習用のゴムパッドから始めた。1日3時間もの基礎練習を1週間以上行った後、本物のドラムが叩けるスタジオでの本格的なレッスンが始まった。また、イメージトレーニングも大事だという指導を受けた阿部さんは、練習の合間に日本や海外のプロドラマーの動画を見ていた中で、没入しながら叩くタイプのドラマーが気に入り、バディ・リッチという有名なドラマーに刺激を受けたそう。身体全体の動きも含めて“見せる”叩き方を研究し、大ヒット映画『セッション』にも影響を受けたという。そんな出演者陣の努力の甲斐あり、クランクイン直前で行われた全体練習では、音楽担当の小林洋平に「どれだけ大変なことか、よくわかるので思わず涙が出ました」と言わしめるほどまでの完成度となった。そんなキャスト、スタッフの本気度が詰まった演奏シーンは必見となっている。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年08月25日「救急隊に食事の時間を!」2022年7月26日、さいたま市消防局が、Twitterで投稿したこんな『お願い』が、大きな反響を呼んでいます。投稿文には、救急隊の切実な現状と訴えがつづられていました。救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります。そんな時は、救急隊がコンビニ等で飲食物を購入し食事をすることがありますので、ご理解をお願いいたします。【救急隊に食事の時間を!】救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります。そんな時は、出場できる体制を取りつつ、救急隊がコンビニ等で飲食物を購入し食事をする事がありますので、ご理解をお願い致します。 #さいたま市消防局 #救急隊 pic.twitter.com/dIT1Q8ikuS — さいたま市消防局 (@Saitama_Shobo) July 26, 2022 夏場は、熱中症で救急搬送される人が多くいます。その上、新型コロナウイルス感染症の拡大なども影響し、救急隊は十分な休憩時間がないほど、多忙な状況のようです。当然のことながら、救急隊員だって食事や水分補給が必要です。時間を短縮し、救急車で最寄りのコンビニエンスストアなどに寄ることもあります。しかし、それを見て「なぜ救急隊員がコンビニに寄っているんだ」「さぼっているのか」など心ないクレームを付けられるケースがあるのでしょう。Twitterの投稿には、温かな応援の声がたくさん寄せられていました。・当然!救急隊員はロボットじゃない。思いやりのないクレームは悲しい…。・遠慮なくコンビニに寄って!もし救急隊員に会ったら、アイスコーヒーをおごりたい。・暑い中、ご苦労さまです。少しでも涼んで、栄養をしっかり取ってください。・堂々とコンビニでもどこでも寄って、しっかり休憩してほしい。本当にいつもありがとう。救急隊員の必死の頑張りがあるからこそ、多くの命が救われています。もし、休憩しているところを見かけたら、心の中でそっと感謝の気持ちを伝えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月27日阿部寛が、捜査一課から警察音楽隊に突然異動させられる刑事を演じる『異動辞令は音楽隊!』。この度、“鬼刑事”役の阿部さんに振り回される部下を演じた、磯村勇斗の新たな場面写真が解禁となった。磯村さんが演じる坂本祥太は捜査一課の巡査部長で、阿部さん演じる成瀬司の部下。犯罪捜査一筋30年で、違法すれすれの捜査もいとわない成瀬に対して敬意も持ちつつも、その対応に苦慮している、という役どころ。解禁された場面写真では、成瀬に強張った表情で対峙する姿や、成瀬と共に捜査へ向かう様子、重苦しい雰囲気の捜査会議のなか、ひとり新聞を広げ横柄な態度をとる成瀬の隣で、真剣な表情を浮かべている姿などが捉えられている。動きの大きな成瀬を、一歩離れたところからじっと見つめる坂本の目線は、観客の目線とも重なる。そんな坂本役に、凛とした立ち姿が美しく、強い眼差しが観る者の心に刺さる磯村さんが選ばれた。その存在感を絶賛するプロデューサーは、「磯村さんの真摯に役に向き合う姿勢が、悩める優秀な後輩刑事像にマッチすると考えてオファーしました。そして内田(英治)監督の演出による彼を、映画ファンなら誰もが見たいだろうと思いました」と語る。内田監督作品への初参加を果たし、阿部さんとはドラマ「まだ結婚できない男」以来、二度目の共演となった磯村さんは、「妥協を許さない内田監督と、それに優しく寄り添ってくださった阿部寛さんに感謝しかありません」と撮影をふり返っている。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年07月13日5月23日よりNetflixで独占配信がスタートする『攻殻機動隊』シリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』のオリジナルサウンドトラック『攻殻機動隊 SAC_2045 O.S.T.2』が、6月22日に発売されることが決定した。サウンドトラックには、シーズン2のために新たに制作されたBGMと「Don’t Break Me Down」含む挿入歌3曲を収録予定。シーズン1と同様に『METAL GEAR SOLID』シリーズなどの音楽を担当し、フィルムスコアリングによるオーケストラやエレクトロニック・ミュージックを融合させた音楽で数々の映画、ゲーム音楽を手がけてる日本とロサンゼルスを拠点とした作曲家ユニット戸田信子×陣内一真が音楽を手がけている。左から陣内一真、戸田信子挿入歌「Don’t Break Me Down」は、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズにおいて菅野よう子による劇伴音楽のボーカルを務めたScott Matthewが歌唱を担当。他2曲の挿入歌については「Find Me」を沖縄出身のエレクトロニカアーティストCaroline Lufkin、「2+2=n」は『NieR』シリーズをはじめ多数のゲーム、TVCMやドラマ、映画などで活躍するEmi Evansが歌唱を担当している。<リリース情報>『攻殻機動隊 SAC_2045 O.S.T.2』2022年6月22日(水) リリースアーティスト:戸田信子 × 陣内一真価格:3,080円(税込)※特殊ジャケット仕様【収録内容】『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2のために新たに制作された珠玉のBGMと『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズにおいて、菅野よう子による劇伴音楽のボーカルを務めたScott Matthewが歌う「Don’t Break Me Down」のほかにCaroline Lufkinが歌う「Find Me」、Emi Evansが歌う「2+2=n」などの挿入歌3曲を収録。【CD購入者特典】オリジナルステッカー※先着でのプレゼントとなります戸田信子 × 陣内一真 公式サイト:<作品情報>Netflixシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン25月23日(月) よりNetflixで独占配信Netflixシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2 メインビジュアル (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会【メインキャスト】草薙素子:田中敦子荒巻大輔:中 博史バトー:大塚明夫トグサ:山寺宏一イシカワ:仲野 裕サイトー:大川 透パズ:小野塚貴志ボーマ:山口太郎タチコマ:玉川砂記子江崎プリン:潘めぐみスタンダード:津田健次郎ジョン・スミス:曽世海司久利須・大友・帝都:喜山茂雄シマムラタカシ:林原めぐみ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2 予告編作品公式サイト:作品公式Twitter:作品公式Facebook:作品公式Instagram:
2022年04月20日一般社団法人 日本損害保険協会(会長:舩曵 真一郎)は、第19回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の作品募集を開始しました。「ぼうさい探検隊」とは、(1)まちなかを探検、(2)マップを作成、(3)グループごとに発表する、実践的な防災・安全教育プログラムです。子どもの安全教育に役立つことに加え、地域コミュニティの強化にもつながります。「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)」(令和4年2月7日・中央教育審議会)においても、安全マップの作成が、「安全で安心な社会づくりに貢献する意識を高めることを目指した教育手法」の例であることや、「安全教育を効果的に実施するためには、体験活動を通じた学びやデジタル技術を活用した学びが有効」といった内容が記載されています。本コンクールでは、手軽にデジタル安全マップが作れる「まち探検アプリ」を搭載したオリジナルタブレットを無料で貸し出ししており、「デジタル技術を活用した学び」にあたってもご活用いただくことが可能です。作品の応募締切は、2022年11月4日(金)必着です。模造紙等で作成したマップの写真データを提出いただく、または、「まち探検アプリ」で作成したマップのデータをご提出いただくことでご応募いただけます。なお、マップのご応募やタブレットの貸出にあたっては、事前に参加申込をお願いします(参加申込フォーム: )。ご不明点な点等ございましたら、マップコンクール事務局(TEL:03-6625-7424、平日10:00~18:00)までお気軽にお問い合わせください。デジタルマップの一例模造紙マップの一例<「まち探検アプリ」の概要>・事前に準備が必要な地図や模造紙等が不要になります。・探検中、地図上の安全な地点や危険な地点ごとに写真をデータで取り込めるほか、コメントを音声や文字で入力できます。・グループごとに作成したマップを発表できる「発表会モード」も搭載し、参加メンバー間で複数のマップを簡単に共有できます。※タブレットの使用方法などが簡単に分かる操作ガイド動画は、「ぼうさい探検隊」の特設サイトからご覧いただけます( )。タブレット操作児童 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月07日内田英治監督がYouTubeで目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏から着想を得た、オリジナル脚本で描かれる爽快なヒューマンドラマ『異動辞令は音楽隊!』より、特報映像とティザービジュアルが公開された。阿部寛主演で贈る本作は、コンプライアンスを問われるこの時代に、犯人検挙には手段を選ばない警部補・成瀬司の行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課内の音楽隊への異動辞令という青天の霹靂から始まる物語。映像初解禁となる特報映像では、30年間現場一筋の鬼刑事・成瀬司(阿部さん)のコンプライアンスを無視した過激な捜査、同僚刑事の胸ぐらに掴みかかる気性の荒さがたたり、突然、異動が言い渡されるところからスタート。しかしそこにいたのは、覇気のない音楽隊員たち。そして、成瀬に命じられたのは、打楽器。いままでと違う環境で、完全に場違いな成瀬のどうにも腑に落ちていない表情が、どこか可笑しくも、これから迎えるであろう人生の大転換に、大きく物語が動き出す予感を感じさせる。映像では、音楽隊の同僚となるトランペット奏者・来島春子(清野菜名)、捜査一課の部下である若手刑事・坂本祥太(磯村勇斗)、サックス奏者・北村裕司(高杉真宙)らの姿も映し出されている。さらに、成瀬が私服刑事姿のコワモテな風貌でドラムスティックを握るティザービジュアルも合わせて公開された。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年03月30日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、あこがれていたアーティストの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょう――。「’88年に歌手デビューするとき、杏里さんがレコード会社の先輩だったことから“杏里の妹分”として売り出してもらうことに。デビュー前には、勉強のためにコンサートにうかがったりしました。楽屋にお邪魔すると、杏里さんが『律っちゃん、律っちゃん』ってかわいがってくださって。ソバージュで、すらりと背が高くて、あこがれのお姉さんでした」こう語るのは、田中律子さん(50)。小学生のころはシブがき隊、とくにモックン(本木雅弘)にのめり込んでいたと振り返る。「ヤックン(薬丸裕英)ファンとフックン(布川敏和)ファンの、私とは“推し”のかぶらない友達と3人でいつも、渋谷公会堂でのコンサートに行ったり、曲の合間に入れるコールの練習をしたりしていました」コンサート会場で“出待ち”をしても、あこがれのモックンは大勢のファンに囲まれていて、遠くのほうに、米粒のような大きさでしか見えなかった。「芸能界って、それほど遠いところ。まさか自分が飛び込むなんて考えてもいませんでした」そんな田中さんがスカウトされた当時は12歳。父方のおばが原宿と町田で経営していた洋服店を手伝っていたときだったという。「町田のお店のほうで、ハッピを着て春のセールの手伝いをした帰り、おばと歩いていると、何度か前を通り過ぎる不自然な2人組の女性がいて……。それがモデル事務所のスカウトだったんです」当初、モデルとして活動することに難色を示していた両親だが、元スタイリストだったおばが「女の子なんだから、いいチャンス。アルバイトで社会経験させると思って、やらせてあげなさいよ」と説得してくれた。こうしてオーディションを受け始めると、テレビCMや、ティーンエイジャー向け雑誌のモデルの仕事が、徐々に決まっていく。「中2のときには、片岡鶴太郎さんが司会を務める『鶴ちゃんのいちごチャンネル』(’85~’86年・テレビ朝日系)に、アシスタントとして出演することに。生放送で、目の前でアイドルが歌う場面もたくさんあり、なかには大好きなシブがき隊も!まだ怖いもの知らずの中学生だったから、モックンに直接、サインをお願いしちゃったりしました。その後も、テレビに出るたびに『モックン、大好き』って言っていたら、めでたく“ご本人公認”のファンになったんです(笑)」■歌番組が減る中、歌手としては鳴かず飛ばず……芸能界での仕事が増えていくなか、中学を卒業。高校はアイドルが多く通う堀越学園に進学した。「ちょうどそれくらいのタイミングで、突然、事務所の方から『歌、やるよ』と。それまで歌のレッスンはしていなかったので“え!?”って、びっくりして。しかも杏里さんの“妹分”としてのデビュー。『CAT’S EYE』や『悲しみがとまらない』などのヒット曲はもちろん、『砂浜』というバラード曲が、歌詞もメロディラインもとにかく大好きで、いまでもカラオケで歌ったりします。作詞・作曲を担当したかおる(伊藤薫)さんには、私の曲もお願いしたんですよ」レコード制作には、杏里の制作陣も名を連ねたという。なかでも感激したのは、筒美京平さんが直々にレッスンしてくれたこと。「当時すでに大御所の先生だったので、最初は緊張したんですが、すごく優しい先生でした。『君は声に特徴がある。もっとキョンキョンみたいな歌い方を心がけて練習するといいよ。“この声って、この人だよね”という“顔の見える”歌い方をしなきゃ』とアドバイスしてくださったのを、よく覚えています」歌手デビュー後は、3カ月に1枚のペースで新譜を発表し、そのたびに衣装を詰めたトランクを担いで、全国へ営業に出かけた。「各地のラジオ局や、レコード店を回ってプロモーションをするのですが、お店の前やデパートの屋上で歌うことで、けっこう本番力も養われました。2番の歌詞を忘れてしまい、とっさに1番を歌い続けたり、ラララ、ルラルラで乗り切ったことも。いまだに当時の困ってしまう夢を見て、びっくりして起きてしまうことがあるんです」田中さんが歌手デビューした’88年ごろは、すでに歌番組が減り、バラエティ番組に活路を見いだすアイドル=バラドルという新しいジャンルが生まれた時代。「クイズ番組で正解しないと歌えなかったり、水泳大会ではキャーって水を怖がっているアイドルを尻目に“よっしゃー!”と誰よりも早く泳ぎきって、賞品のスクーターやダイヤのネックレスをもらったりしました」必死に努力はしたが「歌手としては鳴かず飛ばずでした」という田中さん。だが、それでもテレビの世界で頑張り続けたからこそ、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったフジテレビの、月9ドラマ『愛しあってるかい!』(’89年)への出演も果たせた。「陣内(孝則)さん、柳葉(敏郎)さん、そしてキョンキョン(小泉今日子)と、豪華な方々と共演できたことは、私にとって大転機。視聴率もすごくよくて、1,000円が入った大入り袋が、スタッフの方を含めた全員に、配られました。カラオケに行くと、エンディング曲だったキョンキョンの『学園天国』(’89年)を、友達に勝手に入れられたりしましたね(笑)」昼間は堀越高校の、夕方からは学園ドラマの生徒として――。「一日中、制服を着ていましたね。撮影の合間に、ADさんに期末テストの勉強を教えてもらったり、プロデューサーさんに『修学旅行、行きたいだろ』って京都に修学旅行に行く回を作ってもらったり、楽しい思い出ばかりです。陣内さんはホームパーティに招いてくれたうえ、『律子は俺の生徒だ』って紹介してくれました」歌の現場でも、ドラマの現場でも、勢いを感じた’80年代。「私たち高校生も大人のように扱ってくれて、すごい熱量で一つの作品を作り上げました。この経験は間違いなく、その後の人生の糧となっています」
