都会の街になじむカジュアルでシックなお店そのときにしか味わえないフレッシュな料理が絶品フランス語で“引き出し”を意味する店名を掲げる想い都会の街になじむカジュアルでシックなお店シックな店構えにカジュアルな手書きのメニュー。パリの裏路地に迷い込んだよう外苑前駅から歩いて10分、外苑西青山キラー通り沿いにあるのがフレンチビストロ【bistro Tiroir】。ここは、パリの路地裏を思わせる雰囲気が魅力的。旬にこだわった産地直送の食材をふんだんに使ったクラシックなフレンチにアレンジが加わった、ここでしか味わえないビストロ料理が絶品です。ウッディな空間の中、おいしいビストロ料理をカジュアルに堪能こぢんまりとした店内は、シックで大人の雰囲気。木の温もりが感じられ、どこか親しみがもてる空間の中、絶品フレンチが堪能できます。大切な人の記念日や仕事帰りにふらりと立ち寄るにも最適。知っていると誰かに自慢したくなる一軒です。そのときにしか味わえないフレッシュな料理が絶品海に囲まれた日本の環境に着目し、新鮮な魚介をメニューに取り込むビストロというと、パテやテリーヌなどのシャルキュトリーを看板メニューとして打ち出すお店が多い中、ここ【bistro Tiroir】では、産地直送の野菜や魚を使い、そのときにしか味わえないフレッシュな料理が並びます。その中でも、オススメのメニューを3つご紹介いたします。『ブーダンノワールのアップルパイ』新鮮な豚の血とキャラメリゼしたりんごをパイ生地で包んで焼き上げた『ブーダンノワールのアップルパイ』お店のスペシャリテである『ブーダンノワールのアップルパイ』は、最初はデザートだと思って注文するゲストが多い一皿。豚の血のコクと旨みに、キャラメリゼしたりんごのほどよい苦みと甘味が加わり、風味豊かに。パイ生地のバターの香りとサクサクッとした食感が口一杯に広がり、一度食べたらリピートする人が多い人気メニューです。『島根の鮮魚の一皿』国内で獲れる新鮮な魚介を活かした冷前菜やメインディッシュ直接仕入れた島根県産の新鮮な魚を、冷前菜やメインディッシュで常に味わえるのも【bistro Tiroir】ならではです。「その日の一番の魚」を厳選し、魚の身質や状態を見極めて、素材の持ち味を活かした一品をしっかりと噛みしめて。『山形豚のパテ・ド・カンパーニュ』フランスの伝統的な郷土料理『山形豚のパテ・ド・カンパーニュ』山形県の認定豚やフォアグラ、ピスタチオなどを使い、何度も試行錯誤を重ねて今のレシピに至った『山形豚のパテ・ド・カンパーニュ』も必食です。豚肉、鶏の白レバー、フォアグラを混ぜて焼き上げ、味がなじむまで10日以上寝かせ、熟成させた珠玉の逸品です。フランス語で“引き出し”を意味する店名を掲げる想い引き出しを見つけ、明日への行動につながるエネルギーになるよう名づけられた店名フランス語で“引き出し”を意味する“Tiroir(ティロワ)”を店名に掲げた【bistro Tiroir】。料理やワイン、ゲスト同士やスタッフと関わる中、さまざまな世界観の引き出しから新しい発見や刺激、楽しいことを見つけ出し、明日への行動につながるエネルギーを。そんな想いを託しています。スペシャリテを目当てに特別なひとときをスペシャリテの『ブーダンノワールのアップルパイ』や『ホワイトアスパラガスのババロアカマルグの塩アイス乗せ』(季節限定)を目当てに立ち寄るのもいいでしょう。秋にはジビエの取り扱いがはじまるのも楽しみです。おいしい料理とワインが好きなゲストには普段使いの一軒に。また、結婚記念日や誕生日など、特別な日にも【bistro Tiroir】を訪れて。居心地のいいセンス溢れた空間の中、おいしい料理を頬張りながら至福のひとときを過ごすことができます。料理人プロフィール:川島大輔 さん【レストランモナリザ丸の内店】、【レストランヒロミチ】を経て、2017年【bistro Tiroir】のオープン時よりシェフを任される。同年ビブグルマンを獲得。産直の野菜や魚を多用し、その瞬間にしか食べられないフレッシュな料理の考案に注力し、ゲストに驚きと楽しみを提供する。bistro Tiroir【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】外苑前駅 徒歩10分
2021年07月18日ヒトサラ編集部がオススメするどれを食べても「ハズさないビストロ」お洒落なお店好き女子 宿坊が推す【BISTRO INOCCHI】/中目黒大人デートのお店ならおまかせ 嶋が推す【Niru】/渋谷艶っぽ系女子 福島が推す【ビストロ カルネジーオ】/恵比寿がっつり男メシ担当 関口が推す【ペタンク】/浅草編集部きっての飲み師 郡司が推す【bistro margo】/祐天寺1.おしゃれなお店好き女子 宿坊が推す【BISTRO INOCCHI】/中目黒一度見たら忘れられないテリーヌに会いたくて真っ白な壁を暖かな電球が照らす外観から、素敵な料理との出会いの予感がします私が紹介するのは、中目黒駅から少し歩いた路地裏に佇むお店【BISTRO INOCCHI】さんです。お店の方が温かく迎え入れてくれ、新鮮な野菜にこだわったフランス料理とワインが楽しめます。コンクリート打ちっぱなしの店内は、スタイリッシュでありながらも居心地のよい空間。コースは2種類あり、今回は『ディナーコース(5,280円)』と料理に合わせたワインを少しずつオーダーしました。お目当ての『50種の季節野菜と穀物のテリーヌ』は黄色ビーツのソースでレアに仕上げた『サーモンのミキュイ』はナイフを入れてそのなめらかさに驚く50種類の食材を使用したこちらのテリーヌは、その美しい見た目から心がときめいてしまいます。パリパリ、シャキシャキ、カリッ、コリッ。なめらかさ、みずみずしさ、ほろほろな食感。切り取る場所によって全然違う味わいが楽しく、五感を総動員して堪能します。オーナーシェフの猪口さんにちなんで「お猪口(おちょこ)」で出てくる定番の『一口前菜』に始まり、『ブリのカルパッチョ』からメインの『サーモンミキュイ』まで、挙げればきりがないほどどの料理にも魅力があります。BISTRO INOCCHI【エリア】中目黒【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】2000円 ~ 2999円【ディナー平均予算】5000円 ~ 5999円2.大人デートのお店ならおまかせ 嶋が推す【Niru】/渋谷週替わりの煮込み料理と自然派ワインのお店『ウフマヨ トリュフ風味』390円(税込)。生胡椒の目玉がとってもかわいい!泡・白・赤・ロゼ・オレンジのワインがグラスで880~1,300円でオーダー可能私がオススメするのは、恵比寿と渋谷のちょうど中間に位置するビストロ【Niru】。店名の“ニル”とは“煮る”のことで、 煮込み料理と日本ワインを中心とした各国の自然派ワインが楽しめます。お店を訪れたらぜひ頼んでほしいのが、定番人気の『ウフマヨ トリュフ風味』や、果実の酸味や甘みと野菜の持つ苦みが見事にマッチした季節の果実のサラダ、それにオムレツや〆の『魯肉飯』もハズせない。もちろん煮込み料理も!『3種の魚介 イカ墨煮込み』1,220円(税込)。希望であれば〆のリゾットも楽しめます煮込み料理は、定番の『鶏モモ肉の塩レモン煮込み(ターメリック風味)』をはじめとした4~5種から選べます。この日は『トリッパとドライトマトの白ワイン煮込み』やちょっと風変わりな『ワニ肉と夏野菜のミネストローネ』などがあり、魚介好きの私は『3種の魚介 イカ墨煮込み』をオーダー。じっくり煮込まれた牡蠣とムール貝、イイダコの出汁がたっぷりと染み出ていてとっても美味!食べ終わったあとはリゾットにして二度楽しめました。フードメニューは毎週変わるので、こまめに通っても新しい味に必ず出合えます。煮込み料理はもちろん、趣向を凝らした前菜やオムレツ、〆の魯肉飯など、自然派ワインに合う料理をぜひ!Niru【エリア】恵比寿【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】渋谷駅3.艶っぽ系女子 福島が推す【ビストロ カルネジーオ】/恵比寿お肉と赤ワインで乾杯! 隠れ家ビストロで過ごす大人の時間ウチモモ2,100円、トモサンカク2,300円、ランプ2,500円(すべて100gずつ)私が紹介するのは、恵比寿駅から徒歩1分の場所にある【ビストロ カルネジーオ】。おいしいお肉料理とリーズナブルなお酒に、いつも多くのお客さんで賑わっている人気のお店です。ぜひ食べていただきたいのは、国産A5ランクのお肉!部位ごとに100gずつ注文ができ、今回は「ウチモモ」、「トモサンカク」、「ランプ」の3種類を『野菜のグリル』とセットで注文しました。それぞれ柔らかさや甘み、味わいの違いがあり、どれを食べても納得のおいしさ。ボトルワインが3,000円前後でいただけるため、赤ワインと一緒に楽しむのもオススメです。『生ハム クラテッロ ブラッティーナチーズ添え』2,970円ワインがすすむこと間違いなしの『生ハム クラテッロ ブラッティーナチーズ添え』もぜひ!しっとりとしたテクスチャーにほどよい塩味、そこに新鮮なチーズがあわさり、いくら食べても飽きない味わい。お酒にあう料理のほか、シメのパスタなど、最初から最後まで楽しめる一軒です。BISTRO CarneSio【エリア】恵比寿【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩1分4.がっつり男メシ担当 関口が推す【ペタンク】/浅草ホンモノの味をリーズナブルに楽しめる!『ウフマヨ』330円(税込)は、玉子を割ると、黄味がトローっと溶け出します!僕がオススメするビストロは、浅草にある【ペタンク】。シェフの山田さんはワインバーやグランメゾン、パリのレストランでの修行経験もあり、お店はカジュアルな雰囲気なのに、料理やワインはホンモノです。ここの名物はアンチョビとマスタードのマヨネーズに包まれた『ウフマヨ』。なんと一皿330円と、とってもリーズナブル!昔懐かしい手羽先の『チューリップカラアゲ』880円(税込)店内はカジュアルかつ、センスのいい空間店内には遊び心のある雑貨が所せましと並び、和と洋がバランス良く配され、フレンチでありながら“浅草”を感じられるオシャレ空間です。料理はほかにも、ビールやスパークリング、白ワインにも合う『チューリップカラアゲ』など800円ほどのおつまみ系から、メイン料理は1,800円前後、グラスワインは990円均一なので、結構食べても一人5,000円程度で済んでしまいます!ホッピー通りも大好きだけど、たまにはオシャレな浅草ビストロもいかが?ペタンク【エリア】浅草【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5,001円~6,000円【アクセス】浅草駅5.編集部きっての飲み師・郡司が推す【bistro margo】/祐天寺日常の暮らしにすっとなじむビストロ料理が出てくるまで、微発泡のワインでのどを潤す。日暮れ直前のまだ明るい光が心地いいどことなくミニチュアなサイズ感の祐天寺駅周辺の街並。この街に溶け込むようにして佇むのが、【bistro margo】。「さあ行くぞ」と意気込んで行くのではなく、花屋や雑貨屋に入るような軽い気持ちで、ふらっと足が迷い込む。そんなシチュエーションがぴったりな、3テーブルばかりの小さなビストロです。白壁、木製の机と椅子、ガラスの花瓶に生けられた葉物で構成されたミニマルな空間。そして、そこに流れるレコードのアナログな音が、その空間をさらに素敵に、温かく包みます。……というと、どうも身構えてしまいそうですが、実際に店で過ごす時間は、肩の力がしぜんに抜けるような居心地のよさ。ワインを飲み始めながら黒板のメニューで料理を選んで、一品目が到着するころにはすっかりその空間は自分の居場所になっている心地なのです。夏らしい爽やかな味わい。『地ダコ & キーウィ & キュウリ マリネ』1,450円『カボチャ & アンチョビグラタン』1,150円。ワインが止まらないこの【bistro margo】で楽しめるのは、クリアな味わいで体になじむナチュラルワインと、じんわりとおいしさがこみあげる家庭料理。派手じゃないけど食材のおいしさと素朴さを感じる、毎日でも食べたくなる料理の数々。『自家製パテ・ド・カンパーニュ』や『カボチャとアンチョビのグラタン』などワインが手放せなくなる料理はもちろん、酸味がきいた『自家製サワードブレッド』のパンがまたおいしくて……。パテをのせたり、余ったソースに浸したり、パンだけでワインを飲んだり、気持ちのうえではやりたい放題。ゆるりと肩の力を抜いて料理とワインを楽しむ。暮らしの中にすっとなじむような、そんなおいしい時間がきっと気持ちの贅沢を感じさせることと思います。マーゴ【エリア】祐天寺【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】~【ディナー平均予算】8000円 ~ 9999円
2021年06月30日ビスポークランジェリーを展開する「チヨノ・アン(Chiyono Anne)」が、フォーシーズンズホテル東京大手町内のコンセプトストア「ザ スパ ブティック バイ アデライデ(THE SPA boutique by ADELAIDE)」とコラボレーションしたスイムウェアを、2021年6月11日(金)より限定発売。「ザ スパ ブティック バイ アデライデ」と南青山「アデライデ」にて展開される。「チヨノ アン」とは?2014年に創業した「チヨノ・アン」は、一人一人の女性に合わせた、ハイエンドなビスポークランジェリーを展開する日本ブランド。その繊細な素材と、洗練されたデザインを組み合わせたランジェリーは、著名人のファンが多いことでも知られている。「ザ スパ ブティック バイ アデライデ」別注カラーのスイムウェア今回はそんな「チヨノ・アン」で人気を集めるスイムウェアシリーズから、「ザ スパ ブティック バイ アデライデ」とコラボレーションした別注カラー第2弾が登場。「ビキニトップ&ハイレグボトムセット」は夏の太陽に似合う“ライムカラー”で、「タンクトップ&ハイウエストボトムセット」は“ライムカラー×チョコレート”のコンビネーションで登場する。こだわりのディテールをプラスいずれのモデルも無数のストリングスや、結び目(ノット)のディテールがアクセントになるデザイン。また「ハイウエストボトムス」とセットになった「タンクトップ」は、ウエスト周りの露出が少ないデザインのため、カジュアルなトップスとして夏コーデに取り入れるのもオススメだ。【詳細】チヨノ・アン×ザ スパ ブティック バイ アデライデの水着発売日:2021年6月11日(金)展開店舗:ザ スパ ブティック バイ アデライデ、アデライデアイテム:・別注カラービキニトップ&ハイレグボトムセット 30,800円カラー: ライム×ライム・別注カラータンクトップ&ハイウエストボトムセット 36,300円カラー: ライム×チョコレート<店舗情報>・ザ スパ ブティック バイ アデライデ住所:東京都千代田区大手町 1-2-1フォーシーズンズホテル東京大手町 39階営業時間:10:00~22:00TEL:03-6810-0660・アデライデ住所:東京都港区南青山 3-6-7 B-Town 1/2F営業時間: 12:00~20:00TEL:03-5474-0157
