越岡裕貴さん、福田悠太さん、辰巳雄大さん、松崎祐介さんとメンバー全員の名前に“ゆう”がつく4人組ユニット・ふぉ~ゆ~が昨年に続きグループ2度目となる単独コンサートツアーを開催。初日を迎えた2022年11月21日(月)13:30~NHKホールで行われた「ふぉ~ゆ~ Good Job LIVE 2022 ~U.とYouで大丈夫さ~」をレポートします。ジャニーズで初、声出し可能なコンサートを行った“ジャニーズ初”が多いふぉ~ゆ~の4人!昨年に続きグループ2度目となる単独コンサートツアーを行ったふぉ~ゆ~。コロナの影響で声援を控えてのステージ観賞が当たり前になったここ数年だが、ジャニーズ事務所のコンサート開催ガイドラインが緩和されてから公演を行うのは初めてのこと。2019年にジャニーズ初、LINE公式アカウントを開設、2019年に福田さんと辰巳さんがジャニーズ初『M-1グランプリ2019』にお笑いコンビ「つ~ゆ~」として出場するなど、数多くの“ジャニーズ初”のチャレンジをしてきたら彼ら。久々に歓声で盛り上がれるステージとあって、始まる前からNHKホールに集まったファンの高揚感がひしひしと伝わってくる。会場のテンションを温めるように始まったのは、初披露となる待望のふぉ~ゆ~の新曲「Rock the show」。オープニングで新曲からスタートするのは、初めての試み。ハードなナンバーでステージへの胸の高鳴りをあおるような曲だ。結成10周年を超えるグループとあって、すでにアルバム1枚リリースできそうなくらい豊富にあるオリジナル曲を中心としたセットリスト。“CDデビューをしない三十路ユニット”と形容される彼らだが、爽やかでスタイリッシュなダンスから舞台で披露した曲、明るい応援ソング…と、どんな曲でも4人が呼吸をひとつに合わせて熟練の研ぎ澄まされたダンスを披露。安心感かつ、安定感あるパフォーマンスがふぉ~ゆ~の魅力のひとつ。たびたび楽曲の頭の部分で“この曲を披露してくれるの!?”と言わんばかりの観客の喜びの声が上がっていたこの日。「声、出していいらしいぜ!? でも、出していい声のボリュームは隣の人と会話するくらい。分かんないから、一回隣の人としゃべってみよう(笑)。これくらいの声のボリュームで“good job good job”しようぜ!!」と、会場に呼びかける福田さん。辰巳さんは「ふぉ~ゆ~が声出し、初めてのコンサートだよ?何で俺ら皆の初めての男になっちゃうんだろう(笑)」。そこから始まったのが会場一体となった“good job、good job”コール。皆の声を聞いて、「久しぶりに聞いたよぉ~!!」と感慨深そうな松崎さん。「これがジャニーズだぁあ~!!」と叫んで盛り上がる4人、そしてファンの笑い声と温かい拍手…という光景にほっこり。「皆の声がするの、嬉しい。ちょうどいいところをみつけていこう。ちょうどい~いっ!!」と叫ぶ、興奮気味の辰巳さんの話から始まったMC。富士山の絵が描かれた銭湯の背景が登場すると、4人が湯舟のセットの中に入ってトーク。「今日はgood jobライブですから。1年本当にいっぱい頑張った疲れをここで癒してほしい。嫌なことを全て忘れられる、そういうコンサートです。ジャニーズの空気清浄機です(笑)」(辰巳)とライブへの想いを語った後、ふぉ~ゆ~のLINE LIVEが話題に。福田さんが「今日ってLINE LIVEやりたくない? 夜公演終わってすぐに」と言い出し、「今日?」って目を丸くして驚く越岡さん。福田さんがMC中にスタッフにLINE LIVEの許可がもらえるか確認しに行くという行動に会場のファンもビックリ。「これがふぉ~ゆ~のリーダーです!ふぉ~ゆ~ってこうやって直談判してるの(笑)」と辰巳さんが説明してる最中に「30分だったらやっていいよって!!」とステージ裏から戻って来る福田さん。この日の夜21時~LINE LIVEをすることに決定と発表され、急な展開に驚かされつつ、鳴りやまない拍手に包まれる。後半は、松崎さんがDJとなってジャニーズの楽曲メドレーを。ここではペンライトを使って楽しめる演出もあり、会場が楽曲ごとに一色のペンライトの輝きでひとつになっていく。この日はTravis JapanのメンバーとKis-My-Ft2の二階堂高嗣さんが見学に訪れていたことがMCで紹介されていたが、Kis-My-Ft2の曲やTravis Japanの楽曲も披露。Travis Japanのあの曲では、一糸乱れぬ華麗なステップを踏む4人に大盛り上がりも!1曲1曲ごとに「ワーッ!!」という久しぶりの歓喜に包まれて鳥肌ものだったのは、KinKi Kidsメドレー。長年、KinKi Kidsと縁の深いふぉ~ゆ~だからこそ歌ってほしい名曲がズラリ勢ぞろい。2組のユニットで圧巻のパフォーマンスで魅了したかと思いきや、再び4人で揃って歌う曲では、音響トラブルでリズムがとれずに歌うというハプニングが…。それも旨味にしてしまうのが、実にふぉ~ゆ~マジック。同じ曲を2回披露して歌い切り、プロフェッショナルとしての意地を見せたのがすごいところだ。ラストはフルで初披露となったふぉ~ゆ~の名曲。会いたい気持ちを歌うラブソングで、コンサートに足を運んでくれたファンへの「ありがとう」の想いをエモーショナルにシンクロさせる。最後の挨拶では辰巳さんが「皆本当にありがとうございました!皆、今年1年いろいろあったと思いますが、今日は一緒にいろんなものを浄化できていたら嬉しいなと思います。また僕たちと新しいもの、楽しみなことを作っていきましょう。これからもついて来てね」と力強く語りかける。越岡さんはクシャクシャな笑顔で「今日は本当にありがとうございました。やっぱり(NHKホールという)思い入れのある地で僕たちのファン“お友達”で埋まっているのは感慨深いものがあって、本当に僕たちは幸せだなと感じております。また一緒に遊びましょう」。松崎さんは「本日はありがとうございます。…待たせました!これからもこの景色、そして僕たちと“お友達”でいて下さい」と語りつつ、ファンの声援に応え、声を出せるコンサートの素晴らしさに感動した表情に。福田さんは「こんなにたくさんね、すごい人たちがいるのに、ふぉ~ゆ~のことが好きって言ってくれてありがとう。その分、僕らたくさんたくさんふぉ~ゆ~していくから、受け取って。それを大事に大事にしてください。皆、本当に大好きです。いつもありがとう」とありったけの愛を叫び、最後に「僕たち、ふぉ~ゆ~でした!!」と声を揃える4人。ふぉ~ゆ~のいつだってあなたのために心から愛を届けようとする歌声は温かく、まっすぐ。ハプニングにも動じず、愛に溢れたエンターテイナーということを証明してくれたステージは、コンサートのタイトル通り、どんなことがあっても大丈夫さと感じさせてくれるものに。最後は2023年1月1日からLINE LIVE開催のお知らせという嬉しいニュースもあり、来年もふぉ~ゆ~がハッピーを届けるために全力for youしてくれる予感!写真・渡辺美知子 取材、文・福田恵子
2022年11月27日23日に発売されたアイドルグループ・ジャニーズWESTのライブBlu-ray&DVD『ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』が、発売初日にしてグループ史上最高売上となる135,499枚を記録した。過去最高累積売上だったBlu-ray&DVD『ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2019 WESTV!』(19年7月10日発売)の13.3万枚(2022年11月28日付現在、オリコン調べ)を上回る売上を初日で達成した同作には、2022年に全国8都市9会場全38公演で開催されたアリーナツアーから神奈川・ぴあアリーナMMでの公演を収録。ライブがフェイクで幕を開けるという“歌の力”を感じさせる公演で、メンバーが楽器を手に公演替わりで披露した「Special Acoustic Arrange」は、「アメノチハレ」、「ブーケ」、「オレとオマエと時々チェイサー」の全3曲を初回盤に収録している。今作でもポップスやロックはもちろん、ヒップホップなサウンドやジャジーな楽曲、今っぽいシティポップ要素やボカロPをうまく組み込んだナンバーなど多彩な楽曲に挑戦。アリーナツアーの合間に参加したフェス『OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022』、『LOVE MUSIC FESTIVAL 2022』でさらにパワーアップした“オーディエンスを巻き込むエネルギー”を発揮し、生バンドを背負ったり、EDMではド派手な演出で畳みかけたりと、バリエーション豊かなパフォーマンスで観客を魅了した。夏にはこの勢いを初の3大ドームツアーへと繋げ、ツアー中に発売された「星の雨」はシングル最高売上を達成するなど、一歩ずつ右肩上がりに力を蓄えてきたジャニーズWEST。デビュー10年目を目前に控えた2023年はどんな活動を見せるのか。
2022年11月24日関西ジャニーズJr.のユニット”AmBitious”(アンビシャス)。2021年10月に大倉忠義のプロデュースによって結成された”AmBitious”初となる単独舞台公演が、2023年2月東京グローブ座とサンケイホールブリーゼにて全35公演、上演することが決定いたしました。関西ジャニーズJr.の人気ユニット2019年1月結成”Lil かんさい”、2019年2月結成” Aぇ! group”、2020年11月結成”Boys be”に続いて2021年10月に結成された”AmBitious”は、真弓孟之、河下楽、岡佑吏、永岡蓮王、井上一太、浦陸斗、大内リオン、吉川太郎、小柴陸の9人で活動。結成からわずか8ヶ月の2022年6月に松竹座で20公演の単独ライブを成功させるなど、目が離せない注目のユニットです。そんな彼らが次に挑戦するのは、“舞台”。企画は関ジャニ∞の大倉忠義が務めます。結成時に「がむしゃらに頑張ることを恥ずかしいと思う人もいるけれど、メンバーたちのパフォーマンスを見て”野心的だ”と感じて”AmBitious”と名付けた」という大倉の思いを胸に、フレッシュな9人のメンバーが新たな挑戦をいたします!どうぞご期待下さい!AmBtiousメンバーコメント&自己紹介真弓孟之/まゆみたけゆき2004年8月24日生まれ/18歳今回AmBitiousとして東京グローブ座、サンケイホールブリーゼで計35公演も舞台をやらせていただくことになりました!!お話を聞いた時、嬉しすぎて何度も聞き返しました笑まだ、詳しいことは何も決まっていませんが、たくさんの人にAmBitiousを知ってもらえるような公演にしたいです!そのために、ぼくたち笑いも個性も伸ばして、AmBitious9人とファンの皆さんが一緒に楽しめるような最高の公演にするので、是非観に来てください!!河下楽/かわしたがく2001年2月24日生まれ/21歳本当に夢なんじゃないかって疑うぐらいに大きなチャンスを頂けたことに感謝しかありません!AmBitious9人全員が力を合わせて観に来て良かったと思ってもらえるような物を作れるように頑張りまくります!!そしてAmBitious一人一人が主役としての責任と自覚を持って、凄い勢いがあるグループだと思ってもらえるように全員で頑張るので是非観に来て欲しいです!!岡佑吏/おかゆうり2002年2月1日生まれ/20歳僕たちが全35公演も舞台をさせていただけることを嬉しく思います。AmBitiousは結成して1年とまだまだ未熟な部分が多いですが、AmBitiousの9人がどんな個性を持っているのか、またどんなグループなのかをより知って頂けるように、そして、この舞台でより飛躍できるように、全身全霊、観に来てくれるお客さんに楽しんでいただけるよう頑張ります!永岡蓮王/ながおかれお2005年12月27日生まれ/16歳今回、AmBitiousだけでやらさせて頂けるという事でとてもとても気合が入りまくってます!絶対にいい舞台にして最高の思い出にしたいと思います!!35公演メンバー同士助け合って、AmBitiousってすごいなと、たくさんの方に思って頂けるように精一杯頑張ります!よろしくお願いいたします!!!井上一太/いのうえいちた2006年6月19日生まれ/16歳今回の舞台は、僕の中では挑戦と思っていて、今までAmBitiousだけでやったことのない舞台というジャンルで正直不安があります。その反面この舞台を成功させる事でAmBitiousがすごいレベルアップできると思っていて、このチャンスを掴んでこの先もっともっと成長できるよう頑張りたいと思います!そして舞台を観てAmBitiousの事をもっともっと知ってもらえるような良い舞台にします!浦陸斗/うらりくと2004年12月20日生まれ/17歳来春AmBitiousで舞台をさせていただけることになり、とても嬉しいです!この公演を通して、より僕たちのことを知っていただけたらなと思います。AmBitiousを結成してからも磨き続けてきた「各々の強烈な個性」を最大限に活かして、僕たちらしいフレッシュなエネルギーで東京グローブ座、サンケイホールブリーゼを満たせるように頑張りたいと思います。大内リオン/おおうちりおん2005年4月27日生まれ/17歳この舞台はAmBitiousにとって大事な一歩になります。9人の個性を沢山出してファンのみなさんが感動出来るような舞台にして、ダンス、アクロバットに続き新しい事にも挑戦出来ると思うので頂いたチャンスを生かしてAmBitiousにしか出来ない舞台を作っていきます。期待して待ってて下さい。毎公演この気持ちと情熱を忘れずに9人で頑張ります。吉川太郎/よしかわたろう2001年10月9日生まれ/21歳AmBitiousが初めて、グローブ座、サンケイホールブリーゼという素晴らしい舞台に立たせていただくことになりました。ありがとうございます!しかも今までのステージとはまた一味変わったものになりそうで今からすごくワクワクしてます!よっしゃ頑張るぞー!よしいったろー!!小柴陸/こしばりく2002年12月22日生まれ/19歳僕たちが東京でAmBitiousとして舞台に立たせて頂ける、本当に初めての公演です!全員とても気合いが入っております!!コンサートではなく、舞台です!僕たちの思い出に残るのは当然のことですが、観に来ていただいた皆様にも、思い出に残るように、そしてAmBitiousらしい最高の作品にできるように一生懸命頑張ります!!期待していて下さい!!【公演概要】タイトル:舞台「AmBitious 2023春」(仮)出演:AmBitious(真弓孟之河下楽岡佑吏永岡蓮王井上一太浦陸斗大内リオン吉川太郎小柴陸)企画:大倉忠義公演日程<東京公演>東京グローブ座:2023年2月1日(水)~2月12日(日)<大阪公演>サンケイホールブリーゼ:2023年2月15日(水)~2月26日(日)チケット料金:S席 7,200円/A席 6,200円(全席指定・税込み)チケット一般発売日:決定次第お知らせいたします。お問合せ東京グローブ座:03-3366-4020キョードーインフォメーション:0570-200-888(11:00~18:00日祝休業)主催・企画製作:東京グローブ座 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月15日現在放送中の秋ドラマには、ジャニーズ出演作が盛りだくさん!『ジャニーズは努力が9割』の著者・霜田明寛さんによると「今期はハマり役を演じている人ばかり」なのだとか。「役柄に、ご自身の印象が反映されている方が多いんです。『silent』の目黒蓮さんは、障害を抱えながらも周囲を思いやる優しさや誠実な人柄が、ご本人と重なりますし、『ボーイフレンド降臨!』の髙橋海人さんも、かわいらしいけれど、どこかミステリアスな雰囲気が、記憶喪失という設定にぴったりですよね。『束の間の一花』で京本大我さんが演じる余命の短い哲学講師役も、見た目の繊細な美しさで、リアリティが増しているように感じます。ご本人の資質に、役作りの努力がかけ合わさって、何倍も魅力的なキャラクターになっているんでしょうね」■目黒蓮(25)『silent』フジテレビ系・木曜22時~「目黒さんの目元や表情の演技に思わず引き込まれてしまうんですよね。猛練習したという手話からも感情が伝わってきて、俳優としてさらに飛躍する予感がします」(霜田さん・以下同)■髙橋海人(23)『ボーイフレンド降臨!』テレビ朝日系・土曜23時~「髙橋さんが醸し出す独特の雰囲気は、年上女性が恋に落ちてしまうのも納得です。記憶を取り戻したとき、演じ方にどんな変化が起きるのか、今から楽しみです」■京本大我(27)『束の間の一花』日本テレビ系・月曜深夜24時59分~「京本さんは、ビジュアルに説得力を持たせるため、人生初の食事制限をしたそうで、美しさに磨きがかかっています。哲学講師という設定も、雰囲気にぴったりです」また、どちらもマンガが原作の『親愛なる僕へ殺意をこめて』と『クロサギ』では、主演の2人が演技の実力をあますところなく発揮しているという。「山田涼介さんは、マンガ原作の世界観のなかでも、見た目に説得力がありますよね。今回は、バイオレンスなシーンの表現力も際立っています。平野紫耀さんは、コミカルなシーンとシリアスな演技の振り幅の広さがさすがです。カッコいいダークヒーローとして、男性人気もより高まる気がします」■山田涼介(29)『親愛なる僕へ殺意をこめて』フジテレビ系・水曜22時~「2つの人格をどちらも魅力的に演じ分けられるのは、山田さんの演技力があるからこそ。真実が明かされるまでの展開にも期待大!」■平野紫耀(25)『クロサギ』TBS系・金曜22時~「劇中で、平野さんがいろいろな変装をするのも見どころのひとつ。着替えシーンで、筋肉美が見られるのもうれしいポイントです」最後に、霜田さんはこう語る。「どの作品もクオリティが高いのはもちろん、ご本人たちの魅力が最大限に引き出されていて、ジャニーズファンとしては、テンションが上がりまくりです!」【PROFILE】霜田明寛Webマガジン「チェリー」編集長。過去にはジャニーズJr.オーディションを受験した経験も!著書に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)などがある
