※ツアーの内容について一部セットリストの記載がありますので、公演を楽しみにされている方はお気をつけください。reGretGirlが最新EP『告白e.p.』のリリースに伴う2024年一発目のツアー『reGretGirl presents 忘れたくないワンマンツアー“World with you”』を1月11日、千葉・LOOKでスタートさせた。これまでもEPではコンセプチュアルな作品を作ってきた彼らが新作で提示したのはタイトル通り、様々な場面での“告白”。未だ未練に似た気持ちを思い出す初恋や、友達以上恋人未満の関係である大事な女友達の結婚という節目など、いずれもソングライター平部雅洋(Vo/Gt)のリアルな心情が反映されている。昨年末は『COUNTDOWN JAPAN』や『RADIO CRAZY』のメインステージに躍進するなど、今回のツアーで、よりライブバンドの存在感を強いものにすることも間違いない。以下、初日ということで詳述を避けてレポートをお届けする。年が明けてから、真冬らしさを増した関東地方。バンド好きのメッカと言える千葉・LOOKの壁面に貼られたポスターはreGretGirlのそれはもちろん、他のライブバンドたちの“面構え”にもテンションが上昇。250人程度のキャパシティ、老舗ライブハウスのD.I.Y感など何もかもがここからツアーをスタートさせたいバンドが多いことを自ずと理解させてくれる。自分の街にこんなハコがあったら最高だ。集まったファンは10代後半から20代前半の男女がほぼ半々で、コロナ禍の最中にライブへの渇望感を高めた新しい世代が多いことを気づかせる。学校帰りの制服の女子高生も、今買ったばかりの新しいツアーTシャツを着た男女グループもステージに向けて輝く視線を贈る。自分の表情がメンバーにダイレクトに届く近さに誰もが笑顔だ。サポートメンバーとともに5人のフル編成で登場し、『告白e.p.』からの選曲でスタートしたが、なかなか意外な始まりであるとだけ言っておこう。情景が立ち上がる丁寧なアンサンブル、平部のファルセットや十九川宗裕(Ba)のコーラスも表現力を増している。何より新曲へのフロアのリアクションが熱い。その後は恋愛の切なさや失恋の苦味を歌った人気曲が織り交ぜられたセットリストで進行していくのだが、このキャパシティに集まったファンにとって、それらは自分のテーマソングでもあるのだろう。ただ盛り上がっているというより、大好きな曲で腹の中にある何かを吐き出している。歌い出しで曲がわかり、嬉しさで絶叫する男子がいることからも、reGretGirlのライブの性質が窺い知れる。「改めまして、reGretGirl忘れたくないワンマンツアー“World with you”、僕らの世界見せますんで、みんなの世界も見せてくださいね。あんまり馴染みない曲も楽しんで」と、MCをラップのフロウに乗せる平部。そこにかぶさるように前田将司(Ds)のキック&スネアでハードドライヴィングな「ギブとテイク」が始まると、さらに太くなったグルーヴに思わずニヤけてしまう。エンディングからノンストップで「after」とタイトルコールし、勢いよく8ビートに突入していくスピード感のある展開が心地よい。サビ前に「一緒に行ける?」と平部が声をかけると、大きなシンガロングが起きた。さらに「大事なことを言います。好きにしたらいいんですけど、都合のいい男とか都合のいい女にならないでください」と言う平部のMCに、フロアから大きな同意の声。平部の曲振りはライブの流れをスムーズにする役割と演奏への期待を高める見事な装置だ。「都合のいい相手になるな」と言いつつ、そうなってしまう気持ちや状況がわかりすぎる「インスタント」に込められた作り手の本音が共有されていく。バンドもファンも高い集中力でスピーディな展開を楽しむ中、「せっかくサポートギタリストおるし」と、平部がハンドマイクでパフォーマンスする曲が続き、「今から千葉LOOKにいるみんなの自己肯定感が爆上がりする曲を」と、女子が頻発するワード満載のポップチューン「KAWAII」でコミカルに盛り上げる。「イエベとかブルベとかはわからねえけど、俺はヒラべだ気にすんな」とか「まつ毛が上がったのも見逃さないから」とか、女子のツボを突いてくるけれど、だからこそ「可愛いだけじゃ好きにならないぜ。でも好きだから可愛いがとまらない」というラインの信ぴょう性も急上昇する。冒頭、「馴染みのない曲も」と発言していた伏線回収でもあるライブでは約3年ぶりに披露された楽曲が中盤以降のバラードのセクションを鮮明に印象付ける。年齢の分だけ未練も思い出の色も濃いこの曲に、フロアも真剣に聴き入っていた。セットリストの前半は鍵盤がオルガンだったのに比べ、バラードではエレピのサウンドがスケール感を増幅しているのも効果的。さらにバラードを続け、「ここには君はくるのでしょうか」という曲振りから、新しい季節に取り残されるような切なさが溢れる「スプリング」へと繋ぐ。まだ遠い春を朧げに想像させる繊細なアンサンブルも切なさを加速させた。オーディエンスの表情を見て、平部は「幸せやね」と思わず口にしたが、すぐさま「reGretGirlに出会ってくれたってことはどこかでこじらせたんやと思うけど」と笑いを誘い、「傷ついた心とずっと一緒におれたらいいなと思います。ツアー初日がここで良かった。まだまだ行けますか?」と、再び加速していく。終盤には『告白e.p.』の中でも、長いスパンの物語が結婚式というある日を頂点に描かれた「月の夜」がツアー初披露。恋愛の成就とも別れとも違う、大事な人への想いが演奏からも存分に溢れ、早くもバンドにとって重要な1曲になった感も。逆に修復不可能な恋におかしくなりそうなreGretGirl節を決定づけた初期ナンバー「ホワイトアウト」との対比も生まれていた。『告白e.p.』からの選曲に加えて、5人編成のライブアレンジがより自然に曲の良さを引き出していたことで、新旧の楽曲で作るセットリストの説得力がパワーアップ。熱量だけじゃない完成度の高さをぜひ、あなたの街のライブハウスで体感してほしい。そして16公演の最終地点、Zepp Divercity公演でどこまで化けているか?伸びしろしかないツアーである。文:石角友香写真:宇都宮<ツアー情報>『reGretGirl presents 忘れたくないワンマンツアー “World with you”』※終了公演は割愛1月20日(土) 新潟NEXS1月21日(日) 長野CLUB JUNK BOX2月4日(日) 清水SOUND SHOWER ARK2月10日(土) 熊本 Be-9 V12月12日(月・祝) 福岡DRUM LOGOS2月17日(土) 高松オリーブホール3月1日(金) 広島LIVE VANQUISH3月3日(日) Zepp Osaka Bayside3月5日(火) Zepp Nagoya3月9日(土) 岡山YEBISU YA PRO3月10日(日) 金沢EIGHT HALL3月15日(金) 仙台Rensa3月17日(日) 札幌PENNY LANE 243月26日(火) Zepp DiverCity TOKYOチケット情報:()公式サイト:
2024年01月19日岸谷香が、1月14日、六本木のBillboard Live TOKYOでビッグバンドを従えた特別なライブツアーのファイナルを敢行。満員の観客を大いに沸かせた。本公演は横浜、大阪、東京と3カ所(全6公演)を回るBillbordツアー。ピアノ兼バンドマスターに岸谷の盟友Sugarbeansを迎え、ドラム、ベース、トランペット×2、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの豪華編成に。セットリストも大好きなElla Fitzgeraldのジャズナンバーを盛り込み、PRINCESS PRINCESS、奥居香、岸谷香、それぞれの時代からも選曲。岸谷香のヒストリーを垣間見れる凝縮されたステージ内容となった。MCでは「こんな風に豪華な演奏陣に囲まれて大好きな歌を歌えて、そしてそれを聴きに来て下さる皆さんがいて。本当にしあわせです」と感無量な笑顔を見せた岸谷。終演後も、満員の観衆からの惜しみない大きな拍手を全身で受け嬉しそうに応えていた。来月開催される、毎回ゲストを迎える恒例自主企画『岸谷香感謝祭 2024』(ゲスト:トータス松本、永井真理子)もソールドアウト。今年、デビュー40周年を迎え、ますます勢いに乗る岸谷香。今年も大きな注目を集めそうだ。<公演情報>『岸谷香 KAORI PARADISE 2024 新春スペシャル @Billbord LIVE TOKYO』1月14日(日) 東京・Billboard Live TOKYO【セットリスト】01. Mack The Knife (Ella Fitzgerald)02. Lullaby of Birdland (Ella Fitzgerald)03. Honeysuckle Rose (Ella Fitzgerald)04. ROLLIN’ ON THE CORNER (PRINCESS PRINCESS)05. 奇跡の時(奥居香)06. Ice Age ~氷河期の子供たち~(岸谷香)07. ジュリアン(PRINCESS PRINCESS)08. ある朝魔女になってたら(奥居香)09. VANISHING(奥居香)10. Diamonds〈ダイアモンド〉(PRINCESS PRINCESS)11. 台風の歌(PRINCESS PRINCESS)※()はオリジナルアーティスト<イベント情報>『岸谷香 感謝祭 2024』2月23日(金・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGI開場 16:45 / 開演 17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:トータス松本(ウルフルズ)永井真理子岸谷香 OFFICIAL SITE:
2024年01月15日Creepy Nuts(クリーピーナッツ)の全国ワンマンライブツアー」が、2024年3月より開催される。Creepy Nutsの全国ライブツアー2024TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期オープニングテーマとして書き下ろした新曲「Bling-Bang-Bang-Born」のリリース日に発表された、2024年全国ツアー。3月22日(金)の京都・ロームシアター京都公演を皮切りに、東京・国立代々木競技場 第一体育館や大阪・大阪城ホールなどで全12公演が行われる予定だ。Creepy Nutsのファンクラブ「CLUB Creepy Nuts」では、1月21日(日)までの期間で先行チケットの販売抽選を受け付けている。開催概要「Creepy Nuts ONE MAN TOUR 2024」公演スケジュール:・2024年3月22日(金) ロームシアター京都 メインホール開場 18:00 / 開演 19:00・2024年3月23日(土) 名古屋国際会議場 センチュリーホール開場 17:00 / 開演 18:00・2024年3月29日(金) 新潟県民会館 大ホール開場 18:00 / 開演 19:00・2024年4月6日(土) 福岡サンパレス開場 17:00 / 開演 18:00・2024年4月12日(金) 静岡市民文化会館 大ホール開場 18:00 / 開演 19:00・2024年4月14日(日) サンポートホール高松 大ホール開場 17:00 / 開演 18:00・2024年4月19日(金) 仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール開場 18:00 / 開演 19:00・2024年4月29日(月祝) 札幌文化芸術劇場 hitaru開場 17:00 / 開演 18:00・2024年5月10日(金) 広島上野学園ホール開場 18:00 / 開演 19:00・2024年5月14日(火) 大阪城ホール開場 18:00 / 開演 19:00・2024年6月15日(土) 国立代々木競技場 第一体育館開場 17:00 / 開演 18:00・2024年6月16日(日) 国立代々木競技場 第一体育館開場 16:00 / 開演 17:00チケット料金:6,800円※3歳以上有料。※1人4枚まで。※チケットは全て電子チケットとなる。■「CLUB Creepy Nuts」抽選先行チケット受付期間:1月7日(日)0:00〜1月21日(日)23:59※ファンクラブアプリ「CLUB Creepy Nuts」より申込みを受付。
2024年01月12日東京初期衝動が、春の全国ツアー『春の酒池肉林ツアー’24』を開催することを発表した。本ツアーは、3月23日(土) 千葉LOOK公演を皮切りにファイナルとなる4月21日(日) 名古屋RAD-SEVENまで全9公演が行われ、全公演に対バンゲストが登場する。チケットは現在、東京初期衝動のファンクラブ「新興宗教東京初期衝動」にて、FC先行を受付中だ。なお、東京初期衝動は来年3月20日(水)に、1年半ぶりとなる新作EPのCD&デジタルリリースが決定。詳細は後日発表される。<ツアー情報>東京初期衝動『春の酒池肉林ツアー’24』■2024年3月23日(土) 千葉・千葉LOOK開場 17:00 / 開演 17:303月24日(日) 神奈川・横浜FAD開場 17:00 / 開演 17:303月30日(土) 北海道・札幌カウンターアクション開場 17:30 / 開演 18:003月31日(日) 福岡・INSA福岡開場 17:30 / 開演 18:004月7日(日) 宮城・仙台FLYING SON開場 17:00 / 開演 17:304月13日(土) 香川・高松TOONICE開場 17:00 / 開演 17:304月14日(日) 大阪・心斎橋Pangea開場 17:00 / 開演 17:304月17日(水) 東京・渋谷La-mama開場 18:30 / 開演 19:004月21日(日) 愛知・名古屋RAD-SEVEN開場 17:00 / 開演 17:30※全公演対バンゲストあり【チケット料金】スタンディング:3,500円(税込)D別学割(高校生以下):3,000円(税込)D別※高校生以下学割チケットとなります。当日年齢のわかる身分証をご提示ください。■FC先行受付期間:1月8日(月・祝) 23:59まで東京初期衝動ニューオフィシャルサイト:■オフィシャル最速先行受付期間:1月12日(金) 18:00~1月21日(日) 23:59まで■一般発売:2月10日(土)<リリース情報>ニューEP (5曲収録予定)2024年3月20日(水) CD&デジタルリリース
