「ルーター隠し」について知りたいことや今話題の「ルーター隠し」についての記事をチェック! (2/5)
バッファローは6日、IEEE802.11ac(2×2)に対応した無線LANルータ「WCR-1166DS」を発表した。5月上旬から発売する。価格は5,500円(税別)。本体は手のひらに乗るコンパクトサイズで、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応。転送速度は最大866Mbps(理論値)となっている。iPhone 6やiPhone 6 Plusなどで利用できる「ビームフォーミング」に対応し、移動する端末を自動追尾して通信を安定化させる。アンテナ数は5GHz帯、2.4GHz帯とも、2本ずつ(送信2本、受信2本)。10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LANポートは、LAN側とWAN側で1ポートずつ。そのほか、最新のファームウェアに自動更新する「自動アップデート機能」を備え、無線LANの接続機能はAOSSとWPSをサポートする。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES)、WEP(128bit/64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も利用可能だ。本体サイズはW50×D109×H110mm、重量は約139g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.11、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2016年04月06日NECプラットフォームズは4日、IEEE802.11acに準拠しアンテナ4本を利用する4ストリーム対応の無線LANルータ「Aterm WG2200HP」および、1ストリーム対応の「Aterm WG800HP」を発表した。発売日は4月14日。価格はオープンで、店頭予想価格はAterm WG2200HPが税別17,000円前後、Aterm WG800HPが税別6,000円前後。○Aterm WG2200HP5GHz帯が4ストリーム、2.4GHz帯が3ストリームに対応し、最大1733Mbps(規格値)で通信できる無線LANルータ。独自のμSRアンテナ搭載により、11acの4ストリーム対応無線LANルータとして国内最小サイズを実現した(4月4日時点、同社調べ)。ルータに接続中のWi-Fi機器と、機器ごとの接続周波数帯や電波強度などの状態を、PCやスマートフォンで確認できる新機能「見えて安心ネット」を搭載。接続機器ごとに許可/制限対象/拒否といった接続管理を設定でき、例えばWi-Fi機器の不正アクセスを検出し接続を拒否したり、子どものWi-Fiゲーム機からの接続を検知して保護者に通知したりする使い方が可能。ほか、接続機器ごとにインターネット接続時間を管理できる「こども安心ネットタイマー」機能や、省エネ機能「オートECO」も備えている。無線LAN簡易接続システムは、QRコードを使う「らくらくQRスタート2」、NFCを使う「らくらくかざしてスタート」、本体ボタンを使う「らくらく無線スタート」、WPSなど。セキュリティ機能は、マルチSSID、ネットワーク分離、MACアドレスフィルタ、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)などを用意。有線LANインタフェースは、WAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×1基、LAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×4基。本体サイズはW35×D130×H181mm(突起部除く)、重量は約0.4kg。イーサネットコンバータセットも同時発売し、価格はオープン。セットモデルの店頭予想価格は33,000円前後。○Aterm WG800HP5GHz帯で1ストリーム、2.4GHz帯で2ストリームに対応し、最大433Mbps(規格値)で通信できる無線LANルータ。機能を絞ったエントリーモデルながら、有線LANはギガビットに対応した。機能面ではこども安心ネットタイマーやオートECOを搭載。無線LAN簡易接続システムは、らくらくQRスタート2、らくらくかざしてスタート、らくらく無線スタート、WPSなどを用意する。有線LANインタフェースは、WAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×1基、LAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×3基。本体サイズはW35×D97×H146mm(突起部除く)、重量は約0.2kg。
2016年04月04日ネットギアジャパンは3月30日、IEEE 802.11ac wave2対応トライバンド無線LAN ルータ「Nighthawk X8 R8500」を、5月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンだが想定市場価格(税別)は41,000円。保証期間は購入日から3年間となっている。「Nighthawk X8 R8500」は、Wi-Fiにアクティブアンテナ技術(特許出願中)を採用した802.11ac wave2 対応の1.4GHz デュアルコアプロセッサ搭載トライバンド無線LANルータ。アクティブアンテナは、受信した弱い電波を増幅する目的でアンテナの中にアンプを内蔵したもの。電源の制約により電波の出力を上げられないモバイル機器の弱い電波でも受信するという。同製品は、従来の同シリーズが持っていた4つのギガビットLANポートを6つに増やし、より多くの有線接続機器を収容可能とした。そのうち2ポートはリンクアグリゲーションによる2Gbpsの通信が可能。5GHz帯を2つ、2.4GHz帯を1つ同時に使用でき、最高速度は3バンド合計で5.3Gbps(2,166Mbps+2,166Mbps+1,000Mbps)。従来規格の802.11a/b/g/nとも互換性がある。バンドに振り分けるSmart Connect 機能を装備しており、子機それぞれの通信速度に合わせて最適なバンドへ自動的に振り分け、遅い子機と速い子機を別なバンドへ振り分け、速い子機が遅い子機によって邪魔されない通信環境を実現する。さらに「Nighthawk X8 R8500」は、複数のMIMO対応子機と同時に通信するMU-MIMO(Multi UserMIMO)技術に対応(年内を予定)。従来のMIMO 技術(SU-MIMO: Single User MIMO)は同時に通信できる子機が1台のみのため、親機側が多くのアンテナを装備していても子機側のアンテナ数に制限され効率の良い通信が行えなかったが、MU-MIMO に対応することで、複数の子機との同時通信ができるという。
2016年03月31日IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は30日、NECおよびNECアクセステクニカ(2013年当時)が発売した無線LANルータ2機種に、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在すると発表した。対象製品は、2013年6月発売の無線LANルータ「Aterm WF800HP」および、2013年7月発売の「Aterm WG300HP」の2機種。クロスサイトリクエストフォージェリとは、Webアプリケーションに存在する脆弱性を利用した攻撃のことで、この脆弱性により、上記2製品の管理画面にログインした状態のユーザーが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる恐れがある。IPAおよびNECでは対策として、Web管理画面にログインしている間、他のウェブサイトにアクセスしないことを推奨している。
