小栗旬や藤原竜也をはじめ、現在第一線で活躍する俳優・女優たちを厳しくも愛を持って育ててきた故・蜷川幸雄。多種多様なキャスティングと独創的で強烈な演出で“世界のニナガワ”としてその名を轟かせた蜷川さんの傑作舞台「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品が、映像配信サービス「dTV」にて独占配信中だ。去る5月12日、惜しまれつつも80歳でこの世を去った世界的な演出家、蜷川さん。“演劇界の革命児”とも呼ばれ、国際的にも高く評価された舞台演出家として文化勲章も受賞するなど、数々の功績を残してきた。現在、dTVの「シアターチャンネル」では、そんな巨匠による傑作舞台「ロミオとジュリエット」をはじめとした名作を配信中。さらに、映像配信サービスでは初めてとなる「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品を独占配信がスタートしている。現在は夫婦となった市村正親と篠原涼子が初共演した名作悲劇「ハムレット」をはじめ、小栗さんが主演を演じ、男性俳優のみが集結した“オールメール・シリーズ”の名作「お気に召すまま」や「間違いの喜劇」、阿部寛、藤原さんらが出演し、シェイクスピア作品の中でも特に人気が高いローマ悲劇「ジュリアス・シーザー」、唐沢寿明、田中裕子、長谷川博己などによる「冬物語」など、数々の名作を名優たちの演技と共にもう一度楽しむことができる。<配信タイトル>(全22作品)「十二夜」「リチャード三世」「ハムレット」「ペリクリーズ」「タイタス・アンドロニカス」「間違いの喜劇」「マクベス」「お気に召すまま」「コリオレイナス」「恋の骨折り損」「オセロー」「リア王」「から騒ぎ」「冬物語」「ヘンリー六世」「じゃじゃ馬馴らし」「アントニーとクレオパトラ」「シンベリン」「トロイラスとクレシダ」「ヘンリー四世」「ヴェニスの商人」「ジュリアス・シーザー」蜷川幸雄「彩の国シェイクスピア」シリーズはdTVにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日『ローマの休日』をはじめ『スパルタカス』『ジョニーは戦場へ行った』『パピヨン』など、名作を次々世に送り出した脚本家ダルトン・トランボの生涯を描く、ブライアン・クランストン主演『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』。このほど、本作でヘレン・ミレンが演じる、ポップな帽子が強烈な印象を残すゴシップコラムニスト、ヘッダ・ホッパーの劇中画像がシネマカフェに一挙到着した。第二次世界大戦後、“赤狩り”が猛威をふるうハリウッド。議会での証言を拒んだという理由で、売れっ子脚本家トランボは投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、ハリウッドでのキャリアを絶たれ、彼にはもはや仕事がなかった。だが、ひそかに書き上げ、友人に託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出す――。TVシリーズ「ブレイキング・バッド」で絶賛を博したブライアン・クランストンが、理不尽な弾圧にも負けずに信念を貫き通したひとりの男の生き様を力強く演じきり、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた本作。今回到着したのは、トランボにも何かとつきまとう実在のコラムニスト、ヘッダ・ホッパーの50年代のクラシカルファッションに注目した劇中画像。1930年代~50年代にかけて、ハリウッドスターが最も恐れていた人物といわれ、全米一の新聞にコラムを書き、アメリカ人のほとんどが彼女の記事を読んでいたというほど、その影響力は大きかったという彼女。同じく50年代のハリウッドを描いたコーエン兄弟監督作『ヘイル、シーザー!』にも彼女をモデルにした人物が登場するが(ティルダ・スウィントンが一人二役)、当時のハリウッドのあらゆるゴシップを嗅ぎまわり、容赦ない記事を書くことで有名だったとか!本作ではそんなヘッダを、オスカー女優ヘレン・ミレンがエネルギッシュに演じ、ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)助演女優賞にノミネート。ヘッダのトレードマークといえる花や羽飾りをつけたド派手な帽子も見事に着こなし、唯一無二の貫禄を見せている。実際のヘッダは、年間150もの帽子を新調するほど、帽子には強いこだわりを持っていたそうで、本作にも数多くの帽子が用意され、彼女のシーンに登場するのは全て別の物、同じ帽子が2度出てくることはないほど。ヘレンは、そんな彼女の衣装について「素晴らしいコスチュームばかり!彼女はどこにいても、“あそこにヘッダがいる”とすぐに分からせるために、派手な帽子を被っていたの。ラッキーなことに、私は帽子が似合う顔立ちだったから良かったわ!」と、とても気に入っていた様子だ。本作では、ハリウッドの反共産主義勢力を結集させ、後にトランボの最大の敵となるヘッダ。彼女の意志の強さを現したような堂々としたオリジナルのファッションは、ひとりの女性の姿として、とても魅力的。また、当時のハリウッドの裏側を描いた本作で唯一、“表舞台”の華やかさを象徴しているのが彼女の衣装となっている。トランボの真摯な生き方に負けず劣らずの、ヘッダの個性を貫くかっこいい衣装にも、ぜひ注目してみて。『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は7月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月06日ジョシュ・ブローリンとマイルズ・テラーが、タイトル未定の消防士についての映画に主演することになった。ジェフ・ブリッジス、テイラー・キッチュも出演する。監督は『トロン:レガシー』『オブリビオン』のジョセフ・コシンスキー。アリゾナの街を火事から救おうと尽力し、19人の消防士が命を失うことになるというストーリーらしい。その他の情報ブローリンの最新作は、現在日本公開中の『ボーダーライン』と『ヘイル、シーザー!』。テラーの次回作は、この夏北米公開予定のトッド・フィリップス監督によるコメディ『War Dogs』。共演はジョナ・ヒル、ブラッドリー・クーパー。ブリッジスの最新作は、カンヌ映画祭でお披露目された『Hell or High Water』。キッチュは、グザビエ・ドラン監督の『The Death and Life of John F. Donovan』に出演が決まっている。共演はジェシカ・チャステイン、ナタリー・ポートマン。文:猿渡由紀
2016年05月23日アカデミー賞受賞監督、コーエン兄弟の華麗なる集大成ともいうべき最新作『ヘイル、シーザー!』。この度、本作の公開を記念し、公開アフレコイベントが開催され、俳優・高畑裕太と「ロバート」秋山竜次が登場。その際収録された、スペシャルアフレコ版日本語吹き替え予告映像が到着した。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む――!5月12日(木)、映画の公開を記念し、公開アフレコイベントを実施。どヘタなアクション俳優・ホビー・ドイル(アルデン・エーレンライク)役を、名女優・高畑淳子を母に持ち、いまやバラエティにもひっぱりだこの高畑さんが。そして映画監督ローレンス・ローレンツ(レイフ・ファインズ)役を、お笑いトリオ「ロバート」の秋山さんが演じ、大盛り上がりのイベントとなった。2人がイベントで挑戦したのは、映画で特に観客の笑いを誘う、ホビーと映画監督ローレンスとの一連の演技指導のシーン。田舎者丸出しで訛りが抜けないホビーに頭を抱えながらも、 根気強く正しい発音を叩き込むローレンス監督のシーンは、 微笑ましくも思わず笑ってしまうユーモアたっぷりの名シーンだ。今回到着した映像は、その際に収録されたアフレコを基に制作された吹き替え版予告映像。映像では、「なぜだかね」というセリフを「なんでだかに」となってしまう高畑さんに対し、「なんでそうなってしまうんだぁ~?」とイライラが募る秋山さん、そして改善されないばかりか「やっべ!マジむずいなこれ」と一言。そんな2人の掛け合いに思わずクスッとしてしまう。会場でも、映画監督役に入り込みエキセントリックな演技を見せる秋山さんと、訛りの演技を何故か「ガッツ石松さんを手本にした」という天然さあふれる高畑さんの掛け合いが笑いを誘っていたよう。本編でのユーモラスなシーンを期待させる爆笑必至の予告映像となっている。『ヘイル、シーザー!』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年05月19日製作費用54億円、製作期間6年を費やし、1959年に大ヒットを記録したチャールトン・ヘストン主演、ウィリアム・ワイラー監督の不朽の名作『ベン・ハー』が、現代の最新映像技術でリメイクされ、2017年に公開されることが決定。併せて、圧巻の第1弾予告映像が解禁となった。本作は、古代ローマ帝国の圧政とキリストの死を背景に、ユダヤの豪族の息子ベン・ハーの数奇な運命を描いた歴史スペクタクル映画。1959年公開の『ベン・ハー』は大ヒットとなり、「アカデミー賞」では作品賞、監督賞をはじめとする最多11冠を達成。その後、『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』に並ばれるも、いまだ抜かれていない映画史に輝く名作だ。今回、新たに蘇る本作では、ジェームズ・マカヴォイ&アンジェリーナ・ジョリー共演『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフが監督を務め、主人公ベン・ハーには、『アフリカの女王』『荒馬と女』の名監督ジョン・ヒューストンを祖父に、『アダムス・ファミリー』のアンジェリカ・ヒューストンを叔母に持つサラブレッドで、「ボードウォーク・エンパイア欲望の街」『キル・ユア・ダーリン』、さらに『ヘイル、シーザー!』にもちらりと登場するジャック・ヒューストンが抜擢。また、宿敵のメッサラ役を、7月公開『ウォークラフト』や来年にはトム・ヒドルストン&ブリー・ラーソン共演『Kong: Skull Island』(原題)が控えるトビー・ケベルが演じるほか、モーガン・フリーマン、ロドリゴ・サントロなどが共演。脚本を「アカデミー賞」脚色賞を受賞した『それでも夜は明ける』のジョン・リドリーと、キース・クラークが務め、2人の男の物語と共に、人間の“寛容さや赦し”を現代に投げかける。解禁となった第1弾予告編は、奴隷船が大海原を進む中、突然の襲撃により転覆、足を鎖に繋がれたまま船から放り出されるベン・ハーの臨場感あふれるシーンから幕を開ける。一命を取り留め、とある島にたどり着いたベン・ハー。エルサレム地区の名家に生まれたものの、義兄弟であったメッサラの裏切りにより、奴隷の身となった。復讐を誓うベン・ハーは、競技場でメッサラと宿命の対決に挑むのだが…。競技場での大激走など、往年の『ベン・ハー』を彷彿とさせるシーンの数々を、ド迫力の最新映像で魅せる本作。新鋭の注目俳優で魅せる兄と弟、そして奴隷と帝国のバトルは?ベン・ハーは復讐を果たすことができるのか?壮大な世界観に期待が膨らむ映像に仕上がっている。『ベン・ハー』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベン・ハー (1959) 1960年4月公開(C) 1959 Loew’s Incorporated. All Rights Reserved.
