ジョンソンヘルステックジャパンは8月1日、デスク付きルームランナー&バイク「CITTA(チッタ)」シリーズの予約受付を開始する。出荷は8月下旬を予定。同製品は、運動する時間がないビジネスパーソンや、なかなか運動するきっかけがなかった人に向けて開発したフィットネスマシン。デスクを取り付ければ、作業をしながらウォーキングやエアロバイク運動が可能になるという。「CITTA TT5.0」(14万6,000円)は、ルームランナータイプ。デスクは簡単に着脱できる。「CITTA BT5.0」(7万5,000円)はインドアバイクタイプで、デスクは前面部にスライド収納が可能。いずれもインテリアになじむおしゃれなデザインであるため、フィットネスマシンの存在感が気になりにくく、部屋のイメージを壊さないという。仕事をしながら使えるため、例えば「30分の運動中にメールを終わらせる」など目標を設定することも可能。やせたいけどなかなか運動が始められない人は、読書や動画を見ながらエクササイズをするのがおすすめだという。運動が苦手な人にとっては長く感じる時間も、好きなことをしながら行えば時間がたつのも早く感じるとのこと。※価格はすべて税別
2017年07月24日主演のダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナンを一躍ブレイクさせた、禁断の映画化第2章『フィフティ・シェイズ・ダーカー』。このほど、ジェイミーが演じた巨大企業の若きCEOにして超絶イケメン、クリスチャン・グレイの誕生日が6月18日であることを記念し、アナに近づく男性上司にメラメラと嫉妬の炎を燃やすグレイをとらえた本編映像がシネマカフェにて解禁となった。女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメンのグレイと、それまで恋の経験がなかった女子大生アナの特異な恋愛模様を過激な描写で描いた前作。この物語が世界を魅了する最も大きな理由の1つは、グレイが女性にむける特殊すぎる刺激的な愛情表現。だが、本作では、念願だった出版社への就職を果たし、少し大人になったアナに対しては、これまでの歪んだ愛の形とは打って変わり、真っすぐな想いをぶつけるグレイの姿が注目を集めている。今回届いた本編映像では、上司のジャックに気に入られたアナが同僚も誘い一杯飲もうとジャックに誘われてハブへ訪れる。だが、その場に同僚はおらず、少し訝しげなアナ…。ジャックと会話をしていると、そこへグレイが現れる!アナへの想いが、これまでどの女性にも感じることがなかった愛情だと気づいたばかりのグレイは、ジャックの視線やふる舞いにただならぬ雰囲気を感じ取り、一気に嫉妬心をむき出し、「僕は恋人だ」と堂々と宣言。しかし、年上のできる男の余裕なのか、ジャックも「私はボスだ」と笑顔で応戦する。アナをめぐってバチバチと火花を散らす2人、そして最後に見せるアナの複雑な表情に、この先に待ち受ける展開に期待が膨らむ。とともに、特殊で過激な形でしか愛情を表現できなかったグレイが、アナを真っすぐに想って守ろうとする姿に、乙女心を撃ち抜かれる女性が続出すること間違いなし!?グレイを演じたジェイミーは、恋敵となるジャックの役柄と彼を演じたエリック・ジョンソンに、「ジャック・ハイドは厄介な男だ。一見、チャーミングで魅力的で人当たりがいいけど、人に危害を及ぼしかねない邪悪さも秘めている。エリック自身は本当にいい人だから、彼が邪悪で危険な人間だなんて誰も想像できないだろう。でも、エリックはそれを見事に演じてみせた。ただ、少し背が高すぎるのはいただけない、とだけ言っておくよ(笑)」と冗談まじりに攻撃。一方のエリックは、ジャックの役作りについて「モラル的な人物のことは簡単に理解できるし、尊敬できる。でも、恐ろしいことをする人物に人間味を与えるにはどうすればいいのか?それが僕の挑戦だったんだ。とてもやりがいがあったよ」と、こちらもグレイと相対する関係性を楽しんでいたことを明かしている。劇中でも、6月18日のグレイの誕生日には、アナは6月にぴったりの素敵なプレゼントを用意しているという。果たして、グレイはジャックに打ち勝ち、自身の誕生日を愛するアナと迎えることができるのか?アナをめぐって彼らが繰り広げる愛憎劇に、期待は高まるばかりだ。『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は6月23日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・ダーカー 2017年6月23日より全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS
2017年06月18日『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を監督したサム・テイラー=ジョンソンが、同作の続編を完全に突き放した辛辣なコメントを寄せている。「見る気さえない。文字通り、興味が“ゼロ”なのよ」と「The Sunday Times」誌に語るサム監督。「『またあれをやり遂げられるか?』って考えてみると、もちろんありえないわよね。頭がおかしくなっちゃうわ」と胸の内を明かした。ここまで憤っている理由は、原作者E.L.ジェームズとの不仲にあるらしい。「私は、みんなのことが好きなの。だから、嫌われてしまうとすごく困惑しちゃうのよね。E.L.ジェームズには本当に混乱させられたわ」。2人は撮影現場で対立し、特に主役のクリスチャンとアナのセックスシーンのセリフには揉めに揉めたという。監督の経験がないE.L.ジェームズが、サム監督に原作の要素を映画に詰め込むことを主張しすぎたのが確執を生んだ理由のようだ。紆余曲折を経て完成した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、世界中で大ヒットを記録したが、サム監督と脚本家のケリー・マーセルは続編に関わることはなかった。その代わりに監督は『パーフェクト・ストレンジャー』のジェームズ・フォーリー、脚本はE.L.ジェームズの夫ナイル・レオナルドが担当している。(Hiromi Kaku)
2017年06月12日この春、興行収入50億円突破の大ヒットを記録し、名曲「どこまでも~How Far I’ll Go~」の人気ぶりも記憶に新しいディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。そのMovieNEXに収録されるボーナス映像から、モアナ&マウイ役のボイスキャスティング秘話が収められた映像が2本、シネマカフェにて解禁となった。『アナと雪の女王』(‘13)、『ズートピア』(‘16)に続く本作の主人公は、美しい海と、その海に選ばれ愛されたひとりの少女モアナ。命の女神テ・フィティの盗まれた心を取り戻し、世界を闇から守るため、大海原へ冒険の旅に出る。そんな彼女の心の成長を、圧巻の歌とエモーショナルな音楽で表現し、豊かな大自然や青い海を圧倒的な映像美で描いた本作は大きな話題を呼んだ。そしてこのたび、本作MovieNEXのブルーレイ特典ディスクに収録される盛りだくさんのボーナス映像の中から、モアナとマウイ役のボイスキャスティング秘話が明かされた映像がW解禁。映像では、プロデューサーのオスナット・シューラーが「本作の声優には太平洋諸島にルーツのある役者を選んだ」ことを明かしており、モアナ役アウリィ・カルバーリョとマウイ役ドウェイン・ジョンソンのインタビュー映像も収められている。主人公のモアナ役に大抜擢されたアウリィは、世界各地で行われた大規模なオーディションで見出された16歳の大型新人。ジョン・マスカー監督は「歌も演技もうまい10代を懸命に探した」とふり返る。世界中から公募し、ハワイでのオーディション最終日でやっと出会えたのがアウリィだったという。ロン・クレメンツ監督は、「アウリィのデモを聴き、ほかの子にはない才能を感じた」と明かし、「出会えて幸運だったし、今回の大発見だった」と、そのポテンシャルに太鼓判を押している。本作で華々しいデビューを飾ったアウリィ本人は、「合唱団で歌ったり、劇に出たりはしていますが、こんな大作は初めて。