ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』が11月27日(月)に開幕する。本作は、松任谷由実(ユーミン)の歌、俳優の演技、劇場空間が一体となる舞台作品「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾。脚本・演出を松任谷正隆が手掛け、今作では500年先の未来を舞台に、寺脇康文と宮澤佐江による時を超えた純愛物語が描かれる。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』 チケット情報出演者の寺脇康文、宮澤佐江、六平直政に話を聞いた。稽古が始まっての感想を尋ねると「俺は名作になると思う」と六平。「もちろん由実さんにとってもいい舞台になると思うけど、寺ちゃんと佐江ちゃんの当たり役になると思う。芝居がいい。俺、稽古場で毎回泣いてるんだから」と語る。寺脇と宮澤は互いに恋をする役柄。「これまた一筋縄ではいかない恋なのでね」と寺脇が語るように、親子ほど年齢の離れたふたりの、ある秘密を抱えた純愛。実際に演じるうえで宮澤は「寺さんと一度お仕事をさせてもらっていたことがすごく大きかったです」と笑顔を見せた。宮澤の初舞台は、寺脇と岸谷五朗が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」の公演『クザリアーナの翼』(2014年)。「公演期間も長かったので、稽古も合わせると5か月くらい一緒にいさせてもらったし、それ以降もかわいがってもらっていて。だから『どんな私でも受け入れてくれるよね、寺さん!』っていう。宮澤佐江からの愛のアプローチが役にも入ってます」。稽古では「正隆さんは『僕のことは気にしないで好きにやって』っておっしゃるんですけど(笑)、今は全員で正隆さんのイメージを追い求めています」と話す寺脇。そのイメージとはどのようなものなのか。「『生命』です。その神秘と活力と悲しさと。生命は永遠ではない。だから生まれて亡くなるまでをどう生きるかというのは非常に大きなテーマで。そこをこの作品は大きく包んでいます。その部分はやっぱりなにか表していきたいですね」。そして本作におけるスペシャルな存在は、ユーミンの歌唱だ。寺脇は「芝居と同時進行するというのかな。普通は芝居中に歌詞の入った音楽が流れると台詞とぶつかって喧嘩しちゃいますよね。だけどこの作品はそこがぶつかることで生まれるものがある」。六平も「芝居と歌がお互い火に油を注ぎ合ってるようなものだよ」と熱く語る。歌うユーミンと目を合わせるシーンがあるという宮澤は「この歌を私に捧げてくれているんだということをすごく感じさせてくださるんですよ。私は笑顔のシーンなんですけど、心の中はギューッとくる。すごくいいシーンになると思います」。六平が「新しい舞台芸術」「客席で観たかった」と絶賛する本作は、11月27日(月)から12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演。撮影:中川實穂
2017年11月20日日本の音楽シーンを引っ張り続ける松任谷由実と、人間国宝でもある歌舞伎俳優、五代目・坂東玉三郎の対談で話題になった「SWITCHインタビュー達人達」(NHK・Eテレ)。ふたりが初めて“共演”した番組が11月10日(金)深夜に再放送される。『朝陽の中で微笑んで』チケット情報異なる分野で活躍するふたりの“達人”が、互いにインタビュアーとゲストを「スイッチ」して語り合う番組。4年前の番組開始以来、番組がオファーを繰り返していたというふたり。今回が初対談となるが、お互いに「坂東玉三郎さんであればぜひ」「松任谷由実さんであればぜひ」と実現したのだそう。「玉三郎さんの何かまだ誰も触れたことのない部分を引きずり出せたらなと思って、意欲満々で歌舞伎座に向かいたい」と語る松任谷がインタビュアーを務める収録では、まず歌舞伎俳優としての玉三郎を「孤高の美意識の持ち主で、良い意味でみんなを寄せ付けないようなオーラがある」と評す。これに対する玉三郎の「お客様に夢のような時間というのを見ていただかなければならない、その夢を壊さないようにという気が、被害妄想的にあるんです」という言葉には松任谷も共感。「本当に華やかな舞台を大勢のお客様の前でやりながら、部屋にこもってポツンとする時がある」という玉三郎に松任谷も「選ばれし者の孤独みたいなものにちょっと酔っちゃう時もあります」と、長年第一線で活躍するふたりならではの思いも語り合った。玉三郎がインタビュアーを務める収録では、「私は意識していないんですけどね、『私自身はユーミンの奴隷なの』って言ってるんですよ」という発言も。「今、時々悲しいときもあるけど、ユーミンはどう考える?」と尋ねた玉三郎に対し「牛乳瓶に生けた1本の野の花がね、カサブランカよりも豊かかもしれないじゃないですか」「物量でお金をかけてしつらえをすごくしたということではなく、受け手のイマジネーションにどれぐらい訴えられたか、そういう魔法をかけるのが音楽の役目かなと思います」と松任谷は想いを語る。また、夫でありプロデューサーの松任谷正隆との作業について、玉三郎が「これは譲れないというところはあります?」と尋ねると「たいてい私、折れちゃいます」。「ゼロを1にした段階で、どういじられても変わらない」「歌手の場合は100%もう声で運命が決まっていると思うんですよ」と明かした。再放送は11月11日(土)午前0時(金曜深夜)、同じくNHK・Eテレにて。また松任谷由実は11月、自ら主演する舞台が控えている。作・演出を松任谷正隆が手掛ける舞台シリーズ第3弾・ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』で、11月27日(月)から12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて上演。番組で興味を持った人はぜひチェックして!取材・文:中川實穗
2017年11月10日ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』の製作発表が行われ、松任谷由実、寺脇康文、宮澤佐江、六平直政、斎藤洋介、脚本・演出の松任谷正隆が登壇した。【チケット情報はこちら】本作は、ユーミンの歌、俳優の演技、劇場空間が一体となる、コンサートでもミュージカルでもない舞台作品「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾。2012年の第1弾から脚本・演出はすべて松任谷正隆(以下、正隆)が手掛けており、今作では、500年先の未来の世界を舞台に、時を超えた純愛物語が描かれる。一万人の応募から選ばれた400人のオーディエンスが参加した製作発表では今作の予告編も初公開された。脚本・演出を手掛ける正隆は、SFとなる今作の舞台について「“500年”先がいいのは、“想像をちょっと超えた未来”だと思ったから。今、想像できることはこの数百年のうちに終わって、500年位先になるとまた別のサイクルが始まるんじゃないかというイメージを持ちました。でも、今と同じものも残っているんじゃないかと思う。変わるもの、変わらないもの、それをストーリーにして、由実さんの音楽で包んでみたいと思います」と今作の世界観を語る。また、脚本に関して「これまでの2作と大きく違うのは、出演者が決まってから書き始めたことです」と、かねてからの希望だった“当て書き”の実現を喜んだ。歌とストーリーテリングを担当するユーミンは、楽曲と作品の関わりついて「“長いときの流れの中でなぜ出会ったんだろう”というのは、『朝陽の中で微笑んで』に限らず私の歌の大きなテーマになっているもので。死があるから生が輝く…そのメメント・モリな感覚を(500年後でも)人は持ち続けるんじゃないかな。だから愛し合うことは素晴らしいと思える世界、“切ない”ということが認識できるような世界であってほしい。そうイメージしています」と語った。主人公を演じる寺脇は「脚本を読んで、なにか見抜かれてる、という感じがしました。正隆さんは俺のこっちの面を描こうとしてくれてるんだ、って。ダークな側面を見ていただけると思います」、ヒロイン役の宮澤は「出演が決まって、私と同じくらい母が喜んでくれました。一瞬一瞬をしっかりと噛みしめて、素敵な作品を届けられるようにがんばります」、六平は「由実さんは同世代で、我々世代のエポックメーカー。その由実さんと同じ板の上で芝居できるのは本当に幸せです」、斎藤は「僕らの年代が由実さんのメロディの中で演じることができるというのは、失われた青春がひょっとしたら蘇ってくるのかなという気がいたします」とそれぞれ、今回の出演を喜んだ。16もの楽曲が歌われる予定の本作は、11月27日(月)から12月20日(水)まで東京・帝国劇場にて。また、12月2日(土)19:00公演と12月6日(水)19:00公演にてチケットぴあ会員限定のぴあ半館貸切公演を開催。取材・文:中川實穂
2017年08月18日シンガーソングライターの松任谷由実が17日、ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』製作発表に、寺脇康文、宮澤佐江、六平直政、斉藤洋介、脚本・演出の松任谷正隆と共に登場した。同作は2012年に開場101周年目の新たなスタートとなった帝劇と、デビュー40周年を迎えた由実のコラボレーションとして誕生したシリーズの3作目。俳優の演技と、由実の歌が一体となった空間を作り出す。今回は500年後を舞台に、職を失った中年男性・鳴沢肇(寺脇)が、20年前に結婚を約束した女性に生き写しの女性・紗良(宮澤)に出会う。由実が1976年に発表したアルバム『14番目の月』に収められた「朝陽の中で微笑んで」がタイトルに選ばれた。同曲について、由実は「荒井由実時代のものですけど、私の作品の中でも最も歌うのが難しい」と説明し、「こんなにレンジが広くて難しい歌になるとは思わずに、歌唱力を無視して作っていたものですから、難しいな、どうしようと思っています」と苦笑。しかし「キャリアの中で鍛えられてきたこともあるので、今の私の声で、今の表現力で、この歌をテーマとして歌うのはとても楽しみです」と意気込んだ。ミュージカル『王家の紋章』で2016年8月、2017年4月にヒロインを務め、今回もヒロイン役となる宮澤は、由実との共演に「親孝行になった」と喜ぶ。AKB48時代にはNHK紅白歌合戦で由実の後ろで「春よ、来い」を合唱した経験を振り返り「一番テレビに映りたかった瞬間。映り込めるかなというのを、素敵な場で考えちゃっていたのが思い出に残っています」と語った。ファンからの「宮澤さんが歌う場面もありますか」という質問には、正隆が「今ので考えました」と、2人で歌う可能性を示唆。宮澤は「ええ~!」と驚き、目を丸くして喜んでいた。また、寺脇が「中央フリーウェイ」を思い入れのある曲としてあげると、由実は「ちっともタダにならないんですよ」と客席を笑わせる。斎藤は「失われた青春がひょっとしたら蘇ってくるのかなという気がします」と、同作に対して期待を表した。一方六平は、KAT-TUNの亀梨和也主演の音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』で音楽を担当した正隆とのエピソードを披露。「亀梨くんとデュエットがあったんですけど、松任谷さんも厳しいですよ。たまにバンドに『おい! そこ!』と怒っていて、蜷川さんと2人で『松任谷さん怒ったよ。怒ることあるんだ』って」としみじみ語った。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』帝国劇場で2017年11月27日~12月20日に上演される。
