Wpc.(ダブリュピーシー)から、東京都・池袋のサンシャイン水族館とコラボレーションした雨傘「フライングペンギン アンブレラ」が登場。2023年3月30日(木)よりサンシャイン水族館内の「ショップ アクアポケット」にて発売される。“天空のペンギン”モチーフの雨傘「フライングペンギン アンブレラ」Wpc.とサンシャイン水族館が初のコラボレーション。今回発売される「フライングペンギン アンブレラ」は、空を飛び交うように泳ぐケープペンギンの姿が人気の展示“天空のペンギン”を再現した新作雨傘だ。空を飛ぶように泳ぐペンギンのプリント大きな水槽や広い空を思わせる透き通ったブルーに、ダイナミックに泳ぐペンギンの姿をセット。憂鬱な雨の日もわくわくとした気分にしてくれそうな、涼し気でユニークな佇まいに仕上げている。雨の日に傘をさすと雨粒が付いて、まるでペンギンと一緒に水槽の中を泳いでいるかのよう。サンシャイン水族館の思い出にも、大切な人へのプレゼントにもぴったりだ。【詳細】「フライングペンギン アンブレラ」2,850円発売日:2023年3月30日(木)販売店舗:サンシャイン水族館「ショップ アクアポケット」※購入には別途水族館の入場料が必要住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上【問い合わせ先】株式会社ワールドパーティーTEL:06-6693-2065
2023年04月02日カンニングの竹山隆範(51)が3月27日、『スッキリ』(日本テレビ系)の“ペンギン騒動”について持論を展開。しかし、ネットでは発言を非難する声が相次いでいる。さかのぼること24日、『スッキリ』では那須どうぶつ王国から生中継を行っていた。オードリーの春日俊彰(44)がペンギンのエサやりに挑戦していたところ、スタジオのMC・加藤浩次(53)が「池に落ちるなよ!」「春日、足元気を付けろ!」などといわゆる“振り”のようなかたちで春日に何度も呼びかけた。その結果、春日はわざと池に落ち、そのことに驚いたペンギンたちが逃げる様子が放送されることに。すると那須どうぶつ王国は放送後、公式Twitterで《ペンギンビレッジからの中継について事前打合わせには無かった状況で、タレントの方が、ペンギンのいる池に入るシーンが放映されました。当園としては誠に遺憾であり、テレビ局側に厳重に抗議いたしました》と投稿。異例ともいえる怒りの声明を発表したのだ。この件を受けて、27日放送の『スッキリ』では、加藤が「春日君が落ちなきゃいけない状況に、MCとしての僕が追い込んでしまった」「番組MCとして配慮が全く足りなかった」と釈明。また日本テレビの石澤顕社長も定例会見で「動物に対する配慮にかけた放送があったと思います」と謝罪したが、厳しい声は後を絶たなかった。そんななか、竹山は27日に生出演した『ABEMA Prime』(ABEMA)で“ペンギン騒動の炎上”について言及。「いよいよこんな時代になっちゃったなーっていう。世知辛いなったことですよね」「落ちちゃいけないところに落ちるからお笑いになるわけですよね」といい、「またこれで叩かれたりするような時代になったから、もうこういうこともできないってことでしょうね」とコメント。続けて「ある意味ロケ行って水があって、そこに落ちるっていうのは、例え動物がいようと落ちるていうのは、日本のお笑いの“古典芸能”みたいなもんだったわけだから」などといい、こう述べた。「本音を言うとこれを見て、これはダメだって叩き出したりして、全然関係ないのに。関係ないっていうとアレですけど、外野からそういうのを叩き出したりして、で、それがまた炎上して、またそれでごめんなさいで揉めて、これが1セットみたいになるっていう仕組みが、気持ち悪いなって思ってますね。抗議する必要がはたしてあるんだろうかっていうのは思います」■発想が「迷惑系やスシローの連中と同じ」という声もさらに、「あれダメこれダメって、基本的にはダメなことをやってるから皆が笑ってるわけだから。でも時代がそうだったなら、これからはやれない。ただそれだけですよね」と語った。“時代が変わった”と嘆く竹山だが、ネットでは批判や異論を唱える声がこう上がっている。《今回の件は時代の変化とかではなく、生き物に対してのことです。極端な話、ペンギンを人間だと捉えてみれば良いと思います。あり得ない話です》《もし、ペンギンが死んでたら同じことを言えましたかね?前提が違うんよ。世知辛い世の中になったではなく、危害が及ぶ可能性があった危険な行為だったという事。それをすり替えてるのはそもそもおかしい》《人間様の都合で他の動物達が傷つけられても、そういう時代だから。って言うんだ》《迷惑かけても笑いが取れればいなら、迷惑系Youtuberや醤油ペロペロもOKってことになるやん》(原文ママ)果たして、竹山はどう受け止めるだろうか?
2023年03月28日3月24日放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)の生中継で発生した“ペンギン池落下問題”。番組や司会の加藤浩次(53)が謝罪をするも、「日本動物園水族館協会」からも抗議声明が出されるなど余波が広がり続けている。「問題視されているのは、オードリー・春日俊彰さん(44)が栃木県の『那須どうぶつ王国』でペンギンの餌やり体験をリポートしていた場面です。スタジオにいる加藤さんから『池に落ちるなよ』『足元に気をつけろ』などと煽られ、春日さんはわざと池に転落。落ちた場所にはペンギンがいたこともあり、視聴者から批判が相次ぐ事態に。施設側は同日中に、“事前打ち合わせにはなかった”とテレビ局に強く抗議しました」(テレビ局関係者)抗議を受け、番組側は《動物がいない池に入る可能性があることは事前に打合せしておりました》と手違いがあったことに触れつつ、公式サイトに謝罪文を掲載。27日の放送回では、加藤が「番組のMCとして配慮がまったく足りなかった」「落ちなきゃいけない状況にMCとしての僕が(春日を)追い込んでしまった」と謝罪した。だが一方で、池に落ちた張本人の春日は、未だに謝罪コメントを出していない。25日に生放送されたラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でも、春日がロケについて言及することはなかった。『スッキリ』では森圭介アナウンサー(44)が「責任は番組にあります」と述べていたが、ネットでは沈黙を守る春日を疑問視する声も上がっている。《オードリー春日の謝罪はないの?》《それにしても落ちた春日は謝罪コメント出さないの?》《オードリー春日さんどんだけ日テレに迷惑かけたら気が済むんですかね他人に謝らせすぎ 春日さん本人本気で謝ったほうがいい!》春日といえば、様々なバラエティ番組でどんなミッションにも体を張って挑む芸風で知られている。しかし今回の件では、彼がモットーとする“仕事のスタンス”が裏目に出てしまったようだ。「持ち前の高い身体能力を生かして、バラエティ番組でだけでなく、フィンスイミングやエアロビクスなどにもチャレンジする姿はこれまでも注目を集めてきました。ですが、春日さんは『求められることをただやっている』『できる、できないじゃない。やるんだよ』などと公言しているように、“受け身の姿勢”を重んじています。今回も加藤さんの“フリ”に応えるべく、池に落ちたと見る向きもあります。ただ、春日さんもロケの中で謝罪をしていましたが、ふざけているようにしか見えませんでした。過去には同局の『ヒルナンデス!』で耐久性の高い椅子を破壊し、“笑い”として受け止められたことも。しかし、今回は生き物に危険が及んでしまい、『迷惑行為』との指摘が相次いでいます。今後は“フリ”を投げられたとしても、春日さん自らケースバイケースで考えることが求められるでしょう」(芸能関係者)果たして、渦中にある春日はどのように受け止めているだろうか。
2023年03月27日《ペンギンビレッジからの中継について事前打合わせには無かった状況で、タレントの方が、ペンギンのいる池に入るシーンが放映されました。当園としては誠に遺憾であり、テレビ局側に厳重に抗議いたしました》24日、那須どうぶつ王国の公式Twitterからこんな投稿がなされた。問題になっているのは、同日、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)の生放送中に起きた出来事だ。この日、番組内でオードリーの春日俊彰(44)が那須どうぶつ王国から生中継。ペンギンのエサやりに挑戦した際、春日がペンギンたちのいる池に落ち、驚いたペンギンたちが逃げる様子が放送されたのだ。春日が池に落ちる前には、スタジオのMC加藤浩次(53)が「池に落ちるなよ!」「春日、足元気を付けろ!」などと、いわゆる“振り”のようなかたちで、何度も呼びかけ。これを受けて春日は明らかに故意に池に落ちていた。これに不快感を覚えた視聴者は多かったようで、ネット上では、春日のみならず煽るような言葉を放った加藤を問題視する声も挙がっている。2006年から約17年続いた同番組は、3月いっぱいで終了することが決定している。ここ数日は、最終回の31日に向けて、話題を呼ぶゲストが立て続けに登場していた。「24日放送回では、加藤さんの相方である極楽とんぼ・山本圭壱さん(55)が“天の声”として出演していました。『スッキリ』に山本さんが出演するのは初めて。番組終盤にはサプライズでスタジオ登場する場面もあり、『加藤浩次が17年間、お世話になりました』と頭を下げていたのです。また20日の放送では、加藤さんと親交の深いサカナクションの山口一郎さん(42)が出演していました。七三分けのメガネ姿でスーツを着てリポーターとして桜中継したり、さらにスタジオではヒット曲『新宝島』をアコースティックバージョンで生歌唱していたり。親交の深い加藤さんのためにひと肌脱ぎたいという思いを感じる出演でした」(テレビ誌ライター)加藤のために番組の最後を盛り上げようとした盟友の協力もむなしく、残念な話題で注目を集めることとなってしまった『スッキリ』。放送終了まで1週間を切ったところで、加藤自身の悪ノリが、お膳立てされた“有終の美”を台無しにしてしまった。
