雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。高橋は「みなさん、こんにちは。高橋快空です。ついにこのマイクの前に立つと、すごく思い出が蘇って悲しいんですけど、頑張って話します。まず、私は中学1年生の時に、2回目のニコラオーディションでニコラという雑誌に入って、正直、読者の時に見ていたキラキラしているだけのニコラとは違って、当時田んぼの中で育ってきた私には、壁の高いことばかりだったけど、たくさん応援してくれる方がいて、今ここに立ててていると思います。本当にありがとうございます。私のニコモ生活はすごく充実していて、後悔はないなと思っています」と感謝。続けて「私は中学2年生で初表紙を飾らせていただいて、もちろん夢が叶ってすごく嬉しかったんですけど、先輩を先越して私が表紙をやっていいのかとか、私が表紙を飾って手に取ってくれるニコ読ちゃんがいるのかとか不安なことがいっぱいあって、その不安はずっと続いて、高校生になって大好きな地元を離れて上京してきて、今まで当然のようにできていたことができなくなったり、自分の中で今まで解決できていたことが収集つかなくて体調に出ちゃった時があって、その時に初めてママの心配して泣いてくれている声を聞いて、私にはすごく私のことを好きでいてくれる方がいて、応援してくれる方がいるって。それがわかってからは心に余裕ができて、自分のありのままの姿を届けられたかなと思います」と伝えた。さらに「それは家族だけじゃなくて、ファンのみんなも。いつもDMとか、イベントとかでうちわやお手紙やプレゼントと、すごく私のために時間を使ってくれて、本当に本当に嬉しかったです。ありがとう。次に編集部さん、カメラマンさん、ヘアメイクさん、ロケバスさん、その他のスタッフさん。いつもわがままで自分勝手だった私を、見守ってくれて、ありがとうございました。これからも、こうやって成長させてもらえたニコラに恩返しができるように活動を頑張っていきたいなと思っています」との意気込みも。そして「本当に3年半、ありがとうございました。そして、家族。まずはパパとママ。高校1年生で大好きなパパとママのもとを離れて東京で暮らすなんて思っていなかったし、パパとママも不安なことがいっぱいあったと思うけど、私の夢を否定せずに、快く『行ってらっしゃい』って言ってくれてありがとう。そしてお姉ちゃん。急に私と2人暮らしをすることになって、我慢させてしまうこともすごく多かったと思います。本当にごめんなさい。だけど、お姉ちゃんがいてくれたおかげで、私はこうやって東京で活動できていると思います。本当にありがとう。そしてお兄ちゃん。会うことは少ないけど、私とお姉ちゃんで喧嘩しちゃった時に、間に入って仲直りさせてくれたり、すごく優しくてかっこいいお兄ちゃんで、自慢のお兄ちゃんです。本当にありがとう」と呼びかけた。最後は「私には、ニコラのこの3年半で、大好きな人たちが増えたので、これからみんなにたくさんの愛を返していけるように、また気合いを入れて頑張っていきたいと思います。ニコラは卒業してしまいますが、これからも高橋快空の応援をお願いします。今まで本当にありがとうございました」と語った。早くからニコラナンバーワンモデルとしての実力を発揮していたからこその苦悩を打ち明けながら、たくさんの感謝と今後の活動への意気込みも語った。後輩モデルの松田美優から花束を受け取った際には、「頑張ってね」と先輩らしい言葉をかけていた。
2024年05月08日雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。足川は「足川結珠です。私は、約3年半の間、ニコラの活動をさせていただきました。最初は本当に、菜月海とか果歩も言っていたように、ひとりで電車に乗ることもできなかったし、大人の方たちとコミュニケーションをとることも初めてで、正直不安しかなかったのですが、ニコラの撮影に行くと、すごく優しいスタッフの方々や編集部さんが毎回話しかけてくれて、スタッフさんが私に『もっと自分を出していいんだよ』って言ってくれて、本当にその言葉に救われたなって思いました。ありがとうございます」と感謝。続けて「でも、それ以上に編集部さんにはたくさんの迷惑をかけてしまって。アンケートは遅れてしまったり、集合場所がわからなくて電話したけど充電が切れちゃって困らせてしまったり…。本当にたくさんの迷惑をかけてしまったんですけど、それでも、これまで優しく私に寄り添ってくれて、本当にありがとうございました」と伝え、こう呼びかけた。「次に、在モ(後輩現役モデル)のみんな。みんな一人ひとり本当に努力していて、私も見ていてすごく素敵だなって思うことが多くて、でも、努力していても、それが結果に出たり出なかったりってことがたくさんあると思っていて、その結果が出ない時に、『なんで自分は?』って思い詰めることがたくさんあると思う。でも、みんなは、ここに選ばれて、立っているから。とにかくみんな可愛いから!それは自信をもって、これからも頑張ってください。応援しています、大好きです」さらに「次に、パパとママ。いつもあんまり言えないけど、いつもそばで支えてくれて、ありがとうございます。わかんないけど、最近までめっちゃ思春期で、ずっと機嫌悪く家に帰ることが多くて、それで喧嘩しちゃったり、本当に一番迷惑をかけたと思うんですけど、それでも自分が辛い時にたくさん励ましてもらって、寄り添ってもらって、あんまり言えてなかったけど、本当に嬉しかったし、本当に大好きです。これからもよろしくお願いします」との言葉も。その上で「そして、読者のみんな。今日は来てくれてありがとうございます。こうやってニコラの活動をしていなかったら、こうやってみんなに会えることもなかっただろうし、こうやってイベントに来てくれる時にうちわを作ってくれたり、SNSでメンションをしてくれたりしてくれて、毎回それを見ると『ニコモになってよかったな』と嬉しい気持ちになっています。自分なんかを好いてくれる子なんていないんだろうなって思っていたけど、みんなが加工画とか作ってくれて、本当によかったなと思うことばかりでした」と呼びかけた。最後は「みんなありがとう。この約3年半の間、ユニジェネというものが始動して、みんなと頑張ってきて、本当に辛いことも楽しいこともあったけど、全部やっぱり自分の成長にもつながったし、ニコラがなかったら本当に今の自分はいないなと思いました。みんなありがとうございます。これからもよろしくお願いします。大好きです!ありがとうございました」と、天真爛漫な足川らしく、涙で言葉を詰まらせながらも常に笑顔のまま思いを届けた。
2024年05月08日雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。池端は「池端杏慈です。今日はみなさん、来てくださってありがとうございます。このマイクの前に立つ時が、今日来てしまったんだなっていうふうに、今思いました。私は、中学2年生でニコラに入って、そこから2年半はあっという間だろうなって思っていたんですけど、それが全然あっという間じゃなくて。それは、その2年半の自分が過ごしてきた時間っていうものが、本当に濃い時間と思い出だったんだなって思いました。その中には、もちろん楽しい思い出もあるし、悔しかったなって思うことも、あんまりうまくいかなかったなって思うこともあります。でも、それも全部ひっくるめて、私の中ではいい思い出です」と回顧。続けて「私がニコラで経験したことは、全部がひとつの青春だし、それを教えてくれたのもニコラだったなっていうふうに感じます。ニコラの撮影現場に行くと、カメラマンさんがいて、ヘアメイクさんがいて、スタイリストさんがいて、編集部さんがいて。こんなにたくさんの方の協力があってニコラって作られているんだなぁといつも感じていました。2年半ずっとやってきたことで、私はニコラ生活に後悔はないです。そして、私が初めてモデルになって、初めて応援してもらえる立場になった時に、こうやってみなさんが応援してくれる人たちの大切さ、存在の大きさを実感しました」とかみしめた。その上で「ここまで、最後まで一緒に走り抜けてくれたユニジェネのみんな。果歩、結良、菜月海、有紗、あやか、藍月、結珠、快空。みんなそれぞれ個性が強いんですけど、みんな私の大好きなユニジェネの8人です。これから私は、ニコラを卒業して女優の道に進んで頑張っていきたいです。約2年半でしたが、本当にいい思い出をニコラで作れたと思います。今まで本当にありがとうございました」と笑顔で締めくくった。仲の良い吉本麗南から花束を受け取った。
2024年05月08日雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。中山は「中山あやかです。うまく伝えられなかったらごめんなさい。でも、頑張って考えたので、最後まで聞いてください。まず、約3年間ニコモとして活動させていただいて、本当にありがとうございました。ニコ☆プチからだと6年くらいやっていて、やっぱりニコラに入る時は、ニコ☆プチにいたからこそ大切にしてもらえることもあってすごく嬉しかったですし、またファンの方々にモデルをしている姿を見せられるというのはすごく嬉しかったです」と回顧。続けて「でも、すごくキラキラしている先輩たちがたくさんいる中で、認めてもらえるかなとか、ニコラに入ってからは特にみんな個性的で、自分はどの立ち位置なんだろうとか悩むことも多かったんですけど、誌面で新しいテイストを着た時とか、インスタ投稿した時とか、いろんなあやかを好きになってくれてすごく嬉しかったし、次の撮影でもこの服着たらファンの子喜んでくれるかなとか考えて頑張ることができたので、すごく嬉しかったです。ニコ☆プチで、もうモデルは終わりなのかなと思っていたけど、ニコラの方に選んでいただいて、多分、ニコ☆プチの頃と比べたら、大人っぽくなれたんじゃないかなと思います!だから、自分的にもよかったです。それなので、最後は大人っぽいドレスを選んでみました」と呼びかけた。さらに「人見知りで全然話せなかったけど、ニコモの子は、『あーちゃん』って呼んでくれるくらい仲良くなれたり、編集部の方も私を何度も変えようと企画を組んでくださったりして、すごく嬉しかったです。本当にありがとうございました」とコメント。「そして、家族も、いつもあんまり言えないけど、支えてくれているおかげで、不自由なくニコモ生活を送れたし、感謝しています。ファンの方は毎日DMくれる子とか、今日もうちわとかを作ってくれて、『やめたくないなー』って思っているけど、最後にキラキラした姿を見せることができたので満足です!ニコモの中山あやかは終わるけど、これからもニコラは大好きだし、忘れないでほしいなって思います。今まで本当にありがとうございました」と呼びかけた。カーキ色の大人っぽいドレスに身を包んだ中山は、ニコ☆プチ時代から活動を共にしている有坂心花から花束を受け取った。
2024年05月08日雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。佐藤は「こんにちは。佐藤菜月海です。緊張とか悲しい気持ちがいっぱいあるだろうなって思って、紙にまとめてきました。ついにこの卒業の日が来ちゃいました。いざ、こうやってマイクの前に立って話して、今日で最後なんだなって思うと、本当に寂しい気持ちでいっぱいです。私は中学1年生の時にニコラに入って、約3年間ニコモとして活動してきました。小学生の時からずっと憧れていたニコラモデルになれて、オーディションの合格を聞いた時は、本当に信じられないくらい嬉しくて、あの時の嬉しい感情を、今でもすごく覚えています」と回顧。涙を見せながら「え、本当に無理!はじめは右も左も何もわからない状態で、1人で電車にも乗ったことない私が電車に乗って、東京に行って撮影現場に行って撮影してって慣れないことが多くあって、不安なこともたくさんありました。でも、いつも撮影現場に行くと、大好きなニコモのみんなや、いつも明るくたくさん話しかけてくれるスタッフさんがいて、本当にニコラの撮影は毎回楽しくて、本当に素敵な時間を過ごしていたなって思います」と伝えた。続けて「でも、憧れていたニコモ生活は楽しいこともあったんですけど、その反面辛いこととか悔しいこととかもたくさんあって、人見知りな性格だからなかなか素の自分を出せなくて悩んだり、ポージングとかも自分で納得いかなくて悔しいな、つらいなって思うこともたくさんあったんですけど、そんな時に、いつも応援してくれるファンの子がいてくれて、毎日いっぱいDM送ってくれたり、可愛い加工画を作ってくれたり、こんな私をずっと応援してくれて、本当にみんながいなかったらここまで頑張ってこれなかったし、本当にファンのみんなには感謝の気持ちでいっぱいです」と呼びかけた。その上で「ニコモになっていなかったら、こんなような素敵な経験はできていなかったと思うので、ニコラに出会って、ニコモになれて本当によかったなと心から思います。ニコラを通して、大好きなニコモのみんなやファンやスタッフのみなさんに出会えたことが本当に幸せです。濃い3年間を過ごすことができて、本当にたくさんの方々に支えてもらいました。そして、一番何より一番近くで支えてくれた家族のみんな、どんな時でも一番の味方でいてくれて、アドバイスくれたり、ニコスナとかインスタの写真にずっと付き合ってくれたり、数えきれないほど迷惑をかけて何回か喧嘩したこともあったけど、ずっと支えてくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。最後は「周りの方々の支えや応援があったから、今この素敵なステージに立てているんだなと思います。もともとお洋服やメイクにすごく興味があったから、その大好きなお洋服を着て、可愛くヘアメイクをしてもらってっていう素敵で貴重な経験ができて、本当によかったなと思います。その大好きな撮影が、もうこれからなくなっちゃうと考えると、すごく寂しいし、悲しい気持ちでいっぱいです。今日でニコラモデルの佐藤菜月海は終わってしまいますが、これまでのニコラの経験を生かして頑張っていきたいなと思います。本当にみなさんの支えや応援があったからこそ頑張れた3年間で、本当に濃い3年間をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。大好きです」と締めくくった。佐藤はマイクに立つ前から涙を流し始め、ニコラ生活への思いの強さを感じさせた。