2023年12月26日今年は春のアリーナツアー「YOASOBI ARENA TOUR 2023“電光石火”」や、初のアメリカ公演など、精力的にライブ活動を行ったYOASOBI。ボーカルのikuraさんにとって印象的だったステージの一つを振り返ってくれた。「11月の6日と7日に行われたColdplayさんの東京ドーム公演に、私たちYOASOBIがゲストアクトとして出演させていただきました。Coldplayさんのお客さんたちの前で歌わせていただくということは一つの挑戦でしたし、そこで『YOASOBIのライブめっちゃいいじゃん!』って言ってもらえたらいいなと思っていたんです。皆さんにすごく温かく迎えていただいて、東京ドームにいた方たち全員でとても良い空間を作れたなというのをすごく実感できて、自分の中でも大きな経験になりました。その後、Coldplayさんのライブも観させていただいて、ワールドクラスでツアーをまわっている方たちの演出や、クリス・マーティンさんのボーカリストとしての存在感や素晴らしさも感じました。勉強させていただいたことがたくさんあったし、これからYOASOBIもどんどん海外でライブをしたりする経験を積んでいきたいと思っているので、自分の中で昇華して活かしていけたらいいなと思える出来事でした」そんな大舞台の数々を経験するなかで、ステージ上でのikuraさんの顔つきの変化を感じた人も多かったのでは。フロントマンとしての責任やライブに込めた想いの強さが表情に、より表れるようになったというか。「最近よく言われます(笑)。やっぱり今年一年で、私はライブバンドのボーカリストなんだという覚悟が生まれたんだなと思います」2023年の怒涛の日々を駆け抜けてきたikuraさん。Ayaseさん同様、彼女もオフの時間には、ボーカリストとして、心と体の健康を整えるために過ごしているそう。「お休みの日には、仕事を健康的にやり続けるための心と体のメンテナンスをしています。具体的にはボイトレに通ったり、整体に通ったり。整体にしても、普通の整体とボーカリストが喉のコンディションを整えるための整体と両方通っていたりして。他にも少しでも時間があると、仕事で120%発揮するための準備をしています。それも仕事といえば仕事ですけど(笑)、心と体が健康でないと活動を続けられないので。心の健康という意味では家族に会ったり、1泊2日でも旅行に出かけて大自然に身を置いてみたり、そんなことをしています。温泉に行ってリラックスするのもいいですね。そうしてリフレッシュすることで、いい気分で仕事に向かえるように。もう本当に健康的ですよね(笑)。音楽で幸せになるために日々を過ごしているんです」全力でライブ・パフォーマンスができるように日々を過ごす、そしてそれがYOASOBIにとっての幸せに繋がっていくという。「もうここ3~4年はそんな生活をしていると思います。やっぱりどちらかが止まってしまえばライブができなくなってしまうし、そうするとチーム全体が止まっちゃう。それが一番自分が苦しいというか、悔しいことなので」ひとりでは決して引き出せない、たくさんの歌い方が生まれました。作品をリリースするごとに、ボーカリストとして本当にたくさんの引き出しを開けるように多彩な歌声を聴かせてくれるikuraさん。ご自身ではどんな変化を感じているのでしょう。「YOASOBIは小説を音楽にするユニット。違う方が書いた原作の小説が全ての曲にあって、それをAyaseさんが曲にして、そのバトンをもらって私が歌を乗せるという流れ。つまりそれぞれの作品で映し出したい世界は変わるし、主人公も違うし、なので必然的に全ての曲でその曲の世界に見合った人物を歌わなきゃいけない。そこで新しい自分の歌を引き出してもらえている感覚は確かにあります。『アイドル』にしても、初めてあんなにかわい子ぶる声を出したので、『私こんな歌も歌えるんだ?』って自分でもびっくりしましたし(笑)。自分がひとりで活動していたら、ああいう歌い方は生まれなかったと思います。なのでYOASOBIの活動があったからこそ今のたくさんの自分の声が生まれたなと感じています」最後にikuraさんから見たAyaseさんの2023年の変化について意見を聞いてみると、こんな答えが返ってきた。「最初にお会いしたときからずっと思慮深い人なので、すごくいろんなことをいろんな方向に考えて、チームを引っ張ってくれていると感じます。Ayaseさんは『自分はYOASOBIの外交担当なので』と言っているようにバンドのメンバーや、何百人といるスタッフさんともちゃんと深い関わりを持ちながら引っ張っていく力があるんです。私とAyaseさんのコミュニケーションにおいても『今こういう時期だからこうだよね』とか『今こんな気持ちかな、こんなふうに話しかけてみようかな』とか、お互いに想像力を持って接することができています。その濃密さはここ一年でも増したんじゃないかなと。コンポーザーとしてのAyaseさんは、もう私は何も言うことはないですが、人間としての深さをより感じることのできた一年でした」イクラYOASOBIのボーカル。ソロの幾田りら名義ではシンガーソングライターとして活動。あのとダブル主演を務めるアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』が来年3月と4月に公開予定。ミリタリーブルゾン¥88,000(NKGW/ノントーキョー TEL:03・6432・6079)ナイロンブルゾン¥23,100パンツ¥24,200(共にパメオポーズ/パメオポーズ 表参道本店 TEL:03・3400・0860)ピアス¥30,800リング¥34,650(共にプリュイ/プリュイ トウキョウ TEL:03・6450・5777)その他はスタイリスト私物ヨアソビ2019年に結成した、コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraからなる音楽ユニット。コンセプトは“小説を音楽にするユニット”。シングル『勇者』の〈完全生産限定盤〉(CD+巻物ブックレット)が発売中。※『anan』2023年12月27日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・船橋翔大ヘア&メイク・YOUCAプロップスタイリスト・松尾 優森井耕作取材、文・上野三樹撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY(by anan編集部)
2023年12月24日“シブヤは炎上するか?”と煽ったのは、1999年10月に渋谷クラブクアトロでのライブを録音したナンバーガールのライブ盤に刻まれたキャッチコピーだった。カネヨリマサルの『太陽に近づくツアー』ファイナルの地となったのはZepp Shinjuku。歌舞伎町の地下に盟友と言えるTETORAを迎えた。“Shinjukuは夢を見るか?”――キャッチコピーをつけるなら、これしかないと思った。3ピースのガールズバンド、大阪出身という相似性以上に、カネヨリマサルとTETORAはお互いのことを深くリスペクトし合いながら高め合ってきた。1曲目「ずるい人」のあとに、上野羽有音(Vo&Gt)が言った。「カネヨリマサルありがとう。カネヨリマサルが選んでくれた、カネヨリマサルが混ぜてくれた、カネヨリマサルが作った日は、もうこの瞬間から始まっているのでよろしくお願いします」フロアから大きな拍手が起こる。それを遮るように続けた。「ごめん、もうちょっといい?いつも思うこと。これだけは言いたかった。こんな気持ちになるのは私にとってカネヨリマサルだけ。カネヨリマサルの曲を聴いたら、私の中の鼓動が恋してるときと同じ速さになります。カネヨリマサルの曲が大好きです」そう言って演奏したのは未音源化の新曲「11月」。ペイヴメントあたりのローファイな空気感をたっぷり含みつつ、歌詞に激情を織り交ぜた曲が彼女たちのセンスの良さと自らの音楽への信念の強さを感じさせた。「大阪の先輩カネヨリマサルと新宿のこんな大きなライブハウスで2マンをやれるなんて夢にも思ってませんでした」中盤から後半にかけては速い曲で一気にフロアの温度を上昇させる。曲間に、「カネヨリマサル!どんなツアーを回ってきたか教えてほしい!」と何度も叫ぶ姿が印象的だった。本当のところはわからない。けれど、これはカネヨリマサルへの愛であり、TETORAの誇りであるのだなと感じた。自分たち以上にカネヨリマサルとの2マンにふさわしいバンドはいないだろう?そういうふうに聞こえたのだ。そして実際、そのとおりに違いないと思わせるだけの気迫に満ちた演奏でTETORAは駆け抜けた。フロアの期待感の高まりが目に見えるようだった。いつものSE(くるり「THANK YOU MY GIRL」)が鳴り、ちとせみな(Vo&Gt)、いしはらめい(Ba)、もりもとさな(Ds)の3人がステージに登場すると、ドラムセットを中心に3人が集まってそれぞれのポジションにつく。今年の2月4日に代官山UNITでのライブを見たときも、あるいはどこのライブハウスでも同じ光景が繰り返されているに違いない。しかし、何もかもが違って見えた。それがバンドの成長なのかもしれない。そして、最高のライブを繰り広げたTETORAへの想いなのかもしれない。「はしる、夜」からこの日のライブが始まった。「カネヨリマサルが今、Zeppのステージに立っています!」(ちとせ)「TETORAのライブを見たらいつも名前のつけられへん感情になるんですけど、今日もなりました」(いしはら)ドラムのつなぎから3曲目「GIRL AND」へ。オーディエンスが身体をぶつけ合って拳を突き上げサビに突入するカタルシスはスタンディングのライブでしか感じられないものだ。「関係のない人」からドラムとベースのインプロに続いて「ひらりとパーキー」という流れがシームレスに曲の世界へと導く。「Zepp Shinjukuのステージに初めて立った。こんなにめっちゃたくさんの人が見にきてくれてうれしいです。セトリどうしようって話もいっぱいして、ツアーならではの曲をいっぱいやりたいと思います」(もりもと)その言葉どおり、6曲目に披露した「NO NAME」は久しぶりにライブで演奏する曲だった。さらに「南十字星」と続く。TETORAと大阪のライブハウスでしのぎを削っていた“あの頃”に思いを馳せるような選曲がこの日の特別感を物語っているような気がした。10月18日にリリースした配信シングル「君にさよなら」を演奏する前にちとせが言った言葉のリアリティに驚かされた。「何曲失恋ソング歌うねん、カッコわるって思う。でも、そう思われても何回でも歌う。一生一緒におれると思ってた、疑いなく。一生私のことを好きでいてくれると自惚れてたかった。そういう人の歌です」TETORAが「11月」を演奏する前に言った上野の言葉とシンクロした。「この曲は、ライブでやるのは今日が最後になると思います。この人となら不幸になってもいいって思っちゃったからこの曲を作りました。まだ音源にもなっていない新曲です」カネヨリマサルがTETORAと初めて対バンをしたのは、4年前。大阪・心斎橋にあるBRONZEというライブハウスだった。ちとせが言う。「全然人を呼べなくて、ガラガラのライブハウスで悔しいライブばっかりやってた。でも、時間が経って環境が変わって、観てくれる人がいっぱい増えて、今日、こんな夢みたいなステージに立っています」。だからこそ思い出すのだ。“あの頃”を。「あの頃よく聴いていた曲をちょっとだけ歌います」と言って、ちとせが歌い出したのはTETORAの「ずるい人」だった。ギターの弾き語りに、まるで示し合わせたかのようにベースとドラムが同時に入る。「私のずるい人を歌にしました」と言って披露したのは「もしも」。おそらく“あの頃”もよく演奏していた初期の楽曲だ。この日の新宿のステージから見えた景色が、また“あの頃”になる日、彼女たちはどんな景色を見ているのだろう――そんな未来に思いを馳せた。「(上野)羽有音ちゃんが昔LINEをくれた。いつかTETORAとカネヨリマサルでZeppツアーやりたいですって。あのときの私たちの未来は今日だ!」そう言って、「ラクダ」を歌い出した。このツアーは『太陽に近づくツアー』というタイトルが付けられている。当初は出演してくれる対バン相手へのリスペクトと憧れを込めたものだった。しかしツアーを回るうちに、こんなふうに思うようになったのだと言う。「私たちはみんなの太陽みたいなバンドになります!」来年2月7日(水)には4thミニアルバム『波打つ心を持ちながら』がリリースされることがこの日のステージで発表された。1月28日(日)にメジャーデビュー1周年記念ライブを恵比寿LIQUIDROOMで行ったあと、2月25日(日)名古屋DIAMOND HALLから始まる初のワンマンツアー『彗星みたいになりたいツアー』が始まる。カネヨリマサルが描く夢の軌跡はまだまだ続いていく。Text:谷岡正浩<リリース情報>カネヨリマサル 4thミニアルバム『波打つ心を持ちながら』2024年2月7日(水) リリース●初回限定盤A(CD+Blu-ray):税込4,840円●初回限定盤B(CD+DVD):税込4,400円●通常盤(CD):税込2,310円●VICTOR ONLINE STORE限定セット初回限定盤A(CD+Blu-ray)+フェイスタオル【波打つ心タオル】+アクリルスタンド【カネヨリスタンド】:税込7,540円初回限定盤B(CD+DVD)+フェイスタオル【波打つ心タオル】+アクリルスタンド【カネヨリスタンド】:税込7,100円【CD収録内容】1. バンドマン2. GIRL AND3. わたし達のジャーニー4. ラブソングがいらない君へ5. 君にさよなら6. 番外編7. 見えないくらいの高速で【DVD / Blu-ray収録内容】「1st Full Album リリースツアー 2023 “いまを生きるツアー”」(2023.6.25 at 心斎橋BIGCAT / 全15曲・約80分 収録予定)予約リンク:<ライブ情報>カネヨリマサル『太陽に近づくツアー』大阪・福岡振替公演2024年1月18日(木) 梅田CLUB QUATTROOPEN 17:30 / START 18:30w/ KALMA2024年2月7日(水) 福岡Drum Be-1OPEN 18:00 / START 18:30w/ キュウソネコカミチケット情報:()カネヨリマサル メジャーデビュー1周年記念ライブ『今日を凛々』2024年1月28日(日) 東京・LIQUIDROOM開場17:00 / 開演18:00チケット料金:前売4,000円(税込)※スタンディング(整理番号付き)。ドリンク代別途必要カネヨリマサル ONEMAN TOUR 2024『彗星みたいになりたいツアー』2024年2月25日(日) 名古屋 DIAMOND HALL開場17:00 / 開演18:002024年3月21日(木) 札幌 PENNY LANE24開場17:30 / 開演18:302024年3月23日(土) 仙台 darwin開場17:00 / 開演18:002024年3月29日(金) 福岡 BEAT STATION開場18:00 / 開演18:302024年3月31日(日) 広島 LIVE VANQUISH開場17:00 / 開演18:002024年4月11日(木) 東京 EX THEATER ROPPONGI開場17:30 / 開演18:302024年4月21日(日) 大阪 なんばHatch開場17:00 / 開演18:00チケット料金:スタンディング(整理番号付き):前売4,000円(税込) / 東京公演のみ4,500円(税込)※ドリンク代別途必要チケット情報:()関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年12月21日MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション)のファンクラブ限定ライブツアー「FUN WITH A MISSION TOUR 2024」が、2024年3月より全国10箇所で開催される。MAN WITH A MISSION、2024年にファンクラブツアー開催女性シンガーソングライター・milet(ミレイ)とのコラボレーション楽曲「絆ノ奇跡/コイコガレ」で『人気テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里』の主題歌を担当、約4年ぶりとなったワールドツアーや海外単独公演、大型フェスへの出演など、2023年は国内での活躍はもちろん、世界へも大きく飛躍したMAN WITH A MISSION。全国10箇所で20公演「FUN WITH A MISSION」は、2020年に中止を余儀なくされた、幻のファンクラブツアー。今回は「FUN WITH A MISSION TOUR 2024」とタイトルを改め、全国10箇所にて全20公演が行われる。開催概要MAN WITH A MISSION ファンクラブライブツアー「FUN WITH A MISSION TOUR 2024」公演スケジュール:・2024年3月5日(火) 神奈川・KT Zepp 横浜3月6日(水) 神奈川・KT Zepp 横浜3月19日(火) 宮城・仙台ギグス3月20日(水・祝) 宮城・仙台ギグス4月8日(月) 大阪・Zepp 大阪ベイサイド4月10日(水) 大阪・Zepp 大阪ベイサイド4月15日(月) 愛知・Zepp 名古屋4月16日(火) 愛知・Zepp 名古屋4月22日(月) 香川・レクザムホール(香川県県民ホール)4月23日(火) 香川・レクザムホール(香川県県民ホール)5月8日(水) 広島・広島文化学園HBGホール5月9日(木) 広島・広島文化学園HBGホール5月14日(火) 東京・Zepp 羽田(TOKYO)5月15日(水) 東京・Zepp 羽田(TOKYO)5月20日(月) 北海道・Zepp 札幌5月22日(水) 北海道・Zepp 札幌5月28日(火) 新潟・新潟県民会館 大ホール5月29日(水) 新潟・新潟県民会館 大ホール6月3日(月) 福岡・Zepp 福岡6月4日(火) 福岡・Zepp 福岡
