TOKIOの国分太一、timeleszの松島聡、なにわ男子の藤原丈一郎、Aぇ! groupの草間リチャード敬太が、あす5日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。「DASH巨大食堂」高知県・土佐湾編を送る。「DASH巨大食堂」は、大きすぎるがゆえに大味で敬遠されがちな巨大魚を獲り、培った経験と知識を生かしておいしく食べる企画となる。今回のターゲットは、全長最大2メートル、体重100キロ超の大きすぎておいしくないため、市場にはほとんど出回らない幻の大魚“土佐湾の恐竜”。春になると高知・土佐湾に姿を現す。城島と藤原は、静岡大学・加藤英明准教授とともに土佐の海へ向かう。海釣り初挑戦の松島、草間も助っ人参戦。土佐のスゴ腕漁師や釣り名人たちの力も借りて、総力戦で挑む。しかし、相手は百戦錬磨の“恐竜”。桁外れな最強パワーで番組史上初のミラクルを引き起こす。かつてない衝撃の連続に城島も「ありえないし、聞いたことない」と仰天する。捕獲した“恐竜”はノコギリで捌き、「恐竜のたたき」と「恐竜パエリア」で食べる。アイデア満載の“豪快恐竜メシ”に「巨大食堂で1番うまい」と一同も大感動。懸念されている食糧危機の救世主になるかもしれない“土佐湾の恐竜”の正体との激闘の全貌を届ける。
2024年05月04日『ラリーのミッドライフ★クライシス』で知られるリチャード・ルイスが亡くなった。76歳。死因は心臓発作だが、パーキンソン病を患っていることを昨年公表していた。ニューヨークのブルックリン生まれ。オハイオ州立大学を卒業後、ニューヨークとロサンゼルスのコメディクラブでスタンダップコメディアンとして活動。コメディ番組で人気を得るようになった。出演した映画に『モンテカルロ殺人事件』『ビッグ・ランニング』『リービング・ラスベガス』『ヒューゴ・プール』『マイ・ファニー・レディ』などがある。文=猿渡由紀
2024年02月29日リトル・リチャードのヒューマンドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』が、2024年3月1日(金)より公開される。“ロックンロールの創設者のひとり”リトル・リチャード『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』は、ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードの知られざる史実と素顔を描くヒューマンドキュメンタリー映画。リトル・リチャードは、1950年代半ばにデビュー・シングル「トゥッティ・フルッティ」をリリースし彗星の如く音楽シーンに現れた黒人アーティストだ。後進のビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、エルヴィス・プレスリーらも多大な影響と刺激を受けたという。差別と偏見、栄光と苦悩の狭間リチャードは、ピアノ演奏では左手でブギウギを、右手では打楽器的な打鍵を披露し、叫ぶように歌い、さらにはステージを縦横無尽に駆け巡ったりと、現代では見慣れたパフォーマンスを当時いち早く開発。これらのパフォーマンスは、現代ロックの礎となったと言えるだろう。アーカイブ映像で見るリチャードの演奏などは、今見ても全く色褪せず魅力に溢れている。輝かしい功績を残した一方で、当時のアメリカは南部を中心にまだまだ人種差別が激しく、リチャードは差別にも苦しんだ。また、ゲイを公言する性的マイノリティーでもあり、陽気なキャラを演じつつも壊れやすく繊細な魂を持った人物であった。映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』では、そんなロックンロール界の真のレジェンドという一面の裏に隠された、ひとりのミュージシャンの「魂の軌跡」を描き出す。性的差別や偏見、時代と流行、そして信仰と音楽活動。様々な狭間の中で、苦悩し戦い抜いたリトル・リチャードの姿が明らかになる。ポール・マッカートニーやエルヴィス・プレスリーらの言葉も映像には、「学校の机の上でリチャードの曲を歌ったよ」と嬉しそうに話すポール・マッカトニーをはじめ、リチャードへの尊敬の言葉を並べるミック・ジャガーやエルヴィス・プレスリーなど音楽界のレジェンドらも映る。【作品詳細】映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』公開日:2024年3月1日(金)監督・製作:リサ・コルテス出演:リトル・リチャード、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ナイル・ロジャーズ、ノーナ・ヘンドリックス、ビリー・ポーター、ジョン・ウォーターズ字幕:堀上香字幕監修:ピーター・バラカン配給:キングレコード原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING
2023年12月31日ユマ・サーマンとリチャード・ギアが映画で共演することがわかった。ポール・シュレイダーの監督作で、タイトルは『Oh, Canada』。原作は2021年に出版された小説『Foregone』。ガンの診断を受けた80代のドキュメンタリー映画監督(ギア)が自分の人生を題材にするというストーリー。サーマンは現在の妻を演じる。ほかにジェイコブ・エローディが出演する。インディーズ作品のため、ハリウッド俳優のストライキの間に映画俳優組合の許可を取得し、撮影を終えた。サーマンの次回作はNetflixの『オールド・ガード2』。ギアは、最近、インディーズ映画『Longing』も撮り終えている。文=猿渡由紀
2023年12月13日ルッソ兄弟製作、リチャード・マッデン主演の「シタデル」のワールドプレミアがロンドンにて開催された。本作は、世界中を舞台に繰り広げられる、革新的グローバル・スパイアクション。4月18日(現地時間)に英国ロンドンにて、スパイの秘密基地を思わせる場所でワールドプレミアが開催され、ブルーカーペットに登場した豪華キャスト、スタッフらの画像が公開された。今回のワールドプレミアに登場したのは、主演を務めるリチャード・マッデンとプリヤンカー・チョープラー・ジョナス、そしてスタンリー・トゥッチ、レスリー・マンヴィル、アシュリー・カミングス、ローランド・ムーラー、オシ・イカイル、カオイリン・スプリンガル。そして製作陣からは製作総指揮のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟とアンジェラ・ルッソ=オトストット、ショーランナー兼製作総指揮のデヴィッド・ウェイル。主要キャストとスタッフが勢ぞろいした。ワールドプレミアの会場となったのは、セレブや王族に愛されるドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル。17世紀から存在する由緒あるこの劇場が、この日は、シリーズの中心となる秘密スパイ組織“シタデル”の世界感を体感するイベント会場へと生まれ変わった。来場者は、この夜のイベントのために作られたパブに通され、秘密のドアを通ってシタデルの最高のスパイたちが潜む地下の隠れ家へと導かれると、バーナード・オーリック(スタンリー・トゥッチ)の指示に従い、地下へ続く回廊を進み、最終的に大劇場が現れるという仕掛けを楽しんだ。上映後、来場者はグランドサロンで祝杯をあげたが、この部屋は、この日だけ、主要キャラクターの一人にちなんで、英国大使館を思わせる装飾に。サロンでは、Amazon and MGM Studiosのヘッドであるジェニファー・サルケが登壇し、本作を「真のグローバルなショー」そして「新しいユニバースのデビュー」と紹介。続いて登壇した製作総指揮のジョー&アンソニー・ルッソとデヴィッド・ウェイルが、このシリーズ製作に携わった全ての人に感謝の言葉を述べ、最後にウェイルが本作について「私たちが愛するスパイストーリーへのオマージュ」と述べて挨拶を締めくくった。本作は、ルッソ兄弟の製作会社AGBOが製作総指揮を務める「シタデル」とそれに続くシリーズが相互にリンクしながら世界を舞台に製作される。各国版のシリーズは各地のトップスターを起用して製作され、すでにマチルダ・デ・アンジェリス主演のイタリア版や、ヴァルン・ダワン&サマンサ・ルス・プラブ主演のインド版の製作が進行中だ。「シタデル」は4月28日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始(初回2話一挙配信開始、その後毎週金曜日に新エピソード配信開始/全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月21日2022年3月、横浜FCのシニアフットボールエグゼクティブ・テクニカルアドバイザーに就任したリチャード・アレン氏。イングランドでフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)やジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)といったタレントを生み出す育成システムの基盤を作った人物です。日本という国で育成年代を育むために必要なことはなにか、フットボールに必要な要素を育成年代で見出すために必要なことを、詳しく伺いました。