ふたりの子どもを育てる美樹さん(仮名・34歳)。夫が子育てに協力的ではなく、育児ストレスを抱えていたそう。ある日ストレス発散のために友人と出かけた際、そこで知り合った年下男性の龍太さん(仮名)と不倫関係に堕ちてしまうことに。龍太さんの休みの日に合わせて、子どもを義実家やママ友に預けてまで密会を重ねていたといいます。その後、どんな展開が待ち受けたいたのでしょうか…。フレンドリーな良いママを演じて…「不倫相手である龍太くんとの関係はしばらく続き、彼の仕事が休みである火曜日に合わせて、私も予定を立てるようになりました。密会の日は、子どもをママ友の家や義実家に預けていましたが、同じ家ばかりだと相手にも負担がかかりますし、何より夫から怪しまれてしまいます。そこで、預かってくれる家を増やすような行動をとりました。つまり、ママ友を増やしたんです。自分から積極的に話しかけ、連絡先を交換し、まめにやり取りをしました。周りから見たら、フレンドリーな良いママだったと思います。そんなある日、子どもを預ける予定だったママ友から、“子どもが熱を出してしまったから、預かることはできない”と密会直前に断られてしまったのです」子どもと共に不倫相手とランチ「その日は、龍太くんは夕方から用事があるらしく、昼間に会う予定をしていました。上の子は保育園にいる時間だったので、下の子だけを預けて出かける予定でした。急遽、別の預け先を探すことになりましたが、本当に急だったので、まったく見つからなくて…。私は仕方ないと諦め、龍太くんとのランチに子どもを連れて行くことにしたんです。“もしかしたら、龍太くんも子どもを可愛がってくれるかもしれない”と淡い期待を抱いていましたが、実際はそうはなりませんでした。“なんで連れてきてんの?”と、完全に引かれましたね。そのまま早々に解散となり、帰宅。私は龍太くんに必死に謝り、なんとか関係を維持することができました」子どもの体調不良で事態が一変「その翌週にも龍太くんと会う約束がありました。その日は、昼間から夕方までの予定。前回彼を怒らせてしまったので、今回は関係改善のために努力しようと思っていました。密会中は龍太くんとの時間に集中しようと思い、スマホをバッグに入れたまま一切見なかったんですね。すると、帰り際に着信が入っていることに気付きました。相手は下の子を預けていたママ友と、夫からでした。まずはママ友に連絡。内容は、私の子どもが体調を崩したということでした。それで迎えに来てほしかったようですが、私に連絡がつかなかったので、仕方なく夫の職場に連絡を入れ、夫に状況を伝えたとのこと。急いで下の子を迎えに行ったあと、保育園に上の子を迎えに行って帰宅。その夜は、夫から“何をやっていたんだ”と厳しくられました。そして後日、夫から“あの日は不倫相手と会っていたんだな”と言われました」ふたりの子どもの親権の行方「夫は私の行動を不審に思い、探偵に調査を依頼して不倫の証拠をつかんだそうです。決定的な証拠を見せられたので、私は諦めて不倫の事実を認めました。夫は私を許すつもりなどなく、そこから一気に離婚の話が進んでいきました。問題は、親権です。私としては、もちろんふたりとも引き取るつもりでしたが、夫も親権を主張。状況は母親である私のほうが有利でしたが、子どもの意見も聞いておこうという話になりました。子どもはまだ小さいので、私は“母親がいいと言うに決まっている”と高をくくっていたんです。ですが、娘が“ママと一緒にいたくない”と言ったんです。ちょっと前までは“ママと一緒にいたい”と泣いていたのに…本当にショックでした。そして、私はその瞬間に自分のおかした罪の深さを思い知ったんです。結局、上の子は夫が、下の子は私が引き取ることになりました。姉弟を離れ離れにさせてしまったことを、今でも後悔し続けています」“育児ストレスから不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。良きママだったはずの女性が、不倫により離婚。なによりも、子どもを悲しませたことを悔いるべきでしょう。せめて、この一件が子どもの成長の妨げにならないよう、努力してほしいものです。©kapinon/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月15日子どもが生まれたことで、育児ストレスを抱える家庭もあるでしょう。ときには気分転換が必要ですが、なかには不倫に走ってしまうケースも…。美樹さん(仮名・34歳)も、育児ストレスを発散するために不倫を始めてしまったそうです。当時の状況を詳しく伺いました。育児に協力的でない夫「私は、6年前に商社マンの夫と結婚しました。その後、ふたりの子どもを出産して、私は専業主婦として家庭を支えるように。夫は収入が多かったため、不自由のない暮らしをすることができました。ただ、夫は出張が多く、忙しいということもあり、子育てにまったく協力してくれなかったんです。家のことは、すべて私に任せきり。近くに義両親が住んでいたので、“何かあったら親を頼って”と言われました。確かに義両親の手助けはありがたいんですが、義母は何かと干渉してくるタイプだったので、結局ストレスがたまるばかりでした」友人たちとの食事会へ「上の子が4歳、下の子が2歳になったときのこと。4歳の娘が保育園に通うようになったので、少しだけ手はかからなくなりました。そんなとき、古い友人から“昔の仲間で集まって食事に行こう”との誘いが。日ごろの育児ストレスを発散したいという思いがあったので、迷わずOKしました。念のため夫にも相談し、当日は子どもを義両親に預けて食事会へ行きました。食事会では、久しぶりに会った友人たちとの話が盛り上がり、めちゃくちゃ楽しかったです。食事を終えたところで、“もう1軒だけ行こう”という話になり、ふたりの友人とバーに入りました」年下イケメンたちとの出会い「広めのバーで、私たちはテーブル席に着きました。すると、隣のテーブルに座っていたふたりの男性が、チラチラとこっちを見ていることに気付きました。友人が“声をかけてみようか”と言い出して、結局5人で飲むことに。男性はどちらも私たちより年下で、しかもイケメン。滅多にないシチュエーションにテンションが上がりましたね。帰り道は、ひとりの男性と家の方向が同じということで、一緒にタクシーに乗ることに。これで楽しい時間も終わりか…と内心寂しく思っていたところで、“うちに寄っていかない?”と誘われました。正直、もう少しだけ今の時間を楽しみたいという思いがあったので、タクシーをおりて彼の家へ行くことに。そして、お酒が入っていたこともあり、流されるまま関係を持ってしまったんです…」子どもを別々の家に預けてまで…「彼の名前は龍太くん(仮名)といい、美容師をしていました。龍太くんは火曜日が休みだったので、なんとかその日に会いたいと思い、火曜日はママ友に子どもを預けられるようにして、予定を組んでいました。しかし、あまり派手な行動をすれば、不貞行為がバレてしまいます。子どもを預けるにしても、なるべく偏らないように気を付けました。今日はこの家、来週はあの家と、バランスをとりつつ預ける計画を立てたんです。そして、ある火曜日のことです。その日は、龍太くんと夕方から会う約束をしている日でした。上の子を保育園へ迎えに行き、下の子を連れて、ママ友に預けに行こうと準備をしていると、娘が“ママと一緒にいたい”と言い出したんです。娘がダダをこねるのは珍しいことでした。ひとまず、下の子だけをママ友に預けて、泣きながらダダをこねる娘をなんとか説得。“おじいちゃんとおばあちゃんの家なら行ってもいい”と言うので、娘を義両親の家に預けました。この頃、私は龍太くんに夢中になっていたので、子どもふたりを別々の家に預けてまで出かけるような無茶なことをしていたんです」“育児ストレスから不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。子どもを育てていれば、ストレスを感じることもあるはず。しかし、それを言い訳にして不倫に走るのはいかがなものでしょうか。子どもの言葉をもっと重く受け止めるべきだったのでしょう。©kimi/Adobe Stock ©Monet/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月15日結婚を控えている身であれば、幸せにあふれ、これから先を見据えて準備をしていく段階のはず。しかし、そんなときに不貞行為に走る人もいるようです。悠里さん(仮名・31歳)も、パートナーを裏切るような行動をとってしまったそう。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。浮気しながらの妊娠発覚「私が28歳のときでした。そのころ1年ほど付き合っている恋人、雅人(仮名)がいたんですが、実はそれ以前から既婚者の男性とも付き合っていたんです。彼はお金も持っていたので、たまに会っておいしいお店に連れて行ってもらったり、相談にのってもらったりという関係でした。なので、私のなかではさほど罪悪感はなかったんです。そんなある日、妊娠が発覚。不倫相手の彼とはそういう関係もほとんどなかったため、雅人の子どもだと確信していました」知らない番号から電話が…「雅人に妊娠したことを告げると、とても喜んでくれて、自然と結婚の方向に話が進んでいったんです。一方で、不倫相手の彼にもそのことを伝えました。彼もやはり、“おめでとう”と言ってくれました。そして不倫相手とは、“もう会わないほうがいい”という話に。寂しさはありましたが、これも人生の分岐点であり、仕方ないことだと受け入れて、結婚の準備に入っていきました。ご両親への挨拶、結婚式場選びなど、慌ただしく過ごしていたある日のこと。私のスマホに、知らない番号から電話がかかってきたのです」「幸せになれるはずがない」と言われ…「電話に出てみると、不倫相手の妻でした。おそらく彼のスマホを盗み見て、連絡先を知ったのでしょう。彼女は“以前から関係は知っていた”と言い、私と別れたことも把握していました。そして、別れた理由が私の妊娠と結婚であることまで、情報は筒抜けのようでした。逆に、それだけ知っていてよく今まで黙っていたものだと思ったほどです。不倫相手の妻は、私が結婚して幸せになるのが許せなかったよう。“悪事を働いておいて、幸せになれるはずがない”と言ってきました。だんだんとヒートアップする彼女に対して、私も腹が立ってしまって…。そこで、“別れたんだから関係ない”と言い返し、“別れればそれでいいのか”と向こうが言いかけたところで、一方的に電話を切りました」不倫相手の妻からの密告「数日後、雅人から“話がある”と連絡が来ました。式などについての打ち合わせかとも思いましたが、違いました。スマホを見せられ、“こんな連絡が来たんだけど”と言うのです。なんと、相手は不倫相手の妻。SNSで、不倫を密告するような内容のDMを送りつけてきたのでした。雅人は酷く取り乱していましたね。結婚を目前に控えているだけに、それも当然です。私は、もうここは正直に話をするしかないと思いました。不倫相手とは、雅人と付き合う前からの関係だったと。でも、雅人と付き合ってからはたまに会うだけ。年上ということもあり、“相談にのってもらっていただけ”と伝えました。“肉体関係はなかった”と断言すると、雅人も少し落ち着いたようでした。ただ、“ちょっと時間がほしい”と言われてしまい…。私は、もう待つしかありませんでした。その後、雅人から連絡が来て、“悠里を信じる”と言われ、なんとか関係を維持することができました。そのときは、破滅に向かわずに済んでホッとしたことを覚えています」“結婚直前まで不倫していた女性の告白”をご紹介しました。不倫相手の妻からの、「幸せになれるはずがない」という発言は、もっともな意見でしょう。他人の家庭を脅かしておきながら、自分だけ幸せな家庭を築けるはずがありません。今は良くても、いつかは問題が生じてくるはずです。©polkadot/Adobe Stock ©show999/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月12日シングルマザーの愛佳さん(仮名・33歳)は、息子が幼稚園に上がり、ママ友の亜希子さん(仮名)と仲良くなります。仕事がある日は亜希子さんに子どもを預かってもらうようになり、亜希子さんの夫・義和さん(仮名)とも親しい間柄に。ある日子どもを幼稚園に送ったあと、義和さんとランチに行き、やがて不倫関係に堕ちてしまったそうです。その後、どのような展開を迎えたのでしょうか?ママ友に隠れて密会を重ねる「亜希子さんの仕事が忙しいのをいいことに、義和さんと密会を重ねていました。会うのはたいていお互いの家でしたね。周囲に気付かれないよう注意しながら、別々に家に入るようにしていました。義和さんはWEB関連の仕事をしていて、もともと自宅での作業も多かったため、怪しまれることもありませんでした。そして、不倫関係が1~2か月ほど続いたころ、ようやく亜希子さんの仕事も落ち着てきたようで、息子と一緒にランチに招かれました」ママ友宅でランチ会をすることに「義和さんと密会している家で、家族同士で向かい合うのはなんとなく気まずく、違和感がありましたね。義和さんも同じ気持ちなのか、いつもより口数が少なく、ぎこちない感じで…。ランチは、亜希子さんが手料理をふるまってくれました。亜希子さんは料理が上手で、子どもたちも“おいしい”と喜んで食べていました。そしてランチを終えたところで、亜希子さんが子どもたちに向かって、“あっちで遊んでいなさい”と子ども部屋のほうに促したんです」決定的な証拠を突きつけられ…「リビングには、大人3人となりました。そこで亜希子さんが咳払いをすると、急にスイッチが入ったように、雰囲気が変わって。部屋にピリッとした空気が流れました。亜希子さんと義和さんが、チラッと視線を合わせました。義和さんは、そのまま視線を下に落とし、うなだれるような体勢に。そこで、亜希子さんが口を開きました。“ふたりのことはもう知っている”と、不倫関係を指摘されたのです。義和さんの口数が少なかったのは、あとでこういう状況が待っているのが分かっていたからなのでしょう。