東京バレエ団のトップダンサー上野水香の、芸術選奨受賞記念公演であり、バレエ団規定により団員の立場を離れるシーズン最後の舞台ともなる「上野水香オン・ステージ」。ひとつの節目となる公演で、上野はベジャール振付の『ボレロ』、古典バレエの代名詞『白鳥の湖』、自身初挑戦となるヌレエフ版『シンデレラ』(Aプロのみ)、そしてプティ振付の『シャブリエ・ダンス』『チーク・トゥ・チーク』(Bプロのみ)を踊る。この5演目を選んだ理由を尋ねるうちに飛び出した、天性のバレリーナの謙虚すぎる発言の数々。「踊るために生まれてきたと思うことがある」一方で「自信なんてどこにもない」と語る彼女が、この公演で届けたいもの、そして思い描く今後の展望とは――?「私が力を出せるのは、本当にお客様のおかげなんです」『ボレロ』(2021年)よりPhoto:Shoko Matsuhashi――今回踊られる5演目は、ご自身のセレクトですか?はい。プティ作品は前のバレエ団にいた頃に初めて踊った私の“原点”で、『ボレロ』は東京バレエ団での私のキャリアのなかで最も大事な演目。『白鳥』は両方のバレエ団とほかの場所とで、一番多く踊ってきた古典作品です。そうした外せない演目とともに、こういう公演をやるからには新しい演目も絶対入れたいと思ったなかで、頭に浮かんだのがビデオを何度も観たヌレエフ版『シンデレラ』。私はシルヴィ・ギエムさんの大ファンなのですが、なかでも『シンデレラ』を踊るギエムさんは容姿や技術から感性、エレガンスに至るまですべてが完璧で、22歳にしてバレリーナとして極まっているんです。彼女のシンデレラを超える人はいないと思いますし、もちろん私も超えられないのですが、やりたいものはやりたいんだ!という感じです(笑)。――ではまず、“原点”とおっしゃるプティ作品について。その特徴や魅力を、バレエに馴染みのない方に伝えるとしたら?振付から漂うお洒落さが、私はなんとも言えず好きですね。素晴らしい作品はたくさんありますが、フランスらしいお洒落なニュアンスはやはり、プティ作品にしかないものだと思います。プティ作品に出てくる女性の多くは“大人”なので、若い頃はなかなか出せなかったそういう魅力も、年齢と経験を重ねた今なら少しは出せるのかなと。顔が丸いせいか(笑)、45歳になった今も少女っぽさが残っているのが私の個性なので、大人っぽいダンサーとは言えないんですけどね。――近年の水香さんは、少女らしさと色気を兼ね備えている印象があります。昨年『ボレロ』を拝見したときも、失礼な言い方ですが「いつの間にこんな色気を?」と。色気ありますか?そんなふうに言われたら図に乗っちゃいます(笑)。『ボレロ』は東京バレエ団に入ってから一番多く踊っている作品だと思いますが、自信が持てるようになったのはここ数年のこと。今回の公演が決まって、(芸術監督の斎藤)友佳理さんから何が踊りたいか聞かれたとき、最初に出したのが『ボレロ』だったのですが、数年前の私だったら出していなかったと思うんです。友佳理さんからも、「あら水香ちゃん、あんまりやりたくないんじゃなかったの?」って(笑)。踊る度に違うものになって、踊れば踊るほどその人だけのものが出てくるのが『ボレロ』。本当に、どれだけすごい作品なの!?と思わされますね。そしてもちろん、私がここまで来られたのは友佳理さんが私に色々な役を与えてくださり、導いてくださったからだと思っています。――実は『白鳥の湖』も、昨年全幕で観たときに「いつの間にこんな演技派に?」と思った作品だったりします。重ね重ね失礼な言い方ですみません……。『白鳥の湖』第2幕(2021年公演)よりPhoto:Hidemi Seto『白鳥の湖』第2幕(2022年公演)よりPhoto:Kiyonori Hasegawaいえいえ、嬉しいです(笑)。確かに全幕物のグランドバレエを踊る際、最近は以前より、皆さんと一緒にストーリーを紡ぐことが楽しくなっていますね。よく言われるように、そうやって表現が深まるにつれて技術が下がっていくのがダンサーの常ですが、今のところ身体もついてきている。もしかしたら、今が一番いい時期なのかもしれません。普通だったら下がってきていてもおかしくない年齢ですが、私の場合、技術が身につくのが遅かったから落ちるのも遅いのかなって(笑)。22歳にしてバレリーナとして極まっていたギエムさんとは、本当に雲泥の差!――身につくのが遅くもなければ、落ちないのもそれだけ資質に恵まれて努力もなさっているからだと思うのですが、いつもそうして謙遜・自虐をされますね(笑)。謙遜でも自虐でもなく、私には事実、大した力がないんです(笑)。踊っているときが一番自然な自分でいられますし、嫌なことがあってもバレエをしていると忘れられるので、そういう意味で、私は踊るために生まれてきたんじゃないかと思うことはあります。でも自信なんてどこにもなくて、メンタル面でもフィジカル面でももっとグッ!とした強さが欲しいといつも思ってる。私が自分の持っている以上の力を出せるとしたら、それはお客様のおかげなんです。客席にいらっしゃる皆さんの熱量が、どれだけ私のパワーになっていることか!いつも本当に感謝しています。「“水香の部屋”みたいな番組をやってみたいです(笑)」――ヌレエフ版『シンデレラ』の、作品としての魅力についてはどう感じていますか?ヌレエフの振付って古典とはまた違う動きなんですが、それをきちっとしたクラシックの技術で踊るととても美しいんです。私が何度も観たギエムさんのビデオはパリ・オペラ座の公演で、彼らが踊ると「こんなに複雑なパ(ステップ)がなんでこんなに美しいの?」と思わされる。そこに美学と醍醐味を感じますし、自分も体現できたらいいなと思います。それと私、この作品は森英恵さんデザインの衣裳も大好きで。森先生とは私、実は深いご縁があるんです。元々ずっと私を応援してくださっていたのですが、『シンデレラ』の来日公演を観に行ったら、たまたまお隣が先生だったんですね。私はその時、本気でバレエを辞めようとしていたのですが、それをお話ししたら「絶対ダメ!お願いだからやめないで」と、本気で止めてくださったのが森先生でした。――バレエを辞めようとされたことがあったのですね。私は常に前に進んでいたいというか、自分が良い方向に向かっていると思えないと安心できない性格。当時は、これ以上続けていても自分の納得いく飛躍や発展はないんじゃないか、別の人生を考えるなら30代前半の今じゃないかって、思ってしまったんですよね。辞めずに済んだのは、励ましてくださった森先生のおかげ。その森先生も亡くなり、プティさんもベジャールさんも、私に『ボレロ』をくださった佐々木(忠次/東京バレエ団創設者)さんも今はもういらっしゃいません。今回の舞台が、亡くなられた皆さんの魂が集まるようなものになったらいいですね。定年後もバレエ団の舞台には立ち続けるつもりですが、これがひとつの節目にはなりますので、お世話になったすべての皆さんとお客様への感謝の気持ちを込めて踊りたいと思っています。――この公演のあと、バレエ以外のことにももっと挑戦したい、という思いはお持ちですか?バレエ団を大切にしつつ、外にも目を向けて、自分を発展させられるような活動ができたらとは思っています。でも今は、とにかくこの公演に向けて全力で取り組んでいるところなので、具体的なことは何も考えていないですね。私、何したらいいですか?(笑)――飾らないトークが面白いので、個人的にはバレエ番組のナビゲーターとかやっていただきたいです(笑)。バレエ番組いいですね!実は私、色々な世界の方のお話を聞くのも好きなので、“水香の部屋”みたいなのもやってみたいです(笑)。私がバレエのひとつの“アイコン”としてメディアに出ていって、皆さんの目に触れることでバレエのお客様が増えるなら、それはすごく素敵だなと思います。――あとはもちろん、バレエ以外の舞台や映画などでも観てみたいです。あ、演技は私もやりたいですね。『ドン・ジュアン』(2021)でミュージカルには挑戦したんですが、踊る専門の役だったから、台詞はしゃべってみたいなって。『ドン・ジュアン』のときにも感じたんですが、バレエ以外の世界の方々の価値観に触れることって、自分を広げることにつながるんですよね。私の根底にいつもあるのは、バレエにとって役立つ存在でありたいという気持ち。でもバレエ界って世界を見渡しても狭くて、そこしか知らないで「役に立ちたーい」なんて言っていても限界があるんです(笑)。外に出て、外からバレエを見ることで浮かんでくることがきっとあるはず。そういう意味でも、どんどん色んなことに挑戦していきたいですね。取材・文:町田麻子Photo:NBS(舞台写真以外)<公演情報>東京バレエ団特別公演「上野水香 オン・ステージ」【Aプロ】2023年2月10日(金)・12日(日)【Bプロ】2023年2月11日(土・祝)会場:東京文化会館※2月24日(金) 福岡公演あり
2023年01月10日シックストックス(CHICSTOCKS)の「ピーナッツ」シリーズから、新作「スヌーピー ダンス」が登場。2022年12月17日(土)より、ファッション雑貨のセレクトショップ「コレクターズ」各店などで発売される。シックストックスの新作靴下「スヌーピー ダンス」「ソックスからその日のスタイリングを考える」をコンセプトに、国内生産と丁寧な手仕事によるこだわりの靴下を提案しているシックストックス。今回はチャールズ・M・シュルツ原作のコミック「ピーナッツ」をモチーフにしたシリーズより、“ダンス”をテーマにした新作がラインナップに加わる。ダンスを楽しむスヌーピー&ウッドストックの刺繍文字通り“線=ライン”を配したミニマルなデザインで人気の定番モデル「ライン」をベースに、ダンスを楽しむスヌーピーとウッドストックスを刺繍でデザイン。踵の上部分に刺繍を施すことで、スニーカーなどを着用した際にさりげなくスヌーピー&ウッドストックが顔を出す、遊び心溢れるデザインが魅力だ。カラー展開は、シックストックスで人気のネイビー×マスタード、マツバ×キャメル、トープ×ネイビーの3色。深みのある大人なカラーリングとプレイフルなデザインの組み合わせで、クリスマスシーズンのギフトとしてもおすすめ出来るアイテムとなっている。商品情報シックストックス「スヌーピー ダンス」発売日:2022年12月17日(土)価格:2,200円カラー:ネイビー×マスタード、マツバ×キャメル、トープ×ネイビーサイズ:S(22〜24cm)、M(24〜26cm)、L(26〜28cm)※コレクターズではM、Lサイズのみ展開。生産国:日本取扱店舗:コレクターズ各店、シックストックス オンラインショップ© 2022 Peanuts Worldwide LLC
2022年12月19日新国立劇場バレエ団公演『ニューイヤー・バレエ』が来年1月13日(金)から15日(日)まで新国立劇場オペラパレスで開催される。本公演は、新年を祝う珠玉の作品を揃えた公演。英国の振付家デヴィッド・ドウソンによる『A Million Kisses to my Skin』は、バッハのピアノコンチェルトにのせて踊られる、バランシンを思わせるネオ・クラシック・スタイルのバレエ作品。『シンフォニー・イン・C』は、ジョージ・バランシンが1974年にパリ・オペラ座に客員振付家として招かれた際にビゼー作曲「交響曲第1番ハ長調(in C)」に振付けた、筋のない1幕バレエ作品だ。他にも『眠れる森の美女』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥと、『ドン・ジュアン』の抜粋を上演する。また、英国ロイヤルバレエからヤスミン・ナグディ、マシュー・ボール、そしてハンブルク・バレエからアリーナ・コジョカル、アレクサンドル・トルーシュがゲスト出演。新しい年のはじまりにふさわしい豪華な公演になりそうだ。新国立劇場バレエ団ニューイヤー・バレエ2023年1月13日(金)19:002023年1月14日(土)13:002023年1月14日(土)18:002023年1月15日(日)14:00新国立劇場オペラパレス・プログラムA Million Kisses to my Skinシンフォニー・イン・C『眠れる森の美女』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ『ドン・ジュアン』(抜粋)■チケット情報
2022年12月09日アートとコンテンポラリーダンス界隈で熱い注目を集めている敷地理。武蔵野美術大学と東京藝術大学大学院で現代美術を学び、横浜ダンスコレクション2020コンペティションⅠで「若手振付家のための在日フランス大使館賞」を受賞し、新しいパフォーミングアーツの可能性を示す存在として着実に歩みを続けている。そんな彼の新作「unisex #01」が上演される。「渡仏以前から考えていたテーマでもあり、ファッション用語としての“ユニセックス”というものが創作のはじまりでした。これまでコンテンポラリーダンスの領域で見られてきたようなジェンダーを扱った作品とは違う視点、立ち位置による作品を作ってみたいと思っていたこともあり、このユニセックスという匿名性をはらんだ観点からそれができるのではないかと考えたのです」在日フランス大使館賞を受賞した敷地は2021年6月から3カ月間、フランス国立ダンスセンターにレジデンス。そこで出会った韓国出身のアーティスト、イ・ソヒョンと共に、兼ねてから思い描いていた題材によって作品を作り上げた。二人の人間が、“身体”そのものを空間に刻み込むように、力強い接近と別離を繰り返していく。ドラマ性を感じるが、どのようなインスピレーションがあったのだろうか。「今回、具体的なイメージや演劇的手法は取り入れていないのですが、創作のインスピレーションの一つには、両性具有の神を題材としたギリシャ神話があります。もともとひとつだった身体が分裂し、欠けている部分を補完するように引きつけ合い、完全な身体に戻ろうとするもので、ここにある“マグネティズム”は作品のキーワードの一つになっています」さらに敷地の作品ならではの特徴として、空間、さらには観客も巻き込む形で作品が作り上げられている。今回、その一つのツールとして用いられているのが音楽。ショパンのピアノ曲を通して演者と聴衆が一つの空間を共有することができる。「ショパンの《ノクターン第2番》の右手と左手を分けて録音したものを皆さんに聴いて頂きながらパフォーマンスを行っていきます。ただ、我々がその音に合わせて踊る、というわけではありません。音そのものもパフォーマンスの一つとして機能していくものです。今回の作品は、物語や写実的な表現をしているものではなく、広がる空間を“体験”するような感覚で鑑賞して頂けたらと思っています。皆さんの身体がもつ感覚を研ぎ澄ませて感じたものを味わっていただきたいです」文:長井進之介
