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イオンは、13日からモバイルWi-Fiルーターの販売を開始する。端末と通信費のセットで、月額税別1,680円から利用できる。全国のイオンなど全国535店舗で取扱う。Wi-Fiルーターは2.4インチタッチパネルを搭載した「Aterm LTEルータ MR03LN AB」。端末総額は18,720円で、月額780円の24回払いとなる。SIMカードはIIJ提供の「IIJmioウェルカムパック for イオン」で、料金プランは、2GBのミニマムスタートプラン、4GBのライトスタートプラン、7GBのファミリーシェアプランの3タイプを用意する。月額利用料はミニマムスタートプランが900円、ライトスタートプランが1,520円、ファミリーシェアプランが2,560円。なお、端末とのセットで購入・申込みを行うことで、24カ月間1GBが増量される。このほか、カード代金として3,000円かかる。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。高速通信の非適用時は下り/上りともに最大200kbps。ただし、高速通信の非適用時に直近3日間の通信料が366MBを超過した場合に速度制限を実施する場合がある。一方、データ通信用量があまった場合は、翌月に繰り越して使用できる。SIMカードは、ミニマムスタートプラン、ライトスタートプランの場合、1枚使えるが、ファミリーシェアプランではSIMを追加して最大3枚まで利用可能。2枚目・3枚目のSIMカードはSMS機能付きSIM、音声通話付きSIM「みおふぉん」も選択可能。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月11日ASUSTeK Computerは5日、IEEE802.11ac対応の無線LANルータ「RT-AC56S」を発表した。12月5日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は12,000円前後の見込み。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nのデュアルバンド接続に対応する無線LANルータ。最大通信速度はIEEE802.11ac接続時で867Mbps(理論値)。PCやスマートフォンの位置を検出し、その機器を狙って電波を飛ばす「Ai Radar機能」機能を搭載。電波を全方位に広げずに集中させることで、安定した通信環境を提供する。iOSおよびAndroidに対応したアプリ「ASUS AiCloud」を使うことで、本製品のUSBポートに接続したHDDや、自宅ネットワーク内のPCに保存したデータに、外出先からアクセスできる。アンテナ数は4本(5GHz×2本、2.4GHz×2本)。インタフェースはGigabit Ethernet対応の有線LANポート×4基とWANポート×1基を搭載する。セキュリティはWPA2-PSK / WPA-PSK / WPA2-Enterprise / WPA-Enterprise / WEP(128bit/64bit)で、無線LANの接続機能はWPSに対応。外付けHDDなどを接続できるUSB 3.0×1基とUSB 2.0×1基も装備する。本体サイズはW205×D66×H147mm、重量は約406g。対応OSは、Windows 2000 / ME / XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2008、Mac OS X 10.1~10.8、Linux、Ubuntu。
2014年12月05日ASUSTeK Computerは5日、IEEE802.11ac/n/a/g/bに対応するデュアルバンド無線LANルーター、「RT-AC56S」を発売した。価格はオープンで、予想実売価格は税込み12,000円前後。「RT-AC56S」は、IEEE802.11ac/n/a/g/bに対応したデュアルバンド無線LANルーター。IEEE802.11acに対応していることで、最大速度867Mbpsの転送が可能となっている。機能面では、PCやスマートフォンなど機器の位置を検出し、機器めがけて電波を飛ばす「Ai Reader」機能を搭載。電波を全方位に広げるのではなく、特定のデバイスに集中させることで、安定した無線LAN接続を実現する。そのほか、同社独自のクラウドアプリ「AiCloud」にも対応する。これにより本体のUSBポートに接続したHDDや、自宅のネットワーク上のPCに保存したデータに、iOSおよびAndroid端末からアクセス可能。また、スマートフォンやタブレットを使用して、外出先から「RT-AC56S」の負荷状況やメモリの使用量などを確認できる。「RT-AC56S」の主な仕様は次の通り。インターフェースは、WAN(RJ45)×1、LAN(RJ45)×4、USB 3.0×1、USB 2.0×1。対応する無線LAN規格は、IEEE802.11ac/n/a/g/b。対応周波数は、5GHz/2.4GHz。搭載されるアンテナは5GHz×2、2.4GHz×2の4本。搭載メモリは、128MB DDR3 メモリ+128MB フラッシュメモリ。サイズ/重量は、幅約205mm×奥行き約66mm×高さ約147mm/約4.6g。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista/2000/ME/XP、Windows Server 20008/2003、OS X 10.8/10.7/10.6/10.5/10.4/10.1、Linux、Ubuntu。「AiCloud」対応OSは、iOS 6.0以降、Android 2.3.3以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月05日アミュレットは、ワイヤレスカードリーダー「RebDrive WiFi」を12月8日に発売する。カードリーダー・モバイルバッテリー、Wi-Fiルーターの3機能で使用できる。価格はオープンで、推定市場価格は税込8,700円前後だ。RebDrive WiFiは、カードリーダーとしてだけでなく、モバイルバッテリー、Wi-Fiルーターとしても使用できる。カードリーダーは、RebDrive WiFiに取り付けたSDカードやUSBメモリ、ハードディスクなどのUSBストレージ内のデータを、専用アプリをインストールしたスマートフォン、タブレットからWi-Fi経由で読み書きできるというもの。容量5,200mAhの内蔵バッテリーを内蔵し、最大5V/2Aまでの機器の充電に対応するモバイルバッテリーとして使用可能。Wi-Fiルーターとしては、有線LAN経由でスマートフォンなどの機器におけるインターネット接続を仲介する「Wi-Fiルーター機能」と、他のWi-Fiルーターの無線信号を再送信して有効範囲を拡大できる「Wi-Fiリピーター機能」を備える。サイズはW92×L74.5×H22.5mm、重量は約175g(本体のみ)。インタフェースは無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)ポート×1、USB2.0ポート×1、SDカードスロット(SD、SDHC、SDXC対応)×1。USBケーブルが付属する。対応機種は、iOS 5.0以上を搭載したiPhone・iPad、Android 4.0以上を搭載したAndroid端末。
