フィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』を基に、価値観の異なる男たちの大勝負を描いた『100日間のシンプルライフ』。インターネットの普及によって情報やモノがすぐに手に入るようになった現代。新型コロナウイルスの影響により働き方の変化や自宅にいる時間が増えたことで、改めて今後の人生やライフスタイルについて見つめ直す人が増えている。そんな中、本作に登場する“究極のシンプルライフ”を覗き見できる本編映像がシネマカフェに到着した。今回解禁となった映像は、トンデモバトル真最中のパウルとトニーの日常を切り取ったワンシーン。心地良い日差しが差し込むおしゃれな部屋で、優雅なひと時を過ごしているパウル。大量のモノに囲まれ、夜な夜なスマホを見つめる暮らしから一変。以前までの生活からは想像できない、Tシャツを丁寧に手洗いで洗濯する姿から、限られた調理器具を駆使してホッと心が休まるティータイムを送る姿まで、飾らず、気取らず、ありのままの自然体で“究極のシンプルライフ”を満喫しているように見える。そんなパウルの表情からは何か新しい感情が芽生え始めているように見える。一方、トニーは、彼らが開発した人工知能搭載アプリ「NANA」売却の商談を目前に控え「今日は運命の日だ、スーツは取ってきたか?」と、外見に人一倍気を使ってきたこれまでと変わらない姿勢でパウルに接する。同時に“究極のシンプルライフ”対決を始めた2人だが、それぞれの考えや行動の違い、別々の経験によって“モノ”に対する価値観に差が生まれつつあるのが分かる。新しい環境で本当の“自分らしさ”に気づいたり、これまでとは全く別の生活を送ることで自身の生活や人生を見つめ直していく2人。この時間を境に、2人のトンデモバトルが思わぬ結末へと向かっていく――。『100日間のシンプルライフ』は12月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:100日間のシンプルライフ 2020年12月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 Pantaleon Films GmbH / Erfttal Film & Fernsehproduktion GmbH & Co. KG / WS Filmproduktion / Warner Bros. Entertainment GmbH
2020年11月26日サカイクキャンプ独自のカリキュラム、サッカーを通じて社会を生きる力を育む「ライフスキル」プログラム前回はサカイクキャンプで身に付くライフスキルの中から「感謝の心」と「コミュニケーション力」を中心に菊池健太コーチにお話しを聞きました。いずれもピッチ上ではもちろん、学校など普段の生活でも必要な力です。具体的な言葉や方法を示すのではなく、自分で考えさせる伝え方をすることで、感謝の心とコミュニケーション力を引き出しつつ、考える力も同時に身に付けられます。(取材・文:前田陽子)サカイクキャンプでは練習中や試合のハーフタイムに子どもたちどうしで「何ができるか」「何をすればいいか」を話し合う機会がたくさんあります<<足元の技術習得より「ごめん」「ありがとう」が言える、人を気遣えることがサッカー上達につながる理由■サッカーができるのは親のおかげ。子どもたちはそう思っていますサカイクキャンプではまず「サッカーは何人でするスポーツ?」と聞きます。そして「誰がいるからサッカーができると思う?」と。すると子どもたちは「親」と口を揃えます。普段子どもたちが親に対して「サッカーをできること」についてお礼を言うことは少ないと思いますが、本当はちゃんと感謝しているのです。でも、気持ちは言葉に出して伝えなければ相手に伝わりません。サカイクキャンプのライフスキル講習では、伝えることの大切さも話しているので、キャンプから帰った時に親御さんに「ありがとう」が言える子になっているはずです。次に、サッカーをできる理由を問うと、一緒にプレーする仲間や審判の声が上がります。子どもたちは相手チームのことを敵と言いがちですが、敵ではなくサッカーをする仲間です。「相手がいないとサッカーはできないから、相手選手だよね」と話します。相手選手をリスペクトすることも感謝の心に通じます。相手選手と同時に大切なのがチームメイトです。子どもたちの中でもどうしても上手い下手で優位が付いてしまい、うまい子が全体を仕切ってしまうことがよくあります。その際には「サッカーを楽しむ権利は全員が持っている。唯一それがみんなに均等にあることでそれを奪う事は許されないことだよ」と伝えるそうです。「下手だからチームに入れないとか、Bチームだからあっち行っていろとか。少なからずまだこういう態度があるので、それは絶対にダメなことで、してはいけないことだ」ということをきちんと理解できるまで伝えると菊池コーチは教えてくれました。サカイクキャンプは、初めての子からトレセン活動の子まで誰でも参加できます。できる子に「サッカーはみんなで楽しむスポーツだから、誰かのミスをカバーしてあげることが大事。誰かのミスをつついているようでは勝つことはできないよね」と声をかけると、「よし、やろう!」と士気が高まることも多いのだとか。中には「あいつのミスじゃん、なんで俺がカバーしないといけないの」といった他責的な発言をする子もいるそうですが、「サッカーがうまい子は、このキャンプ以外の場所にもたくさんいて、その時々によっては君も"上手じゃない方"になるかもしれない。その考え方は間違っているよ」ということを言い聞かせるそうです。そして、そういった子をわざとうまいチームにいれてみたりするのだそう。そうるすことで考え方を変えてほしいし、サッカーの本質を理解してほしいと考えているからだと菊池コーチは言います。■コミュニケーションは"目的のために前向きな話をする"こと試合中に声を出してコミュニケーションを取ろうと言われても、どんな声かけがいいのか、どうしたらいいのか分からない子が多いのが現実です。「どんなコミュニケーションがあるの?」と聞くと、どうしても言葉にすることが多く出てきます。今年は新型コロナウイルスの影響で難しいですが、ハイタッチや抱き合って喜んでいるシーンなどの写真を見せて「これもコミュニケーションだよね」とコミュニケーションの方法は様々あることを伝えています。サカイクキャンプのコーチたちが考えるコミュニケーションは、目的のために前向きな話をするということ。何でもかんでも伝えていいよとなると、「おまえちゃんとやれよ」「今のボール取りに行けよ」「シュート決めろよ」など味方にダメ出ししてしまいがち。これもコミュニケーションのひとつと言えるかもしれませんが、後ろ向きでマイナスなこと。前向きな話をすると雰囲気も良くなって結果も良くなります。ですが、その際に具体的な言葉を教えることはありません。サカイクキャンプでは、試合のハーフタイムには必ずコーチたちが「どんな話をしようか」と声をかけます。負けているとマイナスな言葉が多くなるので、「うまくいかないなら逆転するためにどうすればいいだろう、何ができるかを話すといいよ」とアドバイスをすると前向きな会話が増えてくるそうです。ですが、残念なことに負けているとどうしてもあら捜しになってしまい、ダメだったところを見てしまう子が多いのだとか。子どもたちは、普段接している人が話しているように言うのでしょうね、とコーチたちは見ています。子どもたちが発する言葉を聞くと、「チームで結構厳しく言われているんだろうな」とか、周囲に前向きな言葉をかけられる子は「チームでもいい声をかけてもらっているんだな」というのはわかるものだそうです。子どもは体験からしか言葉が出ないので、周囲の会話の質が自然と身に付いてしまいます。親御さんたちにもいつもどんな言葉をかけているのかを、振り返ってもらえるといいかもしれません。キャンプでは「伝える」ことを大事にしていますが、それは声に出すことだけではありません。時に目線やしぐさ、アイコンタクトでのコミュニケーションをとることもあります。コーチから子どもたちへ親指を立てて「今のプレーはグッドだよ」とジェスチャーも。どの子もグッドサインを出してもらえると嬉しくて笑顔になるものです。高学年になるとコーチがしていることをマネしてくれるなど、コミュニケーションのレパートリーも増えていくことも多いそうです。■環境ができれば、子どもたちは自然とコミュニケーションをとるようになるキャンプで泊まる宿舎は、他の利用者も泊っています。施設内でほかの利用者に出会った際や施設の方へ「おはようございます」「こんにちは」など、コーチたちが積極的にコミュニケーションをとるところを見せることで、子どもたちも自然とあいさつができるようになるそうです。感謝の心にも通じますが、宿舎の人へ「ありがとう」が言えるのはとても喜ばしい光景です。うまくいかない事に対して前向きな意見を言うなど、自分のチームの戻ってからも発言できることを期待しているとコーチは言います。サカイクキャンプに来た時は引っ込み思案でもじもじしている子もたくさんいますが、3日間で確実に変わるそうです。子ども同士が慣れてくるというのもありますが、初日と最終日では全く違う表情、態度になると言います。最終日はずっと一緒にやっていたチームのような雰囲気になり、住所を交換して年賀状のやり取りをしたりする子たちもいるそうです。コミュニケーションは無理やり取らせるものではありません。どんなことをしたらいいかというヒントを与えてあげることが大事だと菊池コーチは言います。大人が環境を整えてあげれば子どもたちは自然とコミュニケーションが取れます。ですので、子どもがいろんな人とお話するようにあれこれ口をだしたり、演出してみたりする必要はありません。大人はあまり介入しないことが一番だとサカイクキャンプでは考えています。<<足元の技術習得より「ごめん」「ありがとう」が言える、人を気遣えることがサッカー上達につながる理由
2020年11月24日ライフイベントは、自分の「やりたい」「できる」を見つけるチャンス!結婚した、産休育休を取った、子どもが独り立ちした……人それぞれ、さまざまなタイミングでやってくる女性ならではのライフイベント。ライフイベントの節目は、自身の今後についてあらためて考えるきっかけにもなりますよね。結婚・出産・子育てなどを経験した方にお話を伺うと、女性のライフイベントとキャリア、両者の切っても切れない関係が見えてきました。子どもが保育園に入れたので晴れて職場復帰をしましたが、仕事量・時間の制約・体力面などがかなり大変で、正直苦戦中。お迎えの時間などもあって仕事を切り上げないといけなかったり、チームの仲間のフォローが必要なシーンが増えたりと、入社から肩を並べて競ってきた同僚を横目に、ブランクがなかったときの自分のキャリアをつい想像してしまうことも。このとき、ライフイベントとキャリアって密接にかかわっているのだと実感。もしかしたら、別の職場・職種を選ぶという選択肢もあったかもと思っています……。(33歳女性/事務職)急遽去年から親の介護が必要になり、都内から地方の実家へ戻ることに。今年に入って介護ケア施設を活用し、自分の時間ができたのでまた社会とのつながりを持ちたい、違う職種にも挑戦してみたい、と最近考えるようになりました。とはいえ、親と一緒に過ごす時間を大切にしたいという思いもあり、まずは近場で、時短勤務などから無理なく社会復帰したいと考えています!(46歳女性/専業主婦)もし間近にライフイベントを控えているという方がいたら、そのタイミングは、再び自分の可能性や「やりたい」をみつけやすいとき。それを実現させる方法として、働き方を見直す方も少なくありません。意外と知らない?“派遣”という働き方のメリット「働き方を見直す」といっても、どうやって……?その一つの選択肢としておすすめなのが、派遣という働き方。自分の希望に合わせて働く時間や場所、仕事内容を選べるため、しっかり今の生活とマッチしたライフスタイルを叶えやすいのがメリットです。 ■こんな人にぴったり!・これまでのキャリアを活かしたい・新しいことに挑戦してみたい・今の生活スタイルに合った働き方がしたい自分のスキルを活かしたいときや、未経験の職種に挑戦したいときにも、うってつけの働き方なんです。不安なことは、気軽に“コンシェルジュ”に相談しよう 「派遣の仕組みって、あまり詳しくわからない」「自分に合った仕事が見つかるのか不安」派遣の働き方が合っていそう……と思ったとしても、いざ1歩踏み出すとなると、疑問や不安も出てきますよね。人材派遣会社のリクルートスタッフィングなら、「オンラインコンシェルジュ・サービス」が使えます。これからの新しいワークスタイルとして派遣を検討する方の疑問や不安を解消し、お仕事探しの一歩を踏み出すサポートをしてくれるんです。 コンシェルジュに相談してみる! 些細な疑問でも!オンラインだからこそ気軽に相談 どんな仕事があるの? 自分に何ができるのか、話しながら整理したい! 「オンラインコンシェルジュ・サービス」では、会場に足を運ぶことなくオンラインで、ちょっとした疑問や不安もコンシェルジュに1対1で気軽に相談ができます。派遣登録が初めての方でも安心です。土日祝も受付中。お仕事終わりにも◎平日はもちろん、土日祝日もOK。10:00~19:30まで相談可能なので、お仕事終わりや家事が一息ついたあとに、自分の無理のないタイミングで相談をすることができます。ビデオ通話でも、電話でも。希望に沿った相談スタイルに 担当者の顔を見て話したい場合はビデオ通話にしたり、すぐに相談したい場合は電話にしたりと、そのときの希望に沿った方法を柔軟に選ぶことができます。 自分の「やりたい」「できる」を見つけよう!まさに今ライフステージの変わり目にいる方も、そうでない方にも、派遣の働き方を考えるサポートをしてくれる「オンラインコンシェルジュ・サービス」。希望に寄り添いながらサポートをしてくれるので、まだしっかり決めていないけれど……という方も、安心して相談できるのも嬉しいですよね。このようなオンラインサービスを活用しつつ、自分の「やりたい」「できる」を再発見してみてはいかがでしょうか?■「オンラインコンシェルジュ・サービス」詳細・曜日/月~日・祝・時間/10:00~19:30・料金/無料・形式/「ビデオ通話」「音声通話(電話)」から選択※年末年始・GWなどの長期休暇時はイレギュラー対応となります (文:ソーシャルトレンドニュース編集部) コンシェルジュに相談してみる! ■提供リクルートスタッフィング