亜希子さんが、テーブルの上にスマホを差し出しました。そこには、私と義和さんのLINEのやり取りが…。完璧な不倫の証拠です。言い逃れはできそうもなく、私はもう謝るしかありませんでした」罪悪感と後悔の日々「亜希子さんは、“離婚をするつもりはない”と言いました。ただ、“愛佳さんのことも許すつもりはない”と…。もう顔を見たくないし、二度と会いたくないということで、“完全に離れて欲しい”と言われました。ようするに、この地から去って欲しいということです。その代わり、“慰謝料は請求しない”という条件を提示されました。私も、経済的に余裕があるわけではありません。慰謝料を払うのは厳しい状況。亜希子さんの提示した条件を、受け入れるしかありませんでした。そして、私と息子は、ひとまず私の実家に戻ることにしたのです。結果的に、大きなダメージを受けるのは避けられましたが、子どもは違いました。幼稚園を去ることになったうえ、毎日のように遊んでいた亜希子さん夫妻の子どもとも二度と会えないことに…。知らない地での生活が始まりとても心細そうで、泣いていることもありました。すべて私の身勝手な行動により、招いてしまったこと。亜希子さんを裏切ってしまった罪悪感、両親や息子に対する負い目を感じながら、後悔の日々を過ごしています」“ママ友の夫を略奪したシングルマザーの告白”をご紹介しました。不倫により、ママ友を失ってしまっただけでなく、周囲の様々な人間関係も崩れてしまったようです。子どものためにも、次は大切な人たちを裏切らないようにして欲しいものです。©toya_uz/Adobe Stock ©naka/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月08日子どもを一人で育てている母親などは、誰かの手が必要になることもあるでしょう。シングルマザーの愛佳さん(仮名・33歳)もかつて、そんな状況でとある男性と親しくなったそう。しかしその相手は既婚者であったと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく伺いました。ママ友との出会い「私は高校時代から付き合っていた男性と、26歳のときに結婚しました。しかし彼の不倫が原因で、結婚4年目で離婚。私はシングルマザーとなりました。息子もまだ小さくて最初のうちは大変でしたが、実家から親も手伝いに来てくれて、助けを借りながらなんとか親子二人で生活をしていたんです。やがて息子が幼稚園に入園したとき、あるママ友と出会ったのです。亜希子さん(仮名)という女性で、家が近く年齢が同じということもあり、親しくなりました」ママ友夫妻と仲良くなり「亜希子さんは、私がシングルマザーであることを気にかけてくれる、とても優しい人でした。私は清掃会社で働いていて、帰りが遅くなってしまうことも多かったんですね。そういうとき、亜希子さんにお迎えを頼んだり、子どもを預かってもらったりするなど、良好な関係を築いていました。預けていた息子を迎えに行く際、亜希子さんの夫の義和さん(仮名)とも顔を合わせる機会がありました。義和さんは子ども好きらしく、私の息子ともよく遊んでくれているようで…。息子を連れて帰る際、お互いに手を振り合っている姿を見て、微笑ましく感じました。いいご夫婦だなと心から思いました」ママ友の夫と連絡先を交換「亜希子さんの仕事が繁忙期に入ったとき、夫の義和さんが子どもの送り迎えをするようになりました。当然私も義和さんと幼稚園で顔を合わせることが増えて、気軽に会話を交わすようになりましたね。ただ、亜希子さんが忙しいということは、息子のことを預かってもらえなくなるということ…。無理を承知で、それとなく義和さんにお願いできないかと尋ねてみると、“いいですよ”と言ってくれたのです。義和さんはWEB関連の仕事をしていて自宅でのリモートワークも多いらしく、快く受け入れてくれて。連絡先も交換し、何度か息子を預かってもらうことになりました」元夫を思い出して…「ある日、幼稚園に息子を送った際、義和さんと一緒になりました。その日は私は仕事が休みだったので良い機会だと思い、“お礼がしたい”とランチに誘ったんです。食事をしながら子どもに関する話をしていたんですが、義和さんがとても聞き上手で、気付けば私は元夫と暮らしていた頃の話をしてしまいました。そこで、つらかった時期を思い出してしまい、つい泣いてしまったんですね。心配した義和さんが、このまま私を一人で帰すことはできないと、家まで送ってくれました。そうなると、私もそのまま義和さんを帰すことができず、家にあげることに。そして私たちは、関係を持ってしまったのです…。それ以降も、亜希子さんの家に息子を預ける機会がありました。そして、息子が義和さんと仲良くしている姿を見て、本当の家族になれたら……と密かに夢見るようになってしまいました」“ママ友の夫を略奪したシングルマザーの告白”をご紹介しました。ママ友と知り合ったころは、まさかこんな状況になるとは思っていなかったでしょう。子どもを預かってくれて、恩も感じていたはず。その恩をまさに、仇で返す形になってしまったわけです。©polkadot/Adobe Stock ©maru54/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月08日育児がひと段落ついたタイミングで、スーパーでレジのパートを始めた成実さん(仮名・34歳)。ひょんなことから同僚の磯岡さん(仮名)と親しくなり、彼の影のある雰囲気に惹かれていきます。磯岡さんは結婚しているものの、ある事情から家族と離れて一人暮らしをしているそう。二人で食事をしたあとに関係を持ってしまい、W不倫に堕ちてしまったといいます。その後、不倫関係はどんな結末を迎えたのでしょうか…。パート先に家族がやってきて「パートを始めて半年が経過しました。職場では私たち以外にも不倫カップルが多くて、誰と誰が不倫している…などの噂話にも参加するように。私自身も秘かに磯岡さんとの関係を続けていました。ある出勤日に、会社や学校が休みだった夫と子どもが様子を見にお店にやってきました。磯岡さんの担当は鮮魚コーナーの奥なので、会う心配もなし。家族に対して手を振って応えていました。すると夫たちが去った20分後くらいに、レジに並んでいる女性がやけに私のことを見ているのに気づきました」睨みつけてきた女性の正体「レジの列が進み、その女性の番になりました。じっと、私を睨みつけるように見ているのです。クレームでも入れられるのかな…と思いましたが、そんなことはなく、普通に去っていったので安心しました。数日後、磯岡さんと仕事終わりに会う約束をしていました。私は夕方には仕事が終わるので、“先に部屋で待ってて”と鍵を渡されました。職場を出て彼のアパートへ行くと、建物の前に女性の姿が。それはなんと、数日前にレジで私を睨みつけてきた女性。スタスタと近づいてきて、“やっぱりあなただったのね”と言われました。女性は、磯岡さんの妻だったのです。そして彼女と近くのファミレスで話をすることに…」別居の理由が明らかに…「磯岡さんの妻が、“一緒に暮らしていない理由を聞いているか”と尋ねてきました。私は当時、お金の問題だと思っていたんです。暮らしも質素だったので、借金でもあるのかもしれないと。妻が言うには、女性問題。彼は前の店舗でも、女性と不倫をしていたそう。しかも、相手が一人ではなかったと。磯岡さんは、やはりモテるタイプだったようです。私のように雰囲気に惹かれる女性が多いらしく、“初めて見たときに相手はあなたじゃないかと思った”と言われました。それで、睨むような視線を向けてきたのだと分かりました。磯岡さんの不倫により、反省を促す意味で別居という形をとったそう。しかし彼は反省することなく、また同じことを繰り返してしまったというわけです。妻は、“私たちは離婚するけど、あなたは家庭を大事にしたほうがいい”と言いました。どうやら、スーパーで私が夫たちと接している姿を見ていたようでした」不倫相手のヤバい発言に…「翌日、磯岡さんから連絡が来て、“妻と離婚することになった”と報告されました。話がしたいと言われ、ファミレスに呼び出されたんです。磯岡さんは、やや怒っているような不機嫌な様子。“なんで俺だけ不幸な目に遭うんだ”と言い、私にも責任があるということをアピールしてきました。そして、関係を職場に漏らすというような発言も。他の同僚にバレてしまったら、家族にも伝わる可能性があります。これはヤバいと思い、磯岡さんと別れた後ですぐに職場へ連絡。家庭の事情で辞めさせて欲しいと伝えました。心苦しくはありましたが、翌週で辞めることができました。以降、磯岡さんとは連絡を取っていません。パートをやめて半年ほど経ちますが、当時の関係をリークされるのではないかという不安は今もあります。そしてやはり、そのスーパーを利用することはできなくなりましたね」“パート先で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。家族の崩壊は免れたようですが、まだその危険は残っています。いつ、不倫相手が行動に移すか分かりません。生きた心地がしない日々が、まだしばらくは続くことでしょう。©Liza5450/Adobe Stock ©beeboys/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月05日職場で不倫が始まってしまう話はたまに耳にします。なかには、パート先で不倫に堕ちてしまうケースもあるよう。成実さん(仮名・34歳)もかつてそんな経験をしたといいます。当時いったいどんな状況だったのかを詳しく伺いました。休憩室で見かけた男性が気になり…「子どもが小学校にあがり、手がかからなくなったタイミングでパートを始めました。家から歩いて15分ほどの場所にあるスーパーのレジ担当として働くことになったんです。そのスーパーは大型店で、大きな休憩スペースがありました。同じ場所で他部門の人も休憩をとるのですが、あるときから気になる男性ができました。年齢は40代後半くらい。鮮魚コーナー担当の人で、普段は奥で魚を捌いていました。どこか影のある雰囲気がカッコ良かったんです。ただ、休憩以外でまったく接点はなく、話す機会もありませんでした」スーパー内の不倫事情「研修期間が明け、正式にスタッフとして採用されて2週間ほどたったころ。休憩室から従業員用のトイレに行こうと、バックヤードを通っていたときです。途中で、男女の話し声が聞こえてきました。見ると、社員の男性と、パートの女性が親しげに話していたんです。距離も近くて、かなり親密な様子。私に気付いていないのか、離れる様子もなく、こっちのほうがドキドキしてしまいました。後日ほかのスタッフに話を聞いたところ、“あの二人はデキていて、どちらも既婚者だ”とのこと。そして、このスーパーではほかにも不倫をしているカップルが何人かいるとの情報を教えてくれました」居酒屋で偶然の遭遇「ある日、昔からの友人と二人で食事がてらお酒を飲むことになり、飲食店に入りました。するとそこには、見たことのある人が……。職場で気になっていたあの男性が、一人でカウンターに座って飲んでいたのです。私たちは小1時間ほどで店を出ようとしましたが、まだ彼がいたので、帰り際に“こんばんは”と声をかけてみました。最初は戸惑っている様子でしたが、“レジの……”と気づいてくれたんです。嬉しかったですね。そこから、休憩で一緒になった際、少し話をするようになりました。彼の名は、磯岡さん(仮名)。もともと魚屋で働いていたそうなのですが、店がなくなったため、今の職場に移ったそうです」休憩室で一緒になるうちに…「休憩室で磯岡さんと一緒になったとき、最初に声をかけた居酒屋の話になりました。“あそこおいしいですよね”と言うと、“もう1軒いい店がある”と教えてくれたんです。そこで“今度行きましょう”という話になりました。こうして、自然な流れで、ある日の仕事終わりで一緒にその居酒屋へ。そのときに今までできなかった込み入った話をしました。磯岡さんは家族がいるものの、今は一人で住んでいるとのこと。離婚しているわけではなく、“ある事情があって別居している”と……。変な話ですが、そのミステリアスで影のある様子がさらにカッコいいと思ってしまったんです。そして、店を出たタイミングで、“うちに寄っていきますか?”と言われ、素直に応じて部屋を訪ねました。こうして私は、パート先の同僚と不倫に堕ちてしまいました」“パート先で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。職場の同僚を密かに眺めているだけなら問題ないですが、関係を持ってしまうのはアウト。やがて噂話として、職場内に関係が広まってしまってもおかしくないかもしれません。©buritora/Adobe Stock ©anon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月05日妻に不倫されて離婚した祐介さん。しかし、祐介さんが新しいパートナーと同棲をし始めた途端、元妻は子どもたちとの面会交流を拒否。祐介さんは面会交流調停を起こし、面会に関するルールが決まりました。ようやく子どもたちとの面会が決まった祐介さんでしたが、久しぶりの面会はトンデモだらけでした…。その模様を私、野々原なつめがお届けします。【実は身近にある不倫】【実は身近にある不倫】面会交流時に「パパ」と呼ばれない?!不倫裁判が終盤を迎えた頃、祐介さんは、子どもたちとの面会交流が再開となりました。実に1年半ぶりだったのですが、蓋を開けてみるとトンデモだらけでした。「まず、元妻となかなか連絡が取れず面会交流の日程が決められませんでした。仕事の都合があるので、休みの申請を早めに会社に出さなければならないのに、元妻は1週間も僕のメールを無視することもありました。ようやく面会交流の日程が決まり、遊園地で会うことになったのですが、今までの面会も当日ドタキャンがあったので、本当に会えるのかどうか不安でした」面会交流当日、元妻は子どもたちを連れて遊園地の最寄り駅にやってきました。