2022年11月14日関西ジャニーズJr.として活動し、多くの舞台に出演する今江大地の主演作、舞台『新選組始末記』が11月11日(金)から東京・ヒューリックホール東京で開幕。『新選組始末記』は、「座頭市」などの執筆者として知られている子母澤寛が新聞社時代に関係者への取材をもとに作成した小説であり、日本の“新撰組”作品のベースとも言われている作品。1963年には映画化、1961年と1977年にはテレビドラマ化もされている。舞台は約60年ぶりとなる今回は、今江大地(関西ジャニーズJr.)、林一敬(ジャニーズJr.)をはじめ、伊崎龍次郎、校條拳太朗、日向野祥、毎熊宏介、そして河相我聞、酒井敏也といった個性あふれる俳優陣が集結。ナレーターとしても活躍する劇作家・鈴木智晴が脚本を、役者の個性を引き出す手腕に定評がある扇田賢が演出を担当し、令和の時代に新たな新撰組の風を起こさせる。11月10日、初日に先駆けて公開ゲネプロが行われ、主要キャストが本番に向けての意気込みを語った。《キャストのコメント》今江大地●藤堂平助役ここにいるキャストの皆さんと、見えへんところで頑張ってくれているスタッフさんがいっぱいいるので、その人たちと「新選組始末記」を作れたことをすごく幸せに思っています。明日から初日ですけど、全力で頑張っていきますので応援のほどよろしくお願いします。林一敬●沖田総司役今、演劇エンターテインメントではいろんな見せ方があると思うんですが、このような歴史をなぞって見せる演劇はあまりないと思いますので、今、この時代にできる「新選組始末記」という作品を楽しんでいただけたらなと思います。伊崎龍次郎●斎藤一役稽古場から今江くんと林くんを筆頭に、真っ直ぐガムシャラに走る二人を見て、我々一同は感化されて熱い作品を作り上げてきました。たった6年しか存在しなかった新撰組が、何を思い、何のために戦ったのか、それを皆様に感じていただければ嬉しいです。校條拳太朗●土方歳三役歴史に名を刻んだ伝説の男たち、新撰組にまつわる話をこの「新撰組始末記2022」のチームで作れることを本当に光栄に思います。稽古場からみんなで掲げてきた“誠”をしっかりと最後まで、怪我なく届けられるように頑張りますので、皆様の力で一人でも多くの方に拡散していただけたらなと思います。よろしくお願いします。日向野祥●原田左之助役新撰組はファンの方がたくさんいる人たちで、映画であったり、ドラマであったり、舞台であったり、たくさんの方が演じてきた人物たちです。それを僕たちが演じさせていただくということは、“誠”を掲げてという信念、そして伝えるべきものがあると思いますので、全力で会場にお越しいただいて、見ていただく方にこの気持ちを届けられるように精一杯最後まで走り抜けて参りますので、応援のほどよろしくお願いします」毎熊宏介●永倉新八役この舞台は殺陣の見どころもたくさんあって、いろんなところで熱いバトルを繰り広げております。それと、この時代ならではの正義と正義のぶつかり合いというか、意志を持った熱い男たちの話になっておりますので、人間同士のストーリーも見ていただけたら嬉しいと思います。楽しんでいただけるよう、作品を作り上げていこうと思いますので応援のほどよろしくお願いします。河相我聞●伊藤甲子太郎役この作品は新撰組をよく知ってる方も知らない方も楽しめる作品になっていると思います。キャストの方も素敵で、僕の息子でもおかしくない年齢で、以前は自分も若手だと思っていましたが、いつの間にか「もう若手ではないのかな」と感じながらやっております。いろんな方に足を運んでいただきたいのでよろしくお願いします。酒井敏也●杉村義衛役若さ溢れる、スピード感あふれる作品ができました。皆様にいっぱい見てほしいです。よろしくお願いします。舞台『新選組始末記』は11月11日(金)から20日(日)まで、ヒューリックホール東京で上演。上演時間は約2時間10分(休憩なし)。<あらすじ>時は文久三年(1863年)。月光照らす京の町を駆け抜ける、若き狼たちがいた。その名を、会津藩守護職御預「新選組」。物語は、血気盛んな性格から〝魁先生〟の異名を持ち、異彩を放った藤堂平助。そして、新選組一番隊組長にして〝若き天才〟と呼ばれた沖田総司。共に美少年と名高く、短い生涯ながらも新選組の歴史に名を残した、「同い年の剣士」の悲喜交々を中心に描く青春群像劇。江戸・日野の試衛館道場で剣技を競った二人は、やがて京へ上洛し、「新選組」隊士となる。剣に優れ、共に〝新選組四天王〟と呼ばれた二人は隊内での信頼も厚く、その人柄ゆえ、京の人々からも愛されていた。しかし、新選組の名を世に知らしめたあの〝池田屋事件〟、そして〝尊敬する隊士の死〟をきっかけに、二人の運命の歯車は狂い始める……。(文:田中隆信/撮影:GEKKO)<公演概要>日程:2022年 11月11日(木)~20日(日)会場: ヒューリックホール東京(有楽町)【出演】今江大地(関西ジャニーズJr.)/林一敬(ジャニーズJr.)/伊崎龍次郎、校條拳太朗、日向野祥、毎熊宏介、木村優良、株元英彰、成松慶彦、碕理人、八神蓮、永岡卓也、在原桂馬、溝呂木賢、コウガシノブ/河相我聞/酒井敏也《アンサンブル》生谷一樹、小林諒大、隈本秋生、後藤真、小倉江梨花、西山大地、東井隆希、鎌田優花【公演日程】2022年11月11日(金)~20日(日)(全12ステージ)11日(金)18:0012日(土)13:30/18:0013日(日)13:30/18:0014日(月)休演日15日(火)18:0016日(水)18:0017日(木)18:0018日(金)18:0019日(土)13:30/18:0020日(日)13:30【公式サイト】 【公式Twitter】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: info.destyle.stage@gmail.com ■チケットに関するお問い合わせサンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)【主催】舞台「新選組始末記」製作委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月11日ホラー映画『禁じられた遊び』が、2023年9月8日(金)に公開される。『リング』の中田秀夫が監督を務め、橋本環奈、ジャニーズWESTの重岡大毅がW主演を果たす。人気ホラー小説『禁じられた遊び』を実写化映画『禁じられた遊び』は、第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した清水カルマの同名小説を実写映画化するもの。清水カルマのデビュー作でありながら、累計発行部数4万部を突破した人気ホラー小説だ。『リング』中田秀夫と平野隆が再タッグ監督を務めるのは、『リング』『スマホを落としただけなのに』『事故物件 怖い間取り』などを世に送り出してきた中田秀夫。ホラーにとどまらず、サスペンス、ミステリーなど、様々なジャンルで恐怖を追求してきた中田秀夫が、『スマホを落としただけなのに』で企画プロデュースを務めた平野隆と2年ぶりのタッグを組む。平野隆がホラー映画をプロデュースするのは初の試みとなる。尚、映画『禁じられた遊び』は完成前にも関わらず、既に海外の映画配給会社などからもオファーがかかっている。スペイン語圏、中南米およびカリブ海地域、東南アジアなど、40カ国以上からの上映・配信オファーが寄せられているという。魔法の呪文“エロイムエッサイム”物語のキーとなるのは、愛する人が帰ってくる魔法の呪文“エロイムエッサイム”。それは直人がただの遊びで教えた呪文のはずだった。伊原直人の息子・春翔が純粋な願いを込め、庭で母のためにその呪文を唱え始める姿を、直人のかつての同僚である映像ディレクター・倉沢比呂子が目撃。すると、彼女の身に異常な現象が起こり始めて……。橋本環奈×重岡大毅がW主演映画『禁じられた遊び』でW主演を務めるのは、橋本環奈とジャニーズWESTの重岡大毅。2人が共演するのは初となり、また、重岡大毅がホラー作品に出演するのも本作が初となる。倉沢比呂子…橋本環奈映像ディレクター。サバサバした切り替えの早い性格。演じるのは、ホラー映画『カラダ探し』への出演も記憶に新しい橋本環奈。伊原直人…重岡大毅(ジャニーズWEST)比呂子の元同僚で、春翔の父親。優しくよきパパであると同時に、やや頼りない一面もあるキャラクター。息子・春翔におまじないを教えるが……。演じるのは、7年ぶりの映画出演となるジャニーズWESTの重岡大毅。春翔…正垣湊都直人の息子。過去、重岡大毅主演のミニドラマ「悲熊」にも出演しており『禁じられた遊び』にて再共演となる。美雪…ファーストサマーウイカ直人の愛する妻であり春翔の母。亡くなったはずの美雪が、純粋な想いとともに唱えられた魔法の呪文“エロイムエッサイム”によって蘇り、直人や比呂子に襲い掛かる。平丘麻耶…堀田真由比呂子の元同僚。直人と同じ職場で働いている社員。柏原亮次…倉悠貴比呂子の同僚でWEB番組「霊能ファイル」のディレクター。大門謙信…長谷川忍(シソンヌ)「霊能ファイル」に出演中の霊能者。「あの世から戻ってきてしまったものを消滅させなければ」と立ち向かう。黒崎邦明…猪塚健太霊能者である大門の弟子。野田修子…MEGUMI比呂子と直人を襲う怨霊モンスター・美雪の幼少期を知るシスター。村田サチ…清水ミチコ借金を置いて逃げた夫を探し出すべく、霊能者・大門らに捜索を依頼する女性。川崎…新納慎也かつて比呂子の上司だった男。サチの夫…諏訪太朗現在、行方をくらましている。映画『禁じられた遊び』あらすじ伊原直人が息子・春翔に冗談半分で教えた小さな嘘。「ねえパパ、トカゲの尻尾を埋めたらトカゲが生えてくるの?」「そうだよ。でも、ある呪文を唱えないとダメなんだ」仲睦まじい二人を妻・美雪が見守っていた。幸せな生活を送る伊原家に、ある日、不幸な事故の報せが届く…。「――この事故で…伊原美雪さんが死亡しました。」聞き覚えのある名前を耳にした映像ディレクター・倉沢比呂子はかつての同僚・伊原直人を思い出す。時を同じくして周囲では次々と不気味な出来事が起き始め、その根源を探るため比呂子は伊原家へと向かう。そこで目撃したのは、母親にもう一度会いたい一心で呪文を唱える春翔と、それに呼応するかのようにうごめく土の山だった…。【作品詳細】映画『禁じられた遊び』公開日:2023年9月8日(金)出演:橋本環奈、重岡大毅、堀田真由、倉悠貴、正垣湊都、猪塚健太、新納慎也、MEGUMI、清水ミチコ、長谷川忍、ファーストサマーウイカ原作:清水カルマ『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫)監督:中田秀夫脚本:杉原憲明企画・プロデュース:平野隆
2022年11月10日アイドルグループ『King & Prince』からの脱退を発表した、平野紫耀(ひらの・しょう)さんと神宮寺勇太(じんぐうじ・ゆうた)さん、岸優太さんの3人。メンバー5人での活動が終了し、2023年5月23日からは、永瀬廉さんと髙橋海人さんの2人となります。発表に衝撃を受けたのはファンだけでなく、元『King & Prince』の岩橋玄樹(いわはし・げんき)さんも同様でした。岩橋玄樹がつづった想いさまざまな発作により生活に支障が出る『パニック障害』を治療するため、2021年3月に『King & Prince』を脱退した岩橋さん。5人の決断に思うところがあったらしく、2022年11月7日にInstagramを更新して注目を集めました。正直、初めに聞いた時は驚きました。しかし、それと同時に紫耀、岸くん、そして神宮寺が決断した事はとても勇気と覚悟がないとできない事です。僕自身も2021年の3月末にジャニーズ事務所を退所しました。その時も人生で味わった事のない、寂しさ、怖さ、そして勇気と覚悟がありました。そんな人生の大切な決断をした3人を、心の底から誇りに思います。genki_iwahashi_17ーより引用岩橋さんは、脱退の経験者として3人の心情をよく理解しているのでしょう。それぞれの想いに寄り添いつつ、感謝の言葉もつづりました。また、廉、海人も3人の意見を尊重してくれた事、そしてKing & Princeの名前を残してくれた事に対しても本当に誇りに思います。僕が退所してから、わずか約1年半しか経っていませんが、紫耀、廉、海人、岸くん、神宮寺は僕の分まで精一杯、King & Princeとして頑張ってくれた事に対して感謝しかありません。こんな素敵な人達に出会えた事、また素敵なTiaraのみなさんに出会えた事が僕の人生の最高の宝物です。なので、どうか2023年5月22日まで5人のKing & Princeを、たくさんたくさん応援してあげてください。そして残りの時間、5人のキンプリとTiaraのみなさんで一生忘れられない良い想い出を作り上げてください。そして、覚悟と勇気のいる人生の大切な大切な決断をした3人をずーっと応援してください。また廉、海人の応援もよろしくお願いします。genki_iwahashi_17ーより引用また、さまざまな意見が飛び交っていることについても触れ、あるお願いをしています。最後に、みなさんそれぞれの意見があると思います。しかし、今まで彼らからたくさんの幸せや笑顔をもらってきたのは、みなさんだと思います。なので、これからはみなさんが、幸せや笑顔を彼らに与えてください。きっとみなさんの素敵な笑顔が見たいと思います。genki_iwahashi_17ーより引用世間を騒がすこととなり、『King & Prince』のメンバー5人も疲弊しているところがあるでしょう。ファンとメンバー5人をつなぐように、優しく呼び掛ける岩橋さんの投稿は、多くの人の胸を打っています。・何があっても、岩橋さんを含めた6人を応援します!・いろいろな憶測に戸惑うけれど、今度は私たちファンが支える番だと思う。・6人に出会えたことが最高の宝物。・みんなが大切なものを守ろうとしていることは、伝わってきたよ!岩橋さんの温かな言葉に、救われたファンも多い様子。確証のない話に振り回され、心が乱れた時には、岩橋さんからのメッセージを思い出して落ち着きたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年11月09日アイドルグループ『King & Prince』からメンバー3人が脱退するニュースが日本中をかけめぐった、2022年11月5日。平野紫耀(ひらの・しょう)さん、神宮寺勇太(じんぐうじ・ゆうた)さん、岸優太さんの3人が『King & Prince』を脱退、また事務所も退所することになり、今後グループは永瀬廉さんと髙橋海人さんの2名で活動していくことになります。3人のグループ脱退、また退所の理由には、『それぞれが思い描く活動の方向性の違い』と発表されており、メンバーのコメントでは、『海外進出』という単語も出ていました。メンバー個人での活動も目立つ『King & Prince』だっただけに、ファンのみならず、多くの人に衝撃を与えた今回の発表。同月7日に放送された、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、今回の発表について取り上げており、番組MCを務めるお笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんは、グループを離れる3人に「海外を目指す権利っていうのは、全員にある」とエールを送りました。海外を目指す権利っていうのは、全員にあるんですよ。だから、3人はこれを堂々といっていいし、恥ずかしいことない。どんどんやっていい。スッキリーより引用続けて、一部のファンから出ている、脱退後の3人の活動を危惧する声について、日本のエンターテインメント業界にからめて、指摘もしています。それで仕事が制限されてしまう、退所することによって仕事が制限されてしまうって「いつまでそんなことやってるの、この芸能界」て、僕は正直、思います。優秀な人間を使っていくというのがエンターテインメントであって、平等であるべきだと思う。スッキリーより引用3人はもちろん、グループ活動を継続していく2人についても「残ったほうの決断が悪いとは思ってない」とも語っていた加藤さん。番組中での加藤さんの発言に、『King & Prince』のファンからは「ありがとう」「気持ちを代弁してくれた」と称賛の声が寄せられています。・まさに『スッキリ』。・本当にその通り。事務所を退所したからって、テレビに出てはいけないなんてことはないからね。・それぞれで頑張れって意味だし、それは当たり前なんだよね。『King & Prince』からの発表に賛否両論が巻き起こったものの、誰もがメンバーそれぞれの活躍を期待し、楽しみにしているはず。今後、ファンにどんな世界を見せてくれるのか、多くの人が期待していることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月08日ジャニーズWESTの小瀧望が主演を務めるミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』が、2023年1月7日(土)から26日(木)まで東京・日生劇場で、2月4日(土)から13日(月)まで大阪・梅田芸術劇場で上演される。東京公演のチケット発売日は2022年11月26日(土)。ジャニーズWEST小瀧望主演で人気ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』は、『オペラ座の怪人』や『キャッツ』、『エビータ』など数々の名作ミュージカルの作曲を手掛けたロンドン・ミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手掛けた人気作家ベン・エルトンの強力なタッグにより誕生した青春ミュージカル。北アイルランド紛争のドキュメンタリー番組に胸を打たれたベン・エルトンが、実話をもとに書き上げた。日本では、2006年にジョーイ・マクニーリー演出&櫻井翔主演によって初演され、2014年にも上演された。そんなミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』が、主演にジャニーズWESTの小瀧望を迎え、上演される。『ザ・ビューティフル・ゲーム』あらすじ物語の舞台となるのは、イギリス領北アイルランドの首都・ベルファスト。街は、北アイルランドの独立を訴える組織でカトリック派「IRA」と、プロテスタント派の争いにより分断されていた。