2020年11月20日サカイクキャンプ独自のカリキュラム、サッカーを通じて社会を生きる力を育む「ライフスキル」のプログラムでは、子どもたちが生きていく中で必要なスキルとされる「考える力」「リーダーシップ」「感謝の心」「チャレンジ」「コミュニケーション」の5つの力をサッカーをしながら学べます。親御さんたちもライフスキルの概念に賛同してご参加いただいている方も多いのですが、では具体的にライフスキルが高まるとサッカーにどう影響するのか、まではいまいちよくわからない、という方もまだまだ多い様子です。そこで今回は、子どもたちを指導しているサカイクキャンプの菊池健太コーチに「ライフスキル」とはどういうものなのか、子どもたちがどう成長できるのかを聞きました。(取材・文:前田陽子)サカイクキャンプでコーチの話に耳を傾ける子どもたち■ピッチ上で仲間をフォローできる人が求められている以前は足元の技術など個人技を磨くことが推奨されましたが、今はチームにいかに貢献できるか、チームのためにプレイできるかが求められる時代。そのためには、一緒にプレイする仲間を知り、自分のことを仲間にわかってもらう必要があります。そこで必要になるのがライフスキルです。ピッチ内外で考え、サッカーができることに感謝し、いろいろなことにチャレンジして、コミュニケーションを取り、リーダーシップでチームを導く。技術の習得に比べて、パッと見て変化がわかることではありませんが、ここを磨くことで技術も向上していくのです。JFAでも"判断も含めてテクニック"と言っています。育成年代の選手たちに求めるスキルとして「仲間をフォローすることができる選手」を高く評価するとも言っています。元日本代表の内田篤人さんも、その判断力の早さ、仲間との連携意識やプレーの正確性に定評がありました。サカイクキャンプではこれからのサッカーや人生に必要なライフスキルを知り、体感することができます。■サッカーというスポーツの本質を知る「チームプレイであるサッカーは、勝つことを目的に仲間同士が互いをフォローするもので、それがサッカーというスポーツでフォローし合うことが当たり前であることを子どもたちに伝えています」と菊池コーチ。すると自然とミスをフォローするプレイが増えていきます。自分のタイミングでボールを蹴っていた子が、コミュニケーションを知ると仲間を思ったパスが出せるようになります。俺が活躍すればいいという、独りよがりのプレイが減っていくのです。サッカーはミスのスポーツであり、助け合いが必須です。ミスをしたら「ごめん」と謝ること、味方がフォローしてくれたら「ありがとう」とお礼を言えること。その瞬間に口にすることは難しくても、普段からごめんなさい、ありがとうが言える習慣が身に付いている子は、ピッチの中でも助けてもらいやすかったりして、結果として試合が上手く回るのです。親御さんたちはどうしても個人技のところに注目してしまい、何点取った、何人抜いたで褒めたり残念に思ったりしますが、子どもたちの中には目立たないけれど丁寧なパスが出せたりする子もいて、そんな子はとても技術が高いとコーチたちは評価します。菊池コーチは「足元の技術は後からついてきます。ボールを扱う技術は大事ですが、丁寧さや気遣いができる選手はすごいんです」とも。一概に技術と言っても個人のものとチームの中でのものの2種類があります。もちろん、どちらも伸びるといいのですが、まずはサッカーの本質であるチームプレイを学ぶことが小学生年代には大切だとサカイクでは考えています。■キャンプに参加することが、チャレンジの第一歩キャンプは初めての場所、初めての友達、初めてのコーチ。泊りで行くのは子どもにとってすごく大きなチャレンジです。これは大人でもなかなか難しいこと。まずはキャンプに行こうと決断した子どもの勇気を褒めてあげましょう。その上で、キャンプへの持ち物は自分で何が必要かを考えて判断させて持たせてください。サカイクキャンプでは支度から子どもに任せてほしいという思いもあり、細かく持ち物を提示していません。3日間必要なものを自分で考えてほしいのです。寒い時期ならピステ持ってくる子もいますし、洗濯するから少しでいいという子もいます。そういう様子を見ていると親御さんは手をかけずにやってくれているなと思います。反面、「一日目の上はコレ、下はコレ」とセットしたものを持ってくる子もいます。親御さんなりの子どもへのサポートかもしれませんが、そういった子は柔軟な発想ができず、2日目に雨が降ったりして、翌日分(キャンプの最終日)を着替えに使うと、最終日の朝に「もう着る服がない」と大騒ぎすることもあるのだとか。子どもたちが準備した上での忘れ物はコーチたちは想定済みです。シャンプーや洗剤などの細かなものから、サッカーに必要なボールなどもサカイクキャンプでも準備しているので、忘れ物をしても安心してください。もちろん、忘れ物をしない方が良いのですが、忘れてしまったときにどうするかが大事で、その過程をコーチたちはどう解決していくかを見守っています。レガースやソックスなど借りれるものならチームメイトに「貸して」と言えること、チームメイトが忘れ物をして困っていたら「貸してあげようか」と提案できること、そういったお互い助け合って協力することが大事なのです。そのようなことが自然にできるようになると、例えばボールを奪われそうな時など、ピンチの際に仲間にヘルプを求めること、味方がピンチの時は自分が助けに行くことなど、サッカーの動きにもつながっていきます。ピッチの外での行動が変わるとピッチの中の行動も変わります。ライフスキルが身に付くと、技術も伸びてくるのです。■キャンプに来た子どもたちは、必ず成長しますサカイクキャンプに参加する子には、すべてにおいて、自分で考えて行動できる子になって欲しいとコーチたちは考えています。サッカーもコーチや周り仲間に何かを言われてプレイするのではなく、自分の判断でプレイを選択できる子になってほしい。いずれ社会に出てからも自分の意見をしっかり持って、自分で考えて判断ができる、そんな子になってくれたらと思っています。そのために小学生の間はサッカーは自由で楽しいと感じてもらいたい。中学高校に行けば自然とサッカーも厳しくなり、社会人になれば仕事もしなくてはなりません。なので、根底に楽しさ、仲間と協力するすばらしさを蓄えてほしいと考え、コーチたちは子どもたちと接しています。
2020年11月17日全ての持ち物をリセットした青年の実験生活を記録したドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』をベースにした『100日間のシンプルライフ』。この度、あのFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグを彷彿とさせる“IT実業家のザッカーマン”の登場シーンが到着した。親友でありビジネスパートナーでもあるパウルとトニー。好きなモノに囲まれて自由気ままに生活するパウルは、5年前に自身で開発した人工知能搭載アプリ「NANA」に入れあげ、すっかりスマホ依存症となっていた。「NANA」は全てのスマートフォンに個別の声、感情、ユーモアを搭載することができる画期的なアプリ。アメリカの億万長者でありIT実業家でもあるザッカーマンが、世界を変えてしまう力を持つこのアプリに目を付けたことで、巨額の資金での買収が決まる。この度解禁となったのは、「NANA」を買収したザッカーマンが登場する場面。100日間お金を使わないルールを守るため、廃棄された食材をあさっていたパウル。するとそこに現れたのが、くせ毛の短髪にパーカーにジーンズというラフなファッションに身を包むが、どこか切れ者の雰囲気が漂うザッカーマン。まさに、Facebookの創業者であり、世界長者番付常連のマーク・ザッカーバーグを彷彿とさせる。映像では、ザッカーマンは開口一番「食べ物の40%は廃棄されるんだよ。まだ食えるのに」としなびたリンゴに噛みつき、パウルに語りかける。ザッカーバーグがAppleをライバル視する状況をユーモラスに演出したワンシーン。そして同時に、2人のバトルの行方の鍵を握る(!?)謎の美女ルーシーの場面写真も解禁に。全ての所持品を収納した倉庫で出会ったミステリアスな美女・ルーシーに、パウルの親友でビジネスパートナーのトニーはひと目惚れ。パウルを出し抜くように彼女に声をかけ、自宅デートに誘う。モノがない生活なりにも最大限に彼女をもてなすトニー。そんな彼の紳士な態度にルーシーも心を許し、2人の距離は次第に近づいていくが、ルーシーは誰にも言えない大きな秘密を抱えていた…。「NANA」を買収したザッカーマンや謎の美女であるルーシーはパウルとトニーの勝負をかき回し、予想のつかないクライマックスに向かっていく。モノの価値や本当の幸せを改めて考えていく2人の生活の顛末が、ますます気になるものとなっている。『100日間のシンプルライフ』は12月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:100日間のシンプルライフ 2020年12月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 Pantaleon Films GmbH / Erfttal Film & Fernsehproduktion GmbH & Co. KG / WS Filmproduktion / Warner Bros. Entertainment GmbH
2020年10月30日川崎フロンターレの育成組織で育ち、順調にトップチームデビュー。U‐23世代で主軸を担う選手の一人であり、開催予定の五輪でも活躍が期待される三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)。前編では、子どもの頃から自分で考える習慣を身につけていたことが自立につながったお話や「どうしてそのプレーをしたのか、その結果どうなったか」など理由を掘り下げてサッカーノートをつけていたことなどをお聞きしました。後編では、これまでの経験を踏まえ海外でプレーするために大事な事、小学生から意識して身につけておいてほしいことをご紹介します。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)取材は6月上旬、オンラインで行いました。■自分の事を一から知ってもらう環境は、厳しさもあるが楽しみも三好選手は18歳でプロの世界に飛び込みました。最初の3年間は川崎でプレーをしていましたが、4年目以降は慣れ親しんだ川崎を離れ、新たな場所でプロサッカー選手のキャリアを歩んでいきます。4年目はコンサドーレ札幌でプレーし、5年目となった昨シーズンは横浜F.マリノス。そして、昨夏に念願の海外移籍を果たし、ベルギーのアントワープで新たな挑戦を始めました。三好選手はポジティブな姿勢で異国での生活を楽しみながら、レギュラー争いに身を投じていると言います。「僕はずっと川崎で育ってきて、トップチームに昇格をしました。周りのスタッフもそうですし、選手たちもずっと知っている人たちばかりで、トップチームに上がった時も小さい頃から見ていた選手や、昔から一緒にやっていた選手が多かったんです。そういうよく知っている日本人が多い環境でやることと、横浜や札幌で一から監督やスタッフに認めてもらって受け入れてもらうのは、また違う厳しさや楽しみがあり、海外に行くとそれがさらに大きくなりました。アントワープではスタッフも含めて日本人が僕以外にいないですし、サッカーのスタイルも違いますけど、その中で自分のプレーを認めてもらいながら、常に試合に使ってもらって結果を残す難しさは常に感じています」■食事を含め、自分のライフスタイルを確立させることが大事もちろん、初めての海外移籍で不安もあります。しかし、チーム内に日本人はおらず、一人で全てを乗り越えなければいけません。「僕にとって両親のサポートは不可欠でしたね。なんでも協力をしてくれていたので本当にありがたかった」というご両親のありがたみを感じながら、今まで培ってきたことを生かしながら異国の地で生活を続けています。その中で日々を過ごせているのは、幼少期から培ってきたバイタリティーがあったからでした。「海外の文化は違うと言うのは理解していましたが、実際に行ってみると感覚はやっぱり違いました。例えば、時間を守らないで普通に遅刻してくる選手もいて、ちょっとぐらいであれば何食わぬ顔で練習に入ってきます。そこは時間に正確な日本との感覚の違いですよね。食事面では、ベルギーはまだ日本食のスーパーがあるのでいいのですが、それでも日本のお米も自分で探して買わないといけません。スーパーの品揃えも日本と異なりますし、自分で自炊するのであれば献立も考えないといけない環境になりました。食事面も含め、自分なりのライフスタイルを確立する重要性は海外に行ってより感じましたね」現在、三好選手の所属するアントワープでは朝食と昼食をクラブハウスで摂れる環境があります。しかし、三好選手は朝食で白米を食べたいという想いから、自宅で自炊をしてから練習に向かっているそうです。