不妊治療には高額な費用がかかりますよね。あなたが不妊治療を始めるとしたら、一番心配なことは何ですか……?今回は実体験をもとに描かれた、サレ妻されみ(@saredumasaremi)さんの大人気漫画シリーズ【清楚な妻の裏の顔】の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!原作:されおさん(されみのInstagramから応募)漫画:もとむらでん(@agawatamoro)職場恋愛の2人……紆余曲折を経て、今でこそおしどり夫婦だと称賛される順也と恵里菜。職場で恵里菜に一目ぼれした順也はストーカー事件がきっかけで、交際に発展し、交際8ヶ月で結婚することに。結婚から1年後、“断捨離”のためバッグを売ったと言う恵里菜に疑問を抱く順也。恵里菜の“不審な行動”は他にもありましたが、順也は違和感に『蓋』をすることしたのです。その後、順也と恵里菜は不妊治療を検討し始め……。ここでクイズです!この後、不妊治療に意欲的な妻に順也は“あるもの”を渡します。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、恵里菜は不妊治療の費用面を心配していましたが……。順也が渡したものとは……?正解は「独身時代の貯金」不妊治療のために自分の貯金通帳を恵里菜に渡した順也。大切な妻のため、自分たちの家族のために気前よく貯金をポンと渡せるなんて、人としてカッコよすぎますよね。しかしその後、順也はこの貯金が不妊治療以外の目的で使われていることを知り愕然とするのでした……!こんなときどうする?不妊治療のために自分の貯金を渡すなんて、本当に順也は優しくて理想の夫ですね!その後の話で順也は、頻繁にお金が引き出されている事実を知り、恵里菜の言動に違和感を覚えるように。そして探偵に調査依頼をした結果、衝撃の事実を知ることになります。高額な不妊治療費が必要になったら……こんなとき、あなたならどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@agawatamoro)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月15日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「不妊の私に姪を預けた義妹夫婦。豪遊して帰ってきたら泣きを見ることに……」」を紹介します。30歳のパニ子は、夫の「ミノル」と仲良く暮らしています。今は賃貸マンションに住んでいますが、そろそろ自分の家を持ちたいと話し合い中。そんな折、義父の葬儀をきっかけに義妹夫婦がマンションに押しかけてきて……平穏な日常が一変します。 不妊治療中であることを大声で暴露結婚2年目のパニ子。念のために受けた不妊検査で妊娠しづらいことが発覚し、現在治療中。夫のミノルはいつも優しく、パニ子の体を気づかってくれます。 そんなある日、ずっと入院していた義父が他界。お葬式を終え、みんなで義父の思い出話をしながら食事をしていたところ、義妹が「パニ子さんっ♪ビール飲むぅ〜?」と話しかけてきました。パニ子はお酒を控えているので断ると、「ああ、アレね!パニ子さん、不妊なんでしょ〜!?ぎゃははー!!」と義妹、その夫も一緒になって大声で笑います。一瞬その場が凍りつき、叔母が義妹夫婦を叱ってこの話は終わりに。パニ子が帰ろうとしたとき、義妹のひとり娘、小学2年生になるルリちゃんが横にきて「ごめんなさい……」とひと言。両親とは正反対の優しい子に育っている姪っ子、ただ子どもらしい無邪気さがあまりなく、パニ子は少し心配になりました。 姪の世話を押しつけ、義妹夫婦は旅行へ義父の葬儀から1カ月後。朝早くパニ子宅に義妹夫婦とルリちゃんが訪ねてきました。なんと、義父の遺産を当てにして夫婦で旅行に行くとのこと。 「パニ子さん、子無しでしょ!?子ども、預からせてあげる!うれしいでしょ?よろしくー!」 パニ子が2人を追いかけようとしたそのとき、ルリちゃんが服を引っ張って「私、邪魔?」とポツリ。 かわいそうに思ったパニ子はルリちゃんを抱きしめ、しばらく預かることに。2人の行いに不満を持っていたのはパニ子夫婦だけではなかったようで……。 旅行から帰った義妹夫婦に洗脳扱いパニ子にルリちゃんを預けて1週間、義妹夫婦がやって来ました。大荷物ですが、パニ子夫婦へのお土産はなし。「おーいっ!ルリぃー!ママとパパが迎えにきたわよぉー!帰るわよぉー!」と義妹がルリちゃんの腕をつかもうとすると、「ママいらない。帰って」と抵抗。そしてパニ子の手をぎゅっと握って「ママ〜ぁ!お絵描きの続きしよっ♡今日もパパとママの3人で手を繋いで寝てもいい?」とニコニコ顔。これにはパニ子もメロメロ。 「ちょっと、ルリ!何洗脳されてるの!?この女は子どもがいないから、私たちからルリを奪おうとしてるのよ!帰るわよ!!」と言い捨て、嫌がるルリちゃんを半ば強引に連れて帰りました。 姪がとった行動とは……。義父の遺言書も見つかる数日後、パニ子宅のインターホンがなって玄関に出ると、ルリちゃんが「ママ、パパ、ただいまぁ~♪」とパニ子夫婦に抱きつきます。義妹夫婦の顔は真っ赤。2人は「もうお前の親なんて、やってやんないからな」と吐き捨て出ていきました。 その翌週、ドアホンには焦った顔の義妹夫婦が。「まさかだけど、お義父さんの遺産のほとんどが、ルリにいくようにって遺言書に書かれた。私たち、遺産がはいると思って旅行や買い物をしちゃったのよぉ~!!ルリ、戻ってきてよぉ~!」と涙ながらに訴えます。 パニ子がルリちゃんにどうしたいか聞くと、このままココにいたいとのこと。ならばとドアを開けずに無視を決め込んでいると、2人は諦めて帰っていきました。遺言書は後から出てきたため、義妹夫婦は内容を知らず豪遊していたようです。 その後……、話し合いの結果、ルリちゃんは正式にパニ子の子どもに。そしてなんとパニ子が妊娠し、ルリちゃんはお姉ちゃんに。今は4人で仲良く暮らしています。義妹夫婦はこれまで積み重ねていた借金を返済すべく、仕事を掛け持ちしてギリギリの生活をしているようです。 思いやりのない自己中な言動は周りの人を傷つけ、いざ困ったときには誰も助けてくれません。しかし、義父の遺産をアテにして豪遊する義妹夫婦の行動は理解できませんね。 パニコレ記事をまとめて読む▶著者:ライター パニコレ
2023年08月08日不妊が原因で、子どもを授かるまで、3年もかかったら……?今回は大人気マンガシリーズ、はぐはぐ(@hughug_baby)さんの「授かるの3年かかりました」から、ワンシーンをお届けします。不妊で悩むはぐはぐさん……はぐはぐさんは夫と大学時代に出会い、その後、結婚します。しかし2人の間には、なかなか子どもができません。子どもが欲しいと思うようになり、不妊について調べたはぐはぐさん。不妊症外来に行くと、無排卵月経のうえ、多嚢胞性卵巣症候群と分かり……。治療費を見た夫は……解決策が分からず……治療費が高額で……この漫画に読者は『保険適用ができないとかなり厳しかったと思います。不妊治療をすれば必ず授かるという保証も無いから怖いと思いました。私なら、お金がないので諦めます。生活していくのにもお金が必要なので余裕がなければ無理だと思います。』『不妊治療は数百万円掛かるという話は聞いたことがあります。具体的な金額は分からないですが、やっぱりこの夫婦のように支払える人ばかりではないと思います。不妊治療をするとなれば奥さんは仕事もやめないといけないとも言われていますし、悲しくなってしまうことでしょう。』『なんか不妊治療の人だけお金がかかるのがずるいというか、不公平だなって思ってしまいます。』など、不妊治療にかかる金額やその現状に対し、不満の声が多く集まりました。高額な不妊治療以外の選択肢は……はぐはぐさん夫婦は、高額すぎる費用を見て治療を諦めることに……。この後のお話ではぐはぐさんは、ダイエットなど、不妊症状の改善に役立つ様々な方法に挑戦していくことになります。もし自分が不妊と判明したら……あなたならどうしますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。
