森永製菓はこのほど、「ブランブレッド<ほうれん草&コーン>」「ブランブレッド<バナナ>」を発売した。○毎朝の食事に、電子レンジに入れて約5分でできるブランブレッド共働きの家庭が増え、子どもの朝食の手作りに時間をかけることが難しくなった現代、電子レンジで簡単に作ることができる商品が求められている。今回発売となる両商品はどちらも、卵1個と牛乳を準備すれば、誰でも簡単におよそ5分程度で、ふんわりとした健康感あふれるブレッドを作ることができる電子レンジ商品となる。「ブランブレッド」の"ブラン"は小麦のふすまのことで、小麦粒の表皮部分となる。食物繊維や鉄分などが豊富に含まれており、また、「ブランブレッド」1箱で1日当たりの栄養素など表示基準値のカルシウム量の約半分を摂取することが可能となる。「ブランブレッド<ほうれん草&コーン>」には、子どもが好きな野菜である"とうもろこし"と、子どもに食べてほしい野菜である"ほうれん草"を組み合わせており、「ブランブレッド<バナナ>」には、最近朝食として食べることが増えている人気の食材"バナナ"を使用している。さらに、牛乳の代わりに"にんじんピューレ"や"かぼちゃピューレ"を入れてもおいしく食べられる。箱がボール代わりや焼き型にもなり、洗い物の手間も軽減でき、手軽に手作り感覚の"ふんわり朝食"を作れるという。希望小売価格は各387円(税込)。
2015年08月30日クラシエフーズは9月14日、知育菓子「ねるねのハッピーキッチン」シリーズから「たいやき&おだんご」(税別250円)を発売する。同商品は、水と電子レンジを用意するだけでたいやき、みたらしだんご、いちごだいふく、ラムネ(飲み物)が1つずつ、味も形も本物のように作れるセット。たいやきの中身はチョコクリーム。電子レンジを使用することでホカホカの状態で楽しめるという。内袋には作品を並べられる小皿のイラスト付き。全国のスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストアなどで販売する。
2015年08月30日丸美屋食品工業はこのほど、「四川風麻婆丼<辛口> ごはん付き」(税別230円)を発売した。同商品は、電子レンジで温めるだけで食べられる「セット米飯」シリーズの新商品。買い置きし、買い物に行けない時や、家庭や職場の常備食としても使用できる。パッケージ側面には、健康意識の高い人に向け、農水省の食生活指針「食事バランスガイド」を記載した。今回は、ごはんと四川風麻婆豆腐のセットが登場。深みのある辛さの長期熟成豆板醤、トウチ、花椒(ホアジャオ)を使用し、本格的なコクと辛味、香りが楽しめるよう仕上げたという。豆腐、豚ひき肉入り。
2015年08月21日エルザジャパンは22日、NVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 950」を搭載したグラフィックスカード「ELSA GeForce GTX 950 2GB S.A.C」を発表した。9月5日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税込み28,980円前後。「NVIDIA GeForce GTX 950」は、第2世代Maxwellアーキテクチャをベースとしたミドルレンジのデスクトップ向けGPU。DirectX 12をサポートするほか、フルHD環境で4K相当の解像度を実現する「Dynamic Super Resolution(DSR)」や、高品質ながら低負荷のアンチエイリアス処理「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」、ディスプレイ表示技術「G-SYNC」に対応する。独自のクーラー「S.A.C静音ファン」を搭載。アイドル時や低負荷時など、GPUの温度が低い場合にはファンを停止させるセミファンレス仕様で、静音でシステムを動作させることができる。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1026MHz、ブーストクロックが1,190MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,600MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×3。
2015年08月21日米NVIDIAは20日(現地時間)、デスクトップ向けGPUの新モデル「GeForce GTX 950」を発表した。第2世代"Maxwell"アーキテクチャをベースとしたミドルレンジモデルで、MOBA(Multiplayer online battle arena)向けに最適化が図られている。米国における参考価格は159ドル。GeForce GTX 950は、第2世代"Maxwell"アーキテクチャベースのGPUで、製造プロセスは28nm。GPUコアには、2015年1月に発表した「GeForce GTX 960」と同じ"GM206"コアを採用する。GeForce GTX 960と比較して、CUDAコア数が1024基→768基と減ったほか、ベースクロックが1126MHz→1024MHzと引き下げられている。一方でブースト時のクロックは1178MHz→1188MHzとわずかに上回っている。DirectX 12のFeature Level 12_1に対応し、上位モデルと同様に「Volume Tiled Resources」や「Conservative Raster」が利用できるほか、高品質ながら低負荷のアンチエイリアス処理「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」、「グローバル・イルミネーション」の負荷を軽減する「VXGI」(VoXel Gloval Illmination)、ディスプレイ表示技術「G-SYNC」をサポートする。(DirectX 12のFeature Levelについてはこちらを参照してほしい)主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1024MHz、ブーストクロックが1,188MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリスピードは6,600MHz、TDPは90W、補助電源は6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×3。○MOBA向けに処理を最適化GeForce GTX 950では、DOTA2やLeague of Legendsといったいわゆる"MOBA"(Multiplayer online battle arena)系のゲームに対する最適化が図られている。NVIDIAではMOBA系のゲームについて解析を行い、レンダリングの高速化と最適化によって、ボタンをクリックしてからゲーム画面に反映されるまでのレイテンシを短縮したという。DOTA2を例にすると、レンダリングの高速化に加えて、DirectXにおけるパイプライン処理を1段減らすことで、Kepler世代の「GeForce GTX 650」では80msだった応答性を45msまで削減できたとしている。最適化されたゲームはGeForce Experienceから起動できる。また、今回の最適化はGeForce GTX 950をターゲットとしたものだが、今後ほかのモデルでも提供する予定だという。既存製品とのスペック比較は以下の通り。
2015年08月20日中村屋は8月17日、「技あり仕込みビーフカリー」シリーズの「中辛」「スパイシーリッチ」「濃厚リッチ」を全国で発売した。価格は、各251円(税別)。同シリーズは、「香りとコクにこだわった欧風の味わい」がコンセプトのレトルトカレー。今まで湯せんするタイプのレトルトだったが、今回は簡便性を追求して、箱ごとレンジで温めるようになった。味は、ビーフと炒めた玉ねぎで、中村屋こだわりのコクと香ばしさを実現。隠し味に、秘伝の「煎じマサラ」と挽き立てスパイスを使用することで、さらに香りに深みが与えられたとのこと。バランスのとれた食べやすさ、クセになる深いコクが特徴の「中辛」、キャラメリゼしたワインによる濃厚でビターな味わいの「濃厚リッチ」、スパイス感と辛味を強化した「スパイシーリッチ」の3種類が登場する。