2021年06月12日この記事を書いた編集部員代官山駅から約8分ほど歩いたところにある【ビストロ白樺】さん。ものすごい雨と風だったのですが(いつも取材の日は雨な気がする)、店内にはお客さんがちらほら。いちばん奥のカウンター席に通してくれ、お願いしていた『おまかせコース5,170円』を楽しみに待ちます。『シーフードのコロッケ』『コチのカルパッチョ』コースの始まりは、魚介の旨みがふんわり広がりホクホクの幸せを感じる『シーフードのコロッケ』から。3日前に活〆にしたという『コチのカルパッチョ』は見た目から繊細で美しく、身が分厚くてぷりっぷりの食感をゆっくりと味わいます。ウニを使用したドレッシングはクリーミーで、コチとの相性も抜群。下に隠れている大根とナガイモの食感も楽しく、サッパリとした味わいはずっと食べ続けたくなってしまいます。『ホタテ、アスパラソバージュ、新タマネギのソテー』今回私が【ビストロ白樺】さんを取材することを知った後輩が、「そこじつは私のお客さんなんです!店主の月舘さんによろしくお伝えください」と教えてくれました。その話を月舘さんにすると、当時の話を聞かせてくれたりと会話が弾みます。こちらのホタテは月舘さんの地元で実家の飲食店を営む弟さんの友人である漁師から直接仕入れているそう。見た瞬間「……大きい!」と驚いてしまいます。「漁師から直接仕入れているからいいものが届くんだ」とのこと。「アスパラソバージュ」はフランスから取り寄せた野生の食材で、フレンチのエッセンスも感じられます。大きなホタテを口に運ぶとバターの芳醇な香りが鼻を通り、そのフワフワの食感にも驚かされます。甘味がしっかり感じられる新鮮なシャキシャキ食感の野菜とのコントラストが幸せ。『マダイ』メインは3kgの『マダイ』。目の前でジューと音を立てて仕上げられていくさまを眺められるのは鉄板焼フレンチの醍醐味です。器は青森のねぶたがデザインされた一点ものだそうで、月舘さんが嬉しそうに話をしてくれました。地元から離れて約30年で戻る気もないとおっしゃっていましたが、青森への想いの深さを感じます。「これだけ肉厚なマダイは焼くだけでもおいしい」との言葉どおり、皮はパリっと仕上げられて、身はものすごくジューシーでみずみずしく、絶品。オマール海老のクリームソースは、その贅沢な香りと濃厚な味わいが至高で、五感をフル活用して堪能します。アンティーク調の店内は、初めて来てもゆったりとした気持ちにさせてくれます料理がおいしいことはもちろん大切です。ただ、つくり手のバックボーンや、どこからどうやって仕入れた食材なのかが分かると、同じ味でもよりおいしく感じられたりするものだなと感じました。また、遠すぎず近すぎない絶妙な距離感で接してくれる、そんな店主さんがいるお店はやっぱり心地がよくて、少しの間、日常を忘れて料理に夢中にさせてくれます。横に座っていた夫婦の常連さん。悪天候にも関わらず足を運ぶ理由が私にも分かった気がしました。ビストロ白樺【エリア】代官山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4500円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】代官山駅 徒歩8分
2021年06月09日カウンターはレストラン、テーブル席はビストロ既視感のある料理ながら、想像を超える味わいシェフの世界観、「心地よいちぐはぐ」を楽しむレストランとビストロが両立?!常道を超えていく新世代シェフのお店へレストランであり、ビストロでもある画期的な新スタイル縦長なお店で、一番奥がキッチン。「臨場感のあるカウンターがいいな」と勝手に座ってはいけません。【ars】には2つの顔があり、カウンター4席は完全予約制で11,500円(税込)のコース料理を提供するシェフズテーブル。でも、テーブル席はアラカルトで楽しめるビストロなのです。カウンターはコース料理のみで要予約。テーブル席のアラカルト料理は500円0時にレストランとして利用することもできれば、普段の食事、あるいはちょっとつまみながらワインを飲みたいなとふらりと立ち寄ったり、気の置けない仲間とアラカルトで前菜やメイン数品を頼んでカジュアルに楽しんだり……。1つの空間の中に、レストランとビストロ、2つの顔を持つお店なのです。今回は、特別感のあるカウンターのお料理を中心に紹介します。丁寧な仕事と探究心で、クラシックとモダンが調和する個性的な皿へ昇華オープンキッチンを目の前に、クリテイティブな料理を楽しめる完全予約制のカウンター席カウンターは9品11,500円のコースのみ、要予約伝統と革新が共存するパイ包み焼き、フォアグラのお皿多彩なワインで楽しむペアリング厚みのある個性的な木のカウンターエリアは、紫とゴールドの菊花模様の壁紙も印象的。たった4席ということもあり、シェフズテーブルに招かれたような特別感があります。完全予約制のこの席では9品11,500円のコース料理のみを提供。オーナーシェフ・髙木和也さんの信念でもある、クラシックとモダンが調和するガストロノミーを、調理風景を見ながら臨場感たっぷりに堪能することができます。『パイ包み焼き』オマール海老のパイ包み焼き ビスクソースパイは芳ばしくサクサクの焼き上がり、フィリングはしっとり。絶妙な火加減で楽しませてくれます「僕の料理の特徴は、まず既視感のあること。でも、食べると“あれ?想像していたのとは違う”と感じてもらえるような食感や味わいにしています」と話す髙木シェフ。スペシャリテのパイ包み焼きは、パイはサクサク、中身はしっとりジューシーで食べた人を魅了します。「パイとフィリングの火入れ加減をジャストなタイミングで両立させるのが難しいんです」。確かに、パイが生焼けだったり、フィリングがパサついていたりするパイに遭遇したことが何度かある。「フレンチ料理人の腕を試される一品。これを極めたいと思いました」と髙木シェフ髙木シェフ自身も、レストランを食べ歩くなかで改めてパイ包み焼きの難しさを痛感。食べる人をがっかりさせないために修練を積まなければと、どんなに忙しいときでも火入れに失敗しない方法を編み出したそうです。そういった、探究心の強さもシェフの魅力であり、実力として確実に蓄積されているのです。『フォアグラのテリーヌ』フォアグラとパン・デピスのメレンゲ 菊芋のピュレとデコポン脂っこいというフォアグラのイメージからは程遠く、軽やかな食感フランスの出汁、フォンを引くのも決して手抜きをせず、一つ一つ丁寧に基礎を固めて、ブレない土台を作る髙木シェフ。その上で、教わってきたことを鵜呑みにするのではなく、なぜそうなのかを検証し、試行錯誤を重ねて新たな美味を再構築していくそうです。そんな中で生まれたもう一つのスペシャルテがフォアグラのテリーヌ。「【レフェルヴェソンス】や【ラ・フィネス】で働いていたとき、血抜きの仕方や火入れの温度、時間などシェフと一緒に実験的に色々試していました」と髙木シェフ。パン・デピスに入っているシナモン、ナツメグ、クローブなどのスパイスを使い、薄い板状にしたメレンゲでデコレーション修業時代の経験をもとに独自に編み出した「現段階ではこれがベスト」という火入れで、自信を持ってスペシャリテとして出しているフォアグラのテリーヌ。相性の良いパン・デピスは、「軽やかに味わっていただきたいから」とメレンゲに仕立てられています。濃厚な味わいながらも驚くほどライトな食後感。「脂を酸化させないこと、これも胃もたれしない重要なポイントなんです」。見えないところまで徹頭徹尾の配慮と手間暇で食材のよいところだけを引き出してくる髙木シェフ。美味しさへの飽くなき探究心に頭が下がります。『前菜3点盛』コースの2皿目、カニクリームコロッケ・竹炭のチュイル・馬肉のタルタル「既視感がありながら予想を裏切る味わいを目指している」というシェフの言葉がよくわかるのが前菜の3品。丸いコロッケは、「カニクリームです」と言われて口に入れると、クリームがとろーりではなく、ほぼカニ!新玉ねぎのムースを竹炭でコーティングした葉巻のような一品は見た目もユニークで既視感というより独創的な一品ですが、馬肉のタルタルは、昆布締めにしている意外性、旨みに、生ではなく固めた卵黄を散らしたり、山椒の葉で日本の季節感をプラスするなど遊び心にあふれています。髙木シェフが実際に飲んでおいしい、料理に合うと思ったワインたちフランスを中心にしながらも、イタリア、スロベキア、ポーランドなど価格も味わいも多様なラインナップワインは、カウンターのコース料理ならペアリング(基本は6種・6,600円、+1,900円でシャンパーニュ)がオススメです。既成概念にとらわれず、料理を作った髙木シェフ本人がセレクトするので、説明にも熱が入ります。フォアグラには日本酒、寺田本家の「醍醐のしずく」を合わせてくるあたり、お酒好きならきっと話が盛り上がるでしょう。いろいろな要素が混在しながらも不思議にまとまりを見せる飽きのこないインテリアインテリアも料理も、「心地よいちぐはぐ」をテーマにしているとのことで、確かにじっくり店内を見回してみると、椅子の色が違っていたり、洋と和が混在していたり、ビストロは大理石風のテーブル、カウンターは木などいろいろな要素がミックスしているけれど、一つの世界観ができあがっています。料理も、流行りだけを追いかけるのではなく、古典を踏まえた丁寧な仕事を重ね、なおかつ、そこに現代的な視点、科学的な理論、現代の調理器具などを総動員。「いいとこ取り」の工夫で美味しさを進化させています。既成概念にとらわれず、当たり前を超えて常にベストなものを追求、調和させて世界観を膨らませていく髙木シェフの今後の料理、活躍が楽しみでなりません。シェフプロフィール:髙木 和也1985年、千葉県生まれ。西麻布の【L’Effervescence】で部門シェフ、新橋の【Restaurant La FinS】でスーシェフなど、都内の星付きレストランで研鑽を積む。その後、渋谷の【Calie】と表参道の【L’Evol】で料理長を務めた。33歳からは独立のための店舗経営の勉強を兼ねて、レストランコンサルタントの会社で働き、30店舗以上の新店舗プロデュースに関わり、退社後も個人コンサルタントとして活躍。2021年4月、独立を果たす。ars【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】人形町駅 徒歩3分
2021年06月09日都立大学【マチエール】学芸大学【ビストロUrushi】中目黒【Bistro HINGE NAKAMEGURO】渋谷【EMME】都立大学【ビストロキムラ】都立大学【マチエール】フロアによって3つの顔を持つ、上質な国産素材にこだわった一軒家ビストロ都立大学駅のすぐ目の前のおしゃれな一軒家都立大学駅から徒歩1分、去年オープンしたカジュアルな一軒家ビストロです。店内は3つのフロアに分かれ、それぞれに趣が異なる空間になっており、1階は多彩なおつまみやお酒をリーズナブルに楽しめるカウンター席を備えたワンコインバル。2階はゆったりと食事を堪能できるテーブル席、3階は家族や友人との集まりなどに最適な個室席になっています。赤身肉の濃厚な旨みがあふれ出す『北海道 大沼牛のグリル』 1,848円(税込)店名の【マチエール】は、フランス語で「素材」の意味。上質な牛肉や新鮮な魚介など、選りすぐりの国産食材を存分に生かした料理が自慢です。『北海道 大沼牛のグリル』は、しっかり旨みを蓄えた国産の赤身肉を贅沢に使用。表面をグリルしてからゆっくり火を入れ、濃厚な味わいを閉じ込めています。気軽なちょい飲みから大切な会食まで、幅広く利用できます。マチエール【エリア】自由が丘【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】都立大学駅 徒歩1分学芸大学【ビストロUrushi】季節の食材を使って柔軟なフレンチを楽しむ、普段使いできるビストロ木の温もり溢れる店内はアットホームでカジュアルな雰囲気学芸大学駅から徒歩10分、フレンチを主体にしつつも和洋を取り入れた自由な料理を楽しめるビストロです。木を基調とした温かみがあり落ち着く店内は、オープンキッチンで開放感もあります。ゆったりとしたカウンター席は、一人飲みやデートなど様々なシーンで利用可能。十分な距離が保てる広々とした店内で、ゆったりとしたひとときが過ごせます。こだわりの料理を少しずつ『オードブルの盛り合わせ』 1,320円(税込)お店で出されるグリル料理はすべて炭を使って仕上げているので、素材本来の旨みと香ばしさが違います。その日の仕入れによって内容が変わる『オードブルの盛り合わせ』は、一品ずつ手間暇かけて仕込んだ味わい深いものばかり。リーズナブルな『プチディナーコース』もあり、普段使いできると好評です。ビストロUrushi【エリア】学芸大学【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】3500円【アクセス】学芸大学駅 徒歩10分中目黒【Bistro HINGE NAKAMEGURO】新鮮素材を最大限に生かしたフレンチレストラン広々としたテーブルやカウンターでこだわりのフレンチが楽しめる中目黒駅徒歩3分、食を通じてつなぎ合わせる存在でありたいという気持ちを込めて、つなぎ合わせるものという意味の「ヒンジ」の名を冠したフレンチです。2階は木を基調にしたナチュラルテイストなテーブル席、一方で1階はオープンキッチンのカウンターになっており、お一人様やデートなどに最適です。温かみのある灯りと丁寧なおもてなしに、リラックスして会話が弾むこと間違いなし。その時期の旬の食材を使用したおすすめの一品がいただけます『本日のおすすめ料理』※一例ですビストロの定番メニューはもちろんのこと、シェフの実家が豆腐屋ということもあり、お豆腐、豆乳を使ったメニューなど、モダンにアレンジしたフレンチが楽しめます。贅を凝らしたコース料理や気ままに注文できる一品料理、おすすめメニューも充実。フランス産のワインを中心に各種揃えており、ソムリエが料理に寄り添うワインをペアリングしてくれます。Bistro HINGE NAKAMEGURO【エリア】中目黒【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1600円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】中目黒駅 徒歩3分渋谷【EMME】昼夜どちらも楽しめる、デザートとワインのペアリングが話題のワインバーカウンター、テーブル席のほかにカーテン付きの個室も用意表参道のフレンチレストラン【LATURE】でパティシエを務めていた美也さんと、中目黒のワインバー【SCAD】でソムリエを務めていた信一さんが、ご夫婦でオープンしたアシェットデセールを提供するワインバー。カジュアルで落ちつきのある店内には、ソファー席と個室も完備。女子会や大切な人との優雅な食事に最適です。ランチから始まり、デザートタイム、ディナー、最後は2軒目のバーとして、いつ訪れても大満足できます。ワインだけじゃない、バータイムにも楽しめる人気のフードメニュー『仔羊のナヴァラン』2,200円パティシエとして働きながら「いつか料理を出したい」と考えていた美也さんが、オープンをきっかけにフードメニューを担当。『仔羊のナヴァラン』は、売り切れ必須の自慢の一品。サイズ感や甘さもちょうどいい、大人の“〆パフェ”も人気です。お酒を飲みたい男性と、デザートを食べたい女性が一緒に訪れてもそれぞれの楽しみを見つけられます。EMME【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】渋谷駅 徒歩7分都立大学【ビストロキムラ】地元密着のアットホームなビストロでこだわりのフレンチを味わう木の温もりを感じさせるアットホームな雰囲気都立大学駅から徒歩5分、木のぬくもりを感じるカジュアルな店内で、気取らずフレンチをいただけます。壁2面がガラス張りになった開放感たっぷりの店内は、ランチタイムには明るい日差しが入り込みます。落ち着いたディナータイムも居心地抜群で、片側がベンチシートの座席はお子様連れにも好評。友人同士やカップル、ファミリーなど、思い思いにくつろげます。手間と時間をかけたメインディッシュ『鴨のもも肉のコンフィ』厳選食材を使っていながらリーズナブルな価格設定がうれしい。マリネにこだわって調理した『鴨のもも肉のコンフィ』や、しっとり仕上げレバーの旨味を加えた『田舎風パテ(豚肉のテリーヌ)』など、ビストロならではの料理と共に種類豊富なフランスワインが楽しめます。ランチタイムは週替わりでお得なコースを、ディナータイムは月替わりのコースとアラカルトを提供しています。ビストロキムラ【エリア】自由が丘【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】都立大学駅 徒歩5分
