カーラ・デルヴィーニュとパリス・ジャクソンに交際説が再び浮上している。昨日、アカデミー賞のアフターパーティーに、一緒に出席した2人。パーティーの数時間前には、パリスがカーラとおそろいで腕に入れたバラのタトゥーをインスタのストーリーズに投稿した。「Page Six」は、パーティーからともに帰る2人の写真を掲載している。カーラとパリスといえば、2017年につるむ姿が目撃されるようになり、翌年にはキスしている写真が撮られ、「交際か?」と報じられた。しかし、その年の8月にカーラはアシュレイ・ベンソンとの交際を公にし、2020年5月に破局を迎えた。パリスの恋愛模様はというと、先月エミール・ハーシュがパリスとのツーショットをインスタに投稿したことで交際と報じられたが、関係者が「長年の友だち」と否定している。2人のセクシュアリティについては、カーラは昨年「パンセクシュアル」(全性愛)であることをカミングアウト。パリスは「バイセクシュアル」であることを14歳からカミングアウトしている。3年ぶりに交際説が浮上した2人だが、カーラはモデル仲間で大親友のカイア・ガーバー、ジョーダン・ダンともおそろいのタトゥーを入れているため、今回新たにゲットしたバラのタトゥーも「大親友の証」の可能性もある。真相やいかに?(Hiromi Kaku)
2021年04月27日1981年から老若男女に支持されてきたブロードウェイミュージカル『ピーターパン』が、日本上演40周年を迎える。そこで4度目のタイトルロールを務める吉柳咲良と、新たに23代目フック船長役を演じる小西遼生に話を聞いた。アニバーサリーイヤーの目玉となるのは、森新太郎による演出のリニューアルだ。時節柄、新型コロナウイルス感染症対策を視野に入れながらの上演となるが、どのような形で演出されるのだろうか。そう尋ねると、吉柳が“アナログ化”のキーワードを挙げてくれた。「小道具や美術、舞台機構など最大限使って表現するのではなく、観客の皆さんの想像力にお任せできるものにしたらどうか──と森さんは考えていらっしゃるようです」と新演出家による構想の一端を覗かせ、「私たちの芝居や歌、アクションで観てくださる方の想像力を掻き立てられたら」と意気込む。リニューアルに際して衣裳も刷新される。ビジュアル撮影を終え、衣裳でインタビューに応じた二人だったが、特にフック船長姿の小西を目にした報道陣の一人から「今までの小西さんの演じてきたタイプにない出で立ち。でも不思議と似合う!」と声が上がるとリモート取材の雰囲気が一気に和んだ。個性派俳優が揃い踏みした歴代フック船長の中で、果たして小西はどんな“色”を打ち出すのか。この問いかけに「気品があって格好いいという今までのフック船長でなく、森さんと“ピーターパンの頭の中にいるキャラクター”というイメージで打ち出せたらと話しています」と答えた小西。豪華絢爛な海賊のコスチュームに合わせて体を鍛えることも考えていたが、「衣裳合わせで豪華な衣裳をどんどん身ぐるみを剥がされた感じで、丈が短くなったり、帽子のボリュームも減ったり……しまいに撮影では埃をかぶることになりました(笑)」と笑いながら舞台裏を明かす。当時13歳だった2017年からピーターパンを演じている吉柳は、自身の成長にしたがい役のイメージも「永遠の少年でありながら、実はいちばん考え方が大人な存在」という考え方に変化したという。「複雑な感情を持ち合わせたピーターパンの奥深さにも注目頂けるよう挑戦していきたい」と新たな挑戦に胸を躍らせるほか、『デスノート THE MUSICAL』出演を機に広がった音域で「いろんな声色を使い分けてフック船長を翻弄できたら」と含み笑いを見せた。公演は、7月22日(木)〜8月1日(日)に東京・めぐろパーシモンホールにて。その後、8月7日(土)・8日(日)に神奈川・相模女子大学グリーンホールでも上演される。その後、8月29日(日)にかけて大阪、仙台、名古屋公演も予定されている。取材・文:岡山朋代
2021年04月16日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて2022年配信の最新映画『ピーター・パン&ウェンディ』(原題)の撮影が、カナダ・バンクーバーにて開始された。ジュード・ロウが主演、『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーが監督を務める。本作は、ジェームズ・M・バリーによる小説「ピーター・パンとウェンディ」に基づきながら、1953年公開のディズニー・アニメーション映画『ピーター・パン』にインスピレーションを受けて生まれた普遍的な物語。ある少女が寄宿学校への入学を希望する両親に逆い、2人の弟たちと一緒にネバーランドへと旅に出る。大人になりたくない少年、小さな妖精、いじわるな海賊の船長に出会いながら、家族や、温かい家から遠くはなれ場所で、ワクワクとドキドキに溢れた冒険が描かれる。主演は、フック船長を演じる『ファンタスティック・ビースト』シリーズのジュード・ロウ。ティンカー・ベル役にドラマ「Grown-ish」(原題)に出演するヤラ・シャヒディ、ウェンディ役にはミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘で『ブラック・ウィドウ』にも出演するエヴァー・アンダーソン、そしてピーター・パンはアレクサンダー・モロニーと、大物と注目の若手キャストが集結。また、ウェンディたちの両親ダーリング夫人は「ハウス・オブ・カード」「ロスト・イン・スペース」のモリー・パーカー、ダーリン氏を『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のアラン・テュディックが演じる。監督のデヴィッド・ロウリーは、製作にあたり、「ピーター・パンは長い間私のお気に入りの物語の1つでした。これは、私が常に成長に抵抗してきたこともありますが、J.Mバリーの原作が、心のこもった、好奇心、冒険、想像力に溢れた色褪せない名作だからです。また、象徴的なキャラクターを新しい世代のために再定義する機会を得ることができてとても嬉しく、そしてまた、並外れたキャストとクルーでお届けできることに興奮しています」と、喜びのコメントを寄せている。『ピーター・パン&ウェンディ』(原題)は2022年、ディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月17日昨年はコロナ渦で多くの映画が公開延期になり、莫大な予算を投じたハリウッド大作が次々と公開を延期した。そのため、2021年は昨年に公開される予定だった超大作と、今年公開予定の映画が揃って待機中。まだ予断を許さない状況で、さらに公開が延期になる可能性もあるが、今年は例年以上に映画館の大スクリーンで観たい作品が揃っている。映画ファンがその公開を待ちわびるも、やむなく公開延期を繰り返している『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は今年こそスクリーンに登場することになりそうだ。映画史にその名を刻むアイコン的存在“ジェームズ・ボンド”をこれまでにない側面から描き出したダニエル・クレイグ主演のシリーズは名作『007 スカイフォール』など、単なるスパイアクションにとどまらない作品を生み出してきた。そんなクレイグが“最後の出演作”と明言する『…ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、現役を退いたボンドが誘拐された科学者の救出を依頼され、正体不明の敵と対峙する。『闇の列車、光の旅』のキャリー・ジョージ・フクナガが監督を、『ラ・ラ・ランド』でオスカーに輝いたリヌス・サンドグレンが撮影を務め、ビリー・アイリッシュが主題歌を担当。『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがボンドに敵対するキャラクターを演じる。緊張感あふれるアクションを次々に繰り出しながら、これまでのシリーズでは多く描かれてこなかったボンドの過去や内面に迫った本シリーズ。慎重に創作が重ねられた本作は、最適な公開時期を探りつつ、その日を待っている。そのほかにも映画館の大画面、大音響で観たい大作が目白押しだ。昨年話題を集めた『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督も公開を楽しみに待っているという『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はシリーズ9作目。カスタムカーが空を舞い、潜水艦と一騎打ちし、戦車と真っ向勝負を繰り広げてきた“ワイスピ”シリーズ。新作でも観客の想像の斜め上を爆走するような超絶アクションが待っているはずだ。ほかにも日本生まれの人気ゲームを実写化する『モンスターハンター』や、マーベル最新章を告げる『ブラック・ウィドウ』、ディズニーランドの人気アトラクションを基に生まれた一大アドベンチャー大作『ジャングル・クルーズ』、ミュージカル史に残る名作をスティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化する『ウエスト・サイド・ストーリー』、アイヴァン・ライトマン監督の名作を息子ジェイソンが引き継いで再始動させる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』も今年公開予定。映画館でみんなで集まって観たい作品がズラリと並んでいる。昨年の前半は『パラサイト 半地下の家族』が口コミで動員を増やし、オスカー受賞のニュースがもたらされるなど話題を集めたが、今年も賞レースの有力候補とみなされている作品が続々と公開になる。トロント映画祭、ヴェネチア映画祭で作品賞に輝いた『ノマドランド』は3月26日から公開。季節労働をしながら、車でひとり孤独な旅を続ける女性が、旅先で様々なノマドたちに出会い、心を通わせていくドラマが描かれる。主演のフランシス・マクドーマンドは『スリー・ビルボード』でもオスカーを手にした当代きっての名女優で、今年も各映画賞で彼女の名前が繰り返しあがることになるだろう。また、オスカー常連のA24とPALN Bがタッグを組んで制作にあたった『ミナリ』や、Netflixで配信中の『シカゴ7裁判』も各映画賞の有力候補と目されている。なお、今年のアカデミー賞は4月25日に延期になっているが、授賞式は行われる予定だ。アニメーション映画も今年は数多く公開される。現在、ディズニープラスで配信中の『ソウルフル・ワールド』が絶賛を集めているピクサーは、最新作『ルカ』を6月に全米で公開予定。昨夏に公開を予定していた『ミニオンズ フィーバー』も少し遅れたが今夏に公開を予定している。喧嘩ばかりしている人気コンビの活躍をアニメーションと実写を融合させて描く『トムとジェリー』や、ディズニーの最新作『ラーヤと龍の王国』も今年、映画館のスクリーンに登場する。