2024年05月08日雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。藤野は「本日はご来場いただきありがとうございます。藤野有紗です。中1でニコラモデルになって、今日まで約3年半、ありがとうございました。ニコモになる前は、芸能界のことはもちろん、毎日部活で真っ黒に日焼けして、おしゃれやメイクのことも何一つわからない女の子でした。そんな私は、ニコモになった当初は、自分の素を出せなかったり、たくさんのアンケートに苦労したりすることもありました」と回顧。続けて「インスタグラムを始めてからは、ファンの子との交流も増えて、可愛い加工画を作ってくれる子や、投稿するたびにコメントやいいねをしてくれる子もいて、すごく励みになっていました。ニコモ生活では、楽しいこともたくさんあったんですけど、悲しいなとかつらいなとか、本当に自分がここにいていいのかなとか思うこともたくさんあったんですけど、本当に、みんながここまで応援してくれて、支えてくれて、励ましてくれたから、今この素敵なステージに立てています」と呼びかけた。その上で「ニコモになって、みんなに出会えた私は本当に幸せ者です。これから卒業しても、ずっと心のどこかに藤野有紗を忘れないでいてくれたら、嬉しいです。3年半たくさんの愛をありがとうございました。みんなのことが大好きです!」と涙で言葉を詰まらせながらも、自分の思いを伝え切った。同期の林美央子から花束を受け取ると、ハイタッチを交わした。
2024年05月08日雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。河村は「みなさん、こんにちは。河村果歩です。今日はご来場いただきありがとうございます。私は、4年半ニコラモデルとして活動させていただきました。私の4年半は、決して平坦なものではなくて、いろんな思いをしながら過ごしてきました」と回顧。「私はもともと、ザ・モデルっていうタイプじゃなかったから、受かった時はすごく嬉しかったけど、『私が本当にここにいていいのかな』とかたくさん考えるようになって、でも、憧れられるモデルだけじゃなくて、みんなの近くにいられる真似しやすいモデルっていうのもあるんじゃないかなって思って、私は私らしくと思って活動してきました」と率直な思いを打ち明けた。続けて「こうやってニコラでたくさん考える期間があったからこそ、今の私がいると思うの、本当にニコラには感謝です。ニコラ編集部のみなさん、私を見つけてくださり、ありがとうございました。小学6年生の時にひとりで東京に来て、本当に何もわからなかった私に、優しく教えてくださって、時には厳しく叱ってくださって。でも、その言葉にはとっても愛がこもっていて、私はその言葉で『もっと頑張ろう』と思えたし、そのおかげで自分を高めてこれたんじゃないかなと思っています。本当にありがとうございます」と呼びかけた。そして「ニコ読(※読は丸囲み、「ニコラ読者」の通称)ちゃん、かほっこのみんな、私が挫けそうになった時、みんなから『可愛いよ』とか、たくさん褒めてくれて、そのおかげで私は、『もっともっと頑張ろう』とか『もっともっと好きになってもらいたい!』と思って、自分を奮い立たせることができました。ニコ読ちゃんやかほっこのみんながいなかったら、私は折れていたと思うから、本当にみんなの存在は大切だなって日々感じています。いつも本当にありがとう。私は、たくさんの愛で育てられてきたので、今度はみんなにたくさんの愛を返していけるように、モデル、タレントとして頑張っていこうと思っています!」と宣言。最後は「私は、まだまだ芸能活動頑張りますので、ぜひみんな会いにきてくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。今まで本当にありがとうございました。23期ニコモ・河村 果歩でした!」と現役アイドルらしく、泣きながらも最後はとびきりの笑顔で締めくくった。
2024年05月08日雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。近藤(藍)は、「私は、紙に書かないと多分うまく言えないと思うので、紙にまとめてきました!みなさん、こんにちは。近藤藍月です。私は約3年間、ニコモとして活動させていただきました。『ニコ☆プチ』から合わせたら、約6年くらい活動させていただきました。小3の時に『ニコ☆プチ』と『nicola』を読み始めて、憧れのモデルさんのヘアメイクとか服装とかを真似っこしたり、読者イベントに行ったりと『ニコ☆プチ』と『nicola』がすごく大好きだった私が、まさかこっちのモデルさんの立場になれたということが、まだ未だに信じられないくらい、とっても嬉しいです」と回顧。続けて「普通に生活していたら、体験できないようなことを体験させていただいて、幸せ者だなとつくづく感じます。ニコモとかプチモ(『ニコ☆プチ』専属モデルの通称)とか、モデルをやっている時は、楽しいことばっかじゃなくて、つらいこととか悔しいこととかもたくさん経験したけど、全部今考えたら、ひっくるめて全部楽しい思い出でした。私一人の力じゃこの活動は続けられなかったなって思います。事務所のマネージャーさんとか、家族とかには本当に感謝しかないです」と伝えた。さらに「特にママには、ニコスナ(ニコラSNAP)とかインスタの写真とかを撮るのを毎回手伝ってもらっていて、でも藍月のわがままでたくさんママには迷惑かけたけど、本当に感謝でいっぱいで、大好きです。ニコラの撮影は毎回アットホームで、私が学校のことで悩んだ時も、ニコラの撮影に行ったら、ニコモとかスタッフさんが相談聞いてくれて、一緒に解決してくれて、すごくアットホームで大好きな現場です」とコメント。その上で「最後、ファンのみんなへ。『ニコ☆プチの時からずっと好きです』とか言ってくれている子とかもいて、こんな長い間、藍月のことを好きでいてくれているのがすごく嬉しくて、毎回インスタのコメントとかTik Tokとか、あとファンレターとかDMとか、本当全部嬉しくて、いろいろモデルをやってきた中で本当に辛いこともあったけど、みんなの声が励みになって、ここまで頑張れました。本当に、藍月と出会ってくれて、好きになってくれてありがとうございます。これで最後なのかなって思うと本当にさみしいし信じられないけど、藍月は自分の好きなことをして楽しみます!みんな、大好きです!今まで藍月のことを好きでいてくれてありがとうございました。これからも、大好きです!」と伝えた。泣くと思っていなかったと話していた近藤(藍)も、途中からは涙を流しながら語った。
2024年05月08日雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。近藤(結)はマイクの前に立つと、話す前から泣き始めてしまう。高橋から「頑張れ!」と励まされ、話し始めた。「みなさん、こんにちは。近藤結良です。今日は会場にお越しいただき本当にありがとうございます。今日は自分の気持ちを後悔なく伝えたいと思って手紙を書いたきたので、読みたいと思います。私は小学6年生から今日まで、約4年半、ニコモとして活動させていただきました。このニコモ生活は、楽しいことだけではなく、それと同じくらいつらいこともありました」。続けて「コロナの影響や、自分の見た目に対する批判のコメントなどで中1の時は自信が持てず、撮影に影響が出ていたこともありました。本当にその時期はどうしたらいいのかわからなくて、正直、ニコラと向き合うことのできない自分がいました。しかし、その時に一番力になってくれたのが、応援してくださるファンのみなさんからのメッセージでした。一つ一つにたくさん愛が詰まっていて、私はそれを読むのが大好きで、何回も読み返していました。また、それと同じくらい私の中で大きな支えになったものがあります。それは、ここにいるユニジェネの存在です」と感謝。さらに「私は、それまで人に弱音を吐くことがなくて、一人で溜め込んでしまう性格でした。しかし、ユニジェネのみんなには気軽に話すことができて、ただ聞くだけじゃなくて、親身になって一緒に考えてくれて、一緒に乗り越えようとしてくれます。『私は、本当に素敵な仲間に出会えたんだな。この先も絶対に忘れない8人に出会えたんだな』と感じました。素敵な出会いができて、自分を成長させてくれたニコラに感謝しています。ニコモになれたから、自分の好きなことができて、新モの時に比べて、大きく外見も内面もパワーアップできたと思います。このように成長できたのは、編集部さん、スタッフの方々があたたかく迎えてくださったからです。本当にありがとうございました」と呼びかけた。その上で「また、スタジオや駅の送り迎え、そして相談を聞いてくださったり、毎回撮影で『頑張って!』『お疲れ様』とメッセージを下さるマネージャーさん、ありがとうございました。これから、もっともっと成長できるように頑張るので、これからもよろしくお願いします。そして、いつも一番近くで見守ってくれたママとパパにも、感謝の気持ちを言いたいと思います。まずは、ママ。いつも結良の悩みを聞いてくれたり、名古屋から通っていた時は、毎回夜ご飯のお弁当を作ってくれて、ありがとう。たまに喧嘩もしちゃうけど、同い年なんじゃないかって思うくらいすごくはっちゃけていて、でも自分の好きを貫いていて、そんなママが結良の永遠の憧れです。ほとんど毎日お仕事で大変だと思うけど、本当に体調には気をつけてね。お互い忙しくなっても、月一で遊ぼうね」と伝えた。そして「次は、パパ。名古屋にいた時は、どんなに朝が早くても、どんなに夜が遅くても、駅まで送り迎えしてくれて、ありがとう。そして、上京することを応援してくれてありがとう。こんなにも早くパパと離れて暮らすことになるなんて思っていなかったから、この相談をする時はすごく緊張したけど、パパから『自分の夢を叶えるために、その判断をしたのはすごいと思う。絶対に夢を叶えなさい』って言ってくれたのが、本当に嬉しくて、辛い時はその言葉を思い出しています。2人には、感謝の気持ちで本当にいっぱいです。これからもずっとよろしくね。大好きだよ」と思いを紡いだ。最後に「たくさん応援してくださったファンのみなさんにお礼を言って、終わりたいと思います。みなさん、今までたくさんの応援を本当にありがとうございました。ここまで頑張れたのは、みなさんが喜んでいる姿や笑顔を見たかったからです。今の私があるのは、ファンのみなさんからの応援や思いが、ここまで力となって走り抜けることができたからです。でも、私の夢はまだまだ先にあります。これからも自分らしく頑張るので、ニコラを卒業しても、たくさん応援してくださると嬉しいです。本当に今までありがとうございました」と締めくくった。同期の吉岡優奈から花束を受け取り、抱き合いながら互いに泣いていた。
2024年05月08日ルイ·ヴィトンは、3月6日 午前3時(日本時間) 、パリにてアーティスティック·ディレクター ニコラ·ジェスキエールによる2024秋冬ウィメンズ·コレクションのファッションショーを発表しました。©LOUIS VUITTONニコラ・ジェスキエールが、ルイ・ヴィトンとの冒険の旅に出発してから早10年。今、これまでの記憶をイマジネーションの導き手として、その旅を回顧します。©LOUIS VUITTONこの内省的な探求の中で、記憶は感情、考察、そして参照の層として再び浮上します。これは、2024-2025年秋冬という限定的なシーズンの中にありながら、これまでの10年間にわたるファッションの証人でもある特別なコレクション。このクリエイティブな旅においては、正しい進路をとることがすべてであり、好奇心旺盛な旅人に欠かせないコンパスの役割を果たす自分だけの北極星に従って進むのです。©LOUIS VUITTON正しい方向を示し、進むべき道を照らしてくれるスタイリッシュな北極星。ここでは、デザイナーが独自の間テクスト性を駆使してさまざまな地平を探求する中で、10 年間にわたって蓄積されてきたボキャブラリーの不変性が保証されています。どことなく懐かしい感じが漂い、愛着のある衣服に染みついた親近感、ジェスチャーやカット、あるいは刺繍への愛情が感じられます。そのすべてがイマジネーションに吸収され、慣れ親しんだものは新しく生まれ変わります。明日はいつも新しい日なのです。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON2024 秋冬コレクションの会場となったのは、パリ ルーヴル美術館の中庭クール・カレ。ここは、メゾンにとってアイコニックなショー会場であり、ニコラ・ジェスキエールがちょうど 10 年前の2014年3月5日にファーストコレクションを発表した場所でもあります。今回も、アーティストのフィリップ・パレーノと、プロダクション兼デザイナー、ジェームズ・チンランドが舞台美術を担当。サウンドデザイナーのニコラ・ベッカーがサウンドスケープを手がけました。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON@LOUISVUITTON @NICOLASGHESQUIERE#LOUISVUITTON #LVFW24ルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。お問い合わせ:ルイ・ヴィトン クライアントサービスT 0120 00 1854