2014年12月04日ヤマハは、今年の6月4日に発表した拠点向けギガアクセスVPNルータ「RTX1200」の新モデル「RTX1210」を、11月27日から出荷開始したと発表した。ヨドバシカメラやビッグカメラなどの量販店のほか、Amazonでも販売が開始されている(一部は予約受付)。価格は12万5,000円(税別)。「RTX1210」ではGUIを刷新し、より簡単に導入できるように変更しているほか、無線LANアクセスポイント「WLX302」やギガビット対応L2スイッチ「SWX2200」に搭載しているネットワークの「見える化」を強化。ダッシュボード、LANマップ(端末管理)機能を搭載している。一方で、既存ユーザーのアップグレードも担保し、ポート位置等は従来機種を踏襲しているほか、設定ファイルであるコンフィグも、これまでヤマハルータの設定内容をそのまま利用可能となっている。「RTX1210」の機能詳細はこちらを参照。
2014年11月28日プラネックスコミュニケーションズは21日、URLリダイレクト機能を搭載した無線LANルータ「MZK-MF300HP2」を発売した。価格はオープンで、Amazonでの価格は3,154円。量販店などで同一商品「MZK-MF300HP2-R」も発売される。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n対応した最大通信速度300Mbps(理論値)の無線LANルータ。ゲストアクセス用SSIDを運用する際に、当該のSSIDに接続した端末を特定のWebサイト(店舗の公式サイトやFacebookページなど)に誘導する「URLリダイレクト機能」を搭載。販促情報の宣伝などに最適としている。なお、URLリダイレクト機能に対応するファームウェアは、12月上旬に提供される予定。無料提供されるアプリ「見えルンです!」では、同社の無線LAN親機や中継機に接続されているPC、スマートフォン、ゲーム機、AV機器といった無線LANデバイスの管理が可能。このアプリと12月上旬予定のファームウェアアップデートにより、中継機と中継機に接続されている機器の管理も行えるようになる。内蔵アンテナは2本で、無線LANの接続機能としてWPSに対応。10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LANポート×4基と、WANポート×1基を搭載。セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WEP(64/128bit)。本体サイズは約W115×D32×H175mm、重量は約224g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.10。
2014年11月25日●RTX1200からの「継承」で、リプレースを容易にヤマハの拠点向けギガアクセスVPNルータ「RTX1210」が11月27日、いよいよ登場する。2008年に投入されたベストセラー「RTX1200」の後継機種で、6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。SCSKが11月12日に開催した「ヤマハネットワーク製品アップデートセミナー2014」では、RTX1210がどう進化したのかが紹介された。1995年にルータ市場に参入して20周年を迎えようとするヤマハ。ネットワーク機器の累計出荷台数は約260万台を超え、SOHO向けルータではNo.1のポジションを確保する。国内市場をリードしてきたのが、2008年に発売された「ギガアクセスVPNルータ RTX1200」だ。セミナーでは、RTX1200の後継となる新モデル「RTX1210」について、従来機種からどんな進化を遂げたのか、比較検証の結果が紹介された。最初に登壇したのは、ヤマハのSN開発統括部 第1開発部 ネットワーク機器グループの藤木 大輔氏だ。同氏は、商品のコンセプトが「継承と挑戦」にあるとし、この2つがどう製品で実現されているのかを説明していった。継承と挑戦は、型番にも表れている。RTX1210は、RTX1200+10であり、これは、既存ユーザーに従来機種からの置き換えモデルであることをアピールすることを意図してつけられたものだという。ただ、中身は「フルモデルチェンジ」を果たしている。社内では当初、モデル名を「RTX1300」する案もあったという。まず、「継承」については、インタフェースを踏襲している点がある。LANポート×10(スイッチングHUB用LANポート8)、ISDNポート×1、microSD×1、USB×1をそのまま搭載し、ポートの配置もほぼ同じだ。変わった点は、シリアルポートがD-SUBからRJ-45になった程度だ。RTX1200ユーザーは、ケーブルはずし、RTX1210の同じ位置に差し換えればよい。また、設定ファイルであるコンフィグも、これまでヤマハルータの設定内容をそのまま利用可能で、機種をアップグレードしても、そのまま安定稼働が可能だ。ファンレス/省電力電源/国内メーカーのコンデンサ採用といった信頼性もそのまま踏襲した。●「挑戦」により、パフォーマンスと使いやすさが向上「挑戦」については、まず、ハードウェアの性能向上がある。CPUはMIPS 300MHzからPowerPC 1.0GHzになり、メモリはROMが16MBから32MBへ、RAMが128MBから256MBへそれぞれ倍増した。また、電源は、これまではAC100Vだけだったが、AC100-240Vに対応した。電源ケーブルも本体一体型から着脱式とし、取り回しがしやすくなった。消費電力は最大消費電力が16.0Wから14.5Wへと減少。新たにイーサネット用の省電力技術「EEE」に対応した。一方で、動作温度の上限値が40℃から45℃にまでアップした。筐体の小型化も注目点だ。従来から奥行きが31mm小さくなり、設置場所の幅が広がった。最大の特徴は、ルーティングの性能向上だ。スループットは最大1Gbsから最大2Gbpsへと倍増した。さらに、VPNスループットは最大200Mbpsから最大1.5Gbpsへと約7倍増にまでなっている。