© ASEAN-Japan Centreバンコクに数あるショッピングモールの中で、「セントラルワールド」の特徴は何と言ってもその広さ。その規模はタイ最大級で、世界でも上位に入る。500店以上のショップが並ぶ巨大施設には有名デパート「ZEN」と「伊勢丹」が隣接し、ここに来れば何でも揃う。レストランやカフェの数も50店を超え、フードコートに15スクリーンあるシネコン、キッズゾーン…と一日過ごせるほどの充実ぶりだ。年末に行われるカウントダウンパーティもまたビッグスケールで、テレビ中継もされる。駅直結でアクセス抜群!場所はバンコクの中心地にあり、BTSチットロム駅から直結とアクセス抜群。スカイウォークを通り抜けると、そこはメガショッピングモールの3階へと繋がる。所々にアート作品が展示された館内は、全体的に落ち着いた雰囲気。ゆったりとショッピングを満喫出来る。7つのフロアで構成、趣異なる6つのゾーンに区分されたショッピングエリアには、最新トレンドファッションから日用雑貨、グローバルブランドからローカルデザイナーズまで、バラエティ豊富に並ぶ。© TRIPPING!高級ブランドから、本屋、インテリアショップまで何でも揃う1階は「COACH」や「KATE SPADE NEW YORK」「FURLA」等、お馴染みブランドが揃う高級ファッション中心のフロア。上階に上がると、主に若者向けのファッションストアが2階、3階と続き、「ZARA」「ユニクロ」「GAP」らのファストファッションや、「NIKE」「ADIDAS」を初めとしたスポーツブランドも見つかる。4階にはモバイル通信会社や銀行、5階には家具とインテリアショップ。タイ最大のブックストア「B2S」も4階にある。そして6階は日本にも進出している玩具店「Toys R Us」や子ども服、ファミリー向けのレストランが並び、いつ訪れてもキッズで賑わっている。7階はグルメとシネコンのフロア。ローカルフードはもちろん、日本を含むアジア各国の料理を気軽に楽しめる大型フードコートもあり、地元の人にも観光客にも人気だ。8階にあるのは、ファミリー注目のキッズ向けエデュテインメント施設「TK Park」(Thailand Knowledge Park)。デザイン性の高い広々スペースにはインタラクティブ設備が備わり、遊びながら学ぶことが出来る未来型図書館だ。グルメが集まる別館にも注目!さらに話題を集めているのが、2013年12月にオープンした別館「Groove@CentralWorld」。「セントラルワールド」すぐ横に隣接するグルメスポットには、13軒の個性派レストランやおしゃれなバーが集まり、その都会的な雰囲気を求め連日多くの人で賑わっている。セントラルワールド関連の記事はこちら>
2015年07月28日ソーシャルエージェントは7月21日、越境EC支援サービス「EC-PORT」の新サービスとして、東南アジアオンラインショッピングモールへの「EC出店支援サービス」を開始した。同サービスでは、日本のEC事業者が東南アジアのショッピングモール上に自社のECショップを構築する上でのサポートを行う。同社によると、東南アジアは独特な現地決済手段やSMSを利用した迅速なサポート/問合せ対応が求められる市場。同サービスでは、商材に応じた適切なオンラインショッピングモールの選定・出店手続きの代行や、モール運営企業とのコミュニケーション、ストアのセットアップ、初回の商品登録を提供するため、スピーディーに東南アジア市場で自社製品の販売とブランディングを実現するという。同サービスを含む越境EC導入パッケージの価格は、5万9,800円(税別)で、「現地のオンラインモール(1マーケット)への出店登録代行」のほか、「製品情報(20製品まで)を英語・中国語・マレー語のいずれかの現地言語に翻訳するサービス」や「ネット販売における返品や免責事項などポリシーの策定コンサルティングの実施」「製品販売に関連する輸出規制や関税の調査」「稼働後 1ヶ月間のカスタマーサポートとEC物流サービスの利用」「現地での販売価格や競合製品の市場調査」などが提供される。
2015年07月22日ヴィクトリアは7月17日、埼玉県さいたま市のさいたま新都心駅前の大型ショッピングモールコクーンシティに、1,260坪のスポーツモール「ヴィクトリアスポーツモールさいたま新都心コクーンシティ店」をオープンさせる。同店は、コクーン3の3階オールフロアに広がる「スポーツライフスタイル」をコンセプトとした大型スポーツモール。アスリートスタイルの「XEBIO SPORTS EXPRESS」ゾーンではシューズやスポーツウエア、ボールゲームを中心とした商品を取りそろえる。「L-Breath」ゾーンはトレッキングウエアやザック、キャンプなど、アウトドアスタイルの商品を展開する。3打席の試打室を完備した「Victoria GOLF」では、専門店にも負けない品ぞろえのゴルフクラブやゴルフウエアを取り扱う。ROXY NEWERAなどの人気アクションアパレルとスポーツバイクのゾーンも加えており、同社がプロデュースしているすべての業態を集大成した新大型スポーツモールになるという。主な取扱商品はスポーツアパレルやスポーツシューズ、サッカー、テニス、バスケ、バレー、野球、ゴルフクラブ、ゴルフアパレル、トレッキングウエア、ザック、キャンプ用品、スポーツ自転車、アクションアパレル、(冬季)スキー・スノーボード。各コーナーには体験型トライアルスペースを設置した。シューズやボール、ラケットのサンプルを実際のフィールドに近い環境で試すことができる。また、定期的に講習会やイベントを開催。スポーツを楽しく安全に学べるスペースとしても活用していく予定だという。オープニングセール4日間は、日替わりでお得な商品を用意する。
2015年07月14日●イオンモールの2店舗を皮切りに実証実験を開始5月1日、イオンモールでは音のユニバーサルデザイン化支援システム「おもてなしガイド」を活用した実証実験を開始した。実証実験のプロジェクト名は「イオンモール×ヤマハ SoundUD化プロジェクト」。ヤマハが開発したシステムを、イオンモールの一部店舗から展開して行く取り組みだ。この実証実験について、イオンモール幕張新都心においてプレス向けの体験会が開催された。「おもてなしガイド」は、イオンモールのために開発されたアプリではない。ヤマハが、共通のアプリを各所で利用できることを目指して開発したもので、2014年10月より提供。「音のユニバーサルデザインサービスを受けられる社会」の実現を目的としている。「おもてなしガイド」は、利用者がアナウンスやナレーションなどの日本語音声が流れているところで、自身のスマートフォンやタブレットからアプリケーションを開くだけで、翻訳された音声や文字を受け取ることができるというもの。翻訳コンテンツは、各モバイル端末の言語設定にあわせて提供されるため、難しい設定を行うことなく必要とする言語で情報を受け取れる。翻訳コンテンツは、音声信号をトリガーにして、あらかじめ用意しておいた翻訳音声や文字を提供。この音声信号を、いつも流しているアナウンスや映像などに埋め込むことで、既存のコンテンツを活かした音声・文字ガイドの構築を行える。体験会に先立って、イオンモール マーケティング統括部 統括部長 檜山護氏は「訪日外国人への対応をイオングループをあげて強化中だ。バリアフリーについても施設の環境整備等強化している。ご来店いただいているさまざまなお客様の暮らしの未来をデザインすることにつながると考え、今回の実証実験のスタートに至った。よりモールで快適な時間を過ごしていただけるようにしたい」と語った。また、ヤマハ 執行役員 事業開発部 部長 小林和徳氏は、「このシステムは日常のアナウンスを何も変えずに日本語のわからない方や耳の不自由な方に情報が伝えられるのが特徴。今後もいろいろな企業の方々とともに、多くの環境、多くの条件のもとで、よりよく改良をかさねてよいものにしたい。今後も実証実験は多く計画している」と「おもてなしガイド」についてコメントした。●音声をトリガーに音波で情報を配信「おもてなしガイド」は音声をトリガーにして、伝達内容をユーザーの利用言語に合わせたテキストでスマートフォンに表示するアプリだ。日本語のわからない外国人に母国語で表示するだけでなく、聴覚障害者等の音声では十分な情報を得づらい人に日本語で表示する機能も持つ。大きな特徴は、情報の伝達にLTEやWi-Fiといった一般的な通信手段を採用していないことだ。ヤマハの技術によって音波で伝達するため、電波状況の悪い環境でも十分に利用できる。また、音声を翻訳しているわけではなく音をトリガーにしてアプリに情報を受け取らせているため、通常の日本語アナウンスだけで多言語向けの案内を行なうことが可能だ。「現在訪日観光客は中国本土からくる人よりもタイから来る人の方が増えているが、タイ語のアナウンスはあまり見かけない。しかしタイ語、フランス語と各国語のアナウンスを追加して行くと日本人にとってわかりづらくなってしまう」とガイド言語を増やす方式の問題を語ったのは、ヤマハ 事業開発部 プロデューサー 瀬戸優樹氏だ。音はトリガーになっているだけなので、店内アナウンスの終盤などでアプリに翻訳の指示を出しても、全文が確認可能だ。トリガーとしての音が十分アプリに聞き取れる必要はあるが、健常者が特別な注意をしなくとも内容が理解できる程度に聞こえていれば問題はないという。実際にイオンモール幕張新都心店の店内で、営業時間中に行なわれた体験会では、来客が行き交い、迷子の泣き声なども近くでしている中で行なわれた店内放送をトリガーにメッセージがスムーズに表示された。表示される言語はスマートフォンの言語設定にあわせられるため、ユーザーはいちいち選択せず自動的に母国語でのアナウンスが受けられる。外国人親子モニターによる「子供が迷子になった」というシーンを想定したデモンストレーションも行なわれた。こちらは通常のシステムを通した店内アナウンスではなく、リアルタイムに呼び出しを行なう形になるが、こちらでも問題なく翻訳結果が表示された。●イオモール以外でも同じアプリを利用してサービスを受けられる実証実験を展開「おもてなしガイド」は、採用する事業者が対応言語を決定する部分はあるが、アプリとしては何カ国語にも対応している。イオンモールの場合は幕張新都市心見せで日本語、英語、中国語の3カ国語に対応。成田店ではこれに韓国語とタイ語を加えた5カ国語対応となっている。汎用アプリであるため、幕張新都心店と成田店で同じアプリが使えるのはもちろん、今後実証実験に参加する交通機関などが増えてきた場合には同じアプリを各所で利用することができる。