ヒュー・ジャックマンが、自身が経営しているコーヒー会社「Laughing Man」のCMに出演。ヒューといえばハリウッドきってのナイスガイとして知られているが、CMでは「超不機嫌男」を演じている。ナレーターを務めているのは“悪友”ライアン・レイノルズ。CMは「これが、ヒュー・ジャックマンだ」というライアンのナレーションから始まり、ベッドで寝ているヒューが映し出される。朝、目覚まし時計に起こされたヒューは、アラームを止めるや否や時計を投げつけ、何かの破壊音が部屋に鳴り響く。ライアンはヒューを「人道主義者、親善大使、永遠の楽観主義者」と紹介するのだが、その間にヒューは外で遊んでいる子どもたちに「おい、ガキども!うるさい!」と怒鳴りつけたり、愛犬相手に「勝手に散歩に行け」と大人げない態度を取ったり、眉間にしわを寄せてデスメタルに没頭。紹介されている人物とは真逆のヒューになってしまっているのだ。しかし、「『Laughing Man Coffee』の創設者でもある」と紹介されるのと同時に、同ブランドのコーヒーを淹れて飲み始めるヒュー。香りにも癒され、あっという間に笑顔になっていつもの明るいヒューに戻り、最後は愛犬を抱えてかわいがる。このCMについて、ヒューとライアンの共演を喜ぶ声や、「コーヒーを飲む前と後のヒューのギャップに笑った」という声など、多くの反響が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2020年09月17日ヒュー・ジャックマンが「Good Morning America」にリモート出演。しょっちゅうSNSでいじり合い、じゃれ合っている親友ライアン・レイノルズについて語った。まず、話題はヒューがエミー賞にノミネートされたことに。ノミネーションが発表された際、ライアンが素直に祝福してくれなかったため、ヒューはライアンの妻ブレイクを巻き込んでジョークを放ったことがあった。(ブレイクからメールがきて、「ライアンがすっかり落ち込んでいる。3日間はベッドから起きられないって。今まであなたがくれた中で最高のプレゼント!」と言われたと話した)。今回、ヒューは再びブレイクを“使って”ライアンをいじることに決めた模様。「Good Morning America」で「ライアン(の生活)をいつもチェックしているの?」と聞かれたヒューは、「いつもブレイク(の方)をチェックしている」と回答。「こういう隔離生活を、どんな風に送っているのか想像できないね。だって、ライアンと一緒に数か月もだよ。だから彼女をいつも気にかけている。すごく喜んでくれているはず。彼女にはツラい時期だと思うから」と語って笑わせた。今年4月にはチャリティー活動のために「一日限りの休戦協定」を結んだ2人だったが、その後はあっという間にいじり合う仲に戻ってしまったようだ。(Hiromi Kaku)
2020年08月19日ヒュー・ジャックマンが、『Ferrari』に主演することになった。フェラーリの創業者エンゾ・フェラーリの伝記映画で、監督はマイケル・マン。マンが20年ほど構想を抱いてきた情熱のプロジェクトだ。映画が焦点を当てるのは、1957年。会社の経営が危機に陥り、私生活でも息子が亡くなるという悲劇を経験した彼は、カーレース、ミッレリアに社運を賭ける。そんな中、彼の妻は、隠されていた秘密を発見していくという物語のようだ。脚本は、ブロック・イェーツが書いた本『Enzo Ferrari-The Man andThe Machine』にもとづいている。撮影開始は来年の予定。マンは、『フォードVSフェラーリ』のエグゼクティブ・プロデューサーも務めている。文=猿渡由紀
2020年06月22日ヒュー・ジャックマンとアリソン・ジャネイがW主演する、HBO FILMS(R)『バッド・エデュケーション(2019)』が、BS10スターチャンネルにて独占日本初放送、Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」での配信が決定。主演の2人からインタビューコメントも到着した。本作は、2020年に学生新聞によって発覚した、総額1120万ドル(約12億円)以上を着服していたニューヨーク州ロズリン学区の教育長による、実際に起きた巨額横領事件を描いたダークコメディ。『X-MEN』シリーズのウルヴァリンでお馴染みのヒューが、人気者と慕われる教育長フランク・タソーン役を、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー助演女優賞に輝いたアリソンが同僚パム・グラッキン役を演じW主演。当時、事件が起きたロズリン学区の学生だったマイク・マコウスキーが脚本を手掛け、当事者の目線から人気教育長の華麗な裏切りを生々しく描く。「自分が演じる役に良い悪いの白か黒かの判断は下さないで、常にそのキャラクターにどうやって人間性を吹き込むか、どこが良いところで何がイヤなところなのかを考えて少しづつ積み上げながら役作りする」と語るアリソンは、「パムは家族思いで子供達に良い生活をさせてやりたいと自分には無かった裕福な環境を子供たちに与えようとしていた。分からないのは彼女はバスの運転手までして自分に教育のチャンスを与えて来た努力の人なのに、どうして?と言う疑問。これが人間なのかなあと思うけど。この映画は、皆さんに注意しなさいと警告してる。お金の誘惑に負けてたダメ!と言ってる(笑)」と本作のメッセージを代弁。ヒューは「このストーリーは、人間の灰色のエリアと掴みどころのない真実を描いている。教育者として素晴らしいビジョンを持つフランク・タソーンと共犯者のパム・グラッキンのとどめが効かなくなった欲望と転落。社会的立場もある2人が何故?と考えさせられたのが僕がこの役に惹かれた理由」と明かし、「彼を演じて思った事は教育者として高い評価を得ている事への自負と周りからの崇拝が、彼に少々お返しを貰ってもいいのではと言う勘違いをさせたのではないか?」と独自の解釈で語っている。HBO FILMS(R)『バッド・エデュケーション(2019)』はBS10スターチャンネルにて6月14日(日)21時~独占日本初放送。Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」では6月15日(月)より配信開始。(cinemacafe.net)
2020年06月11日2009年の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で共演して以来、悪友でありライバルでもあるヒュー・ジャックマン&ライアン・レイノルズ。SNSではたびたびじゃれ合い、いじり合っている2人が、新型コロナウイルス感染拡大で被害を受けている人たちのために“一日だけの休戦”を表明し、ともにチャリティー活動を行うことになったという。これまでに多数のセレブが新型コロナ関連のチャリティー活動を行っているが、2人が支援を決めたのは、食べ物に困っている人たちを助けるための募金活動「All In Change」。この活動にはレオナルド・ディカプリオやロバート・デ・ニーロも賛同しており、レオたちは募金者の中から抽選で選ばれた人に、最新作『Killers of the Flower Moon』の出演権をプレゼントすることを予告している。ヒュー&ライアンからのプレゼントはというと、新型コロナの終息後、募金してくれた人の中からランダムに選ばれた人の家を2人で訪問し、子どもたちのためにレモネードスタンドを作って2時間ほど一緒に売ってくれるとのこと。(アメリカではお金を稼ぐことを学ぶためや募金活動のため、夏にレモネードを売る子どもがいる)。2人は休戦を表明しつつも、“不仲”がどのように始まったかについて説明。「何世代も前からジャックマン家とレイノルズ家は深く恨み合う敵同士だった」とジョークを放った。SNSに投稿された動画には、西部開拓時代風の白黒画像にデッドプールの先祖、ウルヴァリンの先祖に扮した2人が写っている。なお、ライアンはこの活動とは別に、妻ブレイク・ライヴリーとアメリカ・カナダのチャリティー団体にも寄付したことが明らかになっている。(Hiromi Kaku)
2020年04月21日ヒュー・ジャックマンが主演する『Reminiscence』に、アジア系スターのダニエル・ウーが出演することになった。近未来を舞台にしたダークな恋愛映画で、ウーが演じるのはジャックマンの敵役らしい。ほかにレベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートンが出演する。監督はドラマ『ウエストワールド』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるリサ・ジョイ。公開予定日は分かっていない。ウーはアメリカ生まれで、オレゴン大学を卒業しているが、香港の映画にも数多く出演してきた。最近作に『トゥームレイダー ファースト・ミッション』『ジオストーム』などがある。ジャックマンの最新作は、先月のトロント映画祭で上映された『BadEducation』。文=猿渡由紀
2019年10月23日英国の人気ドラマ『ダウントン・アビー』がスクリーンに登場。映画『ダウントン・アビー』として、2020年1月10日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。『ダウントン・アビー』とは?ドラマ『ダウントン・アビー』は、20世紀初頭を舞台に、イングランド郊外に佇む大邸宅“ダウントン・アビー”で暮らす貴族クローリー家とその使用人たちの生活を描いた人気作品。人間関係が絡み合う伯爵一家の内情だけでなく、タイタニック号沈没事件や政治の変動など、当時の社会背景もふんだんに盛り込んでいるのも特徴。2010年放送開始以来、ゴールデングローブ賞やエミー賞といった名立たる賞を受賞している。英国国王夫妻がダウントン・アビーに!映画版『ダウントン・アビー』は、TVシリーズ最終回から2年後の1927年が舞台。英国国王夫妻が、ダウントン・アビーに訪れるという一大事を描く。グランサム伯爵家の長女メアリーはかつての執事・カーソンと共に、パレードや豪勢な晩餐会の準備にあたり大忙し。しかしそんな中、一族やメイドたちのスキャンダルや、ロマンス、陰謀が次々と明るみになっていく。やがてメアリーは、重要な決断を迫られることになるのだが…。キャストキャストは、ヒュー・ボネヴィル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリー、エリザベス・マクガヴァーン、マギー・スミスなど、ドラマ版お馴染みのメンバーが勢ぞろい。またアカデミー賞受賞経験を持つイメルダ・スタウントンといった新キャストも参加する。こだわりの衣裳デザイン衣裳デザインを手掛けるのは、ドラマ版同様アンナ・メアリー・スコット・ロビンス。当時の衣裳を仕立てる為に、博物館に通い詰めたという彼女は、生地も拘り抜いたヴィンテージ品を使用。美しい刺繍入りのシルクやビーズのついたフランス製のモスリンなど、うっとりとするようなドレスの数々が披露されている。脚本にジュリアン・フェローズなお脚本は、ドラマに引き続きアカデミー賞脚本賞受賞のジュリアン・フェローズが担当。アメリカで公開された際には、全米初登場No.1を記録した。【詳細】公開日:2020年1月10日(金)監督:マイケル・エングラー脚本:ジュリアン・フェローズ出演:ヒュー・ボネヴィル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリ―、エリザベス・マクガヴァーン、マギー・スミス、イメルダ・スタウントン、ペネロープ・ウィルトン配給:東宝東和
