ホテルメトロポリタンから、「Suicaのペンギン 大人のクッキー」が登場。2022年11月4日(金)10:00より数量限定で予約販売を行い、受け取りはホテルメトロポリタン 1Fケーキ&ベーカリーショップ店頭ほかにて行う。「Suicaのペンギン」が大人のクッキーにホテルメトロポリタンから、「Suicaのペンギン」がカタチになった、3種類のクッキー詰め合わせが登場。ホテルメイドならではの、贅沢な大人の味わいを楽しむことができる。「Suicaのペンギン」をかたどったクッキーはひとつひとつ手作業で作られたもの。コクのある北海道産&高千穂発酵バターを使うことで、風味豊かでリッチな味わいに仕上げている。お酒とも楽しめる3種類の大人の味わい用意される味は、濃厚なチーズの香りにブラックペッパーのアクセントが効いた「チーズ&ブラックペッパー」、ペーストしたドライいちじくを練り込んだ生地にカシスの酸味が楽しめる「カシス&いちじく」、フランス産の天日塩を使用し、ビターなチョコレートを使用することで、ワインやブランデーにも合う味わいに仕上げた「ショコラサレ」の3種類。自宅でのくつろぎ時間のお供にはもちろん、友人への贈り物としてもおすすめだ。【詳細】Suicaのペンギン 大人のクッキー予約開始日:2022年11月4日(金)10:00~予約場所:JR東日本ECサイト受け取り方法:ホテルメトロポリタン 1F ケーキ&ベーカリーショップ店頭、配送住所:東京都豊島区西池袋1-6-1受け取り日時:2022年11月23日(水)11:00~20:00※配送では2022年11月16日(水)/11月23日(水)/11月30日(水)料金:2,900円内容量・サイズ :約150g(缶91mm×179mm×49mm)種類:・チーズ&ブラックペッパー 4枚・カシス&いちじく 4枚・ショコラサレ 4枚【問い合わせ先】TEL:03-3980-1111(代表)
2022年11月05日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。世の中の価値観が変わっていくとき、ほとんどその変化はグラデーションだ。どこに境目があったかは、その時は分からない。数年越しに振り返って、ああ、変わっていったんだなと思う。グラデーションは時間の流れにもあるし、世代間にもあるし、中央から周辺への地理的な条件もある。『ファーストペンギン!』(日本テレビ系水曜22時)は、一人のシングルマザーがとある漁村にやってきて、漁師達と変革をおこしていく物語だ。それは裏返せば、保守的な土地柄の人々が、時に拒否したり考え込んだりしながら、どのように新しい価値観を受け止めて、変化か現状維持かを判断する様を描いていく物語だ。食い詰めたシングルマザーの岩崎和佳(奈緒)が一人息子をつれてやってきた、山口県のとある漁村・汐ヶ崎。彼女は漁獲量が減り、漁師の収入も減り、寂れていく浜で何か新事業を興せないかと漁師の片岡洋(堤真一)から頼まれ、国の六次産業化プロジェクトの認可を得て鮮魚の直販『お魚ボックス事業』をスタートする。既得権益である漁協の妨害や、通販の作業に不慣れな漁師たちとのトラブルも乗り越えて、銀行からの融資で経営資金も潤沢に得た。しかし、ようやく直販事業が軌道に乗ったところで、思いもよらない人間関係のもつれが明らかになる。今まで、時折和佳にビジネスや漁師達との関係に助言をする琴平祐介(渡辺大知)という謎めいた青年が描かれていたが、今回、その琴平が片岡の息子だと明らかになる。息子は、死別した妻の連れ子で、職業は医者。和佳の息子を診察した縁で親交があることも判明する。祐介は過去に進学にあたって、片岡と互いを思いやるあまりに喧嘩別れしており、東京で片岡たちを案じて和佳に汐ヶ崎行きを勧めたり、間接的に直販事業の相談に乗っていたのだった。それ自体は今までの片岡の回想や琴平の事情ありげな描き方で予想はできたのだが、予想外はここからである。和佳との親密さを見て、結婚を勧めた片岡や漁師たちに、祐介は自分が同性愛者であることを明かす。その上で、この浜に戻って開業医になりたい、自分が性的マイノリティであることを触れ回ることはないけど、「隠すこともない」と言う祐介に、片岡は狼狽えてそれは迷惑だと言ってしまう。「そねえな…お前…東京なら、あれかもしれんけど、そねえな訳分からんもん、ここん持ち込まれても困るんちゃ」息子の生き方を理解したいと頭の半分では思いながらも、東京のような都会ならともかく、この地元ではそれは困ると、おろおろと言う片岡の言葉が生々しい。魚の流通にしても、現状を変えねば未来が暗い、でも今起きるデメリットを受け入れたくない。同様に、マイノリティへの理解にしても、理念の上ではわかっていても自分の身近な存在になると、理念より現実の不安が先に来る。この物語は、総論賛成・各論反対になってしまう人々の綺麗ごとと矛盾を、人情味ある物語の優しさの中で容赦なく斬ってくるのである。再び断絶しかけた片岡と祐介を繋いだのは、祐介のマイノリティとしての痛み多き人生を、父親として理解してあげてほしいと願う和佳の言葉だった。保守的な価値観で生きてきた男には、それが通じる言葉で、実感できる情愛で語りかけていく。年齢、性別、立場を超えて、パートナーとして成熟しつつある和佳と片岡の、この時の会話が印象深かった。この関係性の成熟もスイッチが切り替わるようなものではなく、幾つかの衝突と解決を経たグラデーションだったのだと思う。今週、もう一つの予想外は、ここまで和佳を支えてきた漁師の永沢(鈴木伸之)だった。その優しさと和佳への献身ぶりから、当然『相手候補』最有力に見えていたが、今週のラストでまさかの「船団丸を退職したい。子供が出来たようなので」と、他に恋人がいると伺わせる爆弾発言。やはり森下佳子の脚本は、「定型の展開に見せかけて曲者だ」と痛感する展開だった。これまでにこのドラマは、衰退する地方とシングルマザー(和佳)、生きづらさを抱えた若者(たくみ)、社会的マイノリティ(祐介)といった社会的な弱者の距離を丁寧に描いてきた。そして次は『選ぶ』若者が、よりよい未来の為にどこに住み、どんな仕事を選んで生きるのかを描くのではないかと思う。優しい人情派ドラマに見えて、やはり一筋縄ではない。後半もまだまだ船は揺れそうだ。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら[文・構成/grape編集部]
2022年11月04日「魚のことを知らない女性が、新しい風となって漁業の世界の古い慣習を変えてしまう。すごく爽快ですし、まわりを巻き込んでいくパワーには、私自身、憧れを抱きます」そう話すのは、放送中のドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系・水曜22時~)で若きシングルマザー・岩崎和佳を演じる奈緒(27)。本作は、縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだシングルマザーと、彼女とともに改革の荒波にこぎ出した漁師たちの奇跡の実話を基に描き出されるサクセスストーリーだ。ドラマの撮影現場にお邪魔すると、奈緒はなにやら一悶着ありそうなシーンの撮影中だが、カットの声がかかるとはじける笑顔を見せた。「堤さんたちお三方が、温かく見守ってくださるので安心」という言葉どおり、堤真一ら漁師三人組とのチームワークはますます強まっているようだ。息の合った掛け合いでNGはいっさいなし。撮影の合間、ふざけ合う奈緒と漁師役の吹越満。いつも明るく、ムードメーカーの梶原善のジョークがさえわたり、笑いが絶えない。そんな奈緒は、日テレドラマ初主演にも気負いはないという。「今回は最初からみなさんに頼ろうと思いながら現場に入りました。自分ができることは、とにかく元気でいることしかない!って(笑)」
2022年11月04日奈緒主演の「ファーストペンギン!」。その5話が11月2日オンエア。鈴木伸之演じる永沢の唐突な“辞意”とその理由に「衝撃発言が意外すぎ」などの声がタイムラインを飛び交っている。シャチなど多くの敵が潜む海に、最初に飛び込む勇気ある1羽のペンギン“ファーストペンギン”…本作はファーストペンギンのように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと漁師たちの実話をモデルにしたオリジナルストーリーとなる。「さんし船団丸」の社長となり魚の直販ビジネス「お魚ボックス」を展開する岩崎和佳を奈緒さんが演じ、和佳に「浜を立て直してほしい」と頼み込んだ片岡洋に堤真一。片岡の漁船団「さんし船団丸」で働いている若手漁師・永沢一希に鈴木伸之。片岡を兄貴分として慕う「さんし船団丸」漁師の山中篤に梶原善。片岡の頼れる右腕でもある「さんし船団丸」漁師・磯田高志に吹越満。和佳のママ友・山藤そよに志田未来。仲買人の重森梨花にファーストサマーウイカ。和佳を応援する農林水産省の6次産業化プロジェクト担当・溝口静に松本若菜。和佳が先生と呼びビジネス面のアドバイスを与える琴平祐介に渡辺大知。「お魚ボックス」を様々な方法で妨害する汐ヶ崎漁業協同組合組合長・杉浦久光に梅沢富美男ちいったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。好調となってきた「お魚ボックス」の将来性を見込んで、銀行が融資をしてくれることになる。設備も整い、漁師たちの報酬もアップし、事務員としてそよが加わったことで漁師たちのモチベーションも上がる。そんななか琴平が「大事な話がある」と言って東京からはるばる和佳に会いにくる。和佳が琴平と話していると、たまたま近くにいた杉浦が琴平に「祐介!」と声をかける。実は琴平は片岡の亡くなった妻の連れ子で、急死した母方の支援を受け医学部に進学、医者になっていた。そして和佳の息子・進を診たことで2人は知り合いとなって、それ以来彼女に助言を与えるようになっていたのだ…。SNS上には「やっぱ息子やったか、先生!薄々そんな気がしてた」「琴平先生が片岡さんの息子だったのは以外な展開」などの反応が投稿されタイムラインがざわめくなか、杉浦からの電話で琴平が和佳とつながっていることを知った片岡は、2人が不倫関係で自分に復讐して浜を乗っ取ろうとしていると勝手に思い込み、怒り狂う…。そんな片岡に「片岡さんって本当に人の話を聞かなさすぎる」「また片岡さんの悪い癖でちゃったよ」「今週も堤さんの想像力が豊かすぎるw」「まーた片岡さんの一方的な妄言が始まった」などの声が続出。一方、ラストでは永沢が「さんし船団丸」を辞めると言い出す展開に。理由を聞かれ「子どもができた」と話す永沢に「永沢くん衝撃発言が意外すぎて」「まさかの「子供が出来た」発言にビックリ」「永沢くんの子供ができた…の相手はどなた?」