人間関係のトラブルでは、「嫉妬心」がその引き金となっていることが多々あります。特に、日々の暮らしぶりや収入、家族、容姿など。何かとお互いをくらべてしまいがちなママ友同士のつき合いでは、この「嫉妬」によるトラブルが多いようです。ママ友の嫉妬を招きやすいのはどのような話題なのか? 働くママたちのエピソードから考えてみましょう。■ママの学歴はタブー?/ Aさん(34歳)の場合 「小学生のうちの娘が、『私、ママと同じ○○高校に行くの!』と言ってくれたことがうれしくて、数人のママ友がいるところで、そのことをつい話してしまったのです。それが、失敗でした…。私の出身校は、地元ではわりと有名な進学校。だから、ママ友たちには『自慢』に聞こえたのかもしれません。それまでは、子どもの学校や習いごと、家庭学習についてなど、いろいろ情報を交換していたのに、それ以来、私がいるところではそういった話題が出なくなりました。私から話題を振っても、『Aさんのところは、ママが優秀だから安心よね~』と言われておしまい。たった一言で、関係性がガラリと変わってしまったようです」(Aさん/34歳/飲食店勤務)それまで、お互いの学歴が話題にのぼることはなく、当然、ママ友たちの学歴をAさんは知りません。自分の出身高校を自慢するつもりは一切ありませんが、ママ友たちの嫉妬を買う結果となりました。ママ友は育ってきた環境も、学歴もさまざま。中には、学歴に強いコンプレックスを抱いているママがいるかもしれません。たずねられたら隠す必要はないと思いますが、自分から学歴を口にするのは控えた方が無難かも。相手によっては、強い嫉妬を招く可能性がありそうです。■夫を褒めると嫌われる?/Bさん(29歳)の場合「何気なく、『休日に旦那が料理を作ってくれた』とママ友に話したら、それから何かにつけて『Bさんは、旦那さんが優しくていいわね』と言われるように。最初は言葉通りに素直に受け取って、『そうね、感謝しないとね』なんて返していたのですが…。あるとき、そのママ友が『Bさんは料理が苦手で、いつも旦那さんがやっているみたい』と言いふらしていたことがわかりました。幸い、ほかのママたちは『あの人はBさんに嫉妬しているだけだから、気にしなくていいよ』と言ってくれたので助かりましたが、女の嫉妬って怖いな…と感じました」(Bさん/29歳/IT関連勤務)夫の愚痴を言い合ってストレスを発散したい! と思っているママも多いでしょうから、すこし謙遜するくらいがちょうど良いのかも?「料理したのは良いけれど、キッチンが汚れて後片づけが大変!」のように、ちょっとした不満もつけ加えておけば、嫉妬を買わずに済むかもしれません。■独占欲が強すぎる…/Cさん(29歳)の場合「ママ友・Dさんが『よかったら使って』と、手作りの写真立てをプレゼントしてくれました。その後、別のママ友・Eさんがわが家へ遊びに来たときに写真立てを褒めてくれたので、Dさんからもらったことを伝えると、なぜかEさんは急に不機嫌に。それ以降、私と会うたびにEさんは何かプレゼントをくれるようになったのです。お菓子やちょっとした雑貨など、毎回のことなのでだんだん怖くなってきて…。一度キッパリ断ったら、それから連絡がつかなくなりました」(Cさん/29歳/小売店)Eさんのように、友だちを独占したがる女性は意外と多いものですから、プレゼントをした・されたという話題には気をつけた方が良さそうです。ときには、「もらった」と言わない方が良い場面もあるでしょう。幸い、今回話を聞いた3人の働くママたちは、大きなトラブルにはつながらなかったとのこと。しかし運や相手が悪ければ、何気ない一言が大きなトラブルの引き金になってしまう可能性もあります。ちょっとした会話のなかにも「相手の嫉妬を招く可能性がある」ということを意識して、言葉を慎重に選ぶようにしたいですね。
2017年04月16日先日うちに、友人2人がご飯を食べにやってきた。美男美女かつ、ともに聡明な20代前半の男女。早めの時間からワインを開けて賑やかなおしゃべりを楽しんでいると、外出先から長男モーが帰宅。うちの息子です、ちわっす、という何気ない挨拶を皮切りに、学校の話、受験の話など、一しきり会話に花を咲かせたところで、モーがおもむろに尋ねる。「……で、二人は付き合ってるんですか?」えっ、と一瞬固まって、顔を見合わせる二人。こらこら息子よ、トレンディドラマでもあるまいし若い男女というだけで全員が全員付き合っているわけじゃないんだよ……と言いかけて、思わず口をつぐむ。「……ん? どうかな、えっと、付き合ってる……の、かな……?」とか何とか、さっきまでの軽妙なトークはどこへやら、二人はいきなり口をもごもごさせ始めたのである。「えっ、ええっ!? ……そ、そうなの!? 付き合ってたの??」なんと付き合っていたのだ。それぞれ、最初は別の場所で知り合った二人が、いつの間にやら繋がって、いつの間にやら付き合っていた。確かに仲良しだなと思ってはいたけれど、かといって、付き合っている気配はみじんも感じなかったので私は完全に仰天してしまった。二人が付き合っているという事実にも、会ってものの10分足らずでそこにぶちこんできたモーにも、だ。どちらかといえば文科系で、オタク系な両親から生まれてきたモーは、そんなバックグラウンドにも関わらず目下順調にパリピとして成長している。念のため解説しておくとパリピというのは、賑やかなパーティーの場を好む人種、“パーティーピープル”の略称である。友達との時間が何より大事だし、ダンスミュージックばかり聴いているし、女の子と二人で出かけることも頻繁にある。いわゆる「ウェーイ」である。一見、思慮深さとは対局にいるかのように見える彼だが、幼い頃からふとしたタイミングで、何かが降りてきたように、神通力めいた力を発揮することがある。あれはモーがまだ5~6歳のときのことだ。春の、穏やかな休日。私たち一家は近所の公園に併設されているテラスカフェでお昼ご飯を食べていた。そこへ突然現れた一人の男性に、われわれの視線は自然と集中する。黒く焼けた肌にサングラスをかけ、長めの髪の毛を後ろの方で結んでいる。小柄な体つきながら、隠してもあふれ出るスターのオーラ。あの人絶対有名人だ、しかし誰、誰なんだ?! 謎のスターは奇しくも私たちの隣のテーブルに案内され、そわそわする私たちの耳はより一層ダンボに。そうしてついに男性が口を開いたその瞬間、一気に真実が判明した。……く、久保田利伸!!!艶やかでよく通る声、やや英語っぽい発音に侵食された日本語。思わずwanna make loveしたくなるその色黒の男性はそう、息が止まるくらいの甘い口づけを提案する、歌手の久保田利伸さんだったのだ。スーパーモデル、ナオミ・キャンベルをもバックコーラスにはべらせる世界的シンガーの登場に、にわかに色めき立つ大人たち。(あれやっぱりそう?)(だよね?)と声にならない声を発しながら動揺を隠せない大人たちとは裏腹に、マイペースを崩さない幼児期の息子。退屈したのか「ねえ~ママ、クイズしようよ、クイズ」とせっついてくる。しかし、こちらはLalala Love songで全然それどころじゃないので、受け取ったボールを即座に投げ返した。「よし、わかった、わかった。じゃあモーが問題出して」「え~? 僕がうん、いいよ……じゃあ……」ここで事件が起きた。「ぐるぐる回るものな~んだ」……回る? ……回れ、回~れ? ……メリーゴー……いやまさかそんな。隣のテーブルにいる久保田利伸を視界の隅に認識しながら、どうしたって脳内に鳴り響く音楽を必死で制する。そんなはずない。第一にモーが生まれる前にリリースされた曲なのだし、またもし曲自体を知っていたとしたって、今隣にいる色黒の人がそれを歌っている本人だという事実に、まさか気づいているなんてはずがない。しかし……「ママ~! 回るものだよ、回るもの!」執拗に回る回ると繰り返し続けるモー。(こらっ、そんな大きな声で言うんじゃないっ!)慌ててモーを止めにかかる我々。しかし奇跡的な力に操られたモーはもう決して止まらない正解を発表。「答えは、メリーゴーランドでした~」やっぱりそうなのか。回る回るものは、やっぱりメリーゴーランドなのか。脱力する大人たちを前に何食わぬ顔を向ける。このように彼は、思わぬタイミングで、ふいに神を降臨させるのである。イラスト:片岡泉
2017年04月11日今日は入学式の話です。学校に着いて、各クラスに案内され、荷物一式置いてきたりトイレいったりしたあと、いよいよ入学式開始!保護者が先に席に座り、その後新一年生が入場するカタチになってました。100人くらいの1年生たちが、ソワソワしながら座っててその中にうっすら、こまめらしき人が見えましてね…それ、参観日でよく見るスタイル!しかし、保護者席の中からよく私を見つけたもんだ…いやいや、そんなこと思ってる場合じゃない。入学式だから! アンタが主役! ちゃんと前見てぇー!この後、前を見てくれたけど…こまめとのまめは別々のクラスなので、わたしとくまさんはこまめとのまめそれぞれのクラスに行きまして、保護者席もクラスごとに分かれていたので、くまさんがどこにいるかもわかりませんでした。ニャロメ…手を振ってたのか…!のまめは私の席からは全然見えなくて入退場のときに見えた程度でしたが、さすがモデル志望。笑(ええ、親ばかです。笑)※「しょったれ」は方言です。「だらしがない」とか、そんな感じの意味です。卒園式のときの反省から「ブラウスは中に入れてね」って何度も言ったんだけど~!でも卒園式より人が多かったから、きっと誰も見てなかったに違いない。笑私が小学校の入学式のときは代表が黄色い帽子を受け取った思い出があるんですけど、そういうの全くやらないんですね。名前も呼ばないし。そして地味に感動したのが、学校の校歌が輪唱だったこと! 低学年と高学年でパートが分かれてて、合唱コンクールやってるのかと思うくらいステキでした。(危うく感動して涙出るかと思った。笑)そして、小学校広すぎて迷子になるかと思った…。笑
2017年04月08日今年も桜の便りが届き始めました。暖かくなってきたし、花見を楽しみたいものですね。大人数でわいわいやるのは楽しいけれど、打ち合わせをしておかないとトラブルを招くことも…。ママたちが「やっちまった!」失敗談をご紹介します。■「あのニオイでせっかくのお弁当が台無しに」(31歳・2歳児のママ)「大きいシートがあれば荷物を置けるし、子どもが寝てしまっても安心。そう思っていくつか用意しておいたので、ママ友たちとゆったりと花見を楽しめました。でも、空いたスペースでオムツをかえるママがいて…。一応、気を遣ったのか、端のほうでやってたけど、その延長線上にはお弁当があるんですよ? しかも、ニオイもするから不愉快でした。いくらママ友同士だからって、これだけは理解できない!」(31歳・2歳児のママ)たまにレストランの座敷席などでオムツ交換をしているママがいますが、これもマナー違反です。もちろん、野外だからOKというわけでもありません。ママ同士だから甘えてしまったのかもしれないけれど、食事を楽しむ場でもあることを忘れないようにしたいものです。■「持ち寄り弁当は『おすそわけ』も用意」(35歳・5歳児のママ)「子どもが幼稚園に行っているあいだに、ママ友たちとお花見へ行きました。家事もあるし、軽く食事をして終わらせたいね、ということで、お弁当は各自用意することに。私は娘の残り物を詰めた一人分のお弁当を持っていきました。いざ集まってみると、みんなおすそわけ用のおかずやデザートを持ってきていたんです。文字通りに受け取らず、お菓子くらい持っていけばよかった…」(35歳・5歳児のママ)持ち寄りでも何を作ろうか悩むけれど、ひとり分だけという場合も要注意。なんだかんだで、分け合えるものを持参するママは多いものです。「私だけ何もないことを責められなかったけど、何だか気まずかった」とのことなので、小分けのお菓子やフルーツなど、ちょっとしたものを用意しておくといいかもしれません。■「夫よ、酒は飲んでも飲まれるな!」(31歳・小学3年生のママ)「休みの日に5組の家族で花見へ行きました。パパたちが場所取りをしてくれたのですが、すでにお酒を飲んでいて…。昼にはもうベロベロですよ。ママたちは子どもだけでなく夫の面倒も見なくてはならず、せっかくの花見を楽しめなかった!」(31歳・小学3年生のママ)花見酒とは風情がありますが、飲みすぎには注意したいところ。どうしても飲みたいなら一杯だけなど、量を決めておいたほうがいいでしょう。花見はノンアルコールで行い、居酒屋へ移動して二次会を楽しむのもいいですね。■「人気エリアがベスポジとは限らない」(39歳・小学1年生のママ)「近所の桜の名所では、木の下が人気のスポット。今年こそは! とはりきって場所取りをしたのですが、日陰になっていて寒いんですよ。それに、桜は真上にあるから意外と見にくいし。移動も考えたけど、せっかくいい場所が取れたので動かずにいたら、子どもが風邪を引いちゃいました」(39歳・小学1年生のママ)花見といえば桜の木の下、というイメージがありますが、意外な落とし穴があったとは! 少し離れた場所でもじゅうぶん楽しめますし、無理にこだわらなくてもいいかもしれませんね。開放的になってハメをはずしてしまったり、準備不足で恥ずかしい思いをしてしまったり…。楽しいはずのお花見が残念な思い出にならないよう、気を付けたいですね。
