これ自体は「機械ではなく人間の手で作り上げたもの」ということで、英語的にもなんらおかしくはないんですけど、わたしたちは時折この「ハンドメイド」って言葉を、「家で作ったということでの手作り」として使ったりしますよね。でもこの場合の「ハンドメイド」は、正しくは”homemade”と言うべきなんです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日ビジネスパーソンがオーダーメイドスーツで自分自身を上手に演出するのが当たり前の欧米諸国。日本でも、体にぴったりとフィットしたオーダーメイドスーツを着こなしている人を見かけることが多くなってきました。オーダーメイドスーツの価格が下がっているいまだからこそ、スーツの力を上手に活用したいところです。オーダーメイドスーツの魅力について、オーダーメイドスーツ専門店「雅装堂」を営む畑辺一任(はたべかずと)さんに教えてもらいました。細かい部分まで自分好みにカスタマイズ――今回、オーダーメイドスーツの魅力について教えてくれた畑辺さんは、オーダーメイドスーツ専門店を営む、その道、およそ40年のベテランです。ズバリ、オーダーメイドスーツの魅力とは?「オーダーメイドスーツを作るにあたり、体を10カ所以上、採寸いたします。そのため、既製品のスーツと違い、オーダーメイドスーツは体にピッタリとフィットするのが魅力です。また、襟の高さ、ポケットの角度、袖口の状態など、個々の細かい要望にも応じられるので、自分らしいスーツライフを楽しみたい人に人気になってきています」車やバイクを自分仕様にするのと同じように、スーツも自分の好みに細かくカスタマイズできるのが魅力のようです。気になるオーダーメイドスーツのお値段は?――オーダーメイドスーツがカッコいいのはわかるのですが、値段が気になりますよね。「オーダーメイドスーツには、布の裁断から縫製まで、すべて手作業でおこなうハンドメイドオーダースーツ、100種類以上のサイズから最適のものを選び出し工場で縫製するパターンオーダースーツの2種類があります。たしかに、ハンドメイドスーツでしたら、それなりのお値段になってしまいますね。けれども、パターンオーダースーツでしたら、若い方でも十分手が出るお値段になっています」パターンオーダースーツでは、着る人の体形に合わせるべく、選んだ型にさらに微調整を加えていくとのこと。デザインの研究や工場縫製技術の開発が進んだこともあいまって、パターンオーダースーツでも、オーダーメイドスーツの魅力を十分味わえるようになってきたともおっしゃっていました。ちなみに、雅装堂では、パターンオーダースーツの価格は33,000円~(2012年5月現在)とのこと。オーダーメイドスーツといえば中年以上の人が主流だった昔に比べ、現在、雅装堂にいらっしゃるお客さまの占める20代~30代の割合は、3割にまでなってきているそうです。「パターンオーダーの方が、流行を意識したデザインの研究が進んでいます。パターンオーダーですと、その時代に即した流行とオーダーメイドスーツならではの良さを両方を味わっていただける部分もあるんですよね」自分にぴったりでありながら、流行にものれるなんて!このようなスーツを着ていれば、ビジネス上での好感度アップも狙えるはず。皆さんも、オーダーメイドスーツで、あなたらしいスーツライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?(OFFICE-SANGA 臼村さおり)