2023年08月06日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「パートナーと考える妊活」。不妊治療を経て、今夏、父になる予定のおばたのお兄さん。産婦人科医の高尾美穂さんと妊活について語りました。日常の小さな積み重ねが、妊活中の心身の大きな支えに。――おばたのお兄さんは、奥様と共に不妊治療に取り組んだそうですね。不妊治療には抵抗のある男性も多いようですが…。おばたのお兄さん:それが、まったく抵抗がなくて。先輩芸人から治療の経験談を聞いていたからか、“よくあること”という思いでした。高尾美穂:不妊治療では、基本的には男女それぞれ検査を受ける必要があるのですが、精液検査に抵抗がある男性は少なくない印象です。おばた:僕は尿検査ぐらいの感覚でした(笑)。だって、尿酸値とかはみんな“俺、高いんだよね~”って平気で話すじゃないですか。それと同じで、精液検査の数値が良かろうと悪かろうと、その人の価値が変わるわけじゃない。不妊治療は女性のほうが圧倒的に精神的・肉体的に負担が大きいので、精液検査を渋るのはナンセンスだと思ってしまいます。――流産を経験されたことも公表されています。先が見えない状況の中で心掛けていたことは?おばた:僕にとって一番大事なのは妻の健康や、彼女と共に過ごす時間。“子供を授かることができなかったとしても、二人の人生が楽しければそれでいい”という僕の気持ちは常々伝えていました。流産の時はかなりショックを受けていたので、少しでも気持ちを和らげたくてサプライズで靴をプレゼントしました。“私のことを考えてくれているんだな”って感じてもらうことで、つらい記憶を少しでも上書きできたらいいなって。高尾:そうだったのですね。妊活中の女性は、生活の中で様々な努力をしています。だからこそ、パートナーとの熱量や思いに差を感じると、大きなショックを受けてしまうこともあるんです。おばた:僕は仕事の都合でクリニックに一緒に行けないことが多かったので、その分、「今日の診察どうだった?」ってこちらから聞いたり。一緒に取り組む姿勢を示すことは、妻を孤独にしないためにも大切だと思っていました。――女性は不妊治療にトライしたくても、男性が楽観視していたりして、治療にすら至らないカップルもいるようですが…。高尾:まず男性側が現実を知らない可能性もあります。たとえば、“20代であっても、一周期あたり自然妊娠する確率は約2割”といったデータを知ると、認識が変わるかもしれません。一方で、男性側の気持ちを想像することも必要です。本来、妊娠は二人のスキンシップの延長線上に成り立つものなので、その前提を省略して妊娠のためだけに前のめりになる…というのは、男性にとっては“いきなり感”があるのかも。まずは生活の中でのパートナーシップを大事にしてほしいですね。おばた:僕らも妊活とは関係なく普段から互いの体調の変化について話したりしていました。そうやって些細な情報でも共有することでコミュニケーションは養われていくんじゃないかなって。高尾:まだ治療を考えていないカップルでも、“将来マンションと戸建てどちらに住みたいか”といったことと同様に、妊活についてのプランを話し合っておくといいですね。そういったやりとりの積み重ねが妊活においても互いを支え合うことにつながると思います。(写真左)たかお・みほ産婦人科医。東京慈恵会医科大学大学院修了後、慈恵医大病院産婦人科助教などを経て、女性のための統合ヘルスクリニック・イーク表参道の副院長に。著書に『女性ホルモンにいいこと大全 オトナ女子をラクにする心とからだの本』(扶桑社)など。(写真右)おばたのおにいさん1988年、新潟県生まれ。日本体育大学卒業後、2013年にデビュー。’16年、ピン芸人に転向し、現在の芸名に改名。モノマネで人気を博す。’18年、フジテレビアナウンサーの山﨑夕貴さんと結婚。山﨑さんは妊娠中で、今夏パパになる予定。※『anan』2023年7月26日号より。写真・中島慶子取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年07月23日「もしチャレンジするなら最後かもしれないと」 この投稿をInstagramで見る nobuko.miyazaki(@miyazaki_nobuko)がシェアした投稿 宮崎宣子さんは、2021年12月に10才年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚。20日、現在妊娠7ヶ月であるとInstagramで公表しました。 出産予定時期には44歳になるそうで、再婚してから「子供は諦めていましたが、もしチャレンジするなら最後かもしれないと思い、どんな結果になっても後悔しないようにしたい」と不妊治療をしていたことを明かしました。夫は「出来たら嬉しいけど、できなくてもいい」という考えで、宮崎さんが後悔しないようにできることをやろうと不妊治療に賛同。「プレッシャーをかけないように、寄り添って」くれたといいます。宮崎さんは2022年から早稲田大学大学院の経営管理研究科に在籍していますが、昨年度は不妊治療に専念するためにお休みしていたそう。今年4月より復帰し、「色んな方々が助けてくれて、何とか明日で春学期を終えることができます」と、周囲のサポートにより大学院を続けられているようです。「まだまだ不安はありますが、この奇跡に心から感謝しています」と、喜びを綴っていました。妊娠を発表する前には、大学院で「発表と試験とレポート」が重なり、さらに「13時10分から22時までという長時間での授業が2日間」あったと明かし、「木曜日が終わると、腰が痛くて痛くて、金曜日はコルセット巻いて、腰を庇いながら授業を受けました」と腰痛に悩まされていると説明していた宮崎さん。妊娠中は腰痛などのマイナートラブルも多いですが、症状の現れ方は千差万別。無理せず自分の体調と向き合いながら、出産まで過ごしてほしいですね。妊娠中はなぜ腰痛になる?妊娠中には分泌されるホルモンの影響で腰痛が起こりやすくなり、妊娠初期〜中期にかけて、多くの妊婦さんが腰痛に悩まされます。中でもリラキシンというホルモンには出産に備えて赤ちゃんが産道を通りやすいよう、骨盤の靭帯をゆるめる作用があります。そのため、骨盤のつなぎ目の関節がゆるむことで腰や背中の筋肉に負担がかかり、腰痛が起きやすくなるのです。そして妊娠中期以降、特に妊娠後期は腰痛に悩む妊婦さんが多くなる時期で、痛みの程度も大きくなります。赤ちゃんが成長するにつれてお腹がせり出し、妊婦さん自身の体重も増加すると、重心が前方に移動して骨盤も前の方へ傾くため、バランスをとろうとして上体がさらに反るような姿勢になり、腰椎や骨盤の関節を支える筋肉にいっそう負荷がかかるのです。腰痛を完全に予防することは難しいのですが、日常の姿勢を意識することで悪化を防いだり、痛みを軽減することができます。同じ姿勢を長時間取り続けることは避け、できるだけ腰に負担をかけないように体を使いましょう。たとえば起き上がる時。まずは体を横に向け、膝を軽く曲げます。床(ベッド)に近い側のひじをつき、もう一方の手で体を支えるようにして腕の力を使って起き上がると、腰の負担を軽減できます。ストレッチなどの緩和方法も試しながら、つらい時期を乗り切っていきましょう。参照:【医師監修】妊婦の腰痛の原因と4つの対処法!効果的なストレッチとは?