2017年08月17日「『てるみくらぶ』は、会社の規模に釣り合わないような大きな音楽イベントに協賛を続けていました。14年から大幅な赤字経営に転落していたのに昨年も協賛をやめなかったようです」(イベント関係者) 旅行会社てるみくらぶは3月27日、自己破産を東京地方裁判所に申請した。負債額は151億円。支払った旅行代金が一部しか弁済されない被害者は、9万人にのぼる。 「本当に申し訳ないと思っている。とにかくみなさんのお役に立つことだけを思って、いままでやってきたので」と謝罪会見で号泣しながら語った山田千賀子社長だったが、冒頭のコメントのように協賛という形で会社の金を音楽イベントに注ぎ込んでいたようだ。別のイベント関係者が語る。 「そのイベントはゆず、ミスチルなど大物ミュージシャンが参加する音楽イベント『GoldenCircle』。ある音楽プロデューサーが企画したもので、山田社長は彼を通してイベントを知るようになったそうです」 島根県出身で、神奈川県の大学を出て旅行代理店に就職後は添乗員として活躍し、32歳の若さで独立して社長に。バリバリのキャリアウーマンだったという山田社長だが、いっぽうでこんな話もあった。 「ミュージシャン好きが高じて、音楽イベントの協賛も社長が先頭に立って10年から始めたようです」(前出・別のイベント関係者) そのイベントの“ウリ”はライブの前に旅行商品が当たるというものだった。山田社長は、ミュージシャンのなかでも特にユーミン(63)の大ファン。同世代でカリスマのユーミンは憧れの人で、少しでも近づきたいという思いが、13年1月3日のユーミンの40周年コンサートへの協賛として結実する。 「武道館で行われたイベントは大掛かりで、薬師丸ひろ子やムッシュかまやつ、細野晴臣など大物が集結。社長もその日はユーミンに挨拶するために会場に来ていたようです」(別のイベント関係者) てるみくらぶはイベントにどれくらいの“出費”をしていたのだろうか。この音楽イベントに関わっていたある関係者がこう明かしてくれた。 「ざっと見積もって7年で3億円くらいではないでしょうか。てるみくらぶの破綻で、イベント参加経験のあるミュージシャンのなかには、被害者に対して心苦しいと思っている人もいると聞きます」 7年間にわたってイベントに協賛し続けていた事実は、今後のてるみくらぶの破たん処理にどんな影響をあたえるのだろうか。破産手続きの申立代理人弁護士の柴原多氏に聞いた。 「今後、管財人が、資産をお金に変えて負債を確定する作業をします。しかし多い年で宣伝費が20億円を超えているのは腑に落ちないですね。経営が立ち行かなくなっているのに個人的関係だけで山田社長がお金を出しているなら問題があると思いますが、これからの調査次第となります」 ユーミンの所属事務所に山田社長との関係について聞くと、「個人的な関係はありません」とのことだった。社長が、会社の金で個人の夢を叶えようとした行為が破たんの一因だったとしたら、被害者の怒りはさらに強まることだろう。
2017年04月21日『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の主題歌としてリリースされる、平井堅の通算41枚目となるNew Single「僕の心をつくってよ」。この度、そのシングルのジャケット写真&収録詳細が明らかになった。真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが向かったのは、南太平洋に浮かぶ巨大な氷山。ひみつ道具「氷細工ごて」で遊園地を作っていたのび太たちは、氷漬けになっている不思議なリングを見つける。調べてみたところ、そのリングが埋まっていた氷は、人が住んでいるはずもない10万年前の南極のものだった。南極へと向かうドラえもんたち。その前に、氷の下に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿を現す――。『映画ドラえもん』シリーズ37作目となる本作の主題歌「僕の心をつくってよ」は、ドラえもんとのび太のかけがえないの絆をイメージして書き下ろされたミディアム・バラード。サウンドプロデュースには過去何度もタッグを組んできた亀田誠治を迎え、人の心に直接響かせるメロディと平井さんの甘い歌声でドラえもんの世界観を表現している。今回解禁されたCDジャケットは、『映画ドラえもん』ならではのビジュアルに。DVD付初回限定盤は、ドラえもんになぞらえて色とりどりの髭をたくわえ、強烈なインパクトを残すビジュアル。さらに、今回特別にリリースされる期間限定生産盤のジャケットには、ドラえもんタッチで新たに書き下ろされた平井さんのキャラクターがドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンたちと共に映画の舞台となっている南極の氷の世界に登場する絵柄となっている。またフルボリューム通常盤には、学生時代から敬愛し続け大きな影響を受けてきたユーミンこと松任谷由実へのリスペクトを込めたオマージュソング「YUMING」と、手嶌葵をゲストコーラスに迎えたほっこりバラード「ほっ」が収録。そして、DVD付き初回限定盤の特典映像は『KEN HIRAI TV Vol.6「KEN PLAY BACK 2016」』と題した20周年イヤーを終えた昨年5月以降の活動トピックスを45分以上に渡り収録したスペシャル映像が収録される。ドラえもんとのコラボはこれだけにとどまらず、2月24日(金)放送のテレビアニメ「ドラえもん」の本編にも平井さんのキャラクターが登場!その美声を披露するという。どのように登場するのかは見てのお楽しみ。平井堅41st New Single「僕の心をつくってよ」は3月1日(水)よりリリース。『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は3月4日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月03日歌手の平井堅が、41枚目のシングル「僕の心をつくってよ」(3月1日公開)でドラえもんとコラボしたジャケット写真が3日、公開となった。同作は、『映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(3月4日公開)の主題歌。今回特別にリリースされる期間限定生産盤では、ドラえもんタッチで書き下ろされた平井と、ドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンといったおなじみのキャラクターが氷の世界に登場する絵柄となっている。さらに24日放送のTVアニメ本編にも平井のキャラクターが登場。声も本人が担当し、美声を披露する。DVD付初回限定盤は、ドラえもんをイメージし、色とりどりのヒゲをたくわえた平井のインパクトあるビジュアルに。DVDには、20周年イヤーを終えた2016年5月以降の活動を紹介するKEN HIRAI TV Vol.6「KEN PLAY BACK 2016」が収録される。また、あわせて収録曲も発表となり、フルヴォリューム通常盤には、ユーミンこと松任谷由実へのリスペクトを込めたオマージュソングの「YUMING」、歌手・手嶌葵をコーラスにむかえたバラード「ほっ」が収録される。■販売形態【DVD付初回限定盤】BVCL-776/777 \1,500(税抜)◎CD収録予定曲01 僕の心をつくってよ02 僕の心をつくってよ(less vocal)◎BONUS DVD・KEN HIRAI TVVol.6 「KEN PLAY BACK 2016」【フルヴォリューム通常盤】BVCL-778 \1,130(税抜)◎CD収録予定曲01 僕の心をつくってよ02 YUMING03 ほっ【期間限定生産盤】BVCL-779 \926(税抜)◎CD収録予定曲01 僕の心をつくってよ02 僕の心をつくってよ(less vocal)◎仕様・ドラえもん・平井堅書き下ろしコラボレーションジャケット&ピクチャーレーベル仕様(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-Asahi,Shin-ei,and ADK 2017
2017年02月03日歌手の山内惠介が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。今回「流転の波止場~究極の貴公子編~」でコラボレーションする乃木坂46について、山内は「去年、初出場の記者会見でご一緒した皆さんと2年目でコラボレーションできるというのは、とってもご縁があるなと思ってます」と喜びを語る。さらに「かわいいし、見とれちゃいますよね。皆さん20代とかですし、ああいいなぁと思います。(自分と)10歳くらい違いますから、もうおじさんですね」とデレデレだったが、報道陣から「(演歌界の)貴公子ですよね?」とツッコまれると、「ああっ!そうでした。彼女たちに貴公子に見えるように頑張らなきゃいけないな」と、気を引き締めなおしていた。乃木坂46とのコラボにあたり、同グループの"公式お兄ちゃん"であるお笑いコンビ・バナナマンにも演出を相談した山内。乃木坂46自身もノリノリだそうで、「いっぱい案を出してくれました」と顔をほころばせた。今後コラボしてみたいアーティストを聞かれると、「NHKさんで『R.Y.U.S.E.I.』をやらせてもらったので、三代目J Soul Brothersさん。本家とできたら、すごく夢のあるステージになるんじゃないかな」と、期待が膨らむ。さらに最近、松任谷由実が、山内の曲をラジオでかけてくれているそうで、「ユーミンさんとも共演させてもらえるといいな…紅白に出させていただいたことで、夢は広がる一方ですね!」と目を輝かせていた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日日本を代表する豪華アーティストたちが一堂に集結する、年末大型音楽番組「FNS歌謡祭」。先日第1弾出演アーティストが発表され大いに注目集めているが、このほど、年末の大型音楽特番にもほとんど登場しない松任谷由実の主演が決定。平井堅とのスペシャルコラボで「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」を披露することが分かった。この番組でしか見ることのできない夢のコラボレーションや、時代を飾った名曲、最新ヒット曲などをたっぷりと紹介する本番組。今年は12月7日(水)と14日(水)の2週連続、2夜で8時間半を超える生放送、総勢110組以上のアーティストが出演する、かつてない模で開催。第1夜はグランドプリンスホテル新高輪「飛天」から、特別なコラボの数々を披露。本番組初出演の大黒摩季による復活スーパーヒットメドレーや、映画『君の名は。』で主演を務める上白石萌音が主題歌を映像と共に歌唱するなど、昭和を代表する名曲から2016年の最新ヒット曲まで幅広く良質な楽曲が並ぶ。第2夜は、お台場フジテレビからエネルギッシュな生放送をお届け。クリスマスに聴きたい名曲をコラボレーションする「クリスマスソングメドレー」や、20周年を迎える「KinKi Kids」のメドレーを、高見沢俊彦、槇原敬之、西川貴教、高橋みなみ、DAIGOほかで成る「堂本ブラザーズバンド」が演奏するなど、スペシャル企画がもりだくさんだ。そしてこの度、42年にわたる「FNS歌謡祭」の歴史史上“初”となる松任谷さんの出演が決定。12月7日(水)放送の第1夜にて、天海祐希を主演に迎えて放送中のドラマ「Chef~三ツ星の給食」主題歌の「Smile for me」を披露する。