面会交流調停では「元妻同伴のもと会う」「第三者(交際相手)に会わせない」となっており、元妻は「遊園地の前に喫茶店があるので、そこで交際相手が現れないか見張っている」とのことでした。しかし、遊園地の駅前に行ってみると喫茶店などありません。元妻は祐介さんがひとりであることを確認すると、すぐに帰っていったというのです。「1年半ぶりに子どもに会えて涙が出ました。でも、子どもたちの様子がなんだかおかしいんです。僕に対してすごくよそよそしくて…。元妻と別れて遊園地の中に入ると、若干子どもたちの緊張がほぐれてきました。だけど、僕のことを『パパ』と呼ばずに名字の『鈴木さん(仮名)』と呼んでくるんです。長男に聞いてみると、元妻から『あの人はもう親じゃないからパパじゃなくて鈴木さんと呼びなさい』と言われたらしいんです。とても寂しかったです」しばらくは祐介さんのことを「鈴木さん」と呼んでいた子どもたちですが、妹が長男に「ママがいないから、内緒で今だけパパと呼ぼう」と言ったそうです。そこから妹は「パパ」と呼び始めましたが、長男は頑なに「パパ」と呼ばず「ねぇ」などと呼びかけていたといいます。おそらく長男は、母親にバレたときのことを考えてパパ呼びをためらったと考えられます。祐介さんにとっても長男にとってもぎこちない関係になっていたようです。「さらに元妻の嫌がらせがありました。長男のスマホがロックされており、家に帰ったら元妻に解除してもらえると言っていたんです。これは僕が子どものLINEを追加しないようにするためのようです。長男も『なんでパパとLINEをしたらいけないのかわからない』と僕とのLINEのやりとりを望んでいました」パパと呼ばせないことや、子どもが望んでいるのに祐介さんと連絡を取らせないようにすることは、心理的虐待にあたります。元妻は子どもたちに強い禁止令を出していることがうかがえます。「楽しい時間はあっという間に過ぎ、遊園地の最寄り駅に元妻が迎えにきました。次に会えるのは翌月です。ちょうど長男の誕生日の月だったので、元妻に長男に何が欲しいか聞いてほしいとメールするも、『それは子どもに直接聞いてください』とそっけない返信がきました。子どもとLINEできずやりとりができないから元妻に聞いているのに、本当に理解に苦しみます。何度か連絡してようやく欲しいものを聞けたのですが、レアでなかなか手に入らないものだったので第2希望まで聞きました。第1希望のレアなおもちゃを頑張って手に入れ、第2希望のものも一緒に購入したことを伝えると、『ゴミになるのであまりモノを与えないでください』と腹の立つ返信がきました。それに加え、翌月の面会交流の日程もなかなか決めてくれません」今回の面会交流で元妻との連絡がスムーズにいかなかったことを弁護士に伝えた祐介さん。すると弁護士はまた面会交流拒否が始まった場合は、罰金5万円の手続きをすると言ってくれたそうです。今後の面会交流はどうなってしまうのでしょうか。祐介さんが「あなたの返信があまりにも遅いので、また面会交流調停をやり直しましょうか?」とメールすると即座に返信が来たそうです。やはり第三者が入ると弱くなるのでしょう。面会交流は子どもの権利です。子どもの心が傷つけられず、健やかに育つことを願います。取材、文 野々原なつめ
2023年10月29日男性が軽い気持ちで不倫に手を出したら、不倫相手の女性が本気になってしまった…。このようなケースは珍しくありません。火遊びのつもりだったのに不倫相手がどんどん重くなってしまい、ようやく自分の行いを後悔することがあるようです。今回は、不倫経験のある男性に聞いた「不倫相手の女性が暴走したエピソード」を紹介します。妻のことを調べていた「不倫相手の彼女には、妻の話は一切していなかったはずなのに、なぜか妻の仕事や年齢まで知っていて怖くなったことがあります。たぶんこっそり妻のことを調べていたんだと思います。直接連絡でも取られたらどうしよう…と急に不安になって、彼女と距離を置こうと決意しました」(涼/34歳)女性のリサーチ力を甘く見てはいけません。「妻と不倫相手が繋がるはずがないから、不倫がバレることはありえない」と油断していると、痛い目にあうことも。不倫に本気になった女性が、妻のもとに押しかけたり、いきなり連絡を取ったりと、大胆な行動を起こしたエピソードはたくさんあるのです。両親に会ってほしいと頼まれた「不倫相手の彼女から『両親が今度上京するから、一度会ってほしい』と言われて、ドン引きしたことがあります。彼女は、僕が離婚して彼女と一緒になる未来を描いていたようです。さすがに不倫相手の両親に会うのは気まずすぎて…。彼女の気持ちが重くなってしまい、逃げるようにして別れました」(慶太/35歳)男性は遊びのつもりでも、女性側はそうとは限りません。本気になってしまい、不倫相手との将来を期待してしまうパターンも多いです。男性は、自らの欲求を満たすためだけに妻以外の女性に手を出すのは本当にやめてほしいものです。また女性側も、貴重な時間を無駄にしないためにも、既婚者との恋愛は避けるべきでしょう。別れた不倫相手がストーカー化「一時不倫をしていたのですが、不倫相手の彼女がだんだん重くなってきて別れることに。でも別れた後もしつこく連絡してきて、ちょっとストーカーっぽくなってきたのでLINEをブロックしました。するとその後、Facebookで僕の友人たちに連絡を取り、僕との関係を暴露するメッセージを送りつけてきたんです。軽い気持ちで不倫に手を出すものではないと心から反省しました…」(俊輔/35歳)不倫相手と別れた後に、トラブルに発展するケースもよく聞きます。ドロ沼化した結果、周囲を巻き込んだり、噂が広がって大切な人からの信頼を失ってしまうことも…。やはり不倫は、リスクがつきものです。不倫経験者に聞いた「不倫相手の女性が暴走したエピソード」を紹介しました。遊びのつもりで不倫に手を出した結果、相手の女性がのめり込んでしまい、取り返しのつかないトラブルに発展してしまうケースがあるようです。不倫というのは、人を狂わせるものだとあらためて感じさせられました。©naka/Adobe文・小泉幸
2023年10月29日不倫をされて離婚し、慰謝料を求め訴訟を起こした祐介さん。裁判は長引き、ようやく1年半後に判決が下りました。果たしてどのような判決が出たのでしょうか。その模様を私、野々原なつめがお送りいたします。連載【実は身近にある不倫】【実は身近にある不倫】不倫した元妻と不倫相手に勝訴求祐介さんが元妻と不倫相手の男を被告にして起こした不倫裁判の判決がようやく下りました。結果は祐介さんの勝訴。元妻と不倫相手に共同責任で143万円の慰謝料の支払いが命じられました。「正直こんなに裁判が長引くとは思いませんでした。元妻は最後まで『元夫との関係は結婚直後から破綻していた』と主張していました。しかし、下の子どもが生まれていることや、別居せず一緒に暮らしていたことにより、裁判官は『夫婦関係は良好とは言えないものの破綻はしていなかった』と判断しました」しかし、裁判には勝訴したものの祐介さんはモヤモヤが残っていました。それまでの裁判で元妻と不倫相手は慰謝料を払いたくないがために自己破産の手続きを進めていたのです。自己破産すると免責となり慰謝料を払う義務がなくなります。「以前の裁判では元妻も不倫相手も自己破産の準備を進めていると聞いていました。しかし、判決が出たのに相手方の弁護士からはその話が出てきません。これは自己破産を途中でやめた可能性が高いとこちら側の弁護士が推測しています。ただ、元妻はシングルマザーでパート勤めの非課税世帯ですし、不倫相手は生活保護を受けています。慰謝料を支払える可能性は低いのです」本来なら判決が出たらすぐに慰謝料を支払わなければいけません。そこで弁護士が提案したのが、元妻の銀行口座と給与の差し押さえでした。「弁護士からは銀行口座が使えなくなることはかなりのダメージになると言われました。ただ、差し押さえしても取れるお金は数千円だろうとも言われ、勝訴はしたけれど弁護士費用を考えると損をしています。とはいえ、元妻はこの裁判を示談にせずに判決にし、そのうえで負けたことを、今後後悔するだろうと思っています」祐介さんは元妻が慰謝料を払えないのならば元妻の親に払ってもらいたいと思っていますが、法的には親に払う義務はありません。裁判中、保証人を親にして慰謝料を払ってほしいと要望を出しましたが、元妻側から断られていました。「法律に詳しい知人から、裁判で勝訴しても慰謝料の回収が厳しい話はよくあると聞きました。差し押さえはかなりのダメージを与えることになりますが、やはり慰謝料をきちんと支払ってもらいたいです。そのために、もうしばらく弁護士のお世話になるつもりです。弁護士も今回の件は、自己破産をちらつかせたりしてかなり悪質だと言っていました」どんな理由があっても不倫をしたら制裁が待っています。子どもがいる場合は子どもたちの教育にだってよくありません。不倫は百害あって一利なしです。取材、文 野々原なつめ
2023年10月29日結婚後、近くにいる人に好意を抱いてしまうこともあるかもしれません。そして、なかにはそのまま不倫関係となってしまう場合も…。瞳子さん(仮名・34歳)も、かつて社内不倫に堕ちてしまったと言います。当時の状況を詳しく伺いました。出産からの職場復帰「私は大学卒業後、金融関係の大手企業に就職をしました。女性が多い職場で、全体の7~8割ほどを占めていました。私は28歳で結婚して、翌年に出産。産休と育休を十分にとったあと、職場に復帰をしました。その後も、時短出勤などもあり、子育てに関しても苦痛を感じることはありませんでしたね。大手だけあって、そういった制度は充実していたと思います。充実した生活を送ることができていましたが、子どもに手がかからなくなってくると、次第に退屈さを感じるようになってきたんです」同僚の告白「私には、親しくしている同僚のユリコ(仮名)という友人がいます。ユリコも結婚して子どももいて、同じような環境だったため、よく情報を交換し合っていました。ある日、久しぶりにユリコと二人で飲みに行ったとき、“上司が気になる”という話を聞かされたんです。男性社員は少ないので、誰のことかはすぐに分かりました。久しぶりの恋バナです。私は遠い昔の学生時代を思い出し、新鮮な感覚に…。そこで、話もエスカレートして、“ユリコから誘ってみたら?”と煽ってしまったんです。うちの職場はセクハラなどにもとても厳しいこともあり、男性のほうから誘ってくることはまずありません。そこで、“こっちから…”と、ユリコをけしかけるようなことを言ってしまいました」友人に触発されてしまい…「すると、1か月も経たないうちに、ユリコから報告を受けました。“二人で飲みに行くことになった”と。さらに翌日、“ホテルに行ってしまった”とまで…。一時のノリだと思って話していたので、実際にそうなるとは驚きましたが、同時に興奮もしてしまって。そして、ユリコから詳しく話を聞くうちに、私のなかの恋の導火線にも、火がついてしまったのです。実は当時私にも、湯沢くん(仮名)という気になる同僚の男性社員がいて…。何も起こらないのが当たり前だと思っていたのに、ユリコの話を聞いたことで、“声かけてみようかな”という今までにない思考が芽生えてしまいました」2組の不倫カップル誕生「しばらくして、職場の飲み会がありました。そこに、気になっている湯沢くんも参加。なるべく近くに座り、自分のほうから話しかけました。そして、飲み会終わりで私のほうから、“もう少し飲まない?”と誘ってしまったんです。二人で近くのバーに入り、いい雰囲気に…。そこで終わらせることもできました。でも、もっと先に進みたい、ユリコに何か報告したいという思いもあり、店を出てホテルへ…。湯沢くんもまた既婚者であり、W不倫という形になってしまったんです。もし不倫が発覚すれば、厳しいペナルティが課される職場です。周囲にはバレないように心がけていましたが、完全に気分は浮かれていましたね」“大手企業で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。一人では行動に移す勇気がなくても、二人一緒なら心強い…という感覚になってしまったのかもしれません。しかし、責任は個々に降りかかってきます。厳しいペナルティが待っていることを、気分の浮かれていた当時は忘れてしまっていたのでしょう。©buritora/Adobe Stock ©metamorworks/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月27日夫の単身赴任中、子どもを通じて知り合ったパパ友と不倫関係に至ってしまった30代の夕希さん(仮名)。「バレないだろう」とたかをくくっていたものの、現実はそう甘くなかったようです。出来心から不倫をしてしまい、人生が一気に転落した30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。夫が単身赴任なのをいいことに不倫三昧の毎日不倫相手の大輝さん(仮名)とホテルに行ってから帰宅し、子どもに「お風呂のにおいがする!」と言われて肝を冷やした夕希さん。しかしその後、夫は何事もなかったようにいつもと変わらない様子で単身赴任先へ戻っていったそう。「バレなくて本当によかった」と夕希さんは安堵すると同時に、夫が赴任先へ戻ったことで大輝さんと自由にデートできる環境になったことを嬉しく思ったと言います。「それから私は、たまに子どもを実家に預けて大輝さんと密会を重ねました。独身気分でデートをできたので、あの頃は本当に浮かれていましたし、毎日がとても楽しかったです。ところがある日、夫から『明日そっちへ戻るから、子どもを預けて僕の友だち夫婦と食事しよう』と急に連絡がきて、なんだかおかしいなって思いました」夫に指定された場所に行くと修羅場が待っていた夫から結婚後にそんな誘いを受けたことがなかった夕希さんは、少しだけ嫌な予感がしたそうです。しかし断る理由もなかったため、夫に指定された待ち合わせ場所に向かいました。するとそこには、大輝さんとその妻がいたとのこと……。その瞬間から、その場は壮絶な修羅場へと化したのです。