「辞めてどうするのよ。何があったと言うんだよー」など、視聴者にも驚きと動揺の声が広がっている。【第6話あらすじ】永沢から突然「子どもができたから会社を辞める」と告げられた和佳は、遠距離恋愛中の永沢の彼女・白峰アイナに会いに行き事情を探ろうとする。しかしアイナは「ずっと一希に漁師をやめてほしかった」と和佳の説得を笑顔でかわす。そんななかテレビ局のディレクターから「『お魚ボックス』の将来性を見込んで取材をさせてほしい」と連絡が入る…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月03日第4話で、ようやく足並みがそろった『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の主人公・和佳(奈緒)と、さんし船団丸の漁師たち。魚の直販『お魚ボックス』の売り上げも好調で、将来性を見込んだ銀行が融資をしてくれることにもなり、これまでの和佳の苦労も報われたように思えました。とはいえ、一難去ってまた一難。第5話では、片岡(堤真一)が『お魚ボックス』の事業から抜ける危機が訪れそうです…。さらに、和佳が「先生」と呼ぶ相談相手、琴平祐介(渡辺大知)の正体も明らかに。『ファーストペンギン!』第5話あらすじ和佳が発案した、「お魚ボックス」の売上は好調。その将来性を見込んで、銀行が融資をしてくれることになった。設備も整い、漁師たちの報酬もアップ。さらに事務員として山藤そよ(志田未来)が加わったことで漁師たちのモチベーションは急上昇!活気に満ちた日々が訪れたのだが…。ある日、和佳が「先生」と呼ぶ相談相手・琴平祐介(渡辺大知)が、「大事な話がある」と言って東京からはるばる和佳に会いにきた。そんな二人の姿を、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)が偶然目撃。杉浦は何かを思いついた様子で、不敵な笑みを浮かべ…!?一方、和佳が「先生」と会っていると知った片岡洋は、どんな男なのかとモヤモヤ…。そんな中、杉浦から片岡に連絡が入り、謎に包まれた「先生」の正体が明らかに!杉浦の話を聞いた片岡は、「わしゃもうボックスなんかやらんけぇの!」と事務所を飛び出してしまい…!?『ファーストペンギン!』第4話は、2022年11月2日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年11月01日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。起業した知人から聞いた、ずっと忘れられない言葉がある。「雇った社員が結婚したんだよ。聞いたとき、怖くて足が震えた。自分では、『会社、この先何年やってけるか分からない』って思ってて、もう泥沼みたいな経営で。それなのに『家庭を持つ』っていうんだもの。でも、その時は顔に出さず笑って『おめでとう』ってご祝儀出して。ますます自分は死ぬ気で会社やらなきゃって」同じように数年後、社員が家を買うと言ってきた時にも、本気かと腰を抜かしそうになったらしい。もちろん顔に出さず、励ましたと言っていた。生々しい話で、起業して会社をやっていくって本当に大変なことだと思った。片岡(堤真一)ら漁師たちから贈られた営業スーツを見つめて、65万円の自腹を決めた和佳(奈緒)の姿に、友人のそんな言葉を思い出していた。食い詰めたシングルマザー・和佳がやってきた、山口県のとある漁村・汐ヶ崎。漁獲が落ち、魚の消費量も落ち、寂れゆく故郷を憂う漁師の片岡から、和佳は「浜の建て直しが出来るような事業を考えてほしい」と頼まれる。経営の経験なし、魚の知識もなし。あるのは根性とフットワーク、そして息子たちが生きる未来によりよい社会を残したいという願いのみ。そんなヒロインが奮闘する『ファーストペンギン!』(日本テレビ系水曜22時)。和佳は漁協を通さずに鮮魚を直販で届ける『お魚ボックス事業』を始めるものの、既得権益を手放さない漁協の横槍や、漁師達からの反発で事業は一向に軌道に乗らない。いざ直販事業が始まると漁師達の魚の梱包は乱雑で、クレームとその対応で和佳と漁師達はまたしても空中分解寸前になってしまう。獲った魚がどんな料理になるのかを見せれば、漁師達のモチベーションが上がるかもしれないと、和佳は全員の旅費65万円を自腹で借金して、船団丸の面々を高級フレンチに連れて行く。今回、4話ではその『フレンチ出張』と同時進行で、船団丸の漁師・山中篤(梶原善)と、その息子たくみ(上村侑)のすれ違う親子関係が描かれる。昭和生まれの漁師らしく何ごとも深く考えない篤と、一度は就職したものの、東京暮らしが合わずに地元に帰ってきて根腐れしたような生活を送る息子のたくみ。物語は10年前の話だが、おそらく日本全国、今もどこにでもある親子のありようだと思う。若い世代はSNS等を通して、地元に戻ってからも選べたはずなのに選べなかった、あるいは選ばなかった人生を横目で見つづける。親の世代はそんな若い世代の焦燥を腫れ物のように持て余す。今回とりわけ、たくみに東京で何があったのかと問う、若手漁師の永沢(鈴木伸之)との会話が印象深かった。問いかける永沢に、特に何があったわけじゃないが、東京での生活ひとつひとつに疲れたのだとたくみは自嘲気味に応える。学歴や教養や社会常識、地元の暮らしで存分に得られなかったものが、都会での彼を疲弊させたのだと思う。さりとて帰ってきても、さびれゆく土地の、さびれるだけの理由がもう見えてしまっていて、やるせなさは行き場がない。地方で生きていく若者の焦燥や、それでも捨てられぬ愛着がよく描かれたエピソードだと思う。高級フランス料理店での魚料理を通じて、たくみは鮮魚ボックスへの和佳の情熱(彼女はそれを『ロマン』という言葉で表現する)と漁師たちの魚への誇りに触れ、浜での生き方に小さな希望を見出す。大きな転機があるわけではないが、ひとつひとつそこで生きる理由を見つけて、いつか誇りになっていく。それは土地の良いところも悪いところも見つめながら、地方都市で生まれて暮らしていく多くの人々へ、真心のこもった静かなエールに思えた。ここぞという時には強烈なリーダーシップを発揮する一方、時に説明の言葉が足りない和佳と、キレやすい荒くれ漁師たちをつないでいるのは、まだ若い漁師の永沢一希である。大きな体を縮めるように和佳の話を聞き、一晩中子供に寄り添って、時には親子喧嘩の仲裁に入って殴られる。しかも殴られても激することもない。そんな心優しい漁師に、劇団EXILEの鈴木伸之がぴたっとはまっている。鈴木伸之は、昨年の『恋です!~ヤンキーくんと白杖ガール』(日本テレビ系)でも、いかつい外見に反し、繊細で思いやりのある青年を好演していた。あの大柄な体からにじみ出るような優しさには不思議な説得力があり、これから物語の中でどんな役割を果たすのか、楽しみである。立ち上げの時期を経て、事業が順調に走り出すとき、仕入れや人件費、経費がかさみ始める。しかしもどかしいかな、それが収益に変わるのは大抵その少し後なのである。和佳と漁師たちにも、避けて通れないシビアな資金繰りの問題が降りかかろうとしている。倒れた自転車と何気なく渡したチラシは、この先どこに繋がってくるだろうか。幾つもの点を浮かべ、物語は中盤に入ろうとしている。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年10月28日奈緒主演、“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーの実話を基にした「ファーストペンギン!」の4話が10月26日オンエア。SNSでは奈緒演じる和佳が口にした「ロマン」というワードに「グッときたなぁ」「胸が熱くなっちゃう」などの反応が送られている。“ファーストペンギン”とは多くの敵が潜む海に最初に飛び込む勇気ある1羽のペンギンのこと。ファーストペンギンのように縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーの奮闘の実話を、「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」などで知られる森下佳子のオリジナル脚本でドラマ化した本作。キャストは前回のラストで片岡らに社長になって欲しいと頼まれた岩崎和佳に奈緒さんが演じるほか、和佳に浜を立て直すようと頼み込んだ片岡洋に堤真一。都会から移住して片岡の漁船団「さんし船団丸」で漁師をしている永沢一希に鈴木伸之。「さんし船団丸」の漁師・山中篤に梶原善。同じく「さんし船団丸」漁師の磯田高志に吹越満。和佳に様々なアドバイスをする東京在住の琴平祐介に渡辺大知。和佳を助けるママ友の山藤そよに志田未来。和佳を応援する農林水産省の溝口静に松本若菜。汐ヶ崎漁港の仲買人・重森梨花にファーストサマーウイカ。汐ヶ崎漁業協同組合の組合長で、和佳のじゃまをする杉浦久光に梅沢富美男といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「お魚ボックス」に配送先の飲食店から「魚が痛んでいる」「注文が間違っている」などのクレームが続出。和佳が代品を送る羽目になり大赤字状態で、漁師たちへの追加報酬もほとんど支払えず皆の士気は下がっていく。そんな状況を見かね片岡が和佳に無断でクレーム対応を開始。クレームを入れてきた店側に「悪いのは魚ではなく料理人の腕」と言い返していることを知った和佳は激怒、2人は大喧嘩に。頭を抱える和佳に東京のフレンチレストランのシェフ・流山(速水もこみち)から連絡が。和佳は65万もの交通費をかけ、流山のレストランに片岡たちを連れていくというのが今回のストーリー。個人経営の飲食店に直接ではなくチェーンやスーパーに魚を降ろせばいいという片岡に、和佳はそんな売り方はしたくないと反論。一尾単位で売るのは「私のロマンだから」と話す。終盤でも「今の私にはみんなに渡せるものは何もなくて、ロマンしかない」と語る和佳に視聴者からは「「今はロマンしか渡せない」グッときたなぁ」「ビジョンと覚悟を見せる。これぞ社長のあるべき姿」「私にはロマンしかない。いい台詞」「「浪漫」なんて言われたら胸が熱くなっちゃうよね」などの声が上がる。また「さんし船団丸」や汐ヶ崎に不満を抱いていたが、考えを変えた篤の息子・たくみにも「たくみも漁師の仕事に誇りとやりがいを持てる様になって、新しい事提案したりお父さんと仲直りも出来て良かった」「一番やる気のなかったたくみが変わる所に心動かされた…」といった感想が寄せられている。【第5話あらすじ】「お魚ボックス」の将来性を見込んで銀行が融資をしてくれることになり、漁師たちの報酬もアップ。事務員としてそよも加わったことで漁師たちのモチベーションは急上昇する。