企画展「憧憬の地 ブルターニュ─モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2023年3月18日(土)から6月11日(日)まで開催される。日仏の画家が描いたブルターニュ19世紀後半から20世紀にかけて、各国の画家たちはフランス北西端のブルターニュ地方を訪れ、この地を題材に数多くの作品を手がけた。企画展「憧憬の地 ブルターニュ─モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」では、画家たちが描いたブルターニュを一堂に集めて紹介する。ブルターニュ地方は、雄大な自然、先史時代の巨石遺構、宗教的モニュメント、あるいはケルト系言語を話す人びとの素朴な生活様式などに見るように、古来より特異な文化圏を形成していた。フランスの内なる異郷ともいえるブルターニュは、19世紀になると人びとの関心を集めるようになる。美術の領域においても新しい画題を求める画家たちを受け入れ、19世紀末には、ポール・ゴーガンが率いるポン゠タヴェン派やナビ派といった画家グループの誕生を促した。また、黒田清輝や藤田嗣治など、日本から渡仏した画家たちもブルターニュを訪れ、この地を作品に描いている。本展では、国立西洋美術館の「松方コレクション」などから、フランスを中心とする画家によるブルターニュを題材とした作品約160点を一堂に集めて紹介。ゴーガンの作品を10点以上集めてその造形様式の変遷をたどるとともに、クロード・モネやポール・シニャック、アルフォンス・ミュシャのほか、黒田清輝や藤田嗣治、長谷川潔、山本鼎など、日本から渡仏した画家の作品も展示する。展覧会概要企画展「憧憬の地 ブルターニュ─モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」会期:2023年3月18日(土)〜6月11日(日)会場:国立西洋美術館住所:東京都台東区上野公園7-7※詳細については追って告知【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2022年11月04日ハワイのリゾートホテル、モアナサーフライダー、ウェスティン・リゾート&スパでは、2022年6月15日から7月31日までの期間、没入型絵画展「ビヨンド・モネ」とのコラボレーションによる巨匠の芸術と美食体験を融合させた「フレーバフル・インプレッションズ・オブ・モネ」フェアを開催中です。モアナサーフライダー、ウェスティン・リゾート&スパ/リヨン風サラダ/ジヴェルニーのモネの庭ハワイコンベンションセンターで開催中の「ビヨンド・モネ」は、印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネの絵画の中に入り込んだような没入型の体験ができるデジタルアート展に合わせ、モアナサーフライダーでは、同展示の入場券2名様分を含む宿泊パッケージを販売するほか、ベランダのアフタヌーンティーにて、モネの作品をテーマにした特別メニューを提供します。また「ワイキキのファーストレディー」と称されるリゾートのランドマークとなっているビーチフロントレストランのビーチハウスでは、数々の印象的な料理をディナーにてご用意し、巨匠の芸術に浸れるダイニング体験をお楽しみいただけます。期間中、土曜日と日曜日のモアナサーフライダーのアフタヌーンティーには、モネをイメージしたマカロンやアップルタルティーヌ、ラベンダースプリングがメニューに加わります。アフタヌーンティーセットは、ザ・クラシック、ファーストレディーティー、ザ・デューク、ロイヤルティーの4種類です。ビーチハウスでは、エド・モリス・シェフによるモネにちなんだ期間限定メニューとして、3コースの「ザ・インプレッション」(お一人様$120、ワインペアリングまたはカクテルペアリングは$45 追加)と4 コースの「ザ・マスターピース」(お一人様$140、ワインペアリングまたはカクテルペアリングは$60 追加)の2種類のテイスティングメニューをご用意しています。■前菜「睡蓮」リヨン風サラダフリゼ、ポーチドエッグ、アスパラガス、ヌースキーベーコンラードン、オリーブオイルクルトン、エシャロットシャンパンヴィネグレットワインペアリング :レニエ、ガメイブレンド、ボジョレー、フランスカクテルペアリング:「シャドウ」リレ・ロゼ、サンジェルマン、エルダーフラワー、レモン、マルドンシーソルトまたは「雪の下のラヴァクール」コキーユ・サン・ジャックデュクセル、炙りホタテ、タラゴンと白ワインのクリームソース、グリュイエールチーズ、ズッキーニ、ミックスハーブワインペアリング :ランソン、ル・ブラックラベル・ブリュット、シャンパーニュ、フランスカクテルペアリング:「ライト」ドラン・ブラン・ベルモット・ド・シャンベリー、レモン、トニックウォーター■メイン「ジヴェルニーのモネの庭」プライムストリップロイン・オ・ポワヴルプライムストリップロイン、フライドガーリックとタイムのフライドポテト、紫キャベツワインペアリング :シャトー・オー・ボーセジュール、サンテステフ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローブレンド、ボルドー、フランスカクテルペアリング:「テクスチャー」マティーニ&ロッシ・ベルモットロッソ、ピエールフェランコニャックオリジナルフォーミュラ1840、セージ、レモン、アンゴスチュラまたは夕暮れのサン・ゴルジョ・マッジョーレ」ロブスターのアメリケーヌフィンガーリングポテトのコンフィ、エンドウ豆のピューレ、ニンジンのピューレ、ナスタチウムの葉、マリーゴールド、芽キャベツワインペアリング :ブシャール・ペール・エ・フィス、プイィ・フュイッセ、シャルドネ、マコネー、フランスカクテルペアリング:「カラー」リレ・ブラン、サレール、レモン■デザート「サンライズ(日の出)」レモンタルトカスタード、フランボワーズ、ミントワインペアリング :ルイ・ロデレール、ブリュット・プルミエ、シャンパーニュ、フランスカクテルペアリング:「パースペクティブ」グレイグースウォッカ、カルーア、ゴディバホワイトチョコレート、エスプレッソベランダの「モネ・アフタヌーンティー」とビーチハウスでのディナー「フレーバフル・インプレッションズ」のご予約は、OpenTableのメニューからVeranda - Moana SurfriderまたはBeachhouse - Moana Surfriderをお選びください。メニューの詳細は、ダイニングデスク (808)921-4600までお電話でお問い合わせください。モアナサーフライダーのモネ・ルームパッケージには、ビヨンド・モネ展の入場券2枚が含まれています。チケットはチェックイン時にお渡しとなります。パッケージの詳細は、こちら( )のリンクをご覧ください。クロード・モネは、一瞬の風景をとらえ、周囲の光や色彩を際立たせる独特の画風を確立した先駆者的な印象派の画家として知られていて、その作品は、激しい筆致や点描画によって移りゆく光の変化を巧みに表現しています。6月15日からハワイコンベンションセンターで開催中のビヨンド・モネ展では、400点以上のモネの作品を、最先端の映像技術とオリジナルの音楽とともに体験できます。総面積2,787m2におよぶ米国内最大規模の没入体験型展示では、広々とした空間で安心してイマーシブなアート鑑賞をお楽しみいただけます。展示時間は、日曜日から木曜日は午前10時~午後9時(最終入場は午後8時)、金曜日と土曜日は午前10時~午後10時(最終入場は午後9 時)まで。チケットは、 にて購入できます。■About Kyo-ya Hotels & Resorts, LP and Kyo-ya Kaiulani, LLCAs one of Hawaii’s largest employers, with more than 3,800 hotel associates in its workforce, Kyoya has a long history in Hawaii dating back to 1961. The company is the steward of six hotel and resort properties in Hawaii and California, including historical treasures: Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa; The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort and The Palace Hotel, a Luxury Collection Hotel in San Francisco; as well as the Sheraton Waikiki, Sheraton Princess Kaiulani and Sheraton Maui Resort & Spa. The company recently completed extensive renovations and upgrades, investing more than $300 million in its Waikiki properties alone, and plans to continue its investment to ensure Waikiki maintains its reputation as a world-class destination. Kyo-ya is committed to strengthening the communities where it does business by partnering with local non-profit organizations, community establishments and community leaders who share the same vision and passion for making a difference.■About Westin Hotels & ResortsWestin Hotels & Resorts,( ) a leader in wellness and hospitality for more than a decade, lives its philosophy “Empowering a Better You(TM)” through the brand’s Six Pillars of Well-Being: Feel Well, Work Well, Move Well, Eat Well, Sleep Well and Play Well. At more than 200 hotels and resorts in nearly 40 countries and territories, guests can experience offerings that include the iconic Heavenly(R) Bed, RunWESTIN(TM) and Westin Gear Lending with New Balance(R), de licious and nutritious SuperFoodsRx(TM) and more. To learn more, visit . Stay connected to Westin: @westin on Twitter( ) and Instagram( ) and facebook( ).■About Marriott InternationalMarriott International, Inc. (NASDAQ: MAR) is based in Bethesda, Maryland, USA, andencompasses a portfolio of more than 6,900 properties in 30 leading hotel brands spanning 130 countries and territories. Marriott operates and franchises hotels and licenses vacation ownership resorts all around the world. The company now offers one travel program, Marriott BonvoyTM , replacing Marriott Rewards(R), The Ritz-Carlton Rewards(R), and Starwood Preferred Guest(R)(SPG). For more information, please visit our website at , and for the latest company news, visit . In addition, connect with us on Facebook( ) and @MarriottIntl on Twitter( ) and Instagram( ). 