ポリネシア人として誇りに思います」と嬉しそうにコメント。マウイ役で共演した人気俳優のドウェインも、「声も演技もモアナにピッタリなうえに、歌がすごい。俺の完敗だ」と、称賛の言葉を贈るほどだ。かたやマウイ役を務めたドウェインといえば、プロレスラー“ザ・ロック”としてカリスマ的人気を誇り、俳優としても『スコーピオン・キング』『ワイルド・スピード』シリーズなどでお馴染みとなった筋骨隆々のアクション・スター。マスカー監督とクレメンツ監督は、「マウイ役には彼しか考えていなかった」と明かす。ドウェインも「自分の文化を紹介する絶好の機会だった」と、オファーを引き受けた理由に言及する。実は、彼はカリフォルニア生まれだがハワイ育ち、サモア人の血を引いている。マッチョでタフなアクション俳優のイメージを逆手に取り、本編では体が大きくて自信過剰だが、実は繊細で傷つきやすいマウイの声をコミカルに演じて見せている。「彼には憎めない魅力があります」というシューラーのコメントも納得だ。リズミカルで楽しい挿入歌「俺のおかげさ」では、プロの歌手顔負けの見事な歌声まで披露している。映像には、お茶目なやりとりを見せるアウリィとドウェインの姿も収められており、まさにモアナとマウイのような抜群のコンビであることが伝わってくる。魅力あふれる2人の演技、そして圧巻の歌声に元気をもらいながら、この夏、“モアナ・チャージ”してみては?『モアナと伝説の海』は6月28日(水)より先行デジタル配信開始、7月5日(水)よりMovieNEX(4,000円+税)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月10日ディズニー/ピクサーの最新作となる『カーズ/クロスロード』。このほど、奥田民生が本作のために書き下ろした日本版エンドソング「エンジン」が本編映像を彩るPVが公開された。本作は、これまで華々しく活躍してきた主人公のレーサー、マックィーンがクラッシュ事故に遭い、「これからも走り続けられるのか?それとも…」という、人生の岐路(クロスロード)に立たされる物語。そんな本作の日本語版エンドソング「エンジン」は、大きな挫折を経験し、運命の決断を迫られる主人公マックィーンの心情がまさに表現された1曲。先日、本楽曲の入った予告編が解禁されるや、ネット上では「涙が出た」「胸を打つ」「もう、息ができない」と“泣いてしまう大人”たちが続出したという。このたび公開された本楽曲のPVも、奥田さんの「イージュー★ライダー」「さすらい」などの名曲を彷彿とさせるノスタルジックなメロディーと、「これが本当にカーズ?」と思ってしまうほど、“おふざけ一切なし”の心情に迫るシーンが凝縮された“大人な仕上がり”となっている。「明日も目の前に道は続いている」という歌詞からは、“周囲の期待に応えるため再起をかけて走り続けるのか、それとも全く異なる新たな道を選ぶのか?”という、マックィーン“最後の決断”の行方を期待させる。思えば、シリーズ1作目の『カーズ』(‘06)では、自信過剰な新人レーサーだったライトニング・マックィーンは、メーターをはじめ仲間の優しさに触れ、本当に大切なものに気づいていった。そんな彼らの期待に応えながら、マックィーンは“スター”として頑張り続けてきたのだ。しかし、栄光を掴んできた彼を本作で待ち受けていたのは、“次世代”の最先端レーシングカーの台頭と、レース人生を揺るがす大クラッシュ。そんな過酷な人生の岐路を前にしながらも、「駆け抜けて行こう 山を越えて 時を超えて」と、マックィーンは自らが選んだ道を進んでいく。険しい道を行くマックィーンの背中を押すようなこの曲は、彼と同じように人生の大きな分岐点に立たされている大人たちにとっても応援歌となりそうだ。奥田さんもまた、1987年に「ユニコーン」でメジャーデビューして以来、常に日本の音楽シーンを第一線で盛り上げてきた大スター。1994年にはソロ活動もスタートさせ、プロデューサーとしても「PUFFY」、木村カエラを手掛けるなど、老若男女幅広い層に支持されるアーティストだ。マックィーン同様に“第一線を走り続けてきた”そんな奥田さんだからこそ、今回作り上げた「エンジン」には、マックィーンの苦悩も、胸を打つ決断も見事に反映されている。誰もが共感してしまうリアルなテーマにマッチする、“聴くだけで涙が出る”「エンジン」。つい仕事を頑張り過ぎてしまう人や、抱き続けてきた夢をあきらめてしまった人など、多くの大人たちの心に突き刺さること必至。この夏は、“大人「カーズ」”に注目だ。『カーズ/クロスロード』は7月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月09日世界中で空前の社会現象を巻き起こし、全世界興収5億7千万ドル突破という記録を打ち立てた大ヒット映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。その禁断の第2章となる『フィフティ・シェイズ・ダーカー』で、引き続き主人公アナスタシアを演じているのがダコタ・ジョンソン。第2章では、恋さえ知らないウブな大学生から出版社に勤める社会人となり、より大人っぽく、よりセクシ-な女性へと成長している。巨大企業の若き起業家にしてCEO、女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメンのクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)と、それまで恋の経験がなかった女子大生アナの特異な恋愛模様を過激な描写で描き、世界中の女性を虜にしたE L ジェイムズのデビュー小説を映画化した前作。第2章が2月10日から世界各国で公開されると、世界51か国で興行収入第1位、さらに全世界週末興行収入2週末連続No,1を獲得した。前作では、グレイの歪んだ愛を受け入れることができず、彼の元から逃げるように立ち去ってしまったアナ。続編となる本作では、念願だった出版社に就職したアナが、「普通の恋人としてやり直したい」とアプローチするグレイにも誠実に向き合うなど、大人の女性として成長していく姿が描かれていく。今回シネマカフェに到着した劇中写真のアナは、世の女性が憧れる丸みのあるセクシーなボディが健在で、ドレスアップしたファビュラスな衣装もピッタリ!女性までもが釘付けになってしまうこと間違いなしの美貌を見せつけている。また真っすぐに何かを見つめる真剣な表情や、鏡を見てメイク直しをする姿も様になっており、前作で見受けられたウブな大学生のころから一転、本作では大人でセクシーな女性に変貌したことが見て取れる。ダコタは、本作でのアナの成長について「前回の作品ではアナは無邪気で優しく、無垢で繊細だった。でもグレイに対して愛情を深める過程や、自分の人生で求めているものは仕事で権力を得ることなのか、自分の性的嗜好はどういうものなのかを探っていくことを通じて、自分の芯の強さを見つける。とても過激であらがえない力だから、グレイと釣り合うようになるの」と語り、大人の女性として、外見だけでなく中身までも成長したことを明かしている。また、監督を務めたジェームズ・フォーリーは、そんなダコタの印象について「彼女のすごいと思ったところは、彼女の頭の良さだ。IQが非常に高く、どんなことにも気づく。変な理由で彼女に何かを頼むことはできない。デタラメを探知する能力がずば抜けている。彼女は役柄を真実味のあるものにするために頑張った。彼女は映画の経験が豊富だから、撮影機材に囲まれていても落ち着いている。ダコタはカメラが何をして、どう見えているのかが分かっているんだ」と称賛のコメントを寄せている。前作の大ヒットを受けて、『ブラック・スキャンダル』(’15)ではジョニー・デップ演じる実在のマフィアの“極妻”役や、全員が見事な脱ぎっぷりだった『胸騒ぎのシチリア』(’15)ではブロンドヘアのお騒がせ娘ペン役、『ワタシが私を見つけるまで』(’16)ではNYで成長していくボブカットのアリス役など、立て続けに映画に出演したダコタ。その鮮烈な演技力だけでなく、入念な役作りを欠かさない真摯な姿勢も高く評価されている。プライベートでは、レトロスタイルやモノクロファッション、80年代風のモロッコスタイルと、さまざまなアイテムを着こなすことからファッションアイコンとしても注目されており、女優として、そして女性として、ますます輝きを放っている。『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は6月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・ダーカー 2017年6月、全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS
2017年05月24日ドウェイン・ジョンソン(45)が米大統領選挙へ立候補する意欲を見せている。ドウェインは過去1年間で、アメリカを動かしていくために政治の世界へと足を踏み入れることをより一層考え始めたのだという。ドウェインは「大統領選に立候補する可能性は大いにあるだろうね」「1年前くらいから、どんどんそういった事を考えるようになってきたんだ。それは真剣そのもので、家に帰って『自分の答えを考え直して、真実で敬意のある回答を言えるようにしなくては』と考えるようになったんだ」と語る。さらにドウェインは、国民のために責任を負うことができる、自信あるアメリカのリーダーになることができるだろうGQ誌のインタビューに続ける。「個人的にだけど、僕が大統領になるとしたら、バランスが大切だと思うんだ。それにリーダーシップも大切だね。みんなの責任を負うことになるからね。もし何かに対して誰かと意見が合わないとしても、僕は彼らを黙らせたりはしないよ。彼らを含めて考えることになるだろうね」「僕らはみんな問題を抱えているわけだから、一緒に解決していかなくてはいけないんだよ。誰かを黙らせるようなことをしないということが良いリーダーの素質の1つだと思うんだ。だから意見が食い違ったとしても、一緒に解決していかないとね」もしドウェインが本当に大統領選に立候補するとしても投票数に困ることはなさそうだ。ドウェインが出演する「ワイルド・スピード」シリーズを製作するNBCユニバーサルの会長ロン・メイヤー氏は、そのときが来たら間違いなくドウェインに投票するだろうと語っている。「彼が大統領選に立候補するときがきたら、彼はおそらくその目標を達成するだろうね。彼にできないことは何もないと思うんだ。なんの疑いもなく、僕は彼に投票するよ」(C)BANG Media International
2017年05月12日ディズニー/ピクサー映画「カーズ」シリーズ最新作『カーズ/クロスロード』(7月15日公開)の日本版エンドソングに、奥田民生の書き下ろし楽曲「エンジン」が決定し、楽曲を使用した本予告が8日、公開された。本作は、これまで華々しく第一線で走り続けてきた主人公のスポーツカー、ライトニング・マックィーンが、新たな相棒クルーズとともに"人生の岐路=クロスロード"に立ち、運命の決断を迫られる物語。楽曲「エンジン」は、物語の世界観と"人生の岐路"をテーマに"運命の決断"を迫られるマックィーンの境遇を表現しており、シリーズの生みの親で本作で製作総指揮を務めるジョン・ラセターも大感激する楽曲として仕上がった。「もともと車も子供のころから好きですし、『カーズ』シリーズではその車がしゃべるところがやっぱり好きです」と『カーズ』のファンだという奥田。楽曲について「最初のアコースティックギターでズズズンと行くところは、エンジンをかけてアイドリングをしているイメージで作りました」と説明した。ジョン・ラセターも「『エンジン』は本当に素晴らしい曲です。この歌を『カーズ/クロスロード』に提供してもらったことを私自身もピクサーのみんなも光栄に思っています。すごくワクワクしています!」と絶賛しており、奥田は「『カーズ/クロスロード』の映像とも合っていて、ジョン・ラセターさんにも気に入ってもらえて光栄です」と喜んでいる。すでに対面を果たした2人。ジョン・ラセターは「私たち二人は車好きという共通点がある。僕たちは二人とも車が大好きなんだ。いつか一緒にドライブでも行きたいね」と話している。(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年05月08日ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソンらシリーズお馴染みの豪華キャストが再集結し、アカデミー賞主演女優賞を獲得しているシャーリーズ・セロンが参戦する『ワイルド・スピード ICE BREAK』。このほど、超絶カーアクションが連続する本作で、シリーズ初となる大都会ニューヨークを舞台にした、過去最大のアクションシーンに迫る特別映像が到着した。氷に囲まれたロシアや、ハリウッドメジャー大作としては初となるキューバなど、史上最大のスケールで物語が展開する本作。これまでも国境を越え、さまざまな場所でカーレースを繰り広げてきた『ワイスピ』だが、本作では、「カーチェイスにもってこいの街だ」とドミニク役のヴィンも語る、シリーズ初となるニューヨークが舞台の1つに。撮影はシリーズをよく知っていたという警察の全面協力の下、常に大勢の人と車であふれかえるニューヨークのど真ん中で行われた。決して簡単ではなかったものの、沿道の大観衆による声援は、ヴィンをはじめとするキャストとスタッフの大きな励みになったという。また、フラー・ビル、公共図書館など、誰もが知っている名所で撮影を行っている本作。今回初めてシリーズの監督を務めたF・ゲイリー・グレイは「タイムズスクエアのシーンは最高にダイナミックだ」と興奮を隠しきれない様子で、「常に前作を超えてくるんだ」というテズ役クリス・“リュダクリス”ブリッジスや、「過去最大のアクションシーンよ」というレティ役のミシェル・ロドリゲス、さらに「ニューヨークのシーンにはきっと驚くよ」というヴィンは、それぞれにニューヨークでのカーチェイスシーンに自信を覗かせている。1998年のアメリカのヒップホップ専門誌「バイブ」に掲載された、ニューヨークのストリート・レーサーに関する記事を見た製作のニール・H・モリッツが、舞台をロサンゼルスに移して始まった『ワイスピ』シリーズ。長年ドミニクを演じてきたヴィンにとって、“原点”ニューヨークでの撮影は長年の夢だったそうで、「全ては『バイブ』誌のドミニカ人ストリート・レーサーの記事から始まったから、キャラクターたちをニューヨークに行かせることには、詩的正義のようなものがあると感じた。ニューヨークは本作にとって素晴らしいキャンバスだし、ここで撮影したアクション・シークエンスはとにかく最高だ。観客は度肝を抜かれると思うよ」と、ニューヨークでの撮影には感慨深げ。ほかにもシャーリーズ・セロン演じる謎のハッカー、サイファーの手によるゾンビカーが、ビルの上からまるで雨のように大量落下する圧巻のシーンも描かれるなど、「ワイスピ」シリーズの原点ともいえるニューヨークでの撮影は、見逃せないポイントの1つとなっている。『ワイルド・スピード ICE BREAK』はTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード ICE BREAK 2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年05月07日全世界歴代オープニング記録第1位に躍り出る、すさまじい爆走ヒットスタートを切った『ワイルド・スピード ICE BREAK』。日本公開を目前に控えた本作から、“水と油”の関係といえるドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのリップバトルに続いて、ステイサムの超絶アクションが展開する本編抜粋映像が解禁となった。ドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、ベルリンで極秘任務の最中に不意打ちを食らって、刑務所へ入れられることになってしまった捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)。