“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、近畿圏店舗でお肉がたっぷり入った6種類のライフオリジナル「ミールキット」を3月に新発売いたしました。コロナ禍で”おうち時間”が増え、手作り料理や時短メニューの支持が高まっています。春休みシーズンに入り、ご家庭での調理機会がさらに増える中、手軽に外食メニューをお楽しみいただける6種類のミールキットが誕生いたしました。お肉・野菜はすべてカット済みなので、材料を買う・切る手間がなく、包丁いらずでおかず一品が完成します。「時短・簡単・おいしい」をすべて叶えるライフオリジナルの「ミールキット」は、近畿圏ライフの畜産売り場で販売いたします。※プルコギ焼肉セットは辛口・甘口の2種類ございます販売店舗近畿圏ライフ152店舗※ビオラル各店舗・セントラルスクエア各店舗・Miniel西本町店を除く※「厚切りラム肩ロースのジンギスカンセット」は一部取り扱いのない店舗がございます商品ラインナップ辛さやみつき本格プルコギ焼肉セット(辛口)<価格>980円(税込1,058円)<商品内容>牛肉こま切れ(230g)・玉ねぎ・カットねぎ・ごま・オリジナルソース<商品特徴>やみつきになる辛さが特徴のオリジナルソースは、本場韓国の味に近づけました。玉ねぎも350gとたっぷり入り、お肉と一緒に野菜もお楽しみいただけます。みんな大好きプルコギ焼肉セット(甘口)<価格>980円(税込1,058円)<商品内容>牛肉こま切れ(230g)・玉ねぎ・カットねぎ・ごま・オリジナルソース<商品特徴>お子様や辛いものが苦手な方でもプルコギをお召し上がりいただけるよう、食べやすい甘口に仕上げました。国内産牛ホルモン使用ホルモンうどんセット<価格>980円(税込1,058円)<商品内容>ホルモン(230g)・玉ねぎ・キャベツ・カットねぎ・にんにくチップ・うどん(2玉)・オリジナルソース<商品特徴>店内で加工する新鮮なホルモンが入ったホルモンうどんです。ホルモンのぷりぷり食感をおたのしみいただけます。4種チーズのチーズダッカルビセット<価格>980円(税込1,058円)<商品内容>鶏もも肉(240g)・玉ねぎ・キャベツ・チーズ・カットねぎ・トック・オリジナルソース<商品特徴>数年前から外食で大人気のチーズダッカルビが簡単に作れます。チーズやトックも適量でセットされていますので食材が余らず便利です。お家で本格手作り肉餃子セット<価格>798円(税込861円)<商品内容>豚ひき肉(240g)・キャベツ・ニラ・餃子の素・餃子の皮(50枚)<商品特徴>おうちでの餃子パーティーにおすすめです。キャベツとニラはカット済みなので、あとは包んで焼くだけ!厚切りラム肩ロースのジンギスカンセット<価格>1,480円(税込1,598円)<商品内容>ラム肩ロース肉(230g)・玉ねぎ・キャベツ・カットねぎ・生ラムのたれ<商品特徴>厚切りのラム肩ロース肉は食べ応え満点!野菜もたっぷり入った本格的なジンギスカンセットです。※一部取り扱いのない店舗がございますつくって、食べてみました!「辛さやみつき本格プルコギ焼肉セット(辛口)」をつくって食べてみました!※ライフ従業員の感想です。・材料がカット済みなので、包丁やまな板を使わず後片付けもらくちんです。・ピリッと後を引く本格的な辛さで、お肉と一緒に野菜もたっぷり食べられるのが嬉しいです。開発者の思い長引くコロナ禍で調理疲れや手作りメニューのマンネリにお悩みのお客様に、いろいろなお肉で幅広いメニューのミールキットをお届けしたいと思い、開発いたしました。すべてのキットが1パックで完成しますので、フライパン1つで材料を余らせることなく「簡単・時短」で本格的な肉料理をお楽しみいただけます。『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、第六次中期計画において当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!と明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月18日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、小学生・園児を対象に、スーパーマーケットを知るための「社会科学習」や、野菜・果物の大切さを伝える「食育体験学習」、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」について出前型・オンライン型で授業を行っています。2021年度は25,099名の児童・園児の皆さんにご参加いただきました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、実際の店舗での学習は昨年に引き続き実施せず、従業員が小学校や幼稚園・保育園に伺う出前授業やオンライン授業を実施いたしました。コロナ禍においてもライフの各学習を通して、スーパーマーケットへの興味や食への関心を持っていただける小学生・園児が一人でも増えるよう、“ワクワク” “ハッピー”な取り組みを引き続き実施してまいります。◆実績詳細 実施期間:2021年6月~2022年2月◆実施内容(目的に合った学習を学校が選択)①社会科学習店舗売り場の工夫やバックヤードの様子などをまとめたDVDを事前にご視聴いただき、授業当日はスーパーマーケットに関する質問タイムを中心に実施。食べ物の大切さを説明する食育や食品ロス削減の取り組みなどについても、クイズを交えながら紹介しました。②食育体験学習一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会※が提供する食育プログラムに基づき、ライフの食育インストラクターが三色食品群・食事バランスガイドの説明をするほか、ミッションに沿った野菜や果物を選ぶゲームやクイズなどを行います。日本人に不足しがちな野菜や果物について親しみを持っていただける内容です。※一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会とは「1日5皿(350g)以上の野菜と200gの果物を食べましょう」をスローガンに、消費者・食に関わる企業・生産者・行政と連携し、野菜や果物の摂取が健康増進に重要であることを啓発し、1日の摂取量を増加させることで国民の健康増進に寄与貢献していく5ADAY運動を行っています。③食品ロス学習「もったいない鬼ごっこ」※どのように食品ロスが発生しているのか、どうすれば防ぐ・減らすことができるのかを自分自身が食べ物になりきって鬼ごっこをしながら学びます。日常生活において食べることへの感謝の気持ちを啓発するプログラムです。ゲーム終了後に「食品ロスを減らすために何ができるか」を話し合います。「好き嫌いをしない」「買い物するときは手前からとる」「自分が食べられる分だけお皿によそう」などさまざまな意見が飛び交いました。※「もったいない鬼ごっこ」はハウス食品グループ本社株式会社とフードロス・チャレンジ・プロジェクトが共同開発したプログラムです ◆実施後アンケート(先生より)・コロナ禍でスーパーに見学へ行けない中、出前授業で児童の学びを深めることができてよかった・近くの店舗の情報をたくさん教えてもらえたので、興味を持って学ぶことができた・児童の質問にすべて答えていただけてよかった・事前教材がとても良かった・給食時間に「食品ロスをなくそう!」と声をかけている子や「赤・黄・緑」の食べ物を探す児童が増えた(児童より)・もっとライフのことが好きになった・スーパーの裏側について知ることができて、いろいろな工夫をしていることが分かった・食品ロスを減らすために、お店では棚の前のほうから商品をとろうと思った・野菜が苦手だけど頑張って残さず食べられるようになりたい・これからは野菜はグー5個分、果物はグー2個分食べれらるように頑張りたい◆2022年度も出前授業を実施いたします!4月より当社ホームページにて申込を開始する予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。お問い合わせ先:サステナビリティ推進部首都圏03-5807-5468(担当谷口)近畿圏06-6150-6275(担当隅田)『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、第六次中期計画において当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月16日サッカーの技術だけでなく、人間的な成長を促すサカイクキャンプ。実際参加した子どもにどんな変化があったのか、親御さんは成長を感じているのか。気になる方、いますよね。昨年末のサカイクキャンプに参加してくれたお子さんと親御さん、それぞれの声を聞いたのでご覧ください。今回お話を聞いたのは、サカイクキャンプ2021冬in大阪」に参加してくれた、小学5年生の浅井大雅くんとご両親です。自宅のある愛知県から一人で電車と新幹線を乗り継いで会場に向かった大雅くん。キャンプを終えて帰宅した姿はひとまわり大きく「自信がついた」ように見えたとご両親は話します。大雅くんはキャンプの3日間をどのように過ごし、何を得たのでしょうか。詳しくお話を聞きました。(取材・文:小林博子)サカイクキャンプでトレーニングに励む浅井大雅くん<<ほんの3日の経験で自信がついた。自信がなかった息子がキャンプ後も自信をもって声掛けができるようになった理由■親、子ともに「成長」にフォーカスして参加を決意ご両親のサカイクキャンプへの申し込み動機は「主体的に自分で考えて行動できる大人になってほしいから」というもの。サッカーを通した心の成長を望み、我が子をキャンプに託してくれました。対して大雅くんは「サッカーが好きだから」という理由で参加を決意。大好きなサッカーでもっと活躍するために、サカイクキャンプをきっかけにもっと成長したいと思ったそうです。ご両親も大雅くんも「成長」をキーワードにしていますが、サカイクキャンプはその目的にぴったりです。サッカーの技術や知識の向上だけでなく、座学で行うセミナーやオフザピッチの過ごし方を通して心の成長も促せるカリキュラムとなっているからです。■身につけたかった「判断力」は、3日間で違いを感じるほどに大雅くんがキャンプで一番楽しかったことは「スリーゴール」(※フニーニョをサカイクキャンプでアレンジしたもの)の時間だったと言います。スリーゴールは3つのコーンをゴールに見立て、どのゴールを狙ってもいいというミニゲーム。ゴールが複数あることで向かう方向の選択肢が増えるため、状況判断力が問われます。大雅くんが今身につけたいのはまさにその判断力。サッカーでは試合のあらゆるシーンで判断をするシーンが訪れます。試合の中で瞬時に判断するためには、身体能力や技術だけでなく、自分で考える力を養うことが大切です。自分で考える力をつけることは、サカイクキャンプのコンセプトのひとつ。コーチ陣はピッチ上でもピッチ外でも、子どもたちが自分で考えるようサポートします。キャンプという寝食を共にする環境だからこそ、なにげない生活習慣でありがちな一つ一つのことに対しても、「どうしてそうしようと思ったのか?」とコーチは質問します。それに対し、子どもたちは自ら考え、自分の言葉で表現。3日間そう過ごすことで、自分で考える習慣が身についていきます。「大雅くんは、バイキング形式の食事で毎回野菜とたんぱく質をバランスよく選ぶことができていました。何を食べたらいいかをちゃんと考えられていて偉かった」と、サカイクキャンプの柏瀬コーチは教えてくれました。オフザピッチでの行動も一人一人はっきりとエピソードが語れるところに、コーチ陣の子どもたちへの向き合い方が現れていると感じませんか。■キャンプではコーチにたくさん褒めてもらえるサッカーでも、トレーニング後のなにげない行動でも「たくさん褒めてもらえた」と、大雅くんは嬉しそうに話してくれました。スリーゴールのトレーニングが楽しかった理由は大雅くん自身が活躍でき、望んでいた成長を感じられたという部分も大きかったようですが、コーチから見ても「2日目より3日目のほうが判断力が身についていた」と太鼓判。スポンジのように吸収力の高いジュニア年代だからこそ、たった数日でも目に見える成長がわかるのかもしれません。自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>■コーチとしての目線でも「自分で考えるサッカー」の理念に共感実は、大雅くんのお父さんは、大雅くんが所属しているクラブチームとは別のチームでサッカーコーチもしています。我が子以外の子どもたちの指導者をしているという客観的な立場からも、サカイクの理念である「自分で考えるサッカーを子どもたちに。」に共感。だからこそキャンプへの参加を大雅くんに勧めたそうです。そして、ご両親が今回のサカイクキャンプ参加で最も望んだ「自分で考え、自分で決める、主体性かつ能動的に行動できる力の成長」は、サッカーをするためだけのものではありません。「サッカー選手としてだけでなく、将来社会に出てからどんな仕事をするにしてもこの力がしっかりあるのとないのとでは大きく違いますよね」とお父さんは話します。キャンプから帰宅した大雅くんを見てご両親が思ったのは「自信がついたように見える」ということだったそう。3日間で主体性が大きく変わることは当初から期待はしていなかったとのことですが、キャンプでいつもと違う体験をたくさんして大雅くんの「僕はやれる」という気持ちがぐんと増えたことは確かな手応えになっているよう。まずは自分を信じて何事も行動できるというベースが培われたはずです。■「リーダーシップ」の本質もしっかり理解サカイクキャンプの特徴のひとつに「ライフスキル」を学ぶ時間があります。大雅くんにライフスキルのうち、どのスキルが印象的だったか聞くと「リーダーシップ」と即答してくれました。リーダーシップという言葉から、チームを率いる統率力などを想像しがちですが、ライフスキルにおけるリーダーシップは少し違う概念です。大雅くんに聞くと「リーダーシップとは、仲間と助け合うこと、相手の立場を思いやって行動すること」と回答。キャンプで学んだことをしっかり理解していました。サカイクライフスキルとは>>■初日、大雪で乗り継ぎができないアクシデントも自分で考えて乗り切った余談ですが、大雅くんはキャンプ初日、自宅最寄駅から電車と新幹線を乗り継いで、県をまたいで一人で移動しました。ところが、前日に降った大雪の影響でダイヤが大幅に乱れるというアクシデントが発生。キャンプ会場へは最寄駅からバスで移動しなくてはなりませんが、乗るはずだったバスの出発時間には間に合わず、大雅くんは困り果ててしまったそうです。ご両親に携帯電話でヘルプを求めましたが、最適な状況判断は難しかったとのこと。そこで、大雅くんはバス停付近にいる人に声をかけて目的地に行ける別のバスを聞くなど、機転を効かせました。その結果タクシーに乗って会場に向かうことに。小学生がこの判断を自分の考えでできるのは大したものです。無事会場にたどりつきスムーズにキャンプにジョインできたそうです。普段はできないピンチを乗り越えてすでに大冒険に。大雅くんのサカイクキャンプはそんな始まりでした。■なりたい自分に近づくキャンプ子どもたち一人一人がさまざまな思いを胸に参加するサカイクキャンプでは、その思いに応えるべく、コーチたちは真剣に子どもたちと向き合います。確かな「手応え」を得て、思い描いた「なりたい自分」に近づけるよう全力でサポートしてくれます。次回のキャンプでも、たくさんの成長エピソードが生まれることでしょう。自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>
2022年02月22日「IMGアカデミーでは文武両道が当たり前という考えがあり、通っている生徒のことをStudent Athleteと呼んでいます。アスリートだけでもなく、生徒だけでもないですよ、と。」50カ国以上から1200人が集まり、スポーツのスキルだけでなく社会を構成する1人の人間としての教育に取り組むアメリカのIMGアカデミー。前編ではベースとなる教育プログラムで教えられる内容について紹介しました。後編である本稿では、実際に留学した学生の変化などを紹介。この組織で得られる経験や価値について、前編に引き続きIMGアカデミーの長期留学アドバイザー・藤村有沙さんにお話を聞きます。(取材・文:竹中玲央奈)(写真はサッカー少年のイメージ)サカイクキャンプで導入しているライフスキルの詳細はこちら>><<前編:人間形成が競技者としての成長を促す。IMGアカデミーが示す"ライフスキル"の重要性■学業に厳しいのは"生徒の可能性を広げる"ためIMGアカデミーでは学校での授業の出席状況や成績が、スポーツ活動にも影響を及ぼします。前編でも紹介したように、授業の無断欠席は現場のコーチにも話が通じ「『あなたは今日学校に来なかったので、トレーニングはでられませんよ』と通達される生徒もいる」(藤村さん)とのこと。しかし、授業に"出ている"だけ良いということではありません。「試験で平均以上を取れないと、スポーツでの活動に参加できなくなります。期間は次に平均以上の点数を取るまで。IMGアカデミーでは『勉強をして当たり前』という考えがあります。なぜかと言うと、全ての生徒の可能性を広げるためです。40年間、この姿勢で取り組んでいるんです」■授業に遅刻しても先生に注意されることはない一方、興味深いのが授業に出ることを"強制"することがないという点です。「例えば、寝坊をして授業に間に合わなくても先生から連絡がくることはありません。全ては自分の責任です。日本のように親や先生にリマインドされることはないんです。『休めばスポーツが出来なくなって、授業の成績も悪くなる。それはあなたが選んだことで、あなたの責任だからね』と。そういうスタンスでもあります」■進路相談や目標から逆算した取り組みの提示などサポートが充実「1200名の生徒に対して、生徒をあらゆる面からサポートするスタッフが900名ほど在籍しています。まず生徒それぞれにアドバイザーがついており、競技における技術での成長を教えてくれる人がいれば、進路についての相談にのってくれる担当もいます。例えば学校生活の中で、もともと目指していたプロアスリートになるのが難しいとわかったり、違う進路に向かいたいと思ったときにどうすべきか。また、大学でスポーツを続けるにあたってレベル的にどこがたりないか。そして、その目標から逆算した取り組みややるべきことを提示することも特徴です」■海外で教育を受けることで育つ自主性と多様性「1年過ごして返ってくるだけでだいぶ姿が変わってきます。留学前には感じられなかった自信に満ち溢れた姿で帰ってくるんです。それは、本人が口に出さなくても見るだけで変化がわかるほどです」藤村さんは多くの留学生の出国前と帰国後の姿を見ていますが、その中でも変化は明確にあると言います。「キャンパスには先生方が常にいて、相談できるリソースはかなりあるんです。その中でどう使うか。日本人の子は引っ込み思案ですが、『わからないなら助けを求めていい』と教える環境がありますし、自律性も求められるんです。保護者の方もその部分や思考力、考え方の面が変わったと言いますね。」バスケ留学をしたある日本人の生徒は当初、英語でのコミュニケーションに苦しみ現地の仲間にからかわれることもあったそうです。しかし「確かに自分は英語はうまくないかもしれないけど、日本語と英語の2つを喋ることができる。母国語の英語だけを話している他の生徒より難しいことにチャレンジしているんだ」と考え、競技中や学校生活での自己主張・表現にはずみがついたとのこと。■社会で生きる力を学べるプログラムもこれだけにとどまらず、幅広い国籍やバックボーンの仲間と触れることで感性や考え方が育まれるそうです。「アメリカの軍隊に参加して実際に行われているトレーニングを体験したり、メキシコ山奥の村に行き、生徒でグループを組んで家造りをするワークショップなどもライフスキルのプログラムには組まれています。競技以外でもグループで同じことに取り組み、学ぶことも重要視しています。コミュニティでどう過ごしどう学ぶか。スポーツ以外でどう自分が活躍できるか、適応できるか、というところを学び試す場所もあるんです。一流のアスリートになるためではなく、社会で生きるための力を学べるプログラムとも言えます」■"競技外の人間形成"が長期にわたり信頼される理由サッカーだけでなく、野球やバスケ、テニスなどで上の世界を目指している多国籍の仲間がいて、彼ら彼女らを始め多くの人から様々な考え方を学べるIMGアカデミーは、いち教育機関として大きな魅力があります。最先端のシステムや理論で競技力向上に励むことができるのはもちろんですが、それに並列して重要視されている "競技外の人間形成" のプログラムが、長期間に渡って信頼され地位を築いている要因と言えるでしょう。いつか日本からもサッカーの分野でIMGアカデミーを経由し、競技でも人間性でも手本となるアスリートが出てくることを期待しましょう。お話を聞かせてくれたIMGアカデミーの藤村有沙さん(後ろの写真はアメリカのIMGアカデミーの施設)
