各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「Louis Vuitton: The Icons and the Iconoclasts: Celebrating Monogram」ジョアン・ファーニス(Jo-Ann Furniss)ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の象徴であるモノグラムキャンバスが100周年を迎えた1996年、ヴィヴィアン・ウエストウッド、マノロ・ブラニク、ヘルムート・ラング、アズディン・アライアなど全7アーティストが、モノグラムをモチーフにした「セブン・デザイナーズシリーズ」を制作した。それから18年後の2014年秋、新たに6名のアーティストが、モノグラムを破壊し再構築したコレクションを発表。クリスチャン・ルブタン、シンディ―・シャーマン、フランク・ゲイリー、カール・ラガーフェルド、マーク・ニューソン、川久保玲、各アーティストの個性が色濃く表われた新しいコレクションは、再びコレクター達の心を捉えるものとなった。本書では、14年秋に発表されたコレクションのヴィジュアルや、各デザイナーのインスピレーションとなったものなどを収録。書籍のデザイン、編集はエムエムパリス(M/M Paris)が、イラストはジャン‐フィリップ・デロームが描いた。【書籍情報】「Louis Vuitton: The Icons and the Iconoclasts: Celebrating Monogram」著者:Jo-Ann Furniss出版社:Rizzoli言語:英語ハードカバー/96ページ/305×405mm発刊:2014年価格:1万4,055円
2015年03月13日ドンクは3月4日~17日の期間中、「『はちみつフェア』パン+はちみつでもっと美味しく」をジョアン全店にて実施する。同フェアでは、はちみつを使った全11種の商品のほか、シナの樹のはちみつも販売する。「森のくまさん」(260円)は、鼻にみつばちが付いたくまの形のカスター入りパン。「アップルハニー」(281円)は、甘酸っぱいりんごとはちみつのデニッシュにはちの巣柄のクッキーを添えた。「はちみつカスターのブリオッシュ」(281円)は、はちの巣をイメージしたカスタークリームとはちみつのブリオッシュ。「香ばしアーモンドとフルーツのハニーブレッド」(497円)は、クランベリー、サルタナレーズン、オレンジピールとはちみつを練り込んだ生地にアーモンドをトッピングした。「玉ねぎとウインナーのハニーマスタード仕立て」(238円)は、玉ねぎ、ウィンナー、ブラックペッパーを練り込み、ゴーダチーズをのせて焼き上げ、ハニーマスタードで仕上げた。「照り焼きチキンとハニーマスタード」(248円)は、照り焼きチキンを包み、玉ねぎをトッピングして焼き上げ、ハニーマスタードで仕上げた。「シナモン香るハニーロール」(260円)は、ブリオッシュ生地にシナモンシュガーとクルミを巻いて焼き上げ、はちみつチーズクリームをかけた。そのほかにも、「はちみつレモンシフォン」(292円)や「3種のチーズスティック はちみつ仕立て」(281円)、「プティ キャラメルショコラ」(260円)、「はちみつレモンロシェ」(281円)も販売。フェア限定で、北海道で採れた希少性の高いはちみつ「北海道はちみつ」(1,080円)も販売する。さらに同フェア期間中の週末を中心に、就業体験を兼ねた取り組みとして小学生で結成する「はちみつおすすめキッズ」が登場し、店舗で試食のお手伝いをする。また、ドンク特別技術顧問のフランス人パン職人のシモン・パスクロウ氏による、フランスでのおいしいはちみつの食べ方を伝える試食会も開催する。※価格は全て税込。店舗により取扱商品が異なる。また、会期も店舗により異なる。
2015年03月03日ハリウッドの一流監督ダニー・ボイル、スティーヴン・ソダーバーグ、ウディ・アレン、リドリー・スコット、ロマン・ポランスキーら多くの巨匠たちの作品に出演する、イギリスが誇る名優ユアン・マクレガー。『トレインスポッティング』でヘロイン中毒の男を演じブレイクして以来、『スター・ウォーズ』シリーズのオビ・ワン=ケノービから、『ムーラン・ルージュ』のクリスチャンなど幅広い役をこなし、演劇とチャリティへの貢献が認められチャールズ皇太子から大英帝国勲章(OBE)を授与されるなど、公私ともに尊敬される人格者である彼の素顔に迫った。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』では、ジョニー演じるモルデカイの大学の同窓生でポエムが得意な刑事・マーランド役を好演しているが、彼はグウィネス・パルトロウ扮するモルデカイの妻・ジョアンナにゾッコン。「大学時代に恋に落ちてから大人になっても一方的に愛し続けてる。ロマンチストだよ」と笑顔を見せながら自身の役柄を語るユアン。また、本作ではジョニーと初共演!これにはイギリスの名優も興奮したようで「ずっと共演したかった!」と熱くなる。「共演はすごく楽しかった、彼にがっかりすることなんてなかったよ。彼の演技で大いに笑わされた。ジョニーは最高の俳優だよ。(人としても)寛大で面白い人だし、一緒に楽しい時を過ごしたよ」と大絶賛した。本作の演技プランも綿密に作り上げたようで、「この役で大切なのはトーンだと思う。茶番劇になりすぎると観客は離れてしまう。すごく微妙なラインなんだ。だからギリギリまでコメディー色を押し広げるけど、広げすぎないことが難しかった。さもないとただのバカげた映画になってしまう。バカげていたとしても、それなりの理由でバカげた物にしないといけない。何よりジョニーやグウィネスと演技すれば、コメディーのトーンや雰囲気はすぐに分かる」と、いかにも彼らしい。さらに、イギリス人の彼が関心したのは、主要キャストと監督の技量だという。「監督もジョニーもグウィネスもジェフ・ゴールドブラムもアメリカ人なのに、作品はイギリスの感じがすごくある。(この映画の)舞台はイギリスしか考えられない。アメリカじゃだめなんだ。すごく面白くて、本当にイギリスっぽいコメディーだよ」と大満足の作品となった様子。仕事に真面目、いつも笑顔で謙虚な印象がある彼は、ミニシアター系からハリウッド大作まで出演オファーが絶えず、映画関係者や老若男女のファンに愛され続けている。そんなユアンは『スター・ウォーズ』新シリーズ、うわさに上がる『トレインスポッティング』の続編など、次回作出演のうわさをメディアが書立てるが彼自身はクールだ。「(『スター・ウォーズ』は)まだ、オファーされないから分からないよ。でも、新シリーズの時代のストーリーではオビ=ワンは死んでるはずだよ(笑)。いつかはオビ=ワン・ケノービの1人で過ごした荒れ地での生活(エピソード3と4の間)を作りたいんだ。良いストーリーになると思うよ」と、質問に嫌な顔1つせず、楽しそうに答える。愛妻家で明るい性格、チャリティにも積極的、家族も大事にする彼に趣味を訊ねると「いまでもバイクが大好きだよ(笑)。毎日乗ってるし、何台も持ってる。70年初期からのモト・グッツィ(イタリアのバイク)をずっとコレクションしてる。夢中になりすぎてるから、そのうち心理学者が僕を研究に来るかもね(笑)。子どもと一緒じゃないときの移動は、必ずバイクだね。いまは予定はないけど、南アメリカを縦断するのが夢なんだ。いつかやるよ」と語った。最後に、「今作で久々に再共演したグウィネス(ジョアンナ役)とのシーンはすごく面白いよ。ジョニー(チャーリー・モルデカイ役)がアメリカへ行った後の自宅での軽く誘惑されるシーンは楽しかったね」と印象的なシーンを話すユアン。彼自身も、真面目に、そして楽しんで撮影した『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。この作品で、名優の新たな一面を見られるだろう。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月09日米「People」誌が2013年に発表した「最も美しい人」で1位を獲得したグウィネス・パルトロウ。オスカー女優であり、大ヒットシリーズ『アイアンマン』のヒロインさながらに、プライベートでも美しく、聡明な彼女は、最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』でも、ジョニー・デップ演じる主人公の妻ジョアンナ役で洗練されたクールな英国美女のお見本を示している。そんな“最強”のアラフォー女子の美の秘訣に迫った。『アイアンマン』シリーズのペッパー・ポッツ役で、日本でも注目を集めたグウィネス。彼女はキャリアの早い段階で絶賛された『渇いた愛のゆくえ/フレッシュ・アンド・ボーン』や、ジェーン・オースティン原作の主演作『Emma エマ』、ブラッド・ピットの妻役を演じた『セブン』、鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督作『ハードエイト』、アルフォンソ・キュアロン監督が文豪ディケンズに挑んだ『大いなる遺産』など、高評価を得た作品に出演してきた実力派だ1998年には『恋におちたシェイクスピア』で見せたヴァイオラ・デ・レセップス役でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞。その後も『リプリー』などで好演を見せ、最近では海外ドラマ「glee/グリー」でその美声を披露し、人気キャラを確立させた。本作で演じたのは、“ちょびヒゲ”に誇りを持つ落ちぶれた英国貴族チャーリー・モルデカイの美人妻で、実は“ヒゲアレルギー”の持ち主。「ジョアンナはエレガントで魅力にあふれた人。私自身、長いことイギリスで暮らして人生のかなりの部分を過ごしたから、気まぐれな英国貴族は大好きなの。貴族の多くは巨大なカントリー・ハウスを所有していて、しかも文無し。これは本当にある現実の話よ。ジョアンナとチャーリーがそういう状態で、おもしろいと思ったわ」と、この役に惹かれた理由を屈託なく明かす。そんな本作について「おもしろい強盗映画だけど、ある意味、男女の関係を描いていると思う」と説明する彼女は、心がなごむほど愛想よく、熱っぽく話し始めた。「お互いに愛し合っている2人が登場する映画では、2人が克服しなければならない障害が付き物よ。誰でも、結婚に関しては“問題”を抱え、それは難題だけど、本作では“ちょびヒゲ”が難題なの」。ジョニーとは本作が初共演とは思えないほど息が合っていたが、「本当に楽しかったわ。