婚活アプリで出会った男性とトントン拍子で交際が進んだものの、同棲後に彼が既婚者であることを知ってしまった文香さん(仮名)。相手を独身だと信じて疑わず、結婚前提で同棲をしていただけに、かなりのショックを受けたそうです。30代婚活女性が、独身と偽ってきた交際相手にどんな制裁を下したのか、ご紹介します。「離婚するから待って」と懇願する彼「彼が既婚者であることがわかり、じっくり話し合いを進めると、『必ず離婚するから待ってほしい』と言い出しました。そして彼から、妻との間に子どもがひとりいることや、妻がメンタルの不調を理由に仕事を辞めてしまったので、すぐに離婚するのは難しいと言われました。彼の境遇に同情はしましたが、だからといって、独身と偽って私と同棲していることは許せる話ではなく…。その後も、しばらく彼と一緒に暮らし続けましたが、仮に彼が離婚したとしても、大きな嘘をついていた彼を許せる自信がありませんでした。それに、“そもそもそんな男と結婚しても幸せにはなれない”という結論に至ったので、私は彼に制裁を下すことにしたんです」彼の妻にコンタクトをとり、彼を引き取ってもらうことに彼との別れを決断した文香さんは、彼に「家から出て行ってほしい。別れたい」と告げたそう。しかし、彼はなかなか別れ話に応じてくれず、家から出ていく様子もなかったため、文香さんは次の手段に出ます。「彼の妻の連絡先を調べて、直接連絡をしました。メンタルが不安定とは聞いていましたが、私も彼と暮らしていくのはもう限界だったんです。なので、妻に事情を話し、彼を引き取ってもらいたいとお願いしました」彼の妻に実際に会った印象を「メンタル不調には全然見えませんでしたし、私と彼が同棲していると知っても怒ることはなく、『うちの夫が迷惑をかけて申し訳ない』と平謝りでした。法的には、私は“不倫をしている立場”だったので、謝られたのはとても意外でした」と、文香さんは振り返ります。そして、妻は責任をもって彼を引き取ることを約束。その言葉通り、1か月後には文香さんの家に彼を迎えに来て、嫌がる彼を無理やり連れて帰ってくれたそうです。「彼の妻と何度も電話で打ち合わせをして、彼が私のところに戻ってこないよう、最大限の協力をしてくれました。本当は彼に慰謝料を請求したい気分でしたが、奥様が私に全面的に協力してくれたことや、私に不倫の慰謝料を一切請求しようとしてこなかったことから、私も穏便に解決できるよう努めました。今は平穏な日常を取り戻せましたが、心身ともに疲れてしまったので、しばらく婚活はお休みしようと思っています。婚活に焦っていたから、相手の素性をよくチェックしないで同棲に進んでしまったんだと反省しました。今は婚活よりも自分の好きなことをして、自然な出会いがあればいいなと願っています」とんとん拍子に物事が進んでいるように見えても、とんでもない落とし穴が隠れていることもあるようです。文香さんのケースでは、彼の妻の理解ある行動によって穏便に解決できたことが、不幸中の幸いだったのかもしれません。©PonyWang/Puttipat Aneakgerawat/gettyimages文・並木まき
2022年11月24日出会ってから同棲や結婚に至るまで、驚くほどスピーディに話が進むことは珍しくありません。出会って4か月で同棲に踏み切った文香さん(仮名)も、そのひとり。しかし、独身だと思っていた恋人が、実は既婚者だったと発覚し、想像もしなかった展開を迎えたそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。アプリで出会って意気投合!すぐに同棲へと発展文香さんは婚活目的で登録したアプリで3歳年上の男性とマッチング。メッセージのやりとりをするうちに、「価値観が合う」と感じたことが決め手となり、すぐにデートの約束をしたそうです。「実際に会ってみて、さらに“いいな”って思って、初対面で彼への気持ちが強まりました。初回はお茶をしただけでしたが、相手も同じ気持ちだったようで、すぐに食事の誘いが。2回目のデートで、私から告白して付き合うことになりました。その日のうちにホテルへ行き、体の関係も結びました」「運命の出会い」と信じて疑わなかったという文香さん。相手の男性とは週に2~3回、デートをするようになっていったそうです。「付き合って2か月目に入った頃に、彼から『一緒に暮らしたい』と言われて、即OKしました。もともと婚活中だったので、とんとん拍子に結婚まで進みそうなことがうれしくて。まだ相手のことをよく知らないという不安は少しだけありましたが、それ以上に“結婚できるかもしれないチャンスを逃したくない”という思いのほうが強かったんです」交際4か月目で同棲!しかし彼に不審な行動が目立つように「付き合って4か月目に同棲がスタートしました。最初のうちは、変に感じることもなかったのですが、1か月もすると、行き先を言わずに休日の朝から夜遅くまで家を空けることが増えてきて。また、家にいるときはスマホの通知音を切っているなど、不審な行動が目につくようになりました。“もしかして、私のほかにも付き合っている女性がいるのかもしれない…”と不安になりつつも、調べる術がなくて、何もできずに時間だけが過ぎていきました。そういった行動以外にも、同棲をしているのに、彼がなかなか住民票を移さないことがとても気になっていたんです。ある日、『住民票を移したほうが、いろいろと便利じゃない?』と彼に提案すると、大喧嘩になってしまったこともありました」すでに事実婚に近い状態で一緒に暮らしているのだから、行政サービスを受けるにしても住民票は一緒にしたほうがいいと、軽い気持ちで提案した文香さん。しかし彼は、この提案に烈火のごとく怒りだし、「なんで俺のことを管理しようとするんだよ!」と大声で怒鳴ってきたそうです。そんな彼の様子を不審に思った文香さんが、「何か隠しごとがあるんじゃないの?」と問い詰めると、彼が既婚者であることが発覚。家庭を持っているのに、アプリで出会いを求め、同棲までしていたのです。出会いを目的としたアプリで知り合っても、相手が独身であるとは限りません。ちょっとしたことでも、気になることがあれば、交際や同棲に進む前にしっかり確認することが重要です。「彼に限って、まさかね」とやり過ごした結果、文香さんのようにとんでもない災難に見舞われるケースもあるようです。©Yulia-Images/toondelamour/gettyimages文・並木まき
2022年11月24日シングルファザーと不倫していたものの、彼から「実は妻が二人目を妊娠していて、俺は上の子の面倒を見ていただけ」と真実を告げられた麻衣さん(仮名・26歳)。不倫相手から一方的に別れを告げられ、悲しみに暮れていた麻衣さんにさらなる悲劇が襲いかかります。月経が遅れ…妊娠検査薬に加え産婦人科でも結果は…彼との別れで辛い思いをした麻衣さんは、気持ちを切り替え夫と生涯を共にしようと考えるようになったと言います。しかし、定期的にきている月経が遅れ、猛烈な眠気と強い吐き気に見舞われることが多くなったそうです。もしかして妊娠…? 不倫相手と関係を持っていたこともあり、麻衣さんはすぐに妊娠検査薬を試すことにしました。「妊娠検査薬の結果はやはり陽性でした。それでも信じることができず、産婦人科に行ったところ妊娠を告げられたのです。すでに夫とは冷めた関係にあったので、不倫相手の子どもに違いないと思いました。私は焦って『二人の子どもを授かった』『お願いだから帰ってきて』と彼のSNSにメッセージを送信。すると、不倫相手は驚きつつも『君のことが心配だ』と思わせぶりな言葉を返してきて。これを機にLINEでのやり取りが復活し、再び彼と人知れず愛を育むことに…。そのうち自分も離婚をして、彼を妻から略奪しようと考えるようになったのです。その時は、お腹の子が生まれるのが彼の離婚よりはやくなっても実家に頼ればいいと考えていました」そんなある日「パートが終わったら話があるから早く帰ってきて」と夫の翔太さん(仮名・29歳)から麻衣さんのスマホに連絡が入りました。夫とは普段ほとんど会話をしないので、自分の不倫がバレたのかもしれないと思いつつも、麻衣さんは落ち着くまで何があろうとしらを切ろうとしたのですが…。「帰宅すると、そこには目を疑うような光景が広がっていました。夫から呼び出された彼が『申し訳ありません! 』『お願いですから、不倫していたことは家族に黙っていてください』と涙ながらに土下座していたのです。夫は最近私の様子がおかしいと興信所に調査を依頼し、少しずつ不倫の証拠を集めていたと言います。そのため、不倫と同時に私が妊娠していることもすでに夫は承知済み。目の前で自己保身のために謝罪する彼に私の愛も冷めていきました」もう不倫相手とは完全に終わったと思ったら、一気に焦る気持ちが湧いてきた麻衣さん。これからお腹の子をどうやって育てればいいの? と考え、とっさに嘘をついてしまいます。「『確かに妊娠はしているけれど、彼の子どもでなくあなたの子なのよ』『私のことを信じて! 』と夫にすがりついたんです。もちろん『この期に及んで、まだそんな嘘をつくなんて』と夫の怒りを買ってしまって。とっくの昔に、私たちは関係を持つことをやめていましたから」嘘を重ねる妻に怒り心頭の夫がとった行動とはさらに夫は、麻衣さんを連れそのまま実家に乗り込みました。何も知らない彼女の両親に不倫と妊娠の事実を赤裸々に語るためです。「そこから大変な修羅場でした。父からは『なんてことをしてくれたんだ! 』と怒鳴られ、母に『翔太さんに悪いと思わないの? 』と泣かれてしまって。結局『すべて麻衣が悪い』『私たちはもう縁を切るから、一人で子どもを育てなさい』と突き放されてしまったのです。それから、すぐに夫と離婚しました。ひたすら謝る彼が情けなくて不倫はそこで終わったものの、実家頼みだった子育てを一人ですることに…。もちろん、私が不倫したのですから夫に慰謝料を払うことになっています。でも、これから先子どもにもお金がかかるし、私が働いても家計は火の車になるとわかっているのですが…。軽い気持ちで不倫相手に興味を持ったがために、私の人生は完全に狂ってしまいました。何より、子どもに『なぜうちにはお父さんがいないの?』と聞かれた時、自分が悪いだけにどう事実を伝えればいいのかわかりません」人を裏切ったうえで手にした幸せは、そう長く続かないことが多いのではないでしょうか。ほんの少しの気の迷いで人生が台無しになることもあるので、くれぐれも不倫には手を出さないようにしましょう。©yamasan/Getty Images©Patravat Muangmee / EyeEm/Getty Images文・菜花明芽