そんなある日、琴平が「大事な話がある」と東京からはるばる和佳に会いにくる。そのことを知った片岡は、どんな男なのかとモヤモヤ…。そして謎に包まれた「先生」の正体が明らかに…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月27日ようやく岩崎和佳(奈緒)を中心にまとまり始め、これからの巻き返しに期待がかかる、テレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)第4話。しかし、そう簡単にはいきません。第3話で、母親としての在り方を問われ、漁師たちとの仕事を諦めかけた、和佳。それでも、和佳の熱心な営業を知り、引き止めにきた漁師たちや、何より息子の進(石塚陸翔)の存在もあり、再び『お魚ボックス』事業を軌道に乗せるべく、和佳とさんし船団丸の漁師たちは、動き始めたのでした。『お魚ボックス』の注文も増え始め、順調かと思われた矢先、配送先の飲食店からは、「魚が痛んでいる」「注文が間違っている」などクレームが続出する事態に。注文が増えても大赤字で、漁師たちへの追加報酬もほとんど支払えない状況を見かねた片岡洋(堤真一)が、和佳に無断でクレーム対応を開始するも、それがまたトラブルを生み出すのでした。『ファーストペンギン!』第4話あらすじ注文も順調に増え始め、順調そうに見えた、「お魚ボックス」事業。しかし、配送先の飲食店からは、「魚が痛んでいる」「注文が間違っている」などクレームが続出!苦情が来るたびに和佳が代品を送る羽目になり、注文が増えても大赤字!漁師たちへの追加報酬もほとんど支払えず、皆の士気は下がっていくばかり……。そんな状況を見かねた片岡洋は、和佳に無断でクレーム対応を開始。片岡が「悪いのは魚ではなく料理人の腕」とお客さんに言い返していることを知った和佳は激怒。片岡も苛立ちを募らせ、2人は大喧嘩に……!頭を抱える和佳のもとに、東京のフレンチレストランのシェフ・流山(速水もこみち)から連絡が入る。流山と話をするうち、和佳は、漁師たちのやる気をアップさせるための“ある秘策”を思い付き……!?『ファーストペンギン!』第4話は、2022年10月26日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年10月25日ホテルメトロポリタンは、Suicaのペンギンをモチーフにしたカード型ハンドモイスチャーミスト&巾着セットを、ホテルメトロポリタン 1階 チェックインカウンターなどで販売。Suicaのペンギンを描いたハンドモイスチャー&巾着セット今回登場するのは、持ち運びに便利なカード型ハンドモイスチャーと、小物入れにも使用できる巾着のセット。可愛らしいSuicaのペンギンが描かれた、アイキャッチなデザインがポイントだ。ハンドモイスチャーは、上品で爽やかな「ホワイトティー」、石鹸のような清潔感のある「サボン」、柑橘系のフレッシュな「グレープフルーツ」、優しい甘さの「アプリコット」、甘さと爽やかさのバランスが良い「ベルガモット」の5つの香りを用意。セットはもちろん、単品でも購入可能だ。また、巾着は、カラーとプリントが異なる2つのデザインを用意する。【詳細】カード型ハンドモイスチャーミスト&巾着セット発売日:2022年10月14日(金)販売店舗:ホテルメトロポリタン 1階 チェックインカウンター・ケーキ&ベーカリーショップ、JR E MALL(オンライン)住所:東京都豊島区西池袋1-6-1価格:・ハンドモイスチャーミスト 1個 770円、4個セット 2,750円・ハンドモイスチャーミスト 1個&コットン巾着1枚セット 1,050円・ハンドモイスチャーミスト 4個&コットン巾着(2種)2枚セット 3,310円【問い合わせ先】TEL:03-3980-7693(営業企画)
2022年10月22日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。漁協からの度重なる陰湿な嫌がらせにも、根も葉もない悪い噂話にも、心折れないヒロイン。だが、その心がポキッと折れたのは、仕事への評価ではなくて、「母親としてあんたどうなんだ」という仲間からの反則の一撃だった。「それを言っちゃあ、おしまいだろ」と思ったら案の定、ヒロインの和佳は漁師たちとの仕事をあきらめて去ってしまう。それはやはり仕事仲間としては、決して刺してはいけないところなのだ。「これはつらいな」と思わずため息が出る。でも確かにその時が物語の底、深い水底でつま先が触れた瞬間だった。あとは蹴って上がるのだ。とある寂れゆく漁村、汐ヶ崎にふらりと現れたシングルマザーが、ひとりの漁師と出会って浜の再建になるような事業を興してほしいと頼まれる。華奢で、経営の経験もなく、おまけにアジとサバの区別もつかない彼女。しかし、類い希な根性と行動力の持ち主だった。そんなヒロイン岩崎和佳(奈緒)と、さんし船団丸の漁師達の奮闘を描く『ファーストペンギン!』(日本テレビ系水曜22時)。その行動力で、和佳はこれまでタブーとされてきた、漁協を通さない魚の直販を始めるべく国の六次産業化プロジェクトの認可を得て、漁協からの嫌がらせをものともせず直販事業に突き進む。漁協とのしがらみや増える仕事に渋る漁師達を激励し、叱りつけ、何とか事業をスタートさせたものの、和佳のアイデアを潰したい漁協の組合長・杉浦(梅沢富美男)の陰湿な妨害工作はまだ続いていた。嘘の証言を録音したり、フェイク画像まで作って和佳の悪評を広めようとする組合長の憎らしい悪役ぶりも、相変わらず見事にブレがない。ヒロインにふりかかる試練がエグいほど、後半ジャンプアップして面白くなるのが脚本家・森下佳子のドラマで、それは演技だと分かっていても一瞬「本当に嫌いになりそう」と思わせるような敵役あっての効果である。そのラインすれすれの憎々しさを、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』ではキムラ緑子が担ったが、今回は梅沢富美男が怪演している。さんし船団丸の口座から多額の預金を引き出して、目一杯おしゃれをして東京に出て行く和佳の行動を、漁師達は「会社の金を横領して遊び歩いているのでは」と怪しむが、それは東京の飲食店に魚を買ってもらうための必死の営業だった。何度も無理に食べ吐きしながら営業に回った和佳は倒れて病院に運ばれ、息子の進(石塚陸翔)を船団丸に預けたまま一晩帰れなくなってしまう。ここで漁師たちと和佳の間の不信感はピークに達する。漁師の片岡(堤真一)は和佳の母親としてのありようが酷すぎるのではないか、息子の進の物分かりがあまりにも良いのは、放置の結果の歪みではないのか、と和佳にとっては身に覚えのある『痛い一撃』を食らわせてしまうのである。興味深いのは、物分かりが良すぎる子供への忸怩(じくじ)たる思いが、どうやら片岡自身の過去に繋がっているような部分である。自分にその痛みの後悔があるから、和佳に対してもある意味的確にその武器を使ってしまったのではないか。片岡には病で死に別れた妻がおり、その妻には連れ子がいたということが物語の初回、漁師たちの話で明かされている。そして和佳には琴平(渡辺大知)という経営コンサルタントらしき青年が時折連絡をしてお魚ボックス事業に的確なアドバイスをしている。琴平は、和佳と進の親子に対して何らかの好意はあるようだが、その真意は見えない。その琴平が、今回のラストで汐ヶ崎の漁師たちについて直接見知っているふうなことを言いかけてやめた。そして、まだ和佳に対して何か隠している意図があるらしい。幾つもの点と点が浮かび上がっているが、それがどんな線を描くのかはわからない。中盤に向けての大きな楽しみの一つになりそうだ。こうして一度はさんし船団丸との縁を切ろうと決めた和佳だったが、和佳の献身的な営業の実情を知った漁師の面々が引き止めにやってくる。それでも振り切ろうとした和佳を引きとめたのは、いつも良い子すぎるくらい良い子である息子の進が初めて見せた怒りだった。漁師たちの訴えかけを無視して自転車をこぐ和佳に、進は初めて「ママのばか!」と怒り、驚いて自転車を止めた和佳は追いついてきた漁師たちと和解する。一度切れかけた糸が、繋がってまた撚りあう瞬間だった。しかし遡って考えると、普段は優しい幼い子を怒りに突き動かしたのは『楽しい漁師のおじちゃんたち』への思いやりだろう。それは一晩寄り添った永沢(鈴木伸之)の優しさや、ペンギンの鳴き声を真似て寂しさを紛らわせてくれた片岡の思いやり、そして母親の悪口を子供の目の前で言わなかった高志(吹越満)の気遣いといった、海の男たちの不器用な優しさが絡まりあって醸成されたものだ。つくづく人の縁は、単線ではなくて絡まりあってめぐるものだと思う。同じく森下佳子が脚本を担当した大河ドラマ『おんな城主直虎』(NHK)に、子を生まなかったことを揶揄された主人公が「あいにく子を持ったことはないもので。どの子も等しく我が子のように見えましてな」と返す名台詞がある。このセリフの味わい深さも、そして今作で繰り返される、長いものに巻かれないでも生きられる社会をという描写も、極上のエンタテインメントの中で「私たちは次の世代にどんな社会を残したいですか?」と問われているかのようだ。和佳と漁師たちの奮闘を見守りながら、その答えの一端だけでも見つけられるといいなと思っている。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年10月21日奈緒主演「ファーストペンギン!」の3話が10月19日オンエア。渡辺大知演じる琴平に「もしかして片岡さんの息子だったり」など“片岡息子説”が急浮上。「父の漁港の復興の為に送りこんだ?」など、和佳を移住させた理由を推測する声も上がっている。シャチなど多くの敵が潜む海に、最初に飛び込む勇気あるペンギンを“ファーストペンギン”と呼ぶ…本作は勇気ある1羽目であるファーストペンギンのように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと漁師たちの実話をモデルにしたオリジナルストーリーが展開していく。考案した魚を直販する「お魚ボックス」が漁師たちの理解を得られず孤立するが、なんとか漁協の許しを取り付けた岩崎和佳を奈緒さんが演じるほか、和佳に「浜を立て直してほしい」と頼み込み「お魚ボックス」を始める片岡洋に堤真一。片岡の漁船団「さんし船団丸」で働く若手漁師の永沢一希に鈴木伸之。片岡のことを兄貴分として慕う漁師・山中篤に梶原善。片岡の頼れる右腕でもある漁師の磯田高志に吹越満。和佳に助言を与える東京在住の琴平祐介に渡辺さん。和佳のママ友・山藤そよに志田未来。農林漁業の6次産業化プロジェクトを担当する農林水産省の溝口静に松本若菜。前回こっそり和佳を手を貸した仲買人の重森梨花にファーストサマーウイカ。