いずれも時間とアイデアをふんだんに投じて制作された作品ばかりで、日本だけでなく世界各地で人気を集めることになりそうだ。ほかにも、ザ・ビートルズが1969年に行った通称“ゲット・バック・セッション”の際に撮影された膨大な記録映像を、ピーター・ジャクソン監督が再編集したファン垂涎のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』、ケネス・ブラナーが再び名探偵ポアロを演じる『ナイル殺人事件』、日本でも撮影が行われたアクション作『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』などの話題作も公開に向けて待機中。昨年は新作が映画館で上映されることなく配信サービスに直行するニュースなども流れたが、映画館でみんなで集まって、大きな画面で新作映画を楽しむ、そんな映画ファンの“なんてことのない日常”が早く戻ってくるのを願うばかりだ。■2021年に公開予定の外国映画(一部)1月1日 新感染半島 ファイナル・ステージ3月5日 ラーヤと龍の王国3月12日 キングスマン:ファースト・エージェント3月19日 トムとジェリー3月26日 モンスターハンター3月26日 ノマドランド3月26日 映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!4月29日 ブラック・ウィドウ5月21日 フリー・ガイ7月9日 シャンチー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)8月13日 ジャングル・クルーズ8月27日 ザ・ビートルズ:Get Back10月29日 エターナルズ(原題)12月10日 ウエスト・サイド・ストーリー2021年 ゴーストバスターズ/アフターライフ2021年 ワイルド・スピード/ジェットブレイク2021年 モービウス2021年 ナイル殺人事件2021年 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ2021年 ミニオンズ フィーバー2021年 クワイエット・プレイス 破られた沈黙2021年 G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ2021年 ピーターラビット2/バーナバスの誘惑2021年 ザ・バットマン(C) 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation(C)Marvel Studios 2020(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.(C) 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.(C) 2020 Disney. All Rights Reserved.(C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.(C)2020 Warner Bros. All Rights Reserved.(C)Constantin Film Verleih GmbH
2021年01月03日映画『ザ・ビートルズ:Get Back』が、2021年8月27日(金)に劇場公開される。時空を超えた《ライブ・ビューイング・ショー》わずか8年足らずの活動にもかかわらず、数々の世界記録とともに、あらゆるカルチャーシーン──社会・経済・政治に至るまで、世界中の人々に多大な影響を与えた伝説的ロックバンド、ザ・ビートルズ。映画『ザ・ビートルズ:Get Back』は、そんな彼らのラストライブ完全版と共に、その裏側に隠された≪衝撃の真実≫を明かす、時空を超えた《ライブ・ビューイング・ショー》だ。監督は、ピーター・ジャクソン映画の中では、60時間のみ未発表映像と共に、50時間の未発表音源も再編集。監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを代表作に持つ巨匠ピーター・ジャクソンが務めた。本作については、「タイム・マシーンに乗って1969年に戻り、スタジオで4人が素晴らしい音楽を作っている現場に居合わせられるような体験だ」と、その仕上がりに自信をのぞかせている。タイトルに込められた意味とは?またタイトルに関した不朽の名曲「Get Back」は、日本語で“原点回帰/復活”を意味する言葉。果たしてこのタイトルに込められた本当の真実とは何なのか?その答えは是非シアターで確かめてみてほしい。【詳細】映画『ザ・ビートルズ:Get Back』公開日:2021年8月27日(金)世界同時劇場公開監督:ピーター・ジャクソン出演:ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2020年12月25日新国立劇場12月演劇公演『ピーター&ザ・スターキャッチャー』に出演する入野自由による絵本読み聞かせ動画が12月24日のクリスマスイブに公開された。『ピーター&ザ・スターキャッチャー』は、劇作家リック・エリスが小説『ピーターと星の守護団』を戯曲化した音楽劇。ある孤児の少年が海賊たちと冒険を繰り広げ、大人にならない“永遠の少年”ピーター・パンになるまでを描いた前日譚だ。ノゾエ征爾を演出に迎えた、日本初演が12月10日(木)~27日(日)に新国立劇場にて上演されている。そんな『ピーター&ザ・スターキャッチャー』から主人公の少年を演じる入野が、絵本『ピーターパンとウェンディ』を読み聞かせる動画が公開された。誰もが知る物語を、美しい絵本で贈る。この動画は1月31日(日)までの期間限定配信となっているので、ぜひ本日のクリスマスや年末年始に家族と一緒に視聴してほしい。◆入野自由の絵本読み聞かせ【ギャラリープロジェクト】絵本読み聞かせ配信:12月24日(木)~1月31日(日)新国立劇場 公式YouTubeチャンネルにて公開(無料)読む絵本:『ピーターパンとウェンディ』読み手:入野自由【公演概要】『ピーター&ザ・スターキャッチャー』上演期間:12月10日(木)~27日(日)会場:新国立劇場 小劇場<地方公演>●2021年1月9日(土)・10日(日)14:00 / 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール●2021年1月13日(水)18:00 / サンポートホール高松 大ホール●2021年1月17日(日)13:00 / 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール●2021年1月24日(日)13:00 / 北九州芸術劇場 中ホール●2021年1月30日(土)・31日(日)14:00 / 水戸芸術館 ACM劇場公演詳細:
2020年12月25日伝説のロックバンド「ザ・ビートルズ」のラストライブ完全版と共に、その裏側に隠された衝撃の真実が明らかになる映画『ザ・ビートルズ:Get Back』が、来年8月27日(金)に世界同時公開されることが決定した。わずか8年足らずの活動にもかかわらず、数々の世界記録を作り、時代や国境を超えて世界中の人々に多大な影響を与えた「ザ・ビートルズ」。アカデミー賞で3度の受賞を誇る『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの巨匠ピーター・ジャクソンが監督を務めた本作は、彼らにとって最後のライブとなった、ロンドンでの奇跡の42分間の“ルーフトップ・コンサート”を含む、60時間の未発表映像、150時間の未発表音源で再編集した映画。ジャクソン監督は、本作について「タイム・マシーンに乗って1969年に戻り、スタジオで4人が素晴らしい音楽を作っている現場に居合わせられるような体験だ」と語っている。また公開に先駆けて、ジャクソン監督から「世界中のビートルズ・ファンにクリスマス・プレゼントを贈りたい」と、本作の5分間の先行特別映像をビートルズファンサイト「Beatles.com」と「Disney+」にて公開。製作中だという監督のコメントからスタートする本映像。今回の映像は予告編ではなく、「56時間の未公開映像の断片をモンタージュ風にしたもの」と説明し、作品の世界へ誘っている。『ザ・ビートルズ:Get Back』は2021年8月27日(金)世界同時劇場公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ビートルズ:Get Back 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年12月22日舞台『ピーター&ザ・スターキャッチャー』が12月10日、2回のプレビュー公演を経て新国立劇場にて開幕。併せて、舞台写真と演出を担当するノゾエ征爾と主演を務める入野自由からコメントが到着した。本作は2004年に米国で出版され、日本でも『ピーターと星の守護団』として知られている小説を基に劇作家リック・エリスが戯曲化したもの。ある孤児の“少年”が海賊たちと戦う冒険を繰り広げ、大人にならない永遠の少年“ピーター・パン”になるまでを描いた『ピーター・パン』の前日譚となっている。そんな『ピーター&ザ・スターキャッチャー』を、新国立劇場で2014年に上演された『ご臨終』を演出したノゾエを演出に迎え日本初上演。ブロードウェイで2012年に開幕し、トニー賞9部門にノミネート、5冠を勝ち取ったヒット作を入野、豊原江理佳、宮崎吐夢、櫻井章喜、竹若元博、玉置孝匡、新川將人、KENTARO、鈴木将一朗、内田健司、新名基浩、岡田正の総勢12名のキャストと共に作り上げる。上演は12月27日(木)まで。チケットなどの詳細は新国立劇場HPの公演情報でチェックしてほしい。<演出:ノゾエ征爾コメント>いやぁやばいです。間に合ってないです。ってそれはもちろん冗談ですが、まんざら冗談とも言い切れないくらい探索の尽きない作品です。そしてこの作品は特に、お客さんが最後のピースを担う要素が強いように感じます。次々と切り替わる風景を、生演奏と共に、気楽に楽しんでいただけたらと思います。皆さんと一緒に、ピーターの船の帆をあげていけましたら、それ以上の喜びはありません。<主演:入野自由コメント>僕が演じる「少年」は、永遠の少年「ピーター・パン」になる男の子。特別な男の子のようですが、素朴で人間味のある子です。僕自身も、役者をやっている上で、自分の取り柄ってなんだろうと周りを見渡したときに、僕は普通だな、特別な人間じゃない気がすると感じ、引け目に思うことがあります。今回はそこを逆手に、自分自身がもつ素朴さや普通だと感じる部分が、ピーターと巧くリンクしたらいいなと思っています。こどももおとなも楽しめる作品になるよう、必死にみんなで探りながら作ってきました。シンプルな舞台上でキャストが身体を使って表現する、演劇の魅力が詰まった舞台になっています。楽しみに観に来ていただければ嬉しいです。『ピーター&ザ・スターキャッチャー』コメント&稽古場映像【公演概要】「ピーター&ザ・スターキャッチャー」公演日程: 12月10日(木)~27日(日)会場:新国立劇場 小劇場【12月のギャラリープロジェクト( )】●絵本読み聞かせ(読み手:入野自由)入野自由による絵本読み聞かせをオンライン配信公開:12月24日(木)~1月31日(日)※収録配信のため、期間中いつでも視聴可能配信サイト:新国立劇場 公式YouTubeチャンネル(無料)読む絵本:『ピーターパンとウェンディ』●おうちでバックステージツアー『ピーター&ザ・スターキャッチャー』の舞台美術の説明や開幕に至るまでの足跡等を解説する動画を配信配信:12月中旬~1月31日(日)