2015年08月17日立っているだけで汗がしたたるいまの季節。真夏の台所で火を使って料理なんて、絶対に無理! そんなときは、電子レンジを使った簡単ごはんはいかがでしょうか? 具材を切ったら、あとはレンジでチンするだけの、暑い夏にうれしいレシピです。 ソーセージと野菜を切ったら、あとは電子レンジに入れて、なんとたったの3分待つだけ。わざわざフライパンで炒めなくても、さくっと簡単にピラフのできあがりです。それでは早速、作り方です。■ソーセージとコーンのピラフ(2人分)・ご飯…軽く2膳ソーセージ…4本玉ねぎ…1/4個パプリカ(赤)…1/8個コーン…30gバター…5gコンソメ…1粒ドライパセリ…適量塩…少々 ■作り方玉ねぎとパプリカはみじん切りに、ソーセージは輪切りにする。耐熱皿に、玉ねぎとパプリカ、ソーセージ、コーン、コンソメを入れてラップをかけたら、電子レンジで3分加熱し、よく混ぜる。(コンソメが溶けていなければ野菜から出た水分でよく溶かす)2を電子レンジから取り出し、ご飯とバターとパセリを入れてよく混ぜ合わせたら出来上がり。※電子レンジは600Wを使用していますが、お使いの機種によって加熱時間は加減してください。コーンは冷凍コーンを常備しておけば、いつでも好きな分だけ使えて便利です。同じく冷凍のミックスベジタブルを使用すれば、野菜を切る手間も省けて、よりいっそう時短になります。暑さ対策のみならず、忙しくて食事の支度に時間がとれないときや、仕事から疲れて帰って来たときにも、切って、混ぜて、レンジでチンとするだけなので、とってもおすすめ。また、ソーセージやコーンなどのお手軽食材を使うことで節約にもなるので、ちょっと出費がかさんだ月の給料日前にも助かります。夏場、台所で火を使うことで気づかないうちに室温が高くなり、思わぬところで熱中症になる危険性もあるといわれています。そんなときは、無理をせずに涼しく作って、ラクをしてしまいましょう。
2015年08月17日フジッコは9月1日、「朝の食べるスープ」シリーズの「3種のきのこチャウダー」(税込206円)を全国で発売する。同商品は、ぶなしめじ、まいたけ、エリンギを使用した、秋の味覚を味わえる具だくさんのスープ。袋のままレンジで調理し、そのまま食べることができる。ベースに、マッシュルームのうまみを溶け込ませた「レストラン仕立て」のきのこスープを使用。玉ねぎと白いんげん豆、雑穀を加え、やさしい味わいに仕上げたという。同時に、「じゃがいものチャウダー」がリニューアルする。とろみを抑え、じゃがいもの素材感をさらに楽しめるようになっているとのこと。
2015年08月14日ハウス食品は8月17日、レンジで温めるだけで調理ができるレトルトカレーの「ハウス ククレカレー」を発売する。「ククレカレー」は、すりおろしたりんごやマンゴーチャツネの甘みと、野菜のおいしさが溶け込んだまろやかな味わいのレトルトカレー。今回、カレーの入ったパウチを熱湯に入れて調理する従来の方法に加えて、レンジでも調理が可能になった。調理方法は、箱のふたを開けて、箱ごと電子レンジで1分50秒(500Wの場合)温めるだけ。カレーもりんごペーストとソテーオニオンを増量し、まろやかな味にするとともに、コリアンダーにより香り立ちを高めて、一層おいしく仕上げているとのこと。価格は税別176円(180g)。
2015年08月12日●ご飯のおいしさも大事だけど使いやすさも大事日立アプライアンスは、「炊飯器・オーブンレンジ個別説明会」を開催した。説明会では、8月4日に発表された高級炊飯器「ふっくら御膳 RZ-WW3000M」(以下、RZ-WW3000M)で炊いたご飯や、7月発売の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-RY3000」(以下、MRO-RY3000)で作った料理の試食体験も行われた。○新「ふっくら御膳」は使いやすさにもこだわった説明会の冒頭では、日立アプライアンス 家電事業部 商品計画本部 キッチン商品企画部の伴秀樹氏が、新型炊飯器のRZ-WW3000Mの開発背景について説明した。日立アプライアンスの調査によると、いわゆる高級炊飯器を購入した人が、炊飯器を購入する時に重視した機能は、1位が「おいしさ」、2位が「内釜」、3位が「使いやすさ」という結果になったという。また、実際に使ってみて感じた不満点の1位には、「手入れのしにくさ」が挙がった。一方、購入時に重要視される「内釜」についての不満はほとんどない。そこで、日立アプライアンスではおいしいご飯が炊けるのはもちろん、使いやすさにもこだわった炊飯器を開発したという。○内釜が約40%軽く伴氏によると、ご飯の甘みやモチモチとした食感に必要なのは「蒸らし」を高温で維持すること。しかし、蒸らし段階ではすでにご飯が水を吸いきっており、釜内には余分な水分がほとんどない。このため、蒸らし時にヒーターで加熱すると、ご飯が焦げ付いてしまう。こういった事情で、現在多くの高級炊飯器は「内釜の蓄熱性を高める」ことを重要視。その結果、内釜は大きく、厚くなる傾向にある。RZ-WW3000Mには、1.2気圧の圧力をかけながら高温スチームを発生させる「圧力スチーム」機能を搭載。沸点を105度に上げた状態で高温スチームを発生させて蒸らし温度を維持する。内釜の周囲を真空断熱材と空気断熱層で囲む「全周断熱構造」のおかげで熱が逃げにくいため、RZ-WW3000Mの内釜には蓄熱性がほとんど必要なく、上下の炊きムラを抑えるために伝熱性のほうが重視される。RZ-WW3000Mでは内釜の素材として、伝熱性に優れたアルミ合金を採用したことで、ご飯のおいしさを犠牲にすることなく、内釜重量で約720gを実現した。約1,200gだった従来モデル「RZ-VW3000M」の内釜に比べて、約40%軽量化した。日立アプライアンスは、内釜で米を研ぐ際、人間の上腕筋と橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)にかかる負荷を筋電計で数値化した。その結果、従来モデルRZ-VW3000Mの内釜と比較すると、内釜を持ち運ぶ際で約3割、洗米時で約2割、負担を減らせたという。説明会では、実際に洗米できる体験も。従来モデルと新モデル、両方で洗米した参加者からは「新モデルのほうが軽い」という声が聞かれた。米の浸し時間・温度、蒸らし時間を調整することで、「もちもち感1」から「もちもち感3」まで3段階の炊き分けができるようになった。「もちもち感1」は酢飯やカレーなどに適した食感で、「もちもち感2」は標準の炊きあがり、「もちもち感3」は炊飯に90分ほど時間がかかるものの、ご飯の甘みが強く感じられる炊きあがりになるという。また、ご飯のかたさは水分量で決まるため、内釜には水位を3段階で加減できる「おこのみ水位線」を設けた。●片付けも簡単なほうがいい○片付け効率が大幅にアップまた、炊飯器の不満点である「手入れのしにくさ」を解消するため、「蒸気口一体型内ふた」を採用した。従来モデルのRZ-VW3000Mでは、本体内部の内ふたのほか、本体外側にある蒸気口を取り外して毎回洗わなくてはならず、炊飯終了後は内釜、内ふた、蒸気口と、複数のパーツをシンクに持って行く必要があった。この手間を減らすために、RZ-WW3000Mでは、炊飯器内側の内ふたと外側の蒸気口を一体化させた「蒸気口一体型内ふた」を開発。炊飯終了後は、内釜と蒸気口一体型内ふたの2パーツだけを持ってシンクに移動できる。日立アプライアンスがモニター実験をしたところ、パーツを炊飯器から外してから、洗って、再び炊飯器に取り付けるまでの時間は、従来モデルでは119秒だったのに対し、RZ-WW3000Mでは80秒と約70%に短縮できた。炊飯器の外側に蒸気口を配置していると、毎回洗わなくてはならないパーツであるにもかかわらず、洗い忘れる人も多かった。これを内ふたと一体化したことで洗い忘れを減らせるという効果も見込める。RZ-WW3000Mは従来モデルに引き続き、炊飯時に発生する蒸気を蒸らし時や保温時のスチームとして再活用する「給水レス オートスチーマー」機能を搭載。このため、蒸気がほとんど炊飯器から漏れない。伴氏によると、高級炊飯器の2015年モデルで蒸気レスを採用しているのは日立アプライアンスの炊飯器のみであり、大きなアドバンテージだと考えているという。○Wスキャンの解凍機能も体験説明会では、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-RY3000」の体験試食会も行われた。MRO-RY3000最大の特徴は、食材の重さと温度を両方センシングし、適切な温度に加熱できるという「Wスキャン」システム。そこで、会場では少量の牛乳を60度に温める実験と、200gのミンチ肉を解凍する実験が行われた。また、MRO-RY3000は「ふ」や「はんぺん」などを肉の代わりに使用する「ヘルシーメニュー」も自動調理コースとして搭載している。説明会の最後には、MRO-RY3000で解凍したミンチで作った煮込みハンバーグと、肉の代わりにちくわを使った「ちくわのチンジャオロウスー」も振る舞われた。