組合長・杉浦の腰巾着のような安野茂に遠山俊也。汐ヶ崎漁業協同組合の組合長・杉浦久光に梅沢富美男といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「お魚ボックス」の注文を増やすため和佳は東京の飲食店に営業をしに行くことに。東京との往復を繰り返す多忙な日々を送っていたが、漁港では杉浦が和佳は詐欺師であるといううわさを吹聴していた。そんななか和佳の息子・進が誕生日を迎える。片岡たちと一緒に船団の事務所で帰りを待つ進だが、和佳は約束の時間を過ぎても帰って来ず、片岡が何度電話をかけても繋がらない。翌朝になっても連絡がつかない和佳のことを、漁師たちは「男と一緒なのでは?」と疑い始める。さらに片岡が和佳に預けていた船団の口座から、大金が引き出されていたことが発覚…というのが今回のおはなし。和佳は食べては吐くのを繰り返し急性腎障害で倒れていた…。東京の寿司屋の店主から電話で怒られて真実を知った片岡たちは、和佳に自分たちの社長になってくれないかと願い出る…というラストだった。3話を見た視聴者からは琴平に対し「ファーストペンギン、琴平先生ってもしかして片岡さんの息子だったりしない?」「琴平先生は片岡さんの息子さん?なのかな?」といった声が続出。ラストで速水もこみち演じるシェフ・流山が「あの子何も知らないんだろ、本当のこと」と、琴平に語りかけるシーンに「あの人たち…って言ってたセリフがなんか気になった」と反応する投稿や、「和佳の才能を見出して父の漁港の復興の為に送りこんだ?」など、和佳を汐ヶ崎に送り込んだ理由を推測するコメントまで、様々な声がタイムラインを流れている。【第4話あらすじ】「お魚ボックス」の注文は順調に増え始めるが、配送先の飲食店からは「魚が痛んでいる」「注文が間違っている」などクレームが続出。苦情のたびに和佳が代品を送る羽目になり注文が増えても大赤字。漁師たちへの追加報酬もほとんど支払えず皆の士気は下がっていく。見かねた片岡は和佳に無断でクレーム対応を開始。「悪いのは魚ではなく料理人の腕」とお客さんに言い返して…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月20日現在の日本社会が抱える問題を縮図したようなストーリーや、キャスティングの絶妙さが受け、第1話放送以降、着々と人気を高めているドラマ『ファーストペンギン』(日本テレビ系)。『お魚ボックス』をめぐり、漁協から敵対視される主人公の岩崎和佳(奈緒)ではあるものの、第2話では、孤軍奮闘する彼女を助ける人たちの存在も出てきました。その1人が、和佳のママ友である、山藤そよ(志田未来)。『お魚ボックス』の注文数を増やすため、東京との往復を繰り返し多忙な日々を送るシングルマザーの和佳に代わり、そよは、和佳の1人息子・進(石塚陸翔)を夜の間だけ預かってくれる頼もしい存在です。ママ友の力を借りながら、1人営業活動に励む和佳でしたが、その裏では、敵対する漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)が吹聴した、「和佳は詐欺師である」という噂が広まりつつありました。『ファーストペンギン!』第3話あらすじ「お魚ボックス」の注文を増やすため、岩崎和佳は東京の飲食店に営業をしに行くことに。息子の進(石塚陸翔)を昼は保育園、夜はママ友・山藤そよに預けて、東京との往復を繰り返す多忙な日々を送っていた。そんな中、進は誕生日を迎える。この日も和佳は東京に出かけており、進は片岡洋(堤真一)たちと一緒に、船団の事務所で帰りを待つことに。しかし、和佳は約束の時間を過ぎても帰って来ず、片岡が何度電話をかけても繋がらない。翌朝になっても連絡がつかない和佳のことを、漁師たちは「男と一緒なのでは?」と疑い始めるが、片岡だけは、「子供の誕生日に母親がそんなこと…」と和佳を信じようとする。しかし、そこに磯田高志(吹越満)が会社の出納記録を持って飛び込んでくる!片岡が和佳に預けていた船団の口座から、大金が引き出されていたことが発覚し……!?『ファーストペンギン』第3話は、2022年10月19日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年10月18日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。森下佳子脚本ドラマの序盤はつらい。何作品か見て分かっているけれども、『ファーストペンギン!』(日本テレビ系水曜22時)の2話、ヒロインをとことん追い詰める容赦なさにまたしても唸った。ヒロインが苦難を乗り越え、問題を解決して仲間を得て目的に進んでいく。そのストーリー自体エンターテインメントとして王道だが、森下脚本でのヒロインの苦難は他のそれよりも更に一段闇が深いと思う。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』の時には、主人公・め以子が嫁いだ先の小姑の和枝が繰り出す『いけず』は、嫁いじめと言うには悪意が底知れなくて恐ろしかった。大河ドラマ『おんな城主直虎』の時も、ヒロインが領主になった当初はどこを向いても敵だらけで、頼りになるはずの幼なじみも敵方に離反しているように振る舞い、痛々しいことこの上なかった。2021年のテレビドラマ『天国と地獄〜サイコな2人』(TBS系)は男女の入れ替わりが物語の主軸だが、ヒロインは入れ替わった相手、つまり自分の姿をした相手から、意図的に食物アレルギー反応を仕組まれて死にかけてしまう。そして、今作「ファーストペンギン!」である。物語のスタートは、現在の10年前。ヒロインの岩崎和佳(奈緒)はシングルマザーとしてとある漁港に引っ越してくる。そして、ひょんなきっかけから、漁師の片岡洋(堤真一)と出会い、漁獲量が落ちてさびれていく浜を元気づけられるような事業を考えてほしいと頼まれる。折しも国が六次産業化プロジェクトを募集し始めた矢先で、水揚げされた魚を通販で直接販売する『お魚ボックス』の企画を見事に通すものの、彼女の前に立ちはだかったのは従来の販路を外そうとする企画を快く思わない漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)だった。一度は和佳の企画に賛成した片岡も、杉浦の圧力に負けて翻意してしまい、かくして和佳はハシゴを外され漁港の中で孤立してしまうのだった。とにかく、これでもかと和佳にふりかかる試練がえぐい。最初に依頼してきた片岡にハシゴを外されただけでも随分な話だが、その後どんなに漁師を鼓舞しようとしても無視され、自腹でお試し用の『お魚ボックス』を作って売ろうと奮闘しても魚を買えないように裏で仕組まれ、あまつさえ頼みの綱の六次産業化プロジェクトの認定さえも組合長の策略で取り消されそうになってしまう。しかもその理由が和佳がハニートラップで統括担当を脅迫したというひどい嘘なのだった。くじけない和佳のバイタリティもすさまじいが、実はその苦難の一つ一つに、そっと寄り添う人達がいる。とりわけ、周囲に対して大きな声をあげるわけではないけれど、土砂降りの中で傘をそっと差しだしてくれるような女性たちの助力が印象的だ。内緒で魚を売ってくれる女仲買人、解雇しても部屋からすぐに追い出さずに待ってくれる女将、逃げ回る役人に会えるように仕組んでくれるホステス、突然のトラブルの時にごく自然に子供を預かってくれるママ友、そして認定取り消しの動きにシグナルを出してくれる農水省の女性官僚。これは、確かにファーストペンギン・和佳の話だけれども、同時に、もしファーストペンギンたりうる特別な輝きの誰かに、(私自身含め)平凡に生きている人生で出会ったならば、どのように振る舞うかという話でもあると思う。すぐに大手を振ってついていくほどの勇気はなくても、転びかけたところに手を差し出し、気持ちがくじけた時にはそっと背中をさすってあげるような、今、出来ることで支えればいいということではないか。対して、このままでは寂れていく地域社会を維持できないと危機感を持ちながらも、既存のしがらみに絡めとられて動けない、漁師の片岡や中年男性たちの煮え切らなさは実にじれったい。その動きの鈍さ、現状ではまずいと思いながらも、暮らしを維持していかねばならない彼らの焦り。それらの矛盾は、今現実の社会を覆う閉塞感そのもののように見えるし、脚本は彼らのがんじがらめのしんどさを、今はじっと静かに見据えて描いている。2話を終えて、今のところは一難去って更に大きな一難といった具合で辛い展開が続くが、最初に書いたように、序盤の辛さは森下作品の大きな特徴である。中盤から終盤にかけて『その時』がくれば、まるで一気に咲きはじめる花のようにあらゆる登場人物が、そして序盤では到底好きになれそうになかった敵役までもが魅力的に変貌し、主人公が乗り越えてきた苦難一つ一つに意味があったのだと実感する。ドラマを見続ける楽しさが、そこには詰まっている。十年後の息子が語りかける優しいナレーションは、そこにたどり着くための地図なのだろう。まだリクライニングシートを倒してリラックスとはいかないけれど、物語は希望に向けて旅立った。揺れながらも力強く目的地を目指している。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら[文・構成/grape編集部]