そんな中でもベルファストで暮らすサッカーを愛する人々は、応援するチームの試合を「ザ・ビューティフル・ゲーム」と呼び、“彼らの人生そのもの”と言えるほど大事にしていた。しかし宗派の争いは日増しに激しくなり、彼らにも不穏な空気が忍び始めるのだった…。登場人物■ジョン・ケリー(小瀧望)…サッカーチームのエース選手で、ひたむきにプロサッカー選手を目指す青年。■メアリー(木下晴香)…ケリーの恋人。■トーマス(東啓介)…ジョンのサッカーのチームメイトとして共に青春時代を過ごすも、内戦によってそれぞれの道へ進んでいくことになる。■クリスティン(豊原江理佳)…メアリーたちと一緒にサッカーチームの応援をしている女の子。奔放な性格の持ち主。■バーナデット(加藤梨里香)…メアリー、クリスティンと同じく試合会場のスタンドに座って、サッカーチームの応援をしている。■ダニエル(新里宏太)…ケリーやトーマスと一緒にサッカーチームの活動に励む。■ジンジャー(皇希)…ケリー、トーマス、ダニエルのチームメイト。■デル(木暮真一郎)…ケリー、トーマス、ダニエル、ジンジャーのチームメイト。■オドネル神父(益岡徹)…サッカーチームの監督。若者たちの行く末を常に案じている父親的な存在。演出に瀬戸山美咲また、演出を務めるのは、気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲。瀬戸山は、『ザ・ビューティフル・ゲーム』で初のミュージカル演出に挑む。公演概要『ザ・ビューティフル・ゲーム』作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー作詞:ベン・エルトン上演台本・演出:瀬戸山美咲振付:ケイティ・スペルマン出演:小瀧望、木下晴香、東啓介、豊原江理佳、加藤梨里香、新里宏太、皇希、木暮真一郎、益岡徹、今村洋一、江見ひかる、岡本拓也、尾崎豪、後藤裕磨、齋藤信吾、酒井比那、酒井航、鮫島拓馬、社家あや乃、田川颯眞、富田亜希、中野太一、広瀬斗史輝、松田未莉亜、宮崎琴、門馬一樹、安井聡、吉田萌美、渡部光夏■東京公演期間:2023年1月7日(土)~26日(木)会場:日生劇場住所:東京都千代田区有楽町1-1-1チケット料金:S席 14,000円、A席 9,000円、B席 4,500円(全席指定・未就学児童入場不可)プレイガイド:東宝ナビザーブ、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイド※劇場窓口、東宝テレザーブでの取り扱いはない。■大阪公演期間:2023年2月4日(土)~13日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1チケット料金:S席 14,000円、A席 9,000円、B席 4,500円(全席指定・未就学児童入場不可)プレイガイド:チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、梅田芸術劇場チケットカウンター※梅田芸術劇場オンラインチケットでの取り扱いはない。※梅田芸術劇場チケットカウンターは、一般発売日以降、残席ある場合のみ10:00~18:00 の間で取り扱う)【問い合わせ先】■東京公演:東宝テレザーブTEL:03-3201-7777■大阪公演:梅田芸術劇場メインホールTEL:06-6377-3800 (10:00~18:00)
2022年11月07日2022年11月5日、株式会社ジャニーズ事務所がアイドルグループ『King & Prince』のメンバー3名が脱退することを発表しました。平野紫耀(ひらの・しょう)さんと神宮寺勇太(じんぐうじ・ゆうた)さんは、2023年5月22日に『King & Prince』を脱退と同時に、ジャニーズ事務所を退所。岸優太さんは同年の秋に退所を予定しています。株式会社ジャニーズ事務所は、『King & Prince』のメンバー5名での活動が終了することについて、ウェブサイト上でこのようにつづっています。突然のご報告となりましたこと、謹んでお詫び申し上げます。昨年より、メンバー5人で、また、時にはスタッフも入りながら、今後のKing & Princeのグループとしての活動だけではなく、それぞれの人生についても何度も、話し合いを重ねました。その中で、海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました。議論を深める中で、お互いの人生を尊重するためにも、2023年5月22日をもって、5人での活動は終了をさせて頂く、という苦渋の結論に至りました。改めまして、ファンの皆様並びに関係者の皆様には、これまで5人のKing & Princeを応援していただき、活動を支えてくださいましたこと、心より御礼申し上げます。2023年5月22日をもちまして、岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の3人はKing & Princeを脱退し、5月23日よりKing & Princeは永瀬廉と髙橋海人の2人で活動をさせて頂きます。それぞれの道を歩む岸、平野、神宮寺、そしてこれからのKing & Princeをどうぞよろしくお願い申し上げます。Johnny’s netーより引用また、『King & Prince』のメンバーは、自分たちの決断について、ファンに向けて次のようにコメントをしました。King & Princeから大切なファンの皆さまへご報告があります。この度、僕たちKing & Princeは5人での活動を終了するという、苦渋の決断をさせて頂きました。ファンの皆さまや関係者の皆さまには、突然のご報告となり、誠に申し訳ございません。皆さまが応援してくださることにより、King & Princeは活動できています。そのことは片時も忘れたことはなく、心から感謝しています。2018年5月23日のCDデビューを機に、King & Princeのメンバーとして活動を始めました。良いこともあれば、苦しいこともありましたが、どんなときもファンの皆さまの笑顔と応援のおかげで、メンバー同士で支え合いながら走り続けることが出来ました。昨年より、今後の活動について、より具体的に話し合う時間が増えました。グループの活動のことから個人の人生について、時間をかけて本音で話し合った結果、大切にしていることは同じでも、海外での活動をはじめとして、それぞれの目指したい方向が異なることもわかりました。その後、さらに話し合いを重ね、全員が「お互いの人生を尊重しよう」という考えで一致し、同時にファンの皆さまには純粋にコンサートを楽しんで頂きたく、ライブツアーが終了してから、皆さまにお伝えすることになりました。突然のご報告となり、ファンの皆さま、ごめんなさい。2023年5月22日をもちまして、岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の3人はKing & Princeを脱退し、5月23日よりKing & Princeは永瀬廉と髙橋海人の2人で活動をさせて頂きます。これからのKing & Princeそしてそれぞれの道を歩む岸、平野、神宮寺をどうぞよろしくお願いいたします。Johnny’s netーより引用2018年に楽曲『シンデレラガール』でCDデビューした『King & Prince』。ドラマやバラエティ番組への出演など、各方面で活躍中であるだけに、今後それぞれのメンバーがどうはばたいていくのか、ファンは注目しています。[文・構成/grape編集部]
2022年11月05日2022年11月1日、株式会社ジャニーズアイランドの代表取締役を務めていた、滝沢秀明さんが退任したことが明らかになりました。株式会社ジャニーズ事務所のウェブサイトによると、滝沢さんは同年10月末をもって退任。後任として、前年に解散したアイドルグループ『V6』のメンバーであり、タレントの井ノ原快彦さんが社長に就任するといいます。この度、2019年よりジャニーズアイランド代表取締役を務めてまいりました滝沢秀明が退任し、新たに井ノ原快彦がジャニーズアイランドの代表取締役となりましたことをご報告させて頂きます。9月中旬に滝沢前社長よりジャニーズアイランド代表取締役及びグループ会社役員を10月末に退任したいとの意向を受けました。滝沢前社長には、ジャニーとメリーの逝去という弊社にとってこれ以上ない大きな出来事に直面し、また、社会情勢におきましても新型コロナウイルスというパンデミックに見舞われるなど、非常に難しい状況下の中で、先頭に立ってジャニーズのエンターテイメントを守り、ジャニーズJr.育成の舵取りをして頂いた功績は大きく、今後も継続して頂きたいと慰留致しましたが、本人の固い決意を尊重し、次のステージへ進むことを取締役会にて承認致しました。在任中お世話になりました関係各社の皆様には格別のご厚情を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。Johnny&Associatesーより引用今回新たに社長に就任した井ノ原さんは、アイドルとしての活動のみならず、テレビドラマや情報番組への出演など、マルチな活躍を見せてきました。同事務所は抜擢の理由について、次のようにつづっています。グループでの活動に加えて個人としても、数多くのドラマやバラエティー、情報番組MCと多岐にわたるキャリアを積んできた井ノ原ではございますが、Jr.時代には同世代の仲間が次々とデビューしていく姿を見送る側の立場も経験いたしました。そのような辛い時期を乗り越え、V6としてデビューするに至った人間力を高く評価しております。プライベートではジャニーズJr.と同世代の息子を含む2人の子供の父親として、自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待しております。そして、ジャニーのタレント育成の本質であるタレントとしてだけでなく、人間的に成長できるように井ノ原らしくJr.達を指導してくれると確信しております。Johnny&Associatesーより引用発表を受けて、ネット上では滝沢さんへの労いのコメントや井ノ原さんに向けたエールなどが相次ぎました。・ジャニーさんの亡き後の改革は、いろいろと大変だったろうな。滝沢さん、お疲れさまでした。・えー!井ノ原さんになるのか。誰がやるのかなと思っていたからビックリしたけど、とてもいいと思います!・滝沢さん、お疲れさまです。これからは自分の好きなことを楽しんで!・井ノ原さん、忙しくなるだろうな。身体を壊さないようにね。2019年に亡くなった先代社長、ジャニー喜多川さんの意思を継ぎながら、新体制の中でタレントの育成に奮闘してきた、滝沢さん。今後は井ノ原新社長の元で、どのような発展を遂げるのか、注目が集まっています。[文・構成/grape編集部]
2022年11月01日滝沢秀明氏がジャニーズ事務所の副社長とジャニーズアイランドの社長を退任したことが1日、同事務所の公式サイトで発表された。ジャニーズアイランドの社長には新たに元V6の井ノ原快彦が就任した。公式サイトの発表は以下の通り。株式会社ジャニーズアイランド代表取締役交代及び役員退任のお知らせ時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。この度、2019年よりジャニーズアイランド代表取締役を務めてまいりました滝沢秀明が退任し、新たに井ノ原快彦がジャニーズアイランドの代表取締役となりましたことをご報告させて頂きます。9月中旬に滝沢前社長よりジャニーズアイランド代表取締役及びグループ会社役員を10月末に退任したいとの意向を受けました。滝沢前社長には、ジャニーとメリーの逝去という弊社にとってこれ以上ない大きな出来事に直面し、また、社会情勢におきましても新型コロナウイルスというパンデミックに見舞われるなど、非常に難しい状況下の中で、先頭に立ってジャニーズのエンターテイメントを守り、ジャニーズJr.育成の舵取りをして頂いた功績は大きく、今後も継続して頂きたいと慰留致しましたが、本人の固い決意を尊重し、次のステージへ進むことを取締役会にて承認致しました。在任中お世話になりました関係各社の皆様には格別のご厚情を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。後任につきまして、ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしいという先代社長ジャニーの遺志に従い、井ノ原快彦に社長就任を依頼致しました。井ノ原は12歳でジャニーズ事務所に入所いたしました。Jr.の人数がまだ多くない時代にジャニーと多くの時間を過ごし、直接指導を受けております。そして、V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間、務めてまいりました。グループでの活動に加えて個人としても、数多くのドラマやバラエティー、情報番組MCと多岐にわたるキャリアを積んできた井ノ原ではございますが、Jr.時代には同世代の仲間が次々とデビューしていく姿を見送る側の立場も経験いたしました。そのような辛い時期を乗り越え、V6としてデビューするに至った人間力を高く評価しております。プライベートではジャニーズJr.と同世代の息子を含む2人の子供の父親として、自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待しております。そして、ジャニーのタレント育成の本質であるタレントとしてだけでなく、人間的に成長できるように井ノ原らしくJr.達を指導してくれると確信しております。今後、井ノ原新社長はタレント活動と並行するプレイングマネージャーとなりますので、仲間の協力を受けながらジャニーズJr.の育成に力を注いでまいります。来年1月の帝劇「JOHNNYS’ World ~Next Stage~」については井ノ原新社長と共に東山紀之と堂本光一がミュージカルにおける演出をサポートする体制を開始致します。今後、得意分野を持つ所属タレントが井ノ原新社長と共にJr.の育成に関わってまいります。これからも役員・社員一同、新体制のもと一層の社業の発展に努力、精進してまいります。今後とも何卒倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2022年11月01日ついに夢をかなえたTravis Japan。10月28日に、デジタルシングル『JUST DANCE!』で念願のメジャーデビューを果たす!しかも「全世界配信デビュー」という、ジャニーズ初の快挙も成し遂げた。’17年に現在の7人体制になってから、約5年間。メンバーにいまの心境を語ってもらった。川島如恵留(27)「とにかく、やってやるしかないという気持ちです!デビューへの喜びはもちろん、インパクトのあるスタートを切らないといけないという使命感もありますね」彼らのように、世界を舞台に活躍するアイドルグループを育てることは、故・ジャニー喜多川さんの長年の夢でもあった。吉澤閑也(27)「でも、ジャニーさんにはたぶん、『まだまだだよ』って言われると思います。僕らはスタートラインに立ったばかりですから。ここから自分たちで新しい道を切り開いていきたいと思います!」そんなTravis Japanのメンバーたちは、現在アメリカで武者修行中。地元のダンスコンペティションで数々の賞を受賞するなど、順調にスキルアップしている一方、日常生活には苦労もあるようで……。宮近海斗(25)「トイレがつまるのは日常茶飯事です。この間は、洗面所のシンクが流れなくなって、汚れた水を浴びながら自力で直しました。アメリカ生活を通して、日本にいたころにはなかったサバイバル能力も身につきましたね(笑)」慣れない生活のなかでもくじけずに、デビューという夢をつかみ取ったTravis Japan。そんな彼らの次なる目標は?宮近「僕たちがひとつのきっかけになって、世界中にジャニーズJr.ができるといいですよね。たとえば“ハワイJr.”とか!自分たちの名前はもちろん、ジャニーズの看板も勝手に背負わせていただいて、頑張っていきたいです!」