2023年12月21日家主が、東京・リキッドルームでのワンマンライブを含む全国ツアー『YANUSHI LIVE TOUR 2024』を開催することが決定した。家主は、草野マサムネ(スピッツ)、aiko、岸田繁(くるり)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)などのアーティストや早耳のロックファンから注目を集める4人組バンド。今回のツアーは、本日12月20日(水) に配信リリースされたニューアルバム『石のような自由』を引っ提げて行われるもので、静岡、大阪、東京以外の公演については後日発表される。またツアーの前哨戦として、所属するNEWFOLKのレーベルメイトである盟友・台風クラブとのスプリットライブ『台風クラブと家主 ~沖縄編~』を2DAYSで開催することが決定した。<ツアー情報>家主『YANUSHI LIVE TOUR 2024』■静岡公演 [三島 ROJI 開店記念]2024年3月9日(土) 三島ROJIOPEN18:00 / START19:00ゲスト:herpiano■大阪公演2024年4月27日(土) Yogibo META VALLEYOPEN16:00 / START16:45※ゲストは後日発表■東京公演 [One-Man Live]2024年4月29日(月・祝) LIQUIDROOMOPEN17:00 / START18:00<ライブ情報>NEWFOLK 五周年記念興行『台風クラブと家主 ~沖縄編~』DAY12024年2月23日(金・祝) 沖縄 Remy’sOPEN19:00 / START19:30出演:台風クラブ、家主、SHOCKING桃色、FunnynoiseNEWFOLK 五周年記念興行『台風クラブと家主 ~沖縄編~』DAY22024年2月24日(土) 那覇 Cyber-BoxOPEN18:00 / START18:30出演:台風クラブ、家主、こころとことば、yukaD<リリース情報>家主 ニューアルバム『石のような自由』配信中家主『石のような自由』ジャケット【収録曲】01. SHOZEN(シングル)02. きかいにおまかせ(シングル)03. 庭と雨04. 歩き方から05. 部会06. ひとりとひとり(ニューミックス)07. オープンエンド(シングル)08. 耐えることに慣れ過ぎている!09. free as a stone10. Dreamy(再録)11. 今日はひとりでいようね配信リンク:家主 Official X:
2023年12月20日ザ・シスターズハイのライブツアー『ザ・シスターズハイ Pre.『電脳大戦』〜配信限定シングル『弱電脳Magicaる』リリース全国ツアー〜』のゲストアーティストが発表された。本ツアーは、配信限定シングル『弱電脳Magicaる』を携えて行われるリリースツアー。これまで、インナージャーニー、終活クラブ、ベス、ルサンチマン、THE PEACE、The カンナクラブ、RIP DISHONORの出演が決定。新たに2024年1月26日(金) 香川・高松TOONICE公演にBASEBALL PITCHER、2月11日(日) 大阪・心斎橋Pangea公演にclimbgrow、2月12日(月・祝) 愛知・名古屋R.A.D公演にビレッジマンズストア、2月16日(金) 東京・下北沢SHELTER公演に挫・人間が出演することが決定した。チケットは現在一般発売中。ザ・シスターズハイ Pre.『電脳大戦』〜配信限定シングル『弱電脳Magicaる』リリース全国ツアー〜 チケット情報はこちら!()<ツアー情報>ザ・シスターズハイ Pre.『電脳大戦』〜配信限定シングル『弱電脳Magicaる』リリース全国ツアー〜2024年1月12日(金) 新潟・CLUB RIVERSTゲスト:インナージャーニー2024年1月21日(日) 宮城・仙台FLYING SONゲスト:終活クラブ / ベス2024年1月25日(木) 福岡・OP’sゲスト:ルサンチマン / THE PEACE / The カンナクラブ2024年1月26日(金) 香川・高松TOONICEゲスト:ルサンチマン / RIP DISHONOR / BASEBALL PITCHER2024年2月11日(日) 大阪・心斎橋Pangeaゲスト:climbgrow2024年2月12日(月・祝) 愛知・名古屋R.A.Dゲスト:ビレッジマンズストア2024年2月16日(金) 東京・下北沢SHELTERゲスト:挫・人間チケット情報:()<リリース情報>ザ・シスターズハイ 配信限定シングル『弱電脳Magicaる』配信中ザ・シスターズハイ『弱電脳Magicaる』ジャケット【収録内容】M1. eんパす・iん・tHe・ルーむM2. 絶望MAQUIA配信リンク:公式サイト:
2023年12月18日3人組バンド・超能力戦士ドリアンが、2024年春から全国ワンマンライブツアー『とびきり!にっこりレストラン』を開催することを発表した。ツアーは、3月31日(日) 京都・KYOTO MUSEを皮切りに6月21日(金) の愛知・名古屋 ダイアモンドホールまで全16公演が行われる。チケットは最速先行受付がスタート。最速先行を申し込んだ人には、特典として「とびきり!にっこりコースター」がプレゼントされる。<ライブ情報>全国ワンマンライブツアー『とびきり!にっこりレストラン』全国ワンマンライブツアー『とびきり!にっこりレストラン』ビジュアル3月31日(日) 京都・KYOTO MUSE4月5日(金) 千葉・千葉 LOOK4月14日(日) 新潟・新潟 GOLDEN PIGS BLACK STAGE4月26日(金) 石川・金沢 vanvan v44月28日(日) 静岡・静岡 UMBER4月29日(祝・月) 神奈川・F.A.D YOKOHAMA5月9日(木) 香川・高松 DIME5月10日(金) 広島・HIROSHIMA 4.145月17日(金) 栃木・HEVEN’S ROCK宇都宮2/3(VJ-4)5月18日(土) 宮城・仙台LIVE HOUSE enn 2nd5月24日(金) 北海道・札幌 Sound lab mole5月31日(金) 山口・周南LIVE rise SHUNAN6月1日(土) 福岡・福岡 INSA6月9日(日) 大阪・梅田 CLUB QUATTRO6月15日(土) 東京・渋谷 CLUB QUATTRO6月21日(金) 愛知・名古屋 ダイアモンドホール【チケット料金】前売:3,800円(税込・D別)■チケット発売3月31日〜4月29日公演:2月24日(土)5月9日〜6月21日公演:3月30日(土)■最速先行受付2024年1月14日(日) 23:59まで枚数制限:4枚()
2023年12月18日Ken Yokoyamaが、ライブツアー『Indian Burn Tour』を2024年2月から4月にかけて開催することが決定した。『Indian Burn Tour』は、2024年1月31日(水) に発売されるニューアルバム『Indian Burn』を携え、全国15都市を巡るレコ発ツアー。チケットはSATANIC ENT.会員先行を12月24日(日) まで実施中。また、『Indian Burn』のジャケットと、先にリリースしたシングルシリーズ全3作から本作にも収録される表題曲3曲のMVをまとめたトレーラー映像が公開された。Ken Yokoyama『Indian Burn』トレーラー映像<ツアー情報>Ken Yokoyama『Indian Burn Tour』2024年2月16日(金) 渋谷 Spotify O-EASTOPEN 18:00 / START 19:002024年2月17日(土) 横浜 F.A.D YOKOHAMAOPEN 18:00 / START 19:002024年2月23日(金) 埼玉 HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3OPEN 18:00 / START 19:002024年2月25日(日) 水戸 LIGHT HOUSEOPEN 17:30 / START 18:302024年3月2日(土) 盛岡 CLUB CHANGE WAVEOPEN 18:00 / START 19:002024年3月3日(日) 仙台PITOPEN 17:30 / START 18:302024年3月9日(土) 広島 CLUB QUATTROOPEN 18:00 / START 19:002024年3月10日(日) 高松 MONSTEROPEN 18:00 / START 19:002024年3月26日(火) 新潟 LOTSOPEN 18:00 / START 19:002024年3月27日(水) 金沢 EIGHT HALLOPEN 18:00 / START 19:002024年4月7日(日) 福岡 DRUM LOGOSOPEN 17:30 / START 18:302024年4月8日(月) 長崎 DRUM Be-7OPEN 18:30 / START 19:002024年4月13日(土) Zepp Osaka BaysideOPEN 17:30 / START 18:302024年4月20日(土) Zepp NagoyaOPEN 18:00 / START 19:002024年4月26日(金) 立川 STAGE GARDENOPEN 17:30 / START 18:30※ゲスト有り【チケット情報】前売:4,800円立川STAGE GARDEN公演:5,800円■SATANIC ENT.会員先行:12月24日(日) 23:59まで■オフィシャルHP先行:2024年1月5日(金) 12:00〜1月9日(火) 23:59まで<リリース情報>Ken Yokoyama 8thアルバム『Indian Burn』2024年1月31日(水) リリースKen Yokoyama『Indian Burn』ジャケット●初回盤(CD+DVD):3,850円(税込)●通常盤(CD):2,750円(税込)【CD収録内容】1. Parasites2. My One Wish3. A Pile Of Shit4. Show Must Go On5. These Magic Words6. New Love7. Better Left Unsaid8. Indian Burn9. Deep Red Morning Light10. Long Hot Summer Day11. A Little Bit Of Your Love12. Heart Beat Song【初回盤 DVD】■Ken Yokoyama、バンド・ドキュメンタリー(仮)収録時間:80分以上特設サイト: Yokoyama 公式サイト:
2023年12月15日東京発の4ピースバンド、ルサンチマンが12月9日、1stフルアルバム『ひと声の化石 / rebury』のリリースを記念した全国ツアーファイナル公演を東京・下北沢ADRIFTで開催した。オルタナ、マスロック、グランジ、ポストパンクなどを反映したサウンド。そして、リアルと妄想を行き来するような独創的な歌の世界。この日のライブで彼らは、自らのアイデンティティを明確に打ち立ててみせた。会場が暗転し、まずは中野(Gt)が一人で登場。憂いを帯びたフレーズを奏でるなか、北(Vo/Gt)、清水(Ba)、もぎ(Ds)もステージに上がり、「俗生活の行方」からライブはスタートした。緊張感に溢れたアンサンブル、生々しい感情を滲ませるボーカルが響き、観客は前方に押し寄せ、拳を突き上げる。さらにマスロック的な要素を取り入れた「収束する未明」、「歌える人がいたら、歌ってください」(北)という言葉に導かれた「lares」――ライブハウスという“居場所”をテーマにした楽曲だ――を間髪入れずに放つ。「ラル」でも観客の大合唱が発生し、北が笑顔を浮かべる。その表情からは、1stフルアルバム『ひと声の化石 / rebury』を携えた今回のツアーの充実ぶりが真っ直ぐに伝わってきた。“中野が遅刻した”という実際にあった出来事をモチーフにした「滅茶苦茶怒鳴られた」を演奏した後、最初のブレイク。「ツアーファイナルです。ケガだけは気を付けて、最後までよろしくお願いします」(北)のシンプルな挨拶の後も、さらに楽曲が次々と披露された(ルサンチマンのライブは数曲を続けて演奏するのがデフォルトで、“メンバーがゆっくりトークする”みたいな場面はほとんどない)。“君のことを教えてほしい”という思いを描いた「知りたい」、酷いことが起き続ける世界と暑い夜で眠れない自分を対比させた「ぼくのつぶやき」、“バンドでロックをやることについて”への懐疑をぶちまけるような「だっせ」、あまりにも不器用な恋愛感情を映し出す「たとえ下手でも」、〈今君のことだけを汗だくになって歌っているから、心繋がるかな〉と歌われる「大団円」。北が紡ぎ出す歌はあまりにも鋭く、ひとつひとつのフレーズがグサグサとこちらに突き刺さってくる。観客の多くは体を揺らしまくって盛り上がっているのだが、なかにはステージをじっと見つめて、しっかりと歌を聴き入っている人も。北が放つ歌の言葉がはっきり聴き取れることも心に残った。筆者がルサンチマンのワンマンを観るのはこれが3回目だが、これまでのライブでは興奮が先に立ち(?)、勢いにまかせて歌うあまり(それはそれでカッコいいのだが)、歌詞が聴き取りづらいことがあったのだ。おそらく彼は、今回のツアーを通し、“歌を伝えること”を改めて意識したのではないだろうか。声自体の状態も良く、ボーカリストとしてのポテンシャルをたっぷりと味わうことができた。「自分たちは“ポップであろう”とか“尖ったことをやろう”ではなくて、やりたいと思ったことをやってます。たまに他のバンドの人から“自由にやってて羨ましい”と言われることがあるけど、そんなの知らない。自己表現は好きなようにやらないと。というわけで、ここから3曲インストやります」(北)と「uya」「tsukiochi」「not wrong」を繋げて演奏。アルバム『ひと声の化石 / rebury』のDISC 2がすべてインスト曲で構成されていることからもわかるように、インストはルサンチマンの大きな魅力だ。変拍子を取り入れた実験的なアレンジの楽曲もあるのだが、難しいことをやっている雰囲気は微塵もなく、観客はさらにテンションを上げまくる。もともと演奏力のあるバンドなのだが、冷静かつ的確に演奏することと、生のライブならではの高揚感がしっかりと共存していたのだ。これもツアーを通して獲得した、ルサンチマンの新たな成長と言っていいだろう。「忘れそう」も強く心に残った。10代の頃のネガティブな記憶をもとにしながら、〈想いも記憶も全部歌える〉というフレーズを響かせるこの曲は、北のリアルな体験がもとになっている。バラード的な曲調から始まり、徐々にテンポアップしていくアレンジ、そして、「この曲を歌うと50%の確率で声がつぶれる(笑)」(北)という言葉通り、強い感情を注ぎまくった歌。リリック、サウンドの両面で、ルサンチマンの魅力が凝縮された楽曲と言えるだろう。「ツアーにぴったりな曲をやります」(北)と紹介された「どうしようもない」からライブは後半へ。「nihil」「lazy」といったインスト曲、結成直後からライブアンセムとして活躍し続けている「ニヒリズム」、〈変わらないで欲しい〉という大合唱が巻き起こった「なさけないうた」。そして、性急にして鋭利なアッパーチューン「荻窪」「十九」でフロアの高揚感は頂点に達した。アンコールで“NO”を叩きつける「いやいやいやいや」、超アグレッシブなインスト曲「ikki」を放ち、ツアーはエンディングを迎えた。最後まで集中を切らすことなく、ヒリヒリとした緊張感と圧倒的なカタルシスを同時に感じさせる演奏を続けた4人。このツアーによってルサンチマンは、まちがいなく、ライブバンドとしての存在感をさらに高めたと思う。2024年3月18日には、東京・渋谷 Spotify O-WESTでワンマンライブ『ONE VOICE』を開催。音楽性、歌詞の内容、活動スタイルを貫いたまま、バンドの知名度と活動規模を広げ続けているルサンチマン。このバンドが本格的なブレイクを果たせば、日本のバンドシーンに大きな変化が訪れる。そんな期待を抱くほどに、今のルサンチマンはすごい。Text:森朋之Photo:稲垣ルリコ<公演情報>ルサンチマン1st Full Albumリリース記念 ひと声ツアー12月9日(土) 下北沢 ADRIFTセットリスト01.俗生活の行方02.収束する未明03.lares04.ラル05.滅茶苦茶怒鳴られた06.知りたい07.el08.ぼくのつぶやき09.だっせ10.たとえ下手でも11.大団円12.uya13.tsuki ochi14.not wrong15.忘れそう16.fossil17.六月某日18.どうしようもない19.nihil20.ニヒリズム(lazy)21.なさけないうた22.荻窪23.十九EN.いやいやいやいやikki<ライブ情報>ルサンチマン ワンマンライブ『ONE VOICE』2024年3月18日(月) 東京・渋谷Spotify O-WESTOPEN 18:45 / START 19:30【チケット料金】前売:3,500円(税込・ドリンク別)一般発売:2024年2月17日(土)■オフィシャル先行受付受付期間:12月19日(火) 23:59まで()<イベント情報>『BAYCAMP 202402』2024年2月10日(土) 川崎クラブチッタ+アティックOPEN14:00 / START15:00 / CLOSE5:00(予定)出演:夜の本気ダンス / パソコン音楽クラブ / the dadadadys / ルサンチマン / 東京初期衝動 / 暴動クラブ / 【DJ】FREE THROW / and more……■一般発売:12月16日(土) 10:00()関連リンクルサンチマン Official WebSite:
2023年12月15日5都市を巡る全国ツアー『一期一会』を展開中のラッパーGAKU-MC。その東京公演が12月10日(日)、東京・LDH kitchen THE TOKYO HANEDAで開催された。暖かで力強いメッセージに貫かれたラップと、ヒップホップを根本に置きながら、バンド隊とともにロック、ジャズ、弾き語りなど、バラエティに富んだサウンドアレンジで魅せたライブを振り返る。東京公演のライブが行われた、羽田空港の第1ターミナル5階にあるLDH kitchen THE TOKYO HANEDAは、カジュアルさとシックさを併せ持ったレストランとステージ、そして広く取られた窓からは空港が一望できるロケーションが印象的なスペースだ。オーディエンスはこの日のスペシャルメニューである「GAKU-MC スペシャルバーガープレート」などの食事やアルコールを思い思いに楽しみながら、この特別な日の開演を待つ。ステージ上のスクリーンに「ARE YOU READY?」という文字が浮かび、この日のバンドメンバーであるシュウゴ(Ds)、ヤノアツシ(Ba)、Naka-Chang(Key)、そしてホストであるGAKU-MCが、観客の拍手に背中を押されるように登場。「今日はのっけから盛り上がって行きましょう!座ってる場合じゃないよ!」と観客に呼びかけ、ライブは「解放」からスタート。「解放!」というフックでは観客すべてが手を上げ、会場の空気は熱を帯びていく。その上がった手を導くように「挙手」に展開。高速ラップとアグレッシブなバンドの演奏のコラボレーションから感じるダイナミックさは、GAKU-MCの現在の、そしてこのツアーの音楽的アプローチを如実に示していた。「見てくださいよジャンボジェット!旅好きな僕は気もそぞろです」とMCでおどけるGAKU-MC。アーティストとしてのアイデンティティを高らかに歌い上げる「all you need is rap」では、「(大切なものは)僕にとってのそれはみなさんとのライブの時間!」と観客に曲中で伝える。そのまま「新しい曲から懐かしい曲までやります」との宣言に続いて1999年リリースの「クロール」。スクリーンに映る当時のMVを見ながら、「若いな」と話すが、「Do Ya best」などのリリックの合唱など、その普遍的なメッセージの強さは、時間を経ても変わらずにリスナーに響いていることを証明した。MCではビールを掲げ、会場と乾杯するGAKU-MCとバンドメンバー。そして「シアワセの昼ビール」「baby in car」と、家族愛をテーマにした楽曲を連続して丁寧に歌い上げる。続くパートは未発表曲のコーナー。腕を骨折した際に制作し、セルフカメラで撮った入院風景を使ったMVも自ら制作した「骨」は、「逆境って燃えませんか。最大のピンチこそがチャンスだ」と、ポジティブなマインドが印象に残る。一昨年に刊行された著書と連動した「人生にキャンピングカーを」に続き、このツアーで初披露となる「そしていつか風になれ」。青春の悩みとアドバイスを、アップテンポな楽曲にパッケージした1曲に、自然と手拍子が起こる。スクリーンには息子(チビMC)と共に旅した、ピースボートに乗船した3週間のクルーズの模様が映し出される。中東やアフリカ北部を巡った旅路について、「航路が紛争地帯の近くも通り、船長はウクライナ出身。船内や旅は本当に楽しかったけど、同時に世界について様々なことを考えた」とも語る。そのままギターを携え「月が綺麗です」「ナクスコトデシカ」の2曲を弾き語りで静かに、しかし心に響くように強く歌った。再びバンド隊が登場し、ドラムブレイクに導かれるように「ハタラコウ」。「さあハタラコウ、ハタラコウ……」「やめられねぇ」のコール&レスポンスで、会場の熱気は再び高まっていく。「もしもラッパーじゃなかったなら」には、楽曲中にEAST END×YURI「DA.YO.NE」「MAICCA~まいっか」、ウカスカジー「勝利の笑みを 君と」と彼の音楽的キャリアがマッシュアップされ、その構成も印象に強く残る。GAKU-MCのカッティングギターとバンドのセッション、そしてオーディエンスのジェスチャーによって会場が一体となった「昨日のNo, 明日のYes」から、「名残惜しいが最後の曲です!」とのアナウンスに続いて「グッジョブ」で、ライブは一旦終了。アンコールではトランペットを携えて登場したGAKU-MC。「ラッパーがラッパを吹いたら面白くないですか?というところから始めました。自信はまだないので、ちょっと飛行機を見といてください」と予防線(?)を張って、ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」を、バンドとともにカバー。味のある演奏で穏やかな空気が会場に流れる。続く「LIFE IS A JOURNEY」でもトランペットを吹き、新しいチャレンジを肯定する楽曲のメッセージ性と、新しい楽器に挑戦するGAKU-MCの姿とがリンクし、その言葉とスタンスに深みが増していった。「大切なお知らせです」という言葉に続き、スクリーンには「25」の文字が現れ、2024年にソロデビューから25周年を迎えること、その皮切りとして東京・COTTON CLUBにて『GAKU-MC Live at 丸の内 大人のラップの世界へようこそ vol.3』が開催されること、そしてゲストには市井由理(EAST END×YURIのYURI)が登場することがアナウンスされ、会場からは大きな拍手が上がる。GAKU-MCも「この日じゃないとできない曲をやろうと思ってます」とコメントした。「一期一会といえば自分にとってはこの曲じゃないかなと。今日は本当にありがとう!」と呼びかけ、ラストは「今日からみんなともだち」。フックの大合唱で、この日のライブは大団円を迎えた。ソロデビュー当時の曲から最新の楽曲まで幅広く披露し、そのキャリアの確かさを、そして常に通底するポジティブなメッセージと、リスナーを勇気づけ人間そのものを肯定するようなラップ、新たなチャレンジの大切さを感じさせるライブは、こうして幕を閉じた。Text:高木"JET"晋一郎Photo:Daisuke Sugimura<ライブ情報>『GAKU-MC Live at 丸の内 大人のラップの世界へようこそ vol.3』2024年2月3日(土)1st:開場 15:00 / 開演 16:002nd:開場 17:30 / 開演 18:30会場:東京・COTTON CLUBスペシャルゲスト:市井由理(EAST END×YURI)※1部、2部ともに出演GAKU-MC オフィシャルHP:
2023年12月14日ヒグチアイのソロライブツアー「HIGUCHIAI solo tour 2024 [ 未成線上 ]」が、2024年3月より開催される。ヒグチアイのソロライブツアー2024が開催「HIGUCHIAI solo tour 2024 [ 未成線上 ]」は、自身5枚目のオリジナルアルバム『未成線上』のリリースを記念したライブツアー。東京・大阪・名古屋で行われるバンド編成でのライブツアー「HIGUCHIAI band one-man live 2024」と併走する形で行われる。新作アルバム『未成線上』を引っ提げて前作『最悪最愛』から約2年ぶりとなる新作アルバム『未成線上』には、TVアニメ「進撃の巨人」 The Final Season 完結編(各話版)のエンディングテーマとなった「いってらっしゃい」をはじめ、全11曲が収録される。開催概要「HIGUCHIAI solo tour 2024 [ 未成線上 ]」公演スケジュール:・2024年3月2日(土) 長野市芸術館 アクトスペースopen 17:30/start 18:00・3月17日(日) 香川 高松オリーブホールopen 15:30/start 16:00・3月20日(水祝) 広島ライブジュークopen 15:30/start 16:00・3月24日(日) 福岡ルームスopen 15:30/start 16:00・3月31日(日) 宮城レトロバックページopen 17:30/start 18:00・4月6日(土) 北海道 渡辺淳一文学館open 15:00/start 15:30<チケット>■オフィシャル先行(抽選)期間:2023年12月13(水)18:00〜12月22日(金)23:59チケット受付:イープラス
2023年12月14日ORANGE RANGEが8カ月にわたり開催したロングツアーの初日とホール最終公演の模様を収めたライブ映像作品『LIVE TOUR 022-023 ~Double Circle~ VS LIVE TOUR 022-023 ~Double Circle~』が、2024年2月14日(水) にリリースされることが発表された。Disc1には、ツアー初日のZepp DiverCity (TOKYO) でのライブを、Disc2にはツアーファイナルのLINE CUBE SHIBUYAでのライブを収録。どちらの公演もアルバム『Double Circle』収録楽曲はもちろん、「以心電信」や「イケナイ太陽」「上海ハニー」など、代表曲も余すことなく披露している。なお、VICTOR ONLINE STORE限定セットには、36公演におよぶロングツアーの冒頭を飾った「The Theme of “Double Circle”」のリリックをプリントした、本セットでしか手に入らないTシャツが付属する。こちらのセットは数量限定となる。オリジナルTシャツまた、チェーン別オリジナル特典も本日発表されたが、VICTOR ONLINE STOREで本作を予約・購入した人には、形態に関わらず“Double”特典として、リリース記念スペシャル映像(詳細後報)を視聴できるシリアルコードがプレゼントされる。<リリース情報>LIVE Blu-ray&DVD『LIVE TOUR 022-023 ~Double Circle~ VS LIVE TOUR 022-023 ~Double Circle~』2024年2月14日(水) リリース『LIVE TOUR 022-023 ~Double Circle~ VS LIVE TOUR 022-023 ~Double Circle~』Blu-ray盤ジャケット【2Blu-ray】9,680円(税込)【2DVD】8,580円(税込)■VICTOR ONLINE STORE限定セット【2Blu-ray+オリジナルTシャツ】13,530円(税込)【2DVD+オリジナルTシャツ】12,430円(税込)※本セットは、Blu-ray/DVDにオリジナルTシャツを付属したVICTOR ONLINE STORE限定セット。※本セットは、数に限りがございますため、発売日前であっても予定数に達し次第、予約・販売終了となります。※本セットは、お客様都合でのキャンセル・交換・返品はお断りさせていただきます。Blu-rayのご予約はこちら:のご予約はこちら:【収録内容】■Disc12022.9.14(水) 開催『ORANGE RANGE LIVE TOUR 022-023 ~Double Circle~』at Zepp DiverCity (TOKYO)01. 恋はRock’n’ Roll02. キリサイテ 風03. 以心電信04. 風灯らす05. 男子ing session06. SUSHI食べたい feat.ソイソース07. ラビリンス08. 気分上々09. シアワセネイロ10. Love of Summer11. KIMAGURE 2312. Illusion feat.ペチュニアロックス13. We got the Power14. エバーグリーン15. Family16. トカトカ17. イケナイ太陽18. Pantyna feat.ソイソース19. ビバ★ロック20. 雷 the Party21. キリキリマイ■Disc22023.4.23(日) 開催『ORANGE RANGE LIVE TOUR 022-023 ~Double Circle~』at LINE CUBE SHIBUYA01. 恋はRock’n’ Roll02. キリサイテ 風03. 以心電信04. 男子ing session05. イカSUMMER06. おしゃれ番長 feat.ソイソース07. HEALTH08. Typhoon09. Love of Summer10. Illusion feat.ペチュニアロックス11. *~アスタリスク~12. Melody13. ミチシルベ~a road home~14. イケナイ太陽15. トカトカ16. チャンピオーネ17. Pantyna feat.ソイソース18. ビバ★ロック19. フイリソシンカ20. 花21. Imagine22. 上海ハニー【チェーン別オリジナル購入特典】■タワーレコード全国各店 / タワーレコード オンラインパンティー型抜きステッカー(Type A)■楽天ブックスパンティー型抜きステッカー(Type B)■VICTOR ONLINE STOREパンティー型抜きステッカー(Type C)「リリース記念スペシャル映像」シリアルコード■Amazon.co.jpビジュアルシート※Amazon.co.jp、楽天ブックスでは特典付き商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典付き商品をお買い求め下さい。※特典の絵柄は後日発表いたします。※特典には数に限りがございます。お早めにご予約下さい。※特典の内容・デザインは予告なく変更する場合がございます。ORANGE RANGE HP:
2023年12月08日GRAPEVINEが、2024年3月に東京・大阪・名古屋の3都市でライブツアー『Almost There Tour extra show』を開催することを発表した。来年1月には、アルバム『Almost there』に新曲「Loss(Angels)」を追加収録した『Almost there(ヴァイナル・バージョン)』のリリースも決定しているGRAPEVINE。本ツアーは、「雀の子」の電撃リリースから始まった『Almost there』のシーズンフィナーレと呼べるライブツアーとなりそうだ。<ツアー情報>『GRAPEVINE Almost There Tour extra show』『GRAPEVINE Almost There Tour extra show』ビジュアル■2024年3月23日(土) 愛知・名古屋ダイアモンドホールDoor 16:00 / Show 17:00スタンディング:5,800円(税込)3月24日(日) 大阪・なんばHatchDoor 16:00 / Show 17:001Fスタンディング/2F指定席:5,800円(税込)3月28日(木) 東京・Zepp DiverCityDoor 18:00 / Show 19:001Fスタンディング/2F指定席:5,800円(税込)■FC先行受付期間:11月27日(月)〜12月3日(日)オフィシャルFC BALLGAG:<リリース情報>『Almost there(ヴァイナル・バージョン)』『Almost there(ヴァイナル・バージョン)』ジャケット2024年1月24日(水) リリース価格:5,500円(税込)※VICTOR ONLINE STORE数量限定販売商品【仕様】・“音質” “音量レベル”にこだわり2枚組で制作・ジャケットはゲートフォールド(見開き)仕様【収録曲】■DISC1 SideA01. Ub(You bet on it)02. 雀の子03. それは永遠■DISC1 SideB01. Ready to get started?02. 実はもう熟れ03. アマテラス■DISC2 SideA01. 停電の夜02. Goodbye, Annie03. The Long Bright Dark■DISC2 SideB01. Ophelia02. SEX03. Loss(Angels) ※特別追加収録GRAPEVINE オフィシャルサイト:
2023年11月27日ザ・シスターズハイが2024年1月から2月にかけて開催するライブツアー『ザ・シスターズハイ Pre.『電脳大戦』〜配信限定シングル『弱電脳Magicaる』リリース全国ツアー〜』の第1弾ゲストアーティストが発表された。本ツアーは、配信限定シングル『弱電脳Magicaる』を携えて行われるリリースツアー。このたび、2024年1月12日(金) の新潟・CLUB RIVERST公演にインナージャーニー、1月21日(日) の宮城・仙台FLYING SON公演に終活クラブ、ベス、1月25日(木) の福岡・OP’s公演にルサンチマン、THE PEACE、The カンナクラブ、1月26日(金) の香川・高松TOONICE公演にルサンチマン、RIP DISHONORの出演が決定した。チケットは現在一般発売中だ。ザ・シスターズハイ Pre.『電脳大戦』〜配信限定シングル『弱電脳Magicaる』リリース全国ツアー〜 チケット情報はこちら!()<リリース情報>ザ・シスターズハイ 配信限定シングル『弱電脳Magicaる』配信中ザ・シスターズハイ『弱電脳Magicaる』ジャケット【収録内容】M1. eんパす・iん・tHe・ルーむM2. 絶望MAQUIA配信リンク:<ツアー情報>ザ・シスターズハイ Pre.『電脳大戦』〜配信限定シングル『弱電脳Magicaる』リリース全国ツアー〜2024年1月12日(金) 新潟・CLUB RIVERSTゲスト:インナージャーニー2024年1月21日(日) 宮城・仙台FLYING SONゲスト:終活クラブ / ベス2024年1月25日(木) 福岡・OP’sゲスト:ルサンチマン / THE PEACE / The カンナクラブ2024年1月26日(金) 香川・高松TOONICEゲスト:ルサンチマン / RIP DISHONOR / ほか2024年2月11日(日) 大阪・心斎橋Pangeaゲスト:後日発表2024年2月12日(月・祝) 愛知・名古屋R.A.Dゲスト:後日発表2024年2月16日(金) 東京・下北沢SHELTERゲスト:後日発表チケット情報:()公式サイト:
2023年11月24日もさを。が全国5都市をまわったツアー『Sugar&Spice』が終了した。もさを。は今年1月に初のワンマンライブを、そして5月に東名阪ツアーを開催。今回早くも実現した夏のツアーでは公演数を増やし、より多くのファンの元へ行って直接歌を届けた。この記事では、8月30日に開催されたZepp Shinjuku(TOKYO)公演の模様をレポート。前週に開催予定だった大阪・愛知公演はもさを。の体調不良に伴い9月、10月に振替となったため、復帰一発目のステージだったが、この東京公演では元気な姿を見せてくれた。開演時刻になると、観客の手拍子に迎えられながらステージにやってきたもさを。。「東京、みんな盛り上がってくよ!」というもさを。の言葉を合図にバンドメンバーの杉村謙心(Gt)、森光奏太(Ba)、坂本暁良(Ds)、岡田基(Key)、山本哲也(Manipulator)がイントロを奏で始めると、「ブラウニー」でポップに幕開けだ。途中ジャジーなアプローチがあったりと豊かに表情を変えるバンドサウンドを乗りこなすもさを。の歌声は温かく伸びやかであると同時に頼もしく、歌でバンドやお客さんを引っ張ろうという度量が感じられる。「みんな踊っちゃっていいからね!」と投げかけつつ、ステージ上を練り歩き、観客一人ひとりをしっかり見ながら歌う姿も印象的。この場所に来てくれた人のことは誰一人孤独にさせたくない。みんなで心を通わせながら、一緒に、一つのライブを作りたい。そんな想いが伝わってくる歌とステージングだ。まるですぐそばで歌ってくれているようだと聴く人に感じさせるハートウォーミングな楽曲と歌声がもさを。の魅力だが、このライブ空間でもまた親密かつ穏やかな空気が流れている。ステージ上でミラーボールが回り、光に包まれながら歌った「きらきら」で特別な景色を生み出すと、カントリー系の曲調が楽しい「ラクガキ」では観客とラララと声を合わせた。ここでMCに入ることを察した観客が「もさを。くーん!」「会いたかったよー!」といった声援を飛ばす。その一つひとつに対して「僕も会いたかったよ」「待ってた?ありがとう」「なんてなんて?」「もう1回お願い」と返していくもさを。。ファンとコミュニケーションをとりながらの最初のMCでは「家族のような距離感でいたい」「(ライブは)あなた一人ひとりがいないと成り立たない」「嬉しいことも悲しいことも共有したい」といった想いを改めて伝えた。そして「今年一熱い思い出にしたいんだけど、みんな、楽しむ準備はできてますか?」「甘さと少しの刺激で、シュワシュワッとハジけて、最高の1日にしましょう!」とツアータイトルにちなんだ言葉で、次の曲「サイダー」へと繋げた。この曲でもさを。はハイチェアに腰掛け、アコースティックギターを爪弾きながら歌唱。リラックスしたムードの中、観客は手拍子して楽曲を彩った。続く「恋色」はワウギターの効いた音源とはまた違うアレンジで、バンドの熱量が前面に出た好演。特にアウトロでは各楽器が自由に遊びまくっていて、もさを。も時にバンドメンバーとアイコンタクトをとりながら楽しそうに歌っていた。照明演出によって作られた星空の下で歌ったのは「ギフト」。「この曲は僕の実体験を基にした曲です。みんなの悲しかった思い出はこの会場に置いていっていいからね」と紹介されたのは、〈私だけ好きが溢れていたの〉と歌うバラード「好きが溢れていたの」。いわゆる失恋ソングだが、衝動的に感情をぶつけるのではなく、自分の心の内にある気持ちを手に取りながら、一つひとつ丁寧に歌うのがもさを。流。包容力のある歌唱に、自分だけの悲しみをそっと託した人もいたことだろう。「大きな会場でみんなと一緒に、大空いっぱいに広がる花火を見たい」と今後叶えたい夢について語ったこの日2度目のMCのあとには、「桜恋」、「会いたい」、「キンモクセイ」を披露。「キンモクセイ」では「ジャンプ!」「もっと!」とフロアに投げかけながら、観客と一緒になって自らも飛び跳ねるもさを。。ラストフレーズを歌う際にもさを。がメロディをアレンジすると、観客は「フゥー!」と歓声を上げて反応し、もさを。のファインプレーを称えた。「いやー、疲れちゃったよ(笑)。みんな、まだまだ体力ありそうだね。ジャンプする曲、まだあるから準備しといてね」と期待を煽る発言もありつつ、楽しい時間はあっという間。本編ラストのMCでは、もさを。が「日々の活動の中で、音楽について考えたり悩んだりすることもあります」と切り出し、「“音楽を届けるってどんな意味だろう?”と考えた時に、みんなのことが真っ先に浮かびます。支えてくれるみんながいるから、一人じゃないと思える。だから音楽でそばにいさせてください。これからもみんなと一緒の時間を過ごさせてください」と観客に想いを伝えた。そして「その大きな声でこの会場を響かせてください。僕のあとについて歌ってね!」とラララのシンガロングを起こすと、「1分1秒」へ。〈1人じゃないよ そばにいるから/1分1秒 あなたが大事〉という歌詞がファンへのメッセージとして届けられた。同じくファンへのメッセージソングのように聴こえた「ハレルヤ」を経て、バンドメンバーによるエンターテイナー精神溢れるソロ回しとともに突入した「カラメル」では大盛り上がり。「この夏の思い出は絶対に忘れません。最後に、僕からのプレゼントを用意しました」と本編最後の曲として、もさを。が観客に贈ったのは「冬のプレゼント」。既に発表されている通り、この日のアンコールでは、12月に『Xmas Live 2023』を東名阪で開催することを発表した。次の季節での再会を約束し、本編は幕を閉じたのだった。アンコールでは、もさを。が初めて作ったオリジナルソング「ワスレモノ」を、「大切な人が突然いなくなり自分を見失った時に、忘れないようにと書いた曲です。友達、家族、恋人をもっと大事にしようと思ってくれたら嬉しいです」と紹介してから披露。そして「この会場に響きわたるくらい、今日一の声で歌ってください!」と「ぎゅっと。」を会場全体で歌い、幸福感に満ちた空気の中、エンディングを迎えた。エンドBGMに踊りながらステージを去っていったもさを。は、きっと充実感を覚えていたことだろう。文:蜂須賀ちなみ写真:タカギユウスケ<公演情報>もさを。SUMMER LIVE TOUR『Sugar&Spice』8月30日(水) Zepp Shinjuku(TOKYO)セットリスト01.ブラウニー02.きらきら03.ラクガキ04.サイダー05.恋色06.ギフト07.好きが溢れていたの08.桜恋09.会いたい10.キンモクセイ11.1分1秒12.ハレルヤ13.カラメル14.冬のプレゼント■アンコール01.ワスレモノ02.ぎゅっと。<ライブ情報>もさを。Xmas Live 202312月19日(火)大阪・BIGCAT12月20日(水)愛知・DIAMOND HALL12月25日(月)東京・恵比寿ザ・ガーデンホールチケット情報:()関連リンクX:
2023年11月18日5月からギター2本編成のアコースティックツアーでライブハウスをまわり、夏にはいくつかのイベント出演を経て、10月からスケールアップして始まったツアー「NAKED」。残すところ2本となったKT Zepp Yokohamaのステージに現れた家入レオは、アルバム『NAKED』の誕生と今年1年のライブにより鍛えこまれたメンタルとパフォーマンスをフル発揮し、ファンを魅了した。SEが止まり、バンドメンバーによる一曲目のイントロがはじまる。どしゃぶりの雨のように盛大な手拍子のなか、ステージ袖から飛び出してきたレオの第一声「横浜、いくよー!」に会場が歓声に包まれる。ゆるっとしたオレンジ色のセットアップは、その色から、全力で楽しむというライブのコンセプトが伺える。リズミカルで、観客と歌う部分もある「レモンソーダ」の爽やかさに、ひらひらしたレオの動きがよく似合う。まるでライブのオープニングを飾るために作ったかのように華やかな同曲に続き、「僕たちの未来」でも惜しみなく観客のテンションを煽っていく。「次の曲で飛んで跳ねて楽しむ準備、できてる?全部出し切っていいからね!」そんな合図で始まった「サブリナ」は、分厚いバンドサウンドと照明でよりスリリングに色づけられ、観客の拳をさらに高く突き上げさせた。「来てよかったなぁと思ってもらえるように、私も一人ひとりに向けて。“私とキミ”、“私とあなた”で歌を届けるので、最後までよろしくお願いします!」そう最初のMCで言った通り、とにかくレオと観客の距離が近い。もちろん物理的な距離ではなく、気持ちのシンクロ度合いから感じる距離感だ。今年前半のライブハウスツアーのときに感じたような、ステージと客席の隔たりのない楽しみ方がここにもあった。一人ひとりの顔を確認し、手を差し伸べるレオ。目の前のリズムに身をゆだね、レオのビブラートひとつにも全力で応える観客。その関係性は「Boyfriend」「君がくれた夏」など、甘く柔らかなファルセットとアコギを活かした曲でも変わらなかった。中盤では、自ら「感情ジェットコースターゾーン」と銘打ち、アルバム「NAKED」の中から、悲壮や寂寥、愛するがゆえの心の渇きを綴った曲を続ける。一見、タイトルだけ見ると恋愛にしがみついた曲のようにも捉えられる「君に未練はないけど、恋に未練がある」では、実はその恋に真剣だったからこそ簡単に断ち切れない主人公の苦しさを、切々と歌い上げる。そして圧巻だったのは、「嘘つき」からの流れだ。ゆったりとした歌い出しから、一気にまくしたてるような3連符続きのメロディを完璧になぞっていく。「Winter」では、すっと吸い込むブレスをきっかけに、激情のなかにある戸惑いが立体的になっていく。それはもう、家入レオの表現力の賜物としか言いようがないのだが──あらためて思う。鳥肌が立つほど、歌がうまい。いや、今更すぎるのだけど。スピーカーやイヤホンから流れてくる完成版と差異のない声量。ロング部分をフェイクで濁すことや高音を抜くことなく、スパンスパンと気持ちよく狙っていく音程。安定感のあるボーカル、聞き取りやすい歌詞というベーシックな歌のうまさが、楽曲に込められた想いや描かれた風景を遜色なく聴き手に届けるのだ。そんな歌を聴きながら、テンションをあげすぎたせいもあるかもしれない。感情ジェットコースターゾーンを締めくくる「Silly」には、よりハードなアレンジになっていて重さはありつつも、どこかほっとする優しさを感じた。感情ジェットコースターゾーンを抜けたら、ぶちアガりソーン(本人談)に突入。コール&レスポンスを繰り返して両者のエンジンをふかし、レオの雄叫びから新曲の「BINKAN」へ。ノリやすい超ハイパーロックチューンに、客席は歓声と拳で応戦する。それに対し、レオも「Pain」で頭をくしゃくしゃに掻き乱し、両手を広げてぐるぐると舞う。白いエレキを構え、シャカシャカと小気味いい弾き語りから始まった「Shine」では大合唱が生まれる。そしてギターを外し、ステージの端から端まで何度も走り、2階席の一番奥まで見据えて歌った「Hello To The World」では、ここから新しい世界を踏み出せそうな、強いエネルギーが場内に広がっていく。全員の笑顔と汗とジャンプによって、この日一番のキラキラした時間に。本編ラストは、場内一体となってタオルを振り回して盛り上がる「シューティングスター」。ここまで全力で歌い、話しかけ、走り回ったにも関わらず、まったく怯まない家入レオの歌声。掠れることのない喉。息切れすることのない精神力。それは紛れもなく、これまで見た彼女の数々のステージの中で一番タフな姿だった。もしかしたら世間一般的な家入レオのイメージには、まっすぐ熱く、かつクールに歌い上げる人という印象がまだあるかもしれない。もちろんそれも、間違いではない。でも、それだけではない彼女の生歌を、ひとりでも多くの人に体感してほしいと強く思う。少女の頃から様々なことに悩み、挑み、迷いながら愛や夢を歌ってきた家入レオの音楽には、これまでも彼女自身が大人の女性へと成長する過程が描かれてきた。そして、今年の2月に発売したアルバム『NAKED』では、それが正か否かは関係なく自分の思うままに物語を創作し、リアルな感情を投げ込むという手法をとった。その結果、じつに独創的かつ生々しい一枚となった。つまりこのアルバムには、今の家入レオの価値観が、まさに裸に近い状態で綴られているのだ。そして、その歌たちを中心にしたライブでは、ギターをかき鳴らし、髪を振り乱し、ステージの隅から隅まで疾走して歌う彼女の本質を味わえる。自分の音楽を楽しんだこの日の家入レオも、これまでにないほど情熱的で、美しかった。アンコールには、BLUE ENCOUNTの田邊駿一から提供されたというポップス「ラブレター」を披露。妙に繊細で生々しい男心を、自在にメロディに載せた田邊ならではのラブソング。リリース予定はつけずにライブで育てていきたいというだけあり、覚えたくなるフレーズが盛りだくさんで、ライブの定番曲になる日も近いと思わせた。「つい身近な人につらく当たっちゃうことってあるやん?なんでこんな言い方しちゃうんだろうって自分のこと責めちゃうこともあるだろうけど、好きの裏返しだよね。大事に想っているからこそ、つい口うるさく言っちゃったりする。そんなあなたは一生懸命で、とてもかわいい人です。誰よりも、誰かのことを思える素敵な人です」そう言って最後に歌ったのは、『NAKED』の中でもっとも慈愛に満ちた「かわいい人」。誰かを想うからこそ衝突し、小さな後悔を抱える人を許す歌だ。ゆったりしたテンポと耳に残る甘い歌声は、自分を解放した人たちをあらためて肯定し、癒していった。その歌の説得力こそが、「NAKED」というアルバム制作と2本のツアーを経たことで、家入レオが自分自身とファンのために手にした新たな自信なのだと感じた。Text:川上きくえPhoto:小境勝巳<公演情報>家入レオ TOUR 2023 ~NAKED~2023年11月11日(土) KT Zepp Yokohamaセットリスト01. レモンソーダ02. 僕たちの未来03. サブリナ04. Boyfriend05. 君がくれた夏06. そばにいて、ラジオ07. 君に未練はないけど、恋に未練がある08. 嘘つき09. Winter10. Silly11. BINKAN12. Pain13. Shine14. Hello To The World15. シューティングスターEN1. ラブレターEN2 かわいい人<ライブ情報>家入レオ TOUR 2023 ~NAKED~2023年11月18日(土) 16:00開場、17:00開演会場:北海道 サッポロファクトリーホールLEO IEIRI Live in Shanghai2023年12月9日(土)会場:中国・バンダイナムコ上海文化センタードリームホール家入レオ YAON ~SPRING TREE~2024年3月16日(土)・17日(日) 16:00開場、17:00開演会場:日比谷野外大音楽堂出演:家入レオ/麻倉もも(17日のみ)料金:指定席8,500円、LEPYシート13,500円家入レオ公式サイト:()
