読売日本交響楽団は、2013年4月より、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスターのダニエル・ゲーデ(46歳)と、べルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターの日下紗矢子(33歳)のふたりをコンサートマスターに迎えることを発表した。「読売日本交響楽団」の公演情報1966年、ドイツ・ハンブルク生まれのダニエル・ゲーデは、1994年から2001年までウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務めた世界的ヴァイオリニスト。現在はソリストや室内楽奏者として国際的に活躍するほか、ニュルンベルク音楽大学の教授として後進の指導にもあたっている。日本での活動も活発で、最近では軽井沢の「夏の弦楽アンサンブルアカデミー・YEK」音楽祭ほか、多くのコンサートに出演。読響コンマス就任にあたって「日本はこれまでに40回以上、およそ年3回のペースで訪れている大好きな国。(コンマス就任には)とても興奮しており、期待しています。オーケストラでの演奏活動が好きなので、日本のオーケストラで演奏できることを、とても楽しみにしています」と抱負を述べた。兵庫出身のヴァイオリニスト、日下紗矢子は、日本音楽コンクール第1位、パガニーニ国際音楽コンクール第2位など国際コンクールでの受賞歴多数。2008年より、クルト・ザンデルリンクらが歴代指揮者を務めたドイツの名門オーケストラ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターとして活躍中。2013年4月からは、今回発表となった読響コンマスとの兼務となるが「ベルリンと東京とふたつのオーケストラでコンサートマスターを務めることになりますが、どちらの活動も私にとって大変重要。しっかりと勉強を続けながら、大切にしていきたい」と意気込みを語った。今回新たに就任するダニエル・ゲーデと日下紗矢子は、今年3月に退任したソロ・コンサートマスターの藤原浜雄と2013年5月末に退任予定の同デヴィッド・ノーランの後任となる。2013年6月以降のコンサートマスターは小森谷巧を含めた3人体制。ふたりの今後の読響演奏会への出演は、ダニエル・ゲーデが2013年3月16日(土)、18日(月)、19日(火)にゲスト・コンサートマスターとして出演予定。コンマス就任後の初登場は8月を予定している。日下紗矢子は、11月19日(月)開催の大阪定期演奏会にソリストとして出演し、シベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏。2013年1月8日(火)、9日(水)にはゲスト・コンサートマスターとして出演予定のほか、就任後の初登場は7月を予定している。
2012年11月05日11月23日(金・祝)より公開となるダニエル・クレイグ主演作『ドリームハウス』。巧妙に仕掛けられた罠のような展開、心に突き刺さる結末で“ヒューマンスリラー”という新ジャンルを打ち立てた本作の公開を記念して、『ドリームハウス』公式サイトでは3週連続でスペシャルコンテンツが展開されることが決定!家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。マイホームと家族を守るため、一家を苦しめる問題に立ち向かう家族思いの主人公のウィルを『007』新シリーズのジェームズ・ボンド役でおなじみのダニエル・クレイグが、美しき妻・リビーを『ナイロビの蜂』(’05)でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、実生活でもダニエル・クレイグの妻である演技派女優レイチェル・ワイズが熱演している。今作の共演をきっかけに結婚へと至った2人の、リアルな夫婦のケミストリーも見所の一つだが、本作を緊迫感あふれるサイコスリラーたらしめている、3度目のアカデミー賞監督賞ノミネートを誇るジム・シェリダンによる才能にもぜひ注目してほしい。登場人物たちの繊細な心理や感情を丁寧にくみ取りつつも“家族愛”にフォーカスを当て、恐怖と切なさが同居した“ヒューマンスリラー”を作り上げることに成功している。そして今回、本作の公開を記念して、公式サイトでは3週連続に渡りスペシャルコンテンツを開設!第1弾は11月5日(月)、第2弾は11月12日(月)、第3弾が11月19日(月)から始動する。実はすでにその先駆けとして、公式サイト上には隠された謎(=ボタン)が…。そのボタンの先には、公式サイト上にのみ特別に用意された映像を見ることができるのだが、こっそりヒントを言うと、シックなグリーンの壁紙に溶け込んだ少女たちが佇む背景の中に注目を。本編の真相に触れる衝撃的な映像をその目で確かめてみて!『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。公式サイト:www.dreamhouse-movie.com■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月02日12月1日(土)から日本公開される最新作『007 スカイフォール』のオープニングシーンを撮影する様子を捉えたメイキング映像が公開され、物語がトルコから始まることが明らかになった。公開されたメイキング映像ジャマイカ、ロシア、日本など数々の国や地域を舞台に活躍してきたジェームズ・ボンドが今回、登場するのは西アジアに位置するトルコだ。トルコを舞台にした作品は『ロシアより愛を込めて』、『ワールド・イズ・ノット・イナフ』以来3作目だが、サム・メンデス監督は、「イスタンブールは独特な情緒を持っていて、つねに発展と変化を繰り返している。最高のオープニングを撮るためにトルコを選んだ」と語る。物語の始まりは、ボンドがトルコで何者かに強奪された“極めて重要なデータ”を奪還するべく追跡を開始する場面で幕を開ける。MI6の仲間であるイヴのサポートを受けながらボンドは十数分のシークエンスの中でカーチェイス、バイクチェイス、接近戦で敵を追いつめていく。撮影はイスタンブールのグランドバザール(現地名:カパルチャルシュ)や、南東の都市アダナ、観光客で賑わうエミノニュ広場などで行われ、メイキング映像では繁華街の中で、周囲の安全を確保しながら、ド派手な銃撃戦やスタントを撮影していくボンド役のダニエル・クレイグらの姿を楽しむことができる。本作のメガホンをとったメンデス監督は、007シリーズ初のオスカー受賞監督だが『007 スカイフォール』では重厚な人間ドラマを描きながら、シリーズ最大級のアクションも次々に登場するそうで、メイキング映像では“過酷な任務に体当たりで挑むボンド”を描くべく準備を進めるキャストとスタッフの勇姿を見ることができる。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月01日英国が誇る実力派ダニエル・クレイグ主演で贈るヒューマン・サイコスリラー『ドリームハウス』が11月23日(金・祝)より公開となる。本作のタイトル“ドリームハウス”にちなんで、公式サイトにて“あなたの家相は大丈夫!?「ドリームハウス」お家危険度診断&プレゼンントキャンペーン”が11月1日(木)よりスタートする。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始める。『ドリームハウス』…つまりは“夢の家”。しかし劇中では、幸せで夢のような家の影には驚きの危険な真実が潜んでいる。そこまで危険でいわくあり気な家に住んでいる人はそうはいないと思うが、家の中で自然とやっているあんなことやこんなことが、実はあなたの家相を悪くしている可能性があるのだそうだ。そこで、1日より始まるキャンペーンでは、芸能界にも多くのファンをもつ風水建築デザイナーとして活躍する直居由美里(ユミリー)さん監修の下、ウィル一家のような悲劇に見舞われないように、公式サイト限定で“あなたのドリームハウスの危険度診断”ができるというもの。この診断は、用意された4つの設問に答えるだけ。さらに、全ての診断が終わったあとには、プレゼント応募キャンペーンを実施!抽選で、劇場鑑賞券やユミリー先生からあなたの家をさらに快適な“ドリームハウス”にしてくれる素敵なプレゼントがもらえるチャンスも。ぜひ、この機会にあなたのお家の“危険度”、調べてみませんか?『ドリームハウス』は11月23日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。あなたの家相は大丈夫!?「ドリームハウス」お家危険度診断&プレゼンントキャンペーン開始日:11月1日(木)よりスタートキャンペーン特設ページ:公式サイト:www.dreamhouse-movie.com■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年10月31日ダニエル・クレイグとビル・マーレイが、ジョージ・クルーニーの監督最新作『The Monuments Men』(原題)に出演することが決定した。