2022年10月14日漁業を題材にしたドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)に出演している、俳優の梅沢富美男さん。同作品で梅沢さんは、既得権益を大切にしようとするあまり、権力を振りかざして変革を嫌う漁協の組合長役を演じています。2022年10月13日に放送された第2話でも、梅沢さんは和佳を敵対視する演技を披露しました。その姿は、演技とは思えないほどのリアリティがあったのでしょう。自身の役について、『憎まれ役』と説明している梅沢さん。放送後、梅沢さんのSNSのもとには、「お前は自分の利益しか考えないのか!」「女の子をいじめるな!」といった、組合長を批判するメッセージが届いていたといいます。昨日ファーストペンギン第2話放送後、杉浦さんめちゃくちゃ嫌われてましたねー。なかにはダイレクトメッセージで「お前は自分の利益しか考えないのか!」「女の子をいじめるな!」とのお叱りも。役者梅沢富美男への賛辞ととらえておきましょう!来週はもっと嫌なやつです。お楽しみに!tomioumezawaーより引用 この投稿をInstagramで見る 梅沢 富美男[公式](@tomioumezawa)がシェアした投稿 そうした声に対し、「役者梅沢への賛辞ととらえておきましょう!」とコメントした梅沢さん。寄せられた言葉に怒ることなく、「それほど演技がよかった」とポジティブにとられていますね!梅沢さんの言葉や演技に対し、多くの人が称賛しました。・役者として本領発揮していく姿を楽しみにしています!・素晴らしい演技でした!メッセージは気にせずに頑張ってください!・そんなポジティブにとらえらえる、考え方が素敵です!梅沢さんの魅力や、演技力の高さが改めて分かった、今回の出来事。今後、ドラマの中で組合長がどのような行動を取るのかが楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年10月14日奈緒が“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーを演じる実話を描く「ファーストペンギン!」の2話が10月12日オンエア。農林水産省の溝口を演じる松本若菜に「ポーカーフェイスな松本若菜」「まじめな役の松本若菜もいい」などの声が続々と寄せられている。多くの敵が潜む海に最初に飛び込む勇気ある1羽のペンギンのように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの実話を「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」などで知られる森下佳子がオリジナル脚本を手がけ描いていくもの。自分に手のひらを返した片岡に怒りを露わにし、杉浦に反旗を翻した岩崎和佳を奈緒さんが演じるほか、和佳に浜を立て直すようと頼み込んだものの、杉浦の圧力に怯える片岡洋に堤真一。都会から移住し、片岡が社長を務める漁船団「さんし船団丸」で漁師をしている永沢一希に鈴木伸之。片岡を慕う漁船団「さんし船団丸」の漁師・山中篤に梶原善。片岡の右腕的な存在でもある「さんし船団丸」漁師の磯田高志に吹越満。和佳から先生と呼ばれる東京在住の琴平祐介に渡辺大知。和佳のママ友の山藤そよに志田未来。密かに和佳を応援する農林水産省の溝口静に松本若菜。汐ヶ崎漁港で仲買人をする重森梨花にファーストサマーウイカ。杉浦の腰巾着である安野茂に遠山俊也。汐ヶ崎漁業協同組合の組合長・杉浦久光に梅沢富美男といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。孤立する和佳。杉浦の圧力は和佳の勤めるホテルにまでおよび、和佳は仲居の仕事を辞めざるを得ない状況に。従業員寮も出て行かなければならなくなる。杉浦たちは「お魚ボックス」を潰すため、統括さん(伊沢弘)を脅し「和佳から脅迫され判をつかされた」と言わせ、認定取り消しに向けて動く。認定取り消しの動きを聞いた和佳は溝口に“ある提案”をする。そして永沢を使って、農林水産大臣が国会答弁で和佳の事業を「バックアップしていきたい」と答弁する様子を杉浦らに見せる…というのが今回のストーリー。農林水産省の溝口を演じる松本さんに「松本若菜さんめっちゃクールな役」「松本若菜さん声までいい」「ポーカーフェイスな松本若菜さんもよい」「まじめな役の松本若菜もいいなぁ」などの声が殺到。また溝口をはじめ、こっそり魚を分けてくれる重森、和佳のため息子の進(石塚陸翔)を預かったり、新たな家探しを手伝ったりする山藤ら女性陣の活躍にも「女性陣がみんな味方なのが救われる」「女性はみんな応援してくれててホッとする」「このドラマ本当に出てくる女性たちが強くて優しいよね」といった反応が寄せられている。【第3話あらすじ】「お魚ボックス」の注文を増やすため和佳は東京の飲食店に営業をしに行くが、漁港では杉浦が吹聴した、和佳は詐欺師であるという噂が広まっていた。そんななか、片岡が和佳に預けていた船団の口座から、大金が引き出されていたことが発覚する…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビにて放送中。(笠緒)
2022年10月13日俳優の奈緒さんが主演を務める、テレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の第2話が、2022年10月12日に放送されます。漁師たちが獲った魚を、市場を通さず、直接料理店などに販売するシステムを考案し、後に国から『漁業6次産業化』として認定された『鮮魚ボックス事業』の生みの親、坪内知佳さんをモデルにした同ドラマ。当時、漁協を敵に回すも当然だったシステムは多くの困難に阻まれ、実現までの道のりは決して容易なものではありませんでした。『ファーストペンギン!』第1話でも、『お魚ボックス』をめぐり、主人公・岩崎和佳(奈緒)と漁協の組合長である杉浦(梅沢富美男)の対立が早くも描かれ、第2話で、和佳は仲居の仕事を辞めざるを得ない状況にまでおいこまれてしまいます。それだけではなく、和佳に追い打ちをかけるように、農林水産省の溝口静(松本若菜)から、「『おさかなボックス』事業の認定取り消しに向けた動きがある」と電話が。溝口いわく、申請書類に判をついた統括支店長、通称『統括さん』(伊沢弘)が、「和佳から脅迫され判をつかされた」と漁協に訴え出たのだといいます。『ファーストペンギン!』第2話あらすじ威勢よく啖呵を切ったものの、漁協だけでなく、漁師たちまで敵に回してしまい、孤立する岩崎和佳(奈緒)。それでもめげずに次の作戦を考え、漁師の片岡洋(堤真一)たちに、「お魚ボックス」の注文が取れたから魚を分けてほしいとお願いするのだが、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)と約束したからと、魚を1匹も譲ってくれない。さらに杉浦の圧力は、和佳が勤めるホテルにまでおよび、和佳は仲居の仕事を辞めざるを得ない状況に。従業員寮も出て行かなければならなくなってしまう!そのうえ、農林水産省の溝口静(松本若菜)から、『おさかなボックス』事業の認定取り消しに向けた動きがあるとも告げられ、立て続けに襲いかかる苦難に心折れそうになる和佳だったが、東京にいる琴平祐介(渡辺大知)に背中を押され、"ある秘策”を思い付く!溝口に相談を持ちかけ、「『女』を使えないか?」という和佳だったが……果たしてその思いもよらぬ大胆な秘策とは!?[文・構成/grape編集部]
2022年10月12日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年10月スタートのテレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。誰の人生にも「ここで飛び込めばいいんだろうな」と水面をのぞき込む瞬間がある。でも、ここで飛ばなきゃ死ぬというような特殊な状況(病気の治療や理不尽な暴力から逃げる時など)で無いかぎり、大概の人は飛び込む前にそのまま振り返って静かに元の暮らしに戻っていく。大人になればなっただけ、何かを得ようとしたら何かを失う覚悟が必要だと分かる。失うものも見えすぎる。それでも一握りの人間は水面に飛び込むのだけれど、彼らを飛び込ませる最後の『一押し』は何だろう。お金、名誉、それとも正義。結局、魚のいる海どころか管理されたプールにすら飛び込めない人生を送りそうな私は、『ファーストペンギン!』(日本テレビ系水曜22時)を見ながらそんなことを考える。まるで火花が散るようなヒロイン・和佳(のどか)の啖呵(たんか)を、のけぞりながら聞いている。物語の始まりは現在からおよそ10年前。子連れのシングルマザー岩崎和佳(奈緒)が、とある中国地方の漁村にやってくる。住み込みでホテルの仲居をしながら、副業として事務系の雑用を請け負うつもりでいたところに、和佳は宴席での思い切りのよさと機転を見込まれて、漁船団『さんし船団丸』の社長である片岡洋(堤真一)から、「寂れていく浜の建て直しに何か事業を興せないか」と相談を持ちかけられる。アジとサバの区別すらつかない自分に「なぜそんなこと」をと不審に思いながらも、浜で食べた獲れたての魚の美味しさに商機を見た和佳は、片岡や部下の漁師達とぶつかり合いながらも、農林水産省が推進する六次産業化プロジェクトの認定を得る。和佳の奮闘に浜の建て直しの光明を見て喜ぶ『さんし船団丸』の面々だったが、それは漁協という既得権益の牙城との激しい戦いの始まりでもあった。実は、このドラマは実在の人物、土地、企業をベースにしている。脚本は、温かみのある丁寧なストーリーに定評のある森下佳子。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』(2014年)、大河ドラマ『おんな城主直虎』(2017年)、『義母と娘のブルース』(2018年TBS系)など、近年手堅いヒット作が続いており、とりわけ一風変わった史実や原作ものをドラマとして組み立てる手腕は随一である。今回、ビジネスの実話をどんなふうにエンターテインメントに組み立ててくれるのか期待が膨らむ。初回を見て痛感したのは、人物の描写や設定そのものが寂れた漁村だけではない、今のこの国の縮図だということだった。ヒロインの和佳は、我が子の為に未来によりよい社会を残したい。そのために矛盾や改めていかねばならない部分が見えているし、タフで行動力もある。しかし、若さと圧倒的な男社会の漁業で女性であるということ、そしてよそ者であるというハンデが彼女を阻む。和佳に浜の建て直しを依頼する片岡は、社会を支えるミドルとして地域社会を衰退させてしまった己の来し方を顧みて罪悪感に悩みつつ、年の分だけ絡みついたしがらみが改革の最初の一歩を阻む。結局、総論賛成各論反対の矛盾を体現してしまっている。『さんし船団丸』の若手漁師・永沢(鈴木伸之)は、和佳の奮闘には肯定的なようだ。しかしそれを言葉にして積極的に支援するまでにはまだ至らない。改革者を静かに見つめる若年層のマジョリティのような存在である。そして巨大な既得権益として、漁協の組合長である杉浦(梅沢富美男)が立ちはだかる。かつて生産者たちの心強い味方だった組織が、時代の経過とともに疲弊していると多くの人々が気づいているけれども、あまりにも社会に深く絡みついて、周囲も当事者たちも修繕することも断ち切ることもできなくなっている。ヒロインのジレンマもさながら、現状に強い問題意識を持ちながらも、しがらみで身動きが取れない『さんし船団丸』社長の片岡の描き方が興味深い。初回のラスト、組合長から漁協を通さない魚の直販に脅しをかけられたヒロインに、普通ここは味方して二人で『巨悪』に立ち向かうだろうと思いきや、片岡は組合長相手に尻尾を巻いて、和佳が掛けた『魚の直販』という梯子をあっさり外してしまうのである。このままではいけないとわかっているが、何から手をつけたらいいのか、義理や恩を損なわずに現状を変えていくにはどうしたらいいのか、下からは冷淡な目で見られ上からは押さえつけられて右往左往しているこの国のミドルの現状そのもののようだ。