タレントの黒柳徹子(86)が9月10日にインスタグラムを更新。《今日は、「徹子の部屋」本番4本。カワイイ子猿です。反省猿の次郎君と一緒に、日光猿軍団から来た仲間です。かわいい》とつづり、子猿を抱いてあやす動画を投稿した。子猿は黒柳のブローチを口に入れて離さない様子。動画は16万回以上再生され、「可愛い」と絶賛の声が上がった。《徹子さんお母さんみたいですね》《徹子さん、本当の赤ちゃんを抱いているみたい!懐いてますね!》《小さくてカワイイ~ 徹子さんになついて…お母さんだと思ってるんですかね?》「徹子の部屋」(テレビ朝日系)にはこれまでも猿たちが出演しており、その度に黒柳との触れ合いが視聴者を和ませてきた。また黒柳は「パンダ好き」で知られているが、動物全般への愛情や興味も深い。さらに「動物たちとお話できる」とも公言している。15年の「ヨルタモリ」(フジテレビ系)に出演した際には、旭山動物園の白熊を説得したとのエピソードを披露。黒柳が雄の白熊に話しかけて雌へのアタック方法をアドバイスしたところ、聞き入れてくれたと明かしていた。「上から物を言ったり、下手に出たりするのではなく、普通に話すのが一番いい」と動物と接する心得を語り、「これまで普通に話をした動物たちは全て言うことを聞きました」とも自負していた。そんな“卓越した腕”を持つ黒柳に、ファンから羨望の声もあがっている。《動物達と会話できる徹子さんが羨ましいです》《徹子さんに懐いてる!すごい、どんな動物とも仲良くなっちゃうんですね》《徹子さんは、人…動物…誰とでも、会話が出来ます!素敵ですねっ~私も、そういう人になりたいです》
2019年09月11日『インスタント沼』『俺俺』など独自のコメディセンスを持つ三木聡監督が原案・脚本・監督を手掛けるオリジナル映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の製作がこのたび決定!主演に阿部サダヲ、ヒロインには吉岡里帆を迎え、11月より撮影を開始し、来年公開予定となることが明らかとなった。■あらすじ4オクターブの音域と、すべての人の心を打つ声量を持ち、金も女も名声も手にするロックスター・シン。しかし彼には誰にも言えない秘密があった。彼の歌声は、「声帯ドーピング」という掟破りの方法によって作られたものだったのだ。「歌を届けるためなら、もう声が出なくなってもいい、死んでもいい――」長年にわたる声帯ドーピングの副作用で、彼の喉には限界が近づいていた。次第に声が出なくなる恐怖に怯えるシン。そんな中で彼が出会ったのは、 歌声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうかだった。彼女の姿にかつての自分を重ね、ふうかを叱咤するシン。そんな中、シンは次第に声が出なくなっていく…。果たして、ふうかはシンを救えるのか!?■阿部サダヲのキャラクターモデルはマリリン・マンソン!?「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」「笑う犬の生活」「トリビアの泉」、近年では「ヨルタモリ」の総合演出など、バラエティ番組も数々手掛け、幅広いジャンルで活躍する三木監督が本作で作り上げるのは、何かと息がつまる現代社会に“歌”と“笑い”の力で風穴を開ける、ハイテンションロックコメディ。声帯ドーピングのロックスター・シンを演じるのは、『アンフェア』シリーズや『舞妓Haaaan!!!』『殿、利息でござる!』などに出演し、人気・実力を兼ね備えた俳優の阿部さん。今回このキャラクターを創り上げるにあたり、製作サイドが参考にしたのは、そのパフォーマンスが世界中を驚かせてきたマリリン・マンソンだという。劇中では奇抜で衝撃的な、いままで見たことのないメイク姿の阿部さんが見られるようだ。また、ヒロイン・ふうか役には、「ゆとりですがなにか」「カルテット」「ごめん、愛してる」など続々と話題作に出演し、注目を集める吉岡さん。映画やドラマでは一度も披露したことのない歌声を、劇中で初お披露目。現在絶賛特訓中であるギター演奏とともに奏でられる彼女の歌声と、豪華アーティストたちの提供による映画オリジナル曲にも注目だ。