【あざと戦術♡】飲み会で彼を沼らせる「モテ女子」がしてることって?飲み会というのは、恋の種をまく絶好のチャンス。言葉や行動を通じて、彼の心をこっそりと引き寄せるテクニックを使えます。それでは、飲み会で男性がふと心奪われるような行動を3つ紹介しましょう。スマホが見当たらないと電話をお願いする「ある飲み会に参加した後、そばにいた女性がバッグを探し回っていて…。スマホが見つからないと言いだして『ちょっと電話してくれる?』と言われて、連絡先をゲットすることができました。後でお礼のメッセージが届き『実はあなたの連絡先がほしかったの』と言われたのです。それから何気なくその女性を気にするようになり、目で追ってしまう自分がいます」(24歳/男性)気になる彼の連絡先がほしい、そんなときに試してみたいのが「スマホを見つけるために電話をかけてもらう」という方法。このようにすれば、スムーズに連絡先を手に入れることができます。その後、お礼のメッセージを送って気持ちを匂わせるのもういいでしょう。気になる彼が来る飲み会には、少し大きめのバッグで臨むのもひとつの戦術かもしれません。飲み会終盤の姿勢のいい気配り「社内の飲み会で終わりに差し掛かると、みんな酔いが回ってリラックスした雰囲気に…。そのタイミングで、酔っている人へ水を渡したり、空いた皿を整理したり、ちゃんと配慮できる後輩がいます。彼女も酔っているはずなのに、終盤まで背筋を伸ばし気配りを忘れません。気配りを見せる彼女に心奪われました」(28歳/男性)気を遣うときは、場がリラックスしてきた飲み会の後半が狙い目です。さりげない細やかさで好感度を上げ、彼の心をくすぐるチャンスがあるかもしれません。「最後の一口は?」と声をかけ、彼とのおしゃべりのきっかけを作るのもおすすめです。楽しんでいる時間の中で姿勢が崩れてしまうところでも、背筋を伸ばして差をつけてみてはいかがですか?飲み会で彼を手に入れる♡飲み会というのは恋愛がスタートしやすい場所と言えます。あなたの飲み会での振る舞い次第で彼の心を引き寄せることは可能でしょう。大事な点は、さりげなく、そして効果があるアピール方法。飲み会で上手に恋愛の舞台を整えていきましょう。(愛カツ編集部)
2024年04月02日チームラボといえばプロジェクションマッピングで知られるデジタルアート集団。2018年に東京・お台場にオープンした「エプソン チームラボボーダレス」は、2019年に単一アート・グループで“世界で最も来館者が多い美術館”としてギネス世界記録に認定されるなど、国内外で人気のミュージアムとなった。その「エプソン チームラボボーダレス」が、東京・麻布台ヒルズ内に移転。新作を携えて9日よりオープンしている。施設面積7千平方メートルの広大なデジタルアート空間では多数の作品が展開され、花のような香りも手伝ってさらに深い没入感が体験できる。新作のほか、既存の作品も進化し、異世界にいる気分が高まる。50点以上の作品には境目がなく、あちこちで作品が動き回り、交じり合っていき、そのさまはまさにボーダレス。その瞬間にしか見られない貴重な幻想的世界を満喫して。【見どころ1】世界初公開!シャボン玉に囲まれた夢空間-Bubble Universe-世界初公開となる新作。無数の光のシャボン玉が空間を埋め尽くし、それぞれの球体の中に、異なる光の存在が入り交じっている。球体の光に全身が包み込まれると異空間に入り込んだかのような幻想的な気分に浸れる。【見どころ2】世界初公開!まるで海の中の世界Black Waves:闇から生まれ闇に帰る凹凸のあるミラーが映像をつくりあげていき、まるで海の中にいる魚の気分に。美しい波のきらめきを見ながら浮遊感が楽しめる作品。【見どころ3】ライト&ミラーの没入感Light Sculpture-Flow シリーズライトとミラーによって立体物や流れる光を描く。現実とミラーの中の世界を行き来することで没入感を堪能。複数の作品群で構成。【見どころ4】岩の上はフォトスポットBorderless World《人々のための岩に憑依する滝》入って真っ先に目に入るのがチームラボの代名詞ともいえるこの作品。岩と流れる滝が特徴的だが、花などの作品も登場する。【見どころ5】自分が描いた魚が泳ぐスケッチオーシャン隣の部屋で用紙に魚の絵を描くとそれがスキャンされ、ほかの来場者が描いた魚の絵と一緒に泳ぎ出す空間。オンリーワンの魚に挑戦を!【見どころ6】カフェでもアートを満喫EN TEA HOUSE併設のティーハウス。こだわりのお茶と作品が楽しめる。茶をたてると茶碗の中で花々が咲いていき、飲み干すと花々が消えていく。
2024年03月04日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」が、2024年3月1日(月)より春限定展示をスタートする。「チームラボフォレスト」館内が春限定仕様にコンピュータプログラムによってリアルタイムに更新・変化する作品を手掛けるチームラボ。季節によって仕様が変化することも特徴のひとつとなっており、「チームラボフォレスト」の館内が期間限定で春の景色へと切り替わる。2月1日(木)より新たに展示を開始した、高低差のある立体的な地形で様々な生き物が動き出す《鼓動する谷のグラフィティネイチャー》では、生き物たちから桜の花が咲き始める。観覧者が空間に立つと周囲に花が咲き、そして観覧者が歩き出すと花が散っていくというダイナミックな展示だ。スマートフォンを片手に、様々な動物を「捕まえ、観察し、解き放つ」というコンセプトの《捕まえて集める森》も、桜の花が咲いた春の装いへと一新される。そのほか、降り注ぐ光の粒が重なり合って地層模様を描いていく《つぶつぶの地層のふわふわな地形や、季節ごとに色を変えながら蝶が舞う《郡蝶、儚い命》などの作品も、それぞれ春仕様で体験することができる。【詳細】チームラボフォレスト 春限定展示開催期間:2024年3月1日(月)~時間:平日 11:00~20:00/土・日・祝日 10:00~20:00場所:チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6 ボス イーゾ フクオカ 5階(福岡PayPayドーム隣)料金:大人(16歳以上) 2,400円/小人(15歳以下) 1,000円/3歳以下 無料
2024年03月03日男女混合チーム。小学生だから女子の方が身体も大きく上手いが、練習の強度や戦術を教える時に気を付けることはある?とのご相談。さらに、試合出場においてもとある学年では大会規定により2人登録できないから、3人いる女子全員外すというチームの選択にも疑問が......。男女混合チームの指導者の皆さんはどうしていますか。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、こどもの人権や心を守ることなど指導者が気を付けないといけないことをお伝えします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ずっと一人で練習してきたから足技は抜群に上手いがサッカー経験なし、今回チーム入団が決まったが、何から教えれば良いか教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。サカイクのSNSなどで記事を拝見しています。スポ少でコーチとしてサッカーに関わっています。見ているのはU-11です。近くにクラブチームはなく、女子チームもない男女混合チームです。とはいえ、男子の方が圧倒的に多く、1学年男子12~3人、女子2~3人程度です。当然ながら女子の方が身長も高いし上手いです。今のところコンタクトプレーも嫌がっていないのですが、練習の強度や戦術など男女混合チームならではの注意点などはありますか?また、一番多い学年で18名いますが、大会は16名登録なのでどうしても2名登録できません。コーチたちに相談すると、今回女子3名を外したらいいんじゃない?(男子のみ15名登録)ということでした。このような場合、2名だけ外すとショックが大きいから女子を全員外す方が良いという考えのようですが、池上さんはどう思われますか?チーム編成のやりかたで大事な考え方なども教えてください。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。まず最初に、ご相談文の2番目に書かれた質問からお答えします。■女子3人中2人だけ外すとショックだから全員外す、というのは時代錯誤まずは、マインドセットを整えます。コーチの方からそのお子さんに、口頭でサッカーの成り立ちを教えてあげてください。「2名だけ外すとショックが大きいから女子を全員外す方が良いという考えのようですが、池上さんはどう思われますか?」とのことですが、それ以前になぜ「チームにいる3人の女子全員外せばいい」という結論になったのでしょうか?この女子全員外すという決定に至るまで、どうも皆さんでさまざま議論してはいないようです。日本でも遅まきながらジェンダーフリーの声が叫ばれ始めた今、時代錯誤ではありませんか?この時代に許される話ではありません。なぜこのような思考になってしまったのか、その点を聞いてみたいところです。理解に苦しみます。しかも「女子の方が身長も高いし上手いです。今のところコンタクトプレーも嫌がっていない」と書いてあります。まったく遜色なさそうです。男子より身長も高くて上手いのに、なぜ女子というだけで外すのでしょうか。全員を平等に見るのが指導者の責任であり、資格ではないでしょうか。少年サッカーと言ってしまいますが、正しくは少年少女サッカーです。性差によって差別をしてはいけません。例え男子チームであろうともそこに女子が含まれているのであれば、全員平等に見ることが指導者には求められます。平等に扱われることは「子どもの人権」でもあります。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■前の大会で登録できなかった子は次の大会で必ずメンバーに入れるなど、全員試合に出せるようにするでは、どうするべきか。大会の規定上、16人登録は仕方のないことです。チーム全員を均等に見たときに、誰を入れて誰をを外すのかはを、コーチ全員で話し合えばよいことです。そして、次の大会は漏れた2人を必ずメンバーに入れることです。もっと言えば、ひとつの学年で大会に参加するのならば、全員出られるよう考えるべきでしょう。実際、子どもたちのレベルを見極めるのは難しい作業です。どういう方法で選ぶのかわかりませんが、せっかくきた子どもたちは全員試合に出してあげるよう努めてください。そうなると頻繁に交替があるので、途中出場の選手は実は大変です。ずっと同じメンバーで出ているほうがやりやすいのも事実です。しかし、そんなことは置いておいて、どんどん交替させてください。プレータイムは同じにしましょう。例えば2チームにすることも考えられます。大会によって登録人数はわかっているのですから、この大会は2チームにしよう。そのために下の学年から足りない分の選手を呼ぶといった工夫をしましょう。また、11歳以下なので5年生の大会のようですが、大会規定はどうなっているのでしょうか?1試合ごとにエントリーメンバーを替えられるのか否か。登録を替えられるのなら、そうすべきです。予選リーグはそのままで、決勝に行くときにメンバー変更可というケースは多いです。■全員に目を配るには指導者と選手の人数のバランスを見ることが大事それともうひとつ。そもそも入団募集をする際に、指導者の数とのバランスを考慮しているでしょうか?私が運営しているサッカークラブは、1学年6人までとしています。なぜならば、コーチが私ひとりだからです。皆さん、より多くの子どもに来て欲しい。民間のクラブであれば経営上の問題もありますし、基本的にボランティアコーチが集まる少年団も少子化のいま存続させるために子どもを多く集めたい。そういった気持ちはわかりますが、まずは今いる目の前の子どもたちのことをコーチみんなで考える時間を設けてください。■オシムさんはメンバーから外した選手に理由をきちんと説明していた私がジェフ時代にお世話になった元日本代表監督でもあるイビチャ・オシムさんは、いつも「外した選手にちゃんと説明する必要がある」とおっしゃっていました。言葉通り、選手にはなぜ出られないのかなど、きちんと説明していました。それを考えると、コーチの皆さんは選手たちにどうして大会に出られないのかを説明できるでしょうか?プロは説明が必要だけど、子どもは不要でしょうか?子どもだからこそ丁寧にこころを扱わなくてはいけません。その点からすると「女子3人外せばいい」という判断は、周囲から見ても安易な「女子外し」にしか見えません。繰り返しになりますが、今の時代許されることではありません。■男女混合チームでも練習の強度を変える必要はない(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最初の質問である「練習の強度や戦術など男女混合チームならではの注意点」についてです。私は男子だけのチームと何ら変える必要はないと思います。ご相談者様も「今のところコンタクトプレーも嫌がっていない」と書かれています。最後に、重要なことをお伝えします。練習の強度は、プレースピードやプレスをかける距離の近さなど幾つかの要素があります。体をぶつけ合うことだけがサッカーの強度ではありません。女子は男子と長い距離を一緒に走ると追いつかれるかもしれませんが、8人制のコートでプレーする場合問題ありません。高学年になるとアジリティや、ターンのスピードなどは男子のほうが上回る様子を見かけますが、「相手はこうだから次はこうしよう」と頭を使ってプレーを読み切る能力が養われます。もっと早く準備しようとします。そして、それは男子だけのチームでも同じことが言えます。6年生くらいでは体格や走力に差があるので、遅い子は工夫します。決して男女差だけの話ではありません。