2015年08月06日スーパーの野菜売り場にとうもろこしが並ぶと、夏の訪れを感じるという人も多いのではないでしょうか。今年の夏は、とうもろこしをもっと気軽に食べちゃいましょう。○皮つきのままレンジでチンするだけゆでたり蒸したりと、とうもろこしのおいしい食べ方はいろいろありますが、もっと気軽に食べるなら、レンジでチンするのがオススメです。ポイントは、皮が付いている状態のとうもろこしを買ってくること。皮の水分を利用して蒸していくので、とうもろこしが水っぽくならず、おいしく食べられます。外側の皮とヒゲを取り除いて水洗いし、丸ごとラップで包みます。あとはレンジでチンするだけ。目安は1本につき500Wで5分です。できたてはとても熱いので、粗熱が取れるまでしばらく待ってから、ラップを外してください。ただ、この方法だと買う時はとうもろこしの実が見えないため、いざ食べようと思ったらスカスカだったということも。そうならないように、旬の時期のズッシリと重いものを選ぶなど、自分の目利き力も大切です。スーパーによっては見本が置いてあるところもあるので、それを参考にしてもいいかもしれませんね。執筆:blue*daisy気分転換と整理整頓が趣味の晴れ時々在宅ワーカー。虫嫌いの万年ガーデニング初心者です。いま興味があるのは和食作り。myコンデジとAdobe Illustratorを使いこなせるようになるのが夢。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月24日パナソニックは7月6日、総庫内容量26Lのオーブンレンジ「エレック NE-MS262」を発表した。発売は9月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別39,800円前後だ。NE-MS262は、100℃~250℃の範囲でオーブンの温度調節ができるオーブンレンジ。従来モデルと同様、「お弁当セット」機能を引き続き搭載する。お弁当セット機能とは、肉と魚、野菜を同時に加熱できる機能で、「チキン」「ポーク」「さけ」「さば」の4モードを持つ。外形寸法はW500×D400×H347mm、庫内寸法はW319×D350×H215mm。上方10cm、左右それぞれ2cm以上あけて設置する。重量は14.4kgだ。カラーはブラック。波角皿が付属する。パナソニックは同日、総庫内容量23Lの「エレック NE-MS232」と15Lの「エレック NE-T158」、単機能レンジ「エレック NE-EH228」も発表した。発売は9月1日。推定市場価格はNE-MS232が34,800円前後、NE-T158が29,800円前後、NE-EH228が19,800円前後だ(いずれも税別)。
2015年07月07日東芝ホームテクノは7月2日、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として「ER-ND8」を発表した。発売は8月初旬で、価格はオープン。推定市場価格は税別58,000円前後だ。石窯ドームは、ピザ釜のような丸みのある庫内天井で、熱風を効率的に循環させる過熱水蒸気オーブンレンジ。今回発表されたER-ND8は、総庫内容量26Lで、冷凍した食材の種類に合わせて解凍方法を選べる「3つの解凍」機能を搭載する。解凍機能は、ひき肉をほぐしやすく、固まった薄切り肉をはがせる柔らかさまで解凍する「スチーム全解凍」、包丁で切りやすいかたさに解凍するスピード重視の「お急ぎ全解凍」、包丁が入るものの、中が少し凍った状態の「さしみ(半解凍)」の3種類だ。そのほか、6枚切りサイズの食パン2枚を5分台で焼ける「トースト」キーを追加した。油で揚げない「ノンフライ」オートメニューの「鶏のから揚げ」「フライ」「天ぷら」も継承している。庫内は幅39cm、高さ最大20.5cmと広い間口を確保した「ワイド&フラット」構造を採用。また、左右合計6cm、上方10cmのスペースをあければ、本体背面を壁にピッタリとくっつけて本体設置できる「省スペース設置」に対応している。オーブンの温度調整範囲は100℃から250℃、発酵コースは30 / 35 / 40 / 45℃、電子レンジは最大1,000Wまで対応。庫内容量は26Lで、サイズはW480×D390×H350mm、質量は約14kg。カラーはグランホワイト。また、ER-ND8と同時に、過熱水蒸気機能を搭載しないスチームオーブンレンジも2機種発表された。総庫内容量26Lの「ER-ND7」は8月中旬、23Lの「ER-N6」は9月初旬に発売する予定。価格はオープンで、推定市場価格はER-ND7が48,000円前後、ER-N6は38,000前後(いずれも税別)。新製品はいずれも、待機時の消費電力がゼロで、調理終了後、扉を開けてから5分後に自動で電源が切れる「オートパワーOFF」などの省エネ機能も採用している。
2015年07月02日ASUSTeK Computerは26日、AMD Radeon R9 380を搭載するグラフィックスカードなど4モデルを発表した。6月27日より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は20,000円前後から。○STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING「STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING」は、AMD Radeon R9 380を搭載するミドルレンジグラフィックスカード。店頭予想価格は36,500円前後。リファレンスモデルよりコアクロックを高めたオーバークロック仕様で、「ウイングブレードゼロノイズファン」を搭載。通常のファンと同じ回転数で、より強力な風を送ることが可能。GPUの温度が低いときにはファンを停止するなど、静音性と冷却性を両立する。ヒートパイプをGPUに密着させた「DirectCU II」も搭載。GPUの熱を素早くフィンへと伝達する。リアルタイムハードウェアモニタリングツール「GPU Tweak II」を使うことで、Windows上から簡単にオーバークロックが可能。そのほか、ゲーム画面をリアルタイムで配信する「XSplit Gamecaster」が付属。ASUSオリジナル機能として、「GPU Tweak II」で保存したプロファイルをゲーム中に選択できる。1年間のPremiumライセンス付き。主な仕様は、コアクロックが990MHz、ストリーミングプロセッサ数が1,792基、メモリクロックが5,500MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は8ピン×1。本体サイズはW271×D139×H42mm。○STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING「STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING」は、AMD Radeon R7 370を搭載するモデル。店頭予想価格はが31,000円前後。メモリ容量が4GBのモデルで、「ウイングブレードゼロノイズファン」の搭載など、機能は「STRIX-R9380-DC2OC-2GD5-GAMING」とほぼ共通。「XSplit Gamecaster」のライセンスは14日間となっている。主な仕様は、コアクロックが1,050MHz、ストリーミングプロセッサ数が1,024基、メモリクロックが5,600MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW214×D125×H40mm。○STRIX-R7370-DC2OC-2GD5-GAMING「STRIX-R7370-DC2OC-2GD5-GAMING」は、メモリが2GBである以外、「STRIX-R7370-DC2OC-4GD5-GAMING」とほぼ共通仕様のモデル。店頭予想価格は27,500円前後。本体サイズはW228×D124×H40mm。○R7360-OC-2GD5「R7360-OC-2GD5」は、AMD Radeon R7 360を搭載するモデル。店頭予想価格は20,000円前後。「ウイングブレードゼロノイズファン」と「DirectCU II」は省略されている。主な仕様は、コアクロックが1,070MHz、ストリーミングプロセッサ数が768基、メモリクロックが6,500MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズはW220×D111×H38mm。