2022年02月07日「IMGアカデミー」をご存知でしょうか?アメリカ合衆国フロリダ州ブレイデントンに構え、広大な敷地には55面のテニスコート、9面の野球場、16面のサッカー場を始め、最新鋭のトレーニングセンターなどアスリートが競技力を高めるために必要な設備を備えています。テニスの錦織圭選手が育った場所、と言えばピンとくる方も多いでしょう。彼の存在ゆえに"テニスプレーヤーの育成所"というイメージも強いかと思いますが、サッカーや野球をはじめあらゆるスポーツのコースが存在し、日本から留学する生徒もいます。そして、この組織の特徴は「スポーツだけを学ぶ」場所ではないということです。もちろん、入学する生徒のほとんどは一流のスポーツ選手になることを目的に競技力の向上を求めています。ただ、IMGアカデミーでは競技力やスキルを高めるだけでなく、競技外でも活躍できる人材育成のための教育も実施。人間形成が競技者としての成長を促すという、「ライフスキル」を高めるためのプログラムを実施しています。サカイクキャンプは2017年から同様の考え・メソッドを取り入れていますが、トップアスリートの育成と輩出に長く寄与してきたIMGアカデミーでは、実際にどういった教育が行なわれているのでしょうか。同校の東京支部で長期留学アドバイザーを務める藤村有沙さんに話を聞きました。(取材・文:竹中玲央奈)お話を聞かせてくれたIMGアカデミーの藤村有沙さん(後ろの写真はアメリカのIMGアカデミーの施設)サカイクキャンプで導入しているライフスキルの詳細はこちら>>■競技レベルを高めるためには人間性が大事「『テニスの学校、プロを出すための学校でしょう?』と言われますが、あくまでも私立の中高一貫校です。」藤村さんが語るように、日本ではテニスをはじめとした"アスリート養成学校"のような立ち位置だと考えられています。ですが、実際はそうではありません。競技レベルを高めるため、単なるトップアスリートを育てることではなく、人間性や社会性を含めて"競技外"でのスキルを高めることも大きな目的。競技ではもちろん、その前提として社会において一目置かれるための人材育成をする場所、と表現することもできるでしょう。■競技スキルや身体づくりだけでなく、社会で活躍するリーダーシップも学ぶそういった考えのもと、IMGアカデミーが持つ独自の教育プログラムが「Athletic and Personal Development(APD)」です。40年以上の歴史の中で培ってきたもので、これが同校の価値を体現するものだと藤村さんは話します。「アスリートとしてだけでなく社会で活躍するリーダーとして成長できる総合的なトレーニングを行ないます。スポーツのみならず、色々な可能性を与えたいという考えがあるんです。アスリートとしての能力を育てることはもちろん取り組みつつ、アカデミックな部分を高めるためのプログラムも用意しています。具体的に言うと、身体作りに関するトレーニング方法や各々の競技におけるスキル向上を学ぶことはもちろん、怪我をした後のケアやしないための体作りを学ぶスポーツ医療、栄養学やストレスやプレッシャーをコントロールするためのメンタルトレーニングを学ぶ機会もあります。それらに加えてリーダーシップやライフスキルを学ぶセクションがあるのがこのプログラムの最大の特徴です。」■『Student Athlete』という呼称体作りの部分では"支える側" でもあるATやPTの分野についての実習もあり、選手としても重要である勝負の試合においてベストパフォーマンスを発揮するため、自信をつけるためのメンタルコンディショニング(ゴルフの分野では"ルーティーン"の準備を教えるそうです)についても学習。加えて興味深かったのが、現代のスポーツ選手には切っても切り離せない"SNSの使い方" やメディア対応についての授業もあるとのこと。「自らSNSで情報を伝える際、どういう形が適切なのかを学ぶこともそうですし、プロのアスリートになったら必ずテレビでインタビューを受けることもありますよね。そのときにどういう受け答えが良いのか、ということも学べます」(藤村さん)そして、IMGアカデミーの強みである"人間形成" の分野である"ライフスキル"や"リーダーシップ"のプログラムについては藤村さんはこう話します。「基本はコミュニケーション力の醸成です。チームにおいてどのように自分が引っ張っていくか。リーダーとしてどう導くかを学ぶ。指示をする側に立つのか、聞く側に学ぶのか。また、人をリスペクトする部分やタイムマネジメントのところについてもプログラムが組まれています。ここはスポーツに限らず、普段の学校生活・学問に取り組むにあたって必要な部分ですね。IMGアカデミーでは文武両道が当たり前という考えがあり、通っている生徒のことをStudent Athleteと呼んでいます。アスリートだけでもなく、生徒だけでもないですよ、と。『あなたはStudent Athleteですよ。スポーツも勉強もしなければいけませんよ』と伝えるんです。例えば、授業を無断欠席した場合はスポーツのトレーニングに参加できません。授業を持つ先生とスポーツトレーニングを担当するコーチが蜜に連絡をとっており、その部分も共有されます。」■開校時から持ち続ける文武両道のマインド今でこそ文武両道という言葉が当たり前になり、実際のサッカーの育成現場でも「人間形成」を掲げるチームが増えてきました。実際にプレーをする選手を見ても、一昔前ほど「サッカーだけやっていれば良い」という意識の選手は減ったように思えます。IMGアカデミーはこのマインドを40年前の開校時から持ち、教育現場に落とし込んできたのです。では、学生は実際にどのように変化をするのでしょうか。後編ではその点について焦点を当てていきます。
2022年01月24日日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、以下 NI+C)は、社内の有スキル者を中心としたCoE(Center of Excellence)「技術アドバイザリーボードユニット」メンバーがカリキュラム作成および教師を行う、スキルアップ支援プログラムをグループ社員含む、全社員を対象に開始しました。リスキリング(学び直し)により、1年後となる2023年1月までに、のべ1,000名の資格取得を目指します。また、本施策を今後はNI+Cのパートナー会社等へも順次展開していく予定です。1. 目的DX人材として必須と考えられる基礎的なスキルについて(4分類13項目)について目標とする資格を設定し、高スキル社員を育成リーダーとした共に学ぶ場を設けることで堅実な人材の育成だけでなく、組織を越えた社員間のコミュニケーションの活性化も目的としています。2. 目標既存の業務や担当にとらわれることなく、エンジニアのみならず営業やスタッフ職の社員が自ら選択して、オンラインによる研修プログラムを中心にスキルアップにチャレンジします。2022年1月現在、523名がスキルアップ支援プログラムに参加し、育成リーダーのもとで学びを開始しています。1年後にはのべ1,000名の社員のスキルアップを目指します。また、各スキルの上位資格については、業務により必要に応じて習得を目指します。3. スキルアップ支援対象プログラムのスキル一覧分類 :方法論項目 :Waterfall(PMP)目標とする資格:PMP(R)(Project Management Professional)分類 :方法論項目 :Agile(SCRUM)目標とする資格:LSM(Licensed Scrum Master)分類 :方法論項目 :ITIL目標とする資格:ITIL(R)4 Foundation分類 :言語項目 :Java目標とする資格:Java Bronze分類 :言語項目 :Python目標とする資格:Python 3 エンジニア認定基礎試験Python 3 エンジニア認定データ分析試験分類 :言語項目 :SQL目標とする資格:OSS-DB Silver分類 :環境項目 :Cloud(AWS)目標とする資格:クラウドプラクティショナーソリューションアーキテクト(アソシエイト)分類 :環境項目 :Cloud(GCP)目標とする資格:GCP Certification - DigitalLeaderGCP Certification - Associate Cloud Engineer分類 :環境項目 :Cloud(Azure)目標とする資格:TBD分類 :環境項目 :Linux目標とする資格:LPIC Level.1分類 :AI/Security系項目 :AI(DS)目標とする資格:データサイエンティスト検定(TM) リテラシーレベル分類 :AI/Security系項目 :AI(JDLA)目標とする資格:G検定分類 :AI/Security系項目 :Security目標とする資格:CompTIA Security+分類 :AI/Security系項目 :統計目標とする資格:統計検定3級■日本情報通信株式会社について< >日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁会社として設立されました。システム開発から基盤構築、クラウド・ネイティブへの対応、EDIサービスやネットワークサービス、運用保守までをトータルに、お客様ニーズに最適なICTソリューションを提案、提供し、さまざまな業界におけるシステム経験が豊富です。更に、当社ではソーシャルディスタンス確保と経済活動を両立するリモートワールド実現を推進します。注目分野としては、先ず企業内DXの推進。そして、顧客との更なるエンゲージメント強化を実現する、社内外データ統合とAIによる分析活用のData&AI分野を展開。お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指しています。記載の製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは、該当する各社・団体の商標または登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月20日テレワーク、パラレルワーカーなど、働き方の多様化が進む昨今。その背景や、そんな時代に求められるスキル&人材像とは?実際に新しいワークスタイルを取り入れ、それを実践している3組に取材。働き方における今どきの心地よい関係の築き方を探ります。新しい仕事スタイルを確立した3つのチームの働き方に密着!コミュニケーションもフルリモート型にシフト。“自分に合った働き方ができる社会の実現”をビジョンに、オンラインで、プロのキャリアカウンセラーに気軽に相談できる事業を展開する「ミートキャリア」代表の喜多村若菜さん。オフィスを持たず、キャリアサポーターだけでなく、運営メンバーが全国各地に在籍し、全スタッフがフルリモートで働いている。しかし起業当初は、フルリモートで事業を展開していこうとは思っていなかったと話す。「ミートキャリアを立ち上げた背景に、“時間的な制約があっても、しっかりとやりがいのあるキャリアを築きながら働ける人が増えてほしい”という想いがありました。事業を展開していくにあたり、人材を募集したところ、本業を持っていたり、育児中など、時間的制約はあるけれど、その想いに共感しサポートしたいと応募してくださる方が多くいたんです。フルリモートにすれば、全国はもちろん、海外の優秀な人材ともつながることができるし、ビジョンの実現にも近づけると思い、今の形になりました。サービスを開始して2年以上経ちますが、立ち上げメンバーと対面で会ったのは、ウェブサイトに載せる写真を撮影した時の一度きり。まだ実際に会ったことがないメンバーもいます(笑)」フルリモートで各々が業務をこなしていくことで、意思疎通や連携がおろそかになり、業務に支障をきたすことはないかと尋ねると、「全くない」と喜多村さんは笑う。「コミュニケーションもフルリモート型にシフトチェンジすれば、全く問題ありません。オンライン上だとたわいもない会話や雑談ができないと思われがちですが、私たちの場合、チャットでつながることで、情報共有も雑談もすべて文字で発信しています。そのスタイルに慣れれば、チャットにすべての会話の履歴が残っているので、リアルタイムで参加できなかったメンバーが後からすべての流れを追うこともでき、情報をキャッチアップしやすい。情報の非対称性がなくなるという点は、対面よりオンラインの方が優れています」また喜多村さんは、今の自分の状況やコンディション、考え事、モヤモヤしていることなど、小さなつぶやきを積極的にチャットで発信するように心がけている。「そんな何気ないやり取りのなかで絆が生まれたり、問題解決のヒントや、新しいアイデアにつながることもあります。相手の顔が見えないからこそ、オンライン上でアウトプットして共有することができれば、フルリモートであっても深い信頼関係を構築することができると思います。どこにいても自分の能力を発揮でき、直接会わない関係であっても仲間たちとコミュニケーションを図りながら楽しく働ける。そんな会社が増えていくことを心から願っています」フルリモートでつながる。Web会議システム「Zoom」で頻繁にミーティングを行い、ビジネスチャット「Slack」で情報共有を習慣化。オンラインでのコミュニケーションをスムーズに行うことで、生産性もアップできる。ミートキャリアその人が希望する働き方やキャリアをアドバイスする、オンラインキャリア相談サービス。10名の運営メンバーと、約70名のキャリアサポーターが、全国各地(一部海外)からフルリモートで参画。喜多村若菜さん代表取締役CEO。大阪府出身。神戸大学経済学部卒。在学中にシンガポールやNYの企業でインターンシップを経験。会社員を経て、25歳で起業。個性と能力を活かしながらパラレルな働き方で輝く。リノベと街づくりを手がける会社の事業部のひとつとして大石真理子さんが率いるのが、弁当&社食「アホウドリ」。大石さんが経営方針から従業員の採用まで任されていて、その人選が実にユニーク。「別の仕事も持つパラレルワーカーを採用しています。全員同じ方向を向くと会社の成長にはなるけど、個人としてはのめり込みすぎると視野が狭くなりがち。昔はそれでよかったのかもしれませんが、今は一社がその人の人生の面倒を見る時代じゃない。会社に縛られずに自分のやりたいことはやるべきだと思うんです」(大石さん)例えば、お弁当チームのメンバーとして欠かせない存在の古内珠樹さんは、アクセサリー作家の顔を持ち、中目黒にあるCGパースデザイン会社の社員食堂を任されている杉野牧子さんは、テキスタイルアーティストとして、二足のわらじを履いている。他のスタッフも然り、風通しも良好だそう。「映画好きなスタッフは堂々と、『映画を観に行きたいから今日は早く上がりたい』って言えるし、もちろん快く送り出してもらえます。メンバーは20~50代と年齢層も幅広いですが、みんなと楽しく仕事ができて、ストレスは一切ありません。“私だけこんなにやっているのに”という意識が強い人はいないですね」(古内さん)個人の活動が、新たな仕事を生むきっかけにも。「アホウドリが依頼を受けたジャムのパッケージに、私がやっている草木染を施して、贈答用にしようというお話も出ていて、お互いにいい刺激が」(杉野さん)パラレルワーカーであることでお互いへの尊重が生まれ、助け合いもできる。大石さん自身も、「私が産休・育休に入ったらアホウドリは続けられないと、会社に言われたんです。私がいなくてもまわる体制を整えなくては、仕事が個人に偏るとサービスが終了してしまうことを痛感しました」古内さんと杉野さんにサポートしてもらって切り抜けたそうだが、そこはやはり“お友達”ではない。「メンバーは仕事をする同志だけど、利害関係があるのは悪いことじゃない」と言い切る、一見ドライな大石さんだが、根底にあるのは、女性の働く環境への想い。「お弁当という形にしたのは、お客さんを待つのではなく、毎日必要な所へ届けたかったから。一般的に飲食業は、時給が低かったり、夜遅くまで営業しなきゃいけなかったりとハード。しかも女性は、結婚したり子供が生まれたら、退職しなければいけない状況になることも。だから、女性たちが働きやすい環境を整えたいと思っていて。うちでは基本、土日祝はお休みにして、時給も地域相場と比較して決めているんです。居心地のいい場所にしていきたいですね」朝からお弁当作りに奮闘中!ロケ弁でも大人気の定番、アホウドリ丸わっぱ弁当と牛肉のしぐれ煮弁当。各¥1,620。アホウドリ東京・要町のリノベーションした古民家で、お弁当のケータリングを営む。具だくさんで美しいお弁当は撮影現場で大人気となり、現在はご近所向けお弁当の店頭販売や、2つの食堂を運営する。右・杉野牧子さん社食担当。2019年3月から「アホウドリ」に参加。社員食堂担当者として、メニュー決めから調理まで担当。テキスタイルアーティストでもある。中・大石真理子さん代表。広告制作会社に勤務後、飲食業界に。『なんてんcafe』の店長を経て、料理チーム「アホウドリ」を立ち上げる。経営戦略や人事まで担う。左・古内珠樹さん代表代理。「アホウドリ」に勤務しながら、オリジナルブランド『mwezi』のタッセルアクセサリー作家として活動中。3人の子育てをする母。ビジョンを共有することで、大きな夢の実現を目指す。次世代リーダーが参加する世界最大の国際会議「One Young World(OYW)」の日本代表を務めたことで出会ったふたり。市川太一さんは日本、平原依文さんは海外と、異なる環境で教育を受けてきたが、これまでに経験したことを語り合う中で、お互いが同じ夢を持っていることを知る。「僕が高校生の時、自分がしたいことや進むべき道を探りたかったのに、進路指導室に行ったら赤本しかないことに失望して。大事な時期に未来に向けた相談ができないことや、日本に根強く残っている偏差値教育に違和感を覚えたんです。その後、大学で留学を経験し、国籍、人種、年齢を問わず人々が集まる、境界線のない世界にこそ大きな学びがあるということに気づいたんです」(市川さん)「私はカナダ留学中、高校卒業後の進路についてスピーチする授業で、友だちが『NPO団体を立ち上げたい』などさまざまな可能性を持ち、違う夢を語る姿を見て、大学進学1択と考えていた自分が恥ずかしくなって。一人一人が自分の“軸”を探求できる教育が、日本にも必要なのではと強く思うようになったんです」(平原さん)ふたりのビジョンが一致したことで、“地球を1つの学校にする”をミッションに掲げる今の会社を立ち上げることになる。「彼女と話していると生きてきた世界や場所も全く違うのに、価値観や考え方がすごく似ていて、言葉がどんどん重なっていく。反射鏡のような感覚。彼女というフィルターを通して、自分の凝り固まっていた考え方に気づかされ、すべきことがどんどんクリアになっていくんです」(市川さん)「彼は自分の軸をしっかりと持ち、誰に対してもフラットに接することができる人。世界中のあらゆる境界線を溶かすことのできる逸材だと思います」(平原さん)そんなふたりは、昨年6月に境界線のない世界を実現するプロジェクトの一環として、『WE HAVE A DREAM 201ヵ国202人の夢×SDGs』を出版。「これは、世界のミレニアル世代、Z世代の若者たちが書き下ろした夢の本です。物語を通して、世界を学べる、まさに教科書。OYWに参加し、世界中のリーダーとつながった私たちだからこそ実現できたこと。この本を完成させるまでに喧嘩もたくさんしたけれど、ブレることのない大きなビジョンをふたりが持っているから、何があっても大丈夫と信じて進めていけたんだと思います」(平原さん)「『WORLD ROAD』という社名には、世界とつながり人生の道が描ける社会にするという意味を込めています。僕らにも道があるように、自分らしい道を世界から描ける未来へ、教育を軸に歩み続けていきたいです」(市川さん)SDGs実践のための情報を発信。保険会社、動物園、時計メーカーなどさまざまな企業とタッグを組み、SDGsのワークショップやイベントを開催。WORLD ROAD教育を軸に事業を展開。社会貢献をビジネスにつなげるための、企業・自治体向けのコンサルティングと研修事業、教育機関に向けたカリキュラム作りや、子供たちにSDGsを伝える授業の提案を行う。右・市川太一さん共同代表。青山学院大学在学中に、OYWに参加。卒業後、エンターテインメント企業、スタートアップでの事業企画などの経験を経て、27歳で起業。左・平原依文さん小学2年生から単身、中国、カナダ、メキシコ、スペインに留学。早稲田大学卒業後、ヘルスケア企業などを経て、26歳で同社を設立。※『anan』2022年1月12日号より。写真・小笠原真紀土佐麻理子取材、文・鈴木恵美岡井美絹子(by anan編集部)