2023年03月24日駅弁「Suicaのペンギン 春の彩りちらし」が登場。2023年3月16日(木)より数量限定で、JR東京・新宿・上野・大宮駅改札内「駅弁屋」ほかにて販売される。春気分を盛り上げる“Suicaのペンギン”駅弁「Suicaのペンギン 春の彩りちらし」は、お花見を楽しむ“Suicaのペンギン”が描かれた“お弁当箱入り”の駅弁だ。蓋をあけると、具だくさんの鮮やかなちらし寿司と、一口サイズの桜餅が詰め込まれた春らしいメニューが詰め込まれている。こだわりの“漆器風”お弁当箱はリユースも可能また中ブタもついた白いお弁当箱は、石川県伝統の「山中塗」の技術を生かし、漆器風に仕上げたもの。リユース可能なので、食べたあとも日常で楽しめるのも嬉しい。クッキーや焼き菓子を詰め込んで春気分を味わってこれからの時期には、お花見のお供にもぴったり。またクッキーなどの焼き菓子や、スイーツを詰めれば、いつものティータイムをより一層華やかに演出してくれるはずだ。詳細「Suicaのペンギン 春の彩りちらし」発売開始日:2023年3月16日(木) ※10,000個限定販売場所:東京駅「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」「駅弁屋 踊 グランスタ東京店」、上野駅「駅弁屋 匠 エキュート上野店」、新宿駅「駅弁屋 頂」、大宮駅「駅弁屋 旨囲門 エキュート大宮店」、鉄道博物館「駅弁屋」※一部店舗は事前ネット予約が可能、詳細は「ネットでエキナカ」HPを参照価格:2,800円<内容>彩りちらし寿司(鰻蒲焼、焼帆立、海老、穂筍、蕗、こごみ、桜でんぶ、椎茸、蓮根、蝶々人参、生姜甘酢漬)、ひじき煮(グリーンピース)、桜餅<お弁当箱仕様>サイズ:約 幅17.6×奥行9×高さ6.1(cm)容量:約600ml
2023年03月17日モデルでタレント・ゆうちゃみが、27日(23:00~)にABEMA SPECIALで配信されたバラエティ番組『ぜにいたち』#61に出演し、ファーストキスの苦い思い出を告白した。同番組は、お笑いコンビ・かまいたちがMCを務め、「Life is Money 人生は、金だ」をキーワードに、稼ぎや節制にまつわるものをレポートするドキュメントバラエティ。27日に配信された#61では、何も知らない相方にキスを仕掛けて、唇を奪えるまでの時間を競う企画「相方のくちびる泥棒選手権」を実施。ザ・マミィの酒井貴士とダイヤモンドの野澤輸出が仕掛け人として登場した。選手権を前にスタジオでは、ファーストキスについてトークが展開。濱家隆一が「中学3年生の時に、受験勉強をしていた実家のコタツで当時の彼女と」と自身の初キスを振り返ると、ゆうちゃみは「うわ~! エロい!」と反応する。そして、自身のファーストキスについては「高校1年生の時だったけど、最悪だった」と切り出し、「当時の彼氏とカラオケに行ったら、急に『キスって知ってる?』と聞かれた」と回顧。続けて、「『知らへん。したことないし』って答えたら、『教えたろか?』って言われて、キモくてドン引きした」と苦い思い出であることを明かした。
2023年02月28日東京・池袋のホテルメトロポリタンでは、「Suicaのペンギン」をモチーフにした期間限定スイーツビュッフェ「ストロベリースイーツビュッフェ」を、2023年3月4日(土)・3月5日(日)・11日(土)・12日(日)の4日間で開催する。ホテルメトロポリタン「Suicaのペンギン」のいちごビュッフェ第2弾毎年、苺が旬を迎える季節に合わせて開催されている、ホテルメトロポリタンの人気企画「ストロベリースイーツビュッフェ」。2月開催に続く第2弾となる今回は、メニュー内容を変更。「Suicaのペンギン」のスイーツを主役にした多彩なメニューが楽しめる。白いちご「淡雪」の特別なショートケーキ中でも特に注目したいのは、「Suicaのペンギン ハッピーショートケーキ」。白みがかった淡いピンク色の白いちご「淡雪」を使ったショートケーキで、1人1つ限定で提供される特別な一品となっている。ホテルメイドのスイーツ約20種を堪能このほか、旬のいちごをたっぷりと乗せたタルトやヴェリーヌ、パリブレスト、ロマノフ、ガトーオペラ、バスクチーズケーキ、限定フレーバーで登場する「Suicaのペンギン」マカロンやプリンなど、ホテルメイドのスイーツ約20種類が用意されている。開催概要ホテルメトロポリタン「ストロベリースイーツビュッフェ」第2弾開催日:2023年3月4日(土)・3月5日(日)・11日(土)・12日(日)時間:12:00~/15:00~(2部制各100分)料金:大人 6,600円、小学生 3,000円、4~6歳 1,500円場所:ホテルメトロポリタン 宴会場4F 桜※予約は2月13日(月)12:00より受付開始。詳細は公式WEBサイトより。©C.S/JR東日本/D
2023年02月09日東京・池袋ホテルメトロポリタンは、Suicaのペンギン バレンタイン&ホワイトデーケーキを、1階 ケーキ&ベーカリーショップにて2023年1月23日(月)より予約販売する。Suicaのペンギン“スクエア型”バレンタイン&ホワイトデーケーキホテルメトロポリタンは、「Suicaのペンギン」をモチーフとしたケーキをバレンタイン&ホワイトデーシーズン限定でそれぞれ販売。「Suicaのペンギン バレンタインケーキ」は、フランボワーズの香るココア生地がベースのチョコレートケーキだ。フランス産チョコレートを使用した生チョコレートのクリームとスライスした苺をサンドした。表面には、Suicaのペンギンのシルエットや、チョコレートでできたSuicaのペンギンの顔、苺、ハート型のチョコレートをオン。中央がくり抜かれたハート型チョコレートからSuicaのペンギンが顔を覗かせるキュートなデコレーションに心奪われそう。「Suicaのペンギン ホワイトデーケーキ」また、表面のコク豊かなバタークリームとホワイトチョコレートのグラサージュが印象的な「Suicaのペンギン ホワイトデーケーキ」も用意する。スポンジ生地には苺のシロップを染み込ませ、2種類の北海道産クリームをブレンドしたオリジナルのシャンティと苺のスライスをサンド。パウダーでSuicaのペンギンシルエットを表現し、苺や表情豊かなSuicaのペンギンチョコレートをあしらった華やかなケーキに仕上げた。【詳細】ホテルメトロポリタン2023年「Suicaのペンギン」バレンタイン&ホワイトデーケーキ予約期間:2023年1月23日(月)12:00~3月7日(火)※バレンタインケーキは2月7日(火)まで受取期間:・「Suicaのペンギン バレンタインケーキ」2月10日(金)~2月14日(火)・「Suicaのペンギン ホワイトデーケーキ」3月13日(月)・3月14日(火)受渡時間:12:00~19:00受渡店舗:ホテルメトロポリタン1F ケーキ&ベーカリーショップ住所:東京都豊島区西池袋1-6-1料金:各5,400円※いずれも数量限定【問い合わせ先】レストラン予約TEL:03-3980-5533(受付時間 10:00~20:00)
2023年01月19日「Suicaのペンギン ストロベリースイーツビュッフェ」が、池袋のホテルメトロポリタンにて、2023年2月4日(土)、2月5日(日)、2月18日(土)、2月19日(日)に開催される。Suicaのペンギンの苺スイーツビュッフェ「Suicaのペンギン ストロベリースイーツビュッフェ」は、旬の苺をたっぷりと使ったスイーツ約20種類が揃うスイーツビュッフェ。ふんだんに苺をあしらったタルトや、苺ジュレとフランボワーズを使ったクリームチーズケーキ、パイのサクサク食感を楽しめる「苺のアリュメット」など、春ならではの苺スイーツが勢揃いする。Suicaのペンギン×苺のショートケーキ中でも注目は、1人1個提供される「Suicaのペンギン ハッピーショートケーキ」。フレッシュな「とちおとめ」苺をかぶったSuicaのペンギン、子ペンギンと、ブランド苺「ゆめのか」を並べた愛らしい1品だ。Suicaのペンギン マカロンやプリンもこの他、ローズ風味の木苺入りバタークリームをサンドした「Suicaのペンギン マカロン」や、苺ミルクに爽やかな柚子のゼリーを合わせた「Suicaのペンギン プリン」など、遊び心あふれるスイーツの数々も用意。加えて、サンドウィッチやスープ、サラダなどの軽食も楽しむことができる。【詳細】Suicaのペンギン ストロベリースイーツビュッフェ提供期間:2023年2月4日(土)、2月5日(日)、2月18日(土)、2月19日(日)会場:ホテルメトロポリタン 宴会場4F「桜」住所:東京都豊島区西池袋1-6-1時間:12:00~/ 15:00~(2部制各100分)料金:大人 6,600円、小学生 3,000円、4~6歳 1,500円予約:1月16日(月)12:00~ インターネットにて予約受付開始。メニュー例:苺とピスタチオのフレジェ・苺とオレンジのゼリー・苺のグラタン・苺のアリュメット・とちあいかシャーベット・木苺メレンゲのロリポップ など※予約はインターネットのみ。※上記料金はサービス料込。※取消しについては利用日7日前より50%、3日前より100%キャンセル料が必要。※4~6歳の料金には1品スイーツはなし。希望の場合は小学生の料金が必要。※1品スイーツと大人のみワンドリンク(ビール・ワイン・ノンアルコールビール・コーラ)付き。※仕入れの状況により、食材の産地やメニューが一部変更となる場合あり。【問い合わせ先】TEL:03-3980-7601(直通)※1月16日(月) 12:00~、17日(火)以降10:00~18:00
2023年01月13日いつの時代も仕事に関する悩みは尽きないものですが、来年はさらに飛躍の年にしたいと考えている人も多いはず。そんな方にご紹介するのは、ビジネス的な要素を学びながら前向きな気持ちにもしてくれる痛快作『近江商人、走る!』です。今回は、こちらの方にお話をうかがってきました。上村侑さん【映画、ときどき私】 vol. 546江戸時代に「日本三大商人」と呼ばれた近江商人の活躍を描く本作で、米問屋に丁稚奉公することになった主人公の銀次を演じている上村さん。2022年は『親密な他人』や『さよなら、バンドアパート』をはじめ8本もの出演映画が公開されるだけでなく、ドラマ『ファーストペンギン!』にも出演するなど大活躍の1年を過ごしています。そこで、現場の様子や誰にも負けないと思っていること、そして二十歳を迎えたいまの心境などについて語っていただきました。―まずは、本作に出演が決まったときのお気持ちから教えてください。上村さん時代劇だと聞いてから脚本を読んでいたので、「侍合戦とお城、最高じゃないか!」と思いながら読み始めました。でも、一向に刀は出てこないし、戦うこともしない。自分が想像していた時代劇のイメージをことごとく崩されて、最初は「あれ?」と思っていました。でも、金融などの知識が散りばめられていて、これはこれでおもしろいなと。いままでにはない時代劇の一面を見ることができたので、新しい時代劇のパイオニアになれたらいいなと考えるようになりました。―そんななか、時代劇ならではの準備などもされましたか?上村さん今回は、商人の丁稚という役どころでしたが、そもそも「丁稚(でっち)」が読めず、意味もわからないところからのスタート(笑)。劇中で使うそろばんも小学校のときに習ったものとは玉の数も計算方法も違ったので、これもイチから始めるような感覚でしたし、和装に慣れるために撮影中はつねに正座をしていました。そのほかに事前準備としていたのは、撮影に入る1か月前からずっと雪駄を履いて過ごすこと。銀次ならきっと足の甲に雪駄の跡が付くくらい履いているだろうと思ったので、日焼け跡を付けるため続けました。