だが、その刑務所では、前作『SKY MISSION』でドミニクやチームを容赦なく追いつめた、スゴ腕の元特殊部隊の工作員デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が脱獄のチャンスを伺っていた。前作で熾烈なバトルを繰り広げた2人だが、奇しくも独房がお隣同士…。届いた映像では、まさに“水と油”の関係ともいえる2人が、「俺に素手で勝てるのか?」(デッカード)、「俺と貴様で1対1の勝負をしたら、そのケツを太鼓のようにたたく」(ホブス)と、早速ガラスドア越しにリップバトルを繰り広げる。すると突然、刑務所内にサイレンが鳴り響き、なぜかホブスの独房の扉が開錠!その事態にすぐさまやってきた警察はホブスに詰め寄るが、その隙をつき、デッカードは彼らのスタンガン棒を奪い、自らの独房の扉を開錠!そして、ほかの犯罪者たちの扉も一斉に開錠させてしまう。そこからは警察対犯罪者たちの圧巻のファイトがスタート。デッカードは次々となぎ倒していき、一方のホブスもデッカードを逃がすまいと自分の邪魔をする警察を瞬殺する。このシーンのジェイソンは、先ほどの“口先バトル”とは一転、芸術的ともいえる華麗なアクションを披露しており、興奮必至。この後に待ち受けるであろう、2人のファイトシーンが待ち遠しい映像に仕上がっている。本シーンでのホブスとデッカードの異なる戦い方のスタイルについて、ジェイソンは「デッカードとホブスの対照的なスタイルを見てほしい。ドウェインがこうやれば、俺はああやるという感じだ。注目してみてもらえば、スタイルや動きの違いが分かると思う」とアピール。その一方、ドウェインは、長年の友人であるジェイソンとの小競り合いのシーンが特に楽しかったようで、「ホブスは追う側の立場の人間だし、シリーズに新しい風穴を開けることができて楽しかったよ。『明日に向って撃て!』のブッチとサンダンスのような関係を築いて観客を喜ばせようと考えたんだ」とふり返って語る。すると、ジェイソンも同調し、「デッカードは常に何かを企んでいるから、前作に続いてホブスと対決する機会があるのは素晴らしいことだ。2人の水と油のような緊張感ある関係をドウェインと楽しんで演じることができた」と明かしている。ホブスとデッカードの関係性について、ドウェインが「冗談好きのマッチョな男2人が常にお互いを罵り合うが、絆は生まれていくんだ」とも明かす本作。敵同士であった2人が手を組み、“ファミリー”の要・ドミニクの奪還に奔走する姿にも期待が高まる。『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月26日先日、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本版エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~ (エンドソング)」を、加藤ミリヤが担当することが発表されたが、今回そのエンドソングの特別MVが到着。まるで映画の世界に入り込んだかのような映像に仕上がっている。海に選ばれた少女モアナ──。海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をしたことで愛する人々を救うべく運命づけられる。それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進むべき道を見つけていくモアナだったが…。エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」は、主人公・モアナの心情を歌った物語の重要な曲で、16年間島の外に出ることを禁じられたモアナが、海への憧れや島の外に出ることを決意する気持ちが歌われている。このほど公開されたのは、加藤さんが海で撮影した映像と本編映像が交互に映し出される特別MV。波打ち際で歌う姿や、大自然の中まっすぐ突き進む姿は、まるで加藤さんがそのまま映画の世界に入り込んでいるかのよう。歌のポイントについて加藤さんは、「特に大切にしているところはサビですね。『空と海が出会うところは』という歌い出しの部分なのですが、想像しただけでとても美しいと思いませんか?空と海がひとつになっていて“境目がわからないくらい同じ色合いでグラデーションになっている”というイメージで歌いました」と明かす。元々ディズニー・アニメーションが大好きだったという加藤さんは、「いままで自分が思っていたディズニー映画の世界観の音楽とは違ったものがありました」と話し、「本当に攻めているなと思いました。時代によって流行っている音楽や移り変わりがある中でラップがあったり、とてもいまっぽい音楽性で、音だけでも楽しめるし、絶対にサントラをほしいと映画を観ながら思っていました」とこれまでとは違う音楽になっていると語っている。また、普段は自分で作詞作曲を手掛けているため、今回はまず歌詞を熟読することから入り、自分なりに解釈するところから始めたと言う加藤さんは、「(モアナは)“変わりたい”、“自分の世界を広げたい”、“見つけたい”という強い思いがある女の子なので、私の歌で意思や気持ちの強さが伝わればいいなと思っていました」とコメントした。『モアナと伝説の海』は3月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年03月04日歌手の加藤ミリヤが、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』(3月10日公開)の日本版エンドソング「どこまでも~How Far I’ll Go~(エンドソング)」を担当することがこのほど、明らかになった。第89回アカデミー賞に「長編アニメーション賞」「主題歌賞」の2部門ノミネートされ、『アナと雪の女王』と同じくW受賞に期待がかかっている同作。主題歌賞にノミネートを果たした「How Far I’ll Go」の日本版エンドソングを加藤が歌う。ディズニー作品初参加となる加藤ミリヤは、「12年くらい音楽をやらせてもらっていて、こんな気持ちになることはずっとなかった。すごくやりたかったことなので、本当にうれしかったです。夢のような話でした」と起用が決まったときの喜びの心境を語る。彼女が歌うエンドソングは、16年間島の外に出ることを禁じられたモアナが、海への憧れや、島の外に出ることを決意する気持ちが歌われているが、加藤は「"私は、モアナだ"と思いながらレコーディングしました。彼女には自分の世界を広げたいという強い思いがある。私の歌でモアナの意思や気持ちの強さが伝わるような歌になったらいいなと思いました」と明かした。また、自分で決めた道を進むも、冒険の途中でさまざまな悩みや葛藤に直面するモアナの姿に加藤は「"自分が決めたことを信じる"というメッセージは私が普段書いている曲の中でも表現しているので、すごく共感しました」とコメント。「モアナと同じ16歳くらいの時って、『自分でなんとかしなきゃいけない』となんとなく思っていたのですが、この映画ではたくさんの人が助けてくれたり、見守ってくれている人々の存在のパワーって、すごく大きいなと思いました」と熱く語った。ディズニーの担当者は、エンドソングについて「16歳のモアナの葛藤や一歩踏み出す勇気を描いていますが、劇中でモアナが歌い上げる『どこまでも ~How Far I’ll Go~』とはアレンジが異なり、映画を観終わった人たちが作品を思い返しながら聴く、エンドロールでかかる曲です」と説明。「現代の女性の等身大の歌詞を歌い続けられてきた加藤ミリヤさんなら、きっとモアナの心の葛藤を素晴らしい歌声で日本中に届けていただけると思いました」と加藤を起用した理由を明かしている。(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年01月26日ダコタ・ジョンソンの祖母でメラニー・グリフィスの母である女優ティッピ・ヘドレン(86)が来月に回想録を出版する。ティッピは1961年にテレビのコマーシャルに出演していた姿をヒッチコック監督に見いだされ、1963年に『鳥』に主演。当時は監督のミューズであり、寵愛を受けているものだと思われていたが、実際は6か月の製作期間中、度重なるセクハラに耐えていたそうだ。「The New York Post」が抜粋した具体的な例として、ヒッチコックは『鳥』でティッピと共演したハンサムなロッド・テイラーに「ティッピと仲良くするな、触れるな」と釘を刺し、ティッピが男性と楽しそうに話しているだけで冷たい視線を送ったり子どものようにすねたり、激しく嫉妬したという。また、「監督は、車に一緒に乗るとドライバーに私の家の前を通過させました。そして『僕に触れて』と言うのです」。何とも驚きのセクハラであるが、リムジンの後部座席で無理矢理キスを迫られたこともあり、「もう本当に最低最悪な瞬間でした」とティッピは回想録に綴っている。当時誰にも相談することができなかったのは「60年代には“セクハラ”や“ストーカー”なんていうのは存在し得ないものだったから…」。また、スタジオにとって大切なのは、自分ではなく監督の方だと明らかだったのも声を上げられなかった理由だと語っている。(Hiromi Kaku)
