講談社は4月1日、ヒト型多脚ロボット「Paper」を発表した。Paperは、1秒に1ページの書籍スキャンが可能で、読み込んだ本を読み聞かせしてくれるほか、AIが内容を理解して日々のアドバイスを送ってくれる。価格は4万1000円。別途、読み上げや会話ができる「ワクワク基本パック」の契約が必要で、41回払いの月額4万1000円、故障した際のサポート保証「保険パック」が最長4年間で月額4649円(いずれも税別)となる。なおソフトバンクのロボット「Pepper」に似てるとの指摘もあるが、「ガチると足が4本生えてるので別物」と公式サイトで案内されている。公式サイトのバナーには、なぜか「なんでも実況ジュピター(なんJ)」でよく見られる"やきうのお兄ちゃん"っぽいキャラクターが寝そべっているが、関連性は不明だ。なお、まとめサイトのようなデザインからわかるように、この発表はエイプリルフールネタです。講談社は昨年、NAV◯Rまとめに似せたサイトでドローン宅配サービスのエイプリルフール発表を行っていました。
2016年04月01日BearTailは2月10日、クラウド経費精算サービス「Dr.経費精算」にスキャン代行オプションをリリースし、全国郵送スキャンと都内23区派遣スキャンに対応すると発表した。Dr.経費精算スキャン代行オプションは、Dr.経費精算に登録する領収書の撮影・スキャンの手間を削減したいユーザー向けに、ユーザーの代わりに郵送または派遣の2つの方法にてスキャン代行するというもの。Dr.経費精算のサイト上で申し込みを行うことにより利用できるオプションプランとなる。同プランにより、領収書のスキャンから、データ化まで一気通貫で丸投げすることが可能となる。なお、料金の支払いは、Dr.経費精算へ登録されているクレジットカードへ、スキャンされた枚数に応じた金額が請求される。同オプションの詳細は次のとおり。
2016年02月12日サイオステクノロジー(サイオス)は1月21日、リコーの複合機向けアプリケーションソフトウェア「Quickスキャン」の新バージョン「Quickスキャン V4」を1月25日より提供開始すると発表した。「QuickスキャンV4」の導入支援サービスおよび保守サービスは、大塚商会が販売する。価格は「QuickスキャンV3」から変更なく7万円(税別)で提供される。最新版「Quickスキャン V4」は、現在提供されている「Quickスキャン V3」の機能を「MultiLink-Panel 搭載RICOH MP シリーズ」および「MultiLink-Panel 搭載RICOH MP Cシリーズ」に搭載されている10.1インチWSVGA大型フルカラータッチパネルMultiLink-Panelで使いやすいように強化・改良されたもの。「やさしく名刺 Ver.14.0 for Quickスキャン」連係機能では、最大16枚の名刺を一度にまとめて読み取り、社名や氏名などの文字情報を認識してデジタルデータ化し、自動的にデータベースを作成することができる。また、読み取った名刺情報の管理、修正、追加も可能。「やさしくPDF Ver.9.0 for Quickスキャン」連係機能では、手書きで記入・作成されていた定型フォームや帳票などの紙媒体情報を読み込み、デジタルデータ化してPCなどから直接文字、数値を入力できるようになった。「e.Typist Ver.15.0 for Quickスキャン」連係機能は、スキャンして読み取ったさまざまな紙媒体情報を一度、画像データとして取り込み、テキストデータなどの再利用可能なデジタルデータに変換することができる。さらに、同機能により、紙媒体に印刷された文書をMicrosoft Wordデータに変換、また住所録や表などの印刷物をMicrosoft ExcelデータやCSVファイルに変換できる。タイムスタンプ連係機能は、e-文書法改正に対応した新機能で、デジタルデータに変換された書類などの真正性を担保するために文章にタイムスタンプを付加する機能。(タイムスタンプ連係機能は2016年3月に搭載予定)そのほか、「Ridoc Desk Navigator V4」連係機能では、複合機などのオフィス機器やドキュメント管理システムなどとシームレスに連携するリコーが提供するポータル・ソフトウェア「Ridoc Desk Navigator V4」と連携することが可能となっている。
2016年01月22日寺田倉庫との提携で、貴重書のスキャンから倉庫保管までのワンストップサービス「T-Archive」をローンチした誠勝(関連記事:貴重書の電子化から保管・修復までワンストップで - 寺田倉庫と誠勝が新サービスで描く未来図とは?)。一般的なビジネス書類とは異なる貴重書のスキャン市場において、同社が成功を収めている理由はなにか。今回は誠勝 代表取締役の山本 大視氏に、同社のこれまでの歩みと、貴重書スキャンにまつわるスキャン業界の現状、そして今後の課題について話を聞いた。○高価なスキャナを使えばクオリティが上がるわけではない山本氏の個人事業からスタートした誠勝は、スキャニング業者の中でも早い時期から法人向けの貴重書のスキャンをターゲットに顧客を獲得してきた。立ち上げ当初はネットで「貴重書のスキャンニング」について調べても、出てくる情報はほぼ皆無。試行錯誤でノウハウを積み上げてきたという。