池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年02月26日これまでチームには所属せず、一人で足技練習をしてきた子。この春チームに入団が決定。足元の技術はまるでフリースタイルの方のように上手だけど、チームプレーは初めて。そういった子に、最初は何から教えたらいい?とのご相談をいただきました今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、チームプレーが初めての子に指導する際に大事なことをお伝えします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<大会の格や規模について苦情を言ってくる親たちに、練習試合でも成長できることを伝える方法を教えて<お父さんコーチからの質問>保護者コーチとしてU-11の指導に携わっています。ボール扱いがめちゃめちゃ上手い子が、3月から加入予定です。近所の子なのですが、毎日朝練してて親もそれを動画にとってSNSに上げる熱の入れようです。相談したいのは、ボールコントロールはフリースタイラーのように抜群に上手いけど、サッカーをしたことがない子に、どうやってサッカーを教えればいいのかという事です。なまじ足元の技術があるため(※おそらくボール扱いだけなら同学年で一番うまい)プライドが高そうで、どんなアプローチでサッカーを学ばせたら良いかな、ひそかに悩んでいます。親御さんも、サッカーの才能があっていきなりエース級になれると思っているようですし......。ずっと一人(動画撮ってる親と二人、が正確ですが)でやってきたので、チームとしての動き方やポジショニング、周りとのコンビネーション、チームメイトのタイミングに合わせるところがカギかなと考えています。最初が肝心かなと思っているのですが、池上さんならどんなアプローチをされますか?<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。11歳以下のチームなので小学5年生。お書きになった「サッカーをしたことがない」というのがどの程度やったことがないのかは測りかねますが、サッカーのミニゲームくらいは経験はあるけれどチームに所属したことがないという程度かもしれません。だとしても、ここでは集団でプレーするのは初めてという前提で考えてみましょう。■最初は「マインドセット」からまずは、マインドセットを整えます。コーチの方からそのお子さんに、口頭でサッカーの成り立ちを教えてあげてください。「サッカーはチームプレーであること」「チーム全員で攻めて守るということをベースに、みんなが楽しめるようにそれぞれが動く」コーチの考えを伝え、このチームとしてそこを目指すというビジョンを伝えます。とはいえ、チームプレーをしたことがなく、しかもドリブルなど足元の技術があるのであれば、ひとりでガンガン行ってしまう、という現象は起きるかもしれません。そんなときはこう問いかけてください。「君が持っているその技術は、どんなときに使う?」チームプレーをするために、どう技術を使うのか。そこを要求しましょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■世界に賞賛されたバルサのサッカーは「チームで」サッカーをしている先日、あるところに呼ばれた講演会で、中学生の選手とその保護者に向けて話をしました。中学生になったら親と話さなくなるそうです。そんなとき親はどうサポートをすればいいの?子どもたちのモチベーションを上げるためにどうしたらいい?そんなお話でした。まず子どもたちにはバルセロナの10年以上前の映像をYouTubeで見せました。メッシ、シャビ、イニエスタがダイレクトでぽんぽんとパスを回して、相手を翻弄していました。私が「どう?楽しいサッカーだよね?」と言うと、中学生たちは全員うなずきます。「みんなとボールをつなげてサッカーをやると、楽しいね。そんなことができるためにどうしたらいいかな?」そこからこんな話をしました。「勝ち負けにこだわると、うまくない仲間を責めたりするね。自分だけでいっちゃおうとするよね。でも、バルサみたいなサッカーには、そんな部分はないよね。バルサみたいなサッカーがしたいと思うなら、チームでサッカーをすることを意識してほしいです」■チームメイトとの連動がどうして大事なのか、戦術面から理解させる次に、チームプレーを戦術面から理解してもらいます。中学生に「バルサのサッカーはどうしてつながるか、わかる?」と問いかけます。それは、サッカーのアタックの基本を全員が理解しているからです。「選手がサッカーをわかってるから、パスがつながるよね。彼らはどうしてる?」すると、「周りを見てる」「いつも動いている」といった声が上がりました。確かにその通りです。パスを出すほうも、受けるほうも、視野を確保しながら出しやすいところへ、受けやすいところへと動いてタイミングを合わせる必要があります。出すほうは、相手がボールを奪い取りに来たときがひとつのチャンスです。例えば「相手を食いつかせる」という言い方をします。相手が自分のふところ近くに飛び込んできたらチャンス。そこですれ違うことができれば、数的優位が生まれるからです。「それが数的優位を使うセオリーだよ」そこから中学生たちに、技術が高ければ相手を飛び込ませることができること、相手が飛び込んできたらそこでまたドリブルで抜いて行くのではなく、その瞬間に味方を使う。パスをして、またリターンしてもらうワンツーを使えば、さらにフリーになれる。チャンスがより広がることを知ってもらいます。上述したことを、その子に話したら、親御さんも納得するかと思います。伝わっていないようだったら親御さんにもチームの方針や指導のやり方を解説してもよいでしょう。■ひとりで練習してきた子だから、「ボールのもらい方」を丁寧に教えよう(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後は練習についてです。ボールのもらい方を丁寧に教えましょう。3対1や4対1の鳥かごでよく練習をしていますが、自分の最初の立ち位置にずっといる姿が目立ちます。コーチが「動きながらやって」と声をかけてポジション修正をしながらやっているチームが少ないようです。私は最近は、3対1はやらず、3対2を重点的にやります。3対1は動かなくてもできますが、3対2はそれぞれが動かなければチャンスが生まれません。ひとりで練習している子は、そこが理解できないかもしれません。冒頭で説明しましたが、サッカーはチームスポーツなので、ひとりずば抜けた選手がいても、チームで噛み合わなければチームの力にはなりません。オシムさんは、メッシがもっと若かった時代の試合を見て「メッシもまだまだだなあ」とおっしゃっていました。メッシのような天才も、点を取れなかった時期がありました。ひとりでドリブルをするだけでは相手を崩せないのです。その後、周囲を使えるようになって、再びゴールを量産するようになりました。それとともに、バルサも常勝軍団の地位を確固たるものにしたと記憶しています。ご相談者様のチームのみならず、日本の少年サッカーでは周りより少し上手い子がひとりでいってしまうケースがよくあります。その子たちにはぜひメッシの話をしてください。チームプレーを理解させましょう。フリーで抜くのは誰でもできます。上手い子たちには、2人もしくは3人から囲まれたとき、そこを抜け出したり、相手を出し抜く技術(味方を使うこと)12を要求しましょう。池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年02月19日昭和女子大学(東京都世田谷区:学長金尾朗)のCAFE3で、世田谷区を拠点とするラグビーチーム「リコーブラックラムズ東京」のチームマスコット「ラムまる」企画を26日まで展開しています。日本代表のアマト・ファカタヴァ選手の等身大パネルなど店内はラグビー一色。期間限定のオリジナル商品も提供し、地元のラグビーチームの盛り上げを目指しています。リコーブラックラムズ東京のチームマスコット「ラムまる」「ラムまるがCAFE3をジャック!!」をテーマにしたこの企画は、学生主体のラグビープロジェクトが考案しました。人気キャラクターラムまるを通してチームやラグビーに親しみを持ってもらおうと、①オリジナル商品 ②店内装飾 を展開しています。「さくさくラムまる&CAFE3クッキー」( 2枚入り140円 )「真冬のとろけるラムまるアフォガード」( 250円 )①は、区内の社会福祉法人に依頼した障がい者の手作り「さくさくラムまる&CAFE3クッキー」( 2枚入り140円 )と、「真冬のとろけるラムまるアフォガード」( 250円 )の2種類です。②は、武井日向キャプテンと、ラグビーワールドカップで活躍したファカタヴァ選手の等身大パネルをはじめ、選手たちが描いた直筆のラムまるの絵、サイン入りボール、ジャージなどを展示。動画で、選手たちの世田谷への思い、ラムまるのルール解説、試合の様子などを流しています。ラグビープロジェクトは学部横断で約20人の学生が参加、2021年からブラックラムズ東京とパートナーシップ協定を結び、ラグビーを通じて区内を活性化しようと、SNSやグッズ開発、イベント企画などに取り組んでいます。CAFE3は、光葉博物館などに来校した一般の方も利用できます。ラグビープロジェクトのインスタグラム@swu_ramgirl CAFE3のインスタグラム@swu_cafe3 昭和女子大学は、企業や地域と協働する「プロジェクト型学修」に力を入れています。協働先の評価を受けながら、答えのない課題を発見・解決する思考力、チームワークや行動力を養います。学科で実施するほか、現代ビジネス研究所が認定し、学生の活動をサポートしています。本件に関する取材のお申し込み先昭和女子大学広報部03-3411-6597 / kouhou@swu.ac.jp 昭和女子大学ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月17日チームラボと森ビルが共同で手がける『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』が、2024年2月9日(金) に麻布台ヒルズにオープンすることが決定。併せてティザー動画が公開された。東京・お台場から移転し、新たにオープンするチームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による“地図のないミュージアム”。チケットは2024年1月16日(火) より公式サイトにて販売予定で、開館時間、チケット料金、展示作品などの詳細は随時アナウンスされる。『チームラボボーダレス』ティザー動画<施設情報>森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス2024年2月9日(金) ~麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1公式サイト:
2023年12月25日こんにちは!riko yamamotoです♡私が住んでる愛知県になんと、チームラボが期間限定でイベントをしてたので、行ってきました♪そのご紹介をさせて頂きます!2023年12月3日(日)までの期間限定!金山南ビル美術館棟 (旧名古屋ボストン美術館)で開催中私は日曜日に行ったのですが、なんと土日は当日券の販売はなくて…ネット(チケットぴあ)のみでの販売だったので、土日祝日行く方はネットでの事前購入をおすすめします!平日は、当日券販売はあるみたいです…!平日は、大人:1,800円中高大生:1,300円子ども:800円(3歳~小学生)休日は、大人:2,000円中高大生:1,500円子ども:1,000円(3歳~小学生)です!テーマは未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち花と共に生きる動物たち中に入ってからいくと、まず真っ暗な部屋でスクリーンを見ます。チームラボの説明が3分ほど…で子供には少し難しい内容かもです笑笑それが終わって、次の部屋にいくと横一面にお花で動物の模様が動いてて感動!!どこから見ても、とっても幻想的で素敵でした♡天才ケンケンパ水に浮かんだ◯△◻ の上に片足で着地しながらケンケンパをして跳んで楽しむエリアがありました!着地すると音が鳴って、水の上を走ってるみたいにスクリーンも動くのでとても面白くて2回やりました♡お絵かきフライト飛行機、ちょうちょの枠が書かれてる紙があるのでそれに色や模様を描き描き…完成したので、機械でスキャンするとスクリーンに動いて映るんです!!感動!!娘もめちゃ喜んでました♡こびとが住まう奏でる壁とテーブル磁石がついてるブロックを壁につけると、そこから壁に小人が出てきたり、ラッパが出てきたり…画面に出てくるキャラクターや模様の動きが面白くて大人もついついずっと見てられます!笑テーブルにも同じようなものがありました♪光のボールでオーケストラ目の前ボールだらけ!の部屋でした!!下に転がってるボールで遊べます♡ボールを叩くと、いろんな楽器の音が聞こえました♪娘もめちゃめちゃはしゃいでました♡写真スポットにめちゃ良かったです♡世界とつながったお絵かき水族館ここも描いたものがスクリーンに映るエリアです♡魚、亀、タツノオトシゴ、サメの枠が描かれてる紙を貰って、色を塗ったり、模様を書いたり…完成して、機械でスキャンするとスクリーンに映し出されて、本物のように動いているので娘も喜んでました♡私も一緒に書いたやつをスキャンしてもらって…娘と一緒にスクリーンに写してもらいました♡すべって育てる! フルーツ畑巨大滑り台を滑ると、滑り台がスクリーンになっているので反応して光るんです!!大人も滑れるので、一緒にしても◎という感じでした!親子で一緒に楽しめるので、とてもオススメです♡ぜひ行ってみてください!!ではでは〜!