2016年10月31日ジェラルド・バトラー主演のアクション映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』の3作目が製作されることになった。タイトルは、『Angel Has Fallen(原題)』。その他の情報1作目と2作目『エンド・オブ・キングダム』で、バトラー演じるマイク・バニングは大統領を守るシークレット・サービスだったが、3作目では彼自身が危険にさらされることになるようだ。バトラーはプロデューサーも兼任する。監督は決まっていない。1作目は全世界で1億6,000万ドル、2作目は2億ドルを売り上げている。バトラーの最新作は『キング・オブ・エジプト』。現在はアクションスリラー『Hunter Killer』を撮影中。共演はビリー・ボブ・ソーントン、ゲイリー・オールドマン。文:猿渡由紀
2016年10月29日俳優の大倉孝二と劇作家・演出家のブルー&スカイによる演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」による最新作『夜にて』が10月20日渋谷・CBGKシブゲキ!!にて開幕した。ジョンソン&ジャクソン チケット情報2012年ナイロン100℃の番外公演として『持ち主、登場』を上演し、2014年には正式な演劇コンビネーションとして立ち上がった「ジョンソン&ジャクソン」。今回、大倉孝二とブルー&スカイが共同で執筆・演出をおこなうこのユニットに、演劇界の実力派とともに、ヒロインには映画や舞台でも幅広く活躍中の佐津川愛美が参加した。物語は、飛鼠山(とびねずみやま)の麓にある温泉街、黒帳(くろとばり)温泉郷の鄙びたスナックが舞台。因習めいた不気味さが漂うその街にあるスナックのママ(佐藤真弓)、ホステスの加奈(菊池明明)、そして刑事の東屋(大堀こういち)。そこに、何者かに襲われ怪我を負ったライターの調(しらべ・大倉孝二)が、医者の犬塚(ブルー&スカイ)に連れられて来る。5年前に黒帳で起こった事件を調べていたが、黒い影に襲われ金も荷物も奪われた。そんな調に、旅館の若女将月子(佐津川愛美)は宿の寝床を提供するが、いつしかそんなふたりの間に恋模様が芽生えてゆく。だが、ふたりの間に町を牛耳る竜一(鎌田順也)が現れ、知らず知らずのうちに調は、渦中に引きずり込まれてゆく。会話の一つ一つに、バカバカしさが織り込まれ、時に失笑、時に大笑いしている間に、気づけば、サスペンスの物語の行方が気になりハラハラしている……という「バカバカしさ」と「ハラハラ感」と、そして「キュン」もある、不思議な感触の作品に仕上がった。大倉は「ジョンソン&ジャクソン」シリーズでは今回が初主演。強烈な住人達の中に放り込まれたよそ者・調が翻弄され右往左往する姿は、どこか愛嬌もあり、この先彼がどうなってしまうのか観ている側もハラハラさせられる。「ジョンソン&ジャクソンという得体の知れない面白さにハマりつつある役者として、おふたりの信じる世界についていきます!」と語るヒロインの佐津川は、清純なビジュアルを最大限に生かし、謎を秘めた旅館の若女将を好演。初日に向けてそれぞれ、「この秋、本当に沢山の芝居が上演される中、我々のを選んでもらうのは中々、困難なことだと思いますが、何の意味もない、くだらないものが好きならば是非、『夜にて』を!「何なんだよ!」と思ってもらえるはず」(大倉)、「意味のないくだらない演劇というか、「意味のなさ」「くだらなさ」をテーマにした演劇だと思っています。そういうのを好きな人が少ないと噂を聞くので、これをきっかけに数人増えてほしいと思います」(ブルー&スカイ)とコメントを寄せた。デタラメに笑いながら、謎解きも楽しめるあっと言う間の2時間、約240名の劇場、密な空間で、実力派の俳優達による生の芝居を堪能してほしい。公演は10月30日(日)まで渋谷・CBGKシブゲキ!!で上演中。その後11月、盛岡、いわきでも公演。
2016年10月21日俳優の大倉孝二と劇作家・演出家のブルー&スカイによる演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」の第2回公演『夜にて』が、10月20日(木)からスタートする。ふたりで脚本を書いて演出し、ナンセンスに徹しているこの企画。稽古場を覗くと、今回も、さびれた温泉街を舞台に犯人探しのサスペンスが繰り広げられているにもかかわらず、前回以上のくだらなさが爆発していた。ジョンソン&ジャクソン『夜にて』チケット情報稽古場に組まれていたのは、とある温泉街にあるスナックのセットだ。そこに、週刊誌のライターをしているという男(大倉孝二)が、ある殺人事件の取材のために現れるところから物語は始まる。町に着いた途端、黒い影が現れてカバンも財布も奪われたと訴える男。それは、いにしえからの伝説の巨大コウモリの仕業だという町の人々。と、怪しげに話が進んでいくなかでのワンシーンが始まった。このスナックに夜ごと集うのは、ママ(佐藤真弓)とホステス(菊池明明)をはじめ、どうもおかしな人間ばかりのようである。刑事(大堀こういち)に、医者(ブルー&スカイ)に、この町を牛耳る一族の跡継ぎにして町長の息子(鎌田順也)、そして、旅館の若女将(佐津川愛美)。このシーンでも、彼らは次々と変なことをしでかしていく。つまみを周りに吹きかけ出て行く鎌田。大倉の飲み物に得体の知れない何かを入れる佐藤。通常なら緊迫感あふれるシーンだが、その緊迫感を訳のわからないものに例えて飛び出していくブルー&スカイと、大倉と佐藤の妙な間が、何とも言えないおかしみを醸し出す。その後、大堀の登場で新たな殺人事件が発覚してそれぞれが焦るなか、佐津川が、“それ、絶対アリバイ証明にならないから!”とツッコミたくなるようなアリバイを披露する場面も。それをまた、全員が大真面目に演じるから、面白さが倍増する。どう考えてもあり得ないだろうと思うことに真剣に反応したり、そこにドラマチックな音楽が流れたり。演出も、よりリアリティのあるリアクションを求めていたのが印象的だったが、本気でバカバカしさを追求しているのである。ヒロインに迎えた佐津川と小劇場の手練たちとのほかでは見られない化学反応や、普段は表に出ることが少ないブルー&スカイとナカゴー主宰の鎌田順也の味わい深い演技も必見。ただただ笑って観ているうちに、このバカな人たちがきっと愛おしく思えてくるだろう。公演は10月20日(木)から30日(日)まで、東京・CBGKシブゲキ!!にて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2016年10月14日『ワイルド・スピード』シリーズ最新作の撮影中に不仲説が浮上したヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソンについて、共演者のミシェル・ロドリゲスがコメントした。事の発端は先月上旬、ドウェインがSNSで『ワイルド・スピード』シリーズ第8作について、撮影現場で男性の共演者の何人かがプロ意識に欠けると指摘したこと。関係者などの話から、ドウェインが「プロ意識のない臆病者」と呼んだのはヴィン・ディーゼルだと言われている。「People.com」によれば、2人は数か月間の撮影期間中に対立を深めていたったという。スコット・イーストウッドやジェイソン・ステイサムら男性キャストは口をつぐんでいるが、ヴィン演じるドミニクの恋人役としてシリーズ第1作から断続的に出演しているミシェル・ロドリゲスは「本人たちで解決するはず」と話している。「男というのがどういうものか知っている人間なら、誰だってこういう状況は避けるべきだとわかっているし、当事者自身に解決させるべきだとわかっているわ。彼らは同志(ブラザー)なのよ。友人同士なの。個々の違いを忘れて、様々な文化を持つ世界中の観客のために映画を作ることが大切よ」というミシェルは、前作の撮影中に悲劇的な事故死を遂げたポール・ウォーカーについて言及。彼の死を乗り越えた仲間同士として、どんな問題も解決できると話した。「自分たちが何のためにここにいるのかを思い出せば、悪いことは水に流して、また互いにハグし合う。何があっても、最後はそうなるのよ」。(text:Yuki Tominaga)
