ダンス&ボーカルグループ・BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの7人(砂田将宏、深堀未来、海沼流星、日高竜太、加納嘉将、松井利樹、奥田力也)が11日、都内で行われたLDH JAPAN×HIGH CLOUD ENTERTAINMENTパートナーシップ締結記者会見に出席。同会見で発表された半年のタイ修行について思いを語った。LDH JAPANとHIGH CLOUD ENTERTAINMENT(タイ)は、日本とタイの文化交流・発展、およびアジアから世界へエンタテインメントを発信していくことを目的として、2022年5月11日よりパートナーシップ契約を締結。HIGH CLOUD ENTERTAINMENTの創業者であり、 タイの音楽業界を牽引する人気ラッパー・プロデューサーのF.HERO(エフ・ヒーロー)が来日し、EXILE HIROとともに本プロジェクトへの思いを語った。プロジェクト第1弾として、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、PSYCHIC FEVERが2022年8月から2023年1月までの6カ月間、拠点をタイに移し、F.HEROが総合プロデューサーとして活動。その模様はリアリティーショー「BALLISTIK BOYZ & PSYCHIC FEVER New School Breakin’ THAILAND」としてWeb上で展開されることが明らかにされた。日高は2019年に実施したアジアツアーを振り返って「アジアの皆さんのパワーを自分たちの味方につけたら、自分たちの夢でもある世界に向けた可能性もあるのではとすごく感じた」と回顧。しかしコロナ禍で「世界に向けた発信や活動ができなくて、自分たちももどかしい気持ちでいっぱいだった。今回ようやく大きなプロジェクトが決まったので、LDH、そしてEXILE TRIBEの代表として行かせて頂くので、自覚と責任を持って、覚悟を持って、今回の新しい挑戦に(臨みたい)。本当の意味での武者修行になると思う」と気持ちを引き締めた。他方、砂田は「トレーニングにドハマリしている。結成当初から言っていることがある。海外に行くことがあれば、朝早起きして、気持ちよく外をランニングしてカフェとか行って……みたいなそういう理想の生活がある。それができれば」とうっとり。日高は「BALLISTIK BOYZは、タイに行って戻ってくるまでに、全員体ゴツくなって帰ってこようと思っている。気合いも入れて、1ミリも時間を無駄にしないようにしたい」と意気込んだ。また、奥田は勉強中のタイ語の挨拶も披露。流暢なタイ語に、同席したF.HEROが日本語で「ワ~! すごい!」と驚きを示していた。HIROもBALLISTIK BOYZの過去のアジアツアーに言及して「東南アジアの可能性をすごく感じていた」とコメント。家族やスタッフと来日して1週間経ったというF.HEROは「毎日HIROさんのおかげで日本を楽しむことができた。HIROさんは僕のビックボスで、兄貴」と信頼を寄せ、「皆でアジアを盛り上げていきたい」と話した。BALLISTIK BOYZは、EXILE TRIBE初となる、メンバー7人全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップ、アクロバティックなパフォーマンスを展開する実力派グループ。ニューヨークに留学経験があるメンバーやブラジルとのハーフでポルトガル語が堪能なメンバーなど国際的なバックグラウンドを持つメンバーが多数在籍。2019年にはクアラルンプールやバンコク、台北などでアジアプロモーションツアーを行うなど海外活動にも力を入れている。BALLISTIK BOYZと、本会見に同席したPSYCHIC FEVERは今後、5月15日にオンラインで開催される在東京タイ王国大使館主催の「タイフェスティバル 2022」に特別出演する。
