東京・西麻布の「ギャラリー ル・ベイン」にて、ウィンザーチェアにまつわる展示「ウィンザー デパートメント(Windsor Department)03」が9月9日より開催される。本展は、庶民の実用的なイスとして17世紀に英国ウィンザー地方で誕生したアノニマスなイス・ウィンザーチェアを研究するグループ「ウィンザー デパートメント」による3度目の展示。家具デザインを中心に建築家とのコラボレーションやプロダクト・空間デザインを手掛ける藤森泰司、猪田恭子とデンマーク出身のニルス・スパイエ(Nils Sveje)によるデザインチーム「イノダ+スパイエ(INODA+SVEJE)」、林裕輔と安西葉子によるデザインスタジオ「ドリルデザイン(DRILL DESIGN)」ら、グループのメンバー3組が参加する。会場には各デザイナーがこれまでに生み出したウィンザーチェア10種を展示。ウィンザーチェアの持つ要素を取り出し新たな椅子が誕生するまでのデザインプロセスで発生するスケッチや模型、各メンバーが集めたウィンザーチェアにまつわる資料も同時に展示する。9日18時よりオープングレセプション、13日16時よりギャラリートークを開催。「ロエベ(LOEWE)」新クリエーティブディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)も好むウィンザーチェアを巡る今展に足を運んでみてはいかがだろう。「ウィンザー デパートメント」は、ウィンザーチェアの形式や存在に惹かれる理由を意識的に探る研究を2011年に開始。「ウィンザー的なるもの」を様々な方法で集積し、次なるデザインに繋げることを企図。11年12月に会場そのものをリサーチルームとして各デザイナーが最初に試みた現在形のウィンザーチェアを展示、13年2月にはウィンザーチェアの「佇まい」に焦点を当て新作チェアを開発中のラグと共に展示した。【イベント情報】「ウィンザー デパートメント(Windsor Department)03」会場:ギャラリー ル・ベイン住所:東京都港区西麻布3-16-28会期:9月9日から14日時間:11:00から19:00(最終日は16:00まで)入場無料
2014年08月11日米GoogleがVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイを自作するプロジェクトを公開した。必要な材料は、ダンボール紙、レンズ、磁石、ベルクロテープ、輪ゴムなど。詳細は、Cardboardプロジェクトのページに記載されている。設計図のファイル(PDF)をダウンロードして印刷し、それをダンボールに貼ってカットする。あとは磁石やベロクロテープを貼り、レンズをはめ込んで組み立てるだけ。Cardboardアプリ(Android 4.1以上)を使って「Earth」「Tour Guide」「YouTube」「Exhibit」「Photo Sphere」「Street Vue」「Windy Day」などのVRデモを体験できる。対応するAndroidスマートフォンは、Google Nexus 4、Google Nexus 5、Motorola Moto X、Samsung Galaxy S4、 Samsung Galaxy S5、Samsung Galaxy Nexusなど。完全対応ではないが、HTC One、Motorola Moto G、Samsung Galaxy S3も使用可能だ。
2014年06月26日(画像はニュースリリースより)「ファミリーメディカルチェア和(なごみ)FMC-X500」2014年6月、ファミリーイナダ株式会社は「ファミリーメディカルチェア和(なごみ)FMC-X500」(以下「和」)を販売開始します。「和」には、マッサージチェア専業メーカーの同社が日本が生んだ和の心、ぬくもりのあるおもてなし、感謝の気持ちを具現化したさまざまな機能が搭載されています。最新メカ「アクティブエアサスペンション」とシリコン素材のもみ玉の採用により、身体に沿ったより深い体感と、人の指のような粘りのあるもみ感を追求。また新開発の「アジャストセンサー指圧点自動検索システム」により、使用者の指圧点を的確に自動で検索し、35種の多彩な手技からなるメディカルプログラムが指圧機能を制御します。実売価格は20万円前後となる予定で、同社は初年度販売目標を2万台としているとのこと。コンパクト化、軽量化にも成功広範囲に首、肩、背、腰をもみほぐせる機能をもちながら、サイズにおいては幅67cm、奥行き126(173)cm、高さ98(66)cmとマンションにも設置可能な大きさを実現しました。また同社の従来機種の重さ75kgと比べて約50㎏と、大幅な軽量化にも成功しています。【参考リンク】▼ファミリーメディカルチェア和(なごみ)新発売!▼ファミリーイナダ株式会社ホームページ