2022年01月07日おうちでできるトレーニングのコツがいっぱい!ーー『自閉っ子サンちゃんのライフスキルトレーニング』著者のたなかれもんさんと長女・小学校2年生のサンちゃんが、「うさぎ先生」からライフスキルトレーニング(LST)を受けて成長していく家族物語『自閉っ子サンちゃんのライフスキルトレーニング』。「うさぎ先生」として登場するのは、医師の平岩幹男先生。マンガの中だけでなく、監修者としてコラムでもライフスキルトレーニングについて分かりやすく解説をしています。自転車に乗りたがらず駄々をこねるサンちゃんが、すんなり自転車に乗るようになった理由は?自分から言葉を発するようになったきっかけは?マンガを楽しみながら、ライフスキルトレーニングついて学びましょう!保護者だけでなく、支援者の方々にも参考になるアドバイスが満載の一冊です。その”生きづらさ”の理由を解く。ーー『リエゾンーこどものこころ診療所ー(6)』『モーニング』で連載され、児童精神科医を描いた医療漫画『リエゾン』。発達ナビでもおなじみの児童精神科医 三木崇弘先生が監修しています。日本で『発達障害』と診断されている人はおよそ48万人。子どもの10人に1人は何らかの発達特性や障害があると言われています。児童精神科医・佐山と、そこにやってきた、自らも発達障害がある研修医・志保は、人知れず学校や家庭でトラブルを抱え、孤独や苦痛に耐えながら生きる人たちと向き合っていきます。第6巻では「完璧なダイエット」「カサンドラ」「夜間託児所」の3編が収録されています。子どもの成長は嬉しいもの。しかし成長と共に保護者は不安になることもあり、悩みも変化していきます。それぞれの親子が障害に向き合う中で児童精神科医が示す、干渉と信頼のバランス、親と子の適切な距離感とは。発達障害の当事者、当事者家族だけではなく、幅広い方に読んでいただきたい一冊です。ことばの発達を促すイラストが満載!ーー『言語聴覚士が作った 思わず話したくなるイラストBOOK 〜ことば・コミュニケーションを育む〜』子どもの言語表出を促進するためには、「事実を客観的に伝えること」と「自分の意見を自分のことばで伝えること」を意識することが大切と言われています。この本は、その2つを意識した子どもとのコミュニケーションを楽しむことができるイラストBOOKです。一冊のなかにイラストがたっぷり!子どもが経験したことのあるような日常や季節ごとのイベントなどの場面が見開き1ページごとに大きく描かれています。大人側が無理に言わせるのではなく、子どもが主体的に話したくなるような「言葉のヒント」がたくさん。トレーニングのような難しさはなく、眺めているだけで子ども自身がお話をしたくなるような一冊です。感覚統合の全体像がやさしく分かるーー『子どもの発達障害と感覚統合のコツがわかる本』人は、「感覚」の発達を土台にして「運動」「行動」「学習」などさまざまな力を獲得していくといわれています。「感覚統合」は、この感覚のつまずきにアプローチして発達を促すことでより高度な動作の改善につなげていく支援方法のことです。この本では、感覚統合の基礎知識や実際の支援のコツがイラストと共に分かりやすく書かれています。多動・姿勢・人見知り・ノートを書くのが遅い・癇癪・お友達とのトラブルなど子どもの気になるポイントを具体的な事例を挙げながら丁寧に解説しています。予備知識がなくても「感覚統合」がよく分かる。支援者の入門編としてだけでなく、保護者にもおすすめの一冊です。次世代につなぎたい地域づくりのヒントは、福祉の現場にあるーー『ウェルフェア トリップ ―福祉の場をめぐる小さな旅』この本は、著者が全国にあるさまざまな福祉施設に足を運び、それぞれの施設でのエピソードをまとめた1冊。訪れた先の福祉施設は実に個性豊か。オリーブ畑、農家とつながるものづくり、最高峰のチーズ、上質な和紙、美術館…。それぞれの地域や、そこにいる方たちならではの品々がつくりだされています。「福祉施設」、そこは「一般社会と壁を隔てた向こう側」ではなく、地域に根づき地域と交流し合う場所。人と人が支え合い、共に生きるという本来の在り方がこの場所にあることを著者はつづっています。生きづらさや困難を抱える誰もが、居場所や生きがいを見つけられるような社会へのヒントを見つけることができるでしょう。それぞれの場所のエピソードに心があたたかくなる1冊です。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年12月12日株式会社ライフコーポレーションは、ライフ実店舗で取り扱っている生鮮食品や惣菜をAmazonを通じてご自宅などへお届けするサービスを提供しており、多くのお客様から大変ご好評をいただいております。Amazonが11月26日(金)から12月2日(木)までの7日間※1 開催する年末のビッグセール「Amazonブラックフライデー」の開催に合わせ、Amazon上のライフネットスーパーでもセールを開催いたします。11月26日(金)午前9時~12月2日(木)午後7時までの間は、ライフがおすすめする生鮮食品などを最大30%OFF※2 にて販売するほか、11月26日(金)午前9時~11月28日(日)午後7時の3日間には、厳選したプライベートブランド商品を最大50%OFF※2にて販売いたします。さらに、初めてご利用されるお客様には500円OFFクーポンも進呈いたします。是非、この機会にAmazon上のライフネットスーパーでお得なお買い物をお楽しみください。※1: Amazonブラックフライデーの開催日時は11月26日(金)午前9時から12月2日(木)午後11時59分までとなりますが、Amazon上のライフネットスーパーでのセール開催期間は11月26日(金)午前9時から12月2日(木)午後7時までとなります。※2: 注文確定時に表示価格より割引がされます。表示価格はAmazon上のライフネットスーパーにおける販売時価格からの割引です。<サービス内容>対象エリアのAmazonプライム会員のお客様は、ライフの実店舗で取り扱っている新鮮な野菜や果物、精肉、鮮魚をはじめ、「ライフプレミアム」や「スマイルライフ」といったライフのプライベートブランド商品等、合計数千点の商品をAmazon.co.jpのWebサイトやAmazonショッピングアプリを使用してオンラインでご注文いただけます。ご注文後、ライフ店内の専門スタッフが、お客様に代わって品質をチェックしながら商品を厳選し、Amazonの配送ネットワークにてお届けします。お届け時間は当日または翌日の12:00~22:00(※一部エリアは12:00~20:00)で、2時間単位で指定可能です。<サービス概要>■URL:www.amazon.co.jp/life (PC、モバイル共通)※Amazonショッピングアプリからも利用可能■取扱商品:生鮮食品、惣菜、日用品等■配送エリア:東京都:23区、清瀬市、狛江市、調布市、西東京市、東久留米市、三鷹市、武蔵野市神奈川県:綾瀬市、海老名市、川崎市6区(川崎区、高津区、多摩区、中原区、宮前区、幸区)、相模原市、座間市、藤沢市、大和市、横浜市13区(青葉区、旭区、泉区、神奈川区、港北区、瀬谷区、都筑区、鶴見区、戸塚区、西区、保土ヶ谷区、緑区、南区)千葉県:我孫子市、市川市、柏市、鎌ケ谷市、佐倉市、白井市、千葉市(稲毛区、中央区、花見川区、美浜区、若葉区)、流山市、習志野市、船橋市、松戸市、八千代市、四街道市埼玉県:さいたま市9区(浦和区、大宮区、北区、桜区、中央区、西区、緑区、南区、見沼区)大阪府:大阪市23区(旭区、阿倍野区、生野区、北区、城東区、住之江区、住吉区、大正区、中央区、鶴見区、天王寺区、浪速区、西区、西成区、西淀川区、東住吉区、東成区、東淀川区、平野区、福島区、港区、都島区、淀川区)、堺市、泉大津市、和泉市、茨木市、交野市、門真市、四條畷市、吹田市、摂津市、大東市、高石市、高槻市、豊中市、寝屋川市、東大阪市、枚方市、松原市、守口市、八尾市京都府:京都市10区(右京区、上京区、北区、左京区、下京区、中京区、西京区、東山区、伏見区、南区)、長岡京市、向日市兵庫県:芦屋市、尼崎市、伊丹市、神戸市8区(北区、須磨区、垂水区、中央区、長田区、灘区、東灘区、兵庫区)、宝塚市、西宮市※それぞれ一部エリアを除きます。※配達可能エリアの確認はサービス画面の「お届け先の選択」より、お届け先の郵便番号を入力しご確認ください。■お届け時間: 12:00~22:00(※一部エリアは12:00~20:00)<当日または翌日の2時間単位で指定可能>■最低注文金額 : 2,000円以上※■配送料: 8,000円未満のご注文の場合は390円、8,000円以上のご注文の場合は無料※■利用条件:Amazonプライム会員としてのご登録<年会費4,900円または月会費500円> が必要です。※上記の価格は全て税込み表記です。※上記は全て2021年11月24日(水)時点の情報で、今後予告なく変更となる場合があります。※AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月24日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、2011年にオープンして以来、多くのお客様にご愛顧いただいております「ライフ二条駅前店」を、2021年11月20日(土)に改装オープンいたします。当店が所在するJR嵯峨野線・京都市営地下鉄東西線「二条」駅付近は、京都市中心部へのアクセスの良さから20~30代の少人数世帯が多い地域で、住宅・教育施設・区役所・ホテル・観光スポットが混在し、地元にお住まいの方のほかに、学生やオフィスワーカーなど多くの人々が行き交うエリアです。今回の改装では、水産・惣菜売り場に対面調理場を設置し、お買い物の”ワクワク感”を感じていただける最新の売り場にリニューアルいたします。また、手作り・時短ニーズに対応するため食料品売り場を拡大し、大型店ならではの味も見た目もご満足いただける商品が登場するほか、セミセルフレジを増設し、お待たせしないスムーズなお会計を実現いたします。装いを新たに、生まれ変わった売り場と豊富な品ぞろえでお客様をお迎えし、地域一番店を目指します。【店舗概要】<店名>「ライフ二条駅前(にじょうえきまえ)店」<住所>〒604-8416京都府京都市中京区西ノ京星池町248TEL 075-821-1110<改装オープン日>2021年11月20日(土)<建物構造>鉄骨造り地上4階建て売り場1・2階駐車場3・4階<売 り 場 面 積> 3,670㎡<店長>安達康弘(あだちやすひろ)<従業員数>191人(社員40人、パートナー151人)<駐車台数>149台<営業時間>9:00~24:00(2階は22:00まで)※営業時間は状況により変更になる場合がございます※店舗詳細は をご覧ください【商圏】・店舗から1㎞圏内は、単身世帯が53.7%、2人世帯が21.9%と全体の7割以上が少人数世帯です。・京都府平均と比較すると20代・30代の構成比が高いエリアです。【特徴】■水産・惣菜売り場に対面調理場を導入し、最新の売り場にリニューアル!対面調理場を新たに設置し、お買い物のワクワク感を演出いたします。■食料品売り場を拡大し、手作り・時短ニーズに対応!お肉売り場は1.3倍に!在宅時間の長期化により高まっている「手作り・時短ニーズ」に対応するため、食料品売り場を拡大いたします。お肉売り場は新しい商品ケースを設置し、売り場を1.3倍に拡大!ライフ指定牧場で大切に育てられたおいしいお肉や、これからの季節にぴったりの鍋セット、すぐに食べられるローストビーフの品ぞろえを拡充いたします。<ビオラルコーナーが登場!ライフネットスーパーでもナチュラルライフスタイルをお手伝い>■セミセルフレジを増設し、お待たせしない「安全・安心」なお会計を実現!【店内配置図】ライフでのお買い物は「LC JCBカード」がおすすめ!さらに今ならお得なキャンペーンがどどーんと3連発!「LC JCBカード」は、ライフの各店舗をご利用のお客様にとって、一番お得にポイントが貯まるカードです。200円(税抜)につき1ポイントの通常ポイントに加え、LC JCBカードでお支払いいただくと、口座引き落とし時に200円(税込)につき、さらに1ポイントが貯まります。今なら、2022年2月28日(月)まで、ライフの創業60周年と発行5周年を記念して、「LC JCBカード」は新規入会で最大5,000ポイントのプレゼントや、ライフでのお買い物で毎日ポイント5倍などお得なキャンペーンを実施中です。(キャンペーンの詳細は をご確認ください)”「LC JCBカード」を使ってお得にお買い物しないともったいない!”ぜひこの機会にご入会・ご利用ください。『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、第六次中期計画において当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月19日フレデリック・コンスタントは、ハイライフ コレクションにワールドタイマーの自社製キャリバー(FC-718)を搭載した新モデルを発売します。ハイライフ ワールドタイマー マニュファクチュールは、現代的なたたずまいで調和のとれた、未来のアイコンウォッチにふさわしい時計です。41mmのケースに収められた地球をモチーフにした文字盤のワールドタイマーが、あなたを世界の旅へといざないます。FC-718N4NH6B イメージカット■共通仕様のインターチェンジャブル仕様ストラップと文字盤の地球モチーフハイライフコレクションは全モデルに以下2つの特徴を備えています。(1)一体型ストラップを採用したケースデザインストラップがケースに組み込まれた、その一体感に貫かれたデザインに加え、ストラップを簡単に交換できるインターチェンジャブル仕様を採用。時計裏の2つのプッシュボタンをプレスするだけで、ケースからストラップを取り外すことができ、付属のストラップをカチッとはめ込むだけで交換が完了します。(2)調和を意味する地球のモチーフ全モデルの文字盤には地球のモチーフが描かれています。この地球のモチーフは完全な球、調和といったイメージを想起させ、現代では環境保護の象徴でもあります。人々が協調し、サステナブルで理性的な生活への思いは、フレデリック・コンスタント創立以来の理念に通じています。次世代に継承することができる時計をより多くの人々に届けることを掲げてきたフレデリック・コンスタントは、その思いを地球のモチーフに込めています。■シンプルで直感的、操作性を高めたワールドタイマーの自社製キャリバー(FC-718)ワールドタイマーの自社製マニュファクチュールキャリバー(FC-718)は、そのシンプルで直感的な操作性の高さからマニュファクチュール コレクションの中でも世界的に人気の高いモデルです。文字盤には、24時間表示、6時位置のデイト表示、外周部に24タイムゾーンを表した都市表示ディスクを有していますが、複雑にならず、シンプルにリューズのみの操作で、あらゆる機能調整を行うことができます。インデックス外側にある24時間表記の色調をホワイト(昼間の都市)とネイビー(夜間の都市)とに分けることにより、昼夜の識別もたやすく、インジケーターなどを介することなく直感的に把握できるようデザインしました。シースルーケースバックからは、ムーブメントの機構や典型的なジュネーブ装飾の美しいペルラージュやコート・ド・ジュネーブを楽しむことができます。■ハイライフ ワールドタイマー マニュファクチュールダイヤルのセンター部のみならず、サンレイ仕上げの6時位置のデイト表示、文字盤外周部の都市表示リングなど全体をネイビーでまとめ、モダンシックに仕上げました。都市表示やデイト表示をホワイト文字にすることで視認性を高め、時針と分針には夜光塗料を施し、夜でも時刻が確認できるように配慮しました。また、このモデルの登場を記念して、ハイライフ コレクションでは初めて2本のストラップが付属します。柔らかなネイビーのヌバックストラップへ付け替えればアーバンクラシカルなスタイルへ、ラバーストラップへ付け替えれば全く装いの異なるラグジュアリースポーティーテイストへと、さまざまなスタイルをこの1本で叶えることができます。[商品詳細]FC-718N4NH6Bインターチェンジャブル仕様替えラバーストラップインターチェンジャブル仕様替えヌバックストラップ品番 :FC-718N4NH6B商品名 :ハイライフ ワールドタイマー マニュファクチュール税込価格 :492,800円ムーブメント :自動巻き、FC-718、日付、ワールドタイマーケース径/厚 :41mm/12.90mmケース・ストラップ素材:SS防水 :5気圧備考 :インターチェンジャブル仕様替えストラップ2本(ラバー&ヌバック)付属■FREDERIQUE CONSTANT(フレデリック・コンスタント)フレデリック・コンスタントは、1988年創業、スイス、ジュネーブを本拠地とした時計製造ブランドです。