LINEは3月23日、コミュケーションアプリ「LINE(ライン)」において、グループトークや複数人トークのメンバーと同時に音声通話ができる「グループ通話機能」の提供を開始したと発表した。グループ通話機能は、LINEのグループトークおよび複数人のトークに参加しているユーザー同士で、最大200名まで同時に音声通話を無料で行うことができる機能。グループトークもしくは複数人のトークルームから、通話を開始することができ、グループ通話が開始されたトークの参加ユーザーには、通知メッセージが届く。また、トーク画面上で、現在参加している人数を確認することも可能。なお、通話中は、発声しているユーザーのアイコン上にマークが表示され、誰の発言か視覚的に把握できる。なお、グループ通話に参加するには、LINEの最新バージョン(ver5.11)にアップデートする必要があり、対応バージョン以前のLINEアプリを利用するユーザーには、アップデートを促す通知メッセージが届く。最新バージョン(ver5.11)では、グループ通話機能の追加に加え、[その他]ページのリニューアルも実施し、従来のメニューアイコンを同列に並べるユーザーインタフェースから、コンテンツごとに配置方法を見直すことで、より視認性の高いレイアウトに変更したという。
2016年03月23日「仮面ライダー」45周年を記念し、「仮面ライダーアマゾン」がリメイクされ「仮面ライダーアマゾンズ」として会員制映像配信サービス「amazon プライムビデオ」にて放送されることが決定!3月17日(金)に記者会見が行われ、主演の藤田富、谷口賢志らが出席した。「仮面ライダー」シリーズ4作目にして、最大の異色作と言われる「仮面ライダーアマゾン」のリメイクだが、タイトル通り、複数のアマゾンが登場!藤田さん演じる引きこもりがちな少年・水澤悠(ハルカ)が変身する仮面ライダーアマゾンオメガ、谷口さん扮する鷹山仁(ジン)が変身する仮面ライダーアマゾンアルファが、時にぶつかり、時に手を取り合いながら、自らの出生の秘密について解明していく。amazonでアマゾン復活となるが、白倉伸一郎プロデューサーは本作がいわゆる「平成仮面ライダーシリーズ」と一線を画す作品になると語る。「ここ数年の『仮面ライダー』は個人的にあまり面白いとは思ってません。いまだに42年前の『仮面ライダーアマゾン』がシリーズ最大の異色作となっているのはいかがなものか?牙を抜かれた仮面ライダーが牙を取り戻します!」と宣戦布告する。藤田さんは「小学生のころ、『仮面ライダーアギト』を見てました」とライダーへの憧れを口にし、今回、舞い込んできた大役を前に「水澤悠として、本気で精いっぱい演じ切りたいと思います!」と覚悟を語る。ちなみに、悠は身体が弱く養父母に厳しく生活を管理され、ずっと外に出たことがないという“引きこもり”という設定!引きこもりのライダーがどんな活躍を見せるのか…?谷口さんは、藤田さんの思い出のライダーがアギトだったことに「ジェネレーションギャップ、ハンパない!」と苦笑しつつ、自らも「仮面ライダー」の思い出を述懐。谷口さんは俳優デビュー作が1999年の「救急戦隊ゴーゴーファイブ」だが、当時はまだ平成仮面ライダーシリーズはなかったそう。「最終話を撮っているときに撮影所の空気が変わったんです。すごいセットが火事かってくらい燃えていて…それが『(平成仮面ライダーシリーズ第1作の)仮面ライダークウガ』でした!ああいう撮影を僕らもさせてもらえないのか?と悔しい思いをしました」と明かしたが、念願かなって今度はライダー、しかも伝説のアマゾンを演じることになった。ちなみに、谷口さんが演じる仁について、最初の台本の読み合わせの際、監督から「人殺しでヒモでアル中」と説明があったという!これに驚き「そんなライダー、いないと思います」と返したという谷口さんだが「監督から『(自分たちが)仮面ライダーだと思わないでください』『ライダーをやろうとしないでください。そこは、僕らスタッフが命懸けで作るので、自分の役を命懸けで演じてください』と言われました」と明かし「1カット1カット、全員で挑戦して作ってます」と熱く語った。このほか、悠が引き取られた水澤家の実子で、血のつながらない妹に当たる美月を武田玲奈、仁を養うパートナーの七羽を東亜優が演じている。「仮面ライダーアマゾンズ」は4月1日(金)より「amazon プライムビデオ」にて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年03月18日コルグは、同社製品を単体あるいは組み合わせて使用したYouTube動画コンテスト「KORG New Music Always OKGOビデオ・コンテスト」を開催している。開催期間は4月19日午後12時59分まで。同コンテストは、インターネットに接続可能なコルグ製品のユーザーなら、製品種別問わずだれでも参加が可能なもの。参加にあたって、映像の長さは2分以内で制作し、タイトルを必ず「Korg - New Music Always OKGO contest」と付けてYouTubeにアップロードする必要がある。その他、コンテストへの応募資格や応募方法などの詳細は、メーカーのWebサイトにアップされているPDFにて確認できる。なお、コンテスト優勝者には OK GOの直筆サイン入りの「volca sample OK GO edition」が授与されるとのことだ。
2016年03月18日ニフティは、スマートフォンで固定電話番号が使える法人向け通話サービス「ShaMo! by NIFTY Cloud」を4月中旬から提供すると発表した。初期費用は無料で代表電話番号と内線通話可能な直通電話番号をスマートフォン1台につき月額900円(税別)~。同社では、4月中旬に東京23区内(03番号)でAndroid版の提供を開始し、iOS版は6月の提供を予定している。また、7月以降は提供地域を全国主要14地域(札幌市、仙台市、さいたま市、横浜市、川崎市、千葉市、東京23区、東京都多摩地区、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市)に拡大する予定だ。利用には専用アプリのインストールとウェブからの申し込みが必要となる。固定回線の契約や開通工事、ゲートウェイ機器やPBX(電話交換機)の設置、社給スマートフォンの手配が不要なため、小規模企業や個人事業主でも安価かつ容易に固定電話番号や内線システムを導入することが可能なほか、社員の私有スマートフォンをそのまま業務に活用するBYOD(Bring Your Own Device)対応にも適しているいう。新サービスは75カ国以上700社以上の企業にクラウド型ユニファイドコミュニケーションサービスを提供している米BroadSoftのPBX基盤をクラウド化したサービス「BroadCloud」を日本の小規模企業や個人事業主向けに機能や費用を最適化して提供する。なお、3月17日からサービス提供開始日までの間にニュースレターの登録者を対象に1ライセンス分の月額料金900円が12カ月間無料になるキャンペーンを実施している。