2022年12月02日昨年11月、東京バレエ団が世界初演を果たした「かぐや姫」第1幕は、国際的に注目されるダンス・カンパニー、Noism Company Niigataの芸術総監督・振付家である金森穣が、初めて外部のカンパニーに振付ける作品として大いに注目された。「世界に向けて発信する日本発のグランド・バレエ」を目指し、第1幕、第2幕の単独上演から、最終的には全3幕として上演するという、3年がかりの大プロジェクトを展開中の東京バレエ団。今年2月末から3月、10月中旬から下旬にかけての合計4週間のクリエーション期間を終え、10月末に実施した、第2幕の通し稽古と金森の囲み取材の模様をレポートする。Photo:Shoko Matsuhashi昨年上演された第1幕では、山奥の村で暮らす貧しい翁が竹やぶで小さなかぐや姫を発見する場面から、彼女の成長と道児との恋、翁の嫉妬に欲深さなどが描かれたが、第2幕の舞台は宮廷。全幕を通して使われるドビュッシーの楽曲にのせて、帝やその正室、側室の女性たち、大臣たちが行き交う雅びな世界が立ち現れる。そんな中で、侍女の秋見に連れてこられたものの、宮廷での暮らしに戸惑いを見せるかぐや姫。彼女と向き合い、時に鏡のむこうの像のように現れる帝の正室・影姫の姿も印象的だ。ふたりについて、「かぐや姫はこの世にもたらされた光。彼女が光れば光るほど、影姫の影は濃くなる」と説明した金森。金森穣Photo:NBS劇中では、ドビュッシーによる付随音楽で知られるピエール・ルイスの散文詩「ビリティスの歌」のフランス語による朗読の声を効果的に用いた場面も。詩の意味とこのシーンのアイデアについて金森は、「ひとりの女性が自分の思いを砂に書いていると、そこに雨が降り、消されてしまう。すべては儚く消えていく。きっと私のことは誰も覚えていないだろうという悲しげな詩ですが、私の設定では、影姫が愛読している本を宮廷に来たかぐや姫も読んでいて、ふたりの孤独な魂が見つめ合う──」と明かしている。Photo:Shoko Matsuhashiまた、第2幕のハイライトのひとつになると予想されるのが、宮廷の男性たちによる力強い群舞だ。「男性群舞はやりたい要素のひとつだった。イメージは楽曲を決めたときからできていたけれど、群舞は単純に揃えばいいわけではない。一人ひとりのエネルギーがマックスに出てきてこその、猛々しい、血流みなぎるものであってほしい」と金森は話すが、「月の力はあらゆるものを引っ張ったり押したりして、人間の血流にも影響を及ぼす。かぐや姫のような存在に、生理的に惹かれてしまう男たちの群舞がほしい」とも。ダイナミックな男性群舞が特徴的なモーリス・ベジャール作品をレパートリーとする東京バレエ団らしい、名場面の誕生が待たれる。Photo:NBS衣裳と装置は、第1幕の初演時とはがらりと雰囲気を変え、より抽象的なデザインに変更されるとのこと。新たに立ち上がる『かぐや姫』の世界に、大いに期待したい。『かぐや姫』は2023年10月の全幕上演を目指し、第2幕は2023年4月下旬の〈上野の森バレエホリデイ〉開催期間中に、ほか2作品とともに上演される。詳細は12月中旬に発表予定。取材・文:加藤智子
2022年11月22日サン=テグジュペリの『星の王子さま』の世界をダンスで描く、KAAT DANCE SERIES『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』を2023年1月21日(土)からKAAT神奈川芸術劇場で上演する。本作は、森山開次が演出・振付のもと、名著『星の王子さま』を身体表現で描いた作品として2020年11月に初演された。言葉に重きが置かれた作品を身体で表現するという挑戦は、美術・衣裳・音楽各々のアーティストによる豊かな表現も相まって、独創的な世界観を生み出し、観客を魅了。コンテンポラリーダンスとしては異例の満員御礼となった。今回はその再演となるが、新たな出演者や創作が加わる予定だという。再演にあたって、森山は「大枠としては初演でやったことをそのままやっていきたいと思っていますが、演者たちのより深く、より豊かな表現を生かしていきたいとも思っています」。そして「言葉が大切にされていて、その言葉のファンも多い作品をダンス化していくわけですが、筋書きをなぞるだけの作品にならないように。ダンスだからこそできる豊かな表現を通じて、お客様がいろいろな言葉を見つけていく……。そんな作品になったらいいなと思っています。僕たちが発する身体にナンセンスな動きもたくさんあるでしょう。でも、お客様がその動きから言葉を見つけ出していくというやり取りこそが重要なんです。僕たちがたくさんの想像を膨らませて『こんなつもりでやるから見てね』『どういうふうに見える?』という問いかけをしていけば、きっとお客様が本では感じられない、ダンスの舞台だからこそ感じる『星の王子さま』が作れるのではないかと」。初演についても「演者の豊かな身体表現を殺さないように、想像力やそのときに感じたリアルを大切にして、身体を型にはめないような振付や演出にしたつもり」と振り返る森山。「スタッフもダンサーも僕が絶大な信頼をしている素晴らしいメンバーがそろって、むしろあの座組みで失敗はできないなという心配はありましたが、みんなの想像力に助けられながら、舞台を作り上げることができました」。2023年はコロナ禍が収まっているだろうか。観客へのメッセージとして森山は「コロナ禍で旅することがなかなかできない時間が長かった。この物語はサン=テグジュペリが飛行機で遠い土地に降りたところからスタートして、いろいろなことを発見したり、振り返ったりする、旅の物語とも言えます」。そして「普段生活の中で見落としている大切なものを、旅することで気づけるという物語の構成。ぜひお客様には劇場に旅をするようなつもりで見にきていただき、楽しんでほしいです。きっと本を読むのとは違った『星の王子さま』を体験いただけると確信しています」。公演は1月29日(日)まで。取材・文:五月女菜穂
2022年11月02日現代社会におけるコミュニケーションの諸問題を独自の手法で描き出す劇作家・山本卓卓(範宙遊泳)の言葉と、老若男女から電車や犬に至るまで25役を巧みに演じ分けるダンサー北尾亘(Baobab)の身体が織りなす『となり街の知らない踊り子』。2015年の初演以来国内外で上演され高評価を得てきた本作が、2022年11月4日(金)から6日(日)まで、東京芸術劇場シアターイーストで上演される。今回はどんなステージになるのか。山本は「これまでよりも、もっと大きくて広いことをやろうとしている。今までは言葉と身体、どちらかを生かすために、どちらかが犠牲になっていたのですが、今回は、身体と言葉と物語という3つの柱がちゃんと際立って立つようになっている」と話す。あうるすぽっとのホワイエやシドニーの教会など、劇場らしからぬ場所での上演を重ねてきたこともあり、東京芸術劇場での公演は「一つの節目。本作をこの規模の劇場で上演するのは初めてなので、楽しみです」。一方、北尾は自身の身体について語る。「初演と現在の自分の身体は全く違うものになっていて。年齢的なことを言うと、初演の方が張りや体力があるような捉え方をされるかもしれませんが、僕としては今、身体の状態に対してすごくポジティブ。それは、この作品が『ダンス』でもあり『演劇』でもありながら、そのどちらとも取れないハイブリッドな形であって、自身の思考や人生でどういう時間を経験してきたかがすごくダイレクトに身体に現れるから。戯曲に対しての考察や思い、蓄積してきたものはどんどん増えている一方なので、そういう意味で、今がベストコンディションと言えます」。演劇とダンスという領域をシームレスに行き来する2人。お互いについて、山本は「もちろん(北尾は)コンテンポラリーダンサーであり、クリエイターなんですけど、言葉にするなら“友達”というのが近い。それは馴れ合いではなくて、自分の思っていることをちゃんと話せるし、話してくれる存在」と話す。北尾も「(山本と)最初の出会いが演劇を通してではなく、もっと近い距離から関係性が始まっているので、フラットにもの作りができる」と言い、「身体がしっかりと演劇の中に含まれないといけないというような話もよくします。僕も身体だけ動かしていればダンスは成立するとは全く思わないし、言葉の力や人との関係性という演劇的なことに対してシームレスでいたいと思っている。そういう意味で、絶大な信頼と親愛の念を抱いています」。観客へのメッセージとして、山本は「テレビにもYouTubeにも他の舞台表現にもないことをやっていると思います。その時を捉えてしか僕たちは作れない。見逃されたらもうこのバージョンはお終いなので、出会えたら嬉しいですね」と話した。取材・文:五月女菜穂
2022年10月31日モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 2022年日本公演『じゃじゃ馬馴らし』が、11月11日から13日に東京文化会館で上演される。バレエに革新をもたらした〈バレエ・リュス〉の精神を受け継ぎながら、創造的な活動を続けるモンテカルロ・バレエ団。『じゃじゃ馬馴らし』はシェイクスピアによる戯曲が原作で、気難しくて乱暴な妻を夫が「調教」するというあまりに時代錯誤な男女観のため現代では少々タブー視もされているが、今回はスタイリッシュな舞台で世界中を魅了する現代バレエの鬼才、ジャン=クリストフ・マイヨーが新しいアプローチで演出。破壊力バツグンのパワーをもつ若い男女が、互いを認め合い真実の愛を探し当てる究極のラブストーリーに仕立て上げた。出会ってすぐのバトルのように激しいパ・ド・ドゥから、互いに興味をもち理解し合うまで、さまざまな表情を見せていく主役キャタリーナ&ペトルーチオのダンス。脇キャラも個性派ぞろいで、人間味あふれるコミカルかつ独創的なダンスが、緻密に計算され洗練された装置と空間構成の中で隙無く展開されていく。音楽はドミートリイ・ショスタコーヴィチ。彼は旧ソ連時代にバレエやジャズ組曲を手がけているが、実は膨大な数の映画音楽も作曲していた。そしてここぞという場面では、ジャズの名曲「二人でお茶を」をカバーした「タヒチ・トロット」が使用される。また、本公演では18歳以下の子どもたちの無料招待を実施。対象総席数は4公演合計で1600席。対象者は公演当日に小学校1年生から18歳以下までの方となる。Photo:Alice Blangero<公演情報>モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 2022年日本公演『じゃじゃ馬馴らし』11月11日(金)~13日(日) 東京文化会館ジャン=クリストフ・マイヨー 振付音楽:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ※配役はモンテカルロ・バレエ団の方針により、公演当日に発表いたします。※音楽は特別録音による音源を使用します。18歳以下の子どもたち無料招待についての詳細はこちら公演ホームページ:もっと知りたい!「じゃじゃ馬馴らし」(特設ページ):
2022年10月27日ファッション業界を舞台に、シンデレラをベースに繰り広げられるあらたなストーリー⼤和シティー・バレエ(主宰:佐々木三夏)主催、Autumn Concert 2022『ガラスの靴』が2022年10月30日 (日)に大和市文化創造拠点シリウス芸術文化ホール メインホール(神奈川県大和市大和南1丁目8番1号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Instagram Twitter(@yamatoballet) YouTube この秋、大和シティー・バレエが贈る全ての女性の夢を詰め込んだ現代版シンデレラ・ストーリー。『美女と野獣』で客席を感動の渦に巻き込んだ振付家・宝満直也が、愛と夢を映像と共に描く世界新作ファンタジック・バレエ。「⼤和シティー・バレエ」は、ダンサー及び様々なジャンルのアーティストを主体に舞台をクリエイトする環境作りと⼈材育成を⽬的に結成されたバレエカンパニーです。その多様な世界観とバラエティーに富んだ作品、⼈気・実⼒共に秀でた国内外で活躍する振付家やダンサーの起⽤で業界でも注⽬を浴びています。⽇本から⻄洋に向けて発信できるプロダクションの構築を⽬指して活動中の若いバレエ団です 。2020年の12月には、新進気鋭の振付家、宝満直也の世界新作である「美女と野獣」を開演し、大好評を博しました。【あらすじ】人気ブティック「L’atelier de Gabriella」で働く美しい少女、エラ。彼女はブティックの オーナー・ガブリエラに引き取られ、孤児院からここへとやってきた。類まれなるデザインの才能があるエラは、いつか自分のブランドを持つことを夢みていた。いまこの店で扱う服は全てエラがデザインしたものだったが、ガブリエラはその事実を隠し続けてきた。ある日、ブティックにグランメゾンのコレクションパーティーの招待状が届く。しかし ガブリエラは、エラがパーティーに参加することを許さなかった。一人ブティックに残されたエラ。悲しみに暮れていると、一人の貴婦人がやってきた。ブティックにある服が全てエラのデザインであることを見抜いた貴婦人は、エラを不思議な空間に招き入れた。そこには色とりどりの世界中の生地が置いてあるアトリエだった。「エラ、あなたのとっておきのデザインを描いてごらん」貴婦人に言われるままエラがデザインを描くとそれが瞬く間に、素敵なドレスへと姿を変えた。そのドレスを纏ったエラはパーティーへと急ぐ。そこでエラが出会ったのは、今をときめくスーパーモデルの青年だった。似たような境遇にいた二人は、自然と惹かれ合う。しかし、思いもよらぬ未来が彼らを待ち構えていた...撮影: Bernard Languillier振付家プロフィール振付家:宝満直也2008年、新国立劇場バレエ研修所に入所し研鑽を積んだのち2010年、新国立劇場バレエ団に入団する。古典作品のレパートリーに出演しながら、コンテンポラリー作品では、ソリストとして抜擢されデュオやソロなどの重要なパートを踊る。自身も振付活動に、注力しており新国立劇場の振付家育成公演では、多数振付を発表している。オン☆ステージ新聞 新人振付家ベスト1 選出。2015年には新国立劇場バレエ研修所に作品を提供している。2017年退団後には、NBAバレエ団にて「海賊」「白鳥の湖」などの全幕バレエに振付助手として振付をしている。「今回の"ガラスの靴"は『シンデレラ』をベースに、全く違うストーリー仕立てになっています。デザインの才能に恵まれたエラが、『人々に自分の創り出したもので彩り、幸せになってもらいたい』という夢に向かって色々な障害を乗り越えていきます。ファッション界という、私たちにとって身近なシチュエーションと、ファンタジーな映像を織り交ぜながら表現していきます」脚本家:鍵和田昇放送作家、脚本家。担当番組「大人のヨーロッパ街歩き」が、優良放送番組推進会議において「会議が選ぶ2017年度の番組」、「旅番組」部門をW受賞。脚本を担当した「ねぶたのない夏」では、公益社団法人映像文化製作者連盟主催「映文連アワード2021」において「コーポレート・コミュニケーション部門 部門優秀賞」を受賞した。これまでに世界各地で500軒以上のワイナリーを歴訪。ワイン関連雑誌への寄稿や国内レストランのワインセレクトも行い、2022年にはパリソムリエ協会名誉会員に叙任された。Forbes Japanオフィシャルコラムニストを務めるほか、競馬の新たな魅力を発信するために国内外で精力的に取材を行っている。主演プロフィール秋山瑛(Akira Akiyama)7歳よりバレエをはじめる。東京バレエ学校を経て、リスボンの国立コンセルヴァトワールに留学。イタリアのカンパーニャ・バレット・クラシコに入団。2016年1月東京バレエ団入団。主演作品「くるみ割り人形」「ドン・キホーテ」「ジゼル」「海賊」ジョン・クランコ版「ロミオとジュリエット」、金森穣新作初演「かぐや姫」子どものためのバレエ「眠れる森の美女」「ドン・キホーテ」【出演作品】バランシン振付「セレナーデ」ロシアンガール、ロビンス振付「インザナイト」、「騎兵隊の休息」パドドゥ、「タリスマン」パドドゥ、「白鳥の湖」パドカトル、四羽の白鳥、ナポリソリスト、「ラ・シルフィード」エフィ、「海賊」オダリスク等秋元康臣(Yasuomi Akimoto)3歳よりバレエを始める。2000年、12歳でボリショイ・バレエ学校に留学。06年に18歳で同校を卒業した。 05年モスクワ国際バレエコンクールでファイナリスト、06年タンツオリンプ第3位。14年ペルミ国際バレエコンクール"アラベスク"で銀賞を受賞。国内のカンパニーを経て、チェリャビンスク・バレエに入団。プリシパルとして活躍。15年夏、東京バレエ入団。スタッフプロフィール、コメント舞台美術:長峰麻貴舞台美術家。東京生まれ福岡育ち。武蔵野美術大学大学院修了後、劇団四季に所属、その後ネオダダの 風倉匠氏の助手を経て独立。空間を主体としたデザイン・アート活動を行う。学生時代 は、堀尾幸男氏、高田一郎氏、小竹信節氏に師事。劇団四季では舞台監督部に所属、ライオンキングの本番を700回以上まわす。伊藤熹朔賞新人賞、奨励賞受賞。主な舞台美術作品は「おばけりんご」(橋下昭博演出)「遠くから見ていたのに見えな い」(白神ももこ演出)「メンドゥルサッコンの渦巻」(巻上公一演出)、「冒険者たち〜JOURNEY TO THE WEST〜」(長塚圭史演出)「さいごの1つ前」(松井周演出)など。テアトリカルイデア代表。ひょうげんのあそびば主催。武蔵野美術大学、玉川大学 非常勤講師。「今回の演目はシンデレラをファッション業界に置き換えるというとっても斬新、ポップでアグレッシブな作品です。