2月より六代目中村勘九郎襲名披露興行を行う中村勘太郎が都内で取材会を行い、現在の心境を語った。襲名興行は2月に東京・新橋演舞場にて、3月に東京・浅草の平成中村座で上演後、主要都市を回る。新橋演舞場二月大歌舞伎<中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露>チケット情報「演舞場と中村座で襲名興行ができるのは、なんだか勘九郎らしいですね。父が19歳の時から夢見て建てた中村座で初の襲名ができる。うれしいですね」と勘太郎。父・勘三郎が勘九郎時代に築いてきた功績は数限りない。1994年よりほぼ毎年、若者の街渋谷で『コクーン歌舞伎』を上演。また、現代の作家に新作歌舞伎を創って欲しいという思いから、串田和美、野田秀樹、渡辺えり、宮藤官九郎などに演出や執筆を依頼し新たなファンを掘り起こした。2000年には中村座にゆかりある浅草に仮設劇場を建て、“平成中村座”として公演を行った。その後この一座は日本国内のみならず、世界各地で上演を行っている。そんな勘九郎の名を継ぐ重責については「とりあえず怖い」と話す。「やっぱり戦ってきた名前ですから。(中村座やコクーンでの上演は)歌舞伎を愛してもらいたい、色々な人に知ってもらいたいって。危機感をずっと持っていたんでしょうね。お客様が入ってくれなきゃ話にならないですし。ただ、新しいことをするとよく思わない人もいますよ。いいものをすることによって戦うというか。熱い魂を持って戦ってきた名前ですね」12月の中村座は勘太郎として最後の舞台出演になる。「今月はいい最後を迎える事ができるんじゃないかな。『積恋雪関扉』の関兵衛は今までの役者人生の中で一番苦心した役ですね。演じた者にしかわからない苦しみや疲れがあります。勘太郎という名前で関兵衛をやらせてもらい、偉大なる先輩方が愛した役で、同じ疲れを自分自身で体感でき、歌舞伎ってこういう楽しさもあるんだなと思いました」今年は震災はもちろん、長男の誕生、父の病気、祖父(七代目中村芝翫)の逝去と勘太郎にとっても大きな出来事が続いた。「すごい年になっちゃいましたね。(父の代役を務めた際)命を削ってでもやりますと言ってたら、本当にそれぐらい大変でした(笑)」2月興行では『土蜘』の僧智籌と、『河内山』松江出雲守、『春興鏡獅子』の弥生での出演が決定している。「『土蜘』は、今まで中村屋にあまり縁のなかった役ですが楽しいです。弥生は、祖父(七代目中村芝翫)と1対1でずっと稽古をやってました。父も祖父もすごく大事にしています。おじいちゃま(十七代目中村勘三郎)も。全員の血が入っているから大切にしなければと思いますね。3人とは体型が違うので、当時振り付けられた踊りをどうこの身長で踊るかですね」襲名興行まであと僅か。「今月の“勘太郎”最後をまずは楽しみたいです。襲名はお祭りですからね。お客様にも楽しんで頂いて、一緒に祝って欲しいです」。公演は2月2日(木)から26日(日)まで新橋演舞場で上演。その後、3月平成中村座、9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座、12月に京都・南座、2013年2月に博多・博多座で上演される。
2011年12月22日歌舞伎俳優の中村勘太郎が、来年2月に六代目中村勘九郎襲名披露の成功を祈願して11月27日、東京・浅草寺でお練りを行った。父、中村勘三郎と弟の中村七之助らとともに雷門前を出発し、ゆっくりと本堂までお練りを開始。晴天となったこの日、人気役者を一目見ようと2万5千人が集まり、「中村屋!」と声がかかると笑顔で応えていた。新橋演舞場二月大歌舞伎<中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露>チケット情報勘太郎は「勘九郎という、父が46年間名乗っていた名前を継ぐプレッシャーはあります。みなさまからの笑顔とご声援を胸に、1年間しっかり務めたいと思います」と挨拶。また勘三郎は「勘九郎っていい名前ですけど大した事ありません。(自分が)勘三郎を継いだ時のほうがプレッシャーがありました。気楽にいい勘九郎にしてもらいたい」とエールを送った。勘九郎を名乗る実感がまだ湧かないという勘太郎だが、「謙虚な気持ちと向上心と、ハングリー精神を忘れないように務めたい」と話し、気持ちを引き締めていた。なお、勘太郎としての出演は今年12月の『平成中村座』(東京・浅草)が最後となる。襲名披露は、来年2月2日(木)から26日(日)まで東京・新橋演舞場にて興行を行い、その後、3月に平成中村座、9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座、12月に京都・南座、2013年2月に福岡・博多座と各地を回る。新橋演舞場のチケットは12月23日(金)より発売。
2011年11月28日今年9月、東京・新橋演舞場『秀山祭九月大歌舞伎』興行で、三代目中村又五郎、四代目中村歌昇をそれぞれ襲名する歌舞伎俳優の中村歌昇と長男の中村種太郎が、中村吉右衛門、中村歌六らとともに8月22日、東京・浅草寺で「お練り」を行った。チケット情報鳴物の山車と木遣り(きやり)に先導され、雷門を盛大に出発。1万人の人で賑わう仲見世を経て、「播磨屋!」、「又播磨!」などの掛け声が飛び交う中、本堂に向かい成功を祈願した。朝から激しく降っていた雨も「お練り」が始まるとすっかり止み、天さえも味方につけているかのよう。なお、浅草寺での「お練り」は2005年1月の中村勘三郎以来6年7か月ぶり。三代目又五郎を襲名する中村歌昇は、「本日は本当にありがとうございます。お天気の悪い中、木遣りの方々、お囃子のあやめ連の方々、浅草の芸子の皆様、ありがとうございます。皆様のご声援に応えるべく、この道一層の精進をいたし、ひとかどの役者になることが、皆様へのご恩返しだと思っております」とコメント。また、四代目歌昇を襲名する中村種太郎は「このようにお練りをさせていただくことは、色々な方々のお力があってのことだと思っております。感謝の気持ちを持って、一所懸命舞台を勤めることが一番の恩返しだと思ってております」と抱負を語った。播磨屋一門の長である中村吉右衛門は「本日はお足元の悪いなか、かくも賑々しくお運びいただき誠にありがとうございます。皆様方のお力によって、舞台で力を発揮できることと思います。ぜひとも又五郎、歌昇をどうぞ宜しくお願いいたします」と締めた。公演は同劇場にて9月1日(木)から25日(日)まで上演。チケットは発売中。
2011年08月23日仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の短編小説「ポテチ」が、これまで伊坂作品の実写化を数多く手掛けてきた中村義洋監督の手で、濱田岳主演でオール仙台ロケにより映画化されることが決定!同じく、過去の伊坂作品の音楽を担当してきたミュージシャンの斉藤和義が音楽を担当することも明らかになった。現在も仙台在住であり、その作品の多くが仙台を舞台に展開する伊坂作品。これまでも『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』などが映画化されてきた。中村監督は先述の2作に『フィッシュストーリー』を手がけてきたが今回、“伊坂×中村”組とも言えるおなじみのメンバーが集結!『アヒルと鴨…』をはじめ、中村作品の象徴とも言える濱田岳が主演を務め、『フィッシュストーリー』、『ゴールデンスランバー』に続き、斉藤和義が優しいメロディで物語に彩りを加える。原作は短編集「フィッシュストーリー」(新潮社刊)所収の一篇で、全く同じ日に同じ病院で生まれながらもスターのプロ野球選手と凡人という全く違う人生を送ることになった2人の男を中心に、目に見えない絆に結ばれた人々が、運命に翻弄されつつも生きていく姿を描く。3月11日の東日本大震災を受けて伊坂さんと中村監督は「いままでの恩返しとして、現在の仙台の姿を通してみなに勇気を与えて、復興の後押しをしたい」との思いから本作をオール仙台ロケで映画化することを決意。60分の中編映画として来年の春に公開される。「『ゴールデンスランバー』で映画化はやりきったという思いがあった」という中村監督だが、震災後の5月に伊坂さんから映画化の相談を受け「3.11以降、何度か救援物資の運搬などで東北に足を運ぶなかで、映画監督として元気を与える作品を送りたい、という気持ちが強くなっていたこと、そして過去の作品でお世話になった仙台という街にまだ御礼ができていなのでは、という想いもあり、『ポテチ』の映画化に取り掛かることに迷いはありませんでした」と経緯を説明。「気負うことなく、街で暮らす普通の人たちの生活、息遣いを作品の中で表現したいと思いますが、『撮影に来てくれるだけで嬉しい』と言っていただいている仙台のみなさんの気持ちに応えるためにも、いま現在の仙台の街並を映していきながら、仙台に限らず、映画を観た人すべてに、少しでも勇気を与えられるような作品にしたいと思います」と意気込みを語る。