結果、和佳が悔し涙にまみれながら、まるで手負いの獣が暴れるような激しい啖呵を片岡と組合長に浴びせかけて、戦いの火ぶたが切って落とされる。和佳には、学生の頃に校則をめぐり正論を通そうとして、いざ教師と対峙するときには生徒は誰も味方をしてくれずに持論を撤回してしまった苦い過去があった。その傷は思い出に押し込められたように見えて、ずっと彼女の中で治らずに膿んでいた。その長く疼く痛みの人生を、そして長いものに巻かれたほうがいいような社会を、息子の世代に残していいものかという怒りと切迫が彼女を水に飛び込ませたのだと思う。勇気は、愛する誰かに誇れる自分でいたいという願いからやってくる。かくして最初のペンギンは水に飛び込んだ。後に誰か続くのか、ペンギンたちは天敵に食われずに突き進むのか。何せ森下脚本である。この先も上下左右に大揺れして一筋縄ではいかないだろう。ときめきと笑いと阿鼻叫喚の数か月が待っている。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年10月07日日本テレビ系新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」が10月5日スタート。主人公を演じる奈緒の“長セリフ”シーンに「キレ演技すごかった!」「仕事のくだらん悩みがどっかいった」など絶賛の声がSNSに投稿されている。ファーストペンギンとはシャチなど多くの敵が潜む海に、最初に飛び込む勇気あるペンギンのこと。本作は勇気ある1羽目であるファーストペンギンのように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの実話をモデルに、「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」などで知られる森下佳子がオリジナル脚本を手がけた作品。キャストは幼い一人息子を抱え、見ず知らずの土地である港町・汐ヶ崎に移り住んだシングルマザーの岩崎和佳に奈緒さん。和佳に「浜を立て直してほしい」と頼み込む、漁船団「さんし船団丸」を率いる社長の片岡洋に堤真一。数年前、都会から移住し船団員に加わった漁船団「さんし船団丸」の若手漁師・永沢一希に鈴木伸之。片岡のことを兄貴分として慕っている、漁船団「さんし船団丸」の漁師・山中篤に梶原善。片岡にとって頼れる右腕でもある「さんし船団丸」漁師の磯田高志に吹越満。和佳から先生と呼ばれている東京在住の琴平祐介に渡辺大知。国が推進する農林漁業の6次産業化プロジェクトを担当する、農林水産省の溝口静に松本若菜。汐ヶ崎漁港の魚市場に出入りしている仲買人の重森梨花にファーストサマーウイカ。組合長である杉浦の腰巾着のような存在の安野茂に遠山俊也。汐ヶ崎漁業協同組合の組合長で、片岡ら漁師たちにとっては頭の上がらない存在の杉浦久光に梅沢富美男といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。和佳は5才の一人息子・進(石塚陸翔)を連れ、寂れた港町・汐ヶ崎に移り住む。地元のホテルで仲居として働くなかで片岡と出会った和佳は彼に名刺を渡す。その名刺を見た片岡は和佳に連絡。漁師たちの高齢化が進み、漁獲量も減るばかりの港の窮状を憂う片岡は、和佳に浜を立て直して欲しいと依頼。和佳は魚を直売する“お魚ボックス”を提案するが、漁協を通さないで漁師が魚を直接売ることはできなかった…というのが1話のストーリー。漁協の統括を説得、市、県、そして農林水産省までたどり着き、直売の許可をもらうことに成功する和佳だが、そこに杉浦が乗り込んできて片岡に脅しとも言える発言をする。すると片岡は手のひらを返す…。はしごを外された形になった和佳は涙を流し激昂、片岡だけでなく杉浦にも“反撃”する…。この際の奈緒さんの長セリフに「奈緒ちゃんの演技が最高!噛みそうなセリフをブチギレながら言うのほんとすごい」「奈緒さんのキレ演技すごかった!長セリフや迫力はもちろん、顔の筋肉がめちゃくちゃ動いててすごい!」などの声が殺到。主人公が巻き込まれた漁業を巡る業界の構造にも「この漁協というか漁村、現代日本社会の縮図ってことなんだな……」「昔からそうなってるを疑いなく続けててはイノベーションは起こせんのじゃよ」「漁協や農協だけじゃない。どこの世界にもあるある案件」などの反応が上がっている。【第2話あらすじ】片岡は杉浦に詫びを入れに行ってしまい、和佳は漁協だけでなく漁師たちまで敵に回し孤立してしまうが、それでも諦めきれず新たな作戦を考え決行することに。和佳は片岡たちに“お魚ボックス”の注文が取れたから魚を分けてほしいとお願いするが、片岡は杉浦と約束したからと魚を譲らない。そこで和佳は仲買人から魚を仕入れようとするが、既にそこにも杉浦の息がかかっていた…。「ファーストペンギン!」は毎週水曜22時~日本テレビにて放送中。(笠緒)
2022年10月06日10月5日(水)本日から放送がスタートした、奈緒主演の新ドラマ「ファーストペンギン!」において、ナレーションを『万引き家族』に出演した城桧吏が務めていることが明らかになった。本作は、縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの実話をモデルに描く、森下佳子がオリジナル脚本で紡ぐリアルサクセスストーリー。先ほど放送が終了した第1話では、スタート時から印象的なフレーズで城さんのナレーションが物語に彩りを加えた。演じるのは、奈緒さん扮する主人公・和佳の息子・進の“10年後の声”となっており、現代を生きる進が、10年前の母たちの奮闘記を回顧する形で、毎話ストーリーが展開していく。第1話では、和佳の苦労を近くで見守ってきた進の視点から、母の本心を代弁し、“ファーストペンギン”の由来についても説明した城さん。ナレーションを担当するのは、今作が初となるが「難しく感じる事も多々ありますが、物語を支える大事な役割の1つだと思いますので気が引き締まる思いで参加させて頂いています」と話し、「みなさんへ届くように精一杯頑張ります!最後までたくさんの方に見届けて頂きたいです」とコメントしている。「ファーストペンギン!」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年10月05日2022年10月5日、俳優の奈緒さんが主演を務める、新テレビドラマ『ファーストペンギン』(日本テレビ系)の第1話が放送されます。縁もゆかりもない、漁業の世界に飛び込んだシングルマザーと漁師たちの『奇跡の実話』をモデルにした『ファーストペンギン』。地元のホテルで仲居として働いていた主人公・岩崎和佳(奈緒)が、『浜の立て直し』を頼み込まれ、しがらみだらけの業界で革命を起こしていく様を描いています。『ファーストペンギン』第1話あらすじ人生崖っぷちのシングルマザー・岩崎和佳(奈緒)は、5才の一人息子・進(石塚陸翔)を連れて、寂れた港町・汐ヶ崎に移り住んできたばかり。地元のホテルで仲居として働いていたある日、漁師の片岡洋(堤真一)から「浜の立て直し」を頼み込まれる。片岡は、漁師たちの高齢化が進み、漁獲量も減りゆくばかりの港の窮状を憂い、かつての賑わいを取り戻したいと思う一方、これといった打開策も見いだせぬまま、ひそかに危機感を募らせていたのだった。アジとサバの違いもわからず、未知なる『漁業の世界』に飛び込むことに尻込みする和佳だったが、片岡に連れて行かれた漁港で振舞われた魚の美味しさに感動。半ば押し切られる形で、片岡の依頼を引き受けることになった。早速漁業について勉強を開始した和佳は、東京にいる相談相手・琴平祐介(渡辺大知)からアドバイスを受けながら、魚の直販ビジネス『お魚ボックス』のアイデアを思いつき、片岡たちに提案。しかし、『お魚ボックス』は、既存の流通の『中間業者』にあたる漁協や仲買を飛ばすことになるらしく、彼らに喧嘩を売るも同然な案だった。片岡たちから「漁協に逆らうなんてありえない」と猛反対を受け、渋々引き下がろうとする和佳だったが、内心は納得しきれていない様子で…。漁師たち自ら、全国のお客さんたちに新鮮な魚を直接届ける『お魚ボックス』の実現に向けて、孤軍奮闘し始めた和佳。漁業はド素人の彼女が、ジリ貧状態の港に嵐を巻き起こすことはできるのでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年10月04日カファレル(Caffarel)とSuicaのペンギンのコラボレーション缶「Suicaのペンギンおうち缶」が、2022年10月1日(土)よりカファレル グランスタ東京店で限定発売される。カファレル×Suicaのペンギンの限定缶「Suicaのペンギンおうち缶」東京駅のエキナカ商業施設・グランスタの「Suicaのペンギンフェア」にあわせて登場する「Suicaのペンギンおうち缶」は、三角屋根の家の形をした缶に、Suicaカードとトランクを持って旅に出るSuicaのペンギンを描いた限定缶。全19粒のチョコレートを詰め合わせて中には、カファレルの代名詞として愛され続ける、口溶けまろやかなジャンドゥーヤのほか、大粒のヘーゼルナッツが入ったピエモンテ、きのこのホイルチョコレート、真っ赤なハート型のミルクチョコレートなど、全19粒のチョコレートを詰め合わせている。商品情報カファレル「Suicaのペンギンおうち缶」発売日:2022年10月1日(土)価格:3,240円販売店舗:カファレルグランスタ東京店(グランスタ東京 B1改札内)サイズ:縦160×横138×高さ58mm©Chiharu Sakazaki / JR東日本 / DENTSU Suica by JR東日本 SuicaはJR東日本の登録商標です。