ぜひ、足元にも注目してもらいたいです。銀次と同じで、考えごとをするのが好きなタイプ―すごい役作りですね。また、銀次の表情や動きは独特でしたが、ご自身でアイディアを出された部分もあったのでしょうか。上村さん実は、そこが僕と銀次の似ているところで、僕も考えごとをしているときは、銀次みたいに目線があちこちに取っ散らかってしまいがちです。監督からは少し変わっている子に見せたいと言われていたのですが、そういう部分は自分のなかにもあったので自然と出すことができました。―プロフィールの特技に「バスケットボール、殺陣、乗馬」とあるので体育会系かと思いきや、趣味には「将棋、囲碁」も書かれています。銀次と同じように、どちらかというと頭脳派ですか?上村さん体育会系ではあるんですけど、考えごとをするのはわりと好きなほうですね。カラダを動かすとしても、ひたすら動かすのではなく、動かし方を理解してから動きたいタイプ。たとえば、バスケで練習をするなら、ただシュートを1000本打ってうまくなろうとするよりも、どういう動きが理にかなっていて、どうすればシュート率が上がるかを考えてから実践に移ります。あと、僕は個人的に筋肉が好きでカラダを動かしているところが大きいかなと(笑)。といっても、鍛えるのが好きなのではなく、筋肉の構造に興味があるので、「いまはこの筋肉が動いているんだな」と考えながらカラダを動かすのが楽しいんですよね。そういう意味でも、つねに何かを考えながら物事に取り組んでいる銀次と似ているのかなと思っています。いままで人に負けたことがないのは目力―そんな共通点があったとは意外ですね。銀次と言えば商いの才能に長けていますが、ご自身もこれなら人に負けないと思うことは?上村さんどれも上には上がいるので、難しいですね……。これは賜りものなので、才能と言えるかわかりませんが、いままで負けたことないと感じることと言えば、目力でしょうか。―確かに、『親密な他人』と『ワタシの中の彼女』でご一緒された中村監督に取材した際にも、上村さんの目力を褒めていらっしゃいました。上村さんそれはうれしいです!では、目力に関しては自他ともに認める才能にしたいと思います(笑)―間違いないですね。また、銀次はピンチに陥ったときの対応力が見事ですが、ご自身も壁にぶつかったときに意識していることはありますか?上村さんまずは、本当に自分がピンチかどうか、というのを考えるようにしています。それが環境のせいなら仕方がないですが、自分のせいなら自分の努力不足ということですから。そもそもピンチというのは何かを乗り越えようとするときに訪れるものなので、最初にするのは自分の現在地とゴールを見比べてみて、問題が起きた原因を探ること。なぜピンチになっているのかがわかれば解決策を考えるのは簡単なので、そうやって対応しています。―冷静かつ客観的な視点というのは、どのようにして身に着けたのですか?上村さんこれは昔からですが、「感情的になったら負け」と考えているところがあるので、つねに穏やかな気持ちは忘れないように心がけています。あとは、「これで失敗しても死なないから大丈夫!」というのが基準にあるので、そのおかげで冷静でいることができるのかもしれません。おもしろさの基準をこの現場で教えてもらった―なるほど。では、現場の様子についてもおうかがいしますが、若手からベテラン、芸人まで個性豊かなキャストのなかで印象に残っていることはありますか?上村さん一緒のシーンもお話しする機会も多くて、「いいお兄ちゃん」として慕っていたのは、森永悠希さん。世間知らずな僕に対して、「上村くん、これはね……」みたいな感じでいろんなことを教えてくれました。あと、感動的だったのは、大工の親方役を演じられた渡辺裕之さんが弟子にカンナを渡すシーンを見たとき。心が温かくなった瞬間でもありましたが、これこそが銀次の目指す姿だと感じたので、その様子を撮影の序盤に見ることができてよかったです。無意識ではありましたが、ゴールへと進む銀次を演じるうえであのシーンが自分のなかに影響を与えていた部分はあったと思います。―そのあたりも、注目してほしいですね。また、筧利夫さんなどはかなりアドリブもしていたそうですが、ご自身は?上村さん筧さんは急にアドリブをされるので、対応しきれなかったことがいまとなっては悔しいなと反省しているところでもあります。特に、本作は僕にとっては初めてのコメディタッチの作品だったので、当時は一生懸命なことに精一杯で……。でも、かなりはっちゃけたつもりでも映像にしたら違和感がないことを知りましたし、「そこまでやってもいいんだ」というおもしろさの基準みたいなものを筧さんに教えていただきました。いまはみなさんに甘えながら、子どもでいたい―今年は映画にドラマにと出演作が続いているので、かなり多忙な日々だったのではないかなと。振り返ってみていかがですか?上村さんいろんな場所に行って、いろんな方と出会ったので、だいぶ大人になった部分もあったかなと感じることはあります。と言っても、中身が変わったかというと何も変わっていないですね。いまでもフワフワしている気がします(笑)。―とはいえ、11月で二十歳になったのは大きかったと思います。どのようにして二十歳を迎えましたか?上村さんそのときはドラマの撮影をしていて翌日も仕事だったので、日付が変わる瞬間は、ベッドのなかで寝ていました(笑)。朝起きてから携帯を見てみたら、あまり誕生日のメッセージが来ていなくて、「自分は友達が少ないんだなぁ」と。そんなことを考えながら現場に行ったら、共演者とスタッフのみなさんが集まっていて、盛大にお祝いをしてくれました。こんなに祝ってもらったのは初めてだったので、すごくうれしかったです。二十歳の瞬間はひとりぼっちでしたが、誕生日は一生の思い出に残るような記念すべき日になったと思います。―そこで新たに決意を固めるようなことは?上村さんそういうのは、特になかったですね。言っても、まだ二十歳ですし、人生80年としたら4分の1、100年だったら5分の1。急に大人にはなれないので、まだまだ子どもでいたいなと(笑)。人生の折り返し地点までに大人になれればいいかなと考えているので、いまはみなさんに甘えながら好きなようにできたらいいなと思っています。いまは、現場にいるときが一番楽しい―では、最近ハマっていることや楽しいことがあれば、教えてください。上村さんいまは、現場にいるときが一番楽しいです。いろんな人の話も聞けますし、自分の成長を感じられるのも現場にいるときが多いので。プライベートでは、お絵描きしたり、自分が思っていることを文字に書き留めたりすることにハマっています。そうやって頭を整理して寝ると、すごくリラックスできるんですよね。―それをいずれ作品として発表する予定とか?上村さんいつかできたらいいですね。ただ、それが絵なのか、歌なのか、それともまったく違う形になるのかわからないので、僕自身でも想像できないものが生まれたらおもしろいなと考えているところです。―楽しみにしています。それでは、ananweb読者に向けてメッセージをお願いいたします。上村さんまだ二十歳になったばかりなので、まずはお手柔らかに見守っていただけたらと思っています。あと、僕は気軽に声をかけてもらえるほうがうれしいタイプなので、もしどこかで見かけたり、目が合ったりしたら、ぜひ声をかけてください。これからもひたむきに、誠実にがんばっていきますので、応援よろしくお願いします!インタビューを終えてみて……。「まだまだ子どもでいたい」と言いつつも、芯がしっかりしていて、地に足のついた印象の上村さん。大人っぽい表情と少年のような笑顔の両方を持ち合わせているところも、とても魅力的だと感じました。これからも鋭い目力と冷静な判断能力を武器に、今後ますますの活躍に期待が高まるところです。いい商売に欠かせないものとは何かを考える!経済的に厳しい時代を生きているなか、ビジネスにおける心得を改めて教えてくれる本作。人を大切にし、斬新なアイディアと諦めない気持ちでピンチを乗り切る銀次の姿は、まさにいまの日本に必要なヒーロー像と言えそうです。写真・山本嵩(上村侑)取材、文・志村昌美ストーリーある近江商人と出会ったことをきっかけに、大津の米問屋大善屋で丁稚奉公することとなった銀次。商才を発揮する銀次は、店の仕事だけではなく、さまざまな問題を解決し、悩みを抱える町の人々を助けていた。そんな彼の元には仲間が集まるようになっていたが、悪辣な奉行の罠によって、大善屋は千両もの借金を背負ってしまう。この悪だくみから店を守ろうとする銀次は、ある秘策を思いつく。電話もネットもない時代に、銀次たちが仕掛けた壮大な作戦はうまくいくのか……。学びがある予告編はこちら!作品情報『近江商人、走る!』12月30日(金)新宿ピカデリー他、お正月ロードショー配給:ラビットハウス© 2022 KCI LLP写真・山本嵩(上村侑)
2022年12月28日東京・飯田橋のホテルメトロポリタン エドモントから、「Suicaのペンギン 大人のクッキー」第2弾が登場。2023年1月6日(金)より数量限定で予約販売を行い、受け取りはホテルメトロポリタン エドモント 1F「パティスリー エドモント」店頭ほかにて行う。「Suicaのペンギン 大人のクッキー」第2弾Suicaのペンギン を象った“大人の味わい”のクッキー「Suicaのペンギン 大人のクッキー」シリーズから、ファン待望の第2弾が登場。ホテルメトロポリタン(池袋)のパティシエから、今回はホテルメトロポリタン エドモントのパティシエへとバトンタッチし、噛むほどにスパイスやハーブ、果実などの味わいが広がる全3種のクッキーをアソートにした。シックなネイビーの缶にセットしているので、大切な人へのプレゼントにもぴったりだ。フレーバー紹介第2弾のフレーバーは、爽やかな酸味のレモンに、甘くエキゾチックなカルダモンを合わせた「カルダモン シトロン」、赤パプリカの風味とエダムチーズのコクが相まった濃厚な味わいの「パプリカ フロマージュ」、深く炒ったコーヒー豆を細かく挽いて生地に練り込んだ「カフェ」。前回は発売後、わずか2時間程で完売を記録しているため、気になる人は早めのチェックがおすすめだ。なおクッキー缶を購入した人は、「鉄道開業150年」を記念した、Suicaのペンギン柄の硬券マグネットもプレゼントされる。詳細「Suicaのペンギン 大人のクッキー」第2弾 2,900円販売日:2023年1月6日(金)11:00より予約開始販売サイト:JRE MALL「メトロポリタンホテルズ」ショップ受取方法:・配送(送料別途783円 ※島しょ部など一部地域を除く)・店頭受け取り ホテルメトロポリタン エドモント 1階「パティスリー エドモント」(東京都千代田区飯田橋3-10-8)サイズ:17.9×9.1×4.9cm内容量:3種×各5枚【問い合わせ】ホテルメトロポリタン エドモント「パティスリー エドモント」TEL:03-3237-7119(直通)