2016年03月18日Amazon.co.jpは、2016年4月7日から放映される「ノイタミナ」新作アニメを、国内外の「Amazonプライム・ビデオ」で独占配信すると発表した。「ノイタミナ」は、フジテレビの深夜アニメ放送枠。今回、Amazon.co.jpとフジテレビが提携し、「進撃の巨人」を手がけた荒木哲郎監督とWIT STUDIOがタッグを組んだ新作アニメ「甲鉄城のカバネリ」を皮切りに、同枠の新作アニメをAmazonプライム会員向けの見放題・映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で独占配信することが決定した。また、各作品の第1話を、フジテレビの放送に先駆けてAmazonプライム・ビデオで先行配信する。「甲鉄城のカバネリ」のAmazonプライム・ビデオ配信日時は、4月6日深夜24時から。フジテレビ放送日時は4月7日深夜24時55分から。
2016年03月17日日立情報通信エンジニアリングとタカコムは2月9日、両社の通話録音製品を連携し電話環境に依存しない通話録音システムを提供すると発表した。同システム連携で必要となる通話録音システム連携オプションは、日立情報通信エンジニアリングが音声録音システム「RecwareIII」のオプションとして販売する。日立情報エンジニアリングのRecwareIIIは、IP電話を対象とした通話録音システム。コールセンターやIP電話を導入する支社から通話録音データを収集して管理する。タカコムの「音声データ集中管理システムVR-800CES」は、一般公衆回線やアナログ電話などレガシー電話を対象にした通話録音システム。今回、大規模IP電話の録音システム開発に長年携わってきた日立情報通信エンジニアリングと通話録音装置の製品ラインアップが充実し、販売実績のあるタカコムが製品連携し、IP電話やレガシー電話が混在した電話環境で通話録音を一元管理することが可能となった。電話環境に依存せず、シームレスかつスケーラブルに対応することで、コンプライアンス対策はもとより、企業のTCO削減、システム利便性向上やVoCといった通話録音の活用に貢献していくという。今後、顧客の声をさらに活用すべく、音声認識に最適な音声ビッグデータ利活用プラットフォームを目指すという。
2016年02月12日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』に登場する楽曲『トライ・エヴリシング』のミュージックビデオが公開になった。世界的に人気のシャキーラが演じるポップスター、ガゼルが歌っている楽曲で、映像にはワクワクする劇中映像もたっぷり登場する。『ズートピア』ミュージックビデオ映画の舞台になっているズートピアは様々な動物たちが共に暮らすことができる理想のハイテク都市で、そこには都会もあれば田舎町もあり、人間と同じようにスマートフォンを片手に仕事に出かけ、電車に乗り、ポップソングが流行している。そんなズートピアで絶対的な人気を誇るセクシーなミュージシャンがガゼルだ。映像ではシャキーラのメッセージ映像と、映画の映像を使ったミュージックビデオが登場する。本作の主人公ジュディもこの曲の大ファンだ。彼女はウサギで初めて警官になった女性で、サイやゾウなどの大きな動物に囲まれながら、一人前の警官になる夢を追いかけており、歌にこめられた「失敗したって、何度でも頑張る」というメッセージがジュディを元気づけているようだ。ディズニー・アニメーションに登場する楽曲は、映画の枠を超えて愛され続けるものが多く、『トライ・エヴリシング』も今後、様々な場所で耳にすることになりそうだ。『ズートピア』4月23日(土) 全国ロードショー
2016年02月05日ソフトバンクは、フィーチャーフォン「COLOR LIFE 3 SoftBank 103P」(シャープ製)向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、通話時まれに端末が再起動してしまう不具合が改善する。ソフト更新は、メインメニューから「設定」、「一般設定」、「ソフトウェア更新」、「ソフトウェア更新」、「Yes」、「次へ」、「1.今すぐ更新」の順に選択し、案内にしたがって操作することで更新可能。更新時間は、最大10分程度。
2016年02月01日エスケイネットは20日、PCI Express x1に対応したHDMIビデオキャプチャーカード「MonsterXX2」を発表した。2月下旬から発売する。店頭予想価格(税込)は21,800円前後の見込み。HDMI出力の映像をPCで取り込めるビデオキャプチャカード。デスクトップPCのPCI Express x1に接続して使用するタイプで、従来モデルから設計を見直し、表示レイテンシを短縮している。動画の記録方式はAVI(非圧縮)で、静止画もBMP形式でキャプチャー可能。Ustream Producer / Niconico Live Encoder / XSplit Broadcasterなどの動画配信ソフトにも対応し、HDカメラなどから入力された映像をHD配信できる。映像入力解像度は1,920×1,080p(60/30/24fps)、1,920×1,080i(60Field)、1,280×720p(60fps)、720×480p(60fps)。映像入力インタフェースはHDMI×1。本体サイズは約W131×D64×H9mm、重量は約58g。対応OSはWindows 7 / 8 / 10。
