大胆でかわいいデザインとポップな色使いが人気の「マリメッコ」。北欧を代表するアートブランドですが、マリメッコファンなら、ぜひともつくってみたいのが、手軽に部屋のイメージを変えることができる「ファブリックパネル」です。簡単なつくり方やコツを、ブロガーさんのすてきな作品事例とともにご紹介しましょう。その1. 布と発砲スチロールとカッターさえあればOK!北欧インテリアが大好きな「マリメッコ」ファンのあいだで、いま話題となっているのが、マリメッコの布でつくるファブリックパネル。まるで絵画を飾る感覚で、アートプリントされた布をパネルに飾って楽しめるので、センスある女性に人気です。既製品を買うとそれなりのお値段はしますが、布とパネルがあればおうちで簡単につくれてリーズナブル。リビングや玄関に飾っておくだけでおしゃれな北欧インテリアが楽しめるので、みなさんもぜひためしてみませんか?エキサイトブロガー masappe24さんのブログ『 ファブリックパネルの作り方 発泡スチロールを使って 』よりカリグラフィーなどのアート作品を手がけるエキサイトブログ「風の家便り」のmasappe24さんは、北欧雑貨好きの友人のためにこちらのファブリックパネルをつくってあげたそうです。プリントは自然の植物をモチーフにしたデザインと色使いが「味わいがあってかわいい」と人気の「PUUTARHURIN PARHAAT」(プータルフリン パルハート)。マリメッコを代表する柄のひとつですが、こんなかわいパネルが部屋に飾れたら…、なんだかウキウキしそう。発砲スチロールと布とカッターがあれば自作できるので「とても簡単でした」とそのつくり方を教えてくれました。<用意するもの>マリメッコの布と発砲スチロール、カッター。<作り方>1.厚み3センチの発砲スチロールを30×30センチでカット。2.端から1.5センチの箇所を1センチの深さになるようカッタ―で切り込みを入れる。3.生地の模様合わせの印をして布を包んでいく。4.カードなどで切れ込みに5ミリ程を押しこむ。5.全体を押しこんでいく。6. 余った布が5ミリになるようにカット。7.しわを伸ばしながら、角がきれいになるよう意識して残りの布をグイグイ中へ押し込んでいく。8.これで完成。軽いので両面テープでも壁にかけられるが、裏柄に少しカッタ―でくぼみをつけて、ピンを入れて飾ってもOK。この方法ならたしかに簡単そうなので、初めてでもトライできそうですね。パネルサイズはもちろん、自由にアレンジOK。「つくっているあいだ、とても楽しかった」というmasappe24さんですが、「きれいに見えるコツは、角の処理をきちんとすること。折り紙を折る感覚でやれば美しい仕上がりになりますよ」とアドバイスしてくれました。また、マリメッコは大柄が多いので、どこを見せるかで雰囲気が違ってくるため、事前に布をいろいろ巻いて試してみることもおすすめします。その2. 大柄なデザインはパネルを2枚用意! 爽やかグリーンで気分も一新エキサイトブロガー uriさんのブログ『 マリメッコのBOTTNA(ボットナ)でファブリックパネル作りました! 』より北欧インテリアがお気に入りの「uri's room* 心地よくて美味しい暮らし」のuriさんも同じく、発砲スチロールに切り込みを入れる方法で、ファブリックパネルづくりを楽しんでいらっしゃいます。とくにマリメッコの大ファンで、食器やマグカップもたくさん愛用しているというuriさん。「お母さんの誕生日に」とマリメッコの人気シリーズ「BOTTNA」(ボットナ)の布でファブリックパネルを自作しプレゼントしたそうです。大胆なグリーンとホワイトの葉っぱのデザインが爽やかですね。本当はカットせずに1リピートのまま大きなパネルにしたかったそうですが、飾る壁の広さを考え、パネルのサイズは47×47センチに。そのかわり、同サイズのパネルを2枚作成。できあがったパネルを飾ってみたら…。お部屋が爽やかにイメージチェンジ。お母さんのテンションも上がったはず。1枚のパネルだけでなく、uriさんのように絵柄に合わせて2枚にしてもいいし、ちょと長めにしてみるのもおしゃれかも。「部屋のイメージを爽やかに変えたい」「気分を一新したい」というときに、お気に入りの柄でいろいろつくって楽しんでみるのもおすすめです。その3. ピンクや黄色の花柄で春を先取りピンクやイエローなどの花柄プリントもマリメッコの代表的なデザインのひとつ。