2022年12月19日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。ヒロインの岩崎和佳(奈緒)が時折例えられていた、ジャンヌ・ダルクだったら、「最後は焼かれちゃうでしょ」と思っていたら「ファーストペンギンも大体食べられちゃいますけどね」と作中で言われ、そこは笑いどころだと思っていた。まさかの最終回。愛した浜を去っていく和佳に、それが冗談ではなかったんだと呆然とする。『ファーストペンギン!』(日本テレビ系水曜22時)の最終話は、そのほろ苦さで、見届けた私たちの心に強く残る結末になった。でも不思議と悲愴感はない。少し苦くても、きちんと光さすラストだ。食い詰めたシングルマザーがやってきたのは、うらぶれた漁村だった。そこで彼女は、浜の未来を憂う漁師の片岡洋(堤真一)たちと協力して、従来の漁協の販路を通さない直販事業を立ち上げる。しかし幾多の妨害の果てに、漁協と地元の元政治家から資金繰りを切られ追い詰められた和佳は、元官僚の経営コンサル・波佐間(小西遼生)の紹介を通じてとある民間会社から支援を受ける。しかしその会社は外国企業で、経済を通じて浜の実質的な侵略行為を目論んでいることが判明する。最終回、浜の面々はすんでのところで外国企業を追い返したものの、それは執拗に和佳とさんし船団丸を追い詰めてきた地元の保守政治家・辰海(泉谷しげる)の力あってのことだった。本意ではなくとも、あわやのところで浜を売り渡す寸前だった和佳は、責任を厳しく問われることになってしまう。直販事業をやめるように迫られた和佳は、自分が浜を去ることと引き換えに直販事業を続けられる約束を取り付け、浜の未来を漁師たちに託して浜を後にする。そして10年後、成長した和佳の息子の進(城桧吏)が、片岡を訪ねて懐かしい汐ヶ崎にやってくるのだった。人口が減少し続けて縮んでいくこの国で、生産者と消費者ともに利益ある新しい流通を構築したい主人公たちも、衰退を待つ体制を潰す為に外国と結託して何が悪いかと問う元官僚も、古くあるものには理由があるのだと大衆には見えづらい大局観と体制の意義を厳しく問う老練の政治家も、それぞれの理由があって非常に見ごたえある最終話だった。今あるこの社会は、自然の生態系と同じように、様々な事柄が絡み合って回っている。結果として悪い一つの事象に対して、安易にこれだけを壊して取り除けば良いという『悪者』など本来いないのだろうと思う。それも理解した上で、やはり守旧の側から新しい価値観への対話の余地がもっとあるべきだと痛感した。資金が尽きれば会社は死ぬ。リーダーは、部下や組織に関わる人々を大切に思えばこそ会社が死なないために、どんな藁かも見ないで掴む。そこまでに追い込んだのは、「話してもどうせ分かるまい」と相手を侮って対話を持たずに突き落とした側だろう。その前に、五十年、百年先の未来を見据えた対話は考えられなかったものか。政治家の辰海は和佳のリーダーとしての資質を認めつつも、浜で仕事を続けることは許さず、和佳は辰海相手に自分が去った後のさんし船団丸の仕事の安寧を願って膝を折り土下座する。分かりやすい勧善懲悪の物語なら、最終話に膝を折るのは敵対する側だったろう。あるいは、敵のボスが去ったなら、主人公は立派に凱旋するだろう。けれども、『ファーストペンギン!』は、そのどちらもしなかった。和佳は直販事業の引き継ぎを果たした後は、浜の繁栄を願い去っていく。浜に残った漁師達や和佳が関わった人々は、さざ波が広がるように幸福になり生きていくが、和佳はそこにいない。その後も和佳は元気で暮らしている様子で、浜のことを深く気にかけているけれども、約束相手の辰海の死後も筋を通して浜には戻らず、汐ヶ崎の幸せの輪の中にはいないのだった。「なぜだ、こんなの納得できない」と、見ていて心の片隅が痛くなる。だが、もしこれが少しでも納得いかないと思うなら、「ここで現実を振り返り、縮みゆくこの国の農林水産業を、国全体の未来を考えてみて下さい」という作り手の願いかもしれないと思った。「長いものに巻かれなかった人の勇気に報いられない、今でいいのですか」と。その勇気あるペンギンは最初に飛び込んで、泳ぎきることはできなかった。傍目には敗者かもしれないけれど、最初から最後まで圧倒的に格好よかった。巻き舌の啖呵も、何一つ諦めない図太さも、人の愚かさを包む暖かさも、自分のプライドは二の次で部下の為に土下座する姿も、生涯筋を通す潔さも、何もかも爽快で格好良かった。その発端は、愛する息子がこれまで食べられなかった魚を美味しく食べたという喜びで、その幸福を更に多くの人に届けることのできる事業は決して間違ってはいないという強靱な信念だった。誰かの日々の暮らしの小さな幸福は、いずれ地域社会の繁栄と幸福に、更にこの国の未来にまで繋がっている。それを喜怒哀楽とともに誠実に見せてくれる素敵なドラマでした。作り手の皆様、演じて下さった皆様に深く感謝します。ありがとうございました。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年12月12日トッド・フィリップス監督が、『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux』(原題)よりファーストルック画像を公開した。ホアキン・フェニックス演じるアーサー・フレック/ジョーカーが、アーカム精神病院とみられる場所で天井を見上げ、ひげを剃られているという画像。「待ちきれない」といった期待の声から、「(これが)ミュージカルになるなんて信じられない」とダークなテイストの画像からミュージカルが想像できないという声まで、様々な感想が寄せられている。また、フィリップス監督が「1日目。ぼくらのジョーカー」とキャプションを添えたことから、「2日目はレディー・ガガでしょ?」「レディー・ガガの画像を早く!」と、続編にハーレイ・クイン役で登場するレディー・ガガの姿を催促する声も。ガガは今年8月、SNSに『ジョーカー』続編のタイトル、2024年10月4日の公開日、とともにティザーアニメーションを投稿し、自身が同作に出演することを発表した。グラミー賞を10回以上受賞している歌手であり、MVやライブで見せるダンスもお手のもの。近年は『アリー/スター誕生』や『ハウス・オブ・グッチ』で俳優としての才能も開花させ、アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされた経験も持つ。ハーレイ役を演じることは多くの映画ファンに受け入れられている模様だ。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2022年12月12日奈緒主演「ファーストペンギン!」の最終回が12月7日放送。最後に和佳が選んだ選択に「ほろ苦いラスト」といった声が上がる一方で「たくさん勇気をもらった」など、前向きな思いを抱いた視聴者からの声もSNSに多数寄せられている。ファーストペンギンとはシャチなど多くの敵が潜む海に、最初に飛び込む勇気あるペンギンのこと。勇気ある1羽目であるファーストペンギンのように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーの実話を、「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」などで知られる森下佳子のオリジナル脚本でドラマ化した本作。浜を救うつもりだったが結果、汐ヶ崎全体を外資に売ってしまった岩崎和佳を奈緒さんが演じるほか、波佐間に嫉妬して琴平のもとに身を寄せていた片岡洋に堤真一。恋人との間にできた子どもが実は他人の子だったと発覚した永沢一希に鈴木伸之。「さんし船団丸」の漁師である山中篤に梶原善。同じく「さんし船団丸」の漁師・磯田高志に吹越満。和佳のママ友で事務を手伝う山藤そよに志田未来。仲買人の重森梨花にファーストサマーウイカ。片岡の義理の息子で汐ヶ崎に戻ることを考えている琴平祐介に渡辺大知。和佳を水産業界の救世主だと応援してきた農林水産省の溝口静に松本若菜。元官僚で汐ヶ崎を外資に売るために動く波佐間成志に小西遼生。和佳と対立してきた汐ヶ崎漁業協同組合の組合長・杉浦久光に梅沢富美男。汐ヶ崎を地盤に持つ元議員・辰海一郎太に泉谷しげるといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。和佳は波佐間に騙され浜全体を外国資本に売り渡してしまう。話をなかったことにするために片岡たちは他の船団を説得する。他の船団も神饌オーガニクスとの契約を解除することに決めるが、波佐間は浜尻公平(高杉亘)たちを丸め込み、さんし以外の船団で“浜の一企業化”を進めようとする。しかし突如神饌オーガニクス側から契約解除の通知が。波佐間ははしごを外された形となり、結果として「さんし船団丸」をはじめとした汐ヶ崎の船団は“元通り”に。実は裏で辰海が動いており、和佳は辰海と話し合いの末、「お魚ボックス」を存続させる代わりに水産業界から身を引く…というのが最終回のストーリー。この展開に「和佳が落とし前つけて辞めるのがシビア」「現実味のあるほろ苦いラストも良い」といった反応が送られる一方、海と山が繋がっているとして今度は林業に挑戦する和佳の姿が映し出されるラストシーンには「場所や業種が変わってもファーストペンギンであり続ける和佳さんを見て景色を変えたいという気持ちになった」「たくさん勇気をもらったし、何だってできるって思えた。人生はこれからだから、大丈夫」など、前向きになれる勇気をもらったという声も。また物語から“10年後”、高校生になった和佳の息子・進役で出演した城桧吏にも「写真見て分かってたはずなのに城桧吏さんかっこよくて感動した」「最後まで出ないと思ってたから出てきてくれて嬉しかった」「城桧吏くん、大きくなったな~。万引き家族の印象が大きいから…」など様々な反応が集まっている。(笠緒)