彼はとてもユーモアがあって、ふざけている感じがする人なの。子どもみたいなところがあるわ」と楽しそうにエピソードを話すグウィネス。また、彼女が演じた、グレイス・ケリー風の典型的な英国美女の役柄も楽しんだ様子で、「彼女のスタイルは大好きだったわ。ロスのシークエンスでは、私はステキなステラ・マッカートニーの肩ひものない黒いワンピースをずっと着ているの。ルース・マイヤーズ(イギリスの衣装デザイナー)と、『Emma エマ』以来、900万年ぶりに(笑)協力したけれど、彼女はとても独創的な人よ。ルースと一緒に組めてうれしかった」と、ファッションリーダーでもある彼女も、本作のスタイリングにはとても満足しているようだ。世界でも指折りの美しいそのスタイルを維持するため、彼女は日々どんな生活を送っているのだろうか?「毎日のスケジュールはこんな感じよ。同じ時間に起きて、子どもに学校へ行く支度をさせ、お弁当を作り、車で学校へ送って行く。週に5日間はジムで1時間半のトレーニング。シャワーを浴びて、普通の服に着替える。仕事をして、バスで帰って来る子どもたちを迎えに行く。映画の撮影をしているときには、もっとずっと複雑なスケジュールになるわ」。しかも、ロンドンからロスに引っ越しをした際、「毎日、きちんとした服を着ると自分に約束したの。アグやルルレモン(トレーニング・ウェア)にスウェット・パンツ姿で1日を過ごすのはとても簡単だから」と、オシャレでいるための努力を話す。トレーニングの後にも「ダメよ。毎日、ジムのあとは本当の服を着るわ」と自分を律しているという。週5日間のトレーニングはかなりハードそうだが、スタイルを維持するためには必要なことだそうで、「私はたくさん食べるし、食べないやり方は好きじゃないから。(維持するために)サラダだけで済ませる人もいるけれど、私はそういうのは、やりたくない」と強い意志を見せる。ちなみに、不躾ながら、アラフォーとなったいまのルックスに満足しているかと尋ねてみると、「ええ、しているわ。以前は違ったけれど、いまは自分の欠点とかシワも良いところと同じように喜んで受け入れている。自分にはとても満足しているの」と優しく答えてくれた。女優業のほかにビジネスを手がけ、しかも家族のために時間を使うことを優先。さらに料理は、料理本を出版するほどの実力の持ち主でもある。「料理というのは互いを育て、愛情を示すことだわ。私は、女性(それに男性)が自分の家庭を食べ物や食べ物の匂いで育て、くつろげる家にするものだと信じている」というこだわりも、男心をくすぐるのかもしれない。最後に、本作への思いについては「世界はいま現在、とてもつらい時期にいる。多くのおそろしい残虐行為が横行している中、何もかも忘れるために、ある意味、元気をもらえるし、楽しくて軽い作品を観るのは悪くないことだと思う。エンターテインメントのすばらしいところだと思うわ」と話すグウィネス。ジョニーに、ユアン・マクレガーに、本作ではプライベートさながらのモテ女を演じている彼女から、“愛される秘訣”のヒントを見つけてみて。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月05日シリアスな役柄から一風変わった役柄まで幅広くこなす、世界一のカメレオン俳優ジョニー・デップ。先日の“やり直し”来日記者会見では、お茶目な“ジョニデ”節で心配する報道陣を和ませてくれたが、その彼の最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』では、さらに独特なキャラクターづくりに磨きをかけ、主演だけではなく、プロデューサーとして関わるほどの思い入れを見せている。「10年前に本当に素晴らしい原作を読んだんだ。本を読んでいて初めて大笑いしたよ」とジョニーは言う。彼が本作で演じた、“ちょびヒゲ”の怪しい美術商(アートディーラー)、チャーリー・モルデカイという新たなキャラクターについて聞いてみた。「チャーリー・モルデカイは英国貴族なんだ。でも相続した巨大な屋敷と広大な敷地の管理費が賄えなくて、汲々としている。彼は貴族ではあるけれどお金は使い果たしてしまっているんだ。創造性も芸術性も天才的で、純粋だけど、特にお金が絡むとちょびっとズル賢くなる」。そんな主人公にすぐに惹かれたというジョニー。確かに、彼の演じたチャーリー・モルデカイは、貴族らしくプライドが高く頑固で、美的センスに絶対の自信を持ち、その一面、人をからかっては楽しみ、美術の知識を武器に怪しい美術品を言葉巧みに売りつけては浪費に勤しむ、いわば“堕ちた”セレブ。まさに彼の得意とする“人をくったような態度だが、愛嬌ある嫌われ者”を見せてくれる。だが、なぜこのタイミングでこの役を選んだのだろうか。「(前作の)『トランセンデンス』は何と言うかリアリステックな映画で…一切ジョークなしだったから」と、シリアスな表情を見せたかと思うと一転、「その感じの後にチャーリーのような役で爆発できたのはとても楽しかった」と笑顔を見せる。これまで、海賊やチャコレートの天才、帽子屋など、キャリアの中で目立つ独創的なキャラクターは、彼に言わせれば「こういうキャラクターを演じるのが好きかどうかと聞かれても、よく分からないな」という。どんなキャラクターにも平等に敬意を払ってその人格になりきるため、「どんなキャラクターを演じるにせよ、真実が関わる。目の奥で起きてることには何らかの真実がないとダメなんだよ」と、彼なりのやり方を表現する。天才カメレオン俳優の役作りには彼独特の手法があるらしい。「昔にさかのぼってみると、誰かにこう演じろと言われても、そんなことはできなかった」と、過去をふり返るジョニー。「でも、(本作の)デヴィッド(・コープ)やティム(・バートン)のような監督は、俳優を信用してくれるんだ。思うままに演じるというのは、サイコロを振るようなものだ。面白くなるかもしれないし、ひどいことになるかもしれない。でも信用して役作りを任せてくれるよ」と語り、彼らのような監督が現在の“ジョニー・デップ”を作ったことを明かす。「こんな役をいつかやることになるとは思っていたんだ。いままでにやったことがないような役だからね」と、ジョニーは、新たに世に送り出すチャーリー・モルデカイを語る。「洗練されたドタバタ劇というのも初めてだった。ピーター・セラーズのピンク・パンサー映画のようなものだね」と、かつてないスリリングなコメディに自信をのぞかせた。そんなチャーリー・モルデカイの最大のチャームポイントは、“ちょびヒゲ”。ジョニーは、このヒゲについて「ヒゲというのは非常に雄弁だ。チャーリー・モルデカイのヒゲは“なんでもあり”ということのメッセージなんだ(笑)」と独特な言葉で、そのこだわりと役割を話す。その言葉通り、劇中でもヒゲに対するこだわりは尋常でない。彼の愛する妻のジョアンナ(グウィネス・パルトロウ)は、何と“ヒゲ”アレルギー。夫にヒゲを剃るよう頼むのだが、彼はどうしても剃ることができない。「だって無理なんだ。ヒゲは彼の威厳であり、地位であり、代々続いてきた貴族としての位の象徴なんだ。ヒゲはチャーリーのプライドなんだ。ヒゲがあって初めて完全なる男だという気持ちになれる」と力説するジョニー。しかし、すぐに「(モルデカイに比べて)僕の本物のひげがどんなに貧相か分かるでしょ?(笑)僕自身のひげは、この通り、ショボい。精一杯、生やして、これだからね」と、ユーモラスな一面は相変わらずだ。そんな新しい“当たり役”を生み出したジョニーは、本作の撮影をふり返り「とにかく楽しかった」と笑顔を見せる。彼自身も楽しみながら創りあげた『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。彼の新境地が、さらに楽しみになってきた。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年02月03日マイケル・ファスベンダーが、アップルの創業者の故スティーブ・ジョブズを演じることが正式に決定した。マイケルが主演するのは、ウォルター・アイザックソンが2011年に発表した伝記本「スティーブ・ジョブズ」を映画化する『Steve Jobs』(原題)で、『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが脚本、ダニー・ボイルが監督を務める。映画化が決定した際、まずはレオナルド・ディカプリオにオファーしたが、監督の予定だったデヴィッド・フィンチャーの降板を受けてレオが出演を辞退。マット・デイモン、ベン・アフレック、ブラッドリー・クーパーが候補に上がり、昨年10月にはクリスチャン・ベイルの起用が発表されたが、わずか数日で降板が発表された。ほかにはアップルの共同設立者のスティーブ・ウォズニアックをセス・ローゲン、マッキントッシュの元マーケティング担当のジョアンナ・ホフマンをケイト・ウィンスレット、アップル社の元CEOのジョン・スカリーをジェフ・ダニエルズが演じる。ジョブズの最初の妻・クリスアン役はイギリス出身のキャサリン・ウォーターストーン、マッキントッシュOSの開発にあたったプログラマーのアンディ・ハーツフェルド役はマイケル・スタールバーグ。撮影はすでにサンフランシスコで始まっている。映画の公開は2016年の予定。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月30日新作映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』を引っさげ、来日するジョニー・デップ。このほど、本作でジョニー演じる“ちょびヒゲ”のアートディーラー、チャーリー・モルデカイの美人妻役グウィネス・パルトロウから、セクシーな場面写真が到着。劇中ではジョニーを翻弄しながら、実生活では華麗なる恋愛遍歴を持つ彼女のモテる理由に迫った。本作は、ジョニー演じるチャーリー・モルデカイが、名画にまつわる伝説の財宝の謎を追い求めて世界中を飛び回る痛快アクション・アドベンチャー。モルデカイは、出どころの怪しい“迷品”を言葉巧みに売りつけては、買い主を烈火のごとく怒らせ、それでも人をくったようなユーモラスな姿勢を崩さずに、英国セレブ貴族らしい生活をしている強烈キャラクター。そんな彼が唯一愛し、頭が上がらないのが、グウィネス演じる才色兼備の妻ジョアンナなのだ。グウィネスといえば、米「People」誌が2013年に発表した「最も美しい人」で1位を獲得する美貌や、『アイアンマン』シリーズのペッパー・ポッツさながらの才能を兼ね備え、その恋愛遍歴も超豪華。