夫の不倫が発覚したらショックですよね。そしてその不倫相手が実は婚約中、なんてこともときにあるようで…?今回は、妻が夫の不倫相手を撃退した後に離婚し、幸せを手に入れた話を紹介します。「お宅の息子さん、ヤバい女に騙されてますよ」「ある日、夫の不倫を知りました。でも実は、不倫相手の女は婚約中!しかもその婚約相手は某有名企業の社長の息子で、つまりは次期社長だったんです。『玉の輿狙いな上に、夫と不倫なんて許せない』と思って怒りに震えた私は、その不倫相手の女の婚約者の父親に、『自分の息子がヤバい女に騙されている』ことを知ってもらおうと思い、電話しました。そしてその女は婚約破棄になり、夫とも破局したようです。その後私は夫と離婚し、今はその某有名企業で役員として働いています(笑)。夫と結婚していた時より今の方が、ずっとお金に余裕がありますね。夫とはだいぶ前から冷めきった関係だったので、離婚してよかったです」(30代女性)▽ どういう理由で、その会社で働くことになったのかは分かりませんが……離婚して幸せに暮らしているとのことでよかったです!
2024年04月29日幼い頃から優秀な姉に劣等感を抱いて育った絵里さん(仮名)。姉の夫の康成さん(仮名)と仕事で偶然に一緒になったことから、義兄と不倫関係に堕ちてしまったそうです。不倫相手の「妻よりも君を愛している」の言葉で姉に対する劣等感が拭えたと満足していたそうですが、絵里さんが略奪婚を企てたことから、事態は悲劇的な結末を迎えることに…。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、40代女性の孤独な末路を辿ったエピソードをお届けします。「姉と離婚して私と一緒になってほしい」と不倫相手に提案すると…「康成さんに“姉と離婚して私と一緒になってほしい”とストレートに提案してみると、康成さんも“俺もそう思っていた”とあっさり了承してくれました。康成さんは結婚してからずっと完璧主義の姉に対して不満を抱いていたようなので、姉ではなく私と一緒にいたほうが心が休まったのだと思います」驚くほど順調に略奪への道筋が得られた絵里さんは、そのまま気をよくして、姉に「離婚しないの?」などとLINEを送るように。姉は姉で、夫が不倫をしていることに気づいているようでしたが、その相手がまさか自分の妹だとは思っていない様子。そんな姉とのLINEでのやりとりも絵里さんにとっては爽快だったと言います。「初めて“姉に勝った!”と思っていた頃ですからね。夫の不倫に悩む姉の姿を見るのは本当に快感でした。そして“不倫をするような夫はいらない。離婚しようと思う”と姉も言っていたので、康成さんを私の夫にできる日も近いと感じていました」不倫相手の離婚成立。すぐに絵里さんと再婚…それからしばらくして、姉と康成さんは離婚。その後すぐに絵里さんと康成さんは再婚したそうです。「ここまでは本当に順調でした。康成さんと夫婦になるときには、もちろん姉にも親にも言わずに勝手に婚姻届を出しました。その頃の私は実家には滅多に帰らなかったし、親にはそのうちに真実を話せばいいやという程度でしか考えていませんでした。入籍だけして、それまでの生活圏とは少し離れたところに家を借り、康成さんとの夫婦生活がスタートしました」しかし、結婚から1年が過ぎたある日のこと。姉の元夫と再婚したことを知った母親から連絡が入り、状況は一気に悪化していきます。「なぜか分からないのですが、母は私が姉から康成さんを奪ったことを知っていました。そして私に対して汚い言葉で何度も罵り、“絶縁だ”と宣言し、電話が切れました。その後は何度母に電話をかけても着信拒否をされていて、まったく繋がりませんでした」実家と断絶してまで叶えた略奪婚にも終止符が打たれる実家との関係がたった1本の電話で絶縁へと至ったことに唖然としたという絵里さんですが、このときはまだ康成さんとの穏やかな日常があったので、そこまで落ち込むことはなかったそうです。しかしそれから4年後に康成さんの浮気が発覚し、絵里さんと康成さんは離婚へと至りました。「夫が職場の女性と不倫をしていたんです。略奪婚で結婚したのにまた不倫をするなんて、本当に信じられませんでした。だけど夫はその女性に対して本気で、私を捨てて家を出ていってしまったんです。そのときに初めて、康成さんはすぐに不倫相手に燃え上がって家庭を捨てるタイプなんだと悟りました。姉から略奪婚をできたのも私に魅力があったからではなく、康成さんのそういう性格が関係していたのでしょうね。結局、40代になった今も実家から絶縁をされたままですし、離婚後は再婚もせずに暮らしています。あの当時まだ30代と若かった私は、姉への劣等感を払拭することに必死になっていましたが、今思うとなんであんなばかなことをしたんだろうと後悔しかありません」不倫をする男性や簡単に離婚をする男性は、同じようなことを繰り返す傾向があるのでしょうか。略奪婚が成功したように見えても、時間が経過するとともに相手の本質が見えてくることも。最終的に幸せな結末を迎えるケースはそう多くないのが現実でしょう。©Takahiro/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月28日身内の結婚相手と不倫をするという、普通では考えられないような暴挙に出る人もいるようです。そのような行動の背後には、どのような心理的要因があるのでしょうか。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、姉の夫と不倫関係に至った40代女性のエピソードをお届けします。大嫌いな姉に復讐を考える毎日絵里さん(仮名)は、幼い頃から優秀な姉と比較されて育ったそう。姉に対して強烈な劣等感を抱くと同時に、姉を心底嫌ったまま大人になったといいます。進学も就職も結婚もうまくいかなかった絵里さんに対して、姉は親が希望する理想通りの道を歩んでいたのだとか。「いつか姉に復讐してやりたいっていう気持ちがずっとありました。姉は姉で自分が優秀なことを自覚していて、私を小馬鹿にしてきていたので、本当に不快な存在でした。姉は結婚してから専業主婦になり、頻繁に連絡を取ることもなかったのですが…。あるとき私は、姉の夫の康成さん(仮名)と、たまたま同じ仕事の案件で絡むことになったのです」姉の夫が抱える姉への不満に共感仕事で顔を合わせる機会が増えるにつれて、身内の安心感もあってか、絵里さんと康成さんは仕事のあとに二人で飲みにいく仲に進展。そこで、康成さんが姉に対して不満を抱えながら結婚生活を送っていることを知ったそうです。「姉は完璧主義な性格なので、康成さんはそんな姉との生活が疲れると言っていました。私も心当たりがあったので、康成さんの不満に深く共感し、あの姉と一緒に暮らすのは本当に大変なことだろうと思いましたね。何度も康成さんの愚痴を聞いているうちに、いつしか私たちはホテルへ行く仲に…。関係を持ち始めてから1か月後には、康成さんは“妻よりも妹である君のほうが素敵だし、優しいから大好きだ”と言ってくれるようになりました」最初は姉への復讐心もあって「夫を寝取ってやろう」という気持ちだったと振り返る絵里さん。不倫が始まり「姉に勝った」と初めて優越感を抱いたそうです。「その頃の私は、康成さんから愛されている実感も強く、姉に勝ったという優越感もあって、毎日がとても充実していました。もはや姉に劣等感を抱くことはないだろうと思えるところまで自信が回復して、全ては康成さんのおかげだと感謝もしていました」不倫によって長年の劣等感を克服した自分に満足していたと振り返る絵里さん。しかし、次第に不倫関係だけでは物足りなくなり、「姉から康成さんを略奪したい」と考えるようになっていった、と語ってくれました。身内に対して歪んだ感情を抱いていると、ふとした出来心から道徳的に許されない行動に出てしまうこともあるようです。「このくらいなら」と始めたことでも、安易な行動によってのちの人生が大きく変わってしまう悲劇の始まりになる場合もあるでしょう。©望菜 竹内/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月28日夫が若い女と不倫していると知ったら、怒りが湧くのと同時に「なんとかして別れさせたい」と思いますよね。今回は夫の不倫相手に反撃し、無事夫と不倫相手を別れさせることに成功した話を紹介します。医師の弟に「夫の不倫」を相談したら…▽ 本当に、この不倫相手の女性の変わり身の早さといったら……あきれてしまいますね。
2024年04月28日不倫をした経験がある女性に話を聞くと、「不倫なんてしなければよかった」と語る人は珍しくありません。不倫によって多くのものを失った…というのはよく聞く話ですが、それだけでなく、一生消えない心の傷を負うこともあるようです。不倫経験のある女性に聞いたエピソードを紹介します。心の傷が一生癒えない「20代の時ずっと不倫していましたが、5年前に別れました。妻と離婚して私と一緒になる約束だったのに、結局妻が妊娠して、私はあっさり捨てられたんです。私はてっきり彼が結婚してくれるものと信じて待っていたし、『早く子どもが欲しいね』と話していたんです。それなのに妻との間に子どもを作るなんて…。完全に男性不信になってしまい、いまだに立ち直っていません。このまま一生誰のことも好きになれない気がしています」(あすか/35歳)既婚男性がよく言う「いつか妻と離婚する」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。待ち続けた結果捨てられてしまい、貴重な時間を無駄にしてしまった…という女性が多いです。また不倫はドラマティックな分、別れた後の心の傷もそれなりのもの。不倫相手と別れて何年も経っているのに、心に負った傷がなかなか癒えないということがあるようです。不倫相手の子どもを出産「不倫相手との間に子どもができて出産し、今はシングルマザーです。子どもを産んだことは全く後悔していませんが、まさか子どもには『あなたのパパは不倫相手だったの』とは言えないので、この先も一生隠し続けないといけません。実は最近、ママ友の間で、私が昔不倫をしていた過去が噂になっているみたいで…。将来、子どもが周りから何か言われるようなことがあったらどうしよう…と不安です」(奈緒/36歳)不倫をしていた過去が一生つきまとい、苦しめられるケースもあります。子どもには何の罪もないので、絶対に子どもを傷つけることのないようにしてほしいですよね…。また不倫相手の子どもを妊娠した女性の中には、究極の選択を迫られ、子どもを諦めなくてはならなかった人もいます。そうなると一生消えない心の傷を負うこととなってしまいます。不倫相手の妻に恨まれて…「以前、既婚男性と付き合っていたことがあります。将来がないことはわかっていたので、私も本気というほどではありませんでした。ところが別れた後に、なぜか不倫が彼の奥さんにバレてしまったんです。インスタのアカウントも突き止められてしまい、その後、妻からストーカーレベルの大量のDMが毎日送られてきました。さらには、私の知人のアカウントにもDMして、私が不倫していたことをバラしていたみたいです。もう彼とはとっくに終わっているのに、あまりにも妻の執着心がすごいので、私もメンタルにダメージを受けてしまいました…」(瑠衣/32歳)不倫は、関係が終わってしまえばなかったことにできる…と思ったら大間違い。例え過去のことだとしても、妻からすると許し難いでしょう。不倫を知った妻が、不倫相手の女性に復讐しようとするケースも決して珍しくありません。このように、一度不倫をしてしまうと、別れた後も永遠に過去に苦しめられるケースが後を断ちません。時計の針を巻き戻すことは絶対にできないので、「不倫なんてしなければよかった」とどんなに悔やんでも、過去は変えられないのです。やはり安定した幸せを手に入れるためには、既婚者ではなく、普通の男性と恋愛をするべきです。©Marco/Adobe文・小泉幸