2022年12月08日あるシングルマザーがひょんなことから、漁師たちを束ねるボスになる爽快リアル・サクセスストーリー「ファーストペンギン!」。12月7日(水)今夜の最終話放送を前に、主演の奈緒がクランクアップした際の写真が公開された。最終回を目前に控えた某日、シングルマザーの主人公・岩崎和佳を演じた奈緒さんがクランクアップ。最後の撮影は、とある飲食店での和佳の食事シーン。スタッフからの「オールアップです!」の声と共に拍手が起こり、主題歌「ミチヲユケ」が流れ出し、ついに撮影が終了した。また、奈緒さんのクランクアップを見届けるために、当日撮影予定のなかった堤真一、梶原善ら「さんし船団丸」の面々が朝からロケ現場に駆けつけるサプライズも。2人から「奈緒ちゃ~ん!お疲れ様!」と笑顔で声をかけられ、花束やプレゼントが手渡され、思わず涙する奈緒さん。「色んな方の想いが詰まった素敵なドラマで、この役をいただけたのは、とても幸せなことだと思っています」と力強く語った奈緒さんは、「『今日、大丈夫かな?このシーンできるかな?』と不安に思うことがあっても、現場に行けば、温かい共演者・スタッフの皆さんがいて、皆さんがいるからこそ、全てのシーンを無事に撮り切ることができました。座長として頼りない部分もあったと思いますが、共演者の先輩方が支えてくださって、“見たことのない景色”を、皆さんのおかげで見ることができました」と感謝の言葉を述べた。一方、「さんし船団丸」船団長・片岡洋役の堤さんは、汐ヶ崎漁港である人物と再会するシーンでクランクアップ。「とても雰囲気が良い現場で、スタッフや役者たちと仲良く、楽しく撮影ができたと思っています」とふり返る。前日には、堤さんを除く「さんし船団丸」の面々がクランクアップをしており、「今日はうるさいの(梶原善)がおらんから静かやなぁ…」とぽつり。しかしその直後、梶原さんがサプライズで姿を現すと、満面の笑顔に。和気あいあいとした雰囲気に包まれながら、全ての撮影が終了した。「ファーストペンギン!」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年12月07日テレビドラマ『ファーストペンギン!』の最終回が、2022年12月7日に放送されます。これまで仲間割れ、倒産危機をはじめ、数々の問題を乗り越えてきた、岩崎和佳(奈緒)率いるさんし船団丸だったものの、外国資本に乗っ取られる可能性が浮上し、最大の危機を迎えた第9話。すでに外国資本に浜全体を売り渡してしまい、なんとか今回の話をゼロに戻すべく、片岡洋(堤真一)をはじめ、さんし船団丸の面々が一丸となって動き出します。『ファーストペンギン!』第9話あらすじ岩崎和佳は、浜全体を外国資本に売り渡してしまったと片岡洋に報告。この話をなかったことにするには、浜の全船団が、波佐間成志(小西遼生)の仲介で締結した神饌オーガニクスとの契約を破棄しなければならないのだという。そこで片岡は、磯田高志(吹越満)と山中篤(梶原善)らを率いて船を出し、他の船団の面々も契約を白紙に戻すよう、説得のために動き出す!さらに和佳は、これまでさんしと敵対関係にあった漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)に『ある協力』を依頼し…!?一方汐ヶ崎に現れた波佐間は、浜尻公平(高杉亘)たちを丸め込み、さんし以外の船団で『浜の一企業化』を進めようと画策。絶体絶命の危機に追いやられた和佳が、最後に下した決断とは…!?[文・構成/grape編集部]
2022年12月06日奈緒主演ドラマ「ファーストペンギン!」が明日12月7日(水)ついに最終回を迎える。これまで物語の語り手を担ってきた城桧吏が、最終回に登場することが分かった。奈緒さん演じる人生崖っぷちの若きシングルマザー・岩崎和佳が、ひょんなことから1人の漁師に出会い、荒くれ漁師たちのボスとなり、まさかの大革命を巻き起こす本作。これまで城さんは、和佳の一人息子・進の“10年後の声”として、和佳と漁師たちの奮闘記を回顧する形でナレーションを担当。それが今回の最終回では、高校生となった岩崎進として登場する。「ファーストペンギン!」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年12月06日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。これはもう、意図的なさじ加減で地味目にしてるんだろうなと、最終回を前にした9話で思った。もっと派手に事件が起きて、もっとヒロインにキラキラした恋愛要素を盛り込んで、いつもすっきり勧善懲悪に解決したら、フィクションとして面白く見えるのかもしれない。でも、今現実にある問題と結びつけて、見た人々の記憶に少しでもそれを残すのに、地に足の着いた感触は必須なのだろう。9話まで見てきた『ファーストペンギン!』(日本テレビ系水曜22時)を、一言で表すならば『誠実なドラマ』だと思う。身体の弱い一人息子を連れ、食い詰めたシングルマザーの岩崎和佳(奈緒)がやってきたのは山口県のとある漁村、汐ヶ崎。そこで出会った漁師の片岡洋(堤真一)や、さんし船団丸の面々と混獲魚の直販事業『お魚ボックス』を始めて会社を立ち上げたものの、従来の販路から外れた販売のため地元の漁協とのトラブルが絶えない。これまで販売事業とは無縁だった漁師たちの仕事もミスだらけ、次々と苦難は襲いかかるが、一歩一歩階段を上るように和佳は協力者や理解者を増やし、自らも漁師もスキルアップしてボックス事業はようやく軌道に乗る。ところが好事魔多し、さんし船団丸は事故で網を失い、約1千万円の修理費と同時に金融機関の貸しはがしに遭う。必死の思いで頼った経営コンサルタント波佐間(小西遼生)の提案により、大手の食品流通会社から多額の融資を受け危機を切り抜けるが、波佐間の介入を嫌う片岡は浜から出て行ってしまう。さらにその融資元の会社は外国資本で、このままでは浜そのものが事実上の乗っ取りにあう可能性を知った和佳は愕然とする。今回、地方の浜が経済上外国資本に乗っ取られるということが、国防の危機の可能性に繋がることまで言及したことに、そこまで踏み込むかと驚いた。ここまでに漁協という組織の保守性や、漁業の現状とミスマッチが生じている問題点を丁寧に描いてきたが、その保守性や継続性にも役割があり、安易に切り落とすように取り除いてはならないものだと明かされる。一方で外資と知らずとも外部の資金に縋らされるをえないほどに、さんし船団丸を追い詰めたのも漁協を中心とする保守勢力である。もつれあう問題に、これでは衰退する一方の漁業に打開の手はないのかと、見ていて暗澹たる気持ちになってしまう。そんな中、現場の漁師たちのリーダーとして自分でなくても波佐間がいればいいのではないか、戻る必要はないんじゃないかと躊躇する片岡を、永沢は汐ヶ崎に連れ戻そうと腐心する。永沢は、波佐間と一緒にいる時の従いっぱなしの和佳が好きになれない、和佳らしくないと懸命に片岡に訴えかける。ここまで、この作品では『その土地』で『その人たち』が生きていこうとする姿を描いてきた。故郷の衰退を憂いながらなすすべのない中年世代、都会に出たけれどもやむなく戻ってきた若者、ここで家庭を持つ決断が今は難しい若者、一次産業への希望をもってやってくる移住者。立場や経歴ではなく、本音でぶつかり合っても容易には壊れない関係で生きられるなら、自分らしさを発揮しながらより良い未来を目指せるならば、その人たちが、その土地で生きていく理由としては十分なのではないか。永沢が片岡を引き戻そうと熱く語った言葉には、そんな希望が込められていると思った。最終回直前まで、息のつけない困難続きではあるけれども、このドラマが『10年前』から届けられている物語だということは、繰り返し冒頭のナレーションで語られている。何らかの決着がついていると察することが出来るのは、間違いなく光明だろう。ずっと誠実さをもって描かれてきたドラマがどんな希望を見せてくれるのか、最後まで楽しみだ。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年12月05日奈緒は主演する「ファーストペンギン!」の9話が11月30日放送。和佳が頼った相手の“真の意図”が判明…視聴者からは「最後の最後にそんなマジでやばい話だなんて…」「あと一話で足りる気がしない」などの声が上がっている。多くの敵が潜む海に最初に飛び込む勇気ある1羽のペンギンである“ファーストペンギン”のように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーの実話を森下佳子がオリジナル脚本でドラマ化した本作。キャストは「さんし船団丸」の危機を救った岩崎和佳に奈緒さん。波佐間に嫉妬して琴平のもとに戻ってしまった片岡洋に堤真一。「さんし船団丸」の漁師・山中篤に梶原善。同じく「さんし船団丸」漁師・磯田高志に吹越満。片岡の義理の息子・琴平祐介に渡辺大知。漁師を辞めたはずが戻ってきた永沢一希に鈴木伸之。「さんし船団丸」の事務をする和佳のママ友・山藤そよに志田未来。汐ヶ崎漁港の仲買人・重森梨花にファーストサマーウイカ。和佳を手助けしてきた農林水産省の溝口静に松本若菜。和佳と対立してきた汐ヶ崎漁業協同組合の組合長・杉浦久光に梅沢富美男といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。永沢が戻って来たことに、和佳とさんし船団丸の漁師たちは大喜び。一方、波佐間の姿を見た片岡は「もうワシの居場所はあそこにはない」と、琴平とパートナー・楽(大貫勇輔)の暮らすマンションに居座っていた。片岡がいないため漁師たちはその穴を埋めようと大忙しに。そこに現れた波佐間は漁を手伝うと言い手際よく漁をサポート。パーフェクトに仕事をこなし片岡の代わりを務め、皆の信頼を得ていく。そして波佐間は和佳に「浜の船団を一つの会社にまとめませんか?」と大胆な提案を持ちかける。片岡不在のまま波佐間と手を結んだ和佳は、浜尻公平(高杉亘)ら他の船団の漁師たちも説得しながら“浜の一企業化”実現に向けて動き出すが…というのが今回のストーリー。白峰アイナ(足立梨花)との間にできたと思っていた子どもは、実は違う男性との子だった…永沢の衝撃的な告白に「永沢君、踏んだり蹴ったり」「永沢くん可哀想極めてる」「戻ってきてくれて嬉しかった」などの声が上がる。一方、杉浦すら論破し“漁協はなくてもやっていける”と言い切る波佐間に、違和感を感じ始める和佳。スピード感をもって汐ヶ崎の船団をさんし船団丸の下にまとめようとする波佐間に「なんか乗っ取られるような気がする」「おさかなボックスのノウハウパクられそう…」など、不安を感じる視聴者も。同様の危惧を抱いていた溝口たちは、波佐間がさんし船団丸に紹介した神饌オーガニクスを調査し、外国資本に汐ヶ崎が乗っ取られる危険性を指摘するが、時すでに遅く…。「最後の最後にそんなマジでやばい話だなんて…」「外国資本の参入のリスクぶっこんできた」「あと一話で足りる気がしない」など、“新たな敵”の出現に視聴者からも様々な声が寄せられている。【最終回あらすじ】和佳は浜全体を外国資本に売り渡してしまったと片岡に話す。話をなかったことにするには浜の全船団が、神饌オーガニクスとの契約を破棄しなければならない。他の船団の面々も契約を白紙に戻すよう説得のために動き出す片岡。和佳も杉浦に“ある協力”を依頼する。一方、波佐間は浜尻公平(高杉亘)たちを丸め込み、さんし以外の船団で“浜の一企業化”を進めようと画策…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月01日『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)第8話で、ビジネスコーディネーターとしてさんし船団丸の活動に加わることになった、波佐間(小西遼生)。倒産の危機に直面していたさんし船団丸を救った波佐間は、その後も、出荷作業に参加するなど、『浜を救う救世主』として、その存在感を発揮していきました。