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月22日2022年は画家、そして舞台美術家として活躍した朝倉摂(1922〜2014)の生誕100年に当たる年。若くして才能を認められた彼女の全貌に迫る展覧会『生誕100年朝倉摂展』が練馬区立美術館で8月14日(日)まで開催されている。同展では、朝倉摂のこれまで知られてこなかった画家としての活動のほか、絵本原画や舞台美術のデザイン画、模型などを展示し、その全貌に迫っていく。画家としての朝倉の活動は、作家自身の意向によってごく一部を除き公開されてこなかったため、多くの人が朝倉摂=舞台芸術家というイメージを持っているだろう。展示会場入り口朝倉の逝去後、彼女のアトリエに残された多くの作品が各地の美術館に寄贈され、彼女の創作活動について調査が進むこととなった。同展はその調査の結果を礎に生まれた展覧会であり、多くの人には新しい朝倉の一面を知る機会ともなるはずだ。展覧会は4章構成。第1章「画家としての出発——リアルの自覚」では、日本画を学び始めた朝倉が、独自の表現を模索するまでの過程を紹介する。朝倉摂《更紗の部屋》1942年練馬区立美術館彫塑家、朝倉文夫の長女として東京の谷中に生まれた朝倉摂は父親の教育方針により、学校に一切通わずに育った。谷中の自邸(現:朝倉彫塑館)には、さまざまな分野の識者が招かれ、後に彫刻家として活躍する妹の響子とともに、その教えを受けていたという。17才になった朝倉は、日本画家・伊東深水のもとで日本画を学び始め、19才で文部省美術博覧会(新文展)に初入選するなど、たちまちのうちに才能を開花させる。《更紗の部屋》は20歳のときの作品だ。戦後、朝倉は実家を離れ独自の画風を模索し始める。妹の響子をモデルにした《黄衣》のたおやかな女性像なども描いてはいたものの、次第にキュビスムなど当時の欧米の潮流に心惹かれるようになり、冒頭の作品《群像》や、《裸婦B》など抽象の世界へ足を踏み入れていく。左:朝倉摂《黄衣》1948年 神奈川県立近代美術館蔵 右:朝倉摂《裸婦B》1950年台東区立朝倉彫塑館第2章「日本画と前衛——リアルの探求」では、朝倉がベン・シャーンやベルナール・ビュフェなどの作風に影響を受けつつ、社会と美術との関わりを模索し続けていた時代を取り上げる。1950年代に入り、朝倉の作品は社会派的な携行を強めていく。佐藤忠良ら美術家なかまたちとスケッチ旅行を繰り返し、そのなかで社会的な問題に芸術家として近づくことを模索していた。《黒人歌手ポール・ロブソン》は、1959年にウイーンで開催された第七回世界青年学生平和友好祭の集会でピカソの絵を背景に独唱したアメリカ人歌手、ポール・ロブソンの姿を描いた作品。朝倉は、強く影響を受けていたベン・シャーンに来日の折に、この作品を見せていたという。左:朝倉摂《部屋》1957年実践女子大学香雪記念資料館蔵右:朝倉摂《黒人歌手ポール・ロブソン》1959年東京国立近代美術館左:朝倉摂《告発61》1961年神奈川県立近代美術館蔵右:朝倉摂《幸せの外の不幸せ》1964年大分県立美術館蔵画家という立場で積極的に社会運動に取り組んでいった朝倉だが、次第にその活動に限界を感じるようになっていく。1960年代になると朝倉は舞台美術や挿絵の活動に重心を写していく。蜷川幸雄『ハムレット』ほか、朝倉摂の舞台美術の世界第3章「舞台美術の世界——イメージは発見」では、朝倉摂の代名詞といえる舞台美術の世界について取り上げる。朝倉は1970年に約半年間ニューヨークに留学。舞台美術を本格的に学び、舞台美術の世界に専心していく。展示風景よりシェイクスピアの『ハムレット』は蜷川幸雄の初期作品の一つ。朝倉も蜷川も舞台のなかに階段を作り、舞台上に縦の動きと空間を作り出すことを好んでいたという。左:ハムレット舞台模型右:ハムレット舞台写真普段はただ通るだけの展示室と展示室を結ぶ通路にも、舞台美術の写真が展示されており、楽しく歩くことができる。美術館通路より朝倉は、多くの絵本や小説の挿絵を担当していたことでも知られている。第4章「挿絵の仕事——余白を造形すること」では、戦後すぐから2000年代に至るまでの挿絵や絵本のしごとを取り上げる。日本画で培った画力はこの分野の作品にもいかんなく発揮されていることが伺える。構成・堀尾青史絵・朝倉摂『ピーターと狼』1956年紙芝居 個人蔵案・岡本良雄絵・朝倉摂『てんぐのかくれみの』1956年 福音館書店 宮城県立美術館蔵文・松谷みよ子絵・朝倉摂『たつのこたろう』1969年 講談社 個人蔵絵本の一部は展示室内で自由に閲覧することもできるのが嬉しい日本画家としてキャリアスタートさせ、91歳でその生涯を閉じるまで第一線で精力的に活躍しつづけていた朝倉摂。この展覧会で彼女の多岐にわたる活動を知り、その業績を改めて振り返ろう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『生誕100年朝倉摂展』6月26日(日)~ 8月14(日)、練馬区立美術館にて開催
2022年07月13日新しい展示室やカフェなどをたずさえ、先日リニューアルオープンした泉屋博古館東京。リニューアルオープン記念の第二弾として、5月21日(土)より『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』が開催されている。住友コレクションの一角を絞める近代洋画を楽しめる展覧会だ。7月31日(日)までの開催。泉屋博古館が所蔵する「住友コレクション」は、住友家第15代当主である住友吉左衞門友純(号:春翠)が明治時代中頃から大正時代にかけて収集した美術品を中心としている。日本美術や青銅器のコレクションで知られている住友コレクションであるが、近代洋画のコレクションも充実している。この近代洋画コレクションは、春翠が明治30年(1897)に訪れたパリでモネの油彩画2点を入手してからスタートしたもの。春翠は印象派絵画とあわせて古典派の作品も収集。同時代の印象派と古典派の作品がともに揃った特徴的な構成になっている。かつて住友コレクションが飾られていた住友家の須磨別邸の模型(戦災によりコレクションの一部とともに焼失)同展では、光のあり方を追求した印象派と陰影表現を追求した古典派の作品の「光陰」を主軸に日本近代洋画もあわせて紹介していく。展覧会は5部構成。第1章「光と影の時代─印象派と古典派」は、住友春翠がパリで最初に購入したモネの作品《サン=シメオン農場の道》、《モンソー公園》のほか、19世紀のフランスで、アカデミズムの中心的存在だった古典派の作品を紹介する。左:クロード・モネ《サン=シメオン農場の道》1864年、右:クロード・モネ《モンソー公園》1876年 いずれも泉屋博古館蔵ジャン=ポール・ローランスは、画家の鹿子木孟郎がフランス留学時に師事していた、フランス・アカデミズムの中心的な画家の一人。鹿子木は、留学のバックアップをしてもらった見返りとして住友コレクションの構築に尽力していた。左:ジャン=ポール・ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》 1877年 右:ジャン=ポール・ローランス《年代記》1906年 いずれも泉屋博古館蔵第2章「関西美術院と太平洋画会の画家たち」は、当時のフランスやヨーロッパで、印象派や古典派を学んだ画家たちを取り上げる。フランス古典派の写実表現を探求していた前述の鹿子木や、パリのクリッシー油絵研究所で学んだ仙波均平らを取り上げる。同じフランスであっても、学び取るものは個人により大きく異なっていたことが作品から伺える。鹿子木孟郎《ノルマンディーの浜》1907 泉屋博古館蔵仙波均平《静物》1910年泉屋博古館蔵渡辺與平は新聞や雑誌で竹久夢二と人気を二分した画家。明治末に日本に紹介されはじめた点描表現を取り入れている。渡辺與平《ネルのきもの》1910年泉屋博古館蔵第3章「東京美術学校派と官展の画家」では、黒田清輝がフランスで学んだ外交表現を駆使した画家たちを取り上げる。和田英作や藤島武二、岡田三郎助らの作品は、当時一世を風靡した。展示風景より齋藤豊作は、東京美術学校を卒業後パリに留学し、アンリ・マルタンなどに影響を受けて独自の点描表現を切り開いた画家。独特の色彩感覚に目を奪われる。左:齋藤豊作《秋の色》1912年右:藤島武二《大王崎》1932年いずれも泉屋博古館蔵続く第4章「岸田劉生とその周辺」では、岸田劉生を中心に、第5章「20世紀のパリと日本」では、20世紀初頭のフランス絵画に惹かれた日本の洋画家たちの作品と、ピカソ、ルソー、シャガールなどがあわせて紹介される。1917年に神奈川県藤沢市の鵠沼に移り住んだ岸田劉生は、のどかな風景や子どもたち、そして血色が良くなった自分の顔などを独自の画風で描いていた。左 岸田劉生《二人麗子図(童女飾髪図)》1922年右 岸田劉生《自画像》1921年 いずれも泉屋博古館蔵岸田劉生《晩秋の霽日》1917年 泉屋博古館蔵そして、5章で構成された展覧会と合わせて展示されているのが特集展示「住友建築と洋画―羊羹にはよく似合う」だ。住友コレクションが飾られていた、兵庫県の須磨別邸の外観模型や、戦災をくぐり抜けて現在まで残った絵画作品が展示されている。左:田村直一郎《朝陽荒川上流図》1905年右:川久保正名《海岸燈台之図》1902年いずれも泉屋博古館蔵美術史に名前を残す画家から、あまり記録が残されていなかった画家まで、さまざまな作品が揃う住友コレクション。ぜひこの展覧会その片鱗に触れてみよう。【開催情報】『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日(土)~7月31日(日)、泉屋博古館東京にて開催取材・文:浦島茂世
2022年05月26日ポーラ美術館では、9月6日(火)まで会期中無休で『ポーラ美術館開館20周年記念展モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に』が開催されている。クロード・モネやルノワールなどの印象派から、ゲルハルト・リヒターやアニッシュ・カプーア、杉本博司などの現代美術作品まで、ポーラ美術館の幅広いコレクションを諦観できる展覧会だ。ポーラ美術館は2002年9月、神奈川県箱根町に開館。開館当初はポーラ創業家二代目・鈴木常司が収集した印象派絵画や19世紀後半から20世紀前半の絵画、化粧道具のコレクションなどを核として精力的に展覧会を行ってきた。近年は美術館の敷地内に野外彫刻や森の遊歩道、現代美術ギャラリーの設置や、20世紀以降の美術作品の収集を強化するなど、その活動を拡充させている。展覧会場入口同展はこれまでのコレクションや、新収蔵した作品を「光」をテーマに紹介する展覧会。印象派の画家たちから、現在進行系で活躍する作家まで、さまざまな形での「光」の表現を目にすることができる。二部構成となる同展の第一部は、これまでのコレクションと、それを補強する形で加わった新収蔵作品を紹介。開館以来人気のルノワールやモネ、マティスなどの19世紀末から20世紀初頭のフランス絵画のほか、関根正二や松本竣介、岸田劉生などの日本人作家の作品も展示されている。展覧会はルノワールの《レースの帽子の少女》の展示からスタートする。同作品はポーラ美術館の開館時から人気の作品だ。ピエール・オーギュスト・ルノワール《レースの帽子の少女》1891年ポーラ美術館蔵マティスの《オリーブの木のある散歩道》は、マティスがシニャックの誘いでサン・トロペに滞在し、色彩と造形のヒントを得たあとに制作した新収蔵作品。この作品を描いた後、マティスはサロン・ドートンヌで作品を発表し、それがフォーヴィズムの発端となった。アンリ・マティス《オリーブの木のある散歩道》1905年 ポーラ美術館蔵展示風景より Photo (C)Ken KATO展示風景より Photo (C)Ken KATO今年生誕110年を迎える松本竣介の作品など、日本の近代洋画も新しくコレクションに加わっている第二部は、通常はコレクション展示を行う4つの展示室を使い、近代と現代を結ぶ新収蔵作品を展示する。白髪一雄をはじめとした戦後日本の前衛美術や、アニッシュ・カプーア、ドナルド・ジャッドら現代の作家まで網羅した構成となっている。