「実は夫は、私に強い不信感を抱いていて、単身赴任先に戻ってから探偵に依頼して私の素行を調べていたそうです。出てきた証拠を見て私の不倫を確信し、保護者同士のコミュニティを通じて大輝さんの妻に連絡したと聞きました。話し合いの場に私をおびき出すために、大輝さんの妻と協力して食事の席を設けたようです」その場で不倫の証拠写真を突きつけられ、夕希さんも大輝さんも言い逃れができない状況へと追い込まれたそう。そして、お互いの配偶者からそれぞれが離婚と慰謝料を請求され、さらに親権を譲ることを求められたそうです。「私はそのとき大輝さんとの不倫に溺れていたので、『これで大輝さんと再婚できるかも?』とバカなことを考えていました。ですが、その後の話し合いの場で、大輝さんの妻から『夫と不仲になったのは夫のモラハラが原因です』とハッキリ言われて、ハッと冷静になりました。よくよく考えると、たしかに大輝さんのモラハラ気質っぽいところが思い当たりましたし、彼女が嘘をついているようには見えませんでした。さらに大輝さんは話し合いの場でも無責任な態度を取り続けていて、そんな大輝さんを見ているうちに私も大輝さんに幻滅してしまい、一瞬にして恋心が冷めたのです」大輝さんの態度にイライラが止まらなくなった夕希さんは不倫を後悔しましたが、すでに後の祭り。夫からは「全部相手のせいにするな、君が悪いんだろ」と正論を言われ、何も言い返せなかったと振り返ります。「私は夫も、子どもとの暮らしも失いました。今は狭いアパートで一人寂しく暮らしています。あまりにも壮絶な修羅場を経て離婚をしたので、なかなか次の恋愛をする気にならず、もう3年以上が経ちました。将来の生活も不安ですし、前を向いて人生をやり直さなくてはいけないと頭では考えていますが、なかなか行動に移せないまま時間ばかりが過ぎていて虚しいです」不倫の末に幸せになろうとしても、そう甘いものではありません。多くの人を傷つけ巻き込んだ代償は大きく、不倫を終えたあとも人生の軌道修正に時間がかかる人は少なくないのが現実でしょう。いかなる理由があったとしても、結婚している立場で配偶者以外の相手と深い仲になることは、絶対に避けるべき行為なのです。©smile/Adobe Stock ©rrice/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月25日夫の単身赴任中に、不倫へと足を踏み入れる女性もいるようです。子どもを通じて知り合った男性と、予想もしなかった不倫関係になってしまい、人生を狂わせてしまった経験をもつ30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫が単身赴任中に、身近な男性に恋心を…夕希さん(仮名)は、一人の子どもを育てる30代の妻で、夫は単身赴任中。毎日を淡々と過ごしていたある日、いつものように参加した保護者会で、子どもの友だちのパパである大輝さん(仮名)と親しくなったと言います。「大輝さんの妻は仕事で家を空けることが多く、学校行事は主に大輝さんが参加していると聞きました。 出会ったその日からなんとなくフィーリングが合うような気がしたんです。それからすぐに公園で子どもを一緒に遊ばせたりして、大輝さんとの交流が始まりました。私も夫が単身赴任中で、普段はなかなか男性との関わりがないこともあり、次第に大輝さんに好意を感じるようになってしまったんですよね」大輝さんと親しくなった当初は、不倫なんてまったく考えていなかったと、当時を振り返る夕希さん。しかし一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、「この人が夫だったら幸せだっただろうなぁ」と恋心を抱き始めてしまったのだとか……。彼の相談を聞いているうちに心の距離が縮まってある日、夫が単身赴任から一時帰宅したときのこと。「僕が子どもを見ておくから、君は買い物でも行ってきたら?」と夫から提案され、夕希さんは久しぶりにフリーの時間を楽しめることになったそう。そして、夫に感謝しながら久しぶりの一人時間を満喫していると、偶然にも街で大輝さんに出会ったのだといいます。「本当にバッタリという感じでびっくりしました。その日、大輝さんは自宅で妻と喧嘩してしまい、家を出てきたとのこと。最近は夫婦仲がうまくいっていないと相談されて、話を聞くうちにだんだんと心の距離が縮まっていくのがわかりました。そして、その流れで関係を持ってしまったんです」夕希さんは大輝さんとホテルに行ったあと、何事もなかったように帰宅したとのこと。しかし、玄関で子どもに抱きつかれた瞬間、子どもに「ママからお風呂のにおいがするね!」と言われてしまい、ヒヤッとしたそうです。「子どもの声を夫に聞かれていたらホテルにいたことがバレる……と焦りましたが、夫の様子をチラリと見ると、スマホを見ていてこちらの声は聞こえていない様子で安心しました。肝を冷やしたので、今後大輝さんとホテルに行っても絶対にバレないように気をつけようと決意しましたね」パートナーと離れて暮らしていると、つい気持ちが緩み、別の人に惹かれてしまうこともあるのかもしれません。しかし結婚している身で別の相手と関係をもてば不倫です。パートナーを裏切る行為をしてしまえば、その後に甘くない展開が待ち受けていることは確実でしょう。©mapo/Adobe Stock©polkadot/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月25日初めて行った場所で思いがけない出会いをして、その相手と深い関係になってしまうこともあると思います。それが不倫という場合もあるかもしれません。涼花さん(仮名・31歳)も、以前にお酒を飲みに行った先で出会った男性と不倫をしてしまい、大変な事態に巻き込まれたそう。当時の状況を詳しく伺いました。飲み会終わりにバーへ「ある日、職場の飲み会が開催されるということで、夫には帰りが遅くなると伝えていました。ただ、飲み会が1次会で終了して、早い時間に解散。このまま早く帰るのももったいないし、ちょっと飲み足りないとも思ったので、入ったことのないバーに一人で寄ってみたんです。カウンター席と、テーブル席が2つほどの小さなお店でした。私はカウンター席に座り、お酒を注文。そのとき、カウンターの向こうで仕事をしている店長が、ちょっとかっこいいことに気付いたんです」いつの間にか二人きりに「店長は40代後半ぐらいの男性で、佇まいが絵になる感じの、いわゆる“イケオジ”といった印象。名前はタロウさん(仮名)といいました。タロウさんと会話をしながら飲んでいると、いつの間にか2時間が経過していて、店内のお客は私一人になっていました。するとタロウさんに、“1杯付き合って”と言われ、バーを閉めて別のお店へ行くことに。そこでもだいぶ飲んでしまい、かなり酔ってしまって…。お店を出た後、誘われるがままホテルへ行ってしまったんです。タロウさんとホテルで過ごした後、さすがに泊まるのはいけないと思い、深夜2時ごろに家へ帰りました」LINEの返信がなく焦らされて…「翌日、タロウさんにLINEを送りました。バーの店長なら昼間の時間は空いているはず…と思ったのですが、返信がないんです。そして夜になって、ようやく返信が届きました。それから何度かやり取りをしたのですが、タロウさんからの返信は毎回遅くて。なのに甘く優しい言葉をかけてくれるので、タロウさんに会いたいという思いがだんだん強くなっていったんです。ただ、前回の飲み会の日に深夜に帰宅していたため、夫に対して負い目があり、しばらくは大人しくしていなければと思いました。ようやく時間が取れたのが1週間後。私はタロウさんに、“今日お店に行きます”とLINEを入れました。でも、やっぱり返信はなくて…」店を訪れるとカウンターには別人が…「仕事が終わり、とりあえずバーに向かいました。でも、店に入るとタロウさんがいなくて、カウンターには別の人が立っていました。あとから来るのかもしれないと思い、様子を窺っていたんですが、その気配もありません。そこで、私は思い切って、カウンターの従業員に「店長のタロウさんはいますか?」と聞いてみました。すると、「店長は私ですが」という返答が…。実は店長は海外旅行に出かけていて、先週の1週間だけは店を別の人に任せていたそう。店を1週間閉めておくのももったいないということで、知り合いに相談したところ、店をやらせてほしいという男性を紹介されたらしいのです。それがおそらく、タロウさんだろうという話でした。ただ、店長はタロウさんと直接知り合いではなく、あくまで友人の紹介。連絡を取れるかどうかは、友人に聞いてみないと分からないと言われました。それを聞いて、私は逃げられたんだと気付きました。一度きりの関係で、都合よく終わらされたのだと…。すっかりタロウさんに夢中になっていた私は、かなりショックを受けました」“バーの店長と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。お酒を飲むことは決して悪いことではありませんが、酔った結果、不倫に堕ちる可能性がある行動は慎むべきなのでしょう。©tarikkaanmuslu/Adobe Stock ©maru54/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月22日アプリで知り合った年下のイケメンと不倫をしていた30代の優香さん(仮名)。ナルシストで美意識の高い彼から、整形など美容に使うお金をねだられ、優香さんは貯金を崩して援助をしていたそうです。レス状態だった夫に不倫がバレたものの、大きな騒ぎにはならず、夫に許されたと思い安堵した優香さん。しかし夫はひそかに反撃を考えていたのです…。不倫で全てを失った30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫から慰謝料請求と離婚を突きつけられて夫に不倫を打ち明けたあと、その場で咎められることがなかった優香さんは、夫が自分のことを許してくれていると誤解したそう。しかし、現実には夫は優香さんを許しておらず、その後すぐに夫婦間に大きな問題が生じました。「夫は私の愚行を許してくれませんでした。その後夫は家から出て行ってしまい、二度と自宅に戻ってくることはなかったのです。そして夫が家を出てから1か月くらい経った頃、弁護士事務所から慰謝料請求と離婚について書かれた封書が私のもとに届きました」夫と直接話して弁解をしたくても、「すべて弁護士と話してくれ」と突っぱねられ、夫と話す機会は二度となかったとのこと。粛々と交渉を進める相手の弁護士に対して、「とてもじゃないけれど私の意見なんて通らない」と判断した優香さんは、夫の請求額どおりの慰謝料を全額支払うことに同意し、さらに離婚にも合意したそうです。実家に泣きつくも絶縁を言い渡され…「慰謝料の額はいわゆる相場でしたが、貯金がゼロになっていた私にはそんなお金を払う余裕がなかったので、実家に泣きついて借りました。お金を借りるにあたって父や母にも事情を話さなくてはならず、お金は貸してくれましたが、『そんな恥知らずな娘は絶縁だ』と言われてしまい、それからは実家にも行けなくなってしまいました。それに、不倫相手も私が離婚問題で悩んでいることを知った途端に手のひら返しで…。ある日、いきなり携帯電話の番号が変わっていて、SNSのアカウントも削除されていたんです。自宅には行ったことがなかったのでどこに住んでいるのかもわからず、彼といきなり連絡が取れなくなったことがかなりショックでした」慰謝料を払い離婚が成立した優香さんは、新生活を送ろうにも先立つものがなく、昼間の仕事に加えて現在は深夜もアルバイトをして、なんとか生活を立て直そうとしているとのこと。しかし「なかなか生活は安定しない」と言います。「結婚していた頃は在宅で短時間働いていただけなので、ほぼ専業主婦みたいな感覚でした。離婚をきっかけに就職活動をしてなんとか働くところが見つかりましたが、予想していたよりも給料が低くて…。今は学生が住むような狭いワンルームのアパートで暮らすのが精一杯。ここからまたきちんとした生活に戻れるのか不安で仕方ありません」不倫をすると、ひとときの快楽の代償として、これまで築き上げてきた全てのものを失うこともあるのです。「私ならうまくやれるはず」と思っていても、そう現実は甘くありません。気の迷いが起きても、不倫には絶対に足を踏み入れるべきではないでしょう。©Kanazawa photo base/Adobe Stock ©takasu/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月18日イケメン好きを公言する既婚女性のなかには、顔がタイプというだけで不倫に走ってしまう人もいるようです。優香さん(仮名)も、顔がタイプの男性に出会って不倫に堕ちてしまった一人。ナルシストなイケメンとの不倫に溺れた30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。暇つぶしに始めたアプリで理想の男性と出会う優香さん(仮名)は結婚3年目のときに、暇つぶしで始めた出会い系アプリで理想的な顔立ちの年下男性に出会ったとのこと。そのころ、すでに夫とはレスの状態。子作り計画についてもあやふやになっていたことから、毎日が退屈で仕方なく、軽い気持ちでアプリを使って出会いを求めたそうです。「まさか理想のイケメンとアプリで簡単に出会えるとは思っていなかったので、彼を見つけたときは大興奮でした。すぐにメッセージを送ってみると彼からも返信があり、その翌日にはデートをすることになったんです。正直、夫の顔はあまりタイプではなく、収入で結婚を決めたようなところがあったので、不倫とはいえ、若いイケメンと出会えたことに浮かれていました」出会ったその日から不倫関係に「実際に会ってみると、彼は思っていた以上に自分のカッコよさに自信を持っているようでした。とはいえ、かなりのイケメンですし、ナルシストでも仕方ないかなと許せてしまって…。彼と一緒に街を歩けるというだけで、私にとっては幸せだったんです。体の相性も悪くなくて、ずっと夫とレスだった私は、久しぶりに“女性”である自分を思い出すことができた気がしました。