ロバート・M・エドゼルの小説「ナチ略奪美術品を救え -特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争」の映画化作品となる本作は、第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦から連合軍が勝利を収めるまでの11か月に焦点を当てたストーリーになるという。ダニエルとビルのほかにも、ケイト・ブランシェットやジョン・グッドマンらが参加する予定で、さらに『アーティスト』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンも出演が決定しており、来年3月には製作開始が予定されている。さらに本作でジョージは、監督に留まらず、芸術品保護活動家のリーダーでナチス・ドイツから大量の美術品を奪還することに尽力したアメリカ軍指揮官ジョージ・スタウト役として主演も果たすほか、プロデュースや脚本も手がけるという。そんな『The Monuments Men』で4役をこなすジョージは、ベン・アフレックが監督と主演を務めた『アルゴ』でもプロデューサーとして参加しており、日本では今月26日(金)に公開されたばかりだ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月31日ジョージ・クルーニーの次回監督作『The Monuments Men』に、ダニエル・クレイグ、ケイト・ブランシェット、『アーティスト』のジャン・デュジャルダンらが出演することになった。撮影は来年3月に開始するようだ。『The Monuments Men』は、第二次大戦の末期、ナチスが敗戦に直面している頃が舞台。ヒトラーが過去の行動を隠ぺいしようとする中、歴史学者や美術館のキュレーターたちが、ナチスによって盗まれた芸術作品を守ろうとする姿を描くものらしい。脚本は、クルーニーと製作パートナーのグラント・へスロブが書き下ろしたもの。クルーニーは俳優として出演もするようだ。ほかにジョン・グッドマン、ビル・マーレイらの出演も決まっている。撮影は3月1日から、ヨーロッパでスタートする予定。クルーニーとヘスロブは、現在アメリカで大ヒット中のベン・アフレック監督作『アルゴ』もプロデュースしている。『アルゴ』は公開初週末と2週目は2位だったが、3週目で見事1位を獲得。公開から時間がたってから1位を獲得するのは非常に稀なことで、作品の力を証明するものといえる。
2012年10月30日来年5月31日に閉館予定の「ホテル西洋 銀座」は、「花の建築家」と呼ばれるベルギー出身のアーティスト、ダニエル・オスト氏によるクリスマス期間限定の装飾をホテル内で実施する。期間は12月3日から12月25日。同ホテル最後のクリスマスを彩るこの演出は、25年分の「ありがとう」を込めて、「おもてなしの精神」が人々の心のどこかに生きつづけることを望む”HOPE”と、25年分の感謝を伝える”GIFT”をテーマに行われる。装飾を手がけるダニエル・オスト氏は、植物を素材にして造形を創り上げる独特な発想と世界観で、「花の建築家」、「花の彫刻家」とも呼ばれているフラワーアーティスト。ベルギー王室のロイヤルウェディングの装飾をはじめ、世界各地の伝統的な建築物を舞台に作品を発表。日本では、京都の重要文化財に指定された京町家・杉本家、世界文化遺産の京都・仁和寺、東寺、金閣寺などで開かれた展覧会が反響を呼んだという。なお、ホテル内の装飾は、エントランスから2階のバー&ラウンジ「プレリュード」まで。メインツリーは2階レセプション前に飾られるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日秋を超え、徐々に冬の足音が聞こえ出す今日この頃。なぜか寂しさがつきまとうこの季節に、まさにうってつけの男たちがいる。シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では、「哀愁漂う渋いオヤジ」をテーマにアンケートを実施。誰もが認めたくなる背中で語る親父を大発表!他の追随を許さない圧倒的な支持で第1位に輝やいたのは、ハリウッドの“生ける伝説”クリント・イーストウッド。「渋さでこの人にかなう人はいない…」(30代・女性)「もう、彼しかいないでしょう!」(20代・女性)と、その圧倒的な哀愁で女子票を獲得した。『夕陽のガンマン』(’65)や『許されざる者』(’93)に『グラン・トリノ』と年齢を重ねるごとにより渋みと哀愁をましているクリントは、11月末より公開させる『人生の特等席』でもその渋さを存分に見せつけているので、ぜひともチェックを!2位には、哀愁が似合う“渋い男”日本代表・高倉健。「多くを語らず、体や顔の表情で感情を表現するところに哀愁が漂っている」(50代・女性)という声からも、さらに「自分、不器用ですから」と認め胸の内に思いを留める古き良き日本男児の姿勢が好評なようだ。ほかにも「色褪せない渋さがある」との意見が寄せられており、クリント同様、映画界を引っ張ってきた男の堂々のランクインとなった。3位には、英国から公私共に絶好調なダニエル・クレイグがランクイン。『007 スカイフォール』(12月1日公開)に今年2月に大ヒットを記録した『ドラゴン・タトゥーの女』の続編など待機作が目白押しな上、『ドリームハウス』(11月23日公開)で共演したレイチェル・ワイズと6月に結婚し、まさに乗りに乗っているダニエル。「質問だけ見て真っ先に『ドラゴン・タトゥーの女』のダニエルが思い浮かびました。世間から見放された役どころがはまっていたと思います」(30代・女性)と、彼の放つ哀愁と渋みの間から香る色気に、クラクラ状態の女性が多かったよう。4位には、「ちょい悪オヤジのお手本」(20代・男性)と男子からの票が多く集まったブルース・ウィリス。5位のモーガン・フリーマンには「人生の悲哀がイチバン、優しさも抜群!」(40代・男性)と男性票が目立ち、男子たちの憧れの的2人が揃ってランクインを果たした。ほかにも、ハリウッドから『ロード・オブ・ザ・リング』の魔王使い・ガンダルフ役でおなじみのイアン・マッケラン卿を始め、缶コーヒーやソフトバンクと日本のCMに次々と出演し独特のシュールなキャラクターが愛されるトミー・リー・ジョーンズ、日本映画界からは来年3月より公開となる『ウルヴァリン:SAMURAI』にも出演している国際派俳優・真田広之などなど、渋みの効いた男たちが選ばれた。「哀愁漂う渋いオヤジ」ベスト51位:クリント・イーストウッド2位:高倉健3位:ダニエル・クレイグ4位:ブルース・ウィリス5位:モーガン・フリーマン次回の「シネマカフェゴコロランキング5」のテーマは「恋秋こうと」。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月29日『007スカイフォール』の公開が待たれる中、次2作への準備が早くも始まった。次の2作は2部作の物語になる様子。脚本家は『ヒューゴの不思議な発明』のジョン・ローガン氏だ。『007』シリーズは、今年50周年を迎える長寿ヒットシリーズ。12月に日本公開になる『スカイフォール』は、シリーズ23作目となる。同作品は先週末イギリスで公開、北米公開は11月9日だが、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリー氏とマイケル・G・ウィルソン氏は、早くも次の準備に取りかかっているようだ。シリーズ24作目と25作目は二部作になるようで、イアン・フレミングの原作には基づかないオリジナルのストーリーになるらしい。ストーリーは、脚本家ローガン氏が売り込んだもの。ひとつのストーリーが2作品にわたって語られるのは、『007』シリーズでは初めての試みだという。ダニエル・クレイグは、あと2回ジェームズ・ボンド役を演じることが契約で決まっている。ローガン氏は『グラディエーター』『アビエイター』『ヒューゴの不思議な発明』でオスカーにノミネートされており、『ランゴ』『ラスト・サムライ』『エニイ・ギブン・サンデー』などの脚本も手がけている。文:猿渡由紀