2019年10月07日20世紀初頭を舞台に、大邸宅“ダウントン・アビー”で暮らすグランサム伯爵クローリー家とその使用人たちの悲喜こもごもの生活を描いた英国傑作ドラマの映画化『ダウントン・アビー』が、2020年1月10日(金)より公開決定。ポスターと予告編が解禁された。「ダウントン・アビー」は2010年9月の放送開始以来、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞に多数輝き、英国王室やハリウッドセレブたちを夢中にさせ、世界200以上の国と地域で大ヒットした傑作ドラマシリーズ。ファンが待ちに待った映画版は全米初登場1位を記録、配給のFOCUS作品歴代No.1オープニングという華々しい記録を打ち立て、米・映画批評サイト「RottenTomatoes」では批評家84%フレッシュ、観客95%フレッシュのハイスコア、「Cinemascore」では「A」を獲得するなど高い評価を得ている(2019年10月1日現在)。物語の舞台は、TVシリーズ最終回から2年後の1927年。英国国王夫妻の“ダウントン・アビー訪問”という一大事に、グランサム伯爵家の長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)はかつての執事カーソン(ジム・カーター)と共に、パレードや豪勢な晩餐会の準備にあたる。そんな中、一族やメイドたちのスキャンダル、ロマンス、陰謀が次々と明るみに。メアリーは重要な決断を迫られることに…。この度解禁となったポスターは「皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。」のコピーとともに、イングランド北東部・ヨークシャーのダウントン村にある壮麗な大邸宅「ダウントン・アビー」に住むグランサム伯爵家、従事する使用人たちが一堂に会した迫力のあるビジュアル。予告編では、ロイヤルファミリーの滞在に沸き立つ「ダウントン・アビー」の懐かしい面々の姿が。煌びやかなお屋敷、衣装、目に入るもの全てが洗練された世界は、スクリーンでいっそう映えることになりそうだ。製作と脚本を手掛けるのはアカデミー賞脚本賞受賞のジュリアン・フェローズ。キャストは、先代グランサム伯爵夫人バイオレットを演じるマギー・スミスを筆頭に、お馴染みのヒュー・ボネヴィル、ジム・カーター、ミシェル・ドッカリー、エリザベス・マクガヴァーンほかファン待望の顔が勢ぞろい。そして映画版に初登場する、『ハリー・ポッター』シリーズや『ヴェラ・ドレイク』の名女優イメルダ・スタウントンは、マギー・スミスと丁々発止のやりとりを見せるという。『ダウントン・アビー』2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダウントン・アビー [海外TVドラマ]
2019年10月04日7月22日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」は、ヒュー・ジャックマンら出演の2001年公開の恋愛ドラマ『恋する遺伝子』をオンエアする。ニューヨークのテレビ局に務めるジェーンは、新任プロデューサー・レイとあっという間に相思相愛になり、「一緒に住もう」の言葉に早急、引越しを…と思った矢先、レイと元カノの復活愛が発覚。アパートの解約日も迫りジェーンはしぶしぶルームメイト募集中のエディのアパートメントに転がり込み一緒に暮らすことになるのだが…という本作。ジェーン役には『エンド・オブ・ホワイトハウス』『ダイバージェント』などのアシュレイ・ジャッド、レイ役には『ユー・ガット・メール』などのグレッグ・キニア、そしてエディ役には『X-MEN』シリーズ、『グレイテスト・ショーマン』などのヒュー・ジャックマンといったキャスト。また本番組お馴染みの「さらば青春の光」によるコントは、今回は7月26日(金)より全国東宝系にて公開される映画『アルキメデスの大戦』がテーマ。同作は第二次世界大戦前夜の1930年代、超大型戦艦「大和」に期待をかける日本帝国海軍の上層部に対し危機感を抱いた海軍少将・山本五十六がこれからは航空母艦の時代と進言するも、上層部は「大和」建造に動き出す。山本は天才数学者・櫂直を海軍に招き入れ、櫂の数学的能力で「戦艦大和」建設の裏に隠された不正を暴き計画を打ち崩そうと考えるが…という物語。櫂直役には『あゝ、荒野』『火花』などの菅田将暉を迎え、櫂直に想いを寄せる造船会社の社長令嬢・尾崎鏡子に『君の膵臓をたべたい』『亜人』の浜辺美波、山本五十六には「あぶない刑事」シリーズなどの舘ひろし。さらに柄本佑、小林克也、小日向文世、國村隼、橋爪功、田中泯らも出演。映画天国『恋する遺伝子』は7月22日(月)25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)
2019年07月22日ヒュー・ジャックマンが、幼いころから夢みていた「ギネス世界記録」の保持者に認定された。20日(現地時間)、イギリスの情報番組「This Morning」に出演し、プレゼンターのアリソン・ハモンドと会話していたヒューのもとに突然男性が“乱入”。その男性とは「ギネス世界記録」の編集長のクレイグ・グレンディ。「あなたは認定されました!」と認定証を差し出すグレンディにヒューの目が点に。「マーベルの実写映画のスーパーヒーローとして最長のキャリア」がギネスに認められたと聞き、手を叩いて「アハハハ」と笑い、大喜びした。ヒューは2000年の『X-MEN』から2017年の『LOGAN/ローガン』まで16年と228日に渡ってウルヴァリンを演じた。実はギネス認定の直前、ヒューは「バケットリスト」(死ぬまでに達成したいことリスト)についてアリソンと語っており、若い頃、弟と一緒になって何とかギネス認定を夢みて必死だった過去を明らかに。「『バドミントンならそんなに大変じゃなさそうだ。2日間寝ずに、ノンストップでやれるんじゃないか』って話し合ったりしたよ」と言っていたところにサプライズでグレンディがやってきたのだ。なお、ヒューのほかにも同じ期間プロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートもギネスに認定され、パトリックはビデオレターでヒューに祝いのメッセージを贈った。(Hiromi Kaku)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開© 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2019年02月22日水曜日(現地時間)、毎年恒例のブリット・アワードがO2アリーナで行われた。オープニングはヒュー・ジャックマンが映画『グレイテスト・ショーマン』より「 The Greatest Show」を歌って踊り、大いに盛り上げて話題に。「ヒューは本当に世界で最も偉大な(グレイテスト)なショーマンそのもの。素晴らしいパフォーマンス」、「いまヒュー・ジャックマンを見ているけれど、もうこれが今夜のハイライトって感じだね!」とファンたちがSNSで大絶賛した。最優秀アルバム賞は「The 1975」の「A Brief Inquiry into Online Relationships」。「The 1975」はブリティッシュ・グループ賞も受賞した。インターナショナル・グループ賞に選出された「ザ・カーターズ」ことビヨンセ&ジェイ・Z夫妻は残念ながら出席できず、ビデオメッセージが流された。そこにまず映し出されたのは、なんと王冠とゴージャスなアクセサリー、ドレスで着飾ったメーガン妃の肖像画。カメラが引いていくと、肖像画の前にビヨンセとジェイ・Zが立っている。その後、ビヨンセはトロフィーを掲げて短い受賞スピーチを行った。ファンなら既視感があるはずだが、肖像画の前に2人が立っているという構図は、2人のシングル「APES**T」のMVのワンシーンを再現したもの。ルーブル美術館で撮影された実際の「APES**T」のMVでは、「モナ・リザ」が使われた。ビヨンセはSNSにこのビデオメッセージや画像を掲載しており、「モナ・リザ」風のメーガン妃の肖像画を使ったのは今月が黒人歴史月間であり、それを祝うためだと綴っている。(メーガン妃は白人の父親と黒人の母親を持つバイレイシャル)。また、メーガン妃に「妊娠おめでとうございます!」と祝福した。(Hiromi Kaku)
2019年02月21日映画『フロントランナー』のイベント「スペシャル・ファンスクリーニング 舞台あいさつ」を行ったヒュー・ジャックマン日本はもちろん世界的な人気を誇るヒュー・ジャックマンの最新主演作となる本作。1988年のアメリカ大統領選挙で、ジョン・F・ケネディの再来とも言われて当選確実とも言われたカリスマ天才政治家のゲイリー・ハートが、たった一つのスキャンダル報道で政界から消されるまでを描く。ヒュー・ジャックマンは主人公のゲイリー・ハートを熱演している。この日はファン向けのイベントに登場したヒュー・ジャックマン。開口一番、「こんばんは! ありがとうございます!」と流暢な日本語であいさつして「今回はこれまでの作品とだいぶ違う映画です。この映画を楽しむために、アメリカ政治のことを一切知らなくても楽しめると思いますよ。この映画はある男の話というより、ある歴史の瞬間を描いた映画です。1988年の事件を色んな視点から描かれているので、娯楽性も高いし色んな考えを持つと思います。監督も私たち全員も何か皆さんに影響を与えたいですね」とアピールした。ゲイリー・ハートという人物は、実在する人物で未だ健在。演じる前は彼と実際に会って演じる上での参考にしたそうだが、「ここ50年間で先見の明がある賢い政治家と言われながらも、彼は偉大なアメリカ大統領になれなかった男とも呼ばれています。僕が今まで演じてきた役の中で最も複雑な役でしたね」と明かしつつ、「他のキャストや監督のお陰で演じることができました」と共演者やジェイソン・ライトマン監督に感謝の言葉を口にしていた。ファン向けのイベントということで、イベント後半にはファンからの質問に答えるQ&Aコーナーも。本作の内容にちなみ、「もし大統領になったら何をしたい?」という質問に「大統領になったらひどいと思いますよ。心が優しすぎるので(笑)」と客観的に自分を見つめ、「誰かにお願いされたらすぐOKしちゃうので、僕が大統領になったらその国は半年で破産します(笑)。でもその半年はとっても楽しい半年ですけどね(笑)」と回答していた。映画『フロントランナー』は、2月1日より全国公開。
2019年01月23日3年連続のプロモーション来日を果たしたヒュー・ジャックマンが1月22日(火)、都内で行われた主演最新作『フロントランナー』のスペシャル・ファンミーティングに出席した。■『グレイテスト・ショーマン』に続いて、実在の人物を熱演!ヒューが演じるのは、ジョン・F・ケネディの再来として大衆に愛され、88年の米大統領選で史上最年少の最有力候補(=フロントランナー)になりながら、スキャンダルで失脚したゲイリー・ハート。昨年の大ヒットも記憶に新しい『グレイテスト・ショーマン』のP.T.バーナムに続き、再び実在の人物を演じている。撮影を前に、いまも健在なハート氏と対面したヒューは「ここ50年で最も有能で、先見の明がある政治家だと言われた存在。特に若い世代に、インスピレーションを与えようとしていた。複雑な人間性の持ち主でもあったから、僕がいままで演じたどんな役とも違うんだ」と話していた。■「今年中に来たいね」と本人発言!「The Man. The Music. The Show」の日本公演は?ヒューと言えば、自身初となるワールドツアー「The Man. The Music. The Show」の開催が発表され、話題を呼んだばかり。当然、日本公演にも期待がかかるが、この件についてヒュー本人が「できれば今年中に実現させたい」と可能性を示唆。加えて「来年は東京オリンピックもあるからね。観客として楽しめればいいね。えっ?競技者としてじゃないよ(笑)」と親日家ぶりを披露した。数年前には、息子との富士山登頂も話題になったが「確かに富士山は、最高の思い出だよ。頂上から見た日の出は忘れられない…。その隣で、疲れ切った息子が眠り込んでいたこともね」。そして「日本は本当に美しい国。皆さんの応援にも、心から感謝している」とファンにメッセージをおくった。■もしも大統領になったら…「国が半年で破産しちゃう!」SNSで募集したファンからの質問に答えるコーナーでは、「もしも大統領になったら、何をしたい?」の問いに、「ひっどい大統領になるだろうね(笑)。頼まれごとは断れない性格だから、国が半年で破産しちゃうよ」と笑いを誘い、「でも、その半年は楽しい時間になると約束する」と持ち前のサービス精神を発揮。客席からは大歓声があがっていた。『フロントランナー』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フロントランナー 2019年2月1日より全国にて公開