2015年06月26日お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。これまでにお店や料理研究家から教わってきたレシピは数知れず。彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。そんなハナコさんが『SOLO』のために、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。トルコ料理の定番「にんにくヨーグルトソース」が味の決め手私は、あまり電子レンジを使いません。それは、「電磁波が危ない!」とか「せいろでスローな暮らしを……!」とかではなく、単に調理が難しいから。「冷凍したご飯を解凍する」などには便利だけど、生の食材を「調理」するのは意外とハードルが高いような気がするのです。火の入り方にムラがあるし、すぐ加熱しすぎるし、調理中の状態は見えないし……。電子レンジのドアを開けたら予想外の展開になっていることも多くて、「もう、鍋やせいろでつくったほうが失敗しないよー!」ってのが、かなりの頻度で起こる。でもですね。そんな私が、唯一「電子レンジ調理でもいける!」と思うのが蒸し鶏なのです。ちょっとしたコツを守れば、電子レンジでも超~しっとり。仕事帰りに鶏むね肉を買い、お風呂に入る前に電子レンジへ突っ込んでおけば、ビールを1本呑み終わる頃にはイイ感じに仕上がります。一枚丸ごと蒸し鶏にしておくと翌日も活用できるし、鶏もも肉より値段が安くてヘルシーなのも、私たちの味方!ツレヅレハナコそして、蒸し鶏を食べるならオススメしたいのが、トルコ料理の定番「にんにくヨーグルトソース」!作り方は、1.ヨーグルトの水気をザルなどで一晩切る2.おろしにんにくと塩を入れる……以上!これだけですが、蒸し鶏に添えるだけで、ワインにピッタリすぎる仕上がりに……。しかも、見た目がしゃれとります。焼き野菜とかにも合うのよね~。ただ、一晩ヨーグルトの水気を切らねばならないので、「今すぐ食べたいんじゃー!」という方は、水切りなしのヨーグルトで作るか(シャバシャバするけど味はおいしい)、しょうゆ+ごま油+和がらしなどでサクッとどうぞ!ツレヅレハナコにんにくのパンチがきいた塩味のヨーグルトソースと、しっとり蒸し鶏が好相性。トマトやきゅうりを添えて混ぜ合わせながらどうぞ。ツレヅレハナコ<材料>(つくりやすい量)・鶏むね肉350g・片栗粉小さじ1/2・塩、酒各適量・ヨーグルト(無糖)1パック(450g)・にんにく(すりおろし)小さじの先くらい・塩、粗びき黒こしょう各適量ツレヅレハナコ<作り方>1.にんにくヨーグルトソースをつくるコーヒードリッパーにフィルターを敷いて(または、ザルにキッチンペーパーを敷いたものでもOK)、ヨーグルトを丸ごとあける。ラップをかけ、冷蔵庫で一晩置く(水を受けるコップは大き目を選んで)。ツレヅレハナコ★ソースがゆるくて良いなら、3時間くらいの水切りでもOK。★一晩置いて水気が切れると、半分くらいの量になって固くなる。ツレヅレハナコ2.おろしにんにく、塩を加え混ぜる。塩は、食べてみてしっかり味を感じる程度に加える。★ソースは、オリーブオイルで焼いた野菜や、焼き魚、焼き肉、ゆでたじゃがいもなどにも合います。ツレヅレハナコ3.鶏むね肉の皮を下にして、耐熱容器に入れる。塩少々、片栗粉をまぶし、肉が1/3ひたるくらいの酒を加えてなじませ、ラップをかける。★片栗粉を少量混ぜることで鶏肉から水分が逃げず、しっとり仕上がる。ただし、入れすぎるとボテボテと固まるので注意!鶏むね肉350gにつき片栗粉小さじ1/2くらいがベストバランス。★最初、鶏皮を底面にすることで脂分が溶け出し、蒸し汁にうまみが出る&肉が硬くなるのを抑える。ツレヅレハナコ4.電子レンジ(500w)で4分、裏返して2分加熱する。加熱し終わったら、ラップをとらず、粗熱がとれるまでそのまま置く。★加熱時間は鶏むね肉350gの場合。大きさによって時間を加減すること。★加熱をやめても余熱で火は入り続けるので、ラップをしたまま置く。★蒸し汁に浸したまま冷ますことで、肉が蒸し汁を吸い込んでしっとり!5.蒸し鶏、にんにくヨーグルトソース、角切りのトマトときゅうりを盛り合わせる。黒こしょうをひいていただく。<番外編>蒸し鶏が余ってしまったら……ツレヅレハナコ1.蒸し鶏をさいて、蒸し汁の中に入れて保存する。ツレヅレハナコ2.ヨーグルトソースで蒸し鶏を和え、サンドイッチにするとうまーい!Text&Photo/ツレヅレハナコ
2015年06月26日ジャガー・ランドローバーは6月16日、車外からスマートフォンで遠隔操作できる「レンジローバー・スポーツ」を公開した。「レンジローバー・スポーツ」は、スマートフォンのアプリケーションでステアリングホイールやアクセル、ブレーキ、速度切り替え操作が可能な研究車両。ドライバーは歩きながら、車両を危険な状況から脱出させたり、険しいオフロード地形を進ませることができる。スマートキーを持ったユーザーが、車両が10m以内にいる限り作動し、遠隔操作時の最高速度は時速4マイル(約6.4km)となっている。また、路上で自動的に回転し、車体の向きを180 度変えることができる「マルチポイント・ターン」機能を搭載。センサーを用いて利用可能なスペースを検知することで障害物を避け、ギアの選択、ステアリングホイール、ブレーキ、アクセル操作はすべてシステムが担う。同社は今後、ドライバーがハンドセットから簡単な指示を出すだけで障害物をよけたり、駐車場から出庫できるようになる技術や、車体の周辺環境をスキャンし、安全にターンできる状況であるかをドライバーに通知するシステムの研究を進めていくとしている。
2015年06月18日時間をかけずにあと一品欲しいときこそ、電子レンジの出番!サラダに煮物、肉や魚を使った副菜まで、電子レンジだけでできる、絶品夏レシピを料理家・星谷菜々さんが教えてくれました。■あさりとクレソンのスープ【材料】(1人分)あさり(砂抜き済みのもの)…150g、クレソン…1/2束、水…150ml、酒…大さじ1、ナンプラー…小さじ1/2くらい、レモンの輪切り…1枚、ごま油…少々【作り方】(1)あさりは貝同士をこすり合わせてよく水洗いする。クレソンは茎は小口切りに、葉はざく切りにする。(2)耐熱容器にあさり、水、酒を入れ、ラップをぴったりとかけてレンジで3分加熱する。(3)ラップをはずしてクレソンの茎を加え、ナンプラーで味を調える(あさりの塩気によって分量を調整)。(4)器によそい、クレソンの葉、レモンをのせ、ごま油をかける。■おからのタブレー風【材料】(1人分)きゅうり…1/3本、香菜…2本、おから…50g、<A>ホールコーン(缶)…大さじ3、レモン汁…小さじ1、オリーブオイル…大さじ1/2、塩・こしょう…各適量【作り方】(1)きゅうりは1cm角に切る。香菜はざく切りにする。(2) 耐熱容器におからを広げ入れ、そのままレンジで1分加熱する。ヘラで1分ほど混ぜながら水気を飛ばす。(3)(2)にAを混ぜて味を調え、(1)を加えて和える。◇料理家・星谷菜々さん毎日作りたくなるシンプルな料理やお菓子が人気。最新著書『フルーツスイーツダイアリー』(グラフィック社)が7月に発売。お菓子教室も開催する。◇焼く、煮る、蒸す、揚げるの調理がこの一台で。スチームオーブンレンジ ビストロ NE‐BS1200オープン価格(パナソニックお客様ご相談センターTEL:0120・878・365)※『anan』2015年6月17日号より。写真・中島慶子構成、文・野村紀沙枝
2015年06月14日レンジを賢く利用して、時間をかけずに作りたい。下ごしらえにレンジを使わないのはもったいない!時間の短縮になる裏ワザに早速チャレンジしましょう。■裏ワザ1:トマトの湯むき十字に切り込みを入れたトマトを水にくぐらせ、耐熱容器に。ラップをふわりとかけて1分ほど加熱。その後、冷水につけると驚くほど簡単に皮がむけます。加熱後は、冷水で冷やしながらむくのがポイント。■裏ワザ2:乾物を戻す戻す工程に時間がかかる乾物こそレンジで時短。耐熱容器に、乾物とかぶる程度の水を入れてラップをかけ、3分ほど加熱。5分ほどおけば、戻しが完了。ひじき10gにつき、水は1カップが目安。■裏ワザ3:豆腐の水切り耐熱容器に豆腐1丁を入れ、そのまま2~3分加熱。キッチンペーパーで豆腐を包み、その上に重しのお皿をのせて5分ほどおけば、簡単に水切りの完成。豆腐の上にのせる重しは普通のお皿でOK。■裏ワザ4:ニンニクの臭み取り刺激臭が強いニンニクの臭み取りにもレンジが活躍。薄皮をつけたままのニンニク1片をラップで包みレンジで30秒加熱。ツンとした刺激臭がやわらぎます。■裏ワザ5:肉や魚をふっくらと一気に熱が通るレンジ調理では、肉や魚は水分が抜けてパサつきがち。そこで、加熱時間を短めにして余熱でじっくり蒸らせば、コンロで調理したような味に。ラップをかけたまま2~5分置くだけで余熱完了。■番外編:上手に解凍できる冷凍のコツ解凍上手になるには、冷凍方法から見直しを。肉は厚みを薄く均一にし、ラップに包んで冷凍を。肉の厚みを一定にすることで熱が均一に行き渡る。これだけでレンジでの解凍もムラになりにくく失敗知らず。◇電子レンジでの加熱は全て600Wです。※『anan』2015年6月17日号より。写真・中島慶子構成、文・野村紀沙枝