服をつくる上で欠かせない、糸や布のダンスも出てくるようで、その演出プランを聞いたとき、一本の糸が連なり重なりひとつの大きな空間になっていくような場が創れないかと考えました。糸の揺らぎやもつれが交錯する人間関係や感情にもみえたり、シンプルだからこそ、捉え方は観客のみなさまがそれぞれに、自由にいろんな世界を観て描いて感じていただけたらと思います。一本の糸が紡ぎ出す現代版シンデレラの時空間をみなさまの想像力でお楽しみいただけたら幸いです」プロデューサー兼デザイナー:佐々木三夏山路瑠美子に師事。全国舞踊コンクール/第1位。《文部大臣奨励賞》《日本バレエ協会/優秀賞》受賞。《コレオグラファーズコンクール/最優秀ダンサー賞》受賞。「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「ジゼル」「コッペリア」「バヤデルカ」その他数多くの古典作品の主役を踊る。全国舞踊コンクール 指導者大賞、全国舞踊コンクール 指導者賞、青少年のためのバレエコンクール優秀指導者賞、バレエコンペティション21 指導者賞、全国鎌倉コンクール 指導者賞、NBA全国舞踊コンクール 指導者賞を受賞。「1幕は振付家・宝満直也がインスパイアされた カンディンスキーの絵画からその遊び心、色使いを衣装のモチーフにとりいれ、2幕のファッションショーや社交場のシーンでは、主役のエラ以外黒がベースのドレスになっています。エラだけが突き抜けて華やかな色のドレスですが、人と違っている事が問題にはならず、周りも開放されてゆきます」【「大和シティー・バレエ」について】「大和シティー・バレエ」は、ダンサー及び様々なジャンルのアーティストを主体に舞台をクリエイトする環境作りと人材育成を目的に結成された若いバレエカンパニーです。付属のバレエ学校である「佐々木三夏バレエアカデミー(SBA)」からは、ハンブルグバレエ団の菅井円加、モーリス・ベジャール・バレエ団の大貫真幹を始め、海外で活躍中のダンサーを沢山輩出しています。バレエ、コンテンポラリーダンスが西洋からのものである以上、才能ある若いダンサー達が海外に憧れ目指すのは自然な中、日本にバレエが伝わった100年あまり、日本から西洋に向けて発信できるプロダクションを構築して行きたいという思いで活動しています。撮影: Bernard Languillier公演概要大和シティー・バレエAutumn Concert 2022『ガラスの靴』公演日時:2022年10月30日 (日)16:30開場/17:30開演会場:やまと芸術文化ホール メインホール(神奈川県大和市大和南1丁目8番1号)■出演者エラ:秋山瑛スターモデル:秋元康臣ガブリエラ夫人:ブラウリオ・アルバレスプロデューサー:高岸直樹グランメゾンオーナー:川島麻実子オーナーのSP:伊藤龍平本岡直也ジャーナリスト:八幡顕光姉妹:萩原ゆうき田中杏奈コットン:野久保奈央デニム:河村美来ベルベット:古尾谷莉奈シルク:川島麻実子中村春奈 盆子原美奈マテリアル:橋元結花京峰舞太田弓恵窪田夏朋橋本侑佳細井佑季志村実李佐々木梨音朝井美菜満中村安里4カップル:伊藤龍平生方隆之介大塚卓本岡直也河村美来古尾谷莉奈盆子原美奈中村春奈パパラッチ:池ヶ谷奏安藤沙綾窪田夏朋杉本真耶室屋しおり飯島大河招待客:金田優香京峰舞橋元結花太田弓恵細井佑季橋本侑佳佐々木梨音中村安里若手女優:野久保奈央■スタッフプロデューサー:佐々木三夏舞台監督:(株)フェイカーズ美術:長峰麻貴照明:前田文彦((有)ハロ)音響:中村蓉子(koenji-studio)映像制作:メディアフロント・ジャパン(株)林裕人((株)オフィスビーフラット)アナウンス:渡辺典子写真:大洞博靖・Bernard LanguillierPR制作:木原丹制作:今村佳奈、山本陽子みどりの森ソリューションズ衣装:吉倉節子、秦智美、小野りかソライロヤ、Chacott DesignM、SBA衣装部ヘアメイクチーフ:中山夏子協力:資生堂ビューティークリエーション研究センター宣伝美術:ABEKINO DESIGN宣伝イラスト:マエダユウキプログラム:(株)P栄文舎後援:大和市、大和市教育員会、YCBクラブ、SBA母の会■チケット料金S席 6,600円、A席 5,500円、B席 4.400円、C席 3,300円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月05日世界のお茶専門店ルピシア(LUPICIA)から、「ブック オブ ティー」シリーズの新作「ブック オブ ティー・ダンス!ダンス!ダンス!」が登場。2022年10月21日(金)より、全国のルピシアの店舗や書店にて数量限定で発売される。お茶で世界を巡る、ルピシアの人気シリーズ「ブック オブ ティー」紅茶・烏龍茶・緑茶・ハーブティーなど、幅広いラインナップのお茶のティーバッグを本型の特製ボックスに収めた「ブック オブ ティー」。これまでに全17作が発売されている、“体験するお茶の本”として人気のシリーズだ。第18弾は“心弾むようなお茶の時間”をテーマに第18弾となる最新作「ブック オブ ティー・ダンス!ダンス!ダンス!」のテーマは、心弾むようなお茶の時間。「見ているだけでも楽しい気分になるように」という思いを込め、お茶会でダンスや楽器演奏を楽しむ動物や植物たちを描いた、30種類の多彩なティーバッグを詰め合わせた。オリジナル小冊子やオリジナルチャームが付属毎シリーズ恒例となっている付録のオリジナル小冊子では、全30種類のお茶の美味しいいれ方を紹介。バッグやポーチのアクセサリーとしてはもちろん、ティーバッグホルダーとしても活躍する3種類のオリジナルチャーム(ランダムに1種)、甘酸っぱいフルーツが香る紅茶「パラダイス」のプチ缶(12g)もセットになっている。商品情報「ブック オブ ティー・ダンス!ダンス!ダンス!」発売日:2022年10月21日(金)※2022年9月22日(木)より予約受付スタート。価格:3,850円箱サイズ:縦345×横225×厚さ65mm内容:ティーバッグ 30種×各1個入※ティーバッグは個包装。※オリジナルチャーム(全3種からランダムに1種)、12gプチ缶入り「パラダイス」、オリジナル小冊子付き。取扱店舗:全国のルピシアや書店<ティーバッグ30種セット内容>■紅茶(ノンフレーバード)ディクサム/ダージリン・ザ セカンドフラッシュ/アフタヌーンティー/ベルエポック/テ・オ・レ/ユニオンジャック/ローズヒップティー■紅茶(フレーバード)アールグレイ/バニラ/マスカット/アップルティー/ネプチューン/キャラメレ/ロゼ ロワイヤル/メルシー ミルフォワ/ゆめ■緑茶・烏龍茶・玄米茶(ノンフレーバード)黄金桂/知覧 ゆたかみどり/宇治 やぶきた/抹茶黒豆玄米茶■緑茶・烏龍茶(フレーバード)茉莉春毫/グレープフルーツ/津軽りんご/白桃烏龍 極品/白桃煎茶■ルイボス・ハーブ(ノンカフェイン)ラビアンローズ/ピッコロ/キケリキー!/ジンジャー&レモンマートル/エルダーフラワー&カモミール
2022年09月12日あなたはファッションにまつわる失敗をしたことはありませんか? 「場違いなファッションをしてしまった!」「ファッションのせいで目立ってしまった…!」など恥ずかしい思いをしたことがある方は少なくないのでは? 今回は、実際にあった体験エピソードをご紹介します!バレエ鑑賞で…何年も前の話になります。バレエダンサーが地元で1番大きなホールで踊るというので、当時小学校低学年の娘を連れて行きました。1席15000円で子ども料金はなく痛い出費でしたが、バレエを習っていたのでワクワクしながら行きました。しかし会場に着くと、私たちのファッションはめちゃめちゃ浮いていたのです…。持っている服の中で最上級のファッションをしていったつもりなのに周りはみんなドレッシー。完全に間違いました。(笑)(女性/会社員)礼服を持っていなかった私は…父親には事前に指摘されて止められたのですが、今考えると父親は正しかったと思うことがあります。昔、近所の友達のお母さんのお通夜で、カジュアルなワンピースを着て参列してしまいました。その時は学生だったので礼服を持っておらず、黒だからいいと思っていたのですが…。法事用ではなかったので、大人になった今だから恥ずかしいと思います…。(女性/会社員)TPOに合わせた服装に迷ってしまう方は少なくないでしょう。失敗しない服選びを心掛けたいですね。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。"
2022年09月06日バレエ「ドラゴンクエスト」のスペシャルダイジェスト版が、兵庫県立淡路島公園内ニジゲンノモリで2022年10月1日(土)に開催される。バレエ「ドラゴンクエスト」とは?国民的人気ゲーム「ドラゴンクエスト」を題材に、これまでのバレエの概念を覆す全く新しい作品として1995年に制作されたバレエ「ドラゴンクエスト」。すぎやまこういちが手がける壮大な音楽とゲームの世界観さながらの迫力あるステージは、世界でも類を見ないエンターテインメント・バレエとして、幅広い観客を魅了してきた。一夜限りの上演を実現今回そんなバレエ「ドラゴンクエスト」が、自然豊かな兵庫県立淡路島公園内ニジゲンノモリの特設野外ステージに初登場。パリの世界最大級の日本文化の祭典「ジャパンエキスポ」でも披露された特別版を、コンパクトに凝縮したスペシャルダイジェスト版が、一夜限りの特別なステージで上演される。豪華トークショーもまた上演前には、「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親 である 堀井雄二とバレエ「ドラゴンクエスト」演出の鈴木稔によるトークショー「ドラゴンクエスト アイランド スペシャルトークショウ」も合わせて開催。入場料は無料となっており、整理券は当日12時より配布される。【詳細】バレエ「ドラゴンクエスト」in ニジゲンノモリ日時:2022年10月1日(土)18:30~20:00(開場18:00)場所:ニジゲンノモリ『ドラゴンクエスト アイランド大魔王ゾーマとはじまりの島』アトラクションエリア前 大芝生広場 特設ステージ住所:兵庫県淡路市楠本 2425-2入場料:無料※当日12:00より、入場整理券を配布。内容:・ 第1部「ドラゴンクエスト アイランド スペシャルトークショウ」出演者:MC 椿 彩奈ゲスト:堀井雄二、鈴木 稔・第2部バレエ「ドラゴンクエスト」スペシャルダイジェスト版音楽:すぎやまこういち演出・振付:鈴木稔舞台美術・衣裳:ディック・バード台本:河内連太(堀井雄二原作による)出演:スターダンサーズ・バレエ団・内容は現時点のもので、変更となる場合あり。・本ステージは、文化庁による〈令和4年度戦略的芸術文化創造推進事業「日本発バレエによるインパクト創出事業」〉により開催。・天候により中止となる可能性あり。
2022年09月05日バレエ・アーティスト 緑間 玲貴のバレエ公演『トコイリヤ RYOKI to AI vol.10』は沖縄復帰50周年の記念公演を日本橋公会堂(東京都・中央区)で開催。また10回目の記念公演としてプログラムは日替わりで、新作バレエ「御佩劍」と「10回記念スペシャルプログラム」を上演。チケットは本日8月27日(土)に発売!トコイリヤ vol.10 イメージ(C) Triple three LLC.【沖縄復帰50周年記念と緑間 玲貴舞踊生活35周年記念】本公演は、沖縄復帰50周年記念と緑間玲貴舞踊生活35周年を記念した「沖縄と日本をつなぎ、未来と世界へ翔る「御佩劍」公演」の一環で、新国立劇場 小劇場(東京)、那覇文化芸術劇場 なはーと(沖縄)、国立能楽堂(東京)、日本橋公会堂(東京)計4ヶ所の公演開催企画の一環となる。「祈り」をテーマに舞踊創作を続ける緑間玲貴のトコイリヤの世界が今時勢に平和を問う。「トコイリヤ vol.10」公演フライヤーデザイン表(C) Triple three LLC.「トコイリヤ vol.10」公演フライヤーデザイン裏(C) Triple three LLC.【2つの特別プログラム】vol.10と名打つ本公演は10回目の記念公演です。本企画公演は2015年に始動し、2022年10月22日(土)に通算17回目の公演となります。これを記念すると共に、これまで支えてくださったお客様に感謝の気持ちを込めた公演として、2日間それぞれ別のプログラムを上演致します。20日公演のチケットを購入すると、22日公演がついてくる「2日間通し券」等、全日程を通して観られるお得なチケットも販売予定です。【御佩劍 10月20日(木)公演】10月20日(木)19時公演は、緑間玲貴舞踊生活35周年記念作品のバレエ「御佩劍」(みはかし)を上演。本作は古事記の「ヤマトタケル伝説」を題材に西洋のバレエを軸に古事記・能楽・琉球文化の要素を融合取り入れた日本版バレエ作品となっている。さらに、沖縄本土復帰50周年の節目を記念して本年2月、6月と公演を重ねており、新国立劇場 小劇場での初演から、那覇文化芸術劇場の大劇場版、そして6月には国立能楽堂において能楽堂特別演出版を発表し、場に合わせて異なった表現方法を用い、作品を生まれ変わらせる様子は、常に観客を驚かせている。【10回記念スペシャル公演 10月22日(土)公演】10月22日(土)14時公演は、10回記念の特別なプログラムです。公式ファンクラブと公式メルマガ会員を対象に、過去に上演した作品から【もう一度観たい作品】アンケートを実施し、獲得票の多い順に演目を決定する記念企画となっている。初演から10周年を迎える「ルミエール・ドゥ・レスト」や、「四方拝」、「RE BORN「再生」-Bolero-」などトコイリヤの代表作がラインナップする。プログラムは下記の通り。【10月22日(土)「10回記念スペシャル公演」プログラム】演出・振付:緑間 玲貴(※作品は上杉真由振付)第1部「ルミエール・ドゥ・レスト -東方からの光-」「清明」※第2部「往年のバレリーナ ノリコ」「ラ・シルフィード」第3部「四方拝」「道」「samsara」※「I suz U」「RE BORN「再生」-Bolero-」「清明」舞台写真(C) Triple three LLC.【トコイリヤについて】バレエ・アーティスト緑間 玲貴の踊りに対する世界観を反映させる「トコイリヤ」。本公演が掲げる目的は、バレエを基として世界中のあらゆる舞踊ジャンルに共通する「眞・善・美・愛」という「美学」を研究、哲学し、総合芸術としての新しい舞踊アイデンティティを創造し、沖縄から日本国内外に向けて発信すること。踊りの根源を深く追求し、母国の風土に根差したバレエを目指して創作活動を続けている。「RE BORN「再生」-Bolero-」舞台写真(C) Triple three LLC.【公演概要】バレエ・アーティスト 緑間 玲貴 東京公演「トコイリヤ RYOKI to AI vol.10」1日目 2022年10月20日(木) 18時開場 19時開演プログラム:バレエ「御佩劍」2日目 2022年10月22日(土) 13時開場 14時開演プログラム:「10回記念 スペシャルプログラム」◇劇場:日本橋公会堂 (東京都中央区日本橋)◇チケット(全席指定・税込) 一般販売:2022年8月27日(土)10:00AMより「2日間通し券」※20日公演の料金で、22日公演を鑑賞できるお得なチケットです。特別席:25,000円/S席:15,000円/A席:10,000円「1日券」10月20日(木)公演 S席:18,000円/A席:11,000円10月22日(土)公演 S席:18,000円/A席:11,000円販売窓口 : トコイリヤ公式WEB プレイガイド : イープラス、チケットぴあ、楽天チケット、カンフェティ 他公演情報ページ: トコイリヤ公式WEBサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月27日2017年に初演し、完売となった大ヒット作『クレオパトラ』。Kバレエを率いる芸術監督・熊川哲也が演出・振付・台本を手掛けたオリジナルのグランド・バレエが、5年ぶりに大阪・フェスティバルホールに登場、新キャストでよみがえる。