2021年05月28日季節のフルーツを使ったオリジナリティあふれる料理に舌鼓東京・日本橋茅場町に「イマノフルーツファクトリー」の前身である、果物店兼フルーツパーラーの「今野果実店」が創業したのは1952年。店舗が面する通りには、まだ都電が走っていたそう。今回ご紹介するのは、そんな老舗果物店が経営する上質で高級なフルーツを使用したメニューが自慢の【ビストロ サブリエ】です。東京メトロ「茅場町」駅を降りてすぐ。1階にはフルーツサンドが人気の果物店「イマノフルーツファクトリー」があります「フルーツは野菜のようにどんな料理にも合わせやすいんです。例えば、定番メニューの『フォアグラのリゾット』には、春はあまおうや柑橘類、夏場になるとブドウやいちじくを使います。だから、うちのメニューは果物の旬で変わっていきますね」と今野登茂彦シェフ。2・3階がビストロ。3階のカウンターはおひとり様に、窓際はデートにぴったり。3階フロアは貸し切りも可能ですメニューには、「フォアグラと果実のリゾット」や「果実を使った季節の彩りサラダ」、「肉・魚料理」などのアラカルトに加えて、前菜5種盛り合わせやスパゲッティ、果実のソースを使った肉料理などが楽しめる『スペシャルコース』に加え、最高級の果物と食材をふんだんに使った「フルーツコース」が選べます。3階のオープンキッチンに面したカウンター席2階のテーブル席は仕切りもあって落ち着いた雰囲気フルーツ好きの私が予約したのはもちろん「フルーツコース」!この日のメニューは――・芽キャベツのキッシュ・イタリア産の生ハムと静岡県産の温室マスクメロン・フルーツサラダ・フォアグラとあまおうのリゾット・天然ブリのポワレ・ローストビーフ・デザート『フォアグラとあまおうのリゾット』あまおうの甘みがフォアグラの濃厚さを引き立たせるリゾット。フランス・ルージュ社の“焼いても溶けない”フォアグラを使用。リゾットの味付けはパルメザンチーズのみとシンプルなので、濃厚なフォアグラの味をたっぷり堪能できます『フルーツサラダ』彩り豊かなサラダは、春野菜、フルーツ、スモークサーモンに、この日初めて使ったという千葉県産のルッコラの花びらも添えて。春野菜の個性あふれる味わい、季節のフルーツの甘み、スモークサーモンの香りが鼻を抜け、一口食べるたびに違う顔を魅せるサラダです『ローストビーフ』肉肉しい肩ロースにリンゴのソテーを添え、ゴルゴンゾーラのソースをたっぷりと。赤ワインにぴったりの一品。付け合わせのふかふかしたジャンボマッシュルームのフリットも癖になるおいしさ『天然ブリのポワレ』さっぱりとしたズッキーニのソースに、水晶分担やプチトマト、プチヴェールを添えて厳選された食材を塩だけで提供したり、素材の味を生かしつつもフレンチの技法を生かしたソースで生まれ変わらせたりと、季節のフルーツと様々な食材とのマリアージュが楽しめます。ワインやサングリア、カクテルは、フルーツとの相性を考え抜いたこだわりのラインナップ1階で販売されている人気の「フルーツサンド」。大きくカットされたフルーツが美味!フルーツ好きをもてなすなら、茅場町の【ビストロ サブリエ】がおすすめです!シェフプロフィール1972年、東京生まれ。青山の【ラ・クロワゼット】、渋谷の【エブ リーヌ】等を経て渡仏。2年間の滞在中プロヴァンス、ブルゴーニュ等の地方のレストランで中心に働き、パリを最後に帰国。帰国後、銀座の【レカン】を経て 2000年に独立、サブリエシェフに就任し、【KITCHEN & WINE SABLIER】をオープンする。2008年【BISTRO SABLIER】としてリニューアルオープン。BISTRO SABLIER【エリア】茅場町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】茅場町駅 徒歩1分
2021年04月12日文/Chiaki『イケア』から、野菜を手軽に楽しめる『ベジドッグ』の世界初となる専門ビストロがIKEA渋谷にオープンしました。IKEA渋谷では、既存のベジドッグ2種類に加え、新たに8種類の限定商品が販売されています。また、10種類のうち6種類は、バンズも含めて植物由来のヘルシー&エコな食材を使用。ぜひIKEA渋谷で、サステナブルな新メニューを試しみては?「イケア」のこだわりが詰まった「ベジドッグ」とは?商品名にスウェーデンの都市名を使用した『べジドッグ』は、お肉不使用のヘルシーな食品。食物繊維やたんぱく質のほか、ビタミンなどの栄養素が豊富で、低脂肪&低カロリーです。さらに、野菜が苦手な方でも楽しめるよう、おいしさにもこだわって作られています。単品で1本¥80(税込)~とお手ごろ価格で、ちょっとしたランチや小腹が空いたときなどにもぴったり。まずは、イケアストアで買える「ベジドック」2種をおさらい!IKEA渋谷の専門ビストロで発売される『ベジドッグ』は全部で10種類。そのうち、まずご紹介する2種類は、IKEA渋谷以外のイケアストアでも販売されています。単品のほかに、ドリンクとポテトチップが付いたセットもあるので、こちらもぜひ楽しんでみてくださいね。『スモーランド ベジドッグ』¥80(税込)動物性の原材料を一切使用していない、プラントベースの『ベジドッグ』。シンプルな素材な味を楽しめる、ベーシックなメニューです。【商品情報】『スモーランド ベジドッグ』単品価格:¥80(税込)/セット価格:¥220(税込)『エルムフルト オニオン&紫キャベツベジドッグ』¥110(税込)マスタード、フライドオニオン、紫キャベツが乗った『ベジドッグ』。紫キャベツのシャキシャキ感と、フライドオニオンの食感が絶妙なバランスです。【商品情報】『エルムフルト オニオン&紫キャベツベジドッグ』単品価格:¥110(税込)/セット価格:¥250(税込)IKEA渋谷でしか味わえない、限定メニュー8種類!以下の8種類は、IKEA渋谷専門ビストロの限定メニュー。8種の中には、ボリューミーなケバブドッグから、ハーブ・ディルとサーモンを活用した北欧らしいメニューまで多種多様。その日の気分や体調に合わせて、チョイスしてくださいね。【商品情報】<画像左上から、1列目>『ウプサラ マッシュポテトベジドッグ』単品価格:¥150(税込)/セット価格:¥290(税込)『カルマル チリコンカンベジドッグ』単品価格:¥180(税込)/セット価格:¥320(税込)『マルメ シーズナルサルサベジドッグ(りんご)』単品価格¥220(税込)/セット価格:¥360(税込)<2列目>『イスタード ノルディックチーズベジドッグ』単品価格:¥240(税込)/セット価格:¥380(税込)『カリックス チョップドサラダベジドッグ』単品価格:¥300(税込)/セット価格:440(税込)『ストックホルム ケバブベジドッグ』単品価格:¥360(税込)/セット価格:500(税込)<3列目>『ヨーテボリ シュリンプディルマヨベジドッグ』単品価格:¥410(税込)/セット価格:¥550(税込)『ラップランド サーモンベジドッグ』単品価格:¥460(税込)/セット価格:600(税込)※販売するメニューは当面の間、テイクアウトのみとなります。※写真はイメージです。※ビーガンメニューではありません。一部のトッピングには、卵やチーズの乳製品、エビやサーモンなどの魚介類が含まれます。今回紹介した『ベジドッグ』以外にも、定番のパンやコーヒー、プラントベースのメニューも購入できるIKEA渋谷の専門ビストロ。おいしいヘルシーメニューを味わいに、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。【参考】世界初のベジドッグ専門ビストロがIKEA渋谷に誕生 - PR TIMES©イケア・ジャパン
2020年12月02日「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer ヘレン・フォン・ライス)は、新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止対策を講じた上で、都心型店舗の2店舗目となるIKEA渋谷を2020年11月30日に開業します。「初めて渋谷の中心部にイケアのシティショップ(都心型店舗)を開業できることを非常に嬉しく思います。イケアがより多くの皆さまに身近に感じていただけるよう都心に進出するにあたり、最高の立地です。IKEA渋谷は従来のイケアストアをコンパクトに体験できる7階建てで、1,800点の商品をお持ち帰りでき、他の商品は店内で、またはオンラインで注文できます。」代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer ヘレン・フォン・ライスは、このように語ります。「また、イケアはプラントベースフードの展開に注力しており、多彩なおいしいメニューを提供する世界初のベジドッグ専門スウェーデン ビストロをオープンすることを誇りに思います。IKEA渋谷には、地球とお財布にやさしいかたちで、快適でサステナブルな家をつくるソリューションをたくさんご用意しています。 2030年までにクライメートポジティブを達成するという目標に向かって、私たちは引き続き全力を尽くしてまいります。」IKEA渋谷は、世界のイケアで初めての7階建ての店舗です。19種類もの売場と、スウェーデンフードマーケットも併設し、都心にいながら従来のストアにいるような体験を、解放感のある、コンパクトな空間で味わえます。IKEA渋谷では約3,100点が展示され、実際に見て触れていただくことができます。そのうち約1,800点は当日お持ち帰りが可能です。それ以外のイケア・ジャパンが取り扱っているすべての商品、約9,500点も、IKEA渋谷、もしくはIKEAオンラインストア、IKEAアプリにて発注及び後日配送の手続きが可能です。8つのルームセットでは、さまざまなライフスタイルや家族構成のお客さまに暮らしのアイデアを提供しています。また、シティショップでは初めて、スマートホームの体験コーナーや、子ども用の家具やおもちゃの売場、デザイン性あふれるインスタ映えするスポットも多数展開します。なお、7階のレストランフロアは、2021年春にオープン予定です。家での時間が増えた今だからこそ、イケアはこれまで以上に多くの皆さまにサステナブルな暮らしを提案していきたいと考えております。IKEA渋谷の特徴・世界のイケアで初めてのベジドッグ専門 スウェーデンビストロシンプルなベジドッグはもちろん、風味豊かで彩り鮮やかな具材がたっぷりのったメニューもお楽しみください。10種類のメニューのうち、8種類は渋谷限定で、6種類はプラントベースの具材を載せています。商品名はすべてスウェーデンの都市を命名。中でもおすすめのSTOCKHOLM(ストックホルム)はベジドッグに、イケアオリジナルのプラントベースのケバブを載せたもので、豆乳ヨーグルトとシラチャソースのピリ辛いソースでお腹も大満足のメニューです。ビストロには、プラントベースのメニューも一部ご用意しています。・シティショップに初登場! スウェーデンフードマーケットシティショップでは初めての食品売り場。従来のイケアストアと同様に、スウェーデンのおいしくてサステナブルなアイテムを多数取りそろえております。肉の代わりにプラントベースの原料を使用してイケアミートボールを再現したプラントボールなどをお手ごろな価格で提供します。地球にも人にもやさしい商品をぜひお気軽にお試しください。・IKEA渋谷でしか買えない限定商品イケアでおなじみのショッピングバッグ、FRAKTA/フラクタの素材でつくった帽子、KNORVA/クノルヴァがIKEA渋谷にて限定発売。耐水性に優れ、使わないときはコンパクトにたためる便利なアイテム。イケアファンならぜひチェックしてみてください。またオープンにあたり、IKEA渋谷は新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止策として以下の取り組みを実施いたします。・入り口でのアルコール消毒の徹底・店内でのソーシャルディスタンスの確保・混雑緩和のため、開業日前日より順番受付ウェブサイトを使用した入場整理券の発行*・店内の状況により、入場制限を実施・レジなどのお客さまと対面する設備にビニールカーテンの設置・お客さまと一定の間隔を取らせていただくか、ビニールカーテンのある場所に移動しての接客・コワーカーのマスクの着用、また、必要に応じてフェイスシールドを着用しての接客・店内の複数個所に手指消毒液のスプレーボトルの設置オンライン順番受付サイトから整理券番号を発行開業日前日の11月29日(日)21時より、専用ウェブサイト()より、30日(月)ご来店のための整理券番号を発行いたします。ショップ内の混雑状況を確認しながら、適宜、ご登録済のメールアドレスにてご来店をご案内予定です。なお、当面の間、毎日21時より、翌日ご来店の順番受付を同サイトで継続します。(ご予約は、1回につき、お客様(小学生以上)1名様分です。