2022年05月11日BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの日髙竜太、加納嘉将、深堀未来、砂田将宏が、LDHのコンテンツサービス「CL(読み:シーエル)」内の企画「KEY MUSIC」にて、名曲カバーを4週連続で配信することを発表した。「KEY MUSIC」は、LDH所属のヴォーカリストによる本気の歌唱をファンにお届けするスペシャルコンテンツ。これまでにEXILE ATSUSHIとTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのRIKU、川村壱馬、吉野北人のコラボレーションやCrystal KayとEXILE SHOKICHIのコラボレーションなどが配信されている。今回の「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE」では、5月25日に発売される5th Single『ラストダンスに BYE BYE』のリリースを記念して、ヴォーカルメンバーが中心となってこれまでに見せてこなかったソロやグループ内デュエットでの特別歌唱をお届けする。左から砂田将宏・深堀未来5月9日20時より配信が開始される第一週目には、深堀未来が清水翔太の「花束の代わりにメロディーを」、砂田将宏が平井大の「ここにあるもの」をそれぞれソロ歌唱。5月16日20時の第二週は、深堀未来と砂田将宏がデュエットで清水翔太とTaka(ONE OK ROCK)のコラボレーション楽曲「Curtain Call feat. TAKA」を披露する。続いて第三週の5月24日20時からは、日髙竜太が秦 基博の「鱗」、加納嘉将がMhiroの「愛の言葉〜True Story〜」を、そして第四週5月31日20時からは、日髙竜太と加納嘉将がデュエットで久保田利伸とEXILE ATSUSHIのコラボレーション楽曲「Golden Smile」を披露する。■日髙竜太 コメントソロではEXPG STUDIO生だった頃に歌っていた楽曲をやりたいなと思い、「鱗」を改めて聞いたら今の自分にもハマりそうだと直感で感じたので選びました。自分の歌だけで表現ができるのは歌い手としてありがたい経験だったのでBALLISTIK BOYZのヴォーカル全員にとって、これからの活動に活きてくると思いました。(加納嘉将との)コラボは感慨深かったです。僕ら2人って同じVOCAL BATTLE AUDITIONで出会っていて、合宿審査の時は同じ部屋だったこともあって。その時から同じグループで歌えたらいいなと思っていたので、こういった企画で一緒に歌うことになったのは、当時から応援してくださっているファンの皆さんは特に喜んでくださるんじゃないかなと思います。■加納嘉将 コメントソロでは元々Mhiroさんが好きでよく聞いていて、VOCAL BATTLE AUDITIONの三次審査でも歌った楽曲を選びました。ソロはごまかしがきかないですし、自分が折れてしまったらこの楽曲自体が折れてしまうので、そういう気持ちすらも楽しんでやりました。(コラボレーション相手の)竜太くんはオーディションの前から知っていて、自分にとっては歌もダンスもできて憧れていたのですがVOCAL BATTLE AUDITIONで同じグループになって、知っている曲や好きな曲が一緒で。そのひとつに「Golden Smile」があったので、今回はそれを歌えて嬉しいですし、やりたいことができました。左から加納嘉将・日髙竜太■深堀未来 コメント14歳から3年間留学したニューヨークで歌を始めましたが、帰国してから日本語の曲を本格的に練習し始めました。最初は苦戦しましたが、今回ソロで選んだ楽曲はタイトルにもある「花束のかわりにメロディーを」や「抱きしめるかわりにこの声を」という詞がすごく響いていて、この曲を歌えてよかったです。今後もBALLISTIK BOYZとしてはもちろんですが、一人でもしっかりとした歌を聞かせるような歌手になりたいです。(砂田)将宏とコラボレーションで歌うことになったのは小学校の頃からずっと一緒に居て、ニューヨークで歌を始めて、好きな曲も近いので、自然な流れでした。家族よりも時間を共にしているので、お互いをよく理解している相手だと思っています。■砂田将宏 コメントソロで選んだのは、コロナ禍に色んな事を考えながら聞いていた楽曲です。色んな環境が当たり前ではなくなったときに、この曲を聞いて自分が大切にしたい軸を貫き通すんだと改めて覚悟を決められました。