2023年10月25日LDH草野球チーム「中目黒リュージーズ」とLDHサッカーチーム「LDH ESPERANZA」による有観客イベント「LDH DREAM MATCH!! 中目黒リュージーズ vs LDH ESPERANZA」が12日、千葉ポートアリーナにて開催された。8月11日~12日にLDHのデジタルコミュニケーションサービス「CL」にて、26時間生配信『CL 3rd Anniversary CL26 ~Circle of Smiles~』を実施。その目玉企画として、今市隆二が監督を務めるLDH草野球チーム「中目黒リュージーズ」とEXILE AKIRAがキャプテンを務めるLDHサッカーチーム「LDH ESPERANZA」が、野球とサッカーにちなんだ競技で競い合う有観客イベント「LDH DREAM MATCH!! 中目黒リュージーズ vs LDH ESPERANZA」が行われた。両チームが競い合う企画は初の試み。グループの垣根を超えて30人以上が集結した。同イベントでは、「パーフェクトピッチング対決」「ターゲットシューティング対決」「異種長打王決定戦」「キックベース」の4種目で勝負。総合得点で、「中目黒リュージーズ」は410点、「LDH ESPERANZA」は430点となり、「LDH ESPERANZA」が勝利した。MVPは、「キックベース」で満塁ホームランを放ち、「LDH ESPERANZA」の勝利に大きく貢献したTHE RAMPAGEのRIKUに決定。RIKUは「ありがとうございます! 今年は大樹たちと総合司会も務めさせていただいて、26時間CLに関わらせていただいて、最後は素晴らしいMVP賞をとることができて本当にうれしく思います」と喜び、「とれたのはチームメイトが必死につないでくれたおかげですので、ESPERANZAを誇りに思っています」と語った。
2023年08月12日Aチームにいた息子が、Bチームに落ちてた。来月セレクションがあるのに、現実は厳しいのか......。と親の方がショックを受けて立ち直れない。子どもにどう声をかけていけばベストな状態でセレクションを受けられるか教えて。とのご相談。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、悩めるお母さんに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<息子に意地悪する子に注意したらコーチに叱られた、わが子をいじめる子に親が問いただすのはダメなのか問題<サッカーママからの相談>はじめまして。いきなりですが相談です。息子は来年中学生なのですが、来月セレクションがあります。ですが、4月からAチームにいた息子が、今日Bチームに入っていました。なんだか私が凄くショックを受けてしまって立ち直れません。まだセレクションが終わったわけではないのに、やはり現実は厳しいのかと悲しくなってきます。どう声をかけていけばベストな状態で受けることが出来るでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。「現実は厳しいのか」この言葉を、私も思わず漏らしたことがあります。■子どもにとってネガティブなことに親がいつまでも悲しんでたら子どもを2度傷つけることになりかねない私の子どもAが中学3年の夏か秋だったかと思います。地元のジュニアユースクラブでプレーしていたその子は、高校では別のユースクラブへ入ってサッカーを続けることを考えていました。私たち親はAに「好きなようにすればいいよ。任せるよ」と伝えていました。ある日、Aが鉛筆で何か走り書きしたような一枚のレポート用紙を私に見せました。そこにはこうありました。「初めまして。〇〇と言います。ジュニアユースクラブの〇〇でプレーしています。今中学3年です。そちらのユースチームの練習に参加させてもらえないでしょうか。プレーを見てもらいたいです」そして、私に首都圏の強豪ユースクラブ2つに自分で電話をかけて頼んでみようと思う、と言いました。私は「へえ。すごいチャレンジだね。いいじゃん。やってみたら」と言って、その紙を返しました。ひとつのクラブは「ユースからはとっていません」と事務職員の方に断られましたが、もうひとつのクラブはコーチにつないでくれました。保護者同伴で来るように言われ、練習に参加しました。私は仕事だったので、夫が付き添いました。コーチから「もう少し見たいので、もう一度来てほしい」と言われ、2度目の練習に参加しました。練習後少し待たされた後、コーチから「クラブの事情であなたをとれない。残念だけど」と落選を伝えられました。Aは唇を嚙み悔しそうだったと夫から聞きました。もしかしたら受かるかもと思っていた私も「現実は厳しいねえ」と漏らしました。あなたと同じようにショックではありました。悲しくもありました。ただ、そこで考えたのは「一番悲しいのはわが子だ」という事実です。ずっとAチームだった息子さんは、Bチームに落ちてショックだったことでしょう。セレクションを控えているのですから余計に落ち込みます。そんなときに、お母さんが落ち込む姿を見たり、ショックを受けていることを知ったら、彼はどう感じるでしょうか。いえいえ、そんな姿は見せていませんとおっしゃるかもしれませんが、子どもは親の気持ちを感じ取る天才です。子どもがやってしまった失敗やネガティブな出来事を、親がいつまでも嘆き悲しんでいては、子どもを二度傷つけてしまうことになりかねません。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■結果よりプロセス小6でBチームだったりセレクションに落ちることは人生でそんなに重要かそこでお母さんに三つアドバイスさせてください。ひとつめは、息子さんにまつわるどんなことも「結果」よりも「プロセス」を見てください。寄り添う大人がプロセスを重視するほうが、脳科学的に子どもを成長させることがわかっています。目先の結果ばかりを追いかけて干渉してしまうと、子どもの意欲やモチベーションをつぶしかねません。Bチームに落ちたことは結果です。息子さんが楽しく精一杯自分なりにサッカーに取り組んでいるのであれば、そのことを認めましょう。小学6年生でサッカーでBチームだろうが、セレクションで結果が出なかろうが、それらは彼の長い長い人生の中でどれだけ重要なことでしょうか。ぜひそこを考えてください。■子どもにとってベスト場状態に持っていく力は本人の主体性からしか生まれないふたつめ。これまでも何度かこの連載でも書いてますが、わが子の感情に共感しても同化してはいけません。Bチームに落ちたことなんて話題にしなければいいのです。知らん顔する。もし、息子さんが「落ちたんだ」と言ってきたら「そっかー、残念だったね。でも、お母さんは君がサッカーを楽しんでくれているだけで嬉しいよ」と答えてください。そうやって息子さんの残念で無念な気持ちに共感して寄り添うことは、親として大事なことです。しかし、親のほうが落ち込んでしまうと、子どもの感情に同化することになります。同化すると、親としての立ち位置や役割を見失ってしまいがちです。お母さんの役割は何でしょうか?ただ見守ることではないですか?ご相談文に「どう声をかけていけばベストな状態で受けることが出来るか」と質問されていますが、私たち親にそんな力があるでしょうか?自分なりに気持ちを整理してベストな状態にもっていく力は、子どもの主体性からしか生まれません。■もう12歳、この機会に少しずつ自立させよう(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)そして三つめ。もう12歳。この機会をぜひ「子どもの手を離す時間」にしてください。何かについて「お母さんはどう思う?」と相談されたとき、「君に任せるよ」と言える。ちょっぴり心配でも「好きなようにしなさい」ときっぱり言える。そんな態度が息子さんの主体性につながります。もしかしたら揺れる、戻るの繰り返しかもしれませんが、少しずつ自立させてください。ところで、わが子Aは結局、高校から別のクラブでプレーすることになりました。奇遇にも二度練習参加をしてとってもらえなかったクラブと同じエリアでした。Aはそのユースクラブに入ってよく努力しました。しかも、在籍した3年間で、自分を落とした強豪クラブに一度だけ公式戦で勝ちました。他の選手も活躍していましたが、Aもとてもいいプレーを見せてくれました。試合後、泣いていました。嬉しいのはわかるけど、そんなに泣くか?というくらいに。涙の理由は私たち家族だけが知るものでした。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年08月09日初心者の方にオススメです! ワールドカップ観戦にも役立つ!株式会社カンゼンは、ラグビーワールドカップのおともに最適な一冊『もっともわかりやすいラグビー戦術入門ガイド』(井上正幸 著)を2023年8月7日に刊行致します!2023年9月8日に、ラグビーワルドカップ2023フランス大会が開幕。 4年に1度の祭典が始まります。ルールや戦術がわかると、楽しさ倍増です、ラグビーワルドカップ観戦のおともにぜひ!著者はもちろん『これまでになかった ラグビー戦術の教科書』、『これまでになかったラグビー防御戦術の教科書』の井上正幸 氏です。『もっともわかりやすいラグビー戦術入門ガイド』書影初心者の方にオススメです!ワールドカップ観戦にも役立つ!・ラグビーをもっと知りたい!・戦術をもっと学びたい!・知識・用語にもっと詳しくなりたい!・世界の強豪国や日本の戦術を知りたい!ようこそラグビーの世界へ――ルールや戦術がわかると、楽しさ倍増試合の見方が変わる!<対談収録>浅野杏奈(ラグビー日本代表応援サポーター2023)湯浅大智(東海大大阪仰星ラグビー部監督)加藤真也(元日本ラグビー協会公認A級レフリー)サンプルページ第1章ラグビーとはどんなスポーツかを知ろう第1章ラグビーとはどんなスポーツかを知ろう②対談× 湯浅大智(東海大大阪仰星ラグビー部監督)対談× 加藤真也(元日本ラグビー協会公認A級レフリー)対談× 浅野杏奈(ラグビー日本代表応援サポーター2023)第5章2023年W杯フランス大会で予想される戦術目次目次①目次②第1章ラグビーとはどんなスポーツかを知ろう第2章ラグビーの戦術を理解するための基礎知識第3章ラグビーの戦術を紐解く第4章2019年W杯日本大会での戦術第5章2023年W杯フランス大会で予想される戦術プロフィール井上正幸大東市立住道中学校でラグビーを始め、大阪府立大東高校を経て大阪体育大学に入学しラグビー部に在籍。大学卒業後、整形外科のインプラントを販売する会社「オルソテック(株)」に勤務する傍ら、1998年、関西ラグビー協会に所属する「くすのきクラブ」を創設し、2020年近畿クラブリーグのカテゴリーAに昇格する。2008年から兵庫医科大学でコーチを始め、09年西日本医科学生総合大会4位、11年関西医歯薬学生ラグビーフットボールリーグ2位、12年同大会3位、13年同大会2位の成績を収める。16年、大阪体育大学スポットコーチとして、関西大学ラグビーBリーグ優勝、17年ヘッド17年ヘッドコーチとして同リーグで優勝。入れ替え戦にも勝利してAリーグへ昇格させた(2019年に退任)。2022年シーズンは林大成選手(7人制ラグビー日本代表)と著者が運営するラグビーメディア「#らぐびーくえすと」とJ SPORTSがコラボして、リーグワンを中心に戦術視点でラグビーの魅力を発信したり、WOWOWとのコラボで戦術解説を行っている。著書に『これまでになかったラグビー戦術の教科書』『これまでになかったラグビー防御戦術の教科書』(小社刊)などがある。書誌情報書名:『もっともわかりやすいラグビー戦術入門ガイド』著者:井上正幸ISBNコード:978-4-86255-693-6定価:1,870円(本体1,700円+税)判型:四六判ページ数:232P発売日:2023年8月7日出版社:カンゼンAmazon : Rakutenブックス : 商品ページ : 【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン宣伝プロモーション部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月04日チームラボ(teamLab)の「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」が、2023年冬に沖縄県那覇市のTギャラリア 沖縄 by DFSにてオープン予定。「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」が沖縄に上陸デジタル領域におけるスペシャリストで構成されるチームラボ。国内・海外累計来場者数1500万人を達成している「学ぶ!未来の遊園地」は、子どもから大人まで楽しめるデジタルアートを展示する新感覚の“遊園地”だ。そんな人気を誇るデジタルアート展「学ぶ!未来の遊園地」が沖縄に上陸。会場では同じ空間にいる人々とともに、自分自身もクリエイティブに参加しながらデジタルテクノロジーを体験できる。【詳細】「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」オープン時期:2023年冬場所: Tギャラリア 沖縄 by DFS住所:沖縄県那覇市おもろまち4-1
2023年07月17日FC市川GUNNERSが2024年度レディースチーム練習会&セレクションを下記の通り実施致します。千葉県1部リーグ/2部リーグに2チームで所属しています。<練習体験会>・日程※複数回参加できます。7月8日(土)18:30~20:00 (説明会18:00~)7月15日(土)17:30~19:00 (説明会17:00~)7月22日(土)18:30~20:00 (説明会18:00~)・練習内容FC市川GUNNERSのプレーモデルに基づいたメソッドでのトレーニングメニューを体験していただきます。・参加費無料<セレクション>・一次セレクション※複数回参加できます。8月19日(土)18:00~20:008月27日(日)17:00~19:00・募集対象現小学6年生(新中学1年生)・セレクション内容フィジカル測定及び試合中心となります。・参加費1,000円(当日徴収させていただきます)・会場北市川フットボールフィールド(市川市柏井町4-294-5)・お申し込みFC市川GUNNERS レディースチーム練習体験会&セレクション※下記の画面が表示されて詳細に行けない方は、画像右上の×印(赤枠部分)を押してください。