2024年03月08日ワールドグループの株式会社ピンク ラテが展開するティーンブランド「PINK-latte(ピンク ラテ)」は、ティーン向けのファッション雑誌「ニコラ」で活躍する池端杏慈さんを起用した2024年春夏のシーズンヴィジュアルを2月1日(木)より公式WEBサイトにて公開いたします。全国のショッピングセンターを中心に展開するピンク ラテは、中学生女子を中心に支持される、ファッションやトレンドに敏感なティーンの「今欲しい!」を叶えるブランドです。ピンク ラテのイメージモデルを務める爽やかで透明感溢れる笑顔がとても素敵な池端さんは、ファッションモデルのみならず、ドラマやCMに出演するなど、今最も注目されるネクストブレイク必至のひとりです。この春夏のピンク ラテのシーズンイメージは“Beeeee POP!”なスケーターガール!池端さんが元気&ハッピーに着こなすヴィジュアルルックでは、ユニフォームをイメージしたメッシュのトップスやカラーデニム、トレンドのカーゴパンツやグラフィックが可愛い短丈のTシャツなど学校やお出かけに大活躍のアイテムを多数ご紹介しています。池端さんが着こなすピンク ラテの2024年春夏新作コレクションは、以下の特集ページよりご覧ください!2024年 ヴィジュアルルックはこちら : ■ニットBIGベスト価格:¥3,289(税込)カラー:オフホワイト/ブルー/チェックサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■ライン入りカーゴパンツ価格:¥4,950(税込)カラー:パープル/ブラックサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■【2点セット】裏毛短丈フーディートップス価格:¥3,850(税込)カラー:ホワイト/ブルー/ブラックサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■サスペンダー付きカーゴパンツ価格:¥4,389(税込)カラー:ピンク/ブラックサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■裏毛ツイルアップリケロゴカーデ価格:¥4,389(税込)カラー:チャコールグレー/グリーン/ブルーサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■【ネクタイSET】短丈シャツ価格:¥4,389(税込)カラー:オフホワイト/ブルーサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■ダブルウエストデザインパンツ価格:¥4,950(税込)カラー:ベージュ/ブラック/ブルーサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■Gジャン価格:¥5,489(税込)カラー:ブラック/ブルー/サックスサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■クマカレッジプルオーバー価格:¥3,289(税込)カラー:オフホワイト/ライトグレー/イエローサイズ:140㎝/150㎝/160㎝■キュロットパンツ価格:¥4,389(税込)カラー:ブラック/ブルー/サックスサイズ:140㎝/150㎝/160㎝【 池端杏慈さんプロフィール 】2021年に行われた第25回ニコラモデルオーディションにてグランプリを獲得し、雑誌「ニコラ」の専属モデルとなる。2022年放送のTBS日曜劇場「オールドルーキー」でテレビドラマ初出演、同年12月公開の映画「かがみの弧城」にて映画初出演を果たす。2023年4月より「ポカリスエット」ブランドCMキャラクターを務める。【 商品のお取り扱い 】■ 全国店舗 ■ オンラインストア 【 Social Media 】■ Instagram @_pink_latte■ TikTok @pinklatte_official■ X(旧Twitter) @_pink_latte【 Brand Concept 】ウェアからコスメ、ステーショナリーにいたるまでファッションやトレンドに敏感なティーンズの「今欲しい!」を叶えるセレクトショップ。HARAJUKUからLATTE’Sトレンドスタイルを発信、提案します。<会社概要>・名称:株式会社ピンク ラテ(株式会社ワールド100% 子会社)・代表者:池田武史・所在地:〒150-0011東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルB館6階〒107-8526 東京都港区北青山3-5-10ワールド 企業サイト: ワールドグループ 公式通販サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月01日ルイ・ヴィトンは、10月2日21:30(日本時間) 、アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエールによる2024 ウィメンズ 春夏コレクションのショーを発表しました。©LOUIS VUITTONショーはシャンゼリゼ通り103番地の伝説的なパリの大通りにある、19世紀のアール・ヌーヴォーを象徴する歴史的建造物で開催されました。この建物は今後のルイ・ヴィトンの新しいプロジェクトの施設となる予定です。©LOUIS VUITTONまた、ニコラ・ジェスキエールは、今回で3度目となるプロダクション兼デザイナー、ジェームズ・チンランドとのコラボレーションを実現。スペインのプロダクション兼エージェンシー、Peniqueと共同でショーの舞台美術を構想しました。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTON@LOUISVUITTON @NICOLASGHESQUIERE#LOUISVUITTON #LVSS24ルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年10月06日フレンチエレガンスを讃えて─ニコラ・ジェスキエールによる2023秋冬ウィメンズ広告キャンペーンにて、メゾンのアンバサダー エマ·ストーンがタイムレスなパリらしい魅力を伝えます。©LOUIS VUITTON©LOUIS VUITTONルイ·ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年08月08日2022年アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞の『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』の日本語吹替版が決定。予告編が解禁された。本作は、世界中で愛されるフランスの児童書「プチ・二コラ」誕生秘話とともに、原作者2人の喪失と創造の人生を描く感動のアニメーション。世界を魅了した本作を世代問わず楽しんで頂けるよう、オリジナル版に加えて日本語吹替版の上映が決定。堀内賢雄(ルネ・ゴシニ役)、小野大輔(ジャン=ジャック・サンペ役)、そして小市眞琴(ニコラ役)ら豪華俳優陣が集結した日本語吹替版の予告編が解禁された。1955年、パリの街角にあるカフェでサンペ(CV:小野大輔)がゴシニ(CV:堀内賢雄)に「君は文才があるだろう。よければ一緒に組まないか。君が物語を作って僕が絵を描くのさ」と提案。親友同士の共同制作はアイディアと創る喜びにあふれ、小学生のニコラ(CV:小市眞琴)のキャラクターと天真爛漫な日常が色鮮やかに紡ぎ出されていく。一方、ゴシニとサンペはそれぞれ過酷な少年時代を過ごしており、親族をホロコーストで失ったゴシニが「君のように家族に囲まれてパリで暮らしたかった」とニコラに語りかけるシーンは創作の原点を想起させる。“悲しみを知っているから幸せな物語が紡げた”ゴシニとサンペの親友2人、それぞれ声を担当した堀内さんと小野さんは収録をふり返り、「すごくいいコンビでできた」(堀内さん)、「掛け合いの中で自然と『歳の離れた親友』になれたような気がしました」(小野さん)と語っているように相性は抜群。小市さん演じるキュートなニコラもファン必見で、オリジナル版とはまた異なる魅力たっぷりの日本語吹替版となっている。さらに、日本公開にむけて、アマンディーヌ・フルドン&バンジャマン・マスブル監督と本作音楽担当で『アーティスト』(11)でアカデミー賞音楽賞を受賞したルドヴィック・ブールスの熱い思いあふれるメッセージが到着。また、著名人からも「最後までワクワクが止まりませんでした」(ウマカケバクミコ/イラストレーター)、「1本で二度おいしいです!」(数土直志/アニメジャーナリスト)など賞賛の声が寄せられている。■監督:アマンディーヌ・フルドン&バンジャマン・マスブルこの作品は、50年前の古きよきフランスを舞台に、友情、家族、親子の関係という普遍的な物語を描いています。この映画をご覧になった方々に希望と幸福感を抱いてもらえるとうれしいです。■音楽:ルドヴィック・ブールス(『アーティスト』)子供の頃に読んだ「プチ・ニコラ」の物語は、周りの人に対して心を開くきっかけとなり、自分自身についての認識を形成してくれるものでした。私が音楽でこの映画に参加したことが、日本の皆さまの心の琴線に触れることを願っています。『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年06月01日現在の日本では、生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれており、メンタルヘルスへの関心が高まっています。そこでいまこそ観るべき1本としてご紹介するのは、本年度ベルリン国際映画祭で最高賞を受賞した日仏共同製作の傑作ドキュメンタリーです。『アダマン号に乗って』【映画、ときどき私】 vol. 576パリのセーヌ川に浮かぶ⽊造建築の船「アダマン」。ここは精神疾患のある患者を無料で迎え⼊れ、創造的な活動を通じて社会と再びつながりを持てるようサポートしているユニークなデイケアセンターだ。“均⼀化”や“⾮⼈間化”の波が押し寄せる精神科医療の世界において、共感的なメンタルケアを貫き、誰もが表情豊かになれるこの場所はまさに奇跡のようだった。そして、カメラは⼈々の語らう⾔葉や表情の奥に隠された真実を映し出していくことに…。今年2月にベルリン国際映画祭で⾦熊賞受賞という快挙を成し遂げたことを受け、日本では急遽時期を繰り上げて公開されている本作。そこで、見どころについてこちらの方にお話をうかがってきました。ニコラ・フィリベール監督2002年に発表した『ぼくの好きな先⽣』が世界的大ヒットとなり、いまや“現代ドキュメンタリーの名匠“とも称されるようになったフィリベール監督。今回は、撮影時の忘れられない出来事や患者とのコミュニケーションで意識したこと、そして精神医学を学ぶべき理由などについて、語っていただきました。―華やかな作品が並ぶなか、決して派手とは言えない本作がベルリン国際映画祭で最高賞に輝いたことに大きな意味があると感じました。ご自身ではどのように受け止めていますか?監督これまで映画祭に参加したことはあってもノミネートされたことがなかったので、受賞以前にノミネートされたことがまずはうれしかったです。しかも、金熊賞受賞は予想していなかったので、本当に驚きました。びっくりしすぎて現実とは思えないくらいの衝撃でしたが、自分のことを誇りに思っています。そして、現在の精神科医療は苦しみのなかにあるので、少しでもそこにスポットライトが当たってくれたらいいなと。この作品が今後の精神医療に与える影響についても、期待しているところです。―日本ではこういった施設を見たことがない人も多いと思うので、アダマン号はどんなところなのかを教えてください。監督アダマン号は係留されているので航行する船ではありませんが、水の上にいる感覚はあるので言うならば“浮かぶ建造物”ですね。施設のなかにはさまざまな場所がありますが、閉ざされた空間はないので、患者たちはどこでも自由に移動が可能。パリの中心でありながら別の場所に来たような錯覚にとらわれるとてもゆったりとした場所です。もともとはパリの中央にある病院の精神科でチーフをしていた方が船で暮らしている人だったので、こういう場所にデイケアセンターを作ろうと思い立ったとか。精神疾患を抱える方々が過ごす場所は美しいとは限らないので、彼は“美しい場所”を作りたかったんだと思います。アダマン号では、スタッフと患者に区別はない―確かに、一般的なデイケアセンターのイメージとはまったく違っていたので驚きました。監督通っているのは主にパリに住む患者たちですが、アダマン号に病床はないので、みんな朝か昼にやってきてしばらく滞在したら帰ります。定期的に通っている人もいれば不定期の人もいて、ただ雰囲気に浸ってコーヒーを飲みに来る人もいるので、全体的にとても優しい雰囲気ですね。―アダマン号に漂う自由で温かい空気感は、映像からもよく伝わってきます。