2023年11月17日ego apartmentが、11月3日(金・祝)広島公演を皮切りに、『EGO APARTMENT -AUTUMN TOUR 2023-』をスタートさせた。今回のツアーは、前半4本がツーマンショー。後半の3本がワンマンショーで構成される。2023年春には、東名阪でのワンマンツアーを成功させ、リスナー超拡大中のego apartment。ツアー初日広島では、バンドの新たな一面を見せつけ、圧倒的存在感を放った。ツアーの初日の会場、広島Cave-Be。非常に幅広い年代の観客でフロアは賑わっていた。バンドが本格始動したのが2021年。2年ほどの期間で、これだけ幅の広い客層の心を掴んでいる様子を見ただけでも、ego apartmentの表現する音楽の奥行きの深さを実感できる。広島ライブは、ego apartmentとchilldspotによって作り上げられた。両バンドとも20代のメンバーで構成されているが、もうすでに世界基準の音を鳴らし続けているバンドである。このご褒美のような組み合わせに、「最高の組み合わせだよね」という会話があちらこちらから聞こえて、常に高揚感が伝わってきた。最初に登場したchilldspotが、会場のボルテージをしっかりと上げ、最高の雰囲気の中、ego apartmentへとバトンが渡される。サイレンのような怪しげな音が会場を包み込む中、サイパン島出身リーダーのDyna(ダイナ/Ba)、大阪府堺市出身のPeggy Doll(ペギードール/Vo&Gt)と、シドニー出身のZen(ゼン/Vo&Gt)の3人がオンステージ。Dynaの「どうも!ego apartmentです。広島盛り上がっていけますか?よろしくお願いします!」の言葉に、拳を突き上げる観客。1曲目から歓声とともに、拳も上がりつづける。この瞬間を待ち望んでいた観客が一気に感情を爆発させていった。メンバーの3人は、その熱気を全身で受け止めながらも、演奏中の表情は非常にクール。これが、芸術的なアプローチで鳴らされる楽曲の雰囲気としっかりマッチしていて、観客の興奮をより一層高めているように感じる。実際、筆者のそばにいた20代と見られる男性の表情には、笑顔はもちろんだが、憧れの眼差しと表現するのにぴったりな様子もみてとることができた。MCでは、演奏中のクールな表情とは、まるで違う一面を見せてくれるのもego apartmentだ。本ツアーで、広島を含む4公演のゲストミュージシャンは、リーダーのDynaがとにかく大好きな人たちに声をかけたようだ。「今日のゲストは、chilldspotですが、絶対、俺がこの中の誰より、早く聴いてました!」と客席に宣言。自然と会場の雰囲気は朗らかに。そして「広島~!what’s up?」と語りかけるZenと、「パンパンっすね!」と客席を見渡すPeggy Doll。2人の表情と語り口調は柔らかく、満面の笑みを浮かべていた。ゆるく、温かいメンバーの素の雰囲気が垣間見える瞬間だった。そんなゆるりとした雰囲気の中から仕切り直すようなそぶりなく、非常に自然な流れで「Sensation」のプレイをスタート。柔らかな空気を一気に締まった楽曲モードに変えるテクニックは素晴らしく、個人的には、今回のライブでもハイライトの1つだと思った。ego apartmentが本格始動を始めてからの2年間で、筆者は約半年に1回のペースでライブを見ているが、毎回、急激な進化を遂げていることに驚かされる。それは今回のツアーも例外ではなかった。楽曲からも、多くの才能を感じることができるが、ライブではそれがより一層強く伝わってくる。ツアー初日の広島公演でも、いくつもの才能をはっきりと実感できる瞬間があった。まず、ego apartmentは、“緩急の才能”を持っている。さきほど、書いたMCの空気から楽曲への空気の切り替わりもそうだと思う。圧倒的な存在感を放つ楽曲のパワーが、直前まで、どんな空気であれ、一気に楽曲の世界へと聴くものを誘うのだ。ライブの流れだけでなく、楽曲そのものの緩急も魅力的だ。今回のツアーでも会場のボルテージを最高潮まで到達させたライブのキラーチューン「huu」。キレのいいギターサウンドとメロディアスなベースライン、そしてクラップが合わさるノリの良さが印象的なイントロでは、観客は、ジャンプしながら楽しむことが多いが、Aメロは、打って変わってトーンダウン。心地良いZenの歌声に乗せられて、自然と誰もが、緩やかに肩を揺らし始める。しかし、再びノリの良いギターの音とともに全員がジャンプを始める。モードの違うダンスフロアを、1曲の中のたった数十秒の間で見せてくれるのだ。次に、“世界観構築の才能”も感じることができた。今回のライブは全体を通して、“少し怪しげでダーク”だけど“体は自然と揺れる心地よさ”が共存しているように感じた。この要因の1つに、演奏される楽曲と楽曲の繋ぎの役割りを果たすサウンドの存在がある。街の雑踏ともとれるようなサウンド、エッジの効いたエレクトロサウンドや四つ打ちなどを、その場でDynaが心地よくミックスしながら、観客のもとに届ける。DJとしても活躍するDynaの引き出しの多さが際立つ瞬間でもある。こうしたサウンドの流れから、DJプレイのように、シームレスに次の演奏楽曲へと繋がっていく様子は、ego apartmentのライブの強みでもあると思う。実際、広島ライブでは、テクノ的なアプローチのサウンドから、「1998」へと繋がる場面があり、より一層楽曲の魅力が引き出されていた。また、「1998」を始め多くの楽曲が持つ、アナログ感がただよいつつも、どこか新しさも感じさせるサウンドは、生で鳴るとより迫力を増す。特にギターのサウンドは、音源の数倍は渋く、ロックンロールを感じるサウンドに仕上がっている。そして、今回のツアーでは、新しいego apartmentに出会うことができるというのも見逃せないポイントだ。これまでは、ギター2本と、ベース1本を3人でプレイ。ドラムなどのテンポを刻むサウンドは、機器から再生されていた。しかし、この日はPeggy Dollが数曲ドラムをプレイ。生ドラムが加わり、ニューアレンジで披露された「Weigh me down」は、ダンス要素がさらに強くなり、“踊る”以外の選択肢を与えない仕上がりだった。「もっともっと」というメンバーからの呼びかけに観客も「ヒュー!イエイ」と呼応し、より激しく踊り続けた。さらに、この日は未発表の新曲を計5曲披露するというプレゼントも用意されていた。「mad(DEMO)」は、ミドルテンポなダンス的要素も含む楽曲だったが、全体的に浮遊感が漂っており、低音ボイスのZenと、高音ボイスのPeggy Doll、2人の歌声がとてもマッチしていた。いつまでも聴いていたいと思わせる楽曲だと感じた。今回披露された新曲5曲は、どの曲も何も知らない状態で聴いた時に、まさか25歳のメンバーで構成された日本のバンドが作っている曲だとは、誰も思わないのではないだろうか。それほど衝撃的であったし、バンドの初期から続く、ジャンルも時代もシームレスにつなぎ合わせて、自分たちのものにするego apartmentの可能性が、まだまだ未知数だということを改めて、思い知らされた楽曲たちだった。ちなみに、「mad(DEMO)」を含めた、計3曲が収録されたデモCDが、今回のツアーでライブ会場限定販売しているので、足を運んだ際には是非チェックしてもらいたい。この2年間で急成長しているego apartment。今回のツアーから、新章ego apartmentの幕が降りている。11月24日(金)東京・WWW Xでのツアーのファイナルまでの間にも飛躍し、進化を続けるだろう。これから先、ego apartmentがどんなサプライズを見せてくれるのか。今後も彼らから目を離すことはできない。Text:安広修平Photo:Daiki Akiraka<ツアー情報>『EGO APARTMENT -AUTUMN TOUR 2023-』※終了分は割愛11月10日(金) 仙台darwinw/Chilli Beans.11月12日(日) 札幌SPiCEw/ TAIKING11月17日(金) 名古屋SPADE BOX※ワンマン11月19日(日) 梅田CLUB QUATTRO※ワンマン11月24日(金) WWW X※ワンマンチケット情報:()関連リンクオフィシャルサイト:
2023年11月10日17時にNHKホールで始まったライブが終わったのは、21時だった。あいだに20分の休憩を挟んだとは言え、長いライブだった。けれど、その長さを集まったオーディエンスの誰もが求めていた。この長さがなければ表現できないライブなのだと誰もが知っていた。なぜならこれは、森山直太朗の表現者としての20年、いや、人生丸ごと40数年の道のりを辿っていく音楽絵巻なのだから。前日の10月22日に、同じNHKホールで、昨年6月より【前篇・中篇・後篇】の3つのターム、形態に分けて行われてきた、自身史上最大の「一〇〇本ツアー」の千秋楽を迎えたばかりだった。翌日のこの日は、追加公演という位置づけで、【前篇・中篇・後篇】をすべて味わえるフルコース的なライブだった。前篇を弾き語りで離島や全国のホールを舞台にたったひとりで、中篇をバンジョーやフィドルなどのブルーグラス・スタイルでブルーノートなどのジャズクラブで、そして後篇をフルバンドで駆け抜けた「素晴らしい世界」ツアー。その足跡を振り返りながら辿っていく今回のライブ、直太朗はギターケースを携えてひとりステージに現れた。ギターケースを置き、そのままステージ前方中央に立つと、アカペラで「しまった生まれてきちまった」を歌った。産声のような無垢な歌がホールの空気を震わせ、循環させる。不思議な気持ちになった。例えて言うなら、結末の知っている物語を最初とは違う環境で、違う角度から見ているような感覚、とでも言おうか。もちろんこれはライブだから、その瞬間瞬間が初めての連続で、既視感などはない。ただ、物語の大枠は知っている。つまり、【前篇・中篇・後篇】という大きな流れがある。その筋に沿って、どのようなライブが展開されるのか、というのは、まったくの初見とはまた一段階違う楽しみであり、より深いところでの表現への理解や慈しみが生み出されていく。さらに、この稀有な感覚ですら、どこかで味わったことがあるということに思い至る。それは、今年1月17日にリリースした、初の弾き語りベストアルバム『原画Ⅰ』『原画II』で感じた、“あの感覚”だ。デモ音源とアレンジされた作品との中間に位置する弾き語りでの表現が収められた2枚のアルバムで感じたのは、森山直太朗という表現者が筆を取って記す一画目、ギターを抱えて爪弾く最初の一音だ。逆から言えば、すでに作品として聴いたことのある曲の成り立ちを紐解いて、その第一歩を示すような野心的な作品でもあった。繰り返しになるが、それがデモではなく、またすでに聴いたことのある作品とは違う立ち位置にあるのが何より貴重だ。我々はすでに慣れ親しんだ楽曲の最初の素描を知ることで、逆再生的に作品との距離を想像し、彼の歩みに自らの歩を重ねることができる。前半の弾き語り4曲に続いて「あなたがそうまで言うのなら」の2番からはスライドギターが入り、さらに「声」「生きとし生ける物へ」と曲が進んでいくうちに、フィドル、チェロ、ピアノ、マンドリン、そして「糧」ではバンジョーも加わりブルーグラス・スタイルへと可変していく。前篇から中篇へ――まるで長い旅路がつながるようだ。直太朗が「素晴らしい世界」ツアーの3つのタームを「季節」と言い表していたのが印象的だった。ひとつひとつは異なるが重なり合った部分は確実にあって、何よりそれらがつながることで全体が浮かび上がる。今回の追加公演で味わえるもっとも特徴的な醍醐味だ。休憩を挟んで後篇のフルバンドでのライブは「花(二〇二一)」から始まった。上下に可動するスクリーンパネルなど、ステージが様変わりするなかで、地続きの感覚とここから新たに始まっていく新鮮な感覚が同居している。それはそのままアルバム『素晴らしい世界』で直太朗が描いた手触りであり、なかでもアルバムに収録されている「papa」やタイトル曲「素晴らしい世界」にそれは顕著に表れていた。「papa」を演奏する前には、実父に対する今の素直な想いを語り、曲の中でも表現された割り切れない感情が、次に披露した「夏の終わり」の二胡の音色に溶けていく。「papa」「夏の終わり」という連続だからこそ味わえる気持ちの機微はライブでしか表せないものだ。「素晴らしい世界」はアルバム音源では基本的にはピアノを主軸とした曲で、サンプラーやシンセ、コーラスなどで奥行きをつくっている。いわば、『原画』に限りなく近い状態で収録されているものだ。このライブでは、まずは直太朗のピアノの弾き語りで始まり、ストリングスやギターといった楽器、グランカッサなどのリズムが入り、さらにプロジェクターで樹々や海、都市の日常の風景などが映し出されていく総合芸術として表現されていた。Photo:井上嘉和先ほど、弾き語りベストアルバム『原画』について触れたくだりで、構築された曲を逆再生的にその原初に立ち戻って体感できる、と言ったが、「素晴らしい世界」ではその逆を(ちょっとややこしいが)、まさにこの場で曲が蕾から一気に開花していく様子を現在進行形で愛でることができた。ちょっとこのライブはすごいな……。あらゆる点が線になって図になる。無駄もあるかもしれないが、それでもそれは無駄ではなく何かにはなるし、わだかまっていたことの角が取れることだってあるだろう。新しいものや斬新なものだけがすごいわけじゃない。どこかで見たり聞いたりしたことも今なら素直にいいなと思える。決して楽しいことばかりではないけれど、何もかもをひとまとめにして「素晴らしい世界」が我々の前にはある。ひとりの観衆として感じたことは、隣の人も、さらにその隣の人も、ここにいる全員が同じことを思っているのではないだろうか。それが一瞬だとしても、その瞬間ほど尊いものはない。よく言われる“ライブの一体感”の中身に初めて触れたような気がした。そう思わせるのは森山直太朗の声に宿る力に拠るところが大きい。本編最後に披露した「どこもかしこも駐車場」を聴きながらそのことを実感した。森山直太朗の声には時間が含まれる。過去、現在、未来。それは、彼の人生という範囲を超えて、ずっと昔の地中に埋まっている記憶だったり、誰もが知り得ない遥か先の光景だったりする。そのあまりにも永すぎる時間を彼は声にして我々に示す。こんなちっぽけなんだよと。今は一瞬なんだよと。だからこうして集まっていることが奇跡なんだよと。例えば孤独を感じたら、「どこもかしこも駐車場」――そんな光景を思い浮かべてみたらいい。確かに寂しそうで味気ない光景ではあるが、現代の我々にとって誰もがすぐに思い浮かべることのできる共通の記憶として機能する。そしてこう思えばよい。みんな同じような空白を抱えている。自分だけじゃないんだと。「生きてることが辛いなら」の後に、本編最後の曲として、この「どこもかしこも駐車場」を選んだ直太朗の切実な想いが滲みた。アンコール2曲目は「さくら」。「僕がたくさんの人たちとのつながりを持てたのもこの曲のおかげだったのかなと思っています。すべては弾き語りから始まりました。駅前とか部屋の片隅で歌ったりして、それこそマイクや照明なんかなくて。だから最後はアカペラでこの曲をやりたいと思います」オフマイクの生声だけで1番を歌唱し、2番はピアノの伴奏とともに歌った。『原画』の際に独占インタビューという形で話を聞いたときに彼が言ったこんな言葉が思い出された。「もちろん人それぞれなんでしょうけど、多かれ少なかれ、人生というのはゼロからゼロへ戻っていく孤を描いているのではないかなと感じますね」一〇〇本ツアーの足跡を辿りながら人生の歩みを振り返った壮大なライブは幕を閉じた。【前篇・中篇・後篇】が季節なのだとしたら、4つ目の季節はこの日発表された両国国技館で来年3月16日(土) に行われる「素晴らしい世界」〈番外篇〉だ。自身初となるセンターステージで何を見せ、聴かせてくれるのか楽しみだ。季節は移ろい、巡る。森山直太朗の歩みは続いていく。Text:谷岡正浩Photo:鳥居洋介<公演情報>森山直太朗 20h アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』【前篇・中篇・後篇】2023年10月23日(月) NHKホールセットリスト1. しまった生まれてきちまった2. レスター3. 愛し君へ4. ラクダのラッパ5. アルデバラン6. あなたがそうまで言うのなら7. 声8. 生きとし生ける物へ9. 糧10. 君のスゴさを君は知らない11. (インスト)12. バイバイ13. 僕らは死んでゆくのだけれどー休憩ー14. 花(二〇二一)15. カク云ウボクモ16. 花鳥風月17. papa18. 夏の終わり19. 素晴らしい世界20. 愛してるって言ってみな21. すぐそこにNEW DAYS22. よく虫が死んでいる23. boku24. 金色の空25. 君は五番目の季節26. 生きてることが辛いなら27. どこもかしこも駐車場EN1. フォークは僕に優しく語りかけてくる友達EN2. さくらEN3. 人のことなんて<ライブ情報>森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』<番外篇> in 両国国技館2024年3月16日(土) 東京・両国国技館開場17:00/開演18:00【チケット代金】アリーナ席12,000円、升席12,000円、2F指定席12,000円、2F指定席8,800円※アリーナ席、升席は限定お土産付き、2F指定席は限定お土産選択式ツアー特設サイト:関連リンクオフィシャルサイト::スタッフX::