2022年11月12日些細なことから不倫に走り、あっという間に夢中になって、結果的に修羅場をうまく切り抜けようとして足をすくわれることは少なくありません。今回は、不倫相手に大事なことを隠されていたという26歳女性のエピソードをご紹介します。不倫相手はシングルファザー…子育てに一生懸命な彼に惹かれて麻衣さん(仮名・26歳)は夫がいるにもかかわらず、29歳のシングルファザーの男性と不倫関係にあると言います。結婚三年目ですでに夫婦仲が冷め切っていたこともあり、麻衣さんが子ども思いの彼に惹かれるまでそう時間はかからなかったそうです。最終的に離婚して、不倫相手の子どもを自分の子として育てたいとまで思うようになって…。「不倫相手とはパートを始めたお惣菜屋さんで出会いました。毎日のように通う彼から『今日のおすすめは何ですか? 』とよく話かけられていたんです。そのうち『息子を一人で育てているのですが、自分は料理が苦手で』『でも、おいしいものを食べさせてあげたいんです』と語る姿に自然と好感を抱くように…。私から『もっと話がしたいので、仕事が終わるのを待っていてもらえませんか? 』と声をかけ、そこから一気に二人の距離が縮まりました」自分は既婚者だからと何度か不倫を思いとどまろうとしたものの、彼と一緒にいる時間は麻衣さんにとって特別なものでした。最初は不倫相手が両親に子どもを預ける形でデートしていたのですが、シングルファザーの彼のことを考え子どもと三人で会うようになったのだとか。当初はよそよそしかった彼の子どもが、だんだん自分に懐いてきて「可愛い」と心から思うようになったそうです。不倫相手と突然連絡が途絶えて…SNSで名前を検索して知った衝撃の事実とは「しかし、ある日を境に不倫相手と連絡が途絶えてしまいました。LINEの返信がなく不安でいっぱいになり、SNSで彼の名前を検索したところ、笑顔で映る写真が出てきたのです。そこには不倫相手と子どもだけでなく見知らぬ女性の姿が…。さらに「久々に家族で出かけました」と書いてあり、彼がシングルファザーというのは真っ赤な嘘だと発覚。私はあまりのことに、その事実を受け止めることができませんでした」他に連絡方法が思い当たらなかった麻衣さんは、その真偽を確かめるためSNSから彼にメッセージを送ることにしました。優しかった不倫相手がこんな嘘をつくなんて、よっぽどの理由があるに違いないと思ったのですが…。「すると、彼から『ごめん、実はシングルファザーじゃないんだ』『妻が二人目を妊娠していて、つわりがひどくて俺が代わりに子どもの面倒を見ていただけ』と信じられない返信があったのです。そこで、自分が都合よく子育てを手伝わされていたのだと気がついて。さらに『もう終わりにしよう』と告げられ、燃え上がるような不倫はたった数か月であっけなく終了。彼にまだ未練があった私は、それから毎日泣いてばかりの日々を送りました」ひょんなことから不倫を始め、周りが見えなくなる人は珍しくありませんが、そこに必ず幸せな結果が待っているとは限りません。順調に思えた彼との関係が、麻衣さんのように一瞬で崩れ去ることも…。どんなに相手に惹かれたとしても、結婚している以上踏み入ってはならない道があることを覚えておきましょう。©Kayoko Hayashi/Getty Images©yamasan/Getty Images文・菜花明芽
2022年11月12日不倫をすると、なによりもパートナーや家族への発覚を恐れるでしょう。バレないようにいろいろと工作をする不倫常習犯もいます。麻衣子さん(仮名・34歳)も、かつて不倫をしていた際、ある巧妙な手口で夫からの発覚を逃れたそう。どんな方法を使ったのか、当時の状況とともに詳しく話を伺いました。不倫相手との出会い「4年ほど前、ある男性と不倫をしていました。それは、夫の親友でもある、大輔さん(仮名)という方でした。出会ったのは結婚前。夫の友人たちが集まっている場に、私が連れて行かれたときでした。5~6人で集まってお酒を飲んでいるところで、紹介されたんですね。そのとき、大輔さんとは縁があるような、なんとなくまた会うような予感がしました。その1年後です。私は保険会社で働いているんですが、担当している企業の忘年会に参加したとき、大輔さんと偶然再会しました。大輔さんは、その企業の下請け会社の人で、私と同じように招かれていたそうです」夫の親友と不倫関係に…「忘年会が終わってすぐ、大輔さんからLINEが来ました。以前にグループLINEを作っていたので、連絡先を知っていたんですね。“飲み直しませんか?”ということで、2人で別の店に。そこで、大輔さんが私に対して、“また会う気がしていた”と言うんです。私も同じ印象を受けていたと言うと、一気に距離が縮まりました。その時点で私はもう結婚していました。そこまでの関係で思いとどまろうとはしたんですが、流れを止めることができず…。不倫関係に堕ちてしまいました。それからも大輔さんとは定期的に会っていたのですが、関係が半年ほど続いたころ、夫が怪しむような素振りを見せ始めたんです」LINEを覗こうとする夫「ある日、夫と外食をして、家に戻ってきたとき。ワインを飲み過ぎてしまい、すぐに寝てしまったんですね。夜中、ふと目を覚ますと、夫が私のスマホをいじっているんです。LINEを覗こうとしているんだと気づきました。大輔さんとの関係が怪しまされたらまずいと、かなり焦りました。結局、ロックを解除できなかったようで覗かれることはなかったんですが、何かごまかすための策を講じなければいけないと思いました」不倫発覚を逃れた巧妙な手口「当時、私は会社の後輩の男性に、食事に誘われていました。いつも軽くあしらっていたんですが、あるとき誘いを受け、食事に行きました。でも、彼とはそこまで。あとでLINEで、楽しかった旨を伝え、“でも夫が1番大事だから”と送りました。そして後日、夫と一緒に家にいるとき、わざとスマホのロックを解除したままトイレに行きました。数分だけスマホを放置したんです。戻ってくると、微妙にスマホの位置がずれていました。おそらく夫がLINEを覗いたんでしょう。大輔さんとのやりとりは消去していたので、後輩とのLINEを見たはずなんです。それからは、夫が怪しむような素振りを見せなくなりました。むしろ、私に対して優しくなったようにも感じました。こうして、私の作戦は成功したのです」“夫の親友と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。わざと夫にスマホを覗かせるとは、なんと大胆で巧妙な手口なのでしょう。しかし、一時的にだませたとしても、必ずバレてしまうのが不倫です。不倫によって人生を壊してしまう人はたくさんいます。決して不倫には手を出してはいけないのです。©yamasan/Fajar Kholikul Amri/gettyimages文・塚田牧夫
2022年10月07日軽い気持ちではじめてしまった不倫も、周囲にバレて大問題になってから「あんなことをしなければ良かった」と後悔する男女は少なくありません。今回は、不倫をして大きな代償を払うことになってしまった3人の男女の話を紹介します。慰謝料の振り込みが夫にバレて…「知人の男性との不倫がバレたときのことです。その男性の妻とは慰謝料は150万円の支払いを月々3万円の50回払いにすることで決まり、私の夫には知られないように許してもらったんです。しかしこっそり支払っていたら、夫に通帳の明細を見られて「なんであの人に毎月振り込んでるの?」と突っ込まれてしまい、不倫していたことがすべてバレてしまいました」(28歳/女性/通販業界/既婚)その後、子どものことを考え夫とは離婚に至らなかったそうですが、やはりバレてしまってからの夫婦仲は「最悪」とのこと。身近な相手との不倫は、周囲の人間関係も壊してしまうのでしょう。離婚原因を妻のせいにしたのがバレて…「僕は離婚をしたので、新たに恋人を探そうとしていたんですね。そして、マッチングアプリで知り合った女性と真剣に付き合ったのですが、偶然彼女の友達が僕の元妻の知り合いだったんです。離婚原因はぶっちゃけ僕の不倫だったんですが、彼女には『元妻が浮気した』と嘘をついていて…。それがすべてバレてしまい、信用できないとフラれてしまいました」(33歳/男性/アパレル業界/独身)アプリで知り合った相手だから嘘をついてもバレないだろう…と思っていたのが、意外なところでバレてしまったケースも。そもそも「この人、怪しい」と疑われていたから、友だち経由で裏を取ろうと思われた可能性もありますね。隠したいと思ってもバレてしまうリスクがあるからこそ、不倫には手を出さないほうがいいのでしょう。養育費の支払いがキツくて…「5年前に、僕の不倫が原因で妻とは離婚したんです。慰謝料と養育費の一部前払い、財産分与で800万円支払うことになって。一部は借り入れで払いましたが、毎月の返済の支払いがキツくてキャッシングで帳尻を合わせることも多かったんです。リボ払いの利子も膨らんでいるし、正直、この先恋愛どころではないという感じです」(34歳/男性/IT関連企業勤務/独身)不倫された元妻の立場からすると、「そのくらい苦しんでくれて当たり前、私たちはもっと傷ついたのよ」というところかもしれません。とくに子どもがいる状況での不倫や離婚となると、慰謝料の支払いは切っても切り離せない問題になってきます。不倫で失うもの。それは慰謝料などお金の部分でも大きいですが、何より「他人から信用されなくなる」というほうがダメージが大きいかもしれません。不倫の真っ最中は楽しくても、バレたときには「周りに誰もいなくなり、残ったのは借金だけ」となりかねないのです。安易な気持ちで手を出すものではありませんね。©Photo by Rafa Elias/boonchai wedmakawand/gettyimages文・清 仁美