どちらも春らしい雰囲気が伝わるので、ちょうどこれからの季節にぴったり! そんな作品例もご紹介。エキサイトブロガー n_naturalnさんのブログ『 完成* マリメッコ ファブリックパネル*より 』より桜のようなピンクの花が春らしさを感じさせるこちらのファブリックパネルは、手づくりが好きなエキサイトブログ「Nonbiri Naturaln*日記」のn_naturalnさんの作品。こちらの生地はマリメッコの「LUMIMARJA」(ルミマルヤ)。「雪いちご」という意味があるそうですが、可憐なイメージの大人かわいい人気の柄です。n_naturalnさんもせっかくの絵柄を見せるため3枚のパネルに分けてトライしてみたようです。つくり方は発泡スチロールに、100円ショップで購入した工作ホッチキスでパチンパチンととめる方法。これも簡単そう! リビングに飾れば、家の中が明るく華やかで上品な雰囲気に変わりそうです。エキサイトブロガー sato-lifeさんのブログ『 マリメッコ*ダイソー格安のハンドメイドファブリックパネル* 』よりこちらはイエローの花柄が明るく、春らしい風を運んでくれるようなプリント柄がポップ。エキサイトブログ「Country Life」のsato-lifeさんの作品です。マリメッコを代表する「MINI UNIKKO」(ミニウニッコ)の生地を使って作ったという、30×30センチのファブリックパネル。布は1.050円のお試し生地、パネルの土台に使ったのは、なんとダイソーで105円のコルクボードだそう。「コルクボードが透けないように、白い画用紙を両面テープで張って、その上から生地をタッカーでとめただけ」というわけですが、お試し生地で2つのパネルができて、しかも生地が少し余ったなんて、お得感いっぱい。みなさんも最初はハーフサイズのお得なお試し生地を買って、手頃な100均ボードで試してみてもいいかも。その4. 市販パネルをまねて、布×ベニヤパネルできれいに飾るエキサイトブロガー plus-un-peuさんのブログ『 marimekko DE ファブリックパネル 』より最後の作品は、ハンドメイドの日々をつづるエキサイトブログ「+ handmade。」のplus-un-peuさんの「KIPPIS」(キッピス)という名の人気柄で制作したもの。plus-un-peuさんの場合、市販品のようなファブリックパネル専用のパネルを探したそうですが、専用のパネルは30×30センチで1,000円…。そこで、41×31.8センチで420円とお得な絵画用のベニヤパネルで代用したそう。ベニヤパネルで作る場合は、シワを伸ばした布を裏返しし、パネルを置いて、布をしっかり張った状態でハンドタッカーを打っていきます。角はキレイに折り込みながら仕上げればOK。裏側に豆カンを取り付け、紐を通してから壁に飾れば、市販品のような本格パネルのできあがり。仕上がりもきれいです。北欧インテリアが好きなマメリッコファンはもちろん、この春、ちょっと部屋のイメージを一新させてみたいみなさんもいかがですか? リビングをおしゃれに飾れば、きっと気分もアップするはず。今回ご紹介したエキサイトブロガー・ 「風の家便り」 のmasappe24さん・ 「uri's room* 心地よくて美味しい暮らし」 のuriさん・ 「Nonbiri Naturaln*日記」 のn_naturalnさん・ 「Country Life」 のsato-lifeさん・ 「+ handmade。」 のplus-un-peuさん
2017年02月24日こんにちは、ライターのyossyです。部屋はインテリアによってかなり雰囲気が変わるものです。近年人気のインテリアといえば、“ファブリックパネル”ですね。市販されているファブリックパネルはとてもステキですが、比較的高級なものも多いので、購入をためらっているという人もいるでしょう。しかし、実はファブリックパネルは自分で簡単に作ることができます。今回は、ファブリックパネルの作り方について紹介していきます。●ファブリックパネルは北欧発祥のインテリアファブリックパネルは北欧で生まれました。種類はさまざまですが、木製のパネルに布を張り付けて部屋に飾るのが一般的です。自分で好きな布を選ぶことができるため、すでにあるソファやカーテンと色やデザインを統一させることもできます。また、大きさも自由に調整できるため、自分の部屋に合ったインテリアに仕上げる ことができます。