夜も近所の日本食レストランに足を運ぶこともあるそうですが、時間があれば自宅で食べています。ライフスタイルの構築--。それが早期に実現できたのは、幼い頃から培ってきた考える力があってこそです。■海外でプレーしたいなら英語は最低限できるようにした方が良い異国の地で環境に適応しつつある三好選手ですが、困難な出来事もありました。それがコミュニケーションです。海外移籍を見越し、早くから英語の勉強に取り組んできたものの現地で言葉の壁にぶつかったと言います。「もっと英語を上達させておけばと思いました。ヨーロッパで生活する上で、英語は最低限できないといけません。僕が住んでいるベルギーでは様々な言語を使う国でもあり、英語は全員できるのが当たり前の上でいろんな言語が普段から飛び交っているんです。加入した当初にある選手から『フランス語勉強しているのか』と言われた時に、まだ英語を勉強していると伝えるのがすごく恥ずかしかったのを今でも覚えています。なので、英語は最低限できないとヨーロッパでプレーはできません。英語ができた上で、いろんな国でプレーする中でその国の言語を学んで行くことがベストです。英語は若いうちからやるべきですね」■自分で考える力、意見を伝える力は子どもの頃から身につけるべきまた、コミュニケーションに対する考え方の違いにも三好選手は驚かされたと言います。「一番驚いたのは、自分で伝える力ですね。もちろん言語が出来なければ伝えられないのですが、相手に対しての伝え方や自分の考え方を言葉できちんと表現します。僕もそうですけど、日本人は自己表現がうまくないと思うんです。外国人は年齢、立場関係なく自分の意見をバンバン言うし、言われてもしっかり聞いてまた考えを伝えます。そのコミュニケーション能力は日本人にない部分ではないでしょうか」だからこそ、三好選手は海外でプレーするためには、自らの意見を発信する方法を幼い頃から学ぶべきだと考えています。「小さい頃から自分の意見を持って発言できる力を付け、人の意見をしっかり聞いた上で自分の意見を考える力は必要です。それが自分の考えを整理することにつながります。外国人は良くも悪くも、自分の考えをしっかり持っています。良い部分は取り入れて、日本人の特徴を出していけるのがベストです」■常に考え、自分で解決する力をつけることが成長につながる様々な経験を経て、海外でプレーする三好選手。幼い頃から考える力を身に付けてきたからこそ、今があるとも言えます。リーグが再開された国もありますが、現在は新型コロナウイルスの影響で、チーム練習に制限があったり、不要不急の外出自粛を余儀なくされている選手も少なくありません。しかし、この時期の行動が未来を大きく変えると、三好選手は言います。「学校が休校になり、子どもたちは長い間にサッカーができずにストレスや不安を持っているかもしれません。徐々に自粛も緩和されてきたので、これからの活動にその思いをぶつけて欲しいですね。サッカー選手を目指す子どもたちは、この期間に次にやることを色々思案したと思うので常にこれからも考え続けてほしいです。何が必要かを踏まえてやっていくことが、自分自身の成長につながっていくのではないでしょうか」最後に三好選手は自身の意気込みも語ってくれました。「自分もこの期間に自粛を余儀なくされ、サッカーへの想いを再確認できました。だからこそ、次に向けて早く動き出したい。リーグ戦が再開されれば、早く結果を出して、もっともっと上のカテゴリーにプレーできるように頑張ります」幼い頃から常に自分と向き合う姿勢が三好選手の未来を切り開いてきました。様々な問題にぶつかる場合もあるかもしれませんが、自分で解決する力を身に付けることが子どもたちの自立につながるのではないでしょうか。
2020年06月25日サッカーでは、試合中に攻守が目まぐるしく変わり、予想外の事の連続です。そんなとき、いちいちピッチ外の監督やコーチの指導を仰ぐことはできません。だからこそ、自分で判断し動くことができる選手になることが大事になります。自分で考える力はサッカーだけでなく社会においても必要なスキルです。今回は、「幼少期から常に自分で考えることを意識していた」というU‐23世代の注目選手、三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)にお話を伺いました。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)自分のプレーを掘り下げて「どうして」を追求していたという三好選手のサッカーノートの書き方は、上達するためにも必要な思考力をつける書き方なので参考にしてください■小学生時からスパイクは自分で管理現在はベルギーのアントワープでプレーする三好康児選手。U‐23日本代表でも主軸を担っており、来年開催予定の東京五輪でも活躍が期待されるプレーヤーです。そんな三好選手がサッカーと出会ったのは今から小学校1年生の時でした。三好選手はお兄さんの影響を受けて地元・川崎の中野島FCでサッカーを始め、小学校5年生の時に川崎フロンターレU‐12に入団をしました。当時から自分で何でもこなす性格だったそうで、3人兄姉の末っ子でご両親やご家族に頼れる環境があっても過度に甘えることはなかったと振り返ります。「小さい頃は兄と姉がおり、親も含めて色々と身の回りの面倒を見てくれていました。ただ、常に『自分のことは自分でやるように』と言われていましたし、特に川崎フロンターレのアカデミーに入ってからはその意識が強くなりました。クラブの方からも『人間として自立しないと選手として上に行けないぞ』と常に言われていたんです」中でも三好選手が小学校時代から気を遣っていたのが、スパイクの管理です。練習後は汚れを落とし、常に自分で手入れをしていたそうです。なぜ、三好選手が道具の管理を徹底したかというと、私生活とプレーがリンクしていると考えていたからでした。「自分が使う道具なのでスパイクを大事にしていました。スタッフからも、そうした細かい気配りが『プレーの最後に出るんだぞ』と教わっていましたし、『サッカーの部分だけではなく、私生活の取り組みがピッチに出る』と言われ続けていたんです。そこから自分で様々なことを考えるようになりました。たとえば、『ゴミ拾いをすることでその行いが良いプレーに繋がるかもしれない』。そういう考えを自ら持って、やっていたのを今でも覚えています」■「なぜそのプレーをしたのか」サッカーノートで自分のプレーを掘り下げていた"勝負の神様は細部に宿る"。そうした想いでサッカーに取り組むのと同時に、三好選手が重視していたスタンスがありました。"常に考える"ことです。そう思うようになったのは川崎フロンターレに入団してからだったそうで、サッカーノートを付けながら自身と向き合っていたと言います。「川崎フロンターレに入ってからは毎日サッカーノートを付けていました。おこったことや自分の感想を書き連ねる日記みたいに書くのではなく、どういうことが起こって、どうしてそういうプレーをしたのか、なぜそう考えたのか。一つの行動に対して掘り下げていく。そんな風にサッカー面以外も含めて、どういう思いでアクションを起こしたのかを整理していました。それまでは気持ちよくプレーしているだけだったのですが、プロのサッカーチームのアカデミーに入ったことで一気に意識が変わりましたね」小学校の時から自立に向かって歩き始めていた三好選手。中学では早くから頭角を表し、中学校2年次には飛び級で川崎フロンターレU‐18に昇格しました。周りの仲間たちよりも一足早く高校生の舞台に足を踏み入れる環境はサッカー面で大きな意味を持ちましたが、ピッチ外での経験も自身の自立をより促したと言います。「中学生と高校生の間にある数年は大きな差を持っています。その中で高校に進学するといろんな誘惑があるのを目の当たりにし、サッカーをやる上で何が大事かを確認できました。中学から高校に進級すると、大人に近づくのでいろんな誘惑が絶対に生まれます。その中でどれだけ流されないでいられるか、自分自身を持って何が必要なのかを常に考えるようになりました。僕自身はサッカーに夢中だったし、プロになりたいと思っていたので遊びたい欲求やほかの様々な誘惑をそんなに感じていませんでしたし、僕は惑わされることはなかったです。中学2年生からU‐18チームでプレーしていて、早くトップチームのカテゴリーに昇格したいと思っていたので遊びたい欲はあまりなかったですね」■私生活で人を手伝う、助けるなどのスタンスはピッチでも出るまた、中学時代に海外遠征へ行った経験も三好選手を子どもから大人に成長させる大きな要因になりました。特に世代別日本代表でプロを目指す仲間と切磋琢磨できた環境や、異国の地で味わった様々な体験は小学校時代から培ってきた考え方をさらに深めるきっかけになったと言います。「世代別代表ではA代表のように何から何まで揃っているわけではありません。ウェアなどは揃っている部分はありましたが、シューズの手入れも含めて色んなことを自分でやらないといけなかったんです。荷物の管理なども選手の仕事。だからこそ、よりチームのために何が必要なのかを考えて行くようになりました」徐々に自立していく三好選手ですが、すべてが順調にいったわけではありません。失敗を重ねながら成長をしてきました。特に今でも覚えているのが、代表合宿中の出来事です。「U‐16かU‐17の代表合宿中に怒られた経験があります。練習前にグラウンドへ荷物を運ぶ分担をみんなで決め、僕は水を運ぶ係りに決まったんです。行きは水を持って行ったのですが、帰りは水を消費したので何も持たずに宿舎へ戻りました。すると、スタッフの方から『どうして何も持たずに帰っているの?』と聞かれたんです。そこで、『水がなくなって持つものがありません』と答えると、『そういうことではないだろ』と怒られました。その時はただ自分の分担していたものがなくなったから持たなくて良いと思ったんです。当時は中学生だったので、指摘されてムッとした部分もあったのですが、よくよく考えてみたら、チームを思えば、できる行動はあったんですよね。他の誰かを手伝ったり、重い物を持っている人を手伝うとか。そういうスタンスはピッチで出ます。プレーでも人を助けることで自分を助けてもらえるかもしれません。サッカーは助け合いのスポーツですから。そういうチームスポーツの大切さを私生活の部分から学びましたね。上に行けば、行くほど細かいことを言ってくれる人は少なくなりますし、サッカーの面でも周りから言ってもらえるのは、期待をされている証拠でもあります。何も思っていなければ言ってもらえないので、自分は本当に恵まれていました」■活躍するために重要なのは自分自身を理解すること三好選手は高校進学後、川崎フロンターレU‐18でプレーし、2014年の8月に翌シーズンのトップチーム昇格を勝ち取りました。誰もが幼少期を経て多感な思春期を歩みます。その中でいかに大人になっていくのか。自立をする上で、 "常に考える"ことが大きな役割を果たしました。その結果、三好選手は"自分を理解する"ことに繋がったと言います。「一番は自分自身を理解することです。現在のチームメイトは全員プロなので、試合へ出るために競争があります。その中で自分が試合に出て、結果を残すことを考えていかないといけません。そういう意味では、幼い頃からプロになるために何をすべきかを考えてきたので、その習慣がプロになってより生きたと思います。中には何も考えずに能力だけでプロになれる人もいるかもしれませんが、プロになった時に周りはいろんな特徴を持った選手がいます。自分よりも強力な武器を持っていたり、身体の強さを持っていたり。そういう選手に対し、どう戦っていくかを考えなければいけません。自分がどうすべきか、監督にどうやったら認めてもらえるか。でも、周りみんなライバルで、誰もが自分を使ってほしい、自分が一番だと思っているわけで、僕が何をしたらいいかなんてほとんど言ってくれません。だからこそ、小中高で自分で考える力を身に付けることが大事だと思います後編では海外でプレーするために必要な力と語学の重要性について迫ります。
2020年06月18日休校中、お昼を「てきとうに作る」と言った娘。予想外のスキルを発揮し、親として驚かされた話です。■休校中のお昼、どうしてる?休校中、娘たちは休みでも、普段どおりの作業をしていた私。ひとりでいるときは自分ペースの時間で過ごしていたけど、子どもが家にいると、そうはいかないことが多く……。てっきりカップ麺にお湯入れて、勝手に食べるよって意味だと思ってたんです。それが違った!■娘がひとりで作った料理とは?私が卵料理好きで、普段からよく作っていたんです。そのときに、娘たちも卵焼きやスクランブルエッグなど、簡単な卵料理を一緒に作ったりしていて。その影響なのか、卵を使った料理だけは苦手意識なく作れるようになっていたみたいです。このとき作ってくれたオムライスのごはんの部分も、ケチャップを混ぜつつ自分なりに味を調節しながら作っていました。今まで何度か一緒に作ったことはあったけど、まさかひとりで作れるようになっていたなんて!すっかり頼もしくなったなと気づいた、休校中のお昼でした。