監督しかもアダマン号ではスタッフも患者もみんな私服なので、そこには区別も何もありません。患者は「病気」という枠に閉じ込められておらず、ちゃんとした「人」として見られています。個性的で他人とは違うものを持ってはいますが、それを“異常な人”とジャッジされることがないので、ありのままでいられるのです。そしてスタッフたちは、彼らを孤独から引っ張り出し、世界とつなげる手助けもしてくれます。アダマン号というのは、そういう思想を持った場所なのです。―素晴らしいですね。ただ、そのいっぽうで精神科医療の厳しい現状に対しては危機感も抱いているとか。監督特に財政的な問題や人手不足など、いろんな要因が重なって公的な精神科医療の状況は悪化しています。スタッフたちはやる気を失ってしまうような環境で仕事をしているので、患者の声に耳を傾ける余裕も、ワークショップを開く時間も持てなくなっているほど。本当にたくさんの問題がありますが、それが本作を撮る動機にもなりました。精神疾患を抱えている人たちへの考え方を変えるべき―実際に彼らの活動を間近でご覧になって、監督の考えに影響を与えたことはありましたか?監督まずは、精神疾患を抱えている人たちに対する、私たち自身の考え方を革命的に変えるところから始めるべきだと感じるようになりました。一般的に我々は彼らのことを“危険な人たち”のように見てしまうことがありますが、ある統計によると精神疾患の患者たちが他人に襲い掛かるような犯罪例は非常に少ないそうです。といっても、“魔法の杖”があるわけではないので、いきなり変えるのは簡単ではありません。ただ、社会が彼らに対する見方を変えていけば、それが広がっていくのではないかと考えています。―とはいえ、彼らとどう向き合っていけばいいかわからない人も多いのではないかなと。ただ、本作は患者たちと信頼関係をうまく築いたからこそ撮れた作品だと思うので、そこに何かヒントがあると感じました。監督はどのようなことに気をつけて撮影をされていたのでしょうか。監督まさに信頼関係が一番大切なベースになると思っていたので、最初にしたのは、シンプルに説明すること。僕が何を考えているのか、そして「もしカメラを受け入れたくなかったら受け入れなくてもいいよ」と伝え、プレッシャーを与えないように心がけました。とにかく、僕が彼らをジャッジしたりするような視点でやっているわけではないというのを理解してもらうことが大事だったと思います。あくまでも、その場にある人間関係から一緒に作り出そうとしている気持ちであることをわかってもらえるように意識しました。サプライズのような出来事は、毎日起こっていた―なるほど。「もっとも美しいシーンは、不意に意図せずに撮れることが多い」とおっしゃっていますが、今回の撮影でもそのように感じた瞬間はありましたか?監督精神科医療の現場にいると、サプライズのような出来事は毎日起こりました。でも、そこで絶対にしてはいけないのは、自分が撮りたいと思っていたものにはめようとしたり、固定観念を持って取り組んだりすること。あくまでも、これから起こることに対してつねに準備万端の状態でいることが重要なのです。撮影中は予測していたことが起こるなんてことはなく、むしろ予測不可能なことばかり。それでもしっかりと注意さえ払っていれば、湧いてくるように素晴らしい出来事にたくさん出会えるのです。それこそが僕にとっては、監督としての喜びでもあります。―そのなかでも、印象に残っている場面を挙げるとすれば?監督毎週月曜日の朝に、アダマン号で行われている患者とスタッフのミーティングに参加していたときのこと。そこでは新人の自己紹介があったり、プロジェクトの説明があったり、前週の振り返りをしたりしていますが、何度も行くとだんだん誰がよく発言する人で、誰が座っているだけの人なのか、というのがわかってきます。ところがある日、いままでずっと黙っていた人が突然手をあげて発言したことがあったんです。そこは本編にも使っていますが、ある女性がダンスのワークショップを開きたいといって話し始めました。まさか彼女があんなに長く話をするとはまったく予想していませんでしたが、リアルなサプライズをもたらしてくれましたし、とても素晴らしくて力強いシーンになったと思っています。精神医学を学ぶことで、自分を認められるようになる―観客にとっても、非常に印象的な場面のひとつですね。本作は日本との共同製作となりましたが、監督にとって日本はどのような存在ですか?監督日本は本当に大好きな国ですよ。特にヨーロッパにとって日本は謎めいた国でもあるので、そこがとても魅力的だなと。近代的であると同時に伝統的な部分も色濃く残っていて、さらに詩的でありながら隠された暴力性みたいなものも共存しているように感じるので、霧のようなイメージです。―日本でも最近はメンタルヘルスの重要性が叫ばれていますが、精神医学を学ぶことはなぜ大切だとお考えですか?監督僕が精神医学に心を動かされる理由は、自分自身と向き合うきっかけを作ってくれるから。人間というのは、誰もが心に影のようなゾーンを持っていますが、それがどういうものかわからずに恐怖や不安を抱いてしまうことがあります。僕自身も自分のなかにそういう部分があるにもかかわらず、認めたくないと考えていた時期が長らくありました。実際、25年前に精神科クリニックのドキュメンタリーを初めて作ったときでさえ、最初は認めようとはしなかったほどです。でも、精神医学を学んだことによって、いまは自分にもそういう部分があることを簡単に自覚できるようになりました、―本作を通してご自身が感じたことを日本の観客にも教えてください。監督彼らは風変りなところもありますが、一緒にいるとすごくホッとすることがあります。なぜかというと、私たちは「こうあるべきだ」というスタンダードやプレッシャーを感じながら生きていることが多いですが、そんななかでも彼らはファンタジーのような軽やかさを持って生きているからです。精神疾患の治療を受けている患者のなかには、深刻で苦しみを抱えている人も当然います。でも、この作品に登場する彼らのように頭脳明晰で世界から解放されている人たちと触れ合っているだけで感動を覚えるはずです。いままで見えていなかったものに対しても目を開かせてくれるので、彼らのちょっとずれた視点は僕だけでなくみなさんにもとても刺激的だと思います。嘘のない言葉の数々が心に響く!ありのままの姿で生きることの美しさだけでなく、誰もが内に秘めているクリエイティビティを自由に表現することの素晴らしさも感じさせてくれるアダマン号の人々。彼らはさまざまな偏見と闘うことを余儀なくされている精神科医療における“希望”であり、その存在は社会の在り方についても多くの気づきを与えてくれるはずです。取材、文・志村昌美優しさが溢れている予告編はこちら!作品情報『アダマン号に乗って』ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開中配給:ロングライド️(C) TS Productions, France 3 Cinéma, Longride – 2022
2023年05月08日アダマン号は、人々を孤独から引き出して、世界とつながる手助けをする場所アダマン号へ通う表情豊かな人々、そしてその表情の奥に隠された心の問題までを優しいまなざしで捉えた「アダマン号に乗って」。発達ナビでは、4年ぶりの来日を果たしたニコラ監督に、この映画への思いを伺いました。LITALICO発達ナビ編集部(以下――)アダマン号がどのようなところか、教えていただけますか?ニコラ・フェリベール監督(以下監督):アダマン号は2010年に開所した、デイケアセンターです。パリの中心部、セーヌ川に浮かんでいます。係留されているので、航行する船ではありません。言うならば「浮かぶ建造物」です。乗っているときは水の上にいる感覚があります。大きな船が近くを通ると、ゆらゆら揺れます。船の中にはさまざまな空間があります。患者はその中を自由に移動できて、閉ざされた空間はありません。事務所であっても自由に入れます。船の上なら自由に移動していいんです。船に使われている素材はガラスや木材など重厚感があり、光がたくさん入ります。パリの中心にいるのに別の場所に来たような錯覚にとらわれる、とてもゆったりとした場所です。水が近くにあるというのも重要ですね、場所そのものに癒し効果があるんです。通ってくるのは主にパリに住む患者さんです。精神科の医師や心理師にすすめられて通ってきます。定期的に通う人もいれば不定期に通う人もいますし、複数や単体のワークショップに来る人もいれば、ただ雰囲気に浸ってコーヒーを飲みに来る人もいます。映画を見ていただいても分かると思いますが、スタッフも患者さんもみんな私服ですので、誰が患者さんで誰がスタッフなのかもわからない。レッテルがないんですね。この人は病気、患者、この人は支援者という区別がない、患者さんが「病気」の枠に閉じ込められておらず、ちゃんとした「人」として見られているんです。個性的で、人とは違うものを持ってはいるけれど、ジャッジされることもない、異常な人と見られることもないので、特に直すこところもない。ただありのままのその人として見られているんです。スタッフは、彼らの「勢い」を少し引き出そうとします。彼らを孤独から引き出して、世界とつながる手助けをするのです。アダマン号はそういう思想をもった場所です。Upload By 発達ナビ編集部――アダマン号の「アダマン」はどのような意味があるのですか?監督:「アダマン」はフランス語でダイアモンドの中心という意味です。ダイアモンドの核となる硬い部分ですね。フランス語ではあまり使われませんが、英語では比較的よく使われている言葉かもしれません。adamant は「確固たる」という意味です。「アダマン」って音的にもきれいですよね。Upload By 発達ナビ編集部映画「アダマン号に乗って」オフィシャルサイト精神科医療の世界は、私たちの世界や魂の「拡大鏡」のよう――本作を撮影したいと思ったきっかけを教えてください。監督:約25年ほど前に、精神科医療を舞台にした映画「すべての些細な事柄」(1997年)という作品を撮りましたが、私にとって、精神科医療はとても興味深いものなので、また撮りたいと思い続けてきました。私は、精神科医療の世界は、私たちが生きている世界や魂の「拡大鏡」のような場所じゃないかなと思っています。私たちは、普段自分の内面を隠して生きているところがあると思いますが、精神科医療の現場では、その内面をむき出しにされている人たちがいます。彼らに会うと驚かされたり、ちょっと動揺もすれば不安になったりということもあるかと思いますが、そうかと思うと、私たち自身のことを考えさせられたり、なんだかとっても楽しい気持ちにさせられたりということもあります。彼らと出会ったあと、すごくこう顔が明るくなるような、そういうこともあるんですよね。とにかく、精神科医療の現場というのは、いろいろな心のありようがあって、そういう意味では、映画監督としてとても豊かな現場です。Upload By 発達ナビ編集部考える時間、言葉を探す時間、話が自然な形まで展開するのをじっと待つ――監督は、映画の中で一人ひとりに時間をかけて、ゆっくりと話を聞き、返事を待ち、丁寧に、親切に撮影されていると感じました。「話を聞くことが大事」というセリフもありましたが、みなさんにインタビューしていた際、心がけていたことなどありましたら、教えてください。Upload By 発達ナビ編集部監督:必要な時間を取ることを大切にしました。私のカメラの前で語ってくれた方が考える時間、 これが自分の言いたいことなんだという言葉を探す時間、そして、話が自然な形まで展開するのをじっと待ちました。また、絶対にプレッシャーをかけないというのも重要です。なぜなら、カメラを向けられるということ自体とても威嚇的ですよね。それもあって、なるべく穏やかな空気というのが流れるように、そして信頼関係が生まれるように努めました。今の社会は、とてもスピーディーに全てのことが流れていきます。そして、人の話を聞かないで口を挟んだりする人もいれば、ネガティブな相槌をうったりする人がいます。これは私は暴力的なものだと感じています。だから私は、そういうことはせず、時間をかけることを徹底しました。――ありがとうございます。ゆっくりと待っていると、みなさんが言葉を選びながら、心のうちを語りだしてくれていました。その様子がとても心に残っています。また、監督は受賞のコメントで、「精神疾患への人々が抱く偏見を変えたいし、生産性がない人々に税金を使うのは無駄という風潮に抗いたい」とおっしゃっていました。このような偏見をなくすためには、どのようなことが必要だと思いますか?Upload By 発達ナビ編集部監督:やはり、彼ら自身の本当の声を聞くことから始まるのではないかと思います。精神疾患がある人たちを撮影したものにナレーションを入れたり、代弁をしたりして、彼らの声を直接聞こうとしないということがありますよね。それはよくないので、私は「アダマン号に乗って」ではナレーションを入れていません。私が思うに、偏見をなくすためには、まず彼らにも発言権を提供すること、そして、私たちと同等の場所にいてもらうということ大事なのだと思います。でも、今の社会は、彼らのことは見たくない、聞きたくない、知りたくないという人たちが多く、それが精神科医療をとても閉鎖的なものにしていると思います。そういう「無意味な恐れ」を消すには、当事者の声をちゃんと受け入れることが、最初の1歩になると思います。また、最初に触れましたが、「病人」というレッテルを張って、それで括っておしまいにしないっていうこと。「病人」というレッテルは、その人を人間として見ず、まるで1つのオブジェのようなものとして見ているのだと私は思います。 