小学校入学後、困りごとが続出。特定の教科だけ特別支援学級に通うことに保育園のときから、ほかの子と少し違う…?というところがあった息子ですが、小学校は通常学級へ入学。しかし、そこからさまざまな困りごとが出てきてしまいました。息子の学校は登校後体操服に着替えて、そのまま一日過ごす決まりですが、息子は着替えませんでした。周りのお友達に「着替えた方がいいよ」と助言されても、なぜわざわざ着替える必要があるのか納得できない息子は、周りに合わせた行動がとれなかったのです。また、授業中手を挙げる大勢のお友達の「ハイ!ハイ!」の声や、休み時間の教室のざわざわした音が苦手で、耳を塞いでしゃがみ込んだり、それでも耐えられなくなると暴れてしまいました。体育の授業でドッジボールをやったとき、校庭の横を走る車に夢中だった息子(当時は、働く車が大好きでした)。ですが、ドッジボール中ですので、ぼんやり立っている息子は恰好の的です。当然ボールをぶつけられるのですが、すると息子は怒って相手の子に殴りかかってしまいました。そのほかにも机にぶつかった友達を「わざとやった!」と決めつけ、暴言を吐いたり追いかけ回したり…。家では、宿題で非常に苦労しました。つきっきりで教えて、終わるのが毎日夜8時過ぎなのです。そんなこともあり、先生の勧めでクリニックを受診し、検査を受けました。その結果、息子はアスペルガー症候群(現在の自閉スペクトラム症に含まれる)と診断されました。さらに聴覚過敏や偏食もあることもわかりました。保育園のときから感じていた「ほかの子と少し違う?」という違和感の原因が、やっとわかったと思いました。そして特別支援学級の先生が、「国語と算数だけ特別支援学級に通ってみたらどうでしょうか」と勧めてくださいました。おそらく、国語と算数の宿題に苦戦していたからだと思います。通常学級に在籍しながら、特定の教科だけ特別支援学級で受けるというやり方は、うちの学校では息子が初めてだったようですが、とてもありがたいものでした。※通常学級在籍の場合、個別の支援は「特別支援教室」もしくは「通級指導教室」で行われます。もしくは特別支援学級に在籍し、特定の科目を交流級にて受ける形をとります。この体験談のお子さまについては、学校の判断により、通常学級に在籍しながら一部の科目について特別支援学級で受けています。Upload By ユーザー体験談プロの技に感服!特別支援学級の先生の工夫は至れり尽くせり1年生の2学期から、息子は国語と算数の授業を特別支援学級で受けるようになりました。少人数で静かな環境が本人に合っていたのか、息子は特別支援学級の授業を集中して聞くことができました。そして特別支援学級の先生は、発達障害児がどこにつまずきやすいのかを分かっていて、教え方もさまざまな工夫をしてくれました。息子は国語が大嫌いでした。「わ」と「は」の違いが分からず、「、」や「。」の間の開け方や「ば」や「ぱ」などの濁点も見間違えてしまいます。それを指摘すると暴れてしまい困っていたのですが、特別支援学級の先生は、教科書読み上げのCDを使って、読み方を教えてくれました。すると、目で見るだけでは分かりづらかった違いを意識できるようになり、すんなり頭に入ったようでした。筆圧が弱く、フラフラ書きや文字のバランスが悪い息子の文字についても、十字線のあるマスの大きなノートを使い、「それぞれのマスには、どんな形が入るかな?」とクイズ方式で楽しみながら取り組んでくれました。Upload By ユーザー体験談息子は算数は好きで、足し算引き算は暗算していましたが、「=」を書き忘れる、また、「+」と「-」を見間違えることがあり、荒れることがありました。ただ、得意な科目のため通常よりも速く学習が進み、一年生の終わりころからは、掛け算のCDやパソコンを使うなど、視覚と聴覚の両方を使って教えてもらえました。息子に合ったやり方なので、ストレスなく覚えられたようです。また、コンパスの使い方も早めに練習してくれ、至れり尽くせりでした。息子はバツをつけられることに対して強く反応し興奮してしまうのですが、特別支援学級ではそんな息子のため、一番最初に合っているものを赤でマルにし、やり直して正解をもらうと、今度は息子の好きな色でマルがもらえるという工夫をしてくれました。この方法で少しずつ息子のイライラも軽減されました。一方、私は発達障害の本を図書館で借りてきて読みあさり、そこでイヤーマフを知りました。これを使用できればイライラが少しは軽減するかも!と思い、すぐに学校側に相談して使用許可を頂きました。何個か購入して本人が気に入ったものを使用するようになり、息子はずいぶんと楽になったようです。使わなかったイヤーマフは、同じような苦しみを味わうお子さんが1人でも減らせればと特別支援学級に寄付しました。こうして特別支援学級の先生のおかげで、息子は不登校になることもなく、無事中学生になりました。Upload By ユーザー体験談「俺は、恵まれた環境でここまでこれた」という息子の夢を応援したい中学生になってからも、小学校と同じように、国語、数学、そして英語の授業を特別支援学級で受けました。しかし、「板書ができないのはサボっているからだ」とある教科担任の先生から言われ、クラスでちょっとイジメにあってしまった息子は、一週間に1、2度休むようになってしまいました。私は傷ついた息子を何とかサポートできないかと、再度発達検査をして診断書をとり(ここでLDの診断がでました)、それを息子に関わる全ての教職員にコピーして渡しました。LDがあるから板書ができないと合理的配慮を求めたのですが、通常学級だとノートの提出があり、成績に関わると言われたため、中学2年生から特別支援学級に所属することになりました。このおかげで休みがちだった息子は不登校になることもなく、高校にも無事に合格したので、早めに判断して在籍学級を移ってよかったと思っています。中学卒業後は、特別支援学級がある高校が住んでいる地域になかったため、週3日通う通信制の高校を選択しました。出席日数で大学の指定校推薦が受けられなくなると息子の抱く「将来の夢」の実現が危ぶまれるため、あえて通信制高校にしたのです。息子の将来の夢は「特別支援学級の先生」です。実は息子は、父親を4歳で亡くしています。息子以外わが家はみんな女性ばかりです。特別支援学級の先生は、困ったとき力になってくれた身近な男性です。そして卒業するまでの6年間、勉強だけでなく、さまざまなことを教えてくれました。運動会の組体操、逆立ちの仕方。林間学校の飯盒炊飯の事前練習。修学旅行前には銭湯にも連れて行ってくれ、男風呂の経験もさせてくれました。息子は先生がとても大好きでした。きっと、うっすら覚えているかどうかの父親と重ねていたのかも知れませんね。Upload By ユーザー体験談息子は、自分と同じように困っている子どもたちをサポートしたいと言っています。「俺は、恵まれた環境でここまでこれた。障害を持っていても、諦めなくていいって、先生が教えてくれた。俺に関わった人達に感謝したい」勉強だけでなく、息子の人生に大きな、いい影響を与えてくださった特別支援学級の先生には感謝してもしきれません。イラスト/keikoエピソード提供/しのっぺ(監修:室伏先生より)特別支援学級へ通われることになった経緯、特別支援学級での学習の工夫などについて具体的に共有くださりありがとうございました。素晴らしい先生方に出会えて、息子さんに合う方法で学ぶことができたこと、本当によかったですね。私も息子さんの夢を応援したいと思います。学習障害のあるお子さんは個々の苦手に合わせた学習が必要ですが、通常学級の生徒の数では個々に合わせた支援は難しいです。このお子さんの通われていた学校では一部の授業だけを特別支援学級で受けるという柔軟な形をとってくださったとのことですが、どの地域でもそのような支援が受けられるわけではなく、悩まれている親御さんも多いことと思います。通級指導教室に通っているお子さんもいらっしゃいますが、頻度として十分ではないこと、学習障害への個別指導に対応してくださる先生がいらっしゃるかどうかに依存してしまうこと、テストや試験においての配慮は受けにくいこと、など課題はたくさんあります。学習障害で読みや書き、計算などに困難さはあるけれど、知的障害はない場合、特別支援学級に在籍することは難しいこともありますし、在籍できたとしても、困難さのない範囲の学習に支障をきたす可能性や、学習以外の生活の場面で必要以上の制限を受けてしまう可能性などがあります。困っているお子さん全員が、一人ひとりにあった柔軟な教育、配慮が受けられる社会になるといいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年07月17日起立性調節障害の原因は?よく見られる症状、治療法は?起立性調節障害は、自律神経系の循環調節機能の異常によって引き起こされると言われています。交感神経活動により、血流が脳に十分にいきわたらず、立ちくらみ、朝起き不良、頭痛、動悸、血圧の変動、倦怠感などの症状があります。起立性調節障害の発生頻度は、軽症例も含めると、小学生の約5%、中学生の約10%にものぼり、10~16歳の第2次性徴期、思春期に起こりやすく、ほかに、水分不足、ストレス等も起立性調節障害の要因となります。不登校の子どもの約3~4割が起立性調節障害を併存しているとも言われ、学校生活や社会生活に大きな支障となる場合があるため、起床時の姿勢、筋力維持、十分な水分補給、睡眠リズムの調整などの日常生活における工夫や、薬物療法などの適切な治療で症状を軽減し、家庭や学校において環境調整を行っていくことが重要です。【小児科医に聞く】起きられない、学校に行けない…何科に行く?薬はある?保護者ができることは?起立性調節障害に関するギモンに医師が回答(質問)子どもがめまいや頭痛を訴えて朝起きられず、学校を休みがちです。起立性調節障害か、あるいは何か大きな病気ではないかと心配です。どんな症状が起立性調節障害に当てはまるのか、チェックポイントはありますか?何科を受診すればよいでしょうか?(回答)起立時に脳への血流が低下し、朝起き不良、食欲不振、全身倦怠感、立っていると気分が悪くなる、立ちくらみといった症状が認められます。症状は午前中に強く、午後からは体調が回復するのも特徴です。検査には症状をきたすほかの疾患がないか、例えば鉄欠乏貧血、甲状腺ホルモンの異常などがないか除外します。起立性調節性障害が疑わしい場合、起立負荷試験を行います。臥床安静時と、起立直後、起立継続時の血圧、脈の変化を調べます。起立性調節障害とは限らないので、疑わしい場合にはかかりつけの小児科に相談するのが良いでしょう。Upload By 発達障害のキホン(質問)中学生の娘が起立性調節障害と診断されましたが、なかなかよくなりません。何とか起きて学校に行けても、だるくて体も思うように動かないようです。勉強の遅れも気になり、本人も焦っています。症状が改善するいい方法や治し方はありますか?また、起立性調節障害に使われる薬にはどんなものがありますか?(回答)薬物療法だけでなく、日常生活で注意すべきポイントがいくつかあります。・起床時にはいきなり立ち上がらずに30秒ほどゆっくり起立する・水分を多めにとる(1日1.5L~2L)・塩分制限はしない(むしろ多めにとるようにする)・早寝早起きなど生活リズムを正しくする(怠くても日中は体を横にはしない)・毎日運動をする(15分程度の散歩から始めると良い)・下肢の加圧ソックスを着用する(血圧低下を予防)薬物療法には、低血圧を予防する薬を使用します。症状によって、薬の内容、飲み方は変わりますので、主治医の先生に相談しながら内服をすすめていきます。効果を感じられるのに1~2週間かかるので、効かないと思ってもすぐにやめないことも大切です。Upload By 発達障害のキホン(質問)高校生の子どもが起立性調節障害になり、学校の授業や部活に出られていません。出席日数の不足や課題が終わらないこともストレスになっているようです。このまま留年してしまうのでは、進学も難しいのではと心配です。いつごろまで症状は続くのでしょうか。大人になると落ち着くのでしょうか。(回答)起立性調節障害は珍しい病気ではありません。小学校の高学年から多くなり、中学校で急増します。女子は男子より2割ほど多いようです。進学の時期とも重なる場合も多く、不安になる親御さんも多くいらっしゃいます。症状の回復はお子さんによってさまざまです。適切な治療が行われた場合には、軽症例では数ヶ月以内に改善します。しかし、翌年に再発する可能性もあります。日常生活に支障がある中等症では、1年後の復学率は約50%、2~3年後は70~80%です。不登校を伴う重症例では、1年後の復学率は30%であり、短期間での復学は困難です。社会復帰に少なくとも2~3年かかると考えたほうが良いでしょう。体力に見合った高校に進学した場合には、第2~3学年になると9割程度が治ると考えられています。お子さんにあった学校を考えるのも大切になります。Upload By 発達障害のキホン(質問)中学生の子どもが起立性調節障害と診断されましたが、朝は立ちくらみや吐き気などを訴えますが、昼ごろには調子が良くなるようです。遊びには行けるのに学校は休むというのは、ただ「学校に行きたくない」という甘えではないのか、このままでは怠け癖がつくのではないか…と思ってしまいます。保護者はどのように接すればいいでしょうか。(回答)起立性調節障害の子どもは、疲れてダラダラしているように見えます。しかし、だらけているわけではなく、自律神経機能が悪いため、起立時に全身・脳への血流が悪くなり、その結果、症状が出てきます。昼ごろには調子が良くなるなら、午後からの登校を試みてください。体力に自信がなければ、保護者がつき添うのも良いでしょう。電車通学の場合には、座席に座れるように、ラッシュアワーを避けるのも良いです。朝起きられないからといって無理やり早く寝かせようとしたり、あるいは朝なんとか起こそうとして怒鳴ったり、怒ったりするのは、親子関係の悪化につながります。大きな声で怒鳴っても、良い結果にはなりません。Upload By 発達障害のキホン起立性調節障害、不登校にまつわるコラムまとめ起立性調節障害は、自律神経系の異常によって起立時に全身や脳への血流がいきわたらず、朝起き不良、食欲不振、全身倦怠感、立っていると気分が悪くなる、立ちくらみといった症状が出てきます。起立性調節障害の発生頻度は決して少なくありませんが、進学の時期と重なる場合も多く、不登校や引きこもりなど、症状が重症化し長引くと、社会生活に大きな支障が出ることもあります。日常生活の中で気をつけられるポイントに留意しつつ、主治医と相談しながら薬物療法や運動療法なども適切に取り入れることが大切です。朝は倦怠感やめまい、頭痛といった症状が強くても、午後には回復することも多く、「疲れてだらけているだけ」と感じられるかもしれませんが、叱責することは良い結果には結びつきません。学校とも連携をして、正しい理解をもって無理なく早期の回復を目指しましょう。