2023年10月31日amazarashi(アマザラシ)のライブツアー「永遠市」が、2023年11月1日(水)の大阪・グランキューブ大阪公演を皮切りに全7公演行われる。amazarashiのライブツアー’23「永遠市」2022年にリリースされた6枚目のアルバム『七号線ロストボーイズ』から約1年半となる新作アルバム『永遠市』を引っ提げて行われる今回のライブツアー。同作はSF作家アレクサンドル・コルパコフによる小説『宇宙の漂泊者』に登場する「永遠市」からタイトルを引用した作品で、23年に体調を崩したamazarashiが再起への気持ちを込めた楽曲が収録されている。東名阪や地元・青森などで全7公演大阪からスタートするツアーは、名古屋、札幌、東京、amazarashiを率いる秋田ひろむの地元である青森、福岡を巡回。さらに追加公演として、2023年12月11日(月)には再び東京・東京ガーデンシアターにてライブが行われる。開催概要amazarashi 2023年ライブツアー「永遠市」公演スケジュール:・2023年11月1日(水)大阪・グランキューブ大阪(大阪国際会議場)時間:開場 18:00 / 開演 19:00《問い合わせ先》キョードーインフォメーション 0570-200-888・2023年11月3日(金・祝)愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール時間:開場 16:00 / 開演 17:00《問い合わせ先》サンデーフォークプロモーション 052-320-9100・2023年11月13日(月)北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)時間:開場 18:00 / 開演 19:00・2023年11月25日(土)東京・東京ガーデンシアター時間:開場 16:00 / 開演 17:00《問い合わせ先》クリエイティブマンプロダクション 03-3499-6669・2023年11月30日(木)青森・リンクステーションホール青森(青森市文化会館)時間:開場 18:00 / 開演 19:00《問い合わせ先》キョードー東北 022-217-7788・2023年12月7日(木)福岡・福岡サンパレス時間:開場 18:00 / 開演 19:00《問い合わせ先》キョードー西日本 0570-09-2424<追加公演>・2023年12月11日(月)東京・東京ガーデンシアター時間:開場 18:00 / 開演 19:00《問い合わせ先》クリエイティブマンプロダクション03-3499-6669
2023年10月30日ヒグチアイのワンマンライブツアーが、2024年2月4日(日)に大阪・なんばHatch、2月10日(土)に愛知・名古屋 エレクトリック・レディ・ランド、4月21日(日)に東京・EX シアター 六本木にて開催される。ヒグチアイ、バンド編成による24年のワンマンライブツアー2024年1月24日(水)に、自身5枚目となるフルアルバム(タイトル未定)をリリースするヒグチアイ。これを引っ提げて行われる今回のツアーでは、大阪、名古屋、そして東京の3会場でライブを実施。いずれもバンド編成での公演となる。新作アルバムを引っ提げて前作から約2年ぶりとなる新作アルバムには、2023年4月にデジタルリリースした「祈り」(2023年度競輪ブランド新TVCM 『並走のリレー』篇CMソング)や、ラブソング三部作「恋の色」(テレビ東京系ドラマ24『初恋、ざらり』エンディングテーマ)、「自販機の恋」(映画『その恋、自販機で買えますか?』主題歌)、「この退屈な日々を」(映画『女子大小路の名探偵』主題歌)などの楽曲が収録予定となっている。開催概要ヒグチアイ 2024年ワンマンライブツアー「HIGUCHIAI band one-man live 2024」公演スケジュール:・2月4日(日) 大阪・なんばHatch時間:開場16:45 / 開演17:30・2月10日(土) 愛知・名古屋 エレクトリック・レディ・ランド時間:開場17:30 / 開演18:00・4月21日(日) 東京・EX シアター 六本木時間:開場17:15 / 開演18:00<チケット>オフィシャル先行受付(抽選):10月25日(水)18:00~11月12日(日)23:59
2023年10月30日Nulbarich(ナルバリッチ)の全国ライブツアー「The Roller Skating Tour ‘24」が、2024年1月12日(金)より全国6カ所で開催される。Nulbarichの全国「The Roller Skating Tour ‘24」2023年12月20日(水)にリリースされる新作アルバム『The Roller Skating Tour』を引っ提げて行われる、今回のライブツアー。1月12日(金)のZepp 福岡公演を皮切りに、北海道、愛知、大阪、宮城を巡回し、東京のZepp 羽田で国内最終公演が行われる。新作アルバム『The Roller Skating Tour』を引っ提げて『NEW GRAVITY』から約3年ぶりとなる新作フルアルバム『The Roller Skating Tour』には、テレビアニメ「ミギとダリ」のエンディング主題歌「Skyline」、PUNPEEをゲストに迎えた「DAY feat.PUNPEE」、グローバルワークのCMソングに起用された「A Roller Skating Tour」などの既発シングル曲に加え、未配信曲や新曲が収録予定だ。開催概要Nulbarich 全国ライブツアー「The Roller Skating Tour ‘24」公演スケジュール:■2024年1月12日(金) 福岡・Zepp 福岡時間:開場 18:00 / 開演 19:00(info:キョードー西日本 0570-09-2424)■1月19日(金) 北海道・Zepp 札幌時間:開場 18:00 / 開演 19:00■1月25日(木) 愛知・Zepp 名古屋時間:開場 18:00 / 開演 19:00(info:SUNDAY FOLK PROMOTION 052-320-9100)■1月26日(金)大阪・Zepp 難波時間:開場 18:00 / 開演 19:00(info:キョードーインフォメーション 0570-200-888)■2月3日(土) 宮城・仙台PIT時間:開場 17:00 / 開演 18:00■2月7日(水) 東京・Zepp 羽田時間:開場 18:00 / 開演 19:00(info:クリエイティブマンプロダクション 03-3499-6669)チケット料金:・前売チケット(全自由) 8,800円・U-20チケット(全自由) 5,500円
2023年10月27日大阪発3ピースガールズロックバンド・カネヨリマサルが、2024年2月から4月にかけて全国ワンマンツアー『彗星みたいになりたいツアー』を開催することが決定した。本ツアーは、本日10月20日(金) に広島・SECOND CRUTCHで開催されたツーマンツアー『太陽に近づくツアー』のMCで発表された。2024年2月25日(日) の名古屋DIAMOND HALLを皮切りに、札幌、仙台、福岡、広島を巡り、ツアーセミファイナルの東京・EX THEATER ROPPONGI、ファイナルの大阪・なんばHatchまで、全公演、各エリアでキャリア史上最大キャパの開催を予定している。チケットは、FC先行を10月29日(日) まで実施中。<ツアー情報>カネヨリマサル ONEMAN TOUR 2024『彗星みたいになりたいツアー』2024年2月25日(日) 名古屋 DIAMOND HALL開場17:00 / 開演18:002024年3月21日(木) 札幌 PENNY LANE24開場17:30 / 開演18:302024年3月23日(土) 仙台 darwin開場17:00 / 開演18:002024年3月29日(金) 福岡 BEAT STATION開場18:00 / 開演18:302024年3月31日(日) 広島 LIVE VANQUISH開場17:00 / 開演18:002024年4月11日(木) 東京 EX THEATER ROPPONGI開場17:30 / 開演18:302024年4月20日(土) 大阪 なんばHatch開場17:00 / 開演18:00【チケット情報】スタンディング(整理番号付き):前売4,000円(税込) / 東京公演のみ4,500円(税込)※ドリンク代別途必要FC先行:10月29日(日) 23:59までカネヨリマサル『太陽に近づくツアー』※終了分は割愛11月3日(金) 北海道・札幌SPiCE開場 18:00 / 開演 18:30ゲスト:reGretGirl11月5日(日) 宮城・仙台darwin開場 17:00 / 開演 18:00ゲスト:yonige11月30日(木) 東京・Zepp Shinjuku開場 17:30 / 開演 18:30ゲスト:TETORA<リリース情報>カネヨリマサル「君にさよなら」配信中カネヨリマサル「君にさよなら」ジャケット配信リンク:カネヨリマサル「君にさよなら」MV関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年10月20日バンド名は動物のオコジョに由来している、大阪発3ピースバンドOKOJOが、12月に東名阪でのワンマンライブツアー「酔いもさめるようなワンマンライブ」を開催する。公演は、12月7日(木)東京・ Spotify O-nest、12月20日(水)愛知・RAD SEVEN、12月22日(金)大阪・アメリカ村 BEYONDにて。OKOJO チケット情報チケットは、10月21日(土)10:00より一般発売開始。
2023年10月20日SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)の全国アリーナライブツアー2024「深海」が、2024年3月16日(土)のセキスイハイムスーパーアリーナ公演を皮切りに、全国15会場にて全33公演行われる。SEKAI NO OWARIの全国アリーナライブツアー2022年2月にリリースしたシングル「Habit」でYouTubeのMV1億回再生と国内トップ音楽動画ランキング1位を達成、2024年初旬には7枚目となる新作アルバム『Nautilus』をリリース予定と、日本を代表するミュージシャンとしてこれまで以上の存在感を放っているSEKAI NO OWARI。全国15のアリーナ会場で計33公演実に11年振りとなったZeppツアー初日公演のアンコールMCにて発表された今回のアリーナツアーは、全国15のアリーナ会場を巡回し、計33公演を行う大規模なツアー。このうち、5月5日(日)・6日(月・祝)の東京・国⽴代々⽊競技場 第⼀体育館、6月1日(土)・2日(日)の埼玉・さいたまスーパーアリーナ、7月17日(水)・18日(木)の大阪・大阪城ホールでの計6公演は、追加公演となっている。開催概要SEKAI NO OWARI 全国アリーナライブツアー2024「深海」公演スケジュール:■2024年・3月16日(土) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ・3月17日(日) 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ・3月30日(土) 新潟・朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター・3月31日(日) 新潟・朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター・4月6日(土) 静岡・エコパアリーナ・4月7日(日) 静岡・エコパアリーナ・4月13日(土) 広島・グリーンアリーナ・4月14日(日) 広島・グリーンアリーナ・4月20日(土) 福井・サンドーム福井・4月21日(日) 福井・サンドーム福井・4月27日(土) 北海道・北海道⽴総合体育センター 北海きたえーる・4月28日(日) 北海道・北海道⽴総合体育センター 北海きたえーる・5月5日(日) 東京・国⽴代々⽊競技場 第⼀体育館・5月6日(月祝) 東京・国⽴代々⽊競技場 第⼀体育館・5月11日(土) 福岡・マリンメッセ福岡A館・5月12日(日) 福岡・マリンメッセ福岡A館・6月1日(土) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ・6月2日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ・6月8日(土) 長野・ビッグハット・6月9日(日) 長野・ビッグハット・6月12日(水) 大阪・大阪城ホール・6月13日(木) 大阪・大阪城ホール・6月22日(土) 兵庫・ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)・6月23日(日) 兵庫・ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)・7月12日(金) 愛知・ポートメッセなごや・7月13日(土) 愛知・ポートメッセなごや・7月17日(水) 大阪・大阪城ホール・7月18日(木) 大阪・大阪城ホール・7月25日(木) 徳島・アスティとくしま・7月26日(金) 徳島・アスティとくしま・8月10日(土) 神奈川・Kアリーナ横浜・8月11日(日) 神奈川・Kアリーナ横浜・8月12日(月祝) 神奈川・Kアリーナ横浜※全国15会場33公演