2016年05月19日『マネーモンスター』の公開を控えるジョージ・クルーニーや、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品で若きハン・ソロに抜擢された最注目俳優アルデン・エーレンライクら、超豪華オールスターキャストが共演を果たす『ヘイル、シーザー!』。このほど、アカデミー賞受賞監督のジョエル&イーサン・コーエン兄弟が手がけた本作の見どころについて、主役級のキャストたちが次々と語るゴージャスな特別映像が解禁となった。1950年代の巨大ハリウッドスタジオを舞台に、クルーニー演じる大スター俳優の誘拐事件に迫る本作。まず、映像で「これぞまさにコーエン兄弟の作品だ」と語るのが、その誘拐されるマヌケな大スター、ウィットロックを演じたクルーニーだ。コーエン兄弟とは実に4度目のタッグとなり、毎度おなじみのおバカキャラを本作でも熱演するクルーニーは、本作の仕上がりにも自信たっぷりに太鼓判を押す。続いて登場するのは、劇中ミュージカルで見事なタップダンスと美声を披露したチャニング・テイタム。コーエン兄弟の大ファンであり、本作の役を二つ返事で引き受けたという彼は、「まるで1950年代の映画スタジオに入り込んだような夢の世界だ」と、そのゴージャスな世界観を伝えていく。また、本作の捜査劇の中心となるのが、ジョシュ・ブローリン演じるスタジオの“便利屋”エディ。「変人だらけの昔の映画業界を描いている」と彼が語るように、本作にはクルーニー演じる世界の大スターや、テイタム演じる人気ミュージカルスターをはじめ、個性豊かなキャラクターが続々。カウボーイアクションならお手の物だが、演技やセリフのアクセントがビミョーな若手俳優役のエーレンライクに、水も滴るセクシーな若手女優役のスカーレット・ヨハンソン、神経質な映画監督役のレイフ・ファインズ、双子のゴシップ誌記者を一人二役で演じたティルダ・スウィントンなどの面々が登場し、次々と映し出される本編シーンと共に映画愛に満ちた物語と、それぞれコーエン兄弟への感嘆の念を伝えている。そんな本作は実は、コーエン兄弟とクルーニーの初仕事となった『オー・ブラザー!』(’00)制作時には構想が存在していたという。「ジョージと一緒に仕事を始めたころ、僕らにはアイディアがあってそれを彼に話したんだ」と語るのはイーサン・コーエン。「そのころは、まぬけな二枚目俳優が『ヘイル、シーザー!』という大作を撮っているという程度の話でしかなかったんだけど、彼がすごく気に入ってね。それで彼が、この作品が僕らが一緒に作る次回作になるって触れ回りはじめたんだ(笑)。そのころの僕らは本当に映画にするつもりはなかったんだけどね。でも数年後、腰を据えて書いてみようってことになったんだ」と、長年温め続けた本作がついに現実のものになったことを嬉々として明かしている。本映像の最後には、コーエン兄弟について「独特の世界観があるからいいの」とスウィントンが語れば、「脚本やキャラクターに知性があふれている」とファインズも賛辞を贈る本作。彼らの愛と自信が詰まった最高にゴージャスなコラボレーションを、楽しみにしていて。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日『ローマの休日』『雨に唄えば』『ベン・ハー』…現代でも名作と謳われる数々の作品が生まれた、“1950年代のハリウッド”。オードリー・ヘプバーン、マリリン・モンロー、グレース・ケリー、ジーン・ケリー、ジェームズ・ディーン、マーロン・ブランドなど、語り継がれる俳優たちが次々活躍したこの時代は、映画界にとって革命の時代だった。家庭には急速にテレビが普及しはじめ、手軽に娯楽を手に入れることができるようになったことに対抗し、映画界はスクリーンの大型化やカラー映画の製作など数々の変化を遂げた。ミュージカル映画を中心に大掛かりなセットを駆使し、大量のスターを起用、大衆を飽きさせないつくりの娯楽大作が続々と続いたのだ。一見すると華やかに見えるハリウッド黄金期だが、その裏側では時代の影響を受けた“影”の部分も存在していた。そんな激動の時代の映画業界を舞台に、ハリウッドの“光と影”を描いた2作品が今年公開される。●『ローマの休日』脚本家は偽名だった!?『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』第二次世界大戦後、赤狩りが猛威をふるうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子脚本家トランボは、議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、ハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。しかし友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出すのだった――。1940~50年代にハリウッドを震撼させた赤狩りによって、長らく偽名での創作活動を強いられた脚本家ダルトン・トランボの激動の人生を描いた『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』。ハリウッドの反共主義の代表格とも言える映画コラムニスト、ハリウッドスター、映画脚本家、映画会社のスタッフなどが数々実名で登場し、ハリウッドの黄金期に思いを馳せることができる。出演するのは、本作でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたブライアン・クランストンに、『クィーン』のヘレン・ミレン、名優ローレンス・オリヴィエに称賛されたダイアン・レイン、次世代を代表するエル・ファニングと、現代の注目俳優たちが集結している点も見逃せない。●超豪華俳優×コーエン兄弟が魅せる業界の裏側 『ヘイル、シーザー!』スターのゴシップによって作品の売り上げが大きく左右されてしまう時代、莫大な費用をかけた歴史スペクタクル超大作の撮影中の大スターが何者かに誘拐されてしまう。事態の収拾を任された“何でも屋”が、個性あふれる俳優たちを巻き込み、事件解決に向けて動いていくが…。『ノーカントリー』『ファーゴ』のジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら豪華スターを迎え、50年代ハリウッドの映画撮影の裏側を、華やか、かつコミカルに描いている。登場人物は、実在した人物がモデル。スターたちも、それぞれ何かしらのトラブルや秘密を抱えているのがポイントだ。両作品とも、忠実に当時のハリウッドの姿を再現しており、ドラマとコメディ、そして業界の“光と闇”の両面から黄金時代の裏側を覗くことができる。また『ヘイル、シーザー!』では、劇中に10 人の脚本家たちが共産主義を語るシーンがあり、その中にはトランボの姿も!?同じ時代、同じ舞台設定とあって、同じ人物が違う形で登場するという点も見どころとなっている。『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は7月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月08日映画業界が最初に言い始めた、ゴールデンウィーク。すでに超大作の続編や大人気アニメなど、話題作が次々と封切られているが、今年は最大10連休になる人もいるという、まさに“大型連休”の年。でも、新しい生活とストレスに(?)ようやく馴染んだころにやってくる、この長い休みの後には、いわゆる“五月病”が気になってしまうが…。そこで今回は、鬱屈した気持ちを解き放つ、とびきりのエンターテイメントでありながら、“夢”や “自分の原点”についても考えさせてくれる映画に迫ってみた。■夢を叶えた“その先”に待つもの…『ズートピア』vs『ボーダーライン』あらゆる動物が快適に暮らす、超ハイテク社会を舞台にした『ズートピア』(公開中)。「誰でも夢を叶えられる」と信じる主人公のジュディは、ズートピア初のウサギの警察官だ。サイやゾウ、カバのような大きくてタフな動物だけが警察官になれるといわれていた中、ジュディは努力の末、トップの成績で警察学校を卒業し、念願の警察官になった。しかし、いざ勤務が始まっても、見た目で判断される彼女はいつでも半人前扱い。アフリカ水牛の署長に自身の優秀さをアピールするも、「だからなんだ!?」と言われてしまう。そんなある日、ズートピアを揺るがす連続失踪事件を担当することになったジュディ。“夢を信じない”キツネのニックを相棒に、タイムリミットの48時間以内に事件を解決しなければならず…。多様性と自分らしさ、固定観念に縛られることの危うさなど、実はとても深いテーマを描いていると早くも話題の『ズートピア』。肉食動物も草食動物も分け隔てなく暮らすその世界は、人間にとっても理想郷のように見えるが、では、ジュディをはじめ動物たちは“自分らしさ”“あなたらしさ”とどう向き合っているのか。夢を叶えたはずのジュディに待つ、新たな試練に注目してみてほしい。また、もう1本は全く違った世界観のエミリー・ブラント主演のサスペンスアクション『ボーダーライン』(公開中)。FBIのエージェント、ケイト(エミリー)はある日、特別捜査官グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に現場経験の豊富さを買われ、国防総省の特別部隊にスカウトされる。彼らが行う極秘の任務は、アメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織を壊滅させるミッション。だが、麻薬戦争のただ中、文字どおりの法なき秩序なき無法地帯は、ケイトがこれまでの経験から得てきたセオリーがまるで通用しない場所だった。グレイヴァーも、捜査に協力するコロンビア人アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)も、常軌を逸したかのような手荒なやり方で組織に迫る上、警察も買収されており、ケイトは誰も信用できない状況に陥っていく。現場最前線の“現実”に、圧倒されてしまうケイト。凄惨で残忍なシーンや息詰まる緊迫の銃撃戦などもあれど、一刻一秒、自分自身が試される状況で彼女はどんな選択をするのか。最後まで心を折られずに自身の正義を貫けるのか。戦うヒロインの姿は必見だ。■“なりたかったもの”になれた?…『アイアムアヒーロー』vs『海よりもまだ深く』夢といえば、この2作に登場する中年にさしかかった主人公たちも、かつて一度は、夢を叶えたことがある。『アイアムアヒーロー』(公開中)では、35歳の冴えない漫画家アシスタント・鈴木英雄(大泉洋)は、15年前に新人賞を受賞した。だが、当時の受賞仲間が人気漫画家として大成している一方で、彼は苦心の新作を編集部に持ち込むも、「英雄と書いて、ひでお」という名前さえ覚えてもらえない。また、職場でも何だか腫れ物扱い、同棲している彼女にも愛想を尽かされてしまう。そんななか発生した、原因不明の感染で凶暴化した生命体“ZQN(ゾキュン)”による大パニック。英雄は逃げる途中で、赤ん坊のZQNに噛まれ“半ZQN・半人間”状態になった比呂美(有村架純)と出会い、ともにアウトレットモールにたどり着く。そこでは元看護師の藪(長澤まさみ)たちが、ZQNと戦いながらコミュニティを築いていた。英雄たちも当初は歓迎されるのだが…。本格“ゾンビ”・パニックムービーとして、世界的にも評価され、好調を博しているこの作品。趣味の猟銃を常に抱えて逃げながら、一度も発砲することのなかった英雄が、あるとき決意の引き金を引く。たとえ、それが本意ではなかったとしても、彼はようやくなりたかったものになれたのかもしれない。また、『海よりもまだ深く』(公開:5月21日)では、主人公・良多(阿部寛)も15年前にデビュー作が文学賞を受賞したきり、あとは鳴かず飛ばずの自称・作家だ。