●(1)まずはデザインや大きさ、飾る場所を考えるファブリックパネルを自分で作る際に大切なのは、実際に部屋に飾っているところを具体的にイメージする こと。大体でいいので、部屋のどの位置に、どのような大きさで、どんな色で配置したいのかを考えましょう。あまりイメージできないという人は、ネットで検索すればファブリックパネルを飾った部屋の画像がたくさん出てくるので、それを参考にするといいです。デザインは布の柄で決まりますが、布は『IKEA(イケア)』や『Marimekko(マリメッコ)』などで購入する人が多いようです。●(2)布とパネルを用意するイメージが固まったら、実際にパネルと布を用意しましょう。布はお好みのもので大丈夫ですが、あまり薄すぎるとうまくいかないので要注意です。パネルについては木製が一般的なので、売り物と同じように作りたい方は木製のパネル を用意しましょう。布を張っても木目が透けて見える場合は木を白く加工するといいです。木製パネルにこだわらなくていいという方は、以下の素材を検討するのもいいと思います。・合板・キャンパスボード・発砲スチロール・100円ショップのファブリックボード・断熱材・コルクボード・プラスチックボード賃貸などの場合は壁にがっつり張り付けるのが難しいこともありますので、できるだけ軽い素材のものを選ぶようにしましょう。●(3)布をパネルに固定するまずは布にしっかりとアイロンをかけて シワを伸ばします。それからパネルにたるみや歪みのないように気をつけて張り付けます。木製ボードの場合は“タッカー”と呼ばれる大きなホッチキスのようなもので固定していきます。軽い素材の場合はテープや普通のホッチキスでもOKです。飾ってしまえば見えなくなる箇所なので、固定さえできれば問題ありません。----------いかがでしたか?ファブリックパネルは一枚貼るだけで部屋の雰囲気をガラリと変えてくれる素晴らしいインテリアです。興味のある方は、季節や気分に合わせて張り替えて、飽きない部屋作りを楽しんでみてくださいね。【画像出典元】・●ライター/yossy(フリーライター)
2016年12月11日部屋の印象をガラッと変えてくれるお部屋のアート。おしゃれ女子としては何かひとつくらい飾ってみたいもの。ですがアートって…高いんですよね…(汗)筆者も引越しを機におしゃれな部屋を! と張り切って探しましたが、なかなかのお値段のためかなり迷ってしまいました。ちまたでは手作りファブリックパネル用のボードや、100円ショップのコルクボードを使ったDIY技が紹介されていますが、結局タッカー(布状、網状のものを木材に留めるための専用ホッチキスのようなもの)が必要だったり…。普段は使い道がないものなので、お手軽DIY主義としては専用工具は避けたいもの。そこで今回はどこにでもある材料で簡単にできる、ファブリックパネルの作り方を紹介します!メインとなる材料はなんと…ダンボール! そのほかに用意するものはお好きな布、木工用ボンド、はさみ、以上。これなら用意できますよね。■作り方1)ダンボールを作りたいファブリックアートの大きさに切る※一枚だとペラペラでちょっと味気ないので、同じサイズで4枚用意します。適度な厚みで存在感が出ますよ。<ポイント>・切り口はカッターで綺麗にそろえる※ここが決まればあとは誰でも簡単に仕上げられますので、ここは手を抜かずにしっかりとまっすぐ切ってくださいね。2)布を裏返して広げるその上にダンボールを置き、木工用ボンドを一面にぬる。<ポイント>・ボンドを均一に塗るためには余ったダンボールを活用※まっすぐの面で一気に伸ばすとあっという間にキレイに伸ばせますよ!3)布をピンと張ったらその上にボンドを塗った面を下にして、ダンボールをのせる<ポイント>・空気が入らないようにしっかりとおさえましょう4)側面にもボンドを塗ったら布を折り返します。5)裏で布があまり過ぎてしまったら必要に応じてカット。※裏面は見えないので細かいことは気にしなくてもOK!自宅用ですからね♪6)完成!制作時間は約10分ダンボールファブリックパネルのメリットは、軽いため両面テープでも壁につけられるところ! 壁に穴を開けなくていいのでお手軽です。大きさにもよりますが、貼ってはがせるタイプの両面テープは強力なので、オススメです。ぜひお好きな布でお部屋を飾ってみてくださいね!
2015年06月08日