NAT性能も、「ポートセービングIPマスカレード(仮称)」という新しい方式を採用したことで、これまでよりも効率的にセッションをさばけるようになった。これは、セッションごとに1つのポートを割り当てるのではなく、ポートを使い回せるようにすることで、最大セッション数を向上させる技術だという。最大セッション数は2万から、6万5534に増えた。さらに、挑戦の項目としては、リンクアグリゲーションの搭載、FlashROMのフェイルセーフ機能、シリアル通信字のUTF-8(日本語)対応、GUIの刷新などがある。なかでも、GUIの刷新は、ダッシュボード、LANマップ(端末管理)、かんたん設定など、使いやすさを追求している。藤木氏は「リプレースがしやすく、パフォーマンスも大幅に向上した。ネットワーク管理が効率的にわかりやすくなった」と強調した。●スループット性能は7倍、TCPコネクションは9倍続いて、SCSKITプロダクト&サービス事業本部ネットワークプロダクト部技術課 牧野 淳氏が登壇し、「RTX1210の性能検証結果」を報告した。検証したのは、スループット性能とTCPコネクション処理性能の2つだ。スループット性能は、近年のネットワークの高速化の状況から、以前にもまして重要になってきているという。WAN回線のサービス速度は1Gbps以上になり、クラウドやデータセンターを使って大量のデータを送受信することが増えた。増加するトラフィックの処理が滞ると、サービスの低下や最悪の場合、ネットワークの停止に陥る可能性もある。検証は、LAN接続とVPN接続のそれぞれについて実施した。LAN接続は、1台のルータに双方向に負荷をかけた際のIPルーティングのみのでの性能を、VPN接続では、2台のルータ間をVPN接続(IPIP/IPSec)し、VPNトンネルを通信するように双方向に負荷をかけた際の性能をそれぞれ検証した。まず、LAN接続では、カタログスペックの2Gbpsを達成できていることを確認、さらに、64byteのショートパケットでのスループット性能(pps)は、300kppsで、旧機種の3倍超の性能だったとした。著しい性能向上はVPN接続でも確認できた。暗号化のないIPIPでは、RTX1100と比べて7倍、RTX1200で2倍になった。さらに、IPSecのIKEv1/IKEv2(暗号/認証方式はAES-128、HMAC-SHA1)では、RTX1100と比べて15倍、RTX1200と比べて実に7倍の性能となった。では、TCPコネクション処理はどうだったか。スループットと同様、LAN接続とVPN接続でそれぞれ計測したところ、LAN接続ではRTX1100から40倍、RTX1200から10倍となった。また、VPN(IPSec)接続では、RTX1100から3l0倍、RTX1200から9倍となり、それぞれ大幅な性能向上が確認できた。「総括すると、RTX1200からRTX1210にリプレースするだけで、スループット性能は約7倍に、TCPコネクションは約9倍になる。拠点ルータだけでなく、センター側の機器をあわせてリプレースした場合、ネットワーク性能向上の相乗効果も期待できる」(牧野氏)リプレース案としては、固定回線を引けないような場合にモバイルインターネットを利用してVPN接続を構築できるようにするケースや、ISDNからの移行で「データコネクト」などの付加サービスを利用できるようにするケース、移転や合併で拠点のネットワークを変更する際に同一アドレス形態で管理するケースに向いているとした。
2014年11月19日ジュニパーネットワークスは11月12日、キャリアグレード(通信事業者向け)の仮想ルーター「vMX」を発表した。グローバルで導入実績があるエッジルーター「MXシリーズ」を仮想化したもので、x86サーバ上でソフトウェアとして稼働する。vMXは、x86サーバ上で稼働することで、MXシリーズをベースとした新たなルーティングサービスを迅速に導入可能としている。サービスプロバイダや企業はビジネスの変化に応じて、低コストで新たなサービス提供手法や提供モデルを模索できる。例えば、サービススタート時には仮想ルーターを活用し、その後サービスが拡大してきた場合には物理/仮想のハイブリッド環境に移行するといった使い方も可能だ。加えてvMXは、ジュニパーネットワークスのルーティングOS「Junos OS」で稼働し、MXシリーズ全体のポートフォリオと共通のプログラマブルチップセット「Junos Trio」に対応。既存のジュニパーネットワークス製品のユーザーは、既存の物理/仮想インフラ全体でシームレスに各機能を使える。ジュニパーネットワークスのサービスプロバイダービジネス統括本部 営業開発本部 チーフアーキテクト長滝信彦氏は、こうした同一OS上で物理/仮想環境を問わず活用できる点が他社製品と比較した際の優位性であると説明した。さらにvMXは、x86サーバ上でネイティブに動作するよう設計されており、ジュニパーネットワークスのクラウド専用ソリューション「Contrail」およびOpenStackによるオーケストレーション、ジュニパーネットワークスのネットワーク管理ソリューション「Junos Space」で管理が可能だ。vMXの提供開始日は2015年第1四半期を予定している。
2014年11月19日●ルータ側で行う高度なセキュリティ対策ASUSTeK Computerの無線LANルータ「RT-AC87U」は、IEEE802.11ac Wave 2をサポートする最新・最速の無線LANルータだ(本稿執筆時点)。「Wave 2」とは「第2世代」と考えればよく、規格上の最大速度が3.5Gbps(Wave 1は1.3Gbps)、MIMO(multiple-input and multiple-output)のストリーム数が4~8(Wave 1は1~3)、Multi User MIMOをサポート、といった仕様を持つ。まるでステルス戦闘機のような姿をしている。4本のアンテナで、5GHz帯では433Mbps×4=1732Mbps(理論値)の高速な通信を行う。さらに、2.4GHz帯のIEEE802.11nでも、IEEE802.11acの256QAM変調を使い、600Mbpsの通信速度を達成している。無線LANルータとしての性能面や機能面については別の機会にゆずるとして、本稿ではRT-AC87Uのセキュリティ機能を紹介したい。○トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」を搭載RT-AC87Uのセキュリティ機能を紹介する前に、トレンドマイクロのTrend Micro Smart Home Networkについて紹介したい。インターネット上の脅威などに対抗する方法として、もっとも一般的な方法はウイルスバスターのようなセキュリティ対策ソフトである。これは、今も昔も大きく変わるところはない。しかし、最近はPCやスマートフォン以外を狙う攻撃も発生している。