生活のため探偵事務所で働いているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」と言い訳している。別れた妻・響子(真木よう子)にも、団地でひとり暮らす母(樹木希林)にも、いつも言い訳ばかり。そしてある台風の日、団地の母の家に集まった“元家族”は、本音で語り合うことに…。とはいえ、たった1日で「こんなはずじゃなかった」人生はそうそう変わらない。良多の人生もいきなり台風一過の快晴、というわけはいかないのだ。では、「パパはなりたいものになれた?」そう真っすぐに尋ねてくる息子(吉澤太陽)に対して、阿部さん演じる良多はどんな答えを見つけたのだろうか。ぜひ見守ってみて。■自分の原点を実感する瞬間…『殿、利息でござる!』vs『ヘイル、シーザー!』年貢の取り立てや労役で困窮する地元の宿場町を復興するため、立ち上がった庶民たちの実話を映画化した『殿、利息でござる!』(公開:5月14日)。阿部サダヲを主演に、瑛太、妻夫木聡、さらには竹内結子、千葉雄大、寺脇康文、きたろう、西村雅彦ら豪華キャストが勢ぞろいし、藩に大金を貸して、その利息で宿場町を救おうとする彼らと、そうはさせない“お上”との銭バトルが描かれる。殿を演じるのは、映画初出演のフィギュアスケーター・羽生結弦だ。絶対絶命の町のピンチを救うのは、おのおのが私欲を忘れ、私財を投げ打つチームワーク。そして、知恵と勇気と、ほんの少しの我慢!?目標・千両(=3億円相当)を工面できるかどうかは、それぞれの意志と郷土愛にかかっている。愛といえば、仕事への愛と情熱とプライドがたっぷりと詰まっているのが、コーエン兄弟の最新作にして集大成、超豪華キャスト共演の『ヘイル、シーザー!』(公開:5月13日)。主人公は、映画スタジオで巻き起こる、あらゆる“ちょっとした”問題に対処する“何でも屋”マニックス(ジョシュ・ブローリン)。ハリウッド黄金期と呼ばれた1950年代を舞台に、大スター(ジョージ・クルーニー)の誘拐事件を解決していくサスペンスでもある物語は、映画愛のみならず、夢の世界で働く者たちへの愛も込められている。秘密裏に誘拐事件の調査に乗り出すマニックスは、それぞれ主演作を撮影中のスターたち(スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム、アルデン・エーレンライク)との関わりから解決の糸口をつかんでいく。実はどの映画も、マニックスがいなければ回らない。自分の仕事について不安と疑問を抱えていた彼に、今回の騒動はひと筋の光明を与えてくれるのだ。(text:cinemacafe.net)
2016年05月03日ジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリン、チャニング・テイタムら豪華俳優たちが、アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟のもと、最高にゴージャスにある事件を解決していく『ヘイル、シーザー!』。このほど、ハリウッド黄金期の撮影スタジオを舞台にした本作で、セクシーな若きスター女優を演じたスカーレット・ヨハンソンの“水も滴る”特別映像が解禁となった。公開中の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、頭の切れる最強美女ブラック・ウィドウとしてもお馴染みのスカーレット。一転、世界的大スターのウィットロックが撮影中に誘拐されてしまう本作では、スタジオの稼ぎ頭であり、才能あふれる若手女優ディアナ・モランを演じている。今回到着した映像では、豪華なプールでセクシーな衣装に身を包み、華麗な泳ぎで魅せる彼女の姿を映し出していく。「ディアナは仕事も遊びも一生懸命やっている」とスカーレットが語るように、実はこのディアナ、プライベートでも“一生懸命”で波乱万丈、問題の絶えない女優なのだ。そんなときにいつも助けに入るのが、ブローリン演じる“スタジオの何でも屋”エディ。スカーレットは「ディアナとエディは長い付き合いだから、エディの前では世間のイメージ通りに振る舞う必要がなく、彼は事情をよく知っているから、ディアナもオープンで正直になれる。心地いい関係で、彼女は安心感を持っているの」と2人の関係性を語っている。本映像でディアナがエディに見せるふてぶてしい態度も、実は信頼の裏返し。そんな彼女に対し、エディが「清純派で人気なんだぞ」と釘をさすシーンもあり…。セクシーで華麗なパフォーマンスをする女優としての一面と、私生活に悩む一人の女性としての一面、その両面の魅力がうかがえる映像となっている。このディアナのモデルになっているのは、1940年代に水泳選手から女優に華麗に転身したエスター・ウィリアムズだ。数々のミュージカル作品で華麗な水中ショーを披露し、一時代を築いた女優。このキャラクターを思いついたジョエル・コーエンは、キャスティングの際、即座にスカーレットが浮かんだと明かしている。「スイミングに関することをやろうというアイディアを思いついたときに、スカーレットに是非やってほしいと思ったんだ。彼女にやってもらったら、とても面白くなると思ったからね」。そんなスカーレット演じるディアナの見せ場は、やはり水中パフォーマンス!劇中で登場する豪華なプールを使った水中ショーは、30人以上のパフォーマーが優雅に動き、万華鏡のような美しさを見せる圧巻のシーンとなっている。「ヨハンソンは何でも協力してくれた」と撮影をふり返るのは、シンクロナイズドスイミングの指導者であり、水中でのダンスを振り付けたメシュ・クシャマン。スカーレットがマンハッタンのミッドタウンにあるプールで、人魚の尾びれをつけて練習を重ねたというプロ根性あふれるエピソードを明かし、「彼女はすごくダイナミックなの。演じろと言われた瞬間、輝きを放った。見ているだけで胸が高鳴ったわ」と、スカーレットの女優魂に絶賛を贈っている。撮影中、コーエン兄弟が作り上げた本作の華やかな舞台にとても惹かれていったというスカーレット。「ハリウッド黄金期の人物を演じるのは楽しいだろうと思ったの。考えてもみてよ、あの衣装、あの輝き、あのクオリティに、あの舞台裏の状況。心を奪われたわ」。続けて、「コーエン兄弟は現場で遊び心があった。彼らは自分たちが撮りたいものを把握していたけど、同時にこっちからの提案にもオープンだった。安心できるクリエイティブな環境だったの」と充実した撮影現場を満足げにふり返った。水中パフォーマンスという難しいシーンを見事に演じきった彼女が見せるゴージャスでセクシーな水中ショーと、そのマル秘な(?)舞台裏にも、ぜひ注目してみて。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月03日アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟と、ハリウッド主役級のスターたちが勢揃いした『ヘイル、シーザー!』。ハリウッド黄金期の撮影スタジオを舞台とし、当時の華やかな世界観を細部に至るまで見事に作り上げている本作だが、今回は、中でも目を引き映画を彩るゴージャスな衣装に注目。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む――!キャストには、コーエン兄弟作品常連のジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニング・テイタムなど、ハリウッド主役級の豪華俳優陣が集結している。『ファーゴ』『ノーカントリー』で知られる、コーエン兄弟ことジョエル&イーサン・コーエン。そんな彼らの華麗なる集大成ともいうべき本作は、ジョエル・コーエンが 「どうやって当時の世界観を作り上げるか。各部の全メンバーがたくさんリサーチをしたんだ」と語るように、当時の様々な映像や写真を研究するだけでなく存命の美術職人たちに調査を実施するなど、徹底したリサーチを行った。そして、当時の華やかさを現代に伝えるべく、美術スタッフ陣が衣装から小道具、セットに至るまで一切の妥協なく製作されている。劇中、隅々までこだわり抜かれている本作だが、中でも最も目を惹くのが、衣装の華やかさと豊富さ。例えば、古代ローマの衣装から、人魚、西部劇、そして50年代の正装や普段着と様々な衣装が登場。そしてその全ては、エキストラの衣装まで合わせると2,500~3,000の衣装が必要だったとか。そんな今回の衣装のデザインを手掛け、コーエン兄弟の作品に多く携わる衣装デザイナー、メアリー・ゾフレスは「映画の製作が始まる前段階で、すべてのデザインを終えていた」と明かし、大変だったと語りながらも、「大きな挑戦だったけど、すごく楽しかったし、衣装デザイナーが夢見るような仕事だったわ」と、同時に充実していたと話す。当時の衣装を再現することはもちろんのこと、コーエン兄弟が作り上げた個性豊かなキャラクターに合わせ衣装を選んだゾフレス。そこでティルダを例に出し、「ティルダは何を着ても似合うの。少しやり過ぎかとも思ったけど、彼女が一人二役で演じる双子も大げさなキャラクターだし、2人ともスーツ姿で羽根のついた大きな帽子を被っているわ。ひとりは羽根が右に傾いていて、もうひとりは左に傾いているのよ」と、衣装がキャラクター付けにおいて小さくない役割を担っていると説明した。また、単に見た目だけではなく、撮影の状況まで考慮し衣装をデザインする必要もあり、「ゾフレスは、衣装がそれぞれの役者の体に合っているかどうか、着心地がいいかどうかに細心の注意を払ってくれたわ」と、人魚のコスチュームを着て見事な水中パフォーマンスを劇中で披露したスカーレットは語る。尾びれやウロコをきらびやかに仕上げつつも、一定の機動性がある衣装を準備する必要があったというこのコスチューム。「彼女のデザインのおかげで楽に動くことができたし、人魚の衣装は動きがすごく制限されるけど、彼女は着やすく脱ぎやすい形にしてくれていたの」とも絶賛した。ハリウッド黄金期の華やかさをいまに伝え、見る者の目を楽しませる本作。見た目だけでなく、演者たちの着心地にもこだわった衣装はもちろん、画面細部にまで手を掛けられたその世界観をぜひ大画面で楽しんでみて。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月01日ブラッド・ピットが代表を務める「プラン B」と、名作『殺人の追憶』やクリス・エヴァンス主演『スノーピアサー』などで知られる韓国の鬼才ポン・ジュノがタッグを組む「Netflix」オリジナル長編映画『オクジャ(Okja)』。このほど、韓国の首都ソウルにてクランクインしたことが発表された。『それでも夜は明ける』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』など、プロデューサーとして関わった作品がいずれも高い評価を得ているブラッド・ピット率いる「プラン B」。世界最大級のオンラインストリーミングサービス「Netflix」と共同製作とするブラッド自身の主演作『ウォー・マシーン』(原題:War Machine)も控えているが、本作『オクジャ』では、アジアを代表する鬼才にしてヒットメーカーである『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』のポン・ジュノが監督を務める。脚本は、ポン・ジュノと『FRANK -フランク-』のジョン・ロンソン。ミジャという1人の少女が、危険を冒しながらも、巨大な多国籍企業に追われる親友 “オクジャ”という“動物”を守る姿を描き出すグローバルアドベンチャー映画。「この作品でお見せしたいのは、人と動物のふれあいの中にある美しさ、そして怖さです」と、ポン・ジュノはコメントを寄せている。主演には、『ヘイル、シーザー!』