2022年09月29日浮気癖が激しいモテる男性と覚悟のうえで結婚をした30代の彩花さん(仮名)。しかし、想像以上に夫は浮気を繰り返し、過酷な結婚生活にうんざり。ついに夫に対して浮気を止めるよう話をすることに。ところが夫婦の話し合いの結末は、彩花さんの想像を大きく超える衝撃的な展開になってしまったそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。不特定多数の浮気相手と遊び続ける夫「同僚からのアドバイスに従って夫の不倫相手を調べたところ、驚くことにいろんな女性と遊びまくっていました。私は、夫には常に特定の女性がいて、その女性たちと短期サイクルで付き合って浮気をしているのかなって思っていたのですが、そんな甘いものではなく、ほぼ毎日のようにいろんな女性と会ってホテルや相手の家に行って帰宅するという、私の想像を超えた交友関係を繰り広げていました」さすがにこのまま夫を自由にさせるわけにはいかないと、彩花さんは浮気の証拠を見せながら、夫を問いただしました。ところが夫は、反省するどころか「ただの遊び」「俺は昔からこうじゃん」と、謝ることもせずに「なんで今更?」と平然と言い返してきたのだそうです。「これには、私の怒りが爆発しました。浮気の証拠を見せているのに、妻である私に謝らずに反省しないのはおかしいし、これから子どもだって作りたいのに夫がそんな調子では子作りもまともにできないと思いました。それで、義姉に頼んで夫に注意をしてもらうことにしたんです。夫は私の言うことは聞かないけれど、義姉の言うことなら聞くだろうと思って、恥をしのんで義姉にお願いをしました。義姉は弟が昔から女好きだと知っていて『結婚したんだから、落ち着かせるわね』と私に協力してくれました」義姉が介入し事態は好転!しかし夫婦仲には致命的な傷が…義姉が夫に注意をして以降、夫は大っぴらには女遊びをしなくなったのだそう。けれど、彩花さんから見て「完全に浮気をやめたわけではないと思う」とのことで、妻にわからないようにコソコソと浮気している気配はあるようです。「今回、離婚には至りませんでしたが、私はもう『私が一番なら夫は何をしていてもいい』とは考えなくなりました。一連の出来事があって、今もずっと夫は信用できないと思っています。夫婦って信頼関係がないと、なかなかうまくいきませんね。ちょっとしたことでも私は夫に疑いの目を向けてしまうし、でもそれをいちいち口に出せば雰囲気が悪くなるので黙っています。夫は夫で、浮気の件を義姉に注意されて以降、私のことをチクリ魔のように思っているようで、大事なことを何も話さなくなり、夫婦なのに距離ができてしまったように思います。安易に『私が一番なら、いいよ』と考えていたこと、そしてそれを結婚前に夫に伝えてしまっていたことは今では深く後悔しています。昔の私は、甘かったですね」浮気に限らず、何かの出来事がきっかけとなり夫婦間での信頼が完全に崩れてしまうと、そこから関係を修復するのはずっと難しいものになるでしょう。今回の彩花さんのケースでは結婚後も浮気をやめなかった夫に責任があるとはいえ、夫婦関係の基盤を作る新婚当時に女遊びを容認してしまったことも、後々の夫婦関係に影響が及んだようです。ふたりの間で信頼関係をキープしていくことが、安定した結婚生活には欠かせない要素であることは間違いありません。©Photographer, Basak Gurbuz Derman/monzenmachi/gettyimages文・並木まき
2022年09月25日黙っていても女性が寄ってくるほど人気な男性を夫にすると、何かと苦労が絶えないもの。そんな“モテる男性”と、覚悟の上で結婚を決める女性もいるようです。30歳ジャストで、6歳年上の夫と結婚した彩花さん(仮名)もそのひとり。しかし、結婚生活には想像を超える苦労が待ち受けていたようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、彩花さんのエピソードをご紹介します。「私が一番ならいい」と覚悟の上でモテる男性と結婚彩花さんの夫は、付き合っている頃から女性によくモテる人だったそう。彩花さんは、そんな夫に対して、交際中からずっと「私が一番ならいい」と、浮気を容認していたのだとか。そして結婚後も、そのスタンスを変えずに夫との生活を送ろうと決め、モテる夫の妻になることを選んだと話します。「ちょうど彼が仕事で遠方に引っ越すことになって、そのときに『彩花にもついてきてほしい』と言われたのがプロポーズでした。夫は自分からアプローチしなくても女性が寄ってきてしまうほどモテる人で、正直なことを言うと、付き合っているときから私が知っているだけで何回も浮気をしていました。でも私は、そんなモテる男性の“彼女”というだけでも自慢だったんですよね。そして、彼と結婚することで私が“妻”になれば、これからは一生ずっと彼の一番でいられると思い、結婚を決意しました」ところが、モテる夫の浮気癖は結婚後も直らず、新婚当初から浮気疑惑にまみれた夫との生活に彩花さんは疲弊していったとのこと。「夫が赴任した引越し先は、私には縁もゆかりもない土地。身近に頼れる人もいなければ、友だちもゼロ。そんな環境でも、すぐに夫は不倫相手を見つけたようで帰宅は遅いし休日にも行き先を言わずに出かけてしまうし、私はどんどん孤独になり、心身ともに追い詰められてしまったんです」彩花さんはテレワークでも勤務ができる職種で仕事をしていたため、見知らぬ土地に引っ越してもこれまでと同じ仕事を続けられたのだそう。出社日もなく、常に家でひとりで過ごす彩花さんにとって、夫の浮気は想像していたよりもダメージが大きかったと振り返ります。夫の身辺調査で発覚した「乱れた交友関係」「誰にも相談できなかったある日、リモート会議が終わってから同僚に夫のことを軽く打ち明けたら、“不倫相手のことをきっちりと調べたほうがいい”とアドバイスをもらったんです。それまでは、私も友人と遊んだり飲みに行くことが気軽にできる環境にいたから、夫が自由にしていても孤独を感じることはなかったんです。でも、引っ越しをしてからは毎日が孤独で、久しぶりのオンライン会議の場でも、すごく思いつめた顔をしていたみたいです。同僚は私の様子を心配してくれて『夫のことは早く調べたほうがいいよ。浮気から本気になっていたら面倒だし』と助言してくれました」この同僚からの助言をきっかけに、彩花さんは夫の身辺調査を本格的に開始。すると、夫の生活は彩花さんが思っていた以上に乱れたものだったそうです。すでにメンタルもズタボロで限界を迎えていた彩花さんは、夫に浮気について初めて直談判をすることに決めました。しかしその話し合いの結末は、彩花さんの期待を大きく裏切るものだったのです。過去にモテていた男性でも、結婚後には家庭や妻を大事にする人もたくさんいます。しかし、もともと浮気症のある男性は、結婚後も不倫を続ける可能性が。こういった男性を夫に選んでしまうと、妻は想像していたよりも精神的に過酷な日々を強いられることになるでしょう。結婚生活は日常そのものなので、付き合っているときにはギリギリ許せたことでも、結婚生活では許せないと感じてしまっても無理はありません。©Maksim Chernyshev / EyeEm/yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年09月25日尋美さん(仮名・31歳)は、職場恋愛の末に結婚。出産後は退社して、夫の和幸さん(仮名)と息子と、家庭円満な生活を送っていました。ところがある日、夫のLINEを覗いたところ、不倫の形跡が見つかります。尋美さんはそこからどんな行動を起こし、どんな結末を迎えたのでしょうか……。元同僚が教えてくれた真実「夫のLINEを覗くことができたのは、トイレに行っている間だけだったので、そこまで多くの情報を得ることができませんでした。なので、不倫の事実を確定するには不十分で、すぐに夫を問い詰めることはしませんでした。いったん気持ちを抑えて冷静になり頭を整理したら、夫の不倫相手はおそらく職場の女性だろうと見当がついたのです。そして私は、まだ職場に残っているかつての同僚と連絡を取り、久しぶりに会う約束をしました。事情を説明すると、“実は……”と口を開き、“そういう噂は聞いたことがある”と教えてくれたんです」不倫相手の正体「夫と関係があると噂されている女性の名は、安祐美(仮名)。1年ほど前に中途採用で入社した女性ということでした。そこから私は、不倫相手の女性をSNSで検索。チャンスさえあれば、夫のスマホを覗いて、不倫の証拠を集めました。するとしばらくして、元同僚から連絡が入りました。不倫相手と思われる安祐美は、インスタの裏アカを持っていると。そこで限定公開しているストーリーを見つけ、それをスクショしたものが送られてきました。そこには、小さな男の子と触れ合っている、安祐美と思われる女性が写っていました。“いとこの子ども”とコメントが添えられているのですが、驚くことにその男の子は、2歳になる私の息子だったのです……」女は息子に頬ずりしながら…「女性は息子を抱き寄せ、頬ずりをするような恰好をしていました。対して息子は、ポカンとした表情。それを見て、私は愕然としましたね。ようするに夫は、私に友だちと食事に出かけるように勧めておきながら、そのあいだに息子を連れて不倫相手と会っていたということです。その夜、ついに私は夫に不倫の件を追求しました。最初はとぼけるような素振りを見せていましたが、証拠として残していたLINEのやりとりやインスタの写真を突きつけると、素直にすべて白状しました」社内不倫の結末は…「そこからはもう、離婚へと一気に話が進んでいきました。とりあえず私は、息子を連れて実家に戻りました。慰謝料の件などがすべて片付いてから、職に就き、今はその職場の近くにマンションを借りて住んでいます。元同僚によると、不倫相手の女性は不倫が社内にバレたことで居場所がなくなり退職をしたそう。夫はというと、地方の支社へと飛ばされてしまいました。息子に会えるのは、1か月に1回の面会のみ。会うたびに、泣いているという話だけ聞いています」“子煩悩な夫に裏切られた女性の告白”をご紹介しました。夫としては、溺愛していた我が子を手放すことになってしまったわけですから、さぞかし辛いのでしょう。しかしその原因は、自らの過ちによるもの。これからも子どもと面会するたびに、後悔を積み重ねていくのでしょう。不倫をしたことで、愛していた家族を失う人はたくさんいます。不倫には決して手を出してはいけませんね。©Leanne Surfleet – www.flickr.com/photos/leannesurfleet/Vichai Phububphapan/gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月20日結婚して子どもを授かり、幸せな家庭を築いているかと思いきや、陰で不倫に走ってしまう人もいます。尋美さん(仮名・31歳)も、夫が不倫をしたことで予想外な経験をしたひとり。いったいどのような経緯でそんな状況に陥ってしまったのか、詳しい話を伺いました。職場の先輩との結婚「以前、私は広告代理店で働いていて、そこで、夫の和幸(仮名)と知り合いました。和幸は私の2歳上で、先輩として慕っていました。次第に、プライベートでも食事に行くようになり、交際が始まって結婚。そこから2年ほどして妊娠をして、産休に入りました。夫は、それほど子ども好きというわけではなく、子どもを望むような発言は聞いたことがなかったですが、出産のときは心配だからと立ち会ってくれました」息子を溺愛する夫「子どもの性別は男の子。出産した瞬間、夫は大泣き。そうとう感動したようで、赤ちゃんと同じくらい泣きじゃくっていました。その後は、息子を溺愛し、持てる愛情のすべてを注ぐようになりました。部屋は完全に赤ちゃん使用に。怪我をしてはいけないと、コーナークッションをそこら中に張りまくっていましたね。ただ、育児に積極的に取り組むぶん、私への愛情はあまり感じなくなりました。