2024年04月27日不倫は罪深い行為です。もし及んでしまったのなら、それ相応の代償を払うことになるでしょう。代償の払い方というのも人それぞれ違います。そこで、今まさにその状況にあるという男女に、“絶望的な現在”について語ってもらいました。養育費のため働き詰めに「4年前、私の不倫により妻と離婚をしました。もちろん私が悪いため、慰謝料を払い、子どもの養育費を払うことを約束。弁護士を通してしっかり書類を作って契約を交わしました。その後、社内不倫だったこともあり、会社に居づらくなって退職。転職したはいいものの、そこの給料が低く、養育費を払うために夜も別のところでアルバイトをしなくてはならなくなりました。そんな生活をもう2年以上続けています」タカシ(仮名)/31歳昼も夜も働き詰めの生活。子どもが自立するまで続くのかと思うと、なかなかつらい状況だと言えるでしょう。子どもから「会いたくない」と言われ「以前、家庭があるにもかかわらず、私はある男性を好きになり不倫をしてしまいました。その際、子どもをほかに預けるなどして出かけ、育児が疎かになり、離婚の際に親権が夫側にわたってしまいました。でも、月に1回は会えるという条件だったので、その日を楽しみに生活。そしていざ、約束の日を迎えたときです。なぜか夫しか現れませんでした。“あの子が会いたくないと言っている”と言うのです。そんなはずはないと電話で子どもと話をしましたが、“会いたくない”とハッキリ言われてしまいました。子どもの気持ちが落ち着くまで様子を見ようということですが、いまだに会えていません」マイ(仮名)/29歳子どもが会いたくないと言うのならば、強制はできません。自分の犯した罪がそこまで深かったということを痛感したことでしょう。生活が落ち着いたところで慰謝料請求「私の友人が職場の上司と不倫をして、それが原因で離婚をしました。離婚後は身辺がバタバタしてかなり大変そうでした。ひとり暮らしを始めて2年ほどして、ようやく生活も落ち着いたであろう頃です。友人から連絡があり、“不倫相手の妻から慰謝料を請求された”と報告を受けました。なんでも相手方の怒りが収まらなかったらしく、慰謝料請求が時効を迎える前にそういった手段を取られたそうです。その結果、再び友人の生活が不安定になってしまっています」リョウコ(仮名)/30歳慰謝料の請求には時効があります。そのあいだはいつ請求が来るか分からない状態ということ。気の休まらない時間が続きます。妻からの条件をのむしかない生活「3年前に、つい出来心で女性と関係を持ってしまい、それが妻にバレてしまいました。離婚をしたくなかったので、妻の条件を受け入れる形で許してもらったのですが……その条件というのが、“LINEをいつでも見られる状態にすること”“お小遣い制にすること”でした。今は、家ではスマートフォンはロックをかけず、妻は見放題。お小遣いもギリギリで、どこにも遊びにいけません。正直、何を楽しみにすればいいか分からない状態が続いています」ゲン(仮名)/34歳軽率な行動により、自由を制限される生活となってしまったようです。離婚を選ばないのであれば、妻の許しがあるまで受け入れるほかないのでしょう。“不倫した男女の絶望的な現在”をご紹介しました。どなたも悲惨な現状を迎えているようです。過ちを犯したことは確かですから、しっかり受け入れて再生への道を歩んでいくしかありません。©milatas/Adobe Stock ©naka/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月25日不倫はパートナーを裏切る行為。罪深い行為であり、いつかは相手にもバレて、痛い目を見ることになるでしょう。それが発覚するキッカケは、思いがけない人物からの密告による場合もあります。そこで今回は、“不倫発覚につながった意外な密告者”について、経験のある男女に話を伺いました。親友が呆れ果てた末に「元夫には、親友と呼べる友人Aさんがいました。私も何度も会ったことがあり、親しくしていたんです。ある日、Aさんから電話がかかってきました。内容は、夫の不倫を告げるもの。実は以前から知っていて、何度も止めたそうです。それでも夫は関係を続けたため、呆れ果てたAさんは、私に報告することを決めたそうで、なぜか“申し訳ない”と謝られました。その後、夫を問い詰めて、Aさんに聞いたと伝えるとあっさり不倫を認め、離婚となりました」アイ(仮名)/30歳親友として悪事を見過ごすことができなかったのでしょう。悪いことを悪いと指摘できるのが、親友。友人の行動は間違っていないはずです。隣人からの手紙「ある日、ポストを覗くと手紙が入っていました。何も書いていない封筒に1枚だけ紙が入っていて、パソコンで打ったと思われる短い文章で“〇月〇日に夫が女性を部屋に入れていた”という内容が書かれていました。その日はちょうど私が実家に帰省していたときで、信憑性を感じましたね。そのあと夫のスマートフォンを覗くチャンスがあり、LINEを見て女性とのやり取りを発見。私がいなかった日に、会う約束をしていました。あの手紙が誰から届いたのかはわかっていませんが、おそらくマンションの隣の部屋の人からだったのではないかと思います」アキコ(仮名)/33歳近くで生活していると、隣の部屋の様子も目につきやすいもの。見かけない女性を家に入れる現場を目撃して、見過ごせないと思ったのかもしれません。義母から申し訳なさそうに「数年前のある日、急に義母から、“今から行ってもいい?”と電話がありました。家にやって来て、申し訳なさそうに“息子には他に女性がいるかもしれない”と言われたんです。夫が実家に戻ってきたときに、部屋から電話での会話が聞こえたそう。相手は明らかに女性で、内容も男女の深い関係を匂わすものだったらしく…。“間違っていたらごめんなさい”と言われましたが、なんとなく私にも思い当たる節がありました。その夜、夫を問い詰めました。最初は否定していましたが、“じゃあLINEを見せて”と言うと急に黙り、不倫を事実だと認めました」ユキ(仮名)/29歳夫は実家で気を抜いていたんでしょうか。まさか身内から密告されるとは思ってもいなかったかもしれません。子どもの何気ない会話から「以前、私は不倫をしていました。ある日、実家に預けていた息子を迎えに行くのに、途中まで不倫相手の彼の車で送ってもらったときのこと。彼の車は海外製の少し珍しいタイプのスポーツカーだったのですが、そこから降りるところを、息子が偶然見かけてしまったようなんです。そしてその夜、夫がいるところで、“ママがに乗っていた”と車種を特定して言ってしまったのです。息子はちょうど車にハマっている時期で、車種を認識していたようで…。その場はごまかしましたが、夫は疑っていたようです。SNSから私の知り合いを探り、その車に乗っている人物を見つけ出して、不倫が暴かれてしまいました」ナオ(仮名)/31歳息子にとっての何気ない発言が、不倫発覚のキッカケとなってしまったんですね。そもそも実家へ子どもを迎えにいくのに、不倫相手に送ってもらったこと自体が間違いだったのでしょう。“不倫発覚につながった意外な密告者”をご紹介しました。世のなか、誰がどこで見ているか分かりません。不倫は思いがけないところから発覚してしまう場合もあります。誰にも見つからないことなど絶対にないと思うべきなのでしょう。©polkadot/Adobe Stock ©ponta1414/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月23日玖美さん(仮名・28歳)の会社の先輩である明智さん(仮名)は、既婚者でありながら女性を誘う軽薄なタイプだったそう。しかし離婚届の写真を見せられて、独り身になったことを信じた玖美さんは、明智さんと交際を始めます。ところがその後、偶然知り合った明智さんの友人・サキさん(仮名)から、離婚届が捏造されたものだと知らされることに。知らないうちに不倫に足を踏み入れてしまった玖美さんは、その後どうなっていったのでしょうか。離婚届は偽物だった「サキさんと別れたあとで、明智さんにサキさんから聞いた話が事実かどうか問い詰めました。明智さんが笑ってはぐらかそうとするので腹が立ち、真剣に尋ねているのだと強く訴えたところ、明智さんは呆れように、“引っかかるほうが悪い”と言ったのです。“よく見れば分かったはずだ”と完全に開き直っていました」慰謝料を請求すると言われて…「明智さんに離婚をしたと嘘をつかれていたとはいえ、不倫をしたという事実は消えません。罪悪感に苛まれ、これからどうすべきなのか悩みました。そんなある日、知らない番号から電話がかかってきたのです。出てみると女性の声で、“明智の妻です”と言われました。夫の不倫を疑い、スマホを覗いて私の存在を知り、連絡先を調べて電話をしたとのこと。実際に関係があったのかどうかを尋ねられ、私はどう応えていいものか考えてしまい、言葉が出ませんでした。そして、精神的な苦痛を受けたとして、“慰謝料を請求します”と言われてしまったのです」不倫相手の妻との対峙「まさに、人生が音を立てて崩れていくような感覚でした。ただ、ここで相手の言う通りにしたら、本当に人生が終わってしまうとも思いました。自分を守れるのは自分しかいないと思い、頭を切り替えて、“直接お話ししたい”と伝えたのです。すると向こうが、“分かりました”と受け入れてくれました。そして後日、あるカフェで待ち合わせすることに。明智さんの妻はアユミさん(仮名)という方で、物静かな印象でしたが、やはりピリッとした緊張感を纏っていました。正直に明智さんは離婚していると思っていたと伝えたところ、“なんとでも言えます”と返されてしまったので、あの偽物の離婚届の画像を見せました。いざというときに必要かもしれないと思って、サキさんから送ってもらっていたのです」噓をついた不倫男の末路「画像を見て、アユミさんの表情が変わりました。“そういうことですか”と納得してくれた様子を見て、私はようやく肩の力が抜けましたね。“あとは私が対応します”と言われ、その数日のうちに、会社のほうにアユミさんから連絡が入ったようでした。ただ、夫である明智さんの社内不倫を訴えるに留めたようで、相手が誰であるかは明かさないでくれたようです。そのため私にお咎めはなく、ペナルティを受けたのは明智さんだけ。明智さんにはその後、異動の辞令がくだり、別の部署に移っていきました。明智さん夫婦は、それからしばらくして離婚。私も、ほとぼりが冷めて社内で誰も明智さんの話題に触れなくなったころに、会社を辞めました。でもアユミさんは私のことを気にかけてくれて、よく連絡をくれました。その後いろいろあって、現在はアユミさんの父親の経営する会社で、いい条件で働かせてもらっています」“騙されて社内不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。嘘に巻き込まれた形でしたが、彼が軽薄なタイプであることは分かっていたはず。安易に信用すべきではなかったのでしょう。©buritora/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月21日世のなかには平気で噓をついたり、人を欺いたりするような人間もいます。玖美さん(仮名・28歳)もかつてそんなタイプの男性と出会ってしまったため、悲惨な状況に追い込まれてしまったそう…。当時の状況を詳しくお聞きしました。先輩との関係「私が以前勤めていた会社に、明智さん(仮名)という先輩の男性社員がいました。明智さんはスタイルが良くオシャレで色気を感じるタイプでしたが、既婚者です。それなのに女性を誘ったりすることもあり、軽薄な部分が見え隠れして、悪い噂を耳にすることもありました。私もたまに声をかけられて飲みに行くことがありましたが、“このあとどう?”とホテルに誘ってくるんです。でも、“結婚してますよね?”とかわしていたので、一線を越えることはありませんでした」離婚届を見せられて「明智さんは話が上手で、会話していると楽しいので、以降も二人で飲みにいく機会がありました。ある日、いつものように“このあとどう?”と誘われたので、いつも通り断って席を立とうとしました。ところがそこで、明智さんが“離婚したんだ”と言い出したのです。“前から夫婦仲が悪いって言ってたでしょう?”と見せられたスマホの画面に映っていたのは、離婚届。用紙には、しっかり明智さんと妻の名前が記入され、印鑑も押してありました。