伊坂さんは「最近は、自分の小説が映画化されることに抵抗があったのですが、ただ、3月の大きな地震のあと、そういったこだわりが些末なことに感じられた瞬間がありました。不安な日々を過ごしている中、『中村さんが映画化した『ポテチ』を観たかったな』と思ったりもしました。数か月前、僕のほうから映画化のことを相談した際、中村さんからは『いいですね。やりましょう』とすぐに返事があったものの、まさかこんなに早く撮影に入るとは想像もしておらず、驚いています。きっと、多くの人たちが損得を抜きにして行動してくれた結果ではないかな、と想像します。曲を斉藤和義さんが作ってくれると分かったときには、本当に嬉しかったですし、キャストを少し聞いただけでも、胸が躍りました。完成が楽しみです」と期待を寄せる。仙台を「僕にとっては思い出深い場所」と語る濱田さんは、「またいつかみなさんが映画を観られる状況になったら、一分でも、一秒でも、あの日のことから離れて、心の底から楽しんでもらえる作品にしたいです」とクランクインに向けて思いを明かしてくれた。斉藤さんは震災後、いち早くチャリティーライブを実施し、秋には被災地でのツアーも控えるなど、被災地のために積極的に活動してきた。「このチームとの仕事は毎回『仕事』を忘れて修学旅行に行くような雰囲気なので、今回もとても楽しみにしています。仙台の“今”を監督がきっと素敵な画に撮ってくれると思います。それに負けないよう頑張ります」と気合十分。8月下旬にクランクインし、9月中旬のクランクアップを予定しており、それぞれの思いが作品としてどのような結晶になるのか。原作ファンならずとも楽しみなところだ。『ポテチ』は2012年春、全国にて公開予定。■関連作品:ポテチ 2012年春、全国にて公開
2011年08月17日“母”を描いた映画は数えきれないほど多くある。だが角田光代のベストセラーを映画化した『八日目の蝉』では“母親ではない者”、“母になれなかった者”の視点から「母とは?母性とは何か?」を問いかける。全ての女性に生みの親は存在するが、彼女たちはどのようにして母になるのか?そこにはどんな“資格”が必要なのか――?主要キャストのひとり、小池栄子が演じた千草はこの物語において、心に傷を負い、いまなお闇の中に生きる“当事者”であると同時に“傍観者”として主人公・恵理菜(井上真央)の旅路を見守る存在。小池さん自身は、この旅の中にどのような答えを見出したのか?「母と娘なのに“女同士”って言葉が浮かんでくる」不倫相手の娘を誘拐し、逃亡生活を送りながら我が子として育てる希和子(永作博美)。4年ののち、彼女は逮捕され娘は実の親の元に帰されるが、4年という歳月に隔てられた実の親子の距離が埋まることはなかった。やがて成長した彼女もまた妻子ある男性を愛し、子供を身ごもる。「愛の力のすごさ――」。小池さんはこの物語をそんな言葉で表現する。シンプルだが、そこに彼女の様々な思い…正解の見つからない答えがある。「生みの親か育ての親かっていう話になってくるんですが、愛情によって人は助けられるんだっていうことは、恵理菜を見て思った。恵理菜に会ったことで愛情を知った千草もまた新しい一歩が踏み出せるだろう、とも。印象的だったのが、希和子がラブホテルで、泣きわめいている赤ちゃんにおっぱいをあげようとするけど出ない、というシーン。あのシーン、赤ちゃんが泣き続け、どうにか泣きやませようとするのですが、どうすることもできないんです。私は子供がいないので、観てて余計にドキドキしちゃって。私が希和子の立場だったらどうするのかなって。どういう関係性の中で、より深い愛情が結ばれるか分からないな、と思いましたね」。希和子が映画の中で、血の繋がらない娘に愛情を注げば注ぐほど、現実の社会で毎日のように報じられる児童虐待など、実の親子の間でさえも起こる、目を覆いたくなるような事件について思いを馳せずにはいられない。小池さんも「どうしてそういうことが起きるのか?と答えは見つからないままに考えさせられた」と明かす。血の繋がりが絶対的な愛を保証するわけではないのだ。「そうなんですよね。きれいな言い方をすると“絶対的な愛”とか“無償の愛”という言葉が出てくるけど、そうとは言えないって思えてきます。森口さんと井上さんのシーン見てると、母と娘なのに“女同士”って言葉が浮かんでくる。娘に対して母が『愛してもらいたい』って泣くシーンはどちらが子供なのか分からなくなりますよね」。逆説的だが、2人の“母”の姿から、子供から教えられることの大きさにも気づかされる。「子供を産んだ友人たちもよく言いますね。『子供から学ぶ』、『子供から自分を見つめ直す』って。それを聞くと、子供ほしいなって思うんですけど(笑)」。監督、井上さんと共に作り上げていった“変化”千草という役に関して「脚本を読んで一番感情移入できなかった人物だった」と明かした上で、それこそ彼女との“距離”を監督(成島出)と井上さんと共に、少しずつ縮めていったという。「監督はとにかく、自分で納得しない限りは絶対にOKを出さない。現場で『その音が違う』、『それは千草じゃない』といった具合で一音ずつ作っていきましたね。何が正解か分からないけど、あれだけ監督が時間をかけて『OK』を出したからにはできているはずだ、と(笑)」。一方で、旅を通じて千草が遂げていく“変化”に関しては「自然に受け入れられた」とも。「井上さんと2人きりで、順撮りで撮影を進めていく中で『2人は何かから解放されなくちゃいけない』、『8日目を生きた私たちは何を見るんだろう?』という気持ちで小豆島にも行けました。監督がうまくそういう追い込み方をしてくれたとも思います。最初は恵理菜のお姉ちゃんのようで、途中で逆転して、最後には恵理菜が母親で私を引っ張るような…そういう力関係が自然と出来上がっていきました」。本作に限らず、人間の内面――できることなら隠し通したいと思うような、決してきれいとは言えない“中身”がえぐり出されるような役柄を演じることが多いように思えるが…。「惹かれますね(笑)。私、結構ビビりなので、実際に過激なことやってみたくても周りの目や評価が気になって、イマイチ飛び出せなかったりするんです。そういう自分にコンプレックスを持ってもいたので、役で飛び出せるのは気持ちいいです。でも、時には純粋なラブストーリーをやってみたいという気持ちもありますよ。周りには『いつも目をひんむいて、武器持ってるね』と言われるので(苦笑)」。今後、仕事をしてみたい監督は?というこちらの問いに、中村義洋監督(『ゴールデンスランバー』、『ちょんまげぷりん』)の名を挙げ「こうやって口に出して、願って、祈り続ければいつか叶うと信じているから」と笑顔で語る小池さん。八日目を生きた蝉ではないが、これからその視線の先にどんな新しい景色を捉えるのだろうか――。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:中島美嘉が復帰後初の歌声披露、井上真央は感激の涙三池崇史監督、永作博美の授乳シーンに思わず興奮!?「オレが演出したかった」井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待難題や事情を抱えた世の女性たちへ『八日目の蝉』成島出監督が花束のエール!井上真央が新境地に挑む『八日目の蟬』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年04月26日普段なかなか伝えられない“想い”を伝える一大イベント、バレンタインデーがもうすぐやってくる。想いを寄せている男子への告白、または普段お世話になっている人への感謝の気持ち…。人によってその目的は様々だが、あなたはどうする?そんな一大行事に先立ち、“想いを伝える”大切さを描いた感動作『ちょんまげぷりん』が2月9日(水)にDVDリリースされる。本作の主人公は、江戸時代から現代の東京にタイムスリップしてしまったお侍・木島安兵衛。忙しく働くシングルマザー・ひろ子と幼いひとり息子・友也との出会いをきっかけに、奇妙な居候生活が始まるのだが、彼の“お侍”らしい骨太な強さと優しさが、次第に家族に新しい絆をもたらし…。監督を務めるのは、『アヒルと鴨のコインロッカー』など数々のヒット作を送り出す中村義洋。お侍・安兵衛役を錦戸亮、働くシングルマザー・ひろ子役をともさかりえが好演し、スマッシュヒットを記録した本作。大切な人にちゃんと想いを伝える、そんな当たり前のようで実は難しい“絆”が、笑いと切なさたっぷりに描かれている。こちらのDVD発売を記念して、シネマカフェでは『ちょんまげぷりん』の魅力を大特集。まさに現代の女性の理想のパートナーとも言うべき、お侍・安兵衛にちなんで、あなたの気になるカレの男度ならぬ<サムライ度>を計れる、「『ちょんまげぷりん』<サムライ度>チェック診断」を実施中!バレンタインに想いを伝える前に、まずはチェックしてみるのもいいかも?『ちょんまげぷりん』DVDは2月9日(水)よりリリース。『ちょんまげぷりん』<サムライ度>診断チェックQ.あなたの意中のカレは何個当てはまる?□ 朝は早起きで、衣食住は規則正しいほうである。□ 静かなる情熱をもっている。