そんな山本氏は、短い時間にどれだけ多くスキャンできるかという、スキャン事業に取り組む上でたどり着きがちな"効率重視"の姿勢に違和感を覚えていたと話す。「効率を重要視すると、時間のかかる補正やトリミングなどの作業は行わないのが当たり前となり、結果としてクオリティは後回しになってしまうわけです。果たしてこれで良いのだろうかと」(山本氏)そこで山本氏は、自分が見たいと思えるデータを作るところから事業をスタートした。「まずはPhotoshopで補正パターンを一から作り始めました。書籍を問わず、一律に適用するのは無理だとわかったので、現在は書籍1冊ごとに補正値を決め、1000ページなら1000ページに適用するという形を採っています」(山本氏)機材については、オーバーヘッド型の業務用スキャナに加えて、直角になったガラス面に本を押し当てて角までスキャンが行える「ブックエッジスキャナー」と呼ばれる機種を併用している。いずれも本を解体せずにスキャンが行える、非破壊タイプの製品だ。「個人事業の頃は市販の複合機を使っていましたが、これではさすがに難しいということで、次にブックエッジスキャナーを導入しました。その後、国立国会図書館のデジタルアーカイブのプロジェクトに関連してオーバーヘッド型のスキャナーの存在を知り、小社にもお客さまから問い合わせが相次ぐようになったため、それを導入して現在に至っています」(山本氏)ブックエッジスキャナーは十数万円、オーバーヘッド型のスキャナーは百万円以上する業務用の製品だが、高価な製品を使えば必ずしもクオリティが上がるわけではないと山本氏は言う。「例えばオーバーヘッドのスキャナーは、ノド(本が綴じてある部分のこと)に必ず歪みが出ます。逆にブックエッジスキャナーは、本のノドから1センチ前後は物理的に撮れない制約こそありますが、歪みが出ることはありません。例えば出版社で、過去の雑誌のバックナンバーをDVDに収録して付録につける場合、紙のバックナンバーをスキャンしてデータを作るわけですが、この場合はブックエッジスキャナーが適しているわけです」(山本氏)一方で、ノドの歪みが出るとされるオーバーヘッド型のスキャナにも強みはある。公文書館のデータなどは、補正をかけると原本を改変したと見なされてしまうため、「こうしたケースではページを開いた状態で上から撮るオーバーヘッドが一番優れています」と山本氏。クオリティを求める出版社の要求には歪みが出ないブックエッジスキャナーを、原本そのままであることが必須の公文書の場合はオーバーヘッドスキャナーを使うといったように、用途に応じてスキャナーを使うことで要望に応えているわけだ。○非破壊スキャンの隠れたメリットとは同社のスキャンは本を解体しない、いわゆる"非破壊"にこだわっているが、それゆえ副産物もあるという。aつは価格体系がシンプルになることだ。「非破壊のブックエッジスキャナーに関しては、カラー、モノクロに差はありませんので、見積もり時のパラメータは解像度だけです。そもそもカラーとモノクロを正確に分けて見積もりを出そうとすると、本のページをすべてチェックしなければならず、お客さまもわれわれもそれだけで疲れ切ってしまいます。書籍が重いと効率が下がるため、今は600ページ以上のみ単価を上げているのですが、将来的にはそこも取り払って、解像度だけで一元管理してしまえば、ページ数さえ教えてもらえれば見積もりを出せるようにしたいですね」(山本氏)そもそもカラーとモノクロで価格が分かれているのは、ADF(Auto Document Feeder=自動原稿送り装置)を装備したドキュメントスキャナー特有のルールなのだという。「ADFタイプのスキャナーだと、カラーでスキャンを行った際にほこりが原因のスジが入りやすいために再スキャンになる可能性が高く、それゆえカラーとグレースケールで値段を分けています。上から写真を撮る非破壊スキャンはスジの問題は発生しないため、値段も同じにできるというわけです」(山本氏)こうした非破壊スキャンだが、発注する側として気になるのは、スキャン中に元の原稿が破損しないだろうかということだ。万が一原稿が壊れてしまっては、非破壊スキャンではなくなってしまう。これについては危険性を判断した時点で、事前に知らせるようにしているそうだ。これをいかに正確に判断できるかは、ひとえに「経験」にかかっているという。「いくら非破壊スキャンといえども、オーバーヘッドスキャナーだと必ず180度は開かなくてはいけません。それによって壊れてしまう書籍に関しては、現状のスキャン技術では物理的に不可能ですので、お客さまから承った時点でこれは難しいという場合、スキャン前にお伝えするようにしています」(山本氏)なお、同社が寺田倉庫と組んで行う電子化のワンストップサービス「T-Archive」には劣化した原本の修復なども手掛けるメニューも用意されており、必要に応じてそちらに回すケースも出てくるとのことだ。○dpiが向上最近は、iPadをはじめとするデバイスの高解像度化が目覚ましい。デバイスの進化に合わせて、データ側、電子化データの高解像度化も進むのだろうか? これについて山本氏は、当然影響が「ある」と話す。具体的には、これまでは主流だった300dpiから、400dpiへ移行しつつあるそうだ。「300dpiと400dpiはモニター上で見てもそれほど大きな違いはありませんが、400dpiにするとOCRの認識精度が高くなります。