2016年03月30日ソフトバンク、ウィルコム沖縄は、Y!mobileブランドからモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 504HW」(Huawei製)を17日に発売する。端末価格は税込み41,400円。同端末は、複数の周波数帯を束ねる「キャリアアグリゲーション」と、送信用/受信用に各4本のアンテナを用いる「4×4 MIMO」技術に対応することで下り最大261Mbpsの通信を実現したモバイルWi-Fiルーター。主な仕様については、過去記事を参照いただきたい。
2016年03月11日既報の通り、ASUSTeK Computerは7日、無線LANルーターや液晶ディスプレイなど同社製PC周辺機器の新モデルを国内市場に投入すると発表した。これに合わせて記者説明会を開催し、各製品の特徴を紹介した。今回国内販売が発表されたのは、最大転送速度2,167Mbpsのゲーマー向け無線LANルーター「RT-AC88U」、シネスコサイズの34型曲面ゲーミングディスプレイ「ROG Swift PG348Q」、15.6型モバイルディスプレイ「MB169C+」の3製品だ。発表会では無線LANルーター「RT-AC88U」と曲面ディスプレイ「ROG Swift PG348Q」を中心に紹介された。○さらなる速度とより良い使い勝手を追求した「RT-AC88U」ASUSは2009年からグローバルで本格的に無線LANルーターを展開。日本では2013年の「RT-AC68U」を皮切りに製品を投入し、この3年で売り上げを伸ばしている。ASUSによると、同社の無線LANルーターがユーザーに受け入れられる理由は6つあるという。1つ目は安定した通信環境を提供する「内部仕様」で、特徴的な外付けアンテナやパイパワーのプロセッサ、5GHz/2,4GHzそれぞれの専用チップセットがそれにあたる。2つ目は管理インタフェースの「ASUSWRT」で、高い顧客満足率を誇るという。3つ目はトレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を使用する「AiProtection」機能、4つ目はルーターに接続しているデバイスの位置を検出して電波を飛ばすビームフォーミング機能をさらに強化した「Ai Radar」機能、5つ目はUSBストレージホームネットワークへのアクセスを可能とする「AiCloud」、6つ目は年中無休・即日対応の訪問設定サービスが挙げられた。新モデル「RT-AC88U」は、2014年に発売した「RT-AC87U」の後継モデルで、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する。BroadcomのNitroQAM(1024QAM)をサポートし、5GHz帯の通信速度は最大1,734Mbpsから、最大2,167Mbpsへ、2.4GHz帯も600Mbpsから1,000Mbpsへと向上した。また、搭載するプロセッサの動作周波数が1GHzから1.4GHzに強化されたほか、メモリ容量が256MBから512MBに倍増した。これに伴う発熱についても本体上部と側面の2カ所から排気を行うことで対策している。さらに既存モデルでは4基だった有線LANポートを8基に増設。このうち2ポートはリンクアグリゲーションに対応する。ソフトウェア面では、接続デバイスの信号強度や接続速度を自動的に計測し、最適な周波数に自動で切り替ええてくれる「スマートコネクト」や、接続した機器のトラフィックを監視できる「トラフィックスアナライザー」を備える。このほか、スマートフォン向けに提供する「ASUS Router App」を利用することで、ファームウェアのアップデートやシステムモニタリング、ペアレンタルコントロールといった設定が可能となっている。○ゲーム関連機能が充実「RT-AC88U」は、ゲーマー向け無線LANルーターとして、ゲーム関連の機能も豊富に搭載する。まずは「Adaptive QoS」だ。ネットワークゲームの通信優先度を高め、例えばゲーム中にサイズの大きなデータをダウンロードした場合でも、ゲームプレイに与える影響を抑えるという。続いては「WTFast」で、通常ルーターからネットワークゲームのサーバーにアクセスする場合、さまざまな経路を通り、遠回りをしてしまうケースがある。「WTFast」では、WTFast社のGamers Private Network(GPN)を利用することで、ルーターと接続先の通信経路を最適化し、ネットワークゲームプレイ時のタイムラグ(ping値)とパケットロスを抑えることが可能だという。○ハイエンドゲーマー向けディスプレイ「ROG Swift PG348Q」「ROG Swift PG348Q」は、ASUSのゲーミングブランド「R.O.G.」(Republic of Gamers)のハイエンドゲーミングディスプレイ。解像度が3,440×1,440ドット(アスペクト比は21:9)で、画面が弓なりに湾曲した曲面IPSパネルを採用。リフレッシュレートは、DisplayPort接続時最大100Hzで、表示遅延やティアリングを抑えるNVIDIAのディスプレイ表示技術「G-SYNC」に対応する。「R.O.G.」ブランドで展開するほかのゲーミングディスプレイと同様に、ゲームに特化した「ASUS GamePlus」機能を搭載。画面上にゲームプレイをサポートする情報を表示するもので、例えば"Aimpoint"モードでは照準を、タイマーモードではカウントダウンタイマー、FPSカウンターモードではリフレッシュレートをディスプレイの画面上に表示できる。これはディスプレイ側での処理となるため、PC側に負荷はかからない。また、プレイするゲームジャンルに合わせて色調などを変えられる「GameVisual」機能を備える。説明会会場にはWargaming.netのオンライン海戦ストラテジーゲーム「World of Warships」を使ったデモを展示。16:9のディスプレイと比べて、表示領域が広く、味方や敵の艦艇などの情報をより多く表示できるため、次の行動が取りやすくなったり、航空母艦や戦艦大和といった巨大な艦艇の全体を表示できるといったメリットがある。○USB Type-C対応のモバイルディスプレイ「MB169C+」ノートPCなどとUSB Type-Cケーブルで接続できるモバイル液晶ディスプレイ。画面サイズは15.6型で、解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。入力側デバイスとの接続にあたっては、デバイス側のUSB Type-CポートがDisplayPort over USB-C(DisplayPort Alternate Mode)に対応している必要があるが、ケーブル1本で給電と画面表示が可能なため、すっきりとした配線で使うことができる。
2016年03月08日ASUSTeK Computerは7日、IEEE802.11ac対応のゲーマー向けトライバンド無線LANルータ「RT-AC88U」を発表した。11日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込35,500円前後。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LANルータ。5GHz帯が2バンド、2.4GHz帯が1バンドのトライバンド仕様により、5GHz帯を使うデバイスを2台同時に接続しても速度低下を引き起こさない「MU-MIMO技術」に対応するほか、ネットワークゲームの通信優先度を高める「Adaptive QoS」機能が利用できる。また、ネットワークゲームのタイムラグを軽減する「WTFast」機能を搭載。WTFastのGamers Private Network(GPN)を利用することで、ルーターと接続先の通信経路を最適化し、ネットワークゲームプレイ時のタイムラグ(ping値)とパケットロスを抑えることが可能だという。ASUSによると、WTFast機能を利用することでping値を30%~60%低くすることができるとしている。アンテナ数は外付け4本で、BroadcomのNitroQAM(1024QAM)をサポートし、通信速度は5GHz帯が最大2,167Mbps(理論値)×1 + :1,734Mbps(理論値)×1。