予約は先着順となります。定員数に達し次第受付終了とさせていただきます。)※上記に加え、状況により、または、政府の方針に準じて、お客さまとコワーカーの安全安心のために新たな対策を講じる場合もありますのでご了承下さい。【IKEA渋谷の店舗概要】名称 : IKEA渋谷所在地 : 東京都渋谷区宇田川町24-1 高木ビルディング1階~7階交通 : JR山手線 渋谷駅 徒歩5分京王井の頭線 神泉駅 徒歩11 分面積 : 地上1階~7階 計約4,800 平方メートルマーケットマネジャー : ゼラ・バラン開業予定日 : 2020 年 11月30日営業予定日 : 11時~20時(12月31日は18時まで)休業日 1月1日、2月2日企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月30日ベジドッグ専門ビストロ「スウェーデン ビストロ」が、渋谷・宇田川町に2020年11月30日(月)より開業するイケア(ikea)の新ストア「イケア 渋谷」内にオープンする。世界初“ベジドッグ”専門店がイケア 渋谷に肉を一切使用しないベジドッグは、風味豊かなベジタブルパティでサンドしたイケアの人気メニュー。食物繊維やビタミン、栄養素などを豊富に含み、低脂肪・低カロリーを実現したヘルシーなホットドッグだ。「スウェーデン ビストロ」は、そんなベジドッグをバリエーション豊かに取り揃える世界初の専門店。ラインナップは、スウェーデンの都市名が付けられた全10種類。従来のイケアストアで販売されているシンプルな「スモーランド」、フライドオニオンや紫キャベツをたっぷりと乗せた「エルムフルト」の2種類に加え、新たに8種類の限定メニューが登場する。ケバブをトッピングしたスパイシーな「ストックホルム」「ストックホルム」は、ケバブのスパイシーな味わいが特徴の1品。上には、豆乳ヨーグルトにシラチャ―ソースを混ぜたピリ辛ソースがかかっている。シュリンプたっぷりの「ヨーテボリ」「ヨーテボリ」は、スウェーデンの都市・ヨーテボリで有名な1品。ディルマヨネーズで味付けしたシュリンプをたっぷりと乗せている。その他、マイルドでコクのある北欧チーズを挟んだ「イスタード」や、カラフルな野菜に甘酸っぱいリンゴベリーソースをかけた「カリックス」など、ここでしか味わえないベジドッグを展開する。ポテトチップス&ドリンク付きのセットメニューもベジドッグは、単品の他、ドリンクとポテトチップスがついたセットメニューでの注文も可能。2021年には、季節限定の新メニューなども登場する予定となっている。【詳細】スウェーデン ビストロオープン日:2020年11月30日(月)場所:イケア 渋谷 1階住所:東京都渋谷区宇田川町24-1価格例:・スモーランド 単品80円(税込)/セット220円(税込)・エルムフェルト 110円(税込)/セット250円(税込)・イスタード 単品240円(税込)/セット380円(税込)・カリックス 単品300円(税込)/セット440円(税込)・ストックホルム 単品360円(税込)/セット500円(税込)・ヨーテボリ 単品410円(税込)/セット550円(税込)※メニューは当面の間テイクアウトのみで提供。※メニューはビーガンメニューではない。一部のトッピングには卵やチーズの乳製品、海老やサーモンなどの魚介類が含まれている。
2020年11月29日パリで100年以上愛される『ブノワパリ』は、フランス料理界の巨匠、アランデュカス氏がプロデュースする老舗ビストロです。そのレシピを再現し、オードブルからデザートまで、フランスの美食文化をおせちに致しました。『ブノワフレンチおせち』は全2種で、6段と3段をラインナップ(6段税別68,000円/個・3段税別38,000円/個)。今までにないブノワフレンチおせちは見て美しい、食べて美味しい。華やかなお正月の食卓を彩る贅沢なフレンチオードブル。株式会社ティーケーシン公式オンライン・全国取り扱い百貨店での販売となる。株式会社ティーケーシン(本社:兵庫県西宮市1-6-30代表取締役小澤讓)は2020年10月14日(水)よりweb受注開始致します。ブノワフレンチ おせち 6段【税別68,000円】ブノワフレンチ おせち 6段【税別68,000円】ブノワフレンチ おせち 3段【税別38,000円】ブノワフレンチ おせち 3段【税別38,000円】【ブランド紹介:ブノワパリとは】1912年、パリにオープンした『ブノワ』。100年以上の歴史を持つ現在も、『ブノワ』は温かく心地よいレストランとして、パリのお客様に愛されています。常連客でアーティストのルサージュ氏がかつてこの店に残した言葉≪CheztoiBenoit,onboit,onfestoieenrois≫(大いに飲んでご馳走がたらふく食べられる愛すべき店)は、いつまでも変わらない『ブノワ』のエスプリを伝えています。2005年に創業者のプティ家よりアランデュカスがそのエスプリと伝統を受け継ぎました。Logo BENOITブノワパリ(Benoit Paris)ブノワパリ(Benoit Paris)【株式会社ティーケーシン情報】本社・西宮工場〒663-8142兵庫県西宮市鳴尾浜1-6-30TEL:0798-41-2010静岡工場〒419-0107静岡県田方郡函南町平井1708-1TEL:055-978-2200企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年10月22日東京・上野の洋食店「上野洋食遠山」の姉妹店「洋食ビストロ TOYAMA」が、2020年11月2日(月)より西麻布にオープンする。「上野洋食遠山」は、日本が独自に進化させてきた洋食に、フレンチの要素をプラスした“大人の洋食”が楽しめる上野の名店。手掛けるのは、フレンチ出身のシェフ、遠山忠芳だ。名物は、フレンチ仕込みのデミグラスソースをたっぷりかけたハンバーグ。またオリジナル配合のスパイスを効かせたガンジーカレーも、店の看板メニューとして人気がある。そんな「上野洋食遠山」の姉妹店が、西麻布に誕生。「洋食ビストロ TOYAMA」では、“大人の洋食”をさらに進化させ、コースを主体にアラカルトも加えたメニュー構成で展開する。料理に使用するのは、遠山が生まれ育った熊本を中心とした九州の旬の食材。鶏は熊本県産天草大王の素材の味を活かしタルタルやタタキなどに、熊本県産の魚介はカルパッチョやムニエル、フライなどにアレンジする。メインやシメはその日の食材から好きな食材、好みの調理法を選択し、オープンキッチンにて目の前で調理。メインはフライやハンバーグ、シメにはオムライスやカレー、ラーメンなど、バリエーション豊かにラインナップする。メニューに合わせたペアリングコースも用意。熊本を中心に、九州の地酒やワインなど、遠山こだわりのドリンクをセレクトしている。【詳細】洋食ビストロ TOYAMAオープン日:2020年11月2日(月)住所:東京都港区西麻布1-11-13TEL:03-6804-3969営業時間:17:00~23:00(ドリンク L.O. 22:00)定休日:日曜日・月曜日メニュー例:・6000円コース(前菜3品・好みのメイン料理・好みの〆の一皿)・10000円コース(前菜3品・季節料理・好みのメイン料理・好みの〆の一皿・デザート)・アラカルト 600円~ ※20:00~の提供。
2020年10月18日リラックスしながら料理を楽しめる優しい空間スペシャリテを持たず、常に新鮮で独創的な料理を提供優雅にくつろぐ大人の女子会利用にもぴったりリラックスしながら料理を楽しめる優しい空間金沢の主要観光地の近くでありながら、お店の周辺はとても静かで落ち着いた環境金沢の食の宝庫として知られる「近江町市場」から徒歩5分ほど。大通りから少し入った静かな環境にある【ベルナール】は、本格的なフルコースを楽しむためのフレンチレストランです。ミシュランガイド北陸版でも一つ星に輝いた名店で、吟味した季節食材と独創的なアレンジで魅せるコースを味わえます。優しい色味のインテリアがゲストの緊張をほぐしてくれる。グループ使いもOKミシュランの星付き店という敷居の高さについ身構えてしまいそうですが、店内は肩肘はらずに憩える雰囲気がたっぷりの優しい空間になっています。ゆったりしたテーブル配置、淡い色合いのインテリアが、自然体で楽しめる味覚の旅に誘ってくれます。マダムの気配りとサービスも評判が高いです。あえてスペシャリテを持たず、常に新鮮で独創的な料理を提供『白ソイバチメのポワレカボチャとセップ茸』お店の顔となるスペシャリテをあえて持たずに、季節ごとに新しい料理を考案しているのがお店の特徴。常に1か月半ほどで変わる『おまかせコース』を提供しています。ランチは1種・ディナーは2種のコースがあり、アミューズからメイン、デセールに至るまで、驚きと笑顔、幸せな余韻がきれいに響き合う充実したコース内容になっています。アミューズ一例『小鰯のベニエ ベルベンヌ風味~・赤イカのチュイル・ゴールドラッシュのポタージュ』旬食材で彩るアミューズ。写真は一例で、北陸産小鰯に自家製ハーブの爽やかな衣をまとわせて揚げたベニエ、赤イカのチュイル、自家製白エビパウダーなどで隠し味をきかせた甘いトウモロコシの温製ポタージュです。食材の組み合わせと調理のセンスに加え、盛り付けの美しさにも思わず目を奪われます。夏の皿の例旬魚の多彩な魅力を表現『鮎のバリエーションきゅうりとスイカ』鮎の多彩な魅力を伝えるために、香ばしく焼き上げた身、丸く成形してしっとりと仕上げた優しい食感の一片、内臓の旨みがつまる鮎のリエットを一皿に。加賀の太きゅうりと半乾燥スイカで、季節の香りをプラスしています。主食材に多彩な素材を組み合わせることで、繊細かつ複雑な一皿を構成しています。デセールの一例驚きと感動はデザートまで続く『梨とコーヒー柑橘の香り』デセールの趣向とパーツの多い複雑味のある仕上げも【ベルナール】の愉しみ。梨とコーヒー豆の風味を仲良く重ねた一皿は、夏0初秋のデセール。コーヒー豆シロップに梨を漬けてからつくる梨のゼリー、梨のマリネが圧巻です。季節食材と独創的なアレンジで魅せるコースは、特別な日を祝うシーンにおすすめ。優雅にくつろぐ大人の女子会利用にもぴったり大人の贅沢なランチ利用にも最適。女性客を虜にするデセールも大人気です。ランチの予約は、12時または12時半からの受付で対応お昼時は女性客の多さが目立つ【ベルナール】。そのわけは、季節のフレンチを満喫しながらゆっくり語らう大人の女子会の場としても人気が高いからなのです。金沢への女子旅の思い出に訪れるのも素敵ですね。金沢という土地を活かしながら最高の料理を提供しつつ、自然体で楽しめる雰囲気も魅力のフレンチレストラン【ベルナール】。季節感あふれるフレンチを味わうために、四季折々足繁く通いたくなります。わざわざフレンチを食べる目的だけの旅、というのもオツかもしれませんね。料理人プロフィール:牛山 隆之さん1977年、金沢市出身。金沢のフランス料理店で経験を積んだ後、28歳で渡仏。フランス南西部の街ジュランソンにあるミシュラン二つ星店で研鑽を重ね、帰国後の2009年に今の店を創業。2016年にミシュランの星付き店になるなど、渾身の皿で魅了する。※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。ベルナール【エリア】近江町市場【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】20000円
2020年09月17日フルーツと野菜の魅力を掛け算のおいしさで表現「フランス料理の古典の中には、鴨にオレンジ、フォアグラにラズベリーというように、果物を添えた料理がたくさんあります。果実は、ほかの食材と合わせた時に相乗効果を発揮することが多いのです。フランスでそれらを食し、学ぶなかで必然性があることがよくわかり、大好きになりました」と野田さんは言う。使用する食材。中央は鶏胸肉。左下から時計まわりに、小麦粉、卵液、パン粉、グラナパダーノパウダー、パセリ、グレープシードオイル、ディジョンマスタード、アップルマンゴー、トマト、白ワインビネガー、玉ねぎ、にんにく帰国後、料理の試作を重ねるうちに、フルーツを使った料理に楽しさを見い出し、積極的に取り入れていくなかでどんどん魅了されていったそうだ。このカツレツもそんな思いから生まれた。上品な鶏胸肉がトマトとマンゴーのソースでインパクトのあるご馳走に早変わりする。実際に食すると、トマト、マンゴー二つの素材が、足し算ではなく、掛け算のおいしさになっていることがわかる。実は、両者のまとめ役になっているのは、玉ねぎのすりおろしだという。「通常のピネグレットで使用する玉ねぎの量よりも多めに加えているのですが、それが功を奏し、深みを与えています。また、日本の果物は生食が基本の繊細な味わいなので、なるべく熱を加えずに供することも大切。そんなことを考えながら、日々、果実の可能性を探っています」マンゴーは甘みの強いアップルマンゴーをチョイスソースをつくる際、マンゴーの甘みが強いもののほうが、トマトと合わせたときの効果が高くなる。フィリピンマンゴーよりは、アップルマンゴーのほうがベターだが、一番大切なのは熟れ具合。指で触ってややへこむくらいがほどよい。『ミラノ風カツレツマンゴーとトマトのソース』のつくり方フレッシュなマンゴーとトマトをソースに年間を通しての定番というチキンカツ。トマトと旬の果物のソースで、季節感を演出。マンゴーの甘酸っぱさで夏の華やぎを。材料(一人分)〈カツレツ〉・鶏胸肉 40g・塩 適量・薄力粉 適量・卵 適量・牛乳 適量・パン粉 適量・揚げ油 適量・グラナパダーノパウダー 適量〈マンゴーとトマトのソース〉・アップルマンゴー(角切り) 25g・トマト(角切り) 25g・塩 少々・ディジョンマスタード 0.5g・玉ねぎ 1g(すりおろし)・白ワインビネガー 4g・グレープシードオイル 5g・パセリみじん切り 適量つくり方'v鶏胸肉は肉叩きでパンチして平らにする。'w叩いた鶏肉に塩をして水気を拭き取り、薄力粉をまぶし、卵と水を合わせた卵液にくぐらせ、パン粉を付ける。'xマンゴーとトマトのソースをつくる。材料すべてボウルに入れ混ぜ合わせる。'yフライパンで油を温め、温まってきたら鶏を揚げ焼きにする。'z油をペーパーで切って皿に盛り、上にグラナパダーノ、マンゴーとトマトのソースをのせパセリをかける。『ミラノ風カツレツ マンゴーとトマトのソース』の3つのポイントPoint ①鶏胸肉は、均一に肉叩きで薄く叩く叩くのと同時に、針でパンチングが入る器具で丹念に叩く。肉は薄く広がると同時に細かい穴があき、味がしみやすくなり、咀嚼したときの、歯切れが良くなる。Point ②鶏肉がかぶるくらいの油で揚げ焼きを少なめの油のほうが、肉が曲がらず、きれいに仕上がる。温度は低めの130~140度から揚げ始めると焦げずに揚がる。常に鍋をゆすって、油の温度を均一にすることも大切。Point ③トマトとマンゴーの甘さを引き立てる玉ねぎを忘れずに通常のビネグレットに比べて玉ねぎの割合を多くすることで、トマトとマンゴーの甘酸っぱさの中に深みが出る。添えものとしてではなく、ソースとしての役目を担うようになる。いかがでしたでしょうか。【kiki harajuku】のミラノ風カツレツ マンゴーとトマトのソースを、ぜひご自宅で再現してみてください。教えてくれたのは野田雄紀さん1983年生まれ。22歳で渡仏。魚介レストランや昔ながらのビストロを経て、当時三つ星の名店「タイユヴァン」で研鑽をつむ。帰国後、神楽坂の一つ星【ルグドゥノム・ブション・リヨネ】でスーシェフを務め、2011年に【kiki harajuku】を開店。kiki harajuku【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】ビストロ【ランチ平均予算】8000円 ~ 9999円【ディナー平均予算】10000円 ~ 14999円