それに加えて、最近のデバイスの高解像度化にも合わせ、400dpiが主流になりつつあります。ちなみにPOD(プリント・オン・デマンド)が前提の書籍では600dpiが標準です。どうしても600dpiで、というお客さまもいらっしゃいますが、印刷しないのであればあまり意味はなく、400dpiで十分ですね」(山本氏)○貴重書に含まれているさまざまな文字データを活用できる未来山本氏が今後の課題として挙げるのは、スキャンした貴重書に含まれている、さまざまな文字データの活用だ。もしあらゆる文字データが検索可能になれば「社会が変わるほどのインパクトがある」と山本氏は語るが、解決しなくてはいけない課題も多いという。なかでも校正にかかるコストは、大きなネックとのことだ。「スキャンした貴重書から得られた文字データの運用方法は2通りあります。1つはPDFに透明文字として埋め込んでしまう方法で、こちらはPDFと文字データが1つのファイルにまとまりますが、校正が非常に難しい。もう1つは抽出した文字データをデータベースで画像とつなぎ、テキスト検索でヒットすれば画像データが表示されるようにする方法。われわれはこちらの方法を採用し、なるべくローコストで校正が行えるようにしていますが、それでもまだ高価です」(山本氏)同社が手掛けた事例の中には、貴重書を画像化しただけではなく、文字データの活用まで踏み込んだ例も多い。「昨年、静岡県の臨済寺というお寺の住職さんが、お世話になった方々に電子データを配布したいということで、寺が所有している重要文化財『鉄山和尚語録』を電子化することになり、当社でスキャンを担当しました。ですが、いかんせん1600年代の本ということもあり、電子化しても何が書かれているかはまったく分からないわけです」(山本氏)そこで同社では大学教授の協力も仰ぎつつ、白文(※句読点を付ける前の漢文)に起こし、Word文書と電子データを合わせてDVDで配布したのだという。システムを組んでしまえば、白文化したテキストを、画像の上に重ねるなどの表現も可能になる。これは「帳票などのシステムとはまったく違った、芸術的な分野ならではのアプローチというわけです」と山本氏はその取り組みに胸を張る。画像化しただけでは読み取ることすら困難だったであろう文字がデータ化されることで、重要文化財を将来的に活用する第一歩につながる可能性は高く、その意義は極めて大きいと言える。寺田倉庫との提携による、貴重書のスキャンから倉庫保管までのワンストップサービス「T-Archive」がローンチして間もないが、同社の視線はすでにその先をも見据えている。単なる貴重書の電子化の枠に収まらない、世の中をアッと驚かせるプロジェクトの登場も、そう先の話ではなさそうだ。
2016年01月19日損保ジャパンは2日、「ワタミの介護」の完全子会社化について、同社親会社であるワタミとの合意に至ったことを発表した。○介護サービス市場の拡大を見据えワタミの介護は、外食チェーン大手であるワタミの子会社。2015年3月末時点では、首都圏を中心に111カ所の介護付有料老人ホームを運営している。損保ジャパン日本興亜は、高齢化に伴う介護サービス市場の拡大を見据え、2012年より介護関連企業のグループ会社化や資本・業務提携を実施。今回のワタミの介護買収により、介護サービス事業への本格参入を目指す。同社は「グループが有する広範なネットワークやグループ事業を通じて培った経営資源やノウハウを生かして、介護事業における、より高い『安心・安全・健康』に資する新たなビジネスモデルの構築を目指し、様々な介護ニーズに対応するサービスを総合的に提供する」としている。株式の譲渡日は12月1日、取得株式数は6万4,429株で価額は210億円(見込み)。
2015年10月05日“美とテクノロジーの融合”をコンセプトに展開するアイウェアブランドのマイキータ(MYKITA)が、業界初となるデジタル技術“3Dフェイススキャン”を駆使したカスタムメイドのアイウェアコレクション「マイ・ベリー・オウン(MY VERY OWN)」をパリにて発表した。同コレクションは、3Dフェイススキャン技術と、アイウェアの各パーツを一人ひとりに合った形に調節することが出来るアルゴリズムを用いることで、それぞれ違う顔の形に合ったデザインやフィット感のアイウェアを作り上げるというもの。購入者は好みのアイウェアを選択後、デジタル技術を用いたフィッティングに移り、顔をスキャンしてビジュアル化する。すると、デジタルシミュレーションによってフレームが顔の形に合うように調整され、その後、好きな色の蝶番やレンズを組み合わせるだけで、自分にピッタリのアイウェアを作ることが出来るシステムとなっている。なお、この技術は16年春に試験的に導入され、16年秋には本格的に導入を予定している。