2023年07月15日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの体験談をもとに描かれた漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!泣いて登校できない長女……いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学した2週間後から登校前に腹痛を訴え、泣き出すようになってしまいました。彼女の異変を知ったいもみさんは、長女と一緒に学校へ行く“母子登校”にチャレンジすることを選択します。さらにその後、小児科で長女の症状が『母子分離不安』に当てはまると知ったいもみさんは、一連の事情を夫へ相談することにして……?ここでクイズです!この後いもみさんは、夫から母子登校について“あること”を言われてしまいます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、いもみさんが『そんな風に言わなくても……』と思うような言葉だったようで……?夫の言葉とは……?正解は「意味とか勝手に思ってるだけ」長女に関する一連の事情を夫に相談するも、母子登校についてはあまり理解してもらえなかったいもみさん。しかしその後、長女の通う小学校の校長先生から『母子登校が必ず長女の力になる!』と励まされ、彼女は涙を流すのでした……!こんなときどうする?わが子の不調に寄り添う考えをパートナーに理解してもらえなかったら、悲しい気持ちになりますよね……。その後のお話でいもみさんは、悩みながらも母子登校を続ける決断をします。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月15日いじめ・ハラスメント報告、相談ツール「マモレポ」の提供、教育コンテンツの開発を手がける株式会社マモル(本社:東京都新宿区、代表取締役:隈 有子、 )は不登校の保護者同士が気軽に相談しあえるイベントを夏休み期間中の2023年8月23日(水)・24日(木)にオンラインにて無料で開催いたします。子どもの不登校について考える保護者向け夏休み座談会案内2022年度の不登校の小中学生は24万人を越え、9年連続増加しています。不登校は子どもと共に保護者の不安もとても大きいものです。「不登校」に、いつ、だれがなってもおかしくない時代に、不登校について見識を深めるべく、株式会社マモルは、保護者を対象にした不登校特別講座を開催。現在不登校に悩む保護者だけでなく、「もしかして不登校になるかも」と気になっている保護者、不登校について見識を深めたい保護者同士が、専門家や過去に不登校を経験した保護者を交えながら、不登校について学び、相談しあえるオンラインイベントです。親として初めての経験であることも多いため、気軽に相談ができ不安を少しでも解消することができる機会です。【イベント概要】●日時2023年8月23日(水) 18時30分~20時30分 途中参加退出自由 小学生保護者向け2023年8月24日(木) 18時30分~20時30分 途中参加退出自由 中学生保護者向け●場所オンライン●参加費用無料●当日の内容PART1. 現状の悩みや不安 お子様の状況PART2. 不登校の原因とその克服実体験PART3. 役に立つサービス 情報交換●申し込み方法参加は、小中学生の保護者のみ対象となります。先着順、事前申し込み制。人数が超えた場合は、締め切ることもあります。上記日程が難しい方も、次回開催がありますのでご希望のご連絡をいただければ次回開催にご案内します。※下記からお申し込みください。お申し込みされた方へ当日のオンライン会議室のURLをお知らせいたします。 *過去の座談会は2022年4月1日放送 フジテレビノンストップでも放送されました。今回はクローズドで行い放送はされません。【会社概要】会社名 : 株式会社マモル/Mamoru, Inc.所在地 : 東京都新宿区西新宿3-2-9代表者 : 隈 有子(くま ゆうこ)事業内容: 1. マモレポ事業2. 教育コンテンツ開発3. デジタルトランスフォーメーション開発4. メディア事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月14日無料の参加登録受付中!発達障害のあるお子さんやご家族へ届けたい、オンラインセミナーが7/22(土)と7/29(土)に開催決定Upload By 発達ナビアライアンス プログラム1学期を終えて、もうすぐ楽しい夏休み!でも、生活リズムが乱れないか…。しっかり宿題に取り組んでくれるのか…。ゲームばかりになってしまわないか…。楽しみな反面、心配なことや気になることもたくさんあるかもしれません。発達ナビではお子さんとそのご家族に、ご自宅で情報を得られる機会をお届けするために、オンラインセミナーを開催します。・日時:2023年7/22(土)9:30~16:20(予定)2023年7/29(土)9:30~15:40(予定)・参加費:無料・形式:Zoomウェビナー配信・参加方法:事前申込必須。下記ボタンよりお申し込みください・内容:専門家講演、未就学のお子さんを応援する企業によるセミナー※企画調整中のため、今後変更となる場合もございますオンラインセミナーの内容をご紹介Upload By 発達ナビアライアンス プログラムもうすぐ夏休み!お子さんは1学期を過ごしてみて、どのような気持ちで夏休みを迎えているのでしょうか。そして、生活リズムは崩れないだろうか…家族で過ごす時間が増えて、きょうだいげんかは増えないだろうか…宿題はしっかりやってくれるだろうか…などなど、保護者の方にとっては気になることがたくさんあるかもしれません。時間がたっぷりある夏休みだからこそ生じるお困りごとへの対応や、「休み」として親子で無理なく過ごすための方法について、普段から親子の悩みに寄り添っている小児科専門医の藤井先生にお話しいただきます。当日は視聴者のみなさんからの質疑応答タイムもご用意しています。ぜひご参加ください!講師:藤井 明子先生さくらキッズくりにっく院長/小児科専門医 /小児神経専門医/てんかん専門医東京女子医科大学大学院修了。東京女子医科大学病院、長崎県立子ども医療福祉センターで研鑽を積み、2019年より東京都世田谷区にあるさくらキッズくりにっくで発達外来を行っている。病気に限らず、子どものすべてを診るクリニックをめざし、お子さんだけでなく、親御さん子育ての悩みにも寄り添う診療を行っている。三人の子どもを育児中である。専門家特別講演は、日本生命保険相互会社の提供でお送りします。日本生命は、群れ全体が協力しあって子どもを育てるペンギンのように、子育ての壁や不安のない社会を、みんなで手を取り合ってつくっていきたいとの想いから、「NISSAYペンギンプロジェクト」を始動しました。HPやSNSでは、ほっこり学べる子育てあるあるマンガを発信しています。詳細は「NISSAY ペンギンプロジェクト」で検索ください。Upload By 発達ナビアライアンス プログラムUpload By 発達ナビアライアンス プログラム大好評企画、鳥取大学大学院教授で臨床心理士の井上雅彦先生によるトークライブを開催!お子さん自身が自分の成長を実感できる関わり方とは?具体的な褒め方やタイミングは?など、自己肯定感の育み方に着目して講演をお届け。さらに後半は、保護者のみなさんから寄せられた、自己肯定感にまつわる質問のQ&Aライブを、発達ナビ編集長・牟田とのセッションでお届けします。リアルタイムにチャットで質問ができ、その場で答えていただくので、ぜひご参加ください!講師:井上 雅彦先生鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授/LITALICO研究所 客員研究員応用行動分析学をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム無学年式教材「すらら」が提供する、保護者向け人気講座「ほめビリティ講座」では、褒めるを中心に「行動分析学」による関わり方を実践。 思春期前期~中期で分類し、不安が強いお子さんには「認知行動療法」も取り入れて、親子の円滑なコミュニケーションへ導きます。セミナーでは、ゲームばかりのお子さんへの声かけ法を解説。さらに、今年からスタートした、1人で子育てを続ける孤独感や疑問点などを支える「ほめビ講座オンラインコミュニティ」の内容・やり取りも一部ご紹介します。『ペアトレ知識を行動に移したい方』必見です。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム夏休み、おうち時間も増えるし有意義な時間を過ごさせてあげたい。好きなことがはっきりしているお子さんも、ゲームやネット、Youtubeばかりしているお子さんも、そこからどうやって世界を広げていけるのか、そんなお悩みに答えます。「夢中教室WOW!」はオンライン×マンツーマンで一人ひとりの「好き」を深め、自己肯定感を高める関わりを大切にするオンライン探求家庭教師です。これまで約200人のお子さんたちに伴走し自己肯定感を温めてきた経験をもとに、お子さん一人ひとりの中にある「好き」を素直に育むための大人の関わり方・声かけの仕方や、お子さんに関わる「第三の大人」の重要性、そして夢中教室の取り組みについて紹介していきます。YouTubeは、Google LLC の商標ですUpload By 発達ナビアライアンス プログラム遊びやゲームからの切り替えが苦手、失敗を嫌がってしまうなど、お子さんとの関わり方やルールづくりで悩んでいることはありませんか?本セミナーでは、家庭でのルールづくりを中心に、おうち時間を有意義に過ごすアドバイスをお伝えします。そもそもルール設定をする目的は?ルールを破ったときの接し方は?きょうだいへの配慮はどうする?などなど、 ルールをつくるだけでなく、実際の接し方やきょうだいとの関係についても解説! ぜひおうち時間の過ごし方に活かしてください。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム時間がある夏休みに学習を進めたい、宿題をやり切りたいのに、集中して勉強してくれない…。 もしかしたらそれは、勉強する環境がお子さんに合っていないのかもしれません。お子さんが快適に、安心して学習に集中できる環境づくりのコツを、山陽学園大学の上地玲子先生が解説。 さらに、障害児教育の専門家と家具メーカーの共同開発によって生まれた、家庭で使える療育家具をご紹介します!Upload By 発達ナビアライアンス プログラムもうすぐ夏休み、家族でのお出かけのときに、お子さんのたくさんの「やった!」を見つけましょう!公園などでの遊具遊びには、お子さんが自己肯定感を育むポイントがたくさんあります。このプレゼンテーションでは、お子さんがどこで自己肯定感を育んでいるのかを「見極める」視点と、そのための「大人の関わり方」を解説します。Upload By 発達ナビアライアンス プログラムお子さんの行動が、発達のサインなのか、問題なのか、日々の子育ての中で迷うことはありませんか?本セミナーでは、幼児期の脳と心の発達からお子さんの行動について解説していきます。さらに、お子さんの発達に合わせて、どんな関わり方をすると、わが子の可能性を引き出せるのか、そのヒントもお伝えします。またご家庭だけで対応するのが難しいと感じた時に受けられるサポートについても解説していきます。Upload By 発達ナビアライアンス プログラムわが子は英語授業についていける?つまずいてやる気をなくすかも…。英語の授業は小学3年生から始まり、将来に役立つよう実践的なコミュニケーションを中心にしたものにシフトしており、内容は以前より難しくなっています。お子さんが自信をもって楽しみながら英語の授業を受けるには、安心できるおうちの中で、楽しく英語に触れさせてあげることが大切。でも、保護者自身が英語を教えるのはハードルが高いですよね。セミナーでは、英語に苦手意識がある保護者の方でも、無理なくお子さんの英語力を伸ばせる関わり方・環境のつくり方や「授業でつまずかないための備え」「楽しみながら将来使える英語力を習得」するためのヒントを、マンツーマン・Step by Stepアプローチを行う子ども専門オンライン英会話【リップルキッズパーク】が解説します。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム発達が気になるお子さんの子育てをオンラインサポートする「発達ナビPLUS」。 本セミナーでは、発達ナビPLUSの監修者でもある公認心理師の菅佐原洋先生に、短時間の集中でしっかりと学習内容を覚える「1分間トレーニング」について解説いただきます。・勉強をした直後はできてもすぐ忘れてしまう・家庭学習をやりたがらない・勉強をしていてもすぐに集中が途切れてしまうなど、お子さんの勉強に関するお困りごとへの手立てについてお話しします。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム発達に特性がある子の「好き」をのばし、力に変えることのできる習い事や保護者の関わりについて解説する、保護者向け勉強会です。ゲームや動画が大好きなお子さんが、実際に好きなことを力に変えた成長事例などを交えて、・子どもの「好き」を力にする親の関わり方や習い事って?・事例で分かる!「好き」を伸ばした子どものストーリー・将来に活きる力に変えるために今からできることは?など、保護者の関わり方のポイントや習い事の選び方、将来への活かし方についてご紹介します。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム発達に特性があり、その特性や個性を活かした進路選びを考えているご家庭向けの勉強会。好きなことや得意なことを極めることで、お子さんの将来を拓く可能性を選ぶにはどんな中学・高校の選択肢があるのか、専門家が分かりやすく解説します。発達が気になるお子さんの子育てをオンラインサポートする「発達ナビPLUS」。本セミナーでは、発達ナビPLUSの監修者でもある公認心理師・緒方広海先生に、幼少期からできる思春期の二次障害への「予防」とその「対応」について解説いただきます。・こだわりが強く、将来うつ病などの二次障害になるのでは?・幼少期からできる「予防」って?・二次障害を発症した場合はどのように接すればいい?など、特性があるお子さんの二次障害に関するお困りごとへの手立てについてお話しします。・子どもの発達特性・個性を知る言葉の遅れやかんしゃくなど、お子さんの今の状態や困っていることを整理し、特性や個性を理解するための考え方について解説します。・ことば・コミュニケーションを育む関わり方を解説ことばやコミュニケーションの発達にはどのようなステップがあるのか。発達を促す関わり方について、具体的な事例を交えながらわかりやすく解説します。・子どもに合った療育施設や幼児教室の選び方お子さんの特性や発達段階に合った療育施設や幼児教室の選び方について紹介します。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム不登校やひきこもりがちなお子さんがいるご家庭向けの勉強会です。復学や居場所など、学校に行かない選択をしたお子さんへのサポートや、中学以降の進路の選択肢について解説します。1.不登校支援の選択肢フリースクールや訪問教室など、不登校のお子さんへの支援の選択肢や選ぶ際のポイントを解説します。2.中学以降の進路の選択肢義務教育以降の高校進学の選択肢として、通信制・サポート校や高等専修学校、チャレンジスクールなど、不登校に理解のある進路を幅広く知ることができます。3.教育にまつわる準備教育資金やお子さんの自立後に必要になってくる費用など、現実的な準備についても解説します。参加者向けの楽しい企画も!発達が気になるお子さんの役に立つ商品を抽選でプレゼント!Upload By 発達ナビアライアンス プログラム切り替えが苦手・言葉の発達がゆっくり・お友達関係が気になるといったお子さんの発達に大切なのは「楽しい遊び」。でも、どう関わったらいいのか分からないこともあると思います。発達段階ごとの特徴や遊びの意味、親子の関わり方について、日本福祉大学の言語聴覚士・臨床心理士が解説したオンライン講座を、一部無料でプレゼントします!Upload By 発達ナビアライアンス プログラム発達支援に関する専門家(心理士・言語聴覚士・作業療法士・医師・大学教授など)が50名以上在籍している発達に特化したオンラインサービスです。解説動画・よみもの4,000件以上の相談実績をもとにしたリアルな困りへの豊富なアドバイス!さまざまなお悩み別に、5分~15分で分かる解説動画や60分程度のセミナー動画、よみもの(記事)にアクセスできます。教材・プログラム専門家監修のもと独自開発された7,000点以上の教材・プログラムがダウンロードし放題!ソーシャルスキルトレーニング、学習、感情コントロール、生活サポートなど、幅広く対応しています。※通常のご入会特典【専門家への相談チケット3枚分付与】はございませんたくさんの方のご参加を、心よりお待ちしております!
2023年07月11日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。「学校が合わないのであれば、娘が集団で頑張れるところを探そう」と不登校を受け入れ、次の行動を考えていたマミヤさん。一方で先生方は「どうにか学校に来られるように」と考え、さまざまな提案をしてくれました。そして不登校4日目の夜、寝る前に「私、給食が無ければ学校に行けるかもしれない……」と言い出しました。翌朝も「月曜日から学校に行く」と夫に話すしぇーちゃん。「たくさん休んで元気になってきたし、いつかはひとりで頑張るところに行かないといけない。友だちもいるし、もう少し学校で頑張ってみようと思った」とのこと。「やっぱり無理だと思ったら言えばいいからね」と話しつつ、様子を見守るマミヤさん夫婦。日曜日の夜。翌日の学校の用意をしながら、マミヤさんが何気なく「しぇーちゃんとのお家生活、どうなるかと思ったけど、いい感じだったよね」と聞いてみると……!? え、もしかして本音は… ※訂正:(誤)難かしかった→(正)難しかった しぇーちゃんのまさかの反応に、マミヤさんも驚き! 夏休みのように1日お家で好きなことだけをして過ごせるというわけではなく、マミヤさんが考えてくれたスケジュールに合わせてホームスクーリングをしていたため、学校とはまた違った大変さを感じていた様子のしぇーちゃん。 再登校をしようと思った理由としては、 ・家での窮屈感・友だちに会いたい・短時間の登校でもOK、苦手な給食は食べなくてもOKと先生が言ってくれた など、いくつかあるようです。 さまざまな理由が重なった結果、しぇーちゃんは再び学校へ行ってみようと思えたのでした。「休んで元気になった気がする」というのも、しぇーちゃんの本心でしょう。 しぇーちゃんのことを考えて、マミヤさんが作り上げたホームスクーリング。しばらく学校と距離を置いて、しっかりと家で休めたからこそ、自分なりによく考え覚悟を決めて、短時間登校への第一歩を踏み出せたのかもしれません。 不登校となった期間中は、正解のない問題に直面する日々だったかと思いますが、しぇーちゃんが無理なく行動できる道を見つけられて本当によかったですね。 皆さんは、自分の身近な人の心が疲れてしまっていると感じたら、どのように声をかけますか? マミヤさんとしぇーちゃんのように、親子という一番身近な存在だからこそ、相手の気持ちに寄り添いつつ、本音を正直に話し合うことで、より良い結果を導き出せるのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月10日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。