『スノーピアサー』のティルダ・スウィントン、『サウスポー』『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホール、さらに『グランドフィナーレ』『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』のポール・ダノと豪華なキャストが集結。少女ミジャを韓国の子役アン・ソヒョンが演じるほか、海外ドラマ「The 100 / ハンドレッド」ジャスパー役で知られるイケメン俳優デヴォン・ボスティック、『白雪姫と鏡の女王』のリリー・コリンズ、『グエムル 漢江の怪物』のピョン・ヒボン、『アンナ・カレーニナ』のシャーリー・ヘンダーソン、『母なる証明』のユン・ジェムン、「屋根部屋のプリンス」のチェ・ウシク、「ウォーキング・デッド」のグレン・リーことスティーヴン・ユァンといった、世界中の著名俳優が多数出演。撮影は韓国、カナダ、アメリカにおいて、英語と韓国語の2ヵ国語で行われる予定。まさにグローバルアベンチャーと呼ぶにふさわしい大作に、引き続き注目していて。『オクジャ』は2017年、Netflixにて世界配信予定(アメリカでは期間限定で劇場公開)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月01日50年代のハリウッド黄金期を舞台に、ジョージ・クルーニー演じる世界的大スターが撮影中に誘拐された事件を描く、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の最新作『ヘイル、シーザー!』。このほど4月26日に36歳となるチャニング・テイタムの誕生日に合わせ、彼が美声を披露する劇中ミュージカルシーンの一部が解禁となった。歴史スペクタクル超大作『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)は、お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や演技がド下手なカウボーイ俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちを巻き込み、プレスの双子姉妹(ティルダ・スウィントンの二役)の目をくぐり抜け、事件解決に挑むのだが…。アカデミー賞監督のコーエン兄弟と超豪華スターの華やかな競演が話題を呼んでいる本作。爽やかな笑顔とセクシーな肉体美で世界の女性を虜にしているチャニングが演じるのは、みんなの憧れのミュージカル・スター、バード・ガーニーだ。『コーチ・カーター』(’05)でスクリーンデビューして以来、アクション、青春、ラブストーリー、コメディとジャンルを問わない幅広い映画に出演し、大きな人気を獲得してきたチャニング。2012年には「ピープル」誌が選ぶ「最もセクシーな男性」にも選出され、昨年にはクエンティン・タランティーノ最新作『ヘイトフル・エイト』の重要な役どころに抜擢されるなど、人気と実力の両方を兼ね備えた俳優として大活躍中。出世作となった『ステップ・アップ』でのストリートダンスや、『マジック・マイク』シリーズで見せたストリップダンスで踊れる俳優としても有名だが、本作では色気のある歌声も披露。歌って踊れる俳優であることも、証明してみせている。今回公開された映像は、ミュージカル映画の撮影中、海兵姿に扮したバード役のチャニングが見事な歌を披露する場面。航海を前にした海兵になりきり、いったん海に出てしまえば女性との出会いがなくなることを切々と歌い上げている。その美声とセクシーな仕草は、ファン垂涎といえそうだ。本作のオファーがあった際は二つ返事で引き受けたというチャニング。「脚本には3文ぐらいしか書いてなかったんだ。6~7分のダンスと歌だよ。いままで映画で歌ったこともなかった。でも、よほどの大バカモノでなければ、コーエン兄弟からオファーがあったら当然誰でも『イエス』って言うだろう?」と、念願のコーエン兄弟作品出演であったことを明かしている。さらに、自身が演じるバードについて、「彼は歌とダンスが好きなんだよ。ミュージカルスターというものが本業なんだ。いろんなこともやっているけれど、これが彼の特技で、全てはここから始まっている」と生粋のエンターテイナーであることを力説する。本作では、映像の歌のほかにも、タップダンスにも初挑戦。約3か月の猛特訓を経て、『雨に唄えば』のジーン・ケリーを彷彿とさせる華麗なタップダンスを披露しているというから、期待していて。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日女性らしいメリハリのある曲線美をオールハンドによる施術でもたらす、プロボディデザイナーの益本香織さん。女性としての美しさを自他ともに追求してきましたが「10代、20代の頃は体にダメージを与えることはすべてやっていました!」と断言するほど、心も体も酷使していたそう。どんな生活が体の不調につながり、女性らしさを失わせたのか、益本さんの「失敗談」から美のヒントをひも解きます。益本さんの失敗談3つプロボディデザイナーとして独立するまで、会社員生活をしていた益本さん。仕事に追われストレス過多のなか、抜けられなかった思考グセがあったといいます。失敗1:やせなくちゃという強迫観念にかられる「小さい頃からぽっちゃり体型だったことが、ずっとコンプレックスでした。大学生の頃、一人暮らしを始め、キレイになりたい!の一心でダイエットに成功して以来“食べたらまた太ってしまうのではないか”という恐怖感に、知らず知らずのうちに心が支配されるようになっていました。社会人になると学生時代のように自炊することはなくなり、買ったもので食事をまかなうようになると、その強迫観念は加速。栄養学の知識もないのに、“お肉は太る”“お米は太る”と避けるようになり、常にエネルギー切れの状態に。タンパク質不足なので、筋肉はなく、肌ツヤもない。きちんと食事をしていないので、いつも便秘気味。体重計の数値にとらわれ顔色も悪く、今振り返ると全然魅力的じゃなかったですね」(益本さん)失敗2:カロリー表示を見て食べ物を選ぶ「20代の頃は、低カロリー至上主義。本来、体は不足している栄養素を欲するものなので、その都度“今日は魚が食べたい”“フルーツが食べたい気分”などと思うはずです。でも当時は、コンビニでサラダを選ぶときすら“シーザーサラダよりも和風サラダ”“中華サラダよりも豆腐サラダ”などと、カロリー表示だけを判断基準に食べるものを選んでいました。栄養バランスなんてまるで無視です。当時は、生理痛もひどく、ベッドの上でのたうち回るなんてこともあったのですが、食生活を見直してからすっかり痛みがなくなりました。体にかなり無理を強いていたと、今ならわかります」(益本さん)失敗3:カフェインと栄養補給食で空腹をつなぐ「低カロリーでアンバランスな食事をしているので、食事の間にしょっちゅうお腹がすきます。そんなときは、駅のコンビニで売っているような栄養補給食で空腹をつないでいました。低カロリーだし、栄養バランスもいい気がして、『これならセーフかな?』と思っていて・・・。体が疲れたらコーヒーや栄養ドリンクで、エネルギーを蓄えた気になって夜までバリバリ働く。そんな日々が続くと睡眠も浅くなり、疲れるのでまた栄養ドリンク頼りに、というサイクルができ上がります。当時の写真を見ると、表情はキツく、いかにも余裕のないイライラ顔をしているんです。本当に恐ろしいですよね」(益本さん)プロボディデザインを本格的に学び、女性のホルモンバランスや栄養について知識を得て実践すると、長く悩んでいた生理痛もすっとなくなり、何より「表情がやわらかくなった」「キレイになった」と周りからたくさん言われるようになったそうです。「女性は生理や排卵を境に、エストロゲン優位で交感神経優位の活動モードの時期と、プロゲステロン優位・月経期で副交感神経優位のゆったりモードの時期が交互に訪れます。そのリズムを知るだけで“今はダイエットしてもうまくいかない”“少し肉づきがよくなっても仕方ない”と、いい意味で無理をせずあきらめることができるので、心に余裕がうまれます。好きなものを食べることに罪悪感がなくなると、体が欲していたタンパク質もしっかり摂れるようになり、結果的に筋肉がつきやすくなり代謝も上がって、疲れにくくやせやすい体ができるんです。体の声に正直になることがキレイになる近道だよ、と20代の自分に教えてあげたいですね」(益本さん)【益本 香織(ますもと かおり)】プロボディデザイナー ・アフェクティブバストセラピスト。パートナーに選ばれ続ける、愛されボディづくりの専門家。女性らしい曲線美とやわらかな質感をオールハンドでうみだし、愛される大人の女性のボディづくりを応援している。
2016年04月15日子供時代に『スター・ウォーズ』を観て人生が変わった私にとって、最近ハリウッドを騒がせている若き日のハン・ソロ役選抜レースは他人事ではない。あたかも自分と血の繋がりがある人の伝記映画にどの俳優が抜擢されるのか心配といった気分である。『スター・ウォーズ』の主人公は、ご存知のようにルーク・スカイウォーカーなのだが、ルークよりもハンが好きだというファンは少なくない。筆者は昔からルークを愛していたのだが、ハンに対しても“いつもは憎らしいけど、いざというときには頼りになる大好きな兄貴”という気持ちを抱いていた。だから兄貴の若かりし日を演じるのは最高のアクターでなければいけないのである。ハン・ソロ候補だった10人の若手男優たちが最終候補3人に絞られたというニュースが先日インターネットを賑わせた。そこで今回は、自称スターウォーズおたくの筆者が現在有力候補に上がっている3人のアクターの“ハン・ソロ度”を分析してみた。ジャック・レイナー:代表作<a href="">『トランスフォーマー/ロストエイジ』</a>ジャックのインタビューを見てみると、彼がハン・ソロ役の候補に上がっている理由がよく分かる。身振り手振りや雰囲気が思いきりハンなのである。ルックスは、ハリソン・フォードとはかけ離れていて味がないし演技力も大したことないので(失礼!)、個人的に推している候補ではないものの、もしジャックに決まってしまったら完璧に彼の雰囲気勝ちということになる。タロン・エガートン:代表作<a href="">『キングスマン』</a>日本でも『キングスマン』のエグジー役ですっかり人気者になったタロン。最終候補3人のなかで唯一のイギリス人。日本ではまだ未公開作品なのだが、タロンの新作でヒュー・ジャックマン共演のスポ根映画『Eddie the Eagle(原題)』を観た。エグジーとは全く異なり、分厚い眼鏡をかけた失敗ばかりのダサ男くんを演じたのだが彼のカメレオンぶりには脱帽。しばらくの間、タロンであることが分からないほどの変貌ぶりなのである。ちょっと見には英国貴公子といったタイプで密輸業に関わりそうなタイプに見えないが、エディを演じたときの変貌ぶりを見るとタロンのハン・ソロ役も有りかも…と思わせる。オールデン・エアエンライク:代表作<a href="">『ヘイル、シーザー!』</a>友人のパーティーで流された短編映画に主演していたオールデンをたまたま見ていて、彼のセンスに惚れ込んだのが招待客のひとりだったスティーヴン・スピルバーグ監督。オールデンはこのあと直々に監督にスカウトされエンタメ界に入ったというラッキーボーイ。でも幸運なだけでなく、『ヘイル・シーザー!』ではベテラン勢を食うほどのパフォーマンスで注目を浴びた。オールデンの演技力は認めるものの、若きハン・ソロ役となると、ちょっと違うのでは…という気がする。元祖ハン・ソロのハリソン・フォードがどこぞのインタビューでキャスティングで争っている候補者たちへのメッセージで、「やめておいたほうがいいぞ~!」などと冗談めいて言っていたが、ハリソンもハン・ソロ役に伴う責任の重さを長年に渡って経験した上でのジョークだったに違いない。いずれにせよ、ファンとしてはハン・ソロのスピンオフ作品の成功を心から祈るばかりなのである。(text:明美・トスト/Akemi Tosto)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年03月31日毎年4月にラスベガスで開催される興行主のコンベンション、シネマコンで、ジーナ・ロドリゲスが“明日の女性スター”を受賞することになった。授賞式は4月14日にシーザース・パレスで行われる。その他の情報ロドリゲスは、シカゴ生まれの31歳。プエルトリコから来た不法移民の両親は、ロドリゲスが若い時に強制送還され、離れ離れに生きるという苦労を体験した。2014年に放映開始したテレビ番組『ジェーン・ザ・ヴァージン』に主演し、ゴールデン・グローブを獲得。今年は、ピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演の『Deepwater Horizon』と、インディーズのコメディ映画『Sharon 1.2.3.』の北米公開が控えている。次には、アレックス・ガーランド監督のSFスリラー『Annihilation』の撮影に入る予定だ。共演はナタリー・ポートマン、ジェニファー・ジェイソン・リー、テッサ・トンプソン。文:猿渡由紀