2015年09月29日●AmazonアプリでスキャンしまくるAmazonのスマートフォンアプリがアップデートされ、「スキャン検索」機能が搭載された。アプリ内のカメラを起動して商品にかざすと、その商品が何なのかを即座にスキャンして商品ページへのリンクを作ってくれるらしい。たとえば現物が目の前にあって、それをネットで買いたい場合、いちいちブラウザアプリを起動してAmazonを開いて商品の名前を打ち込んで……とやるのは面倒なので、カメラに映すだけで商品ページにアクセスできるなら確かに便利そうだ。買い物しないまでも、商品の詳細がパッとわかるだけで役立つだろう。ちなみにスキャンした商品がAmazonで売っていない場合は候補が表示されるか、あるいはリンク自体が作成されない。そこでふと思ったのだけど、僕の部屋にある本の中にAmazonで買えないものは果たしてあるのだろうか。世界最大の書店であるAmazonにケンカを売ってみることにした。スキャン検索は、Amazonのアプリを起動し、検索窓の右側にあるカメラアイコンをタップすれば使える。ここに商品を映し出せばいいのだ。撮影するわけではないので、シャッターボタンなどはない。映すだけで認識してくれる。とりあえず手近なところから見てみよう。手元にあった本をAmazonアプリのカメラに映してみると……おおっ、一瞬で認識した。ということは、この本は「Amazonで買える」ということになる。この調子で、片っ端から調べてみよう。いろいろと試してみたが、Amazonのカメラは一切の迷いなく次々と認識に成功していく。どれもこれも、ぜんぶAmazonの商品なのだ。うーん、Amazonで売ってない本はないものか。●予想外のできごとが思わずうなってしまったが、ここでちょっと予想外のできごとが。何気なくスキャンした漫画の単行本が読み取れなかったのだ。え、何でだ?この本はそもそもAmazonで買ったんだけど。不思議に思って普通に検索してみると、この漫画の6巻の表紙画像が登録されていなかった。なるほど、そういうことか。当たり前といえば当たり前だが、やはりAmazonは登録されている写真と照合してスキャンしているため、写真の登録がなければ認識できないのだ。ふーむ。ということは、仮にAmazonのカメラでスキャンして出てこなくても、念のため検索してみないと、本当にAmazonで売っていないかどうかは確認できないことになるな……。ちなみに「帯」がついた状態だとどうだろうと思ったら、これはほとんどの場合で正しく認識した。Amazonアプリ、隙がない。その後も部屋の中の本を次々にスキャンさせていくが、すべて出てくる。大人の事情でここには出せないが、かなり古い本やマニアックな本もAmazonには売っていることが判明した。改めてAmazonの品揃えに驚かされる。気まぐれに、本棚に挟まっていたクロッキー帳をスキャンしてみたら、普通に出てきた。●ネタ枯れかうーん、そろそろネタが尽きてきたぞ。これだけ本があっても、Amazonで扱っていないものがひとつも出てこないなんて……。古本屋で一生懸命探した本がAmazonであっさり見つかるのは、ちょっとショックである。どうにかAmazonに一泡吹かせてやれないかと蔵書を漁ってみたが、市販している本なら確実に売っている。Amazonアプリのスキャン検索が、その事実を一瞬で告げてくる。容赦ないぜ、まったく。あきらめかけたそのとき、一冊の本が目に入ってきた。そうだ!これならいけるんじゃないか!?見つけたのは、数年前に知人が制作した同人誌「カムゴル!!」。……あまり詳細は語らないでおくが、さすがにこれはAmazonにもないのでは。ワクワクしながらAmazonアプリのカメラでスキャンしてみると……。思った通り、Amazonでは見つからなかった。念のために通常の検索もしてみたが、こちらも見つからず。ついに、Amazonには売っていない本を発見することに成功したのだ!……ちょっとずるい気がしないでもないが、これだってちゃんとした本である。一般に流通していないというだけだ。普段はあまり意識していなかったが、こうやって一つひとつ確認していくと、いかにAmazonの品揃えがすさまじいかがよくわかる。でも、そんな中にもわずかながらAmazonで取り扱っていない本もあるのだ。そういう本を皆で持ち寄ってみると面白そうだなと思った。「Amazonで買えない本縛り」の読書会とか、「Amazonでは買えない本ばかり買えるオンラインショップ」とかね。
2015年07月20日Amazon.co.jp(Amazon)は6月30日、スマートフォン対応Amazonアプリに、新たに「スキャン検索」機能の提供を開始したと発表した。この機能により、商品のバーコード検索に加えて画像での検索も可能になった。ユーザーは、Amazonアプリのメニューからカメラ付きのiPhoneやAndroid携帯を商品にかざすだけで、商品画像で簡単に検索。ワンクリックで商品詳細ページにアクセスできるようになる。また、このAmazonアプリを使ったスキャン検索機能では、書籍やCD、DVD、生活用品、食品や飲料など、幅広い商品の商品情報を簡単に検索・表示できることで、従来のキーワード入力の検索とともに、スマートフォンを使ったより便利なショッピング体験を顧客に提供する。