『セブン』(’95)で共演したブラッド・ピットとは96年に婚約するも、翌年6月には破局。現在ではアンジェリーナ・ジョリーと順調なブラッドについて、グウィネスは「(当時の)22歳じゃ、まだ何も決心ができない。気持ちの準備ができてなかったし、彼は私にはもったいない人だった」とふり返っている。また、『恋に落ちたシェイクスピア』『偶然の恋人』で共演し、1997年12月から交際していたベン・アフレックとも、すぐに破局。グウィネスは、「あの頃のベンは恋人を持つには適していない状態だったと思う」と語る。破局後もアルコール依存症など様々なトラブルを抱えたベンを精神的に支え、家族からも感謝されるなど友好な関係を築いているが、彼も現在ではジェニファー・ガーナーと“おしどり夫婦”といわれている。その後も、俳優のロバート・ショーン・レナード、ルーク・ウィルソン、ミュージシャンのブライアン・アダムス、映画監督のウォルター・セールス、俳優のスコット・スピードマンと交際していたが破局。やがて、「コールドプレイ」のクリス・マーティンとライブの楽屋で知り合い、2003年12月に妊娠を機に結婚。一男一女をもうけたが、2014年3月に離婚。現在では、ジェニファー・ローレンスと交際するクリスを応援している様子も伝えられている。しかし、なぜ彼女はこんなにも、モテるのか…?ユダヤ系の演劇一家に生まれた、“お嬢様”でもあるグウィネスは出演作にも恵まれ、98年には『恋に落ちたシェイクスピア』でオスカーを獲得。ゲスト出演した「glee/グリー」では歌やダンスも披露、料理本を出版したり、ジムを共同経営したり、サイドビジネスも好調と多彩な分野に才能を発揮。炭水化物は採らないヘルシーな食生活でその美しさを保っている彼女だが、ときには美容レーザーだって受ける。自分自身でバランスを取りながら、その精神と美貌を完璧にコントロールする姿はさすが。そんな彼女は、「私の人生は上手くいってるわ。それは私が人生に対して受け身じゃないからだと思うの」と成功の秘訣を明かしている。そんなグウィネスが本作で演じるジョアンナは、ユアン・マクレガー演じる警部補マートランドとモルデカイは大学時代にジョアンナを取り合っており、いまでもその愛が継続中!? かつては“共演者キラー”とも言われたプライベートのグウィネスを彷彿とさせるようなモテ女ぶりから、彼女の“愛される秘訣”を探ってみて。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月24日来週1月27日(火)には、世界各国を横断して自信作をPRしてきたジョニー・デップが来日し、ジャパン・プレミアに参加することでも話題の映画『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』。ジョニーは、先日のベルリン・ワールドプレミアに続き、21日(現地時間)米ロサンゼルス・プレミアにグウィネス・パルトロウらキャスト陣たちと登壇した。ハリウッドのメインストリートに面した歴史あるTCLチャイニーズ・シアターで行われた今回のプレミア。ファン1,000名以上が待ち受ける中、キャラクターたちの絵画が設置された真紅のレッド・カーペットにチャーリー・モルデカイ役のジョニーを始め、ヒゲアレルギーの天才妻ジョアンナ役のグウィネスが登場すると会場は割れんばかりの歓声が。太ももまでスリットが入ったブルーの鮮やかなセクシーなドレスを身にまとったグウィネスは、ジョニーとの共演について「本当に面白い役よ。ある日突然ヒゲを生やしたジョニー・デップ演じるモルデカイの妻の役なんだけど、おかしなシーンが多くて、15テイクも撮ったときもあったわ。こんなに何テイクも撮るなんて、人生で初めてよ」と話すと、「笑いがとまらなくて、数えきれないくらい撮ったね」と撮影をふり返るジョニー。ジョニーが演じた『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカは、愛娘リリー・ローズと一緒に作り上げたことは有名な話だが、今回の新キャラクターについてジョニーは、「もう恥ずかしがってしまって、一緒にやってくれないんだよ(笑)。自分の父親は“変わり者”だと気付いたらしいんだ」と茶目っ気たっぷりに語った。この日は、相棒ジョック役のポール・ベタニー、MI5の警部補マートランド役のユアン・マクレガー、ヒゲ大好物のお色気女ジョージナ役のオリヴィア・マンら豪華キャストが登場し、終始盛り上がりを見せていた。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月23日俳優のジョニー・デップが21日(日本時間22日)、主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2月6日公開)の米ロサンゼルス・プレミアに登壇した。歴史あるTCLチャイニーズ・シアターで行われた同プレミアには、多くの報道陣とファン1,000人以上が参加。キャラクターたちの絵画が設置されたレッドカーペット上に、チャーリー・モルデカイ役の主演ジョニー・デップ、相棒ジョック役のポール・ベタニー、ヒゲアレルギーの天才妻ジョアンナ役のグウィネス・パルトロー、MI5の警部補マートランド役のユアン・マクレガー、ヒゲ大好物のお色気女ジョージナ役のオリヴィア・マンら主要キャストが現れると、会場は歓喜に包まれた。『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップが演じた主人公ウィリー・ウォンカは、愛娘リリー・ローズと一緒に作り上げたことは有名だが、今回の新キャラクターについては、「もう恥ずかしがってしまって、一緒にやってくれないんだよ(笑)。自分の父親は変わり者だと気付いたらしいんだ」と、笑いを交えて語ったジョニー・デップ。また、太ももまでスリットが入ったブルーのセクシードレスを身にまとったグウィネス・パルトローが、デップとの共演について「本当に面白い役よ。ある日突然ヒゲを生やしたジョニー・デップ演じるモルデカイの妻の役なんだけど、おかしなシーンが多くて、15テイクも撮った時もあったわ。こんなに何テイクも撮るなんて、人生で初めてよ」と語ると、デップも「笑いがとまらなくて、数えきれないくらい撮ったね」と振り返った。本作は、ジョニー・デップ演じる超ナルシストでインチキくさいセレブのちょびヒゲ美術商チャーリー・モルデカイが、自慢のうんちく、ちょびヒゲ、強運を武器に、伝説の財宝の謎を追い求めてイギリス・アメリカ・ロシア・香港へと大冒険を繰り広げる物語。ジョニー・デップは今月27日、都内で開催されるジャパン・プレミアと記者会見に出席するため、2013年7月『ローン・レンジャー』以来1年6カ月ぶり11度目の来日を果たす予定となっている。(C)Getty Images(C)2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月23日俳優のジョニー・デップが、主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2015年2月6日公開)のPRのため、1月下旬に緊急来日することが8日、明らかになった。これまでに世界で976億円を超える興行収入を稼ぎ、アンバー・ハードとの結婚も噂されるなど、公私ともに充実のジョニー・デップ。このたび、新キャラクターを引っさげ来日し、都内で開催されるジャパン・プレミアと記者会見に出席することが決定した。ジョニー・デップの来日は、2013年7月の『ローン・レンジャー』PR以来、1年6カ月ぶり11度目となる。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでは海賊、『アリス・イン・ワンダーランド』では帽子屋、『チャーリーとチョコレート工場』ではお菓子屋と、強烈キャラを演じてきたジョニー・デップが今回扮するのは、超ナルシストでインチキくさいセレブのちょびヒゲ美術商、チャーリー・モルデカイ。脚本を受け取る前に、原作を読んで惚れ込んでいたという本作で、これまでのキャラに勝るとも劣らない魅力的な新キャラクターを熱演する。ジョニー・デップ会心のちょびヒゲ新キャラクターは、美人妻ジョアンナ役を演じるオスカー女優グウィネス・パルトローも撮影で思わず笑ってしまい、NGを15回も出してしまったというほどの変人ぶり。そんなモルデカイだが、自慢のうんちく、ちょびヒゲ、強運を武器に、伝説の財宝の謎を追い求めて、イギリス・アメリカ・ロシア・香港へと大冒険を繰り広げる。そのほか、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガー、『マジック・マイク』のオリヴィア・マン、『ダ・ヴィンチ・コード』のポール・ベタニーら実力派キャスト陣が出演する。
2015年01月09日個性派俳優の代名詞ともいえるジョニー・デップを筆頭に、グウィネス・パルトロウ、ユアン・マクレガーら実力派俳優が集い、注目を集める『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。新年早々、本作から、半裸でバスタイムのジョニーのサービスショットが解禁となった。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など、これまで数々の強烈キャラを演じてきたジョニー・デップ。本作では、超ナルシストで、いかにもインチキくさいセレブの“ちょびヒゲ美術商”に扮し、ご自慢のうんちくと持前の強運を武器に、伝説の財宝の謎を追い求め、イギリス、アメリカ、ロシア、香港へと大冒険を繰り広げていく。今回公開された、新春ならではサービスショットのは、モルデカイがグウィネス演じる美人妻、ジョアンナとの混浴を試みようとするシーンの一部。51歳と思えない美しい肉体を惜しげもなく披露する、ジョニーの“初脱ぎ”に、つい釘付けになってしまいそうに!実はこのシーン、目の保養だけに留まらない爆笑必至のシーンだという。“ちょびヒゲ”がトレードマークのモルデカイは、妻でありながら“ヒゲアレルギー”のジョアンナとの混浴のために大奮闘!クールな面持ちで高級ワインを用意しつつ、全裸でスタンバイするシーンもあるというから、ぜひお楽しみに。また、本作のアクションシーンを監修したのは『007/スカイフォール』も手掛けた世界的コーディネーター。怒涛のアクションや迫力のカーチェースシーンも満載で、肉体を鍛え抜いたジョニーのワイヤーアクションや、華麗過ぎる(?)