設計から組立、品質管理などのすべての工程を一貫して行い、2004年以降、30種類もの自社製キャリバーの開発、製造、組立を手がけています。2015年には、アナログダイヤルですべてを表示する初のスイス製オルロジカル スマートウォッチを発表し、スイス時計産業に新しい時計分野が誕生しました。クラシカルエレガントデザインをベースに、最新の設備と豊富な器材を使用し、時計職人による手作業での組立を行うことにより、高い品質と耐久性を確保しています。「フレデリック・コンスタント」は、「Accessible Luxury/手の届くラグジュアリー」をコンセプトに創造性と卓越した価値を提案するため革新を続けています。 ■お客様お問い合わせ掲載番号受付時間 :9:30~17:30(祝日を除く月~金)フレデリック・コンスタント相談室:0570-03-1988 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月18日サッカーの技術だけでなく、人間的な成長を促すサカイクキャンプ。実際参加した子どもにどんな変化があったのか、親御さんは成長を感じているのか。気になる方、いますよね。この夏のサカイクキャンプに参加してくれたお子さんと親御さん、それぞれの声を聞いたのでご覧ください。サカイクキャンプ参加前は、サッカーを辞めようと思っていたという3年生のジュンヤくんとお父さんにお話を伺いました。キャンプから数か月たった今、ジュンヤくんはサッカーを続けています。「目標を掲げ、積極的にプレーするようになった」という見違えるほどの成長もみられるそう。3日間のサカイクキャンプでのジュンヤくんの変化にご注目ください。(取材・文:小林博子)サカイクキャンプ<<夏キャンプ参加者の声子どもたち自身が「考える力がついた」と実感するキャンプで、コーチたちが行っている声掛けと「ライフスキル」指導とは■サッカーだけじゃないキャンプという点に惹かれて参加キャンプに参加することを促したのは、ジュンヤくんのお父さんでした。まずはサッカーの技術向上につながるスクールを探していたこと、そして生活習慣を改善するきっかけを探していたことも理由でした。コロナ渦で自宅で過ごす時間が長くなるにつれ、ゲームや動画配信サイトなどに触れる時間が多くなってしまい、生活リズムの乱れに頭を悩ませていたそうです。「3日間でサッカーの技術が大きく伸びるとは正直期待しておらず、どちらかというと心の成長を期待して参加させました。そういうところにも重きをおいているサカイクキャンプは今のジュンヤにぴったりだと思いました」(お父さん)■キャンプ後はゲームをスパッとやめられるようになった実際、キャンプ後のジュンヤくんの生活態度は大きく改善されたそう。お父さんは「例えば、お風呂にはいりなさいと声をかけると、それまではだらだらとゲームを続けてなかなか入らなかったところ、今ではすぐにゲームを終わらせて入るように。小さなことですが、規律が身に付いた証だと思います」と話します。ジュンヤくん本人に、どうしてそうできるようになったのかも聞きました。「サカイクキャンプではみんなと過ごすから、時間になったらパッと動かないといけなかった。そうしてみたら、そのほうがちゃんとできて気持ちよかったです。ゲームはだらだらやっていてもきりがないと思えるようになりました」と、なんとも優等生的な返答が!そう答えるジュンヤくんの横で、ニコニコとしているお父さんの表情が印象的でした。ゲームやスマホの使い過ぎに頭を悩ませている親御さんも多いはず。サカイクキャンプでは、それらは期間中スタッフが預かります。3日間のデジタルデトックスができるという意味でも、キャンプは子どもたちにとって貴重な体験になるでしょう。■子ども扱いせず、一人ひとりと本気で向き合うジュンヤくんがサッカーを辞めようと思っていた理由は、自分のプレーに自信が持てなかったことや、チームメイトとのコミュニケ―ションに悩んでいたことなどがありました。できないことやうまくいかないことは、まわりの人や環境のせいにして諦めてしまいがちな性格でもあったため、所属チームで孤立することもあったようです。そんなところはキャンプ中も見られましたが、コーチたちはジュンヤくんに本気で向き合い、時間をかけて話すことを根気よく続けました。キャンプに帯同した菊池コーチは、こう話します。「チーム活動をする少年団やクラブチームでの活動は、勝つことや技術の習得など、サッカーそのものがメインです。対してサカイクキャンプは心の成長やピッチ外での行動も重視しているため、子どもたち一人ひとりの内面としっかり向き合います。子ども扱いせずに真剣に話します。そして、その後の行動が良い方向に変わればちゃんと認める。そういったことの繰り返しで、ジュンヤくんもだんだんどうしたらいいかを理解してくれたように思います」キャンプ中、ジュンヤくんは5つのライフスキルのうち「コミュニケーション」をしっかり理解し、大きく伸ばすことができました。苦手だった気持ちのコントロールもできるように。サッカーではチームメイトとともに協力し合い、3日目の試合では勝利。ジュンヤくんがキャンプで一番嬉しかったのは「試合で勝ったこと」とのことですが、その勝利の裏側には、ジュンヤくんの変化が大きく影響したといえそうです。「親が言ってもなかなか受け入れてもらえないので、第3者のプロのコーチが本気で向き合ってくれたことで、素直に受け入れることができたのだと思います」と、お父さん。キャンプ参加の一番の目的であった心の成長を実感してくれていました。自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>■心の成長がプレーにも現れる好循環に諦めない姿勢、人や環境のせいにしないこと、仲間とのコミュニケーションなど、3日間で伸ばしたこれらのスキルを味方に、サッカーでは「自信」が育まれました。ジュンヤくんに自信がついたかを聞いたところ、「はい!」と元気に即答。「3日目にいいプレーができたし、サッカーが上手な子たちと同じチームで試合ができたから」と、理由も言葉にすることができました。たくさんの「できる」を繰り返し、チャレンジすることを怖がらなくなったことで、キャンプ後のチームでのサッカーでも「ボールに絡むシーンが増えた」とお父さんは感じているそうです。ポジションはディフェンダーのジュンヤくん。「抜かれても追いかけるようになった」という変化も。お父さんは「かつては自分に自信が持てないことがプレーにも現れ、持っている力を発揮できていないシーンも多かったと思います。でも今はそうじゃない。自信がついたことで積極的になり、サッカーにも良い影響がありました。結果としてサッカー上達にもつながったと思います」と、手応えを感じてくださっています。■こんなときだからこそ、サッカーができることに感謝しよう最後にお父さんは、「毎日サカイクのfacebookで子どもたちの様子を報告してくれたり、しっかりとした体制で運営されている点も魅力でした」とキャンプに子どもを預ける親の心境も話してくれました。コロナ渦での開催となった前回のキャンプでは、感染対策を徹底するため、食事など生活面でのプログラムの変更を余儀なくされています。たとえば毎回子どもたちが楽しみにしているバーベキューは行わないなど残念な変更も。親御さんが安心して子どもを送り出せ、子どもたちは安全に過ごせることが第一です。「そんな中でも、サッカーができることの喜びや、キャンプに参加させてもらえることに対する感謝の気持ちは、以前より強く伝えています」とコーチたち。寒くなると風邪やインフルエンザなどが流行しだしますので心配だと思いますが、子どもたちはどんどん成長していきます。安心安全な環境下で真剣にサッカーと向き合う3日間は、こんなときだからこそ貴重な体験になるのかもしれません。親元を離れて過ごすほんの3日間で自信をつけて帰ってくるキャンプ、純也くんも、参加したいけど迷っている子がいたら「僕も行ってみたけど大丈夫だったから、行ってみたら?』とアドバイスする」と断言してくれました。なんだか自信なさげにプレーしている、どこか楽しくなさそう、と感じている親御さん、サカイクキャンプでお子さんの自信を取り戻しませんか。初心者でも自然と長く書けるようになるサッカーノートとは>>
2021年11月17日サッカーの技術だけでなく、人間的な成長を促すサカイクキャンプ。実際参加した子どもにどんな変化があったのか、親御さんは成長を感じているのか。気になる方、いますよね。この夏のサカイクキャンプに参加してくれたお子さんと親御さん、それぞれの声を聞いたのでご覧ください。愛知県に住む小学4年生のリュウノスケくんと1年生のシュンノスケくん兄弟は、今年の富士キャンプ(静岡会場)が初めての参加でした。兄弟そろっての参加ではありますが、1年生のシュンノスケくんが親元を離れて宿泊を伴うイベントに参加するのは初めてだったそう。話してくれたエピソードや感想は「低学年での参加はまだ早いかな」とお思いのお子さんや親御さんのご参考になるかもしれません。(取材・文:小林博子)夏のサカイクキャンプに参加したリュウノスケ君(左)とシュンノスケ君(右)兄弟<<夏キャンプ参加者の声「自信がなかった息子がキャンプ後も自信をもって声掛けができるようになった」理由■サカイクが提唱する「自分で考えて決める力」に共感サカイクキャンプ参加は、ご両親からの提案でした。お母さんはこう話します。「なんとなく始めたサッカーでしたが、お兄ちゃんの学年が上がるにつれて、ポジションやレギュラー争いなどで親の欲のようなものも出てきていました。そんなモヤモヤした気持ちで過ごす日々を送っていた時に出会ったのが、サカイクの『自分で考えて決められる賢い子供 究極の育て方(KADOKAWA)』でした。1冊読み終わるころには、夫婦ともに気づくことが多くモヤモヤした気持ちも一気に晴れ、強く共感。そのメソッドを子どもたちに体感してもらいたいと、キャンプへの参加を提案しました」試合の結果について自宅でもダメだしをしてばかりだった頃にこの本を読み、子どもたちにサッカーを通して学んで欲しいこと、どんな大人になって欲しいかに着目するようになったそう。ご両親が心から望むのは、サッカーを通して自分で考えて行動する力を養ってほしいということです。子どもたちへの接し方も変わったそうです。ご自宅ではサカイクのYouTubeチャンネルを2人に見せ、子どもたちも共感。サカイクキャンプで本格的に体験することを2人とも楽しみに当日を迎えました。■自分で考えて行動する力が身に付くキャンプ参加後の取材では、シュンノスケくんは「自分で考える力がちょっとついたと思う」とはにかみながら教えてくれ、お兄ちゃんのリュウノスケくんは「考える力とコミュニケーション能力に自信がつきました」とりりしい表情で話してくれました。キャンプに帯同した柏瀬翔太コーチによると、まずリュウノスケくんは「考える力」に違いが現れ、初日より2日目、そして最終日には5つのライフスキルを理解した行動がとれるようになったとのことです。例えば、チームを組んで試合をする際、ミスをしたチームメイトにかける言葉が相手を敬い、前向きな言葉になったなど、例を挙げればきりがありません。それは、キャンプ後のチームでの活動でも活かされているといいます。キャンプ初日に学ぶ「5つのライフスキル」は、考える力のほか、感謝の気持ちやコミュニケーション、リーダーシップなど、サッカー選手としてはもちろん、これから生きていくうえで大切なスキルばかりです。それは、ご両親が願う「サッカーを通して学んでほしいこと」にほかなりません。■低学年は「感謝」「チャレンジ」にフォーカスサカイクキャンプでは、低学年の子どもたちには5つのライフスキルのうち「感謝する心」と「チャレンジ」の2つについて話します。感謝の気持ちは、3日間の生活の中でコーチが少しずつ実感させてくれます。例えば、衣類や道具を自分で片づけることで、普段道具を買ってくれたり、洗濯や手入れをしてくれているご両親への感謝の気持ちに気づくこと。サッカーグラウンド以外の場所でも学ぶことはたくさんありました。チャレンジは、「失敗してもいいからやってみる」ではなく、「失敗を怖がらず成功するようにやってみる」という姿勢を重視します。「"ダメでいいからやってごらん"ではなく、考えてチャレンジするように声をかけ、できたことを認めます」と柏瀬コーチ。最年少の1年生で参加した弟のシュンノスケくんは、キャンプで嬉しかったことを聞くと「サッカーのプレイでスーパー1年生って言われた!」とはじけるような笑顔で教えてくれました。自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>■キャンプでは低学年も自分の荷物を自分で片づけたり、身の回りのことを一人でやるコーチによると、シュンノスケくんは試合中、周りをしっかりと見てその時に最善となる行動(ドリブルで突破するのではなくパスを出す......など)にチャレンジでき、それが結果につながったことから最上級の誉め言葉である「スーパー1年生」という表現を使ったそうです。シュンノスケくんが宿舎で自分の荷物を一生懸命片付けていた姿も印象的で、そんな生活態度も含めての褒め言葉だったそうです。低学年において、5つの中で「感謝」「チャレンジ」にフォーカスしているのは、わかりやすい聞きなれた言葉であることと、サッカー以外の生活の場でも発揮できるスキルであることが理由です。その2つが身に付けば、おのずと残り3つにもつながっていく点も加味しています。「私たちは学年に関わらず、子どもたちの5年後、10年後の姿を想像して指導しています。大人になったときに迷わず、自分で考えて決められる人になってもらうためにはという観点で接しています」と柏瀬コーチ。その学年に応じた理解しやすさや実践しやすさを計画的にプログラムし、長い目で「ライフスキル」の構築をサポートします。子どもたちは大好きなサッカーを通して、サッカーの技術だけでなく、かけがえのない一生もののスキルを身に着けて帰っていきます。■褒められ、認められるサッカーで自信も育もうキャンプ中は、些細なことでも褒められ、認められ、子どもたちは自信をつけていきます。「所属しているクラブチームでは試合に勝つために、サッカーの技術やチームプレーを学ぶ場所。時には厳しいことを言われて自信を失って帰ってくる日もあります。それに対してサカイクキャンプは自信を付てくれる場所である点も魅力的です。親ではなく第3者から褒められる機会はこれからもたくさん作ってあげたい」とお母さんは話してくれました。「また参加したい!」と口をそろえて言うシュンノスケくんとリュウノスケくん。親御さんも「スケジュールが合えばぜひ参加させたい」と言ってくれました。初心者でも自然と長く書けるようになるサッカーノートとは>>
2021年11月15日サッカーの技術だけでなく、人間的な成長を促すサカイクキャンプ。実際参加した子どもにどんな変化があったのか、親御さんは成長を感じているのか。気になる方、いますよね。この夏のサカイクキャンプに参加してくれたお子さんと親御さん、それぞれの声を聞いたのでご覧ください。今回お話をしてくれたのは、今夏のサカイクキャンプが初参加だった小学4年生のユウゴくんとお母さん。ユウゴくんは「自信を持ちたい」「声かけができるようになりたい」と、明確な目標を持って挑んだキャンプでした。キャンプで指導にあたった柏瀬翔太コーチによると、ユウゴくんは初日と最終日で印象が大きく変わったといいます。気になる理由やエピソードも気になるところです。(取材・文:小林博子)サカイクキャンプ<<春キャンプ参加者の声「大人が思っている以上に子どもの成長を促してくれるキャンプだった」■「自信を持ちたい」という目標に結果が出た3日間サカイクキャンプ参加理由をお母さんはこう話します。「今年もコロナ渦の夏になり、どこにも連れて行ってあげられないから、何かイベントをと探していて見つけたのがサカイクキャンプです。サッカーのキャンプにこだわったわけではなく他の合宿も提案したのですが、本人はサッカーがいいと即答。だったらと、申し込みました」地元の少年団チームに所属するユウゴくん。サッカーを始めたのは小学2年生の終わりごろですが、チームメイトは小学校入学前からサッカーをしていた子が多いこともあり、試合での出場機会が少ないそう。サッカーへの自信があまりついていないことをお母さんは懸念していました。参加理由を聞いた時に、本人が「自信を持ちたい」と最初に口にしていたのはそういう事情があったようです。親御さんと離れて初めて過ごした2泊3日。最終日にキャンプ会場へ足を運んだお母さんは、「3日前に出発したときとが明らかに違う、イキイキとした表情をしていたのが印象的でした。"俺がやってやるぜ"という顔でサッカーをしていて、表情から自信がついたことが伺えました。それを見て参加させて良かったなと思いました」と語ってくれました。■自信を育んだのは、たくさんの成功体験からサカイクキャンプの感想をユウゴくんに聞いたところ、まずは笑顔で「楽しかった」との回答。そして「嬉しかった」と答えてくれました。嬉しかったのは「2日目の試合で負けたけど、3日目は勝てた」というエピソードが理由のようですが、詳しく聞くとキャンプで学んだことをすぐに実践したからこその喜びだったことがわかります。サカイクキャンプではサッカーの技術習得のほかに「5つのライフスキル」を学び実践することにも力を入れています。小学4年生のユウゴくんは初日に座学でそれを学び、キャンプ中はコーチの声がけのもと、実践しながら過ごしました。柏瀬コーチにお話を伺うと、ユウゴくんは2日目の試合で負けた後、ライフスキルの学びをいかし、チームメイトに前向きな声がけができたそう。相手の立場になって自ら考え、翌日の試合に向けポジティブな言葉を選んで積極的に声をかけることができていました。チームは試合で翌日勝利。それはユウゴくんにとって何よりも嬉しかったことのようです。キャンプ中、コーチ陣は一人一人の行動をしっかり見て、積極的に褒めます。積極的に声がけができたこと、学びをすぐに活かせたこと、試合に勝てたこと、コーチに褒められたこと......。たくさんの成功体験を積んで、ユウゴくんの「自信」はキャンプで強いものになったことでしょう。キャンプ終了から1ヶ月後に行われる「フォローアップ研修」でコーチが聞いたところ、ユウゴくんはキャンプ後のサッカーにおいても、前向きな声がけがしっかりできていると実感し、それまでより堂々と、自信をもってサッカーができているそう。お母さんも同じように感じ、「ひとまわりたくましくなった」と感じているとのことです。■ピッチ外の行動にも変化がサカイクキャンプにおいて、コーチはサッカー以外の「オフザピッチ」の行動にも重点をおいて子どもたちと接しています。柏瀬コーチは「ピッチ外での行動はピッチ上でサッカーをしているときと同じくらい重要」と話します。その観点で、ユウゴくんにはとても印象深いエピソードがあると話します。キャンプ中にあった試合の合間の待ち時間、ユウゴくんは子どもたちの仲間に入れずに孤立してしまった子に声をかけ、子どもたちの輪の中に誘うシーンがありました。そういう子がいることに気づけたこと、そしてしっかり声をかけて仲間に入れてあげられたこと。小学4年生で、それができる子は多くはありません。そのエピソードを聞いて、「もともとお友達に優しくて気遣いができる子だったけれど、その良いところがさらに伸びたと思います」と目を細めるお母さんは、その後のチームでの活動や普段の行動にも良い影響が出ていると感じていると言っていました。自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>■サッカーで友達が増えたまた、ユウゴくんがサカイクキャンプに参加して「嬉しかった」と語った理由のもう1つに「サッカーをする友達が増えたこと」があるとも語ってくれました。5つのライフスキルの中にある「リーダーシップ」や「コミュニケーション能力」もキャンプ中にしっかり育まれ、「次のキャンプに参加できたらまた同じチームになりたいね」などと話しているそうです。ユウゴくんに「お友達が参加するか迷っていたら、どう声をかける?」と聞いたところ「だったら僕と一緒に行こうって言う」とにっこり。ポジティブで相手の立場を考えた声がけは、どんなところでも発揮できているようです。初心者でも自然と長く書けるようになるサッカーノートとは>>