2020年04月19日これからを「生き抜く」力となるライフスキル。サカイクでは、サッカーを通じて「生き抜く」力を育むことを目的に、2017年の春キャンプより、ライフスキル研究の第一人者である慶應義塾大学・東海林祐子先生の監修のもとライフスキルプログラムに基づいたトレーニングをキャンプで行っています。ライフスキルに共感してキャンプに参加してくれる親御さんから「家庭でもライフスキルを伸ばす方法が知りたい」とのお声をいただくことも多いので、サカイクキャンプのヘッドコーチ・高峯弘樹さんに、家で実践できる5つのライフスキル(考える力、チャレンジ、コミュニケーション、リーダーシップ、感謝の心)を伸ばす方法を教えていただきました。第四回目は、リーダーシップ力についての提言です。子どもたち本人はもちろんですが、親がすべきこと、できることを教えていただきました。(取材・文:前田陽子)<<第三回:大人しいからコミュニケーション力低い、ではないこれからの社会では旧来のようなリーダー気質のある子だけでなく、「みんな」に求められる力なのです(写真はサカイクキャンプ)■周りにいい影響を与えることができるのもリーダーシップリーダーシップのある人と言うと、日本代表の長谷部誠選手などが思い浮かぶかもしれません。ですが、「もともと長谷部選手のような資質を持っている子は少ないので、それを子どもに求めるのは難しいです」と高峯コーチは言います。サカイクキャンプで実践しているのは、まずは自分に対してリーダーシップを持つことだそうです。例えばキャンプで、朝起きてコーチに挨拶をするのが恥ずかしいけれど勇気を出して「おはようございます」と言ってみる、など自分を引き上げることからリーダーシップは始まるのだそう。また、「周りにいい影響を与えることもリーダーシップのひとつ」だと言います。声を出すのが苦手なら、得意なプレイでチームメイトを鼓舞することもリーダーシップだと考えているそうです。プレイ中はボールを持っている人が、次のプレイを決めることになります。ですから、ピッチにいる選手全員にリーダーシップが必要になります。その力を養うためには、自分で決断してアクションを起こせる状況を作ることが大切なのです。そのためには、さまざまな局面で子どもに決めさせることが大事になります。■自分に自信が持てると人の前に立つことが容易になる何か一つ、ほかの人には負けない強みを身につけると自信が持てる(写真はサカイクキャンプ)10年後、子どもが社会に出るころには、世の中はもっとグローバルになっているでしょう。日本企業で日本人だけに囲まれて働く、というこれまでの働き方自体が少なくなることが考えられます。その時に必要なことは何だと思いますか?仕事も、プロジェクトごとに得意分野を持つ人材が集まって、それぞれの強みを活かしながら共同で進めていくやり方なども増えると予想されます。そんな社会を生きるためには、「何かひとつ自分に自信があるといい」と高峯コーチは言います。他の人には負けないという強みは、生きていく上でとても力になります。それがサッカーに関することでも、まったく違うことでも構いませんので、子どもがやりたいと思ったことをやらせてあげて、自信が持てるほど探求できるものを探させましょう。以前、サカイクキャンプに参加した子の中に、プレーはそれほど目立たないけれど、Jリーグの「サンフレッチェ広島」についてとても詳しい子がいたそうです。その子は何年の第何節でどの選手がどんなプレイで得点をしたのかを覚えているようなサンフレッチェファンで、彼の話に回りのみんなが引き込まれていたのだそうです。子どもの世界でもプレーの上手下手で力関係ができてしまうこともありますが、その子は自分の「これだけはほかの子よりできる」という自信を持っているものがあったので、臆することなく話せたし、周囲の子も「すごい」と一目置いたのです。ご家庭でリーダーシップを身につけるためには、サカイクキャンプでも実践しているように何か当番などの役割を持たせるのもいいと高峯コーチはアドバイスします。食器を片付ける、靴を揃える、洗濯物を畳む......など、家庭の中で自分に何ができるかを考えさせて、役割を持たせます。そしてそれを責任を持ってやり続けさせると小さなことでも積み重ねることが大事で、続けられたという事実がとても自信になります。忙しい親御さんたちが、子どもに一発で効果が出る「魔法」を求めたい気持ちはわかりますが、このようなことには特効薬はないので、時間をかけて自信を育んでいきましょう。責任をもってやり続けること、自分の得意なことに自信を持つことで少しずつリーダーシップも育まれていくのです。<<第三回:大人しいからコミュニケーション力低い、ではない
2019年11月29日『最短で好かれる美人になる』11月22日、髪、メイク、服、小物、しぐさなど、大人の女性が知っておきたい好感度アップのスキルについて解説している新刊『最短で好かれる美人になる』が発売された。著者は女性のトータルビューティーのプロデュースを行っている髙橋有佐妃(たかはしあさひ)氏で、同氏にとって初の著作。四六判並製の208ページ、1,400円(税別)の価格にて、すばる舎より発売中である。好感度アップスキルを公式化大人の女性には、大人の女性としての見た目が求められる。また、皆が抱える若く見られたいという願望ではあるが、若づくりしているとは思われたくないものである。一方で今まで着ていた服が似合わなくなってきた、髪のボリュームが失われてきたような気がするなどの悩みを抱えることも多い。髙橋氏が相談を受ける中で、多いのが好感度を上げたいというもので、新刊では好感度を上げるためのスキルを公式化。上品で若々しく、女性らしい髪、メイク、服、小物、しぐさのそれぞれを解説している。著者はこれまで47,000人のスタイリングを担当してきており、同書にはあか抜けるには髪の耳かけ、大人のベースメイク、ロングピアスで女性らしさ、白のトップスで3歳若返りといったすぐに実行できるスキルが豊富に掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※最短で好かれる美人になる - 株式会社 すばる舎 学び・成長・成功をあなたに
2019年11月27日これからを「生き抜く」力となるライフスキル。サカイクでは、サッカーを通じて「生き抜く」力を育むことを目的に、2017年の春キャンプより、ライフスキル研究の第一人者である慶應義塾大学・東海林祐子先生の監修のもとライフスキルプログラムに基づいたトレーニングをキャンプで行っています。ライフスキルに共感してキャンプに参加してくれる親御さんから「家庭でもライフスキルを伸ばす方法が知りたい」とのお声をいただくことも多いので、サカイクキャンプのヘッドコーチ・高峯弘樹さんに、家で実践できる5つのライフスキル(考える力、チャレンジ、コミュニケーション、リーダーシップ、感謝の心)を伸ばす方法を教えていただきました。第三回目は、コミュニケーション力についての提言です。子どもたち本人はもちろんですが、親がすべきこと、できることを教えていただきました。(取材・文:前田陽子)<<第二回:「チャレンジする力」の育て方相手の言い分を理解して、自分の意見を口にできることが大事なのです(写真はサカイクキャンプ)■大人しい、内気=コミュニケーションが苦手、ではない!サッカーはチームでプレイする競技なので集団の力を上げることが最重要です。もちろん個の力があってこそですが、その個の力をつなげるための力=コミュニケーション力が必要不可欠です。サカイクキャンプには、恥ずかしがりやで自分から声をかけられない子もたくさん参加してくれています。高峯コーチは、キャンプでライフスキル講座も行っていますが、「声をかけられない=コミュニケーション力がないわけではありません。人の話を聞けて、それについての意見を口数の多い少ないではなく、発言できたり態度で示すことができれば、コミュニケーションができていると考えていいと我々は考えています」と断言します。お父さんお母さんの中にも、コミュニケーションスキルというと「明るい」「社交的」などのイメージを持つ人も少なくありませんが、コミュニケーションの本質はそうではないことを理解してください。これまで「親自身もあまり社交的ではなくて......」と自信がなかった方も、子どものコミュニケーション能力を家庭で高められる方法ですので、ぜひ実践してみてください。コミュニケーション力とは、思っていることを伝えることができる力です。思いや考えていることは、伝えなければ相手に届きませません。それは態度でも構いませんが、言葉で伝えるのが一番わかりやすいはず。思いを伝えることは、サッカー以外でもこれから先、生きていく上でても大事になってきます。グローバルな社会になればなるほど重要とされるスキルですが、多種多様な人材が働く企業などで働く方々を見ても、内容が正しい、間違っているではなく、相手の言い分を理解して、自分の思いを伝えることに長けていて、そこは見習いたい部分です。自分の思いを他者に伝えるためには、やはりベースとなる「考える力」が大事だと高峯コーチは言います。■リアクションは大げさに。興味を持って話を聞く口数の多い少ないではなく、自分の意見を言えることがサッカーにおいても大事なことなのです(写真はサカイクキャンプ)家でおしゃべりの中心が親御さんになっていませんか?一方的に話しをするのではなく、親子でディスカッションをしましょう。子どもは時に的外れな事を言うかもしれませんが、それでも興味を持って聞いてあげることが大事なのです。「すごいね」「そうなんだ」「それで、どうしたの?」などと話しについてリアクションを取ってあげると、話も盛り上がります。高峯コーチは、「どういう質問をしたら子どもが答えやすいかを考えてあげてください。そして言っていることに対してリアクションをしっかりと取ってあげることが大事です」とアドバイスを送ります。わかりやすい例でいうとTVの司会者などです。たとえば明石家さんまさんのように大げさなリアクションで上記した「相手への興味を伴う質問」をすると、相手は話しやすくなるのだそうです。自分の話しを聞いてくれていると実感すれば、話はどんどん盛り上がるのです。そのために、親は話を聞く体制を整えることが大事だとコーチは言います。親御さんも毎日忙しいとは思いますが、家事をしながらやスマートフォンの画面を見ながらの対応でなく、きちんとお互いの目を見て話す時間を作っては、とアドバイスを送ります。時間に追われる日々の中では難しいかもしれませんが、1日1時間ぐらい時間を作って子どもの目を見て、大げさなぐらいのリアクションを取りながら子どもの話を聞く。そうすることで、話を聞いてもらっている実感ができ、積極的に話ができるようになるはずです。自分の意見が言えないと、プレイにも影響が出ます。ボールが欲しいと言えなかったことで、得点チャンスを逃すこともあるでしょう。大人の世界でも、不満を持ちながらも「誰かがやってくれる」と意見を言わない人はたくさんいるのが現状です。けれど、なりたいもの、欲しいもの、変えたいこと、叶えたいことなど要望があるのに何も意思表示せず行動もしなければ、希望を実現することはできません。これからはその「誰か」に自分がなることが大事だとサカイクは考えています。会話がポンポン弾む、会話のキャッチボールがコミュニケーション能力ではないのです。口数は多くなくてもきちんと相手の言い分を理解し、自分の考えを示すことができる。これは日常の会話の中で実践できることなので、ぜひご家庭で習慣にしてみてください。<<第二回:「チャレンジする力」の育て方
2019年11月25日これからを「生き抜く」力となるライフスキル。サカイクでは、サッカーを通じて「生き抜く」力を育むことを目的に、2017年の春キャンプより、ライフスキル研究の第一人者である慶應義塾大学・東海林祐子先生の監修のもとライフスキルプログラムに基づいたトレーニングをキャンプで行っています。ライフスキルに共感してキャンプに参加してくれる親御さんから「家庭でもライフスキルを伸ばす方法が知りたい」とのお声をいただくことも多いので、サカイクキャンプのヘッドコーチ・高峯弘樹さんに、家で実践できる5つのライフスキル(考える力、チャレンジ、コミュニケーション、リーダーシップ、感謝の心)を伸ばす方法を教えていただきました。第二回目は、チャレンジする力についての提言です。子どもたち本人はもちろんですが、親がすべきこと、できることを教えていただきました。(取材・文:前田陽子)<<前回|連載一覧|次回>>失敗を恐れてチャレンジしないことは、成長もしないということです(写真はサカイクキャンプ)■成果だけを見ないこと!チャレンジしないのは本末転倒チャレンジできないことの要因のひとつが、「失敗したくない」「ミスをしたらどうしよう」という気持ちです。チャレンジをしなければ失敗することはありませんが、人はミスや失敗からたくさんのことを学んで成長します。成長を望んでいるのにも関わらず、失敗を恐れてチャレンジしないのは本末転倒ということ。「こっちの方がいい」「それは良くない」と、子どもが選んだことを否定したり、親があれこれ関わってしまうと「じゃあいいや」とチャレンジしなくなってしまいます。親は子どもの失敗を避けようとせず、たとえ失敗するとわかっていてもその決断を尊重して背中を押してあげることが大事。そして、子どもと一緒に喜んだり、残念がってあげましょう。そうすることで子どもは「失敗してもいいんだ」と感じることができるはずだと高峯コーチは言います。成功や失敗という結果より、チャレンジしたという過程が大切です。勇気をもって挑戦したこと、その際に考えたことやとった行動を「よくがんばった」「そういう方法があったんだ」とほめてあげます。ほめられてうれしくない子どもはいません。ほめられることで、自分に自信を持つことができ、目の前のことにチャレンジする勇気がでるのです。高峯氏がヘッドコーチを務めるサカイクキャンプでも、コーチたちはチャレンジの過程や、その際に考えていた事を肯定し、子どもたちに自信をつけさせています。■誰かと比較するものではない「できている子」やチームメイト、兄弟など他者と比較して優越感を得たり落ち込んだりするのは親の事情。子どもの「楽しいからやる」気持ちを大事にしましょう(写真はサカイクキャンプ)チャレンジは、誰かと比較をするものではなく、自分の中で完結するものです。「お友だちや兄弟はできるのに......などと他者と比べることは絶対にしないでください。誰かと比べられることで、チャレンジする気持ちが高まることはなく、むしろ子どものやる気を削いでしまうことになります」と高峯コーチは警鐘を鳴らします。お父さんお母さんの中にもついつい周りの子と比較してしまう方がいると思いますが、それで気持ちよくなったり落ち込んだりするのは「親」の事情であり、子どもの成長を阻害するものです。チャレンジする力の基本は、「楽しいからやる」ということ。誰かに何かを言われてやるのではなく、自分がやりたいと思って楽しむことがベースです。なので、「子どものためにとチャレンジする何かを親が用意する必要はありません」とコーチは言います。親は子どもが何に興味を持つか、わが子をよく見て「これやってみたい」と子どもが思ったことを「危ないからやめなさい」などと理由を付けてやめさせないことが大事だそうです。「楽しそうだね」と共感して、一緒にチャレンジするのもいいでしょう。新たなことへのチャレンジに心配はつきものです。親が子どもの心配をするのは当然のこと。ですが、口出しは禁物です。「チャレンジする力を育むためには、考える力と同様、親の我慢が重要なポイント」と高峯コーチ。親が「この子には無理」と子どもの可能性の芽を摘んでしまわないことが、チャレンジする力を身に付けさせる第一歩なのです。<<前回|連載一覧|次回>>