アナウンスはあらかじめ用意されたシステムからの音声出力の場合、ひもづくテキスト情報を用意しておき送付している。迷子放送などについてもテンプレート的な部分は事前準備をしたテキストを利用し、名前や特徴といった変化する部分についてのみ音波で追加送信するような形がとれるようだ。またスピーカーについてはヤマハ製のものである必要はなく、市役所等に備え付けの一般的なスピーカーからの出力でも利用可能だという。さらに音は人間に聞こえる必要もない。BGMをトリガーにして情報配信することもできるが、人には聞こえない音を使って場に合わせた情報を表示することも可能だという。日本人健常者に向けたアナウンス以上の音を流すことなく、必要な人には随時わかりやすいテキストでの情報提供が行なわれるということで、健常者にとっても情報が多すぎて目的のものがわかりづらくなるというようなデメリットがないのも特徴だ。同日から開始されるミラノ万博の日本館では同様の技術を専用アプリに組み込んだ形で利用されているほか、5月15日からは東急バスでもイオンモールと同じアプリを採用。今後はさまざまな企業や自治体と順次展開予定となっている。ゲストスピーカーとして登壇した経済産業省 商務情報政策局 情報通信機器課 広瀬健治氏は、「日本は高齢者や障害者にくわえ、子供、女性、訪日外国人などを含めたダイバーシティ社会の創出が求められている。そのために専用の機器を用意するのは非効率的だが、それはITによって解決されると考えている。SoundUD化プロジェクトはアナウンスが聞き取れない、意味が分からないといった問題を同時に解決してくれる。また、訪日観光客による買い物消費額は2兆円をこえ、いかに楽しくストレスフリーに買い物をしてもらうかという観点は大切。このような大型ショッピングモールで実証実験が行なわれるのはよいこと」と語った。
2015年05月08日六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2015」が、4月25日(土)10時~26日(日)18時まで開催中だ。2013 年、2014 年に続きアーティスティックディレクターを務める日比野克彦氏、新設されたメディアアートディレクターを務める株式会社ライゾマティクス代表取締役の齋藤精一氏が担い、『ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル』をテーマに展開。メインプログラムには、齋藤氏主導でLEDを実装した光る大型トラックによる《アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号》を実施するほか、参加者が加わってはじめて成立するアートとして、スマホを活用した参加・体験型プログラムも盛り込まれる。本イベントのアーティスティックディレクターの日比野氏によるワークショップは、26日(日)朝から昼にかけてテレビ朝日umuで実施される。日比野克彦と一緒に朝食をとり、語らいながら、集った各々が、昨晩見た夢を思い出す。子どもから大人までどんな方でも参加できる。参加料は、500円。最後には、みんなの絵を写真に撮ってひとつの映像につなぎあわせる。どんなアートができあがるのか楽しみだ。また今回、初の試みとして作品ガイドツアー「六本木アートナイトをもっと楽しむツアー」が開催されることとなった。ただし一般的なガイドツアーとは異なり、ACOPという独自のアート鑑賞法を踏まえ、平野智紀によって事前トレーニングを積んだボランティアガイドが案内するというユニークな内容。そこに集まった参加者との対話を通して、展示作品や六本木の街の魅力が紐解かれる。それは偶然か必然か、これもまたサイトスペシフィックなひとつのアートの形かも?アート作品のみならず、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスに至る、さまざまなクリエイティビティとアートが広がる一夜限りのアートナイト。街中で展開される非日常との出合いを、あなたは今年どんな風に体験する?(text:Miwa Ogata)
2015年04月26日六本木アートナイト実行委員会は4月25日~26日、「六本木アートナイト2015」を東京都・六本木周辺で開催する。「六本木アートナイト」は、"生活の中でアートを楽しむ"という新しいライフスタイルの提案と、東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的とした一夜限りのアートイベントで、2009年から実施している。6回目となる今回は、「ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル」をテーマに、メディアアートに焦点を当てた内容で展開する。メインプログラムでは、アートプロジェクト「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」を展開。メディアアートディレクターの齋藤精一氏主導で、LEDの実装を施した大型トラック「ハル号」「アケボノ号」が登場し、参加者とのコミュニケーションを創出するとともにパフォーマンスを繰り広げる。「ハル号」は、人格を持った働く車という設定で、常に東京・六本木に関するデータを収集する。「提灯アレイ・ディスプレイ」を搭載し、収集したデータをビジュライズするという。"フレンドリーな性格"で、気軽に写真撮影にも応じるとのこと。「アケボノ号」は巨大なミラーボールを搭載したアートトラック。六本木ヒルズアリーナを基地とするが、国立新美術館や東京ミッドタウンにも出没する。また、同イベントでは毎年、六本木の街なかの店舗やストリート、公園などに作品を展示している。今年は、第15回文化庁メディア芸術祭アート部門にて新人賞を受賞したドローイングマシン「SENSELESS DRAWING BOT」や、多数の巨大な花がゆっくりと稼働する機械彫刻作品「Bloom」が登場する。街なかで行うパフォーマンスとしては、アートトラックと10組のダンスアーティストによる「ダンス・トラック・プロジェクト」や、完全無音のダンスを披露する「サイレントダンスプログラム」、スイッチを押すと"何か"が起こる「六本木アートナイトスイッチ」、移動型ステージショー「ズンマチャンゴのかけら箱」を予定している。そのほかにも、アートな夜の楽しみ方を提案する「ハルはアケボノカフェ」や、テクノロジー・アートのカンファレンス「六本木ダークナイト」、ストローやゼムクリップ、写真を使ったワークショップのほか、外部企業や施設による同時開催プログラムも実施する。開催日時は4月25日10時~4月26日18時で、メインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯は4月25日の18時22分(日没)~4月26日の4時56分(日の出)となる。なお、各イベントの開催時間は内容によって異なる。開催場所は、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペースとなる。
2015年04月22日西友とディー・エヌ・エーが協働で運営する西友のネットスーパー「SEIYU ドットコム」は16日、KDDIが運営する「au ショッピングモール」に初の総合スーパーマーケットとして出店した。今回の出店により、auユーザーは「au ショッピングモール」を通して「SEIYU ドットコム」のサービスを利用することが可能となる。商品は、食品(生鮮食品・要冷品は除く)と日用品を中心に約2万品目を用意し、「SEIYU ドットコム」専用の配送センターから全国の利用者へ配達する。「SEIYU ドットコム」では、大容量商品はもちろん単品でも買うことができ、2,980円(税抜)以上の購入で配送料が無料となる。「au ショッピングモール」ならではの利用特典として、100円(税込)ごとに1ポイント以上のWALLETポイントを付与。auかんたん決済で支払った場合は、さらに100円(同)ごとに1ポイントのWALLETポイントを付与する。貯まったポイントは、1ポイント=1円として「au ショッピングモール」での買い物などに利用できる。西友では、今後も需要の伸長が見込まれる「SEIYU ドットコム」をビジネス成長の大きな軸と位置づけており、今回の「au ショッピングモール」への出店は事業拡大のために重要な施策のひとつと考えているという。今後は、さらなる顧客サービス強化を図ることにより、2015年度は「SEIYU ドットコム」の売上前年比40%増を目指すとしている。
2015年04月17日本連載では過去5回にわたり、モール出店に焦点を絞り、モールの選び方や効果的な集客方法、店舗の分析・改善方法など、売上げアップを図るための戦略を紹介してきました。それはひとえに、日本のEC市場では、各モールがユーザーをうまく囲い込んでいるため、成功するにはまず、モールを攻略する必要があるからです。では、独自ドメイン店となる本店は、どのように捉えればよいでしょうか。本連載の最終回となる今回は、本店の運営方法について、見ていくことにします。○オムニチャネルの台頭で、どうなる本店?最近のEC市場の大きなトレンドといえば「オムニチャネル」ではないでしょうか。セブン&アイ・ホールディングスをはじめ、日本の大手流通チェーンがオムニチャネルの仕組みを整え、本格的に展開し始めています。オムニチャネルにおける優位性は、「店舗在庫の共有化」と「店舗とネットにおける顧客情報の一元化」の2つでしょう。実店舗と本店(独自ドメイン店)、モール店舗などさまざまなチャネルの在庫を共有することで、有効的な在庫の活用を実現し、売上げの最大化を図ることができますし、店舗とネットにおける顧客情報の一元化では、ライフタイムバリュー(LTV)最大化の実現が可能です。この結果、ロングテールで考えると、顧客一人あたりの単価が上がるほか、企業は、顧客獲得コストをより多くかけた場合でも、売上増を見込めるようになります。しかし、オムニチャネル化しておらず、本店のみを運営している場合、これらの利点を活かすことはできません。加えて、小売系のナショナルクライアントなどは予算の額も大きいほか、本店の集客・売上向上に向け、費用対効果の高いSEO・SEMに莫大な資金を投入することが可能です。つまり、オムニチャネルの台頭により本店は、間違いなく厳しい戦いを強いられるということです。だからといって、本店を放棄することは、あまりに消極的な戦略だと私たちは考えます。