2020年12月11日ノゾエ征爾が演出を務め、「ピーター・パン」の物語の前日譚を描く音楽劇「ピーター&ザ・スターキャッチャー」が新国立劇場で12月10日より幕を開ける。11月中旬、主演の入野自由、ヒロインの豊原江理佳、そして宮崎吐夢、櫻井章喜ら実力派キャストが揃った稽古場に足を運んだ。2012年にブロードウェイで上演され、トニー賞5部門を受賞するなど高い評価を得た本作。ピーター・パンはなぜ空飛ぶ永遠の少年になったのか? ネバーランドはどのようにして生まれたのか? 誰もが知る物語の誕生の秘話が描き出される。のちにピーターとなる“少年”を演じるのは入野自由。登場時は、苗字はおろか名前すらも与えられていない孤児の少年で、孤児院の院長により異国へ向かう船に売られてしまう。“ピーター・パン”の萌芽を垣間見せつつも、いまだ何者でもない彼が徐々に成長し、リーダーシップとカリスマ性を手にしていく様を入野が生き生きと表現する。そんな少年の運命を変える存在であり、本作において強烈な輝きを放っているのが、豊原江理佳が演じるヒロインのモリー。「なによ? 女の子だって夢を見るの!」というのは、彼女の冒頭のセリフ。女は男に従うのが当然だった時代に、好奇心旺盛な10代の少女は、持ち前の知性と行動力で少年と共に冒険を繰り広げ、新しい時代の女性像を体現。ピーター・パンの誕生に大きく関わっていくこととなる。ユーモラスな“敵”の存在も「ピーター・パン」に欠かせない要素だが、本作にもしっかりと魅力的な敵たちが登場する。海賊・黒ひげを演じるのは文学座の実力派・櫻井章喜。そして、大人計画の宮崎吐夢が、オリジナルの「ピーター・パン」でもおなじみの海賊・スミ―を演じている。他にも、モリーの父親で、ビクトリア女王の命によりある使命を遂行しようとするアスター卿を新川將人が、モリーの乳母ミセス・バンブレイクを岡田正が演じるなど、経験豊かなベテランが脇を固めている。50代以上の面々からは、ダンスの稽古の際には「腰問題」「肩問題」といった自虐的な言葉が苦笑まじりにたびたび漏れていたが、いざ始まると一同、キレのあるダンスと美しいハーモニーを披露し、この魅惑のファンタジーの世界を確かな実力でしっかりと支えていた。そしてもうひとつ、本作を語る上で欠かせないのが元SAKEROCKの田中馨&野村卓史の生演奏による音楽。舞台の後ろに控え、各楽曲の伴奏に加えて、この日の稽古中もノゾエのリクエストに応じて船の汽笛の音を再現するなど、多彩な音で楽しませてくれる。実力派の俳優陣の演技と歌声とダンス、そして魅力的な音楽が重なり合い、あの「ピーター・パン」の世界がどのようにして作り上げられていくのか? 完成を楽しみに待ちたい。「ピーター&ザ・スターキャッチャー」は新国立劇場 小劇場にて12月10日より上演。(プレビュー公演:12月5日、6日)取材・文/黒豆直樹
2020年12月02日ピーターラビットのオフィシャルカフェ「ピーターラビットカフェ」から、ウサギのピーターの大好物“ニンジン”を丸ごと使用したスペシャルプレートが登場。2020年11月19日(木)より順次、ピーターラビット ガーデンカフェ自由が丘とピーターラビット カフェ横浜ハンマーヘッド店にて期間限定で提供される。スペシャルプレートの主役となる蒸しニンジンは、「ピーターラビット」の絵本の世界に登場するような、大きくて色鮮やかな色付きが魅力的。キャラクターのモチーフを刻印したラケルパンor野菜ピラフ共に、こだわりソースをたっぷりと添えた、見た目にも楽し気な一品に仕上げている。また同期間には、ブロッコリーやミニトマトを“菜園”に見立てた、ハンバーグプレートも限定メニューとして提供。いずれも料理愛好家・平野レミと、義娘にあたる料理研究家・和田明日香とのコラボレーションによって生まれた、スペシャルなメニューとなっている。【詳細】「ピーターラビットカフェ」期間限定メニュー■ピーターラビット ガーデンカフェ自由が丘住所:東京都目黒区自由が丘1丁目25番地20号 自由が丘MYU 1F提供期間:2020年11月19日(木)~12月30日(水)■ピーターラビット カフェ横浜ハンマーヘッド店住所:横浜市中区新港2丁目14番1号 横浜ハンマーヘッド2F提供期間:11月25日(水)~12月30日(水)メニュー:・スペシャルメニュー~人参びっくりまるごと蒸しプレート~ 単品1,380円+税・スペシャルメニュー~野菜いっぱい菜園バーグ ブロッコリーの木かげで~ 単品1,580円+税※単品には、ラケルパンor野菜ピラフがセットになる。※2つの料理が楽しめるセットメニューは、2,580円+税で提供。
2020年11月22日ディズニーストアから、『ピーター・パン』に登場するキャラクターをモチーフにした新作シリーズ「Sprinkle A Little Magic」が登場。2020年11月20日(金)より一部店舗とショップディズニーで先行発売、その後11月24日(火)より全国の店舗でも発売される。ディズニーストアから『ピーター・パン』モチーフの新シリーズ街中が煌びやかなイルミネーションに包まれるホリデーシーズンに向けて登場する「Sprinkle A Little Magic」は、ティンカー・ベルのピクシーダストをイメージしたゴールドグリッターをアクセントにした様々なアイテムで構成される新作シリーズ。ティンカー・ベルのLEDフィギュア例えば、ティンカー・ベルのLEDフィギュアは、スイッチを入れるとランタンの中のティンカー・ベルがライトアップされる幻想的なアイテム。ライトはドリーミーな雰囲気を演出する温かみのある色味で、玄関やリビング、ベッドルームなどあらゆる部屋に自然と馴染んでくれる。星形ストーン付きのイヤリングや空飛ぶピーター・パン柄のナイトウェアこのほか、七色に輝く星形のストーンが連なるティンカー・ベル型のイヤリング、ピーター・パン&ティンカー・ベルのペアマグカップ、空飛ぶピーター・パンたちを総柄でデザインしたロングパンツと長袖シャツのナイトウェアセットなど、ホーム雑貨からファッションアイテムまで、ギフトにも最適な全19アイテムがラインナップする。商品情報「Sprinkle A Little Magic」発売日:・2020年11月20日(金) ディズニーストア 仙台東映プラザ店/渋谷公園通り店/京都四条河原町店/心斎橋店/ショップディズニーで先行発売・2020年11月24日(火) 全国のディズニーストア店舗で発売※商品のデザイン、価格、発売日、販売店舗、仕様は変更になる場合あり。※一部店舗で取り扱いがない場合あり。©Disney
2020年11月20日2021年8月31日、21年ぶりに「ザ・ビートルズ」の新しい公式ブック「The Beatles : Get Back」が発売されることが明らかになった。その数日前にはイギリス、アメリカなどでピーター・ジャクソン監督が手掛けた同名のドキュメンタリー映画も公開される。「ザ・ビートルズ」の公式サイトによると、今回の公式ブックは240ページのハードカバーで、「1969年に『レット・イット・ビー』の録音が行われたスタジオから、何百枚もの未発表の写真が収録されている」とのこと。その写真は、イーサン・ラッセルやポール・マッカートニーの元妻で1998年に死去したリンダ・マッカートニーが撮影したものが含まれている。また、120時間以上、3週間以上に及んだセッションの録音でのメンバーの会話が書き起こされており、前書きはジャクソン監督が担当。ジャクソン監督は「今日、『レット・イット・ビー』は「ザ・ビートルズ」の解散のきっかけになったと言われています。それはもはや神話化されていることですが、真実はちょっと違う。『レット・イット・ビー』にまつわる本当の物語は、アップル・コア社の保管室にこの50年以上埋もれていたのです」と意味深なコメントをしている。「The Beatles : Get Back」の価格はアメリカで60ドル(約6300円)、イギリスで40ポンド(約5400円)。「ザ・ビートルズ」の公式サイトなどでプレオーダーを受け付けている。(Hiromi Kaku)
2020年09月17日J・R・R・トールキンの小説「指輪物語」「ホビットの冒険」それぞれを映画化した『ロード・オブ・ザ・リング』&『ホビット』シリーズが、各全長版にてWOWOWで一挙放送されることが決定した。「指輪物語」を原作とした『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは、ピーター・ジャクソン監督が圧倒的な映像美で2001年から2003年にかけて3部作で映画化。最終作『王の帰還』はアカデミー賞史上最多11部門受賞を成し遂げた。その前日譚となる「ホビットの冒険」を原作にした『ホビット』3部作は、同じくジャクソン監督のシリーズ。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界を舞台にした本作は、当初2部作での公開予定だったが、急遽3部作として製作。マーティン・フリーマン、オーランド・ブルーム、イアン・マッケランら豪華キャストが出演している。今回の放送では、未公開映像が追加された“エクステンデッド版”にて一挙放送される。なお、同時鑑賞会開催も決定。放送やWOWOWメンバーズオンデマンド、DVDやBlu-rayなどを同時に再生して企画に参加することができる。「メガヒットシリーズ一挙放送『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』エクステンデッド版完全放送」は8月9日(日)、10日(月・祝)WOWOWシネマにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURESホビット 決戦のゆくえ 2014年12月13日より全国にて公開© 2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.ホビット 竜に奪われた王国 2014年2月28日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYERPICTURES INC.