2023年05月24日創設5年で日本で最も人気のeスポーツチームのひとつになった「Crazy Raccoon」。代表のおじじさんが、異例のチーム運営について語る。Crazy Raccoon(以下CR)は、日本の人気プロeスポーツチームの中でも前例のない挑戦を重ね、独自のポジションを築いているチームだ。チームおよび所属メンバー45人のTwitterやYouTubeの登録者数は計2000万人超。’22年6月には、チームやメンバーのオリジナルグッズを販売する店舗を日本のチームとして初めて渋谷にオープンし、併設の「CR GAMING SPACE」には、無料で使えるハイスペックゲーミングPC60台以上を完備している。もうひとつ忘れてはならないのが主催する「CR CUP」だ。チーム内外のプロ選手やストリーマー、VTuberはもちろん、山田涼介さんや『【推しの子】』の原作などで知られる赤坂アカさんなど幅広い出場者が参加するこの大会シリーズは、’19年の初開催から約4年で国内最大級のeスポーツイベントとなった。最近では自社で格闘ゲームの開発を始めたりと、eスポーツチームとしてはあまりに異例ずくめのCR。思わず「なんと呼ぶのがよいでしょう?」と代表のおじじさんに聞くと、かなり悩んだのちにこう答えてくれた。「一言で言うなら、ゲームがうまい人たちのエンタメ集団…ですかね」異例なのは、事業の幅広さだけではない。プレイヤーファーストを掲げるCRでは、大会の賞金も配信の収益も100%選手のものだとおじじさんは言う。選手が獲得した賞金や配信の広告収入の一部をチームの収入とする契約を結ぶeスポーツチームがほとんどであることを考えると、CRの言うプレイヤーファーストの本気度が窺える。動画の編集やプロモーションにかかる費用はもちろんチームが負担。チームの主な収入源はグッズの売り上げだという(その利益も選手と折半だ)。その徹底ぶりの背景にあるのは、おじじさんがチームを結成したそもそもの理由。「焼き肉店のオーナーをしていた時代に、プロゲーマーの人たちから『ゲームだけでごはんを食べていくことが難しい』という話を直接聞いたんです。それなら自分でプレイヤーが第一のチームをつくろうと思って設立したのがCRでした」と振り返る。「ゲームへの愛なら、ほかのどのチームのオーナーにも負けないと断言できます。だからこそプロや配信者を誰よりもリスペクトしているし、自分の手で環境を変えたかったんですよね」2018年4月の設立からたった5年で、CRは日本随一の人気チームに成長。チーム全体が人気を獲得し続けている理由のひとつは、おじじさんの“視点”にあるのだろう。「選手の多くは、ゲームのうまさが正義だと思っているんですよ。これは正しいけれど、本質的ではない」と、おじじさん。「例えば、クリスティアーノ・ロナウドのスニーカーが売れるのは、サッカーがうまいからではありません。人気だから売れるんです。技術が高いことは、人気の理由のひとつでしかないわけです」eスポーツの世界で、大会の賞金だけで生きていける人はごくわずか。しかし、たとえゲームの技術が一番でなくとも、圧倒的人気のあるプレイヤーなら契約するチームはあるし、お金を稼ぐ手段も増えるとおじじさんは言う。「まず人気について考えよう、ということはチームのベースになっていますね。『そのためにこれをしろ』と選手に強制することはありませんが、サポートは全力でします」今年4月には、初の大型ファンイベント「CR FES 2023」を開催したCR。1万8000人のキャパシティをもつ幕張メッセを会場にしたにもかかわらず、チケットへの応募はそれをはるかに上回った。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだが、おじじさんの目標はさらに壮大だ。「日本のeスポーツ業界はまだまだブルーオーシャンだと思います。CRとしては数十億円規模で実施したい企画をいろいろ溜めていますし、いつかは東京ドームをファンで埋めます!」Crazy Raccoonとは?“ゲーマーをかっこよく魅せる”というテーマのもと、2018年4月に結成。『Fortnite』『Apex Legends』『VALORANT』『Clash Royale』『Super Smash Bros.』『Brawl Stars』の6タイトルに配信者の『Streamers』部門を加えた7部門を展開。選手のSNSのフォロワーは合わせて900万人、YouTubeの登録者数は860万人を超える。国内最大級のeスポーツイベント「CR CUP」を主催するほか、ゲーミングスペースや実店舗の運営も行う。おじじさんプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」代表。ラッパーや役者、焼き肉店のオーナーなどを経験し、2018年にプロゲーマーの友人たちと同チームを結成。自身も1日に10時間以上プレイする日もあるという大のゲーム好き。※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・宮坂和典取材、文・川鍋明日香(by anan編集部)
2023年05月13日チームラボ(teamLab)は、大阪府大阪市の「長居植物園」に常設する「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」にて、春の新作を2023年4月8日(土)から5月7日(日)まで公開する。夜の常設野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」大阪・長居植物園の常設野外ミュージアム「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」。今回、ネモフィラの開花と見頃に合わせた新作《生命は闇に浮かぶまたたく光-ネモフィラ》を期間限定で公開する。《生命は闇に浮かぶまたたく光-ネモフィラ》では、約2,000平米を誇るライフガーデンに咲き誇るネモフィラをライトアップ。人々がネモフィラの近くで立ち止まると、より強い輝きを放ち、音色を響かせる。その輝きはまわりのネモフィラへと伝播していき、音色を響かせながら輝き続けていく。4月中旬頃に見頃を迎える予定のため、気になる人は開花状況などをチェックしてみて。詳細《生命は闇に浮かぶまたたく光 - ネモフィラ》期間:2023年4月8日(土)~5月7日(日)場所:長居植物園「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23時間:・4月 19:00~21:30・5月1日~7日 19:00~21:30※最終入場20:30。※開催時間はシーズンによって異なる。【問い合わせ先】TEL:06-6699-5120(12:00~20:00)
2023年04月11日サイドバックを活かす攻撃が特徴のチーム。3-2-2のフォーメーションを使っているが、U-10世代への指導が難しい。というご相談をいただきました。2トップ、中盤のポジショニングの指導に悩んでいるとのことですが、今回の池上さんの回答は......。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、小学生年代で特定のチーム戦術を教え込みすぎる弊害なども含め、指導のアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<人数はいるけどGKやりたい子がいない、上手く褒めて1人を固定にするか複数人で回すかどちらが良いか教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。子どものチームで保護者コーチをしています。指導カテゴリーはU-10~です。ウチのチームは3-2-2というフォーメーションを使っています。サイドバックを活かす攻撃が特徴で、ツートップはなるべく広がらず真ん中で近い距離に、というのが基本です。ですが、ツートップ、二枚の中盤のポジショニングがなかなか難しいです。このフォーメーションの場合、どのようなことから教えていくのが良いと思いますか?<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。10歳以上なので4年生でしょうか。ご相談に書かれているように「サイドバックを生かした攻撃でツートップはなるべく広がらず真ん中で近い距離にいなさい」と指示してしまうのは、少し早すぎる気がします。■小学生年代は特定のフォーメーションに特化するより、どんなサッカーにも対応できるベースを作る時期プロや大学生のチームならば、戦術はあって当然でしょう。しかしながら、わずか10歳の子どもはどんな選手に成長するのか、キャリアを積んでどんなチームに行くのかも私たちに予測はできません。したがって、私たちが行う育成は、どんなサッカーにも対応できるよう一人ひとりのサッカーのベース作りをしなくてはいけません。ドイツなどサッカー先進国と言われる欧州の子どもたちは、小さいころからサッカーの原理原則を学ばせます。トライアングル、数的優位といったサッカーの成り立ち。どんなふうにパスをつなげて点を取るか。どんなふうに守って失点を防ぐか。そういったことを学ぶために、欧州では10歳ぐらいまでは5人、もしくは7人制で試合をします。そこにフォーメーションが重要だという考えはありません。そう考えるとご相談者様のチームは、子どもがもう少し自由に自分の意志で動きを覚えられるような仕組みを考えたほうがよさそうです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■スペースの使い方など「相手守備が困ること」を実感させる例えば、このように教えたらどうなるでしょうか。「広がると自分たちが使えるスペースがたくさんできて、パスをつなぎやすくなるね」あるいは、「広がって動けば相手は守りにくくなるね」と。そうすると、トップが広がらないというポジショニングでは「相手は守りやすい」という状況になります。自分たちが広がることによって相手守備が困ることを実感してほしいのです。しかし、ご相談者様のチームは恐らくスピードのあるサイドバックがドリブルで攻め上がる際、2トップが広がっていると邪魔になる。そのため真ん中に一緒に立っていなさいという指示になるのかもしれません。そうなると、真ん中にいるトップの選手にボールが入ったとき、もう一人のフォワードが近くにいれば相手ディフェンスも守りやすいので、選手は大変だと思います。対象が小学生ではなく、せめて高校生など大人に近い年代ならば「前のふたりで相手を崩せるからあまり広がらないほうがいいね」と指示を出せます。そのような選手の特徴を生かすことも考えられます。■高学年になって周囲のサッカー認知度が高まると、SBも今のように抜けなくなるただし、何度も言うようですが、小学生にこのような限定的な動きを教え込むことはあまり賛成できません。足の速い子を前に置いて、裏に抜けて点を取る。それができたら違うことに移るべきです。ずっと同じプレーをやらせていてはその子のテクニックは上がりません。サイドバックの子も同じです。ドリブルがうまい子がボールをもらってサイドから自分でドリブルをする。3~4年生くらいまでは通用しても、高学年になって他の選手たちのスピードや体格、サッカーの認知が上がってくると、その途端に抜けなくなります。そこでワンツーパスを使うとか、フィードするパスをして組み立てるといったことができるようにしてほしいのです。そのためにはきちんと土台をつくらなくてはなりません。■「3人目」の動き、数的優位を意識させるトレーニングをすることそれをつくるには、低学年のころから2対1などの数的優位をどう使うか。意識できるようトレーニングを積まなくてはいけません。試合でもそれを意識させてください。両サイドバックが少し高い位置を取って、真ん中に中盤の選手がいる。常にダイヤモンドの形をつくるよう心掛けてもらいます。中盤の上にはトップがいてまた別のダイヤモンドをつくれます。幅と深さ、トライアングル。ボールを持ったときに誰と誰を見たらいいの?場面によってトライアングルができることを意識して、何を見たらいいのかを学ばせてください。そういった学びを小学生の間にしてもらいたいのです。ドイツに「フニーニョ」(※フニーニョを紹介した記事に飛びます)という3対3のゲームがあります。概ね縦25~30メートル、横20~25メートルのフィールドで、攻撃方向にそれぞれ2つずつ、計4つのゴールを置いて3対3を行います。自分たちが攻めるゴールが2つあるので、トライアングルの「3人目」を意識しやすくなります。つまり、視野が広がる。視野の確保とサッカーの成り立ちを体得するのにうってつけの方法です。今の時代、ネットで探せばやり方や動画をたくさん観ることができます。ぜひやってみてください。■チーム戦術が先に来ると、そのチームでしか使えない選手になる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)これまでブンデスリーガのクラブや、意識の高いジュニア年代の指導者がトレーニングなどに導入していましたが、ドイツサッカー連盟はこれを10歳以下のカテゴリーすべての試合で行う方向で進めています。チーム戦術みたいなことが先に来てしまうと、そのチームでしか使えない選手になってしまいます。将来を考えてあげると、何でもできるようにしておく必要がある。ぜひそのことをあらためて考えていただければと思います。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年03月31日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」は、2023年3月4日(土)より春季限定の作品を順次公開する。チームラボの次世代ミュージアム「チームラボフォレスト」アート集団・チームラボが手がける「チームラボフォレスト」は、「捕まえて集める森」「運動の森」と呼ばれる、2つのインタラクティブな空間で構成されるアート施設。自身の身体とスマートフォンなどのデジタル機器を駆使しながら、空間全体でインタラクティブなアートを楽しむ次世代のミュージアムだ。チームラボの作品の特徴の一つは、鑑賞者の存在やコンピュータプログラムによって変化し続ける事。「チームラボフォレスト」もその例に漏れず、季節の移ろいに合わせて、その時々にしか体験出来ない展示が展開されている。「運動の森」たとえば、無数の花々でできた生き物たちを立体的な空間に投影する《うごめく谷の花と共に生きる生き物たち - A Whole Year per Year》には、桜の花でできた動物たちが登場。コンピュータプログラムによってリアルタイムで描写されている生き物たちは、他の生き物を食べたり、人々に踏まれることで散ったりと、その時々の状況を反映して常に変化する。このほか、空間の中を群蝶が舞う作品《群蝶、儚い命》、降り注ぐ光の粒が地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》でも、春の季節ならではの色彩が楽しめる。「捕まえて集める森」また、スマートフォン片手に展示スペースを探索し、様々な動物を捕まえて観察する「捕まえて集める森」も、3月24日(金)より春の景色に。動物たちの住む森に桜の花が咲くという、春にしか見られない景色が初めて公開される。詳細「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」2023年春季限定の作品群公開日:2023年3月4日(土)※「捕まえて集める森」は、3月24日(金)より公開。場所:ボス イーゾフクオカ(BOSS E・ZO FUKUOKA) 5階(福岡PayPayドーム隣)住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6