○自社の強みを生かしたサイト構築が重要に本店の運営に取り組む際に忘れてはならないことは、「顧客がどこで商品を購入するかは、顧客に選択権がある」ということです。顧客が「この店で買いたい」と思えるショップ作りをすれば、十分、オムニチャネルに対抗することはできます。そこで大切になることは、自社の強みを活かしたサイト構築です。例えば、洋服を扱う実店舗を持ち、コーディネイトの提案を得意とするブランドがあるとします。このブランドが顧客に「この店で買いたい」と思ってもらうためには、どのデバイスにおいても本店にてコーディネイトの提案ができる仕組みを構築する――といった具合です。そのほかBtoBでは、本店でも見積もりや注文が可能になるとよいでしょう。このような取り組みを強化している企業の1つとして、青山商事があります。同社のブランドとなる「洋服の青山」では、実店舗でサイズを測り会員登録をしたあと、本店(独自ドメインECサイト)にてログインすると、自分のサイズの洋服がのみ表示することができます。このように、自社の強みを生かしたサイト構築は、制約が設けられているモールで行うことはできません。本店だからこそ、できる戦略なのです。○価格の安いASPから始めて様子を見るさて、本店を構築する際、多種多様な業者の中からどこを選べばいいのか、大きな悩みどころになるでしょう。カート業者は、導入価格が安くカスタマイズに制限がある「Aグループ」と、導入価格が中間程度で拡張性の高い「Bグループ」、導入価格が高くカスタマイズの自由度が高い「Cグループ」といった3つのグループに分けることができます。(パッケージが無く、ゼロから制作 : フルスクラッチするという選択肢もあります。)これから本店を構築するのであれば、まずはAグループで安く導入し、機能を一通り使ってみるとよいでしょう。その結果、機能内容に満足であればAグループで運営を継続し、やりたいことの実現に限界を感じた際は、BグループやCグループを選びます。いきなりBグループやCグループを使うと、「実はAグループで機能的には十分だった…!」ということも起こります。Aグループから導入を開始し、ステップを踏みながら、最適なカートを選んだほうが得策です。今後、工夫をせずに本店のみで運営をしていては、モール店舗やオムニチャネルに埋もれてしまう可能性が高いといえます。顧客に選んでもらうためには、自社の強みを活かした店づくりが、何よりも重要です。EC市場の規模はこの先もしばらく、伸びていくでしょう。成長に比例して競争が増えていく流れは続く見込みです。大きな方向性を持たずに、闇雲に始めてしまうことは、時間とお金の無駄遣いになりかねません。モール店舗と本店の両方をしっかりと運営するか、それとも、片方に注力するかをはっきりと決め、勝ち残る店舗を創っていきましょう。6回にわたり掲載してきました本連載は、今回にて終了となります。内容はいかがだったでしょうか?これまで、ビジネスとして初めてネット通販に携わる方向けに、最も基礎的な内容をお伝えしてきました。連載はこれで終わりますが、みなさんの今後には、店舗の成長に合わせ、戦略・戦術を考え実施し続けていく、長い長い物語が続きます。その物語のどこかで、迷ったり、行き詰まりして、この連載の先を読みたくなったときには、ご遠慮なくお声をお掛けください。あなた専用の第7回をご用意して、解決のお手伝いをさせていただきます。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7300社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年04月16日前回は、ユーザーの満足度を高め、売上アップを実現するために、モール店舗をしっかり構築することが重要であるとお話しました。そして、その取り組みとして、何よりも優先すべきは「商品の登録」と「レビュー数の獲得」の2つであるとお伝えしました。とはいえ、こうした取り組みを行っても、なかなか結果が伴わないこともあるでしょう。モール全体の売上が右肩上がりだった時代は、店舗をオープンすれば、どんどん売上が上がるケースも多く見られましたが、今は、そう簡単にはいかない時代になってきています。そこで、ぜひ実践したいのが、モール店舗の分析です。さまざまなデータの分析を通して、改善すべきポイントを見出していくのです。実際、私たちの会社にも、分析の相談が増えてきています。これは、モール店舗の分析が、売上アップのための重要戦略の一つになっていることを物語っています。○アクセス数の改善は集客元をチェックからモール店舗の分析は、まず、「店舗全体のアクセス数」と「転換率」「客単価」の3つについて、前年同期(季節商品でなければ対前月も)と比較することから始めます。本稿では、「店舗全体のアクセス数」と「転換率」の分析と改善方法について紹介します。「店舗全体のアクセス数」では、店舗全体の集客元(楽天市場では参照元)を前年同期比で見ていき、どの集客元が悪いのかを調べて、それぞれ改善していきます。一方、数字が伸びている集客元があれば、さらに伸ばすように努力します。具体的に見ていきましょう。まず「お気に入り」などからアクセスする「直接参照元」は、リピーターの数を示しています。数字が伸びている場合は、メールマガジンなどの効果が出ていることが予想されるため、さらなるブランディング化を図っていくことが大切になります。一方、数字が伸び悩んでいる場合は、メールマガジンの内容の改善などを図っていきます。○モール内検索は、広告出稿も視野になお、モール内検索については、上位30くらいのキーワードについて、前年同期比で一つひとつチェックしていきます。アクセス数が伸びているにも関わらず、全体の順位が下がっているキーワードは、モール内の検索エンジン対策を行い、順位が上がるように努力します。目指す順位は、1ページ目です。また、モール内の検索エンジン対策を頑張っても順位が上がらない場合は、広告の出稿も視野に入れます。楽天市場であれば「楽天サーチワード広告」になります。Yahoo! やGoogleなどの検索エンジンを経由したアクセス数が鈍化している場合は、通常の検索エンジン対策を実施します。○離脱率の高いページを改善し、転換率アップを続いて、「転換率」の改善策を見ていきましょう。転換率が悪い場合は、その原因として「ページの完成度の低さ」が考えられます。店舗内にて、「アクセス数が多い一方、離脱率が高いページ」を優先的に改善していくことが基本になります。この改善策は、PCとスマホで分けて行っていきます。まず、PCの場合は、商品ページの閲覧比率が高い傾向にあります。モールで買い物をするユーザーの多くは、各ショップのトップページからは入らず、楽天市場のトップページの検索窓に商品名を入れ、目当ての商品を探し、各店舗の商品ページにアクセスするためです。商品ページの離脱率が高いのは、商品ページに何かしらの問題があるということになります。ページの作り直しを含め、商品ページの改善を図る必要があります。カテゴリページの離脱率が高い場合は、大きなチャンスを逃している状態です。モールで、ユーザーがカテゴリページにたどり着くのは奇跡といえます。モールでは、広告や検索結果の多くがリンク先を商品ページとし、ユーザーは、これらを行ったり来たりしているためです。それだけに、カテゴリページに目を向けるユーザーは、購入意欲が高く、決して手離してはいけない存在です。掲載商品数を増やすなど、ユーザーの関心を高める取り組みを行う必要があります。一方、スマホの場合は、商品ページのほか、トップページの閲覧率が高まる傾向にあります。スマホは左メニューがないので、トップページに立ち戻ることが多いからです。そのためトップページの離脱率が高いのは、致命傷になります。トップページの強化を図ることが求められます。○PCとスマホの転換率の比較も重要ここまで、店舗全体のアクセス数と転換率の分析を通して、改善すべき点を見出していきましたが、ほかにも分析するポイントは多くあります。例えば、楽天市場では、各ジャンルの売上げトップ10をチェックすることができます。そこで一番売れているジャンルのトップ10の売上数を合算し、前年と比較することで、そのジャンルの人気の推移を確かめることができます。また、最近の時流として、PCとスマホのアクセス数と転換率の比較も欠かせません。スマホのアクセス数がPCよりも多いのにも関わらず、転換率がPCよりも低い場合は、スマホ向けサイトの作り方に問題があると考えられます。モール店舗の分析は今後、ますます、売上アップを実現するための大きなカギとなることは間違いありません。皆さんもぜひ、分析を通して改善ポイントを見出し、店舗を成長させていってください。○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7200社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年04月02日前回、モール店舗で売上を伸ばすためには、その時代に応じた「集客のための戦略」を立てることが大切であるとお話しました。そして、広告費用が高騰している現在ではローコストの集客がトレンドで、メルマガとモール内検索を攻略することが重要であるとお伝えしました。とはいえ、モール店舗がしっかり構築されていなければ、ユーザーの満足度は得られず、売上アップは望めません。そこで今回は、モール店舗を作る上で大切にすることについて紹介していきます。○モール店舗を作るときに大切な2つのことモール店舗の構築は、トップページや商品ページ、カテゴリページの制作や商品写真の撮影など、さまざまなステップを踏む必要があります。まずは、こうした基本的な工程を忠実に実行していきましょう。その際、すべてのクオリティをあげることが重要になります。なぜなら、競合店のサイトデザインの質が高まっているなか自社店舗の完成度が低ければ、他店に埋もれてしまいますし、写真の出来栄えが悪いと、ユーザーの購買意欲は高まらないからです。しかし、そうした取り組みだけでは、売上が伸びない時があります。実は、モール店舗を作る上で最優先すべき取り組みが2つあり、その実践が売上アップの大きなカギとなります。その取り組みとは、「商品の登録」と「レビュー数の獲得」の2つです。前者は「集客」、後者は「転換率」に直結するほか、両者とも一石二鳥以上の効果があります。○集客に直結する商品登録まずは「商品の登録」から見ていきましょう。この取り組みの中で一番重要なことは、とにかく商品の登録数を増やすということです。