2020年08月03日シス・カンパニーが、9月に新国立劇場・小劇場にて、英国を代表する劇作家ピーター ・シェーファーの2本の男女3人芝居「わたしの耳」「あなたの目」を連続上演することが分かった。3月以降、多くの舞台公演が中止や延期を余儀なくされるなか、シス・カンパニー公演が再び始動。新型コロナウイルス感染予防対策をとりながら、オンラインライブ配信も予定しているという。この度、上演が決まった作品は、1962年に初演し、人気を博した舞台。人間同士の心の距離やその取り方の面白さを対照的な2本の物語に織り込んで、ちょっとくすぐったいような軽やかな笑いとともにお届けするお洒落な物語が展開する。先に上演されるのは、9月9日(水)開幕の「わたしの耳」。出演は、英国演劇留学からの帰国後初の舞台に挑むウエンツ瑛士、多くの舞台や映像作品でその実力を高く評価されている趣里、お笑いコンビ「かもめんたる」のメンバーであり、「劇団かもめんたる」で演劇活動も展開している岩崎う大。ロンドンを舞台に男女3人が過ごすある夜の出来事を、マギーの演出で描き出す。続いて、9月22日(火)から始まる2作目「あなたの目」には、小林聡美、八嶋智人、野間口徹のベテラン勢が登場。物語は、やはりロンドンが舞台。ある女性の行動を探る風変わりな探偵と、その妻の尾行を探偵に依頼した夫の3人が繰り広げる駆け引きを描いた物語。ミア・ファロー主演映画『フォロー・ミー』原作としても知られる本作を、寺十吾の演出でお届けする。それぞれ1作単独でも成立する戯曲だが、「耳」と「目」両作品を鑑賞することで、男女関係のみならず、人間関係の妙を2倍堪能し、2倍深めることができる楽しい仕掛けとなっている。「わたしの耳」一般前売開始日:8月23日(日)9月9日(水)〜9月18日(金)新国立劇場小劇場作:ピーター・シェーファー上演台本・演出:マギー出演:ウエンツ瑛士、趣里、岩崎う大(かもめんたる)「あなたの目」一般前売開始日:9月6日(日)9月22日(火)〜10月1日(木)新国立劇場小劇場作:ピーター・シェーファー上演台本・演出:寺十吾出演:小林聡美、八嶋智人、野間口徹両公演ともに、ライブ配信を準備中。公演タイムテーブル・ライブ配信等の詳細は、決定次第、公演サイトにてお知らせ
2020年07月15日ディズニーの「ピーター・パン」の実写映画『Peter Pan & Wendy』(原題)で、ジュード・ロウがフック船長を演じるようだ。関係者が「Variety」誌に「ジュードと出演交渉中である」と明かした。J.M.バリーの小説を原作として、数々の映画が作られてきた「ピーター・パン」。これまで『フック』(1991)でダスティン・ホフマン、『ピーター・パン』(2003)でジェイソン・アイザックス、『ネバーランド』(2004)でティム・ポッター、そして最近では『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』(2015)でギャレット・ヘドランドがフック船長を演じた。ジュードの起用について、SNSでは「良いチョイス!」という声が多く見受けられるが、「でも、この人に演じて欲しかった」として、ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」でフック船長を演じていたコリン・オドナヒューの名前を挙げ、役に扮したコリンの画像を投稿する人も多かった。『Peter Pan & Wendy』のストーリーは、ディズニーが1953年に制作した長編アニメ『ピーター・パン』に基づいたものになるという。すでにピーター・パン役はアレクサンダー・モロニー、ウェンディ役にはポール・W・S・アンダーソン監督&ミラ・ジョヴォヴィッチの長女エヴァー・アンダーソンが決定している。監督は『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーが務め、同作で共に脚本を執筆したトビー・ハルブルックスと再び脚本も手掛ける。(Hiromi Kaku)
2020年07月09日東京国立近代美術館の展覧会「ピーター・ドイグ展」が、2020年6月12日(金)より日時指定制で再開。会期は10月11日(日)まで延長されました。ピーター・ドイグ、日本初個展「ピーター・ドイグ展」は、イギリスの現代アーティスト、ピーター・ドイグの初期作から最新作まで、約70点の作品を紹介しながら、その制作手法に迫る展覧会。日本では初の個展です。ピーター・ドイグは、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家として知られ、ロンドンのテート、パリ市立近代美術館、エジンバラのスコットランド国立美術館、ウィーンの分離派会館といった世界有数の美術館で個展を開催してきました。同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与えていることから、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されています。本展にも出品予定の代表作《のまれる》は、オークションにて、2015年当時の約30億円相当で落札されています。想像力や記憶を刺激する絵画ピーター・ドイグは、ゴッホやゴーギャンなどの近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーン、写真、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景、記憶といったさまざまな要素から作品を構築。多様なイメージから成るピーター・ドイグの作品は見る者の想像力や記憶を刺激し、いつかどこかで見たことがあるように感じられるのが特徴です。会場には、日本のニセコのスキー場を描いた《スキージャケット》や小津安二郎の映画『東京物語』を念頭に置いて描かれた《ラペイルーズの壁》、幅3メートルを超える大型作品などの、貴重な作品が集結。映画『13日の金曜日』のワンシーンから発想した「カヌー」モチーフの絵画も登場します。一連の作品からは、人々の想像力をかきたてる、豊かな世界観を体感することができます。映画上映会「スタジオフィルムクラブ」の直筆ポスターまた、ピーター・ドイグがトリニダード・トバゴ出身の友人のアーティスト、チェ・ラブレスと2003年から始めた映画の上映会「スタジオフィルムクラブ」も紹介。近隣住人に上映会を周知するために掲出された、ポスターのドローイングが展示されます。「スタジオフィルムクラブ」では、名画座やミニシアターから着想を得た、過去の名作映画などを上映。上映が終わると作品について話し合ったり、音楽ライブへと展開したりと、ある種の文化サロンのようなコミュニティが形成されていきます。【詳細】展覧会「ピーター・ドイグ展」会期:2020年2月26日(水)~10月11日(日)〈日時指定制〉※2020年2月29日(土)から臨時休館していたが、6月12日(金)より再開※当初は2020年2月26日(水)~6月14日(日)の会期を予定していたが、変更しての開催開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)※当面のあいだ、金曜・土曜の夜間開館は実施しない休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1観覧料:一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 600円※価格はいずれも税込※中学生以下および障がい者手帳持参者とその付添者1名は無料※公式サイトより日時指定チケットを購入(6月10日(水)10:00から)※すでにチケットを購入している場合、あるいは観覧料無料対象の場合、開館時間中に原則いつでも入場可能だが、混雑状況に応じて待つ場合あり※チケットの払い戻しおよび来館に際しての注意事項は、公式サイトを確認のこと※本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」(4F~2F、所蔵品ギャラリー)、およびコレクションによる小企画「北脇昇:一粒の種に宇宙を視る」(2F、ギャラリー4)も観覧可※予定は変更となる場合あり