タイトルの通り、今の自分にあるものの中で何が大切なんだろうとか存在意義を考えましたし、この楽曲に勇気づけられて、まだまだ頑張らないと、と思いました。コラボレーションで選んだ楽曲は2人でカラオケに行くと、毎回必ず歌っています。(深堀未来とは)声質が真逆なので、一緒に歌うと自分一人では出せない音色が出るのがいいなと思います。夢を追いかけている人の背中を押せるような楽曲なので、お互いの背中や聞いてくださる人の背中を押せたらいいなと歌いました。左から深堀未来・砂田将宏<配信情報>■第一弾「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE『花束の代わりにメロディーを』『ここにあるもの』」配信日時:2022年5月9日(月) 20時~出演者:深堀未来 / 砂田将宏※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。配信URL:■第二弾「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE『Curtain Call feat. TAKA』」配信日時:2022年5月16日(月) 20時~出演者:深堀未来 / 砂田将宏※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。■第三弾「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE『鱗』『愛の言葉〜True Story〜』」配信日時:2022年5月24日(火) 20時~出演者:日髙竜太 / 加納嘉将※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。■第四弾「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE『Golden Smile』」配信日時:2022年5月31日(火) 20時~出演者:日髙竜太 / 加納嘉将※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。CLトップページ:
2022年05月09日劇作家・演出家の蓬莱竜太とミュージカル界のプリンス井上芳雄が、2015年の舞台『正しい教室』以来、6年ぶりにタッグを組む舞台『首切り王子と愚かな女』の上演が決定した。本作は魑魅魍魎が渦巻く王室を舞台に、腹に一物ある大人たちがあの手この手で陰謀、裏切り、忖度、愛憎、競争を企み、のし上がろうとしていく欲望渦巻く姿をシニカルな笑いをまぶしながら描く大人のファンタジー。劇団モダンスイマーズや外部作品で作・演出、映画『劇場』の脚本や配信中の人形劇ムービー『しがらみ紋次郎~恋する荒野路編~』で初監督を務め、表現の幅を広げている蓬莱が、鶴屋南北戯曲賞を受賞したパルコ・プロデュース『母と惑星について、および自転する女たちの記録』以来、5年ぶりにPARCO劇場に立つ井上と共に、黒いことを面白く、難しいことをわかりやすく、いつの世にもあり得る愚かさやおかしさを届ける。さらに本作において、井上と今最も注目を集める個性派女優・伊藤沙莉がストレートプレイで初共演。井上と言えばミュージカル界を代表する俳優の一人だが、パルコ・プロデュースによるミュージカル作品は、真向うから正統派王子役に挑んだ『シンデレラ・ストーリー』の一本だけで、ほかはストレートプレイでの出演作が続いている。個性派俳優としての彼のポテンシャルを理解し、その表現のバリエーションをさらに開拓する意味でも、あえてミュージカル界のプリンスのイメージとは異なる、俳優・井上芳雄を掘り起こしてきたパルコならではの企画で贈るのが『首切り王子と愚かな女』。そのほか、高橋努、入山法子 、太田緑ロランス、石田佳央、和田琢磨、若村麻由美という豪華俳優陣が集結した本作に期待してほしい。■作・演出:蓬莱竜太劇場に足を運ぶ、そんな行動すら以前より能動的なエネルギーが必要な時代になりました。だからこそシンプルに、観てよかった、足を運んでよかったと思ってもらえる作品を創りたい。「面白い」とは何か、井上芳雄くん、伊藤沙莉さんを中心に悩んでいこうと思います。