不倫であることを忘れるくらいにのめり込んでいましたね」彼との不倫が始まって数週間が経った頃、優香さんは「整形したいからお金をちょうだい」と彼に言われたとのこと。不倫相手の彼は定職についておらず、アルバイトや在宅ワークをしていて、あまりお金に余裕はなかったそう。イケメンにさらなる磨きをかけてほしかった優香さんは二つ返事でこれを了承し、お金を渡したそうです。「彼に渡したお金は30万円くらいだったと思います。当時はまだ独身時代からの貯金があったので、夫にはバレずにお金を渡せました。これで彼がもっとイケメンになってくれるなら私も嬉しいな、くらいの軽い気持ちでしたね。それに、私の夫は同年代に比べると収入がいいほうだったので、それに比べて質素な生活を送っている彼をかわいそうに思う気持ちもあって…。30万円で彼が喜んでくれるなら、寄付みたいなものだと考えていました」ところが不倫相手の彼は、このあとも何度も優香さんにお金を要求するようになっていったそう。1か月に数回はまとまった金額をせびられ、そのたびに優香さんは自分の貯金を崩して彼にお金を渡したそうです。「貯金が目減りしていくのは、あっという間でした。お金を渡したときの彼の嬉しそうな顔を見ると、どうしても断ることができなくて……。だけど、やっぱり現実はそう甘くはないですね。不倫を始めて3か月目に、夫が私の様子がおかしいことに気づき、問い詰められてしまいました」嘘をつくのが苦手な性格だという優香さんは、夫から不倫を疑われたとき、正直に彼との関係を打ち明けたとのこと。そして彼にお金を渡してしまい、貯金がほぼゼロになっていることも話したそうです。「夫婦仲はラブラブとは言い難い関係でしたし、夫もクールでさっぱりした性格だったので、なんだかんだ許してもらえるだろうと思ったんです。実際に、私の告白に対して夫はしばらく沈黙したあと、“わかった”と言っただけでした。お金のことは何も解決していませんが、夫に隠し事をしていた罪悪感はなくなったので、一安心しましたね」結婚後に自分が理想とする相手に出会ってしまい、熱に浮かされたように不倫に走ってしまう人もいます。しかし、どんな事情があったとしても、配偶者を裏切ってしまえば制裁が下されても無理はないでしょう。軽い気持ちでの不倫をきっかけに、人生が大きく転落する人は決して少なくありません。©UTS/Adobe Stock©hanack/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月18日明穂さん(仮名・28歳)は、友人の友梨奈さん(仮名)からW不倫していることを聞かされます。最初は面白がっていたものの、どんどんエスカレートしていき「彼の子どもが欲しい」という発言を聞いてドン引きしたそう。そんなある日、友梨奈さんの夫からDMが届き、夫が不倫に勘づいていると悟った明穂さんは、友梨奈さんに不倫をやめさせることを決意したそう。その後、どのような展開を迎えたのでしょうか…。友人の不倫を止めることを決意「どんどん不倫にハマっていく友梨奈を見て、一時は距離を置こうと思っていました。しかし夫である佑史さん(仮名)が不倫に勘づいているとわかってから、このまま見捨てるわけにはいかないと思うように。不倫を続ければ、友梨奈が悲惨な状況になることは目に見えています。“不倫はもうやめたほうがいい”と伝えるために、私は友梨奈と二人で会うことにしました。待ち合わせの当日、お店にやってきた友梨奈を見たとき、いつもと様子が違っていることに気づきました。普段はテンションが高めなのに、ムスッとした表情で現れたのです。そして席に着くなり、“佑史が不倫している”と言い出しました」友人の勘違い「友梨奈は、“佑史の様子がおかしい”“隠れてコソコソ誰かと連絡を取っている”と言うのです。そんなはずはないと思いました。むしろ佑史さんは、友梨奈が不倫しているのではないかと不安がっていたわけですから。さらに友梨奈はヒートアップし、“佑史と連絡を取っているのは明穂でしょう?”と、私を責め始めたんです。私は慌てて否定しましたが、友梨奈は聞く耳を持ちません。それどころか、“私、見たんだから!”と声を荒げてまくし立ててきたんです」疑惑からの決別「どうやら友梨奈は、佑史さんのスマホを盗み見したようでした。そこで、SNSでの私とのやり取りを見つけたようです。やり取りの内容は友梨奈の不倫に関することばかりだったのですが、どうやら佑史さんは私とのメッセージをほとんど削除していたよう。友梨奈は“都合が悪い内容だから消したんだ”と勘違いし、私と佑史さんの関係を疑ったみたいです。それならばと、私は自分のスマホを見せて弁解しようとしました。私のスマホには佑史さんとのメッセージがすべて残っていたので、やり取りを見せれば納得してくれると思ったんです。ですが、激昂した友梨奈は話を聞かず、“親友だと思ってたのに!”と言ってテーブルを思いっきり叩き、そのまま出て行ってしまいました。私は疑いを晴らそうと連絡をしましたが、返信は一切なし。心配しつつしばらく過ごしていたころ、再び佑史さんから連絡が来ました」音信不通となったその後「佑史さんの話によると、友梨奈としっかり話し合った末に、私と関係があるという疑いは晴れたとのこと。それだけでなく、友梨奈は上司との不倫関係を認めたそうです。友梨奈は自分がW不倫にハマっていくにつれ、同じように自分も裏切られているかも……と疑心暗鬼になり、佑史さんのスマホを覗いたようでした。もともと二人が略奪愛の末の結婚だったことも、疑心暗鬼になってしまった原因かもしれません。友梨奈とは、その後も一切連絡が取れず、音信不通のまま。騒動から半年ほど経ったころ、共通の友人から聞いた話では、友梨奈は離婚して実家に戻っているそうです」“社内不倫に堕ちた友人を持つ女性の告白”をご紹介しました。不倫により、夫だけでなく大切な友人まで失ってしまったようです。もし親しい人が不倫をしていたら、その様子を楽しんだり面白がったりするのは避けるべきでしょう。©Graphs/PIXTA(ピクスタ) ©kei907/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月15日自分の親しい人物が、不倫に走ってしまうこともあると思います。そんなときは、どのような対応をすればいいか困ってしまうこともあるでしょう。明穂さん(仮名・28歳)も以前にそんな経験をして、とても悩んだそう。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。略奪婚した友人「私の大学からの友人に、友梨奈(仮名)という女性がいます。友梨奈は見た目も良くて目立つタイプ。なんとなく華があって、男性ウケも良かったんですね。大胆に行動するタイプでもあり、一緒にいて楽しかったので、卒業後もずっと交流を続けていました。友梨奈は20代半ばで結婚。相手は同じ大学出身の男性だったんですが、聞くところによると、当時はお互いに別の恋人がいたそう。要するに、略奪をして結婚したわけです。そんな大胆な行動も、友梨奈らしいなという印象でした」不倫に至った経緯を聞いて「友梨奈が結婚して1年ほど経ったころ、二人で食事に行ったんですね。そこで、“不倫しているんだ”と告白されました。相手は既婚者の上司で、W不倫をしているとのこと。優秀で仕事ができるらしく、若くして課長に出世した人だと自慢げに語っていました。友梨奈のほうからアプローチをかけて飲みに誘ったところ、すぐにカラダの関係になったそうです。正直、“相変わらずだな…”と思いました。ですが、不倫に至った経緯を聞くうちに、自分が体験したことのないエピソードばかりでドキドキしたことも事実です。私がそうやって楽しそうに聞いていたことも要因としてあるのか、友梨奈の行動は次第にエスカレートし始めました」上司との不倫旅行「しばらくして友梨奈から、“不倫相手と2泊3日の旅行をしてきた”と報告を受けました。夫にバレていないのか気になりましたが、それなりに偽装工作はしているようでした。すると今度は、“彼とおうちデートした”という連絡が。夫の出張中に不倫相手を自宅に招き、ゆっくり過ごしたそうです。さらには、“彼の子どもが欲しい”と、不倫相手との子どもを望む発言まで飛び出すように…。どんどん行動や発言がエスカレートしていく様子を見て、“さすがにヤバいのでは…”と危険を感じるようになりました」SNSに届いたDMの送り主は…「不倫にのめり込む友梨奈を見て、距離を置こうかどうか考え始めたころです。私のSNSのアカウントに1通のDMが届きました。相手は友梨奈の夫の佑史さん(仮名)。友梨奈と同じく佑史さんとも出身大学が同じであり、私は二人の結婚式にも参加していたので、親しいとまでは言えないもののSNSはつながっていました。何事かと思ったら、佑史さんはDMで“〇〇さんって知っていますか?”と尋ねてきました。それは、友梨奈の不倫相手の名前だったんです。さすがに知っているとは言えず、“友梨奈から何か聞いていないですか?”という質問にも、“何も聞いていない”と知らばっくれてしまいました。嘘をついた罪悪感がありつつ、友梨奈の不倫話を他人事だと思って楽しんでいた分、彼女の裏切りを密告することはできませんでしたね…」“社内不倫に堕ちた友人を持つ女性の告白”をご紹介しました。最初は興味本位で話を聞くことが楽しかったのかもしれません。しかし、友人の行動がエスカレートしていくうちに、恐怖を感じるようになったよう。友人が不幸になる姿は見たくないと思い、ついかばってしまうケースは少なくないのかもしれません。©TK/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月15日梨央さん(仮名・28歳)は昨年転職をして、新しい職場で上司の安井さん(仮名)と出会いました。安井さんは妻が厳しく、食事やお金に関して厳しい制限を設けられていたそう。同情を寄せた梨央さんは、家に安井さんを招いて食事を振る舞った際に、不倫関係になってしまいました。その後、状況はどう変化していったのでしょうか…。不倫相手の行動に違和感をおぼえて「安井さんと会うのは主に週末でした。平日は妻の目も厳しく、仕事が終わると速やかに帰宅するのですが、週末は妻が子どもを連れて出かけることが多く、時間に余裕もあるそうでした。しかし私は、密会を重ねる中で、安井さんの行動に少しずつ違和感をおぼえるように。一緒に買いものなどに出かける際、“財布を忘れた”と言い、タバコ代を私に借りるのです。しかし、返す素振りはなし…。しっかりしているように見えて、なんとなくだらしないと感じる一面を見るようになりました」上司の良からぬ噂「転職して3か月ほど経ち、職場内の状況、人間関係などもだいたい把握し始めました。そこで、安井さんに関する良からぬ噂を耳にしたんです。安井さんは、数年前に今の支社に移ってきたらしいのですが、異動の理由が、前の支社での不倫だったと。なんでも、途中採用で入社してきた女性に手を出し、不倫関係となった挙句、彼女は借金を重ねてボロボロになったと…。話に尾ひれはついているとは思いますが、だいたいそのような内容でした。私は、その女性の姿が自分と重なり、少し怖くなったんです」職場にやって来た不倫相手の妻「それからほどなくして、職場にある女性がやって来ました。社内を見回してキョロキョロする女性に、別の女性社員が声をかけました。すると、“梨央さんって方、います?”と尋ねる声が。私を探していたのです。そこでハッとして、女性が安井さんの妻だと気付きました。そのとき、ちょうど安井さんは出払っているタイミングでした。私たちは、奥にあるパーテーションで仕切られた部屋に移ることに。怖い人だと分かっていたので、恐ろしくて仕方ありませんでしたが、口調は意外と冷静でした。すでに私たちの関係は知っているとのこと。安井さんのスマホのLINEを盗み見て、私との関係や名前を把握したようでした。そして、“あの男のどこがいいの?”と尋ねられたんです」妻の一言で決着「そこで、安井さんが戻ってきて、部屋に入ってきたんですね。動揺した様子で、“彼女は悪くないんだ”と私を庇うような素振りを見せました。しかし妻は、“そんなことはわかってる”と一喝。“この期に及んでなにカッコつけてんだよ”と言って立ち上がり、安井さんと向かい合う状態に。そして、安井さんに向けて“ちゃんと話はまとめとけよ”と言い放ち、私に対しては“こんなのと一緒に居ても不幸になるだけだよ”と言って出て行きました。その直後、外からは“お騒がせして申し訳ありません”という声が。私は、ほんのちょっと、その姿がカッコいいと思ってしまいました。以降、私も冷静になり、安井さんとは距離を置くように。その後すぐに、安井さんはまた別の支社に異動になりました。安井さんは相当だらしない人であり、妻も厳しくせざるを得なかったのかもしれません。今となっては、安井さんの言っていたことが本当だったのかもわかりませんし、その後夫婦の関係性がどうなったのかも知りません」“恐妻におびえる上司と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。不倫相手の妻のおかげで、彼女も深みにハマらずに済んだのかもしれません。自分の不幸をエサにして、近付いてくる男性もいます。まずは相手の人となりを把握してから、同情を寄せるべきかどうかを判断したほうがいいでしょう。©naka/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月11日結婚して月日が経つと、夫婦の関係性が変わっていくこともあります。パワーバランスが崩れ、どちらかに力が偏ってしまうケースも。梨央さん(仮名・28歳)もかつて、そんな夫婦関係にある上司と不倫に堕ちてしまったそう。なぜそんな状況になったのか、詳しく話を伺いました。気になる上司「去年、私は転職をして、ある電機メーカーに入社したんです。配属先の支社で、私にいろいろ指導をしてくれたのが、上司の安井さん(仮名)。40代後半の既婚者でした。安井さんは物腰が柔らかく、丁寧に説明をしてくれる人で、おかげで私もすぐに仕事に馴染むことができました。