2016年03月29日ジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリン、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら超豪華キャスト&コーエン兄弟で贈る最新作<a href="">『ヘイル、シーザー!』</a>。このほど、その予告編ナレーターを、NHK大河ドラマ「真田丸」への出演でいま大注目の俳優で声優の高木渉であることが明かされ、高木さんからコメントが到着した。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)が姿を消した!?撮影スタジオが大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは “スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。彼はスター俳優を探し出すことができるのか!?主役級の超豪華スターが集い、アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟の華麗なる集大成ともいうべき最新作となる本作。先日解禁された本作の予告映像は、SNS上でもゴージャスだと大好評。実は、そのナレーションを務めているのが、「名探偵コナン」(小嶋元太、高木刑事)、「ゲゲゲの鬼太郎」(第5作/ねずみ男)の声で知られる高木渉だ。現在は声優業に留まらず、俳優としても活躍中で「連続人形活劇 新・三銃士」に初登場してからというもの、舞台「桜の園」や人形劇「シャーロックホームズ」といった三谷幸喜作品に立て続けに出演。現在放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」では、主人公・真田信繁(後の幸村/堺雅人)の義兄・小山田茂誠役でドラマ初出演。第1話放送後には「高木渉」の名前が検索サイトやSNSの検索ワードとして急上昇するなど、大反響を呼んだ。今回、本作の日本版予告を制作するにあたり、古き良きハリウッドを舞台にスターが続々登場する、最高にゴージャスな映像引けを取らずにナレーター役としてしっかり演じることのできる“声の主”として、高木さんに白羽の矢が立った。声優を務めているときの声とはまたひと味違った抑制した大人の声で、本作の華やかなストーリーをしっかりと伝えている。この予告映像には、豪華キャストが織りなすサスペンス・コメディのイメージと高木さんの声が見事にマッチングしており、「三谷作品っぽい!」という声が続々寄せられている。さらに、高木さんからは本作について、見せ場の多さや会話のセンスなどを絶賛するコメントが到着。「個人的にはぜひとも吹き替え版に挑戦してみたい」と役者魂に火がついた様子だ。改めて予告編映像から、高木さんのナレーションを堪能してみては?『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金) よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月28日成城石井は3月26日、オリジナル商品シリーズ「desica(デシカ)」の第1弾の焼き菓子5種を「成城石井」全店舗で発売する。○高品質な原材料で成城石井の職人たちがレシピを開発「desica」は、同社が2017年で創業90周年を迎えるにあたり、より一層おいしく、こだわった商品を届けたいという思いから、同社オリジナル商品の価値を超える最高峰のシリーズとして展開するもの。シリーズ名「desica」は、「Delights Seijo Ishii Chef Approved」=「成城石井の職人が認めたおいしさ」の頭文字を取った言葉となる。自家製総菜やデザートの看板商品を生み出した職人たちが、すべてのレシピを開発。販売は「成城石井」店頭だけでなく、卸売先、ネットショップなどのチャネルを活用する。これまで立地的な理由で自家製総菜・デザートを届けられなかったユーザーにも、同社の職人の味を楽しんでもらえるよう展開していくという。シリーズ第1弾には、「和三盆ポルボローネ」(税別450円)、「クロッカンショコラ」(税別390円)、「アーモンドフロランタン」(税別390円)、「サブレココ」(税別390円)、「サブレココショコラ」(税別390円)の5種類の焼き菓子が登場。「和三盆ポルボローネ」は、高品質なフランス産の小麦粉を使用し、口の中でやさしくホロホロと崩れるクッキーに仕上げた。細かく砕いたアーモンドも入っており、食感のアクセントになっている。5月には、第2弾としてドレッシング4種が発売予定。目玉の「シーザーサラダドレッシング」は、自社輸入のイタリア産24カ月熟成のパルミジャーノ・レジャーノを使用した、これまでの概念を覆すようなドレッシングとなるとのこと。さらに今後は、パスタソースなどを展開していく予定。※商品名、パッケージは変更になる場合がある
2016年03月24日ミニストップはこのほど、サンドイッチの新シリーズ「野菜を食べるサラダサンド」を国内店舗にて発売した。4月5日からは、定番具材の「たまご」や「ツナ」を刷新したサンドイッチも発売する。「野菜を食べるサラダサンド」は、野菜を主役にしたサンドイッチ。全粒粉のパンに、サラダ仕立ての具材(野菜)をはさみ、よりサラダ感を味わってもらうため、野菜を引き立てる特製ドレッシングを使用する。同シリーズは毎月新商品を発売し、サラダをサンドイッチで食べる新たな切り口を消費者に訴求していくという。サラダサンドの第1弾は、「ロメインレタスのシーザーサラダサンド」と「水菜の胡麻ドレサラダサンド」(各298円)。「ロメインレタスのシーザーサラダサンド」は、飲食店のシーザーサラダで活用されることも多く、女性への認知も高いロメインレタスを使用した。ロメインレタスのザクザクとした食感が楽しめるとのこと。「水菜の胡麻ドレサラダサンド」は、シャキシャキした歯ごたえの水菜に、香りのよいすりごまを加えた胡麻ソースを合わせたサンドイッチ。味に深みが出るよう、スモークチーズを加えている。「ロメインレタスのシーザーサラダサンド」は全国の店舗、「水菜の胡麻ドレサラダサンド」は関東・東海・近畿・九州の店舗で販売する。4月5日には、定番具材のサンドウィッチ商品である「たまごサラダ」と「ツナサラダ」を刷新して発売。「たまごサラダ」は塩味を控えてよりたまごらしく、「ツナサラダ」は味付けと食感にこだわり、よりうまみを感じる味わいにリニューアルするという。このリニューアルに伴い、同社初となる施策「おまけ付きサンド」も実施。4月5日~18日は「ジューシーハムサンド」(280円)をたまごサンドを付きで、4月19日~5月2日は「野菜ミックスサンド」(280円)をツナサンドを付きで販売する。※価格はすべて税込
2016年03月23日ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツというビッグスターが“監督”ジョディ・フォスターのもと、『オーシャンズ12』以来、11年ぶりの共演を果たす『マネーモンスター』。本作の日本公開が6月10日(金)に決定し、緊迫感とリアリティに満ちた予告編映像が解禁となった。人気財テク番組「マネーモンスター」のパーソナリティを務めるリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)は、巧みな話術と軽妙なパフォーマンスを織り交ぜた株価予想や視聴者へのアドバイスで、番組の看板スターとなっていた。いつもの通り、プロデューサーのパティ(ジュリア・ロバーツ)の指示を無視して、ノリのいいアドリブで視聴者ウケを狙う生放送中、突然、リーの背後に1人の若い男(ジャック・オコンネル)が現れる。テレビ画面に完全にフレーム・インしてきたその男は、拳銃でリーを脅し、番組で語られた株式情報を鵜呑みにして全財産を失ったと語る。そして、復讐のためにリーを人質にとり、自分をハメた株式のカラクリを生放送内で明らかにしろとパティに指示。“史上空前の犯罪現場の生中継”が始まった――。2度のアカデミー賞受賞を誇るジョディ・フォスターが、長年情熱を持って温めてきた4本目の映画監督作となる本作。主演の人気パーソナリティ役を務めるのは、俳優、そして製作者としてもアカデミー賞を受賞し、『ヘイル、シーザー!』の公開も控えるジョージ・クルーニー。本作でもプロデューサーも務めている。また、財テク番組の女性プロデューサー役にはアカデミー賞女優のジュリア・ロバーツ。この2人の共演は『オーシャンズ12』以来、実に11年ぶりとなる。そして、番組をジャックする男カイル役には、アンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男アンブロークン』主演に抜擢された、25歳の注目英国俳優ジャック・オコンネル。さらに、「アウトランダー」のヒロイン・クレア役のカトリーナ・バルフ、「アフェア情事の行方」のドミニク・ウエスト、「レボリューション」「ブレイキング・バッド」などのジャンカルロ・エスポジートと大人気ドラマのキャストたちが脇を固めている。最近では、Netflixの大ヒットドラマシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」や「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のエピソードを手がけるなど、監督としても注目を集めるフォスターのもと、“モンスター”級の俳優たちが贈る、手に汗握るリアルタイム・サスペンス。届いた予告編からも、スタジオが突然ジャックされる衝撃の瞬間から、緊迫するコントロール・ルーム、刻々と変わるシチュエーションとともに、金融業界の内幕に迫るような展開も暗示されていることが分かる。生放送中に視聴者の目の前で暴かれる真実を、見逃さないで。『マネーモンスター』は6月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟の華麗なる集大成とも言うべき最新作『ヘイル、シーザー!』。ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら超豪華スターが出演する本作から、彼らがそれぞれ写るゴージャスすぎるキャラクターポスターがこのほど解禁された。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む――!『ファーゴ』『ノーカントリー』で知られるジョエル&イーサン・コーエン兄弟が描く本作は、ハリウッド全盛期を舞台に、世界的スターの誘拐事件解決に挑むサスペンスコメディ。