2015年06月14日東芝ライフスタイルは6月10日、液晶テレビ4Kレグザの「Z10X」「J10X」シリーズをHDR(ハイダイナミックレンジ)フォーマット入力に対応させるためのアップデートを行うと発表した。アップデートの実施時期は2015年12月を予定している。Z10Xシリーズは、2014年10月に発表した4Kレグザ。スカパー!4KチューナーとHEVCデコーダーを内蔵するほか、全録機能の「タイムシフトマシン」を搭載している。映像面では、分割駆動が可能な直下型LEDバックライト液晶や、「レグザエンジンCEVO 4K」の搭載が特徴だ。J10Xシリーズは、Z10Xシリーズと同時発表された4Kテレビ。スカパー!4Kチューナーは内蔵していないが、HEVCデコーダーは内蔵しており、「ひかりTV 4K」サービスなどを利用できる。アップデートにより利用可能になるHDRフォーマットは、4K映像に対応した次世代BD「Ultra HD Blue-ray」でも採用されている規格。従来の映像に比べて明暗差の大きな場面でもリアルな映像表現が可能になる。また、ダイナミックレンジの拡大によって、これまでの映像よりも精細感や立体感もアップする。アップデート後には、Z10X・J10XシリーズのHDMI入力端子のうち1基(HDMI3)がHDMI 2.0a仕様となる。なお、アップデート後にダイナミックレンジが拡大されるのは、HDRフォーマットの映像のみだ。
2015年06月10日日立アプライアンスは6月9日、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズの新モデル「MRO-RY3000」を発表した。今回のモデルチェンジでは、加熱ムラを解消する「Wスキャン」システムを搭載。また、調理中の庫内を確認しやすい「明るい庫内」も新たに採用している。発売は7月中旬で、推定市場価格は税別150,000円前後だ。○最大の課題は「あたため・解凍ムラ」製品発表会には、日立アプライアンス 取締役 家電環境機器事業部長 松田美智也氏が登壇。製品開発の背景と新機能について説明した。松田氏によれば、2015年度のオーブンレンジの需要は、前年度比3%増の約256万台(予測)。その中でも高価格帯の「プレミアム機種」は、ここ数年の安定した需要から、2015年度もオーブンレンジ全体の約1割を占めると予想されている。日立アプライアンスの調査によれば、エントリーモデルから多機能モデルまで、どのユーザー層もオーブンレンジでよく利用するのは「あたため」と「解凍」機能だという。よく利用されている一方で、オーブンレンジの不満点の筆頭に挙げられたのは、「解凍ムラ」と「あたためムラ」だった。この不満点は特に、購入時に製品への期待値が高いこともあってか、「プレミアム機種」のユーザーになるほど高い傾向がある。そこで、同社は「加熱ムラ」を解消したプレミアムなオーブンレンジを開発するに至ったという。○2種類のセンサーで加熱ムラを解消!従来モデルは、庫内底面3カ所で食材の重量や位置を把握する「トリプル重量スキャナー」方式を採用していた。食材の重さに合わせて加熱時間などを算出するというものだ。一方、今回発表された新モデルでは、このトリプル重量スキャナーに加えて、食材の表面温度を計測する「センター赤外線スキャナー」を搭載した「Wスキャン」方式を採用した。食材重量と食材温度という2つの要素をもとに加熱を制御することで、ムラを解消できるとしている。加熱ムラが発生しやすい解凍メニューでは、前述したWスキャンに加え、「ひき肉」「ブロック肉」など食材の種類を選択する。食材の特性や温度に合わせた加熱ができるため、解凍時にありがちな「食材の一部だけが煮えてしまう」「解凍したはずが内部はカチコチ」といった失敗を解消できる。Wスキャンのおかげで、MRO-RY3000では「温度設定コース」も実現した。これは、自分の指定した温度まで食材を加熱する機能だ。-10℃から50℃まで、5℃単位で温度を設定可能だ。アイスクリームをほどよいやわらかさまで解凍したり、離乳食を温めたり、チョコレートを溶かしたりといった用途に利用できる。○庫内灯は明るさ約8倍にパワーアップMRO-RY3000は、調理中の食材の見やすさでも進化した。庫内ライトに、従来比約8倍の照度を実現するLED×2灯を採用。また、一般的に庫内は黒く塗装されることが多いが、MRO-RY3000では側面に白色のシリコン塗装を施した。白色の壁面にすると、調理中の食材を確認しやすいほか、汚れも目立ちやすい。そのため「汚れを放置して取れなくなった」という失敗も軽減できるという。また、庫内を見るための窓の面積は従来モデルより約23%拡大。窓が大きくなったおかげで、より庫内が見やすい。○全ラインナップがWスキャン機能を搭載発表会では、普及モデルに位置付けられる「MRO-RY3000」がメインで説明されたが、そのほか「MRO-RV2000」と「MRO-RBK5000」の2機種も発表された。MRO-RV2000はスチームグリル機能非搭載のエントリーモデルで、MRO-RBK5000はベーカリー機能を搭載した最上位モデルとなる。両モデルともWスキャン機能や「明るい庫内」に対応。また、33Lの庫内容量を確保している。推定市場価格はMRO-RV2000が120,000円前後、MRO-RBK5000が180,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年06月09日日立アプライアンスは6月9日、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」の新モデルとして「MRO-RY3000」を発表した。発売は7月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別150,000円前後だ。MRO-RY3000は、食品の重さと温度をはかって、あたため・解凍時の加熱ムラを抑える過熱水蒸気オーブンレンジ。従来は3つの重量センサー「トリプル重量スキャナー」で食品の重さを計測してオート加熱していたが、投入する食材の初期温度のちがいによって加熱ムラが生じてしまうという問題があった。MRO-RY3000は食品の温度をはかる「センター赤外線スキャナー」を加えた「Wスキャン」システムを採用。食材の特性、温度、重量に合わせて解凍を行うため、ムラを抑えながらも適温で解凍できる。調理中の庫内が見やすい「明るい庫内」も新しく採用。庫内の左右側面に白色のシリコン塗装を施すとともに、従来比約8倍の明るさのLED庫内灯×2灯を搭載した。開口部の面積は、従来モデルに比べて約23%拡大し、調理中の煮込み具合や焼き色が確認しやすい。庫内が明るくなったことで、調理中に付着した汚れも見つけやすくなった。汚れを拭き取りやすい表面加工を施すなど、手入れのしやすさにも配慮したとする。新開発のターボファンによって、本体下部の熱源部の冷却性能を向上。これによって熱源部の高さを18mm薄型化し、庫内容量33Lながら、本体の高さを390mmに抑えたコンパクトな筐体を実現している。MRO-RY3000の外形寸法はW500×D449×H390mm。レンジ出力は1,000W(最大3分)、800W / 600W / 500W / 200W相当 / 100W相当。オーブンはダブル光速ヒーター熱風式(2段)で、オーブン設定温度は100~250℃、300℃(最大約5分間)。オートメニュー数は400。本体カラーはメタリックレッドとシルバーの2色。また、庫内でパン生地のねりから焼き上げまで自動で行うベーカリー機能を搭載した「MRO-RBK5000」と、スチームグリル非搭載の「MRO-RV2000」も同時に発売する。価格はオープンで、推定市場価格はMRO-RBK5000が180,000円前後、MRO-RV2000が120,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年06月09日パナソニックは5月22日、スチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」の最上位モデル「NE-BS1200」について、発売日を延期すると発表した。当初、6月1日に発売する予定だったが、6月20日に変更する。NE-BS1200は3月17日に発表されたスチームオーブンレンジ。発表当初、6月1日とされていた発売日を6月20日に延期する。液晶画面の一部誤表示に関するプログラムを修正するため。NE-BS1200は、新形状の3Dアンテナを搭載し、マイクロ波をらせん状に放射する「サイクロンウェーブ加熱」を採用。サイクロンウェーブ加熱ではマイクロ波が食品中央付近から周囲へ広範囲に行き渡るため、解凍ムラを抑えられる。また、発酵・予熱をせず10分でピザやパンを焼き上げる「かんたんピザ・パン」メニューを新たに搭載した。推定市場価格は税別170,000円前後だ。