2016年01月21日米Microsoftは、Skypeのグループビデオ通話機能をスマートフォンやタブレットなどモバイル向けに提供すると発表した。iPhone/iPad、Android、Windows 10 Mobileに対応、専用サイトにて事前登録受付を開始している。2016年の今年はSkypeが登場して10周年に当たる年となる。SkypeはPCでスタートし、6年前にモバイルに対応しているが、モバイルではこれまでビデオ通話は1対1しか利用できなかった。グループ通話機能は無料で提供、提供時期は具体的に明かしていないが、数週間以内だという。Microsoftによると、Skype開始以来この10年間でビデオ通話の利用累計は2兆分(約33億3,333万3,333時間)に達したとのこと。Android、iOS(iPhoneとiPad)、Windows PhoneでのSkypeダウンロードは7億5,000万回あったという。Microsoftは2011年に85億ドルでSkype Technologiesを買収、その後Outlook.com、XboxなどMicrosoftのサービスとの統合も進めている。
2016年01月14日アイ・オー・データ機器は13日、ビデオテープなどをデジタル化してAndroid端末に保存できるビデオキャプチャケーブル「GV-USB2/A」を発表した。1月下旬から発売し、価格は6,400円(税別)。Android端末と、VHSビデオデッキなどのアナログ映像再生機器を接続するビデオキャプチャケーブル。Android端末とはUSBで接続して「アナレコ」アプリをインストールし、本製品についているQRコードを読み取る。あとは、アナログ映像のキャプチャと変換は自動で行われる。取り込んだビデオの編集には、CyberLink製のAndroidアプリ「PowerDirector ビデオ編集」(無料バンドル版)を利用。ビデオ編集のほか、YouTubeやFacebookなどへのアップロードにも対応する。「IOPortal」に登録すれば、Windows用ビデオ録画編集アプリ「PowerDirector12 for I-ODATA」も無料で利用でき、Windows PCやタブレットでの編集も可能となる。録画フォーマットは、高画質が720×480ドット(4Mbps)、標準画質が360×240ドット(2Mbps)、低画質が360×240ドット(1Mbps)から選択。フレームレートは30fpsだ。インタフェースはUSB 2.0で、映像入力インタフェースはSビデオ×1、コンポジットビデオ×1。本体サイズは約W18.2×D57.4×H13mm、重量は約50g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Android 4.4以降。10cmのOTG USB変換ケーブル(USB microB - USB A)が付属する。
2016年01月13日KDDIは1月7日、23の国と地域へ、定額料金で国際電話できる「au国際通話定額」を3月より開始すると発表した。月額の定額料金で、国内通話定額プラン「カケホ」「スーパーカケホ」契約のユーザーを対象に提供する。月額料金はデータ通信プランによって異なり、「データ定額5/8/10/13」の加入ユーザーは月額980円、「データ定額2/3」の加入ユーザーは月額1480円(どちらも免税)で利用できる。いずれも、15分以内の通話であれば月50回まで無料。超えた場合でも、国内同等の通話料金(20円/30秒)で利用可能となる。50回の無料通話を使い切った場合、15分以内の通話料金は300円で、超過分は同じく20円/30秒が請求される。対象地域はアジア10地域と欧米など13地域。在日外国人の上位10カ国は、すべて対象となっている。なお、このプランはあくまで国内から国外への通話料金であり、海外における発着信やSMS、その他複数の指定サービスの通話が無料通話対象外となる。
2016年01月08日いろいろなことをiPhoneで管理するようになったためか、通話中にパニック状態に陥る人もいるようだ。原因はなにか聞いてみると、通話中に明日の待ち合わせ場所はどこか『メール』で調べる必要が生じた、数日先のフライトスケジュールを『カレンダー』で確認しなければならなくなった、そんなときにどうすればいいかわからない、というのだ。iPhoneのシステム(iOS)は、パソコンのOSと同様にマルチタスク/マルチスレッドが基本だ。すべてのアプリが並行動作を許されているわけではないが、『電話』アプリはマルチタスクで動作する。だから、電話しながら他のアプリを利用することは、iOSの機能としてサポートされていると考えていい。『電話』アプリの場合、音声の入出力装置(マイク/スピーカー)を排他的に使うという仕様はあるが、『メール』や『カレンダー』は問題なくマルチタスクで使えるのだ。ルールはかんたん。通話中にアプリを起動する用件が生じたときには、なにはさておきiPhoneから耳を離そう。すると、iPhone内蔵のセンサーが耳もとから離れたことを感知し、画面に「消音」や「キーパッド」などのボタンが現れる。そこにある「スピーカー」ボタンをタップし、ハンズフリー通話に切り替えるのだ。その後ホームボタンをクリックしてホーム画面を表示し、目的のアプリを起動すればいい。ハンズフリー通話中は、画面上部のステータスバーが緑色に変わる。この間、相手の声はiPhone底面のスピーカーから出るようになり、自分の声は画面上部のマイクが拾うようになるが、通話になんら変化はなく相手に気付かれるほどの変化はない。iPhoneを操作して必要な情報を引き出しつつ、ごく普通に会話すればいいのだ。アプリを使い終えたら、緑色の部分をタップして通話画面に復帰しよう。あとは「スピーカー」ボタンをタップして手持ち通話に戻るもよし、そのまま会話を続けて電話を切るもよし。繰り返すが、iPhoneから耳を離して「スピーカー」ボタンをタップ、その後ホームボタンをクリックしてアプリを起動、という流れを覚えておこう。