2020年09月11日株式会社ジュンが運営する「ViS(ビス)」では、9月4日より田中みな実さんが着こなす『 ViS 2020Autumn Collection 』を公開いたしました。 秋のテーマは " The Feminine " 。ViSでは『2020 Autumn Collection』 から、 田中みな実さんが着こなす8つのルックをご紹介いたします。キーワードは、ボリューム感のあるシルエットやリボン使いをポイントにしたフェミニンディテール・ヴィンテージフラワー・女性らしいシルエットのフェイクレザー。この秋、より一層女性らしさを追求したViSの秋のスタイリングを、ぜひご覧ください。【STYLE 01】コットンポプリンの軽やかなワンピースは、緩やかに広がるテントラインで、スタイリングを優雅に演出。身頃や袖にはタックを施して、立体的なアクセントをプラス。晩夏より取り入れられ、長いシーズン活躍します。ONE PIECE 5,980円+taxSHOES 4,580円+taxEARRINGS 1,480円+tax【STYLE 02】たっぷりとしたドレープ感が女性らしいドルマンスリーブプルオーバーに、フェミニンなエコレザースカートを合わせて、今年らしいバランスで着こなすのがおすすめ。エッジの効いたレザーアイテムも、フェミニンなシルエットバランスで大人らしい落ち着いた印象に。PULLOVER 3,980円+taxSKIRT 4,980円+taxBAG 3,980円+taxSHOES 4,980円+tax【STYLE 03】もちっとふわふわしたスフレのような触感のプルオーバーとタイトスカートのセットアップスタイル。ハリ感があり、立体的な上品シルエットを叶えます。トップスをインして、メリハリのある着こなしに仕上げるのがおすすめ。PULLOVER 3,580円+taxSKIRT 3,980円+taxSCARF 1,980円+taxBAG 4,980円+taxEARRINGS 1,380円+tax【STYLE 04】袖のタックやバックリボン、裾スリットなど細部のデザインまでこだわりが詰まったブラウスに、センタープレス入りのきれいめワイドパンツを合わせて女性らしくもマニッシュなスタイルに。パンツは洗濯機で洗うことができてお手入れも簡単なのが嬉しいポイント。BLOUSE 3,580円+taxPANTS 3,580円+taxBAG 3,980円+taxEARRINGS 900円+tax【STYLE 05】ふんわりとした女性らしいシルエットの風合い豊かなヴィンテージサテンを使用したブラウスは、落ち着きのあるミディアムレングスのタイトスカートを合わせて、大人のデイリースタイルに。BLOUSE 2,980円+taxSKIRT 3,580円+taxBAG 3,580円+tax【STYLE 06】クラシカルなスタイルを楽しめる6分袖のニットワンピースは、トップをガーター編みにし、スカートラインをプリーツ編みで切り替えたコントラストを楽しめるデザイン。ブーツとハットを合わせて、スタイルアップも叶えるスタイリングに。ONE PIECE 5,480円+taxHAT 3,980円+taxBAG 4,980円+taxNECKLACE 1,280円+taxSHOES 5,580円+tax【STYLE 07】軽やかなダブルクロス生地で仕立てたエレガントなキーネックブラウスと裾に向かって細くなるテーパードシルエットのイージーパンツはセットアップでこなれ感を演出。きちんと感がありながらも、ゆったりとした着心地を実現し、お仕事や普段使いはもちろん、お家時間にも使い勝手のよいアイテム。BLOUSE 2,980円+taxPANTS 3,980円+taxBAG 4,580円+taxSHOES 4,980円+taxNECKLACE 1,680円+tax【STYLE 08】シンプルながらトレンドを感じさせるエコスエード を使用したロングタイトスカートは、1枚で華やかに魅せるパープルをチョイス。ブラックの小物やトップスで大人っぽく上品なスタイリングに。フロントスリット入りのスカートは、女性らしさも演出します。PULLOVER 2,980円+taxSKIRT 3,980円+taxCAP 2,580円+taxBAG 4,580円+taxSHOES 4,980円+taxViS Autumn Season Themeー The Feminine ーフェミニンなディテール使い、レイヤード、異素材切り替えに注目し、マニッシュなものを取り入れて女らしさを際立たせる "New feminine style"。リラックスとキチンと感の共存をポイントにした商品がラインアップ。▽田中みな実さん着用アイテム一覧ページ■商品展開店舗・全国のViS(ビス)店舗にて9月4日から順次発売・J’aDoRe JUN ONLINE (その他、オンラインストアで発売。■Website ■instagram ■Facebook ■Twitter 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月07日サーブされた瞬間からえびが香るシンバ流・ブイヤベース【bistro simba】の『ブイヤベース』は、訪れたゲストの大半が注文するというほどの看板料理だ。丁寧に火入れした旬魚とえびのグリルに、別添えのココットに入ったスープをかける。スプーンを口元に運ぶとオマール海老のいい香りが漂い、飲めば旬魚の香りと味が凝縮。旨みこそあれどえぐみはまったく感じない。この日に使った魚は、キンメダイ、マダイ、ヒラメ、イサキ、イトヨリ、タチウオ、サバのアラと骨。菊地シェフいわく、ヒラメやアンコウなど、ゼラチンの多い魚を入れるとおいしさが増すという「海老を多めに使うのが大事。お客さまにも『ビスク』と『スープ・ド・ポワソン』の中間、と伝えています。〝濃厚0〝クリア0〝香り高い0味わいを意識してもらえれば」。スープの味の決め手は、別の料理に身を使った魚のアラや骨、オマールの殻とミソ。つまり端材だ。『ブイヤベース』をはじめ、【bistrosimba】では食材の使い切りを徹底、ロスを最小限にとどめている。「フランス時代に働いていたビストロではタラを使うとき、背はロースト、腹はブランダード、残りをブイヤベースにしていたんです。文字通り食材を余すところなく使う〝ビストロ0という文化が素晴らしいなと思って、自分が店をやるなら〝ビストロ0だと心に決めていました」端材の扱い方と、食材が持つ可能性を広げる『ブイヤベース』の味わいを、ぜひ確かめてみてほしいオマール海老のミソは殻から取り出し、後でスープに合わせる濃厚な味わいと旨みをもつ、希少なオマール海老のミソは、大事な味の要素。海老のミソはあらかじめ頭から取り出し、別の容器に移しておく。殻のまま使ってしまうと、溶け出しきらないことがあり、使える量が少なくなってしまう。スープに戻すタイミングは、骨やヒレ、オマール海老の殻などをこしたあと。ハンドミキサーを使って、スープにしっかりと溶けるようにかき混ぜ、さらにもう少し細かくこす。こうすることで、濃厚さと旨みが増しつつ、なめらかな舌触りのスープができあがる。『えび香るブイヤベース』のつくり方別の料理から出た食材の端材が生む美味「食材を無駄なく、使い切りたい」というシェフの思いから、ブイヤベースに使われるアラや骨、殻は、他の料理をつくる際に出た食材の端材が使われる。材料(10杯分)・魚のアラ(5~10種類) 7.5kg・ウイキョウ約1個・玉ねぎ 3個・オマール海老(身以外) 16尾分・オリーブオイル 1000cc・にんにく 2株・イタリアンパセリ(軸) 適量・トマトペースト 800g・白ワイン 1500ml・水 3500ml・塩 適量〔盛り付け用/1人あたり〕・旬の鮮魚 3~4種類・各1切れ・さいまき海老 1尾・イタリアンパセリ(葉) 適量・ピモン・デスプレット(またはカイエンペッパー) 適量つくり方'v魚のアラを、流水で濁りがなくなるまでさらしておく。アラと骨に塩で下味をつけ、100℃に温めたスチームオーブンで10分ほど蒸し焼きにする。'wウイキョウ、玉ねぎを炒めやすい大きさに切る。'xオマール海老の頭からミソを取り出して、別の容器に移しておく。殻の砂袋を取り、ハサミで炒めやすい大きさに切る。胴体から足を切る。'y2つの大鍋にオリーブオイル各500cc、房ごと横半分に切ったにんにく1株ずつを入れて強火にかける。以降は2つの鍋で同じ調理を行う。'zにんにくの香りが立ち、オリーブオイルから煙が立つくらいの温度になったら、オマール海老の頭と足を炒める。香りが立ち、赤くなってきたら、胴体を入れて炒める。'{胴体に火が入ったら、2 の野菜、イタリアンパセリを入れ、さらに炒める。'|野菜に火が入り、甘みが出てきたら1 を出た水分ごと鍋に加える。ゼラチンが多いので鍋底が焦げ付かないよう木べらでよくかき混ぜる。'}トマトペースト、白ワインを加えてよくかき混ぜる。大きめの麺棒を使って魚の骨をやや細かくなるまで砕きながら煮る。'~白ワインのアルコールが飛んだら、水を加えて、またよくかき混ぜる。こす前に、塩でもう一度下味をつける。'手鍋を使って、2つの大鍋を1つにまとめたら、ムーランを使ってこす。⓫こしたスープに、オマール海老のミソを入れ、ハンドミキサーでよくかき混ぜたら、1回目よりも細かい目のムーランでこす。味を見て塩を入れ、最後の味を決める。⓬フライパンでグリルした、旬の鮮魚とさいまき海老をやや深めの皿に盛り付け、上からイタリアンパセリの葉とピモン・デスプレットを散らす。スープをココットに入れ、レードルを添える。『ブイヤベース』3つのポイントPoint①時間短縮するために魚はオーブンで蒸し焼きに通常、ブイヤベースの魚介だしは煮込んでとるが、【bistrosimba】では仕込み時間短縮のため、火入れにスチームコンベクションオーブンを使う。しっかりと火が入れば問題ないので、100℃で10~15分ほど蒸し焼きにしよう。Point②オリーブオイルで炒めてオマール海老の香りを出す菊地シェフいわく、「オマール海老は、頭と足は香りが立ちやすく、胴体は水分を多く含み、旨みが一番強いんです」とのこと。炒める際には、頭と足から炒めて香りを出し、その後胴体を加えていくのがよいそうだ。Point③長く煮込まないように加える水は少なめにする長時間煮込めば煮込むほど、魚の旨みが出るのかと思いきや、その逆。魚からなるべくえぐみを出さないように煮込む時間は短めがいい。最後に加える水の量は、想像よりも少なめだが、仕上がりの味わいがクリアになる。いかがでしたでしょうか。【bistro simba】のブイヤベースを、ぜひご自宅で再現してみてください。教えてくれたのは菊地佑自さん1976年、東京都生まれ。学生時代は教師を目指していたが「何かをやりたい」と一念発起し料理の世界へ。25歳で渡仏、10年にわたる滞在で調理技術を磨く。帰国後、麻布十番【エレネスク】を経て、2015年、【bistro simba】を開業。bistro simba【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】新富町駅 徒歩3分
2020年09月05日ギレルモ・デル・トロが監督するストップモーションアニメ版『ピノキオ』のキャストが決まった。ピノキオ役はニューフェイスのグレゴリー・マン。ゼペットを演じるのはデビッド・ブラッドリー。それ以外を、ユアン・マグレガー、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、クリストフ・ヴァルツ、ロン・パールマン、ジョン・タトゥーロ、ティム・ブレイク・ネルソン、フィン・ウォルフハードらが固める。撮影は昨年秋にオレゴン州で開始しており、コロナの間も継続してきたという。共同監督は『ファンタスティック Mr. Fox』のマーク・グスタフソン。Netflixが世界配信する。文=猿渡由紀
2020年08月20日辻調グループ直伝“おうち居酒屋のための簡単レシピ”で、おうち飲みを楽しもう! 第三弾は、バルやビストロのワインのおつまみの定番「オリーブときのこのオイル漬け」。誰でも簡単・美味しく作れるから、今すぐトライしてみて。HOW TO MAKE「Italian marinated olive and mushroom」■材料・オリーブの塩水漬け(缶詰340g)…2缶・マッシュルーム…1パック・ブラウンマッシュルーム…1パック・エリンギ…1パック《漬け込みオイル》・オリーブ油…500ml・玉ねぎ…1/4個・にんにく…2片・フィレアンチョビー…2切れ・乾燥赤とうがらし…2本・ローリエ…2枚・タイム…2枝・黒粒こしょう…10粒・塩■作り方①オリーブの塩水漬けは水分を切る。きのこはオリーブに合わせた大きさに切る。玉ねぎは薄切りにする。にんにくは皮をむいて芽を取り除き、2mm厚の薄切りに。フィレアンチョビーは粗く刻む。乾燥赤とうがらしは、へたと種を取り除いて輪切りに。黒粒こしょうは粗く潰す。【point】きのこは形の崩れにくい傘や軸が肉厚のものを選ぶ。②鍋に、オリーブ油、玉ねぎ、にんにく、アンチョビー、乾燥赤とうがらし、ローリエ、タイム、黒粒こしょうを入れて火にかける。③材料から細かい泡が出て、表面が揺らぐ程度の火加減で10~15分加熱する。【point】火力調節が難しい場合は、いったん温度を上げてから、鍋を二重にして湯煎で20分程度加熱するとよい。④20~30秒間、きのこを塩ゆでする。【point】きのこにしっかりと味付けをするために、ゆで汁の塩加減はパスタの時と同じ1%を目安に。⑤きのこを水切りで取り出し、水分をしっかりと切る。【point】水分が残ると傷みやすくなるので、しっかりと水を切るようにする。⑥よく水分を切ったきのこを③の漬け込みオイルに加え、5分間加熱する。【point】きのこが焦げないように、全体から細かい泡が出る程度の火加減で加熱するようにする。⑦オリーブを加え、きのこやオリーブから細かい泡が出るまで加熱し、そのまま冷ます。保存容器に移し、冷蔵庫で保存する。【point】オリーブを加えると温度が下がる。長い時間かけて煮るとオリーブが柔らかくなってしまうので、きのこやオリーブから細かい泡が出てくるまで一気に加熱する。⑧冷蔵庫から取り出して小皿に取り分けて食べる。【point】2日目から美味しく食べることが出来る。なお、1~2週間程度で食べきるようにする。第四弾も企画中。レパートリーを増やして、お家飲みをもっと楽しもう!>>この他、ステイホーム期間におすすめのレシピ記事はこちらから