展示風景よりPhoto (C)Ken KATO左:白髪一雄《泥錫》1987年、右:《波濤》1987年いずれもポーラ美術館蔵そして、この展覧会の見どころ、モネとリヒターを組みわせた展示室へ。ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》は、リヒターの代表的なシリーズ「抽象絵画」の代表作の一つ。巨大なキャンバスに、スキージ(へら)で塗り、そして削られた絵の具が複雑な層となっている。ポーラ美術館の代表作のひとつ、モネの《睡蓮の池》と並べると調和しあっているように見えるから不思議だ。左:ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》1987年右:クロード・モネ《睡蓮の池》1899年 いずれもポーラ美術館蔵ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》1987年(部分)ポーラ美術館蔵展示風景よりまた、リヒターの作品は、ハマスホイとも調和する。「ハマスホイとリヒター」と名付けられたセクションでは、デンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイの《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》と、ゲルハルト・リヒターのフォト・ペインティングシリーズの一点《グレイ・ハウス》の2作品のみが展示されている。室内を描いたハマスホイと室外を描いたリヒター、国も時代も異なる画家の作品だが、どちらも静謐で、呼応しあっているように見える。左:ヴィルヘルム・ハマスホイ《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》1899年右:ゲルハルト・リヒター《グレイ・ハウス》1966年いずれもポーラ美術館蔵 Photo (C)Ken KATOヴィルヘルム・ハマスホイ《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》1899年 ポーラ美術館蔵ゲルハルト・リヒター《グレイ・ハウス》1966年 ポーラ美術館蔵また、杉本博司の最新シリーズ「Opticks」シリーズもポーラ美術館のコレクションに加わっている。本シリーズはプリズムを通した光をポラロイドフィルムで撮影し、デジタル技術で大判プリントに仕上げた連作だ。杉本博司「Opticks」シリーズ 2018年 ポーラ美術館蔵(C)Ken KATOポーラ美術館は、2032年の開館30周年に向けて、さらなるコレクションの拡充を目指しているそう。この展覧会はこれまでの美術館活動の集大成であり、そしてこれからに向けての経過報告の展覧会でもある。ぜひ一度、ポーラ美術館の「いま」を確認しに、箱根に足を伸ばしてみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『ポーラ美術館開館20周年記念展モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に』4月9日(土)~9月6日(火)、ポーラ美術館にて開催
2022年04月29日ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)の2022年夏スキンケアとして、人気クレンジングオイル「スージング クレンジング オイル」の100mLサイズが登場。2022年5月13日(金)より全国発売される。“水感触”クレンジングオイルの人気のヒミツ人気「スージング クレンジング オイル」は、リッチなのに水のように軽い"水感触”クレンジングオイルだ。とろけるようにメイクと馴染んで毛穴汚れを浮き上がらせるため、摩擦レスで"するん”とメイクを簡単オフ。また5つの天然ボタニカルオイルを含むスキンケア成分98%配合のため、肌本来の潤いを守りながら、しっとり洗い上げることができるのも嬉しいポイントだ。お試しサイズが新登場今回はそんなクレンジングオイルを気軽にトライできる、"お試しサイズ”の100mLがレギュラー入り。W洗顔不要の実力派コスメとなっているので、デイリーではもちろん、旅行先でも重宝することができそうだ。【詳細】「スージング クレンジング オイル」100mL 3,520円<定番品>発売日:2022年5月13日(金)全国発売※公式オンラインショップでは、5月12日(木)より先行発売。【問い合わせ先】ボビイ ブラウンTEL:0570-003-770
2022年04月23日よみうりランドに隣接する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」が、花とデジタルのアートショー新作「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」を開催する。モネ×ルノワール×ゴッホの名画の世界へ!花×デジタルのアートショー「HANA・BIYORI」の人気コンテンツである、花とデジタル技術を組み合わせたプロジェクションマッピングショー。そのアートショー第5弾であり、偉大なアーティストが残したアート作品などを没入感のあるイマーシブデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+」の第1弾となる今回は、印象派として名高いクロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、フィンセント・ファン・ゴッホの「植物」が描かれている絵画にフォーカスした。モネが人生の半分近くをかけて向き合ってきた「睡蓮」、ルノワールが絵を見た全ての人が幸せになってほしいと想いながら描いた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、晩年のゴッホが描いた「ひまわり」「星月夜」など、印象派の代表的な絵画の世界へと飛び込むような感覚で体験できる。1番の見どころはエンディング。モネ、ルノワール、ゴッホが描いた花が、同時に一面に舞い、画家3名の豪華絢爛なコラボレーションシーンが繰り広げられる。また、昨年も好評だった春限定バージョン「ひだまりに咲く春の花々」も公開。「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」と併せて、2種類の異なるアートショーを楽しむことができる。夜桜ライトアップも実施3月19日(土)から4月3日(日)までは、園内の桜をライトアップする「夜桜びより」を開催。開催中の和のイルミネーション「HANAあかり」と合わせ、夜桜と竹あかりが共鳴する華やかな風景を堪能してみてはいかがだろう。【詳細】「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」期間:2022年3月12日(土)~7月15日(金)(予定)※春限定バージョンは6月2日(木)まで(予定)料金:無料 ※入園料別途場所:HANA・BIYORI館内住所:住所:東京都稲城市矢野口4015-1(よみうりランド遊園地隣接)※敷地は東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる。■「夜桜びより」期間:3月19日(土)~4月3日(日)※期間中の営業時間は20:00まで※休園日・営業時間は変更する場合あり。最新の情報は公式サイトを確認。
2022年03月05日プラス ダイアナ(+diana)の「絵画シリーズ スニーカー」が、2022年3月18日(金)より発売される。"絵画シューズ”からプラス ダイアナのスニーカーダイアナの「絵画シリーズ」は、その名の通り“名作の絵画”をモチーフにしたシューズシリーズ。まるで本物の絵画のようなシューズの数々は、コレクションとして揃えたくなるほどの美しさだ。ダイアナ「絵画シリーズ」の新作シューズに続き、プラス ダイアナからも「絵画」をモチーフにしたスニーカーが登場。クリムトの「THE KISS」、ミュシャの「百合」、モネの「睡蓮」、ゴッホの「星月夜」などの名画がモチーフとなっている。バリエーションは全5種類。【詳細】プラス ダイアナ「絵画シリーズ スニーカー」全5種 各13,200円発売日:2022年3月18日(金)店頭販売先行発売:2022年3月3日(木)11:00~3月9日(水)公式オンラインショップ<数量限定>※公式オンラインショップでの一般販売は3月21日(月)10:00~サイズ:21.5~25.5cm種類:イエロークリムト、グリーンモネ、アイボリーミュシャ、クロブリューゲル、ブルーゴッホ【問い合わせ先】ダイアナ 原宿店TEL:03-3478-4001
2022年03月04日合同会社Bright Network Japan(所在地:愛知県名古屋市、代表:住田 明子)は、耐久性抜群で100年保証・100年ご愛用を目指したバッグ『7wayテント生地バッグ』を2022年2月27日までMakuakeにて販売しております。 TOP1 for makuake■「100年保証」が実現できる理由リサイクルやリユースなどエコな取り組みはいろいろありますが、本当のエコは「永く使うこと」では?その考えのもと、純日本製を目指して町工場の力を借り、デザインはもちろん素材や製造・加工にまでこだわって『7wayテント生地バッグ』は完成しました。本体の生地には、テントや簡易屋根などに使用されている工業用ターポリンを採用。ターポリンは丈夫で物理的強度も強いうえ、耐水性や防汚性にも優れています。しかも、軽量(約600グラム)。また、成型加工には特殊な圧着技術を採用し縫い目をなくしたことで、水の侵入も防ぎます。一方、デザインは「どの時代、どの世代」にも使っていただけるようにシンプルさを追求。ターポリンの長所を最大限に活かすためファスナーやボタンなどの留め具もなくし、破れやほつれなどを最小限にしたことで、さらに耐久性が増しました。■好みに合わせて7通り以上の使い方が可能ショルダーベルトの通し方や長さでバッグの形が変わるのも『7wayテント生地バッグ』の特長です。リュックにして仕事用や旅行用、トートバッグにして買い物用などに。お好みのスタイルに変更可能なので、用途に応じて買いそろえる必要はありません。耐水性・防炎認定素材であるためキャンプ用だけでなく、バケツとして防災グッズとしても使用できます。こうした様々な用途への利用も、飽きが来ず「100年保証」「100年ご愛用」を実現できる要因となります。■「100年保証」実現のための修理サポート体制「7wayテント生地バッグ」は本体とショルダーベルトを外すことができ、本体も余分な縫製・装飾をしていません。100年間のご使用・ご愛用いただくための修理サポート体制を整備。正常に利用した商品が破れた場合は、修理対応いたします。1回目の修理は無料、2回目以降は有料となります。※ショルダーベルトについては保証対象外■「Makuake」プロジェクト概要プロジェクト名 : 耐久力抜群、大容量、軽量、防水、防炎!ビジネスからキャンプまで活躍するバッグ!目標金額 : 200,000円URL : プロジェクト期間: 2021年12月19日~2022年2月27日料金一例 : 【超超早割30%OFF 限定60名様】:23,100円(税込)~■『7wayテント生地バッグ』仕様材質 :【本体】ターポリン【ショルダーベルト】PP【ショルダーベルトの接続部分】プラスチック本体サイズ(約) :横43cm×高さ52cm×底25cm重量(約) :600g(ショルダーベルト含む)生産国・企画・デザイン:日本一般販売予定価格 :33,000円(税込)■事業者概要名称 : 合同会社Bright Network Japan所在地 : 愛知県名古屋市中区大須4-10-11 クリエイトセンタービル4F代表 : 住田 明子設立 : 2021年7月事業内容: 商品開発、輸出入URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月09日鳥取県出身の漫画家・水木しげる先生は2022年3月8日に生誕100年を迎えます。これを記念し、2022年3月6日(日)に「まんが王国とっとり 生誕100年 水木しげる生誕祭」を鳥取県境港市で開催し、先生の出身地で生誕をお祝いいたします。なお、新型コロナ感染拡大防止のため、米子市公会堂でのトークイベントは、境港市よりオンライン配信(無観客)での開催に変更いたします。※生登壇予定の今野宏美さん、庄司宇芽香さんはオンライン(ZOOM)配信にて出演いたします。1922年に生まれた水木しげる先生は、鳥取県境港市で育ちました。