2020年06月28日FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)では、2020年7月10日から7月30日まで、FUJIFILM SQUARE企画展「MJ」~ステージ・オブ・マイケル・ジャクソン~を開催いたします。バッド・ワールド・ツアー Image Credit:Mirrorpix/Aflo1958年8月29日、アメリカ合衆国西部の産業都市インディアナ州ゲイリーの大家族の元に誕生したマイケル・ジャクソン。1969年、5人組兄弟グループ「ジャクソン5」の最年少リード・シンガーとしてデビューするやいなや、4曲連続シングル・ヒット・チャート首位獲得という記録を打ち立てスーパースターに。その後、ソロ・アーティストとして1982年に発表したアルバム《スリラー》は全米チャート37週連続1位、第26回グラミー賞では8部門受賞という偉業を達成。1980年代から1990年代、音楽業界が最高潮を迎える中、「プロモーション・ビデオ」と呼ばれ、単なる宣伝材料として捉えられていた音楽ビデオを「ショート・フィルム」(短い映画)と新たに定義、芸術作品として昇華させたこともマイケル・ジャクソンが生み出した大きな革命のひとつです。音楽と見事な調和・融合をみせた映像、彼自身の類まれなるダンス・パフォーマンスと演出家としての才能は、ビジュアル・イメージが重要な役割を果たす現在の音楽シーンの礎を築きました。その功績は「史上最も成功したエンターテイナー」として語り継がれ、2009年6月25日没後早くも10年の歳月が流れた今なお、彼のリアルタイムでの活動を知らない若い世代を含む多くのファンを魅了し続けています。本展では、マイケル・ジャクソンの代表作からのスチール写真をアーカイブするとともに、世界中のファンを熱狂の渦へと巻き込んだ3つのワールドツアーでの圧巻のライブ・パフォーマンスを通して、映像と写真が今日までの音楽の発展に果たした役割を考察します。第1章わずか5歳で4人の兄たちと共に結成した「ジャクソン5」のリード・ボーカルに。名門レーベル「モータウン」からの華々しいデビュー後、10代後半の「ジャクソンズ」期には作詞・作曲家としての才能も開花。並行して続けたソロ活動でも記録的成功と革新を成し遂げます。本章では、『スリラー』『ビート・イット』『バッド』といった彼の代表曲の「ショート・フィルム」(ミュージック・ビデオ)のスチール写真を織り交ぜ紹介し、ライブや映像で世界のエンターテインメント界の頂点を駆け抜けたマイケル・ジャクソンの足跡をダイジェストでたどっていきます。第2章マイケル・ジャクソンが生み出すライブ・パフォーマンスは世界を熱狂させ、その後の「コンサート」の概念を変えました。日本を皮切りに全15カ国123公演が行われた初のソロ・ツアー「バッド・ワールド・ツアー」から、演出がよりダイナミックになった「デンジャラス・ワールド・ツアー」、過去最高の450万人を動員した「ヒストリー・ワールド・ツアー」。本章では3つのワールドツアーで残された貴重なパフォーマンス写真を一挙展覧します。企画展名:「MJ」~ステージ・オブ・マイケル・ジャクソン~開催期間:2020年7月10日(金)-7月30日(木)10:00–19:00(最終日14:00まで・入場は閉館10分前まで) 会期中無休会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号 東京ミッドタウンTEL 03-6271-3350FAX 03-6271-3352URL 入場料:無料※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入場無料にしております。※ 混雑した場合、入場制限させていただく場合がございます。主催:富士フイルム株式会社監修:西寺郷太(NONA REEVES)企画制作:株式会社クレヴィス※写真展はやむを得ず中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。●西寺郷太氏 プロフィール©ココモ・ブラザーズ 撮影:有高唯之1973年東京生まれ京都育ち。早稲田大学在学時に結成したバンド「NONA REEVES」のシンガー、メイン・ソングライターとして、1997年デビュー。以後、音楽プロデューサー、作詞・作曲家としても少年隊、SMAP、V6、YUKI、鈴木雅之、岡村靖幸、私立恵比寿中学などの多くの作品、アーティストに携わる。日本屈指の80年代音楽研究家としても知られ、近年では伝承者としてテレビ・ラジオ出演、雑誌連載など精力的に活動。マイケル・ジャクソン、プリンス、ジョージ・マイケル(ワム!)などの公式ライナーノーツを手がける他、執筆した書籍の数々はベストセラーに。代表作に『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』(新潮文庫)、小説『噂のメロディー・メイカー』(扶桑社)、『プリンス論』(新潮新書)、『伝わるノートマジック』(スモール出版)。展示予定の作品(一部)スリラーImage Credit:Photofest/Afloバッド・ワールド・ツアーImage Credit:Hitoshi Katanoda/Afloジャクソン5Image Credit:Paul Slaughter/Retna/AfloスリラーImage Credit:Alamy/Afloスムース・クリミナルImage Credit:Photofest/Afloヒストリー・ワールド・ツアーImage Credit:Mark Shenley/Camera Press/Aflo写真を中心とする富士フイルムのフォトギャラリー&ショップ。入館無料で、どなたでもお気軽にご覧いただけます。クオリティの高いさまざまなジャンルの写真を展示する富士フイルムフォトサロン、写真とカメラの歴史を学べる写真歴史博物館のほか、最新の富士フイルム製品をご体験いただけるコーナー、Xシリーズのプリント作品をご覧いただくギャラリーX、さらには、スキンケア・サプリメント商品の販売を行うショップもあり、幅広い層の方にお楽しみいただける施設です。年中無休(年末年始を除く)、入場無料。富士フイルムフォトサロンは、公益社団法人企業メセナ協議会より芸術・文化振興による豊かな社会づくりの取り組みとして認定されました。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月25日先週金曜日(現地時間)、『ロード・オブ・ザ・リング』&『ホビット』シリーズでビルボ・バギンズ役を演じたイアン・ホルムが亡くなったことが発表された。同シリーズで監督を務めたピーター・ジャクソンは、Facebookにイアンに宛てた長文メッセージを投稿。イアンとの『ホビット』の撮影秘話を明かした。『ロード・オブ・ザ・リング』に引き続き、ビルボ役としてイアンに出演を依頼するため、監督はイアン夫妻をディナーに招いた。イアンは思いがけず「本当に申し訳ないけど、受けることはできない」と出演オファーを断ったという。驚いた監督が理由を尋ねると、パーキンソン病を患い、セリフを記憶することもできない。歩くことも難しく、撮影地のニュージーランドに行くことも困難で、「引退しているようなものだ」と言われたという。監督の母親とおじもパーキンソン病で何年も闘病していたため、この病気に理解のあった監督は、イアンの自宅近くで身体に負担がかからない撮影を提案。監督は「それなら、できそうだ」と承諾してくれたイアンの手を握り、涙ながらに感謝を述べたとのこと。「彼からは本当にたくさんのことを学んだ」と綴っている。同シリーズでレゴラスを演じたオーランド・ブルームは、インスタグラムのストーリーズで「伝説の人を失った。彼は『ロード・オブ・ザ・リング』のキャラクターの中では最も小さな(身体の)役の1人を演じたけれど、ぼくにとってはとても大きな存在だった」と追悼。イアン演じるビルボの甥で主役のフロド・バギンズを演じたイライジャ・ウッドは、ツイッターで「非凡で才能豊かで活気に満ちていたサー・イアン・ホルムが亡くなった。さよなら、おじさん」と別れのメッセージを送った。(Hiromi Kaku)
2020年06月22日13歳の時に出演した『つぐない』で多感な少女役を見事に演じ、世界的に高く評価されたシアーシャ・ローナン。以来、賞レースの常連女優となっている彼女は、不器用ながらも懸命に生きる女性を体現してきた。そんな彼女が、“現代女性の代弁者”との呼び声も高いグレタ・ガーウィグ監督と再タッグ。シアーシャが主演を務める『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(6月12日)は、夢と悩みを抱える全ての女性に贈る、共感必至の“わたしの物語”だ。透明感とナチュラルさが魅力若き才能シアーシャ・ローナンニューヨーク生まれ、アイルランド育ち。9歳の時にTVドラマの子役として芸能活動をスタートさせたシアーシャ。13歳の時に出演した『つぐない』(2007年)でアカデミー賞ほか様々な映画賞の助演女優賞にノミネートされた彼女は、続く『ラブリーボーン』(2010年)でピーター・ジャクソン、『ウェイバック脱出6500km』(2010年)でピーター・ウィアー、そして『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)でウェス・アンダーソンと、名だたる監督たちの作品に出演してきた。彼女のキャリアにとって重要な位置づけとなったのは、アカデミー賞で三部門にノミネートされた『ブルックリン』(2015年)だ。この作品で大都会ニューヨークの喧騒に戸惑いながらも、恋を知り自分の居場所を見つけていくヒロインをしっとりと演じた彼女は、アカデミー賞・主演女優賞に初ノミネート!その後、女優&脚本家のグレタ・ガーウィグ初単独長編監督作『レディ・バード』(2017年)において型破りでキュートな17歳の主人公クリスティン(=レディ・バード)に扮したシアーシャは、思春期の危うさと可能性に満ちた自立への歩みを体現し、ゴールデングローブ賞(映画部門)・主演女優賞を受賞。同作で2度目となるアカデミー賞・主演女優賞にもノミネートされ、世界で最も注目される若手実力派女優の1人に。そしてグレタとの再タッグとなった最新作では、世界中で愛され続ける古典文学を題材に、“いま”を生きる女性たちの悩みと生きづらさを鮮やかにスクリーンに活写している。女性たちの夢、希望、野心と現実を描く世界的ベストセラー「若草物語」19世紀を代表するアメリカの女流作家ルイーザ・メイ・オルコットによる自伝的小説「若草物語」。米マサチューセッツ州を舞台に、マーチ家の個性的な四姉妹の可能性と愛に満ちた子ども時代と、大人になるにつれ顕在化していくちょっぴり苦い現実が描かれる。