2021年10月18日『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』の公開を記念して、4組のアーティストが参加した「攻殻機動隊」トリビュートビジュアルが公開された。1989年に士郎正宗により発表されたコミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』(講談社KCデラックス刊)を原作に、1995年に公開され、世界中のクリエイターに影響を与えてきた押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が、観る者を新たな映画体験へ誘うハイクオリティな映像で、9月17日(金)からスクリーンに再び登場。4Kリマスターによる圧倒的な情報量の映像を、IMAX社が特許を持つ映像処理技術で音響、明度、コントラストなど細部にいたるまで高い精度で調整することで、他の劇場ではけっして味わえない画期的な映画体験を可能にした。本作の公開を記念したこの企画は『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を愛するアーティストたちが集い、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のメインビジュアルをモチーフに、ビジュアルを制作するもの。 AC部、omao、つくみず、Bustaskillと言う4組のアーティストがそれぞれのアプローチで表現したビジュアルをぜひご覧いただきたい。また、これら4つのトリビュートビジュアルを配したトリビュートビジュアルB2ポスター等が当たるプレゼントキャンペーンも開催される。<『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』半券プレゼントキャンペーン>応募期間に『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX、または『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』を鑑賞したいずれかの半券1枚の写真をキャンペーンハッシュタグをつけてTwitter投稿、合わせてキャンペーン実施アカウント(@VSTORAGE)をフォローで応募完了。抽選でトリビュートビジュアルB2ポスター(右画像)などが当たる。詳細はこちら: 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX9月17日(金)より公開『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊4Kリマスター版』10月1日(金)より公開
2021年09月16日お笑いコンビ・雨上がり決死隊(蛍原徹、宮迫博之)が17日、吉本興業公式YouTubeチャンネルとABEMAにて「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」を配信し、解散を発表した。報告会は『アメトー―ク!』のセットで実施。宮迫は「2年ぶり。やばいっすね。どんな顔して出てきたらいいのかな」と話し出し、「2年前に闇営業騒動ということで、僕がついた嘘でとんでもない方々にご迷惑をおかけして、こういう状況になって、ご迷惑をおかけした皆さん本当にすみませんでした」と言葉を詰まらせながら謝罪した。そして、蛍原が「皆さんに2人から報告したいことがあります。本日をもちましてコンビを解散致します」と解散を発表。2人で頭を下げた。経緯について、蛍原は「僕的に宮迫さんに対する気持ちが、ちょっとずつズレが生じてきたかなと思います。なんとか2人で復帰したいと思っていましたが、宮迫さんがYouTubeをやり始めたくらいから、僕と宮迫さんの価値観・方向性(のズレ)がどうも大きくなってきた気がします。複雑な気持ちが続いていました」と説明。「雨上がり決死隊という屋号をはずしてしまったほうがみんなすっきりと進むんじゃないかなということで気持ちがそっちのほうにいきました。それで宮迫さんに今年4月に会っていただき、僕の方から解散しようと切り出しました」と明かした。雨上がり決死隊は1989年に結成。テレビ朝日系バラエティ番組『アメトー―ク!』などで人気に。2019年に宮迫の闇営業問題が発覚し、宮迫は吉本興業から契約を解除され、コンビは活動休止状態になっていた。(C)テレビ朝日
2021年08月17日2021年8月17日、お笑いコンビ『雨上がり決死隊』が解散することが、所属事務所『吉本興業』を通じて発表されました。雨上がり決死隊 解散のご報告弊社所属 蛍原徹(ほとはら・とおる、53歳)と宮迫博之氏によるコンビ「雨上がり決死隊」は8月17日(火)をもちまして解散することになりましたのでご報告します。蛍原は引き続き弊社所属のまま活動してまいります。これまで、雨上がり決死隊に多大なご支援をいただきましたファンの皆様、関係者各位には心より感謝いたしますとともに、それぞれの道を歩んでいく2人に今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。吉本興業ホールディングス株式会社ーより引用2019年に発覚した『闇営業』問題により、吉本興業とのマネジメント契約を解除した宮迫さん。その後、宮迫さんは活躍の場をYouTubeに移し、蛍原さんはその後もバラエティ番組を中心に活動を続けていました。「いつかまた2人で活躍する姿を」と期待していたファンも多いだけに、今回の解散報告は反響を呼んでいます。・蛍原さんは、これから1人で頑張ることになるけど、応援しています!・『アメトーーク!』が好きだったから、今回の解散はただただ残念。・蛍原さんが納得しているのであれば、それでいいのかな。なお、同日夜8時には、『アメトーーク 特別編雨上がり決死隊解散報告会』と題し、吉本興業のYouTubeチャンネルとABEMAにて、宮迫さんと蛍原さんから、解散までの経緯が報告される予定です。『雨上がり決死隊』として数々のバラエティ番組で活躍してきた宮迫さんと蛍原さん。人気が高かっただけに、今回の解散報告は多方面に影響を与えそうです。[文・構成/grape編集部]
2021年08月17日アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』の劇場版、映画『攻殻機動隊 SAC_2045劇場版(仮題)』が2021年に公開。「攻殻機動隊」とは「攻殻機動隊」は、士郎正宗が1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」で発表した同名漫画を原作とするアニメシリーズ。情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において、電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる“攻殻機動隊”の姿を描いている。これまでに、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』をはじめ、アニメーションやハリウッド実写映画など様々な作品で表現され、近未来SFの金字塔として多くのファンを魅了してきた。最新作のNetflixアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』Netflixで全世界独占配信されている最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』は、「攻殻機動隊」シリーズ史上初となるフル3DCGアニメーション。2020年4月よりシーズン1全12話が配信されており、鮮烈なSFアクションと、時代を予見した先鋭的なストーリーにより、人気を集めている。監督は『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズの神山健治と『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志、制作はProduction I.G × SOLA DIGITAL ARTSが手がけた。『攻殻機動隊 SAC_2045』のストーリーをおさらい2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される――。