2023年07月21日「妊活」は女性だけの問題じゃない鈴木おさむさんとお笑いトリオ「森三中」の大島美幸さんは2002年に結婚。不妊治療を経て2015年に第一子となる男の子が誕生しています。鈴木さんはこのほどInstagramで「51歳からの妊活です」「妻と話して頑張りたいなと」と、第二子の妊活を開始することを公表。夫婦で話し合い、子どもが欲しいという結論となったようです。「妊活は女性だけの問題になりがちですが、男性とともにするのが妊活です。男性がいかに前向きに勉強するかが大事かなと思ってます」と綴った鈴木さん。かねてより鈴木さん自身の精液に問題があることもわかっており、「今回も久しぶりに精液検査しましたが。やはり運動率も高くなく。なにより、まっすぐ動く精子が少ないと」と、状態を明かしました。鈴木さんは自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『おとなりさん』(文化放送)の放送でも、第二子の妊活についてあらためて語りました。番組では精液検査の結果も公開。精子を採取する際には夫婦でスケジュールを合わせないといけないことも、多忙な夫婦には難しいところだと話します。前回の妊活では大島さんが「妊活休暇」として仕事を休みましたが、今回の妊活では採取した精子を凍結する方法を選択。精子を凍結するにも費用がかかり、凍結した精子を卵巣に入れる「顕微授精」もやはり高額だといいます。また、不妊の原因は女性側の問題だと思われがちですが、実は男性側に問題があることが多いと話す鈴木さん。周りの知人にも自身の経験を広めているといい、20代の知人男性からなかなか妊娠しないと相談を受けて、「自分の検査したことある?騙されたと思ってしてみ?」と伝えると、検査を受けた知人男性自身に問題があると発覚したことがあったそう。ただ、その知人は不妊治療を受けて子どもを授かることができたのだそうです。鈴木さんは「男の人が自分にも問題があるかもしれないってことに早く気付くのが、妊活で最初に大事なことだと思う」と訴えました。
2023年07月20日体に異常を感じても、婦人科へ行くのは勇気がいるもの。ついつい後まわしにしてしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……不妊治療を経て、やっと妊娠にすることができました。しかし、婦人科を受診した際、思いもよらず「子宮筋腫」が見つかったのです。流産の経験から、陽性反応が出た後も安心はしていなかったのですが、その結果待ちの際に子宮筋腫があることが判明しました。サイズ自体は小さかったため、経過観察で様子を見ることになりました。どんな治療を受けましたか?手術が必要なほどのサイズではなかったため、定期的に通院し、筋腫のサイズや症状を見守っています。症状がないので、筋腫の状況を把握するために、専門医による診察を受けています。Dさんは、筋腫が大きくならないことを願って日々を過ごしているそうです。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮筋腫のように症状が現れにくい疾患は、婦人科で診察を受けなければなかなか見つかりません。怖い気持ちもあるでしょうが、勇気を出して受診することが大切です。違和感があるときは早めに婦人科へDさんは妊娠という喜びとともに、予期せず子宮筋腫が見つかってしまいました。しかし、早期に発見できたことから、適切に対応することができたようですね。皆さんも、何か違和感を覚えたときは、早めに婦人科で受診することをおすすめします。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月15日私は不妊治療をこなすだけでもメンタル的、肉体的、経済的にもつらい日々が続いていました。不妊治療もなかなかうまくいかず、不妊治療を始めてから4年目、4軒目の病院で妊娠することができましたが、喜んでいたのも束の間、流産がわかります。その後も、私は流産を繰り返して不育症の治療をおこなうことに。結果、不妊症と不育症を乗り越えて元気な赤ちゃんを授かることができました。困難を乗り越えて出産した経験をお伝えしたいと思います。 4度目の流産で不育症の可能性を意識するように長い不妊治療を経て、私はやっとのことで妊娠することができたのですが、赤ちゃんの心拍確認後に流産したことがわかりました。言葉では表すことのできないショックが私を襲い、不妊治療をやめることにしました。 けれども、私は自分の妊娠をあきらめることができない気持ちに気づき、2年後に不妊治療の再開を決意。しかし、待っていたのは3度目・4度目の流産でした。「もしかして、妊娠しても出産できない?」。そのとき、初めて不育症の可能性を意識するようになり、私はパニックを起こしてしまいました。 不妊治療と不育症の治療を開始私はパニック状態から抜け出すことは難しく、時間もかかりましたが、自分の目的を考えると耐えて進むほかに道はないのだと気づきました。そんな中、5回目の妊娠を確認。私は不妊治療でお世話になっている病院の先生にアドバイスをいただいて病院を選び、不育症の治療も始めることに。 原因不明の不育症と経過観察不育症の治療は、初回の診察で不育症の治療のために問診とは別にアンケートと採血をおこないました。私は不育症の検査結果に問題がなかったため安心した反面、原因が見つからないことに不安も感じました。不育症の原因が特に見当たらない場合は経過観察をすることを聞き、不妊治療(妊娠を継続させるための投薬)と不育症の経過観察をおこなうことになりました。 私は不妊治療の病院へ指定された日時に通院しながら、不育症の病院へも指定された日時に通うことに。不妊治療は妊娠7週目まで通い、不育症の病院へは妊娠8週(妊娠3カ月)まで通院。その後、私は不妊治療と不育症治療とは別の出産病院へ転院し、無事に出産することができたのです。 不妊治療と不育症の治療を経て、無事に健康な赤ちゃんを出産できたことをとてもうれしく思っています。生まれた瞬間、赤ちゃんを愛おしく思う感情は、今でも忘れることができません。けれど、私の場合は結果がついてきたからこそある幸せなのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年06月29日結婚したら不妊の治療を始める方もいるでしょう。中には、不妊の検査のため婦人科で受診し、意外な疾患が見つかることもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……私の場合は、高プロラクチン血症でした。この病気は、「妊娠していないのに母乳が出る」「年に数回しか生理が起こらない」などの症状が出るようですが、私は自覚症状がありませんでした。不妊の検査のために婦人科で受診して、採血によるホルモン検査の結果、高プロラクチン血症と診断されました。どんな治療を受けましたか?プロラクチンの正常値は5ng/ml前後なのですが、私は15ng/ml以上の数値が出ました。妊娠を希望していたのでプロラクチンの値を下げる薬を服用しました。早めに治療や検査をしてもらえる病院を選択してよかったです。世の女性陣へ伝えたいことは?私自身も婦人科には行きづらいと感じていました。しかし、早めに行き検査や治療をしてもらうことが大事だと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。定期的な検診や婦人科受診を……不妊の検査のために婦人科で受診し、高プロラクチン血症と診断されたSさん。Sさんは内服薬の服用で、無事に妊娠できたようですね。皆さんも、定期的に検診を受けたり、婦人科で受診してみたりしてくださいね!今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月27日結婚後、1年経過しても妊娠しなかったので、不妊治療専門の病院に通いました。実際に通ってみてつらかったこと、でも治療してよかったなと思うことをお伝えします。 まずは検査を受けることに結婚して1年。夫婦で妊娠を待ち望んでいましたが、なかなか妊娠できないので、不妊治療専門の病院へ。