□ 仕事(お役目)に対して責任感が大きく、勉強熱心である。□ ちょっとしたアクシデントでは動じたりしない、頼りになる。□ トレーニングは日々欠かさない。□ 親や目上の人に対する礼儀をわきまえている。□ 泣いてるところを見たことがない。□「ありがとう」の気持ちを丁寧に示してくれる。□ 約束は必ず守ってくれる。□ むやみに自慢しない、見栄をはらない。□ 言い訳をしない。□ 間違ってることはきちんと指摘し、時には叱ってくれる。[診断結果は、特集ページをチェック!]特集 お侍男子にひとめぼれ『ちょんまげぷりん』「ちょんまげぷりん」[初回限定版]【ディスク2枚組み/三方背BOX付】価格:8,190円(税込)「ちょんまげぷりん」[通常版]価格:4,935円(税込)発売元:ジェイ・ストーム販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント発売日:2月9日(水)※レンタル同日開始公式サイト:© 2010 J Storm Inc.■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年7月31日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第11回) 家事に積極的に参加してくれそうな俳優は?スイーツ作りが似合う男No.1は藤木直人!向井理、岡田将生ら甘〜いマスクが上位にキングオブコメディ舞台挨拶付き『ちょんまげぷりん』試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第10回) スイーツを作るのが似合う俳優は?ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位
2011年02月01日映画『ちょんまげぷりん』に主演する錦戸亮、中村義洋監督が8月15日(日)、東京・新宿武蔵野館など関東6劇場で大ヒット御礼舞台挨拶を行った。新宿武蔵野館では錦戸さんと監督のほか、共演のともさかりえ、子役の鈴木福の4人が揃って挨拶。先月31日(土)から全国34スクリーンで公開され、公開15日間で動員10万人を突破、興収1.4億円超えと、同公開規模では好成績を記録するなどヒット中。錦戸さんは「率直に嬉しいです。みなさんが観てくれるお陰で記録が作れていると思う」と感謝の弁。「何回も観ろ!って思ってますけど、何回も観たくなるような、好きな映画として愛していただければ嬉しい。錦戸亮は嫌いでいい、『ちょんまげぷりん』が好きならそれでいい、いまはそんな気持ちですわ」とユーモアたっぷりに語りかけ、女性ファンの笑いを誘った。同作は江戸時代から現代の東京にタイムスリップしてきた侍・安兵衛(錦戸さん)が、シングルマザーのひろ子(ともさかさん)の家で家事を手伝いながら居候生活を送る姿を描く物語。劇中、パティシエとしての腕を磨いていく役どころでプリン、ケーキなどを周囲に振る舞う錦戸さんは、前日に作ったというプリンをお披露目。福くんが試食役で、錦戸さんがスプーンで口に運ぶと、福くんは大きく口を開けてパクリ。モグモグと味わうと「ウマーい!」と絶叫。控室で先に試食したともさかさん、中村監督も揃って「美味しかった」。錦戸さんは「1回目、ミスってバニラエッセンスを入れるのを忘れて、全部作り直しました。2回目は15分くらいでできました」と照れ笑いで明かしていた。一方、劇中で実際に使用した「お地蔵さま」を、同作のメイン上映劇場、恵比寿ガーデンシネマで一般公開中。そこにファンが書いて残した願いごとから、錦戸さんら4人が気になったものをひとつ選んで紹介。福くんは「『福ちゃんと錦戸がずっと仲良しでありますように』っていうのがあったんですが、僕は錦戸が大好きなので、錦戸が僕を忘れないよう、僕もがんばります」と友情の誓い。錦戸さんは嬉しそうに福くんの頭を撫でていた。『ちょんまげぷりん』は恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年7月31日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.■関連記事:「話し合いと想像力!」中村義洋監督が働く女性にアドバイス『ちょんまげぷりん』ともさかりえインタビュー10代と20代と仕事と子育てと。錦戸亮6歳子役が暴露!調理シーンで“アレ”を作って遊んだ?
2010年08月15日映画『ちょんまげぷりん』の女性限定トークイベント付き試写会に中村義洋監督が出席。働く女性の悩みに答えた。江戸時代から現代の東京に迷い込んだ侍(錦戸亮)が、仕事を持つシングルマザー・ひろ子(ともさかりえ)の家で、家事を手伝いながら共同生活を送る姿を描く物語。この日の観客約50人中、8割がひろ子と同じ働く女性とあって、事前のアンケートで仕事に関する悩みが多数綴られた。悩みの中で最も多かった仕事と家事の両立について、中村監督は「一人暮らしの方なら、頑張ってください」と応援。「結婚されている方でしたら、話し合うしかない。よく『男の仕事に口を出すな』って言う男性がいますが、そういう言い方は一番よくないですね。逆に女性の方で、ダンナさんの仕事をよく把握してあげた上で、家事を手伝える余地があると思えば、具体的に話し合えばいいと思う」とアドバイス。自身は既婚者だけに「僕が映画を撮影しているときは手伝うのが無理なときもある。そういうときは撮影に入る前から『撮影中は無理かな…』って軽くジャブを入れとく。まあ…それでも実家に帰られちゃったりするけど(苦笑)」と実生活の実態を明かしつつ、話し合いのススメを説いた。続いて仕事やプライベートにおける時間配分についてアドバイスを求められると「やりたいことをしているときの自分を想像して、そこから時間を逆算して進めていけば、うまく時間が使えると思う」と現実的なアドバイス。「僕は映画の助監督を2年ほどやっていましたが、監督は怖いし軍隊みたいなところだった。そんな中で時間の使い方を最初に覚えないとやっていけなかった」と自身の経験に照らしながら説明してくれた。“想像力”という点について、女性司会者が「例えば待ち合わせしているときでも、10分で化粧が終わる、と思っても20分かかってしまったり…」と苦笑交じりに弁明すると監督は「だって、生まれてこのかた、何回化粧しているんだよ!」と辛口コメントも繰り出し、会場の笑いを誘った。締めのメッセージでは「働く女性は大変だって内容で、その解決策を描いてはいないけど、共感してもらえれば。僕は男性にも観てもらいたい。実態が分かると思う。僕もそうで、(働く女性の大変さを)忘れちゃう。夫婦で話し合うことが大事なんだよね」と話していた。映画『ちょんまげぷりん』は7月31日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年7月31日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.■関連記事:『ちょんまげぷりん』ともさかりえインタビュー10代と20代と仕事と子育てと。錦戸亮6歳子役が暴露!調理シーンで“アレ”を作って遊んだ?
2010年08月06日映画『ちょんまげぷりん』の公開前日プレミア上映会が7月30日(金)、東京・恵比寿ガーデンシネマで行われ、主演の錦戸亮(NEWS、関ジャニ∞)、共演のともさかりえ、子役の鈴木福らが舞台挨拶に立った。江戸時代から現代の東京に迷い込んだ侍・木島安兵衛(錦戸さん)が、シングルマザーのひろ子(ともさかさん)の家で居候生活を送る中で、パティシエとしての手腕を発揮していく物語。撮影での錦戸さんとの思い出を司会者から聞かれた、ひろ子の一人息子・友也役の福くんは、「ケーキコンテストのシーンのときに、マジパン(アーモンドと砂糖を混ぜてペースト状にしたもの)でウンコ作ったりしました」と“笑撃”エピソードを告白。錦戸さんも「ウンコ作ってました」と照れ笑いで認め、会場の笑いを誘った。一方、劇中のキーアイテムのプリンにちなみ、キャスト陣が各自、願いごとを書いたプリン絵馬を披露。錦戸さんは、客席へ見せる前に覗き見した中村義洋監督から「錦戸くん、これ、つまらないよ!」とダメ出しされ、「えっ、でも心からの願いなんですけど…」としょげてみせたが、気を取り直してプリン絵馬を掲げて「無病息災。健康な体がほしい」。ともさかさんは「やっさん(安兵衛)のような“奥さん”がほしい」。中村監督は「『ちょんまげぷりん』パート2を作れますように」と読み上げ、「8月5日(木)に原作者の荒木源さんが、パート2を出します。とても面白いので、僕は本当にパート2がやりたい」とやる気満々。錦戸さんも「『2』ができるようにがんばります。あとはみなさんの力で現実味が増すと思いますので、よろしくお願いします」と呼びかけていた。『ちょんまげぷりん』は7月31日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年7月31日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.