2020年05月09日【BOLT】仲田シェフが伝授!『リードボーのシュークルート』の作り方材料作り方① 食材をカットして炒める鍋にバターを入れ火にかけたら、スライスした玉ねぎと塩をひとつまみ入れ、しんなりするまで炒める。玉ねぎが透き通ったら、ザワークラウトを加えてバターを絡めるように炒める。② 白ワインを加え、弱火で煮る白ワインを加えて少し沸いたらチキンストックを加え、ベーコン、タイム、ローリエを入れ、蓋をして弱火で30分煮ます。③ 煮あがったら、ベーコン、タイム、ローリエは取り出す④ ソースをつくるまずはエシャロット、マッシュルームをみじん切りにしフライパンで炒めたら、白ワイン、塩ひとつまみを加えてとろりとするまで煮詰めます。⑤ 生クリームなどを加えてさらに煮込むチキンストック、ベーコン、生クリームを入れて中火で煮込む。とろみがでてきたらベーコンは取り出す。⑥ ソースをなめらかにする最後にかんずりを加え、⑤の鍋にハンドミキサーを入れて撹拌する。⑦ リードボー(仔牛の胸腺)を焼く肉に塩をしっかりと振ってなじませます。オリーブオイルをフライパンにひき、リードボーを表面がきつね色になるまで両面焼きます。⑧ オーブンで中まで熱を加えるオーブンを170℃に温めておきます。⑧をフライパンごとオーブンに入れて、7分焼いたところでバターを投入。バターがとけて泡が出てきたところでフライパンを取り出し、バターをリードボーにかけながらアロゼ(火にかけ)し、またオーブンに戻す、を繰り返しながら焼く。※肉の大きさで焼く時間が変わりますが、芯温が56℃くらいが焼き上がりの目安です。⑨ フライパンに残った旨味をソースに加えるリードボーが焼きあがったら温かいところに置き、無駄な脂を捨てます。フライパンに残っている旨味を白ワインでそげとって、ソースに加えます。⑩ 盛りつけるシュークルートを皿に敷き、カットしたリードボーを盛り付けて上からソースをかければ完成です。さっそく今晩にでも作ってみてください。仲田高広シェフプロフィール1981年、東京都出身。調理師学校卒業後、フレンチの名店・銀座【マルディグラ】、恵比寿【レスプリミタニ】で修業後、渡仏。ブルゴーニュの【ラ・マドレーヌ】を経て、その姉妹店【オー・クリヨー・ド・ヴァン】のシェフに。その後、渡豪。メルボルンのレストランやビストロなどで経験を積む。帰国後、赤坂【まるしげ夢葉家】で居酒屋を経験、集大成として、2017年に【ボルト】開店。自由で楽しい料理と雰囲気が大人客の心を掴む。BOLT【エリア】神楽坂【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】牛込神楽坂駅 徒歩1分
2020年04月26日『シェイプ・オブ・ウォーター』ギレルモ・デル・トロ監督の原点『スケアリーストーリーズ 怖い本』から、デル・トロの心を鷲掴みにした激ヤバビジュアルのモンスター“ペール・レディ”(青白い女)の劇中写真&登場シーンが解禁となった。黒いロングヘアに、もちっとした青白い肌。ちいさい目でこちらを見据え、のんびり近づいてくる、まあるい背中の洋ナシ型シルエット。すでに本編映像でちらりと見ることができるインパクト大な“ペール・レディ”は、遠目には、よちよち歩く着ぐるみマスコットのようでたいそう可愛らしい。しかし間近で見るとその印象はがらりと変わる。口角は大きく上がり微笑みをたたえてはいるが、真っ黒な瞳の奥は暗く濁っていて一切の感情はうかがえない…。脂っぽい髪はべったりと体に張り付き、血の気のない、なめし革のような皮膚が不恰好に垂れさがっている。命のぬくもりが感じられない無機質な表情とふくよかな体形はアンバランスで、何とも言えず不気味。見ているだけで不安で落ち着かない気持ちになるのに、なぜか目が離せない。得体のしれない恐怖心を煽られる、デル・トロ印の魅力的なクリーチャーが新たに誕生した!ペール・レディはスティーブン・ガンメルの挿絵に登場し、液体に近い黒鉛で描かれており、映像化する際にもそんな原画の再現に力を注いだデル・トロは、その透き通るような肌質にはこだわりが相当にあったようで「モンスターたちの色彩も、白やオイスター・グレイ、イエロー・パーチメント(羊皮紙のような黄色)などを混ぜて青白くしたかったんだ。一部ではデジタル効果を使って質感が固体よりもより滑らかに、液体っぽく感じられるようにもした」と明かす。さらに、しっとりと湿った黒々としたロングヘアは、同じく長い黒髪に白いワンピースをまとい井戸やテレビから這い出る“日本で最も有名な怨霊”・貞子ともいい勝負!?造形を担当したのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』でもデル・トロと一緒に半魚人を創作したマイク・ヒル。「彼女の何かにとても惹かれたんだ!」と語る彼は、本のページから実際に這い出てきたような錯覚に陥るほど、“ペール・レディ”を誰もが怯えるモンスターとして見事に作り上げている。『スケアリーストーリーズ 怖い本』は2月28日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月30日【ビストロコンフル】の姉妹店として学芸大学にオープン男女問わずひとり客が多く、ふらりと訪れやすいフランスの定番ビストロメニューをシンプルに丁寧に仕上げた料理学芸大学にオープンした小さなビストロパリの街角のような外観が目印シェフとして【えさけ】を切り盛りするのは、【ビストロコンフル】で調理を担当していた倉田一海さん。【えさけ】を出店するにあたって、「いつか自分のお店を持ちたい」と思っていた倉田さんがシェフに抜擢され、腕をふるっています。「お客さんとしゃべりながら料理をするのが好き」と話す倉田さん。ひとりでも、カウンターがL字形なので4~5人でも歓迎だという「えさけ(Et Ca Qu’est)」となんだかフランス語っぽい響きの店名は、実は倉田さんの出身地である秋田県の方言で「いえ(家)さ(に)け(来て)」という、「うちにおいでよ」という意味。そんな店名に招かれるようにやってくる人々の、半数くらいがひとり客なのだそう!『モンドールチーズとじゃがいも』『モンドールチーズとじゃがいも』1,100円(税抜)「一皿にたくさんの要素を入れるのではなく、そのお皿のなかで食べてほしいテーマがはっきりしている」と話す倉田さん。『モンドールチーズとじゃがいも』の一皿で味わってほしいのはやはりモンドールチーズの風味。オーブンから出てきた瞬間から独特の香りを漂わせるモンドールチーズは、フランス産のウォッシュタイプのチーズで、食べられるのは秋から冬にかけてのみ。白ワインとクリームのソースを合わせたチーズはまろやかで、北海道産の甘くてねっとりとした男爵いもと相性抜群です。『牛ザブトンステーキ』『牛ザブトンステーキ』2,000円(税抜)『牛ザブトンステーキ』はミディアムくらいまでじっくり火入れをし、時間をかけて休ませながら丁寧に仕上げていきます。肉の旨みが凝縮した弾力のあるステーキを引き立てるのは、西洋ワサビと赤ワインのソース。主役はお肉ながら、根菜など季節の野菜もしっかりローストしており、ホクホクの食感と濃い野菜の味が広がります。『魚介ダシの具なしカレー』『魚介ダシの具なしカレー』800円(税抜)〆にオススメなのが『魚介ダシの具なしカレー』。ひとりでもぺろりと食べられてしまう小ぶりサイズです。具なしとはいえ、魚介の出汁に加え、ニンジンやセロリなどの野菜を煮込んで旨みが溶けだしたルーは、コクを感じられながらも重たくなく、サラリとした口当たり。締めにふさわしい一品です。飲んだのはフランスのコート・デュ・ローヌのワインワインはフランス産を中心に、グラス800~1,100円の価格帯で数種類置いています。この日、肉料理に合わせて選んでくれたのは軽めの赤ワイン。「ジューシーさ、まろやかさ、スパイシーな風味が一気にきます!」という倉田さんの表現に期待感を高めながら飲んでみると、まさにそのおもしろさが楽しめる味わい! 果実味があって、渋みはほどほどでスルスルと飲めてしまう一杯でした。シェフの倉田一海さん。お客さんが再来店してくれたときの感動はひとしおだという料理に合うワインを聞けばもちろんオススメしてくれますが、「好きなものを飲んでほしいので、肉料理でも白が好きだったらぜひ白をリクエストしてください!」と倉田さんは話します。定番のラインナップもあるが、季節を感じられるメニューが並ぶ。ひとりの場合も、量を調整してくれるとのことひとり客が半数ということで、ふらっと気軽に訪れて、じっくりとワインと料理を味わう時間を楽しんでほしい一軒です。えさけ(Et Ca Qu’est)【エリア】学芸大学【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】学芸大学駅
2020年01月14日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『bistro nid(ビストロ ニド)』のフュージョン料理です。50年続いた鮨屋をリノベーションしたという古民家風の内装がいい感じ。1階はカウンター7席、2階はテーブル14席。居心地の良さにほっとしながら、封筒に入ったメニューを開くと、面白い料理名がちりばめられていた。「白レバーチョコミント」「熟成もち豚ロースの燻製~柿のジャムを添えて」など、素材の組み合わせが個性的。話題の発酵素材もさりげなく取り入れている。それでいてほとんどが1000円以下というリーズナブルさも驚き。たとえば「季節のフルーツじゃがバター」は、旬のフルーツと誰もが好きな芋バターをテーマにした一品。熱々の紫芋に、洋ナシとピスタチオを散らした厚さ2cm、5cm角のバターが出てくる。コペンハーゲンの陶芸家、グーリ・エルベックゴーの皿を裏返して使うセンスもいい。何より圧倒的にリッチで濃厚なオリジナルバターは記憶に残る味。これで900円でいいんですか?「気軽にフラッと立ち寄れるお店にしたくて。居酒屋価格に設定しました」という黒葛原徹シェフはフレンチを基礎に、カフェやビストロなどでサービスや運営も勉強してきた。そして今年6月に独立。渋谷から電車で10分ほど、都立大学駅から歩いて3分。でも、足を延ばす価値、あると思う。bistro nid東京都目黒区八雲1‐5‐2TEL:03・6459・557212:00~15:00(14:00LO)※ランチは土・日・祝日のみ、18:00~23:30(22:00LO)水曜休右下・トマト、ニンジン、ゴボウなど、千葉から取り寄せる野菜をそれぞれ発酵させて、さまざまな味で楽しむ「nidの発酵野菜盛り」¥980。左下・「季節のフルーツじゃがバター」¥900。上・ひつまぶしのように最後に“すぎな”茶をかけて味わう「真鯛と雑穀米のリゾット」¥1,720(2人分)。ワインは自然派が揃う。グラス¥850~。いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2019年12月11日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2019年12月04日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「イントロ」です。イントロとは曲の前奏部分ですね。最初の導入の部分でこれをどういう塩梅で作るかというのはとても難しいところ。曲の気分を伝えないといけないので、こだわりが必要なんですが、あくまで最初の出だしですから、本編が始まる前にあまりに凝りすぎて長くなってもいけない。個人的な感覚で言うとイントロが40秒以内くらいがちょうどいいんじゃないかなと思いますね。あまりにも長いと“それ、いる?”と思ってしまいます。でも、イントロの長さに美学を持ってやっているアーティストもいらっしゃると思うので、まあ一概には言えないところでもあります。僕の場合、頭から順番に曲を作っていくので、最初にイントロを手がけます。イントロを作るときに気をつけているのは、やっぱり期待感を持たせること。ライブなんかで、ギタリストがイントロのギターリフを弾くと客席が「きたーーーーっ!」と沸くシーンとかあるじゃないですか。あれはやっぱりゾクゾクするほどかっこいい。そんな印象的なイントロを作りたいなといつも思ってます。あと、イントロは当然ながら楽器がメイン。僕は、サビと同じコードを使ってイントロを考えることが多いですが、人が歌うサビとは違い、イントロでは人の声域では出ない高い音や低い音を使うことができます。盛り上げるならやっぱりキーの高い音を入れると、高揚させるような雰囲気が出る。高めのシンセの音を使ってガツンと盛り上げるイントロが僕は得意かもしれません。個人的に好きなイントロで真っ先に思いつくのが、ヘヴィメタルバンドのスリップノットの「Surfacing」。高い、引っ掻き音みたいな、叫び声のようなギターリフが印象的です。爆弾でも落ちてくるんちゃうか、というような不穏な空気感でばくばくと心拍数が上がる。それが音楽的興奮と結びついて、高揚感を煽られます。また、それとは真逆でしっとりした楽曲は低めの、落ち着いた音を使ったイントロが印象に残ります。僕の楽曲だと「鴨川等間隔」とかそっち側かなと。ちょっと切なめなギターリフが繰り返される感じがすごくいいんですが、これは実は、知り合いのギタリスト、クズノくん(the PARTYS)が考えてくれたものなんです。あのイントロあってこその曲だと思うので、彼のメロディリフを作るセンスがめちゃくちゃ活きた一曲だといえます。ぜひイントロに注目して聴いてみてほしいです。おかざきたいいく初の映像作品である、6/9のたまアリでのワンマンコンサートのDVD&Blu‐rayが発売中。来年2/11、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催!※『anan』2019年11月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年11月12日ディナーコースが3皿3,800円からとお手軽アラカルトもOK。コースでも選べる多彩なメニューシェフの実家が豆腐屋。豆腐を使ったフレンチが楽しめる中目黒でカジュアルに通いたいビストロ【BISTRO HiNGE(ビストロヒンジ)】のシェフを務めるのは、田村匡史(たむらまさのぶ)さん。19歳で料理人になり、以来、ホテルのレストランを中心に研鑽を積んできました。4年半ほど汐留パークホテルの【タテル ヨシノ ビズ】で腕をふるったあと、2019年6月27日にスーシェフの上野健高さん、シニアソムリエの中田康夫さんとともに【ビストロヒンジ】をオープンしました。店名である「ヒンジ」は英語で「蝶つがい」という意味。