「学校が合わないのであれば、娘が集団で頑張れるところを探そう」と不登校を受け入れ、次の行動を考えていたマミヤさん。一方で先生方は「どうにか学校に来られるように」と考え、さまざまな提案をしてくれました。そして不登校4日目、日中は親子でおでかけしたり実験をしたり、充実した時間を過ごしたしぇーちゃん。突然、夜寝る前に「私、給食がなければ学校に行けるかもしれない……」と言い出しました。 そして翌朝、やはり「月曜日から学校に行く」と夫に宣言。「たくさん休んで元気になってきたし、いつかはひとりで頑張るところに行かないといけない。友だちもいるし、もう少し学校で頑張ってみようと思った」とのこと。 しぇーちゃんには「やっぱり無理だと思ったら言えばいいからね」と話しつつ、マミヤさんは学校の先生に連絡することに。 不登校は1週間で終わりを告げる!? 学校の先生から、交流級の授業に参加するのがつらい場合には、別室でも授業が受けられると提案されました。・1時間でも2時間でも居られる時間で構わない・運動会の練習はつらいときは見学していい・別室で授業を受けることができるしぇーちゃんの様子に合わせて臨機応変に対応可能という先生の話は、マミヤさんとしぇーちゃんの心を軽くしてくれたのではないでしょうか。 この時点で不登校の期間は実質1週間。夏休みとは異なり、終わりが見えない期間だからこそ、どう過ごしていけばいいのか不安になることもあったでしょう。しぇーちゃんの心に寄り添いながらも、学習面や生活面で学びを得られるように、予定を立てて計画的に過ごしてきたマミヤさん。しぇーちゃんへの深い愛情を感じますね。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月09日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。「学校が合わないのであれば、娘が集団で頑張れるところを探そう」と不登校を受け入れ、次の行動を考えていたマミヤさん。一方で先生方は「どうにか学校に来られるように」と考え、さまざまな提案をしてくれました。先生との面談での話をしぇーちゃんに伝えると、「学校は本当にいるのが大変なんだ!」と怒りの感情を出しながらも、「ママも私が学校へ行ったほうがいいと思っているでしょ?」とどこか不安そう。 マミヤさんは、「親のために学校に行く行かないを選択しなくていいよ」と改めて正直な気持ちを伝えました。 そして不登校4日目を迎え……。 しぇーちゃん、無理して言ってない? 日中、親子でおでかけしたり実験をしたり、充実した時間を過ごしたしぇーちゃん。夜寝る前に「私、給食がなければ学校に行けるかもしれない……」と言い出します。このまま不登校が続くとばかり思っていたマミヤさんは、無理して言っていないかが気になったとのこと。「親を喜ばせようとしているのか、試し行動なのか……」とさまざまな思いがよぎり、なかなか寝付けません。 そして翌朝、やはり「月曜日から学校に行く」と夫に宣言。「たくさん休んで元気になってきたし、いつかはひとりで頑張るところに行かないといけない。友だちもいるし、もう少し学校で頑張ってみようと思った」と自分の気持ちをきちんと言葉に表したしぇーちゃん。ここまで自分のことについて客観的に話せるのは素晴らしいことですよね。数日間学校を休んでマミヤさんと過ごしたことで、気持ちが満たされてしぇーちゃんの考えが変化してきたのかもしれません。 子どもは日々成長し、親子関係や気持ちもどんどん変化していくもの。背中を押せばいいのか、無理をしないようにさせればいいのか、見極めがとても難しいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月08日不登校新聞×TikTokで「不登校生 動画選手権」開催へ一審査委員長として中川翔子さんも参加Upload By 発達ナビニュース1998年に不登校に関する新聞として創刊し、不登校に関わる問題や子どもの権利、また、親子が安心し未来に希望を持てるような情報を発信する『不登校新聞』と、若年層を含む幅広い世代に利用者がひろがり、世界中の動画を無料で楽しめるアプリ『TikTok』が連携し、「不登校生 動画選手権」を2023年7月1日(土)~7月31日(月)まで開催中です。「不登校生 動画選手権」は、不登校当事者のための全国大会です。参加資格は20歳未満で不登校を1日でも経験した個人またはグループ。本大会の運営が定義する不登校は「学校がつらい、行きたくないと思って学校を1度でも休んだ経験」です。動画のテーマは「学校へ行きたくない私から学校に行きたくない君へ」です。思いを述べる、絵を描く、風景を撮るなど表現方法はさまざま。応募は「#不登校生動画選手権」をつけて、TikTokに動画(1分以内)を投稿する方法を採用。その背景には、「この大会を通して、当事者同士で夏休み明けの不安な時期にエールを贈りあってもらいたい」という狙いがあるのだとか。表彰式は、2023年8月18日(金)に東京都現代美術館にて開催。最優秀賞、優秀賞などの賞状授与、受賞者へのインタビューを行う予定です。大会審査委員には、中川翔子さん、内田也哉子さんらが名を連ねています。ぜひこの機会に、動画を通じてご自身の思いや創造性をぶつけてみてはいかがでしょうか。応募について参加資格:20歳未満で不登校(※)を1日でも経験した個人、またはグループ※不登校の定義は「学校がつらい、行きたくないと思って学校を1度でも休んだ経験」(大会用定義)応募方法:「#不登校生動画選手権」をつけて、TikTokに動画(1分以内)を投稿※13歳未満の方は保護者が撮影し、保護者のアカウントにて投稿ください応募期間:2023年7月1日(土)~2023年7月31日(月)表彰式日時:2023年8月18日(金)14:00開始(開場13:30)会場:東京都現代美術館内容:最優秀賞、優秀賞などの賞状授与、受賞者へのインタビュー※クリックすると、発達ナビのサイトから「不登校生 動画選手権」のページに遷移します。一般公開WEBイベント「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」2023年7月23日(日)開催ーーオールマイノリティ・プロジェクト共催の注目イベントUpload By 発達ナビニュース一般公開WEBイベント「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」が、筑波大学ダボットプロジェクトとオールマイノリティ・プロジェクトの共催により2023年7月23日(日)に開催されます。このイベントでは、SDGsの理念である「誰一人取り残さない」社会に向けて、本当の意味での「障害の社会モデル」に立ち返り話し合いが行われます。発達障害の”障害”を、社会構造上生じる社会的障壁ととらえると、その障壁は社会のどこにあるのでしょうか。今回のイベントでは、とくに青年期・成人期にフォーカスし、発達障害と社会的障害の壁について、ディスカッションが行われます。また、マイノリティである発達障害のある人の社会的孤立・孤独を防ぐために、私たちが取り組めることについても考えていきます。当日は、オールマイノリティ・プロジェクト代表で千葉大学子どものこころの発達教育研究センターの大島郁葉教授による基調講演「発達障害のある人の社会的孤立・孤独とマイクロアグレッション」に続き、「ここがヘンだよ、大学や社会」として、大学をテーマに発達障害のある当事者と支援者の模擬対話セッションを行います。その模擬対話セッションや事前アンケート、参加者からの当日のチャットなどを踏まえた上で、4名のパネリストによるディスカッションを進めていきます。当事者やご家族はもちろん、青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある皆さんにおすすめのイベントです。開催日時:<リアルタイム:当日参加>2023年7月23日(日)13:00~16:30※12:50開場予定。前後することがあります<見逃し配信>2023年7月23日以降設定完了次第~2023年8月23日(水)23:55開催方法:ウェビナー形式(Web会議システムZoom)参加費:無料対象者:青年期・成人期の発達障害者支援に関心のある方ならどなたでもアクセシビリティ対応:情報保障などのアクセシビリティ対応が必要な参加者の方は、2023年7月9日(日)までにお申し込みください共催:筑波大学ダボットプロジェクトオールマイノリティ・プロジェクト協力:筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局京都大学高等教育アクセシビリティプラットフォーム※クリックすると、発達ナビのサイトからpeatixの「発達障害の”障害”は、社会のどこにあるのか?」チケット申し込みページに遷移します。多様な人が使いやすいノート作りのノウハウに教員のアイデアを詰め込んで――帝塚山小学校オリジナルノートを共同開発Upload By 発達ナビニュース昭和5年創業、年間2千万冊以上のノートを製造する大栗紙工株式会社は、奈良県にある帝塚山小学校と共同で、自学自習用の「帝塚山ノート」を開発しました。同校では、子どもの学力向上のためには自ら興味関心を持って取り組むことが大切という思いから、進んで書きたくなる自学自習用のノートを作ることを起案。そんな折、大栗紙工株式会社の「mahora(まほら)ノート」を新聞紙面で知ったことが共同開発のきっかけでした。まほらノートは、発達障害当事者およそ100名の声を集めて開発された同社のオリジナルブランドです。「光の反射を抑えた中紙」「識別しやすい罫線」「シンプルなデザイン」が特徴です。白いノートが当たり前だと思われがちですが、「白色の紙がまぶしい」「罫線がわかりにくい」などが原因で書くことが苦手な人がいます。まほらノート開発には、少数派であってもそれぞれに抱える困りごとを解消したいという想いが込められています。まほらノートのノウハウを生かしつつ、同校教員のアイデアを詰め込んで、約1年間試行錯誤して完成したのが帝塚山小学校オリジナルの「帝塚山ノート」です。年齢に合わせて考えた自由につづりやすい罫線や、目にやさしい紙の色などに工夫が加えられており、自ら調べて発表する探求学習に意欲的に取り組む児童が増加傾向にあるそうです。まほらノートはオンラインストアで全国より購入可能です。発達障害がある子どもも含めて、誰にとっても使いやすいノートとなっています。夏休みの絵日記や日々の学習に、目に優しいノートを取り入れてみてはいかがでしょうか。帝塚山小学校の取り組みはこちら※クリックすると、発達ナビのサイトから「大栗紙工株式会社 まほらノート」の公式サイトに遷移します。限られた色の世界に広がる、限りのない表現――「モノクローム描くこと」東京都渋谷公園通りギャラリーにて2023年7月22日(土)~9月24日(日)まで開催Upload By 発達ナビニュースアートを通して、一人ひとりの多様な創造性や新たな価値観に人々が触れる機会を創出する東京都渋谷公園通りギャラリーでは、2023年7月22日(土)~9月24日(日)の期間にて「モノクローム描くこと」展が開催されます。「モノクローム描くこと」展では、モノクロームの限られた色の中で描かれる独自の世界観に注目し、描くことの本質を探ることをテーマに、7名の作家による絵画や立体など67点の作品が紹介されています。本展の見どころは、白黒のモノクロームが描き出す豊かな創造の世界です。国内外で多くの発表歴をもつ作家から、独自に創作を続けてきた近年の作家まで、7名の作り手によるモノクロームの独創的な表現による多数の作品を鑑賞できます。作品の色を白黒のモノクロームに限ることで、作家一人ひとりが描き出す独自の世界観がより際立って見えてくるのではないでしょうか。また、オーソドックスな描画材である木炭、ペン、墨汁のほか、紙の版で刷られる版画や針金の立体など、さまざまな画材や素材を用いて表現された作品の数々も見どころです。モノクロームという条件を絞ることで強いコントラストをもって見えてくる作品の新たな魅力、そして、「限られた色の世界に広がる、限りのない表現の世界」を、展覧会に足を運びご自身で体感してみてはいかがでしょうか。<詳細>会期:2023年7月22日(土)~9月24日(日)会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2開館時間:11:00~19:00休館日:月曜日(9月18日を除く)、9月19日(火)入場料:無料出展作家:岡元俊雄、高橋和彦、たぬきだ shin、西岡弘治、平瀬敏裕、堀口好輝、吉川敏明※クリックすると、発達ナビのサイトから「モノクローム描くこと」展の公式サイトに遷移します。日本No.1の子ども動画クリエイターを決めるコンテスト「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards 2023」作品募集中!Upload By 発達ナビニュース子ども向け動画制作スクールを運営するFULMA株式会社では、次世代を担う小学生・中学生から才能溢れるクリエイターを発掘、育成し、子どもと社会をつなぐ、小中学生向け動画制作コンテスト「FULMA Creator Awards(フルマクリエイターアワード)」を開催。2023年6月1日(木)~9月2日(土)まで動画作品を募集しています。参加資格は、応募者または応募チームメンバー全員が、小学生または中学生であること。対象は3分以内の動画作品で、作品はアニメ・イラスト、ゲーム実況、コメディ寸劇、CG、商品紹介、ショートフィルムやミュージックビデオなど、ジャンルを問わず自由な発想で制作可能です。審査は「考える力」「伝える力」「つくる力」の3つの項目からなり、特に優秀な10作品は11月11日(土)に日本科学未来館(東京都江東区)で開催される最終審査会にて表彰されます。今回で第2回目となる同コンテスト。2023年のキャッチコピーは「ここは、君のための舞台だ」です。このキャッチコピーには「今の君だからこそ、心から感じる『思い』や『好き』、『やりたい!』といった感情を動画で表現してほしい」という想いが込められているそうです。今年の夏休みは、小中学生の今だからこそ表現できる動画制作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。参加資格:応募者または応募チームメンバー全員が、小学生または中学生であること※ただし動画出演者はこの限りではありません。募集作品:企画・撮影・編集等、小中学生で制作した動画作品(3分以内)審査手順:1.中間審査(9月中)※非公開2.最終審査会11月11日(土)※一般観覧可能、オンライン配信予定募集期間:2023年6月1日(木)~2023年9月2日(土)表彰式日時:2023年11月11日(土)14:00~17:30 (予定)会場:日本科学未来館7階未来館ホール(住所:東京都江東区青海2-3-6)※クリックすると、発達ナビのサイトから「全国小中学生動画コンテスト FULMA Creator Awards 2023」の公式サイトに遷移します。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2023年07月08日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。今の学校の環境を変えるのは難しそうだと感じたマミヤさんは、「娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきりと先生方に伝えました。 しかし、先生方は何とかしぇーちゃんが学校とつながれるよう思案し、・支援教室で好きな図工だけ受けないか・1日1時間でも保健室登校するのはどうか・スクールカウンセラーに相談してみてはどうかといろいろな提案をしてくれました。 面談を終えたマミヤさんが、そのことをしぇーちゃんに報告すると……。 何なんだ!あの四角い建物は! ※訂正:(誤)学校へ気持ち→(正)学校への気持ち 面談では不登校について話をしたものの、すぐには先生方に受け入れてもらえなかったことをしぇーちゃんに伝えると、「学校は本当にいるのが大変なんだ!」と怒りながら教えてくれました。 内に秘めていた怒りを出すのはいい傾向と思い、否定せず聞いていたマミヤさん。しぇーちゃんに、「ママも私が学校へ行ったほうがいいと思っているでしょ?」と質問され、再度「親のために学校に行く行かないを選択しなくていいよ」と伝えました。 また、「学校へはもう行かない」とマミヤさん自身の気持ちを切り替えるため、そしてしぇーちゃんを不安がらせないためにも、家にあった学校給食の献立を処分し、GPSを解約したのでした。 しぇーちゃんの選択に対して、決して否定せずに寄り添うマミヤさん。学校でとても頑張っていたしぇーちゃんにとって、自分を理解して受け入れてくれるお母さんがいる家は、すごく安心できる場所なのでしょう。親はいつでも、子どもにとっての安全基地でありたいものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月07日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングを実施。