(取材・文:KEI IMAI)横浜FCのアドバイザーに就任したリチャード・アレンさんイングランドではタレントを生み出す育成基盤を作った■日本サッカーの課題、日本らしいサッカーとは――日本人の特性を踏まえて、どのようなアプローチが必要と考えていますか?また、日本サッカーの課題についてご意見を伺いたいです。サッカーには原理原則というものがあります。それは国や社会に関係なく存在します。もちろん日本人とイングランド人の特性はそれぞれあります。それらを踏まえて最適なプレースタイルを模索していかなければなりません。イングランドの場合は、育成年代では個の技術力を重点的に高めることを重要視しています。そのための育成プログラムが確立されています。日本はまだこれからですね。そこを構築していく段階だと思います。――個人の能力は日本も上がってきていると思います。東京五輪の時に、田中碧選手が「2対2だったり3対3だったりになったときに相手はパワーアップするけれど、自分たちは何も変わらない」というコメントをしました。つまり、個人では戦えるようになってきたけれど、グループになるとまだ勝てないという趣旨だと思います。個人よりもグループでのプレーに課題があるかと思うのですがいかがでしょうか?(出典:2021年8月7日配信GOAL.com「世界では「自分たちのサッカーが選べない」。U-24日本代表MF田中碧が東京オリンピックで実感した"11人対11人"で勝つという意味」)もちろん、日本の選手たちの個人技術は上がってきています。しかしながら、チームのルールに縛られて、その能力を発揮できないことが多いように思います。育成年代で何のための個人技術なのかが整理しきれていないこと、適切な状況で個人技術が表現できるような指導ができていないように思います。例えばボールポゼッションのための技術は上がったかもしれません、でも個人がリスクを追ってチャレンジし、状況を打開するための技術はまだまだ高められます。リスクを負ってチャレンジできるようにしないと、自由を与えられてもチャレンジするべき時に判断できません。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■どんなに才能があっても、試合に出ないと成長しない――日本の育成年代をどのように見ていますか?育成システムは改善されてきていると思いますが、ファシリティ、コーチングの部分はまだまだ発展させていかなければならないと思います。つまり指導者のレベル向上です。また、日本は島国ということもあって、海外での経験が足りていません。異国のチームとの試合経験だけではなく、異文化を知る経験です。選手だけでなく指導者もそういった意味でも経験が足りていない。自分達のサッカーを知るためには、海外のサッカーを知る必要があります。世界で戦っていくには、そのような経験を通じて成長していく必要があるということです。また、日本ではサッカーがNo. 1スポーツではではありません。イングランドやドイツではサッカーはNo. 1スポーツです。なぜかというとサッカーに親しみやすい環境があるからです。お金を払わないとサッカーができなかったり、サッカーをプレーするハードルが高いのはとてももったいないことです。ここから変えていかなければならないと思います。そして18歳からトップチームに上がるまでの期間をどうするかということも考える必要があります。日本の場合は大学サッカーもありますが、高いレベルでプレーできる環境は限られます。ユース以降の環境を整備していくことが重要です。若くポテンシャルのある選手が適切なレベルでプレーする機会があれば、もっと若いタレントが出てきます。Jリーグを見ていると、年齢が高い選手が多いですよね。もっと若くていい選手が出てこなければいけませんし、伸び代のある選手をもっと起用する機会をつくる必要があると思います。どんなに才能がある若手も試合に出ないと成長しません。イングランドでもマーカス・ラシュフォードなどは、マンチェスターユナイテッドで若くしてデビューしてから数試合後にはすぐに代表に呼ばれてプレーしました。その他、若い将来有望な選手たちは、所属チームが強すぎて出場機会が得られなければ、欧州5大リーグの中堅クラブで試合に出る機会を模索します。日本だと久保建英選手のように、レアル・マドリードで試合に出ることは難しいけれど、スペインリーグの中堅クラブで試合に出て成長を求めるなど、クラブとして積極的に行っています。レベルの高いリーグで、試合に出ることがとても重要なのです。――どうすれば、若い選手が出場機会を得られるようになったのですか?当然、若手を起用しても結果を出さないといけません。3連敗もすれば監督も立場が危うくなる世界です。そんな厳しい環境の中でも結果を出せる若い選手の育成が重要になります。だからこそ育成システムに投資が必要なんです。若手の育成には、ハード面の環境、仕組み以外にも優秀な指導者の育成も重要になります。フランク・ランパードなどは選手引退後に指導者としてすぐにトップレベルで指導する一人ですが、良い選手が生まれるためには、良い指導者が必要です。そのための指導者育成の仕組みも非常に重要なのです。日本も同様にこのようなサイクルが生まれるための仕組みが必要でしょう。後編は、その仕組みについて伺います。リチャード・アレン氏プロフィール2005年~2012年トッテナム・ホットスパーFCアカデミー部門採用最高責任者2012年~2014年QPR FC アカデミー統括最高責任者2014年~2017年FA(イングランドサッカー協会)タレントID(才能発掘及び育成)最高責任者2018年~2021年ラフバラ大学フットボール統括ダイレクター2022年~横浜FCシニアフットボールエグゼクティブ テクニカルアドバイザーサッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年08月04日伝説的なクラリネット奏者リチャード・ストルツマンが7月に来日し、80歳を記念するスペシャル・バースデー・コンサートと、妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンとの特別デュオ・コンサートを開催する。リチャード・ストルツマンは、カーネギーホールでクラリネット奏者として初めてソロ・リサイタルを開催して以来、数々の名演を残してきた伝説的な存在。現在もアルバム制作、コンサートでの演奏活動を積極的に行っている。80歳の誕生日を迎える7月12日(火)には、リチャードと彼を愛する音楽家が集う特別なコンサートを開催。ピアニストの小菅優とギタリストの鈴木大介が特別ゲストで出演し、ロバート・キャンベルがナビゲーターを務める。ストルツマンは小菅と「プーランク:クラリネット・ソナタ」で、鈴木と「武満徹:小さな空~どですかでん」で共演。誕生日らしい華やかな一夜になりそうだ。そして、同月16日(土)には、妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンのソロCD発売記念もかねた特別デュオ・コンサートを開催。ふたりの音楽家が紡ぎだす親密な空間を堪能できる。リチャード・ストルツマン 80歳記念スペシャル・バースデー・コンサート7月12日(火) 19:00開演Hakuju Hall(白寿ホール)出演:リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ミカ・ストルツマン(マリンバ)特別ゲスト:小菅優(ピアノ)、鈴木大介(ギター)、ロバート・キャンベル(ナビゲーター)、東京子どもアンサンブルリチャード&ミカ・ストルツマン特別デュオ・コンサート7月16日(土) 14:00 開演代官山ヒルサイドプラザホール出演:リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ミカ・ストルツマン(マリンバ)■チケット情報