2021年11月10日どんな仕事においても、働いていく中で専門的なスキルが身に付き、また、みがかれていくもの。漫画家の中村ゆきひろ(@Nmurayukihiro)さんがTwitterに投稿した漫画は、保育士という仕事のすごさ、そしていかに専門的なスキルをもっているかが、よく分かるものでした。保育園で、衝撃的だったこと我が子が保育園に通っていた際、保育士体験を受けたという中村さん。子供たちは元気いっぱいで、静かにしなければいけないシーンでも、中村さんの言葉に聞く耳をもたなかったといいます。しかし、プロの保育士の手にかかると…。ムスメが保育園に行ってた時に衝撃的だったことの漫画です pic.twitter.com/b4FoRHxvwk — 中村ゆきひろ (@Nmurayukihiro) September 29, 2021 各々好きなことに夢中な子供たちを相手に保育士がしたことは、手遊び歌。するとどうでしょう、子供たちは保育士と一緒になって、手遊び歌をはじめ、最後には全員が前を向いて着席していたのです。ま…魔法か~!?そう心の中で叫ばずにいられなかった、中村さん。日々、子供たちと向き合い、行動や習性を知り尽くしているからこその保育士のスキルに衝撃を受けたといいます。中村さん同様、漫画を読んで「すごい」と感動を覚えた読者は多く、絶賛の声が多数寄せられました。・幼稚園の頃に、自分もこの手遊び歌に釣られていたことを思い出した。・小さい子もこれなら楽しく静かにできますね。考えた人すごい!・保育園の先生って天才だよなぁ…。おとなしい子、元気な子、イヤイヤ期の子もいれば、そうでない子など、保育園や幼稚園にはさまざまな子供がいます。子供一人ひとりにあわせた対応はもちろん、時には一度に全員を相手しなければならないこともあるでしょう。子供の視点に立ち、うまく誘導する保育士さんは、『専門職』といえますね…![文・構成/grape編集部]
2021年09月30日異性との会話では、緊張してイマイチ盛り上がれない……という悩みを抱える女性は多いもの。そんなときは、会話上手な女性がどんなスキルを持っているのか学んでみるといいですよ。今回は、男性が会話をしていて楽しいと感じられる女性が持っているスキルを紹介していきます♡■ 男性が言いたいことを引き出す「スポーツインストラクターの仕事をしてるって言うと、『学生時代はどんなスポーツしてたの?』とか『ジムでは、どんなクラスの担当しているの?』とか、いろいろ聞いてくれる子がいて。経歴とか仕事でさりげなく自慢できることを引き出してくれたので、すごく気分よく話せました」(26歳男性/スポーツインストラクター)自分のなかで誇れることでも、わざとらしく自分から話題を振るのは男性も気が引けてしまいます。そんなときは、会話のなかから彼が自慢に思っていそうなことを推測して、質問してみましょう。会話以外でも、彼の服装や持ち物も、なにげないヒントになってくれるはず。間違いを恐れず、気になったことは聞いてみてくださいね。■ 誉め言葉の語彙が多い「職場の先輩女性は、よく僕を褒めてくれます。仕事のことでも、服装のことでもよく見てくれてて。毎回使う褒め言葉が違うからお世辞じゃないっぽいし、すごく居心地いいなって思いますね」(26歳男性/SE)「すごい!」「かっこいい!」「ステキ!」……これらはよく使われがちな褒め言葉ですが、これ以外にパッと出てきますか?会話上手な女性の特徴の1つは、褒め言葉の語彙が豊富なこと。毎回ちょっとずつ観点を変えて褒められると、お世辞っぽくなく、毎回新鮮なよろこびを感じてもらえます。語彙を増やすのはもちろんですが、服装や髪型、表情など、小さな変化も見逃さない観察力も合わせて身につけておきたいですね。■ 1言うと10わかってくれる「自分ではあまり話すのが得意ではないと思っていますが、今の彼女は出会ったときから僕の話を少し聞いただけで言いたいことを理解してくれます。こういうのが、相性がいいってことなのかなって思いますね」(25歳男性/公務員)会話上手な女性は、少し話をきいただけで男性の意図をつかむスキルを持っています。自分の伝えたいことをきちんと理解してくれる相手とは、話していて楽しいですよね。男性と会話をするときは、とくに想像力を持って話を聞いてみるのがおすすめです。彼の言葉から風景を思い浮かべてみると、彼の言いたいことを理解しやすいですよ。■ 楽しい会話で彼との距離を近づけよう「会話スキル」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、今回ご紹介したのはどれも、意識次第で実践しやすいものばかりです。とくに褒め言葉の語彙を増やすことは、調べればすぐに習得できるはず。楽しい会話を積み重ねて、意中の彼とぐっと距離を近づけてみてくださいね♡(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年09月06日サッカーのスキルだけでなく、子どもの自立心も身につくと評判のサカイクキャンプ。夏休みの開催を控えた6月中旬、サカイクキャンプでのコーチ陣がクラブチームにうかがい、1日キャンプを実施しました。はたして、1日体験で子どもたちはどのような刺激を受けたのでしょうか?(取材・文:鈴木智之)サカイクキャンプで導入している内容をFCリアルの選手たちに体験してもらいました■目標を立てるには「いまの自分を知る」ことが大事サカイク1日キャンプに協力したくれたのが、埼玉県で活動する、FCリアルのみなさん。この日は小学3年生から5年生までが参加してくれました。プログラムは、通常2泊3日で行われるサカイクキャンプでの内容をギュッと凝縮したものになっています。なかでも特徴的なのが、トレーニング前にセミナーを通じて「目標設定」や「いまの自分を知る」という取り組みをすること。サカイクキャンプの菊池健太コーチは、その意図を次のように説明します「子どもたちがどんな目標を持っているか、どうなりたくてサッカーをしているのかを、僕らコーチ陣が知ることは、すごく大切なことだと思っています。目標を子どもたちと共有すると、そこに向かっていく手助けができます。目標をイメージできていない子は『自分はどうなりたいんだろう?』と考えることが、成長していくための第一歩になります」それらをもとに、サッカーのトレーニングをして、練習後は「トレーニングを終えてどうだったか」「どこが成長できたか」などを、サカイクサッカーノートを使って振り返っていきます。菊池コーチは「サッカー面では、サカイクキャンプでで重点的に取り組んでいる『考えて動く』こと。気持ちの面では、『チャレンジする』ことをテーマに設定しています」と教えてくれました。■子どものチャレンジを促す声掛けトレーニングは対人形式やゴールを設定した競争形式のものが多く、子どもたちは暑さをものともせず、夢中になって取り組んでいました。なかでも印象的だったのが、子どもたちのプレーに対して、コーチが常にポジティブな声掛けをしていること。「いいね」「ナイス」「いまのチャレンジ、よかったよ」などと、子どもたちの背中を押す掛け声をしていました。菊池コーチは汗をぬぐいながら、次のように言います。「小学3年生でも、僕たちが『チャレンジすることって大事だよね』と言ったら、5年生相手にドリブルを仕掛けたり、積極的にボールを奪いに行ったりとチャレンジしてくれました。本当は学年ごとに分けて試合をする予定でしたが、子どもたちの様子を見て、できそうだったので全学年をミックスしてやりました。非常に良かったと思います」小学5年生の子に感想を聞くと、「3年生の子がうまくプレーするためにはどうすればいいかを考えてプレーした。普段はあまりそういうことを考えないので、できてよかった」としっかりと話してくれました。■子どもたちにチャレンジさせるための工夫、その狙いとは子どもたちにチャレンジさせるために、コーチ陣も工夫をこらしています。この日のトレーニング中、あえて難しい「4人1組でのヘディングゲーム」に挑戦しました。4人連続でバックへッドを成功させるというもので、難易度が高いのでなかなかクリアできません。みんなで失敗を体験することで、「もう一回、もう一回」「順番変えようか」など協力し合っていい雰囲気になっていました菊池コーチは、その狙いを次のように明かします。「わざと失敗するゲームを入れました。失敗するんですけど、みんなが笑顔で練習に入れる雰囲気を作ると、失敗に対して文句を言わなくなります。導入の部分はいつも気を使っています。口で『失敗してもいいよ』と言うのもいいですが、みんなで同じ体験をすることで生まれる雰囲気や関係性も大切にしています」自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>■成長を実感することで自己肯定感が高まるサッカー面では「考えて動く」ことをベースに、周囲の状況を観て、どのプレーが良いかを選択することや判断スピードを速くすること。そのために味方の選手が助ける(サポートをする)ことなどを学んでいました。90分のトレーニング終了後、子どもたちはサカイクサッカーノートを書きながら、トレーニングの振り返りをします。菊池コーチは言います。「これは、サカイクキャンプでで大切にしている『ライフスキル』の中の『自分を知る』作業です。練習を振り返ることで、練習前の自分と比べて、成長した部分がわかります。それをチャートにすることで視覚的にも成長が実感できるので、自己肯定感も高まります」FCリアルの委文佑樹コーチは「トレーニングでは、子どもたちが率先して考えて、味方に声をかける姿を見ることができました。目標があって練習して、それに対してフィードバックをするという流れは大切ですよね」と感想を話してくれました。■たった3日間で確実に子どもに変化が起きる夏のサカイクキャンプでに向けて、菊池コーチは意気込みを語ります。「僕ら大人がするべきは、子どもたちが楽しんでチャレンジできる環境を整えること。もともと、子どもたちは楽しむ力を持っています。僕らはそれを後押ししたいと思い、子どもたちと接しています。キャンプの3日間で、確実に変化が起きる、変わるきっかけがあると思います。夏休みにしかできない経験、小学4、5、6年生、その時期にしかできない経験が必ずあるので、ぜひ興味があるお子さんは参加してもらえたらと思います」自立心やチャレンジ精神、感謝する心など、サッカー以外の成長にも目を向けるサカイクキャンプで。サッカーの技術、戦術に加えて、生活面での成長も期待できるプログラムを受けてみたい方は、ぜひアクセスしてみてください。自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>
2021年07月05日関東大学サッカーリーグで2連覇中の明治大学サッカー部。2020年度の卒業生は12人がプロになり、多くのJクラブで活躍中です。2019年度には大学5冠を達成するなど、輝かしい成績を残す"常勝・明治"。チームを率いる栗田大輔監督のモットーとは?発売中の栗田監督の著書「明治発 世界へ! 明治大学サッカー部監督・栗田大輔の結果を出し続ける、組織マネジメント論」(竹書房)から一部を抜粋し、紹介します。(構成・文:鈴木智之)関東大学サッカーリーグで2連覇中、常勝・明治が追及する「個の強さ」とは■強い個人がクリエイティブにプレーする明治大学サッカー部には、前任の神川明彦さんが作った「三原則(球際、切り替え、運動量)」という言葉があります。それをベースに、私は選手たちに「強い個人がクリエイティブにプレーすること」を求めています。なかでも大事にしているのは「徹底的な個の強さ」です。それをサッカー面と人間性の両方で追求しています。大学は最後の育成の段階です。そこですべきはエンジンを大きくすること。車にたとえるなら、カローラよりもポルシェの方がスピードが出ます。なぜならポルシェの方が、エンジンが大きいからです。サッカー選手としてのエンジンが大きければ、どのようなサッカーにも適応することができます。プロに進めば、様々な監督がいて、多様なスタイルがあります。ひとつのクラブでも監督が変われば戦術が変わり、求められるプレースタイルも変化していきます。そうなったときでも、すぐに適応できる選手になってほしい。明日、ヨーロッパのクラブからオファーが来たとしても、何食わぬ顔でプレーできるようになってほしい。その観点で日々のトレーニングを考えるとともに、選手の指導にあたっています。■守備の強度が低い中でトレーニングをしても、試合で活きる技術は身につかないベースとして必要になるのは、ハイプレッシャーのもとでの認知と判断に基づく技術の発揮。そして、攻守に高い強度でプレーし続けることのできる運動量。この2つは徹底して鍛えます。守備の強度が低い中でトレーニングをしても、試合で活きる技術は身につきません。それを実行するためのハードワークは、どのポジションの選手にも求めます。選手に対する要求は高いです。明治が求める基準、スタイルに適応するために、自分は何をすべきか。何が足りないかを、選手たちは日々、自問自答しています。客観的に自己分析し、課題に向き合ってチャレンジする考え方、やり抜く心も大切です。そして最終的には、自分の特徴をチームの中で発揮すること。自分の能力を、チームの勝利のために活用することができるようになると、トップチームのスタメンに定着していきます。■プライドや過去の成長にしがみつくと、成長が止まりかねない明治に来るのは高校やJユースの中心選手で、プロから声がかかる選手もいれば、かからなくて大学に来た選手もいます。全員に共通するのが「プロになれないから、明治に来た」ことです。何かが足りないから、高校卒業時にプロに行けなかったという反骨心は、誰もが胸に秘めています。私が心がけているのは「自分には足りないものがあるから、明治に来たんだ」と気づかせること。成長させるために、ここに来たんだというマインド作りを徹底して行います。純粋に、自分の成長に対して、上に矢印を向ける。それが明治の最大の特徴だと思います。プライドや過去の栄光にいつまでもしがみつくと、成長が止まってしまいかねません。それを自信につなげるのは結構ですが、彼らは成長過程なので、自信は胸にしまっておけばいいのです。そういう選手ががむしゃらに努力することが大切で、周りの選手も、年代別日本代表に選ばれた選手が必死に努力して、実直にやっていたら「もっと自分もやらなければいけない」という気持ちになりますよね。その環境を仲間同士で作りあえているのが、一番大きいと思います。■先輩たちから学ぶことができる卒業していった先輩から学ぶことができるのも、明治の良さだと思います。大学時代、一緒にプレーした選手がプロに行って活躍している姿を見ることで、練習や試合で感じたことをリアルに思い出し、「プロになるためには、あのレベルが必要なんだ」と思い返すことができます。そうしてさらに努力していくサイクルができているのも、明治からプロ選手が毎年のように出る要因のひとつではないでしょうか。2020年には12人がJリーガーになった■才能×努力×考え方私は選手に「才能のある選手が努力したら、いい選手になれると思う?」と聞くことがあります。すると、ほとんどの人が「なると思います」と答えます。でも私は、なる人と、ならない人がいると思っています。毎日の練習は足し算で、積み重ねです。そこに掛け算をして、才能に努力と考え方を加えます。「才能×努力×考え方」です。そこで考え方の部分がネガティブな思想であれば、いくら才能があって努力しても、マイナスに転じます。反対に、ポジティブな考え方のもとで努力を積み重ねることができれば、結果はプラスに転じます。自分をコーディネートする力を持っていれば、その積み重ねは乗数になるのです。■練習は朝だけ自分の時間をどうコーディネートするかでその後の人生が変わる誰でも1日は24時間、平等です。大学生は時間もたくさんあります。だからこそ学校に行って勉強するのも大事ですし、ゼミで色々な知識を学ぶことも大切です。体育会系の学生の場合、部活動の仲間との付き合いがメインになりますが、同じ思想で同じ考えの人たちと固まるよりも、せっかく大学に来たのだから、色々な人達と付き合って、視野を広く持ってほしいと思っています。明治の練習は朝だけです。サッカー以外の時間はたくさんあります。自分の体をケアしたり、読書をしたり、映画を見るなどなんでもいいのですが、自分の時間をどうコーディネートするかで、その後の人生が変わってくるという話はよくします。若いときは、色々な価値観に触れてほしいです。物事を一つの面から見るのではなく、多角的な見方ができるようになってほしい。いまは多様性の時代と言われていますが、様々な価値観を知ることで、人間的な幅も広がるのではないでしょうか。■自ら人生を切り開け「自ら人生を切り開け」というのが、私のモットーです。そのためには実力をつけなければいけないし、常にどうすれば成長できるかを考え続け、行動に移していくことが大切です。サッカーも同じで、自分に何が求められているのか、足りないものは何なのかを考えてほしい。そうしてできた個としての強いベースがあれば、どこのチームに入っても、「あの選手は戦える」「最後に決めてくれる」「守ってくれる」となり、評価されます。それが、サッカー選手としての道を切り開くことになると思っています。※この記事は「明治発 世界へ! 明治大学サッカー部監督・栗田大輔の結果を出し続ける、組織マネジメント論」(竹書房・刊)より抜粋したものです。栗田大輔(くりた・だいすけ)1970年生まれ。静岡県出身。静岡のサッカー名門校・清水東高校から明治大学政治経済学部へ進学、サッカー部へ入部。卒業後、大手ゼネコンに入社。2005年に横浜市で小中学生を対象にしたクラブチーム「FCパルピターレ」を設立。13年に明治大学サッカー部のコーチとなり、翌年は助監督、そして15年に監督に就任。その年に総理大臣杯、関東大学1部リーグ戦で準優勝。16年には創部95年で総理大臣杯初優勝。同年の関東大学1部リーグで6年ぶり4回目の優勝を果たし2冠達成。19年には総理大臣杯、インカレ(全日本大学サッカー選手権大会)、関東大学1部リーグ、さらには総理大臣杯予選を兼ねたアミノバイタルカップ、天皇杯予選を兼ねた東京都サッカートーナメントを加えた「5冠」を達成。関東大学サッカーリーグ所属チームとしては初の偉業を成し遂げた。監督就任から6年間でタイトルを10個、プロサッカー選手を50人以上輩出している。