2023年03月06日チームラボ(teamLab)のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2023年7月14日(金)から11月5日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。チームラボ×御船山楽園「チームラボ かみさまがすまう森」開催9年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地内に作られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展だ。超自然的に積み重なった巨石、樹齢3,000年の木が存在する森、名僧・行基が500体の羅漢像を安置した洞窟。長い時間の中で形作られてきた自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、自然と人との営みの軌跡と、時間の連続性を表現する。《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》たとえば、《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》は、高さ約3m、幅約4.5mの巨石にデジタルの滝を投影したインスタレーション作品だ。仮想の三次元空間に再現した巨石に水を落下させ、その動きをシミュレーション。粒子間の相互作用まで計算された水の粒子が線を描き、それが滝となって巨石を彩る。《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影する《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》は、本展のメイン作品の一つ。その映像は、池に浮かんで進む小舟に合わせてインタラクティブに変化。魚たちは浮かぶ小舟に集まるだけではなく、動き出した小舟からは離れていくなど、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。それが即興的なドローイングとなり、水面を色鮮やかに彩る。このほか、御船山楽園の自然を活かした多彩な作品の数々を展示。「自然が自然のままアートになる」チームラボの作品を通して、美しい文化的遺産を楽しめるイベントとなっている。「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーションもなお、毎年恒例となっている「御船山楽園ホテル らかんの湯」とのコラボレーションは、今年も継続。3年連続で「サウナシュラン」グランプリを受賞し殿堂入りを果たしたサウナとアートをセットで体験できるチケットが販売予定だ。開催概要「チームラボ かみさまがすまう森」開催期間:2023年7月14日(金)〜11月5日(日)場所:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
2023年01月31日チームラボ(teamLab)のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」が、2023年7月14日(金)から11月5日(日)まで、佐賀県武雄市の御船山楽園にて開催される。チームラボ×御船山楽園「チームラボ かみさまがすまう森」開催9年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森」は、50万平米にも及ぶ敷地内に作られた大庭園・御船山楽園を舞台にしたアート展だ。超自然的に積み重なった巨石、樹齢3,000年の木が存在する森、名僧・行基が500体の羅漢像を安置した洞窟。長い時間の中で形作られてきた自然のありのままの形を、非物質的なデジタルテクノロジーを駆使してアートにすることで、自然と人との営みの軌跡と、時間の連続性を表現する。《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》たとえば、《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》は、高さ約3m、幅約4.5mの巨石にデジタルの滝を投影したインスタレーション作品だ。仮想の三次元空間に再現した巨石に水を落下させ、その動きをシミュレーション。粒子間の相互作用まで計算された水の粒子が線を描き、それが滝となって巨石を彩る。《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》御船山楽園の池の水面にカラフルな魚たちの映像を投影する《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》は、本展のメイン作品の一つ。その映像は、池に浮かんで進む小舟に合わせてインタラクティブに変化。魚たちは浮かぶ小舟に集まるだけではなく、動き出した小舟からは離れていくなど、まるで生命が宿ったかのような動きを見せる。それが即興的なドローイングとなり、水面を色鮮やかに彩る。このほか、御船山楽園の自然を活かした多彩な作品の数々を展示。「自然が自然のままアートになる」チームラボの作品を通して、美しい文化的遺産を楽しめるイベントとなっている。「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーションもなお、毎年恒例となっている「御船山楽園ホテル らかんの湯」とのコラボレーションは、今年も継続。3年連続で「サウナシュラン」グランプリを受賞し殿堂入りを果たしたサウナとアートをセットで体験できるチケットが販売予定だ。開催概要「チームラボ かみさまがすまう森」開催期間:2023年7月14日(金)〜11月5日(日)場所:御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
2023年01月22日ジャパンラグビー リーグワンに楽なゲームなどない。2シーズン目となる『NTTジャパンラグビー リーグワン』では、昨季以上に各チームの戦力・戦術が拮抗している。事実、ディビジョン1の戦いぶりを見ても、明らかに接戦が増え、番狂わせも散見される。D1昇格組の三菱重工相模原ダイナボアーズが地力のあるブラックラムズ東京、トヨタヴェルブリッツに連勝。グリーンロケッツ東葛はもうひとつの昇格組・花園近鉄ライナーズを相手に36-34と逃げ切った。GR東葛は不戦勝を除き、レギュラーシーズンで4季ぶりの勝利を飾ったのだ。埼玉ワイルドナイツと東京サンゴリアスの2強も安泰とはいかない。王者・埼玉WKは『NTTリーグワン2022-23』開幕戦で東芝ブレイブルーパス東京に22-19で逆転すると、続く静岡ブルーレヴズ戦では試合終了間際の1トライ1ゴールで劇的逆転勝利。15-14と薄氷を踏む勝利となった。一方、東京SGは開幕戦でクボタスピアーズ船橋・東京ベイに18-31と力負け。18季ぶりにサンゴリアスから白星を奪ったS東京ベイだが、続く第2節では横浜キヤノンイーグルスと27-27のドローに終わった。開幕2節を終えて、D1の全12試合中6試合がひとケタの点差のゲームとなった。昨季の開幕2節まででひとケタの点差の試合はたった1試合のみである。新型コロナウイルスによって4試合が中止になったとはいえ、ひとケタの点差の接戦は8分の1から2分の1と激増している。そう、今季のリーグワンに計算できるゲームはないのだ。『NTTリーグワン2022-23』第3節に組まれた東京SG×横浜Eも読み辛いカードと言える。2季連続準優勝、新型コロナウイルスによってシーズン不成立になった2020シーズンを除き2018-19を含めると3季連続2位に甘んじ、ひと際今年こその思いが強い東京SGだが、前記の通り黒星発進となった。大きくて強いFW陣を並べるS東京ベイに接点で後手に回り、アタックでもハンドリングエラーが見られ決定力を欠いたのだった。ただ続く第2節、東京SGはさすがの修正力を見せた。開幕戦の反省点だったブレイクダウンを改善、FW陣の出足も鋭くターンオーバーを許さず、ゴール前のラインアウトとなればモールをぐいぐい押し込んだ。開始早々の3分にSH齋藤直人共同主将がパスダミーから先制トライを決めた。10分に一本返されるも、27分ゴール前ラインアウトからモールを押し、その後近場を攻め、最後はLOハリー・ホッキングスがボールをねじ込んだ。前半終了間際の43分には右ゴール前残り5mのラインアウトからモールを押し込みHO堀越康介共同主将のトライが奪い21-5で折り返した。齋藤直人(東京サンゴリアス)ハリー・ホッキングス(東京サンゴリアス)後半も早々にトライを奪取。45分モールからショートサイドに張ったWTB尾﨑晟也がインゴールにボールを運べば、7分後にはLOツイ ヘンドリックがサインプレーをズバリ。33-19と迫られた残り20分の勝負の時間帯にはさらにギアを上げる。23分モールから近場を攻めてPR祝原涼介がインゴールに飛び込んだ。26分NO8テビタ・タタフがシンビン(10分間の一時退場)となるが、32・36分と立て続けにトライを奪い、終わってみれば50-19の大勝劇を披露した。試合後、田中澄憲監督は「勝利できてホッとしている。開幕戦で敗れ、通常であれば今日は難しいゲームになると思うが、ネガティブな要素は一切なかった。敗れたことで自分たちの課題が明確になったから。今週は課題にシンプルに取り組み、今日の勝利につなげた。完璧なゲームではないが、ひとつ自信につながるゲームだったと思う」と安堵の表情を浮かべた。写真左より)堀越康介共同主将(東京サンゴリアス)、田中澄憲監督(同)具体的な課題について問われると、指揮官は「前節ではブレイクダウンでターンオーバーされた回数が9回あった。これはただ単にブレイクダウンの弱さではなく、アタックの方向、システムで曖昧な部分があったから。今週はアタックのシステムをクリアにし、一度決めたアタックをやり抜くこと、その上でブレイクダウンで対処しようと取り組んできた。結果として、今日の試合でブレイクダウンからターンオーバーされた場面はなく、しっかり改善できた」と答えた。朗報もある。次節にはアーロン・クルーデンがサンゴリアスデビューを果たす。開幕戦では田村煕、第2節は森谷圭介が10番を背負ったが、ついにオールブラックス50キャップの司令塔がピッチに立つのだ。コベルコ神戸スティーラーズからやって来た大物SOが東京SGのアグレッシブ・アタッキング・ラグビーとどんな融合を見せるか、楽しみである。一方の横浜Eは前節、悔しい引き分けとなった。神戸Sとの開幕戦を39-30で逃げ切ると、第2節・S東京ベイ戦では試合終盤までプラン通りにゲームを遂行した。5分CTBジェシー・クリエルのビッグゲインからサポートに回ったWTBイノケ・ブルアが右サイドを駆け抜けると、SO田村優もタイトな角度からのCGを成功し、横浜Eが7-0と幸先よく先制。13分にも田村がPGを決めてペースを掴み10-8で折り返すと、後半5分に田村の絶妙なグラバーキックをWTBヴィリアメ・タカヤワがグラウンディング、CGを通して17-8とする。その後田村がPG1本、S東京ベイのSOバーナード・フォーリーが3本のPGで加点し20-17と次のスコアが重要となるが、31分ラインアウトから8フェーズ、南アフリカ代表46キャップのSHファフ・デクラークの飛ばしのパスを受けたWTBブルアがインゴールにボールをねじ込み、角度のないCGを田村が通して27-17。ファフ・デクラーク(横浜キヤノンイーグルス)田村優(横浜キヤノンイーグルス)これで勝負ありと思われたが、終盤にミスが続く。35分CTB立川理道のゴール前のグラバーキックをタカヤワがゴール前でハンブルしトライを献上すると、39分相手ボールを奪いFB小倉順平が大きく蹴り返そうとしたところでまさかのスリップ。同点トライを許したのだった。難しくない角度のCG、蹴るのはオーストラリア代表75キャップの名手。しかし、これをフォーリーが失敗。横浜Eにとっても、S東京ベイにとっても、モヤモヤの残るドローに終わったのだった。試合後「最後にするっと勝ちが逃げていった。それでもポジティブな部分もあり、次のサントリー戦に向けてまたいいスイッチが入った。あと、クリスマスプレゼントで順平にスパイク買ってやろうかなと思っています(笑)」とジョークを口にした沢木敬介監督だが、「クボタの強いFWに対して、前半しっかりとタフに戦った。またゲームプランの遂行力というところも素晴らしかった。勝てなかったが、成長を感じている選手はいると思う。ただ、ここで勝ち切るチームではないといけない」と確かな手応えを語った。さらに「昨季はトップ争いをしたが、最後の方に失速感があった。そこは本当に選手層だと思う。今どんどん層は厚くなっている。徐々にチーム力が上がってきている。あとはこういう接戦の経験がまだまだ少ないチームなので、経験値をしっかりと増やして、ラグビーのナレッジが上がってくれば。状況によって選択するプレーの判断だったり、時間の使い方だったり、ディシジョンメイキングだったり、そういうところのレベルが上がってくればもっともっといいチームになっていける」と課題を挙げた。写真左より)沢木敬介監督(横浜キヤノンイーグルス)、梶村祐介主将(同)第3節に臨む両軍の試合登録メンバーは以下の通り。【東京SG】1森川由起乙、2中村駿太、3垣永真之介、4ツイ ヘンドリック、5ハリー・ホッキングス、6箸本龍雅、7山本凱、8テビタ・タタフ、9齋藤直人、10アーロン・クルーデン、11テビタ・リー、12中村亮土、13中野将伍、14尾﨑晟也、15松島幸太朗、16呉季依典、17石原慎太郎、18祝原涼介、19トム・サベッジ、20下川甲嗣、21流大、22森谷圭介、23尾﨑泰雅【横浜E】1岡部崇人、2川村慎、3杉本達郎、4コリー・ヒル、5リアキマタギ・モリ、6コーバス・ファンダイク、7安井龍太、8アマナキ・レレイ・マフィ、9ファフ・デクラーク、10田村優、11松井千士、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14イノケ・ブルア、15小倉順平、16朴成浩、17シオネ・ハラシリ、18津嘉山廉人、19マックス・ダグラス、20シオエリ・ヴァカラヒ、21荒井康植、22ヴィリアメ・タカヤワ、23エスピー・マレー果たして東京SGが連勝を飾るのか、横浜Eが勢力図を塗り替える白星を奪うのか。『NTTリーグワン2022-23』東京SG×横浜Eは1月7日(土) 味の素スタジアムにてキックオフ。当日、ジパンダ広場に設置される特設ブースにて20歳以上の来場者先着5000名に「翠ジンソーダ」をプレゼント。チケット発売中。取材・文=碧山緒里摩(ぴあ)東京サンゴリアス対横浜キヤノンイーグルスNTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 DIVISION 1:リーグワン特設ページ:ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23:
2023年01月06日個人技、ドリブルを伸ばすチーム方針。闇雲にドリブル突破させるのではなく、パスのタイミングなども学ばせているけど、保護者から「パスや戦術理解を高める練習をしてほしい」と要望が。ドリブルを磨くのはそんなにダメなこと?ドリブルスキルを高めながらパスや仲間との連携を高めるトレーニングがあったら教えて。とのご相談をいただきました。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、イニエスタ選手を例に「ドリブルの意義」を理解し効果的に使うためのアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<「伸ばしたいなら離れなさい」わかっているけど現場指導が難しい。いい距離で離れる「さじ加減」を教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。子どもが所属しているチームで教えています。指導対象はU-12です。私自身もサッカー経験者ですが、技術だけでなく接し方など、自分の頃とは色々変わっていることを学びながら指導にかかわっています。今回お伺いしたいのは、個人技、要はドリブルについてです。うちのチームでは、個人技を伸ばすことを大事にしています。ドリブルも、ただ闇雲に突破を仕掛けるのではなく、ボールを運ぶときに大事なスキルだと教えており、緩急をつけたり、どんな時にパスを選択すればいいのかも学ばせています。ですが、最近はTVやネットで情報を得る保護者も多く、ドリブル=悪(※連携せずに独りよがりで突っ込む)のように思っている方も多く、チームの代表あてに「パスや戦術理解を高める指導をしてほしい」という要求が来ることもあるようです。パスや戦術もないがしろにしているわけでないのですが、個人技、ドリブルスキルを高める指導はそんなにダメでしょうか。パスのタイミングを理解したり、仲間と連携するためのおすすめのトレーニングがあれば教えてください。よろしくお願いいたします。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。パスや戦術理解を高める指導をしてほしいことは、私も以前から訴えていることです。仲間と「連携せずに独りよがりで突っ込む」小学生が多いのも事実です。保護者の方がそのような要望を口にされるのは悪いことではないと思います。■単なる技術ではなく、ドリブルの意義への理解を高めようそれはさておき、コーチングはどんなツールで勉強されているのでしょうか。トレーニングメニューにこだわっている人は、YouTubeが多いようです。が、映像でドリブルを見せるものは、やはり足元のテクニックのほうに偏りがちです。ビジュアルとして見せやすいからかもしれません。しかし、そのような足技と呼ばれる技術を高めるのではなく「ドリブルの意義への理解」を高めるトレーニングをしてほしいと思います。なぜなら、サッカーは「対戦相手をみんなでどう攻略するか?」を追求するチームスポーツです。目の前にいる相手をひとりでドリブルで攻略するのは、チームスポーツではありません。味方の誰を使って、ゴールに進むのか。そのアイデアや動きをまずは教えてください。その後に「今ここにドリブルしたらどうなったかな?」「数的優位にするには、どの方向にボールを運ぶ?」といった問いかけを入れて理解してもらいます。そこを経て、子どもが「ここでこんなフェイントができたらもっと攻められたのに」「ここでドリブルで切り返せたらよかったのに」といったことを理解したうえでスキルを磨く。そんな順番で育ててほしいのです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■アドバイス①イニエスタ選手を参考にしてみようでは、具体的にどうするか。三つのポイントで考えてみましょう。ひとつめ。ドリブルの技術習得については、最低限ターンができれば問題はないと私は考えます。ひとつの例として、イニエスタ選手(ヴィッセル神戸/元スペイン代表)のプレーに注目してみましょう。彼はたくさんフェイントをして、目の前の相手をガンガン抜いているわけではありません。囲まれて抜け出すとき、とてもいいコースにボールを運びます。ボールを相手に取られないよう、くるっとターンしたり、相手をドリブルで引き付けておいて方向転換します。そしてそのあとは、間違いなく効果的なパスを出しています。■アドバイス②カギはボールを離すタイミング!ドリブルの「使い方」を教えようイニエスタ選手のように、いい選手はドリブルをうまく使っています。したがって、子どもにもドリブルの「使い方」を教えてほしい。これが二つめです。試合の際ベンチから「ボールを運べ」という声は聞こえてきます。ところが、実際に子どもたちはボールを離すタイミングが非常に遅いようです。これはプロも同じで、日本のプレーヤーは全般的にボールを離すのが遅いのです。日本の選手は相手に近寄り過ぎます。逆に言えば、相手に近寄られてからパスを出すため、もらった側がリターンパスをできなくなります。もう2、3メートルほど、相手が近寄ってこない間にパスを出せば、その次にダイレクトでリターンパスをもらいやすくなります。つまり、早く判断するので、そのぶん相手を翻弄できるためパスコースが増えます。それなのに、近寄り過ぎるため、たくさんあったパスコースは次の瞬間消えています。攻撃に効果的なワンツーパスができません。■アドバイス③思考の順番を変える抜けないからパスではなく、効果的なパスを出すためのドリブルを三つめ。子どもに思考の順番を変えてもらいましょう。まずボールを持った瞬間に考えることは、誰にパスを出すといいかを考えるのです。その次に前にスペースがあればドリブルで前進する。ドリブルをしながら次のことを考えるのですが、ここでも誰にパスを出すかを考えながら進むことです。前に相手選手が来たら、誰を使ってその相手をかわすかを考えるのです。このような順番で思考することを教えてあげてください。日本の子どもたちが相手に近づいてからパスを出すのは、まずは相手を抜こうとして、結局抜けないから出す、というパターンが多いです。それは思考の順番が違います。効果的なパスを出すために、相手をどうかわすか?そのあと、誰と誰に出す選択がある。そのように、あらかじめいくつかの選択肢をもちながらドリブルするのです。そんな順番で考えられれば、攻撃の形をつくることができるでしょう。それなのに、練習で1対1ばかりやってないでしょうか。試合でドリブルが上手い選手に「勝負!勝負!」とドリブル突破するよう声掛けをしていないでしょうか。突破するためにドリブルの技術を磨くわけではありません。チームで相手をどう攻略するか。そこを指導者がまず理解することが大切です。■パスのタイミングや仲間との連携を高めるためにおすすのトレーニング(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)パスのタイミングを理解したり、仲間と連携するためのおすすめのトレーニングは数的優位が起きやすいメニューです。2対1、3対2などです。オシムさんも「日本人はなるべく早いうちに数的優位のトレーニングをやったほうがいい」と指摘していました。20年近く前の話です。日本のサッカーが何をなすべきかという未来を見越していたのでしょう。私もメニューを解説した書籍を複数出していますが、ドイツ在住の中野吉之助さん、オランダに渡った倉本和昌さんなど、育成の本質をつけるコーチングデベロッパーたちが出てきています。彼らの著書やブログなどで学ぶこともできます。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年11月25日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 ‐ SBI証券」は、秋限定の展示をスタートします。福岡「チームラボフォレスト」の作品が秋仕様にコンピュータプログラムによってリアルタイムで更新・変化を続けるチームラボの作品は、季節ごとに仕様が変化することも特徴の一つ。「チームラボフォレスト」館内も、期間限定で秋の装いに切り替わります。“紅葉”する秋の森の木々や“秋の花”をまとった動物たちなどスマートフォンを片手に様々な動物を「捕まえ、観察し、解き放つ」がコンセプトの《捕まえて集める森》では、現実世界と同様の流れの中で、森と海の景色が変化。森の木々が紅葉する秋の景色など、秋らしさを感じることができます。高低差のある立体的な世界《うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち》では、秋の花々でできた生き物たちが生息する様子を見ることができます。《花と共に生きる動物たちII》では、動物たちを形作る花が秋の花々に変化。花々が誕生と死滅を永遠に繰り返し、生き物や動物たちを形成し続ける様子を表現しています。さらに、季節ごとに異なる色で空間の中を蝶たちが舞う《郡蝶、儚い命》や、降り注ぐ粒が変化する地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》などの作品も、秋の様相に一新します。【詳細】チームラボフォレスト 秋限定展示展開開始日:2022年9月23日(金)~場所:チームラボフォレスト 福岡 ‐ SBI証券住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6 ボス イーゾ フクオカ 5階(福岡PayPayドーム隣)
2022年10月03日チームラボ(teamLab)の常設ミュージアム「チームラボフォレスト 福岡 ‐ SBI証券」は、秋限定の展示をスタートする。福岡「チームラボフォレスト」の作品が秋仕様にコンピュータプログラムによってリアルタイムで更新・変化を続けるチームラボの作品は、季節ごとに仕様が変化することも特徴の一つ。「チームラボフォレスト」館内も、期間限定で秋の装いに切り替わる。“紅葉”する秋の森の木々や“秋の花”をまとった動物たちなどスマートフォンを片手に様々な動物を「捕まえ、観察し、解き放つ」がコンセプトの《捕まえて集める森》では、現実世界と同様の流れの中で、森と海の景色が変化する。森の木々が紅葉する秋の景色など、秋らしさを感じることができる。高低差のある立体的な世界《うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち》では、秋の花々でできた生き物たちが生息する様子を見ることができる。《花と共に生きる動物たちII》では、動物たちを形作る花が秋の花々に変化。花々が誕生と死滅を永遠に繰り返し、生き物や動物たちを形成し続ける様子を表現している。さらに、季節ごとに異なる色で空間の中を蝶たちが舞う《郡蝶、儚い命》や、降り注ぐ粒が変化する地層模様を描く《つぶつぶの地層のふわふわな地形》などの作品も、秋の様相に一新する。【詳細】チームラボフォレスト 秋限定展示展開開始日:2022年9月23日(金)~場所:チームラボフォレスト 福岡 ‐ SBI証券住所:福岡県福岡市中央区地行浜2-2-6 ボス イーゾ フクオカ 5階(福岡PayPayドーム隣)「チームラボフォレスト 福岡 - SBI証券」 福岡PayPayドーム隣 ©チームラボ
2022年09月29日泰星コイン株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役会長:岡 政博)は、「アイアン・メイデン『戦術』記念コイン」の予約販売を、2022年9月1日(木)に開始いたしました。アイアン・メイデン『戦術』記念コイン◆アイアン・メイデンの記念コインが登場アルバム総売上1億枚を超え、歴史上最も影響力があり、成功したヘヴィメタルバンドのひとつであるアイアン・メイデン。キャリアを通じて積み重ねてきたライヴ演奏は2,000回を超えています。デビュー時から40年にわたってバンドの有名なマスコットになっているのが、エディ・ザ・ヘッド(通称エディ)。ほとんどすべてのアルバムやシングルのジャケットに登場しており、ライヴのステージ上に現れることもあります。そんなバンドから、昨年のアルバム『戦術』ジャケットを再現した公式記念コインが登場しました。◆『戦術』ジャケットをデザイン今回発行されたラインアップは3種類。素材・形状の違う3種類いずれも、昨年リリースの『戦術』のアルバムジャケットが取り上げられています。すでに商品供給元では完売となっている2オンスカラー銀貨は、最先端技術による彩色とウルトラハイレリーフ仕上げが見事に融合し、エディがコインから飛び出してくるような印象を与えます。◆バンドは2年半ぶりの世界ツアー中通算17作目となるスタジオアルバム『戦術』は2021年9月3日にリリース。全米アルバムチャートにおいて史上最高位となる3位を記録したほか、日本でもトップ10入りを果たすヒットとなりました。バンドは今年7月、約2年半ぶりに再開された「Legacy Of The Beast」世界ツアーのヨーロッパでの公演を終え、8月末から南米と北米ツアーを開始しました。【商品概要】■10ドルカラー銀貨重量:約62.20g/品位:.999/直径:38.61mm/発行数:999枚/状態:プルーフ(ウルトラハイレリーフ)価格:46,200円(税込) アイアン・メイデン『戦術』記念コイン 2■1ドル長方形カラー銀貨重量:約5.00g/品位:.999/寸法:150.00 x 70.00mm/発行数:5,000枚/状態:プルーフライク価格:8,400円(税込) アイアン・メイデン『戦術』記念コイン 6■5ドル金貨重量:約0.50g/品位:.9999/直径:約11.00 mm/発行数:15,000枚/状態:プルーフ価格:17,800円(税込) アイアン・メイデン『戦術』記念コイン 9※プルーフとは、鑑賞用に磨かれた鏡面仕上げのことです。予約販売開始日:2022年9月1日(木)発行国 :クック諸島製造元 :CIT Coin Invest AG発行年 :2022年販売元 :泰星コイン株式会社ご購入方法 :「アイアン・メイデン『戦術』記念コイン」は、泰星コインでお買い求めいただけます。●インターネットでのお申込み【泰星コインWebサイト】 ●お電話でのお問い合わせ/お申込み0120-07-8222(受付時間 平日9:00~17:30 ※祝日休)●泰星コインショップ営業時間:平日 10:00~17:30 ※祝日休所在地 :〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-9-4 西野金陵ビル1Fアクセス:東京メトロ日比谷線/JR京葉線 八丁堀駅A1出口から徒歩1分【会社概要】社名 : 泰星コイン株式会社TAISEI COINS CORPORATION代表者 : 代表取締役会長 岡 政博 ANA(全米貨幣協会)終身会員所在地 : 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-9-4 西野金陵ビル1F・2F設立 : 1967年 株式会社泰星スタンプ・コインとして創業資本金 : 2億円事業内容: 外国コインの輸入販売、商品企画URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日日本代表の久保建英選手を直接指導するなど、世界で活躍するトップ選手にコンサルティングや指導を行い、パリ・サンジェルマンの育成部門でダイレクターを務めたダビッド・エルナンデス氏。10年以上にわたるキャンプやクリニックを通じて日本人選手についても熟知している指導者です。前編では、ダビッド氏が考えるスペインと日本で育成年代の選手において11の違いをお伝えしました。後編では、日本人選手が世界で成功するために必要なトレーニングなどを伺いました。パリサンジェルマンの育成部門でダイレクターを務め、かつては久保建英選手を直接指導していたダビッド・エルナンデスさん<<前編:パリ・サンジェルマンでダイレクターを務めた指導者が語る、スペインと日本で育成年代の選手における11の違いとは?■日本がW杯で優勝するために分析すべきこと――なぜ日本人選手は成功するのが難しいのでしょうか?まずサッカー選手にとって「成功する」とは何を意味するかを定義しなければいけません。もしそれがサッカーをプレーすることを楽しみ、その後の人生において大切な能力や価値を身につけるということを意味するなら、日本人選手は既に成功していると言えると私は考えます。一方で、もし日本代表が世界ランキング上位のチームに勝つことや、ワールドカップで優勝することとするなら、改善すべき点について分析するべきかもしれません。――改善すべき点とはどのようなことでしょうか?前編でもお話したように「率先力」「理解力」「柔軟性」「量」「質」「規律」「努力」「積極性」「順序」「コーディネーション」「評価」これら11の要素があげられます。■日本では正しいとされる会話の「順序」が、スペインやイタリアでは通じないことも――11の要素に含まれている「順序」とはどのようなことでしょうか?どんな国でもトレーニング形式はその国の伝統や文化に影響を受けるものです。日本の場合も同様で、いくつかの場面では日本の伝統や文化がとても良い影響を与えていると考えています。日本のチームが試合後にロッカールームを使用前と同じかむしろ使用前よりも綺麗にしている画像が欧州ではたびたび話題になります。また、日本チームが試合に負けた後、ファンに敬意を払い負けたことを謝ったり、応援してくれたことに感謝したりする写真もよく目にします。しかしこうした影響はいつもポジティブに働くわけではありません。日本人にとっては会話において「順序」を尊重することが大切です。他人の時間や空間を邪魔しないことが正しい振る舞いとされています。こういったことはスペインやイタリアの文化とは大きく異なっています。私たちスペイン人にとっては、ジェスチャーをしたり、話すときに腕を動かし、相手を触ったりするのは普通のことです。相手が話し終える前に遮るように話すことも普通なのです。この「順序」という概念は人生の多くの場面でメリットをもたらしますが、サッカーのトレーニングや試合ではデメリットになると私は考えます。