「食を通じて、つなぎ合わせる存在・場所になりたいとの思いから名付けました」とシェフの田村さん「フレンチのコース」というとちょっと敷居が高く感じられますが、【ビストロヒンジ】はディナーのコース料理が3,800円からという手軽さ。このコースでは「前菜2皿+メイン」、もしくは「前菜+スープ+メイン」を、それぞれリストから選ぶことができます。スペシャリテは『仔羊のロースト』選べるメイン料理のひとつ『軽くスモークした骨付き仔羊のロースト こだわり野菜添え』。アラカルトの場合は2,800円(税抜)メインは魚料理と肉料理を合わせて7種類ほど。迷ったら、まずは同店のスペシャリテである『軽くスモークした骨付き仔羊のロースト こだわり野菜添え』を。やわらかさが自慢のラムは、丁寧に火入れをしているからこそ。ベストなタイミングを見極め、仕上げにスモークしています。同じく主役級なのが、『仔羊のロースト』のまわりを彩る季節の野菜。千葉県八街市にある、レストラン向けに野菜を卸している会社から仕入れています。ひとつひとつの味がしっかりしており、添えられたアーティチョークのピューレともよく合います。メゾン・アラン・パレの赤ワイン『スリナイエ』ワインはリストがありますが、シニアソムリエの中田康夫さんにぜひ相談を。この日、中田さんが『仔羊のロースト』に合わせて選んでくれたのは、南フランス産の赤ワイン『SERINAE(スリナイエ)』です。「2010年のヴィンテージワインで、角がとれてなめらか。やわらかい羊の肉に合うワインです」と中田さん。ほかにもフランス産のワインを中心に各種揃えています。『鮪とアボカドのテリーヌ』アラカルトの場合は2,000円(税抜)前菜のリストは5~6種類。『鮪とアボカドのテリーヌ』は、バルサミコ酢に醤油を利かせたソースがアクセントになった一品です。ほかにも『パテ・ド・カンパーニュ』や『サラダ・グルマン』(コースに+300円)など、ビストロらしいメニューから選ぶことができます。「フレンチ×豆腐」の一皿フレンチアレンジの寄せ豆腐が味わえる『本日の豆腐料理』田村さんの実家がお豆腐屋さんということで、豆腐料理が味わえるのも【ビストロヒンジ】ならでは。ランチコースでは選べる前菜のひとつとして、ディナーではアミューズとして豆腐料理が提供されます。こちらは「本日の豆腐料理」である『自家製豆腐~カツオ出汁ジュレと季節野菜のアンサンブル~』。ご実家は都内で豆腐屋を40年以上営んでおり、井戸水を使って豆腐をつくっています。透き通るような鰹だしのジュレに、まわりに振りかけられているのは細かく削られた鰹節。見た目はフレンチですが、「和」が詰まった一皿です。「豆腐とシャンパン、すごく合うんですよ」とシニアソムリエの中田さん。豆腐料理とシャンパンという、あまり他では味わえないコースのスタートが魅力的です。豆腐を使ったメニューは、デザートの『豆乳のブリュレ』も人気だそう。1階はカウンター席のみで、2階はテーブル席。木を基調にしたナチュラルテイストな空間は、1階とはまた違った雰囲気ですランチは平日限定のセットメニューが1,600円、コースが2,800円から。ディナーのコースは3,800円からで、魚料理と肉料理の両方が味わえる5,500円のコース、田村シェフのお任せが味わえる8,500円のフルコースのほか、アラカルトもあります。シニアソムリエの中田さんはチーズプロフェッショナルの資格も持っているので、食後にチーズとワインをゆっくり楽しむ、なんてこともできそうです。【ビストロヒンジ】の料理は王道のフレンチのエッセンスを感じさせながらも、一皿一皿に田村さんのセンスが光っています。また違うメニューを味わいに、再訪したくなる一軒です。Bistro HiNGE【エリア】中目黒【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】中目黒駅
2019年10月30日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『Bistro HiNGE(ビストロ・ヒンジ)』の¥3,800ディナーコースです。最近のフレンチといったらおまかせコース流行。自分で選べないし、皿数は多いけれど、量が少なすぎる!と不満が募っていた。で、コースでもアラカルトでもオーダーできる店に出合うと嬉しくなる。中目黒にオープンしたフレンチ『ビストロ・ヒンジ』はどちらもいい。しかも3皿3800円の面白いコースがある。前菜、スープ、メインでも、前菜2皿にメインでもいい。単純に計算すると1皿約1300円と超リーズナブルだ。しかも前菜、メインともに各5~6種類から選べる。ユニークなのは豆腐料理。田村匡史シェフの実家が豆腐屋さんということで、豆腐をフレンチにアレンジしている。メインの羊料理は古典的な焼き方。「焼き色をつけずに火を入れる調理法が流行りですが、肉は焼き色がついてこそ美味しそうだし、実際美味しいと思うんです」と田村シェフ。クラシックなフレンチをきちんと身に付け、フランス料理の王道を行く。さらに、アラカルトのシェアにも気を配る。シェアの場合は300円のプラス料金が必要だが、キッチンで付け合わせを1人分足して2皿に盛り付けてくれる。「盛り付けも味に影響するのがフランス料理ですから」。1階カウンター8席、2階のテーブル16席の、中目黒では貴重な一軒家レストランだ。左・本日のお豆腐料理(寄せ豆腐と鰹節のジュレ)、右上・鮪とアボカドのテリーヌ(コース時差額+¥300)、右下・軽くスモークした骨付き仔羊のロースト野菜添え。以上ディナーコースMenu Famille¥3,800。グラスワインはケランヌ2017¥1,200。Bistro HiNGE東京都目黒区上目黒2‐11‐1TEL:03・5724・3215ランチ11:30~14:30(14:00LO)、ディナー17:30~23:00(22:00LO)火曜、第1・第3水曜休いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2019年9月18日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2019年09月13日ホテル椿山荘東京で「ザ・ビストロ ハロウィン」が、2019年10月1日(火)から31日(木)まで提供される。「ザ・ビストロ ハロウィン」は、“グロかわ”をテーマにしたハロウィン限定のディナーメニュー。シェフこだわりの料理が、十字架やおばけなどのハロウィン仕様となって登場する。前菜は、豚とフォアグラのパテにバルサミコゼリーを乗せて棺桶に見立てたパテドカンパーニュや、トマトとモッツァレラチーズで口を模ったカプレーゼなど3種類を用意。メインの肉料理は、3日間かけて仕込んだ牛ほほの赤ワイン煮を提供。プレートには、ローストしたペコロスとブルーベリーを使って不気味なほどリアルに再現した目玉のメニューを添えた。デザートの紫芋のモンブランは、まん丸の目玉を付けてかわいいお化けに。周りには、コウモリや十字架のモチーフのデザートをあしらっている。【詳細】ザ・ビストロ ハロウィン ~大人のためのハロウィンディナー~期間:2019年10月1日(火)~10月31日(木)時間:17:00~22:00L.O.場所:ホテル椿山荘東京 カジュアルダイニング「ザ・ビストロ」住所:東京都文京区関口2丁目10−8料金:6,390円+税 ※サービス料別メニュー:・前菜ハロウィン風 オードブルバリエ(トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ、パテドカンパーニュ,バルサミコゼリー、サーモンムースを詰めたバゲッティーヌ)・魚料理ラングスティーヌと魚介のサフランリゾット・肉料理牛ほほの赤ワイン煮・デザートハロウィン風モンブラン【予約・問い合わせ先】TEL:03-3943-5489(9:00~20:00)
2019年09月01日~「オトナの行きつけ店」定義~料理がおいしいのはもちろん、居心地がよくてお酒も旨い。ドリンク込みで5,000~8,000円と、カジュアル使いもできる価格帯だから頻繁にも通える。そんな“舌も心も満たされる”お店のこと。第2回目は、気軽に通える自由が丘のフレンチビストロをご紹介します!オトナの行きつけ#2自由が丘【ル モンド グルマン】~わたしが虜になった3つの理由~名店仕込みのフレンチが日常使いできる幸せ「和牛ほほ肉」のふかふか食感に身も心も捧げたくなる!センスが光る料理の完成度に心も胃袋もヤラレます一流の技が生み出す垂涎の味が食いしん坊を虜にするもしも自由が丘という街の好きな理由を聞かれたら、1つにはこの店があるから、と答えるかもしれません。そう、今回の舞台は東京屈指の美食タウン「自由が丘」。旬の食材を使った一流のフレンチが味わえるその店こそ、フランス語で「食いしん坊の世界」を意味する【ル モンド グルマン】。オーナーシェフの嘉藤貴士さんが作る料理が、それはもう魂を揺さぶられる完成度なのです。自由が丘駅周辺の雑踏を抜けて歩くこと5分。落ち着いた通りにフランスのエスプリ薫る空間が料理はディナーコースで4,800円から、アラカルトも1,400円前後からとお手頃なのもうれしい。というのも、恵比寿【タイユバン・ロブション】、【タテルヨシノ銀座】など名だたる名店で修業した嘉藤さんが、地元密着の自身の店に掲げた理想というのがズバリ、「記念日など特別な日だけではなく、普段使いもしてもらえる店」だから。オーナーシェフの嘉藤さんは「手間暇かけたフランス料理の美味しさを肩ひじ張らずに気軽に楽しんでほしい」と話す伝統のフランス料理をベースに独自のエッセンスを効かせたレベルの高さは推して知るべし。旬の食材を使った意外な組み合わせや丁寧な仕込みから生まれる誠実な味わいに、いつ訪れてもハッと驚かされ、同時に心の奥底から幸福感がふつふつと沸き上がってくるのです。居心地の良いカウンター席はゆったりと食事を楽しめておすすめ。店内は高級フレンチにありがちな堅苦しい雰囲気はゼロ。心地よい活気と温かさに満ちている目も口も楽しませるアートなひと皿。計算された味わいに拍手喝采!さて、前置きはこの辺にして、まずは前菜からまいりましょう。定番の「パテアンクルート」は香ばしいパイで肉とフォアグラを包んで焼いた逸品。ほら、食材が層になった断面が食欲をそそるでしょう?『鴨とフォアグラのパテアンクルート』1,900円(税抜)この日は鴨肉とフォアグラのほかに、豚バラや鶏むね肉なども使用しています。鴨はサイコロ状にして肉々しさを出し、豚バラは滑らかなミンチにするなど、さまざまな食感を味わえるようそれぞれカットの仕方を変えているんだとか。パイと肉の隙間部分には鴨と鶏ガラのダシで作ったジュレを流し込んで冷やし固めているので、時折感じるプルッとした舌触りも楽しい。これ、ワインに合わない訳がありません(断言!)『ポロネギとイワシのマリネ』1,500円(税抜)もう1つのおすすめは『ポロネギとイワシのマリネ』。この日の魚はイワシですが、食材は季節で変わります。しっとりと舌に吸い付くようなポロネギの濃厚な甘さ、そしてイワシの爽やかな旨みに、赤ワインビネガーとマスタードが織りなす酸味のあるソースが相思相愛。何を食べているか分からないような凝り過ぎた料理ではなく、しっかりと素材の味と魅力を感じられるひと皿です。うーん、全体の完成度が素晴らしい。嘉藤さんは「食材の個性を大事にしながら、シンプルな美味しさを追求する姿勢を大事にしています」と話します。『和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』2,100円(税抜)。ランチだとサイズが若干小さくなりミニスープとパンが付いて1,620円(10月より変更あり)メインはランチでも人気の看板料理『和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み』を。和牛のほほ肉にこだわるのは、細かい脂身が入る美しいサシと適度な弾力のバランスがいいからだそう。20年来の信頼関係がある肉屋にお願いして上質なものを厳選して仕入れ、完成までに3日ほど掛けて仕込みます。個々の大きさや肉質によって煮込む時間も微調整。手間をかけて何時間も火入れしているのに、驚くほど型崩れしていないその美しさにも惚れ惚れ。ナイフで抵抗なく切れるほど柔らかいのに噛めばふっくらとした弾力もある。これぞ奇跡の食感理想は「高級クッションのようなふかふかの食感に仕上げるイメージ」と嘉藤さんは言います。なるほどナイフを入れるとスッと切れる絶妙な柔らかさで、頬張ればふっくらと歯を包み込むような弾力があってやさしい。ほどける肉の旨みと芳醇な赤ワインソースのコクが仲良く手を取り合い、深い味わいを醸しながらダンスするかのような美味しさ。さらに付け合わせのニンジンのピューレと絡めれば、それがまたまろやかな甘みのソース代わりとなり、味にアクセントと深い余韻を残します。んふ~、幸せ。グラスワインは800円~。常時10種類と豊富なので料理と合わせていろいろ試すのも楽しい1人客ならハーフポーションにしてくれたりと心遣いも完璧。2人なら前菜とメインで4~5品ほど頼み、ワインも飲んで1人あたり6,000~8,000円程度。雰囲気は気軽で味は一流。年に1回しか行く機会がない高級店もたまにはいいけれど、2、3か月に1回ぐらい行ける店って大事な存在ですよね。知っていると人生が豊かになる店とは、こういう店のことをいうのだと筆者は思います。ぜひ〝食いしん坊〟の仲間入りをしに訪れてみませんか。ル モンド グルマン【エリア】自由が丘【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2000円 ~ 2999円【ディナー平均予算】6000円 ~ 7999円電話:03-5726-8657住所:東京都目黒区緑が丘2-17-15アクセス:東急東横線ほか「自由が丘」駅北口から徒歩5分営業時間:11:30~13:30(L.O.)、18:00~21:00(L.O.)定休日:月曜、第2・3火曜≪DATA≫カウンター&テーブル全20席平均価格(1名あたり):6,000~8,000円位価格例:(メニューは季節で変わる)前菜1,400円前後~、メイン2,500円前後~、ディナーコースは前菜2品、本日のメイン、デザート、コーヒーで4,800円。グラスワイン800円~、ボトル4,200円~オーダーPOINT!2人なら前菜とメイン合わせて4~5品をオーダーすれば十分。料理は一人ずつサーブしてくれます。コースもかなりお得!1人ならハーフポーションも対応してくれます。1人で3品オーダーするとかなりお腹いっぱいに。頼めばハーフポーションにもしてくれるので遠慮せず聞いてみよう。軽めなら2人でこの量でも満足メニュー表(2019年7月撮影)オーナーシェフ:嘉藤貴士さん1973年生まれ。兵庫県出身。同志社大学在学中にアルバイト先のフランス料理店に興味を持ち料理人を志す。【タトゥー東京】【タイユバン・ロブション】勤務後、渡仏。南仏とパリのレストランを経験し、帰国。【ル・ジャルダン・デ・サヴール】、【フォーシーズンズホテル丸の内】に勤務後、2008年【タテルヨシノ銀座】シェフ、吉野建シェフプロデュースの直島ベネッセハウス【Etoile de la mer】を経て、2011年再渡仏。【ステラ マリス パリ】シェフに。2013年帰国後、代官山【タブローズ】シェフを務めた後、2015年に【Le Monde Gourmand(ル モンド グルマン)】をオープン。