2019年01月22日大ヒット作『グレイテスト・ショーマン』で新たなファンを獲得したヒュー・ジャックマンが、主演最新作『フロントランナー』を引っさげ来年1月中旬に来日することが決定!合わせてストーリーの核心に迫る予告編第2弾が公開された。ジョン・F・ケネディの再来として大衆に愛され、大統領選は確実といわれていた史上最年少のフロントランナー(最有力候補)ゲイリー・ハートをヒューが演じる本作。予告編冒頭には、若きカリスマ政治家ゲイリー・ハートの選挙キャンペーンは順風満帆に進んでいる様子が描かれている。多くの取材記者たちと共に各所を回っている最中、真摯に取材を続けるワシントン・ポスト紙の若手記者にチャンスが訪れる。与えられた時間はほんの数分だったが、彼の投げかけた質問は「奥様に誠実ですか?」それまでの空気は一変、ゲイリーは得も言われぬ表情をみせる。次期大統領にするため支え続けてきた選挙参謀ビル・ディクソンの忠告にも耳を貸さず、激昂するゲイリーだったが…。『グレイテスト・ショーマン』のP.T.バーナムに続き、再び実在の人物を演じたヒュー。監督のジェイソン・ライトマンは「いままで聡明でカリスマ性のある人物を演じた経験はあるけれど、ゲイリー・ハートのように他人に心を開かず、容易に心の内を明かさずベールに包まれたような男を演じるのは見たことがないと思う」と、新しい領域に踏み出すヒューのチャレンジを語る。誰が正しかったのか、何が間違っているのか。多くの登場人物の視点から重なりあう会話劇を繰り広げ、後のアメリカ政治史を変えるターニングポイントとなった、この栄光と失脚劇の“スキャンダル“の顛末に興味を掻き立てられる予告編が完成した。また、約1年ぶり、2年連続の来日が決定したヒュー。先日はヒュー自身初となるワールドツアー「The Man. The Music.The Show」の開催が発表され、話題を呼んでいるだけに、再び大きな注目を集めそうだ。『フロントランナー』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フロントランナー 2019年2月1日より全国にて公開
2018年12月21日『レ・ミゼラブル』『グレイテスト・ショーマン』を大ヒットに導き、ミュージカル俳優としても高い評価を得たヒュー・ジャックマン。その歌唱を生で見られるチャンスがやってくると、The Hollywood Reporterが報じている。米国時間29日、ジャックマンは自身初のワールドツアー「The Man. The Music. The Show.」を2019年に予定していることを発表した。オーケストラの生演奏に乗せ、ジャックマンが『レ・ミゼラブル』『グレイテスト・ショーマン』をはじめとしたミュージカルナンバーを披露するコンサートツアーになるという。来年5月13日のO2ワールド・ハンブルクでの公演を皮切りに、ロンドンのO2アリーナ、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン、ロサンゼルスのハリウッド・ボウルなど、ヨーロッパ及び北米の名だたる会場を巡る。残念ながらアジア圏での公演は予定されていない。チケットは12月7日(一部10日)に発売される。
2018年11月30日日本でも大きな話題となった『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマンが主演する『THE Front Runner』(原題)が、『フロントランナー』の邦題で来年2月1日(金)より日本公開することが決定。予告編とポスタービジュアルが到着した。■ストーリー1988年、米国大統領選挙。コロラド州選出のゲイリー・ハートは、史上最年少にして最有力候補“フロントランナー”に躍り出る。知性とカリスマ性を兼ね備えた彼は、ジョン・F・ケネディの再来として大衆に愛され、当選は確実視されていた。しかし、マイアミ・ヘラルド紙の記者が掴んだ“ある疑惑”が一斉に報じられると、事態は一変する――。■ヒュー・ジャックマン、またも実在の人物に扮する!『ラ・ラ・ランド』を超え、日本で興行収入50億突破を突破した大ヒット映画『グレイテスト・ショーマン』。本作で19世紀半ばに「ショービジネス」という概念を生み出し、庶民に娯楽をもたらした実在の人物P.T.バーナムを演じ、観客を魅了したヒューが今回演じるのは、圧倒的カリスマ性を誇る若き天才政治家のゲイリー・ハート。今回ヒューは演じるにあたり、彼に関する膨大な資料を読み込み、またゲイリー本人とも対面し挑んだそう。これまで演じてきた役柄と大きく異なる新たな挑戦に期待せずにはいられない。■突然の失脚―― 予告編公開到着した予告編では、大統領選挙で当選確実とされていたゲイリーの突然の失脚を映し出している。30秒と短いながらも、映像からはその深刻さが伝わってくるようだ。共演には、『死霊館』シリーズのヴェラ・ファーミガ、『ラ・ラ・ランド』『セッション』のJ・K・シモンズ、そして『スパイダーマン2』のアルフレッド・モリーナ。監督は『マイレージ、マイライフ』『タリーと私の秘密の時間』のジェイソン・ライトマンが務めた。『フロントランナー』は2019年2月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年11月12日“世界一幸せ”に生きた全身マヒの英国人男性とその家族の感動の実話を描く映画『ブレス しあわせの呼吸』。この度、発症以来ずっとベッドで過ごしてきた彼にとっての大きな一歩となる、重要なシーンを収めた本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、ポリオに感染し全身マヒとなった英国人ロビン・カヴェンディッシュとその妻ダイアナの激動の半生を、その息子である『ブリジット・ジョーンズの日記』や『エリザベス』の製作者ジョナサン・カヴェンディッシュ自ら映画化した作品だ。「余命数か月」を宣告され、一度は絶望へと突き落とされるロビン(アンドリュー・ガーフィールド)。しかし、無償の愛を注ぐ妻ダイアナや友人たちに支えられ、少しずつ笑顔を取り戻し、“人生という名の冒険”に繰り出していく。今回到着したのは、ロビンが外の世界へ飛び出していくきっかけとなる、ユニークな“発明”の瞬間を捉えた本編映像だ。リスクを冒してでも“生きる”ことを選択し、医師の反対を押し切り病院を出て自宅介護に挑むことにしたロビンとダイアナ。ある日、息子のジョナサンの何気ないひとり遊びをベッドから見ていたロビンは、その後の自分を激的に変えていく、画期的なアイディアを思いつく。そして、友人で機械工学教授のテディ・ホール(ヒュー・ボネヴィル)を呼び、元手のかからない資材を集めて作ってもらったのは、なんと人工呼吸器付きの車椅子“カヴェンディッシュ・チェア”だった。愛犬を膝に意気揚々と外に現れたロビンは、その乗り心地に「文句なしだ」と言い、仲間たちに囲まれながら久しぶりの外の世界を満喫。ロビンのアイディアを形にしたテディも、「なぜ誰も作らなかったのか。君は医者じゃないから思いついたんだ」と驚きを隠せない。ロビンはこの後、車椅子を乗せられる自動車の改造に取り組み、さらに行動範囲を広げ、ついには家族で車ごと飛行機に乗り込んでスペインに旅へ。発症以来、ベッドの上だけで過ごしてきたロビンにとって、このアイディア実現はとても大きな一歩。作品が持つ朗らかなテンションが伝わる、素敵なシーンとなっている。本作で念願の長編映画監督デビューを果たしたアンディ・サーキス監督は、「ロビンとダイアナが先駆者であったということに僕は心を動かされた」と言い、「生存の確率がほぼゼロに近かった時代に病院から出る決意をし、人生を作り出し、自分が生き残れるようにテクノロジーを発明し、いつの時にもいつ死んでもおかしくない状況の中で生き続けることを選択したって言うこと自体がすごいことだよ!」とコメントしている。『ブレス しあわせの呼吸』は9月7日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレス しあわせの呼吸 2018年9月7日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved
2018年09月08日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。暑い日が続いていますが、元気でお過ごしですか?読者の皆さんはカレー好きな方も多いと思いますが、最近、私はカレー好きが高じてお店を食べ歩くだけでなく、家でも身体に良いスパイスがたっぷり入ったインドのスパイスカレーをよく作ります。カレー好きは、師匠の”安西水丸”譲りですが、夏こそカレーでパワーアップですね!クミン・ターメリック・レッドペッパー・コリアンダーと基本の4スパイスを覚えれば、比較的簡単に作れるのでオススメですよ。さて、「シネマの時間」第35回は、そんなカレー発祥の地、インドの激動の歴史を描いたヒューマンドラマ 映画『英国総督最後の家』をご紹介します!イギリスによって1858年から統治され、1947年まで続いたイギリス領インド帝国。第二次世界大戦によって国力が疲弊したイギリスは、約200年に渡る植民地支配を終えることにしましたが、当時インドでは少数派のムスリムと多数派のヒンドゥー教徒の間で宗教対立による暴動が多発していました。イギリス返還のために最後のイギリス総督に就任したマウントバッテン卿とその家族は、デリーの壮麗なる総督官邸にやってきますが、独立後に統一インドを望む国民会議派と分離してパキスタンを建国したいムスリム連盟派、どちらの案を採用するか混迷を極めます。果たしてインドにとって最善の道はどのように導かれたのでしょうか?1947年、英国領インド最後の6カ月、真実の物語!祖父母が分離独立の大きな影響を受けたという、ケニア出身のグリンダ・チャーダ監督がメガホンをとり、激動の時代に翻ろうされた人々を鮮やかに描き出し心に迫ります。知ってるようで知らなかった、インド。歴史や背景を知ることで、スパイスカレーの味もより深みが増すというものでしょう。ぜひ、映画館でお楽しみいただければ幸いです!■映画『英国総督最後の家』あらすじー1947年英国による植民地支配から独立までの激動のインドを描いた感動のヒューマンドラマ!1947年、第二次世界大戦で国力が疲弊したイギリスは、植民地インドを去ると決定。主権譲渡のため任命された新総督マウントバッテン卿(ヒュー・ボネヴィル)は、妻エドウィナ(ジリアン・アンダーソン)と娘とともにデリーの総督の屋敷にやってきます。