2.4GHz帯がIEEE802.11nで1,000Mbps(理論値)での転送が行える。ルーターに接続しているデバイスの位置を検出して電波を飛ばすビームフォーミング機能をさらに強化した「Ai Radar」機能を備える。このほか、トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を使用する「AiProtection」機能や、トラフィックの可視化も可能な管理機能「ASUSWRT」、スマートフォンからルーターの機能を利用できる「ASUS Router」アプリに対応する。搭載プロセッサは1.4GHz駆動のデュアルコアCPU「Broadcom BCM4709C0」、メモリは512MB DDR3。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LANポート×8基、WANポート×1基、USB 3.0×1基、USB 2.0×1基。LANポートのうち2ポートはチーミングに対応する。無線LANセキュリティは、WPA2-PSK / WPA-PSK / WPA2-Enterprise / WPA-Enterprise、WEP(128bit / 64bit) / WPS。本体サイズはW300×D188×H60.5mm、重量は約950g。
2016年03月07日ソフトバンク、ウィルコム沖縄は3日、Y!mobileブランドからモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 504HW」(Huawei製)を3月下旬以降に発売すると発表した。価格は未定。同端末は、複数の周波数帯を束ねる「キャリアアグリゲーション」と、送信用/受信用に各4本のアンテナを用いる「4×4 MIMO」技術に対応することで下り最大261Mbpsの通信を実現したモバイルWi-Fiルーター。主な仕様は以下の通り。サイズ: W106×H64×D17.9mm重量: 約157gディスプレイ: 2.4インチカラー液晶バッテリー容量: 3,000mAh連続通信時間: 約9時間連続待受時間: 約900時間LTE: 2.1GHz/1.7GHz/900MHzWi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac最大同時接続台数: 10台カラーバリエーション: レッド
2016年03月03日IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は2日、コレガ製の無線LANルータ2機種にクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在すると注意を喚起した。対象製品は、据え置き型ルータ「CG-WLBARGMH」「CG-WLBARGNL」の2機種で、いずれも販売終了製品。クロスサイトリクエストフォージェリとは、Webアプリケーションに存在する脆弱性を利用した攻撃のこと。この脆弱性により、上記2製品のWeb管理画面にログインした状態で細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる恐れがあるという。IPAおよびコレガでは、Web管理画面にログインしている間、他のウェブサイトにアクセスしないことを推奨している。
2016年03月02日バッファローは22日、メルコグループ創業40周年を記念し、特別仕様のWi-Fiルータと外付けHDDを、同社通販サイト「バッファローダイレクト」にて各40台限定で販売する。今回の限定モデルは、同社が企画・開発・製造を担当し、ブランドのイメージカラーである赤にちなんだスペシャルレッドで塗装されたモデル。40周年記念エンブレムに、限定数を示すシリアルナンバーが記載される。購入希望受付期間は2月22日から3月6日23時59分まで。22日19時時点で購入希望者が販売数を上回っており、抽選での購入となる。購入予約には、直販サイト「バッファローダイレクト」の会員登録が必要。○WXR-2533DHP/40A「WXR-2533DHP/40A」は、IEEE802.11ac対応無線LANルータ「WXR-2533DHP/40A」をベースにしたモデル。価格は30,800円(税別)。通信能力をベースモデルより高めるため、エンジニアが無線性能で選別したプレミアムな個体と、特別な高感度アンテナを組み合わせている。搭載DRAMはベースモデル比で約2倍の1GBを搭載し、USBポートの転送速度の向上にも貢献した。セットアップカードは特注のメタリックデザイン。このほかの機能はベースモデル「WXR-2533DHP」と共通。詳細については、別記事の「バッファロー、大型可動式アンテナを採用した4×4・11acのWi-Fiルータ」を参照いただきたい。○HD-GD8.0U3D/40A「HD-GD8.0U3D/40A」は、外付けHDD「HD-GDU3D」シリーズをベースにしたモデル。価格は79,800円(税別)。特別仕様として、内蔵ドライブにHGST製のヘリウム充填型の8TB HDD「Ultrastar He8」を搭載。ベースモデル同様DRAMキャッシュを備え、PCとのデータ転送を高速に行える。このほかの機能はベースモデル「HD-GDU3D」シリーズと共通。詳細については、別記事の「バッファロー、DRAMキャッシュでコピーを高速化したUSB 3.0外付けHDD」を参照いただきたい。
2016年02月22日UQコミュニケーションズは15日、下り最大220Mbpsの高速データ通信が可能なWiMAX 2+ルータ「Speed Wi-Fi NEXT W02」を発表した。グリーンとホワイトの2色を用意。2月19日に発売する。価格は、「UQ Flat ツープラス ギガ放題」「UQ Flat ツープラス」との通信サービス契約時で2,800円(税別)。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション(CA)時で下り最大220Mbpsの高速通信が可能なWiMAX 2+ルータ。WiMAX 2+に加え、au 4G LTEにも対応し、2つの通信モードを切り替えられる。パフォーマンス設定を「ノーマル」にすることで、電池残量が少なくなるとCAをオフ、電池残量が増えるとオンに切り替えて長時間使用する省電力機能を搭載。直近3日間のデータ通信量を表示する「通信量カウンター」機能も搭載し、通信量を確認しつつ計画的に使用できる。バッテリ容量は2,300mA、連続通信時間はWiMAX 2+時で最長510分、LTE時で最長470分。同時接続台数は10台まで。本体サイズはW121×D59×H11.1mm、重量は約119g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5以降。オプションとして専用クレードルが用意されている。
2016年02月15日UQコミュニケーションズは、下り最大220Mbpsの通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W02」(ファーウェイ・ジャパン製)を19日に発売する。通信サービス契約時の価格は税別2,800円。「Speed Wi-Fi NEXT W02」は、WiMAX 2+とau 4G LTEに対応したモバイルWi-Fiルーター。キャリアアグリゲーションにより下り最大220Mbpsの通信が可能だ。通信モードはWiMAX 2+のみを利用する「ハイスピードモード」、au網も利用する「ハイスピードプラスエリアモード」(オプション料金として月額1,005円が必要)から選択できる。本体は2.4インチのカラータッチパネルを搭載。前モデルからの新機能として、「本日までの3日間」のデータ通信量が確認可能になったほか、キャリアアグリゲーションのオン/オフが自動で切替えられる「ノーマル」モードに対応している。主な仕様は以下の通り。サイズ: W121×H59×D11.1mm重量: 約119gバッテリー容量: 2,300mAh連続通信時間(WiMAX 2+): 約390分(ハイパフォーマンス時)/約420分(ノーマル時)/約510分(バッテリーセーブ時)連続通信時間(LTE): 約440分(ハイパフォーマンス時、ノーマル時)/約470分(バッテリーセーブ時)連続待受時間: 約760時間(デフォルト設定)/約35時間(クイックアクセスモード)Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/acカラーバリエーション: GREEN、WHITE