最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』がスクリーンに今回はそんな『攻殻機動隊 SAC_2045』がスクリーンに。配信中のシーズン1に新たなシーンを加えて再構成した映画『攻殻機動隊 SAC_2045劇場版(仮題)』として、劇場公開される。劇場版の公開に合わせ、監督の2人は下記の通りコメントを寄せた。監督によるコメント神山健治コメント今まで自分の作品の総集編は必ず自分で編集してきたが、今回初めて総集編を別のクリエーターに委ねてみました。他者の視点からSAC_2045がどう見えているのか知りたかったからです。すでにシーズン1を視聴している人にも、別の解釈が見えてくるかもしれません。公開が待ち遠しいです。荒牧伸志コメント昨年、シーズン1の配信が始まり、現在神山監督とシーズン2を鋭意製作中の荒牧です。このたび、シーズン1を劇場総集編として公開していただける運びとなり、喜んでおります。一体あのストーリーがどういう総集編になるのか?私も実はまだ知りません。(笑)楽しみにしてください。私も楽しみです!【詳細】映画『攻殻機動隊 SAC_2045劇場版(仮題)』公開時期:2021年原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊)監督:神山健治、荒牧伸志制作:Production I.G、SOLA DIGITAL ARTS製作:攻殻機動隊2045製作委員会配給:バンダイナムコアーツ
2021年07月11日映画『異動辞令は音楽隊!』が、2022年8月26日(金)に全国公開予定。鬼刑事の異動先はまさかの“警察音楽隊”!?映画『異動辞令は音楽隊!』は、警察音楽隊への異動を命じられる鬼刑事の奮闘と生き様を描いたヒューマンドラマ。第41回日本アカデミー賞・最優秀作品賞を獲得した映画『ミッドナイトスワン』を手掛けた監督・内田英治の完全オリジナル作品となっており、内田がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たストーリーとなっている。<映画『異動辞令は音楽隊!』ストーリー>犯罪捜査一筋30年の鬼刑事 成瀬司は部下に厳しく、昭和さながら犯人逮捕の為なら法律すれすれの捜査も辞さない男。家族もろくに構わず一人娘・法子からはとうに愛想をつかされている。そんな成瀬は高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が相次ぐ中、勘だけで疑わしい者に令状も取らず過激な突撃捜査をしていたが、そのコンプライアンスを無視した行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。刑事部内での異動だろうと高をくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの <警察音楽隊>だったーー。主演は阿部寛主人公・成瀬司...阿部寛コンプライアンスを問われるこの時代に犯人検挙には手段を択ばない警部補。行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から警察内広報課・<音楽隊>への異動辞令を受ける。主演を務めるのは、映画『HOKUSAI』や『護られなかった者たちへ』での好演が記憶に新しい阿部寛。コミカルでありながら心温まるヒューマンドラマの主人公をどのように演じるのか注目が集まる。来島春子役...清野菜名警察音楽隊のメンバーで、育児と音楽隊の両立に悩む交通課のトランペット奏者。演じるのは『キングダム2 遥かなる大地へ』への出演に注目が集まる清野菜名。坂本祥太役...磯村勇斗成瀬の部下として捜査一課で働く真面目な若手刑事。『前科者』『東京リベンジャーズ』の磯村勇斗が演じる。北村裕司役...高杉真宙自動車警ら隊所属のトロンボーン奏者。『前田建設ファンタジー営業部』『見えない目撃者』の高杉真宙が務める。幸子役...倍賞美津子成瀬の母。法子役...見上愛成瀬の一人娘。国沢正志役...板橋駿谷自動車警ら隊所属でチューバを担当。沢田高広役...酒向芳音楽隊隊長兼指揮者。広岡達也役...渋川清彦交通機動隊所属で成瀬のパーカッション指導を担当。柏木美由紀役...モトーラ世理奈県警本部会計課所属のカラーガードリーダー。作品詳細映画『異動辞令は音楽隊!』公開日:2022年8月26日(金)監督・脚本:内田英治 (『ミッドナイトスワン』)出演:阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、板橋駿谷、モトーラ世理奈、見上愛、渋川清彦、酒向芳、倍賞美津子配給:ギャガ
2021年07月03日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に夢中になったアイドルの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「もう、40年近く前の曲なのに、歌詞も忘れていないし、ぜんぜん歌えちゃいますよね。今の歌は、たとえば繰り返しがなかったり曲の構成も複雑だったりするけど、昔の歌謡曲はすごく入りやすいんですね。ねっ、これで合ってますよね?」宝塚歌劇団月組の元トップスター・紫吹淳さん(52)が、透き通るような声で、シブがき隊の『100%…SOかもね!』(’82年)を口ずさんだ。「’80年代初めは、バレエ以外のことに興味を持っていなくて、’84年に宝塚音楽学校に入学してからは寮生活。でも、中2の1年間だけは、バレエから遠ざかっていて、宝塚の存在もまだ知らなかった。同級生と同じくらいにテレビを見て、アイドルに夢中になった、唯一の時期なんです」バレエを始めたのは3歳のとき。3歩進むと、すぐに転んでしまう紫吹さんを見かねた母が、体のバランスを整えようと、教室に通わせたのがきっかけだ。「おかげで“体育座り”をしているときも、やたら姿勢がきれいだって、友達から言われていました。将来、バレリーナになることだけを夢見ていたんです」’80年代に入り、たのきんトリオを筆頭としたアイドル全盛期を迎えたとき、ほかのクラスメートたちは少ないお小遣いでドーナツ盤のレコードやアイドル誌を買っていたが。「私はトーシューズなど欲しいものはそのつど、買ってもらっていたので、お小遣いとは無縁だったんです。それに、バレエに関わるもの以外に欲しいものはとくになかったので、お小遣いがもらえなくて困ったこともありませんでした。恥ずかしながら、たのきんトリオのことも、かろうじて知っていたのはマッチさんだけ。いま思い返すと、ちょっと浮世離れした子どもでしたね」友達と遊びに行く機会も、ほとんどなかった。「土日でも関係なく、毎日レッスンや発表会。たまに『今度○○に行かない?』と友達に誘われるんですが、直後に『あ、ごめん、バレエだよね』って。返事をする前に断られていました(笑)」それほど頑張っていたバレエから、距離を置いたのが中2のとき。「まわりより背が高いことに悩み始めたんです。中1で160センチ近くありましたから。『白雪姫』を演じると、王子様よりも私のほうが大きかったり、『白鳥の湖』でも、3〜4羽の群れで踊ると、私だけ目立ってしまって恥ずかしかったり……。それで一時期、バレエをやめてしまったんです。自分に欠けていた“バレエ以外のこと”を知りたいという思いもありましたね。そんなとき、ちょうどデビューしたのが、シブがき隊だったんです」シブがき隊はドラマ『2年B組仙八先生』(’81〜’82年・TBS系)に生徒役で出演した薬丸裕英(ヤックン)、本木雅弘(モックン)、布川敏和(フックン)の3人組。’82年『NAI・NAI 16』でデビューし、同年発売の『100%…SOかもね!』で日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞した。トシちゃんやマッチが祝福に駆け付けた授賞式のステージを覚えている人も多いはず。それまでバレエひと筋だった紫吹さんは、行き場のない情熱をシブがき隊、なかでもモックンに注いだという。「どハマりしたとはいえ、当時は子どもで、コンサートに行くなんて発想はなく、やれることといえば『平凡』や『明星』(どちらもアイドル雑誌)を買ってもらって、切り抜きを透明の下敷きに挟んだりしたくらい。『ザ・ベストテン』(TBS系)、『ザ・トップテン』(日本テレビ系)は毎週必ず見ていました。誕生日かクリスマスのプレゼントだった自分専用のラジカセで録音して、アイドル雑誌の付録だった、横長サイズの“歌本”を見ながら、一緒に歌ったりもしましたよ。イケメンのモックンがとにかく好きでした。それで、宝塚を引退してからテレビ番組で薬丸さんとご一緒する機会があったときも、つい『私、シブがき隊のファンでした。でも、ごめんなさい。モックンのファンでした』と言ってしまって……。