最初から「これは売れそう」「これは売れそうもない」と、自らの判断で商品をセレクトしてはいけません。何が売れるかはユーザーが決めることであって、店舗が決めることではないからです。商品の登録は「そんなものも?」というものまで、幅広く行っていきましょう。自社商品を扱うのであれば、倉庫に眠っているものも登録します。破棄しようと思っているものも、登録します。取引先があれば、そのデッドストック品にも目を向けます。こうして、商品数をとにかく増やすことにより確実に集客数が増えます。モールで買い物をするユーザーの多くは、モール内検索にて目当ての商品を探します。商品数をたくさん登録すると、検索対象ワード数が増えるため、集客数が増えるのです。これが1つ目の効果です。○商品登録は、3C分析を可能にする?!また、商品の登録数が多いと、それだけで売れる商品が見えてきます。ユーザーの欲する商品が浮かび上がることで、競合が取り扱わない商品が分かったり、あるいは自社の強みの商品が分かったりします。つまり、商品登録するだけで3C分析を行うことができるのです。これが2つめの効果です。そして3つめの効果は、マーケティングデータが取れる点です。ユーザーの買う商品と買わない商品が明らかになるため、買う商品についてはその商品で間違ってないことが分かり、一方買わない商品については、ユーザーはこういう商品は欲していないというマーケティングデータが取れるようになるのです。○レビューで得られる効果とは次いで、「レビュー数の獲得」を見ていきましょう。この取り組みも商品の登録数と同様に、数を増やすことが何よりも重要になります。レビュー数が多いことによる一番の効果は、転換率アップに直結するという点です。アメリカのNRFのセミナーで聞いたデータですが、20代を対象に行われた「商品を買う場合、何をチェックしたいか?」というアンケートにおいて、「商品を手に取ってみたい(50%)」という回答を押さえ、「レビューを見たい(70%)」との声が上位になったといいます。また、レビューには、書くことで店や商品のことが忘れにくくなるという効果や、友人や知り合いに口頭で説明しやすくなり、他人に紹介する機会も増えるという効果もあります。なぜならば、ユーザーはレビューを書くことで、商品の良さや気に入った点が整理できるほか、その店舗や商品についてポジティブに捉えるようになり、よい記憶として脳裏に残りやすくなるためだそうです。さらに、顧客満足度が上がるという効果もあります。レビューを書くことで、商品の良さを再認識したり、レビューを読んだほかのユーザーから「良い商品を紹介してくれてありがとう」と評価されたりといったことを通じて、より満足度が向上していく仕組みです。そして最後に、レビュー数が多いとモール内検索で上位表示されやすくなるという利点があります。「レビューが多い順」にてフィルターをかけ、検索することもできるので、レビュー数の多さはそのまま集客力アップに直結します。○レビュー集めは、店舗側の働きかけが大切最後に、レビューの効率的な集め方をお話しておきます。レビューは、店舗側から働きかけて書いてもらうことが重要になります。弊社の知見では、何もフォローしていないショップにおけるレビューの記入率は1~2%ですが、「レビューを書いてね!」などのフォローメールを送った場合では5~10%に伸びます。さらに、レビューキャンぺーンを行うと、男性で10~15%、女性では30~50%にまで伸びます。レビューキャンペーンは、ポイント付与のほか、送料無料や割引、クーポンなどが行われることが多いです。なお、Amazonでは、レビューキャンペーン等はできないため、Amazonが提供する「Amazon Vine先取りプログラム」を使用するのも戦略の一つとなります。同サービスは、トップレビュアーに商品を無償提供し、レビューを書いてもらうというものです。有料サービスとなりますが、新商品のアップ時や早くレビューをもらいたい時などうまく活用していくとよいでしょう。○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7200社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年03月19日4月25日から26日にかけて、六本木の街を舞台にしたアートフェスティバル「六本木アートナイト2015」が開催される。メインプロジェクト「アートトラックプロジェクト」は、ライゾマティクスの斎藤精一が手掛けたもの。このうち、“ハル号”は東京ミッドタウン・キャノピー・スクエアに常駐する。“もしも都市が生きていたら一体何を話すのか”というテーマを元に、東京の様々なデーターを集約し、そのリアルタイムな状況を提灯ディスプレイに表示。更に、来場者がスマートフォンで文字やパターンを入力すると、その情報がトラックに表示されるというインタラクティブな作品を完成させた。一方、巨大なミラーボールが搭載された“アケボノ号”は、六本木ヒルズ、東京ミッドタウンを回遊。六本木ヒルズアリーナに設置された巨大ジャングルジムを基点に、ライトを使ったライブパフォーマンスやダンスを行う。その他にも「街なかインスタレーション」として、六本木の街なかにある店舗や公園、道路などに作品が設置される。菅野創、山口崇洋は文化庁メディア芸術祭アート部門で新人賞を受賞したドローイングマシーン「SENSELESS DRAWING BOT」を展示。一方、山岡潤一はコンピューターグラフィックによる幾何学形状の描画を物理的に再現した「Morphing Cube」を出展する。その他、非日常的な一夜を作ることを目標する「街なかパフォーマンス」も開催される。アートトラックの荷台スペースを特設ステージとした「ダンス・トラック・プロジェクト」や、公園で行われるサイレントダンス「サイレントダンスプログラム」、スイッチを押すことによって上演される3から30秒の演劇「ズンマチャンゴのかけら箱」などが実演される。更に「街なかミーティング」では参加者体験型のアートプログラムを展開。「第三回六本木夜楽会」ではアーティストや作家などが、街の飲食店で台本なしのトークセッションを繰り広げる。一方、日比野克彦が企画するワークショップ「昨日みた夢は何ですか?」では、日比野克彦と参加者が一緒に朝食をとりながら、昨晩見た夢を絵に描いていく。【イベント情報】六本木アートナイト会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21デザインサイト(DESIGN SIGHT)、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース日時:2015年4月25日10時から26日18時まで入場料:無料(一部を除く)
2015年03月11日六本木アートナイト実行委員会は、4月25日~26日に開催される「六本木アートナイト2015」のメインビジュアルと主要プログラムを決定したと発表した。六本木の街を舞台とした"ひと晩限り"のアートの祭典「六本木アートナイト 2015」。今回発表されたメインビジュアルと主要プログラムは、アーティスティックディレクター・日比野克彦氏、および今年から新設されたメディアアートディレクターを務めるライゾマティクス・齋藤精一氏と協議して決定したものだという。開催テーマ「ハルはアケボノひかルつながルさんかすル」を象徴するメインプログラムとして、LEDをで光る大型トラックによる「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」を齋藤氏主導で制作。各トラックは巨大なミラーボールと提灯アレイが搭載。さまざまなデータがビジュアライズされ、その周辺では音楽ライブや観客参加型のイベントが繰り広げられる。また、街なかの店舗や公園などに作品を点在させる「街なかインスタレーション」に関して、今年はメディアアートを取り入れた多様なインスタレーション作品を設置。ダムタイプ各所でパフォーマンスを行う「街なかパフォーマンス」も実施する。インスタレーションおよびパフォーマンスには、今回から設けられた公募枠「オープン・コール・プロジェクト」で採用したプログラムも含まれている。そのほか、各界の著名人と一般参加者が同じテーブルを囲む少人数クロストーク「第三回 六本木夜楽会」などの参加者が加わってはじめて成立するアートプログラム「街なかミーティング」に加え、各美術館(六本木ヒルズ、森ビル、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館)における企画展の夜間公開や関連トークイベントなど、非常に多数の催しが一挙に展開される予定だ。
2015年03月11日前回の記事にて、どのモールに出店すべきかという判断は、企業の「人・モノ・金・情報」という4つの要素の有無を参考にするとよいとお話しました。今回は、出店を決めたモールで、どのように売上を伸ばしていけばよいか、その戦略の立て方を紹介します。○時代に合わせて登場した戦略、消えた戦略ポイントや配送関連のサービスなどにより、楽天市場やAmazonなどの各モールは、うまくユーザーを囲い込んでおり、活気に満ちあふれています。そのため、出店さえすれば売上が伸びると思いがちですが、そうとも言い切れません。特に競合他店が乱立している場合は、何もしなければ、ただ埋もれてしまうだけです。売上を伸ばすには、その時代に応じた、集客のための戦略を立てることが重要になります。ここで楽天市場を例に、集客の歴史を振り返ってみましょう。十数年前、楽天市場では、「懸賞企画」が集客の王道として人気を集めました。プレゼント企画を行い、そこでユーザー名簿(メールアドレス)を獲得し、彼らにメルマガを送り、売上を伸ばすという戦略です。次いで「オークション」という、1円でオークションをスタートさせ、たくさん応募してもらい、ユーザー名簿を獲得するという戦略が脚光を浴びました。そして、その次が「共同購入」でした。ショップ側がユーザー人数を決め、その人数に到達すると、安く買えるという企画で、その過程で、多くのユーザー名簿を獲得しました。この3つの集客方法は、ローコストで顧客名簿が集められるため、当初、ショップ側にとっては費用対効果が高い戦略でした。しかし次第に、取得できる名簿数が少なくなっていきました。というのも、ユーザーにとって懸賞企画やオークションは、商品が得られるかどうか不確かなものだったため、より確実な方法で商品の購入を求めていったためだと考えられます。