本当なんだ…と驚いたのと同時に、明智さんの誘いを断る理由がなくなった私は、ホテルへと行ってしまったのです」離婚のことは公表せずに秘密の関係「ホテルに行った後から、明智さんとの交際が始まりました。ただ、明智さんはまだ職場に離婚のことは伝えていなくて、生活が落ち着いてから公表するとのこと。私も納得し、職場には内緒で付き合っている状態となりました。本当は隠れて交際したくはなかったのですが、その秘密めいた付き合いを、私自身どこかで楽しんでいた部分はありました。でも、そんな状態は長くは続きませんでした。後日二人で飲みに行ったときに、事態が急変する出来事が起きてしまったのです…」離婚届の真実「お店に入ったところで、明智さんが何かに気づきました。カウンターで一人で飲んでいた女性が、明智さんの友だちだったのです。女性の名は、サキさん(仮名)。三人で一緒に飲むことになり、テーブル席に移りました。しばらくして、明智さんのスマホが鳴り、電話のため外に出て行きました。そこでサキさんが私に、“本気じゃないよね?”と聞いてきたのです。私としては、彼はすでに離婚もしているし問題ないと思ったのですが…。なんと、その後サキさんの口から聞かされたのは、“あいつ離婚してないよ”と言う言葉でした。そこで、“離婚届を見た”と伝えると、サキさんがスマホを操作し“これでしょう?”と離婚届の画像を見せてきました。この離婚届は、友だち数人で集まった際にサキさんが冗談で書いたものだそう。私はそれを聞いて、一瞬意識が遠のきました。私は、離婚したという明智さんの嘘を信じ、知らないあいだに不倫をしてしまっていたのです…。自分の浅はかさに、後悔してもしきれません」“騙されて社内不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。冗談で書いたものであったとしても、許されざる行為。以前から悪い噂がある人だと分かっていた男性相手ですから、彼女も関わるべきではなかったのでしょう。©milatas/Adobe Stock ©oka/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月21日病院に勤めている助産師の沙和さん(仮名・38歳)。結婚当初から子どもを望んでいたものの結局授からず。その影響で夫(哲也さん・仮名・40歳)との関係も冷めていくばかり。そんな時、病院に通院する患者さん(芹花さん・仮名・25歳)の夫(晴人さん・仮名・26歳)に一目惚れしてしまって。沙和さんからのアプローチで、二人はやがて不倫関係に。しかし、ある日突然彼に別れを告げられてしまいます。突然不倫相手に捨てられてしまった沙和さん。夫婦仲は冷めきっていたけれど、夫に不倫がバレていなかったので、とりあえず元の生活に戻ることにしたのだとか。職場は大混乱…騒ぎを起こしていた意外な人物とは…?「翌朝、職場は大騒ぎになっていました。とある女性(敏子さん・仮名・51歳)が『こちらで娘が出産したら、助産師に夫を略奪されたのよ』と先生に怒鳴り散らしていて。ふと目が合うと『どう責任を取るつもり!』と私に迫り来る女性…それはよく見ると元不倫相手の妻の母だったのです。さらに『娘の出産に立ち会っていたのに、その夫とよく不倫なんてできたわね』と怒り心頭。敏子さんは偶然私たちのデートを目撃した様子で…それをスマホで撮影して、証拠写真を片手に私の職場に乗り込んでいました」沙和さんは急に不倫相手が別れを告げてきたのは、敏子さんに不倫がバレて、家庭に戻るよう説得されたのだと悟ったそう。「敏子さんが職場にやって来たことで、先生や同僚に不倫がバレてしまいました。その場で、先生に『君はもうここに来る資格はない』『患者さんの夫と不倫なんかして…病院の信用問題にかかわる』と叱責されて。職場に居づらくなった私は、そのまま退職することに。でも、理由が理由なので、すぐにこの事実を夫に言い出せずにいました」帰宅するとリビングにある親子が座っていて…驚きのその正体とは…?「ある週末私は一人で買い物へ出かけました。帰宅すると、ある親子がリビングに座っており『君の知り合いだろう』と夫が話しかけてきて。そのタイミングで女性は『沙和さんが夫に「何かあったら個人的に相談にのります」とメモを手渡していたそうで…子育ての悩みを聞いてほしくて家に来ちゃいました』とニヤリ。なんと彼女は息子を連れた芹花さんだったのです。私と晴人さんが不倫していると母に聞かされ、自ら家に乗り込んできた様子。芹花さんは私が彼に手渡したメモを持参しており、それを見た夫が『沙和が相手を誘惑した証拠だな』と冷たく言い放ちました」悪い流れはさらに大きな波となって沙和さんに襲いかかります。「続けて芹花さんは『すぐにでも夫と離婚して、晴人さんと再婚しうちの息子を我が子として育てたいと言っていたそうじゃないですか』とダメ押ししました。ああもう何もかも終わりだ…と思った瞬間、彼女のスマホが鳴り出して。スマホの画面を見ると『ちょうど迎えが来ました』と言って芹花さんは玄関へ。そこに姿を現したのが彼女の母の敏子さん…うちの夫に『これが不倫の証拠写真です』と言ってスマホを見せたのです。その後、怒り狂った夫に離婚を言い渡されました」時を同じくして、沙和さんは体調を崩してしまったのだとか。「不倫がバレたこともあり、最初はストレスからくるものだと思っていました。でも、ひどい吐き気は一向に収まらず病院へ行くことに。診察の結果、私は妊娠していて…元夫とはセックスレスだったので晴人さんの子どもに違いありません。彼と別れている以上、私一人で育てるしかないと決意。夫に慰謝料を請求されているのですが、身重の体で働くことは難しくて。実家を頼ろうにも、元不倫相手の子を妊娠したなんて両親に言えるはずもないので帰ることもできず…。落ち着いたら両親には、哲也さんと離婚したとは伝えるつもりです。貯金を切り崩しアパートに住んでいますが、出産費用は高額なのでお金がどこまでもつか不安でたまりません」不貞を働いたことが原因で何もかも失った沙和さん。相手の家庭を壊すようなことをしたのだから、巡り巡って悪いことばかり起きても当然の報いと言えるのではないでしょうか。一時の感情で、むやみに不倫に走らないようにしましょう。©aijiro/Adobe文・菜花明芽
2024年04月20日結婚しているなら誰かにときめきを感じても、その気持ちを内に秘めるべきなのではないでしょうか。今回は、助産師として勤める病院に通う妊婦の夫に一目惚れしてしまい、自らアプローチした結果不倫関係に陥った38歳既婚女性のエピソードをご紹介します。子どもは授からなかったものの…助産師の仕事に誇りを持っていて沙和さん(仮名・38歳)は結婚しているにもかかわらず、現在とある既婚男性(晴人さん・仮名・26歳)とW不倫しているそうです。なぜ、沙和さんは不毛な恋に走ってしまったのでしょうか。「私は、夫(哲也さん・仮名・40歳)と二人暮しをしています。結婚当初から子どもがほしかったものの、残念ながら授かることはありませんでした。その影響もあってか、徐々に夫婦仲も冷めきってセックスレスが続くことに。仕事は病院に勤務する助産師をしており、新しい命の誕生を目の当たりにする度、この仕事をしていて良かったと思います」自分の仕事に誇りを持っている沙和さんが、この後不倫に陥るとは思えないのですが…。「ある患者さん(芹花さん・仮名・25歳)が夫を連れて病院にやってきました。彼を一目見て心奪われて…私の好みのタイプそのものだったのです。夫への愛が薄れゆく中、また誰かに恋心を抱く日が来るなんて思ってもみなくて。彼を特別な笑顔で出迎えたり、何かにつけてボディタッチをしたり、徐々に晴人さんと距離を縮めることに。芹花さんがトイレに行っている隙に、連絡先に加えて『何かあったら個人的に相談にのります』と書いたメモをそっと彼に手渡しました」すぐに晴人さんから連絡はなかったものの、それは沙和さんの想定の範囲内だったと言います。「そう簡単に既婚者の彼が私になびくとは思っていませんでした。でも、ある時期がきたら晴人さんから連絡がくるだろうと確信はしていて。芹花さんは予定日の前日に陣痛がきて…出産に夫である晴人さんと芹花さんの母(敏子さん・仮名・51歳)が立ち会うことに。もちろん私も助産師としてその場に居合わせて…無事男の子が誕生。周りは歓喜に包まれて…私自身子どもに恵まれなかったので、芹花さん夫婦を羨ましいと思いながら見ていました」この後、割と早い段階で晴人さんから連絡が入ったのだとか。「私が予想していたタイミングで彼から電話がありました。芹花さんと息子はすでに退院しており、現在は自宅で子育ての真っ最中。初めての育児にてんてこ舞いで、夜泣きもひどく妻がイライラする時期なので、晴人さんに助けを求められると踏んでいたのです。最初はただただ相談にのっていたものの、少しずつ『仕事で疲れているのに晴人さんも大変だね』『いつも頑張っているよね』と彼の気持ちに寄り添うことに。妻より私の方がずっとあなたを理解しているとアピールして…彼の心を掴み、やがて私たちは不倫関係になりました」沙和さんは自身も既婚者だと晴人さんに告げていたそう。彼は心満たされたい一心で、W不倫になっても構わないと考えていたのではないかと話します。「不倫関係にあるのに私たちは堂々とデートしていました。芹花さんは子育て中で自宅にいるし、私の夫も仕事が忙しいし、二人でいるところを誰かに見られる心配がなかったからです。私は見た目に気を遣い彼と会う前に必ず美容院で、メイクとヘアセットをお願いすることに。すると晴人さんは『妻は最近化粧もしていないし髪もボサボサで…それに比べて君はいつ見てもきれいだね』と褒めてくれました」デート終わりに沙和さんの自宅に寄って、二人はカラダを重ねていたのだとか。不倫相手に突然別れを告げられて…彼が発した衝撃的な言葉とは…?「ある日、晴人さんから電話がかかってきました。出るなり『やっぱり息子がかわいいから、俺は家に戻るよ』『これからはいい父親、いい夫になる』と言い出したのです。私は晴人さんに離婚を迫っており、自らも夫と別れ、ゆくゆくは彼と再婚しようと考えていて。彼の息子を実の子として育てるとまで決心していたのに…。頭が真っ白になり私が何も言えないでいると、晴人さんは一方的に電話を切ってしまいました」訳も分からず不倫相手に捨てられてしまった沙和さん。お互い既婚者と承知の上で付き合っていたのだから、望み通りの結果にならなくても仕方ないのではないでしょうか。©kapinon/Adobe文・菜花明芽