しかし、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目、ゲームやYouTubeとの付き合い方についてしぇーちゃんと話し合い、3日目にはマミヤさんが学校へ行き、先生と今後のことを相談することに。今の学校の環境を変えるのは難しそうだと感じたマミヤさんは、「娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきりと先生方に伝えました。 しかし、先生方は何とかしぇーちゃんが学校とつながれるよう思案し、・支援教室で好きな図工だけ受けないか・1日1時間でも保健室登校するのはどうか・スクールカウンセラーに相談してみてはどうかといろいろな提案をしてくれました。 お互い悪気はないものの話がすれ違ってしまい、結局、肝心な適応教室に関する話ができなかったことに帰路で気づいたマミヤさん。「私の話、全部うやむやになってたよね……!?」と混乱してしまい……。 お互いに話したい内容が違った…!? ※訂正:(誤)行かないと行けない→(正)行かないといけない 先生たちとの話し合いを振り返るうちに、そもそもお互いに話したい内容が違ったということに気づいたマミヤさん。「親がいない状態でも自分で考えて立ち回ること」を経験させたいマミヤさんは、登下校の付き添いはしても、学校での活動中まで付き添うことはしないと決めていたそう。だからこそ、「学校が合わないのであれば、娘が集団の中でも頑張れるところを探そう」と次の行動を考えていたのです。 しかし、学校側は「どうにか学校に来られるように」と考え、さまざまな提案をしてくれました。 「集団に入れないのにどうして?」「そこまでして行かないといけない?」など考え、マミヤさんはひとり悶々としてしまうのでした。 SNSのコメント欄には、「無理してまで学校に行なければならないのでしょうか?」 「学校だけがすべてではないけど、集団生活の中で学んでほしいこともあり……。難しいですね」 「給食を食べてきてほしいと、親のエゴが入ってしまうこともあります」など、不登校当事者・親・学校関係者等、いろいろな立場の意見がありました。 子ども一人ひとりの個性も違えば、その子に合う環境も違います。正解がない問題だからこそ、試行錯誤しながら前を向いて動いていくしかないのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月06日2023年7月7日(金)に不登校のお子様をかかえる親御様向けにカウンセリングとマッサージを提供する「家族の再生」をテーマにしたサロン「THE REBORN FAMILY SALON」を東京・潮見にオープンいたします。自身のいじめの経験と娘の不登校克服の実体験から、不登校のお子様をもつ親御様へのケアの必要性を感じ、親御様のもう1つの「居場所」として利用していただける場所を作りたいという思いからサロンを作りました。「THE REBORN FAMILY SALON」 葦船サロンの見取り図サロンの間取り図。成功と発展の象徴である「龍神」を祀った神社を建立。サロン内には運河から引き、「葦船」を設置し少しでもリラックスしていただけるよう工夫しました。■「THE REBORN FAMILY SALON」設立の背景「THE REBORN FAMILY SALON」は、娘の不登校を経験した私自身が、「不登校のお子さまとそのご家族が、自分らしく笑顔になれるようにサポートしたい」という思いから作ったサロンです。娘が不登校であった間、私たち夫婦は、たくさんの試行錯誤をつづけましたが、その中で状況を好転させるきっかけとなったのが「ありのままで、そのままのキミでいいんだよ」というメッセージと、「マッサージ」でした。特にマッサージでは子どもの体に触れることで、「ここに力が入っているな」「今日はリラックスできているな」など、子どもの身体の状態が、文字通り手に取るように分かります。また、マッサージ中は、不思議なくらいにいろいろな心の会話ができます。マッサージには「面と向かって」でも「他のことをしながら」でもない、ちょうどいい空気感を生み出す効果があり、私自身、この体験から「愛情を込めたマッサージには心身のデトックス効果がある」と身をもって学び、身の回りで同じように悩む人たちに、その手法を伝えました。すると驚くほどにいい結果が出はじめ、嬉しい報告が集まるようになりました。「同じように苦しみ、悩むお子さまやご家族のために、この経験を活かしたい」と考え、それまで経営していた会社を後任に引き継ぎ、子どもとその家族のサポートに全力を注ぐことを決意しました。「THE REBORN FAMILY SALON」には「赤ちゃんの頃みたいに、まるで生まれ変わったように、もう一度ゆっくりと歩き始める。」そんなお手伝いができる場所でありたい、という思いから「REBORN=生まれ変わる」という名前がつけられています。本サロンではマッサージの手法だけでなく、私自身の経験や考え方など、様々なことを提供してまいります。■「もう一度生まれる空間=母親のお腹に満ちた羊水」サロン施設にもとてもこだわり、サロン入口から施設内まで運河の水を引いたスペースは「母親のお腹に満ちた羊水」をイメージしており、「もう一度産まれる=REBORN」を象徴する場所となっています。また天井の照明は、12星座に見立てて表現。私たちの身体の各部分は、母の胎内で12星座の影響を受けて形づくられているといわれています。引水部は母の羊水に浮かんだ状態をイメージし、12星座で形づくられた各部を癒してくれるよう設置しました。葦船212星座■教育現場の現状(年々増え続けている不登校)不登校児童生徒数の推移2022年10月27日に文部科学省が出した「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」の結果によると、全国の小中学校で2021年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は前年度から4万8,813人(24.9%)増の24万4,940人となり過去最多を記録。不登校の増加は9年連続で増加となった。また不登校の内訳は、小学校が8万1,498人(前年度比28.6%増)、中学校が16万3,442人(同23.1%増)で、いずれも増加率は過去最高。そして不登校の原因として上位を占めるのは、無気力・不安(49.7%)や生活リズムの乱れ、あそび、非行(11.7%)、いじめを除く友人関係をめぐる問題(9.7%)という結果となっている。コロナ禍で通学の制限や学校行事の中止など、生活リズムが崩れて休むことへの抵抗感が薄れ、活動制限が続いて交友関係が築けないことで登校意欲が低下していることが、不登校の急増につながっていると考えられています。(参照元:令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要、文部科学省)このような状況の中、家庭内で不登校のお子様とどう向きあっていけばいいのか、親御様が相談できる環境はまだ整えられてないと推測しています。■お客様の声(実際にサービスを受けられた方からの感想です)お客様の声アンケート1お客様の声アンケート2お客様の声アンケート3■白山 天(しろやま てん)について白山 天1981年生まれの大分県出身。小学生・中学生の頃、友達からの仲間外れ(いじめ)にあい、誰にも相談ができず寂しい時期を過ごす。大学を卒業後、会社員として数年働いたのち、20代前半で起業。その後、ビジネスに没頭しこれまで6社の法人を設立。一時はIPO(上場)を目指してビジネスに没頭。しかし、娘の不登校をきっかけに自分自身の生き方を考えた結果、全ての法人から身を引き(現在、一部のみ引き継ぎ中)、子供たちの支援、親御様の支援を始める。自身の経験から、親御様のすべての悩みをそのまま受け止め、自分ごととして考え、不登校に悩むお子さまやご家族に寄り添いたいという思いでサロン設立。お子さまとご家族の一番の味方として、一緒に最善の方法を考え、一歩一歩ともに進んでいくことから、全国から相談者が絶えない。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月06日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングをすることに。ドリルなどの座学に加え、外に出かけておこなう学習も取り入れて工夫するマミヤさんでしたが、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目もボヤき続けるしぇーちゃんに、「ママはゲームや動画を見せるために不登校にしたんじゃない」と伝えるマミヤさん。再度しぇーちゃんと話し合い、ゲームやYouTubeとの付き合い方について共有しました。 そして不登校3日目。マミヤさんはしぇーちゃんの担任の先生と面談し、今後について相談してみたものの、今の学校の環境を変えるのは難しそう……。 学校や先生方の事情も理解しているマミヤさんは、「結論として、娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきり先生方に伝えたのですが……。 結局、先生に話は伝わった…!?混乱する母 不登校になる決断をし、次のステップに進んでいきたいマミヤさんと、何とかしぇーちゃんが学校とつながれるよう思案してくれる先生方。先生は、・支援教室で好きな図工だけ受けないか・1日1時間でも保健室登校をするのはどうか・スクールカウンセラーに相談してみてはどうか と、いろいろな提案をしてくれました。 お互い悪気はないものの話がすれ違ってしまい、結局、肝心な適応教室に関する話ができなかったことに帰路で気づいたマミヤさん。 相手の立場や環境によって、導き出す答えが違うこともありますよね。今回の場合、大人たちの誰もがしぇーちゃんのことを考えているものの、学校側と保護者とでは考え方の方向性が少し異なるようです。お互いの意見が一致しない場合でも、マミヤさんのように相手への配慮を忘れず、冷静な対応を心がけたいものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月05日家庭教師業のオリジナル・エデュケーション(神奈川県横浜市、代表:牧 静)は、長年母子の関わり合いを見てきた経験と専門的に習得したコーチング技術によって、子供の不登校に悩む母親を対象としたコーチングサービス「母親向け不登校受験30分間無料相談」を2023年7月10日に提供開始いたします。不登校をマイナスに考えない、子供の個性や将来を見すえた前向きになれる指導が好評です。オリジナル・エデュケーション代表 牧 静【不登校をきっかけに、子供より深刻なのは親のメンタル】文部科学省「2021年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では全国小中学校の不登校の子供の数が24万人を超え、過去最高の増加率を示しました。それを受けたNPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワークの緊急アンケートでは、不登校の子供のうち7割が「不登校になって心が安定した」と答えています。一方、不登校の子供を抱える親のうち65%が「自分を責めた」54%が「自信が無くなった」と答えています。不登校により精神的に深刻なのは、実は子供より親のほうだったという結果となりました。※文部科学省「2021年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査 ※NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク緊急アンケート 【子供の不登校に悩む母親を支える活動が活発化】このことから現在、不登校に悩む親を支える活動が全国的に活発化しています。3年間満席状態という「行列のできる家庭教師」牧 静(まき しず)のもとにも、近年不登校の子供の母親から相談が目立つようになってきました。「自分の育て方が間違っていたのではないか?」「子供の将来が不安で眠れない」「母親が家にいなくてはならなくなり生活に支障が出てきた」「どうしても自分を責めて、もっと頑張らなきゃって考えてしまう」など。講師歴15年これまでのべ3,000人以上の小中学生を指導しており、多数の母子関係を見てきた牧は、母親の不安感が子供に連鎖することが不登校の原因の一つであると結論。学習指導だけでは問題解決につながらないと、自らコーチングを専門的に学びました。その技術を使い母親コーチングを行ったところ、子供の偏差値が急にあがり始めました。これは母親の自信や自己肯定感が高まることで親子関係が改善し、子供の学習効果が飛躍的にアップした結果となります。このことからオリジナル・エデュケーションでは、不登校の子供をかかえるお母さんを対象とした「母親向け不登校受験コーチング」を本格的に提供開始しました。提供開始からわずか3カ月で、体験版動画へのお申込みが60件。マンツーマンコーチングは20万円という高額にもかかわらず、10件のご成約がありました。【不登校はデメリットではない!母親向け不登校受験コーチング】牧の母親コーチングは、通常1回60分を6回行います。そのなかで不登校の子供を学校に行かせることを問題解決とするのではなく、母親の自己肯定感を取り戻すことを優先します。これを受けた母親とその子供は、不登校を続けながら自宅学習だけで難関私立中学に見事合格。その後、自分で志望した学校ということもあり、徐々に登校できるようになっています。不登校のまま難関中学受験を合格した子供のお母さんの声「不登校は私たちにとってマイナスのイメージしかなく、どうしたらよいか悩んでいたのですが、不登校を進路の大きな方向転換だと教えていただき、希望が見えました」「子供の成長は長いスパンで見てよいのだと教わりました」オリジナル・エデュケーションでは、2023年7月10日から「母親向け不登校受験30分間無料相談」の提供を開始します。代表の声「不登校はデメリットではありません」「お母さんの価値観と子供の価値観の中に勉強の重要性がしっかり落とし込めれば、子供は自然に勉強するようになります」【新サービス「母親向け不登校受験30分無料相談」】お子様が不登校でお悩みのお母さんを対象に「行列のできる家庭教師」牧 静がオンラインで30分無料相談を承ります。オリジナル・エデュケーションのホームページもしくはお電話にてお申込みください。《無料相談窓口》オリジナル・エデュケーション= または 090-3531-6458【会社概要】会社名 : オリジナル・エデュケーション代表 : 牧 静事業内容: 家庭教師および母親向け不登校受験コーチングURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月05日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れ、児童精神科の予約をとり、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングをすることに。ドリルなどの座学に加え、外に出かけておこなう学習も取り入れて工夫するマミヤさんでしたが、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げでした。不登校2日目もボヤき続けるしぇーちゃんに、「ママはゲームや動画を見せるために不登校にしたんじゃない」と伝えるマミヤさん。再度しぇーちゃんと話し合い、ゲームやYouTubeとの付き合い方について共有しました。 そして不登校3日目。マミヤさんはしぇーちゃんの担任の先生と面談し、今後について話し合ったのですが……。 もう何度もお願いしているけれど… 「しぇーちゃんの意見をきちんと伝えなければ」と意気込んでいたマミヤさんは、先生方に給食のこと、イヤーマフのことなどを相談してみました。 しかし、給食に関しては全体への指導は特に変わっておらず、イヤーマフのについては前例がないとのことで会議を通してから……という先生方からの返答。 学校や先生方の事情も理解しているマミヤさんは、「結論として、娘が学校に合わないのだと思いました」とはっきりと先生方に伝えたのでした。 先生方への配慮もしつつ、自分の子どものために要望を伝えるのは難しいものです。より一人ひとりの子どもたちに寄り添った指導をしてもらえるよう、学校には臨機応変に対応してほしいところですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月04日不登校の子どものサポートを行う株式会社スダチ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:小川 涼太郎、以下:スダチ)は、完全オンラインの支援で子どもたちの再登校を促す「不登校支援サポート スダチ」を展開しています。2023年6月、サービス開始からおよそ3年で、累計再登校人数が500人を突破しました。<不登校支援サポート スダチ>完全オンラインで3週間で不登校を解決するサービスになります。 完全オンライン支援で500人が再登校■サービス概要と実績スダチのサービスは、完全オンライン対応です。オンライン面談とメールで、各家庭に再登校*を後押しする親子の関わり方を提案します。支援はすべて親御さんとの対話を通して行われるため、支援者が子どもに接触することはありません。