でも、家族ってそういうものなんだろうなと、現実を受け止めていたんです」結婚記念日にプレゼントをもらい…「私は出産をきっかけに、仕事に復帰することなく退社をしました。とにかく子どもが第一だからという、夫の意見を受け入れたんですね。それからしばらくして、結婚記念日を迎えました。そこで、夫がプレゼントをくれたんです。すごく素敵なデザインのネックレスでした。結婚記念日に何かしてもらえるなんて思っていなかったので、とても嬉しかったです。そこから夫婦関係も良くなり、いっそう家族としての絆の深さを感じるようになりました」夫の不倫が発覚「夫は、“たまには気晴らしをしたほうがいいよ”と、友だちと出かけるのを勧めてくれることもありました。なので、夫に子どもを預け、友人と食事に何度も行かせてもらいましたね。でも、なんとなくですが、夫に女性の影を感じるようになったんです。その時点では、単なる勘でした。ある日、部屋で夫が操作していたスマホを、そのままテーブルに置いてトイレに行ったんですね。ロックされていない状態でした。そこで私は、何気なく覗いてしまったんです。LINEを見ると、女性とのやり取りが……。あきらかに、深い関係であろう雰囲気が出ていました。画面をスクロールして少し遡ると、“結婚記念日”という文字が目に留まりました。そこには、“妻へのプレゼントを選んで欲しい”と書かれていました。夫は不倫をしていて、結婚記念日にもらったネックレスは、不倫相手の女性が選んだものだったんです……」“子煩悩な夫に裏切られた女性の告白”をご紹介しました。子どもを溺愛している姿を見れば、まさか不倫をしているなんて思わないですよね。家庭を大事にしているように感じさせながらの裏切り行為は、まさに極悪非道と言えるでしょう。©Peter Cade//gettyimages文・塚田牧夫
2022年09月20日「いつか離婚してくれるはず…」と思い相手が既婚者だとわかっていながら、不倫を続ける女性は少なからずいます。でも、男性の何気ないひと言で「本当は愛されていなかった」と気づくことがあるようです。今回は「不倫をやめるきっかけになった男性の言葉」をご紹介します。世間体があるから「同窓会で初恋の人に再会したんです。彼は仕事のできる男性に成長しており、昔のように恋心が芽生えました。その後『結婚して長い』と言われ、すぐ既婚者だと気づいたのですが…。それでも『妻との関係は冷めている』という言葉を信じ交際をスタート。でも、ことあるごとに『世間体があるから離婚はできない』と言うばかりで。すべて失ってでも私と一緒になりたいとは思わないんだ…と感じた途端、一気に気持ちが冷めていきました」(40歳/経理)不倫する男性は「妻との不仲」をアピールすることが多いのではないでしょうか。その一方で、実際のところ女性が夫婦仲を確かめるすべはほとんどありません。そのため、男性の言葉を鵜呑みにして不倫関係を続けても何も実を結ばないことも。ふとした言葉に本音が出るので、普段から男性の発言に注目したいところです。家に電話してくる「違う部署の先輩と付き合うようになったんです。でも、それを見た同僚から「あの人既婚者だよ」と聞かされて。本人に確認すると『妻はいるけれど、離婚を考えているから』と言う必要がないと思った様子。離婚するならと受け入れたら『「遅くなる」と家に電話してくるね』と堂々と妻に連絡するようになったんです。バレたから返って不倫しやすくなったという態度にうんざりして、別れることにしました」(34歳/IT)既婚者だとわかっても女性がすんなり不倫を受け入れたので、男性は安堵したようですね。確かに離婚するなり、不倫をやめるなり、男性が何かしらけじめをつける気があったらこんな態度は取らないはず。もし、相手に誠意ある行動が見られないなら、自分のために早く関係を絶ち切った方がいいでしょう。うちは薄味だから…「いけないと思いつつも、上司と不倫を続け数年経ちました。デートは外食ばかりだったので『たまには私が料理をするよ』と初めて家に誘ったんです。時間をかけて彼の大好物の煮物を作って出したのですが…。ひと口食べると、彼が『ちょっと味が濃いかな…うちは薄味だから』と言うのでびっくり。私と妻を比べるなんて…あんなに『夫婦仲が悪い』と言っていたのに。このひと言で彼に不信感を抱くようになり、不倫関係をやめることにしました」(41歳/人事)長年不倫をしているとお互いの存在に慣れてしまいがちですね。ですので、安心しきった男性から「本来不仲のはずの妻と比べる」というボロが出たのかもしれません。デートがマンネリ化すると、どうしても相手の気持ちが見えにくくなるのでしょう。今回のようにいつもと違う場面を作ることで、男性の本心を探るのもひとつの手です。「不倫をやめるきっかけになった男性の言葉」をご紹介しました。たったひと言で男性の本心があらわになることがあるようです。「もうすぐ離婚する」と相手が言っていても、そう簡単に信用しない方がいいかもしれません。今一度、自分の幸せについて考えてみましょう。©chinaface/Getty Images©Photographer, Basak Gurbuz Derman/Getty Images©Yoshiyoshi Hirokawa/Getty Images文・菜花明芽
2022年09月07日職場の同僚と不倫関係になり、社内で噂が広まるのを避けるために転職までした奈緒さん(仮名)。不倫相手に「私と結婚すると約束してほしい」と迫り、将来を前提とした関係を続けていたのですが…。彼が妻と離婚の話し合いを始め、略奪婚も間近と思っていた矢先に、奈緒さんの人生は大きく狂い始めました。妻が不倫の事実を知ってから事態が急変「離婚まであと少しというタイミングで、離婚を急ぐ彼に不信感を抱いた妻が、離婚の話し合いと同時進行で探偵をつけていたことがわかりました。そのころの私たちは、もう彼が離婚をする寸前まできていたので不倫デートも大胆なものになっていたんです。外で会うときは変装せず、ホテルに泊まるときも周囲を気にせずに独身カップルのようなデートをしていたので、妻が不倫の証拠を集めるのは簡単だったかもしれません。彼が『今日、離婚届を出せると思うよ』と出向いた話し合いの場で、妻から不倫の証拠を突きつけられ『不倫をしているというなら離婚の話は白紙に。相手の女性に慰謝料を請求し、ひとまず離婚はしません』と宣言されたのです…」そのあとすぐ、奈緒さんの自宅に妻の代理人弁護士から慰謝料を請求する文書が届いたとのこと。しかし奈緒さんは慰謝料を払うだけのお金がなく、途方に暮れたと話します。「あまり貯金をしてこなかった私は、彼の妻に言われた慰謝料を払うだけのお金が手元にありませんでした。それに、まさか離婚寸前になって慰謝料を請求されるとは思ってなくて、そもそも離婚が成立しないなんてことも想像しておらず…。彼から離婚が中止になったと聞いて頭が真っ白になりましたし、慰謝料を請求する文書が届いたときもどうしたらいいのかわかりませんでした」妻に不倫を知られ家庭に戻った彼… 全てを失い人生が狂った「それからまもなく、彼は『妻に知られた以上、すぐには離婚をできないし、君ともお別れだね』と言い、私の元から去っていきました。慰謝料を半分払ってもらいたいと彼に伝えましたが、『この慰謝料は妻が君に請求しているものだから、僕は無関係だ』と言って、払ってはくれませんでした。仕方がないので、私は借金をして彼の妻への慰謝料を支払いました」結局、それから彼が奈緒さんの元へ戻ってくることはなく、現在も奈緒さんは借金の返済をしながら独身生活を続けているとのこと。奈緒さんは都会での一人暮らしにかかるお金に加えて借金の返済が必要となり、かなりの節約生活を強いられているそうです。「節約生活をしていますが毎月いっぱいいっぱいで、利息が高くて借金がなかなか減りません。お金がないから友だちから飲み会に誘われても会費がもったいなくてでかけられず、新しい出会いもなくて。ひょっとしたら彼がそろそろ離婚しているんじゃないかと思ってLINEをしてみましたが、未読のまま無視されました。2年間、全力をかけて彼のことを愛していたのに、終わるときはあっけなかったですね。本当なら今頃は、彼と結婚して妊娠もしていたかもしれないのに…。不倫をしていた私が言うのもおかしな話ですが、人生ってときに残酷だなと痛感しています」不倫の末に幸せになることを望んでも、叶わないケースのほうが多いはずです。誰かから奪ってまで得られる幸せなどない、と思ったほうが賢明かもしれません。言うまでもなく、不倫をすれば相応の代償が待っていますし、略奪を望めばその分だけ代償も大きくなるでしょう。©RUNSTUDIO/bee32/gettyimages文・並木まき
2022年09月04日不倫関係の末に略奪を画策する人はいますが、一見順調に進んでいても、最終的に悲劇的な結末を辿ることも多々あります。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、略奪婚寸前で人生が大きく狂ったという30代女性のエピソードをご紹介します。2年におよぶ不倫の末に… 彼が離婚をすることに奈緒さん(仮名)は29歳のときから、2年間にわたり5歳年上の男性と不倫。出会いは職場だったそうですが、不倫の噂が社内に飛び交い、噂から逃げるように奈緒さんは転職をしたのだそう。そのあとも不倫相手との関係を続けてきたと言います。「運命の出会いと言っていいくらい、私は不倫相手に夢中でした。前の職場では、付き合って半年も経たないうちに私たちの目撃情報が増えてしまって、これ以上は不倫を隠せないと判断したので私が転職をして噂をおさめた形です。彼にはその職場で仕事を頑張ってほしかったし、私が職場から消えればそのうち噂はおさまるだろうと思っての決断でした」“本気モード”で不倫相手に恋していた奈緒さんは、前職を退職する際、不倫相手に対して「自分は遊びではなく、本気で愛しているからこそ転職までする。だからあなたもそこまで遠くない未来に離婚をして、私と結婚すると約束してもらいたい」と迫りました。不倫相手もこれを了承し、妻と離婚して奈緒さんと再婚する前提で、不倫交際を続けていたそうです。「不倫をして2年を迎える直前に、彼が離婚の意思を固めてくれました。妻との間に子どもはおらず、夫婦仲も悪いと聞いていたので、彼が離婚の決断をしたら進展は早いだろうと思っていました。実際、彼が離婚を申し入れたところ『私もあなたとは一生一緒にはいたくない』と言われたそうで、その日から離婚に向けての話し合いをスタートさせたと聞いています」財産分与の話し合いが難航する彼… しかし信じて待っていた先には不倫相手の離婚話は、財産分与の部分で難航。離婚には双方が合意しているものの、離婚後の生活に経済的不安を感じていた妻が「もっと私にください」と主張し、なかなか話し合いがまとまらずにいたそうです。「彼は私が結婚したがっていることをよくわかっていたので、しばらくすると『もう全て妻に渡してでも離婚しようかな』と言い出し、私も了承しました。“全部を渡す”ということは、彼が一文なしになって私のもとへ来るということですが、それでもいいから私は早く彼と結婚をしたかったのです」そして、次の話し合いでおそらく協議離婚がまとまるだろうとなったタイミングで、まさかの事態が起きました。略奪婚を夢見る不倫女性は、少なくないかもしれません。しかし略奪は成功せず、深く傷ついて不倫を終える人も多いでしょう。奈緒さんのように略奪婚に向けて着々と進んでいるように見えても、最終的に幸せが待っているとは限りません。むしろ「不倫をしていた代償」は忘れた頃にやってくることも…。誰かを傷つけた先に自分だけが幸せになることを望めば、その代償も大きなものとなって不思議ではありません。どんなに相手のことが好きでも、不倫の道には足を踏み入れるべきではないでしょう。©west/Virojt Changyencham/gettyimages文・並木まき