2012年10月29日1962年にショーン・コネリーが初めてボンドを演じたシリーズ第1作から今年で生誕50周年を迎える、『007』シリーズ。“6代目ジェームズ・ボンド”のダニエル・クレイグ主演で贈る最新作『007スカイフォール』の日本公開に先立ち、10月23日(現地時間)、『007』誕生の地・イギリスにてロイヤルプレミアが開催された。『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督がメガホンを握った本作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回のイベントは、前作『007/カジノ・ロワイヤル』でのエリザベス女王、『007/慰めの報酬』でのウィリアム&ヘンリー両王子の臨席に続いて、チャールズ皇太子、カミラ夫人が臨席してのロイヤルプレミア。会場となったロイヤル・アルバート・ホールでは、この記念すべきイベントのために鼓笛隊の演奏でゲストを出迎えたり、特設ステージでは本作で久々の登場となるみんなの憧れ“ボンドカー”ことアストン・マーチンDB5が設置され、出席したゲストたちはその豪華な演出に目を輝かせていた。この日のダニエルは、お馴染みのタキシードに身を包み、アストン・マーチンではなく、レンジローバーに乗って会場に到着。沿道に詰めかけた約2,000人のファンの大歓声に応えながら、「いままでで一番豪華なプレミアだと思う。(作品は)みんなが全力を尽くし、また監督のサム・メンデスが素晴らしい働きをしてくれたお陰で、最高のボンド映画になった!」とコメントし、ファンのボルテージは最高潮に盛り上げた。また、ダニエルと共にハビエル・バルデム、ジュディ・デンチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、サム・メンデス監督、プロデューサー陣らもレッドカーペットを歩いた。その後、一同は劇場前でチャールズ皇太子&カミラ夫人をお出迎え。ダニエル以上(?)の歓声が上がり、英国王室の人気のほどを伺わせた。ご夫妻は一人一人と丁寧に挨拶を交わしながら、50年もの間愛され続ける本シリーズと最新作の公開を祝福していた。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月24日『007 スカイフォール』、『ドラゴン・タトゥーの女』のダニエル・クレイグ主演で贈る、恐怖と感動を一度に味わえる珠玉のサイコスリラー『ドリームハウス』。本作で主人公をダニエルが、そしてその妻役をレイチェル・ワイズが好演しているが、実はこの2人、本作をきっかけにプライベートでも今年6月に電撃入籍。このほど、そんな彼らの結婚を決定付けた(?)アツアツの劇中写真が到着した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。撮影当時、クレイグは5年以上交際していた映画プロデューサーで婚約者のサツキ・ミッチェルと破局し、一方のレイチェルも結婚こそしていないものの、9年間交際したダーレン・アロノフスキー監督と破局したばかり。共に傷心した身で、温かい家庭の夫と妻を演じなければならなかったのは、かなり複雑な心境だったことだろう。しかし、互いに長年交際を続けたパートナーとの破局と、同じ境遇が功を奏したのか、意気投合し、そのままゴールインまで果たしてしまったのだ。まさに運命!結婚前ながら写真に収められたダニエルとレイチェルの表情は、本物の夫婦のよう。これが演技なのか、素の自分たちから自然とあふれ出たラブラブ感なのかは彼ら2人だけの秘密?ぜひ、本作の恐怖と感動に加えて、彼らのアツアツぶりも劇場でチェックしてみては?『ドリームハウス』は11月23日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年10月19日『007 スカイフォール』、『ドラゴン・タトゥーの女』のダニエル・クレイグ、『Diana』(原題)のナオミ・ワッツ、さらにはディズニーが贈る2013年の話題作『オズ はじまりの戦い』のレイチェル・ワイズと錚々たるキャスト陣が集結した今秋、最注目の珠玉のサイコスリラー『ドリームハウス』。このほど、本作の謎を解き明く鍵となる(?)予告編がシネマカフェに到着した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。プライベートで結婚に至ったダニエルとレイチェルが、夫婦役を共演したことで注目が集まっている本作。しかし、今回届いた予告編ではキャスト陣だけではなく、これまで3度もアカデミー賞にノミネートされているジム・シェリダン監督が仕掛ける、ゆっくりと逃げ場を失っていくような静かな恐怖に飲み込まれること必至!不吉な忠告を告げる隣人・アン(ナオミ・ワッツ)、彼らの家の周りを徘徊する怪しい男、地下へと続く不気味な階段。しんしんと雪が降りしきる田舎町で、少しづつ忍び寄る恐怖…そして映像のラストでは、『007』シリーズでも『ドラゴン・タトゥーの女』でも、どんなときもクールなタフガイを演じてきたダニエルのまさかの絶叫シーン!さらには、「君さえいれば、そこが“幸せの家(ドリームハウス)”だよ…」と彼の寂しそうに囁く言葉にもぜひ注目してもらいたい。今回の予告編の映像だけでも、本作を紐解くための鍵がたくさん散りばめられていそうだが、さて、あなたはどう推理する?『ドリームハウス』は11月23日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年10月02日今年のグラミー賞で最多6部門を受賞し、世界セールス2,400万枚を越える大ヒットを記録したアルバム「21」がいまなお世界中で売れ続けている歌手のアデルが、“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズ最新作『007スカイフォール』の主題歌を務めることがこのたび正式に発表された。日本でも12月1日(土)に公開を迎える本作は、ご存じボンドを主役とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。アデルが歌うのは本映画のために書き下ろした2年ぶりの完全オリジナルの新曲で、タイトルもずばり「スカイフォール」!シリーズ生誕50周年を迎える今作では、監督を『アメリカン・ビューティー』でアカデミー作品賞、監督賞など5部門を受賞したサム・メンデスが務めており、音楽界の頂点となるグラミー賞と映画界の頂点であるアカデミー賞を極めたアーティスト同士のタッグが実現することとなった。そして主題歌「スカイフォール」をアデルと共に共作、プロデュースしたのは、グラミー賞を受賞した大ヒット・シングル「ローリング・イン・ザ・ディープ」でもタッグを組んだポール・エプワースと、こちらもアデル・ファンにとっては最高の組み合わせだ。オファーを受けたときのことを「最初はちょっと及び腰だったの。ジェームズ・ボンドの曲と言えば、もの凄く大きな注目が集まるし、プレッシャーも大きいから」とふり返るアデルだが、脚本を読み、プロデューサーのエプワースのアイディアを聞いているうちにその考えは一変したよう。「気がついたら、これをやらない手はないって思うようになったのよ!あらすじに合わせて曲を書くことは本当に楽しかった。私にとって初めての経験だから、凄く面白かった。ストリングスを録音したときは、人生で最も誇らしく感じた瞬間だったわ。60歳になったときには、きっと髪を梳かしながら『私は昔、“ボンド・ガール”だったんだから』なんて言ってるはずよ!」と喜び露わにしている。総勢77名の大オーケストラと共にレコーディングされたという本楽曲。『007』シリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』がイギリス公開された日にちなんで、今週10月5日(金)の「ジェームズ・ボンドの日」のイギリス時間午前0時7分(日本時間同日午前8時07分)に、アデルの公式サイトで公開されることがすでに決定。更に公開直後にはiTunesでの先行配信スタートも予定しており、本日よりプレ・オーダーがスタートしているとのこと。映画史に燦然と輝く金字塔『007』シリーズの50周年を飾るにふさわしい最強のコラボレーンが誕生しそうだ。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月02日ダニエル・ラドクリフが、新作『The F Word』(原題)を撮影中のダブリンで派手なパーティーに興じたようだ。現在、アイルランドのダブリンで同新作を撮影中のダニエルは24日(現地時間)、同地で23日に全アイルランド・シニアフットボール選手権のタイトルを1984年以来初めて獲得したアイルランド発祥の団体球技ゲーリック・フットボールのチームと意気投合し、翌日の早朝まで一緒に派手なハウス・パーティーを楽しんだという。ダニエルがパーティーを楽しむ複数の写真がフェイスブックとツイッターで公開された後、チームが獲得したトム・マーカム・カップを掲げるダニエルの写真がウェブサイト「JOE.ie」に掲載されている。ある関係者は「私の兄弟もその場所に居合わせたんです。ダニエルはチームと家で派手なパーティーをやらかして、そこにだいたい2時間は居たと思います」と明かした。そんなダニエルが撮影中の新作『The F Word』(原題)は、ダニエル演じる奥手男子・ウォレスがプラトニックな恋に落ちてしまうものの、ゾーイ・カザン扮する意中の女の子はすでにボーイフレンドがいるために三角関係になるというストーリーだ。同作はエラン・マスタイが、T.J.ドウとマイケル・リナルディが手がけた演劇作品「Toothpaste and Cigars」(原題)を基に脚本を執筆し、マイケル・ドースが監督を務める予定だ。■関連作品:ウーマン・イン・ブラック亡霊の館 2012年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011,SQUID DISTRIBUTION LLC, THE BRITISH FILM INSTITUTE© 2011 Squid Distribution