まずは夫婦ともに、不妊の原因になりうる感染症や体質的に妊娠しやすいかどうか、各種検査を受けました。 その中でも特につらかったのが、卵管造影検査。「生理痛がひどい場合はちょっと痛いかも」と主治医に言われ、実際、生理痛がひどい私には激痛でした。 次に各種検査の結果を聞きにいき、私はとある感染症にかかっていることが、そして夫は精子の運動率が低いことが判明。お互いに自覚がなく、なんだかとてもショックを受けたことを覚えています。 タイミング療法と人工授精にトライ各種検査の結果がわかり、主治医と治療方針を立てることに。まずは3回、タイミング療法にトライしましたが、うまくいかず。早めの妊娠を希望し、人工授精に切り替えました。しかし、2回人工授精をおこなっても、妊娠しませんでした。 当時はフルタイムで働いており、職場の上司には不妊治療中であることを伝え、理解を得ていました。しかし、私が通った病院は、院長がひとりで治療方針を立てるところだったため、予約しても待ち時間が長い! 仕事を休んだり、時間休を取りつつ、長いときは受付から会計まで6時間……という状況。 また、人工授精の実費負担もあり、大変な割に妊娠しない……。次のステップに進めば体外受精で、さらに実費負担がかさむな……と、うまくいかないことがつらく、先々の不安が重なって、ついに通うことを中断してしまいました。 なんと自然妊娠!ところが中断してすぐ、念のためタイミングだけ取っていたのですが、なんと自然妊娠! 主治医にも驚かれました。思えば、検査結果がわかってから、夫は主治医に相談して、すすめられたサプリメントを摂取し、私は感染症の治療をしたことや、行き詰まったときに思いきって治療を中断したことが気分転換になり、よかったように思います。 不妊治療は、精神的・経済的な負担が大きく、今思い出しても、とにかくつらく大変でした。ただ、不妊の原因がちゃんとわかり、現実的に必要な治療ができたことは、本当によかったなと思っています。 それから、あまりにつらいと感じたときは治療を中断し、気持ちをラクにすることも必要なことだったのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/しおみなおこ監修/助産師 松田玲子 著者:野田 理恵もうすぐ2歳になる女の子の母。福祉関係の仕事に従事するかたわら、記事執筆をおこなう。
2023年06月24日第二子不妊治療を始めてから約3年の時を経て、2人目を妊娠した私。妊娠が判明したとき、長女は4歳で不妊治療にも付き添ってくれていたため、赤ちゃんがおなかにきてくれたことを一緒に喜んでくれました。ところが、妊娠判明から1カ月経ったころに長女の様子が変わり始め……。やっと赤ちゃんがきてくれた!長女が1歳2カ月のころからスタートした第二子不妊治療。第一子不妊治療のときに、「顕微受精でないと妊娠は難しいでしょう」 と先生に言われていた私。けれど、奇跡的に3回目の人工授精で長女を授かったため、2人目も治療をすれば1年くらいで授かるだろうと安易に考えていました。 ところがなかなか赤ちゃんを授からず、やっときてくれたのが治療を始めて3年が経ったころ。治療のための通院に何度も付き添ってくれた長女に赤ちゃんができたことを伝えると、「赤ちゃんきてくれてよかったね!」と一緒になって喜んでくれました。 なんだか落ち着かない妊娠が判明してから1カ月が経ったある日、昼寝から起きた長女をお風呂に入れようとしたところ泣き叫び始め……。たいていお風呂に入り始めれば泣き止むのに、この日はどんどん激しさを増して浴室で暴れるのを必死で抑えるほどに。 30分以上泣き叫んだあとに少しだけ落ち着いたので話を聞いてみると、「なんだか落ち着かない!」と泣き続けるのです。私が「赤ちゃんができてうれしいけれど、ママをとられちゃうみたいで寂しい?」と聞いてみると「うん」と教えてくれました。ぎゅっとして娘のことを大好きだと伝えると、落ち着きを取り戻しましたが、長女もいろいろと感じていたようです。 夜中に突然泣き叫ぶ娘長女がお風呂で暴れてから数日。落ち着いたと思ったら夜中に突然「ねぇママ、一緒に死のうよ! まだ一緒にいたい! 私が死んだらおなかの赤ちゃんに私の名前をつけて育ててあげて!」と泣き叫んだのです。あまりにも衝撃的な言葉で私もパニックになり、そのときは抱きしめて「ずっと一緒だよ、おなかの赤ちゃんは赤ちゃんだし、あなたはあなただよ」と伝えるのに精一杯でした。 翌日娘と話してみると、赤ちゃんができてから一緒に走り回ったり、自転車に乗ったりということができなくなり、「ママは自分よりも赤ちゃんのほうが大事なんだ」と思って寂しかったようでした。 長女の不安を知ってからは、何度も繰り返し「長女も赤ちゃんもどちらも大切」ということを伝えて、抱きしめるようにしました。現在おなかの赤ちゃんは6カ月。今では娘も赤ちゃんの誕生を心待ちにしてくれています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 吉川麻和
2023年06月04日不妊治療中は夫婦の時間に目を向けたおばたのお兄さんと山﨑夕貴さんは2018年に結婚。今年3月に山﨑さんの妊娠を発表しました。不妊治療を経ての妊娠であること、流産の経験があることも明かしています。YouTubeチャンネル『おばたのお兄さんといっしょ』ではモノマネや夫婦トークなどの動画を公開していますが、今回はInstagramに寄せられた23の質問について夫婦で回答しました。なかでも多かった質問は、不妊治療のこと。「不妊治療中の気持ちの乗り越え方は?」「妊活中、生理が来たときの気分転換の方法は?」「不妊治療中、なかなか授かれなかったときの山﨑さんへの励まし方は?」などの質問がありました。不妊治療中の気持ちの乗り越え方について山崎さんは、「夫婦の時間に目を向けている。今後この人といられればいいとか、子どもがいない人生とか、そういう風に気持ちを持っていったかな」と話し、おばたのお兄さんは「頑張れって言うよりも、(子どもが)できなくてもたんちゃん(山崎さん)といられればいいかなと思う。お互いの人生を考える方がいいかな」と答えました。なかなか授かれなかったときも、おばたのお兄さんは「僕の一番はたんちゃん。たんちゃんがいてくれればいいんだよ」という言葉をかけ続けていたそう。山崎さん本人は、妊活中は妊娠をあまり期待せずに「できてたらラッキー!」くらいに考えるよう意識していたといいます。一度流産を経験していることもあり、おばたのお兄さんは今でも「オギャー!っていうまでは緊張感を持っている」とも明かしました。ちなみに妊婦さんの旦那様として日常生活で意識していることは「なるべくストレスフリーにハッピーにしてあげたい」ということで、山崎さんの頭を洗ってあげるなど、ケアに努めているといいます。「不妊治療について、両親や義両親にはどんなタイミングでどのように伝えたか?」という問いに山崎さんは、「私もいい年齢だから親も子どものことは気になってて。ちょこちょこ聞かれたりはしていた」と明かし、「私も焦っているときだったから、(子どもについて聞かれることは)プレッシャーだと両親に話して。そこからしばらく聞かれなくなって、久しぶりに会ったタイミングでたまたまそういう話になって、実は体外受精まで進んでいるみたいな話を」したのだそう。不妊や妊活の話は実の親であってもなかなか言い出しづらいものですよね。義両親からは直接何か言われた記憶はないといい、おばたのお兄さんは「うちは俺に対しても、まったく言ってこなかった。たぶん、察してたんじゃない?」と推測。息子が大の子ども好きであることを知っていたため、「できたんだったら言ってくるだろうなと思ってたから、触れないでいてくれたんじゃないかな」と、両親の気遣いを感じていたそうです。また、動画ではお互いの好きなところや、付き合ってから結婚に至るまでのエピソードも明かした二人。恋人時代はおばたのお兄さんにあまりお金がなく、「餃子ランチ800円くらいの大衆餃子屋さん」に食事に行くことが多かったとか。当時は彼女に気を遣わせてるかな、と思っていたそうですが、山崎さんは「金銭感覚が近いから、無理してるつもりはなかった」。おばたのお兄さんは山﨑さんのそういった性格が好きだと明かし、また「一緒にいてすごく楽しくて、帰ってくるのが楽しみ」と、のろける場面も。一方、山﨑さんにとっておばたのお兄さんの好きなところは、「メンタルが安定しているところ。ネガティブにならないから、(自分が)すごいネガティブになったりするから、そのとき前を向いててくれるっていう存在があると安心して前に進める」なのだそう。これから待ち受けている出産や子育ても、そんなパートナーがいてくれることは非常に心強いのではないでしょうか。