それぞれの家庭、子どもと向き合える支援の形であることから、不登校の原因の如何に関わらず、支援を行っています。*スダチでは「朝から放課後まで元のクラスに登校した日が二日続くこと」を再登校と定義しています。五月雨登校、保健室登校、午後からの登校は再登校に含めていません。サービス開始から2年11ヶ月となる2023年6月に、累計再登校人数は500人を突破しました。これまでに支援を受けた子どもの90.7%が再登校を達成し、支援開始から再登校までの平均日数は16.7日になりました。【過去の実績:過去期間ごとの再登校人数と再登校までの平均日数】2020年7月~12月再登校人数 :11人再登校までの平均日数:22.8日2021年1月~12月再登校人数 :109人再登校までの平均日数:19.4日2022年1月~3月再登校人数 :33人再登校までの平均日数:16.1日2022年4月~3月再登校人数 :279人再登校までの平均日数:16.7日2023年4月~6月29日再登校人数 :75人再登校までの平均日数:12.3日これまでの再登校事例や各事例の詳細、支援を受けられた親御さんのアンケートはこちらのサービスページ( )からご覧ください。また、取材可能なご家庭のご案内も可能です。■企業理念と今後の展望スダチは「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションに掲げ、教育を通して“巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたけるように”という想いを胸に事業を行っています。小中学生の不登校児童生徒数は年々増加を続け、2021年度には24万人(文部科学省調査より)を超えて過去最多となりました。不登校支援分野において、見守り・傾聴型の支援が主流である現在の日本では、不登校から再登校を目指す選択肢がほとんどないのが現状です。“学校に行きたい”と願う子ども達、親御さんの悩みに応えるため、スダチは「不登校は解決できる」という考えを世に広め、不登校で悩む人を1人でもなくすことを目標に、今後も事業を拡大していきます。■創業者 小川 涼太郎 プロフィール創業者 小川 涼太郎1994年生まれ(現29歳)、徳島県出身。2016年4月 新卒でアビームコンサルティングへ入社。日常の業務の中から『教育が変われば人も変わり社会も変わる』ことに気づき、『教育へ人生を捧げたい』と強く思い、2019年5月退職し、株式会社スダチを設立。不登校の子供達に向けたボランティア活動を通して、多くの不登校の子供達と関わる中で、「本当は学校に行きたいけど行けない、自分でも行けない理由が分からない」という“目的意識がない不登校”で悩んでいる子ども達や親御さんが多くいることを知り、その現状に危機感を感じて、「不登校で悩んでいる人たちを1人でも多く救いたい」との想いから、2020年4月不登校支援事業を開始。■会社概要会社名 : 株式会社スダチ代表者 : 代表取締役 小川 涼太郎所在地 : 東京都渋谷区神宮前6-28-9設立 : 2019年5月7日事業内容: 不登校支援事業(不登校を3週間で解決するサポート)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れたり、かかりつけの児童精神科の予約を入れたりし、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングをすることに。ドリルなどの座学に加え、外に出かけておこなう学習も取り入れて「いい感じかな」と思っていたマミヤさんでしたが、早くゲームやYouTubeをしたいしぇーちゃんは、どこか不満げ。 マミヤさんは、学校の先生や夫と今後の対応について話すなどして、不登校1日目は無事に終了しました。 そして2日目。1日目と同様に、自由時間までの時間が長いとボヤき続けるしぇーちゃんに、マミヤさんは……。 ゲームをするための不登校じゃない! ※訂正:(誤)1か100→(正)0か100 不登校2日目にして20回以上もボヤき続けるしぇーちゃんに、「ママはゲームや動画を見せるために不登校にしたんじゃない」と伝えるマミヤさん。再度しぇーちゃんと話し合い、ゲームやYouTubeとの付き合い方について共有しました。 「私の機嫌が治らないと娘も不安定から抜け出せないので、こういった話し合いは早めに切り替えて終わらせるようにしています」とマミヤさんは語ります。 SNSのコメントには、 「冷静にお話できるお母さんと、素直に話を聞けるしぇーちゃんはすごいと思います」 「わが子にはどうしても感情的になってしまうので、この冷静さが本当に素晴らしい」 「冷静で長期的に考えられるお母さんで本当にすごいです!」 と、その冷静さに驚く声が多数寄せられました。 子どものこととなると、大切な存在だからこそ、つい感情的になってしまったり、冷静でいられなくなったりするのかもしれません。マミヤさんのように、子どもの気持ちに寄り添いつつ、親目線での考え方や思いを伝えられるよう、冷静な対応を心がけたいものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月03日不登校の子供たちをイベント創りで応援する一般社団法人アナザーステージ(所在地:島根県隠岐郡隠岐の島町)は、不登校の中学生とその保護者を対象にしたキャンプ「島流しキャンプ in 隠岐の島」を、8月24日(木)~26日(日)、島根県の離島 隠岐の島で開催します。イベント詳細: タイトル用■「島流しキャンプ in 隠岐の島」開催の背景不登校の子供の多くは、学校に行っていないことに罪悪感や自責の念を抱き、自由に行動することを躊躇します。そうした子供たちに豊かな時間を過ごしてほしい、やりたいことに挑みさまざまな経験を積んで人生を切り拓いてほしいという願いを込め、不登校の中学生だけのキャンプを計画しました。舞台はかつて流刑地として知られた島根県隠岐の島。古よりここに来るすべての人を受け入れ心を通わせる温かい人情、豊かな自然と風土が、島のDNAとして受け継がれています。この地でのさまざまな体験を通し、中学生が新しい自分を発見して将来への情熱を再燃させる、そんなキャンプになることを願っています。スタッフ■『島流しキャンプ in 隠岐の島』について「島流しキャンプ in 隠岐の島」は8月24日(木)の午後からスタートし、各種ワークショップやシーカヤック、海遊び、ゲストミュージシャンの清水十樹(TOKI)さんによる音楽フェスなどで構成する2泊3日の計画です。募集定員は不登校の中学生とその保護者のペア20組合計40名で、先着順に定員になり次第申し込みを締め切ります。参加費は親子1組あたり50,000円で、2名分の食費および保護者の宿泊費を含みますが、隠岐の島までの交通費は別途です。中学生はテント、保護者はログハウスで宿泊します。2日目に音楽ワークショップとライブを行う清水十樹さんは、自身も学校に行かずホームスクーリングで育ったミュージシャンで、代表作「学校には行きたくなくなった」を引き下げ、不登校の中学生と保護者に熱いメッセージを送ります。このワークショップとライブの模様は、島流しキャンプのクラウドファンディング支援者に対しYouTubeでライブ配信する予定です。TOKI 音楽ワークショップ■開催概要イベント名: 島流しキャンプ in 隠岐の島 2023開催日時 : 8月24日(木) 14:30 ~ 8月26日(土) 12:00会場 : 塩の浜海岸都万野営場(〒685-0311 島根県隠岐郡隠岐の島町津戸1537-1)参加費 : 親子ペア1組 50,000円(税込)参加条件 : 不登校の中学生とその保護者(1名)のペア定員 : 親子ペア20組 計40名主催 : 一般社団法人アナザーステージ申込方法 : 公式サイトから申し込み 公式サイト: <内容>8月24日(木)○ワークショップ1(オープニング・アイスブレイク・ねらい設定)○シーカヤック体験○テント設営等○ワークショップ2(親子チャレンジ)○保護者懇親会8月25日(金)○自然散策○ワークショップ3(創造力チャレンジ)○海遊び○TOKI LIVE&TALK ~これからの学びって?~・清水十樹さんによる音楽ワークショップ・クラフトファンディング支援者へYouTubeライブ配信○TOKIスペシャルライブ「BEATS on BEACH, TOKI×School Exiles」・参加者と一緒につくる音楽フェス・クラフトファンディング支援者へYouTubeライブ配信8月26日(土)○ワークショップ4(振り返り)<清水十樹さん プロフィール>TOKI紹介TOKI - 学校には行きたくなくなった(Official Video): ■法人概要名称 : 一般社団法人アナザーステージ代表者 : 代表理事 渡部 正嗣所在地 : 〒685-0017 島根県隠岐郡隠岐の島町下西1014-12設立 : 2023年6月事業内容: イベントやプロジェクト創りを通した児童生徒支援URL : 企業理念: 「子供たちに 豊かな時間と 確かな自信を」【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人アナザーステージお問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月03日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れたり、かかりつけの児童精神科の予約を入れたりし、しぇーちゃんとは以前から話し合っていたホームスクーリングをすることに。 学校の漢字ドリルや個人的に用意したドリルなどの座学に加え、日本地図パズルや虫探し、捕まえたコオロギのエサを切るなど、動きながらの学習も取り入れて「いい感じかな」と思っていたマミヤさん。 しかし、しぇーちゃんは「まだ12時か~」と言い、ゲームやYouTubeをしていい時間までが長いとぼやきます。初日から少し不満げな様子のしぇーちゃんに、マミヤさんは……。 このまま、ずっと不登校でいくの? ※「就学奨励費(特別支援教育就学奨励費)」:障害のある幼児児童生徒が特別支援学校や小学校・中学校の特別支援学級等で学ぶ際に、保護者が負担する教育関係経費(通学費、給食費、教科書費、学用品費など)について、家庭の経済状況等に応じ、国及び地方公共団体が補助する仕組み。 ※訂正:(誤)障害に事は→(正)障害の事は マミヤさんは学校の先生と連絡を取り、改めて直接、今後について話をすることになりました。 また、仕事から帰ってきた夫と今後の話をしていると、服薬に関しては夫婦で考え方が少し異なる部分も……。 お互いにしぇーちゃんのことを第一に考えているのはわかっていても、意見が分かれることはありますよね。2人とも感情的になるのではなく、相手に共感しつつ、より良い方向へ向かうように話し合いました。 不登校初日から、学校の先生や夫としっかり話し合いを進めていったマミヤさん。わが子が不登校になると、不安から孤独に陥ってしまいそうですが、マミヤさんのように周囲の人をじょうずに巻き込みながら過ごしていくことが、保護者にとっても大切なのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月02日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れたり、かかりつけの児童精神科の予約を入れたりして、以前から話し合っていたスケジュールで過ごすことに。 いい感じかなと思っていたのに…※訂正:(誤)受診をして→(正)受診させて 学校の漢字ドリルや個人的に用意したドリルなどの座学に加え、日本地図パズルや虫探し、捕まえたコオロギのエサを切るなど、動きながらの学習も取り入れた、ホームスクーリング初日。「いい感じかな」と思っていたマミヤさんでしたが、しぇーちゃんは「まだ12時か~」とゲームやYouTubeをしていい時間までが長いとぼやきます。 「学校に行かない子の勉強量がまだわからず、何時間も勉強ばかりはかわいそうだったのと、逆にゲームは1時間だけという制限も、家にずーっといるのにお互いがつらくなりそうで……」と、とりあえずゲームなどの自由時間は3時間に設定していたそう。しかしそれでも、初日から少し不満げな様子のしぇーちゃんなのでした。 不登校を選んだからといって家でダラダラ過ごすのではなく、外での体験を取り入れつつ積極的に子どもの学習に関わるマミヤさん。学校の代わりに家で学習するとなると、何をすればいいのか難しいものです。わからないことだらけの中、初日からここまで子どもにしっかりと向き合えるのは、とても素晴らしいことですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年07月01日10代の若者に多様な学びの選択肢を提案し、未来の可能性が限りなく広がることを目指す株式会社プレマシード(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岩田彰人)は2023年6月3日(土)~6月5日(月)に「不登校に関する調査」を行いました。【調査背景】文部科学省が2022年10月に発表した、高校生を除いた小・中学校における不登校の状況によると不登校の児童生徒数は2014年度から9年連続で増加。とくに2020年度から2021年度で約5万人急増し約24.5万人となっています。コロナ禍でのオンライン授業なども増え、学校に行かなくても学習できる環境があることを知った子どもたちも多く、人間関係の変化も大きかったのではないでしょうか。学習・人間関係に関する環境が大きく変化するなか、10代~20代の若者世代、40代~50代の親世代に対し「不登校に関する調査」を実施いたしました。報道の一資料として是非ご活用ください。【調査結果トピックス】●学校に行きたくないと思った経験がある人は70.8%。10代~20代よりも40代~50代に多い結果に。その理由は「友人関係のトラブル」や「いじめ・いやがらせ」が多い。●不登校の経験を聞くと、21.2%が「経験がある」と回答。年代で比較をすると、10代~20代は25.0%、40代~50代は17.3%となり、10代~20代に不登校経験者が多く、その差は7.7ポイント。無理をせず、不登校を選べる環境に変化してきているのではないだろうか。●その時期に「相談相手はいない」と回答した方が54.0%と半数を超える。とくに40代~50代は66.4%と高い。親世代が相談できなかった人が多いことから、子ども世代の悩みには相談に乗れるようにと少しずつ環境が変化しているのかもしれない。●「相談できる場所」や「学校に通う以外の選択肢」を知りたかったとの回答が多く、とくに40代~50代が多く回答。「相談できる場所」は15.6ポイント、「学校に通う以外の選択肢」は6.1ポイントの差。●友人関係のトラブルや勉強や体調などの何らかの理由で不登校せざるを得なくなった場合、その後復学するべきだと思うと回答した人は、計44.3%、復学しなくても良いと思うと回答した人は計55.7%となった。不登校の経験(単数回答/n=600)【調査結果詳細】Q1. あなたが今までに「学校に行きたくない」と思った理由があればお答えください。(複数回答/n=600)今までに学校に行きたくないと思った理由(複数回答/n=600)まずは学校に行きたくないと思った経験についてお聞きしました。その結果、「経験はない」と回答したのは約3割にとどまる結果となり、約7割が学校に行きたくないと思った経験があることがわかりました。その理由は「友人関係のトラブル」や「いじめ・いやがらせ」が多く、10代~20代よりも40代~50代が多く回答しています。Q2. 学校に行きたくないと思った経験があると回答した方にお聞きします。その時期をお答えください。(複数回答/n=425)学校に行きたくないと思った時期(複数回答/n=425)学校に行きたくないと思ったことがある人に対し、その時期をお聞きしました。最も多い回答は「中学2年生」となり44.2%が回答しています。年代別で比較をすると、10代~20代は「中学2年生」が最も多く48.3%、40~50代は「小学校高学年」が最も多く41.9%と年代で差のある結果となりました。■プレマシード 岩田彰人 コメント:中学生になると、小学生から様々なことが大きく変化します。コミュニティーが大きくなり、多様な人と接する必要が増え、大人になるのだからと自立を求められることが多くなります。多くの人が集まる環境が苦手、自分の意見を言うことが苦手という子どもには、難しい環境に置かれることになります。また、思春期を迎え、成長に伴い感受性が強くなり、価値観の違いに周囲とのギャップを感じるようにもなります。小学生から中学生になり、環境の変化に戸惑い不登校になってしまった子どもも中学2年生まではなんとかしてきたけれど、いよいよ高校進学が迫り、自立を強く求められ、先行きが見えない、気持ちも追い込まれてしまうという時期なのではないでしょうか。Q3. あなたは不登校の経験がありますか。(単数回答/n=600)不登校の経験(単数回答/n=600)不登校の経験※についてお聞きすると、21.2%が「経験がある」と回答しました。年代で比較をすると、10代~20代は25.0%、40代~50代は17.3%となり、10代~20代に不登校経験者が多く、その差は7.7ポイントとなっています。