“えー!?”というような、ちょっと複雑な反応をされていました(笑)」「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月20日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に夢中になったアイドルの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「『ザ・ベストテン』(TBS系)、『ザ・トップテン』(日本テレビ系)は毎週必ず見ていました。誕生日かクリスマスのプレゼントだった自分専用のラジカセで録音して、アイドル雑誌の付録だった、横長サイズの“歌本”を見ながら、一緒に歌ったりもしましたよ」宝塚歌劇団月組の元トップスター・紫吹淳さん(52)が、透き通るような声で、シブがき隊の『100%…SOかもね!』(’82年)を口ずさんだ。「’80年代初めは、バレエ以外のことに興味を持っていなくて、’84年に宝塚音楽学校に入学してからは寮生活。でも、中2の1年間だけは、バレエから遠ざかっていて、宝塚の存在もまだ知らなかった。同級生と同じくらいにテレビを見て、アイドルに夢中になった、唯一の時期なんです」バレエを始めたのは3歳のとき。3歩進むと、すぐに転んでしまう紫吹さんを見かねた母が、体のバランスを整えようと、教室に通わせたのがきっかけだ。「おかげで“体育座り”をしているときも、やたら姿勢がきれいだって、友達から言われていました。将来、バレリーナになることだけを夢見ていたんです」それほど頑張っていたバレエから、距離を置いたのが中2のとき。「まわりより背が高いことに悩み始めたんです。中1で160センチ近くありましたから。『白雪姫』を演じると、王子様よりも私のほうが大きかったり、『白鳥の湖』でも、3〜4羽の群れで踊ると、私だけ目立ってしまって恥ずかしかったり……。それで一時期、バレエをやめてしまったんです。自分に欠けていた“バレエ以外のこと”を知りたいという思いもありましたね。そんなとき、ちょうどデビューしたのが、シブがき隊だったんです」シブがき隊はドラマ『2年B組仙八先生』(’81〜’82年・TBS系)に生徒役で出演した薬丸裕英(ヤックン)、本木雅弘(モックン)、布川敏和(フックン)の3人組。’82年『NAI・NAI 16』でデビューし、同年発売の『100%…SOかもね!』で日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞した。トシちゃんやマッチが祝福に駆け付けた授賞式のステージを覚えている人も多いはず。それまでバレエひと筋だった紫吹さんは、行き場のない情熱をシブがき隊、なかでもモックンに注いだという。だが、中3になると紫吹さんは、再びバレエを始めることに。「中2の1年間、遠ざかっていたからこそ、私が私らしくいられるのは、バレエをしているときだと強く感じられたんです。そんなときに、バレエの先生に勧められたのが宝塚でした」中学を卒業後、日本一競争率が高いといわれる宝塚音楽学校へ。コンプレックスだった背の高さも武器に変え、男役トップスターに上りつめた。大好きなモックンをはじめ、ジャニーズのアイドルには、宝塚時代に影響を受けたという。「とはいえ、世の女性とは、ちょっと違う観点で。ジャニーズや、雑誌の“抱かれたい男”企画で選ばれる人は、私にとっては“教材”でした。なぜ女性からキャーキャー言われ、心を捉えられるのか、そのしぐさや表情を分析して、宝塚での男役に取り入れるんです。当然、モックンからも私は、その要素を吸収しています。映画『シコふんじゃった。』でモックンが日本アカデミー賞最優秀主演男優賞(’92年度)を受賞したときは、“さすが、私が好きになった男だわ。私の目に間違いはなかった!”って、勝手に喜んじゃいました(笑)」「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月20日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に夢中になったアイドルの話。同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。中森明菜、小泉今日子、早見優、堀ちえみら“花の’82年組”と呼ばれる“同期”のアイドルたちのなかでも、女子に圧倒的な人気を誇ったのが、シブがき隊。「ジャニーズ事務所の“兄貴分”にあたるたのきんトリオは、『金八先生』をきっかけに、それぞれに活躍している田原俊彦さんや近藤真彦さんが集まった、ユニット的な要素が強い。テレビ番組で一緒になることはあるものの、基本的にはソロ活動が中心でした。“弟分”である少年隊は、ダンスも歌もハイレベルで、歌詞の内容にも大人っぽさがあったので、当時、子どもではちょっとマネしづらい部分がありました」そう語るのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(53)。シブがき隊は、そんな“兄弟”たちの中間にあたる立ち位置が魅力だったと牛窪さんは分析する。「『NAI・NAI 16』や『100%…SOかもね!』『スシ食いねェ!』など、とにかく子どもがマネしやすい楽曲も特長です。そして、デビュー当時からずっと“隊”としての活動が中心で、戦隊ヒーローのように、バランスよく個性がまとまっていました。ヤックンは正式にはリーダーではありませんが、センターになることが多く、しっかりもので、グループのまとめ役。とくに年上のお姉さん方が応援したがるタイプでしたよね。モックンは、とにかくイケメン。私自身、最初に見たとき“こんなカッコイイ人がいるんだ”と、びっくりしました。それでいて、ボケたりするようなカワイイ側面もあって、全世代の女性をとりこにしたのです。フックンは、たのきんでいえばヨッちゃんの立ち位置。ヤックン、モックンのファンとは少し異なる目線を持ち、“私はほかのコとは違うのよ”“フックンのよさは、わかる人にしかわからない”と、ツウな女性を取り込みました」それぞれのファンが対立しなかったことも、注目すべきポイント。「たとえば“新御三家”の場合、『秀樹は○○だから』『ひろみなんて××よ』と、私(秀樹ファン)も含め、ファン同士が競うこともありましたが、シブがき隊はそれぞれの役割が違う、また、メンバーにも“オレが、オレが!”とほかを押しのける雰囲気がまったくなかった。いかにも仲がよさそうなグループだったんです」そうしたほんわかした雰囲気のなかで生まれた、ファン同士の“ゆるつながり”が、グループとしての人気を支えたのだ。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月20日レンジャーたちにもそれぞれの趣味や特技があってそれぞれのライフワークを楽しんでいるレンジャーたち。一方、マジョリティー隊にも動きがあったようで...マジョリティー隊長が隊長職を退く?『PP団』とはいったい...!?Upload By 荒木まち子マジョリティー隊をPP団に委ねた隊長、意外な本業に専念Upload By 荒木まち子執筆後記隊長の名前は『鏡 大慈』。鏡を“きょう”と読み替えると...そう、隊長は“きょうだいじ”だったのです。きょうだい児のケアやフォローもとても大切ですよね。さてマジョリティー隊の上層団体PP団とは一体...?次回はPP団のお話です。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年02月20日東京・明治座のミュージカルコンサート『NEW YEAR’S Dream』が、エンターテイナーの玉野和紀による構成・脚本・演出・振付・出演で2021年早々に幕を開ける。キャストの一人である平野綾、そして本作のすべてを司る玉野本人に、新春のステージをどのように彩るか尋ねた。歌・ダンス・芝居とあらゆる要素を次から次へと繰り出し、キャストの個性を存分に活かすエンターテイメントショー『CLUB SEVEN』シリーズで知られる玉野。明治座で2019年8月に上演されたミュージカルコンサート『Summer Night’s Dream』を手がけるなど、同劇場との縁を順調に育んでいる。「明治座エンタメショーの新たな“名物”にできたら」と玉野が掲げるのは、昭和歌謡や平成のJ-POPがふんだん散りばめられたスケッチ・コメディー(コント仕立ての芝居)と、オリジナルのショートミュージカルだ。取材日時点での楽曲リストを目にした平野は「最近若い子に昭和歌謡が浸透しているから、どんな年齢層の方でも一緒に盛り上がれそうですね!」と目を輝かせる。「歌詞のストーリー性が豊かで名曲揃い」と日本の歌謡曲に対する想いを語った玉野は「パートでつないで芝居をつければ一本の作品にできる」とヒットソングを前面に打ち出す構想への手応えを口にした。