2012年09月27日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる映画『007 スカイフォール』で、悪役“シルヴァ”を演じるハビエル・バルデムの登場シーンの写真がこのほど公開された。その他の写真本作は、『007』シリーズ生誕50周年を飾る記念すべき23作目。ボンドの上司“M”を引き続きジュディ・デンチが、ボンドの特殊アイテムを発明する“Q”をベン・ウィショーが演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のサム・メンデス氏が監督を務める。詳細なストーリーはまだ明らかになっていないが、本作でバルデムが演じるのは、ボンドも所属するイギリス情報局秘密情報部(MI6)にかつて籍を置き、その内部事情に精通した謎の男シルヴァ。すでに公開されている予告編映像では、“M”と過去に何らかの確執があり、MI6の壊滅を目論んでいるようだ。『007』シリーズ歴代の悪役といえば、さまざまな俳優が演じてきた犯罪組織“スペクター”のNo.1・ブロフェルド。そのほか、リチャード・キールが演じた“殺されない悪役”のジョーズなど、個性が際立つキャラクターが多く登場してきた。本作の予告編映像で、ボンドがシルヴァに会おうとする場面では、シルヴァの部下らしき女性が「どれだけの恐怖を知ってる? ボスの怖さは知らないはずよ」と警告する。『ノーカントリー』でオカッパ頭の殺し屋アントン・シガーを怪演し、アカデミー助演男優賞を受賞したバルデムが、どんな“恐怖”をボンドに与えることになるのか? シリーズ最強にして最凶の敵の出現を期待したい。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年09月27日『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフ主演最新作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の映画館マナー予告が公開された。『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の映画館マナー予告動画本作は、ラドクリフ演じる若き弁護士アーサー・キップスが、亡くなった婦人の遺産整理に必要な遺言書を探すために赴いた“イールマーシュの館”で遭遇する恐怖を描いたホラー作品。原作はイギリスの人気作家スーザン・ヒルのベストセラー小説『黒衣の女 ある亡霊の物語』。マナー予告では、ラドクリフ演じる主人公が“忌まわしい過去と恐るべき呪いが渦まく”というイールマーシュの館を探索する本編映像を使用。不気味な黒い影がキップスに忍び寄り、ロウソクの火が不自然に消えていく場面と合わせて、「上映中はお静かに」とキップスが観客にマナーを呼びかける内容となっている。今回、マナー予告の中でラドクリフの声を担当しているのは、『ハリー・ポッター』シリーズ全作で、ハリーの声を担当してきた小野賢章氏。ドキッとする仕掛けも用意された、恐ろしくもユーモラスな仕上がりとなっている。このマナー予告は、9月15日(土)より一部の劇場を除いたSMT系列の劇場で上映される。【マナー予告 上映劇場】新宿ピカデリー、なんば パークスシネマ、MOVIX京都、神戸国際松竹、MOVIXさいたま、MOVIX川口、MOVIX亀有、MOVIX昭島、MOVIX伊勢崎、MOVIX清水、MOVIX利府、MOVIX倉敷、MOVIX三好、MOVIX堺、MOVIX八尾、MOVIXココエあまがさき『ウーマン・イン・ブラック亡霊の館』12月1日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)2011,SQUID DISTRIBUTION LLC, THE BRITISH FILM INSTITUTE
2012年09月14日第54回グラミー賞で最優秀楽曲など主要部門を含む6冠を制覇したアデルが、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドに扮する最新作『007 スカイフォール』のテーマソングのレコーディングをしたといううわさがあがっている。英「The Sun」紙の報道によれば、アデルは先月ロンドンのアビー・ロード・スタジオにいるところを目撃されており、それを受けて同映画のテーマ音楽のレコーディングを行っていたのではないかといううわさが渦巻いているようだ。同映画のサントラは現在、『アメリカン・ビューティー』『ロード・トゥ・パーディション』『ショーシャンクの空に』などを手掛けてきたトーマス・ニューマンによって仕上げ作業が同スタジオで行われているとも報道されている。アデルが、サム・メンデス監督がメガホンを握る『007スカイフォール』の公式ソングを手掛けるのではないかとのうわさは以前から囁かれていて、実際にファン投票では「ミューズ」を押さえてアデルが最も同映画の主題歌に適していると推薦されている。また『007/カジノ・ロワイヤルル』の作曲を手掛けたクリス・コーネルも最近、アデルが『007』の新作映画に「ぴったりだ」と発言していた。アデル自身も同作への関与を以前示唆しており、今年の年末までには新曲を出すだろうとも語っていた。『007スカイフォール』は12月1日(土)から日本で公開予定だ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年09月14日今年2月に公開され大ヒットを記録した『ドラゴン・タトゥーの女』の続編が、当初の予定とは異なり2013年の公開が難しいことが明らかとなった。第1作の続編となる『The Girl Who Played with Fire』(原題)は元々来年の公開を目指していたものの、関係者が「EW.com」に語ったところによると、現在はまだ同作の脚本が練られている段階で、脚本が完成しない限り制作が進行しないという。第1弾に出演したダニエル・クレイグとルーニー・マーラの2人はすでに続投が決定しており、デヴィッド・フィンチャー監督も続投の模様だが、まだ正式には発表されていない。人気作品の続編制作が遅れているのは本作だけではなく、奇才J・J・エイブラムス監督の『Star Trek 2』(原題)も1年の遅れが出ており、ジェームズ・キャメロン監督の『Avatar2』(原題)も少なくとも2015年まで公開が延びている。フィンチャー監督は、ソニー・ピクチャーズが長年温めている企画『Cleopatra』(原題)の監督を務める交渉をソニー側と断念したようで、ソニーはフィンチャー監督に代わり『ラスト、コーション』のアン・リー監督に同作のメガホンを取ってもらう代替案を検討しているという。■関連作品:ドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.スター・トレック (2009) 2009年5月29日より丸の内ルーブルほか全国にて公開Star Trek (2009) Directed by: J.J. Abrams Photo Credit: Industrial Light and Magic TM & Copyright ©2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved
2012年08月27日大ヒットシリーズ“007”の第23作『007 スカイフォール』の最新予告編がこのほど公開され、英国諜報員ジェームズ・ボンドの新たな戦いの一端が公開された。最新予告編本作は、シリーズの50周年記念作にして、ダニエル・クレイグがボンドを演じる第3弾。ジュディ・デンチがボンドの上司である“M”を、ベン・ウィショーがボンドの特殊アイテムを発明する“Q”を、ハビエル・バルデムがボンドと対峙する男を演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード』のサム・メンデスが監督を手がける。このほど公開された予告編は、列車の上で格闘中のボンドが何者かに狙撃されて死ぬ衝撃的な場面で幕を開ける。と言っても、ボンドは実際に死んだわけではなさそうだ。本作では“M”が所持していた潜入捜査中の諜報員にリストが奪われるという極めて危険な事態が発生。素性が知られてしまったボンドは職を失い“死んだも同然”の状態に置かれてしまう。しかし、彼は“新しいMI6(Military Intelligence section 6/イギリス情報局秘密情報部)”のもとで行動を開始。“M”に怨みを抱く強敵と過酷な戦いを繰り広げることになる。クレイグが新ボンドに就任して以降の作品は、最強スパイではなく、悩み、傷つき、人を愛して苦しむ“人間”としてのボンドを描いてきた。新たな予告編でも、存在を抹消されたボンドの顔には影があり、その目にはうっすらと涙がにじんでいる。また、アクション・シーンもこれまでと同様、豪快な爆発やカー・クラッシュを交えながら、リアリティを重視した生々しい映像が登場。メンデス監督は人間ドラマで高い評価を集めてきた映画作家だけに、『スカイフォール』ではさらに進化/深化したボンド像が描かれるようだ。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年08月02日先日開幕となったロンドン五輪開幕式に颯爽と登場し、世界中の視線を釘付けにしたジェームズ・ボンド。ダニエル・クレイグ扮する6代目ジェームズ・ボンドによる3作目であり、日本でも12月1日(土)に公開を予定しているシリーズ最新作『007スカイフォール』に先立ち、9月に新作フレグランス「ジェームズ・ボンド007」が発売されることが決定した。発売元の「P&G」ファッション部門の副社長ビル・ブレイス氏は、「ジェームズ・ボンド007」の香りがアップルとサンダルウッドの香りで60年代風のレトロな仕上がりになっていると明かす。「アロマティック・フーゲルというフレグランスの種類は60年代に人気があったんです。間違いなく、男らしさの象徴でした。それは、コケやシダといった植物から連想された香りなんです。ただそれはだいぶ昔に流行ったものなので、我々はそのフレグランスをさらに現代的かつ洗練されたものとして再展開したかったんです。そういった理由で、アップルやカルダモン、サンダルウッドにベチバーといった香りを加えたわけです」。さらに、現在は男性用フレグランスのみ商品化されているものの、女性用も今後展開される予定だという。「イオン」のグローバル・ビジネス・ディレクターのキース・スネルグローヴ氏は「WWD.com」に「ライセンサーの立場としては、この商品を今後も引き続き展開していきたいと考えています。長期的な視点でこのブランドを捉えていて、P&Gとはお互いに長いお付き合いができればと思っています」と意気込みを語っている。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年07月31日エリザベス女王の即位60周年、オリンピック開催と、お祭りモードに沸く英国・ロンドンの裏側で暗躍する一人の男あり。オリンピック開幕まであと4日に迫る中、6代目ジェームズ・ボンドことダニエル・クレイグ主演で贈る人気スパイ・アクションシリーズ最新作『007スカイフォール』が「ロンドン五輪で何かを起こす…」という興味深いうわさが入ってきた。ボンドの直属の上司・M(ジュディ・デンチ)につきまとう過去の亡霊と、彼が所属する“MI6”を標的とした脅威に立ち向かっていく姿を描く、シリーズ第23作目にして誕生50周年記念作品である本作。『007』誕生の地・ロンドンはもちろん、トルコ・イスタンブール、スコットランド、上海と世界を股にかけてロケ撮影が敢行された。今回入ってきた肝心のうわさと言うのが、ボンドのホームグラウンドでもあるロンドンで28日(日本時間)に開催されるオリンピックの開会式に、何とダニエル自身がジェームズ・ボンドになりきり登場するというもの。この開会式の演出を担当するのは、イギリス出身のオスカー監督ダニー・ボイル(『スラムドッグ$ミリオネア』)であるが、既に本国の情報誌「Empire」誌などでは「ボイル監督が開会式のための特別映像を、ボンド役のダニエル・クレイグと共に撮影した」と報じている。さらに、この報道を最初に嗅ぎつけた英「Sun」紙によると、この特別映像は『The Arrival』というタイトルで上映されるとのこと。その内容が気になるところだが、同紙によれば、ボンドは「バッキンガム宮殿でオリンピックを開会するミッションを命じられ、ヘリコプターでオリンピック・スタジアムに飛び、アリーナにパラシュートで舞い降りる」という映画さながらの難関ミッションに挑戦しているようだ。また、バッキンガム宮殿でこの撮影が行われた際には、ボイル監督らは前例のないエリザベス女王のプライベートルームにアクセスを許されたという。その上、エリザベス女王がカメオ出演しているという話まであるが、「王室は詳細を秘密にしている」とか…。様々な憶測やうわさが海外メディアを通じて飛び交っているが、その真偽のほどは?全世界10億人が見ると言われるオリンピック開会式で、果たして稀代の名スパイ、ジェームズ・ボンドは現れるのか!?『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年07月24日今年2月に全米公開されたのを皮切りに世界各国で公開されたダニエル・ラドクリフ主演のホラー・ムービー『The Woman in Black』(原題)の続編『The Woman in Black:Angels of Death』(原題)が、第1作から40年後の第二次世界大戦の時代が舞台になるようだ。同名原作の著者スーザン・ヒルとタッグを組んでジョン・クロッカーが脚本を執筆予定の続編では、キャストが前作から一新される模様で、製作を手がけるハマー・フィルム・プロダクションのサイモン・オークス社長は「スーザンと再度タッグを組んで『The Woman in Black:Angels of Death』を作ることができて誇らしく、光栄です。前作同様の雰囲気と怖さを新たにお届けします」とコメントしている。「Empire」誌によれば、今回の続編では第1作で登場した呪われた館“イール・マーシュ・ハウス”がイギリス政府に収用された後、新たに軍の精神病院として生まれ変わり、そこへ送られた看護士のイヴが患者たちを悪霊から守るために戦うという筋書きのようだ。現時点で、同作の監督とキャストは公表されていない。第1作ではイール・マーシュ・ハウスの恐ろしい秘密を暴き出す主人公の弁護士をダニエル・ラドクリフが演じ、2月の公開から現在まで世界中で7,500万ポンド(約92億2,800万円)の興行収入を叩き出している。
2012年06月15日トム・クルーズが、リメイク版『荒野の七人』に出演するようだ。トムはこのリメイク案にずっと興味を持っていると言われているが、当分はまだ製作開始とまでは至らないようだ。製作スタジオのMGM社は現在、まだ監督が決まっていない同作の脚本家を探しているという。巨匠・黒澤明の代表傑作『七人の侍』(’54)のリメイクであるオリジナル版『荒野の七人』では、西部開拓時代のメキシコを舞台に、乱暴な盗賊グループからメキシコの小さな村を守るため雇われたユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ヴォーン、ブラッド・デクスター、ホルスト・ブッフホルツら7人のアメリカ人ガンマンの勇姿が描かれた。同オリジナル作品は、その後3回にわたりシリーズ化もされ、1998年から2000年にはTVシリーズも放映された。50代突入を目前にしてもなお衰え知らずのトムは、ロック・ミュージシャンを体当たりで演じたミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』やスリラー作品『ワン・ショット』(原題)の公開が控えているほか、ジョセフ・コシンスキー監督作『オブリビオン』(原題)を現在撮影中。その後すぐにもダグ・リーマン監督のアクション作品『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題)に企画参加するなど大忙しだ。ほかにも『ヴァン・ヘルシング』のリブート作や、4年前にレス・グロスマン役で出演し話題となったコメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』を基にしたスピンオフ作品への出演も決定しており、トムの出世作の第2弾『トップガン2』への出演や、『スタア誕生』のリメイク版で主演のビヨンセ・ノウルズとの共演もうわさされており話題は尽きない。もし本当に『荒野の七人』への出演が実現したら、どのような役どころで登場するのか?ますます彼から目が離せない。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.■関連記事:トム・クルーズの“ロック”な姿も『ロック・オブ・エイジズ』熱狂の予告編、解禁!【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?トム・クルーズ、“ロックの神様”になるべく本物のロッカーに弟子入り!【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?