2022年06月10日スティーヴン・キングの傑作小説の再映画化『炎の少女チャーリー』で、超能力少女チャーリーを演じるのは期待の新星ライアン・キーラ・アームストロング。その演技力は製作陣からも絶賛されている。“超能力少女映画(パイロキネシス)”の原点ともいえる、84年のオリジナル作品でチャーリーを演じたのは、当時天才子役と賞賛されたドリュー・バリモア。本作のオーディションで11歳のチャーリー役に抜擢されたライアン・キーラ・アームストロングは、『ブラック・ウィドウ』(21)や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(19)などに出演している新星子役だ。製作陣は、“チャーリーが内側に抱えている不安や感情を見事に表現してみせた”と彼女の演技を見たときに度肝を抜かれたそう。「他にも演技がうまかった子は大勢いたが、ライアンの演技は実際に燃焼しているかのような激しさで、群を抜いていた。彼女の目にはチャーリーの葛藤や不安、怒りが宿っていたよ。彼女を見た瞬間、『この子だ』と確信した。状況説明的なセリフがなくても、チャーリーが超能力を抑制しようともがいている様子を完璧に表現できるんだ」と脚本のスコット・ティームズもライアンに賛辞を贈っている。監督をはじめ“この子しかいない”と製作陣満場一致でチャーリー役が決まった。ライアンにとって、今回の役はいままで演じたキャラクターとは大きく違ったようで、「今まで以上に今回は役作りにかけた時間が長かった。撮影に入る前に何ヵ月もかけて、チャーリーというキャラクターを理解し、彼女がどのように超能力を使って物を動かしたり頭の中で火を起こしたりするのかを考えていった」と役作りを明かす。劇中、彼女の目力は驚異的で突き刺すような印象を残す。「他の子供たちが自身の感情や知性を理解できないのと同様に、チャーリーもこの世界と自分の能力の関わり方が分からない。彼女にとっては非常に辛いし、気持ちのやり場がないはずだ」と製作のアキヴァ・ゴールズマンが語るように、チャーリーは思春期に差し掛かり、自分が何者なのか、居場所はどこなのかをもがきながら理解しようとする難しい役どころだ。ライアンはそんなチャーリーの複雑な感情を体現している。怒りの炎を秘めた少女の葛藤を見事に演じ切った、本作でのライアンの熱演に注目して欲しい。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:炎の少女チャーリー 2022年6月17日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2022年05月28日水も滴るレディcompany『舞台リチャードの指輪』が2021年11月27日 (土) ~2021年12月5日 (日)にAPOCシアター(東京都世田谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ 世界7ヵ国で愛される絵本『リチャードの指輪』『リチャードの日記』の初の舞台化。リチャードとミリーが紡ぐ、ありふれた何でもない日々のなかにある『当たり前』の本当の大切さと、不器用で温かい、ひとつの愛が想いを紐解く物語。友達、恋人、家族、大切な方と是非一緒見てほしい。2021年冬、大切なひとのことを、もっと大切にしたくなる。そんな素敵な時間をお届けします。~リチャードの指輪あらすじ~街外れにあるシャイニングの丘。そこに立っている背の低い木の下で、リチャードとミリーは出会う。幸せそうな笑顔を見せるミリーと、何事にも熱心で知的なリチャードは惹かれ合い、家族になってゆく。当たり前だけど特別な日々を過ごす中、リチャードは約束の指輪を渡せていないことが気になっていた。幸せな二人とその家族のその半生の物語。水も滴るレディcompany女性三人で運営する水も滴るレディcompanyはそれぞれが音楽、舞台、映像など異なる分野で活動する人間がひとつになって、様々なエンターテインメントの良さを活かした『人の心が求める時間』を創るイベントを企画、創作しようと、2020年春に発足いたしました!公演概要水も滴るレディcompany『舞台リチャードの指輪』公演日時:2021年11月27日 (土) ~2021年12月5日 (日)会場:APOCシアター(東京都世田谷区桜丘5-47-4)■出演【team.Cake】くのりゆうき、小太刀賢(たすいち)、菅ひより、寺村拓也、とんか、なつめかなで、MisoraShimura【team.Soup】亀田彩香、迫田圭司、髙田結愛、DEW、東史子、幸村のぞみ(芸能事務所シャイニング)■スタッフ原作: 友弥.(TOMOMI)脚本: 竜崎だいち(羊とドラコ)演出: 目崎剛(たすいち)作曲・演奏: 喜田康二郎(EarlsCourt)、イマイユウ照明: 小野健(NEXT lighting)劇場制作: 鯵坂万智子(ACファクトリー)Web製作: sue宣伝美術: みつめ企画運営: 水も滴るレディcompany■公演スケジュール11月27日(土)18時~C28日(日)14時~S/18時~S29日(月)18時~C30日(火)18時~S12月1日(水)14時~S/18時~C2日(木)18時~C3日(金)14時~C/18時~S4日(土)14時~S/18時~C5日(日)12時~C/16時~S※開場は、開演の30分前※上演時間:約2時間■チケット料金前売:4,800円当日:5,300円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月20日新宿プリンスホテルは、 紅茶ブランド「リチャードティー(Richard Tea)」とコラボレーションしたアフタヌーンティーを、25階 和風ダイニング&バー FUGAにて開催。期間は、2021年11月1日(月)から12月26日(日)まで。英「リチャードティー」とのコラボスイーツが並ぶアフタヌーンティー“British Relaxing Holidays”を2021年クリスマスシーズンのテーマに掲げ、イギリスをイメージした商品を展開する新宿プリンスホテル。そんな同ホテルは、19世紀にイギリス王室に献上され、今もなお英国伝統のスタイルで紅茶を製法する「リチャードティー」とタッグを組み、日本にいながらイギリスの雰囲気を楽しめるアフタヌーンティーを展開する。注目は、「リチャードティー」の茶葉を使ったスイーツの数々。プリンやスコーンは、人気のフレーバー「ロイヤル・ラブ」を使用。一口頬張ると、ベルガモット&バニラの華やかな香りが口いっぱいに広がるリッチな味わいに仕上げた。定番フレーバー「ロイヤル・セイロン紅茶」を用いたマフィンは、トラディショナルで上品な風味を楽しめる。また、トライフルやアップルクランブルといったスイーツの他、コテージパイ、サンデーローストなど、イギリスの伝統的なセイボリーもラインナップする。茶葉を使用したコラボカクテルもアフタヌーンティーに加え、「リチャードティー」を使用した2種類のカクテルも用意。イングリッシュガーデンに佇む貴婦人をイメージした「リチャードレディー(Richard Lady)」は、ロイヤル・セイロン紅茶をベースに、ラベンダーで香りをつけた。一方、「リチャードフラワーガーデン(Richard Flower Garden)」は、ロイヤル・カルダモン紅茶とイギリス起源のジン「ロンドン・ドライ・ジン」を使用し、さっぱりとした味わいに。色とりどりの花がちりばめられたティーポットから注ぐ、華やかな見た目の1杯となっている。【詳細】リチャードティー コラボレーションアフタヌーンティー期間:2021年11月1日(水)~12月26日(日)時間:14:00~17:30(L.O.16:30)場所:新宿プリンスホテル 25階 和風ダイニング&バー FUGA価格:1人 4,000円■メニュー・スイーツリチャードティープリン、クリスマス・トライフル、チョコバナナタルト、紅茶香るホワイトツリーマフィン、ヴィクトリア・オブ・ノエル、塩キャラメルマカロン、アップルクランブル・スノー、スコーン(プレーン、紅茶)・セイボリーサンドウィッチ(スコティッシュサーモン、胡瓜)、コテージパイ、ミニサンデーロースト、エッグタルトサラダ キャビア添え、オープンサンド・ドリンク<リチャードティー>ロイヤル・セイロン紅茶、ロイヤル・タイム&ローズマリー紅茶、ロイヤル・ブラック・ジャスミン紅茶、ロイヤル・カルダモン紅茶<オーガニックティーセレクション>オーガニックダージリンエステート、オーガニックアールグレイ、オレンジドルチェ、オーガニックアフリカンネクター、カモミールシトラス、ワイルドベリーハイビスカス、ジンジャーツイスト、オーガニックエメラルド抹茶、ホワイトオーチャード、アイスティー<コーヒーバリエーション>ブレンドコーヒー(アイス/ホット)、エスプレッソ、カプチーノ、抹茶ラテ(アイス/ホット)【コラボレーションカクテル】時間:18:00~23:00(L.O.22:30)価格:各1,500円【問い合わせ先】レストラン予約係TEL:03-3205-1124(10:00~17:00)
2021年11月01日『オーメン』『スーパーマン』『グーニーズ』のリチャード・ドナー監督が、月曜日(現地時間)にロサンゼルスで亡くなった。91歳だった。妻でプロデューサーのローレン・シュラー・ドナーが「Deadline」に明かした。多くの映画人が哀悼の意を表している。『グーニーズ』で原案・製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグ監督は、「彼はいつだって子どもの心を忘れない人でした。彼が逝ってしまっただなんて信じられません。彼のハスキーで元気のよい笑い声はこれからも忘れないでしょう」と追悼。マーベルのケヴィン・ファイギは、「リチャード・ドナーは人が空を飛べるということだけでなく、コミックの登場人物たちに心、ユーモア、人間らしさ、真実味を持たせ、スクリーン上で息を吹き込ませることができると信じさせてくれました」とふり返り、「ディック(ドナー監督の愛称)とローレンは私のキャリア初期のメンターであり、MCUの誕生のあらゆる点でキーサポーターでした」とつづった。ほかにも『リーサル・ウェポン』シリーズのメル・ギブソン&ダニー・グローヴァー、『グーニーズ』のショーン・アスティンらがお悔やみの言葉を発表している。ドナー監督は『オーメン』で知名度を上げ様々な映画を監督し、また、妻のローレンと立ち上げた製作会社を通じて『フリー・ウィリー』シリーズや『X-MEN』シリーズの製作を手掛けた。(Hiromi Kaku)