2015年12月18日iPhoneはいわゆるスマートフォンであり、携帯電話としての役割は切っても切れない関係にある。だから音声通話機能は重要であり、いつでもどこでもつながること、相手と自分の声が互いに届くこと、かつ通話品質に優れることが暗に求められる。それだけに、キャリアの音声通話を行うアプリ『電話』はよく練りあげられている。電源がオンで電波が届く状態でさえあれば、ボタンをタップする程度の反応で通話を開始できる。受信時にスリープしていようがアプリを操作していようが、状態を適切に判断し通話モードに切り替えてくれる。Bluetooth経由で音楽を聴いているときも同様、iPhoneは相手の声をBluetooth機器から出力してくれる。このしくみにより、いわゆるハンズフリー通話も意識せずに実現できる。ヘッドホンで音楽を聴いているときはヘッドホンから、クルマを運転しているときはカーステレオのスピーカーから相手の声が聞こえるのはそのためだ。しかし、"あるべき場所"以外から声が聞こえてくることには、どうしても違和感がある。自分はiPhoneに向かって話しているのに相手の声はヘッドホンや外部スピーカーから聞こえるというのは、やはり不自然かもしれない。相手の声はiPhone内蔵スピーカーで聞きたい場合には、通話画面で「スピーカー」ボタンをタップするのがオーソドックスな方法だが、毎回タップするのは面倒。そんなときには、「通話オーディオルーティング」の設定を見直そう。初期設定では「自動」に設定されているため、電話を受けた時点で利用している機器に声を出力してしまうが、ここで「スピーカー」を選択しておけば、音声通話のとき相手の声は必ず内蔵スピーカーから聞こえるようになる。いつでも電話は内蔵スピーカーで受けたい、そんなユーザのための設定術だ。
2015年12月12日ローランドは、スマートフォンやタブレット、ビデオカメラなどの映像の切り替えや演出をリアルタイムで可能にする、高画質ポータブルHDビデオミキサー「V-1HD」を発表した。発売時期は2015年12月中旬。価格は税別12万8,000円。同製品では、コンパクトなA4ハーフサイズ/質量1.2kgのボディーに、フルハイビジョンで高画質のプログレッシブ(1080/60p)映像に対応するHDMI入力端子を4系統と、出力端子を2系統装備。ビデオカメラやパソコン、タブレットなどのさまざまな機器の映像出力をダイレクトに接続し、自由に切り替えて出力できる。また、ピクチャーインピクチャーをはじめ、クロマキー、カラーパスなどの各種映像エフェクト、アウトプットフェードなどの多彩な演出も実現可能。さらに、マイク入力とステレオのオーディオ入力を装備しており、映像に外部からの音声をミックスして出力も行える。
2015年12月07日ソフトバンクおよびウィルコム沖縄は、Y!mobileにおいて高音質通話サービス「VoLTE」の提供を20日より開始する。同日より発売する「Nexus 5X」も対応する。「VoLTE」は、LTEのデータ通信ネットワーク上で音声通話を実現する技術。高音質な音声通話ができるだけでなく、発着信の時間が従来よりも短縮される、通話中でもLTE通信ができるといった特徴を持っている。Y!mobileの対応機種同士のほか、ソフトバンクの対応機種と通話する際にも利用できる。利用するためには、店頭もしくはMy Y!mobileでの申し込みが必要。サービス開始時点での対応機種は、7月に発売されたシャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS CRYSTAL Y」と、20日に発売される「Nexus 5X」の2機種となっている。
2015年10月15日日本HPは15日、ビデオ会議緒システム「HP Chromebox for Meeting」を発表した。10月下旬から発売し、価格はオープン。OSにChrome OSを搭載した小型PCのChromebox、USB接続の高性能カメラとマイク、スピーカーなどで構成されたビデオ会議システムのパッケージ。会議用ツールははWebベースで、PC、Android端末、iOS端末(iPhoneやiPadなど)を用いて、会議に参加できる。また、オプションで携帯電話からの参加も可能。付属のカメラは、オートフォーカス対応で画角78度のCarl Zeissレンズを採用し、1,920×1,080ドット(フルHD)の撮影に対応する。このカメラとマイク、スピーカーをChromeboxにUSB接続して使用する。ミーティング用無線リモートコントローラ「Handheld Remote」とUSB小型レシーバーも付属する(Chromebox本体側USB用)。そのほか主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4600U(3.30GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB×1、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが16GB SSD。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、HDMI×1、DisplayPort×1、SDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW126×D124×H39mm、重量は約630g。
2015年10月15日ソニーは、同社のビデオおよびサウンド事業を担う新会社「ソニービデオ&サウンドプロダクツ」が10月1日より営業を開始すると発表した。新会社はソニーが100%出資する完全子会社で、ウォークマンやヘッドホンなどのハイレゾ対応機器に代表されるオーディオ製品やBDレコーダーの開発から設計、製造、販売までを行っていく。ソニーはビデオ&サウンド事業の分社化について、2月18日発表の2015~2017年度中期経営方針で明らかにしており、今回、それを具現化したことになる。中期経営方針ではビデオ&サウンド事業を、「成長は見込めないものの、コモディティ化しない一定規模の市場」において高付加価値製品を投入し、着実に利益を生み出す「安定収益領域」として位置付けていた。新会社の代表取締役社長にはソニーのビデオ&サウンド事業本部長である高木一郎氏が就く。同氏はソニーがテレビ事業を分社化したソニービジュアルプロダクツの社長も務めている。