2012年05月23日明日3月3日(土)は女子のための日、ひな祭り。雛壇を飾ってお祝いしていた少女時代から年月を経ても、女性としては一年で一度しかないこの日をやっぱりお祝いしたいと思う人も少なくないのでは?そんなひな祭りを記念して、女子力を高めてくれる“ハイパー”ヒロインが大活躍する、この春注目の映画をここで一挙ご紹介!まず最初にご紹介するのは、ハリウッドのトップスター、ブルース・ウィリス主演のクライム・アクション『キリング・ショット』(4月7日公開)から。真夜中のラスベガスを舞台に、薬物の取引が行われるダイナーを中心に物語が展開する本作。キャラクター全員がクセ者の中で、一際輝きを放っているのが、豊かな美貌と度胸を兼ね備えた美女ドラッグ・ディーラー、テスだ。銃を片手に、ブルース演じるマフィアのボスを敵に回し、タイトルにもなっている“キリング・ショット”を撃ちまくるテス。ハードアクションが求められるこの役に抜擢されたのは、『ウォッチメン』で“二代目シルクスペクター”を演じ脚光を浴びたスウェーデン出身の女優、マリン・アッカーマン。正義のヒロインから一転、本作ではワイルドなガン・アクションを見せる。テスが文字通り、体を張ったヒロインならば、現在公開中の『ドラゴン・タトゥーの女』で強烈な印象を放つリスベットはそこにずば抜けた知性が加わった最強ヒロイン。こちらは白夜のスウェーデンを舞台に、鬼才デヴィッド・フィンチャーが原作小説の世界観を忠実に再現することに徹底した猟奇的ミステリーである。数十年に及ぶ血族の因縁が引き起こした事件の謎を追う記者(ダニエル・クレイグ)と協力し合っていく天才ハッカー・リスベット。斬新なヘアスタイルに眉毛を剃り落とし、顔ピアスにタトゥーと、エキセントリックな容貌で彼女に成りきったのは、新星ルーニー・マーラ。どんなヒントも見逃さないリスベットが事件を紐解いていく姿は圧巻!ディズニーのプリンセスに憧れと夢を抱いた少女だった方にぜひオススメしたいのは、そのイメージを覆す『スノーホワイト』(6月15日公開)。世界中で愛されるグリム童話「白雪姫」を大胆にアレンジし、王子様のキスを待つのではなく、女王とデッドヒートを繰り広げる白雪姫が描かれる。戦術とサバイバル術を身につけた白雪姫こと、スノーホワイトをクール&ロックに演じるのは、『トワイライト』シリーズで人気を不動にしたクリステン・スチュアート。これまでのいわゆる“プリンセス”としての白雪姫のイメージをどのように覆してくれるのか、楽しみな一作だ。その鍛え抜かれた体と頭を駆使して戦う、逞しきヒロインたち。しかし、やはりこの女性の右に出る女性はそうそういない?先日発表された本年度アカデミー賞で29年ぶりの快挙を果たしたメリル・ストリープが演じる“鉄の女”こと、イギリス初にして唯一の女性首相、マーガレット・サッチャーである。1979年の首相就任以来、強気の姿勢とカリスマ性でもって一国を導いた彼女の知られざる、孤独な一面が『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』(3月16日公開)では描き出されている。どんな役もハマリ役にしてしまう大女優、メリル・ストリープの渾身の演技は一見の価値あり!このほかにも“戦うヒロイン”を描いた作品が続々と公開される今年。セクシー部門では、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念のアクション超大作『ジョン・カーター』(4月13日公開)のヒロイン、デジャー・ソリス(リン・コリンズ)は、主人公のジョン・カーターと壮大なロマンスを魅せながら、時には彼よりも逞しい姿で戦っている。また、『ダークナイト ライジング』(7月28日公開)でアン・ハサウェイがボディ・スーツを纏って華麗なるアクションを魅せるキャットウーマンや、『アベンジャーズ』(8月公開)の紅一点、スカーレット・ヨハンソンが演じるブラック・ウィドウなど、男性も女性も魅了するセクシー・ヒロインが映画ファンを興奮させる。さらに、日本映画でも谷村美月が初のアクションに挑んだ痛快エンターテインメント『サルベージ・マイス』(3月24日公開)も見逃せない一作。清純な少女のイメージが強い谷村さんがそのイメージをどう覆すのか、期待される。強く逞しく、女性ならではの繊細さを併せ持つパワフル・ヒロイン。あなたがガールズパワーをもらいたいヒロインは誰?■関連作品:サルベージ・マイス 2011年10月22日より広島バルト11、ティ・ジョイ東広島ほか広島先行© 2011「サルベージ・マイス」製作委員会ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月、公開© 2011 MVLFFLLC.TM& © 2011 Marvel. All Rights Reserved.スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. ドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.キリング・ショット 2012年4月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 CATCH44 AP LLC ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ディズニーの“夢”を再現110体のキャラクターも楽しめる展示イベントが開催!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~ホワイト&メタリック編~【アカデミー賞】会場総立ち!メリル・ストリープが3度目のオスカー受賞!【アカデミー賞】メイクアップ賞は『マーガレット・サッチャー』に
2012年03月02日長野県軽井沢町のコンサートホール「軽井沢大賀ホール」の初代芸術監督に世界的指揮者のダニエル・ハーディングが就任した。「軽井沢大賀ホール」の公演情報軽井沢大賀ホールは、ソニー名誉会長でクラシック音楽にも造詣の深かった故・大賀典雄の寄贈によって2005年4月に開館。国内外から一流演奏家を招聘し、上質の音楽を発信してきたが、7年目を迎える2012年、さらに芸術性を高めるため芸術監督制を導入することを決定。その初代の芸術監督として、大賀典雄が生前からその才能を高く評価していた指揮者のダニエル・ハーディングを迎える。1975年イギリス生まれの指揮者ダニエル・ハーディングは、1994年にバーミンガム市交響楽団を指揮してプロ・デビュー。1996年にはベルリン芸術週間にて世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルと初共演。同年、ロンドンの音楽祭「BBCプロムス」に史上最年少指揮者として登場するなど、若くして楽壇の最高峰で活躍。次代を担う巨匠候補のひとりと目されている。昨年8月に軽井沢大賀ホールで行われた大賀典雄の追悼演奏会では、東京フィルハーモニー交響楽団と東京オペラシンガーズを率い、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」を指揮している。「初めて軽井沢大賀ホールを訪れ、大賀典雄さんにお会いしたのは2005年のことでした。大賀さんご自身にホールを案内して頂きながら彼の思いを直接伺うことが出来ました」と故人との思い出を語ったハーディング。芸術監督就任にあたり「このホールはこの上なく静寂で音だけに集中できる空間が保たれている場所。世界にふたつとなく、聴衆により近いホールです。尊敬する大賀さんの遺した素晴らしいコンサートホールを世界中にアピールすると同時に、より一層芸術性の高いホールになるよう監修していきたい」と抱負を述べた。ダニエル・ハーディングの軽井沢大賀ホール初代芸術監督就任は、4月1日(日)より。同ホール主催公演の企画運営に携わる予定だ。
2012年02月22日80年代を代表するロックナンバーに乗せて、ハリウッドでの成功を夢見る若者たちの青春とロマンスを描いた注目のロック・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。トム・クルーズが伝説のロックスターを演じることでも話題を集める本作の第1弾となる予告編が解禁となった。2006年の初上演以来、現在もブロードウェイほか世界各国で公演され絶大な人気を誇る同名ミュージカルの待望の映画化。1980年代、ハリウッドでの成功を夢見る若者たちが集うストリート、サンセット・ストリップを舞台に、欲望渦巻く街でシンガーを目指す2人の男女の夢とロマンスを描く。伝説のロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼス」のアクセル・ローズのもとで週5日の修行を経て、“世界最強のロックの神様”ステイシー役に成りきったトム・クルーズの写真が先日公開されたのに続き、今回解禁された予告編は終始ハイテンション!アルコールにドラッグ、セックスと廃退的な風潮を背景にした80年代のロックブームがそのままに再現されており、ネオンライトが点滅するクラブハウスの熱狂は観る者をたちまち呑み込む。そしてネオンライトで輝く「世界をロックで変えてやれ!」という言葉が、「夢」や「青春」といった言葉以上の制御不能なパワーを放つ。ロックをめぐる熱きドラマに加えて、終盤ではカリスマ性を爆発させハリウッドを熱狂させるステイシーの上半身裸での熱狂のライヴ・パフォーマンスも少しだけ確認できる。この興奮のミュージカルを作り上げたのは、『ヘアスプレー』(’07)でにミュージカル映画熱を再燃させたアダム・シャンクマン監督。ステイシー役のトムを始め、ビッグスターを夢見てハリウッドにやって来た田舎娘・シェリー役のジュリアン・ハフ(『バーレスク』)、ライヴハウスを悪の根源と見なし取り壊しを企む女性を演じるキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、さらにメアリー・J・ブライジ、ポール・ジアマッティと実力派キャストが豪華ナンバーを歌い上げる姿は圧巻だ。「デフ・レパード」や「ジャーニー」、「ボン・ジョヴィ」などの往年の名ロックナンバーが最大の見どころとなる本作だが、その原曲を知らずとも俳優たちの渾身の熱唱にあなたの心もきっと鷲づかみにされるはず。また、毛皮のコートにテンガロンハット、ケミカルウォッシュのジーンズ、バンダナにソバージュを効かせたロングヘアなど80年代のロックファッションにもぜひご注目してほしい。まずはこちらの映像で“ロックな時代”を体感!『ロック・オブ・エイジズ』は9月、全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月、全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ダニエル・クレイグ、歴代ボンド超えを目指す?トム・クルーズ、“ロックの神様”になるべく本物のロッカーに弟子入り!【ハリウッドより愛をこめて】2012年の注目大作は、トム様VSレオ様?