こうして2015年現在、一人あたりのユーザー獲得コストは、どんどん上がってきています。一方で、全モールは、通常販売商品をいかに安く売るかがトレンドになりつつあり、ショップ側も広告費用をふんだんにはかけにくい状況です。思い切り広告費をかけられるのは、資本のある企業や商品の利益率の高い商材を持っている企業だけでしょう。このような背景により、各モールでは、いかにして無料・ローコストでユーザーを獲得するかが命題となっています。そして、この状況に対応できる集客戦略は「メルマガ」と「モール内検索」なのです。○決して侮れない、メルマガの力メルマガは、以前に比べればその効果は落ちていますが、メルマガ購読後の購入率は、全般的に高いことに変わりはないでしょう。その理由は、メルマガが、ユーザーとコミュニケーションが一番取りやすいツールだからです。一度承認さえ取っておけば、ユーザーのメールボックスに入り込めるメルマガの力を侮ってはいけません。また、アメリカでは今、メールマーケティングが見直されています。パーソナライゼーション(個別対応)が注目されるなか、メルマガについても、そのユーザーに適した内容が届く「個別配信」が始まっています。日本でも、個別配信を含め、ユーザーの購買意欲を高めるメルマガをいかに配信するかが、集客のカギを握っています。なお、Amazonは店舗ごとのメルマガ配信ができませんが、そのほかのモールは、すべてメルマガ配信をサービス化しています。楽天市場では、4月1日から1件につき0.75円の費用がかかるように改定されますが、それでもローコストであることは変わりありませんし、有料化により配信数が減ると予想されますので、逆に売上を伸ばすチャンスと考えると良いでしょう。売上が伸びないと感じた際には会員向けにイベント告知をするなど、即効性のあるツールとなるメルマガを有効活用しましょう。○モール内のSEO対策が重要 - その2つの理由一方、モール内検索は、ここ最近の集客戦略のトレンドといえます。モールで買い物をするユーザーの多くは、モールに出店する各ショップのトップページからは入らず、モールのトップページの検索窓に商品名を入れて、目当ての商品を探します。これがモール内検索です。これまでのユーザーは、その多くがモール内に掲載された広告を見て購入していましたが、現在は、ユーザー自らが商品を検索し、購買に至るケースが増えているのです。ここで重要になることが、モール内検索で上位表示を実現する「モール内のSEO対策」です。モール内のSEO対策は、GoogleのSEO対策よりもシンプルなため、やるべきことをすれば確実に順位が上がります。EC事業者はそのノウハウをつかんで、一人でも多くのユーザー獲得を目指す必要があります。また、モール内のSEO対策は、Googleにて検索しモールへ流入するユーザーを取り込むためにも有効です。検索エンジンにて、買い物を目的に商品を探すユーザー数は減っていますが、それでもゼロになったわけではありません。Googleの検索エンジンで「Tシャツ黒」などと検索すると、楽天市場のカテゴリや楽天サーチの検索結果ページ、Amazonのカテゴリが上位に表示されます。つまり、モール内のSEO対策をしていれば、Googleを経由するユーザーも取り込むことができるのです。冒頭でお話したように、売上を伸ばすためは、その時代に応じた集客戦略を立てることが重要です。そして2015年現在、その戦略の中心に位置づけられるの施策が「メルマガ」と「モール内検索」なのです。この2つを攻略して、売上アップを実現していきましょう。○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7200社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年03月06日前回の記事にて日本のEC市場は今後しばらく、モールがけん引していくことになるとお話しました。また、各モールの現状について考察したのち、楽天市場とAmazonはできる限り出店すべきモールであるとお伝えしました。今回は、モールへ出店することを考えたとき、「どのモールを選択すればよいのか」ということを、もう一歩踏み込んで学んでいきましょう。○4つの軸がそろっていれば、全モールに出店せよ2015年2月時点で日本のモールは、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・DeNAショッピング・ポンパレモールの5つが主流です。この中でどのモールに出店すべきかといった判断は、企業の「人・モノ・金・情報」という4つの要素の有無を参考にするとよいでしょう。「人」とは、ECに関わるスタッフ数のことです。「モノ」とは商品の種類や品数を意味し、「金」はECに費やせる費用を指します。そして「情報」は、HTMLやバナー製作、受注・出荷など、運営スタッフのEC全般のスキルをいいます。これら4つをすべて十分に備える企業は、楽天市場やAmazonはもちろん、すべてのモールに出店すべきです。なぜならば、Amazonを除く各モールはポイント戦略に力を注いでおり、うまくユーザーを囲い込んでいるためです。楽天市場は「楽天スーパーポイント」、Yahoo!ショッピングは「Tポイント」、DeNAショッピングは「auWALLETポイント」、ポンパレモールは「リクルートポイント」といった具合です。○囲い込み戦略で、ユーザーはあまり重複していない私たちは、DeNAと楽天市場のユーザーが重複している割合を、せいぜい1~2割程度だと分析しています。つまり、DeNAショッピングのユーザーは、楽天市場では買い物せずに、DeNAショッピングにて購入することでポイントをためている可能性が高いということです。一方Amazonは、ポイント戦略よりも、お急ぎ便・日時指定が無料の「amazonプライム」を活用し、ユーザーの囲い込みに成功しています。また、各モールの売上目安は、楽天市場で月商1000万円のショップの場合、Yahoo!ショッピングとAmazonではそれぞれ200万円、DeNAショッピングとポンパレモールではそれぞれ100万円だと考えられます。したがって、各モールにて売上げを伸ばすことは可能でしょう。このように、ポイント戦略などによりモールごとユーザーのすみ分けがされているため、一部のモールに出店しないという選択肢は、わざわざ売上を逃すことだと言っても過言ではありません。○商品リストは簡単に横展開できるすべてのモールに出店すべき理由は、まだあります。モールに出店する際、多大な労力を必要とする作業として、商品紹介ページなど商品リストの作成があります。しかし、一度作成した商品リストは、極めて安易に別のモールに横展開することができます。したがって、商品リストを一つのモールでのみ使うということは、非常にもったいないことだと思います。また、複数のモールを運営する上では、受注管理や在庫管理が複雑になるといった懸念を抱くでしょう。しかし昨今は、一元管理ソフトウェアの種類が充実しており、導入できる資金さえあれば、この点で苦労することはありません。各モールへ出店する際の初期作業のみ乗り越えれば、ストレスなく運営できる外部環境が整いつつあります。「人・モノ・金・情報」といった4つの要素を満たす企業であれば、ぜひ、すべてのモールに出店することを視野に入れてください。○何か要素が不足しているなら…では、4つの要素のうち何かが不足している場合は、どうすればよいでしょうか。まず、商品の種類や数など「モノ」だけ不足している企業は、すべてのモールに出店すべきだと考えています。モノが少なく、モール内の競争に勝てないという理由から、出店に消極的な企業も多いのですが、その考えは間違いです。モノが少ないということは、EC特有の「ロングテール効果による集客」ができなくなるため、集客の方法が限定されます。そこで、一人でも多くの顧客を確保するために、可能な限り複数のモールに出店することが必要となります。また、読者の中には、商品(モノ)の内容によってモールの選び方が変わるのではないかとお考えになる人もいるのではないでしょうか。確かに一昔前まででしたら、オリジナル商品は楽天市場の独壇場であり、これらを扱うECは、楽天市場への出店だけで十分でした。しかし昨今は、楽天市場以外のモールであっても、売上を伸ばす土壌が整いつつあります。加えて、楽天市場は、ショップ・オブ・ザ・イヤーの上位を品番型の商品を扱う店舗が占めていることからも、オリジナル商品と品番型の商品の売上比率が変わらない状況になっています。したがって、商品(モノ)の内容は、出店するモールを選択する上で、最も重要なことではないと言えるでしょう。○情報不足ならAmazonへ、資金不足ならYahoo!ショッピングへでは「情報」が不足している企業は、どうしたらよいでしょうか。HTMLなどの知識がなく、受注・出荷といった運営スキルにも乏しいわけですから、それらをアウトソーシングできるAmazonが出店モールの第一候補となります。Amazonは、在庫保管・受注・梱包・配送業務を代行するサービス「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を提供しており、企業は簡単に利用することができるためオススメです。また、資金(金)が不足している場合は、完全無料で運営できるYahoo!ショッピングが選択肢となります。さて、ここまで「人・モノ・金・情報」という4つの要素にて、出店するモールの選び方を紹介しましたが、最後に一つ「客層」という要素にも触れておきます。楽天市場は「30~40代女性」、Amazonは「所得の高い男性」など、各モールが得意とする客層があることは事実ですが、その敷居は徐々に狭まってきています。これにより、モールの客層をうのみにして、モールの取捨選択をする必要はないと断言できます。このようにして出店するモールを決定した後は、それぞれのモールで「売上を伸ばすための戦略を立てるステップ」に入ります。次回にご期待ください。○執筆者紹介いつも.創業以来、EC支援に特化して事業を行い、のべ7200社の支援実績を持つ。ECの成功に必要な集客や制作、販売、システム、コンサルティングをすべて自社スタッフがワンストップで提供する。支援対象は、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモール、DeNA、Amazon、紙通販、実店舗まで。米国最大のECイベント「IRCE」の公式パートナーとして、世界最先端のEC情報の提供も行う。公式Webサイトはこちら。
