ナショナル・ボード・オブ・レビューで最優秀作品賞と監督賞を獲得した、マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が、ワシントンDC映画批評家協会賞でも監督賞と美術賞の2冠を獲得したことが分かった。その他の写真本作は、ブライアン・セルズニックのベストセラー小説『ユゴーの不思議な発明』が原作。1930年代のパリを舞台に、父親を亡くし時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺したからくり人形に隠された、運命を変えてしまうほどの秘密を探る壮大な冒険が繰り広げられる。『タクシードライバー』『グッドフェローズ』『ディパーテッド』など、数々の名作を送り出してきたスコセッシ監督。68歳にして、初のファンタジーと3D映画に挑戦した彼は「ずっとやりたいと思っていた。3D撮影は私の夢だった」と明かしているが、見事4冠を達成した本作に対して、ジェームズ・キャメロン監督は「Masterpiece(最高傑作)!構成、色彩、そしてストーリーがかつてない最高の3D表現で描かれた作品だ」と太鼓判を押している。12月2日(金)に発表されたサテライト賞でも、作品賞と監督賞に加え、撮影賞、美術賞、視覚効果賞の5部門でノミネートされており、現在ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞へ向けてスタートしたばかりの賞レースにおいて“大本命作品”としての存在感と注目度を確固たるものとしたと言えるだろう。現在、全米では限定公開されながらも、公開1週目には週末オープニング成績を5位で飾っており、劇場数を563館に増やした2週目には3位にランキングを上げている。本日9日(金)からの拡大公開と共に、これから迎えるクリスマス・ホリデーシーズンに向けて更なる伸び率が期待出来るだろう。また、かねてからの夢を実現させたスコセッシ監督の強い思いもあってか、全米では劇場売上げの75%が3D版からとなっており、3Dで観るべき映画としてのポジショニングが確立されていることが伺える。日本では2012年3月より全国公開される。『ヒューゴの不思議な発明』2012年3月9日(金)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
2011年12月09日英国王室御用達のプリングルが、ロンドンのセントマーティンとコラボしたニットが9月8日世界各国で販売される。セントマーティンMA FASHION コースのファッションエリート達がプリングルの膨大なアーカイヴからインスピレーションを得て新しくニットをデザイン。ブランドのアイコンであるアーガイルやツインセットをモダンによみがえらせた。日本では、ディエチ コルソ コモ・コム デ ギャルソンが販売。早速チェックして。お問い合わせ:アオイ tel.078-303-1870ライター:millefeuille
2011年09月08日ウィル・スミスが『メン・イン・ブラック』シリーズ第3弾『Men in Black III』(原題)のニューヨーク・ロケのために200万ドルする2階建てのトレイラーを用意した。ソーホー地区での撮影合間の休憩スペースとして用意されたのは、1,150平方フィート、30トンの巨大トレーラー。1階部分の床は大理石で、大きなベッドルームとバスルームにキッチン、ラウンジ、100インチのスクリーンを設置した映写室がある。2階部分にはスタッフのワークスペースがある。「New York Post」紙によると、ウィルは「The Heat」と名づけられたこのトレーラーを週9,000ドルで借りていて、もう1台、パーソナル・ジムとして使用する55平方フィートのトレーラーも近くに用意しているという。ちなみにロケ地から1マイルも離れていないボンド・ストリートには寝室5室で家賃月2万5,000ドルの豪華なアパートも借りている。ウィルの物件探しを手伝った不動産ブローカーは「彼はすべてに関して過剰なんです」と証言。金に糸目はつけないタイプで、当初の予算は月10万ドル。本当はプールとプライベート・エレベーター付きの物件を所望していたそうだ。(text:Yuki Tominaga)写真はニューヨークで行われている『Men in Black III』撮影の様子。© AFLO■関連作品:7つの贈り物 2009年2月21日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開■関連記事:ウィル・スミス夫妻、オスロへ行く。家族総出でノーベル平和賞コンサートにて大活躍!ウィル・スミス主演の感動作『7つの贈り物』DVDを2名様にプレゼント『7つの贈り物』ロザリオ・ドーソン「違う人を演じることが、私にとって人生の勉強」ウィル・スミス特別映像が到着!日本のファンに「Check it out!」ウィル・スミスの謎の行動のワケは?鍵を握る共演陣の動画インタビュー到着
2011年05月12日映画『ベスト・キッド』の来日会見が8月5日(木)、東京・六本木のザ・リッツカールトン東京で行われ、主演のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェンらが出席。ジェイデンの父で、今回プロデューサーを務めたウィル・スミスが女優で愛妻のジェイダ・ピンケット・スミスとのキスを披露し、キスシーンのレクチャーを展開した。少年が空手を通じて成長する姿を描いた1984年公開の『ベスト・キッド』のリメイク版で、スミス夫妻は揃ってプロデューサーを務めた。主人公の少年をウィルの12歳の長男・ジェイデンが、カンフーを教える師匠をジャッキーが演じている。ジェイデンが、劇中で挑んだ映画での初キスシーンについて質問され「父からはひとつだけ、アドバイス…と言えるか分からないけど、『口を開けるな』って」と話すと、ウィルはジェイダをうながす眼差し。伏し目がちに顔を向けたジェイダにチュッとキスをして「いまのようにキスをすれば、口は小さく見える。