2022年10月28日2018年に結成された7 MEN 侍は、中村嶺亜さん(Vo)、菅田琳寧さん(Sax)、佐々木大光さん(Dr)、本髙克樹さん(key)、今野大輝さん(Gt)、矢花黎さん(Ba)からなる6人組グループ。10月14日、Zepp DiverCityで行った初の単独Zeppツアーの模様を彼らのトークを中心にお届けします。個性溢れる7 MEN 侍がバンドとダンスで侍魂を発揮した記念すべき初Zeppライブバンドを武器としている7 MEN 侍にとって、ひとつの夢だったZeppでのライブを遂に叶えた6人。侍魂を炸裂させるバンド演奏から始まったステージ。トップバッターで中村さんが「Zepp~! テンションブチ上がってるかい!?侍に会いたかったか?俺たちも痺愛(=ひめ。 7 MEN 侍のファンの愛称)に会いたかったよ。今日はさ、明日のことなんて全部忘れて。最高の思い出作っていきましょう!」とハイテンションに挨拶すると会場のペンライトが激しく揺れる。続いて、本髙さんは「Zepp、動いてますか?動けていますか?さっき動けてない人がいたんで、分けて小刻みにジャンプしてもらいますよ。ジャンプ!!ジャンプ!!」と会場を温めてから、「OK、この調子で最後までよろしく!」。気合十分、力強いハイトーンボイスで「Tokyo!!Zepp DiverCity、行けるか~?」とあおったのは矢花さん。「2階も1階も行けるのか~?真ん中、自分が真ん中だと思ってる人、行けるか?俺は真ん中だぞ、私は真ん中だぞ…行けるか~?」と、とにかく熱さ全開だ。「どうも~、7 MEN 侍の美少年と呼ばれている男、佐々木大光です!なぜ僕が美 少年にいないかって?それは7 MEN 侍が大好きだからだぁ~!!」と笑わせていたのは、最年少の佐々木さん。今野さんは「Hey、Hey、盛り上がってるのか? 今日一日最強で最高の思い出を作ろうぜ!一緒に盛り上がっていこうぜ、よろしく」と、さらっとスマートな挨拶を。菅田さんは恒例の「いらっしゃいませぇ~、いらっしゃいませぇ~」から始まり、「Zeppに来たぞ!みんな、その調子。今から私がZeppコールをします。みんなで心の中で、ペンライトでZeppコールをお願いします」とペンライトで会場の一体感を高めていく。「はい、集合~!」という掛け声から始まったMC。ダンスブロックを終えたばかりで息を荒げているメンバーに矢花さんが「ステージ上で衰えが出てますけど(笑)」と言うと、「もういい年なのよ」と言い出す菅田さん。そんな菅田さんに中村さんが「あなたこの間、マラソンで1位とってたでしょ?体力、お化けなんだから!!」とTBSの『オールスター感謝祭』でミニマラソンでの菅田さんの活躍が話題に。そして、汗だくな6人が誰の7 MEN汁を浴びたくないかという話になり……。「矢花!」と即答した佐々木さんが、「Hi美(HiHi Jetsと美 少年)と『ザ少年倶楽部』の空き時間に、Hi美7で、『誰といちばんキスしたくない?』という話をしてたのね。結果、みんなが『矢花かな?』って…(笑)」と言い出し、恒例の愛ある矢花さんいじりがスタート。「おーーいっ!!」と嬉しそうな声をあげる矢花さん。さらには矢花さんが伸びていた髪を「ジャにのちゃんねる」で切った話に。『DREAM BOYS』の時、矢花さん主催でハンバーガーパーティをした際、菊池さんに『一緒に美容院に行こう』と誘われたという。そこから、使うか分からないけど美容院での様子を動画で回した結果、「ジャにのちゃんねる」に出演できたと矢花さんが説明。その後も延々と続く矢花さんの話から、7 MEN 侍をピースフルにするのは矢花さんと判明!?今野さんと矢花さんのペア曲、中村さんと佐々木さんのペア曲、本髙さんと菅田さんのペア曲では、それぞれのペアの持ち味で選曲した楽曲を歌い上げていく。楽器を持ってのアクセントダンスや楽器演奏のインターなども盛り込まれたこだわりのセットリスト。盛り上がりも最高潮の中、中村さんが「俺たちとこの曲で勝負しようぜ!」と叫んで歌ったのは7 MEN 侍の代表曲「サムダマ」だ。ツアータイトルの「~侍 魂~」の本領発揮と言わんばかりにこの曲をバンドで披露して、熱いパッションをはじけさせる。その演奏の力強さから、このツアーで楽器演奏のスキルがパワーアップしたことは一目瞭然だ。ラストの挨拶では、佐々木さんが「僕たちZeppに立つというのは、ひとつの夢でした。時間がない中、動いてくれたスタッフさん、会場に来てくれたファンのみんなに感謝しています。いつもありがとうございます。これからもっといろんな景色をみんなで見ていきたいと思いますので、ついてきてくれたら嬉しいです」と感謝の想いをまっすぐに語る。矢花さんは、「皆さんがお察しの通り、バンドが好きなただのバンド小僧でして。ジャニーズとZeppってなかなか組み合わせがないなって。いつか立ちたいなとずっと思っていたステージで。そんなZeppで、今回ツアーで回ることができて、本当に幸せです」と夢が叶った喜びを噛みしめる。菅田さんは「5周年っていう切りの良い、めでたい日にZeppっていう会場でできて嬉しいですけど。まだまだ会場はいっぱいあるんです。武道館もありますし、横浜アリーナもありますし…。そこに僕らも行きたいです。僕らだけでなく、痺愛!!誰ひとり欠けることなく、大きい会場に行くのが目標ですので、今後とも応援よろしくお願いします」と、未来を夢見る。今野さんは「楽しかったですか?こうして僕らZeppでライブができていることは、たくさんの大人の方々、今来ているみんな、来れなかったみんなもいるけど、皆さんのおかげでステージに立てています。本当に感謝しています。ありがとうございます」と来られなかったファンにも思いを馳せる。本髙さんは「初日の次の日、『NHK短歌』さんの収録がありまして。JRに乗っていたんです。そこに僕らのファンの方がいて。矢花黎に関するツイートにめちゃくちゃ、いいね!をしてたんです。僕らのファンの方だと思って見ていたら、侍Tシャツリメイクを調べていて。今日も会場にはたくさんTシャツのリメイクをして来てくれて、おしゃれもしていて、僕なんかより(笑)。皆さんの姿を見て、痺愛の皆さんと作っているんだなと改めて思っております」とファンのみんなへの愛情を伝える。最後に中村さんが「皆さん本当に本日はありがとうございました。俺たちバカだけど、痺愛と力を合わせれば、最強のグループになれると信じています!! 」と叫び、叶えたい夢を熱く歌う曲をラストソングで熱唱。アンコールでは1曲歌った後、もう一曲をメンバー全員でじゃんけんをしてボーカルを決めることに。「俺が東京制覇しちゃうぞ!!」と言っていた佐々木さんが中村さんとじゃんけんで繰り返しあいこになった後、佐々木さんの勝利。そんな遊び心を挟みつつ、佐々木さんのボーカルでアンコールの2曲目を盛り上げた6人は、「またこういう機会を作るんで、会いに来てください」とファンにホットに約束。さらには「東京最後か。全員でやるか。…お手を拝借。よーっ!!」と全員で、一本締めで景気づけ!ダンスパートとバンドパートいうふたつの武器で構成されたライブステージで感じたのは、7 MEN 侍が本気で勝負しているのが伝わってくる、魂の迫力。ここからますます目の離せない、面白いグループになるパワーに満ち溢れた6人の勢いに圧倒された初の単独Zeppツアー。ここからどう飛躍していくチャンスを掴んでいくのか、楽しみでならない。一人一人の個性を知れば知るほど間違いなく沼に落ちる、7 MEN 侍の魅力をぜひライブで体感してほしい。写真・渡辺美知子 取材、文・福田恵子
2022年10月21日関西ジャニーズJr.として活動し、数多くの舞台に出演する今江大地の主演作、舞台『新選組始末記』のキービジュアルが公開された。「新選組始末記」とは、「座頭市」などの執筆者である子母澤寛が新聞社時代に関係者らへの取材を元に作成した小説であり、日本の新選組作品のベースとも言われている。1963年には映画化されており、今回、約60年振りに書物の名前としての舞台では、今江大地(関西ジャニーズJr.)/林一敬(ジャニーズJr.)を始め、伊崎龍次郎、校條拳太朗、日向野祥、毎熊宏介、木村優良、株元英彰、成松慶彦、碕理人、八神蓮、永岡卓也、在原桂馬、溝呂木賢、コウガシノブそして河相我聞や酒井敏也といった演技派の俳優陣に加え、劇作家であり、ナレーターとしても活躍している鈴木智晴の脚本、テンポの良い舞台構成と役者の特徴を引き出す手腕に定評がある扇田賢によってどのような演出になるのか、期待が高まる。<あらすじ>時は文久三年(1863年)。月光照らす京の町を駆け抜ける、若き狼たちがいた。その名を、会津藩守護職御預「新選組」。物語は、血気盛んな性格から〝魁先生〟の異名を持ち、異彩を放った藤堂平助。そして、新選組一番隊組長にして〝若き天才〟と呼ばれた沖田総司。共に美少年と名高く、短い生涯ながらも新選組の歴史に名を残した、「同い年の剣士」の悲喜交々を中心に描く青春群像劇。江戸・日野の試衛館道場で剣技を競った二人は、やがて京へ上洛し、「新選組」隊士となる。剣に優れ、共に〝新選組四天王〟と呼ばれた二人は隊内での信頼も厚く、その人柄ゆえ、京の人々からも愛されていた。しかし、新選組の名を世に知らしめたあの〝池田屋事件〟、そして〝尊敬する隊士の死〟をきっかけに、二人の運命の歯車は狂い始める……。<公演概要>日程:2022年 11月11日(木)〜20日(日)会場: ヒューリックホール東京(有楽町)【出演】今江大地(関西ジャニーズJr.)/林一敬(ジャニーズJr.)/伊崎龍次郎、校條拳太朗、日向野祥、毎熊宏介、木村優良、株元英彰、成松慶彦、碕理人、八神蓮、永岡卓也、在原桂馬、溝呂木賢、コウガシノブ/河相我聞/酒井敏也《アンサンブル》生谷一樹、小林諒大、隈本秋生、後藤真、小倉江梨花、西山大地、東井隆希、鎌田優花【公演日程】2022年11月11日(金)〜20日(日)(全12ステージ)11日(金)18:0012日(土)13:30/18:0013日(日)13:30/18:0014日(月)休演日15日(火)18:0016日(水)18:0017日(木)18:0018日(金)18:0019日(土)13:30/18:0020日(日)13:30アフタートーク開催決定!《11月15日(火)18時公演》伊崎龍次郎/毎熊宏介/木村優良/八神蓮/永岡卓也《11月16日(水)18時公演》校條拳太朗/日向野祥/株元英彰/河相我聞《11月17日(木)18時公演》伊崎龍次郎/校條拳太朗/成松慶彦/碕理人《11月18日(金)18時公演》伊崎龍次郎/校條拳太朗/日向野祥/毎熊宏介※本編終了後準備が出来次第開始、10分程度を予定しております。【チケット】※税込/全席指定/未就学児入場不可前売:9,800円来場者特典あり(公演記念ポストカード)【一般発売日】2022年10月15日(土)AM10:00〜【公式サイト】 【公式Twitter】 【お問い合わせ】■公演に関するお問い合わせMAIL: info.destyle.stage@gmail.com ■チケットに関するお問い合わせサンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00〜15:00)【主催】舞台「新選組始末記」製作委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月14日1stアルバムの累積売り上げがミリオン突破、9月21日に発売した2ndアルバム『Snow Labo. S2』は92.7万枚超えと快進撃を続けるSnow Man。絶好調の彼らのライブツアーから2022年10月5日横浜アリーナで行った「Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.」をレポートします。Snow Manの9人が合わさって生み出す化学反応でその一瞬一瞬しか味わえない奇跡のステージに――。Snow Manのメンバー9人の個性がミックスされると、一体どんな化学反応が生まれるのか。“スノラボ”から生み出されるステージは、その瞬間しか味わえない最高峰の輝きを放つものに――。「Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.」は、グループ2度めとなる全国アリーナツアー。 “Snow Man はこう!”と決まったイメージを作らずに、バラエティに富んだ楽曲にチャレンジしたアルバム『Snow Labo. S2』を引っ提げて形にしたライブは、オープニングから壮大な実験室のようでワクワクが止まらない。ステージに設置された滑り台から勢いよく滑り出し、ステージに登場した9人。「横浜、最後まで盛り上がっていこうぜ!!」と渡辺翔太さんが叫べば、岩本照さんは、「最後までブチ上げていこうぜ!」と会場のファンを煽り、息ぴったりに踊り出す。9人が生み出すグルーヴ感がライブへの期待感を高め、“スノラボ”の世界へと誘っていく。今回のライブ演出は、深澤辰哉さんと阿部亮平さんが担当。Snow Manにとって新しいチャレンジとなったとある楽曲で、阿部さんが考案したすだれ状のカーテンのような舞台装置、通称「スノクラゲ」を使ったパフォーマンスを。セクシーさ全開のボーカルとオリエンタルな雰囲気のトラックが絡み合うなか、クラゲのような9本のカーテンが照明に照らされ、幻想的に色を変えていく。このすだれは、高さ8mと壮大で、非現実的な空間を生み出す。驚かされたのは、巨大やぐらのムービングステージにメンバーが乗ってのパフォーマンス。こちらは阿部さんが「アイアーチ」と命名。会いに行くという意味やeye(見る)、上から見たときにアルファベットの“I”に見えることが由来だという。その高さは、会場を一望できる12m! エモーショナルな“スノキュン”ラブソングや疾走感溢れるナンバーなど、歌う楽曲によって「アイアーチ」の見え方が変わってくるのが、アーティスト性の高いSnow Manならでは。とあるメンバーが中心となって考案した衣装では、生地や素材までこだわりぬいたそう。注目は後半に歌う楽曲で着たブラックにゴールドのラメが施されたセクシーな衣装。岩本さんの鍛え上げられた腹筋や渡辺さんのセクシーボディを堪能できるとあって、ファンの間で話題沸騰だ。『Snow Labo. S2』にはメンバー9人が1人1ジャンルを担当して選曲した楽曲を収録。ライブではサビの「バランすのダンス」はマネする人が急増した、あの曲も披露。ミュージックビデオはSnow Man史上最速で2000万回を突破し、現在は2700万回以上の再生回数となっている。振付は岩本さんが考案したもので、バランス力が必要となってくるもののマネしやすい振りもあり、体幹トレーニングにうってつけ!? 会場のファンも「#バランすのダンス」を一緒にやる姿も発見!ジャニーズJr.時代ぶり、久々の導入だというスタンドトロッコで会場を駆け回るなど、ファンのすぐ目の前に登場してファンとの距離感もぐっと縮まったライブ。MCでは佐久間さんがファンの皆さんに「関東在住だよって方?」「地方から来たって方」「Snow Manを生で初めて見たよって方」と質問して、コミュニケーションをとる場面も。改めて、たくさんのファンが来てくれることに感謝していた9人。セットの滑り台を使用するにあたって練習した話では「いちばん上手いのは阿部ちゃん」とのこと。そこから今回のセットや演出の話になり、「スノクラゲ」についてはソーメンみたいと爆笑するメンバー。なぜ「スノクラゲ」と命名したのか阿部さんが明かすなど制作秘話が飛び出す。そして、盛り上がったのは「君の彼氏になりたい。」での深澤さんのエピソードについて。ダンス中、可愛らしく小首をかしげていた深澤さんが「首がピキッていった!!」と打ち明けると、「もう30歳がやっていい角度じゃない(笑)」と突っ込むラウールさん。最年長の深澤さんへの愛あるいじりが止まらないというおなじみの展開に、会場は大爆笑に包まれる。さらにはこの日は遂にSnow Manが公式Instagram開設を発表し、インスタLIVEを同日21時に実施することをサプライズ発表もあり、歓喜に湧く。アカウントが立ち上がると同時にあっという間にフォロワーが増え、今では100万人を突破中!どれだけスターになってもファンが身近に感じられる存在であるのがSnow Manの魅力のひとつ。作り上げたステージもファンと楽しい時間を共有したいという想いが伝わるものに――。デビューするまでに長い年月をかけたメンバーも多いなか、“Snow Man”としてデビューをするという夢をあきらめなかった彼らの底力を武器に、2020年1月22日のデビューから瞬く間にスターダムにのし上がった彼ら。コロナ禍という困難な時代を乗り越え、日本中が熱狂し、愛されるグループに成長した9人の壮大なLaboは、まだ始まったばかり。ここからグループとして、誰も想像していなかった未知の領域へ到達していく予感に心ときめくステージだった。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2022年10月11日関西ジャニーズJr.を引っ張るAぇ! groupは、正門良規さん、末澤誠也さん、草間リチャード敬太さん、小島健さん、福本大晴さん、佐野晶哉さんからなる6人組グループ。あらゆるメディアで快進撃が続く彼らの初のアリーナ公演が実現!9月28日ぴあアリーナMMで開催した「西からAぇ! 風吹いてます!~おてんと様も見てくれてますねんLIVE2022~」をレポートします。見せつけたグループの勢い。笑いと涙と熱い思いがこもったパフォーマンスを披露!ジャニーズJr.で今勢いがあるグループのひとつがAぇ! group。関西から猛スピードで爆走する活動を追い続けてきたananだが、10月12日発売の「チャージ&デトックスRecipe」特集で満を持してAぇ! groupの初表紙が実現する。10月3日0時にAぇ! group表紙初登場のニュースを発表した瞬間、ファンの皆さんの歓喜に満ち溢れた声が殺到!「とうとうanan表紙来た! 爆イケやん!!」「最近Aぇ!担忙しすぎん?」など、その反響の大きさは、編集部も驚くほど。ツアータイトルにもなっている、“西からAぇ!風吹いてます”をリアルに実感したのが、Aぇ! groupが関東地域でコンサートを初めて開催した「西からAぇ! 風吹いてます!~おてんと様も見てくれてますねんLIVE2022~」だ。セットリストは、関ジャニ∞やジャニーズWEST、なにわ男子など、これまで背中を見てきた関西発のグループの曲を中心に構成し、関西色を強く打ち出した。もちろん先輩の曲だけでなく、オリジナル曲も8曲披露。2019年2月18日に結成したグループにもかかわらず、オリジナル曲が豊富にあることにも驚かされる。この日は「僕らAぇ! groupっていいますねん」を初披露。この曲は、Aぇ! group全員で作詞を、佐野晶哉さんが作曲を手掛けたメンバー紹介ソング。この歌詞から、ハーフでダンスが得意な草間さんは、好きな食べ物が千枚漬けで嫌いな食べ物はハンバーガーと判明!? 佐野さんは可愛い末っ子キャラ、小島さんは名言を生み出すリーダー、リア恋枠の正門さんはギターの早弾きのプロとそれぞれのキャラがまるわかり。最年長の末澤さんはサイレントボイスで「愛してる」と叫び、福本さんはおなじみ「ワイパー」のギャグを。個性的な6人が集結しているのが Aぇ! groupだ。関西出身のアイドルらしく、新喜劇のごとくAぇ! 家族物語を繰り広げた爆笑コントも大公開。佐野さん演じるおなじみのキャラでAぇ! groupのライブ皆勤賞というヨシ子と、草間さん演じるアメリカンポリス・リチャード三世の恋の結末を描くストーリー。正門さんがヨシ子の母、小島さんがヨシ子の父、末澤さんがヨシ子の弟のせいちゃん、福本さんが犬(に扮した泥棒)というユニークな配役がハマりまくり。絶妙なテンポでボケとツッコミが飛び交う中、福本さんのおなじみのギャグ「ワイパー!!」も飛び出す場面も。MCではヨシ子が一瞬カンフー技を見せるためだけに佐野さんが4時間カンフーの特訓をしたコントの裏話など、大盛り上がりも。MC明けは、関ジャニ∞の「オモイダマ」の後、ジャニーズJr.チャンネルで生配信した際にダンスレクチャー動画が話題になった「Aッ!!!!!!」を。歌う前に草間さんが振り付け講師となって皆で練習。ピースを上下させる振り付けを会場のファンも真似して一体に。Aッ(あっ)と驚く夢を見ようと歌う応援ソングで、太陽にも負けない笑顔が生まれ、ハッピー感に包まれる。ラストスパートでハードな炎の特効の中歌ったのは、Aぇ! groupのオリジナル楽曲の「Stray dogs.」。ジャニーズWESTの神山智洋さんが彼らのために作詞作曲したハードなロックナンバー。メンバーの名前が歌詞に入っているところが遊び心たっぷりだ。