「順序」の概念も、サッカーのトレーニングや試合ではデメリットになるとダビッド氏は語りますサカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■日本人は腕や身体を使ってボールを奪う回数が少ない――それでは日本人がサッカーで成功するためには文化を変えなければいけないのでしょうか?いいえ、そうではありません。選手のプレーの戦術的な面を分析する時、トレーニングのプランニングを考える時、そしてトレーニングや試合中に、この点を考慮しなくてはいけません。正しくあることやルールを守ることは大切です。しかし、個人やチームのプレーにネガティブに働いてしまう慣習は修正しなければいけないということです。――例をあげていただけますか?例としては、ウイングの選手がボールを持ち、クロスを上げようとしています。多くの場合、日本のサイドバックの選手は強くプレスをかけずに相手に自由にプレーさせてしまいます。相手に介入しないのです。相手のプレーを遮るのに時間がかかってしまい、相手に有利な状態でプレーされてしまいます。もうひとつの例はボールを奪う場面で、相手のパスをインターセプトするか、五分五分のボールを奪うことがほとんどです。私の見解では、相手のスペースに入っていき腕や体を使ってボールを奪う回数が日本人選手は極端に少ないように思います。日本人選手は相手のスペースに入って腕や身体を使ってボールを奪うことが極端に少ない印象がある、と語るダビッド氏■日本人が世界で活躍するためにはどのようにトレーニングすべきか――ではどのようにトレーニングすべきなのでしょうか?ここではひとつの例しかあげていませんが、私が思うにこの「順序」という概念がプレーにネガティブな影響を及ぼしている場面はたくさんあります。まずやらなければいけないことは、普遍的な個人戦術(プレー原則)やポジションごとの個人戦術のひとつひとつをパフォーマンスとして発揮できているか分析することです。次に文化的な影響を受けている問題点を補完するための具体的なキーファクターを考えることです。そして最後に、その問題点に選手が直面し、解決方法を見つけるためのトレーニングを準備することです。――ではどのようにトレーニングすべきなのでしょうか?前編の「スペインと日本で育成年代の選手における11の違いとは?」では、それぞれの育成年代の選手の違いを「率先力」という観点から分析しています。近いうちに「日本サッカーと欧州のサッカー 11の違い」というタイトルで本を出版し、これらの要素を(定義、比較分析、事例、メリットとデメリット、指導法など)深掘りしていく予定です。また、エコノメソッドキャンプでは、先程述べた日本人選手の課題を改善するトレーニングを行っていますので皆様の学びになるはずです。<エコノメソッドサマーキャンプ2022 概要>【開催日時・場所】【中学生キャンプ】中学1年生~3年生京都クール8/12(金)-8/13(土)@大谷中学高等学校【小学生キャンプ】小学2年生~6年生奈良クール8/9(火)-8/10(水)@ヤナギフィールド愛知クール8/15(月)-8/16(火)@瀬戸SOLAN小学校千葉クール8/18(木)-8/19(金)@ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA川崎クール8/22(月)-8/23(火)@富士通スタジアム川崎高知クール8/27(土)-8/28(日)@野市ふれあい広場サッカー場対象小学生キャンプ:小学2年生~小学6年生中学生キャンプ:中学1年生~中学3年生基礎技術をしっかり持った中級・上級レベルの方※男女不問その他各種割引あり(友達紹介割引、兄弟割引など)宿泊・通いプランありエコノメソッドキャンプの詳細・お申込みはこちら>>エコノメソッドスクール公式HP>>ダビッドさんのトレーニングも紹介賢いサッカー選手を育てるDVD
2022年08月01日パリ・サンジェルマンの育成部門でダイレクターを務めたダビッド・エルナンデス氏は、かつて日本代表の久保建英選手を直接指導するなど、世界で活躍するトップ選手にコンサルティングや指導を行ってきました。また、10年以上にわたりサッカーキャンプやクリニックなどで来日し指導をしてきた経験があり日本人選手についても熟知しています。ダビッド氏はスペインと日本で育成年代の選手において11の違いがあると考えています。ダビッドさんの指示に真剣に耳を傾ける選手たち<<関連記事:スペイン人指導者が語る日本人選手の良さは「技術」と「練習態度」、一方で世界と比べて欠けているスキルとは?■川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、JFAアカデミーなどで指導したことも――日本とスペインで育成年代の選手への指導経験はどのようなものがありますか?私はスペイン(ヨーロッパ)と日本の育成年代の選手のことをよく知っています。これまでスペイン(RCDエスパニョール、カタルーニャサッカー協会)に加えフランス(パリ・サンジェルマン)とイタリア(サッカー連盟)で指導してきました。この3つの国を挙げたのはこれらの国がこれまでに世界一になったことがあるからです。さらにここ12年間は日本でもエコノメソッドのスクールやキャンプ、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、奈良クラブ、JFAアカデミーなどで指導する機会に恵まれました。しばらくの間コロナウイルスの影響で海外へ行くことが出来ませんでしたが、ここ最近また日本に帰ってくる機会があり、その時何度も聞かれたのが、「日本とスペインの育成年代の選手は何が違うのか?」ということでした。ダビッドさんの指示に真剣に耳を傾ける選手たち■スペインと日本の育成年代における「11の違い」とは――その違いをいくつか挙げていただけますか?私自身もこの問いについて長い時間考えて、スペインと日本の育成年代について11個の要素において違いがあるという結論に至りました。それが、「率先力」「理解力」「柔軟性」「量」「質」「規律」「努力」「積極性」「順序」「コーディネーション」「評価」です。――これら11個の要素はどのように分類されるのでしょうか?私はこれらの要素は次のように分けられると考えています。「率先力」「柔軟性」「理解力」「積極性」は戦術的な特徴に関するものです。次に「コーディネーション」は身体的な特徴に関するもの、他には「質」「量」「評価」「順序」はトレーニング環境に関するもの、最後に「努力」「規律」はメンタルに関する要素です。11の要素TURNO(順序)、COORDINACIÓN’(コーディネーション)、EVALUACIÓN(評価)、ESFUERZO(努力)、AGRESIVIDAD(積極性)、INICIATIVA(率先力)、COMPRENSIÓN(理解力)、FLEXIBILIDAD(柔軟性)、CANTIDAD(量)、CALIDAD(質)、DISCIPLINA(規律)サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■ドリル形式のトレーニングに慣れると自分でプレーの判断ができない選手になる――どれかひとつを簡単に説明していただけますか?「率先力」は選手たちのプレーの戦術的な面で違いを生む重要な特徴のひとつです。サッカーの試合では、練習した通りでない状況や、様々な理由で個人やチームとしてのゲームプランを実行できない場面に遭遇します。しかしそのような時でもできるだけ早く適切な判断をしなくてはいけません。例えば、自チームのセンターバックがフリーでボールを持っていて、ディフェンスラインの他の選手は相手にマークされているとします。そのときに中盤の選手はうまく連携を取れておらず、全員がボールに近づいてしまいました。その一方でセンターフォワードの選手は疲れているせいか状況を正しく把握していないせいか、前線に残り高い位置でボールを要求しています。そうなるとチームのシステムの真ん中に大きなスペースができており、そこには誰もいない状況になります。通常この中央のスペースはウイングの選手が埋めるべきではありませんが、この場合ウイングのどちらかがこのスペースにサポートに入り、空いたスペースを活かすことが大切です。これが試合の中で選手の「率先力」が重要になるところであり、選手が日頃からトレーニングの中で問題を解決することに慣れていなければいけない理由です。もし判断の必要がなく同じ動きを繰り返すドリル形式のトレーニングに慣れてしまうと、自分自身でプレーの判断ができない選手になってしまいます。逆に、問題のある状況に置かれるようデザインされたトレーニングをメインに行えば、選手は継続的に自分自身で判断せざるを得ず、主体性が養われ、実際の試合でプレーする時に「率先力」を発揮できるようになります。選手の育成段階やクラブのプレーモデルに応じてトレーニングをするため、指導者は選手のプレーを評価できる客観的な指標、トレーニングメニュー、指導法について学ばなくてはいけません。■11の要素を実践するための場がある――この11個の要素についてもっと知るためにはどうすれば良いでしょうか?また、どのように育成年代のトレーニングを改善すれば良いのでしょうか?ここでは「率先力」という1つの要素についてお話ししましたが、読者の方は後編の「日本人選手が成功するために足りないこととは?」(※近日配信)をお読みください。その中では「順序」の要素についてお話しします。また近いうちに「日本サッカーと欧州のサッカー 11の違い」というタイトルで本を出版し、これらの要素を(定義、比較分析、事例、メリットとデメリット、指導法など)深掘りしていく予定です。また、ここで話した考え方を実践する場として、育成年代の選手たちにはエコノメソッドキャンプへ参加することをお勧めします。<エコノメソッドサマーキャンプ2022 概要>【開催日時・場所】【中学生キャンプ】中学1年生~3年生京都クール8/12(金)-8/13(土)@大谷中学高等学校【小学生キャンプ】小学2年生~6年生奈良クール8/9(火)-8/10(水)@ヤナギフィールド愛知クール8/15(月)-8/16(火)@瀬戸SOLAN小学校千葉クール8/18(木)-8/19(金)@ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA川崎クール8/22(月)-8/23(火)@富士通スタジアム川崎高知クール8/27(土)-8/28(日)@野市ふれあい広場サッカー場対象小学生キャンプ:小学2年生~小学6年生中学生キャンプ:中学1年生~中学3年生基礎技術をしっかり持った中級・上級レベルの方※男女不問その他各種割引あり(友達紹介割引、兄弟割引など)宿泊・通いプランありエコノメソッドキャンプの詳細・お申込みはこちら>>エコノメソッドスクール公式HP>>ダビッドさんのトレーニングも紹介賢いサッカー選手を育てるDVD
2022年07月25日先日、エコノメソッドの創始者であるダビッド・エルナンデス氏が来日し、奈良県内でサッカークリニックを開きました。ダビッド氏はパリ・サンジェルマンの育成部門でダイレクターを務めた経験を持ち、日本代表の久保建英選手を直接指導するなど、世界で活躍するトップ選手のプレー改善やコンサルティング、指導でサポートを行ってきた人物です。クリニック後に日本の選手の優れているところや、世界と比べて足りないと感じるものは何かを聞いたので、参考にしてみてください。(取材・文貞永晃二)ダビッドさんの指示に真剣に耳を傾ける選手たち<<前編:スペイン人指導者が語る、日本サッカーの良さと海外に比べて足りない力■日本人に足りないのは、「判断」と「サッカーをしっかり考える」部分――エコノメソッドでは、欧州トップレベルの選手が13歳までに身につけている個人戦術(プレー判断)を徹底指導するという考えを唱っておられますが、日本の選手にはこの個人戦術が不足しているとお考えですか?ダビッドまず、日本の選手の優れているところとしては、フィジカルと運動能力つまりコーディネーションの部分、そして技術面だと思いますし、さらに練習に対する姿勢も素晴らしいと思います。ただやはりサッカーをしっかり考えるという点、その判断の部分や考えるという部分でいうと、まだ少し欠けているのかなと思います。自分たちがこのメソッドで大切にしているものを伝えながら、また新しいことも引き続き伝えていければと思っています。■考えさせるためには、ただ問いかけをすれば良いわけではない――エコノメソッドでは選手にいろいろ考えさせる、問いかけるという方法をとりますが、それに対する選手の反応は日本とスペインで違いがありますか?ダビッドただ問いかけをすれば良いわけではなくて、問いかけ、質問するのと同時にコーチは、(プレー面で)"問題を起こさせるように"しないといけないのです。例えば練習のルールに手をつけた上で、自分たちでどうやってそのルールを守った上で良いプレーをしないといけないかという解決策を持たないといけません。ただ問いかけるのではなく、例えば練習のルールを計画的に立てた上で、選手がその問題に直面するようにもっていったのちに、コーチが問いかけをする必要があるのです。世界中で例えばいろんな10歳の子どもたちとトレーニングしてきましたが、プレーの面では本当にどの国もあまり違わないと思います。本当に積極的にトレーニングする年代だと思いますし、将来が楽しみな年代だと思います。例えば、日本だと選手たちがすごく教育を重んじられているからか、しっかりこちらの話を聞いて答えることができます。エコノメソッドでトレーニングをしている中で、今どういった状況が起きているか、どういった状況でプレーしているかというのを理解する。それぞれのシチュエーションでどういう解決策が一番いいかを知る、考える。この考える能力というのが大事なわけです。最新ニュースをLINEで配信中!■サッカーに対する情熱を持っていることは大事――サッカーを理解するという点で、日本の子どもたちとスペインの子どもたちを比べると、トップレベルの試合を見ている"量"に大きな差があるんじゃないかと感じるのですが?ダビッドサッカーの文化というところがそうさせているのだと思うのですが、子どもたちもサッカーのことを自然に考えていると思います。今回の来日で大阪のスクール、山梨のアメージングアカデミーに行ったり、今回は奈良でいろんな子どもたちを見ましたが、日本の子どもたちもサッカーに対するパッションはすごく持っていると思います。そういう情熱を持っていることは日本サッカーにはとても大事だと思います。毎回毎回日本に来ると、日本の選手たちは本当にサッカーが好きだなと感じますからね。ダビッドさんが感じる、日本人に足りない力「プレー中の判断力」を高めるエコノメソッドキャンプがこの夏開催されます。ゲーム中心の実戦形式のメニューで、オフザボール、ディフェンスなどテーマごとに正しいプレー判断を徹底指導、トレーニングを撮影し、参加選手のプレーを解説する分析型座学"スマートフィールダー"を実施するなど、サッカーへの理解が深まるキャンプですので、ご興味のある方は詳細をご覧ください。エコノメソッドキャンプの詳細・お申込みはこちら>>サッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」