2017年04月03日ママ友同士のいじめやトラブルが頻繁に起きているという話を聞いて、つきあい方に不安を感じているママは多いことでしょう。しかし、適度な距離感を置いてつきあうことができれば、ママ友は心強い存在でもあります。深入りせずに上手につきあっていけるのが理想なのかもしれません。良好な“ママ友関係”を築くために、世のママたちはどのようなことに気をつけているのでしょうか? 体験談をもとに、そのコツを考えます。■複数のグループと交流をもつ「以前は、あるグループのママ友たちとだけつきあっていて、その中で揉め事が起きるたびに巻き込まれ、面倒だな…と感じていました。それが嫌で、次第にほかのグループのママ友ともつきあうように。違うグループのママとも交流するようにしたら、なんだか気持ちが楽になりました」(Hさん/31歳/主婦)ママ友づきあい以外でも、いつも特定のグループとだけ深くつき合っていると、たしかに疲れます。もちろん、親友と呼べるような友だちになりたいなら、深くつきあうことも必要でしょう。しかし、「グループ」ということになると、人間関係のしがらみが多くなったり、中には気の合わないメンバーがいることも。ママ友グループの人間関係に息苦しさを感じたら、意識して複数のグループと交流してみるのも一つの方法かもしれません。■ときにはNOも必要「私は、ママ友と合う頻度を意識的にセーブしています。LINEを交換しているママたちからいろいろとお誘いを受けますが、それら全部に乗っていたら、いくら時間があっても足りません。ときには、とくに予定がなくても、何か理由にして断ることも。幸い、私の周囲には私が断ったことを悪く言う人はいませんし、ストレスなくママ友とつきあうことができています」(Kさん/29歳/小売店)誘われたら断れない…というタイプの人は、ストレスを溜め込んでしまいがち。ときには、Kさんの真似をしてみるのも良さそうです。ただ、いつもこちらが誘いを断ってばかりだと、相手はだんだん誘いにくくなることも。今回断ったら次回は自分から声をかけるなど、相手への配慮を忘れないようにすると、より良い人間関係につながるかもしれません。■見ざる・言わざる・聞かざる…近寄らざる?「『悪口を言った・言われた』という理由で仲が悪くなったり、トラブルが起こったり…。そんなママ友が周囲にたくさんいます。だから、私はよく噂話をしているママたちとは距離を置いて、余計な話を耳に入れないようにしているんです。余計なことを聞かなければ『悪口を言った・言われた』なんてことに巻き込まれる心配はありませんから」(Aさん/33歳/主婦)噂話はガールズトークの定番…とはいえ、それが思わぬトラブルを招くことも。ただ話を聞いていただけでも、「一緒になって言っていた」と思われる可能性があります。そういった話からできるだけ遠ざかっておくのは、得策だと言えるでしょう。同じように、ママ友の家庭事情についても必要以上に突っ込んで聞かないようにしておけば、「噂を流されて云々…」といったトラブルの回避につながりそうです。■ちょっとしたコミュニケーションを大切に「幼稚園の送り迎えをしていると、たくさんのママたちと顔を合わせます。ときには、その人たちと近くのスーパーなどでバッタリ会うことも。そんなとき、『お互いに顔は知っているけれど、話したことはない』ではなんだか気まずくて…。だから、とくに仲が良いママ友以外でも、顔見知りのママならすれ違うときなどに、挨拶プラスひとこと、ふたこと会話を交わすように心がけています」(Iさん/31歳/教育関連)先の3例は、どちらかと言えば「浅く」のためのコツでしたが、最後は「広く」についてです。たしかに、「知っているけど、知り合いではない」という間柄は気まずいもの。友だちとは言えないまでも、「知り合い」程度の間柄になっておけば気持ちが楽になるかもしれません。「良いお天気ですね」「あたたかくなってきましたね」など、天候について少し会話を交わすだけでも、良い人間関係につながるのではないでしょうか。深く長くつき合っていけるママ友がいるのは、もちろん素敵なこと。しかし、子育てをしていると、嫌でもたくさんのママと知り合うことになります。全員と深くつきあうのは難しいですし、まったくつきあわないというわけにもいかないでしょう。上手にママ友とつきあっていくためには、「広く浅く」の適度な距離感を心がけてみては? もしかしたら、ママ友とのつきあいがもっと楽になるかもしれません。
2017年04月02日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。大人になると新しい人との出会いの機会は一般的に減っていきます。でも、ママの場合は“ママ友”という出会いの形があります。ただ、この子どもを介したママ同士の出会い、子ども同士が不仲な場合も成り立つのでしょうか?ここでは子ども同士が不仲になっても、ママ同士が仲良く付き合っていくために踏みたいステップやコツをご紹介します。●(1)「○○ちゃんのママ」から名前呼びへ4歳の女の子のママHさんと、同じく4歳の男の子のママMさんは、プレママクラスで知り合って以来の仲良しママ友。でも、子どもたちが成長するにつれ、男女というせいもあってか一緒に遊びたがらないようになったそうです。でもHさんとMさんは馬が合い、「子どものせいで自分たちが楽しくおしゃべりできないのは、どこか変」と考え、子どもから離れたところで会う時間を作るようになりました。ママ友の付き合いは子どもを公園で遊ばせて、子どもを互いの家に呼んでという、子ども付きの場合が少なくありません。でもこれは、子どもたちが仲良く遊んでくれるのが前提であり、不仲だと成立しません。それでもママ同士で気が合うのなら、子どものいない時間・場所に会う時間を作りましょう 。子どもを保育園や幼稚園に預けている間などを有効に使って、「○○ちゃんのママ」でなく「△△さん」と名前で呼び合える付き合い方を目指します。●(2)夜更けのウォーキング兼おしゃべりで子どもがそこにいないだけでなく、大人同士だからこそできることで、友人関係を深めていくという方法もあります。12歳の男の子のママMさんと2歳の男の子のママKさんとは、同じ児童館を利用していて知り合ったそうです。男の子の子育てをMさんから学んだというKさんですが、「子どもたちは年が離れすぎていて一緒に遊んでくれないため、ママ同士で過ごす時間を工夫する必要がある」と考えました。そこで、Kさんは互いの住居が近いところをいかし、Mさんを誘ってウォーキングを始めました。夜、パパが帰宅して子どもが眠った後の30分程度、連絡を取り合って互いの都合がつくとウォーキング兼おしゃべりタイムのスタートです。おしゃべりの内容は、『最初のうちは子どものことが中心だったけれど、最近はニュースの内容や夫の愚痴なんかも』とはKさん。『出会いのきっかけは子どもだったけど、今は子どもとは無関係なダイエット仲間 になっています』とのことです。●(3)習い事やサークル活動でベビーグループからずっと一緒だった子どもたちの間にいじめ問題が起き、グループは分裂。『でも、子ども同士が遊ばなくなったからって、ママ同士の付き合いまで薄くなっていくのが悲しかった』というのは6歳の女の子のママGさん。Gさんは最初、グループの中でも特に親しかった数名のママ友と一緒にスポーツジムや料理教室に通うなどの習い事を始めて、子どもを介したママ友から、趣味友へとその仲を発展させていきました。『でも、グループのママたちがみんな似た趣味を持っているわけじゃなかったから、他の方法も考えなくちゃいけなかったの。それで作ったのが“サークル”』だったそうです。Gさんが作ったサークルは、大学などにある「サークル活動」と同じで、明確な行動内容を定めず、時にはランチを、時には映画を、また時にはカラオケをと、いろいろなイベントを企画して、興味を持ち都合の合う人が参加する というスタイル。こうして、『子どものママとしてのつながりを卒業したってわけ』といたずらっぽく笑うGさんには、イベントリーダーとしての素質や企画能力もあったようです。●まとめとして子どもとママは強い感情的なつながりを持っているため、子ども同士が不仲になるとママ同士もその影響をどうしても受けてしまいます。それを最小限に抑えるために現役ママたちが取った手段がご紹介した3つ。互いのつながりを子どもから離れた趣味などへと移していくことで、子どもの不仲がママ同士の関係にそれほど大きな影響を与えなくなるわけです。大人になってからの貴重な出会いだけに、ママ友を趣味友に、○○ちゃんのママから名前呼びへ と進化させて、友だちの絆を強めたいですね。●文/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)、坂井由有紀(央将くん)
2017年03月30日ママにとって人生で一番大きな仕事といっても過言ではない“育児”。子どもを育てるのは喜びだけでなく、「本当にこんな育て方でいいのか」などといった不安も常にあるものです。そんな不安を共有できるのが“ママ友”ですね。同じ境遇にいるからこそ互いの気持ちが分かり合える“戦友”のような存在……ママ友がいることで救われた経験をしたことがあるという人は少なくないでしょう。しかし、一口に“ママ友”といっても彼女たちには十人十色の特徴があります。中には全く性格が合わないという人もいるでしょう。そこで今回は、数あるママ友トラブルの中から、“話を盛りすぎるママ友”にフォーカスしてお話ししていきたいと思います。●話を盛りすぎるママ友に困惑したエピソード3つ●(1)好意はありがたいけど……『数年前に付き合っていたママ友の話なんですけど、その人は仲良くなった人をなぜか異常に持ち上げる癖があって、ほとんど嘘スレスレの褒め方をするので困っていました。たとえば、他のママ友の前で、「Aさんの家って豪邸なのよ!」とか「Aさんの娘ちゃんって将来モデルになりそうなくらい美形なの」とか大げさに褒めます。ちなみに私の家は普通の一般的な家ですし、娘もお世辞にも将来モデルを目指せるような容姿ではありません。褒めてくれるのは嬉しいのですが、正直ハードルが高くなるので鬱陶しかったです。ときどき、「仲良いふりをして私を貶めようとしてるのか? 」と勘ぐりました』(34歳女性/販売)この話を聞いて、露骨に敵対してくるマウンティングママよりはマシじゃないかな?と一瞬思いましたが、悪意がない分、こういうタイプの人のほうが面倒くさそうだなと思い直しました。おそらく本人は、自分にできる最大限の表現で相手を褒めようとしているのだと思いますが、それによってハードルが上がってしまい、その話を鵜呑みにした他のママ友から「なんだ、たいしたことないじゃん」とガッカリされてしまいます。そんなことが繰り返されれば、「この人もしかしてフレネミー?」と勘ぐるのも仕方がないですね。話を盛りすぎてしまう人には要注意です。●(2)人の失敗を大げさに話す『私の周りにも話を盛る人がいます。その人はPTAの会長なのですが、とにかく他人の失敗をめざとく見つけては、大げさにそれを吹聴します。この前は集金係の人が家にお金を忘れてきたのを、「○○さんが皆のお金なくしたかもしれないですって! 」と言いふらしてました。なんでそんな性格の悪いことができるのか……』(41歳女性/主婦)これはさきほどと逆のパターンですね。他人を悪く言いたいがために話を盛る……もはや虚言癖一歩手前といった感じです。さきほどの例と一つ違うのは、このパターンの人はおそらく“自覚があって”話を盛っているということ。他人を貶めるためにわざと話を盛っている可能性が高いです。こういう人とはなるべく関わらないようにしたいものですが、それがPTA会長などのリーダー的立ち位置にいる人だったらかなり厄介ですね……。●(3)毎回言っていることがコロコロ変わる『去年ここに引っ越してきて始めて仲良くなったママ友がまさにそんな感じの人でした。「私は有名企業の社長秘書をやっていた」とか「元モデルでテレビにも出てた」とか自慢をしてくるのですが、いつも話が微妙に違っていてすぐに嘘だと見抜きました。他のママ友ができたときに相談したら、「あの人とは仲良くならないほうがいいよ 」とのこと。理由を聞くと、やはり嘘をつくことで有名だったようです。実際は有名企業の社長秘書ではなく、中小企業の小さな建築会社の事務で、テレビに出てたのもたまたま街頭インタビューを受けただけとのこと。なんでわざわざバレる嘘をつくのか不思議で仕方ありません』(34歳女性/介護)(1)(2)の人は他人の話を盛るタイプでしたが、今回は自分を大きく見せようとして話を盛るタイプのママ友ですね。こっちはとっくに嘘を見抜いているのに、それを我慢しながら聞き続けるのはツラいものです。こういうタイプの人とはなるべく距離を置くようにしたいですね。●話を盛りすぎるママ友との上手な付き合い方いかがでしたか?話を盛りすぎるママ友が近くにいると、どう接したらいいのか困惑してしまうものですよね。話を盛るママ友と上手に付き合う方法としては、ベタではありますがやはり“なるべく近づかない ”ようにするのが最善でしょう。下手に仲良くなると(2)の人のように嘘の悪口を言いふらされる可能性もあります。また、どうしても付き合わなければならない状況(子ども同士が仲良いなど)にある場合は、極力話を鵜呑みせず、スルーすることが大切です。もし身近に同じようなママ友がいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年03月29日ママ友づきあいは難しく、気疲れしてしまうもの。その大きな理由のひとつに、お互いの価値感や教育方針の違いがあるのではないでしょうか。子育てにおいて大事にしているポイントは人それぞれ。少しの違いならいいけれど、あまりにも自分とズレていると、接していて苛立ちが募ってきてしまいます。今回は子育て中のママたちに、そんなイライラ体験を聞いてみました。どんな相手に対し、どのような感情を持ってしまうのでしょうか。さっそく見ていきましょう!●(1)叱らない子育てママVS叱りすぎママ“ママ友界の水と油”ともいえるほど、絶対に相容れることのないふたつ。それが、“叱らない子育てママ”と“叱りすぎママ”です。今回もたくさんのイライラ体験談が寄せられました。『友だちのオモチャを横取りしてようが、滑り台を逆走してようが、ブランコに割り込みしようが、絶対に子どもを叱らないママがいます。遠くから「あらあら、ダメよ〜。うふふ」なんて延々やってるだけ。極めつけはその子が、うちの子を突き飛ばして泣かせたときです。「お友だちを突き飛ばしたくなっちゃうくらいイヤなことがあったんだね。辛かったよね。何があったか、ママにお話してごらん?」だって。叱らない上に、泣いてるうちの子への謝罪は全くなし 。イラつきすぎて気が狂うかと思った』(30代女性/3歳男の子のママ)『お子さんのやることなすこと全てに口出しをして、ガミガミ叱ってばかりのママさんがいるんですよね。一緒にランチでも行こうものなら大変です。こぼすな、ちゃんと食べろ、前を向け、クチャクチャするな、残すな、騒ぐな、席を立つな……ずーっと叱りっぱなし。大きな声で怒鳴りつけるから、うちの子まで萎縮しちゃってかわいそうになります』(40代女性/5歳女の子のママ)●(2)ナチュラリストママVSジャンク大好きママ出産を契機に、ナチュラル志向に転向するママも少なくありません。ある程度なら理解できますが、行き過ぎると厳しいものがあります。『学生時代からの親友。同じ時期に妊娠、出産してお互い喜んでいたんですけど……彼女、子どもを産んだとたん超ナチュラリストになっちゃったんです。うちの子の服をかいで「合成洗剤使ってるなんてありえない!洗濯は石けんでしないとダメだよ」と言ったり、「予防注射は受けるな」っていう長文LINEを送りつけてきたり、わが家の哺乳びんセットを見て「親なら、完全母乳で育てるべき 」って熱弁したり。ランチに誘っても「その店の食べ物って安全なの?」とかいい出して店が決まりません。ほんとにイライラします』(20代女性/1歳男の子のママ)いっぽうで、あまりにも大らかすぎるママ友にイラつく人もいるようです。『子だくさんの肝っ玉系ママがいるんですけど、一番下の子の子育てが雑すぎて見ていられません。まだ1歳なのに、上の子と一緒にファストフード店のポテトを食べさせてる。グズりそうになったらすぐお菓子かスマホ。一緒にいるうちの子もマネしたがるから、ほんとにやめてほしいです』(30代女性/1歳男の子のママ)●(3)泥んこ放置ママVSガリ勉教育ママ『「子どもは遊ぶのが本分!」と豪語するママ友。たしかにそうだけど、ちょっと度を越している。もう高学年なのに習い事の一つもさせず、学校が終わったあとはひたすら近所で遊ばせてるんです。その子は土日でも構わず「遊ぼう」ってわが家に来ます。突然来られても困るし、うちの子は毎週末塾のテストがあるから無理だよと断ったら、「あそこの家は教育ママ。子どもがかわいそうだよね」ってヒソヒソされた』(30代女性/小学生男の子のママ)『産院でできたママ友。和やかな方だったし、波長もあって仲良くしていたんです。でも、お子さんが小学校受験をすることになり、人格が変わってしまいました。まだ5歳の子に1日50枚以上の学習プリントをさせる 。夕食後、真っ暗な中で縄跳びの特訓をさせる。毎日塾に行き、寝かすのは夜遅く。