そうではなくて、この人も人間であり、ちゃんと考えている「主体」として見ること、これが大切です。そして、こういうことを実践しているのがアダマン号です。アダマン号ではみんな一人の人間として扱われていて、この人はこんな興味を持っているんだ、この人はこんな才能があるんだ、それが芸術的才能なんだって、その人が持っているものにちゃんとスポットを当てています。これが大切なのだと思います。実は、助けられているのは、私たちの方かもしれません――最後に、LITALICO発達ナビの読者へ、メッセージをお願いします。Upload By 発達ナビ編集部監督:私は30年前に「音のない世界で」 (1992)という聴覚障害をテーマにしたドキュメンタリーを撮りました。人は、聴覚障害のある方をハンディキャップを持ってかわいそうと同情の目で見ることが多いと思いますが、私はそれが大きな間違いだということを、このドキュメンタリーで伝えたかったんです。彼らの手話はとても素晴らしく、とても豊かなものです。顔、腕、手の表情を使い、これによって彼らの見えている世界を描写することができます。ひょっとしたら、飛行機の300個の部品を全部手話で表現できるかもしれません。みんなは聴覚障害をハンディキャップと言いますが、実はそうではなく、手話という豊かな表現方法を持っているというポジティブな形に受け止めることができるのです。ですので、ご本人も、それからそのご家族の方々もそっと見方を変えて、実はとても豊かなことなんだと自覚されるといいのではないかなと思います。障害がある人は、私たちに多くのことを学ばせてくれますよね。私たちの視野をすごく広げてくれるし、普段の生活にはない詩的な、ちょっとこう豊かなものを加味してくれます。競馬の馬が、前に集中するために視野を遮るマスクをつけることがあります。私たちはこれのマスクをつけているような生き方を、社会の中でさせられていると思います。 でも、ハンディキャップがある人は、マスクを着けている人たちからははみ出しますが、はみ出すことによって、私たちにそういう見方、感じ方があるんだと教えてくれます。実は、助けられているのは、私たちの方かもしれません。――ありがとうございました。「アダマン号に乗って」上映情報Upload By 発達ナビ編集部4月28日(金)より全国公開中パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ木造建築の美しい船「アダマン号」は、精神疾患のある人々を無料で迎え入れるユニークなデイケアセンター。ここでは、絵画、音楽等のさまざまな文化活動を通じて、精神疾患のある人の支えとなる時間、安心できる空間を提供し、サポートしています。精神科医療の世界に押し寄せる均一化、非人間化に抵抗し、個人個人に共感的なケアをするこの魅力的な場所は、生きることの豊かさを教えてくれます。監督・撮影:ニコラ・フィリベール共同製作・配給:ロングライドインタビュー:発達ナビ編集部撮影/廣江 雅美
2023年05月04日ドキュメンタリー映画『アダマン号に乗って』が2023年4月28日(金)にヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国公開される。ベルリン国際映画祭“金熊賞”受賞作品ニコラ・フィリベール監督によるドキュメンタリー映画『アダマン号に乗って』は、第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で最高賞“金熊賞”に輝いた、日仏共同製作によるドキュメンタリー映画。監督を務めたのは、世界的ヒット映画『ぼくの好きな先生』で知られる現代ドキュメンタリーの名匠、ニコラ・フィリベールだ。舞台はデイケアセンター「アダマン号」映画『アダマン号に乗って』の舞台は、フランス・パリの中心地、セーヌ川に浮かぶ木造建築の船「アダマン号」。精神疾患のある人々を迎え入れているデイケアセンターだ。運営するのは、精神科医療の世界で起こる“質の低下”や“非人間化”の波にできる限り抵抗しようとするチーム。絵画を制作したり、ダンスを踊ったり、ピアノを弾いたり…あらゆる文化活動を通じて患者の支えとなる時間と空間を提供し、社会と再びつながりを持てるようサポートしている。そんな患者もスタッフも区別なく、誰しもにとって生き生きと魅力的な場所「アダマン号」について、多様性が叫ばれる以前から多様な存在や価値が共にあることを優しい眼差しで映し続けてきたニコラ・フィリベールは“奇跡”だと表現する。第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で唯一のドキュメンタリーであり、これまで金熊賞の名誉に輝いた数少ないドキュメンタリーの一つ『アダマン号に乗って』。ぜひこの機会に、劇場で鑑賞してみてはいかがだろう。【作品詳細】映画『アダマン号に乗って』公開日:2023年4月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開監督:ニコラ・フィリベール2022年/フランス・日本/フランス語/109分/アメリカンビスタ/カラー/原題:Sur L’Adamant/日本語字幕:原田りえ
2023年03月20日フランスで50年以上愛される児童書「プチ・ニコラ」を初めてアニメ映画化した『Little Nicholas Happy as can be』(英題)が邦題『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』として6月9日(金)より公開されることが決定。日本版ポスタービジュアルも解禁された。パリの街並みを望む小さなアトリエ。イラストレーターのサンペと作家のゴシニは、いたずら好きの男の子のキャラクター、ニコラに命を吹き込んでいた。大好きなママのおやつ、校庭での仲間達との喧嘩、先生お手上げの臨海学校の大騒ぎ…。ニコラを描きながら、望んでも得られなかった幸せな子ども時代を追体験していくサンペ。また、ある悲劇を胸に秘めるゴシニは、物語に最高の楽しさを与えていった。児童書「プチ・ニコラ」の心躍らせる世界を創造しながら、激動の人生を思う2人。ニコラの存在は、そんな彼らの友情を永遠のものにしていく。フランスで50年以上愛され続け、世界30か国で翻訳されているロング・セラー「プチ・ニコラ」。その魅力の源は、親友同士の原作者、ジャン=ジャック・サンペとルネ・ゴシニの運命に屈することのない人生にあった。本作を初めてアニメーション作品として映画化するにあたり、原作のイラストレーターであるジャン=ジャック・サンペがグラフィック・クリエーターとして参加。原作者2人の人生に「プチ・ニコラ」の物語を交えて描く、子ども時代へのノスタルジーと創作の喜びに満ちた物語として完成させた。本作は、昨年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映されると、「繊細で優しさにあふれた傑作」(Le Monde)、「心があたたまり、喜びに溢れる1本」(Screen Daily)と賞賛され、その後、2022年アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞となるクリスタル賞をはじめ、プチョン国際アニメーション映画祭、ケンブリッジ映画祭で観客賞を受賞するなど高く評価された。ジャン=ジャック・サンペはアニメ映画制作にあたり、親友でもあった亡きルネ・ゴシニの記録に基づくリアリティを大切にしたという。そしてカンヌ国際映画祭での上映やアヌシーでの最高賞受賞を見届けて、2022年に89歳で亡くなった。世界中で愛されるニコラの誕生と、作家とイラストレーターふたりの波乱に満ちた人生、その中で育まれた友情に誰もがノスタルジーと共感を覚えるに違いない。併せて解禁された日本版ポスタービジュアルは、“小さなアトリエから生まれた大きな物語”というコピーが配され、2人の原作者が、パリの小さなアトリエで「プチ・ニコラ」を創造する様子と、222作品もの物語が生まれた作家ルネ・ゴシニのタイプライターにやんちゃなニコラが横たわり、2人が創造する世界を待っているような様子を表現している。窓の外にはパリの街並み。パリを舞台に、原作者2人がどのようにプチ・ニコラを生み出したのか…?愉快で温かい物語の始まりを予感させるポスタービジュアルとなっている。さらに本作は、3月17日(金)~22日(水)に開催される第1回新潟国際アニメーション映画祭コンペティション部門に出品されることも決定しており、3月19日(日)、20日(月)には、2人の監督アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブルを迎えて、ジャパンプレミア上映が予定されている。『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月03日ベルリン国際映画祭金熊賞受賞のニコラ・フィリベール監督最新作『ON THE ADAMANT』が、2024年春に全国公開されることが決定した。日常の中にあるかけがえのない瞬間を優しさの溢れた眼差しで描く現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督。『ぼくの好きな先生』(02)はフランスのみならず、日本でも2003年に異例の大ヒットを記録し、近年では、若き看護師たちの奮闘の日々を捉えた2018年の作品『人生、ただいま修行中』が11年ぶりに日本で公開され、多くの感動を呼んだ。この度金熊賞を受賞した『ON THE ADAMANT』は、パリ中心部セーヌ川に浮かぶ、精神に障がいを持つ人々を受け入れるデイケアセンターの日々を描く5年ぶりとなる新作。自主性を重んじ、絵画や音楽、詩など自らを表現することで癒しを見出していく患者たち、彼らに寄り添って働く看護師・職員らを優しい眼差しで捉えている。『ぼくの好きな先生』以降、監督と21年の交流を持つ配給会社ロングライドが共同製作として参加している。『ON THE ADAMANT』(英題)は2024年春、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年02月27日ルイ·ヴィトンは、ウィメンズ アーティスティック·ディレクター ニコラ・ジェスキエールが手掛ける、2023 春夏 ウィメンズ·コレクションを2月24日にローンチします。フェミニニティにスポットライトを当てた同コレクション──限りなく大きいものと小さいものが溶け合うシルエットは、比率を再評価するスタイリングの試みです。© Giovanni Giannoniルイ·ヴィトンのDNAに深く刻み込まれたメゾンのシグネチャーは、不均衡な性質であり、コレクションを語る上で不可欠なもの。スケールを再解釈したアウトサイズなジッパーやスナップボタン、クラスプはベルトのバックルに、そして1枚のレザーは衣服へと変貌を遂げます。© Giovanni Giannoni女性のワードローブを構成する要素に着目し、ディテールがドラマティックに際立つ最新コレクションをぜひお楽しみください。© Giovanni Giannoniルイ・ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年02月21日ルイ・ヴィトンは、 ニコラ・ジェスキエールによる新作の2022秋冬ウィメンズ ・コレクションを日本時間の3月7日午後10時30分(*日本時間)にオルセー美術館にて発表しました。オルセー美術館が、 ファンションショーの会場として使用されるのは、 同館史上初となります。 あえてミニマリスティックな舞台美術を採用して、 芸術的伝統と技術的革命の交差点に位置する建物の古典様式建築を際立たせています。若さに捧げた今季のコレクションには、 鮮烈なロマンティシズム、 心を掻き立てる理想主義、 より良い世界に向けた未来への希望、 完全を目指す夢に溢れながら、 完璧なアイテムが体現する、 答えのない青春時代の詩的な世界を保ち続けられるようにという願いを込めています。メゾンのアンバサダーを務め、Netflixのドラマシリーズ「イカゲーム」で一躍時の人となった、女優でモデルのチョン・ホヨンがファーストルックを纏い登場しました。2022 秋冬ウィメンズ・コレクション決まり事に囚われず、身に纏いたいと直感が告げるものと再び繋がる。自身の個性を形成する時代特有のユニークなあの瞬間に──ルイ・ヴィトンは、2022 秋冬ウィメンズ・コレクションにおいて、本質を見つめ直す旅を再開したいと願いました。純粋に、物事の本質に迫り、すべてが表面に躍り出る時、それを知覚できる決定的な一瞬に出逢う旅。儚く、美しく、心が揺れ動く青春時代へ──吟味する、試す、遊ぶ、知る、憧れる、望む──そして、すべてを手に入れたいと願う。どのような制限もなく、世界に羽ばたき、すべてを包み込み、心の趣くままに自分の世界を築き上げる。なぜなら、個性こそが運命を導くものだから。誰の命令も受けず、何にも妨げられない、自由がすべて──若さに捧げた今コレクション。鮮烈なロマンティシズム、心を掻き立てる理想主義、より良い世界に向けた未来への希望、完全を目指す夢に溢れながら、完璧なアイテムが体現する、答えのない青春時代の詩的な世界を保ち続けられるようにという願いを込めて。ルイ・ヴィトンについて1854年創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを、常に最高級な品質で提供し 続 けています。現在でも、ルイ ・ ヴィトンは、トラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながら、エレガントで、実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは、「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。詳細は、www.louisvuitton.com をご覧ください。