2015年09月29日無料で通話が可能となるアプリやWEBサービスの出現により、以前より通話料を気にすることが少なくなりました。その結果、最近恋人との長電話が増えたという人も多いのではないでしょうか。さて、電話中って、妙に相手の周囲の音が気になってしまうことってありませんか?そんなとき、その音について「なに今の音?」と相手に聞いてしまうのはいけません。自分の生活について詮索されるのは、いくら恋人といっても気分のいいものではありませんから。ということで今日は「こんな音って気になるよね!でも、まあ別に気にしなくていいんじゃない?」という話をします。■1.テレビなどの生活音テレビの音、パソコンをイジる音などの生活音が気になる人もいるかもしれません。「今は私との会話に集中しろ!」と言いたくなるかもしれませんが、そこは我慢しましょう。むしろ彼の生活が垣間見られてラッキーだと思いましょう。あなたも、通話中に(あ、爪伸びてる・・・・・・切ろう・・・・・・)と思ったら、どんどん切りましょう。生活音をシェアしましょう。■2.同居者の生活音彼が実家暮らしの場合、彼の家族の生活音が受話器の向こうから聞こえてくることがあります。「長電話を彼の家族は快く思っていないんじゃないか」と心配になり、「今の足音はお母さん?大丈夫?切ろうか?」と言ってしまうかもしれません。しかし、ラブラブな電話中に家族のことを言われると、彼はテンションが下がってしまいます。彼も大人ですから、通話を続けるかどうかはちゃんと判断できるはずです。あなたはあまり心配しないようにしましょう。■3.メッセージの受信音彼との通話中に「ブブッ」とメッセージの着信音が聞こえてくることってありますよね?そんな時に「誰から?女?女だろ!!」と追い詰めてはいけません。安心して下さい、メルマガですよ。■まとめ近年は、通話料を気にしなくなることによって、通話の目的が「相手にメッセージを伝えること」から、「ただのんびりと時間を共有すること」に変化をしています。それ故、相手の周囲の音へ意識が向かいやすく、不安や心配にかられるようになってしまうのですが、そういった音を含め、場所を超えて、二人の時間を共有することが出来ているのだと前向きに捉えましょう。(森もり子/ライター)
2015年09月26日●「プライム・ビデオ」がついに提供開始アマゾンジャパン24日、Amazonプライム会員向けの新サービス「プライム・ビデオ」の開始に加え、プライム・ビデオを含む、コンテンツ視聴用のストリーミング端末「Amazon Fire TV」シリーズの国内販売を発表した。「Amazon Fire TV」シリーズは本日より予約の受付を開始し、10月28日の出荷を予定する。これに合わせて都内で記者説明会を開催し、製品の概要を紹介した。○日本のプライム会員は高い成長率まず、アマゾンジャパン 代表取締役社長のジェスパー・チェン氏があいさつ。Amazon.co.jpは日本で15年間にわたり、製品とサービスを提供してきた。8年前から有料会員制度であるAmazonプライムを投入したが、ここ数年で会員数が大きく伸びているという。その理由として、お急ぎ便や日時指定便を無制限に利用できるといった「付加価値の提供」を挙げる。また、常にサービスの内容を拡充してきたとして、最近では「当日お急ぎ便」や「Amazonパントリー」「先行タイムセール」といったサービスに加え、プライム会員限定で新型Kidle Fireを割引価格で提供していることも紹介した。そして今回、プライム会員向けのサービスに「プライム・ビデオ」が新たに追加される。○プライム会員向け動画配信サービス「プライム・ビデオ」がついに開始続いてプライム・ビデオの詳細に関してAmazonビデオ国際部のTim Leslie氏が紹介した。Amazon.co.jpでは、日本で15年間にわたりコンテンツの販売を行ってきたが「ユーザーは新作映画を見たいという欲求がある」とLeslie氏は話す。従来はこうした欲求に対し、有料の動画レンタル・販売サービス「Amazonビデオ」というサービスを提供してきたが、プライム・ビデオによって日米の人気映画やTVドラマをプライムユーザーに提供する。また、プライム・ビデオの利用に当たっては、プライム会員の年会費(3,900円)以外の追加の費用は発生しないことも大きなポイントだ。Leslie氏は、目玉となるコンテンツとして、日本のAKB48のライブやしまじろう、あるいはアニメ版「シンドバッド」を紹介。これらはDVDなどのパッケージになる前にプライム・ビデオで先行配信される。このほか、テレビで放送された番組の見逃し視聴や、プライム・ビデオ独占のコンテンツ、Amazonオリジナルのドラマも配信するとしている。こうしたコンテンツは、PCはもちろん、スマートフォンやタブレット、コンソールゲーム機などで見ることができる。ストリーミングに加え、ダウンロードでの視聴も可能だ。ちなみに権利者の関係上、アメリカで視聴できても日本では視聴できないコンテンツもあるという。制限はIPアドレスでもかかるとのことで、つまり、日本のプライム会員がアメリカに旅行した際にコンテンツが視聴できないケースが発生する。ただ、この場合はストリーミングではなく、スマートフォンやタブレットにコンテンツをダウンロードして視聴すればよいとの説明があった。●Amazon Fire TVとAmazon Fire TV Stickを国内販売○ストリーミング配信をテレビで見るためのAmazon Fire TV/Amazon Fire TV Stick続いては、Amazon.com 製品管理 事業開発のPeter Larsen氏が登壇し、ストリーミング端末「Amazon Fire TV」シリーズを紹介した。Larsen氏は「ストリーミング動画を視聴するには、さまざまなデバイスがあるが、最も良いのはリビングのテレビで見ることだ」という。そしてそういった用途に最適なのが「Amazon Fire TV」だとアピールする。「Amazon Fire TV」は、HDMI端子を備えたテレビやディスプレイに接続することで、映画やテレビドラマといった動画をはじめとしたコンテンツを視聴可能なセットトップボックスで、アメリカではすでに販売中で、Amazon.comでは4.7の高い評価を得ている。これを日本市場に投入する。今回発売するのは、第2世代の「Amazon Fire TV」で、小型のボックス内に4コアCPUと専用のGPU、2GB RAMなどを搭載する。4K解像度での画面出力に対応し、4K TVでも利用できるほか、次世代映像コーデック「HEVC(High Efficiency Video Coding)」をサポートする。また、ネットワーク機能としてIEEE802.11ac対応無線LANを備える。ストリーミング動画を視聴する際に、表示されるまでのタイムラグが発生することが多いが、「Amazon Fire TV」では独自のASAP(Advanced Streeming And Prediction)機能を搭載し、ユーザーの好みに合わせて次に視聴しそうな動画をあらかじめ読み込むことで、タイムラグを軽減する。さらに、複数の端末で視聴しても最後に見た部分を覚えているウィスパーシンクにも対応している。付属品として音声検索対応のリモコンを同梱。マイクボタンを押しながら音声で動画のタイトルやジャンル、出演者などを言うことで検索が可能だ。Amazon Fire TVの価格は12,800円だが、2015年9月24日から26日までの3日間、プライム会員向けに3,000円引きの9,800円で提供するキャンペーンを行うという。また、小型なスティックタイプの端末「Amazon Fire TV Stick」も合わせて投入する。こちらはテレビやディスプレイのHDMI端子に直接差し込むタイプで、4K再生とゲームには対応しない。さらに音声検索に対応しないシンプルな「スタンダードリモコン」が付属するモデルと、音声検索対応リモコンが付属するモデルの2製品をそろえる。価格は前者が4,980円、後者は6,480円。こちらもプライム会員向けのキャンペーンを実施し、2015年9月24日から26日までの3日間は1,980円、3,480円で購入できる。発表会では特に明言していなかったものの、旅行先でもストリーミング配信を見るためのデバイスとしてとらえているようだ。
