アウディ ジャパンは4日、都内で「The new Audi A1 Sportback」記者発表会を開催した。新モデルのプレゼンテーションのほか、女優の瀬戸朝香さん、フリーアナウンサーの内田恭子さんを特別ゲストに招いてのトークセッションも行われた。同日に発売された「Audi A1 Sportback」の概要については本誌既報の通り。新モデルのターゲット層として、自分の価値観を大切にしながら高い審美眼を持つ「Urban egoist」(アーバンエゴイスト)なニューファミリーを想定し、個性的なスタイルと高い実用性で新たな価値を提案するという。アウディが想定する”ニューファミリー”の代表として登壇した瀬戸さんと内田さんは同い年。ともに2歳児の母親という共通点もあり、イベントでは「ママトーク」を展開した。「最近、自己主張が激しくなったり、イヤイヤが始まったりして、毎日バタバタしています」(内田さん)、「イヤイヤがあったり急に泣いたりで、『魔の2歳児』来たか……、と感じる瞬間もあります。でも成長を見るのは楽しいし、何をしたいのか考えながらいつも接しています」(瀬戸さん)と子育てについて語った。瀬戸さんも内田さんも、現在は買い物や子供の送り迎えなどで日常的に車を利用するという。瀬戸さんはもともと運転が好きで、「昔から気分転換といえばドライブでしたし、実家の愛知県まで車で帰ることも。『すごい距離だよね』と言われることもあるけど、自分としてはそんなに遠くもなく、程よい距離かなと思っています」とコメント。「家族と一緒のときは誰が運転する?」と報道陣に聞かれたときも、「運転が好きなので、私が運転していますね」と答えていた。内田さんが免許を取得したのはフジテレビアナウンサー時代の2005年。いまでは生活に欠かせない存在とのことだが、周囲はいまだに彼女のドライブテクニックを不安視している様子。「実家から遊びに来た母を車で送るときも、『家に帰ったら電話ちょうだい』って、母が私に言うんです。どっちが送っているのかわからないですよね」と苦笑いを浮かべていた。車選びのこだわりについて聞かれると、「女性でもかっこよく乗れる車だと、運転していて気持ちいいし、運転が楽しくなりますよね」(内田さん)、「私も内田さんと同じでかっこいい車が好き。あとは安全性もしっかりしたものがいいですね」(瀬戸さん)との答えが。内田さんは「Audi A1 Sportback」について、「コンパクトな車なのにスマートで、『かわいらしい』より『かっこいい』という言葉がぴったり。すごくいいなと思いました」と述べていた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日NECは8日、同社の個人向けPC「VALUESTAR」「LaVie」の2012年夏モデルを発表。同日都内で報道関係者向けに発表会を開催し、新製品の紹介が行われたほか、同社がこれから注力していく分野やサービスなど、2012年度の方針について説明した。冒頭、挨拶に立ったNECパーソナルコンピュータ 代表取締役社長 高塚栄氏は、「個室の中でさまざまな情報にアクセスする端末として、処理能力とソフトウェアや周辺機器との連携が行いやすいPCこそが、今後の情報端末の本命」とプライベートル情報端末としてのPCの重要性を語る。同社が従来注力してきた「安心・簡単・快適」といったキーワードを守りつつ、2012年度は「新たなステージ」だとして、「プライベートルームTVのスマート化」や「イノベーティブでワクワクする新商品の投入」を方針として掲げた。特にテレビ機能については、「以前からPCにテレビ機能を搭載してきたが、今回の製品は非常に高性能の録画機能や再生機能を備えている。単純なテレビとしての到達点には達しているのではないか」と高塚氏は自信を見せる。そのうえで今後は「PCのインテリジェンスでテレビを再定義していきたい」(高塚氏)とした。新商品の投入としては、今年度のPC業界の大きなトピックとして、Ultrabookやタブレット、Windows 8を挙げ、こうした分野で驚きを与えるような商品を出していくという。Ultrabookについて高塚氏は、質疑応答の際に現在開発中であることを明かし、「適切な時期にきちんとした形で発表したい」と話した。○3つの「トレンド」を踏まえた新モデル同社の2012年夏モデルは、「セカンドテレビ需要」「スマホ/タブレット連携」「節電」といった3つのトレンドを踏まえ、機能の強化が行われている。「VALUESTAR W」シリーズでは、電源オフの状態から約2秒でテレビが起動する「ぱっと観テレビ」を搭載。ワンボタンで地上デジタル放送やBS/100度CSハイビジョン放送が視聴できる。「ぱっと観テレビ」には視聴専用のチューナーが用意されており、ダブル録画中でも別の番組を視聴可能となっている。テレビ用のソフトウェア「SmartVision」が強化され、テレビ機能が搭載されたモデルでは、録画した番組をスマートフォンやタブレットでも視聴が行える。ビットレートが高い動画でも、Intel Coreプロセッサ搭載モデルの場合はトランスコード配信が可能。テレビ機能非対応モデルには、DTCP-IP対応DLNAプレイヤー「SmartVision/PLAYER」がインストールされており、「SmartVision」搭載PCの空いたチューナーをつかって、チューナーがないPCでもテレビのライブ視聴ができる。ライブ視聴配信は同時に1台まで、ダブルチューナー搭載機のチューナーが2つともあいていても、2台同時にライフ視聴はできない。スマートフォン/タブレットとPCの連携は、録画番組の配信のほかに、録画番組をワイヤレスで自動で転送する「外でもVIDEOワイヤレス」や、スマートフォンに保存されている写真にPC側からアクセスする「ムービーフォトメニュー」がある。節電については、従来から搭載されているECOモードを強化。電力会社が提供しているでんき予報実績と連動して、電力需要に合わせて自動でECOモードに切り替わるほか、ピークシフト機能も従来は主導でピークシフトを行う時間を設定していたが、でんき予報のデータを基にピーク時間帯に、AC駆動からバッテリ駆動に自動で切り替わる。「LaVie L」や「LaVie S」シリーズでは、バッテリ駆動時間が大幅に向上し、ピークシフト中にバッテリ切れとなる恐れを低減している。今回発表された製品は5月10日より、順次販売を開始する。