職場も雰囲気が良く、仲がいいようで、仕事終わりに飲みに出かけることもあったんですね。何度か参加をして、ひとつ気が付いたことがありました。安井さんが一切参加していないのです。最初の歓迎会以外、安井さんが飲み会にいる姿を見たことがなく、不思議に思った私は、ほかの社員にそれとなく理由を尋ねました。すると、“家が厳しいらしい”“妻が怖い人らしい”との声をいくつか聞いたんです」上司と公園で遭遇「そんなある日、お昼休みに私が外で食事をしたあと、天気が良かったので少し散歩をして戻ろうとしていました。公園に立ち寄ると、ベンチに安井さんの姿が。何をするでもなく、缶コーヒーを片手に佇んでいたので、声を掛けたんです。お昼はいつも手作りのお弁当のようだったので、“お弁当ですか?”と尋ねると、“今日はないんだ”と。“昨日ちょっと妻とケンカしてしまって”と、作ってもらえなかったよう。さらにはお昼も食べていないようで、“節約のため”だと言うのです」妻に怯える上司の姿に…「さらに話を聞くと、妻はとても気分屋で怒りっぽく、感情に波があるとのことでした。そして、1か月のお小遣いが1万5千円しかもらっていないと。それで、飲み会にも参加していないのだと合点がいきました。さらにはお酒もタバコもやめ、唯一の趣味だった釣りもしなくなったそう。“ボーッと過ごすことが多くなった”と言う安井さんの姿を見て、なんだかとても悲しくなりました。ちゃんと食事をしているのかと尋ねると、“それは大丈夫”と言うものの、一人で食事をする際は、レンジを使うと電気代がかさむということで使わせてもらえず、冷たいまま食べているらしいのです。その日は金曜日で、“明日から妻が子どもを連れて友だちのところに行くから気分が楽”と安井さんが言いました。私は、あまりに可哀そうに感じてしまい、“よかったら私の家に来ませんか?”“食事を作ります”と誘いました」同情から不倫がスタート「翌日、土曜日のお昼頃に安井さんが部屋に来ました。私は一応料理が得意なほうで、何品か作ってふるまったんです。安井さんはそれを、“おいしいおいしい”と言って食べてくれました。“温かい料理なんて久しぶり”と、なんとも悲しい発言も…。そこで私がビールを差し出すと、安井さんが目を輝かせました。“ビールなんて何か月ぶりだろう”と言いながら、味わっていました。しばらくして、少し酔いが回ったのか、“つらい”とこぼし、安井さんが涙を見せ始めたのです。弱っている姿を見せられたら、こっちも同情しますよね。“僕を慰めて欲しい”と言うので、私は隣に座り、手を重ねました。そこから徐々に、安井さんが私のカラダに手を伸ばしてきたんです。拒むことはできませんでした。こうして、好意というよりは、完全に同情から不倫関係が始まりました」“恐妻におびえる上司と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。いくら相手の事情に同情したからといって、不倫しても解決にはなりません。それどころか、悪い方向へ進んでいってしまうのは明らかでしょう。©kapinon/Adobe Stock©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月11日楓さん(仮名・30歳)は結婚して間もなく、カフェでパートを始めました。そこに来ていたイケメンの男性客、浅川さん(仮名)とひょんなことから不倫関係に。浅川さんには自分が既婚者であることを隠し、密会を続けていたと言います。あるとき夫がカフェを訪れたことをきっかけに、浅川さんとの関係を終わらせようと思った楓さんでしたが……。その後、状況はどう変化していったのでしょうか?再び夫がパート先を訪れて「夫がカフェを突然訪れ、浅川さんとニアミスをしたことで、この関係の危険性を痛感しました。浅川さんとの関係を終わりにしようとも思いましたが、会うとやはりイケメンということもあり、気分が浮かれて切り出せず……。しばらく関係を続けていたんです。すると1か月ほど経ったころ、再び夫が店にやって来ました。しかし、その日はちょうど浅川さんが来ていなかったので、私も余裕を持って構えていました。ところが、夫の様子がいつもと違ったのです」不倫相手を呼び出すように言われて「おもむろに、“あの男はどこ?”と聞いてきました。浅川さんのことを言っているんだと分かりましたが、私はしばらくとぼけていたんです。しかし、“とぼけても無駄。全部わかってる”と言われてしまって。周りの目もあるため、“連絡するから”と伝え、夫にはいったん落ち着いてもらい、別の店で待つよう促しました。そこからは私も、気が気じゃなかったです。仕事をしながらも、どう話をまとめるかを一生懸命考えました。しかし、いい案は一切浮かばず。もう、正直に話して謝るしかないのかもしれないと思いました。とりあえず私のパート終わりで、浅川さんを呼び出しました」夫の執念の尾行「やって来た浅川さんは、何が何だか分からず戸惑っている様子でした。それもそのはず。私は自分が既婚者であることを隠していたわけですから。夫も、浅川さんの事情を知って、少し驚いているようでした。夫は、普段の私の様子から、誰か男ができたのではないかと疑い始めたよう。もしそうなら、パート先しかないと推測。そこで、ちょくちょくカフェの近くに来ては、私のパート終わりを覗いていたようです。最初はほかの男性スタッフを疑っていたようでした。しかし、すぐに浅川さんと待ち合わせて、どこかに出かける姿を目撃。あとをつけたところ、ホテル街へと向かっていったと。その様子をスマホのカメラにおさめ、写真を証拠として突きつけられました」夫にも不倫相手にも責められて「浅川さんはというと、ただただショックを受けている様子。青ざめた表情で、“なんで……”と呟いていました。いわば、浅川さんも被害者ということ。夫も最初のうちは、浅川さんへ敵意を見せていましたが、途中から怒りの矛先は、完全に私一人に向けられました。浅川さんも、私を庇ってくれるようなことはなく、二人に責められる状況に……。その後いったん話を終え、帰宅。そこで再び話し合いが始まり、夫から離婚の意志を告げられました。合わせて、慰謝料も請求されることに。浅川さんに対しては、私が既婚者だと知らなかったということで、慰謝料の請求はされませんでした。離婚後は、カフェを辞めて違う場所でパートを始め、いくつか掛け持ちをしています。もちろん、浅川さんとの関係も断絶。今は、慰謝料支払いのために抱えた借金を返しながら、ひっそりと暮らしています」“パート先の男性客と不倫に堕ちた新婚妻の告白”をご紹介しました。ほんの出来心で始めたことが、悲惨な結末を招いてしまいました。せめて、既婚者であることを相手に伝えておけば、このような事態に陥ることはなかったのかもしれませんが……。すべては、後の祭りです。©yu_photo/Adobe Stock ©lielos/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月08日新婚といえば、夫婦仲が良くラブラブなイメージがあるかもしれません。しかし、なかにはすぐに他の異性に心を奪われてしまうような状況に陥ることもあるようです。楓さん(仮名・30歳)も、そんな経験をした一人だと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。結婚後にカフェでパートを始めて「夫とは、友人の紹介で出会いました。私よりも5歳上で、大手企業に勤めていて、しっかりした人という印象。やがて交際が始まり、順調に結婚へと至りました。私は、金融関係の会社で働いていましたが、職場の雰囲気があまり好きではなかったこともあり、結婚したタイミングで退職をして、しばらくのんびりとしていたんです。そして結婚後3か月ほど経ったころ。以前からオシャレなカフェで働いてみたいという夢があったので、いいお店を探してパートを始めました。週に何回かパートに入るようになり、仕事にも慣れて余裕が出てきたころ、お客さんのなかに、一人イケメンの男性客がいることに気付いたんです」男性客から紙を渡され「男性客は、職場が近くにあるらしく、仕事の合間にカフェを訪れているようでした。最初のうちは、週に一度顔を合わせるかどうかといったペースでしたが、次第にそれが増え、私が働いているときは毎回のように会うように。あるとき、名前を尋ねられたので、もしかしたら私に気があるのかもしれないと気付きました。そして後日、男性から帰り際に紙を渡されたんです。そこには名前と、LINEのIDが書かれていました。まるでドラマのような展開にドキドキしましたね。彼の名前は、浅川さん(仮名)。年齢は私と同じ。その後、私のほうから挨拶程度のLINEを送りました」イケメンからのアプローチに「LINEでのやり取りを続けるうちに、“お茶でもしましょう”という流れになりました。お茶程度であればと、私も軽くOK。二人でお店に入り、1時間ほどお話をしました。ただ、ひとつだけ浅川さんに伝えていないことが。私が既婚者であるということです。パートのあいだ指輪は外していて、浅川さんと会う際も、なんとなく外してしまっていました。そういうこともあり、浅川さんからは頻繁に誘いを受けるようになりました。イケメンからのアプローチに、私もつい浮かれてしまって……。あるとき二人で会ったあと、ホテルに行ってしまいました。私は、彼に未婚だと偽った状態で、不倫関係となってしまったんです」突然の夫の来店「ある日、仕事終わりで浅川さんと食事の約束をしていました。浅川さんは、私の仕事終わりを待つために、カフェに来ていたんですね。するとそこに、突然夫がやって来たのです。私は慌てました。すぐに近づいて、どうしたのかと尋ねると、“仕事で近くまで来たから”と。“一度どんな店か見ておきたかった”と言いました。とにかく、夫と浅川さんを会わせてはいけないと思いました。なので夫には、“職場は気まずいから”と、近くにある別のカフェで待っているようにお願いして、外に出したんです。その日は夫と帰らなくては行けなくなり、浅川さんには体調が悪いと伝え、予定はキャンセルとなりました。事なきを得ましたが、こういう危険もあるんだと実感。これ以上リスクを抱えるわけにはいかないと、浅川さんとの関係を終わらせようと思いました」“パート先の男性客と不倫に堕ちた新婚妻の告白”をご紹介しました。新しい場所に出向くと、やはり新しい出会いがあるもの。そこで、恋に落ちてしまうこともあるかもしれません。しかし、既婚者であるのなら、許されざること。気を引き締めなければいけないところだったのでしょう。©akiyoko/Adobe Stock ©One/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月08日経営者の年上夫を持ち、セレブ妻の暮らしを謳歌していた専業主婦の愛華さん(28歳)。ところが夫は激務のため、誰とも話せずに家にいるだけの日々が続き、寂しさを抱き始めます。退屈しのぎに彼女が始めたのが、Instagramでのグルメ活動でした。そんなある日、グルメ会で同い年のイケメンシェフ・慎吾さんと出会い、夫の出張中に隠れて会うようになります。愛華さんは、離婚して裕福な暮らしを手放すつもりは毛頭なく、割り切った関係を楽しんでいました。ところが事態は予想外の展開へ…。ハイスペ夫とイケメン彼氏を両方手に入れて…「慎吾との関係は、1年以上続きました。たまに慎吾が『そんな旦那、さっさと離婚して俺のところにくればいいのに』と言ってくることもありましたが、適当にかわしていました。慎吾も若手シェフとして活躍している方だと思いますが、収入は夫の足元にも及びません。夫が満足な暮らしをさせてくれるからこそ私にも心の余裕が生まれて、こうやって恋愛も楽しめるんです。だから絶対に離婚するつもりはありませんでした」不倫相手の慎吾さんは10歳年上の夫とは違って、同い年ということもあり、友達のような感覚で付き合えるのが楽だったといいます。友人との集まりに慎吾さんを連れて参加することも増えていきました。「友達からは、『愛華はハイスペ夫もいて、イケメンの彼氏もいて、本当に羨ましい』とよく言われました。特に既婚の女友達からはすごく羨ましがられましたね。みんな、夫とうまくいっていなくて、満たされない思いを抱えている子ばかりなんです」ところがしばらくして、愛華さんと夫の関係に変化が生じ始めました。心を入れ替えた妻。夫婦仲にも変化が…「夫・貴也の仕事が少し落ち着いて、それまで多かった出張がほとんどなくなったんです。夫が家に帰ってくる以上、慎吾とのお泊まりデートはできませんから、そこから彼に会う回数が一気に減りました。すると慎吾が寂しくなったのか、いきなり私を束縛してくるようになったんです。時間に関係なく電話をかけてきたり、『俺が旦那に会いに行って、離婚してもらえるように頼もうか?』なんて言ってくることもあって、かなり焦りましたね…。夫の貴也は、私が外で飲み歩いていることは知っていたけど、不倫していたとは夢にも思っていないので、その頃から『不倫がバレたらどうしよう』と不安になり出しました。それで、外に飲みに行くのはほとんどやめて、夫のために料理などの家事を頑張るようになりました」以前は家事もほとんどせず遊んでばかりいた愛華さんが変わったことで、貴也さんとの関係もみるみるうちに良好なものになっていったといいます。「貴也とはずっとギクシャクしていましたが、冷めたとか嫌いになったとかじゃないんです。私は一人ぼっちで放置されて寂しかっただけだし、夫は私が遊んでばかりいるのが気に入らなかっただけ。お互いに一緒に過ごす時間を増やすことで、私たちの関係は再び以前のように戻りました。貴也も優しくなって、旅行に連れて行ってくれたり、ジュエリーをプレゼントしてくれたりして、付き合いはじめの頃を思い出したほど。すごく嬉しかったです」夫婦仲がすっかり改善し、愛華さんも「やっぱり自分には夫しかいない。夫を大切にしよう」と心を入れ替えたそう。一方で、不倫相手の慎吾さんとは…。不倫の過去はなかったことにしたつもりが…「慎吾とはキッパリ別れることに決めました。でも不倫相手がストーカー化してしまったケースなどを聞いたことがあったので、ちゃんと話し合って、彼に納得してもらった形で別れようと思いました。慎吾は別れたくないと言っていましたが、『慎吾もお店をやっている以上、変な噂が出回っても困るよね。お互いになかったことにして再出発しよう』と説得して、なんとかわかってもらえました」こうして、不倫相手とも後腐れなく決別できたように見えました。ところが、思わぬ罠が愛華さんを待ち受けていたのです。「慎吾と別れて数ヶ月経ち、不倫の事実はなかったことにしたつもりだったのに…。貴也に、不倫がバレてしまったんです。貴也に不倫をバラしたのは、なんと私の女友達でした。しかも貴也は、私と女友達のLINEのやり取りのスクショを持っていたんです…。それは『正直、カラダの相性は慎吾とのほうがいいけど、お金があるのは貴也だから離婚はしたくない』などと私が友人にLINEした内容でした」女友達との赤裸々な会話の内容を貴也さんに見られてしまった愛華さん。不倫の証拠を握られてしまった以上、言い逃れはできなかったそうです。結局、貴也さんには許してもらえず、二人は離婚することになりました。「夫が忙しくて寂しかったからと言って、どうして不倫になんて手を出してしまったんだろう…と後悔しています。ちなみに私の唯一の趣味だったInstagramでのグルメ活動ですが、今は全くやっていません。有名店に行けるのも貴也の経済力に支えていたからこそ。離婚した今となっては以前のような贅沢は全くできず、数万人フォロワーいたアカウントは休眠状態です」裕福な結婚生活を維持しながら、恋愛は外で楽しもうとしていた愛華さん。しかし世の中、そんなに都合の良い話は存在しないのかもしれません。欲張ると、人は結局何もかもを失うことになります。例え火遊びだとしても、不倫には手を出すべきではないとあらためて感じさせられるエピソードでした。©omune/Adobe文・取材 小泉幸