代表作には「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」などがあります。生誕100年を記念した本イベントでは、水木しげる記念館前庭でお祝いのセレモニーを行います。さらに、水木家の武良布枝さん、原口尚子さん、武良悦子さんによる「水木家スペシャルトーク」や「アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』声優陣によるスペシャルトークショー(VTR)」、「水木しげる生誕100周年記念プロジェクト続報発表」などトークイベントを境港市からオンライン配信します。■イベント概要1セレモニー・日時3月6日(日)午前10時20分から40分まで・場所水木しげる記念館 前庭(境港市本町5番地)・内容オープニング、主催者あいさつ、水木家へのバースデーカード贈呈、バルーンリリース・出演者鳥取県知事、境港市長、水木家(武良布枝さん、原口尚子さん、武良悦子さん)2トークイベント境港市からオンライン配信(無観客)により開催します。・日時3月6日(日) 午後2時30分から(約1時間30分)・内容オープニング、主催者あいさつ、水木家スペシャルトーク水木しげる生誕100周年記念プロジェクト続報発表スペシャルトークショー(事前収録したVTRを配信します)など・出演者鳥取県知事、境港市長、水木家(武良布枝さん、原口尚子さん、武良悦子さん)<オンライン(ZOOM)出演>今野宏美(こんの ひろみ)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第5期ネコ娘役庄司宇芽香(しょうじ うめか)/ アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期ねこ娘役<スペシャルトークショー(VTR)出演>野沢雅子(のざわ まさこ)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」初代鬼太郎役、第6期目玉おやじ役高山みなみ(たかやま みなみ)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第5期鬼太郎役高木渉(たかぎ わたる)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第5期ねずみ男役沢城みゆき(さわしろ みゆき)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期鬼太郎役古川登志夫(ふるかわ としお)/アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期ねずみ男役・視聴方法まんが王国とっとりYouTubeチャンネルにて配信します。( )視聴無料※新型コロナウイルス感染状況によっては、内容等を変更する場合があります。■SNS企画①「生誕100年 水木先生へメッセージを届けよう!」生誕100年を記念して、SNSでのお祝い企画を2月14日から開始します。投稿いただいたエピソード等を生誕祭オンライン配信内で紹介も!?開催期間:令和4年2月14日(月)~3月8日(月)23:59まで①Twitterでまんが王国とっとりツイッターアカウント@mangatottoriをフォロー!②「水木先生の作品・水木しげるロード・生誕祭での思い出」や「水木先生へのお祝いメッセージ」をハッシュタグをつけて投稿!③上記で参加完了参加いただいた方の中から、抽選で10名様に「生誕95~100年記念特製グラスタンブラーセット(非売品)」をプレゼント!詳しくはこちらをご参照ください。 ※当選者の方の送料負担はありません。■SNS企画②「妖怪仮装でお祝いしよう!」Twitterで、水木作品の妖怪仮装をした写真投稿を募集します!投稿いただいた妖怪仮装写真等を、生誕祭オンライン配信内で紹介も!?開催期間:令和4年2月14日(月)~3月8日(月)23:59まで①Twitterでまんが王国とっとりツイッターアカウント@mangatottoriをフォロー!②水木しげる作品の仮装をした写真をハッシュタグ(#鳥取県 #水木しげる生誕祭100 #生誕祭妖怪仮装)を付けて投稿③上記で参加完了<妖怪仮装の注意事項>・水木しげる先生の作品に登場する妖怪とキャラクターの仮装に限定します。(それ以外の仮装や水木先生本人の仮装はご遠慮ください。)・「帽子だけ」「ワンポイントの飾りだけ」などは特典応募の対象外とします。・何の妖怪・キャラクターの仮装をしているかわかるようコメント又はハッシュタグを必ず添付してください。参加いただいた方の中から、抽選で100名様に「生誕100年記念特製グラスタンブラー(非売品)」を贈呈します!(送料は、当選者負担となります。)詳しくはこちらをご参照ください。 【水木しげる氏プロフィール】漫画家にして、妖怪画、妖怪研究の第一人者。1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居画家となり、その後貸本漫画家に転向。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などがある。【まんが王国とっとりとは】鳥取県は、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生、「遥かな町へ」「父の暦」の谷口ジロー先生、「名探偵コナン」の青山剛昌先生など多数の著名な漫画家を輩出している。国際マンガサミットを開催した2012年に「まんが王国とっとり」を建国し、まんがの力を観光や地域振興に活かすさまざまな取り組みを進めている。©水木プロダクション■イベント詳細は、鳥取県まんが王国官房公式HP及びまんが王国とっとり公式Twitter、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」公式HP及び映画鬼太郎誕生&悪魔くんアニメ公式twitterにて順次お知らせまんが王国官房公式HP: まんが王国とっとり公式Twitter: (@mangatottori)アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」公式HP: 映画鬼太郎誕生&悪魔くんアニメ公式twitter: 【本リリースに関するお問い合わせ先】鳥取県 交流人口拡大本部 観光交流局まんが王国官房担当:鳥羽TEL:0857-26-7232FAX:0857-26-8307Email: tobay@pref.tottori.lg.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月07日仏画家 クロード・モネの代表作「散歩、日傘をさす女性」をモチーフにしたアフタヌーンティーが、メズム東京、 オートグラフ コレクション(以下、メズム東京)にて提供。2022年3月1日(火)から6月30日(木)まで、平日15食限定となっている。“名画アフタヌーンティー”第5弾は、モネ「散歩、日傘をさす女性」ダリ、フェルメール、ダ・ヴィンチ、マネなど、有名画家の絵画をモチーフに、遊び心あるスイーツとペアリングモクテルをセットにしたメズム東京の名物アフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン」。第5弾となる今回は、モネの代表作「散歩、日傘をさす女性」を題材に、うっとりするほど美しいアフタヌーンティーメニューを提供する。絵画をスイーツで表現主役となるのは、「散歩、日傘をさす女性」を表現したロマンティックなケーキ。妻のカミーユがモデルといわれる“日傘をさす女性”は、ホワイトチョコと、フランス名物の苺のケーキ「フレジェ」で表現。真っ白なドレスに見立てた「フレジェ」の内部には、濃厚なピスタチオクリームやピスタチオビスキュイに加え、チェリーブランデーのシロップも組み合わせることで、上品な大人な味わいに仕上げている。またベースとなる野原は、ふわふわとした食感のピスタチオビスキュイと可愛らしい食用花で、丁寧に再現した。絵画の背後に広がる、初夏の美しい情景を落とし込んだペアリングモクテルも見逃せない。“青空カラー”の一杯には、“もくもく”と雲のような綿あめをたっぷりとデコレーション。また牛乳ゼリー、マスカットゼリー、ソーダをブレンドした、ユニークなのど越しにも注目だ。“まるで年表”スイーツ&セイボリーワンハンドで楽しめるスイーツ&セイボリーは、全8種類を用意。モネの生涯の中で縁のあった土地や時代にちなんだラインナップが揃う。例えば、ノルマンディー地方で育った少年期は、その土地の伝統スイーツであるピュイダムールで表現。またモネがロンドンに渡った時代は、スコーンやヴィクトリアサンドイッチなど、イギリスの代表的なセイボリーで再現している。和風モクテルもそのほか期間中は、晩年に浮世絵に魅せられた日本好きのモネにちなみ、和の要素を取り入れたペアリングモクテルも提供。レモンフレーバーの紅茶をベースに、梅の酸味がアクセントになる爽やかな一杯に仕上げている。【詳細】「パラソル」期間:2022年3月1日(火)~6月30日(木)14:00~/15:00~<平日15食限定>提供場所:メズム東京16階バー&ラウンジ「ウィスク」住所:東京都港区海岸1丁目10-30料金:5,350円予約:メズム東京 公式WEBページ内「レストラン&バー」
2022年02月06日anan Beauty+ clubのメンバー約100名に「2022年、チャレンジしたいことや購入したいもの」を調査しました。みなさんどのような決意を抱いているのでしょうか?今年の目標をまだ立てていない方は、ぜひ参考にしてみて。2022年、チャレンジしてみたいことは?まずは「2022年にチャレンジしてみたいこと」を見てみましょう。女性たちの熱い意気込みに影響されて、新しいことを始めたくなるかも!※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。ステップアップのために「資格を取得」「サウナスパプロフェッショナルの資格取得。そんなに難しい資格ではなくいつでも取得できるものなので、今年こそはとろうかなと思っています」(34歳・会社員)「FPの取得取得や、クリエイター関係の勉強をもっとしたいと思っている」(33歳・会社員)何かしらの勉強を始めたいという意見の中でも、「資格」という言葉が多く見られました。自分の努力が形として残ることで、達成感を得られるだけでなく、新しいことを始めるときに有利になりそう。新しい人生のための「転身」「好きな仕事を目一杯するためにフリーランスになろうかと検討中」(29歳・会社員)「大学の再受験。主婦になってみたけど肌に合わず、またバリバリと働きたくなったので能力を身につけたくて」(27歳・主婦)生活をガラッと変えるような転身を考えている人も。勇気のいる一歩かもしれませんが、踏み出せば数か月後にはまったく違う人生が待っているかもしれませんね。スキルを身につける「習いごと」「ビジネス英会話に通う」(31歳・会社員)「ギター教室に通おうと思っている。弾き語りしてみたい」(34歳・会社員)仕事に活かせるものからプライベートが充実するものまで、いろいろな習いごとを検討されている方がいました。大人になってから何かを学ぶのって、案外楽しいものです。今年こそ成功させたい「ダイエット」「ダイエット!過去最高の体重になってしまったので…心を入れ替えます(涙)」(29歳・会社員)「毎年言ってるけど、ダイエット!二の腕を細くして、夏にノースリーブを着たい!」(34歳・会社員)毎年のようにダイエットを目標に掲げてしまうという女性は少なくないのでは?食事制限やジム通い、ヨガ、ファスティングなどダイエット法の選択肢はさまざま。自分が続けやすい方法にピタッとハマることができれば、今年こそダイエット成功も夢じゃないかも…!2022年に買いたいものは?お次に紹介するのは、「2022年に買いたいもの」です。女性たちの物欲は今年もノンストップ!家事の時短に「ロボット掃除機」「ロボット掃除機。ずっとほしいと思っているけど本当にいるかまだ迷っている」(31歳・自営業)「お掃除ロボット。毎日クイックルワイパーをしているが、めんどくさいからほしい!けど、高いので迷っている」(37歳・その他)掃除機があれば掃除は申し分なくできるけれど、ロボット掃除機があったら楽だろうな…とつい考えてしまいます。掃除に割いている時間をお金に換算したら、妥当な投資かも?料理の幅が広がる「キッチングッズ」「ホームベーカリーがずっとほしいんです。どれにしようか迷ってずっと決められない」(31歳・会社員)「テレビで見た圧力鍋が忘れられません。ほしいけどどれがいいやら…」(29歳・会社員)キッチン関連の便利グッズがあれば、料理のバリエーションがグッと増えそう。各ブランドからいろいろな機能が搭載された商品が発売されているので、いざ購入となると悩んでしまいますね。世界を広げる「趣味活グッズ」「DJの機材がほしいけど、高い…」(33歳・会社員)「新しいゴルフクラブを買うか迷っています」(24歳・会社員)趣味に没頭するため、新たなグッズを買い揃えたいと感じている方もいるようです。趣味によってはハマるほど出費が増えてしまうことも。とはいえやめられない気持ち、わかります…!新たな一歩を踏み出そう!何かをやりたい、買いたいと思うときは、新しい自分や新しい生活に出会えるチャンス。2022年にやりたいことやほしいものを考えるだけでもワクワクしそうです。ぜひ自分の中の「これやってみたい!」「あれほしい!」をリストアップしてみませんか?(C)Maca and Naca/Getty Images(C)Sinenkiy/Getty Images文・比嘉桃子