2024年04月20日葵さん(仮名・34歳)はカフェ巡りが趣味で、SNSなどにもよく様子を投稿していたそう。葵さんが職場にスイーツを差し入れた際、10歳下の後輩・牧本さん(仮名)がスイーツ好きであることが判明し、共通の趣味を持つ二人は意気投合します。あるとき、牧本さんからカフェのオープンイベントに誘われ、葵さんは一緒に行くことに。ところが約束の当日、カフェのオープンが延期になったことを知らされます。二人はカフェ巡りを楽しむことにし、2軒をはしご。そして3軒目は、カフェではなくホテルに行ってしまったそう…。不倫関係となった二人は、その後どうなっていったのでしょうか。彼と過ごす甘いひととき「牧本くんとは、たまに一緒にカフェに出かけました。今まで男性とそういった場所に出かけたことなどなかったので、新鮮で楽しかったですね。10歳下ということもあり、子どもっぽい反応がとても可愛く感じました。カフェ巡りのあとは、とまどいなくホテルに向かっていましたね。短時間ですが、甘いひとときを過ごしました。夫と子どもに対しては、常に罪悪感がありましたが…申し訳ないとは思っても、彼に会ってしまうとその感情が吹き飛んでしまい、関係を終わりにすることはできなかったんです」女性といる姿を見かけてしまった「牧本くんとの関係が半年ほど続いたころ、仕事帰りにたまたま彼の姿を見かけました。隣には女性の姿が……。距離が近く、ずいぶん親しくしているように見えました。その相手というのが、職場の別部署の女性だったんです。年齢は私とさほど差はありません。見た目も、そこまでいいというほどではない。私と何が違うのかというと、彼女は独身でした。独身というだけで、彼との可能性は広がります。逆に私はいつかは終わる関係。それを痛感し、軽い絶望感に襲われました」不倫相手と突然の別れ「牧本くんが女性と親しくしている姿を目撃した数日後。彼とカフェを訪れていたときでした。その日はいつもと少し雰囲気が違いました。まず、彼の口数がいつもより少ないんです。食べたかったはずの評判のフレンチトーストだったのに、食べても反応が薄くて。何かある…と察したところで、“こうやって出かけるのは最後にしたい”と言われました。私は、数日前に目撃した出来事について尋ねました。すると、“実はもう付き合っている”と言われたんです。大ショックで涙が溢れてきました。ただ、私は既婚者。別れようと言われて、引き留めることはできません。受け入れるしかありませんでした。そこからしばらく、家事は疎かになるわ、仕事に集中できないわ。会社に行くのもとても憂鬱でした」自暴自棄になり夫に告白「夫が、私の落ち込んでいる様子に気付いたんでしょう。“職場で何かあったのか?”と尋ねてきました。私は、そのときどうかしていました。自暴自棄になっていたのでしょう。すべてを話して楽になりたいという感情が働き、不倫を告白してしまったのです。夫の表情がみるみる険しくなりました。そして、“お前とはもう一緒にいられない”と言い、子どもを連れて実家に戻ってしまいました。気力を失っていた私は、止めることもできず、二人が去っていく様子をただ茫然と眺めるしかありません。今は家族と別居中で、仕事もやりがいを感じません。大好きだったカフェ巡りも行けず、SNSの更新も止まったまま。すべてが停止した状態です」“スイーツ好き男性と社内不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。不倫によりすべてを失い、虚無感に襲われた状態が続いているようです。趣味をきっかけとした関係であっても、不倫に堕ちてしまえばすべてが崩壊してしまうのでしょう。©milatas/Adobe Stock ©west_photo/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月17日自分の趣味や、夢中になっているものに共感してくれる人がいたら嬉しいですよね。そんな人と出会うことができれば、自然と距離も近くなりやすいはずです。葵さん(仮名・34歳)も同じ趣味の男性と親しくなった結果、不倫関係に堕ちてしまったそう。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。職場のスイーツ好き男性「私の趣味はカフェ巡りです。結婚する前からちょこちょこ通っていたのですが、結婚後出産をしてからは、仕事の休みの日に子どもと出かけたり、親しい友人と出かけたりしていました。その様子を写真におさめてSNSに投稿するのも、楽しみのひとつでした。あるとき、カフェで購入したスイーツを職場に差し入れとして持っていきました。そのころ評判だったカヌレを差し入れると、ひとりの男性社員が、“甘いもの大好きなんです!”と飛びついてきました」共通の趣味を見つけて話しかけると…「興味を示してくれたのは、牧本くん(仮名)という10歳下の後輩の男性社員でした。以前から、無邪気で可愛いなという印象は持っていましたが、カヌレをおいしそうに食べている姿がさらにその印象を強めました。牧本くんとは年齢差もあり、あまり個人的に話す機会はありません。でも、共通の好みを見つけたので、話しかけてみたんです。私がカフェ巡りの話をすると、興味を持ってくれたのでSNSをやっていることも伝えました。そうしたら翌日、“SNS見ました!”と言ってくれて、とても嬉しかったです」初めて二人でカフェに「それから牧本くんとは、“このカフェは評判がいい”“スイーツがおいしい”といった情報交換をLINEでするようになりました。ある日、仕事が早く終わり、牧本くんともタイミングが合って、職場近くのカフェに二人で寄ることに。30分程度の時間でしたが、直接話ができるのは、LINEとは違った喜びがありました。すると後日、牧本くんからLINEが届き、“友人がカフェをオープンするので、初日に一緒に行きませんか?”と誘われたのです。私は即OKしました」カフェをはしごした後に向かったのは…「約束の日、私は実家に子どもを預けて、待ち合わせ場所に向かいました。カフェの最寄りとなる駅前に到着すると、すでに牧本くんが待っていました。でも、少し浮かない表情をしていて、私に“ごめんなさい”と謝るのです。“実は話が二転三転して、店がまだオープンにこぎつけていない”と言うのです。でも、せっかく私と約束したのに、“今更キャンセルはしたくなかった”と……。私はその言葉を嬉しく思ったので、私のおすすめするお店に行くことにしたんです。さらに移動してもう1軒。カフェをはしごしました。計3時間ほど一緒に過ごし、完全に打ち解けていました。さんざん話をしたのに、まだまだ話し足りない気分に。そして、2軒目のカフェを出てもう1軒、とはなりませんでした。私たちの向かったのは、ホテル。そこで、甘い時間を過ごしてしまいました……」“スイーツ好き男性と社内不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。年下男性と過ごす甘い時間に酔いしれてしまったようです。既婚者であるのなら、異性と出かける際は軽い感覚で行動してしまわないよう注意が必要でしょう。©chachamal/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月17日自分の夫が不倫している、そして不倫相手の誕生日を祝おうとしていると知ったら、腹が立ちますよね……。ということで今回は、不倫女の誕生日に復讐した話を紹介します。夫と不倫相手が泊まるホテルを予約し、両親を連れて行った「夫が不倫していると知りショックでした。しかも夫は不倫相手の女の誕生日を祝おうと、なんと私たち夫婦が記念日によく利用する高級ホテルに泊まるようで、怒りで爆発!そこで私は、夫と不倫相手の女が高級ホテルに泊まる同じ日に、ウチの両親とそのホテルに泊まることにしました。夫がどの部屋に泊まるか、どのレストランを予約しているかまで知っていたので、夫たちの部屋の隣を予約し、レストランも夫たちと同じ時間を予約しました。で、不倫相手の女の誕生日当日、夫と不倫相手とホテルで偶然を装い遭遇し、当然ですが2人とも気まずそうな顔をしていましたね(笑)。私たちが隣の部屋にいることを知った夫は泊まるのをあきらめたみたいです。そりゃそうですよね」(30代女性)▽ 奥さんの両親が、いったいどんな気持ちで義理の息子の不倫現場を見ていたのか……気になりますね。
2024年04月17日多くの人にとって、不倫をすることはハードルの高い行為でしょう。だからこそ、不倫を始めてしまうのにも何かしらの動機があるはず。しかし、それは得てして自分勝手なものである場合が多いようです。今回は、“不倫に走った呆れた動機”について、経験のある男女の話をご紹介していきます。一期一会の出会いに惹かれた「僕が勤めている職場の、年に1度あるかないかの出張に行ったときです。夜、ひとりで食事をしていたら、隣のテーブルに座る女性と会話を交わすタイミングがありました。そのまま帰るのが惜しくなり、ダメもとで次のお店に誘ってみると、なんとOK!二人でお酒を飲み、“もう二度とこんなことはないだろう…”と思って、ホテルに誘い関係を持ってしまいました。よく聞くと、彼女も既婚者。お互いにこれが最初で最後だと察していたのか、連絡先も交換しなかったです」エイタ(仮名)/30歳一期一会の出会いのような感覚になったのでしょう。しかし、そんな出会いは意外と多いもの。それが動機となると、また同じことをやりかねません。不倫中の友人の気持ちを理解しようとした「私には、学生時代から親しくしている友人がいます。あるとき友人が、“付き合っている人がいる”と言うのです。私も彼女も既婚者。“夫も彼も愛している”と言うのですが、その感覚が理解できませんでした。でも、彼女がとても楽しそうで、充実しているような素振りを見せるんです。そんな友人の存在があったため、気持ちを理解したくなり、つい私も同僚と不倫をしてしまったことがあります。ただ、私の場合は罪悪感しかありませんでした。結局友人も不倫がバレて離婚していましたね」アオイ(仮名)/33歳友人の気持ちを理解したかったというのは、言い訳にすぎません。友人と同じように、不幸な道をたどる可能性も大いにあったでしょう。妻のほうが交際人数が多かったから「僕は、初めて付き合った女性と6年続いていました。今の妻は、2人目の彼女。あるとき会話の流れで、妻が“今までに7~8人と付き合った”と言うので、なんだか納得できないような気分になりました。それからしばらくして、親しくなった女性ができた際に、“妻のほうが交際人数が多いし…”という自分でもよく分からない理由をつけて不倫をしてしまったことがあります」トシ(仮名)/32歳妻に交際人数で負けている、という悔しさでも抱いていたのでしょうか。自分でも言っているとおり、到底納得できる理由ではありませんね。女性として求められたのが嬉しくて「結婚して子どもが生まれ、夫からも女性として見られている感覚がなくなっていました。“女性として終わったのかな…”という意識すら芽生えていました。そんなある日、友人とバーに出かけたんです。そこのスタッフの男性に、“キレイですね”と褒められて嬉しくなりました。以来、そのお店に通うように。男性と連絡先を交換し、“二人で会えませんか?”と誘われたとき、女性として求められた喜びを感じました。今も関係が続いていますが、彼と会うと、自分が一人の女性でいられる気がしています」ナナ(仮名)/35歳不倫によって、妻でも母でもない自分自身を愛してくれている、と感じられているのかもしれません。しかしその関係は、いずれ家庭を破壊しかねないことを認識しておかなければならないでしょう。“不倫に走った男女の呆れた動機”をご紹介しました。やはり、どれも自分勝手な意見です。自分のことばかり優先していると、いつの間にかほかの誰かを傷つけ、やがてそのツケが自分に回ってくるのでしょう。©yamasan/Adobe Stock ©taka/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月12日不倫が妻にバレた男性の中には、謝ってなんとか許してもらえたという夫も多いよう。妻の器の広さに救われたと言ってもいいでしょう。ところが夫に不倫をされた経験を持つ女性に話を聞くと、そう単純な話ではなさそうです。不倫をしておきながら、さらに呆れるような行動をとって妻をイラつかせる夫もいるのだとか…。今回は、不倫夫の許せない言動を紹介します。妻の浮気を疑ってくる「うちの夫は、過去に自分が不倫をしたことがあるくせに、私の浮気を疑ってくることがあってイラつきます。女友達と飲みに行って帰ってくると『最近やたら飲み会が多いけど、男と会ったりしてないよね?』と詮索してくるんです。誰もが浮気をすると思ったら大間違い。自分と一緒にしないでよ…と怒りに震えることがあります」(真琴/32歳)自分が不倫をした経験があるからこそ、妻も不倫しているのでは…?と疑心暗鬼になってしまうのかもしれません。そもそも自分がされて嫌なことはすべきではないと、不倫をしているすべての男性に気づいてほしいです。夫の何気ない一言に不信感「3年くらい前に夫が年下の女性と不倫していたことが発覚して、すごく傷つきました。その後は夫も態度をあらため、かなり反省したようだったので、私も最近は彼を信じるようにしていたのですが…。ところが最近、知人男性が10歳以上年下の女性と結婚した話が出て、夫が何気なく『10歳年下?いいなあ』とつぶやいたんです。その一言で、年下女性と不倫していた過去が蘇ってしまい、最近また夫が信じられなくなっています…」(悠里/36歳)過去に一度でも不倫という罪を犯し、妻を傷つけた経験がある男性は、どんなに時間が経ったとしても発言には気をつけるべき。深い意味はない言葉だとしても、不倫の過去を少しでも思い出させるような発言は厳禁です。妻は再び傷つきますし、不信感が募るでしょう。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、不倫が妻にバレてしまったのであれば、その後は一生かけて償うくらいの覚悟がないと、許してもらえません。「何年か前に夫の行動が怪しくて探偵をつけてみたら、不倫が発覚しました。その時はかなり揉めたものの、夫が平謝りしてきて離婚は踏みとどまったんです。ところが最近結婚記念日があって、夫がレストランを予約してくれたんですが、なんとそのお店が、以前不倫相手とデートしていた店だったんです…。探偵が撮った写真にお店が写っていたので、はっきり覚えていて。その日以来、怒りが再びこみ上げてきて、夫のことが許せません」(ひとみ/35歳)不倫を許してもらえただけでも奇跡のようなものなのに、妻への感謝の気持ちを忘れて、不倫相手を連れて行った店に妻と行くなんて、信じられない行為です。妻の心の傷をえぐるような行為は絶対にやめるべき。結局、反省が足りないのかもしれませんね。夫に不倫をされた妻に聞いた「不倫夫の許せない言動」を紹介しました。不倫がバレても、妻が許してくれたのだから一件落着…と思い込んでいる男性も多いのかもしれませんが、大間違い。一度でも裏切られた心の傷は簡単には癒えません。愛想を尽かされたくないのであれば、誠意ある行動を心がけて、名誉挽回してほしいものです。©kei907/Adobe文・小泉幸