2015年07月01日オムロン ヘルスケアは1月28日、BluetoothあるいはNFCでスマートフォンと接続できる体重体組成計「カラダスキャン HBF-254C」を発表した。発売は2月6日。価格はオープンで、推定市場価格は税別12,800円前後だ。HBF-254Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC(近距離無線通信)経由で測定データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる体重体組成計。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。本体に乗るだけで、過去の測定データから誰が乗ったかを推定する自動認識機能を搭載。ユーザーが乗ったことを検知して自動で電源がオンになり、測定は約4秒で完了する。測定項目は体重、BMI、体脂肪率、骨格筋率、基礎代謝、内臓脂肪レベル、体年齢。体重は50g単位で測定し、体重や体脂肪率など体組成の測定結果は前回の測定値も同時に表示する。サイズはW327×D249×H30mm、電池を含む重量は1.7kg。電源には単4形アルカリ乾電池×4本を使用し、最大で約6カ月の使用が可能だ(1日4回使用し、週に4回データ転送を行った場合)。本体には最大30回分の測定データを保存できる。カラーはホワイト、ブラック、レッド。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。アプリの利用にはドコモ・ヘルスケアの提供する「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要だ。
2015年01月28日すかいらーくが展開するステーキ専門店「ステーキガスト」は1月22日、希少部位のミスジを提供する「ミスジステーキフェア」を開始した。同フェアで提供する「ミスジ」は1頭からわずかしか取れない希少部位。肩甲骨の内側にある赤身肉で、しっかりとした肉本来の味わいと、サシの入った柔らかさの両方を兼ね備えている。同店では、2014年4月にもミスジを使用したメニューを提供したが、3週間で完売するなど好評だったという。今回も昨年に引き続き、ミスジを提供するフェアを開催。良質な米国産牛肉を使ったメニューを、数量限定で販売する。展開メニューは「ミスジステーキ」(1,499円)、「ごろごろにんにくのミスジステーキ」(1,599円)、「ミスジステーキ&ハンバーグ」(1,299円)。いずれもサラダ・カレー・スープ・デザート・パン等30種以上が食べ放題のサラダバイキングが付く。販売店舗は、ステーキガスト全店。フェアは1月22日~3月18日までを予定しているが、数量限定のため、完売次第終了となる。※価格はすべて税別
2015年01月22日NECは1月19日、同社が2012年6月から販売を開始している画像認識サービス「GAZIRU」を、スマートフォンアプリ「高島屋カタログスキャン」で利用し、配信を開始したと発表した。「GAZIRU」では、サービス事業者があらかじめ「GAZIRU(NECのクラウド)」のデータベースに対象物の画像を登録し辞書を作成。対象物が特定されたあとのアクションや付加情報(付加情報表示、指定広告URLへの誘導など)を定義しサービスを構築する。「GAZIRU」の利用者は、スマートフォン上で「GAZIRU」用アプリケーションを起動し、認識したい対象物の画像を「GAZIRU」に送信すると、あらかじめ登録されたデータベース上の画像との特徴情報を元に検索・分類し、対象物を認識。「GAZIRU」は、認識結果に基づき、事前に登録したアクションをスマートフォンに対して実行(付加情報表示、指定広告URLへの誘導など)する。「高島屋カタログスキャン」では、カタログ上の商品画像にかざすと瞬時に画像認識し、画面上に当該商品を紹介する高島屋オンラインストアへの誘導文章を表示。利用者は、文章をクリックするだけで、商品の詳細情報を入手できるとともに、そのままサイト上で購入が可能となる。高島屋では、同アプリを利用することで、カタログに掲載されている商品を購入する際に、店舗に出向くことなく、改めてオンラインストア上で検索をするなどの手間を省くことができ、利便性が向上するとしている。同社では今後、オムニチャネル化のインフラの1つとして、本アプリの他カタログへの対応などを進めていく予定。
2015年01月19日FAROは1月8日、3Dハンディスキャナ「FARO Scanner Freestyle3D」を発表した。同製品は最長3mまでスキャンすることができ、1.5mm以上の高精度で1秒間に最大8万8千点をキャプチャすることが可能。独自の自動補正光学システムにより、ウォームアップ時間が不要で、ユーザーはすぐにスキャンを開始できるという。また、Microsoft Surfaceタブレットが付属しており、キャプチャした点群データをリアルタイムで確認することができる。同社は「FAROのお客様は、3Dレーザースキャナを使い続けていくポイントとして、作業フローの簡潔さ、携帯性、手頃な価格を重視しています。弊社は、このようなお客様の声に応えるべく、重量1kgにも満たない、使いやすい産業向けハンディレーザースキャナを開発しました」とコメントしている。