南北戦争の従軍牧師である父親が不在の中、母親であるミセス・マーチは献身的に子どもたちを守り慈しむ。そして美しく聡明な長女メグ、小説家になることを夢見る次女ジョー、内気でピアノが得意な三女ベス、おしゃれで絵が上手な四女エイミーの四姉妹は、それぞれが困難な状況に直面しながらも、自分なりの将来を選びとっていく。子ども時代のあどけなくも刺激に満ちた日々と家族の温もりを生き生きと伝え、女性たちの夢や希望、野心をリアルに描いたこの物語は、男性作家が主流の当時の出版業界において異例の大ヒット。いまなお映画にドラマ、舞台にオペラ、アニメと様々なジャンルで映像化される世界的ベストセラーとなっている。シアーシャ×グレタの最強コンビで贈る『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』物語の中心となるのはシアーシャ演じる活発で独立心旺盛な次女ジョーだ。美人のメグ(エマ・ワトソン)に女優になることを勧め、病弱なベス(エリザ・スカンレン)を溺愛し、生意気なエイミー(フローレンス・ピュー)とは喧嘩ばかりだが、家族を愛し、将来の“成りたい自分”への努力を惜しまない。裕福な隣人であるローレンス家の一人息子ローリー(ティモシー・シャラメ)は、そんなジョーに想いを寄せていて…。メガホンをとったグレタは、19世紀アメリカで暮らす四姉妹の瑞々しい青春時代を美しい自然と入念かつ周到に準備された衣装&美術でもって具現化し、作品にノスタルジックな多幸感を与えることに成功している。クリスマスの良き行いの後に待ち受ける心躍るサプライズやローリーとジョーによる夜会での2人きりの愉快なダンス、そしてローリーについて協議する屋根裏部屋での「ピクウィック・クラブごっこ」のエピソードは、四姉妹が閉じられた世界ながらも充実した時間を送っていることを伺わせる最高にハートウォーミングなシーンだろう。またその一方でグレタは原作の持つ様々なテーマを丁寧にすくいつつ、女性が“アーティストとして生きること”、“経済力を持つこと”の2つの側面にフォーカスをあて、大人への階段を上っていく四姉妹に容赦ない現実を突きつける。劇中に登場する女性たちはたびたび金銭的視点での結婚観を披露しているが、とりわけ時代の常識に抗い夢に向かって邁進しながらも、愛を退け孤独感に苛まれるジョーの等身大の姿が強烈な印象を残す。その揺れる想いが、現代に生きる私たちにも内在する共通項として鋭く胸に刺さるのだろう。今年行われた第92回アカデミー賞では作品賞・主演女優賞・脚色賞など計6部門にノミネート(うち衣装デザイン賞受賞)されたほか、数多の映画賞に輝いている『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。現代的アプローチで不朽の名作に新たな魅力を与えたグレタと、躍動感あふれる演技で情熱的にジョーを体現したシアーシャの最強タッグをお見逃しなく。《text:足立美由紀》(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 2020年6月12日より全国順次公開
2020年06月11日現代具象絵画の旗手として世界中から注目を集めるピーター・ドイグ。新型コロナウイルスの影響により中断していた、ドイグの日本初となる個展がいよいよ再開。期間を延長し、10月11日(日)まで東京国立近代美術館にて開催される。【開催情報】「ピーター・ドイグ展」10月11日(日)まで東京国立近代美術館にて開催【関連リンク】ピーター・ドイグ展( )
2020年06月11日ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の公演の中止決定が、27日に発表された。 同作はジェームズ・マシュー・バリによる世界的な名作をミュージカル化。日本では1981年に榊原郁恵主演で上演されてから、毎年上演されている。これまでに笹本玲奈、高畑充希、唯月ふうかなどが主演し、2020年は10代目ピーターパンの吉柳咲良(2017年〜)、松平健らの出演を予定していた。しかし、新型コロナウイルス感染症に関わる政府および地方自治体の方針を踏まえた上で、東京および地方で予定していました全公演を中止に。主催は「スタッフ・キャスト、そして何よりも劇場に来てくださるお子様、保護者の皆様の安全を最優先し、総合的に状況を検討した結果」と説明している。さらに、「ピーターパンは、客席の頭上を飛んでいく演出があり、毎年多くのお客様に喜んで頂いております。来年には、元気よく、ピーターパンが客席に飛んでいき、皆様とお会いできることを信じております」とコメントを寄せた。○中止公演ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』・2020年8月2日~8月12日東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) 全14公演ほか、大阪・静岡・愛知・岩手・神奈川公演
2020年05月27日『ゲーム・オブ・スローンズ』出身のふたり、ジェイソン・モモアとピーター・ディンクレイジが、映画で初共演を果たすことになった。『Good Bad & Undead』というタイトルのアクションアドベンチャーで、ふたりはプロデューサーも兼任する。ディンクレイジの役はヴァンパイアハンターのヴァン・ヘルシング、モモアの役はもう殺しはやらないと決意したヴァンパイア。本来、敵対関係にあるはずの彼らはコンビを組むことになるが、思わぬ展開が待ち受けているというストーリーらしい。監督はマックス・バーバコウ。モモアの次回作は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『Dune』。ディンクレイジの次回作はロザムンド・パイクと共演する『I Care a Lot』。文=猿渡由紀
2020年05月21日リック・リオーダン著「パーシー・ジャクソン」シリーズが、「Disney+」でドラマ化されるという。リオーダンがTwitterに自身と妻ベッキーの動画を投稿し、発表した。リオーダンは「みなさんのサポートのおかげと努力が実り、パーシー・ジャクソンがDisney+にやってきます。イエス!またあとで」と伝え、ベッキーとハイタッチをして大喜び。続いてのツイートには長文メッセージが投稿された。リオーダンは「Disney+」でドラマ化される今作は小説「パーシー・ジャクソン」全5巻に沿った内容になり、「シーズン1は第1巻『盗まれた雷撃』から始まります」と言っていることから、シーズン2以降の制作も視野に入れているのかもしれない。リオーダン夫妻は、ドラマのあらゆる面に関わることも表明し、「この先にはまだまだお知らせしたいことがあるでしょう。でも、ひとまずはやらなければならないことがたくさんあります」と綴っている。今回はドラマ化であるが、「パーシー・ジャクソン」シリーズは2010年に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』、2013年に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』として、第1巻と第2巻を原作とした映画が製作されている。監督は1作目をクリス・コロンバス、2作目をトール・フロイデンタールが務め、ローガン・ラーマンが主演した。(Hiromi Kaku)
2020年05月15日展覧会の初日の前日、ラッキーなことに内覧会に行くチャンスがあり、いそいそと鑑賞に行ってまいりました。(会場である「東京国立近代美術館」は2月29日から閉館中です。)日本初の個展で、とても規模が大きく、初期の作品から最新作まで展示されている展覧会です。 ピーター・ドイグ(Peter Doig)は、イギリスの画家で、「ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家です。今日、世界で最も重要なアーティストのひとり」と言われています。(東京国立近代美術館の案内より) 案内の看板は「ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ(Gasthof zur Muldentalsperre)」2000-02年 開場の時間が来るまで看板の絵を見ながら、「幻想的」などと思いながら待っていました。 開場の時間となり、音声ガイドを借りて、自由に見学です。展覧会は、3章の構成になっています。第1章は「森の奥へInto the Woods1986〜2002」。ピーター・ドイグはロンドンで美術を学び、美術誌に取り上げられたり、ターナー賞(イギリスを拠点とする現代美術作家を対象に贈られる賞)にノミネートされて、注目を浴びるようになりました。第1章は幼少期を期したり、美術学校を出て修士号をとるまで一時滞在していたカナダが主題となっているといことです。第2章は、「海辺でBy the sea2002〜」。2002年から幼少期に暮らしたことのあるトリニダード・トバゴへ活動の拠点を移しました。その前後から、海辺のモチーフが多くなっていたようですが、展覧会でも、第1章の少し暗く重い感じがする森の中から、テーマは日常生活でそこに何かイメージを重ね合わせている絵画が展示されています。 第3章は、「スタジオのなかでーコミュニティとしてのスタジオフィルムクラブIn the Studio-studiofilmclub as a Community2003〜」。