2024年04月11日不倫はリスクが伴うものなので、大きな犠牲を払うことになる可能性もあります。最悪の場合、自分の人生を大きく狂わせるような状況に陥ってしまうことも…。そこで今回は、女性たちが「心の底から不倫を後悔した瞬間」について紹介します。メンタルを病んでしまった「相手が“妻とは離婚する”と言うから不倫をしてしまいましたが、なかなか別れてくれずにストレスで体調を崩しました。そこから不倫をしたことへの後悔とか罪悪感もどんどん大きくなって、うつ病のような状態に…。全て自業自得ですが、本当にボロボロになりましたね」(20代・女性・WEB制作)不倫は、罪悪感や後ろめたさ、自己嫌悪などを抱えながらの関係性でもあるでしょうから、精神的に追い詰められてしまう可能性も。精神面と体調面の両方にダメージを受けてしまう場合もあるので、やはり健全な恋愛をするのが一番でしょう。職場にいられなくなった「上司と1年半近く不倫関係にありました。バレそうな気配すらなかったのでちょっと気を抜いていたら、仕事帰りに二人で腕を組んで歩いているところを同僚数人に見られてしまって…。そこから噂が社内中に広まり、会社に居づらくなって私が辞めるしかなくなってしまいました」(30代・女性・不動産関係)同じ職場の人と不倫関係に陥った場合、バレたときの影響はかなり大きなものになるでしょう。職場の人間関係がおかしくなったり、仕事に支障をきたしたり、場合によっては退職しなくてはならなくなったり…。せっかくのキャリアに傷をつけることにもなりかねないので、リスクは最初にきちんと認識しておくべきでしょう。SNSに晒されてしまった「私が働いている飲食店によく来てくれるお客さんと不倫関係になってしまい、それが相手の妻にバレて大変な目に遭いました。お店にも怒鳴り込んできたし、SNSにも私のことやお店のことなど色々と晒されて…。不倫相手は一切守ってくれないし、お店にも迷惑をかけて、本当に不倫をしたことを後悔しました」(20代・女性・飲食)不倫相手の妻の怒りに触れたら、とんでもない目に遭う可能性も。慰謝料を請求されたり、全てを暴露されたりするケースもあるでしょう。最近ではSNSで晒される危険性もあるので、軽い気持ちで不倫に足を踏み入れるのはリスクが大きすぎます。不倫相手の子を妊娠してしまった「友人から『不倫相手の子を妊娠した』と泣きながら電話がかかってきたことがあります。不倫はやめなとずっと言っていたのに聞く耳を持ってくれなかったので、だから言ったじゃんという気持ちにしかなりませんでした。今は一人でその子どもを育てているので、応援はしています」(30代・女性・看護師)友人からの忠告は素直に聞いておくべきだったのでしょう。不倫相手との関係性のみならず、家族や友人にも少なからずネガティブな影響を与えてしまうものなのです。不倫にはたくさんのリスクが潜んでいます。そういった恐ろしさをちゃんと知っておかないと、間違いなく後悔することになるので、安易に足を踏み入れないようにしてくださいね。©buritora/Adobe Stock ©taa22/Adobe Stock文・山田周平
2024年04月09日ヨガインストラクターをしている有紗さん(仮名・31歳)。ジムに勤務していたものの独立を機に出張ヨガに働き方を切り換えて。ある生徒さん(結奈さん・仮名・32歳)の上から目線の態度に腹を立て、仕返しに夫(一哉さん・仮名・42歳)を略奪することを決意。やがて二人は不倫関係に。彼に金銭的援助を受けるも、有紗さんは突然別れを告げられてしまいます。彼を妻から簡単に奪えると思っていた有紗さん。結奈さんに不倫がバレた以上、合わせる顔がないのでレッスンの受け持ちを辞めることに。その一方で、今後はヨガ教室に力を入れることにしたのだとか。元不倫相手からの資金援助が終了…どうにかヨガ教室を勢いづけようとするも…「彼と別れて金銭的援助がなくなっても、どうにか自分のヨガ教室を守ろうと必死でした。新しい生徒さんを募集することでレッスンの数をグッと増やし経営を軌道にのせることに。教室のホームページだけでなく現在いる生徒さんにも協力してもらって、動画サイトでヨガレッスンの生配信をすることを告知。オンラインでもたくさんの人が見学できるよう工夫しました」しかし、当日とんでもない人物がヨガ教室に現れたのです。「その日、教室で見学するかたも数人来ていました。私は張り切ってヨガレッスンの生配信をスタートさせたのですが…。突然、ある女性が立ち上がったかと思うと『うちの夫に出資してもらったヨガ教室は順調?』と言い出して…さらに周りを見渡しながら『私も先生の教え子なんですよ、みなさんも夫を奪われないよう気をつけてくださいね』とニヤリ。なんと元不倫相手の妻である結奈さんが教室に乗り込んでいたのです。忙しかった私は彼女がそばにいることに気づかず…。さらに結奈さんは『これが不倫の証拠です』と探偵に撮らせた写真をスマホでみんなに見せ始めて。私の不倫の事実はその場にいた生徒さんたちだけでなく、生配信を見ていた多くの人にも知れ渡ってしまいました」このトラブルが原因で生徒数は一気に激減して、有紗さんはやむなくヨガ教室を畳むことになったのだとか。真夜中に家のインターホンが鳴って…そこに現れた意外な人物とは…?「私は精神的にショックを受けて家に引きこもりました。職も失った上に、マンションの家賃も払えなくなりそうで、絶体絶命のピンチに立たされることに。そんなある日、深夜に突然うちのインターホンが鳴って…恐る恐る玄関モニターを見ると、そこには元不倫相手の妻の姿が…。正直、結奈さんが家にまで押しかけてくるとは思ってもみませんでした。一哉さんに私の住所を聞き出してやって来たのでしょう。彼女は『あなたに夫は渡さないから』『お金がほしくて不倫に走ったんでしょ、軽い女ね』と大声を出し始めて。私は驚きのあまり立ちすくんでしまいました」結局、有紗さんは玄関から出ることはなかったそうです。「その後顔を合わせることなく、結奈さんは帰っていきました。翌朝、ごみを捨てに外へ出ると『昨夜はうるさかったね』と隣に住む男性に嫌味を言われて…私は『ご迷惑おかけしてすみません』とすぐに謝罪。すると『お金を払ったら、俺とも関係を持ってくれるの?』とニヤニヤしてきて。この言葉を聞いて、昨日彼女が騒いだのも私がマンションに住みにくくするためだったのではと悟ったのです。私は恐怖を覚えマンションを出ることに…帰る実家もなくホテルを転々とする日々。元不倫相手の妻から慰謝料を請求されるも、精神的ダメージから仕事に復帰することはできそうもありません。何もかも失った私はこれからどう生きていけばいいのでしょうか」一方的に腹を立て仕返しに夫を略奪した有紗さん。たとえ不倫相手にすべてを満たされたとしても、人の家庭を壊すようなことをしたのだから、満足いく時間が長続きしなくても仕方ありません。結果的に身を滅ぼすことにならぬよう、しっかり自分の感情をコントロールしたいところです。©SOMKID/Adobe文・菜花明芽
2024年04月08日上から目線の態度を取られると誰でも腹が立つのではないでしょうか。今回は、ある人物からのマウントをきっかけに既婚男性との不倫に走ってしまった31歳女性のエピソードをご紹介します。仕事で独立するも…ある生徒さんの存在が悩みの種に有紗さん(仮名・31歳)は現在とある既婚男性(一哉さん・仮名・42歳)と不倫関係にあるそうです。なぜ、有紗さんは先の見えない恋愛に足を踏み入れてしまったのでしょうか。「私は一人っ子で早くに両親を亡くしました。ですので、しっかり働いて一人でも生きていけるようにと考えていて。ヨガインストラクターとしてジムに勤務していたのですが、最近独立して出張ヨガに切り替えることに。ゆくゆくは自分のヨガ教室をひらくことが夢なんです。少しずつ生徒さんが増えてきて…私はやる気にみなぎっていました」こんなにも仕事熱心な有紗さんが不倫に陥るとは到底思えないのですが…。「実はある生徒さん(結奈さん・仮名・32歳)のことで頭を悩ませていました。彼女は、大きな家に住む社長夫人で年齢も近いこともあり、私にとって憧れの存在だったのです。レッスンは真剣に受けてくれるし、ポージングも呼吸もうまいし、ヨガについては何も言うことはないのですが…。帰り際になると『あなたこの仕事で食べていけるの?』『生活が大変ならもっと月謝を払ってもいいわよ』と上から目線で物を言ってきて。最初は笑顔で受け流していたものの、結奈さんの偉そうな態度に内心イライラするようになりました」不満を募らせた有紗さんは、ある人物に目をつけるようになったと言います。「結奈さんは主に夕方ヨガレッスンを行っていました。そのため、彼女の夫である一哉さんが仕事から帰宅し、私と顔を合わせることもしょっちゅうあって。彼とは挨拶を交わす程度だったのですが、マウントばかり取る結奈さんに一泡吹かせたい一心で、夫を略奪することを決意。彼女がトイレに行っている隙に、私は連絡先を書いたメモを一哉さんにそっと手渡したのです」有紗さんの思惑通り、程なくして一哉さんから電話がかかってきたのだとか。「私は一哉さんと頻繁に連絡を取り合うようになり、やがて不倫関係になりました。彼は社長なので羽振りがよく、私にタワーマンションの部屋を用意してくれたり、念願のヨガ教室をひらく資金も出してくれたり…それはもう至れり尽くせりで。妻の結奈さんが週末他の習い事をしているのをいいことに、彼女の外出中に家を訪れ、そのまま夫婦のベッドで彼とカラダを重ねていたのです。その上、勝手に彼女のブランド品を身にまとい『妻より君の方がずっと似合っているよ』と彼に褒められて、私は完全に調子に乗っていました」一哉さん夫婦には子どもがいなかったので、有紗さんは彼を簡単に奪えると思ったそう。突然不倫相手に別れを告げられて…その時彼が手渡してきた封筒の中身とは…?「いつものように週末彼の家に行きました。すると、一哉さんは神妙な面持ちで『妻に君との不倫がバレた』『俺は社会的立場があるから妻とは離婚できない』と言うと『これで不倫はなかったことにしてくれ』と私に分厚い封筒を手渡してきて。中身を確認するとそれは多額の手切れ金だったのです。驚いた私は、思わず受け取りを拒否。そうすると彼は『もう別れるのだからマンションの家賃も払わないし、ヨガ教室へのお金も出さない』『わかったらすぐに帰ってくれ』と冷たく言い放つと、その場を去っていきました」あっけなく彼に捨てられてしまった有紗さん。別れを機に金銭の提供をしてもらえなくなっても、自らの努力で手にした訳ではないのだから、何も文句は言えないのではないでしょうか。©Maksim Kostenko/Adobe文・菜花明芽