剣さばきも披露される、見どころ満点の内容となっている。そんなジョニーの新たな魅力たっぷりの、会心の“ちょびヒゲ”新キャラクター、チャーリー・モルデカイに会えるのを楽しみにしていて。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月6日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月02日これまで多くの愉快なキャラクターを演じてきたジョニー・デップが、“ちょびヒゲ”をたくわえ、インチキ美術商に挑む『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』。本作のジョニーの日本語吹替えを、実に約20年にも渡って彼の声を演じ続けてきた、お馴染みの平田広明が務めることが正式決定。まさかの“ちょびヒゲ”コラボも実現した。舞台はイギリス・オックスフォード。ゴヤの幻の名画「ウェリントン侯爵夫人」が、何者かに盗まれた。英国諜報機関MI5が捜索を依頼したのは、ちょびヒゲがトレードマークの怪しい美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)。彼の美人妻ジョアンナ(グウィネス・パルトロウ)を大学時代に取り合った警部補マートランド(ユアン・マクレガー)も嫌々ながらモルデカイの情報網に頼ることに。モルデカイは用心棒ジャック(ポール・ペタニー)と共に絵画を探す度に出るが、やがて世界中を巻き込む争奪戦が始まってしまい…。このたび、本作でもジョニー演じる怪しい美術商・モルデカイの吹替版声優を務めることになった平田さん。平田さんといえば、ジョニーを始め、マット・デイモンやジュード・ロウなどイケメンなハリウッドスターに扮してきた。アニメでは「ONE PIECE」サンジ役や「宇宙兄弟」南波六太役のほか、「TIGER&BUNNY」では主人公の鏑木・T・虎徹を担当し、第11回東京アニメアワード「個人部門声優賞」、第6回声優アワード「主演男優賞」を受賞。絶大な人気と実績を誇る、お馴染みの超人気声優だ。ファンからの熱い要望もあり再び実現したタッグに、平田さんは「これまで多くのジョニー・デップの吹替えを演じてきましたが、今回は、ひと癖もふた癖もあるキャラクターです。ちょびヒゲのインチキディーラー、果たしてどんなジョニー・デップになりますやら…、乞うご期待っ!」と、意気込みを見せている。また、モルデカイのトレードマークである“ちょびヒゲ”を、ジョニーと平田さんでコラボしたビジュアルもお披露目。博識を気取り、女好きなナルシストのインチキ美術商という新キャラクターを、今回は平田さんがどう演じてくれるのか注目していて。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月6日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日シリアスな役から特殊メイクを施した奇妙な役まで…カメレオン俳優として世界中から愛されるジョニー・デップがインチキくさいセレブのちょびヒゲ美術商を演じる『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』。そんなジョニーが共演者をも爆笑にさせたというシーンを集めたビジュアルが一挙に解禁となった。舞台はイギリス・オックスフォード。ゴヤの幻の名画「ウェリントン侯爵夫人」が、何者かに盗まれた。英国諜報機関MI5が捜索を依頼したのは、ちょびヒゲがトレードマークの怪しい美術商チャーリー・モルデカイ。彼の美人妻ジョアンナを大学時代に取り合った警部補マートランドも、嫌々ながら彼の知識と情報網に頼ることに。モルデカイは、最強の用心棒ジョックを連れて、絵画を探す華麗なる冒険へ。しかし、その名画には、世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていた…。共演には、オスカー女優のグウィネス・パルトロー、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガー、『マジック・マイク』のオリヴィア・マン、『ダ・ヴィンチ・コード』のポール・ベタニーほか実力派俳優陣が集結し、ひと癖もふた癖もあるキャラクターを演じる。今回公開されたビジュアルには、必要以上に丁寧にヒゲをブラッシングしたり、相棒にお姫様抱っこをされながら、おとぼけな表情を見せるジョニーの姿が。さらに、危険が迫る状況化でも笑顔を忘れず(?)、ムードなんかそっちのけでヒゲアレルギーの愛する妻にねじり寄るなど、個性的過ぎる新キャラクターを自身も楽しんでいるかのように感じる。グウィネスも思わず撮影時に笑ってしまい、NGを15回も出してしまったという、ジョニー会心のちょびヒゲ新キャラクター“チャーリー・モルデカイ”をチェックしてみて。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月6日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日ユニバーサル・ピクチャーズが製作準備を進めているスティーブ・ジョブズの自伝映画に、ジェフ・ダニエルズが出演することになるかもしれない。役柄は、元アップルのCEOジョン・スカリー。ダニエルズは、アーロン・ソーキンがクリエータ-を務めるテレビドラマ『ニュースルーム』でエミー賞に輝いた。この映画は、ウォルター・アイザクソンのベストセラーノンフィクション本をソーキンが脚色したもので、ふたりはビッグスクリーンで再びコンビを組むことになる。まだ正式なオファーは出されていないが、ダニエルズはダニー・ボイル監督の第一候補だそうだ。ジョブズ役にはマイケル・ファスベンダーが正式に決まり、スティーブ・ウォズニアック役はセス・ローゲンで進んでいる。ジョアンナ・ホフマン役にはナタリー・ポートマンが興味を示していたが実現には至らなかった。文:猿渡由紀
2014年12月10日アイビーは12月6日~2015年3月1日まで、キハチ横浜クイーンズイースト(神奈川県横浜市)で、スペシャルランチメニュー「ホワイト・ガールスペシャルランチ」とデザート「黒豆のティラミス ミルクジェラート添え 抹茶の香り」を発売する。○ホイッスラーの絵画とジャポニスムに着目同メニューは、横浜美術館で開催する「ホイッスラー展」に合わせて提供するもの。ホイッスラーの絵画「白のシンフォニーNo2:小さなホワイト・ガール」と、ジャポニスムに着目して考案した。「ホワイト・ガールスペシャルランチ」では、「タラバ蟹とマッシュルームのペペロンチーノ ふわっとしたカリフラワー掛け」を提供。作品「白のシンフォニーNo2:小さなホワイト・ガール」で愛人ジョアンナ・ヒファーナンが纏(まと)っている白いドレスや、朱塗りのわんの色彩を表現した。その他、「ふっくら揚げた鶏ささみのカリカリフリット トマト味噌ソース」「黒豆のティラミス ミルクジェラート添え 抹茶の香り」と、コーヒーまたは紅茶付き。価格は2,160円。提供時間はランチタイム(11:30~16:00)。「ホイッスラーデザートセット」は、ティラミスに丹波黒豆・抹茶を合わせた「黒豆のティラミス ミルクジェラート添え 抹茶の香り」に、コーヒーまたは紅茶がセットになったデザートメニュー。提供時間はティータイム(14:30~17:30)。価格は1,080円。なお、同メニューは「ホイッスラー展」の入場チケットを持つ人を対象に提供する。オーダー時には入場チケットの提示が必要。※価格はすべて税込
2014年11月20日海賊、お菓子の天才発明家、白塗りの帽子屋、そして次回作では狼男と、特殊メイクで強烈キャラクターを演じ、個性派ハリウッド俳優の座を確立してきたジョニー・デップが、インチキくさい“ちょびヒゲ”美術商に扮する最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』。本作の公開日が2015年2月6日(金)となることが決定。同時に、強烈インパクトの劇場用ポスターとビジュアルも公開された。舞台はイギリス・オックスフォード。何者かに盗まれたゴヤの幻の名画の捜索を、英国諜報機関MI5は怪しい美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)に依頼する。チャーリーは最強な用心棒(ポール・ベタニー)を引き連れて盗まれた名画を探す冒険へ飛び出すが、その名画には世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていた!財宝を求め、大富豪を始めマフィア、国際テロリスト、警察を巻き込み、イギリス、ロシア、アメリカと世界中で争奪戦が勃発し…。公開されたビジュアルは、女好きで超ナルシスト、うんちくばかりなインチキ美術商・モルデカイ役を務めるジョニーだけでなく、モルデカイが愛するヒゲアレルギーの“天才美人妻”ジョアンナ(グウィネス・パルトロウ)、そんな彼女に一途で、モルデカイを追う不器用なMI5警部補マートランド(ユアン・マクレガー)、名画を狙いモルデカイを誘惑する謎多き“お色気女”ジョージナ(オリヴィア・マン)ら4人の主要キャラクター全員が、モルデカイのトレードマークである“ちょびヒゲ”姿で登場しているのだ。特に、オスカー女優であるグウィネスのまさかの“ちょびヒゲ”姿は超貴重!それぞれのキャラクターに合わせた雰囲気が可愛らしい本ビジュアルは、劇場チラシとしても採用され、第1弾劇場用ポスターと同時に、本日より全国主要劇場で一斉にお目見えする予定。劇中では見ることのできないジョニー以外のキャストの“ちょびヒゲ”姿は、ぜひ見ておきたいもの。実力派俳優陣がひと癖もふた癖もあるキャラクターを愉快に演じるアクション・アドベンチャー。そして、物語の全ての鍵を握る、破天荒なインチキ美術商モルデカイ。“ちょびヒゲ”ジョニーに、またもや世界中が虜にされそうだ。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月6日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月14日俳優のジョニー・デップ主演『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の公開日が2015年2月6日に決定し、劇場用ポスター第1弾と、主要キャストの"ちょびヒゲ"ビジュアルが14日、公開された。