子供が観ても面白い大人の寓話。幅の広いキャステイングなので、僕もやったことのないことに挑戦してみたいと思っています。今必要なのは「リアル」より「ファンタジー」なのかなと。どうなることやら楽しみに来てください。■井上芳雄パルコ劇場で蓬莱さんと一緒にやらせてもらうのも、もう4回目になります。毎回見事に異なる、でもそれぞれ強いイメージが残る作品でした。今回もまた新たな座組みで、新しい作品にチャレンジできて幸せです。蓬莱さんが今、何を面白いと思っているのか、とても興味があります。現在の世の中だからこそ、演劇だからこそできることがあると信じて、その世界に全身で飛び込みたいです。■伊藤沙莉いつか出演させて頂きたいとずっと思って、目標の一つにしていた蓬莱さんの作品への出演が、やっと叶う喜びと共に一気に緊張感が高まっています。しかし、こういうタイミングで蓬莱さんから生まれる作品に携われることを嬉しく有り難く思いました。精一杯頑張ります。届けます。宜しくお願い致します。■若村麻由美17歳の時にふらりと当日券で入ったパルコ劇場。無名塾公演『ハロルドとモード』のあの感動!そこから私の役者人生は始まった。思い入れ深いパルコ劇場が生まれ変わり、念願の蓬莱さんのオリジナル作品にお声掛けいただき光栄です。しかもファンタジー?女王役も初体験!デビット・ヘアの二人芝居『プレス・オブ・ライフ』(14)以来の蓬莱演出に胸が高鳴ります。スタッフキャスト観客がひとつになる、劇的なる場の醍醐味を存分に味わいたいと思います。■高橋努蓬莱さんと仕事をするのは5本目。毎回私という俳優の知らなかった部分を引き出してくれ、発見と驚きの連続だが、もっとずっと先を見ている蓬莱さんを必死に追いかけるような感覚で稽古をすることが必要。心と体と頭と神経が疲弊し、無性に酒が飲みたくなる(笑)。この1年と数ヶ月、私は生活の「楽しみ」が減少した。色んな人たちと会うことも、仕事が入っている時の外食も、自粛しなければならない。そんなこの頃。お客様の「楽しみ」の一端になれれば。観劇後にもジワる「楽しみ」になれれば、この上幸せなことはない。蓬莱さんの新作、新PARCO劇場、「楽しみ」な作品になるのは確実である。■入山法子蓬莱さんが目の前でまばたきをするたびに、私は自分が発した言葉に嘘はなかっただろうかと自問する。見られたくない部分を隠したり、守ったりすることが、全く無意味な人だからだ。いつか出させてくださいと何度も本気で言ってきたけど、いざその夢が叶うのだ!と思うと、興奮と同時に、蓬莱さんの描く人間の渦の中に素直に存在していられるか、怖さも押し寄せる。夢が夢のまま終わらぬよう、今、舞台に立てることを心から感謝して、防具を持たず、全力で挑みます。■太田緑ロランスプロットを読んだ時から、ドキドキと、ワクワクが止まりません。蓬莱さんとは4度目ですが、いつも思いがけない役を書いて下さいます。今回はずば抜けて思いがけません。ファンタジーらしく、既存の枠やルールを飛び越えた世界の中で、自分のリミッターも外して、思い切り遊びたいです。早く皆さんと稽古場であーだこーだ試して、ダントツに思いがけない人物をお見せしたいです。今の私のドキドキワクワクがお客様のものとなるために。■石田佳央まず、この作品に参加できる事を非常にうれしく思いますし、舞台に立てることに感謝します。当たり前の事が当たり前ではなくなり、観劇することも何かと大変になってしまった現在。それでも観劇してくださる方々に、観て良かった!面白かった!と感じてもらえるように、共演者スタッフと共に創っていきたいと思います。僕自身もどんな作品になるのか、とても楽しみです!どうぞご期待ください!■和田琢磨和田琢磨と申します。今回、井上芳雄さんをはじめとする、魅力的で素晴らしい方々と一緒に作品をつくる機会を頂き大変光栄に思います。劇場での生のお芝居を皆様に楽しんでいただけるよう、1日1日の稽古を大事に取り組んで参りたいと思います。