さらに、自身“初”となる平井堅とのスペシャルコラボレーションが実現。歌うのは、1983年に原田知世主演のミュージカルの主題歌として、そして自身のシングルとしても発表された「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」。希代の歌声を持つ平井さんと奏でる極上のハーモーニーに期待が高まる。松任谷さんは本番組への出演について「大変光栄に思っています。アーティスト活動を長くやっていますが、まだ、初めてのことがある、ということをうれしく思います」と話し、「今年一年の感謝の気持ちを込めて歌いますので、年末に向かうこの季節、大切な人と、また、お一人でお過ごしの方も、是非、ご覧になっていただけたらと思います」とメッセージを寄せた。一方、松任谷さんとの初コラボに臨む平井さんは「生きるレジェンド、ユーミン様と御一緒出来ること、役得この上ありません。『ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ』の中でも一番好きなフレーズが二番の歌詞に出てくるのですが、そこをワタクシが担当させて頂くことも感激ヒトシオであります」と喜びを表現した。なお、第3弾出演アーティストの発表は、11月25日(金)23時30分放送の「Love music」内で明かされる予定。「2016FNS歌謡祭」は第1夜・12月7日(水)19時~、第2夜・12月14日(水)19時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年11月22日歌手の松任谷由実が、12月7日(19:00~23:18)に放送されるフジテレビ系大型音楽特番『2016FNS歌謡祭 第1夜』に出演することが22日、明らかになった。松任谷は40年以上続く同番組に初出演となる。今回松任谷は、最新アルバム『宇宙図書館』に収録され、同局系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』主題歌の「Smile for me」を披露。また、こちらも新たに出演が発表された平井堅と「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」をコラボレーションする。松任谷は「アーティスト活動を長くやっていますが、まだ、初めてのことがある、ということをうれしく思います」と喜びを語り、「今年一年の感謝の気持ちを込めて歌いますので、年末に向かうこの季節、大切な人と、また、お一人でお過ごしの方も、ぜひ、ご覧になっていただけたら」とコメント。松任谷と初コラボとなる平井は「生きるレジェンド、ユーミン様と御一緒出来ること、役得この上ありません」と感激している。今回、松任谷と平井は、第2弾出演アーティストととして発表されたもので、第3弾は、25日に放送される同局系音楽番組『Love music』(毎週金曜23:30~)内で発表。今年は、12月14日(19:00~23:18)の『第2夜』と合わせ、計8時間半超の放送となり、総勢110組のアーティストが出演する予定だ。
2016年11月22日秋も深まり、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。華やかな夏の余韻も薄れつつある今日この頃、なぜだかわからないけれど人恋しいと感じている人も多いのでは?ちょっぴり感傷的になりやすいこの季節、心に沁みる音楽に耳を傾け、さらに切ない気分を味わってみてはいかがですか?ということで、20~40代の男女に聞いた「秋の夜長に聴きたいラブソング」をご紹介します。一人でしんみり聴きたい曲・「Dreams Come Trueの『すき』と『LOVE LOVE LOVE』。少ししんみりするので、ドリカムの声が心情とよくリンクしそうです。あと大塚愛さんの『プラネタリウム』もいいですね」(20代女性)・「The Waterboysの『The Whole of the Moon』。月がきれいで静かな秋の夜にぴったり」(30代男性)・「JUJUの『この夜を止めてよ』『ラストシーン』。特にエピソードがあるわけではないけれど、その時のドラマの雰囲気にぴったりで、またJUJUの切ない声が印象的で大好きな曲だから」(30代女性)空気が澄んでいて空がきれいに見えるこの季節。月を愛でつつ、切ないけれど、どこか癒される曲を聴くなんて素敵ですね。ほっこり、しみじみできる曲・「相対性理論の『テレ東』。メッセージが強すぎなくて聴きやすい。ずーっと聴いていられる。心地いい」(30代女性)・「西野カナの『トリセツ』です。なぜかほっとする」(20代男性)・「ユーミン全般。秋はユーミンのニューアルバムが発売されることが多いので。『September Blue Moon』や『とこしえにGood Night』など素敵な曲も多いですよ」(40代女性)なんだか寂しい夜は、あたたかい気持ちになれる曲を選んでみるといいかも。ユーミン(松任谷由実さん)の『やさしさに包まれたなら』(映画『魔女の宅急便』のテーマソング)もおすすめです。恋する気持ちを後押しする曲・「BUMP OF CHICKENの『天体観測』です。奥さんと付き合った当初に発売された曲。2人にとって思い出の曲です。今でもたまに聴くとグッときます」(30代男性)・「秋っぽいといえば、GLAYの『月に祈る』。当時まだ10代だった主人と私、カラオケで歌ってくれたな~と思い出します。まさか彼と結婚するとは思いませんでした」(30代女性)・「Ed Sheeran(エド・シーラン)の『Tenerife Sea』。最近誰も言ってくれないので、“君のドレス素敵だよ、その髪型も好き”というストレートな表現にキュンときます」(30代女性)誰にでも思い出の曲や、愛してやまない曲ってありますよね。心が少し疲れているときでも、大切な一曲に浸れば元気を取り戻せそう。終わりに他にはスピッツの『楓』、Mr.Childrenの『HERO』、中島美嘉さんの『WILL』、平井堅さんの『Ring』といった意見が出ました。みなさんにとっての「秋に聴きたいラブソング」はどんな曲ですか?秋の夜長、お気に入りの音楽と飲み物を用意して、とっておきの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。ライタープロフィールKawauso紙媒体とWeb媒体を行ったり来たり。お酒、本、映画、旅をこよなく愛する独女。次に行きたい所はチリとペルー。あとブータン。
2016年09月28日伊勢丹新宿店では伊勢丹創業130周年を記念して7月22日、23日、松任谷由実によるスペシャルライブイベント「ISETAN SUMMER FES. 2016 ~ユーミンと集う“真夏の夜の夢”~」が開催される。同イベントは、伊勢丹新宿店で7月20日から26日まで実施される夏のライフスタイルを提案するキャンペーン「ISETAN SUMMER FES.」の一環として開催されるもの。7月22日、23日の2日間は、“ハワイ”をテーマに音楽で夏フェスを盛り上げる。「ISETAN SUMMER FES. 2016 ~ユーミンと集う“真夏の夜の夢”~」は、40年前に松任谷由実が伊勢丹のイメージソングを制作したことで実現するもの。ライブでは、松任谷正隆が同フェスのためだけに特別にアレンジした「避暑地の出来事 Hawaiian Ver.」を生歌で初披露する。その他、ハワイにゆかりのあるゲストがDJプレイやパフォーマンスを実施する他、屋上ビアガーデン「SKY PARADISE BEER GARDEN」では、ユーミン監修によるハワイをテーマにしたスペシャルメニューを2日間限定で楽しむこともできる。なお、伊勢丹ホームページでは、“夏の恋”“夏の思い出”“思い出のプレゼント”などの熱いエピソードとともにリクエスト曲を受け付けている。【イベント情報】「ISETAN SUMMER FES. 2016 ~ユーミンと集う“真夏の夜の夢”~」会場:伊勢丹新宿店本館屋上住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:7月22日、23日 ※雨天中止時間:18:30~21:30(開場は18:00)料金:各日8,000円
2016年06月23日昭和の歌謡曲からジャズ、ロックステディなど、レコード盤の匂いがするロマンティックなサウンドを聴かせてきたEGO‐WRAPPIN’。今年で結成20周年を迎え、記念盤となる3枚組ベスト盤、All time best&Cover Album『ROUTE 20 HIT THE ROAD』をリリース。それぞれを太陽盤、月盤、星盤と名付け、オリジナル作同様の個性が吹き込まれていて、聴きごたえたっぷり。「20年間でいろんなタイプの曲を作ってきましたが、曲調によって陰と陽と2つのバランスに分けてみました」と中納さん。そして星盤がファン待望のカバー曲集。「毎年恒例の東京キネマ倶楽部のライブと日比谷野音のイベントで、僕たちらしいセレクトでカバーをやってきているんです。今回の星盤では、いままで演奏してきた『異邦人』などのほか、渋すぎず、でもEGOらしいヒネリもある選曲も加えつつ、新たに10曲レコーディングしました。一家に1枚、置いてほしい(笑)」と森さん。ラインナップは、昭和のジャズや日本のポップス、R&B、UKロックなど多岐にわたる。「原曲が男性ボーカルの作品が多いんですが、女性のよっちゃんに歌ってほしくて選んだ曲もあります。狙い通りカッコよく、スタイリッシュに仕上がっています」(森)「昔なら絶対やらなかったという曲もありますね。20年目のいまだから歌える、という曲。ユーミンの『曇り空』は、大人になってから知った曲ですが、めっさいい曲。私にはない“女心”を掘り起こしながら歌いました。私にとってカバーとは、ただ歌うだけでなく、歌詞や世界観を、かみしめられるかどうかがすごく大事。そのあたりも感じてもらえたら嬉しいですね」(中納)一曲一曲にブルージーなムードや歌心が凝縮され、改めてすごいバンドだと思わされる作品だ。「ベスト盤の曲を選ぶとき、全部聴き直しましたが、昔の曲もすごい勢いがあるし、怖いものなしでやってたんやな、と感じました。若いということもあるけど、私たちの音楽は絶対にカッコいい、絶対にいける、と思っていた。いま思えば厚かましい話やけど(笑)、それほどの確信を持ってやっていました。大人になるにつれ知ることが多くなり、自分に制限をかけたりもするけど、人の目なんか気にせんと、自由にやることがいちばん人間らしい、と改めて感じましたね」(中納)20周年は終わりではなく、まだまだ続く通過点と言う2人。21年目から先も、この情熱のままカッコいい音楽を聴かせてくれるだろう。◇エゴラッピンメンバーは中納良恵(Vo)と森雅樹(G)。’96年に大阪で結成。’00年の『色彩のブルース』などヒット作多数。5月から全国ツアー、11/27には日本武道館でメモリアルライブを予定。◇All time best&Cover Album『ROUTE 20 HIT THE ROAD』それぞれ新曲1曲を含むベストセレクション盤2枚と、新たにレコーディングしたカバーアルバムのCD3枚組。¥3,700(NOFRAMES/TOY'S FACTORY)※『anan』2016年4月20日号より。写真・内田紘倫文・北條尚子