具体的には、ゲーム機やネットワーク接続されたカメラなどだ。そして、こういったデバイスの多くは、セキュリティ対策ソフトなどインストールすることはできない。そこで考えられたのがTrend Micro Smart Home Networkである。IoE(Internet of Everything:すべてのインターネット)という言葉が示すように、インターネットに接続するデバイスが家庭内でも数多く存在するようになった。これらを守るために、デバイスごとにセキュリティ対策を施すのではなく、デバイスが接続される「あるポイント」で一括してセキュリティ対策を行うのが、Trend Micro Smart Home Networkだ。一般的な家庭において、そのようなセキュリティポイントとなるのは、ルータがまずもって考えられる。そこで、Trend Micro Smart Home Networkの第一弾として、RT-AC87Uに「AiProtection」機能として搭載された。○ネットワークレイヤーのプロテクションとは?ネットワークレイヤーのプロテクションと聞いて、想像がつく方は少ないかもしれない。まずその仕組みを簡単に紹介する。ルータの役目として、もっとも基本かつ重要なのは、経路選択だろう。送受信パケット(通信データを細かく分割した通信単位)の宛先情報を読み取り、このパケットをどこに送ればよいかを判断する。実世界で例えれば、住所や郵便番号と、それを仕分ける郵便局員のようなものと考えればよい。つまりルータでは、非常にプリミティブなレベルで、通信内容のチェックが行われている(とりあえずこれを理解しておきたい)。RT-AC87UのAiProtectionは、RT-AC87Uが経路選択を行うのと同時に、セキュリティ対策を行うというものだ。ネット上の脅威の多くは、フィッシングサイトなどの危険なサイトに誘導されることから発生する。そのようなWebサイトへのアクセスを遮断することは、非常に有効な対策となる。Webへのアクセスは、決して一方向の通信ではない。閲覧する側とWebサーバ間で所定の手続きが行われる。そこには当然、閲覧先のURLなどを含む。それをパケットレベルでフィルタリングするのだ。トレンドマイクロでは、これまでの分析結果や日々の調査をもとに、クラウド上に「トレンドマイクロ スマートプロテクションネットワーク」を構築している。そこには、ウイルス情報だけでなく、危険なWebサイトやフィッシングサイトの情報も蓄積されている。AiProtectionでは、パケット内にそれらが発見されると、基本的に遮断する動作だ。RT-AC87Uでは、次の手順で行われる。パケットの送信先(URL)を読み込むと同時にチェックトレンドマイクロ スマートプロテクションネットワークに問い合わせ問題あれば、通信を遮断PCにインストールしたセキュリティ対策ソフトとは違い、AiProtectionの動作を意識することはほとんどないだろう。●AiProtectionが備える主なセキュリティ機能○AiProtectionを使ってみるでは、実際にAiProtectionを使ってみよう。RT-AC87Uの設定画面をWebブラウザで開いて、左側のメニュー項目から[AiProtection]を選択する(図2)。すると、上部のタブで[Network Protection]と[Parental Control]が選択可能となる。ここでは[Network Protection]を選ぶ(選択後もタブで切り替え可能)。ここには4つの機能がある。Router Security Scanは、RT-AC87Uの設定に弱点がないかを調べるものだ。実際に実行したのが、図4である。あえてデフォルト状態でチェックしたので、いくつか問題個所が指摘されている。赤く表示されたものは、修正・設定すべき設定だ。2つめのMalicious Site Blocking機能は、危険なWebサイトやフィッシングサイトなどを事前にブロックする。図5は、フィッシングサイトにわざとアクセスした際に表示されるものだ。Malicious Site Blockingでは、シグネチャ(パターンファイル)などは使われない。すべて、トレンドマイクロ スマートプロテクションネットワークに問い合わせている。3つめのVulnerability protectionは、インターネットからのパケットをチェックし、疑わしい通信やコマンドが存在した場合に、通信を遮断する。ユーザーに対し、特にメッセージなどは表示しない。Vulnerability protectionでは、仮想パッチと呼ばれるシグネチャに似たものを保存している。仮想パッチの更新は、Trend Micro Smart Home Networkを提供するベンダーや機種によって異なり、ユーザーが意識することはないとのことだ。最後の4つめ、Infected Device Prevention and Blockingは、ウイルスなどのマルウェアに感染してしまったデバイスが存在する場合に、既知のC&Cサーバと通信しようとすると、その通信を遮断する。C&Cサーバとは、マルウェアに感染したデバイスに対して、さまざまな指令を送るサーバのこと。たいていの場合、サイバー犯罪を行う犯人側がコントロールしている。デバイスがWebブラウザなどを実装している場合は、Malicious Site Blockinと同じように、図5のようなメッセージが表示される。しかし、端末側がWebブラウザを使っていないときにC&Cサーバとの通信が発生することもあるし、そもそもWebブラウザが使えないデバイスもある。図5のMalicious Site Blockinでは、PCやスマートフォンでWebアクセスを行っているときに、遮断が発生することが多いだろう。一方のInfected Device Prevention and BlockingやVulnerability protectionでは、通信を遮断するアクセス元がPCやスマートフォンに限らないし、Web閲覧中とも限らない。したがって、通信が遮断されたことに、ユーザーが気付かないこともありえる。考えられる事例としては、ホームネットワーク内にBOTのようになってしまったデバイスが存在する場合だ。そのようなセキュリティリスクを知らせるために、RT-AC87Uで通信の遮断が発生するとメールで知らせる設定も行うことができる(図6)。もし、そのような通信が遮断されると、図7のようなメールが送信される。このレベルに至った場合には、速やかな対応が必要だろう。ホームネットワーク内に存在する何らかのデバイスが、サイバー犯罪者によってコントロールされている可能性が高いからだ。●PCやスマホのセキュリティ対策ソフトは不要となるか○ペアレンタルコントロールもAiProtectionでは、ペアレンタルコントロールも可能である。