『パイレーツ・オブ・カリビアン』『チャーリーとチョコレート工場』などで、数々のユニークなキャラクターを演じてきたジョニー・デップが今回演じるのは、超ナルシストでインチキくさいセレブのちょびヒゲ美術商、チャーリー・モルデカイ。特殊メイクでちょびヒゲをたずさえ、破天荒なおとぼけキャラクターを熱演し、"ちょびヒゲ"を武器に、世界中を股にかけ、名画に秘められた謎を追う。公開されたキャラクタービジュアルは、チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)、ヒゲアレルギーな"天才女"でモルデカイが愛する美人妻ジョアンナ(グウィネス・パルトロー)、モルデカイの美人妻にゾッコンの"不器用男"でモルデカイを追うMI5警部補マートランド(ユアン・マクレガー)、名画を狙うヒゲ大好物な"お色気女"でモルデカイを誘惑する謎の女ジョージナ(オリビア・マン)の、主要キャラクター4人。オスカー女優グウィネス・パルトローを含む全員が、"ちょびヒゲ"姿を披露している。本作の舞台は、イギリスのオックスフォード。ゴヤの幻の名画が何者かに盗まれ、英国諜報機関MI5は、チャーリー・モルデカイに捜索を依頼する。彼の美人妻ジョアンナを大学時代に取り合った警部補マートランドも、嫌々ながら彼の知識と情報網を頼ることに。モルデカイは最強の用心棒ジョック(ポール・ベタニー)とともに名画を探すが、その名画には、世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていた。そして、大富豪の娘ジョージナをはじめ、マフィア、国際テロリスト、警察を巻き込み、世界中を駆け巡る争奪戦が勃発する。幻の名画の行方は果たして。なお、ジョニー・デップの"ちょびヒゲ"ビジュアルは、劇場チラシとしても採用され、劇場ポスターと共に、本日14日より全国の主要劇場で一斉にお目見えする予定だ。また、"ちょびヒゲ"になれるヒゲ付きボールペンがもらえるムビチケも同日発売となる。(C)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2014年11月14日ポーラ美術館(神奈川県箱根町)は11月1日、「宇宙祭」を開催する。実施期間は11月3日まで。同イベントは、2015年3月29日まで期間している企画展「紙片の宇宙 シャガール、マティス、ミロ、ダリの挿絵本」(以下、紙片の宇宙)の特別企画で、天体観測やコンサート、ワークショップなど、「アート」「詩」「音楽」をテーマにしたさまざまなイベントを実施する。1日の17時~19時には、閉館後の美術館の敷地内にて、Vixen社の天体望遠鏡を用いて夜空の星を眺める「秋の星空観測会」を実施する。当日は、天体の星々をわかりやすく解説するほか、昼間とは違う美術館の一面も楽しむことができる。参加は無料。2日の13時~14時30分には、講堂にて同館館長・木島俊介氏による記念講演会「紙片の宇宙-絵と言葉が生み出す世界(コスモス)」を予定している。同講演会では、挿絵本の魅力や歴史、企画展の見どころについて紹介する。参加は無料。2日の17時~18時には地下1階「カフェTUNE」にて、モダン・ポップ・アコースティック楽団「Banda Planetario」によるコンサートを開催する。会場は、企画展の展示作品のジョアン・ミロ「あらゆる試みに」をイメージしたモチーフを、同作品の原著であるポール・エリュアールの詩を交えたライトアップで演出する。定員は先着70人。参加は無料。また、B1ショップ前ではワークショップを開催する。プログラムは、かぶって話すと声が変わる不思議なマスク「WA!SK」のデザイン(1日/11時~15時)や、オリジナルの「空気の器」を作る紙のワークショップ(2日、3日/11時~15時/参加料金500円/税別)を用意している。開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は大人1,800円、シニア割引(65歳以上)1,600円、大学・高校生1,300円、中・小学生700円(中・小学生は土曜日は無料)。※入館料は全て税込
2014年10月22日トリップアドバイザーはこのほど、旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」上に投稿された世界中の旅行者の口コミ評価をもとに「トラベラーズチョイス 世界のベストレストラン2014」を発表した。今回は、2013年8月~2014年7月の1年間にトリップアドバイザー上のレストランに投稿された口コミの評価(5段階)の平均、投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで集計し、人気を集めた353のレストランを選出した。日本のベストレストランとなったのは、東京都中央区の築地市場内「寿司大」。クチコミでは「今まで食べてた寿司が偽物に思えるほど、築地の寿司は美味しかった」、「朝の5時から3時間半も並んだけれどその価値はあった!」など、待ち時間は長いものの、待つ価値はあったという感想が多く寄せられている。2位には「外国人に人気の日本のレストラン2014」で1位を獲得した大阪府大阪市の「松阪牛焼肉 M 法善寺横丁店」が、3位には東京都港区の「NARISAWA」がランクインした。世界のベストレストランに選ばれたのは、スペイン・ジローナにあるジョアン・ロカ、ジョルディ・ロカ、ジョセップ・ロカの3兄弟のレストラン「El Celler de Can Roca (エル・エル・セジェール・デ・カン・ロカ)」だった。クチコミでは、食事はもちろん、雰囲気、接客、プレゼンテーションなども高く評価する意見が多く挙がっている。
2014年10月08日ジョニー・デップが真骨頂ともいえる特殊メイク(?)を使って、インチキ美術商を演じる最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』。来年2015年2月に公開が決定し、このほど新キャラクターのアイコンが日本で初披露された。舞台はイギリスのオックスフォード。ゴヤの幻の名画が、何者かに盗まれ、英国諜報機関MI5は、なぜかあやしい美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)に捜査を依頼。ちょびヒゲがトレードマークのチャーリーは、最強の用心棒(ポール・ベタニー)と名画を捜すハメに。しかし、実はその名画には、世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことが発覚!富豪、マフィア、国際テロリストを巻き込んで、イギリス、ロシア、アメリカと世界中を駆け巡る争奪戦が始まった。果たして、幻の名画の行方は――?これまで、さまざまなキャラクターに扮してきたジョニー。両手がハサミ人造人間(『シザーハンズ』)、おとぼけ海賊船長(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)、おかしなお菓子の天才発明家(『チャーリーとチョコレート工場』)、不思議な国の不思議な帽子屋(『アリス・イン・ワンダーランド』)、復讐に燃える悪霊ハンター(『ローン・レンジャー』)など、個性的すぎてジョニー以外の俳優は考えられない役柄ばかり。そんなジョニーの“珍キャラクターリスト”に加わるのは、時代錯誤のちょびヒゲをたくわえた美術商(アート・ディーラー)だ。ちょびっとあやしく、超ナルシストで、うんちくセレブのチャーリー・モルデカイ。これまでのキャラクターにも劣らない最高に魅力的で、破天荒なおとぼけキャラを熱演しているという。さらに、ほかのキャストも超豪華。チャーリーのヒゲアレルギーの美人妻・ジョアンナ役には、『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトロウ。隙あればジョアンナに近づくMI5のワケあり刑事・マートランド役は、『8月の家族たち』のユアン・マクレガー。不死身の用心棒・ジョック役は、『トランスセンデンス』のポール・ベタニー。今回解禁されたビジュアルは、チャーリー・モルデカイのアイコンとなる、ちょびヒゲとサングラスのみだが、見れば見るほど、ジョニーの顔に見えてくるから不思議。この“ちょびヒゲ”が、来冬、新たな大旋風を巻き起こすことは間違いなしだ。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月12日2013年のカンヌ国際映画祭――映画業界人から観客までを虜にしてしまう、ひとりの新人女優が現れた。その名は、マリーヌ・ヴァクト。「イヴ・サンローラン」や「ルイ・ヴィトン」など名だたるブランドの広告モデルとして活躍してきた23歳だ。彼女をスクリーンの“美の女神(ミューズ)”として見出したのは、フランス映画界の旗手フランソワ・オゾン監督。カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『8人の女たち』『しあわせの雨傘』や、リュディヴィーヌ・サニエを世界に印象づけた『スイミング・プール』などで知られる奇才にして、“女”を描く天才である。カンヌ以降、「ELLE」や「VOGUE」といったハイ・ファッション誌を始め、カルチャー誌や映画誌など世界中のマスコミがマリーヌに飛びついた。彼女の美貌に、彼女の語る言葉に、そして彼女の演じた“17歳の少女”に…。そう、彼女はオゾン監督の最新作『17歳』で、そのタイトルの通り、あどけない少女と大人の女性の間を彷徨う“17歳”という年齢を見事に演じ上げている。世界中の注目を集める彼女が今、何を語るのか?オゾン監督との出会いから女優という仕事についてまでたっぷりと聞いた。まずは、多くの俳優が共に仕事をしたいと熱望するフランソワ・オゾン、その人について聞いてみたい。そう尋ねると、オーディションの様子からマリーヌは語ってくれた。「彼はとても率直な人よ。私はスクリーン・テストをして、脚本の中のセリフを演技しながら読んだの。ストーリーが明快に書かれていて、力強く、感銘を受けたわ。その上で、フランソワには私を安心させて欲しいと思った。私をどう撮るのか、どんな美的観点で、どういう映像を撮りたいのか、といった点についてね」。新人女優とはいえ、さすが名立たるトップブランドで超一流のクリエーターたちと仕事をしてきたモデルだけあり、画作りにかけては“超”が付くほど飛び抜けた感覚を持つマリーヌ。