2023年10月14日今年の4月で放送30年目に突入した『めざましテレビ』。その30年間の感謝を込めて、現在、2023~2024年に全国8カ所をめぐるライブツアー「めざましテレビ30周年フェス」を開催中。これまで横浜・ぴあアリーナMM(開催日:4月16日(日) 出演:ゆず、Da-iCE、Creepy Nuts、JO1)、大阪城ホール(開催日:6月3日(土) 出演:Def Tech、SUPER BEAVER、Little Glee Monster、INI)を開催、10月からは北海道、広島、宮城、愛知、福岡のホールをめぐり、来年3月に東京でファイナルを迎える。10月に開催される札幌公演(開催日:10月15日(日)/会場:北海道・札幌文化芸術劇場hitaru/出演:flumpool、GENERATIONS from EXILE TRIBE、内田雄馬)、広島公演(開催日:10月29日(日)/会場:広島文化学園HBGホール/出演:miwa、=LOVE、Liella!)に続き、11月25日(土)にゼビオアリーナ仙台(宮城県)で開催される仙台公演にsumika、DISH//、NOA、という『めざましテレビ』ならではのアーティスト3組の出演が決定した。◆結成10周年イヤーのsumikaが登場!神奈川県川崎出身のバンド・sumika。さまざまな人にとっての“sumika(住処)”のような場所になって欲しいとの願いを込めて、2013年に結成。ライブ、ツアーでは音楽家が集いパフォーマンスを行い、今年行われた結成10周年記念の横浜スタジアムでのワンマン公演では3万3千人を動員しチケットを完売させた。人気曲「Lovers」はサブスク再生回数1億回を超えており、アニメ、ドラマ、CM等の楽曲も数多く手掛けている、今最も目が離せないバンドである。また、2017年に「めざましライブ」出演、2019年3月にはヴォーカルの片岡健太が「マンスリーエンタメプレゼンテーター」を務めており、番組との親交も深い。<sumika コメント>「30周年おめでとうございます!『めざましテレビ』と言えばマンスリーエンタメプレゼンターをやらせていただいたり、たくさん取材していただき思い出がたくさんある番組なので、今回フェスに呼んでいただきとってもうれしいです。僕らは今年やっと10年ですが、30年というのは本当にすごいですね。いろいろ大変なこともあったと思いますので今度軽部さんこっそり教えてください(笑)。ライブ頑張って盛り上げたいと思います!」◆「めざましライブ」常連のDISH//も参加が決定!DISH//は、北村匠海(Vo/G)、矢部昌暉(Cho/G)、橘柊生(DJ/Key)、泉大智(Dr)で構成された4人組ダンスロックバンド。2011年結成、今年で12年目を迎える。合算累計再生回数が10億回を突破した『猫』で、2021年末には紅白歌合戦への初出場を果たした。2023年2月にリリースされた5thフルアルバム『TRIANGLE』は自身初のウィークリーチャート3冠を獲得、8月にはEP『HAPPY』をリリース。12月にはアリーナ公演『DISH// ARENA LIVE 2023「HAPPY?」』を開催予定。4人は映画やドラマ、舞台など、個々でも活躍している。「めざましライブ」には2015年から3年連続出演。2020年10月には北村匠海が「マンスリーエンタメプレゼンター」を担当した。◆今大注目の若手アーティスト・NOAも登場!作曲・作詞・ダンスの振付を手掛けるトリリンガル(日・英・韓)ソロアーティスト・NOA。12歳の時に韓国の美容院でスカウトされ、大手事務所YGエンターテインメントの日本人初の練習生として韓国で生活。2020年1月より日本で本格的に音楽活動開始。2022年には『君の花になる』(TBS系)で劇中のボーイズグループ・8LOOMのメンバーとしても幅広く活躍した。今年2月発売1st ALBUM『NO.A』は「オリコン週間チャート」2位、「LINE MUSIC邦楽TOP100」で1位を獲得し、9月には自身初のアリーナ公演を有明アリーナにて2DAYS実施。今夏「めざましライブ」に初出演した大注目の若手アーティストだ。<NOA コメント>「30周年フェスに出演させていただきありがとうございます!夏の『めざましライブ』は本当に楽しくてお客さんと最高の夏の思い出を作らせていただいたので、仙台でも皆さんと素敵な時間を過ごせるようパフォーマンス頑張ります!」□めざましテレビ30周年フェスとは「めざましテレビ30周年フェス」は『めざましテレビ』恒例、「めざましライブ」の拡大版イベント。ステージでは、今まで『めざましテレビ』や『めざましどようび』のテーマソングを歌ったアーティストや、番組にゆかりのあるアーティストが、とっておきのナンバーを披露。さらに番組キャスター陣とのトークコーナーやじゃんけん大会、『めざましテレビ』で放送中のアニメ『ちいかわ』や『紙兎ロペ』からのスペシャルゲストの来場なども予定している。そして会場周辺にはフードコーナーや物販ブースなどが登場し、家族で楽しめる『めざましテレビ』ならではのライブイベントとなる。開催概要◇タイトル めざましテレビ30周年フェス in 仙台◇開催日時 2023年11月25日(土) 開場:15時 開演:16時※開演時間は変更になる場合がございます。◇会場 ゼビオアリーナ仙台(所在地:宮城県仙台市太白区あすと長町1丁目4-10)◇出演者 sumika、DISH//、NOA◇料金スタンド指定席 9900円 ※全席指定アリーナスタンディング 9900円 ※ブロック指定ファミリー指定席 8,800円(税込)◇プレイガイドチケットぴあ: フジテレビダイレクト: ◇チケット販売【一次先行】チケットぴあ/フジテレビダイレクト受付:9月26日(火)8:00~10月9日(月)23:59当落発表:10月12日(木)18:00ごろから順次発表【一般発売】11月11日(土)10:00~◇一般問い合わせぴあライブインフォメーション TEL:0570-017-230(平日12:00-15:00)◇公式ホームページ 「めざましテレビ30周年フェス」ツアースケジュール2023年10月15日(日) 北海道 札幌文化芸術劇場hitaru〒060-0001 札幌市中央区北1条西1丁目出演:flumpool、GENERATIONS from EXILE TRIBE、内田雄馬10月29日(日) 広島県 広島文化学園HBGホール〒730-8787 広島県広島市中区加古町3-3出演:miwa、=LOVE、Liella!11月25日(土) 宮城県 ゼビオアリーナ仙台〒982-0007 宮城県仙台市太白区あすと長町1丁目4−10出演:sumika、DISH//、NOA2024年1月27日(土) 愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス〒448-0858 愛知県刈谷市若松町2-1042月24日(土) 福岡県 北九州ソレイユホール〒803-0814 福岡県北九州市小倉北区大手町12-33月16日(土)、17日(日) 東京都 東京ガーデンシアター〒135-0063 東京都江東区有明2-1-6※各公演の出演者は順次発表予定。ご期待ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月26日Bialystocks(ビアリストックス)が9月10日(日)、全国ツアー『Bialystocks 2nd Tour 2023』の追加公演を東京・EX THEATER ROPPONGIで開催。ジャズ、フュージョン、AOR、ハードロックなどを融合したハイブリッドな音楽性、奥深い感情的な物語を想起させる歌を軸にした濃密なステージを繰り広げた。2019年、映画作家でもある甫木元空(Vo)の監督作品『はるねこ』の生演奏上演をきっかけに結成されたBialystocksは、甫木元のエモーショナルな歌唱、そして、菊池剛(Key)による普遍性と前衛性を併せ持ったサウンドによって注目を集め、2022年に1stアルバム『Quicksand』でメジャーデビュー。2度目の全国ツアーで彼らは、ライブバンドとしての新たな進化を明確に示してみせた。開演を告げるSEは、レコードノイズが混じった、ノスタルジックなピアノの旋律。〈グランパーで どっかめざして〉というフレーズが聴こえてきた瞬間、緞帳が左右に開き、大きな拍手と歓声が巻き起こる。静寂なオープニングは激しいドラムのフィルによって一変。爆発力をたたえたバンドサウンドによって心地よい解放感を生み出した。しなやかなファンクネスをたたえた「コーラ・バナナ・ミュージック」、美しいファルセットボイスが響いた「花束」、ジャズのスタンダードのような雰囲気を備えた「またたき」と色とりどりの楽曲が連なっていく。サポートミュージシャンの朝田拓馬(Gt)、Yuki Atori(Ba)、小山田和正(Ds)、秋谷弘大(Syn/Glo/Gt)、オオノ リュータロー(Cho)、早川咲(Cho)によるアンサンブルも素晴らしい。「ツアーに出て2カ月。東京、札幌、福岡、大阪、名古屋、今日は最終公演です。ぜひとも一緒に楽しんでいただけたらなと。よろしくお願いします!」(甫木元)というMCの後も、ジャンルを横断しながら、繊細さとダイナミズムを併せ持った音楽世界を創出した。カントリー音楽の要素を取り入れた「Emptyman」では、アコギ2本とウッドベースを中心にオーガニックな音像を描き出す。「ただで太った人生」はオルタナフォーク的なアレンジが施され、「差し色」のエンディングでは、Yuki Atoriが数分間に及ぶジャズ/フュージョン系のソロ演奏を披露。その余韻を心地よいアコギの響きが受け取り、「朝靄」へ。滑らかなピアノの音色と〈この手から溶けた風景 はるか遠く募るの響く〉というラインが滲み合い、穏やかなサイケデリアと称すべきサウンドへと結びついた。さらに「All Too Soon」の後半では、インプロビゼーション的なパフォーマンスへ。優れた技術と奔放なアイデアが交差しながら、この瞬間だけの刺激的で美しいサウンドスケープを生み出してみせた。これまでのライブで映像を交えた演出も取り入れていたが、今回のツアーでは演奏と照明を中心としたオーソドックスな構成を選択したBialystocks。原曲のポテンシャルをさらに引き出すアレンジメント、凄腕ミュージシャンたちの独創的にして的確な演奏によってオーディエンスに豊かな刺激を与えるステージからは、このバンドの音楽的な魅力がダイレクトに伝わってきた。できるだけギミックに頼らず、音楽の力によって豊潤でスリリングな空間を生み出す。今回のツアーの特徴がもっとも強く感じられたのは、「あくびのカーブ」だった。〈手綱を切って水の音と あくびのカーブを帰ろうか〉という想像力を刺激するフレーズを響かせた後、甫木元、菊池、コーラスのふたりはバックステージへ。サポートメンバーだけでハードロック的なセッションが繰り広げられる。さらに菊池がステージに戻り、エレキギターを演奏。菊池、秋谷、朝田によるトリプルギターの競演に反応し、会場を埋め尽くした観客も大きな歓声を上げた。星空をイメージしたライティング、ミラーボールの光を取り入れた「Winter」からは、甫木元のボーカル表現を堪能できるシーンが続いた。特に心に残ったのは、今年4月にリリースされた「頬杖」。原曲は穏やかに洗練されたポップナンバーなのだが、ライブでは甫木元が突如として叫ぶように歌う場面が挿入され、楽曲に込められた深い想いを放射。エンディングの〈お願いだから次に進むまで いつもの場所で会えたら〉というフレーズがさらに強く伝わってきた。7月に発表された「Branches」もこの日のライブの大きなポイントだった。抑制の効いた平歌、一気に解放されるサビのメロディのコントラスト。そして、〈便りはまだ届かない たまにはほら晴れ間が〉に象徴される、希望や光を待ち望む心象風景を描き出した歌詞。おそらくこの曲は、アルバム『Quicksand』以降のBialystocksの方向性を示す、ひとつの指針になると思う。Bialystocksのアンセムのひとつであるポップチューン「Upon You」(カラフルなコーラスが美しい!) 、そして、“すべては過ぎ去り、旅は続く”という人生の本質を照らし出す「光のあと」でライブ本編は終了した。大きなハンドクラップに導かれ、再びメンバーとサポートミュージシャンがステージに登場。エレピの響きと〈星がこぼれる 月が満ちてゆく夜は〉というフレーズで始まるミディアムチューン「日々の手触り」を披露し、会場全体を心地いい感動で包み込む。「素晴らしいメンバー、素晴らしいスタッフ、素晴らしいお客さんとツアーを回れて幸せでした。ありがとうございました」(甫木元)という言葉に導かれた「雨宿り」でツアー『Bialystocks 2nd Tour 2023』はエンディングを迎えた。10月12日(木) 22:00~23:00、このライブのダイジェスト版がスペースシャワーTVで放送(SPACE SHOWER TV『Bialystocks 2nd Tour 2023[追加公演]EX THEATER ROPPONGI(2023.09.10)』)。この秋にはテレビ東京系ドラマ24『きのう何食べた? season2』エンディングテーマに決定している配信シングル「幸せのまわり道」がリリースされ、2024年1月18日(木) には、甫木元、菊池の二人編成による公演『Bialystocks 二人編成ライブ 2024 冬』の開催が決定。奔放なクリエイティビティ、豊かなポップネスを共存させた彼らの音楽はこれから、さらに大きく発展していくことになるはずだ。Text:Tomoyuki MoriPhoto:Kana Tarumi<公演情報>Bialystocks 2nd Tour 20239月10日(日) EX THEATER ROPPONGIセットリスト01. Nevermore02. コーラ・バナナ・ミュージック03. 花束04. またたき05. Emptyman06. Over Now07. ただで太った人生08. 差し色09. 朝靄10. All Too Soon11. 灯台12. フーテン13. あくびのカーブ14. Winter15. Thank You16. 頬杖17. I Don’t Have a Pen18. Branches19. Upon You20. 光のあと<アンコール>21. 日々の手触り22. 雨宿りセットリストプレイリスト:<配信情報>Bialystocks 12th Digital Single「幸せのまわり道」10月6日(金) 配信リリース※テレビ東京ドラマ24『きのう何食べた? season2』エンディングテーマ配信リンク:<ライブ情報>『Bialystocks 二人編成ライブ 2024 冬』2024年1月18日(木) 東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールチケットはこちら:()Bialystocks 各種リンク:
2023年09月25日ダンス&ボーカルグループのw-inds.が、現在開催中のライブツアー『w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』東京・NHKホール公演のアンコールにて最新曲「Run」を披露した。本楽曲はメンバーの橘慶太によるプロデュース楽曲で、ポジティブなメッセージを発信するナンバー。初披露の際、w-inds.は「w-inds.らしい爽やかで疾走感のある楽曲になりました!ぜひ「Run」に込めたメッセージを受け取ってください!」と語った。併せて、「Run」は本日9月22日より各音楽プラットフォームで配信開始。さらに、『w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』の東京・NHKホール公演の模様がTBSチャンネル1にてテレビ放送されることも決定した。放送はツアーが終わる12月を予定しているとのこと。w-inds.は、2023年7月にマカオで開催された『第24回China Music Awards』において「ASIAN MOST POPULAR GROUP」部門を受賞。『w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』も10月29日(日) の神奈川公演後、11月11日(土) に台湾公演、12月2日(土) に香港公演を予定している。<配信情報>「Run」配信中「Run」配信ジャケット配信リンク:<番組情報>『w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』東京・NHKホール公演TBSチャンネル1にて12月に放送予定※初回放送時は「スカパー番組配信」にてPCやスマホでもリアルタイム視聴が可能。※1週間のアーカイブ配信あり(再放送時は除く)詳細はこちら:<リリース情報>w-inds. 15thアルバム『Beyond』発売中【CD収録内容】01. Unforgettable02. FIND ME03. Bang! Bang! feat. CrazyBoy04. Fighting For You05. Over The Years06. Blessings07. I Swear08. Delete Enter09. Lost & Found10. Bang! Bang! feat. CrazyBoy (REMIX)【Blu-ray / DVD収録内容】※Special Book盤・初回限定盤のみ01. Bang! Bang! feat.CrazyBoy (Music Video)02. Document of Beyond : Behind the Scenes03. Document of Beyond : Interview配信リンク:特設サイト:<ライブ情報>『w-inds. LIVE TOUR 2023 "Beyond"』※終了分は割愛10月29日(日) 神奈川・神奈川県民ホール11月11日(土) 台北・TAIPEI INTERNATIONAL CONVENTION CENTER12月2日(土) 香港・Star Hall, KITEC神奈川公演のチケット情報:全席指定8,500円(税込)公式サイト:公式サイト:
2023年09月22日