2015年02月19日ドリコムは12月16日、動画配信広告ネットワーク「poncan ビデオアド」が、ソフトバンクモバイルの「Tモール動画 for SoftBank」と連携を開始したと発表した。「poncan ビデオアド」は、ポイントサイト・モール等で提供されるリワード広告と、CM視聴を組み合わせた広告手法で、ポイントメディアを中心に広告を配信するネットワークを保有する。広告主は、同ネットワークに向けてリワード型の動画広告を出稿することができる。今回の連携により、広告主は、従来のポイントメディアのユーザーに加え、ソフトバンクモバイルユーザーへの動画広告のリーチが可能となる。一方、ソフトバンクモバイルユーザーは、「Tモール動画 for SoftBank」から動画広告を見るだけでTポイントを獲得することができ、獲得したTポイントは、携帯電話の新規購入・機種変更、毎月の利用料金への充当のほか、Tポイント提携先で1ポイントあたり1円として利用できる。
2014年12月17日旅先での楽しみ方は人それぞれだが、今回おすすめしたいのが現地で楽しめるアートスポットだ。近年、経済成長の著しい東南アジアではシンガポールを筆頭にアートも盛り上がりを見せており世界も注目!センスの光るギャラリーやファミリーでも楽しめるミュージアムなど五感で楽しむアートスポットはいかが?■歴史も学べる!正統派ミュージアム編1. National Museum of Singapore in シンガポール国内最古&最大の博物館として街の中心で華やかな存在感の国立博物館。シンガポールの歴史が分かるヒストリーギャラリーは見どころ満載だ!記事を読む>2. Islamic Arts Museum Malaysia in マレーシア・クアラルンプール国教はイスラム教で人口の6割がイスラム教を信仰しているマレーシア。日本ではあまり触れる機会のないイスラムの文化に触れてみるのはいかがだろうか?記事を読む>■体感型ミュージアムで遊ぼうMade In Penang Interactive Museum in マレーシア・ペナン2013年秋にオープンした新名所!巨大壁画のトリックアートは、ペナンの風景や文化などを取り入れた作品が多くとてもユニーク!記事を読む>■気軽に楽しめるカフェ&ギャラリー編1. GOJA in タイ・バンコクいまバンコクで注目のギャラリーカフェ。アートギャラリー兼カフェなのでコーヒーを飲みながら気軽にアート鑑賞できるのが魅力だ。記事を読む>2. Soul Cafe in マレーシア・ペナン定期的に行われる写真展やアート展を楽しみながら、コーヒーや食事が出来るフォトグラファーカフェ。カメラのレンズ型カップなどオーナーのこだわりにも注目!記事を読む>3. Dia.Lo.Gue Artspace in インドネシア・ジャカルタKemangと呼ばれるお洒落エリアにあるアートギャラリー。インドネシアや日本、他各国から集めた、ギフトショップも併設されておりゆっくり楽しめる!記事を読む>■移動途中にも楽しめる!街中編Marking Georgetown その1 in マレーシア・ペナンユネスコ世界文化遺産であるジョージタウンの歴史遺産への理解と関心を深めてもらうために昔の人々の生活の様子をユニークに表現したワイヤーアート『Marking Georgetown』!記事を読む>Marking Georgetown その2 in マレーシア・ペナン『Marking Georgetown』第二弾!カフェなども多いので休憩しながらゆっくり散策するのがおすすめ!記事を読む>グラフィティアートを楽しむ旅! in インドネシア・ジョグジャカルタジョグジャカルタの現代アートの街としても有名!世界的に著名なアーティストを産み出している街ということもあり、街中でグラフィティアートが楽しめる!記事を読む>
2014年12月08日2015年4月25・26日、六本木の街を舞台に一夜限りのアートフェスティバル「六本木アートナイト2015」が開催される。このイベントでは六本木ヒルズや東京ミッドタウン、サントリー美術館など、街に点在する様々な施設にアート作品を展示。インスタレーションを中心に、音楽、映像、パフォーマンスなど様々な作品を見ることが出来、中には観客参加型のアートも出品される。昨年に引き続きアーティスティックディレクターを務めるのは、現代美術家の日比野克彦。さらに、メディアアートディレクターとして、ライゾマティクスの齋藤精一を招聘し、アートナイトの新たな形を模索していく。なお、今回初の試みとして、一般から作品を募集する「オープン・コール・プロジェクト」を開催。応募されたプログラムのうち、優秀な作品は2次審査へと進むことになり、審査委員会の前で企画者自らがプレゼンテーションを行うことになる。この様子は一般に公開され、以降もこうしたプレプログラムを本番までに実施していく予定だ。【イベント情報】六本木アートナイト会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21デザインサイト(DESIGN SIGHT)、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース日時:2015年4月25日10時から26日18時まで入場料:無料(一部を除く)
2014年11月21日武蔵野美術大学は15日~24日、東京都小平市との連携で行っているアートプロジェクト「小平アートサイト2014 GATE-アートとつながる-」を開催する。○美術を身近に感じていない人に美術を体感してもらうプロジェクト同プロジェクトは、同学の彫刻学科研究室と学生生活課が主体となり、美術を身近に感じていない人に美術を体感してもらいながら、地域の交流を深めていくことを目的として、毎年開催されている催し。今年で28回目の開催となる同プロジェクトのテーマは、「GATE-アートとつながる-」。学生のために、大学の門をくぐり抜け外へ発信できる場をつくり、自分自身を向上させる制作をしてもらいたいという思いと、普段美術と関わりのない地域の人が、美術に興味を持つきっかけとなる入り口として来場してもらいたいという思いを込めて、同学の学生が考えたテーマだという。東京都小平市内の公園や地域センター、公民館など市民の生活の場で作品を展示し、さらにパフォーマンス・イベントやスタンプラリーなど、地域住民と積極的に交流するためにさまざまなイベントを開催する。また、今回初の試みとして、大道芸人を招いて学生の彫刻作品の中に紛れるパフォーマンスを行う。会期は15日~24日、9時~17時。会場は東京都小平市・小平市立中央公園、鷹の台公園、上水公園、美大前緑地、玉川上水緑道(会期中無休)。屋内会場は小川1丁目地域センター(休館第1、3火曜日)、コンカフェ くるみの木(火曜日定休日)。オープニングパーティーは15日17時より小平市立中央公園で開催。小平市在中のジロー今村さんを中心としたパフォーマンス・イベントは15日、16日、22日、23日、24日に小平市立中央公園で開催。また、出品者によるパフォーマンスイベントも開催する。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科3年・市岡一恵さんの作品「プレゼント」は、立体作品展示、および立体作品を舞台装置とした親子向け朗読劇。開催日時は15日、16日、22日、23日の13時~、15時~に開催(1回約15分)。場所は小平市中央公園・地下通路出て右手の林。武蔵野美術大学デザイン情報学科3年・福田恵理さんと、日本大学芸術学部演劇学科3年・櫻井美穂さんの作品「落下」は、フェミニズムと姉弟の関係に関する、劇場外の演劇。開催日時は15日、16日の15時30分~、16時30分~(1回約30分)。場所は小平市中央公園・噴水横広場。
2014年11月13日ベルリンのアートシーンが最も盛り上がる季節がある。それは「ベルリン・アートウィーク」が開催される秋。期間中には街の至る所で展示が行われ、アートに多くの注目が集まる1週間となる。今年で3回目となる本イベントは9月16日から21日まで開かれ、ベルリンの街はアート一色に染まった。ベルリン・アートウィークの枠組みでは、時期を合わせてアートに関連する様々なイベントが開かれる。開催されるのは美術館での展覧会や、美術作品の販売を行うアートフェアなど。開催時期が重なり、短期間で多くの展示を見ることが出来るため、今ではベルリンの秋の恒例イベントになっている。国際的に重要な美術館が参加しており、多くの素晴らしい展示を見ることができる。例えば、市内中心部にある美術館「アカデミー・デア・クンスト(Akademie der Kunste)」での展覧会。本イベントの開幕を祝う式典が行われた美術館では、インスタレーションや映像、そしてパファーマンスなど様々な作品を見せる展示「Schwindel der Wirklichkeit (リアリティのめまい)」が開催された。会場にはオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)の鏡を使った作品やトマス・デマンド(Thomas Demand)の写真作品などが並ぶ。その一方で変わった作品も展示されている。それは会場の監視員が来場者に展覧会の意義を尋ねるティノ・セガール(Tino Sehgal)のパフォーマンス作品。観客は作品を眺めるだけでなく、美術作品にかかわり、それについて考えを巡らすことにもなる。このように普通の展示には見られないような作品もあり、訪れる人々を驚かせていた。ベルリン・アートウィークの中心となっているのは「abc」と呼ばれる個性的なアートフェア。一般的には作品の販売が重視され、参加ギャラリーは売りやすい小作品を見せることが多い。だがabcではアーティストの紹介に力を入れており、ギャラリーは一区画に1人のアーティストを紹介する決まりだ。そのため展示の質は保たれ、素晴らしい作品を見ることが出来るのだ。abcで特に驚かされたのは、ベルリンのギャラリー「スプルゥース・マーガース(Spruth Magers Berlin London)」が見せた作品。特徴的なパフォーマンスで知られるヨーン・ボック(John Bock)が会場に屋台を用意して、来場者に手作りのトーストを提供していた。また、それを載せる紙皿には彼のドローイングが描かれており、来場者は作品も無料で入手できる。アートフェアは作品を売り買いする場だが、ここでは来場者がアートを楽しめる場所にもなっていた。このように美術館での素晴らしい展示や、個性的なアートフェアが人々を魅了するが、それらばかりがイベントを盛り上げるわけではない。公式には参加していないギャラリーも、多くの来場者を目当てに時期を合わせて展示を行う。こうしてベルリンの至る所では無数のアートに関連したイベントが開催され、世界中からコレクターや美術関係者が集まるのだ。まさに芸術の秋。もしベルリンのアートを楽しむのであれば、最も盛り上がる秋を逃す手はないだろう。