そして映画を観てみれば、なるほどと深く頷ける美しい世界が紡がれている。マリーヌが演じたのは、本作の主人公・イザベル。美貌の内に17歳独特の不安定な心を抱えながら、未知なる大人の世界へと興味を持ち始めた少女だ。彼女にとっての“未知なる世界”――それを本作では“セックス”という形で描いている。誰しもが通る17歳という時間だが、その最も顕著な興味の対象であり、“大人”の象徴とされるものだろう。本作は春・夏・秋・冬の4つの季節を通して描かれる。第1幕となるのは夏のシーン。17歳の誕生日を迎え、ドイツ人の彼氏にドギマギしながら少女らしい表情を見せながら、恐る恐る初めて“未知なる世界”に足を踏み入れる。そして、第2幕となる秋のシーンに切り替わると大人っぽいスーツを着て、高級ホテルで客を取るようになっているのだが、そこでもまだぎこちなさは残っている。しかし、第3幕の冬のシーンでは驚くほど大人びた表情を見せる。少しひねたような歪んだ微笑を浮かべながら、世の中を見ているのだ。このイザベルの絶妙な表情のさじ加減をどのようにして生み出したのか。そして、どんな風に役へと入り込んでいったのだろうか?「彼女の心境を完全に理解できるとは言えないけど…彼女という人間に感銘を受けて、この役に一定期間、没頭したいと思ったの。そして役を演じるうちに、自然に自分自身のある部分が彼女の中に交わっていったわ。(ヌードシーンは)初めは少し怖かったけど、最終的には、ほかのシーンと同じように対処したわ。撮影や自分の役柄にすっかり入り込んでいたから、シーンの時には素の自分のことはすっかり忘れていたの。それは、とても素敵な心地がした。撮影は2か月間を要したけど、私はいままでそれほど長い期間、一つの作品に全力で関わったことはなかった。撮影は、ほぼ脚本に書かれている時間軸に沿って行われたの。だから撮影が進むにつれて、イザベルのことをどんどん理解していくことができた。エンジンを温めてから、高速ギアに入れていく感じね。イザベルは、薬物やほかの過激な経験に手を染めるのと同じように、(売春婦として)客を取っているの。つまり、自分の回りの世界に立ち向かい、『自分が何者であるか』を見極めようとするの。彼女は、自分や他人を鋭い眼差しで見つめているの――実際、彼女は、ほとんどの同年齢の子どもたちや、彼女の周りの多くの大人たちよりも賢い。だから、イザベルは自分の行動に対する責任を取るし、言い訳もしない」。モデルから女優へと転身する者は少なくない。そしてお世辞を抜きにすれば、外見は美しく整えられても、心がそれに追いついていないという例は多い。しかし、上述したマリーヌの言葉からも、本作での彼女がその例の通りでないことは明らかだろう。そして、それはイザベルの外見部分にまで影響しているようだ。「(イザベルの外見については)フランソワとはかなり意見交換をしたわ。彼には撮影前に、少し髪を伸ばすことや、ティーンエイジャーのように見えるように、体重を数キロ増やすように言われたわ。イザベルは自分の外見には無頓着なの。彼女はすぐにイチャイチャするタイプではないし、ファッションにも興味がない。衣装スーパーバイザーと相談しながらいろいろな服を試し、それぞれの季節にふさわしいイザベルの服装を決めたわ」。売春婦が登場する映画は少なくはない。しかし、本作のようにお金でも優越感でもなく、自分の存在を確かめようと売春を続ける少女に肉薄していく作品は珍しく、そしてその罪を犯す感覚は、17歳だった頃の自らの愚かさを思い出せば共感を覚えてしまうはずだ。そんなスクリーンの中に住まう“女”でもあり、そして観る者たちの誰もが持つヒロイン・イザベルを、マリーヌはこう分析する。「彼女には偽善がまったくないの。作品を観ると、彼女は脆い存在だけど、同時に強さもあって、ユニークな若い女性だということが分かる。少し孤独で、人との関係が希薄で、あまりコミュニケーションを取るのがうまくない。(ある事がきっかけで、両親に売春をしていることがバレてしまうけど)イザベルは、売春の経験について誰にも話す気はないし、誰かに秘密を打ち明けたくもない。彼女の物静かな様子は共感できるし、感銘を受けるわ。イザベルは人と距離を取りながら生きているの――そこにいるけれども、いない、というようにね」。売春をしていたことが両親にもバレ、警察に厄介になり、両親の友人たちにも知れ渡ってしまう。簡潔に言ってしまえば、居心地の悪さこの上ない状況だ。しかし、そこからのシーンやイザベルの表情や言葉こそ、本作の真髄なのではないかと感じさせる。美しき17歳は、当人にとっても“少女なのか?大人なのか?”と曖昧なものだが、イザベル以外の登場人物たちにとってもそれは同じなのだ。大人たちの彼女を見る視線は、イザベルが色香を放ちながら微笑する時、“女”を見るものとなる。劇中、イザベルが発するセリフの中に「危険な人間は、私ではない」という言葉がある。危険なものは誰なのだろう?「大きな意味では、危険というのは、イザベルが他人の心の中に喚起させる欲望のことを指しているんだと思うの。みんな、イザベルの若さや美しさを前に、自分自身の欲望やフラストレーションを直視せざるを得なくなるからよ」。17歳の少女の心の内を表すために、大人たちの視線を演出に入れるその手腕、“さすがはオゾン監督!”と両の手を叩きたくなる。そんな奇才との仕事が充実した時間だったことは上述の通りだが、気になるのは“これから”のこと。最後に聞いてみよう、今後も女優業は続けていく?「モデル業をしていて偶然この業界で仕事を始めることができた。セドリック・クラピッシュが、『フランス、幸せのメソッド《未》』の中のある役を演じるモデルを探していたのがきっかけなの。アレクサンドル・アルカディ監督の『Ce que le jour doit a la nuit』で役を演じられたのは、思わぬ幸運だったわ。演技の面白さに気づいたのは、ジョアン・シュムラ監督の短編『L’homme a la cervelle d’or』に出演した時ね。今は、『17歳』のおかげで、すっかり演技の仕事に夢中になっているわ」。この言葉からも答えは言わずもがな。次はどんな女性として、スクリーンの中に現れるのだろうか?(text:cinemacafe.net)
2014年01月31日つまみ食いを簡単に防止できるソースにしてもサラダに入れてもおいしいアボカド。そのなめらかでバターのような舌触りから料理レシピには大活躍のアイテムな反面、カロリーが高いというイメージがつきまといがち。しかし、それを覆すようなアボカドの驚くべき研究結果がサイエンスサイト「ニュートリション・ジャーナル」に掲載された。健康でやや肥満気味の成人26人を対象に行われたこの調査では、各食事に毎回アボカドを加え時間の経過による血糖値・インシュリンの変化を分析したもの。その結果、被験者の40%が食後3時間後まで、28%は5時間後まで空腹感を感じなかったことがわかった。秘密は食物繊維とオレイン酸アボカド半分には水溶性及び不水溶性食物繊維が3.4グラム含まれており、水溶性食物繊維は血糖値の低下を穏やかにし、脳が飢餓感の指令を出すを抑える効果がある。またオレイン酸を多く含んでおり、その脂肪分が脳に満足感を与える要素でもある。カリフォルニアのロマリンダ大学のジョアン・サバト栄養士によると、満腹感はダイエットをする上で重要な要素になるという。空腹感を感じると、間食の誘惑に打ち勝つことが難しく、必要以上のカロリーを摂取してしまいがちになる。嬉しいことに、今回の実験では、アボカドを食事に加えても満腹感を得られるのに血糖値は普通の食事と比べて変わらなかった。アボカド一個食べてもそのカロリーはたかだか80キロカロリー。ダイエット時の空腹に負けて甘いお菓子に飛びつく前に、毎日の食事にぜひアボカドを取り入れてみてはいかがだろうか。【参考リンク】▼Grazia.fr▼Exercice pour maigrir▼Plaisirs sante
2014年01月15日「フェンディ(FENDI)」の14SS広告キャンペーンビジュアルを公開した。撮影はカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が担当。「ウォーターウォール(水の壁)」をコンセプトに、ローマを象徴する水を背景モチーフに使用。ラガーフェルドは「インスピレーション源は、命の要素、すなわち『水』。軽やかで透明感あふれるグラフィックコレクションともいうべき今シーズンにピッタリ。氷のような新鮮な感覚がフレッシュな色使いと完璧に調和している」と語る。モデルを務めるのは、デンマーク出身のナジャ・ベンダー(Nadja Bender)とプエルトリコ出身のジョアン・スモールズ(Joan Smalls)。情報科学の世界からインスピレーションを受けたガーメントに対し、ヘアメイクはナチュラルに仕上げられた。彼女達は「ピーカブー(PEEK A BOO)」や「ミニピーカブー(MINI PEEK A BOO)」「トゥージュール(2JOURS)」などフェンディのアイコンバッグに加え、新たな「プチ トゥージュール(PETITE 2JOURS)」と「トロワジュール(3JOURS)」も手に携える。本キャンペーンは、2月より世界各誌にて披露される。カールは、フェンディによるローマの噴水の保護を目的としたプロジェクト「フェンディ・フォー・ファウンテンズ(FENDI for FOUNTAINS)」の一環として、水を讃える写真集『ザ・グローリー・オブ・ウォーター(The Glory of Water)』を昨年秋に発表している。