激しく頭を振り回す振り付けで、会場のファンを熱狂させていく。ファイアボールが飛び交う中、バンド演奏した嵐の「Oh Yeah!」では、末澤さんと福本さんが背中合わせで歌ったり、正門さんとリチャードさんが寄り添ったり。「手を上げろー!!」という末澤さんのパッション炸裂の叫び声に高く、高くペンライトが突き上がっていく。そして、初の単独アリーナライブを終えた今の気持ちを打ち明けた6人。まずは草間さんが会場のファンがペンライトを振る姿を見渡し、「ペンライトを振ってくれる皆さんに負けんように僕もうわーってやったら、バテそうに(笑)。これからも僕たちにエネルギーを届けてください。僕らからもエネルギーを送っています。エネルギーを交換し合いましょう。またこういう場を持てるように僕たち頑張っていきますので、ここから一緒に上を目指して楽しんで歩んでいきましょう」と飛び切りの笑顔に。続いて福本さんが「タイトルにもありますけど、西からAぇ! 風吹いてます。その勢いをめちゃめちゃ感じています。なにわ男子がデビューして、関ジャニ∞さんは日産スタジアムでライブ、そして僕たちは今アリーナに立って…。僕はAぇ! groupを結成して、プロフィールのところに『夢は5大ドームツアー』って書いてるんですよ。だから、このアリーナはまだ通過点。5大ドームツアーの夢を叶えた先にもっとでっかい夢が待ってるかもしれません。皆さん、夢を叶えるため、僕たちも支えるんで、お互い支え合っていきましょう」と丸い瞳をキラキラ輝かせる。「皆さん、Aぇ! groupいまが推し時です」と言って、うんうんと頷く姿が印象的だった末澤さんは、「Aぇ! groupってさ、アホなことばっかりするやん?でも、皆ノリに付き合ってくれるやん。自分たちが楽しい、面白いと思っていることを皆も楽しんだり、笑ったりしてくれることが嬉しいし、これからもそういう関係でいられたらと思っております。皆、頼むよ?これからAぇ! groupまだまだ行くからね。ここで終わらんよ。これからもずっとついてきてください」と胸を張る。佐野さんは今年ジャニーズWESTのドーム公演ライブのバックについたことで、「こんな先輩勝てへん、すごすぎるて、って悔しい気持ちもたくさんあるけど、Aぇ! groupにしか出せへん空気も絶対あると思う」と前を向き、関ジャニ∞の日産スタジアムのライブを見た話を。「今年の夏、スタジアムっていうとてつもなくでかい野外の景色も見させてもらって、また夢も広がっているので。これから本気で戦っていくので、僕たちについてきてください」小島さんは「このステージにおるときは、Aぇ! group、無敵になれます。だから今後ね、僕らが失敗することもあるやろうし、ちょっと間違えちゃうこともあるやろうけど、そのたびに俺たち立ち上がって、這いつくばってでも前に進んで行きます。それがAぇ! groupなりの、俺たちなりの王道やと思ってる。皆さん、覚悟を決めて俺らについてきて下さい」とまっすぐに前をみつめる。最後にMC担当の正門さんが、会場のファンが照らす青色のペンライトの光をじっとみつめた後、しみじみ語る。「今年は皆さんと会うことはできないんじゃないかと考えたこともありました。それがこういう形で実際に顔と顔を見合わせながら、同じ空間で、同じ空気を吸って、同じ時間を過ごせる。これほど尊いことはないなと。皆さんの顔を見て、パフォーマンスができることは幸せ。小島の名言にもありますが、俺たち全員でAぇ! groupです。皆さん、どうぞこれからも末永くもっとたくさんの景色を、もっとたくさんの思い出を共に作っていきましょう」。そんな熱い挨拶に会場のファンも激しくペンライトを揺らす。6人6様の個性が大爆発したステージは、アンコールで関西ジャニーズJr.の楽曲「関西アイランド」を。この曲は関西のエンターテインメントをめっちゃハッピーに届けようと歌う曲だ。Aぇ! groupの熱いパッションがはじけたライブは、これからまだまだ無限大の可能性と伸びしろを秘めたグループだと感じさせるものに。おてんと様に見守られ、Aぇ!風に後押しされた彼らの未来は、眩しいほど明るいものになるに違いない。ここからさらなる快進撃が楽しみだ。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2022年10月07日アイドルグループ・ジャニーズWESTが、11月23日にLIVE Blu-ray&DVD『ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』(初回限定盤:6,900円 通常盤:6,400円)をリリースすることが6日、わかった。同作は、8枚目のフルアルバム『Mixed Juice』を引っ提げたライブツアーから、4月に行われた神奈川・ぴあアリーナMM公演の模様を映像化。アルバム収録曲を中心に「ええじゃないか」などのヒット曲を、ジャニーズ WEST ならではのアツい歌唱とエネルギーにあふれたダンスでパフォーマンスしている。初回盤には、公演替わりで披露したSpecial Acoustic Arrangeの「アメノチハレ」、「ブーケ」、「オレとオマエと時々チェイサー」、ツアーファイナルのWアンコール「つばさ」を収録。さらに、最高級のミックスジュースを飲むためにメンバーが様々なミッションに挑んだINTER映像が全タイプ収められている。通常盤には、リハーサルから全ツアー会場に密着した「超 TOUR DOCUMENTARY」が収録される。
2022年10月06日今年デビュー10周年を迎えたA.B.C-Zが全国8都市でライブツアー『A.B.C-Z 10thAnniversary Tour 2022 ABCXYZ』を開催。10周年を記念して、メンバーTwitterも始動し、常に“スタートライン”の意識で新たな試みにチャレンジする彼ら。全身全霊で届けた2022年9月25日、神奈川ぴあアリーナMMの昼公演の模様をレポートします。デビュー10周年新たなスタートとしてジャニーズ力を世に発信するA.B.C-Z。2012年2月1日にジャニーズ初となるDVDデビューを果たし、2022年2月1日にデビュー10周年を迎えたA.B.C-Z。これまでの軌跡を振り返るアニバーサリーツアーのタイトル『ABCXYZ』に込められたのは、“Zで終わるけどまたすぐに始まるABC”という想い――。それは“歩みを止めることなく11年目につなげたい”という願いを軸に戸塚祥太さんが考案したそうだ。彼らがこれまでステージで披露してきたアクロバットやフライングなど、華麗なパフォーマンスが散りばめられた映像がスクリーンに映し出されると、5人でひとつの星の形になるフォーメーションでステージに登場!セットリストは、去年のライブ『A.B.C-Z 2021 But Fankey Tour』の最後に歌唱した「灯」からスタートしたのが彼らの強いこだわり。同じ未来へと手をつないでいこうという希望を感じさせる曲に始まり、デビュー曲や「ずっとLOVE」など、シングル曲が盛り込まれた怒涛のメドレーで懐かしい気持ちに包まれる。A.B.C-Zではジャニーズ1のアクロバット王である塚田僚一さんがかつて国立代々木競技場第一体育館のライブで連続30回のバック転技に成功させるなど、アクロバティックなパフォーマンスは恒例。今回は「VIVA You達!!」で塚田さん扮する愉快なおばあさんのキャラクター・美婆が楽曲の振り付けを映像でコミカルにレクチャー。その後、皆で一体となってダンスした後は、葉っぱの水着風コスチュームに身を包んだ美婆の塚田さんが高いステージからバク宙で華麗に着地するという圧巻の技はさすがのひとこと。バク転やバク宙など、ジャニーズの伝統芸が光る見せ場からもジャニーズのエンターテインメントの伝統を受け継いでると感じられるのがA.B.C-Zのステージだ。ソロ曲では戸塚さんがギターをかき鳴らしながら、言葉遊びがエモーショナルな「星が光っていると思っていた」で熱さを爆発させ、とっつーワールド全開。五関晃一さんは、眼帯にファーの衣装を身にまとい、狂おしい愛を謳う「story of us」で激しくシャウト。河合郁人さんはつんくさん作詞作曲の「君の優しさ VS 僕の愛情」でまっすぐなラブソングを歌い、アイドル力を発揮。塚田さんは仲間との友情が詰まった「S.J.G」を「ソロ曲なくて、ごめん~」とメンバーも登場して歌いあげるところがらしさたっぷりだ。橋本良亮さんはスタイリッシュなダンスで決めた「Calling me」と自身が作詞したラブソング「Stay with me」を赤い薔薇を持って熱唱し、2曲それぞれ違う表情でファンを完全魅了!MC中に着替えるため、じゃんけんをした5人。その結果、五関さんと戸塚さんのふたりだけがステージに残されると、「ふたりっきりのステージって何かドキドキするね(笑)」と五関さん。戸塚さんが「KinKi Kidsさんの疑似体験しています!」と言い出せば、「いいんですか?光一くんをやっちゃって…」と大喜びの五関さん。そこから戸塚さんが自前のバンダナがツアー中に飛んでいった際、会場のファンに優しく投げつけた話に。「ロックだねぇ。俺はソロ曲で眼帯つけて。踊ってズレるたびになおしちゃう(笑)」と、思わずクスリと笑ってしまうステージ裏エピソードが飛び出す。MC終盤、10月26日に新曲「#IMA」をリリースすることをスクリーンでサプライズ発表。作詞作曲・大黒摩季さん、振り付けは五関さんが担当とわかると、歓喜でこの日いちばんというほどにどよめく会場。さっそく、ステージでお披露目されたその曲は、恋する気持ちが痛いほど伝わってくる珠玉のラブバラード。しっとりと歌った後に河合さんが「10周年の締めくくりみたいな曲」と紹介、振り付けを手掛けた五関さんは、「バラードなんですけど、ちょっと踊れる曲にしたいと。バラードによせて手振りを踊るのは、A.B.C-Zっぽくないので。この曲でこんな音とっちゃうの!?…っていうギリギリのところを攻めました(笑)」と、ダンスの制作裏話も。これまでもA.B.C-Zのステージでは、巨大回転ブランコ「5Star」をはじめ、「5Rings」などサーカスさながらの装置で度肝を抜かれるパフォーマンスで魅了してきた。今回は後半の「Vanilla」から高さ10mとなる巨大な新装置「5bridge」が登場!この上下する装置に1人1人が乗ってレーザー光線が激しく飛び交う中で歌う姿は、どこか近未来的で鮮烈な印象を放つ。続いて、『火花アディクション』では会場の盛り上がりが最高潮に高まる中、炎や火花が飛び散る演出でヒートアップ。A.B.C-Zの10周年を祝うにふさわしい盛大なステージに、彼らがここまで走り続けてきたことを祝福するムード一色に!ラストに10周年を迎えることができた感謝の想いをそれぞれ熱く語った5人。まずは橋本さんが「僕たちA.B.C-Z、10周年ここまで来ることができました。もっとやりたい!絶対に今年だけじゃなくて来年もあると信じて、僕たち一生懸命頑張っていくので、皆さん応援をよろしくお願いします」とひとことひとことを噛みしめながら、ゆっくり丁寧にファンに語りかける。五関さんは、「デビュー前から皆さまの笑顔と声援と応援を活力にとにかくがむしゃらに走ってきました。皆さんに元気を頂いてきました。皆も僕たちにど~んと甘えちゃってください。辛いなって思う時、モヤモヤした時は、僕たちにどっぶり浸かってマイナス思考を吹き飛ばしていただいて。素敵な毎日を過ごしてほしいなと思います」と自分たちからパワーをチャージしてほしいと優しく微笑む。塚田さんは「今日コンサートで一緒に楽しめたのは一番(の思い出)。10周年だけど、その前からファンの人だったり、デビューのタイミングからだったり。最近知ってファンになった人もいると思います。皆で絆を深め合って、楽しい場で一緒になって素敵な思い出を作れたらなと思います」と、どのタイミングでファンになった人もとりこぼさない。パッションがほとばしっていた戸塚さんは、「いつも皆が声を出してくれたその気持ちが、今回は拍手にのっかっていることがすごく伝わっています。皆に対する“ありがとう”の気持ち、たくさんあります。もうバシバシでしたから。“ありがとう”の全部乗せでしたから。ちょっと胃もたれするんじゃないかな(笑)」と繰り返し“ありがとう”の言葉を伝え、「今日は、来られなかったけど。名前を呼びたいと思います。ジャニーさ~ん!! A.B.C-Zを作ってくれてありがとう。10周年のコンサートで最高の景色を見させてもらっています。僕たちのことをいつも見守ってくれてありがとうございます。こんなに素敵なファンの方々、身近なスタッフの皆、関係者の皆さん、素敵な人たちに本当に人に恵まれてここまで来られました。“ありがとう”って言葉、その意味を深く噛みしめるそんな期間です」。挨拶のラストは河合さんが「こうして皆さんに囲まれると本当に幸せを感じています。無敵になった気持ち。ずっとステージに立ち続けて、皆さんにパワーを与え続けていきたいと思います。そして僕たちにパワーをたくさん飛ばしてきてください。今日、会場に来られなかった人も、日本全国からきっとパワーを送ってくれていると思います。そして、15年、20年と共に歩んでいきましょう」と、この先もずっと走り続けることを、胸を張って堂々宣言。「皆に応援してもらっている僕らではあるけど、逆に皆の力になりたい」という熱い想いが伝わってきた挨拶の気持ちそのままに、アンコールでは「サポーターズ!」を。「僕たちのパワーは皆さんのパワーに、皆さんのパワーは僕たちのパワーに!」というメッセージを叫んでいた河合さん。10年間がむしゃらに走り続けてきたA.B.C-Zは、ジャニーズイチ “全力”が似合うグループ。今までも、そして、11年目のこれからも、いつだって全力・全身全霊の彼らが放つ、愛する皆を全力でサポートしたいという力強い願いは、聴く者の背中を優しく押してくれる。写真・小池理恵、取材、文・福田恵子
2022年09月29日「King & Prince ARENA TOUR 2022 ~Made in~」を開催中のKing & Prince。最新アルバム『Maid in』のテーマと同じくMade in JAPAN、Made in Johnny’s、Made in King & Princeというルーツと目の前にいる人を幸せにすることを大切にした9月19日、横浜アリーナ昼公演の模様をお届けします。Made in JAPANのKing & Princeが和の演出で華やかに魅せたステージライブの始まりを知らせる、大太鼓の音がドドンと大きく鳴り響く。すると、総重量50kgもの桜の紙吹雪がステージに豪快にハラハラと舞い降りる。その迫力に圧倒されていると、颯爽と登場した5人。1曲目は、ダンスプラクティス動画が約1日で100万再生を突破するほど話題になった「ichiban」。この曲は世界的ダンサーRIEHATAさんが振り付けを担当し、“踊れるKing & Prince”を世に印象づけた曲。海外で武者修行合宿の経験もある彼らが、ダンススキルが確実にパワーアップしたことを証明して幕開け!King & Princeのライブ演出は、神宮寺勇太さんが中心となって皆の意見をまとめるスタイル。オープニング映像なしで楽曲から即スタートするのは初めてのこと。構成は日本の四季を表現したブロックなど7ブロックだ。今回は和を意識したステージということもあり、随処に桜の紙吹雪が舞う演出が盛り込まれ、そのたびに幻想的な世界に誘われた。天井から花と共にソードブランコが登場して、さまざまなブランコパフォーマンスをしたり、平野紫耀さんが舞台『JOHNNYS’ IsLAND』の再現かと見紛うほど目を見張るアクロバティックなフライング技を披露したり。フォーマンスに圧倒的な華やかさが生まれるのが、スター性抜群のKing & Princeのステージの楽しみのひとつ。1stブロックと2ndブロックの映像VTRでは、列車で旅に繰り出すショートムービーが会場のファンをエスコート。オープニングの和の世界とはまたひと味違った“洋”の世界観を表現したセット“KPタウン”が登場するなど、楽曲の雰囲気にマッチしたこだわりの演出が光る。さまざまな楽曲を巡る旅を繰り広げるなか、今回のアルバムとツアーコンセプトである“今、目の前にいる人を幸せにすること”を体現するファンサービスも盛りだくさん。アリーナ中を外周やトロッコで巡り、ファンである“ティアラ”たちのすぐ目の前に。手を振るだけでなく、神宮寺さんが手でハートを作ったり、指差ししたり。スタンドの後ろまで会場を所狭しと走り回る姿にすべてのファンに楽しんでほしいという心意気が溢れており、誰もが楽しめるライブに脱帽だ。横浜アリーナでの公演中、日本列島に台風が通過中ということから、「スタッフさんによると台風の渦がめちゃくちゃデカくて。日本の半分くらいあるらしいよ。雨は当分続くぞ~」とMCでお天気を心配していた髙橋海人さん。平野さんが「ここだけは晴れの気持ちでね! 素敵な空間を作っていきましょう」と言えば、永瀬廉さんも「天気は悪いけど、俺らがさ、皆の心の中、晴らしていこうぜ!」とキメ台詞のように言い放つ。そこからジャニーズJr.時代のキメ台詞や今回のツアーでバックについているJr.の話に…。岸優太さんはどうにかちびっこJr.の“面白いキンプリランキング1位”と“お兄ちゃんっぽい1位”の座を獲得したいそうで、一緒に遊んでいるそう。髙橋さんがいちばん後輩とも先輩とも交流が深いらしく、木村拓哉さんの家に招かれた話に及ぶ。永瀬さんが「木村さん家に行くってすごくない?ジャニーズ界のシャンクス!!おしゃれな家だった?」と大盛り上がり。さらには岸さんが「自分のうちは西海岸風」と言い出し、遊びに行ったことがある平野さんが「いやいや、西海岸要素ゼロだから。狂暴なクワガタがいるし…(笑)」と暴露されるひとコマも。そんな彼ららしいトークで会場に笑顔の花が咲き誇る。この日は、待望の11枚目のシングル「ツキヨミ/彩り」を11月9日にリリース決定という嬉しいサプライズも。『クロサギ』(TBS系)の主題歌となる「ツキヨミ」について、このドラマに主演する平野さんは「今までの僕たちにはなかったホットな曲。情熱的でアップテンポなダンスを交えつつ…」とダンスも力を入れたいという。一方、「彩り」は髙橋さんが主演する『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)の主題歌。髙橋さんがこれまでなかった新たなアイドルソングで温かみのある曲と報告し、会場が興奮で色めき立つ。ユニット曲は、永瀬さんと神宮寺さんが深い愛を謳う楽曲の世界観そのままに大人の表情を醸し出す。少年の無邪気さも持ちながら普段は冷静に見られる神宮寺さんとクールなまなざしの奥に不思議な色気を放つ永瀬さんとのハーモニーの化学反応は美しい、のひとこと。一方、平野さん、髙橋さん、岸さんの3人は、君の幸せが僕の幸せと歌う胸キュンな片思いソングを切ない表情で披露。平野さんはときおり目を閉じて、想いを込めながら優しい歌声で歌う姿が印象的。岸さんの歌声からは持ち前の愛され力、髙橋さんの歌声からは弟キャラの可愛らしい雰囲気が伝わってくるなか、甘酸っぱい楽曲を体現した。ラストスパートのブロックは、巨大暖簾が出現する和のステージがみどころ。盛り上がりも最高潮のなか、煌びやかなラメの袴衣装で披露したのは、平野さんが振り付けをした「RING DING DONG」。限界を打破しながら、栄光の頂きに成り上がろうとするラップソングのパフォーマンスは男っぽい力強さがあり、無敵オーラが漂う。ここでは、激しく盛大な演出が5人のパッションにシンクロするかのようにヒートアップ!終盤に初めてKing & Princeが作詞作曲を手掛けた「Dream in」を。等身大の僕の現在地を歌うこの曲は夢をテーマにメンバー全員でMadeして、神宮寺さんが楽曲メロディー、歌詞を髙橋さんが中心となってまとめた曲。デビュー曲「シンデレラガール」からちょっぴり大人になった彼らの今の想いを届けるリアルな歌詞には、背伸びをして頑張ってきた自分たちの心の奥に抱える葛藤や弱さが繊細に綴られており、まさに彼らの等身大ソング。この歌が10年後の僕たちに届きますように…という願いが込められた歌声からは、ティアラを幸せにしたいというメッセージが伝わってくる。デビューから4年――。Made in Johnny‘sとしての誇りを持って、ステージにキラキラと眩しい輝きを放ちながら立ち続けてきた彼ら。さらなる高みを目指して奮闘し続けるKing & PrinceがMadeするエンターテインメントは10年後、一体どんなものになっていくのか…。「Dream in」で歌う通り、きっとシンデレラガールに誓った夢見る魔法は解けない。取材、文・福田恵子