2023年05月26日妊娠・出産と聞くと、おめでたいイメージのほかに「痛い」という印象を抱く人も多いはず。もしあなたの出産に“無痛分娩”という選択肢があったら、どうしますか……?今回は、ママぺい(@mamapeeei)さんの体験談を描いた人気漫画『無痛分娩で出産した話』から、その後の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!不妊治療を始めることに……痛みにめっぽう弱いなか、不妊治療に挑戦することを決めたママぺいさん。そのキッカケは、遡ること5年前にあって……?それから時が経ち……ここでクイズです!この後ママぺいさんは、本格的なクリニックに足を運びます。その際、担当医から“ある検査”を勧められますが、それは一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、子宮内の「卵管」に関係する検査のようです。勧められた検査とは?正解は「卵管造影検査」「人によっては痛みを感じる」という卵管造影検査に怖じ気づくも、妊娠確率がアップするならと検査に挑戦したママぺいさん。その後彼女は無事検査を乗り越え、なんと不妊治療1周期目で妊娠できたのでした……!こんなときどうする?妊娠・出産などに関わる内診は、痛いものが多いイメージがありますよね……。その後のお話でママぺいさんは、卵管造影検査を乗り越え、妊娠することに成功します。あなただったら、こんなときどう対処しますか?※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。〈記事監修医師プロフィール〉『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人ひとりに合った治療にあたっている。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mamapeeei)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月05日近年、初産年齢が上昇しているといわれている日本。いずれ子どもを産みたいと考えている方や、妊活をしている方、妊娠・出産に対して不安がある方もいるでしょう。今回は、妊娠・出産について寄せられた質問に、産婦人科専門医の筆者がお答えしていきます。Q.今の医療で何歳まで妊娠できますか?Q.今の医療で何歳まで妊娠できますか? 彼とも相談しているのですが、仕事でまだ子どもを育てられる余裕がなく、でもいつかはほしいと思っています仕事と妊娠のどちらを優先するか、という問題は悩みのひとつでしょう。閉経しない限りは妊娠できると思っている方もいらっしゃいますが、残念ながらそうではありません。妊娠・出産の適齢期は20代から30代前半とされています。現在の最高齢でいうと、インドで体外受精により妊娠し、帝王切開術で双子を出産した70代の女性がいます。また、自然妊娠の場合は50代後半で妊娠した女性が最高齢とされています。しかしながら、日本産婦人科学会が発表した2020年のデータによると、40歳以上の女性が不妊治療で出産まで至る割合は、治療を受けたすべての女性に対して10%にも満たないことが報告されています。流産率が高まったり、染色体異常のリスクが増えることを考えても、高齢になると簡単に妊娠・出産できるというわけではないといえるでしょう。Q.出産後の月経期間をどう過ごせばいいですか?Q.出産から1か月後に月経が始まってしまいました。授乳中なのに、痛みも強いし痛み止めも飲めないしでつらいです!月経期間をどう過ごせばいいですか?産後に月経が再開する時期は、かなり個人差があります。断乳後に月経が再開する方が多いですが、ご質問者様のようにかなり早期に再開される方もいらっしゃいます。産後1か月で授乳中の場合は、低用量ピルは使用しない方がいいでしょう。また、子宮内黄体ホルモン放出システム「ミレーナ」は、出産後6週間以上経過している場合に使用できることになっています。ただし、乳汁中へ成分の移行が報告されているため、授乳回数が多い時期は第一選択にはならないでしょう。それ以外の方法として、「ロキソニン」や「カロナール」などの鎮痛剤は、国立成育医療研究センターの情報でも授乳中に使用しても安全であるとされています(※1)。また、授乳中でも安全に使用できる漢方薬があるので、婦人科で相談してみるのがおすすめです。Q.堕胎すると妊娠しにくくなりますか?人工妊娠中絶手術を受けることで、将来妊娠しにくくなるのではと心配される方は多いです。しかし、中絶手術を受けた後の妊娠には影響しないことがほとんどであると考えられています。中絶手術のときに子宮穿孔(せんこう)や子宮内感染などの合併症が起こったり、術後にアッシャーマン症候群と呼ばれる癒着が起こってしまった場合は、今後の妊娠に影響するリスクがあります。ただし、合併症が起こる率がすごく高いわけではないため、過度な心配は不要でしょう。Q.子宮外妊娠で右の卵管がないのですが、妊娠しにくいですか?右の卵管を摘出した場合でも、左の卵管が正常に残っている場合は問題とならないことがほとんどです。しかしながら、子宮外妊娠の原因として、クラミジアや淋菌による骨盤内感染症による癒着であったり、子宮内膜症による癒着がある場合は妊娠しにくい可能性があります。元々子宮外妊娠を起こす原因として、骨盤内や卵管での癒着が要因となっている場合があります。絶対に妊娠できないというわけではないですが、妊娠しづらいと感じる場合は産婦人科で相談するのがおすすめです。Q.不妊治療をしているのですが、サプリ選びが難しいですQ.不妊治療をしているのですが、サプリ選びが難しいです。ビタミンDと葉酸を摂れといわれているのですが、どのサプリにしたらいいかわからず悩んでいますビタミンD不足と不妊症との関連性についてはよく知られているところなので、補充するのがおすすめです。葉酸は神経管閉鎖障害や産科合併症のリスクを下げられる可能性があると考えられています。また、30代から40代女性の多くが、ビタミンやミネラルの摂取量が十分でないともいわれています。どのようなサプリメントを摂ればいいのか迷う方は、手始めにビタミンやミネラルを総合的に補充できるものがおすすめです。プラスアルファを求める方は、コエンザイムQ10やレスベラトロールなどの抗酸化作用をもつ成分を摂取するのもいいでしょう。妊娠しやすい体作りは、将来の健康のためにもプラスになります。サプリメントだけではなく、これを機に食生活も見直してみるのもいいですね。【参考】※1 国立成育医療研究センター.授乳中に安全に使用できると考えられる薬©︎Milatas/maroke/gettyimagesママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の身体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は13万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこTwitter : 産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年04月25日虫歯が痛み出すと、何をするにも集中できないので、早めに治療したいですよね。しかし歯医者に着いてほっとしたのもつかの間、どれだけ待っても治療が始まらなかったら……。今回は、登録者数84万人超えの大人気Youtubeチャンネル「エトラちゃんは見た!」