2024年04月08日新卒で入社したばかりの会社で、既婚者だとは知らなかった年上の先輩社員と深い仲になってしまった奈々美さん(仮名)。不倫相手の山本さん(仮名)の「もう離婚間近」という言葉を信じ、軽い気持ちで不倫関係を継続してしまったそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、社内不倫をしたせいで人生が転落した20代女性のエピソードをお届けします。SNSに不可解なコメントが…奈々美さんが山本さんとの社内不倫を続けていたある日、奈々美さんのSNSに「この女は不倫をしている」という趣旨のコメントが何度かつくようになったとのこと。不気味に思いながらもSNS上で返信はせず、おかしなコメントがつくたびに削除をしていたそうですが、次第に我慢の限界を迎えたそうです。「しばらくは、悪質なイタズラだと思いながらも静観していたのですが、何日かに1回そういうコメントが入ってくるので、思い切って送り主にDMを送ってみたんです。すると、コメントをしていた相手は自ら、山本さんの妻だと正体を明かしてきて、私と二人で会いたいと言ってきました」なかなか離婚をしない山本さんに対して不満が大きくなっていた奈々美さん。山本さんの妻がコンタクトをとってきたことで、妻に対して離婚について直接提案ができると意気込んでいたそう。そこでDMではあえて細かい話をせず、会ったときにきちんと話そうと思い、数日後に会う約束をしたといいます。不倫相手の妻は自分と同世代だった「待ち合わせ場所に向かうと、山本さんの妻が約束通りに現れました。驚くことに、妻は私と同世代の女性だったんです。私は山本さんの話ぶりから、てっきり妻は私よりもうんと年上で、山本さんと同じくらいの年齢だと思っていたので、すごく年下の妻だったことにショックを受けました」妻いわく、山本さんとは社内結婚で、夫は彼女の教育係を務めていたという事実が発覚。妻と自分がまったく同じパターンだったことに驚くとともに、ここで初めて山本さんが年下好きの浮気症であることに気づき始めたそうです。「山本さんは前職のころ、妻が育休中に新卒社員と不倫をしたことが会社にバレて、転職に至ったことも判明しました。山本さんはただ若い子が好きなだけだと妻から聞かされて…。もはや私からは、何も言えませんでした」打ちひしがれた奈々美さんは、その後すぐに山本さんとは別れました。しかし、社内の人たちは奈々美さんと山本さんとの関係を薄々察していたために、奈々美さんは不倫を終えてからも、同僚たちから腫れ物に触るような扱いを受け続けたと言います。「仕事をするにも支障が出て、社内の人間関係が気まずくなったから、結局は自主退職しました。せっかく頑張って入った会社なのに、不倫のせいで過去の努力が水の泡です。親にも退職の本当の理由を話せませんでした。若い女の人と不倫をしたいだけだった人に騙されるなんて…。あの頃に戻れるなら、山本さんとは絶対に深入りなんてしません。今はただ、失ってしまったキャリアをどう巻き返したらいいのかと、毎日悩み続けています」不倫をしている最中には、自分だけは特別と錯覚をしたり、妻よりも自分のほうが愛されていると思い込んだりしがちです。しかしそういった幻想から目が覚めたときに、失っているものの大きさに気づいて愕然とする話は後を絶ちません。身近な人と不倫関係になりそうになっても、絶対に応じるべきではないのは言うまでもないでしょう。©K+K/Adobe Stock ©naka/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月07日社会人になって間もない頃は、知らないうちに世間の荒波に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。20代前半で予想もしなかったドロドロの不倫に足を踏み入れ、人生を大きく狂わせてしまった女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。相談役の先輩社員と社内恋愛をスタート奈々美さん(仮名)は新卒で、とある企業に入社。その会社では直属の上司とは別に、先輩社員が新卒社員の相談役を務める“メンター制度”を取り入れていたそうです。奈々美さんのメンターの山本さん(仮名)は、奈々美さんが就職活動のときにOB訪問でお世話になった先輩社員で、「顔を知っている人がメンターで良かった!」と、すっかり安心。山本さんを頼りにしていた奈々美さんでしたが、これがきっかけで奈々美さんの人生は大きく狂ってしまう事態に…。「OB訪問で10歳近く年上の山本さんの話を聞き、仕事や会社に憧れを抱いていました。山本さんのおかげでその企業への志望度が高まったという背景もあり、私は山本さんとの運命的なつながりを感じて舞い上がっていました。メンターとは頻繁に話をする間柄なので、仕事の相談をするうちに山本さんと私の距離はどんどん縮まっていきましたね。毎週末は山本さんと飲みに行くのが当たり前になって、自然と男女の関係も持つ仲になっていったんです」恋人が既婚者だと知って…奈々美さんはしばらくの間、仕事もできて優しく、大人の魅力を感じる山本さんと、社内恋愛ならではのシチュエーションを楽しむ日々を送っていたとのこと。ところが、順調に交際が進んでいると思っていたある日、山本さんから実は既婚者だと打ち明けられてしまいます。「その話を聞いたときには、“え?まさか?”という感じでした。だって山本さんは家庭を持っている感じが全くなかったし、週末も普通にデートをしていたので…。ただ、山本さんの年齢を考えると結婚をしていても不思議ではないと、そのときに初めて気づきました。山本さんからは“夫婦関係は冷え切っていて、もう離婚間近”と聞いたので、それなら妻と別れるまでの辛抱だなと思うことに。不倫は嫌でしたが、少しの我慢だと納得して、関係を続行する道を選びました」結婚をしていても生活感がなく、既婚者の雰囲気をまったく感じさせない人もいます。すでに想いが盛り上がっている段階になって、実は既婚者だと打ち明けられても、気持ちの整理をつけるのが難しい場合もあるでしょう。隠れ既婚者と不必要な距離を縮めないためにも、親密になる前の段階で相手の既婚の有無は、きちんと確認しておくに越したことはありません。©wichayada/Adobe Stock ©琢也 栂/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月07日会社の課長(既婚者)に勧められたことをきっかけに、サウナにハマった美羽さん(仮名・28歳)。彼氏に“一緒に行こう”と誘ったところ、断られてしまいますが、そのあと上司に誘われて二人でサウナに行くことに…。自然と距離が縮まり、ホテルに誘われて深い関係になってしまったそうです。その後関係はどう変化していったのか、詳しくお聞きしました。課長とサウナデートを重ねる日々「課長と二人でサウナに行ったあと、そのままホテルに行くような関係が続きました。二人で入れるようなプライベートサウナに出かけたり、少し足をのばして、山のなかにあるサウナなどに出かけたりもしましたね。課長とはどんどん親密になり、まるで恋人のような感覚に。一方で、彼氏とは疎遠になっていきました。課長と関係が始まったころに、“妻とうまくいっていない”“離婚も考えている”と言っていたこともあり、私もどんどん本気になっていきました。ただ、付き合いが長くなるにつれて、次第にそんな言葉を聞かなくなっていったんです」「離婚の準備も整いましたか?」と尋ねると…「あるとき課長が出張に出かけ、“今日はのサウナに行ってきた”とLINEが届きました。そうやって連絡は取り合っているものの、内容はサウナの話ばかり。私は、単なるサウナ仲間にしか思われていないのでは…と思ってしまいました。そこで、ちょっとした意地悪も込め、冗談半分で“離婚の準備も整いましたか?”とLINEを送ってみたんです。それに対して、返事がありませんでした。それどころか、その連絡を境にピタッとサウナへの誘いもなくなってしまったのです」他の女性社員をサウナに誘う課長に激怒「課長とプライベートで会う機会のないまま、1か月ほどが経過しました。課長は、職場では相変わらずサウナトークを繰り広げていて、同僚たちに対してサウナの素晴らしさを語っていました。そのなかに新人の女性社員がいて、彼女が“行ってみたい”と興味を示したんです。すると課長が“今度行こう!”と嬉しそうに応えていたのです。その様子を横目に見ていて、私のなかで何かがブチッと切れました」職場と妻に不倫を暴露しようとして…「課長に、“私とは一緒に行ってくれないのに”とLINEを送りました。そこで普通に誘ってくれたらいいのに、“あれは社交辞令だから”とただ言い訳してきたので、頭にきてしまいました。“会社に私たちの関係を伝えます”と伝えたあと、怒りのままに“妻にも伝えます”と送りました。すると、課長から電話がかかってきました。冷静になるように言われ、そんなことをしたら会社にいられなくなる、と諭されて…。“妻からも慰謝料を請求されかねない”とも言われ、少し落ち着きました。私も、職場を離れるのは嫌だったので思い止まることに。課長との関係も、これ以上先はないと諦め、解消することになりました。あれから半年ほどが経ち、今も同じ職場で働いていますが、ギクシャクした関係が続いており、居心地の悪さを感じます。課長もその一件以来、職場でサウナの話を一切しなくなりました」“サウナ好き上司と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。不倫をしたあと、もとの関係に戻れることはありません。人間の感情は、そんな都合よくはいかないもの。同じ職場で働きながらも、これからさらにこじれていく可能性もあるでしょう。©kevers/Adobe Stock ©DimaBerlin/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月05日趣味が合う人とは、距離が縮まりやすいもの。そんな相手が職場にいたのなら、すぐに親しくなることでしょう。美羽さん(仮名・28歳)も勤めている会社の上司と、ある共通の趣味がキッカケで深い関係になってしまったのだとか…。当時の状況を詳しくお聞きしました。職場のみんなでサウナへ「私の勤めている職場は、みんな仲が良く、アットホームな雰囲気でした。というのも、上司である課長が気さくな人だったからです。40代半ばで既婚者、コミュニケーションを大事にするタイプの人でした。その上司の趣味が、サウナ。普段からよくサウナの話をしていました。たまにある出張では、ついでに地方のサウナにも出かけて満喫しているよう。そしてあるとき、“みんなで行こう”と声がかかり、課長のおすすめのサウナに職場の仲間5~6人で出かけることになりました」上司のレクチャーでサウナに目覚める「私はそれまで、サウナの経験がありませんでした。なので、入り方について課長から指導を受けていました。サウナに10~12分入ったあと、水風呂に行き、外気浴で1セット。これを3セット繰り返すように言われていました。初めての経験でキツかったんですが、なんとか熱さに耐えて3セットをこなしたとき、よく聞く“整う”感覚を味わいました。カラダが軽くなるような、スッキリとするような……こんなに気持ち良いものなのかと、サウナに目覚めた瞬間でした」上司を男性と意識した瞬間「サウナから出たあと、宴会場のようなところでみんなで乾杯しました。そこで飲んだビールも最高においしくて。そのとき、課長がすぐ近くにいたんですが、やけに肌が艶々していて綺麗だったんです。溌溂としていて、若返っているようにも見えて、ドキッとしてしまいました。初めて、課長を男性として見てしまいましたね。その後、また個人的にサウナに行きたいと思いました。当時彼氏がいたので、一緒に行こうと誘ってみたんですが、“俺、熱いの苦手なんだよ”と断られてしまい…。課長とLINEでやり取りをしながら、おすすめの場所を聞いたりしましたが、一人だとなかなか気が進まずにいました」上司と二人きりでサウナへ「しばらくして、職場で課長が私に紙袋を渡してきました。誕生日が近かったのでプレゼントをくれたのです。中身は、サウナグッズでした。“興味を持ってもらえて嬉しかったから”と言われましたが、嬉しいのはむしろ私のほう。そこで、彼氏がサウナに興味を持っていないことを伝えると、“じゃあ次の週末にでも行こう”と誘われたんです。