2016年09月05日太陽眩しいシチリアを舞台に、オスカー女優ティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、ダコタ・ジョンソン、マティアス・スーナールツが危うい四角関係を織りなす『胸騒ぎのシチリア』。このほど、セレブたちの駆け引きにドキドキが止まらない特報映像と場面写真が解禁となり、声帯を手術したばかりで声を出せないロック歌手という難役に挑んだティルダのコメントも到着した。世界的な人気を誇るロック歌手のマリアン(ティルダ・スウィントン)は、痛めた声帯と心を癒すため、年下の恋人のポール(マティアス・スーナールツ)とシチリアのパンテッレリーア島で優雅な時間を過ごしていた。ところが、マリアンの元恋人でカリスマ音楽プロデューサーのハリー(レイフ・ファインズ)が、セクシーな“娘”ペン(ダコタ・ジョンソン)を連れて押しかけてくる。歌って踊り続けるエネルギーの塊のようなハリーは、実はマリアンとの復縁を狙っていた。一方で、若さを持て余したペンは、ポールへの好奇心を募らせていく。マリアンの焦りが最高潮に達したとき、思いもよらない事件が待ち受けていた―。『ミラノ、愛に生きる』などで知られるルカ・グァダニーノ監督が手掛けた本作。今回解禁となる特報では、奔放さが魅力な昔の彼ハリーと、誠実だが少し退屈ないまの年下の恋人ポールの間で揺れる女心、そして若いペンへの焦燥を、眼差しと表情、身のこなしで演じきるティルダの魅力が存分に詰まっている。彼女が演じたマリアンの優雅なヴァカンスの日々を打ち破る、“招かれざる客”ハリーとその娘・ペン。手術後で喉をあまり使ってはいけないはずなのに、片時も黙らないハリーと一緒にいると、マリアンはときに愛を囁き、ときに声を振り絞りながら怒りをあらわにするハメに。マリアンは身振りが多いはずなのに、2人がじゃれあってお喋りをしているかのようにも見える。そんなマリアンの全編にわたり、ほぼ声が出せないという設定は、なんとティルダ本人から監督への提案だったそう。「台詞で全てを語るのは好きじゃないわ。伝えようとして失敗したり、言葉のないコミュニケーションこそ、そそられる。私から監督に、声を失ったロック・スターという設定がいいのではと提案したの」と明かしている。マリアンを取り囲み、危うい誘惑と嫉妬が交錯する本作を、まずはこちらから確かめてみて。『胸騒ぎのシチリア』は11月、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月26日俳優のヴィン・ディーゼル(47)が、不仲説が浮上中のドウェイン・ジョンソン(44)を称賛するコメントを発表した。先日ドウェインが『ワイルド・スピード8』の共演者を「プロらしくない」と批判した一件で、その対象として噂されているヴィンはフェイスブックに投稿した動画の中で、ドウェインが同シリーズに輝きをもたらしたとして「俺たちが『ワイルド・スピード MEGA MAX』からドウェイン・ジョンソンに参加してもらうことになったのは君たちファンのおかげなんだ」「ジャン・ケリーという女の子が『あなたたち2人がスクリーン上で一緒に働く姿を見たいわ』って言ってね。だからもともとはトミー・リー・ジョーンズのために書かれていた役をドウェインに渡したら、彼がそれを見事に輝かせてくれたのさ」と語った。一方でドウェインは先日、同作の「家族」としてスコット・イーストウッドやタイリース・ギブソンなど数々の共演者を名指して称賛したが、その中にヴィンの名は含まれていなかった。「力強く終えて次に向かうよ。『ワイルド・スピード8』の撮影が正式に終了。そのビジョンと出来栄えを監督のF・ゲイリー・グレイに感謝。いつも素晴らしいパートナーでいてくれるユニバーサルにも感謝。そして全ての共演者たちの日々の努力に感謝」「すべての『ワイルド・スピード』の家族を誇りに思う」とドウェインは投稿していた。ことの発端となった投稿でドウェインは、シャーリーズ・セロンやジョーダナ・ブリュースター、ミシェル・ロドリゲスら女性陣をたたえた一方で、男性陣は「別の話」だと非難していた。(C)BANG Media International
2016年08月24日先日、ドウェイン・ジョンソンが『ワイルド・スピード』8作目の男性キャストのある人物に限定して「プロ意識のない臆病者」と言い放ったが、その人物とはどうやらヴィン・ディーゼルのようだ。『ワイルド・スピード』シリーズ2作目以外の全作に出演し、4作目からはプロデューサーも務めているヴィンと、5作目から出演しているドウェイン。シリーズに共に関わってから5年が経つ2人の間で一体何があったのか。関係者が「People」誌に語るには、「撮影現場に遅れたり、来なかったりするドウェインのせいで制作に遅れが出て、ヴィンが我慢ならないという感じでした」という。しかし、「The Page Six」では真逆で、「ヴィンこそが撮影に遅刻する常習犯」と報じているのだ。実はヴィンは7作目の撮影の際にも「自分のトレーラーにこもりっぱなしの日があって、翌日もキャストを4時間も待たせた」と報じられた“前歴”がある。ヴィンは8作目の撮影を終えて家族と再会すると、16か月の娘が「Happy」という言葉を覚えていたという喜びを語った上で、「すべてを話すよ、すべてを」とドウェインに対すると思われる非常に挑発的なコメントを動画でシェアしている。ドウェインは自身の“告白”の後、SNSに8作目に関わった人々への感謝の気持ちや「良い解決方法を見出せるのなら“衝突”も悪いことばかりではない」とコメントし、「一番大切なのはこの素晴らしい映画を世界のみんなに届けること」と結んだ。(Hiromi Kaku)
2016年08月12日『ワイルド・スピード』シリーズや『カリフォルニア・ダウン』などで、アクション俳優として確固たる地位を確立した “ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンのTVドラマシリーズ初主演作「Ballers/ボウラーズ」が日本上陸。Huluにて、独占プレミア配信されることになった。スペンサー(ドウェイン・ジョンソン)は、かつてアメフト界のスター選手だったが、故障して引退、現在はファイナンシャル・アドバイザーとして太陽の光が燦々と降り注ぐマイアミで現役アメフト選手たちの年俸交渉契約などを担当している。これまで自分の力だけで道を切り開いてきた彼にとって、他人の人生(財政)の面倒をみることぐらい簡単だと思っていたが、人生そんなに甘くない。しかも、担当する3人の個性的な現役選手は、一筋縄ではいかないツワモノばかり。リッキーは才能豊かだが興奮しやすいワイド・レシーバーで、私生活と球場での自分の居場所、そのバランスの取り方に葛藤している。また、チャールズは不本意ながら引退したラインマンで、その巨体のせいで普通の生活をすることが難しい。新人選手のヴァーノンは自分のルーツ、ファミリーの繋がりを大切にし過ぎたあまり、財政難に陥っている。誰もがうらやむ地位と名声を得たはずのアメフト選手たちだが、球場の外ではそれぞれ人生の困難を抱えていた。