マウントバッテン卿は、最後の総督として解放後のインドのために真摯に任務を遂行しますが、妻エドウィナもまた夫以上にインドの人々の平安を願っていました。非識字率が92%であること、子どもの半数が5歳前に死ぬこと……インドの現状に心を痛め、力を尽くします。500人ものヒンズー教徒、イスラム、シーク教徒の使用人を抱える大邸宅の2階では連日連夜、政治家たちがインド独立の議論を行い、世界に多大な影響を与える歴史的な決断がなされようとしていました。インド全土では暴動が起きていました。ヒンドゥー教徒とシク教徒は、イギリスからの独立後は統一インドを望み、一方ムスリム連盟は分離とパキスタン建国を望んで対立しています。統一インドか分離か、総督は最善の道を探るため、ヒンドゥー教徒多数からなる国民会議派のネルーやガンディー、イスラム教徒を代表するムスリム連盟のジンナーと話し合います。一方、新総督のもとで働くインド人青年ジート(マニッシュ・ダヤル)と令嬢の秘書アーリア(フマー・クレシー)は互いに惹かれ合っていましたが、宗派が違う上に、アーリアには幼いときに決められた婚約者がいました。ついにマウントバッテン卿は分離を決意、イギリス政府の賛同を得ます。インドを分断し、パキスタンに新しい国を作り出すという、人類史上最も大きな移民政策を打ち出したのでした。人々は、自分の国をどちらにするか選ばねばなりません。アーリアは、父とともに婚約者のアースフィスの実家があるラホールへ行くことに。彼女はジートを愛していましたが、失明している父の幸せを一番に道を選んだのでした。国境線を引く作業は困難を極め、ラドクルフは参謀長のイズメイに相談します。イズメイは2年前、チャーチルが首相時代に書いた機密文書を渡すのですが……!■奇跡的なキャスティングによる俳優陣が結集!映画『英国総督最後の家』では、見事な脚本と演出をさらに輝かせるために名優たちが結集!最後の総督であるマウントバッテン卿を演じるのは、『ノッティングヒルの恋人』や『パディントン』などで知られる人気俳優ヒュー・ボネヴィル。その妻、インドへの深い愛情を示すエドウィナ役は、世界中で大ヒットしたアメリカのテレビドラマ『Xーファイル』『ハンニバル』のジリアン・アンダーソンが演じています。総督の従者になるジート役は、『マダム・マロニーと魔法のスパイス』で高い評価を得たマニーシュ・ダヤール。ジートが恋に落ちるアーリアには、『魔女伝説』などインドで人気上昇中の女優フマー・クレイシーが、オーディションにより抜擢され、とても魅力的な演技を見せます。監督・脚本は、世界中で大ヒットした『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダ。自身の祖父母も分離独立の際に大移動してきたことを知り、監督自身のファミリー・ヒストリーが重なる、感動の人間ドラマ・歴史物語として見事に創り上げ、心が揺さぶられます。■映画『英国総督最後の家』作品紹介2018年8月11日(土・祝)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー公式サイト:eikokusotoku.jp原題:Viceroy’s House監督・脚本:グリンダ・チャ―ダ(『ベッカムに恋して』)脚本:ポール・マエダ・バージェス、モイラ・パフィーニ製作:ディパック・ナヤール音楽:A・R・ラフマーン撮影:ベン・スミサードB.S.C美術:ローレンス・ドーマン衣装:キース・マッテン編集:ヴァレリオ・ボネッリ、ヴィクトリア・ボイネルヘアメイク:ジャクリーン・ファウラー制作年:2017年制作国:イギリス上映時間:106分/5.1ch/カラー(一部モノクロ)日本語字幕:チオキ真理配給:キノフィルムズ/木下グループ© PATHE PRODUCTIONS LIMITED, RELIANCE BIG ENTERTAINMENT(US) INC., BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND BEND IT FILMS LIMITED, 2016■映画『英国総督最後の家』キャストヒュー・ボネビル=マウントバッテン卿ジリアン・アンダーソン=エドウィナ・マウントバッテンマニシュ・ダヤル=ジート・クマールフマー・クレイシー=アーリアマイケル・ガンボン=ヘイスティングス・イズメイダンビール・ガニー=ジャワーハルラール・ネルーオム・プリ=アーリアの父ニーラジ・カビ=マハートマ・ガンディーサイモン・キャロウ=シリル・ラドクリフデビッド・ヘイマン=エワートデンジル・スミス=ムハンマド・アリー・ジンナーリリー・トラバース=パメラ・マウントバッテンジャズ・ディオール=トゥリープ【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年07月30日アメリカの多くの人が花火やバーベキューを楽しみ、祝うという独立記念日の7月4日(現地時間)、ヒュー・ジャックマン(49)はシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー(70)とともに筋肉強化に励んでいた。ヒューのインスタグラムに、カリフォルニア州ベニスビーチのゴールド・ジム1号店で、自身の友人ピートとシュワちゃんの3人で撮ったセルフィーと「4日(独立記念日)の始まりがこれだよ!」というキャプションが掲載されたのだ。シュワちゃんもツイッターでその写真をシェアし、「ヒューと一緒にトレーニングできて最高だったよ!」とツイート。どちらも筋肉ムキムキの肉体派俳優として知られる2人。筋トレのメッカといわれる同ジムで果たしてどんなトレーニングが行われたのか…?シュワちゃんは今年3月末に肺動脈弁の置換のため開胸手術を受けた。麻酔から目覚めた第一声は『ターミネーター』の名ゼリフ「アイム・バック(I’m Back)」だったことが報じられ、術後の経過も良好と伝えられた。70歳という高齢ながら、術後2か月の5月末から動画でトレーニングを再開したことを報告しており、それからさらに1か月以上経ったいまは、“ウルヴァリン”との筋肉対決が可能なほど回復しているようだ。ファンたちはSNSで「ウルヴァリンとターミネーター、どっちが勝ったのかな?」と興味津々だった。(Hiromi Kaku)
2018年07月05日最新作『グレイテスト・ショーマン』が大ヒット公開中のヒュー・ジャックマン主演のアクション超大作『ヴァン・ヘルシング』が3月26日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」で放送される。■『ヴァン・ヘルシング』あらすじ&キャスト19世紀のヨーロッパ。伝説のモンスターたちと壮絶な闘いを繰り広げるモンスター・ハンター、ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)は、バチカンの秘密組織から命を受け、相棒のカール(デヴィッド・ウェンハム)とともに怪物伝説の土地トランシルバニアへ向かっていた。目的は、世界征服を企むドラキュラ伯爵(リチャード・ロクスバーグ)を抹殺すること。やがて彼らは、代々ドラキュラと闘い続けてきたヴァレリアス一族の末裔であるアナ王女(ケイト・ベッキンセール)と出会う。そして、共にドラキュラの陰謀阻止へ立ち上がるのだが…。超メガヒットシリーズとなった『X-MEN』をはじめ、『ニューヨークの恋人』『リアル・スティール』『レ・ミゼラブル』などの作品で知られるヒュー・ジャックマンと『パール・ハーバー』『トータル・リコール』『アンダーワールド』シリーズなどのケイト・ベッキンセールを中心に、ウィル・ケンプ、リチャード・ロクスバーグ、デヴィッド・ウェンハム、ケヴィン・J・オコナーらが出演する。■ヒュー主演 現在公開中『グレイテスト・ショーマン』も見逃せない!ヒュー・ジャックマン主演で大ヒット公開中の『グレイテスト・ショーマン』も舞台は19世紀。ヒュー演じるP.T.バーナムがオンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ成功をつかむものの、バーナムの型破りなショーに根強い反対派も生まれ、裕福になっても社会に認めてもらえない状況に頭を悩ませるバーナムだったが若き相棒フィリップの協力により、イギリスのヴィクトリア女王に謁見するチャンスを手にする。女王に謁見したバーナムはそこで美貌のオペラ歌手ジェニー・リンドと出会い、彼女のアメリカ公演を成功させるべく全精力を注ぎ込むと決めフィリップに団長の座を譲る。フィリップも一座の花形アンとの障害の多い恋に悩みながらもショーを成功させようと懸命に取り組む。しかし、彼らの行く手には、これまで築き上げてきたもの全てを失いかねない危険が待ち受けていた…というストーリーが展開する。こちらはオリジナルのミュージカル・エンターテインメントとなっており、『マリリン 7日間の恋』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などのミシェル・ウィリアムズや、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズなどのザック・エフロン、『スパイダーマン:ホームカミング』のゼンデイヤ、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のレベッカ・ファーガソンらが共演。“吸血鬼”対“ヴァンパイア・ハンター”の戦いを迫力ある映像で描写した『ヴァン・ヘルシング』は3月26日(月)25時59分~日本テレビ「映画天国」にて放送。(笠緒)
2018年03月26日ヒュー・ジャックマンは、人を惹きつけ、人の心を揺らし、人を動かす、真のエンターテイナーだ。しかもリスクを怖れない挑戦者でもある。彼が過去に主演した『レ・ミゼラブル』をはじめ、記憶に新しいライアン・ゴズリング主演の『ラ・ラ・ランド』など、近年、世界的に話題となったミュージカル映画はあるが、作られる数は圧倒的に少ない。ヒュー・ジャックマンの主演最新作『グレイテスト・ショーマン』は、ショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムを主人公にしたオリジナル。なぜ、ミュージカル映画として挑もうと思ったのか──。「僕のキャリアにおいてミュージカル(舞台)は最初からあったものだし、そもそもミュージカル映画を観て育ってきた。一番好きなのは『雨に唄えば』、フレッド・アステアが出ているミュージカル映画も大好きだ。でもいまは、ハリウッドはミュージカルを作らなくなってしまった。過去にバズ・ラーマン監督が『ムーラン・ルージュ』(2001)を撮ったとき、僕もオーディションを受けていて、そのとき、大好きな『雨に唄えば』のようなオリジナルのミュージカル映画ができるかもしれない!希望が湧いた瞬間だった」。そして、7年の月日をかけて『グレイテスト・ショーマン』という素晴らしいミュージカル映画を世に送り出した。「とにかく違うことをしたかったんだ。この『グレイテスト・ショーマン』と(昨年公開した)『LOGAN/ローガン』というテイストの異なる作品は同じ年に撮った。僕にとってその1年は完璧な年、最高の年、とても楽しむことができたよ」と興奮気味に語るが、もちろん壁はあった。「『LOGAN/ローガン』も『グレイテスト・ショーマン』にも言えることだけれど、周りからは(君が)賢い人間ならやらない方がいい、自らリスクを背負わなくてもいいじゃないか、そんなことを言われた。確かに当時(7~8年前)は、ミュージカル映画はほとんど作られていなくて、失敗したら二度とチャンスはないかもしれない…大きなリスクがあったからね」。彼の背中を押したのは、P.T.