で配信された『虫歯の治療中に乱入して来た謎の女性』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!緊急で歯医者へ行き……仕事中、歯が痛くなり急遽歯医者へ向かったユズリハ。しかし麻酔を打っても全く治療が始まらず……。ここでクイズです!麻酔を打ってから放置されているユズリハ。一体どのくらいの時間待っているでしょうか?ヒントは、とっくに麻酔は効いているころです……。待たされている時間は……正解は、30分!やっと治療が始まろうとしたとき、浮気を疑う歯科医の妻が乱入し修羅場と化す治療室。歯科医は誤解だと言って話を終わらせようとしますが、ユズリハの証言によって浮気がバレてしまうのでした。こんなときどうする?歯が痛くて急いできているのに、30分も放置されたらたまったもんじゃないですよね。今回のユズリハは、自分が見た浮気の証拠や不審な点を挙げ、歯科医の浮気を証明しました。患者を30分も放置して浮気する歯科医……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月21日お笑いタレントの、おばたのお兄さんが2023年4月16日にYouTubeチャンネルを更新。同年3月に妊娠を発表した、妻の山崎夕貴アナウンサーとの不妊治療について語った動画が話題になっています。妊娠発表後、女性誌のコラムなどで不妊治療について明かしていた2人。おばたのお兄さんは、「僕ら、実をいうと不妊治療をしていて、妻が頑張って病院に通ってくれて、ようやくうまくいったということで…」と改めて視聴者に報告しました。『おばた夫婦』が不妊治療中に感じた思いとは不妊治療について、「『いえたら楽になるのに』という人と『いいたくない人』、いろいろ思いがあって」と話した山崎アナ。発信に至った思いを、次のように明かしました。周りの環境によって、いいたくてもいえないことで休まなきゃいけないことがあるとか…そういうことを知ってほしいなと思う。おばたのお兄さんといっしょーより引用山崎アナ自身は、不妊治療について職場に伝えていたとのこと。タイミング法や人工受精に比べて、仕事を休む頻度が増えやすいという体外受精にチャレンジした山崎アナは「隠し続けるストレスのほうが大きい」と感じたそう。自身の精神状態を考えて、周りの人に打ち明けることにしたといいます。職場の上司は、必要以上の詮索や同情することもなく「頑張ってね」といい、応援してくれたそうで、理解のある環境だったようです。デリカシーのない発言に傷ついたことも一方、おばたのお兄さんは一部のデリカシーのない発言に傷ついた経験を明かしました。子供が欲しくてもなかなかできなかった時期に、「子供とかつくらないの?」「早くつくったほうがいいよ」などといわれ、相手には悪気のないことを分かっていながらも、当時はストレスに感じていたといいます。「なんで子供つくんないの?」とか「早くつくったほうがいいよ」とかさ。周りに結構いるし、気づいてないけどいっちゃってるパターンもあるから、それで傷ついてしまったり、それがストレスになっちゃったりする方がいるというのは、エチケットというかマナーというかモラルというか、人としてそういう状況にある人もいるんだなって思って接したら間違いないと思う。おばたのお兄さんといっしょーより引用また、有名人の妊娠報告を聞くことがつらい時期もあったという山崎アナ。「自分たちの動画や記事を見てつらく感じる人もいるだろう」と視聴者の気持ちに寄り添いながら、発信する難しさを実感したようです。最後に、周りの人への気遣いが大切だと話した2人。「例えば1つ聞くにしても一回フィルターをとおしたほうがいい」と話し、何気ない会話の中でも「一度自分に問いかけてみること」の大切さを伝え、締めくくりました。各方面に配慮をしつつ終始穏やかな雰囲気で実体験を語った2人。不妊治療に関するさまざまな思いに寄り添った内容の動画に、多くの共感のコメントが寄せられました!・おばたのお兄さんの「一回フィルターをとおしたほうがいい」に大きくうなずきました!・子供の話だけでなく、相手の気持ちを考えて会話をするって大切だなと、改めて思いました。・周りの環境は本当に大事だなと思います。この動画を見て共感できることしかなく、涙が出てきました。・私も不妊治療中なので、一つひとつの言葉にとても共感しました。1人でも多くの人にこのメッセージが届いてほしいです。不妊治療に限らず、他人にいいづらいさまざまな問題を抱えながら過ごしている人は多いはず。自分にとっては当たり前に思うことでも、相手にしたらデリケートな問題かもしれません。何気ない会話の中でも、相手の立場を考えた発言を心がけていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月20日公益社団法人である日本産科婦人科学会によると、不妊の原因は男性側に理由がある場合と、女性側に理由がある場合で、ほぼ半々だといわれています。そこで今回は、「男性不妊症」について、知っていたかどうかインターネット調査を実施。また「男性不妊を発見するにはどうしたら良いと思うか」、読者の意見を聞いてみました。気になる結果は……まず、「不妊の原因は男性が半数だと知っていましたか?」と尋ねたときに、「知っていた」と答えた方は全体の56%と、最も多い結果となりました。なお、「知らなかった」と答えた方は44%です。それでは、寄せられた声のなかで、多かった回答をご紹介します。「知っていた」と答えた方は……身近な方や自分自身が不妊で悩んでいたことがきっかけで、男性不妊症について知ったという方が多いようです。なかには、「病院で目にしたパンフレットに書いてあった」「テレビやSNSなどで知った」という方も多く、不妊症に関する情報はさまざまな場所で発信されているようですね。男性不妊症を発見するための必要な取り組みは?妊娠を望む方は、早めに検査すると悩む時間を減らせるかもしれません。「婚姻届提出と同時に行える、無料の不妊チェックを設けてほしい」といった意見もありました。できることから行動を不妊の情報に触れる機会がないと、「不妊原因の男女比は半々」であることは、まだあまり知られていないようです。保険適用も始まり、より身近になった不妊治療。子どもを望むすべての方が、無事に妊娠・出産できるよう、できることから行動していきたいですね。調査主体:MOREDOOR編集部調査方法:クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」によるインターネット上のアンケート調査調査期間:2023年4月4日~2023年4月10日有効回答数:50名の男女(MOREDOOR編集部)
2023年04月17日不妊が原因で、子どもを授かるまで、3年もかかったら……?今回は大人気マンガシリーズ、はぐはぐ(@hughug_baby)さんの投稿をご紹介!「授かるの3年かかりました」第8話です。【前回までのあらすじ】はぐはぐさんは夫と大学時代に出会い、その後、結婚します。しかし2人の間には、なかなか子どもができません。子どもが欲しいと思うようになり、不妊について調べたはぐはぐさん。不妊症外来に行くと、無排卵月経のうえ、多嚢胞性卵巣症候群と分かり……。治療費を見た夫は……解決策が分からず……治療費が高額で……不妊だと分かったものの、その治療費は数百万円だと判明し、はぐはぐさん夫婦は治療を諦め……。しかし、ダイエットをすることで、症状が改善する可能性があるようで……!?
2023年04月12日不妊が原因で、子どもを授かるまで、3年もかかったら……?今回は大人気マンガシリーズ、はぐはぐ(@hughug_baby)さんの投稿をご紹介!「授かるの3年かかりました」第7話です。【前回までのあらすじ】はぐはぐさんは夫と大学時代に出会い、その後、結婚。しかし2人の間には、なかなか子どもができません。子どもが欲しいと思うようになり、不妊について調べたはぐはぐさん。その後、不妊症外来に行くと、無排卵月経なだけでなく、脳の検査も勧められ……。診断結果は……症状も当てはまり……夫に相談すると……多嚢胞性卵巣症候群と判明したはぐはぐさん。投薬治療を勧められるものの、治療費が高額で……!?