勉強の邪魔になるといって、下の子は認可外保育園に朝9時から夜8時まで預けっぱなし。お昼ごはんも夜ごはんも保育園で済まさせてます。公立小学校に行くわが家のことを見下すような発言もあって、マウンティングされてるのかなあと思います』(30代女性/5歳女の子のママ)----------いかがでしたか?子育てをしていれば、価値感が違うママ友とは必ず遭遇します。そんなとき不必要にイラつかないためには、物理的な距離を取ることが一番の解決策です。基本的には、なるべく会わないように手をつくしましょう。子どもが寂しがると思うかもしれませんが、不安定でイライラしているママの姿を見せるほうが悪影響です。同時に、心理的な距離もとっておきたいですね。SNSを退会する、メールアドレスを削除する、趣味や仕事に没頭するなど、さまざまな方法があるはずです。いずれにしても、ママ友と深く関わるのは人生においてほんの短い期間だけ。無用に翻弄され疲れ果て、家族に辛くあたるのは賢いママとはいえません。ときには潔く切り捨て、自分にとって本当に大事なものを守っていくほうがずっと賢明ではないでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)、貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年03月28日日テレの人気バラエティ「人生が変わる1分間の深イイ話」と「しゃべくり007」が合体した「人生が変わる1分間の深イイ話/しゃべくり007」が満島真之介をはじめ広瀬すず、真剣佑ら豪華ゲストを迎えて3月27日(月)今夜オンエアされる。満島さんは「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げる「しゃべくり007」パートに登場。同番組1年ぶりの登場となる満島さんは「喫茶店でのおしゃべりが好きで、相手を変えて6、7時間しゃべっている」などのエピソードを披露するほか、「ここが変だよ007」と題して本人は当たり前だと思ってやっているがほかの人から見て“変わっていること”を紹介していく企画にも挑戦する。また「しゃべくり007」パートにはドラマ「住住(すむすむ)」で共演しているバカリズムと「オードリー」若林正恭も出演。2人の女性へのアプローチ法や企画「似ていないアンケート007」では、共通点が多いと思われている2人の“似ているようで似ていない”それぞれの性格をアンケートから浮き彫りにする。一方、様々な人物に密着、その中から“深くてイイ話”を1分間のVTRで紹介するバラエティ「深イイ話」パートでは“東大卒の女性は本当に幸せなのか?”というテーマで、東大卒新人アナウンサー、東大卒ドルフィンスイマーという様々な仕事で活躍する東大出身の女性を紹介。スペシャルコメンテーターに今田耕司、司会進行に羽鳥慎一。ゲストには「チュートリアル」から徳井義実、福田充徳のほか、菊川怜、博多大吉、平井理央、光浦靖子、そして映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』に出演の広瀬すず、真剣佑を迎える。今回「しゃべくり」パートにゲストで登場した満島さんは、現在公開中の劇場アニメ『ひるね姫~知らないワタシの物語~』に声優として出演中。同作は『攻殻機動隊S.A.C.』『東のエデン』などの神山健治監督の最新作にして、神山監督が原作・脚本・監督を手がける初の劇場オリジナルアニメーション映画となる。『植物図鑑運命の恋、ひろいました』の高畑充希がヒロイン・森川ココネを演じ、その父親役には今回が声優初挑戦となる江口洋介。満島さんはココネの幼なじみ・モリオ役での出演となり、TVアニメ「僕だけがいない街」で声優として高い評価を得た彼の岡山弁での演技にも注目が集まる。「人生が変わる1分間の深イイ話/しゃべくり007」は3月27日(月)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~ 2017年3月11日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画「チア☆ダン」製作委員会ひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会
2017年03月27日息子モーの通う中学の卒業式前日。私とママ友は、仕事の昼休みのわずかな時間を使って、明日の卒業式に着る服を探しに町へ繰り出していた。「ついに卒業ね。いやー絶対泣いちゃうわあ」と、ママ友が感慨深げに言う。ところが、前日になって慌てて服を探し出すくらいなので私にはあまり実感がなく、「そうかな~」と言うと、ママ友が言う。「だって、幼稚園から一緒だった子たちとついにお別れになるんだよ、悲しいよ!」なるほど、言われてみればそうだな、と思う。確かに、近所の幼稚園から近所の公立小学校、公中学校へと通ったモーには、最長12年もの間、同じクラスで過ごした友人たちが何人もいる。うちにもよく遊びに来ていたし、町で会えば「ちわっす」とニコニコしながら挨拶してくれる。気づけばみんな身長180センチ近くになっていて、社会では大人扱いされてもおかしくない。でも、100センチのころから知っている私から見れば、みんないつまでも可愛い子どものままだ。もはや、親戚の子どもみたいな感覚である。ここまで成長を見てきた近所の子たちがバラバラになって、それぞれの新天地に巣立っていくと思うと、確かにちょっと寂しい。……とはいえ、中学を卒業したってモーとの毎日の生活は変わらないし、お別れじゃないわけだし……。「ところで明日の卒業式、何時に集合か知ってる?」「そういえば知らない」情報に疎い母二人。学校から子に配られたプリントが、子から親に届くラインに断絶があるのも最後まで平常運行で、やっぱりいまひとつ実感がわかない。同じ日の夕方、モーの担任の先生からスマホに着信があった。まさか、最後の最後に何かやらかしたのでは、と冷や冷やしながら電話に出ると、「直前になって申し訳ないんですけど、モーさんは3月生まれでしょ? モーさんが生まれたときの様子や名前の由来、小さい頃どんなお子さんだったかをお伺いしたくて」と担任の先生。この担任の先生は毎月、お誕生月の子どもの親に簡単なヒアリングをして、こんな風に生まれてきましたよ、という小さな物語を、学級便りに載せてくださるのだ。先生のこういう心遣いや、さすが国語の先生とお話をするたびに唸らされる美しい言葉遣い、そして同じ女性として、ついうっとり見惚れてしまうほどエレガントな所作。息子共々、全幅の信頼を置いている先生だった。「そうですねえ、息子は生まれたその日、うまくおっぱいが飲めなくて、お腹をすかせて夜通し泣き続けて……」「まぁ!そうでしたか。それは大変でしたねえ」……そうでした、すっかり忘れていたけど大変でした。一晩中抱っこして、病室で揺れ続けて。ようやく生まれてきたわが子の涙ひとつ止めることもできないなんて、私は親失格なんじゃないかと一緒になって泣きたい気持ちになったなあ。「幼稚園の運動会のかけっこでは、一人だけスキップしちゃって……」「あらまぁ、昔から大物ですねえ」……そうだ、スキップしちゃったなあ。小さかったなあ、あのとき。それがこんなに大きくなっちゃって……でも中身は全然変わらないよなあ。先生の、包み込むように優しい相槌に促されるまま昔話を続けていると、さっきまであんなにクールな気持ちでいたのに、不思議とどんどん胸に熱いものがこみ上げてくる。うっ、これはまずいぞ、落ち着け、落ち着くんだ私、ここはデパートの婦人服売り場だ(まだ服を探していたのである)、ここで取り乱してはいけない、と必死で動揺を沈めようとするものの、やっぱりついに、そのときはきた。「幼稚園の学芸会のとき、自己紹介のマイクを向けられて……あの子、“ウンコです”って言ったんです。ははは、ウンコってね。昔から本当にお調子者で、体だけは大きくなっても、今と全然変わらないんですよね……ウンコって……ウンコ……ううっっ」。デパートの婦人服売り場でウンコを連呼しながら咽び泣く女。先生は電話口でエレガントに笑い声をあげている。「本当にっ……先生には何から何までお世話になりましたっ……息子の良さをわかっていただいて……見守ってくださって……、ちゃんとお礼をお伝えできて本当によかった……」と、鼻をすすりながら言う私に先生が優しく語りかける。「彼はね、あの人柄で、これからどこにいっても友達が寄ってきます。何にも偏見のない彼の物の見方は、お母さんの家庭教育の賜物ですよ」。ここで労いの言葉なんてさらなる反則技です先生。涙をポロポロ流しながら、ああ、息子は明日卒業するんだなあ、と思ったのだった。そうして迎えた卒業式当日。受け付けを済ませた保護者には、式次第とともに、一通の封筒が配られた。封筒には息子の文字で「母へ」と書いてある。「いやーここで親への手紙!? これもう絶対泣いちゃうじゃん、泣かせにかかってるじゃん! ずるい! 卑怯!」保護者席に隣り合って座ったママ友が言う。確かにこれは確実に泣かせにかかっている。しかしこちとら昨日からすでに涙腺が緩んでいるのである。この際とことん無抵抗主義。煮るなり焼くなりどこからでもかかってきなさい。ハンカチを手に覚悟を決めて、いざ厳かに開封の儀。……ところが、そこに書かれた息子からの手紙に、私は目を疑ったのだった。以下、全文である。母へ/ははへ/ハハへ/motherへいかがお過ごしでしょうか。僕は元気です。本日3月17日を以って中学校を卒業します。思えばさまざまなことがありました。東京都知事の汚職発覚、某人気タレントの不倫騒動や某有名女優の宗教団体への出家。そしてヒラリー・クリントン大統領候補の敗戦。とても波乱万丈な中学校生活でしたが、とても楽しくもありました。この3年間で僕はたくさんのことを学びました。ついに卒業と思うととても感慨深い気持ちになります。3年間、僕を支えてくれたのは誰あろう母でした。毎日、ありがとうございます。とても感謝しています。そして最後に、また3年間よろしくお願いいたします(_ _)たてよみ(嘘) 息子よりお前は年末の週刊誌か何かかと。そして最後の謎のYouTubeトップへの導線は何なんだよと。卒業式は、爆笑のうちに幕を閉じた。イラスト:片岡泉
2017年03月21日卒業式に、3学期の終業式など、子ども関係の行事に忙しい3月。何かとママ友たちとの集まりが多く、おもてなしをする機会が増えるシーズンですよね。今回はそんな時に役に立つ、15分でできる華やかなミニパルフェをご紹介します。潰したイチゴに生クリームを重ねて、カステラと飾り用のイチゴを盛りつけるだけで、カフェも顔負けのパフェのできあがり!カステラのかわりに市販のスポンジケーキを使ったり、さらに豪華にアイスクリームやクッキーをプラスしたり、トッピングは自由自在。子どもも喜ぶこと間違いナシです。材料費も手間もかけず、楽しいひとときに華を添えてくれるミニパルフェ。写真を撮ってインスタグラムに載せても盛り上がりそうです。■イチゴのグラスケーキ調理時間 15分 1人分 169Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 4人分> イチゴ 6~8個砂糖 大さじ1生クリーム 100ml砂糖 12gカステラ 1切れイチゴ(飾り) 4個ミントの葉 適量<作り方>1、ボウルにイチゴと砂糖大さじ1を入れ、フォークで粗くつぶす。別のボウルに生クリームと砂糖12gを入れ、8分立てに泡立てる。イチゴ(飾り)はヘタを取り、2~4等分に切る。2、グラスに(1)のイチゴと生クリーム、カステラを手でちぎりながら入れ、イチゴ(飾り)とミントの葉を飾る。生クリームのかわりにヨーグルトを使えば、さらに時間短縮&ヘルシーになりますよ。
2017年03月07日こんにちは。ママライターのamuです。娘が4年生なのですが、現在6年生の兄弟がいるママ友も多く、「中学生になると信じられないぐらいお金がかかる」「専業主婦はほとんどいなくなる」という情報に恐れおののいているのをよく見かけます。そして、それは私にとっても他人事ではありません。ということで、今回は中学生のお子さんがいるママ友に話を聞いてみることにしました。●公立中学ママの場合『入学時に制服、ジャージなどで約10万円かかった 。給食費は年間約10万円、PTA会費も月に1,000円、2年生のときに修学旅行の積み立て金が約7万円!』(40代・中3女の子のママ)入学時にまとまった出費があるようです。制服、体操服、ジャージ、上履き、指定バッグ、シャツ、ベルトのほかに、革靴やスニーカー、靴下など、約10万円ほどかかったという声が多かったです(20万円近かった中学校もあるとのこと)。サイズアウトで買い換えがあったり、衣替えもあるので、これ以上かかったという声も。通学用自転車代もかかったというママもいました。ただ、月にかかるお金は、給食費込みで1万円~1万5千円ぐらいだそうです。●私立中学ママの場合『制服などに12万円くらい、学費が月に8万円くらい』(40代・中1男の子のママ)『入学金が30万円ちょっと。制服と体操着だけで8万円。部活も年会費1万円……』(30代・中1女の子のママ)『入学金、施設費、寄付金、PTA会費、教科書、制服もろもろで100万円ほどかかった 。学費も月々10万円』(30代・中1女の子のママ)私立中学は、入学金が30万円~100万円くらい、学費が月額3万円~10万円くらいだそうです。義務教育で無料の公立中学とはだいぶ違いますね。また、中学受験にあたり、小学生のときから塾通いが始まり、それも月額5万円~10万円とのことでした。月々1万円程度の集金があったり、通学の定期代もかかります。中高一貫校では、年間の学費は中1と高1の初年度は100万円、そのほかは75万円ぐらいかかるそうで、大学は、初年度は180万円、そのほかは、170万円ぐらいかかるそうです。進学が保証されているぶん、学費も高いんですね。●部活動編『吹奏楽部は、結局楽器を購入したけど30万円かかった 』(30代・中1女の子のママ)吹奏楽部は、DVDを作ったり、遠征時に楽器を運んだり、消耗品の楽器のリード代や修理代など、細々とした出費があるそう。『運動部は、部費のほか、ユニフォーム、ウィンドブレーカー(スパイクなんかは8,000円以上!)、スポーツバッグなど、強豪だと年に3回ほど泊りの遠征試合がある。また、打上げなどの集まりも多いから、出費はかさむ』(40代・中2男の子のママ)『私立だけど、部活動だけで(合宿込み)年間7万円かかった』(40代・中2男の子のママ)『テニス部は、ラケット、テニスシューズで2万円。ラケットやシューズの買い換えも多く、入部時は、ユニフォーム代などで5万円くらいかかった。遠征も多くて、交通費だけで月に1~2万円はざら』(30代・中1男の子のママ)『剣道も、一式そろえると5万はかかる』(40代・中1男の子のママ)私立強豪中学では、部活費年間15万+遠征費20万位ほどかかったと聞いたことがある!というママの声も……。土日がほとんどつぶれてしまうということも、改めて大変そうだと感じました。●塾編部活動で帰宅も遅くなると、学校の授業だけではついていけず、塾に通う子は激増するとのこと。『5教科で月額3万円~5万円』(30代・中1女の子のママ)『個別指導、週2で2万8千円』(40代・中2男の子のママ)ちなみに、塾代は月謝と定期講座代と光熱費。