バーナムの人生そのもの。「バーナムの勇気を見習って、自分を信じて、信念を持って、夢を追い求めようと思った。バーナムは7回も全財産を失う経験をしている。それでも挑戦し、人生を立て直したからね。また、その当時はまだ『レ・ミゼラブル』の企画は動きだしていなくて、『グレイテスト・ショーマン』の企画がスタートした3年後に『レ・ミゼラブル』の話をもらったんだ」。『レ・ミゼラブル』の成功があっての『グレイテスト・ショーマン』ではなく、ミュージカル映画をやりたいという信念と情熱による決断に惚れ惚れする。映画化が決定したときのエピソードがある。「9か月かけて準備したものを世界中から集まった関係者に披露するリハーサルの初日、僕は(再発した)皮膚がんの手術をうけたばかりで、鼻の辺りを80針(!)縫っていてね。医者からは“絶対に歌ってはダメ”と釘を刺されていた。だから最初はセリフだけにしようと思っていたけれど、歌わないヒュー・ジャックマンはやっぱりナシだろうと、一行だけさわりを歌うつもりが止められなくなって…気づいたら熱唱していた。傷口が開いて血は出るし、担当医に怒られたけれど、そのお披露目は映画化するかどうかを決定する場でもあったから、やった甲斐はあった。監督のマイケル・グレイシーには、また演出をしたねってからかわれたけどね(笑)」。マイケル・グレイシーはヒュー・ジャックマンと同じオーストラリア出身の若き監督だ。彼にとって『グレイテスト・ショーマン』は初の長編映画であり、大きな挑戦となったわけだが、ヒュー・ジャックマンは「彼こそが裏舞台のバーナムだ!」と絶大な信頼を寄せている。「当時、マイケル・グレイシーはコマーシャルやミュージックビデオのディレクターとしてすでに有名で一流だったけれど、長編映画は初めてだった。でも、彼は野心的で決断力があった。長編映画を撮りたい!何としても撮りたいんだ!という野心が凄かった。この映画は約7年の歳月をかけて実現しているけれど、その間、彼は45分のプレゼンを1000回もやっているんだ。映画化するために、映画製作スタジオのヘッドとかプロデューサーたちに向けてのプレゼンだ。彼がいなかったらこの映画はできなかったと思うよ」。もちろんヒュー・ジャックマン自身も野心的であることは言うまでもなく、「若い頃は緊張感のある野心、いまは楽しみながらの野心だと言えるね」年齢と共に変化があったそうだ。その背景には家族の存在があり「僕はいつでも家族がナンバーワンだよ!」──家族も大切にしている。彼が愛される理由のひとつだ。「バーナムと同じように僕にとっても家族は何よりも大切なものだ。でもバーナムは上流階級の人たちに認められたい一心で、途中、家族を放ってしまう。変わらずに愛しているけれど、放ってしまうんだ。そして最後に何が大切なのかに気づく。そこは僕と違うところだね(笑)」。そんなヒュー・ジャックマンだからこそ、映画のなかでの妻チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)や子どもたちとのシーンが、より感動的になる。なかでも『A Million Dreams』が流れる屋上のシーンは、とてもロマンチックだ。しかしながら、とても難しいシーンだったと明かす。「僕以上にミシェル・ウィリアムズが大変だったと思うよ。難しいシーンで、一番テイクを重ねたシーンでもある。たとえば、ミシェルがキュッと飛んで回転して僕がキャッチする動きは、最初の4回くらいは僕の顔が彼女のスカートの中に入ってしまったりした(笑)。あのシーンは監督マイケル・グレイシーのビジョンによって生まれた。大きな月があって、シーツはまるで踊っているようで、ロマンチックでファンタジーで、すごくいい演出だと思った。演じているときも感動していたけれど、完成した映画でそのシーンを観たとき、涙が溢れた。しかも『A Million Dreams』は、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが最初に書いた曲でもあるからね」。素晴らしき9曲のミュージカルナンバーを担当するのは、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。『ラ・ラ・ランド』のコンビだが、『グレイテスト・ショーマン』の曲はそれよりもずっと前に作られていた。「彼らを発見したのはマイケル・グレイシーだ。オリジナルのミュージカル映画を作るなら超有名な作曲家に頼むべきだと(上から)言われて、いろいろな人から曲を出してもらった。そのなかのひとつが『A Million Dreams』だったんだけれど、実はマイケルはスタジオに嘘をついていたんだ。スタジオの人間たちから、このベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは何者だ?と聞かれて、とっさにブロードウェイで活躍する凄く有名な人たちだってね(笑)。でも、彼らの実力は本物で、曲も詞も誰よりも良いものを出してきた」。なかでも1番好きな曲をたずねると、主題歌の「This is me」と即答しつつ「でも、どの曲も素晴らしくて、大好きで、日によって1番は変わるね」と話すその表情には、ミュージカル映画への愛があふれていた。「This is me」はゴールデングローブ賞に輝き、アカデミー賞にもノミネートされている。幸運にも『ラ・ラ・ランド』の大ヒットによってミュージカル映画に再びスポットライトが当たり、そんなベストなタイミングで世に放たれる『グレイテスト・ショーマン』。時代の流れも味方につけてしまうのは、ヒュー・ジャックマンをはじめ作品に関わった人たちが信念を貫いたから、夢を追い求めつづけたから──。こんなミュージカル映画を待っていた!この映画は、観た人の一生の宝物になる、それほど心を揺さぶる映画だ。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2018年02月16日ヒュー・ジャックマンを主演に迎えたミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このたび、世界中で大ヒットを飛ばしている本作の注目楽曲の一部を堪能できる特別映像がお披露目された。本作で音楽を手がけているのは、『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の2年連続W受賞という快挙へ王手をかけているベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビ。本作のサウンドトラックは、UKアルバム・チャートで5週連続1位を獲得、世界73か国のiTunesで1位を獲得している。本作起用後にアカデミー賞、そしてトニー賞を受賞したコンビ主人公P.T.バーナムのドラマティックなサクセスストーリーを彩るのは、全9曲のミュージカル・ナンバー。多くのソングライターにサンプルを依頼した結果、オスカー受賞の『ラ・ラ・ランド』より何年も前、トニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」よりもずっと前、当時新人だったベンジ・パセックとジャスティン・ポールの楽曲に本作の製作チームがほれ込んだ。「ベンジとジャスティンは、ロックとポップ、現代のブロードウェイ・サウンドを組み合わせるというめったにない才能を見せた。映画の核心をつき、感情的な高ぶる気持ちと、沈んだ感情をとらえている」と絶賛を贈るのは、『ドリームガールズ』などでオスカーノミネート経験を持つプロデューサー、ローレンス・マーク。一方、「ミュージカル・ナンバーを完成させるにはほぼ3年かかった。歌を削ったし、新しい歌を付け足した」とパセックは苦労を明かす。曲が出来上がり、配役が決定すると、パセックとポールは、ブロードウェイの舞台公演のようなリハーサルを始めた。「キャストは1度に3時間歌い続け、最高のパフォーマンスの中でもベストなものを手にすること、それにスクリーンにあふれるよう見事なエネルギーを伝えることを目標としていた」とパセックの言葉を裏付けるように、熱のこもったリハーサルシーンが到着した映像でも映し出される。目指したのはバーナムの精神「生きた音楽」日本の人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化でも監督に起用されている期待の新鋭マイケル・グレイシーは、「僕がこの映画で最も誇りに感じていることの1つは音楽だ。頭に残る音楽なんだ。もし彼らがやった仕事じゃなかったら、この映画はなかったね」と、本作には彼らの音楽が必要不可欠であったことを明かす。また、「バーナムは時代の寵児だ。生きた音楽でないとね」と、パセックはバーナムの精神が音楽にも反映されていることにも触れる。そのバーナムを演じたヒューは、そんなパセックとポールが作り出した音楽について、「素晴らしいミュージカルとは、素晴らしい音楽のことだ。登場人物たちが先へ進み、成長していると感じるからこそ、人はそれぞれ曲に感情移入できる。この映画は人生について、もっと楽しい気持ちにさせる上で、完璧な作品だ」と絶賛する。この映像だけでも、才能溢れる音楽チームの楽曲にワクワクせずにはいられない。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日『レ・ミゼラブル』で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンと、2年連続ゴールデン・グローブ賞&アカデミー賞W受賞へ王手をかけている音楽チームが贈る『グレイテスト・ショーマン』。このほど、本作で改めてその魅力を再確認する、ヒューとザック・エフロンの歌声響く特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムをヒューが演じる本作。このたび到着した映像で歌われる「The Other Side」は、バーナムが上流階級相手のショーで成功しているフィリップ・カーライルを自分のショーに参加させようと説得する場面の曲。そのフィリップを演じているのが、ザックだ。ヒュー&ザックにミュージカル風の対決をさせるという意図のもとに作られた本楽曲は「ペースが速くてエネルギッシュ、それでいて共感できるものにしたかった」と、『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞にノミネートされているジャスティン・ポールが想いを明かす。ハードなダンスは“テイク30”!ヒューも「20年若かったらよかったのに」とはいえ、「ザックとのシーンは難しかったよ。小道具のグラスを用いたり、帽子を翻したりスワップ(交換)したり、踊ったりいろんなことが起こる(笑)。20年若いときの足だったらよかったのにと、時々、思ったよ」と、この曲のダンスはヒュー泣かせの難易度だった様子。ザックもまた、「僕がいままでやった中でも最もハードなダンスで、テイク30になったとき、ヒューは僕の目をみて『これで決めるぞ』と決意の表情をした。自分を向上させようとするヒューを見ていると、自分も150%の努力をして応えてしまう。ああいう感じは大好きだ」と語り、このダンスに苦戦しつつも、ヒューとお互いに高めあったことをふり返っている。ハードなダンスに備えて9週間リハーサルを共にしたというヒューとザック。撮影終了後にも一緒にミュージカルを鑑賞したり、アメフトを観戦したりする姿をSNSにアップするほど仲良しになり、来日記者会見でもヒューは「ザックが(次の)ウルヴァリンさ」と冗談を飛ばしていた2人の息の合ったシーンに期待が高まる。