2021年07月06日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ジョニー・デップの名演に感動……映画『グッバイ、リチャード!』を紹介します。■『グッバイ、リチャード!』Blu-ray3月3日発売。価格/5,280円(税込み)。発売元/キノフィルムズ、木下グループ。販売元/ハピネット・メディアマーケティングジョニー・デップ演じる大学教授のリチャードは、ある日医師から余命半年の宣言を受ける−−。そして妻から不倫、娘からlレズビアンのカミングアウトを立て続けにされ、なかばヤケクソ気味にはじけていく……。死を突きつけられ、最期へ向かう残された日々をどう生きるか。主人公が余命宣告された作品はいくつも作られてきましたが、本作は死を目前に感傷的にならず、家族との絆物語もさほど紡がれず、突如不良中年と化したリチャードが、生の意味を不良中年の目線で伝える型破りともいえる作品です。物語に花を添えるのはリチャードの娘や妻ではなく、同僚のピーター。ちょっと間抜けだけど人がいいピーターの存在がなければ、本作のリチャードは成立しないほど重要な登場人物です。正直、破綻した夫婦関係といえども妻が薄情すぎない?病状についてもっと聞かないの?とツッコミながら見ていましたが、愛情が消えるとあのようになるのでしょう。ジョニデは今年58歳に。ハサミを持たず、海賊でもない、市井の人として渋い役柄が違和感なく似合う年代になりました。ボロボロになりながらも時おり隠しきれないオーラはスターの証しでしょう。最後の講義シーンは冗談とも本気ともつかない熱量で、生徒たち同様、見ているほうもポカーンとしますが、あとからじわりじわりと効いてきます。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日新国立劇場が2009年より続けてきたシェイクスピア歴史劇シリーズが、本日10月2日(金)に開幕する『リチャード二世』をもっていよいよ完結する。通しで観ると9時間を超える上演時間となった2009年の『ヘンリー六世』三部作に始まり、2012年の『リチャード三世』、2016年の『ヘンリー四世』二部作、そして2018年の『ヘンリー五世』まで。毎回ほぼ同じスタッフ・キャストが集結するだけでなく、『ヘンリー六世』と『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と『ヘンリー五世』では同一俳優が同じ役を引き継いで演じるという、世界的にみても珍しい趣向で演劇界の話題をさらってきた。今回は役こそ異なるが、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子らお馴染みの面々が再集結。演出はもちろん、鵜山仁が務める。文・町田麻子
2020年10月02日ジョニー・デップ演じる“余命180日”の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ『グッバイ、リチャード!』。本作では、物語冒頭でジョニー扮するリチャードが突然余命宣告されるが、このシーンについてとある実体験が思い起こされたという。ジョニーが本作で演じたリチャードは、博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送る大学教授。しかし、突然の余命宣告を告げられ、彼の人生は一変してしまう。そんな医師からの余命宣告シーンをふり返ってジョニーは「最初リチャードは“誰の話しをしてるんだ?まさか自分ではないよな?”と思ってしまう。実際に誰でもそう思うだろう」と主人公の気持ちを代弁。また「私の娘のローズが7歳だったころ大怪我をし、医者から手術を乗り越えられるか分からないと言われたことがある」と自身の娘リリー=ローズ・デップに起った出来事を回想し、「最初は“誰の話をしてるんだ?私の話ではない。自分にこんなこと起こるはずがない。”と思い、徐々に冷静になって事態を理解していったのを覚えている」と実体験をもとに死を身近に感じた際の感情を明かす。さらに「これが自分の命ではなく、娘の命の場合は必死に闘った。自分の命であったとしても、みんな怒って闘ってもいいと思うけど、私個人としてはリチャードのように振舞いたいと思っている」とコメント。リチャードは宣告を受け、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中には酒やマリファナを楽しむようになる。「リチャードは残された時間を最大限に活用する。闘って、生きて、死が迫っていても生き生きとする。生きれるうちに生きる。その時間に感謝して祝福する。そしてある日死がドアをノックしてきたらそのまま受け入れるんだ」と残された人生をありのまま生きると決意したリチャードの姿を自身の考えと重ねている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月17日ジョニー・デップが再びインデペンデント作品への回帰を果たした『グッバイ、リチャード!』。“余命180日”の崖っぷち男を演じた本作から本編映像が解禁。また、斎藤工、滝藤賢一から、その等身大の演技に絶賛を寄せるコメントが到着した。この度解禁となったのは、残された人生をありのまま生きると決めた大学教授のリチャードが、一風変わった授業を始める様子を切り取った本編映像。授業中に生徒からタバコをもらい口にするも、いままでタバコとは無縁の生活を送っていたリチャードは咳き込み「マズすぎる」とひと言。また、ゾーイ・ドゥイッチ演じる学生のクレアが妻の不倫相手である大学学長の姪だと判明すると「奴は大嫌いだ」と露骨に言い放つ。そしてリチャードは「この続きはバーでやらないか?」と学生たちに前代未聞の提案を持ちかける――。こうして始まった特別授業で、リチャードは彼らに何を教えていくのか。死を前に奔放になったリチャードを、ジョニーお得意のコミカルだが、どこか憂いを漂わせた演技で演じている。そんなジョニーの姿に、俳優・フィルムメーカーである斎藤工は「こんなジョニー・デップが観たかった」と絶賛。「演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり 途中から何を観ているのか分からなくなった そのくらい今のジョニー・デップ そして今までのジョニー・デップの生きて来た時間がフィクションを超えて リチャード教授に落とし込まれていた気がしました つくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと」と語り、合わせて「作品毎の七変化振りには 毎度心の二度見をさせられる 目の離せない新星」とクレア役のゾーイにもコメント。滝藤賢一は「生きているということは必ず死と隣り合わせであると突きつけられた。そんな当たり前のことを忘れてしまう。誰しもその時は間違いなくやってくる。果たして自分はジタバタせず受け入れられるのか...今の生き方でいいのか...この世に生まれてきた意味を考えずにはいられない。ジョニー・デップの芝居が響いた、このご時世だからこそ観るべき映画」と、コメントを寄せている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月14日ジョニー・デップが余命180日の大学教授を演じるライフ・ファイディングドラマ『グッバイ、リチャード!』から、映画開始30秒で余命宣告をされる衝撃の冒頭シーンが届いた。エキセントリックな役柄が多いジョニーだが、本作で扮するのは、ある日、余命180日と宣告されたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始める大学教授のリチャード。抑えた演技ながら、様々な感情に揺り動かされるリチャードを魅力たっぷりに演じている。そんなジョニーは本作の見どころを「映画が始まって30秒でリチャードが余儀なくさよならを言わなければならないことを知る。彼は自分の残り僅かな時間しか残されていないことを知り、そこから自分の魂にとって何が大事かを探る時間がとても美しい」と語っているのだが、解禁された映像はまさにその余命宣告のシーン。「正直かなり悪い状況ですリチャードさん」と深刻な表情で切り出した医師が、「率直に言わせてもらいます」と断ると、「ステージ4の肺ガンです」と病名を告げる。眉間にしわを寄せた険しい表情でその話を聞くリチャードは、前のめりの姿勢で「背中の痛みは肺の悪性腫瘍によるものでだいぶ前から腫瘍があったようです」と詳細に続く病状を聞いていたが、「大学に知らせてください奥さんのヴェロニカと娘さんにも」という言葉に、宙を見つめて考えを巡らせる様子を見せる。そして、「残った時間は?」と尋ね、「治療すれば1年です運がよければ1年半」という医師の言葉を視線を落としたまま聞くと、「治療しなければ?」と再び質問し、「半年でしょう」という答えに呆気にとられながら苦笑いを浮かべる…という、一瞬にして人生が変わってしまった場面が淡々と描かれる。果たしてこの後、リチャードはどうなってしまうのか、気になる映像となっている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年07月24日ジョニー・デップが余命180日と宣告された大学教授を演じる『グッバイ、リチャード!』。本作から、ジョニーのコミカルな表情を堪能できる場面写真が届いた。本作でジョニーが演じるのは、大学教授のリチャード。