2014年10月10日青山通りと表参道をつなぐ約300mの通称“青参道”で、今年もエリア型アートフェア「青参道アートフェア」が、東京がアートやデザインのイベントで賑わうデザインウィーク中の10月23日(木)~10月26日(日)の日程で開催となる。原宿・表参道・青山のショップを巡るこのアートフェアは、アートで通りが賑わうこと、そして若手現代アーティストの作品を「購入する」楽しみを知ってもらうことを目的としており、敷居は低く、クオリティは高く、毎回注目の若手アーティストが多数登場する。今年は、約30店舗が参加し、40組以上のアーティスが出展する。今日多くの人の生活に欠かせない「写真」にフォーカスして開催される。MAPを見ながら散歩がてらに、お気に入りのフォトアートを手に入れてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2014年10月07日(画像はプレスリリースより)オズモールとKOBAKOのコラボによる、美しい脚&かかとを実現する企画!女性を対象としたウェブサイト【オズモール】はKOBAKOとコラボして、人気の高い「オズのビューティーサロンの予約」の企画を開始した。【オズモール】はスターツ出版株式会社によって運営されており、企画の期間は9月11日~10月15日までで、代官山のベルフルール代官山や表参道のQinowa、恵比寿エリアにあるQiroomなど、あわせて12店舗が予約可能となっているという。またKOBAKOはブラシや爪切りなど【美】を楽しめるアイテムを提供しているブランドだ。(詳細はオズモールのサイトまで)コラボ企画の内容は?企画内容について、料金は(ウェブ予約限定) 1時間で6300円となっている。そして夏の時期に継続してサンダルなどを履くことにより、角質がたまりガサついてしまったかかとを、“KOBAKO”アイテムによってケアし、コリやむくみを改善して美しい脚へと導いてくれる。参加者はオズモールがセレクトした、人気の高いリラクゼーションのサロンで『美脚マッサージ』のサービスを受けることができる。また【角質オフ】はスムーサーによって、つるっとした滑らかで美しいかかとを実現してくれる。その上、足の裏がサラッと気持ち良く感じられる【リフレッシュミスト】が1本ついてくるという。美しい脚やかかとの角質ケアを希望する読者は、このサービスを試してみては。【参考】・スターツ出版株式会社 プレスリリース (PR TIMES)・オズモール
2014年09月12日お仕事体験テーマパーク「カンドゥー(Kandu)」が12月20日、イオンモール幕張新都心ファミリーモールにオープンする。日本第1号となる同店には、子供からシニア世代までが楽しめる35のベニュー(パビリオン)と、テーマパークとしては国内最大の530席のフルサービスレストランが併設されている。「キッザニア」を手掛けたルイス・ラレス・ゴエティがコンセプトクリエーターを務めた。施設内へは架空の発明家デューク・ジュリアン・サガモンドのラボをイメージしたという広間から、大きな鍵穴をくぐることで入場する。これは“別世界への入り口”を表現したもの。そして施設内は六つのエリアに分かれている。イタリアの街並を再現した「ラ・ピアッツァ」の中央には巨木がそびえ立ち、周りに「オランジーナ」や「JINS」のベニューが並んでいる。目玉は「オンワード樫山」協賛のファッションコーナー。衣装はすべて特別デザインのもので、気に入ったドレスを着用し、ファッションモデルとしてのトレーニングを行う。フランスの街並を再現した「フレンチ・クオーター」は真っ赤な建物が特徴的。味の素「クノール」や「毎日新聞」の他、デンタルや新生児看護のアクティビティーなど、メディカル系のベニューが並ぶ。魔法にかかった不思議な村という設定の「マジック・ビレッジ」では、千葉の住宅メーカー「新昭和」のベニューや、「ガリバー」協賛のボルダリングで遊ぶことが出来る。劇場と観客席が広がる「カンドゥー・シアター」では、台本を読みながらリハーサルを行い、俳優・女優になりきって劇を演じるという、表現力や演技力が育まれるアクティビティーも。50年代のアメリカをイメージした「アメリカン・ダイナー」には、「文化放送」のラジオ局や「ゼブラ」のアートアカデミーが。また、千葉県警協力のもと警察署と牢屋が再現され警察官になって街をパトロールするアクティビティーも用意。飛行機や宇宙をフィーチャーした「コズミック・ゾーン」では、「富士通」のロボットを展示しているラボラトリーや、「JAXA」の管制室のクルーになって、ロケット発射の瞬間を体験出来るというアクティビティーも。「日本航空」のベニューには、航空機誘導員用の大画面とフライトシュミレーターが設置されている。カンドゥージャパン代表取締役社長の越純一郎氏は「単なる娯楽施設ではなく、あくまでも教育施設として運営したい。嫌なことを無理矢理させるのではなく、楽しそうだから思わずやりたくなる“お仕事”を体験して欲しい」と語った。
2013年12月19日ペットとの快適な毎日をサポートする、日本最大級の「ペットモール」が誕生だ。24時間体制のホテルや病院を完備し、愛犬、愛猫のしつけやリハビリ、シニアペットの対応までをトータルで行う。「コト×モノ×サービス」をテーマにした総合ペットストア「ペコス(PECOS)」。2階建てメゾネットタイプの店舗は、中央に吹き抜けを配した開放的な空間。約2,000平方メートルの広々とした店内で、カスタマーのペットライフを満たす施設とサービスを用意。1階の「サービス&ソリューションフロア」では、ビューティーサロンとしつけ・トレーニングのコーナーを設置。ビューティーサロンではニーズに応えた最適なカットの提案を行い、飼い主により安心してもらえるようにカットの様子が見られる施設構造に。シニア犬から超大型犬まで、それぞれに合わせた設備で施術を行う。しつけ・トレーニングでは、プロトレーナーによるアンチエイジング脳トレーニングやドッグスポーツコースを受けられる。ペットの年代層またはライフスタイルに合わせたしつけも行う。またフロア外には広々としたドッグランを備えた。そして注目なのは、「イオン動物医療センター/イオン動物病院 夜間救急センター」と、ペットホテルの「ペットインロイヤル」。共に24時間体制で対応を行う。病院ではそれぞれの医療分野を得意とする獣医師をそろえ、専門分化治療をする。最新の医療機器、リハビリプールによるハイドロセラピーを備え、最新の動物医療を提供する。約100室を設けた本格的ペットホテルでは、お遊びやお散歩も含め専任のホテルスタッフが24時間体制で預かる。新たな試みとして、老犬・老猫に対応した本格的介護サービス、メディカルケアサービスも導入。2階「ライフスタイルショップ」では、バラエティーに富んだ品ぞろえの”ライフスタイル提案ペットストア”をオープン。新しいペットライフスタイル提案型店舗として、ナチュラル志向商品、本格デリカ&スイーツ、ペットモチーフ雑貨などを展開する。安心素材を使う”デリカ&スイーツ”コーナーではペット用のお惣菜やパン、お誕生日ケーキなどを扱う。店内にはイートインもあり、ペットと一緒に食事を楽しめる。またペットの健康を考えた食事を作る、クッキング教室も実施する。他にもペットを飼っていないが動物モチーフが好きというニーズに向けた、ペットファッション・雑貨専門店「ハーネスドッグ」もある。その他、ペットと一緒にカフェを楽しめるドトールコーヒーの新業態「ドトールコーヒーショップ」、ペットの写真館「ペット写真城スタジオワンワンアリス」、アクアリウムショップ「アクアリウムステージ21」が出店する。(1/5に戻る。)
2013年12月19日ファミリーモールのキーワードは「キッズを中心とした親子3世代」。お仕事体験テーマパーク、エンターテインメントミュージアムやメーカーのアンテナショップなど、家族で楽しめるコンテンツ約80店舗が勢ぞろいしている。1階の“ファミリーファッション&ライフスタイルフロア”には、「未来屋書店」の新業態、体験型キッズゾーン「みらいやのもり」がある。「めいさくえほんはくぶつかん」「こどもサイエンス」「こどもアトリエ」「こどもキッチン」と、子供の興味関心で四つに分類した”こどもハウス”からなるゾーンだ。「こどもセルフレジ」ではレジ体験のできるセルフレジを導入。おすすめの絵本やギフトを提案してくれるコンシェルジュが常駐し、ワークショップや体験イベントなどが毎週末開催される。またこのフロアにはダイソーのポップな雑貨ショップ「papipupePOKKE」や家族でメガネ選びを楽しめる、メガネブランド「ゾフ(Zoff)」の新業態「ゾフ・マルシェ(Zoff Marche)」もオープン。2階“キッズファッション&ライフスタイル”のフロアには、イオンの子供関連用品ゾーン「キッズ共和国」がイオン最大の広さで出店。ファッション、玩具、文具などが一同に集結。隣には12歳以下の子供を対象とした室内ゆうえんち「モーリーファンタジー」があり、キャラクターのララちゃんの塗り絵を専用モニターにかざすと、モニター上に3Dのララちゃんが登場して踊り出すという、最先端のゲーム機器を導入している。ベビー&キッズカジュアルゾーンでは、「ヒステリックミニ(HYSTERIC MINI)」「バービー/ジルスチュアートニューヨーク」など、専門店約20店舗をラインアップ。千葉県初出店となるセレクトショップ「リボンハッカキッズ(Ribbon hakka kids)」は、親子で楽しめるカフェ「カフェアール(Cafe R)」を併設。そして3階には、ファミリーモール最大の目玉となる、家族で楽しめるエンターテインメントスポットを集約。日本初上陸のお仕事体験テーマパーク「カンドゥー(Kandu)」は、警察、航空会社、銀行、ラジオ局など、約35種類のお仕事体験ができる「ベニュー」と家族みんなでゆっくり食事のできる約530席のレストランで構成され、親子3世代で楽しめるテーマパーク。東映特撮ヒーロー作品の体験型エンターテインメントミュージアム「東映ヒーローワールド」では、特撮ヒーローとなって体験できるアトラクションを設置。作品製作に使用した撮影用スーツや小道具が展示され、ヒーローをモチーフにしたフードが堪能できるカフェがある。子供はもちろん、特撮ファンの大人も楽しめる内容だ。また“オリジナルばかうけ”が作れる、栗山米菓による初の体験型アンテナショップ「ばかうけサーカス」も出店。約600もの客席を設けたフードコート「ごちそうパーク」では、丸亀製麺の新業態「マルコズキッチン(MARCO'S Kitchen)」など、初出店を含む8店舗が出店している。他にも広大な屋上公園「スカイパーク」には、ミニイベントができるステージ、噴水や水遊びのできるビーチがある。(4/5ではあらゆるスポーツ需要に応える「アクティブモール」を紹介。)