マンツーマンの塾は2教科で月3万円弱が相場だそうで、実際、4~5万円かかっている という声が多かったです。また、春・夏・冬の講習でプラス20万円~30万円かかるとのことでした。中3のときは一番高く、年間100万かかったという声も!●その他『スマホ、交通費、食費、おしゃれやメイク・美容院、子ども部屋の光熱費、カラオケや外食などの交際費、出費は増えるばかり』(30代・中1女の子のママ)ちなみにスマホは、格安SIMのものにして1,000円~2,000円に抑えている ママが多かったです。こうしてまとめてみると、のん気に暮らしている自分がおそろしくなってきました!SNSの普及、娯楽の選択肢の多さなどから、よそはよそ、と昔のように切り捨てることができない雰囲気もあり……。私もなるべく出してあげたいので、頑張って働こうと思いました。●ライター/amu(ママライター)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年02月26日よくビジネスマンの間では“政治”“宗教”“野球”の話題を出すのはタブーだと言われていますが、ママ友の場合だと“夫の職業”がそれにあたります。ママたちの間で行われるマウンティングの多くが“どれだけいい暮らしをしているか ”を基準としているからです。日頃から他人の不幸を探しているようなハイエナママだけでなく、普段はそんなこと気にしないような普通のママでさえ、相手の夫の職業や年収を聞くとピクッと反応してしまう繊細な話題です。だからこそ、自分や相手に嫌な思いをさせたくない人はあまり相手の夫の職業について聞きませんし、知っても深く詮索はしません。そこは暗黙のルールのようなものです。しかし、中には他人の夫の職業を聞き出してはバカにしてくるママもいます。今回は、ママ友に夫の職業をバカにされたことがあるという人に話を聞き、どのように対処して乗り切ったのかを聞いてきました!●作業着=底辺!?『私の夫は某自動車メーカーで働いているのですが、開発が仕事なので、いつも作業着で出勤しています。ある日、それを見たママ友が、「旦那さん土方なの?大変ね〜」と小馬鹿にしたような口調で言ってきてイライラしました。たしかに作業着で出勤してるけど年収は1,000万超えてるし、仮に土方でも何が悪いの?って感じ。他人を社会的地位でしか見られない人って本当に哀れだと思います。私の場合は愛想笑いでスルーしますね』(31歳女性/夫は自動車メーカー勤務)作業着の人は比較的に下に見られやすい傾向にあるようです。おそらく背景には“作業着=低学歴=給料が安い”といった先入観があるのだと思いますが、そもそも職業に貴賎はありません し、どんな仕事をしていたとしても立派なものに変わりありません。しかし、“幸せ=お金”になってしまっているママにはそれが全くもって理解できず、一方的な視点でバカにしたり同情したりします。このような人には何を言ってもムダなので、穏やかに愛想笑いでスルーするのが一番かもしれませんね。●農家はダサい!?『前にとっても悲しいことがありました。私は夫とともに農家をやっているのですが、ママ友ランチのときに夫の職業の話になり、私が農家をやっていると言ったら「一次産業なんてやってる人初めて見た笑。それって楽しい?」と笑われました。最初はなにが起こったか分からずポカンとしていましたが、バカにされていることに気づいた瞬間怒りで震えが止まりませんでした。そのママの旦那さんの職業はデザイナーだそうです。たしかに、デザイナーはかっこよくていいと思います。でも、農家だって人々が生活する上で絶対に必要な食物を育てて供給している大切な仕事です。誇りを持っていただけに私はショックで、そのまま何も言い返せませんでした。その後は一切そのママたちと縁を切って距離を置いています』(36歳女性/夫とともに農業に従事)これはひどい話ですね。今後一切野菜や肉を口にしないで!と言いたくなりますね。繰り返しになりますが、どんな職業も必要があるから存在するわけで、そこに優劣はないはずです。それをバカにしてしまうママにはゾッとしてしまいます。この方はこの件を機にママ友付き合いをやめたそうです。無理してマウンティング合戦に付き合わず、一抜けしてしまうのは賢い選択 だと思います。●サラリーマンは働いている意味がない!?『息子の学年のママ友に本っ当にムカつく人がいます。その人は旦那さんが建築会社の経営をしているらしく、前にまじめな顔で「サラリーマンってかわいそうよね。いつでも替えがきくし、周りにぺこぺこして大変そう。そんなのって働いてる意味ないと思わない?皆独立しちゃえばいいのに」と周囲のママに語っていました。そのママは専業主婦で、しかも1、2年しか社会人経験がないそう。あまりの世間知らずぶりに辟易しましたが、一応言っておこうと思って「それってサラリーマンの人に失礼じゃない?」と切れ気味に返しておきました。その後向こうからシカトされるようになりましたが笑』(36歳女性/夫は不動産勤務)自分はたいして何もしてないくせに、夫の実績にぶらさがってえらそうなことを言う人っていますよね。そういう人は夫に頭が上がらないので、家の中ではたいてい大人しいですが、その分外では自分が優位に立とうと必死 です。お話を聞いたママさんは怯まずに言い返したそうですが、泣き寝入りして付き合うよりは、言いたいこと言ってすっぱり関係を断つのも一つの手かもしれませんね。----------いかがでしたか?人の旦那の職業にケチをつけるような感性のママにはなるべく近づかないようにしたいものです。いくら夫の収入が高くても、心が貧しければそれは幸せとはいえないのではないでしょうか。もしも周りにそういうママ友がいたとしても、「自分に自信のないかわいそうな人」と思ってスルーするのが一番かもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年02月23日味方でいるうちは心強いけれども、敵に回すと恐ろしいのが“ママ友”。なるべく敵は少ないほうがいい、ということで皆さん穏便に過ごすよう努力されていることと思いますが、時にはイラッとしてしまうママ友の行動に直面することもありますよね。とりわけ、注意するほどでもない小さなイライラをプレゼントしてくれるママ友が一番厄介だったりします。プロレスラーのボディ・プレスよろしく、相手を叩き潰そうとマウンティングしてくるボスママとか、コソコソと悪口を言いふらすねずみ男のようなママなどは、一切関わらないようにするか能面のような顔で接すれば済みますが、“半分仲いいけど、半分嫌い”みたいなママ友は厄介です。そういうママ友にありがちな特性の一つに、“ケチ(本人いわく節約家)”が挙げられます。普段はいい人なんだけど、ふとしたときに見せるケチっぷりがイライラする……そんな人、あなたの周りにもいませんか?ということで、今回は、節約家すぎてイライラしたママ友のエピソードについて周囲のママさんたちに聞いてみました!●(1)家に招いたのに何も出さないママ友『子ども同士が仲良くなったのがきっかけで知り合ったママ友。気さくでいい人で意気投合。ある日家に招かれたので、少し高めのデザートを持参して訪問しました。「わぁ、こんなに高いの、すみません〜」と喜んでくれたので一安心……しかし、いつまで経っても向こうからは何も出てこない!喉が渇いていたのにお茶すら出さない!そこで「今日、暑いですね〜」と遠回しに言ってみましたが、「ですね〜」とニコニコ 。結局、最後までお茶は出されませんでした。後から気づいたのですが、そのママ友はすごい節約家で、スーパーでも半額の総菜しか買わないそうです。別にそれはいいんだけど、何も出さないなら家に呼ばないでほしい!拷問かと思ったよ』(35歳女性/6歳女の子のママ)●(2)ランチ会で「私は食べない」宣言をしたママ友『私も結構節約が好きなので人のことは言えないのですが……ある日、ママ友ランチ会を10人くらいでやったんですけど、ママ友の一人が注文のときにいきなり「私は結構です、お冷やください! 」と宣言しててビックリしました。周りのママ友たちも驚いて目をパチパチさせていました。結局、そのママ友だけご飯を食べさせないのは申し訳ないので、少しずつ料理を取り分けてあげました。そこで「いえ、本当にお腹がすいてないんです」とか言って断ればまだいいけど、「すみません〜」といって完食していたのにイラッときました。結局食べた量は私たちの中で一番多かったんじゃないかな!』(38歳女性/14歳男の子のママ)●(3)レストランのパンをこっそり持ち帰るママ友『これはイライラというか、引いた話なんですけど、ママ友同士で少し高めのレストランでランチを食べていたときのことです。そこはパン食べ放題のとこで、パンを完食したらウエイトレスさんが次のパンを持ってきてくれるシステムだったんですけど、そのママ友はお店の人が見てないうちにパンをこっそりティッシュに包んでバッグの中へ ……。「子どもたちのおやつにするの」と舌を出していましたが、その後何回も繰り返していて、結局4つぐらい持ち帰った様子。お店の人にバレてないとはいえ、一緒にいるのがめちゃめちゃ恥ずかしかったです。もう一緒にランチは行きたくないと思いました。基本はいい人なんですけどね』(33歳女性/4歳女の子・6歳男の子のママ)●(4)お祭りで一切お金を使わないママ友『向こうからお祭りに行こう!とLINEで誘われたので、子どもを連れて一緒に地元のお祭りに行きました。神社を中心にいろんな屋台が出ていて私も子どもたちもテンション上がりまくりだったのですが、なぜかママ友は無反応。こんな日ぐらい、と思って散財してやろうと思い、ママ友や子どもたちに「どれ買おっか!」と言ったところ、ママ友はすごく迷惑そうな顔で「うちはこれあるから」と持参してきたおにぎりを見せました 。「私たちはあそこのベンチで食べてるから、屋台でいろいろ買ってきたら?」と言われたのですが、買いづらい……。一応焼きそばや焼き鳥などを買ったのですが、ママ友の子どもが遠目に羨ましがっているのが見えて「ええい!」と思って向こうの子どもの分も一緒に購入しました。ママ友は「ええ!ごめんね〜!」と驚いていましたが、後でおにぎりに一切具が入ってなかった のを見て、もしやこれを想定していたのか?と1か月くらいモヤモヤしました』(36歳女性/5歳男の子のママ)----------いかがでしたか?子育て家庭にとって“節約”をすることはとても大切なことです。おそらくほとんどのママがやっていることでしょう。しかし、人は不思議なことに、他人の節約行為を見ると「うわ、いやしい!」と引いてしまったりイライラしてしまったりする生き物です。もしかしたら自分自身もそういう行動を取ってしまっているかもしれません。「ケチがなんぼのもんじゃい!」と割り切る勇気のない方は、今一度自分の行動についても見直してみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年02月19日ママ友づき合いでは、なにかと言い出しにくいことが多いもの。気が進まないことでも、無理をして承諾してしまう。そんな経験を持つママは少なくないようです。こんなとき、角を立てずに上手に本音を伝えられたら、ママ友づきあいがもっと楽になるはず。無理せずママ友とつきあうためのひとつの作戦を提案します。その名も「先に言っちゃう作戦」です。■ホームパーティに誘われたとき子どもがいても気楽に楽しめるホームパーティはママ会の定番。ただ、食事が持ち寄りとなった場合、何を持って行けば良いのか、頭が痛いところです。料理があまり得意ではない人ならなおさら。そんなときは、買ったものですませてしまうのもひとつの方法です。ただ、何も言わずに買ったものを持参すると、「みんなは手料理なのに…」とほかのママから悪く思われないか不安な人もいるでしょう。しかし、もし自分が手料理を持参していて、ほかのママがデパ地下のお惣菜を買ってきたとしたらどうでしょう? 「なんなの、あの人!?」と思うよりむしろ、普段は口にしないお惣菜が食べられて、「ラッキー!」と思う人もいるのではないでしょうか。実際はそれほど気にしないママが多いはずですが、いきなり買ったものを持参するのは少し不安なので、ここで「先に言っちゃう作戦」を使いましょう。「料理が得意ではないから、私は買って行くね」と先に言っておけば、それだけで気持ちが楽になると思います。また、「何かリクエストある?」と聞いてしまうのも良いでしょう。■井戸端会議を抜け出したいとき気のあうママ友との立ち話は楽しいものですが、時間にゆとりがなくて、正直「早く帰りたい…」というときもあるでしょう。会話が盛り上がってくると言い出しにくくなるので、こんなときは「先に言っちゃう作戦」が有効です。話が弾んで長くなりそうだな…と感じたら、「今日は○時から用事があるのよね~」とサラリと言っておくだけで、あとから抜け出しやすくなるはず。ママ友とのお茶会などでも同様に、「今日は○時に帰らないといけない」と先に伝えておくと良いでしょう。先に言っておけば、「もう時間だからお先に」と切り出しやすくなります。■家に招待しなければいけないときママ友とのつき合いでは、お互いの家を行き来することも。しかし、まだあまり親しくない場合、自宅にあげるのはちょっと…と思うこともあるでしょう。そもそも、他人を家にあげるのが苦手という人もいるのでは? こんなとき、「ごめん、家はちょっと…」とストレートに言ってしまうと、角が立ちそうです。そこで「先に言っちゃう作戦」を! できれば家に行く・招くという話が出る前に、「ウチは夫が人をあげるのを嫌がって…」とちょっと夫に悪者になってもらって、「家に招待できないこと」を先に伝えておくと良いでしょう。先に宣言しておけば、もし「家に行っても良い?」と言われても、「ごめんね、ウチはダメなの」と言いやすくなります。ただし、相手の家にはお邪魔しているのに、自宅にはあげないというのでは、悪い印象を持たれても仕方ありません。自宅にあげたくないのであれば、相手の家にも行かないようにした方が良いでしょう。誘いを断りたいときや、早く帰りたいときなど、そのときになって切り出そうとすると、かなりの勇気が必要になります。しかし、前もって伝えておけば切り出す瞬間がグッと楽になるはず。「先に言っちゃう」は、ママ友づき合いで無理をすることが多いと感じている人におすすめの作戦です。