2012年07月08日秋葉原でメイドといえば誰しもがまず思い浮かべるのがメイド喫茶だろう。しかし実際には、メイド関連産業(この言い方も何か違う気がするが)はメイド喫茶に留まらず多岐にわたって展開されており、「メイド+○○」という業態が無数に存在するのだ。今回はそんなメイド関連のお店から、2月にオープンしたメイドタイ古式マッサージ「わっとぽー」を体験取材してみることにした。秋葉原駅電気街口から徒歩5分ほど。中央通りから「ベルサール秋葉原」の角を曲がって少し歩いたところに「わっとぽー」はある。黄色い看板でおなじみ「マンモスカレー」の地下である。それにしてもメイドとタイ古式マッサージとは、またまったくイメージがつながらない組み合わせだ。マッサージ店とはとても呼べないような、メイドを売りにしただけのテキトーな店だったらどうしよう……。そんなことを考えながら扉を開けてみると……。目に優しい暖色系の明かりに、お店のテーマカラーでもある緑色を基調にしたシックな内装が、日々の仕事で疲れた心をリラックスさせてくれる。おお、なんだかすごく落ち着く雰囲気だぞ。店内で筆者を出迎えてくれたのは、同店で「のぅあ」と呼ばれるメイドさんたち。「のぅあ」とはタイ語でマッサージ師のことだという。彼女らは皆マッサージの研修を受けてはいるが、まだまだ経験不足ということで現在の肩書きは「見習いのぅあ」となっている。今後お客さんをマッサージして経験を積むと、見習いから「中級のぅあ」、さらに「上級のぅあ」へと昇格していくというわけだ。ちなみにお客さんは来店してマッサージを受けるたびに、のぅあが持っているポイントカードにサインを書き込んでポイント欄を埋めていく。そうすることで彼女たちの成長ぶりが見えるのも、同店を訪れる楽しみの一つといえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日韓国映画『ハウスメイド』の公開を記念して8月24日(水)、都内で開催された試写会にタレントのほしのあきがセクシーメイド服で登場。集まった報道陣からは昨夜、芸能界引退を発表した島田紳助についての質問が矢継ぎ早に飛んだ。本国韓国で大ヒットを記録した本作。金持ちの邸宅のハウスメイドが主人に求められるままに関係を持ったことをきっかけに、邸内に暮らす人々の様々な思惑が絡み合い、ドロドロの人間ドラマが展開していく。メイド服のほしのさんは「エプロンと胸元がポイント」とニッコリ。「衝撃的で想像以上にハマりました」と映画を絶賛し、主人公のメイドを演じたチョン・ドヨンについて「セクシーでドキドキしながら観てました。何をしているわけじゃないのに色っぽいんですよ」と羨望のまなざしを浮かべた。そう言うほしのさんも十分にセクシーで若々しいが、美の秘訣を尋ねられると「人に見られることが大事。ミニスカートをはいたり脚を出したりして人に見られて刺激を受けています」と明かしてくれた。劇中、メイドに強引に言い寄る主人(イ・ジョンジェ)については「草食系よりはこれくらいの強引さがあった方が好き。今回はやりすぎですけど(笑)」とほしのさん。もしも同じ展開になったら?との質問には「どうでしょう?意外とかわすのは上手なので(笑)。でも雇われの身だと委ねてしまうかも…。ドロドロは嫌なんですが」と思案顔だった。トーク後に報道陣の取材に応じてくれたが、昨夜、暴力団との交際を理由に引退を発表した紳助さんの件に質問は集中。「今朝ニュースで知ってびっくりした」というほしのさんは、「こうやって色んなところに出させてもらっているのも紳助さんがきっかけ。最初にTVに出たときに『27歳でグラビアやってるのは普通じゃないから、それをアピールした方がいい』と言ってくれた」と思い出を語り、「色々相談もさせていただいていたのでショックです」と心境を明かした。引退を決めたことについても「けじめを自分でつけたのは紳助さんらしいのかも。見られなくなるのはさみしいけど、これが最後ではなくまた会えると思う」と惜別の思いを語った。『ハウスメイド』は8月27日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿ミラノほか全国にて公開。■関連作品:ハウスメイド 2011年8月27日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿ミラノほか全国にて順次公開© 2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved■関連記事:【シネマモード】『ハウスメイド』イム・サンス監督の“囚われない”映画づくりK-POPグループ「バニラルーシー」がメイドに変身?美脚と生演奏を披露!どちらを観る?両極端の“純愛”描く『ハウスメイド』&『サンザシの樹の下で』禁断の愛から始まる衝撃のサスペンス『ハウスメイド』試写会に10組20名様ご招待危険な家政婦に警告!女を知り尽くした女優、漫画家、作家らの強烈コメント到着