2022年10月03日様々な「Suicaのペンギン」グッズを企画・販売してきた株式会社オレンジページ(東京都港区)が、このたびSuicaのペンギンの駅弁を初めてプロデュース!その名も「大人のお子さまランチ」(1,600円・税込)が、10月1日(土)より、数量限定(20,000個)でJR東京駅改札内「駅弁屋」ほかで発売になります。Suicaのペンギンの駅弁「大人のお子さまランチ」リユース可能な容器に、こだわりの洋食を詰めました!鉄道開業150年に合わせて描かれた「Suicaのペンギン 鉄道シリーズ」デザインの容器の中は、いろんなおかずを少しずつ楽しめる欲張りな洋食弁当。お子さまランチに欠かせない、旗もついています。ぐるりと巻かれた厚紙のパッケージは、まるで車窓のよう。旅の車中のお供として、また、持ち帰って食べればおうちにいながら旅気分が盛り上がること間違いなしです。容器にはサイドロック、パッキン、中仕切りがついているので、普段使いのお弁当箱としてリユースが可能です。SuicaはJR東日本の登録商標です。SuicaのペンギンはJR東日本の「Suica」のキャラクターです。©Chiharu Sakazaki/JR東日本/DENTSUオレンジページが<おかず>をプロデュースデミグラスソースのハンバーグや、スパゲティナポリタン、エビフライなど、お子さまランチに欠かせないおかずを押さえつつ、味付けには大人向けのひと工夫があります。旅先でもおいしいものをいただきたいから、おなかいっぱいになりすぎないほどよい量も魅力。製造元は駅弁で人気の「日本ばし大増」です。いろんなおかずを少しずつ楽しめる欲張りな洋食弁当(写真右上より時計回り)●スパゲティナポリタン&ポテトフライ●鶏のマスタード焼き&赤ウインナー●エビフライ&チーズポテトサラダ●ハンバーグとマッシュルームソテー デミグラスソース●塩トマト甘納豆:ドライトマトをみつに浸し、甘すぎないのが大人風●野菜入り玉子焼き:おしゃれなバルで出されるスペインオムレツ風●ライスコロッケ:濃厚なトマト味とバジルの香りが広がる上品な風味●トマト風味ライスSuicaのペンギンの駅弁「大人のお子さまランチ」◆発売開始:2022年10月1日(土)※20,000個限定◆販売価格:1,600円(消費税込)◆ランチボックス仕様(日本製)サイズ:169×104×58mm材質:本体・中仕切=ポリプロピレン フタ=AS樹脂 止め具=ABS樹脂パッキン=シリコンゴム耐熱温度::本体・中仕切=140℃ フタ=100℃止め具=100℃パッキン=140℃【販売店舗】東京駅「駅弁屋祭グランスタ東京」「駅弁屋踊グランスタ東京」上野駅「駅弁屋匠エキュート上野」新宿駅「駅弁屋頂」大宮駅「駅弁屋旨囲門 エキュート大宮」販売元:JR東日本クロスステーション フーズカンパニー【日本ばし大増】明治33年、日本橋にて「大増」を創業。江戸の老舗料亭の味を引き継いだ駅弁が人気で、東京近郊の駅で、東京名物や、和食&洋食の駅弁を展開。約60年前から、百貨店での弁当・惣菜の販売も始め、手間を惜しまない製法と味のよさにファンが多い。和食のイメージがあるが、「チキン弁当」など、人気の洋食駅弁も手がけている。<お問い合わせ先>〒108-0073東京都港区三田1-4-28三田国際ビル16F株式会社オレンジページ●商品に関するお問い合わせ先:モノクリエイト部TEL03-3456-6674●本リリースおよび取材のお問い合わせ先:広報担当雫石 press@orangepage.co.jp NEWSCAST用20220930Suicaのペンギンの駅弁「大人のお子さまランチ」.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月28日奈緒主演、森下佳子が手掛けるオリジナル脚本ドラマ「ファーストペンギン!」の爽快感あふれるポスタービジュアルが公開された。本作は、奈緒さん演じる人生崖っぷちのシングルマザー・岩崎和佳と、堤真一演じるベテラン漁師・片岡洋が、凸凹バディとなり、漁業の世界で大革命を起こす、ウソみたいに爽快なホントの話。完成したビジュアルは、大きなタイを片手に笑顔がはじける和佳と、彼女に勢いよく肩を組まれ驚く片岡の凸凹バディ感が目を引く。また、奈緒さんと堤さんが手にしている魚は、和佳のモデルとなった坪内知佳が率いる漁船団「萩大島船団丸」から取り寄せた新鮮な天然魚。背景のイラストでは、子どもが描いたようなタッチの海の生き物が描かれており、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるドラマの世界観が表現されている。「ファーストペンギン!」は10月5日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年09月21日奈緒が“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーを演じる新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」。このほど、奈緒さん演じる主人公・和佳を支える女性キャストに志田未来、松本若菜、ファーストサマーウイカが決定した。元来、臆病な動物であるペンギンは多くの敵が潜む海に、なかなか飛び込むことができない。しかし、勇気ある1羽が飛び込むと、仲間たちも次々と荒海へ飛び込むことができる。その「勇気ある1羽目」を「ファーストペンギン」と呼ぶ。本作は、そんな「ファーストペンギン」のように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの“奇跡の実話”を基に描くリアル・サクセスストーリー。本作で、志田未来が演じるのは、和佳(奈緒)のママ友・山藤そよ。息子同士が同じ保育園に通っていることから、和佳と仲を深めたそよ。和佳の子育てをサポートしたり、和佳の悩みや愚痴にも優しく耳を傾けてくれたりと、大きな支えに。事務処理能力はすこぶる高い。松本若菜が演じるのは、農林水産省の職員で国が推進する農林漁業の「6次産業化プロジェクト」を担当している溝口静。クールな風貌で、一見とっつきにくい印象だが、男社会の“漁業の世界”で孤軍奮闘する和佳に共感し、陰ながら後押しする。日本の水産業界の現状に、危機感を抱いている。ファーストサマーウイカが演じるのは、舞台となる汐ヶ崎漁港の魚市場に出入りしている仲買人の重森梨花。口は悪いが、漁協の組合長・杉浦(梅沢富美男)に目を付けられた和佳をこっそり手助けするなど、アネゴ肌な一面がある。“漁業ド素人”の和佳に、魚の扱い方のイロハをレクチャーする。キャスト陣より意気込みのコメント山藤 そよ役・志田 未来ガッツのあるパワフルな和佳さんを支えてあげられるような「そよそよと風のような癒し系の女性」になればいいなと思って演じています。奈緒さんに初めてお会いしたときに、力強い目と笑顔が印象的で、和佳さんの真っ直ぐ突き進んでいく姿と重なる部分を感じました。今後、そよが皆さんとどう関わっていくのか楽しみにしていただけたら嬉しいです。溝口 静役・松本 若菜私の出身地は、海に囲まれており漁港もあります。この「ファーストペンギン!」の脚本を初めて読ませていただいたときに、潮風や故郷の風景を思い出しました。しがらみや時代に悩む漁師たちと共に、懸命に食らいつきながら自分の過去とも向き合う女性・和佳を奈緒さんが演じる姿を考えると、あまりにもフィットしていて。実はちょっとしたご縁があり、上京したての頃の奈緒さんとお会いしたことがあるのですが、内側から溢れ出る意志の強さと清浄な目がとても素敵で、「いつかご一緒したいね」なんて話していたのがついに実現しました。そんな心情も相まってか(笑)、和佳を支える一人として彼女を守っていければと思っております。重森 梨花役・ファーストサマーウイカファーストペンギン、字面に親和性を感じております。私は少しヤンチャな香りのする仲買人の梨花を演じます。梨花と奈緒さん演じる和佳が物語の中でどんな関係になっていくのかが楽しみです。奈緒さんと鈴木さんとは「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」メンバーとしてご一緒させてもらっていたので、再会できて嬉しいです!特に今作は前回絡みの少なかった奈緒さんとご一緒できるシーンが多そうで、今からワクワクしています!お楽しみに!新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」は10月5日より毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年09月13日奈緒がシングルマザーの主人公を演じる新ドラマ「ファーストペンギン!」。この度、本作に鈴木伸之と渡辺大知が出演していることが分かった。本作は、漁業の世界に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの奇跡の実話をモデルに、森下佳子がオリジナル脚本で紡ぐ、爽快!リアル・サクセスストーリー。「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」への出演が話題となった鈴木伸之が演じるのは、片岡(堤真一)が立ち上げた漁船団「さんし船団丸」の一員、永沢一希。アジとサバの違いも分からない主人公・和佳(奈緒さん)が、漁師たちに翻弄される姿を見て、さりげなくフォローする“お助けマン”のような存在。連続テレビ小説「まれ」や「べしゃり暮らし」の渡辺大知が演じるのは、東京に住む和佳の相談相手・琴平祐介。和佳からは「先生」と呼ばれ、何かと頼りにされることが多い。また、どこかミステリアスな雰囲気をまとっており、“ある秘密”を抱える謎多き人物。未知なる漁業の世界に飛び込み、波乱だらけの日々を送ることとなる和佳にとって、永沢と琴平の2人が大きな支えとなる。■鈴木伸之コメント「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」に続いて、また日テレ水曜22時にご縁をもらえました。今回、僕の役は船団員ということで、また新たな挑戦になりそうです。皆さまの毎週の楽しみになるよう永沢一希を精一杯演じられたらと思います。楽しみにしていただけたら嬉しいです。「ファーストペンギン!」をよろしくお願いします!■渡辺大知コメントこんなお仕事ドラマが観たいと思っていました!波瀾万丈な展開の中に、笑いもあり、ほっこりもあり、勉強になることもあり。仕事をする喜びを感じさせてくれる物語だと思います。そしてパワー溢れるイキイキとした魅力的な登場人物たちを、奈緒さん始め尊敬する役者の方々が演じられることにワクワクしています。自分もその中で楽しみながら、自分に出来ることを噛み締めながら参加できたらと思っています。新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」は10月、毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年09月07日Photo by SANDER MUYLAERTボッテガ・ヴェネタがWINTER22キャンペーンのビジュアルを公開。新クリエイティブ・ディレクター マチュー・ブレイジーのファーストコレクションのキャンペーンとなっている。ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ ディレクター、マシュー・ブレイジーによる初のWINTET 22 キャンペーンは、写真家や撮影監督、モデルまで、 多角的な視点により生み出された魔法の産物。マチューのファンデーション コレクションは、ミラノのサン・ フェデーレの舞台裏から旅を始め、ベルギーのホルスト フェスティバルに移り、再びイタリアに戻り、 南海岸で終わります。このキャンペーンは、主にフィルムで撮影された 41 枚の写真と動画で、 静かな力というブレイジーの概念が生き生きと表現されている。ボッテガ・ ヴェネタは実用性を兼ね備えたレザーグッズを中心に取り扱ってい ます。バッグはどこに行くときも共にあるという考えに基づいています。 タイムレスなファッションさえも超越したスタイルであり、 これは静かな力の一部なのです。-マチュー・ブレイジーPhoto by SANDER MUYLAERTPhoto by LOUISE AND MARIA THORNFELDTPhoto by LOUISE AND MARIA THORNFELDTPhoto by SOLENE GUN