2022年03月09日前シーズンに引き続き、本キャンペーンでも、ウィメンズ・コレクションのアーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールが演出・撮影を担当。ルイ・ヴィトンのアンバサダーや友人たちからなる豪華キャストが、二コラのレンズを通して、2021 春夏広告キャンペーンを体現します。本キャンペーンのために、自由と大胆さのエスプリを象徴する存在としてニコラ・ジェスキエールが招いたのは、ユニークな個性とオリジナリティを持つアスリートやモデル、俳優、ミュージシャンたち──グラミー賞にノミネートされたR & Bデュオ、ハリー & クロイ・ベイリー、オスカー女優のジェニファー・コネリーやエマ・ストーン、テニス選手の大坂なおみのほか、ソフィー・ターナー、コーディー・ファーン、ローラ・ハリアー、キャロリン・マーフィー、ジェイデン・スミスなど、錚々たる顔ぶれが揃いました。今シーズン、才能溢れるキャストたちがトリビュートするのは、2021春夏コレクションの最新レザーバッグ、「クッサン」と「ランデヴー」。多彩なスタイリングが可能なバッグはいずれも、複数のコンパートメントを特徴とし、スタイルとジェンダー、双方の境界を押し広げます。ジェイデン・スミス、ジェニファー・コネリー、ソフィー・ターナー、アンジェリカ・ロスが表現するのは、「クッサン」のしなやかなシルエットと外観。また、「ランデヴー」の洗練された雰囲気は、エマ・ストーン、ハリー & クロイ・ベイリー、ローラ・ハリアーが完璧に演出。そして、メゾンのアイコンであるレザーバッグ「カプシーヌ」や「ツイスト」のタイムレスな魅力を、女優のリウ・イーフェイとモデルのキャロリン・マーフィーが魅せます。本キャンペーンは、2021 年 2月下旬より世界各国の主要雑誌で掲載予定です。【お問合せ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービス0120-00-1854#louisvuitton #LouisVuitton #ルイヴィトン企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月15日ルイ・ヴィトンは2月2日 パリ時間 午後12時、ウィメンズ アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエールによる新作2021プレフォール・コレクションを発表しました。新コレクションは「Vuittamin(ヴィトン+ビタミン)」をテーマに、明るくアップビートな価値を提案します。ニコラ・ジェスキエールは、テクノロマン主義・エネルギッシュなスポーツウエア・エッセンシャルな要素の再発見の3つのスタイルを軸に、「ルイ・ヴィトン ウーマン」の本質を象徴する独自の視点からデザインを発信します。2021プレフォール・コレクションのアンバサダーを務めるのは、ステイシー・マーティン。二コラ・ジェスキエールは写真撮影も自ら行い、 「ステイシーには天性のエレガンスがあり、人々にインスピレーションを与える個性を持っています。キャリア、大胆な選択、彼女が担う役割。どれを取っても、尊敬できる女性です。ステイシーとの写真撮影はとても楽しかったですね。クールで飾らない雰囲気で、コレクションの着こなしも見事でした」と語りました。Photographer Nicolas GhesquièrePhotographer Nicolas GhesquièrePhotographer Nicolas Ghesquière【公式サイト】【ルイ・ヴィトンについて】1854年創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを、常に最高級な品質で提供しつづけています。現在でも、ルイ・ヴィトンは、トラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながら、エレガントで、実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは、「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、ファッションアイテムやファインジュエリーをはじめとした多岐にわたる分野を展開しています。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。【お問合せ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービス0120-00-1854#LouisVuitton #ルイヴィトン企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月03日『狩人と犬、最後の旅』『ベル&セバスチャン』のニコラ・ヴァニエ監督の最新作が邦題を『グランド・ジャーニー』として公開されることが決定した。併せて、ポスターと予告編が解禁となった。■ストーリークリスチャンは一風変わった気象学者で、フランス・カマルグで雁の研究をしている。超軽量飛行機を使い、渡り鳥に安全な飛行ルートを教えるという、誰もが無茶だと呆れるプロジェクトに夢中だ。そんな変わり者の父親と大自然の中で過ごすバカンスなど、オンラインゲームに夢中な思春期の息子・トマにとっては悪夢でしかない。湿地に囲まれたWi-Fiもつながらない田舎で暇を持て余したトマは、ある出来事をきっかけにその無謀なプロジェクトに協力することに。こうして父子と渡り鳥たちの驚くべき冒険がはじまった―。■実話に基づく父子の奇跡の旅描く!ニコラ・ヴァニエ監督最新作監督を務めたのは、世界的ベストセラー「アルプスの村の犬の少年」を実写映画化した『ベル&セバスチャン』で映画監督として高く評価され、自身も冒険家であるニコラ・ヴァニエ。エミー賞を受賞したBBCドキュメンタリーシリーズ「Earthflight」や『WATARIDORI』の制作にも関わった活動家クリスチャン・ムレクの実話を基に、絶滅危惧種の渡り鳥を救うため、ノルウェーからフランスまで超軽量飛行機を使って安全な渡りのルートを飛行するという驚くべき挑戦に挑む父と子の奇跡の旅を描いている。フランス公開の際は環境問題に熱心な国民にも熱を持って受け入れられ、名だたる大作を抑え2019年の国内映画興行収入TOP10入りを記録、フランス全土に爽やかな旋風を巻き起こした。本作の自然保護活動に対するメッセージに感銘を受け、日本国内でもWWFジャパン、日本自然保護協会、日本国際湿地保全連合など環境保全団体の後援が決定している。今回解禁された予告編では、前代未聞の計画を立てる変わり者の父クリスチャンに戸惑いながらも、誕生した小さなヒナたちに触れるうちに徐々に変化していくトマの姿が垣間見え、映像の後半では「僕は君たちの親だから」と逞しく成長した姿も確認できる。まるで本当に空を飛んでいるかのような浮遊感を観客に与える父子の壮大な空の旅は、『WATARIDORI』のスタッフの協力をもとに、実際に野鳥たちと空を飛び撮影された。国境に縛られずヨーロッパの大空を野鳥たちと舞い、人間と動物という種別さえも超えて紡がれる絆を、他に類をみない映像美で描き出している。予告編と同時に到着したポスターでは、ヒナたちを見つめながら「君たちの翼は、決して奪わせない」という決意を固めるトマと、成長した鳥たちとともに大空を舞う父子の姿が。父と息子、そして鳥たちとの言葉を超えた奇跡の絆と、壮大な冒険を経て成長していく少年の未来を予感させるビジュアルに仕上がっている。『グランド・ジャーニー』は5月15日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年02月05日世界的な大ヒットを記録した『ぼくの好きな先生』や『パリ・ルーブル美術館の秘密』、『音のない世界で』などで知られるフランスのニコラ・フィリベール監督。フレデリック・ワイズマンらと並ぶドキュメンタリー映画界の世界的巨匠である彼は、寡作ながらこれまでに数々の傑作ドキュメンタリーを生み出してきた。今回の新作『人生、ただいま修行中』は、実に11年ぶりの日本公開作品。来日した彼が今回の作品について語るとともに、これまでのキャリアを振り返った。そこにカメラがあるとは思えない。まるで、その人を温かく包み込むかのような眼差しで、その人物の普段着の姿を収めてきたフィリベール監督。そんな彼の温かな眼差しによるカメラが見つめたのは、パリ郊外にあるクロワ・サンシモン看護学校だった。看護師を目指す若者たちに密着取材するに至るきっかけは自身の体験にあったと明かす。「2016年1月のこと、わたしは塞栓症で救急救命室に運ばれました。その後、集中治療室に移り、幸い一命をとりとめました。それで回復したとき、思ったのです。『医療関係のみなさん、特に献身的にサポートしてくださった看護師のみなさんに敬意を表したい』と。その気持ちがこの映画を作ることにつながっていきました」学校で学ぶ生徒たちは、年齢も性別も国籍も出身地も宗教もさまざま。フィリベール監督は、マネキンを相手にしての訓練から、実際に患者さんを相手にしての実習まで、生徒たちの研修の日々をつぶさに見つめている。そして、初めて患者さんを前にして戸惑いと緊張、生徒間でのおどけた様子など、生徒ひとりひとりのさまざまな表情を収録。そうしたシーンで編み上げられた作品は、生徒たちの肖像を浮かび上がらせると同時に彼らが右も左もわからないひよっこから、一人前の看護師へと成長していく過程が見事に収められている。「医療というのは命の最前線とでもいうべき現場。さまざまな困難があることが容易に想像できます。その世界に飛び込んだ彼らのファーストステップをつぶさに見つめることに徹しました」通常ならば、撮られたくないと思われる、指導官と生徒の面談の場面。そこも記録することに成功している。「指導官から厳しい意見が飛び交いますし、生徒のほうからも不平不満を漏らすことや今後の不安の言葉が出る。できれば表に出したくない、本音が吐露される場所ですから、撮影を断られてもおかしくないところでした。でも、彼らはカメラが入ることを快諾してくれたんです。いまはもう感謝の言葉しかありません」では、フィリベール監督が、今回の看護師を目指す若者たちと同じころ。見習い時代ともいえる助監督時代はどんなことを考えていたのだろう。「そのときから変わらず、今もまだまだわたしは修行中と思っています(笑)。自分が映画を撮り続けている理由のひとつは、自分自身がまだ修行の身で『いろいろなことを学びたい』と思っているからといっていい。もちろん多くの経験を積んで、それによっていろいろな知識が増えてはいます。ただ、そうした長年の経験によるテクニックやノウハウを土台に、ある種の馴れをもって映画を作りたくない。まだ、何か自分は学ぶべきことがあるんじゃないか。世界に対して、社会に対して、自分に対して学ぶべきことが無限にある。そうした好奇心が次回作への原動力や意欲になっているんです」その上で、近年のドキュメンタリー作品の作り方にこう疑問を呈す。「いまの映画学校では、たいがい講師たちは、生徒にきちんと下調べをして完璧に準備を整えて臨むようアドバイスする。事前にロケをきっちりして、ある程度、撮るところを決めて、自分で常に現場をコントロールして撮れと。僕も学生に教えることがあるんだけど、まったく逆のことを言います。なぜなら、自分はまったく逆だから(笑)。まず、わたしは最初から先入観をもって現場に入ることはない。たとえば今回なら看護師を目指す生徒といって、もちろんそこで自分なりにイメージをすることはあるんだけど、『こういう人物や職業だ』といった決めつけや固定観念はもたない。まっさらな状態で、どんな発見があるんだろうという気持ちでその現場に入っていきます。いまはドキュメンタリー作家でも、あらかじめおおまかなシナリオを書いて、それを映像として再現しようとする人が多い。僕は自分の食指が動くというかな。現場に身を置いて、『これを撮りたい』と自分の気持ちが動かないと嫌なんだ。撮りながら、なにを発見して、学ぶことができるのかがとても大切だと思っている。若い人たちがドキュメンタリーを撮ろうとすると、だいたいはテレビのプロデューサーが横から入ってきてね(苦笑)。まず、どういった内容になるのか企画書を求められる。事前に内容を把握しておきたいのがテレビ局だからね。となるとそれに沿った映像を撮ることに終始してしまう。僕は、日常に起きる突発的なことを取り込むことこそがドキュメンタリーの醍醐味だと考えている。だから、翌日に何を撮るかはノー・プラン。事前に決めることはないんだ」25年前の作品『動物、動物たち』から自らカメラを回し撮影するスタイルをとっているが、撮影で大切にしていることも同じだという。「相手に対して、わたしからこうしてくれああしてくれといったリクエストや押し付けをすることは一切ない。『ここをまずは撮影して、次はここを押さえる』みたいな撮影プランもない。一番大切にしているのは、彼らが発信してくれるものをきちんとキャッチすること。彼らが発信してくれるものを、見逃さずにきちんととらえられることに僕は集中している。いつでもキャッチできるようスタンバイの状況に常に自分の精神を置いているよ。あとはやはり、被写体との信頼関係が大切。きちんとした信頼関係を築いた上で、彼らがこれはとってもいいよと受け入れたものをありがたく撮らせていただく。そういう姿勢で常に臨んでいるつもりです」監督デビューをして40年以上が経過した。このキャリアもある意味、疑っているという。「志は常に高く、自分に対して厳しくありたい。だから、長いキャリアであり、そのキャリアによって培われた自信であり、それによって持ったノウハウといったこと。これに自分が甘んじてしまうことをわたしはすごく警戒しています。これまでのキャリアに胡坐をかいて撮るようなことだけは絶対にしたくない。常に新人のような状況に自分の身を置きたい。へんなノウハウや経験によって、苦手なことからうまく回避してはいけない。むしろ、そういう苦手なことに自ら飛び込んで、克服しないといけないと思っています。初心を忘れないでいたい。だから、わたしの映画作りは一生修行中と思っています」『人生、ただいま修行中』11月1日(金) 新宿武蔵野館ほか全国順次公開取材・文・写真:水上賢治