2021年06月10日今年の夏もサカイクキャンプがスタートします。そこでサカイクでは、今年の春に開催したキャンプの参加者に参加してみてどうだったか、子どもにどう変化があったか、参加者であるお子さんとその親御さんそれぞれに感想を聞いてみました。今回お話を伺ったのは、関西会場に参加してくれた森本侑吾くんとそのお父さんです。キャンプに参加してお子さんがどう成長したのか教えていただきました。「サカイクキャンプに興味があるし参加してみたいけど、どうしようかな」と悩んでいる親御さん、お子さんはぜひ参考にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)サカイクの春キャンプに参加してくれた森本侑吾くんとお父さん。キャンプに参加してどう変わったか、それぞれの感想をお聞きしました<<「失敗もいい経験、自分で考えて行動するにはいい機会」たった3日で親が感じた子どもの成長■サッカーだけでなく人間性を育てるキャンプに惹かれた小学3年生の侑吾くんは、春のサカイクキャンプに初めて参加しました。なぜ、数あるサッカーキャンプの中から、サカイクキャンプを選んだのでしょうか?お父さんは、その理由をこう語ります。「サカイクキャンプに惹かれた理由は、子どもたちの自主性を伸ばすなど、サッカー以外に人間性の教育にも力を入れていたことです。他のキャンプはサッカーのプレー面がメインだったので、それ以外にもアプローチしているところがいいなと思いました」侑吾くんはお父さんから「サカイクキャンプに行ってみる?」と聞かれたところ「行きたい!」と即答したそうです。「ほかのキャンプはあるけどサカイクキャンプには行ったことがなかったから、すぐに行きたいと思った」(侑吾くん)■たった3日間のキャンプでたくましくなった侑吾くんは初めてのサカイクキャンプで周りに積極的に声をかけ仲良くなったと言います(写真はサカイクキャンプより)お父さんは「小学1年生からサッカーを始めて、もっとうまくなるためにキャンプに行かせたいと思っていました」と話し、こう続けます。「以前は人見知りで、争いごとがあったら周りの子に譲ってしまう子でした。でもサッカーを始めてからは、コミュニケーション能力をつけたくて、いろんなイベントなどに積極的に参加するようにして少しずつ冒険させていきました。そうしたらある時『友達の作り方がわかった』と言い出して。知らない子たちと触れ合う体験させているうちに、いつの間にか人見知りが治っていました」と、うれしそうに話をしてくれました。そして小学3年生になる今年の春、サカイクキャンプに参加しました。お父さんは、キャンプから帰ってきた時の様子を振り返ります。「ライフスキル講習を受けた日だと思いますが、キャンプから帰ってきてすぐに『いつもありがとう』と言われました。感謝の心について学んだことで、本人の中で何か気づきがあったのでしょう。その後も、私が疲れている時に『疲れてない?』などと気遣ってくれるようになりました」「サッカー面では、初めて会う子たちに積極的に声をかけ仲良くなったようで、キャンプ中ずっと楽しめたようです。たった3日間の経験でしたけど、たくましくなったんだなと思いました」侑吾くんに「どうやって友達を作ったの?」と聞くと「遊ぼうとか、一緒にやろうぜと言うと、友達ができる」と教えてくれました。■プレー中、よく声を出すようになったサカイクキャンプではサッカー以外に「ライフスキル」を身につけることにも力を入れています。ライフスキルには5つの項目があり、考える、リーダーシップ、感謝の心、チャレンジ、コミュニケーションです。侑吾くんはライフスキルについて、キャンプ中に書いたサッカーノートを見ながら、次のように感想を話してくれました。「コーチに『サッカーはチャレンジすることが大事』と言われた。チャレンジしてできたら、またやろうと思うし、うまくできて褒められるとうれしい。そうしたら、もっとやってやろうという気になる」サカイクキャンプでライフスキルを学んだことで、侑吾くんの様子に変化が現れたそうです。お父さんは言います。「サカイクキャンプから帰ってきて、サッカーも日常生活も『困った人がいれば助ける』『リーダーシップをとる』といったことをよく言っていました。実際にチームでもそうしています。プレー中はよく声を出して、それ以外のところでは積極的に手を挙げて発言するようになってきました。そこはサカイクキャンプに行って、変わったところだと思います」自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>■自分なりに考えて話すようになったその報告を受けると、サカイクキャンプの柏瀬コーチはうれしそうに笑顔を見せ、次のように話します。「キャンプでは『自分で考えたことを発言するのはいいことだよ』という雰囲気作りをしています。そこで、思いついたことを何でも言うのではなく、考えてから発言するように促していきます。子どもたちの発言を聞いていると、明らかにキャンプ開始時とは変わっているのがわかるので、いいチャレンジができていると感じます」侑吾くんのお父さんも、その考えに同調します。「サカイクキャンプに行って、『考えて話すようになったな』と感じる機会が増えました。プレーひとつでも『どうやったらうまくいくんだろう?』と、彼なりに考えているようです。チームメイトやコーチと話しているのを聞いても、『考えて話しているんだろうな』というのは、すごく感じます」■「ドリブル」「リフティング」など単語だけだったのが、文章で書けるようになったサカイクキャンプでは「サカイクサッカーノート」を使って目標を立てたり、一日の振り返りに活用しています。侑吾くんはキャンプ参加前はノートを書いていませんでしたが、キャンプで書き始めたことをきっかけに、その後もノートを続けているそうです。お父さんはノートを見て、侑吾くんの成長におどろいたそうです。「書き始めの頃は、ドリブル、リフティングとか、単語でしか表現できなかったことが、ドリブルを速くする、周りを見てパスをするなど、言葉が増えてきました。『ドリブルを速く正確にやる』と書いているのを見たときは、驚きましたね」いまでは「ケガをしないために、練習前はストレッチをする」「速いドリブルができるようになる」など、小学3年生ながら、具体的な目標を掲げて取り組んでいるそうです。■リアルな目標設定と達成のための意識が芽生えてきたノートを書くことは、サッカーのレベルアップにもつながっているようです。お父さんは言います。「ノートを書くようになって、だいぶ変わりました。1か月前はリフティングが10回しかできなかったのに、ノートに目標回数を書くことで、かなりできるようになりました。目標を設定して、そこに向かってやろうという意識が芽生えてきたんだと思います」サカイクキャンプでたくさんの刺激を得た侑吾くん。お父さんへ感謝の気持ちを表すようにもなったそうです。■大人が思っている以上に子どもの成長を促してくれるキャンプ「大人が思ってる以上に、子どもの成長を促してくれるキャンプなんだと感じました。顔つきも内面も結構変わって帰ってきましたし、2日目の後は、めずらしく『お父さん、いつもありがとう』って言ってきたり(笑)」サカイクキャンプは「サッカーだけでなく、人としての成長もお手伝いできるキャンプにしたい」という考えのもと、コーチみんなが同じ意識で子どもたちに接しています。春キャンプを振り返って「また行きたい!」と元気よく話してくれた侑吾くん。次のキャンプでもきっとサッカーを楽しみながら、それ以外の部分でも成長のきっかけをつかんでくれることでしょう。初心者でも自然と長く書けるようになるサッカーノートとは>>
2021年06月08日今年の夏もサカイクキャンプがスタートします。そこでサカイクでは、今年の春に開催したキャンプの参加者に参加してみてどうだったか、子どもにどう変化があったか、参加者であるお子さんとその親御さんそれぞれに感想を聞いてみました。「サカイクキャンプに興味があるし参加してみたいけど、どうしようかな」と悩んでいる親御さん、お子さんはぜひ参考にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)サカイクの春キャンプに参加してくれた古谷虎鉄くんとお母さん。キャンプに参加してどう変わったか、それぞれの感想をお聞きしました<<ライフスキル講習で教えていること自分一人でできる技を磨いても「サッカー」は上手くならない■初めて1人で電車とバスに乗ってキャンプに向かったのもいい経験幼稚園の年長でシンキングサッカースクールに入り、9年間通っていた古谷虎鉄くん。小学6年生の春休みに行われたサカイクキャンプには、ひとりで電車とバスを乗り継いで参加してくれました。お母さんは、虎鉄くんがひとりで参加することになった理由を、次のように話します。「自宅からキャンプの会場までは、片道1時間ほどかかります。私も夫も仕事があって、3日間送迎ができなかったので、ひとりで行かせることにしました。それまで、ひとりで電車に乗って遠方に行ったことはありませんでしたが、本人に『ひとりでも行きたい?』と聞いたら『行きたい!』と言うので、良い機会だと思って送り出しました」虎鉄くんは「ひとりで電車に乗って行くのは初めてで、おもしろそうだと思った。不安はあったけど、行きたいと思った」と気持ちを教えてくれました。■自分で考えて行動するにはいい機会虎鉄くんはサカイクキャンプを通して自信をつけ、たくましくなったとお母さんは教えてくれました(写真はサカイクキャンプより)とはいえ、最初からうまくいったわけではありません。初日に会場へ向かう道中では、GPSで位置情報を確認したお母さんが「反対方向の電車に乗っている!」と気がつき、電話で教えたこともありました。サカイクキャンプの柏瀬コーチは「僕らは心配だったんです。無事に来れるのかなって。でも、初日に『間違えちゃった』と言いながらもちゃんと来る様子を見て、えらいなと思いました」と、当時の様子を振り返ります。初日は電車に乗り間違えて1時間遅刻、2日目は10分遅刻。そして3日目はしっかり間に合った虎鉄くん。「乗る電車を間違えたとしても、焦らなければ大丈夫だと思った。バスに乗る時は運転手さんに聞いた」と、ひとりで行動することに自信がついたようです。虎鉄くんの受け答えを隣で聞いていたお母さんは「母親としてはかなり不安でした」と笑みを浮かべながら、こう言います。「サカイクキャンプの理念に『自分で考えよう』があります。何かが起きたときに、自分で考えてどうすればいいかを経験するには、いい機会だと思って実践させました。サカイクキャンプがなければ、ひとりで行かせることはしなかったと思います」その話を聞いた柏瀬コーチは「お母さんがサカイクの理念に共感して、そこまで考えて虎鉄くんを送り出してくれたことは、なによりもうれしいです。サカイクキャンプを成長の場に使ってもらえたこともありがたいですね」と笑顔を見せます。お母さんは虎鉄くんがキャンプから帰ってくる様子を見て、「毎日楽しそうに帰ってきて、余裕を感じました。ひとりで行くことを経験させて良かったです」と、当時を思い出して話してくれました。■子どもが自分で判断するまで口出しを我慢することを学んだ「シンキングサッカースクールやサカイクキャンプは『自分で考えて行動する』ことを大事にしていますよね。でも、それを私が子どもにどう伝えるかが難しくて、上手く伝えられないこともありました。そうなったときに、コーチが助けてくれてありがたかったです」大人は、子どもが失敗しそうな予兆がわかります。先回りして、手を差し伸べたくなりますが、そこをぐっと我慢することが大切なのだと、スクールやキャンプを通じて体感したそうです。「例えば冬は寒いので、親としては『もっと暖かくしたら?』って、上着を渡したくなるんですけど、コーチに『それは子どもが判断することなので、自分で判断するまで待ってあげてください』と言われて、なるほどなと思いました。親が我慢することを教わりました」自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>■キャンプで使用するノートは「書きやすい」と子どもも実感サカイクキャンプではサカイクサッカーノートを使い、ライフスキルにもアプローチしています。その様子を見たお父さんが「普段から、サッカーノートを使ってみてはどうだろう?」と虎鉄くんに提案し、キャンプをきっかけにノートを書くようになったそうです。「虎鉄はスクールの他にクラブチームにも通っているのですが、クラブのサッカーで気がついたこともノートに書くようになりました。書いたことを読んでいると、親としてもおもしろいんです」虎鉄くんは「サカイクキャンプのノートは、質問があるから書きやすい」と感想を話してくれました。■失敗から学ぶことは多いキャンプの行き帰りをひとりで経験し、サッカーノートを書き始めるようになるなど、サカイクキャンプに参加したことで、いくつもの変化があった虎鉄くん。その様子を見た柏瀬コーチは、うれしそうに話してくれました。「大人が考えている以上に、子どもたちができることはたくさんあります。これはできないだろう、危ないからやめておこうと思うことでも、子どもに任せれば、できることはたくさんあります。子どもはその力を持っていると思うので、サカイクキャンプがそこに目を向けるきっかけになれたのはうれしいです」お母さんは「失敗から学ぶことは多いです。今回、初日に電車に乗り間違えて、失敗してしまいましたけど、それも経験だと思います。命に係わるような危険な失敗でなければ、いくらしてもいいんだと改めて感じました」と話し、虎鉄くんの成長に目を細めていました。これからもサッカーを楽しんで、さらに良い選手になれるよう、成長していってほしいものです。
2021年06月03日Youtubeでライブ配信生活クラブの「サステイナブルフェス!2021」にて、シンプルライフ研究家のマキさんによるシンプルライフ講座のライブ配信が決定しました。生活クラブでは、食の国内自給を追求した食材を開発し、共同購入する仕組みや、食材にリユースびんを使いゴミを出さないといったサステイナブル暮らしをすすめています。サステイナブルフェス!は生活クラブの活動の輪を、組合員以外にも広く知ってもらおうという取り組みです。無理せず資源を大切にした暮らしをシンプルライフ研究家であるマキさんは不要なものは持たないシンプルな暮らしを綴ったブログ「エコナセイカツ」主宰し、心と時間にゆとりを持つ豊かな暮らし方を提案しています。マキさんの今日からできるシンプルライフ講座「やらない省エネ」は、日常の中で心地よくできる「省エネ」の工夫を紹介。無理せず資源を大切にした暮らしを送るコツをYoutubeにて配信予定です。配信中はコメント欄で視聴者による省エネの工夫を募集しており、幅広い視点から環境に優しい暮らしへの理解を深めることができます。(画像はプレスリリースより)【参考】※生活クラブ「サステイナブル フェス!」特設サイト
2021年04月19日あなたは遊園地などのアトラクションはお好きですか?今回は好きなアトラクションを答えるだけで、あなたの「対人スキル」が分かります。ぜひチェックしてみてくださいね。Q.あなたが好きなアトラクションは、次のうちどれですか?A:コーヒーカップB:ジェットコースターC:観覧車D:お化け屋敷診断できること:『好きなアトラクションで分かるあなたの「対人スキル」』誰かと楽しむことができるアトラクションは、あなた自身の人との関わり方を表します。この心理テストでは、そんなアトラクションから、あなたの「対人スキル」を診断します。A:相手と向き合えるスキル同乗者と向かい合って楽しむことができるコーヒーカップは、あなたが一対一の会話に強みがあることを表します。じっくり相手と向き合うことで相手の心を開き、距離をつめることができるでしょう。もし仲良くなりたい人がいる場合は、本音や秘密の話などを打ち明けると距離を縮めやすいですよ。B:人を楽しませるスキル予測不可能なドキドキを体験できるジェットコースターを選んだあなたは、奇想天外に相手を魅了する人物です。笑わせたり驚かせることで、人を楽しませることができるでしょう。明るくおおらかな振る舞いをすると、さらに多くの人から支持や愛情を受けることができそうです。C:相手を安心させるスキルゆっくりと景色を楽むことができる観覧車は、安心や落ち着いた関係を表します。観覧車を選んだあなたは、話を聞くのが非常に上手で、相手を安心させることができる人物なのでしょう。ゆっくりとした相槌を合間合間に挟むことで、さらに相手から信頼を得ることができますよ。D:相手を引き込むスキル恐怖で楽しませるお化け屋敷は、近年ではストーリー仕立てのものも存在しています。そんなお化け屋敷を選んだあなたは、起承転結のあるストーリーと、高い語彙力で相手を引き込める話が得意です。楽しそうに話すあなたの姿は多くの人を魅了しますから、実は隠れファンもいるかもしれませんね。いかがでしたか?人を楽しませるアトラクションは、仲良くなりたい人との距離を縮めることができるものです。そんなアトラクションのように多くの人を楽しませて、さらに仲良くなってくださいね!(恋愛jp編集部)
2021年03月17日付き合う人にいつも大切にしてもらえる「本命スキルの高い女子」。そんな彼女たちは、モテる・できる女ばかりではありません。それでも男性に「やっぱりこの子」と感じさせる本命女に共通するスキルとは何なのでしょうか?■ 気持ちに寄り添えること男性が本命に選びがちなのは「いろいろあっても信用できる人」という声も。でも、信用できる女は「人間的にできた女」とは限りません。男性の「信用できる」とは「心の弱さや黒さのレベルが自分と同じ」「口が堅い」女のこと。彼がこぼしたグチに「それは誰にでもあるよ」と寄り添ってあげず、「いちいちムカついてたらだめだよ」とコメントを返したとします。そのときに彼が「なんてできた子なんだ」と感激することはありません。必要なのは相槌を打ちながら彼の気持ちにに寄り添えるか。たとえ悪口を言っていても、信用されることが多い傾向にあります。そして彼の気持ちが落ち着いたら、注意することは注意し、悪口を胸に収めておくことができるならばっちり。愚痴などを嫌う男は多いですが、「彼の気持ちに共感できるか」が優先されるときもあります。彼のネガティブな事柄に対しても、態度や考え方が合っているかチェックしておきましょう。■ 料理がうまくないけど心をつかむ「料理がうまければモテる」と思いきや、本命になるのは「調理スキルの高い女」という意味ではありません。美味しいご飯を作る能力を期待されているというよりも、しっかりした生活が見えるとの意味で評価されるでしょう。アラサーともなれば口が肥えた男性や、ホームパーティに慣れている男性が増えます。ですがそんな彼らの心をつかむのが「彼女だけの鉄板メニュー」です。大切にされる女子はみんな得意料理を持っています。「年に1度くらいしか作らないカレー」や「なぜか再現できないパスタ」など。手の込んだものではなくても「あのメニューおいしいよね」と言われる女子は、本命スキルが高め。「得意料理はなに?」と聞かれたら、オムライスや肉じゃがなどのあるあるなメニューで勝負するより、「ちょっと食べてみたい」と思われるようなメニューで興味をそそるのがポイントのようです。しかも、さっと出したものが美味しい!そんな女子は「一緒に生活したら楽しいだろうな」と思えて最高らしいですよ。■ ちょっと頑張って「本命スキル」を身につけよう本命女子と聞いて想像するような「やさしさ」「清楚さ」よりも、「気持ちに寄り添う」「食事」など人としての相性が重視されていそう。これくらいであれば、ちょっと頑張れば誰にでもできそうですよね。本命になるのはモテる女だけとは限りません。諦めないで!(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年03月06日フィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』を基に、価値観の異なる男たちの大勝負を描いた『100日間のシンプルライフ』。インターネットの普及によって情報やモノがすぐに手に入るようになった現代。新型コロナウイルスの影響により働き方の変化や自宅にいる時間が増えたことで、改めて今後の人生やライフスタイルについて見つめ直す人が増えている。そんな中、本作に登場する“究極のシンプルライフ”を覗き見できる本編映像がシネマカフェに到着した。今回解禁となった映像は、トンデモバトル真最中のパウルとトニーの日常を切り取ったワンシーン。心地良い日差しが差し込むおしゃれな部屋で、優雅なひと時を過ごしているパウル。大量のモノに囲まれ、夜な夜なスマホを見つめる暮らしから一変。以前までの生活からは想像できない、Tシャツを丁寧に手洗いで洗濯する姿から、限られた調理器具を駆使してホッと心が休まるティータイムを送る姿まで、飾らず、気取らず、ありのままの自然体で“究極のシンプルライフ”を満喫しているように見える。そんなパウルの表情からは何か新しい感情が芽生え始めているように見える。一方、トニーは、彼らが開発した人工知能搭載アプリ「NANA」売却の商談を目前に控え「今日は運命の日だ、スーツは取ってきたか?」と、外見に人一倍気を使ってきたこれまでと変わらない姿勢でパウルに接する。同時に“究極のシンプルライフ”対決を始めた2人だが、それぞれの考えや行動の違い、別々の経験によって“モノ”に対する価値観に差が生まれつつあるのが分かる。新しい環境で本当の“自分らしさ”に気づいたり、これまでとは全く別の生活を送ることで自身の生活や人生を見つめ直していく2人。この時間を境に、2人のトンデモバトルが思わぬ結末へと向かっていく――。『100日間のシンプルライフ』は12月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:100日間のシンプルライフ 2020年12月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 Pantaleon Films GmbH / Erfttal Film & Fernsehproduktion GmbH & Co. KG / WS Filmproduktion / Warner Bros. Entertainment GmbH