2022年09月04日口がうまい既婚者の男性から不倫に誘われ、最初はためらっていたものの「ダブル不倫はお互い様だから、慰謝料は相殺になって払わないですむ」などの相手の言葉を鵜吞みにし、安易な気持ちで関係をスタートさせてしまった真歩さん(仮名)。真歩さんの不倫はやがて夫に知られ、夫は相手に慰謝料を請求するという事態に発展したそうです。不倫相手が離婚。真歩さんに巨額の慰謝料請求が…「夫は相手の男性に慰謝料を請求。私も夫に知られた以上は不倫相手と会い続けるのはやめようと思い、キッパリと関係を終えました。この時点でも自分がしてしまったことの罪深さに反省をしていましたし、夫が傷ついた様子を見て自分を許せない気持ちにもなっていました。過去はもう変えられないけれどもう二度と不倫なんてしないで、これからは夫に償いながら、まともに生きていこうと決意したんです。しかし、不倫相手が離婚をしたという連絡が入り、状況がどんどん悪くなっていきました」不倫相手も既婚者だったため、真歩さんの夫が慰謝料を請求したことで、相手の妻も不倫の事実を知ることに。不倫相手の男性は、この出来事をきっかけに離婚。さらには不倫相手の元妻から真歩さん宛に、多額の慰謝料を請求する文書が届いたそうです。「人の家庭を壊した重みを考えなさい」と言われ…「それまでは不倫相手が私によく言っていた『ダブル不倫は慰謝料が相殺になるから実質は支払う必要がない』という言葉を鵜呑みにしていたので、慰謝料というものについて真剣に考えていなかったように思います。だけど、相手が離婚をすることになり私に請求をしてきた額は、ウチの夫が請求した額よりも多く、“相殺”なんてできるレベルではありませんでした。調べてみると、不倫の慰謝料は、不倫によって夫婦関係が破綻した場合には高額になることがあるようでした。そんなことすら知らなかった私は、この時点で顔が真っ青になりました」それまで生活費は夫の収入、自分の収入はお小遣いとして自由に使うことが許されていた真歩さんは貯蓄がほぼゼロに近く、相手の妻から請求された額は到底支払える額ではなかったのだとか。仕方なく真歩さんが「お金がなくて払えません」と相手の妻に連絡を入れると、「人の家庭を壊したことの重みを考えなさい」と静かに諭されてしまいます。そして減額はしないが分割での支払いに応じる、と提案してくれたそう。「相手の妻はまったく感情的になっていなくて、むしろ冷静でした。そして“家庭を壊した重み”と言われればその通りなので、慰謝料を払わず逃げるなんて許されないことだと悟りました。妻が分割でもいいと言ってくれたので、お金がなかった私は分割の支払いをすることで合意をしました。一方、夫は相手の男性に慰謝料を請求していたのですが、彼は離婚と同時に姿を消してしまって…。仕事も辞めて、携帯電話も解約し、転居先も誰にも告げずにいなくなったので、どこにいるのかまったくわからなくなってしまったんです。相手の妻も彼の居場所を探そうと努力してくれたのですが、すでに離婚している以上は転居先を調べるのも難しいとのこと。結局夫は相手の男性から慰謝料を受け取れず、泣き寝入りをするという結果になってしまいました」その後、真歩さんは離婚の危機を乗り越えて現在も夫と暮らしていますが、不倫相手の元妻への慰謝料の支払いは継続しているそうです。「ダブル不倫なら慰謝料はかからない」という彼の嘘を信じ、安易に不倫をしてしまった自分を後悔してもしきれないと語っていました。不倫相手の発言を安易に信じてしまい、取り返しのつかない事態になってしまうケースもあるようです。慰謝料の有無に関わらず、どんな事情があったとしても不倫はするべきではないでしょう。©Kittiphan Teerawattanakul/EyeEm/d3sign/gettyimages文・並木まき
2022年08月24日既婚者同士で不倫をする「ダブル不倫」をされると傷つく人の数も多くなりますが、不倫当事者にも悲惨な結末が待っています。安易な気持ちでダブル不倫に走り、全てを失い人生がひどく転落した、30代女性のエピソードをご紹介します。「お互い様だから大丈夫だよ!」と不倫に誘われ…真歩さん(仮名)は27歳のときに5歳年上の夫と結婚。結婚生活に特に不満はなかったものの、結婚4年目に入ったときに仕事で知り合った13歳年上の男性から不倫に誘われ、興味本位から安易に不倫を始めてしまったそうです。「相手はバツ2で、誘われたときは3回目の結婚をしていました。ちょっと軽薄なところが気にならなかったわけではありませんが、ノリが良くてフットワークも軽く、私が『ご飯に行きたい』と言うとおしゃれなお店をスグに予約してご馳走してくれるんです。会いたいときにスグに会ってくれて、デートを重ねてから好きになるまではそう時間がかかりませんでした。でもお互いに家庭がある立場だし、と距離を縮めるのをためらっていた私に、彼は『お互い様だから大丈夫だよ!』と言って不倫に誘ってきたんです」それまで不倫経験がなかった真歩さんは、相手の男性が言う「ダブル不倫はお互い様だから、慰謝料は相殺になって払わないですむ」、「ダブル不倫だと配偶者が慰謝料を請求しにくい」といった言葉を鵜呑みにして、「それならば」と関係をスタート。最初のうちは互いの家庭に関係を知られないよう細心の注意を払ってデートを重ねていたそうですが、次第に二人の行動は大胆になっていきます。何度も旅行に行ったことが不倫バレのきっかけに「相手の男性が13歳も年上だったのと、彼は過去にも不倫が原因で離婚をしていて『不倫事情には詳しいから任せておけ』というので、私は彼に言われるがままに密会を続けていました。彼の妻も仕事が忙しく出張が多かったこともあり、彼とは何度も旅行に行きました。だけど、うちの夫はガラリと生活スタイルが変わった私に不信感を抱いていたみたいです。頻繁に旅行へ行く私を怪しいと思い、夫が調査を依頼し、あっけなく不倫をしていることが家庭に知られてしまいました」妻の不倫を知った真歩さんの夫は激怒。「すぐに相手と別れてくれ。俺は相手の男性に慰謝料を請求する」と、真歩さんに不倫を清算するよう迫ってきたそうです。「不倫がバレて夫を傷つけてしまったことは、本当に申し訳ないと思いました。だけど慰謝料に関しては、不倫相手の『ダブル不倫は慰謝料が相殺になって支払う必要がなくなる』という言葉を鵜呑みにしていたので、夫が彼に慰謝料を請求すると宣言しても、私は大して気にとめていなかったんです」ダブル不倫によって双方の配偶者が傷つき、ドロ沼劇になるケースは決して珍しくありません。お互いに配偶者がいる立場で不倫を始めてしまえば、発覚後に想像もしなかった展開を迎えることも。「お互い様」だからといっても、不倫は決して選ぶべき道ではないことは言うまでもないでしょう。©Karl Tapales/Alvaro Medina Jurado/gettyimages文・並木まき
2022年08月24日出産間近の里帰り中に、忘れ物をとりに自宅に戻ったことで夫の不倫現場を目撃してしまった優菜さん(仮名)。その後、無事に出産をしたものの夫への嫌悪感が薄れることはなかったと言います。そんな優菜さんは、子どものことも考えた末に大きな決断をしたのだそう。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、その後の展開をご紹介します。不倫を反省する夫… しかし嫌悪感は拭えず「不倫発覚後、何度も夫からは連絡がきていましたが、もはや私は夫の顔を見るのも嫌だというくらいに夫への嫌悪感が大きくなっていました。出産も『立ち会いたい』と言ってきた夫を断って一人で産みましたし、病院への面会に来ることも断りました。出産後も、当初は1か月ほどで自宅に戻るつもりで里帰りをしていましたが、もはや夫と一緒に暮らすことは考えられなくて、そのままずっと実家ですごし続けていました」夫が優菜さんや子どもに会いに実家に来ても、優菜さんは両親に頼んで追い返してもらっていたのだそう。事情は優菜さんの両親にも話してあったので「そんな夫とは別れたほうが良い」と優菜さんの母親も嫌悪感を露わにしていたとのことです。「どうせ決断するなら早いほうがいい」離婚を決意した妻出産から3か月が経ったときに、優菜さんは将来のことについて実母と腹を割って話をしたのだそう。そのとき優菜さんは、すでに「離婚したい」と心のなかでは思っていたそうですが、子どものことを考えて踏みとどまっていたと言います。そんな優菜さんに対し、実母が「どうせ決断をするなら早いほうがいい。子育てのサポートは私たちも精一杯やるから、心配しないでいいよ」と言ってくれたことで、優菜さんは離婚をする決心がついたとのことでした。「母親の言葉は、本当にありがたかったです。私の妊娠中に不倫をするだけでも許せないのに、勝手に夫婦の寝室に不倫相手を連れ込んでいた夫には、正直なところ嫌悪感や不快感しかなかったので、さっさと離婚して前を向きたいという思いでした。子どものことだけが引っかかっていたので、母にそう言ってもらったことで、“離婚してもなんとかなるかな”と思えて、決断することができました」その後、優菜さんは弁護士に頼み、夫との協議離婚が成立。不倫現場を目撃した日以来、夫と会うことは一度もなく、夫は産まれた子どもにも一度も会うことなく離婚に至ったそうです。「シングルで育てていくのは大変なこともあると思いますが、裏切り者の夫と生活するのは心情的にもう無理だったので、この決断に後悔はありません。妊娠中に不倫をするような男性には見えなかったのに、結婚してみないと相手の本性ってわからないこともあるんですね。次に再婚するとしたら、不倫なんて絶対にしない誠実な男性を選びたいです」夫の浮気が判明したあとに、夫婦再構築を選ぶ人もいます。しかし夫からの妻への裏切りがひどいものであるほど、妻の嫌悪感や不快感は深まり、修復は困難になる傾向にあるようです。シングルで子育てをしていくことを不安に思ったときに周囲からの強いサポートの申し出があれば、心強いと感じる妻も多いことでしょう。©Vera Livchak/Iryna Khabliuk/EyeEm/gettyimages文・並木まき