2015年09月24日Amazon.co.jpの有料会員向け動画配信サービス「プライム・ビデオ」が、同社が展開する動画レンタル・販売サービス「Amazonビデオ」に登場した。「プライム・ビデオ」は、税込3,900円/年のAmazonプライムユーザー向けに提供される映像配信サービスで、年会費以外の追加料金は必要ない。Amazonでは、8月27日に「プライム・ビデオ」の9月下旬のローンチを案内していたが、具体的な提供開始日は不明だった。24日12時時点で正式な発表はなされていないが、今回、「Amazonビデオ」に"プライム対象"カテゴリが追加されていることが確認された。プライム対象作品は「プライム・ビデオ」として、プライム会員が追加料金なく視聴できるようになっており、「Amazonビデオ」のメニューから、「プライム対象」を検索条件として絞り込むことで、「プライム・ビデオ」のラインナップを確認できる。対応デバイスは「Amazonビデオ」に準じる。コンテンツの解像度はユーザー側の帯域幅により変化するが、HD画質の再生は視聴機材がコンテンツ保護技術HDCPに対応している必要があるとする。
2015年09月24日ソフトバンクは、新たなスマートフォン向け基本プランとなる『スマ放題ライト「通話し放題ライトプラン」』を発表した。9月25日より提供する。月額税別1,700円で5分以内の国内音声通話が無制限で利用できる。既存ユーザーは10月5日からプラン変更が行える。これまで同社では定額音声通話プランとして月額税別2,700円の『スマ放題「通話し放題プラン」』を提供してきた。新プランでは、5分以内という制限はあるものの、通話回数の制限はなく、月額税別1,700円で利用できる。一方、5分を超過した場合は30秒あたり20円かかる。また、国際ローミング、国際電話、ソフトバンク衛星電話サービス、0180、0570などから始まる他社が料金設定を行っている番号への通話など、一部の通話やSMS送信などは定額サービスの対象外となる。なお、新プランの月額料金は2年単位の契約を前提としたもので、更新月以外の解約等には契約解除料として9,500円かかる。
2015年09月14日●機種代金の分割金が無料にKDDIは11日、iPhone 6s/6s Plusの買い替えをサポートする「スーパーアップグレードキャンペーン」や、新たな音声通話プラン「スーパーカケホ」といったサービスを相次いで発表した。本稿では都内で開催された記者説明会の模様をお伝えする。○スーパーアップグレードキャンペーン説明会ではKDDIの石川雄三専務が登壇してiPhone 6s/6s Plusの販売を促進するいくつかのキャンペーンについて説明した。12カ月間の利用期間を経てから機種変更をした場合に、旧機種代金の分割支払金残額が無料になる「スーパーアップグレードキャンペーン」を18日より提供する。さらに対象機種を下取りに出すと、下取り価格に加えて10,000円分をau WALLETにチャージする「スーパー機種変更キャンペーン」を25日から12月31日の期間に実施するという。石川氏は「これらのキャンペーンなら、リスクが少なく便利にご利用いただける。1年に1回新しい機種が出るiPhoneを、気軽に購入できる非常に魅力的なサービスになっている」と解説した。このほかKDDIでは、CA(キャリアアグリゲーション)による通信の快適さも”au版iPhone 6s/6s Plus”の特長としてアピールしていく。au 4G LTEでは受信最大225Mbps、WiMAX 2+では受信最大220Mbpsの高速通信が可能となっている。石川氏は「WiMAX 2+では、新しいバンドが追加になった。高速で快適な、本当に素晴らしい体験をご提供できる」と自信に満ちた表情で語った。なお、同日の発表会で公表する予定だったiPhone 6s/6s Plusの価格については「説明会に準備が間に合わなかった。なるべく早く、ホームページでご提示したい」と話していた。●2つのカケホが選択可能に○カケホ、スーパーカケホを選択できるそのほか、新たな通話し放題プランとして「スーパーカケホ」(電話カケ放題プラン S)も18日から提供する。こちらは月額1,700円で1回あたり5分以内の通話が無料(回数制限なし)になるプランだ。5分を超えた場合は20円/30秒となる。ちなみに現行の「カケホ」(電話カケ放題プラン)は、月額2,700円で国内通話料が無料(回数制限なし)になるというもの。これに、従来のデータ料金プラン(3GB/5GB/8GB/10GB/13GB)を組み合わせる。ユーザーは18日より、上記2つのプランのどちらかを選択できるようになる。石川氏は、新プランを追加した背景について「auの料金プランは、他社さんよりもきめ細かい。頑張っている、という自負もある。でも一方で、基本料金が横並びで高い、とのご指摘は以前からいただいていた」と説明。続けて「スーパーカケホと10GBのプランを組み合わせると、NTTドコモさんの同様のプランより月額2,500円も安くなる」とアピールした。●新型iPhoneもSIMロック解除の対象に○既存のお客さんを大事に質疑応答で、新型iPhoneの販売戦略について聞かれた石川氏は「他社と違うのはネットワークの強さ。特にWiMAX 2+の部分で、実効速度が変わってくる」と回答。加えて、スーパーアップグレードキャンペーンなどを通じて、既存のユーザーに新しいiPhoneを安く提供していける点も競争力の強化につながるとの見方を示した。このタイミングで新しいプランを発表したいきさつについては「カケホとデジラの提供を開始してから1年が経つ。