そして、課長と二人でサウナへ行き、人生2度目の整う感覚を体験。その時点で、課長との距離はとても近いものになっていました。私のなかで、覚悟というか、すでに期待をしていたのかもしれません。そのあとホテルに誘われても、なんの抵抗もありませんでした。そうして私たちは、不倫関係になってしまったのです」“サウナ好き上司と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。共通の趣味があると、距離も縮まりやすいものです。独身であれば恋愛の始まるキッカケにもなりますが、どちらかが既婚者であった場合、望ましくない関係に陥ってしまうこともあるのでしょう。©Kitreel/Adobe Stock ©paloma/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月05日自分の夫が不倫している、そして不倫相手の誕生日を祝おうとしていると知ったら、腹が立ちますよね……。ということで今回は、不倫女の誕生日に復讐した話を紹介します。「夫は私と離婚する気なんてまったくないわ!」「夫が不倫していると知り、怒りで震えました。夫を問い詰めると『彼女とは完全に遊びだ。その子の誕生日だけ祝ってあげたら、別れるから』と言っていて、信じることにしました。まぁでも、不倫相手の誕生日を祝うなんて嫌でしたが……。ただ黙って2人が別れるのを待つだけは嫌だったので、不倫相手の女の誕生日をレストランで祝っているところに乱入。そして『悪いけど、夫は私と離婚する気なんてまったくないわ』『夫があなたに買ったプレゼントを見たけど、どれも安物ね。可哀想に』『夫があなたとは遊びだと、よく分かったわ』と、立て続けに言葉を浴びせてやりました!すごくスッキリしましたね」(30代女性)▽ この後、不倫相手は自分から夫のもとを去っていったそうです。妻をなめるな!と言いたいですね。
2024年04月02日不倫をしている相手が口にする「いつでも離婚できる」を鵜呑みにし、妊娠をした結果、とんでもない結末が待ち受けているパターンもあります。茜さん(仮名)も、住まい探しをサポートしてくれた業者の男性と不倫関係になった末、彼の子どもを妊娠したそう。30代女性の身に降りかかった想定外の悲劇にまつわるエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。妊娠を告げると彼の顔色が変わり…家探しに苦戦していた茜さんは、親身になってくれた不動産会社の大野さん(仮名)と不倫関係に。「いざとなればいつでも離婚できる」という彼の言葉を信じて、密会を続けていたそう。そんななか彼の子どもを妊娠し、これで彼は離婚してくれるだろうと期待をしていた矢先。事態は茜さんの想像もしていなかった方向へと向かっていきました。「私が彼に妊娠の事実を告げると、彼の顔色が目に見えて変わりました。そして、それまで優しかった彼とは別人のように厳しい顔になって『実は妻もつい最近妊娠をしたんだ。だから今、離婚をして茜ちゃんと一緒になることはできない』と言われてしまったのです。妻とは良い関係を築けていないと言っていたので、まさか子作りしているなんて思ってもいなかったし、彼の言葉に絶句するしかありませんでした」茜さんには妊娠した子どもを一人で産んで育てる勇気はなく、彼がすぐに離婚をできないと知ったあとは半狂乱になってしまったそうです。子どもを諦め、人間不信に…「だけど、私がどんなに懇願をしても、彼の気持ちが変わることはありませんでした。結局、子どもは諦めることにして、大野さんとも別れました。別れるときに大野さんは『タイミングが悪くて申し訳なかった』と言っていましたが、私は妻と別れると言っていた大野さんの言葉を信じていたので、裏切られた思いでしたね。その後も金銭的な事情から、大野さんが仲介してくれた物件に住んでいますが、大野さんとは完全に縁が切れました。彼が今、どこでどうしているのかは分かりません。彼が勤めていた不動産屋の前を何度か通ったのですが、大野さんの姿はありませんでした。その後一度だけ、その不動産屋にお客を装って大野さん宛に電話をしたら『退職しました』と言われました。私は大野さんに裏切られたショックが大きくて人間不信に。あれからもう1年くらい経ちますが、今も恋人をつくる気になれません。独身だと言って近づいてくる人に対しても『本当かな?』と疑ってしまうようになり、男性と距離を縮めることができなくなってしまいました」今でも大野さんに強い恨みが残っていると話す茜さんは、できれば一度大野さんに会って、罵倒したい気持ちもあるそうです。しかしそんなことをしても何もいい結果にならないことも分かっているそうで、モヤモヤとした感情を抱えながら、不倫をした自分を後悔する日々が続いていると話していました。どんな事情があるにしても、不倫をして幸せな結末を迎えるケースは稀でしょう。「自分だけは大丈夫」「妊娠をすれば彼は動くはず」と安易な期待をしても、思惑通りに進まないのが大半であるのは間違いありません。©buritora/Adobe Stock ©toya_uz/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月31日新生活が始まるタイミングで、普段とは異なる出会いに胸がときめいてしまう人もいるようです。住まい探しをサポートしてくれた業者の男性と、予想もしなかった不倫関係にハマってしまった30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。土地勘のない場所での新居探しに苦戦30代前半の茜さん(仮名)は当時、転職に伴って土地勘のない土地での新居探しを始めたそう。しかしなかなか満足できる物件に巡り合えず、何度も不動産業者のもとへと足を運んでいました。「何社か問い合わせをして、1番親身になってくれた業者に家探しをお願いすることにしました。でも、私が出している条件が悪かったのか、なかなか『これ!』という物件がなくて……。そうこうしているうちに、転職の日が近づいてきて、不動産屋に毎日通うハメになってしまったんです」茜さんの担当である大野さん(仮名)は茜さんと年齢が近く、希望条件への理解も深かったため、とても親身になって家探しをしてくれたとのこと。そして、毎日大野さんと顔を合わせていた茜さんは、いつしか大野さんに恋心を抱くようになってしまったのです。「いつか離婚してくれるなら」と不倫関係に「家探しが佳境になった頃、もう希望の物件は見つからないと諦め始めてウンザリしていたときに、とある部屋に内見に行き、そこで『もう家探し疲れた……』と愚痴ったんです。私が大野さんを見ると、彼もじっと私のことを見ていて……次の瞬間には、キスをされていました。その日、家探しのあとに一緒に食事をして、そのままホテルにも行ってしまいました」その時点では、大野さんを「独身」だと思い込んでいたという茜さん。しかし無事に家が決まり、大野さんが新居に遊びに来ているときに「実は俺、既婚者なんだよ」と打ち明けられたそうです。「まさか自分が不倫をするなんて、思ってもいませんでした。大野さんは左手の薬指に指輪をしていなかったから、てっきり独身だと思い込んでいました。でも、既婚だと打ち明けられても既に私は大野さんに心を奪われていたので『いつか離婚してくれるなら、このまま付き合いたい』と言ってしまったんです」大野さんからは、妻とはそこまで仲良くないことや、子どもがいないのでいざとなればいつでも離婚できるなどの話をされ、その気になってしまったと茜さんは当時を振り返ります。「大野さんはイケメンだったし、不倫だけど週に3回はうちに遊びに来ていて、さらに月に何度かは泊まっていくこともあったから、寂しいっていう気持ちはありませんでした。それに、ここまで自由に生活をしているなら、妻と不仲なんだろうなという気がしたので、妻に嫉妬をすることもなく、気楽に密会を楽しむようになりました」左手の薬指に指輪をしていなくても、既婚者である人は少なくありません。指輪の有無だけで判断をし、深い仲になってしまえば、茜さんのように予想外の不倫に足を踏み入れるリスクもあります。親しくなる段階で、相手の状況はきちんと確かめておくに越したことはないでしょう。©buritora/Adobe Stock ©koumaru/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月31日大学時代から恋愛を謳歌していた莉緒さん(仮名・22歳)。念願の小学校教員になるも、教室の雰囲気は悪くなるばかり。そんな時、指導係の敦也先生(仮名・38歳)がとても親身になってくれて。これを機に莉緒さんは彼を一人の男性として意識するようになり、やがて二人は不倫関係に。しかし、突然莉緒さんは敦也先生から別れを告げられてしまいます。いつしか不倫に本気になっていた莉緒さん。他に交際していた男性たちと別れた事実を言い出せぬまま、敦也先生に捨てられてしまって…。職場で彼と顔を合わせるのはつらいけれど、今は仕事に邁進するしかないと思ったのだとか。見知らぬ女性が突然授業参観で不倫を暴露…「数日後、授業参観がありました。初めて保護者と顔を合わせるということもあり、私はとても緊張していて。算数の授業で、子どもたちに『りんごが3つとみかんが2つ…合わせていくつになりますか?』と問いかけることに。すると、ある生徒が『4つです』と答えたので『惜しい!違います、正解は5つです』と説明を始めたのですが…。急に見知らぬ女性が『既婚者と付き合っていたあなたの方がよっぽど間違っているじゃない』と大きな声を出したのです。さらに黒板に私と敦也先生の不倫の証拠写真を張り出して…何事かと思っていると、その女性は『敦也の妻(凛子さん・仮名・37歳)です、公私ともに夫がお世話になりました』と私に言い放ちました」なんと元不倫相手の妻が保護者に混じり授業参観に参加していたのです。「その後はもう修羅場でした。凛子さんは『夫の様子がおかしいと思いスマホにGPS機能をつけた結果、莉緒先生の部屋で二人が密会を重ねていたことがわかりました』『これが証拠写真です』とみんなの前で不倫を暴露。続けて『しかも莉緒先生は他に数人の男性とも付き合っていて…それを知った夫は私の元へ帰って来たんです』と話すと、気が済んだのか彼女はその場を去って行って。その後教室は大騒ぎ…収拾がつかなくなり私は校長先生に呼び出しを食らって強く叱責されたのです。元不倫相手の妻からの思わぬ復讐に私は完全にメンタルをやられてしまいました」莉緒さんは、この出来事を機にしばらく休職することにしたそう。仕事を休み心の回復を図るも…意外な訪問者が現れて…「私を心配した母が少しの間うちに来ることになりました。もちろん、自分の不倫が原因で仕事を休むことになったとは母には内緒にすることに。気分転換にと二人で散歩へ出かけ帰宅すると、ドアの前に誰かが立っていて…顔を見るなり『私のパパを奪わないで』と幼い子が言ったかと思うと、今度は女性が『子どもの受験のためにも夫とは離婚しませんから』と母の前で言ってのけて…。元不倫相手の妻が娘(史果さん・仮名・12歳)を連れて、私へさらなる仕返しをしにやって来たのです。その場の雰囲気で母は私の不倫を察知した様子。『相手の子どもまで巻き込んで…不倫するなんて恥ずかしいと思わないの!』と怒鳴ると、母はそのまま帰ってしまいました」その後、莉緒さんは両親に絶縁されてしまいます。「私は精神的なショックから、職場に復帰することなくそのまま退職しました。すべて自分が悪いのだけれど、元不倫相手の妻の復讐がトラウマとなり教壇に立つことはもうできないと思って。凛子さんから慰謝料を請求されるも、他に何のスキルもないので職探しは難航しています。家賃も払えなくなり、実家も頼れないので友人の家に転がり込んだのですが…。私が不倫していたとわかると『それが理由なら協力することはできない』とその場で友人に追い出される始末。もう踏んだり蹴ったりで…今頃になって不倫に走ったことをとても後悔しています」新生活の大変さから逃れるため不倫に陥った莉緒さん。周りの人から見放されることになっても、相手が既婚者とわかって交際していたのだから「身から出た錆」と言えますね。身勝手に人の家庭を壊そうとすると、それ相応の罰を受けると覚えておきましょう。©NanSan/Adobe文・菜花明芽