2015年05月22日東芝ホームテクノは5月21日、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として「ER-ND500」を発表した。発売は6月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別160,000円前後だ。ER-ND500は、付属の深さ約5cmの深皿を用いて調理する、専用の「深皿メニュー」を搭載するオーブンレンジ。下ごしらえをした材料を深皿にセットすれば、焼く・煮込む・炊く・茹でる・炒めるの5つの調理を自動で行える。ナポリタンやグラタン、ケーキのほか、深皿で主菜1品と副菜2品の計3品を同時に調理してくれるセットメニューも備える。オーブン調理の予熱温度を、従来モデル「ER-MD500」の250℃から320℃へ上げた。これにより、短時間での調理が可能となった。新しく「350℃石窯メニュー」を搭載。クリスピーピザの場合、焼き時間が約7分から3分40秒に短縮、生地の水分蒸発も抑えられ、周囲がパリっとしたもちもちな生地を実現できる。従来に引き続き、熱風が循環しやすい「石窯ドーム構造」、庫内のセラミックコーティングによる遠赤外線「庫内まるごと遠赤」、焼きムラを防ぐため左右反転して風向を変える「焼き色上手なくるりん熱風」、周囲にスリットを設けた「遠赤包み焼き角皿」を採用。最高350℃のオーブン温度も継承する。解凍機能として、ひき肉をほぐしやすくしたり、薄切り肉をはがしやすくしたりする「スチーム全解凍」、包丁で切りやすいかたさに解凍する「お急ぎ全解凍」、さくっと切れて食卓に出すタイミングで食べ頃になる「さしみ(半解凍)」の3モードを搭載。スチーム全解凍では、赤外線センサーをスイングさせることで庫内1,024カ所をチェックする。食品の温度を細かくモニタリングすることで、端煮えと解凍不足の両方を抑えながら50gの少量解凍が可能になった。本体サイズはW500×D465×H412mmで、重量は24kg。庫内有効寸法はW386×D300×H241mmで、総庫内容量は31L。消費電力は1,430Wで、年間消費電力量は63.9kWh(省エネ法・特定機器「電子レンジ」測定方法に基づく)。カラーはグランホワイトとグランレッドの2色。ABCクッキングスタジオが開発したものを含む、369レシピが載っている料理集が付属する。東芝ホームテクノは、6月中旬に「ER-ND400」、7月上旬に「ER-ND300」、7月中旬に「ER-ND100」を発売する。価格はオープンで、推定市場価格はER-ND400が税別120,000円前後、ER-ND300が税別90,000円前後、ER-ND100が税別70,000円前後となっている。
2015年05月21日パナソニックは5月21日、50~60代をメインターゲットとしたブランド「Jコンセプト」から、スチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-JBS652」を発表した。発売は7月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別85,000円前後だ。NE-JBS652は、焼く・煮る・蒸す・揚げるの調理工程を1台で行えるスチームオーブンレンジ。2人分の時短調理に適した機能として、「合わせ技セット」と「エリア加熱」を搭載した。合わせ技セットとは、上段で「焼き」、下段で「煮る」など異なる2品を同時に調理できるモード。合わせ技セットのメニューは7種類を用意する。エリア加熱とは、手前半分を優先的に加熱して、効率よく調理する機能のことだ。カロリーや塩分からメニューを検索できる機能を持ち、健康を意識した献立作りをサポートする。自動で50種類の和食メニューを作れる「和食メニュー50選」を搭載。付属のグリル皿を用いれば、ひっくり返さずに裏面にも焼き色が付く。本体のデザインには、揺れる稲穂のイメージを意匠化した「豊穣柄」を施している。ドアはソフトダンパーを採用したもので、手を離してもやさしくスムーズに閉まる。操作部はカラータッチ液晶となっており、ボタンサイズは従来比で約1.2倍に拡大。さらに濃淡をつけて視認性を向上させた。また、次に行う操作がわからなくならないよう、押すタイミングになるとスタートボタンが光って知らせる。サイズはW500×D400×H347mm。庫内容量は26L。カラーは豊穣ブラックと豊穣ホワイト。○少量かつ時短を実現パナソニックが行った調査の結果によると、Jコンセプトのターゲットである「目利き世代」は、2人分の調理時に「量を多く作りすぎる」「食材が余る」「準備や片付けの手間がかかる」「品数を多く作れない」などの問題を抱えている。一方で、理想とする品数は3品~4品、調理時間は30分以内というニーズも明らかになった。次にほしいオーブンレンジとしては「操作がシンプル」「お手入れがラク」「ヘルシー機能」を持ったものと回答した人が多い。そこでパナソニックは、少量かつ時短調理に対応し、使いやすいレンジとして、今回のNE-JBS652を提案していく。
2015年05月21日モランボンは6月1日、青果売場向け商品として、本格バーニャカウダが楽しめる専用ソース「バーニャカウダ」を発売する。○カップ容器のまま、電子レンジ調理ができるバーニャカウダ専用ソース近年の健康志向に伴って野菜摂取への注目が高まり、野菜メニューもサラダだけにとどまらず、多様化してきている。そのなかでも、野菜を温かいソースにつけて食べる料理「バーニャカウダ」のメニュー認知度は約85%(2014年 同社調べ/N=412)にのぼり、外食店を中心に新たなメニューとして定着しているという。同商品は、バーニャカウダの特徴である"野菜をソースにつけるだけ"で食べられる手軽さに着目。野菜が不足しがちな食卓やワインなどのおつまみに向けた、温かいソースで本格的な味わいが楽しめるバーニャカウダ専用ソースとなる。電子レンジ対応カップ容器を採用。カップ容器はそのまま食卓に置ける使い切りタイプとなる。フタをはがして電子レンジで30秒加熱するだけで、本格的な温かいソースに仕上がる。生クリームにアンチョビ、ガーリックを効かせた、まろやかな風味とコクのある味わいになっているとのこと。生野菜(きゅうり、にんじんなど)や温野菜(じゃがいも、ブロッコリーなど)が約200g分楽しめ、また、温めずにそのままでも食べられる。内容量40gで、参考小売価格は160円(税別)。
2015年05月17日ユニットコムは24日、「iiyama PC」ブランドからNVIDIA GeForce GTX 750を搭載したデスクトップPC「MN5010-i7-GTM」を発売した。価格は税込107,979円。NVIDIA GeForce GTX 750を搭載するデスクトップPC。CPUにIntel Core i7やメモリ8GBを搭載するなど、ミドルレンジクラスのPCとして動画やゲームなどを楽しむのに最適なモデルとなっている。「ゴールデンウィークセール」として、5月1日までは97,179円で販売される。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(3.60GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750(1GB)、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、電源が350W 80PLUS BRONZE認証。OSはWindows 8.1 Update 64bit。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×2、USB 2.0×4、DVI-D×1、D-Sub×1など。本体サイズはW175×D389×H363mm。
2015年04月24日●GeForce GTX 950Mを搭載した15.6型ミドルレンジノートマウスコンピューターの「m-Book K」シリーズは、第4世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサを搭載したミドルレンジノートPCだ。NVIDIAのGeForce GTX 950Mを搭載することで、3Dゲームにおいても高い適性を備えている。15.6型というサイズに、予算に応じたCPUやストレージを搭載できる本シリーズは、最初の一台としても、買い換え用としても広く勧めやすいスタンダードなモデルといえるだろう。今回は「m-Book K」シリーズで最上位に位置する「MB-K630X-SSD」を借りられたので、詳しく見ていこう。なお「m-Book K」シリーズには、今回借りた大容量SSD搭載モデル「MB-K630X-SSD」だけでなく、8万円台(税別)から購入できる標準モデル「MB-K630E」や、Core i5とデュアルドライブ(SSD+HDD)を搭載した「MB-K630B-BK2」など、多数のラインナップが取りそろえられている。もし今回紹介するモデルが予算オーバーになるなら、ラインナップ中の別モデルも検討するといいだろう。○Core i7と512GB SSDで、ビジネスやマルチメディア用途を快適に!「MB-K630X-SSD」は、CPUに4コア8スレッドのインテルCore i7-4710MQを搭載したノートPCだ。動作クロックは2.5GHzとなり、ターボ・ブースト機能利用時には最大3.5GHzまでクロックが上昇する。そのコア数と動作クロックを活かせば、オフィス用途はもちろんのこと、動画編集や高解像度写真のレタッチといったマルチメディア編集でも高い性能を発揮してくれるだろう。