2016年02月15日NTTドコモは、PREMIUM 4Gに対応し、受信時最大300Mbpsの高速通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION N-01H」(NECプラットフォームズ製)を17日に発売する。端末価格は税込み21,384円。「Wi-Fi STATION N-01H」は、PREMIUM 4Gに対応したモバイルWi-Fiルーター。パッケージには、LTEアンテナ(800MHzプラチナバンド対応)を内蔵したクレードルを同梱する。本体に装着することで自動的にアンテナ感度が向上するという。同クレードルはイーサネットポートを搭載しているため、PCなどと有線接続し、宅内向けのWi-Fiルーターとしても利用可能だ。主な仕様は以下の通り。サイズ: W63×H115×D11mm重量: 約117gバッテリー容量: 2,500mAh連続待受時間: 約1,180時間連続通信時間: 約13時間通信方式(端末側・無線LAN): IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)通信方式(端末側・有線LAN): 1000Base-T/100Base-TXカラーバリエーション: White
2016年02月05日アイ・オー・データ機器は3日、電波を全方位に届ける「360コネクト」搭載の無線LANルータ「WN-AX1167GR」と「WN-GX300GR」の2モデルを発表した。2月下旬から順次発売する。標準価格は7,200円(税別)から。○WN-AX1167GR「WN-AX1167GR」は、5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド接続に対応した、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルータ。2月下旬に発売し、標準価格は8,900円(税別)。上下 / 左右 / 奥行きの360度全方向に電波が射出されるよう最適化された新開発アンテナと、最大通信距離を伸ばす高性能パワーアンプを併用した「360コネクト」技術を搭載。全方向にムラなく電波が届く仕様としたことが特徴となる。内蔵アンテナ数は4本(5GHz送受信用×2、2.4GHz送受信用×2)で、安定性を保ち速度低下を防ぐビームフォーミング技術にも対応。iPhoneなどの対応機種を使うことで、安定した通信をサポートする。最大通信速度は867Mbps(理論値)となっている。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×4とWANポート×1。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)、MACアドレスフィルタリング(最大32エントリ)など。推奨接続台数は8台。縦置き / 横置きの両対応で、本体サイズはW100×D150×H156mm(縦置き時)、重量は約270g。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、OS X 10.9~10.11、Android 4.0~6.0、iOS 7~9。○WN-GX300GR「WN-GX300GR」は、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nのみ準拠するモデル。3月中旬に発売し、標準価格は7,200円(税別)。「360コネクト」などの主な機能や仕様は「WN-AX1167GR」ほぼ共通。相違点は、ビームフォーミングに非対応である点、内蔵アンテナ数が2本(2.4GHz送受信用×2)となる点、重量が約260gになる点など。
2016年02月03日OPNsenseプロジェクトは1月28日(オランダ時間)、「OPNsense 16.1 released」において、オープンソースのルータ/ファイアウォールソリューションOPNsenseの初のメジャーアップグレードバージョンとなる「OPNsense 16.1 "Crafty Coyote"」の公開を伝えた。OPNsenseが発表されてから1年を経てのこととなる。最新のFreeBSD 10.2-RELEASE-p11をベースとしているほか、さまざまな最新機能を提供している。ルータ/ファイアウォールソリューションとしてはFreeBSDベースのpfSenseの人気が高い。OPNsenseはpfSenseから派生する形で始まったプロジェクトで、pfSenseと比較すると積極的に開発を進めているという特徴がある。最新版のFreeBSDの成果物を取り込みながら開発を進めている。OPNsenseやpfSenseはインストール後、Webブラウザ経由でネットワークやファイアウォールの設定が可能。操作やアップデートが簡単ですぐにネットワークシステムを構築できることから人気がある。FreeBSDベースのソフトウェア・アプライアンスやソリューション、ディストリビューションとしてはTrueNASやFreeNAS、NAS4Freeなども人気がある。
2016年01月30日情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは1月27日、KDDIが提供する無線LANルーター「HOME SPOT CUBE」に複数の脆弱性があるとして、注意喚起を行った。HOME SPOT CUBEはKDDIが2012年2月より提供を開始した無線LANルーターで、現在は提供終了となっている。後継機種のHOME SPOT CUBE2は、今回の脆弱性の影響を受けないという。存在を指摘されている脆弱性は、「クロスサイトスクリプティング」と「オープンリダイレクト」「HTTP ヘッダインジェクション」「クロスサイトリクエストフォージェリ」「クリックジャッキング」「OSコマンドインジェクション」の6件で、脆弱性を放置した場合に受ける攻撃の可能性としては以下の5件がある。Webブラウザ上で任意のスクリプトを実行される(クロスサイトスクリプティング)外部のWebサイトに転送される(オープンリダイレクト)HTTPレスポンス分割攻撃によって、Cookieに任意の値が設定される(HTTP ヘッダインジェクション)設定変更など、ユーザーの意図しない操作が行われる(クロスサイトリクエストフォージェリ、クリックジャッキング)アプリケーションの権限で任意のOSコマンドが実行されるKDDIのWebサイトで公開されている情報によると、メーカーによるサポートが終了しているため、ソフトウェアアップデートは提供されない。対策は、「脆弱性の影響の軽減」が可能になるものが案内されており、設定画面のログインパスワード変更やログイン中のその他Webサイトへのアクセスを行わないこと、設定終了後のWebブラウザのシャットダウン、Webブラウザに保存したパスワードの削除などを行うように呼びかけている。KDDIは"恒久的な対策"として、後継機種の「HOME SPOT CUBE2」など、代替製品への乗り換えを行うように呼びかけている。