2017年02月12日子ども同士のつき合いからはじまるママ友ですが、正直気があわない…なんてケースも少なくないようです。子ども同士が仲良しだと、つきあいを断つこともできず、ストレスを感じているママも多いのではないでしょうか?そこで今回はママたちの体験談をもとに、気のあわないママ友と上手に距離を置いて「割りきって」つきあうためのコツを考えてみたいと思います。■子どもへの影響はどうなる?独占したがるママ友とのつきあいに悩んでいたSさん(34歳/主婦)。「あるママ友が私を独占したがって、ほかのママと話しただけで機嫌を損ねたり、ひんぱんにメールや電話で連絡を取ってきたり…。ベタベタとつきあうことが苦手で、しだいに距離を置きたいと思うようになりました」でも子どもへの影響を考えて、しばらく我慢してつきあい続けたというSさん。しかし夫に相談したところ、「子どもの人間関係は、子どものもの。Sの人間関係とは別ものだよ」という言葉が返ってきたそうです。意外なひとことだったけれど、これでつきあい方を考え直すように。「夫に言われた言葉で、そのママとは少し距離を置いてつきあうようになりました。それでも、子ども同士は親友のまま。夫の言うことは正しかったな…と感じています」(Sさん)子ども同士が仲良しだと、そのママたちと交流する機会も多くなります。しかし、そこでママ同士が「友だちになるかどうか」はまた別の問題。「子どもには子どもの、ママにはママの人間関係がある」と切り離して考えると、気が楽になりそうです。■「ひとり」は怖い?娘が幼稚園に入ったときに、「ひとりにならないように…」ということばかりを考えていたというFさん(31歳/主婦)。ママ友会や井戸端会議のつきあいに、毎日ストレスを感じていたそうです。「ある日、同じ幼稚園にいつもひとりで行動しているママがいることに気づいたんです。あいさつやちょっとした雑談は交わすものの、気づくとサッといなくなっていて、グループ行動も見かけません。それでも、そのママのことを悪く言う人はいなくて。浮いている印象も受けませんでした」Fさんは、そのママをみて、「私はなぜ、ひとりになることがあんなに怖かったんだろう…」と思ったそうです。「何かあれば協力しあうけれど、普段はあいさつ程度のおつきあい。それで十分だと考えたら、とても気が楽になりました。特定のグループに入らなくても、いつもひとりで行動していても、それは別におかしなことではありません。ひとりのママが、それを教えてくれました」(Fさん)人づきあいが得意ではない人にとって、おおぜいのママとのつきあいはかなりのストレス。無理をするくらいなら、「ひとり」を選ぶのも良いかもしれません。ただ、幼稚園や保育園のママというコミュニティであることを忘れずに。あいさつなどの日常のコミュニケーション、イベントなどへの協力は大切にしたいですね。■ママ友の情報網がないと困る?「『ママ友がいないと、幼稚園のいろいろな情報が入ってこない』と聞いていたため、娘が幼稚園に通うようになってもなかなかママ友ができなかったときは、すごく焦りました」と語るのは、Yさん(33歳/食品メーカー)「でも、特定のママ友がいなくても、こちらから聞けばほかのママたちは親切に教えてくれましたし、先生たちに聞くこともできました。自治体などでいろいろ支援サービスを提供してくれています。だから『ママ友がいないとダメ』と感じたことはありません」(Yさん)。ママ友がいれば楽しく、心強いとは思うけれど、「いなくちゃダメ』ということはないはずとYさんは考え、必要な情報は、自分から集めようと考え方を変えたそうです。ママ友の情報網は魅力的ですが、そのためだけに無理をしてつきあう必要はないのかも? いまは子育て支援のサービスも増えていて、インターネットで情報を探すこともできますので、そういったものも上手に活用すると良さそうです。■ママ友のつきあいは一生?子どもが小学生にもなると、幼稚園、保育園時代のママとはどうなるのでしょうか?上が小学6年生、下は4年生の子どもを持つママは、「ママ友づきあいのほどんどは、期間限定」と言います。子どもが小学校に入ってしばらくすると、幼稚園時代のママ友とはほとんどとつきあいがなくなったそうです。「嫌われたって、ひとりになったって、期間限定」ママ友づきあいに悩んでいるなら、そんな風に考えると、もう少し気持ちも楽になって、割りきってつきあいやすくなるかもしれません。
2017年02月10日久しぶりの夫婦水入らずデート。うれしくて、精一杯オシャレしたのに、夫が全然ホメてくれなくてショックだった……先日、とあるママ友からそんな話を耳にしました。きっと男性は、私たちのコーデを見ているようで見ていないのでしょう。それが毎日目にしている妻とあればなおさらです。特別な日、いくら頑張ってオシャレに決めても「いいね」の一言もないなんて、ガッカリしてしまいますよね。だからといって悲しんでばかりはいられません。物事はすべて、“傾向と対策”。ご主人にホメられたいならば、どこがツボなのかを研究し、しっかり対策を立てればいいのです!というわけで、今回のテーマは“夫コンシャス”。ユニクロアイテムで作る、ご主人ウケ満点のコーデ&ダメ押しテクをご紹介しましょう!●(1)ニットアップはストールぐるぐる巻きで大人可愛く参考画像:もはやロングヒット商品になりつつある、ユニクロのニットアップ。誰でも簡単に、大人の色気を演出できる魔法のアイテムですよね。普段とはちがうエレガントな妻の姿は、夫たちも大好き。いま、最高にご主人ウケするファッションといえるでしょう。『スカートがタイトだからか、ニットアップを着ているときは自然と歩幅も小さくなります。立ち振舞いが女らしくていいねと夫に褒められました』(30代女性/会社員/小学生女の子のママ)ダメ押しのひと技として、“ストールぐるぐる巻き”をオンするのもオススメです。『ストールに埋もれてる感じや、「さむーい」って言って顔をうずめる仕草がたまりません。いつも見慣れてる妻でも、何故かかわいく見えちゃうんですよ。ズルいワザです(笑)』(30代男性/自営業/中学生女の子、小学生男の子のパパ)“モテ仕草”を上手に取り入れて、ご主人をキュンとさせちゃいましょう♪●(2)デニムにはヒールや目立ちアクセが鉄則!参考画像:定番デニムでも“夫コンシャス”なコーデは作れます。ただしもちろん、いつもと同じような着こなしではNG。必ず守らなければならない鉄則があるんです。『デニム×ヒール靴の組み合わせは女性の特権です。男性にはなじみが薄いからこそ、チラリとのぞく足元の肌に女らしさを感じてしまうみたい。わが家の夫は「この部分こそ女性の絶対領域だ!」って言ってますよ(笑)』(30代女性/主婦/幼稚園男の子のママ)『何だかんだ言ってもボクら男は鈍感。だから、わかりやすい着飾り感を出してくれると助かりますね。下がデニムなら、大ぶりのパールネックレスや揺れるピアス、スカーフなんかを足してきてくれるぐらいでちょうどいい。いつもと違うオシャレをしてるんだなってすぐに分かりますから』(20代男性/会社員/1歳女の子のパパ)●(3)ワントーンコーデはアウター選びがポイント参考画像:根強い人気のワントーンコーデには、ユニクロのロングプリーツスカートがお役立ち。やわらかに揺れるシフォンが優しい印象を与える、“夫コンシャス”な一枚です。『最近気になるのは白のワントーン。普通は着太り防止策として、アウターは濃いめカラーにするところですよね。けれど、“夫コンシャス”なコーデにするならスモーキーカラーをチョイス。作り上げた清楚さや優しさ感を、より活かすことができるんです。引きしめ色は足元や小物でピリリと効かせておきましょう』(30代女性/パート/小学生女の子のママ)----------“夫コンシャス”コーデとダメ押しテクの合わせ技、いかがでしたか?ツボさえしっかりおさえておけば、ちょっぴりニブめのご主人だって「おや?」と思ってくれるはず。今年のバレンタイン&ホワイトデーは、もう一度ダンナさんの視線を独り占めしちゃいましょう!【画像出典元リンク】・WEAR/●文/パピマミ編集部
2017年02月06日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。最近いよいよ気まぐれ連載になりました、《水曜のケセラセラ》第24回目です。前回はお洋服があり余っている現状に関しての話。今回はそんなお洋服ってどうやって作られているんだっけ?という無謀な実験のお話です。 変な形の服が好きです。目立ちたいという感情ではなくて、単純に変身した気になれるから。小さい頃に憧れたのは美少女戦士、怪盗ガール、風水師の巫女、カード使いの女の子などなど。すべてかわいい衣装が登場するアニメ・漫画の登場人物たちです。どうやら、大人になっても変身願望が抜けきらなかったようですね。そうして育った女の子がいつまでも憧れ続けるものは、豪華絢爛なドレスたち。日本ではなかなか見ることができないので、三菱一号館美術館で開催されたオートクチュール展など、ドレス関係の展覧会があれば飛んでいきます。上海、ドバイに続き今年の6月に大阪・阪急うめだで開催されたDiorの回顧展 Le Théâtre Dior(ル・テアトル・ディオール)も例外ではありません。ここでは実際に発表されたオートクチュールのドレスや小物がメゾンの職人たちの熟練の技術によって3分の1のサイズで作り直され、Diorの歴史を辿る形で展示されていました。記事中の写真はル・テアトル・ディオールで撮影したものです。今までオートクチュールのドレスや手の込んだプレタポルテを見る機会は何度もありましたが、ミニチュアサイズで再現された洋服たちを見ると、今までにはない胸にぐっと迫る感動が。しかもこの展覧会のために制作されたというドレスたちはすべて実際に使用された生地で仕立てているというのだから、そのこだわりぶりは想像を絶します。それにしてもこの服たち、こんなに小さいのになぜしっかりと人の形をしているのか?そこには徹底して計算された“設計図”があるのです。ジャケットを作ってみたら服にもパターンと呼ばれる設計図があります。建築物と同じで、立体物である服も最初は紙に描かれた線から生まれていくのです。2014年に銀座で開催された ESPRIT DIOR展ではコートが3Dスキャンされ、どのようなパーツで組み立てられているのかわかりやすく展示されていましたが、ご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。あれを見れば服が立体物だということがよくわかります。(正確な数は忘れてしまいましたが、引くほど多いパーツ数でした笑)前置きがとても長くなりましたが、先日知人から著名メゾンのパターンを公開しているサイトを教えていただき、このディオールの回顧展を思い出して、型紙から服を作ってみることにしました。杉野服飾大学が「ファッション創造における芸術的技法の解析研究」というプロジェクトの一環で公開しており、資料はこちらのサイトからご覧いただけます。ここで公開されているパターンは5分の1のサイズだったので、ル・テアトル・ディオールと近い模型が作れるのでは、と軽い気持ちで組み立ててみました。 結論無理! 冒頭に言いました、「変な形の服が好きです。」この言葉の重さをずっしりどっしりと感じた2時間となりました。半身で諦めた。今回作ったのはYves Saint Laurent のウエストがキュッと絞られたスモーキングジャケット。普段何気なく着ているたくさんの服たちが、例えシンプルに見えたとしても、こんなにも複雑なパーツで作られているなんて、作ってみなければわからないことでした。型紙があれば量産できるとはいえ、一着にかかる労力は決して安いものではないのだなと、頭をひねって紙と戦った2時間で再認識。ちなみにわたくし、全く服作りの知識がないので感覚で組み立ててしまいました。これを機に服作りの基礎を勉強しようと思います。毎シーズン、素敵な服を届けてくれるブランドの皆さん、どうもありがとうございます!こんな努力の末に、テンションを上げてくれるお洋服が完成するのですね。さぁ、明日も変な形の服を着よう! Text : Azu Satoh
2017年02月06日「ママ友トラブル」の話は、日々、耳に入ってくるものです。自分は大丈夫! と思いたくても、「嫌われていたらどうしよう…」という不安が拭いきれないママも多いのではないでしょうか?ただ、中にはそんな不安とは無縁そうな、「みんなから好かれているママ」もいます。いつもママ友の輪の真ん中にいる。そんなママにはどのような特徴があるのでしょうか? ■誰と接するときも同じ態度「私は人見知りで、自分から声をかけて友だちに…なんてもってのほか。そんな私に、あるママが声をかけてくれました。そのママは私より少し年上なのですが、とても丁寧に、そして明るく話しかけてくれて。初対面だと緊張してしまう私が、気づくと打ち解けて、楽しく会話できるようになっていました。そのママを見ていると、どんな人と話すときも丁寧で、人によって態度を変えることがありません。そのせいか、いつも周囲に人が集まってくるような感じで、彼女を通じて私もママ友が増えたので、とても感謝しています」(Sさん/28歳/主婦)「相手によって態度を変える人」は、職場や友だちづき合いなど、ママ友以外の人間関係でも敬遠される傾向があります。態度を変えているつもりはなくても、人見知りタイプの人などは「仲良し」と「それ以外」でつい接し方が変わってしまいがち。しかし、それでは「つき合いづらい人」と思われてしまう可能性もありそうです。人によって態度を変えないよう意識してみると、もっといろんなママと会話を楽しめるようになるかもしれません。■プライベートな質問をしない「学歴や収入、子どもの受験のことなど、プライベートなことを聞いてくるママが意外と多くて…。私はそれが嫌で、ママ友とつき合うことに消極的でした。それでも、子どものつながりでママ会などに顔を出すこともあり、その中で、あるママと仲良くなりました。仲良くなってからふと気づいたのですが、そのママ友は私が『できれば言いたくないな…』と感じるような、プライベートな質問をしないのです。だから一緒にいて心地よく、自然と打ち解けられたのかもしれません」(Iさん/31歳/主婦)「適度な距離を保つこと」は、人間関係の重要なポイント。トラブルを避けることにもつながります。子育てや家庭のことなどは、「よその家はどうなんだろう?」とつい聞きたくなってしまうもの。もちろん、相談したり知恵を授けてもらったりするのは良いと思いますが、「プライベートなこと」をズケズケ聞くのは避けるようにしたいですね。■我が子以外の子どもにも、とても楽しそうに接している「近所のママ仲間に、特に誰からも好かれているママがいます。その人柄が良いのはもちろんですが、子どもにもいつも明るく楽しそうに接してくれることが、その大きな理由ではないかと思います。井戸端会議が盛り上がっていても、常にみんなの子どもに気を配っている…という感じで、子どもの輪の中に入って遊んでくれることも。実際に、私の息子はその人のことが大好きで、道で見かけるとうれしそうに手を振って、自分から挨拶しています。こんなママとは、これからも長くつき合っていきたいな…と感じますね」(Yさん/29歳/飲食店)子どもに明るく接したり、井戸端会議中でもしっかり子どもに気を配ったり。当たり前のことかもしれませんが、「よその子も含めて、常に」ということになると案外難しいかも?「ママ友づき合いの中心には子どもがいる」ということを忘れずにいると、ママ友との関係も自然と良くなるのかもしれません。■子どもの良い部分を見つけて、褒めてくれる「会うといつも、『かわいいお洋服だね』や『背が伸びたね』、『習いごと? 偉いね』など、子どもにちょっとした褒め言葉をかけてくれるママ友がいます。子ども同士が一緒に遊んでいるときも、ウチの子が良いことをしたら、きちんと見ていて褒めてくれます。子どもも褒められてうれしそうにしていますし、すてきなママだな…と、いつも感心しています」(Kさん/33歳/自営業)良好な人間関係を築くためには、「相手を褒める」ことが大切だとよく言われます。ママにとって、子どもが褒められるのは何よりもうれしいこと。自分の子ども以外にも、自然に褒め言葉をかけられるママはすてきですね。誰からも好かれて、いつも輪の中心に…という人には、簡単にはなれないかもしれません。しかし、行動や意識をほんの少し変えてみるだけで、ママ友づき合いがもっと楽しくなりそうですね。