「アコースティック・ギターの雰囲気があり、ウエスタン酒場での撃ち合い場面の感じになった」とポールが説明する「The Other Side」で、フィリップはどのようにしてバーナムに説得されるのか?2人の息の合ったパフォーマンスはもちろん、ドラマの行方にも注目していて。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月15日ヒュー・ジャックマンが2月14日(水)、都内で行われた主演作『グレイテスト・ショーマン』の来日記者会見に出席。本作と“バブリーダンス”で話題を集めた大阪府立登美丘高校ダンス部とのコラボPVについて「とても感動した」と絶賛した。■ヒュー・ジャックマン「映画と楽曲が心をつかんだ」第75回ゴールデングローブ賞の主題歌賞に輝き、第90回アカデミー賞の歌曲賞候補にもなっている劇中歌「This Is Me」に合わせ、総勢72名がダンスを披露するコラボPV。「ありのままの自分らしく生きること」を訴えかける映画、そして楽曲のメッセージに共感し、配給の20世紀フォックス映画からのオファーを快諾する形で実現した。この動画について、ヒューは「とても感動した」と絶賛し、「映画が公開されてから、いろんな国からSNSを通して、動画が発信されているんだ。国や文化を問わず、映画と楽曲が心をつかんだことがとてもうれしい」と本作ならではの“旋風”に喜びを示した。会見に同席した共演者のキアラ・セトルは「昨日行われたジャパンプレミアにも、来てほしかったわ。でも彼女たちは大阪に住んでいるし、平日だから授業を受けなきゃいけないでしょ」と少し残念そうな表情。もちろん、コラボPVについては「何度も観た」と興奮していいた。■キアラ・セトル、「This Is Me」の魅力を語りながら号泣!19世紀半ばのアメリカを舞台に、エンターテインメントの世界で成功を夢見る興行師のP.T.バーナムが、社会から疎外されていた個性的かつ才能あふれるパフォーマーを集め、画期的なショーを成功に導くミュージカル映画。昨年、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞歌曲賞に輝いたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが楽曲を手がけ、本年度も劇中歌の「This Is Me」が同賞候補になっている。「人生を肯定している映画なんだ」と力強くアピールするヒュー。「自分を信じ、夢を信じることで、未来が明るくなる。そんなメッセージが、すばらしい音楽と映像によって描かれているんだ。キャスト、スタッフ含めて現場全体がまるで家族のようで、見事なアンサンブルを披露してくれた。こんな経験は初めてだよ」とふり返り、共演したザック・エフロンについては「いつか、ウルヴァリン役を引き継いでほしいね(笑)」と全幅の信頼を寄せていた。一方、キアラは「アイデンティティについて提起し、生きることを祝福してくれる」と自身が歌い上げる「This Is Me」について熱弁。「この曲と出会い、投げかけるメッセージに対し毎日毎日、もがいているし、感謝もしている。信念のために戦う力をもらっているの」と語ると、感極まって、大粒の涙を流していた。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月14日2月16日公開の映画『グレイテスト・ショーマン』で主演を務めたヒュー・ジャックマンの来日スペシャルイベントが13日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われ、来日したばかりのヒュー・ジャックマン、主題歌「This Is Me」を歌ったキアラ・セトルが出席した。来日スペシャルイベントに登場したヒュー・ジャックマン『X-メン』シリーズの主演に抜てきされて一躍スターの仲間入りを果たし、今や国際的な俳優として全世界で人気のヒュー・ジャックマン。そんな彼の主演作『グレイテスト・ショーマン』の公開を間近に控えたこの日、ヒュー・ジャックマンの来日記念イベントが行われた。寒空の野外会場にもかかわらず、詰めかけた多くのファンに対してヒュー・ジャックマンは「こんばんは~! 皆さんにお会いできてうれしいです」と流暢な日本語であいさつ。続けて「本当に日本に来るのが大好きで、5年前にミュージカルを携えてやってきました。その時は『レ・ミゼラブル』だったんですけど、今回は全然また違った形のミュージカルとなっています。日本の方々は本当にミュージカルをサポートしてくださるので、この映画もぜひよろしくお願いします。この映画は7年半もかかったので、この映画を紹介するのにとても興奮しています」と力を込めた。イベント中の途中から、今年の米・アカデミー賞の主題歌賞にもノミネートされている「This Is Me」を歌ったキアラ・セトルも登壇。ヒュー・ジャックマンから「4年間ずっと彼女はこの映画に関わってくれました。彼女が歌う『This Is Me』は、75カ国で大ヒットしています。昨日着いたばかりで今日歌ってくれますよ。彼女は最高の女優で歌手、そして人間的にも素晴らしい方なんです」と紹介されて登場したキアラ・セトラは「本当に皆さんとこの時を過ごせると思うとうれしいです。この映画をぜひ楽しんで欲しいと思います」とアピール。そして観客を前に初めて主題歌「This Is Me」の生パフォーマンスを披露し、日本のファンはもちろん、ヒュー・ジャックマンも彼女の歌声に酔いしれていた。ヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の製作チームが贈る本作。19世紀半ばのアメリカを舞台に、ショービジネスの原点を築いた伝説的なプロモーター・P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)のドラマティックなサクセスストーリーをバラエティー豊かなミュージカルナンバーで描き出す。映画『グレイテスト・ショーマン』は、2月16日より全国公開。
2018年02月13日来日中のヒュー・ジャックマンが2月13日(火)、東京・新宿歌舞伎町で行われた主演作『グレイテスト・ショーマン』のPRイベントに出席。厳しい寒さのなか、予定されていた報道陣向けの写真撮影や挨拶などを割愛し、ファンとの交流を優先させる神対応を見せていた。■約9か月ぶりの来日で「日本は特別な国」ヒューの来日は『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来、約9か月ぶり。壇上では自身の代表作である『レ・ミゼラブル』に触れて、「日本は特別な国。5年前に皆さんが応援してくれたことは、いまでも心に残っている。今回の作品は、また全然違ったタイプのミュージカル映画だし、(構想から)7年半をかけたので、ぜひサポートしてほしい」とアピールしていた。■“新星”キアラ・セトルが「This Is Me」を熱唱!映画は19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナムが、社会から迫害された個性的なパフォーマーたちを起用し、常識を覆す“ショー”を生み出す姿を描く。『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームとコンビを組み、劇中歌の「This Is Me」はゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞。第90回アカデミー賞でも同楽曲が、歌曲賞にノミネートされている。この日のイベントには、バーナム一座で人気を博すパフォーマーのレティを演じるキアラ・セトルも駆けつけ、「This Is Me」を生熱唱!寒さを吹き飛ばすパワフルな歌声を、歌舞伎町に響かせた。ヒューも「最高の歌手にして、最高の女優。人間性もすばらしいんだ」と太鼓判を押していた。■さすがのヒューも、寒さに勝てず?キアラの歌唱後、ステージに再登場したヒューは厚手のコートに身を包み、手には皮手袋をはめて完全防寒。さすがのヒューも、日本の寒さには勝てない様子だ。司会者から、キアラの歌唱について感想を求められたが、それはスルーし、約300人のファンが待つレッドカーペットに降臨。「寒いなか、ファンを待たせていられない」というヒューの思いもあって、予定されていた報道陣向けの写真撮影は一瞬で打ち切られた。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月13日憎めないダメ男をチャーミングに演じさせたら天下一品!世界中の女性たちを魅了し続ける永遠の二枚目俳優、ヒュー・グラント(57)が、映画『パディントン2』(公開中)で、8年ぶり7度目の来日を果たした。ヒューに日本の印象を聞くと、こんなブラック・ジョークが飛び出した。 「僕はフグに夢中なんだ。昨夜はフグを食べたよ。シェフに聞いたんだけど、フグの毒を摂取すると人間は数時間で苦しみながら死ぬらしいね?僕はロンドンに何人か殺したい人間がいるから、フグの毒を持って帰れないだろうかと考えているんだ」(ヒュー・以下同) 『パディントン2』でヒューが演じるのは、若いころは有名だったが、今は落ち目のローカル俳優、フェニックス・ブキャナン。変装の名人でもあるため、騎士、尼僧などの七変化も披露している。歌って踊るチャーミングな悪役という新境地を開拓したヒューが、本誌インタビューに答えてくれた! 【Q】本作のスタッフから“落ち目のスター、フェニックス・ブキャナンを演じてほしい”と言われたとき、どう思いましたか? 「大いに傷ついたよ。でも1作目が大好きで、興味深い役だからオファーを受けたんだ」 【Q】ブキャナンは変装の魔術師という設定だけに、劇中、犬の着ぐるみから美貌の尼僧まで、バラエティに富んだ変装を披露しています。楽しんで演じることができましたか? 「僕は楽しんで演じるという気持ちが一切なくて。すべてがうまくいって作品が完成した後、劇場で観客が楽しんでくれたときに初めて喜びを感じるんだ。特にコメディは受けるかどうか不安だし、撮影現場はすごく寒いときだってあるからね」 【Q】ミュージカル・シーンも素晴らしかったです 「ありがとう。歌とダンスのトレーニングは数週間行ったんだ。昔は自分が歌ったり踊ったりすることが嫌いだったけど、いまは年のせいか好きになって。往年のMGMミュージカル映画みたいに、歌って踊って人を楽しませるってシンプルだけど素敵なことだなと思えるようになったよ」 【Q】ミュージカル・シーンでピンクのひらひらの衣装を着ているあなたが新鮮でした。プライベートでピンクを着ることはないですよね? 「まぁ、ないね。これからはピンクを取り入れてみようと思っているけど。’70年代はピンク色の服を持っていたよ。14歳ぐらいのころかな」 【Q】イギリスの国民的キャラクターである、パディントンとの思い出を教えてください 「子どものころ、母親がパディントンの絵本の読み聞かせをしてくれた。そのせいで、いまもパディントンの話を聞かないと眠れないんだ!」 【Q】最後に、映画『パディントン2』の見どころは? 「僕はすごく感動した。僕と同じくらい笑って感動してくれるとうれしいね」 『パディントン2』ジャパンプレミアでは、吹き替えを担当した斎藤工と対面。斎藤に出演作品選びの悩みを相談されると、ヒューは「年を重ねて劣化すれば、面白いやりがいのある役が舞い込んでくるよ」。ユーモアあふれる回答で返した。