※「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」などの定義を設けず聴取。Q4. 不登校の経験があると回答した方にお聞きします。その理由をお答えください。(複数回答/n=127)不登校の理由(複数回答/n=127)不登校の経験があると回答した人に対し、その理由をお聞きしました。その結果、【Q1.】に続き「いじめ・いやがらせ」(48.0%)、「友人関係のトラブル」(43.3%)が多い結果となりました。■プレマシード 岩田彰人 コメント:不登校の経験では、10代~20代 25.0% 40代~50代 17.3%となり、その差は7.7ポイントとなりました。不登校という選択をすることができる環境になっているのではないでしょうか。中学生になると複数の学区や様々な地域から生徒が集まり、コミュニティーが大きくなり多様な人と接する機会が増えます。多人数が苦手な場合、その苦手な部分が出やすく、学校へに苦手意識が芽生えてしまう原因にもなります。思春期を迎え、成長に伴い感受性が強くなり、価値観の違いに周囲とのギャップを感じ、男性らしく、女性らしくといったジェンダー問題にストレスを抱える子どももいます。大きな環境の変化、価値観の違い、ギャップが生じることにより、いじめ・いやがらせ、友人関係のトラブルが起きてしまうのではないでしょうか。もちろんこれは、中学校の中だけの問題ではなく、多様な価値観を認め合う社会になることが必要ではないかと思います。Q5. 「学校に行きたくない経験がある」もしくは「不登校の経験がある」と回答した方にお聞きします。その際に、相談相手はいましたか。(複数回答/n=426)不登校や学校に行きたくないと思った際の相談相手(複数回答/n=426)次いで、学校に行きたくないと思った経験がある方、不登校の経験がある方にその際の相談相手についてお聞きしました。その結果、「相談相手はいない」と回答した方が全体では、54.0%と過半数を超えましたが、10代~20代では40.4%、40代~50代では66.4%となり、10代~20代では相談がしやすい環境になっていると言えます。また、「相談相手」についても、40代~50代に比べ、10代~20代が全ての項目で上回る結果となっています。Q6. 「学校に行きたくない経験がある」もしくは「不登校の経験がある」と回答した方にお聞きします。その際に知りたかった情報をお答えください。(複数回答/n=426)不登校や学校に行きたくなかった時期に知りたかった情報(複数回答/n=426)知りたかった情報を聞くと、「相談できる場所」44.1%、「学校に通う以外の選択肢」39.7%という結果となりました。とくに40代~50代が多く回答しています。■プレマシード 岩田彰人 コメント:学校に行きたくない、不登校の際に相談相手がいないと回答した10代~20代は40.4%、40代~50代は66.4%となり、若い世代ほど相談がしやすい環境が整ってきているようです。また、相談相手について尋ねると、40代~50代と比較し10代~20代では、全ての項目で相談した割合が高く、ここでも相談しやすい環境が整ってきたことが伺えます。知りたかった情報として、相談できる場所、学校に通う以外の選択肢については、40代~50代に比べ、10代~20代の割合が低い結果となりました。相談しやすい環境が整ってきたことはもちろん、学校、家以外の第三の場所としてのフリースクールの認知、オンライン学習の一般化、学校に通う以外の選択肢を持ちやすくなってのではないでしょうか。Q7. 友人関係のトラブルや勉強や体調などの何らかの理由で不登校せざるを得なくなった場合、あなたはその後復学するべきだと思いますか。(単数回答/n=600)友人関係のトラブルや勉強や体調などの何らかの理由で不登校せざるを得なくなった場合、あなたはその後復学するべきだと思うか。(単数回答/n=600)Q8. 前問で回答した理由をお答えください。(自由回答/n=600)【復学すべきだと思う理由】・問題が克服できたら、ゆっくりでも良いので復学して欲しい。(27歳/男性)・自分も、苦しくても学校に行って卒業した経験があって、その経験は人生のプラスにもなっているから。教室でなくてもいいから、人生経験として行って欲しいと思う。(28歳/女性)・苦しかった状況をなるべくなら乗り越えてほしいから。ただ、必ずしもそれができるわけではないから、転校などの別の方法も考えて。(42歳/男性)・本人が可能なら、できれば復学して欲しいとは思います。学びは続けて欲しい。(55歳/女性)・学校は子どものころしか行けないところだから。(15歳/女性)【復学しなくても良いと思う理由】・勉強が全てではないから。(16歳/女性)・原因にもよるが、学校の規則に悩むならば別の場所で学ぶのが自然だと思うから。通常の学校以外で学ぶことはできます。(27歳/男性)・学校に行くことが全てではない。大学進学だけならば通信制でも十分といえる環境があるから。大学で環境が変われば、不登校から解放されることもあり得る。(28歳/男性)・辛いのに行くほど学校だけに意味があるとは思えないから。(14歳/女性)・無理に復学する必要はない。現在の学校に復学することだけが選択肢ではないと思う。(16歳/女性)前問では、「学校に通う以外の選択肢」について知りたかったとの回答が多く集まりましたが友人関係のトラブルや勉強や体調などの何らかの理由で不登校せざるを得なくなった場合、その後復学するべきだと思うと回答した人は、計44.3%、復学しなくても良いと思うと回答した人は計55.7%となりました。半数以上の方は無理に復学しなくても良いと考えているようです。その理由をお聞きすると、様々な回答が集まりました。「復学しなくても良い。」と回答した方も、通信制高校など別の方法で学び続ける選択肢を提示する声も多くありました。■プレマシード 岩田彰人 コメント:将来の自立に向けて必要な社会性、学力を身に付けるために最終的には小学校、中学校への復学は必要なことだと言えます。アンケートでは半数以上の方が無理に復学することはないと答え、復学するべきと答えた方の中にも、無理はするべきではないと答えた方が多くいました。不登校の原因は人間関係、家庭環境、学校への不信感など様々な要因があり、当事者だけでの解決が難しいのも事実です。フリースクール、カウンセラーのような第三者に介入をしてもらいながら無理をせず復学、高校への進学を目指してもらいたいと思います。また、不登校を解決し、復学や進学、夢を叶えた方の声がもっと広まれば、周囲からの理解も得やすく、解決の手助けになるのではないでしょうか。【総評:プレマシード 岩田彰人 コメント】不登校への理解が深まり、不登校という選択をしやすい環境になった、相談しやすい環境になったということを知れる調査となりました。子どもから大人へと成長する思春期は、参加するコミュニティーが大きくなり、学校での指導方針も自立を求めるものへと変化していきます。環境や学習面の変化が大きく、自身の成長とのギャップが生じれば、誰でも不登校を経験する可能性があります。不登校という選択を選ぶことができる、相談しやすい環境に変化していることは、前向きな変化です。より理解を深めていくためには、不登校を解決し、復学や進学、夢を叶えた方の声が広まることが必要なのではないでしょうか。プレマシード 岩田彰人【調査概要】1.調査の方法:インターネット調査2.調査機関 :株式会社プレマシード3.調査の対象:全国の10歳~29歳の男女300名、40歳~59歳の男女300名4.有効回答数:600名5.調査実施日:2023年6月3日(土)~6月5日(月)【Go通信制高校】 自分に合う通信制高校・サポート校に出会える資料請求サイト。全国の通信制高校・サポート校を通いたいエリアで探せるだけでなく、不登校、学費、進学、転編入などの悩み、将来の夢、高校生活などの様々なテーマから自分に合う学校を探して資料請求をすることができます。通信制高校の先生を始めとした専門家が通信制高校の仕組みや学校選びのポイントを解説するだけでなく、様々な悩みへのアドバイスも掲載。悩みややりたいことに合わせた学校選びや、学校の雰囲気を知ることで、自分に合う通信制高校・サポート校に出会うことができます。Go通信制高校【会社概要】商号 : 株式会社プレマシード代表者 : 代表取締役 岩田彰人所在地 : 東京都渋谷区神宮前2丁目18−19 the Folks BY IOQ 3B企業URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月28日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの体験談をもとに描かれた漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!泣いて登校できない長女……いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学した2週間後から登校前に腹痛を訴え、泣き出すようになってしまいます。長女の涙の理由が『お母さんと離れたくない』からだと知ったいもみさんは、長女と一緒に登校する日々を過ごしていました。そんな中いもみさんが長女を小児科へ連れて行くと、長女の症状が『母子分離不安』に当てはまると聞かされ……?病名について調べると……ここでクイズです!この後いもみさんは『母子分離不安』の原因について調べ、ショックを受けてしまいます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントは、親の“ある行動”がキッカケになってしまうこともあるようで……?母子分離不安の原因とは?正解は、親の過保護や過干渉長女の『母子分離不安』の原因が自分にあるかもしれないと考え、ショックを受けるいもみさん。その後彼女は一連の事情を夫に相談するも、夫からはあまり理解されずに話し合いが終わってしまうのでした……。こんなときどうする?わが子の不調が自分のせいかもしれないと知ったら、不安な気持ちになりますよね……。その後のお話でいもみさんは、『母子分離不安』の原因が自分にあるのではないかと考え苦悩します。とはいえ、過ぎてしまった時間を変えることはできません。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月24日不登校の保護者向けにオンライン学習支援などのサービスを展開する株式会社CoCon(本社:東京都千代田区、代表取締役:洲崎 祐貴)と、一般社団法人楽習楽歴の業務提携を記念して、子育てに悩む父親向けのイベントを2023年7月1日(土)大井競馬場前駅近くの貸切スペースにて開催します。「とりあえずビールで考える子育て」父親なら誰しも悩むであろう子育て問題。深刻になりがちなトピックですが、本イベントではビールを飲みながら“ああでもないこうでもない”と気軽に意見を交わすことを目的としています。また、不登校問題の専門家であり、自身も父親として子育てを経験する蓑田 雅之氏(一般社団法人楽習楽歴代表理事)が登壇予定。セミナーではなくトークセッション形式にすることで、参加者同士はもちろん、蓑田 雅之氏とも対話できる時間を設けています。定員は15名。参加費は5,000円で『「とりあえずビール。」で、不登校を解決する』(蓑田 雅之著)が1冊ずつ贈呈されます。株式会社CoCon代表の洲崎は「今回のイベントを皮切りに全国で同様のイベントを開催していきたい。今後は酒造メーカーや居酒屋チェーンとのコラボも考えている。ビールをきっかけに多くの父親に参加してもらえたら。」と話しています。■イベント詳細イベント名 : 「とりあえずビールで考える子育て」開催日時 : 2023年7月1日(土)16:00~18:00(開場15:30~)会場 : 大井競馬場前駅貸切スペースアクセス : 東京モノレール羽田空港線大井競馬場駅前から徒歩10秒参加費 : 5,000円(税込)定員 : 15名特典 : 蓑田 雅之著『「とりあえずビール。」で、不登校を解決する』を贈呈お申し込み締切 : 6月29日(木)18:00までお申し込み方法 : info@cocon.ltd にメールで『とりあえずビールで考える子育てイベントに参加希望』と書いてお申し込みください。参加希望者多数の場合は抽選となります。ノンアルコール飲料のご用意もあります。■このイベントはこんな人におすすめ!・子育てで悩んでいるお父さん・子どもが反抗期真っ只中のお父さん・子どもとの接し方が分からない父親・子どもとの接し方が分からないお父さん・お父さん同士の交流はしたい方・お父さん同士のネットワークがほしい方■当日のトーク内容・家庭における父親の役割や子どもの反抗期・蓑田 雅之氏の著書「『とりあえずビール。』で、不登校を解決する」の真意とは?!対話形式のセッションで、楽しく情報共有できます。蓑田 雅之氏<蓑田 雅之氏>一般社団法人楽習楽歴代表理事、NPO法人いきはぐ理事、東京サドベリースクール評議員。子どもの「好きな学び」を応援し、社会につなげる活動を行っています。著書に「もう不登校で悩まない!おはなしワクチン」「『とりあえずビール。』で、不登校を解決する」があります。■株式会社CoCon(ココン)概要会社名 : 株式会社CoCon所在地 : 東京都千代田区神田佐久間町3-38 第5東ビル5階設立 : 2022年2月代表者 : 洲崎 祐貴事業内容: 不登校児童・生徒向けオンライン学習サービス「ココン」の運営不登校児童の保護者と支援者を繋ぐオンラインプラットフォームサイトの運営フリースクールの運営サポート不登校児童を対象としたイベントの企画運営ウェルビーイングと子育てをテーマとした企業向け研修の企画実施URL : Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月22日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。 毎日楽しく過ごしていましたが、学校が始まるまでのカウントダウンをし続け、夏休みの終わりが近づくと愚痴をこぼすように。2学期が始まり、行き渋りもなくスムーズに登校できたと思っていたら、「学校で体中痛くなって……体がおかしくなっちゃったの!」と戸惑いながら帰宅したしぇーちゃん。しぇーちゃんは学校生活において、なかなか量を減らしてもらえない給食や、運動会の練習、騒がしい支援級が苦手で、つらいと感じてしまうようです。話し合いの末、今後も学校に通うか、家で勉強するか、しぇーちゃん自身に学校へ行って確かめてきてもらうことに。翌朝、マミヤさんに付き添われ登校したものの、学校が見えた途端に表情が曇ってしまうしぇーちゃん。しかし、下校時には思いのほか晴れ晴れとした表情で「大丈夫だった。来週から行けると思う」と話してくれました。 しかし週末、自宅で過ごしていると「月曜日は無理して5時間目までは頑張ろう」と独り言のように、度々つぶやくようになったしぇーちゃん。 日曜日の夜、「明日ね、私頑張って無理してでも学校行くから安心してね」としぇーちゃんが言ってきました。それまで悶々と悩んでいたマミヤさんでしたが、しぇーちゃんから“ママを安心させるために学校へ行く”というような発言を聞いて、瞬間的に「そんな理由なら、行かなくていい」と思ったそうです。 しぇーちゃんを抱きしめ「無理して学校行かなくていいよ。ママのために行かなくていいんだよ? 学校、行きたくないんだよね?」と改めて確認。すると、涙を流しながら「そうなの……。私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれて……。 この判断でよかったんだよね… ※「二次障害」:発達障害(一次障害)の特性について周囲からの理解を得づらい環境の中、繰り返し注意されることで自信を失ってしまい、ストレスや不安によって身体症状(頭痛・腹痛など)や精神症状(うつ病・不安障害など)、不登校、ひきこもりなど、別の問題が出てきてしまう状態のこと。(※医学的な専門用語ではありません) 将来や学習面の不安もあるものの、優先すべきは「しぇーちゃんが心身ともに健康であること」。マミヤさんご本人の経験から、限界ギリギリまで頑張ってしまうのではなく、あえて早めに不登校という選択をしました。 いろいろな不安が頭をよぎる中、マミヤさんは優先順位を明確にすることで、不登校を決断できたそうです。子どものことを決めるのは、簡単ではありません。しかし、「学校休んでいい」と聞いて安心して眠りについたしぇーちゃんの穏やかな寝顔を見ていると、この選択がしぇーちゃんの気持ちを落ち着かせたのだと思えますよね。 この選択が正しかったかどうかは、すぐにはわかりません。しかし、マミヤさん一家のように悩みにぶつかったら、まずは子どもと向き合い、家族でしっかりと話し合って、その都度、最善の選択をしていくことで、後悔することは少なくなるかもしれません。 今回、しぇーちゃんの心身を守ることを第一に考えて、学校を休ませる選択したマミヤさん。これから先、また悩むことがあっても、家族でしっかりと向き合って乗り越えていくことでしょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年06月20日通常学級入学し1ヶ月で登校渋りが始まった長男長男は、3歳で自閉症、小学校1年生でADHD、LD(学習障害)の診断を受けていますが、おとなしくて、周囲の大人を困らせるような行動もない長男は、小学校入学時は通常学級と判定されました。