2012年02月21日元麻薬売人という異色の経歴を持ち、ある出会いをきっかけにアフリカの内紛地域の子供たちの救出活動に身を投じている男、サム・チルダースの壮絶な半生を描いた『マシンガン・プリーチャー』。今なお紛争が続く危険地帯を実際に肌で感じ、衝撃的な真実を描き出したのは『007/慰めの報酬』でヒットメイカーの地位を確立したマーク・フォースター監督。前作の大ヒットから一転、全く毛色の異なる本作でメガホンを取った彼が発見した新境地とは――?本作に込める想い、初タッグを組んだジェラルド・バトラーとの撮影話と共に語ってくれた。『チョコレート』、『ネバーランド』など登場人物の心の揺れを繊細に映し出す作品や『007』のような大作エンターテインメントまで、幅広いジャンルの作品を手がけてきたフォースター監督。本作でメガホンを取る決め手となったのは何だったのだろう?「どの作品も自分を変えるものだと考えているし、そもそも“この映画を作りたい”という気持ちは個人的な理由から生まれるものだと思う。今回の場合は、サム・チルダースという一人の男に魅了されました。今ふり返ると、映画に影響を受けたというよりスーダンの子供たちや、彼らの置かれた環境に影響を受けたという方が正しいかもしれない。人はどんなに苦しくても『勇気』というものを持ち続け、信じ続ける生き物である、ということを学んだよ」。ゲリラの襲撃により親を亡くした子供たちや、地雷により命を落とす子供たちを目の当たりにし、闘志を奮い立たされるサム・チルダース。チルダース本人曰く「自分が子供たちを救ったのではなく、子供たちに自分が救われた」というように、フォースター監督も「いつも感じることだが、子供たちとの仕事は驚きを与えてくれる」と言う。今回も撮影を行った南アフリカの子供たちにたくさんのパワーを与えられたようだ。「出演してくれた南アフリカの子供たちはみな、演技は初体験だったが、驚くほどの自然体で状況に適応し、とてもリラックスして演じてくれた。見ていて実に美しい光景だったよ。撮影自体はすべて計画どおりに進んだので、披露できるほどドラマティックな逸話はなかったな(苦笑)」。サム・チルダースという強烈な経歴の持ち主を演じる俳優に選ばれたのは、最近では肉体派俳優としての活躍が目立つジェラルド・バトラー。本作で製作にも名を連ねるジェラルドについて、監督は“男の中の男”と認める。「キャスティングの際に、観客が見ていて信じられる存在で、極めて男性的な俳優がいいと思った。そういう役者を探してみると、これか決して多くはないんだ。その点、ジェラルド・バトラーは“男の中の男”的な人間の強さをリアルに演じられる。これが決め手となったね。彼もサム・チルダースの物語に強く心を動かされたひとりだった。だからほかのスタッフと同じように、大変な情熱をもって撮影に臨んでくれた。映画の中身については、彼や脚本家のジェイソン・ケラーと密に話し合ったし、ペンシルバニアのサムの家に行き、彼への取材も行なった。実話の映画化だから、私たちはそのスピリットを正確に模索する必要があると感じていたんだ。クリエイティブな面でも、ジェラルドとは本当にがっつりと組んだよ」。現在42歳。常にリアリティを追求したエンターテインメント作品を作り上げてきた監督の徹底した姿勢がうかがえる。そんな彼の監督人生の中で、影響を受けた作品を尋ねると、1本のドキュメンタリー映画を挙げてくれた。「ドキュメンタリー映画『WATARIDORI』はとても強烈だった。詩と人生、アートがひとつになった作品だったからだ。鳥たちの生態が人間の生き方のメタファーとして描かれていて、渡り鳥の旅の高みが自由を象徴し、その次には突然悲劇が訪れることもある。それらすべてが美しく昇華された、本当に素晴らしい作品だった。私が撮った『主人公は僕だった』で、ウィル・フェレルがテレビに出演するシーンで渡り鳥を登場させているんだけど、あれはこの映画への敬意の表明なんだ」。さらに自身の映画作りのモットーについて「今という時代への意識」が重要だというフォースター監督。「どんな物語を作るにしても、人々が生きている今という時代への意識を高められるように努めているし、自分が映画を作るうえで、それは重要なこと。自分のモットーは、“自分がこんなふうに接してほしいと思うように、他人に接する”ということ。現代は映画作りに関わらず、行動のすべてが周囲に影響を与えている。常にそれを忘れようにしないといけない。時の流れがスピードアップしている現代だからこそ、我々の言葉や作り出すもののインパクトが大きくなる。それに対する自覚は大切なことだよ」。ちなみに次回作『World War Z』(原題)では、ブラッド・ピットを主演に迎え、世界規模にわたるゾンビの侵略戦争を描く。鬼気迫るパニック・スリラーという、また180度異なる作品で今度は“今”の時代にどんな問題提起をするのか――?■関連作品:007/慰めの報酬 2009年1月17日、18日先行公開、1月24日より丸の内ルーブルほか全国にて公開Quantum of Solace © 2008 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.マシンガン・プリーチャー 2012年2月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷ほか全国にて公開© Ilze Kitshoff © 2011 MGP Productions, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:GG賞ノミネートの歌声が感動を誘う、『マシンガン・プリーチャー』特別予告編が到着アンジェリーナ・ジョリーがクレオパトラ役に挑戦。相手役にふさわしい男優は誰?ダニエル・クレイグ、短編映画で女装姿披露ナレーションは『007』のMが担当シリーズ最高の世界興収!『007/慰めの報酬』サンプラーブルーレイを5名様にプレゼントファッション小噺vol.“100”リトル・ブラック・ドレスでアクションを。
2012年02月12日本年度アカデミー賞で主演女優賞を含む5部門にノミネートされている話題作『ドラゴン・タトゥーの女』の公開記念イベントが2月8日(水)、東京・スペースFS汐留で開催された。芸術家としての顔も持つシンガーの石井竜也、そしてモデル、女優、歌手と幅広く活躍する土屋アンナが出席。この日は「もう一つのドラゴン・タトゥーの女」をコンセプトに、石井さん監修の下、土屋さんが“竜”へと妖しげな変身を遂げ、映画の世界観を再構築した。「やっぱりアンナちゃん以外考えられない」(石井さん)、「私も表現するのが好き。アートって素晴らしい」(土屋さん)と見事なコラボレーションに大満足だった。スウェーデン発の世界的ベストセラーとなったミステリー「ミレニアム」シリーズ三部作の第1作を映画化。国内有数の財閥・ヴァンゲル家から依頼を受けた記者・ミカエル(ダニエル・クレイグ)と、天才的な資料収集能力の持ち主・リスベット(ルーニー・マーラ)が、40年前に起こった少女失踪事件を捜査する過程で、依頼人一族の隠されてきた真実を暴き出す。この日、土屋さんは朝9時からメイクを開始し、完成までに約5時間かかったのだとか。