2015年01月08日「SnapLite」という商品を知っていますか? iPhoneユーザーの方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。この商品、一見シンプルでお洒落な普通のデスクライトに見えますが、実はiPhoneと一緒に使うと、さまざまなものをスキャンできる、高性能なスキャナに変わるのです。今回は、ママにおすすめだという「SnapLite」の基本的な機能や使い方をご紹介します。■SnapLiteは直感的に操作できるので、メカに弱い人にもおすすめSnapLiteをスキャナとして使用するのに必要なのは、・SnapLite本体・SnapLite専用アプリをインストールしたiPhoneこの2つだけ。スキャンの方法も簡単です。まず、iPhoneを本体の上にセットし、SnapLite専用アプリを立ち上げます。次に、スキャンしたいものを赤いレーザーガイドの中に置き、本体のリスマークを押します。これだけで操作は完了。撮影 → トリミング → 補正 → カメラロールに保存するまで、すべて自動でやってくれます。わざわざパソコンを立ち上げたり、スキャン時の解像度やファイル形式を設定したりする必要もありません。これなら、メカに弱い人でも簡単に使えますね。■SnapLiteの基本機能(1)手の影を気にせずデータ化が可能ママ友にプリントしてもらった写真や、幼稚園、保育園で購入した集合写真など、プリント写真もできればデータ化しておきたいですよね。けれども、プリンタでスキャンするにはパソコンを立ち上げないといけないし、かと言ってスマホやケータイで写真を撮ると、手の影が気になりませんか?SnapLiteは、そんな時でも影を気にすることなく、キレイに撮影してデータ化することができます。これはラクチン。■SnapLiteの基本機能(2)レシートや名刺もトリミングして別々に保存保存しておきたいけどぐちゃぐちゃになりがちな病院の領収書やスーパーのレシートも、赤い枠内にバラバラと置くだけでOK。それぞれ1枚ずつの画像と認識し、きれいにトリミングしてカメラロールに保存してくれます。働くママなら、名刺管理ツールとしても使えますね。■SnapLiteの基本機能(3)大きな画像もスキャンOKSnapLite専用アプリを「合成モード」に切り替え、2回に分けて撮影すれば、赤い枠内に入りきらない大きなサイズのものでも、自動で合成してくれます(最大A3サイズまで)。子どもの描いた絵や作品は、A4サイズにおさまらないことが多いもの。この機能は、とても便利ですね。■SnapLiteの基本機能(4)ライトとしても使えるSnapLiteは、スキャナとしてだけではなく、卓上ライトとしても、もちろん使えます。ライトとして使用する際は、iPhoneがリモコンに早変わり。照明を消したり強めたり弱めたり、手元のiPhoneで操作できるので、明かりを消すために移動して、せっかく眠った赤ちゃんを起こしてしまった…という事態も回避できます。■洋服、アクセサリー、お弁当…立体もスキャンできるので、ママの毎日がもっと楽に基本機能でも十分便利な「SnapLite」ですが、その真骨頂ともいえる機能は、「立体の物も撮影し、簡単にデータ化できるところ」にあります。たとえば、毎日作る子どものお弁当。デジカメやケータイで撮るのもいいですが、急いでいるとブレたり、つい指が入ってしまったりすることもあるはず。SnapLiteを使うと、それらの心配なく撮影が可能。SnapLiteを使って、お弁当の記録をしているママは多いそうです。たしかに毎日同じ位置、同じ角度から撮れると、後からまとめて見る時にとてもわかりやすいですよね。同じ品ばかり入れてしまうことも防げますし、彩りにも気を配れそうです。わが家ではトリミング機能をオフにして、家で焼いたパンを記録しています。写真はおさかなパン。中に豆乳で作ったカスタードクリームが入っています。こんなものまでスキャンできるなんて、驚きですね。そのほかにも、活用できる用途はたくさんあります。・雑誌の切り抜きをサッとデータ化・手書きのメモやレシピもスキャンして、友だち同士で共有可・手作り大好きなママなら、作った小物やアクセサリーを簡単キレイに撮影・ネットオークションに出したい子ども服もキレイに撮影できる・幼稚園や保育園、学校のプリントもデータ化して家族で共有など、アイデア次第でいくらでも広がります。忙しいママの日常を広げてくれる、便利なアイテムSnapLite、一部店舗では体験もできるので、気になった人は試してみてはいかがでしょうか。★このコラムの公開を記念して、「SnapLite」を抽選で1名様にプレゼント! 締め切りは2015年1月28日(水)。ご応募は こちらのページ からどうぞ!<参考リンク>SnapLite - iPhoneを高性能スキャナにする、かしこい照明。
2015年01月07日名刺管理アプリ「Eight」を提供するSansanとカメラのキタムラは10月30日、名刺スキャン代行サービスの取り扱い店舗を23店舗に拡大した。名刺スキャン代行サービスとは、ユーザーが名刺を店鋪に預けると、カメラの販売・プリントサービスを行うカメラのキタムラが名刺のスキャン作業を代行するもの。仕事でたまった名刺を一度にスキャンし、スマートフォンアプリで管理できるようになる。名刺が一度に整理できるので、連絡先の検索や連絡が手間なく簡単に行える。同サービスは、2014年8月にカメラのキタムラ東京/日本橋店で開始。今回、サービス実験提供の好評を受けて、店舗数を23店舗に拡大した。2015年度には全国900店舗での展開を目指すという。なお、カメラのキタムラではスマートフォン販売時に希望者を対象にアプリのプリインストールサービスを実施しているが、今回無料アプリのメニューにEightを追加した。