世話役スペンサーの苦労が耐えない日々は続くーー。本作は、引退した元NFLスター選手の第2の人生と、現役アメフト選手たちの豪快すぎる日常を描き、米有料チャンネル「HBO」にて毎週約880万人が視聴した大ヒットコメディ。WWEプロレスラーを引退し、いまではアクション映画のスーパースターとなったドウェイン・ジョンソンのTVドラマシリーズ初主演作だ。クリエーターには、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のスティーブン・レビンソン、『テッド』の人気俳優マーク・ウォールバーグも製作総指揮として参加する。本作では、元NFLのスター選手だった主人公が、“ファイナンシャル・アドバイザー”という日本では聞き慣れない職業に就くことにも注目。アメリカでは80%近くのNFL選手がリーグを離れると破産するなど、財政面で問題を抱えていることから、選手たちが“豪遊”生活で有り余る報酬を散財しないよう、アドバイザーとして金銭管理のサポートをしていくというが…。良質ドラマで定評のある「HBO」作品内で、2015年の年間視聴者数No.1を獲得し、最も視聴されたドラマとなった本作。ドウェインがコミカルに描く、アメフトスター選手の知られざる裏側に期待高まる。「Ballers/ボウラーズ」は7月30日(土)よりHuluにて日本プレミア配信スタート、毎週土曜日1話ずつ配信予定(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2016年07月27日大倉孝二とブルー&スカイが、2014年からスタートさせた演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」の第2回公演が、実力派若手女優・佐津川愛美を迎えて、10月20日(木)より東京・CBGKシブゲキ!!で上演されることになった。タイトルは『夜にて』。あくまでも役に立たないくだらない演劇を標榜するこのチームは、可憐なヒロインと謎めいたタイトルを携えて、どこに向かうのか。【チケット情報はこちら】2012年に「ナイロン100℃Side SESSION」として上演された『持ち主、登場』から数えると、2014年の『窓に映るエレジー』に続き、今度で3度目となる大倉孝二とブルー&スカイの企画。まずふたりで描いたのは、大倉曰く、「これまでよりはダークで濃密なものにしたいなと思ったんです。で、緊張感のあるものなのに、なんだかくだらないっていう(笑)、そういうミスマッチができればなと」という展望である。ブルー&スカイも「この『夜にて』っていうタイトルは大倉さんの案なんですけど、クールな感じでいいなと思って。たぶん、あれやこれやがクールに描かれると思います(笑)」と夢想する。サスペンス要素も盛り込んだこれまでとはちょっと違う作品に向かうために、ヒロインにもこだわりたかったそうだ。前2作の小劇場仲間の手練れたちももちろん面白かったが、カラーの異なる人材をと探していたところに大倉が出会ったのが、同じドラマに出演していた佐津川だ。「共演シーンはなかったんですけど、わざわざご挨拶をしに来てくださって、顔を見た瞬間にピンときたんです」とは大倉。それを聞いた佐津川は「あの一瞬がご縁でお話をいただいたなんてびっくり」と驚きながらも、「舞台は怖いなって思ってるんですけど、しかもコメディと聞いてできるのかなと思うんですけど、何でもやります!」と心強い。ブルー&スカイも佐津川の出演作は観ていて、「声がいいなと思ってました」と期待する。コメディといっても、やりたいのは笑わせるための笑いではない。「本気でやればやるほどおかしく見えるっていうものをやっているので、佐津川さんも笑わせようとしなくていいですし、そもそもこの人(ブルー&スカイ)がそういうことを書く天才ですから」と大倉が言うように、ただただバカバカしいことを全力でやりたいだけなのだ。「だから、演劇は敷居が高い……と思ってる人も絶対に楽しんでもらえると思いますし。演劇好きの人も、いい作品はほかで観て(笑)、ぜひくだらないのも選択してもらえたら」と大倉はアピール。愛おしいバカたちの奮闘を今回も期待したい。ジョンソン&ジャクソン「夜にて」は10月20日(木)から30日(日)まで、東京・CBGKシブゲキ!!で上演。現在ぴあでは、ぴあ特別席(8列目まで)も対象の有料会員向けインターネット抽選先行「いち早プレリザーブ」を実施中。受付は7月18日(月・祝)午前11時まで。取材・文:大内弓子
2016年07月14日クリエーティブディレクターのジョニー・ジョンソン(Jonny Johansson)によるアクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)は、パリ4区のシャルルマーニュ高校内のスペースを使用して、プレゼンテーション形式で17SSメンズコレクションを発表した。「スウェーデンの夏がいかに空虚で、同時にいかにロマンティックであるか」を考えながらテントに注目し、ウォータープルーフ・ジャケットをいかに進化させるかを目指したという。シルエットや色、素材はキャンプ用のテントから、そしてチェックやストライプは懐古趣味的な意味合いから引用されている。テント型のAラインのハーフコートは、素材も古いテントをイメージしてチョイス。ジップアップのウォータープルーフジャケットもAラインで、シームは全てボンディング加工を施している。ポプリンのストライプシャツは、ジップアップにしてプラスチックコーティングにしているため、レインコートならぬレインシャツとして雨の日に最適だ。ラバーコーティングのAラインのコートには、チェックのライニングが使用されるが、それはスウェーデンの別荘のテーブルクロスからインスパイアされている。シューズもラバー加工されたものが多く、オイルに漬けたかのようなソックスとスニーカーの一体型シューズも目を引いたアイテム。徹底的にウォータープルーフで押し通したコレクションとなった。
2016年07月09日ドウェイン・ジョンソンが、アクション映画『Doc Savage』に出演することになった。原作は1933年から1949年にかけて、パルプ誌に連載された冒険小説。ジョンソンはプロデューサーも兼任する。その他の情報制作配給はソニー・ピクチャーズ。監督は『アイアンマン3』『リーサル・ウェポン』のシェーン・ブラック。ブラックは『Doc Savage』の脚色に長年を費やしてきている。ブラックは、この後、『Predator』を監督することが決まっており、『Doc Savage』を手がけるのはそれが終わってからになる予定だ。ジョンソンは現在、『ワイルド・スピード8(仮題)』を撮影中。来月は、ケビン・ハートと共演するコメディ『Central Intelligence』の北米公開が控える。ブラックの最新作は、現在北米公開中の『The Nice Guys』。主演はライアン・ゴズリングとラッセル・クロウ。文:猿渡由紀
2016年05月31日“ホワイトハウスの陥落”というまさかの設定と圧倒的アクションで大ヒットとなった『エンド・オブ・ホワイトハウス』。このほど、舞台をイギリス・ロンドンに移した続編となる最新作『エンド・オブ・キングダム』から、最強シークレット・サービスの“最強の夫婦愛”が確認できる、“デコチュー”写真がシネマカフェにて解禁となった。ホワイトハウス陥落の悪夢から2年――。イギリスの首相が不可解な死を遂げ、葬儀のために各国首脳陣が大集結したロンドン。史上最大の超厳戒態勢の中、同時多発テロが勃発。ベンジャミン・アッシャー米大統領(アーロン・エッカート)と、シークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は再び命を狙われることに。未来を託された男たちは、またもや決死の逃亡とバトルを繰り広げる。いま世界が立ち向かうべき危機を、大迫力のアクションで表現する本作。今回も大統領のために体を張る最強シークレットサービス、マイク・バニングを演じているのは、ワイルドな“渋メン” ジェラルド・バトラー。今回、彼が演じるマイクとラダ・ミッチェル演じる妻リアの熱~い“デコチュー”写真とともに、命懸けの使命を負った夫婦の深い愛と絆を語るコメントが到着している。