2019年11月21日これからを「生き抜く」力となるライフスキル。サカイクでは、サッカーを通じて「生き抜く」力を育むことを目的に、2017年の春キャンプより、ライフスキル研究の第一人者である慶應義塾大学・東海林祐子先生の監修のもとライフスキルプログラムに基づいたトレーニングをキャンプで行っています。ライフスキルに共感してキャンプに参加してくれる親御さんから「家庭でもライフスキルを伸ばす方法が知りたい」とのお声をいただくことも多いので、サカイクキャンプのヘッドコーチ・高峯弘樹さんに、家で実践できる5つのライフスキル(考える力、チャレンジ、コミュニケーション、リーダーシップ、感謝の心)を伸ばす方法を教えていただきました。第一回目は、ほかのスキルのベースになる「考える力」です。(取材・文:前田陽子)サッカーは自分で考え、判断することが求められるスポーツ(写真はサカイクキャンプ)■「うちの子何も考えてなくて」は親が原因かもサッカーは常に自分で考え、判断することを求められるスポーツです。試合中コーチや他の選手に助言やサインを求めている時間はありません。親御さんの中には「うちの子はプレイ中に何も考えていなくて......」と相談に来る方がいますが、本当にそうでしょうか?と高峯コーチは言います。親御さんには理解できないかもしれませんが、子どもたちは常に考えていると現場のコーチたちは考えているそうです。家でも考える力をつけさせたいなら、親が何も言わないことだと高峯コーチは言います。「勉強をしなさい」「ユニフォームを出しなさい」「お風呂に入りなさい」などなど、忙しい日々の生活の中で親は子どもに指示してばかりになりがちです。しかしそれでは、彼らはその指示を待つのが当然だと思い、自ら考え動くことをしなくなるそうです。考えるきっかけを作るためには、たとえばご飯など毎日の生活の中にあることから始めてみてはどうでしょうか、と高峯コーチは言います。当たり前に親がメニューを決めるのではなく、子どもに「何が食べたい?」と聞いてみましょう。そうして「これが食べたい」と子どもが決めたなら、その意見に従います。もし親の希望と違っても、子どもの意見を尊重することが大事です。ここで子どもの意見を変えてしまうと、子どもはせっかく考えたのに実行されないと「もういいや」となってそれ以降考えなくなってしまいます。■考える力を育むには親の我慢が大切「何を」という漠然とした聞き方で答えられない場合は、選択をさせることから始めましょう(写真はサカイクキャンプのライフスキル講習)「そんなことをしたらうちの子は何もしない」と思う方は、「何を」という漠然とした聞き方ではなく、「今日の夕食はカレーとトンカツどっちがいい?」など選択させるのはどうでしょう。もちろんこの時も、子どもが選んだものを否定してはいけないと高峯コーチは言います。2択、3択と選択肢を増やしながら、「どうしてそうしたいと思ったの?」「どうしてそれを選んだの?」と、理由を考えさせるのも効果的です。子どもの頭がどうやったら動くのか、どうやったら考えられるのかを、親が想像し話しかけ、行動を起こしてみましょう。親御さんが思っているほど、子どもは未熟でも、何もできないわけでもありません。時間がない、子どもに判断をさせるのは不安、親が考えた方が楽......など様々な事情はあるかもしれませんが、日々の生活の中で親が子どもの先手を打つことが、子どもから考える機会を奪ってしまっているのです。考える力を身に付けるには、たくさん考える機会を作ることが一番の近道です。日々、学校や練習、塾などで現代の子どもたちは分刻みのスケジュールをこなしています。しかし、そのなかで自分で考え、行動に移すことはどれ位あるでしょうか。高峯コーチは、1週間のうちの1日、まったく予定のない日を作ってみるのもいいと提案します。朝起きる時間も何をするのかも子どもの自由。親が口出し、手だしはせず、命にかかわること以外はじっと見守ります。最初のうちはずっと寝ていたり、ダラダラと過ごすかもしれませんが、多くの場合は「これでいいのかな」「せっかくだから○○をしよう」と、考えるようになるはずだと言います。そして、その考えを実行に移すのです。子どもの考える力を伸ばすには、親の我慢が不可欠です。「子どものためを思って」や、「良かれと思って」つい口も手も出してしまいがちな親御さんたちにとって何も言えないのはきっと苦しいと思いますが、子どもは何も考えていないわけではありません。じっと見守って自分から動いてくることを待ってあげましょう。
2019年11月18日令和の時代に必要とされるスキルとは?その中から3つについて、「NewsPicks」編集部副編集長・佐藤留美さん、マーケティングアナリスト・原田曜平さん、テレビプロデューサー・松本彩夏さんが教えてくれました。本業に左右されない「副業力」「会社が社員を守る」という雇用形態が立ちゆかなくなっている時代。自分の身を守るためにも、副業を始めたいところだけれど、実際どうすれば?「メインとなる職場はそのまま維持しつつ、空いた時間に副業を始めるくらいが無理がなくていいと思います。たとえば、ダイエットにもなると、自転車でのデリバリーサービスを始める社会人が増えていると聞きますし、そんなところから始めるのも手では?」(原田さん)副業が好調なら、主と副を入れ替えて、副業をメインにするのもアリ!「今は大手企業だって、いつなくなってもおかしくない状況。あまり会社の規模に囚われず、フレキシブルに動くほうが、時流に乗りやすいでしょう。たとえ大きな安心が得られなくても、副業で小さな安心をいくつか作っておけば、何かあった時にも慌てず対応できますからね」見る人のニーズに寄り添う「SNS発信力」SNSも、人柄が評価される重要なツールの一つ。発信する際は、どんなことを心がけておくといいのだろう。「友達に見られて恥ずかしくない内容はもちろん、場合によってはそこから新たなビジネスチャンスが生まれるかもしれない、というところまで意識しておくといいですね。また、評価を得たいなら、自分が見せたいものではなく、人が見たいと思うような内容を上げること。そうすれば、『いいね』の数もきっと増えるはずです」(原田さん)自分の得意なテーマを柱にして情報を発信するのも、見る人の心を掴む可能性大!「たとえば販売員なら、消費や小売りのニュースに絞って、それに自分の意見をつけた形で発信。音楽や映画など趣味がテーマでもいいと思います。年齢や性別、国籍を問わず、いろんなファンがついて、新しい可能性が広がるでしょう」(佐藤さん)相手の価値観を否定せずに「好みを伝える力」人それぞれ、違った価値観や個性など、多様性が尊重される時代。相手と意見が違った時にはどうしたらいい?「相手の意見を否定したり、批判したりするのはタブー、というムードはすごくある。だからといって、自分の意見を押し殺していればいい、ということでもない気がしています。正解・不正解がない問題については、好き嫌いしかないですよね。相手を尊重したうえで、私は好きとか、好きじゃないとか、あくまで好みの問題として率直に伝えることはしてもいいと思います。」(松本さん)「SNSを見ていて思うのは、自分の意見はきちんと言うけれど、それが決して誰かへの攻撃にはなっていない人は潔いということ。そうして自分をさらけ出すと、見ている人の共感も得やすい。これからの時代に身につけておきたいコミュニケーション術です」(原田さん)佐藤留美さんソーシャル経済メディア「NewsPicks」編集部副編集長。著書に『仕事2.0 人生100年時代の変身力』(幻冬舎)、『資格を取ると貧乏になります』(新潮新書)などがある。原田曜平さんマーケティングアナリスト。「さとり世代」「マイルドヤンキー」の名づけ親。『若者わからん!―「ミレニアル世代」はこう動かせ―』(ワニブックスPLUS新書)など著書多数。松本彩夏さんテレビプロデューサー。『ボクらの時代』『セブンルール』(共にフジテレビ系)、『テラスハウス』(Netflix・フジテレビ)など人気番組を手掛けている。2016年、放送ウーマン賞受賞。※『anan』2019年7月3日号より。イラスト・朝野ペコ取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2019年06月29日いつの時代も変化はあるけれど、現在そのスピードはどんどん加速しています。これからの時代に活躍するためのスキルを、「NewsPicks」編集部副編集長・佐藤留美さん、マーケティングアナリスト・原田曜平さんに聞きました。徹底的に自分を知る「自己分析力」仕事にしても生き方にしても、さまざまな選択肢がある時代。どの道を選ぶのも自由だし、正解は人それぞれ。「実は“何でもあり”が一番難しい。そんな中でも自分のやりたいことを見つけた女性たちを見ていて思うのは、自己分析がしっかりできていること。自分がどんな性格で、何が好きで、将来どうなりたいのか。就職活動で企業にアジャストするための自己分析ではなく、よりシンプルなところからがいいと思います。たとえば『朝早く起きるのがイヤ』という場合、それを自分は克服するのか否か、『やりたくないこと』の優先順位をつけていくだけでも適性が見える気がします」(松本さん)「平成で増えた働く女性のロールモデルを参考に、『自分はどうなりたいか』を分析するのも手。それが決められたら、自由な時代のぶん、幸せになれると思いますよ」(原田さん)公私に活かせるポータブルな「愛嬌と段取り力」キャリアを積んでいく過程で、自分に必要なスキルを磨き、その専門性が予期せぬ変化においても武器になる…のかと思いきや、そうではないそう。「ガラリとキャリアチェンジしなければいけない事態が予測される時代。実は、専門性は転職の際にあまり重宝されないんです。では、何が求められるかというと、それは『ポータブルスキル』。つまり、経験を通じて得られた汎用的な能力のこと。人との関わり方、噛み砕くと愛嬌で、もう一つは仕事の仕方。これは段取り力を指します。これらの力は、仕事はもちろん家事でも養われ、専業主婦から営業職に転身など、どんな環境でも活かせるのです」(佐藤さん)そして、このスキルは、どんな職種でも身につけられる。「たとえばお客様のニーズを聞き出すのがうまい元ショップスタッフが、営業として活躍しているケースもあります」素早く確かな情報を入手する「情報収集力」ネットには無数の情報が溢れる中、確かで有益な情報を、素早く入手するにはコツが。「たとえば気になる人の本を読んで信頼できるようなら、フェイスブックでもツイッターでもいいので、その人をフォロー。さらに、その人がフォローしている人たちも見にいって、良さそうならフォローします。自分で一つひとつ精査するより、このほうが効率がいいんです。『この人』という5人を決めて、フィードに流れてくるようにしましょう。また、キュレーションサービスもおすすめです。最近は、AI機能がついたサービスもあり、自分の好みの情報が選りすぐられて入ってくるようにもなっています」(佐藤さん)あとは、情報収集源を海外にも持っておきたいところ。「日本とは違う表現方法なども参考に。たとえば美容関係者なら日本未上陸のコスメブランドなどをフォローしてみては」佐藤留美さんソーシャル経済メディア「NewsPicks」編集部副編集長。著書に『仕事2.0 人生100年時代の変身力』(幻冬舎)、『資格を取ると貧乏になります』(新潮新書)などがある。原田曜平さんマーケティングアナリスト。「さとり世代」「マイルドヤンキー」の名づけ親。『若者わからん! ―「ミレニアル世代」はこう動かせ―』(ワニブックスPLUS新書)など著書多数。※『anan』2019年7月3日号より。イラスト・朝野ペコ取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2019年06月29日反抗期?暑さのせい?息子の理不尽クレームに真夏の親子バトル勃発!Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみこの夏、例年にも増して私への反抗、八つ当たりがひどかった息子・リク。思春期の高校生ってこんなもん?高次脳機能障害の影響で苛立ちやすくなってる?でも、どんな理由であろうが母も人間ですから、イラッときます(ましてや今年の猛暑…!)やれ洗濯が終わってない、やれ弁当のおかずが足りないとか、ことあるごとに突っかかってきて、親子バトルが勃発…!という日々。そんなある日、友だちと試験勉強をするということで、リクの友人たちが集まってきました。そうはいっても、「高校生の勉強会なんて、どうせ脱線しているだろう」と思いつつ、飲み物を部屋に運んでいきました。「そんなバカな…!」と思ったのは母の心が汚れているから?Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ驚いたことに、真面目に試験勉強に勤しんでいるではありませんか!疑ってごめんよ、リク…。Upload By ひらたともみリクは私にはよく八つ当たりしてくるのですが、よそでは精一杯頑張っているのか、みんなに「いい息子」としてうつるようです(確かに、悪い息子ではありませんけどね~)。「反抗期なのか中2病なのか、はたまたくも膜下出血の後遺症である高次脳機能障害のせいなのか?何か思い通りにならないことがある?無理をしていて気が休まらない?」以前は、リクがむしゃくしゃする度に、なにかと「理由」を見つけようとしていましたが、最近はそれを考えるのも嫌になってきました。ざっくり言えば「そういう年頃」この一言が一番しっくりきます。もともとLDがあり、高校受験の直前に事故で高次脳機能障害に。障害ゆえに苦労してきたリクの姿も見てきているからこそ、親としてついついいろいろ考えすぎてしまっていたのかもしれません。リクも、もう高校生。親の私も、もう少し「鈍感力」や「スルー力」を身につけていい頃合いでしょうか。まだまだ修行が足りません(笑)