2022年02月01日ポーラ美術館の開館20周年記念展「モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に」が4月9日(土)~9月6日(火)に渡り、同美術館で開催される。2002年9月6日に開館したポーラ美術館は開館以来、創業家2代目の鈴木常司(1930-2000)が戦後約40年をかけて収集したコレクションを公開し、これを基盤としてさまざまな企画展を開催。2012年の開館10周年を機に、当館は森の遊歩道の整備と開放、野外彫刻の設置、現代美術ギャラリーの開設、体験型の展示の開催、ラーニング・プログラムの実施など、その活動を広げてきた。また、近年では従来のコレクションに加えて、20世紀から現代までの美術の展開を跡づけるために重要な作品の収集を行っています。本展覧会は、鈴木常司が収集したコレクションと、近年新収蔵した作品を合わせて紹介する初の機会となる。本展の企画にあたり、主要なテーマとしたのは「光」。クロード・モネをはじめとする印象派の画家たちは光の表現を追究していますが、ゲルハルト・リヒターやケリス・ウィン・エヴァンスなどの現代の作家たちの作品にも、光への強い関心をうかがうことができる。本展覧会では、ポーラ美術館のコレクションの「現在(いま)」をご紹介するとともに、美術館の未来とコレクションの可能性を探っていく。見どころは以下の通り。<1・従来のコレクションを拡充し、近代と現代をつなぐ新収蔵作品を一挙初公開>鈴木常司のコレクションは西洋・日本とも19-20世紀の近代絵画が中心。しかし新収蔵作品はこれを拡充するものと従来のコレクションにない、近代と現代をつなぐ戦後の日本や欧米の絵画、そして同時代の作家たちの作品であり、そのほとんどが初公開となる。<2・新旧の名品を並べて展示する第1部、新収蔵作品の特徴がわかる第2部の全2部構成>本展覧会は、鈴木常司のコレクションと新収蔵作品を組み合わせた第1部と、従来のコレクションには含まれていない、近代と現代を結ぶ作家たちの作品を紹介する第2部とで構成。特に第2部では初めて収蔵する作家の名品が多数含まれており、コレクションの新たな展開が明確にわかる内容となっている。<3・ポーラ美術館全館と森の遊歩道を会場とした、当館史上最大の超大型企画>本展覧会では、従来のコレクションと新収蔵のコレクションをできるだけ多く観覧するため、館内の5つの展示室、2017年に新設された現代美術を展示するアトリウム ギャラリー、ロビー空間、森の遊歩道にいたるまで作品を展示。ポーラ美術館開館以来、最大規模の超大型企画となる。<4・印象派から現代へ―。「光」にまつわる作品がラインナップ>「箱根の自然と美術の共生」を設立のコンセプトとするポーラ美術館にとって、「光」は建築や照明デザイン、そしてコレクションの重要なテーマ。移ろう光を絵画に描き留めようとしたモネやルノワールら19世紀の印象派の画家たちの作品から、シャイン(光=仮象)を表現し続けるゲルハルト・リヒター、光の色そのものを写し撮る作品を展開する杉本博司、ネオン管を用いたケリス・ウィン・エヴァンスの作品まで、印象派から現代までの「光」にまつわる作品を数多く紹介する。<展覧会構成>第1部:鈴木常司が収集したコレクションと、これをさらに拡充する新収蔵作品を、テーマや時代、作家ごとに組み合わせて紹介。例として、鈴木常司のコレクションの中心となる印象派絵画では、女性像(ルノワール、レジェ、ロベール・ドローネー他)、水辺の風景(モネ、ニコラ・ド・スタール他)、静物(セザンヌ、ベン・ニコルソン他)、マティスとフォーヴィスムなどテーマ別に展示する。日本の近代洋画では、時代や流派、作家ごとに展示。例として大正の洋画(岸田劉生、村山槐多、関根正二)や日本のフォーヴ(里見勝蔵、佐伯祐三他)、その他、レオナール・フジタ(藤田嗣治)や松本竣介、坂本繁二郎など、作家ごとに観覧可能。第2部:従来のコレクションには含まれていない、近代と現代を結ぶ作家たちの作品を紹介。とりわけ重要なのは、山口長男、山田正亮、猪熊弦一郎らの戦後日本の抽象絵画、ジャン・デュビュッフェ、斎藤義重、白髪一雄、中西夏之らマティエール(材質感)を探究した画家たち、そしてモーリス・ルイスやヘレン・フランケンサーラー、ゲルハルト・リヒターら欧米の作家たちによる抽象絵画だ。その他にもアニッシュ・カプーア、中林忠良、杉本博司、三島喜美代、ケリス・ウィン・エヴァンス、ロニ・ホーン、スーザン・フィリップスなど現在も精力的に活動する多様な作家たちの作品も含まれており、ポーラ美術館の新しいコレクションの在り様を楽しめる。■展示情報ポーラ美術館開館20周年記念展「モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に」4月9日(土)~9月6日(火)会期中無休会場:ポーラ美術館道主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館関連プログラム:詳細が決まり次第、展覧会ウェブサイトにてお知らせ。
2022年01月19日三菱一号館美術館で『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』展が開かれています。イスラエル博物館が誇る珠玉の印象派作品がまとまった形で展示されるのは日本初。「光」をテーマにした“眼福すぎる”美しい絵画たちをご紹介します!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 229本展では、エルサレムにあるイスラエル博物館から、印象派を中心にバルビゾン派、ポスト印象派やナビ派などの作品69点が来日。そのうちの59点が初来日です。1965年に開館したイスラエル博物館は、古代から現代までの50万点を超える作品を所蔵。なかでも印象派とポスト印象派のコレクションは、画家たちのピーク時の傑作を数多く取り揃えています。コローやドービニーからはじまり、モネ、ルノワール、セザンヌやファン・ゴッホ、ゴーガン、ボナールなど、会場に展示されているのは巨匠の作品ばかり。日本とイスラエルの外交関係樹立70周年を記念して開催されている展覧会ということで、展示内容はかなりゴージャスです。本展のタイトルは『印象派・光の系譜』。印象派の光と色彩が、ポスト印象派以降どのように受け継がれ変わっていったのか、展示を通して画家たちの光の系譜をたどれるようになっています。美しい…!モネの光それでは、展示作品のなかから3点ピックアップしてご紹介します。まずは、クロード・モネの《睡蓮の池》。展覧会のメインビジュアルにもなっている大変美しい作品です。描かれているのは、画家が愛していた庭の池。フランス・ジヴェルニーにあるモネ宅の裏庭には、睡蓮を栽培できるように改修した池がありました。モネは池の水面に映る空や木々、光の美しさに魅了され、後半生に「睡蓮」の連作を制作。本作品も、そのうちのひとつです。モネの睡蓮をさらに深く理解できるよう、本展では特別展示として日本国内にある睡蓮作品3点も見ることができます。ぜひ、イスラエルの作品と見比べて、楽しんでみてください。明るい!ファン・ゴッホの光次にご紹介するのは、フィンセント・ファン・ゴッホの作品《麦畑とポピー》。ファン・ゴッホは、初期のオランダ・ハーグ時代には暗い色調の絵が多かったのですが、パリで印象派の作品に出会ってから色彩が鮮やかに変化していきます。アルルに移り住んだファン・ゴッホが最初に激しい発作を起こし、自分の左耳を切り落としたのが1888年の12月。本作品は、恐らくそれより前の時期に描かれています。赤いポピーの色彩がパワフルで美しく、この絵を見ていると不思議と明るい気分になれます。画家も楽しい気分で描いていたのかな、と思わせるような元気の出る作品です。都会的!ユリィの光最後は、個人的に大好きな作品、レッサー・ユリィの《夜のポツダム広場》をご紹介します。描かれているのは、戦前のドイツ・ベルリンの中心地だったポツダム広場。傘をさした人たちの姿や近代的な建物が暗い色彩で表され、濡れたアスファルトには夜の光が反射しています。100年前の作品とは思えないほど、クールでステキな作品です。ユリィはユダヤ系ドイツ人画家。ベルリン分離派展などに出品し、1922年、60歳のときに開かれた大規模展覧会で名声を確立します。本作品は、ベルリン・ユダヤ人団体美術品コレクションに入り、1933年設立のユダヤ博物館に収蔵されますが、同館は1938年に強制閉館となり作品は没収されます。その後イスラエルに返還され、今はイスラエル博物館のコレクションとなっています。戦時中のドイツで本作品が生き残り、こうして日本で見られるというのも奇跡。この絵を見るために何度も美術館に足を運びたくなる、強く惹きつけられる作品です。どの作品も、写真ではほとんど魅力を伝えることができません。ぜひぜひ美術館で、本物をご覧になってみてください。『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』展は1月16日まで。その後、大阪のあべのハルカス美術館に巡回します。Information会期:~ 2022年1月16日(日)※休館日: 月曜日*と年末年始の12月31日、2022年1月1日*ただし、12月27日と1月3日・1月10日は開館会場:三菱一号館美術館開館時間:10:00~18:00(最終入場時間 17:30)(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)観覧料:一般¥1,900、大高生¥1,000、中学生以下無料※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
2021年12月10日29日に最終回を迎える、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月〜土8時〜8時15分/BSプレミアム、BS4K・月〜土7時五30分〜7時45分。※土曜日は一週間を振り返ります)。気象予報士になったモネの恋模様は#(ハッシュタグ)が作られるほど話題になった。そんな3組のカップルの恋の行方を、コラムニストの吉田潮さんに予想してもらった。■モネ(清原果耶)&菅波先生(坂口健太郎)「モネ&菅波先生は盤石でしょう。遠距離恋愛でも心の奥底までふれ合って、いい関係を築いている。精神的つながりが強い2人なので別れる選択肢はないと思います。魂が通じ合っている美しい形で終わってほしいです。結婚するかどうかはわかりませんが、そこまでの描写を求めていないというか。いち視聴者としては、菅波先生は菅波先生のままで、モネはモネらしさを残したままで終わってほしいです。最終的には気仙沼に住む!?」(吉田潮さん・以下同)■みーちゃん(蒔田彩珠)&りょーちん(永瀬廉)「誰もが気になるみーちゃんとりょーちんの2人ですが、漁業組合のなかでりょーちんは浮くほどの外見なのでモテるでしょうし、みーちゃんにはいったんりょーちんと距離を置いて、研究という新しい世界へ踏み出してもらいたいです。振り向いてもらえない人に恋心をずっと抱くのはつらいですよね。でも先週末、2人がとうとう通じ合ったように見えました」■すーちゃん(恒松祐里)&内田くん(清水尋也)「このカップルはどうなるんでしょう?内田くんは一途ですが華やかな世界にいますしね。もし別れたとしても、仲よくなれるような別れ方をすると思います。ハッピーエンドであってほしいですが、まだ2人とも若いし……。私としてはすーちゃんには東京でもっといろいろな男性と出会ってほしいと思う気持ちもあります。」モネたちが見せてくれた恋と成長の物語。フィナーレまでもう少し!