機能的には、セキュリティ対策ソフトが備えるものと同じだが、ユーザーやアカウント単位で行うことができない点が大きく異なる。RT-AC87Uは、そのような情報を持ち合わせていないので、デバイス単位で行う(実際には物理アドレスで区別)。設定は、フィルタリングしたい項目にチェックを入れていくだけである(図8)。実際に、禁止されたWebサイトを閲覧すると、図9のようになる。図10では、アクセスを許可する時間帯を指定する。水色となった部分が、アクセス可能な時間帯だ。デバイス単位で設定できるので、ゲーム機の使い過ぎや遊び過ぎを防ぐ目的にも使える。このあたりは、セキュリティ対策ソフトをインストールできないデバイスでもコントロール可能な良い例だ。○RT-AC87Uがあれば、デバイス側にセキュリティ対策ソフトは不要?RT-AC87UのAiProtection機能があれば、PCやスマートフォンのセキュリティ対策ソフトは不要になるだろうか?確かに、危険なサイトを事前にブロックするというのは、非常に安心感がある。しかし、ウイルスの感染は、Webサイトからだけではない。USBメモリなどからの感染もあるし、危険な添付ファイルがメールで送られてくることもあるだろう。スマートフォンやタブレットを狙う不正アプリは公式サイトでも数多く存在し、RT-AC87UのMalicious Site Blocking機能だけでは防げない。これらをブロックするには、従来型のセキュリティ対策ソフトも必要になってくる。やはり、多重防御が望ましいのだ。今後、Trend Micro Smart Home Networkのような機能は、ルータを選ぶときに判断基準の1つとなるだろう。増え続けるインタネット接続可能なデバイス、これらをいかにして守っていくか? 始まったばかりの対策ではあるが、今後に注目していきたい。
2014年11月16日UQコミュニケーションズは13日、WiMAX 2+対応ルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」(NAD11)に、新色レッドを追加した。発売日は21日。UQ WiMAXオンラインショップやMVNO各社より順次発売する。NECプラットフォームズ製のNAD11は、下り最大110Mbpsでの転送が可能なWiMAX 2+および、下り最大40MbpsのWiMAXに対応したモバイルルータ。本体が8.2mm、重量が約81gの薄型軽量が特徴。対応無線LAN規格はIEEE802.11a/b/g/n/ac。連続通信時間はWiMAX 2+時が約420分、WiMAX時が約630分、連続待ち受け時間はリモートなし時で約500時間、リモートあり時で約300時間。2014年6月に発売したNAD11は、従来ブラック、ホワイトの2色を提供していたが、今回新たにレッドを追加。仕様や機能は現行品と同等となる。
2014年11月13日アイ・オー・データ機器は22日、IEEE802.11b/g/nに対応する無線LANルータ「WN-G300R3」を発表した。11月上旬より発売する。価格は3,600円(税別)。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する低価格無線LANルータ。最大通信速度は300Mbps(理論値)で、場所を取らないコンパクトサイズのきょう体を採用する。ハイパワーアンテナ×2本を内蔵し、通信範囲内の隅々まで電波を行き渡らせる。インターネットへの接続設定は、QRコードを撮影して接続する「QRコネクト」やWPSに対応。無線LAN環境を古いルータからコピーできる「Wi-Fi設定コピー機能」も搭載し、古いルータからの移行作業もスムーズに行える。インタフェースは10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LANポート×4、WANポート×1。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)、MACアドレスフィルタリング(最大32エントリ)など。推奨接続台数は4台。本体サイズは約W125×D98×H27mm(縦置き時)、重量は約130g。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5~10,9、Android 2.3~4.4、iOS 5~7。
2014年10月22日バッファロー16日、11a/g/b/n対応のミドルレンジ無線LANルータ「WSR-600DHP」を発表した。発売時期は11月上旬。希望小売は税別8,300円。5GHzと2.4GHzの2帯域が同時利用できる、11n対応の無線LANルータ。新デザインのレイアウトフリーきょう体を採用し、縦置き、横置き、壁掛けが可能。設定はスマートフォン・タブレット用アプリ「QRsetup」と「StationRadar」に対応し、各種機能の設定やネット接続時の初期設定が、スマートフォン・タブレットから行える。このほか、既存の家庭内ネットワークへの接続を避けながらインターネットへの接続が可能なゲストポート機能や、無線LAN中継機能の搭載も特徴となる。本体サイズはW160×D36.5×H160mm、重量は約320g。搭載ポートはWAN側×1、LAN側×4で、いずれも10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応する。セキュリティはWPA2(AES)/WPA(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES)、WEP(128/64bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限(最大登録許可台数64台)など。簡易無線LAN設定システムAOSSやWPSも搭載する。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS 10.5以降、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2014年10月16日アイ・オー・データ機器は、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応したWi-Fiルーター「WN-AC1167GR」を10月下旬より発売すると発表した。価格は税別8,900円。「WN-AC1167GR」は、11nで最大300Mbps(2.4GHz)、11acで最大867Mbs(5GHz)のスピードで同時利用が可能なWi-Fiルーター。全てのWi-Fi規格に対応しているため、規格を気にすることなく利用できる。スマートフォンやタブレット端末ならば、「NFC」や「QRコード」を読み取るだけで初回のWi-Fi設定作業が行える。また、現在使っているWi-Fiルーターの設定(SSIDと暗号キー)をボタン1つでコピーできる「Wi-Fi設定コピー機能」を搭載する。