キャストには、コーエン兄弟作品常連のジョシュ、ジョージ、スカーレット、フランシス・マグドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニングなどハリウッド主役級のスターら豪華俳優陣が集結している。本作の現場は常にリラックスした雰囲気で、監督の常連キャスト、スタッフはもちろんのこと、初めて参加した人々も楽しみながら撮影に取り組んでいたそう。スカーレットはその素晴らしい環境について、「ハリウッド黄金期の人物を演じるのは楽しいだろうと思った。考えてもみてよ、あの衣装、あの輝き、あのクオリティに、あの舞台裏の状況!心を奪われたわ!それに、コーエン兄弟は現場で遊び心があった。安心できるクリエイティブな環境だったの」と当時の様子をふり返った。そして今回到着したのは、それぞれのカラーで華やかに彩られた豪華7名のスターがザ・ハリウッドなポーズを決めているポスター。ジョシュは“スタジオの何でも屋”、ジョージは“突然消えた世界の大スター”、レイフは“キレたら超危険な映画監督”、ジョナは “バカ真面目な公証人”、スカーレットは“お色気で勝負する若手女優”、ティルダは“ネタを探すしつこい双子の記者”、チャニングは、“歌って踊れるみんなの憧れミュージカルスター”と、それぞれ想像力を掻き立てるキャラクターの一言紹介が添えられている。これまで世界中の観客たちに強烈なインパクトを残した独特なキャラクターを創り続けてきているコーエン兄弟。過去には『バートン・フィンク』の“狂気に囚われる劇作家”、『ファーゴ』の “臨月妊婦の警察署長” などが登場し、カンヌ国際映画祭男優賞やアカデミー賞し注目を浴びている。そんな今回も注目を集めそうな本作のポスターは、TOHOシネマズみゆき座をはじめ、全国の上映劇場にて7連貼りで掲出されるとのこと。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月13日ラストリゾートジャパンは手ぶらでBBQが楽しめる「BBQフェスタ」(東京都新宿区)にて、3月1日~4月17日の期間限定で「広島春牡蠣が一番じゃろ!」キャンペーンを実施している。春牡蠣は5月~6月の産卵期に向け、まさに今、うま味成分をたっぷりと蓄えているという品種。これをBBQ形式でじゃんじゃん焼いて食べられるなんて、なんとも楽しそうではないか!○セルフで焼けるBBQレストランは魅力的BBQフェスタでは、旬の牡蠣とニュージーランド産牧草牛の塊肉をセルフで焼いて楽しめるレストラン。「ニュージーランド産牧草牛"塊肉"フィレ」(1パウンド/税込5,480円、ハーフパウンド/税込2,980円、クオーターパウンド/税込1,680円)、「ニュージーランド産オーシャンビーフ"塊肉"サーロイン」(1パウンド/税込4,980円、ハーフパウンド/税込2,680円、クオーターパウンド/税込1,480円)など、巨大な塊肉を豪快に焼いて食べられる。同店のシステムは、入店後にまず、棚に陳列された食材をチョイスする。そのままレジで会計を済ませたら、各席に用意されたバーベキュー用のコンロ、軍手、トングを使って、各々が好きなようにBBQを楽しむというもの(バーベキュー使用料が1人につき税込200円必要)。食材は肉のほか、海鮮のサイドメニューやおつまみなども取りそろえている。○旬の春牡蠣を堪能!!今回のキャンペーンでは、「広島県産殻付き春牡蠣 1kg<10~14個>」(税込1,880円)が登場。また3月11日までは、岩手県三陸産の牡蠣と食べ比べができる「三陸・広島食べ比べセット 各1kg」(税込3,560円)も提供する。ならば、この三陸産と広島産を食べ比べてみようではないか!広島県産の牡蠣は三陸産に比べて殻が小さめだが、中身の大きさはあまり変わらない。ひと口食べると、その味の違いに驚いた。広島県産の方がぷりぷりとした食感で、磯の香りがふわりと香る。一方の三陸産はというと、身が非常にとろっとしており、広島産とはまた違ったうま味が広がってくる。○巨大な「クレールオイスター」同キャンペーン中には、1個200g以上もある「クレールオイスター」(税込780円~)も登場する。広島県で養殖されたクレールオイスターはとにかく大きく、通常の春牡蠣と比較すると1.5倍ぐらいあった。ぷりぷりとした食感と強い甘味が特徴的で、トッピングの「ガーリックバター」(税込150円)を垂らすと、さらに味にパンチが加わる。また同商品は3月31日まで、生食用の提供も行っている。生のクレールオイスターは、潮の風味がたっぷりと詰まった味わい。軽くレモンを絞ってさっぱりとさせるのもオススメだ。○サイドメニューも充実のラインナップサイドメニューにも注目したい。同店では牛肉や牡蠣以外にも、1個のサイズが大きい「国産 活ホタテ焼き」(税込680円)や「ズワイ蟹のグラタン」(税込880円)などの海鮮、「鴨のフォアグラ(バルサミコソース)」(税込880円)や「BBQの王様 スペアリブ(2本)」(税込680円)といった肉類が充実している。焼きあがるまでは、「おつまみパルミジャーノ」「彩り野菜のピクルス」「生ハム切り落とし」(各380円/税込)、「シーザーサラダ」(税込580円)の4品のおつまみと一緒に、仲間とお酒を楽しむのもいい。同店の営業時間は、11時~23時(22時ラストオーダー)。席数は全50席で、Web予約を受け付けている。平日の夕方や土日はWeb予約をしないと、入店が難しくなる可能性があるとのこと。旬の"春牡蠣"は今だけのサービスなので食べ忘れのないように!
2016年03月07日シーザーサラダにコブサラダ、そしてポテトサラダ……。サラダを作ろうとするとワンパターンになりがちな方も多いのでは?毎日サラダを食べる習慣のあるフランスではバリエーションも豊富!今回は、パリのレストランのシェフに教えてもらった人気のレシピをご紹介します。食材とドレッシングの組み合わせは、さすが「美食の国」ならでは。ぜひチャレンジしてみてくださいね。メインディッシュになる「薫製鴨肉のサラダ」Photo by pirai正式名は「Salade Perigourdine(サラダ・ペリグルディーヌ)」。鴨肉を主役にしたリッチなサラダはボリューム満点!メインディッシュとしても楽しめます。レストランでは、さらにフォアグラをのせることも。薫製鴨肉が野菜やドレッシングと絡むとこんなに味わい深くなるのかと、思わず唸ってしまう美味しさです。赤ワインにも合うので、ホームパーティでも活躍すること間違いなし!【材料】(2人分)マーシュ(またはベビーリーフ)・・・1袋燻製鴨肉・・・50gニンジン・・・1/2個エシャロット・・・1/2個ドライイチジク・・・3~4個松の実・・・大さじ1アサツキ・・・1本野菜チップス(今回はニンジンや玉ねぎ、ジャガイモがミックスされたものを使用)・・・ひとつかみ程度Aエキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ3Aバルサミコ酢・・・大さじ1Aレモン汁・・・大さじ1A塩・・・少々※ドレッシングは、量が変わっても以下の比率ならOK![エキストラヴァージンオリーブオイル3:バルサミコ酢1:レモン汁:1]【作り方】1. Aをよく混ぜ合わせてドレッシングを作っておきます。2. アサツキはみじん切り、松の実は軽くロースト、ニンジンは千切り(もしくはピーラーでスライス)、エシャロットも千切りにして水にさらしておきます。ドライイチジクはお湯にくぐらせ、ふやかしてから薄くスライスしておきます。3. マーシュ、ニンジン、エシャロットに1をかけて、よくあえます。その後、皿に盛りつけます。4. 厚さ2~3mmにスライスした燻製鴨肉をのせます。5. 松の実、ドライイチジク、アサツキ、野菜チップスを振りかければできあがり!クセになる味わい「焼きチーズ&トーストのせサラダ」Photo by pirai正式名は「Salade Chevre Chaud(サラダ・シェーブル・ショー)」。フランスで大人気の「シェーブル」というヤギのチーズを使ったサラダです。シェーブルは野生的なクセのある香りが特徴ですが、日本のスーパーではあまり目にしませんね。同じようなクセのあるカマンベールチーズで代用することもできます。こちらもとってもおいしいですよ!チーズのコクと香り、トーストのかりっとした食感が楽しめます。ハチミツの甘みはクセのあるチーズにとてもマッチする材料なので、必ずご準備を!【材料(2人分)】ベビーリーフ・・・1袋シェーブル(もしくはカマンベールチーズ)・・・約50gバゲット・・・6~8枚玉ねぎ・・・1/2個ニンジン・・・1/2本プチトマト・・・2個アサツキ・・・1本クルミ・・・6~8粒松の実・・・10~15粒Aエキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ3Aお酢・・・大さじ1A粒マスタード・・・大さじ1Aハチミツ・・・大さじ1A塩・・・少々Aローズマリー・・・1/2本※ドレッシングは、量が変わっても以下の比率ならOK![エキストラヴァージンオリーブオイル3:お酢1:粒マスタード1:ハチミツ1]【作り方】1. Aをよく混ぜ合わせてドレッシングを作っておきます。ローズマリーは葉をちぎって振りかけます。2. バケットとシェーブルは厚さ1cmにスライス、玉ねぎとニンジンは千切り、プチトマトは4等分にカット、アサツキはみじん切り、クルミは6等分程度に切っておきます。3. バゲットにシェーブルチーズをのせて、チーズがとろけるまでトースト。4. ベビーリーフ、玉ねぎ、ニンジンに1をかけて、よくあえる。その後、皿に盛りつけます。5. プチトマトと3をのせます。最後にクルミ、松の実、アサツキをふりかけたら完成。ブルーチーズがアクセント!「チコリのサラダ」Photo by pirai正式名は「Salade d’endive aux noix et au bleu(サラダ・アンディーブ・オ・ノワ・エ・オ・ブルー)」。このサラダの主役は、チコリ(フランス語ではアンディーブ)。軽い苦味の後に甘みがやってくる、瑞々しい野菜です。ブルーチーズの個性的な味とチコリが見事にマッチする、大人なサラダをぜひ味わってみて。【材料】(2人分)チコリ・・・2個ブルーチーズ・・・100g洋梨(なければリンゴ)・・・約1/2個イタリアンパセリ・・・2~3本クルミ・・・5~7粒A菜種油(なければエキストラヴァージンオリーブオイル)・・・大さじ3A赤ワインビネガー・・・大さじ1A粒マスタード・・・大さじ1A塩・・・少々※ドレッシングの量が変わっても以下の比率ならOK![菜種油3:赤ワインビネガー1:粒マスタード1]【作り方】1. Aをよく混ぜ合わせてドレッシングを作っておきます。2.チコリは幅2~3mmに切り、ブルーチーズは1口サイズに。洋梨とイタリアンパセリはみじん切り、クルミは6等分にカットしておきます。3.チコリ、ブルーチーズ、洋梨、イタリアンパセリ、クルミに1をかけて、よくあえる。皿に盛りつけたらできあがり。写真のように半分に切ったプチトマトとカットしていないクルミを添えると、彩り&ボリューム感が出ますよ。どのサラダも香り、食感、彩りを楽しめる飽きのこないサラダです。食材とドレッシングのバランスが取れたシェフならではの味に仕上がるはず!ぜひレパートリーに取り入れてみてくださいね。(トップ画像・レシピ制作:pirai)