2013年12月18日立命館大学は、同大学の文学部教授である北岡明佳のアート作品がレディー・ガガの最新アルバム『アートポップ』の盤面やトレイ下部分に採用されたと発表した。このたび採用された錯視の作品は、2008年に北岡教授が考案した「ガンガゼ」というもの。放射状に描かれたウニのトゲのような静止画で、錯視の効果で浮き出てくるようにガクガクと動いて見えるのが特徴だという。最新アルバム『アートポップ』への作品提供は、同アルバムのアートワークを担当したジェフ・クーンズらから依頼を受け、実現した。北岡教授は「錯視のデザインに注目してもらえて光栄に感じている。錯視はまだあまり知られていない分野。これを機に、錯視の面白さが世界中の多くの人に伝わると嬉しい」と喜びを語っている。
2013年11月07日ペッパーフードサービスは1日、埼玉県・イオンモール春日部に、新業態「東京634バーグ(TOKYO MUSASHI BURG)イオンモール春日部店」を出店した。同店では、ハンバーグを提供すると共に、フードコートでは日本初となるサラダバーを併設した。サラダバーは1皿取り放題システム。常時8種類の野菜を、180円にて1皿盛り放題となる。メイン料理を注文しない場合は380円となる。主な商品としては、北海道産牛を主原料とし、オーストラリア産、ニュージーランド産牛をブレンドした「ビーフ100%肉塊ハンバーグ」(ライス付、850円)や、「和風おろしハンバーグ」(ライス付、780円)などハンバーグメニューを中心に、ステーキ、ペッパーライスの鉄皿料理をそろえる。また、ポテトフライなどサイドメニュー、パンケーキなどのデザートメニューもあり、女性、ヤングファミリー層を中心に、アピールしていくという。住所は、埼玉県春日部市下柳420-1 イオンモール春日部2Fフードコート内。営業時間は11時~23時で、年中無休。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月06日イオンは2013年3月5日(火)、埼玉県春日部市に新たなショッピングモール「イオンモール春日部」をグランドオープンする。イオンモール春日部は、”ツナグツナガルツナゲル”をキーワードに、賑わいとくつろぎのライフスタイルモールを提案し、核店舗となるイオン春日部店と、約180の専門店を展開する。ファッションゾーンでは「H&M」「ベルシュカ」などの海外ファストファッションをはじめ、都会的なファッションやトレンドなど様々なスタイルの専門店を幅広く導入。その他にもカジュアルウエアを提案する「ライトオン」、「ユニクロ」なども導入される。アミューズメントでは、10スクリーン、約1900席を備えたシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ春日部」が配置され、飲食では1階に宿場町”粕壁”をイメージしたデザインで、和洋中料理のレストラン、「スターバックスコーヒー」など11店舗からなるレストラン街を導入した。また2階には12店舗、約780席で構成するフードを配置し、クリニックや金融サービスなどライフサポート機能も充実させている。【商業施設概要】名称:イオンモール春日部所在地:埼玉県春日部市下柳420-1電話:イオンモール春日部048-718-3000(3月1日以降使用開始)イオン春日部店048-718-3900営業時間:専門店 9:00~22:00フードコート9:00~22:00レストラン10:00~23:00イオン春日部店1F7:00~23:00(1F医薬品・調剤薬局は営業時間が異なります。)(3月14日(木)までは9:00~23:00)イオン春日部店(2F/3F)9:00~22:00シネマコンプレックス9:00~24:00元の記事を読む
2013年02月18日楽天は1日、マレーシアにてインターネット・ショッピングモール「Rakuten Online Shopping」(ラクテン オンライン ショッピング)をオープンした。国内有力店舗が提供する1万1000以上の取扱商品をネット上で閲覧・購入し、レビューを書くことができるなど、新たな仕組みを通じ、これまでにないインタラクティブで楽しいショッピング体験を、マレーシアの消費者へと提供する。オープン初日から、Senheng Electric、ベスト電器、Caring Pharmacy、トイザらス、Poh Kongなど40を超える有力店舗による充実した商品を取り揃えており、今後も、家電、コンピュータ・IT機器、健康、ファッション、アクセサリーなど多種多様な商品の充実化を目指していく。「Rakuten Online Shopping」は、「楽天市場」と同様、さまざまなニーズに応える多数の店舗が集まった仮想商店街。世界的に定評ある日本の顧客サービス基準を持って出店店舗と協力し、簡便で効率的で安全・安心なショッピング環境をマレーシアの消費者に提供する。いつでもショッピングができるだけでなく、ショッピングモールやそれぞれの店舗からお得な情報を受け取ることもできる。購入のたびにポイントが貯まる「楽天スーパーポイント」プログラムも利用でき、貯まったポイントは次回以降の支払いにも使用できる。日本の「楽天市場」と同様に、出店店舗が消費者と直接コミュニケーションできるプラットフォームを通じ、マレーシアの消費者に楽しく買い物をしてもらうため、出店店舗を増やし、商品を幅広く取り揃えていくという。このたびのマレーシアにおけるEC事業参入は、東南アジア地域におけるEC事業では、2009年のタイ(TARAD.com)、2011年のインドネシア(Rakuten Belanja Online)に続き、3カ国目の展開。EC事業を海外展開していく中で、合弁会社などのパートナーなしにゼロから事業を立ち上げたのはマレーシアが初とのこと。「Rakuten Online Shopping」開業にともない、2016年には19億リンギット(約495億円)を超えると見込まれる(Euromonitor International:2011年調査)マレーシアの将来有望なインターネット小売市場の開拓に乗り出していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日DIESEL ART GALLARY(ディーゼルアートギャラリー)は、ロンドンの「fabric(ファブリック)」から発表されたアートワークを展示する、世界初のエキシビジョンを開催する。ディーゼルアートギャラリーは、世界中から様々なジャンルのアーティストを招いて年4回のアート展を開催しており、今回は世界で最も影響力のあるクラブのひとつでもある、ロンドンの「fabric」のアート作品が今年最後のエキシビジョンとして登場する。fabricは、90年代にロンドンで主流となった商業的なクラブとは正反対を目指し、音楽のパフォーマンスとリリースに専念したクラブ。エキシビジョンでは、13年間に渡るナイトクラブの歴史を象徴するポスターやイメージを見ることが出来る、貴重な機会となっている。今回の取り組みは、fabricが初めてロンドンを飛び出して、その哲学や精神が視覚的に表現されたアートワークを展示。さらにオープニングに合わせてクリエイティブディレクションを務めるキース・ライリーが来日し、「今回DIESEL ART GALLERYで皆様に私たちのアートを紹介する機会を与えてもらったことに非常に感謝しています。日本という確かな審美眼をもった国で、私たちの最初のエキシビションができることに喜びを感じています。かねてより日本文化と、繊細な美を表現する能力に尊敬の念を持っていて、影響を受けているので、そういった経緯からある種の凱旋のように私は感じています。展示作品は、写真やモデルメイキング、純粋なデザインといった広範囲かつ集中的なプロセスの結晶です。それらを構成しているのは私たち自身の投影であり、作品は私たちの情熱や存在、そしてハートを写し出す鏡です。すなわち、作品は"私たち自身"なのです。この機会に皆さんが少しでも私たちの作品の中に美を見つけてくれたらと願っています。」とコメントしている。【US by fabric】アーティスト: キース・ライリー期間: 2012年11月16日 (金) ~ 2013年2月15日 (金)場所: DIESEL ART GALLERY東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F時間: 11:30~21:00DIESEL ART GALLERY公式サイト: 公式サイト(英):元の記事を読む
2012年11月01日報徳情報技術は、同社が運営しするアプリ着せ替え要素とペットメディアが連動した新しいショッピングモール「犬コレ・モール」にて、販売価格の80%分ポイント還元などのキャンペーンを実施する。このキャンペーンは、モール内から購入金額の80%分のポイントがついている商品を探して購入すると、通常の80倍ポイントがもらえるというもの。商品は適宜入れ替わる。キャンペーン期間は8月31日まで。また、9月3日までの期間で、愛犬の写真を投稿した会員に漏れなく500ポイントが付与されるキャンペーンも実施中。写真はモールの1番目立つことに掲載される。さらに、もっとも印象に残った写真の投稿者1名には、その写真を使ったオリジナルタンブラーがプレゼントされる。会員登録は年会費、入会金とも無料で、会員限定イベントが随時開催される。「犬コレ・モール」は、全国の個性的な人気ブランドが集結し、洋服を購入する前に試着をさせることができるショッピングモール。愛犬のサイズを事前に入力することで、その愛犬のサイズに合った洋服が事前に紹介されるパターンマッチングシステムを搭載。メーカーごとに適合サイズが異なる犬服を、安心してネット購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月04日