2021年10月23日現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」と、11月からスタートする「カムカムエヴリバディ」のヒロイン、清原果耶と上白石萌音が参加するヒロインバトンタッチセレモニーが本日10月22日(金)、東京・渋谷にて行われた。放送中の「おかえりモネ」にて、気象予報士を目指していくヒロイン・永浦百音を演じている清原さんは「萌音ちゃんは、わたしがヒロインに決まったときも連絡をくれたり、撮影期間中も気にかけてくれたりして、ずっと大好きで尊敬している方なので、こうしてバトンを渡せてうれしいです」とコメントし、3人のヒロインが登場する「カムカムエヴリバディ」にて、初代ヒロイン・橘安子を演じる上白石さんは「同じ時期に“朝ドラ”をそれぞれ頑張っていたことがすごくうれしくて、お互いに優しいことばをかけ合ったり、精がつく食べ物を贈り合ったりしていて本当に心の支えでした」とエピソードを明かし、「こうして(清原)果耶からバトンをもらえてとても幸せです。撮影、本当にお疲れ様でした」とねぎらいの言葉を贈った。そして来週、ついに最終回を迎える「おかえりモネ」。最終週の見どころについて清原さんは「気仙沼の家族や幼なじみ、気仙沼のひとたちと重ねる尊い奇跡のような日々が繊細に描かれています。愛を込めて作った大切な作品ですので、みなさんの心にぜひ残るものがあればうれしいです。最後までモネたちのことを見届けていただけたらと思います」とメッセージ。また上白石さんも「すごく温かい人間の愛やつながりが描かれていますので、少しでも穏やかな気持ちになっていただけたらと思います。そして、ヒロインが3人いる分、物語は3倍速で進んで行きます。ぜひ毎日見逃さずに見ていただけるとうれしいです」と第1週の見どころを説明。また、ドラマゆかりの品を贈る、恒例のプレゼント交換では、清原さんからは“手作りのインディゴのストール”を、上白石さんからは“御菓子司「たちばな」の特製紅白まんじゅう”が贈られた。連続テレビ小説「おかえりモネ」は毎週月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。「カムカムエヴリバディ」は11月1日より毎週月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送。※土曜日は1週間をふり返る(cinemacafe.net)
2021年10月22日「若者たちが自分自身に誠実でありたいと思うがゆえに、悩み苦しむ様子がとても切なかったです」そう語るのは、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月~土8時~8時15分/BSプレミアム、BS4K・月~土7時五30分~7時45分。※土曜日は一週間を振り返ります)で、語り&モネの祖母・雅代役を演じる竹下景子(68)。SNSで「#俺たちの菅波」「#私たちのりょーちん」とハッシュタグができ、視聴者が3人の恋の行方を固唾をのんで見守っていたのと同じ心境で見つめていたという。「菅波先生(坂口健太郎)が転んだ勢いでモネ(清原果耶)に合鍵を渡したところと、りょーちん(永瀬廉)の『俺やっぱモネしか言える相手いない』という告白は本当にぐっときました。みんな幸せになってほしい。それぐらいいい子だから。救いの手をさしのべたい気持ちになりながら、見ていましたよ」モネと菅波先生のじれったい関係も落ちつくと、それぞれの登場人物も人生の局面を迎えてゆく。全体を通じて印象的なシーンを聞いてみた。「新次さん(浅野忠信)の妻・美波さんの死亡届をどういう形で決着させるか。新次さんも現実を受け入れないと進めないとわかっているけれど、断ち切れず葛藤しているシーンは悲しかったですね」■地元へ帰ったモネの奮闘ぶりに注目雅代の夫・龍己(藤竜也)が新次の力になりたいと奮闘するモネの父・耕治(内野聖陽)に対して、「おめえは漁師ってものがわがってねぇな。意地で生きてんだよ漁師は」(第38回)とたしなめたシーンなども印象に残っているそう。「何度か気仙沼に行って、お話をいろいろ聞かせていただきました。その際、気仙沼の方からドラマに関して感謝の言葉をいただきました。震災がありそこで生きる人、成長する若者たちの姿を真摯に描いているドラマの姿勢が、当事者の方に受け入れていただけたのだろうと思います」モネは東京から地元の気仙沼に戻ってきたが、今後、モネはどのような道を歩んでゆくのか。「恋の行方もそうですし、5年地元を離れていた彼女がふるさとで何ができるかを一生懸命見つけていきます。漁師のりょーちんとぶつかったりも。これもスリリングな感じです」そして忘れてならないのは牡蠣から木の芽に転生したおばあちゃん!「モネが大事にしてくれたから島に一緒に帰ることができました。おばあちゃんの木がどんどん育っていくのでその行く末も見守ってくださいね」
2021年10月09日NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』のみーちゃんこと未知役で知られる蒔田彩珠(19)が声優に!人と神々とのさまざまな形の“縁”をテーマにした映画『神在月のこども』(10月8日全国ロードショー)で主人公を演じた。そこで、ご縁を感じるエピソードを聞いてみました!■彼女が思うご縁と母の教え「人との関わりを大切にすれば縁は続くのかなと思います。縁の大切さは母に教えてもらいました。ほかにも母からは、学校を仕事で休んだり早退するときは、休ませてもらっているといつも謙虚な気持ちでいることが大切だと教えてもらいました」(蒔田・以下同)■ご縁を感じて続けていること「7歳から続けているこのお仕事です。過去に一緒にお仕事した方からまた声を掛けていただいたり。そういう縁のようなものが続いて今に至るのかなと思います」■声優とのご縁「声のお仕事は初めてです。顔やしぐさではなく声だけで表現するのが難しかったです。完成作を見たときは、ほかのキャストの方たちと自分の声が合わさってひとつの物語になっており感動しました。また挑戦したいです」■共演者とのご縁「父親役の井浦新さんとは最近も映画で共演させてもらったばかりだったので、すぐにまたご縁があるとは!と驚きました」■運命を感じたご縁「是枝裕和監督との出会いがあったから今の自分があるのかなと思います。現場での居方、仕事への向き合い方など、監督の現場が自分のベースになりました。女優としても、人間としてもいい出会いだったと思います」■朝ドラとのご縁「朝ドラは『おかえりモネ』で2度目の出演です。プロデューサーさんは過去にご一緒したことがある方だったので、オーディションで安心して力を出し切れた気がします。縁を感じずにいられません」■みーちゃんに感じるご縁「家族といるとき、幼なじみといるとき、みんなが楽しそうにしていたら一緒に楽しむのがみーちゃんなので、そういうときの未知は自分に近くて、ほぼ素でいられる役だと思います」■ご縁があれば挑戦したいこと「中学2年生のときに映画のお仕事でギターを始めてから、プライベートでもずっと続けています。歌も好きなので、弾き語りがいつかできたらなと思っています。お仕事につなげられたらうれしいです」
2021年10月08日どんなにイケメンでも、どんなに愛されていても、コレをされたら百年の恋も冷めるわー、と思うのって、どんなことですか?酒癖が悪いとか、浮気・暴力は論外。鼻くそをほじってる姿を見てしまった…というのは、他人事なら笑ってしまうけれど、本人にしてみたら相当ショックの大きい出来事です。一番多かったのは食事について私は、「食事の時にひじをついている人」が大の苦手。好きな人でも、これをやられたら心底がっかりします。ある調査では「クチャクチャ音を立てて食べる」「箸の持ち方が変」など、男女問わず、食事のマナーに関することができてないと一気に気持ちが遠のく、という意見がぶっちぎりで多数でした。男性から見て引いてしまうのはこんな時身だしなみに関することにも、がっかりケースが多々ありますよね。口臭・体臭はもちろんのこと、ムダ毛の処理を怠っている人は、同性から見てもかなり引きます。「どんなにキレイな子でも、脇の処理が甘いのを見てしまうと、だらしない性格なんだろうなぁと想像してしまう」「ネイルがきちんとされているのに、指毛が生えてるのは残念すぎ」など、男性の目はかなり厳しいようです。どこ見てんのよ!と上から目線で突っ込みたくなりますが、そんな気持ちをぐっとおさえて、日々ムダ毛処理に励みたいと思います。女性が引いてしまうのはこんな時一方、女性は「胸毛がダメです。生理的に無理です」「無精ひげは最悪」という人もいれば、逆にセクシーさを感じるという人もいて、意外と寛大なもよう。ただし男女共通して評価最悪だったのが、「鼻毛チョロリ」でした。確かに、どんな美男美女でも、鼻毛が1本出ているだけで大変残念な気持ちになります。いくら好きな人にアプローチされても、うっかり鼻毛ばかり見てしまい、肝心のリアクションを忘れてしまいそうです。ほかにも、髪の傷みや枝毛が気になる、ビキニラインの処理の限度など、出るわ出るわ。皆さん、実は毛の話題が好きなんじゃ…?とあらぬ疑いをかけてしまいました。人間は本能に洗練を求める!?食べることは生存に関することですし、毛髪は性的なシンボルとも言われます。恋愛って、ある意味本能でするものだし、理屈で説明できないことがたくさんありますが、こうした部分に洗練を求める私たち人間の恋は、やはり高度な文明のもとに成り立っているんですね!さて、ずいぶん偉そうな感じで考察してみましたが、恥ずかしながら私、お箸の持ち方が変なんです!大人になってから何度も矯正を試み、一応正しく持つことはできるようになりましたが、焼き魚の骨を外すなど細かい作業をすると、いつの間にか元に戻っている…まだまだ精進が足りないようです。好感度アップと素敵な恋を得るために、今後も努力を続けてまいる所存ですが、うまく箸を使えるようになる頃にはおばあちゃんになってしまわないか、とても心配です。(文=石村佐和子)
2021年10月08日英語の『Do It Yourseif(自分で行う)』を略した単語である『DIY』。「自宅の修繕やリフォームを自分で行う」という意味で知られています。自身のYouTubeチャンネル『黒苺のモノづくり』上で、2021年現在、築100年を超えた物件を『DIY』としてリフォームした様子を公開した黒苺さん。前に住んでいた住民が残した不用品や草木で荒れ放題だった物件を、9か月かけて生まれ変わらせた姿がこちらです。なんということでしょう…!匠の技により、築100年超の物件は、開放感のある住宅へと生まれ変わりました。天井や床の板を張り替えたり、洗面台や浴槽を取り付けたり、バスルームの壁を一新したり…家中のありとあらゆる場所がきれいになったのが分かります。動画に対し、「素人とは思えないレベル」「想像していた1千倍、本格的でした…。すごすぎて真似できないです」といった驚きの声が寄せられました。黒苺さんに、『DIY』でリフォームした理由を聞きました。「今回のリフォームにあたり、合計で400~500万円程度の費用がかかっていたと思う」と話す黒苺さん。田舎暮らしを考えていた両親のために、『DIY』でリフォームをすることになったといいます。両親が田舎暮らしを夢見ていたところ、ちょうどよい物件を発見。検討していたものの、あまりの荒れようにちゅうちょしていたんですが、私が「『DIY』程度でいいなら、リフォームするよ」といったところ、両親が購入を決断し、することになりました。日頃、機械関係の仕事をしている黒苺さんですが、小学生の頃に描いていた将来の夢は、大工だったといいます。数十年後に、両親にも親孝行できる形でこうして実現できた…素敵な『DIY』だったといえそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年10月04日現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」より、清原果耶演じる百音が、気仙沼で出会う人々を演じる新キャストが発表された。