でも映画のスクリーンには大きく映るし、口を開けるとクジラのようで、キスをしているというより相手を飲み込むように見えてしまう」とテンション高めにレクチャー。続けてジェイデンの方を向き、「だから、これからも口を開けるな」と再びアドバイスすると、ジェイデンは「サンクス」と納得した様子(?)。結婚12年目を迎えたハリウッドきってのおしどり夫婦ぶりとウィルのやんちゃぶりに、会場は何度も沸いた。スミスファミリーの揃っての公式来日は初めて。仲睦まじい様子に、ジャッキーは「リーダーは一見、ウィルに見えて、実はジェイダだよ」と明かしつつ「いろいろなアメリカ映画をやったけど、現場にプロデューサーがこんなに来てくれたことはなかった。この映画は世界的に成功しているけど、それはこの2人のお陰。『パート2』もよろしくね」と逆オファー。ウィルは「続編について、実はもう話しているけど、ここまで成功すると続編製作に大きな責任が付いてくる。オリジナルをリスペクトしつつ、どんな新しい要素を盛り込むか模索中なんだ」と裏事情を告白。「でも、映画製作は作ることより、作ったものに触れた人やその人の人生、世界をよりよくできるかが大事。だから、ひとつ宝物を見つけるまで続編を作る気はないよ」と真摯に話した。『ベスト・キッド』は8月14日(土)より、新宿ピカデリーほか全国にて公開。7日(土)、8日(日)に先行上映を実施。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ベスト・キッド 2010年8月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICKLY PROHIBITED.■関連記事:ジャッキーレッドカーペットをサプライズで“ハイタッチ周回”W・スミスの息子×ジャッキー『ベスト・キッド』試写会に10組20名様をご招待ウィル・スミス夫妻、オスロへ行く。家族総出でノーベル平和賞コンサートにて大活躍!ジャッキー・チェン、ウィル・スミスの息子と『ベスト・キッド』のリメイクに挑戦!
2010年08月05日ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミス夫妻が11日、ノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞コンサートで司会を務め、子役として活躍中の息子・ジェイデンや娘のウィローと一緒にステージ上で歌のパフォーマンスも見せた。バラク・オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞を祝うにふさわしいラインナップが揃い、ワイクリフ・ジョン、ドナ・サマーらを始め、中国の人気若手ピアニストのランランも登場。エンディング・ナンバーはマイケル・ジャクソンの「マン・イン・ザ・ミラー」を全員で合唱し、そこにスミス夫妻と2人の子供たちも加わった。目を引いたのはジェイデンとウィローのワイルドなヘアスタイル。自分の顔よりはるかに大きく広がったアフロのジェイデンと、人気R&Bシンガー、リアーナを思わせるアシンメトリーのスタイルで決めたウィロー。大観衆の前で物怖じすることもなく堂々たるエンターテイナーぶりを発揮したのは、さすがパパとママの血を引き継いだだけのことはある。特に、ジェイデンはパパとママがプロデューサーを務め、ジャッキー・チェンと共演する『ベスト・キッド』のリメイク作『The Karate Kid』(原題)で主役を演じる注目株。両親を超えるスターになるための帝王教育は11歳にして始まっているようだ。(text:Yuki Tominaga)© Erlend Angelo/ALL OVER PRESS/Gamma/Eyedea/AFLO■関連作品:7つの贈り物 2009年2月21日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開The Karate Kid (原題)■関連記事:ウィル・スミス主演の感動作『7つの贈り物』DVDを2名様にプレゼントジャッキー・チェン、ウィル・スミスの息子と『ベスト・キッド』のリメイクに挑戦!『7つの贈り物』ロザリオ・ドーソン「違う人を演じることが、私にとって人生の勉強」ウィル・スミス特別映像が到着!日本のファンに「Check it out!」ウィル・スミスの謎の行動のワケは?鍵を握る共演陣の動画インタビュー到着
2009年12月15日ジャッキー・チェンがウィル・スミスの息子・ジェイデンとコンビを組み、80年代に大ヒットした『ベスト・キッド』のリメイク『Kung Fu Kid』(原題)に挑戦。11日より北京でクランク・インした。撮影開始に先立ち、中国映画界伝統の儀式が執り行われ、ジャッキーとジェイデン、ハラルド・ズワルト監督(『ピンクパンサー2』)、『Kung Fu Kid』のプロデューサーを務めるウィル・スミス、妻のジェイダと娘のウィロウも出席した。『ベスト・キッド』は内気なアメリカ人の少年が、日本の老人に空手を習い成長する物語で、シリーズ化されて4本製作されたヒット作。今回はアメリカと中国の合作となり、ジャッキーが演じるのは『ベスト・キッド』では日系二世のパット・モリタが演じた空手の達人・ミヤギにあたる役どころのミスター・ハン。彼のもとで修行を積む少年・ドレーをジェイデンが演じる。ジャッキーの公式サイト()内のブログによると、8日には既に北京入りしていたジェイデンの11回目の誕生会を開催したという。ブログでジャッキーは、撮影前に2か月ほど訓練したジェイデンの目を瞠る上達ぶりを絶賛、また、今回の企画は、ジャッキーとウィルが2年前に日本で同じレストランで会ったとき、ウィルから話を持ちかけられたものだと明かしている。映画の撮影は夏の北京で行われ、来年6月に全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)© China Foto Press/AFLO■関連作品:Kung Fu Kid (原題)
2009年07月14日