2019年10月31日1970年アメリカ生まれのピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュが来日する。熱烈なピアノ・ファンが相手ならば、過去の来日時におけるソロ・リサイタルやオーケストラとの共演、さらには「ラ・フォル・ジュルネ音楽祭」での素敵なパフォーマンスでもお馴染みのアンゲリッシュについて、前置きなしですらすら話ができそうなところだが、一般の方々に彼の魅力を伝えることは、原稿用紙(今やPC)を前にしたこの期に及んでなかなか難しいことにはたと気がつく。そう、アンゲリッシュには、これといった強烈な個性が見当たらないのだ。しかしながら、「だったらだめじゃん」などと思うのは大間違い。強烈な個性というものは、一歩間違えば奇をてらった陳腐な演奏と紙一重であるということも認識しておきたい。アンゲリッシュには、そのあたりの世界とは全く無縁の領域に生息するピアニストとしての存在価値があるように思えるのだ。言い方を変えればオーソドックス。しかしそのオーソドックスの絶対的な高みとは、他に代えがたい価値であるということを知ってほしい。特に今回のプログラムに並ぶドイツの作曲家たちの作品においては、オーソドックスであることの意味が大きく物を言いそうだ。音楽の価値や演奏の価値とはいったいどこにあるのだろう。そんな事を改めて考えさせられそうな重みを持つアンゲリッシュのリサイタルになりそうだ。●公演概要10月15日(火)紀尾井ホール「ニコラ・アンゲリッシュピアノ・リサイタル」●ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)(c)Jean-François-Leclercq-Erato1970年アメリカ生まれ。5歳で母からピアノの手ほどきを受け、7歳でモーツァルトのピアノ協奏曲K.467を弾き演奏会デビュー。13歳でパリ国立高等音楽院に入学し、アルド・チッコリーニ、イヴォンヌ・ロリオ、ミシェル・ベロフ、マリー=フランソワーズ・ビュケに師事した。ピアノと室内楽で1等賞を授与され、同音楽院を卒業。レオン・フライシャー、ドミトリー・バシキーロフ、マリア・ジョアン・ピリスのマスタークラスも受講。クリーヴランドのロベール・カサドシュ国際ピアノ・コンクールで第2位(1989年)、ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールで第1位(1994年)に輝く。ドイツでは、フライシャーの推薦でルール・ピアノ音楽祭の新人賞を受賞。2013年、フランスのヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークより年間最優秀器楽奏者に選出された。2003年5月、クルト・マズアの指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番の独奏を務め、ニューヨーク・フィルハーモニックにデビュー(リンカーン・センター)。マズア指揮フランス国立管弦楽団の日本ツアーでは、ブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏した。2007年10月にはウラディーミル・ユロフスキよりモスクワに招かれ、ロシア・ナショナル管弦楽団のシーズン・オープニング・コンサートに出演した。これまでソリストとして、シャルル・デュトワ、ロジャー・ノリントン、ウラディーミル・ユロフスキ、ヤニック・ネゼ=セガン、トゥガン・ソヒエフ、ステファン・ドゥヌーヴ、マルク・ミンコフスキ、エマニュエル・クリヴィヌ、チョン・ミョンフン、ジャナンドレア・ノセダ、ダーヴィト・アフカム、パーヴォ・ヤルヴィ、クリスチャン・ヤルヴィ、ダニエル・ハーディング、ヴァレリー・ゲルギエフ、ミヒャエル・ザンデルリング、クシシュトフ・ウルバンスキ、デイヴィッド・ロバートソン、ヘスス・ロペス=コボス、ケネス・モンゴメリー、アレクサンドル・ドミトリエフ、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、ヒュー・ウルフ、クリスティアン・ツァハリアス、大野和士らの指揮のもと、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、フランス国立リヨン管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニック、ピッツバーグ交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、モンペリエ管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、南西ドイツ放送交響楽団、hr交響楽団、スイス・イタリアーナ管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、トーンキュンストラー管弦楽団、モントリオール交響楽団、アトランタ交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、ソウル市立交響楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ヨーロッパ室内管弦楽団などと共演。ロンドン、ミュンヘン、ジュネーヴ、アムステルダム、ブリュッセル、ルクセンブルク、ローマ、リスボン、ブレシア、東京、パリを始め、各地でリサイタルを行っており、ヴェルビエ音楽祭、マルタ・アルゲリッチ主宰のルガーノ音楽祭より定期的に招かれている。2009年7月には、ヤニック・ネゼ=セガン指揮スコットランド室内管弦楽団との共演で、BBCプロムスへのデビューを果たした。古典派・ロマン派作品を得意とし、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲やリストの《巡礼の年》全曲を世界中で演奏。さらに20・21世紀の音楽にも関心を寄せ、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、バルトーク、ラヴェル、メシアン、シュトックハウゼン、ピエール・ブーレーズ、エリック・タンギーらの作品を演奏。ブルーノ・マントヴァーニの《Suonare》、ピエール・アンリの《オーケストラのないピアノ協奏曲》、バティスト・トロティニョンのピアノ協奏曲《Different Spaces》(Naïveレーベルに録音)をそれぞれ初演している。室内楽にも精力的で、マルタ・アルゲリッチ、ギル・シャハム、ヨーヨー・マ、ジョシュア・ベル、マキシム・ヴェンゲーロフ、諏訪内晶子、ドミトリー・シトコヴェツキー、ルノー・カプソン、ゴーティエ・カプソン、ジャン・ワン、ダニエル・ミュラー=ショット、レオニダス・カヴァコス、ジェラール・コセ、ポール・メイエ、エベーヌ四重奏団、モディリアーニ四重奏団、イザイ四重奏団、プラジャーク四重奏団、パヴェル・ハース四重奏団がらと共演している。レコーディングでは、代表的なソロ・アルバムに、『ラフマニノフ:ピアノ作品集』(Harmonia Mundi)、『ラヴェル:ピアノ作品集』(Lyrinx)、『リスト:巡礼の年』(Mirare、「ル・モンド・ド・ラ・ミュジク」Choc賞、「クラシカ」推薦盤)、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番、第21番「ワルトシュタイン」、第32番』がある。Eratoレーベルとはブラームスに重点を置き、ピアノ三重奏曲(共演:ルノー&ゴーティエ・カプソン、ドイツ・レコード批評家賞)、ヴァイオリン・ソナタ(共演:ルノー・カプソン、ディアパゾン・ドール、「ル・モンド・ド・ラ・ミュジク」Choc賞、「グラモフォン」エディターズ・チョイス、「スケルツォ」特選盤)、ピアノ独奏曲(「ル・モンド・ド・ラ・ミュジク」Choc賞、「BBC ミュージック」優良盤)を録音。さらに諏訪内晶子との共演で『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」、第7番 』(Decca)を、パーヴォ・ヤルヴィ指揮hr交響楽団との共演で『ブラームス:ピアノ協奏曲第1番、第2番』(Erato)をリリースしている。このほか、フォーレの室内楽作品、J.S.バッハの《ゴルトベルク変奏曲》、『Dedication:献呈されたピアノ作品~リスト、シューマン&ショパン』などの録音も高い評価を得ている。最新盤は、『ベートーヴェン: 三重協奏曲、ピアノ三重奏曲第4番「街の歌」』(共演:パーヴォ・ヤルヴィ、フランクフルト放送交響楽団、ギル・シャハム、アンヌ・ガスティネル)、またロランス・エキルベイ指揮、インスラ・オーケストラとの最新レコーディング『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番・第5番「皇帝」』も2018年9月にリリース。
2019年10月10日『ぼくの好きな先生』『パリ・ルーヴル美術館の秘密』などで知られる現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督が、一命をとりとめたことをきっかけに生まれた最新作『人生、ただいま修行中』が、11月1日(金)より公開決定。予告編と日本版ビジュアルも到着した。本作は、フランスで200万人を動員した世界的ヒット作『ぼくの好きな先生』や『パリ・ルーヴル美術館の秘密』などで知られ、フレデリック・ワイズマンらと並ぶ現代ドキュメンタリー最高峰のひとりニコラ・フィリベール監督の最新作。2016年に救急救命室に運ばれ一命をとりとめた監督が、医療関係者、特に看護師と共に映画を撮ることを決意し生まれた。『ぼくの好きな先生』(’02)では小さな村の小学校の13人の生徒たちとたったひとりの先生の日々に、『音のない世界で』(’92)ではろう学校の生徒たちや教師たちの世界に寄り添い、小さくも多様な日常の中にあるかけがえのない瞬間を、優しさに溢れた眼差しで捉えてきた彼の11年ぶりとなる待望の日本公開作となる。この度解禁となった予告編に映し出されるのは、パリ郊外の看護学校で学ぶ、年齢、性別、出身も異なる多様な生徒たち40人の150日間。手に汗握る採血や抜糸、ギブスを外すのも全てが初体験。まだ頼りになるとは言い切れないが、“誰かのために働く”ことを選んだ看護師の卵たち。やがて様々な実習の現場で、患者と自分に向き合いながら、悩み、時に笑い、苦しみながらも、成長していく。彼らの姿が“人生は学びと喜びに溢れている”ことを教えてくれる予告編となっている。また、日本版ビジュアルは、看護師の卵たち40人それぞれの授業風景の写真をメインに、「つまずいたり、悩んだり、笑ったり。」というコピーが、人生そのものへのエールを感じさせるものに。「私は、この時代に“他者のために働く”という道を選んだ若者たちを撮影したかったのです」とフィリベール監督。公開に先駆け、10月8日(火)~10(木)に来日することも決定している。『人生、ただいま修行中』は11月1日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月30日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)のアイコンバッグ「ニコラ」から、デニム素材を使用した「ニコラ デニム」が登場。ブランド初の日本限定バッグとして、2019年8月21日(水)より、全国のケイト・スペード ニューヨーク 直営店で販売される。「ニコラ」はケイト・スペード ニューヨークのクリエイティブディレクター、ニコラ・グラスが就任後初めてデザインを手がけたアイコンバッグ。スペードからハートへと姿を変えるターンロッククロージャーが魅力で、最新の2019年フォールコレクションでも、様々なバリエーションが展開されている。ブランド初の日本限定バッグとして登場する「ニコラ デニム」は、日本の伝統的な藍染の技術や、現代女性たちのデニムスタイルからインスピレーションを得たバッグ。カジュアルなデニム素材のボディに、ブラック&シルバーのスペードモチーフを合わせることで、洗練された印象に仕上げている。なおケイト・スペード ニューヨーク 銀座店では「ニコラ デニム」の発売記念イベントを、8月23日(金)から8月25日(日)まで開催。オーストラリア出身のクラフトアーティスト・ハロー サンドウィッチ(HELLO SANDWICH)を迎え、「ニコラ デニム」など対象アイテム購入者に、ハンドクラフトによるフラワーコサージュをプレゼントする。また、期間中の来店者全員へオリジナルうちわや、ノベルティも配布する。【詳細】“ニコラ デニム”ツイストロック ミディアム ショルダー バッグ発売日:2019年8月21日(水)展開店舗:全国のケイト・スペード ニューヨーク 直営店(※一部店舗を除く)価格:50,000円+税■ニコラ デニム 発売記念イベント期間:8月23日(金)~8月25日(日) 11:00~20:00場所:ケイト・スペード ニューヨーク 銀座店(東京都中央区銀座5-5-19)【問い合わせ先】ケイト・スペード カスタマーサービスTEL:050-5578-9152