2023年04月11日■前回のあらすじ和美と離婚後、合コンで出会った気の強そうな美女と結婚を決めた雄大。これで子どももできるし、人生楽勝!と思っていたが、新しい妻は和美とは正反対のタイプの女性だった。子どももできず、日々の生活にだんだんとストレスを溜めていく雄大は…。 >>1話目を見る 結局、雄大との子どもができなかった原因がなんだったのか……本当のところは私はわかりません。だけどもしあのまま、雄大との子を妊娠できたとしても、きっと私は幸せにはなれなかったでしょう。それよりも、雄大との結婚生活を解消したことで、そばでずっと支えてくれていた素敵な男性と結婚することができました。子どもにも恵まれ、今の幸せをこれからも大事にしようと、心に誓うのでした。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月28日■前回のあらすじ子どもができないことを理由に、和美に離婚を突きつけた雄大。そして今度こそ子どもができるように、若い美女を合コンで見つけ、スピード結婚をする。しかし彼女は、元妻の和美とは性格から何から何まで違っていて…。 >>1話目を見る 【夫side story】合コンで出会った若い美女・早苗とスピード再婚をした俺。元妻の和美がいつも完璧に家事をしてくれていただけあって、早苗の家事能力の低さにはがっかりしました。しかし、若いし美人だし仕方ないか……と目を瞑ることにしました。次回に続く(全10話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月27日■前回のあらすじ子どもができないという理由で一方的に離婚を突きつけられた和美。それでも無理やり平気な顔で毎日必死で会社に行き、だんだんと日常生活を取り戻していく。そんななかで会社同期の譲二が、自分より怒ってくれたことで、ようやく自分の気持ちを取り戻すことができて…。 >>1話目を見る 【妻side story】譲二の誠実さと優しさに胸打たれて、付き合うことになった私たち。元夫との一件から「自分は子どもができない」と思い込んでいましたが、その後まさかの妊娠発覚!すぐに結婚することになりました。そういえば、元夫は今頃どこで何をしているのでしょうか……?次回に続く(全10話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月26日■前回のあらすじなかなか子どもができずに苦しんでいた和美。一方、夫の雄大は不妊の原因は妻にあると決めつけ、自分では何もしない。さらに「子どもができないなら離婚だ」と和美に突きつけたのであった。 >>1話目を見る 【妻side story】離婚までの経緯を同期の譲二に打ち明けたら、私のためを思って泣きながら怒ってくれたことに驚きました。それと同時に、私自身もずっと我慢していたことから開放されたように、ボロボロと涙が止まりませんでした。次回に続く(全10話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月25日■前回のあらすじ病院で検査をしてもらったり、妊活にいいと言われているいろいろなことを試したりと、一人で奮闘する和美。雄大はそんな和美を労ってくれるどころか、自分は病院にも行かず「絶対にお前が悪い」と譲らないのだった。 >>1話目を見る 【妻side story】あまりにもひどい仕打ちでしたが、私は何も言い返すこともできません。雄大との結婚生活は、あっけなく終わりを迎えたのでした……。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月24日■前回のあらすじ妊娠できないのは手を抜いた食事のせいだと決めつけ、ますます和美への当たりを強くしていく夫。ありえないモラハラ発言が続くが、和美は妊娠できない後ろめたさと恐怖から反論することもできない。そして和美の精神状態はどんどん悪くなっていき…。 >>1話目を見る 【妻side story】雄大は頑なに検査を受けてくれませんでした。私だけが悪いと責められ続け、一向に協力しようとしてくれない……。こんな調子で子どもができるのかと不安になりましたが、それでも私は今できることをやろうと妊活に励むのでした。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月23日■前回のあらすじ友人たちのいろんな意見を聞き、夫とこれからのことをちゃんと話そうと思った和美。2人で久しぶりにおいしいご飯を食べながらゆっくり話したかったのだが、雄大には「子どもがいない結婚生活」という選択肢はないようだった。 >>1話目を見る 【妻side story】体調が悪いときも、忙しくて手の込んだ夕食が作れなかったときも、雄大は寄り添ってくれず、子どもができない私を責めるかのように嫌味を言ってくるのでした。それでも私は「自分が悪いんだ」と疑わず、精神的に追い詰められていきます。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月22日■前回のあらすじハイスペな夫と結婚し、順風満帆な人生を送っているかのように思っていた和美。しかし、実際は子どもができず夫に当たられ辛い日々を過ごしていた。ある日、同期の妊娠報告を聞き、素直に祝福できない自分に気づき…。 >>1話目を見る 【妻side story】ある日、会社の同期・直樹の奥さんが妊娠したとの報告が。なかなか子どもができない私は、心から祝福することができませんでした。まるで「子どもができないお前は不要だ」と言われているようで、ショックを隠しきれなかった私。それでも、雄大は子どもが生まれたら変わってくれるはず……。そう信じて、きっと大丈夫だと自分を納得させるのでした。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月21日■前回のあらすじ商社勤務で顔もいい、いわゆるハイスペ男性と結婚した和美。和美は夫のことを「男らしくて素敵な人」だと思っていた。しかし雄大は1年経っても子どもができないことから、だんだんと本性を表していく。 >>1話目を見る 【妻side story】同期の直樹の奥さんが妊娠したと聞いて、心から祝福できない自分に落ち込みました。それでも、夫のために子どもを作らなければならない……そんなプレッシャーに押し潰されそうな日々を過ごしていました。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月20日【妻side story】「子どもが欲しい」という雄大の期待に応えたい気持ちはありましたが、なかなか妊娠することができませんでした。私はただ謝ることしかできず、雄大のイライラはさらに募っていくのです……。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2023年02月19日いざ不妊治療を始めよう思っても、保険適用の年齢は? 適用回数の上限は? どこまでの範囲が対象なの? と分からないことだらけという人も多いのでは。2022年の4月から保険の適用範囲も変わったので、まずは不妊治療の正しい制度を知ることから始めてみませんか?今回、最先端の知識と豊富な経験を持つ、桜十字ウィメンズクリニック渋谷の院長・金先生にお話を伺いました。教えてくれたのは…桜十字ウィメンズクリニック渋谷 金南孝院長大阪市立大学医学部を卒業。学生時代から生命の誕生に惹かれ、産婦人科医としてのキャリア積む。自身も結婚後に自然妊娠しなかったことをきっかけに不妊治療を経験し、相手の立場にたった診察に重きを置いている。患者さんと信頼し合える生殖医療のパートナーとなれることを願ってやまない。 桜十字ウィメンズクリニック渋谷 保険適用はどこから? 回数に上限はある?さまざまな疑問に医師が回答――保険適用範囲が変わりましたが、これまでと違う点を教えてください金先生:2022年4月から、生殖補助医療※1が概ね保険適用されることになりました。「体外受精」や「顕微授精」においては、女性の年齢が43歳未満(治療開始時点)であることが条件となります。適用回数は、女性の年齢が40歳未満の場合は子ども1人につき最大6回まで、40歳以上43歳未満の場合は最大3回まで保険が適用となります。※1 生殖補助医療…採卵・採精、体外受精・顕微鏡授精、受精卵・胚培養、胚凍結保存・胚移植金先生:これまで体外受精をはじめとする生殖医療は、高額な治療費がかさむことが大きな問題となっていました。