2020年11月26日サカイクキャンプ独自のカリキュラム、サッカーを通じて社会を生きる力を育む「ライフスキル」プログラム前回はサカイクキャンプで身に付くライフスキルの中から「感謝の心」と「コミュニケーション力」を中心に菊池健太コーチにお話しを聞きました。いずれもピッチ上ではもちろん、学校など普段の生活でも必要な力です。具体的な言葉や方法を示すのではなく、自分で考えさせる伝え方をすることで、感謝の心とコミュニケーション力を引き出しつつ、考える力も同時に身に付けられます。(取材・文:前田陽子)サカイクキャンプでは練習中や試合のハーフタイムに子どもたちどうしで「何ができるか」「何をすればいいか」を話し合う機会がたくさんあります<<足元の技術習得より「ごめん」「ありがとう」が言える、人を気遣えることがサッカー上達につながる理由■サッカーができるのは親のおかげ。子どもたちはそう思っていますサカイクキャンプではまず「サッカーは何人でするスポーツ?」と聞きます。そして「誰がいるからサッカーができると思う?」と。すると子どもたちは「親」と口を揃えます。普段子どもたちが親に対して「サッカーをできること」についてお礼を言うことは少ないと思いますが、本当はちゃんと感謝しているのです。でも、気持ちは言葉に出して伝えなければ相手に伝わりません。サカイクキャンプのライフスキル講習では、伝えることの大切さも話しているので、キャンプから帰った時に親御さんに「ありがとう」が言える子になっているはずです。次に、サッカーをできる理由を問うと、一緒にプレーする仲間や審判の声が上がります。子どもたちは相手チームのことを敵と言いがちですが、敵ではなくサッカーをする仲間です。「相手がいないとサッカーはできないから、相手選手だよね」と話します。相手選手をリスペクトすることも感謝の心に通じます。相手選手と同時に大切なのがチームメイトです。子どもたちの中でもどうしても上手い下手で優位が付いてしまい、うまい子が全体を仕切ってしまうことがよくあります。その際には「サッカーを楽しむ権利は全員が持っている。唯一それがみんなに均等にあることでそれを奪う事は許されないことだよ」と伝えるそうです。「下手だからチームに入れないとか、Bチームだからあっち行っていろとか。少なからずまだこういう態度があるので、それは絶対にダメなことで、してはいけないことだ」ということをきちんと理解できるまで伝えると菊池コーチは教えてくれました。サカイクキャンプは、初めての子からトレセン活動の子まで誰でも参加できます。できる子に「サッカーはみんなで楽しむスポーツだから、誰かのミスをカバーしてあげることが大事。誰かのミスをつついているようでは勝つことはできないよね」と声をかけると、「よし、やろう!」と士気が高まることも多いのだとか。中には「あいつのミスじゃん、なんで俺がカバーしないといけないの」といった他責的な発言をする子もいるそうですが、「サッカーがうまい子は、このキャンプ以外の場所にもたくさんいて、その時々によっては君も"上手じゃない方"になるかもしれない。その考え方は間違っているよ」ということを言い聞かせるそうです。そして、そういった子をわざとうまいチームにいれてみたりするのだそう。そうるすことで考え方を変えてほしいし、サッカーの本質を理解してほしいと考えているからだと菊池コーチは言います。■コミュニケーションは"目的のために前向きな話をする"こと試合中に声を出してコミュニケーションを取ろうと言われても、どんな声かけがいいのか、どうしたらいいのか分からない子が多いのが現実です。「どんなコミュニケーションがあるの?」と聞くと、どうしても言葉にすることが多く出てきます。今年は新型コロナウイルスの影響で難しいですが、ハイタッチや抱き合って喜んでいるシーンなどの写真を見せて「これもコミュニケーションだよね」とコミュニケーションの方法は様々あることを伝えています。サカイクキャンプのコーチたちが考えるコミュニケーションは、目的のために前向きな話をするということ。何でもかんでも伝えていいよとなると、「おまえちゃんとやれよ」「今のボール取りに行けよ」「シュート決めろよ」など味方にダメ出ししてしまいがち。これもコミュニケーションのひとつと言えるかもしれませんが、後ろ向きでマイナスなこと。前向きな話をすると雰囲気も良くなって結果も良くなります。ですが、その際に具体的な言葉を教えることはありません。サカイクキャンプでは、試合のハーフタイムには必ずコーチたちが「どんな話をしようか」と声をかけます。負けているとマイナスな言葉が多くなるので、「うまくいかないなら逆転するためにどうすればいいだろう、何ができるかを話すといいよ」とアドバイスをすると前向きな会話が増えてくるそうです。ですが、残念なことに負けているとどうしてもあら捜しになってしまい、ダメだったところを見てしまう子が多いのだとか。子どもたちは、普段接している人が話しているように言うのでしょうね、とコーチたちは見ています。子どもたちが発する言葉を聞くと、「チームで結構厳しく言われているんだろうな」とか、周囲に前向きな言葉をかけられる子は「チームでもいい声をかけてもらっているんだな」というのはわかるものだそうです。子どもは体験からしか言葉が出ないので、周囲の会話の質が自然と身に付いてしまいます。親御さんたちにもいつもどんな言葉をかけているのかを、振り返ってもらえるといいかもしれません。キャンプでは「伝える」ことを大事にしていますが、それは声に出すことだけではありません。時に目線やしぐさ、アイコンタクトでのコミュニケーションをとることもあります。コーチから子どもたちへ親指を立てて「今のプレーはグッドだよ」とジェスチャーも。どの子もグッドサインを出してもらえると嬉しくて笑顔になるものです。高学年になるとコーチがしていることをマネしてくれるなど、コミュニケーションのレパートリーも増えていくことも多いそうです。■環境ができれば、子どもたちは自然とコミュニケーションをとるようになるキャンプで泊まる宿舎は、他の利用者も泊っています。施設内でほかの利用者に出会った際や施設の方へ「おはようございます」「こんにちは」など、コーチたちが積極的にコミュニケーションをとるところを見せることで、子どもたちも自然とあいさつができるようになるそうです。感謝の心にも通じますが、宿舎の人へ「ありがとう」が言えるのはとても喜ばしい光景です。うまくいかない事に対して前向きな意見を言うなど、自分のチームの戻ってからも発言できることを期待しているとコーチは言います。サカイクキャンプに来た時は引っ込み思案でもじもじしている子もたくさんいますが、3日間で確実に変わるそうです。子ども同士が慣れてくるというのもありますが、初日と最終日では全く違う表情、態度になると言います。最終日はずっと一緒にやっていたチームのような雰囲気になり、住所を交換して年賀状のやり取りをしたりする子たちもいるそうです。コミュニケーションは無理やり取らせるものではありません。どんなことをしたらいいかというヒントを与えてあげることが大事だと菊池コーチは言います。大人が環境を整えてあげれば子どもたちは自然とコミュニケーションが取れます。ですので、子どもがいろんな人とお話するようにあれこれ口をだしたり、演出してみたりする必要はありません。大人はあまり介入しないことが一番だとサカイクキャンプでは考えています。<<足元の技術習得より「ごめん」「ありがとう」が言える、人を気遣えることがサッカー上達につながる理由
2020年11月24日ライフイベントは、自分の「やりたい」「できる」を見つけるチャンス!結婚した、産休育休を取った、子どもが独り立ちした……人それぞれ、さまざまなタイミングでやってくる女性ならではのライフイベント。ライフイベントの節目は、自身の今後についてあらためて考えるきっかけにもなりますよね。結婚・出産・子育てなどを経験した方にお話を伺うと、女性のライフイベントとキャリア、両者の切っても切れない関係が見えてきました。子どもが保育園に入れたので晴れて職場復帰をしましたが、仕事量・時間の制約・体力面などがかなり大変で、正直苦戦中。お迎えの時間などもあって仕事を切り上げないといけなかったり、チームの仲間のフォローが必要なシーンが増えたりと、入社から肩を並べて競ってきた同僚を横目に、ブランクがなかったときの自分のキャリアをつい想像してしまうことも。このとき、ライフイベントとキャリアって密接にかかわっているのだと実感。もしかしたら、別の職場・職種を選ぶという選択肢もあったかもと思っています……。(33歳女性/事務職)急遽去年から親の介護が必要になり、都内から地方の実家へ戻ることに。今年に入って介護ケア施設を活用し、自分の時間ができたのでまた社会とのつながりを持ちたい、違う職種にも挑戦してみたい、と最近考えるようになりました。とはいえ、親と一緒に過ごす時間を大切にしたいという思いもあり、まずは近場で、時短勤務などから無理なく社会復帰したいと考えています!(46歳女性/専業主婦)もし間近にライフイベントを控えているという方がいたら、そのタイミングは、再び自分の可能性や「やりたい」をみつけやすいとき。それを実現させる方法として、働き方を見直す方も少なくありません。意外と知らない?“派遣”という働き方のメリット「働き方を見直す」といっても、どうやって……?その一つの選択肢としておすすめなのが、派遣という働き方。自分の希望に合わせて働く時間や場所、仕事内容を選べるため、しっかり今の生活とマッチしたライフスタイルを叶えやすいのがメリットです。 ■こんな人にぴったり!・これまでのキャリアを活かしたい・新しいことに挑戦してみたい・今の生活スタイルに合った働き方がしたい自分のスキルを活かしたいときや、未経験の職種に挑戦したいときにも、うってつけの働き方なんです。不安なことは、気軽に“コンシェルジュ”に相談しよう 「派遣の仕組みって、あまり詳しくわからない」「自分に合った仕事が見つかるのか不安」派遣の働き方が合っていそう……と思ったとしても、いざ1歩踏み出すとなると、疑問や不安も出てきますよね。人材派遣会社のリクルートスタッフィングなら、「オンラインコンシェルジュ・サービス」が使えます。これからの新しいワークスタイルとして派遣を検討する方の疑問や不安を解消し、お仕事探しの一歩を踏み出すサポートをしてくれるんです。 コンシェルジュに相談してみる! 些細な疑問でも!オンラインだからこそ気軽に相談 どんな仕事があるの? 自分に何ができるのか、話しながら整理したい! 「オンラインコンシェルジュ・サービス」では、会場に足を運ぶことなくオンラインで、ちょっとした疑問や不安もコンシェルジュに1対1で気軽に相談ができます。派遣登録が初めての方でも安心です。土日祝も受付中。お仕事終わりにも◎平日はもちろん、土日祝日もOK。10:00~19:30まで相談可能なので、お仕事終わりや家事が一息ついたあとに、自分の無理のないタイミングで相談をすることができます。ビデオ通話でも、電話でも。希望に沿った相談スタイルに 担当者の顔を見て話したい場合はビデオ通話にしたり、すぐに相談したい場合は電話にしたりと、そのときの希望に沿った方法を柔軟に選ぶことができます。 自分の「やりたい」「できる」を見つけよう!まさに今ライフステージの変わり目にいる方も、そうでない方にも、派遣の働き方を考えるサポートをしてくれる「オンラインコンシェルジュ・サービス」。希望に寄り添いながらサポートをしてくれるので、まだしっかり決めていないけれど……という方も、安心して相談できるのも嬉しいですよね。このようなオンラインサービスを活用しつつ、自分の「やりたい」「できる」を再発見してみてはいかがでしょうか?■「オンラインコンシェルジュ・サービス」詳細・曜日/月~日・祝・時間/10:00~19:30・料金/無料・形式/「ビデオ通話」「音声通話(電話)」から選択※年末年始・GWなどの長期休暇時はイレギュラー対応となります (文:ソーシャルトレンドニュース編集部) コンシェルジュに相談してみる! ■提供リクルートスタッフィング
2020年11月20日サカイクキャンプ独自のカリキュラム、サッカーを通じて社会を生きる力を育む「ライフスキル」のプログラムでは、子どもたちが生きていく中で必要なスキルとされる「考える力」「リーダーシップ」「感謝の心」「チャレンジ」「コミュニケーション」の5つの力をサッカーをしながら学べます。親御さんたちもライフスキルの概念に賛同してご参加いただいている方も多いのですが、では具体的にライフスキルが高まるとサッカーにどう影響するのか、まではいまいちよくわからない、という方もまだまだ多い様子です。そこで今回は、子どもたちを指導しているサカイクキャンプの菊池健太コーチに「ライフスキル」とはどういうものなのか、子どもたちがどう成長できるのかを聞きました。(取材・文:前田陽子)サカイクキャンプでコーチの話に耳を傾ける子どもたち■ピッチ上で仲間をフォローできる人が求められている以前は足元の技術など個人技を磨くことが推奨されましたが、今はチームにいかに貢献できるか、チームのためにプレイできるかが求められる時代。そのためには、一緒にプレイする仲間を知り、自分のことを仲間にわかってもらう必要があります。そこで必要になるのがライフスキルです。ピッチ内外で考え、サッカーができることに感謝し、いろいろなことにチャレンジして、コミュニケーションを取り、リーダーシップでチームを導く。技術の習得に比べて、パッと見て変化がわかることではありませんが、ここを磨くことで技術も向上していくのです。JFAでも"判断も含めてテクニック"と言っています。育成年代の選手たちに求めるスキルとして「仲間をフォローすることができる選手」を高く評価するとも言っています。元日本代表の内田篤人さんも、その判断力の早さ、仲間との連携意識やプレーの正確性に定評がありました。サカイクキャンプではこれからのサッカーや人生に必要なライフスキルを知り、体感することができます。■サッカーというスポーツの本質を知る「チームプレイであるサッカーは、勝つことを目的に仲間同士が互いをフォローするもので、それがサッカーというスポーツでフォローし合うことが当たり前であることを子どもたちに伝えています」と菊池コーチ。すると自然とミスをフォローするプレイが増えていきます。自分のタイミングでボールを蹴っていた子が、コミュニケーションを知ると仲間を思ったパスが出せるようになります。俺が活躍すればいいという、独りよがりのプレイが減っていくのです。サッカーはミスのスポーツであり、助け合いが必須です。ミスをしたら「ごめん」と謝ること、味方がフォローしてくれたら「ありがとう」とお礼を言えること。その瞬間に口にすることは難しくても、普段からごめんなさい、ありがとうが言える習慣が身に付いている子は、ピッチの中でも助けてもらいやすかったりして、結果として試合が上手く回るのです。親御さんたちはどうしても個人技のところに注目してしまい、何点取った、何人抜いたで褒めたり残念に思ったりしますが、子どもたちの中には目立たないけれど丁寧なパスが出せたりする子もいて、そんな子はとても技術が高いとコーチたちは評価します。菊池コーチは「足元の技術は後からついてきます。ボールを扱う技術は大事ですが、丁寧さや気遣いができる選手はすごいんです」とも。一概に技術と言っても個人のものとチームの中でのものの2種類があります。もちろん、どちらも伸びるといいのですが、まずはサッカーの本質であるチームプレイを学ぶことが小学生年代には大切だとサカイクでは考えています。■キャンプに参加することが、チャレンジの第一歩キャンプは初めての場所、初めての友達、初めてのコーチ。泊りで行くのは子どもにとってすごく大きなチャレンジです。これは大人でもなかなか難しいこと。まずはキャンプに行こうと決断した子どもの勇気を褒めてあげましょう。その上で、キャンプへの持ち物は自分で何が必要かを考えて判断させて持たせてください。サカイクキャンプでは支度から子どもに任せてほしいという思いもあり、細かく持ち物を提示していません。3日間必要なものを自分で考えてほしいのです。寒い時期ならピステ持ってくる子もいますし、洗濯するから少しでいいという子もいます。そういう様子を見ていると親御さんは手をかけずにやってくれているなと思います。反面、「一日目の上はコレ、下はコレ」とセットしたものを持ってくる子もいます。親御さんなりの子どもへのサポートかもしれませんが、そういった子は柔軟な発想ができず、2日目に雨が降ったりして、翌日分(キャンプの最終日)を着替えに使うと、最終日の朝に「もう着る服がない」と大騒ぎすることもあるのだとか。子どもたちが準備した上での忘れ物はコーチたちは想定済みです。シャンプーや洗剤などの細かなものから、サッカーに必要なボールなどもサカイクキャンプでも準備しているので、忘れ物をしても安心してください。もちろん、忘れ物をしない方が良いのですが、忘れてしまったときにどうするかが大事で、その過程をコーチたちはどう解決していくかを見守っています。レガースやソックスなど借りれるものならチームメイトに「貸して」と言えること、チームメイトが忘れ物をして困っていたら「貸してあげようか」と提案できること、そういったお互い助け合って協力することが大事なのです。そのようなことが自然にできるようになると、例えばボールを奪われそうな時など、ピンチの際に仲間にヘルプを求めること、味方がピンチの時は自分が助けに行くことなど、サッカーの動きにもつながっていきます。ピッチの外での行動が変わるとピッチの中の行動も変わります。ライフスキルが身に付くと、技術も伸びてくるのです。■キャンプに来た子どもたちは、必ず成長しますサカイクキャンプに参加する子には、すべてにおいて、自分で考えて行動できる子になって欲しいとコーチたちは考えています。サッカーもコーチや周り仲間に何かを言われてプレイするのではなく、自分の判断でプレイを選択できる子になってほしい。いずれ社会に出てからも自分の意見をしっかり持って、自分で考えて判断ができる、そんな子になってくれたらと思っています。そのために小学生の間はサッカーは自由で楽しいと感じてもらいたい。中学高校に行けば自然とサッカーも厳しくなり、社会人になれば仕事もしなくてはなりません。なので、根底に楽しさ、仲間と協力するすばらしさを蓄えてほしいと考え、コーチたちは子どもたちと接しています。