一方で、片岡(堤真一)は、さんし船団丸の危機を救い、一気に漁師たちからの信頼を得る波佐間の姿を見て、居場所を奪われたような気持ちに。また、一度はさんし船団丸から去ったものの、再び仲間に加わった永沢(鈴木伸之)も、急速に距離を縮める波佐間と、和佳(奈緒)の姿を見て、モヤモヤを募らせていました。『ファーストペンギン!』第9話あらすじ永沢が戻って来たことに、岩崎和佳とさんし船団丸の漁師たちは驚きながらも大喜び!その頃東京では、片岡が「もうワシの居場所はあそこにはない」と、息子・祐介(渡辺大知)がパートナーの楽(大貫勇輔)と暮らすマンションに居座っていた。片岡がいない間も、お魚ボックスの注文は殺到しており、漁師たちはなんとか片岡の穴を埋めようと大忙し。そこに波佐間が現れ、『お魚ボックス』用の血抜き作業を手伝ってくれることに。パーフェクトに仕事をこなしていく波佐間は、片岡の代わりをいとも容易く務めて、皆の信頼を得ていく。そんな中、波佐間は和佳に「浜の船団を一つの会社にまとめませんか?」と大胆な提案を持ちかける。こうして片岡不在の中、波佐間と手を結んだ和佳は、浜尻(高杉亘)ら、ほかの船団の漁師たちも巻き込み、『浜の一企業化』実現に向けて動き出すが…!?一方、急接近する和佳と波佐間の様子に、モヤモヤを募らせた永沢は、片岡を連れ戻すべく、『ある行動』を起こし…!?『ファーストペンギン!』第9話は、2022年11月30日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年11月29日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。『ファーストペンギン!』(日本テレビ系水曜22時)を後半まで見続けてきて、この物語は仕事ドラマとして、とても誠実だと何度も感じてきた。そう思う理由は、おそらくこの物語の微妙に『薄曇り』な感じが、私たちが日々の仕事で感じる色合いに近いからではないかと思う。何せ主人公が一つ問題を解決しても、同時進行でまた別の問題が続いているし、何か一つ良い結果が得られても、社員は退職するし、めでたしめでたしにもならない。私たちの現実の仕事の日々もまた、スコンと抜けるように晴れることはほとんどなく、大抵気分は薄曇りか小雨で、どしゃ降りでないだけましだと思って働いている。終盤にさしかかった今回もまた、主人公・岩崎和佳(奈緒)とさんし船団丸の面々には、しとしとと困難の雨が降りかかっている。食い詰めたシングルマザーの和佳がたどり着いたのは、山口県のとある漁村、汐ヶ崎。魚のことは素人なのに、なぜか浜の活力になるような事業を興してほしいと漁師の片岡洋(堤真一)に頼まれ、和佳が考えついたのは混獲魚を中心に直接消費者に通販で届ける『お魚ボックス事業』だった。しかし、ごくシンプルなはずのそのアイデアは、これまで販路を握っていた漁協の強い反発を招き、和佳とさんし船団丸には次々と嫌がらせや困難がふりかかる。今回もまた、1千万円を越える網の修理代と漁師達の離反という二重の危機を抱えつつ、対外的には会社として体裁を保っていかねばならない和佳の苦闘と突き抜けぶりが相変わらずリアルだ。その一方で、和佳の存在がきっかけで漁師に本腰を入れ始めたたくみ(上村侑)と、和佳のママ友の山藤そよ(志田未来)の二人が、留守を守りながらトラブルの原因を突き止めるあたりは、着実に良い方に変化が起きていると実感してホッとする。仲買人の梨花(ファーストサマーウイカ)も、今では大手を振って和佳たちの力になってくれる。今作を通じて、当初は魚の知識もほとんどなかった、そして漁に出られるわけでもない和佳が、なぜ社長として漁師たちを束ねていけるのか、その理由がだんだんと見えてきた。それは彼女が、部下たちにとっての『薄曇り』の労働の日々の中で、いつか来る、抜けるような青空の瞬間、より良い未来を語れる能力を持っているからなのだ。浜の未来を語る明るい表情、水産の未来を語る力強い言葉。職能やカリスマ性以上に、希望のある未来を具体的に提示する力があっての社長、『長(おさ)』なのだと思う。その上で、どんな現場のトラブルにも「何とかするから!」と、やせ我慢を承知で立ち向かう。このドラマには、現代のリーダーシップとは何なのかという答えのかけらが、たくさん散りばめられている。今回、漁師たちの離反と、金融機関の貸しはがしという二つの大きな困難を乗り越えた和佳とさんし船団丸だったが、貸しはがしに対抗するためにビジネスコーディネーター・波佐間(小西遼生)の助力を得ることになる。一見頼りになる存在だが、果たして長期的に見たときに吉と出るかどうか。そして浜の外部から自分以上に頼りになる男性が入ってきたことで、居場所をなくしたように感じた片岡はひとり浜から姿を消してしまう。ドラマの当初から、社会の現状に危機感や罪悪感を持ちつつも、しがらみゆえに価値観も行動も変えづらい、片岡のような中年世代の困惑と、それでも半歩ずつの前進を物語は丁寧に描いてきた。社会に自分の居場所はあるのか、もう本当はどこからも必要とされてはいないのではないか。価値観が年単位でめまぐるしく変わっていく現代におけるミドルの痛みと困惑に物語は踏み込もうとしている。そして物語が前回から提示してきている、余裕のなさ故に漁の頻度を増やさざるをえず、それが結果的に水産資源の減少を招き、更に漁獲を減らし未来を先細りさせるという水産の苦境は、少子高齢化の悪循環にあえぐこの国の苦境の縮図のように見える。物語としての誠実さを維持しながら、抜けた青空のような未来を物語は見せられるかどうか。最終盤を見守りたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年11月25日奈緒主演「ファーストペンギン!」第8話が11月23日オンエア。「さんし船団丸」に鈴木伸之演じる永沢が帰ってくる…ラストシーンに「戻ってきてくれるの嬉しすぎ」「途中退場だと思って寂しかった」などの感想が続々と寄せられている。多くの敵が潜む海に最初に飛び込む勇気ある1羽のペンギン“ファーストペンギン”のように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーの奮闘の実話を基にした本作。漁協の妨害に遭いながらも魚を直販する「お魚ボックス」を成長させてきた岩崎和佳を奈緒さんが演じるほか、「さんし船団丸」を率いてきたが仲間の漁師たちに去られてしまう片岡洋に堤真一。「さんし船団丸」を辞めた永沢一希に鈴木さん。東京で医師をしている琴平祐介に渡辺大知。農林水産省の溝口静に松本若菜。「さんし船団丸」漁師の山中篤に梶原善、磯田高志に吹越満。和佳のママ友・山藤そよに志田未来。仲買人・重森梨花にファーストサマーウイカ。汐ヶ崎漁業協同組合組合長・杉浦久光に梅沢富美男といった面々が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。船の転覆事故をきっかけに「さんし船団丸」から漁師たちが去って行き、片岡と小森賢太郎(北川尚弥)ら数人だけが残される。和佳は皆を呼び戻しに行こうと提案するが片岡は断固拒否。片岡は和佳が講演を行う水産フェアの会場で、新たに経験のある漁師を募集すればいいと言い出す。こうして和佳は全国から漁師たちが集う水産フェアの会場に、片岡を連れて行くことに。講演会終了後、和佳と片岡は元官僚のビジネスコーディネーター・波佐間成志(小西遼生)を紹介される。波佐間から「さんしと一緒にビジネスをしたい」と言われた和佳は目を輝かせるが、片岡はそんな2人の姿にモヤモヤして…というのが今回のストーリー。成志がペンギンのネクタイをしていることに触れ、笑顔を見せる和佳。そんな彼女と成志の様子を見て不満げな表情を浮かべる片岡…実は片岡も同じネクタイをしていたが、和佳はそのことに全く気付いてなかった…。「和佳ちゃん、片岡さんのネクタイもペンギン…」「【悲報】片岡さんのネクタイ気付かれず」「片岡さんもネクタイがペンギンだよ!!笑」「同じペンギンネクタイしてるんですけど~!?」といった反応多数。一方、銀行が融資を切り上げると言い出し、漁協が貸しはがしにくるなど危機的状況の「さんし船団丸」を成志を救う…小西さん演じる成志にSNS上では「いい人だったぁぁぁぁぁぁぁぁ!」「ちょっとあやしいな…とか思っててごめんなさい」という声と同時に「大丈夫か?本当に大丈夫なのか小西遼生??」など不安感を抱く視聴者の投稿も。さらに永沢が「さんし船団丸」に帰ってくるラストシーンにも「永沢くん戻ってきてくれるの嬉しすぎ」「永沢くんーーーーー!!途中退場だと思って寂しかった」「永沢くん戻ってきた。彼女とうまくいかなかったのかなぁ」などの感想が続々と寄せられている。【第9話あらすじ】永沢が戻って来たことに和佳とさんし船団丸の漁師たちは大喜び。波佐間は和佳に「浜の船団を一つの会社にまとめませんか?」と提案。片岡不在のまま波佐間と手を結んだ和佳は、浜尻公平(高杉亘)ら他の船団の漁師たちも巻き込み「浜の一企業化」実現に向けて動き出す…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月24日第1話から、どんな形であれ、強い絆で結ばれていることが伝わってきた、さんし船団丸の漁師たち。しかし、テレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の第7話では、船の転覆事故をきっかけに仲間割れが勃発し、今までで一番のピンチを迎えてしまいます。和佳(奈緒)は、船を離れたほかの漁師たちを呼び戻しに行くことを提案するものの、片岡(堤真一)は「経験のある漁師を募集すればいい」といい出すのでした。『ファーストペンギン!』第8話あらすじ船の転覆事故をきっかけに漁師たちが去って行き、片岡洋と小森賢太郎(北川尚弥)ら数人だけが残されたさんし船団丸。岩崎和佳は皆を呼び戻しに行こうと提案するが、片岡は断固拒否。さらに片岡は、和佳が講演を行う水産フェアの会場で、新たに経験のある漁師を募集すればいい、と言い出す。こうして和佳は、全国から漁師たちが集う水産フェアの会場に、片岡も一緒に連れて行くことに。講演会終了後、和佳と片岡は、元官僚のビジネスコーディネーター・波佐間成志(小西遼生)を紹介される。見るからにやり手な波佐間から、「さんしと一緒にビジネスをしたい」と言われた和佳は目を輝かせるが、片岡はそんな2人の姿にモヤモヤし、帰り道に大喧嘩に!東京に置き去りにされる形となった片岡は、帰る手立てを失い、一人迷子になるが…。一方、汐ヶ崎に戻った和佳のもとに、銀行から「融資を切り上げたい」と唐突に連絡が入る!突如として『倒産危機』に直面した和佳に、挽回のチャンスは訪れるのか…!?『ファーストペンギン!』