2022年08月10日妻の妊娠中に夫が不倫をしていたとなれば、そのあとの夫婦関係を継続することも難しくなっていきますよね。今回は、30代前半でそんな壮絶な体験をした女性のエピソードをメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。結婚3年目で待望の妊娠! しかし里帰り中に夫の不倫が発覚…当時32歳だった優菜さん(仮名)は、5歳年上の夫と結婚3年目にして第一子を授かりました。不妊治療には踏み切っていなかったものの「そろそろ欲しいな」と思っていた矢先の妊娠だったそう。そのため、妊娠がわかったときはとても嬉しかったと優菜さんは振り返ります。「夫は子作りにはそこまで協力的ではなかったのですが、私がどうしても子どもが欲しくて。積極的に子作りをしていたわけではなかったので、自然に授かったとわかったときには、本当に嬉しかったですね。ただ、夫は私が妊娠の事実を告げたときも反応が薄くて『これからお金がかかるな〜』なんて言っていました」その後、産休に入るまでは順調にすごした優菜さんは、実家の近くの病院で出産をするために早めに里帰りをしたとのこと。しかし、自宅に大事なものを忘れていたことに気づき、家に取りに帰ったことで優菜さんを取り巻く状況が激変したそうです。夫の浮気現場に遭遇…! 夫婦のベッドで他の女性を抱いていた夫「クレジットカードを忘れていたので取りに帰ったんですけど、家に入ると玄関に見たことのない女性ものの靴が置いてあったので変だなと思いました。けれど、その時間は“夫は仕事に行っているはずだし”と気にせずにそのまま家の中に進むと、ベッドルームから人の声がしてきたんです。“まさか?”とは思いましたが、女性の声が聞こえてきたのでそっとドアを開けると、なんと夫婦のベッドで夫が別の女性を抱いている最中だったんです……」想像もしなかった生々しい現場に、唖然とすると同時に大きなショックを受けたと優菜さんは振り返ります。「私がじっと見ていると、視線に気づいた夫が振り返りました。夫と目があったので、私もどうしていいかわからなくなって、取りに行ったはずのクレジットカードも持たないまま、慌てて家を出たんです。その後すぐに、夫から何度もLINEや電話がきて『謝りたい』『説明したい』と言われましたが、あまりにも生々しい現場を見てしまった私にはショックが大きすぎて、しばらくは夫と連絡を取ることができませんでした」その日を境に、夫への信頼は完全になくなったという優菜さん。出産予定日が近づいているなか、予想もしなかった出来事に頭はずっと混乱していたと言います。そして、優菜さんは夫のことを許せずに苦しい気持ちを抱えたまま出産したそうです。妻の妊娠中や里帰り中に夫が浮気をしていたことがわかれば、それまでに築き上げた夫婦の信頼関係は一瞬にして崩れます。ましてや夫の不倫現場を目撃した妻は、絶望的な気持ちになっても仕方がありません。妻やこれから生まれてくる子どもを第一に考えるのならば、決して不倫には足を踏み入れるべきではないのです。©Oscar Wong/Yuichiro Chino/gettyimages文・並木まき
2022年08月10日結婚して2年目のナナとユウト。ある日ユウトの携帯に、見知らぬ女性から「あなたの奥さん、ウチの夫と不倫してます」という電話が。夫にかかってきた謎の電話の正体は、ナナに付きまとっていたナンパ男・リュウの妻でした。誤解を解こうとしても、リュウの妻は激高して聞く耳を持ってくれず……。「不倫の証拠」と送られてきた画像を見ると……!? 大人気ブロガーのイルカさんがフォロワーさんの体験をマンガ化! 結婚後の衝撃トラブル体験談をお届けします。 送られてきたのは、改ざんされたメッセージのやりとり画像 ナナが第9話でリュウとやりとりをしていたメッセージ。本来は、「オレのこと好き?」というリュウからの問いに「好きなわけない」と答えていたナナ。しかし、その後にナナが「(ユウトのことが)当たり前に好き」と答えたメッセージが続くように切り貼りされていて……。 ナナとユウトは「今から話そう」とリュウとリュウの妻を、近くのファミレスに呼び出しました。 そこにやってきた……リュウの妻! しかし、SNSでの写真からは想像もつかない人物で!? 「会わなきゃ」と思っても、聞く耳をもってくれなかった相手と実際に顔を合わせるのは相当緊張しそうです。トラブルに発展しかねない場合もあるので、人目のある場所を選んだのはよい判断だったかもしれませんね! イルカさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年08月09日転職し、ストレスがたまっていたころ、前職の元上司と飲みに行くことになった美香子さん(仮名)。そのときに、相手が既婚者であることを知らず、男女の関係に。そして既婚者だと知った後も、29歳から3年間も不倫を続けてしまったそう。やがて美香子さんを取り巻く環境はドロ沼化していったと言います。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、その後の展開をご紹介します。金銭的にも援助を受け始めどっぷりと不倫にハマる不倫であることはわかっていたものの、精神的に弱っていたことや金銭的にも余裕がなかった美香子さんは、どちらも満たしてくれる元上司との関係をやめられずにいたのだそう。「いつかはやめなくては」と頭のどこかで思いつつも、ズルズルと時間ばかりが過ぎていったと言います。「そのときの私の職場は忙しいわりにはお給料も安くて、金銭的にもキツくて…。起業して順調に売り上げを伸ばしている彼は、少しではありますが私に金銭的な援助もしてくれていました。でも不倫を始めてから時間が経つにつれて、私は彼に都合のいい存在として扱われることが多くなっていきました。デートの約束をしていてもいきなり数分前にドタキャンされたり、逆に『今からすぐホテルに来て』と呼び出されたり。それでも金銭的にも精神的にも彼に依存していた私は、彼のそんな要求の数々に応えていました」浮気相手が自分以外にもいることが発覚ある日彼とデートをしているときに、美香子さんの目の前で彼がほかの女性とも連絡を取っているのを覗き見て、彼が自分以外の女性とも不倫関係を結んでいることを知ったそう。「彼が他の女性に連絡している姿を見たら、急に今の関係を続けていくのがバカバカしく感じたんです。その夜に、その場で彼に別れを告げました。彼は『あ、そう』って感じで私を引き止めもしなかったですね。そうでもして勢いで別れを切り出さないと、またズルズルと不倫を続けてしまいそうだったので、自分なりに勇気を出して前に進もうと思ったんです」やっとの思いで不倫関係を清算し「これからは不倫なんてしないで、真面目に生きていこう」と前を向き始めた矢先、美香子さんのもとに彼の妻から慰謝料を請求する文書が届いたそうです。不倫相手との関係を清算して、約1か月後のことだったと言います。「びっくりしましたし、正直“なんで今頃?”って思いましたよ。だけど不倫の慰謝料の時効は、まだまだ先だということもそのときに初めて知りました。それでも彼の浮気相手は私だけではないので、彼の妻に請求された額の半分だけ支払うつもりで『彼とはもう別れた』『彼にはもう一人浮気相手がいる』ということを告げたんです」しかし、彼の妻からの返答は「私はあなたに、慰謝料を全額支払ってもらうつもりです」というものだったそう。そこで初めて美香子さんは、彼の妻の怒りの矛先が自分に向けられていることに気づいたと話します。「バカですよね、そのときになって事の重大さがやっと理解できました。請求された慰謝料は120万円。貯金もなく金銭的に苦しかった当時の私には、とてもじゃないけど支払えない大金でした。でも交渉の余地もなく、結局私は請求された全額をどうにか支払いました」手持ちの現金では一括で支払えなかったために借金をして慰謝料を支払った美香子さんは、現在も借金の返済が続いているとのこと。不倫をした代償の大きさは、別れたあとに気づいても遅かったと悔やんでいました。慰謝料など大きな代償を支払い、不倫をしたことでその後の人生にも大きな影響を与えた話は後を絶ちません。どんな事情があるにしても、不倫は決して足を踏み入れるべきではないのです。©key05/lucky-sky/gettyimages文・並木まき
2022年08月07日仕事のストレスが溜まって心が乱れた状態だと、不倫への警戒心が薄れてしまう人もいるようです。今回は、そんな経緯から不倫に足を踏み入れてしまった29歳女性(当時)の壮絶な体験を、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。ブラックな労働環境から逃げるように不倫へ…美香子さん(仮名)は、29歳のときに新卒で入社した会社を退職、別の会社へ転職しました。しかし、そこは憧れの職場ではあったものの実際に働いてみると労働環境がブラックで、年月が経つにつれて仕事へのストレスからメンタルを崩してしまったとのこと。そんなときに前の職場で上司だった男性と食事に行ったことで、運命が狂い始めました。「当時の私はメンタルがギリギリの状態でしたね。そんなときに前職の上司から3年ぶりに連絡が来て会うことになったんです。元上司も、そのときには前の会社を退職していて、起業をして事業が軌道に乗り始めているとのことでした。ちょうど仕事に悩んでいたし愚痴も聞いてもらいたいというのもありました。何より久しぶりの連絡が嬉しくて、ゆっくり話もしたいなと思い食事に行くことになったんです。当日は、食事中も話が尽きなくて、ディナーを終えてからもう一軒行こうという流れになりました。彼に『いいところに連れて行ってあげる』と誘われ、タクシーに乗ると、いきなり高級ホテルに連れて行かれて…。そのホテルの最上階のバーで『実は、ずっと好きだった』と言われて、その晩に男女の関係に進んだんです」カラダを重ねてから既婚者だと知り…「私は、ずっと彼のことを独身だと思い込んでいたのですが、そのホテルに泊まった翌朝に枕元にあった元上司のスマホをふと見ると、待ち受け画面に“妻”と書かれたメッセージがポップアップで出ていて…。そこには『今日は、子どものお迎え頼んでいい?』と書かれていて唖然としたんです。前の日には、彼は結婚したなんてひと言も言っていなかったので、もうビックリしました。しかも子どもまでいるとは、最初は状況を理解をするのが難しかったです」しばらく呆然としていると、彼が目覚めたので単刀直入に『結婚したの?』と美香子さんは尋ねたとのこと。すると彼は「うん、実はそうなんだ」と素直に既婚者であることを認めたそうです。「今さら既婚者だと言われてもっていうのが、そのときの私の素直な感想でした。そのあとは関係を続けるかすごく迷ったのですが、前の晩にエッチをしてすでに気持ちも彼に向いてしまっていて…。それに、仕事のストレスで誰かに頼りたいというのもあって、私はその場で『不倫でもいいからそばにいて』って彼に言ってしまったんです」こうして美香子さんは前職の同僚と不倫関係に。精神的に弱っていた美香子さんにとって、彼は心のよりどころのような存在になっていったと話します。相手が既婚者だと知らずに関係を持ち、不倫が始まってしまったというケースも散見されます。相手が家庭を持っていることを知った時点で別れを選ばず、そのまま不倫の道へと進んでも明るい未来は期待できません。既婚であることを黙っている男性が悪いのは間違いありませんが、不倫と知って先に進んでしまえば相手と一緒にドロ沼の展開を迎えるリスクが高まるでしょう。©Lane Oatey / Blue Jean Images/Kilito Chan/gettyimages文・並木まき