そのほか、悪質サイトをブロックするフィルタリングサービス「ファミリースマイル」も2カ月間無料で使用できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月12日アイ・オー・データ機器は8日、IEEE802.11acをはじめ、IEEE802.11a/b/g/nに準拠した無線LANルータ「WN-AC1167GR」を発表した。10月下旬より発売する。価格は8,900円(税別)。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nの両方に対応する無線LANルータ。最大通信速度は867Mbps(理論値)+300Mbps(理論値)で、同時利用も可能だ。無線LAN環境を古いルータからコピーできる「Wi-Fi設定コピー機能」を搭載し、古いルータからの移行作業もスムーズに行える。専用アプリ「NFCコネクト」を使用すれば、NFC対応スマートフォンをかざすだけでWi-Fi接続の設定が可能。またQRコードを撮影して接続する「QRコネクト」やWPSでの接続にも対応する。アンテナ数は4本で、5GHz用×2本、2.4GHz用×2本を内蔵。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)、MACアドレスフィルタリング(最大64エントリ)など。推奨接続台数は8台。インタフェースはGigabit EthernetX対応有線LANポート×4、WANポート×1。本体サイズは約W109×D87×H200mm(縦置き時)、重量は約250g。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5~10,9、Android 2.3~4.4、iOS 5~7。
2014年10月08日加賀ハイテックは6日、Wi-Fiメディアリーダー・ライター、モバイル無線LANルーター、モバイルバッテリという3つの機能を1台にまとめた「TAXAN MéoBankSD HS」を発表した。11月上旬の発売予定で、店頭予想価格は8,980円。MéoBankSD HSは、同社のモバイル機器ブランド「MéoBankSD」シリーズの第4弾。2013年9月に発売した、3つの機能を併せ持つ「MéoBankSD Plus」の基本コンセプトはそのままに、各種の機能強化が図られている。Wi-Fiメディアリーダー・ライターは、Wi-Fi経由でSDメモリーカードやUSBメモリー内のデータを読み書きする機能だが、高速なCPUを搭載してデータ転送を効率化して旧製品の約4倍という高速化を実現した。モバイル無線LANルーターは、MéoBankSD HSをWi-Fiのアクセスポイントとして利用する機能だ。IEEE 802.11b/g/nに準拠し、最大通信速度(理論値)は150bpsに対応。WANポートは有線LANで、ビジネスホテルの有線LAN回線を無線化するといった使い方が可能だ。モバイルバッテリ機能の容量は2,000mAh(最大5V/1.0A出力)で、マートフォンやデジタルカメラを充電できる。約2.5時間の充電でスマホ約1回分の充電が可能だ。このほか、アプリを利用してSDメモリーカードとUSBメモリ間でデータを相互にコピーする機能や、SDメモリーカードなどのメディアにアクセスしながら同時にインターネット接続が行えるWi-Fiリピーターモードも搭載。Samba/FTPサーバを搭載しており、SDメモリーカードやUSBメモリーをNAS化する機能もある。同時接続台数は最大5台。対応メディアは、SD、SDHC、SDXC(~128GB)、USBメモリ。対応フォーマットはFAT16、FAT32、exFAT、NTFS、HFS、HFS+。本体サイズはL110×W66×H14.5mm。重量は101gとなっている。
2014年10月06日バッファローは1日、デュアルコア1GHzのCPUを内蔵したハイエンド無線LANルータ「WXR-1900DHP」を発表した。発売は10月中旬。同社直販サイト「バッファローダイレクト」での価格は税込25,704円。11acの無線LAN規格に準拠し、内部処理を高速化させるデュアルコアCPUの採用や、高速化を図る変調方式「256QAM」のデュアルバンド対応など、同社無線LAN親機の最上位に位置づけられる製品。3×3の送受信アンテナを内蔵し、通信速度は5GHzで理論値最大1,300Mbps、2.4GHzで理論値最大600Mbps。従来モデルから引き続きUSBデバイスサーバ機能を備え、例えばハイレゾ対応のUSB-DACを接続しPCと離れた場所にオーディオを設置するなどの利用が可能。また、同一LAN上にある機器の録画番組を別の部屋で再生するといったDLNA通信機能や、遠隔から電源をオンにする「WOL(Wake On LAN)」が可能な「中継機能プラス」、iPhone 6やMacbook Airなど特定端末との通信を安定・高速化する「ビームフォーミング」「ビームフォーミングEX」も搭載する。ペアレンタルコントロール機能としては、時間管理機能やWebフィルタリング機能を搭載。フィルタリングはシマンテックのフィルタリングシステム「Norton Connect Safe」を採用し、複数台の接続機器を設定できる。また、256bit暗号化キーによるIPSec機能も搭載し、外出先からスマートフォン・タブレットを使い、セキュアに自宅PCなどにアクセスできる。主な仕様は、対応無線規格がIEEE802.11a/b/g/n/ac、有線LANインタフェースがWAN×1、LAN×4で、いずれも10BASE-Te/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応。USBポートはUSB 3.0×1。セキュリティはWPA2(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(TKIP/AES mixed)、WEP(128/64bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセスフィルタリング(最大登録許可台数64台)など。本体サイズはW185×D41×H185mm(アンテナ、突起部除く)、重量は約549g。最大消費電力は27.8W。使用している無線LANルータの設定を手軽に移せる「エアステーション引っ越し」機能も搭載する。