その最大のデメリットが大幅に解消されることになり、これまで以上に多くのご夫婦の手助けができるようになりました。実際に、当院でも保険適用範囲が拡大してから患者様の数は増加しており、患者様にとってのメリットが大きい制度変更だと感じています。――保険適用範囲拡大後、おおよその治療金額を教えて下さい金先生:治療に関わる総額は各個人によっても違いますが、概ね体外受精で15万〜20万程度、凍結胚移植で5万〜10万程度の金額が1カ月当たりにかかります。保険適用になったとはいえ、依然として高額ではありますが、以前は体外受精と凍結融解胚移植をそれぞれ1回ずつ実施した場合、100万円近い金額がかかっていたため、大幅に減額されてはいるのは事実です。ただし、保険適用対象になったことから、さらに減額が受けられる可能性があります。例えば高額療養費制度を利用したり、各個人で加入している生命保険などを利用したりすることで、実質数万円で採卵を行うことも不可能ではなくなりました。保険適用をめぐっては、各クリニックで負担が生じていることも事実ですが、総合的に考えるとやはり患者様にとっての利点の方が上回るだろうと思います。私自身、不妊治療で高額な治療費をかけた身として、この大幅軽減は羨ましくも思います。現代女性のリアルな不妊治療にまつわる悩みって?不妊治療の保険適用内容が分かったら、すぐに不妊治療に手を出せるのかというと、そうではありません。編集部で不妊治療に関するテーマで話してみると、女性のさまざまな悩みが見えてきました。30代の友人からも「そろそろ不妊治療も考えたほうがいいかと思ってる」って声をすごく聞くようになって…。いつかは授かりたいと思うけど、自分が妊娠できるのかどうかと想像すると不安になるよね。1人目は自然妊娠できたけど、2人目がなかなかできないって困ってる声も良く聞くな。「二人目不妊」なんて言葉もあるよね。やっと軌道にのったキャリアも大事にしたいから、2人目に踏み切れないってママもいるよね。ライフステージに合わせ治療にもさまざまな選択肢が――女性にはさまざまなライフステージがあり、不妊治療に対して身構えてしまう方もいると思います。実際にクリニックにいらっしゃる方はどんなお悩みを抱えて来る方が多いですか?金先生:自然妊娠できず治療を始めたいけれど、何から始めたらよいか分からないという方はもちろん、不妊治療を次のステップに進めたいという方もいらっしゃいます。当院は「卵子凍結」も行っているため、「いずれ子どもは欲しいけれど今は難しい」という理由で、卵子凍結を希望される方も多くいらっしゃいます。年齢は40歳前後の方がボリュームゾーンですが、カジュアルな気持ちで来られる、若い方も少なくありません。変化の大きな時代に生きる女性たち大きな一つの選択肢ともなる「卵子凍結」先生がお話ししてくださった、卵子凍結。実際にどんな技術なのか詳しく伺ってみましょう。――卵子凍結はどんな技術ですか?金先生:卵子凍結は体外受精と全く同じ技術になります。体外受精とは、卵巣を刺激して卵子を採取し、精子と卵子をかけあわせて受精卵を作り凍結します。卵子凍結はこのうちの採卵までは全く同じであり、精子を掛け合わせずに卵子のまま凍結させる方法になります。そのため、体外受精に比べて特別な技術が必要な訳でもなくむしろ媒精(精子と卵子を掛け合わせること)がない分シンプルな技術と言えるでしょう。――精子ではなく、なぜ卵子のみ凍結が必要なのでしょうか?金先生:精子と卵子の決定的な差が原因です。精子は毎日作られているのに対し、卵子は産まれた時から新たに作られることはなく、減少し続けるからです。正確にいうと胎生期6カ月前後の時に約700万個まで卵子が増加して以降減少に転じます。出生時には約200万個程度まで減少しているとされ、月経が始まる10~15歳ごろにその数は約30万個となります。そして月経サイクルの中で毎月1個の卵子が排卵されていきますが、1個の卵子が排卵されるまでに、約1000個の卵子が消えてしまいます。これは、たくさんの卵子の中から、ひとつの成熟した卵子を排卵させるためのホルモン働きです。こうして多くの卵子が消失していき、およそ45~55歳になるとすべての卵子が失われ、閉経を迎えます。つまり、妊娠を考えるときには、自分の一生というライフプラン軸だけではなく、「残されている卵子の数や機能」にも十分な配慮が必要ともいえます。――卵子凍結の実施数は増加していますか?金先生:各クリニックの実施状況はわかりませんが、卵子凍結は間違いなく増加傾向にあると言えるでしょう。当院でも問い合わせの頻度が増加してきています。少子高齢化がかつてないほどのスピードで進行する日本国内においてこうした状況には頷けるものがあります。働く女性の割合は年々増加傾向にありますが、企業のサポート体制には依然としてムラがあり、妊娠出産を機にキャリアを一時停止させなければならないのであれば、必然的に妊娠を躊躇うことになるでしょう。私はその社会構造こそ変えていくべきだと日々考えていますが、現状こういった背景から卵子凍結をご希望される方が増加するのも自然な流れだと言えるでしょう。――卵子を凍結保存できる期間や年齢制限はありますか?金先生:一度凍結してしまえば理論上何年も何十年も凍結することは可能です。ただ何十年も凍結した卵子を融解した症例はほぼないに等しいですから、現実的にはご自身の生殖可能年齢、すなわち閉経するまでにご使用することを前提にお考えいただく必要があるでしょう。年齢制限はありませんが、妊娠率を考えると40歳くらいまでに決断されることをお勧めします。決断が早いほど少ない個数の卵子採取で済むことが多く経済的にも有利になります。――卵子凍結による妊娠の成功率はどのくらいですか?金先生:卵子凍結(未受精卵凍結)は加齢などの要因によって卵子の融解後の生存率等に影響を及ぼすといわれています。■35歳までに卵子凍結を行った場合凍結融解後の未受精卵子の生存率は90~97%、受精率71~79% 、臨床妊娠率36~61%と報告されています。(Fertillity steril 2013;99:37-43)■40歳を含む幅広い年代で卵子凍結を行った場合凍結融解後の未受精卵子の生存率は68.6~89.7%、受精率71.7~85.8% 、臨床妊娠率10.8~3.3%と報告されています。(Cil AP, Bang H, Oktay K. Age-specific probability of live birth with oocyte cryopreservation: an individual patient data meta-analysis. Fertil Steril. 2013;100:492–9.)――卵子凍結はどのクリニックでもできますか?金先生:卵子凍結はいくつかある不妊治療の一つの方法で、クリニックによってもできる場所が限られています。近年の生殖医療技術の発展からより身近な技術へとなりました。当院では、社会的適応(今は仕事を優先したい状況にある、介護などで今すぐの妊娠/出産が難しい、パートナーがいても今すぐ結婚することを考えていない等の理由)による卵子凍結を実施しています。■妊娠できるか不安…そう悩む前に一度受診を今を生きる女性にとって仕事と家庭の両立は大きなテーマ。コロナ禍でさまざまな生活環境の変化に対応し、自分の人生を見つめ直すきっかけとなったことは言うまでもありません。不妊治療は、早く実施すればするほど負担は軽減します。「妊娠できるのか不安」と一人で悩むのではなく、ご自身のライフプランも含めてお気兼ねなく相談してみることから始めてみませんか?金先生が院長を務める 桜十字ウィメンズクリニック渋谷 のご紹介JR渋谷駅より徒歩約5分、渋谷PARCO隣の好立地に、2018年開業した渋谷エリア唯一(※)の不妊治療専門クリニック。日本生殖医学会認定生殖医療専門医である金先生をはじめ、体外受精を数多く手掛けるクリニックで経験を積んだ培養室長など高い技術を持った医師・スタッフがそろい、胚(受精卵)へのストレスを最小限にした最新型培養器「タイムラプス」や培養液の工夫、卵子凍結技術の向上など、ソフトとハード両面で患者さまを支えています。※2022年12月現在【住所】東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル4階( Google Map )※JR山手線 渋谷駅 ハチ公口 徒歩5分/東京メトロ 渋谷駅 6番出口 徒歩4分【診療日】月~土 ※水土午後・日祝休診( 詳細はこちら )【TEL】03-5728-6626 桜十字ウィメンズクリニック渋谷 公式サイト [PR] 医療法人社団 東京桜十字
2022年12月26日