衣装や全身に施す特殊メイクの製作には2か月が費やされており、アンナ版“竜”誕生に約2,000万円の製作費が投じられた。「ヒロインの内側にいる魔物が、背中のタトゥーに表れているのだと思う。だから今回は、アンナちゃんの内側に巣食うドラゴンを(変身によって)外に引きずり出したかった」(石井さん)。土屋さんも今回の変身には「想像以上に超楽しかった。皮膚の感触、ハマりますよ!」とご機嫌だ。あまりの完成度の高さに、石井さんは「このまんまで、別個の映画が撮りたくなっちゃう」と監督作の構想も。土屋さんも「ぜひ撮りましょうよ。台詞がなければですけど」とやる気満々。“辰”年の幕開けを飾る超話題作『ドラゴン・タトゥーの女』を、石井“竜”也の美意識がさらに昇華させた瞬間だった。『ドラゴン・タトゥーの女』は、2月10日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイラー監督、WGAWポール・セルヴィン賞受賞ミシェル・ウィリアムズが選ぶ、勝負服は?注目すべきアカデミー賞ファッションオスカー候補のルーニー・マーラ、高まる注目にも「考えないようにしてます(苦笑)」鬼才デヴィット・フィンチャー、オスカー候補女優を「パーフェクト!」とベタ褒めダニエル・クレイグ主演『ドラゴン・タトゥーの女』ジャパン・プレミア試写会に25組50名様をご招待
2012年02月08日第84回アカデミー賞において主演女優賞をはじめ、計5部門にノミネートされている『ドラゴン・タトゥーの女』の来日記者会見が31日に都内で行われ、メガホンをとったデヴィッド・フィンチャー監督と主演のルーニー・マーラが出席した。フィンチャー監督の来日は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のPR以来3年ぶり3度目。マーラは今回、初めて日本の地を踏んだ。その他の写真本作は、スウェーデン発のミステリー小説3部作『ミレニアム』シリーズの第1部『ドラゴン・タトゥーの女』の映画化。40年前に起こった少女失踪事件を追うジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)は、背中にドラゴンのタトゥーを持つ天才ハッカー、リスベット(マーラ)と協力し、ある資産家一族の歪んだ姿と対峙する。米アカデミー賞ではマーラが主演女優賞候補に挙がるほか、撮影賞、編集賞、録音賞、音響編集賞にノミネートされた。映画化に際しては「原作を読んで感じ取ったことを、忠実に映像化したかった。だから意図的に何か足すことはせず、引き算の演出を心がけた。ふるいにかけて、光り輝く砂金だけを残すような感覚だ。つまり、想像よりも解釈を重視した」とフィンチャー監督。同じ原作を映画化したスウェーデン映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009)は「一回しか見ていない」そうで、あまり意識していない様子。残る2作の映画化については「まずは今回の映画をたくさんの人に観てもらわないとね」と含みを残した。マーラは、フィンチャー監督の前作『ソーシャル・ネットワーク』で演じた主人公の恋人役から一転。背中にタトゥー、心に深い闇を抱えるリスベットを体当たりで演じ「若い世代の女優にとって、こういうチャレンジングな役を演じるのは大きなチャンス。難役だったけど、人生において、誤解されたり、のけ者扱いされたりする気持ちは誰もが共感できるはず」。共演したクレイグについては「彼に勝る共演者はいない。まさにアメイジングな存在」と断言する。フィンチャー監督も「今回、まずキャスティングしたのがクレイグだった。男らしさはもちろん、女性との間に友情を築ける稀有な存在だ。ウィットに富んでいる点もすばらしい」と手放しの絶賛だった。『ドラゴン・タトゥーの女』2月10日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2012年01月31日世界中で5,000万部を売り上げた大ベストセラー小説をハリウッド映画化した『ドラゴン・タトゥーの女』で、ダニエル・クレイグとダブル主演を務めオスカーにノミネートされた新星ルーニー・マーラとデヴィッド・フィンチャー監督が公開直前に来日!1月30日(月)、東京国際フォーラムにてジャパン・プレミアイベントが行われ、ルーニーとフィンチャー監督、さらにモデルの菜々緒、日本屈指の水墨画家・小林東雲が舞台挨拶に登壇した。先日、発表された本年度アカデミー賞に主演女優賞を含む5部門にノミネートされ、すでに公開を迎えているアメリカでは大ヒットを記録中の本作。スウェーデン有数の財閥・ヴァンゲル家から依頼を受けた記者・ミカエル(ダニエル・クレイグ)と、天才的な資料収集能力の持ち主リスベット(ルーニー・マーラ)が、40年前に起こった失踪事件の真相に挑んでいく姿を描く――。イベント冒頭、世界的な水墨画家・小林東雲さんが舞台に登壇するや、「天をぶち破るくらいヒットしてほしい」との思いを込めて、壇上に設置された真っ白なキャンパスに巨大な“ドラゴン”を描き、客席を圧倒。さらに、本作のテーマソングに合わせて6人のダンサーを引き連れてモデルの菜々緒さんがランウェイを颯爽と歩き、集まった観客たちの目を釘付けにした。興奮する客席を前にして、ルーニーとフィンチャー監督が登壇すると、盛り上がりは最高潮に。司会者に一言ずつ挨拶を促されると、フィンチャー監督は「立派な挨拶を考えていたのですが、映画が長いので挨拶は短めにしておきます」、ルーニーは「ハ~イ」と本当に“一言”だけの挨拶で済まし会場の笑いを誘った。今回の映画化のきっかけを聞かれたフィンチャー監督は、「ベストセラー小説だったからです(笑)…というのは冗談で、登場する2人のキャラクターに惚れ込んだからです」と、鬼才と称される監督とは思えないお茶目な一面を見せた。ギャップと言えば、劇中ではエキセントリックなファッションとヘアスタイルが目を引くルーニーだが、この日は真っ白のワンピースで登場し客席を驚かせた。役作りはまさに“変身”であった彼女に、リスベットとの共通点を聞くと「監督にはシャイなところだと言われています。個人的には人見知りなところだと思います」と回答。さらに、ダニエル・クレイグとの共演については「とても素晴らしい体験でした。彼は素晴らしい俳優なので、とても楽しかった」と明かした。オスカー候補に名を連ね、世界中から一目置かれる存在となったルーニーだが、そんな彼女について、フィンチャー監督は「みなさんが見て分かるとおり、(ルーニーは)パーフェクト!」と最大の称賛を贈っていた。『ドラゴン・タトゥーの女』は、2月10日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPAS■関連記事:いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?【ハリウッドより愛をこめて】GG賞レッドカーペットであのセレブに直撃!英国アカデミー賞『アーティスト』最多候補。D・ラドクリフはG・オールドマンを応援ダニエル・クレイグ主演『ドラゴン・タトゥーの女』ジャパン・プレミア試写会に25組50名様をご招待J・クルーニー、レオ、ブラピの3大スター対決!ゴールデン・グローブ賞候補が発表
2012年01月30日