【公演概要】パルコ・プロデュース 『首切り王子と愚かな女』作・演出:蓬莱竜太出演:井上芳雄 伊藤沙莉高橋努 入山法子 太田緑ロランス 石田佳央 和田琢磨若村麻由美 ほか●東京公演公演日程:2021年6月15日(火)~7月4日(日)会場:PARCO劇場(渋谷 PARCO 8F)入場料金:12,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可 / U-25 チケット 6,000 円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書、当日指定席券引換 /「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)一般前売開始 :5月8日(土)企画・製作:パルコ公式サイト: チケットに関するお問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(月〜金 12:00~15:00)公演に関するお問合せ:パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)●大阪公演公演日程:7月10日(土)〜11日(日)会場:サンケイホールブリーゼ入場料金:12,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可問い合わせ : キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 / 日曜・祝日は休業)●広島公演公演日程:7月13日(火)会場:JMSアステールプラザ 大ホール入場料金:12,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可問い合わせ:TSSイベント事務局 082-253-1010(平日10:00~18:00)●福岡公演公演日程:7月16日(金)〜17日(土)会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール入場料金:12,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可問い合わせ:ピクニックチケットセンター 050-3539-8330(平日 12:00~15:00)
2021年03月30日魅惑誘惑幻惑の学園異能ファンタジー『無彩限のファントム・ワールド』(KAエスマ文庫)のアニメ化が決定! 2016年1月より、ABC朝日放送、TOKYO MX、テレビ愛知、BS11にて放送開始予定となっている。アニメーション制作は京都アニメーションが担当。『ファントム』――それは幽霊・妖怪・UMAなど、人々がそれまで"幻"だと思い続けてきた存在。そのファントムに対抗するため学園に設置された『脳機能エラー対策室』。そこに所属する一条晴彦は、先輩の川神舞と共にファントム退治に日々悪戦苦闘していた。そんな彼らの元に、今日もまた依頼が飛び込んでくる――。TVアニメ化にあたり、監督は石原立也氏、シリーズ構成は志茂文彦氏、キャラクターデザインは池田和美氏、アニメーション制作は京都アニメーションがそれぞれ担当。注目のキャスト陣は、一条晴彦役を下野紘、川神舞役を上坂すみれが演じるほか、早見沙織、内田真礼、田所あずさ、久野美咲、井上喜久子らの名前が明らかにされている。○『無彩限のファントム・ワールド』登場キャラクター■一条晴彦 (いちじょう はるひこ) cv. 下野紘ホセア学院高等部1年A組。15歳。膨大な量の本を読破しており、豊富な知識で様々な難題を乗り越えるたくましい一面がある一方、使えないムダ知識を熱弁することもあり、周囲には『残念知識』と呼ばれている。絵を描くことが趣味で、常にカバンの中にスケッチブックを隠し持っている。ファントムを絵に描いて封印したり、逆に絵に描いたファントムを召喚したりして戦う。いつも持っているカバンはいなくなった母からの贈り物。■川神 舞 (かわかみ まい) cv. 上坂すみれホセア学院高等部2年A組。16歳。ブロンド髪のクォーターでひたすらに胸が大きい、活発ポニーテール美少女。両目の下にあるほくろがチャーミング。考えるより先に身体が動く攻撃的なタイプ。その性格もあってか誰もチームを組んでくれず、チームメイトは晴彦だけ。父に習った中国拳法を初めとし、格闘技全般と『五行の氣』を組み合わせた特殊武術でファントムと戦う。スカートだろうが気にしない。