2014年10月01日ドコモは30日、LTE-Advancedに対応したモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION L-01G」(LG Electronics Japan製)を発表した。2015年3月の発売を予定している。価格は未定。「Wi-Fi STATION L-01G」は、複数の周波数を束ねて高速通信を行うLTE-Advancedの技術「キャリアアグリゲーション」に対応したモバイルルーター。下り最大225Mbps/上り最大50Mbpsの高速通信が行える。対応周波数は2GHz、800MHz、1.5GHz、1.7GHzで4つの周波数帯に対応、このうち800MHzは屋内の利用にも向いた周波数帯となっている。国際ローミング時はTD-LTE(2.6GHz/バンド38)に対応し、中国の一部エリアでも高速通信が可能だという。また、容量4,880mAhのバッテリを搭載。モバイルチャージャー機能にも対応しているため、外出先でもスマートフォンやタブレット端末を充電することができる。操作面では、3インチのタッチパネルを搭載し、新たなWi-Fi機器の接続もホーム画面からガイドに沿って行える。「Wi-Fi STATION L-01G」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、高さ約106.8mm×幅約65mm×厚さ約20.4mm/約195g。下り最大225Mbps/上り最大50MbpsのLTE-Advanced、下り最大14Mbps/上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードをサポート。Wi-Fiの通信方式はネットワーク側がIEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHz)。端末側がIEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)。同時接続台数は10台。カラーバリエーションはBlack、1色となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月01日日本電気およびNECプラットフォームズは30日、11acに対応し、5GHz帯で最大1300Mbps(理論値)の通信速度を実現したハイエンド無線LANルータ「AtermWG1800HP2」を発表した。発売日は10月9日。価格はオープンで、本体のみの店頭予想価格は税別17,000前後。イーサネットコンバータセットモデルは、税別33,000前後。3×3の送受信アンテナを採用し、5GHz帯で最大1300Mbps、2.4GHz帯で最大450Mbps(いずれも理論値)の高速通信が可能なフラッグシップ機。世界最小クラスの「μSRアンテナ」をプリント基板に適用することで、アンテナの占有面積を削減し、小型の本体に内蔵した。AtermWG1800HP2は、従来電波が届きにくかった場所に電波を中継する中継機としても使用できる。中継機能は従来機より強化され、本機と親機、本機と子機の両方を5GHz帯でつなぐ「Wi-Fi TVモード中継機能」、本機と親機を5GHz帯、本機と子機を2.4GHz帯でつなぐ「Wi-Fi高速中継機能」の2種類が選択でき、親機・子機の仕様を活かした通信が可能となった。インターネットへの接続時間をコントロール可能な「こども安心ネットタイマー」も搭載する。AtermWG1800HP2に接続するスマートフォンやタブレット、ゲーム機など端末ごとに管理者が接続スケジュールを設定でき、例えば家庭内で子供のインターネット接続を管理できる。「こども安心ネットタイマー」向けの専用アプリ「Atermスマートリモコン」も提供されている。また、NFCタグを利用した「らくらく『かざして』スタート」や、QRコードを利用した「らくらくQRスタート2」、ボタンプッシュで接続できる「らくらく無線スタート」など、Wi-Fiの接続設定とルータからの回線接続が簡単に行える簡易設定機能も複数搭載した。本体の有線LANインタフェースはWAN側×1、LAN側×4で、いずれも10BASE-Te/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応。セキュリティはMACアドレスフィルタリングやネットワーク分離機能、WEP(128bit)、WPA2(AES)、WPA/WPA2(AES)、WPA/WPA2(KIP/AES)に対応する。本体サイズはW33×D111×H170mm、重量は約400g。消費電力は最大17W。
2014年09月30日ASUSTeK Computerは9月27日より、IEEE802.11ac/n/a/g/bに準拠した無線LANルータ「RT-AC87U」を日本市場向けに発売する。5GHz帯と2.4GHz帯の両方に対応し、最大通信速度(規格値)は1,734Mbps+600Mbps。価格はオープン、店頭予想価格は27,000円前後。RT-AC87Uは4本の送受信アンテナを搭載し(4×4)、5GHz帯のIEEE802.11ac接続で最大1,734Mbpsの通信に対応する。IEEE802.11n接続においても、TurboQAMをサポートすることによって、IEEE802.11n規格の上限値である600Mbps通信を実現した。CPUには1GHz動作のデュアルコア「Broadcom BCM4709」(Cortex-A9ベース)を採用し、256MBのDDR3メモリと合わせて高速な処理を行う。接続性を高める機能として、ビームフォーミング機能を強化した「Ai Radar」機能を搭載。電波を全方位に広げるのではなく、特定の機器(場所)を狙って電波を飛ばすことで、接続の安定性と高速通信を手助けする。セキュリティ機能には、トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を用いた「AiProtection」機能を装備した。家庭内LANから不正なWebサイトにアクセスしようとした場合や、接続デバイスの脆弱性が攻撃された場合に通信を遮断する機能、LINEやSkypeの利用制限、アダルトWebサイトなどへのアクセス遮断、接続デバイスや特定の通信サービスの通信量を制限、といった機能を利用できる。対応する暗号化は、WPA2-PSK、WPA-PSK、WPA2-Enterprise、WPA-Enterprise、WEP(128/64bit)。本体にはUSB 3.0×1基とUSB 2.0×1基を備え、USB接続のストレージをつないで簡易NAS、プリンタ/複合機をつないでネットワーク共有が可能だ。また、iOS用/Android用のデータ共有アプリ「ASUS AiCloud」を使うと、外出先からでもRT-AC87Uにアクセスし、RT-AC87Uに接続したUSBストレージや、ネットワーク内のPCに保存したデータを参照できる。有線LANポート×4基とWANポート×1基は、Gigabit Ethernet対応。本体サイズはW289.5×D167.6×H47.5mm、重量は747g。対応OSはWindows Me / 2000 / XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2008、Mac OS X 10.8 / 10.7 / 10.6 / 10.5 / 10.4 / 10.1、Linux、Ubuntu。