2023年10月07日人はどんなきっかけで不倫をするのでしょうか?不倫経験のある女性に、不倫をしてしまった理由を尋ねると「寂しかったから」という答えが返ってくることが多いです。夫婦仲が原因で心に寂しさを抱き、それを埋めるために外で出会った男性と関係を持ってしまうのだとか…。今回は、夫とうまくいかずに満たされない思いを抱き、不倫の道に足を踏み入れてしまった愛華さん(28)のエピソードを紹介します。経営者の夫に溺愛されて、専業主婦に「夫の貴也とは、私が25歳の時に結婚しました。彼はベンチャー企業の経営者で、10歳年上です」二人の出会いは、愛華さんが派遣でオフィスビルの受付の仕事をしていた時。貴也さんが経営する会社がそのビルに入っていたそうです。愛華さんに一目惚れしたという貴也さんが、猛烈なアプローチをして二人は付き合うことになり、とんとん拍子で結婚も決まったと言います。「最初は彼から溺愛されていて、幸せだったんです。『仕事も辞めていいから、愛華は家で好きなことをして過ごしたらいいよ』と言ってくれました。実は私、料理や掃除は大の苦手なんです。だから専業主婦になることには抵抗がありました。だけど受付の仕事はストレスも多くて…。それで思いきって仕事を辞めることに決めました」こうして、結婚を機に専業主婦となった愛華さん。習い事をしたり、エステに行ったり、近所のおしゃれなレストランでランチをしたり。セレブ妻ライフを謳歌していました。ところがそんな日々は、長くは続かなかったのです。激務の夫に不満を覚えた妻は…「結婚して1年経った頃から、貴也の会社が事業を拡大することになったんです。仕事がそれまで以上に忙しくなり、出張も増えました。それで少しずつ寂しさが募ってきて…。夜遅くに夫が帰宅するまで、誰とも会話しない日が続きました。もともと私は接客業だったので、人と話すのが好きなんですよね。退屈しのぎに、Instagramをまめにやるようになりました。もともと持っていたアカウントとは別に、グルメアカウントを作ってみたんです。貴也のおかげで、予約の取れない高級店にはかなり足を運んできました。その写真を投稿していたら、どんどんフォロワーが増え始めて、グルメなインスタ友達が増えていったんです」愛華さんは、そこからインスタにハマり始めました。普通の人では決して行けない高級店や、予約困難で知られる名店に行っていることで、たくさんの賞賛コメントがつき、優越感に浸っていたそうです。「インスタで繋がった友達に誘われて、グルメ会にも参加するようになりました。私は仕事をしておらず収入がないので、もちろん支払いは貴也のクレジットカードですが…。最初は貴也も『楽しそうじゃん、行っておいで』と言ってくれていたんです。一度グルメ会に参加すると、また次も誘われて、知り合いもどんどん増えるのでお誘いも増えていきます。家にいても寂しいだけだし、誘われたらなるべく行きたくなってしまって、夜出かけることも増えてきました」夫・貴也さんとの関係がギクシャクし始めたのはその頃からでした。たまに仕事が早く終わって帰宅しても、出かけていていない妻。遊んでばかりいる妻のために、自分がお金を払うことに対して、貴也さんも不満をこぼすようになりました。「貴也の言うことはもっともです。私も反省しました。それでグルメ会に行くのは月に1回程度にすると約束して、家でおとなしく過ごすようにしていました。でも、1か月ぶりに行ったグルメ会で、出会ってしまったんです…」夫に内緒で、禁断の関係がスタート「その日訪れたビストロのシェフが、私のタイプど真ん中で…。しかも偶然、年齢も出身地も同じだったことから意気投合したんです。すぐに連絡先を交換しました」その日以来、愛華さんはシェフの慎吾さんと連絡を取るようになりました。最初はLINEで会話をするだけでしたが、夫の出張のタイミングで彼の店に行って、閉店後も二人で過ごすようになったといいます。「慎吾は見た目が好みなだけじゃなくて、カラダの相性もいいんです。夫は10歳年上ですが、慎吾は私と同い年なので親近感もあり、一緒にいてとにかく楽。人気店のイケメンシェフということもあって女性のファンも多いみたいで、彼とデートしていると得意げな気持ちになりましたね。とはいえ、慎吾のことがどんなに好きでも、夫と離婚するつもりは一切ありませんでした。稼ぎは夫の方が全然上ですから。慎吾も遊び人タイプなので、束縛されないこの関係が楽だったみたいです」経営者の年上夫を持ち、裕福な暮らしを送りながらも、同い年のイケメンシェフと刺激的な恋愛を楽しんでいた愛華さん。理想の夫と恋人の両方を手に入れたような気持ちになり、心も満たされたといいます。ところが彼女を待ち受けていたのは、衝撃の結末でした。人は、ないものねだり。他人から見たら羨むような暮らしを手に入れても、心が満たされないと、寂しさから不倫に走ってしまう人もいるようです。夫婦関係がうまくいかないからといって、他の男性で心の隙間を埋めようとしても、全く解決にはなりません。現実から目を背けて不倫に走ることだけはしないようにしたいものです。©Kapinon/Adobe文・取材 小泉幸
2023年10月07日既婚者の綾子さん(仮名・30代)は、イケメンと不倫している幼なじみへの対抗心から、自分も不倫することを決意。会社の後輩をたぶらかして不倫を始めたそうです。しかしその結果、一時の優越感と引き換えに、かけがえのない多くのものを失ってしまったそう…。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫によって一瞬にして転落した女性のエピソードをご紹介します。「一度きり」のつもりがズルズルと…綾子さんは、会社の後輩である高山さん(仮名)から食事に誘われたある日、そのままホテルへ行ってしまいます。幼なじみの佳代子さん(仮名)の不倫相手よりもイケメンな男性に求められていることに、大きな優越感を覚えたそう。最初は「一度きり」のつもりでしたが、その日を境に高山さんとの不倫関係にハマっていったといいます。「久しぶりに佳代子と会ったときに、私は高山くんとの不倫について自慢しまくりました。ところが、佳代子は心ここにあらずといった様子。話を聞いてみると、佳代子は不倫相手と別れたばかりだったんです。別れた理由は『周りに知られるのが怖くなった』とのこと。しかし私は、“自分なら不倫もうまく隠し通せるのに、佳代子は臆病者だな”くらいにしか考えていませんでした。振り返ると、とても愚かだったと思います。そのときの私は、佳代子に対して不倫の隠し方を自信満々に語っていたくらいですから」不倫が社内中にバレて…その後も綾子さんは高山さんと密会を続けていたとのこと。しかし、しばらくすると、高山さんとの不倫が職場にバレてしまう事態に…。二人がホテルに入るところを同僚に見られ、噂を広められてしまったのです。「会社に不倫がバレたのは、大誤算でした。しかも高山くんからは、『綾子さんとは最初から遊びのつもりだった』『今の彼女と結婚するつもり』と、一方的に別れを告げられたんです。高山くんとの関係は私が主導権を握っているつもりだったのに、彼からそんなふうに言われたことで、私のプライドはズタズタになりました」高山さんは、会社に不倫の噂が回り始めたタイミングで早急に転職したとのこと。残された綾子さんは、同僚たちから好奇の目を向けられながら、職場でどんどん孤立していく状況に耐えたそうです。しかし最終的には、綾子さんの夫にも不倫が知られることに…。「ある日、夫が私のスマホを見たそうで、不倫があっけなくバレました。すでに高山くんとの関係は終わっていたあとだったのですが、せっかくイケメンの彼と付き合っていたのでもったいなくて消せなかった写真が、夫に見つかってしまったのです。夫からは離婚の申し出があり、3か月ほど粘ったのですが夫の気持ちが変わることはなく、離婚届を出すしかありませんでした。職場には不倫の末に離婚した人というレッテルを貼られて居づらくなってしまい、そのまま退職。今は、すべてを失ってしまいました。ハイスペな夫と何不自由ない暮らしをしていて、確かに勝ち組人生だったはずなのに…。不倫のせいでここまで転落してしまうなんて、後悔してもしきれません」人生はちょっとしたことで大きく狂うこともあります。不倫は、今まで積み上げてきたものを一瞬で壊すほどの強い破壊力がある行為です。どのような事情があったにしても、絶対に足を踏み入れるべきではないでしょう。©ah/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月06日かつては不倫に興味がなかったとしても、身近な友人の影響でいとも簡単に不倫へ足を踏み入れてしまう人もいるようです。些細なきっかけから不倫を始めてしまった女性の告白を、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。女友だちの影響で不倫を決意30代の綾子さん(仮名)は、“ハイスペ”な夫と結婚して順風満帆な暮らしをしており、不倫とは無縁の生活を送っていたそうです。そんなあるとき、幼なじみの女性・佳代子さん(仮名)と会ったことで、大きな変化が訪れたと言います。「佳代子は昔から地味でパッとしないタイプでした。正直なところ、彼女といると優越感に浸れるんですよね。それで、大人になってからも定期的に会い続けていました。そんなあるとき、佳代子から『実は、私いま不倫をしているんだ』と打ち明けられました。最初は『不倫なんてダサい』『冴えない夫を選ぶから、不倫に走るはめになるんでしょ』と内心で馬鹿にしていたのですが……佳代子から見せられた不倫相手の写真を見て驚いたんです。なぜなら、彼がものすごくカッコよかったから。その写真を見た瞬間に、『佳代子がイケメンにちやほやされるなんて許せない!』と、私の負けず嫌い魂に火がつきました」どうしても佳代子さんに負けたくない綾子さんは、「私のほうがモテるはず」と、まさかの不倫を決意。不倫相手に選んだのは、職場の後輩である高山さん(仮名)でした。年下の同僚をたぶらかして不倫関係に「以前から高山くんには、『綾子さんのような女性がタイプ』『綾子さんが結婚していなかったらアプローチしたのに』などと言われていましたが、私はずっとスルーしていました。顔は整っているけれど、夫のほうがハイスペックだし、年下にも不倫にも興味がないし、と思っていたんです。私に好意をもっている彼なら、ちょっとその気になればすぐに付き合えそうでしたし、何より佳代子の不倫相手よりも高山さんのほうがイケメン。“こうなったら高山くんと不倫をするしかない!”と思ったんです」そして、綾子さんは高山さんに対して思わせぶりな態度をとり始めたそう。そして徐々に、年下のイケメンが自分に夢中になっていく様が面白くなってしまったとのこと。高山さんと自然な流れで不倫関係になるようにチャンスを待っていましたが、そこまで時間がかかることなく、綾子さんの計画通り高山さんとの不倫が始まったそうです。どんな事情があっても不倫へと足を踏み入れるのは絶対に避けるべきです。しかし身近な人への対抗心から、安易な気持ちで不倫を始めてしまう綾子さんのようなケースもあるのでしょう。「周りもしているから」とモラルへの感覚が鈍ってしまうと、取り返しのつかない事態へと進んでいくリスクは計り知れません。©denebola_h/Adobe Stock ©chachamal/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月06日既婚者の沙由美さん(仮名・29歳)は、職場の上司である柴田さん(仮名)と強い信頼関係にありました。あるとき、柴田さんの妻や子どもが夏季休暇で実家へ帰省している間、彼の自宅を訪問して食事を作ることに。ただの上司と部下の関係だったはずが、深い関係に発展してしまったそうです。沙由美さんは彼の妻に気づかれないように、部屋を完璧に掃除して証拠隠滅を図ったものの、その後に思いがけない展開を迎えたそう。いったい何があったのでしょうか……。上司の妻が職場にやってきて…「柴田さんとは、夏休みに初めて自宅に行った日から不倫関係になりました。もちろん職場にはバレないよう注意しながら、仕事終わりに何度かホテルに行くようになったんです。夏が終わり9月のある日のこと、子どもを連れた女性が職場に訪れました。