クレオパトラ役には熊川に「完璧なバレリーナの象徴」と言わしめた西宮市出身の日高世菜(※高ははしごだか)と、プリンシパルに昇格した大阪府出身の飯島望未がWキャストで出演。昨年末、Kバレエの『くるみ割り人形』でフェスティバルホールに初お目見えしたふたりだ。また今回は熊川がダンサーとしてジュリアス・シーザー役で出演、日高と踊るのも話題に。熊川は2014年の『カルメン』以来8年ぶりの関西登場となり、夜公演のチケットは既に完売。その熊川が来阪し、今作の誕生と魅力を語った。熊川哲也 Kバレエ カンパニー チケット情報エキゾチックな美しさと華やかさに満ちた舞台だ。斬新な造形美と空間使いの舞台装置、個性が際立つ洗練された衣裳、そしてデンマークの作曲家カール・ニールセンの音楽が見事にマッチし、クレオパトラは光り輝く女王のオーラを放つ。紀元前のエジプトとローマが舞台の物語はドラマチックでスリリング、熊川ならではの繊細かつダイナミックな振付で表現される。クレオパトラの激動の半生が圧倒的なスケールで描かれた全2幕8場、まさに大作だ。「全身全霊を賭けてゼロから作り上げた、壮大なスペクタクル作品です」と熊川は胸を張る。その始まりは、題材に「クレオパトラってどうですか?」と言ったスタッフの一言。そこに熊川のアンテナが反応した。「“クレオパトラ”はバレエの作品名として、これ以上ないインパクトがある」。そして「エジプトを題材にした作曲家をしらみつぶしに探して、たどりついたのがニールセンの『アラジン』。冒頭の曲と出会った瞬間、これだ!と」。創造力に火が付いた。「壁画を徹底的に見ました。そうするとだんだん動いているように見えてきたんです」。また、クレオパトラの造形は「ものすごく神々しさを備えた存在で、人間に思えない。だから神の化身の蛇にしようと」。ある時は蛇に変わり、クレオパトラにもなるクリーチャーだ。人間ではない役を演じるなら、と、もうひとりのクレオパトラに飯島をキャスティング。「並外れた演技力、表現力を持つ女優ダンサー」と高く評価し期待を込める。飯島は19年にシャネルビューティアンバサダーに就任、ファッション業界でも注目を集め若いファンも多い。今回の舞台は大きな節目となるだろう。全編が見どころの今作。「どこを切り取っても美しい作品。バレエは舞台上で繰り広げられる最高の景色だと思っています。いい景色をながめに来てください」。公演は10月26日(水)から30日(日)まで東京・Bunkamuraオーチャードホール、11月3日(木・祝)大阪・フェスティバルホール、11月7日(月)札幌・札幌文化芸術劇場hitaruにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年08月24日BiSHが、新曲「サヨナラサラバ」のMusic Videoのダンスバージョンを公開した。「サヨナラサラバ」は、8月31日にリリースされる2022年連続リリース第8弾シングルの表題曲で、作曲をTaka(ONE OK ROCK)とMEG(MEGMETAL)、作詞をKENTA(WANIMA)が担当。連続リリース初となる外部プロデューサーとのタッグということで、BiSHとしての新たなアプローチをみせるロックナンバーに仕上がっている。同曲の振付は、12カ月連続リリース第7弾シングルの表題曲「SEE YOU」に続いてアイナ・ジ・エンドが担当。先日公開されたMVではMV用に作られた振付も入っており、ダンスビデオでMVとの違いを見比べてほしい。なおMVで一列になり床に座って踊っているシーンは、本番の撮影では楽曲を流すのではなくアイナが数えるカウントでダンスを揃えていたという。BiSH「サヨナラサラバ」DANCE ViDEO<リリース情報>BiSH『サヨナラサラバ』2022年8月31日(水) リリース●初回生産限定盤【CD+Blu-ray+Live CD+PHOTOBOOK】価格:11,000円(税込)・BiSHイーツ仕様・100P豪華写真集付属・ライブ映像には、BiSHメンバー&フォトグラファー / 衣装デザイナー外林健太による裏話満載のオーディオコメンタリー収録BiSH『サヨナラサラバ』初回生産限定盤イメージ●DVD盤【CD+DVD】価格:4,950円(税込)BiSH『サヨナラサラバ』DVD盤ジャケット●CD盤【CD only】価格:1,100円(税込)BiSH『サヨナラサラバ』CD盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通1. サヨナラサラバ2. A long way to go【Blu-ray収録内容】※初回生産限定盤のみ■2021.10.16 BiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2 at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ01. BiSH-星が瞬く夜に-02. GiANT KiLLERS03. DEADMAN04. ZENSHiN ZENREi05. CAN WE STiLL BE??06. オーケストラ07. DA DANCE!!08. プロミスザスター09. スパーク10. ぴらぴろ11. SMACK baby SMACK12. 遂に死13. in case...14. FREEZE DRY THE PASTS15. STAR16. STACKiNG17. MONSTERS18. サラバかな19. beautifulさ20. I have no idea.21. ALL YOU NEED IS LOVE・サヨナラサラバ(MUSiC ViDEO)・サヨナラサラバ(MAKiNG MOViE)・SEE YOU(MUSiC ViDEO)・SEE YOU(MAKiNG MOViE)【Live CD収録内容】※初回生産限定盤のみ■2021.10.16 BiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2 at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ[Disc1]01. BiSH-星が瞬く夜に-02. GiANT KiLLERS03. DEADMAN04. ZENSHiN ZENREi05. CAN WE STiLL BE??06. オーケストラ07. DA DANCE!!08. プロミスザスター09. スパーク10. ぴらぴろ11. SMACK baby SMACK12. 遂に死13. in case...14. FREEZE DRY THE PASTS[Disc2]1. STAR2. STACKiNG3. MONSTERS4. サラバかな5. beautifulさ6. I have no idea.7. ALL YOU NEED IS LOVE【DVD収録内容】※DVD盤のみ■2021.10.16 BiSH SPARKS “DAYDREAM NATiON” EPiSODE 2 at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ01. BiSH-星が瞬く夜に-02. GiANT KiLLERS03. DEADMAN04. ZENSHiN ZENREi05. CAN WE STiLL BE??06. オーケストラ07. DA DANCE!!08. プロミスザスター09. スパーク10. ぴらぴろ11. SMACK baby SMACK12. 遂に死13. in case...14. FREEZE DRY THE PASTS15. STAR16. STACKiNG17. MONSTERS18. サラバかな19. beautifulさ20. I have no idea.21. ALL YOU NEED IS LOVEBiSH「サヨナラサラバ」MV【各CDショップ特典】■初回生産限定盤 / DVD盤タワーレコード:ICカードステッカーHMV:A5ノートTSUTAYA:50mm角マグネットアマゾン:ステッカー楽天ブックス:A4クリアファイルその他CDショップ:ポストカードBiSH FC LiMiTED SHOPオリジナル特典:(初回生産限定盤)メンバー全員直筆サイン入りポスター /(DVD盤)ポストカード■CD盤全国汎用特典:12カ月連続ステッカー【8月】CDショップ特典一覧「サヨナラサラバ」配信リンク:『タイトル未定』2022年9月21日(水) リリース価格:1,100円(税込)全国汎用特典:12カ月連続ステッカー【9月】BiSH『タイトル未定』2022年10月26日(水) リリース●初回生産限定盤【CD+Blu-ray+Live CD+PHOTOBOOK】価格:11,000円(税込)・BiSHイーツ仕様・100P豪華写真集付属・ライブ映像には、BiSHメンバー&フォトグラファー / 衣装デザイナー外林健太による裏話満載のオーディオコメンタリー収録●DVD盤【CD+DVD】価格:4,950円(税込)●CD盤【CD only】価格:1,100円(税込)【CD収録内容】※全形態共通1. タイトル未定2. タイトル未定【Blu-ray収録内容】※初回生産限定盤のみ■2021.12.5 BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3 at 福岡マリンメッセA館01. BiSH-星が瞬く夜に-02. GiANT KiLLERS03. DEADMAN04. ZENSHiN ZENREi05. CAN WE STiLL BE??06. STACKiNG07. Beginning, End and Beginning08. スパーク09. ぴらぴろ10. DA DANCE!!11. I have no idea.12. 遂に死13. in case...14. FREEZE DRY THE PASTS15. MONSTERS16. オーケストラ17. プロミスザスター18. サラバかな19. beautifulさ20. STAR21. ALL YOU NEED IS LOVE22. NON TiE-UP・新曲MUSiC ViDEOほか収録【Live CD収録内容】※初回生産限定盤のみ■2021.12.5 BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3 at 福岡マリンメッセA館[Disc1]01. BiSH-星が瞬く夜に-02. GiANT KiLLERS03. DEADMAN04. ZENSHiN ZENREi05. CAN WE STiLL BE??06. STACKiNG07. Beginning, End and Beginning08. スパーク09. ぴらぴろ10. DA DANCE!!11. I have no idea.12. 遂に死13. in case...14. FREEZE DRY THE PASTS[Disc2]01. MONSTERS02. オーケストラ03. プロミスザスター04. サラバかな05. beautifulさ06. STAR07. ALL YOU NEED IS LOVE08. NON TiE-UP【DVD収録内容】※DVD盤のみ■2021.12.5 BiSH SPARKS “the FiNAL BATTLE of REVENGE” EPiSODE 3 at 福岡マリンメッセA館01. BiSH-星が瞬く夜に-02. GiANT KiLLERS03. DEADMAN04. ZENSHiN ZENREi05. CAN WE STiLL BE??06. STACKiNG07. Beginning, End and Beginning08. スパーク09. ぴらぴろ10. DA DANCE!!11. I have no idea.12. 遂に死13. in case...14. FREEZE DRY THE PASTS15. MONSTERS16. オーケストラ17. プロミスザスター18. サラバかな19. beautifulさ20. STAR21. ALL YOU NEED IS LOVE22. NON TiE-UP【各CDショップ特典】■初回生産限定盤 / DVD盤タワーレコード:ステッカーHMV:ICカードステッカーTSUTAYA:A4クリアファイルアマゾン:50mm角マグネット楽天ブックス:A5ノートその他CDショップ:ポストカードBiSH FC LiMiTED SHOPオリジナル特典:(初回生産限定盤)メンバー全員直筆サイン入りポスター /(DVD盤)ポストカード全国汎用特典:12カ月連続ステッカー【10月】関連リンクBiSH Official HP: Official Twitter: Official YouTube:「BiSH iS OVER!」特設サイト:
2022年08月08日いま、多くの才能あるバレエ・ダンサーたちが海外で活躍する中で、ひときわ注目される兄弟がいる。英国ロイヤル・バレエ団でファースト・ソリストとして活躍するアクリ瑠嘉と、その弟で米国のヒューストン・バレエのデミ・ソリスト、アクリ士門。彼らが初めて、二人揃ってのインタビューに応えた。コロナ禍で約2年間、直接会うことのなかった二人だが、「兄はいまでも僕の憧れ」と弟の士門。兄の瑠嘉は「テレビで見た熊川哲也さんに憧れて、家のリビングで二人で踊っていましたね」と懐かしそうに目を細める。両親が営むバレエ教室で幼い頃からバレエに親しんだ兄弟。瑠嘉がローザンヌ国際バレエコンクールでチャンスを掴み、熊川が学んだ英国ロイヤル・バレエ学校に留学すると、3学年下の士門は「言葉は必要なかった。帰国のたびに成長している兄を見て、僕も同じ道を目指すように」と振り返る。瑠嘉がロイヤル・バレエ団に入団した数カ月後、兄の背中を追うように、士門はロイヤル・バレエ学校へ。「ロンドンに兄がいたのは本当に心強かった。バレエ団に兄がいると皆に自慢できましたし(笑)!最終学年では何度かバレエ団の公演に出演させてもらう貴重な経験も」(士門)。「そう、『ロミオとジュリエット』では同じ舞台に立ちました。僕がキャピュレット家、弟がモンタギュー側の役。嬉しかったですね。舞台上の二人が一緒に写ったレアな写真もあるんです」(瑠嘉)。卒業後、士門は兄とは別の道を選び、米国のタルサ・バレエに入団。「僕はこのバレエ団で地道に上を目指していく方が合っている、タルサバレエ団では一年目から沢山良い役をもらえました。大きなカンパニーではなかなかできないことです。」(士門)。4年後の2020年にはより規模の大きいヒューストン・バレエに移籍し、次々と新たな役柄に挑戦している。「いい役を踊ったり昇進したり、彼はいま、本当に頑張っていて、僕も嬉しく思います。いつか日本の舞台で二人で踊りたい!」という瑠嘉。これからも常に弟の目標でありたいとも明かした。ヒューストン・バレエはこの秋、『白鳥の湖』を携え、初の日本公演を行う。士門は「このウェルチ版は男性の活躍の場が多いヴァージョン。僕もソリストの役を練習しています!」と目を輝かせた。ヒューストン・バレエ『白鳥の湖』は10月29日(土)、30日(日)、東京文化会館にて。チケットは発売中。取材:加藤智子
2022年08月05日BiSHが、新曲「SEE YOU」のダンスムービーを公開した。「SEE YOU」は、2022年に成し遂げる清掃員(ファンの総称)との4つの約束「BiSHからのPROMiSE」のひとつとして掲げた12カ月連続リリースの第7弾。先日リリースされ、MUSIC VIDEOも公開されている。振付はアイナ・ジ・エンドが担当。セントチヒロ・チッチを中心に疾走感のある爽やかな振り付けとなっており、サビの部分などは一見でも真似しやすいダンスとなっている。「SEE YOU」DANCE ViDEO<リリース情報>BiSH 12カ月連続リリース第7弾『SEE YOU』発売中価格:1,100円(税込)BiSH『SEE YOU』ジャケット全国汎用特典:12カ月連続ステッカー【7月】購入リンク:詳細はこちら:「SEE YOU」MV関連リンクBiSH Official HP: Official Twitter: Official YouTube:「BiSH iS OVER!」特設サイト:
2022年07月30日新国立劇場による、夏休み恒例の「こどものためのバレエ劇場」がまもなく開幕する。今年の演目は、2010年から2014年まで同劇場の舞踊芸術監督を務めた世界的振付家、デヴィッド・ビントレーの人気作『ペンギン・カフェ』だ。舞台を牽引するペンギン役を日替わりで踊る、新国立劇場バレエ団ファースト・ソリストの池田理沙子、ファースト・アーティストの広瀬碧に話を聞いた。今回、初めてこの役に取り組む池田は、「その在り方次第で、作品の重みが左右される重要な役。しっかりメッセージを伝えられるよう、舞台をつくっていきたい」と意欲的。今年1月に続いて二度目の挑戦となる広瀬も「この役を踊るうえで大事にしていることをしっかりやりたい」と前向きだ。本作は1988年、ペンギン・カフェ・オーケストラの音楽に触発されたビントリーが、英国ロイヤル・バレエ団で創作。新国立劇場では2010年にレパートリー入りし、大人の観客たちを楽しませてきた。作品のシンボルともいえる可愛らしいペンギンがいざなうのは、ユニークな被りものやメイクの動物たちが繰り広げる、色とりどりのダンスの世界。皆、絶滅危惧種の動物たちだ。「私たちは絶滅危惧種や環境問題について目を背けがち。この作品には、そのことをちゃんと見て、変えていこうよというメッセージがこめられている」と話す広瀬。伝わるかどうか──ペンギンが担う役割は大きい。「最初のシーンで、愛されるキャラクターになれるかどうかが重要だと思っています」。二人が演じるのは、動物園や水族館にいるペンギンではなく、19世紀半ば、人間の乱獲により絶滅した原初のペンギン、オオウミガラス。ラストシーンでは、嵐の中、箱舟に乗り込んだ動物たちを寂しげに見送る姿が胸を打つ。が、ビントリーの語り口に重々しさはない。「後半のカーニバルの場面は、ペンギン以外の動物が全員集合して、最高潮に盛り上がります。こどもたちもきっと喜んでくれるはず!」(池田)、「40分間のほとんどすべてが楽しい気持ちに!」(広瀬)と語り合う二人も実に楽しげだ。「それでいて、心に響くものがある」と広瀬。池田も「人間による環境破壊はむしろ加速している。この舞台が、意識を変えて、行動に繋げていくきっかけの一つになってくれたらと思います」と思いを明かした。公演は7月27日(水)から31日(日)まで、新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。文:加藤智子
2022年07月20日怪談4作品「牡丹燈籠」「雪女」「耳なし芳一」「死神」さらにネオクラシック作品「百華繚乱」を上演⼤和シティー・バレエ(主宰:佐々木三夏)主催、Yamato City Ballet夏季公演2022『想像×創造vol.3』〜続・怪談〜が2022年8月14日 (日)にやまと芸術文化ホール メインホール(神奈川県大和市大和南1丁目8番1号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@yamatoballet) YouTube 〜あの怪談話が4人の振付師によってバレエ作品に生まれ変わる〜2020年8月14日「Summer concert 2020 想像×想像」で上映された日本の怪談話を元にした4作品が、2022年夏に異なる振付師によって全く別の作品に生まれ変わります。さらに、草間華奈振付によるネオクラシック作品(新作)「百華繚乱」が加わり、華やかな世界が繰り広げられます。日本の若手振付家に発表の場所を提供したいと願う佐々木三夏プロデューサーに、選ばれし振付家5名が繰り広げる多彩な日本の美を味わう一夜をぜひお楽しみください。総合プロデューサーは、佐々⽊三夏。佐々⽊三夏バレエアカデミー(SBA)からは、ハンブルグバレエ団の菅井円加、モーリス・ベジャール・バレエ団の大貫真幹を始め、海外で活躍中のダンサーを沢山輩出しています。⼤和シティー・バレエ(YCB)が設⽴されたのは、「⼤和市⽂化創造拠点シリウス」が開設された2016 年秋。2019年から本格的に始動を開始しました。<本公演リハーサル動画><2020年公演の様子>【佐々木三夏プロフィール】佐々木三夏山路瑠美子に師事。全国舞踊コンクール/第1位。《文部大臣奨励賞》《日本バレエ協会/優秀賞》受賞。《コレオグラファーズコンクール/最優秀ダンサー賞》受賞。「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「ジゼル」「コッペリア」「バヤデルカ」その他数多くの古典作品の主役を踊る。全国舞踊コンクール 指導者大賞、全国舞踊コンクール 指導者賞、青少年のためのバレエコンクール優秀指導者賞、バレエコンペティション21 指導者賞、全国鎌倉コンクール 指導者賞、NBA全国舞踊コンクール 指導者賞を受賞。「西洋の物語を、西洋のダンサーが踊るのはごく自然に感じるように、日本の物語を日本人の振り付けで日本人が演じる事で、ビジュアルだけでなく湿度、質感、心象風景を感じられる作品を模索したいと思っています。もちろん良い作品に国境はないので、日本の物語に固執する必要はないのかも知れないとは思いますが、「怪談」は現時点で大和シティー・バレエが目指すクリエーションの入り口として選んだ題材です。今後は、大和から世界へ発信していけるような公演をクリエイトしていけたらと思っています」【⼤和シティー・バレエについて】「⼤和シティー・バレエ」は、ダンサー及び様々なジャンルのアーティストを主体に舞台をクリエイトする環境作りと⼈材育成を⽬的に結成されたバレエカンパニーです。その多様な世界観とバラエティーに富んだ作品、⼈気・実⼒共に秀でた国内外で活躍する振付家やダンサーの起⽤で業界でも注⽬を浴びています。⽇本から⻄洋に向けて発信できるプロダクションの構築を⽬指して活動中の若いバレエ団です。プログラム◆第一部:百華繚乱曲:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ振付:草間華奈.◆第二部:続・怪談「牡丹燈籠」振付:櫛田祥光「雪女」振付:池上直子「耳なし芳一」振付:福田紘也「死神」振付:竹内春美作品紹介◆第一部《百華繚乱》振付/草間華奈咲き誇れ、華やかに解き放て、ありのままに一人ひとりの個性才能が咲き乱れる今この瞬間にしか生まれない身体表現による色とりどりの輝き生きている喜び明るく優しい時を心に大輪の花束をバッハの旋律に合わせ、ダンサー、一人ひとりの個性と才能が咲き乱れる、第一部を飾るにふさわしい華やかなネオクラシック作品。今この瞬間にしか生まれない身体表現による色とりどりの輝きが、生きている喜びや明るく優しい心を表現。パンデミックや戦争など暗いニュースが多い昨今に、観ている人の心にまるで大輪の花束が咲くような心躍る作品。ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝し、現在ハンブルグ・バレエ団プリンシパルの菅井円加(佐々木三夏バレエアカデミー卒業生)や、新国立劇場バレエ団のスターダンサーなど豪華なゲスト陣の共演も見どころのひとつ。キャスト菅井円加 中村春奈 盆子原美奈 古尾谷莉奈萩原ゆうき 河村美来 細井佑季 橋本侑佳 刀祢平美咲窪田夏朋 福田圭吾 渡邊峻郁 牧村直紀 渡邊拓朗 玉川貴博 田中杏奈 志村実李 佐々木梨音草間華奈プロフィール草間華奈東京シティ・バレエ団所属東京シティ・バレエ団付属バレエ学校本部教師/豊洲教室教師洗足学園音楽大学バレエコース講師バレエ団公演に出演、創作作品発表、ミストレスを務める数多くのスタジオにて指導、コンクール上位入賞者を育てている振付家として創作作品を発表、他、バレエ雑誌やメーカーモデル、TV、イベントなど多数出演、ドラマダンスシーンの監督補佐を務めるなど活動の幅を広げている【略歴】長野バレエ団でバレエを始め、倉島照代に師事関東国際高等学校演劇科にてジャズ、タップ、日本舞踊、声楽、台詞など学び後藤早智子に師事卒業後、石井清子バレエ研究所石井清子に師事2003年、東京シティバレエ団入団埼玉全国舞踊コンクール2017創作部門第3位 埼玉県舞踊協会賞・埼玉県芸術文化祭実行委員会会長賞受賞ほか、数々のクラシック部門、創作部門コンクールで入選、入賞、奨励賞を受賞◆第二部《牡丹燈籠》振付/櫛田祥光新三郎とお米は、お互いに深く愛し合い将来を約束した仲。夕暮れの中、愛を確かめ合う二人。夜の帷が落ちると、何処からともなく鈴の音が近づいてくる。新三郎が音のする方を振り向くと、灯籠を手に持つ美しい女性(お露)が練り歩いている。新三郎は妖艶に躍るお露の姿に一瞬にして心を射止められ、お露に触れようとする。お米にはその女は見えないが不吉な予感がして、新三郎を必死に止める。怨念と共に男を虜にする悪女・お露、お露に心奪われ理性を失ってゆく新三郎、そして新三郎を守ろうとするも心乱され、正気を保てないお米。そして…。「断ち切る事のできない悲しき負の連鎖」をテーマに、幽霊の怖さだけではなく、人間の怖さや、業の深さを怪談として表現する作品。ほぼ全曲オリジナルの楽曲が戦慄を与え、切ないほどに怖い、怖いほどに切ない作品。キャスト木村優里 木下嘉人池ヶ谷奏 八幡顕光安藤沙綾 中込萌 島田莉沙 古尾谷莉奈 橋本侑佳田中杏奈 室屋しおり 杉本真耶櫛田祥光プロフィール櫛田祥光2007〜2012年日本初劇場専属のダンスカンパニーNoismに所属。2013年Dance company Lastaを創立。以後23作品を発表。NPDF2015 (チェコ)International Dance Festival-Competition コレオグラフィー部門第1位 最優秀賞、第49回埼玉全国舞踊コンクール 創作舞踊部門 第1位など、他受賞歴多数。2015,16年Seoul International Choreography Festival ファイナリスト。また、韓国の釜山国際舞踊祭へも招聘されている。近年の活動としては、2017年、横浜、岡山、高知への国内3都市ツアー公演を成功させる。同年8月、全国合同バレエの夕べ四国支部への振付。2018年7月 Noism2へゲスト振付家として招かれる。同年9月 東日本大震災被災地復興支援チャリティー公演として「火の鳥」を総合演出。2019年、TPAMにて「白昼夢」を2020年には「ナラク」を発表。2021年にはKAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉にて「奈落」を発表し、2022年3月には奈落の舞台作品を再編集し映像作品として渋谷のユーロライブにて2DAY映画館上映。さらには、奈落の写真集の出版や企業とのタイアップなど新しい挑戦を続けている。《雪女》振付/池上直子チラチラと降る雪は儚く、儚くも死が突然やってきて、恋も儚く終わる…。見つめられると同時に男を凍らせる「雪女」が、どうしても凍らせられなかった相手。「この事は、誰にも話してはならない。もしあなたが誰かに話したら、私はあなたの命を凍らせます」そう言い残して去る。ひらひらと雪が舞う一年後、「おゆき」と名乗る雪女と男は再会する。まるで導かれるかの如く互いに惹かれ合う二人。だが、幸せな時間は長くは続かない。男が約束を破った時、「おゆき」は愛する相手にどのような振る舞いをするのか。「儚さ」をテーマに、純粋な男女の恋心の機微を、繊細かつドラマチックに描き上げる作品。キャスト本島美和 渡邊峻郁萩原ゆうき 河村美来 窪田夏朋 細井佑季金粋璃 広田紗彩 原彩葉池上直子プロフィール池上直子振付・演出家ダンスカンパニーDanceMarché主宰モダンダンスを本間祥公クラシックバレエを高木俊徳に師事。日本大学芸術学部卒業モダンダンスからコンテンポラリー、バレエまで、国内外の振付家の作品を踊る。2016年文化庁在外研修員としてドイツレーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニーに研修。翌年同カンパニーの芸術監督森優貴振付「Macbeth」で、レディーマクベスを踊る。2010年ダンスカンパニーDance Marchéを旗揚げ。和物から洋物まで物語性豊かな題材を、心情の変化を丁寧にえがきスピーディーな展開と演出で注目を集めている。代表作品は「Carmen」「ジョルジュサンドの手紙」「牡丹灯篭」「ファントム」など 。2019・2021年度オン・ステージ新聞若手振付家ベスト1。《耳なし芳一》振付/福田紘也芳一は、才能あふれる盲目の琵琶法師。神話に登場する「とある神」に守られている芳一にとって、琵琶を奏でることが彼の生きる喜びそのものだ。亡霊たちもその秀でた才能に魅せられ、芳一に弾き語りを迫る。芳一は亡霊たちの意のままになり、毎晩夜通し琵琶を弾き続けて憔悴していく。その様子を不思議に思った住職は、ある日その理由を突き止め、芳一の全身に写経をする。亡霊たちは透明になった芳一を見つけられず、芳一の代わりに琵琶を奪う。芳一は何より大切な琵琶を奪われたことに、ある一つの選択をする。生きとし生けるもの全てが一度は迫られる究極の「取捨選択」をテーマに、和のエッセンスを取り入れた平本正宏氏のオリジナル楽曲と共に、その心情を迫力のあるダンスで描く渾身の作品。キャスト五月女遥 宇賀大将福田圭吾 渡邊拓朗 小野寺雄 福田紘也福田紘也プロフィール1990年ケイ★バレエスタジオに入所。バレエを始める。2007年ドイツ・マンハイム芸術大学に留学2009年ドイツ・マンハイム芸術大学卒業。カイザー・スラウテン歌劇場に入団。バレエ団において主要な役を踊る。2012年新国立劇場バレエに入団2014年2014/2015シーズンよりファーストアーティストに昇格2016年新国立劇場”Dance to the Future 2016 Autumn ”にて振付家としてデビュー以降、日本バレエ協会、Yamato City Ballet、新国立劇場などで作品を発表し続ける。新国立劇場バレエ団では「不思議の国のアリス(ウィールドン)」公爵夫人、「白鳥の湖(P.ライト)」チャルダッシュ、「ドン・キホーテ」ロレンツォなどキャラクターの強い役などを演じる。《死神》振付/竹内春美業に振り回される人間の末路やその教訓を、面白おかしく魅せる落語「死神」この「死神」にインスパイアされ、落語特有の言葉ありきの面白さを、ノンバーバルな舞踊ならではの新解釈に挑んだ作品。「長患いをしている病人の、足元か枕元どっちかに死神が必ず一人ついている。いいか、足元にいる間はこれをはがせば病人が治る、しかしもう枕元に座るようになったらだめだよ、決して手をつけちゃいけねぇ。こりゃァ寿命が尽きているんだから…ようく覚えておきなよ。死神を病人から剥がすのは、呪文をとなえるんだ」(落語「死神」より)この「死神」に、とある落語家十三が出会い…。主演に俳優の渡部豪太を起用することで、舞踊家にはないエッセンスが、作品に更なる奥深さとリアリティを加える。独自のムーブメントを、迫真の演技で踊る演者たちに託し、ユーモアと怖さのバランス巧みに楽しくもゾクっとさせる作品。キャスト渡部豪太小出顕太郎 盆子原美奈安藤沙綾 池ヶ谷奏 中込萌 窪田夏朋 萩原ゆうき 島田莉沙細井佑季 河村美来 古尾谷莉奈 刀祢平美咲田中杏奈 杉本真耶宮崎ニ悠子竹内春美プロフィール竹内春美12歳よりクラシックバレエを学ぶ。2003−2005年、オーストラリア・ナショナルシアターバレエスクール留学。在学中コンテンポラリーダンスと出会う。2010年、文化庁新進芸術家海外研修制度により、ドイツ・ヘッセン州立劇場ヴィースバーデンバレエ/トス・タンツカンパニー(芸術監督:シュテファン・トス)に派遣され、ダンサーとして1年研修。2012-2019年、ドイツ・レーゲンスブルク劇場ダンスカンパニー(芸術監督:森優貴)にソリストとして所属。日本帰国後、コンテンポラリーダンサーとしてのキャリアを基盤に創作活動を開始し、現在振付家・ダンサー・講師として活動中。2021年より大和シティー・バレエレジデンシャル・コレオグラファー。※出演者は、変更・追加になる場合がございます。