2018年09月20日こんにちは、恋愛プランナーのTETUYAです。今回は皆さんに注意喚起です。モテ男には、ビジュアルを売りにしてる男、雰囲気を売りにしてる男、トークを売りにしてる男と大まかに分けて3ついます。今回はトークを売りにしてるモテ男のよく使うフレーズを紹介します。トークスキルにたけてる男と一緒にいると時間がたつのもあっという間です。そして最後のクロージングでその能力を最大限に発揮し、うまいところお持ち帰りしようと画策してきます。このコラムを読んで皆さんが感心する部分もあると思いますが、免疫をつけてうまく騙されないように、そのテクニックを事前に知っておいていただきたいと思います。■ギャップテクニックトークスキルの高い男が使うテクニックのひとつにギャップテクニックがあります。これは一瞬相手を不安に落しれてからの相手をほめるフレーズです。例えば、「怒らないで聞いて欲しいんだけど、めちゃくちゃタイプ」のような感じです。これは僕から言わせると実に奥が深いです。普通に「めちゃくちゃタイプ」だけ言ったら、何も考えていない軽い男と一瞬思われがちなんですが、「怒らないで聞いてほしい」というシリアスなフレーズを付け足すことで、女の子は一瞬、頭の中で、「何だろう?」と不安な状態に陥ってしまうわけです。その後の「めちゃくちゃタイプ」という嬉しいフレーズで今までの不安がいっきに解き放たれ、そのふり幅でよりテンションがあがるわけです。■包容力アピールテクニック次に包容力アピールテクニックがあります。これはトーク中で、「安心して俺に飛び込んでおいで」と言わんばかりの包容力を随所に見せるわけです。例えば「何でも話しな、全部聞いてあげるから」「誰でも辛いことあるから、今日はトコトン時間無制限1本勝負でグチ聞くよ」こんなフレーズを言うわけです。これを言われてしまうと女子に「優しい」というイメージが刷り込まれるわけです。このフレーズに酔いしれてしまうと終電を逃してしまうことにもなるんですけど(笑)。それがトークに自信がある男の狙いでもあるわけです。女性側に話させることで、さらに心を開かせる。ただ面白い話をして楽しませるだけが、彼らのトークテクニックではないのです。■君はスペシャルだ次のテクニックとしては、「君はスペシャル」です。これはトーク中に、君は特別だ!ということを言うわけですが、ストレートに「君は特別だ」なんてモテ男は言いません。この「君は特別だ」という感じを、「俺はあまりタイプとかないけど久しぶり一緒にいて楽しい人発見したよ。」と変換したり、「あまり自宅に人呼んだりしないんだけどね。」「あまりこの店に人連れてこないんだけどね。」と言いながらあなたを招待するわけです。間違いなく女子は特別感に浸るわけです。■言い訳を与えるのが上手いトークに自信のある男は、これまでに紹介したキラーフレーズを持っているだけじゃなく女性に言い訳を与えるのも上手い。仮に女性がその男性とエッチしてみたいかも、ついていってみたいかも・・・と思っても、「でもこの人、大丈夫なの?」「後で痛い目みたくないし」「やっぱりワンナイトはちょっと・・・」という気持ちもあるでしょう。だから、自分から「抱いて」なんて言えないし、誘われても決めかねてしまう。そんなとき、そんな気持ちを察知した男は上手く心理テスト、ゲームなどをつかって女子に負けさせたり、逆に自分が下でに出て、「可愛そうだし、行ってあげようかな」と思わせたりと、「仕方なく、私は付いていくの」と女子が自分を納得させるような言い訳を作ってあげる配慮ができます。■おわりにトークに自信のある男は、全て危ない男かいうとそうではありません。こういうタイプは頭の回転も速く、仕事ができるタイプに多いので一緒にいて楽しいし色んなことを教えてくれるはずです。ただモテますから束縛したい女子は彼氏にするのは心配かもしれませんけどね。(TETUYA/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年05月27日出産・妊娠のブランクを経て、職場へ復帰するママたちのなかには、「パソコンスキル」に不安を覚える人も少なくないのでは?パソコンやソフトウェアの進化はめまぐるしいから、気が付いたらあっという間に操作法が変わっていたり、見た目が変わっていたりして以前は問題なく使えていたのに手も足も出なくなってしまうということもしばしば。そこで、今回はママテナ編集部による独自調査を実施(調査方法:インターネット調査 期間:2018年2月23日~26日 有効回答数169名)。ママたちのパソコンスキルについて調査してみると、以外多くのママたちがパソコンを使いこなしていることが明らかに。ママたちのパソコンスキルの一斉調査まず、ママたちがどんなパソコン操作やソフトウェアを使いこなせるのか、その自信度を知るべく、各項目について、「かなり使いこなせる・できる」「あまり使いこなせない・できな」などの自身の自信度を回答してもらった。まずは、結果を見てみましょう! 自分のスキルと当てはめて、参考にしてみてくださいね。□1Windows操作一般(起動、シャットダウン、印刷など)かなり使いこなせる・できる43.2%まあまあ使いこなせる・できる46.7%あまり使いこなせない・できない4.7%まったく使いこなせない・できない5.3%□2Mac操作一般(起動、シャットダウン、印刷など)かなり使いこなせる・できる6.5%まあまあ使いこなせる・できる17.2%あまり使いこなせない・できない30.8%まったく使いこなせない・できない45.6%□3ブラインドタッチかなり使いこなせる・できる25.4%まあまあ使いこなせる・できる37.3%あまり使いこなせない・できない23.1%まったく使いこなせない・できない14.2%□4ショートカットかなり使いこなせる・できる17.8%まあまあ使いこなせる・できる36.1%あまり使いこなせない・できない28.4%まったく使いこなせない・できない17.8%Windowsパソコンに当たっては、基本的な操作では多くのママたちが使いこなせるようで、Macは低め。でもこれは単純にパソコンのシェアにも比例しているのでしょう。ブラインドタッチやショートカットといった、仕事効率に大きく影響しそうな内容に関しても、約半数のママたちが「使いこなせる・できる」と回答した結果に関しては驚き! 現代のママは結構パソコンを使いこなせるようです。ママたちのオフィスソフトのスキルはいかほど?では、今度はオフィスソフトの習熟度についてはどうでしょうか。表計算や文字入力など、オフィス系ソフトは多くのパソコンで利用する共通ソフト。多くの職場で役に立つスキルですが、はたしてその結果は?□4Microsoft Wordかなり使いこなせる・できる22.5%まあまあ使いこなせる・できる46.2%あまり使いこなせない・できない18.9%まったく使いこなせない・できない12.4%□5Microsoft Excelかなり使いこなせる・できる17.2%まあまあ使いこなせる・できる40.8%あまり使いこなせない・できない27.2%まったく使いこなせない・できない14.8%□6Microsoft PowerPointかなり使いこなせる・できる6.5%まあまあ使いこなせる・できる27.8%あまり使いこなせない・できない32.0%まったく使いこなせない・できない33.7%□7 Microsoft Outlookかなり使いこなせる・できる9.5%まあまあ使いこなせる・できる18.9%あまり使いこなせない・できない34.3%まったく使いこなせない・できない37.3%□8Gmailかなり使いこなせる・できる17.2%まあまあ使いこなせる・できる29.0%あまり使いこなせない・できない28.4%まったく使いこなせない・できない25.4%マイクロソフトのオフィスソフトに関しては使いこなせるママも多いようですが、Microsoft PowerPointを苦手とするママはどうやら多そうです。Microsoft PowerPointとは、プレゼンテーションの資料を作るためのソフトウェア。ひょっとすると、そういったプレゼン資料を作る機会に恵まれてこなかったという人も、多いかもしれませんね。ちなみに、再就職前に自分のパソコンスキルに不安を覚えたら、教育訓練給付金制度を利用するのもひとつの手段。教育訓練給付金制度とは、雇用保険加入者や離職者が指定教育訓練を修了した際、訓練に支払った費用の一部をハローワークが支給してくれるという制度。入学金や受講料などがその対象になり、勉強にかかる出費を抑えることができます。上手に制度を利用して、リーズナブルにスキルアップ。再就職前にブランクの不安を解消しましょう。(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年04月16日11月23日は「勤労感謝の日」。2006年からは「ライフ・ワーク・バランスの日」でもあります。こちらは公益財団法人日本生産性本部によって制定された記念日で、勤労に感謝するだけではなく、仕事以外の生活の重要性も確認して、バランスの取れた生活の重要性に気づかせる目的があるのだとか。女性のワーク・ライフ・バランスといえば、やっぱり仕事と恋愛!そこで、あなたのバランスがわかるチェックテストをご用意しました。■ワーク・ライフ・バランスをチェック以下の項目の中で当てはまるのはどれ?【A】~【C】のうち、最も多くチェックが入ったところの解説を読みましょう。バランス良く配分された場合は、全て読んでくださいね。【A】□ 仕事の調子が悪いと男運が良くなる□ デートを仕事でドタキャンしたことがある□ 仕事関係の人は、彼氏候補から外す□ 仕事のできない男性は好きになれない□ 結婚しても仕事を続けたい。共働き希望□ 今の会社に定年まで勤めそうな気がする□ 残業、休日出勤もいとわない□ 彼氏いない歴2年以上□ メイクは完全に身だしなみ。それ以上でも以下でもない□ 一人で回転寿司、牛丼屋に入れる【B】□ 彼氏が途切れたことがない□ わりと簡単に好きな人ができる□ 彼氏がいない女子を見ると信じられない□ 女子会は苦手□ 付き合うとすぐに同棲してしまいがち□ 結婚したら仕事はやめる。専業主婦希望□ 彼氏がいるにも関わらず、浮気したことがある□ 今の彼氏よりいい人がいたら迷わず乗り換える□ いつもメイク&ファッションは完璧□ 自分磨き大好き【C】□ ひとりでいるのが大好き□ インテリアや雑貨が好き□ 休日は引きこもりがち□ 友人は少ないけど、それでいいと思っている□ なんでも相談できる親友がいる□ ハマっている趣味がある□ 着ていてラクな服が好き□ 実は外出着よりも部屋着やパジャマにこだわっている□ 料理するのが大好き□ SNSは必要最小限に留めている【A】が多いあなた仕事の比重が大きい人です。ともすると男性並みに働いているタイプ。でも恋愛はさっぱり…。恋愛は結果が出ないけど、仕事は結果が出るから好き、と考えがちなのでは。働きすぎは考えもの。彼氏がいる、いないに関わらず、プライベートの時間を少し充実させることをおすすめします。新しい趣味を始めるのもいいかもしれません。【B】が多いあなた恋愛や彼氏の比重が大きい人です。ともすると彼氏依存、恋愛依存に陥りがち。このタイプの人は彼氏どっぷりの生活になってしまい、女友達が少ない、もしくはいないタイプ。同性は恋愛のライバル!くらいに思っていて、恋愛相談に乗ってくれる人もいないため、彼氏とうまくいかないと不安定になりがちです。なんでも話せる女友達を作ったり、たまに女子会にも顔を出したりすることをおすすめします。【C】が多いあなたライフ=恋愛ではなく、それ以外の自分の楽しみを優先する人です。一人の世界が充実しているので、あまり他人と交流しません。そのため恋愛はご無沙汰という人や恋愛は必要ない、と思っている人も多そう。友達も少なめだから、意識して男女問わず、いろいろな人と交流してみるといいでしょう。そこからたくさんの出会いがありそうです。気負わず楽しんでくださいね。■終わりにあなたはどのタイプでしたか?仕事とプライベートのバランスを取るのはなかなか難しいけれど、自分に足りないものがわかれば、今より充実した日々を過ごせるかも。少しだけ意識してみてはいかがでしょうか?ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2017年11月23日ウーマンエキサイトのスペシャルサポーター「ママリーダーズ」のメンバー、マスターライフオーガナイザーの宇高有香さんを紹介します。■宇高有香さん宇高有香 Yuka Udaka プロフィール小さい頃からインテリアや建築が大好きで、短大ではインテリア&アパレルを学べる学部を専攻。結婚を機に勤めていた銀行を退職し、横浜へ。その後、外資系企業にて財務事務を経験後、アパレル企業に就職。2013年2月、横浜市の丘の上の狭小変形地に建築家によって設計された夢の自邸が完成。その家づくりの過程で、今後の自分の理想について考えた時、自分には「片づけ力」が足りないということに気づく。なにかを得たい一心で出会ったのが思考と空間の整理をする「ライフオーガナイズ」という新しい片づけの概念。その当時、鈴木尚子のコンサルを受け空間が住みやすく変化したのをきっかけに、自身もライフオーガナイザー1級を取得。2013年 9月 チーム「ウチカラ」立ち上げ2016年12月 その年最も輝いたライフオーガナイザーへ送られる「シャイニング☆スター賞」を受賞2018年 4月 SMARTSTORAGE!の一員に建築家物件特有の変形・省スペースの収納でありながら、2児の育児の傍ら、常にすっきりとして、自分のモチベーションがあがる大好きな空間を心がけている。テレビ・雑誌等多方面での活動多数。著書に「子どもと暮らすラクに片づく部屋づくり」辰巳出版がある。生年月日 : 1981年2月子ども : 息子(2009.2)、娘(2011.5)居住地 : 神奈川県横浜市取得資格 : ライフオーガナイザー ®マスターライフオーガナイザー ®(協会認定講師)クローゼットオーガナイザー ®骨格スタイルアドバイザー2級HP: SMART STORAGE! Blog: 丘の上の家 Instagram: @uddy_smst Facebook: 座右の銘 : 一途一心【参加企画】