2024年03月26日身勝手に不貞を働いて、後々悔やむことになる人は多々いるようです。今回は、親身になってくれた既婚男性と不倫関係に陥ってしまった22歳女性のエピソードをご紹介します。学生時代はプライベートが充実していて…憧れの小学校教員になるも…莉緒さん(仮名・22歳)は現在とある既婚男性(敦也さん・仮名・38歳)と不倫関係にあるそうです。なぜ、莉緒さんは不毛な恋に走ってしまったのでしょうか。「自分で言うのもなんですが、私は昔から男性にモテます。大学在学中も『来るもの拒まず』で数人の男性と交際していて…暇さえあればデートをする日々を送っていました。正直『今が楽しければいい』と考えており、奔放な恋愛をしていたのでプライベートはとても充実していて。そんな私も大学卒業後、念願の小学校教員に…新しい生活に早く慣れようと必死になっていました」やる気にみなぎっていた莉緒さんですが、ひょんなことから既婚男性に関心を寄せるようになります。「いざ教壇に立つと、私はとても緊張しました。一年生の担任を引き受けたのですが、私の動揺が伝わったようで子どもたちはまったく落ち着きがありません。急に席を立ち上がって教室を走り回ったり、隣の子とおしゃべりを始めたり…いくら私が注意しても生徒たちは聞く耳を持たず…。すっかり自信を失っているところに、指導係の敦也先生が声をかけてくれたのです。『子どもたちの前ではもっと堂々と』『一年生はまだ幼いから、わかりやすい言葉選びをすること』と熱心にアドバイスしてくれて。私は頼りになる敦也先生のことを一人の男性として意識するようになりました」しかし、この時点で莉緒さんは他に数人の男性と交際していたのだとか。「敦也先生に興味がわいたものの、本気で好きになったわけではありませんでした。新生活は何かと緊張の連続なので、癒しを得るために新しい恋をするのもいいかなと思ったのです。ですので、他の男性たちと同時進行で敦也先生とも交際しようと考えて…。彼は既婚者だとわかった上で、私から徐々にアプローチを試みました」莉緒さんは、どのように相手に近づいたのでしょうか。「長く生活を共にしていれば、妻(凛子さん・仮名・37歳)に不満の一つや二つあるだろうと考えて『奥さんとうまくいっているんですか…? 』と敦也先生に質問しました。すると『妻は教育ママで娘(史果さん・仮名・12歳)をエリートにしようと躍起になっている』『そのため、帰宅するとすぐ娘の勉強を見ろと言われて…家に帰っても安らぎの時間さえない』と愚痴り始めて。そこで『私が敦也先生を癒してあげたい』と彼の心に寄り添うことで、すぐに私たちは不倫関係になったのです」二人は同じ職場ということもあり、不倫がバレないよう細心の注意を払ったと言います。「私の一人暮らしの部屋は職場から距離があったので、うちで彼と密会を重ねることにしました。敦也先生は周りの目を気にしていつも変装をしてやって来て…。私が手料理を振る舞ったり、二人でテレビを見たり…まるで夫婦のような時間を過ごすことに。彼は『莉緒先生といると心が満たされる』と言ってみるみる表情が明るくなったのです。私も敦也先生とカラダの関係を持つたび、彼への思いが膨らんでいきました」他の男性たちとの交際がバレて…その時彼が放った衝撃的な言葉とは…?「ある日、職場で敦也先生に呼び出されました。彼は『僕の他にも付き合っている男性がいるんだって?』『君は不倫に本気じゃなかったんだね…それなら僕も妻の元へ帰るよ』と言い出して。急な展開に私は頭が真っ白に…敦也先生への強い気持ちから、交際していた他の男性全員に別れを告げていたのですが…。驚きのあまり何も言えないでいると『娘の受験のためとはいえ、妻は僕を必要としてくれているから…君よりずっとマシだよ』と言い残すと、彼はその場を足早に去っていきました」他の男性たちにさよならを告げて、本命を不倫相手一人に絞っていた莉緒さん。この事実を告げることもできず、別れを余儀なくされても相手が既婚者だったのだから、明るい未来は望めなかったのではないでしょうか。©twinsterphoto/Adobe文・菜花明芽
2024年03月26日結婚後も美容部員を続けていた優希さん(仮名・31歳)。化粧品の売れ行きが落ち込んだため、美容系インフルエンサーのママ友(絢さん・仮名・27歳)に宣伝をお願いするも、即断られてしまって。それに腹を立てた優希さんは彼女の夫(宗介さん・仮名・33歳)を略奪することを計画。やがて二人は不倫関係に。しかし、優希さんは突然宗介さんにさよならを告げられてしまいます。優希さんはいつの間にか不倫に本気になっていたので、宗介さんと別れることになり相当つらい思いをしたのだとか。でも、夫(忍さん・仮名・34歳)に浮気がバレていなかったので、とりあえず元の生活に戻ることにしたと言います。元不倫相手の妻からの電話…浮気の復讐を予告されて…「数日後、元不倫相手の妻の絢さんから電話がかかってきました。出るなり『あなたの依頼を断ったからといって、夫を略奪するなんて許せない』『二人でずいぶん不倫を楽しんでいたのね』と怒鳴られて。最近太り始めた宗介さんを不審に思った彼女が探偵にすべてを調べさせた様子。私は予想外に不倫がバレたことで頭が真っ白に。絢さんは『最終的に夫は私を選んだのよ』『こちらからもそれ相応の復讐をさせてもらうから…私のSNSをよくチェックしておくことね』と告げると電話を切りました」絢さんからの復讐は想像をはるかに超えるものだったそう。「しばらくすると、インフルエンサーである絢さんのSNSに私と宗介さんの不倫の証拠写真が投稿されました。彼の顔はわからないよう加工されていたのですが、なんと私の顔はそのまま載せられていて。さらに『美容部員のママ友から化粧品の宣伝をお願いされ、それを断ったら腹いせに夫を略奪されました』『私の何がいけなかったのでしょうか…』というコメントが書かれたのです。絢さんの言葉にたくさんの人が同情し、瞬く間にSNSは大炎上。不倫をとがめる発言はもちろん、私の名前や勤め先も特定されることに。街に出ても見知らぬ人からの視線を感じるようになりました」このタイミングで、優希さんは会社の上司から呼び出されたと言います。「上司の話はやはり絢さんの投稿についてでした。彼女は会社名こそ出さなかったものの、私の顔が世間にバレたことで勤務先が特定され、結果的に化粧品会社としてもSNSで炎上してしまって。上司に『君が個人的に宣伝を依頼したことで、会社にネガティブなイメージがついた』と叱責されたのです。私はこれ以上周りに迷惑をかけられないと考え、その場で責任を取って会社を辞めることにしました」夫に不倫がバレて…その時彼が下した大きな決断とは…?「帰宅すると、夫は怒り心頭でした。SNSで炎上したことで私の不倫も夫の知るところになった様子。私が慌てていいわけしようとすると、夫が『お客さまが来た』と言うので、後ろを振り返るとそこには私の両親が立っていたのです。両親はSNSをしないので不倫がバレることはないと秘かに高をくくっていたのですが…。顔を見るなり『忍さんからあなたが不倫していると聞いたわよ』『謝罪の気持ちがあるなら態度で示しなさい』と両親に怒鳴り散らされて。私は夫の目の前で土下座をして許しを請うたものの『君には愛想が尽きた…離婚しよう』と告げられてしまいました」優希さんは、それを受けて両親に絶縁されてしまいます。「私はすぐに家を追い出されました。実家を頼ることもできないので身を寄せるためのホテルを探していたら、夫から電話がかかってきて。『さっき保育園に娘(日和さん・仮名・4歳)を迎えに行ったら、周りの保護者から白い目で見られた』と言うのです。続けて『お前の不倫が原因で日和がいじめられたらどうするつもりだ』と責められて…その結果私は親権を失うことに。夫に慰謝料を払うため職探しをしているのですが…一度SNSで炎上している身なので、どこの化粧品会社へ行っても門前払いを食ってしまいます。今まで地道に積み重ねてきた美容部員としてのキャリアも意味をなさなくなってしまいました。家族も仕事も、住む場所も失って…一時の感情で不倫に走ったことを後悔してもしきれません」ほんの仕返しのつもりで不貞を働いた優希さん。不倫の代償として大切なものを失っても、すべて背負って生きていくしかありません。人生のやり直しはそう簡単にできないと覚えておきましょう。©kei907/Adobe文・菜花明芽
2024年03月12日「意に沿わない結果を受け入れられない」というのはかなり自分勝手ではないでしょうか。今回は、ママ友に頼み事をしたものの、断られたがために不倫に走ってしまった31歳女性のエピソードをご紹介します。美容部員として活躍するも…化粧品の売り上げは落ちるばかり優希さん(仮名・31歳)は結婚しているにもかかわらず、現在とある既婚男性(宗介さん・仮名・33歳)とW不倫しているそうです。なぜ、優希さんは先行き不安な恋愛に走ってしまったのでしょうか。「私は、夫(忍さん・仮名・34歳)と娘(日和さん・仮名・4歳)の三人家族です。結婚後も化粧品会社の美容部員を続けており、この仕事は自分の天職だと思っています。しかし、数年前から外出の機会が減ったことで、化粧品の売れ行きは思わしくなくて…常々何か解決策はないかと悩んでいました」仕事熱心な優希さんは、あるアイデアを思いつきます。「子どもが同じ保育園に通うママ友(絢さん・仮名・27歳)が美容系インフルエンサーをしていることを思い出しました。家族ぐるみで親しくしているので、SNSでうちの化粧品をお勧めしてくれないかと彼女にお願いすることに。すると『自分でいいと思った物しか発信しないから』と断られてしまって…。たしかに絢さんの言うことはごもっともですが、私は『友人なんだから少しくらい協力してくれてもいいじゃない!』と内心腹立たしく思っていました」この出来事をきっかけに、優希さんはママ友に仕返しをしようと企んだのだとか。「数日後、いつものように絢さん家族と一緒に出かけました。私はさりげなく彼女の夫に近づいて『奥さんってとっても美人ですよね、何も不満はないでしょう…?』と話しかけてみたのです。すると彼は『美容にいいことを押しつけられて困っている』と語り出し『白湯は飲むと基礎代謝が上がるからと、毎日水筒に入れて会社に持たされている』『週末には一定期間食事をしないファスティングに付き合わされて、お腹が空いて仕方ない』と愚痴り出して…。私は『それは大変ですね』と宗介さんに共感することで、徐々に彼の心を奪おうとしました」優希さんは、頼み事を断られた腹いせにママ友の夫を略奪しようと考えたのです。「秘かに宗介さんとLINEを交換し、頻繁に不平不満に耳を傾けました。彼が妻の絢さんに不満を抱いていたこともあり、すぐに不倫関係に陥って…。浮気がバレることを恐れ、二人とも『休日出勤』と家族に嘘をついて、週末遠方まで出向き人目を避けることを徹底。彼が妻の健康志向な食事に不満を募らせていたので、逆をついて私たちはメガ盛りのおいしい店を中心に食べ歩くことに。お腹いっぱいになるとそのままホテルへ行きカラダを重ねました」不倫を楽しんでいた優希さんにこの後思いもよらない出来事が起こります。不倫相手に突然別れを告げられて…あまりのことに納得できず…「ある日、彼から突然電話がかかってきました。いつも不倫がバレないようLINEで連絡を取り合っていたので何事かと思ったら、電話に出るなり『君とはもう別れる』の一点張り。私が『急に何を言っているの…?妻の絢さんといても息苦しいだけでしょ』と彼を諭そうとするも『やっぱり妻が一番なんだ』と言われたのです。いつしか不倫に本気になっていた私は、宗介さんの心変わりに気持ちがついていけず…。最後に『不倫はなかったことにしてほしい』と告げられ一方的に電話を切られてしまって…彼を引き止めることもできないまま私は別れを余儀なくされました」思い通りにならないと腹を立て不倫に走った優希さん。相手が既婚者だとわかっていたのだから、急に別れることになってもやむを得ないのではないでしょうか。©buritora/Adobe文・菜花明芽
2024年03月12日