2022年09月22日NEWアルバム「FILMUSIC!」を引っ提げた全国7都市28公演のライブツアー「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2022 FILMUSIC!」を現在開催中のHey! Say! JUMP。ジャニーズが初めて有明アリーナでライブを行った2022年9月18日の昼公演のステージをレポートします。Hey! Say! JUMPが15年間で高めてきた、エンターティナーぶりを発揮したステージ今回のライブでは、“音楽×映画”をテーマに“聴く音楽”に挑戦。FILM(映画)とMUSIC(音楽)を組み合わせたオリジナルの造語“FILMUSIC!”をテーマにしており、FILMの演出が散りばめられていたステージ。カラフルに彩を灯す街頭に照らされた街のセットの中心には、音楽×映画の世界観を生み出す超巨大シアターが。その街並みに突如としてポップアップで華麗に登場したHey! Say! JUMPのメンバーはスターの輝きたっぷり。「俺たちと遊ぼうか」--。幕開けは、山田涼介さんの甘いささやきで高揚感に包まれた。ジャニーズが有明アリーナのステージに立つのは初めてということで、薮宏太さんが「いろいろなジャニーズのアーティストがここでやることになるけど、初めてがHey! Say! JUMP。皆さんが初めての目撃者ですからね!」と誇らしげにあおる。すると、この日参戦できたラッキーな1万5000人がライブグッズの映写機型ペンライトを思い切り振るシャカシャカシャカシャカシャカ…というマラカスのような楽しい音が会場に力強く溢れ、歓喜の音色を放った。中島裕翔さんの憂いを帯びた切ない歌声に続いて山田さんが運命に立ち向かおうとする覚悟を表現するように力強く歌うドラマティックなナンバー「Fate or Destiny」では、大人びたハーモニーを届けたと思いきや、「業務スーパーマン」では底抜けに元気に明るく一変。YouTube公式アーティストチャンネルで知念侑李さんがちびっ子ジャニーズJr.と共演したMVが話題になったこの曲は、ヒーロー映画をモチーフにしたマハラージャンさん提供のユーモア満点な楽曲だ。知念さんが担当したキュートな振り付けをライブではメンバー全員揃ってコミカルにダンス&パフォーマンス!ラブストーリー、アクション、ヒューマン、ホラー…など、映画に例えるとさまざまなジャンルをイメージしたアルバム収録曲を盛りだくさんに披露するセットリスト。どんなジャンルであっても1曲1曲イントロから一瞬で楽曲の世界観に染まってしまう彼らの器用さに驚かされるばかり。まるで映画のワンシーンを走馬灯のように次から次へと見ているような感覚に包まれる。これまでドラマ、映画、舞台など、エンターテインメントの第一線で勝負して表現力を磨いてきた今のHey! Say! JUMPだからこそ歌える曲が「FILMUSIC!」に勢ぞろいしていることを改めて思い知らされる。ライブで初披露したのは、Hey! Say! JUMPの代表曲のひとつでもある「Come On A My House」のアンサーソング「Get Out Of My House」。「出て行け!」と歌うこの曲では、中島さんがアドリブでシャドーボクシングの振りをするなど、「Come On A My House」とのウェルカムでアットホームな雰囲気とは真逆な世界!?伊野尾慧さんが「皆、自分の家に帰りたくないよな?知念さん、おうちに行っていいですか?」と問いかけると、知念さんが何やら怖い顔に…!? さて、さて、その結果、どんな展開が待ち受けているのかもお楽しみに。毎度、楽屋裏での賑やかな姿が目に浮かぶ、楽しいやりとりを繰り広げるMC。今回は、知念さんが振り付けした『業務スーパーマン』のダンスのラストポーズの話で大盛り上がり。有岡大貴さんが「山田、カンチョーしたな!! お前!!」と切り出すと薮さんが「あれ、やっぱりそうだった?」と大爆笑。山田さんはしれっとした表情で聞く耳をもたない顔をしていることから、中島さんが山田さんに通訳(笑)。「何を言っているか、分からないなぁ」と小声でふざけてから、「俺の前に大ちゃんがいるわけよ?もうさ、カンチョーして下さいっておしりで…(笑)」と説明する山田さん。すると、知念さんが「カンチョーもアリですよ(笑)」と承諾したことから、全員で『業務スーパーマン』を踊って実演を。ノリノリで披露した後、伊野尾さんが「髙木かわいそうじゃん。誰にもやってもらえない。…してもらいたいよな?」と聞くと、「してもらいたい!!」と笑顔でのっかる髙木雄也さん。東京が台風の影響で大雨に見舞われたこの日だが、有明アリーナは皆、快晴の笑顔。山田さんが「外は大雨だよ。台風が来ているなかで来てくれてね。マジでセクシーサンキュー!!」と言ったり、「地球はいつでもまわってる~」と「Sexy Zone」を歌い踊ったり、ハイテンション。髙木さんが「それ、うちのグループのやつじゃないから(笑)」とツッコミを入れるといういつも通りのわちゃわちゃ仲良しトークを繰り広げた。そんな男子校の放課後のようなほっこりするやりとりを何年経っても変わらずやってくれるところが魅力の彼らだが、薮さんが「我々、Hey! Say! JUMPは、今年で15周年を迎えます。デビュー当時から応援してくれる方も、最近ファンになった方も、皆が楽しめるコンサートを僕たち目指してきました」と9月24日で結成日から早15年を迎えることを報告。「15周年の締めくくりとして、12月からドームツアーが決まりました!!」という発表に会場はこの日いちばんの拍手。そのなりやまない拍手は、メンバーが「こんな喜んでくれるなんて嬉しいね」と圧倒されるほどだ。ラストスパートは、この15年間で彼らが歌い続けてきた記念メドレーを。ファンの心を鷲づかみするキメ台詞をお届け。ファンに愛されてきた山田さんのあの名台詞がさらにパワーアップするワードで放たれるなど、ノックアウトされることは間違いなし。もちろんHey! Say! JUMPだからこそのダイナミックなフォーメーションダンスも今の彼らだからこそ、魅せられるスキルと恰好良さでファンへの感謝の気持ちを込めて披露された。アンコールではファンからの事前投票で決定した楽曲を歌うという、どこまでもファンファースト。ファンから根強い人気曲を待望の披露を果たした。11月14日でデビュー15周年を迎えるHey! Say! JUMP。最後に山田さんが「今年で我々は15歳になりました。ここまで来られたのは、ファンの皆さまが応援して下さっているおかげ。僕たち一緒に楽しい思い出を作ることができています。そして、新たに加わったドームツアーもあります。まだまだ皆さんとたくさんの楽しい景色、そしてたくさんの思い出を作っていきたいです。どうかこれからもHey! Say! JUMPをよろしくお願いします」とここまで走ってくることができた誇りを胸に挨拶。薮さんは「これからも長い、長い年月、共にしていきましょう」と、まるで長年連れ添ってきた夫婦のように優しい口調でファンに語り掛ける姿も。この日、披露した曲に「サンダーソニア」という曲がある。サンダーソニアの花言葉は、祈り――。絶望して泣いて晴れ間で笑っても枯らさずに咲き続けていこうという祈りを込めた曲を歌う彼らの眼差しは、まっすぐ。ジャニーズイズムをまぎれもなく邁進してきたHey! Say! JUMPが15年で咲かせた花は、唯一無二の花。これからもその花の彩りは変化しながらも愛で続けられるだろう。写真・渡辺美知子 取材、文・福田恵子
2022年09月21日中秋の名月であり、満願成就の満月の夜を迎えた2022年9月10 日。月夜が輝く晩にNEWSが奏でたライブツアー「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽」。20周年を目前に控えたグループが“音楽”と真っ向から向き合ったステージをレポートします。「音楽」に向きあう、覚悟を決めた3人の決意表明となるステージの歌声はパワフル!昨年は2017年から行ってきた4部作の壮大なライブツアーの最終章「STORY」を完結させたNEWS。コンセプチュアルなステージを繰り広げてきた彼らが次に挑んだのは、3人のNEWSで音楽にまっすぐに向き合うこと。今回のツアーテーマはズバリ「音楽」。シンプルなタイトルからその覚悟が伝わってくる。定刻時間の17時30分、オーケストラの楽器の音色が鳴り響くと、ライブのツアーグッズとなっているカスタネットの軽快なタタタタタタタン…という音に会場が包まれ、3人を出向かえる準備は万全だ。セットリストの軸となるのは、12枚目のアルバム『音楽』。インタールードとして物語を紡ぐ加藤さんの短編小説を松たか子さんが朗読で参加している一枚だ。その松さんの柔らかな声の朗読で始まり、放たれた言葉は、“君の食べたことのない『音楽』を教えてあげる” ――。NEWSの音楽を盛りだくさんなフルコースのごとく届けてくれる極上のライブのはじまり、はじまり。“3人組”を意味する「TRIAD」。この場所で、積もり積もった葛藤を吹き飛ばそうと音楽を奏でようと歌うこの曲は、ヒロイズムさんが綴っているリリックで今の3人の想いを代弁するもの。まさに3人の紡ぐ三重奏が気持ちいい楽曲だ。サングラスをして歌う3人の姿は、パワフルで無敵感が漂う。NEWSが20種類以上の楽器に触れ、演奏してサンプリング録音した音で作られた楽曲で、3人のNEWSで歌い続けるという決意表明を勢いよく叩きつけた。2003年に結成されてからまもなく20年。バレーボールの応援ソングだった「NEWSニッポン」や「希望~Yell~」からスタートしたのがNEWSの音楽の始まり。この20年で紆余曲折した道のりを歩み、何度も何度も、悔し涙を流してきた彼らだからこそ、伝えられる夢や希望のかたちは深みを増し、説得力が増した。「鳴神舞(ナルカミ)」では、自分の選んだ運命を生きる覚悟を決めたと力強く歌い、愛を謳う「未来へ」では、叶うため生まれた未来で共に笑おうと誓う。3人の情熱がほとばしる、ありったけの心の叫びにも似た歌声に、会場は熱く共鳴していく。小山さんが「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽へようこそ!!」と叫んで、カスタネットでコール&レスポンスタイムも。カスタネットでリズムを刻み、みんなで気持ちをひとつにした後は、「LOSER」を。この曲でNEWSの歌声が驚くほどエネルギッシュに進化を遂げていることを証明すると最後に「LOSER」の高らかに負け知らずの笑みでLポーズ!ソロ曲は小山さんが大人の色気を醸し出しながら「Refrain」を。増田さんは「XXX(キスキスキス)」でDJになって遊び心たっぷりに音をつないでから男っぽいラップソングをシャウト。加藤さんは自身が作詞作曲した言葉遊びが巧みな「Agitato」を真っ赤な照明に照らされるなか、“君が思うより僕は危険”と妄想をかきたてるように歌う。3人が歌う姿からは、年を重ねるごとに増していく魅力を感じずにはいられない。3人の息ぴったりのシンクロダンスが光った「KMK the boys rock you all!」、三銃士のハーモニーが絶妙な「三銃士」の後はMCタイムに突入。最新アルバムの『音楽』にはシングル曲が盛りだくさんという話から、増田さんが「デビューの時は、『NEWSニッポン』を3回歌ったのにね」と懐かしむ。すかさず加藤さんが「なにわ男子もやったと思うよ。『初心LOVE』3回(笑)」と言いだしたため、小山さんは「初心LOVE」の振付をやって見せる。加藤さんから「あなたジャニーズに詳しいわねぇ~」と突っ込まれたことから、小山さんはKing & Princeの「ichiban」を歌い踊ってドヤ顔に(笑)。続いてライブのインタールードと短編小説を手掛けた加藤さんの話に。小山さんが「加藤シゲアキ、10周年で大先生になりました!」と作家として10周年を迎えたことを称えると「くるしゅうない、くるしゅうない(笑)」と微笑む加藤さん。そこから本を読むのが苦手な増田さんの話に及び、小山さんが「まっすーは活字を読まない人なのに。ドラマに立て続けに出てらっしゃって、どうやって台本を読んだんですか?(中略) めちゃくちゃマネージャーさんと練習してたの、見たよ~(笑)」と言えば、加藤さんも「昔、全部台本読んでもらってた時あったよね? 『字が読めないから』って。ボケなのかも知らんけど(笑)」とツッコミ。それに対して増田さんは「俺、基本的に耳で覚えるタイプじゃん?」と説明するも、「知らんけど」と加藤さんに言われ、「知ってろよ。20年も一緒にいたらさ!!」。そんなやりとりに長年連れ添ったメンバーだからこその仲の良さが感じられ、会場はほっこり。その後は「皆それぞれいい出会いがありましたね。来週のあれには19年で……」と増田さんが口火を切ると「来週の“あれ”にはってもうちょっと言えね!?(笑)。来週の9月15日には名古屋にて結成日を迎えます! 20周年イヤーがスタートするよ。NEWSは20歳を迎えます!」と小山さんがまとめ、会場は温かい拍手に包まれる。「NEWSがデビューした時には生まれてないよっていう人もいるよね?」と加藤さんは会場の反応を見渡し、増田さんは「どのタイミングで増田に才能があるって気づきましたか?(笑)」と笑わせる。そして続けたのは感謝の想い。「『20周年どうですか?』って取材で聞かれるけど、20周年はファンの人が守ってくれたから、ここにいるわけじゃない?チームNEWSに対して、これから返していきたいと思います」。後半戦で月日とともにNEWSで歌う詞の内容も成長してきたことに改めて気づかされたのは、「Endless Summer」。NEWSの楽曲にヒロイズムさんの紡ぐ楽曲は多いが、この曲が生まれた12年前はやがて僕らが大人になっても…と未来を馳せていた。2008年に歌っていた「SUMMER TIME」は、夏の恋の予感にときめく青春まっさかりな歌詞だ。アルバム『音楽』をベースにしつつ、懐かしい曲もさりげなく盛り込まれ、NEWSの“あの頃”が思い出された。ラストスパートでのメドレーでカスタネットの音がより力強く大きく鳴り響いたのが「トップガン」。そして、盛り上がりも最高潮、ボルテージマックスだったのは、彼らの代表曲のひとつである「weeeek」。NEWSもファンも皆揃って高くジャンプ、ジャンプ、ジャンプ!!最高に楽しそうな笑顔で跳んで、はねて、会場が一体に。爽快な気分に会場が包まれると、小山さんが「皆、元気になった? パワー溜まったか?嫌なこと忘れたか? 今日溜めたパワーで明日も頑張れよ!」と会場を見渡し、呼びかける。増田さんは『音楽』というアルバムのツアーを通して、音楽の力はもちろん、改めてファンの力を感じられたという。「『weeeek』を歌わせてもらいましたけど。15年前にNEWSとしてリリースした曲を今歌って泣きそうになるなんて思ってもみなかったこと。皆と一緒にこの曲を守ってこられたんだなと嬉しく思います」と目をキラキラと輝かせる。「weeeek」で歌った35歳を過ぎたらどんな顔?という問いの答え合わせかのように、NEWSを守ってきた誇りと新たなステージへの扉を開いた自信にあふれていた。そんな彼らにしかできない唯一の“音楽”を見せてくれた今回のステージ。もちろんかっこいい大人になれている……がアンサー。加藤さんは「NEWSの音楽、楽しかったでしょ?NEWSの音楽、最高だったでしょ?NEWS、まだまだやれるでしょ?」。普段はシャイな加藤さんの強気な攻めの言葉に小山さんは「キャラ変わった?」とニヤニヤ、ファンも皆ニヤニヤ。このツアーを終えると、これまでのライブ通算動員数が500万人を突破すると報告していた3人。「僕たちの名前は……せ~の!!」と叫ぶとサイレントで「NEWS」とファンが心の中で叫ぶ。声に出さずとも、想いはひとつ。会場にいるファンだけでなく、これまでNEWSのライブを見つめてきた500万人ももちろんチームNEWSの一員だ。最強なチームNEWSを前にして、「愛してるぜ、さいたま~」と加藤さんが言えば「ばかやろう、俺のほうが愛してるぜ!」と叫ぶ小山さん。増田さんも「大好き、さいたま、ばかやろう(笑)」とNEWSらしい、ツンデレな愛の告白合戦も!?最後は、これからも歌い続けることを宣戦布告したNEWS。今宵は満願成就の満月の晩。その願いは聞き届けられよう。