■目指すのは馬鹿馬鹿しいラブストーリー今回の決定を受け、「いつかは御一緒してみたいとずっと思っていた三木監督とお仕事出来るとは…」と喜びを噛み締めている様子の阿部さん。「これはどうやって撮るんだろうっていうところばっかり…ワクワクします」と撮影への期待を口にした。さらに、台本を読んで「絶妙な掛け合いに笑いが込み上げ、予測出来ない展開にワクワクし、ラストシーンではじんわりと胸が熱くなりました!」という吉岡さんは、「私の演じる明日葉ふうかという役は声があまりに小さなストリートミュージシャンです。でも私は歌もギターにも触れたことが無い人間です。ふうかになるべく0から作っていってます。殻を破るための殻作りをいましています。生の成長記録として、皆様の胸が熱くなれる様に全力を尽くしますのでどうぞよろしくお願いします」とコメントしている。一方、「目指すのは馬鹿馬鹿しいラブストーリー」だと言う三木監督。「この役を演じられるのは阿部サダヲ氏のほかには居ないと確信してる。演技面そしてロック的なアナーキー感、どこを取っても凄すぎる。阿部さんの歌を実際に聞いただけで、ぶっ飛びました」とコメント。また吉岡さんについては、「とても華奢な感じだけどこのカオスに平然と飛び込める強さと驚くべき集中力。話をしていても、パッと憑依するみたいに映画に集中する感じはいままで会ったことないタイプ。変ちゃ変な人ですよね吉岡さんは」と語った。さらに、未発表のキャスト陣についても「サブキャラクターもベストメンバー。もう、ちょっと怖いくらいですこの俳優陣」と明かしており、続報を心待ちにしたい。『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年10月10日●嵐の人生に刺激になるようなことを今、注目を集めるテレビ番組のディレクター、プロデューサー、放送作家、脚本家たちを、プロフェッショナルとしての尊敬の念を込めて"テレビ屋"と呼び、作り手の素顔を通して、番組の面白さを探っていく連載インタビュー「テレビ屋の声」。第6回の"テレビ屋"は、日本テレビで『世界の果てまでイッテQ!』『月曜から夜ふかし』『嵐にしやがれ』など、多くの人気バラエティ番組を手掛ける古立善之氏。入社後まもなく『電波少年』という"ドキュメントバラエティ"の先駆的な番組にいた経験から、担当するどの番組にも「ストーリーを大事にする」という意識が根底に流れているという――。――今回、古立さんを指名されたフジテレビの木月洋介さんから、古立さんの番組を「あれだけ特徴のある作り方をされているのに、しっかりゴールデンで戦っているというのが、すばらしいと思うし、尊敬に値します」とメッセージをいただきました。答えづらいですね(笑)。『イッテQ』に関しては、幅広い世代の方に見てもらうことを意識して作っていますし、『月曜から夜ふかし』『満天☆青空レストラン』なども、それぞれ時間帯に合わせて作っているつもりです。――逆に木月さんの番組の印象はいかがですか?やっぱり箱の作り方がうまいなと思います。『ヨルタモリ』もそうでしたし、『クイズやさしいね』『痛快TVスカッとジャパン』もそうですけど、企画があって、その企画を見せるためのフィールドの作り方を、舞台演出のようにこだわっていますよね。――早速『嵐にしやがれ』についてからお伺いしていきたいのですが、演出という立場での業務範囲はどのようなものですか?企画を決めたり、ディレクターと個別に演出の打ち合わせをしたりという感じです。僕はどの番組でもそうなんですけど、ディレクターから上がってきたものを最終ジャッジするというよりは、全部のディレクターと場を設けて、一緒に考えていきます。――企画の立案から最後の完成まで、どのような流れで進んでいくのですか?例えば松本(潤)君とムロツヨシさんが「男と男のスマート対決」をやるときは、2人がどんな対決をしたら面白いだろうか、担当ディレクターがいろいろ案を出してきて、それをひとつひとつ想像し、細かい演出を決めます。最終的にVTRをチェックしてスタジオに出して、そのリアクションを撮り、全体の本編にしたときに、最後の調整をするという感じですね。