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずが、ある日突然「余命180日です」と告げられたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるのだが…というのが、今回の役どころ。この度、解禁された場面写真は全部で10枚。ゆるくウェーブのかかった茶色の髪に、口ひげ、スーツという出で立ちで、落ち着いた雰囲気を漂わせるジョニーの姿を見ることができる。しかし、中には、そのスーツ姿のまま池の真ん中で、背中を丸めてずぶ濡れになっている姿も。視線はどこか遠い一点を見つめており、深刻な事態を感じさせる。さらに、病室のベッドの上で、八の字眉で誰かを見つめる情けない表情のカットもあり、リチャードが置かれた「余命180日」という状況が伝わってくる。その一方で、学生たちに講義をしたり、バーらしきところで真剣な表情で学生たちに何かを話したり、学生たちと並んで座り何かを見たりしているカットからは、やりたい放題でもしっかりと学生たちと関係が築けている様子が伺える。さらに、家で妻と娘とうつむきながら食事をしているシーンや、笑う妻の横でランプを倒して壊してしまい、なにやらハイな様子のカットなどもあり、家庭ではいったいどんな夫・父となっていくのか、その展開は気になるばかり。残された180日をリチャードがどう過ごし、人生の最後に何を見つけるのか、期待は膨らむ。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月25日リチャード・ギア(70)の妻アレハンドラ・シルヴァ(37)がニューヨーク州内で男児を出産したと24日、「Hola!」誌が伝えた。ギアとシルヴァは再婚同士のカップル。’14年、シルヴァがイタリアで経営するホテルで、共通の友人を通して出会った。約4年の交際の後、’18年に結婚し、翌年2月にはアレクサンダーくんが誕生。2人はそれぞれ以前の配偶者との間に息子を一人ずつもうけている。同誌の報道によると、プライバシーを守るため、パウンド・リッジに所有する牧場で自宅出産し、家族で穏やかに過ごしているという。
2020年04月24日クリント・イーストウッド監督がアトランタ爆破事件の真実に迫る、実話サスペンス映画『リチャード・ジュエル』が、本日4月15日(水)よりデジタルセル先行配信開始。これに合わせて、5月20日(水)よりリリースのブルーレイに収録される映像特典からメイキング映像が一部公開された。1996年、アトランタ爆破テロ事件で爆弾を発見し、多くの命を救ったヒーローから一転、容疑者となった実在の男リチャード・ジュエル。FBI内部からのリークによるメディアの実名報道、それに便乗する世間の誹謗中傷によって引き起こされた冤罪事件がリアルに描かれた本作。イーストウッド監督が「実在の人々を描いたストーリーなのだから、その通りに描きたい」と語っていた通り、本作は20年前に実際の出来事が起きた街アトランタで撮影が行われた。その中には爆破事件の現場である記念公園も含まれており、撮影タイミングもアトランタオリンピックが開催された時期に合わせるという徹底ぶり。今回解禁された映像の中で、カメラスタッフは、多くの資料をもとに作品を忠実に再現することに注力したと話している。特に“メディアの目線”にはこだわったといい、「1990年代らしい映像を再現できた。画角も当時のサイズに合わせたから、より再現性が高い」と説明する。編集スタッフは、「観客がメディアのカメラを通して映像を見ることで実際にそこにいる感覚を味わえる。リチャードのそばで共に恐怖を感じることができる」とその意図を明かしている。また、美術スタッフによると、イーストウッド監督が実際の現場での撮影を望み、リチャードの母ボビ・ジュエルが住んでいたアパートの外観をつかった撮影も行われていたという。そして、全ての物語が始まる重要な場所である記念公園での撮影もかなり苦労したようで、本映像では触れられていないが、この20年間で公園のサイズ自体が変わっていたため、限られた時間の中で当時と同じような画にするため様々な工夫が必要だったことが明らかにされている。1996年当時をリアルに再現するためのイーストウッド監督とスタッフのこだわりが本編にちりばめられている本作。特典映像の「メイキング」にはその全容が収められている。『リチャード・ジュエル』はデジタルセル先行配信中、5月20日(水)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル、デジタルレンタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年04月15日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Cowboy』Richard Princeアメリカの写真家・アーティスト、リチャード・プリンスが40年に渡り、アメリカの象徴として繰り返し取り上げてきたカウボーイのイメージについてまとめたボリュームたっぷりの1冊。1970年代中頃、当時画家志望でタイム誌のティアシート部門で働いていたリチャード・プリンスは、ライターのために記事を切り抜いた後に残った商品やモデルの広告写真に着目。それらを再撮し、切り取り、拡大した自身の作品を制作し販売し始めた。中でも特に惹きつけられたのは、煙草「マルボロ」の広告に登場するカウボーイのモチーフ。彼はその後、アート界に爆発的な影響を与え、訴訟を引き起こし、現代写真のオークション記録を樹立した。近年は1980年代、90年代のTIME誌をもとに今の技術を使って新シリーズを生み出し、インスタグラム時代においてもカウボーイへの熱中を継続している。本書は、リチャード・プリンスが過去40年間に製作した作品の中でアメリカ西部神話をどのように発掘してきたかを示す。プリンスは従来の写真の限界に再び挑戦し、カウボーイと西部を見るレンズを通して40年前に彼が引き起こした議論を再燃させる。【書籍情報】『Cowboy』写真:Richard Prince出版社:Prestel言語:英語ソフトカバー/484ページ/310×230mm発刊:2020年価格:1万290円■Shelfオフィシャルサイトで『Cowboy』を購入する
2020年03月21日サム・ロックウェルがFBIとメディアを相手に、爆破事件の容疑者にされた男の無実を信じて闘う弁護士を演じたクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』。この度、サムが劇中とは一転、リラックスした姿を見せながら本作のテーマや見どころについて語るインタビュー映像をシネマカフェが入手した。サム・ロックウェルを魅了したのは、孤立無援のリチャードを信じて共に闘う弁護士ワトソンの実像だった。ラフなシャツでリラックスしたサムは、「ワトソンの役柄はとても好きだ。リチャードの無実を証明するため貪欲にこの重大な事件を引き受けた」と語る。FBIとメディアというふたつの巨大な権力を敵に回すことは、常識的な弁護士であれば誰もがひるむに違いない。だが、ワトソンだけは違った。彼には、真実が歪められたことに対する怒りと正義、そしてリチャードの固い絆があったのだ。また、イーストウッド監督の現場は俳優として最高の環境だったという。「俳優も兼ねている監督にはいつも配慮してもらえる。カメラの前に立つことがどう精神的に感じるのか知っているので配慮してくれる。イーストウッド監督も例外なく、すごく配慮してくれる俳優にとてもやさしい監督だ」と現場をふり返る。一方のイーストウッド監督は「どんなキャラクターであれ、それを包み込むように理解し、彼自身のものにできる。実際に完璧にこなしていた」とサムの演技に絶賛を贈っている。「メディアが下調べもなしに報道するとどうなるか」本作が描くリチャードの物語は、決定的な証拠もないまま容疑者としたFBIの焦り、そして、確かな裏とりもせずに「リチャードが容疑者」だと実名報道したメディアの良識に鋭く切り込む。サムは、「作品の中心的なテーマは冤罪で、メディアが下調べもなしに報道するとどうなるかも描いている。山火事のように人々は飲み込まれ、コントロールが効かなくなる」のだと断言する。しかも、リチャードを襲った悪夢のような事件と「同じようなことが起こり続けているからこそ、古くならない大事な問題だ。耳を傾けるべきだよ」と、映画が訴えかけるテーマの重要性を訴える。また、この映画のもうひとつの面白さは、ワトソンとリチャードのバディ・ムービーとして楽しめることだ。『スリー・ビルボード』でオスカー俳優となったサムは、撮影前にポール・ウォルター・ハウザーと3日間を共に過ごし絆を深めたという。「ワトソンはリチャードにとって適任な弁護人だった。彼はリチャードにとって、父や兄のような関係だったからだ。基本的にはずっと、ワトソンがリチャードに物事を教えている。そんなふたりの関係もこの映画の見どころだ」と語る通り、ふたりの絆も重要なポイントだ。1996年の事件発生から24年が経過した2020年に公開される『リチャード・ジュエル』は、サムが語る通り、いままさに我々の周りで起こっていることを描いた作品だ。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが「被害者」にも「加害者」にもなり得る。イーストウッド監督が時代に警鐘を鳴らす実話サスペンスで描く“真実”を、劇場で目撃してほしい。