2016年01月28日NECプラットフォームズは25日、IEEE802.11ac対応の無線LANルータ「Aterm WF1200HP2」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は税別6,480円前後。2月4日に発売する。NECプラットフォームズ製無線LANルータ「Aterm」シリーズの新製品で、「Aterm WF1200HP」の後継機。2×2の送受信アンテナを備え、5GHz帯で最大867Mbpsの通信が可能なエントリー向け製品で、「Aterm WF1200HP」と同様、電波の中継機能や、他のWi-Fi機器の干渉を受けにくい5GHz帯による「TVモード」などの機能を備える。このほか、新たに子供のインターネット接続時間を管理できる「こども安心ネットタイマー」機能を搭載した。無線LAN簡易接続システムは、QRコードを使う「らくらくQRスタート2」、NFCを使う「らくらくかざしてスタート」、本体ボタンを使う「らくらく無線スタート」、WPSを備える。セキュリティ機能は、マルチSSID、ネットワーク分離、MACアドレスフィルタ、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)など。有線LANインタフェースは、WAN側が100BASE-TX/10BASE-T対応有線LANポート×1、LAN側が100BASE-TX/10BASE-T対応有線LANポート×3基。本体サイズはW33×D97×H146mm、重量は約0.2kg。
2016年01月25日村田機械は1月14日、VPNルーターの新製品「GriDRIVE GDR-1250」を1月18日に発売すると発表した。同製品は産業機械の遠隔保守サービス事業者や社内管理部門と対象の産業機械・機器との間にアクセスが必要な時だけテンポラリーに簡易VPNを構築し、セキュアな通信を担保する基本機能に加え、制御装置(MCプロトコル対応PLC)から稼働情報を収集してメモリに保存する機能を搭載。遠隔保守サービス事業者や社内管理部門が必要に応じてこの情報を取り出すことで、機器の稼働状況を容易に監視することが可能となった。また、収集する稼働情報にしきい値を設定することで、トラブル時にはアラートメールを自動送信する機能も搭載している。さらに、セキュアな双方向通信を通じたPLCの設定変更による機器の制御が可能で、産業機械・産業機器の「監視」と「制御」の双方を含む遠隔保守システムを容易に構築することができる。機器間通信はMVMO SIMの3G通信に対応。「GriDRIVE GDR」シリーズとしては、先行発売したLTE通信モジュール(KDDI回線対応)内蔵の「GDR-1150」に、SIMフリー・3G回線利用の「GDR-1250」が加わった形となる。今後同シリーズは、 海外各国の通信規格に対する機器認証に対応したモデルの販売や、 対応PLCの拡大を計画しているとしている。「GriDRIVE GDR-1250」の価格は24万8000円(税別、取付費用別)で、同社は年間300セットの販売を計画している。
2016年01月14日警察庁は15日、ルータやWebカメラ、NAS、レコーダーなど、インターネットに接続されたLinux OS搭載のIoT機器を狙った攻撃に注意を喚起した。利用者が知らない間に機器が攻撃者に乗っ取られ、攻撃の踏み台に悪用されているという。IoT機器を狙った攻撃では、ルータやWebカメラ、NAS、レコーダーなどのIoT機器に不正プログラムがダウンロードされ、攻撃者の命令でサーバ攻撃などを行なう"bot"となる。不正プログラムに感染した機器は、感染拡大のため、インターネットに接続されたテレビやスイッチングハブといった他の機器を探索したり、DDoS攻撃やスパムメールの送信などに悪用されたりする恐れがある。この不正プログラムは、一般的なPCで使われるx86系CPUでは感染せず、IoT機器で多く利用されるARMやMIPS、PowerPC、SuperHなど、特定のCPUで動作するLinuxに感染することが確認されているという。IoT機器では処理能力の低下など、機器の異常に利用者が気付きにくいため、不正プログラムの感染や攻撃を受けている状況を把握しにくい。このため警察庁では、利用中のIoT機器について、最新のセキュリティ情報を確認すること、脆弱性対策がなされないサポート終了製品を使い続けないことなどを推奨している。
2015年12月16日日本通信はこのほど、2つの携帯電話回線を利用した組み込み機器向けルーター「2SIMルーター」を発表した。2回線を利用できるメリットとして、NTTドコモの回線が通信できなくなった場合に、自動的にソフトバンク回線へ切り替えられることがある。これにより、ネットワークの信頼性、高接続性を確保できるとしている。特にIoTやM2M向けのサービスを想定しており、同社はISDN回線での専用線サービスの置き換えを狙う。月額料金はルーターレンタル料金、通信料金を含んで3900円(税別)となる。2SIMルーターは、1つの通信モジュールと2つのSIMスロットを備えており、メイン回線としてドコモ、バックアップ回線としてソフトバンクが利用される。メイン回線が不通になった場合、自動的にバックアップ回線に切り替えを行い、通信を維持することができる。ドコモ回線自体が不通になることは「めったにない」(日本通信 社長 福田 尚久氏)が、信頼性を求める法人ユーザー向けにサービスを提供する。日本通信はMVNOとしてドコモとL2接続を実現しているが、ソフトバンクに対しては現在L2接続を申し入れしている段階だ。ソフトバンクのSIMを挿しただけではそのまま通信できないため、同社の米国子会社がL2接続の契約をする英Vodafoneを経由してソフトバンク回線を利用する形態をとる。同社は、米国でATM向けの無線専用線サービスを提供しており、セキュリティ基準のPCI DSSも取得している。米国ではATMの3割が無線接続で、この分野では「リーダーになっている」と福田氏。この無線専用線サービスの経験を生かして、専用線としてセキュリティが要求される分野での採用を想定しており、現在、ISDNの専用回線サービスを利用している企業をターゲットに据える。国内では、有線の専用線サービスが490万回線利用されているが、そのうち350万回線がISDNを利用し、「速度は64kbpsながら月額1万円程度を支払っている」と福田氏。それに対して2SIMでは、速度は150kbpsに制限された3G通信ながら、月額3980円と割安な価格を実現した。無線であることから「設置コストも低廉化できる」とのことで、今後の利用拡大を目指す。ATMなどの金融機関の採用だけでなく、POSでの利用も想定する。現在、クレジットカード業界はセキュリティのためIC(EMV)への対応を推進しており、今後POS端末の置き換えが進んでいくと見られている。特に、SIMの入ったハンディターミナルを利用する場合は無線部分のセキュリティを確保する必要があるが、同社はPCI DSSを取得しているため、競合に対して有利なポジションになると見ており、採用拡大が期待できるとしている。2SIMルーターは、既存のルーター端末に対して回線切り替えのアルゴリズムを開発して搭載した。疎通確認をして不通と判断すると、自動で回線を切り替える仕組みで、バックアップ回線で通信を継続しつつ、日本通信側がメイン回線の復旧を確認。リモートからメイン回線への切り替えを行う。また現在、「2Moduleルーター」の開発を行っており、ドコモとソフトバンクの両回線を同時に接続して、メイン回線が不通になるとすぐさまバックアップ回線に接続できるようにする計画もある。その後、「2Moduleルーター Advanced」へと進化させ、パケットの遅延といった"IPレイヤでの不安定な挙動"を把握して、不通になる前にバックアップ回線に切り替える仕組みを導入する将来像も語った。2Moduleルーターは来春には登場予定とのことで、製品としてはすでにテストも実施しているが、ソフトバンクとのL2接続が可能になってからの提供を予定している。交渉段階では問題がないため、「実現は春頃になる」と福田氏。現在のVodafone経由でもコスト、機能ともに問題はないというが、「海外を経由しない」という要望に応えるため、ソフトバンクとのL2接続以降の提供となるとしている。日本通信では、セキュリティとしてPCI DSS、信頼性として2つの回線を使うデュアルネットワーク戦略によって、金融・決済系での利用、IoT/M2M分野での利用を目指し、今後パートナー企業とともに販売の拡大を目指していく考えだ。