2017年01月26日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。お久しぶりの気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第22回目になりました。前回はコレクションシステムの変化の話。今回は先日行われたパリコレ取材の1日をご紹介!山あり、谷あり、涙ありのパリコレ追っかけ日記をお届けします。9月27日から10月5日まで開催されたParis Fashion Week 2017SSでは来年の春夏のトレンドを左右するコレクションが次々と発表されました。主要ブランドはみなさんチェック済みですか?私は会場外をひたすら巡っていたのでちっとも確認していません笑前回3月に行われたパリコレでは、主にランウェイ外の会場で見かけたリアルトレンドを小物編、服編1、服編2でお届けしました。これが結構人気でして、じゃあぜひこの9月も!ということでクラウドファンディングの力をお借りしてパリへと飛び立ったわけです。今回も主に会場外スナップを行っていたのですが、いくつかのブランドではショーを見させていただき、展示会にもいかせていただきました。その様子は主にROBEツイッター(@robetokyo)、インスタグラム(@robetokyo #ROBEパリコレ隊 )にて公開しているのでご覧くださいませ〜!朝は10時のショーからパリコレの朝は早い。9日間ぶっ通しで朝の10時から遅い時は夜の21時まで、1時間刻みでショーが開催されています。これは開始時間なのですが、交通渋滞やスナップ合戦でゲストが揃わないことがよく(というか100%)あるので、基本的にショーは10分から長い時は40分ほど遅れることも。私たちスナップ隊は来場者のスナップを撮ることが目的なので開始時間の30分前には会場に到着しなければいけません。宿泊先から会場までの移動時間は大体20分前後、もろもろの準備を考えたら毎朝8時には起きる必要があります。(あれ、普通?)それでも毎日元気にGO!スナップ隊が休める時間はショー中のせいぜい15分だけなので、一息つけるのは少しの間のみ。ショーが終われば会場から一斉に出てくるゲストを見逃さないようにまた全身を使って写真を撮りに走るのです。しかしここで粘って会場に残っても次の会場に間に合わなくなるだけなので、いい頃合いを見計らってまたメトロで移動。これが大変足にきます。パリのメトロにはバリアフリーという概念はないので、とにかく階段の上り下りが激しい。一日7、8会場、9日間続けていると嫌でも太ももがたくましくなります。ショーはSNS勝負ランウェイ外ばかりにいるわけではありません。いくつかのブランドのショーを拝見させていただいたりもします。ROBEではまだまだ撮影などを沢山できるわけではないので(やりたい!ご一緒してくださる方募集!)ショーを見てSNSで発信することしかできませんが、それでも可能性を感じてご招待してくださるブランド様には感謝しかありません。なので個人のSNSでも発信しまくっています。ショーのゲストは世界中からやってきたバイヤーや編集者、スタイリストやインフルエンサーなど。もちろん座席数が限られているので、見たいと思ってもすべてのショーが見られるわけではありません。今回お邪魔させていただいたのは前回に引き続き日本のブランドANREALAGE、注目の若手WANDA NYLON、パリジェンヌといえばのagnès b.などでした。ファッションショーのレポートの方法は媒体によってそれぞれ工夫していると思いますが、個人的にはインスタグラムの新機能であるストーリー機能が良いかなと思っています。サクッと撮ってパパッと投稿、慣れればワンルックごとに動画を投稿できるので視聴者もストレスなくルックを見ることができます。前回の記事でも例としてあげたように、Eva Chenなどデジタルに強い発信者の投稿を追っていれば、どんなに忙しいファッションウィークでもキールックをサラッと確認することができるので、いちいちVOGUE RUNWAYを見て確認する必要はありません。Snapchatと同じ様に24時間で消えてしまうのですが自分で投稿した動画は保存できるので、あげたら即保存、編集して通常投稿もできます。来週のAmazon Fashion Week Tokyoでは私もEva並みに投稿できるよう挑戦してみますので、ぜひインスタグラムのフォローお願いします!→@robetokyo鮮やかなカラーパレット鮮明なプリントと。ストレートなシルエットが洗練されたパリジェンヌスタイルを作り出してます。パジャマシャツにロングガウンの組み合わせ気になります❤️ストーリーでも動画配信中☝️ #agnesbfashionshow #agnesb #アニエスベー #ファッションショー #fashionshow #defile #runway #pfw #pfw17ss #pfw2017 #parisfashionweek #パリコレ #ROBEパリコレ隊 #robetokyo #robe #越境レディ #fashion #mode #tokyoROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 4 4:08午前 PDT初めての展示会へ!ショーが終わるとすぐ翌日から展示会(海外ではReSeeと呼ばれます)がスタート。ショーでは見せきれなかったアイテムやコマーシャルライン(ショー映えのする服ではなく、実際に店頭に並ぶ着やすいもの)や見えづらかったアクセサリーなどもたっぷりと手にとって見ることができます。日本では展示会はよく行くのですが(それでも新しいブランドに行く時はど緊張します)パリコレ期間中に展示会に行くのは初めてでした。恐る恐る向かったのは、日本でも大人気のACNE STUDIOSのショールーム。ショーが終わってすでに数日経って来場客も落ち着いたそうで、さっきまでの緊張が一気にゆるむほど落ち着いた空間でした。じっくりと最新コレクションやブランドの話を聞き、どういう風にこの服を着ようか、伝えようか、と妄想を膨らましていきます。右側に並ぶのがショーで披露した春夏のコンセプトがつまった服たち。現代のネット社会にもはや国境なんて存在しない。国境を越えてそれぞれの文化を尊重しよう、という大きなメッセージが軽やかに表現されたコレクションでした。スカーフが繋ぎ合わされたワンピースやトライバルな柄のポンチョ、和装を思わせるデニムのアウターなど、一つのコレクションに多様な要素が盛り込まれています。毎コレクションテーマに合わせて作るという花瓶などの小物やオーガニックのケータリングなど、元はクリエイティブ集団として発足したACNEというブランドの世界観を空間全てを使って表現していました。隣で海外バイヤーさんが真剣に選んでいる横で、春夏の個人的買い物リストを考えていたことはここだけの秘密です。ショールームは光が差し込むモダンな空間。毎シーズンテーマに合わせて作るというこだわりの小物、そしてオーガニックのケータリングも見所なんだとか。 拘りとホスピタリティに感動???? #acnestudios #acne #resee #pfw #pfw17ss #pfw2017 #parisfashionweek #パリコレ #ROBEパリコレ隊 #robetokyo #robe #越境レディ #fashion #mode #tokyoROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 10月 4 10:30午後 PDT癒しはワン!朝から晩まで、パリ中を行ったり来たりしてクタクタの私を癒してくれたのは、パリのあまーいスイーツと美味しいカクテル、そしてパリのワンちゃん達!CHANELの会場に同伴していたセレブ犬からムッシュとSHIBA犬、パパラッチ隊にひっついて回るフレンチりぼんのわんちゃんまで、見かければついついパシャり。動物達はいつだって癒しですね。気づけば9日間の総歩行距離は100km以上。フルマラソン2回分歩いたと考えたら鳥肌が立ちました。それでも歩いて回った分、素敵な出会いが必ずあるのがパリコレという世界。これからスナップトレンドなど配信していくので9日間の成果をお楽しみに!Text : Azu Satoh
2017年01月26日わが家では、車の中のDJ権を誰が握るかの争奪戦が、かなり頻繁に勃発する。うちの車のスピーカーは決して特別良いものでもないが、何しろスマホと繋げるので、好きな音楽を流すことができる。狭い閉鎖空間、大都会東京を駆け抜ける車の中でお気に入りの曲をかけるのは、かなり気分が良いのだ。DJ明子、DJモー(長男)、DJ夢見(長女)。それぞれにはそれぞれの得意とする分野があり、モーはEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージックの略だそう。パリピの音楽である)、夢見はアニソンとボカロ、そして明子はチャゲアスと玉置浩二を専門としている。あるとき、夜の首都高速に乗った私たちの車の音楽の権利を握っていたのはモーであった。後部座席から、例によってゴリゴリのダンスミュージックを流し、ドンドコドンドコ、曲がマックスに盛り上がるのと同時にモーが言う。「さあ、母さん。カーチェイスを始めよう」始めんわアホ、と。そんな感じの毎日を過ごしている。……この連載、基本的には育児にまつわる話を書くということで始まったものの、気がつくと結構子どもたちが育っていた。まだまだ指導するべきことはあるものの、子どもたちとの現在の関係は、育てる者と育てられる者というよりは、どちらかといえばシェアハウスの住人同士のような、並列の関係になりつつある。(シェアハウスに住んだことはないけれど)。だから、最近彼らとの日常を通して得る気付きもまた、子育ての気づきというよりは、人間関係の中で生じる気づきに近いことが多い。だけど、この連載を始めるきっかけを作ってくれた、ウーマンエキサイトの編集者、石上さんは現在2歳の子を持つママで、せっかく声をかけてくれたのだから、できれば彼女が今知りたいことや、彼女が今直面している子育ての救いとなるようなことを、ほんのわずかでも書けたらいいなと思う。そこで、最近はずっと子どもたちが小さかった頃のことをあれこれ思い出そうと、写真を見返したり、子どもたちに聞いてみたりなどしているのだが、これがどうして、自分でもびっくりするほど当時のことが思い出せない。トイストーリーのおもちゃは処分するとき心が痛んだなあとか、断片的な記憶はあるものの、当時私がどういうことに悩んでいて、そこからどういう気づきを得ていたかという肝心なことが、なぜだか全然思い出せないのだ。一体どうしてこんなにもすっかり忘れてしまったんだろうなあと考えていると、ふと思わぬ可能性が頭をよぎった。……もしかしたら、思い出したくないのかも、と。不思議なことに、そういう風に思い至った瞬間、急に一つ、思い出したことがあった。18歳で妊娠し、19歳で出産した私は、「やっぱり若いお母さんだからね」と世間に白い目で見られたくなかった。出産が誤った選択だったと思われたくなかった。そのためにも、ちゃんと子育てしなきゃいけないと、何となくいつも、大きなプレッシャーを感じていた。ちゃんと、という漠とした言葉がまた非常に厄介で、何を持って「ちゃんと」と言えるのか全く明確じゃない。だからせめてもの気持ちで“私は常識的な人間です”と、必要以上に社会に示そうとしていたのだが、そのせいで、本当ならもう少し余裕をもっていたっていいところで、子どもたちの言動を、過剰に制していたこともあったような気がする。これらのことを思い出した途端、当時、日常的に抱えていた緊張感や孤独、強がりたい気持ちが急激に蘇って、うっ、と胸が苦しくなった。記憶の奥に眠っていたもの、蓋をしておきたかったものは、どうもこれだったのだ。今では、周囲に年下のママも沢山いるし、私が年相応に老けたことによって、子どもの一人や二人いても好奇の目で見られたりもしなくなった。ましてやそれなりに子どもたちが育って、それぞれちょっと変わったところはあるけど、他人に挨拶ができたり、思いやりをもって接したりできることを、彼ら自身が示してくれるようになった。そうやって子どもたちが個人として社会との関わり合いを深めていくことで、親である私は徐々に、勝手に背負いこんだ妙な重圧から解放されていった。だから、すっかり忘れてしまっていたけれど、電車やバスの中で、泣いている赤ん坊を一生懸命あやすお母さんに、つい、大丈夫ですよ、と声をかけたくなるのは、やっぱりそこに無意識に、かつての自分を投影してしまっていたからだったのだろう。私は若くして母になったことを負い目に感じていたけれど、そうでなかったとしても、親になることに真摯に向き合う上では、きっと誰もが、嫌が応にも、自分の弱さ、未熟さを突きつけられることがあるだろう。自分が親になるのにふさわしい人間か、世の中の善悪、正誤を子どもに提示できるだけの人間か。自分が自分を疑うほど、社会もまた同じような目で自分を見つめているような気持ちになる。結局、子どもを産んだ当時から今に至るまで、私の精神的なあり様は何も変わっていような気がするけど、それでもなんとか15年間は、親でい続けることができた。そんな今、昔の私にかけてあげたい言葉は、こうだ。“大丈夫。社会はあなたが思うほど、あなたが親としてふさわしい人間かどうかを見定めようとはしていない。”たとえ自分が自分を信じられなくても、社会の方は、案外、そんなに冷たくない。たくさんの見知らぬ人が、子どもを大切に思ってくれる。未熟な親に、暖かく手を貸してくれる。冷たいように見えるとすれば、社会にいる多くの人は、その思いを伝える方法を持っていないだけなのだ。(WEラブ赤ちゃんステッカーもそのために発案したものだ。)自分が信じられなくても、本当は暖かい社会を信じて、頼って、やっていけばいい。“あなたの子どもはそうやって、不器用なあなたと、優しい社会に守られながら、気の利いたことが言える程度にはちゃんと育つよ、だから、大丈夫”緊張感でいっぱいだった昔の私に、今、そんな風に伝えてあげられたらな、と思うのだ。イラスト:片岡泉