実は長男は年長になってもひらがなを覚えられず、入学前から療育に相談をしていました。ですが、学習障害があるのかは小学校に入学してからではないと判断できないと言われ、様子見状態だったのです。そして入学後、案の定、ひらがなの読み書きでつまずいてしまいました。授業についていけない長男に、隣の席の女の子が勉強を教えてくれたそうなのですが、長男は女の子の言い方がきついと感じたようで、学校に行くのを嫌がるようになり、入学1ヶ月で登校渋りが始まってしまいました。Upload By ユーザー体験談このままではいけないと、相談支援専門員さんに相談し、学校で放課後等デイの先生も参加したケース会議を開いてもらいました。その場で「長男を通級指導教室(※)に通わせたいです」とお願いしたところ、1年生の夏から週1回、通級指導教室に通えることになりました。ほかにも、クラスでは席替えをして席を前の方にしてもらう、近くの席は穏やかな性格のクラスメイトしてもらうなど配慮してもらいました。さらに、ひらがなについては、当時利用していた療育施設でも見てもらえることになり、この結果、登校への拒否感も軽減されて、毎日教室で過ごせるようになっていきました。しかし、その後も友だちからきつい言い方をされて落ち込んだり、宿題が分からないと怒ってやらなかったりなど、問題がないわけではありませんでした。※通級指導教室とは、小・中学校に通う比較的障害の程度が軽い子どもが、通常の学級に在籍しながらその子ども一人ひとりの障害特性に合った「通級による指導」を受けるための教室です。週に何時間かある通級による指導の時間、通級指導教室に移動して、それぞれの困りごとや課題に合わせた支援・指導を受けます。通級指導教室は拠点校に設置されているため、在籍する学校に設置がない場合は拠点校まで出向く必要があります。東京都など一部の地域では、公立小・中学校の「特別支援教室」で一部の時間、在籍校内の別の教室で指導を受けることができます。通級指導教室と違う部分としては、対象の児童・生徒が在籍する学校に専門の職員が巡回してきますので、特別支援教室では子どもたちが普段通っている学校で自立活動による指導を受けられます。参考:通級による指導の現状|文部科学省参考:小学校における特別支援教室の導入 ガイドライン(改定版)|東京都教育委員会参考:東京都の発達障害教育|東京都教育委員会特別支援学級に入学時から通う次男は順調に成長。長男にも特別支援学級がいい?わが家には、長男とは2学年差で現在小学3年生の次男がいます。次男は5歳で自閉スペクトラム症と診断され、小学校では特別支援学級へ通うことになりました。次男はマイペースなので、もし通常学級に行くことになっていたら、周りの流れについていけずつらい思いをしていたと思うので、この進路が合っていたと思っています。次男は、少人数の環境の中で、少しずつ自分で考えて行動できるようになっていきました。負けるのが嫌で、保育園では運動会も参加できませんでしたが、いつの間にか、勝ち負けのある遊びにも参加できるようになり、成長を感じています。特別支援学級だからこそ、できた成長だと思います。もともと私は、長男も特別支援学級に行ったほうがいいのではないかとずっと思っていました。小学校に入学した次男の様子を見て、その思いは強くなっていきました。そこで、当時3年生だった長男に、特別支援学級に転籍してみてはどうか?と勧めてみました。ですが、「このまま通常学級がいい」とのこと。それならばと本人の希望を優先することにしました。ただ、もう限界なのでは?という出来事が、4年生になって起こりました。Upload By ユーザー体験談授業参観で見た長男の表情。教室にいることが「とてもつらい」ことを理解した母4年生になった長男は、難しくなった算数の学習でつまずきました。さらに追い打ちをかけるように、仲の良かった友だちとトラブルが起こり関係が悪化、これがきっかけで不登校になってしまいました。4年生のクラスは、きっちりした乱れのないようなクラスだったようで、誰かが何かトラブルを起こしたり、統率を乱すような行動をすると目立ってしまいました。そのような環境の中、うまくいかない出来事が続き、長男は「自分はダメなんだ…」という思いを募らせてしまったのかもしれません。最初、長男が「学校に行きたくない」と言ったとき、私は行ってしまえば何とかなると、無理やり連れて行ってしまいました。家では毎日「自分はなにをやってもダメだ」と言う長男。ただ、私も夫も仕事を休み続けるわけにはいかず、自傷行為や刃物持ち出しなどもある長男を一人で留守番させられないと、とにかく一人にさせないための居場所探しに躍起になっていたのもあります。適応指導教室やフリースクールについても調べましたが、結局学校の「相談室」(教室に入ることが難しい子どもがいることができる教室)へ登校して自習したり、通級指導教室に行っては早退して放課後等デイサービスに行くという日が1ヶ月ほど続きました。そして5月になったころ、授業参観がありました。長男はその時間だけ相談室ではなく教室に行くことになったのですが、教室で授業を受ける長男の表情を見て愕然としました。ここにいることがとてもつらいのだと、ようやく理解できました。それくらい絶望感に満ちたひどい表情だったのです。私は何も分かってなかったのだと痛感しました。Upload By ユーザー体験談私は再び長男に特別支援学級を勧めてみました。今までは拒否してきた長男でしたが、次男に学校での様子を聞いて楽しそうと思うこともあったようです。試しに行ってみると自分で考えて、転籍を決めました。長男が自分で考えて、自分の意志で選んだことを嬉しく思いました。さっそく担任の先生に特別支援学級へ行かせたいと伝えたのですが、年度中の移籍はイレギュラーな対応になり、学校側でも通常学級と特別支援学級の連携がうまくいっていないようでなかなか話が進みません。そこで、特別支援学級在籍の次男の担任の先生からアプローチしてもらったり、放課後等デイサービスの先生が間に入ってくれたおかげで、なんとか年度中での移籍への流れができたように思います。長男は夏休み前ごろから特別支援学級で過ごすようになり、最初は早退することもありましたが、だんだんと1日授業を受けられるようになってきました。そして正式に手続きを踏んで、10月から特別支援学級に入級することができました。特別支援学級で登校できるようになり、表情も良くなってきました特別支援学級に入った長男は、最初はこれまでのクラスとの違いに戸惑ったそうです。ですが、失敗したりトラブルがあっても、授業中に静かにできないことがあっても大丈夫なんだ、受け入れてもらえるのだと感じられたことから、少しずつ前向きになっていったように思います。特別支援学級には次男がいたり、放課後等デイサービスで一緒の友だちがいたりと、顔見知りのみんなが温かく迎えてくれたのも良かったと思います。いろいろあった長男、今ももちろんすべてが順調というわけではありませんが、本当にたくさんの方に支えられて、特別支援学級で頑張っています。ずいぶん落ち着いていますが、やはり自己肯定感の低さはあり、心配なところです。これから思春期の難しい時期に入りますが、自分に自信を持てる環境で過ごせるよう、今後の進路を考えていきたいと思っています。次男は、長男がいたからこそ、幼少のころから支援に繋がることができたと思います。このまままっすぐ育ってほしいです。Upload By ユーザー体験談長男のような、大人側があまり困ることがないようなおとなしい子どもは、入学時に通常学級判定になりがちなのではないか、と感じています。ただ、通常学級で一度深く傷ついてしまうと、その後の成長に強く影響を及ぼしてしまのかもしれないと長男の経験を通して感じました。最近は笑顔も増えた長男ですが、最初から特別支援学級に入っていれば良かったのでは…と今も後悔をしてしまうことがあります。イラスト/星河ばよ※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせて頂きます。(監修:初川先生より)長男くんの通常学級での入学、登校渋り、通級指導教室の利用、学年が上がってからの苦戦、そして特別支援学級への移籍という一連の流れのシェアをありがとうございます。入学前の就学相談にて通常学級判定が出た、ということでしょうか。初就学時(小学校入学前)の就学相談では、知的な遅れの度合いの把握や行動観察、保護者からの聞き取りや園の先生からの聞き取りなどをふまえて、総合的に判断をします。基本的には、知的な遅れのあるなしによって、「通常学級または特別支援教室/通級利用」か、「特別支援学級」(いわゆる固定級)かの判断が大きく決まります。遅れのない場合に、その他の課題(行動面や注意集中の持続など)をふまえて、特別支援教室/通級の利用を勧めるかどうかについても判断がなされるイメージです。長男くんに関してはおそらく知的な遅れがなかったことで、通常学級判定になった(そして行動面にも大きな問題がないように判断された)のかなと感じます。このあたりについて、例えば就学相談への補助資料として療育機関や相談機関から情報提供書を出していただいたり、園の先生とも事前によく面談して就学先の希望があれば伝えていただいたりといった工夫はできるかもしれません。また、就学相談の判定結果は強制力のないものですので、それをふまえてどう判断するかは最終的には本人や保護者の意志で決めるものになります。入学してみないと分からないこと(集団の中で学習を積むことがどのくらいできるか、学習そのものでどのくらいのつまずきが見られるか)はたくさんありますし、また、学年が上がるにつれて学習の進度が飛躍的に速くなっていくため、低学年時では大丈夫だったことも中学年高学年となるにつれつらくなることもあります。そういう意味では、例えば“一度通常学級と決めたのだから卒業までずっと!”のように6年間をひとまとめにして考えてしまうとお子さんが苦しくなる場合があります。この長男くんの保護者さんのように、お子さんの様子を見て、都度先生方や関係する方にご相談され、よき環境について考えていくことはお子さんの学習面のみならず、精神面(こちらのエピソードでは自己肯定感について触れられていますが、まさにそうしたことなど)にもとても重要なこととなります。クラスのメンバーや担任の先生の方針などによってもクラスの雰囲気や居心地は変わります。通常学級や特別支援学級というくくりで検討するだけではなく、現在在籍するクラスの中でお子さんがどう過ごしているかをまずご覧になるのも大切なことです(この保護者の方は授業参観でつらそうな姿をご覧になったとのことでしたね)。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年06月16日不器用すぎる子どもを支えるヒント ーー『DCD 発達性協調運動障害』DCD(発達性協調運動障害)とは、極端に不器用で、日常生活においてさまざまな困難さがある発達障害の一つです。協調運動の不具合で起きますが、診断がつかずに学童期を迎えることも多く、周囲から理解されず、大人になってからも困難さを抱えるケースも少なくありません。転びやすい、着替えができない、なわとびが飛べない、自転車に乗れない…。極端に不器用な子どもたちには、DCD(発達性協調運動障害)があるのかもしれません。しかし、DCDの理解不足から、学校や家庭で叱られたり、自尊心を傷つけられることもあります。本書は、小児精神医学、小児神経学、てんかん学などを専門とし、人間科学部の教授であり小児精神科医でもある著者の古荘純一先生が執筆しました。DCDの認識を広め、当事者が臆することなくスポーツを楽しめたり、充実した学校生活を送るなど、社会活動に参加できる支援の輪が広がるようにという願いが込められています。本書では、DCDの症状とそれに伴う社会生活での困難さの解説と合わせて、幼児期・児童期・中学高校の学生生活、大人になってからの就労や家事など、年齢ごとの実例を多く取り入れながら、本人や家族が抱える困難さの現状、支援方法やアドバイスが紹介されています。また、当事者や保護者、学校関係者、医療などの支援者に向けて、それぞれの立場で注意しなければならないことや心構えについても記されています。子ども自身が楽しく読めるーーー『マンガでわかる子どもの困りごと攻略ブック: できない・やめられないが多い子がわかる解決法』本書は、『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした』の著者である漫画家のモンズースーさんが執筆し、40年以上にわたり行動やコミュニケーションなど困難がある子どもたちの診療にあたってきた医師の平岩幹男先生が監修した、困りごとのある子どものためのマンガです。発達障害がある子どもには、話をすることや聞くことが苦手、気持ちをおさえられない、忘れ物が多い、読み書きが苦手、ゲームがやめられないなど、「やる気はあるのにできない」「悪気はないのにやめられない」など多くの困りごとがあります。その「なんで?」や「どうしたらいいの?」を、子どもが自分で読めるように、マンガで分かりやすく解説しています。文中には、子どもたちの好きそうなキャラクターたちが登場し、「障害」という言葉や医療用語などを使わず、分かりやすい言葉で困りごとの解決方法をアドバイスします。また、漢字にはふりがながついているので小学生の低学年でも、楽しく読みながら理解ができるように工夫されています。子どものために書かれた本書を読むことで、子ども自身がこれまで言葉にできなかった困りごとを本を通じて知ることができ、そして「友だちより苦手なことは工夫でうまくいく」と、感じることができるかもしれません。お子さんの手にとりやすい場所に置くことはもちろん、親子で一緒に読み、わが子の困りごとや不安や苛立ちなどを知る手だてとしても活躍する本ではないでしょうか。子どもと大人の「困った」を軽くするヒントが満載!ーー『特別支援教育が教えてくれた発達が気になる子の育て方』Twitterフォロワー数7万人、特別支援学校の現役教員である平熱先生が著した本書は、発達につまずきのある子どもと、そのまわりにいる大人のために、特別支援教育をベースにして「困った!」を小さくするヒントがまとめられている一冊です。「特別支援教育は、全人類に有効です」という言葉から始まる本書。序章では、特別支援教育が子育てに有効な理由を記し、第1章は子どもの自立について、第2章では大人も子どももしんどくならないサポートのポイント、第3章では日常の「困った」を小さくするポイントをさまざまなシーンを想定し、そのアプローチについて細やかに紹介されています。発達が気になる子どもとの関わり方、向き合い方、考え方などが、平熱先生ならではの「むつかしい話や、きれいごとは一切なし」で、ユーモアを交えながら著された本書。将来、子どもたちが自分らしく生きていくために、まわりにいる大人たちが今できるサポートや知るべきことが優しく詰めこまれています。『すきまから見る「不登校」への思いこみをほぐす』本書は、中学校教員などを経て、不登校の児童・生徒が通う「適応指導教室(現、教育支援センター)」で教育相談員として20年以上勤務し、教育と心理学の間を行き来しながら、「子どもの成長力を引き出すための教育支援センターの改革」を目指してきた公認心理士の林千恵子先生が、不登校の子どもたちの声と自身の不登校支援の経験をまとめた一冊です。本書では、不登校の子どもたちが実際に書いた作文を用いながら、一人ひとりの苦しみや成長の物語が描かれています。不登校の状況の中で考え続けた子どもたちの作文は、読む人の心に強く訴えかけます。物語では、厳しい自己対話や他者との関わりの中で、悩みながら成長していく子どもたちの姿と共に、失敗してはへこむ著者の林先生自身がたびたび登場します。林先生が、子どもたちと日々向き合い、育て、育てられてきた20年以上におよぶ現場経験の中で見つけた、「不登校の子どもの本音」や、「関わり方」が余すところなく記された本書。「不登校という心の傷と、どう向き合えば子どもが育つのか」、その答えを見つけるための一助となるのではないでしょうか。内的感覚の理解と治療意欲を支えるーー『チック・トゥレット症の子どもたち』チック・トゥレット症は、「ムズムズする」といった内的感覚を強く伴う疾患で、発症のメカニズムの解明も対処法も非常にむずかしい疾患です。本書には、著者である小児科医師の星野恭子先生が、20年の臨床の中で理解したことや実際に行っている治療方法、国内外の最新鋭の研究を踏まえて、チック・トゥレット症の当事者や家族、支援者にぜひ知っておいて欲しいことが盛り込まれています。日本での有症率は、子どものチック症は5〜24%、成人のトゥレット症は1000人に0.1〜0.5人と、5人に1人の小児に何らかのチックの症状があると言われています。チック症の症状や合併症、検査方法に加え、幼児期、小学生、中学生、高校生と年齢に応じた治療方法についても記されています。また、支援者や保護者に向けた望ましい対応方法や、青年期を迎えた当事者の就労や福祉制度についてまで幅広く紹介されています。本書は、チック・トゥレット症の当事者や家族が抱える日々の大変さを理解すると共に、「治したい」という気持ちに寄り添う一冊となっています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年06月11日株式会社大阪朝日広告社(所在地:大阪府大阪市中央区)は、『通信制高校・サポート校 合同個別相談会』(後援:サンケイリビング新聞社)と題した進学相談会を2023年7月8日(土)に大阪の梅田センタービル16階で開催します。