第8話は、2022年11月23日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年11月22日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ファーストタッチが思い通りにできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、自分の所に来たボールを最初にコントロールする「ファーストタッチ」は、相手を交わすときにも、前方にいる味方にパスをするときにも大事になります。しかし、初心者のうちはその判断が難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ファーストタッチが上手にできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】<前方にスペースがあるとき>1.目印を2つ置き対面して立ち、親は動かず、子どもだけ2つの目印をぐるぐる回る2.子どもが親の背中を回ったら足元にボールを出す3.子どもは前方にコントロールして目印に向かい、親にパスを返す4.効き足と逆の足で挑戦する<相手がボールを取りに来た場面を想定>1.目印を2つ置き対面して立ち、親は動かず、子どもだけ2つの目印をぐるぐる回る2.親は子どもに向かってボールを転がしたら、追いかける3.子どもはボールを取られる前に左右どちらかに交わす4.相手との距離を見て取りに来るギリギリの所をファーストタッチで大きくずらすなど、試合の場面を想定して動く【トレーニングのポイント】・前にスペースがあるので、ボールをもらったら前に運ぶことを意識。・効き足と逆の足でも挑戦してみる・ボールが来てから動き出すのではなく、ボールを迎えに行きながら動きの中でファーストタッチを行う・足元に止めると相手に引っかかってしまうので、大きく左右に交わすことを意識・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年11月21日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。人生で何か新しいことを始める時の労力は、それ自体は大変だけれども、重いものを力を込めてゆっくり転がすようで、試行錯誤の余地はある。しかし、それが上手く回りはじめて押す力が要らなくなった時、楽になる一方で思ってもないスピードで走り出す。急に転がりだしたそれが悪目立ちしてしまったり、途中にある何かを跳ね飛ばしたりするし、スピードの分、一手打つ手が遅いと手遅れになる。主人公・岩崎和佳(奈緒)が率いる『さんし船団丸』は、立ち上げの時期を過ぎて、いよいよそんな時期に来ているんだなと7話を見ながら思った。食い詰めたシングルマザーの和佳が一人息子を連れてやってきたのは、かつては水産業でにぎわった山口県のとある漁港、汐ヶ崎。今は漁獲量も減り魚の値段も上がらず、浜は不景気に寂れていく一方だ。そんな浜の未来を憂う中年の漁師・片岡洋(堤真一)は、和佳に浜を立て直せる事業を考えてほしいと依頼する。水産どころか魚の種類の知識もおぼつかない和佳が考えついたのは、従来の流通ルートを省き、消費者に新鮮な魚を直接届けるという至極単純なビジネスモデルだった。しかし、漁協を通さずに魚を売るというそのシンプルなアイデアは、水産業という保守的な業界に大きな波風を立てることになる。最初は地元漁協の圧力、次は同業漁師たちの嫉妬からくる村八分と、トラブルを何度も跳ね返してきたさんし船団丸だったが、今度は『地元の有力者の元議員』に目をつけられてしまう。その元議員・辰海を演じるのは泉谷しげる。昭和生まれ世代にとっては反骨のアイコンのような存在だが、今回は見事に老獪な保守政治家役にハマっている。長年政治家でいたということは、人心の陣取り合戦の機微に通じていることである。その狡猾さで辰海は船団丸の内部に人を送り込み、トラブルが起きるように仕向ける。折しも頼りの永沢(鈴木伸之)が退職し、売り上げも右肩上がりで人手不足のさんし船団丸は、就職を希望してきた三人の若者を迎え入れた。しかし、若い世代と長年漁師として浜で生きていた漁師たちの価値観の差はなかなか埋まらない。片岡が現場で板挟みになって苦慮するうちに、漁の最中に本来ありえない事故が起き、漁船はあわや転覆の危機に直面する。漁師の魂ともいうべき網の破損と引き換えに転覆を免れるが、それでも新入りを庇う片岡に愛想を尽かした漁師達は、片岡と新入りの小森だけを残して去ってしまうのだった。これまでは浜の中で何が起きているのかを丁寧に描いてきたが、終盤にさしかかる今回、この国の水産の苦しい現状と、その中で和佳たちのお魚ボックス事業がどんな立ち位置にあるのかが、徐々に広く目線を広げつつ分かりやすく描かれている。そもそもこのドラマは、実話を元に作られている。実在モデルの坪内知佳さんの半生記を読めば、ある程度ドラマとして作られた部分はあるものの、ほぼ物語の骨組みはそのままである(いや、ドラマも恐れ入るくらい次から次にいろんなことが起こります。のけぞる面白さなのでこちらもおすすめします)。つくづく実話もドラマも、最初は水産の素人で組織がかりでない、一人の女性が淡々と始めたからこそ偉大なる『蟻の一穴』たり得たのだろうと思う。最初の一歩が未来への希望と社会的使命に後押しされて『回り始めた』時に、成長痛のように軋みが生じる。そんな中、物語の当初はとかく事なかれ主義で逃げ腰だった片岡が、新入りの育成を含めて現場で懸命にリーダーであろうとする姿に胸が熱くなった。浜でさんし船団丸が村八分にされて悩む時に、和佳は社長として苦しさを隠して「だから何とかするって!」と言い切ろうとする。片岡もまた、同じように船の転覆の危機に矢継ぎ早に指示を出しながら「何とかするけえ」と絶叫する。苦難の時に人はその地金が出る。良いバディなんだな、と思う。疑念と怒りで分解してしまった、さんし船団丸はこの先どうなってしまうのか。このドラマ、ストーリーとしては中々に苦難のパートが長いし、しかも生々しい。しかしご都合主義的に勧善懲悪ですっきり解決しないのは、これが実話をモデルにした物語だからではないかと思っている。そこで現実に苦闘しながら前に進んだ人たちを思えば、物語の面白さとのバランスを取りつつも、簡単に甘い解決にたどり着かないことは、敬意だろうと思うのだ。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年11月18日“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーを奈緒が演じる「ファーストペンギン!」の7話が11月16日オンエア。鈴木伸之演じる永沢の再登場に「毎回永沢くんタイムがあるのかな」「まさか、出戻ってくるんじゃ…」などの反応が上がっている。多くの敵が潜む海に最初に飛び込む勇気ある1羽のペンギンである“ファーストペンギン”。本作はファーストペンギンのように縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーの実話を森下佳子がオリジナル脚本でドラマ化している。“ファーストペンギン”として漁協の妨害に遭いながらも「お魚ボックス」をヒットさせた岩崎和佳を奈緒さんが演じ、「さんし船団丸」の漁師たちのリーダー格である片岡洋に堤真一。「さんし船団丸」で漁師をしている山中篤に梶原善。「さんし船団丸」漁師の磯田高志に吹越満。片岡の義理の息子で和佳に様々なアドバイスをする琴平祐介に渡辺大知。彼女が妊娠して漁師を辞めた永沢一希に鈴木伸之。和佳のママ友で「さんし船団丸」を助ける山藤そよに志田未来。農林水産省の溝口静に松本若菜。汐ヶ崎漁港で仲買人をしている重森梨花にファーストサマーウイカ。汐ヶ崎漁業協同組合の組合長・杉浦久光に梅沢富美男といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話ではテレビ出演のおかげで「お魚ボックス」の売り上げは絶好調。人手が不足してきたため和佳は人員募集をする。漁協では地元の有力者・辰海一郎太(泉谷しげる)が「さんし船団丸」を潰す新たな作戦を実行しようとしていた。しばらくしてさんし船団丸には3名の新人が加入。どうやらその中の1人が辰海の差し金で紛れ込んだ人間らしい。一方、和佳は静から水産業界を救う「ジャンヌダルクになってもらえませんか」と言われ、漁業の6次化推進活動に協力して欲しいという依頼を受ける。和佳が片岡に相談すると「受けたらいいんじゃないか」と回答、和佳は注文も人も増えた「さんし船団丸」の現状を心配するが、片岡は自分がなんとかすると答え電話を切る。しかしジャンヌダルクが誰か知らない片岡は永沢に電話し…というストーリーが展開。電話を受けた永沢は“はじめてのパパの育児講座”を受けている最中で、重りつきジャケットで妊婦体験をしながらジャンヌダルクについて説明する…。そんな永沢の姿に「永沢くん、また出てくるとは思わんかった…まさか、出戻ってくるんじゃ…」「永沢くん退場じゃなかった!育児講習行ってるのさすが」「パパ研修受けてる永沢くん可愛い」「こんなふうに、毎回永沢くんタイムがあるのかな」などの声が上がる。また今回のエピソードでは片岡の“成長”ぶりに触れた視聴者のコメントも多数。篤ら古参の漁師たちと新人との対立をおさめようとするなど、さんし船団丸の今後を考えて行動、発言する姿に「片岡さん回を増すごとに成長してる」「片岡さんの成長っぷりもこのドラマの見どころ」「片岡さんが一番成長してるんだなあ おじさんが一番成長するドラマ」といった反応も寄せられている。【第8話あらすじ】転覆事故をきっかけに漁師たちが去って行き、片岡と小森賢太郎(北川尚弥)ら数人だけがさんし船団丸に残る。和佳は皆を呼び戻しに行こうと提案するが片岡は断固拒否。片岡は和佳が講演を行う水産フェアの会場で新たに経験のある漁師を募集すればいい、と言い出し、和佳は、全国から漁師たちが集う水産フェアの会場に、片岡も一緒に連れて行くことに…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月17日和佳(奈緒)の見事な手引きにより、漁協やほかの漁師たちからの嫌がらせを止めさせることに成功した『ファーストペンギン!』第6話。テレビ出演をきっかけに『お魚ボックス』の売り上げも伸び、人員の募集をするほどの好調ぶりを見せていました。第7話では、人手不足を解消するべく、さんし船団丸に3名の新人が加入するも、それをきっかけに、船団の空気がどんどん険悪になってしまう事態に…。『ファーストペンギン!』第7話あらすじテレビ出演のおかげで、『お魚ボックス』の売り上げは絶好調!人手が不足してきたため、岩崎和佳は人員募集をすることに。その頃漁協では、組合長・杉浦久光(梅沢富美男)のもとへ、地元の有力者・辰海一郎太(泉谷しげる)がやって来て、「さんしを潰すには『針』を仕込めば良いのだ」と不敵な笑みを浮かべ…!?しばらくして、さんし船団丸には3名の新人が加入。