2018年01月26日マイケル・ボンドによるロングセラー児童文学の実写映画第2弾『パディントン2』(公開中)で、チャーミングな悪役を演じたヒュー・グラントが来日。ヒューが演じたのは、心優しい紳士のクマ・パディントンを罠にかけようとする落ちぶれた俳優ブキャナン役だ。今回も抜群のコメディ・センスで、観る者を爆笑の渦へと巻き込むヒューに単独インタビュー。ユニークな撮影秘話を聞いていくと、仕事への向き合い方から、今抱える心の葛藤に至るまで赤裸々に明かしてくれた。○■子供の頃から身近なパディントンへの思い本シリーズは、ペルーのジャングルから大都会ロンドンにやってきた小さな紳士のクマ、パディントンの冒険を描くハートウォーミングなストーリー。ヒュー自身も生粋のロンドン生まれで、パディントンに対しては特別な思い入れがあった。「『パディントン』は、イギリス人にとってはいっしょに育ってきたアイコンのような存在だ。僕も小さい頃、よく母親に読み聞かせをしてもらったよ。僕だけではなく、みんなにとっても大好きなキャラクターで、イギリス人にとっては生活の一部になっている存在なんじゃないかな。だからこそ1作目が映画化されると聞いた時、万が一、質の悪い作品になったらどうしようと思っていたけど、完成版を観たらすごく面白かった。実際に、原作者のマイケル・ボンドもすごく大好きと言っていたそうだから本当に良かったと思う」変装の名人であるブキャナンは、騎士、尼僧、ハゲ男と、愉快な七変化をしていく。スキンヘッドのウィッグについてはヒュー自身が提案したそうだ。「あのウィッグはかぶるとすごくかゆかったよ(苦笑)。でも、我ながらイケてると思った。お気に入りの変装は尼僧かな?」○■見せ場のアクションシーンの裏話劇中でヒューは走る列車上で、パディントンと共にドキドキハラハラのアクションを繰り広げる。この見せ場のシーンについての裏話も興味深い。「あのシーンはポール・キング監督から『ちょっと変更を加えたい』と言われ、すべて撮り終えた後でもう1回撮り直したんだ。しかも電車の上を歩くくだりで、1カットだけ僕ではなくアバターが演じているシーンがある。僕の身体を全身スキャンして作ったデジタル版のアバターを使ったが、彼はけっこう良い演技をしているよ。今後は、代役をお願いできるかもね(笑)」誰に対しても思いやりをもって接するパディントンは、とても愛らしい紳士の中の紳士だ。「やはりパディントンを育てたルーシーおばさんの哲学が素晴らしいと思う。親切で心優しくあれば、世の中はより良い場所になるということだ。特に世知辛い今の時代、我々が受け取るべきメッセージなんじゃないかな」“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントのパブリックイメージは、ウィットに富んだ楽しいイケメン俳優だが、パディントン並みに気配りのきく英国紳士でもある。今回彼は、『ノッティングヒルの恋人』(99)以来、約20年ぶりに共演したヒュー・ボネヴィルと一緒に来日したが、プレミアでは彼との爆笑共演話を披露し、ボンドの存在もちゃんとアピールしていた。○■パニック障害の恐怖と付き合い方ギャラリーの前では常に笑顔を絶やさないヒューだが、ある時、パニック障害に陥ったことが報じられ、それ以降は出演作も減らしてきた。「新しい年となり、僕は頑張っているけど、全然光が見えなくて。いつも恐怖心を感じながら仕事をしているよ」と告白したヒュー表情は穏やかだったが、その内容はいつになくシリアスだった。「ちょうど『ノッティングヒルの恋人』の撮影中、パニックになってしまった。汗をかくわ、台詞を忘れてしまうわ、演技が突然できなくなるわで、自分自身、申し訳ないやら恥ずかしいやらで本当にショックだった。それからは撮影中、1~3回くらいは必ずパニック障害に陥ってしまう。そうなると、共演者やスタッフはもちろん、家族などみんなに心配や迷惑をかけてしまうことになる。困ったことに、そうなるんじゃないかという恐怖心がより一層拍車をかけてしまう。毎回克服できるんじゃないかと思ってはいるんだけど、なかなかそうもいかなくて」心の葛藤を吐露したヒューは、聞き手である私の心のざわめきを察知したのか、こう続けた。「とはいえ、以前よりは随分上手く病気とつき合えるようになってきた。これをやれば大丈夫、ということを学ぶようになってきたんだ。たとえば、朝ランニングをするとすごくコンディションが良くなったりするよ」私は続ける言葉を探しつつ「ファンからの応援は励みになったりしますか?」と尋ねると、ヒューは「もちろん。それはうれしいことだよ」と柔和な表情を見せてくれて少しほっとした。○■作品選びのポイント数多くの作品で映画ファンを魅了してきたヒューに、作品選びのポイントについても聞いてみた。「まずは自分ができるかどうか、及第点に少しでも近づけるだろうかと考えてみるんだ。実際にどうなるかわからないからね」とやはり慎重派だ。特に意識して選んでいるのは、娯楽性のある作品だと言う。「僕はいつも不安でいっぱいで、苦しみながら映画を作っている。そんなに苦労して演じた作品が、誰にも観られないような作品だと悲しいでしょ。だから芸術性だけで出演を決めるということはしない。もちろん出会いあってのものだけど」ちなみに『パディントン2』は、自身の出演作の中でも最高の1本だと公言した。「本当に自分が誇らしく思っている作品なので、心から観てほしいと思う。僕のファンのみなさんも、そうでない日本のみなさんも楽しんでもらえるとうれしい」■プロフィールヒュー・グラント1960年9月9日生まれ、イギリス・ロンドン出身。『モーリス』(87)でベネチア映画祭、主演男優賞を受賞し注目を集める。『フォー・ウェディング』(94)でアカデミーにノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞を受賞。その後『ノッティングヒルの恋人』(99)や『ラブ・アクチュアリー』(03)、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどに出演し、“ラブコメの帝王”と呼ばれる。近作は『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(16)など。(C)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.
2018年01月23日19世紀を舞台に送るオリジナルのミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このほど、本作で主演を務めるヒュー・ジャックマンと、劇中でゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞の「This Is Me」を歌い上げるキアラ・セトルが2月に来日することが決定。ヒューが本作についてたっぷりと語るインタビュー映像も到着した。『レ・ミゼラブル』の熱唱で世界を泣かせたヒューが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームとコンビを組んで完成させた本作。ヒューが演じたのは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナム。差別や偏見の中で立ち尽くしていた才能あふれる者たちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。ヒュー・ジャックマン「みなさんが、ミュージカルが大好きなことを知っているよ」昨年の『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来、約9か月ぶりの来日となるヒューからは、「日本のみなさんが、ミュージカルが大好きなことを知っているよ。本作を観た後は、必ず笑顔になれることを保証できるから、きっと日本のみなさんにも気に入ってもらえると思うよ。本当に来日が楽しみだ!」と、親日家の顔をのぞかせながら本作への自信を見せてコメント。また、彼と共に来日するのは、バーナムの一座で人気を博すパフォーマーで、「This Is Me」(これが私!)と主張できる自分を獲得していくレティを演じるキアラ・セトル。『ラ・ラ・ランド』で昨年のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞受賞を果たしたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビが、ゴールデン・グローブ賞主題歌賞2年連続で受賞した楽曲「This Is Me」を、劇中ではセトルが圧巻の歌声を響かせながら力強く披露する。「Hands on a Hardbody」でブロードウェイに旋風を巻き起こし、2013年トニー賞にもノミネートされたセトルについて、パセックは「彼女のことはずっと大好きでずっと尊敬していた女優だ。あんなにスキルとハートを持った人に歌ってもらえて作詞家人生の中で一番感動的な体験だったよ」と絶賛。「キアラが『This Is Me』を歌った瞬間に歌がぐっと持ち上がったんだ」とも語っている。「This Is Me」(これが私!)はいまの時代に響く応援ソング到着した映像で、ヒューが「聞いた瞬間に“絶対にヒットする。自分が歌いたい”と思った」と述懐する「This Is Me」は、“外見や地位がどうであれ、ありのままの自分らしく生きようとする気持ちがあなたを輝がやかせる”という、バーナムがショーを通して観客に投げかけたメッセージを反映させたもの。多様性を認め合ういまの時代を生きる私たちにとっても、唯一無二の応援歌になるはずだ。今回来日するヒューとセトルは、2月13日(火)に作品の世界観をイメージした大規模なレッドカーペットイベントへの参加を予定している。「オリジナルのミュージカルが作られるのは23年ぶりなんだよ。皮肉なことに僕らと同じ時期に『ラ・ラ・ランド』もゴーサインが出ている。だけど僕らの作品には、3倍の予算がかかっているんだ。スタジオにとっては、すごいリスクだ」とヒュー。「ほかと違うことをやったバーナムから、ほかと同じことはやるな、違うことをやれと教えられたんだ」とヒューが話すように、オリジナルのミュージカルのヒットが難しいといわれている時代に、本作にはバーナムの精神がしっかりと息づいていることをヒューは明かしている。自身もゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされたヒューが自信作を引っさげ、大好きな日本の地で何を語るのか?また、キアラの圧巻の歌声は日本中に響き渡るのか、期待していて。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月23日2017年の映画界でもさまざまな作品がブームとなりましたが、今年最初の旋風を巻き起こしそうな話題作といえば『パディントン2』。世界中で大ヒットとなった前作では、あのモフモフとしたかわいさの虜になった人も多いはず。そんな誰からも愛されているパディントンですが、本作ではパワーアップしてスクリーンに再登場!そこで、日本語吹替え版キャストとして、さらなる魅力を吹き込んだあの方々にお話を聞いてきました。それは……。松坂桃李さん&斎藤工さん!【映画、ときどき私】 vol. 138前回に引き続き主人公のパディントンを務めた松坂さんと敵役のブキャナンでシリーズ初参戦となる斎藤さんは、声優として豪華初共演が実現。それぞれの役に込めた思いやお互いのこと、そして今後について語っていただきました。1作目では、生まれ故郷のペルーを離れ、ロンドンに降り立ったばかりのパディントンが繰り広げる冒険が描かれていましたが、いまやすっかりロンドンっ子となり、ブラウン一家とともに幸せに暮らしているパディントン。まずは、2年ぶりにパディントンを演じた松坂さんが心がけたことは?松坂さん今回は年月が経っていることもあり、ブラウン一家との関係性や近所に住んでいる人たちとの距離感も変わってきているので、そういう部分を大事にすることから始めました。