毎日の生活で、住まいに関する不便や不満って、必ずありますよね。不便や不満は多少ガマンするとしても、場合によっては火事など災害の危険性も。今回は、コストもそれほどかからずあと付けできて、劇的に暮らしやすくなる住宅設備のベスト3をご紹介します。■ 1位 「自動照明」なら消し忘れなしで省エネにも!ABC / PIXTA(ピクスタ)人が近づくと作動する「人感センサー付き自動照明」は、玄関やトイレ、洗面室やクローゼットなど、照明を短時間点灯させる場所や、消し忘れが多い場所に適しています。玄関など、ドアを開けると自動で照明がつくのは便利で安全ですし、トイレや洗面室など、その部屋に入っただけで照明がつくのは、とても快適です。またスイッチも触らず衛生的で、照明の消し忘れもありません。LEDなので、光熱費も経済的です。もちろん明暗センサーもついていますので、日中の明るいときに人を感知しても点灯しないため省エネです。PHOTO NAOKI / PIXTA(ピクスタ)この自動照明には以下のように、4つのタイプがあります。照明器具にセンサーが内蔵されたタイプ照明スイッチにセンサーが内蔵されたタイプ天井や壁にセンサーが別に設置されたタイプ電球にセンサーが内蔵されたタイプ人感センサーを壁や天井に設置するのは配線工事もありますから難しいですし、照明器具や照明スイッチの交換は、コスト的にもお手軽ではありません。そこで活躍するのが電球にセンサーが内蔵されたタイプです。このタイプは、照明器具の電球を交換するだけで、人感センサー付きの照明に早変わりします。お値段もLEDタイプで1500円~3000円台と、普通のLEDランプと変わりません。■ 2位 「自動水栓」は節水できて衛生的さわだゆたか / PIXTA(ピクスタ)手を近づけるだけで、水や温水が出る「自動水栓」はとても便利です。洗顔時や手を洗うときの無駄な水の出しっぱなしをなくし、蛇口の閉め忘れも防げます。汚れた手で水栓を触ることもなくなりますので、細菌や汚れの付着も防げるため、たいへん衛生的です。またお年寄りや小さいお子様など、手の力が弱い方の操作にも有効です。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)この自動水栓には以下のように、2つのタイプがあります。水栓(蛇口)にセンサーが内蔵されたタイプ水栓(蛇口)にセンサーを取り付けるタイプ水栓(蛇口)にセンサーが内蔵されたタイプのものは、美観も良く性能も良いのですが、水栓ごと交換する必要があるため、高額かつ専門の水道業者に依頼しなければいけません。しかし、水栓(蛇口)にセンサーを取り付ける後付けタイプであれば、簡単に今お使いの水栓が、自動水栓に早変わりします。洗面台やトイレ、キッチンや浴室など、水を出しっぱなしにしやすい水栓に検討する価値がありますね。■ 3位 トラッキング火災予防に!「タイトラキャップ」Flatpit / PIXTA(ピクスタ)テレビやビデオ・パソコン、また冷蔵庫・電子レンジなどの電化製品は、コンセントを差しっぱなしにしていますよね。コンセントにほこりがたまるとトラッキング現象が起こり、火災が発生します。トラッキング現象とは、差しっぱなしにしたコンセントにほこりが付着し、そこにわずかな電流が流れることにより、突然コンセントから発火する現象です。発火したコンセントは、周りに引火物があればトラッキング火災を引き起こします。hide / PIXTA(ピクスタ)この怖いトラッキング火災を防げるものとして有効なものが、「タイトラキャップ」です。タイトラキャップをコンセントにかぶせるだけで、ほこりが入ってもショートしないようプラグを絶縁させるので、トラッキング火災を未然に防ぐことができます。使い方は簡単で、タイトラキャップをコンセントに装着するだけです。このひと手間で、火災という不安から解放される優れものです。いかがでしたか?生活を便利にしたくても、リフォームまでは、予算の関係もあってなかなか踏み切れませんよね。今日ご紹介した住宅設備なら、お手軽でコスパも最強です!もうすぐお盆休み。この機会に、自宅を少し快適にしてみませんか。(しかまのりこ)【参考】※パナソニック(自動照明)※IDEX(自動水栓)※サンワサプライ(タイトラキャップ)
2018年07月26日