2017年01月24日ママ友ができると、子どもを連れてお互いの家を行き来することが増えます。そこで、意外と見られているのが「ママと子どものマナー」。うっかり相手が嫌がる行為をして、気づけば家に呼ばれなくなっていた…なんてことにならないよう、自分と子どもの振る舞いを見直してみてはいかがでしょうか?■ちょっと待って!「その場でいきなりオムツ替え」お互いに子どもを持つママ同士。オムツ替えの光景を見て不快に思うママは少ないでしょう。それでもやはり、一声かけることは大切。ママ会ではお茶やお菓子、食事を楽しむことも多いため、突然その場でオムツ交換をはじめてしまうと、「それって、どうなの…?」と感じるママがいることも。「オムツを替えてもいいかな?」の一言があるかどうかで、大きく印象が異なります。また、別室へ案内してくれるかもしれません。■オムツ替えシートや大きめのタオルを持参オムツ替えの場所については、訪問先のママの勧めに素直に従うと良いでしょう。ただし、カーペットやフローリング、ソファなどの上で直接オムツ交換することを、嫌がるママもいます。いくら「どうぞ、遠慮しないで」と言われても、やはりそこは他人の家。オムツ替えのときに下に敷くものを用意しておくのも、大切なマナーです。オムツ替えのときに、持参したシートやバスタオルがサッと出てくると、とてもスマート。ママ友宅へお邪魔するときは、オムツ替えに備えて敷くものを準備しておきましょう。■消耗品を気軽に借りない赤ちゃんと一緒に出かけるときに、オムツやおしり拭き、着替え、ウェットティッシュなど、必要最低限のものは携帯していると思います。しかし、仲良しのママ友宅へお邪魔したときはつい甘えて、おしり拭きなどを「ちょっと借りていい?」と言ってしまう人も多い様子。「気にしないで使って」と勧めてくれるママは多いと思いますが、やはりケジメはつけるべき。最初は「気にしないで」と心から言ってくれていたママ友も、何度も何度も…ということになれば、「ちょっとは気にして!」という気持ちになってしまうかもしれません。基本的に、おしり拭きなどの消耗品はきちんと持参して、訪問先のものを借りないようにする。これも、大切なマナーのひとつです。 ■子どもが飲食するときは、きちんとテーブルにつかせるママ友宅で飲食をするのは、大人だけではありません。子どももジュースを飲んだりお菓子を食べたりすると思います。このとき、遊んでいる場所でそのまま飲食させないように注意しましょう。フローリングやラグ、ソファなどの上に座ったまま飲食することを嫌がるママもいます。飲食するときは、きちんとテーブルにつくのがマナー。まだ自分だけで飲んだり食べたりできない小さな子どもでも、飲食時はテーブルがあるところまで連れてくるようにしましょう。また、きちんとテーブルにつくのは、できるだけ訪問先の家を汚さないようにするという意味合いもあります。子どもが部屋を汚してしまうのは仕方ない面もありますが、それでも自分の家とは違います。相手の気持ちを考えて、できるだけ汚さないように心がけることが大切です。■引き出しなどを勝手に開けないいくら気心の知れた間柄でも、自宅の引き出しや棚を勝手に開けられると嫌なものです。大人なら誰もがわかることですが、子どもはおかまいなしに開けてしまうことがあります。相手は「子どものすることだから」と許してくれるかもしれませんが、やはり気分の良いことではないはず。ママ友宅訪問時は勝手に引き出しなどを開けないように、子どもにしっかりと言い聞かせておきましょう。ただ、わんぱく盛りの男の子などは、「人の家の引き出しは開けちゃダメ!」と急に言っても、聞いてくれないかもしれません。そのため、やはり日ごろからきちんと教えておくことが大切です。たとえば、パパ・ママの趣味の品物が入っている戸棚、貴重品や危険なものを収納している引き出しなど、家の中にも「子どもに触れさせたくない場所」があると思います。そういうところは、勝手に開けてはいけないということを、日ごろからきちんと教えておきましょう。子連れで出かけるのは何かと大変なので、準備しておくべき持ち物や訪問先でのマナーをうっかり忘れてしまうことも少なくありません。しかし、良い関係を長く続けていくためには、やはりマナーを守ることが大切です。お互いが気持ち良くつき合っていけるように、お宅訪問時には十分注意しましょう。
2017年01月22日こんにちは。仲良しご近所ママ友が続々と引っ越してしまい、寂しさでいっぱいのフリーママライター横山かおりです。子どもが小学校に上がる前に引っ越す家庭が多く、幼稚園の間は引っ越しが多いようですね。私自身はまわりに比べて出産年齢が早く年上のママ友ばかりですが、みんな本当にやさしくしてくれて幸せな日々を送っています。とはいえ他の若めのママたちからは、年上ママ友たちへ感じることがいろいろあるようです。今回はそんなジェネレーションギャップエピソード をご紹介します。●(1)カラオケの輪に入れない『年上ママが多くいたカラオケでは、本当についていけない曲ばかり。「聖子ちゃん」「明菜ちゃん」の名前が飛び交う中でちょっと孤独感を感じました』(3歳女の子と6歳男の子の30歳ママ)やはりジェネレーションギャップが一番顕著に出やすいのはカラオケの選曲!年の差カップルなどでもよく例に出るエピソードですね。最近ではキッズメニューも豊富で騒いでも怒られないカラオケが子連れのママたちにとても人気です。そのため、カラオケに行く機会も多く、選曲に年の差を感じたことがある人は多いのでは?年の差を感じさせたくない場合は、最近流行の曲や子どもウケの良い曲 などを選択するのがオススメです。●(2)健康問題へのリアクションに困る『40歳以上の健康診断の話など、体の心配点があがったとき。仕方ないけど、私にはまだわからない……』(5歳男の子の30歳ママ)『自分の肌の潤いや手の潤いをうらやましがられたとき。どう反応していいのかわからず……』(1歳女の子と5歳男の子の29歳ママ)わかりあいたいけどわかりあえない……!健康問題はなかなかリアクションにも困ります。こういうときはとにかく話を聞いていましょう。将来の勉強になると思って、静かに、うなずく 。同じ世代のママたちが集まったときはよくある話です。●(3)子どものころの話が合わない『「あのころあのドラマはやったよね〜」「子どものころは○○見ていたよね〜」など昔の話がわからなさすぎる。でも自分が子どものころ見ていたテレビを言うとちょっと引かれる……。悲しい……』(4歳女の子の29歳ママ)自分が子どものころの話を比較すると、ジェネレーションギャップをハッキリと感じてしまいます。年上ママたちはビックリしてしまうかもしれません。テレビや音楽はもちろん、給食のメニューや学校の設備なども変わってきます。この違いに“引く”のではなく“楽しむ ”ことができると良いですね。----------年の差はあっても“ママ友”ということは変わりません。年齢の差があっても仲良しのママたちはたくさんいます。ジェネレーションギャップをお互いに楽しんで受け入れられると、より深い親交が得られるかもしれませんよ。●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)●モデル/ゆみ、SAYA
2017年01月21日いまどきの視聴者が知らない“1周回って知らない話”を明らかにする「1周回って知らない話」の1月18日(水)今夜放送回に、プロサッカー選手の長友佑都と女優の平愛梨が登場。結婚を間近に控えた2人の“現在”の様子を紹介する。もはや当たり前になりすぎていまさら誰も説明してくれないことが数多く存在する現代。置いてきぼりをくらっている“いまどきの視聴者”のために「1周回って知らない話」を直接本人にぶつけて明らかにしていく同番組に、今回、今月末にいよいよ結婚を控えた長友さんと平さんが登場する。長友さんといえば小学校時代にサッカーを始め明治大学へ進学、サッカー部に入部するも一時は腰のヘルニアから戦線を離脱。治療のために鍛えた体幹を生かして復帰後急速に頭角を現し、全日本大学選抜やユニバーシアード代表に選出されると、特別指定選手としてFC東京の練習に参加するようになりその後FC東京入り。そして日本代表に招集され2010年のワールドカップでは全4試合に左サイドバックでフル出場。W杯での活躍が評価されセリエAに移籍すると2011年からは名門インテル・ミラノでプレー。副主将も務めるなどいまや世界的なサッカープレーヤーだ。一方の平さんは安室奈美恵に憧れ芸能界入り。2008年、映画『20世紀少年』ヒロインのカンナ役で注目を浴びると、その後は映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』をはじめ、間下このみが難病によるハイリスク出産を乗り越えるまでを描いた「ママになりたい…」など数々の映画、ドラマに主演。また活躍の場をバラエティにも広げ、現在では日本テレビ系「ヒルナンデス!」の木曜日レギュラーや、フジテレビ系バラエティ「もしもツアーズ」2代目ツアーガイド、「スクール革命」など数々のレギュラーを持ち、その独特のキャラクターで人々に愛されている。昨年交際が発覚した際、会見で長友さんが平さんに対して向けた「アモーレ」という言葉が流行語大賞にノミネートされるなど、スポーツ界、芸能界を超え大きな注目を集めている2人の結婚。本番組ではそんな2人がどのようにして出会い愛を育んでいったのか。イタリアでの新生活やトップアスリートの妻となるための花嫁修業の様子を大公開する。番組MCは東野幸治、アシスタントは川田裕美。岡田結実のほか三瓶、水卜麻美らも出演する。「1周回って知らない話」は1月18日(水)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年01月18日みなさんは元カレの話を今の彼氏にするとき、どんな気持ちですか?正直、「彼氏にヤキモチ焼かせたい・・・・・・」っていう気持ちでいる人は多いと思うんです。でも、これを聞いた男子の方は、嫉妬よりもほかの感情を抱いているパターンが多いそう。そんなわけで今回は、20代男子30人にその瞬間に考えることについて聞いてみましたよ。「元カレのこと話して」と言われたとき以外は、話さない方が身のためかも?■1.「かまってちゃんかよ・・・・・・」「俺の中で、何度も元カレとの思い出話をぶつけてくるタイプの子は、あの手この手で彼氏の気を引こうとするかまってちゃんだね。まあ、元カレの話をしてきたときには、『寂しがってるんだろうな~』ってわかりやすい面もあるけど」(大学生/22歳)男子には、こういう考え方をする人が多いみたいです。とくに、元カレの話をしてるときに妙にテンションが高くて「聞いてよ、聞いて! ほら、やきもち焼くでしょ!」みたいな感情があふれ出ちゃってると、もう彼女がとんでもなく子供に見えてしまうんだそう。■2.「俺も悪口言われてそうだなオイ」「彼女から元カレの悪口を聞いてると、『俺の悪口もこんな感じで友達に話したりしてるのかなー』みたいに思ってしまうよね」(フリーター/24歳)「元カレはこんなに最悪だった!」みたいなディスりのときには、これにも注意です。今のカレにとって、元カレはいわば「鏡」。恋人に対するあなたの態度を写す鏡です。元カレのことをどういうふうに思っているかは、翻って、あなたが今カレの存在をどんなふうに感じているかを表明しちゃう部分もあるってことは覚えておきましょう。■3.「俺も元カノの話してやろっかなー」「やっぱり、元カレの話を聞くと嫉妬はしちゃうよね。俺もそこまで大人じゃないから、仕返しに元カノの話をしてしまいたくなる」(ウェブ系/26歳)計画通りカレを嫉妬させることには成功しましたが、いらない副作用がついてくることもあるみたいです。しかも、あなたから元カレの話をした手前、「なんで元カノの話するわけ?」なんて言えませんので、ノーガードで元カノ話を聞かされる羽目にもなります・・・・・・。もう戦争ですね・・・・・・。■4.「かわいいやつめ」「学生時代はそういうのにいちいち嫉妬したりもしてたけど、今はやっとそういうのには慣れたから、元カレ話を聞いてて、『これは嫉妬させたいわけね』と思うと、彼女がかわいく見えてくるようになった」(美容師/27歳)これはスタートは1と同じだけど、カレが精神的に大人の場合には、もうちょっと先まで進んで「かわいい面もあるやん」と微笑ましく思ってくれるパターン。とはいえ、さすがにこういうのを連発しすぎると「もうさすがにウゼエわ・・・・・・」と、1と同じ感情になっちゃいますので、加減は必要ですね。■おわりにどうでしたか?元カレの話を一切しないように、ひたすらその話題を避ける必要はありません。ただ、デリケートな話であることは間違いありませんから、話すときのトーンとかに気を付けて、聞いているカレの表情にも気を付けて、あと内容にも気を配って(「あなたの束縛癖」とか、自分のネガティブな部分を明らかにしちゃうようなエピソードには注意)、あくまでたまに使うスパイスみたいな感覚で使っていきましょう。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年01月11日子どもが保育園や幼稚園、小学校に通い出すと、子どもの友だちのママから「家に遊びに来て」と誘われることがあります。よく知らない間柄のママ友宅を初めて訪ねるときは、何かと気をつかうもの。どんなことに気をつけ、何を用意していくべきでしょうか。■手土産はリサーチしてから慎重にチョイスまず、手土産は必須。プリンやカットフルーツ、個包装になった焼き菓子など、切り分けが不要なおやつ系が定番ですが、ランチやディナーに招かれた場合は、サラダやお惣菜など、食事の足しになるものでもいいでしょう。ただ、お惣菜系は、訪問宅のママが用意してくれている食事の内容によっては、合わないことがあります。また、料理好きで、もてなしたいママの場合、子どもウケが良いピザやチキンなどを持って行くと、手土産に人気が集中して微妙な雰囲気になる可能性も…。できれば行く前に、どんなメニューが出るか探っておきたいところです。「何か持って行こうと思いますが、どんなものがお好きですか?」と素直に聞いてみるのもアリでしょう。SNSで相手のママの投稿をチェックしておくと、ホームパーティをよく開いている、お菓子作りが趣味、などの情報をつかめるかもしれません。また、相手宅の子どもも手土産を食べられるように、アレルギーの有無についても事前に確認しておきたいですね。お菓子を手土産にする場合は、訪問時にいなくても、ほかの兄弟やパパの分も忘れずに。家族構成や人数がよくわからない場合は、数を多めに用意すると安心です。■室内で走り回らないよう、子どもに念押しを部屋の中で飛び跳ねたり、バタバタ走り回ったりしないよう、子どもにはあらかじめ念押ししておきましょう。相手宅がマンションの場合、階下やほかの部屋に音が響きやすいので注意する必要があります。特に、男の子は女の子以上に活発な子が多いので要注意。相手宅の子どもが女の子で、男の子に慣れていない場合、普段通りに振る舞うとビックリされてしまうかもしれません。ただ、どんなに念押ししても、子どもは興奮すると、つい走ってしまうことがあります。その場合はすぐに子どもの動きを止めて注意し、相手宅のママにひとこと謝ることが大切です。もし心配なら、子どもたちが静かに熱中して遊べるようなパズルやブロックなどのオモチャを持参するといいかもしれません。また、足音対策として、子どもにフカフカした素材の厚めの靴下を履かせておくのもおすすめです。■ティッシュ、タオルは必需品!小さい子には、いくら「お行儀よくしようね」と言い聞かせても、食べものをぼろぼろこぼしたり、飲みものをこぼしたりすることもあります。そんなときに備えて、ポケットティッシュやウェットティッシュ、タオル類は必ず持って行きましょう。まだオムツをつけた赤ちゃんなら、もちろんお出かけ用のオムツ替えセットは必須。オムツを替えさせてもらうときは、必ずオムツ替え用のシートを使うようにしましょう。使用済みのオムツは持ち帰るのが基本です。また、オムツやゴミ、濡れた衣類を入れるためのビニール袋も、多めに持って行ったほうがよさそうです。ママ友宅から帰ったら、なるべくその日のうちにお礼メールをしておきたいですね。第一印象をばっちり決めて、良好な関係をスタートさせましょう!