2015年12月09日ASUSTeK Computer Inc.は7日、同社製の無線LANルータ「WL-330NUL」で発見された脆弱性に対処した最新ファームウェアを公開した。同社はユーザーに対し、ファームウェアの更新を呼びかけている。「WL-330NUL」は、本体サイズ6.5cmの小型無線LANルータ。有線LANポートを1基備え、例えばホテルの有線LANを無線化し、手持ちのタブレットやスマートフォンなどをネットにWi-Fiで接続するといった使い方が可能。「WL-330NUL」に存在する脆弱性は、任意のコマンドの実行や、通信の暗号鍵WPA2-PSKを取得される脆弱性、DoS攻撃を受ける可能性、管理用Webインタフェースの改ざんや認証情報が取得される恐れがある脆弱性など。対象製品は、ファームウェアバージョン3.0.0.41以前の「WL-330NUL」となる。同社は脆弱性を修正した新ファームウェアを公開。製品のサポートページから無料ダウンロードできる。
2015年12月07日●Wi-Fiの仕組みをおさらい自宅にWi-Fiルーターを置いている家庭は非常に多くなったが、Wi-Fiに共通する悩みとして「電波が届かない」「思ったほど速度が出ない」ということがある。電波は周辺の環境にも大きく左右されるにも関わらず、目に見えないので調整が大変だが、セオリー自体は存在する。大掃除などのタイミングで今一度、自分の環境を見直してみよう。○電波は障害物に弱いWi-Fiの仕組みは簡単だ。ルーター(アクセスポイント)とパソコンやスマートフォン、ゲーム機といったクライアント(子機)の間で2.4GHz帯、または5GHz帯の電波を飛ばし、データをやり取りしている。ここで使われている2.4GHz帯、または5GHz帯という電波は、3G/LTEの携帯電話(700MHz~2.5GHz)と比べるとかなり短い波長の電波(マイクロ波)を使っている。電波には波長が短いと障害物などを回り込みにくいという特徴があり、家の外から届いている携帯電話が入るのに、自宅内のWi-Fiが届きにくい、というのはこのためなのだ。電波は壁などにぶつかると反射もする。反射した電波が障害物の陰にまで届いたりもするのだが、反射した電波どうしが干渉しあって減退することもあるため、反射をあまり当てにすることはできない。いずれにしても目で見えていない電波を過信するのは困難というわけだ。障害物に弱いということは、例えばルーターが違う部屋に置いてあると、ドアや家具などで電波が遮られてしまい、届きにくいということになる。同じ部屋の中にあっても、ルーターの前に荷物が置いてあったりすると、当然電波は減退する。このため、Wi-Fiーターの鉄則その1は「見晴らしのいい、障害物に遮られにくい場所に置く」だ。例えば、部屋の中で一番高い家具の上などが望ましい。最近のルーターは外見もずいぶん洗練されているが、それでも部屋のど真ん中に置くよりは、隅の方に置いておいたほうが目立たなくておススメだ。最近、ルーターなどをまとめて隠すように収納するケーブルボックス的な製品も販売されているが、有線のルーターやモデムを入れておくのはともかく、Wi-Fiルーターの場合は個人的にはあまり感心できない。ワンルームのアパートなどで、遠くまで電波を飛ばす必要がなく、部屋の外観を整理したいという場合に使うといいだろう。●アンテナの角度をいじってみてもいいかも○アンテナの向きを変えてみる高いところに置いてもいまいち電波の通りがよくない、という場合は、電波を飛ばすアンテナの向きがよくない可能性がある。ルーターには1~3組程度のアンテナが内蔵されているが、全方向に電波を飛ばす「無指向性」のアンテナと、ある程度方向性を決めて飛ばす「指向性」のアンテナの2種類がある。どちらにも一長一短あるのだが、電波の届きが悪い場合は反射や干渉も含めてアンテナの向きが悪い場合がある。そこでWi-Fiルーターの鉄則その2「ルーターやアンテナの向きを変えてみる」を試してみよう。アンテナが内蔵型の場合はアンテナの位置や方向が見えないので、本体ごと角度を変えることになる。取り扱い説明書にアンテナの位置が記載されている場合もあるので、それを参考にアンテナをよく使う方向に向けてやったり、少し角度を変えるだけで、電波の感度がだいぶ変わる可能性がある。ルーターからアンテナがむき出しになっている製品もあるが、こうした製品はアンテナの角度をいじりやすい。ただ、自分ではよかろうと思って変えてみても、案外影響が少なかったりすることもあるので、少しずついじってみるといい。●中継機の導入も検討して○延長するという手もWi-Fiを利用するのが平面上であればこれで十分なのだが、一戸建ての1階と2階のような立体的な場合は、2階の床や廊下、階段を越えて電波が到達しなければならないため、さらに厄介なことになる。1階では十分な強度の電波が利用できても、2階まで届かない、というケースは非常に多い。各メーカーではこれを解消するため、電波の出力の高い、いわゆるハイパワーな機種を出しているケースもある。電波の出力が高いというのは直接的に通じやすさにつながるため、これは一つの解として正しい。しかしこれでもうまくいかない場合は、最近よく見掛けるようになった「中継器」を使うのも一つの手だ。これはルーターからの電波を拾い、そこからさらに自分自身がルーターとして電波を飛ばすというもので、文字通り中継点となってインターネットとの接続を行ってくれる。そのぶん接続速度が落ちるなどの副作用もあるのだが、接続エリアを広げたいのであれば有効な手段だ。さらに周辺のWi-Fiルーターの電波使用状況を見てチャンネルを変えたり、使われていない周波数帯を使うといった対策もあるが、置き場ひとつ、置き方ひとつで結構結果が違ってくることもあるというのはぜひ覚えておこう。接続環境を整えて、快適な年末年始を過ごしてほしい。
2015年12月05日バッファローは2日、大型の可動式高感度アンテナを搭載するIEEE802.11ac対応の無線LANルータ「WXR-1900DHP2」を発表した。12月下旬から発売し、価格は22,100円(税別)。3本の大型可動式アンテナを搭載するIEEE802.11ac対応の無線LANルータ。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、転送速度(理論値)は5GHz帯のIEEE802.11acで最大1,300Mbps、2.4GHz帯で最大600Mbps。1GHzで動作するデュアルコアCPUのほか、5GHz用と2.4GHz用に補助チップを搭載。2種類の電波を同時に処理することで、スループットを高めている。他のWi-Fi機器や電子レンジなどから発生する干渉ノイズを自動で検知して回避する「干渉波自動回避機能」と、通信の混雑を解消する「バンドステアリング」にも対応。ルータに接続されている端末を5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していないほうへと自動で切り替え、空いている帯域を利用して通信を快適にする。端末を自動追尾して接続を安定化させる「ビームフォーミング」や「ビームフォーミングEX」といった機能も搭載する。「動画」「音声」「ゲーム」など、使用者の用途によってコンテンツの通信優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能を搭載。無線LAN接続機能はAOSS2 / AOSS / WPSをサポート。スマートフォン用アプリ「StationRadar」をインストールすることで、スマートフォンからルータ設定が行える「Wi-Fiリモコン」などを利用できる。インタフェースはGigabit Ethernet有線LAN×4基とWAN×1基を搭載。USB 3.0ポートも1基装備しており、USB HDDを接続して簡易NASとしてつかったり、プリンタをつなげて無線化したりできる。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA / WPA2 mixed PSK(TKIP / AES Mixed)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も設定可能。