2016年02月25日「ダッチベイビー」をご存知ですか?アメリカでは60年の伝統があるパンケーキなんです。最近では日本にもお店が上陸したり、その他のお店でも味わうことができたりと人気。パンケーキといえば、フライパンやホットプレートでつくるものというイメージがありますが、ダッチベイビーは「スキレット」という鉄製のフライパンを使ってオーブンで焼きあげます。見た目も特徴的ながら、外はカリッと、中はモチっと新食感のパンケーキ。また、デザートとしてもおかずとしても楽しめるのもダッチベイビーの特徴。今日はそんなダッチベイビーレシピを5つ、ご紹介します。おうちでつくってカフェ気分を味わっちゃいましょう!■1:基本のダッチベイビーまずは基本のダッチベイビーから。生地をつくる前にはスキレットをオーブンに入れて予熱しておくことを忘れないでくださいね。スキレットを持っていない方は、ケーキ型の内側にバターを塗ることで応用できますよ。筆者はニトリでスキレットを498円で購入。1つあると、とても便利ですのでおすすめです。【材料】(15~18センチのスキレット1台分)卵1個薄力粉30g牛乳50cc砂糖小さじ1/3バター10g(焼く時用)粉砂糖適量バター、レモン、メープルシロップお好みで【作り方】(1)スキレットを入れた状態でオーブンを200度に予熱する。(2)ボウルに薄力粉をふるい入れ、砂糖を入れて泡立て器で軽く混ぜる。(3)真ん中にくぼみをつくり、牛乳を入れてしっかり混ぜて、続いて溶きほぐした卵を加えてさらに混ぜる。(4)予熱ができたらスキレットを取り出し、バターを入れて溶けたら生地を流し入れる。200度のオーブンで15分焼く。(5)粉砂糖をふって仕上げる。食べるときにお好みでバターを塗ったり、レモンをしぼったり、メープルシロップをかけたり味の変化を楽しみながら食べます。特にレモンをしぼるのはダッチベイビーの特徴なので試してみてくださいね。■2:アイスのせダッチベイビー基本のダッチベイビーを焼き上げたら、食べる直前にアイスクリームを載せます。熱々と冷たさの組み合わせ、そして溶けたアイスクリームがバニラソースのようになるのもおいしいんです。基本のダッチベイビー同様に、レモンやメープルシロップなどをお好みでかけて楽しみましょう。もちろんチョコソースをかけたり、フルーツを添えたり、応用の仕方は無限大です!■3:いちご&生クリームのダッチベイビー基本のダッチベイビーに、お好みでカットしたいちごとホイップした生クリームをのせて。ダッチベイビーと生クリームのおいしい組合わせに、いちごの甘酸っぱさがアクセントになって、いくらでもパクパク食べられちゃうおいしさです。いちごだけではなく、ブルーベリーなどをミックスしたらとってもおしゃれでリッチ!冷凍のベリーミックスをうまく活用するのもいいかもしれません。■4:生ハムサラダダッチベイビーこちらも基本のダッチベイビー生地から作ります。ダッチベイビー生地はほとんどお砂糖が入っていないので、しょっぱいものと組み合わせてもおいしいのです。仕上げに粉砂糖のかわりに、粉チーズをたっぷりとかけて。どっさりとミックスリーフをのせて生ハムをトッピングして、もう1度粉チーズをかけてできあがり。お好みでオリーブオイルと塩、あるいはマヨネーズやシーザードレッシングなどをかけて召し上がってください。ゴーダチーズなどを擦りおろしてかけると濃厚な感じが増しておいしいですよ!■5:ほうれん草&ベーコンダッチベイビー焼き上がった基本のダッチベイビーに、炒めたほうれん草とこんがりと焼いたベーコンをのせて。塩胡椒やマヨネーズをかけたりして、お好みの味で楽しんでください。炒めたほうれん草とベーコンを載せたあと、とろけるチーズをのせてもう1度オーブンで少し焼くのもおすすめです。まるでオムレツを食べているような気分!ソーセージや他の野菜など、ご自身のお気に入りをぜひ探してみてください。*ダッチベイビーはオーブンに入れて焼くだけなので、失敗いらず。他にもシナモンやチョコソース、ジャム、ソーセージなどお好みのアレンジを探してみてくださいね。(文/料理家・まつながなお)
2016年02月24日今夏公開の『ペット』に続くユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンタテインメントのタッグによる新作アニメーション映画『SING』(原題)が、2017年に公開されることが決定!レディー・ガガの「バッド・ロマンス」から幕を開ける特報映像が早くも解禁となった。ペットたちの日常を覗き見するという斬新なストーリーで話題の『ペット』に続く本作『SING』は、『怪盗グルー』シリーズやアニメ映画史上2位の興収を記録した『ミニオンズ』といった作品で世界中の観客を魅了し続けているイルミネーション・エンタテインメントが製作。その舞台は、私たちの住む世界と似てはいるものの、住んでいるのは人間ではなく動物たち。さらに、動物たちの声を務めるのは、アカデミー賞俳優のマシュー・マコノヒーとリース・ウィザースプーンをはじめ、『テッド』シリーズのセス・マクファーレン、『ヘイル、シーザー!』のスカーレット・ヨハンソン、『シカゴ』のジョン・C・ライリー、『キングスマン』の新鋭タロン・エガートンに、先日のグラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされ、ジェイムス・ベイとのコラボも披露したトリー・ケリーといった超豪華スターたち。主人公は、かつては栄えていたにも関わらず、いまや客足は途絶え、経営が全く上手くいかない状態が続く劇場の主宰コアラのバスター・ムーン(マシュー)。バスターは根っからの楽天家でのんびり屋だが(コアラだから?)、自分の劇場を何よりも愛する彼は、かつての栄光を取り戻すため、最後のチャンスとして世界最高の歌唱コンテストをプロデュースすることに!感傷的に優しく歌うハツカネズミ(セス)、ステージに上がることに恐怖心を持つ内気なティーンエイジャーのゾウ(トリー)、25匹のコブタの面倒を見る疲れ果てた母親(リース)、自らの家族である犯罪一家から自由になりたいと願う若いギャングスターのゴリラ(タロン)、横柄な彼氏を捨ててソロになるべきか葛藤するパンクロッカーのヤマアラシ(スカーレット)など、それぞれの動物たちが自らの未来を変える機会となることを信じ、バスターのいる会場に集結する…。早くも届いた特報映像では、動物たちが思い思いの歌を披露する姿が映し出されているが、その楽曲はレディー・ガガの「バッド・ロマンス」に始まり、クレイジー・タウンの「バタフライ」、シールの「キス・フロム・ア・ローズ」、ニッキー・ミナージュの「アナコンダ」に、ラストはエド・シーランの「シング」と、どこかで耳にしたことのあるものばかり!劇中にはそんな時代を超えたヒットソングが85曲も登場する予定という。誰もがみんな、スターになるチャンスがあるというテーマで描かれる、豪華スターたちのミュージカル・コメディを楽しみに待っていて。『SING』(原題)は2017年公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月18日2月16日~2月29日までの恋愛占いです。風水のパワーを使って最強の恋愛運を身にまといましょう!あなたの九星は?<ご自身が何年生まれかによって、九星を割り出して下さい>一白水星:昭和29年38年47年56年/平成2年11年20年生まれ二黒土星:昭和28年37年46年55年/平成元年10年19年生まれ三碧木星:昭和27年36年45年54年63年/平成9年18年生まれ四緑木星:昭和26年35年44年53年62年/平成8年17年26年生まれ五黄土星:昭和25年34年43年52年61年/平成7年16年25年生まれ六白金星:昭和24年33年42年51年60年/平成6年15年24年生まれ七赤金星:昭和23年32年41年50年59年/平成5年14年23年生まれ八白土星:昭和22年31年40年49年58年/平成4年13年22年生まれ九紫火星:昭和21年30年39年48年57年/平成3年12年21年生まれその年の節分以前の生まれの方は、前の年生まれとして見て下さい。(例:平成2年1月15日生まれの方の星は「二黒土星」です。)■一白水星素敵な出会いを求めるのならば、今はより一層行動に移していく必要があります。この時期を有効に使わない手はありません。合コンでもデートでも、誘われたらとりあえず出かけてみることで恋愛運は大きくアップしていきます。◆ラッキーカラー:グリーン◆ラッキーナンバー:8◆ラッキーメニュー:麻婆豆腐■二黒土星少し気持ちにブレーキがかかりそうですが、それはあなたが慎重になりすぎている証拠です。楽しい恋をするには、楽しい恋のことだけを考える必要があります。心配や不安はそこには必要がないのです。笑顔でいれば、ブレーキもゆるんでいきます。◆ラッキーカラー:パステルグリーン◆ラッキーナンバー:1◆ラッキーメニュー:唐揚げ■三碧木星真剣なお付き合いの出来る恋愛に出会えそうです。ただし、一度決めたら簡単には後戻りできないので、答えは慎重に出しましょう。相手の話し方、行動、生活パターンなど、今のうちにチェックしておくと安心して前にすすめます。◆ラッキーカラー:スカイブルー◆ラッキーナンバー:2◆ラッキーメニュー:肉豆腐■四緑木星あなたが「いいな」と思った男性は、たいていあなたのことを「いいな」と思っています。恋の駆け引きをするよりも、自分の想いを素直にぶつけてみた方が良いでしょう。そんなあなたを彼は「かわいいな」と感じてくれることでしょう。◆ラッキーカラー:オレンジ◆ラッキーナンバー:6◆ラッキーメニュー:煮魚■五黄土星異性に優しくされることで、幸せを感じられそうです。また、その幸せが、あなたも誰かに優しくしようと思う気持ちにさせるので、良い循環が生まれます。結果的に、穏やかなあなたの人気が上がり、モテ度も高くなっていきます。◆ラッキーカラー:パープル◆ラッキーナンバー:5◆ラッキーメニュー:エビマヨ■六白金星恋は今のうちにすすめておきましょう。声をかけてみる、連絡先をきいてみる、食事に誘ってみる、どんなことでもアクションをしておくとこれから先、恋愛がスムーズにいきます。あなたから先にアクションを起こしてみるということがポイントです。◆ラッキーカラー:パールホワイト◆ラッキーナンバー:7◆ラッキーメニュー:シーザーサラダ■七赤金星もしも、今不安を抱えているのならば、それはあなたが作り出してしまった恋愛像なのです。考え方を変えてみる必要があります。「こうなったらどうしよう・・・」ではなく、「こうなったらいいな!」を思うようにしてみると、不安は消えていきます。◆ラッキーカラー:パステルイエロー◆ラッキーナンバー:3◆ラッキーメニュー:手巻き寿司■八白土星少し弱音を吐くことが多かったかもしれませんが、自分に自信が付いてきて、恋する気持ちもどんどん大きくなっていきます。この先もあなたが自信を持つことにより、恋は大きく発展していきます。チャンスは目の前に。春物のワンピースを今のうちにチェックしておきましょう。◆ラッキーカラー:ゴールド◆ラッキーナンバー:9◆ラッキーメニュー:サンドウィッチ■九紫火星レベルアップをしようと思う気持ちが、あなたの恋を活性化させるポイントとなります。自分に合うカラーを調べたり、メークやおしゃれを研究したりしてみましょう。いつもより少し大人っぽさを出してみると良いことがありそうです。◆ラッキーカラー:カーキ色◆ラッキーナンバー:4◆ラッキーメニュー:担々麺■おわりにいかがでしょうか。バレンタインからホワイトデーまでは、恋愛月間です。恋のアクションをたくさん起こしていきましょう。(生田目浩美./ライター)(ハウコレ編集部)