2022年08月07日結婚して2年目のナナとユウト。ある日ユウトの携帯に、見知らぬ女性から「あなたの奥さん、ウチの夫と不倫してます」という電話が。一体、どういうこと――!?ナナが同級生であるサオリとの飲み会で出会ったのは、リュウという既婚者のナンパ男でした。1回顔を合わせただけなのに、リュウはナナの家や職場に押しかけてくるなどストーカー化。そんなとき、ナナのSNSにリュウの妻から「ウチの夫と不倫しているのは知っている」というゾッとする連絡が……! 大人気ブロガーのイルカさんがフォロワーさんの体験をマンガ化! 結婚後の衝撃トラブル体験談をお届けします。 私、訴えられるの…!? 「弁護士に相談する」「絶対に許さない」というリュウの妻からの連絡を見て、ナナは慌ててユウトに相談しました。 どうすべきか2人で話していると、ユウトの携帯に着信が。出ると「あなたの奥さん、ウチの夫と不倫してます」という女性からの訴えで……。 ここでユウトの元にかかってきた謎の電話につながりました。この電話の相手は、リュウの妻だったのですね。ユウトは必死に誤解を解こうとしますが、リュウの妻は聞く耳を持たない様子……。ナナが事前に夫に共有できていたからこそ、ユウトはリュウの妻からの電話に驚いたものの、冷静な対応ができていたのでしょうね。 イルカさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年08月05日結婚して2年目のナナとユウト。ある日ユウトの携帯に、見知らぬ女性から「あなたの奥さん、ウチの夫と不倫してます」という電話が。一体、どういうこと――!?物語は、数カ月前に遡ります。同級生であるサオリとの飲み会に現れたリュウ。既婚者にもかかわらず、ナナに付きまとい、家にまで押しかけてきました。そんなある日、ナナのSNSにリュウの妻を名乗る人物からDMが届き……。ナナの職場に謎の人物が現れて……!?大人気ブロガーのイルカさんがフォロワーさんの体験をマンガ化! 結婚後の衝撃トラブル体験談をお届けします。 職場に現れた謎の人物の正体は… DMの送り主であるリュウの妻のSNS投稿を見て、ナナはハッとしました。職場にいたあやしい謎の2人組……。あれは、リュウの妻だった――!? リュウの妻に不倫相手だと思われ、自身がマークされているのだと急に恐くなったナナ。「リュウに確認をして誤解を解いてもらおう」と眠りにつきますが、リュウの妻からゾッとする連絡が届いていて……。 お互いに結婚している者同士の男女の問題となると、誤解でもなかなか信じてもらえない場合も多そうです。もしナナと同じような状況に陥ったとしたら……あなたはどんな行動をとりますか? イルカさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年08月04日結婚して2年目のナナとユウト。ある日ユウトの携帯に、見知らぬ女性から「あなたの奥さん、ウチの夫と不倫してます」という電話が。一体、どういうこと――!?物語は、数カ月前に遡ります。同級生であるサオリとの飲み会に現れたリュウ。既婚者にもかかわらず、ナナに付きまとい、子どもを連れて家まで押しかけてきました。そんなある日、ナナの職場に謎の人物が現れて……!?大人気ブロガーのイルカさんがフォロワーさんの体験をマンガ化! 結婚後の衝撃トラブル体験談をお届けします。 謎の人物が職場に現れた、その日の夜… 職場に謎の不審人物が現れたその日の夜、ナナのインスタに突然DMが。見てみると…… 「リュウの妻です」 「あなたがうちの旦那と不倫をしていることを知っています」 と、なんとメッセージはリュウの妻から!! リュウの一方的なつきまといで、決して不倫などしていないナナ。誤解だとしても、突然「うちの夫と不倫をしている」などとメッセージを送られ、職場までこられたら……とても焦ってしまいますよね。 イルカさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年08月03日結婚して2年目のナナとユウト。ある日ユウトの携帯に、見知らぬ女性から「あなたの奥さん、ウチの夫と不倫してます」という電話が。一体、どういうこと――!?物語は、数カ月前に遡ります。同級生であるサオリとの飲み会に現れたリュウ。既婚者にもかかわらず、ナナにしつこく連絡をしてきたり、職場に現れたり。「次、職場に来たら警察に相談する」とリュウに釘を差すも、今度は家に現れて……!? 大人気ブロガーのイルカさんがフォロワーさんの体験をマンガ化! 結婚後の衝撃トラブル体験談をお届けします。 家まで押しかけてくるなんて… 話の通じないリュウに、怒りと恐怖が渦巻く中……聞こえたのは、子どもの声!なんと、リュウの息子が車に乗っていました。 トイレに行きたいと叫ぶ息子を見て、ナナは仕方なく自宅のトイレを貸すことに……。図らずも、リュウを自宅に上げてしまうことになりました。 リュウがこのシチュエーションを狙って子どもを連れてきたのかはわかりませんが、さすがに子どもを邪険にはできないですよね。とはいえ、リュウを家に上げるのはとても危険でもあって……。ナナにとって苦渋の選択だったことがわかります。 イルカさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年07月31日不倫はいくら隠しても、いずれは発覚するでしょう。そしてそのとき、当事者は苦しまぎれの言い訳をすることがあるようです。今回はそんな、“妻が呆れた不倫夫の苦しすぎる言い訳LINE”を、女性たちの体験談とともに紹介します。「ホテルの内装を見ておきたかった」「数年前、夫に怪しい行動が見られるようになり、スマホを覗いたことがあって…。そこで、女性とのやり取りを見つけました。明らかに、ホテルに行ったとわかるメッセージがあり、私のスマホで撮って写真で残しておいたんですね。数日後、突然それをLINEで送り、どういうことかと尋ねてみました。しばらくして返事が来たんですが、“ホテルに入っただけだから”と言うんです。“ホテルの内装を見ておきたかった”と。確かに、夫は建築関係の仕事をしているので、なくはない理由ですが、そんなに仕事熱心なタイプではなかったので、絶対違うだろうなと思いました」マヤ(仮名)/31歳一緒にホテルに入っているとわかれば、不倫を疑いますよね。仕事を言い訳にしても、妻にはしっかりと見破られているようです。「上司に送るものを間違えて送った」「ある朝、夫が“今日は上司と飲みに行くから帰りが遅くなる”と言って出勤していきました。すると、夕方に夫から、“今日会うの楽しみ!”とLINEが届いたんです。最初は、なんのことだか全くわかりませんでした。すぐに、“上司に送るものを間違えて送った”とメッセージが来ました。そこで気づいたんです。その日に会うのは、上司ではなく、不倫相手なのだと…。きっと焦ったんでしょう。夫はその日は早く帰ってきました。でも、私はそれから厳しく夫の行動を観察するようになり、しばらくして不倫が発覚しました」エミ(仮名)/34歳LINEの誤送信によって不倫が発覚したケースもあるようです。上司に、「会うの楽しみ!」と送る可能性は低いですよね。のちに暴かれる不倫の証拠の1つとなったのでしょう。「熱中症のときに助けてもらったお礼を…」「ある夏のこと。友人から、“あなたの夫が若い女性と歩いているのを見た”と報告を受けました。“伝えるかどうか悩んだけど、報告することにした”と。細かい情報を聞き、それを夫にLINEで送り、理由を訪ねました。すると、“実は助けてもらったんだ”と返信がきました。“熱中症だったところを助けてもらったお礼をしていた”と言うんです。それが本当だとしたら、私に伝えないのはおかしいですよね。やましいことがあるから言えなかったんだと思いました。それに、お礼をするにしても、二人で会う必要はないでしょう。そのあと、徹底的に追求し、不倫を自白させました」イクミ(仮名)/33歳“熱中症のときに助けられた”という、夏にありそうなハプニングを理由にすることで信じさせたかったのでしょう。しかし、それがかえって裏目となり、不倫を徹底的に追及されるキッカケとなったようです。“妻が呆れた不倫夫の苦しすぎる言い訳LINE”をご紹介しました。不倫夫の言い訳はみっともないだけです。妻としては、そんな情けない姿を見るよりも、スパッと正直に言って白状して欲しいかもしれませんね。不倫はもちろん許せませんが、不倫しておきながら“していない”と嘘をつくのも妻としては許せないことでしょう。もし不倫をしてしまったのなら、正直に話し、誠心誠意謝って改心してほしいものですね。©Tetra Images/Jacobs Stock Photography Ltd/gettyimages文・塚田牧夫
2022年07月25日私の名前は遠藤優紀。息子の篤が幼稚園に入り、早速、篤には友だちができたのですが、そのママたちがちょっと変わっていて…。まるで当然のように不倫していると決めつけられて、私は唖然としてしまいました。彼女たちは、男は絶対浮気するもので例外はないとかたくなに主張してくるのです。次回に続く(全10話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ まりお