「死神」リハーサルより「死神」リハーサルより「死神」リハーサルより公演概要Yamato City Ballet夏季公演2022『想像×創造vol.3』〜続・怪談〜公演日時:2022年8月14日 (日)16:30開場/17:30開演会場:やまと芸術文化ホール メインホール(神奈川県大和市大和南1丁目8番1号)■出演者【ゲスト出演】本島美和、木村優里、五月女遥、菅井円加、中村春奈、盆子原美奈、池ヶ谷奏、安藤沙綾、渡部豪太、福田圭吾、八幡顕光、渡邊峻郁、小出顕太郎、木下嘉人、牧村直紀、宇賀大将、渡邊拓朗、小野寺雄、玉川貴博【大和シティー・バレエ】古尾谷莉奈、萩原ゆうき、河村美来、細井佑季、橋本侑佳、窪田夏朋、刀祢平美咲、中込萌、島田莉沙【大和シティー・バレエ アプレンティス】朝井美菜満、佐々木梨音、志村実李、杉本真耶、田中杏奈、室屋しおり【佐々木三夏バレエアカデミー】金粋璃、宮崎二悠子、広田紗彩、原彩葉■スタッフプロデューサー:佐々木三夏舞台監督:篠塚裕太((株)フェイカーズ)照明: 前田文彦((有)ハロ)音響:中村蓉子(koenji-studio)映像制作:林裕人((株)オフィスビーフラット)作曲:平本正宏アナウンス: 渡辺典子PR制作: 木原丹制作:今村佳奈、山本陽子、ステラルクス、みどりの森ソリューションズ衣装:吉倉節子、秦智美、小野りか、大滝宏美、仲村祐紀子、ソライロヤ、Chacott、Design M、SBA衣装部、ヘアメイクチーフ: 中山夏子協力:資生堂ビューティークリエーション研究センター後援:大和市、大和市教育委員会、YCBクラブ、SBA母の会■チケット料金S席:6,600円A席:5,500円B席:4,400円C席:3,300円(全席指定・税込)◆4歳未満のご入場は出来ません。未就学児でも1名につき1席必要となります。お膝の上でのご観覧もできません。◆車椅子席について・・座席数の都合上、車椅子でご観覧頂くことが出来ません。ご観覧時にお席への移動が可能なお客様は、通路側などのお席をご用意致します。5月15日までに、別途、バレエ団へお電話にてお問合せ願います。◆演目や、キャスティングが変更になる場合がございます(表記の公演内容などは現在の予定です)。演目やキャスティング変更によるチケットの払い戻しはお受けできません。窓口販売:やまと芸術文化ホールチケットデスク※インターネット購入はございません。窓口の方のご案内をご覧下さい。所在地:〒242-0021 神奈川県大和市中央2丁目3-10 大和中央ハイツ1F代表: 佐々木 三夏URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月13日草刈民代が芸術監督を務める「キエフ・バレエ支援チャリティーBALLET GALA in TOKYO」が7月5日昭和女子大学人見記念講堂(東京・三軒茶屋)で開催される。そして、現在、国内外で活躍する日本人ダンサーが集結する本チャリティー公演の配信が決定した。バレエファン注目の舞台には、キエフ・バレエのプリンシパルダンサーとともに、世界中のバレエ団でプリンシパルとして活躍しているヒューストン・バレエの加治屋百合子、スウェーデン王立バレエの佐々晴香、英国ロイヤル・バレエの平野亮一をはじめ、日本人ダンサーたちが登場。古典と現代バレエの巨匠作品(ローラン・プティ、マーサ・グラハム他)を披露、夏夜を彩るバレエガラ公演が誕生する。現在も続く深刻なウクライナ危機下、自由な芸術活動が閉ざされた状況にあるキエフ・バレエ。日本のバレエ界と深い親交のある同バレエ団のこうした苦境を鑑み、日本のバレエダンサー、バレエ関係者、そして企業・大学支援によるチャリティー公演として実現に至った。「今回はキエフ・バレエからアンナ・ムロムツェワさんとニキータ・スハルコフさんが出演します。そして、その二人に心を寄せて踊ってくださる皆さんは、これからの日本のバレエを背負っていく方々です。彼らの日々の経験が10年後20年後の日本のバレエの土台になっていくはずです。みなさん、大変積極的にこのチャリティー公演のことを考えてくださっています。キエフ・バレエの支援とともに、平和な世界を目指すために私達ができることは何なのかを考えつつ、お客様、関わってくださっているすべての方々が、芸術の存在意義を実感できる公演を目指します」と公演の意義を語る草刈民代。本公演には約1800名が無料招待され、来場者に5000円以上の寄付が募られる。全額がキエフ・バレエに寄付され、将来のキエフ・バレエの新作バレエ制作等の芸術活動に使用される。今夏、平和への願いとともに、ウクライナと日本のバレエの未来を示す舞台が誕生する。◆「キエフ・バレエ支援チャリティーBALLET GALA in TOKYO」公演配信視聴チケットについて◇配信:ローチケLIVE STREAMING◇チケット購入URL: ◇販売期間:2022年7月1日(金)12時~7月11日(月)20時迄◇視聴可能期間:2022年7月5日(火)18時30分~7月11日(月)23時59分◇料金・視聴チケット:2000円(税込)※本配信チケットの売上は、キエフ・バレエに寄付させていただきます。◆公演公式HP: ◆配信上演作品『デューク・エリントン・バレエ』より The Opener(振付:ローラン・プティ)『薔薇の精』『海賊』より グラン・パ・ド・ドゥ『Deep Song』(振付:マーサ・グラハム)『ノートルダム・ド・パリ』より パ・ド・ドゥ(振付:ローラン・プティ)『ジゼル』より アダージョ『二羽の鳩』(振付:フレデリック・アシュトン)より『祈り』(アメリカン・バレエ・シアター版『コッペリア』より)『森の詩』他※本公演の上演作品の中で、配信を行わない作品がございます。ご了承願います。※上演作品、出演者は変更となる場合がございます。◆出演アンナ・ムロムツェワ(キエフ・バレエ)佐久間奈緒(元バーミンガム・ロイヤル・バレエ)加治屋百合子(ヒューストン・バレエ)青山季可(牧阿佐美バレヱ団)佐々晴香(スウェーデン王立バレエ)佐藤碧(マーサ・グラハム・ダンス・カンパニー)芝本梨花子(デンマーク王立バレエ)中野伶美(シビウ劇場バレエ)他ニキータ・スハルコフ(キエフ・バレエ)平野亮一(ロイヤル・バレエ)厚地康雄(元バーミンガム・ロイヤル・バレエ)菊地研(牧阿佐美バレヱ団)猿橋賢(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)福田昂平(元ノヴォシビルスク・バレエ)水井駿介(牧阿佐美バレヱ団)二山治雄他[公演概要]◆特別協賛株式会社タイカ、クレアシオン・ホールディングス株式会社、中央精版印刷株式会社、Tri-Wall LIMITED、Momentrium Inc. 、楽天モバイル株式会社◆協賛株式会社アートネイチャー、株式会社 LIC、株式会社西鶴、滝久雄(ぐるなび創業者)、チャコット株式会社、株式会社浜作、株式会社久泰、NEOTERIC、ブレイスビー株式会社、株式会社リアルメディア、リーチフェイス株式会社◆後援学校法人昭和女子大学◆芸術監督:草刈民代◆指揮:井田勝大◆管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー◆振付・指導:折原美樹、小林十市、中村恩恵、田中祐子、山本康介(クラス)◆衣装提供:丸山敬太、チャコット株式会社、アメリカン・バレエ・シアター◆Special Thanks:オレクシー・バクラン(ウクライナ国立歌劇場 指揮者)、蛭崎あゆみ(新国立劇場バレエ団 ピアニスト)、 名嘉地圭(通訳)、鈴木功(通訳)、浅草バレエスタジオ、NBAバレエ団、福見果林(リハーサル・アシスタント)◆主催:キエフ・バレエ支援チャリティーBALLET GALA 実行委員会、RENAISSANCE CLASSICS◆後援:学校法人昭和女子大学◆協力:ローソンチケット、ディスクガレージ、テーク・ワン◆企画制作:RENAISSANCE CLASSICS、パシフィック・コンサート・マネジメント 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月01日登場の瞬間に舞台の空気を変えるほどの鮮烈な存在感、磨き抜かれた肉体から放たれる圧巻のムーヴメント――。これまで、各国のバレエ団でプリンシパルとして活躍し、世界中の観客を魅了してきた中村祥子。そんな彼女の、新たなる挑戦ともいえる舞台が「BALLET TheNewClassic」だ。フォトグラファーの井上ユミコが企画し、Kバレエ カンパニープリンシパルの堀内將平が舞踊監修を務める本公演のオファーを受けた際、「堀内君“らしい”」コンセプトに共感し、出演を快諾したという。「彼の“お客様に楽しんでいただきたい”という真っ直ぐな想いと、その発想力・実行力に触発されました。今回は、ヘア&メイク、衣裳、演出に至るまでを、トップクリエイターの皆さんに手掛けていただきますが、このような機会はなかなかありませんし、彼らとコラボレーションすることで、自分の表現方法も変化してくると思います。また新たな一面をお見せできればと、今からわくわくしています」自身は、東京での一般公開された舞台で初めて『瀕死の白鳥』を披露する。「ある程度の年齢やキャリアを重ねて、今まさに『瀕死』を踊る時期が来たのだと実感しています。あれほどシンプルな動きの中でドラマ性を見せなければならない上に、舞台で自然に放出されるアドレナリンの完全抑制も必要とされる本当に難しい作品ですが、単なるポジションやポーズの美しさを越えた深い表現の境地に到達できるよう、自分の中の課題と日々向き合っているところです」また、出演者全員、総勢11名による『ライモンダ』でも主軸を担うが、「これだけのメンバーが揃うと、とてもいい刺激を受けますね。リハーサルでのコミュニケーションの中でいろんな情報交換をしたり、自分に足りない部分も気づかせてもらえたり……。『ライモンダ』は、それぞれの個性が存分に発揮される構成になっていますので、素晴らしいダンサーたちとこうして共演できることを嬉しく思います」2020年にはKバレエ カンパニーの名誉プリンシパルとなり、現在はフリーランスとして、さまざまな振付家の作品に挑んでいる。「一度カンパニーという環境を離れてみると、大変なこともたくさんありますが、それもまた自分に必要な経験だと覚悟を持って乗り越えるようにしています。ダンサーはやはり踊り続けていないといけない。だからこそこの先も、心惹かれる作品に魂を捧げ、私なりのバレエ人生を最後まで突き進んでいきたいです」撮影協力:スタジオアーキタンツ取材:吉野美山
2022年06月22日コンクール、ワークショップ、コンサートなどの開催を手掛ける、一般社団法人 日本国際バレエ協会(所在地:神奈川県川崎市)は、日本国際バレエフェスティバルを、2022年8月8日(月)~2022年8月19日(金)に開催します。このフェスティバルは『学びと経験』を重視し、20日間にわたる充実のプログラムです。バレエを志す方々は、海外の一流指導者による指導により成長が得られるのはもちろん、世界で活躍するダンサーたちと同じ舞台を踏むチャンスがあります。留学スカラシップも多数。一般の方も入場可能で、一流の舞台芸術を間近でご覧いただけます。フェスティバル詳細: 日本国際バレエフェスティバル2022【日本国際バレエフェスティバルについて】このフェスティバルは、数々の有名バレエ学校より審査員、講師を迎え、多くの留学生の輩出、優秀なバレエダンサーの育成に貢献しています。奈良県で16年間の開催実績がある「バレエワークショップin奈良」と「バレエコンペティションin奈良」を引き継ぎ、2019年からは、神奈川県に開催場所を移し「日本国際バレエフェスティバル」となりました。ウラジーミル・マラーホフ氏をはじめとした世界各地のバレエ団・バレエ学校の芸術監督や教師を迎え、より国際的で開かれたコンクール、ワークショップ、ガラコンサートを開催しています。【当フェスティバルの特長】当フェスティバルは、コンクールでレベル達成度を知る、ガラコンサートで一流の舞台を学ぶ、ワークショップで確かなものを学ぶ、というバレエとダンス人材のトータルな育成の場であり、他のバレエコンクールには無い特長があります。世界を見据えた次世代のバレエ人材育成のため、単にコンクールを開催するだけでなく、ウラジーミル・マラーホフが出演及び構成・演出を務める舞台(ガラコンサート)にも出演し、一流の舞台の創り方を学ぶ機会としました。◆クラシックバレエ、コンテンポラリーダンス、ジャズダンス、キャラクターダンスという幅広いジャンルで参加可能(それぞれソロ部門、アンサンブル部門あり)◆スカラシップ(海外バレエ学校等からの留学許可、奨学金)多数◆有名バレエ学校の先生方が審査員◆コロナ禍により、ワークショップはオンラインでも参加可能コンクールでレベル達成度を知る<日本国際バレエフェスティバル2022 変更点>(1) 2022年度審査員・講師が決定いたしました。■審査員・講師ウラジーミル・マラーホフ :元ベルリン国立バレエ団 芸術監督ディミトリー・マギトフ :ジョンクランコスクール 主任教師ハンス・フォーゲル :ベルリンインターナショナルダンスアカデミー校長スコット・シュレクサー :ABT付属ジャクリーンケネディオナシススクールフョードル・ムラショフ :ボリス・エイフマン バレエアカデミー教師、マリインスキーバレエ団ダンサーポール・ジュリウス :振付家、ジャパンコンテンポラリーダンスカンパニー芸術監督ユリアナ・ウルオカク :ベルリンインターナショナルダンスアカデミー教師ヤロスラフ・スラヴィツキー:チェコ国立プラハコンセルバトワールバレエ ディレクター友谷 真実 :ミッドマンハッタンパフォーミングアーツ 芸術監督マルガリータ・ドゥシャコワ:キーウ国立バレエ学校 教師カテリーナ・エフチコーワ :キーウ国立バレエ学校 教師(2) スカラシップ先を変更・追加しました。今年度は、新たにチェコ国立プラハコンセルバトワールバレエアカデミーと提携が決定し、フルスカラシップ(長期・短期)が追加になりました。ヌレエフやバリシニコフを育てた高名な指導者アレクサンドル・プーシキンに師事した同校ディレクターのヤロスラフ・スラヴィツキーに審査いただきます。これまでも提携しているジョンクランコスクールより、新たにサマースクールのスカラシップが追加されました。新たにサマースクールのスカラシップ追加(ジョンクランコスクール)(3) ワガノワ国内留学ワークショップについてワガノワ国内留学ワークショップは、ワガノワメソッドの指導に熟達した海外バレエ学校の現役教師を中心に、世界的に活躍するダンサーによるクラシックバレエ、キャラクター、アクチョール、コンテンポラリーなどのレッスンが受けられる珠玉のワークショップです。今年度はワガノワバレエ学校の教師からの指導は受けられませんが、これまでと同様にディミトリー・マギトフ先生、ポール・ジュリウス先生、フョードル・ムラショフ先生には引き続きご担当いただきます。海外のバレエ学校さながらのプログラムが6日間で構成されており、最終日には成果発表コンサートに出演できます。希望者は個人レッスンでヴァリエーション指導を受けるチャンスもあります。※ワガノワオンライン教師コース例年、ワガノワから講師を招き、世界が誇るバレエの指導法~ワガノワ メソッド~の教授法を学ぶ機会を設けていましたが、今年度の開催は見送ります。なお、今年度はロシア国立バレエ学校教師の招聘を見送ります。ワークショップで確かなものを学ぶ【ガラコンサートチケット 7月1日販売予定】コンクール後に開催されるガラコンサートです。世界で活躍するゲストダンサーや過 去の受賞者による素晴らしいパフォーマンスをご覧いただけます。グランドフィナーレでは、コンクール参加者の皆様も世界のスターダンサーと同じ舞台で踊ることができます。コンクールで審査員から選出された方は、コンクール出場作品も踊っていただきます。ガラコンサートで一流の舞台を学ぶ■開催日2022年8月11日(木・祝)■会場カルッツかわさき■開演時間18時(予定)■出演者ウラジーミル・マラーホフ永森 彩乃藤井 彩嘉井関 エレナ小笠原 祥真榊原 百萌奈松本 有加 ほか<世界で活躍するゲストダンサー、世界で活躍する過去の受賞者><今回のコンクール参加者><日本国際バレエコンクール参加者の中から選ばれた、未来のスターダンサーたち>■参加・出演費無料■チケット(税込)一般 2,900円川崎市民割引 2,500円学生 1,500円※枚数に限りがあります。身分証明書のご提示によりお一人様1枚までご購入可能です。