■和泉玲奈 (いずみ れいな) cv. 早見沙織ホセア学院高等部1年B組。15歳。4月からホセア学院に来た編入生。長く艶やかな黒髪をなびかせ、常に敬語口調で話す良家のお嬢様。お嬢様らしく所作が美しく、合気道も嗜んでいる。異性に不慣れであり、時より晴彦を合気道でねじ伏せてしまう。食べる事が大好きで、ファントムですら吸い込み食べてしまう、通称『ファントム・イーター』。ただし食べたくないものは食べたくない。■水無瀬 小糸 (みなせ こいと) cv. 内田真礼ホセア学院高等部1年C組。16歳。赤い髪とヘッドフォンがトレードマークの、クールビューティー。晴彦たちの所属する『脳機能エラー対策室』の一員ではなく、その高い能力を買われ一人ファントム退治をする、孤高の戦士。音楽が趣味で、その美しい『歌声』から発現する鎖で相手を縛り、炎で燃やし尽くす。ファントムは封印するものではなく、〝処分〟するものと考えている。可愛い星のヘアピンは、彼女の趣味。■ルル cv. 田所あずさ手のひらサイズの妖精ファントム。いつも晴彦と一緒にいる、お茶目でお気楽でお馬鹿なファントム。悪さをするわけではないので、退治されずに済んでいる。自由気ままにテンションで生きているため、晴彦たちに問題が起こる度に面白がって首を突っ込んでくる。面白ければそれでいい。小さくても、身体つきは大人。■熊枕 久瑠美 (くままくら くるみ) cv. 久野美咲ホセア学院初等部4年2組。10歳。触覚のように伸びるツインテールが異彩を放つ、内気で弱気な小学生。常にクマのぬいぐるみ・アルブレヒトを連れていて、度々アルブレヒトに話しかける。とにかくクマが大好き。クマであれば何でもいい。アルブレヒトに命令を下すことで動かし戦う『ドールマスター』。あとは見てるだけ。■諸橋翔介 (もろはし しょうすけ)ホセア学院高等部1年A組。15歳。ヘアバンドで髪を上げている、快活で気持ちのいい少年。晴彦のクラスメイトであり、『脳機能エラー対策室』の一員でもある特異能力者。『火球』を操りファントムを焦がし戦う。彼自身は恋に焦がれている。■姫野アリス (ひめのありす) cv. 井上喜久子ホセア学院高等部、国語教師。26歳。『脳機能エラー対策室』の顧問でもあり、和服の上から白衣を羽織る眼鏡美人。穏やかな性格をしており生徒たちにも人気が高いが、実はドライブテクニックが非常に荒かったりする。舞にも負けないナイスバディー……らしい。あと耳ざとい。TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』は、2016年1月より、ABC朝日放送、TOKYO MX、テレビ愛知、BS11にて放送開始予定。すでに公式サイトもオープンしているので、あわせてチェックしておきたい。■TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』おもなスタッフ原作 / 秦野宗一郎(KAエスマ文庫/京都アニメーション)◇原作イラスト / しらび◇監督 / 石原立也◇シリーズ構成 / 志茂文彦◇キャラクターデザイン / 池田和美◇総作画監督 / 池田和美◇美術監督 / 渡邊美希子◇色彩設計 / 宮田佳奈◇小物設定 / 唐田 洋◇ファントムデザイン / 澤 真平◇撮影監督 / 中上竜太◇音響監督 / 鶴岡陽太◇音楽 / EFFY◇アニメーション制作 / 京都アニメーション■TVアニメ『無彩限のファントム・ワールド』おもなキャスト一条晴彦 / 下野紘◇川神 舞 / 上坂すみれ◇和泉玲奈 / 早見沙織◇水無瀬 小糸 / 内田真礼◇ルル / 田所あずさ◇熊枕 久瑠美 / 久野美咲◇姫野アリス /井上喜久子(C)秦野宗一郎・京都アニメーション/無彩限のファントム・ワールド製作委員会