2014年05月01日KDDIは22日、2014年春モデルとしてauスマートフォン4機種とタブレット1機種の合計5機種を発表した。その中の一つが、日本で初めて曲面ディスプレイを採用したファブレット「G Flex」だ。発表会で実際に触れることができたので、ファーストインプレッションレビューをお届けしよう。曲面ディスプレイのメリットとデメリットについても述べていこう。まずはスペックからだ。製造メーカーはLG。OSはAndroid4.2で、約6.0インチのディスプレイを搭載している。サイズは約82(W)×161(H)×8.8(D)mm。6インチと大きいだけあり、重量は約178gと軽くはないが、それだけに電池容量は3,500mAhとかなりのもの。メモリは32GB(ROM)と2GB(RAM)を積み、フルセグにも対応している。……と、こんな表面上のスペックはどうでもいい。気になるのはやはり曲面ディスプレイだ。正面からの写真ではわかりにくいが、こうして側面から見てみると曲がっていることがはっきりとわかる。一瞬、「熱か何かで歪んだの?」と思ってしまいそうだが、もちろんそうではなく、仕様である……と頭ではわかっているのだが、慣れるまでにはやはり多少かかる。とはいえ、少し触っていると違和感もなくなり、だんだんと慣れてくる。実際のところ、ディスプレイが曲面であることは操作する上でそれほど問題ではない。人にもよるだろうが、慣れるまでは「何かヘンだな」くらいの感覚で、慣れてしまえばさほど妙な感じもなくなるだろう。●曲面ディスプレイのメリット○曲面ディスプレイは何がいいのかしかし、そうなると逆に気になるのが、「じゃあ曲面のメリットって何よ」ということだ。わざわざ曲げたからには何か理由があるはずである。KDDIが曲線ボディのメリットとして挙げているのは、主に3点。「広角視野によりフルセグをシアター感覚で楽しめる」「フェイスラインにフィットすることで電話しやすい」「カーブすることで持ちやすい」である。短い時間だが、実際に触れてみた。まず、曲面になったことで映像を見る際、広角視野になるという点だ。これは実際に映してみるとわかるが、画面が曲がっている分、やや外に向かって映像が広がるのだ。広角になると映像のダイナミックさが増すので、アピールしている点はわからなくもない。とはいえ曲面の角度が控えめだから、視野の方もそこまで極端に変わるわけではない。これは映像をスマートフォンで頻繁に見る人なら体感できるだろう。次に「フェイスラインにフィットすることで電話しやすい」ということだ。これは確かにその通りで、個人差もあるだろうが、やや曲がっている方がマイク部に口元が近くなるため通話中の会話がやりやすい。電話するだけならスマートフォンよりも折りたたみ式のフィーチャーフォンの方がしっくりくるという人は未だに多いだろう。固定電話の受話口と送話口も盛り上がっているし。最後に「カーブすることで持ちやすい」ということだが、これもその通り。たしかに完全にフラットであるよりも、少しだけカーブしている方が手のひらにちゃんとフィットするのは確かだと思う。タッチで操作してみたが、思ったよりもスムーズに操作できた。片手で持つにしても少し曲がっている方がやりやすい。●メリットとデメリットまとめさて、では逆に曲面であることのデメリットを挙げてみよう。まず、誰もが考えることだが、カバンなどに入れたときにフラットなスマートフォンよりも余分にスペースをとってしまう。個人的にはこれが最大のマイナス点だ。あとは変な方向から圧力をかけるとまずいんじゃないかということだが、これは本体がかなり頑丈に作られているため、意外と大丈夫なようだ。とはいえ、慣れるまでは扱いに気を遣いそうだけど。ちなみに背面カバーの傷については、特別なコーティングを施しているおかげで、かすり傷程度なら自然回復するという。まとめると、曲面ディスプレイのメリットは、映像が若干広角になる多少電話しやすい多少持ちやすいという感じで、逆にデメリットは、カバンやポケットに入れにくい扱いにしばらく気を遣いそうという感じだろうか。あれ、思ったよりもデメリットが少なかった……。この曲面ディスプレイを必要とする人はそれほど多くないだろうけど、ともあれ曲面ディスプレイという"変な技術"がこうして形になって商品化されただけで大きな意味があるのだろうとは思う。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年01月22日LGエレクトロニクスは20日、湾曲ディスプレイを採用した6インチのスマートフォン「LG G Flex」を国内メディアに向けて公開した。韓国ではすでに11月中旬に発売が開始されている同端末。日本国内での発売に関しては、今のところ「未定」とのことだ。○なぜ曲げた? 湾曲ボディの利点とはLG G Flexは、ボディ全体が弧を描くように曲がっているのが最大の特徴。なぜ曲げる必要があったのだろうか。実はこれにより、様々な利点が考えられるというのだ。都内で詳しい説明を聞くことができた。