2014年01月09日「芸術・アート」をもっと気軽に楽しむために、インテリアにも合うオシャレなアートをご紹介する「お手軽アート入門」。前回は、マーク・ロスコをご紹介しました。今回はイラストレーションにも通じるふたりの作家をご紹介したいと思います。「芸術は難しい」なんて考えることは、全くありません!自由に感じて、楽しめばいいんです。では、さっそく、ご紹介しましょう。ジョアン・ミロ(Joan Miró)1893-1983(スペイン)多くの作家がそうであるように、ミロの作風も時代とともに変化していきます。その中でも最も有名で人気があるのが、こどもの落書きにも見えるような、線と記号化された作品たちです。私は、最初にミロの絵を見たとき、単純に「カワイイ!」と声をあげてしまいました。ポップでユーモラスなんだけど、深みのある色彩がツボにはまったんでしょうね。こちらは、有名な星座シリーズ。リズミカルで楽しい作品ですが、制作時期は第二次世界大戦のころです。残虐な行為に対する絶望が、モチーフとなった星や音楽、女性に癒しを求めたのでしょうか。デタラメなようにもみえますが、実は、どの絵も詳細なモチーフと場面が存在しているそうです。こちらは、赤い顔の男性が陽気にギターを弾いています。カワイイ犬やちょっと迷惑そうな猫もいますね(笑)ちなみにこちらは、イギリスのオークションで29億円で落札された作品です!う~ん、すごい世界です!こんな真っ白いお部屋に飾っても、ピッタリ合いそうですよね。 次は、日本でも人気絶大!のミュシャをご紹介します!アルフォンス・ミュシャ(Alfonse Mucha)1860-1939(チェコ)この絵は、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?ミュシャは、草花の模様や曲線を多用したアールヌーヴォーを代表する、画家であり、グラフィックデザイナーです。凝ったデザインのファッションをまとった女性の絵が多いので、日本でも特にファッション好きな人からの人気は絶大です。浮世絵の影響も受けたと言われる平面的な構図が、日本人からすると、馴染み深い面があるのかもしれませんね。ポスターとして完成されているので、インテリアにもオススメです。こんな、アンティーク家具が似合うお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。いかがでしたか?どちらの作家もタイプは全く違いますが、イラストにも通じるところがあるので、親しみやすく感じると思います。お気に入りの作家を見つけて、季節ごとにポスターを変えるだけでも、カンタンにお部屋のもよう替えができて、楽しいですよね。今年は、ぜひ、アートでお部屋をオシャレに飾ってみませんか?好きなアートが身近にあれば、きっと気分も上がっちゃいますね!Photo by Pinterest
2014年01月09日シェリル・コールの母ジョアン・キャラガンさんは、娘の恋人が娘にプロポーズすることを禁じたようだ。シェリルはここ半年ほどバックダンサーのトレ・ホロウェイと交際しており、今年のクリスマスはトレのアメリカにいる家族と共に過ごすことになっていたようで、そこでトレはシェリルにプロポーズする計画を立てていたという。しかしジョアンさんは、シェリルが2010年にシェリルの前夫でサッカー選手アシュリー・コールの不倫が原因で離婚した際とても傷ついているのを間近で見ていたため、今回のプロポーズは早過ぎるとすぐさま却下した模様だ。ある関係者は「The Sun」紙に「トレはジョアンに電話して、アメリカで自分の家族と過ごすとき、シェリルにプロポーズをしたいと話しました。トレはクリスマスの日に決行したかったようですが、ジョアンはそれを却下したんです。ジョアンはトレのことを気に入っていますが、そんなにすぐまたシェリルを結婚させるつもりはないようですね」と明かした一方で、「トレがジョアンを説得できればすぐにでもプロポーズに乗り出すでしょうね(笑)」と語っている。(text:cinemacafe.net)
2012年12月27日2013年にFIFAコンフェデレーションカップ、2014年にFIFAワールドカップと立て続けに世界的なサッカーイベントが開催されるブラジル。特に世界最大級に数えられるサッカースタジアムを「エスタジオ・ド・マラカナン」を擁するリオデジャネイロでは、普段からサッカー熱がスゴイ。アツすぎて、もはや笑えるレベルだった件をリポートしよう。ジーコ、ペレ、カカ、ロナウド、ロナウジーニョ、ネイマール……それほど熱狂的なサッカーファンでない筆者ですら、世界を舞台に活躍するブラジル人サッカー選手の名前をいくらでも思い浮かべることができる。さて、そんなブラジルはリオデジャネイロに取材にやってきた筆者。せっかく来たのだから、やっぱり本場でサッカー観戦がしたい! と、ミーハー的なノリで意気込んだはいいが、場内での乱闘騒ぎは当たり前だと聞くし、前述のエスタジオ・ド・マラカナンは現在工事中なので、郊外の「エスタディオ・オリンピコ・ジョアン・アベランジェ」(通称エンジェニャオ・スタジアム)まで行かなくてはならないという。「これは面倒だな」と思い、旅行会社に問い合わせてみると、「送迎付き、安全なVIP席での観戦」というツアーがあるというではないか。ホテルまで日本人ガイドが迎えに来てくれるというし、これはなかなか快適である。というわけでスタジアムまで1時間弱、バスに揺られてやってきたエンジェニャオ・スタジアム。付近の壁という壁に落書きがあり、ちょっと大きな家の窓には鉄格子がはめられている。スラムな雰囲気だが、警察官がうようよいるのでそれほど身の危険は感じない。これだけ警察がいなくてはならないというのはどういうことか、とも思えるが。スタジアムの入口は4カ所あり、応援するチームごとに入場する場所が異なる。当然、乱闘を避けるためだ。今日の試合は地元リオデジャネイロの「フラメンゴ」、対するはポルト・アレグレの「グレーミオ」。ガイド氏の話によると、地元同士の試合では乱闘騒ぎは必ず起こるそうだが、今日は対戦相手のサポーターの数が少ないため「静かなものだよ」。そうなのか。安心したような、ちょっと残念なような……。本来なら正面玄関から入るはずが、このスタジアムも来年以降に次々と開催されるスポーツイベントに向けて周辺を工事中であったため、駐車場にまわって入場。すると、そこへ赤いフラメンゴのバスがやってきて、選手たちが降りてきた! 駆け寄る子どもたち。もちろん筆者も駆け寄った。が、人垣で何も見えなかった。諦めて席へ向かう。持ち物チェックといったセキュリティーらしいセキュリティーはないが、ちょっとお高いVIP席だし何も心配はない。客層も、赤ちゃんや小さな子どもを連れた家族連れとか、カップル、我々のような外国人旅行者らと平和なムード。スタジアム全体を一目で見渡せるほど高い位置で、向かい側はフラメンゴ、向かって左手にはグレーミオのサポーター席となっている。こちらもフラメンゴのサポーター席であるらしく、チームカラーである赤いシャツを着ている人が多い。試合開始より1時間ほど前から、続々とサポーターたちが集まってくる。ジーコが所属したチームで、ブラジル全土でも一番の人気を誇るというフラメンゴのサポーターたちは既に声を合わせて応援歌らしきものをがなり、その歌声がスタジアムに響き渡る。1辺が3mくらいありそうな巨大な旗を振る人が何人もいる。後ろの人はさぞ迷惑だろう。一方、グレーミオのサポーターはこぢんまりとまとまっており、こちらは静か目。アウェーであるためサポーターの数が圧倒的に少ないので当たり前だが、かなり居心地が悪そうだ。選手たちがマスコットボーイたちと手を取り合って入場し、試合開始。にもかかわらず、それまで騒いでいたサポーターたちが意外に静かなのが驚きである。もっと「待ってました~っ」という感じで盛り上がると思っていたのに。試合が始まってもぺちゃくちゃおしゃべりを続けている。ちゃんと試合を観ているのかと思うと、いいプレーやちょっとしたミスなどに対し、怒号が飛んだりする。とにかくおしゃべりと怒鳴り声でうるさいし、その言葉たるやとにかく隠語の嵐である。「キミたち、ホントにフラメンゴのファン? 」といぶかってしまうくらい、悪口を言いまくっている。セレブ(?)なVIP席なのに。子どももいるのに。そしてとうとう、グレーミオに先に点を奪われるフラメンゴ。サポーターたちはまるでこの世の終りかのように頭をかかえ、悶絶している。そのジェスチャー、私から見るととっても大げさである。点を取りかえせないまま、前半戦が終わった。しばしの休憩時間。我々の後ろにいた屈強な男性サポーターたちは自分たちの声が選手に届いていないと思ったのか、よりピッチに近い席へと移動して行った。彼らの怒号はすさまじく、今にも暴れだすのではないかと思われるほどだったので、ちょっと安心。代わりに、若い女性3人組がその席に座る。ちなみに、男性でも女性でもおしゃべりの量は変わらない。ブラジル人はとにかくマシンガントークである。ふとピッチを眺めていると、ジャーマン・シェパードを連れた警備員10名がぞろぞろと入ってきて、フラメンゴ側のサポーター席の前に陣取った。点を奪われた腹いせにグレーミオのサポーターを襲う可能性があるのだ。物々しいにもほどがある。よく見ればピッチの片隅には救急車とパトカーも止まっている。これも、選手のためにスタンバイしているわけではないのだろうなぁ。VIP席が高いところにあるのも、敵対するチームのサポーターがなだれ込んでこないようにするためなのだろうな。後半戦が始まる。点を奪い返さねばならないフラメンゴ。サポーターたちのおしゃべりと怒号はさらに熱を帯びている。……が、騒ぎ過ぎて疲れたのか、ときどき場内が一斉にしーんと静かになるのが印象的だ。どういうタイミングでしーんとするのかはわからないが、突然静かになるのである。それ以外のときは相変わらずマシンガントークと怒号の嵐だ。3人組の女性サポーターの怒鳴る内容は先ほどの男性たちと変わらない。声が高い分、耳をつんざく激しさだ。そして、とうとうフラメンゴが1点を奪い返した。授乳しながら観戦していた女性は赤ちゃんを放り出さんばかりに喜んでいた。こんな様子を見て育つのだから、子どもも「サッカー最高」と思うようになるのだろうな。ある意味、英才教育である。試合は引き分けのまま終了。サポーターたちは一様にすっきりした表情を浮かべている。あたかもカラオケで熱唱した後のような、徹夜明けに熱いお風呂に入ったときのような、さっぱり感。そりゃあ、あれだけ怒鳴り散らせばいいストレス解消になるだろう。まぁ、試合に負けていればちょっと違う雰囲気だったかもしれないが。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日ブラッド・ピットが広告塔を務めたシャネルNo.5のビデオクリップが公開された。ブラッドは、同ブランドの新キャンペーンで初めてモデルに起用されており、ゴールドの香水ボトルのほかは白黒映像となっている同ビデオクリップで「旅ではない。なぜなら旅はいつか終わるものだから。でも私たちはこれからも進み続ける。世界の変遷と共に私たちも変わり続ける。道を失い、夢と消えることもあるけども、私がどこに向かおうと、運や宿命、幸せはついて来る。シャネルNo.5は永遠に」とナレーションを吹き込んでいる。今回のブラッドの起用は世界中の女性たちを喜ばせるだけでなく、同ブランドにとっても同フレグランスの宣伝に今まで男性を抜擢したことがないため、新しいスタイルを確立する企画となっていた。ブラッドの前には、オドレイ・トトゥやニコール・キッドマン、ヴァネッサ・パラディなどが同フレグランスの顔に起用されており、同ブランドの香水専門家ジョアンナ・ノーマンは今年初頭テレグラフに「私が知る限り、女性のフレグランスの宣伝に男性スターが起用されたことはありません。今回のブラッドの起用には、2つの要素があると思います。女性にとっては今までと違った視点を与えることになりますし、男性にとっては『これをプレゼントすれば彼女が喜ぶだろう』と考えるきっかけになりますからね。いまを代表するアイコニックなブラッドの起用によってクラシックで歴史ある香水を現代に浸透させるという、非常に素晴らしい例だと思います」と今回の展望を語っている。ブラッド・ピット版「シャネルNo.5」CM映像■関連作品:Killing Them Softly (原題)