2022年09月02日縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの“奇跡の実話”をモデルにした新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」。潮風香る漁港にて、漁師たちを束ねるシングルマザー・岩崎和佳役を演じる奈緒が、息子役の石塚陸翔と親子揃ってクランクインした。初日の撮影は、岩崎和佳(奈緒)が物語の舞台となる漁港にやって来るシーンからスタート。大きなスーツケースを引きながら、息子の進(石塚陸翔)と共に、縁もゆかりもない漁師町に足を踏み入れた和佳。田舎の漁港にあまり似つかわしくない、“麦わら帽子にサングラス姿”という出で立ちで現れた和佳は、独特の存在感を放っており、彼女がこの先巻き起こす波乱を予感させる。一方、進が抱えているのは、「ペンペンのだいぼうけん」という絵本。その中では、ドラマのタイトルにもなっている「ファーストペンギン」にまつわるエピソードが描かれており、今後も要注目のキーアイテムとなる。撮影直前、息子・進役を演じる石塚さんと、仲睦まじい様子で会話を交わしていた奈緒さん。石塚さんのことを、劇中の進のあだ名「スッくん」と呼びながら、ニコニコと笑いかけるその姿は、まるで親子そのもの。2人のキュートなやり取りに、スタッフからも思わず笑みがこぼれ、現場は一気に和やかムードに。助監督からの「岩崎和佳役の奈緒さんです!」という紹介を受け、「よろしくお願いします!」と一礼した奈緒さん。スタッフからも大きな拍手が巻き起こり、いよいよ撮影が始動。爽やかな海をバックに、和気あいあいとした雰囲気に包まれながら、撮影は順調に進行。合間の休憩中も、息子役の石塚さんに話しかけ、夏休みの思い出や食べ物にまつわる話題で盛り上がっていた奈緒さん。「好きな食べ物はガーリックトースト」という石塚さんに「回答がオトナ…!」と、スタッフと共に大笑いする場面もあり、初日から笑いの絶えない、明るい撮影現場となった。数時間におよぶ撮影を終えた奈緒さんは、「これまでにご一緒したことのあるスタッフさん達に囲まれた中でのクランクインとなり、とても安心して演じることができました!」と、笑顔でコメント。石塚さんとの共演に「本当に可愛くて……スタートからとっても癒されました」と話し、「これから和佳は物語の中でいろんな壁にぶち当たりますが、私自身も共演者の皆さんと撮影を乗り越えていけるように元気に頑張りたい」と意気込みを語っていた。新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」は10月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年08月31日愛知県豊橋市にある、動植物公園『のんほいパーク』を訪れた藪犬小夏(@yabuinukonatsu)さん。ペンギンコーナーで少しびっくりしてしまうような光景を目にしました。動物園や水族館にいる、動物たちの気持ちが分かりそうな光景がこちら。これ見せたっけ…豊橋ののんほいパークにいたゴスペラーズみたいなペンギンそんなにニンゲンを見る? pic.twitter.com/ZPuLNgKSdp — 藪犬小夏 (@yabuinukonatsu) August 30, 2022 4羽のペンギンが、並んでジッと人間のことを見ています!「一緒に歩いている人間は夫婦かな?」「小さい人間もいるぞ」など、来園客を見ながら話をしていそう…。逆光であることも相まって、なんだか迫力のある光景ですね。この投稿には、さまざまな声が寄せられています。・人間がペンギンにめっちゃ見られてる!迫力があるな。・光の加減的に、これからペンギンによるライブが始まりそう…。・園の秘密を知ってしまったスタッフが、ペンギンに変えられてしまったのか…?・『のんほいパーク』のペンギンたち、人間が気になるみたいで、ガラス越しに追いかけて来ることもありますよ。いつ行っても楽しい!『のんほいパーク』では、ペンギンのほかに、ライオンやゾウなど、130種を超える動物が暮らしています。園内では、動物へのエサやりのほか、小動物との触れ合い体験などもできるそうです。気になった人は、『のんほいパーク』を訪れてみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年08月31日Suicaのペンギンモチーフのフードなどを提供する「ビーチ&リゾート ランチビュッフェ」が、東京・池袋のホテルメトロポリタンにて2022年8月27日(土)・28日(日)、9月10日(土)・11日(日)に開催されます。「Suicaのペンギン」バーガー&トロピカルフードが揃うランチビュッフェ「ビーチ&リゾート ランチビュッフェ」は、トロピカルな料理が勢揃いするホテルメトロポリタン初のランチビュッフェ。チキンサテ ピーナッツソースやガパオライス、バーベキューポーク焼きパイン添え、桃のカプレーゼ鴨のロースト添え スパイシーなマーガオの香りなど、南国気分を味わえるフード約25種類が勢揃いします。「Suicaのペンギン」ミニバーガーやローストビーフ注目は、1人1品提供される、愛らしい表情が魅力の「Suicaのペンギン ミニハンバーガー」。竹炭パンで仕上げた一口サイズのパンに、フレッシュ野菜やジューシーなパティ、チェダーチーズをサンドした。また、Suicaのペンギンを描いた帆立貝のムースを添えたガスパッチョソースのグラスオードブルや、シェフが目の前で切り分けてくれるサーロインのローストビーフも、一品料理として1人1品ずつ用意する。「Suicaのペンギン」フェイスのスイーツもデザートには、Suicaのペンギンのフェイスをあしらったパッションフルーツ&マンゴークリームのマカロンや、コーヒーゼリー&バナナクリームといったチャーミングなスイーツがラインナップ。さらに、アルコールにも合う大人のクッキーも登場するなど、「ビーチ&リゾート ランチビュッフェ」ならではのSuicaのペンギンスイーツを楽しめます。【詳細】ビーチ&リゾート ランチビュッフェ開催期間:2022年8月27日(土)・28日(日)、9月10日(土)・11日(日)会場:ホテルメトロポリタン 宴会場4F 桜住所:東京都豊島区西池袋1-6-1※予約は8月10日(水)12:00~インターネットのみにて受付時間:11:30~ / 14:30~(2部制各100分)料金:・大人 8,000円Suicaのペンギン オードブル、ミニハンバーガー、ローストビーフ、ワンドリンク付き・小学生 4,000円Suicaのペンギン ミニハンバーガー付き・4~6歳 1,500円大人にはオリジナルSuicaのペンギン 缶バッチ付き※価格はサービス料込。※予約取消しについては利用日7日前より50%、3日前より100%のキャンセル料あり。※4~6歳はSuicaのペンギン料理は付かない。希望の場合は小学生料金での利用となる。※仕入れの状況により、食材の産地やメニューが一部変更となる場合あり。【問い合わせ先】TEL:03-3980-7601(イベント直通)※受付時間10:00~18:00
2022年08月19日Suicaのペンギンモチーフのフードなどを提供する「ビーチ&リゾート ランチビュッフェ」が、東京・池袋のホテルメトロポリタンにて2022年8月27日(土)・28日(日)、9月10日(土)・11日(日)に開催される。「Suicaのペンギン」バーガー&トロピカルフードが揃うランチビュッフェ「ビーチ&リゾート ランチビュッフェ」は、トロピカルな料理が勢揃いするホテルメトロポリタン初のランチビュッフェ。チキンサテ ピーナッツソースやガパオライス、バーベキューポーク焼きパイン添え、桃のカプレーゼ鴨のロースト添え スパイシーなマーガオの香りなど、南国気分を味わえるフード約25種類が勢揃いする。「Suicaのペンギン」ミニバーガーやローストビーフ注目は、1人1品提供される、愛らしい表情が魅力の「Suicaのペンギン ミニハンバーガー」。竹炭パンで仕上げた一口サイズのパンに、フレッシュ野菜やジューシーなパティ、チェダーチーズをサンドした。また、Suicaのペンギンを描いた帆立貝のムースを添えたガスパッチョソースのグラスオードブルや、シェフが目の前で切り分けてくれるサーロインのローストビーフも、一品料理として1人1品ずつ用意する。「Suicaのペンギン」フェイスのスイーツもデザートには、Suicaのペンギンのフェイスをあしらったパッションフルーツ&マンゴークリームのマカロンや、コーヒーゼリー&バナナクリームといったチャーミングなスイーツがラインナップ。さらに、アルコールにも合う大人のクッキーも登場するなど、「ビーチ&リゾート ランチビュッフェ」ならではのSuicaのペンギンスイーツを楽しめる。【詳細】ビーチ&リゾート ランチビュッフェ開催期間:2022年8月27日(土)・28日(日)、9月10日(土)・11日(日)会場:ホテルメトロポリタン 宴会場4F 桜住所:東京都豊島区西池袋1-6-1※予約は8月10日(水)12:00~インターネットのみにて受付時間:11:30~ / 14:30~(2部制各100分)料金:・大人 8,000円Suicaのペンギン オードブル、ミニハンバーガー、ローストビーフ、ワンドリンク付き・小学生 4,000円Suicaのペンギン ミニハンバーガー付き・4~6歳 1,500円大人にはオリジナルSuicaのペンギン 缶バッチ付き※価格はサービス料込。※予約取消しについては利用日7日前より50%、3日前より100%のキャンセル料あり。※4~6歳はSuicaのペンギン料理は付かない。希望の場合は小学生料金での利用となる。※仕入れの状況により、食材の産地やメニューが一部変更となる場合あり。【問い合わせ先】TEL:03-3980-7601(イベント直通)※受付時間10:00~18:00
2022年08月18日