20周年を控えたNEWSが届けたステージは、これからもますますNEWSの音楽の可能性は広がっていくという希望を感じさせるものだった。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2022年09月13日放送まであと1カ月あまりとなった10月期ドラマ。なかでもとくに20代の若手ジャニーズの活躍が期待できそう!そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者で、自身もジャニーズファンである霜田明寛さんに、各作品の見どころを大予想してもらいました!10月期とくに注目したいのは、地上波連ドラ単独初主演となる、King&Prince 髙橋海人(23)とSixTONES ジェシー(26)の2人。霜田さんが期待するポイントは?「髙橋さんは、さまざまな話題作に出演してきているので、『ボーイフレンド降臨!』は、満を持しての単独主演作です。天真らんまんな青年役ということで、ご本人のピュアな魅力が存分に発揮されると思います。ジェシーさん主演の『最初はパー』は、『私立バカレア高校』でも原作を担当した、秋元康さんの企画・脚本なのがエモいですね。ジェシーさんらしい、ダイナミックで自由な演技に期待しています!」(霜田さん・以下同)■『ボーイフレンド降臨!』テレビ朝日系・毎週土曜23時~髙橋が翻弄する年上女性を演じるのは田中みな実と桜井ユキ。2人の恋のバトルも楽しみ。■『最初はパー』テレビ朝日系・毎週金曜23時15分~芸人を目指す青年という役柄がジェシーにぴったり!相方役の市川猿之助との掛け合いも見どころ。また、22時台のプライムタイムには、King&Prince 平野紫耀(25)主演の『クロサギ』や、Snow Man 目黒蓮(25)出演の『silent』がラインナップされている。「天然なイメージの強い平野さんですが、ステージ上での表現力の幅広さを見ていると、詐欺師という影のあるキャラクターも、うまく演じてくれそうです。目黒さんは大人のラブストーリーには初挑戦ですが、このドラマがきっかけで、恋に落ちる女性が急増する予感がします!」■『クロサギ』TBS系・毎週金曜22時~平野の連ドラ主演は約2年半ぶり。天然キャラや王子様なイメージを払拭する作品になりそう。■『silent』フジテレビ系・毎週木曜22時~俳優として確実にステップアップしている目黒。川口春奈とのラブシーンにも期待したい♪そしてもちろん、注目すべきは若手の活躍だけではない!「山田涼介さんが二重人格の青年を演じる『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系・毎週水曜22時~)や、玉森裕太さんが医師役に初挑戦する『祈りのカルテ』(日本テレビ系・毎週土曜)もハマり役になりそうで楽しみですね。来期もジャニーズドラマが豊作でうれしい限りです!」【PROFILE】霜田明寛WEBマガジン「チェリー」編集長。過去にはジャニーズJr.オーディションを受験した経験もあり、著書に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)などがある
2022年09月09日映画『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』Blu-ray&DVDの発売が11月23日(水)に決定した。さらに12月30日(金)からAmazon Prime Videoにて定額見放題配信開始となる。本作は次世代を担う注目の東西のジャニーズJr.から少年忍者、Lil かんさいが映画初主演。「東のジャニーズJr. vs 西のジャニーズJr.」の構図で、ボーイスカウトを題材に仲間との友情をテーマにした青春冒険エンタテインメントだ。また少年忍者、Lil かんさいの総勢27名が勢揃いする主題歌「Shining Road」をはじめ、本作のためにオリジナルで書き下ろされた新曲&ダンスは必聴必見。躍動感あふれるフレッシュな演技とパフォーマンスを楽しめる。Blu-ray&DVDは、特別版ということもあり『ぼくサバ』を楽しむための特典が盛りだくさんだ。約200分の映像特典にはメイキング映像、キャストコメント集、イベント映像集など、初出し映像が満載。メイキング映像は、撮影裏のメンバー同士による、わちゃわちゃした様子を集めており、思わず笑みがこぼれること間違いなし。キャストコメント集は、22名のクランクアップ直後のコメントを完全収録。真摯に撮影に向き合ったメンバーそれぞれの想いを聞くことができる。イベント映像集は直前イベント「初日舞台挨拶+映画と実演」、「映画と実演 in 丸の内ピカデリー」、「映画と実演 in 大阪松竹座」のもようを収録。なお直前イベントは特典用のオリジナル映像として新たに再編集、「初日舞台挨拶+映画と実演」は初公開映像で22名フルメンバーによるパフォーマンスと舞台挨拶の様子も必見だ。丸の内ピカデリーと大阪松竹座で行われた「映画と実演」は、劇場で『「映画と実演」映像付き 東版 / 西版』としても上映された、ライブビューイング1回目の各公演をフル尺で収録。さらに各公演ライブビューイング2回目のMCコーナーや、丸の内ピカデリー版ではダンスコーナーも収録されている。さらに封入特典の20Pにもわたるビジュアルフォトブックには、初公開写真が70点以上も収録。撮影に挑む真剣なまなざしが眩しい場面写真に加え、笑顔満開のメイキング写真やクランクアップ写真も多数だ。作中とメイキング、どちらも楽しめる初公開写真たっぷり。そして発売決定を記念して、安嶋秀生(少年忍者)・嶋﨑斗亜(Lil かんさい)・深田竜生(少年忍者)よりコメントも到着。初共演した映画での、実はアドリブだったシーンや皆でのおしゃべりなど、楽しかった撮影の思い出も語られる。こちらもぜひチェックしてほしい。■リリース情報『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』11月23日(水)Blu-ray&DVD発売12月30日(金)Amazon Prime Videoにて定額見放題配信開始特設サイト:
2022年09月02日ジャニーズJr.のユニット・IMPACTorsが、9月3日にさいたまスーパーアリーナで開催される「第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER」(以下、マイナビ TGC 2022 A/W)にメインアーティストとして出演することが1日、発表された。2020年に結成されたIMPACTorsの緊急参戦が決定。さらに同ステージにはフレッシュなジャニーズJr.も登場する。ジャニーズJr.ユニットがTGCで歌唱するのは、「SDGs 推進 TGC しずおか 2020」でサプライズ登場したSixTONES以来、約2年半ぶりとなる。出演に際し、IMPACTorは「初めまして、IMPACTorsです! 今回、念願であったTGCでパフォーマンスをさせていただく事に、僕たちIMPACTorsは感謝と喜びで胸がいっぱいです。これまで先輩方がTGCに歴史を刻んできましたが、新たにIMPACTorsがしっかりと歴史を刻みたいと思います。グループ名の由来でもある『衝撃』を会場に起こせるよう精一杯盛り上げていきます! 僕たちIMPACTorsを覚えていただければと思います! 楽しみにしていてください!」とコメントを寄せた。マイナビ TGC 2022 A/Wのテーマは「GOING MY RUNWAY」。「“わたしらしく”過ごすことが尊重されるカラフルな時代に、多様性を受け入れながらも“わたしらしく”輝く人をTGCは応援したい」という思いが込められている。
2022年09月01日映画『“それ”がいる森』(9月30日公開)の完成報告イベントが31日に都内で行われ、相葉雅紀、松本穂香、上原剣心(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、眞島秀和、メガホンをとった中田秀夫監督が登場した。本作は、不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに描かれるホラーエンターテインメント。相葉演じる淳一が、上原演じる息子の一也と森の中で得体の知れない“それ”を目撃したところから、松本演じる一也の担任・絵里とともに怪奇現象に巻き込まれていく様を描く。ホラー映画に出演する上で、これまでにない挑戦や発見はあったか尋ねられた相葉は「演じるという意味ではそこまで大きくは変わらないですけど、“それ”と遭遇したときのリアクションとかは、中田監督から演出が多々ありまして、そういうのは新鮮でしたね」と吐露し、本作を見ての感想を求められると「いわゆるJホラーともまた違って、でもしっかりドキドキハラハラさせてくれて、怖い部分ももちろんなんですけど、それとは別に家族の物語もあったりして、見応えのある作品になっているんじゃないかと思います」と仕上がりに手応えをにじませた。また、父親役を演じたことについて相葉は「本当に珍しいんですけど、完成したものを見させてもらったら“(上原が相葉に)似てきたな”と感じました」と打ち明け、これに上原をオーディションで選んだという中田監督は「そのときに1番熱くお芝居をしてくれたということと、(相葉の)面影も大切だよなと思って」と選考基準を告白。加えて、相葉は「剣心くんが撮影をしているときにお誕生日を迎えたんですけど、“何を買ってあげようかな”って考えているときに、“お父さんってこんな気持ちなんだろうな”って実感しましたね」としみじみと語った。そんな相葉と共演した感想を聞かれた上原は「プライベートでも優しくしていただいたし、演技の中でも優しくしていただいて、本当に優しい理想のお父さんって感じがしました」と絶賛し、これに相葉は「ありがとう」とご満悦だった。さらに、本作にちなみ、今までの経験で1番怖かったことを尋ねられると、相葉は「嵐の最初の頃なんですけど、あまりお仕事がなく、心霊現場に検証に行くみたいな仕事ばかりやっていたときがあって、そのときは怖かったですね。たぶん呪われていましたね」と回顧し、「本当に1人ぼっちにされて、シーバー(レシーバー)からくる要求に応えるということをやっていたんですけど、本当に怖すぎて意識が飛びました。(恐怖のあまり)1回だけパタンってなったことがあって、それは本当に怖かったですね」と苦笑。同じ質問に、上原は「霊感とか全然ないんですけど、『“それ”がいる森』を撮っているときにホテルに泊まることがあったんですよ」と前置きをし、相葉が「えっ、何かあったの?」と目を丸くすると、上原は「角の部屋で隣に誰もいないんですけど、壁の奥から音がして、ガチでそれが1番怖くて、生まれて初めてそういうことを経験したので1番怖かったです」と告白。相葉は「今(になって)言った。そのときは言わなかったもんね」と驚き、上原が「その日はあまり眠れなくて、次の日にも誰にも言ってないですね」と明かすと、相葉は「男らしいね(笑)。よく頑張ったね」と舌を巻いた。
2022年08月31日2022年10月スタートのフジテレビ系新テレビドラマ『silent』で、主演に俳優の川口春奈さん、共演にアイドルグループ『Snow Man』の目黒蓮さんの出演が発表されました。川口さんにとって、フジテレビ系の連続ドラマで主演を務めるのは、今回が初。また、目黒さんにとっても、今作がフジテレビ系の連続ドラマ初出演作品となります。【情報解禁】 #フジテレビ 系列で10月スタート #川口春奈 #目黒蓮 出演■━━━━━━━━━━━━□┃ 新木10ドラマ『silent 』 ┃□━━━━━━━━━━━━■この秋、本気で愛した人と、音のない世界で“出会い直す”、切なくも温かいラブストーリーが始まるーー #silent pic.twitter.com/xq8LrR4jfw — 「silent」川口春奈×目黒蓮(Snow Man)❄️10月スタート新木10ドラマ公式❄️ (@silent_fujitv) August 22, 2022 フジ新ドラマ『silent』あらすじ主人公は、地元の短大を卒業後に上京、一度は就職したものの、うまくいかずに退社した紬(川口春奈)。退職後は渋谷の大型CDショップでアルバイトとして働き、大好きな音楽に囲まれて生活していた。音楽が好きになったのは、高校時代に付き合っていた想(目黒蓮)の影響。想を意識するようになったきっかけも、彼の『声』が好きだったからだった。高校卒業後に想と別れた紬は、新たな環境で生きることを決め、違う道を歩み始めたものの想と再会。想は、徐々に耳が聞こえにくくなる『若年発症型両側性感音難聴』を患い、聴力をほとんど失っていた。再会を機に、紬は8年の月日が流れた今も自分の中に消えることなく残っていた想への気持ちと、今の自分を支えてくれている人たちへの思いが交錯し、葛藤してしまうことに…。2021年放送のテレビドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)で共演経験がある川口さんと目黒さんですが、本格的な共演は今回が初。ともに話題作への出演が続く人気の2人なだけに、大きな注目を集めそうです。[文・構成/grape編集部]
2022年08月23日Sexy Zoneがニューアルバム「ザ・ハイライト」を引っ提げた初のサマーツアー「セクシーゾーンライブツアー2022 ザ・アリーナ」を開催。横浜アリーナで行われた8月14日の昼公演では、初のドームツアーを遂に発表。Sexy Zoneの歴史に残る感動の瞬間をレポートで再現します。念願のドームへ!Sexy Zone第二章が開幕!東京に上陸した台風が過ぎ去った2022年8月14日。初めてのサマーツアーで、世界でいちばん熱い夏のひとときを体感させてくれたSexy Zone。アルバムに収録されているサマーソングを中心に歌ったライブは、夏らしい演出が散りばめられたステージ。80’s90’sを彷彿とさせるネオンの看板やジュークボックス、アーケードゲームのセットが登場する楽曲もあり、レトロポップな演出がどこか懐かしさ溢れるエモーショナルな世界へ誘ってくれた――。8月10日から始まった横浜アリーナのライブでは、佐藤勝利さんが新型コロナウイルス感染症の療養のため、11日から中島さん、菊池さん、松島さんの3人で開催。オープニングの挨拶で、「セクシーラバーズのためにも“ショー・マスト・ゴーオン”精神を持って、ステージを続けていくことを決めました。僕らの楽曲『RUN』の歌詞に“止まらないでよ僕らはまだ始まったばかりさ”とある通り、この横浜アリーナ公演を走り抜けたいと思います」と、中島さんの力強い宣言で幕開け。松島さんは「今日も勝利と連絡をとったら、睡眠も食事もちゃんととれているということで…」と、心配するファンの皆を安心させる報告を。菊池さんは、「活動休止中のマリウス(葉)の想いも胸に5人で横浜アリーナに立ちたいです。勝利のうちわやペンライトを持って来て下さる方も、僕らがいるし。極限まで目をつぶると、僕のことが勝利に見える瞬間があるはず。これは会場で1割程度ができると言われています。勝利に見えたなっていう瞬間があったら、左手を挙げて下さい(笑)」と、ユーモア満点な挨拶で会場の空気を冒頭からホットに!「頑張って行きま勝利で、行きマリウス~!!」というメンバー全員でライブに立つことを宣言する掛け声でライブは、スタート。「SEXY ZONE」のネオン看板に乗って3人が登場するとまずは、待ちわびた夏の瞬間を歌う『SUMMER FEVER』から。会場のファンはこの瞬間を待っていたかのように、リズムに合わせてペンライトを揺らす。続いて、高鳴る鼓動を歌う情熱的なナンバー、『Desideria』を炎の特攻が激しく飛び交う中で熱唱する。2011年11月にデビューした当時は、平均年齢14.2歳でジャニーズグループ史上最年少デビューだった彼ら。今では、大人な表情の楽曲を次々に繰り出し、Sexy Zoneというグループ名にふさわしい、そこに佇むだけで色気を醸し出す素敵な男性たちに――。昭和アイドルコーナーでは、デニムにタンクトップの衣装に身を包んでデビュー曲『Sexy Zone』を歌う3人。その姿は80年代アイドルそのもの!?ローラースケートを履いて今にも転びそうになりながら、『麒麟の子』を歌うというコントのような笑い満載のブロックに会場は、笑顔に包まれる。後半にも女性アイドルコーナーがあり、“聖子ちゃんカット”のカツラをかぶり、80年代女子アイドルに扮した3人の可愛らしさは、破壊力満点。「横浜アリーナ、怒涛の9公演、最終日になってしまいました。楽しめました?」という菊池さんの言葉に会場が拍手で応えたMC。中島さんはツアーを完走できるのは、「毎日、満員でセクラバが来てくれて。俺たちはその力に支えられて元気に走り続けられている」と、しみじみ語っていた。この日盛り上がったのは、中島さんと菊池さんがジャニーズJr.時代、デビューを夢見ながらHey! Say! JUMPのツアーについていた時のホテルでの思い出。「ライブ終わりに腹ペコな状態で」と菊池さんが切り出すと、中島さんは『いつか絶対にルームサービスで美味しいステーキを頼もうな』って言い合ってたよね」と懐かしそうに振り返る。「俺らJUMP兄さんがルームサービスを頼んでいたのが恰好良くて、マネしたくてね。デビューして大阪公演後にとんでもない量のルームサービスを僕と中島くんで頼みました(笑)」(菊池さん)。そんな“ふまけん”コンビのJr.時代のエピソードが続く。ここで突然、鳴ったのが緊急発表のブザー!スクリーンには「次のSTAGEへ東京ドーム、大阪ドーム公演決定」のお知らせが…。天高く見上げるようにガッツポーズをして、思わず肩を抱き合う3人。喜びを抑えきれない様子で、メインステージからバックステージまで花道を全力で走り抜ける3人の姿に会場は割れんばかりの拍手が巻き起こる。「遂に辿り着いたドーム。11年かかりました!数々の先輩、同年代の仲間、後輩……。いろんな人がドームに立つ中、いつ行けるのか、ずっと願っていた中でようやくたどり着きました。(大阪ドームは12月24日、25日)イヴの日はマジでデート、絶対禁止だからな(笑)。俺らに予定、空けとけよ!」と、セクラバとクリスマスデートの約束をする中島さん。続けて「一生に一度しかないわけじゃん? 初ドームツアーの発表って。こんな感覚なんだ!?」と興奮した様子で話は止まらない。