2010年07月30日映画『ちょんまげぷりん』(中村義洋監督)の納涼イベントが7月22日(木)、東京・恵比寿ガーデンプレイスセンター広場で行われ、映画初出演で初主演を飾った人気グループ・NEWSの錦戸亮、共演のともさかりえらが浴衣姿を披露した。錦戸さんが“亮”ならぬ“涼”を届けるというテーマで浴衣を着用。観客約160人も浴衣姿で集結した。錦戸さんは「お暑い中、お越しいただき、ありがとうございます。涼んでちょんまげ」と飄々とした口調で挨拶。ほとんどが女性で埋まった客席を見渡しつつ、「これだけたくさんの女性の浴衣は見たことがない。ドキドキしますねぇ〜、嘘ですけど」と軽快なトークで女性ファンを沸かせた。MCから浴衣姿でしてみたいことを聞かれると、「花火大会に行ったり屋形船に乗ったり、ですかね」。ともさかさんも「ベタですが花火大会」。本作は、江戸時代から現代の東京に迷い込んだ侍・安兵衛(錦戸さん)と、シングルマザーでワーカーのひろ子(ともさかさん)と一人息子の友也(鈴木福)の交流を描く物語。映画にちなみ、印象的な出会いについて錦戸さんは「グループをやっているので、そのメンバーとの出会いです」。観客から「おおーっ」と声が上がると、「なぜ茶化すんですか?」と照れ笑い。ともさかさんは「人生レベルですと、息子ですかね」と劇中同様、母の顔をうかがわせた。締めの挨拶でも錦戸さんは「観てちょんまげ!」。一方、子役の福くんが「泣き虫でやんちゃな友也が、安兵衛と暮らすうちに強い男の子になっていくところ。あと、とにかく錦戸がかっこいいので、そこを観てちょんまげ」と大人顔負けのトーク。中村監督は「マジで感動した」と舌を巻くなど、会場の温かい笑いを誘っていた。『ちょんまげぷりん』は7月31日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年7月31日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.■関連記事:錦戸亮が侍パティシエに!『ちょんまげぷりん』女性限定試写会に15組30名様ご招待子役から「錦戸」呼ばわりの錦戸亮家事は「気が向いたら。ズボンやパンツ落ちてる」錦戸亮主演『ちょんまげぷりん』エンディングに忌野清志郎の「REMEMBER YOU」錦戸亮、お侍役を「やりきった!」初主演映画『ちょんまげぷりん』がクランクアップ錦戸亮がちょんまげで映画デビュー!パティシエで侍、その名も『ちょんまげぷりん』
2010年07月22日映画『ちょんまげぷりん』の完成披露試写会が6月16日(水)、東京・新宿の明治安田生命ホールで開催され、主演の錦戸亮をはじめ、ともさかりえ、子役の鈴木福らが舞台挨拶に登壇したが、そこで明かされた意外な撮影現場の様子に会場は爆笑の連続だった。錦戸さん演じる侍が江戸時代から現代にタイムスリップ、シングルマザーの家庭に転がり込み、ひょんなことから作ったプリンが評判を呼んで手作りケーキコンテストに出場することになる…という奇想天外な物語が展開する本作。割れんばかりの拍手と歓声に迎えられた錦戸さんだが、撮影現場でのエピソードを尋ねられると「カツラとか衣裳の準備がすごくいっぱいあって…これといったエピソードはないですね」と困り顔。「ねぇ?」と振られたともさかさんも「丸投げじゃないですか!」と笑いつつ「現場で錦戸さんと話した記憶は全くなくて、交わした言葉は『おはよう』と『おつかれさま』だけ。打ち上げで初めて言葉を交わした」と衝撃的な(?)関係を告白。中村義洋監督は、これに動じることなく「全く会話がない現場のようですが、和気あいあいとしてました。極度に人見知りの男優と女優の共演作ということで、(クランクインから)1週間ほど経って、よく見るとあの2人に会話がないぞ、ということが判明しまして。でもいい現場でしたよ」とニッコリ。そんな人見知りな2人の間を現場でとりもったというのが、ともさかさん演じるひろ子の一人息子・友也役の福くん。この日も愛くるしい笑顔で「かわいい!」と錦戸さんに引けを取らない大歓声を浴びていたが、撮影現場の様子を聞くと「僕は…りえちゃんとしゃべったんだけど、(内容は)忘れちゃった」と少し困った表情を浮かべ、錦戸さんとの思い出についても「いろいろしゃべったけど…忘れちゃった!」。さらに、錦戸さんのことを何と呼んでいたか?と尋ねられると堂々と「“錦戸”って呼んでました。錦戸が『錦戸と呼べ』と言うので、錦戸と呼んでました」と明かし、会場は笑いに包まれた。劇中、錦戸さんはお菓子作りに挑戦してるが、福くん曰く「ミルフィーユがおいしかった」とのこと。司会者から「買って食べるよりおいしかった?」と聞かれると一転、沈黙を貫き、再び客席からは笑いがわき起こった。ちなみに劇中では、働く女性の味方とばかり、家事を一手に引き受けるなど家庭的な一面を見せる錦戸さんだが、私生活について尋ねられると「(掃除などの家事は)気が向いたらやりますが、3日くらいしかもたない。(部屋に)ズボンやパンツがいっぱい落ちてます。それを拾って穿いたり…あ、ズボンですよ、パンツではなく(笑)。ケーキ作りは覚えましたが、撮影が終わってからは一度も作っていません」とあけすけに語ってくれた。中村監督曰く「見どころは3つ。錦戸亮の目ヂカラ、ともさかりえのリアクション、鈴木福の泣き顔」という『ちょんまげぷりん』。7月31日(土)より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年7月31日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.■関連記事:錦戸亮主演『ちょんまげぷりん』エンディングに忌野清志郎の「REMEMBER YOU」錦戸亮、お侍役を「やりきった!」初主演映画『ちょんまげぷりん』がクランクアップ錦戸亮がちょんまげで映画デビュー!パティシエで侍、その名も『ちょんまげぷりん』
2010年06月16日アイドルグループ「NEWS」および「関ジャニ∞」で活躍する錦戸亮の映画初出演作にして初主演となる『ちょんまげぷりん』のエンディングテーマが、昨年5月に亡くなった忌野清志郎の「REMEMBER YOU」に決定した。仕事に家事に追われるシングルマザー・ひろ子とその息子・友也の元に、なぜか江戸時代からひとりの侍がタイムスリップ!ある日、彼が友也のために作ったプリンがきっかけで、みるみる売れっ子パティシエになってしまい…という奇想天外かつホロリとさせられるドラマが展開される本作。「ラスト・フレンズ」、「流星の絆」などのドラマでその演技力は折り紙つきの錦戸さんにとって、満を持しての映画初出演作となる。その記念すべき作品に天国から強力な援護が!「REMEMBER YOU」は2005年にリリースされた「GOD」に収録されている楽曲。本作の中村義洋監督は、清志郎さんのファンだったとのことで「清志郎さんやRCサクセションは元々、好きで聴いていました。この映画の脚本を書いているときに、たまたま『REMEMBER YOU』を聴いて、映画で使われるかどうかは別として『こういう映画になればいいな〜』と思い、プロデューサーに熱烈にアピールしました。この映画を観て、『REMEMBER YOU』を聴いて、いい気分になって帰ってもらえたらいいな、と思います」と今回の決定に喜びのコメントを寄せている。“ロックンローラー”清志郎とちょんまげとプリン…この意外な組み合わせがどのようなハーモニーを奏でるのか?物語の最後に、あの忘れられない声が響きわたる!『ちょんまげぷりん』は7月31日(土)より全国にて公開。■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.■関連記事:錦戸亮、お侍役を「やりきった!」初主演映画『ちょんまげぷりん』がクランクアップ錦戸亮がちょんまげで映画デビュー!パティシエで侍、その名も『ちょんまげぷりん』
2010年04月20日浅野いにおの人気漫画の映画化として早くから原作ファンの期待を集めていた『ソラニン』が大ヒットスタートを切ったが、今回、劇中のワンシーンで、宮崎あおい演じる芽衣子によって顔に落書きをされた、恋人の種田を捉えた画像が初めて公開された。この種田を演じているのは、近年、映画を中心にめざましい活躍を見せている高良健吾。宮崎さんとの初共演作となった2007年の『サッド ヴァケイション』(青山真治監督)で、葛藤を抱えた若者を演じ注目を集め、翌年、蜷川幸雄監督作『蛇にピアス』で全身に刺青を入れ、体中にピアスをしたエキセントリックな青年役を熱演、その後も次々と印象的な役柄を演じ、2009年に公開された作品は5本。今年も本作を始め『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』、『ボックス!』、『ノルウェイの森』など多くの話題作が公開される。原作モノ、オリジナル脚本を問わず役柄になりきり、作品ごとに全く違った表情を見せ、観る者に別人のような印象を与える高良さん。映画を活躍の中心としており、前述の青山監督、蜷川監督に、『蟹工船』ではSABU監督、『フィッシュストーリー』での中村義洋監督など大物監督からの信頼も厚く、いま最も将来を嘱望される若手演技派俳優の一人である。今回画像が公開されたこのシーンは、種田が眠っている間に顔に落書きされたコミカルなシーンに映るが、若い2人の関係性がよく分かるやり取りとして、原作の中でもファンの間で人気の高い一場面。映画を観れば、ビジュアルはもちろん、独特の“空気感”を含め、いかに高良さんが種田という役柄になりきっているかが分かるはず!臨場感たっぷりのライヴシーンも見どころの本作だが、こうした日常の小さなやり取りも要チェック!何気ない若者たちの会話が“共感”を紡いでいく。『ソラニン』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治 ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committeeノルウェイの森 2010年秋、全国東宝系にて公開ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:宮崎あおい、桐谷健太の細かいネタに“グッときた!”『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表映画公開直前!『ソラニン』原作者・浅野いにおから動画メッセージが到着超豪華!宮崎あおい、高良健吾らキャストサイン入り『ソラニン』プレスを1名様にプレゼント