ひとつは通話がしやすくなること。一般的に、ディスプレイが大型化するとスピーカーを耳に当てたときにマイクが遠ざかってしまう。このため通話がしにくくなる、というのがこれまでの常識だった。しかしLG G Flexはボディが曲がっているためマイクが口元にくる。ひいては通話がしやすくなるというのだ。LGがもっとも強くアピールするのが動画視聴の際のメリットで、これが端末開発の発端にもなっている。具体的には、ディスプレイを曲げることでユーザーは動画コンテンツに没入できる。また画面に奥行きが出るため、劇場のような臨場感を味わうことができるとのことだ。現在、グローバルではスマートフォンのディスプレイが大型化する傾向にある。他方、動画コンテンツを配信するサービスが多様化しつつある。こうした背景から、市場では「画面の大きなスマホで快適に動画を視聴したい」というニーズが高まりつつある。そこでLGでは動画の視聴に最適なスマートフォンを追求した。その結果が、湾曲ディスプレイの6インチスマートフォンLG G Flexの誕生につながったのだという。このほか背面が丸みを帯びているため、手にもよくなじむ。また指とディスプレイの距離を一定に保てるため文字入力がしやすく、フリックなどによるWebサイトのページ遷移もやりやすいという。○曲がっているため負荷に弱い? 耐久性について解説気になるのが耐久性だが、通常のスマートフォンと同程度に頑丈にできている。「曲がっているため負荷に弱い」ということは決してないという。LG G Flexが耐えられる荷重は、公表値では「40kg」。裏話として、工場ではそれ以上の荷重で実験しているが問題はないそうだ。したがって、お尻のポケットに入れても安心だろう。ただ、ストレートタイプのスマートフォンに比べ、湾曲した背面の中央部に傷がつきやすい。このため、塗装にはとある工夫を凝らしている。それは「Self Healing(セルフヒーリング)」と呼ばれる特殊な塗料を使うというもの。これにより日常的に使用している中で自然についてしまう擦り傷程度なら、自然に回復できるという。すでに自動車やノートPCなどの製品の一部には利用されている。ただ、スマートフォンに応用したのは「おそらく初めて」(担当者)とのことだった。○曲がり具合は「700R」がベスト?LGでは、6インチ端末に最適なカーブの度合いを200種類ほど試したという。その結果、「700R」という曲がり方がベストという結論に至った。ディスプレイを曲げる技術については、実は前々からクリアできていた。●湾曲スマホ「LG G Flex」の秘密とは? その2しかしバッテリーを曲げることが難題だった。この難題をクリアし製品化にこぎ着けたのは、グループ会社LGケミカルの技術開発力のおかげだったという。ディスプレイにはプラスチックOLED(P-OLED)を採用した。ガラス素材でできた有機ELより柔軟性に優れているという。またReal RGB OLEDを採用したことで、従来機種に比べて発色が向上している。UXも充実している。例えば新機能「Dual Window(デュアルウィンドウ)」を利用すれば、6インチのディスプレイを半分に分けて別々のアプリを同時に利用できる。ファイルやURLのドラッグ&ドロップにも対応しており、PCライクに使うことができる。新機能の「UrgentCall Alert(アージェントコールアラート)」は、同じ相手から何度も電話がかかってくるとLEDが赤く光って知らせるという機能。緊急の場合に”電話に出そびれる”ことがなくなる。基本的なスペックは以下の通り。ディスプレイは6インチHD(1280×720ドット)プラスチックOLEDを採用。プロセッサには2.26GHzのクアッドコアCPU(Snapdragon 800 MSM8974)を搭載する。RAMは2GB、ROMは32GB。背面には1300万画素、前面には210万画素のカメラを備える。バッテリーは3500mAhで、ユーザーが任意に交換することはできない仕様だ。サイズは約160.5×81.6×7.9(最厚部8.7)mm、重さは約177g。ボディカラーはチタンシルバーを用意する。Android OS 4.2.2を搭載している。防水には対応していない。今回、LG G Flexを開発した狙いについて担当者は「スマートフォンは日々、進化している。そうした中で、消費者に新しいユーザーエクスペリエンスを体験できる端末を提供する、という意味合いが強かった」と説明していた。日本国内での展開は未定だが、もし発売されれば大きな話題になることは間違いないだろう。期待して待ちたい。(記事提供:AndroWire編集部)