2016年02月16日ジョージ・クルーニーが妻のアマルさんとともにドイツのアンゲラ・メルケル首相と私的に面会、ヨーロッパにおける難民問題やシリア危機について話し合った。ジョージは11日(現地時間)から開催中の第66回ベルリン国際映画祭で最新主演作『へイル、シーザー!』がオープニング上映作に選ばれ、監督のコーエン兄弟やアマルさんとベルリンを訪問。12日にメルケル首相と面談した。英国の外務・英連邦大臣を務め、現在は国際救援委員会(IRC)の理事兼CEOのデヴィッド・ミリバンド氏も同席し、メルケル首相の執務室で40分間にわたって、シリア危機やドイツにおける難民の状況など、様々な問題について話し合った。メルケル首相はAPの取材に「とても良い話し合いができた」と語った。首相と面談後、ジョージたちはベルリンに暮らすシリア難民の家族と面会した。シリアでの生活がどんなものだったか、住み慣れた地を離れなければならなかった理由、ドイツでの将来についてを話し合ったという。ジョージは「シリア人の家族の方々とお会いできて光栄です。彼らの生活は戦争によって破壊されてしまいましたが、彼らの生活を立て直すためにドイツの人々が力を貸していることに感動しました」と語った。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月15日ジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリンをはじめ豪華俳優たちが、4本のオスカー像を持つコーエン兄弟のもと集結する最新作『ヘイル、シーザー!』。先日、開幕した第66回ベルリン国際映画祭で名誉あるオープニング作品に選ばれた本作から、コーエン兄弟監督やキャストたちによるゴージャスなレッドカーペットイベントと記者会見の模様が到着した。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スター(クルーニー)の誘拐事件が発生することから始まる物語。事件解決への白羽の矢を立てられたのは、演じる“スタジオの何でも屋”(ブローリン)。彼は、お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、人気ミュージカルスター(チャニング・テイタム)、パッとしない若手アクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちを巻き込み、世界が大注目する難事件に挑んでいく。世界3大映画祭のひとつに数えられるベルリン国際映画祭のオープニング作品といえば、過去にはコーエン兄弟北米最大のヒット作となった『トゥルー・グリット』をはじめ、アカデミー賞にも直結する超話題作が選出されることでも有名。66回目を数える歴史ある本映画祭のオープニングで選ばれた本作からは、ジョエル&イーサン・コーエン監督、ブローリン、クルーニー、アルデン・エーレンライク、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタムが参加した。鬼才コーエン兄弟の最新作としての期待の高さはもちろん、豪華スターが顔を揃えることでもその注目度は高く、監督とキャスト陣がレッドカーペットに登場すると、ベルリンの観客からは大きな歓声が!主演のブローリンは婚約者のキャスリン・ボイドとレッドカーペットに入り、ベルリンのファンたちの声援に堂々と応えていた。また、クルーニーは愛妻アマルさんをエスコートしながら颯爽と登場、本作で演じるスター俳優らしく、精力的にファンサービスを行っていた。さらに、白のドレスに個性的な髪型で登場したスウィントンには、報道陣のカメラから多くのフラッシュがたかれた。特に会場の女性からひときわ黄色い声を浴びていたのは、テイタム。自身の“セクシー写真”にサインを求められた際には、苦笑いで応えるひと幕も。まさに、豪華スターが共演する本作にふさわしい、華々しいレッドカーペットイベントとなった。その後、監督とキャストが参加した記者会見も、みな仲良くジョークを飛ばし合い、終始和やかな雰囲気で行われた。■ジョシュ・ブローリンコメントコーエン兄弟と一緒に仕事できて楽しかったよ。彼らは良い友だちだし、彼らの映画も好きだし、彼らがCM作ることになったら、ビールでも下着でもやるよ。ちょっと痩せなきゃいけないだろうけどね。彼らの映画には3本半(本作と『ノーカントリー』『トゥルー・グリット』、『それぞれのシネマ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画』はショートフィルムのため半分とカウント)出演させてもらっているけれど、今後も彼らと仕事ができればそれだけで満足だね。当時のハリウッドのことは分からないけれど、僕らの働いている世界を面白おかしく茶化すのは好きだよ。だって、とても馬鹿げてる業界だからね。(映画業界の)進化を見ると、当時はもっと大変だっただろうね。東部で40,000ドル稼いでいたヤツが突然2.5億ドル相当のお金を生み出すんだから、頭がおかしくなきゃできないだろう。コーエン兄弟はそれをシニカルなユーモアに昇華させてるんだ。■ジョージ・クルーニーコメント彼ら(コーエン兄弟)はとにかく楽しいんだ。素晴らしいフィルムメーカーで、一緒に仕事をするのは楽しいよ。良いヤツらだし、とても働きやすいんだよ。■アルデン・エーレンライクコメントコーエン兄弟は、リラックスして楽しい環境を作ってくれるから、最後には家に帰りたくなくなっちゃうくらい面白いんだ。■チャニング・テイタムコメント実は当初、この映画で何をやるのかは知らなくて、脚本には3文字くらいで、その後に「ダンス」としか書いてなかったんだ。いままでタップダンスもやったことないし、映画で歌ったこともなかった。でも、ほかにこんな映画はないし、目を閉じて崖から飛び降りるような気持ちでやったよ!そこにはコーエン兄弟がいたし、彼らは(当時の映画について)とても勉強していて、これまで作られた映画について全部知っていた。僕は彼らに完全に任せっきりだったよ。ユーモアにあふれた魅力的な映画だね。僕らも彼らも当時生きていたわけじゃないけど、当時を舞台としたコーエン兄弟なりの面白い解釈だよね。ドキュメンタリー的映画ではなく、本当に面白いエンターテインメント映画だ!『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月14日桃井かおり監督2作目にして主演を務める『火Hee』。先日、本作の第66回ベルリン国際映画祭への出品が発表されたが、2月11日(現地時間)、主演2作を引っさげ桃井さんがレッドカーペットに登場した。アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく――。芥川賞や大江健三郎賞をはじめ数々の賞を受賞し、世界的にも評価されている作家・中村文則の「銃」に収録される傑作短編小説「火」を映画化した本作。桃井さん自らが脚本構成し、アメリカ・ロサンゼルスの自宅を撮影現場にして監督した意欲作だ。ドイツ・ベルリンにて2月11日より開催中のベルリン国際映画祭にて桃井さんは、オープニング上映作であるコーエン兄弟監督最新作『ヘイル、シーザー!』など作品ゲストが続々と登場する中、「フォーラム部門」に招待された本作と、「パノラマ部門」に招待されたドイツ人ドリス・デリエ監督作品『Fukushima Mon Amour』(原題)の主演作2本を引っさげレッドカーペットに登場。レッドカーペットにて桃井さんは、「ほんとうにうれしい!感無量!」と英語で話し、「とても、勇気あるスタッフや出資していただいたの方々のおかげで、映画が撮れて、こうやって映画祭にも来れて、その度に応援してくれる人が増えて、またここにみんなに歓迎されてここに立っていることに感動しています。もうこれで、明日死んでも後悔はないというピークに来てるような感じです。これで”桃井かおり”が終わっても後悔がない、いい締めくくリができているような気がします。もう舞い上がってしまうほど、幸せな時間をすごさせて頂いています。お陰様です、ありがとうございます。Thank you so much!」と感謝の気持ちを述べた。また12日(現地時間)の22時には、本作のワールドプレミア上映に桃井さん出席し、舞台挨拶、質疑応答が行われる。すでに上映チケットは完売し、プレス試写会も満席になっており、大きな注目を集めているようだ。初監督作品『無花果の顔』がベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式出品され、NETPAC(最優秀アジア映画)賞を受賞している桃井さん。今年も2作品での受賞に期待が集まる。『火 Hee』は初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月12日ジョージ・クルーニー演じる大スターの誘拐事件を、ジョシュ・ブローリン、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら、“最高にゴージャス”なキャストで贈る『ヘイル、シーザー!』の日本公開日が5月13日(金)に決定。アカデミー賞を4度受賞したコーエン兄弟の集大成ともいうべき最新作から、本予告とポスタービジュアルが解禁となった。ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた1950年代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決を頼まれたのは、“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がド下手なアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちをも巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む!今週2月11日より開催されるベルリン国際映画祭のオープニング作品として、華麗なる祭典の開幕を告げる本作。先週末2月5日に公開された全米では、同週公開作の中で1位となる好成績で、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『レヴェナント:蘇えりし者』を抑えて週末興行ランキング初登場2位を獲得した(BOXOFFICE MOJO調べ)。今回到着した本予告映像では、“最高にゴージャス”な大捜査がついにスタート。登場するのは、豪華スターたちの個性的な役柄と、ハリウッドという“夢”の製作会社を舞台にした華麗なシーンの数々だ。ローマ皇帝に扮して凛々しい姿で登場しながらも、セリフをド忘れする間抜けな大スター役のジョージや、海兵服でおどけるように踊るチャニング、人魚のコスチュームでセクシーさが滴るようなスカーレットをはじめ、演技がド下手な気の抜けたアクション俳優(アルデン・エレークライク)、神経質そうな監督(レイフ・ファインズ)、バカ真面目そうな公証人(ジョナ・ヒル)、ひと癖ありそうな記者(ティルダ・スウィントン)、正体不明の編集者(フランシス・マクドーマンド)ら、豪華な面々が次々に顔を現す。突然消えた世界の大スターを捜索すべく、ブローリン演じる“スタジオの何でも屋”はこうした“濃いキャラ”に翻弄されながらも、難事件解決に挑んでいくが…。コーエン兄弟が最も得意とする、予想もつかない結末を期待させるサスペンス・コメディでありながら、今回は、劇中劇で繰り広げられる華やかなミュージカルシーンにも要注目!併せて解禁となったポスタービジュアルからも、オールスターキャストによる“最高にゴージャス”な本作の魅力が伝わってきそうだ。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日チャニング・テイタムとジョセフ・ゴードン=レヴィットが、ミュージカルコメディで共演することになった。ユニバーサルが製作配給する。タイトルは決まっていない。ゴードン=レヴィットと脚本家マイケル・バコールのアイデアに基づくもので、バコールが脚本を書く予定だ。バコールは、テイタムとジョナ・ヒル主演でヒットした『21ジャンプストリート』の脚本も書いている。その他の情報ゴードン=レヴィットの最新作は、昨年秋北米公開されたコメディ『The Night Before』。次回公開作は、5月北米公開予定のオリバー・ストーン監督作『Snowden』で、エドワード・スノーデンを演じる。テイタムの最新作は、現在北米公開中のジョエル&イーサン・コーエン監督作『ヘイル、シーザー!』。文:猿渡由紀
2016年02月09日