2010年04月05日若い女性からの熱い支持を集める錦戸亮が、映画初出演&初主演にして、“パティシエになる侍”という異色のキャラクターを演じる『ちょんまげぷりん』。2月6日にクランクインした本作が、約1か月弱の撮影を終え、無事にクランクアップ!錦戸さん本人の喜びのコメントが届いた。錦戸さんが演じるのは、180年前の江戸から現代にタイムスリップした侍、木島安兵衛。シングルマザーの家庭に転がり込んだ彼が、ひょんなきっかけで、お菓子作りの手腕を発揮し、瞬く間に超人気パティシエになってしまう…という奇想天外な物語だ。今回、この難しい役どころを、『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ゴールデンスランバー』など数々のヒット作を手がける中村義洋監督の演出のもと、体当たりで演じた錦戸さん。撮影が進むにつれ、侍ならではの「〜でござる」という言葉遣いも板につき、劇中のお菓子を作るシーンも吹き替えなしで全て錦戸さん本人が演じ上げた。本作の劇場公開はしばらく先だが、イケメンによる“一刀入魂”のお菓子作りという話題は、とりわけホワイトデー直前のこの時期、世の女子のハートをわしづかみにしそう。大役を終えた錦戸さんは、「『やりきった!』という感じです。シングルマザーのひろ子と一緒に過ごしていく中でパティシエになる、というお話で、所作やお菓子作りなど色々練習しました。撮影が全部終わってホッとしています。どの年齢の人が観ても、色々な楽しみ方ができる映画だと思います」と自信のコメント。そして、まもなく迎えるホワイトデーに向けて、「もうすぐホワイトデーですが…、男性のみなさん、よろしければプリンなんかをプレゼントしてみたらいいのではないでしょうか。。」と世の男子にギフトの提案も。男の手作りスウィートという新たなスタイルのホワイトデーもありかも?『ちょんまげぷりん』は今夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.■関連記事:錦戸亮がちょんまげで映画デビュー!パティシエで侍、その名も『ちょんまげぷりん』
2010年03月12日アカデミー賞へのノミネーションがさらに拍車をかける形で、国内興収100億円を突破したジェームズ・キャメロン監督作『アバター』が不動の観客動員ランキング1位を維持する中、現在公開中の映画で健闘を見せているのが1月公開の邦画勢。そのヒットの理由とは?シネマカフェの映画体感型サイト「シネマライブ!」に投稿された読者レビューから見えてくる、映画の感想、採点、そして評論家の意見とはひと味違う、“本当の”満足度とは?観客の視点でウォッチ!小説・漫画の映画化が主流となればやはり、原作と映像の比較が論議の的となるが、その中で高い評価を集めているのは、伊坂幸太郎×中村義洋監督による『ゴールデンスランバー』。主演の堺雅人の演技を絶賛する声が多いが、伊坂氏ならではの伏線の効いた構成にプラス評価を与えている人も顕著に見られ、「アクションもあるけど、それだけじゃなく、深いところに焦点が。とても見ごたえのある作品」という声も。一方で、結末に対する評価は分かれるところ。平均ポイントは5点満点中、3.9点とかなりの高水準。同じく邦画で、こちらは女性の共感を集め、興収7.8億円(20日間)というスマッシュヒットとなっているのが中山美穂主演の『サヨナライツカ』。「(中山さん扮する)沓子みたいな女性になりたい!」、「中山さんが登場するたびに、同じ女性なのにドキドキしてしまいました」と中山さんの美貌、沓子というキャラクターへの羨望の声が多い一方で、西島秀俊扮する豊の妻で、耐え忍ぶ女性・光子(石田ゆり子)への共感も少なくない。『ゴールデンスランバー』と同様に本作も小説を原作とするが、こちらは映画を観た後で「原作も読みたい」という意見が目立つのが特徴。この2作に続く高いポイントを集めているのが、先日動員100万人を突破した山田洋次監督作『おとうと』。“家族愛”というテーマに共鳴する人が多かったのか、「じんわりと感動した」、「余韻が残る感動」という感想が多数寄せられた。また、さすが吉永小百合と笑福亭鶴瓶の演技力とコンビ力の高さを指摘する声も目立ち、平均ポイントは3.6点。一方、洋画勢で多くのレビュー数を獲得しているのは、先述の『アバター』とクリント・イーストウッド監督作『インビクタス/負けざる者たち』。とにかく3D映像で鑑賞することがオススメとされる前者に対し、後者ではメッセージ性の充実とモーガン・フリーマンの演技力を高く評価する声が多数。両作品ともに3月のオスカーにも絡んでおり、日本の観客の評価と受賞結果を比べてみるのも面白いかも。みんなの映画レビューをチェック!シネマライブ!レビュー・ラウンジ映画体験型サイト シネマライブ!■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedインビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.■関連記事:決戦を前に意外にも和気あいあい。オスカー候補者が勢ぞろいの昼食会開催M・フリーマン×M・デイモン『インビクタス』インタビュー信頼と尊敬の到達点バッシングにも“不屈”内藤大助「ネルソン・マンデラと比べれば俺なんかまだまだ」堺雅人バレンタインデーは「ただ冬の寒い一日」日本でも大台『アバター』国内興収100億円突破!『タイタニック』より32日早く
2010年02月17日俳優の堺雅人が2月11日(木・祝)、東京・渋東シネタワーで主演映画『ゴールデンスランバー』の大ヒット御礼舞台挨拶を行い、海外の映画祭へ初参加となるベルリン国際映画祭での上映を控えた心境を語った。同映画祭はドイツで11日から21日までドイツ・ベルリンで開催。同作が正式招待されたパノラマ部門は幅色いジャンルから良質な作品にフォーカスを当てた選出で、観客賞、国際批評家連盟賞、ザルツゲーバー賞の対象。19日の公式上映に合わせて現地入りする予定で、世界三大映画祭での海外映画祭デビューとなるが「まったく実感が沸いてなくて、すっごく寒いと聞いているので上着を探しているところです。ティーチインや舞台挨拶とかやると思いますが、何を話すとかまったく考えていません。寒さ対策と何を食べようか、ばかりで」とマイペース。と、言いつつも「(ドイツの)みなさんと一緒にこの作品を観るのが楽しみ。どこでどんな反応があったかをメモして中村義洋監督に伝えないといけませんから」と話し「ほかの日本映画も出品されるので、あちらでいろいろ話したり、他の国の人とも話せたらいいなと思います」と胸を高鳴らせていた。一方、この日は事前にとったファンの質問に答えるファンサービスも。地球滅亡を控えた最後の日に何をして、何を食べる?の問いに、「掃除かな?部屋を片付けます。最後の晩餐は冷蔵庫の余りもので一品作らないと。きれいにして死なないと」とやはりマイペース。バレンタインデーが近いとあって、チョコにまつわる思い出について聞かれると、「僕にとって2月14日はただ冬の寒い一日でした、こういう仕事を始めるまでは。元々チョコは好きですが、年のせいか食べると吹き出物が出るようになったので25を過ぎた頃から食べないようにしています。とても好きなのに残念なのですが…」と寂しげな表情。満場の女性ファンをホッとさせて(?)いた。『ゴールデンスランバー』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:一緒にこたつでミカンを食べたい俳優第1位は…この冬こたつを買ったばかりの堺雅人!堺雅人、絶叫エピソード告白「スキー場の奥に消えた」『ゴールデンスランバー』濱田岳×中村義洋監督次回はコメディでまさかの共演?【どちらを観る?】ベストセラー映画化、何点?『ゴールデンスランバー』『パレード』2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年02月11日大人気アイドルグループ、NEWSおよび関ジャニ∞の一員として多くの女性ファンの支持を集め、一方で「ラスト・フレンズ」や「流星の絆」などの話題のドラマではその演技力に高い評価を受ける錦戸亮が何とちょんまげ姿に大変身!