入場時に身分証明書のご提示が必要です。■チケット販売方法販売方法、販売開始のお知らせなどは、日本国際バレエフェスティバルのホームページ( ) に後日掲載いたします。【フェスティバル概要】タイトル : 日本国際バレエフェスティバル開催日時 : 2022年8月8日(月)~8月19日(金)会場 : カルッツかわさき、川崎市国際交流センター参加費 : ●コンクール 18,000円~43,000円※動画・写真データ、審査データ(プレはアドバイスシート)を含む。●ワークショップ 86,000円●(S)スカラシップオーディション 10,000円~20,000円→ 詳細ページ: 参加対象年齢 : 5~29歳主催 : 日本国際バレエ協会<お申込み方法>公式サイト : ★エントリー〆切: 2022年6月26日(日)【日本国際バレエ協会について】国内でも世界で通用するバレエダンサーを育成できる環境を整え、バレエ等の舞踏芸術の認知度を高めること、また国内のダンサーが海外で活躍できる場(公演)の機会を作り、バレエ芸術の更なる活性化を図るために、2018年11月設立。日本国際バレエフェスティバルのほか、日本国際バレエカンパニーによる海外公演(カザフスタン他)を行っている。【協会概要】団体名 : 一般社団法人 日本国際バレエ協会代表者 : 代表理事 吉元 祐美設立 : 2018年11月事業内容: 国際的なダンスフェスティバル、国際的な舞台公演、海外バレエ学校・海外バレエ団への留学オーディション・サポート、世界的に活躍するダンサーの育成、世界的に活躍する教師による講習会実施、ワガノワバレエ学校講習会URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月16日⼤ヒットゲームの世界をバレエ化した前代未聞の演⽬『バレエ「ドラゴンクエスト」全2幕』など、斬新でユニークなオリジナルバレエを全世界へ発信するスターダンサーズ・バレエ団。待望の最新公演が9⽉23⽇(⾦・祝)・24⽇(⼟)、東京芸術劇場プレイハウスにて上演されることが決定した。スターダンサーズ・バレエ団はオリジナル作品から、新・古典 / 近現代名作まで“世界レベル”の演⽬レパートリーを誇っているバレエ団。オリジナル作品の『バレエ「ドラゴンクエスト」全2幕』だけではなく、20世紀を代表する世界の巨匠振付家たちによる名作近代バレエの数々も精力的に上演。そのため、⽇本のバレエ団として初演の演⽬や、画期的なプログラムなどが多く、⽇本ではスターダンサーズ・バレエ団だけが上演権を持つ貴重な名作が演⽬レパートリーに名を連ねている。今回の注目は、スターダンサーズ・バレエ団が唯⼀“国内で上演を許されたバレエ団”として初の上演に挑む演⽬『コンサート』。『ウェスト・サイド・ストーリー』をはじめ『王様と私』、『屋根の上のヴァイオリン弾き』等、数々のブロードウェイ・ミュージカルのヒット作品を⽣み出した天才振付家ジェローム・ロビンスが⼿掛けた本作は、ピアノコンサートを舞台に繰り広げられる⼈間模様をコミカルに描いた笑いなしでは観られない “コメディ・バレエ”の傑作と言われている。セリフのないバレエとコメディを⾒事に融合させる、モダンで多弁な振付けとダンサーたちの⾝体能力が、声を出して笑ってしまうような稀有なバレエ空間へと観客を誘う。ほか2演⽬も、この機会に触れたいラインナップ。海外バレエ団でも愛され続け、⻑年上演の絶えないジェローム・ロビンス作品『牧神の午後』は、質朴な⾐裳と舞台に強烈に浮かび上がる男⼥ふたりの⾝体美が至極のひとときを作り出す。『スコッチ・シンフォニー』はアメリカ3⼤バレエ団の1つ「ニューヨーク・シティ・バレエ」創設者かつ、アメリカンバレエの⽣みの親でもある、巨匠振付家ジョージ・バランシンの演目。「⾳符を動きにした」と形容される、バランシンのリズムやメロディを⾃在に駆使したような軽やかなステップが見どころだ。バレエの概念を覆す演⽬が顔を揃えた今回の公演。人間の⾁体が⽣み出し、織りなす”⾄⾼のアート”をこの機会に体験したい。スターダンサーズ・バレエ団公演『The Concert』公演概要◆日時:2022年9月23日(金・祝)・24日(土) 13:15開場 / 14:00開演【※両日13:40~ 総監督小山久美によるプレトークあり】◆会場:東京芸術劇場プレイハウス(各線池袋駅西口より徒歩約2分)◆公演情報: ◆演目紹介(上演順):『スコッチ・シンフォニー』(Scotch Symphony)スコットランドをモチーフに広がる優美で厳かな静と動の世界振付:ジョージ・バランシン / 音楽:F.メンデルスゾーン交響曲第3番”スコットランド” / 演出・振付指導:ベン・ヒューズ『牧神の午後』(Afternoon of a Faun)稽古場で踊る一組の男女。二人が過ごしている時間は現実か、それとも夢なのか振付:ジェローム・ロビンス / 音楽:クロード・ドビュッシー”牧神の午後への前奏曲” / 舞台美術・照明:ジーン・ローゼンタール /演出・振付指導:ベン・ヒューズ / 衣装:アイリーン・シャラフ『コンサート』(The Concert)※国内バレエ団による初演笑い無しには観られない バレエの概念を覆す極上のエンターテインメント振付:ジェローム・ロビンス / 音楽:フレデリック・ショパン / 演出・振付指導:ベン・ヒューズ / ピアノ:小池ちとせ指揮:田中良和 / 管弦楽:テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ / 舞台監督:森岡肇◆チケット情報:一般発売: 6月16日(木)10:00〜料金: S席9,000円 / A席6,000円 / 学生券2,500円(全席指定・税込)※学生券は25歳までの学生対象(要学生証)。取り扱いはバレエ団のみ。取り扱い:スターダンサーズ・バレエ団( www.sdballet.com() ) / 東京芸術劇場ボックスオフィス( www.geigeki.jp() ) /チケットぴあ( t.pia.jp() )Pコード:512-609
2022年06月16日ロシア国立ノヴォシビルスク劇場第1ソリスト 福田昂平、新国立劇場バレエ団 広瀬碧、東京シティ・バレエ団 森絵里ほかプロダンサーが集結Alaneige主催、『生演奏&バレエコンサート』が2022年8月28日(日)に渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(東京都渋谷区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて6月15日(水)10:00より発売開始です。カンフェティにて6月15日(水)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ Twitter(@salonalaneige) ピアノ管弦楽アンサンブルによる生演奏と国内外で活躍中のプロダンサーが共演する贅沢な約2時間。本格クラシックコンサートでありながら、0歳からの未就学児入場可能!子供から大人までみんなが楽しめるコンサートです。出演には、今期待の芸術性豊かなダンサー達が揃います。 ロシア国立ノヴォシビルスク劇場第1ソリストの福田昂平さんと東京シティ・バレエ団の森絵里さんのダイナミックな「パリの炎」のグランパドドゥや、「眠れる森の美女」のオーロラの結婚には主演に新国立劇場バレエ団の広瀬碧さんと山田悠貴さんを主演に迎え、美しい結婚式を上演します。【プログラム】ピアノ管弦楽アンサンブルによるバレエコンサート《第1部》バレエ小作品集・プロダンサーのレッスン風景・未来のバレエダンサたちの小作品ショパン、オッフェンバック「白鳥の湖」よりパドトロワ・プロダンサーによるグランパドドゥ「パリの炎」《第2部》「眠れる森の美女」~オーロラの結婚~オーロラ姫:広瀬碧デジレ王子:山田悠貴ほか開催概要『生演奏&バレエコンサート』開催日時:2022年8月28日(日)15:30開場/16:00開演会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(東京都渋谷区桜丘町23-21)■出演者【第1部】「レッスン風景」皆川朋佳・皆川知宏・天野実和、内村友紀、荘野千尋、水本佳恵、三橋彩也子「パリの炎」グランパドドゥ福田昂平(ロシア国立劇場ノヴォシビルスク劇場第1ソリスト)森絵里(東京シティ・バレエ団・ソリスト)【第2部】オーロラ姫:広瀬碧(新国立劇場バレエ団)デジレ王子:山田悠貴(新国立劇場バレエ団)リラの精:皆川朋佳(フリー・ルルバレエアカデミー)ブルーバード皆川知宏(フリー・ルルバレエアカデミー)フロリナ王女:内村友紀(NBAバレエ団スタジオカンパニー)長靴をはいた猫と白い猫石毛祥太(フリー)、須谷まきこ(NBAバレエ団)ポロネーズ:天野実和、荘野千尋、水本佳恵、三橋彩也子(NBAバレエ団スタジオカンパニー)子役ダンサーほか出演【演奏家】バレエピアニスト:黒田泉ピアノ管弦楽アンサンブルピアニスト:愛知とし子ヴァイオリン:Renaほか■ スタッフ演出振付:内村なつみ、皆川朋佳舞台スタッフ:株式会社パシフィックアートセンター企画制作:株式会社A la neige■ チケット料金前売: 4,000円当日: 4,500円その他: 子ども2,000円、ひざ上抱っこ500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月14日名だたる古典バレエを自身のプロダクションとして生まれ変わらせてきた熊川哲也が、2017年、原作も音楽も存在しない全幕作品に挑み、熊川哲也の最高傑作と名高い「クレオパトラ」。この度、またとない最高のキャスティングで4年ぶりに上演いたします。このほど、タイトルロールの一人である日高世菜(※2)の公演ビジュアルとスポットが解禁となりました(※1)。また3年半ぶりの全幕出演であり、ジュリアス・シーザー役で本作に初登場となる熊川哲也からのメッセージも併せてお届けいたします。(※1)詳細URL: (※2)「高」は、はしごだか。メインビジュアル (C)Toru Hiraiwa絶世の美女の代名詞でありながらいまだ多くの謎に包まれているクレオパトラを、熊川が壮大な史実を紐解きオリジナルのストーリーを構築、全2幕にわたるグランド・バレエに仕立てました。作品の成功を大きく左右する音楽にはカール・ニールセンの楽曲を使用。舞台美術デザインにはメトロポリタン歌劇場やミラノ・スカラ座など世界の一流オペラ劇場の舞台を手がけるダニエル・オストリング。現代的感性が光る前田文子の衣裳。そして、クラシック・バレエの既成概念を大胆な創意で押し広げた熊川の振付。これらすべてが完璧なる融合を果たした、振付家・熊川哲也の最高傑作がこの「クレオパトラ」なのです。■熊川哲也、出演決定!今回の公演では、ジュリアス・シーザー役で熊川哲也の出演も決定し大きな話題に。ギリシャ・ローマの歴史を決定的に変えた政治家であり軍人という役所のシーザーは、クレオパトラの激動の人生におけるキー パーソン。圧巻の存在感を必要とされる役だけに、期待は尽きません。熊川哲也 (C)Toru Hiraiwa<ジュリアス・シーザー役にて初登場!芸術監督/熊川哲也コメント>「クレオパトラ」は、原作も音楽も存在しないところから産み出した、まさに“創作の真骨頂”ともいえる作品であり、私自身にとっても非常に特別なものです。ニールセンの音楽に出会い、演出が降ってきた瞬間から、極めて完璧に近い領域に到達したと感じ得た初日の舞台まで、この作品が誕生するまでの一刻一刻は、非常に満ち足りた時間でした。3度目の上演となる今回は、初演の奇跡を蘇らせてくれるであろう浅川紫織に加え、第二世代ともいえるキャストが揃います。容姿はもとより、バレエの形式美を超えて、各々のありのままの姿が顕になるこのタイトルロールを、彼女たちがいかに創り上げるか、ご期待ください。初演の2017年から5年の時が過ぎ、その間に私も節目を迎える歳となりました。「五十にして天命を知る」といわれますが、有限たる時において自らがすべきこととは何か――。自身の若い頃を振り返ると、ヌレエフと同じバーを握って稽古した日や、当時のスターと一緒に舞台に立った経験は、かけがえのない光景として脳裏に刻まれています。それを思うと、伸び盛りの若手と自分が舞台上で同じ空気を吸うことは、私が思う以上に彼らにとって意味あることであり、バレエに生かされた者として今なすべきことのひとつが“継承”であるという想いから、今回の出演を決断いたしました。この機会を後進のため、存分に生かしたいと思います。熊川哲也 Tetsuya Kumakawa ~芸術監督 Artistic Director of K-BALLET COMPANY~北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年、史上最年少でソリスト、93年にプリンシパル昇格。99年、K-BALLET COMPANY設立。芸術監督として団を率いるほか、演出・振付家としても才能を発揮し、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」など全幕古典作品の演出・再振付や、完全オリジナル全幕作品「クレオパトラ」「蝶々夫人」などの新作を数多く上演。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2013年、紫綬褒章受章。■クレオパトラ役 ~Kバレエのプリンシパルたち~日高世菜Kバレエ初のプリンシパル入団を果たし熊川に「完璧バレリーナの象徴」と言わしめる日高世菜 Sena Hidaka兵庫県生まれ。2008年同年ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーに留学。11年ルーマニア国立バレエ団に入団、14年プリンシパルに昇格。16年アメリカのタルサバレエに移籍、19年プリンシパルに昇格。数々の作品で主演を踊る。21年1月、Kバレエカンパニー初のプリンシパル入団を果たす。飯島望未容姿に反し、強靭な身体の能力が生む野性的な魅力を持つ飯島望未 Nozomi Iijima大阪府生まれ。2008年ヒューストン・バレエに当時最年少の16歳で入団。19年3月、同団のプリンシパルに昇格。21年に帰国し5月にKバレエカンパニー『ドン・キホーテ』にゲストで主演。同年8月プリンシパル・ソリストとして入団。22年3月プリンシパルに昇格。19年、シャネルビューティアンバサダーに就任。浅川紫織初演当時からのキャストとしてこの役の真髄を知り尽くす浅川紫織 Shiori Asakawa長野県生まれ。2001年イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールに留学。03年4月、Kバレエカンパニーに入団。2008年12月プリンシパル・ソリスト、14年1月プリンシパルに昇格。18年股関節の深刻な怪我により引退するが、手術が成功し本年6月「カルメン」で4年振りの全幕復帰を予定。■~STORY~紀元前1世紀のエジプト。クレオパトラは父王亡き後、弟のプトレマイオス13世と結婚、共同で王位に就いていた。実権を握っているのはクレオパトラだが、プトレマイオスを擁立する官僚たちにより王朝は二派に分裂、熾烈な権力争いが起こっている。そんな折、ローマではジュリアス・シーザーとポンペイウスの間で内戦が起こり、シーザーが勝利する。弟一派により王座を奪われたクレオパトラは、ローマきっての実力者たるシーザーを味方につけようと画策。その美しさは瞬く間にシーザーの心を奪い、二人は恋に落ちる。一方、シーザーの暗殺を企てたプトレマイオス一派は亡き者にされる。再び王位を手中に収めたクレオパトラは、今や名実共にローマの最高権力者となったシーザーとの間に子をもうけ、まさに幸福の絶頂にある。だが、その幸せは長くは続かなかった。腹心ブルータスらによってシーザーが暗殺されたのだ。遺言により後継者に指名されていたオクタヴィアヌスは、シーザー直属の部下であったアントニウスの存在を警戒し、同盟を強固にするため、妹オクタヴィアと結婚させる。だが、クレオパトラに想いを寄せていたアントニウスは彼女を忘れられずエジプトへと向かう。