『リチャード・ジュエル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月18日sacai(サカイ)から、人類で初めて月面着陸した宇宙飛行士、ニール・アームストロングの名言を配したユニセックスTシャツが登場。2020年1月18日(土)より、青山店にて発売される。sacaiの2020年春夏メンズコレクションで発表されたこのTシャツにあしらったのは、ニール・アームストロングが残したとされる名言「“One small step for man, one giant leap for mankind.”(一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大なる飛躍である)」。アートディレクターのファビアン・バロンの手によって、この名言を、存在感溢れるグラフィックに落とし込んでいる。デザインはユニセックスの計2型。カラーはブラックと、sacai 青山店限定のグレーの2種類をそれぞれに用意した。なお、Tシャツの素材にはサスティナブルな新素材を開発する日本のベンチャー企業「スパイバー」による「ブリュード・プロテイン(Brewed Protein)」を採用している。【詳細】sacai x Spiber(サカイ x スパイバー)発売日:2020年1月18日(土)販売店舗:sacai 青山店価格:ユニセックス2型 各39,000円(税込)カラー:ブラック、グレー※グレーはsacai 青山店限定カラー
2020年01月13日今年90歳を迎えるクリント・イーストウッド監督の、実に第40作となる最新作『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ爆破事件を描く実話サスペンス。『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』など実在人物をめぐる“真実”を描き続けてきた巨匠が、「この物語は、今、我々の周りで起きていることとすごく似ている」と語るのは、同事件の第一発見者として数多くの人々を救ったはずのリチャード・ジュエルの物語。警備員として献身的な働きが讃えられ一躍ヒーローとなるが、数日後にはFBIの捜査情報が漏洩し、地元メディアが「リチャードを捜査中」と実名報道したことで状況は一転。爆弾犯扱いされたリチャードは、名誉もプライバシーも奪われてしまう。今回、その主人公リチャードを演じたポール・ウォルター・ハウザーの特別インタビューが届いた。イーストウッドからの特別なオファーを受け初主演本作の映画化に向けて、イーストウッド監督は「リチャード役にはポール・ウォルター・ハウザー以外考えていなかった」という。実話を基にしたマーゴット・ロビー主演の傑作『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』を観ていたイーストウッドは、迷うことなくキーパーソンを演じていたハウザーに出演オファーを送った。「映画の撮影でタイに滞在していたとき、クリント・イーストウッド監督が次の映画の主役のひとりに僕を考えているという電話をもらった。信じられなかった」とハウザーは言う。「キャスティングのジェフ・ミクラットと製作のティム・ムーアから『ほかの仕事は保留しておいてほしい。どうしても君に出演してほしい』と依頼された」と、そのオファーに驚いたそう。「3週間後タイから帰国した後、ワーナー・ブラザースの撮影所でクリント・イーストウッド監督に初めて会った。僕を見た監督は、少しニヤリと笑った。まるで僕に会った瞬間、彼の予想が完璧だったと証明されたかのように」と、初対面は「監督から自分がリチャード・ジュエルと思ってもらえたことは、僕にとっても安心する出来事」となった。そのミーティングの後で脚本を渡された。「もともと僕は、脚本を書いたビリー・レイの大ファンなんだ。僕が大好きな映画、ピーター・サースガード(&ヘイデン・クリステンセン)の『ニュースの天才』を書いている。だから彼が書いたセリフを演じられることは光栄だった。この脚本の強みは、重い物語のなかに可愛らしい瞬間や面白いシーンが描かれていることだ」とユーモアも交えた人物描写に惹かれ、「さらに映画のなかでは現実とは違い、リチャードが英雄として描かれているところが気に入った」とも言う。リチャードを等身大の人間として体現するやがてハウザーは役作りを進めた。「監督は、リチャードの声質や喋り方、また動き方や仕草をマスターするために、たくさんの映像を観てほしいと言った。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』での僕の演技を観て、現実の男を演じられると思ってくれていたようだ。でも僕は有名なスポーツ選手や政治家などセレブリティを演じたわけではなく、すべてを完璧に真似する必要はなかった」と明かす。「僕なりの演技であっていいと思ったし、重要なのは脚本に敬意を払って演じることだった。でもたくさんの映像を観て学び、体重も増やしたよ」と、彼なりにアプローチを進めていったという。最も意識したことが、等身大の人間としてのリチャードを体現することだった。「僕が避けたかったのは、リチャードをアメリカ南部の典型的な田舎者として描くことだった。彼をただひとりの人間として演じたいと思っていた。南部なまりがあるのは、たまたま生まれた場所で身につけた副産物のようなものだ」。そして、リチャードの潔白を信じる弁護士ワトソン役のサム・ロックウェルを始め、「この映画に関わった人は全員、登場人物をリアルで地に足が着いた人間として描くことを目指していた」と、キャストもスタッフも等身大のリアリティを追求したとふり返る。実母ボビ、弁護士ワトソン氏との面会で得たものさらに、リチャードを演じる上でハウザーにとって欠かせないミーティングもあった。「リチャード・ジュエルを知る人、母ボビ・ジュエルと弁護士のワトソン・ブライアント氏に会った。僕らは数時間に及ぶ長いミーティングをして、リチャードについていろいろと教えてもらった」と、親密な会話を通して役作りを進めた。最も重要だったことが「この物語について彼ら自身がどう感じたかを尋ねること」だった。「何が真実なのか、何がねじ曲げられたのか」ハウザーは当事者の言葉に耳を傾けて空白を埋めていった。「僕らがわからなかったところを彼らに埋めてもらうことができた。しかもイーストウッド監督が僕のキャスティングに自信を持っているからこそ、ふたりは僕を信頼すると言ってくれた」といい、そうして現場に臨む準備が整っていった。サム・ロックウェルと初めて会った夜、ふたりで『レインマン』を観た!「サム・ロックウェルは僕にとって演技の英雄だ。共演は興味深い経験だった」というハウザーは、彼に対してさらにリスペクトを深めたようだ。「サム自身がロバート・デュバルやジーン・ハックマンに対して感じるものを、僕は彼に感じている」と敬意を込める。「彼に会えてとても嬉しかったし、僕が憧れとともに感じていた壁を壊してくれた。ただひとり人間や仲間として話すことができた」と、共に俳優として現場に臨む準備を進めていった。「サムに初めて会った夜、チョコレートとウイスキーを楽しみながら、彼のソファでダスティン・ホフマンとトム・クルーズの『レインマン』を観た。僕の人生のなかで最も不思議で最高の瞬間のひとつ」だったと告白する。「でもその瞬間がすばらしかったのは僕らが打ち解けるチャンスになったからだと思う」とハウザー。互いに異なるふたりの旅路を描く『レインマン』から、2人の関係性を確認していったという。「リチャードとワトソンのようにお互いの理解を深めていく。脚本の演技を考えていないときにただ一緒に過ごす瞬間が大きな影響を与え、スクリーン上の相性の良さを作り上げていってくれた」と、撮影前にサムと過ごした3日間は特別な時間となった様子だ。「人に対して温かい」俳優に最大の敬意を表するイーストウッドの演出ハウザーにとって、クリント・イーストウッドは雲の上の存在だ。ひとりの映画ファンとして、「僕が初めて観たクリント・イーストウッド映画は、ケビン・コスナーとともに主演を務めた『パーフェクト ワールド』だったと思う」とふり返る。成長した彼のお気に入りは、「アンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』だ。ドラマ映画のお気に入りの一作だ。『ミスティック・リバー』や『ミリオンダラー・ベイビー』も忘れられないすばらしい映画だ。いろんな映画を観てきたけど、クリント・イーストウッド監督の映画は常にどこかで観てきている」という。そんな巨匠の現場に入ったハウザーは、監督の人柄について「監督はやさしく、自信があり、人に対しては温かい人だ」と、俳優たちを包み込むかのような人柄に魅了されたという。「だから彼を恐れる気持ちがあるなら、それは彼が映画製作のビッグネームで、物語を綴るマスターだからだ。彼はカウボーイにも見えるし、恋人にも見える。またファイターでもあり、映画を象徴する存在だ。そういう意味では圧倒されたよ」と、撮影現場のイーストウッドと、映画人なら誰もが敬愛する偉大なる存在であるイーストウッド、ふたつの顔を間近に体験することになった。「この映画における僕らの監督と俳優としての関係は、とてもオープンで率直なものだった。