リストにはシブがき隊やキャンディーズといった昭和期のアイドルから山崎まさよしや西野カナら平成に活動したアーティストまで、多彩な顔ぶれが20組ほど並ぶ。今回、玉野のもとに集まったキャストは平野のほか、大野拓朗、新納慎也、吉野圭吾、渡辺大輔、咲妃みゆ、北翔海莉の7人。このうち、山口百恵の楽曲に挑戦する平野は「聴くだけで場面の情景が思い浮かぶミュージカルナンバーと日本の歌謡曲は似ており、歌い手としてすぐ楽曲の世界へ入り込めるんですよね」と相性のよさを強調した。百恵の別ソングを咲妃も披露する予定。昭和歌謡で魅せる芝居歌に注目したい。なお、日本の歌謡曲をふんだんに盛り込んだコーナーだけでなく、もちろん、著名なミュージカルナンバーが目白押し。セレクトの基準はキャストの出演作以外に、各人からの「これを歌ってみたい」というリクエストも盛り込んだという。タップダンスの第一人者である玉野は「これまで指導した中でいちばん上手」と北翔のステップに期待を寄せ、「みっちゃん(北翔の愛称)には本人が希望してきた『メリー・ポピンズ』の“あれ”で高速タップを踏んでもらおうかな」と不敵な笑みを浮かべた。キャストそれぞれに対して玉野が課した“挑戦”の行方を見届けがてら、正月は明治座から観劇初めをしてみては。コンサートは2021年1月5日(火)~11日(月・祝)まで。ぴあでは座席指定できるチケットを販売中だ。取材・文:岡山朋代
2020年12月28日「キスマイが今好き」――そのように思っている女性ファンは全国に多数いるのではないでしょうか。2年連続の紅白歌合戦出場が決まった、今をときめく人気アイドルグループ「キスマイ」ことKis-My-Ft2。なので「キスマイが今好き」というつぶやきも、けっして珍しくない、いたって普通で平凡なフレーズのように思うでしょう。このフレーズをひらがなに変換して逆から読んでみるまでは……。「きすまいがいますき」そうなんです。驚くことにこのフレーズ「キスマイが今好き」は、逆から読んでも「きすまいがいますき」になる、前から読んでも後ろから読んでも同じになる、魔法の言葉遊び「回文」なのです。今日はそんな、インテリジェンスで、ときにシュールでナンセンスで摩訶不思議な回文ワールドを「芸能界・男性アイドル編」という切り口で紹介させていただきます。※これから紹介するのはパラレルワールド「回文界」での出来事です。実在の方々とは関係のない、完全なるフィクションとしてお楽しみください。■「関ジャニ、野人化」【かんじやにやじんか】メンバーそれぞれがバラエティ番組で活躍し、グループとしてもバンドスタイルでライブを開催するなど、高い音楽性を誇る「関ジャニ∞」。男っぽい楽曲も多く、アイドルとしてはワイルドな魅力も強い方々ですが、こちら回文界ではワイルドさが突き抜けてしまうようですね。■「闇の二宮」■「貴様、バイアスロンロス?相葉雅紀」【やみのにのみや】【きさまばいあすろんろすあいばまさき】今年限りでの活動休止を発表した「嵐」からは、このお二方がフィーチャーされました。回文界ではまさかの闇堕ちをしてしまう(?)二宮和也さん。そしてNHKでスポーツバラエティのMCを担当されたからでしょうか、回文界の相葉雅紀さんはスキークロスカントリーと射撃の複合競技「バイアスロン」の熱狂的なファンになってしまっているようですね。■「木村拓哉の役:タラむき」【きむらたくやのやくたらむき】現実世界では圧倒的な存在感、スター性を発揮している木村拓哉さんですが、回文界ではなんだか様子がおかしいですね。雑用を押し付けられているみたいです。あのキムタクが、ひたすら「タラの皮」をむき続ける役をやらされているなんて……。■「夜、暗きあの岸に錦野旦来るよ」【よるくらきあのきしににしきのあきらくるよ】昭和の時代を飾った男性アイドルにも目を向けてみましょう。あの「スターにしきの」こと、錦野旦さんです。真夜中の暗~い岸辺。空に太陽がない、そんな場所に何をしにいらっしゃるのでしょうか……??■「シブガキ隊にいた気が、武士」【しぶがきたいにいたきがぶし】実際のシブがき隊といえば「ヤックン」「モックン」「フックン」の3人組だったと思うのですが、回文界のシブがき隊のことを思い出そうとすると、なんだかもうひとりいたような気がするんです。……あれ、誰だったかな?まげを結っていた方だったような……。腰に刀を差していた気もする。「ブックン」?武士のブックンっていなかったっけ??■「稲垣、覇気がない」【いながきはきがない】「新しい地図」の稲垣吾郎さん、いろんな分野で大活躍中ですが、回文界だとなんだか覇気がないですねぇ……。■「稲垣、歌う気がない」【いながきうたうきがない】あれ、歌わないの?歌ってくれないの?その声を聞かせてよ……!てか稲垣さん、回文との相性がよすぎですね。どんどん出てきます。「稲垣、武器がない(いながきぶきがない)」「稲垣、席がない(いながきせきがない)」「稲垣、子機がない(いながきこきがない)」「稲垣、駅がない(いながきえきがない)」「稲垣、ツキがない(いながきつきがない)」見つけられなかったり持っていなかったり、回文界の稲垣さん、本当にツキがなさそうです……。どうしても「いながき~きがない」で、何かが「無い」、ちょっとネガティブな方向になってしまいがちですが、「稲垣、柿がない」「稲垣、機器がない」「稲垣、式がない」etc……まだまだたくさんのご活躍がありそうでして、回文界のトップアイドルはどうやら稲垣吾郎さんで決まりです!以上、回文パラレルワールド「芸能界・男性アイドル編」でした。お~わり!わ~お!【PROFILE】文・イラスト:手賀沼ジュン1979年、ネパール生まれの帰国子女(千葉県柏市育ち)。早稲田大学第一文学部卒業。サンミュージックプロダクション所属。お笑い芸人兼シンガーソングライターとして活動中。趣味で作り続けている回文を武器に「歌ネタ王決定戦2014」で優勝を果たす。著書に『回文さがし~たんぱつパンダの冒険~』(光文社)
2020年12月24日新作映画『アンダードッグ』に主演した森山未來さんにお話を聞きました。タイトルにもなっている“アンダードッグ”とは、対戦相手を引き立てるために用意された“かませ犬”のこと。今作で森山さんが演じるのは、かませ犬としてリングに立ち続けるボクサーの晃。生きる場所を求めてボクシングにしがみつく、負け犬たちの物語。「以前に、武(正晴)さんが監督した足立(紳)さん脚本の『百円の恋』というボクシング映画を観て素敵だなと思っていたんです。今回も同じチームだし、あの愚直な感じがやりたいなと思っていましたけど、脚本のありかたも撮りかたもやはり…愚直でしたね(笑)。段取りとか、細かな芝居の内容とかより、現場がいかにドライブしているかを重視していて、その熱を撮ろうとしている感じっていうのかな」晃は、一度は日本ランク1位まで上り詰めながらも大事な一戦で敗北を喫し、「過去から抜け出せなくて体だけが彷徨ってしまっている」人物。それを演じるのは、「なかなか我慢が必要で苦しかった」とか。「自分から何かを動かしていくキャラクターじゃないんですよね。周りにいる人たちが動いていっているのに、彼だけがいつまでも動けずにいる。もう一度立ち上がるには、あのときの敗戦と向かい合うしか方法はないんだけれど、それもできずにいる。無口を貫き、堕ちるところまで堕ち、ボクシングでしか感情を発露する場面がない。足立さんも武さんも、そういう晃の姿を、あえてなのかすごく淡々と描いているんですよね。だからこちらも無駄なサービス精神は排したほうがいいだろうと思って、ある種シブくいきました。晃の感情がどう動いていくのか、僕の頭のなかでは考えていましたが、それを演技として見せる必要はないというか。そのドラマ的な部分は、リングに上がっている瞬間にだけ見せられたらいいのかなと」役について話しながら、「こういう負け犬みたいな役をいただくことが多いけど、なんでなんやろ」と、ぼそり。しかし画面の森山さんからは、虚ろな瞳や歩きかた、さりげない仕草や表情に、ここまでの自堕落な日々が滲み出てくるようだった。「晃は感情が動かないというか、凪いじゃってるんですよね。でもボクシングの練習をしているとアドレナリンが出るのか、刹那的な、生きている実感があるんです。これがある程度順調な人生だったらまた違うのかもしれないけれど、彼の場合、ボクシング以外にそういう感覚を得られる場所がない。そういう人だからこそ、殴ったり殴られたりするのが許される場所に対してアクティブになるっていうのは、ある気がします」映画は、前・後編合わせて上映時間4時間半にも及ぶ大作に。「今の時代、スマートに生きることを良しとするような空気感があるじゃないですか。そんななかで、こういう泥くさい物語をどれだけの人が求めているのかなと思うんです。愚直に生きることのつらさとか、美しさがあるのはわかりますけど。でも、このジリジリした感じは、武さんと足立さんのふたりだからできること。上映時間の長さも含めて、挑戦的な作品だと思っています」近年、ダンサーとしても精力的に活動し、自ら振り付けや演出などもおこなっている。