2016年04月18日これまでにananに連載してきた、たくさんの小説やエッセイ…。連載陣は、今も第一線でご活躍の小説家、脚本家…の方々でした。みなさんにとって、ananという雑誌はどんな存在なのでしょう?連載時を振り返りつつ“ananとは?”を語っていただきました!■松任谷由実No.745(1990年10月19日号)~ねえねえこれどうよ!?自分のとっておきのスイーツをひとに教えてあげたい気持ちは、逆にいろんなことを教えてくれた気がします。べつにガマンしちゃえばすむ小さな甘いの、だけど、それがどうしても食べたいと思った瞬間から、実際口に運ぶまで、様々な景色や出会いがありました。ananで連載することは私自身の暮しに、たくさんの息吹をミルフィーユのように重ねてくれました。■内館牧子No.800(1991年11月29日号)~ananは、一般女性の「日常」との距離の取り方が類なきほどうまい。一般女性が「憧れる日々」を見せているのだが、「生活」のノウハウに堕ちない。海外女性の「異文化」に過剰な価値を見ない。この絶妙な匙加減は、私たちを夢中にさせた。1970年から80年代、会社の昼休みに女子社員がananを囲み、明日を夢見ていたことは、間違いなく現在の女性進出の力になった。■吉本ばななNo.937(1994年9月16日号)~ananはいつだって淋しい気持ちになったときにふっと手が届くところにある。時代がどんなに変わっても、芯のところは変わらない。安心なのに刺激的で、最先端なのに落ち着いている。大好き!これからも女たちの友だちでいてね。■北川悦吏子No.952(1995年1月6日号)~私は、ananを通り過ぎたけれど、ananは元気だろうか?あの頃は、お洒落で時代の最先端で、私はananと一緒に、はしゃいだ。永遠であってね、anan。地下鉄の売店でかすめ見るたびに、コンビニで見るたびに、本屋さんの平積みを見るたびに、陰ながら応援してます(手に取って、買えよって、いうね)。■阿部和重No.1101(1998年1月16日号)~「街角の鏡」。■リリー・フランキーNo.1157(1999年3月5日号)~常に時代の最先端であり続けてほしい存在です。2000号おめでとうございます。■岩井志麻子No.1371(2003年7月9日号)~岡山の普通の女の子だった頃から、ananといえば都会のおしゃれな雑誌でした。まさか東京に出て変なオバサン作家になったら、書かせてもらえるようになるとは夢にも思いませんでした。当時の私の自慢は、ananと東スポに同時に連載していたことでした。ananは連載終了となりましたが、東スポはまだ続いています。今の私の自慢は、かつてananにも連載していたこと、になりました。そういえば、担当編集者はN西くんという当時は童貞と呼ばれていた青年でした。連載中にもたびたび、童貞N西という名前で登場させてました。噂では結婚して、つまり童貞ではなくなったとのこと。月日は流れ、ananも読者も変わっていきますが、何はともあれこんなに続いているのはおめでたいことですね。■西 加奈子No.1646(2009年2月11日号)~連載させていただいていたとき、たくさんの女の子から「anan読んでます!」と言ってもらえたし、懐かしい友人からも「美容室でananを見ていたらあんたが出ていた」と連絡をもらったりして、ananってやっぱりすごいなぁと思いました。女の子(またはかつての女の子)のあらゆる場面にananがあるのだなぁ。いつの時代も女の子の味方だったanan、これからは男の子も巻き込んで、老若男女すべての、全人類の味方でいてください!■辻村深月No.1830(2012年11月7日号)~夢を叶えてくれる、タブーのない場所。小説連載に際し「何でも好きなことを」と言われ、何を要求してもダメと言われませんでした。CLAMP先生の挿絵でアニメ業界のお仕事小説を書かせてもらう、という豪華すぎる私の夢を叶えてくれた、かけがえのない場所です。◇まつとうや・ゆみシンガーソングライター。1954年生まれ。40周年記念ベストアルバム100万枚出荷を記念した限定盤『日本の恋と、ユーミンと。-GOLD DISC Edition-』が発売中。●流れゆく季節の中で感じたことを言葉にのせた「ユーミンの永遠を探せ!」は745号~799号で。おいしいものに目がないユーミンが、甘い想いのこもったエッセイとともにお気に入りのおやつを紹介する「Gourmet」を1328号~1600号まで、月1回連載。◇うちだて・まきこ脚本家、作家。1948年生まれ。近著に『終わった人』(講談社)。●男性との関わりの中で“参った。ハートが砕けたわ”というエピソードを綴ったエッセイ「ハートが砕けた!」を800号~864号で連載。それはとんでもなくショックを受けた事件だったり、素敵だなーと思った出来事だったり…。たくさんの男性との出会いと別れが胸に沁みるハートフルエッセイ。いい恋をしたいと願うanan読者たちに元気を与えた。◇よしもと・ばなな小説家。1964年生まれ。最新刊『イヤシノウタ』(新潮社)が4月下旬発売予定。●元気がわく旬な時事ネタを独自の視点で読み解くリアルタイム・エッセイ「PINEAPPLEHEAD」を937号~986号で連載。1852号~1873号では、韓国の人気スター、イ・スンギを主人公のモデルにした小説「僕たち、恋愛しようか?」を執筆。スターの内面を瑞々しく描いたフォトストーリーで、世の女性をキュンキュンさせた。◇きたがわ・えりこ脚本家、映画監督、エッセイスト。1961年生まれ。写真詩集『恋をしていた。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が発売中。●数々の名作ドラマを世に送り出してきた恋愛の神様が、ドラマでは書けない自身の思春期の恋愛エピソードを綴った「北川悦吏子の恋愛道」を952号~1016号で。ドラマに出てくるセリフのような、ハートを揺さぶられる言葉にあふれた人気エッセイ「あっちょんぶりけ」を1058号~1122号で連載。◇あべ・かずしげ小説家、映画評論家。1968年生まれ。2004年に『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞受賞。出版されたばかりの、マンガについて語る「漫画喫茶へようこそ!」は、Webコミックサイト モアイで毎週木曜配信中。●誘惑に駆られたさまざまな事物について、縦横無尽に書き綴った私生活エッセイ「アブストラクトな誘惑」を1101号~1156号で連載。論理的思考が飛び抜けていて、後からじわじわくるおもしろさがクセに!◇りりー・ふらんきーイラストレーター、作家、俳優。1963年生まれ。『二重生活』(岸善幸監督)、『SCOOP!』(大根仁監督)など待機作も多数。●エッセイストでTVウォッチャーのペリー荻野さんと交代で、「リリーvsペリーの闘う好奇心」を1157号~1270号で連載。毎回鋭い人間観察力とミョーな説得力で、リリー節が全開。女性誌なのに完全に男目線で女子たちに大反響。後に自身の執筆部分を再構成した『マムシのanan』(小社刊)として刊行。◇いわい・しまこ作家、タレント。1964年生まれ。2000年に『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞受賞。タレントの徳光正行さんとの特殊トークイベント「オメ☆コボシ3 」が5月15日に開催予定。●愛と欲望の戯れを赤裸々に書いたエッセイ「オトコ上手」を1371号~1559号で連載。愛人と内縁の夫のほか、毎回さまざまな男子が登場し、どこまでもドスケベなネタと笑いを婦女子たちに提供。爆笑必至なイワイ的考察が反響を呼んだ。◇にし・かなこ小説家。1977年生まれ。最新刊に『まく子』(福音館書店)が。●放送作家のせきしろ氏と短歌に初挑戦し、奇妙キテレツな作品で西ワールドが炸裂した「西加奈子×せきしろの短歌上等!」を1646号~1719号で。アジア出身の女のコたちとの本音トークをお届けした「アジアと日本のわたしたち」を1879号~1899号。その後1901号~1933号の月1回連載「世界と日本のわたしたち」では、世界中の女性と恋バナから政治までを話題に。◇つじむら・みづき小説家。1980年生まれ。近著に短編集『きのうの影踏み』(KADOKAWA)、長編小説『朝が来る』(文藝春秋)。●1830号~1917号で、アニメ業界が舞台のお仕事小説「ハケンアニメ!」を連載。1章~3章+最終章で構成された本作は、制作プロデューサー、アニメーション監督、アニメーターといった女性の主人公たちがそのクールの頂点(覇権)を目指し、作品作りに奔走。働く女性を等身大で描いた感動の群像劇。2014年単行本化。※『anan』2016年4月20日号より。文・鈴木恵美
2016年04月13日シンガーソングライターの松任谷由実が、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』で17年ぶりにレギュラーを担当することが7日、分かった。22日から『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(毎月1回・金曜22:00~24:00)をスタートさせる。松任谷は、1988年4月から99年3月まで、土曜深夜の若者向け『オールナイトニッポン』を担当。番組終了から17年がたち、今回、大人向けに放送されている『オールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを務めることになった。毎月、第3週か第4週の金曜日に生放送し、音楽を中心にしながら、"人"にこだわっていく番組になるという。初回のゲストは、松任谷が「今一番会ってみたい人」としてラブコールを送った、タレントのDAIGO。2人は今回が初対面となり、松任谷は「動物的に臨機応変でとびきり面白い放送お届けしますよ」と自信を示す。一方のDAIGOは「まさかの!まさかの! DAIGOが! DBT(大抜擢)! ユーミンさんの『オールナイトニッポン』の1回目ゲストなんて光栄すぎる! めちゃ楽しみっしゅ! うれしうぃっしゅ!」と喜びをコメントしている。
2016年04月08日NHKBSプレミアム「“青の時代”名曲ドラマシリーズ 荒井由実 ひこうき雲」の完成試写会が14日(月)都内で行われ、女優の広瀬アリスと三吉彩花が出席。広瀬さんは三吉さんから受けたビンタを「ドスッ!」と表した。ミュージシャンの松任谷由実が、荒井由実時代に発表した名曲「ひこうき雲」をモチーフにしたオリジナルドラマ。1980年代を舞台に、ユーミンの曲に描かれたライフスタイルに憧れる女子大生の円子(広瀬さん)と、男にこびない生き方をする洗練された女性・真央(三吉さん)の友情を描く。映像作品での共演は約9年ぶり。三吉さんは「後半でビンタを2回するシーンがあるけれど、テストを重ねず本番だけだったので『お互い、本気でやりましょう』と。それがあまりにもヒットしてしまい、映像を見たら痛そうな音がしていた。パチンというより…」と振り返ると、広瀬さんは「ドスッ!だったよね」と三吉さんからのフルスイング・ヒットを擬音で表現。当の三吉さんは「(広瀬さんからのビンタは)思ったよりも痛くなくて、終わった瞬間に申し訳ない気がして、この場を借りて謝罪したい」と恐縮しきりだった。また広瀬さんは、演じた円子の仕事を優先する姿に共感を寄せ「自分には結婚願望がまったくない。自由に生きていたくて、家族とはいえ、他人のために家事が出来ない。家事は一人分やりたいです」と意外な一面を披露。冴えない衣裳で登場する場面では「情けない姿で真央と初めて出会うシーンは印象的。私何をしているんだろう?と思った」と笑わせた。一方、三吉さんは「最近のファッションは80年代の服装がトレンド。周りでも流行ったりしているので、衣裳も髪型も可愛いのが多かった。そこにも注目して」とアピールした。