本体サイズはW41×D185×H185mm、重量は約560g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.11、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2015年12月02日UQコミュニケーションズは12日、4×4 MIMO技術に対応した、下り最大220MbpsとなるWiMAX 2+ルータ「Speed Wi-Fi NEXT WX02」を発表した。20日から順次販売開始する。直販価格は、2年契約プラン「UQ Flatツープラス ギガ放題」や「UQ Flatツープラス」と組み合わせた場合で2,800円(税別、以下同)。端末のみの販売はない。4×4 MIMO技術に対応した、NECプラットフォームズ製のWiMAX 2+ルータ。現行機種「Speed Wi-Fi NEXT WX01」の新モデルとなり、連続通信時間が向上したほか、バッテリ残量が少なくなった際に省電力で通信する「バランスモード」を追加し、より長時間通信できるようになった。休止状態からの起動は約5秒。専用アプリと組み合わせることで、スマートフォンやタブレットからのリモート起動も行える。4×4 MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術とは、データの送信側(基地局)と受信側(ルータ)のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、複数のデータを同時に送受信する高速化技術。WiMAX 2+エリアでの通信時に下り最大220Mbps(理論値)の通信速度が可能。主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、W110×D9.3×H66mm/約95g。Wi-Fi接続時の連続通信時間は、ハイパフォーマンスモード時で約440分、バランスモード時で490分、エコモード時で600分。Bluetooth接続の場合、ハイパフォーマンスモード時で約540分、バランスモード時で630分、エコモード時で720分。同時接続台数は最大10台。準拠するWi-Fi規格は、IIEEE802.11a/b/g/n/ac。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS 10.5~10.11。カラーはパールホワイトとマットブラックの2色を用意する。なおマットブラックは27日発売予定。なお、同社が展開している、現行WiMAXユーザーがWiMAX 2+へ契約解除料と端末代金なしで乗り換えられる「おトクに機種変更!」キャンペーンの対象機種ではない。
2015年11月12日エレコムは10日、IEEE802.11ac対応無線LANルータ「WRC-1167FEBK-A」を発表した。11月中旬から発売し、価格は8,305円。最大通信速度867Mbps(理論値)の無線LANルータ。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nの両方に対応し、5GHzと2.4GHzでアンテナを独立させることで電波の感度がアップしている。アンテナ本数は5GHz帯と2.4GHz帯ともに送受信2本ずつ。「ビームフォーミング機能」も搭載しており、端末の位置を狙って電波を届けることが可能。端末の位置が遠くても安定した通信が見込める(ビームフォーミング対応の端末が必要)。インターネットへの接続時間を制限する「こどもネットタイマー2」を搭載。アクセス時間を制限することで、子供がインターネットを使いすぎるのを防ぐ。設定アプリ「SkyLink Manager」を使うことで、スマートフォンやタブレットでのルータ設定も簡単に行える。無線LANの接続機能はWPSに対応。セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(64bit/128bit)で、ステルスSSIDやMACアドレスフィルタリングも使用可能。ルータモードのほか、APモード、子機モード、中継器モードをサポートしている。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×4基、WAN×1基。本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約210g(スタンド、ACアダプタは含まず)。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 / RT、Mac OS X 10.5~10.10。
2015年11月10日エレコムは4日、IEEE802.11acに対応し、ビームフォーミング機能で安定したデータ通信を行なう無線ルータを2モデル発表した。上位モデルでは最大867Mbpsの通信速度を実現している。発売日は11月中旬を予定。価格は税込6,696円から。両モデルとも、IEEE802.11ac/a/b/g/n/acに対応する無線LANルータ。2.4GHz帯と5GHz帯でアンテナを独立させ電波感度を挙げているほか、対応端末の位置を捕捉しその場所に向けて電波を届ける「ビームフォーミング機能」により、通信の安定性を向上させている。スマートフォンやタブレット向けに、App StoreやGoogle Playから入手可能な接続設定アプリ「SkyLink Manager」を用意。WindowsとMac向けには、接続用プログラムが収録されたCD-ROMが付属する。このほか、簡易無線LAN設定システム「WPS」にも対応。セキュリティ面では、WPA2-PSK(AES)/WPA-PSK(TKIP)/WEP(128/64bit)のほかMACアドレスフィルタリング、マルチSSIDといった機能を用意。子供のネット接続の時間を制限できるよう、無線LAN子機ごとに接続時間を設定できるほか、有害なサイトを遮断する「Webサイトフィルター」の3年間ライセンスも付属する。○WRC-1167GHBK3-A上位モデル「WRC-1167GHBK3-A」では、ハードウェアNATを搭載。インターネットと端末間の有線部分のスループットが最大940Mbps(規格値)を実現した。対子機での無線通信は最新スマートフォンであれば最大870Mbps(規格値)となる。アンテナ数は5GHz帯/2.4GHz帯ともに送受信×2本。価格は税込8,964円。搭載有線LANポートはWAN側が1基、LAN側が4基。本体サイズはW26×D130×H182.5mmで重量は約210g。○WRC-733FEBK2-A下位モデル「WRC-733FEBK2-A」は、最大433Mbps(規格値)の無線通信が可能なモデル。主な機能は上位モデルに準じるが、アンテナ数は5GHz帯が送受信×1本、2.4GHz帯が送受信×2本となる。価格は税込6,696円。本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約200g。
2015年11月04日IPA(独立行政法人情報処理推進機構)およびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月30日、各社のルータ製品に「クリックジャッキング」の脆弱性が存在することを告知し、注意を呼びかけた。クリックジャッキングの脆弱性を悪用されると、当該ルータ製品の管理画面にアクセスしているユーザーが影響を受ける。このユーザーが、細工されたWebページにアクセスし、画面上のコンテンツをクリックした場合に、意図しない操作が行われる可能性がある。10月30日時点の情報では、以下のメーカーについて、今回の脆弱性をかかえるルータ製品が存在。基本的にはルータ製品のファームウェア更新で解決されるが、該当する製品の型番や最新ファームウェアの提供時期などは、各メーカーのWebサイト、またはサポート窓口で確認してほしい。アライドテレシス : 該当製品ありセンチュリー・システムズ : 脆弱性情報提供済みプラネックスコミュニケーションズ : 脆弱性情報提供済みヤマハ : 該当製品あり日本電気 : 該当製品ありアイ・オー・データ機器 : 該当製品ありバッファロー : 該当製品あり