2012年10月17日“恋する街”ニューヨークのマンハッタンを舞台に、4人の男女の想いが交差する大人の恋愛模様を描いた『恋と愛の測り方』のブルーレイとDVDの発売を記念して、4人のメインキャストが自身の恋愛や結婚観について赤裸々トークを繰り広げているコメントが到着した。その他の写真「とても落ち着かない気分になった」と語るキーラ・ナイトレイが演じるジョアンナは、夫マイケルが出張中に昔の恋人アレックスと再会して、激しく気持ちが揺れ動く。「自分に正直になった結果の浮気と夫婦関係の複雑さを描いてる。“のぞき”の映画ね。他人の生活をのぞき見してる感覚よ」と独特の表現で感想を吐露。その相手アレックス役のギョーム・カネは、“人は誰のものでもない”というテーマに惹かれたと説明する。「たとえ結婚していても、誰かを愛する気持ちは抑えることができない」と、やけぼっくいに火が点いた関係に一定の理解を示す。また、夫マイケルを演じたサム・ワーシントンは、「僕も浮気をされたり、誘惑された経験がある」と衝撃の過去を告白。同僚のローラと惹かれあうマイケルが、彼女と泊りがけの出張に出かけるシーンは、ワーシントンにとって嫌な思い出がよみがえるシチュエーションだったようで「出演をためらったよ。でも、今までの自分の経験をこれに生かせると思えた」と辛い経験を投影したことを明かす。ローラを演じたエヴァ・メンデスは、「彼女の孤独と、男を寝取ることとの関係」を感じてほしいといい、「いろいろ考えさせられる作品ね。わたし個人のことを聞き出されてる気がするわ」と意味深な発言をしていた。4人の顛末は映画本編を観てほしいが、「道徳的な善悪をはっきりさせない作品なの」とキーラが語るように、本作は、観る者に状況だけを見せて、その判断を委ねる構成になっている。この一連のコメントは特典映像に収録される予定だが、本編と併せて鑑賞すれば自分自身や過去の経験、そして夫婦関係を見直すことになるかも!? アナタの“恋と愛の測り方”を確かめるために鑑賞してみてはどうだろうか。『恋と愛の測り方』発売中Blu-ray4935円(税込)DVD3990円(税込)発売元・販売元:ポニーキャニオン文:鴇田 崇
2012年10月02日結婚3年目の夫婦を中心に男女4人のある一夜を描いた大人のためのラブストーリー『恋と愛の測り方』が先日公開となった。パートナーがいるにも関わらず、ほかに気になる人が現れてしまうという普遍的な愛のテーマを描いた本作。公開に先駆けてシネマカフェの女性読者を対象に行った試写会で、ずばり“浮気”をテーマにしたアンケートを実施したところ、気になる結果が明らかに。果たして女性たちの“浮気度”、浮気に対する考えとは?4人の男女の恋愛模様から、「心の浮気」と「体の浮気」、浮気の境界線を問う本作にちなんで「心の浮気と体の浮気、どちらが許せない?」という質問を投げかけると、なんと約70%の女性が「心の浮気」と回答!少し意外な回答ではあるものの、体の浮気はそこに愛情が介在していない可能性があるのに対し、心の浮気ともなると相手への愛ナシには成立し得ないと考える女性が多い様子。また、「あなたは浮気をしたことがありますか?」という直球の問いに対しても驚きの結果が。約半数の女性が「はい」と答えたのだ。そもそも人によって曖昧なのが、浮気の境界線。気持ちが少しでも傾いたら浮気なのか、肉体関係を持ったら浮気なのか、その判断は人それぞれ異なるが、会場の約半数の女性が「浮気経験アリ」と答えた。しかし、「浮気をしたことがバレたことがある?」との問いには99%が「いいえ」と回答!バレないようにするのが浮気の流儀なのか、それとも女性が男性よりも一枚上手なだけなのか…。意外とも思える女性たちの実状がうかがえる結果となったが、実際に“心の浮気”を体験したこの女性はどう思ったのだろう?夫の出張中に忘れられない元カレのアレックス(ギョーム・カネ)と再会し、彼への恋心に気づいてしまう女性・ジョアンナを演じたキーラ・ナイトレイは語る。「これは肉体的な浮気と精神的な浮気のどちらがより悪いのか、という問題を提起する作品なの。その行動に対する善悪を問いただすのではなく、自分が登場人物たちと同じシチュエーションにいたとしたら、どういう行動をし、相手のことをどう思うかということを考えさせられるの。この映画を観たら、誰の行動が正しくて誰の行動が間違っているのかという、それぞれの価値観について話し合うと思うし、それってすごく大事なことだと思う」。キーラが言うように、本作の鑑賞後にお互いの価値観について話し合ってみるのも面白いかもしれない。果たして恋とは?そして愛とは?あなたなら、同じ立場になったときどんな行動を取るだろうか――?『恋と愛の測り方』は全国にて公開中。特集:恋と愛のちがいって…■関連作品:恋と愛の測り方 2012年5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Last Night Productions, Inc.■関連記事:サム・ワーシントンインタビュー「自分の過去の経験を活かした」恋愛とは?『恋と愛の測り方』で男女のホンネが対立!?恋愛観解剖レポート:女性編『恋と愛の測り方』で男女のホンネが対立!?恋愛観解剖レポート:男性編一組の夫婦を通して考える。恋と愛の境界線、身体と心の“浮気”の境界線『恋と愛の測り方』ハート型ジュエリングブックマーカー&プレスを5名様にプレゼント
2012年05月15日結婚3年目。ニューヨーク・マンハッタンで誰もが憧れるような充実した毎日を送る一組の夫婦の「愛」の物語を軸に、ある一夜に起こる「恋」の騒動を描いた、大人のためのラブストーリー『恋と愛の測り方』がまもなく公開となる。本作で、妻と同僚の女性との間で揺れ動く夫を演じるのが、『タイタンの逆襲』や『崖っぷちの男』を始め、今年だけでも5本の出演作が公開されるサム・ワーシントン。いままでのガテン系のイメージを覆し、等身大の悩める男性役に臨んだ彼が、本作について語ってくれた。サムが演じるマイケルは、一言で表すならどこにでもいる、普通の男性。愛する妻・ジョアンナ(キーラ・ナイトレイ)がいながら、同僚の女性・ローラ(エヴァ・メンデス)に誘惑されるがままに一夜を共にしてしまう。女性からすれば“不甲斐ない”、だけどなぜか嫌いになれない男なのだ。同じ男性として、彼のことをどう解釈したのだろう?「僕が演じたマイケルという男は、そこら辺にいる普通の男。だからこそ『セールスマンの死』のビフ・ローマンのような特徴の薄い男として演じたかった。順風満帆に見える結婚生活に満足しているように思えるが、どこか影の部分を持っているような印象だ。彼は何かを探しているんだと思う。幸せそうに見えるいまの生活に欠けている何かを探しているんだけど、彼自身もそれが何かは分かっていないし、それが形となって見えるものかすら分からないけど、何かを求めているようなキャラクターにしたかったんだ」。いいところも許せないところも含めて、マイケルが至って普通の男性だと感じさせる、そのリアリティはきっとサムだからこそ表現できたものなのだろう。キーラとの何気ない夫婦のやり取りに「そうそう」と感じる人も多いはず。その役作りについてサムは明かす。「僕はあの場所にいて、浮気をしてたし、浮気をされていた。誘惑していたし、誘惑されていた。そういう人間関係の間にある危うい部分を、監督は台本に反映させていたし、僕もその台本を読んで自分の周りの人間関係について考えさせられたし、台本に書かれた物語のようにはなりたくないと思ったんだ。でも実際にそこに書かれたことを演じていると、自分の過去の経験などを仕事に活かすことができたし、新しい経験をすることができた。監督の素晴らしいところは、登場人物に強い個性を与えながらも、それらの人物を悪者にしないことだ。だから観ている人は、物語の途中で多少の好き嫌いがあっても、最終的にはちょうどいい感じでまとまるんだ」。男性と女性、結婚している人、してない人。性別やいま置かれている環境、そして恋愛経験値により、マイケルの行動に対する許容範囲も異なれば、2組の男女が繰り広げる恋愛への共感ポイントも大きく分かれるのが、本作の面白いところ。ジョアンナとマイケルのような夫婦に憧れを抱く人もいれば、マイケルとローラのようなスリルや刺激のある恋愛にワクワクする人もいるだろう。実際、このスリリングな恋愛を共に演じたエヴァとの共演の感想は?「エヴァとの仕事はすごく楽しかったよ。僕は彼女の役作りの方法が好きなんだ。心に傷を持ちながらもそれを隠していて自分の殻に閉じこもっている女性が、マイケルには心を開くんだ。すごくセクシーな女性を演じることもできたんだけど、彼女はあえてその逆の女性を演じた。エヴァのそういうところがすごいと思ったよ。観客が本当に観るべきなのは、エヴァ・メンデスじゃなくて、彼女が演じるキャラクターだからね。彼女と共演できてよかったよ」。いままで見せたことのない、肩の力の抜けた等身大のサムの魅力が感じられる本作。全く異なる「色」を見せていく彼の今後に期待したい。特集:恋と愛のちがいって…■関連作品:恋と愛の測り方 2012年5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Last Night Productions, Inc.■関連記事:『恋と愛の測り方』で男女のホンネが対立!?恋愛観解剖レポート:女性編『恋と愛の測り方』で男女のホンネが対立!?恋愛観解剖レポート:男性編一組の夫婦を通して考える。恋と愛の境界線、身体と心の“浮気”の境界線『恋と愛の測り方』ハート型ジュエリングブックマーカー&プレスを5名様にプレゼント愛する人がいても恋に迷うことも…?『恋と愛の測り方』試写会&座談会に10名様ご招待
2012年05月11日