どうやらその中の1人が、辰海の差し金で紛れ込んだ『針』らしいのだが、何も知らない漁師たちは、浜に若者が来てくれたことを喜び、歓迎ムードに。多忙な和佳に代わって、片岡洋(堤真一)が自ら教育係に名乗り出るも、世間知らずで空気を読まない大卒の新人・小森賢太郎(北川尚弥)の振る舞いに、皆のストレスはたまっていくばかり。船団の空気がどんどん険悪になる中、命にかかわる大きな事件が…!?第6話では、途中、直販事業のメリットを認める姿勢も見せていた、組合長の杉浦。結局、ほかの漁協の手前、再び『お魚ボックス』反対派にまわった杉浦ではあるものの、和佳の改革は徐々に成果をみせています。そんな中で起きる『大きな事件』とは一体…。第7話は、2022年11月16日放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年11月15日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。自分ひとりで生きていくなら、多少収入が不安定でも生活環境が万全でなくても、好きな仕事でいいと思う。大人2人の人生でも、互いに好きな場所で好きな仕事を選びながら、寄り添って生きていける。でも大人が子供を育てていこうというとき、子供にとって良い条件を模索するのは自然なことだ。病気がちな息子のために自然の多い環境を求めること、あるいは、より便利な都会で安定した仕事につくこと。どの道を選ぶとしても、自分の中で繰り返し真剣に天秤に乗せてみるしかない。収入も、暮らしやすさも、生きがいも。食い詰めたシングルマザーが、とある漁村にやってきて、浜の衰退を憂う一人の漁師・片岡洋(堤真一)から、事業の展開を考えてほしいと頼まれる。漁業はおろか魚にすら詳しくなかった主人公・岩崎和佳(奈緒)は、その先入観のなさが幸いして、さんし船団丸の漁師達を引き連れて、混獲魚の直販という新たな事業に乗り出す。しかし漁協を通さないその事業は、漁協や他の漁師達の強い反発を呼び、事業展開は未だにトラブル含み。その上、当初から陰日向に和佳の助けになってくれた若手漁師の永沢(鈴木伸之)が、子供が出来たので漁師を辞めたいと言い出して和佳たちを動揺させる。折り返しの6話、和佳は永沢を引き留めるため、永沢の恋人であるアイナ(足立梨花)を納得させるべくテレビ出演を通じてさんし船団丸の将来性をアピールしようとする。しかしテレビに出るということが、さんし船団丸に不満を持つ他の漁師達を刺激してしまい、これまでも頻発していた嫌がらせはピークに達してしまう。漁師や社員の家族にまで嫌がらせが続き、和佳と片岡はテレビ出演を逆手に取り、嫌がらせの告発を決意する。今回、都会から地方にやってきて、一つ二つ新規事業を軌道に乗せたとしても、そこにある保守的な強い弾力に跳ね返される主人公の苦闘が生々しかった。これまで和佳や片岡に立ちはだかってきた漁協の組合長は、徐々に直販事業のメリットを認めて乗り気になってきたものの、他の漁協の手前、方針を変えられない。そこに住む一人一人は善良な常識人なのだとしても、それが組織や集団やテリトリーの単位になった時に、大きなうねりが起きて変革を押しつぶそうとする。そこで従来暮らしている人たちがいて、彼らには彼らの暮らしが続く以上、そう安易に外から来て問題解決なんかしないし、めでたしめでたしにはならないと淡々と言われているようだ。そんな船団丸の苦境に対し、和佳は表向きテレビで嫌がらせを告発するとアピールしつつ、最終的には矛を収めて漁協や他の漁師達との衝突を避ける。威嚇は功を奏して、ひどい嫌がらせはだんだんと収まり、船団丸には平穏が戻ってくるものの、テレビ出演を見ても永沢の恋人の気持ちは変わらず、永沢は船団丸からの退職を決意する。永沢が最後に漁師の仕事と船団丸への愛着を和佳に語りかける言葉は、誠実だけれども過去形で語られていて、その真摯さの分だけ余計に切なさが募った。地方の一次産業の場には、都会では得がたい素晴らしさが沢山あるけれども、その長所の表裏で、若い世代が家庭を営むにあたって選びづらい理由も同じくらいある。和佳にとって最初の理解者である永沢の退場とともに、そんなほろ苦さが残る回だった。しかし、和佳が永沢との縁をそれっきりに捉えずに、いつか家族で戻ってきてほしいと訴えかける言葉に光明がある。「わたしは、ずっとここにいるからね。いつ帰ってきてもいいんだからね」都会から食い詰めてふらりとやってきた一人の女が、そこを出て行く誰かへのはなむけとして私はここに根付くと宣言する。力強い言葉だった。それにしても、社外の敵に対してはファイティングポーズを取って「殴られっぱなしじゃないぞ」と示し、内部で漁師達の不満を逸らし、実際には外に対して拳を振るわず(振るえばあらゆることが破綻する)綱渡りをしながら組織を鼓舞していく。どんなに苦しくても「何とかするから」と部下を守り、ぶれない理想を語る。組織の長であるということは、本当に孤独であるなと思う。そんなふうに苦闘しながら成長するリーダーシップの物語としても、骨太な本作である。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年11月14日奈緒主演「ファーストペンギン!」の第6話が11月9日オンエア。和佳が「さんし船団丸」の面々に語った言葉に、SNSでは「こういうまっすぐなセリフ、久しぶりに聴いた」「ブレないのが、すごいし、かっこいい!!」など賛辞の声が相次いでいる。“ファーストペンギン”とは多くの敵が潜む海に最初に飛び込む勇気ある1羽のペンギンのこと。本作はファーストペンギンのように縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーの奮闘の実話を基に、森下佳子がオリジナル脚本を手がけた作品。魚を直販する「お魚ボックス」を展開するシングルマザーの岩崎和佳を奈緒さんが演じ、琴平の義理の父だったことが明かされた片岡洋に堤真一。前回のラストで突如「さんし船団丸」を辞めると言い出した永沢一希に鈴木伸之。「さんし船団丸」で漁師をしている山中篤に梶原善。同じく「さんし船団丸」の漁師・磯田高志に吹越満。東京で医師をしているが汐ヶ崎で病院を開業したいと考えている琴平祐介に渡辺大知。「さんし船団丸」の事務を手伝うことになった山藤そよに志田未来。農林水産省の溝口静に松本若菜。汐ヶ崎漁港で仲買人をしている重森梨花にファーストサマーウイカ。汐ヶ崎漁業協同組合の組合長・杉浦久光に梅沢富美男といった面々も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。永沢から突然「子どもができたから会社を辞める」と告げられた和佳は、遠距離恋愛中の永沢の彼女・白峰アイナ(足立梨花)に会いに行くが、アイナは「ずっと一希に漁師をやめてほしかった」と、和佳の話に耳を貸さない。そんななか頭を悩ませる和佳のもとにテレビ局のディレクターから「『お魚ボックス』の将来性を見込んで取材をさせてほしい」と連絡が。テレビで「将来有望なビジネス」だと取り上げられれば、アイナの気持ちも変わるのではないかと考え、和佳は片岡たちに事情を説明。永沢に残ってもらうためならと皆で盛り上がっていたのだが、その話が他の船団の漁師に漏れ杉浦の耳に入ったことで、和佳や「さんし船団丸」の面々だけでなく、その家族までが激しい“村八分”に遭う。磯田の妻に家族に命の危険が及んだことで片岡の怒りは頂点に達し、テレビで村八分の実態を告発しようということになるが、放送されたのは告発の代わりに、和佳が地元からも好意的に受け入れられているとコメントする映像だった…。自分たちの夢は漁協を追い込むことではなく、汐ヶ崎を昔みたいに活気ある浜に戻すことだと話す和佳に「敵は作らない方がいいからね。商売の基本」「恩を売ってもう嫌がらせできないようにさせたね」「あんな、陰湿な嫌がらせを受けてたのに、漁協を潰すためじゃなく、浜を活性化させるためってブレないのが、すごいし、かっこいい!!」といった反応多数。さんし船団丸の面々に「だって私たちは間違ってないから。だからよそ見せず前だけを見て、まっすぐ歩いて行こう」と語りかける和佳に「こういうまっすぐなセリフ、久しぶりに聴いた気がするよ」「戦争にせず、敵を作らず、『私たち間違ってないから』素敵な人間性だ」などの感想もSNSに投稿されている。【第7話あらすじ】テレビ効果で「お魚ボックス」は絶好調。人手が不足してきたため和佳は人員募集をする。その頃漁協には地元の有力者・辰海一郎太がやって来て「さんしを潰すには『針』を仕込めば良いのだ」と不敵な笑みを浮かべる。しばらくしてさんし船団丸に3名の新人が加入するが、その中の1人が辰海の差し金で紛れ込んだ「針」らしいのだが、何も知らない漁師たちは、浜に若者が来てくれたことを喜ぶ…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月10日「俺、子供が出来たらしいんで」漁師の一希(鈴木伸之)の爆弾発言で終わった、テレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)第5話。一希は、主人公・和佳(奈緒)の『相手候補』の筆頭と思われていたからこそ、恋人の存在をにおわせる発言に衝撃を受けた視聴者は多いことでしょう。第6話では、子供ができたことを理由に漁師をやめようとしている一希を引き留めるべく、和佳は一希と遠距離恋愛中の彼女・白峰アイナ(足立梨花)に会いにいくことに。さらに、和佳の悩みはつきず、テレビ局のディレクターから、『お魚ボックス』の取材の連絡が入るも、それがきっかけで、ほかの船団の漁師たちの不平不満が爆発してしまうのでした。『ファーストペンギン!』第6話あらすじ永沢一希から突然、「子どもができたから会社を辞める」と告げられた岩崎和佳は、遠距離恋愛中の永沢の彼女・白峰アイナ(足立梨花)に会いに行き、事情を探ろうとする。しかしアイナは、「ずっと一希に漁師をやめてほしかった」と和佳の説得もことごとく笑顔でかわし…。頭を悩ませる和佳のもとに、テレビ局のディレクターから、「『お魚ボックス』の将来性を見込んで取材をさせてほしい」と連絡が入る。テレビで「将来有望なビジネス」だと取り上げられれば、アイナの気持ちも変わるのではないかと思い立った和佳は、片岡洋(堤真一)たちに事情を説明。永沢に残ってもらうためなら、と皆で盛り上がっていたのだが…。さんし船団丸の面々がテレビに出るという噂が浜全体に広がると、漁協だけでなく、妬みを募らせた浜尻公平(高杉亘)ら他の船団の漁師たちの不平不満が爆発。「さんしは出ていけ」と喧嘩をふっかけられ、大乱闘に発展!嫌がらせも日増しにエスカレートし、『村八分』状態にまで追い込まれる中、和佳は片岡の一言をきっかけに、ある『逆襲の一手』を思い付き…!?『ファーストペンギン!』第6話は、2022年11月9日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年11月08日