2014年10月31日ハイパーギアは、オフィスにある複合機やスキャナで帳票や伝票をスキャンするだけで、指定エリアを自動で読み取り、リネーム・振分けする機能を大幅に強化した「HGPscanServPlus Ver5.5」を、10月20日から販売開始すると発表した。価格は48万5000円(税別)。「HGPscanServPlus」は、ネットワーク内の監視フォルダに対象ファイルを入れるだけで、自動的にPDFに変換する電子文書変換サーバ。「HGPscanServPlus Ver5.5」を使用すれば、書類や帳票を複合機のADF容量分までまとめてスキャンしても、一括で、指定エリアの文字やバーコード、QRコードを認識して、ファイル単位で自動分割し、リネーム、振分け登録まで自動化することができる。これにより、従来なら50回のスキャン作業が必要だった伝票の入力も、ADFにまとめてセットして、複合機のスタートボタンを1回押すだけで、電子化作業を終わらせることも可能になる。「HGPscanServPlus Ver5.5」では、OCRエンジンの基本認識精度を向上やマルチプロセスによるOCR処理の高速化。新画像処理により、エリアOCR認識機能も大幅に強化され、スキャン時のずれ、印刷時の5%程度の縮小、回転などあっても、帳票フィールド(四角形の枠)を検知して自動補正し、OCR処理の精度を改善する。
2014年10月14日JPCERT/CCは10月10日、TCP 10000番ポートへのスキャンが 2014年9月下旬より増加していることを、インターネット定点観測システム (以下、TSUBAME)で確認していると発表した。TCP 10000番ポートは、Webベースのシステム管理ツール「Webmin」の標準ポートとして利用されることが多く、WebminはGNU bashの脆弱性(通称ShellShock)の影響を受けるため、Webminが稼働しているサーバが攻撃者の踏み台になるおそれがあるという。JPCERT/CCは、TCP 10000番ポートへのスキャンを行ってきた一部の送信元 IPアドレスにおいて、Webminのログイン画面と推測される応答を確認している。10月10日現在、TCP 10000番ポートを対象としたスキャンが継続していることから、JPCERT/CCは、影響を受けるバージョンの Webmin およびGNU bash を使用している場合、対策を講じるよう促している。Webminは脆弱性を修正したバージョン1.710へのアップデートが、また、GNU bashはGNU Project から脆弱性を修正したバージョンの適用が推奨される。
2014年10月10日JPCERT/CC(JPCERTコーディネーションセンター)は10日、TCP 10000番ポートへのスキャンが2014年9月下旬より増加しているとし、注意を呼びかけた。実際に攻撃を受け、別の攻撃への踏み台にされているケースも発生している。TCP 10000番ポートは、Webベースのシステム管理ツール「Webmin」の標準ポートとして利用されることが多い。さらに、先日公開されて問題となっている「GNU bash」脆弱性の影響を受ける。JPCERT/CCでは、Webminと脆弱性の影響を受けるバージョンのGNU bashが動作する環境において、Webminの権限で任意のコードが実行可能であること確認済み(Webminは標準インストールでroot権限動作)。JPCERT/CCの観測によると、ポートスキャン元のIPアドレスにおいて、Webminのログイン画面と推測される応答を確認。Webminが稼働するサーバが攻撃を受けた結果、第三者への攻撃の踏み台とされ、TCP 10000番ポートに対するスキャン増加の原因との見解を述べている。実際に攻撃の踏み台となっている事例もあり、JPCERT/CCが判断したIPアドレスのネットワーク管理者に連絡しているという。10月10日現在、TCP 10000番ポートを対象としたスキャンが継続しているため、影響を受けるバージョンのWebminおよびGNU bashを使用している場合は、対策を講じるよう呼びかけている。
2014年10月10日本体のボタンを1つ押すだけで、原稿をスキャンできるのがScanSnapシリーズの大きな特徴だ。しかし、「高解像度のタブレットで表示するため画質を300dpiに固定したい」、「名刺の裏面も読み取りたい」といった具合に、用途に合わせてスキャン設定を変更したいこともあるはず。そこで連載の最後となる今回は、ScanSnap iX500(以下、iX500)で思い通りのスキャンを行うために、設定をカスタマイズする方法を紹介する。○読み取り設定をカスタマイズするスキャンの設定を変更するには、通知トレイ(Windowsデスクトップ画面の右下)にある「ScanSnap Manager」アイコンを右クリックして、メニューから「Scanボタンの設定」(OS Xは「設定」)を選択する。「ScanSnap Manager」が起動して、現在の読み取り設定が表示される。デフォルトで選択されているのは、「おすすめ」設定だ。「コンパクト」や「きれい」を選ぶと、画質が「ファイン」(200dpi)や「スーパーファイン」(300dpi)にそれぞれ固定される。基本の設定は変えずに、スキャン解像度だけを変えたいときは、これらを選ぶことでワンクリックで切り替えることができる。