NHKBSプレミアム「“青の時代”名曲ドラマシリーズ 荒井由実 ひこうき雲」は、3月24日(木)22:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日岩井俊二監督が、史上2人目の日本アカデミー賞「最優秀助演女優賞」2年連続受賞を果たした女優・黒木華を主演に迎えて贈る『リップヴァンウィンクルの花嫁』。このほど、日本公開に先駆け、香港、台湾でも公開されるなど注目を集める本作に、ハリウッドで『ラスト・ナイツ』を監督した紀里谷和明と、『トイレのピエタ』で日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞した「RADWIMPS」の野田洋次郎がカメオ出演していることが判明。その貴重な場面写真が、シネマカフェにて解禁となった。派遣教員の皆川七海(黒木華)はSNSで知り合った鉄也と結婚するが、結婚式の代理出席を“なんでも屋”の安室(綾野剛)に依頼する。新婚早々、鉄也の浮気が発覚すると、義母・カヤ子から逆に浮気の罪をかぶせられ、家を追い出されることに。苦境に立たされた七海に、安室は奇妙なバイトを次々と斡旋する。最初は、あの結婚氏の代理出席。次は、月100万円も稼げる住み込みのメイドだった。七海は、破天荒で自由なメイド仲間の里中真白(Cocco)に好感を持つ。真白は体調が優れず、日に日に痩せていくが、仕事への情熱と浪費癖は衰えない。ある日、真白はウェディングドレスを買いたいと言い出し…。本作は、中山美穂、蒼井優、北乃きいといった女優たちの新たな魅力を、次々とスクリーンへと昇華させてきた岩井監督が、『小さいおうち』『母と暮せば』で日本アカデミー賞「最優秀助演女優賞」を2年連続で受賞した黒木さんを主演に、『64-ロクヨン-』『日本で一番悪い奴ら』など、いま最も多忙な俳優といわれる綾野剛を共演に迎えた意欲作。そんな本作に、『CASSHERN』『GOEMON』、最近ではモーガン・フリーマンやクライヴ・オーウェンといったハリウッドスターを迎えた『ラスト・ナイツ』を手がけた紀里谷監督と、ロックバンド「RADWIMPS」のカリスマティックなフロントマンであり、昨年『トイレのピエタ』で映画デビューを果たした野田さんがカメオ出演を果たしている。岩井監督は2005年よりアメリカに拠点を移しており、紀里谷監督とはロサンゼルスに在住していたころからの友人。日本に帰って来てからも親交が深く、今回の出演が実現した。劇中では、黒木さん演じる七海が代理出席のバイトで参加した結婚式で、新郎役として登場!新婦役は映画・ドラマなどに幅広く活躍する女優の中村ゆりが務めている。撮影現場の紀里谷監督は、“友人”岩井監督がどんなふうに撮影しているのかを興味深げに見守るとともに、慣れない俳優として参加したことで、俳優部の大変さを実感していたという。また、野田さんには岩井監督が直接オファー。かねてより岩井作品のファンでもあった野田さんが出演を快諾し、実現した。劇中では、七海とCoccoさん演じる真白が出逢った直後に2人で訪れるお店のピアニスト役として登場。七海と真白が歌を歌うシーンの伴奏として、あの名作ドラマ「高校教師」の主題歌だった森田童子「ぼくたちの失敗」と、ユーミンこと荒井由実が亡き愛犬を思って作った「何もなかったように」を野田さんが自らピアノで奏で、シーンに花を添えている。『リップヴァンウィンクルの花嫁』は3月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が運営するエンタテインメント情報Webサイト「エンタメステーション」は、無料の音楽番組「松任谷正隆ハイレゾはじめました。」を期間限定で配信開始した。公開期間は2016年6月30日まで。音楽プロデューサーの松任谷正隆氏がメインパーソナリティを務める、全7回のWeb特別番組。番組は各回10分。ハイレゾ版、通常版の楽曲聴き比べや、自分に合ったハイレゾセット探しなど、ハイレゾ音源をさまざまな角度から体験する。各回のテーマは下記の通り。第7回となる「Specialユーミンの名曲をハイレゾ化?!」では、松任谷正隆氏の妻でもある松任谷由美の最新アルバム曲「Babies are popstars」、荒井由実時代の「ひこうき雲」を番組側でハイレゾ化。これを視聴した松任谷正隆氏は「音楽に関わるものとして、 いい音でお客さんに聴いてもらいたいのは当然。 由実さんの楽曲をすべてハイレゾにしたい」とコメントしている。『はじめに松任谷正隆に聞く』『松任谷正隆が聞いてみたいハイレゾ楽曲は?』『自分にピッタリのハイレゾセットを探す』『ハイレゾが変える音楽の可能性』『ハイレゾで生まれ変わった松田聖子の魅力を再発見』『名曲アレンジ秘話そしてハイレゾの未来』『Specialユーミンの名曲をハイレゾ化?!』
2016年02月08日『リトルプリンス星の王子さまと私』の日本語吹替版主題歌を担当した松任谷由実が、12月5日(土)、東京スカイツリータウン内「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」にて史上初となる暗闇でのライブを行った。2012年に発売された40周年記念ベストアルバムの100万枚出荷を記念した「日本の恋と、ユーミンと。- GOLD DISC Edition -」のリリースと、『リトルプリンス星の王子さまと私』の日本語版主題歌となった「気づかず過ぎた初恋」の配信リリースを記念して実施された本ライブ。東京スカイツリータウン内「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」を会場に、松任谷さん史上最少の観客人数となる100名限定ライブに、約6,000通の応募が集まった。「星の夜と、ユーミンと。」と題された本ライブでは、星空を堪能するために会場を真っ暗闇にしてライブを実施。これまでのキャリアの中でも様々なコンサート演出を試みてきた松任谷さんだが、繊細なプラネタリウムの光は明るいと見えにくく、暗いほどよく見えるため、歌う松任谷さんの姿を照らす照明も排除するという初めて試みがなされた。暗闇の中では演奏者たちのアイコンタクトがとれないため、松任谷さんはライブ中、レンズに文字や画像情報が表示されるソニーの透過式メガネ型端末「SmartEyeglass(スマートアイグラス)」を着用。さまざまな作業現場やスポーツ観戦中に情報を表示させることなどの利用で注目を集めるスマートアイグラスだが、演奏者がコンサートで使用したのは今回が初めてとなる。松任谷さんの視覚には、演奏のタイミングやコンサートの進行が表示された。20時の開幕を迎えると、「こんばんは、特別な星の夜にようこそ」と松任谷さんが登場。「暗くなれば暗くなるほど、五感は研ぎ澄まされると言います。ちょうど自分の詞が出来上がるときのような、沈黙の中から何かが浮かび上がってくるみたいな感覚になるんじゃないでしょうか」と松任谷さんが話すと通り、夕方の風景から徐々に暗くなっていき、客席も全く見えない真っ暗闇の会場の中、星だけが輝く幻想的な空間で演奏が披露された。ライブでは、星にちなんだ楽曲として、79年発売の8thアルバム「悲しいほどお天気」収録の「ジャコビニ彗星の日」や、ライブ初披露となった「気づかず過ぎた初恋」、アンコールでは、大空に雲が浮かぶ映像が星空に映し出され、「ひこうき雲」が演奏された。全7曲のライブを終えた松任谷さんは「自然に息づかいや歌い終わって消える時のバイブレーションとかを、丁寧に絵を描くように初めて歌った気がします。宇宙にたったひとりって思うと反転して、普段大切にしている人をより大切にしようとか、やさしさに繋がるんですね。聴いた人が、そんな気持ちになってくれたらうれしいなと思いました」とコメント。スマートアイグラスについては、「体験したことのないコントラストでした。完全な暗闇になるとサイリウムみたいな明かりと、漆黒の闇とが、自然界にないコントラストで見えました。こんなこと誰も体験したことがないと思うと、人類の為の被験者になったみたいでとても気持ち良かったです」と感想を述べていた。「気づかず過ぎた初恋」収録の「日本の恋と、ユーミンと。- GOLD DISC Edition -」は発売中。『リトルプリンス星の王子さまと私』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年12月07日11月21日に全国567スクリーンで公開され、オープニング3日間で初登場ナンバーワンを記録した『リトルプリンス星の王子さまと私』。このたび、本作の日本語吹替版主題歌「気づかず過ぎた初恋」を担当した松任谷由実が、12月19日(土)にNHKにて放送される「SONGSスペシャル」に出演することが分かった。1943年に出版されて以来1億4,500万部以上を売り上げ、時を超えて愛され続けているサン=テグジュペリの「星の王子さま」の“その後”を描く本作。「SONGSスペシャル」では、『リトルプリンス 星の王子さまと私』の日本語吹き替え版主題歌の作曲を依頼された松任谷さんが、曲作りのヒントを探し求めて「星の王子さま」の作者、サン=テグジュペリの故郷、フランス・リヨンを訪れる姿を追う。中学生の頃に原作「星の王子さま」を初めて読んだという松任谷さん。“大切なものは目に見えない…”、子ども向けの作品でありながらも人間の根源的なテーマを描いた「星の王子さま」の世界に触れ、深い感銘を受けたという。そして松任谷さんは「やさしさに包まれたなら」や「ひこうき雲」など自身の原点・荒井由実時代に作曲した作品へ思いを馳せる。荒井由美時代に作曲した名曲「瞳を閉じて」(1974年アルバム「MISSLIM」収録)は、そもそも41年前、長崎・五島列島に暮らすある少女がラジオ番組に「私の学校の校歌を作ってください」という依頼を受けたのがきっかけだという。少女が通っていた長崎県立奈留高校は今年創立50周年を迎え、松任谷さんは27年ぶりに奈留島を訪れた。「瞳を閉じて」はいまでも奈留島の愛唱歌として歌われ、子どもたちはこの曲をとても大切に歌い継いでいる。自ら作った歌が40年以上に渡って島の人にずっと愛され続けていることを目の当たりにした松任谷さんが思わず涙してしまう場面もあるようだ。フランス・リヨン、そして長崎・奈留島、2つの旅を通してデビュー43年を迎えた松任谷さんの創作の原点に迫る同番組。松任谷さんは番組内で「やさしさに包まれたなら」「瞳を閉じて」「気づかず過ぎた初恋」を披露予定だ。「SONGSスペシャル松任谷由実」は12月19日(土)22時よりNHK総合にて放送。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月30日『リトルプリンス星の王子さまと私』の日本語吹き替え版主題歌を担当する松任谷由実のベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」が100万枚突破のミリオンセラーを達成。それを記念して、本作の主題歌「気づかず過ぎた初恋」と本編映像を合わせた特別仕様の予告編が完成した。砂漠に不時着した飛行士と小さな王子との出会いと別れをつづったサン=テグジュペリの「星の王子さま」は、時を超えて世界中で愛され続けている、まるで“宝石のような物語”。1943年の出版から72年たった今年、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した「星の王子さま」のその後の物語となるのが本作だ。この度、解禁されたミュージック・トレーラーは、「星の王子さま」の世界と女の子が生きる現代の世界の2つの世界に、松任谷さんが書き下ろした繊細な歌詞から伝わる強いメッセージが加わり、劇中で描かれる言葉では表現しきれない“大切なこと”を垣間見ることのできる特別な映像。