2017年09月15日1年間の育児休業中、あるいは妊娠を機に仕事を辞め、これから仕事を探そうと思っている人の中には「スムーズに復職できるか」が心配になってしまう人もいます。何かスキルアップにつながるようなことをしたいけれど、本格的な勉強や子連れの外出は難しいもの。そこで今回は、育児をしながらスキルアップでき、復職そのものを支援してくれるサービスをご紹介しましょう。■子どものお昼寝を利用して、新たな分野を動画学習!通学不要でPC・スマホから勉強したい授業が受けられる動画学習サービス「Schoo(スクー)」では、月額980円で2800本以上の講座を受講できます。Webデザイン、プログラミングなどWeb業界で働きたい人向けの授業が多いですが、マーケティングやコミュニケーション術、人材育成、ビジネス英会話など復職に役立ちそうな講座もたくさんあります。気になる授業を好きなだけ受けられるので、スキルアップに活かせそうですね。■「ながら聴き」で、子どもをおんぶしながら読破!家事をしたり、子どもの世話をしたりと手を動かしながら読書ができるサービス、それが「オーディオブック」です。オーディオブックは朗読される声を音声として聴くことで1冊丸ごと読み聴きできます。子どもを背におんぶしながら読書できるので、ビジネス本や自己啓発本などいつの間にか本を読み終えることができ、とても便利です。■全国21カ所! 託児付きで安心の再就職応援施設就職応援施設として知られるハローワーク。その中で、マザーズ事業の一環として平成18年4月から全国12の都市に開設されたのが「マザーズハローワーク」です。ここでは子どもを持つママ向けの求人情報や、各種サービスを提供しています。キッズスペースや授乳室が完備されているので、子どもをどこかに預けて訪れる必要がありません。就職支援や面接時のメイクアップセミナー、模擬面接サポートに加えワード・エクセル初心者向けのパソコン講習などを行っているところもあるので、ぜひ最寄りの施設を積極的に利用してみましょう。子どもとの時間を過ごしながらも、復職への身支度も整う… そんなサービスを紹介しました。こうしたサービス、今後どんどん増えていくとうれしいですね!<参考サイト>・PC・スマホから気になる授業を動画学習!「Schoo(スクー)」 ・ナレーターが読んでくれる本、オーディオブック「FeBe(フィービー)」 ・子連れでOK!ママの再就職を応援!「マザーズハローワーク」
2017年02月26日さらに使いやすさがUPウェルネスデータ株式会社は、ダイエットシンプルサポートアプリ「ジュールライフ」を2016年10月19日にアップデートしたことを発表した。このアップデートにより、メールアドレスの登録なしでも「ジュールライフ」の主要な機能を利用できるようになった。無料で気軽にダイエットに励めるアプリとして、さらにニーズが高まりそうだ。めんどうな食事記録なし!ダイエットを手軽にサポートダイエットアプリにありがちな食事記録は不要で、体重や体脂肪を時々測るだけというシンプルな使い方。これだけで理想体重とのギャップを分かりやすく提示し、運動量や食事量など、理想の体に近づくための方法が簡単に分かるようになっている。運動もランニングなどの本格的なもの以外に、日常生活でできるレベルのものも幅広く提示してくれるため、手軽にダイエットに励めるのが魅力的。すでに10万ダウンロードを突破し、ユーザーに定着しつつあるアプリだ。「ジュールライフ」はアプリ内課金なしの完全無料で使用可能。対応OSは、iOS7.0以上のiPhone、iPadおよびiPod touchとなっている。詳しくはダウンロードページ、公式サイトまで。(画像はプレスリリースより)【参考】※ウェルネスデータ株式会社のプレスリリース※「ジュールライフ」ダウンロードページ※ジュールライフ公式サイト
2016年10月26日ANGIEでは、自立して自分自身の生活を楽しむ生き方を「ソロライフ」と呼んでいます。特に35歳以上のソロ女性に、生き生きとソロライフを送っていただくには?をテーマに様々な情報を発信!まずは実態を知るべく、4人のソロライフを楽しむ女性たちに集まっていただきました。メンバーしまうま(Kさん、37歳、人事)パンダ(Uさん、38歳、メディア営業)アルパカ(Nさん、35歳、外資金融)白戸家おとうさん(Iさん、39歳、人材サービス)全員初対面の4人。果たして本音はでてくるのでしょうか・・・・。賛否両論!?「ソロライフ」の印象とは――今日はお集まりいただきありがとうございます!いきなりですが「ソロライフ」って言葉、どう思いますか?Kうーん。ソロライフ……。新しい表現ですよね。Uぶっちゃけ、その呼び方、あんまり好きじゃないかも(笑)。N響きがさみしい感じがするかな。「シングル」って言われるよりも、柔らかい表現だけど。Iそうかな。私は抵抗ないですよ!Uどうして?I私は趣味で合唱をやっているんですけど、「ソロ」をもらえるのってとても名誉なこと。ソロって、実力はもちろん、度胸も必要。だから、私たちが「ソロライフ」と言われることって、結構名誉な気がします。K確かに!実力が求められてるってことかぁ。結構いいかも!プライベートの時間、みんなどうしてる?――みなさんは、どんなプライベートを楽しんでいますか?U私が最近ハマってるのは、生バンドのカラオケ!生バンドをバックに歌えるんですよ。すっごい気持ちいいし、ストレス解消になる!Iへー。昭和の古いバーみたい。面白そう!私は美術館めぐりかな〜。旅行先で行ったり、好きな展示があれば日本中どこでもいっちゃう。この前のシルバーウィークは、磐梯会津高原の「諸橋美術館」に好きなダリを見に行きました。建物も綺麗だった。N文化的で素敵だなあ。私は、月並みだけどホットヨガですね。週1ペースで1年くらいやってます。ヨガって建物の中だけじゃなくて、外でやるのもいいよ。人工的なところより、自然に帰っていろんなことを考えるんですよ。1番最高だったのは、奄美大島で夕陽を見ながらやったとき!Kそれいいなぁ~!すごくきれいそう。私も週末ヨガに行ったりしますね。あとは、今大学院に通っているから、プライベートの時間は勉強や論文書いたりしてるかな。Uすごい~!何をやってるの?K専攻は政策で、主に地方創生をやってます。勉強会とかもともと好きで、色んなところに行ってたけど、散漫になってきたから、そろそろ何か形にしたいって思って。ソロライフを楽しむソロ女はコミュニティを持っている――みなさん、多才!プライベートでもそれぞれコミュニティを持っているのですね。Iそうですね、コミュニティ。私の場合やっぱり合唱のサークルかな。ラテンから宗教曲、ディズニーやスターウォーズの曲とか、本当にいろんなジャンルをやってる。K私もコミュニティだと、大学院がひとつかな。あとは、キャリアカウンセラーの団体にいるので、勉強会やワークショップをやったりしています。メンバーがみんな同じ志を持っているので、集まると心地いい!U志高いなあ!私は、月に1度、色んな所に顔出してます。この間行ったのはヨットとか。Kヨット!?かっこいい~!Uいやいや(笑)。あとは、ゴルフや、プリンを食べる会とか……本当に色々。いろんな集まりに行くと、ネットワークが増えるんですよね。個人的には群れるのがあんまり好きじゃないから、敢えてひとりで行ってる。Nコミュニティかぁ……私は、自分で作るほうが多いかな。もともと、20代のころ地元の福島から出てきたときに「毎月100人友達つくるぞ!」って決めてて(笑)。I100人!?それはすごい!Nえへへ。それがもとで色んな会を企画をしてて。誰かに誰かを紹介するのって結構好きなの。いろんなメンバー集めて、東北の食材で料理会をしたり、どうしたら地域に貢献できるか考えて、福島の自治体と絡んでみたり。I社会貢献だね、すごい!私なんて、ただ消費するだけだ〜(笑)。コミュニティの見つけ方って?――この記事を読んでコミュニティに興味を持った読者のために。コミュニティはどうやったら見つかるでしょうか?Kまずは何かに興味を持つことが大切かな。Uうんうん。いろんなことに好奇心を持つこと。私なんて好奇心旺盛で、女子1人でキャンプに行ったことあるよ。Nなにそれ、楽しい!Uまあ私の場合、長くは続かないけどね~。Kあはは。私は、平日毎日飲みに行く日もある。やばいよね(笑)!Uプライベート!?K高校の友達とか。あとはさっきのコミュニティの人たちと。Nいいなあ!私の場合、ずーっと同じコミュニティにいるから。別のコミュニティも作ってみたい。いくつかあるといいよね~。――コミュニティを作るには、自分の興味のあるイベントや企画に、積極的に顔を出していくのがポイントなんですね!自分の好きな趣味があり、とても充実している4人。ソロライフ充実のためのキーポイントとなるのが「コミュニティ」のようです。大切なのは自分の好奇心に正直になること。1回きりの参加でも、同じ所に長くとどまるのも自由。とにかく、自分の気の赴くままに行動すると、楽しみを見つけることにつながるのではないでしょうか。まだまだ宵の口、仕事、恋愛と気になるお話は次回へ続きます・・・。
2016年10月18日IoT検定制度準備委員会は2月5日、IoTの普及と知識スキルを可視化する策として検定制度を開始することを発表した。同検定は技術的な視点だけでなく、マーケティング担当、サービス提供者、ユーザーなどの視点から必要となるカテゴリー、スキル要件を網羅し、それぞれの立場でIoTのシステムを企画・開発するために必要な知識があることを証明できるものとなっている。主な受験対象者は、IoTを取り入れる組織の経営者および管理者、IoT化を推進するプロジェクトの企画担当者、IoTを活用しデータ分析などを行う利用者、IoTシステムの構築・保守運用に携わるエンジニア。検定分野は、企画推進・戦略立案のための基礎知識やプロジェクトマネジメントに関する知識を問う「戦略とマネジメント」、産業システム・スマート製品に関する知識やIoT関連の標準化に関する知識を問う「産業システムと標準化」、通信関連の法律に関する知識を問う「法律」、データ送信プロトコルやWAN、LANなどに関する知識を問う「ネットワーク」、電子工学やセンサ技術に関する知識を問う「IoTデバイス」、クラウド環境や分散処理システム利用に関する知識を問う「プラットフォーム」、データベースや機械学習に関する知識を問う「データ分析」、暗号化や攻撃対策に関する知識を問う「セキュリティ」を予定している。3月より希望者および有識者に対してベータ試験が実施される予定で、詳細については後日発表される。
2016年02月05日仕事とプライベートで居住地をわける生活スタイル「デュアルライフ」。ウィークデーは都心で仕事をして、休日はのどかな風景が広がる田舎暮らしを満喫できます。心のスイッチのオンとオフを使いわけるため、また豊かな人生を生きることをテーマにするために、デュアルライフを楽しむ人が増えています。無理なくデュアルライフを送るにはどうすればよいのでしょうか?■デュアルライフのメリット結婚や子どもの誕生など、人生の分岐点は今後の生活を見直すチャンスです。デュアルライフは、実り多い人生を歩むための選択肢のひとつ。ぜひ、可能性を模索してみましょう。デュアルライフの魅力は、なんといってもメリハリのある生活がかなうこと。たとえば、オフは農業体験やアウトドア、海で遊ぶなど、好きなことができます。活動を通じて人との交流も活発になるでしょう。オフを充実させることで、仕事への活力が高まるはずです。■スケジュール調整をしっかりと心にゆとりをもたらしてくれるデュアルライフ。ただし、快適な二域居住を実現するためには、仕事や所用をオフに持ちこまないよう意識することが大切です。仕事や所用は計画的に終わらせる努力をしましょう。仕事が残ってしまった場合は、新幹線などの移動中を有効活用して、オフを確保するのがオススメです。■コストを考えるデュアルライフをはじめるにあたり、考えるべき点は毎月のコストです。月々の家賃や生活費はどのくらい必要なのかを考えましょう。拠点をつくるには、頭金や礼金、敷金に家具などのイニシャルコストも必要です。ほかにもかかる費用を考えればキリがありません。一方、必要な日数だけ借りる方法もあります。たとえば、ウイークリーマンションや個人の空き部屋に泊まるという方法です。ウイークリーマンションは大抵の場合、長期宿泊割引があります。部屋に家具やアメニティつきという物件も珍しくありません。それでいて、家賃と比べれば格安。情報は空き部屋検索サイトなとで調べられます。■将来を見据えた人生設計人生の最終目標は田舎への移住、という人もいるでしょう。また、子どもはのびのびとした環境で育てたいと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、家族の同意が得られない限り、移住は現実的ではありません。家族にちがう生活を体験させて、移住を理解してもらうために、デュアルライフを活用するという人もいます。過疎化に悩む地方自治体では、地域活性化を目指し、空き家を低価格で提供したり、仕事を支援してくれる取りくみもおこなっています。企業でもその動きは活発化していて、移住支援金の援助や家賃を負担するような流れもできつつあるようです。コミュニティを形成するため、地方の取りくみは、この先ますます高まる可能性もあります。そう考えると、デュアルライフは将来、定番化するのかもしれません。