松島さんは感極まり、言葉を時々詰まらせながら、「11年間、挑戦し続けるのか、辞めるのかっていう二択がある中で、Sexy Zoneはずっと挑戦し続けるという選択を選んできました。デビュー前から苦楽をともにしてきたメンバーの皆や家族、友人、ファンの皆さんの支えがあって、僕は改めてアイドルをやりたいと思いました。挑戦し続けるきっかけを作って下さったのは皆さんです。本当にありがとうございます」と目を潤ませて感謝の言葉を伝えた。そして、菊池さんは「ドームツアーは僕たちのひとつの夢でした。大きなステージに立ちたいというのは、デビューした時から切に願っていたことではありますけど、皆さんに待たせすぎちゃったかなと思っています。こうやって発表できることを誇りに思いますけど。Sexy Zone第二章、ついて来てください」と誇らし気な表情で、高らかに宣言!彼らの高ぶった想いは落ち着くわけもなく、再び中島さんが「お待たせ!!」と叫び、言葉を続ける。「10年越しの片思いがようやく実って。僕らSexy Zone、遂にドーム公演が決まりました。一人では何もできないんだなということもこの10年間で感じることもあって。俺、明日どうすればいいのかなという時に、いつもメンバーが頑張っている姿にもっと頑張らないとなって全力で生きられました。前進したその先に、いつもファンの皆が待っていたことは、10年間一度も忘れたことありません。1分1秒、積み重ねてきた先にようやく10年待った、10年経った、10年願った、そのドーム公演に俺たちSexyがたどりつきました。菊池くん、勝利くん、松島くん、マリウスくん、このメンバーがいなければ、ここまで絶対、来られなかった。夢のその先だった大きな会場にSexy Zoneがたどり着きました。最高のコンサートを作ります。なので、セクシーラバーズはドームで最高の思い出を作ってください」。真夏の太陽のように熱い視線で中島さんが会場を見渡すと、この日、何度目かの拍手喝采がアリーナ中を埋め尽くした。発表の瞬間に立ち会えなかった佐藤さんのコメントを松島さんが読み上げる場面も。「ファンの皆へ。ドーム決まったよ。デビュー当時からの夢が叶ったよ。10年以上かかったけど、叶ったよ。だから、泣いてないで笑ってよ。笑顔を見せてよ。嬉し涙ってわかっているけど、喜びの笑顔にしたいんだよ。なぜなら、僕らの使命は人を笑顔にすることだから…。それをドームでも叶えられるのは嬉しいです。みんなを待たせちゃった分、命をかけて幸せにするよ。いちばん大事な人たちに伝えたかったので、ファンの皆さんに報告させていただきました。横浜アリーナにいなくてごめんね。すぐに元気になってステージに戻るね。…あっ、これ言えるじゃん。ドームで待ってるよ! PS. 報道陣の皆さん、このコメントも使ってください(笑)。Sexy Zone佐藤勝利」。“いちばん大事な人たちに伝えたかった”のところで、嗚咽で手紙が読めなくなるほど、感情移入して佐藤さんの手紙を読み上げる松島さん。会場にいる全員の気持ちが、涙なのか、笑顔なのか…、佐藤さんへのあたたかい想いに満ち溢れた。すると、菊池さんが突っ込まずにはいられない顔で「感動的だし、グッとくるものがありましたけど…。ちょっとごめんなさい?聡ちゃんの泣き方の癖が強い(笑)」と思わず、噴き出してしまう、らしい一コマもあった。ラストスパートは夏らしく水を張ったステージでしぶきを上げながら、歌うパフォーマンスも。『Forever Gold』では、彼らの弾けるパッションと連動するかのように踊るたびに水が高く、高く、エネルギッシュに跳ね上がる。その踊りに共鳴するようにファンのペンライトも高く、高く、突きあがっていく。盛り上がりも最高潮な中、歌ったのは『RUN』。今年、11月16日にデビュー11周年を迎えるSexy Zone。時に涙を流しながら、葛藤し続けながら、駆け抜けた11年間の道のりを振り返るかのような歌詞の数々に胸が締め付けられる。佐藤さんのパート「ここでやめんな」という心の叫びのようなフレーズの音源が流れると、佐藤さんも今ここに、一緒にライブ完走に向けて走っているような不思議な感覚に包まれる。「僕らはまだ何も残せてない」、そう自分に言い聞かすように歌い続けて、ようやく彼らが辿り着いた先は、夢のひとつだったドームツアー。その夢が叶う直前の瞬間のステージは、輝きを放つ3人の表情で眩しすぎるほど。最後の挨拶で中島さんは「10年経ったSexy Zoneがそれぞれの活躍を広げながら、前に進んで行く、新たな扉を開く、そんなコンサートにしたい。その夢の先へ。僕たちは辿り着くことが決まっています。その大きなステージにSexy Loversと一緒に愛情をもって突き進んでいきたいと思います。皆さん準備はいいですか?」と、愛するファンに呼びかける。松島さんは「勝利の手紙にもありましたけど、僕らはファンの皆さんを幸せにするのがいちばんですから。さっき僕は嬉しくて泣いてしまったんですけど、これからたくさん皆さんに笑顔を見せていきたいです。生きづらい世の中、マイナスなことばかりでなく、嬉しいこと、幸せなこともたくさん。幸せに感じることを僕たちと一緒にシェアしていきませんか?」とファンとハッピーを共有したいとニッコリ。菊池さんは「明日から普通の日々が始まります。普通の日々があるからこそ、僕らと皆さんとで夢のようなひとときを過ごすことができるんじゃないと思います。普通の日々も僕たちSexy Zoneが寄り添える活動がここからできたらいいなと思います」。今回のライブは、スペシャルな発表もあり、ファンを前にして普段は語ることのない特別な想いを自分の言葉で打ち明けた3人。中島さんの言葉を借りていうなら、歴史的な瞬間であり、幸ある時間――。すべてが最高の瞬間で、ハイライトの連続だったこのステージ。ドームツアーでSexy Zoneがどんな素晴らしいハイライトを更新してくれるのか、期待は高まるばかり。『RUN』で歌う“あの雲の先にある光求め”、歴史的なSexyハッピーな瞬間を生み出してくれるはずだ。取材、文・福田恵子
2022年08月16日今年の夏ドラマはジャニーズが大活躍!そこで、ジャニーズ夏ドラマの注目ポイントを『ジャニーズは努力が9割』の著者・霜田明寛さんに聞きました♪「なんと言っても、なにわ男子の活躍がすごいですよね。メンバー7人中5人が今期のドラマに出演。しかも、『消し好き』では大橋さんが三枚目の主人公を、『パパムス』では長尾さんが主人公の憧れの先輩という二枚目の役を演じていて、グループとしての振り幅の広さにも感心させられます。『彼女、お借りします』の大西さんも注目。過去に童貞役を演じた、櫻井翔さんや二宮和也さんのあとに続くような俳優になってほしいですね」■大橋和也(25)『消しゴムをくれた女子を好きになった。』日本テレビ系・月曜深夜0時59分~「中学生を演じられるのがすごい。歌うシーンで歌唱力を封印していたのも印象的でした」(霜田さん・以下同)■長尾謙杜(20)『パパとムスメの7日間』TBS系・火曜深夜0時58分~「サッカー部のエースで学校イチの人気者という王道の役どころを爽やかに演じています」■大西流星(21)『彼女、お借りします』テレビ朝日系・関西は日曜23時55分~、関東は土曜深夜2時30分~「ピュアな男子大学生がハマリ役。女のコの前であたふたしている様子もかわいいんです!」Jr.たちも健闘!■HiHi Jets&美 少年『トモダチゲームR4』テレビ朝日系・土曜23時~「両グループから選抜メンバーが出演しています。実際のキャラと違う役も演じられるのはさすがですね」なにわ男子がジャニーズ王道の役を演じているのに対して、先輩たちは新境地に挑戦している、と霜田さん言う。「僕の今期イチオシは『純愛ディソナンス』。中島さん演じる心に闇を抱えた主人公から目が離せません。重岡さんの『雪女と蟹を食う』も、映画で見たいくらいの作品ですし、佐藤さんの怯えた表情や永瀬さんのド派手な衣装など、今後も楽しみです!」■中島裕翔(29)『純愛ディソナンス』フジテレビ系・木曜22時~「禁断の恋という話題性だけでなく、心の機微を丁寧に演じる姿を見てほしい!」■重岡大毅(29)『雪女と蟹を食う』テレビ東京・金曜深夜0時12分~「挑戦的なシーンも多いですが、演技派の重岡さんだからこそできる役柄だと思います」■永瀬廉(23)『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』日本テレビ系・日曜22時30分~「同級生役の俳優陣との絡みに注目。同期入所の西畑大吾さんとの共演も感慨深いです」■佐藤勝利(25)『赤いナースコール』テレビ東京系・月曜23時6分~「ホラーは顔がアップになりやすいので顔立ちのきれいな佐藤さんにぴったりな題材です」【PROFILE】霜田明寛Webマガジン「チェリー」編集長。ジャニーズJr.オーディション受験経験も!
2022年08月16日初のドームツアー「ジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR-翔べ関西から-」を成功させたジャニーズWEST。京セラドーム、バンテリンナゴヤドーム、東京ドームの3大ドームツアーで、3都市7公演325,000人を魅了したこの夏――。胸熱なステージだった2022年8月10日の東京ドーム公演をレポートします。ジャニーズWEST、悲願のドームツアーを達成した胸熱ライブ2020年夏、東京ドームと京セラドームでライブを予定していたものの、コロナ禍で開催が叶わなかったジャニーズWEST。それから2年後の2022年夏、2大ドームから3大ドームと会場をひとつ増やし、遂に悲願のドームツアーを達成! ツアータイトルは「TO BE KANSAI COLOR-翔べ関西から-」。これは濵田崇裕さんが考案したもので、関西出身のグループとして誇りを持って翔んでいく、そして、関西色に染めるという意味合いが。グループとしてはじめての東京ドーム公演は、翔んで、跳ねて、クラップして会場をジャニーズWESTCOLLARに――!そんな願いが込められたライブは、7人7様の個性が爆発するエネルギッシュなステージだった。随所にメンバーの遊び心が散りばめられているのがジャニーズWESTのライブの魅力で、開始前からスクリーンにはTwitterで募集した質問に対して、メンバーが回答。LINEの画面でジャスミン(ジャニーズWESTのファン)とのやりとりが生っぽく映し出される。ステージの幕開けは、7人がゴンドラに乗って登場。オープニング曲は「for now and forever」。“同じ夢を見て、歌を歌おう”と歌うこの曲は、東京ドームの舞台に立つ夢を叶えたジャニーズWESTと、共に歩んでその夢を現実に導いてくれたファンへの想いをのせた曲。2曲目の「Big Shot!!」でも“勝ちとれよ、Big Shot!! Big Shot!!”と、力強く歌う姿が、3大ドームツアーをようやく勝ち取った彼らの今とぴったり重なる。小瀧さんが「俺たちの夢と憧れがパンパンに詰まった東京ドーム。立ちたくて、立ちたくてたまらんかった東京ドーム。今日は熱く行こう!」と叫ぶと会場のペンライトが激しく揺れる。デビューから8周年、ドームを超満員にするほど大きなグループに成長を遂げたジャニーズWESTの底力を感じさせるその勢いに冒頭から圧倒されるばかり。ハイテンションなナンバー「Mixed Juice」ではフロートでファンのもとへ。濵田さんが「今日、楽しみにしていたっていう人、手をあげてみよう!」と言うと、桐山さんが「幸せになりたい人、手をあげてぇ~!…OK! 任せとけ!!」と、声を出せなくてもファンとのコミュニケーションはバッチリ。神山さんが振付を手掛けた「微笑み一つ咲かせましょう」や神山さんが作曲し、藤井さんとふたりで作詞を手掛けた「ANS」など、メンバーの想いが込められた楽曲も披露。しかも「ANS」は東京公演のみの披露で、彼らが可愛がっている関西ジャニーズJr.のAぇ!groupがバンド演奏! 2グループのコラボが実現した。ときに肩を組みながら、仲良く寄り添う姿は、ファミリー的な結束が伝わる胸アツなサプライズの瞬間だ。「皆さんのおかげで初めて東京ドームに立てました。ありがとうね」という感謝の言葉を綴ってはじまったMCタイム。前日にメンバーに熱いメールを送ったという重岡さん。「言いたいことは、言いたい時に言っておこうと思って……」と、汗のような涙のような笑顔を絶やさず、このステージに懸ける想いを彼らしく熱く話した。桐山さんは「ここに来たら、(恒例のカウントダウンコンサートで)『明けましておめでとうございます』やな(笑)」という一幕も。このステージに立った喜びを各々嬉しそうに語った。さらには、「僕ららしい、楽しいコンテンツにしていけたら」と待望の公式YouTube開設をサプライズ発表!重岡さんが「空とか、カプチーノの動画とか?」とおしゃれ動画を冗談で提案すると、藤井さんも「一発目はモーニングルーティーン」とのっかり、「それ言うたらやらなあかんで?」と小瀧さんから突っ込まれ、恒例の彼ららしいわちゃわちゃトークを展開。YouTubeを始めたらやりたかったという、「この動画が面白かったと思う人は、チャンネル登録、高評価をお願いします!」というセリフを全員で息ぴったりに声を揃える場面もあり、ドーム中の笑顔と呼応する。その様子はそのまま同日22時に開設されたYouTubeで1本目の動画として配信された。MC明けからは一転。シックな世界に。重岡さんが作詞作曲を手掛けた『間違っちゃいない』を、白い布のドレープが張り巡らされ、どこか幻想的な空間でしっとり歌った。この曲への想いを重岡さんが歌唱前に今にも泣きそうな表情で語りだす。「昔、まだ駆け出しの頃に書いた曲がまさか本当に東京ドームで歌えるとはね、夢が現実になったのよ。皆、ジャニーズWESTをドームに連れて来てくれてありがとう。今ここにいる大好きな皆が優しく寄り添って応援してくれたことで書けた曲。だから、落ち込んでいる時、寄り添えるような強さ、優しさ、温かさを持っているグループでありたい。そのために俺らは歌ってる。当時の俺みたいに、未来がすごく不安になって、1人ぼっちのような気分になって…。消えてしまいたいと思う人がいるのであれば、俺たち、よく分かるから」――。会場中の気持ちが一つになるような拍手に包まれる中、「皆で合唱するかわりに、手拍子で」と、一緒に歌を作ろうとセッションへ誘う。会場中に響くそのクラップは、ここまで走り続けてきたジャニーズWESTをまるで称えるかのように聞こえた。これまでのジャニーズWESTの楽曲は、この日歌った『アカンLOVE~純情愛やで~』や『粉もん』のように関西色豊かなパワフルな楽曲のイメージが色濃く打ち出されてきたが、続いて披露したのは8月3日にリリースしたシングル『星の雨』は情感たっぷりなドラマティックなナンバー。東京ドームの天井にレーザーで星空が映し出される中、ステージに立つ彼らはデビューから8年、素敵な大人のグループに成長したことを感じさせる。そしてラストスパートへ向けて、彼らの楽曲の幅が広がり、ジャニーズWESTの楽曲のターニングポイントになったともいえる2020年リリースの『証拠』を熱唱。エモーショナルな熱さが、応援歌をたくさん歌ってきた彼らのその確かな実力とほとばしるエネルギッシュな歌声に、心を打たれる。リズムをとってペンライトを振るドーム中の熱気は、声を出さずともお互いに伝わってくる、最高潮の瞬間だ。この日の一人一人の挨拶では、「ファーストドームツアー、もう最高すぎて、今は“ありがとう”しか出てこない」とライブ演出担当の流星さんが、言葉を詰まらせる。中間さんは「(終盤歌った)『サムシング・ニュー』の“僕らが望んでいた景色全部は今日という日のためにあったのだ”っていう僕のパートは本当にライブをするたびにそう思います。僕はここをゴールにしたくないです。ここは僕たちにとって通過点でしかないです」と宣言し、その言葉に神山さんも「確かに目標は達成したけど、ゴールではない。またステージに帰ってきます。夢が叶っているのは皆さんのおかげです」と感謝の言葉を。濵田さんは「最初、皆さんに『今日という日を楽しみにしてる人』って聞いた時、手挙げてくれた人、ありがとう。これからも楽しみを増やしていきましょう。皆にはいいことばかり起こりますから…、安心して下さい」と元気になれるおまじないのような言葉を。小瀧さんはしみじみと「生きてるなーって感じがした。初めて立てた東京ドームは僕たちの力ではなく、本当に皆さんのおかげ。連れてきてくれて本当にありがとうございます」。桐山さんは「僕らの目の前には格好いい関ジャニ∞さんがいて。いつか関ジャニ∞さんみたいに恰好よく歌って踊りたい…と思っていたら、今日ここに立てることになりました。先輩方に追い付き、追い越せ、ここからがスタートです。どこでライブができるか分からんけど、皆の前に1秒1分立てるように頑張ります」と先輩の関ジャニ∞さんの背中を追い続けて来たことを振り返る。最後に重岡さんは「もうすぐ30になるんだけど、20代最後のステージがここ東京ドームやった。ありがとう。俺は仲間と一緒にステージに立てていることが誇り。僕たちまだまだ夢は終われねんだよなぁ……」。そう笑顔で言うと他のメンバーも口をそろえて「そうだよなぁ~」と応戦。そして、「これからも僕たち、そして皆さん一緒に進んで行こう、夢の続きを。最後は俺たちらしく、お祭りやるで~!!」と重岡さんが叫ぶと、7人揃ってのスペシャルな和太鼓演奏!7人が心をひとつにしてダイナミックなリズムを奏でた。そしてラストの1曲は、すべてはここから始まったデビュー曲の「ええじゃないか」。お祭りナンバーにふさわしく、盛大に次々と花火が打ち上げられる。まさに盛大な夏祭りのクライマックス、異次元にいるような大迫力な光景に。ド派手なステージの中、事前にファンクラブサイトから募集した「ええじゃないか」映像もスクリーンに映し出され、会場にいないファンも3大ドームツアーの祭りに一緒に参戦できるという粋な計らいもあった。「また東京ドームに戻ってくるぞ」「また会おうぜ」――。そんな言葉をそれぞれが口にして幕を閉じた初の単独東京ドームライブ。2014年に日生劇場で行われた初の主演舞台「なにわ侍ハローTOKYO!!」でCDデビューを発表したジャニーズWESTが、3大ドーム達成という快挙を成し遂げたそのパワーに脱帽。関西ジャニーズJr.時代から強固な絆で結ばれた7人の物語は通過点で、今はまだ夢の途中だ。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2022年08月14日