主題歌とともに映し出される本編映像では、女の子が、隣の家に住む元飛行士と王子の大切な思い出に触れながら、彼との絆を深めていく模様が、ストップモーション・アニメで描かれる「星の王子さま」の物語とリンクするように映し出されている。飛行士との出会い、そして「星の王子さま」の物語との出会い、また物語の中の王子とバラやキツネたちのお話から、“大切なものは目に見えない”という言葉の本当の意味を学んでゆく女の子。次第に「星の王子さま」の王子とキツネのように“絆”を深めてゆく、女の子と年老いた飛行士の2人の姿を松任谷さんの優しい歌声が包み込んでいく。原作でも強く語られる “大人になることで失ってしまう子ども心”というメッセージを意識し、楽曲を制作したという松任谷さん。言葉にするのが難しい“大切なこと”が詰まった本作の世界観を大切に汲み取り、松任谷さんが書き下ろした繊細な歌詞は、映画の登場人物たちが放つ様々なメッセージ、気づかぬうちに忘れてしまう儚くも強いものへの尊さを物語っている。松任谷さんも、「心の硬くなったところを揉みほぐしてくれ、これまで見ていた世界を全く違うものに見せてくれる」と、太鼓判を押す本作。お互いがかけがえのない相手となった2人に訪れる別れと、「もう一度王子に会いたい」と言っていた飛行士のために、プロペラ機に乗って王子を探す旅に出る女の子の冒険を、松任谷さんの楽曲とともに見守ってみて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。「気づかず過ぎた初恋」スペシャル・バージョン収録の「日本の恋と、ユーミンと。~GOLD DISC Edition~」は11月25日(水)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月29日表参道の「パスザバトン(PASS THE BATON)」では、11月11日(水)にリリースされる野宮真貴のニュー・アルバム「世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~」 の発売を記念して、10月22日(木)~11月23日(月・祝)まで「時代を超えて、歌い聴きつがれる音楽=PASS THE BATON, PASS THE SONG」をテーマにしたスペシャルコラボレーション企画 “PASS THE BATON,PASS THE SONG vol.2” を開催する。「ピチカート・ファイヴ」のヴォーカリスト、元祖渋谷系の女王こと野宮真貴は、80年代ニューウェイヴシーンを代表する存在。2010年に「AMPP 認定メディカル・フィトテラピスト」の資格を取得するなど、現在、音楽活動に加え、ファッションやヘルス&ビューティーのプロデュース、エッセイストなど多方面で活躍中だ。ニューアルバム「世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~」は、バート・バカラック ~ ロジャー・ニコルズ ~ 村井邦彦 ~ はっぴいえんど ~ ユーミン ~ 小西康陽 ~ 小沢健二まで、野宮が選曲する90年代に世界を席巻した渋谷系のスタンダードナンバーを一挙収録した一枚となっている。イベント期間中、PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)では、野宮真貴の私物コレクションや過去の音楽作品で着用された衣裳などが展示販売される予定。さらに「“PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2” サポーターズ」として野宮真貴と親交のあるクリエイターや文化人からもアイテムが出品され、応援コメントとともに、アルバムタイトルにちなんで「世界は○○を求めてる。」コメントも多数寄せられている。「“PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2” サポーターズ」には、akiko、イヴルルド遙華、内山奈津子、梅山弘子、カジヒデキ、如月まみ、SHOKO、信藤三雄、田中知之、TOWA TEI、冨沢ノボル、早坂香須子、まつゆう* 、丸山敬太、森本容子、山田英幸、湯山玲子、レスリー・キーなど、錚々たる顔ぶれがそろった。11月22日(日)には、スペシャルライブ&トークイベントも開催される予定だが、昨年に引き続き、満員必至のスペシャルなイベント。ぜひお見逃しなく。またビルボードライブ「野宮真貴、渋谷系を歌う-2015-。」が、11月13日(金)にはビルボードライブ大阪にて、11月19日(木)・20日(金)はビルボードライブ東京で開催される。あわせてチェックを。(text:Miwa Ogata)
2015年10月19日『星の王子さま』初のアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)で、主人公の女の子をはじめとするキャラクターたちに名前が存在しない深い理由がこのほど、明かされた。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』をベースに、友達のいない女の子が"星の王子さま"のお話をきっかけに変化し、やがて星の王子を探す冒険へと旅立つ物語を描く本作。女の子の世界である現実の世界はCGアニメーションで描き、物語を読んだ女の子が想像する『星の王子さま』の世界はストップモーションアニメーションで表現され、CGアニメーションとストップモーションアニメーションの融合で物語を形作っている。この融合は、製作者たちですら当初は"危険"な挑戦と思わざるをえなかったというが、現実の世界と原作の物語の世界を違和感なく表現する最適な選択となった。原作本では"王子"、"飛行士"、"バラ"、"キツネ"など、登場人物たちに名前が存在しないが、今回CGで描かれる現実の世界も、原作と同様に"女の子"、"飛行士"、"お母さん"と名前がない。さらには、国籍も設定されていない。それは、特定の人物にしないことによって、人種や国境を越えて世界中のさまざまな人々に共感してもらうためであり、観客は登場人物たちからさまざまな"気づき"を得て、"自分の物語"として感じることができる。聖書の次に翻訳数が多いとうたわれ、世界中で愛される『星の王子さま』の映画化だからこその気遣いがあったのだ。アカデミー賞俳優を含む豪華なオリジナルキャストが話題の本作だが、日本語吹き替え版も鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華俳優陣が集結。そして、日本語版主題歌には、ユーミンこと歌手の松任谷由実の書き下ろし楽曲「気づかず過ぎた初恋」が決定した。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年09月21日ユーミンこと歌手の松任谷由実が、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)の日本語版主題歌を書き下ろしたことが明らかになり、楽曲入り新予告編と新ポスタービジュアルが3日、公開された。松任谷が洋画主題歌を担当するのは、今回が初となる。『魔女の宅急便』『風立ちぬ』の主題歌も担当した松任谷は、「空を飛ぶテーマの映画のときにはご用命いただけるのかなと思っています(笑)」とコメント。原作『星の王子さま』は「13歳のころに読んで以来、私の大切な本のひとつ」と語り、完成前の本編をいち早く鑑賞して「最後の方はぽろぽろ涙がこぼれて、この気持ちをそのまま歌にできたらいいな、と思いました」とさらに制作意欲が増したという。そして、「心の硬くなったところをもみほぐしてくれ、これまで見ていた世界を全く違うものに見せてくれる映画」と太鼓判を押す。実際に楽曲制作に取り組んだ約半年間は「13歳の心を取り戻すための旅」のようだったという松任谷。原作を読み直した時に「(初めて読んだ13歳のころの)あの感動した自分をどこに置いてきてしまったのだろう」と焦ったそうで、「そんな自分すらも気づかずに過ぎてしまった"初恋"のような気持ちを、あらためてこの歌に込めたかった」と語る。また、「これまでの音楽活動でも、原作にある"大切なものは目に見えない"という言葉に近い、"儚いけれど強いもの""見えないけれど確実にある絆"というテーマを持ってやってきた気がします」と、『星の王子さま』から受けたインスピレーションが数々の名曲の下地となっていたことを明かした。松任谷は、楽曲のイメージをふくらませるため、本作のマーク・オズボーン監督と対談し、さらに、原作者サン=テグジュペリの生誕の地フランス・リヨンも訪れ、彼の銅像を見たり、彼の甥・ダゲイさんとも話したという。リヨンを「とても美しくて不思議な場所」と振り返り、「ダゲイさんを通して、私が分からなかった星の王子さまについての"心"を教えてくださったような感じがしました」とコメント。セスナに乗って低空で空から村を見るという、物語の世界に飛び込んだような体験もし、書き下ろし最新曲「気づかず過ぎた初恋」が完成した。公開された予告編は、主人公の女の子が、壁一面に貼られたスケジュール表をお母さんに見せられるシーンからスタート。続いて、隣の家に住む元飛行士のおじいさんから星の王子さまの物語が書かれた手紙が届き、勉強だけだった9歳の女の子と"星の王子さまのお話"が出会うシーンが映し出される。そして、ストップモーション・アニメーションで描かれる女の子が想像する星の王子さまの世界で、「ひつじの絵を描いてくれない?」と星の王子さまが砂漠で飛行士に話しかける場面や、「君とは遊べない。なついてないから。でも、なついたらお互いが必要になる」ときつねが言う印象的な場面が登場する。おじいさんの「あの物語は誰にも聞いてもらえないかと思っていたが、君に会えて間に合った」という言葉に、「どこか行くの…?」と不安気に応じる女の子、さらに、救急車で搬送されるおじいさんに「行かないでよ! いてくれなきゃ嫌だ!」と声を掛けるシーンも。その後、松任谷が書き下ろした日本語版主題歌「気づかず過ぎた初恋」が流れると共に、女の子はおじいさんの飛行機に乗り、冒険へと出発。最後は、「君はきっと素晴らしい大人になる」というおじいさんのセリフで結ばれる。同時に公開となった新ポスタービジュアルは、女の子とおじいさんが飛行機に並んで座り、ストップモーションで描かれる星の王子さまと星降る空を見上げているというもの。ポスターでも、CGアニメーションとストップモーション・アニメーションが融合し、温かみのある世界観が感じられる仕上がりとなっている。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年09月03日Charが、還暦を迎える前日の6月15日に東京・日本武道館でライブ「~The 六十th Anniv.~ ROCK十(ロック・プラス)CHAR LIVE IN 日本武道館」を開催した。【公演情報はこちら】同公演は、5月22日に発売されたアルバム『ROCK十』(ロック・プラス)の発売を記念して行われた。同作は還暦にちなみ、十二支をテーマのひとつに据え、楽曲提供・プロデュースとして、それぞれの干支生まれにあたる12名のアーティストが参加した。公演ではゲストとして、アルバム楽曲提供者である、泉谷しげる、佐橋佳幸、布袋寅泰、ムッシュかまやつ、奥田民生、松任谷由実、佐藤タイジ、JESSE、福山雅治、山崎まさよしが完全シークレットで出演。楽曲提供者のほかにも東京スカパラダイスオーケストラからNARGO、北原雅彦、GAMO、谷中敦や、OKAMOTO’Sからハマ・オカモト、シンガーの福原美穂がゲスト出演した。また、ライブに出演できなかった楽曲提供者の石田長生、宮藤官九郎らのビデオメッセージも公開。アルバム『ROCK十』参加時の気持ちや作品への想い、Charへのメッセージなどを語った。多くのゲストとのコラボで、全17曲を披露したこの日の公演。「次は古希かな」と意欲を見せたCharの演奏に、会場に詰め掛けた8,500人の観客は大きな盛り上がりを見せた。■セットリスト1.カタルシスの凱旋楽曲提供・プロデュース:泉谷しげる2.Still Standing楽曲提供・プロデュース:佐橋佳幸3.Stormy Heart楽曲提供・プロデュース:布袋寅泰4.Gでいくぜ楽曲提供・プロデュース:ムッシュかまやつ5.ニッポンChar,Char,Char楽曲提供・プロデュース:石田長生6.トキオドライブ楽曲提供・プロデュース:奥田民生7.Night Flight楽曲提供・プロデュース:松任谷由実8.悪魔との契約満了楽曲提供・プロデュース:佐藤タイジ9.I’m Just Like You楽曲提供・プロデュース:JESSE10.7月7日楽曲提供・プロデュース:福山雅治11.チャーのローディー楽曲提供・プロデュース:宮藤官九郎12.坂道ホームタウン楽曲提供・プロデュース:山崎まさよし13.Movin’ Againアンコール1.All Around Me2.Shinin’ You, Shinin’ Day3.Smoky4.Livin’ In Tokyo