2016年01月31日周囲と良好な関係を築く上で欠かせないのが、コミュニケーションスキル。スキルというと、大げさなものを想像しがちですが、実際にはちょっとした違いであることが多いものです。そこで今回は、大人にも応用できる、コミュニケーションスキルを高めるための、ちょっとしたポイントを紹介します。世界の人々が共感を求めているこれまで「コミュニケーションスキルのアップ」というと、自己啓発やビジネス書などを中心に、自分の考えを主張したり、相手を説得したりと、自分中心の発信が主流でした。しかし今や、「相互理解」や「傾聴」など、共感を重視する類いの言葉であふれています。すなわち、相手の想いを汲み取り、理解することの大切さにスポットライトが当たり始めたということ。これは日本だけではなく、世界的な傾向にもなりつつあるようです。人はリラックスして、ハッピーな時に最も生産性が高まる欧米の企業で管理職に就く人々の登竜門としてあるのが、コミュニケーションスキルのトレーニング。昨今注目されるのが、自分の主張を押さえて、部下をはじめとする周囲への傾聴を促し、彼らのやる気が高まる話し方、相手に配慮する言葉の選び方について。このような傾向が生まれつつあるのは、個人やチームの生産性が最も高まるのは、人々がリラックスして、気持ちよく、ハッピーな精神状態にある時だということが、さまざまな研究を通じて明らかにされ始めているからです。まずは自分が変わるよう努力するそこで大切になるのが、「相手を変える」のではなく、まずは「自分が変わる」こと。やみくもに相手に迎合するのとは違い、目的を達成するために、相手の目線で物事を見て理解し、その立場に立って共感することがねらいです。人は理解され、共感されていると思うと心を開き、耳を傾けるようになるもの。自分とは異なる相手の考え方や視点を理解し、尊重し、そこから自分がどのような対応すれば、お互いにとって気持ちの良いコミュニケーションを築くことができるのかを考えてみるのです。自分と異なる考え方があることを教える例としてわかりやすいのは、対立が起きた場合。お友だちとケンカした場合など、善悪の判断とは別に、自分とは異なる他者の考え方、視点などについて子どもにわかるように繰り返し説明し、理解を促してみましょう。異なる世代や年齢の人々と積極的に交流する機会を設けたり、旅行に出かけた際には、その土地の歴史や伝統について、自分の育ってきた環境と比較して話をしたりするのもよいでしょう。そのような中で、自分はどのように振る舞えば、楽しい関係が構築できるのか、親子で対話を重ねていってみてください。(タベ真美)
2015年11月22日学びの秋、スキルアップや自分みがきをしたい! と思っている人も多いのではないでしょうか。でも、専門知識や資格を取得するには、スクールに通ったり講座を受けたりとそれなりにお金がかかってしまうことも。そんなときに活用したいのが、国のバックアップを受けて費用を一部負担してもらえる「教育訓練給付金」という制度です。将来のためのスキルアップを、しっかりサポートしてくれますよ。■スキルアップの費用を国が一部負担してくれる資格取得や専門的な勉強のためには、スクールに通ったり通信講座を受講したりと、何かと費用がかかるもの。その費用を、かかった分の20%、最大10万円まで国が支給してくれるのが、教育訓練給付金という制度です。講座の種類は、簿記やTOEICなどの事務系から、これから社会のニーズも高まりそうな介護福祉士などの医療系、仕事の幅を広げるのに直結しそうなCAD、プログラミング、ファイナンシャルプランナーまでさまざま。対象講座は9,600以上にものぼるので、自分の仕事や目指す将来像にあわせて選ぶことができます。■もっと本格的に学びたい人に! 最大48万円が支給される「専門実践教育訓練給付金」昨年からは、「長い期間をかけて本格的に学びたい」という人のための、給付金の上限が高い「専門実践教育訓練給付金」という制度もスタートしました。看護師や情報処理、インテリアデザインなど、対象講座は1,800以上。講座の数は一般の教育訓練給付金より少ないものの、支給される金額は費用の40%、年間で最大32万円に。さらに、訓練修了後、1年以内に資格を取得するなどの条件を満たせば、追加で最大16万円の支給も受けられます。つまり、しっかりと勉強して支給要件をクリアすれば、最大で48万円のバックアップが受けられるということに。長期的に腰を据えてキャリアアップを考える人にはおすすめの制度です。■給付金をもらうにはどんな手つづきが必要?この給付金の対象になるのは、会社勤めで雇用保険に加入している人。会社を辞めていても、退職から1年以内なら利用できます。給付金がもらえるのは、講座の受講が修了してから。講座修了の翌日から1か月以内に、受講料の領収書や給付金の申請書、本人確認書類などの必要書類を、住んでいる地域のハローワークに提出します。給付金の対象講座は、厚生労働省の「教育訓練講座検索システム」というサイトで探すことができます。通いたいスクールが決まっている場合は、対象講座かどうかを直接問いあわせてみてもよいでしょう。■給付金制度をかしこく利用するための注意点スキルアップにとても役立つこの給付金制度ですが、いつでも利用できるわけではないので注意が必要です。1度この制度を利用すると、「一般教育訓練給付金」の場合は3年間、「専門実践教育訓練給付金」は10年間制度が使えなくなるため、受ける講座の種類やタイミングなどをよく見きわめて。また、この給付金は、受講が修了しないと支給されません。途中で挫折してしまった場合は給付金を受けとることができないので、しっかり続けられるかどうかを考えてからスタートするようにしましょう。専門的な知識やスキルを身につけることは、社内でのキャリアアップはもちろん、転職などを考える場合にも役にたちます。給付金制度をかしこく利用して、学びを深めていきたいですね。※記事の内容は執筆時(2015年10月)の情報です。
2015年11月03日長年の実家暮らしで、料理がさっぱりダメだった知人男性がいます。そんな彼が今の彼女と同棲を始めてしばらくしたころ、「ごはんを食べにおいでよ」というメールが。どんな料理がでてくるのかと、ビクビクしながらお宅にお邪魔したのですが、出てきたのは正統派なイタリアの家庭料理。出来合いのものは、せいぜいピクルスくらいでした。今の彼女に仕込まれたらしく、「どうだ!」と言わんばかりに、誇らしげな顔の彼。パートナーが変われば人は変わるものだ…と思わずにいられませんでした。パートナーが“家事能力ゼロorやる気ゼロ”なことに嘆いている女性は、日本でも少なくありません。もめるきっかけになり、結局別れてしまったという話はちらほら耳にします。しかし、そこでへこたれずに「ふたりで前に進もう」と行動した人ほど、理想の生活を手に入れているようです。ここではイタリア人女性が実践した“共同生活のスキル”の育てかたをご紹介しましょう。 1. ダーツで料理作り料理経験ゼロの彼を、同棲スタートから2年ちょっとで「おうちシェフ」に変身させた知人女性がいます。最初のうちは、洗濯はふたりで、掃除は彼、彼女が料理と分担していたのですが、彼女の仕事が忙しくなり外食が続くようになったのだとか。彼は食べ物にあまり関心がなく、かわりに料理をしてほしいと伝えても効果なし。そこで彼女は「休みの日、ふたりで夕食をかねて外出するときはダーツボードを使う」ことにしました。ダーツボードに『エスニック』『家庭料理』『中華』『ワインバー』と適当に書いた紙の的を貼り、彼が投げたダーツが当たったところを、その日の夕食にする…というのを習慣にしたそう。これが大当たり! 彼の興味を引きはじめました。決定的だったのは、『エスニック』に当たってメキシコ料理を食べに行き、彼がスパイシーな料理にハマったことだったと言います。「彼がお店の味を再現したくなったのがきっかけ。本格的に材料をそろえていたわ」と、彼の変わりように内心「やった!」と思ったとか。めきめきと彼の料理の腕は上がっていき、今では彼のほうが進んでやりたがるほどだそうです。2. ジョブズ氏の本で片付けに開眼「彼があまりにも片づけられない男で、しょっちゅうケンカをしてた」と語る知人女性は、彼に期待するのはやめて自分で片づけるようにしていたと言います。「病気で入院したときのことよ。2週間くらいで退院してから家に帰ったんだけど、退院祝いと誕生日祝いをかねてテーブルに彼からのプレゼントが置いてあった」とか。中身は以前から彼女がほしがっていた最新のiPhoneだったので、ぐちゃぐちゃの部屋にはとりあえず目をつぶったそうです。それから何にでもスマホを活用する彼女を見るたびに「そんなに良いものなの?」「どういうところがいいの?」と彼が聞いてくるようになりました。「ここでピンときた」と言う彼女は、彼に「iPhoneのシンプルな美しさ」から始まって、生活や人生に本当に必要なものは何なのか? を話し合いました。「『片づけない男』のメンタリティが少しでも変われば、と思って、ジョブス氏の本を彼にあげた」ことがきっかけになり、彼が少しずつ身の回りを「シンプルに、快適に」なるよう整理し始めたそうです。廊下に積まれ長らく放置されていた彼の本は、本棚の半分以下になり、とってあるけど着ない服は全て寄付、古くなって使わないデジタルガジェットはオークションで処分していきました。徹底して整理した結果「見違えるような部屋に変わった」といいます。家族や友だちを呼びやすい部屋になり、友人の輪も前より大きくなったそうです。今では彼から「これ片づけてよ」と言われることも多い…と苦笑いの彼女でした。 「この人と一緒に生活なんて無理」と投げだして次の相手を探すことは簡単ですが、100%完璧な男性などどこにもいません。相手を変えるきっかけや気づきのポイントを教えるのも「パートナーとしての役割の一つ」と心がければ、ハッピーなふたりライフを楽しむのも難しくありません。できることからぜひ行動してみてくださいね!
2015年10月15日エンジニアのための求人サイト「Forkwell Jobs」を運営するgroovesは8月11日、エンジニアを対象に行った将来のキャリアに関する不安やスキルアップ意識などに関する調査の結果を発表した。同調査は、2015年6月8日~6月23日に、同社が運営するエンジニアのためのポートフォリオサイト「Forkwell」に登録する10代~50代のエンジニア252名を対象に行われたもの。同調査によると、対象者の92%が「スキルアップのためになにかしている」と回答。Webや書籍などで独学で勉強したり、技術コミュニティへ参加したりするなど、自発的な活動に取り組んでいることが明らかになった。また、「どんなポジションのエンジニアになりたいですか?」という質問に対し、1位は「サービスの成長をリードするエンジニア」、次いで「特定の技術を極めるエンジニア」といった回答となり、技術志向の高いエンジニアが多いことがわかった。
2015年08月11日“理想の学校”設立の夢を実現させるために奮闘する若者たちを描いた映画『サムライフ』のブルーレイ&DVDが本日リリースされ、メイキング映像の一部が公開された。本作は、社会を本気で変えようとした若者たちが小さな町で起こした奇跡の実話がもとになっている。その他の写真『サムライフ』は、長野県上田市に認定NPO法人 侍学園スクオーラ・今人を開校させるまでを描いた長岡秀貴氏の同名自伝小説が原作。主人公の元高校教師・ナガオカが、貯金725円から学校設立のため資金を集め、夢に賛同する4人の若者たちと「“自分で生き方を決める学校”をつくる」ために奮闘する青春物語。『許されざる者』や『永遠の0』など話題作への出演が相次ぐ三浦貴大が主演を務め、松岡茉優や加治将樹、柾木玲弥、山本涼介らが出演し、上田市でオールロケが敢行された。このほど公開されたメイキング映像には、クランクインの模様や、劇中に登場する“赤い鉄橋”(上田電鉄・別所線の上田駅と城下駅の間に位置する千曲川橋梁)での撮影の様子、三浦、松岡らが共演者について楽しそうに語る姿が収められている。ブレーレイ&DVDの豪華初回特典・特典映像にはメイキング映像のほか、未公開シーンや舞台あいさつが収録されており、封入特典としてオリジナルブックレットと、長野県上田市ロケーションマップが付いてくる。『サムライフ』発売中ブルーレイ:5000円+税DVD:4000円+税発売元:アットムービー販売元:ポニーキャニオン
2015年08月04日