お侍がパティシエになってしまう、という奇想天外な物語を描いた、その名も『ちょんまげぷりん』の製作がこのほど決定。『チーム・バチスタの栄光』や先頃公開された『ゴールデンスランバー』などのヒットメーカー、中村義洋監督とのタッグで映画初出演を果たす。満を持しての映画初出演にして初主演を飾る錦戸さんが演じるのは、180年前の江戸から現代にタイムスリップしてきたお侍、木島安兵衛(きじまやすべえ)。行くあてもなく、母一人子一人の一家に居候する安兵衛だが、ある日、その家の息子のために作ったプリンがきっかけで、あっと言う間に超人気パティシエになってしまう…という、奇想天外な物語だ。シングルマザーのひろ子には、幅広い分野で活躍する、ともさかりえが扮する。クランクインは2月6日(土)。お侍の所作やお菓子作りを猛勉強中だという錦戸さんは、撮影に向けて「前からご一緒させていただきたいと思っていた中村監督やともさかりえさんとお仕事させていただけることになり、クランクインがとても楽しみです。温かいお話なので、安兵衛という役を丁寧に演じていきたいです」と意気込みを語る。劇中では、安兵衛と母子のやり取りが中心となるが、共演のともさかさんは、「3人のチグハグなかわいさを出せればいいなと思います。ファンタジー要素の多いお話なのですが、実際トライしてみると違和感がないので、たくさんの人に楽しんでいただける作品になると思います」と自信をうかがわせるコメント。そして、3年前から企画を温めていたという中村監督は、「気合が入っています。錦戸くんは精悍さの中にも甘さがあり、俳優としての底力を感じるので、それをうまくフィルムに収められればと思います。我々現代人が忘れてしまっている大切なことの数々を、江戸時代のお侍さんが気づかせてくれる人間ドラマです。出来上がりを楽しみにしてください」と並々ならぬ気合を感じさせる。原作は、“スーパー主夫エンタテインメント”とも呼ばれる小説「ふしぎの国の安兵衛」(著者:荒木源/小学館刊)。映画化に際して「ちょんまげぷりん」に改題し、2月5日(金)に文庫本も発売される。一見無茶な設定とは裏腹に、男らしく、誠実で思いやりのある人柄と、家事を完璧にこなす安兵衛は、世の女性にとってまさに理想の男性像となるかも?また、劇中に次から次へと登場するケーキやプリンなども、お菓子好きの多い女子にはたまらないはず。『ちょんまげぷりん』は今夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。■関連作品:ちょんまげぷりん 2010年夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© 2010 J Storm Inc.
2010年02月03日寒いこの季節に、身も心もほかほかに温めつつ、一度入ったらなかなか出ることができないという、恐るべき“魔力”を発揮するこたつ。一人でゆったり温まるのもいいけれど、誰かと一緒にワイワイとしゃべりながらのんびり過ごすのが冬の楽しみ、という人も多いのでは?では、あなたが一緒にこたつでミカンを食べたい俳優は誰?「MTV」による映画情報番組「MTV SCREEN」とシネマカフェのコラボレーションでお届けする「cinemaFAN-KING」では、話題の映画および俳優をピックアップして、テーマに沿って投票してもらい、ランキングで映画ファンの“リアル”を勝手に決定する。1月に募集した投票テーマ「こたつで一緒にミカンを食べたい俳優」の結果を大発表!全得票数のおよそ半分を獲得するという圧倒的な強さを見せつけ、見事「こたつで一緒にミカン」KINGに輝いたのは、先頃、主演作『ゴールデンスランバー』が公開されたばかりの堺雅人。皮肉なことに劇中では、こたつに入る余裕などこれっぽっちもなく、ひたすらに逃げて、逃げて、逃げまくるという役柄を演じたのだが…。「のほほんと一緒におしゃべりをしたいです」(20代・女性)、「こたつとミカンとあの笑顔…癒されそう!」(30代・女性)など、堺さんの持つ雰囲気やイメージを暖かいこたつと結び付けた声が多く寄せられた。偶然にも、映画公開前に行われたプレミア試写会の舞台挨拶で堺さんは、この冬ようやく念願のこたつを手に入れたことを告白。「心地良くまどろんでます」と笑顔で語っていた。そのこたつで一緒に温まりたい!第2位に入ったのは『猿ロック THE MOVIE』の市原隼人。「話が面白そう!」(20代・女性)、「ミカン食べながら一緒にトランプして大盛り上がりできそう」(30代・女性)など、こちらは元気いっぱいの市原さんの魅力を推す声が多く見られた。僅差の3位には『パレード』の公開が控える藤原竜也。「寒がりに見えるから一緒にヌクヌクしたい」(30代・女性)、「横でうたた寝してほしい」(30代・女性)などなど女性ファンから数々の“願望”が届いた。ちなみに、候補者リストにはハリウッド俳優も名を連ねたが、票は伸びず…。4位にオーランド・ブルーム(『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』)、5位にロバート・ダウニーJr.(『シャーロック・ホームズ』)という結果になった。「こたつに入ってる姿が想像できない」という非常に全うな意見も…。確かに、彼らがこたつに入ってミカンをむいていたら、相当シュール!ある意味面白いかも?今回の投票では、こたつと共にミカンというアイテムもポイントに。それぞれ投票した俳優に「ミカンをむいてほしい」「むいてあげたい」という声も数多く寄せられた。笑顔でミカンを差し出してくれそうなのは誰か?はたまた、ミカンをむくときに白い繊維の部分を几帳面にむきそうなのは誰か?まだまだ寒い日は続きそう。あなたは誰と一緒に温まりたい?こたつでみかんを一緒に食べたい俳優は?1位:堺雅人(『ゴールデンスランバー』)2位:市原隼人(『猿ロック THE MOVIE』)3位:藤原竜也(『パレード』)4位:オーランド・ブルーム(『ニューヨーク,アイ ラブ ユー』)5位:ロバート・ダウニーjr.(『シャーロック・ホームズ』)「cinemaFAN-KING」とはシネマカフェとMTVのコラボレーションによる読者投票企画。シネマカフェのページ上で、月ごとにテーマを提示し、あらかじめ挙げられている候補者から一人を選ぶか、もしくはフリーアンサー枠に記入する形式で投票を実施している。■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会パレード 2010年2月20日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 映画『パレード』製作委員会猿ロック THE MOVIE 2010年2月27日より公開© 2010「猿ロック」製作委員会シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDニューヨーク,アイ ラブ ユー 2010年2月27日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© NY5,LLC-All Rights Reserved.■関連記事:堺雅人、絶叫エピソード告白「スキー場の奥に消えた」『ゴールデンスランバー』濱田岳×中村義洋監督次回はコメディでまさかの共演?オーランド・ブルーム、『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作出演をきっぱり否定【どちらを観る?】ベストセラー映画化、何点?『ゴールデンスランバー』『パレード』J・ロウにレイチェル・ワイズハリウッドで活躍の英国スターが母国の演劇賞受賞
2010年02月01日映画『ゴールデンスランバー』の初日舞台挨拶が1月30日(土)、東京・TOHOシネマズ日劇2で行われ、主演の堺雅人、共演の竹内結子、中村義洋監督らが出席した。人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を原作に、首相暗殺犯に仕立て上げられた男の2日間にわたる逃亡をめぐる人間ドラマ。堺さんは鑑賞後の観客の大きな拍手に「温かい熱気に迎えられ、興奮し安心しています」と繊細な笑顔。「この作品は客観的に観ることができない、初めてのこと。出来上がった初めて観たとき、ああ、この日は暑かったな、とか、アルバムをめくるような気持ちになった。ジャンル分けしづらく、こういう物語として観るしかない」と思い入れタップリに語った。劇中の展開にちなみ司会者が、信頼があだになったエピソードを質問。堺は「スキーが全然できないんですが上手な役をやることになり、滑る場面で受け止めてくれるスタッフを信頼して滑ったら、受け止めてくれなくて、『あーっ』って叫びながらスキー場の奥に消えていきました」と苦い経験を披露。竹内さんは「今回、監督に役作りはいらない、素のままでいいと言われましたが、現場に入り、監督が『晴子(竹内さん)は上昇志向の強い女』と言ったのを聞いて、それって私? 人間的によろしくない? って」と中村監督に“詰問”。「覚えていませんが、真逆だと思う。もっと上昇志向を持った方がいいというか…」と釈明を受け、楽しげに笑っていた。一方で、共演の劇団ひとりは「私事ですが、おととい、アバなんとかという映画(ジェームズ・キャメロン監督の3D映画『アバター』)を観ようとしてうっかり2Dの劇場に行ってしまい、何も飛び出てこなかった。この映画(『ゴールデンスランバー』)は劇場を選ばず、どこでみても面白い」と珍PRを展開。共演陣と観客を笑わせていた。『ゴールデンスランバー』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:『ゴールデンスランバー』濱田岳×中村義洋監督次回はコメディでまさかの共演?【どちらを観る?】ベストセラー映画化、何点?『ゴールデンスランバー』『パレード』2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!堺雅人があったかコタツに思いを馳せる一方、竹内結子は脚露出の薄着に震える!誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント
2010年01月30日これだけの力があるのだから、もっと目立ってもいいのでは?そんなふうに感じてしまうほど、中村義洋監督は謙虚な人だ。映像化不可能と言われた伊坂幸太郎の原作を映画化した『アヒルと鴨のコインロッカー』で注目を浴び、『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』など話題の原作の映画化をヒットに導いてきた実力の持ち主だが、本人はあまり自分を出したがらない。いつも口にするのは、「求められたことに応えているだけ」「観客が映画を楽しんでくれればそれでいい」。その言葉どおり、面白い原作を、原作の良さを残したまま映画らしくパッケージし観客を満足させてくれる。中村義洋監督とはそういう監督だ。そして、新作の『ゴールデンスランバー』は『アヒルと鴨のコインロッカー』、『フィッシュストーリー』に続く伊坂幸太郎の原作の映画化である。今回は中村監督が手掛ける伊坂作品に必ずキャスティングされる若手俳優・濱田岳と共に話を聞いた。本作は、主人公・青柳(堺雅人)が首相暗殺の罪を着せられ逃亡するミステリー。映画化するにあたって「キャスティングにはじっくり時間をかけました」と、監督は言う。けれど、濱田岳の演じる“黒いパーカーの男”というキャラクターに関しては、なんと原作の段階からすでに決まっていたというから驚きだ。「そうなんです。伊坂さんはもともと“黒いパーカーの男”を太った男として考えていたらしんですけど、『アヒルと鴨…』を観て書き替えた。小柄でおでこが広くて…という濱田岳ふうにね。ただ、僕が原作を読んでいるとき、伊坂さんが“黒いパーカーの男”のモデルを濱田岳にしていることを知らなくて。でも、読みながら、もしかしたら濱田岳なんじゃないかな、と思いましたね」。原作の段階からラブコールを受けていた濱田さんが演じるのは、指名手配中の殺人鬼“黒いパーカーの男”。これまでの俳優・濱田岳からは想像の付かない役柄だ。「『アヒルと鴨…』で伊坂さんと対談をしたときに、伊坂さんから今後やりたい役はどんな役?と聞かれて──人がやりたがらないような役、たとえば殺人鬼とかやってみたいですねって言っていたんです。それが直接関係あったのかは分からないですけど、伊坂さんが僕をイメージしてくれたというのは役者冥利に尽きます。物語を進めていくポジションも初めてでした」と、真面目に質問に応える濱田さんの隣で「原作で当て書きされているけれど、映画では濱田岳を使わないっていうのも面白いかなと思ったんですけどね(笑)」と、茶々を入れる中村監督。この2人、かなり仲がいいようだ。3度目のタッグだからというだけではない“同じ空気感”を持っているような……。実際、何かにつけて笑いのツボが一緒で、些細なネタで話が盛り上がるのだとか。笑いのツボが同じなら2人でコメディをやってみては?と、投げかけると「コメディやるなら僕出ますね。監督は別の誰かにやってもらってね」とノリノリ。濱田さんもキャッキャッと笑っている。この2人、本当に相性がいいうえ、仕事に対するスタンスも似ている。「濱田くんは基本的に将来を考えていない、戦略がない、受けたものに対してその時その時の最大の力を出す人なんです。僕はそれはもの凄くいいことだと思っていて。だから、現場では本当は目立ちたがり屋のギラギラした俳優なんだという設定でからかうんですよ(笑)」。監督のお気に入りであり、完璧にいじられキャラの濱田さんだが、映画の中では堺雅人の演じる青柳をぐいぐい引っ張っていく役どころ。もちろん、演技派俳優のひとりとして引っ張りだこの堺雅人との共演は、濱田さんにとって刺激的な現場となった。「堺さんはイメージ通りではあったんですけど、ロックな感じというか、格好いいと思いましたね。自信満々に“僕は愛想笑いには自信があるんだ”と言ったり、“運動オンチで運動ができないんだよ”って言っていたのに、舞台ではもの凄い殺陣をやっていたり、なんかもの凄く格好いいなと」。中村監督×濱田岳と同様に、中村監督×堺雅人のタッグも『ジャージの二人』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』に続く3度目。これまでに築き上げられてきたそれぞれの信頼関係が『ゴールデンスランバー』で融合したとも言える。また、堺さんと濱田さんは意外なところで繋がっていると中村監督。「普通の市民の宅配ドライバーが巻き込まれるという設定だけれど、実は青柳のような人間はなかなかいないんです。僕はそんな彼の純粋さが大好きなんですけど、撮影の途中で“おや?”っと思ったことがあって。『アヒルと鴨…』で濱田くんが演じた椎名という青年の十数年後が青柳なんだなと。あの役(椎名)は僕がとても尊敬している役。純粋さとか、人から自分がどう見られるか考えないところとかね。だから『ゴールデンスランバー』のもうひとつの見方として、もしも主人公・青柳と同じ立場になったときに“あなたは、あれほど人に助けてもらえますか?”と問いかけたい。でも、僕だったらたぶん助けてもらえないと思うんだよなぁ(笑)」。そう自信なさそうに笑う姿がなんとも監督らしい。ハリウッド的スケールを持った原作をどう映画化したのかも確かに見どころだが、「純粋さ」「信頼関係」「生きること、生き延びること」を核に据え、温かな感情を抱かせてくれる『ゴールデンスランバー』は、まさに現代人の心の隙間を埋めてくれる作品。濱田岳の言葉を借りるなら「ラストシーンは妙にほっとする」──その感動をぜひスクリーンで味わってほしい。(text:Rie Shintani)■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:【どちらを観る?】ベストセラー映画化、何点?『ゴールデンスランバー』『パレード』2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!堺雅人があったかコタツに思いを馳せる一方、竹内結子は脚露出の薄着に震える!誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年01月29日映画を宣伝するにあたって「ベストセラー小説の映画化」という言葉のならびは少なからず注目される要素だろう。けれど原作が面白ければ面白いほど映画化のハードルは当然高くなり、観客にとってがっかりな結果を招くことも多い。まもなく公開される『ゴールデンスランバー』と『パレード』もベストセラーを映画化した話題作。この2作はどうなのか?中村義洋監督、行定勲監督という日本映画界をリードするヒットメイカーの2人が挑んだ作品を比べてみたい。まずは『ゴールデンスランバー』。伊坂幸太郎作品はとにかく映像化の対象になることが多く、中村監督にとっては『アヒルと鴨のコインロッカー』、『フィッシュストーリー』に続く3度目の伊坂作品の映画化。物語は堺雅人演じる宅配ドライバーの青柳が身に覚えのない首相暗殺の犯人にされ、ひたすら逃亡するというサスペンス。原作者が「ハリウッド的なエンターテイメントを目指した」というだけあって、爆破シーンあり逃走劇ありの大作に仕上がっている。けれど、アメリカ映画であれば激しい逃走シーンが見どころとなるところを、なぜ青柳は追われているのか?ではなく、なぜ青柳は逃げられるのか?という人間の純粋さや生きることに焦点をあてているのがこの作品の面白さ。肉体的な強さゆえに生き延びたのではなく、人として純粋だから生き延びた──この描き方は中村監督ならではと言えるだろう。行定勲監督が映画化を望んだのは吉田修一の小説「パレード」。伊坂幸太郎ほどではないが、大沢たかお&中谷美紀主演の『7月24日通りのクリスマス』など映像化は多く、今年は本作のほかに妻夫木聡の主演で『悪人』も公開予定の人気作家だ。本作『パレード』の舞台は、何の接点もない若者たちがルームシェアする2LDKのマンション。先輩の彼女の恋をしてしまった大学生、人気俳優と付き合っているフリーター、酒癖の悪いイラストレーター、映画会社に勤めるジョギングを欠かさない男、謎の金髪の美少年…といった輩がひとつ屋根の下で暮らしている設定とくれば、男女のお気楽な恋愛事情のドラマか?