2015年06月16日写真やデザインの基礎、また品質向上のためのアイデア・テクニックを公開する、アドビシステムズ/コマーシャル・フォト主催の「デジタルフォト&デザインセミナー」が、5月22日に開催された。今年はPhotoshop誕生25周年、そして同セミナー開催10周年という記念の年でもある。そこで、「トップクリエイターのテクニックとアイデア」と題し、フォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)氏と、Photoshop生みの親であるソフトウェア エンジニアのトーマス・ノール(Thomas Knoll)氏を迎えた基調講演が行われた。今回はレスリー・キー氏の講演の模様をレポートしたい。○"寝食より長い"Photoshopとの関係長い髪を後ろで束ね、帽子に黒縁メガネ。レスリー・キー氏のいつものスタイルだ。爽やかな笑顔で登場したレスリー氏は、流ちょうな日本語で話し始めた。レスリー氏:「私とPhotoshopが出会ったのは、2001年のニューヨークでした。気づいてみたら使い始めてからもう15年も経つんですね。私の1日の睡眠時間は2~3時間ですが、思えばそれ以外の時間の大半はPhotoshopを使っていて、食べる時間より、寝る時間より、Photoshopといる時間が長いということです(笑)私の撮影は比較的アナログな方だと周りからもよく言われますが、Photoshopも正直なところ、使いこなせているかといえばそうではなくて、簡単なことしかできません。だけど僕にとってPhotoshopは単純にレタッチしたり、色を調整したりするだけのツールではないんです。コミュニケーションツールのひとつなんですね」写真を撮るときは自分の頭の中でその写真のレイアウト(完成系)を考えながら撮影しているというレスリー氏。自分が撮った写真をデザイナーに渡す時は一緒にレイアウトのイメージも必ず渡すようにしていて、ここに文字を入れたい、こんな仕上がりにしたい、などそういったコミュニケーションが、Photoshopを使い始めてから飛躍的に伝わりやすくなったそうだ。○レスリー・キーを写真へと向かわせたふたつの事柄レスリー氏:「13歳のとき初めてフィルムカメラを買ってもらって写真を撮り始めたのですが、私の人生を大きく動かしたものがふたつあります。最初のひとつがユーミンのアルバム『ダイアモンドダストが消えぬまに』です。ジャケットの格好良さも、ユーミンの歌声も本当に衝撃的で、インスピレーションを受けました。この大好きなアルバムがきっかけで、写真や音楽に興味を持って活動し始めたのです」「ダイアモンドダストが消えぬまに」は1987年にリリースされた松任谷由実(ユーミン)の19枚目のオリジナルアルバムで、ジャケットには足を組んだ11人のユーミンが思い思いのヘッドドレスや帽子を身につけている1980年代後半の東京の空気感をパッケージした1枚だ。「SWEET DREAMS」や「霧雨で見えない」など誰でも聞いたことのある名曲が収録されており、今やデザインのみならず多方面で活躍する日本人デザイナーの信藤三雄氏がデザインを担当している。その後、カメラマンとなったレスリー氏は、松任谷由実のアルバムジャケットを手がけるようになる。会場では写真集のメイキングムービーが公開された。レスリー氏:「もうひとつはアフリカの子供たちを救うためのチャリティーとして多くのアーティストが参加した「We Are The World」。はじめて聞いたときに心が震え、『ああ、音楽は世界を救うことができるんだ!』と感じました。このふたつが私の人生の価値観を大きく変え、そしてカメラを持って世界に出ました」○「写真には魔法がある」1980年、建国から20年しか経っていなかったシンガポールを出て、レスリー氏はバックパッカーとしてネパールやインド、チベットなど世界を巡って写真を撮った。レスリー氏:「写真には魔法がある。撮影することで仲良くなれるし、機会があれば現像して渡すという会うきっかけもできる。旅の中で一番心が動いたのがインドのガンジス川でした。もう命のカオスで。躍動的でエネルギッシュ、常識を全て覆されて、生きるとはこういうことだと感じ決意を新たにしました。22歳から東京で写真をはじめ、そして作品を作りはじめたのです」レスリー氏は1000号にわたり表紙を撮影した「流行通信」から、6年間毎月一度は撮り続けている宝塚「歌劇」の表紙、VOGUE 台湾の表紙などアジア各地のファッション誌や広告で活躍。また、現在「美術手帖」で連載中の「 Beautiful Inspiration 」ではアート、ファッション、エンターテインメントを融合し、世界中の芸術を現代のモデルたちが体現するというこれまでになかったかたちの作品を発表しており、アート写真家として数々の写真集・写真展などの活動も行っている。レスリー氏:「写真家としてラッキーだったのは世界中のモデルやアーティストなどと出会い、撮影できたこと。チャンスがあればいつでも写真が撮れるよう、カメラを持ち歩いています。尊敬するYOKO ONO(オノ・ヨーコ)からは撮影だけでなく、愛と平和、LOVE&PEACEを教えてもらいました。私はまだプロになって17年目の若造ですが、こうしてカメラを通じて人と出逢い、たくさんのことを学ばせてもらいっています。それを少しでもこうしてステージで皆さんと共有できて、今日はとても嬉しいです」Photoshopに関する話に始まり、自身と写真との関係を語ったレスリー・キー氏。ひと言ひと言、心のこもった日本語で語り、聴衆への謝辞をもって場を締めくくった。
2015年05月25日4月18日(土)・19日に東京・東京国際フォーラム ホールAにてライブイベント「TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE 2015」が開催される。【チケット情報はこちら】1990年から毎年行われている「EARTH x HEART LIVE」は、TOKYO FMをはじめとするJFN38局が「100年後の未来に種を蒔こう」をテーマに、音楽と映像で送るライブイベント。今年はTOKYO FM開局45周年にちなみ、TOKYO FMにゆかりの深い、松任谷由実、秦基博、JUJUの3組が出演しライブを披露する。そのほかライブ全体のストーリーテラーとして俳優の大沢たかおが出演し、ライブ全体の進行を務める。チケットの一般発売は、18日(土)公演が4月12日(日)午前10時より、19日(日)公演が発売中。なお、チケットぴあでは18日(土)公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は4月9日(木)昼12時まで。■TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE 20154月18日(土) 開場17:00 / 開演18:004月19日(日) 開場17:00 / 開演18:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都)出演:松任谷由実 / 秦 基博 / JUJU【ストーリーテラー】大沢たかお料金:全席指定 8,800円(税込)※未就学児童入場不可
2015年04月06日パリ生まれ東京育ちのスタイル誌『フィガロジャポン』が3月28日から29日まで、表参道ヒルズで創刊25周年を記念したアニバーサリーイベントを開催する。当日は「Bon Voyage(素敵な旅を!)」をテーマに掲げ、30種類以上の豊富なコンテンツが展開される。フィガロ編集部がプロデュースした世界のグルメブースでは、ロケ撮影のケータリングとして人気の「チオベン」が、新感覚なアジアンテイストのオリジナル弁当とおにぎりを提供。また、スタイリストの岡尾美代子とフードコーディネーターの馬詰佳香が手がけるデリカテッセン「ロング・トラック・フーズ」は、フランスご当地スープ全3種を限定販売する。その他、パリの人気ブーランジェリー「ゴントラン シェリエ」の新作「キューブ・ド・パン」の特別フレーバーや、「ピエール・エルメ・パリ」のイースター・ショコラの限定デザインなども登場。フランスの国民的炭酸飲料「オランジーナ」では、新作「レモンジーナ」の先行試飲も行われる。また、編集部とのコラボ企画として、「フィガロパリ(FIGARO Paris)」や「ドゥーズィエム クラス」など旬の7ブランドがパリジェンヌの定番アイテムを展開。更に、東日本大震災で被災した女性たちによるチャリティブレスレットは、「アニエスベー(agnes.b)」「ジェーン・バーキン」とそれぞれコラボする。会場では、同誌のモードページ「スティル・フィガロ(style figaro)」の写真の中から、厳選した作品を展示。星占いの連載「星の伝言板」で人気の石井ゆかりが今回のためだけに書き下ろした「12星座占いカード」を、無料配布する。また、誌面でおなじみのスタイリスト4人も、プライベートな小物やウエアを大放出するチャリティフリーマーケットを開催する予定だ。一方、「フィガロマルシェ」では、パリの蚤の市やデンマークのコペンハーゲンより、インテリアスタイリストの作原文子が今回のために選んできた雑貨を販売。トータルビューティーサロン「ウカ(uka)」のポップアップ「世界10都市のデザインネイル」でも、パリをはじめ、世界10都市をイメージした春の新色のデザインネイルを施術する。その他、南青山の人気フラワーショップ「ル・ベスベ」によるプチフラワーマーケットや、旅行にピッタリの「エポイ」や「トゥミ」のバッグ、「サボン」の新スキンケアシリーズ「オーシャン シークレット」、パリを代表する陶器ブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」のパフュームやキャンドルの限定パッケージなどが登場。日本未上陸のパリ発のビューティーストア「ビュリィ1803」や、パリでローンチしたばかりのエスパドリーユブランド「エヌ・アッシュ・パリ(N.H PARIS)」のアイテムも展開される。更に、ステージではストリート・スタイル・フォトグラファーのシトウレイによるトークショー、「M・A・C」のシニアメークアップアーティスト池田ハリス留美子のトレンドメークアップショーなど様々なイベントを開催。「サボン」による美容レクチャーや、ビューティーエディター安倍佐和子と松倉 HEBE DAIKANYAMA 院長の草野貴子による対談、イラストレーターのSHOGO SEKINEによる似顔絵サービスも行われる。また、28日には招待制のイベントも開催。5月号から新連載「アンシャンテ、ユーミン!」がスタートする松任谷由実と、連載第1回のゲストである作家の原田マハによる対談や、石井ゆかりのプチ占い教室などが開かれる。なお、28日の15時から行われるプレミアムセレモニーには、シークレットゲストも登場する予定だ。【イベント情報】フィガロジャポン創刊25周年記念イベント“Bon Voyage”会場:スペース オー住所:東京都渋谷区 神宮前4-12-10表参道ヒルズ本館地下3階会期:3月28日から29日まで時間:11:00から20:00(28日は17:00まで)料金:無料