東京で気象予報士として日々奮闘する中、地域に根ざした気象の仕事に興味を持ち始める百音。そしてあることをきっかけに、地元へと戻る決意をし、第20週でウェザーエキスパーツの気仙沼支社第1号の社員として、故郷・気仙沼へと帰る。9月27日からは、そんな第20週がスタート。第3部の気仙沼編が幕を開ける。今回新たに出演が発表されたのは、宮城県出身の山寺宏一、菅原大吉をはじめ、山口紗弥加や佃典彦。朝ドラ初出演となる茅島みずきと伊東蒼という、フレッシュな女優を含めた6名。声優・ナレーターとして活躍する山寺さんが演じるのは、気仙沼市役所の名物課長で、悠人(高田彪我)の上司・遠藤克敏。気象予報で地域に貢献しようと奮闘する百音にとっても心強い存在となる今回の役柄。「心のどこかで、いつかきっと宮城県舞台の朝ドラがあるのでは・・・と期待していた」と語る山寺さんは、オファーに「あまりの嬉しさに飛び上がりました」とコメント。そして「気仙沼編も絶対に面白いです!爽やかな感動をお届けすることお約束いたしますので、ぜひ楽しんでください!」とアピール。また、コミュニティFMで百音と出会う、気仙沼で居酒屋を営む高橋美佳子役を山口さん。百音に様々な助言をするコミュニティFMの代表・小山繁樹役を佃さん。気仙沼中央漁協の組合長・太田滋郎役を菅原さんが演じる。山口紗弥加17年ぶりの朝ドラ出演だという山口さんは「あの日に起きたことを何とか知りたい、小さくても何かできることはないだろうか…そんな思いで女川から気仙沼を訪れたことがありますが、まさか。ここに繋がっていたなんて何ともいえない嬉しい気持ちです」と思いを明かし、「忙しい朝、”おかえりモネ”が、やさしい時間を運んでくれますように」とメッセージを寄せる。そのほか、東京から来た大学生・水野一花役を、「メンズ校」の茅島さん。ふと現れた謎の女の子・石井あかり役を、『湯を沸かすほどの熱い愛』の伊東さんが演じることも決定。「朝ドラに出演することは1つの目標だったので、とても嬉しく思います」(茅島さん)、「ずっと憧れていた朝ドラに出演することができてとても嬉しいです!」(伊東さん)とそれぞれ出演決定を喜んだ。連続テレビ小説「おかえりモネ」は月~土曜日8時~NHK総合ほかにて放送中。※土曜日は1週間をふり返る(cinemacafe.net)
2021年09月01日現在、名古屋市美術館で開催中の「生誕160年記念グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」が、2021年11月20日(土)より世田谷美術館にて開催される。モーゼスおばあさん(グランマ・モーゼス)の愛称で親しまれた、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)の、日本で開催される回顧展としては16年ぶりとなる。無名の農婦から、70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時にニューヨークで初めての個展を開いたモーゼス。生誕160年を機に特別に企画された同展では、最初期の作品から100歳で描いた絶筆、また愛用品ほか関連資料まで、日本初来日を含む約130点を展示。自然や素朴な暮らしを愛し、たくましく誠実に、素敵な100年を生きたモーゼスおばあさんの世界を紹介する。アンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス《海辺のコテージ》 1941年個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託) © 2021, Grandma Moses Properties Co., NYアンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス《農場の引越し》 1951年個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託) © 2021, Grandma Moses Properties Co., NYアンナ・メアリー・ロバートソン・“グランマ”・モーゼス《シュガリング・オフ》 1955年個人蔵(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託) © 2021, Grandma Moses Properties Co., NY庭で絵を描くグランマ・モーゼス1946年写真:Ifor Thomas(ギャラリー・セント・エティエンヌ、ニューヨーク寄託)© 2021, Grandma Moses Properties Co., NY【開催概要】『グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生』・名古屋市美術館2021年7月10日(土)~9月5日(日)・静岡市美術館2021年9月14日(火)~11月7日(日)・世田谷美術館2021年11月20日(土)〜2022年2月27日(日)・東広島市立美術館2022年春予定■公式サイト
2021年08月06日ピアソラ生誕100年記念企画 リシャール・ガリアーノ 日本ツアー2021 東京公演が、11月30日(火)、東京オペラシティコンサートホールにて開催される。クラシックの名門レーベル、ドイツ・グラモフォンと専属契約(これまで4枚のアルバムを発表)を結ぶ唯一のアコーディオン・バンドネオン奏者として、クラシック、ジャズ、タンゴ、シャンソンといったジャンルの枠を超えて活躍し、音楽界から高い評価を集めているリシャール・ガリアーノ。1983年、ガリアーノは「タンゴの革命児」アストル・ピアソラと劇的な出会いをはたし、「私が新しいタンゴを創ったように、君も新しいミュゼットを創るんだ」という彼の言葉に後押しされ、フランスの心とも言われる大衆音楽「ミュゼット」にジャズ、タンゴ、ブラジル音楽、ラテンなどの要素を大胆に取り入れた「ニュー・ミュゼット」の確立に心血を注いだ。その深い親交はピアソラが亡くなる1992年まで続いたという。2021年、アストル・ピアソラが生誕100周年を迎える記念すべき年に、 ガリアーノの3年ぶりの来日が決定。さらにステージには、旧知の仲であるジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子、アコーディオニストのcobaも登場する。ピアソラ・メモリアル・アンサンブルとともに「リベルタンゴ」、「オブリビオン」、「アディオス・ノニーノ」、「ブエノスアイレスの四季」などを演奏する予定だ。一夜限りのスペシャルステージに期待がかかる。チケット先行は9月1日(水) 昼12:00より、チケットぴあにていち早プレリザーブが受付開始。一般発売は9月25日(土)10:00より。
2021年08月06日連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月曜〜土曜午前8時〜ほか)のヒロイン・永浦百音(清原果耶)と診療所の医師・菅波光太朗(坂口健太郎)。物語の中で、2人は年単位で恋の進展なし!そんなモネと菅波先生のじれったい場面を気仙沼&登米編からプレーバック。■21話「気象予報士試験受けるんですか?」帰省を終え、登米へ戻るバスで菅波先生に会ったモネは気象予報士の資格に興味があることを話す。その後、勉強に行き詰まったモネに雨が降る理由を説明してあげたりと、菅波先生は勉強の面倒を見てあげるように。2人の距離が縮まるきっかけになったシーン!■36話「あ、ちょっと待ってください。1日3分必ず跳んでください」3度目の気象予報士試験を13日後に控えるモネに記憶力を向上させる縄跳びをすすめ、跳び縄を渡す菅波先生。その様子を見ていた森林組合の人たちは2人の関係にやきもき。「千年たってもダメだわ」とサヤカさん(夏木マリ)はあきれ気味。■38話「ぼくにわからないことは回答できないので話はききます」縄跳びは1日3分ではなく5分のほうが効果的とモネにわざわざ電話して伝える菅波先生。そこで胸の中にある思いを打ち明けるモネ。それに対して思いやりのある言葉をかける先生。ここまでの仲なのに先へ進まないのは2人が不器用すぎるから!?やきもきする恋模様に、今後も2人から目が離せません!
2021年08月01日取材がおこなわれた日の朝、連続テレビ小説『おかえりモネ』で、ヒロイン・永浦百音(愛称・モネ)役の清原果耶さんと、姉妹の可愛らしくほのぼのしたやり取りを見せていた。それを蒔田彩珠さん本人に伝えると、少しはにかみながらも明るく朗らかな笑顔に。それだけで、いまの撮影現場がいかに充実しているかが伝わってくる。――『おかえりモネ』ですが、撮影現場の雰囲気も良さそうですね。朝ドラは撮影期間が長いので、現場への思い入れとか仲間意識みたいなものが強くなって、みんなが家族みたいな感じですね。――未知という役にも愛着が出てきているのでは?出来上がってくる台本を読んで未知の成長を知るたび、私自身も応援したくなる気持ちになります。しっかりしているんだけど、いじっぱりだったり、ちょっと抜けていて百音とかお父さん(内野聖陽)と血が繋がってるなって思ったり。年相応の部分があって、私にとっても可愛い存在です。――演じるうえで大切にしている部分はどんなことでしょう。未知は紹介文に「百音と正反対」と書かれることが多いんですけれど、結構似ている部分もあるんで、そこは大事にしていますね。百音は未知にとっては憧れの存在なんですよ。百音は、未知がしっかりしている姿を見て「私も頑張らなきゃ」って思っているかもしれないけれど、逆に百音がしっかりしている姿を見て「私も!」って思っています。――清原さんとはドラマ『透明なゆりかご』でも共演していますが、作品の空気感に溶け込むお芝居をされるおふたりですし、共演していて相性の良さを感じるのでは?前回は一緒のシーンが1シーンしかなかったので、今回、1年近くご一緒できると知ったときは嬉しかったです。演じていても波長みたいなものが合うので、無理なく姉妹のやり取りができるというか…。どんなお芝居も安心して投げられるし、安心して投げてくれるので、楽しみながら演じられていますね。果耶ちゃんは、ヒロインということもあると思いますけれど、役に対する思いも強く持っていますし、ドラマ全体のことや自分以外の役のことも考えてくださっていて、本当にすごいです。――周りも素敵なかたばかりで…。お父さん役の内野さんとお母さん役の鈴木京香さんは、今回が初めての共演ですが、カメラが回っていないときも永浦家のあの感じです。とくに内野さんは現場でつねに元気で、自然とあの明るい家族の空気にしてくださるので、ありがたいです。――百音と未知はキャッキャしてますが、普段、清原さんとも…。キャッキャしています(笑)。――蒔田さん自身は、自分をどんな人だと思いますか?自分で言うのもなんですが、わりと明るくて…天真爛漫なほうだと思います(笑)。――意外です。静かなかたかと。よく言われます(笑)。何か抱えている役を演じることが多いからですかね。未知はしっかり者のところを除けば、自分に近いかもしれません。普段も果耶ちゃんとキャッキャしてますし、何かに集中したら周りが見えないところも…。――集中しすぎると…?朝ドラの現場は月曜日に1週間分リハーサルがあるので、それまでにセリフを全部覚えなきゃいけなくて。そのときは周りを気にかけないでいい環境に引きこもって、とにかく集中します。家族も放っておいてくれますし。――覚えるのは早いほう?早いです!子役のときのオーディションって、当日に台本をもらってすぐにやるみたいなことが多かったので、そのときの習慣がいまだに強くて。まきた・あじゅ2002年8月7日生まれ、神奈川県出身。7歳で子役デビューし、ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』や映画『三度目の殺人』『万引き家族』などさまざまな作品に出演。’