2019年08月19日フレンチ【ビストロエビス】イタリアン【BISTRO CarneSio】ダイニング【シロノニワ】フレンチ【TOOTH TOOTH】フレンチ【ビストロ ダルブル】フレンチ【ビストロエビス】本格フレンチが楽しめる大人の隠れ家ビストロ手が止まらなくなる美味しさ『あわびのステーキとリゾット』 4,800円フランスで修行したオーナー自らが心込めて調理する、本格的なフランス料理店【ビストロエビス】。厳選した季節の素材を丁重に調理し、素材の旨みを引き出しています。『あわびのステーキとリゾット』は、生きたあわびをオーダーが入ってからシンプルに調理。素材本来の旨みをたっぷりと堪能できる逸品です。カウンター席の向こうではシェフが腕を振るいます木を基調とした暖かみのある落ち着いた空間は、知人の家を訪れたような懐かしさと居心地のよさを感じさせます。店内はカウンター席のみなので、親しい友人同士ですごすのがおすすめです。食事だけでなく、フランス産をはじめとしたワインも充実しています。●ディナー価格:平均8,000円ビストロエビス【エリア】恵比寿/代官山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩3分イタリアン【BISTRO CarneSio】厳選した国産A5等級を扱う、注目の肉バル赤身肉の旨みを炭火で引き出す『ランプ』 1,950円肉激戦区の恵比寿で、『ランプ』や『イチボ』などの赤身肉と『キアラ』『ミノサンド』『シビレ』などのホルモンを提供する肉バル【BISTRO CarneSio】。すべての牛肉は国産A5等級。産地にこだわらず、そのときに最良の国産牛を厳選して仕入れています。国産A5ランクの牛から取られた『ランプ』は、赤身の旨みと柔らかさが共存した絶品です。肉ツウに愛される、大人の隠れ家地下にある隠れ家的な店内は、気取りすぎてなく落ち着く雰囲気。A5ランクの国産牛と美味しいワインをできるだけリーズナブルな価格で提供するのがコンセプトで、イタリア産やフランス産を中心としたワインも揃います。毎夜ゲストで溢れる恵比寿の人気店です。●ディナー価格:平均5,000円BISTRO CarneSio【エリア】恵比寿/代官山【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩1分ダイニング【シロノニワ】非日常感を感じさせるエキゾチックな空間本店の味を受継いだ、名物『ブイヤベース』広尾の人気レストラン【ビストロ シロ.】がクリエーションする【シロノニワ】は、異国の華やかさとエキゾチックな香りを纏った自由な料理が楽しめるダイニングです。本店のレシピを受け継いだ名物『ブイヤベース』は、アレンジとしてお好みでレモングラスを加えることも。魚貝・野菜をたっぷりと使った濃厚なスープは、〆のリゾットまで満足できます。昼は優しい自然の光、夜は幻想的な明かりに包まれる店内恵比寿駅直結の好アクセスは、ビジネスシーンにもぴったり。個室や半個室、コースメニューも用意されているので、シーンに合わせて優雅なひとときを満喫できます。ワインは本店のソムリエが厳選、スパイス&ハーブによく合うお酒とのペアリングが楽しめます。●ディナー価格:平均5,000円シロノニワ【エリア】恵比寿/代官山【ジャンル】ダイニングバー全般【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩1分フレンチ【TOOTH TOOTH】恵比寿の路地裏に佇む、大人のビストロフレンチじっくりと柔らかく焼き上げた『骨付き仔羊のロースト』こだわりの肉料理とソムリエ厳選ワインのマリアージュを堪能できる【TOOTH TOOTH】。旬の素材を活かしたビストロ料理が楽しめます。『骨付き仔羊のロースト』は、仔羊の肉を骨付きのまま、ゆっくりと火入れしてロゼ色に焼き上げており柔らかさを堪能できる逸品。季節のソースでいただきます。地上とは別世界、非日常感が味わえる店内入口テラスにある光と鏡の螺旋階段を降りていくと目の前に広がるのは、秘密クラブのように幻想的なビストロ空間です。アンティークなインテリアに、フィリップ・スタルクデザインの大きな照明。利用シーンや人数によって、ソファー席、円卓、団体向けのテーブルレイアウトなど様々な席が用意されています。●ディナー価格:平均6,500円TOOTHTOOTH【エリア】恵比寿/代官山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】6500円【アクセス】恵比寿駅 徒歩3分【ビストロ ダルブル】伝統的なフランス料理が気軽に味わえる口の中でとろけるような『牛ホホ肉の赤ワイン煮込み』 3,100円トラディショナルなフランス料理を気軽に楽しめる、恵比寿駅近くにある一軒家フレンチ【ビストロ ダルブル】。口の中でとろけるほど柔らかい『牛ホホ肉の赤ワイン煮込み』は、たっぷりの香味野菜と赤ワインで半日煮込んでつくられます。トロットロになるまで煮込まれた柔らかなホホ肉に、シャープで、コクとキレが抜群なこだわりのソースを絡めていただきます。木の温もり溢れる一軒家レストラン店名の「ダルブル(d’arbre)」とは、フランス語で「木の」という意味。「木のビストロ」という名前の通り、料理にはできるだけ野菜が取り入れられ、内装には木の素材が使われています。ガラス天井のテラス席もあり、爽やかな気分で食事ができます。●ディナー価格:平均5,500円ビストロダルブル【エリア】恵比寿/代官山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】5500円【アクセス】恵比寿駅 徒歩5分人気店がひしめく恵比寿では、ビストロだけでもこれだけの名店が揃います。仲間と同僚と、仕事帰りに恵比寿に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
2019年06月08日午後から福岡に入り、用事をすませてからの夜ごはん。用事が終わるのは21時をまわりそう。その時間から、入れそうなお店を探していて、福岡の友人に尋ねてみると、「食べたいものは?」とお返事が。「美味しいワインを飲める、フレンチがいい、美味しいものをアラカルトで食べることができるお店」と返信をしたら、「ここはどう?」と教えてもらったのが、「Bistro Babylon(ビストロバビロン)」。 バスク料理のビストロ。バスクは、スペインとフランスにまたがる地域で、独自の言葉をもち、独特の文化を育んできた土地、そして、何年か前からfoodieたちが注目していた美食の地として、最近はよく耳にする地名です。地図で見れば、海あり、山あり、ということは、福岡に似ているのでは?確かに、福岡は美味しいものがたくさんあって、しかも素朴で家庭的な雰囲気のお店も多く、美食の街に違いないです。(バスクに似てる!) 用事を終えてタクシーで福岡市はコンパクトシティ、タクシーて2,000円も乗れば、だいたい行きたいところへ行けるような距離感です。お店があるのは、福岡市営地下鉄空港線の室見駅を出てすぐのところで、天神から行くのなら地下鉄が便利なのですが、この日は博多港の方にいたので、タクシーで向かいました。21時30分の予約、ラストオーダーは22時、タクシーの中で、ハラハラしながら向かうこと15分くらい。久しぶりに乗った福岡のタクシーは、なんだかとてもフレンドリーな感じで、運転手さんが積極的にお客さんとコミュニケーションを取ろうとしているようでした。そして、今回利用したタクシーほぼ100%が交通系電子マネーでの支払いができました。これ、かなり大きな進化です。そして、何よりも、まず驚いたのは、福岡空港が見事に綺麗に変身していること。地下鉄を出て、すぐに出発ロビーに通じるエスカレータがあり、預ける荷物がなければ、そのまま保安検査場へ進めるので、かなり時間の短縮になるはず。福岡は、ますます進化してます。 赤い外観の可愛らしいビストロバビロンは、バスク地方の旗が目印、入り口で、すでに、「居心地がいい」雰囲気を感じます。扉をあけて、名前を告げて、席に案内されると、これからデザートというお客さんが数組いました。ドリンクリストをみて、「スパークリングはありますか?」と伺うと、「Txakoli(チャコリ)」を勧めていただき、そちらをオーダーしました。 こちらがTxakoli。しっかり冷えている感じ、伝わりますか?超微発泡で、爽やかな酸味があって、大好きなタイプのワインです。軽く思えるけど、案外アルコール度数もあるので、気をつけないと、飲みすぎるの間違いなしです。 オーダータイムメニューの品数が多くて、お料理を選ぶのが大変!そんなにたくさん食べられない、でも、色々食べたい、どうしよう。時間とお腹と欲望と、三者のせめぎ合いの結果、選んだのは、豚レバーの田舎風パテと砂肝コンフィのペリゴール風サラダ。魚介、”キントア豚”という豚肉の生ハム、ソーセージとフレンチフライ(この日は売り切れ)、美味しそうなお料理が並んでいて、今度はもう少し大人数で来なくてはいけないな、と心に留めました。 ”キントア豚”は、バスク豚といわれる豚で、30年ほど前に絶滅の危機を迎えたところを、メニューにあった「ピエール・オテイザ」氏を中心としたグループが飼育に尽力し復活させた品種です。食事のあと、シェフが(ご主人)、「この豚肉を食べて、絶対に欲しいと思って、お店で使うことにした(そこにいたるまでも大変だったんです)」という豚肉で、ビストロバビロンにはピエール・オテイザ氏純血100%のキントア豚で作られた生ハムやサラミがメニューにあります。次回は、しっかりいただきたいと思います。 まずは、お通し。豚肉のリエットとバゲット。リエットは、プチ、プチとした食感があり、カリッとしたバゲットにのせていただくと香ばしさも加わって、とても美味しいです。 つづいて、田舎風パテです。メニューにもあったのですが、ビストロの定番。やはり、これは絶対に食べたくなってしまうひと皿です。光の加減で赤く写っているのですが、とても綺麗な色のパテでした。実は、夜も遅かったので、食べきれなかったらどうしよう?と、少し少なめにとお願いしていたのですが、そんな心配は無用でした。ここでは、ワインはバルベーラを合わせました。 つづいて、サラダ。メニューにあった「セロリラブ(celeri-rave)」がのっています。時計の2時の方向にある白い物体、これがセロリラブ。見た感じは、蕪みたいですが、噛んでいると、確かにほのかに、セロリの風味がしてきます(味の方がセロリを感じました)。砂肝のコンフィが、ふわふわした感じで、柔らかくてとても美味しい。これも、外したくないメニューです。ワインは、ソーヴィニオン・ブランを合わせました。 シェフと奥様この時点で、11時を周りそうな時間で、他のお客さんはみなさん帰ってしまいました。わたしはというと、もう少し、食べたい、飲みたいと思いつつ、食後酒にFino(シェリー)をお願いしました。気候もいいし、本当に気持ちのいい夜で、1日の終わりをこんな気持ちで迎えられるなんて、幸せだな、って、ついついのんびり。片付けがあるだろう原井シェフと奥様、手を止めて少し話をしてくださいました。東京のお友達と食事をしたら、お友達は終電を気にしていて、福岡だとタクシーで帰っても大したことないけどね、って。本当にそうですね。東京は、終電逃したら、7-8,000円は覚悟しなくてはならないし。福岡は住みやすいし、美味しいものがあって、本当にいいところ、ということでみんな意見が一致しました。 豊かな食材を使った素朴な料理というイメージのあるバスク料理、ビストロバビロンでは、赤いテーブルクロスやバスク名物唐辛子がぶら下がった海外のビストロにいるような素敵な雰囲気の中で、身体も心も喜ぶ食事を楽しむことができました。おふたりの雰囲気に和んでしまって、初めて伺ったとは思えなかったです。美味しかったです!ごちそうさまでした! シェフと奥様 Bistro Babylon(ビストロバビロン)住所:福岡県早良区室見4丁目24-21 トーコンビル1階TEL:092-831-5158Open:ランチ12:00 PM – 2:00 PM/ディナー6:00 PM – 11:00 PM(ラストオーダーは10:00PMまで)Homepage:ym-c.com/babylon
2019年05月23日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回ご紹介するのは、『LIKE(ライク)』の多国籍料理です。レストランにおけるメニューは地図だから、はじめに一読すればなんとなくの全体像が掴める。はずなのに。白金台のライフスタイルショップ・BIOTOPの3階に3月にオープンしたレストラン『LIKE』は全然わけがわからない。担々麺おいしそーと思えば、パテドカンパーニュがあって、その下には白キムチ、デザートには豆花……ってまさかのカオス、古今東西の味覚が一堂に会しすぎなのだ。「これまでずっとフレンチをやってきたけど、その軸を生かした自由な料理をやってみたくなったんです」と語るオーナーシェフの原太一さん。代々木八幡の『PATH』や渋谷の『Bistro Rojiura』など、人気ビストロを手掛けてきた経歴が証明する料理は、確かな技術さえあればジャンルの枠を超えて冒険できることを教えてくれる。もちろん、多国籍とはいえ、おいしさへの責任感も強い。「シメに食べたい」を目指した担々麺は、京都の七谷地鶏で取った澄んだ旨味のガラスープに、漢方やスパイスの香りを加え、タヒニソースでゴマの風味を纏わせ、パワフルなのに重くないを実現(さすがです)。そこへコブミカンの香るオリジナルカクテルを合わせたら口の中はたまらなくヘヴン。自由な料理に明るい酒。気負わず、縛られず、ただただ“好き”を肯定する態度が、楽しさに満ちた食体験を作っている。ディナーメニューから、氷見自然豚の水餃子¥980、担々麺¥1,100、牡蠣のセビーチェ¥1,400、フィナンシェ¥300、恵比寿の『Bar TRENCH』が監修したオリジナルカクテル・カフィアライムミュール¥1,200。LIKE東京都港区白金台4-6-44BIOTOP 3F TEL:03・5422・818311:30~23:00(ランチ11:30~14:00LO、カフェ14:00~18:00、ディナー18:00~22:00LO)月曜、第2・第4日曜休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)※『anan』2019年5月15日より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2019年05月10日