2015年11月01日米Googleは10月27日(現地時間)、ASUS製の無線LANルーター「OnHub」を発表した。米国でまもなく発売になり、価格は219.99ドル。近接センサーを搭載し、本体上部で手を振って特定のデバイスへの帯域幅を優先させる「Wave Control」機能を備える。OnHubはGoogleが設計した無線LANルーターで、Nexusシリーズと同様にハードウエアを開発・製造するパートナーメーカーと共に製品化している。今年8月にTP-LINK製のOnHubが登場しており、ASUS製は2番目のOnHubになる。OnHubは拡散と集中を効果的に制御できるアンテナ設計とバックグラウンドでスマートに働くソフトウエアによって、電波干渉のない安定した接続、帯域幅を必要とするデバイスに必要な量を割り振る効率的なデータ伝送を実現する。たとえば、キッチンで使用しているスマートフォン、リビングルームにあるノートPCなどを認識し、各デバイスに向けて最善のアンテナの組み合わせを選択する。また簡単に利用できるのも特徴の1つ。アプリを使用して接続設定やトラブル解決を簡単に完了でき、自動アップデート機能によって継続的にセキュリティが強化され、対応デバイスも拡大する。ASUSモデルとTP-LINKモデルを比べると、どちらも円筒形だが、TP-LINKモデルが底面から上面に向かって開いていくようなデザインだったのに対して、ASUSモデルは底面から上面に向かって細くなっている。また信号をブーストする方法が異なる。TP-LINKモデルはアンテナリフレクタを用いて、その方向に2.4GHzアンテナの信号をブーストしていた。ASUSモデルはWave Controlによって、たとえば映画のストリーミング時にChromecastを優先させるなど、本体上部で手を振るという簡単な操作で、ユーザーが信号ブーストをコントロールできるようになっている。1.4GHz駆動のデュアルコアCPUを搭載。サポートする無線LAN規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac、最大転送速度は1,900Mbps。またBluetooth Smart、短距無線ネットワーク規格IEEE 802.15.4、IoT向けコミュニケーションプロトコルWeaveなどに対応する。ポート類は、WANポート×1、LANポート×1、USB 3.0ポート×1。スピーカーを内蔵し、音声による通知やガイドを提供する。本体サイズは247(高さ)×128(上面直径)×132ミリ(底面直径)、重さは760グラム。カラーはスレートグレイ。
2015年10月28日エレコムは27日、1.4GHzのデュアルCPU・デュアル補助チップを搭載したフラッグシップ無線LANルータ3製品を発表した。2016年2月から発売する。価格は税別25,450円から。デュアルCPU+デュアルコプロセッサを搭載し、高速転送が可能な11ac準拠の無線LANルータ。最上位モデル「WRC-2533GXBK」では、11ac接続時で理論値最大1,733Mbps、スループットで最大940Mbpsの通信が可能とする。端末の位置を狙って電波を発する「ビームフォーミング」機能や、複数ユーザーが使用しても速度が下がりにくい「MU-MIMO」なども備え、「家族でWi-Fiを楽しめる設計」をうたう。利用時の便利機能として、通信データから使用中のアプリを解析し優先順位を付けることで閲覧中のコンテンツをバランスよく楽しめる「ストリームブースト」、2.4GHz帯と5GHz帯のうち空いている帯域を自動判別して接続する「無線LANスイスイナビ」機能を搭載。また、USBメディアサーバー機能、米QualcommによるIoT規格「Alljoyn」対応の家電の情報をスマートフォンで受信できる機能も備える。設定面では、説明動画付きの無料設定アプリ「スカイリンクセットアップ」を提供するほか、Windows、Mac向けの設定用CD-ROM「SkyLink Manager」を用意。ファームウェアは自動で最新版にアップデートされる。ラインナップは、4本×4本の送受信アンテナを備え、理論値最大1,733Mbpsの通信速度に対応した最上位モデル「WRC-1900GXBK」、3本×3本で理論値最大1,300Mbpsの中位モデル「WRC-1900GXBK」、2本×2本で理論値最大867Mbpsの下位モデル「WRC-1267GXBK」の3製品。価格は、「WRC-2533GXBK」が税別38,310円、「WRC-1900GXBK」が税別31,880円、「WRC-1267GXBK」が税別25,450円。アンテナ数を除く主な仕様は共通で、有線LANポートは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応で、WAN側×1、LAN側×4を搭載。無線LANはIEEE802.11ac/n/a/g/bに準拠し、USB 3.0×2ポートを背面に備える。セキュリティ機能は、WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(64bit/128bit)、ステルスSSID、MACアドレスフィルタリングなど。特典として、Android用セキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の1年ライセンス、映像配信サービス「U-NEXT」を30日間無料利用権が付属する。本体サイズはW220×D53×H210mm。重量は、「WRC-1900GXBK」が約660g、「WRC-1900GXBK」が約700g、「WRC-1267GXBK」が約690g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT / 10、Mac OS X 10.5~10.10。
2015年10月27日エレコムは27日、ハードウェアNAT機能を搭載した、11ac対応の無線LANルータ「WRC-1167GEBK-I」を発表した。10月下旬に発売する。価格は税別8,330円。5GHzのIEEE802.11acに対応した無線LANルータ。有線LANの通信スループットが、同社実測で最大940Mbpsまで高速化するハードウェアNAT機能を搭載する。無線LAN通信では、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/n用アンテナ2本、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n用アンテナ2本と、各アンテナを独立させ、安定した通信接続を図る。モードは、有線LANポートしか持たないネットワーク機器を無線化できる「子機モード」、子機と親機を中継する「中継機モード」を用意。固定IPアドレス契約がなくても、外部からのURLによるアクセスが可能となる無料DDNSサービスにも対応する。設定は、専用アプリ「QR link」による無線LAN設定、インターネット接続設定が可能。また、Windows向けの設定ソフトウェア「かんたんセットアップツール」を同梱するほか、簡易接続設定システム「WPS」も搭載する。暗号化は、WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(64bit/128bit)で、マルチSSIDやステルスSSID、MACアドレスフィルタリングといったセキュリティ機能を用意。ファームウェアは自動で最新版に更新されるほか、ペアレンタルコントロール機能「こどもネットタイマー機能」も備え、子機ごとに1日のインターネット接続時間を設定可能。有線LANのインタフェースは、WAN側×1、LAN側×4。本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約225g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT / 10、Mac OS X 10.5~10.10。特典として、Android用セキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の1年ライセンス、映像配信サービス「U-NEXT」を30日間無料利用権が付属する。
2015年10月27日