――この番組を担当されてから1年がたちましたが、手応えはいかがですか?手応えは…まだそんなにないですね(笑)。やはり嵐はとてもパフォーマンス力が高くて、僕らが用意したことを完璧にやってくれてはいるんですが、果たしてそれが嵐に対して刺激になってるのかな?というところの手応えでいうと、我々作り手が、嵐の力を借りている面が大きいと感じているので、もう少し頑張らなきゃいけないなと思っています。――嵐にとって刺激になっているか、という部分ですか。僕の番組はストーリーを大事にするんです。例えば、『イッテQ』の「お祭り男」や「イモトワールドツアー」「温泉同好会」などは、根底にその人の人生があるんです。宮川大輔という芸人がお祭り男になり、ブレイクして、年を取っても頑張らなければいけないという大きなストーリーがあるし、イモトにしても無名の子が24時間マラソンもやって、キリマンジャロやマッキンリーにも登って、その中でいろいろ葛藤がある。温泉も女芸人のメンバーがいろいろ変わっていく…。僕は、入社2年目でついた『電波少年』の時からそうなんですけど、人生をフリにして、番組で物語を伝えていくということが一番面白いなと思っているんです。そういう意味で、嵐のメンバーの人生の刺激になるようなことができたりしたら最高だなと思っています。おこがましいのですが、絶対にあると思うんですよ、ここから先に出てくる彼らの新たな魅力が。――先日の放送では、二宮和也さんが大手町のど真ん中でドラム缶風呂に入っていましたし、なかなかアイドルに攻めてるなぁと思いましたが…。いやいや、あんなの二宮さんなら朝飯前ですよ(笑)。そこが嵐のすごいところなんです。僕らテレビの制作者が浅い知恵で「嵐がパンストかぶったら面白くない?」って考えるんですけど、そんな浅いことじゃダメなんですよ、あの人たちと対等にやるには。――信頼関係も必要になってきますよね。はい、もちろん時間も必要です。知り合って1年くらいのよく分からない人に、全部をさらけ出してくれるなんてことはないですから。でも松本君は、もともとすごいクールでカッコいいっていうイメージがありましたが、実はおちゃめで、こっちも笑ってしまうような"お笑い要素"が、ものすごく出てきていますね。――先ほど『イッテQ』の例を挙げられましたが、『青空レストラン』でも宮川大輔さんが地域の人たちとのふれあいで新しい一面を見せていますし、それこそ『月曜から夜ふかし』は街頭で出会った素人さんからどんどんストーリーができていきますよね。ある種完成されている嵐との番組は、古立さんにとってチャレンジという面が強いですか?うん、やっぱり強いですね。簡単ではないですが、そういうことを目指してやっています。●『イッテQ』最大の進化は"スピード感"――『イッテQ』は、古立さんが経験した『電波少年』のイズムを受け継いでいますよね。その時のように、海外で素人がスターになっていくということも意識して立ち上げられたのですか?全然そんなことはないんです。もともと海外が好きだったので『イッテQ』の企画書を書いたんですけど、無名の人を有名にしようという野望はなかったです。ただ、無名の人を使うことへの抵抗もなかったです。だから、イモトを使うにしても、日曜8時で、当時誰なのか分からない人を舞台に上げたことに関しては、いろんな人に「よくチャレンジしたよね」って言われるんですけど、そんな強い決意はなかったんですよ。――また、新メンバーオーディションを始めましたね。そうですね。昨日も行きましたよ。誰も知らない子が世界の果てに(笑)――『電波少年』の全盛期から20年がたちましたが、そこから『イッテQ』が進化している部分はどんなところですか?あの頃ってああいう番組がなかったんですよ。「ドキュメントバラエティ」というジャンルも初めてだったし、編集的に初めての技法もいっぱいあったし。だから知らない子がヒッチハイクをして、片言の英語で道を聞くというだけで面白かった。しかしその後、後を追う番組が続出してドキュバラが当たり前のジャンルになりました。