前作に引き続き、マイクの妻リアを再び演じることになったラダは、「脚本を読んでワクワクしたの、リアが妊娠しているから。本作でマイクとリアは、親としてどうあるべきかを考え始めるの」と語る。「2人は新しい家族の到着を心待ちにしていて、そしてマイクはいま、家庭の中で、これまでになかった大きな責任を担っている。仕事でも重い責任を負い、常に命を危険に晒しながらも、彼は親としての責任とも折り合いをつけようとしている」と前作を踏まえ、本作での夫婦の役どころの意識の変化について言及。さらに、夫マイクを演じるジェラルドに対しては、「彼はアクションヒーローになるための自然な資質が備わっているのよ。前作でもそれははっきり見えたけれど、今回は次のレベルまで押し上げているの」と、厚い信頼を見せた。本作では、身重のリアを置いてロンドンへと向かうマイク。最愛の家族を守るため、必ず無事に帰ってくることを誓い、無償の愛を注入するべく熱いキスをおでこにチュッ。そしてリアは、ただ夫を信じて強い心で待つのだが…。前作に引き続き、息ぴったりのマイクとリアの夫婦のドラマは、容赦ない最強シークレットサービスの、愛情にあふれた別の顔を垣間見せている。まさに、大切な人を守るための原動力は、最高のパートナーの支えにあり、といえそうだ。『エンド・オブ・キングダム』は5月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日ジェラルド・バトラーが米大統領のシークレットサービスとなり、大ヒットを飛ばした『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編『エンド・オブ・キングダム』。このほど、5月28日(土)に迫った公開を前に、本日5月8日(日)の「母の日」に合わせて“母は強し”の場面写真が到着した。舞台をホワイトハウスからイギリス・ロンドンに移し、製作費も大幅スケールアップした本作は、史上最大の厳戒態勢の中で勃発した“キングダム”=王国の崩壊の危機に立ち向かう。米大統領のシークレットサービス、マイク・バニングをバトラーが熱演するほか、アメリカ大統領ベンジャミン・アッシャーにアーロン・エッカート、副大統領アラン・トランブルにモーガン・フリーマンと、前作に引き続き豪華キャストが再集結。さらには、トム・ハーディの愛妻として知られるシャーロット・ライリーが英国情報部MI6の凄腕スパイを演じ、『ダーク・シャドウ』『ロボコップ』などのジャッキー・アール・ヘイリーら、強力なキャストが新たに加わった。今回届いたのは、前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』に引き続き登場する、マイク・バニングとの妻リア(ラダ・ミッチェル)との微笑ましい場面写真。リアは妊娠中で出産間近。夫婦は愛するわが子の誕生を心待ちにしていたが、同時に、大統領の護衛を務めてきたマイクは、一番近くにいる大切な家族を守るためにシークレットサービスを退職しようか思い悩んでいた。そんなとき、イギリス首相の葬儀に出席する大統領と共に、ロンドンへ行くことになったマイク。愛妻リアとお腹の子に無事の帰還を誓う。優しく夫を送り出すリアだったが、ロンドンで大規模なテロ襲撃があったことをニュースで知り、不安は最高潮に…。しかし、お腹の子という守らなくてはならない存在を得た彼女は、うろたえることなく、ただ一心に夫を信じ帰りを待つのだった…。母親という存在は、どんなときも強くたくましい。本作でもそんな強い母の存在と家族の愛が、ストーリーに一層の深みを与えている。『エンド・オブ・キングダム』は5月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月08日1995年のヒット映画『ジュマンジ』が、ドウェイン・ジョンソンとケヴィン・ハートでリメイクされることになりそうだ。ジョンソンとハートは、今、ハリウッドで最も多忙な俳優で、スケジュールの調整が問題だが、実現の方向で進んでいるという。その他の情報ジョンソンとハートは、この夏北米公開されるアクションコメディ『Central Intelligence』でも共演している。先日のMTVムービー・アワードでもふたりは共同ホストを務め、好評を買っている。オリジナルの『ジュマンジ』には、ロビン・ウィリアムズ、キルスティン・ダンスト、ジョナサン・ハイド、ボニー・ハントらが出演。ジョー・ジョンストンが監督し、全世界で2億6200万ドルを売り上げた。リメイク版の監督は、ジェイク・カスダン。来年7月28日の北米公開が予定されている。文:猿渡由紀
2016年04月18日俳優のディーン・フジオカが出演するソーセージブランド「ジョンソンヴィル」の新CMが、16日より放送される。同社初のイメージキャラクターとしてディーンを起用した新CM 「スタックパックFIVE SENSES篇」は、気心の知れた仲間とホームパーティーをして楽しんでいるという内容。その中でディーンは、普段からはイメージできないキュートなポーズで、期待と興奮、おいしさを表現している。披露したのは、爪先立ちの悶絶直滑降ポーズや身悶えポーズ、 巨大フォークを持って「ヤァー!」と軽快に走り抜ける動きなど。 新たな一面を見せるディーンに、現場もすっかり魅了されていたという。また、国際色豊かな友人キャストとの談笑シーンでは、ディーンが機転を利かせて会話を英語に切り替える場面も。これにより、グループ感が高まりパーティー風景がよりリアルな世界観になった。なお、メイキング映像も4月16日よりホームページで公開される。
2016年04月15日ジョニー・ジョンソン(Jonny Johansson)によるアクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)は、3月5日、パリの旧ポトキ伯爵邸で現在は商工会議所として使用される19世紀建立の歴史的建造物内で16-17AWコレクションのショーを行った。前シーズンに引き続き、コレクションテーマは「Music」。しかし、今シーズンは特に70年代のガレージロックバンド、ザ・クランプス、中でもメンバーであるラックス・インテリアとポイズン・アイヴィ夫妻にスポットを当てた。彼らの刺激的なコスチュームをイメージソースとするが、そのまま引用するのではなく、様々なフィルターを通してアクネ ストゥディオズらしい洗練された内容となっている。多くのルックで見られたのが、セカンドスキントップス。ストライプとアニマルモチーフプリントの2種があり、その上からビニール素材やスパンコール刺繍のボディスを重ねる、あるいはモヘアのバギーパンツを合わせたり、ストールのようなスナップ付きのボレロをコーディネートするなどして、ポイズン・アイヴィのコスチュームをアクネ ストゥディオズ風に再構築。メンズファブリック製ドロップショルダーのコートには、ウエストと片方の胸をマークするメタルアクセサリーをあしらい、ビニール素材のコートには、決して通すことのできないベルトをコーディネート。そんなアクネらしいアーティスティックでユーモア溢れる遊び心も強い印象を残した。
2016年03月25日マーク・ウォルバーグが製作、ドウェイン・ジョンソンが主演するHBOのドラマ『Ballers』は盗作だとして、カリフォルニアの脚本家ふたりが訴訟を起こした。その他の情報被告には、ウォルバーグ、ジョンソンのほか、クリエーターのスティーブン・レヴィンソン、HBO、ほか2社が挙げられている。原告は、損害賠償として2億ドルを求めている。原告は、『Ballers』が、自分たちが書いた『Off Season』という脚本を、当時HBOのトップだった人を含めふたりに直接手渡したと主張している。『Ballers』と『Off Season』は、どちらもプロフットボール選手の贅沢なオフシーズンの過ごし方を描くもので、物語の筋や、主要キャラクターの外見的特徴から彼らの乗る車まで、共通する部分が非常に多くあるという。『Ballers』は昨年、第1シーズンが放映された。今年は第2シーズンの放映が予定されている。文:猿渡由紀
2016年03月18日