メモリはDDR3L-1600となり、容量は16GB(8GB×2)。また「m-Book K」シリーズの最上位に位置する本モデルは、512GBという大容量のSSDを搭載している。ストレージがSSDのみという仕様のためか、動作時の体感速度はスペック以上に高く、その速度は本機がノートPCであることを忘れさせてくれる。実際に「CrystalDiskMark」でSSDの速度を見てみると、HDDとは比較にならない圧倒的な数値を確認できた。その速度を数値化すべく、Windowsの動作速度の指針となる「Windowsエクスペリエンス インデックス」のスコアを「WinSAT」を実行して調べたところ、結果は以下のようになった。CPU周りの性能が現れるプロセッサ/メモリ項目は共に8.2。そしてSSDが使用されたプライマリディスクの数値も8.2だ。いずれの値もハイエンドデスクトップ並みのスコアとなっており、ストレスのない体感速度を裏付けた形となる。またPCの総合的な性能を測る「PCMark8」においても、そのスコアは高い。ベンチマークが終了するまでの時間も30分強に収まっており、きびきびとした動きを実感することができた。なお、「Windowsエクスペリエンス インデックス」のグラフィックス2項目のスコアや「PCMark8」のCasual GamingのFPSが低めになっているのは、これら計測ではCPU内蔵グラフィックス機能であるインテル HD グラフィックス 4600が有効になっているためだ。○ゲームもバリバリ動く! NVIDIA GeForce GTX 950Mの底力「m-Book K」シリーズ、最大の特徴は、3Dグラフィックス機能として「NVIDIA GeForce GTX 950M」を搭載していることにある。3Dグラフィックス処理能力があまり求められないオフィス用途では、CPU内蔵グラフィックスであるインテル HD グラフィックス 4600が動作するが、GPGPU(CUDA)を利用したマルチメディア処理や、3Dゲームを動作させる際にはGeForce GTX 950Mが代わりに処理を受け持つ仕組み。2つのGPUを使い分けている理由は、省電力化。処理能力の高いGPUは消費電力も大きいため、通常はCPU内部だけで処理を済ませて消費電力を抑えているというわけだ。マウスコンピューターの通常ラインナップである「m-Book K」シリーズに属していることもあり、本機は決してゲーミングモデルではない。とはいえ、NVIDIA GeForce GTX 950Mを搭載しているということは、3Dゲームを十分に遊べるだけの性能を備えているはずだ。3D処理能力を総合的に計測する「3DMark」の中で、最も負荷の高い「Fire Strike」3種類を実際に試したところ、解像度さえ欲張らなければかなりのゲームが動きそうなことがわかった。また、拡張パック「蒼天のイシュガルド」やDirectX11版を前にして、話題沸騰中の「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」を試した結果は以下の通り。フルHDの最高設定において"快適"なスコアを達成することができた。よりGPUへの負荷の小さい「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」ではフルHDの最高品質でも10000近いスコアとなり、"とても快適"という評価となる。これならば、最新の3Dゲームでも解像度や設定を変えることで動作が可能なはずだ。最近は、「Steam」や「Origin」といったプラットフォームによって、過去のゲームを安価に購入できる機会が増えている。最新のゲームはまだまだデスクトップPCでしか遊べないが、2~3年前のゲームならば本機でも十分にプレイ可能。グラフィックスもまだまだ見劣りなどしない。セールで購入した「Steam」のゲームをプレイしないまま"積んで"しまっているユーザーは少なくないはず。ちょっとした外出先でもゲームを遊ぶことができる、本機のようなPCを所有していれば、そんな積みゲーを消化することもできそうだ。●ユーザーの手で拡張も? 底面カバーは簡単に取り外し可能○シンプルかつアクセスが容易な内部構造続いて「MB-K630X-SSD」本体のディテールに迫ろう。液晶ディスプレイは残念ながらタッチパネルには対応していないものの、解像度はフルHD(1920×1080)で、15.6型としては十分な解像度を備えている。また光沢のないノングレアタイプを採用しているので、目にも優しい。筐体カラーはメタリックなグレーとなっており、現代的な環境ならどんな場所でも違和感なくなじむ。材質はいずれも樹脂製で、外形寸法はW374mm×D252mm×H31.4mm(折り畳み時)、重量はバッテリー込みで約2.5Kgと平均的だ。あと一歩軽ければ持ち運びも楽になりそうだが、室内での移動なら問題ないだろう。さらに本機には、注目すべき長所があった。それはノートPCであるにもかかわらず、パーツの追加・交換が非常に簡単に行えるという点だ。本体底面のカバーはネジを2つ外すだけで開けることができ、SO-DIMM形状のメモリスロットやSATA端子などに容易にアクセスできる。特にmSATAは空きが1スロット存在しているため、格好の拡張スペースとなる。また内蔵されているDVDスーパーマルチドライブも、ネジを1つ外してスライドさせれば着脱可能なため、必要に応じて別のデバイスを取り付けることもできそうだ。知識のあるユーザーなら、工夫次第でCPUやGPUの換装にも挑戦できるだろう。なお、カバーを開けて内部パーツに触れる行為は、動作保証外となる。セキュリティシールなどは貼られていないが、試してみるのであれば、あくまで自己責任で行ってほしい。○両サイドをフルに使用し、多数の拡張ポートを実装本体背面にコネクタ類は存在せず、インタフェースは左右側面に集中している。左側面は、電源コネクタ、VGA端子、ギガビットLAN端子、e-SATA/USB兼用端子、HDMI端子、USB 3.0×1という構成。ノートPCとしては珍しいe-SATAを利用すれば、外部ストレージの速度を活かすことができそうだ。また、HDMI端子を利用して、ゲームを大画面テレビで遊ぶのも楽しいだろう。右側面には、ケンジントンポート、USB 3.0×1、USB 2.0×1、ヘッドフォン出力、マイク入力が搭載されている。USB端子が左右に搭載されているため、設置環境を選ばずにデバイスを接続できるだろう。また、一度ひっくり返さないと気付きにくいポイントだが、本体左手前のLEDインジケータの下部にはSD/MMC/MSカードリーダーが用意されており、デジカメ写真の取り込み時などに活躍してくれる。キーボードにはアイソレーションタイプを採用しているため、キーのすき間にホコリが詰まってしまうことはまずない。テンキーを搭載しているため、表計算ソフトなどで数値を連続入力する際にも素早く対応できる。キー配置はカーソルキー周辺を除くと一般的で、誤入力の心配は少ないだろう。キーを強めに叩くと若干共振音が混じるが、これは筐体がモジュール化されており、内部空間が大きいためかもしれない。また付属のユーティリティソフトから、マクロキーの設定を行ったり、ゲームプレイ時には左ウィンドウズキーを無効化したりすることもできる。電源ボタンはキーボード右上に配置されており、電源投入時には青色のLEDが輝く。スピーカーは底面部手前に内蔵されており、なかなか高品質な出力が行える。「Sound Blaster CINEMA2」がプリインストール済みで、音声出力の疑似サラウンド化が可能だ。○ビジネスからゲームまであらゆる状況に対応できる、拡張性の高い一台「MB-K630X-SSD」は、15.6型というスタンダードなサイズに、Core i7、16GBメモリ、GeForce GTX 950M、そして512GBのSSDを搭載したスキのないミドルレンジノートPCだ。液晶ディスプレイも高解像度な1920×1080を採用しており、2015年前半において、価格と性能のバランスが絶妙な構成となっている。ビジネスからゲームまであらゆる状況に対応できる本機は、どんなユーザーが購入しても後悔することはないだろう。なお「m-Book K」シリーズでは、Windows 7 Home Premium搭載モデルを展開している点も魅力だろう。それだけでなく、後々Windows 8.1の導入を検討しているユーザー向けに、BTOでWindows 8.1ダウングレード権を用いてWindows 7 Professionalをプリインストールした構成も注文可能。このWindows 8.1ダウングレードを選択すれば、ユーザーが好きなタイミングでWindows 7からWindows 8.1へアップグレードできる。Windows 10(無料アップグレードが可能)が発表された今なら、追加投資なしで3つのOSが利用できることになる。現段階でのバランスに優れた性能、拡張も可能な筐体、そしてOSアップグレードも行える将来性を兼ね備えた「m-Book K」シリーズならば、長い期間に渡ってメインPCとして現役を維持できそうだ。