2015年10月16日高良健吾と鈴木杏のW主演で、作家・中上健次が遺した最後の長編小説「軽蔑」が映画化されることが発表された。12月に村上春樹原作の『ノルウェイの森』、来年には東野圭吾の長編を映画化した『白夜行』の公開が控え、さらに初舞台となる「時計じかけのオレンジ」(演出・河原雅彦)の公演が1月よりスタート。そしてつい先日、来年3月に放送が開始されるNHK連続テレビ小説「おひさま」への出演が発表されるなど、いま最も多忙な俳優のひとり、高良健吾が今度は中上文学に挑戦!紀州(和歌山県)の熊野を舞台にした作品を数多く世に送り出した中上さんが、46歳でこの世を去った1992年に発行された最後の長編小説の映画化で、これまでに原作の単行本は46,000部、文庫が累計18,000部の販売部数を記録している。高良さんが演じるのは、名家の一人息子に生まれながらも上京して、賭博に明け暮れる生活を送るカズ。歌舞伎町で出会った踊り子の真知子と恋に落ち、故郷に戻って新しい暮らしを始めようとするも父親をはじめ、周囲は2人の関係を認めようとはしない。引き裂かれる想いで真知子は東京へ去り、カズは借金を膨らましていく。失意の中、カズは真知子を追い求め愛を確かめ合うが、高利貸しの男は借金の帳消しと引き換えに真知子を要求する…。高良さんの相手役の真知子を演じるのは鈴木杏。愛し合うがゆえに引き裂かれていくカズと真知子を若き実力派の2人が熱演。監督を務めるのは、先日、岡田将生と蒼井優による悲恋の時代劇『雷桜』が公開されたばかりの廣木隆一。高良さんは2007年公開の廣木監督作『M』で母への屈折した愛情を持つ青年役を体当たりで演じており、『雷桜』にも冒頭の数カットながら出演。ほかに廣木監督作の常連である大森南朋が高利貸しの山畑を演じるほか、忍成修吾、村上淳、小林薫などが共演者として名を連ねる。高良さんは「原作は中上健次さんですし、そして監督が廣木隆一さんというだけで是非!という気持ちでした。(廣木監督との再タッグについて)とても身が引き締まる思いです。本当に自分の役者としての軸を作ってくれた方なので、また誘っていただいて光栄です」と意気込みを語る。鈴木さんは「廣木隆一監督、高良健吾さん、とお名前を聞いた時点で『演りたい!』と思いました。なんだか大きなものが舞い降りてきた、と思いました。脚本も原作も素直に面白いし素敵だな、と思いました。(主人公の2人は)ダメな2人だけれど、その中で光っている純粋さがとてもキレイ」と語り、ダンサー役については「ポールダンス、難しいです。どれだけ練習してもなかなか自分の思い通りにいかず悔しい日々が続きますが、ようやく楽しめるようになってきました」と難役ながら少しずつ手応えを掴んでいる様子。そして廣木監督は「(中上さんは)僕が映画界に入った頃からの憧れの作家だったのでいつか挑戦したいと思っていた。高良健吾は、まだまだの未知数で広がっていてどんなイメージにも染まらない魅力があるように思います。役の上で変化していくのを年を重ねて見守りたいと思います。(鈴木杏は)彼女自体が自分のイメージではないところまで行ってほしいと思います」と中上作品を映画化する喜びと主演の2人への期待を明かしてくれた。『蛇にピアス』で吉高由里子と、『ソラニン』では宮崎あおい、『おにいちゃんのハナビ』では谷村美月、そして公開を控える『白夜行』では堀北真希と、いまをときめく女優陣と恋人や兄妹など様々な形で“愛情”を表現してきた高良さん。中上文学を原作にした本作で、鈴木さんとどのような愛を見せてくれるのか?すでに10月下旬より撮影はスタート。11月下旬にはクランクアップし、来年1月に完成の予定。『軽蔑』は2011年、全国にて公開予定。■関連作品:軽蔑 2011年、全国にて公開予定白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会 おにいちゃんのハナビ 2010年9月11日より新潟にて先行上映、9月25日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2010「おにいちゃんのハナビ」製作委員会ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:森三中・黒沢と“夫婦”役の松山ケンイチ小雪との結婚の質問には…【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」深キョンウィンストン2億円ジュエリーに「アカデミー女優気分」松山ケンイチ&瑛太が初共演コメディで“鉄ちゃん”コンビ結成!「運命的な感じ」『ノルウェイの森』に糸井重里、YMO細野晴臣&高橋幸宏が出演坂本龍一は凛子絶賛
2010年11月02日