18年の初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』、’20年の映画『朝が来る』では、その演技が高く評価され数々の映画賞を受賞している。連続テレビ小説『おかえりモネ』は毎週月~金曜の8:00~NHK総合ほかで放送中。蒔田さん演じる永浦未知は、震災で家業の牡蠣の養殖業が大打撃を受けたことをきっかけに、東北の水産業の将来のために働きたいという強い信念を持つ少女。そんな妹の存在は、気象予報士を目指す主人公・百音(清原果耶)にも少なからず影響を与え…。※『anan』2021年7月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・小蔵昌子ヘア&メイク・山口恵理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年07月23日クリムトやモネの名作絵画をモチーフにした腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」が、2021年7月5日(月)よりブルーブルーエ各店舗ほかにて販売する。西洋絵画の巨匠たちの“名画を楽しむ”腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」は、西洋絵画の巨匠たちの作品をモチーフにしたアート好きにはたまらない腕時計。時間を見るたびに“絵画鑑賞”を楽しむことができる。クリムト、モネ、ゴッホ、フェルメールの名画を文字盤に新作では、オーストリアを代表する画家であるグスタフ・クリムトの『接吻』、印象派の巨匠クロード・モネの『睡蓮の池』、オランダのポスト印象派の画家であるフィンセント・ファン・ゴッホの『夜のカフェテラス』、“光の魔術師”との異名をとるヨハネス・フェルメールの『牛乳を注ぐ女』の4作品をピックアップ。日本でも人気の高い巨匠たちの作品を文字盤に配し、“額縁”を彷彿とさせるゴールドのケースにおさめている。また、それぞれの絵画にあわせたカラーのストラップも魅力だ。【詳細】オリジナル絵画ウォッチ発売日:2021年7月5日(月)~取り扱い:ブルーブルーエ各店舗およびオンラインストア※オンラインストアでは予約受付中。価格:オリジナル絵画ウォッチ 4種 各2,530円※店舗によってお取扱いアイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり。※都合により入荷しない場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2021年07月04日放送開始から1ヶ月が経った、清原果耶(19)主演のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』。高視聴率を維持するなか、気象予報士を目指し始めた永浦百音(清原)に、勉強を教える医師・菅波光太朗を演じる坂口健太郎(29)の“ツンデレ”な演技が話題だ。「坂口さん演じる菅波先生は、クールで物静かなキャラクター。百音の勉強をきっかけに2人で会う機会が増え、少しずつ思いやり深い一面も見えてきます。例えば、百音が雨の仕組みについて理解を示すと微笑んだり、誕生日プレゼントとして理科の本を贈ったり。Twitterでは“菅波先生”がトレンド入りするなど、坂口さんのツンデレな演技に“胸キュン”する視聴者が続出しています。いっぽうで坂口さんは、短い放送時間のなかで『キャラクターが急変しないように』と表現にこだわって演じているそうです。6週目以降は百音の成長だけでなく、2人の関係性も注目されていくでしょう」(テレビ誌ライター)そんな坂口の朝ドラデビューは、16年度上半期に放送された『とと姉ちゃん』。坂口はヒロインに思いを寄せながら、植物学者を目指す個性的な大学生を好演した。同年4月30日に配信された『クランクイン』のインタビューでは、「みなさんが明るくしようと意識していないのに、自然と現場が盛り上がっているのがすごいと思うんです」と充実ぶりを語っていた。■サービス精神旺盛なムードメーカー『とと姉ちゃん』以降、数々のドラマや映画で主演に抜擢されるなど俳優として頭角を現してきた坂口。落ち着いた雰囲気の坂口だが、撮影現場を支えるムードメーカーでもあるという。19年に『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)で、主演を務めた坂口。放送期間中の同年2月、坂口が共演者の趣里(30)やスタッフたちと楽しそうに飲み歩く姿を本誌は目撃。一次会の沖縄料理店を後にすると、坂口が「次はどこへ行こうか~」と一団を率いていた姿が印象的だった。そんなサービス精神旺盛な姿勢は、『おかえりモネ』でも健在だという。「気さくな性格で知られる坂口さんは、共演者やスタッフから大人気です。『現場ではバランスを取る癖がある』と語っていた坂口さんは、チームが一丸となるように周囲への気配りを欠かさないそうです。時にはひょうきんな言動で、笑わせてくることもあるとか。清原さんも『ムードメーカーです!』と言うほど、坂口さんを慕っています」(ドラマ関係者)“ツンデレ”な演技の裏では、撮影現場を盛り上げる坂口。そのギャップは、チームには欠かせないようだ。
2021年06月20日朝ドラ初出演となるKing&Prince・永瀬廉(22)が『おかえりモネ』(NHK総合・月曜〜土曜午前8時〜ほか※土曜は1週間の振り返り)で演じるのは、モネの同級生で、高校卒業後、気仙沼で漁師になる及川亮。日に焼けた肌にさわやかな笑顔もさることながら、初登場回からモネの妹・未知(蒔田彩珠)にやさしく話しかけたりして、そのイケメンな言動に多くの視聴者がときめいた。気くばりができる性格のためとにかくモテるという役柄だが、今後、どんなシーンでどきどきさせてくれるのかが楽しみ。さっそく胸きゅんシーンをふり返りますーー。■「なんか会ったときドキッとしたわ」メークをして大人びた幼なじみの明日美(恒松祐里)と再会した際、思わせぶりな感想を口にする……。■「保育園のときから年イチで告白されるんだもん」明日美から高2のとき一瞬付き合っていたと言われるも、覚えていなかったりょーちん。その理由がこれ。その後、明日美は久しぶりの再会で亮への思いを再燃させるのだった。■「みーちゃんのおかげでちょっと元気出た。ありがとう」モネの祖母・雅代(竹下景子)の初盆で迎え火に足をかざすときに、ふらつかないよう未知の腰を支えていたりょーちん。初登場シーンでは、未知の近くを車が通り過ぎるとき、さっと腕を引いて道端に寄せたこともあった。そのあとこんなせりふをやさしい笑顔で!■「浜、行かない?」過去を思い出し眠れなくなるモネ(清原果耶)は縁側に。その様子を見て声を掛ける、気づかいのできるりょーちん。「いろいろな問題を抱えて葛藤しつつも、周りの人と支え合いながら立ち向かっていく亮の姿を見守ってください!」(永瀬)金髪漁師はギャップがあるけど、色気だだ洩れキャラは永瀬にぴったり!?
2021年06月17日「百音の魅力は優しいところだと思います。誰かのために何ができるのかをすごく考えている」癒されるような美しい風景が話題の連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月曜〜土曜午前8時ほか)。撮影は昨年9月より行われており、清原果耶さん(19)はヒロイン・百音役に入り込んでいる様子。「最近では選択肢があった場合、百音だったらこっちを選ぶだろうなと直感で迷わず思えるようになりました」百音は宮城県出身で清原さん自身は大阪府出身。方言はやはり「むずかしいです」と話す。「方言指導の先生が『夢に出てくるようになったらそれはなじんでいる証拠だよ』というようなことをおっしゃっていて。でも、一向に夢に出てこないので本当に大丈夫かなと思いつつ……。耳に心地のいい方言がしゃべれていたらいいなという願望はあります」ロケ撮影では天候待ちとなることもしばしば。そんななか、食事の時間が励みになっているとか。「気仙沼ではカツオやカキといった魚介類。ふかひれも食べました。それからタコやワカメも。お刺身もおいしかったです。登米ならお米やうどん、お肉も。すごく食に助けられています。今日の晩ご飯はこれを食べられるから頑張ろう、という感じで撮影したこともありました」そんな清原さんの日常は?お天気別に教えてもらいました。晴れの日の過ごし方は?「まず、部屋の換気をして掃除をして、日なたぼっこをしながら本を読んでいます。最近は外出が難しいですが、(コロナ禍前は)お散歩に行ったりもしていました」雨の日の過ごし方は?「雨の日はカーテンを開けて、本を読んでいます。書いていただけるような私生活を送っていないかも(笑)。あとは掃除したり、映画を見たりとか。何げない日々を過ごしています」
2021年05月28日5月17日にスタートした、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月〜土曜午前8時〜)。美しき自然のなか、気仙沼と登米で繰り広げられる人間模様。あなたは誰が気になっている?そこで“深堀り人物予報”。そこから意外なエピソードで展開がみえてくるーー。■永浦百音(清原果耶・19)/胸に秘めた思いは解消する?モネこと永浦百音は宮城県気仙沼市生まれ。自然豊かな地でのびのびと育ち、中学時代はアルトサックスに励んだ。しかし3.11をさかいに、モネはある出来事からふるさとにうしろめたさを感じるようになる。高校卒業後、登米での朝岡(西島秀俊)との出会いで気象予報士の仕事に興味を持つように。清原は役作りで関連書を読んでみたが「頭が真っ白になるくらい難しい」と話す。それもそのはずで気象予報士試験は平均合格率約5%の難関国家試験。百音はどうなる!?■朝岡覚(西島秀俊・50)/石ノ森章太郎好きが極まって……さわやかな笑顔でお茶の間に人気のベテラン気象予報士は、登米出身の漫画家・石ノ森章太郎の大ファン。面倒見がよく誠実な人柄だが、ミステリアスな雰囲気もあり、人物像ははっきりとつかめない。過去に何かあったのかも?と思わせるところも。百音が気象に興味を持つようになったのは朝岡との出会いがきっかけだが、百音のピンチを救うこともある。百音にとって重要な人物となるのは間違いない。■新田サヤカ(夏木マリ・69)/序盤のキーパーソン!百音の祖父・龍己と旧知の仲で百音の面倒を見ている。資産家で山林を所有し、愛称は「姫」。カフェや診療所なども経営し、朝岡とも知り合いで何かと顔が広い。過去に結婚歴が数回(?)あったとかないとか。伊達家家老の子孫とも噂されている。番組制作統括が「かっこよくて。モネにさまざまなことを教えてくれる人物。それをうまく表現できるのが夏木さんだった」と起用の理由を話すとおりで、1週目からその凛々しさを見せている。■川久保博史(でんでん・71)、佐々木翔洋(浜野謙太・39)/朝ドラにはいい人たちが必須!佐々木は百音が働く森林組合の課長。森林セラピーを百音に教えたり、市民が守り続けてきた地元の能の伝承者で、地元のために仕事に情熱を注いでいる。川久保は森林組合の参事で朝岡と同じく石ノ森章太郎の大ファン。温厚な人物だが、木に関する豊富な知識と経験を持っており、時おり真剣な表情で森の未来を語る。森林組合でのやりとりは「だっちゃ」といった宮城の方言が飛び交い、ほのぼのしたシーンが多い。■菅波光太朗(坂口健太郎・29)/ツンデレなんでしょ?東京の大学病院に籍を置き、サヤカが開設した診療所へ隔週で来る医師。森林組合で働き始めた百音が菅波にいろいろと質問するも、ドライな返事で気難しさを感じさせる。言葉数も少なく、何か抱えていそうな背景もありそうで気になる存在だ。理論派で愛想のない菅波が、登米の人々や百音との交流を通じてどう変化していくのかがチェックポイントかも。百音と仲よくなれるのかも気になるところ。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月23日