2022年07月14日先日、エコノメソッドの創始者であるダビッド・エルナンデス氏が来日し、奈良県内でサッカークリニックを開きました。ダビッド氏はパリ・サンジェルマンの育成部門でダイレクターを務めた経験を持ち、日本代表の久保建英選手を直接指導するなど、世界で活躍するトップ選手のプレー改善やコンサルティング、指導でサポートを行ってきた人物です。クリニック後に日本の選手育成、さらにスペイン、フランスとの比較などを聞いたのでご覧ください。(取材・文貞永晃二)ダビッドさんの指示に真剣に耳を傾ける選手たち■日本でのプロジェクトを視察――今回の来日の目的は?ダビッド・エルナンデス(以下、ダビッド)日本でのプロジェクトを視察に来ました。エコノメソッドのスクールは現在関西、関東で活動していて、その他スクール以外の活動としては、アメージングアカデミー山梨があり、ジュニアユースの活動ですがこのメソッドが全面的に導入されているクラブチームです。そして奈良クラブですね。指導者として奈良クラブはトップチームのフリアン監督、メソッド部門ダイレクター兼ユース監督にダリオコーチ、それから山梨のアメージングアカデミーにはマルクコーチがいます。これらのメソッドが導入しているプロジェクトがうまく進行しているか視察しました。エコノメソッドが夏休みや冬休み期間にサッカーキャンプを行っているので、そのプロモーションも兼ねて今回のクリニックでも指導したわけです。■サッカーにおける「認知」のポイントは、遠い場所にいる味方の状況を見ること――今日のクリニックのテーマを教えてくださいダビッドトレーニングのテーマは「認知」です。認知で大事なポイントは、自分から見て遠い場所にいる味方の状況を見ること。これが大事なポイントです。試合形式のトレーニングでは、「サポート」がテーマでした。その中で大事なポイントとしては相手から離れること。寄っていかないということです。最新ニュースをLINEで配信中!■指導者のライセンス制度のおかげで、コーチたちのレベルアップに繋がっている――スペインの育成もいろいろ変化していると思いますが、最新の事情をお教えくださいダビッドまず、スペインの育成年代は変わらず機能しているというところと、指導者の質がさらに高くなってきていると思います。やはり今は地域の街クラブの監督や、サッカースクールのコーチもライセンスが必要とされていて、そういう形になったことがコーチたちのレベルアップに繋がっていると思います。最近は男子だけでなく女子のフットボールも盛んに取り上げられるようになりました。こういうふうに選手たちの母数を増やすことで、さらに指導者の質も上がる。この質と量、これがうまく重なり合った結果、最近は育成が良くなっているのだと思います。――今日のクリニックも女子が2人ぐらいいましたが、スペイン国内では男女一緒にプレーするのですか?ダビッドまず、13歳までは選手が選べます。例えば男子のチームと混ざる場合と、女子だけのチームというのももちろんあるのでそこでプレーする場合があって、13歳までは選手がいずれか選ぶという形ですね。リーグ戦も男女一緒のことも小さい年代ではあります。今はチーム数も女子選手の数も多くなってきているので、女子だけのリーグというのもありますね。■フランスでは個人戦術から集団戦術、スペインは幼少期から集団戦術を学ぶ――パリ・サンジェルマンでも仕事をされたということで、フランスとスペインの育成の事情はどういう違いがありますか?ダビッドおっしゃる通り違いはすごくありますね。2つの国は隣接する近い国ですが、やはりサッカーは全然違います。フランスのサッカー文化というところでは、より自由が与えられているかなと思います。サッカーの個人技術、個人戦術、それから集団での戦術というところが混ざった上での自由さがフランスの選手たちの成長を手助けしているのかなと思います。フランスでは、例えば13歳でそのクラブでプレーをし始めると、13、14、15、16歳と一定の期間、同じクラブで育つという文化です。一方、スペインだと例えば12歳以下とかの本当に小さい子が幼い頃から集団での戦術というのを学んでいくので、やはりそのスペインの子どもたちにはチームとしてどういうふうにプレーしたらいいかが身についています。このようにかなり違いがあるのですが、それでもスペインとフランスの両方の国はかなりのポテンシャルを持っているかなと思っています。今回のクリニックのテーマでもある「認知」を高めるエコノメソッドキャンプがこの夏開催されます。ゲーム中心の実戦形式のメニューで、オフザボール、ディフェンスなどテーマごとに正しいプレー判断を徹底指導、トレーニングを撮影し、参加選手のプレーを解説する分析型座学"スマートフィールダー"を実施するなど、サッカーへの理解が深まるキャンプですので、ご興味のある方は詳細をご覧ください。エコノメソッドキャンプの詳細・お申込みはこちら>>サッカー少年少女の親の心得「サカイク10か条」
2022年07月06日スポーツ版チームビルディング理論株式会社カンゼンは、スポーツにおけるチームビルディングの第1人者である福富信也氏が、様々なスポーツチームのアドバイザーとして活動するなかで見てきた実例を交えながら、チームスポーツの指導者の在り方やチームワークを強化するためのメソッドを学べるためにまとめあげた『スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング』を7月5日に発売いたします。『スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング』書影チームスポーツの指導者必読!本書は、チームスポーツにおいて組織力を強化するための教科書です。スポーツにおけるチームビルディングの第1人者である著者が、様々なスポーツチームのアドバイザーとして活動するなかで見てきた実例を交えながら、チームスポーツの指導者の在り方やチームワークを強化するためのメソッドを学べる1冊になっています。日常に隠れた“成長の種"を見逃さない!一体感は“背後のチーム"が鍵を握っている心の安全を担保し“偽りの平和"から脱却するストーミング(混乱期)はチームの成長痛etc……チームづくりの着眼点を知り状況に応じた解決策を生み出すことができる!スポーツ版チームビルディングの教科書2021年度インターハイ準優勝米子北高校サッカー部での取り組むチームのパフォーマンス曲線ブラインドウォーク初級編目次CONTENTS序章本書における“ チームビルディング" の捉え方“ チーム" の定義“ チームワーク" でシナジーを生み出すチームには“ 役割" が存在する“ いい選手" を構成する要素“ オン"と“ オフ" をつなげて考える活動後の「ふりかえり」“ 気づき" を風化させない習慣化していくためのプロセスふりかえりのポイント第1章 チームのパフォーマンス曲線チームの成長に必要な過程を理解する1. フォーミング2. ストーミング3. ノーミング4. パフォーミング日常に隠れたストーミングを見逃さない第2章 コーチのマインド1チームを統率するうえでペナルティは有効か2怒鳴ることの効果3リーダーとフォロワーの関係性4努力とは5問いかけてやる気を引き出す6言語化の重要性7教育かマネジメントか8扱いづらい選手への教育的な対応第3章 チームづくりのヒント1チームワークにも色々な種類がある2ストーミングを超えた先にあるもの3プレシーズンの落とし穴4 J1に定着した北海道コンサドーレ札幌5スター軍団ヴィッセル神戸でさえ苦戦するワケ6勝負の世界だからこそ知っておきたい“ 負け方" の重要性7勝っているチームこそ要注意8キャプテン適任者がいない9ファシリテーションを使ったハーフタイムミーティング第4章 チームワーク強化メニュー集【動画アリ】メニュー集を見る前に考えてほしいことフープリレーペアウォークブラインドウォーク初級編ブラインドウォーク上級編暗号解読長縄2人同時8の字跳び2人組短縄跳び122人組短縄跳び34じゃんけんゲームボールジャグリング普通の人選手権定番クイズコラム12021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組みコラム22021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組みコラム32021年度インターハイ準優勝 米子北高校サッカー部での取り組み書誌情報タイトル:スポーツで役立つチームワークの強化書「個」を生かすチームビルディング著者:福富信也定価:1,650円(本体1,500円+税)判型:A5判総頁数:160PISBNコード:978-4-86255-639-4発売日:2022年7月5日amazon : Rakutenブックス : 商品情報 : プロフィール福富信也(ふくとみ・しんや)1980年3月生まれ。信州大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。横浜F・マリノスコーチを経て、2011年に東京電機大学理工学部に教員として着任(サッカー部監督兼務)。日本サッカー協会公認指導者S 級ライセンスで講師を務め、Jリーグトップチームから年代別日本代表まで幅広い対象への指導を行う。2021年にはラグビートップリーグでも指導。著書に『「個」を生かすチームビルディング』(小社)や『「勝つ」組織 集団スポーツの理論から学ぶビジネスチームビルディング』(小社)、「脱 トップダウン思考 スポーツから読み解くチームワークの本質」( 東京法令出版)がある。その他、テレビ出演、企業研修など多数。Yahoo! ニュースオーサーとしても活動中。【この件に関する問い合わせ先】株式会社カンゼン営業部担当:伊藤真TEL:03-5295-7723MAIL: ito@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月29日Jクラブのスクールと学校のチームに所属しているけど、チームで試合に出られない。伸びる時期だから試合に出られないのはもったいないとJクラブのコーチがチームを紹介してくれた。体験は楽しかったようだし移籍も良いと思うけど、移籍すると県のトレセンに選ばれない可能性が。中学以降は通っているJクラブのジュニアユースに行きたいし、どんな選択をすればいいのか悩む......。とのご相談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの知見をもとにお子さんにとって一番いい環境をどうやって決めるかアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<楽しいチームがいい?厳しいチームがいい?6歳児二択問題<サッカーママからのご相談>こんにちは。10歳の息子は現在、学校のサッカーチームと、Jクラブのスクールに入って活動しています。学校のサッカーチームは人数が少なく、試合に出場できません。Jクラブのコーチに、今伸びる時期だから試合に出られないのはもったいないと言われ、他の学校サッカーで試合に出られるチームを紹介されました。体験に行ってみてとても楽しかったようです。移籍もいいかな?と思ったのですが、今加入している学校サッカーの方で小4でのトレセンに選んでもらっています。U-10の県トレセンももしかしたら可能性があります。しかしながら移籍するとそのトレセンがなくなります。来年には所属しているJクラブのジュニアユースセレクションを受ける予定です。受かれば絶対にそちらに加入したいのですが、落ちた場合どっちを選んだらいいのか悩んでます。このような場合、試合を諦め今のままのほうがよいでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談ありがとうございます。子どもが、進路なり、サッカーを続ける環境を選択する岐路に立たされたとき、親は一体どうふるまえばいいのか。まずは、ここを考えましょう。■悩むのは子どもであって親ではない私は、まずは子どもの意思を尊重すべきだと考えます。息子さんの年齢は10歳で、来年ジュニアユースのセレクションを受けると書かれていることから、現在は5年生でしょう。高学年ですから自分がどんな環境でサッカーをしたいのか。もしくは、どんな環境が自分のためになるのかも、親御さんと一緒に考えることができるはずです。ご相談文を読む限りは、お子さんがどういった環境を希望しているのかがわかりません。お母さんは、セレクションを落ちた場合、試合のできるクラブに移籍するか、トレセンを重視して試合ができない学校のサッカーチームの二択で悩んでいると書かれています。が、悩むのは息子さんであって、お母さんではありません。そこを忘れないでください。■小学生にふさわしいサッカー環境とはでは、お母さんは、小学生の息子さんがサッカーをするにあたって、どのような環境がふさわしいと思われますか?私の意見を言わせていただくと、以下のような条件が考えられます。1)指導者に暴力や暴言がなく、楽しくサッカーができるところ。2)指導者に威圧的な態度がなく、主体的に取り組むよう子どもに求めているところ。3)勝利至上主義ではなく、サッカーを好きになることが最優先されているところ。4)全員が試合を経験できるよう配慮されているところ。これらが保証されていて、なおかつ試合を経験できれば移籍を考えてもよいかと思います。ぜひこの4つのことを考えながら、息子さんと「じゃあ、どんなチームだと楽しくサッカーができるかな?」と一度話し合ってほしいと思います。■どんなスポーツでも試合が一番楽しいものそのうえで親として助言するとしたら、どんなことがあるでしょうか。お母さんがひとつ悩まれているのが、トレセンに選ばれることと、試合に出ることのどちらが息子さんにとって重要なのかということです。私の個人的な意見になりますが、サッカーに限らずどんなスポーツでも試合が一番楽しいものです。そして、試合をしたほうが上達するはずです。これはJクラブのコーチがおっしゃる通りだと思います。もし、息子さん本人がほかのクラブに移籍してもよいというならば、今すぐそうしてあげたほうがよいでしょう。■子ども自身が最優先したいのは何なのか、を聞いてみようじゃあ、県トレセンに入れなくなっていいのか。それについては、都道府県ごとにトレセンの内容や活動の頻度は異なるため、その価値について明確なことは言えません。それこそ、Jクラブのそのコーチの方に尋ねてはいかがでしょうか。加えて、息子さんに、トレセンの活動を最優先して考えたいかどうかを聞いてみましょう。それと、Jのジュニアユースを落ちた場合、「どっちを選んだら?」と悩まれているようですが、これは中学で学校部活のサッカー部に入るのかを悩まれているということでしょうか。Jのクラブ以外にジュニアユースクラブはないのでしょうか。■小学生年代でトレセンに選ばれることがその後のキャリアに大きく影響することはないただ、私はトレセンに入れる環境か、そうでないかは、あまり優先すべきファクターではないように思います。小学生時代にトレセンに選ばれることが、その子のサッカーキャリアに大きな影響を及ぼすようには思えません。トレセンに選ばれることを単なる勲章とはとらえず、そのトレセンのなかで何が学べるのか、どんな成長があるのかに注目してほしいと思います。そもそも、トレセンに選ぶ基準は、指導者によってまちまちです。多くの指導者は、体が強く大きい子、スピードがあり、足元のテクニックのある子を選ぶようです。多くの指導者が「トレセンの選考でピックアップされるのは、今すぐ試合で勝つために戦える選手が多い」と言います。なぜならば、トレセンでも、市区町村対抗といった試合があるからです。例えばドリブルが上手くて、スピードがあって、同学年の子どもを抜いて行ける子がいると、トレセンの地区大会で有利になると考えられています。私が尊敬するあるコーチは、Jリーグクラブで育成に携わった時期にさまざまなセレクションに立ち会ったそうです。そのコーチが「この子、いいね」と指摘しても、ほかのコーチとはことごとく意見が合わなかったと聞きます。■今の時点でトレセンにはそれほどこだわらなくていい(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)息子さんがどんな選手なのかは知るよしもありませんが、上述したことを考えると、そんなにトレセンにこだわらなくてもよいかと思います。例えば統計的にみても、小学生でトレセンに選ばれ、そのまま日本代表で活躍する選手はほとんどいません。周囲の評価に一喜一憂せず、息子さん自身の意思を尊重し、人間的な成長を手助けするのが親御さんの役目だと私は思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)。
2022年05月25日