そんな森山さんだからこそ、いま俳優という仕事にどんな魅力を感じているのだろう。「映像に関しては、監督という存在に身を委ねるということの、ある種の気楽さはあります。あと自分じゃない人生の片鱗を見させてもらえるっていう好奇心じゃないかな」『アンダードッグ』デリヘル嬢の送迎で日銭を稼ぎながらもボクシングにしがみつく晃(森山)。荒んだ過去を持つ龍太(北村)。芸人として崖っぷちに立たされた宮木(勝地)。3人の男たちがボクシングのリングの上で対峙する。監督/武正晴原作・脚本/足立紳出演/森山未來、北村匠海、勝地涼ほか前・後編11月27日ホワイトシネクイントほかで同日公開(R15+指定)©2020「アンダードッグ」製作委員会配給:東映ビデオもりやま・みらい1984年8月20日生まれ。兵庫県出身。毎週土曜19:45~NHK Eテレで放送の『オドモTV』に出演中。12月28~30日に3夜連続放送予定のドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK総合ほか)の第2話に出演。トップス¥29,000パンツ¥25,000(共にLAD MUSICIAN/LAD MUSICIAN HARAJUKU TEL:03・3470・6760)シューズ¥37,000(NEPCO FOOTWEAR/NEPENTHES TEL:03・3400・7227)※『anan』2020年12月2日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・杉山まゆみヘア&メイク・須賀元子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年11月29日偶然会った初対面のマジョリティー隊員に対し、レッドがとった行動は...レンジャーピンクがマジョリティー隊に衣装をプレゼントするが、マジョリティー隊の隊長は返却を命じる。マジョリティー隊がレンジャーに近づいたのは、相互理解を深めるためだったことも明らかになって...Upload By 荒木まち子衣装の返却をするはずが!?レンジャーの個性に圧倒されてUpload By 荒木まち子おまけUpload By 荒木まち子執筆後記律儀なマジョリティーズは再度送られてきた衣装を着て記念撮影をしました^^別バーションのコスチュームをダイアリーにupしています☆(荒木まち子)発達ナビダイアリー
2020年10月25日イエローが『マジョの館』に向かい、無事にピンクを救出し...ピンクを助けに行ったイエローは、マジョリティー隊からお茶の誘いも断りあっさり帰宅。マジョリティー隊のメンバーたちは悪い人たちではなさそうですが、一体何者なのか...!?お菓子のお礼に、ピンクがマジョリティー隊にプレゼントを!?Upload By 荒木まち子マジョリティー隊の目的が明らかに...Upload By 荒木まち子執筆後記隊長の名前、鏡大慈(かがみだいじ)は違った読み方も出来ますね#^.^#同敷地内にある上層部施設への移動が馬(笑)(荒木まち子)
2020年09月28日少年隊の錦織一清(55)と植草克秀(54)が9月20日、年内いっぱいでジャニーズ事務所を退所すると発表した。東山紀之(53)は事務所に残るといい、来年以降もグループは存続する。85年のデビュー曲「仮面舞踏会」から35年。それぞれの道を進む3人だが、その絆は深いようだ。各メディアによると同日、3人はファンクラブサイトでコメントを発表した。錦織は「この歳になって本当の意味のひとり暮らしをしたい」と、そして植草は「新たなスタートラインに立ち、挑戦して行きたい」とそれぞれ退所の理由を説明した。また事務所はグループを存続させることについて「その功績と少年隊そのものは残したいというメンバーの意向を尊重」と述べたという。本誌05年8月2日号では、少年隊の3人にインタビューをしていた。当時、彼らの舞台「PLAYZONE」が20周年となり、さらに800回公演を達成。大きな節目を迎えていた。植草は少年隊が結成された当時を振り返り、「まだデビューしてないのに歌番組出て歌ったりしてたけど、ニシキがリーダーシップ取ってくれたからやってこれたんだよね」と感謝。また彼が「喧嘩も言い合いもしたけど、今はお互い大人になって理解できる」というと、東山も「いい感じで役割分担できてて。でもライバル心は今でもあるし、2人にとって恥ずかしくない自分でいたい」と“絆の強さ”を語ってくれていた。またインタビューでは、ファンとの絆も明かしていた。錦織「『何年続けるんですか?』って聞かれるけど、俺たちが『やりたい!』って言ったって、見てくれる人がいなきゃできないこと」東山「その人たちが僕らのファンであることを誇れるような存在でありたい」「少年隊」という名前がある限り、その絆は永遠だろうーー。
2020年09月24日2020年9月20日、ジャニーズ事務所は所属アーティスト『少年隊』の錦織一清さんと植草克秀さんの退所を発表しました。同年12月31日をもって退所する錦織さんと植草さん。同じく少年隊の東山紀之さんはそのまま事務所に残るということです。2人が退所後もグループは存続し、後輩たちの目標となり続けるといいます。この度、弊社所属タレント錦織一清・植草克秀(少年隊)は、2020年12月31日をもちまして、ジャニーズ事務所所属タレントとしての活動を締め括り、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます。そして、ジャニーが生み育てた少年隊につきましては、その功績と少年隊そのものは残したいというメンバーの意向を尊重し、これからも所属グループとしてその名を残すことといたしました。少年隊は、例えるならば、35年間で殿堂入りに値するほどの実績を地道に積み重ねてきたグループでございます。今後、グループとして活動の予定はないものの、これまでと変わることなく、ジャニーズ事務所におきまして、後輩たちの道標であり続けることができますよう、その環境を整えることといたしました。Johnny’s netーより引用サンケイスポーツによると、3人はファンクラブサイトでコメントを発表し退所に至る経緯を説明したといいます。3人はファンクラブサイトでコメントを発表。グループ最年長の錦織は「所属タレントの中で、おそらく一番の甘えん坊だった私が、気が付けば43年間という日々が過ぎて、随分甘えすぎていた事に少し恥ずかしさを覚えると同時に、事務所には本当に頭が下がる思いです」と感謝。退所の理由については「最後のワガママのつもりで、この歳になって本当の意味のひとり暮らしをしたいという希望を伝えたところ、快く承諾していただけた」と説明した。植草は「ここに至るまでの約40年間ご指導頂き、公私共に支えて下さったジャニーさん、メリーさんをはじめ、全ての関係者スタッフの皆様のおかげで、今の自分があります」としみじみ。退所については「2021年1月よりピュアな気持ちで、新たなスタートラインに立ち、挑戦して行きたいという思いから卒業を決意致しました」とつづった。サンケイスポーツーより引用3人中2人が退所した後もグループを残すのは異例の対応。それだけ少年隊が残したものは大きかったのでしょう。1985年から35年にわたって活動してきた少年隊に、たくさんのコメントが寄せられていました。・退所する人が増えてきてさびしいです。少年隊にはたくさんの思い出が詰まっています。・ジャニーズは改革の時代に入ったのかな。・名前がずっと残るのはいいね。3人が決めた道を信じるしかないと思います。同年12月31日には、人気アイドルグループ『嵐』も活動休止となります。日本のエンターテインメントを盛り上げてきたグループが次々と大舞台から姿を消してしまうのは悲しいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月20日「愛の不時着」の北朝鮮のエリート軍人役で、いま大きな注目を集めている俳優ヒョンビン。先日発表された、兵役中の海兵隊生活に密着したドキュメンタリー写真集「ヒョンビン、海兵隊の日々」の発売が中止になったことが分かった。出版元の朝日新聞出版から本日8月21日(金)、「発売中止のおわび」として「2020年9月7日に当社から発売を予定していた『ヒョンビン、海兵隊の日々』ですが、原書の版元である韓国の出版社から翻訳出版契約を解除したいとの申し出があったため、日本版の発売を中止することにいたしました」と発表があった。本書は、主演ドラマ「シークレット・ガーデン」が大ヒットしていた中、最も厳しいといわれる海兵隊に自ら志願し入隊したヒョンビンの海兵隊生活に密着。2011年3月7日の入隊から2012年12月6日の除隊までの21か月を追ったドキュメンタリー写真集。2014年発行版の新訳での復刊となっていた。(text:cinemacafe.net)