auではお客様の要望を踏まえて、さらなる検討を重ねてきた。その結果、大きな商品が発表されるこのタイミングに間に合った」と説明した。カケホプランの加入者数は、全体の何割くらいになりそうか、との質問には「LTEフラットという昔からのプランもまだ根強い人気がある。カケホプランが高い、というお客さんにはそういった選択肢も残している。カケホ、スーパーカケホの加入者と、LTEフラットの加入者が半々くらいになるのではないか」と分析した。○iPhoneもSIMロック解除可能石川氏はその後囲み取材にも応じた。“SIMロックの解除を義務化する”という業界共通の方針がとられてから、初めてのiPhone発売となる。これに関してau版のiPhoneもSIMロックを解除する考えか、という質問に石川氏は「他のAndroid端末と同じように、180日で解除する」と回答した。新型iPhoneの価格については「11日中に発表できるかどうか」。また、現行のiPhone 6については「在庫がある限り、値下げして販売を続けるのではないか」と話した。現在、auのVoLTEに対応したAndroid端末では、3G回線が使えない。新型iPhoneではどうなるのか、との質問には「両方使える。デフォルトでは通話はVoLTEとなる」と回答。スーパーカケホでは、2GBのデータプランを組み合わせられない。この件について質問されると「スーパーカケホと3GBのデータプランを組み合わせても、大手3キャリアの中で最安となる。こうしたことから、お客様のご理解を得られるのではないかと判断した」と回答。ちなみに現在、カケホプランに加入するユーザーの大半は5GB以上のデータプランを選んでいるという。
2015年09月13日アドビ システムズは、Adobe Creative Cloudのビデオ製品に追加された数々の新機能を発表した。これらは、オランダ・アムステルダムで9月11日~15日に開催される放送業界のプロフェッショナル向け展示会「IBC 2015」で披露されたのち、Creative Cloudを通じてユーザーへの提供が開始される。今回発表された新機能には、UltraHD(UHD)のサポートや色彩技術の向上、タッチ操作のサポートといったアップデートが含まれるほか、マルチデバイス動画配信プラットフォーム「Adobe Primetime」の配信および収益化機能をHTML5ビデオにも拡大され、TV Everywhereの認証プロセスを簡単かつ効率化する有料テレビ会社向けのツールが新たに提供される。「Premiere Pro CC」が4K/8Kの高精細映像編集に対応するフォーマットにネイティブ対応したほか、映像における色彩表現の強化、HDRワークフローのサポートなどを実現している。「After Effects CC」については、色彩の再現性や調整機能が強化され、カラーワークフローに対応するためにARRI RAW、Rec. 2020や新たなUltra HDおよびHDRのフォーマットへの対応が強化されたということだ。また、「Premiere Pro CC」、「After Effects CC」、および「Character Animator」がタッチ操作に対応したほか、「Audition CC」には映像作品などの長さに合わせて音楽の長さを調整するRemix機能が搭載されたという。さらに、Creative Cloudに含まれるすべてのデスクトップ用ビデオ製品において「Creative Cloud Libraries」機能が強化され、「Adobe Stock」からの画像を含むアセットをAfter EffectsとPremiere Pro上で即座に表示可能になるという。このほか、「Adobe Media Encoder」のパブリッシュ機能が、従来のYouTube、Vimeo、Creative Cloudに加えて新たにFacebookをサポートし、SNSでのプロモーションやキャンペーンの公開がより簡単になったということだ。なお、IBC 2015では、来年2月に公開予定の映画「Deadpool」やアダム エプスタイン編集の映画「Staten Island Summer」、カラーグレーディング アーティストとして受賞歴を持つデイドヴァレンティックなどの事例を挙げ、Creative Cloudと「Premiere Pro CC」によるワークフローへの移行が進んでいることが紹介されるほか、マルチデバイス動画配信プラットフォームである「Primetime」の導入事例として、HBO Now、Showtime、MLB、Sony Pictures Entertainment、RTL Group、Shomi、Voo、Starz(Parsifal)の各社が提供を開始したサービスについても紹介されるということだ。これらに関して、同社のプロフェッショナル ビデオ製品担当シニアディレクター、ビル ロバーツ氏は、「アドビはすばらしい品質の映像をより簡単に作成できるよう、ビデオと映画のワークフローを再定義しています。映像によってストーリーを語る際に色彩は不可欠な要素ですし、色を補正しない映像は意図した効果を発揮することができません。さらにUltraHDへ移行しようとしている今、映像品質の重要性はさらに高まっています。アドビはCreative Cloudを進化させ続けることによって、制作会社がテレビやスマートフォンなどのあらゆる画面に向けた魅力あるUltraHDコンテンツをより容易に作成できるよう支援しています」とコメントしている。
2015年09月11日inMusic Japanは4日、marantz PROFESSIONALブランドのビデオレコーダー「PMD-901V」を発表した。9月16日から発売し、価格はオープン、推定市場価格(税別)は79,800円前後。IP67の防塵/防水規格に準拠したキャビネットを備える、21メガピクセルのビデオレコーダー。キャビネットなしでも水深1mの水中で30分間耐えられ、水につかりながらの撮影も可能。耐温度性能も高く、-40度~60度の環境でも動作する。ファイルの再生と機器の設定には6桁のパスワードが必要となるなど、セキュリティにも配慮。画角140度の広視野角レンズを搭載し、データ保存用に32GBのストレージを内蔵。録画の開始30秒前と30秒後をキャプチャするためのバッファを備え、撮り逃しを防ぐ。解像度は、720×480ドット/30pから2,304×1,296ドット/30pまで、8段階で切り替え可能。録画フォーマットはMPEG-4(H.264)。夜間撮影に役立つ高感度センサーを内蔵し、ナイトビジョンモードでは10m離れた暗闇においても被写体の顔識別が可能となっている。ディスプレイとして2型の高解像度液晶を搭載。バッテリを内蔵し、連続撮影時間は最大8時間(フルHD時)。GPSも搭載するので、撮影データに緯度 / 経度 / 速度 / 高度 / 時刻などを記録できる。衣服への装着用として2種類のクリップが付属。本体サイズは約W60×D31×H94mm、重量は約180g。