2013年12月21日読売巨人軍のライセンシーである日本テレビサービスは、読売巨人軍オフィシャルグッズ「ジャイアンツチェア」を、2,000脚限定で受注販売する。同商品の製造は、家具業界大手の「カリモク家具」に依頼。自宅での野球観戦を快適に楽しむにふさわしい、オリジナルチェアが手に入るという。カリモク家具の人間工学研究に基づく構造設計、職人の知恵と手技による木工技術を最大限に活用。布バネを下張りに、座面には高密度高弾性ウレタンを使用し、ジャイアンツのチームカラー・オレンジを取り入れたデザインを採用している。また、選手が着用したユニホームに使用したオリジナルタグと、2,000脚限定を証明するシリアルナンバー、バット材としても使われるホワイトアッシュをフレームに使用。繊細な造形美と快適な座り心地を共存させ、ジャイアンツファンにはたまらない逸品に仕上げているとのこと。販売価格は59,800円。商品に関する問い合わせは、同社クロスメディア事業部へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日フジ医療器は直径約9cmの大きなもみ玉を搭載した「サイバーリラックスマッサージチェア」を、10月10日に発売開始した。広くじんわりともみ込むようなマッサージができるのが特長だという。価格はオープン。同製品は大型のもみ玉(直径約9cm)を最新技術のデジタルメカで制御する「ハイブリッドメカ」を搭載。大型のもみ玉を採用したことで、手のひらの付け根(手根)で、広くじんわりともみ込まれているような、優しいもみ心地が可能となった。肩と腰は8段階、背は2段階の強弱調節が可能で、計25タイプのもみ技を搭載している。また、本体各所に配置された30個のエアーバッグによって、身体のあらゆる部分のマッサージが可能。新しいもみ技「背筋開き」と「背筋ケア」のほか、肩周りをエアーバッグでマッサージする「肩療(けんりょう)マッサージ」。また、指先まで包む形状の腕部のエアーマッサージや、骨盤周りの筋肉をほぐす「骨盤周りのマッサージ」なども楽しめる。足先とかかとには、ヒーター機能付。足裏をじんわりと心地よく温めながらマッサージする。また、使う人に合わせた適切な肩位置を自動で検出する「もみ玉肩位置あわせ機能」、視覚性に優れた「フルカラー液晶リモコン」を採用。操作性もアップした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日大和屋は、「すくすくチェア」の新製品として、ユーザーの声を詰め込み進化させたベビーチェア「sukusuku es」を発売した。「sukusuku es」は、成長に合わせて高さ調節ができ、大人まで使えるベビーチェア。ヨーロッパの安全基準をクリアする安心安全な商品として設計されている。座板・足置き板は、脚フレームの内側の溝にそって差し込み、脚フレームで挟み込んで固定。成長に合わせて座板・足置き板を細かく調整でき、ベビーチェア、キッズチェア、大人用のチェアとして長く使うことができる。座板の形状は、赤ちゃんが座りやすいよう、なめらかなカーブをつけた“足もとすっきり「ムーンシート」”を採用。ガードは工具を使わずに取り外せる仕様とし、食べこぼしなどの掃除がしやすくなっている。ガードを取り外した後の座板の形状も美しく、ベビーチェアとして使い終わったあとも、インテリアイメージを崩さず長く使い続けられる。テーブル使用時に、安全のため固定するボルトには「スプリングノブボルト」を採用。テーブルを後ろに回転させてもボルトがテーブルアームについたままなので、紛失の心配がない。また、従来の「すくすくチェア」より、ガード付で約1kg、テーブル&ガード付で約2kgの軽量化を実現。より安定性を増すためのスタビライザー(安定盤)も付属する。タイプは「ガード付」と「テーブル&ガード付」の2種類。天然ゴムの樹液を採取した後のゴムの木を使用するなど、環境にも配慮している。カラーは全7色。チェアにぴったりフィットする専用のチェアクッションも用意される。オープン価格。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月20日マッサージチェア専門メーカーのファミリーはこのほど、ストレッチトレーナーの兼子ただし氏監修による運動機能を搭載した「ファミリーメディカルチェア 3S」を発売。全国の量販店を中心に販売している。同商品は、ストレッチトレーナーの兼子ただし氏が監修した「S-レッチング・ストレッチ運動機能」を搭載している。S-レッチングとは美しい姿勢をサポートする兼子氏が考案した独自のストレッチのこと。腹部の柔軟性に着目し、ストレッチ角度とひねりを取り入れ、腹部のインナーマッスルに働きかける運動が行えるという。また、30枚のエアーバックともみ玉で全身をくまなくマッサージできる。エアーバックでの3D押し出しメカの搭載で、グッとした押し感でしっかりとしたもみ心地を実現。冷えを感じやすい手先・足先にはヒーターを搭載しているため、身体を芯からリラックスさせることができるという。カラーはブラックとアイボリーの2色。価格はオープン。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月12日