2015年03月12日バレンタインはチョコレートを贈るイベントではありますが、とくにお酒を飲む男性は甘いものが苦手だったりします。今回はバレンタインに「チョコじゃなくアレがほしい」と思っている男性に、なにがほしいのか?についてお話をお聞きしてきました。さっそくご紹介しましょう!■1.靴下「元カノは、バレンタインに毎年靴下をくれていました。男子がじぶんでは買わないようなかわいい靴下です。あれ、すごく好きなんですが、じぶんで買うのが恥ずかしいんですよね」(23歳/公務員)男子がじぶんで買うと恥ずかしいなと感じているものをバレンタインに渡す。これはなかなかいい考え方ではないでしょうか。■2.ビーフジャーキー「ぼくは甘いものを食べません。お酒を飲むひとってそういうひと多いと思います。お酒のつまみでじぶんで買うと高いから買わないものをバレンタインに贈っていただけると助かります。たとえばビーフジャーキーとかです」(26歳/IT)バレンタインは言ってみればチョコレート屋さんの商業的な戦略でもあるわけなので、なにもチョコを贈るだけが「正解」ではない、ということでしょうか。■3.スマホゲームのコインなど「スマホゲームにはまっているので、ゲームのコインがほしいです」(23歳・大学生)ここまできたらもうバレンタインなど関係なく、貰えるものは貰っておこう的な考え方になっていますが、まあわからなくもないですよね。せっかくくれると言うのだから、ほしいものがほしいの・・・・・・ということ?■4.下着「彼女がセレクトした下着がほしいです。なんかちょっとエッチなかんじで良くないですか?」(25歳/コンサル)こういうのはカップルならではの贈り物ということで、チョコと下着を贈ってみたら、意外とカップルの絆が深まりそうですよね。■5.手書きのメッセージカード「ぼくは手書きのメッセージカードをいただけると、それだけで嬉しいです。高校の時から付き合っている彼女は、毎年バレンタインの日に手書きのメッセージカードをくれていて、ずっと保管してあります」(24歳/飲食)大真面目に愛を語ることができる機会って、そうたくさんはないので、バレンタインの日は、手書きのメッセージカードを贈るとラブラブになれそうです。■おわりにいかがでしたか?ちなみに、ある調査結果によると、チョコ以外で男子がほしいものは、ネクタイとかパスケースとか、まあデパートの「バレンタイン・ギフトコーナー」に置いていそうなものでした。チョコと革のベルトがセットのギフトとかって、よくデパートなどで売っていますよね。あれです。予算に応じて、そういう定番のものを贈りつつ、手書きのメッセージカードを添える・・・・・・というのがいいのかもしれないと、今回の取材を通して感じます。当たり前のことですが、愛ってお金に換算できないものなので、形あるものに、プライスレスなものを添える。これがラブラブカップルの「正しい」バレンタインギフトではないでしょうか。そう言えばユーミンの曲に「Valentine’s Radio」というのがあり、そこにはプライスレスな愛をうまく男子に伝える女子が登場します。バレンタインのチョコは愛の添え物、と言えるかもしれませんね。(ひとみしょう/ハウコレ)
2015年02月10日●現場で共演者に言われた「映画初めてなの?」常識外れの謎の指揮者・天道(西田敏行)が呼んだ寄せ集めのオーケストラの奮闘を描く、松坂桃李主演の映画『マエストロ!』が31日から公開。実力派、個性派の俳優がズラリ顔を揃えた本作で、天真爛漫にしてアマチュアながら"天才"のフルート奏者に扮したのは、演技初挑戦のmiwaだ。日本武道館公演、紅白歌合戦2年連続出場と、シンガーソングライターとして順調に階段を駆け上がる24歳が、女優業への挑戦から、撮影時のエピソード、歌手としてはもちろん女優としての展望や、ストレス発散法までを告白。中には神田沙也加との秘話も!常に明るく、こちらまで笑顔に変えるmiwaの飾らない人柄に触れた。――演技もフルートも初挑戦だったそうですね。オファー時の感想、第一声は?えー!ってビックリしました。何をもって私に演技ができると思われたんだろうって。フルートもやったことがなかったので、随分、ハードルが高いなって(笑)。しかも神戸弁。方言テープを聞いたり、撮影現場でもご指導いただいたんですが、感情を入れてしゃべろうとするとどんどん標準語に戻って行ってしまって。常に「違います!」って指摘されていました。――ハードルが高いと思われながらも、出演を決断されたのは?お話を伺ってみたら、私が演じた橘あまねという役は、とにかく天真爛漫で音楽を純粋に好きな子だと。演技力というよりも、もっと純粋に音楽を体現してもらいたいという部分で選んでいただいたと知って、とても光栄でした。もちろん不安でしたし、悩みましたが、音楽の美しさを伝える映画に携わらせていただけるということで、一生懸命頑張るのみ!と思ってお引き受けしました(笑)。――フルートの飲みこみはとても早かったと聞いていますが。初日で音が出せて。フルートの音を出すのは難しいと言われていて、褒められて喜んで帰ったんですけど、家で練習していたら、母と妹も一発で音が出たんです(笑)。あれ、私だけじゃなかったんだって(笑)。――そうなんですか。それはお母様と妹さんもすごいんだと思います。演じられたあまねは天真爛漫な子で、こちらが抱くmiwaさんのイメージと重なります。そうですね。明るい部分は自分と重なっていたので、お芝居に関しては全然わかりませんでしたが、その部分は素でやらせていただきました。あと、よく食べるとか。――よく食べる?はい。あまねも私もよく食べるんです(笑)。ただ、初日がたくわんを食べながら、みんなの質問に答えていくシーンで…。食べながらしゃべるというのは本当に難しかったです。しかも映画の撮影のことを全く知らなかったので、スタッフの方に、「さっきこのセリフを言ったあとにご飯を食べて、このセリフを言った後にたくわんを食べてました。はい、もう1回、同じことをこの角度から撮ります」って言われたとき、「え!? そういうものなの!」って驚いちゃって。共演者のみなさんに、「映画初めてなの?」と聞かれて、「そうなんです」って。本当に何も知らなくてすみません…という感じでした。――でもあまねの、オーケストラに入るのは初めてという気持ちとちょうど重なったのでは?そうなんです。順撮りだったので助かりました。だからあまねがどんどんプロのオーケストラになじんでいく様が、ドキュメンタリーのようにハマっていった感じでした。●女優を経験して変化した「歌っている表情」――今回は音楽ものですが、さらに別のお芝居、女優業にも挑戦してみたいという気持ちにはなりました?お話をいただけたらやってみたいという気持ちはありますね。ただ今回は、本当に素に近い役だったので、自分の中でお芝居というものが分からない状態のまま作品に入ってしまったんです。だから今度お話をいただけたときには、お芝居の勉強もしてから臨みたいです。もうちょっと自分でコントロールできる状態で。――作品を拝見していて、miwaさんの澄んだ声は、とてもセリフが聞き取りやすかったです。ホントですか!――舞台とかミュージカルとかはいかがですか?あー、ミュージカル。興味はあります。ただ、神田沙也加さんとご飯に行く機会があって、そのときにミュージカルについてお聞きできたことがあったんです。そしたら「ミュージカル、超大変だよ!」とおっしゃっていて。ミュージカルはミュージカルで普段の歌とは違う発声が必要で、先生についてやったりしているというお話を聞いていて、なるほど、私の今の状態で通用するところではないなと、現段階では思いました。――こちらの願望としては、昨年のトニー賞でも話題を集めた、miwaさんの憧れの人でもある、キャロル・キングの半生を描いたミュージカル「Beautiful」のような作品にも挑戦してもらいたいと思ってしまいます。あー、それはシビレますね。キャロル・キングさん、大好きです。いいですね~(笑)。――歌手としては日本武道館も紅白歌合戦もすでに経験されています。すでに多くのアーティストの方の目標を達成されていますが、こんなアーティストになりたいという目標は?それこそ、キャロル・キングとか、シンディ・ローパーみたいに、いつまでもステージに立ち続けたいです。それが大きな目標ですね。日本だとユーミンさんとか槇原敬之さんとか、とても尊敬しています。常にツアーを回ってらしたりして。私も歌い続けていきたいです。――今回、女優としてお仕事されてみたことが、アーティストmiwaさんに与えた影響はありましたか?自分では無自覚なんですけど、ライブをしたときの歌っている表情がすごく豊かになったと言われます。すごく有り難いことだし、自分では意識せずにそれが出ているのだとしたら、やっぱりお芝居をしたことによって、感情が表情として表に出やすくなったのかなって。もちろん今までも同じように伝えようとは思っていましたけど、それがより伝わりやすくなったのかなって。すごい収穫ですよね。――miwaさんの楽曲にはタイアップ曲も多いので、物語をイメージされて作られたりすると思うのですが、そういった意味でも表現の幅は広がったと思いますか?これから、もっとお芝居を勉強することで表現者として磨かれていくかなという期待はあります。そのリンクはすごくうれしいことだと思っています。――逆に、アーティスト、ミュージシャンだからこそ、『マエストロ!』に生かせた部分は?音楽のすばらしさを伝えるという意味で、常に自分でも思っていることが、あまねという役を通して、「音楽って素晴らしい」とセリフを通じて言えたのはスゴイことだなって。そこにウソ偽りは全くないので。――最後にいつも元気いっぱいに映るmiwaさんのストレス発散法を教えてください。お笑いを見て、大きな声で笑うことですね。好きな番組はたくさんあって、『ゴッドタン』とか『しくじり先生』『ミレニアムズ』『キスマイBUSAIKU!?』『アメトーーク』、その辺はいつも見ています。■プロフィールmiwa1990年6月15日生まれ。神奈川県出身。15歳から作曲を開始。高校在学中に下北沢を中心にライブ活動をするようになる。2010年にファーストシングル「don’t cry anymore」でメジャーデビュー。翌年に発表したファーストアルバム『guitarissimo』はウィークリーチャート初登場1位を獲得した。13年には初の日本武道館公演を開催し、同年末にNHK紅白歌合戦に初出場。紅白には翌14年も連続出場した。また14年の8月には復興イベントの「東北復興祭<環 wa>in Paris」に出演し、日本人単独アーティスト初となるパリ・エッフェル塔でのライブを行った。本作『マエストロ!』で女優デビュー。演技初挑戦にして、映画初出演を果たした。(C)2015『マエストロ!』製作委員会(C)さそうあきら/双葉社
2015年01月31日