2012年05月09日2月17日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで、明石家さんまの主演舞台『PRESS~プレス~』が初日の幕を開けた。本作は俳優でもある生瀬勝久が脚本を手掛け、自らも出演、また映画『舞妓Haaaan!!!』や『なくもんか』で監督としても活躍している水田伸生が演出を担う話題作。『PRESS~プレス~』チケット情報物語は、日本が高度経済成長真っ盛りだった1960年代、大阪に本社を置くスポーツ新聞社「堂島スポーツ」の編集部が舞台。文化部部長の才谷にさんまが扮するのをはじめ、中尾明慶、山西惇、温水洋一、八十田勇一、新谷真弓、小松利昌、大河内浩がユニークな新聞社の面々を演じる。ある日、ネタを集めにちょくちょく編集部へやって来る刑事(丸山智己)がいるところへ、清純派で人気の女優木村なでしこ(相武紗季)と恋人の俳優(音尾琢真)が恋愛スクープを揉み消したい一心で駆け込んできた。そこへなでしこのマネージャー(生瀬)もやってきて、すったもんだを繰り広げる……。さんま、生瀬、水田のタッグによるこのカンパニーは、過去にも『七人ぐらいの兵士』(2000年)、『JOKER』(2004年)、『小鹿物語』(2006年)、『ワルシャワの鼻』(2009年)とヒット作を連発。今作はその第5弾となる。今までは笑いの中にもシリアスさを忍ばせる骨太な作風だったが、今回はガラッと変わり、豪華キャストによる軽快絶妙、丁々発止のチームプレイを堪能できるカラリとした爆笑コメディとなっている。脚本を担当した生瀬は、本番を前に次のように意気込みを語った。「また、このカンパニーが帰ってきました。初日から千秋楽まで、生き物のように、私たちのライブ感は止まりません。ご来場お待ちしています」。公演は、同所にて3月4日(日)まで開催。なお、当日券は各公演とも開演の1時間前から劇場受付で販売する。
2012年02月20日北野武監督最新作のバイオレンス映画『アウトレイジ』の女性限定試写会が6月7日(月)、東京・西新橋のワーナー・ブラザース試写室で行われ、MCを務めた北野監督と同じ所属事務所のタレント、山本モナとシネマカフェの女性読者26人がワルい男についてトークを繰り広げた。モナさんを含め20代から40代の27人が鑑賞。先の読めないストーリー展開と緊張感あふれる映像に、終始、全員がスクリーンに食い入るように見入っていた。話題のバイオレンス描写には、さすが目や口を覆う人が続出。とある場面では1人が途中退出するものの、気分を整えて数分後には席に戻った。座談会が始まると、「手がこわばった」、「怖くて薄目でしか観られなかった」などと緊張から解かれた様子で、堰を切ったように声が上がった。モナさんが「カンヌ(国際映画祭)では賛否両論という評判でしたが、実際に観てどうでした?」と問いかけると、「目を覆ってしまう映像はあったけど、ストーリー、内容が面白いと思った」、「ここまでやっちゃっていいの?と思ってドキドキした」と、ここでも熱い意見が飛び交った。本作は、やくざの縦社会で勃発した組同士の抗争の中で生き延びようとする男たちの姿を描く群像劇。一番トキめいたキャストを聞く質問には、3分の1が英語を話すインテリやくざ役の加瀬亮の名をあげた。真面目で人の良さそうな役のイメージが強い彼だが、本作では「渋くてかっこいい」という、これまで知らなかった一面を見たという声も。ほかには三浦友和、椎名桔平、小日向文世ら票が割れ、多彩なアンサンブル劇らしい結果に。内容については「組織という意味では、やくざ社会も普通の会社でも同じで、悪いのは上にいる人とか、裏で糸を引いている人なのかも」と一般社会の縮図と捉えた意見や、「これの女版があったらコワイ…」などの感想も。最後にモナさんが「ある種のイケメン映画ってことですかね」とまとめると、大半が頷いた。終了後、モナさんは「男性はやられたらやり返す。それは女性にはない部分。ここまで男が男らしさを出すことって最近ない気がする。肉食系の男臭さがすごく出ていて、草食系に辟易している女子なんかにはサイコーの映画」と肉食系にシビれた様子。草食系より肉食系が好み?の問いには、「あんばい、というかバランスですよね」と冷静だった。『アウトレイジ』は6月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会■関連記事:ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5社長になってほしい俳優といえば?【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙!最高賞はタイ作品山本モナと“男たち”を語ろう!『アウトレイジ』女性限定試写会&座談会に10組20名様ご招待【カンヌレポート 04】たけし、批評家の採点は辛口も観客からは5分の拍手の嵐世界のキタノ、ヤクザ映画でカンヌへ殴りこみ!『アウトレイジ』コンペ出品決定
2010年06月08日