何か気に入らないことがあれば正直に伝えられたし、もう一度テイクをやらせてほしいとも言えた。監督も決して僕の意見をさえぎることはなく、僕が必要だと言うテイクを撮らせてくれた」と、俳優として最高のパフォーマンスを引き出されたと実感している。イーストウッド監督も「私が君を選んだのは、君を信頼していて、自分なりの選択をしてほしいからだ。自分を信じて、君なりの考えでこの役を演じてほしい」とハウザーに演技を委ねた。リチャード・ジュエルの1枚の写真に心を震わせた撮影が終わり、「リチャードが泣いている写真を見た」ハウザーは大きく心を動かされたという。「大人の男性が泣いている様子に感情を揺さぶられた。彼はただ泣いているだけではなかった」。「意志が強く、強い男であるイメージを保つことを大切にしている男が、公共の場で泣き崩れている」姿を目の当たりにして、「この事件が彼をどれほど傷つけたのかということに気がついた。彼は壊れてしまった。悪夢のような状況下で、彼ほどに壊れた男性をどう扱えばいいのか、またこのおぞましいほどの窮地から彼を救うためには何が必要なのか」を深く考えさせられたのだ。イーストウッド監督が24年前に起こった事件を描く本作で主役に抜擢されたハウザーは、SNSが定着し、情報の真偽が確認されぬままに世界に伝播していくいまだからこそ、この映画が重要だと指摘する。「この映画から感じ取ることができることがひとつあるなら、それは見た目で物事を判断してはいけないということだ。誰かに対して、勝手に予想を立てて壁を作り、決めてかかってはいけないということだ。その人についての事実を知るべきだし、誰と対するときも適正で万全の注意を払ってその人を知っていく必要がある」と、いまを生きる我々自身が情報に対して意識的に生きる必要があると力を込める。「さらに正義が明らかになるのはときに自分が思うよりも時間がかかると理解することも必要だ。この映画が描くリチャード・ジュエルの物語で、人々は正義になんか興味がなかった。彼らが気にしていたのは、謎を解明して事件を終わらせることだけだった」と締めくくる。ハウザーが体現したリチャード・ジュエルの姿は、いまを生きる全ての人に響くに違いない。『リチャード・ジュエル』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月11日クリント・イーストウッド監督が1996年に起こったアトランタ爆破事件を描く『リチャード・ジュエル』。本作で、爆発物の第一発見者でありながら第一容疑者と実名報道された警備員リチャードの母ボビを演じているのは、『ミザリー』(’91)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、数多くの作品で確かな演技を披露し続けている名女優キャシー・ベイツ。本作では第77回ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた。多くの人々から敬意を集め、長いキャリアを誇るベイツだが、イーストウッド監督と組むのは今回が初。「ぜひ出たいと思ったのは、クリントと仕事ができるからだったということは認めなくちゃね」と笑うベイツは、「やっとその機会を得られたなんて、とにかく感激したわ」と語っている。イーストウッドは、なぜ『リチャード・ジュエル』の映画化を決めたのか?イーストウッド監督に最初に尋ねたことは、「なぜこの映画を作りたいと思ったの?」ということだったというベイツ。すると監督は「自分が観たい映画だからだと言ったの。それが彼の最初の言葉。リチャード・ジュエルがFBIからひどい扱いを受けたのは悲劇だと心から感じたそうよ。FBIは、訓練用の映画を作るのに協力してくれとリチャードに頼んだのだけど、それは彼にミランダ警告で被疑者に認められている権利を放棄させるための策略だったの」と、監督が感じた憤りを耳にして驚いたという。ミランダ警告とは、アメリカの法執行機関が被疑者の取り調べを開始する前に、権利を告知する義務を指す。「黙秘権があること」「供述が不利な証拠になりうること」「弁護士の立ち会いを求める権利があること」「公選弁護人をつけてもらう権利があること」を知らせなければならないのだ。だが、FBIはリチャードにこのルールを遵守しなかった。「私はとにかく驚いた。もちろん、あの爆破事件のことは知っていたけれど、リチャード・ジュエルと彼のお母さんにとってそれがどれほど悲惨な体験をしたのか、全然知らなかったから。その部分を脚本で読んで、ほんとうに恐ろしかったわ」と、映画が描く事実に衝撃を受けたという。実母との特別な時間から生まれたキャシー・ベイツの熱演ベイツは、自分が演じた実母ボビとも時間を共にした。「彼女は、リチャードが若くして亡くなった(2007年44歳で逝去)のは、あんなひどい体験をしたことが大きな原因だと思うと言っていた」とふり返る。「彼らが体験したことは、誰にでも起こりうる。彼は物心ついてからずっと警官になりたかった。ほかの人たちの世話をしたり、人助けをしたいと思っていた。彼は自警団っぽいところが強かったために、FBIはそれを捻じ曲げて考えて、何か悪いことのように見せたの。そして彼は殺人犯のプロファイルに完全に一致すると考えられた」と、プロファイリングによる捜査を優先させたFBIはリチャードが容疑者だと断定したと指摘する。「ボビは脚本を1ページずつめくりながら、その当時の気持ちを話してくれたの。FBIから送り込まれた15~20人ぐらいの捜査官たちが家をあさり、彼女の私的な文書や日記まで調べたときの気持ち」を聞かされたベイツ。「家宅捜索のときに彼女の下着が入った引き出しまであさったのよ」と、容疑者捜査という大義を振りかざすFBIのやり方に苦言を呈する。この場面は、悲嘆に暮れるボビが捜査員に噛みつくシーンとなって本編でも再現されている。また、製作のティム・ムーアはこう語る。「私たちみんなの心に響くのは、ひとりの人間の人生が完全に破壊されただけでなく、彼の母ボビが、自分の息子がアメリカでいちばん憎まれている人間として扱われるのを見なければならなかったという点だ。彼女は息子を誇りに思っていたし、実際、あのときの彼の行動は誇りに思って当然だった」。「キャシーは“強打者”だ。この役でホームランを打った」一方、リチャード・ジュエルを演じたポール・ウォルター・ハウザーは、脚本を読んだ瞬間に母親ボビはキャシー・ベイツが演じるべきだと確信したという。「脚本を読んで、まず『これはキャシー・ベイツだ。キャシー・ベイツが僕の母親を演じている』と思った。実際に演じると知る前に僕はそう思った。完璧なキャスティングだ。キャシーは“強打者”だ。この役でホームランを打ったと思う。彼女が演じることでほんとうに特別なキャラクターになっている」と、イメージ通りにキャスティングされたベイツの演技を絶賛する。そしてベイツも、ハウザーとの共演を喜んだ。「ポールを『アイ,トーニャ史上最大のスキャンダル』(18)で観たとき、『すばらしい俳優よ。若くて、楽しくて、みんなを盛り上げるタイプ』だと思った。この作品で私は彼にすっかり惚れ込んでしまったのよ。彼は善良な人なので、その母親を演じるのは楽だったわ」とふり返っている。誰もが“加害者”にも、“被害者”にもなり得るSNS社会に巨匠が警鐘を鳴らす2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッドは、『アメリカン・スナイパー』を超える緊迫感と共に、“知られざる真相”への興味と感心を絶えず刺激し続けながら、心優しい男がなぜ全国民の敵となってしまったのかを追うサスペンスドラマとして描き出した。SNSが人々の生活に根付き、姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会では、誰もが“被害者”にも“加害者”にもなり得る。この他人事ではない実話を通じて、イーストウッドが時代に警鐘を鳴らす。息子の潔白を信じる母ボビと犯人扱いされた息子リチャードに待ち受ける、FBIの徹底的な捜査と、スクープという獲物に群がるメディアリンチの罠。その顛末をスクリーンで確かめてみてほしい。『リチャード・ジュエル』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年01月07日『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』のクリント・イーストウッド監督が贈る、1996年アトランタ爆破事件の実話を描いた衝撃の問題作『リチャード・ジュエル』から、日本版オリジナルポスターが解禁となった。1996年アトランタ爆破事件の容疑者にされた男の実話を描いた本作。監督は、2020年に90歳を迎える巨匠クリント・イーストウッド監督。主人公のリチャードをポール・ウォルター・ハウザー、弁護士ワトソンをサム・ロックウェル、リチャードの母のボビをキャシー・ベイツ、女性記者をオリビア・ワイルド、FBI捜査官をジョン・ハムが演じた。今回解禁された日本版ポスターは、実名報道されたことでメディアに取り囲まれ、沈痛な表情でうつむくリチャードを捉えている。後ろには、巨大権力に立ち向かう決意をした弁護士のワトソンが厳しい表情で寄り添い、リチャードの隣で母ボビが悲嘆にくれて涙ぐんでいる。報道陣の中には、アトランタ・ジャーナルの女性記者キャシー・スラッグスとFBI捜査官トム・ショーの姿がある。