2017年01月08日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。ようやく更新気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第23回目になりました。前回は #ROBEパリコレ隊 の話(Inatagramでハッシュタグを検索!)でした。今回は「服ってそんなに必要?」というちょっと個人的には辛いお話。 今、あなたのクローゼットには何着の服が入っているでしょうか?少し前に『フランス人は10着しか服を持たない』という本が流行しましたが、最近は「服を所有しない」という選択が一種のムーブメントとなっています。所有しない、というのは本当に数着で着回すということだけではなく「シェア」することでも叶います。数年前からポコポコと現れてきた洋服やバッグのレンタルサービスや定額レンタルサービス(ファッション系サブスクリプションなどと言われます)はすでにマスにも認識されつつあります。断捨離という言葉が浸透して久しいですが、「所有しないこと」がある種ステータスになり、少ないモノで上手くやりくりすること自体がファッショナブルな生き方として捉えられているよう。消費しきれていない衣類先日、国内最大規模のアパレル展示会であるファッションワールド東京にてユナイテッドアローズ上級顧問の栗野宏文さんの講演会を聞く機会がありました。そこで耳にしたのはちょっと、いや、かなり衝撃的な数字。ファッション業界の業界紙である繊研新聞によると、2013年度の衣料品の年間供給量が41億点を超えたそう。(参照 : )当時の人口が1.27億人という数字と照らし合わせると、国民一人当たり年間32点の衣料品を購入しなければ消費しきれない計算になります。国民一人当たりということはもちろん赤ちゃんも中高生も高齢者も含んだ数字。主にファッション消費が盛んな20代ですら年間32着も買うとは思えないのに、これは異常な数ですね。(ちなみに余談ですがファッションモンスターと言われる私は年間30着前後購入しています)さて、ROBE読者の皆様は年に何着服を買うでしょうか?買うタイミングは?どんな服が欲しい?「セールでしか買わない」 「キャンペーン中しか買わない」 「ネットで安く買う」 「何を買えばいいかわからない」こんな声が聞こえてきそうです。そりゃそうですよね、これだけ服が溢れていて、どこも同じようなデザイン同じようなコンセプトでは価格が安い以外に買う決定打がありません。それでは、服を買う決め手とは?生活する場所はどこか以前も水曜連載で服にはリアリティが必要という話をしましたが、今わたしたち消費者(ファッションはあまり消費であって欲しくはないのですが)と生産者が認識すべきはまさにこのリアリティなのではないかと思います。自分が生活を送る場所、会話をする人々、遊びに行く場所、仕事で会う人々etc...衣食住と括られるように、服は生活の一部に溶け込む存在。だから、自分が身を置く環境をもう一度見直して服を選んでみてください。ひとりの人が生きる環境はひとつではないし、感情もひとつではありません。特に忘れがちなのが感情。「なんとなく」「妥協」で服を買ってしまうと、どんどん薄れていってしまうリアリティ。なんとなくで買ってしまって気分が乗らないからと服を早いサイクルで買い直し続けると、供給過多という望んではいない現実にぶち当たってしまうのです。“なんとなく買い”が生んでしまったイヤなサイクル。1年で32点も買わなくていいし、32点も作らなくていい。記事中の画像は先日 Amazon Fashion Week Tokyo で発表されたパリ発ストリートクチュールブランドKOCHÉのショーの様子。原宿という東京の生っぽさが漂う街で突如開催されたゲリラショーは、街に溶け込むファッションとは何かを体現してくれました。Amazon Fashion Weekよりも2週間前にパリのショッピングセンターで開催されたパリコレでのゲリラショーショットも混ぜているので、同じ服が違う街で着られるとどう映るか、少し考えるきっかけにしてみてください。デザイナーのクリステル・コシェはパリ在住。彼女が思うリアリティと、私たちが感じるリアリティは決定的に違うはず。身につける服が、私のリアリティに寄り添っているかどうか、私が持つたくさんの感情を滑らかに変換して引き出してくれるかどうか、服であふれた今だからこそ、選ぶ決め手はココにあるのだと思います。 Text : Azu Satoh
2017年01月08日本日1月7日(土)放送の「人志松本のすべらない話」第31回大会に、“中高年の星”綾小路きみまろが初参戦することが決定。リアルなすべらない話を多数持つ漫談家の達人が、“お笑い総合格闘技”に挑む!「人は誰しも一つはすべらない話を持っており、そしてそれは誰が何度聞いても面白いものである」をコンセプトに、「ダウンタウン」の松本人志をはじめ、当代きっての実力派芸人たちが“すべらない”トークを繰り広げる大人気番組。それはまさに、“すべらない”話を武器に、気鋭の芸人たちが実力伯仲の真剣勝負を繰り広げる“お笑い総合格闘技”だ。深夜番組時代から数えて31回目を迎える今回のゲストとして初出演するのは、漫談家のトップランナーであると共に、CDや書籍も多数発表するなど幅広い活躍を続ける、きみまろさん。松本さんとは、「ダウンタウンなう」(2015年11月6日放送)以来の共演となった。収録後の取材で、きみまろさんは「普段の漫談ではなく、今回のように実際にあった話をリアルに話すというのは、正直難しかったですね」と謙遜したが、きみまろ節全開の“昭和トーク”を展開し、松本さんをはじめとした出演者たちの爆笑を誘っていた。また、「この番組はテレビでよく拝見させていただいていましたので、自分があの場所にいると不思議な感じがしました。雰囲気をつかむ前の前半に、よくサイコロに当たってしまいましたね(笑)。オファーをいただいてから、“(自分で)本当に大丈夫かなぁ”とかなり悩んだんですが、編集でうまくつないでいただければ何とかなるかなという自負はあります(笑)」と、収録を終えた手応え(?)をコメント。「65歳を過ぎても、こういう場所に呼んでいただいて、若い方々とお話をさせていただけて本当に感謝しています。私と同世代の方々の大半は、定年退職されてテレビを見ているだけですから(笑)」と語った。番組を楽しみにしている視聴者には、「私以外の出演者の方々の話は“平成の話”ですが、私はひたすらに、中高年の方々が青春を過ごされていた“昭和の話”をしております(笑)。皆さんの話と内容は違いますが、がむしゃらに昭和を生きてきた方々の話をしていますので楽しみにしていただけたらと思います」と力強いメッセージも。中高年のスターであり、スーパー漫談エンターテイナーであるきみまろさんが、どのような“すべらない話”を披露したのか期待が高まる。さらに今回は、千原ジュニア、宮川大輔が続投する以外、出演者を一新。きみまろさんのほかには、カンニング竹山、劇団ひとり、渡部建(アンジャッシュ)、バカリズム、カズレーザー(メイプル超合金)、好井まさお(井下好井)、亜生(ミキ)という個性豊かな顔ぶれがずらり。ひとりさん、カズレーザーさん、好井さん、亜生さんも番組初出演となる。話芸に秀でた猛者たちの戦いに注目だ。なお、古舘伊知郎が初参戦した昨年7月9日放送の「30回記念大会」全編と、訳あって未公開になったすべらない話を含めて再編集し、「人志松本のすべらない話30回記念大会 完全版」として1月11日(水)にDVDを発売することも決定。これまで30回に渡るすべらない話の歴史を作ってきた面々が集結している。土曜プレミアム「人志松本のすべらない話」は1月7日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年01月07日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》も気づけば第25回目。前回は自分で服の型紙を組み立ててみた話です。今回はLAST CHRISTMASを脳内BGMに海外クリスマスの様子を楽しんでいただきつつ、クリスマスにまつわる重〜いお話をしましょう。クリスマスは好きだけど嫌いです。キラキラの街並み、大好きなチキン、あったかいココア、色とりどりのオーナメント、どれを取っても好きな要素ばかりのクリスマス。でも、どこか心に引っかかる、寂しいとも悲しいとも言えない感情が押し寄せてくるのもこの季節なのです。一緒に遊んでくれる友達もいるし、恋人だっている時はいるし、家族と一緒にチキンの丸焼きを作ったり、なんだかんだ毎年楽しんでいるはずなのに。ついこの前まで紅葉で彩られていた並木路がまばゆいイルミネーションで飾られた瞬間、その声は聞こえてきます。「いま、幸せ?」真っ暗闇の中、急にスポットライトで照らされたように不意を突いて襲ってくる焦燥感。幸せだよ!大丈夫だよ!と大声で叫んでも観衆のヤジでかき消される自信のない意志。街のどこを切り取ってもドラマのワンシーンのように見えてしまうクリスマスの魔法は、否が応でも私たちを舞台に上げてしまいます。そっとしておいてほしいのに「人生は光で満ち溢れているんだ!」というちょっぴりうるさい演出に圧迫されて、どこからともなく「この光の中では幸せでいなければならない」という強迫観念が生まれてくるのです。 《本当にいま、幸せなんだろうか。幸せなふりをしているだけなんじゃないか》 毎年この時期になると自問自答を繰り返しています。ちなみに去年はクリスマス直前で恋人にフラれたため、買っておいたプレゼントを箱付きでフリマアプリに出品しましたが売れませんでした。決してクリスマスに嫌な思い出があるわけではありません。生得ひねくれた性格が年末になると総決算としてより濃く滲み出てくるようで、クリスマスのイルミネーションも歪んで見えるのでした。今年はいかに。 Text : Azu Satoh
2017年01月04日男子2人の母だって、ママ友の女子トークに入りたい!Upload By ラム*カナ「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、息子たちを介し仲良くなるママは、ほとんどが男の子のママです。集まって遊ぶ内容と言えば、公園で駆けまわり泥んこになったり、家の中で「バンバンバン!」「ズガガガガーン!」など、効果音のみの遊びで盛り上がったり、など。そしてママたちの話題は決まって“もう聞いてよ、息子がこんなことしちゃったよ”という男の子ならではの珍エピソードばかり。そんな感じなので、たまに女の子のママとお話しすると、あまりの女子の大人っぷりに度肝を抜かれるのです。特に思うのは、女の子のオシャレへの熱意!オシャレ心まるでナシの息子たちを見慣れている私としては、女の子たちの服へのこだわりに、つい衝撃を受けてしまうのです。女の子へのオシャレへのこだわりって本当にスゴイ!Upload By ラム*カナへー。女の子って、ちゃんとコーディネートを考えてるんだなぁ。あ、でも待って。うちの息子もね、Upload By ラム*カナ靴にもこだわりたいお年頃!Upload By ラム*カナうんうん。靴へのこだわりね!そうそう、息子もね、Upload By ラム*カナ…失礼しました。ちょっと会話に入った気になりたかっただけなのです…!著書『カラフル男子牧場 -ADHD長男とお調子者次男の兄弟物語- 』Upload By ラム*カナ
2016年12月31日