2015年09月04日Amazonは8月27日、Amazonプライム会員向けの新サービスとして「プライム・ビデオ」を発表した。Amazonプライムの年会費3,900円(税込)から追加料金なしで、映画やテレビ番組、アニメなどのコンテンツが見放題になる。提供は9月から。プライム・ビデオでは、日本およびアメリカの映画やテレビ番組、アニメ、ミュージック・ライブ、Amazonオリジナル作品といった映像コンテンツを楽しめる。Android端末やiOS端末、Kindle Fireタブレット、ゲーム機器などのデバイスで鑑賞可能だ。ハイビジョン映像だけでなく、4K Ultra HD(3,840×2,160ドット)の映像も配信。提供するコンテンツの詳細については順次発表される。
2015年08月27日DMM.comは9月1日より、MVNOサービス「DMM mobile」における3GB 通話SIMプランを現行の税別1,550円から同1,500円に値下げする。同プランの契約者には9月分の請求から新価格を適用する。同社では、他社が同等のプランでDMM mobileよりも安値でサービスを提供する場合、他社よりも安い価格でサービスを提供することを目指しており、今回もその方針に基づいたものとなる。これにより、同社が提供する全20プラン(200kbpsのプラン、下り225Mbpsまたは150Mbpsの固定容量プラン)で業界最安でのサービス提供を達成したという。
2015年08月25日NECとNECプラットフォームズは7月24日、中小規模事業所向けオフィス・コミュニケーション・ゲートウェイ「UNIVERGE Aspire UX (ユニバージュ アスパイア ユーエックス)」の機能強化を発表した。新製品の想定システム価格は60万3,600円(税別)から、出荷開始は8月5日。新製品は、WebRTC(Real-Time Communication)技術によりGoogle Chromeで利用できるビデオ通話機能に対応。また、ユニファイド・コミュニケーション(UC)機能を利用可能なデスクトップ・コミュニケータ「UC100」で電話帳との連携を強化した他、ギガビット高速通信に対応した内蔵ルータをオプションとして利用可能になった。これらにより、一般的な通話利用に加えてUC機能を取り入れたい中小規模事業所向けのエントリー・システムとして、ユーザーのニーズに合わせた最適なソリューション選択が可能になるとしている。ブラウザによるビデオ通話では、従来のビデオ会議専用端末とは異なり標準化された規格であるWebRTC技術を採用しており、最大4者までのビデオ通話を実現するという。専用サーバやクライアント・アプリケーションを必要としないため、低コストで容易に、企業内コミュニケーションの活性化を図ることが可能になるとしている。UC100は、連絡先の相手がどのような状況にあるかを示すプレゼンス表示やチャット、メール連携機能など、専用サーバを設置しなくてもUC機能が利用可能なデスクトップコミュニケータ。今回発表した機能強化により、UNIVERGE Aspire UXの主装置に登録した最大1万件の電話帳と連携が可能となり、利用者自身が電話帳に登録しなくても、電話帳検索やワンクリック発信が可能になるという。また、高速通信に対応するルータ・ユニットを搭載すると、光回線などギガビット対応のIP回線サービスの利用が可能になるとのこと。さらに、保守作業における「かんたん設定」機能を強化し、Web管理画面からのネットワーク構築やIP電話サービスの選択をより簡素化したという。これにより、従来は多くの時間を必要としていた設定作業工数を短縮できるとしている。「IP5D-RTU-B1 ルータユニット」の価格は7万8,000円(税別)、出荷開始は9月9日。
2015年07月27日ベルボンは16日、コンパクトで持ち運びに適した一脚「ウルトラスティック」シリーズ8製品と、ビデオ用三脚「ウルトラビデオ」シリーズ2製品を発表した。発売は17日(ウルトラスティックシリーズの一部は8月下旬)。希望小売価格はウルトラスティックシリーズが6,600円から、ウルトラビデオシリーズが17,000円から(いずれも税別)。両製品ともに、脚先端を握ってひねることで全段の固定や解除を一気に行える「ウルトラロック機構」を採用。また、クイックシュー機構を備えているので、カメラをすばやく脱着できる。「ウルトラスティック」シリーズはコンパクトで持ち運びに適した一脚。脚パイプの素材にはマグネシウムを使用している。脚パイプにレバーなどの余計な部品がなく伸縮比が高いため、関節部の強度が高いという。本体に、高ボール軸周囲の間口を広げてカメラ可動域を拡大した自由雲台を備える。「ウルトラビデオ」シリーズは、パン・チルト同軸機構を採用したビデオ雲台と、高伸縮比のパイプを組み合わせたビデオ三脚。雲台の可動部に粘性のある特殊なグリスを使用し、定速でなめらかな動きを実現した。※8月下旬発売
2015年07月17日日立製作所は7月2日、野村證券が本社や営業店およびコールセンターなど全国約170カ所で利用する約2万8000台の電話機の通話録音システムを更改し、稼働を開始したと発表した。同システムは、野村證券の利用者や社員、コールセンターのオペレーターなどの通話内容を録音し、音声ファイルとしてデータ管理を行うシステム。通話録音システムの中核ソフトウェアには、日立情報通信エンジニアリングが提供する音声録音システム「RecwareIII」が利用されている。音声ファイルをデータセンターにあるサーバ上で一元管理し、企業内ネットワーク上において容易に検索・再生できる。今回、通話録音システムを更改するにあたって、社員配布のスマートフォンを対象とした通話録音を可能としたほか、音声ファイルへのアクセス権限の変更を自動で行うことができるなど管理・運用の負荷を軽減している。また、1サーバ当たりの同時通話録音処理性能を高めることにより、センター設置のサーバ台数を従来比約45%削減している。
2015年07月03日