「その日、全国民が敵になった―」というコピーが添えられ、心優しい男がなぜ容疑者になってしまったのか、思わず真相を確かめたくなるビジュアルに仕上がっている。『リチャード・ジュエル』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月13日クリント・イーストウッド監督映画『リチャード・ジュエル』が、2020年1月17日(金)に日本公開。アトランタ・オリンピックの爆破テロ事件を題材に『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』『15時17分、パリ行き』『運び屋』と、これまでも事実を基に物語を描いてきたクリント・イーストウッド。今年で89歳を迎えながらも現役監督を務める彼から、記念すべき40本目となる作品が到着。『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ・オリンピックで起こった爆破テロ事件の“真実”を描く衝撃の問題作だ。容疑者となってしまった1人の警備員物語の舞台は、アトランタ・オリンピックの開催真っ只中。突如爆破テロが勃発した会場はパニックに陥った人々で大混乱となる。そんな中、不審なバッグを発見した警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)の迅速な通報によって、数多くの人命が救われた。…しかし事件は一転。爆弾の第一発見者であるジュエルが、FBIから容疑者の疑いがかけられ逮捕に追い込まれる。ジュエルの無実を信じるのは、実の母・ボピと、世界一無謀な弁護士ワトソン・ブライア(サム・ロックウェル)だけ。心優しい1人の男が、何故国民の敵となってしまったのか?姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会を舞台にしたサスペンスドラマが描かれる。“悪”はどこに潜んでいるのかー?公開された予告編では、彼の無実を信じる弁護士ワトソンが「容疑が晴れるまで黙認しろ」とジュエルにアドバイスする姿が。しかし声紋判定のためにボイスサンプルが欲しいFBIからは、執拗に「公園に爆弾がある、爆発まで30分」と言えと強要される様子が映し出されている。ジュエルを落とし込もうとしているのは、果たして政府やマスコミなのか?クリント・イーストウッドが描く衝撃の真実の結末を、是非シアターで確かめてみてはいかがだろう。ゴールデングローブ賞にノミネートなお第77回ゴールデングローブ賞においては、主人公の無実を頑なに信じ続ける母を演じたキャシー・ベイツが助演女優賞にノミネート。2020年2月9日(現地時間)に開催される第92回アカデミー賞においても、同じく助演女優賞にノミネートされている。息子の無実を世間に語りかける記者会見のシーンにおいては、6時間ぶっ続けで感情的な状態を保ち続けていたというキャシー。共演したサム・ロックウェルは、「あれほどの演技を見せる俳優を今まで見たことはない。キャシーは本当に大きな力をもつ女優だ」と、その集中力が生み出す渾身の演技に圧倒されたという。【詳細】映画『リチャード・ジュエル』公開日:2020年1月17日(金)監督/製作:クリント・イーストウッド原作:マリー・ブレナーバニティ・フェア「American Nightmare―The Ballad of Richard Jewell」脚本:ビリー・レイ『キャプテン・フィリップス』製作:ティム・ムーア、ジェシカ・マイヤー、ケビン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイビソン、ジョナ・ヒル出演:サム・ロックウェル(『スリービルボード』)、キャシー・ベイツ(『ミザリー』)、ポール・ウォルター・ハウザー(『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』 )、オリビア・ワイルド(『トロン:レガシー』)、ジョン・ハム(ドラマ『MAD MEN マッドメン』)
2019年11月10日リチャード・ギア(70)の妻アレハンドラ・シルヴァ(36)が、第2子を妊娠しているという。2人の間には、今年2月に第1子アレクサンダーくんが誕生したばかり。「Hola!」誌によるとアレハンドラは現在妊娠3か月で、出産は来春の予定とのこと。リチャードには元妻キャリー・ローウェルとの間に19歳の息子、アレハンドラには元夫との間に6歳の息子がおり、2人にとっての第1子アレクサンダーくんと、来春誕生予定の第2子を合わせると、リチャードは4人の父親となることに。2人から第2子妊娠を認めるコメントはまだ出てないが、第1子についてはダライ・ラマがアレハンドラのお腹に手を添えている画像(現在は削除)をインスタグラムに投稿し「数分前に、特別な出来事がありました。これから生まれる赤ちゃんに祝福を受けました。ダライ・ラマにお伝えする前に、妊娠を発表することはできなかったんです」というコメントで報告。第2子が誕生する前にも、何らかの形で発表するのではと期待されている。2人は2014年から交際を始め、2018年5月に結婚。リチャードは「ずっと求めていた、落ち着いたハッピーな生活を手に入れることができた」と語り、アレハンドラは「本当におとぎ話の世界にいるみたい。世界で一番幸せな女性だと思う。私たちの恋物語は最高に甘く、ロマンティックで、思い描いていたパーフェクトな夢のよう」と喜びを爆発させていた。(Hiromi Kaku)
2019年11月07日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Avedon Advertising』Richard Avedonファッション業界に多大な影響を与えたリチャード・アヴェドン(Richard Avedon)の広告関連作品の写真集。リチャード・アヴェドンは、1940年代から21世紀初めまで、アメリカでもっとも影響力のある人気広告写真家の一人として活躍。世界文化の頂点といわれる、広告業界中心地のマディソン街を代表する作品を制作し続けた。有能なモデル、ライター、アートディレクターと協力し、シャネル(CHANEL)、ディオール(DIOR)、ヴェルサーチ(VERSACE)、レブロン(REVLON)、カルヴァン クライン(Calvin Klein)などのキャンペーンを含む、特にファッションと美容の分野で、消費者に新商品を促す写真を作成した。本書は、戦後の消費者に新たな体験をもたらせた繁栄期の1940から1950年代から、活気のあった1960年代、そして有名な人々の文化やブランド認知が形づけられた時代の作品を展開している。【書籍情報】『Avedon Advertising』写真:Richard Avedon出版社:Abrams言語:英語ハードカバー/351ページ/360×250mm発刊:2019年価格:1万7,210円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Avedon Advertising』を購入する
2019年10月26日アイルランド出身のリチャード・マローン(Richard Malone)による2020年春夏コレクションがロンドンで発表された。
2019年09月27日モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)から、「0 モンクレール リチャード・クイン」2019-20年秋冬コレクションのウィメンズダウンジャケットなどが登場。2019年9月12日(木)より、一部のモンクレールブティック、主要セレクトショップで発売される。「0 モンクレール リチャード・クイン」は、2016年にセントラル・セント・マーチンズを卒業し、自らの名を冠したブランドを立ち上げた若手デザイナー、リチャード・クインが手掛けたもの。第1回「英国デザイン・クイーンエリザベスIIアワード」の初代受賞者であり、ロンドンを拠点に活動する気鋭デザイナーである。モンクレール ジーニアス初参加となる2019-20年秋冬シーズンでは、“プリントの可能性”をテーマに掲げたコレクションを展開。リチャード・クインが得意とする50年代や60年代風のシルエットや、カラフルなプリントを落とし込んだダウンジャケットなどを取り揃える。用意されるダウンウェアは、ダイヤモンドを飾ったボタンが目を惹くフラワー柄のオペラコートや、80年代スキーウェアを連想させるレインボーカラーのパフィージャケット、オーバーサイズなゼブラ柄パッディドコートなど。またダウンウェアの他にも、アニマル柄のボディスーツやバナナヒールが印象的なフラワー柄パンプスなどプレイフルなアイテムが展開される。【詳細】モンクレール ジーニアス「0 モンクレール リチャード・クイン」2019-20年秋冬コレクション発売開始:2019年9月12日(木)発売店舗:一部のモンクレールブティック、主要セレクトショップ、オフィシャルECサイトアイテム例:・LESLEY X(アウター) 463,000円+税・FATSIANFUR(アウター) 326,000円+税・AVA(アウター) 283,000円+税・BODY SUITS 124,000円+税・DALIA(シューズ) 95,000円+税【問い合わせ先】モンクレール ジャパンTEL:03-3486-2110
2019年09月12日