そこから『イッテQ』が一番進化していると思うのは、視聴者が見飽きてしまったであろう要素を全部捨てているんです。――捨てている。具体的には?例えば、オーロラを見に行くロケで、現地のガイドに出会って「私、日本からオーロラを見に来たんですけど、見られますか?」と会話を始める。そういう段取りは、昔のドキュメントバラエティでは流れていたんですけど、そんなことは誰が見ても分かることなので、『イッテQ』では出会いのシーンが無いときもあるし、少なくとも「私、日本からオーロラを見に来たんですけど、見れますか?」というセリフは絶対流れないです。だから、タレントが海外に1週間行っているのに(VTRの)尺がいかないんです。場合によっては内村さんに5日も6日も海外に行ってもらって、25分とか超贅沢にやらせてもらってます。――確かに! そこで「もったいない」という感覚にはならないのですか?もったいないと言ったらもったいないですけど、やっぱりそのスピード感が『イッテQ』の一番進化しているところですからね。――その進化の背景には、視聴者側が「タレントが海外に行って何かにチャレンジする」というフォーマットに慣れてきたということもあるのでしょうか。時代が変わってきたというよりも、テレビってエンターテイメントの中で一番スローじゃないですか。映画はものすごく展開が早く進みますよね。音楽も3分くらいで表現するし、漫画とかと比べても「テレビってどんだけ話が進まないんだよ!」となりたくない。うちは子供がいるんですけど、ヒーロー戦隊ものって遅くないんです。30分で敵が現れて事件が起こって、少し挫折しかけて団結して戦って、巨大化してやっつけてエンドまでいっちゃうんです。子供を楽しませるエンターテイメントのスピードってそういうものだろうなという体感があるので、僕の番組は全部展開が早いですよ。――『月曜から夜ふかし』は特に早いですよね(笑)みんなが分かりきったことを言うとか、誰かが発言したことをナレーションでもう1回言うとか、そういうのが全部ダメなんです。――『イッテQ』が幅広い世代に支持されている理由は、そうしたところにあったんですね。他にも『イッテQ』は、日曜の8時なので、意外と「正義」を大事にするんですよ。イモトがエベレストに登ろうと目標に向かって努力することって正義があるじゃないですか。夢があるし、視聴者にエベレスト頂上からの景色を見てもらいたいというのは、僕らテレビマンの夢でもある。デヴィ夫人の「死ぬまでにやりたい10のコト」という企画も、根本的な精神は「76歳になってもこんなに人生豊かに元気に生きられるんだよ」ということが、テーマなんです。よく「"正"の笑いか、"負"の笑いか」という話をするんですが、何かに関してネガティブに構えて笑いを取ることもできるんだけど、そうではなくて、宮川大輔さんがお祭りに一生懸命参加して、結果はどうであれ現地の人たちに「ありがとうございました」って感謝して、そのお祭りを盛り上げる一翼を担う。これって正義のお話ですよね。そこを大事にしてるから、子供と大人が一緒にテレビを見やすいんじゃないかなと思います。●村上&マツコが「笑える空気感と目線」を作る――先ほどから『月曜から夜ふかし』の話も出ていますが、何と言ってもこの番組の主役は面白い素人さんたちですよね。見つけるコツなどはあるんですか? それともひたすら数を当たっているんですか?やっぱり数は当たってますよね。分母の問題はあります。それと、掛け合いのうまいディレクターがいますね。インタビューして突っ込みがあれば笑いになるけれども、スタッフが一般の方に突っ込むっていうのは、なかなかできないじゃないですか。そこをうまいことギリギリ突っ込んで話を引き出すディレクターはいますね。――株主優待生活ですっかり有名になった桐谷さんも、最初は街頭インタビューでしたっけ?桐谷さんは、株主優待を目当てに株を買う人が増えているらしい…ということをリサーチしてたら、それだけで生活している人がいるという情報を得たんです。その人の生活はどんなもんなんだろう…ということで取材したら、僕らの想像を超えていました(笑)――そういうところからも見つけてくるんですね。はい。