2022年07月22日絶対に許せない夫の不倫。しかも夫自身は隠し通せているつもりで生活を送っていたのなら、余計に腹が立つでしょう。そんなとき、ただ黙って見過ごすのではなく、復讐も込めて夫に指摘する人もいるようです。そこで今回は「不倫夫を猛省させた『妻からの復讐LINE』」をご紹介します。「もうパパは帰ってこないで」「仕事から帰る際は毎回妻にLINEしていました。その日は残業と偽って不倫相手と会っていたのですが、いつも通り妻に『いまから帰るね』とLINEしたんです。そしたら『もうパパは帰ってこないで』と返信がきてしまいました。一瞬『不倫がバレたのかもしれない……』と思ったのですが、まずはスタンプで適当にごまかすことにしました。ですが俺と不倫相手がホテルから出てくるところの写真が送られてきて絶句。すぐに謝罪しましたが、もちろんそう簡単に許してもらえませんでした」(35歳/商社)別の女性と不倫直後の夫が帰ってくるのですから、拒否したくなるのは当然でしょう。それだけ妻を傷つけたのだと肝に銘じるべきですね。「不倫するような人と結婚したつもりはありません」「職場の後輩と不倫していたのですが、妻にはバレていないと思っていました。だけど後輩との密会中に『私は不倫するような人と結婚したつもりはありません』とLINEがきて青ざめました。慌てて家に帰りましたが、もう妻はいませんでした。そこではじめて自分の罪の重さに気づきましたね」(34歳/コンサル)夫に不倫を追求した時点で、妻は別れを決意していたのかもしれません。この場合本気で夫が反省しない限り、妻は戻ってこないでしょう。「家の鍵を変えました」「出張と偽り不倫相手と旅行へいったときのこと。旅先から帰宅したのですが、なぜか鍵が入らない。慌てて妻にLINEしたところ『家の鍵を変えました。理由はわかりますよね?』と返信がきました。『ごめん悪かった!一度話し合いたいから鍵を開けてほしい!』と送ったのですが、そのまま既読スルー。話し合う手段がなく、しばらくホテル生活となりました」(37歳/広告)鍵を変えるとなると、それなりにお金や労力もかかるはず。それでも実行したのですから、よほど夫に怒っていたのでしょう。復縁するのなら、夫には一人で徹底的に反省してもらい、家族の時間をこれまで以上につくってほしいものですね。以上、不倫夫を猛省させた「妻からの復讐LINE」をご紹介しました。いままで妻を騙していたにもかかわらず、いきなり反省した素振りを見せられても妻としては許せないものでしょう。また、妻に一度拒否されてしまうと、夫は前のように一緒に暮らすのは厳しいのかもしれません。今回紹介したケースのように、妻に不倫を指摘されたときにはもう遅く、家族を失ってしまう場合もあります。本当に心を入れ替える意思があるのなら、妻の気持ちを考えたうえで、誠心誠意謝罪し不倫からは完全に足を洗ってほしいですね。©Chris Jongkind/Westend61/gettyimages文・和
2022年07月19日萌絵さん(仮名・36歳)は、7年もの間、妻子ある男性である英明さん(仮名)と不倫関係にありました。その後、ようやく彼が離婚をして一緒になれるかと思いきや、その気配がなく、萌絵さんの親との食事会もすっぽかされるという裏切りに遭ってしまいます。しかしそこで、意外な人物に救われたそう。いったいどんな結末を迎えたのか、彼女に詳しく話をうかがいました。すぐには別れを切り出せず「私の親との食事会をすっぽかされたことをきっかけに、英明さんとの別れを決意したものの、なかなか本人にそれを切り出せないでいました。そんなある日、同い年の雅美(仮名)という友人と会うことに。彼女はバツイチで、当時4歳の娘と暮らしていました。雅美は再婚に前向きで、マッチングアプリにも登録していたんです。ただ、積極的に婚活をしていましたが、あまりいい相手に巡り会えないでいるようでした」彼の不誠実な行動に「そんなある日、雅美と話している途中に、彼女が私に“あるものを見つけた”というんです。見せられたスマホの画面を確認すると、そこに映っていたのは、マッチングアプリの英明さんのプロフィールページでした。なんと私という存在がありながら、彼はマッチングアプリに登録をしていたんです。プロフィールには、バツイチなどの情報の記載がなく、真剣交際を求めているなどと、都合のいいことだけが書かれていました。そこでようやく、私は彼と別れることを決意。その後、彼に別れを伝え、連絡を断ちました。雅美とは、“一緒に婚活を頑張ろう”と励まし合いましたね」ようやく気になる男性ができたところで…「私もマッチングアプリに登録し、飲み会などにも参加するように。すると一人、気になる男性が現れました。航平さん(仮名)という方でした。会社員で、派手な経歴などがあるわけではないのですが、優しくて、一緒にいて居心地が良かったんです。何度か食事をして、“きっと付き合うことになるんだろうな…”と思い始めたときのこと。ある日、英明さんから連絡が来ました。なんと、英明さんは“もう1度ちゃんとやり直したい”と言うのです…」4歳の子どものひと言で…「私がそれを断ると、英明さんは“好きな男性がいるのか?”と聞いてきました。そこで、“気になる人はいる”と返すと、彼が“結婚したい”と言ってきて…。その瞬間、今までそんなことを言われたことがなかったので、正直心が揺らぎました。“もう関係は終わらせる”と決断していたはずだったのですが、その連絡を機に、私は彼と復縁するかどうか悩み出してしまったんです。そこで、雅美にも相談をしました。すると雅美は、“やめたほうがいい”と言うんですね。しかし、どうしても踏ん切りがつかないでいたんです。すると、そこに一緒にいた雅美の4歳の娘が、画面にうつる英明さんの写真を見て“怖い”と言いだして…。その写真はいたって普通の写真なんですよ。ただ、4歳の子どもの目にはそう映ったようで…。そこで私はハッとすると同時に、子どもの直感はきっと正しいと思ったんです。その出来事を機に英明さんへの未練を吹っ切ることができた私は、後日断りの連絡を入れました。その後、私は航平さんとの交際をスタート。今も航平さんとの関係が続いています」“7年の不倫の末にとんでもない裏切りに遭った女性”の告白をご紹介しました。幸せになるまでに、ずいぶんと時間がかかってしまったようです。不倫により、遠回りをしてしまったからかもしれません。彼女には英明さんと不倫していたことについてはしっかりと反省し、同じ過ちを繰り返さないようにして欲しいものです。©Karimpard/Oscar Wong/gettyimages文・塚田牧夫
2022年07月17日世の中にはいけないことと知りながら、妻子ある男性と交際している人もいます。そのなかには、いつか相手が離婚して一緒になってくれることを夢見ている人もいるようです。萌絵さん(仮名・36歳)も、かつて不倫に落ち、相手の男性が離婚をするのを待っていたそうです。しかし、思いがけない裏切りに遭ってしまったのだとか。何があったのか、彼女に詳しくうかがいました。彼がようやく離婚をして「私は3年くらい前まで、妻子のある男性である英明さん(仮名)と付き合っていました。彼は私の8歳上。出会ったときは、結婚していると聞いていなかったんです。でも、交際が始まってから、妻と子どもがいると聞かされました。そして、“もうすぐ別れる”という彼の言葉を信じ、7年が経過。すると、彼の子どもが中学生になったのをキッカケに、彼がようやく離婚をしたんです。これでようやく私も幸せになれると思ったのですが…」「好きな人ができるかもしれない」と言われ…「英明さんは家を出て、一人暮らしを始めました。そこに私がよく出入りをするようになったんですが、なかなか私との結婚の話が出ないんです。なので、この先のことをどう考えているのか、思い切って尋ねてみたんですね。すると、“少し待って”と言われました。しかも、驚くことに、英明さんは“もしかしたら好きな人ができるかもしれないし”と言うんです。どうやら英明さんは独身を満喫しようとしているようで…。7年も待たされたこっちとしては、思わず腹が立ちました」一緒に物件を見に行くと…「離婚してからというもの、彼は飲み会などにもよく参加するようになっていました。そんな彼からは結婚する気がまったく感じられなかったので、“一緒に住もう”と私が話を進めることにしたんですね。そこで、休みの日に物件をいくつか見に行きました。でも彼は、“高い”だの“狭い”だの文句を言うばかりで…。さんざん物件を見て、“ここにしよう”と決めたのですが、後日、“もうちょっと探したい”と言って、断られました。そこで、“これはもう先に親に会わせてしまったほうがいいかもしれない”と思ったんです。そして、私は実家から母親が来るタイミングで、英明さんと私たち親子の食事会をセッティングしました」7年の交際の末の裏切り「夕方、お店に母親と先に着いて、彼を待っていました。でも、時間になっても彼は来ません。連絡をすると、“仕事が長引いていて”と来たので、先に始めることに。コースだったので、順番に料理が運ばれてきたんですが、彼が来ないためテーブルにはどんどん彼の分の料理がたまっていきました。やがて、母親が帰らなければいけない時刻になり、解散。結局、彼が来ることはありませんでした。その際、母親に申し訳ないと思うのはもちろん、彼の分の料理が残ったことで、お店の人にも申し訳なく思いましたね。もう悲しいというか悔しいというか…。そのときになってようやく、“これはもうダメだ。彼との交際は続けられない”と思いました」“7年の不倫の末にとんでもない裏切りに遭った女性”の告白をご紹介しました。7年も待ったのに彼から結婚の話が出てこなかったため、彼女は辛い思いをしたようです。しかし、そもそも不倫は許されざる行為。すんなりと幸せになれないのは、当然の報いとも言えるのかもしれません。©Images we create and what actually happens are always beautiful when we have imagination./recep-bg/gettyimages文・塚田牧夫
2022年07月17日大人気マンガシリーズ、今回はトラちゃん(@rikon_shitiger)さんの投稿をご紹介! 「妻が不倫男と失踪…そして妊娠」第28話です。1回目の調停は欠席した夫。不倫男も、1回目の調停に来ていなかったようですが…?最初は欠席出典:instagram不倫男と元嫁は…?出典:instagramあまりの自己中さに…?出典:instagram事件勃発!?出典:instagramなんとなく実家に帰り…出典:instagram父親が…!?出典:instagramまさか…!!!?出典:instagram実家もめちゃくちゃに…?出典:instagram2回目の調停の前に、まさかの事態が…!夫の両親は、なぜ元嫁に協力しているのでしょうか?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@rikon_shitiger)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年06月29日