2014年09月26日サンコーは16日、市販の軸径2.35mmビットに対応したUSB電動ルーター「USBペン型電動彫刻ドリル」を発表した。同日より直販サイトで販売開始し、価格は3,480円。プラモデル制作のバリ取りやアクセサリなどの彫金が手軽にできる、USB駆動のペン型電動ルーター。最大回転数は10,000回/分だが、木やプラスティックなど素材に応じて回転数の調節が可能。本体には6種類のビット、3種類×2本のロール-ペーパーが標準添付するが、市販の2.35mm軸ビットも利用できる。本体サイズは155mm長、直径が最大28mm。重量は約75g。電源はUSBバスパワーで、モバイルバッテリでも駆動する。
2014年05月16日セイコーインスツル(SII)は、高速データ通信規格LTE/3Gに対応したM2M向け高速無線ルータ「SkyBridge MB-A100(以下、MB-A100)」シリーズを11月より発売することを発表した。用途例は、在庫管理、セキュリティ端末、決済端末、車両運行管理、映像監視、通信機器など。価格はオープン。新製品「MB-A100」は、同社によると国内で初めてLTE/3Gともにプラチナバンドに対応、つながり易く、大容量データの高速通信を少ない遅延で安定して使えるモバイル通信環境を提供する。対応回線はNTTドコモのXi(LTE)で、、FOMAハイスピード(HSDPA/HSUPA)ネットワークにも対応する。これにより、大容量データ通信が必要とされる映像監視等の分野、高速な通信が求められるオンライン決済におけるシンクライアントシステムのゲートウェイとしての活用など、これからのM2Mの可能性を広げる。また、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/a/n)アクセスポイント機能を備えたことで、普及が広まりつつあるが接続環境が十分整備されてない業務用スマートデバイスに対し、同接続による接続環境を提供することが可能となる。また、WAN回線をLTE/3Gだけでなく、有線WANにも対応させたことで、LTE/3Gネットワークに加え、有線ブロードバンド回線を利用することができ、有線WAN、無線WANそれぞれバックアップ回線として利用することが可能。設置・運用性に関しても配慮し、アンテナ内蔵により、外部アンテナ削減、外部アンテナ引き回しの設置コスト・手間を低減。さらに、豊富な遠隔監視・制御機能を提供することで遠隔地にある多数の装置を容易に管理可能となる。
2013年10月30日ナイキフットボールの”そのジブン 切りひらけ”キャンペーンのフィルム内で、隠しコンテンツ「ナイキ バーバーショップ」を公開中だ。このコンテンツはFacebookアプリ上で体験でき、渋谷PARCOで展開しているNIKEFOOTBALL期間限定ストア内にてポップアップショップもオープンしている。Facebook、Twitter、Youtubeおよびnikefootball.comで公開している映像を再生している最中、隠されたコンテンツをクリックすることで、イタリア代表マリオ・バロテッリ選手が主演する隠しコンテンツ「ナイキ バーバーショップ(床屋)」を見られる。内容は、バロテッリ選手がママドゥ・サコー選手、ハビエル・パストゥーレ選手と一緒に、昔ながらの床屋に髪を切りに行くというもの。また、視聴者が10人の有名なフットボールプレイヤーの髪型をシミュレートできるアプリも展開。「ネイマール(ブラジル代表)」「ママドゥ・サコー(フランス代表)」「セルヒオ・ラモス(スペイン代表)」などから選択でき、写真の応募者の中から人気の高かった数名を、ブエノスアイレス、マドリード、メキシコシティなどにある6つの実際のナイキ バーバーショップに招待する企画も。さらに日本でも、渋谷PARCOで展開しているNIKEFOOTBALL期間限定ストア内に、6月2日、3日、9日、10日の日程でオープン。nikefootball.jpで予約を受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日藤沢周平の代表作「隠し剣」シリーズの中でも、傑作と名高い一編を映画化した『必死剣鳥刺し』が豊川悦司主演で公開されることが決まった。豊川さんが演じるのは悲運の剣の遣い手・兼見三左エ門(かねみ さんざえもん)。達人と言える領域にまで剣の道を極めつつも、それが生きる道につながらないという矛盾と軋轢。そして政治的な策謀に翻弄される武士の無残な姿が描き出される。2002年の『たそがれ清兵衛』以来、『隠し剣 鬼の爪』(’04)、『蝉しぐれ』(’05)、『武士の一分』(’06)、『山桜』(’08)、そして来年公開される『花のあと』と次々と映画化されている藤沢作品。特に人気が高く『隠し剣 鬼の爪』(同名小説)、『武士の一分』(「隠し剣秋風抄」)の原作として知られているのが「隠し剣」シリーズ。今回の映画に登場するのは、“秘剣 鳥刺し”。その剣を遣うとき、遣い手は半ば死んでいるとされる究極の剣技である。果たしてトヨエツの運命やいかに――?豊川さんは「監督とお話して、三左エ門は、“静”と“動”を併せ持ち、ある種の不条理さを持った複雑な男、不器用で融通がきかない岩のような男、運命を許容しているが、それに甘んじていない、逃げない人間だと感じました。これまでの藤沢作品は特に意識せず、平山監督のお話にあった、静寂と爆発の温度差を出せるよう演じました。撮影は大変でしたが、近年見たことのないような激しさのある、凄い殺陣が見られると思います」と充実した様子が感じられるコメントを発表。メガホンを握った平山秀幸監督(『愛を乞うひと』、『しゃべれども しゃべれども』)は「時代劇という制約を最大の武器とすることを考えた。所作など基本的なことは、ひとつひとつ丁寧に正しく描き、藤沢原作の持つ静謐なものを表現しながらも、ラストの大殺陣は、これまでの舞踊的な流れる殺陣ではなく、溜め込んだものを一気に爆発させるような、人と人が本当に命を懸けて斬り合うような激しいものになった。これまでの時代劇とは一味も二味も違うものになると思う」とこちらも自信のほどをうかがわせる。三左エ門の周囲の人々を演じる共演陣も豪華!三左エ門の姪でありながら、彼にほのかな恋心を抱くヒロイン・里尾(りお)に池脇千鶴ほか、戸田菜穂、吉川晃司、小日向文世、岸部一徳ら実力派の俳優たちが大人向けのハードボイルドな時代劇を彩る。『必死剣鳥刺し』は2010年夏、全国にて公開。■関連作品:必死剣鳥刺し 2010年夏、全国にて公開■関連記事:来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!
2009年11月20日