俳優の塩野瑛久(29)が29日、東京・東急プラザハラカド原宿内「ジョー マローン ロンドン 原宿」のグランドオープングランドオープンフォトコールに出席した。大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)の一条天皇役で注目を集める塩野は、オレンジのインナーでアクセントを加えた、ベージュのセットアップ姿で登場。笑顔で手を振るなど、カメラマンの要求にもさわやかに応え、魅了した。この日オープンした同所は、英国発のライフスタイルブランド「ジョー マローン ロンドン」が展開する世界最大規模の旗艦店。日本でも多くのファンを持つ「ジョー マローン ロンドン」の魅力と日本の先進的なデザイン性を融合させ、ほかにはない香りの発見と体験を楽しむことができる没入型のショップとなっており、同店限定デザインの商品やパーソナライゼーションサービスを提供する。オープニングフォトコールには、鈴鹿央士、桜井日奈子、恒松祐里、白濱亜嵐、飯島寛騎、トリンドル玲奈、蒔田彩珠、ヨンア、金子ノブアキ、岡本多緒、入江陵介が登場した。
2024年05月29日俳優・塩野瑛久が、来年放送予定の大河ドラマ「光る君へ」に出演することが決定。Twitterのトレンドにもランクインし、話題となっている。大河ドラマ第63作目となる「光る君へ」は、主演の吉高由里子が紫式部/まひろを演じ、「星降る夜に」「知らなくていいコト」の大石静が、紫式部の人生を描く物語。高畑充希、柄本佑、三浦翔平、黒木華、井浦新、吉田羊、佐々木蔵之介ら豪華俳優が決定している中、今回新たに出演が発表された塩野さんが演じるのは、「源氏物語」に強い興味を抱く66代天皇・一条天皇。塩野さんは、「劇団EXILE」のメンバーであり、「獣電戦隊キョウリュウジャー」にはキョウリュウグリーン役で出演、「さくらの親子丼」「来世ではちゃんとします」シリーズ、春ドラマ「かしましめし」では、前田敦子や成海璃子と共演したことでも話題に。今回、出演決定が発表されると、SNSでは「初大河おめでとうございます絶対に見ます」、「愛を持って一条天皇の生き様、見守ります」、「どんな風になるのか楽しみにしています」、「大河ドラマに出て欲しいと本気で願ってました」、「今から放送開始が楽しみ」、「いつかは…と願っていたので本当に嬉しい」、「本当に嬉しくて この報告を受けた時泣いちゃいました」などと、ファンからのお祝い&喜びの声とともに、“塩野くん”、“一条天皇”などがトレンド入りした。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月、NHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年07月25日日本の歴代興行収入記録を塗り替える勢いとなっている、『劇場版鬼滅の刃無限列車編』の大ヒット――。「おそろいで『アナと雪の女王2』を鑑賞されるなど、映画がお好きな眞子さまと佳子さまも、ご覧になりたいと思われているのではないでしょうか」(皇室担当記者)映画は公開から39日間で興行収入259億円を突破し、歴代興行収入ランキングでは3位にランクイン。すでに累計1億部を突破している原作コミックスも、売り切れ続出している。まさに日本中が“どハマリ”している『鬼滅の刃』なのだが、実はいち早く、この作品に注目されていた女性皇族がいらっしゃる。三笠宮家の彬子女王だ。京都産業大学日本文化研究所で特別教授もお務めになっている彬子さまは今年1月29日、京都新聞に連載されているエッセイ「現代のことば」に、節分直前ということもあり《最近鬼が出てくる漫画を読んだ》とつづられていた。《人間の血肉を喰らう鬼たちから人間を守るために、主人公の男の子は鬼と戦うのだが、いつも彼は鬼が人間であったときの事情に思いを馳せ、その鬼が無事成仏するようにと願っている。人間に悪さをすることはもちろん止めなければならないけれど、鬼には鬼になった理由があり、人としての心をどこかにまだ持っていると彼は信じているのだろう》彬子さまはこのように主人公・竈門炭治郎の心情に思いを寄せていらっしゃったのだ。一説によると、皇室と鬼には切っても切れない関係があるという。「日本の鬼の交流博物館」の佐藤秀樹館長はこう話す。「平安時代の『酒呑童子』など、伝説に登場する鬼とは、天皇に歯向かった者のことであるといわれることも多いのです」「酒呑童子」は一条天皇の命を受けた源頼光が、天皇に背いた童子を討伐する物語だ。京都府福知山市にあるこの博物館には、’00年10月に上皇ご夫妻が足を運ばれている。そのとき上皇陛下はこうお尋ねになった。「外国には日本のようによいことをする鬼はいないのですか」日本には鬼瓦といった、人間に降りかかる災厄を鬼の力で追い払う風習もあることを念頭におかれてのご質問だ。漫画を読了された彬子さまは、《鬼をこの世に産みだしているのは人間》《鬼を隠れさせてしまったのもまた人間》という感想をお持ちになった。そして《節分で現れる鬼たちは、どんな事情を抱えているのだろう。そんなことを思うと、少し優しい気持ちになれるような気がする》とつづり、エッセイを締めくくられている。皇室をも席巻してとどまるところを知らない“鬼滅ブーム”の根底にあるものは、古来、日本人の中に生きてきた人間の写し鏡ともいうべき、善悪両面を併せ持つ鬼への畏怖なのかもしれない――。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月25日