※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2015/4/7(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2015年04月09日電子レンジの主な利用方法と言えば、冷めたものをチンして温めることだろう。だがそれだけではない。切手をはがしたりなど、スイスアーミーナイフ並みの万能な活躍をすることも可能なのだ。ここでは知っておくと便利な電子レンジの使い方を見ていくことにしよう。※電子レンジでチンする時間はアメリカの電子レンジでの時間なので、若干長めにチンするとよいだろう。○1. レモンやライムからたっぷり果汁を搾り取る。20~40秒間(ワット数による)電子レンジにかけると、果汁がしぼりやすくなり超ジューシーになる。○2. 手早くガーリックの皮をむく。ひとかたまりを強で15~25秒ほど電子レンジにかけると、簡単に皮がむける。○3. 古いパサパサのパンを再びしっとりさせる。ぬらしたキッチンペーパーでパンを包み、10~20秒電子レンジにかける。好みのしっとり感が出るまでこれを繰り返す。○4. ポテトチップスを再びパリパリにする。キッチンペーパーの上にチップスを置いて、少しだけ電子レンジにかける。ペーパーが湿気を吸い取り、またチップスがまたパリパリになる。○5. 塊になった砂糖を戻す砂糖の入った容器にぬらしたキッチンペーパーを入れてふたを閉め、容器ごと20~30秒電子レンジにかけると塊がなくなる。○6. 電子レンジの庫内をきれいにする。水にホワイトビネガー(醸造酢)を少し入れたボウルを5分電子レンジにかける。蒸気が出るので、そのあと拭きとればどんな食品のにおいも消える。きれいにするだけなら、ホワイトビネガー(醸造酢)がなくても、ぬらしたペーパータオルを丸めて、5分電子レンジにかける。庫内で蒸気があがり、ペーパーが冷えたらそれを使って拭くと簡単に汚れがとれる。○7. その容器が電子レンジで使えるかどうかを試すその容器が電子レンジ対応かどうかをみるためには、電子レンジOKのカップに冷たい水をいっぱいに入れて、それを試したい容器や皿の上に乗せて1分間レンジで温める。水が温められ、容器や皿が冷たければOK。容器や皿が温かくて水が冷たい場合は、それは電子レンジ用ではないということだ。○8. 果物の皮を簡単にむくモモやトマトの皮を簡単にむくには、30秒電子レンジにかければいい。皮をむく前に約2分待つこと。○9. 切手を簡単にはがす切手の上に数滴の水滴をたらし、20~30秒電子レンジにかけると、簡単にはがすことができる。○10. タマネギを切っても涙が出ないようにする。刻む前に両端をカットして、30秒ほど電子レンジにかけると、泣かなくて済む。○11. 結晶化したハチミツを元の状態に戻す。ふたをとって、中で2分間電子レンジにかけると、結晶化したハチミツがさらさらになる。○12. マメ類を短時間でふやかす。ヒラマメなどはひと晩つけてから調理しなくてはいけないのに、うっかり忘れてしまうことがある。でも電子レンジがあれば大丈夫。少量のベーキングソーダ(重曹)を溶かした水にマメを入れ、10分間強で電子レンジにかけて、40分放置する。1時間もかからずにひと晩つけたのと同じ状態になる。○13. ポーチドエッグの作り方電子レンジ対応のボウルに熱湯を入れ、ホワイトビネガー(醸造酢)を加えて卵を割り入れる。ようじで黄身にそっと穴をあけ、ボウルにラップをして電子レンジで30秒。卵をひっくり返してさらに20秒加熱するとできあがり!○14. 甘くなるトウモロコシの作り方トウモロコシを皮つきのまま電子レンジにいれて数分加熱すると、簡単に皮がとれて、コーンが甘くなる。○15. 3分でできるスクランブルエッグ朝、手早く朝食を作りたいとき、卵、ミルク、チーズをボウルに入れて塩こしょうし、電子レンジでまず45~60秒。かきまぜたらまた45~60秒チンして完成。○16. パルメザンチーズボールパルメザンチーズをクッキングシートの上にピザのように円形に広げ、こんがりと色づくまで電子レンジにかける。それをひっくり返したボウルの上にかぶせ、もうひとつのボウルを逆さにしてチーズの上からかぶせてしばらく待つ。ふたつの逆さボウルの間でチーズがプレスされてボウルの形に成形される。そこにサラダなどを飾りつけると、ほら、おしゃれに。○17. ポテトチップスを作るポテトをできるだけ薄くスライスし、皿に並べる。電子レンジで3分加熱し、ひっくり返してさらに弱めで加熱すると、カリっとヘルシーなポテトチップスが!○18. 簡単ブラウニーの作り方砂糖、シナモン、ココア、塩、小麦粉、バニラエッセンス、油(もしくはバター)、水をコーヒーマグに入れ、ダマがなくなるまで混ぜ合わせる。電子レンジで2分でOK。カラパイアブログ「カラパイア」では、地球上に存在するもの、地球外に存在するかもしれないものの生態を、「みんなみんな生きているんだともだちなんだ」目線で観察している。この世の森羅万象、全てがネイチャーのなすがままに、運命で定められた自然淘汰のその日まで、毎日どこかで繰り広げられている、人間を含めたいろんな生物の所業、地球上に起きていること、宇宙で起きていることなどを、動画や画像、ニュースやネタを通して紹介している。
2015年03月31日魚は食べたいけれど調理が面倒。下処理のいらない切り身の魚でも、お肉と比べて値段が高めでボリュームも出ないし…と敬遠しがちです。そんなときに試したいのが「レンジ蒸し」です。今回は、春が旬のさわらを使ったレシピをご紹介。たっぷりの野菜と一緒にレンジで蒸すだけ。ボリュームが出るので、しっかりメインのおかずになります。梅ごまダレでこくと旨みをプラスしていただきましょう。それでは、さっそくレシピです。●野菜たっぷり・さわらの梅ごまレンジ蒸し(1人分)<材料>さわら…1切れ塩…少々酒…大さじ1A梅肉…小さじ2Aすりごま(白)…小さじ2A醤油…小さじ1Aみりん…大さじ1キャベツ…大きめの葉2枚(約150g)スナップえんどう…3個<作り方>1)さわらに塩をふり、5分ほどおいてペーパーで水気をふきとる。2)キャベツはひと口大にざく切りにする。スナップエンドウは筋をとる。Aを混ぜ合わせておく。3)クッキングシートを大きめに広げ、キャベツ、さわらをのせ、酒をまわしかける。Aをさわらに塗り広げ、スナップエンドウをのせる。4)クッキングシートの角と角をあわせ折り込み、両端をキャンディのようにしてしっかりと包む。5)電子レンジ600Wで4分加熱する。蒸気に注意して包みをあけ、好みでスナップエンドウを手でさいて飾る。野菜は春キャベツ、スナップエンドウのほか、チンゲンサイ、アスパラ、菜の花などお好みのものでかまいません。加熱時間が同じになるように大きめに切るなど、気をつけていただくといいと思います。もちろん、2人分同時に作りたい場合は、同様に包みをもう1つ作っていただいてもいいですし、耐熱皿に大きくキャベツを広げ、さわら、たれをのせて用意し、ふんわりとラップをするだけでも作れます。2人分の場合は電子レンジ600Wで7分加熱し、1~2分ほどそのまま蒸らしてください。
2015年03月29日Analog Devices(ADI)は、複素IFトランスミッタ向けに100MHzから300MHzの帯域で業界最高クラスのダイナミックレンジ性能を提供するクワッドチャンネル2.4GSPS 16ビットD/Aコンバータ(DAC)「AD9154」を製品化したと発表した。同製品は、同一カテゴリ製品内において、オンチップPLLと8レーンのJESD204Bインタフェースを搭載した唯一のデバイスだと同社では説明しており、これにより設計者はワイヤレス・マクロセル基地局、ポイント・ツー・ポイント・マイクロ波無線、軍用無線や無線の試験装置などのアプリケーションで必要なマルチキャリアGSMやLTEトランスミッタ(送信回路)を単一のデバイスで実現することができるようになるという。また、複素デジタル変調器、入力信号のパワー検出、ゲイン、位相、オフセット補償といった、複素IF(中間周波数)送信アプリケーション向けに構成されたさまざまな機能も内蔵しているという。I/Qデジタル信号ペアをアップコンバートする設計となっており、生成された複素IF信号は、オンチップのD/Aコンバータコアに入力されるほか、複数のインターポーレーションフィルタのモードを持っており、デジタル信号のサンプリングレートをNyquist周波数まで上げることで、D/Aコンバータ出力後段のフィルタをよりシンプルに、かつ低コストにすることができるとする。また、直交変調器アップコンバータに対するデジタル信号補正機能も内蔵し、RF(無線周波数)のローカル発振器フィードスルーや不要なサイドバンドを相殺することも可能だという。なお、同製品はすでに提供を開始しており、1000個受注時の単価は80.00ドル(米国における販売価格)となっている。
2015年03月26日