これは、スタジオフィルムクラブというピーター・ドイグが友人のチェ・ラヴレスと始めた映画上映会の周知をするために描かれたドローイングということで映画のタイトルとイベント名(Studiofilmclub)が書かれているのですが、単なるポスターとは違っていて、選ばれている作品にピーター・ドイグの趣味を垣間見ることができます。 第1章の作品は、自然の中にいる人物が描かれている絵画が中心ですが、多くの人物は「山の風景のなかの人物」のように、人とわかるもののかなり変形されていて、ミステリアスです。 「山の風景のなかの人物(アイ・ラブ・ユー、ビッグ・ダミー)Figure in a mountain landscape (I Love You Big Dummie)」1999年 海辺の様子も、人物はいるのに、生きている人というより、少し亡霊みたいな奇妙な気持ちになります。左の船に乗った人の絵は、水面に写って、上下が対象なのに、人は写っていなくて、不思議。この絵を見たときはマーク・ロスコを思い出しました。 左「スピアー・フィッシングSpearfishing」 2013、右「夜の水浴者たちNight Bathers」2019 この2枚の展示は、色のコントラストが印象的でした。左の「夜のスタジオ」の床の赤と右の「ピンポン」のラケットの赤、ふたつの作品ともに人物が描かれていますが、顔はぼんやり。はっきりしているのに、人はぼんやりしている、それは、人の心はわからないんだ、という言っているように思えました。 左「夜のスタジオ(スタジオフィルムとラケット・クラブ)Night Studio (STUDIOFILM & RACQUET CLUB) 》」2015/ 右「ピンポンPing Pong」2006-08 「馬と騎手 (2014)」は色合いがぐっと闇のような色味で、赤い枠の四角は行く先に待ち受けるものを表しているのか、騎手の頭には角があるけれど、人の中にある悪魔を表しているのか。そんなことを考えながら見ていても、結論は出ません。(だから、もう一度見に行きたい。) 「馬と騎手Horse and Rider」2014 黄色が目を引く「ポート・オブ・スペインの雨」は、不思議なことに本来檻の中にいるはずのライオンが檻の外を自由に歩き回っている様子が描かれています。黄色い檻の左側に薄く人も描かれています。本来自由に行動している人間が薄く、檻の中にいるライオンが力強く描かれてます。ピーター・ドイグは誰か(何か)をライオンに重ね合わせて、自由に行動ができる日が来るようという希望を表現しているようにも見えます。 「ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)Rain in the Port of Spain (White Oak)」 2015 そして、第3章「スタジオのなかでーコミュニティとしてのスタジオフィルムクラブIn the Studio-studiofilmclub as a Community2003〜」のパートへと進んでいきます。ここは、ピーター・ドイグの描く映画の世界がポスターのように並んでいます。このフィルムクラブは、文化的サロンのような形式のようで、上映後に作品について話し合ったりするコミュニティの役割を果たしているようです。 左から2枚目は、デビッド・リンチの「ブルー・ベルベット」が5月1日に上映されることを知らせています。切り落とされた耳を拾うことから事件に巻き込まれるというストーリーを思い出しました。 そして、なんと、日本の映画も取り上げられていたようです。 盲目の侠客の映画「座頭市」の絵が。この絵からすると、髪の色が金髪なので北野武さんの「座頭市」ですね。目を赤くすることで、凄みがましていて、盲目であることがわかります。 そして、展覧会のお楽しみ、グッズコーナーへ。 気に入った絵画の絵葉書があると、必ず、購入することにしていて、ただ、主催者と私の気に入る具合が必ずしも一致しないので、欲しかった物があるかどうか、いつもドキドキします。 今回は、こちらを購入。 右上から時計回りに「ラペイルーズの壁Lapeyrouse Wall 2004、「Pelican (Stag) 2003」、ポートオブスペインの雨Rain in the Port of Spain 2015」、「無題 Untitled 2015」、フィルムクラブから「TOKYO STORY」 会場を出るときに一人の外国人の男性とすれ違ったのですが、それがピーター・ドイグ本人で、内覧会の後に予定されていた記者会見の前に、ショッピングから戻ってきたところだったようです。 ピーター・ドイグ展をはじめとする開催期間中であるべき展覧会が再開される日が、待ち遠しい思いです。 ピーター・ドイグ展会場東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1会期:2020年2月26日(水) ー 6月14日(日)《2月29日から臨時休館中》
2020年05月07日「私がデビューしたころとは時代が違うんですよね。私なんて、化粧してるってだけで出られなかったから(笑)」こう話すのは「ピーター」こと、歌手・俳優の池畑慎之介さん(67)。映画『薔薇の葬列』で、いきなり主役を務めて鮮烈な銀幕デビューを飾り、デビュー曲『夜と朝のあいだに』も大ヒット。最近では人気ドラマ『下町ロケット』(TBS系)でイヤミな弁護士役を白髪頭で演じ、好評を博した。そんな彼の父親は、女形の舞手として名をはせた上方舞吉村流の家元、人間国宝の吉村雄輝。物心つくころには、父から芸を厳しく仕込まれていた。「父の目に私は跡継ぎとしか映っていなかったと思います」ピーターは父の元を飛び出した。東京で、知り合った作家や演出家の目に止まって芸能界へ。デビュー曲『夜と朝のあいだに』でレコード大賞最優秀新人賞を獲得。アイドル・ピーターは、一気にスターダムにのし上がった。しかし、世間はまだまだ保守的。極め付きは年の瀬の紅白、曲の大ヒットを受け「初出場当確!」とスポーツ紙は書いたのだが、「偉いおじさんが言ったそうですよ。『なんで、化粧した男を出さなきゃならないんだ』って。その一言で落選。私の周りのスタッフはひどく落胆してましたけど、私はそうでもなかった。そこまでマスコミの言葉を信じてなかったし。なかには面白半分に『紅と白、どっち?桃組か?』なんて書かれ方も。ムカついてたし、紅白なんて、どうでもいいやと思ってたから」紅白落選から7年目、アイドル路線を歩むことにも少しずつ嫌気がさしていた。「父が敷いたレールを進むことがいやで、家を飛び出したのに、また目の前には他人が敷いたレールがあるように思えて仕方がなかった」24歳。思い切って事務所を辞め、ニューヨークに渡った。芸能界も辞めるつもりだった。「でも、ブロードウエーの客席で舞台を観ているうちに『私はこっち側じゃない、舞台に立つ側の人間だ』と思ったんです」芸能界に舞い戻って以降、活動の軸足を映画や舞台、演劇に移していった。それでもピーターは、ピーターのイメージをなかなか払拭しきれない。常に、中性的な魅力を求められた。そんなとき、大きな転機が訪れる。黒澤明監督から映画『乱』への出演を打診されたのだ。「私の役は『狂阿弥』という狂言師。重要な役どころで、監督は『メークもとろうよ、ピーターのイメージはいらないよ』と言ってくださった。だから、デビュー以来、初めてスッピンで出演しました。本当に感謝してます。その後、NHKの大河ドラマ『北条時宗』で、ヒゲ面の北条実時役のオファーをいただけたのも、元をただせば素顔で『乱』に出られたおかげ。それこそ、『下町ロケット』の白髪頭の弁護士役も」紆余曲折を経ながら、それでも芸能界でのキャリアを積み上げていったピーター。一方、「吉村雄秀」という名を21歳で取って、芸能活動と並行して舞も続けていた。そして、父・吉村雄輝との確執も、まだくすぶっていた。流派を継いでもらいたい父。顔を合わせれば息子を諭し、言外に芸能界の仕事を見下した。ある日、父にピーターはこう切り出した。「吉村流、継いであげてもええけど、いまの私の仕事と同じだけ、稼げますか?芸能界のこと、バカにしてはるけど、そんならお父さんの年収証明、見せてよ」父は’86年には重要無形文化財保持者にも認定されていた。だが人間国宝も息子の痛烈な言葉に押し黙り、下を向いた。そんな父は、晩年、息子を認めるようになっていたという。「母にこう言ってたらしいんです。『わてにできんこと、あの子はやってる。もう認めてやらな、しゃーないな』って。私のショーも見に来てくれてたんですね。そんなときね、よく言ってたらしいんです。『慎とわてと、どっちが奇麗や?』って(笑)」家を飛び出し、大ヒット曲を歌うも、時代が阻んだ紅白出場。それから、『乱』でつかんだ大きな転機。人間国宝の父との確執をも支えた「自分らしく正直に生きる」信念は変わらない――。「女性自身」2020年4月28日号 掲載