2020年08月21日近未来SFアニメの金字塔『攻殻機動隊』の最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』がNetflixオリジナルアニメとして全世界へ配信中。筋金入りの攻殻機動隊ファンの西川貴教さんが、アニメーション監督である神山健治さんと荒牧伸志さんにその熱い想いをぶつけました。西川:攻殻機動隊を観ていると、未来に期待を抱いてしまう。自分の身体を義体にしたら、何百年という命を得られるかもしれない、と希望的観測を強く抱きました。僕は子どもの頃、死への恐怖心がすごく強くて。というのも、父方の祖母のお葬式で棺に釘を打っている時の記憶がずっと脳裏に焼き付いていて…当時から、死はいずれ必ずやってくる、恐怖の対象でした。そこから何となくの人生設計、たとえば20歳までにデビューするとかを考えるようになったんです。そんな中で攻殻機動隊に出合って、もしかしたらこんな未来が来るのではないか、そうなってほしい、と希望を抱くようになった。どんどん攻殻機動隊に魅了されていきました。…僕が喋り続けて申し訳ないのですが(笑)。神山:いえいえ、そういった観点はとても興味深いですね。荒牧:すごくおもしろいです。西川:ありがとうございます。最初に触れた押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、背景の街の描き込みがとても美しく、世界観にのめり込んでいきました。『イノセンス』は詩的で、アニメという枠だけでは括ることのできない、内面的な部分が深く描かれています。そこから神山監督の『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズに触れて、これだ!と。何度も観返している作品です。そこで描かれた社会と昨今の社会は、紐づいている部分がたくさんある。約20年前に、すでに我々に情報として与えられていたのかと思うと本当にすごいなと。これまでの攻殻機動隊作品は日本ならではのカルチャーが内包されている気がしますが、今回の『攻殻機動隊 SAC_2045』はNetflixで配信されていることもあって、世界に向いている印象を受けました。いい意味でとても分かりやすい作品だと感じます。アメリカの西海岸から話がスタートして、日本と世界の関係性が描かれている。世界から見た日本や、日本という国がこの先存続し続けられるのか、と考えさせられる奥深い作品です。神山:’19年に、西川さんのライブ演出をお手伝いさせていただいた時、今作のお話はしていたんですけど、配信直後に西川さんが「観た」とツイートしてくださって。おそらく日本で一番早く観ていただいたんじゃないかな(笑)。西川:そうですね(笑)。神山:ありがたいです。しかも、作品の世界観を深く考察していただいている。攻殻機動隊の原作が描かれた’80年代、ハイテクといえば日本だと世界ではいわれていました。でも、この30年間で日本を取り巻く状況が変わってきて、意外に日本は衰退している。フィクションなので作品の世界観を地続きにつくっていくことはできます。けれど、僕は「今」起きていることと作品の世界をリンクさせ、こうあったらいいなと思うものを落とし込んで、今まで物語をつくってきたので、今回もそうしようと。現在、世界ではすでに資源や市場など経済の奪い合いが起きています。この先どうなるのかと考えた時、経済とは切り離せない形で戦争が始まっていくのではないかと。それを言葉にしたのが“サスティナブル・ウォー(経済を継続させていくための戦争)”でした。荒牧:なので、グローバルに向けたというより、サスティナブル・ウォーが世界で顕在化している状態を分かりやすく描きたいと考え、アメリカを舞台に物語をスタートさせたんです。そうすることで、世界と日本の対比を描くこともできます。アメリカは戦争しているけど、一方日本では何が起きているのか、と。神山:あとは、(草薙)素子たちが久しぶりにみなさんの前で暴れる姿をどう描こうかと考えた時、彼らは公安9課だけど、それ以前に軍人なので、やっぱり戦場が似合うんじゃないかなと。サスティナブル・ウォーが起こり、貧困格差が進んでいく中、テクノロジーは進化している。そんな社会で起こる犯罪と、素子たちはどんなふうに対峙していくのだろう、という発想で物語をつくり始めた感じですね。西川:お二人は日本の未来がどうなるのかを早い段階で知っていて、こうなるよと教えてくれているのかな?と思いました…。CIAとか、どこかのルートから「こうなるから、みんなに早めに教えてあげて」と言われているんじゃないかという気さえしました(笑)。今作はモーションキャプチャを使った3DCGの映像もすごい。全体的な人の動きは緻密につくられているのに、表情や口元の動きに関しては甘めに感じました。そこは英語などの多言語展開にも対応できるようにしたのかなと。神山:さすがですね。多言語を意識しているわけではないけど、アフレコにも対応できるようにわざとルーズにしています。また、3DCGにしたことで動きがすごくリアルになっている。でも、これはアニメであるということを残したかった。アニメの良さである「曖昧さ」を意識したつもりです。西川:荒牧さんが監督に加わっていることもあって、『APPLESEED』との符合みたいなものも感じます。神山:『APPLESEED』的な要素を感じてくれた人は多いんじゃないかな。特に1、2話は。西川:振り返ると、荒牧さんがメカニックデザインをしていた『機甲創世記モスピーダ』が大好きで、ずっと絵を描いていました。荒牧:ありがとうございます(笑)。西川:これまで違うアプローチで作品をつくられてきたお二人が、こうやって一緒に作品をつくられている。すごいことだと思います。神山さんの脚本づくりにおけるアプローチと、荒牧さんの培ってきた技術が見事に融合されて、素晴らしい作品になっている。今、日本が世界に認められることといえば、アニメくらいしかないと思っていて。そんな中で、日本を代表するアニメーション監督のお二人が世界に配信する作品をつくってくださったことが、僕はとても嬉しい。何より今作は、このコロナ禍の中で蓋を開けたじゃないですか。そこに深い意味を感じてしまいます。作品の後半には、SNSの誹謗中傷問題を彷彿とさせる話もあって、エンタメとして楽しめるだけではなく、現代のさまざまな問題提起をお二人はしてくれていると思うんです。問題を考えたり、議論し合ったりできる機会をこの作品は与えてくれた。それは、すごく幸せなことだと感じます。とはいえ、お二人とも感染症が世界にここまで影響を与えることは想像されていなかったと思うのですが、今後作品づくりに影響はありそうですか?神山:コロナ禍を全くなかったことにして作品をつくるのは、フィクションとはいえ明らかに難しくなりましたね。今作で描いた“全世界同時デフォルト”を画にする時、どんなビジュアルにしようかと悩んでいたけど…街から人がいなくなることが実際にあるんだ、予想は間違っていなかったんだと思いましたね。荒牧:今回の感染症で、経済が止まった世界が可視化されたんですよね。過去に見たことがない事象が起きたという意味で、本当に衝撃でした。だからこそ、無事に配信できるのか心配もありましたよ。西川:経済が止まることを予想していたのかな、とすら思いました。でも、またこうやって素子を見られて、『S.A.C.』シリーズのオリジナルキャストメンバーが帰ってきたことが本当に嬉しいです。パズとボーマの今後の活躍にも期待しています(笑)。神山:一言しか喋っていないですからね(笑)。西川:何回観ても楽しめるし、物語もスタートしたばかりだと思うので、これからさらにのめり込んでいくことになるのかなと。今後も観続けていきたいと思います。荒牧&神山:制作頑張ります!にしかわ・たかのり1970年生まれ、滋賀県出身。’96年T.M.Revolutionとしてメジャーデビュー。2017年西川貴教名義で活動スタート。アニメ、ドラマ、舞台、バラエティなど幅広い分野で活躍。あらまき・しんじ1960年生まれ、福岡県出身。2004年映画『APPLESEED』でモーションキャプチャ技術を導入した世界初の3Dアニメを制作。日本における3DCGアニメの第一人者。かみやま・けんじ1966年生まれ、埼玉県出身。2002年映画『ミニパト』でアニメ監督デビュー。『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』はTVアニメ初監督作で国内外問わず人気に。『攻殻機動隊 SAC_2045』経済災害が発生し、AIが劇的に進化した世界では“サスティナブル・ウォー”が勃発。元公安9課(内務省直属の対テロ攻性組織)メンバーはある事件へ巻き込まれていく。Netflixで全世界独占配信中。©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会※『anan』2020年7月15日号より。取材、文・阿部裕華(by anan編集部)
2020年07月12日