2011年08月24日秋葉原に武装したメイドさんたちに会えるという「戦国メイドカフェ」なるものがあるそうです。戦国とメイドの組み合わせって、なんだか和洋折衷でおもしろそう!ちょっと行ってみました。お邪魔したのは、戦国メイドカフェ&バー「もののぷ」。メイドさんたちはおのおのに、いわゆるメイド衣装の上に甲冑を身につけ、腰刀を提げています。入店時には「お帰りなさいませ、御屋形さま!」という元気のよいかけ声をかけてもらえますよ。(こんな感じの女の子たちがたくさんいるよ)同店のコンセプトは、戦国時代に織田信長や豊臣秀吉らを影であやつり、天下をわがものとした幻の武将「萌田のぷ長(もだ・のぷなが)」の元に、各地から人質として差し出された姫たちが給仕を行うというもの。会員制のシステムで、初回入店時には60分のチャージ料500円がかかります。ただし、入会後はスタンプカードが発行され、利用を重ねるごとに「足軽組頭」「侍大将」「大名」と身分が昇格。最終的に「征夷大将軍」にまで昇り詰めれば、チャージ料が無料になるそうです。気になる人は何度も通おう。一番人気のメニューは「関ヶ原天下分け目の合戦丼(1200円)」。温かいご飯の上に牛肉と豚肉が半分ずつ添えられています。ちょっと割高な気もしないではないですが、戦国時代にこんなにお肉がたくさん食べられる機会なんてなかったのではないか、と考えると、価格はあまり気にならなくなりました。(まさに肉が天下を分かち合っています)料理をいただく前には、メイドさんによる「おいしくなるおまじない」が見ものです。僕が体験したのは、メイドさんが刀を左右に振るようなポーズを取り、最後に「にゃんにゃん」と声を発するというもの。慣れないうちはすこし恥ずかしいような気持ちにもなりますが、「郷に入れば郷に従え」とは言います。恐縮しつつも、テンションを合わせて「にゃんにゃん」と言ってみると、本当に料理がおいしくなったような気がしました。(本当においしくなりました)同店を経営する「株式会社ぱるてのんプロ」の代表取締役、流矢さんにお話を聞きました。―メイド喫茶ってもはや飽和している感じもありましたけど、こうして新たな角度からアプローチされるとまた新鮮に感じますね。「私が歴史好きということもあり、戦国時代というテーマでカフェをやったら面白いんじゃないかと思ったんです。秋葉原でなにかをしようと考えたときに、『鉄道居酒屋(鉄道をコンセプトとした居酒屋)』さんのように、なんらかの分野に特化したものは魅力的でした」―どんなお客さんが多いのですか?「女性のリピーターの方や、カップルで来られる方、あとはやはり戦国時代という日本的なコンセプトに関心を持って来店される外国人の方が多いです。また、メイドの姫たちが毎日どこかのタイミングでやっている『萌え紙芝居』を楽しみに来店される方もいらっしゃいます。この紙芝居は姫たちがそれぞれの役割で独自にストーリーを考え、絵を描き、読み上げるというもので人気があります」―クリエーティブですね。いつか見てみたいです。ちなみに流矢さんはどんな武将が好きなんですか?「上杉謙信です。産業のないところに産業を作った、その商才に引かれます」―僕は武田信玄が好きなのでライバルですね。ありがとうございました。お店をあとにする際には、姫たちから「戦場にご出陣です。御屋形さまにご武運を!」と、声をかけてもらえます。不況、不況と騒がれ、まさに戦場のような世の中。なんだかわからないけれど、勇気をもらったような気がしました。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】戦国メイドカフェ&バー「もののぷ」トップページの甲冑は萌田のぷ長(もだ・のぷなが)さまの象徴です戦国時代の非常食、「干飯」を作って食べてみた武将の気持ちが理解できるようになるかもしれません
2009年09月11日