それから、パディントンは本当にピュアで疑うことを知らないので、目の前のことに対して純度100%で向き合うニュアンスも大切にしていました。あとは、前回同様に声のトーンを高めにしていましたが、それだとだいたい1日5時間収録が限界でしたね。本シリーズは、松坂さんにとってどんな作品ですか?松坂さん心を軽くしてくれる癒しの作品ですね。生活をしていくなかで、いろいろなストレスもありますが、『パディントン』には重力ゼロみたいな自分の体にまとわりついているものを全部浮かせてしまうような力があると思います。今後も続いて欲しいなと思いますし、いつかテッドと共演して欲しいです(笑)。そうすると僕は有吉さんと仕事ができますし、ゲスなクマと紳士なクマが夢の競演!いまは『アベンジャーズ』みたいに何でもありですから、話題になると思います。そんななかで、吹替えていて楽しかった瞬間は?松坂さんこの年になると、だんだん初めての経験というのがなくなってくるんですけど、パディントンを通すと、それができるんです。だから、床屋で初めてのアルバイトをするシーンは、とにかく楽しかったですよ。ただ、電気シェーバーを持ちながら声を震わせてしゃべらなければいけなかったので、楽しかったのと同時に難しくもありました。でも、あれは子どもの頃に声を震わせて宇宙人の真似をしていたのをそのままパクった感じですね(笑)。相変わらずおっちょこちょいでチャーミングなパディントンですが、本作で敵対することになるのは名優ヒュー・グラントが演じる悪役のブキャナン。斎藤さんは、落ち目の俳優でありナルシストという役柄を演じてみていかがでしたか?斎藤さんマインドとしては、ほぼ自分でした(笑)。ヒュー・グラントはこの役を楽しく演じていらっしゃいますが、実はすごく造詣の深いキャラクター。音をつける作業では何度もシークエンスを見直すので、眼球レベルでお芝居しているということもよくわかりました。あと考えていたのは、七変化するキャラクターだったので、声のベースをどこに置くかということ。今回はニュートラルな部分をヒュー・グラントの実年齢に寄せるのではなく、フットワークの軽いところにいるのがいいんだろうなと思っていました。では、完成した作品を観たときに感じたお互いの印象を教えてください。松坂さん斎藤さん、ステキですよね。ヒュー・グラントとは、実際には20歳近く年齢差があるのに違和感もなく、ちょっとチャーミングだし、敵対する役にも関わらずそこにも愛情を持てるような声の入れ方というのはさすがだなと思いました。斎藤さん実は新作『孤狼の血』の試写で広島弁のギラギラした松坂さんを拝見した翌日にパディントンとしての松坂さんの声を聞いたので、「とんでもないプレーヤーだな」と思っていました。松坂さんこそヒュー・グラント的じゃないですけど、松坂桃李というイメージを軸にこんなに振れるんだということを僕は誰よりも感じたんです。本当に好青年で、まっすぐな松坂さんの奥にある知性と品性は、パディントンと重なる部分がたくさんあるので、適役だと思います。だから、そこを邪魔しないようにしなきゃいけないなというのもありました。俳優という仕事に対して真摯に向き合い、つねに高みを目指しているおふたりですが、劇中では「俳優とは世界一嘘つきな人種だ」というドキッとするようなセリフも。このセリフを聞いたときはどう感じましたか?松坂さん「いいこと言うなあ」と思いましたね(笑)。俳優は周りに嘘をつかなきゃいけないんですけど、作品に入るにあたっては、自分にも嘘をつかなきゃいけないので。つまり、自分本来の考え方や持っている物差しというものを全部取っ払って、「この作品ではこうだから」というふうに自分に嘘をつけるかというのはとても大事なことなんです。だからこそ、演じながらこれだけ作品を楽しめるんだと思うので、「おっしゃる通り!」みたいな感じでした。斎藤さん僕もあれはしびれました。「俳優は嘘をつくのが仕事だから」なんて、その通りだと思います。だから、もし自分に娘ができて、その彼氏が俳優だったらどうしようかな……。ただし、松坂さんみたいな人だったらいいです(笑)。自分みたいなのは絶対に嫌ですけど。でも、本当にあのセリフは、僕もすごくいいセリフだなと思いました。というのも、この作品は国民的なかわいらしいクマさんの物語という入口ですが、そのなかをめくってみると、そんなふうにけっこう深いところを掘っているんですよ。俳優が俳優にこのセリフを言う皮肉に対する理解がコメディになるというのは、非常にイギリス的だなと。ただ、日本にも本来そういうところがあるので、性質としては合うと思っています。セリフひとつとってもいろんなことを考えさせられるのが『パディントン』の魅力ですが、パディントンに欠かせないものといえば、今回も大きな役割を果たしている大好物のマーマレード。おふたりにとっても思い入れのある食べ物はありますか?松坂さん僕はオムライスが好きですね。というのも、おばあちゃんがたまに実家に来たときに作ってくれたオムライスがおいしくて。おふくろの味というよりは、おばあちゃんの味みたいですけど、食べるとそういう懐かしい感じになるんです。斎藤さん僕はシュタイナー教育の少し変わった小学校に通っていたので、当時としては早かったんですけど、マクロビを取り入れていたんです。それもあって、普通のお菓子を見たことがなく、おやつがなんと玄米パンと煮干し(笑)。だから、友だちの家で初めてカップラーメンをひとくち食べたときには、反動であまりにもおいしく感じてしまったこともありました。いまはなかなか食べる機会がないですけど、僕にとって思い出の味は玄米パンと煮干しです。そんな個性豊かなおふたりは、2017 年もさまざまな作品で私たちを魅了し続けてくれましたが、今後もますます期待が高まるところ。現在放映中の朝ドラでの活躍はもちろん、本作を皮切りに今年も主演作の公開が続々と控えているのは松坂さん。松坂さんにとっては30代を迎える節目となる年ですが、どんなふうに過ごしていきたいですか?松坂さん30代でもこの仕事を続けていくためには、どんどん間口を広げていかないとさまざまな作品ができないだろうと思っていたので、20代後半からはそれまでやったことのないような作品だけでなく、いろいろな監督や共演者の方とお仕事をしました。それによって30代になったときに、その出会いというものが大きく作用するだろうなと思ったからなんです。だから、20代で窓をバーッと開ける感じというか、風通しを良くして下地を作ってから30代に入ろうと心がけました。もちろん、ひとつひとつをものすごく真剣にやってきましたが、30代を迎えるためにやってきたところはありますね。なので、今後はその “色” により深みを出せるような作業に徹していけば、それが40代にもつながると思っています。ちなみに、プライベートにおいて20代で挑戦しておきたいことはありますか?松坂さんVR体験です(笑)。いつでもできると思うんですけど、まだなので本当にやりたいんです。だって、子供の頃に描いていたいろんな妄想を叶えてくれるってすごいことですよね?将来的にはロンドンの街並みをパディントンと一緒に歩けるとかもあったらおもしろいと思います。いっぽうの斎藤さんは、国内外の作品への出演をはじめ、長編初監督作『blank13』を手掛けたり、クレイアニメのプロデュースをしたり、移動映画館を企画したりと、とにかく多角的に映画と向き合った一年。そのうえで、今後どのようなスタンスで仕事をしたいと考えていますか?斎藤さん僕は自ら飛び道具的なプレーヤーを目指しているところがあるので、固定したひとつのイメージをめがけてはいないんです。ただ、数年前に『昼顔』と出会ってから、一部の人に持っていただいたイメージがあって、それがロッククライミングでいうひとつのつかまる石になっていると思っています。つまり、それがひとつあると、次はどこに手を伸ばそうかとなり、そこを軸に考えられるんですよ。そのイメージがあるから、フラットなスタンスでいろんなところに飛んで行けるし、遠くへ飛んだようにも映ってくれたりするのはおもしろいなと。イメージを確立してみんなにつかませる人と、そこから逃げ続ける人と2パターンありますが、自分は後者寄り。そうすると、いろいろな映画の現場を体験できますし、海外の作品も含めて、変わった動きをすることができると僕は思っているんです。カラオケでいつも同じ曲を歌うんじゃなくて、下手でもいろんなジャンルを歌えたほうが楽しいじゃないですか。そういう感じです。最後に、2018年の目標としていることを教えてください。斎藤さん去年は権利フリーのクレイアニメを作ったり、自分の監督作の公開に際して劇場の現状にも痛いほど直面したりと、いままでとは違うアングルで映画に触れられた年でした。そのなかで、映画を初めてプロデュースした友人から非劇場でも公開したいと相談を受けたんです。僕が手がけている移動映画館ではお寺や体育館などいろいろな場所で上映してきたので、その経験を生かして友人に協力できたらと思いました。なので、今年の新しいチャレンジとしては、ニーズのある場所に劇場をどう提供できるかという部分で、ほかの作品を支えるような動きをしたいと思っています。あとは、シンガポールでエリック・クー監督の作品に出演したことがきっかけで、アジア6か国で作るアメリカのケーブルテレビ放送局HBOのオムニバス企画に日本の監督として参加することになりました。他のみなさんは巨匠と言われている方々ですし、日本ではありえないことでしたが、このテンポ感についていかないと今後海外に関わる仕事を続けていけないなと感じたんです。ひとつ作品を作ったことで思いもよらない展開となりましたが、これは俳優業だけだと見られなかった景色。ひとつの映画に向き合うことで、新しい現場や新しい作品が生まれるということがここ数年で起きてきているので、この流れは止めたくないですし、俳優が記念で映画を撮ったということにもしたくはないので、これからも戦い続けたいなと思っています。インタビューを終えてみて……。どんなことにも気さくに答えてくださるだけでなく、パディントンも顔負けなほど紳士的な松坂さんと斎藤さん。女性たちからは思わずため息がでそうなステキな2ショットですが、日本映画界には欠かせない存在であるおふたりは、2018年も私たちの心を掻き立ててくれることは間違いなさそうです。まずは、そんなおふたりの魅力あふれる声に癒されてください。これで笑顔にならない人なんていない!誰もがワクワクせずにはいられないエンターテイメントが満載でありながら、人と人との絆の温かさも感じさせてくれる本作。笑いあり涙ありの決定版として、新しい年の幕開けにはぴったりの一本です。大切な人の手を取って、劇場に向かってみては?ストーリーロンドンでの生活にも慣れ、ブラウン一家とともに楽しく暮らすパディントン。そんななか、大好きなルーシーおばさんの誕生日のプレゼントとして、世界で1冊しかない飛び出す絵本を買うことを決意し、アルバイトを始めることに。ところがある日、その絵本が盗まれたうえに、その場に居合わせたパディントンが逮捕されてしまうのだった。はたして、パディントンはブラウン一家の力を借りて無実を証明することができるのか。そして、飛び出す絵本の秘密を知り、怪しい動きを見せる落ち目の俳優ブキャナンとの対決の行方は!?ドキドキが止まらない予告編はこちら!作品情報『パディントン2』1月19日(金)より全国公開出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス他日本語吹替え版キャスト:松坂桃李、古田新太、三戸なつめ、斎藤工監督:ポール・キング製作:デヴィッド・ハイマン『ハリー・ポッター』シリーズ原作:マイケル・ボンド配給:キノフィルムズ©2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.写真・水野昭子(松坂桃李、斎藤工)
2018年01月18日