そんな方と出会ったときに、それを番組でどのようなニュアンスで扱うかっていうのが、とても重要なんですね。――絶妙な素人さんいじりのナレーションも、攻めていて印象的です。でも『街頭インタビュー』って難しいんですよね。同じインタビューでも、どこの番組でどういう時間にどう放送するかによって、笑えるか笑えないかって意外と変わってくると思うんです。夜中の12時にやっていて、村上君とマツコさんがいて、素人さんを笑う空気を作ってもらっているという部分がとても大きいんですよね。街頭インタビューって、誰かが「何が面白いの、これ」って言った瞬間に、全員が面白くなくなるみたいな質のものだったりするんです。――村上さんとマツコさんの受け皿があって成立しているということですか?まさにそうです。絶対的にこの人面白い!という人はもちろんいますけど、VTRを作った段階ではいまいち面白くないな…という時もあるんです。それでも、スタジオに出すと、皆さんがすごく笑うということが起こるんですよ。それは村上君とマツコさんが、笑える空気感と目線を作ってくれるのが、とても大きいんです。――マツコさんは、VTRで番組側のツッコミが厳しい時に、「やめなさいよ!」って歯止めをかける役割も果たしていますよね。そういうところもありますよね。だから僕の中でも『夜ふかし』はちょっと特殊で面白いんです。お客さんも引かないで笑うし、テレビの前の人もある程度『夜ふかし』を見る時の気持ちというのを持ってくれていると思うんですよ。放送時間が違って、見る人の気持ちが違ったら、批判されたりクレーム受けたり、全然笑えないよって言われる番組なんです。最近「『夜ふかし』の街頭インタビューが面白いね」とか、「よくあんなナレーションを平気で一般の人に言うよね」って言われるんですけど、それは「作り手」と「MCの2人」と「視聴者」の「面白がろう!」という積極性によって成立していると思います。――だからゴールデンタイムに時間を移して放送しても、同じように面白いんですね。あと、最近は「『月曜から夜ふかし』です」と名乗ってインタビューしても、世の中の人が臆することなく答えてくれるんですよね。全国放送されるのに、「歯が出てるから"クソ出っ歯"って言われてるんです。だから歯が乾いて大変なんです」なんてことを言ってくれるんですよ。その感じが楽しいんですよね。全国民と一緒に番組を作ってる感じなんです(笑)――今後こんなことをやってみたいという企画はありますか?今の番組って、みんなの中にある常識や価値観を推測して提示しているので、やってみたいのはみんなが全然知らないことを番組にして、こんなことがあるんだね!と思ってもらうものですね。欽ちゃん(萩本欽一)に教えていただいたことの中に、コントでは宇宙と将棋、ゴルフはダメだというのがあるんです。宇宙はどういう空間か誰も知らない、将棋やゴルフは女の人が知らないから、フリがないと。でも、宇宙ってこういうところなんだよ、将棋ってこういうことなんですよって、なじみのないことをお伝えするような番組をやってみたいですね。『ブラタモリ』も石垣にフォーカスしますし、『歴史秘話ヒストリア』も『プロジェクトX』(以上NHK)もそうですよね。僕らもイモトの「登山」ってやってみて初めて魅力を知った企画なんです。昔で言うと『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』でやっていた社交ダンスもそうでした。――今のテレビ業界では、やりづらいものですか?なかなか難しいと思いますね。たとえば「社交ダンス」って思いついてもどれだけ支持されるかは賭けですからね。山もそうでしたし、そういう題材にチャレンジするのは、なかなか勇気が必要ですよね。――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、古立さんの気になっている"テレビ屋"をお伺いしたいのですが…NHKで『LIFE!~人生に捧げるコント~』をやってる西川毅君。1回ご飯を食べたことがあるんですが、面白いんですよ。NHKでコントをやるっていうことがどれほど大変なのか(笑)
2016年06月04日