2019年08月09日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、新クリエイティブディレクター、ニコラ・グラス(Nicola Glass)による2019年春コレクションを、日本では世界に先駆けて1月23日より発売。コレクション発売を祝し、写真家ティム・ウォーカー(Tim Walker)によるビジュアルを発表した。新クリエティブディレクター、ニコラ・グラスの初コレクションを祝し発表された、写真家ティム・ウォーカーによるビジュアル。ティム・ウォーカーはストーリー性の強いシュールレアリスティックな作風で知られ、今回は創業者であるケイトとアンディ・スペード夫妻とともにコラボレーションした1999年から2006年以来のカムバックとなる。キャンペーンのヒロインは、女優のジュリア・ガーナ―、サディ・シンク、そしてキキ・レーン。3人はいずれも、ニコラ・グラスがブランドコンセプトとして掲げる“optimistic femininity(楽観的な女性らしさ)”を体現する、前向きで自信に溢れながらも、あたたかで心地良い感性をもった女性たちだ。今回のビジュアルは、ニコラ・グラスの新しいブランドビジョンの核である楽観的でフェミニンな世界観を表現したもので、週末に友人同士が思いつくままに集まり、ふとしたことから人生の喜びや親密な瞬間を分かち合う、というコレクションのテーマにインスピレーションを受けている。スタイリングはサラ・ムーンが手掛けた。今も昔も変わらない、ブランドの核となるDNA“モダンな色使いとオーセンティックなデザイン”を尊重しながらも、ニコラは彼女らしい手法でブランドらしさを進化させた。ブランドの原点にインスピレーションを受けながらも、シーズンを重ねるごとにどのカテゴリーでも共通する、ブランドにとってたしかなコアエレメントを根付かせようとしている。その一つが“スペード”。コレクションを通して、スペードがデザインの一部として多数登場する。スペードを象った柄、ハードウェア、モチーフというように、ときに大胆に、ときにささやかにあしらわれている。70年代と40年代を感じさせるフェミニンなシルエット、モダンで想像もつかないようなコンビネーションのカラーに溢れたパレット、発見に満ちたユニークで他にはないプリント、そして一つ上のステージへと導く丁寧に考え抜かれたハンドバッグタグ、これらすべてがニコラの思い描く“every day luxury”を表現している。初のコレクションは、日本では世界に先駆けて1月23日より発売。1月25日・26日には、銀座店1階にて、コレクションの発売記念イベントを開催。フォトブース、ケータリングなどが用意され、ニコラがディレクションしたストアデザインを体験できる。2月9日と10日には一部店舗でもドリンクサービスを実施する。【イベント情報】ニコラ・グラス初コレクション 2019 Spring 発売記念イベント会期:1月25~1月26日会場:ケイト・スペード ニューヨーク 銀座店 1階会期:2月9日~2月10日会場:ケイト・スペード ニューヨーク 一部店舗
2019年01月21日●吉田凜音との共演で「やばい!やばい!」2012年、小学校6年生の時に受けた「第16回ニコラモデルオーディション」でグランプリに選ばれ、『ニコラ』専属モデルとして4年半の間に11回表紙を飾った久間田琳加(17)。昨年、同誌を卒業して『Seventeen』に加入し、現在はツイッター13万人、インスタ15万人超のフォロワーをかかえるなど、十代を代表するトップモデルになるまで急成長を遂げた。また、近年は『ミックス。』(17)、『青夏 きみに恋した30日』(18)に出演するなど、女優業にも進出している久間田に大役が舞い込む。『ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~』で、公私共に親交の深い歌手・吉田凜音とのダブル主演に抜てきされたのだ。劇中の2人が演じるのは、“双子コーデ”で人気を博した読者モデルコンビ。しかし、次第に格差が生じることによってすれ違いはじめ……。熾烈な争いの中で、ほんの一握りが生き残ることができる芸能界。同作は、その光と闇をリアルに映し出す。久間田演じる里奈は街中で誰もが振り返るほどの美貌を持ち、まるで久間田自身を投影した役柄のようにも思えるが、実は違う。『ニコラ』でモデルデビューを果たしてから流し続けた悔し涙が、今の彼女の礎となっていた。○新垣結衣&瑛太W主演『ミックス。』が転機に――映画の制作発表時、「昨年映画に出演させていただき、演技のお仕事って楽しい!と思っていたところにこのお話を頂いて最初はビックリしましたが、とても嬉しかったです」というコメントが印象的でした。『ミックス。』は……中学2年生ぶりぐらいの映像作品で、その頃と比べて気持ちも大人になって。ちょうどそのタイミングに『青夏 きみに恋した30日』のお話をいただいて、そうやって作品を重ねるごとに少しずつ演じる楽しさを感じられるようになりました。――『ミックス。』の時は不安もあったでしょうね。めちゃくちゃ不安でした。キャストの方々が豪華すぎて緊張していたんですが、みなさんすごく話しかけてくださって。コミュニケーションをどんどんとって、役に近づけていました。その当時では状況もわからないまま撮影が進行して、ついていくのが精一杯だったんですけど、今回はセットの状況や撮影の流れも理解することができました。――その上、今回は初主演という大役でした。いきなりの主演ではなく、そうやって経験させてもらっていたことがよかったのかなと思いますし、作品が続いたことも気持ちが途切れずよかったと思います。「女優モード」のまま入ることができたというか(笑)。そこはすごく恵まれていました。――そのほか、「共感できる部分がたくさんありました」というコメントも残されていましたね。具体的にどのあたりですか?台本読んですぐはそう思えなかったのですが、インする前にリハーサルがあって、そこで監督と一緒に役を作っていく流れがあって、だんだんそういうふうに思えてきました。オーディション後に「葵みたいにできない」と言うシーンがあるんですけど、私も思うように動けないタイプなので……。――今もですか?そうですね。(吉田)凜音と比べると(笑)。彼女は思ったことをストレートに言えるし、思うがまま行動するタイプ。すごくうらやましいです。私は、どちらかというと慎重タイプ。行き詰まるシーンがあって、凜音に「どうしたらいい?」と聞いてみたら、「思ったようにやっちゃいなよ」と言われて(笑)。アドバイスではないのかもしれないですけど、気持ちは楽になりました。――もともと仲が良いそうですね。きっかけは?中2のときの初出演映画で凜音と共演したことがきっかけです! 共演した方とここまで仲良くなることはあまりないです。――話しかけたのはどちらから?凜音です(笑)。それより前に同じ誌面で私たちが取り上げられたことがあって、そのことを凜音が教えてくれたんです。はじまりがそんな感じだったので、「フットワーク軽い系女子かな」とも思っていたんですが、根がすごく真面目。自分でも「はっちゃけ系に見られるけど実は静か」と言ってて、そういう部分も互いにしっかりハマってるから居心地が良いんだと思います。一緒にいるとすごく落ち着きます。――そんな2人がW主演というのはすごい偶然ですね。ビックリしました。私は相手が誰なのか聞かされていなくて。正式なお知らせがあってから2人で会って、ひたすら「やばい!やばい!」って(笑)。――4年越しの再共演。その間には友人として親睦を深めていたと思いますが、演技に影響することは?そこは自然と入ることができたような気がします。「恥ずかしい」と思えるような仲じゃなくなっていたのかもしれません。そこは意外と気にならなかったので凜音で良かったと思います。●ポージングができなくて泣いて帰った――映像からも仲の良さがすごく伝わりましたよ! MVクランクアップの喜び方、半同棲生活でじゃれ合うシーンとか。あれは演出? それとも自然と生まれたものですか?アーティスト、モデルという立場から互いに「お芝居をしなきゃ」みたいな意識があってガチガチになってやっていたんですが、監督に「素の凜音と琳加でいてほしい。オフの時に2人がしゃべっているのを見てるから、そういう感じもカメラの前で出してほしい」と言われて気持ちが楽になりました。――モデルとしてデビューしてからの浮き沈みが描かれていましたが、どんな人でも多かれ少なかれリンクするところがありそうですね。そうですね。私もすごく昔を思い出しました。オーディションもたくさん受けて、たくさん落ちました。監督もカメラが回る前に「いちばんつらかったことを思い出して……」みたいにボソッと言ってくるんですよ。思い出したくないことを思い出すのって精神的に結構キツくて(笑)。でも、ケンカのシーンでは「良い表情が撮れた」と言ってくださったので、よかったなと思います。○「悔しい!」「やってやる!」を繰り返す――そう言われるとどのようなことがあったのか聞きたくなります(笑)。はい(笑)。『ニコラ』をはじめてすぐの頃はなかなか誌面に出られない時期がありました。普通の小学生がいきなり芸能界に入ったわけですから、ポージングも全く分からない状態で。ポージングができなくて泣いて帰ったりしたこともありました。そういうことを思い出すと、やっぱりつらいなと(笑)。入りたての小6の頃なんか、本当につらかったです。家の鏡の前ではできていることが、なぜ本番になるとできなくなるんだろう……って。――どのあたりで乗り越えられたんですか?たぶん中2ぐらいだと思います。プロの世界というものを理解しないまま入ってしまったので、その状態でひたすら時が過ぎていくみたいな……。一応、専属モデルではありましたが、つらい時期でした。――泣くぐらい精神的な負担があるのに、なぜそこまで耐えられたのでしょうね。ただの負けず嫌いなんだと思います。落ち込んでから、「悔しい!」「やってやる!」を繰り返す中で、ようやく中2ぐらいで慣れて。「誰かに憧れて」とかではなくて、「自分との闘い」でした。周りがすごい人ばかりなので、「私もやってやる!」。本当に昔から負けず嫌いなんです(笑)。でも、今思えばよくがんばれたなと思います。今の自分があの時のように追い込まれたら……同じようにできるか自信ないです。いろいろな物事を知らない小中学生だったから乗り越えられたのかもしれません。――『ニコラ』を卒業する時に思いをつづったブログがすごく長文かつ名文でした。苦しい時代のことから、お世話になった人が書かれていて。今の久間田さんを形作る上で、『ニコラ』での日々はかけがえのない時間だったのでは。『ニコラ』は、4年半ですね。つらかったことも多かったし、それを乗り越えて楽しさを感じることができた大切な場所。初期の頃にそういう経験ができたのは、すごく自分にとっては幸せなことでした。後半になると自分の立ち位置もわかっていて、自分が引っ張っていかなければいけない立場になって。編集部にモニターチェックに行ったりしていました。――「負けず嫌い」から生まれる行動力がすごいですね!「キラキラした場所を与えてくれたのがニコラでした」と書いてありました。あー! 私でも何年も読んでいなかった部分を(笑)。「琳加のようになりたい女の子がたくさんいて、別冊を作ることになったよ」と聞いた時、すごくうれしかったです。「私服企画が人気だよ」と教えてくださったときもすごくやる気になりましたし、編集部に貼り出されていた「人気のコーディネート」に自分が入っていたときも、すごくうれしくて。○ファンの支えを原動力に――前回の取材では『ヒルナンデス!』の放送直後でした。Twitterの反響がすさまじかったのですが、当時からファンの存在は久間田さんにとって大きな支えになっていたんですね。もう、私にとっては大きすぎる存在です。熱いファンがすごく多くて、本当にありがたいです。デビュー当初から応援してくださっている方もいます。――そういう方にもぜひ見てほしい作品ですね。そうですね! 成長した私の姿をぜひ見ていただけたらと思います。――横田真悠さん演じるスーパーモデルに「何を考えて仕事をしてるんですか?」と問いかけるシーンがありました。久間田さんが同じ質問をされたら、何と答えますか?やっぱり、ファンのみんなが喜ぶ反応を見たい。自分自身というよりは、「みんなが応援してくれたおかげで自分がこういう仕事をできるようになったよ」と。ファンのみなさんのことを考えながら仕事をしている気がして、それがモチベーションになっています。そして、いろんな世代の方に知ってもらいたい。『Seventeen』を読んでくださっている方には知ってもらえていると思うんですけど、20代、30代、40代と年齢が変わっていくごとに、認知されるような人になりたい。そのためには、モデルだけじゃなく、女優もバラエティの仕事もがんばらないと!――それを達成した先には……?「久間田琳加みたいになりたい」と多くの人に憧れられる存在になれればいいなと思います。
2018年12月07日