より細かいカスタマイズが行うには「詳細」をクリックする。「保存先」や「読み取りモード」など、6つのタブが表れて、スキャンデータの保存先やファイル名、画質やカラーモードなどを個別に変更可能だ。よく使うのは「読み取りモード」タブだ。画質やカラーモードだけでなく、取り込む書類の種類に合わせて、細かいカスタマイズが行える。例えば、裏表に印刷されている用紙を取り込むときは、読み取り面の選択を「両面読み取り」にする。また一度に取り込めない書類なら、「継続読み取りを有効にします」にチェックを入れると、分割して取り込んだあと、1つのPDFに変換できるようになる。名刺やはがきを読み取るときに便利なのが、「ファイル形式」にあるPDFフォーマットオプションだ。2ページごとにPDFファイルを作るようにすることで、名刺やはがきをまとめてスキャンしたときでも、1枚ずつPDFを作って保存できる。この設定を使うときは、「読み取りモード」タブで「白紙ページを自動的に削除します」が有効になっていると、ページがずれてしまうので、チェックを外しておくとよい。詳細で設定を変更すると、「おすすめ」や「コンパクト」、「きれい」ではなく、「カスタマイズ」に保存される。「おすすめ」を選べば、デフォルトの設定にいつでも戻ることができる。設定を変更したら「OK」(または「適用」)をクリックする。ScanSnap Managerが通知トレイに格納されるので、原稿をセットしてスキャンを行う。●慣れた人におすすめの「詳細設定」登録と使い分け○クイックメニューを使わずにアプリケーションを選択するクイックメニューは、iX500を使いやすくしているユーザーインタフェースの1つだ。iX500本体のスキャンボタンを押すと、スキャン後にクイックメニューが表示され、そこから保存場所やアプリケーションを選ぶ。もし、あらかじめ保存先が決まっているなら、クイックメニューを経由せずに操作ステップを減らすことが可能だ。これは慣れた人向けの設定だが、自分のスキャン用途が決まってくると、スキャン設定の内容も自ずと限られてくる。いつも同じようなスキャンを実行しているなら、ScanSnap Managerを起動して「クイックメニューを使用する」のチェックを外すのもよいだろう。このチェックを外すと、「アプリ選択」のタブで「クイックメニュー」以外の項目が選べるようになる。メニューの内容は、クイックメニューと同じ。ここであらかじめ指定しておくことで、スキャンボタンを1度押すだけで、データの保存まで全自動で行えるようになるというわけだ。ちなみに選んだ項目によっては、「アプリケーションの設定」ボタンが押せる場合もある。例えば「Evernote」を選ぶと、OCR処理を行うための「読み取り可能なPDFにする」というオプションが利用できるようになる。また「ピクチャフォルダに保存」や「Dropbox」を選ぶと、プレビューを表示するしないなどを設定可能だ。○オリジナルの読み取り設定を登録して使い分けるクイックメニューを無効にすると、「読み取り設定」も使えるようになる。これは、カスタマイズした読み取り設定に名前を付けて保存する機能だ。デフォルトでもいくつか登録されており、項目を選ぶだけで、それぞれの用途別にカスタマイズした設定を呼び出せる。名刺の読み取りに適した設定や、自炊用の設定などを作っておけば、スキャンの効率もアップする。設定を保存するには、「読み取り設定」から、「新しい読み取り設定」を選択する。読み取り設定の新規作成画面がポップアップするので、現在の設定に名前を付けて保存すればよい。リストに読み取り設定が追加され、以後は、リストをクリックするだけで、利用したい設定を簡単に呼び出せるようになる。また「読み取り設定の管理」をクリックすると、読み取り設定の順番や名前を変更することが可能だ。不要になった項目もここで整理できる。―――――これまで全10回にわたって「ScanSnap iX500」の使い方を紹介してきた。ドキュメントスキャナとして歴史を持ち、定番の地位を確立しているScanSnapシリーズだけあって、手軽にサクッと使える一面と、詳細な設定で思い通りに使いこなせる深さをうまくミックスしている。購入を検討している人は多いと思うが、この『ゼロからはじめる「ScanSnap」』が多少なりとも参考になれば幸いだ。
2013年12月19日オムロンヘルスケアはこのほど、体重体組成計「カラダスキャンHBF-212/214」の累計販売台数が、12日時点で合計100万台を突破したと発表した。同商品は、女性向けに開発された体重体組成計。体脂肪率や内臓脂肪レベルの測定といった基本機能に加え、収納しやすい薄型・軽量コンパクトな設計や、手入れしやすいガラス仕様のフラットデザインといったコンセプトが受け入れられ販売台数を伸ばしたという。「HBF-212」は、A4サイズの筐体(きょうたい)に体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、BMI測定機能を搭載。「HBF-214」は、HBF-212より大き目の筐体に、同様の機能に加え基礎代謝、骨格筋率、体年齢等の表示機能を搭載した。価格は両商品ともオープン価格。詳細は「オムロンヘルスケア公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日