見たことがある人だな……と思っていたら、その女性は柴田さんの妻だったのです。柴田さんに忘れものを届けにきたとのことでした。柴田さんが社内の人に子どもを紹介している間、彼女がスマホを構えて写真を撮っているような素振りを見かけたんです。このときは、妻の行動に対して特に意識はしていませんでしたが、これが破滅の始まりでした……」不倫がバレたきっかけ「それから数日後。柴田さんが真っ青な表情で出社してきました。体調が悪そうに見えたので、私は“大丈夫?”とLINEを送信。しばらくして返信が届き、そこには“妻に不倫がバレた”というメッセージが。バレたきっかけは、私が訪れた後の部屋の様子だったそう。キレイに片付けたつもりだったんですが、それが仇になったようでした。柴田さんが食器を使うのは当然ですが、もし洗って片付けたのなら、もっとグチャグチャになっていたはず。それが、取り出しやすい状態になっていたことから、彼の妻は、家事に慣れた誰かが家に来たのだと疑いを持ったそうです」上司の妻が職場を訪れた理由「家に誰かが来たと睨んだ妻は、親しくしている隣人に、“自分が帰省している最中に、何か変わったことがなかったか”と尋ねたそう。すると、“知らない女性が部屋に入っていくのを見た”と言われたそうです。容姿などはほとんどわからなかったものの、おそらく職場の人間だろうと予想。そこで後日、職場を訪れたのです。写真を撮っていたのもそのため。職場にいる女性社員たちが全員写るようなアングルで写真を撮り、その写真を隣人に見せて確認したそうです。そして、私に目星をつけたようでした」上司の妻からの電話「数日後、柴田さんの妻から電話がきました。“わかっていると思うけど……”と、こちらの言い訳など聞く様子もなく、淡々と話し出しました。私はもう抵抗しても無駄だと思い、関係を認めて必死に謝罪。しかし、“責任はとってもらわないと困る”と一蹴されました。彼女は柴田さんと離婚するつもりはなく、“どちらにも慰謝料は請求しない”とのこと。“ただし、あなたの夫と職場には報告させてもらう”と言われました。その後、柴田さんは異動となり、私だけが今の部署に残ることに。私の夫にも不倫が報告されて、離婚の話が持ち上がりましたが、今はひとまず別居中となっています」“信頼していた上司と不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。証拠隠滅を図ったことが、かえって不倫発覚のきっかけとなってしまったわけです。悪い意味で、忘れられない夏となってしまったことでしょう。©naka/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月04日今年も夏が終わり、季節はようやく秋へと移ってきましたね。夏に思い出をたくさん作った方も多いかもしれません。沙由美さん(仮名・29歳)は、今年ある大きな出来事があったそう。それは、上司との不倫。いったいどのような経緯で不倫関係になってしまったのか、詳しく話を伺いました。信頼している上司との関係「夫とは結婚して4年で、子どもはいません。共働きをしており、私はあるイベント会社で働いています。私の職場に、入社当時からお世話になっている柴田さん(仮名)という上司がいるんです。お互いに既婚者なのですが、柴田さんとは家庭のことなど共通する話題が多かったので、仕事だけでなくプライベートに関しても相談することがよくありました。親しくしていたといっても、もちろん上司部下の関係以上のことはありませんでした。二人で食事や飲みに行っても、ただそれだけ。柴田さんとは、強い信頼関係ができていたんです」夏休みに上司の家へ行くことに「今年の7月の終わりのことです。柴田さんと二人で仕事帰りに飲みに行ったとき、夏休みの話になりました。私は夫が仕事なので、特に予定はありません。柴田さんはというと、柴田さん以外のご家族が5日間ほど実家に帰るとのこと。柴田さんは出勤しなくてはいけない日があり、飛び石連休になってしまうので、“今回は家族との帰省を見送る”と言っていました。そこで、一人で過ごす間の自炊が心配だとこぼしていて。それを聞いた私は、冗談半分で“作りに行きましょうか?”と言いました。すると、“マジで?”と思いがけず喜ばれてしまい、本当にご飯を作りに行く流れになったんです」上司の家でカラダが触れあい…「いよいよ夏休みを迎えて、柴田さんの家を初めて訪問する日となりました。さっそく調理器具を借りて簡単なものを2~3品作ると、柴田さんは“うまい!”ととても喜んで食べていました。私は早めに帰るつもりだったんですが、その日はなぜか、柴田さんが私のことをやけに褒めてきて……。料理の味もそうですが、仕事に関してなど細かく褒めてくれるので、なんとなく帰りづらい雰囲気になったんですね。そして会話の途中、柴田さんが“最近ダーツに凝っているんだ”と言い出したので、彼の部屋でダーツをすることに。柴田さんはダーツが得意らしく、フォームなどを教えてくれました。そのときにグッと距離が近づき、手やカラダが触れあうタイミングが何度かありました。徐々に密着している状態が長くなり、ついには柴田さんにキスをされて……。そして私も拒むことはせず、流されるまま受け入れてしまったんです」完璧な証拠隠滅「1時間ほど経過して私が帰ろうとしたとき、彼の家の固定電話が鳴ったんです。相手は、柴田さんの妻でした。特に用事があったわけでなく、家にちゃんといるかどうかの確認だったようですが、その勘の鋭さに冷や汗をかきました。何か勘付かれるかもしれない、と思った私は、柴田さんに“片付けをしたい”と提案。ただ、その日はもう遅かったので、“明日も来てもいいですか?”と尋ね、掃除をする名目で翌日も柴田さんの家に来る約束をしました。そして翌日、使った調理器具や食器などをもとに戻し、ベッド周りも入念に掃除して、しっかりと部屋をキレイにしました。髪の毛なども落ちていないか確認して、徹底的に証拠を隠滅。完璧な状態にして帰りました。あれほど緊張しながら掃除をしたのは生まれて初めてでしたね」“信頼していた上司と不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。いくら信頼している上司とはいえ、家族に隠れて二人きりになるのは危険でしょう。©metamorworks/Adobe Stock ©west_photo/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月04日葉月さん(仮名・34歳)はかつて、息子を通わせているスイミングスクールのインストラクターである、年下男性の和志先生(仮名)に好意を持ちました。あるとき、美人ママ友が「子どもに水泳をやらせたい」と言うので、息子の通っているスクールを紹介。和志先生と美人ママ友が親しく話しているのを見て焦りが生じ、葉月さんから誘って不倫関係に。その後、どのような結末を迎えたのでしょうか……。ママ友たちとランチへ「和志先生と不倫関係になり、頻繁には会っていませんでしたが、連絡はマメにとっていました。でも、次第に返信に時間がかかるようになり、どこか冷たく感じるようになってきたんです。そんなある日のこと。同じスイミングスクールに子どもを通わせているママ友6人ほどで、ランチをしました。そこには、私が紹介して入会した美人ママ友も参加。和やかに食事をしていたんですが、途中でその美人ママ友が言ったんです。“スクールをやめるかもしれない”と。その理由を聞いて驚きました……」美人ママ友の告白「美人ママ友は、その理由が和志先生にあると言うのです。あるとき、和志先生に連絡先を聞かれ、子どもの情報交換もあると思い普通に教えたそう。すると、そこから個人的な連絡が来るように。不倫関係を誘うようなことも言われ、おかしいと思うようになったそうです。すると、もうひとりのママ友が、“私も……”と口を開きました。なんと、同じような経験をしていると言うのです。さらに、別のママ友まで……。6人中、なんと3人も和志先生からアプローチされた経験があるとのこと。ママ友たちが“タイプの女性には手当たり次第に声をかけているみたい”“人妻好きらしい”と噂をしているのを聞いて、ショックを受けました」インストラクターの証言「私は自分から誘って関係を持ったのに、ほかのママ友は先生から声をかけられていたわけですから、自分が惨めに思えました。そのことについてどうしても尋ねたいと思い、和志先生に連絡をしてなんとか呼び出し、直接話を聞きました。ほかのママ友たちを誘っている件について、彼は否定しませんでした。私が“関係を解消したい”と申し出ると、“分かった”とあっさり受け入れられてしまったんです。私は、スイミングスクールを移らせることも考えたんですが、息子も気に入っている場所だったので、思い止まりました。それに、夫に不審感を持たせたくなかったという理由もあります。ところが、ある日の夜。夫に、“男がいるだろう?”と尋ねられてしまったのです」夫からの宣告「夫は、“相手は分かっている”と。実は以前から怪しいと思っていて、それが最近確信に変わったと言います。夫は、たまに息子のスイミングスクールに付き添うことがあったんですね。そこで見学をしていると、背後から保護者たちの話し声が聞こえてきたそう。おそらく、以前に私がママ友たちに聞いた噂話に近い内容だったのでしょう。そこから、私と和志先生との関係に気付いたようでした。“スイミングスクールに問い合わせてもいいんだぞ”と言われ、私は不倫を認めました。“すでに関係は解消している”と泣きついて謝ったのですが、許してもらえず……。その後、私たち夫婦は別居。息子は近い距離にある夫の実家に預けられています。水泳は相変わらず好きなようで、実家からスクールに通っていて、たまに会うとそこでの話をよくしてくれるんです。和志先生はすでに辞めていて、スクールにはいないものの、息子は先生を気に入っていただけに話題にあがることも。私はそのたびに胸が痛くなり、いずれ息子が、私がしてしまったことを知ったらと思うととても怖いです」“スイミングスクールの先生と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。習い事の先生と母親との関係を知ったら、子どもは大きなショックを受けるはず。これから先、彼女はまだまだ苦しみ続けることになるのでしょう。©kapinon/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月29日不倫が始まるキッカケは様々です。ふとした場面に、その危険性が潜んでいる可能性も。葉月さん(仮名・34歳)も、かつて思いがけない場面での出会いがキッカケとなり、不倫に走ってしまったと言います。いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。スイミングスクールでの出会い「結婚して7年目のころ。息子が小学1年生になったタイミングで、スイミングスクールに通わせ始めました。プールまでは送迎バスが出ていて、私も付き添っていたんですね。室内プールで、ガラスの向こうから見学できるようになっていて、講習中は私もその様子を眺めていました。息子のクラスを担当するインストラクターの先生が20代の若い男性だったのですが、逞しいカラダつきのイケメンで、目の保養にもなっていて。和志先生(仮名)という男性で、子どもたちからも慕われて人気があり、講習中はとても和気あいあいとした様子でした」先生と個人的な連絡を取るように…「あるとき、息子と同じ小学校のママ友が“子どもをスイミングスクールに通わせようと思っている”と言うので、息子を通わせているスクールをおすすめしました。そのことを、講習終わりに和志先生に話したんです。そのまま入学受付の担当者に誘導されそうになったのですが、和志先生に近づきたくて、ママ友が入学を決めるまで自分が代わりにいろいろ質問したいとアピール。“練習内容についても知りたい”“ほかにも入りたいと言っている人がいる”と伝えると、和志先生が連絡先を教えてくれたんです。そこから直接連絡を取るようになりました。ただ、講習についてだけでなく、個人的な内容のLINEも送っていましたね。どんどん彼への好意が膨らんでいき、作った料理などの写真を送って自分をアピールするようなこともして、浮かれていました」美人ママ友への焦り「後日、実際にママ友の子どもが入会。そのママ友というのが、美人で若い女性で。入会した日に、その美人ママ友が和志先生に挨拶をする光景を私は遠目に見ていたんですが、和志先生が目をキラキラ輝かせ、とても楽しそうにしているように感じてしまって…。そこで急に、私のなかに焦りが生じました。彼女に先生を奪われてしまうんじゃないかと、変な妄想を抱いてしまったんです」「慰めてもらえませんか?」と訴えると…「焦った私は、なんとか和志先生の気持ちを、自分のほうに引き寄せたいと強く考えるようになりました。そして、“相談したいことがある”とLINEを送り、二人での食事に誘ったんです。そこで、育児について悩んでいると打ち明けました。子どももいない20代の若い独身男性にそんなことを相談するのも、おかしな話なんですが……。さらに話はディープな方向に。夫婦関係について打ち明け、“あまりうまくいっていない”“寂しい”と言って同情を誘うようにしました。私は、先生の手に自分の手を重ねましたが、すぐに“ごめんなさい”と手を引きました。先生の反応を見ると、悪い感じではなさそうでしたね。そこで私は思い切って、“慰めてもらえませんか?”と尋ねたんです。言葉の意味は、伝わったようでした。私たちは食事を切り上げ、ホテルへ。こうして不倫に堕ちてしまったんです」“スイミングスクールの先生と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。子どもの習いごとの先生と不倫とは、かなり危険なシチュエーションです。誰かに気付かれれば、関係は一気に広まってしまいそう。もう、破滅の臭いしかしませんね。©kei907/Adobe Stock ©sum41/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月29日