7/8(土) 通信制高校・サポート校合同個別相談会イベント詳細: ■『通信制高校・サポート校 合同相談会』開催の背景時代と共に子どもたちを取り巻く社会状況が大きく変化したことで、通信制高校やサポート校など学校選びの選択肢が広がりました。そこで当社では、お子様や保護者の方々が様々な学校が一堂に会し、進路を相談できる場を設けたいと考えました。「自分のペースで通える学校を探したい」「学校生活以外にやりたいことがある」「高校を辞めたが高卒資格を取れる学校を探している」「発達障害をもっていても入学できる学校を探している」「単位が足りず留年してしまいそう」「中学生で不登校になってしまった」など、様々なお悩みや自分にあった進路希望のご相談に応えるべく、合同相談会を開催いたします。■相談会内容について ~「保護者のための学校選び」を先着でプレゼント!~高校転・編入希望者や不登校生・高校中退者とその保護者様を対象に「通信制高校」「技能連携校」「サポート校」「高等専修学校」「高卒認定予備校」(予定)などが集う進路についての相談会となります。当日ご来場先着100名様(2部制。各部先着100名様)にサンケイリビング新聞社発行「保護者のための学校選び」2024年度版をプレゼントしております。皆様のご来場をお待ちしております。■開催概要イベント名: 通信制高校・サポート校 合同個別相談会開催日時 : 2023年7月8日(土)第1部 12:00~13:50第2部 14:10~16:00会場 : 梅田センタービル16階(〒530-0015 大阪市北区中崎西2丁目4番12号)アクセス : 阪急「大阪梅田駅」徒歩約5分、大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」、大阪メトロ谷町線「東梅田駅」徒歩約7分、大阪メトロ四ツ橋線「西梅田駅」、阪神「大阪梅田駅」徒歩約9分、JR「大阪駅」徒歩約10分参加費 : 無料定員 : なし(各部教育講演会のみご来場先着各60名様)主催 : 株式会社大阪朝日広告社後援 : サンケイリビング新聞社申込方法 : 予約申込制公式サイト: 【内容】(1) 個別相談会[第1部]12:00~13:50[第2部]14:10~16:00各校の先生に個別に相談できます。お困りごとはもちろん、学費や卒業後の進路など1人1人にあった個別の質問ができます。また起立性調節障害について相談ができる「起立性調節障害相談コーナー」も常設しているほか、ブース参加校やその他の学校のパンフレットコーナーもございますので、自由にお持ち帰りいただけます。<参加予定校>・通信制高校飛鳥未来高等学校/英風高等学校/NHK学園高等学校/大阪つくば開成高等学校/科学技術学園高等学校/神村学園高等部 大阪梅田学習センター/京都美山高等学校/高野山高等学校/ 滋慶学園高等学校/松陰高等学校/東朋学園高等学校/長尾谷高等学校/瑞穂MSC高等学校/八洲学園高等学校・全日制高校北星学園余市高等学校・通信制サポート校アップ高等学院/トライ式高等学院/メディカル・ナース高等学院【教育相談】 NPO法人 NIWA教育相談室※6月8日現在。参加校は変更となる場合がございます。(2)特別教育講演会[第1部] ~不登校支援の現状と課題~時間:12:00~12:40講師:一般社団法人家庭教育支援センター ペアレンツキャンプ代表カウンセラー 佐藤 博氏※事前予約の方からご来場先着60名様[第2部] ~不登校をめぐっての親の気持ち・子の気持ち~時間:14:10~14:50講師:谷町こどもセンター・関西心理センター臨床心理士 西井 恵子氏※事前予約の方からご来場先着60名様■会社概要商号 : 株式会社大阪朝日広告社代表者 : 代表取締役社長 前田 勉所在地 : 〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋4-3-10 日生伏見ビル新館6階設立 : 1999年7月1日事業内容: 1. 新聞、テレビ、ラジオ、出版のメディアプランニング及びバイイング2. デジタルメディアを活用したプランニング及びバイイング3. 各種学校相談会&セミナー等企画立案・運営4. 人材募集フェア等企画立案・運営5. Webサイトの企画・制作・運営・管理6. SPツール制作7. その他広告に関するマーケティング、クリエイティブ、プロモーション等資本金 : 4,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社大阪朝日広告社TEL : 06-6205-8081MAIL: eigyou1@m.asakonet.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月09日■前回のあらすじ入学して日が経つにつれて保護者の登校付き添いが少なくなるが、長女ゆいは「慣れるまで時間がかかる子なんだ」と自分を言い聞かせ付き添いを続けていた。しかし1学期の終わり、とうとう我慢の限界が来て…。■イライラしてついに…■長女の気持ちは…?「私はバカだ…」。私は自分のことばかりで、ゆいの気持ちを考えてあげられてませんでした。次回に続く「療育手帳を取得した話」(全38話)は12時更新!
2023年06月08日株式会社ウィザス(大阪府大阪市、代表取締役社長:生駒 富男)が運営する第一学院高等学校(全国54キャンパス)は、不登校や高校中退等を経験した生徒や、スポーツ・芸能活動等の「夢の実現と学業の両立」を目指す生徒も多く学ぶ広域通信・単位制高等学校です。このたび、「オフラインとオンラインの両特性を生かしたハイブリッド型のキャリア教育」の一環として、精神科医でありながら、スポーツメンタルアドバイザーとして、東京ヴェルディ、ブラインドサッカー日本代表を担当し、現在もプロチームからジュニアアスリートまで幅広くメンタルケアに携わる木村 好珠さんによる双方向リアルタイム配信授業「チャレンジレッスン」を実施します。木村先生のお話から自分の心を自分で整える「メンタルセルフケア」を知って人生をより楽しくする方法を見つけ、生徒たちの未来と視野を広げます。■「チャレンジレッスン」開催概要日時 :2023年6月12日(月)13時00分~14時30分授業配信場所:第一学院高等学校 東京本部スタジオ(東京都港区芝1-5-9住友不動産芝ビル2号館 5F)※第一学院高等学校の生徒は各所属キャンパスから参加。キャンパスへの取材も受け付けています。講師 :木村 好珠さん(精神科医/産業医/スポーツメンタルアドバイザー)テーマ :人生が楽しくなるメンタルの整え方授業内容 :精神科医である木村先生から「メンタルセルフケア」の基本を学び、クイズや質疑応答と交えて自分のメンタル力や日常からできるセルフケアを身につけます。■「チャレンジレッスン」について各業界で活躍するプロフェッショナルによる、東京のスタジオと全国のキャンパス・自宅をオンラインでつないだ双方向のライブ配信授業です。生徒が将来を見据え、自身の興味や得意分野に気づき、学ぶ楽しさの発見へとつなげることを目的に実施しています。業界や社会の第一線で活躍する講師の方が携わる職業はもちろん、それに関わるさまざまな職業やその職業の裏側を知り、実体験を通じて将来を創造していきます。授業内では、タブレット端末やアプリを使用して質疑応答なども双方向(インタラクティブ)でリアルなやり取りを行えます。配信授業の特性を生かし、全国の仲間から配信されるコメントや講師からの即時フィードバックを通してさらなる学びを深めます。チャレンジレッスンについて 授業の様子はこちら ■講師プロフィール木村 好珠さん(精神科医/産業医/スポーツメンタルアドバイザー)木村 好珠さん東邦大学医学部卒業。大学在学中に準ミス日本に輝いたことをきっかけに、タレント業と並行しながら医師免許を取得。現在は、精神科医としてクリニックに勤務する傍ら、産業医として、多くの企業の健康づくりに携わる。また、スポーツメンタルアドバイザーとして東京ヴェルディトップチームやブラインドサッカー日本代表を担当した他、最近では愛媛FC、南葛SC、コンサドーレ札幌アカデミー、RealMadrid foundation football academyなど、プロチームからジュニアアスリートまで幅広く手掛ける。EX「モーニングショー」、TBS「情報7daysニュースキャスター」、TBS「サンデージャポン」、KTV「LIVEコネクト!」などの人気TV番組にコメンテーターとして出演している。■第一学院高等学校について「1/1(いちぶんのいち)の教育」を教育理念とし、東京をはじめとした54キャンパス(2023年5月時点)を展開する通信制・単位制高等学校。「生徒第一」「1/1の教育」の想いを大切に、生徒をプラス思考に変える独自の「プラスサイクル指導」をベースとした「『もっともっと自分を好きになる』自分づくり」を実践し、「社会で活躍できる人づくり」に取り組んでいます。通信制の当校には、不登校や高校中退などを経験した生徒が多数在籍・卒業しています。また、スポーツや芸能活動などの夢の実現と学業との両立を目指す生徒が在籍。卒業生もそれぞれの分野に羽ばたき、多彩に活躍しています。サッカー界では、2022ワールドカップ日本代表として活躍した山根 視来選手(川崎フロンターレ)や久保 建英選手(レアル・ソシエダ)、酒井 宏樹選手(浦和レッズ)、伊藤 洋輝選手(シュツットガルト)らが第一学院の卒業生です。スポーツ界では、稲場 悠介選手(水球)、西村 碧莉選手(スケートボード)が日本代表として選出されました。ほかにも野球、サーフィン、テニス、スノーボードなど、競技の壁を越えて第一学院生が活躍しています。芸能界では、ヴォーカルグループ「Little Glee Monster」のMAYU、かれん、アサヒも第一学院で学んだ卒業生です。また、チャンネル登録者数94.2万人のねお、同40.2万人ののえのん、同64.9万人のゆーぽんら人気YouTuberも、卒業後に自分らしい活躍を見せています多様な生徒たちがそれぞれの希望する進路を実現できるよう、第一学院は生徒一人ひとりの自己成長を支援しています。第一学院高等学校サイトURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月06日新しい学びに対応し、学び直しから国公立大学進学まで力強くサポートする東京都立小台橋高等学校は、開校2年目を迎えて、いよいよ待望のゼミ教育がスタートしました。課題研究作成のための情報活用の授業ではChatGPTのメリットデメリットも学びました。中学生対象の学校見学会の受付は6月22日(木)スタート(予定)です。学校見学会では校舎見学、及びチャレンジスクールについての説明を主として説明会も実施します。「東京都立小台橋高等学校」URL: 現在の仮設校舎外観■「ゼミ教育」ChatGPTの授業本校の進路活動は「フューチャーデザイニング(未来設計)、以下FD」と称して、1年次から卒業年次まで計画的、効率的に運営が行われています。このFDの幹となるのが「ゼミ教育」です。課題研究作成を目指したFDでの学びの第一単元は情報の集め方です。2年生全員が同じ内容で学びます。第一回はフェイクニュースの見分け方や第一次情報を扱うこと、第二回はネット上の情報について、第三回は図書館の活用と引用文献の表し方、第四回は言葉の定義と続きます。第二単元は各自の問立ての練習になり、さらに後期に入ると各ゼミの独自性を発揮しつつ課題研究に取り掛かります。去る5月19日にはネット上の情報活用について学び、その中で、ネット上の情報の集め方の一つとして、ChatGPTを取り上げました。授業では、まず、ChatGPTとは何か解説があり、会話や創作、翻訳や文章要約、文書校正、プログラミングなどができると紹介されていました。「公開されるとマズイものは、送信しない!」「個人情報は送信しない!」「回答内容はきちんと自分の目で確認する!」などの使用上の注意があり、生徒たちは真剣に聞き入っていました。各授業担当の先生のスライドには、「メブクロウ」という学校のマスコットの名前を使って主人公の物語を考えさせた文章や、「メブクロウって何?」と尋ねて「メブクロウとは、鳥類の一種で、日本に生息するフクロウの一種です」と「嘘」の情報に行き着いた文章が紹介されていて、生徒が実感しやすい授業となっていました。この授業を企画担当者の一人である学習進路部の柴田有歌理先生は「ChatGPTを知っている生徒がたくさんいるので、最新のツールを紹介すると同時に、十分注意して活用してほしいと考えて授業を構成した。生成AIに頼っていたら何もできない人になってしまう。課題研究は学びを身に付けてもらうことこそが課題です」とお話ししていました。■小台橋高校 学校見学会今回の学校見学会では、校舎見学、及びチャレンジスクールについての説明を主とした説明会を実施します。中学生の生徒の皆さんとその保護者の皆さんを対象としたご説明になりますが、中学校・塾の先生、広く教育関係者の方々にも来ていただき、開校間もない都立小台橋高校のことを知っていただければと思います。事前予約はWebページで受け付けます。開催日 :令和5年7月22日(土)第1回 09:30開始(受付09:00~、個別相談10:30~)第2回 12:15開始(受付11:45~、個別相談13:15~)第3回 14:30開始(受付14:00~、個別相談15:30~)会場名 :小台橋高等学校3階視聴覚室アクセス :JR田端駅から都営バス10分(小台橋バス停下車すぐ)、都電荒川線小台駅徒歩8分、日暮里舎人ライナー足立小台駅徒歩11分対象 :中学生とその保護者、教育関係者申し込み方法:学校Webページ「事前予約フォーム」より申し込みください■「学校見学会」内容(1) チャレンジスクールの高校です。チャレンジスクールは東京都立の昼夜間定時制総合学科高校で、不登校を経験した生徒や中途退学者等を主に受け入れる高校の名称です(不登校経験のない生徒も多くいます)。●チャレンジスクールの特徴・学力選抜がなく、面接・作文・書類で選抜・朝昼夕の三部制で、一人一人の生活・健康に配慮・所定の単位が取れると卒業できる単位制で、多様で柔軟なカリキュラム・キャリア教育が充実した総合学科で、多彩な選択科目から自分の時間割を作成(2) 学び直しから国公立大学進学まで学習面を支援する高校です。オンライン学習を授業に組み込んで積極的に活用し、自習時間や長期休業での補習や補講の体制を整備して、学び直しから国公立大学進学まで生徒の多様な学習ニーズに対応します。●幅広い学習ニーズに対応・学び直しから国公立大学進学まで授業でオンライン学習・ラーニングコモンズやゼミ室を活用して自習・キャリアサポートコーナーで履修や進路の相談・職員室カウンターやゼミ室で勉強の質問(3) 新しい学びに対応する高校です。課題研究や本物体験を学習活動の中心と位置づけてゼミ教育を実施し、地域との連携を通して新しい学びに対応し、総合的な学力を身に付けていきます。●まるで大学のような学習環境・自分の興味関心や将来像に合わせて学ぶ・履修登録をして自分の時間割を作る・授業に組み込まれたキャリアガイダンスを受講・ゼミナールに所属して課題研究を作成(4) 心の健康面を支援する高校です。教科を横断して教育活動全体で交流プログラムを実施し、相談体制や問題解決体制を整備することで、一人一人の心の健康面を支援します。●面倒見の良いサポート体制・少人数クラスや時差通学で密にならない学校生活・交流プログラムを授業で学ぶ・相談室やカウンセリング室で悩み相談・学校医、産婦人科医、スクールカウンセラー、ユースソーシャルワーカーなどの支援(5) 施設・設備が充実した高校です。令和6年4月から新校舎で授業開始。東京都教育委員会指定のTOKYOデジタルリーディングハイスクール研究指定校としてデジタル環境を整備、校内居場所カフェを設置するなど、施設・設備が充実しています。●新校舎は最先端の設備・全教室が空調・Wi-Fi完備、デジタル対応・協働学習にぴったりなラーニングコモンズ・動画スタジオや3Dプリンターなど最新デジタル対応のPC室・相談にも対応できる居場所カフェ●東京都教育委員会の指定事業・TOKYOデジタルリーディングハイスクール研究指定校TOKYO教育DX推進校(AI教材を活用する学校)先端技術推進校(VR等を活用する学校)・校内居場所カフェ設置校(令和6年度)【学校概要】学校名 :東京都立小台橋高等学校所在地 :東京都足立区小台2-1-31課程・学科・部:定時制課程総合学科。午前部・午後部・夜間部の三部制。校長 :杉森 共和設立 :令和4年4月開校「都立高校改革推進計画・新実施計画(平成28年2月東京都教育委員会)」により計画された都立高校で6番目のチャレンジスクール。東京都教育委員会TOKYOデジタルリーディングハイスクール研究指定校、校内居場所カフェ設置校(令和6年度)。【チャレンジスクール】東京都立高校の校種の一つ。小・中学校時代に不登校経験を持つ生徒や長期欠席等が原因で高校を中途退学した者等を主に受け入れる総合学科・三部制(午前部・午後部・夜間部)の高校で、他部履修により3年での卒業も可能とする。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月06日