2020年11月17日全ての持ち物をリセットした青年の実験生活を記録したドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』をベースにした『100日間のシンプルライフ』。この度、あのFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグを彷彿とさせる“IT実業家のザッカーマン”の登場シーンが到着した。親友でありビジネスパートナーでもあるパウルとトニー。好きなモノに囲まれて自由気ままに生活するパウルは、5年前に自身で開発した人工知能搭載アプリ「NANA」に入れあげ、すっかりスマホ依存症となっていた。「NANA」は全てのスマートフォンに個別の声、感情、ユーモアを搭載することができる画期的なアプリ。アメリカの億万長者でありIT実業家でもあるザッカーマンが、世界を変えてしまう力を持つこのアプリに目を付けたことで、巨額の資金での買収が決まる。この度解禁となったのは、「NANA」を買収したザッカーマンが登場する場面。100日間お金を使わないルールを守るため、廃棄された食材をあさっていたパウル。するとそこに現れたのが、くせ毛の短髪にパーカーにジーンズというラフなファッションに身を包むが、どこか切れ者の雰囲気が漂うザッカーマン。まさに、Facebookの創業者であり、世界長者番付常連のマーク・ザッカーバーグを彷彿とさせる。映像では、ザッカーマンは開口一番「食べ物の40%は廃棄されるんだよ。まだ食えるのに」としなびたリンゴに噛みつき、パウルに語りかける。ザッカーバーグがAppleをライバル視する状況をユーモラスに演出したワンシーン。そして同時に、2人のバトルの行方の鍵を握る(!?)謎の美女ルーシーの場面写真も解禁に。全ての所持品を収納した倉庫で出会ったミステリアスな美女・ルーシーに、パウルの親友でビジネスパートナーのトニーはひと目惚れ。パウルを出し抜くように彼女に声をかけ、自宅デートに誘う。モノがない生活なりにも最大限に彼女をもてなすトニー。そんな彼の紳士な態度にルーシーも心を許し、2人の距離は次第に近づいていくが、ルーシーは誰にも言えない大きな秘密を抱えていた…。「NANA」を買収したザッカーマンや謎の美女であるルーシーはパウルとトニーの勝負をかき回し、予想のつかないクライマックスに向かっていく。モノの価値や本当の幸せを改めて考えていく2人の生活の顛末が、ますます気になるものとなっている。『100日間のシンプルライフ』は12月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:100日間のシンプルライフ 2020年12月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 Pantaleon Films GmbH / Erfttal Film & Fernsehproduktion GmbH & Co. KG / WS Filmproduktion / Warner Bros. Entertainment GmbH
2020年10月30日川崎フロンターレの育成組織で育ち、順調にトップチームデビュー。U‐23世代で主軸を担う選手の一人であり、開催予定の五輪でも活躍が期待される三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)。前編では、子どもの頃から自分で考える習慣を身につけていたことが自立につながったお話や「どうしてそのプレーをしたのか、その結果どうなったか」など理由を掘り下げてサッカーノートをつけていたことなどをお聞きしました。後編では、これまでの経験を踏まえ海外でプレーするために大事な事、小学生から意識して身につけておいてほしいことをご紹介します。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)取材は6月上旬、オンラインで行いました。■自分の事を一から知ってもらう環境は、厳しさもあるが楽しみも三好選手は18歳でプロの世界に飛び込みました。最初の3年間は川崎でプレーをしていましたが、4年目以降は慣れ親しんだ川崎を離れ、新たな場所でプロサッカー選手のキャリアを歩んでいきます。4年目はコンサドーレ札幌でプレーし、5年目となった昨シーズンは横浜F.マリノス。そして、昨夏に念願の海外移籍を果たし、ベルギーのアントワープで新たな挑戦を始めました。三好選手はポジティブな姿勢で異国での生活を楽しみながら、レギュラー争いに身を投じていると言います。「僕はずっと川崎で育ってきて、トップチームに昇格をしました。周りのスタッフもそうですし、選手たちもずっと知っている人たちばかりで、トップチームに上がった時も小さい頃から見ていた選手や、昔から一緒にやっていた選手が多かったんです。そういうよく知っている日本人が多い環境でやることと、横浜や札幌で一から監督やスタッフに認めてもらって受け入れてもらうのは、また違う厳しさや楽しみがあり、海外に行くとそれがさらに大きくなりました。アントワープではスタッフも含めて日本人が僕以外にいないですし、サッカーのスタイルも違いますけど、その中で自分のプレーを認めてもらいながら、常に試合に使ってもらって結果を残す難しさは常に感じています」■食事を含め、自分のライフスタイルを確立させることが大事もちろん、初めての海外移籍で不安もあります。しかし、チーム内に日本人はおらず、一人で全てを乗り越えなければいけません。「僕にとって両親のサポートは不可欠でしたね。なんでも協力をしてくれていたので本当にありがたかった」というご両親のありがたみを感じながら、今まで培ってきたことを生かしながら異国の地で生活を続けています。その中で日々を過ごせているのは、幼少期から培ってきたバイタリティーがあったからでした。「海外の文化は違うと言うのは理解していましたが、実際に行ってみると感覚はやっぱり違いました。例えば、時間を守らないで普通に遅刻してくる選手もいて、ちょっとぐらいであれば何食わぬ顔で練習に入ってきます。そこは時間に正確な日本との感覚の違いですよね。食事面では、ベルギーはまだ日本食のスーパーがあるのでいいのですが、それでも日本のお米も自分で探して買わないといけません。スーパーの品揃えも日本と異なりますし、自分で自炊するのであれば献立も考えないといけない環境になりました。食事面も含め、自分なりのライフスタイルを確立する重要性は海外に行ってより感じましたね」現在、三好選手の所属するアントワープでは朝食と昼食をクラブハウスで摂れる環境があります。しかし、三好選手は朝食で白米を食べたいという想いから、自宅で自炊をしてから練習に向かっているそうです。夜も近所の日本食レストランに足を運ぶこともあるそうですが、時間があれば自宅で食べています。ライフスタイルの構築--。それが早期に実現できたのは、幼い頃から培ってきた考える力があってこそです。■海外でプレーしたいなら英語は最低限できるようにした方が良い異国の地で環境に適応しつつある三好選手ですが、困難な出来事もありました。それがコミュニケーションです。海外移籍を見越し、早くから英語の勉強に取り組んできたものの現地で言葉の壁にぶつかったと言います。「もっと英語を上達させておけばと思いました。ヨーロッパで生活する上で、英語は最低限できないといけません。僕が住んでいるベルギーでは様々な言語を使う国でもあり、英語は全員できるのが当たり前の上でいろんな言語が普段から飛び交っているんです。加入した当初にある選手から『フランス語勉強しているのか』と言われた時に、まだ英語を勉強していると伝えるのがすごく恥ずかしかったのを今でも覚えています。なので、英語は最低限できないとヨーロッパでプレーはできません。英語ができた上で、いろんな国でプレーする中でその国の言語を学んで行くことがベストです。英語は若いうちからやるべきですね」■自分で考える力、意見を伝える力は子どもの頃から身につけるべきまた、コミュニケーションに対する考え方の違いにも三好選手は驚かされたと言います。「一番驚いたのは、自分で伝える力ですね。もちろん言語が出来なければ伝えられないのですが、相手に対しての伝え方や自分の考え方を言葉できちんと表現します。僕もそうですけど、日本人は自己表現がうまくないと思うんです。外国人は年齢、立場関係なく自分の意見をバンバン言うし、言われてもしっかり聞いてまた考えを伝えます。そのコミュニケーション能力は日本人にない部分ではないでしょうか」だからこそ、三好選手は海外でプレーするためには、自らの意見を発信する方法を幼い頃から学ぶべきだと考えています。「小さい頃から自分の意見を持って発言できる力を付け、人の意見をしっかり聞いた上で自分の意見を考える力は必要です。それが自分の考えを整理することにつながります。外国人は良くも悪くも、自分の考えをしっかり持っています。良い部分は取り入れて、日本人の特徴を出していけるのがベストです」■常に考え、自分で解決する力をつけることが成長につながる様々な経験を経て、海外でプレーする三好選手。幼い頃から考える力を身に付けてきたからこそ、今があるとも言えます。リーグが再開された国もありますが、現在は新型コロナウイルスの影響で、チーム練習に制限があったり、不要不急の外出自粛を余儀なくされている選手も少なくありません。しかし、この時期の行動が未来を大きく変えると、三好選手は言います。「学校が休校になり、子どもたちは長い間にサッカーができずにストレスや不安を持っているかもしれません。徐々に自粛も緩和されてきたので、これからの活動にその思いをぶつけて欲しいですね。サッカー選手を目指す子どもたちは、この期間に次にやることを色々思案したと思うので常にこれからも考え続けてほしいです。何が必要かを踏まえてやっていくことが、自分自身の成長につながっていくのではないでしょうか」最後に三好選手は自身の意気込みも語ってくれました。「自分もこの期間に自粛を余儀なくされ、サッカーへの想いを再確認できました。だからこそ、次に向けて早く動き出したい。リーグ戦が再開されれば、早く結果を出して、もっともっと上のカテゴリーにプレーできるように頑張ります」幼い頃から常に自分と向き合う姿勢が三好選手の未来を切り開いてきました。様々な問題にぶつかる場合もあるかもしれませんが、自分で解決する力を身に付けることが子どもたちの自立につながるのではないでしょうか。
2020年06月25日サッカーでは、試合中に攻守が目まぐるしく変わり、予想外の事の連続です。そんなとき、いちいちピッチ外の監督やコーチの指導を仰ぐことはできません。だからこそ、自分で判断し動くことができる選手になることが大事になります。自分で考える力はサッカーだけでなく社会においても必要なスキルです。今回は、「幼少期から常に自分で考えることを意識していた」というU‐23世代の注目選手、三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)にお話を伺いました。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)自分のプレーを掘り下げて「どうして」を追求していたという三好選手のサッカーノートの書き方は、上達するためにも必要な思考力をつける書き方なので参考にしてください■小学生時からスパイクは自分で管理現在はベルギーのアントワープでプレーする三好康児選手。U‐23日本代表でも主軸を担っており、来年開催予定の東京五輪でも活躍が期待されるプレーヤーです。そんな三好選手がサッカーと出会ったのは今から小学校1年生の時でした。三好選手はお兄さんの影響を受けて地元・川崎の中野島FCでサッカーを始め、小学校5年生の時に川崎フロンターレU‐12に入団をしました。当時から自分で何でもこなす性格だったそうで、3人兄姉の末っ子でご両親やご家族に頼れる環境があっても過度に甘えることはなかったと振り返ります。「小さい頃は兄と姉がおり、親も含めて色々と身の回りの面倒を見てくれていました。ただ、常に『自分のことは自分でやるように』と言われていましたし、特に川崎フロンターレのアカデミーに入ってからはその意識が強くなりました。クラブの方からも『人間として自立しないと選手として上に行けないぞ』と常に言われていたんです」中でも三好選手が小学校時代から気を遣っていたのが、スパイクの管理です。練習後は汚れを落とし、常に自分で手入れをしていたそうです。なぜ、三好選手が道具の管理を徹底したかというと、私生活とプレーがリンクしていると考えていたからでした。「自分が使う道具なのでスパイクを大事にしていました。スタッフからも、そうした細かい気配りが『プレーの最後に出るんだぞ』と教わっていましたし、『サッカーの部分だけではなく、私生活の取り組みがピッチに出る』と言われ続けていたんです。そこから自分で様々なことを考えるようになりました。たとえば、『ゴミ拾いをすることでその行いが良いプレーに繋がるかもしれない』。そういう考えを自ら持って、やっていたのを今でも覚えています」■「なぜそのプレーをしたのか」サッカーノートで自分のプレーを掘り下げていた"勝負の神様は細部に宿る"。そうした想いでサッカーに取り組むのと同時に、三好選手が重視していたスタンスがありました。"常に考える"ことです。そう思うようになったのは川崎フロンターレに入団してからだったそうで、サッカーノートを付けながら自身と向き合っていたと言います。「川崎フロンターレに入ってからは毎日サッカーノートを付けていました。おこったことや自分の感想を書き連ねる日記みたいに書くのではなく、どういうことが起こって、どうしてそういうプレーをしたのか、なぜそう考えたのか。一つの行動に対して掘り下げていく。そんな風にサッカー面以外も含めて、どういう思いでアクションを起こしたのかを整理していました。それまでは気持ちよくプレーしているだけだったのですが、プロのサッカーチームのアカデミーに入ったことで一気に意識が変わりましたね」小学校の時から自立に向かって歩き始めていた三好選手。中学では早くから頭角を表し、中学校2年次には飛び級で川崎フロンターレU‐18に昇格しました。周りの仲間たちよりも一足早く高校生の舞台に足を踏み入れる環境はサッカー面で大きな意味を持ちましたが、ピッチ外での経験も自身の自立をより促したと言います。「中学生と高校生の間にある数年は大きな差を持っています。その中で高校に進学するといろんな誘惑があるのを目の当たりにし、サッカーをやる上で何が大事かを確認できました。中学から高校に進級すると、大人に近づくのでいろんな誘惑が絶対に生まれます。その中でどれだけ流されないでいられるか、自分自身を持って何が必要なのかを常に考えるようになりました。僕自身はサッカーに夢中だったし、プロになりたいと思っていたので遊びたい欲求やほかの様々な誘惑をそんなに感じていませんでしたし、僕は惑わされることはなかったです。中学2年生からU‐18チームでプレーしていて、早くトップチームのカテゴリーに昇格したいと思っていたので遊びたい欲はあまりなかったですね」■私生活で人を手伝う、助けるなどのスタンスはピッチでも出るまた、中学時代に海外遠征へ行った経験も三好選手を子どもから大人に成長させる大きな要因になりました。特に世代別日本代表でプロを目指す仲間と切磋琢磨できた環境や、異国の地で味わった様々な体験は小学校時代から培ってきた考え方をさらに深めるきっかけになったと言います。「世代別代表ではA代表のように何から何まで揃っているわけではありません。ウェアなどは揃っている部分はありましたが、シューズの手入れも含めて色んなことを自分でやらないといけなかったんです。荷物の管理なども選手の仕事。だからこそ、よりチームのために何が必要なのかを考えて行くようになりました」徐々に自立していく三好選手ですが、すべてが順調にいったわけではありません。失敗を重ねながら成長をしてきました。特に今でも覚えているのが、代表合宿中の出来事です。「U‐16かU‐17の代表合宿中に怒られた経験があります。練習前にグラウンドへ荷物を運ぶ分担をみんなで決め、僕は水を運ぶ係りに決まったんです。行きは水を持って行ったのですが、帰りは水を消費したので何も持たずに宿舎へ戻りました。すると、スタッフの方から『どうして何も持たずに帰っているの?』と聞かれたんです。そこで、『水がなくなって持つものがありません』と答えると、『そういうことではないだろ』と怒られました。その時はただ自分の分担していたものがなくなったから持たなくて良いと思ったんです。当時は中学生だったので、指摘されてムッとした部分もあったのですが、よくよく考えてみたら、チームを思えば、できる行動はあったんですよね。他の誰かを手伝ったり、重い物を持っている人を手伝うとか。そういうスタンスはピッチで出ます。プレーでも人を助けることで自分を助けてもらえるかもしれません。サッカーは助け合いのスポーツですから。そういうチームスポーツの大切さを私生活の部分から学びましたね。上に行けば、行くほど細かいことを言ってくれる人は少なくなりますし、サッカーの面でも周りから言ってもらえるのは、期待をされている証拠でもあります。何も思っていなければ言ってもらえないので、自分は本当に恵まれていました」■活躍するために重要なのは自分自身を理解すること三好選手は高校進学後、川崎フロンターレU‐18でプレーし、2014年の8月に翌シーズンのトップチーム昇格を勝ち取りました。誰もが幼少期を経て多感な思春期を歩みます。その中でいかに大人になっていくのか。自立をする上で、 "常に考える"ことが大きな役割を果たしました。その結果、三好選手は"自分を理解する"ことに繋がったと言います。「一番は自分自身を理解することです。現在のチームメイトは全員プロなので、試合へ出るために競争があります。その中で自分が試合に出て、結果を残すことを考えていかないといけません。そういう意味では、幼い頃からプロになるために何をすべきかを考えてきたので、その習慣がプロになってより生きたと思います。中には何も考えずに能力だけでプロになれる人もいるかもしれませんが、プロになった時に周りはいろんな特徴を持った選手がいます。自分よりも強力な武器を持っていたり、身体の強さを持っていたり。そういう選手に対し、どう戦っていくかを考えなければいけません。自分がどうすべきか、監督にどうやったら認めてもらえるか。でも、周りみんなライバルで、誰もが自分を使ってほしい、自分が一番だと思っているわけで、僕が何をしたらいいかなんてほとんど言ってくれません。だからこそ、小中高で自分で考える力を身に付けることが大事だと思います後編では海外でプレーするために必要な力と語学の重要性について迫ります。
2020年06月18日