クレオパトラはアントニウスの愛を受け入れ、ひととき平穏な日々が訪れる。だが、オクタヴィアヌス率いるローマの軍勢がエジプトへと攻め入り……そして、激動の人生を生き抜いたクレオパトラに、最期の時が訪れる――。(C)Hidemi Seto(C)Hidemi Seto(C)Hidemi Seto■熊川哲也 Kバレエカンパニー Autumn Tour 2022 『クレオパトラ』 公演概要【日時】2022年10月26日(水)~30日(日)【会場】Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】※6/18(土)10:00~ 一般発売開始!!★10/26(水)18:00、10/28(金)14:00、10/29(土)17:30S席¥17,500/A席¥13,000/B席¥10,000/C席¥8,000 A親子席¥17,500学生券¥5,500☆10/27(木)14:00、10/29(土)13:00、10/30(日)13:00S席¥15,000/A席¥11,000/B席¥8,000/C席¥6,000 A親子席¥15,000学生券¥3,500※A親子席 大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券 中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、他【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999/ 公式WEBサイト: Instagram : @k_ballet_company_officialTwitter : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月01日熊川哲也が芸術監督を務めるKバレエ カンパニー「カルメン」のリハーサルの模様が公開され、カルメンとホセを演じる4組のうち日高世菜&石橋奨也、成田紗弥&山本雅也、小林美奈&堀内將平の3組が、2幕2場(闘牛場の前)のシーンを披露。さらに4年ぶりの舞台出演となる浅川紫織はアリア「ハバネラ」のシーンのダンスを披露し、その存在感を見せつけた。2幕2場の闘牛場前のシーンは、ホセが闘牛場からカルメンを連れ出すも、もはやカルメンの心は彼にはなく、何を言っても彼女の心には響かず、嫉妬に駆られたホセはカルメンの首に手をかけ、最後は逃げるカルメンを銃で撃つというシーン。演出・振付を手掛けた熊川だが、基本的に演出を押し付けることなく、それぞれのダンサーの解釈に委ねているとのこと。最初に登場したのは日高と石橋のペア。昨年、カンパニー史上初のプリンシパル入団を果たし、新時代を背負う存在と期待を集める日高はカルメンの自由奔放な魅力に重きを置き「歌うように踊れたら」と語り、石橋はホセを「真面目で一途」と評し、最後の感情は「怒りが強い。プロローグから(覚悟を)決めている感じ」と語る。その言葉を体現するかのように、石橋のホセは激しくカルメンを求め、すがりくつも、日高のカルメンはするりと彼の束縛を振りほどき、感情のまま奔放に踊り、最後は激情をそのまま込めたようなホセの弾丸を受けて倒れる。続いて、成田&山本ペアが登場。山本はホセの根底にあるのは「怒り」と「哀しみ」であり「なんで伝わらないんだ?」という思いが彼に引き金を引かせることになると分析。一方の成田は、そもそもカルメンにとってホセはあくまで「一晩限りの相手」であったのにも関わらず、激しく迫ってくるホセを「煙たがっている」と語っており、まさに2人の温度差の違いを巧みに表現。怒りと悲しみを激しくぶつける山本のホセを、成田のカルメンは冷たい怒りさえ感じさせるほど決然と拒否するさまが感じられる。3組目の小林と堀内のパフォーマンスからは、とにかく豊かな感情のぶつかり合いが伝わってくる。「真面目に生きてきた青年が全てを捨てて来たのに、捨てられてしまう。傷ついて、愛を伝えようとするけど、伝わらずに混乱してしまう」と語るように、堀内のホセからは戸惑いと混乱が、そして「ストレートに生きてきた自由な女。周りを巻き込んでいきたい」という小林のカルメンからは天衣無縫の彼女の魅力が情感豊かに伝わってくる。最後に浅川が「ハバネラ」を披露。「今日はわからない。明日かもしれないし、一生ないかも。私に惚れるのは自由だけどお気をつけなさい」という劇中の歌詞を心に宿し、カルメンを演じていると語る浅川。群がる男たちに挑発的な笑みを振りまきつつ、女王然とした強さと誰にも縛られない奔放さを備えた魔性の女を見事に体現する圧巻のパフォーマンスを見せつけた。本公演は6月1日から5日までオーチャードホールで上演。取材・文:黒豆直樹
2022年05月25日キングコングの西野亮廣(41)が手がけた絵本『えんとつ町のプペル』が5月12日、バレエ作品となることが明らかになった。今年1月には東京・新橋演舞場で『プペル〜天明の護美人間〜』として歌舞伎化され、市川海老蔵(44)が主演を務めたことでも記憶に新しい『プペル』。バレエ作品となるのは初めてだが、ある舞台関係者は懸念を抱いているという。「『プペル歌舞伎』は原作の絵本に惚れ込んだ海老蔵さんが自ら西野さんにオファーしたことで実現しました。長女・ぼたんさん(10)と長男・勸玄くん(9)も出演することもあり、注目作になると見込まれていました。さらに原作者の西野さんはオンラインサロンを開催するなど根強い人気を誇っています。歌舞伎ファンだけでなく西野さんファンの集客も期待され、チケット入手は困難になるのではと発表当初は予想されていました」しかし蓋を開けてみると……。「海老蔵さんが出演する新橋演舞場での新春歌舞伎は例年大人気でチケット争奪戦になるほどですが、『プペル歌舞伎』は空席が目立つ日もあったのです。さらに一部の席のチケット料金が値下げされたそうですが、これは売上を少しでも伸ばすためではないか、と見る向きもあります。『プペルバレエ』は満員になるといいのですが……」想定外の結果となった『プペル歌舞伎』。バレエでは汚名返上なるかーー。
2022年05月18日女優、ダンサー、振付家として幅広く活躍する原田薫によるソロ公演『DARAHA ORUKA〜ダラハオルカ〜』が2022年5月5日(木)から浅草九劇で上演される。原田薫にとって『モノクローム』(2014)に続き、2回目のソロ公演。原田は「8年前に初めてソロ公演をやったときもなかなか踏み切れなくて。それから定期的にやる予定ではいたのですが、結果、8年も経ってしまいました」と振り返りつつ、劇団ぼるぼっちょを主宰する安倍康律が作・演出を引き受けたことで「リハーサルをしていたときの緊張感やワクワク感、大変さが蘇ってきて、すごくやりがいを感じています。楽しんでおります」。タッグを組む安倍は、原田の魅力を「素晴らしいスキルを持っているのに、全然おごらないところ」と話す。「薫さんよりも圧倒的にダンスがヘタクソな僕なんかの提案も、聞いてくれるんです。よく笑いますしね。そういう薫さんの人の良さが表現にも出ているんでしょう。最高です」。今回はリサイタルのような公演をイメージしているといい、原田のダンスはもちろん、芝居も歌もたっぷり詰め込んだ公演になりそうだ。原田は「初めてのソロ公演から8年。この間で、歌や芝居のみで役をいただく機会が増えました。今できること、自分が経験してきたことを入れたいなと思って。とはいえ、(安倍さんの書いた脚本は)想像以上のセリフ量。これも挑戦です」と笑う。そして、「観に来てくださる人のために、常に新しい自分でいたい。ワクワクや感動を与えられる存在でいたい。自分の積み上げてきたものもあるんですが、それにプラスして、新しいことに挑戦してみたいと思っています」。原田が今注目しているダンサーである松出直也とKosukeも出演。原田は「それぞれがしっかりと自分のスタイルを持っている。踊りもとても魅力的だし、作品の雰囲気に合うと思った。パッと顔が浮かびました」という。ちなみに、公演のタイトルは「ハラダカオル」を入れ替えたもの。安倍が試行錯誤の末、思いついたものといい、安倍は「薫さんの魅力を余すところなく伝えたいと思って。それにネットで検索しても、他に出てこないタイトル。唯一無二なところがいいでしょう」と話していた。観客へのメッセージを尋ねると、安倍は「言わずもがなダンスがすごいです。それにプラスして新たな薫さんの魅力が見つかると思う。半世紀を越えた原田薫の魅力を感じにきてください。生で見ると、本当にすごいですから」と話し、原田は「劇場という空間にこだわってずっとやってきました。今の私にできることを、顔を赤くして、必死になってやっています。皆様に楽しんでいただけるように精一杯頑張りますので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいです」と呼びかけた。上演時間は1時間15分(予定)。公演は5月15日(日)まで。取材・文:五月女菜穂
2022年04月27日バブリーダンスで社会現象を巻き起こした、振付師akaneが仕掛けるダンスエンターテインメント『ベストヒット舞踊祭』が、6月4日(土)・5日(日)の2日間、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて開催される。「ベストヒット舞踊祭」チケット情報アカネキカクのダンサーたちが、バブリーダンスから新作までダンスの魅力が凝縮されたステージを展開。akaneが生み出したダンスワールドはもちろん、豪華ゲストアーティストとの夢のコラボも見どころだ。ゲストは、4日(土)は鬼龍院翔、Ms.OOJA、5日(日)は島津亜矢、水谷千重子。チケットは、4月26日(火)23:59まで先行先着プリセール実施中。一般チケットに加え、Tシャツ&ジュリ扇&記念写真付きのバブリーチケットも販売。
2022年04月22日「ここち良さを、あたらしい視点から」をスローガンに掲げるクロシェは、farfalleのアイコニックなバレエシューズとオンラインショップをリニューアルいたします。「もっとここちよく」ファルファーレのバレエシューズがリニューアルレディースアパレルの株式会社クロシェ(代表取締役:沼部 健、本社:神戸市中央区=以下、クロシェ)は、自社のオリジナルバレエシューズブランド【farfalle(ファルファーレ)】の主力商品、「バレエ(エナメル)」のリニューアルを発表いたします。「もっとここちよく」ファルファーレのバレエ(エナメル)を見る : ファルファーレのバレエシューズは愛らしい見た目そのままに、お客さまの声を履き心地に活かしましたお客さまの声①「素足で履いた時に柔らかく」《もっちり》ウレタン素材を裏張りにしたファルファーレのバレエシューズリニューアルポイント①《もっちり》直接足に当たる部分をウレタン貼りにすることで、もっちりと足に吸い付くような感覚になり、足指への負担を軽減しました。お客さまの声②「たくさん歩いてもらくちんな靴を」《ふわふわ》ファルファーレのふわふわインソールを高反発素材に変更リニューアルポイント②《ふわふわ》従来より人気の高かった4㎜の低反発インソールですが、思い切って5㎜の高反発素材に変更しました。これによって足裏にかかる体重をしっかりと吸収し、蹴り出す力をサポートし、たくさん歩いても疲れにくくなりました。※疲れやすさには個人差がございます。お客さまの声③「歩いているときに滑りにくい靴を」《やわらか》滑りにくい本底材を使用したファルファーレの新バレエ(エナメル)柔らかく屈曲性の良い本底材にリニューアルポイント③《やわらか》靴の本底材を滑りにくい素材に変更しました。柔らかく軽い素材だから、返りが良く、足の動きにしっかり付いてきてくれます。靴底にはこっそりファルファーレのロゴを刻印し、見えないところにもこだわりました。お客さまの声④「長く履いても型崩れしにくいかかとを」《しっかり》ファルファーレのヒールは0.7㎝から1㎝に変更することで長く履いても型崩れしにくくなりましたリニューアルポイント④《しっかり》靴ずれ防止に非常に薄いかかと芯を使用しているために起きる踵部分の沈み。沈んだ箇所が地面と擦れて生地部分が削れるとのお声を受け、ヒールを0.7㎝から1㎝に変更しました。型崩れしにくいから、お気に入りの靴を長く履いていただけます。カラーバリエーションはファルファーレの代名詞“Color Party”がコンセプトのファルファーレはリニューアル後も11色がラインナップピンクの靴箱を開けるとカラーパーティのインビテーションがお出迎えするファルファーレ。リニューアルしたバレエエナメルでは、豊富なカラー展開から厳選した人気の11色をセレクトしました。ブラック、ネイビーなどの毎日使いやすいベーシックカラーから、レッドやイエローなどアクセントになるアクセントカラー、グレーやベージュなどのニュアンスカラーまで、選ぶ、そろえる楽しみはそのままラインナップしました。リニューアルしたファルファーレのバレエ(エナメル)についてブランド:farfalle(ファルファーレ)商品名:バレエ(エナメル)価格:10,890円(税込)サイズ展開:8サイズ、33,34,35,36,37,38,39,40(21.5㎝~25㎝相当)ヒール高:1㎝カラー展開:11色、ホワイト、ベージュ、ブラウン、D.ブラウン、イエロー、ネイビー、レッド、ワイン、グレー、D. グレー、ブラックファルファーレ公式オンラインショップも使いやすくリニューアル【ファルファーレ】クイックに在庫が表示されるので欲しい色とサイズがすぐにカートに入れられます靴のリニューアルに合わせて、ファルファーレ公式オンラインショップもリニューアルいたします。今までは商品詳細のページを開くと、カラーを選んで開いてから在庫があるかないかを表示していましたが、欲しい色の写真をクリックするとサイズの在庫がぱっとわかるように。お客さまのストレスフリーなお買い物体験のために進化いたしました。(※上記写真はイメージです)リニューアルしたファルファーレ公式オンラインショップへ : ファルファーレ【バレエ(エナメル)】11色のカラーバリエーションをチェックファルファーレのレッドはときめきカラーファルファーレをまず1足買うならだんぜんブラックファルファーレのホワイトはピュアカラーコーデに変化球のファルファーレイエローオシャレを格上げファルファーレのグレーニュアンスカラーのDグレーファルファーレのワインは大人色優しいベージュのファルファーレDブラウンでオシャレ上級者に万能ネイビーはいつでも味方オシャレ度アップはブラウンスタッフと相談や試着をしながら買える直営店や百貨店催事もおすすめ公式オンラインショップではサイズ選びに不安な方に「ご試着サービス」やチャットでの相談をご用意しています。直営のルクアイーレ店や上記百貨店催事ではスタッフと相談しながらご試着も可能ですので、お客さまのご都合に合わせてご利用ください。◆ファルファーレルクアイーレ店〒530-8558大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ2Fイセタンアーバンマーケット内TEL:06-6467-895910:30~20:30ファルファーレのPOPUPや店舗をチェック : 地図 : 原料価格高騰を受けた価格改定のお知らせ昨今の原料価格高騰を受け、ファルファーレの商品も価格を値上げせざるを得ない状況となりました。つきましては、2022年6月15日(水)より以下の通り価格を改定いたします。例・税込 9,790円の商品→ 改定後 税込 10,890円・税込 10,890円の商品 → 税込 12,100円・税込 12,100円の商品 → 税込 13,200円※主に定番商品が対象となります。限定アイテム、ファルファーレクラシカルシリーズ、セールアイテムなど一部対象外の商品がございます。このリリースでお知らせしている「バレエ(エナメル)」は、従来商品よりも質を向上させたリニューアルを行っておりますが、6月15日以降も価格据え置きでの販売となります。お問い合わせ先株式会社クロシェ メール連絡先: press@cloche.jp 株式会社クロシェHP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月22日