と思われがち。しかし、この映画で描かれるのは人間の本質、人間の孤独、理解と矛盾、そして犯罪──意外にもダークなテーマが潜み、派手な仕掛けはないが、要所要所でドキッ、ゾクッとさせられる。また、行定監督が「キャスティングそのものが演出かもしれない」と言うように、主役級の若手俳優5人の共演も見どころだ。この2本のベストセラー小説の映画化は、あなたを満足させる?それとも落胆させる?(text:Rie Shintani)■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会パレード 2010年2月20日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 映画『パレード』製作委員会■関連記事:現代の若者の内に宿る“モラトリアム”『パレード』試写会に10組20名様ご招待2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!堺雅人があったかコタツに思いを馳せる一方、竹内結子は脚露出の薄着に震える!誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年01月28日2008年の本屋大賞に輝いた、伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『ゴールデンスランバー』の完成披露試写会が1月18日(月)に開催され、主演の堺雅人を始め、共演の竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、貫地谷しほり、濱田岳、渋川清彦、そして監督の中村義洋という豪華メンバーが集結した。舞台挨拶では、逃亡劇である映画の内容や、タイトルが意味する“黄金のまどろみ”に引っ掛けて「逃げ出したくなる状況」「思わずまどろむ瞬間とそのときのイメージカラーは?」といった質問が投げかけられ、個性的な俳優陣からユニークな答えが返ってきて会場は盛り上がりを見せた。イベント開始直後、“仙台運送”と書かれたトラックが会場に横付けされた。運転しているのは、劇中でも宅配ドライバーの役を演じている渋川さん。制服姿の渋川さんが運転席から降り立ち、荷台を開けると“ゴールデンスランバー”と書かれたダンボールが。次の瞬間、このダンボールの壁を突き破ってスモークと共に堺さんらが登場し、会場は歓声に包まれた。壇上に上がった堺さんはオール仙台ロケで撮影された本作を「仙台の人々と一緒に作り上げた映画です」とアピール。ちなみに、堺さんの“まどろみの瞬間と色”はと言うと「冬になるたびに悩んでいたのですが、今年ついにコタツを買ってしまいました。心地良くまどろんでます(笑)。だからコタツの遠赤外線の赤ですね」とのこと。貫地谷さんもこれに「私も今年、コタツを買いました!オレンジ色ですね」と同調。これにさらに横から口を挟んだのは香川さん。「床暖房ヤバイよ!これ点けたらおれは5分でまどろむね。色は赤やオレンジを超えてピンク」と寒い夕刻のイベントとあって“暖房トーク”で盛り上がった。厚着の登壇陣の中で、竹内さんは一人だけ薄着で寒そう!「一人だけスカスカの格好で…。堺さんは手袋して、香川さんは毛皮巻いて、吉岡さんはフリース着てるのに…」と周りを見渡して苦笑していた。そんな竹内さんのまどろみの瞬間は「美容院でシャンプーしてもらってるとき」だそう。もうひとつのお題「逃げ出したくなること」について、携帯電話のメールにまつわる恥ずかしい過去の体験を披露してくれたのは、吉岡さんと中村監督。吉岡さんは「当時、好きだった女性に愛のメールを送ろうとして、男友達に送ってしまいまして…。その後、一週間ほど口をきいてもらえませんでしたね。逃げ出したいと言うより、消えてしまいたくなりました」と告白。すると中村監督も「全く同じ!(幼い口調で)『ちょっと遅くなります。でもちゃんと帰りますよ〜』みたいなラブラブなメールを間違って、竹内さんのマネージャーさんに送ってしまいました。すぐに『このことは忘れてください』とメールしたら、次にお会いしたとき、一言もそのことに触れずにいてくださいました」と感謝(?)していたが、竹内さんは初めて知る事実にびっくりした様子だった。自身の役柄について「ロックな男を演じました」とビシッと決めた渋川さんだが、逃げ出したくなることについては「僕はお腹が弱いので、大事な場面でお腹痛くなったら逃げ出したくなります」とやや弱気なコメント。これに香川さんが「いまは大丈夫なの?」と繰り返し、会場の笑いを誘った。劇団ひとりさんは映画の出来映えについて「最近は何でも3Dにすればいいだろうという風潮がありますが、本当に面白い作品は2Dでも飛び出すんです!」と熱弁。さらに舞台挨拶では「僕は自分の評判を気にして、時々、自分の名前をインターネットで検索するんです。今日も検索してきたんですが、あるブログで、この舞台挨拶に来るという人が『堺さんや竹内さん来るかな?劇団ひとりだけだったらサイアク〜』って書いてました!この中に犯人がいるはずです!!」と怒りを露わにし、これには客席のみならず共演者も笑い転げていた。濱田さんは、“まどろみ”の質問に悩んだ挙句、「僕はトイレに行きたいとなかなか言い出せなくて…。我慢してオシッコした瞬間はまどろみますね」と少し恥ずかしそうにコメント。すかさず周囲、というか香川さんが「色は?」と畳み掛けると濱田さんは「その前に飲んだ飲み物によりますね」と珍妙なコメント。堺さんや香川さんから「飲んだものがそのまま出るのか!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。貫地谷さんは撮影について聞かれ「私は1日だけだったんですが楽しかったです。みなさんと“ウニ祭り”をして、すごくおいしかったです!」と笑顔を見せたが、ここでも香川さんが横から滑り込み、「おれ知らないよ…」とブツブツ。堺さん曰く「愉快な仲間たちとワイワイ作りました」という撮影現場そのままのにぎやかな舞台挨拶となった。『ゴールデンスランバー』は1月30日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!誰と一緒にこたつでみかん食べたい?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」堺雅人主演『ゴールデンスランバー』試写会(東京)に25組50名様をご招待堺雅人主演『ゴールデンスランバー』試写会(北海道)に10組20名様をご招待
2010年01月19日伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『ゴールデンスランバー』で、斉藤和義が自身初の映画音楽監督を務め、主題歌であり物語の鍵を握るビートルズの名曲「Golden Slumbers」を自らカバーすることが発表された。原作は2007年に発表され、翌年の「本屋大賞」および「山本周五郎賞」を受賞したサスペンス。堺雅人、竹内結子をキャストに迎え、首相暗殺の濡れ衣を着せられた一般市民の男の逃亡劇を描く。斉藤さんは音楽監督という立場で、主題歌、エンディングテーマだけでなく劇中の全ての音楽を担当しているが、エンディングテーマの「幸福な朝食、退屈な夕食」を巡っては、伊坂さんとの“奇縁”が明らかに。伊坂さんはこの曲を聴いて、会社勤めを辞めて作家一本でやっていく決意を固めたということで、斉藤さんのファンであることを公言している。ちなみに、斉藤さんは、本作と同じく伊坂さん×中村義洋監督のコンビによる『フィッシュストーリー』でも、劇中のパンクバンドが演奏する楽曲をプロデュースしており、伊坂作品で音楽に携わるのはこれが2度目。斉藤さんは今回の音楽監督という仕事について「映画の規模も大きいと聞いてたし、出演者のみなさんも豪華だし、責任重大だって感じましたね。サントラってずっとやってみたいと思ってたことだから、声を掛けてもらったときは『いいんですか!?』って思ったけど、ぜひぜひってことでやらせていただきました。まだラフの段階の映像を見ながら、監督とイメージのすり合わせをしてスタジオに入り、一人でやってみたりバンドを集めてジャムってみたり。監督もレコーディングに立ち会ってくれて、その場でどんどん決まっていく感じですごくやりやすかったですね。なんせ、映像を見ながら演奏するってのも初めてだったので、おもしろかったっす」とコメント。主演の堺さんは「ビートルズの原盤『アビー・ロード』では、メドレーのなかの橋わたしのようなつかわれ方をしているこの曲ですが、斉藤さんの歌をきいて、独立した曲として人を感動させる力をもっているのだなとおもいました」と“斉藤版”「Golden Slumbers」の感想を語ってくれた。「黄金のまどろみ」と直訳されるこの「Golden Slumbers」、原作小説の中で描かれるスリルや郷愁といった様々な要素を見事に彩り、重要な役割を果たしているが、映画では、観客の心にどのように響きわたるのか?『ゴールデンスランバー』は1月30日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:堺雅人&竹内結子、『ジェネラル・ルージュ』の次は伊坂作品で恋人役!
2009年11月11日