2020年04月20日シアーシャ・ローナンが4月12日に26歳の誕生日を迎えた。SNSを一切していないシアーシャには「#HappyBirthdaySaoirseRonan」とのハッシュタグができ、世界中からお祝いのメッセージが寄せられている。1994年、ニューヨークでアイルランド人の両親のもとに生まれ、幼少時にアイルランドへ移住。「シアーシャ」とはアイルランドの言葉で「自由」を意味する。彼女がまず注目を集めたのは、キーラ・ナイトレイの妹役を演じたジョー・ライト監督『つぐない』(’07)。当時13歳にしてアカデミー賞助演女優賞など多くの映画賞にノミネートされ、若手実力派として一躍期待の星となった。Amazonオリジナルシリーズとしてリメイクされた『ハンナ』(’11)ではそれまでのイメージを払拭するかのように、元CIA工作員の父に戦闘テクニックをたたき込まれて育った少女を熱演。ピーター・ジャクソン監督の主演作『ラブリーボーン』(’09)のPRのため来日も果たしている。美しきヴァンパイアを演じた『ビザンチウム』(’12)ではサム・ライリーやケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、第三次世界大戦を舞台にした『わたしは生きていける』(’13)ではジョージ・マカイ(マッケイ)やトム・ホランドとも共演した。ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』(’13)では、キュートな菓子職人が印象的。2015年、故郷アイルランドから新天地ニューヨークに向かう女性を演じた『ブルックリン』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。さらにグレタ・ガーウィグ監督の『レディ・バード』(’17)でも故郷カリフォルニア州サクラメントから抜け出したい主人公を好演して、同賞に再びノミネートされた。『ふたりの女王メアリーとエリザベス』(’18)で共演した『ダンケルク』ジャック・ロウデンとは交際しているらしく、彼のInstagramにはこんな投稿も…。そして、グレタ監督と再タッグを組んだ『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』では、新しい魅力を持った四姉妹の次女ジョー・マーチを演じて、なんと3度目のアカデミー賞主演女優賞ノミネート。新型コロナウイルスの影響により、日本では初夏に公開延期となった『ストーリー・オブ・マイライフ』には『レディ・バード』での共演以来、仲良しのティモシー・シャラメや、アカデミー賞助演女優賞候補になったフローレンス・ピューに、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープなど超豪華キャストが揃っており、日本のシアーシャファン、映画ファンが公開を待ちわびているところだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 2020年初夏、全国にて公開
2020年04月13日大人から子供まで幅広い世代に愛されてきたブロードウェイミュージカル『ピーターパン』が、今年40年目を迎える。その記念すべき年に大胆なリニューアルを敢行。新たに森新太郎が演出を担う。そこで、ピーターパン役は今回で4度目となる吉柳咲良と、森のラブコールで出演が実現したフック船長&ダーリング氏役の松平健、さらに森を加えた3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「ワクワクする構想はいろいろあるんです」と切り出した森。「僕がつくりたい『ピーターパン』の世界は、粗っぽいところがたくさんある、子供のごっこ遊びの延長。つまりこちらが全部しつらえてしまうのではなく、半分以上は劇場にいる子供たちの想像力で補えるようなものにしたくて」と目を輝かせる。そこに欠かせなかったと言うのが、松平の存在。森は「フック船長ってものすごく愛嬌のある人。で、1度松平さんだって思っちゃったら、もう松平さん以外考えられなくなって。直談判した結果、無事出てもらえることが決まって嬉しい限りです」と満面の笑みを浮かべる。衣裳をまとった松平は、すでにフック船長そのもの。「森さんがおっしゃったように、みんなから愛される、本人は真面目にやっていることが笑われるような、そういう愛嬌のある人物になればいいですね」と語る松平の目元には、印象的なブルーのアイシャドウが。実はこれ、松平本人からの提案だそうで、森も「大賛成!」と絶賛。その仕上がり具合に松平も、「ばっちり」と満足そうに微笑んだ。13歳から4年連続でピーターパン役を任された吉柳に森は、「実は大人になってからの方が、少年役ってうまく演じられるんですよね。実年齢に近いと、どうしても拒否感が出てしまうから。つまり今の方が客観的に幼い者を演じられると思いますし、今回はとにかく激しく動いてもらって、こんなパワフルな子供はいない!ってくらいの演技を見せて欲しいですね」と期待を寄せる。その言葉に吉柳は、「覚悟は出来ています。これまでは実年齢に近いからありのままでぶつかっていけば大丈夫だろうと、自分で自分に保険をかけていたところもあって。でもそういうことはすべて忘れて、新しく一から役をつくっていきたいです!」と意気込む。さらに歌に関して、「今年『デスノート』で弥海砂(あまねみさ)を演じたことで、声の幅や自分が出せる音域が広がったので、是非そこはピーターパンに活かしたいです」と自信も覗かせた。最後に森は、「今までに観たことのない『ピーターパン』になることは間違いありません」とニヤリ。このカンパニーは、果たしてどんなネバーランドへと観客を誘ってくれるのだろうか。公演は8月2日(日)~8月12日(水)まで東京建物Brillia HALLにて。その後、大阪・静岡・愛知・岩手・神奈川と全国を回る。ぴあでは3月20日まで妖精の粉付きのチケットを先行発売中。取材・文:野上瑠美子
2020年03月19日女優のミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘であるエヴァー・アンダーソン(12)が、ディズニーの名作アニメ『ピーター・パン』の実写版リメイク作品『Peter Pan & Wendy』で、ウェンディ役を演じる。ピーター・パン役には、アレクサンダー・モロニーが決定した。デヴィッド・ロウリーが監督並びにトビー・ハルブルックスと脚本の共同執筆を担い、ジム・ウィテカーが製作する同作品は、実写版『わんわん物語』と同様にディズニー・プラスでリリースされるという噂が浮上していたが、関係者によると同新作は劇場公開へ向けて製作されるという。ディズニーはこのところ、『アラジン』など自社のアニメ作品を実写化した作品で成功を収めており、今年には実写版『ムーラン』の公開を控えているほか、現在『アラジン』続編や『美女と野獣』の前日譚となる実写版の製作にも入っている。(C)BANG Media International
2020年03月13日ディズニーの実写版『ピーター・パン』、『Peter Pan & Wendy』(原題)のメインキャストが決定した。「Variety」誌が報じた。ピーター・パン役は、イギリスのコメディドラマ「The Reluctant Landlord」(原題)、ディズニーアニメ「Claude」(原題)に出演したアレクサンダー・モロニー。いままでのキャリアで最も大きな役をつかみ取った。ウェンディ役は、ポール・W・S・アンダーソン監督&ミラ・ジョヴォヴィッチ夫妻の長女エヴァーに決定。エヴァーはミラが主演を務めた『バイオハザード:ザ・ファイナル』(2017年)で女優デビューを果たした。今作でウェンディ役を射止めたほか、『ブラック・ウィドウ』でスカーレット・ヨハンソン演じる主人公ナターシャの少女時代を演じることも明らかになっている。『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーがメガホンを取り、同作でともに脚本を担当したトビー・ハルブルックスと再び脚本を手掛ける。ジェームス・マシュー・バリー著の小説「ピーター・パン」は、これまで『フック』、『ネバーランド』、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』など幾度に渡り映像化されてきた人気作品。今作は、実写版『わんわん物語』のように「Disney+」のみでの配信といううわさもあるが、関係者は「劇場でのリリースを予定している」と語っている。(Hiromi Kaku)
2020年03月12日現在公開中のピーター・ジャクソン製作・監督作『彼らは生きていた』が、映画専門サービス「BS10スターチャンネル」にて『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』として早くも放送決定。今回がTV初放送となる。第一次世界大戦で撮影された100年前のモノクロ映像を、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズなどを手掛けるジャクソン監督が最新技術でカラーリングしたドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』(原題:They shall not grow old)。死と隣り合わせの戦場で過ごす兵士たちの日常を映し出す本作。当時はまだ音のないサイレント映画の時代だったため、兵士の会話部分を新たなキャストを起用して再現、さらに撮影スピードの異なる素材をCG技術で統一。100年前の英雄たちの姿を最新技術で蘇らせた。『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』は4月26日(日)21時~、4月30日(木)14時15分~STAR2 字幕版にて放送。『彼らは生きていた』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:彼らは生きていた 2020年1月25日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年02月25日